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ミステリ板住人:
一応、私のコメントを挙げておこう。批評家選出部門
1 市民ケーン
ローズバッドの秘密とは?、ミステリ板住人の私の嗜好も十分に満足させる名作。
2 めまい
数あるヒチコックのスリラーの中で、なぜこの作品という感を抱かないでもない。
「めまい」も面白い作品ではあるが、あえて1本選ぶなら「サイコ」ではないだろうか。
3 ゲームの規則
最近は壊滅状態にある「大人」の見る作品である。ランク入りは当然。
4 ゴッドファーザー・同パートU
2ちゃんの厨房連中の心さえ捉えた重厚な大河ドラマの傑作。
とにかく面白い。パートVも悪くないが、正編やパートUと比較されると苦しいかも。
5 東京物語
この作品のランク入りには、やはり嬉しい日本人が多いだろう。
6 2001年宇宙の旅
人により評価が分れる作品である。ノヴェラを担当し、
続編を書いたSF界の巨匠アーサー・C・クラークは、イギリス冒険小説的な要素が
その作品の魅力だが、このシリーズは抽象性のみ先に立ち過ぎている感が強い。
7 サンライズ
戦艦ポチョムキン
いかにも批評家らしいセレクション。
8 81/2
フェリー二作品がこれになるのはわかる気もするが、日本人にはやはり「道」だろう。
9 雨に唄えば
ミュージカルがこの作品というのは結構いい。
「ウエストサイド物語」「サウンドオブミュージック」等いずれも実態は凡庸な大作である。