1 :
名無シネマさん :
02/04/07 04:23 ID:wAJESSxf
新スレ立てたのね・・・ しかもスレタイがより分かりづらいものになってる・・・。
2ゲット まだやってたのか。。。。
4 :
1 :02/04/07 04:28 ID:wAJESSxf
つーわけで勝手に立たせてもらったよ。 過去ログ参照しつつループしないようにまとめたらいかがざんしょ? 前スレの末にあった「もんくがあるならお前が作れ!」的な議論は あまりにも不毛だし、批判という行為を理解していないと思えるので、 この手の話題は打ち切りましょうね。
5 :
1 :02/04/07 04:30 ID:wAJESSxf
>>2 あ、ごめんね、わかりにくくて。
でも、それはワザとなの。
知ってる人だけのスレでええんかなあ?と思ったのよ。
もう7時か…。 また昼と夜逆転してしまったよ。 そろそろ寝よっと。
7 :
名無シネマさん :02/04/07 12:21 ID:0aVPU1Fa
「指輪で寝ちゃった」って 指輪買ってくれたから、それにほだされてセクースしちゃった、かと… わ か ん ね え よ !
8 :
名無シネマさん :02/04/07 12:21 ID:0aVPU1Fa
>>5 それはいただけない。
内輪だけの閉鎖的スレを目的として立てるなんて…逝ってください
「この映画は批判されることが正しい」 「この映画はナンセンス」 「このスレッドで、あの映画を誉める奴はただのオタ」 「この映画を評価するのは馬鹿か普段映画を見ない奴」 「オレの脳内指輪と違う」 「原作改変も甚だしい」 「リヴ・タイラーは最悪」 「PJは原作を理解していない」 という話ばっかりになって、飽きた。 PJの原作解釈の話は、 少なくとも公式ホームページの監督インタビューを聞いてから書いてくれ。
せっかくスレがあったので言わせて貰うが
PJは原作をを知らない奴が文句を言うようなラストにしかできなかったり
映像の取り方やら緩急やらについて映画として満足できるレベルにしてなかったり
B級ホラー臭くしたりキューブリックなどに比べるとやはり凡庸な監督と感じさせる演出しかできない
(と言うのが否定的似に捉えている人間の主な意見)
のに原作マニアにしか分からないような胴当てに気を遣うという誤った力の振り分け方を
しており映画監督として標準以下だ、と言うほか無い。
というのが「胴当て」発言の真意だ。
>>9 お前はみんなが楽しく議論ごっこしてるのにどうしてそういうこと言いますか?
11 :
1 :02/04/08 00:06 ID:o2uoKAog
>>8 う〜ん、でもなあ前スレって前々スレよりも不毛な会話が
繰り返されていると思ったんだよ。
その原因は、前々スレで指輪物語ってなってところが
ロード・オブ・ザ・リングとなった途端にダア〜っとヒステリックな
方たちが溢れたよーに思えたんだよ。これはマンセー派、批判派どちらもね。
ま、そんな事情もあるんで大目にみてちょ。
>10 一般人にも原作ファンにも、どっちつかずの半端な出来という評価もあるが、 一般人と原作ファンの両方が満足する、ぎりぎりの妥協点をおさえたという 評価もある。
13 :
名無シネマさん :02/04/08 00:20 ID:o2uoKAog
>>10 >>9 はループしないように予防したかったと思えば、
けっこう立派な奴に思えるよ。
議論ごっこをいかに楽しむかという事だとおれも思う。
>10 装飾を考えるのは監督じゃないでしょ。 最終決定権は監督にあるけど、 何で胴当ての装飾に拘ったことが、かえって批判されるんだよ。 このままいくとエルフ語の発音に拘っているのも、批判されそうだよ。 そのあたりの議論は本当に不毛。 原作解釈が出来ていないっていうけど、 監督はトールキンの研究者まで呼んでいるのにさあ…。 大体「この映画はひとつの解釈に過ぎない」って最初から言われているんだし。 解釈についてそんなに文句あるなら、 UT、HOME、書簡集、伝記を全部読んでから言ってくれよ。 この映画について自分も文句あるけどさあ。 前スレの議論は不毛だったから、 もし議論を続けるんだったらもうちょっと身のある話題にしてよ。
15 :
名無シネマさん :02/04/08 01:35 ID:o2uoKAog
>>14 10じゃないんだけど、トールキンの研究者は映画の専門家じゃないんだから、
解釈から産み出される表現が正しいってことはないよね?(これ確認)
おれもこの映画を観て、こんな解釈する人っているんだなあと思ったのよ。
まあ、実のところ指輪ファンと話したことがなかったわけだけど、えらく新鮮ではあった。
その点で「これはPJの指輪である」という事で解釈は済ませられるわけ。
ところが表現に関しては「は?」と思うところがたくさんあるわけです。
例えば批難の多いビルボのシャーッなんてシーンは、おれは良く出来た映画的表現と思えた。
でも、あれはやっぱりゴラムの姿を表現した上だと、もっと成功するんではないでしょうか?
つまりPJにこう言いたくなってしまうのです。
「おい、シャーッはビルボとゴラムの類似を示すためなんだろ?でも、ゴラムの姿を見せてないぜ?それじゃあ効果は半減してしまうんじゃないかい?」
おれはこの映画には否定的だけれども、あのシャーッは好きなんだよ。
結果的にビルボとゴラムの類似という事を知っている原作ファンにまで不評を買う始末。
ちょっと言い訳できないよねえ?
>15 何が言い訳できないという話になるのかわからん。 ビルボのあの処理は全ての人に不評というのは、 このスレッド内の思いこみになっている。 「指輪に魅せられた者は皆おかしくなる」 ということを原作未読者に知らしめたということで評価もされている。 第三部におけるフロドの変貌への伏線でもあると思うので、 ゴラムとの類似性で議論されるのには正直疑問。 というよりそれこそ原作読者の思いこみだと思う。 というか解釈と表現の話云々はもういい。
17 :
15 :02/04/08 02:04 ID:o2uoKAog
>>16 え?じゃあ、なんであんな顔になるの?
サウロンが兜を脱ぐとあんな顔なのか?とでも思えと?
それから、思い込み思い込みと反論にならない反論をしているのわかってる?
>このスレッド内の思い込みになっている、
とあんたは思い込んでいるだけだよ。
ね?不毛でしょ?
18 :
16 :02/04/08 02:24 ID:ONZ1Ov7f
>>17 >え?じゃあ、なんであんな顔になるの?
>サウロンが兜を脱ぐとあんな顔なのか?とでも思えと?
そんな事を思う奴がいるのか?
誰も思えなんて言っていないだろ。
あそこでいきなりビルボとサルロンを結びつける奴は「サウロンの目はヴァギナの象徴」
って言っている奴ぐらい深読みし過ぎ。
>おい、シャーッはビルボとゴラムの類似を示すためなんだろ?
だからゴラムとの類似性を示しているなんて誰が決めたんだよ。
ビルボ単独のシーンとして、駄目というのはまだわかるけど、
ゴラムとの比較でいきなり話されるのがわからないんだよ。
一番疑問なんだけど、あなたはトールキンの研究者以上に映画の評論家たりえる自信あるの?
19 :
17 :02/04/08 03:13 ID:o2uoKAog
>>18 あー、少しあんたの言ってることがわかったよ。
おれは、シャーッはフロドの心象表現だと思っているんだよ。
ほんとにあんな顔になったとは思ってない。
いい?これはおれが思っていることね。
でも、あの表現に嫌悪感を持つ人がいるって事は容易に想像できないかい?
または「なんだこりゃ?」と思う人がいても不思議じゃないよね?
ビルボにあんな特技があるのか、と思う人がいてもおかしくないんじゃない?
更におれはビルボとゴラムの類似として好意的に捉えたわけ。
こうした各々の反応に対して、映画の中でなんらかの説明ができるシーンがあっても
よかったんじゃないか?と言ってるんだよ。
あんたはおれの感想に対して誰が決めたんだよ、と反論するけど、
映画の中でも決めてないんだから、どう取られてもしょうがないんじゃないの?
すると「あれは酷い」といった曖昧な批難が出ても、しょうがないでしょう。
あのシーンをおれは好きだけど、説明がないから好き嫌いを言われたら擁護できないんだよ。
だから、言い訳できねえなあ、と思うの。
それからトールキンの研究者だろうとトールキン自身だろうと、
誰でもおれは自分の考えで批評や批判をするよ。
それは批判というものが、多角的な見地を示すものだろうと思っているからなんだ。
例えは悪いかも知れないけど「豚肉の臭みが嫌い」という意見を聞いて、
今までその臭みこそが豚肉の美味しさと思っていた人が、
臭みを嫌う人がいるという事実を踏まえた上で、更に豚肉の評価できるようになる、
という事なんじゃないかな?
20 :
名無シネマさん :02/04/08 13:14 ID:VK/yu0VK
「指輪物語」?あんなの原作ファンのオナニー映画じゃい。 一見さんはハア?な映画だよ。
一見でちゃんと理解しましたが、なにか?
22 :
名無シネマさん :02/04/08 13:30 ID:l7dgtccn
21は20より優秀
ちなみに映画云々ではなく原作では人相が悪くなるのは 指輪所持者の妄想です。「指輪を代わりに持ちますか」と 申し出たあのヌケ面サムですらフロドには極悪人に 見えるようになります。でも監督は指輪の力を大きく解釈してるのでどうなるやら。
3回目で理解した私は?
カメラワークおよび間の取り方がダメダメ。 緊迫感の必要ないときに異常なカット割り(シャイアでのパーティー) 戦闘シーンと同じだなんて! この映画をあと3時間くらい見るのか?と憂鬱になった。 ただ、なぜか作品としては嫌いではない。不思議だ。
>>25 まぁ、カット割りの多さは、種族間の身長差を表現するためかもれんね。
自然な感じを出すためにローテクを多用してるから。
>>25 この監督ってカット割り下手だよなあ。
観客の方がやさしく解釈してあげないと意味不明カットがたくさんあるよね。
カット割りで人物やモノを交互に映せばサスペンスが盛り上がると思い込んでいるらしい。
「ンン〜〜?なんだこりゃ?あ〜、サスペンスの表現なのか〜」ドッチラケって感じ。
ま、演出力不足なんだけど、商業監督として成り立っているのが不思議に思う。
更に変なレンズで人物を歪めて撮るのが好きらしくて、この辺はすでに痛々しいほどだよ。
こんな半端なスレタイにするくらいなら、 口ードオブ・・・・ ぐらいやればよかったのに。 (ロではなく漢字の「口」とか)
本スレの流れみてるかぎりでは もうあっちに統合できそうな感じかな。
>>29 そうだね、そろそろかなあ?
でも、もちっと様子みようかな。
どちらにしろおもしろいと思ってる人に
冷や水ぶっかけるような真似は大人気ないしね。
>>30 たしかに。
もう少し様子見かな?
とはいえ批判系の論点もある程度出尽くした感じだからなあ。
32 :
名無シネマさん :02/04/09 03:23 ID:g3MzmTxm
>>31 いやいや、まだまだあると思うよ。
それこそ映画マンセーな方達の反感を買うだろうけど役者の演技とか。
おれは、イライジャ・ウッドの経歴を見て、珍しい人だなあと思ったんだ。
子供の頃から映画の主役張って、そのまんま大人になっても役者やってるなんて
なかなかいないよね。
普通はブランクがあったり、子役で名を馳せても役者は続けなかったりするもんだよ。
堂々たる経歴の持ち主だと思う。
でも、この映画の演技はあまり感心できなかったな。
まあ、マッケランやイアン・ホルムがいる中では難しいとは思うけど、
やっぱり主役として演技のイニシアチブを握るようなパワーが感じられないよ。
立派な芸歴の割に主役としての主張が足りないし、監督もそれを助けられてないな、と思うんだ。
役者自体を観るというのはミーハーな様でいて、実は映画の本質的な部分だからね。
33 :
名無シネマさん :02/04/09 04:16 ID:q8799AM2
冒頭のシャイアのシーンだけでも マターリ一時間ぐらい見ていたかった というのはこのスレでは論外ですか
34 :
名無シネマさん :02/04/09 04:31 ID:g3MzmTxm
>>33 それはつまりもっと長くしろって事ですかい?
前スレには6時間くらいにしろという意見もあったくらいだから、
さほど的外れではないのかも知れないね。
でも、それでは寝てしまう人は今の10倍くらいになると思う。
長くてもおもしろい映画はあるけど、興行的な側面からも3時間というのは
妥当な線じゃないかな?
「地獄の黙示録 特別完全版」は約4時間で興行的にも
うまくいってたみたいだけど1日に3回しか上映できないんだよね。
ただ、ロード・オブ・ザ・リングは既に完全版があると言うのだから、
はじめからそれを劇場でやれよ!という気もしないではない。
35 :
名無シネマさん :02/04/09 12:00 ID:T5yRWBZW
あ〜、過去ログ読みたいけど金払いたくない。
36 :
名無シネマさん :02/04/09 13:19 ID:vHKUpP1j
>>35 とりあえずマターリしてるんだし、言いたい事を言ってみれば??
それに原作との比較なども、他のスレでやってないのであれば
やぶさかでないように思えてきた。
原作と違うから映画が駄目!とか、原作未読で映画を語るな!的な
論調はごめんだけどね。
なにがなんでも原作と映画を別々に考えるというのも、
では、原作の映画化とは一体なんだ?という事になるからねえ。
37 :
名無シネマさん :02/04/09 18:48 ID:qEQ+7+C1
原作と許せない違いがある、「オレ指輪」はこんなじゃない、と騒ぐ人を見ると、 正直原作未読のままで映画を観て本当に良かったと思います。 現在第1部を読んでますが、第2部は来年まで読まない方がいいのか、と真剣に 考えている。
>>37 いや、それはごく一部だと思うけど。
ほとんどの原作ファンは、映画は映画として割り切って、今回の映画を楽しんでる。
まあ、だからといって原作を読んであなたが「ごく一部」の仲間入りをしないという保障はないけど。
39 :
名無シネマさん :02/04/10 01:16 ID:KxJkmGay
どちらにしろ、めちゃ既出だけど冒頭のサウロンは意味がなさ過ぎる。 原作と違うとかそういうレベルじゃないよね。
>>39 どういう意味で意味がないのか、その文章だけでは不明。
41 :
39 :02/04/10 02:59 ID:HnF/VNpP
>>40 う〜・・・書くのもめんどい程に死ぬほど既出なんですが・・・。
基本的にこのスレは映画が寝てしまう程つまらないのはどうしてだろう?
こうだったら寝なかったのではないか?というスタンスなんです。
で、寝てしまった人の意見では冒頭の説明で、既に眠くなってしまったらしい。
いきなり説明されるのはタルイという事ですね。
まあ、全く説明を省くというのは不可能かも知れませんが、
短くするのはやぶさかじゃないだろう、と。
そうしたわけで、冒頭から削除するとしたらサウロンだろうとなったのです。
まず、冒頭でサウロン登場。
次にガンダルフがフロドにサウロンの説明をするシーンもある。
さらにまた、エルロンドが「おれはその場にいた!」と説明。
サウロンに関する説明は(同じではないけど)実に三回もされているのですね。
この中でサウロンの説明をするに最もふさわしいシーンを探すことになりました。
結果的に、実際にサウロンを目撃しているというエルロンドが、
裂け谷で旅の仲間達全員に説明するのが一番わかりやすいだろうとなったのです。
更にここで説明をすれば、裂け谷ではじめてきちんと素性を明かす
アラゴルンの説明としても繋がりが良いという利点もあります。
サウロンの説明はアラゴルンの先祖イシルドゥアの説明にもなるからですね。
また映画の構成としても、冒頭のサウロンの説明が誰の視点なのか
わからないというのも批難される点です。
(ガラドリエルらしいが、冒頭ではわからない)
そしてこれは、観客と主人公フロドとの情報にズレを生じさせています。
観客も主人公と同じタイミングでサウロンの伝説を知った方が、
主人公に感情移入しやすいと考えらるからです。
また「旅の仲間」における一つの指輪の恐ろしさが最高潮に達するのは
一行の離散が描かれるクライマックスであるべきでしょう。
クライマックスの指輪の恐怖と、冒頭の指輪パワーを帯びたサウロンが
イメージとして繋がりにくいので、サウロンを実体化させて戦闘をする様を
描いた事自体にも批判の声が上がっているのです。
こんな塩梅かと思いますが、いかがざんしょ?
>>41 よくまとまってると思う。
ただ実体化云々について、一方に、あの特撮悪役モードな
サウロンがカコイイという声もあることがあるんだよね。
(個人的にはもっと得体のしれない感じにしておいたほうが、
恐かったんじゃないかなー、と思ってますが。)
43 :
41 :02/04/10 03:40 ID:HnF/VNpP
>>42 ありがとさん。
いつかまとめなあかん事だったので、機会を与えてくれた
>>40 にも感謝します。
サウロンの実体化は、おれ個人としてはあのシーンだけで考えればアリだと思っているんです。
でも、その後にあの漫画的表現を超えるものが出てこないのがまずいと思います。
原作を大きく逸脱するでしょうが、映画は別物と踏ん切ればいいかな?と。
現状のテイストから言えば、やっぱり得体の知れないものが正解でしょうね。
44 :
40 :02/04/10 05:08 ID:fuTgWhTP
>>43 いや、軽く振ったつもりだったが、苦労させてしまって正直スマンカッタ。
非常に良くまとまっていると思います。
一つ反論してみると、原作でも「旅の仲間」はカッタルイという話は多いです。
サウロンの説明なしに映画を始めると、明確な敵が描写されていない分、
余計にかったるくなる可能性があるのでは。
今以上に「指輪一つで、なに大騒ぎしてんだよ」的な意見が出るかもしれません。
敵をあえて描写しないことにより、その恐怖感を増すような演出がPJにできるのか?
ということになるのかもしれませんが。
冒頭の指輪の起源は原作だと全部御前会議で話されてた部分なんだよな。
だから他はもう話としてどうしても情報を持ってないはずの
キャラに情報を与えるための手続きになってる。
映画だと冒頭は「映画以前の歴史」
ただガンダルフとフロドの時は「指輪が破壊できない、
在処がばれてる、黒の言葉が浮かぶ、早急に旅に出なければならない」
で同時に語るのには不適切な部分もある。
>>44 俺が考えるに冒頭のサウロンは監督というかその辺のお遊びだな。
カコイイって意見もある種のバイアスがかかってて
冥王サウロンの表現として適切だ、という意見はないと考えていい。
46 :
名無シネマさん :02/04/10 15:02 ID:3+c52sKz
指輪の説明の段取りという点なら、フロドがホビット庄を旅立つ動機が よくわからないという意見も根強いよ。 ガンダルフが滅びの山に捨てないといけないとフロドに説明してしまうので、 フロドが捨てに行く決心をしたのか、追っ手が怖くて逃げ出すのかが曖昧に見える。 ホビット庄からどこを目指して旅立ち、その目的はなにかというのも弱い。 これはガンダルフの説明だけならば原作でも同じような事が言える。 ところが原作ではナズグルとフロドがニアミスして危機感を煽り それからやっと旅立つんだよね。 原作は長いだけあって処理が二重にも三重にもできる利点がある。 映画ではさすがにこれはできないから、もっと簡潔な旅立ちの動機を与えて、 わかりやすく見せる工夫が必要だったろうと思う。
原作読まずに見に行ったけど、分かりやすかったよ? ・指輪を置いておいたらホビット庄にも危険が及ぶ ・ガンダルフは持てないって言う ・大好きなビルボから譲り受けた指輪 ・じゃあ僕が行くしかない ・ガンダルフは別の用事があるらしく別行動なので、とりあえずブリー村で待ち合わせ …これじゃ動機として不十分か。うーん。
>>47 それはわかるんだよ。
でも「じゃあ僕が行くしかない」というのがイマイチだという意見があるの。
フロドの決心はガンダルフが「いざという時のホビットには驚く」と言うほどに、
我々からみてもとても理解しにくい決断なんだよね。
これはクライマックスの決断にも繋がるとても重要なホビットの特色なんだよ。
だからフロドの決心は観客には「ほんとに行く気なの?」と思わせるくらいの
やや疑問形を残したままでよかったのかもしれない。
あんなに深刻にならずに軽く請け負ってしまう愉快なホビットでもよかったかなと思う。
ひょっとすると、フロドの旅立ちの動機がわかりづらいというのは、
PJの責任じゃなくて原作から引きずってしまったモノかも知れないんだけど、
原作は小説の強味でいくらでも説明できるから曖昧さを払拭できたのだろうと。
この点を映画的に簡潔な動機に絞って、なおかつ映像の説得力に
転換することができなかったものだろうか?という事ですよ。
例えばサムがナズグルに尋問されるシーンを加えて「旦那、えれえこってす」となって、
軽く請け負ったけど大変なことになってしまったという展開にするとか、
工夫のしかたはあったと思えるんです。
49 :
名無シネマさん :02/04/10 16:39 ID:t4LOvbQE
>>48 >でも「じゃあ僕が行くしかない」というのがイマイチだという意見があるの。
これはある意味正しいよ。
フロドがホビット庄を発つ動機は47が箇条書きにしてくれた程度。
つまり、そんなに切羽詰まってないんだよね。
「このままじっとしてたらいつか悪いやつが来て村を荒らしちゃうなぁ」って感じ。
実際、フロドとサムの旅はのんきな雰囲気が漂ってる。
ところが黒の騎手と遭遇して一気に緊迫感が高まって、
ようやくブリー村へ急ごうって覚悟を決めるという流れは悪くないよ。
「自分が運ばなきゃ!」と自覚するのは裂け谷の会議ででしょう。
>あんなに深刻にならずに軽く請け負ってしまう愉快なホビットでもよかったかなと思う。
まさにこの流れを表現していると思う。
メリー、ピピンに至ってはブリー村での大失言、見張り台での焚き火など、
緊迫感なしのお気楽状態がずっと続いてるよ。
51 :
48 :02/04/10 17:45 ID:3+c52sKz
>>50 いや、違うんだってばさ。
ここはこの映画がつまらないと思っている人がいるわけよ。
>>47 の解釈は正しいんだけど、それじゃ駄目なんじゃないの?と思ってるのさ。
あなたの解説はわかりやすいけれども、映画ではそこまで
わかりやすくなっていたとは思えないわけよ。
もちろん映画の中でうまい処理をしている部分があるので、その点については
いくら批判スレでもとやかくは言われていないんだよ。
例えばサムがホビット庄を超えるシーンや、踊る子馬亭でフロドが指輪をはめるシーンなど、
これらは原作と違うけれどもわかりやすいから誰も批難してないんだよ。
(もっと誉めていいのかも知れないけどね)
こうしたうまいシーンがある反面、
フロドの旅立ちの動機はうまく描かれていないという批判があるわけ。
それで、じゃあどういう風に描かれていたらわかりやすかっただろうか?
という話をしているんですよ。
>>51 原作を読んでる身としても映画の展開はかなり?だった
サウロンの槌が一閃してエルフや人間が薙ぎ払われるが、 そこには自らの足で立つ人影が二つ…ナルシルに寄りかかったエレンディル、 アイグロスを構えたギル=ガラド! …とかだめ?だめだろうな。すまん、13ウォリアーズとか好きなんだw
54 :
40 :02/04/10 23:16 ID:LBgFFSt1
>>53 原作ファンなら涙ものの演出だろうが、
未読者は知らない人が増えるだけだと思われ。
>>53 それむちゃくちゃ(・∀・)イイ!
「仮面の男」も彷彿とさせますな。
漏れにジョン・ハウ並みの画力があったらイラストに起こしてみたいよ……
>53 いいな、それ。 ところで冒頭でアイグロスを持つというギル=ガラドは五回見た今でも発見できず。
サウロンについては原作にも問題があるのでは? オレ、原作を読んでいた時だけど、「王の帰還」に入るまでずっとサウロンの恐ろ しさについて半信半疑だったよ。 ホントに強いのかサウロン軍?って 例の合戦のあたりになってようやく「あれ?ホントに強かったんだ」と納得したけど。
>56 リオンのエルダールスレより転載。 27 名前: 空の下なる名無しさん 投稿日: 2002/04/03(水) 00:13 >26 「ビクトリィ ワズにあ…」 の直前、真下に槍を突いていい気分になっている エルフがギル・ガラドかと。兜無しです。
59 :
名無シネマさん :02/04/11 01:18 ID:OoXbAghM
>>53 その辺りの武勇伝は第二部、第三部で開花するのが筋でしょう。
現在進行形よりも過去の方がカッコよくちゃあきまへん。
13ウォリアーズはヒロイックファンタジーの傑作だとおれは思っている。
ただ、一般的には評価されない映画だよね。もったいないよ。
一般に受けるのはブレイブハート。あれもどこまで事実なのかわからんけどね。
>>57 それでいいんじゃないの?
現代のように詳細な戦力の分析なんてできるわけないんだし、
蓋を開けるまでわからないのが当然だよね。
60 :
59 :02/04/11 01:24 ID:OoXbAghM
ぎょっ・・・本スレ凄い事になってるな・・・ 知らずに上げちまった。ごめんよ。 コソコソしまひょ・・・。
カメラワークやカット割りがダメって意見は良く聞くけど あれはPJの演出が下手って言うよりも、身長が全然違う複数の種族を すべて人間の役者が演じなくてはならないっていう 技術的な問題に起因しているんじゃないかな。 既出だったらスマソ
62 :
53 :02/04/11 01:34 ID:V3oqsKLB
思ったより好評でビクーリしたよ。映画ではせっかくの実体サウロン様が、
DQNイシルデュアがナルシル振り回しただけであぼーんだったのがもったいなくてさ。
一連の構図を考えると13ウォリアーズというより蒼天航路っぽいけど。
>>59 も言ってるけど、13ウォリアーズは良い映画だぞ。エレンディルとギル=ガラドに
燃えるようなヤシは見れ。
>>61 もちろんその可能性はあるけど、画面の構図やカット割りという映画の核である部分が、
技術的な理由のためにないがしろになった、なんて洒落にもなりませんよ。
テレビドラマでアップショットが多いのは、やっぱりロケ地やセットの背景が
あまり好ましくないのでフレームから外すためというケースが多い。
結果的にこれと同じ現象であると言うのなら、それはテレビレベルの映像ってことだよ。
やや厳しい考え方だけど、それを超えて指輪物語の映像化と言えるだろうからね。
原作未読、事前には映画紹介チャンネルで俳優インタビューを見てた。 吹き替えで観ました。 リブ・タイラーが何故出て来たのか分かりません。 CM見て、てっきり彼女は旅の仲間だと思い込んでたよ。強そうだし。 フロドのピンチの場面ってアラゴルンで突っ走っちゃダメだったのかな? で川の近くでガンダルフが裂け谷側から駆けつける方が 後々にガンダルフが離れる時、アラゴルンですら指輪から離れないといけないって 時に「あぁ、頼れる人が次々に・・・」って感じが増すと思ったんですが。 正直リブ・タイラーの登場でアラゴルンの影が薄くなったと思う。 旅の仲間って副題なのに「ただの旅の道連れ」から「仲間」に変わってく シーンってちらっと出てるメリー&ピピンとボロミアとの剣の稽古のトコ位しか 気がつかなかった。だから最後のバラバラになるシーンでの哀しみが 薄い気がしたんですけど・・
65 :
64 :02/04/11 09:43 ID:ewbAFCFl
うわっ、未読スレと間違っちゃった。ごめんなさい!
未読スレ「に」誤爆するのはまずいが、未読スレ「から」誤爆するのは 大した問題じゃない。
67 :
64 :02/04/11 12:08 ID:ewbAFCFl
>66 良かったです、ありがとう。ほっとしました。 フロドの旅立ちの動機ですが監督はインタビューで 「中つ国を守るとか大それたものではなくホビット庄(の人々も)を 守りたかったから」だと仰ってました。 裂け谷やガラドリエルのいた所に比べホビット庄が明らかに美しく撮られてたのは その表れだと思います。「この美しく暖かいホビット庄を失いたくない」と。 だから、黒の騎手にホビット庄を襲わせる→ガンダルフに何故こんな事が?と 尋ねる(黒の騎手は指輪を狙って来てる事を知る)→ 一先ず裂け谷に向かう事を決心する→ 裂け谷で指輪の由来を聞く(強い力を持つものには持つのが危険な代物だとか) それで長い旅に向かう決心をするって方が良いのかも・・ こんな風にすると原作から離れちゃうのかな?
68 :
名無シネマさん :02/04/11 12:59 ID:+A+JsWO8
>>65 ここは映画として批判するスレなので、特に既読未読は関係ないと思いますよ。
むしろ未読で映画を観た人の意見の方が尊重されるべきなのでしょう。
ただ、原作について言及している場合があるのでそこをご承知であればOKでしょう。
>>64 の意見ももっともだと思います。このスレではリブの代わりはレゴラスが
適任だったのではないか、という意見がありました。
しかし、レゴラスは裂け谷のエルフではないので設定から言えば
少し問題があるかも知れません。その問題がクリアできればレゴラスかな?と思います。
それと、フロドがはじめてリブを目にした時に少しおかしな映像があったのは気付きましたか?
あれは、フロドの幻覚というのもあるのでしょうが、おそらく基本的には
ホビット達がはじめて出会ったエルフの神秘性なのだと思います。
原作ではホビット達がはじめて出会ったときの事が印象的に描かれているので、
やはりエルフが助けに来た方がいいのかも知れません。
アラゴルンを描くという点で言えばあなたの意見も良いと思いますね。
>>67 の意見もさほど原作から離れることはありません。
ホビット庄が他所のどこよりも美しくなければならないのは、裂け谷でフロドと
サムが話すシーンでホビット庄に帰りたがっている事で説明もされています。
ただ、いきなり黒の騎手がホビット庄を襲うとなると、
わかりやすいけどファンは苦虫を噛み潰したような顔になるでしょうね。
それにいきなり緊迫感が上がってしまうとその後の展開に
大きく影響してしまう気がします。難しいところですね。
>>68 正直、フロドの視点とはいえアルウェンがドレス姿になるのはハァ?だった。
(フロドから見た)神秘性を表現したいのであれば、後光だけで充分だと思うが。
>>69 あれは、ナズグルの刃の影響で幽鬼になりかかっているフロドがエルフを見たから
でしょう。原作ではグロールフィンデルだったけど、力あるエルフは闇の者から見
ると光に包まれた別の姿に見える、という設定がある。だから、闇の者になりかか
っているフロドがアルウェンを見るとああ見えて、他の人の視点から見ると普通の
エルフ服を来た女エルフとして描かれてる。フロドが裂け谷のベッドに寝ている時
に、後光に包まれたエルロンドが描かれてるのもそのため。傷が治った後に後光の
描写が無いのもそのためだよ。
あの見るたび爆笑の白エルロンド様には そんな演出効果があったのでしか…
>>71 その点について映画内で説明不足であることは同意。
いい流れになってるなー。
>>71 残念ながらPJの「主観的には」だと思われ。(涙
74 :
68 :02/04/11 15:49 ID:+A+JsWO8
>>68 に補足です。
黒の騎手のホビット庄の来訪は、映画ではホビットの爺さまに黒の騎手が
「バギンズ・・・」と言って訪ねるシーンになっていたと思います。
このシーンは原作ではもっと巧妙な仕組みになっていて、フロドの旅立ちに
大きく関わるのですが、映画で再現するとなると状況の描写も難しいし
段取りとしてもやや複雑になって、もたつきを生むやも知れません。
だからPJが単純化したのも、うなづけるところではあります。
しかし、わかりやすくするために黒の騎手のホビット庄襲撃という変更を検討するなら、
このやや煩雑な原作の段取りを検討した方がいいように思います。
>>70 どうせドレス姿にするんだったら、
非現実的なまでに神々しい姿にすればよかったと思う。
半端に現実的であるせいで、「あれ、なんでいきなりドレス姿?」と感じてしまう。
例のビルボの「シャー」シーンにしても、ビルボの顔だけが変貌するのでフロド視点だってことがわかり辛い。
二人を残して背景は真っ黒にするなど、やりようはいくらでもあると思うのだが。
未読者だったら、「ビルボにはああいう(変身?)能力があるのか」と誤解しても仕方ないと思う。
直後の「すまない…」から、「ビルボ自身、自分のシャー化を自覚している」と誤解されかねないし。
>>75 リブのドレスシーンは普通に美しく撮れば、それで良かったと思うよ。
(それ以前にあそこで出てくるのが駄目というのを置いとくならば)
よく映画で存在感を誇示するシーンがあるでしょう、あんな感じで充分だよ。
> 二人を残して背景は真っ黒にするなど
どうだろうなあ?あんまりもったいつけてやるなら無い方がいいんでない?
フロドの嫌悪する表情だけで済ませるという方法もあるんじゃない。
おれはあのシーン好きなんだけどね。嫌だという意見もわかるけど。
フロド視点がわかり辛いのは確かだね。
>>75 逆に、ガン爺が訪ねてすぐの明るくほがらかなビルボが、
指輪の話になったとたんすごい卑屈で上目遣いの演技に変わるシーン。
あそこなんか上手いなあと思ったよ。演出も演技もね。
俺原作未読で見たけど、あのシーンだけで
「うわ、なんか指輪って怖っ!」って思ったもん。
そんなわけで、シャーのシーンはなんか微妙だった。
まぶたに浮かぶ白エルロンド並みに(w
「指輪物語」原作よりもゲーム(「指輪の謎」っていうSLG)のほうに思い入れ があったオレとしては、今回の映画版で十分すぎるほど満足したけど、ナズグルの 存在については原作の方が怖いと思った。 逃げても逃げてもヒタヒタと後ろに迫ってくる原作の逼迫感に比べ、映画のナズグ ルはなんとなくお笑い集団に見えたのはオレだけ?子馬亭とかアモンスールとか。 ま、今度4回目観に行く予定だが。
79 :
名無シネマさん :02/04/12 02:54 ID:xG/KZ3hA
少し目先を変えた映画板的考察なんぞいかがでしょうか? 前の方で「13ウォリアーズ」が引合い出されているけど、 似たような世界観の映画はどんなものがあるでしょうか? おれが思いつくのは以下のとおり。 「アルゴ探検隊の冒険」 「タイタンの戦い」 「スターウォーズシリーズ」 「コナン・ザ・グレート」原作は指輪以前に架空の世界を舞台としていた。 「コナンパート2 キング・オブ・デストロイヤー」 「エクスカリバー」ジョン・ブアマン監督の方。 「フラッシュゴードン」異なる種族が力を合わせて悪に立ち向かう。 これも原作は指輪よりも先。事実上同時代と考えていいでしょう。 「砂の惑星」 「ウィロー」 ファンタジーではないけど世界観として近いと思われるのは、 「ヴァイキング」「ブレイブハート」とかですね。 あと原作が発表された1954年の映画は、 邦画では「七人の侍」「ゴジラ」が代表的。 米アカデミー賞は作品賞に「波止場」 監督賞イリヤ・カザン 主演男優賞 マーロン・ブランド 主演女優賞 グレース・ケリー どれだけ昔の作品かというのがよくわかるかと思います。 前スレで「七人の侍」と比べらたけど、でたらめに的はずれではないんですね。
世間の喧噪が嘘のようですなあ・・・
今、指輪系で一番平和なとこはここだね。
ナズグルの描き方には一考の価値ありだよね。
>>78 の言うようにヒタヒタと忍び寄る感じにすれば、
後半の戦闘シーンとも差別化できた筈という意見は前スレにもあった。
「ゴースト ニューヨークの幻」に出てきた黒い影だけの化け物のような
正体不明の気味の悪いイメージも映像化した方が良かったと思う。
こうすれば、フロドのホビット庄脱出劇もかなり印象が変わった筈。
それから後のフロドが指輪をはめて、黒の騎手の正体を見るシーンも、
お化けの演出がないので空振りに終わっているように思う。
なんかPJって謎をわかりやすく描いて、単純に見せるべきところを
複雑に描いてしまっているような感じさえ受けてしまうよね。
ヒタヒタやってたらますます舐められちまう
このスレッドでは、ビルボの変質はフロドの視点でそう見えただけであって、 実際にビルボが変質したわけではないという結論なのかな? 私はあれは実際にビルボが変質してしまったというように解釈しました。 指輪によって異形の姿になってしまったゴクリのように、 ビルボはかなり変容してしまっていて、 いざ指輪を目の前にした彼がその変質を表に出してしまったと思っていました。 第三部でサムがフロドをどう見るかで、その解釈の是非が問われるのでしょうか?
83 :
64 :02/04/13 00:23 ID:DAa0+W+r
>68さん 原作でもアルウェンじゃなかったのですね? どうしてわざわざアルウェンにしたのでしょうね。 何だかあれじゃアラゴルンは宿屋に迎えに行っただけで アルウェンの使いっぱしりに見えません?イザと言う時に真打ち(アルウェン) 登場!って感じで。まるで水戸黄門と風車のなんちゃらって人みたいです・・・ エルフでなら旅の仲間のレゴラスが良かったな。指輪の為の会議が 裂け谷であるにしてもきっと他の種族より早々と裂け谷に到着して (後の旅路でもレゴラスは楽々と進んでたから) 暇持て余してたようなイメージあるし。
84 :
名無シネマさん :02/04/13 02:11 ID:scjexi2N
>>83 原作ではグロールフィンデルという裂け谷のエルフが傷付いたフロドを運びます。
おれは、この男の名前が北欧っぽいのでとても好きなんですがね。
あそこのシーンはその他にも映画とはかなり違う展開になっているのですが、
原作ファンの方々もなにも不平を漏らしていないのですよ。
アルウェンの一点だけがどうしても我慢ならないのです。
なぜ我慢できないかは原作全体に関わることで、大いなるネタバレになるので、
ここで言及するのは不適当だと思います。
単にエルフのお姫様のくせにはしたないとか、そういう理由じゃないんですよ。
あそこでアルウェンが出て来た理由は、原作では少ししか出番がないので、
出番を多くしたかったからではないかと考えられます。
でないとアラゴルンとのラブシーンがとって付けたようになるでしょう?
それで前にも説明したように、裂け谷のエルフがフロドを迎えに行くという
役柄を都合良くアルウェンに代行させたのでしょう。
あと、もう一つには制作会社の要求という事も考えられます。
原作の「旅の仲間」はガラドリエルを省いてしまえば、非常に男臭い物語なんですね。
前述のアラゴルンとアルウェンのラブシーンも原作にはありません。
下手な解釈をすれば男の汗と涙の友情もの、まるで少年マンガですよ。
ところが映画は、女性客の動員が興行収入を伸ばすポイントと言われています。
女性の共感を得るためには、バランスよく女性を配置するのが一つの方法です。
たしかに女性が登場しない映画というのも、男から見ても異様になりますよね。
(意図的にそういう映画はありますが、戦争映画とかにありがちですね)
おそらくハリウッドではこの様な条件を契約書に盛り込んでいるのでしょう。
アラゴルンはご指摘のとおりちょっと頼りないですよね。
原作と映画でキャラクターがもっとも異なるのはアラゴルンだと言われていますね。
ただ、映画のアラゴルンは意図的にあのような性格になっているようです。
それでも、もうちょっとどうにか…と、おれは思ってしまいますが、
全体の構成からそこまで手がまわらないというのが実情なのかなあ?
>>82 結論出したのは原作オタだけ。
資料も原作の描写から。
>>82 結論というか、今までのこのスレの流れではそうなっていた、という事でしょう。
それに対して納得のゆく異論があれば、議論の対象になるんでしょう。
おれは特にあなたがそう考えた事は一つの解釈だと思っているから、
意見をはばかることはないと思います。
また、そうした解釈が可能だという事を示すのは有意義だと思います。
でも、実際にビルボが変身したとしたら、フロドはもっと驚くんじゃないかい?
その場を逃げ出すとか、ガンダルフに相談するとか、もっと動揺するでしょう。
この辺、いかがでしょうか?
でも冒頭のゴラムやガラ様見ればむしろ姿が所持後すぐに変わってもおかしくない、 という考えは全然理解可能
88 :
64 :02/04/13 23:44 ID:ZqV8YVJq
>84 アルウェンは確かに非常に強そう(逞しそう?)に描かれてましたが それについては不満はない(て言うか原作でもそうか分からなかった)んです。 ヴァルキリーとかアルテミスと比べてはいけないんでしょうが 女神様ですら戦いをイメージさせるものは結構あると思うんで。 アラゴルンとのラブシーンも必要だったのかなぁ?と思うんですね。 私の周りでもあのシーンは取ってつけたみたいだよねと不評です。 女性の共感を得る程アルウェンは深く描かれてませんし・・ 続く2作の中でアルウェンが出てくるので顔見せが必要なのであれば 裂け谷でアラゴルンとアルウェンがちょっと仲睦まじげにしてるシーンでも メリー&ピピンコンビに覗かせて、道中に「ねぇねぇ韋駄天さん! 裂け谷で韋駄天さんが話してた綺麗な女の人は誰?」とでも聞いてくれれば・・ どうも我ながら執着してるなぁとは思うのですが、「旅の仲間」と言う位なら 仲間同士のちょっとした交流のシーンがもっと見たい!と思ってしまうのです。 ボロミアが好評なのを考えれば仲間同士のエピソードに時間を割いた方が 続編に対する愛着みたいなものが強くなると思うんです。 アラゴルンがイマイチなのは、もしかしたら「続編で一杯出番のある人は 今回はちょっと脇にまわってね」って事なのでしょうか?
リヴ・タイラーとヴィゴ・モーテンセンだけが画面に居ると凄くアメリカくさいというか ハリウッド風味になるよーな気がした。
>>82 原作読者にとってはシャー化がフロド視点というのは既定みたいなものかも。
映画に限ってみても、ビルボが指輪を置いていかされるシーンでシャー化していないという事実があります。
あの時の方がビルボに対する指輪の影響は大きかったはずですから、
シャー化がビルボの実際の変身であれば、当然この時もシャー化するのでは?
#むしろビルボ視点では、ガンダルフがシャー化していたのかもしれませんが
ビルボの変身がフロドの錯覚だとすると、ビルボがその後で「すまない」と 泣いた理由は、フロドが突然恐怖と嫌悪をあらわにするのを見て、 指輪がフロドにとりつく力の強さを読み取ったからということになる。 でもあの瞬間はフロドの視点になっていて、ビルボにフロドがどう見えたかが はっきりしなかったような記憶がある。だからビルボを泣かせたのが フロドの挙動でなくビルボの挙動だと思うのも自然ではなかろうか。
未読者の感想で「誕生会をほっぽりだすなんてビルボはひどい奴だ」というのがあって、 驚きつつも納得してしまいました。 確かに映画で観る限り、ビルボは「金持ちの名士」というぐらいの印象しかないので、 「過去にも失踪事件を起こしており、尊敬を集めつつも変人扱いされている」 という設定なんてわかりっこないんですよね。 「客はビルボ消失も余興のひとつと受けとめ、パーティーは主役なしでも盛り上がってる」 という描写を少しでも入れといたほうがよかったんじゃないかと思ったことでした。
>86 深読みし過ぎかもしれないけど、 「ビルボのような者でも、指輪を目にすると変わってしまう。 それぐらいこの指輪は恐ろしい物なんだ。やっぱりこれを葬らなければ大変なことになる。」 という気持ちがフロドに芽生えたのかもね。 そうすると、あの場面でフロドが逃げ出したりせず、 ビルボをいたわるのは変ではないと思う。 自分が敬愛する者が変質してしまったことを、 他の人にチクるのはフロドの性格からしてないと思うので、 ガンダルフにはやっぱり相談しないんじゃないかな。 前スレにあったシッピー教授の評もみて考えた方がいいかも。 >92 ・「ホビットの冒険」でのビルボの所業(アーケン石を黙って手に入れる行為など)。 ・指輪を手に入れる経緯では、真実を黙って嘘の証言をしていた。 ・指輪の重荷を甥に押しつける行為。 ・エルロンドの会議における彼の言動(原作のみ)。 以上を考えると、 ビルボは十分非道い奴だと思う。
>79 シルマリルの物語を書き始めたのが1917年からだからなあ。 指輪の脱稿も1949年でもあるわけだし。
95 :
84 :02/04/14 03:55 ID:JEXO/dsI
>>88 おれもアルウェンのシーンはほとんどいらないと思います。
フロドを迎えにゆくのもラブシーンも全然必要と感じません。
原作と同じようにただ居るだけで良いと思います。
(でも印象深いシーンはあるんですが)
処理としてあなたが提案するメリピピのようなもんで充分と思います。
でも、そうするとほんとに男ばかりの映画になってしまいます。
たぶんハリウッドでは、戦争映画でもないのに女性が重要な役割をしない
映画などは成立しないのだと思いますよ。
ガラドリエルが重要だと主張しても制作会社の重役にはそう見えないでしょう。
だから、おれは少しだけPJに同情してしまうのです。
その辺はしょせんハリウッド映画なんだよね。
96 :
名無シネマさん :02/04/14 05:04 ID:Qy6GaQy8
ビルボのシャーについては、おれはフロド視点だと思っているけど、
>>82 の解釈もさほどおかしくないと思える点はあります。
まずサウロンの実体化。
滅びの亀裂でイシルドゥアとエルロンドが問答。
それから雪山の雪崩がサルマンの仕業として描かれている。
(原作ではサルマンの仕業どころか雪崩さえ起きない)
つまりPJは、他にもでたらめな程に誇張しているわけです。
よって原作からフロド視点という考察をしても、映画では異なる可能性は
なくならないでしょう。
>>91 ビルボの「すまない」というセリフはフロドに対して激昂したからでしょう。
>>93 フロドがビルボの変貌ぶりを見て感ずるところがあったのは確かでしょうが、
それはただ指輪に執着する様をみても思うのではないでしょうか。
それに、ものには限度ってものがありますよ。
あなたは自分の家族がシャーッとなってもいたわるだけなのですか?
せめて医者には相談するでしょう?(あり得ないけど)
フロドがガンダルフに「ビルボはこうなってしまったけど大丈夫かな?治るかな?」と
聞く方が普通の行動だと思うよ。
黙って放置する方が、まるで他人ではないですか。
>>93 それはちと悪意の解釈が過ぎるような気が…
>・「ホビットの冒険」でのビルボの所業(アーケン石を黙って手に入れる行為など)。
アーケン石については、ビルボなりにドワーフと人間との争いの
平和的解決を願ってしたことだと思いますが。結果として裏目に出かかったのは確かですが。
>・指輪を手に入れる経緯では、真実を黙って嘘の証言をしていた。
これはそれこそ指輪の影響では?ビルボは「贈り物」と主張し、
ガンダルフがゴクリの主張との類似性を怪しんだ点からして。
>・指輪の重荷を甥に押しつける行為。
基本的にはガンダルフによって置いていくことを強いられたのであって、
本人はむしろ持ちつづけていたかったでしょう。そもそも重荷とは思ってないし。
>・エルロンドの会議における彼の言動(原作のみ)。
「自分が行く」という発言は本気だったと私は思いますが。
あれが建前であるならひどい奴でしょうが。
98 :
長文ですたい :02/04/14 14:37 ID:1uxWiNKx
原作未読で見た感想としては、 アルウェンのシーンは良かったと思った。 颯爽としてるし、ナズグルとのチェイスもスピード感あったし。 松明でおっぱらうというアラゴルンと比較して、 なにやら不思議な力で撃退するということで エルフという種族のイメージを印象づけてると思う。 今原作を読み終わってあらためて考えても、 あそこで原作通りグロールフィンデルが出てきたとしたら 未読だったら「??だれこいつ??」ってなったろうし、 それを分かるように説明しようと思ったらこれまた複雑なことになるし。 裂け谷で二人がいちゃいちゃしてるシーンがあったから 「ああ、アラゴルンのことが心配で探していたから(都合良く)あの場面で 出会えたんだな」と納得もできたし。 ただ、原作未読で映画見ている時も、アルウェンのシーンが ちょっとしつこすぎるというか、過剰だなとは感じた。 ドレスに後光も意味不明だし、ナズグル撃退後にフロド死にかけて 涙流すのも「?」だし、アラゴルンとのいちゃいちゃシーンも ゆったりまったりハレーションで「しつこいなぁ」と思った。
ageてしまったばい(苦
>>92 字幕だと、ビルボのスピーチのあの部分を削ってるので、更に分かり難くなってる。
まあ、この点は吹き替えでも分かり易いとは言い難いが。
>97 そうだけど、ビルボば暴れたせいでエスガロスの町の人にかなりの死人が出たしねえ…。 彼の行動は最終的に結果オーライになっているだけな気もする。 というかみんなビルボに甘すぎる。
>>92 旧訳ではストレートに「キチガイバギンス」と。
>>101 というかアーケン石を奪還しようというドワーフ共が原(イカ略
>・指輪の重荷を甥に押しつける行為。
そもそもビルボは一つの指輪の脅威について知らされてたのか?
>>102 映画のビルボは、裂け谷の会議が開かれるまで指輪の恐ろしさを知らなかったはず。
会議の後にガンダルフ、エルロンドあたりから話を聞いてから知ったんだと思われ。
ビルボ裁判が行われているスレはここですか?
(雪山でアラゴルンに露骨に疑いの目を向けられたボロミア) ボロミア「やめてくれ。まるで裂け谷ビルボ裁判みたいだ」 ドン、ドンドン、ドドドドドドドドォン!(モリアでなったドラムの音) ジャーンジャジャジャー…♪ (例のテーマ) エルロンド「まさかの時のビルボ裁判」 アルウェン「ビルボの罪状は2つ、指輪をフロドに押しつける、誕生パーティーでの 失礼な振る舞い、占有離脱物横領、髪をオールバックにして父上の真似」 エルロンド「多すぎ」
みんな…勘違いしちょるよ。
悪の張本人はガンダルフ。ビルボはその手先に過ぎない。
ま、戯言はさておき、ここは映画板なのでもちっと映画よりの
話題にしましょうや。
原作を参照するのはやぶさかじゃないけど、PJの舌ったらずを
原作で補って解釈するのはあまりにも甘過ぎるでしょう。
反対に原作と異なるからと言って映画が批判されるのも変だしね。
その辺り、バランスよくいきませんか?
>>98 おれは、あの騎馬チェイスは緊張感もなく無意味なシーンに思えたよ。
アルウェンが追っ手の目から逃れる描写もなく、黒の騎手が標的を捜索する
描写もなしにいきなり追跡していたのでは意味不明だとさえ思う。
単に主人公達が前を走って、悪者が後ろを走っているシーンだよな。
あれを手に汗握る追跡シーンと解釈するほど、おれはPJにやさしくなれないよ。
競争というルールの下で行われる競馬の方が遥かにまし。
107 :
名無シネマさん :02/04/16 02:53 ID:JOQDnW9W
うわっ、他所のスレのさるお方が明日は指輪について語ってやる!とか 息巻いているので、今の内に緊急浮上! もう一日おとなしくしとこうと思ったのになあ。 あんなやつに来られたらかなわん。 くわばらくわばら。
>>105 モンティパイソンですか?w
(誰も突っ込んでいなかったので)
>>108 指輪物語自体がホーリーグレイルっぽいとこあるよ。
意外とパロディにしてお笑いを取ろうとすると、原作の本質に近いものが
表現されると思うな。
「アラソルンの息子アラゴルン」ばっかり言ってるとかアホみたいだもんね。
「ちょっとごめんなせえ」と割り込むサムをまわりはどう見ているかとか。
ガンダルフは狂言回しそのものだから、セリフはさほど変更することなく
状況だけでかなり笑えるキャラだと思うよ。
110 :
名無シネマさん :02/04/18 15:01 ID:+ScY4UF+
うわぁ〜い、本スレに置いていかれちまったあげ!
えらいこってすなぁ、SF板大荒れ警報発令中。 もとアンチスレのここが一番平和だとはね…
>111 もう終わってると思うが・・・ それより、ちょっと前の速報板のほうが まともな映画批判が活溌だったのがなんだかなー。(w
113 :
名無シネマさん :02/04/19 02:46 ID:Mhj5lXKJ
>>112 あらあら…。
それはかたなしですなあ。しおしお。
まあ、ここは本スレもあっちに移ったことだし、
落ちるなら落ちる、続くなら続くでしょうってな
気楽なスタンスでいいんじゃないっすかね?
なんか議題ありますか?
おれとしては二回刺されるフロドをどうするべきだったか?
について話そうかなあ、なんて思っているのですが。
114 :
名無シネマさん :02/04/19 19:03 ID:io3boVeN
アルウェンって後半重要な役割かなんかで出てくるらしいからあえて1部で だしたらしいってかいてなかったっけ?今原作読み進め中だけどアルウェンは 最初一言もしゃべらず座ってるってだけだよね。 だからこのままでこの後いきなり恋人です!て出てこられても混乱だからあえて 1部で出して印象づけたのはいいと思うヨ。確かにウザすぎ・・・とは思うけど。 ただリブ平下手なのかあってないのか解らんけどアルウェンはなぁ・・・。 ガラドリエルとかレゴラスとかエルロンドとかすごくエルフしてるのにリヴだけ へたれなのは一体・・・。だから余計観るのつらいんだよな・・・。
115 :
名無シネマさん :02/04/20 15:19 ID:X2/16kX0
>>114 アルウェンが後半に重要な役になるかどうかは、解釈次第だと思います。
PJとしては(というより脚本は)そこに重きを置いているようですね。
ただ、アルウェンがあのような登場の仕方をするのがおかしいと考える向きは、
世界観を崩してしまっているからですよ。
お姫様が剣を振り回してナズグルを相手に啖呵を切るというのが、
もう一人の重要人物の対称として著しく不適切なんですよ。
これだけを見るならば、PJは指輪物語を理解するしない以前に読んでないのではないか?
とさえ思えるんですね。
もちろん今後の続編でうまく処理するのかも知れませんが、
そんな構成力と演出力があるなら、はじめからアルウェンをあんな扱いには
しなかっただろうと思うんです。つまり全然期待できません。
それでもアルウェンのシーンがおもしろければ諦めようがあるわけですが、
ほとんど蛇足に近いので理解に苦しむのですよ。
116 :
名無シネマさん :02/04/21 01:43 ID:BV+kEZg7
>>115 アルウェン(というかリブ・タイラー)は、『ハリウッドの論理』の犠牲なんじゃないかと思ってる。札束で顔をひっぱたくような、というか(苦笑)
頭からPJ(及び制作者ご一同)の責任とは決められないような。
むしろ、この点については同情しているんだけど。(念のため、個人的に一番不満なのはアルウェンです。原作読んでるし)
117 :
115 :02/04/21 02:57 ID:euxj2P2B
>>116 『ハリウッドの論理』の犠牲という点ではそうだと思いますが、
だからと言って指輪物語の世界観が崩れてしまっていては、
指輪物語の映画化に失敗したと言っても良いのではないでしょうか?
やっぱりハリウッドには無理でしたという結論になってしまいますよね。
それでも(繰り返しになりますが)原作と映画は違うので、
新たな脚色が加わっても良いのですが、それがおもしろくないから、
批難を受けてしまうわけで、これはPJの責任と言えるでしょう。
一つにはあまりにも幼稚な女戦士的イメージの安易な採用、
それから緊迫感を欠いたPJの稚拙な演出が原因でしょう。
アラゴルンとの会話もフロドを早く運ばなくてはならないという
使命感を邪魔してしまっています。
挙げ句におかしなドレスを着て出て来られたら観客は引いてしまいますよ。
「待つ女」はポリティカル・コレクトではないというアメリカ的圧力が PJと脚本家にかかったのではないかと、私はひそかに疑っています。
119 :
名無シネマさん :02/04/21 13:43 ID:tv2Lfpwr
>>113 うん、2回目は余計だったよね。。。
トロルに刺されたあと、画面引っ張りすぎ。
あれじゃ「フロド何回刺されてんのん?」って思われても仕方ない。
サムやアラゴルンが息を呑んで、すぐに抱えあげて脱出!
その後、息を吹き返す、というのがスマートでよろしかったのではと。
なんだか演出が過剰気味なんだよね。
それが、この映画をいくぶんか安っちい印象にしているのが残念。
そのほかは、だいたい満足なんだけど。
120 :
名無シネマさん :02/04/21 14:26 ID:1oRU+Whh
>>119 まず、ナズグルに刺されるシーンは化け物の毒に冒されるというのを
どうビジュアル化するか?という配慮に欠けていたと思う。
言葉で説明するだけじゃ駄目だよね。
刻一刻とフロドの状態が悪化するという緊迫感にも繋がるので、
刺される瞬間から毒を思わせるシーンであるべきだろう。
幅広の剣ではなく、針のような形状にするとか工夫はいくらでもできた筈。
トロルに刺されるシーンはトロルに刺されること自体が失敗。
あんな巨体にやられたら鎧を着ていようが内臓破裂で死んでしまうよ。
普通にオークに切られる程度にして、それでもケロっとしているので、
仲間が不審に思ったところで「いや、実は」くらいの軽さでいいだろう。
あの鎧の説明程度のプロットで主人公の生死を思わせる演出は
まるでトンチンカン。
この二つのシーンは全く違うシークェンスなのに、同じ印象を与えるような
撮り方なので更に閉口させられる。
PJは指輪ファンだと自称しているが、なにが重要かがわかっていないし、
画面の構成で語るという努力も怠っている。
121 :
名無シネマさん :02/04/21 15:18 ID:06jTnnxd
俺は仲間が矢で殺されるところで寝ました。ずいぶんガマンしたんだよ。 退屈だったなあ。”目新しさ”とか”意外性”とかゼロだよね。 これが世界観を楽しむもんならものならすでにある小説に任せておけばいい訳で、 なんでわざわざ映画化したの?映像化した理由がわからない。 たかが3時間でその物語の世界の”空気”が伝わるわけない。 「まあ、要望もあるしとりあえず映画化してみっか」って感じ?安易だ。
>>115 は、自分の脳内指輪物語と映画が一致しないことに不満なだけでしょ。
その不満を基礎にして話を展開するから、ハリウッドの犠牲者だの失敗作だの
言っても説得力全く無し。
アルウェンがドレスを着てあらわれる理由は既出。
>>120 フロドがトロールに刺されるのは基本的に原作どおりでしょ…
原作で「実は鎧着てました」はモリアを出た後だけど。
>>122 そんなことないと思うよ。
>お姫様が剣を振り回してナズグルを相手に啖呵を切るというのが、
>もう一人の重要人物の対称として著しく不適切
が問題なんでしょ。
これから先、二部・三部と続いていく上で。
原作通りだとアルウェソのアピールが足りないということなら
極端な話、「アルウェソが裂け谷からそのまま旅の仲間としてついて行く」
というプロットにしても良かったんだよね。
(既出かも知れないけど)
それがPJ流の指輪アルウェソに対する解釈ということなら。
んが、実際には、出番は映画の中盤だけでそれっきり。
いかにも取って付けたような感じだと思うんだけど。
だから、原作未読のいわゆる「一般客」に対しても
あのエルフのお姫様らしき人は一体何だったんだ?ってな感じになるよ。
>>123 アクションシーンのてこ入れとして、
*ビジュアルで*トロルをあんなに巨大に見せてしまったのがマズいと思う。
だからあんなに仰々しいというかわざとらしくなってしまったのでわ。
ハリウッドに映画化は無理だったという結論で何故マズいの? アルウェンのイメージ(幼稚な女戦士)って、ハリウッド・マニュアル そのものじゃん。ついでに言えば、特に浮いて見えるのは演技力の低さも影響大。 舞台でシェイクスピアができるような俳優陣にまじって、親の七光りの ハリウッド的アイドルスターが出てるのが悲劇。差があり過ぎ。 (リブ平起用はハリウッドの要求だというのは既知だと思うが念のため)
>>125 >ハリウッドに映画化は無理だったという結論で何故マズいの?
それを言ったらこのスレ終わってしまうよw
無理なのはわかってるんだけど、
「こうなったら良かったなあ」というのを語りたいというのはあるっしょ
>>125 >(リブ平起用はハリウッドの要求だというのは既知だと思うが念のため)
これはおそらく事実に近いのだろうと思う。
ただ一方で、アラゴルン&アルウェンで話を作ろうとしたのは、
PJだという話もあるのだけど、そちらはどうなんだろう?
(しかも企画当初はもっとPJによる原作の改変は激しかったらしい。
たしかSF板本スレに書かれていた話。私はソース未確認)
で、それじゃアルウェンがリブじゃなかったのなら、どうなんだろう?
もう少しエルフらしい人が演じてたらOKなんだろうか?
あるいはリブがいなければ、こんな脚本にならなかったのだろうか?
(その場合、PJはこの脚本をいやがってるってこと?)
>>127 ここで字幕議論はよしましょうよ。
確かに字幕考証派の主張もわかるし、事実としてひでえなとは思うけど、
誤訳や駄訳は本であれなんであれ翻訳には付き物だろうというのもある。
字幕よりも吹き替えの方が理解が深まるというのも映画ファンなら常識。
一説によると理解度は字幕で60%、吹き替えで80%などとも言われていて、
字幕の映画館よりも吹き替えのTVの方がおもしろかったなんて経験は
映画ファンなら少なからずあるでしょう。
ちょっと込み入った設定のSFやサスペンスものなんかは要注意。
むしろ字幕を越えて、原語に注意を傾けたり吹き替えを参照するのも
映画の愉しみの範囲と言えるでしょう。
もっともつまらないと思った映画に対してわざわざ台詞の検証をするわけもなく、
ここはつまらないと思った人のスレだから、字幕段階の評価で語るのもOKという
理屈になりはしないでしょうか?
言い換えるなら、台詞に興味を持つほどおもしろい映画にはみえなかった、でも
良いではありませんか?
>>120 の主旨は繰り返しに見える二つのフロドの刺されるシーンは、
表現のトーンを変えることで違ったものに見えるのではないか?です。
これは、だらだらと平板で、逃げる戦うの繰り返しでつまらないという
批判があってのことです。
単にトーンを変えるべきと言っても、あまりにも無策に思えたので、
例えを提案したに過ぎません。
みなさん各々にいろんな代案が考えられるものと思います。
こうすれば良かったのに、なんで監督はこうしなかったんだろう?と
なるべく具体的に思い巡らせてみるのも楽しいですよ。
こうして考えると、ひょっとするとPJはわざと同じ様に撮ったのでは
ないかとも思えてきます。つまり、またやられた!大変なことだ!と
観客に思わせ、でも今回はドワーフの鎧があるから大丈夫、という
緊張の弛緩(桂シジャクが言うところの笑い)を狙ったのではないかと。
しかし、これがうまく我々に届かなかったとも思われてきます。
いわゆる天どんをするなら、もう一つフロドが刺されるシーンを挟むと
もっと笑いがわかりやすかっただろうなどとも考えられます。
事の真意はわかりませんが、批判や妄想を繰り広げるのも
作品を理解する上で意外と有効な手段ではないか?と思えます。
>129 台詞を理解せずに文句をいうのは、批判じゃなくて愚痴だと思うんだが。 このスレは、タイトルがそういう愚痴スレを思わせるようになってるけど、 実際は批判スレとして機能してるんで、単なる愚痴は勘弁。 あと、字幕なんてどうせ不十分なんだから、不良品でもしょうがない って理屈は、いくらなんでも通らないだろ。
>>127 違う。121は映画においてではなく娯楽に置いて何を求めてるのかが違う。
「手堅い演出で泣かせる」とか「これぞ王道」という路線自体を否定してると思う。
>>128 というか彼女にはパールハーバーだのアルマゲドンだのの
空気が漂って我慢できない。
>>131 まあ、それはそれで理解したとしましょう。
でも、つまらないと思っている映画の台詞を考証しようとするんでしょうか?
>>121 の気持ちになって考えてみると、ちょっと難しくないですか?
それなら彼につまらないと思った事をちゃんと述べてもらった上で、
それが字幕の問題ならば指摘してあげた方が良いんでないの?
そうすれば、このスレとしてもやはり字幕には問題アリという流れが
出来ると思うんですよ。
嫌いなやつは嫌いなんじゃネーの。字幕どうでも。ほっとけば?
仮に121が吹替版を見たのだとしても、 >”目新しさ”とか”意外性”とかゼロだよね。 という感想は仕方ないと思う。さんざんパクられてきた原作だからね。 続編にはそういった面(意外性等)もあるのだが、今作についてはいかんともしがたい。 正直、よくがんばったというか、そこまで我慢して寝るなよというか…。
136 :
127 :02/04/22 19:21 ID:zyFl0b43
>>133 うーん 確かに、つまらなかった映画について調べるのはつらいかもしれませんね。
このまま議論が進むと、字幕問題と映画の問題がごっちゃになって議論がややこしくなるかな〜 と
勝手に先回りして心配してしまいました。
失礼しました。字幕教会へ逝って来ます...
137 :
121 :02/04/22 20:04 ID:4AQAbxB6
俺は字幕で観ました。吹き替えの方がより楽しめると言うのには賛成です。 俺が言いたいのはですね、既に優れた原作があってしかもそれは物語の ”世界観”、”空気感”を十分理解してから生きてくるストーリーをもったものだろうと 推測できるから、3時間で映像化しても本来の良さが伝わりにくいんじゃないかなと。 安易に映画化しすぎなんじゃないかと。指輪物語を否定してる訳じゃなく もっと映画化(映像化)に適した原作があるでしょ、と。世界観を伝えるのに映画は小説より 明らかに劣るし。何の予備知識もなく観た俺の素直な感想は 「2002年に公開される映画としては話しに山が無さ過ぎるえだろ」。「正直退屈」。
「映像化に適した原作」という観点からみるのは根本的に間違い。 肯定派的には「指輪を映画化できる時代がついに来た」という考えなんだから。 そして君の指摘がある程度正しいからPJは原作はダイジェストにしたり 原作からむしろ改編したんだと思う。 原作なぞってもある程度の評判をとれる「負けない映画」にすらならないし。 もちろん君がつまらないと感じたのを否定はしないよ。
これが「最後の」映画化ではないかもしれない。 半世紀くらい後にまた作られても別に驚かない。 (今回のが「完全な失敗作」だとも思っていないが) 現在のパターン化された「面白いストーリー」が、いつまでも 歓迎されてゆくとは限らない。近い将来飽きられるのではないか?>ハリウッドマニュアル
>>139 う〜ん、息子クリストファーの目が黒いうちは、もう映像化はないかも知れないねえ。
トールキンの孫は商売熱心らしいけどね。
著作権を遺族が主張できるのは確か没後50年だから既に30年経っているわけで、
20年後にはかなり緩くなると思われる。
その後は版権をどこが管理するかで状況的にはかなり違ってくるね。
そう考えると「指輪物語」というタイトルの版権を持っている筈の
評論社はめちゃくちゃ寛大だよなあ。
まあ、それで本も売れてるわけだから当たり前なのかな。
141 :
139 :02/04/22 22:09 ID:gFxb6QQN
とすると、いつかテレビシリーズ化(その時代にテレビシリーズがあるか どうかは別として)されてしまったりする可能性もあるのだな。 ひょっとすると、その方が「原作を壊さない派」にとっては満足いく結果に なるかもしれんが。
>>137 たぶんあの映画を観ただけなら想像もできないだろうけど、
原作は冒険小説として、意表を突いた展開が続く娯楽作品なんですよ。
もちろん雰囲気とか世界観は小説なので詳細に描かれているわけですが、
基本的に指輪物語のおもしろい要素は冒険小説のそれだと思います。
別に世界観や背景などにこだわらなくても普通におもしろいんです。
それが映画になってみたら、あなたが言うように実に平凡で取るに足らない
作品に成り下がっているので、やっぱり映画化は無理なのか?それとも
監督が駄目だったのか?という話になってるんですよ。
1.全てのファンが満足するような作品を作るのは不可能。 2.資本がハリウッドである。 3.そのアメリカが置かれている現在の政治的状況。 以上を考えて、今回のPJには及第点をあげてもいいのでは ないかと思う。
>>140 著作権と映画化権って別あると思うんだけど。
現在映画化権を握っているのはソール・ゼインツでしょ。
そういや著作権の戦勝国規定って、戦後は関係ないんだっけ?
>>143 正直、「及第点」の指輪なんか観たくないんです。
だったら映画化してくれなくて結構、なんてね。
B級ホラーテイストを入れた時点で、私の中でピーター・ジャクソンは
処刑人に首つって貰おうかなと。
B級ホラーはてめーの普段の映画(嫌いじゃないです。)でやってろ、この
デブヲタが、と心の中で思わずののしりました。
146 :
名無シネマさん :02/04/25 09:58 ID:o4s3ToHB
しかし、本スレのこの映画に対する異常とも思えるマンセーぶりを見てると、 不思議な気分になってくるなあ。 原作ファンとして見たら欠陥があり過ぎるし、単に一本の映画として見たら 説明不足、あるいはアリがちな展開、どこかで見たような映像って感じでしょ? 一番盛り上がってるのは、映画から入って原作を読んでる人って印象があるんだけど、 これって何か理由があるのかな。
>>146 原作自体がおもしろいということと、
映画では何気なく出てきてたあの小物、あのセリフ全てに
壮大なバックグラウンドや伏線があったのねー、ということを発見して
感動に咽んでいるんではないだろうか。
あと、映画板じゃだいたい批判が出尽くすと
マンセー派だけがスレに残るという傾向があるからね。
しかし映画としては、脚本も演出もあまり誉めるべきポイント、ない気がする。
本スレや他板の指輪関係スレや板で出てくるのも
原作からの改変部分の解釈の話ばかりだ。
ボロミアに対する感情移入ぶりがなんか凄いよね。 映画のボロミアは確かに原作より感情移入しやすいかもしれないけど、 でもあれほどみんなが泣けるってほどキャラクターがしっかり描かれてるとは 思えないんだよね。映画の冒頭から出てきて色々苦労してるガンダルフが 死んで泣くのはわかるんだよ。でもボロミアは死ぬことによって己の 罪のつぐないをしたってぐらいの感じだよねぇ。
>>146 みんな「B級映画だけどスキー」とか言ってるじゃん。
その程度じゃないの?(´-`)
>>149 B級映画として好き、って人と指輪ファンでは
見てるポイントが違うと思うが…
実際「B級映画」を何か勘違いしてブチ切れしてる人もいたし(w
しかしB級映画って言うには中途半端にゴージャスでねえ。
アクションも楽しげだけど割と王道っぽいしなあ。
>>148 おれボロミアのシーンには泣いてしまったけど、
それは原作を知ってるからであってさ、ボロミアの親父のその後とかね、
彼があそこでゴンドールに帰れたならば少し違ったと思ってしまってね、
無念であったろうと哀れに思うわけ。
でも、原作知らんで観たらきっと泣かない。
そもそもアラゴルンが王位継承者なんていう突飛な話に呆れ返っていると思う。
映画では説明不足だからさ。
通常の我々の感覚では6千年前に折れた剣を持っているなんてあり得ないしね。
ボロミアが死際にアラゴルンに祖国に遺言を頼むってなら話はわかるけど、
王がどうのって話を持ち出した時点で「コイツはアホか!」と思っただろうな。
原作のボロミアはかなりあっさり死ぬよね。
で、後々になってから親父デネソールや弟ファラミアが登場することによって、
ボロミアの死を噛み締める構造になっていると思う。
映画だから単純化されているんだろうけど、トールキンの方が遥かに巧みなんだよな。
>>149 ここは作品を批判するスレであって、
作品のファンをどうこう言うスレではないのであまり言いたくないが、
アカデミー賞発表の時の本スレの騒ぎようを見ると、
彼らはあれをB級映画とは思っていないんじゃないかねえ?
単に祭りって事なんだろうけど、間借なりにもここは映画板なんだから、
アカデミー作品賞にどういう作品が相応しいかぐらいは予想つくだろ?と思ったよ。
>152 どう考えてもアカデミー賞にふさわしくない作品なのに、 13部門もエントリーされ、主要ではないにしても4部門も 獲得したんで、騒がれてるんだろ。
154 :
名無シネマさん :02/04/25 12:18 ID:6/DF2fl2
↑ 「どう考えてもって」、君この映画は9時間あるんだぞ! まだ序章が公開されただけで内容解ったフリされても・・。 序章だけで、こんなノミネートしちゃう方もどうかとは思うが・・。 とにかく欧米ではとんでもない人気作品だから三作目で作品賞取るだろうね。
>154 アカデミー賞にふさわしくない理由の一つには、もちろん「長編映画の 1/3しか公開されてないから」ってのも入っているんだが。 べつにけなしてるんじゃないぞ。
原作好きだから今回の映画も楽しめたんだけど… 週に一度くらいは劇場に足を運ぶ身としては、単体の映画の出来として 脚本や構成に突込みどころが多くて???だと思うんだよね。 だから原作を知らない人も含めて欧米や日本で大ヒット、そしてそれが オスカーノミネートにまで行ったのが逆に不思議。2001年が映画不作の 年だったから?
オレ様、IDかっこいいじゃんw<damn
散々言われてるだろうけど、私は原作の超豪華な動く挿絵として見てます。 昔読んだ時こりゃ生きてる内に映像化は無理だなと思ってた。 単体の映画として面白いか?と言われたら粗は確かに目に付くし素直に賞賛できまない。 でも、1/3だし、原作を映画化!と銘打ってがっかりする事が多い中、頑張ったと思う。 そのまま映画化が無理なのは読んだなら誰もが思うだろうし、はっきり言って、 愚痴が言えるだけマシだと思うよ。 最初、動く挿絵として見れるほど出来が良いなんて思ってなかったんだから。 ただキューブリックが撮ったものは見たかったね。残念。
159 :
名無シネマさん :02/04/25 23:17 ID:tLpZ3zJc
予告のために、本日5回目を見た。 基本的には映画にははまっているのだが、批判派の意見にも うなづけるところがある。 今日特に気になったのは、フロドの演技。 はっきりいって下手じゃないか? 見た目と大きな目が+30ポイントとすれば、演技でー20ポイントぐらい。 刺されるシーンにしても、2度目がまたかと思うのは、イライジャの演技が 同じだから。 悩んでいる表情はいつも同じ、その他驚きの表情とか、恐れの表情の バラエティも少ない気がする。 脇の両イアンやショーンビーンに比べはるかに見劣りするのが。 これだけ、賞にノミネートされながら、主演男優賞にノミネートの気配もないのが。 第2部第3部はイライジャの演技が重要になっていくが、不安。
下げ忘れた。すまぬ。
>>158 いや、だから
>単体の映画として面白いか?と言われたら粗は確かに目に付くし
について議論するスレなんです、ここは(苦笑)
「映画化してくれただけで感謝」という意見もわかるのですが、
それは本スレだけで十分です。
162 :
158 :02/04/26 00:05 ID:jKY+bsPd
>>158 >キューブリックが撮ったものは見たかった
マジで言ってますか?かの御方なら無理矢理にでも
セクースに結び付けますよ?
どう結び付けるかは想像も出来ませんがね.
>>159 容姿も実力のうちです。
刺されるシーンにしても、2度目がまたかと思うのは
脚本が悪いからです。
>>163 ん?
アイズを見て言ってるのかな。
フルメタルや2001がSEXと結び付けられてる?
博士やバリーもそう?
ロリータや時計仕掛けは原作にあるぞ。
いや、演技の問題もあると思うけど。 いつも目を見開いてびっくりしてりゃいいってもんじゃないよ(笑) 同時に三部作撮ってるわけだから、イライジャ・ウッドが指輪に 取り付かれてく過程をどこまで表現できてるか、はっきり言って ちょっと疑問。
166 :
159 :02/04/26 08:11 ID:nGiqL8MS
>163 演出の問題もあると思うけどね。 でも、演技だって、変えられたはずでしょ。 違うダメージなんだから。 見た目とあわせて一応、第一部のみではプラスの評価をしてはいるが。 第二部第三部では演技の重要性が高まるので、不安。
演じているうちに役を掴んで行くこともあるんで、あまり心配ばかりしなくても。
>>163 >容姿も実力のうちです。
>刺されるシーンにしても、2度目がまたかと思うのは
> 脚本が悪いからです。
悪いものでも食ったんですかー?という陳腐な意見ハケーン。
169 :
名無シネマさん :02/04/26 12:00 ID:ycWVoxp0
ケナシながらも皆好きなんじゃない?
原作ファンでなけりゃ、一回観てもう内容すら忘れてるかも。 いつまでもグチグチけなしてるのはヤパーリ原作がすげー好きだから。
ケナセても楽しめる映画だから好きです。 ガイシュツかもしれませんが、問題は 無いとと映画の流れ的に不自然なシーン(奥方の贈り物など)が切られ、 無くても支障無いが監督が力入れて撮ったシーン(刺されたフロドのスローモーション、 繰り返し、サム水没など)を長めに入れてしまってること のような気がしますが、もう出ましたか? こういうところがもったいないなあ。と思うのですが?
確か昔、どっかの偉い監督が、切るときは、自分の好きなシーンから切れ! と言っていたと、何かで見たことがあるので、そういうところが やっぱり、こういうところに影響してくるんだなあと、納得したものです。
まあ、ルーカスでさえ、ドラマ的に不要だと感じたシーンは 金がかかっていても躊躇なく編集で切ってるからね。 どう考えてもアイゼンガルドのグルグルCGはしつこかった。
174 :
名無シネマさん :02/04/27 22:15 ID:i1ptYMhr
ラストに 【「二つの塔」へ続く】 って一言入れればまだよかったんだよ。 Back to the Futureでも to be Continuedって入れてんじゃん。 何でそれ入れないかな、PJ。
>>174 誰でも知ってるからでしょ、欧米では。むしろ日本で独自に入れるべきだったと思う。
それにもし入ってたとしても、あそこで切ったら未読者の多くはやっぱり納得しないと思う。
BTTFで言うなら、マーティーが唄ってて消えそうになるシーンで幕が下りるようなもんだろ。
>>174 >誰でも知ってるからでしょ、欧米では。
欧米に対して過剰な幻想を抱くのはやめましょう。知らない人、読んだことない人
原作があることすら知らない人、一杯います。日本ほどじゃないってだけで。
178 :
175 :02/04/28 09:16 ID:EerHlJhk
>>176 すんません、宣伝する際に「三部作の第一部」ということを
隠してはいないだろうと勝手に想像してたんですが…
欧米でも、第一部の終幕に対する不満の声は高いのでしょうか?
>>178 欧米だと「つまらない」と感じた映画は途中で出て行ってしまうので
最後まで残って観たような人(こう書くと何だかこっちが少なく見えるけど)
からはラストに関しては不満は別に出なかったというようなのを
どこかで読んだ記憶があるんだけど・・・?
アメリカで映画が $13.0 もしたら暴動?
>>176 それはそのとおりだと思うけど、
英語圏なら映画と原作のタイトルが副題も含めて同じだから
日本の場合と違って、今回が「三部作の第一部」ということを
一般の人に認知させやすいよね。
逆に言うと日本で公開するなら、そのあたりのギャップまで踏まえて
宣伝&翻訳する必要があったんじゃないかな?
なんか映画そのものよりも屁羅留℃のアフォなやり方にいちいちキレそうになる。 最近の国会討論を見るのと同種のむかつき具合。 制作側の魂込めた仕事にまったく敬意を払わない配給会社は呪われろ! 頼むからちゃんと頭使って仕事してくれ…。 こいつらに金を貢ぐ結果になっているのが耐えられない!! …スレ違い? スマソ。 さんざんガイシュツだけどナズグル、良いビジュアルなのに脚本でヘタレにされてて残念だ。 あそこなんとかしないとサウロンすら大したこと無いように思えてくる。 派手に戦闘しろ、っていうんじゃなくって演出でなんとかならないものか… 次回から急に強くなったりしたら違和感ありまくりだと思うんだけど。
確かにいらん描写が多いよね。 もっと説明的部分をいれても許されると思うけど、 それだとテンポが上がらないのか? 3時間という時間は説明不十分でも ある程度勢いで観客を惹きつけないと もたせられんってことか?
今日始めて観ました。 斜め後ろの真性厨房(♀)がコソコソクスクスしながら突っ込み入れたりしてた。 うるせーYO! 隣の真性消防(♂)の方がよっぽど大人しく観てたZO! 映画そのものは面白かったが、やっぱ3時間は長いね。疲れたよ。 ラストの尻切れ具合は予め聞いてたものの、やっぱちょっとな〜といったかんじ。
>>184 そんなんじゃ、第二部のラストはとても見れないぞ。
>>182 映画だと彼の強力な武器である恐怖をまき散らすって能力が
ほとんど出ないし高台でもフロドの言葉一つで退散しようが(原作)
松明風情でギャーギャーいおうが(映画)思うにナズグル強いというのは
三部作読んだ末に漠然と醸成されるイメージなんだよな。
うう、ナズグルの川流れ・・・・・・
189 :
名無シネマさん :02/05/01 20:26 ID:HSTyotu2
俺はなんとか眠らずに耐えた。 が、しかし劇場で眠くなった体験は初めてだ・・・ 印象としては、もっと短くできるだろ!orそんな長くすんなら、原作読んで ないヤツもきちんと納得させろ!ってトコだ。
190 :
名無シネマさん :02/05/02 00:25 ID:+lP3aZN4
映画は楽しめたけど、眠くなるという感想も理解できる。 オレについていえば、原作の「旅の仲間」もモリア以外はチンタラ読んでいたこともあって (正直、冒険活劇としてはF・フォーサイスやD・バグリィらの小説よりはかなり落ちると 思う。全編通して劣勢からの挽回はほとんどが「援軍」パターンだし・・・)、 「とにかくバルログ見せろ」という姿勢で観ていたのでうまくテンションを維持できたのか な、とも思う。 前半と後半で敵が変わっていることもあるし(ナズグル→ウルク・ハイ)、裂け谷まではプ ロローグ、エルロンドが「旅の仲間だ」と発言してから本編スタート、くらいのつもりで観 ないと寝るかもね。
宣伝で三部作だということをきちんと伝えれば、結末が尻切れでも 観客は納得した筈という発言をあちこちで見かけるけど、これは違うだろ? 「三部作」という言葉には連続モノであるという含みは一切ないよ。 ゴッドファーザーやインディジョーンズはよく三部作と呼ばれるけど、 それぞれに完結しているしな。 小説や音楽でも三部作という言葉は頻繁に使われるけど、普通はそれぞれに 独立したなんらかの共通テーマを有した三つの作品と考えるよ。 せいぜい三つの作品を全部見た方がより深く理解できる程度のニュアンスだろ。 BTF2にしても単独の結末を迎え、なおかつ3へのツナギが加わるというイメージだし。 そうすると本当に三部作と呼ばれて尻切れトンボ感の残る作品なんて せいぜい「帝国の逆襲」くらいでしょ。 じゃあなんで「帝国の逆襲」が許されるかって言うと、恐らく三部作中で もっともおもしろいと評されるほどにおもしろいからでしょ。 つまり、ロードオブザリングは「つまらない上に尻切れなんて!」なんだと思うね。
>>191 つまり大河ドラマ形式で三部作を称している作品はすべからず駄作の傾向があるということですか。
すべからく、でも誤用ではあるのだが、すべからずって何だろう……
>> 191 映画は3話編成の一つの作品で1話だけで完結してはいないのでたしかに「三部作」とは いえない。しかし問題は三部作という呼び方ではなく、この作品が三連作(なんと呼ぶべき だろう)の第一作であることを全く宣伝しなかったのが問題だということ。 以下は原作の著者による前書き: 「The lord of the rings は三部作(trilogy)と誤って呼ばれることが多いが、 実際には6巻(six books)と追補編(appendices)からなり、3冊(three volume) の書籍としても出版されることがある一編の小説(a novel)である。」
>>191 このスレだから別にいいけどつまらないというところに
関してはあんたの主観。切り離してください<3部作論と
196 :
191 :02/05/02 22:35 ID:meG06hZU
>>192 う〜ん、そういう映画を他に知らないのでなんとも言えないけど、
要は「三部作」という宣伝をしても不満に感じた観客は、やっぱり
不満に思っただろうってこと。
尻切れトンボ感に関しては前スレで結論のようなものは出ていると
思うんだけど繰り返せば、作品の結末が観客に伝わらなかったから
「え?ここで終わりなの?」という感想が出るわけでしょう?
つまり、あれを作品の結末として観客に納得させる作りにしなかったから、
観客が不満に思うわけ。それは監督のせいだよね。
原作も尻切れになっているのだから仕方がないという意見もあるけど、
原作を知ってたらそもそも不満なんか持たないでしょう。
なぜなら結末が伝わらないどころか、すでにわかっているのだから。
そうすると結末に不満を抱いた人は原作未読が大半だろうと考えられる。
だから「原作も…」という論理は本末転倒してるわけよ。
そして、原作未読者の尻切れトンボ感を拭う作りにはできなかったのか?
という話題、または批判はあり得るけれども、宣伝が悪かったという
話にはなりっこないでしょう。
もちろん、その他の論点から宣伝の不備を問うことはできると思うんだけどね。
トールキンヲタにとって三部作つったら「ホビット」「指輪」「シルマリル」を 指すらしい。 ま、確かにそれぞれ纏まってはいるわな。
198 :
名無シネマさん :02/05/02 22:52 ID:meG06hZU
>>193 いじわるだなあ。ちゃんと指摘してあげなよ〜。
>>192 すべからく 【須く】
(副)漢文訓読に由来する語。「すべくあらく(すべきであることの意)」の約。
下に「べし」が来ることが多い当然。
「学生は―勉強すべし」古くは「すべからくは」の形でも用いられた。
すべからず、だと推奨しながら否定することになっちまいますね。
そんな日本語はないようです。気をつけましょう。
>>196 英語の表記にはトリロジーってついてるんですよ。
あとダイハードのゲームにも「ダイハード・トリロジー」ってタイトルがついてるし
外国の三部作って言うのは日本より幅が広いかもしれません。
で、あれが尻切れか、というと私は旅の仲間の各々が決意を固めたって点で
大変上手くまとめたな、と思ったんですけどね。あとは原作とボロミアの死を
大きく改編したり原作にないオークの大将まで出して一騎打ちさせたり。
未読者はこれでは足らないんでしょうか?
>>196 禿同。
>>199 それは原作を読んだことがあるからじゃないですかね。
自分も10年以上前に読んでたので途中で切れると知ってましたけど、
映画のあの切り方は盛り上がりに欠けると思いましたよ。
>>196 原作のストーリーの大幅改変でもしない限り、これ以上区切りの良い
切り方は不可能。
そう言う点も、これが映画化不可能と言われた理由の内の一つ。
やっぱ原作ファン向け。 言うなればアニメの劇場版。
>>201 ロリエンで切ればいいと思うな。
第三部後半は大幅カットされるんだし、その分配分も変えられるだろう。
204 :
196 :02/05/02 23:31 ID:meG06hZU
>>199 いや、もちろん「三部作」以外のもっと適した呼称があるのか?と言われたら、
おれも思いつかないですよ。残念ながら。
ただ「三部作」とわかっていても原作を知らなければやっぱり「これで終わり?」と
思っただろうという事ですよ。
ボロミアの最期をあそこへ配置するというのは素人でも思いつく安易な発想ではないでしょうか?
おれはすぐに思い当たりました。
でも「旅の仲間」の結末はボロミアの最期とは違いますよね?
ボロミアの最期で盛りあげておいて、更にも一つなにかがないといけないでしょう。
それはオークの大将とのチャンバラでもないし。
正直言って原作からもそれを読み取るのはちょっと難しいとおれは思います。
三部作の全てを読んだ後に、
「なるほど、こういうわけで第一部の終わり方はこうなんだな」と解釈するような
そんな終わり方だとおれは思います。
で、その映画化となれば「どうやって終わらせるのだろう?」と思いました。
あの終わらせ方では未読者は納得しないだろうという事を考えました。
果たして映画を観た一部の人々から「あれで終わり?」という感想が聞かれました。
この感想は不当でしょうか?おれは妥当に思えてなりません。
何故に監督はこういう批判に対する策を講じなかったのでしょうか?
不可能ではなかったと思います。
つまり、監督は未読者に結末を納得させなかった、
または、監督は努力をしたけれども未読者に結末を納得させられなかった、
という事になるのではないでしょうか?
205 :
名無シネマさん :02/05/03 00:04 ID:b7zPFbM4
スカパーで海外ドラマを見ていると、向こうの人って尻切れトンボをあまり気にしないのではないかとも 思えてくるけど。 1つのシーズンが終わるとホントに途中でブチ切るからねえ・・・ で、次のシーズンになると何事もなかったかのように途中から始まる、と。
>>205 スカパーだとどう思うかはわからんけど、
これのばやい1800円と3時間で「これかよっ!」ってのもあると思う。
個人的には、昔のフランス映画とか「尻切れトンボ」ばっかしだったから、
それがどーした?とも思わないでもないが、ハリウッド製娯楽映画だと
ちとまずいんでないの?と思う。
ハリウッド大作慣れした観客に合わせるつもりがなかったのは、確かだな
>>206 そうそう、「ハリウッド製娯楽映画」として、まずいんじゃ?
というの、同感。
漏れ自身は気にならないけど、ハリウッド映画で
こういうのアリなのかなあ、と、
でも、海外であの興行収入あげられたんだから、
問題じゃないのかもしれない。
>>205 の言うように、日本人と感覚がちがうのか?
ワカラン。
ド派手なセット、 誕生シーンまでご丁寧に描かれたゲロゲロなモンスター、 サウロンの攻撃で、面白いくらい人が吹っ飛ぶOP、 活発なヒロインが見せる禁断の恋、 しつこいくらいのチャンバラシーンと、 ハリウッド的なところは多い(というか、だらけ?)んだけどねえ。
酷な言い方をすれば、 どっちつかずのコウモリな作品になってるってことかね? ハリウッド製の娯楽映画としては終わった後のカタルシスが足りないし、 文芸的な芸術作品として観るには、少々アクションに偏っていて じっくりと見せるべきシーンが端折られてる。
ハリウッド映画じゃないのに。 監督はニュージーランド 役者はイギリス 製作会社はアメリカだけど、いわゆるハリウッド資本ではない。
>>211 んー、言いたいことは分かるんだけど・・・
内容的にれっきとした「ハリウッド映画」だと思うよ、これ。
213 :
名無シネマさん :02/05/03 03:01 ID:A2fiQsA6
今日初めてPJの「乙女の祈り」ビデオ観た。 カナーリつまんなかったが、ある意味、指輪は この人にしてみれば巧く撮ってたといえるのかも。 PJの監督しての手腕がこの映画を見るとよくわかる。 うざいキャメラワークも指輪とまったく同じだし。 演出もやっぱりコテコテで厨房的に幼稚。所詮重厚なエピックを 撮れる人じゃないってのがよくわかったよ。
>>211 ニューライン・シネマはこれ以上はないという程の典型的な
バリバリのハリウッド映画制作会社だと思うんだけど?
元はインディ系だったらしいけど今はタイム・ワーナーの傘下らしいしね。
ハリウッド資本ではないと言う根拠はなに?
リーもマッケランもホルムもハリウッド映画にたくさん出ているしねえ。
監督やスタッフがアメリカ人じゃないなんて例は珍しくないでしょう?
要するにLotR1は、映画版あしたのジョー1だったってことだ。 思い切ったてこ入れをすればジョー2のような名作になっただろう。
216 :
名無シネマさん :02/05/03 07:35 ID:/SGisV5/
尻切れトンボはある程度予想してたから気にならなかったが、 見てて「疲れたー! 早く終われー!!」って気分になってしまったのがなん とも・・・ 印象としては、3流の監督が1流のSFX技術で作った作品って感じだ。
最初からアカデミー完全無視、もっと一般人おいてきぼり、 ヲタクによるヲタク向け映画(良い意味で)にすればいいのに。 クリスマス公開もアカデミーを意識しているのだろうか。 PJはやっぱ賞が欲しいのかしらん、と思って幻滅。
218 :
199 :02/05/03 19:47 ID:ptBg58Jn
>>204 これは暴論だから強くは主張しませんが
アレで文句を言っている人間はこの映画を十全に楽しむ下準備が
出来ていないと思います。個人的に。
客にこれ以上媚びたら原作がある映画としての許容点を超えてしまうと思います。私見ですが。
一般観客のフォローと、原作ファンの要求を、ぎりぎりの点で 折り合わせた絶妙の出来だと思うんだが。 表現を変えれば、どっちつかずの中途半端とも言えるがな。
220 :
名無シネマさん :02/05/04 01:46 ID:EuDNkLpo
>>213 激しく同意。
所詮はヲタクの世界から抜けきれてないから
安っぽいことこの上ない指輪物語になった。
トールキンに合掌。映画化に激怒したトールキンの息子は正しかった。
そんな、PJには指輪物語を映画化する才能はありませんでした、なんて 身も蓋もない結論じゃ、ちょいと寂しすぎやしないかい? せめて、じゃあ誰が監督したらよかったとかさ〜、なんかないかね?
ようやくSF板でも貴重種だった原作狂信者が。
223 :
名無シネマさん :02/05/04 11:34 ID:M7OqKgcA
結末どうのってよりもオタク向けに映画作りすぎ。 映画見る前に原作よんでなきゃダメくらいの勢いでしょ、コレ。 同じような戦闘シーンの連続に何度眠りそうになったことか。 エピソードが多すぎてどのキャラにも感情移入できないし。 一緒に行った友達なんか、怒って途中でロビーに出て行っちゃった。 映像とか技術とかは確かに凄いけど、ほんとにつまんねーな、これは。 結構期待して見にいったのに本当にガッカリ。 2作目はビデオでも見る気ナシ。
>>223 理解力が足りないのをPJのせいにしたらいかんよ。
原作未読でも分かる人には分かる(字幕版でもね・・・・・・)。
アノ手の世界が苦手なら観に行くべきじゃないと思うよ。
226 :
名無シネマさん :02/05/04 12:44 ID:EWPlTWXk
>結末どうのってよりもオタク向けに映画作りすぎ。 これの何が悪いのかよくわからん。一部客層向けの 映画はダメなのか
映画や原作を分かっていてここが問題とか嫌いとか言っている人と、 たんに頭が悪くて理解できてないだけの人がいるね。 キライスレだから別にいいのかな。
228 :
名無シネマさん :02/05/04 14:42 ID:WzbhG14C
ときどきファンタジー適性のない人には向かないなんて発言を見かけるけど、 少なくとも原作を読み進めればそれほどディープなファンタジーじゃないよね。 さほど我々の現実世界と変わることがないと思うのだけどね。 SWのように宇宙をまたに掛けたというスケールでもなし、 波動砲やワープなんていう夢のような出来事が起こるわけでもない。 スケールはEU諸国や南北戦争レベルであり、さほど現実離れしてるわけじゃない。 ちょっと理解しづらいのは6千年前とかの出来事が、当然のように語られてしまうところ。 登場人物の一部が異常に長生きだってのも少し抵抗があるけど、これらは原作では特に強調されてないよね。 こだわっているのは原作ヲタだけでしょう。 トールキンもこの辺は物語の進行を邪魔しない程度に抑えているんだしね。 (正しくは出版社によって抑えられたというべきかも知れない) すると、唯一ファンタジー度のきついモノは指輪そのものだけだと思うんだよね。 それでも、指輪を捨てにゆく動機を成立させる程度に現実感が添えられていると思うのよ。 これくらいならば、馴染みのない諸外国の歴史モノとさほど差はないでしょう? 映画「ブレイブハート」をみながら歴史的、政治的背景を理解するようなものではないでしょうか? 原作でも田舎者ホビットを主人公として、我々の視点に近い存在が指輪戦争に関わるという 構成になっているわけだよね。 ところが、映画ではむりやり空想世界を観客に押し付け過ぎているんじゃないかな? 原作はこんなに酷くないと思うんだがなあ。 だからファンタジー適性がどうのって話ではなくて、PJがヘタクソという事に尽きるでしょう?
ファンタジィだからというより、人物の造型やストーリーが神話っぽい からのような気がするな。
228は原作をちゃんと読んでいるのだろうか。 そりゃワープや波動砲は出てこないだろうが、 パランティアだの玻璃瓶だの、魔法アイテムだってぞろぞろ出てくるし、 エルフやドワーフ以外にも、 バルログやシェロブのような精霊や怪物も、ナズグルのような亡霊も、 エントのような人間とはかけはなれた生物だって出てくる。 これが「夢のような出来事」でなくて何なんだ。 そりゃどんなファンタジーだって、現実世界を生きる人間が 感情移入できるようには作ってあるけれど(でなきゃ売れない)、 指輪物語がファンタジーの中でファンタジー度の低い小説だという説明には 228の意見は全然なってないんだけどなあ。
>230 概ね同意だが、228の言い分もわからないでも無い。 おそらく228は最近のハデな魔法や強力なアイテムがてんこもり、しかし人間ドラマ はスカスカのお気楽ファンタジーで育ったんだろう。 そういう作品と比較すれば228のような意見になるのも仕方ないと思われ。
>ハデな魔法や強力なアイテムがてんこもり、しかし人間ドラマ >はスカスカのお気楽ファンタジー 最近じゃこういうのを「ディープなファンタジー」というのか…… 228がちょっと哀れだ。
>228 >少なくとも原作を読み進めればそれほどディープなファンタジーじゃないよね。 >さほど我々の現実世界と変わることがないと思うのだけどね。 中つ国が非常にリアルに感じられるのは、トールキンが緻密に織り込んだ設定が功を奏しているからで これ以上ないと言うぐらいにディープなファンタシーであることの証左だと思うのですが・・・ >ちょっと理解しづらいのは6千年前とかの出来事が、当然のように語られてしまうところ。 >登場人物の一部が異常に長生きだってのも少し抵抗があるけど、これらは原作では特に強調されてないよね。 大昔の出来事がさも当然の様に語られるのは、取りも直さず登場人物が長い時を生きているからですよ。 原作のエルロンドが秘密会議で「最後の同盟の戦い」を見てきたように話すのは、まさしく見ていたからだと フォローが入ってますし。
どうも「指輪物語はディープなファンタジーである」ということに固執して 228の言わんとしていることの本質が見えていないような気がするんだけど。 本スレがファンサイトみたいになってきて何だかなあと思っていたら こっちでもそんな傾向になりつつあるような感じで鬱だ まあどっちにしても、もう二部公開まではネタ切れ気味なのかもだ。。。
235 :
名無シネマさん :02/05/04 22:49 ID:B6oUuQV8
>>234 じゃあ彼の発言の要旨を書いてくれ。
>SWのように宇宙をまたに掛けたというスケールでもなし、
ここのくだりで俺はもうお腹一杯だ。
>原作でも田舎者ホビットを主人公として、我々の視点に近い存在が >指輪戦争に関わるという構成になっているわけだよね。 228の意見で俺が肯定できそうな部分はここだけだな。
237 :
234 :02/05/04 23:35 ID:m0B1XA8V
うわ、やっぱりそう言われるか。
どうも自分は感覚的に物事を理解しようとするタチだから
他人に客観的に説明するというのがものすごく苦手なんだけど・・・
世間で一般的に認知されている「ファンタジー」ってのは
いわゆる「剣と魔法」だとか「ドラクエ」だとか、
要するに何と言うのかな、「子供だまし」なイメージだよね。
それに比べると指輪物語ってのはもっと全然、地に足のついてる話というか。
とても世界自体がリアルに感じられる。
それは
>>233 が言うように、言語から生活習慣まで、きっちりと設定がなされているから、ってのが
多分にあるんだろうね。
なんだけど、映画ではその世界の深さが全然描ききれておらずに
異世界を舞台にしたお話しなんですよ、ってのばかりが強調されてしまっている、と。
例えばただの怪物みたいなオークしかり、
魔法でクルクル踊る二人の魔法使いしかり、
いわゆる世間一般のステレオタイプにあわせられたドワーフやエルフしかり。
あとは個人的なことだが脳味噌で感じている時は至極現実的な風景描写が
実際に映像で見せ付けられると何だか違和感が、とか。
(これは単に自分に具体的な想像力が欠けているだけかも知れんが・・・)
うーん、駄目だ、やっぱり何か違う・・・・
>世間で一般的に認知されている「ファンタジー」ってのは >いわゆる「剣と魔法」だとか「ドラクエ」だとか、 >要するに何と言うのかな、「子供だまし」なイメージだよね。 ごめん、この時点ですでにあなたとは認識がちがうみたい。 っちゅーか、228もきっとそういうふうにファンタジーを認識しているのだろう、 ということだけはわかるのだが。
239 :
234 :02/05/04 23:54 ID:m0B1XA8V
>>238 だからさ、いわゆる*一般人*のイメージの話なんですが。
そりゃ、それなりにいろいろ本とか読んでれば
ファンタジーがどういうものか、ってのはわかりますよ。
でも、世間一般の人はそうじゃないでしょう。
「LotRはファンタジーの原典」とかいう文句で一般に向けて宣伝されているときの
「ファンタジー」という単語の使われ方の話しをしてるんですよ。
別に自分が、ファンタジーを「剣と魔法」だとか「ドラクエ」だとか
捉えていると言ってるんではないんですが。。。
228は「私はドラクエの洗礼を受けました」ってことだろ? さもなきゃファンタジーがファンタジー特有の安っぽいガジェットを 使ってるのが駄目といってるわけだ。
>あとは個人的なことだが脳味噌で感じている時は至極現実的な風景描写が >実際に映像で見せ付けられると何だか違和感が、とか。 これを言いはじめると、そもそも映画化は不可能(w 私は、映画はむしろ原作よりも現実世界に近かったような気がしてる。 アラゴルンもボロミアも、原作のほうは神話的だったけれど、 かなり現代の人間に通じるキャラクター作りをしてるでしょ。 だから、228や234の言ってることが、いまひとつ実感としてわからない。
228はファンタジー全般をひょっとして軽視してるかも知れないが、指輪世界は 現実味あふれたものとして評価してると思うんだけど。なぜ指輪物語の原作を けなしたみたいな言い方されてるのかねえ。
「ディープなファンタジーじゃない」「ファンタジー度がきつくない」を 褒め言葉として評価ポイントにしてしまうってことは、 結局はファンタジーより一般小説のほうが上、って価値観につながると思うのね。 評価はしているんだろうけれど、どうしても 「ファンタジーにしちゃ上出来」「ファンタジー色が薄いから読むに耐える」 みたいな言い方に聞こえるから、みんな反発しているんだと思う。
244 :
名無シネマさん :02/05/05 01:20 ID:iwnDO7w3
私はPJに反発したよ。 同人誌みたいな映画にしやがって。
245 :
名無シネマさん :02/05/05 01:22 ID:iwnDO7w3
あ、誤解を呼びそうなのでもうちょっと説明すると 「原作に忠実にしまそた。」てなことを言ってる割には ここでも何度も言われてるようだが安っぽい。 だから「原作のファンがはしゃいで作ったパロディ同人誌」みたいだってことを 言いたかったのだ。
246 :
228 :02/05/05 03:15 ID:0N1ZJil7
あらあら「ディープなファンタジー」って言葉がいけなかったのかねえ? ちょっと表現が迂闊だったことは認めよう。 とりあえず「ディープなファンタジーじゃない」は撤回します。 スターウォーズは宇宙で戦争やってるでしょう。あれは、指輪物語で描かれている お馬さんにのって槍もって弓が飛んでくる戦争よりも遥かに非現実的じゃないかい? なにしろ人類は宇宙空間で戦争なんかしたことないんだしね。 それに比べたら指輪戦争は「戦国時代みたいなもんだな」と受け入れやすい筈だよね。 それで、では指輪物語でファンタジー特有の、想像の飛躍を受け手に要求する要素を突き詰めて考えると、 指輪の力と設定と、やたらと長寿な各種族だろうと考えられませんか? 細かな、例えばオークが近付くと光るつらぬき丸などは、確かにファンタジーならではの 胸踊る設定ではあるけれども、ストーリーを展開させるためのギミックだろうと思うのです。 これらのギミックやアイテムは指輪物語の核を成してはいません。 指輪物語全体を横溢するファンタジーの要素は言うまでもなく指輪の力そのものですよね。 指輪の力を中心とした事件や戦争に関わるホビットが描かれ、それを通してエルフやドワーフ、 人間、エント族、これらが属する世界が語られるという構成だと思います。 そう考えると、ファンタジーを苦手な人が敬遠しがちになるのは「指輪の力と設定」になります。 トールキンがこの事を意識したかどうかはわかりませんが、原作では「指輪の力と設定」に関して、 積み重ねて理解できるように配慮されていると思います。 例えば「旅の仲間」の結末で、指輪の成立に関係ある種族のエルフ、ドワーフ、人間は対抗する事ができず、 結局ホビットだけが頼みの綱になるという構成が「指輪の力と設定」の具現化であると思えます。 つまりもっとも顕著なファンタジーの要素を現実感を伴うように描いているのでしょう。 この他にもビルボやゴクリ、ボロミアのケース、ナズグルの存在など様々なパターンで 指輪の力と設定が語られていますよね。 これだけ一つのファンタジー的要素を突き詰めているという意味ではディープと言えますが、 反対に実にシンプルな構造とも言えるではないですか。 極論してしまえば「指輪の力と設定」さえきちんと納得させてしまえば、ファンタジーが苦手な人でも 容易に世界観を把握できるのではないでしょうか。 決して「指輪物語」はファンタジー適性がなければ読みにくいというものではないと思います。 映画ではこの「指輪の力と設定」を観客に納得させることに失敗しているから、 設定や世界観を把握できずに置いてきぼりをくらう事になるのではないでしょうか。 これは「旅の仲間」全体に渡ってじわじわと解説されてゆく構成を、PJが理解していなかったか、 理解していたけど表現できなかったのではないかと思うんです。
247 :
246 :02/05/05 03:36 ID:0N1ZJil7
弓は飛んで来ないな、矢です、矢。
ちなみに
>>228 の発言に対してドラクエやらライトファンタジーを
引合いに出される事の意味がさっぱりわかりません。
言いたい事はわからんでもないが、 「結論先に有りき」という感じでチト論理展開が強引だな。 「指輪物語」の部分を「スターウォーズ」とか 他のファンタジーやSFに代えても 似たような論理展開で同じ結論が出せそうな気がするよ。
248に同意。 ってか、「細かいものはしょせんストーリー展開のためのギミック」 って言っちゃうんなら、ファンタジー小説なんてどれもそうよ。 主題となる設定はひとつ。 それでもファンタジーが苦手な人は、そもそも別種族が出てくるところで 転んじゃったりする。 228は、具体的にたとえばこういうシーンを自分ならどうする、と 語ってくれたほうが、みんなにはわかりやすいと思うよ。
>>246 宇宙戦争自体がエルフとかと同レベルのガジェットですよ。
宇宙戦争は結局艦隊戦と空軍と構成されてます。
指輪の力についてはPJは把握してるから結局会議を破綻させたり
アラゴルンに呼びかけたりという演出が直接的すぎるのが原因ですね。
あるいはあのちゃちい指輪がプルトニウムでもないのに邪悪の力を持っているという
事実を受け入れること自体がファンタジー適正かもしれません。
251 :
名無シネマさん :02/05/05 13:40 ID:yV1Uah6o
>>228 、
>>246 の意見にかなり同意の者です。
>>230-233 >>235-236 >>238 >>240-243 >>228 の場合の「ディープなファンタジーではない」というのはむしろ誉め言葉だと思うのですが。
指輪物語が細かい背景設定を持ちつつも、
本編自体は細かい下準備の知識無しでも普通の冒険物語としてすんなり入っていける、
自分の空想の範囲内で変換、映像化しやすい作品だ、と言ってるのでは。
>>249 、「細かいものはしょせんストーリー展開のためのギミック」 てのは
ファンタジー小説だけじゃなく、ほとんどのフィクションにおいていえることだよ。
だから、
>>246 の言ってることは、すごくまっとうな意見だと思うが。
>>250 「あるいはあのちゃちい指輪がプルトニウムでもないのに邪悪の力を持っているという
事実を受け入れること自体がファンタジー適正かもしれません。」
逆に言えば、あなたの言う「ファンタジー適正」の低い観客に、
指輪の恐ろしさを伝えることが出来るか否かが、監督の手腕の見せ所では?
それ(指輪の重要性、恐ろしさのアピール)が上手く成功していない、ということでは。
252 :
246 :02/05/05 15:16 ID:t9I2nZDM
>>248 う〜ん、論理が破綻してると言われたらそうかも知れないなあ。
別に論理を言いたいわけじゃなくて、あくまでもおれの感想だからね。
>>249 具体的には、ホビット目線を重視すれば済むことだと思うよ。
細かなシーンの代案は前レスでたくさん出ているので割愛してみたの。
>>251 ありがとう、好意的に理解してくれて。
でも「ディープなファンタジーではない」はやっぱり語弊があり過ぎたようです。
「シンプルなファンタジー」とか「理解しやすいファンタジー」の方が適切だったのでしょう。
>>251 >「細かいものはしょせんストーリー展開のためのギミック」 てのは
>ファンタジー小説だけじゃなく、ほとんどのフィクションにおいていえることだよ。
だからわざわざ指輪物語を説明するのにそんな当たり前のことを持ち出さなくてもと、
みんなそう言ってるの。
ところで、「理解しにくいファンタジー」「シンプルでないファンタジー」って、
たとえばどんなものですか?
何でそこまで粘着に絡むんだかわからないなあ・・・ そんなに指輪物語が正統で重厚なファンタジーであるということを語りたいなら SF板あたりにでも逝けばいいんじゃないの? すでに議論のための議論になってる気がするんだけど。
>>254 SF板の指輪スレの人は20年前からそんなことは知っているのでいいのです。
256 :
名無シネマさん :02/05/05 16:19 ID:yV1Uah6o
>>253 今回の映画で、ギミックと主題の逆転現業がおきてる、って話なのだから、
「こんな当たり前のこと」を持ち出す必要があったのですよ。
257 :
254 :02/05/05 16:41 ID:bCA6QOLg
>>255 いやだから、ここでファンタジーの定義云々について話すのは
場違いなんじゃないかと言いたかったんデスガ・・・
そんなことまで一々書かないとわからないのか。。。
>>257 バカだなあ。分かっていてからかっているだけじゃん(w
マジレス恥ずかしくない?
マジレス厨って鬱陶しいな。 中学生くらいなのかな。 頭の堅い主婦とか。
こんなだから指輪ヲタは嫌われるんだよな。
>>262 2chでこんなこといってもしょうがないが,
いっしょにするんじゃねえよ
頭の固い奴UZEEEから一足飛びに指輪オタUZEEEにしたい奴がいるな
265 :
名無シネマさん :02/05/07 11:51 ID:L1EkCnyo
さて、結末とファンタジー論になる前では、ロリアンに到達するところまで、 批判を押し進めて来ています。 ロリアンの御前会議は指輪物語全体の要とも思われる大事なシーンですよね。 映画という媒体になって一番苦しくなったのがこの御前会議ではないかと思います。 ボロミアやレゴラス、ギムリなどの新たなキャラクターが登場しつつ、 彼らが持つ祖国の事情やアラゴルンの素性が語られ、中つ国の勢力分布に触れながら、 かつ、指輪の運命が決定されるのでとても大事なシーンですよね。 原作では登場人物の各々が延々としゃべりまくるわけですが、これをそのまま 映画にしたらやっぱり退屈してしまうでしょう。 そんなわけで制作側も映像化以前に、脚本で頭を悩ませたのではないかと思われます。 脚本に関しては、全てに於いて説明不足なのは否めないのですが、 おれはもっとビジュアル的な訴求をしたらわかり易くなったようにも思います。 単純に言えば、異なる種族が一同に会するという絵柄の違和感が 不足していたのではないでしょうか? 各々の種族の立ち位置や仕草を考慮するのもさることながら、 コスチュームをもっとバラバラなイメージにして、後にエルフのマントで 統一された方が物語の流れをより強く訴える事ができたと思います。 とかく映像美を賞賛される方がいますが、このように物語に付随する映像としては、 こだわりが全然足りないと感じます。
>265 >ロリアンの御前会議 裂け谷の秘密会議のことですよね? それともネタ……ですか(汗 #ロリアンは奥方(&ケレボルン)の森
268 :
265 :02/05/07 13:58 ID:L1EkCnyo
>>266 お、そうだ。間違えました。裂け谷ですね。
>>267 だって、アラゴルンとボロミアの区別がつかない人もいるんですよ。
ヒゲと長髪は仕方がないとしたら、コスチュームはもっと特色を出すように
配慮した方がいいと思いませんか?
ホビットの4人まで見分けられるように変えろとまでは言いませんが、
同じ人間でもアラゴルンとボロミアは、後ろ姿でもすぐに判別できるくらいの方が
立場の違いや違和感が出せたのではないでしょうか?
レゴラスと乗馬姿のアルウェンにも同じような事が言えると思います。
もちろんマンガのようになってしまう恐れもあるのですが、
第二次大戦中のドイツ、アメリカ、イギリス、フランスの兵隊ぐらいの
見分けが出来ても不自然ではありませんよね。
衣装のせいというよりもモリア辺りは画面が暗いからなあ。 背格好似ると仕方ないよね。
>だって、アラゴルンとボロミアの区別がつかない人もいるんですよ。 宣伝に乗せられた普通の映画好きにとっては、 区別がつかない可能性が高いと思いますよ。 私は、かなり注意して二回目を見ましたが、 場面によっては混同してしまったと思います。 「盾」があるところでは自明なのですが。 さらにいえば、ガラドリエルとアルウェンの区別すら できてない人もいるようですよ。 出る場面が違うから混同しにくいですけど。
確かにSF板でも「見分けがつかん」レスは大変多かった
でもねー、見分けられる・られないは、日本人(というか欧米人以外)の問題だからなあ。 欧米人が見たら、アラゴルンとボロミアは全然ちがう顔だし。 映画作ってるスタッフからしたら、そんな問題は想定外なんじゃないかな。 もちろん、海外の観客のことも考えろ!って意見もあるだろうけど。 ……いや、実は私も昔ユージュアル・サスペクツで真ん中くらいまで誰が誰なんだか 全然わからなかったことはある……
>>272 同感。
しかし、ユージュアルでその状態に陥ってしまったとすると、
映画鑑賞上、かなり辛かったのではでは(w
関係ないのでsage
274 :
名無シネマさん :02/05/08 04:17 ID:U/ijfAJM
275 :
名無シネマさん :02/05/08 08:09 ID:xE8By3HM
>274 「乙女」スレで 9 と 11 は俺なんだけど、やっぱ、PJの演出スタイルが 自分とは根本的に合わないみたい。一時もじっとしていないカメラワーク、 「絵」として奇妙なカメラアングル、ユーモアのセンス、全てピントが ずれている気がしちゃって。「乙女」の話には何の先入観もなく 見たのでPJの演出を虚心で見ることができたと思うが、感触は「指輪」と かなり似たものだったな。PJのセンスはオタク的というより、やっぱり *幼稚*っていうのが一番近い気がしたよ。
276 :
272 :02/05/08 14:09 ID:nwaKStr3
>>273 そりゃつらいの何のって……
たぶん見なおしたほうがいいんだと思うけど、エンディングだけは脳裏にしっかりと
焼きついてしまっているという(泣
スレちがいごめんなさい。
ボロミアをもっと大男にしたらよかったと思うんだよな。 原作とはちょっと違ってしまうし、ショーン・ビーンのボロミアも捨て難いけど、 そしたら、軍人の兄というイメージを体現できたし、痩せたアラゴルンとの対称も表れるし、 クライマックスでとち狂ってしまったところや、壮絶な最期も映えたと思う。 娯楽映画なんだから、こういう当たり前の絵づくりを押さえておかないとねえ。
あの映画だから寸法はどうにでも出来たと思われ(w ショーン・ビーンは悪くなかったよーな。
>>278 寸法はどうにでもなってないってばさ。
重箱の隅をつつくような事になるから、あまり言いたくないけど、
顔の大きさの対比とか、ホビットの身長が伸びたり縮んだりしてるよ。
まあ、それでもうまく撮ってるからみんな大目に見てるんでしょう?
厳しい目で見たらホビットの映像化は完全に失敗してるよ。
280 :
278 :02/05/08 16:49 ID:HyXF4lKF
>>279 まあ、フロドの方がガラドリエルより顔がでかいのはどうかと思ったけどね、たしかに。
281 :
名無シネマさん :02/05/09 14:36 ID:cJFVHu1U
「原作ファンに気を遣って作ったら、冗長で無駄なシーンが多い退屈な映画になってしまいました」 ということなんだろうね。
第2のネバエンもいやだけどなあ(´-`)
>>272 欧米でもアラゴルンとボロミア、ピピンとメリーの区別ついてない人は
たーくさんいました。
このスレに出てくる「欧米の人は〜」ちゅう思い込みで語りがちな人よ、
君は欧米に住んだことがあるのかい、本当に?と時々思うよ。
284 :
名無シネマさん :02/05/09 21:10 ID:sC4od6MS
メリー、ピピンの区別って原作でもそれほど明確じゃないよね。 映画で見分けられなかったのは一概にPJのせいとは言えないと思う。 ボロミアとアラゴルンに関してはあれで区別がつかない人は どんな映画観ても区別がついてないと思われ。
>>281 モリアの階段飛び越しやアラゴルンとラーツの一騎打ちなどの映画オリジナルで
まったく不要なシーンまで原作のせいにされてはあんまりなような。ついでに、
また溺れるサムやトロル戦などのやたら引き伸ばされて間が抜けたシーンも。
286 :
名無シネマさん :02/05/10 00:33 ID:WB4RgucI
>>284 映画で区別がつかないのは、映画を作った奴の責任でしょ。
こういう擁護にもなってない擁護をする奴って何?
>>286 区別ついてるやつは初見で10歳でもついてます。
自分の頭の悪さと内容についての批判を一緒にするな。
欠点の多い映画だしそれは批判されても当たり前だけど、
なんかレベル低いところで文句言ってるのはこういうタイプの方だね。
>>284 >>287 正直、オレもアラゴルンとボロミアは区別付けにくかった。
せめて髪型くらい変えておけばよかったものを。
ていうか何で君たちはそんなに偉そうに言うかな。
>>285 や、原作の批判ではないでしょう、たぶん。
原作のアレンジが下手だった、って事ではないかと。
289 :
名無シネマさん :02/05/10 06:05 ID:XbkbQves
「正味約三時間でエロ一切無し」に文句つける人はいないんですか?
>289一応参考までに聞いておきたいが、チミはどの女優に エロして欲しかったですか?
>>288 髪型の区別って、、、
人間は皆同じ髪型ですがなにか?
>>286 あのな、そういうことを言ってるんじゃないんだよ(笑)
君の言ってることは「馬鹿な学校でも、一流大に進学する人は
います!」的な「一部の人を取り上げてどうするよ。」って例ね。
一部の10歳の子供が分かってようと、「分かりづらい。」「区別つかない。」
って声が、結構出てる事実に変わりはなし。
それにみんな本気で区別つかないって言うよりも「かぶってるね。」って
意味で使ってるかってんだと思うんだが、ムキになってる馬鹿には
分かんないだろうね。
>>292 見分けられない奴がバカでも
そっちの方が多いならやっぱ映画として問題あるよな。
>>292 あんたさんが凄くムキになっている文面に思えるんだが落ち着かない?
一部の10歳じゃなくて合う合わない(感性が)の問題だと思う。
後は集中力と理解力も必要だろうね。
というか区別が付かない人は本当にどこを見ていたんだろうと思う・・・・・。 寝てたんじゃないの?タイトルどおり。 それなら仕方がない。
>>293 問題あるというのはきついですが、メリピピの区別がつかなくても
映画で何の問題もないのに対して、アラボロの区別がつかないと
やばいので、もうちょっとキャラ立ちを分けたほうが良かったと思います。
>>294-295 292の文章をよく読んだ方がいいと思いますが。
「かぶってる」って言葉の意味を理解しましょう。
更にキャラクターがかぶってることと、感性の問題は
全く次元が違います。
話をずらさないように。
っていうか、単なるマンセーならこのスレにいること自体が
間違い。
299 :
名無シネマさん :02/05/11 23:32 ID:RSzrccSW
あ〜、なんだかな〜。 キャラの見分けがつくつかないというのが問題ではないんじゃないの? エルロンドのとこで行われた中つ国サミットの描き方を批判してるわけでしょ。 まあ、その一つとしてコスチュームというポイントがあるわけでさ、 アラゴルンとボロミアという同じ人間でありながら立場の違う者が あすこで会議していて、結論として旅の仲間チームの結成というのが うまく描かれていたのか?という事でしょう。 あそこで長々と説明してたらそれこそ寝てしまう人が続出しちまうから、 台詞のやりとりとしては説明不足だけど、まあ、しょうがないとして、 ビジュアルとしての演出は説得力に欠けていただろうという事ですよね。
300 :
名無シネマさん :02/05/12 01:32 ID:F3w+3Teh
ビジュアル的なわかりやすさよりも当時の男たちのコスチュームや 髪型に対する信憑性をPJは尊重したのだっと擁護してみる。 やっぱりアラゴルンをダニエル・ディ・ルイスにしてりゃ良かった。 ルイスがダメなら、もっと老け顔の俳優。 全ての間違いはアラゴルンの性格設定の改悪に…(以下略
301 :
名前無シ :02/05/12 01:43 ID:VJ91k6H3
確かに長い映画だったけど寝なかったな ただちょっと中盤がだるくなったけど(w
>>300 信憑性??
あいつらの着ているものって、つまりは民族衣装なわけでしょう?
たとえばイギリスの各民族が集まったとしたらどうなるよ?
あの絵面よりももっとバリエーションに富むことになると思うよ。
アジアの民族だって、日本と中国と韓国が集まったら全然違うよね。
だから、あれにはリアリティも信憑性も感じないよ。
ほんとはよく見れば違うんだけど、小手先の違いに留まってしまってるんだよね。
ボロミアがずーっと角笛を口にくわえてて、会話も全部「ぼー、ぼっぼー」 と角笛でやってたら、わかりやすかったかもしれないね。
映画観てる最中に眠くなるのはオナニーのしすぎなんだよ!!ボケェ(゚д゚) ということで ===============糞スレ終了================
305 :
名無シネマさん :02/05/12 17:44 ID:VcSh82TT
しょーがねーじゃん。他人がやってるRPG見てるみてーな映画なんだからよ。
306 :
名前無シ :02/05/12 21:01 ID:VJ91k6H3
ガンダルフ喋る時なんか口笛ふいてるような 音が入る(w
この調子で行くと、TTTではアラとファラを筆頭に メリピピ、アルウェンとエオウィン ..などなどの見分けがつかない人続出? このスレの人は続編なんか見ないか...
309 :
名無シネマさん :02/05/13 03:13 ID:kOxqUltS
アラゴルンとファラミアの区別はついても、 ボロミアとファラミアの見分けがついていない人はちらほらと見かけるよね。 そんでもって更に白くなって復活する爺様の登場でサルマンとの見分けが つかない事は必至。 メリピピは一緒にいる内はいいけど、分かれた後はこんがらがりそうだ。 ま、これは原作もうっかりすると混同してしまうから無理もない。 そう言えばファラミアとエオメルも似てるな〜。 (エオメルはがっちり鎧を着てるだろうから大丈夫かな?) こりゃ大変なことになりそうだなあ。 … まだ、いたよ、似てる人達。 セオデンとデネソール…もう、絶望的に難解な映画になりそうだね。
310 :
名無シネマさん :02/05/13 03:27 ID:onbw3qJ5
メリピピは別れた後のほうが見分けやすそうだけどな。 環境やまわりの人たちが変わるから。
311 :
名無シネマさん :02/05/13 03:37 ID:kOxqUltS
>>310 いや、実際のところ環境やまわりの人たちの違いで見分けるしかないでしょう?
すると本人たちメリピピのどこがどう違うのか?がよくわからなくならないかい?
その後、合流してしまうと、どっちがどっちに付いていったのか、
はっきり言って即答できなくないですか?おれは、かなり自信ないなあ。
312 :
:02/05/13 03:44 ID:i/zCy/Zy
俺昨日観たけど、なんかドラクエを映画にしたようなもんだったね。 はっきりいってクソだわ。 最近ゲームをそのまま映画にしたようなの多いね〜。
滅多に映画館に見に行かないで、久々に映画館に観に逝ったヤシ多いだろ。
ヴィゴモー点線とショーンビーンなんて一目見りゃ一発で気づくって〜のw
そんなトーシロな意見は批判にもなにもなりゃしないよ。
>>275 幼稚ってのと君がPJの演出が趣味に合わないとは意味が違うだろ。
PJの演出が君の趣味とは合わなかったよという事。それだけでいいんじゃね〜の。
ま、第2部は確実に観ない方がよろしいですな。
それでまた観に逝って演出に文句逝ってたら完璧にアフォだな。
314 :
名無シネマさん :02/05/13 04:48 ID:6ClbztIE
>>311 ずーっといっしょにいて似たようなことしてるから見分けにくいのであって、
しばらく別行動しててくれれば、それぞれのストーリーといっしょに顔を記憶できるから、
その後また合流しても見分けられるようになると思う。
別々に出てくりゃ、メリーとピピンだってそんなに似た顔じゃないよ。
315 :
名無シネマさん :02/05/13 11:43 ID:N3A6Qz1R
予備知識なしで字幕版見て寝た奴です。 はっきり言って「金返せゴルァ」でした。 が、友人が思いっきりはまっておりまして、来週3回目を見に行くと言っていました。 で、私が「悪いんだけど、あれ、ものすごくつまらんかった」と言ったら 「それだったら、吹き替え版見てみなよ。」ということなので、 一緒に行くことにしました。さて印象は変わりますかどうか。
>>284 メリとピピは行動パターンが違うので、
見分けがつかないという人は、映画をよく見ていないだけ。
原作においても、この二人の行動には大きな差がある。
メリとピピの違いは本スレでは随分前に出ている。
今更議論するまでもない。
大体この二人の声や顔は全然違うし、服の色も違う。
見分けがつかなかったという人は
字幕ばっかり見ていたということを自ら露呈している。
>>315 初見の印象が強くて、全く印象が変わらない人もいるので保証はできない。
内容については十分理解できると思う。
>>316 わるいんだけど、ここでは発言に対する論評は求めていないよ。
言及されている映画のシーンなどについて、あなたなりの意見を語るだけで
いいんじゃないの?
発言者の映画の見方をどうこう言い始めたらキリがないでしょう?
メリピピやアラゴルンとボロミアの区別がつかないなんて、
おれも信じられないけど、実際にそうした声があることは否定できないでしょう。
基本的にここは、この映画をつまらないと思っている人達が集まっているわけで、
つまらないと思った原因の一つとしてキャラの不明瞭さが挙げられているのでしょう。
それで、本スレだろうとどこだろうとキャラはちゃんと描き分けられていたと
力説したところで、その人のつまらないという感想が変わるわけはない。
また、ここでクソミソに批判されているからと言って、おもしろいと思った人の
感想が変わるわけもないでしょう?
ときどき勘違いした人が現れるので苦言を呈しました。(ごめんね)
メリピピ、人間ズの区別はつかなかったのですが、 (戦闘シーンのみ)面白い映画だと思ったです。 スレタイトルに外れているのでさよなら・・・
320 :
315 :02/05/13 13:21 ID:N3A6Qz1R
>>317 別に印象が変わる保証なんて求めていませんよ。
>>320 ストーリーやキャラクターは、理解しやすくなるはず。
映画版では、アラゴルンに遭うまでの過程が驚くほど短く、 メリピピを区別できる前に裂け谷会議であっという間に人数が増えてしまう。 そんなあたりが、メリピピやアラボロのキャラ判別不能に陥らせる一因かな。 これは、もしかしたら未公開部分で補えるかも? 衣装の色とかをもっと区別すれば、っていう意見があったけど あんまり派手な色は似つかわしくない、というか、安いゲーム画面みたいに なっちゃう危険もあるように思う。 ..こっちはすでに撮影終わってるから難しいよねえ。
おそろいのマントが敗因。
>>322 ん〜、何度も言うんだけどさ、アメリカ兵とドイツ兵、それから日本兵くらいの違いで
いいんだってばさ。
これらはシルエットでも判別がつきますよね。
帯の締め方やそでの位置とか、肩口の作りや襟のまとめ方とか、全然ちがうでしょう?
生地の色やヘルメットの形状も同じような目的のハズなのになぜか違うではないですか?
そしてまた、それらが民族の特徴的な性質を表しているようにも思えませんか。
こういう風に考えると、登場人物の見分け以前に「指輪物語」を形作る上で衣装に関して
もっと配慮されるべきだったのではないか?と思われるのです。
>>324 しかし本スレの見分け方、には、
ボロミア、服が上等。丸い盾。
とか、
メリー、黄色いベスト。
ピピン、青マフラー。
といった服装分けが書いてあるよ(それで分かるだろ、と)。
>>325 ぬううううう、だからそれは、登場人物の見分け方の目安だろ?
普通は顔を見れば見分けられるの。
衣装は登場人物達を見分けるためにあるわけじゃないでしょう?
(ゴレンジャーじゃないんだから)
着ている人の立場や行動、シーンの説明を担う重要なビジュアルの一部でしょう。
だから、ボロミアの大国の軍人という立場と、アラゴルンの野伏という設定が
対極として衣装に表れているべきだろうと言うのよ。
こうすれば衣装が、観客が物語を理解する上でも役立つ説得力と成りうるわけ。
それにも関わらず、ボロミアとアラゴルンの区別が付かないという声があがるのだから、
衣装はもっと考慮すべきだったのではないか?と。
や、ボロミアの服が上等だというのは普通分かる、っての。 だから本スレの区別法に出るくらい。 勿論身分も表されているわけだし(途中からお揃いマントになっちゃうけど)。 見分けられない方が悪い。 メリピピは確かにようわからん。 サムだけホビッツの中で身分が低いというのも衣装じゃワカラン。 それはNGと思う。
328 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/13 21:24 ID:zuCsfcUE
いや〜、指輪ヲタだけどメリピピは1回目では解んなかったヨ。
てゆ〜かメリピピにはそれ程、第1部では注目してなかったし
目はフロドやガン爺に行くし。
アラとボロは字幕版なら声でスグ解る(いや、ちゃんと顔でも解ったが)
でも、演技の仕方も全然違うんだが・・・?
>>327 サムだけ身分が低いというのは可哀相だなあ。
>>328 たしかにメリピピわかんなかったな。
おれも「今バカなこと言ったからこいつは多分ピピンだろう」
くらいに区別してた。
メリピピは2人のうっかりハチベエという括り方だったね。
331 :
284 :02/05/13 22:37 ID:utWxuUZ0
映画のメリピピについての細かい差異はまあ置いといて、 「原作においても、この二人の行動には大きな差がある。」ってどこら辺? このスレで聞くことじゃないんだけど、アナタの思う「大きな差」を ズバリ一言で指摘してもらえないか?
332 :
284 :02/05/13 22:39 ID:utWxuUZ0
メリピピ、名前を出しての初登場シーンが「煤で顔真っ黒」なんだもんなあ。 なにがなにやらですわ。あそこでまともに顔出してれば、ちょっとは違ったか?
334 :
名無シネマさん :02/05/14 04:53 ID:As/Lqub5
どうしても登場人物の見分けにこだわるかね? 映画の衣装とは?にならないかなあ? せっかくだから、いろんな論点で語った方が有意義と思うのだけどな。
335 :
名無シネマさん :02/05/14 05:49 ID:C65JmQeH
人物の見分けなんてそんな難しいことじゃないじゃん。 初見で大体分かるよ。名前と人物が一致しないなら分かるけどさ。 人物の見分けがつかないのはどう考えだってちゃんと観てないだけじゃん。
336 :
名無シネマさん :02/05/14 07:39 ID:xz73axPh
>人物の見分けがつかないのはどう考えだってちゃんと観てないだけじゃん。 そういう意見多いけど、たしかにそのとおり。 だってちゃんと観る気にならない映画だったんだもん。 観客をちゃんと画面にひきつけることができない作品ってことよ。
本スレに区別法が出るくらいに判別できなかったやつが多いということでは。
>>336 それを言ったらオシマイ、っていうか逃げの論法だね。
>>337 これはその通り。
名前が覚えにくいというのもあるけど。
340 :
名無シネマさん :02/05/14 08:47 ID:ZduipWYY
ふだん映画はテレビの吹き替えでしか見てない人がたまに 劇場に観に行き、字幕読むのが精一杯だったっていうのもあるんじゃ。 字幕を読みながら画面の隅々まで注意を払うっていうのは 慣れていないと以外に難しいものなのかも。あの映画で人物の見分けが 難しかった人は、洋画見る前はいつも俳優の予習をしていったほうがいいと思う。
結局、人物が見分けられるかどうかは個人の資質による部分が大きい。 見分けられないからクソという論調はそもそもおかしい。 外人が日本の時代劇物見て和服ちょん髷の日本人をどこまで判別できるか という問題と同レベルだろ。 それはもはや映画の批判ではなくて個人の資質の問題。
予習するとエージェントスミスがスポックの真似してるに見える罠。
>>331 映画板でする話ではないと思うが。
とにかくユリイカ特集号でも見れ。
344 :
名無シネマさん :02/05/14 12:49 ID:rq2todvF
>>338 とりあえず、あんたはこのスレのタイトルと1を読んでくれ。
345 :
名無シネマさん :02/05/14 13:04 ID:xz73axPh
指輪ファンってキモイ。
347 :
名無シネマさん :02/05/14 14:09 ID:+9+OLky+
なんか授業に集中できないのを「せんせーのおしえかたがわるいから」と 捨て台詞で逃げているヤシがいるようで。 おまえの頭が悪いだけなんと違うかと。 でも確かにつまんない授業にはのめりこめないわな。 だから具体的に何がつまんないまで言ってくれれば違う展開になると思うが。
348 :
344 :02/05/14 14:21 ID:rq2todvF
>>346 いいや、別人。
あのね、このキャラの見分けがつくつかないって話題は、
そろそろ100レス近く続いているんだよ。
その内容を要約すれば、
「見分けがつくと言う人と、見分けがつかないと言う人がいる」だと思うの。
でね、このスレの主旨としては
>>336 の言うとおりであり、
見分けがつかないと言ってる人達の中には、根本的に映画がつまらないから
見分けようという意志に欠けていたのではないかと考えられるでしょう?
例えば、見分けられるようなメリピピのおもしろいエピソードが
映画の中に収められていただろうか?などを話した方が有意義だと思いませんか?
つまりね、このスレでは
>>336 の発言はオシマイではないんですよ。
そこからはじまってるんですよ。
しかしあの映画がつまらない(肌に合わない)という奴はメリピピの区別がつこうが 人間達の区別がつこうがやっぱりつまんないと言うのではないだろうか。 区別がつくつかないが致命傷ではないと思う。 あのテーマを面白いと思えるかどうかではないかな。 感性の良し悪しを言っているのではなく。
>>349 いや、実際のところメリピピの区別がつかなくてもストーリーは追えるので、
区別がつかなくて困るのはアラゴルン&ボロミアの方ではないかな?
アラゴルンとボロミアの区別がつかない人は、いきおいガンダルフとサルマンも
同様のことと思う。
こんな人は、まさか冒頭のエルロンドと裂け谷のエルロンドが同一人物であることも
気付いてはいまい。
もちろん、サルマンとサウロンを混同してることは言うまでもない。
当然の事ながら、映画では少し説明不足だった(いや、ちゃんと説明はしてるんだけど)
ナズグルとウルクハイ、そしてモリアのオークが別組織であることもわからないだろう。
バルログはさしづめ敵が送り込んだ最強の刺客にみえるんでしょうな。
はたして、彼はこの物語を仮面ライダーと変わりないと思っても不思議はないぞ。
テーマ自体に興味がなかったり、異世界ファンタジー的なものを 初めから受け付けないタイプの人の「つまらない」はもうしようがないね。 見る映画が違ったというしかない。ここはやっぱり映画が目指してるものが 好きか、原作ファンなんだけどあの映画には納得いかんぞ!って奴のための スレなんじゃないかと。
>>331 時間的に無理なのはわかっているけど
原作だとピピン→メリーで、別々に合流するから
まだ区別つきやすかったかもね。
#この話題はもう終わったかもだ?
>>351 でもさあ、原作はそれほど敷居の高いファンタジーとは思えないんだけどねえ。
原作を敷居が高いと思う人はおそらくドストエフスキーも読めないと思うのよ。
ほんとは原作も比喩や形容を極力避けた簡潔な文章が多いんだけどね。
それで、「スターウォーズ」が楽しめる人は「指輪物語」も抵抗ないと思うんだよ。
抵抗ないハズ、と言ってもいい。
ところが「ロードオブザリング」は、なにやらちょっと違うと感じる人がいると思うのだよな。
だからね、異世界ファンタジーでも(SWのように)受け入れやすい作品のハズなのに、
なぜか映画は受け入れにくい作品になってしまっていると思うのよ。
これは批判されるべきポイントだと思わないかい?
>>353 「指輪」は充分敷居高いと思うけど。まず長い。これだけで
読まない、もしくは読みきれない人続出。
読んでる内に何がなんだか分かんなくなってきて、はまる前に
「こんがらがった」で挫折する人も続出。
私も原作は好きだが、指輪とドストエフスキーを並べて語る辺り
なんだか「読めない人は知能低い。」みたいな煽りが感じられて
感じ悪いです。はい。
355 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/14 17:56 ID:GqH/uscD
てゆーか・・・ボロとアラの区別がつかんかったって人は・・・ ショーン・ビーンを知らなかったっつう事で・・・(涙 まあ、イイよ。 外人だって、ちょんまげの妻夫木とキムタクの区別はつくまい。・・かな?
356 :
名無シネマさん :02/05/14 17:56 ID:W0DLOBBm
>>353 SWが一般に受け入れられやすい作品だとは思えん。
EP1なんてロード以上に説明過多だぞ。
>>355 ショーン・ビーンってイギリスでは有名な俳優だから、
映画板の人ならみんな知っているものとばかり思っていた。
みんなイギリス映画は観ないのね…。
>>354 ん〜、
少なくともあんたにはドストエフスキーどころか、指輪物語も読めないと思うぞ。
ファンタジー度の話をしちょるのよ。
ドストエフスキーは純文学小説のたとえだ。
知能が低いとまでは言わんが、読解力に難ありと先生に言われるだろ?
ルーカスはなんだかんだいっても映像的な語り口は上手いと思うよ。 面白いかどうか別として演出はしっかりしてる。 PJの映像作法はもっと実験的っていうか、インディーズっぽいっていうか、 上手くいえないけど安心して見てられない危なかったしいところがあるんだよね。 まあルーカスもインディーズなんだけども、PJよりはもっと正統的な 演出だし、ストーリーの説明の仕方やキャラの描き方はずっとわかりやすいと 思うな。
あの、ちょっと叫びたいんですが、いいですか? 「スターウォーズ」って言ったら「スターウォーズ」に決まってんだろ! 「スターウォーズ」は一本しかねえんだよっ! 失礼しました。
>360 私はESB公開以降の生まれなのでスター・ウォーズは シリーズのタイトルとして認識してますが ところで一作目のタイトルはロード・オブ・ザ・リングで 日本では定着してしまうのでしょうか・・・ 作品のおもしろさとは関係ないレスでスマソ
>>358 つうか読んでます(笑)
あなたに「読めない」とか決め付けられる筋合い、全くなし。
ファンタジーの話をするなら、純文学の例を持ち出す必要全くなし。
同じファンタジーの例を持ち出すなら、「ナルニア」「ゲド戦記」
「光と闇の戦い」シリーズなどと比べれば、「指輪」ははるかに難解で
読むのが面倒くさい分、敷居が高くなると思いますが何か?
ああ、ドストエフスキーの名前を出せば、どうにかなると思ってる人には
理解できませんか?
363 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/14 20:16 ID:Ip5ymFjq
ファンタジーって、ファンタ飲んでるジジイじゃない事だけは確かだな、 って台詞の漫画があったね。 つか、ファンタジー好きつっても、はりぽちゃはあんまし・・・う〜ん。
>>361 ロード・オブ・ザ・リング・・・・・・
ロードをRoad(道)、↑の「リング」を「1つの指輪」そのものだと思っている人は多いと思う。
そしてOPのでこっぱちと裂け谷のでこっぱちが同一人物と思っている人も多いと思う。
365 :
364 :02/05/14 20:41 ID:OBrF2lZZ
サブタイトルが付かないのは言うまでもないさ。
366 :
364 :02/05/14 20:42 ID:OBrF2lZZ
× 同一人物と思っている人も ○ 同一人物と思っていない人も 火口に紐なしバンジーしてくる。
367 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/14 20:49 ID:xaPm8yGq
>>366 そして、そこには1つの指輪とゴクリが待っているという罠
>>357 パトリックスチュワートとかブライオンジェームズが有名と思っているヤシとあまり違わないかと。
あの、ちょっと叫びたいんですが、いいですか? ドストエフスキーを「純文学のたとえ」にあげて誰もつっこまないのか?! ちょっと違うだろ、それ! 失礼しました。
370 :
名無シネマさん :02/05/15 05:14 ID:m7woUZar
俺はロード・オブ・ザ・リングを「指輪への道」だと思ってたよ。 だって宣伝を見る限り、指輪を求めて旅する話って感じだったからね。 ロードっていうのはわかりにくいし、邦題はキング・オブ・ザ・リングス にするべきだったと思う。これなら凄く分かりやすい。
>370 "Lord"を"Road"と勘違いしたという話は確かによく聞くのですけれど トールキンは作中で"Lord"と"King"を使い分けていたふしがあるので 第三部『王の帰還』(原題"The Return of the King")における"King"と 混同され兼ねないような『キング・オブ・ザ・リングス』という邦題では それはそれで勘違いを引き起こしてまずいと思われます。 #タイトルの"Lord"が誰(何)を指すかについての意見も分かれており、 そのため小説の邦題は『指輪物語』と意訳されています。 ただしこの意訳に異を唱える人がいることも併記しておきます。
>>370 作中で'King'と'Lord'は使い分けられているので駄目
(「魔王」が'Witch-Lord'になったり、'Witch-King'になったりする曖昧さもあるが)。
'Lord'には「君主」意外の意味もあるので、
(一般に「救世主」の意味もこめられているのでは?と言われている)
'King'にすると意味が固定されてしまう。
最初の、折れた剣が出てくるシーンあたりでもう大混乱。 本読んでる人と剣を取って指切ってる人がいたけど あれはどっちがどっちなんだろう。 なにしろ2人並んで立ってても見分けつかん…… でも映画は面白かったです
どうでもいいが、リングズではないのかしらん。 す?
>>373 >なにしろ2人並んで立ってても見分けつかん……
これは重症なりねー。ゴールデンレトリバーに似ている方がボロミア。
376 :
374 :02/05/15 20:07 ID:kL5MR6sN
リングスの気がしてきた。英語出来る人教えて・゚・(ノД`)・゚・
え?リングズじゃないの? リングのグって有声音だから、Sはズだと思ってたよ。
英語の発音を日本語で表記する時点で、曖昧さがあって当然。 英語板では、「日本人にはどっちにも聞こえる」と言ってた。
>>377 さん
そう、有声音の後は濁ってると思うのだけど、
2chの何処かで「ス」だという説があったのですよ。
何かリングスだとプロレスを連想します・・・・・・・。
でも「〜グズ」だと圧倒的に語感が悪いから 邦題にするならまだ「〜グス」だろうね。
クンニリングス。
>>381 例題としてはしょうもないが確かにそういうよね、とおもた。
>>373 そのシーン、わたしも初見では見分けつかなかった
つか2人いることすら分かってなかった…(ワラ
指切った人がボロミア ちょっぴり中年体型
本読んでた人がアラゴルン ボロミアに比べたら細め
>>381 いや、それは「cunnilingus」だから。
わざわざレスするのもどうかとは思ったのだが(藁
考えたらアラが剣に驚くわけないから区別はつくはず。 なんだが、かぶってるものはかぶってる。
第2部では更に髭&ハンパなロンゲの「人間」が増えるので大変だろうなあ、と思ったり。 いや、このスレの人は2部見ないか(w
怪獣、ホラー映画だった。監督がよくないのか。 原作は読んでないから分からない。
389 :
名無シネマさん :02/05/18 00:05 ID:vTeeBGNN
>>388 怪獣ホラーというのはさほどハズれではないだろうな。
なんでもいいけど、みんな少なくともこのスレをざっと読んでから
発言してはどうかな?ループになりつつある。
もう、終わりってことかな?新たなる話題を考えておこうっと。
ホラー畑の監督なんでホラー風味はあると思う。 怪獣映画というよりも仮面ライダーの悪役っぽいサウロンに泣けた。
391 :
名無シネマさん :02/05/18 14:14 ID:Vg3i01mO
冒頭のサウロンはマジンガーZの暗黒大将軍みたいだなーと思ったよ。 悪の親玉が目玉だけの象徴とか、という仮面ライダー系の元祖は 「指輪物語」なのかも知れないなーと映画を見て思ったね。 原作ではあそこまで具体的じゃないから思いつかなッたな。
でも、冒頭のサウロンの姿って、シルマリルのモルゴスの姿に準拠してるんでしょ? PJの完全な創作じゃないんじゃないの。
>>393 いや、そういうことじゃなくて、雰囲気つーか、演出つーか、
見せ方がちゃちいってことだろう。
例えばロボコップなんて外見はモロに日本のヒーローものだけど、
やってる事や動きは大人の観賞に耐えるレベルに引き上げられているでしょ。
ロボットにされた警官が記憶を取り戻すなんてやるせないほどに幼稚な物語を
うまく処理して観賞後には、日本の特撮もののパクりなんてことを忘れさせているよね。
姿形の問題ではないのだと思うよ。
サウロンはただ強いだけじゃなくて、もうちょっと人間離れした 感じで作ってもよかったんじゃないかなあ。ネイスミス描くモルゴス なんて、フィンゴルフィンとの身長差は凄いよね。 もっと神格化された雰囲気を身にまとっていて欲しかったけど、難しい注文かなあ。
396 :
名無シネマさん :02/05/20 00:37 ID:J+wzlyJs
うーん、なんつーか、イマイチだったな。 面白いと思う人がいるのは理解できるけど、やっぱ一般受けしないね。 映像は綺麗だった、戦う場面も迫力があった、でもそれだけ。 登場人物の個性はないし、仲間の結びつきも全然感じられなかった。 たとえば主人公が話しかけるのは、サムと魔法使いとアラゴルンだけ。 弓のエルフと主人公が話をしている場面は全然ないし、ドワーフの人も 一方的に主張をしてるだけで、会話になっていない。 ボロミアも主人公とのからみが少ないから、後半浮きまくり。 仲間との関係が稀薄だった分、別れ方もあっけなかった。 面白いと思う人は原作で脳内で補完するから問題ないのかもしれないけど 正直、駄作に近いと思う。
挿絵どおりだとしても(ようしらんがアラン・リーの) やはりちゃっちい感はぬぐえないサウロン様。ゴールドに塗られてたりして笑えないくらい。
>398 仲間との関係が稀薄だってのは原作もそう。ホビット同士の結びつきは 原作ではもっとじっくり描かれてるけど、他の種族同士はわりと淡白だね。 だから友情で結ばれた9人の仲間っていうものを期待すると肩透しを喰う。
399 :
名前なし :02/05/20 01:31 ID:yH8myCC6
ていうかあの途中で弓矢食らった奴は一発目はまだ動けるのは わかるが2発目はもう明らかに駄目だろ
友情はナッチの造語です。 毛色の違う同志がなんとなくやってる。そんな感じ。 主従関係ならあるけど。 でもまあ映画版だから、原作読まなくてもそれ分からないとイタイ映画になるかな。
>>399 でもね、原作ではもっと壮絶っぽく描かれているんだよ。
ちょっと分散して描かれているからそうでもないように思えるけど、
明確な描写はないものの矢ももっとたくさん刺さってるっぽい。
たぶん、映画の矢より原作の矢は小さく想定されているのではないかと思う。
オークも20匹ばかり切り殺し、剣が折れるほどの白兵戦をやってるんだよね。
そんで、倒れてもなお、自分で矢を抜こうとしていたしね。
その気迫たるや凄まじいものがあると思わない?
こうした行間の表現をストレートに描くと思っていたから、ちょっと残念だったね。
原作から受ける印象の想像と映画を比べるとかなり手ぬるいと思ったよ。
しょせんお子ちゃま向けってことかな。
>>401 矢の大きさや数まで原作に忠実でなくてもいいよ。
あのあとアラゴルンとラブトークしなきゃいけないんだぜ。
403 :
401 :02/05/20 17:56 ID:COJL2gkR
>>402 いやいや、矢の大きさや数は原作ではまったく描かれていないから、
いかように解釈してもいいの、実際は。
だけど、だったらもっと派手にしてくれた方がよかったな〜ってこと。
楯に剣山のようにびっしりと矢が突き刺さってるとかさあ。
意外とそういう自由度の高い描写が平凡な気がするよ。
ラーツがボロミアを至近距離で射ぬこうとしてる絵はまあまあ評価できるけど、これは原作にはないのよ。
原作どおりでも充分にいろいろできる余地があるのにそれはやらないで、
自分なりの絵を付けてしまうのがなんともアンバランスに思えるんだけどなあ。
冒頭サウロンの情けない姿、どうも欧米人にはあれがとても恐く 見えているみたい。他でも見たことあるのよ。 ルトガー・ハウアー主演のB級映画「セカンド・スプリット」にすごく 似た姿の化け物が出てきて、見ただけで登場人物が恐怖のあまり ノイローゼになる。 あとこれは小説なんだけど、「ハイペリオン」って超長編のボスキャラが ほぼあんな感じ。で、めちゃくちゃ最強。てか基本的には絶対倒せない。 このへんもサウロンと同じ。どっちも姿だけじゃなく、大きさも同じ感じ なんだよね。人間よりちょっとでかいくらい。 あれ、我々には全然恐かねーよな。
>楯に剣山のようにびっしりと矢が突き刺さってるとかさあ。 漫画か大規模戦でしか見たことないな。というかきわめてB級。 ハドソンホークみたいだ。
>>396 バラバラな者同士が、徐々に友情を育んでゆくって展開なのですよ。
特にレゴラスとギムリ。
まあ、そこらへんは第2部、第3部で描かれるんで、今はそういう
感想になるのもしかたないんだが。
>404 ほー欧米人特有の恐怖のイメージですか。仮にそうだとしたら、 ハイペリオンとかの最近のものじゃなく、もっと古いものでそういう 恐怖の魔王的イメージってありそうなものだが、なんかあるかな? 悪魔や死神ってイメージともちょっと違うよね。鎧をかぶって棍棒振るう 騎士みたいなイメージって伝統的になんかあるかな?
映画はサービス精神がヘンなところで旺盛だと思う・・・・・。
409 :
名無シネマさん :02/05/20 23:47 ID:KyvTgtEH
サウロン弱すぎ。あれなら出てこない方がいいよ。 サウロンが倒した人(イシルドゥアが泣いて駆け寄る)も、どれだけ重要な 人物だったのか、描き切れていない。 いきなり冒頭で「ハァ?」って感じ。 指切っただけでやられる敵なんか大したこと無いじゃん、って言われても 言い返せない。
>>403 >だけど、だったらもっと派手にしてくれた方がよかったな〜ってこと。
>楯に剣山のようにびっしりと矢が突き刺さってるとかさあ。
そりゃー冒頭のヘタレサウロンより安っぽいと思うが……
しかし、このスレもいろいろ読んだり書いたりしてきたけど、
当然アンチの意見もさまざまなわけで、それは勘弁、って意見も山ほどある。
いろんな意見を読めば読むほど、最近じゃだんだん、
結局あれでよかったのかもしれん……という寛容な気分になってきてしまった。
>>410 そう??どれもあのデブよりは遥かにましだと思うよ。
みんな素人のわりに良く考えているではないか。
まあ、おれは原作に忠実にしたり、原作ファンに迎合するような
映画を求めてないからかも知れないけどな。
また一方でつまらん事するなら原作どおりにやれよ、とも思う。
>>409 エレンディルの名前も出して貰えずかわいそでしたね。
>>410 >当然アンチの意見もさまざまなわけで、それは勘弁、って意見も山ほどある。
胴衣。アンチ意見でもなるほどー、と思えるものと、おまえがアホなだけだろ、ってのがあるかも。
415 :
名無シネマさん :02/05/21 12:12 ID:K4pWAY17
旧訳で育ち、1回目字幕つい一昨日吹き替えで観ました。 1回目、アラゴルンとボロミアの区別かなりついてなかったです。 ボロミアがラーツに射殺されるシーン、「え、え、アラゴルン?」などと思ってた。 2回目はもう後ろ姿でもばっちり。冒頭からメリ・ピピの区別もばっちり。 でもどっちがメリエンでどっちがピピンかわからない。 映画の評価としては、私は馬が疾走するシーンだけで感無量。 グワイヒアも出てきたし、バーリンが死んでいるのに泣けたし。 で、2回目、レゴラスが雪の上で沈まず歩いてる!!とか、 指輪が喋ってる!!とか、いろいろ既出なことを気がついちゃった!って どこで叫べばよいでしょうか?
417 :
名無シネマさん :02/05/21 12:43 ID:K4pWAY17
>>416 さん
失礼しました。朝から2ch内を彷徨っていたもので、
思い切ってこちらに失礼しました。広いですね〜ふぅ。
ところで、映画は普段から観ます。
「観るほうです」とは言ってはいけない数字かもしれませんが、
レンタルビデオで良ければ洋画中心に2週間に1,2本程度です。
今まで顔の区別がつかなかったことは・・・。2、3度あったような気も
しますが、最近では「シュリ」以外記憶にありません。
えーと、なぜそれが問題でしょうか?
蒸し返してしまったでしょうか?
ごめんなさい・・・。スレ教えて下さってありがとうございます。
418 :
416 :02/05/21 13:00 ID:R8BXEDBo
>>417 あ、ごめんね。ぶしつけに質問しちゃって。
アラゴルンとボロミアの区別がつかない人は普段映画を観ない人なのかな?
と思ったんです。
おれはキャラが区別しにくいという指摘はもっともだと思うけれども、
個人的にはまさかアラゴルンとボロミアの区別がつかない人がいるなんて
想像もできなかったよ。
言われてみれば、さもありなんといったところですね。
メリーとピピンの混同は予想できた。
>>401 映画でもボロミアが死ぬシーンで周りには大量にウルクの死体が
転がっているところを見ると、原作並に切り殺してるみたいだよ。
あの場所で戦っていたのはボロミアだけだから彼一人で上げた戦果だろうし
矢襖になって立ち往生は自分も期待していたんだけどね。
420 :
415 :02/05/21 14:49 ID:K4pWAY17
でもあのシーン(ボロミア死亡シーン)、前のめりになってますよね。 樹からも少し離れている。なのに、なんでアラゴルンが駆け寄った時、 樹に仰向けでもたれかかっているのかなあ。 字幕を観た友人はなんかいろいろ勘違いをしていたみたいなんですが、 あれのシーンも、とどめを刺したのは間に割って入ったアラゴルンが 跳ね飛ばしたため、と思っていたらしい。
421 :
373。おそレスだが。 :02/05/21 15:45 ID:8S9a86a3
>375 >ゴールデンレトリバーに似ている方がボロミア。 わろた。ますます混乱しそう。 そもそも欧米人ならボロとアラの見分けは簡単につくんだろうな。 しかしあれだねー。字幕に批判的な人は、字幕版を見た人が 指輪つまんないって言うのを、字幕だけのせいにする傾向があるような。 そんな簡単な問題でもないと思うがのう。
>>421 簡単な問題ではないからこそ、批判するならまず問題を切り分けてから発言して欲しい、
ということでしょ。
>>421 欧米人でも区別できない奴がいるという意見がありましたよ。
字幕問題に触れるとワラワラとうるさいのが出てくるから黙ってたんだけど、
実際には顔の表情とか雰囲気でおおよそ理解できると思うんだけどね。
映画によっては字幕版よりも吹き替え版の方が楽しめるなんてことも
普通の出来事だしなあ。
それでも、あんな字幕をつける戸田はひいき目に見ても普通じゃないけどね。
>欧米人でも区別できない奴がいるという意見がありましたよ。 日本人に比べたらかなり少数派だと思うけどね。 友人のイギリス人ども(その場にいた7〜8人)に聞いたら、 「できないわけねーじゃん!」の大合唱だったし。
425 :
415 :02/05/21 16:17 ID:K4pWAY17
>>421 さん
不愉快にさせたみたいでごめんなさい・・・。
字幕版の、って書いたのは、同じ旧訳を読んでいた友人だったのにも
関わらず、信じられない勘違いをいくつかしていたこと(アラゴルンが
ボロミアにとどめ説は別として)、一昨日吹き替え版を観たら
話が全く別のように感じられたこと、それが理由です。
批判の声があがっているのは知っていましたが、
私としては「2回目でゆっくり観られて、1回目には気づかなかった
発見がたくさんあった」ってことです。
アラゴルンとボロミア、喋っているとき中盤は大丈夫だったんです。
雪山では見分けついてました。わからなかたったのは、
砕けたエレンディルの剣・ナルシルを手にするボロミアのところ、
ラーツに殺される(涙)ところです。
426 :
423 :02/05/21 16:21 ID:R8BXEDBo
>>424 だから普通は日本人でも区別できるんだってばさ。
そして、欧米人でも区別できない人がいるという事が肝要なのであって、
「日本人だからできない」「欧米人だからできる」という事にはならないよ、と。
つまり、あくまでも個人の資質の問題ってことですよ。
それでも、なおかつ映画ではもっとはっきりと描き分けた方が、
物語を理解させる上で有効な演出になったろうという批判はあると思うよ。
七人の侍は欧米人でも区別出来ていると思う。
最近は人物の区別がつかないって話ばかりだね。
しかしマンセースレはよくもまあ話題が尽きないね。 他に見たい映画とかないんだろうか?
>>430 映画ファンというより指輪ファンの集まりだからなあ、あそこは。
それを言うなら好きでもない奴が集まって細々続いてるここも…
433 :
名無シネマさん :02/05/21 23:29 ID:6LnY1/ly
映画の人物が見分けがつかないという奴に限って、モーニング娘の区別が つくから不思議だ。 ちなみに俺は浜崎あゆみと安西ひろ子の区別が付かない。 ホンジャマカの石塚と、伊集院光は最近区別がつくようになった。 ちょっと汚い方が石塚。
トミリージョーンジとクリントイーストウッドの区別も付かないから スペースカーボイは駄作
>>431-432 欠点が目立つ映画だとは思うけれど私は好きだよ。ここへ書き込む人の中にも、
「賞賛できる映画になってほしかったのに、くやしー」という屈折した指輪ファンは
多いと見ている。TTTが公開されたら期待を抱いて駆け付けたり、とか。
>435 そのうちの一人です。(w ふだん観ないタイプの映画なんでイロイロ言いたくなるってのも。
>435 おれもそうだよ。もちろん続く二作も見るし、北米DVDが出たら買うつもり。 映画に関しては完全にアンビヴァレントな気分に引き裂かれてるって感じかな。 よくやったって思うところもあるんだけど、やっぱり一本の映画としては賞賛できない 部分が多々あって、どうしても屈折しちゃう。だから未練タラタラでいつまでも 愚痴をこぼしてるってのが現状。
>>430 あれは本スレであって、マンセースレではないのだが…。
大体三ヶ月も上映しているんだから、後から鑑賞者が出てきても不思議じゃないでしょうが。
映画を頻繁に見るってどれくらいのことを言うのだろうか?
自分は映画館で観る映画は月四本ぐらいだが、このスレでは「少なすぎ!」と言われそうだ。
BSでもっと見ているけど、「映画館で見ないと、映画を見たことにならない」と言われそうだ。
顔の見分けは「慣れ」に尽きると思う。 俺日本人だけど、日本人の顔だって見慣れてなければよく混同するよ。 逆に黒人でも、エディー・マーフィーとかウィル・スミスとかは容易に(他の黒人と)判別できる。 んで、日本じゃビゴもショーン・ビーンもメジャーとは言えないからね。 大多数の日本人観客にとっては見慣れない顔だったのだから、 髭とか髪型とか、わかりやすい特徴で判別しようとしてしまったのはやむをえない。
ダークエンジェルも見た感じダラダラ続いてそうなんだが それぞれの終わりはロードオブザリングと比べてどうですか
441 :
名無シネマさん :02/05/23 23:43 ID:Lst4BcFj
似ていて区別がつきにくいキャラ アラゴルンとボロミア ガンダルフとサルマン メリーとピピン エルロンドとケレボルン ウルクハイとオーク
>441 ケレボルンの存在を認識できるような人はエルロンドと間違えたりしないと思われ。
>441 アルウェンと馬 も足しといて。
>>443 これが一番似ていると思う。
ケレボルン、とか、ハルディア、が分かる人はすでに指輪玄人。
446 :
名無シネマさん :02/05/24 01:07 ID:4rloe8w+
えーと、みんなグロールフィンデルのかわりにアルウェンが活躍してると 思っているみたいですが、ちょっと間違っています。 グロールフィンデルのかわりがあの馬で、馬のかわりがアルウェン。
447 :
名無シネマさん :02/05/24 05:26 ID:LqSubX/o
>>446 がーん!!
そうすると、アラゴルンどっちに転んでも
お子ちゃま立ち入り禁止の世界に…?!
イヤだぁー!!
>>447 1.リブ平
2.グロフィン
3.馬
・・・・・・馬がマシかな。
449 :
名無シネマさん :02/05/24 17:40 ID:7FxNxkd6
でもPJの映画での最大のアレンジは裂け谷の馬もエルフ語がはなせるという設定だよなあ。
いつからネタスレになったんだここ(w。
アラゴルンとボロミアはどんなキャラなのか知らない人が始めて映画から観たんなら混同するのも不思議じゃない。 俺は普通にわかってたけど、それはストーリーを知ってたからさ。アラゴルンが登場した瞬間に、「この役者がアラゴルンか」って思うわけで。 知らない人は、この人誰?って思ってるうちにすぐボロミアも登場するわけで。 映画で人物を区別するってのは、ただ顔を区別できるかどうかだけじゃないだろ。
ま、はじめは混同しても仕方ないが いつまでたっても分からないのはちょっとどうかと。 スピードのある戦闘シーンで見分けつかないのはいいとしても ボロミア死にシーンでアラゴルンと見間違うというのは話にならんぞ。
453 :
名無シネマさん :02/05/24 23:05 ID:qifh6c0w
アラゴルンとボロミアの区別がつかない人って人間じゃないんじゃないか? 馬の顔の区別がつかない人っているよね。馬から見たら信じられない事だけどね。 毛色が違うとか、はっきりした差がないと他の種族から見たら同じ顔に見えるって いうことはよくある事だよ。 恐らくアラゴルンとボロミアの区別がつかない、メリーとピピンの区別がつかない、 ハルディアとケレボルンの区別がつかない、ガンダルフとサルマンの区別がつかない、 これら全てに当てはまる人の種族は・・・
>453 あの映画に人間以外の種族は出ていないので(役柄上の種族は様々だが)、 顔の見分けがつかない人は「人間でない」とだけ言えば十分ではないかと。 (ついでに、同じ国籍の人間でも間違えることがある私も人間ではないですな)
455 :
名無シネマさん :02/05/25 03:03 ID:FH+5ADW/
ていうか、あのボロミアの登場はあまりにも唐突。 王の子孫云々の話が出た直後にあの顔がアップになったんで、 アレ?アラゴルン?って思った。 まず会議で各人自己紹介して、 会議の後にあの、剣に触ってイテテテテなシーンを持ってくれば、 ボロミアとアラゴルンの性格の説明にもなってよかったと思う。
>>455 アラゴルンが王の子孫だってわかっちゃってたら、
ボロミアもそう無防備にアラゴルンの前で
嬉しそうに剣を手にとったりはしなかったと思う……
>>456 ああそうか。
でも、ボロミアはアラゴルンがいることにに気づいてなかったような気もする。
嬉しそうにじゃなくて、忌々しそうに剣を見て,
突然現れた王への文句でもつぶやきながらやっぱり指切ってますますムカムカ、
みたいなシーンに変えれば問題なしかな。
問題なしというか、ならよかったな、くらいの話なんだけどね、自分的に。
459 :
415,425 :02/05/25 08:40 ID:cUGD2/pu
>>453 さん
つーことは、つまり私はオークですカー!
確かに、本を読んでいたにも関わらず、あのシーンでアラゴルンと
みまちがえるのは致命的ですね。(だからこそ、「え?ここでアラゴルンが?」
みたいな意味だったんですが)
ラーツに撃たれたときにみまちがえたものの、何発か刺さった
時にようやく見分けがつきました。
でも、2回目見るまでケレボルン出ていることに気づきませんでしたねえ…。
あの、奥方の手をとってしずしずと降りてくるシーン。おんなじタレ目なんだもん。
>>455 あそこは
エルロンドが王の子孫云々→アラゴルンの顔アップ→カメラが引いて読書中だとわかる
→壁画を見るボロミア→剣を手に取るボロミア→アラゴルンに気付いて「ふん、こんなもの」
と去る
じゃなかった?
>>460 そうだよね。エルロンドたちのその話の後に「実はこの韋駄天がその王の血を引くものなんでーす」と
わざとらしくアップになっている。それで観客は皆「そーかー」と思う(原作未読)。
ハルディアは名前をかろうじて呼んでもらったが、
ケレボルンは「け」の字も出ず。混乱されるのは仕方ないかも。
ケレボルンとハルディアの区別は、アラゴルンとボロミア、メリーとピピンの 区別の話題から派生したネタでは? 区別がつかない人はそもそもその自覚すら なさそう。実際、映画を見る上で何の支障もないし。
>>455 あのシーンの画面が暗いのも見分けがつきにくい理由の一つかもね。
実際に見分けがつくつかないはともかく、あのシーンの演出については
「アラゴルンとボロミアの区別がつかない人がいるかもしれない」
と言う可能性は演出家の頭の中にはなかったんじゃないかな?
一緒に行った友人 (原作未読、ファンタジー物興味なし、LOTRの役者は イライジャとリブ平のみ知っている) はギムリとボロミアの区別すらつきませんでしたが、何か?
>>464 ぎゃっはっはっは。
それはもう「知人がほざいた間抜けな映画の感想」並みだね。
まあ、登場人物が多いから名前を覚えられない人はたくさんいるだろうけど、
区別はつくと思うんだがなあ。
その友人に「大脱走」や「ライトスタッフ」をみせて、
登場人物の区別が付くのかどうかを知りたくなるね。
でも、我らがロードオブザリングはこれらと比較したらいかんよ。
男ばっかで主要人物がたくさんってことが似てるだけだからね。
今からユージュアルサスペクツ見るけど区別付くかな自分・・・
467 :
名無シネマさん :02/05/27 15:01 ID:qGDuL87W
人物の見分けができる人と苦手な人の差はズバリIQの差。 ちなみに漏れはIQ低いんでロードは悪夢のような映画だった。 群像ドラマって聞いただけでいつもプレッシャーを感じ、誰が誰だか 覚えようと必死になるんだけど、焦って覚えようとするから余計覚えられない。 「え?ちょっと待って。これが●●だっけ?」って思っても映像は待ってくれない。 そんなだから映画をくつろいだ気分で見てられない。 まあ漏れと同じくIQ低い人は登場人物が三人くらいのわかりやす〜い映画を 見ようよ。
>>464 しかし素顔だとどちらもかなり男前という罠
469 :
464 :02/05/27 15:43 ID:mN1F2twL
ちなみにユージュアルあかんかった。IQ50かもしれません。
470 :
名無シネマさん :02/05/28 18:20 ID:4yFbSwIb
>>468 マジッ?
レトリーバーとパグくらい違うと認識してたが・・・
しかし外人はムネオと坂田の区別はつくのだろうか。(スレ違いスマソ
ライトスタッフ全然ダメだった。 アポロ計画の話って好きで、結構いろんなもの見たり読んだり してるのに… シュリに至っては、最後までどっちが主役か分からんかった。 でも、LotRは平気だった。やっぱ原作読んでるからかな? ちなみに未読の友人達は、アラゴルンとボロミアが区別つきにくかったそう。 写真見て、「こう見ると全然顔違うのになー」って首かしげてた。 意外にもメリーとピピンは、全員ちゃんと判別してた。
472 :
名無シネマさん :02/05/29 00:12 ID:F+7C/7lN
で、アングマルの魔王に一切話が触れないのは何故ですか?
顔を見分ける能力だけの問題じゃないっての。 最初に「こういう立場の人がアラゴルンで、この顔」って一回認識してしまえば、戦闘シーン以外ならわかるはず。 見分けにくいって言ってる人が多いのは、脚本の問題もある。映画の中の顔と役名の一致って意外と難しいもんだ。 大抵の映画はそうならないようにちゃんと工夫してある。してないようで。
474 :
名無シネマさん :02/05/29 08:23 ID:mk3f3rxR
475 :
名無シネマさん :02/05/29 09:05 ID:ZQA/tYtV
>473 その背景が、すっと頭に入らないんですよ。ややこしくて。 私はIQ低いので一回目ではだめでした。原作読破後の 二回目鑑賞でやっと分かったよ。 2回目でもメリーとピピンはいまいち区別が付かなかった。 2,3部で区別が付くようになるのかな。
>473 話がループしまくって申し訳ないが。 やはり原作未読者は眼中にないってことだよ。その手の映画製作の常識は一切無視している。 腕の問題じゃないんだよ。だって原作読者だけをターゲットにして、十分商売になるのだもの。 むしろこのスレではそれを認めた上で、その是非を問うべきかと。
>472 あなたは黒の乗り手に扮する魔王様とカムール卿の区別がつくのですか!?
478 :
名無シネマさん :02/05/29 22:06 ID:DJrh8muv
>>477 すいません、つきません。
詳しく優しく教えて下さいませ。かしこ
479 :
名無シネマさん :02/05/29 22:28 ID:xKfQNGBZ
顔の見分けがつかないからって駄作扱いするのはどうかと思うよ。 LotRが特別酷いってわけじゃないだろう。 このスレでキャラの区別がつきにくいって書いてる人のほとんどは アンチ指輪の悪意が感じられる。
>480 区別をつけられるのなんて某所の半エルフ氏の馬鹿息子ぐらいだと思われ。
>481 東夷のカムールかそうでないかの区別しか付かないのでは?と言ってみるテスト それでも十分すごいがw
>>479 >このスレでキャラの区別がつきにくいって書いてる人のほとんどは
>アンチ指輪の悪意が感じられる。
驚いた。アンチ指輪の人って悪人みたいな書き方してない?
そもそも、悪意を感じるというほど、読んでて
気分が悪くなるなら、もう読まない方がいいよ?
>472はライトノベル板への誤爆だったりして。 ちょうどこの頃エオウィソの話してたし。
485 :
473 :02/05/30 03:02 ID:wYr9Qpyj
>476 まあこの映画で未読者への配慮もつつがなくこなすのはちょっと酷な気もするから俺はしょうがないと思うけどね。 俺が言いたかったのは、混乱した人が頭悪い人のように扱われたりするから、なこたないぞと。 「全然顔ちがうじゃん」の一言で片付く問題でもないっしょ。
486 :
名無シネマさん :02/05/30 06:56 ID:zeUkj/50
487 :
名無シネマさん :02/05/30 07:23 ID:9I7+d5hv
>>474 アングマルの魔王は 昔、冥王サウロンをも下僕としていた暗黒のボスだよ。
488 :
名無シネマさん :02/05/30 08:05 ID:m+UviF8y
>>480 ボロミア死亡シーンでアラゴルンとみまちがえていた者です。
ナグルズ、全員識別できているわけではありませんが、
初見でもけっこういろいろ違うんだな、とわかったので
どの剣は誰が持ってる〜とか知っている方はわかっていたのかも。
でも、あのマントの下の顔はCGで意図的に消してあるんだそうですね。
ちなみに指輪に悪意はもってません。
とり込まれている身ですから♪
489 :
名無シネマさん :02/05/30 14:05 ID:0I1qdnoP
顔を見間違える人は名前もちゃんと覚えられない。やっぱりIQの低さが 問題かと。
IQで人を選ぶ映画か・・嫌われそうな映画だな。 これだけの金かけた大プロジェクトで、あれだけアクションたっぷりの派手な作りにしといて、IQの高い人用なんて言い訳が通るだろうか。 早い話脚本がごちゃついてるって事だと思うんだが・・・・
492 :
459 :02/05/30 16:20 ID:m+UviF8y
うーんうーん…IQじゃないと思いたいです…。 私、一応田中ビネー式、ウェクスラー成人用でそれぞれ140前後あったし。 140だと、一応正規分布で全人口の上位5%以上に入るわけだから。 こう聞くと、それが何?って思いません? IQで〜って、何の根拠があって誰が言い出したんだろう。 2回目見たらなぜそんなにみまちがえていたのか不思議なぐらい、 個々の見分けがつくようになりましたが、キャラの名前は一回目でも 混同はしなかったものの、映画中不思議なぐらい名前が出てきませんでしたね。 連呼されていたのはサウロン、イシルデュア、フロド、ガンダルフ、 メリ・ピピ、サムにアラゴルン、ぐらいでしょうか?あとオーク。 それにアイゼンガルドだのなんだの、実在しない固有名詞が出まくり。 原作未読者にはつらいのは、すごくよくわかります。
ここ50レスくらいを見てると ほんとにもうネタ切れなのかなあという気になってくるね・・・ TTTが出るまではしばらく休眠かな
494 :
名無シネマさん :02/05/30 17:22 ID:XCBwXRzH
IQじゃないよねー、前頭葉の問題だよねー。 てゆうか、こういうのが好きか嫌いかどっちかだと思われ。 好きこそモノの上手なれ。
>488 幽冥界での映像だともっと区別しやすいのですけどね。 でもアングマールの魔王と東夷のカムール以外の7人のナズグルの設定って 今回の映画ではどうなっているんだろう? オープニングのカットは全員男性、彼らがそのまま幽鬼に成り下がったのなら 静錬のアドゥナフェルの設定は確実に無いことになるけど。
496 :
名無シネマさん :02/05/30 19:39 ID:DdWroJTI
>>495 アドゥナフェルやレンの設定はICEが独自に作ったもの。
魔王とカムール(ハムール)以外の詳しい設定はトールキンは作っていないよ。
残りは黒きヌメノール人、ハラド、ハンドの王らしいけど、名前は出てこない。
498 :
495 :02/05/30 21:30 ID:WPrKyiP3
>497 公式設定があるのは魔王とカムール卿の2人だけだと言うことは知っていますよ。 だから>495ではその2人でない7人とことわりを入れたのです。 私が言いたかったのはPJはナズグルに対してMERP設定を利用していないようだけど その代わりに独自設定をしているだろうか?と言うことです。 ところで原書房の「トールキン指輪物語辞典」の表記では"ハムル"ですね。
顔の見分けがつかないといってる奴がいるが,この映画なんか序の口。 もっと混乱したい奴はブラックホークダウンがオススメw
500 :
名無シネマさん :02/05/30 22:28 ID:3n3MXCnu
とりあえず渡し舟の所で 「えっ水?イヤーン」 をしたのは誰だろう。 アモン・スールで最後にコソーリを気付かれて 「あっちっちー」 をしたのとかさ。 浅瀬で「こっちによこさんかい、ワリャー」 をしたのは魔王だろうけど・・・
ナグルズとかいうとシャネルズみたいでなんか可愛いな。 カムールだけは区別ついているつもりだったけど。勘違いかも・・
そういえば割と普通の声でナズグル喋っていて驚いた。ものごっつ普通。
503 :
名無シネマさん :02/05/30 22:39 ID:KynpWA0v
>>割りと普通の声で・・・ そだね。 アラゴルンの異様に甲高い声よりか普通かもね。
504 :
名無シネマさん :02/05/31 14:05 ID:HJbJEB+z
落ち過ぎ。 指輪を語ろう。
>>498 'Khamul'(uには曲アクセント記号がつく、「シルマリルの物語」の記述に従うとこの記号は長音を示すことになる)
なので「ハムール」か「カムール」かは難しいところです。
'Kh'がアラビア語の音だとしたら、「カ」とも「ハ」とも聞こえるそうなので、
日本語ではどうしようもないそうです。
以前2チャンネルリオンの質問スレッドで話題になりました。
506 :
名無シネマさん :02/05/31 20:22 ID:L6acyvSC
ナズグルが水に弱いなんて設定は映画にも原作にもないよね。 だから映画のアレは単なるスットボケ演出に過ぎないと思うがなあ。 ま、たとえ水に弱いってことだったとしても、指輪のためなら 「たとえ火の中水の中」じゃなきゃイマイチ説得力に欠けるよ。 インディ・ジョーンズとかの敵の方が遥かにわかりやすい。
>506 ああいった怪物が"流れる水"を苦手とするのはヨーロッパの伝承では 一般的なので特に説明を要しないと思われたのではないかと >ま、たとえ水に弱いってことだったとしても、指輪のためなら >「たとえ火の中水の中」じゃなきゃイマイチ説得力に欠けるよ。 見事に流されましたが、ブルイネンでは頑張ってましたけど・・・ ちなみに原作からフォローするならウルモの力が働いているからという 解釈が可能ですよ
>>506-507 その設定は'Unfinished Tales'にでてきています(映画板の膨大な過去スレのどこかにも言及あり)。
トールキンの研究者も映画の製作に協力しているので、
'The History of Middle-Earth'もチェックしているようです。
509 :
506 :02/06/01 03:06 ID:dDgXGji4
>>507 >>508 めちゃくちゃ苦しい言い訳に過ぎないよ。
そんな理屈を付けるよりはあのデブのミスと考えた方が遥かに自然だよ。
Unfinished Talesはトールキン自身の正式発表作品ではないので、
それを指輪物語に反映させるのは物議を醸すことだしね。
ま、そんな事は関係なしに一言なりちょっとした場面を加えるなりをして
説明すりゃ良かっただけの事でんがな。
それをしなかったのはやっぱりデブのミス。
>509=506 あなたはドラキュラが十字架を恐れるという描写に対しても説明するシーンが必要ですか? たぶん向こうの人にはこれと同じ程度の感覚>ナズグルが流れる水を厭う描写
>>509 何が苦しい言い訳なのか分からない。
UTを認める、認めないのは監督の判断。
>>511 海外サイトでは前からかなり言われている。
っていうか過去ログで散々言われたことを、今更蒸し返しても議論にならんよ。
513 :
名無シネマさん :02/06/01 17:00 ID:lYMVKcuP
ナズグルの川流れ・・・ あっ、煽りじゃ無いっすよ。 まあ、馬に乗っての移動だもんで、馬が「イヤーン」と言ったのかもだ。 なら泳げって?やだなあ、仮にも元王様でっせ。 出来まへん。
514 :
名無シネマさん :02/06/01 17:03 ID:lYMVKcuP
IDがCUPになってるぅ〜! 万歳ワールドカップ。
>>512 Unfinished Talesを認めるとか認めないじゃないんだってばさあ。
原作には書いてない。この事実だけで充分に余計な設定だったと言えるでしょ。
それにさ、そんなものまで持ち出してあのデブをかばう程の映画かね?
どう考えたってナズグルは水を嫌うなんて設定は、あの映画にどうしても
必要ではないでしょう?
そもそもトールキン自身が原作に書いてないものをなんであのデブが
勝手に引っぱり出して描写するわけ?
トールキンは必要ないと考えたんでねえの?
あそこで実は水を嫌うなんて言い出したらいかにも御都合主義なんで、
大先生も気が引けたってところだろ?
映画よりも原作の方が演出面に於いて周到見えるじゃないか?
そこがあのデブの限界ってことで断言しても差し支えあるめい。
>>515 原作に書いてあるかどうかは問題ないのなら、
それこそそんな事をいってもしょうがないと思うのだけど。
悪霊は清浄な水を嫌うという言い伝えがある欧米では、
あそこで水を嫌がるナズグルを登場させたことで、
彼らが不浄の存在であることを示すいいシーンだと思うんだけど。
ところで言っておくがUTは本編を補遺する形で書かれたものであり
(ガラドリエルの設定が本文とシルマリルで食い違っているため、それを埋め合わせる為に書かれたものなど)
かつ追補編に収めるつもりだったのに、
出版社にカットさせられてしまったものもある。
これに載っていた事実を使うというのは、原作に対する深い愛着が見られて、
原作ファン向けにも良かったと思うのだが。
ついでにデブ、デブってうるさい。
というか私は監督を擁護しているわけではないのだが。
PJはフレデガー役で出演すりゃ良かったのにね。
>515 >原作には書いてない。この事実だけで充分に余計な設定だったと言えるでしょ。 するとサウロンの武器がメイスであることや、エルフの耳が尖っているといった小ネタ的なこと また指輪が語りかけてくる描写もそれに該当することになりますが、これも余計ですか? 映画化にあたって監督をはじめとした制作者の解釈に基づく設定が入ることは当然のことであり、 その解釈について非を唱えることは有りだとは思いますが「原作にないから」と言う理由だけで 切ることはあまり意味のあることとは思えません。
>>518 サウロンの武器がメイスであろうがエルフの耳がとがっていようが
映画の筋や演出にはさほど影響を与えないわけで。
あのシーンで突然立ち止まったナズグルたちは、やっぱりヘタレに見えるよ。
勢いよく突撃していって、突然流れてきた水に流されていった方が
映画としてのテンポもいいと思うのだが。
520 :
518 :02/06/02 02:02 ID:thW6JIrK
>519 日付変更に伴いIDがリセットされましたが、515さんと同一の方ですか? そうでしたら原作での記述の有無のみを重視する趣旨の発言との整合性に欠けますが・・・ どちらにせよ、519ではお答えになっていない指輪の声についてはどう思われているのですか? こちらは指輪の意思の表現で、あるとないでは作品が大きく変わると思いますけど。 (多少わかりにくい演出でしたので、気付いた人にはという条件付きかも知れません) なお私はナズグルが立ち止まる描写は516さんと同様にナズグルの邪悪さを演出する手段として とらえたので、それをヘタレとは感じませんでした。 むしろあなたの希望の方がナズグルが猪突猛進すぎて、私にはヘタレに思えます。
水云々はともかくとして、 とりあえずあの渡し場のシーンでは 「何で馬に乗ってるのに、渡し舟に飛び移らないんだよ?」という不自然さはあったとおもふ ナズグルが渡し場に到達した時点での船の位置をもっと沖の方にするとか いくらでも回避しようはあったのでわ。 あとついでにどうでもいいことだがエルフの耳云々に関しては どこかに記述があったというようなことを読んだ気が
523 :
522 :02/06/02 03:36 ID:46+OuTTv
流水を嫌う、のはお約束の一つだと思うけどなぁsage
525 :
名無シネマさん :02/06/02 08:58 ID:ZuEOhNLC
アゲるよ、ゴメンね。 渡し舟に飛び移ると馬が死んじゃうってばさあ〜。 馬だって命令されても「オイオイ」だよん。 浅瀬のシーンは、あそこってエルロンドの領地の境界線みたいなモンだから 警戒はするわな。 エルロンドがピピピってエルフの勘で察知して、息子達やら何やら率いて 来られた日にゃあ・・・ ところで魔王って人間の男の手によっては倒されないってあったけど じゃあホビット(男)や人間(女)でなくてもエルフやドワーフでも 良かった訳かな・・・ん?イスタリでも・・・
川流れシーンはやけにあの川が長いなあ、と感じた。 ブツブツ呪文となえている間に渡られちゃうジャン、って。 アルウェソ1人の力なのかおとうやんたちが魔法応援していたのか知らんのだけど。
527 :
名無シネマさん :02/06/02 13:52 ID:moXFJNA4
エルロンド様が白い背景に包まれて威嚇していたのでしょう。
自分が映画で嫌だったのは、髪の毛の色。 メリー、ピピン、サム、ボロミアは明るい髪の毛の色に変えられてしまった。 しかし何より嫌だったのは、ほとんどのエルフが金髪になっていたこと。 中つ国にいるエルフはほとんどがテレリ族だから銀髪であるはず(ケレボルンも名前の通り銀髪)。 金髪エルフはヴァンヤール族の血をひく、 ガラドリエルやグロールフィンデルぐらいだったのに、 ほとんどのエルフが映画では金髪にされてしまった。 ガラドリエルだけが金髪なのなら、他のエルフたちとの大きな違いが見えてよかったのに。 ちなみに裂け谷のエルフはノルドール族だから黒髪でよい。
529 :
526 :02/06/03 12:42 ID:sZSm9e49
530 :
名無シネマさん :02/06/03 15:35 ID:+wkKO9pw
ホビットって金髪が出たのはサムの子供達以降だもんねえ。 ああ、でもよく見てる人いるねえ。金か銀か・・・か。 アラが黒、ボロが金、それでも見分けがつかない人もいるのにねえ。 エルロンドもいつか白髪とか出るのか?エルフは出ないのか? しかし生え際は後退してる気が・・・
>528 テレリが銀髪ってどこに書いてありましたっけ?
532 :
名無シネマさん :02/06/03 16:33 ID:01hhMyei
ケレボルンが銀髪ってのは、誰かが書いてたけどなあ。 しかしケレって顔すら覚えちゃいないのに、髪・・(以下略
髪の毛の色は撮影技術の問題もあると思うな。 まず、銀は銀に見えにくい。白髪に見えてしまうというデメリットがある。 それにブレードランナーのルトガー・ハウアーのように、異様さや怖さが 前面に押し出されてしまう傾向もある。 だから、下手に銀髪を採用すると、老人かキチガイのように見えてしまうと思うよ。 黒髪は暗いシーンでは沈んでしまって頭の上に暗闇を作ってしまう。 この黒髪はかなりくせもので、黒はもっとも強い色だからすべての色が その黒に対称されるように感じられるんだよね。 でも、顔の上には髪があるはずなのに真っ黒で見えない。 ある筈のものが見えないから余計に注意を引いてしまう。 こうなると画面の構図のバランスを崩しやすいんだよね。
>>530 えるろんの生え際は3000年前のシーンで既に後退していた・・・・・
>>531 Unfinished Talesにある。
ケレボルンの銀髪は指輪本編に書いてある。
>>535 あからさまな変更に関しては、全くの意図なしというのは考えにくい。
(撮影時に原作の当該箇所を毎回読んでいたそうなので、ケレボルンが銀髪という描写を見落とすわけがない)
けれど自分はそういう変更も嫌なのね。
>>530 キアダンは白髪(ちなみに老いた姿をとるエルフは彼だけらしい)。
彼の髭なしもガンダルフとサルマンと混同させない為だと思うけど、
できれば原作通りにしてほしかった。
荒れ地では「一部のエルフが黒髪なのは、彼らが人間の血をひいているからなんですね」
なんて書いている人もいたが。
どうやら「エルフは金髪」というのが定説になっているらしい…。
>>533 みたいな理由なんじゃないのー?
デブはともかく映像関係のスタッフはそういうの考えて進言するでしょー。
アカデミー貰えるチームなんだから(w
銀髪で老人かキチガイっぽいルトガー・ハウアーチックなエルフか。 禿しく見たい!!エルフってキレイキレイなだけの種族じゃないし。
539 :
名無シネマさん :02/06/04 19:43 ID:JURc1zUB
>>538 妖しく危険でバイオレンスで、ああもうっ!
ルドガー・ハウアーエルフきぼ〜〜〜〜〜〜ん!!!
ブレードランナーやレディホークの頃のルトガーなら 銀髪エルフ役、観てみたい・・・ バイオレンスなエルフって映画冒頭のギルガラドがそれっぽい気がするけど 実際(原作)はそんなことないの? あ、それ以前にあの人はエルフなのかな・・・?(汗
541 :
名無シネマさん :02/06/05 03:15 ID:fWTTeT64
スコーピオンキングのCMを見るたびに エルロンドを思い出すのはおれだけか?
542 :
名無シネマさん :02/06/05 06:39 ID:IjEYr0fd
ギル・ガラドはエルフだよねえ、もちろん。(姫よりかずっと・・・ なんでスコーピオン・キングでエルロンド・・・? デコぐあい・・・?
ギル=ガラドはノルドール・エルフで、ノルドール族では最後の上級王になります。 映画化にあたり設定の変更は無かったかと。 バイオレンスなエルフに憧れる方は『シルマリルの物語』に挑戦してはいかがでしょう? サウロンがかつて仕えていた冥王モルゴスに喧嘩を売ったあげくにバルログと渡り合う者や、 モルゴスに一騎打ちを挑んだギル=ガラドの祖父などが登場します。 ガンダルフの正体や、力の指輪との関わりも記されているので映画の副読本としてもお薦め。 ただし"小説"としては『指輪物語』に輪をかけて非常に読みにくい作品とされてますので注意。 神話ものに慣れていればそうでもないですが、買う前に立ち読みで確認をしたほうが無難です。
>サウロンがかつて仕えていた冥王モルゴスに喧嘩を売ったあげくにバルログと渡り合う者や 何かこの言い方すごいまぎらわしいなw
>>540 映画の時点のエルフは、余り好戦的ではありません。
しかしかつては、好戦的過ぎて、無茶苦茶野蛮でした。
546 :
名無シネマさん :02/06/05 17:32 ID:7eEtvS1M
>>543 バルログと殴り合うって読んじゃったよ。
まさかねえ・・・
>>545 そうなんだ?
でもかなり嬉々として槍をぶちこんでると毎度思うのですよ>ギルガラド
それこそ、ヒッチャーなルトガーハウアーみたいな・・・
あれで好戦的じゃないってことは、シルマリルのエルフって・・・こわっ。
オークは元エルフってのに妙に納得できる気がしてきた(w
548 :
名無シネマさん :02/06/06 21:04 ID:hk8uSV1H
最近、全然「寝ちゃった」スレじゃ無いような気が・・・
『シルマリルの物語』読みたいが、どこの本屋逝ってもどこにも置いてない罠。 本屋よこの時期に置かないでどうすんだ!置けや!ヴォケ!
550 :
名無シネマさん :02/06/06 22:02 ID:FUpqAL4+
>>549 ウチの店の書籍などは既に「指輪」から撤退しております。
まったくヴォケ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!
>>547 映画の中で出てくるエルフたちは、
みんな長すぎる生に疲れ果てちゃった人たちばかりなんだよ。
ガラドリエルなんか、エルフで最年長の方(一万歳以上)だから特に疲れちゃっている。
(ガラドリエルは若い頃、祖母に「男勝り」と言われてたんだそうだ。)
エルフが種として若かった頃は、活力があって、戦争なんかもよくやっていた。
今は数も減って、彼らの住む領域の外にはほとんど出ていかない。
それどころか、中つ国から海の向こうの至福の国(神の国と言っても良い)に旅立つエルフが続発しちゃっている。
ここら辺の話は延長版DVDで語られる予定。
この話が劇場版ではカットされてしまったので、
映画のガラドリエルの台詞(吹き替えでは「ガラドリエルのままで、海の向こうに去ります」)
が軽く感じられてしまう。
ガラドリエルの豹変した後の台詞は、彼女の疲れた感じが出ていたのに、
事前の伏線がなくなってしまったため、残念。
552 :
名無シネマさん :02/06/06 22:16 ID:zgexSQt4
うーん何気に本スレより面白いかも。
ちょっと遅れた話題ですが。
私もこの映画でいちばん不満な点は、あの河のシーンだな。
原作の切迫した雰囲気がイマイチ感じられなかった。
何よりフロドのカコイイ見せ場がリブに持ってかれたことは
涙、涙。。。
>>528 銀髪に染めるのは実はものすごく痛いそうです。
俳優さんたちも銀髪に染めるのはヤダー!と思ったのではないでしょうか?
>552 本当に俳優さんたちの髪を銀髪に染めなくても、 カツラを使用すれば事足りるので>533の内容が 妥当なのでは? (実際レゴラスの綺麗な金髪はカツラだったし) 所でガラドリエルはノルドだけど、家系図を見ると ノルドール25%:ヴァンヤール25%:テレリ50%なんだよね
>>551 やっぱいつまでも見た目若々しいエルフとはいえ、歳取ると丸くなるのね(W
>>552 同意。
なんか本スレ、SF板、ココ自体を足してかき混ぜたような..いい感じ。
(こんな言い方3つのスレの個々の住人には怒られるかな)
銀髪の件は、特に「寝ちゃった」的批判の元となるほどの改悪ではないけど
(原作未読者にはまったく問題にはならないし)
やっぱり原作熟読愛読者には、そんなとこも気になるんだろうねー。
PJって結構こまかい小道具には気づかってるように見えるから余計に。
指輪で寝ちゃった、どころかコアなファン方が集っているような気がするこの頃。 新参者で申し訳ないのですが。 原作を読み出してボロミアはブルネットだったの???と思いました。 映画だとブロンドっぽいので驚いたです。
>>551 エルフが若い頃の話は原作でも具体例が「人間と同盟してサウロンの武力を倒せた」
くらいしか思いつかないから(ルーシエンはエルフを超えてるから除外ね)、映画が
特に省略されたとも思わなかった。追補編もエルフの歴史はすごく少ないし、
映画もエルフの衰退と旅立ちについて触れてはいるし。
蛇足だが、ガラドリエルに"Man-maiden"という意味の名をつけたのは母親だと
記憶している(純粋にSF板向けの話題ですまない)。
557 :
名無シネマさん :02/06/07 00:57 ID:ljsGGPJm
もともと、本スレの仕切屋たちにむかついた人の集まるスレだったからな。 原作未読者だけで楽しむスレもあったがいつの間にか消えてしまったし。
>>554 >銀髪の件
いや、単にネタが尽きたからそういう話が出たんでしょ
559 :
名無シネマさん :02/06/07 05:50 ID:rGDiqXhu
やっぱ3000歳くらいが1番元気なんでしょうかね、不死のエルフ・・・ 某お姫様も元気だしね。 PJはそーゆー所を描きたかったのか? ガラもすましちゃってるけど実は昔はねえ、みたいな。 原作ファンにしか分からないけど・・・ 美しい不死のエルフにしては映画のキアダン、おっちゃんでなかった?
エルフって、不死だけど苦労するとふけちゃうんだよね。 シルマリルリオンにそんな話があった気がする(名前忘れたけど)。
とある異国で観ました(英語版)。 途中の休憩で満員だったホールからかなりの人数が出ていった。 あとである新聞の評を見ると「散漫な印象の映画」 ある映画雑誌は「特撮が見どころ。退屈」 公開されるまでは大騒ぎだったのに、公開された途端に批判的な評が 多くなったのに驚いた覚えがあります。 私は…眠りこみはしませんでしたが、長くて締まりのない印象を受けました。 決めの場面のスパイスが足りない感じ。 これは私が指輪物語ファンじゃないせいかもしれません。 あくまで一個人の印象です。
>>561 休憩があったということは、南米でしょうか?
南米では原作があまり有名ではないため、
日本と同じような感想を抱いている人が多いようです。
しかも全編に流れる暗い雰囲気と、唐突な終劇が非難囂々だとか。
評を見ると英語圏(インドを除く)とヨーロッパでは、評価が高いのですが、
その他の国では軒並み低いです。
564 :
名無シネマさん :02/06/07 17:02 ID:FjwGuMSp
>>563 はぁぁ・・・控え目に言ったのに・・・ズバリ言うんね。
キアダン演じる役者ってどんな人? キアダンって中つ国では何気にVIPだよね? ラストにチラっとしか出てこなくても、わりと存在感ある役者とかを使ってほしい んだけどな。大物俳優のカメオ出演みたいなのがベストだけど、どうなんですか?
566 :
561 :02/06/07 17:53 ID:lGHgGAvw
>>562 欧米のとある国です。原作も良く知られています。
567 :
名無シネマさん :02/06/07 21:03 ID:b8LvFfKu
ギル・ガラドの壮絶、討ち死にシーン見たかったよう!
568 :
名無シネマさん :02/06/07 21:16 ID:KqzU7Qpo
金払ってみた映画で初めて寝た。 とにかく、とにかく出てくる男にぜんぜん萌えなかった。 あんなんじゃ流行らなくて当然でしょ。
>>568 男性陣に萌え..ってことは女性ですか?
残念でしたね、そりゃあ。
この映画の、じぃ様方には性別を超えて萌えてるファンが多いんですが(w
>568 萌え映画として見たなら、あなたはとても少数派だと思う。 2ch内中でも この映画が公開されてからいくつ出演俳優のスレがたったことだかw
>>568 この映画に言いたいことはいろいろあるけど(言ったけど)、
流行らなかったとは……どう考えても言えないよなあ。
そりゃ欧米ほどじゃないかもしれんけど。
いや流行はしなかっただろう。前評判ほどには。 流行ったってのはハリポタのようなのを言うんじゃないの。
>573 正直、そこまで流行ってほしくない…
575 :
名無シネマさん :02/06/07 23:17 ID:NdDgkZvq
>>573 流行はしなかったかも知れないがヒットはしたよ、残念ながら。
上映期間もハリポタほどじゃないけど充分に長かったしね。
まあ、ヒットする映画なんてさほどおもしろくないって事じゃないかね。
関連本もアホみたいなのがたくさん出たしねえ。
用語辞典とあらすじばっかりでほとんどが読む価値はなかったと言えるだろう。
一部には良いものもあったけど、付け焼刃だからしょうがないのかな。
576 :
名無シネマさん :02/06/07 23:37 ID:cmH7czaC
>>568 の萌え映画を知りたくなってしまいました(´-`)
IMDbで3位というのは高すぎる気はするけれどヒットしているのは確か。
そこまでいいか?とは思うけど。日本ではどーか知らんけどなあ。興行成績はずっと上に居たけどね。
ハリポは良くも悪くも見る前からなんとなく面白さの質が予想できて、 失望もしないけど、期待をはるかに上回るという映画ではなかったな。 ロードは熱狂的ファンもいるが、退屈な人間にはとことんつまらん映画っていう 印象があるね。 自分に関して言うと、ロードは…失望もしないけど、期待をはるかに上回るという映画では なかったな(w
>>576 やっぱり流行はしてないと思うな。
大ヒットしたからといって流行にはならないし、
ヒットしなくても流行になったりするモンだと思う。
古くはブレランなんかが後者の典型だろう。
最近では興行的にはさほどでもないだろうから「アメリ」がこのパターンかな?
前者はアルマゲドンやインディペンデンスデイなんかじゃないかな?
ロードオブザリングはどっちかつーとこっちの仲間と思うがなあ。
>>579 流行したからヒットしたんだよ。
アルマゲもインデもそうだよ。評価は人それぞれだがね。
ブレランなんて公開当時は全然話題にもならなかったよ。
漏れはリアルタイムで見たけどな。
>>579 アルマゲドンやインディペンデンスデイ
いや、これらとは全然違うと思われ・・・
そうねえ。 アルマゲヲタやインデヲタって見たことないし。 いろんな意味で質のちがうヒットだと思う。
もーっともーっとヲタがヲタだけのために作ったという感じならよかったのに。 中途半端にハリウッド風味で萎え
オマイらマニアが喜ぶ映画と、ヒット=流行した 映画を勘違いしてないか? 流行したからヒットしたんだよ。評価とは別ものだよ。
585 :
名無シネマさん :02/06/08 01:06 ID:Q0sc8LT1
うぬう、とりあえず観たからヒットしたわけで、 観たやつがその内容に関心を寄せるとは限らないでしょう? 「流行したからヒットした」または「ヒットしたから流行」という論理はあり得ないと思うがなあ。 つまり観たけど「ふ〜ん」程度のやつがゴマンと居たんじゃないか?と思うのだが。 なんというか、モードというかさ、シーンを席巻するようなムーブメントには ならなかったよね。 全然世間に影響を与えていないでしょ。 ヲタはいわゆる流行とは別次元の話しだと思うよ。
見たのは一般人を巻き込んでの流行でヒットしたんだよ。 評価とは別物っていってんじゃん。 ヒット=流行だよ。
587 :
名無シネマさん :02/06/08 01:12 ID:fytZgnIp
この映画のだめなところ → かたわのフグ者が主人公 これできまりだね。
588 :
名無シネマさん :02/06/08 01:23 ID:szvWIrTH
>>585 ハゲ同意。
STAR WARSのようなムーブメントは起きなかったな。
今更繰り返すのも何だけど、やっぱりすっきりしないラストがイマイチうけなかったんだと思う。
>>587 それじゃエル・トポは駄目駄目かいッ!
駄目ですか、そうですか。ごめんなさい。(涙
みなさん熱くなってますが、この流行云々って、568の この発言からだよね。 >とにかく、とにかく出てくる男にぜんぜん萌えなかった。 >あんなんじゃ流行らなくて当然でしょ。 萌えられる男の有無が問題だとすると、 これはそもそもムーブメントだなんだってレベルじゃないと思われ。
>>586 いやだから「ヒット=流行」ではないってば。
その論理だとヒットしていないのに流行した作品を
「ヒットしていない=流行」と表現すると、
「ヒット=流行」と真っ向から矛盾してしまうではありませんか。
ヒットするしないの話をするスレだったのかしら?
>>591 だってはなからヒットしてない映画は流行とは言えないじゃん。
世間では流行りで一般人が見にいってヒットするんだよ
流行してないからヒットしないんだよ。
ロードも全世界である種のムーブメントがあってこの大ヒットなんだよ。
つーかこんなアンチスレが立つってことは流行ってる証拠だよw
拳神なんてみてみろなんにもあらへんw
日本では流行らなかったって話だよね? ヒットはしたけど。 出来が良いから、出来が悪いから、はどっちでもいいけど、とりあえず流行らなかったよ。 だってこの映画、一番盛り上がってたのが、公開前後くらいに「凄い話題作が登場しますよ」って露出が多かっただけじゃん。 普通の「大作登場」パターンじゃん。それ流行ったとはいわんやろ。 盛り上がったのはネットの掲示板だけで。 百億くらい入ったらしいけど、例えばダンサーインザダークとかの方が「流行った」って言うんじゃない? でも評判は良かったみたいだけどね。
よく分からないけど、「ヒットと流行は違う」と主張する人にとっての 「流行」とは、「見た人の高比率が大好きになる」でしょうか。 それとも「一過性でなく長期に渡って話題を呼ぶ」でしょうか。(後者は 思いっきり「流行」の一般的意味じゃない気もするが)
ダンサーインザダークが流行った? 流行の基準が変だな。漏れは劇場に逝ってもいないよ。 普通の大作ってなんだ? 全世界で第五位で普通の大作かよっ!w 流行で一般人を巻き込んで大ヒットしたのは確か。
ヒットしたかどうかはどうでもいいが、 ヲタのすごさはSWを大幅に上回る。
>596 そりゃ上映する前から決まってた部分でしょ。話題の大作が登場したって感じ。 流行るも流行らないも、ある程度は決まってた範囲。 「あの映画が流行った」って感じはしない。 毎年何作か定期的に登場するハリウッド大作の一つとして。 この映画の場合は原作が色々有名だったりして、話題性はかなり良かったけど、 その後そんなに盛り上がったかっていうと、まあまあ、話題倒れというほどではない、くらい。微妙。 広ーい意味で言えば「当たった」と言えるかなぁくらい。少なくともこけてはいないぞ、くらい。微妙。
まあでも数字で言えばなんだかんだいって大したもんだけどね。 それでもハリの半分か・・・あの映画は異常だな。
>>598 そう、全世界で大流行。そして日本でも。
当たったと言えるよ。流行ったからヒットしたんだよ。
流行ったからこそこんなアンチスレがあるんだよw
定期的なハリウッド大作でも、これはその中でも特別に全世界で大ヒットした作品でしょ。
全世界で流行った映画。
日本でもケッコーヒットしたよ。まだ上映してるし。
一瞬でも流行れば流行り。
世間に広まった(流行)からヒットした。
つーか辞書みることをオススメする。
関連図書(指輪のみで)で言えば、ハリポのほーが出てるのかな? なんか魔法学校の「教科書」なんて本まであるし(おいおい ただ私は指輪にハマってしまってるんで客観的にどっちが市民権を得てるか 分かりにくいけど 「観た」か「知ってる」かで言えば周囲には ハリポのほーが「観た」人は多いかな。 個人的にちょっと主流から外れてるモノが好きな私が好きな 指輪は、世間の「流行」ではないかも・・・?(w ってゆーかハリポと比較、対抗してる自分が鬱〜。
>>601 ハリポと図書関連比較しても意味ないっしょ。
周囲の状況も意味ない。
寧ろ漏れの周囲では指輪の方が観たやつが圧倒的に多い。しかも大絶賛ばかり。
のでこれは意味がない。
流行したからこれだけ日本でも大ヒットしたんであって。
日本でも配給収入百億近くいってるでしょ。これだけ稼げば大ヒットといえる。
ハリポも流行したし。これも流行して大ヒットした。
もうこれだけアンチスレが生き残っている時点で流行ったといえるでしょw
603 :
名無シネマさん :02/06/08 06:01 ID:P9U/Kocw
う〜〜やっぱ、どうしてもハリ・ポチャと比べちゃうよね。 でも、お子ちゃま用の映画と比べてもねえ・・・ ジャンプと小説くらい違うと思うし。(どっちも面白いと思って買ってるが
ここ見てるとやっぱり指輪ヲタは変、と思うよw 日本国民全体で盛り上がってるわけじゃないけど 原作ファン以外にも 映画見て原作読んだりリピーターが多いっていうのは 流行ったというのではないかい?
「流行ってない」って言いはってるのって指輪ヲタなの? 私は逆かと思ったよ。
もう、なんか子供と会話してるみたいだなあ。 別にヒットしなくても色んな人に影響を与えて、 あの映画は凄いらしいなどと見てもいない人にまで流行する場合があるんだよ。 たとえば「ゆきてゆきて神軍」とか2ちゃんにいたら一度くらいは 目にしたことがあるでしょう? こういうのはある一時期「あれ見たか?」という具合に流行したわけだよ。 でもヒットはしていないでしょ。 昔、ポンキッキで「パップラドンカルメ」という歌があったのを知っているかい? 子供達の間で噂になっている謎のお菓子なんだけど、誰も見たことないって歌。 流行はしたけど実体がないという事だよ。 だから「ヒット(実体がある)=流行」という事にはならないと言うわけ。 更に「指輪物語」は30年も前に翻訳され、潜在的なファンは確実にいたでしょ。 「ホビットの冒険」のガンダルフやビルボのファンは映画ができる遥か昔から居たわけ。 この人達にとっては映画の流行なんか関係なく、映画館に足を運ぶ可能性があったし、 一般的な観客に比べたらヲタの資質も持っていたと考えられるでしょう。 すると、映画がブームにならなくてもそれなりの観客動員は見込めたし、 原作ヲタもはじめから居たという事になるでしょうよ。 だから「流行したからヒットした」とはいえないんじゃないか?と言ってるのよ。 「スパイダーマン」も「スターウォーズエピ2」も同じような理屈で、 ヒットするのはほぼ確実なのよ。ハリウッドはそーいう商売をしてるってことだよ。
指輪の原作本が今でも文庫売上ランキング上位ということは、今まで知らなかった 指輪物語に映画公開後に興味を持つようになった人がかなりいるということだと 思いますが。既読の原作ヲタが買いなおしてるわけではないでしょう(その証拠に 「王の帰還」はランキングに入っていない)。
なんか、いろんな要素がごちゃ混ぜになって論じられてるなあ(W
確かに興行収益的にはヒットと言っていいと思うんだけど、これを影響力としてとら
えるには、リピーター比率がはっきりしない限り、確実な計測はできないだろう。
評論社の収益額や関連商品による売り上げ額で計るという手はあるかもしれんが。
>>606 が言いたいのは、要するに表現やそれが伝えた概念が、以降の追随者を生み、
最終的には新しいジャンルにまで成長するだけのインパクトがあったか? という
意味での「流行=影響」だよね。これに関しては、もう少し長期的に見ないとなんと
も言えないのではないか、という気がする。
609 :
名無シネマさん :02/06/08 13:05 ID:XcdCQQE7
まあ、いずれ「ベンハ―」や「風と共に去りぬ」くらいの評価を 後世で語られたら言う事無いっす。 あ、煽りとちゃうでっす。
612 :
606 :02/06/08 13:42 ID:MHGwzfyi
>>608 ええ、そういう事だと思いますね。
まだ流行ったとは言えない。これから流行るかもしれないとは思います。
例えば、連続した大作をあらかじめ完結するまでいくつかの映画に分ける、
などといった手法が他の映画でもみられるようになれば、
それはこれの影響と言えるでしょう。
ゴッドファーザーやスターウォーズは明らかにこれとは異なりますからね。
>>610 それは「指輪物語」でも既になし得ていることだと思うのですよ。
ウィザードリィやドラクエの原典であるという時点で莫大な影響力を映画が出来る以前から、
一般大衆に与えているでしょ。
これに比べたら映画の影響は微々たるものですよね。
613 :
608 :02/06/08 15:47 ID:JtjKALCv
>>610 まあ、このあたりは単なる語義的なところの行き違いに過ぎないと思いますよ。
>>606 さんは、「流行」という言葉自体にはこだわらないと思うのだけど、どうかな?
>>612 たとえば60年代アメリカで原作がブームになったときのような、社会的文化的状況まで巻き込
んだ展開にはまだ至ってないような気がする。
614 :
565 :02/06/08 17:55 ID:/1eJl3lf
>>611 あ〜そうか〜。ガラドリエルしか意識しなかったけど、考えてみりゃ
そうだよなあ。じゃあもう一人はエルロンドだったんだ。全然気づかなかったYO。
>614 残りの一人はギル=ガラドですよ
616 :
名無シネマさん :02/06/08 20:35 ID:Fu35uf9N
617 :
565 :02/06/08 22:03 ID:/1eJl3lf
あ〜そうだったあ〜。最初はギル=ガラドが持ってたんだっけ。 読んでまだ数年しか経ってないのに設定いっぱい忘れてるわ。 ギル=ガラドはサウロンとの戦いのときにもいましたか?
原作知らない一般人がこの映画によって知った人は大勢いると思うがな。 流行りで知って観た人がいるからこそこの収益だと思うよ。 一瞬でも流行れば流行りだよ。 長い間語り次がれるようなものはもはや流行りとは言えないよ。 流行るものはそのうち廃れるのも因果。 このスレに来てる人自体流行りの中にいると何故気づかないのかな?w 今流行ってるからこそこんなアンチスレがあるんだよ。wもう廃れぎみだが。 君らこそが流行りに拍車をかけてるんだよ。w 流行ってないという人は、何故流行ってないのにこんなアンチスレがあると思うのかな? 他の幾千の映画がある中でこんなアンチスレがあって今だに生きていることこそ流行した証だよ。 アンチ拳神アンチミミック2がないのがその証拠w スレを見れば流行ってるが一目瞭然。
619 :
名無シネマさん :02/06/08 23:06 ID:Z8XAABTv
ヒットしようがヒットしまいが、流行もんであれ、社会現象をおこした もんであれ、俺、個人の意見としては、この映画はクソ、糞、糞、糞。 エジソンが映画を発明して以来、100万作の映画が作られたとしたら 、この映画は99万番台をゲットする作品だと思うよ。 俺は彼女とこの映画見に行ったが、彼女がオモシロイとほざいたので、 即、別れてやったよ。ざまみろだ・・
>619 クソならさっさと記憶から消去して 別の映画でも探しなさいや。
621 :
名無シネマさん :02/06/09 00:17 ID:F0kiRk1P
>>619 「映画の趣味が合わないから別れたい」
なんていう男からは速攻別れたかった思われ(w。
>>618 前半に激しく同意。でも、「映画は流行っていない」と主張している人は、
「流行とは後世に影響を与えるもののことである」と思っているんだよ。
>>612 見れば一目瞭然。だから「映画は流行った」より前に「流行という言葉の
意味をちゃんと覚えろ」と言ってあげよう。
>>618 スレの立ち具合だけを論拠に「流行ってる」といわれても、ちょっとなあ(W
まあ、まったく尺度にならんとは思わんが。
>>623 確かに、言葉の定義のところで擦れ違ってるよね。
そういう意味では、「流行ってる」側の「なにがどうなれば流行ってることになるのか」
の明確な定義もない。たとえば、関連商品を含めて、どのくらいの売り上げ規模になれば
流行っていることになるのかな? ポケモンやSWにくらべれば、確実に規模は小さいんで
はないかと予想するのだが。
>>624 まぁこれだけヒットしたら、一時期流行ったといってもいいんでないの?
関連商品もそれなりに売上は上がってんじゃないかな?
しかも映画として関連商品売上は二次的なものでしょ。
タイタニックが流行っても関連商品なんてSWに比べてそんなにないでしょ。
ま、本は売上は確実に上がったでしょ。
流行ってる側の定義としては何度も言ってるよ。
何がどうなれば流行ってるの部分は、映画として配給収入で流行ってると分る。
ヒット=流行り
それだけ多くの大衆の関心を捉えた。
スレの立ち具合&伸び具合で流行りの尺度のひとつと考えてイイでしょ確実に。
今流行ってるといえば少林サッカーじゃない?
やっぱその時期流行ってるスレは伸び具合立ち具合が烈しいよ。
それだけ多くの人が感心を持ってる証拠だし、それだけ見た人が多いという証拠。
拳神のスレなんか閑散としてたし、イヤ、もうないかw
個人的な定義から言えば、 ヒット:興行収入(実際に見た人の数) 流行:どのくらいの人の口に話題が上ったか(見てない人を含む数) って感じかなぁ。
>>626 それはまさにヒット=流行ということでしょ。
実際に見た人が多ければ多いほど、その話題が世間に広まる。
しかも、見た人が多くいなければ流行とは呼べない。世間に広まらない。
ミミック2や拳神がどれほど世間に広がった?見た人も少ない。話題にならない。流行してない証拠。
よって流行=ヒットと定義してよろしい。
>626 はぁ? なんでもかんでも自説に引っ張らないでください。
「流行」って、みんな妙に思い入れの深い言葉なのね…… ということだけ理解できたここしばらくの議論。
>映画として配給収入で流行ってると分る。 まあ、擦れ違ってるのはこの部分だね。 確かに「一映画として」とらえた場合、配給収入で計るのが基本なのは間違いないと 思うし、その部分で「ヒットした映画」という範疇に入るというのは同意する。 「そうじゃない」と言ってる人は、映画を起点として活字等のその他のメディアを含 めた社会的現象とか文化的現象まで至っているか、という点を論じているんで、そう いう意味ではまったく違う尺度で計ってるんだなあ。 これはもう、捕らえ方の視点や計るスパンの違いでしかないような気がするが。
631 :
名無シネマさん :02/06/09 16:39 ID:85X0DwWW
>>565 亀レスですが、ギル・ガラド、サウロンとの戦いの時いましたよ。
・・・って、ちょいと前のレスにも書いてあるがな!
槍ぶっ刺してるって。
ヒットどうこう流行どうこうってマジレス続いてますな。
ヲタもアンチも指輪に関しては深く深く考えてしまうのだな・・・
632 :
565 :02/06/09 20:59 ID:+8uJOMyD
>631 ああ〜ほんとうだ。重ね重ねスマソ。でも漏れ映画二回見たんだけど、 ギル=ガラドの存在、ぜんぜん意識できんかったよ〜。サウロン相手に彼の槍が折れたとか そういう描写はなかったよね? イシルデュアも指輪の誘惑に屈したとはいえ、もっと高貴な感じの役者にやってほしかったなあ。 なんか卑しいだけのオッサンって感じじゃなかった?とてもアルゴナスの彫像のモデル とは思えんよ。 ひょっとしてPJって「高貴さ」を演出するのがヘタってことない?
633 :
名無シネマさん :02/06/09 21:35 ID:oCqBd+V0
>>632 そんな・・・(卑しいだけのおっさん・・・
ビルボのシャーだって、とてもサーとは思えません!
>>630 >映画を起点として活字等のその他のメディアを含〜
当時は本屋の映画雑誌等はロードだらけだったよ。
字幕論争に拍車をかけた映画でもあるし。その事で載った雑誌もあるし。
ある種の旋風も巻き起こしたよね。2チャン含めてね。
このスレが出来たのも、何の前情報や知識を入れずに流行りで観た人が、
実際見て、内容やエンディングに混乱してクダラナイって言ってる人が集まった
結果でしょ。流行で多くの人が見てこれだけのアンチスレが伸びた。
つまらない映画は数あるけど、これだけ立った指輪関連のスレッド数とアンチの人がいるだけで、
もうそれは一時期流行した証拠。
流行とは一時期急にもてはやされる事。そしてそのうち廃れる。その評価とは別もの。
映画としては配給収入で流行りは分る。
特にこの映画は特別大ヒットした。
ヒット=流行である。
>>634 >当時は本屋の映画雑誌等はロードだらけだったよ。
あ、これはこちらの書き方が悪かった。情報系のメディアではなく、作品系のメディアの
ことを指したつもりだった。
どうしてもこの映画の場合、その昔、原作が起こしたムーブメントと比較してしまうんだな。
それは確かに筋違いといえば筋違いなんだが。
>字幕論争に拍車をかけた映画でもあるし。
それにはまったく同意。こんな大騒ぎになるとは思わなかった(W
しかし、本スレ28章だぜw 半年くらいでこんなに映画板で逝ったスレ今まであったか? 特に先行AN公開直後、本公開直後あたりのスレの伸びようは凄かったよw なっちの字幕スレにも拍車をかけたのは指輪だしな これはまさに流行したといっていいだろ。
>その昔、原作が起こしたムーブメント あれはもう、「流行」なんて域をはるかに超えてると思う。 「一時代を築いた」って感じ。
>その昔、原作が起こしたムーブメント アメリカではそういうものがあったらしいけど、日本でもあったん? 生誕100年のときは何のお祭りもなかったぞい。
それって、あの 「ガンダルフを大統領に〜!」行進?
640 :
結論 :02/06/10 20:35 ID:NzzuaMg9
指輪は一時期流行った。 ヒット=流行である。 2ちゃん的に急に一時期のスレの立ち具合&伸び具合=流行
641 :
638 :02/06/10 21:34 ID:Mfqb3eqW
あ、100年のときは一応日本でも改訳新装版とユリイカの特集はあったか。 でもそんくらいだよなあ。今年のフィーバーは日本ではもちろん指輪出版以来 最大のブームだろうけど、アメリカではどうなんだろうね。ヒッピー時代の ブームと比べて本の売れ行きとか勝っているのかなあ。
642 :
635 :02/06/10 23:25 ID:w1FqmpZm
>>639 そうそ。それそれ。
日本でも、純粋にファンタジーとして広まった流れの他に、向うのサブ・カルチャー
というかカウンター・カルチャーというかの紹介という流れで、「指輪物語」という
タイトルが広まった部分はあったな。
実は、この映画絶賛のアメリカの知識人のなかには、あの当時、反体制運動に燃え燃え
だったヤツらの成れの果てが確実に混じっていると睨んでいるのよ(W
全然流行ってねえって。 マスが煽るのは当たり前だから出版物の量は全然あてにならんでしょ。 スレがたくさんあると言うのも一体何人の人間が書込みをしてるのか?を考えたら、 実はさほど数ではないかも知れない。 よってスレの継続も流行を反映してるとは限らない。 上映がロングランしたのはリピータが多かったので、 一部の人間が売り上げに貢献しただけかも知れない。 だから、ヒットはしたが流行したとは言えない。 もともと指輪ファンだった人々が映画を機会に、 話題に登らせることができただけ、の可能性の方が高いでしょう? バクシ版のときもそれなりに話題になっていたので、 これくらいの騒動はあたりまえ。 ゴダールが新作を公開すると、話題にもなるし新たなファンもできるのと同じ。 これはゴダールが新作を公開したことによる効果であって、流行とは言わない。
>>643 爆死版なんて今に比べたら全然だよ。
イヤ漏れは全然知らなかった。
ゴダールなんて普通の一般大衆に全然伝わってないよ。そんなに話題にもならないよ。
相当な映画好きしかゴダールなんて見ないし、知らないよ。それこそ一部の人間だな。
マスの煽りで大衆に広まるんだよ。それが、今は流行を作り出してんだよ。
これだけ一般大衆に一時期急に指輪の存在が認知されればそれは流行だよ。
スレが沢山あり伸びるのはそれだけの人が大勢集まり、話題があるからだよ。
人数は多いよ。
ヒットしてない映画はスレが伸びないし、いっぱい立たないよ。
ヒットしてない映画はスレの伸び具合&立ち具合が悪い。
ヒットは一部の人間だけじゃ百億もいかないって。一般大衆を巻き込んでこそだよ。
指輪ファンが騒いだのも確かだが、それに呼応して知った人は大勢いるよ。
この映画は一時期確かに流行したよ。
ヒットしたのは確かでしょ。
ヒットしたのは一時期の流行と呼べるよ。
君は流行の言葉の意味を知らないだけでは?
ロードの第一部がヒットしたかどうかの議論はさておき、 第二部第三部は第一部と比べてさらにヒットする可能性はあるだろうか。 それともやっぱりだんだん尻つぼみになっていくのかな? 一作目がヒットしたから続編が出来たっていう映画と違うから、なんか ぜんぜん予想がつかないんだけど。
643の根拠って、全部「かも知れない」「とは限らない」なのな。 よくまあそんな曖昧な理由でこうもすっぱり言い切って見せるもんだ。 「流行した」派には、興行収入とかスレ数とか、 それなりに具体的な根拠があるんだが。
643って流行りって言葉の意味を知ってるのだろうか・・・ 現実的に普通に考えれば流行りなんて言葉は結構かるく使う。そんなに超異常に大流行したものだけを 流行としか使わないわけじゃないし。 映画で言えば例えば、今上映してて流行ってる映画って何?って聞かれれば、少林サッカーと答えるだろう。 若しくはスパイダーマンとか。少なくとも拳神とは答えない。ヒットしてないから。 ヒットしてるとは、その時期劇場が繁盛してる映画のこと。今流行りの映画という。 ロード〜の最初の方の大ヒット時期は流行りと聞かれればロード〜と答えるだろう。 だから映画で言えばヒット=流行りと使っていい。 一時期急に盛んに広まることを流行と言う。だからそのうち廃るし、流行に乗り遅れるとかがある。 ロード〜はこれだけ大ヒットを記録したから、その一時期流行ったと言える。 一時期の期間を流行という。 流行を作り出すには、テレビなどのメディアでの煽りで作りだす事ができる。
>>643 いや、ちょっと待て。爆死版は大コケだったぞ(W
確かに、ロトスコープとかの手法としての話題は一部アニメ関係で出てたけど、
日本でのロードショー公開は一週間で終わってしまったくらいだから、興行収益
的にはまったくPJ版とは比較にならんだろ。
公開の次の週の日曜日に観に行ったら、いきなり「ショック」とかいうスリラー
映画をやっていて、ワシの方がショックじゃったのは今でも記憶に生々しい(W
ってか、どうして643がそこまで頑固に「流行った」と思いたくないのか、 そこがちょっと好奇心をそそられる。 嫌いなものが流行ることなんて誰にとっても日常茶飯事だから、 そんな理由じゃないんだろうけど。 どこがそんなに643の心のツボを刺激してるんだろう???
流行の定義を論じるスレになったのですか・・
643は流行ってたのに気づかない疎いヤシっているから、その類じゃないかな。
652 :
643 :02/06/11 17:02 ID:D4tfUol7
う〜ん、何度言ったらわかってくれるんだろうか。 ヒットはしたが流行はしてない、と言ってるんだがねえ。 流行を一時期のものと考えるならば、おそらくこの映画のファンは 一過性の流行とは捉えていないだろうと考えられる。 つまり、従来の指輪ファンと変わりがないわけ。 ただ、きっかけがこの映画だったわけでしょう? バクシ版はコケてなんかないよ。 当時はディズニー以外の米国産アニメ映画なんてどマイナーもいいところでしょ。 誰もヒットするなんて考えてないから、順当な売れ行きだったと言えるだろう。 なにしろメディアや企業が煽れば流行していると錯覚することは、 流行とは言わないよ。
653 :
名無シネマさん :02/06/11 18:13 ID:+SltitZJ
>>643 3〜6行が意味不明。
主語述語入れてね。
ところでヒットしても流行って無いって言われるモノは何?
爆死版を知っているアナタは、相当な『指輪』ファンなのですか?
こだわりが有るんですねえ。
コレを知っている映画ファンなんて少なくとも私の周りには1人もいなかったんですが。
いや、映画評論家とかすらも知らないんじゃ・・・
『指輪』ってそんなにマスに煽られた・・・?
普通の映画並みには取り上げられたとは思うけど・・・
654 :
名無シネマさん :02/06/11 18:14 ID:+SltitZJ
あっ、ゴメン、ageちもうた。
643にとって流行した映画って例えば何?たとえばプリクラが流行したって いうようには、ある一本の映画について流行って言えないと思うんよ。 公開が終われば、一般の人は次の新作に興味を移していくのが映画という メディアの宿命だし。だけど本スレやこのスレから伺える興味の持続具合からしたら、 一本の映画の寿命としてはかなり流行したって言ってもぜんぜんおかしくないと 思うんだけど。例えば643が「流行」って言葉を適用してもいいって思える映画って どういう作品を想定しているのかあげてくれるとわかりやすいと思う。 (つーか643に主旨を明らかにしてもらい、早くこの議論を終わらせてほしい。)
>>643 ガイシュツだけど、従来の指輪ファンしか見てないっていうなら、
文庫の売り上げが爆発的にのびたことについてはどう思ってるの?
映画が封切りされてから売れた冊数は、この20年間に売れた冊数に
ほぼ匹敵すると言われてるんだけど。
旧版を持ってたファンが買い直したとでも? (←って、なっちかい(w)
>>655 >(つーか643に主旨を明らかにしてもらい、早くこの議論を終わらせてほしい。)
同感。
流行ろうが流行らなかろうが、このスレの議論とは直接関係ないじゃん。
この映画の批判とどういう関係があるの?
関係があるのだったら、何が言いたいのか明確に示してくれ。
やっぱり、あれなのか? マトリックスとか旧SWみたいに バラエティとか別の映画で名シーンをネタにされなきゃ 流行ったとは認めてくれないんだろうか? だったら、上の二つほど大きくはないけど 爆笑問題の太田が相方のことを「ホビット族」と言ってたのは見た。
>>658 既に原作がネタにされているから、今更と言う気がする。
>>652 まあ百歩譲って日本では流行っていないとしよう。
少なくともイギリスとアメリカでは流行ったよ。
これでいい?
ってヒットと流行に区別をつけたい理由がわからん。
ところでバクシ版は二作目が作られなかったという事実は、
これがかなり駄目であったという証拠だと思うが。
>う〜ん、何度言ったらわかってくれるんだろうか。 みんなが652に対してそう思ってるんだが……
643と652で言ってたことって、 日本の1,2位千尋とハリーポッターにも言えるような気がするんだけど この二つも流行ってないのか?
662 :
名無シネマさん :02/06/11 22:58 ID:zLP02Ut8
ロードオブザリングスって、 STAR WARSやタイタニック、 近年では千と千尋やハリーポッターのように 猫も杓子もこの映画を話題にする今日この頃、って状態にはならなかった思うぞ。 643はそういうことを言いたかったんじゃないかな。 俺はその意見に激しく同意だ。
663 :
名無シネマさん :02/06/11 22:59 ID:zLP02Ut8
>>658 ていうか、読書の趣味もなく、数ある娯楽の一つとして映画も見る、
っていう感じの多くの人からすれば、流行してるものって、そんなもんだろう。
>658 爆笑問題。田中元外相の指輪騒動にからめてもネタにしてたなあ。
643はまず流行と流行りの言葉の意味を辞書で調べるべきだな。そうすれば分るよ。 ただ単に意味が分ってないだけだんだよ。 自説を完璧なものと勘違いしてるだけ。頑固なだけ。 異常な大流行とまでは逝かないが、そこそこ流行っただろ。 これだけ収益が入ったのはそれなりに一時期流行ったんだよ。 メディアの煽りでも、一時期急に大衆に伝わって、大ヒットしたんだよ。 映画のヒットを尺度にしないで何をもって、映画が流行ったというんだよ。 そもそもバクシ版なんて漏れは知らなかったし、指輪だってこの映画によって知った一人だよ。 このスレみれば分るが、知らない人が見て、途中で終っててツマランという酷評多くでてただろ。 大ヒットしたらそれは流行ったことになるんだよ。辞書見てみろ。 人気がある、持て囃される、繁盛する。って意味も含まれてんだよ。 それを当てはめたら、ヒット=流行だろ。 2ちゃん的にはスレを見れば流行ったと言っていいだろ。
うーん、
>>662 が言うのは私にとって社会現象であって、流行なんて軽い言葉は恐れ多くて
使えない。流行という言葉は、それこそファッションとかデザートとか、ごく短期間に
話題になって跡形もなく消えるもののイメージ。643に反対する人々も恐らく同じ。
そしてそっちのほうがはるかに一般的な言語感覚だと思う。
667 :
名無シネマさん :02/06/11 23:51 ID:zLP02Ut8
>>666 あ、じゃあいいや。
俺的に、ロードオブザリングは、流行したけど社会現象になるほどではなかったと思う。
ていうか、指輪物語自体は流行とかなんと改善にもうずっと根深く残ってるもんだから
べつに流行とか関係ないしな。
日本で言えば、源氏物語ブームが来た、とかあんな感じか。
668 :
名無シネマさん :02/06/11 23:52 ID:zLP02Ut8
>>667 とかなんと改善にもうずっと
↓
とかなんとか以前にもうずっと
>>667 やっと認めましたね。
そう、社会現象とまでは逝かないが、ロード〜確かには流行はした。
ブーム=流行ること
流行なんてそんなに大々的に異常な社会現象だけが流行としか使わないなんて事はない。
それに、昔原作が流行った時期があって、もう一度再ブームと言えるじゃん。
漏れは昔過ぎて生まれてないから知らんけどw
それにその時期ハリポタとコレやらで、ファンタジーブームとか言われてたじゃん。
この現象に乗って、ハリウッドではファンタジーものの原作を映画化する動きが
活発になったし。
ファンタジー本好きなら昔から指輪を知ってて、当たり前のような感じかもしれないけど、
漏れのような知らない大衆は今回の映画の宣伝の煽りで知った人はそりゃ大勢いますよ。
まーこれはある種の流行ではないかな。
これで、
>>568 以来の泥沼は 終 了 と考えていいのでしょうか・・・
ところで、週刊新潮にて福田和也曰く
> CG流行の当今、コケ威しの大作ばかり目立つ中で、『ロード・オブ・ザ・
>リング』は、脚本の力で成功を収めた大作です。
はてはて???
どうしても統一見解を求めたいのはなんでだ? 流行ったと思ってるやつと流行ってないと思ってるやつがいるってだけだろ。 要はものの捉え方の違いだと思うがな。
>>669 わるいが俺は643じゃない。
で、俺の中では、流行してる映画=社会現象レベルなので
結局の所ロードオブザリングは大して流行ってなかった、と思ってる。
673 :
662 :02/06/12 06:56 ID:at098+I+
で、「やっと認めましたね」とか言われると正直いい気持ちはしないよ。
結局の所、
>>671 に賛成なんだよね。
ただ、
>>643 に一生懸命反論している人たちがいて、その文面を見るに
そりゃ言い過ぎなんじゃないかと思ったわけだよ。
そもそもここはアンチスレなんだから、
>>619 や
>>568 みたいな書き込みがあって何も不思議じゃない。むしろ当然。
逆に言えば、
>>572 や
>>620 みたいなのが帰ってくるとうっとうしいから
本スレじゃなくてこっちに書き込む、って人も多いだろう。
ロードオブザリングに関して否定的なの意見や意見にならない文句を聞きたくないなら
ここを見なければいいのでは。
>>620 の言葉を借りるならば
「クソスレならさっさと記憶から消去して 本スレでも見てなさいや。 」
「流行した」ってのは別に「映画に対する肯定的な意見」ってわけじゃないと思うけど。 なんであんな映画が流行する???と思ってアンチスレに来てる人も多いわけだから。 それに、ここってアンチスレではあるけど、 >「寝た」「長い」「金返せ」など具体性の伴わない非難はやめて >具体的になぜ、どこががつまらないのかを語りましょう。 っていう趣旨のスレなんでしょ?
ていうか「流行らなかったし・・」って言った人に激しく反応したヤツが最初だろ。 「評価はともかく、どう考えても流行っただろう」って。「どう考えても」って。 アンチが、指輪が流行らなかったって主張してるんじゃなくて、 流行ったって事実をどうにかして認めさせようとしてる奴が引っ張ってるんだろ? 流行った、なんて言葉は使い方次第で人それぞれなのに。
676 :
名無シネマさん :02/06/12 08:37 ID:RaJersmx
『指輪』が流行したと思わせられるモノって例の18金リングが どれくらい売れたかとかでないと計れないからねえ・・・ ハリ・ポタのように自分の学校生活に重ねて考えたり SWのように宇宙のどこかでと思えたり 千と千尋のように描いてみるのも無理だしね。 >具体的に何故、何処がつまらないかを・・・ 壱 3部作って事を大々的に(もっともっと)宣伝しといて 弐 アルウェンを・・・(以下略 参 モリアの階段飛びは余計 四 もちっと初心者の為に説明を2〜3入れる くらいでない?自分的には、ものすご〜〜〜く好きなので・・・ おう!サムの水没シーン、アレは無いよ・・・トホホ・・・カットね。
今の日本での知名度で言えば 指輪よりハリポタの方が上っぽい気がするんだけど。 あくまでテレビとか雑誌とか見た自分の感想なんで 証拠出せとか世界的にはどうだとか歴史がどうのと言われると はいそうですかとしか言えませんが。 しかしマターリ語ってるところに激昂した熱狂的ファンが 乗り込んでくると浮きますね。自覚してちょーよ。空気嫁。
まあ流行らなかったというにはヒットしすぎだが、 流行ったというには、あんまり世間で話題にならなかった、というのが俺の印象。 なんとでも言いようがあるね。
>676の「具体的に何故、何処がつまらないかを」補足いたしますと、 五 生身のサウロンがヘタレ 六 イシルデュアも過去の偉大な英雄としてはチョット。 七 アラゴルンとナルシルの扱いに納得がいかない。 八 ガンダルフが好々爺過ぎる。 九 エルロンドの会議の厨房ぶりに萎え。 拾 アイゼンガルド内のグルグルカメラワークがしつこ過ぎ。 拾一 ボロミアの死に方もひっぱり過ぎ。 拾ニ サムが無口過ぎ。 拾三 シャーで幻滅。
>>676 >壱 3部作って事を大々的に(もっともっと)宣伝しといて
ヘタレな配給会社の責任。
>四 もちっと初心者の為に説明を2〜3入れる
カットされてしまった部分だそうだ。延長版DVDには入るそうだが。
>>679 >五 生身のサウロンがヘタレ
このシーンもDVDでは長くなるらしい。
サウロンの外見の形容が無いため、モルゴスのイメージを流用している。
私ももっと大暴れして欲しかった(しかりやりすぎたら、イシルドゥアのカウンターがもっと安っぽくなるが)
>六 イシルデュアも過去の偉大な英雄としてはチョット。
まあ、原作でもどれぐらい凄かったかはよく分からなかったし。
イシルドゥアのバラド=ドゥア潜入エピソードは入れようがないから、
説明しづらくもある。
>七 アラゴルンとナルシルの扱いに納得がいかない。
第二部の最後を見ないことには、判断がつけられない。
>八 ガンダルフが好々爺過ぎる。
もっと切れまくってほしかった。
>九 エルロンドの会議の厨房ぶりに萎え。
確かにエルロンドは議長の割には(以下略)。
>拾ニ サムが無口過ぎ。
というよりメリーとピピンが喋りすぎなのだと思う。
>拾三 シャーで幻滅。
2ch的には(何故か)評判が悪いが、
指輪の魔力をよく示しているシーンということで、好評価も多い。
ビルボのシャーはいいと思うなヽ( `ΦдΦ)ノ シャー ガラドリエルのあれはくどい。苗まくった。
>>672 >大して流行ってなかった、と思ってる。
ま、多少は流行ったってことだ。認めましたね。
しかも、君のは自説だしな。
客観的事実としては、辞書で流行という意味を照らせばヒット=流行にはなる。
>>673 君の気持ちなんかどうでもいい。既成事実だから。
>クソスレならさっさと記憶から消去して〜
漏れはそんな事逝ってないが?
ヒットしたという既成事実をのべてるだけ。自説を唱えてる君とは違い、客観的に
事柄を述べてるだけ。
君の感情論なんてどうでもいい。
うーん、そんなに認めさせたいかね・・・ 流行ったかどうかなんてどうでもいいけどな、正直。
で、
>>670 の福田和也はどうよ?
この映画って脚本の力で成功を収めたとか言ってますが。
英語圏での話なのかのう。
>>682 なんでそんなに流行ったことにしたいの?
あまりにも君がうざいから、流行ったことにしてあげてもいいよ。
>>682 が何故そんなに必死なのかわからん…
なんだか相手を言い負かすのに必死になってるみたいに見えちゃうよ。
そういう態度が嫌がられていることに何故気づかないんだろう。
そんなだから「指輪ヲタウゼー」って言われちゃうんだよ?
ところでハリポタ本は今年の上半期売上1位だそうです。
>>684 だから、既成事実だろーが。ヒットしたのは事実だろ。ウザイなら最初から反論すんなや。
>>685 指輪ヲタ?
勝手に決める付けるなや。本読んだこともねぇよ。
必死もなにも、そんなら最初から口挟むなや。
>>568 がウンコ発言しなければこんなことにはならなかったのに・・・・・・
>>687 わかりました。
しかし相手に「反論するな」とか「口挟むな」とか
自分ができないことを求めないで。まるで子供のけんかですよ。
ここはあなただけのスレではありませんし。
まあ、映画館にゆくまでもないと思っていた人達がこれからレンタルビデオなどを見て、 流行るかも知れないんだけどね。 ただ、家で気軽に見る作品としてはちょっと長過ぎるかも知れない。 レンタルビデオのトップは常にアクション映画らしいからね。 それでも「二つの塔」公開と重なれば今までよりも過熱する可能性はあるでしょう。 第二弾以降の方がグッズなども過剰になる傾向にあるしね。
>>688 禿げ同だな。
>>687 ハァ?なに言ってんだ?子供のけんか?煽りか?
できないことを求める???
あなただけのスレではありません?そんなこと分ってるよ。突然何言い出すんだよ。
反論に対して、論じてるだけだろ。ウザイなら反論するなってことだよ。無視すりゃいいことだろ。
論じたいなら、論じればいいじゃねぇかよ。
煽り的発言の君の方がどうかしてるよ。
>>690 それに乗じてアンチも増幅するな
指輪アンチスレブームが来るんじゃねぇのかw
しかし漏れのIDすげーよ。WARだぜw臨戦態勢は整ってるYO!
694 :
名無シネマさん :02/06/12 17:04 ID:W63jdgvs
ageます・・・
>>WAR
元気だね。
A27じゃなくてB29だったら尚スゴイ・・・
>>680 拾二 つーか、サム何か喋った?
フロドったら何でそんなに喋りまくりなんだよ。
>>681 吹き替え版のガラの豹変シーン・・・声がキンキン過ぎ。
>>694 「庭師のサム」のシーンも劇場版ではカットされた部分。
これもDVDに入る。
(ってそういうのばっか)
696 :
名無シネマさん :02/06/12 17:55 ID:MupFjrfy
フロドの旅立ちを17年間も心配し続ける庭師のサムがイイのに・・・ ってか、水没シーンを短くすりゃあイイんじゃんか。 姫のラブシーンも3分の1にして タコシーンも減らす。 ギムリの「バーリン」慟哭シーンも2〜3秒縮める。 ケレボルンは、いるんか?
ヒット=流行 か? 辞書だけで全ての言葉が説明つくと思ってる奴がいるな 流行るなんて言葉は感覚的なものなんだよ いいかげんわかれよ指輪ヲタ
698 :
名無シネマさん :02/06/12 21:12 ID:WKq17PSh
まあ、感覚的な問題はそれぞれの心の中に納めておきましょうや。 どうせ議論したって決着がつくわけでなし。 自分がいちばん気になったのはフロドのキャラかな。 メリーやピピンの同年代の遊び友達みたいなんじゃなくて、 それなりの人生経験や教養を感じさせる主人公でいてほしかった。 エンディングの意味も、まったく変わってきてしまうと思うんだが……
>それなりの人生経験や教養を感じさせる主人公でいてほしかった。 原作の、外見が成人してすぐぐらいでやるんだったらかなーり難しいと思う。 お芝居やアニメなら演技者の年齢や外見なんとでもなるけど、 映画はビジュアルイメージがダイレクトにくる媒体だから、 若い役者さんに中年の落ち着きを違和感なく…っていうのはなかなか。 外見を中身相応にしたら、それはそれでキャラがビルボにかぶりそう。 あと感情移入しにくいんじゃないかな? え、このひとそんな設定なんかい?と考えているうちにどんどん事件が。 主人公は見かけは若いけど中身はおっさんという説明も必要なわけで、 すると入れなきゃいけない情報が増えてしまう罠。 しかしラスト、彼が若い分相当痛々しいものに。 美男美女が痛々しいのは楽しいクチなので全くオッケーではあるのですが。 原作と違っていても、そういう決着もありか!(今回のボロミアみたいに)ってな 解釈の違いを楽しめる最後だといいなあ。
「DVDでは○○のシーンが追加される」って、だから何だと言いたくなるよね。
あの映画に無駄なシーンが多いのは散々がいしゅつなわけで、「もっといいのが
欲しかったらDVD買ってね」って言われたって、「その前に映画公開版で
努力しろや」と思う。
>>680 サウロンの元ボスのイメージを流用してこんなに不評になるとは謎だ。
ジョン・ハウの絵はかっこいいのに。漆黒でないのがまずいのか?
あと、イシルドゥアはバラド=ドゥアに潜入したっけ? サウロンの神殿
だかヌメノール王の庭園だかじゃないかと思うが。
次の誰かが撮りなおすためのきっかけとしては良かったかも。 もっと未読者にもイケるやつを希望します。
指輪はアクション映画じゃないの? まあそりゃハムナプトラとかと一緒にされたくはないだろうが・・・。 俺はおもいっきりアクション映画だと思っていたんだけど。
アクション映画としてはテンポ悪いよね。 めりはりがないっていうかダラダラとしてるというか。 最初から最後まで大仰なアクションがパラパラと小出しになってて ここ!という山がない。 鉱山とボロミア死ぬところが山なんだろうけど、山として効いてない感じ。 こういうこと書くと「三部作なんだから」と言われるだろうけど、 3時間もやるならもっとメリハリつけろと。
705 :
680 :02/06/13 11:17 ID:qZj+I/Mz
>>701 すいません、イシルドゥアが白い木を盗み出したのはヌメノールの庭園であっています。
>>703 かなり幅のある映画だから、アクションロマン映画としてみてもいいと思う。
娯楽大作でもあるし。
>704
自分は山場はサムがフロドを追いかけるところだと思っていた…。
>>700 そういやフロドの旅でこんなシーンが入るそうだ。
指輪に鎖が耐えきれない程に重くなり、
鎖によってフロドの首が大きく傷つけられるというシーンが入るそうです…。
706 :
名無シネマさん :02/06/13 18:55 ID:OH/XDvHx
首に下げないでポケットに入れてたら ポケットが破れて ズッドー――ン!と落ちるのだろうか・・・
707 :
名無シネマさん :02/06/13 19:07 ID:1hl1rUv5
既出だったらスマヌがエルロンド会議の進行がヘタレなのは 指輪の魔力によって不和が進行してるからでは? わざわざ指輪がアップになってモルドール語のつぶやきが入るよね? その魔力を打ち破ったのがフロドの決断の言葉ってことじゃないだろうか? 演出としてわかりにくいのがかなり難だが・・・
708 :
名無シネマさん :02/06/13 19:24 ID:v8gg9eU2
魔力抜きにしても 人間は欲深。 エルフとドワーフは仲悪。 エルロンドはへタレ。 ガン爺は爺さん。
709 :
名無シネマさん :02/06/13 21:54 ID:wGOroScQ
>707 あそこはやっぱり静まりかえったところでポツリとフロドに発言してほしかったな。 あれじゃ他の種族の厨房ぶりに嫌気が差して、勢いで名乗り出たって感じに なっちゃた。そうしたことでフロドのキャラの奥深さがちょっと欠けてしまった 気がする。あそこは運命の選択だったはずで、もっと重く描いたほうが良かった んじゃだろか。
>かなり幅のある映画だから、アクションロマン映画としてみてもいいと思う。 娯楽大作でもあるし。 それってアクション映画じゃんw 早い話。レンタルで不利なジャンルか? ・・・と突っ込んでみたものの、だからなにってわけでもない。スマソ
711 :
名無シネマさん :02/06/14 08:54 ID:IDfV319U
>>709 ちょー禿同!
イライジャなら、そうなった時の演技スゴイんだろうな・・・
>709 PJはそういう「間」というかタメの取り方がヘタっていうか、ベタなんだよね。 サムが溺れたところでタメを入れる感性はやっぱり相当おかしいよ(w
サム入水はわざとだと思うけどなあ。あのまったりした感じ。 狙ってると思う。
おぼれるとこのタメってさ、 最初にフロド刺されるとこでも モリアで刺されるとこでもやってるもんだから サムで三回目になると「またか…もういいよ」って気分になったのね。 ああいう演出は何度もやられると萎えない?
>>714 フロドの2度目は正直笑えた…
あれはイライジャの演技のせいもあるけど…
717 :
名無シネマさん :02/06/14 20:20 ID:j6GpUywB
でもトロルの槍で刺されたら私だってタメちゃうぞ。
サムが溺れるところにタメなんてあったっけ? なんか意味不明で分裂症気味のスローモーションはあったけど、 ああいうのをタメと言うんかいな? なんか、水の中で動きが遅くなってるだけなんだか、 心象表現をやりたいんだか、どっちつかずで煮え切らないんだよね。 ただ単に演出が下手なだけでしょ。
>>712 同意な部分があるけど、ルーカスなんてもっとダメダメだぜ。
ヤツはタメとか「間」とかが全然ない、知らない。特にEP1最悪。
全然感情移入させない。感動できない。
PJはベタで甘いとこあるが、まだマシな方。
ルーカスは演出が上手いから凄いわけじゃないからな。ルーカスよりマシったって何の自慢にもならんしw なんだかんだいっても奴は30年前にあれだけの現象を作り出した創造主だからな。 PJは普通にセンスがないとしか言いようがない。 「これだけのプロジェクトを完成までこぎつけた」ってことはそれだけで大した物だけど、 逆に言うと他に褒めようがない。
自慢にはならないが、演出に関してはルーカスよりゃマシだな。 創造主は創造主のままでいればよかったが、ep1監督しちゃなぁ。 演出がへタレすぎて、あれはなぁファンをガッカリさせたよ。 PJも甘甘だけどな。まだマシ。
なにか別のものと比べてどうこうというのは、 賞賛することにも批判することにもならないと思うんだがなあ。 そんな事を言い始めたら黒澤明と比べたらどう?とか、 映画監督としての水野晴郎と比べたらどう?キリがないでしょう? せいぜいPJ本人の他作品とか、指輪物語原作やバクシ版と比べるくらいが 妥当な比較ということになるのかと思うが。
>722 たしかにそうだが、ルーカスと比較するのは、 なにか通ずるところを感じとっているからなのでは?
>721 つーか何でルーカスと比較しようとするのかわからん。 今話してるのはPJの演出がダメだって話で、ルーカスがエピ1という駄作を撮ったことは無関係。 ルーカスよりマシだからって何の価値もない。無理やり何かと比較して優位に立とうとすな。
726 :
名無シネマさん :02/06/15 08:23 ID:kCyb71cc
しかし比較がイカンと言うなら比較という言葉の意味が無い。 比べる事によって客観的に測る事も出来るわな。
比較はいいけど、 失敗作や駄作、個々の作品の悪いところと比べて 「あれよりマシ」ってやってもなあ。 問題は比較の仕方なんじゃなかろか?
アクション映画として見たら、ルーカスの方がアクションの見せ方はうまいっしょ。 ロードは肝心の剣戟シーンの見せ方がヘタなんで見てて燃えなかった。 細かくカットを割り過ぎるし、アップばかりだし、あれならEP1のダース・モールの 剣戟シーンのほうがよほどかっちょいい。
ルーカスを例えに持ち出して指輪の演出について述べるのは結構。 指輪の演出が悪いって話をしてるのに、ルーカスはもっと悪い、ルーカスはファンを失望させたって、ひたすらルーカスの話されても意味不明なんだが。 ルーカスがいくらダメでも指輪とは関係ないし、全然話がズレてるよ。 そもそも誰もルーカスが悪くないなんて言ってないのに。 完全にスレ違いの雑談としてルーカスについて語りたいんなら別に構わんけどさ、 悪いけどあの流れでは単に指輪を守る為にさらに下の奴を持ち出してきて話を逸らしたと思われてもしょうがないだろう。
>>728 指輪は一対一の戦いじゃないでしょ。
乱戦が主体なのだから、そういう比較は難しいよ。
>>728 アップばっかじゃないだろ。細かくカットを割りすぎでもない。むしろ剣のアクション指導が悪い。
ルーカスは真逆だけど。引きのカットばっかだし、カットを割らなすぎ。見せ場の演出が下手。
EP1の剣戟はいまいち燃えない。
かと言って、PJの剣戟の演出も甘い。ラーツ戦は燃えないし、戦いがあっけなさすぎ。
指輪は剣のアクション指導が甘い。
EP1は剣のアクション指導はそこそこ上手いが、ルーカスの演出がヘタピ。
PJは演出はまーそこそこだが、剣のアクション指導が甘い。
732 :
名無シネマさん :02/06/15 19:36 ID:44HeXFCo
んー・・・ 確かに指輪って最初のエルフの並んでズバズバズバ・・・と 最後のアラが酔ったような顔してオークに突っ込んで行くシーン 以外は何が何やら、って感じだったね。 あ、あとボロのオーク背負い投げ&弓矢ドスッ・・・(涙
「使える弓兵」を描いたことはすごいと思う。 弓兵が前線で戦う映画なんて他にあったか?
剣戟戦闘シーンで上手い演出といえば、意外な所で俳優監督メルギブソンの「ブレイブハート」 だろう。あれは、バイオレンスで迫力があり、しかも見やすい演出だった。 それに比べて、「グラディエイター」はもう最悪。ロードの戦闘シーンよりカメラはブレまくり、 シャッタースピードを変えるカメラ、アップの多用で何がなんだか全然分らなくて、超萎えた。 ロードは、グラディエイターよりはマシだが、ブレイブハートには負ける。
>>734 前に同じようなレスを見た記憶があるのですが
…コピペ?
>>733 そりゃPJが思いついたわけじゃないだろ。
演出としてはやはり短距離用の武器持ってない人が敵の近くまで行く緊張感がまるでなかった。どうみても全部あたらなそう。
弓兵隊は大和大戦のパクリだ、と言ってみるテスト。 …あ、当然冗談でつ
>>735 なんでもかんでも自分の記憶に中に似た思いでがあるものを、コピペにするな!
ヴォケが!
ソースもねぇだろ!アフォ!
>>726 比較しちゃいかんとは言ってないんだろう。
比較ってのはそれぞれの対象の差異を抽出する方法であって
優劣をつける方法じゃないと。
>>738 コピペに見えるほどに既出と言いたかったんだろ。
ま、前スレのことだしいいんじゃないかと思うがのお。
どっちもどっちとしか言いようがない
741 :
名無シネマさん :02/06/16 09:09 ID:+fMO9nPy
>>739 あ、でも725で「マシ」とかって表現があったんで考え方、同類かと(思っただけ)
それに映画は確かに芸術作品で優劣はつけ難いだろうけど
つけ難いだけで、PJ「ロード」と爆死版「ロード」と比べると・・・
気にさわったならスマソ。
5行目の口調がほのぼの。 726でっす。
>>738 >>739 だと思いますな。前スレ、前々スレでずいぶん論じられてしまって、
目ウロコの新しい観点をだすのはむずかしいのかも・・・
743 :
名無シネマさん :02/06/17 12:56 ID:RqxpwIYQ
「ブレイブハート」の弓の野蛮さは一見の価値はあろうかと思う。 これに対してロード・オブ・ザ・リングの弓はロビンフッド的だと言えるだろう。 二つの塔以降は合戦があるので「ブレイブハート」に似たシチュエーションがあるので、 更に比較されることは避けられないように思う。 近年のこの手の映画としてはベッソンの「ジャンヌ・ダルク」も 評判ほど悪くないと思う。 ケビン・コスナーの「ロビン・フッド」も実はそれほど悪くない。 ただコスナーの顔がなんとも言えなくいやらしく感じるだけ。 かなり傾向は違うけれども映像としては「ジェヴォーダンの獣」なんかが 似ていると思うんだけどいかがざんしょ?
ジェヴォーダンの獣、すげ観たかったんだけど 近所の映画館ではどこもやってなかったよ…・゚・(ノД`)・゚・
745 :
名無シネマさん :02/06/17 17:57 ID:5kEJ0bwt
>>743 「ジャンヌ・ダルク」は最悪。
ナニあのわざとら演出。
スレ違い、スマソ。
13ウォリアーズはどうですか?見てないんだけどマクティアナンだから アクションはうまいはずなんだが。
747 :
743 :02/06/17 21:15 ID:N6q2/4fM
>>743 いや、まあベッソンの映画はどれもあざといから、それが鼻に付く人は
受け付けられないとは思う。おれもそう。
それでもベッソンの迎合主義に目をつむれば、それなりには観られる方だと
思うんだけどなあ。
それに「ブレイブハート」だってギブソンのくすぐったくなるような
稚拙さは随所に感じられたけど、題材が野蛮なので目立ってないんじゃないかな?
「ふりぃ〜だぁ〜む」とか、ちょっとカッコつけ過ぎだよな、あれ。
ま、そう叫びながらホントは女の事考えてるってのがカワイイんだけど。
>>746 「13ウォリアーズ」は、おれは好きだが世間一般ではきっと駄作と思われているだろう。
基本的にアクションがどうのという内容じゃないよ。
>>746 結構集団戦闘のシーンでカメラがぐるぐる回って
何が起きているのかギリギリ認識できるか出来ないかという感じだった気がする
映画自体は自分も好きだけどね
「ブレイブハート」は戦闘シーンでの上手さの比較で上。ドラマはなんともいえん。 戦闘シーンの構図もロードより見やすいし、バイオレンスな迫力も上。 「13ウォーリアーズ」はストーリーは助長ぎみでつまらないが、劇場で見た時の 大量の騎馬が一斉に駆けて襲ってくるシーンは凄かった。重量感というか、あれは CGじゃなく、実写ゆえの迫力だな。悲しいかなビデオじゃそれは感じられません。 劇場での臨場感ならでは。剣戟アクションシーンはいまいちだが。。。 「ジャンヌ・ダルク」ドラマはン〜って感じだか、戦闘シーンの構図は見やすい。 ロードは戦闘シーンの構図がイマイチダメなんだよな。カメラを動かしぎみだし。 バイオレンスな迫力もない。子供も見れるようにしたから仕方ないが・・・
>>749 最後の1行だけに関して言えば(知っていると思うけど)R指定になりそうだったから
エグイシーン減らして(O区の血を黒にして)PG-13にもっていったみたいですね。
エグさではPJはかなりのことしていたのではないかなあ。
751 :
名無シネマさん :02/06/18 06:52 ID:1rszNx8M
13ウォリアーズは原作を読むべし。 面白さが格段。 ・・・って指輪の話・・・
>749 >ロードは戦闘シーンの構図がイマイチダメなんだよな。カメラを動かしぎみだし。 同意だな。戦闘シーンに限らず、PJの構図のつくり方はどうも好きになれん。 ただ芝居をフレームで切り取ってるってだけの凡庸な構図でなけりゃ、斜め上からの 俯瞰からグワーンってカメラが移動していく変なカメラワークでしょ? おぉっ。このカットかっちょええ〜っていうような萌える構図の絵ってあった?
753 :
名無シネマさん :02/06/18 09:30 ID:tF/0RF17
レゴラスの戦闘シーンとエルフと人間VSオークの戦場シーンは かっちょ良かったがPJとは関係無し?
>>753 なんでそこまでしてPJを持ち上げるのよ?
一つもいいところのない映画なんてむしろ珍しいぞ。あれだけの金と手間をかけてる企画なんだし。
755 :
名無シネマさん :02/06/18 10:10 ID:ExsP2ABL
>>753 カッチョよかったのは構図やカメラワークの事?それとも、剣戟アクション?
構図やカメラワークや映像の色は撮影監督との兼ね合いもあるしな。すべてPJ
ってわけじゃないんだけどな。
剣戟アクションの動きはアクション指導がするしな。
大きなモブシーンなど、エキストラの動きは第二班監督とかの仕事でもあるしな。
監督は全体の指揮だからな。あとは演技指導が一番の仕事。
俳優がでてない所は第二班第三班監督が撮影してるしな。空撮とか。
>>754 確かにこの映画の美術のよさは、
多の作品と一線を画したものがあるね。
757 :
名無シネマさん :02/06/18 20:13 ID:goYGhTJJ
めっちゃ反感を買う事を覚悟で一言。 「ロード」の宣伝につられて「指輪」を先ず読んだ。 たちまちハマってしまい映画を見に行った。 登場人物も風景も戦闘も(目の回るの以外)凄く良かった。 ・・・PJが羨ましかったよ。マジで。 妬ましいと思ったよ。
>>756 別に論議を醸したいわけじゃないんだが、
映画板住人としてその意見には賛同しかねる。
昔の史劇系の映画の凝り方に比べたらこの映画の美術は「並み」と
いったところが妥当だと思う。
ただ異世界を描いているので目立つだけではないか?
なんの変哲もない一般家庭の茶の間のセットがどんなに凄くても、
凄ければ凄いほど観客にはわからないよね。
この反対の現象がこの映画にはみられるんだと思う。
この映画の山場がどこか分からない 盛り上がるところは、もっときちんと盛り上げて欲しい
↑カタルシスがないということです
761 :
名無シネマさん :02/06/18 20:35 ID:bQatksz1
>>758 そんなに凄くて何の変哲も無い一般家庭の茶の間のセット
って、どんなんだ?
・・・確かにウチのリビングは凄い事になってるが
こんなもんじゃあ無いんだろうな。
762 :
758 :02/06/18 21:55 ID:iooF36mB
>>758 ウ〜ン、きっと誰もが「これぞ茶の間!」と唸るような茶の間。
美術は並みだろ。 映像もいいとことダメなとこと極端のような気がする。 ロケ場が普段見慣れないとこだったので外の風景見る分には良かったけどね。 ニュージーランド映画ってほとんど入ってこないから、 見慣れない風景の面白さってやつかも。
質問なんだが、DVDの予約数が伸びてないのは字幕のせいだと 指輪ヲタは思っているらしいが、彼らは本気で言っているのだろうか?
>>765 外部要因のせいにしないと指輪様が汚れるからだろう。
>>765 そう思ってるらしい「彼ら」=「指輪ヲタ」全員ですか・・・
まあ、いいけど、もう少しうまく煽ったら?
>>765 んんん? 海外版の話ですか? 予約だけでamazon.comではトップ10に入っていたような?
国内版はまだセルDVDのアナウンスはなかったと思うけど(当然、予約も始まってない)。
どちらにしても、ソースは?
>>765 まずはソースを出さなきゃダメだぞ。説得力ゼロ
指輪物語を守るのは結構だけど、なんでPJまで守るのかねw 単にファンの願いをかなえてくれた恩人を貶されたくないってだけの個人的な事情としか思えんな。 ファンが感謝すんのは勝手だけど、映画としての出来を一般人に酷評されるのを、どうして我慢できないかね。
771 :
名無シネマさん :02/06/19 08:23 ID:GnaAl9Hv
>>770 一般人>指輪ヲタか・・・・・
別にPJに感謝とかじゃ無いと思うよ。
あの何とも言えない、映像にしたらどうなるんだよってゆー本を
いいスタッフ集めていい役者選んで、脚本もまあ頑張ったよ。
ケチつけたらキリが無いからねえ・・・
指輪はどうしようも無く特別だから。
いやホントに頑張った。偉いよ。
と、指輪ヲタが・・ヲタの中でも究極のヲタである指輪ヲタが言うんだから
一般人はもう、ほっといて・・・
>>765 「存在しない論敵を自分で想定して勝手に論破する」
トンデモさんの一典型ですね。
>>771 よくがんがったのはわかった上でのこのスレかと思ってたんだけど。
うん、自分もよくがんがったとは思ったよ。
しかし…
774 :
名無シネマさん :02/06/19 14:23 ID:bIbdmytU
>>774 でもまあファン以外には監督ががんがったかどうかなんて
関係ないもんなあ…ねえ。
がんがった!てのがモロわかりなのはさらにダメかもしんないね。
がっくり。
>>765 それは「予約が伸びない」じゃなくて
「発売スケジュールが発表されない」の間違いだよ。
っちゅーか、鵜呑み即レスの766はちょっと恥ずかしいやつだな。
779 :
772 :02/06/19 16:40 ID:orjkurib
>>776 なるほど。しかし、リンク先の発言にしても、
「予約がのびていない」
という前提じたいが仮定に過ぎず、
「DVDの予約数が伸びてないのは字幕のせい」
だとは言ってませんね。
とりあえず現時点では「存在しない論敵」と言っていいと思いますが。
PJは頑張った。でも映画は☆☆☆★★の出来。あああなんだかな〜。 って思ってたら意外や意外、指輪オタにもあの映画を絶賛しとるのが けっこういるでねえの。なんで?指輪オタでありながらどーして あの映画を絶賛できるんだ?なんかムカツク〜。って正直思ったりも したんだけど、でもマンセーの人も気に入らん所はやっぱり幾つかあるんだよね?
>>780 原作付きの映画で100%満足できる映画なんてあるわけない。
うん。
ってか、原作つきの映画は、どうがんばっても原作ファンには失望されるもの。
そう思って、バカにしようと見にいったから、意外に満足度高くてびっくりした。
これだったら上出来の部類じゃないか!と思った。
たぶん、
>>780 は事前の期待度が高すぎたと思われ。
自分も
>>780 と同じパターンでした。
んだから、公開当初の本スレのマンセーぶりが不思議でならなかったよ・・・
#だからと言って原作未読者に糞映画呼ばわりされても、またむかついたんだけどねw
>>780 私はMエンデファンでもあるので、今回の映画化はカミガカリに感じます。
この映画は原作未読者でPJファンが一番感動した。
786 :
770 :02/06/20 10:48 ID:LRBCVMAo
>>771 ん? 逆だと思うけど。
指輪ヲタこそ自分達以外の評価をほっとけてなかったと思うが・・・?
こっちだって別にヲタが自分らのイベントを楽しんでるのを馬鹿にするつもりはないよ。
「映画として評価が低かろうが、指輪ファンにとっては最高だ。あれをこれだけまとめられただけでも偉い」って言い方なら反論する理由はない。こっちもそれをゴタゴタ言うほど野暮じゃありません。
「単純に映画として傑作」って言うんなら反論もでる。当然。それをほっとけと言われても困るんだが・・・。
ほっといてほしいのはこっちです。
787 :
770 :02/06/20 10:53 ID:pnyYAtKG
>>771 ん? 逆だと思うけど。
指輪ヲタこそ自分達以外の評価をほっとけてなかったと思うが・・・?
こっちだって別にヲタが自分らのイベントを楽しんでるのを馬鹿にするつもりはないよ。
「映画として評価が低かろうが、指輪ファンにとっては最高だ。あれをこれだけまとめられただけでも偉い」って言い方なら反論する理由はない。こっちもそれをゴタゴタ言うほど野暮じゃありません。
「単純に映画として傑作」って言うんなら反論もでる。当然。それをほっとけと言われても困るんだが・・・。
ほっといてほしいのはこっちです。
>>787 わけわかんない批評があったから。
「魔法を使わないのはおかしい」
「女がいない」
「主人公が戦わない、成長しない」
「いきなり終わるのは映画として間違っている」
なんていうのがまかり通っていた。
ヲタとしては、映画ではなく原作を貶める批評だから許せなかったのでは?
(かくいう自分もこのような評価は…。みんな某所のスレで馬鹿にしていたけど)
789 :
788 :02/06/20 11:35 ID:YQSYvXlY
しかしどうも「指輪ヲタ」という言い方が、 「踏み絵」になっているのは感じ悪い 何故か映画の公開当初は 原作を読んでいないで、映画を酷評する人>原作を読んで映画を酷評する人≧原作を読まずに映画を褒める人≧原作を読んで映画を楽しんだ人≧指輪ヲタ という雰囲気があって気持ちよくなかった。 映画板の人は「この映画を褒める人間は普段映画をみないで、本ばかり読んでいる世間知らず」 という風潮があったと思う(煽りじゃなくて、というかそういう書き込みが結構あった)。 原作読者の方も「自分たちの方が上」のような雰囲気もあったが。 原作未読者が「あれは何?」と書くと原作読者がすぐ解説。 このとき多少偉ぶって解説する人もいて、「偉ぶるな」などの反発もあった。 「原作読者がすぐ解説してしまうので、議論にならないから(既読者は)出ていけ」 なんて議論もあったなあ…。
てゆうか欠点の一つもない映画しか誉めちゃいかんのか? 映画史に残るような映画しか誉めちゃいかんのか? 欠点はいっぱいあってもこの一点で好きな映画だ!いうのは駄目な映画の見方なんか? 欠点のある映画を誉めると人非人扱いされにゃあかんのか? 誉めるときは必ず欠点も併記せにゃならんのか? それができんやつはヲタいうて晒すんか? パルハバやアトランティスみたいな倫理観に問題のある映画ならともかく、 指輪は演出やら脚本やらにつっこみどこがおおいだけやんか…。 なんで好きな人の人格否定までされにゃあかんの。なにかいやヲタヲタいわれてさ。 スレ1や2の、ここをこうすればもっとよく!ネタが面白くて読んできたけど、 映画の善し悪しならともかく、映画の好きな人を貶めて云々は勘弁してちょーだい。
1の頃と比べると随分真面目なスレになって面白いな。
>>791 でも1の途中からかなり真面目になって
ほとんどの議論はそこで出尽くしちゃった感がなきにしもあらず
>>790 えーと、そうじゃなくて。
映画としてどうよ?と言ったときに
まるでトールキン自身をレイプした犯人をなじるかのように
さんざ煽る人がいたのでこのスレができたんじゃないっすか。
何事もほどほどに、ってことで。
マンセー派も批判した人を人に非ずといっちゃならんし、その逆もまた然り。
ヲタ言われたくらいで激昂するなちゅの。
うん、ヲタと呼ばれても私はべつに気にしないけど。 「すごく好きなもの」はあったほうが人生楽しいと思うし。 好き嫌いは最終的には個人の勝手だし。 それをヲタと言うなら、別に言われてもかまわん。
795 :
名無シネマさん :02/06/20 22:35 ID:xsTo4WNv
>>770 どうも「ほっといて」発言が悪かったようで・・・771でっす。
指輪ヲタとかも不評かなあ・・・
もう「指輪信者」でも「エルの証人」でもイイけどね。
とか言ったら他のファンに怒られそうだけど。
私や子供達は字幕版10回も見に行ったけど、原作未読の旦那が吹き替え1度見て
「映像は綺麗だったけど(ホビット庄の所)ストーリーになって無いね(殆ど)」だと。
では、どう撮ればよかったんだ〜
・・・って単にファンタジー受け付けないタイプなんだけど。
まあ人それぞれとゆー事で、どうも。ツマラン文ですた。
796 :
名無シネマさん :02/06/20 22:40 ID:xsTo4WNv
>>794 あ、のたのた書いてる間に「ヲタと呼ばれても気にしない」って書かれてる・・・
激昂なあ…自分疲れとるみたいやねえごめん793! 771さんにもごめん! 自分は筋金入りオタクを認識してるし自分で自分をヲタいうし、 ヲタという単語自体をいうのじゃなくて相手を貶めて言うこと、 映画を語るのに観客の嗜好自体の善し悪しいうのほんと勘弁してくれいと思って。 いまマンセー側の話になってて自分もそっちだからああ書いちゃったけど、 言われた側がマンセーであってもマズーであっても読んでてしんどいから。 TTTの時にも、真面目に議論だった頃みたいに意見聞けたらいいなあと思うんで。 TTTもきっと、眠い人続出だろうしねえ(笑
798 :
786 :02/06/21 01:02 ID:K1HRcdA/
>>790 何か基本的に勘違いしてないか・・・。
褒めてもいいっての。誰も褒めるななんて言ってないっての。
こっちだって褒めてる人の所いって文句言いに言ってるわけじゃないじゃん。
そっちが貶してる人の所に出てってやたらと擁護してるじゃん。何言ってんのこの人は。
こっちの方こそ「貶しちゃいけないの?」って言いたいんですけど。
はっきりいって被害妄想激しすぎ。そもそもここはアンチスレなんですけど。何で一々自分が攻撃されてるって方向に持ってくの?
指輪が特別なんだ、ほっといてくれっていうならアンチスレなんか来なきゃいいじゃん。筋通ってなさ過ぎでもう滅茶苦茶だよ。
それと、ヲタってのはどこでも使う言葉だよ。そんな言葉使いで一々迷惑面されてもね・・・。
799 :
名無シネマさん :02/06/21 04:10 ID:8Dflln3v
すみません、全部のスレ読めてはいないんですが・・・ 十何回かこの映画観てるんですが今日もちびっと寝てしまいました。 それもショックなことに大好きなアラゴルンが本読んでるところから ボロミアとのからみのとこで寝たんだよ、信じられない。 時々寝てます。 映画館によるみたいで、画面が暗めのとこだと睡魔が襲ってくるんですよね。 一番激しく寝たのが、巷では評判の良かった吹き替え版の時。 これは字幕版を先に観てたせいで、どうしても画面と声がリンクしなくて 疲れちゃったってのがありました。 あとは、あんまり好きじゃない場面(老人バトルのとことか)で寝てたりするかな。 スレで問題にされてる脚本の構成という大問題はあると思いますが それだけでも無いような やっぱりピージャク自身に大問題があるんぢゃろか? それでも、DVDは3〜4種類買うかと予想してます。
問題は貴方のその日の体調と、あとは好みの問題です。 一番の問題は原作がイマイチということでしょう。
801 :
名無シネマさん :02/06/21 06:54 ID:lhKBjwM7
>1番の問題は原作がイマイチ・・・ ・・・何か今、言いましたか・・・?
う〜ん…凄くフレッシュな意見だ…。
>>800 エンターテインメントとして見た場合に充分洗練されているかという視点でみれば、
「イマイチ」という意見もありかもしれませんね。
>一番の問題は原作がイマイチということでしょう。 ワラタw
そう指輪物語って娯楽としては意外とダルイんだよな。娯楽として気持ちよく楽しめるような構成にはしてない感じ。 その部分を映画に期待していたんだが。
確かに、本のほうも途中で寝る人続出(w でも、どっぷりはまる人も多い。 それを考えると、ある意味ものすごく原作に忠実な映画かも?
つーか、原作者は言語学者が本職だし。
808 :
名無シネマさん :02/06/21 17:21 ID:qowprVpv
シルマリルリオン読んでる。 眠い・・・面白い・・・眠い・・・面白い・・・エンドレス。 PJ 次はシルマリルリオンの映画化をお願いする。 役者はイイの使うし美術も良い人を探して来るし。 いやマジ眠いわ。でも読みたいわ。面白いわ。
シルマリルは映画化してくれーと言ってる分にはいいんだけど、実際にじゃ、やるぞ!と PJが言い出したら、きっと耐えられないな……。自分でも猛反対してしている姿が目に 見えるようだよ。 次はホビットの冒険にしてくれ。そっちは見たい、本気で。
あー、そうそう原作はたるいとこ結構あるんだよね。 でもね、それも人によってそれぞれだったりするみたいよ。 おれは、アラゴルンのご先祖様がらみの話は凄く退屈だった。 2ちゃんのSF板とかみるとそこにご執心なされている方々が 多くて驚いてしまったよ。 ま、これはおれがホビットの冒険の興奮を指輪物語に求めたから みたいなんだが、原作ファンの中でもいろんな意見があるってことだね。 反対におれが好きな二つの塔以降のサムとフロドとゴクリの旅を 退屈に思った人も結構多いみたい。 そんなおれにとっては、それこそあのラヴシーンは まったく理解できないサイドストーリーなんだよなあ〜。 エレンディルだろうとエアレンディルだろうとそんなことも どうだっていい。 本筋の旅の仲間に絞った方がよかったと思うんだよな。
シルマリルは読んでませんが、映像化するなら 昔NHKで放送してたインドの神話みたいな チープなノリで映像化してほしいと思いますた。 そういうのが似合いそうなイメージである。
812 :
名無シネマさん :02/06/21 23:23 ID:btW0TRVQ
結局のところ、ハリポタ≧指輪 ってことで良いですか? ハリポタは秘密の部屋の一部がTVで紹介されて話題騒然です。 それに引き替え指輪は・・・
>「この映画を褒める人間は普段映画をみないで、本ばかり読んでいる世間知らず」 後半は最近のガキどもが本を読まないだけだろうと思うが、 前半はそう思わせる発言が多いことも事実だろうと思う。 美術が素晴らしいとか、モブシーンが凄いだの映像が美しいだの言っているのを見ると、 この人は子供なのかなあ?映画を観はじめて日が浅いんだろうな?と思うのは 映画板住人として当然のことと思う。
814 :
名無シネマさん :02/06/22 08:45 ID:uo9SoxqQ
>>812 話題騒然って・・・あの車が空飛んだりのお子ちゃま映像が?極寒
>>813 好みだってば。ピカソよりゴヤの方が好きとかさ。
ちなみに初めて見た映画は小学生の時の「日本沈没」
年がバレルねえ。
あのタルイ原作をここまでそこそこ見れるようにしたPJは中々凄いと思うけどな。 甘い部分もあるのは否めないが、まぁそこは完璧な映画化などありえないからな。 原作>映画化としてはマシな方だな。 映画で眠いといってる人は原作はもっともっと眠いぜw ここまで原作に忠実に映画化した作品って殆どないしな。ハリポも忠実らしいが・・・あれはクダラナイ 普通原作どうり3部作で連続製作で映画化なんてしないよな。 原作の眠くなる部分を上手く端折って、テンポをよくした方。 原作ファンとしたらPJは良くやった。次ぎはホビットの冒険とシルマリルキボン。
あの長大な原作をこれだけの映画にしたってのは たしかにエライかもしれんしマシなんだろうけど、 映画は眠いっつーか自分が寝なかったけどだれるところも多かったが 自分は原作はさくさく読めたよ?あ、原作は十数年前に読んでます。 映画が眠いのは原作が眠いからってのとは「全く別」でしょう。 長い=眠いって人には同じだろうけど。
>あのタルイ原作を とか言ってる割にはシルマリルまで読んでるのかw 個人的には原作の奥深さを片っ端から削ぎ落とした結果がこの様だと思ってるんだが。 まあこの手の議論はループ気味だから意味ないね。
818 :
799 :02/06/22 12:04 ID:KuWM5x/k
映画の場合、ファンがどうこう言って作品が変わるか?と言ったら多分変わらないんだろうけど、でも何か建設的な意見が聞いてみたかったんだけどネ。 初見のときは「あの『指輪物語』を良くもここまで薄っぺらにしてくれた」と感じたけど、先ずは字幕のせいで誤解させれてた部分も多かったし、観れば観るほど俳優の良い演技に見惚れて見飽きることはないんだ。 でも、映画として決してすばらしい出来でもない。 意味ない議論なんだろうか?
819 :
名無シネマさん :02/06/22 13:40 ID:zj9/9pBN
>>814 どっちが上かは人それぞれだけど、ハリポタをお子ちゃま映画と言うのは極寒。
子供でも楽しめるように作るのって難しいし大変だよ。
ただ感動させるだけなら、主要なキャラクターを殺してしまえばそれなりの場面
は作れるからね。
LotRでボロミアやガンダルフの没落シーンを大きくクローズアップしてるのは
それ以外で広く観客を感動させる場面が見いだせなかったため。
ヲタはホビット庄が映像化されただけで感動するんだろうけどね。
LotRも好きだけど、世界的に見てハリポタの方が評価が高いのは歴然。
ヲタ純度はLotRの方が高い。それは2chのスレの数を見ても明らか(藁
>>819 君の意見には概ね賛成なんだけど、なんで
>LotRも好きだけど、世界的に見てハリポタの方が評価が高いのは歴然。
こういう突っ込みやすいことを言ってしまうのかねw 途中までごもっともと思ったんだが。
なんだかんだ言ってボロミアのラストでお涙頂戴で帳尻合わせてる所はあると思う。
821 :
名無シネマさん :02/06/22 14:24 ID:8a9kCtB+
お子ちゃま映画って表現はイケナイのかね。 モンスターズ・インクやドラえもんと、どう違うのか・・・? ドラえもんはよく見に行ったけどね。 で、世界のどこが何をどういう風に高く評価してるの? しかしボロの死で切らなければ、何処で切るのだろうか。 TTTのテーマにボロはいらないと思うが。
822 :
名無シネマさん :02/06/22 14:47 ID:opb5/UdI
ハリポタヲタうざい!! 指輪ファンを代表して言わせてもらうけど、指輪こそ最強のファンタジーだよ。 もう海外ではTTT公開が待ちきれずに所々でTTTのイベントが開かれてる。 衰えることを知らない、飛ぶ鳥の勢いだよ。 日本にいると分からないことだけどね。 これだけでも指輪とハリポタを比べる事自体が間違ってるのがわかる。 ハリポタヲタにとって指輪は100万光年早すぎるファンタジーだよ。
823 :
名無シネマさん :02/06/22 15:03 ID:nRjUnNFU
>>822 ・・・指輪ヲタの反撃を期待していたが、ちょいイタイ。
ハリ・ポタって作者の粘着体質的悪役攻撃&シンデレラボーイ主義に
耐えられないと読めないな。
ピュアじゃ無くてプアなんだよ・・・全体に。
心の底にドロリ・・・が好きな人はハリ・ポタが好き。
指輪は作者がピュア過ぎ。
C・リー様は、だから指輪が好き。
825 :
名無シネマさん :02/06/22 16:46 ID:ee3MgDNt
>>824 でもちょっとだけ溜飲の下がる思い。
ハリ・ポタヲタキライ。
822がネタじゃなかったらすごい
822はともかくとして、本気でそう思ってるヤシもいるだろうと思われ。 映画版本スレの一時期のノリを見ているとそう思う。
>>816 あんなのさくさく読めないよ。前半なんてダラダラしすぎ。詩なんかタルイしツマラン。
>「全く別」
全く別とはありえない。原作を映画化してるんだし。
原作は全体的にもっとテンポ悪いしダレルし眠くなる。映画も同じく長いし眠くなる。
映画はもっと原作を無視して、新たなシーンを入れて、タルイシーンを削って、2時間半くらいに収めるとまだいいかも。
829 :
名無シネマさん :02/06/22 20:32 ID:U1aaXVaA
聖書もダルイけど一応、読んだ。 映画化って聖書の場合、一部だけだから何とかなるよな。 指輪を一部・・・なんて無理だから、それこそ無理して3部作に・・・ で、また非難GOGO。大変だよねえ。
>828 そのだらだらしたとこも「旅の仲間」の面白さだと個人的には思うんだけどな…。 原作の話だから、映画板で言っても仕方ないけど。 モモやネバエン3(2は知らん)みたいに冒頭15分で我慢の限界がきて しまったような糞映画にならなければ、多少の改変は許容できるかもしれない…。 最初っから映画化しないってのが一番だけど、やるからには映画としても 面白いものが見たいと思ってしまうのが原作ファンの心理かも。
>>830 だから、できるだけ原作どうりにやったからダラダラしたもんになってるんだよ。
もっと削って、別の新シーンをもっと入れて映画用に面白くしなきゃだめなんだよ。
最初から映画化して欲しくないと思ってる人は映画は見ないに限る。別もんなんだから。
832 :
名無シネマさん :02/06/22 21:06 ID:wrTFJsdw
>>828 だらだらと・・・って、二本の足で歩いてんだから許してやってよ。
読みながら何度「モルドールまで車に乗せて連れてってやりたい・・・」
と思ったか。機関銃装備してね。
>>831 渡し場のピンチもモリアの階段とびもアラゴルンとラーツの一騎打ちも
映画オリジナル。そのため危機一髪シーンのインフレが加速し、
映画の流れが単調になったという意見は多いです。アクションだけを
つなげるのが面白いという断定はできないと思いますが。
ラブシーンもオルサンクの悪者軍団の野望シーンもオリジナルだし。 だからさんざんガイシュツだけど 切るべきものと付け加えるべきものを完全にわかってないんだよ、PJは。 「DVDで補完します」?何だそりゃ。
映画のダラダラと本のダラダラは違うだろ。 映画版に限って言えば、ダラダラがいいほうに出てるとはとても思えない。 単にメリハリがないだけ。 ダラダラした小説だからダラダラした映画にしていいなんて論外。 小説がダラダラしてるのは単純にゆっくり細かく長い、でしょ。ダラダラはしてるけど、落ち着きもある。 映画がダラダラしてるのはメリハリつけずにやみくもにつめこんだからだよ。だるさだけを映画化してゆとりまで表現できてない。 ただ単にテンポが悪いだけ。
836 :
名無シネマさん :02/06/22 23:26 ID:Nd+keYQL
>834 同意。映画のオリジナルでこりゃ上手いアレンジって思ったところって全然ないよ。 カットするのは仕方ないとして、生かしたところはひたすら原作に忠実に やったほうがずっと面白かったんじゃない?
ぬう、原作のタルいところは確かにあるけど、それは欠点とは言えないよな。 小説なんだから飛ばして読もうが字面だけ追うことになろうが、 ちゃんと記述しなきゃならないことは記述するってことだからねえ。 読み手は飽きたら小休止するなりすれば良いことだからね。 この原作のタルさと映画を比べるのはちょいとお門違いだと思うよ。 おれはオリジナル脚色はバンバン入っていても気にならない。 だけど、それがつまらんのだよな、問題は。 モリアの階段シーソーなんかは素直に楽しんだけど原作の方が緊迫感が あると言われたら否定できねえもんな。
>>830 ネバエンはうんこだけどモモは良作だと思う。
839 :
名無シネマさん :02/06/23 01:16 ID:IFScYUAn
指輪を批判してる人は指輪以上の作品を書くよーに! どの部分がどうして指輪を超えているかもきちんと書いてね。
>>839 作品としての良し悪し以前に
「長くて冗長だ」とかいう感想が出るのも仕方ないような構成だし
ジャンルとしても特殊なんだから(とりあえず表面上は)
以上も以下もないんじゃないの?
原作をけなされて腹が立つのはよくわかるが
それだと単なる煽りにしかなってないかもだ
(ageだし確信犯だったらマジレスすまんけど)
841 :
名無シネマさん :02/06/23 01:46 ID:5FD5V91B
このスレで批判してる人って、指輪物語の 1.原作は×、映画も× 2.原作は×、映画は○ 3.原作は○、映画は× 4.原作は○、映画も○ どれなのさ。
>>841 ほとんどが3だと今までは勝手に思ってたんだけど
844 :
名無シネマさん :02/06/23 02:27 ID:iFFRGqvc
俺は1と2の中間くらい。
あえて言うなら原作は◎で映画は○。
映画がダラダラしてるのって ・場面転換がダラダラしておる これが一因でしょ。時間経過がとにかくわかりにくいんだ。 旅してるシーンもやたらカメラがぐるぐるしてるだけで 何日間、どれくらいの距離を移動してるかとかが全然わからんのだよ。 映画としてダメダメでしょ。 それなんとかするだけで相当締まったと思うんだけどね。
847 :
名無シネマさん :02/06/23 08:38 ID:uxiqd9Uj
時間経過・・・ ブリ―村を過ぎたあたりでの雪をやめたら良かったよ。 いや、北から南に行くんだからしょうがないトコもあるけど。 春夏秋冬で表してくれた方がいいなあ。 ところで私的に 指輪物語★★★★★ TLOTR ★★★★
>>833 それは違うな。アクション映画なんてそんなのばっかじゃん。
それよりも、そのシーンシーンが面白くなかったって事。サスペンス演出が甘いということだよ。
>>835 だから、原作がダラダラしてるから、それを忠実に映画化したらダラダラしたもんになったんだよ。
もっと新たなシーンを入れてメリハリを付けるべきだった。
山のシーンなんて要らないな。
>>836 生かしたところは原作に忠実な方だろ。忠実だからツマランのだよ。もっと飛躍しても良かった。
>>837 原作のタルい所は欠点だよ。おかど違いじゃない。原作があれなんだから、映画もあの程度だよ。
映画は長すぎるのが欠点。もっともっと削るべき。
お前ら原作を神聖化しすぎ、あの原作のあの映画化なんだから、この程度のもんだよ。
それとも、なんのメリハリもなくダラダラ歩いて途中でベラベラ喋りながら旅してる姿を描くのか?w
そんなのヒットするわけねぇよ。
原作のシーンシーンが映像化してもあんまり面白くないという事を認めろ。
活字だから絶えられるんだよ。映像化してもたいして面白くないんだよ。
これはアクションもサスペンス性も中途半端なんだよ。もっと原作無視して飛躍した
描写やシーンをバンバン入れれば良かったんだよ。
変に中途半端に原作に忠実だからツマラナイんだよ。原作の流れ無視これが一番。
なんにしても3時間は長すぎ。
849 :
名無シネマさん :02/06/23 09:04 ID:bKO8C++/
>>848 なんだかんだ言ってても指輪に愛着があるとみた。
だらだらしてると言いながら、あの大量の原作を読み
3時間もの長さと知りつつも、ちゃんと見に行ったんだねえ。
その上での批判。
拝聴致します。
3だろ。原作の凄さはさすがに俺も感じるよ。ただし娯楽としてだけで評価すれば、そうでもない。
映画は原作のいいところの半分位再現できてるかもしれないが、悪い所が倍以上に目立っている。
というか原作としては悪い所ではなかったんだろうが、それを映画にすると悪い所にしかなってない。
>>848 俺は映画否定派だぞ? 何に反論してるんだ?
852 :
851 :02/06/23 09:21 ID:r+42z6/6
=835です
853 :
848 :02/06/23 09:50 ID:hSklzhlU
851の意見に同意だ。
>>852 >映画のダラダラと本のダラダラは違うだろ
この部分が違うと思った。
原作がダラダラしてるからこそ、映画も変に忠実に再現したらダラダラになったということ。
PJはもっともっと原作を無視すべきだった。
848の言う「新たなシーン」「原作の流れ無視」って具体的に何なのか興味がある。 フロドが鷲に載ってナズグルを撃退しつつ、滅びの火口まで突っ切るとか?
855 :
名無シネマさん :02/06/23 11:58 ID:sHEQh8PY
>>848 ダラダラ歩きながらダラダラ喋る・・・
DVDの追加に欲しいなあ。見たいなあ。
>>854 激藁
はり・ぽちゃスレにフロドはオークの1人すら殺してないってあったけど
めちゃ強いフロドも面白いかも。
でもイライ邪では・・・
ここはいつのまに原作狂信者ばかりになったんだ? 原作がクソだから映画もクソ。はよ分れやオメーら。 映画化したこと自体が大間違い。
今さら何を(藁 煽るならもっとうまく煽りましょう
いやいやPJは原作に忠実なようでいてぜんぜん忠実じゃないんだよ。 バクシのほうがはるかに原作に忠実だったなあ…。 どうせ才能ないんだからお話をいじくるのは止めて欲しいんだよね。
859 :
名無シネマさん :02/06/23 17:41 ID:7YtFR5Jk
そろそろバクシを見なければ・・・ でもホビットかわいくなさそー。
>>859 ホビットはかわいいよ(約一名除く)
後半部のグチャグチャを考えなければ、そこまで酷い出来でもないと思う
861 :
851 :02/06/23 20:20 ID:mgCQzBSB
>853 つまり小説のダラダラも欠点だってこと? 別に小説についてはどっちでもいいんだよね。俺にとっては。 小説はダラダラというより単に長い。遅い。長い話をコンパクトにしていないということ。それは小説にとって欠点かどうかは知らん。どっちでもいい。 とりあえず娯楽としてすっきり楽しむにはダラダラしてるのは間違いない。それでもそういう構成でしか得られない説得力とか落ち着きが、あるといえばあるのかも。 それをそのまま詰め込んで三時間の映像にむりやりまとめれば、ただのダラダラ映画になるのは当たり前。 逆に十時間くらいにしたらダラダラではなかったかもね。
862 :
名無シネマさん :02/06/23 23:57 ID:YbdnE7a7
ようはさ、ブリー村、裂け谷、雪山、モリア、ロスロリエンと色々と中継地点を 経由していくんだけど、それぞれの目的みたいなのが感じられないからダラダラ した印象なんだよね。 雪山なんて思い切って削ってよかったし、モリアの入り口での巨大イカ、崩れる 階段なんかも必要なかった。
だいたいPJごときが御大が考えに考え抜いたストーリーに改変を 加えるなんて十年早いんだよ。
バクシ版はホビット庄を出るまではかなりいいんだよ。 でも途中で力尽きたって感じなんだよね。 使い回しのフィルムが出てきちゃたりするのはやる気のなさを 表してるようにみえる。 なんか、もう飽きた〜って雰囲気。 続編なんて望むべくもないと思う。 原作は万人向けではないので、駄作と言われても 「ああ、あなたには向いてなかったのね」と思うだけだよ。 どっちかっつーとドグラマグラや家畜人ヤプーのような 選り好みの激しい作品だからね。 もちろん、おれは原作を他人に勧めたことなどない。
865 :
名無シネマさん :02/06/24 07:29 ID:ZTHt+ZfH
超短い指輪物語なんて嫌だなあ・・・ TLOTRをあのメンバーで3年くらいTVで連続モノを・・・ 夢です。
原作に忠実なだけだったら、別に映画なんか作る必要ないじゃん。 それぞれの頭の中にある映像だけで充分。
>866 だからさー、原作のストーリーにひたすら忠実にPJなりの イメージやら演出っていうのはいくらでも可能なわけよ。 同じ原作読んでもキミの脳内イメージとPJのは全然違うでしょ? 別に映画用にストーリーを改変しなけりゃ映画化する意味がないなんて ことは全然ないのよん。
>逆に十時間くらいにしたらダラダラではなかったかもね
オイオイ、んなアフォなwネタ?そりゃ究極のダラダラじゃねーかよっ!映画としてなりたたねーよ。
>>866 いい事言った。監督独自の解釈を加えるのが映画なんだよ。それも分らねーのか?
映画なんて妥協の産物だよ。完璧な自分の思いどうりの映画なんてあるわけない。
妥協点をみつけて楽しむのが、利口な客の上手い鑑賞法。
自分の思いどうりの映画が見たかったら監督になって映画を作ること。まー無理だけどな。
それをPJはやっちまった。原作ファンは嫉妬するのは分るが。
腹立つなら映画は見ない事だな。
869 :
861 :02/06/24 10:53 ID:eM2HlcTy
>>868 例えばの話だよ。阿呆かお前は。
本当に十時間ぶっ通しの映画なんて見たら映画として成りたたないのは当たり前だろう。十時間にしろなんて言ってねえよ。
俺が言ったのは映画がダラダラなのは三時間だからじゃないってことだよ。
長いからじゃなくて、忙しく詰め込みすぎてメリハリがなくなってるから逆にダラダラするんだよ。
だから仮に十時間くらい使って余裕もって作ったら、その意味でのダラダラ感は出ないって言ったんだよ。
どうして表面的な意味しか解釈できないのかね。
>869 でも10時間を4、5回に分けてやれば十分面白そうだよ。それなら展開は遅いかもしれないけど、たしかにあんたの言う通り少なくとも「ただのダラダラ」ではないよね。 時間にもう少し余裕があれば逆にダラダラしないってことね。それは俺も思ってた。 指輪って連続ドラマ向きだと思うね。ストーリーをほぼいじらないでそのまま追ってくんなら、大河ドラマのような形式じゃないと無理。俺これ前にも何度か言ったんだけどさ。 といってももちろん現実には3時間くらいの映画にしないと採算が成立しないわけだから、 それだったらもう少し開き直ってストーリーを大胆に切り取って良かったね。 時間は短い、でもストーリーやイベントはなるべく全部詰めたい、そんなの無理に決まってる。
868はもう少し他人のレスをよく読んでやんなよ 子供みたいな反応してないでさ 10時間だったら究極のダラダラ? 指輪がダラダラなのは時間が長いからだったのか? 861が言ってんのはそういうことだろ。 本当に10時間の映画なんてそりゃだらけるに決まってるだろ(藁
この映画には否定的なのだが、PJのいいとこをみつけるとしたならば、 なんてことないシーンなんかは卒なくまとめていると思う。 ガンダルフとサルマンが並んで会話してるところなどは、 二人の関係を偲ばせるうまい表現だった。 ビルボとガンダルフも良かった。 メリピピとボロミアの剣術練習シーンも良い。 ところが、サスペンスや笑い、アクションシーンなど特別な事をしようとすると、 からっきし盛り上がらない。 平々凡々に演出しとけば、それなりに観られる作品になったのかもしれないと 思ったりもする。 かわりにオリジナル脚色を増やすとか、やり方はあったのにね。 その辺をセンスがないと言ってしまえばそれまでだとは思うが。
まあPJの選択が正しかったかどうかはどうでもいいんだよね。 指輪ファンがあれでいいってんならいいんじゃないの。 とりあえずアンチとして思うのは映画として別に傑作でも何でもないって事だけだね。 本四冊をそのまんま三時間の映像作品にして、傑作が出来上がる方が不思議なわけだから。 映画はそこまで甘くないし、PJがその足枷を吹き飛ばせるほどの大天才とも思えん。 この映画の評価って、傑作でも駄作でもなく、「よく頑張った」「偉い」が妥当でしょ。
874 :
名無シネマさん :02/06/24 17:54 ID:61xIr3DB
でもフロドがイライジャなんて思いもしなくてびっくり良かった。 ガン爺もピピンもみんなみんなあの役やってくれて有り難う、って感じ。
結果としては「傑作」と「駄作」2つに意見が割れている映画だと思うけど。
876 :
:02/06/24 18:22 ID:1GfQNTxb
やっと今起きました!ほんとよく眠れました。
>>873 いや、指輪ファンはあれで良いってこたぁないと思うよ。
指輪ファンお墨付きって事にしたら、ガンダルフとサルマンの戦いに
怒り心頭してひきつけ起こす人が続出してしまうでしょう。
しょせん映画だと思って「この程度」という納得の仕方しかないでしょう。
この映画のもっとも顕著な特徴は、三本まとめて一気撮りってことだろう。
しかも連続する続編があらかじめ公開予定なんてのはかなり珍しい。
(SWエピ1〜3は、あくまでもエピ4の続編。これとは異なる)
こうした興行形態が映画界で定着するようになれば、この映画はその第一号として
今後もそれについては評価されるだろう。
しかし、その肝心の続編がさほど芳しい内容ではなかったりすれば、
やっぱり三本まとめて一気撮りなんてことは無謀だったと評され、
やがて忘れ去られるのだろう。
そーだそーだ。間違ってもあの映画が指輪ファンお墨付きだなんて 思ってほしくない。あの映画は美術陣が頑張ってるから許されてるだけで、 それを取っ払って、映画の骨子である脚本と演出だけを見たらかなりヘタレだって 思ってる指輪ファンって多いと思う。
879 :
873 :02/06/24 19:49 ID:ONkwjRyp
いや指輪ファンが不満だって言うんなら全然いいんですけど。俺もファンって程じゃないけど、指輪読んでから映画みてがっかり組だからさ。 あれを映画として傑作だと譲らない指輪ファンがかなりいたからさ。そういう人たちはファンの中でも一部なわけか。 というか普通はファンのほうが評価が厳しいのが自然だしな。 なぜかこの映画に関しては逆のパターンが多かったのが不思議だった。
ちゅーか不満な指輪ファンしかここには来てないはずだし。一応(w
いまさらだが、なんでそう「傑作−駄作」とか「指輪ヲタ−一般の映画ファン」っていう 二元論で話を括りたがるかなぁ? 基本が叩きスレだから、極論が出やすいししょうがないのか?
誰も二元論で話を括りたがってはいないと思うんだけど
そりゃヲタがあれだけ凄い勢いであらゆる掲示板を制覇してたら・・・
884 :
名無シネマさん :02/06/24 23:27 ID:EqNCCvDT
色んな意味で挑戦的で、意欲作だと思うよ。 内容は人それぞれの解釈にまかせるけど、充分存在意義のある映画だと思う。 異論ある?
存在意義のない映画というのを教えてくれ
某監督の(以下自粛
面白い(ことしてくれた)映画だと思うけどな。 原作も映画も好きだよ。 ただ世の中にもっと素晴らしい映画は幾らでもあるけどね(w
存在意義や意味はあまりにも個人の価値観に左右されるので 批判スレの主旨からズレ過ぎるのではないかな? かの「北京原人」だってその圧倒的な評判を得ているという意味では 存在意義は充分にあると言えるだろう。 特にこの2ちゃん映画板に於ける揺るぎない評価は「シベ超」と二分している。 だからと言ってこれが名作と成り得るかと言えば、それは言わずもがなだ。 個人的に「ロード・オブ・ザ・リング」に価値を見い出すのはやぶさかじゃないが、 ヒットしたからといって観た人全てが支持しているわけではないだろう。
原作に忠実じゃないって怒ってる原作ヲタがいるけど、逆に 原作よりも映画のほうが「このシーンに限っては」忠実じゃなくて良かったって思える シーンってあるのかな?つまり映画オリジナルの魅力ってことだけど。 改変されたシーンでそこそこ評価できる点がなければ、原作に忠実だったほうが 良かったってことになるわいね。どうですか?ここは原作以上に燃えたってとこ ありますかね?
891 :
名無シネマさん :02/06/25 07:02 ID:VDxcvM/O
可愛いホビット達を見出したという意義は充分にあると思うのだが・・・
>>890 このシーン、あのシーン、そういう部分的なことにらわれるのは原作ファンの悪い癖だと思うんだが・・
映画としては、ここは忠実、ここは改変、って問題じゃないでしょう。映画全体のバランスを考えて、映画としてベストな構成を考えればいい。
ここが映画の方がいいとか原作の方がいいとか、そういう問題じゃないんだよね、本当は。
この映画を酷評してる人は、この場面は、あの場面はっていう考え方じゃないと思うね。
そういう考え方で鑑賞した人は大抵ある程度満足してるんじゃないの。
ちょっとあんたの聞きたかった答えとはずれてしまったね。
893 :
名無シネマさん :02/06/25 13:13 ID:FuXmY2Kx
シーンじゃないんだけれど、ボロミアの心情は原作以上に伝わって きたよ。彼に「なっちの禍」が集中しちゃったのは残念だったけど。
894 :
名無シネマさん :02/06/25 13:34 ID:C7yzOOyD
ショーンの死のシーンにはジーンとした。 最近、戸棚の教育テレビ出演を毎週見てしまう。肉胃〜
>>891 イライジャ・ウッドの配役も、原作ファンからみれば妥協してOKというところ。
ハリウッド映画なんだから「こんなにキレイに」なっても仕方がないって感じ。
ショーン・アスティン(サム)ぐらいがフロドには適役だと思う。
ビルボはちょっとイメージ違うけど、あんなもんだろうと思える。
イライジャは、はじめからちょっと洗練されすぎているんだよね。
もう少し田舎臭いやつが物語の展開に従って凛々しくみえたりした方が、
良かったと思う。
その辺「ダイハード」の主人公が原作ではもっとしょぼくれたおっさんであった事と
事情は似ているんだろうな。
ボロミアの存在は、原作では後々にずっしりと重みを増すように描かれている。
映画だから簡潔にしなきゃいけなかったというのは理解できる範囲だね。
896 :
名無シネマさん :02/06/25 15:13 ID:tS++4xix
>>895 あ・・・うん、そうなんだけど、可愛いホビット達ってメリ・ピピのコト・・・ごめん。
でも、イライジャがフロドで良かったと思う。非常に。心の底から。
今日ヨーカドーで指輪のカードゲームの本見たら
ボコボコに殴られたオークみたいなフロドと西部劇風のアラが描かれてて
「ぎょえーーーーーーーーーーッ!!!」
でした。
>892 う〜ん映画全体のバランスは個人的にはそんなに悪くないと思ったけど。 もともと原作が平和なシーンと危機がわりとバランスよく配置されてるから、 PJが変な脱線しない限り、原作のバランスの良さが基本的には踏襲されたと思ったよ。 でも正直なところ、原作ファンは(つーか俺個人は)全体のバランスって見方はできないね。 ファンにとっては指輪の各章はそれぞれが名場面集みたいなもんで、 さあブリー村に来た。アラゴルンはどんな登場の仕方をするんだ? さてエルロンドの御前会議はどんな雰囲気で進行するかな? カラズラスは…モリアゲートは…バルログは…(以下略 てな具合で、各人が脳裏に抱いている「あの名場面」がどんなふうに 料理されてるかっていう見方しかできないんだよね。それで各シーンの 満足度の総和が、まあ映画全体の評価に繋がっていくって感じかな。 でも逆にこの映画に関しては、そういう楽しみ方こそが正当っていう気も してるんだけど…。
898 :
名無シネマさん :02/06/25 18:46 ID:T9yQsv7q
お、897さん正しい。 さすがIDがIQぽっくすイン あ、煽りじゃ無いです。
899 :
結論 :02/06/25 18:54 ID:sJ6y7ZzV
まー結局はどんな映画も楽しんだもの勝ちなんだよね。 楽しみ方は人それぞれだけど。甘い所をツッコんでそれなりに楽しむって人もいるしね。 時間が経つと欠点が逆に良くなるって事もあるしね。そこがまた笑えるとかさ、その映画ならでわの味が出てくるとか。 その映画自体は変化しないけど、見てる自分自身が時の経過で変わるってことはあるから。 そういう事ってあるでしょ? このスレきてる人でも妥協してそれなりに楽しめたって人もいるんじゃない? 心の底から絶対納得いかない、クソ映画と思う人はその映画のことを忘れるのが一番。 この映画を究極のクソ映画と思う人は第二部以降は絶対観ないことだね。 観たらストレスが溜まるだけだよw PJがまさかとか思わない方がいいよ。 あ、観るわけねーかw
>>898 うーん、そうかなあ。私もいちおう原作ファンだけど、
>>892 さんに頷く部分のほうが大きいな。
原作・指輪物語ということより、まず映画作品だ、という気分のほうが大きい。
(私が同時に「映画ファン」でもあるからかもしれない)
901 :
名無シネマさん :02/06/25 21:59 ID:O6kATqyP
聖書だっていろんな解釈があるし いろんな派閥があるからねえ・・・
902 :
名無シネマさん :02/06/25 23:32 ID:gvolg3jF
オリジナルな部分は良かったと思うよ。 リブタイラーとナズグルの追いかけっこのシーンは迫力があったし、 スリリングだったよ。 これを評価しない人ってのは、まず原作と違うこと、っていうのが 念頭にあるからなんだろうね。 それは悪いことじゃないけど、映画を楽しめる機会を自ら失っている のが可哀想だね。
>>902 うえ〜?ナズグルとアルウェンのチェイスシーンは、
花火のドラゴンと並ぶ意味のないシーンにしか見えなかったけどなあ。
あのシーンはま〜〜ったく物語に関連がないでしょう?
まるまるカットしてもお話に影響ないしね。
原作だとかオリジナルであるとか以前に、意味がないんだよ。
あのシーンのおれの感想は「この監督バカだなあ」だよ。
オリジナルで良かったと思ったのは、はじめてフロドが指輪をはめるシーンだな。
原作ではやや心象的な表現をうまくアレンジしていると思ったよ。
>903 えー? 花火のドラゴンよかったじゃん。 というふうに、人によって感想は異なるわけで(w
905 :
名無シネマさん :02/06/26 02:59 ID:Tcr+fcVE
つか、ドラゴンじゃない花火の方が意味無し。 まったくもって普通の花火。 他に意味無いシーンというと、モリアの入り口で巨大イカが出てくるところ、 裂け谷でビルボが出てくるところ、雪山で吹雪きに遭うところ、冒頭のサウ ロンが指を切られるところ。
>>897 勘違いしないで欲しいのはさ、別に指輪ファンがそういう楽しみ方をするのをおかしいとは思わないってこと。アンチもそれをいちゃもんつけたりしない。
問題なのはそういった映画化としての側面を考慮しないで映画作品としてフツーに評価しても傑作だと、一般人相手に頑張ってた奴。自分らが楽しんだからって一般人がつまんねーって言うのを何でほっとけないのかなって思った。
脚本は原作付きだからしょうがないとしても、演出がちょっと・・・とかって言うと、「演出だけ見ても素晴らしい」って無理やり反論する奴の多かったことと言ったらもう。しかも具体的には何が素晴らしいのかも言えずに。
指輪アンチと言われる人たちがこだわってるのはそこだけだから。別にファンがファンとして楽しむのは勝手。そんなことまで否定していない。そこを勘違いしないで欲しい。
指輪ファンとして満足できる映画なら、一般人の不評なんかそれこそほっとけ。
907 :
名無シネマさん :02/06/26 03:25 ID:3bRmjw3G
2chにいると分からないけど、実際のところ世間一般の評判ってどうなの? 動員数は多かったみたいだから商売としては良かったんだろうけど、それを 見た人達の感想はどうだったんだろう・・・
「映画としてダメ」「演出はダメ」って話を、「ファンとしては」「楽しんだもん勝ち」って返す指輪ファンってどうなのよ? んなこと言われなくてもわかってるしなあ。話をはぐらかしてるようにしか思えないんだけど。 指輪ファンとして満足かどうかとか、映画化として価値があったかどうかって話は、指輪ファンが決めればいいことだから。ご勝手にどうぞ。 映画としての評価の話をしてる時は、映画としての意見を言ってくれないと話にならん。都合良い時だけ「原作の・・としては良かった」って目出度しにするのはどうかね。
指輪ファンと一口に言っても、いろんな人がおるのよ。
おれは昔に集中して読みふけった。
ホビットの冒険も夢中になって読んだけど、なんとなく指輪は敬遠してたんだよ。
でも、なんかのきっかけで(きっかけは思い出せない)読み始めたら
怒濤のように止まらなかったんだ。
二週間くらいかけて読んだのだけど、その間は寝ても覚めても指輪物語。
その後は時々本棚から引っ張り出して好きなところをかいつまんで読むくらい。
映画は観るまでの期待していた時期の方が楽しかったな。
観たあとのもやもや感は自分でも意外だったしなあ。
>>905 おいおい、普通の花火って…。
あの花火の意味がわかってないのかな?
馬に乗って剣を振り回す世界の中の火薬ってことだよ。
金属を扱うのは錬金術師という化学者、火薬を扱うのは魔法使いという化学者。
とくにこの映画に関してわりと「2ch効果」ってのがあったような気もするな。 字幕騒動を含めたカルト的な盛り上がりとかもそうだけど、それよりも、 何かしら「熱狂ぶりっ子」的な雰囲気を感じたんだけど…。 まあワールドカップの熱狂と同じようなもんかな。 たった一人で実況見てても大して盛り上がらないのと同じで、映画自体大した 映画じゃないんだけど、10回も観たとかカキコする人がいて、ふだん 映画をリピートして観ることのないような人が、何か群集心理でそういうノリに 乗ったっていうような、なんかそういう類の熱狂をマンセースレ読んでると 感じるんだよね。
>910 うーん、わかる。 でも、原作ファンとしてはわりとそのへんは意識して乗ってたところが あるけどね。だって他のファンと一緒にタイムリーに映画化で盛り上が れるのって今とあと2年だけかもしれないし(爆死版の頃は知らなかった)。 映画の出来がともかくとして、せっかくの指輪祭りをのがしたらつまら ないと思ってさ。
912 :
名無シネマさん :02/06/26 09:05 ID:bsYEBFot
祭りだろうが群集心理だろうがけなされようが 心の底から楽しんで10回見たよ。 指輪を夢中で読んだように、TLOTRを夢中で見てるよ。 どうにもあの世界が好きで堪らない。 確かにオイオイこれはと思うシーンはけっこうあるけどね。 カレーの中の塊が肉だと思ってたらルーの塊だった、みたいな。 それは違うか・・・
>>907 Yahoo!ムービーのユーザーレビュー見てると、絶賛と酷評の両極端だった。
それでも5点満点中で3.9点を維持してるわけだから、好評とみなしていいと思う。
本スレに関しては絶対に触れたくないのだが、あれを2ちゃん映画板の指輪評とは 決して思えないだろう? 質としてはこっちが本道とおれは思っている。 このスレの大方の意見は「映画としてはつまらない」ってことで、これが一般の評価と おれは認識している。 このスレのかなり前の方で流行ったか流行らなかったかという議論があったけれども、 売り手側のキャンペーンに消費者が迎合したというのが本当のところだと思う。 つまり映画が成功したのではなくてキャンペーンが成功しただけ。 お神輿が出されたから担ぐのであって、引っぱり出してまで担ぐような自動性に欠けている。 もちろん自動性を発揮している者もいるが、それは原作ファンあるいは映画をきっかけに 原作ファンになった者であって、やはり原作ありきということになり、祭りの核が映画から ずれていると考えられる。 だから流行ったのは「ロード・オブ・ザ・リング」ではなくて「指輪物語」だったと言えるだろう。 一方、同じアホなら踊らにゃソンソン!という気持ちもわからないではない。
何度も言うようだが、ファンとして割り切って楽しんでる人を否定するようなことを言ってる人は、アンチにもほとんどいないと思うんだけど。 祭りは楽しんだもん勝ちだから。 >914 >だから流行ったのは「ロード・オブ・ザ・リング」ではなくて「指輪物語」だったと言えるだろう。 上手いこと言うな。正確に言えば両方をセットで一つ祭りが起きたと言う感じか。 次回作はどうでるかな。こういう続き物って売上的にどうでるか楽しみだ。 これが次回作も当たってくれないと、三作同時撮影なんて流行らなくなるから、どうにか当たって欲しいな。 まあ俺はもう見ても見なくてもどっちでもいいんだけどw
映画としては名作とはいいかねるっていうのに俺も同意なんだけど、 でも単なる凡作で片付けられない「何か」があるっていう気も多少するな。 素人の作った芸術作品とかでデッサンとか均整とかメチャクチャなんだけど、 異様な情念がこもってて訴えかけてくる作品とかあるじゃない? PJやスタッフの本気汁がこの作品に演出の巧拙を超えたパワーを与えてしまった っていうような、そういう迫力があるんじゃないかなあ。 映画自体がまったくの空洞でその周りで皆が踊ってるってわけでもなくて、 やっぱり秘めたパワーがあるっていうのは認めてもいいんじゃないか。 ダビンチにはなれなかったが、アンリ・ルソーくらいの野獣派パワーっていうかねw
映画面白かった。 でも、困難な場面を乗り越えた後必ず流れる音楽を変えて欲しい。 ゲームクリア!って感じがしていや。 いかにも冒険物って感じだが。
>>917 あはは、どうせならレベルアップした時のチャラランって音も入れて欲しかったね。
この手のゲームをパロディ化した作品って意外とないんだよね。
指輪&ドラクエ系のパロディ映画とか、かなり笑えそうな気がするんだけどねえ。
日本でやるならガンダルフは植木等にやって欲しい。
919 :
名無シネマさん :02/06/26 15:01 ID:Rb4XSSt7
>>916 異様な情念・・・
凄くうまいコト言う。
座布団9枚。
つーかさ、ハイファンタジーものの映画でここまで金掛けてキチンとマジに作った作品ってないじゃん。 しかも三作連続製作でさ。 だから傑作じゃなくても、そこそこ評価されてる。最初ってやっぱそれなりの評価はされるじゃん。 ま、良く作ったね評価。 今は他のファンタジー作品と比べればマシだと思えるから。ダンジョン&ドラゴンとかさ。 まーこれを超えるようなハイファンタジー映画がドンドン出てきて欲しいね。 もっとダークな作品キボンヌ。 因みに漏れはこのスレは一般的意見とは思えない特殊だと思うが。 いや、本スレも同様に2chは特殊だと思う。 漏れの回りでは概ね好評。 流行りに関してだが、世間一般の流行りものなんて結局マスコミの迎合ばっかだと思うよ。WCしかり。
>>918 うーん、「どういう意味あいでのパロディか」にもよると思うんだが。
ファンタジーのパロディなのか、ファンタジー・ゲームのパロディなのか。
例えばライト・ノベルのファンタジーを元にしたアニメ作品という形では
存在するような気もするが、確かに実写ではあまり思い付かない。
ファンタジーのパロディとして敢えて挙げるなら、テリー・ギリアムの
「ジャバワッキー」あたりかな?
>>917 いや、自分はこの映画の一番イイとこは音楽の素晴らしさだと思ってるんだけどね。
ショアーの今回の凄くイイスコアのお陰でPJの甘い演出を助けた思うよ。
それはアカデミー貰ったことでもわかる。PJは何も貰えなかったでしょ。
音楽の良さで結構感動した部分があるから。
ショアーの音楽聴きながら原作本読むと世界観に入れて凄くイイ。
>>918 >>921 『モンティパイソン&ホーリーグレイル』
アーサー王伝説をファンタジーとすればだが。
日本で言うならドリフが南総里見八犬伝をパロディドラマにした感じか?
元ネタが日本ではマイナーすぎてあまりうけなかった模様。
…スレ違いスマソ
それなら「バンデットQ」も「バロン」も・・・
実はそうなんだよね、アーサー王伝説はイギリスのどこかであり、 架空の世界を舞台にしているという点でハイファンタジーに属するんだよね。 だから、いわゆるハイファンタジーを題材にした映画なんて山ほどあるんだよ。 それに、ややジャンルは違うもののスターウォーズやコナンをお忘れでないかね? これにフラッシュゴードンも類似すると考えるとさらにゴマンとあるよ。 そうそう、デューン砂の惑星なんてのもあった。 ダーククリスタルもレジェンドもあるぞ。 ほらほらたくさんあるでしょう? 珍しいのはやっぱり三作を同時に撮ったという事だけだよ。 ニ作同時はない事はない。 監督が途中で交代してしまったけど「スーパーマン」がそうだったらしい。
>922 >ショアーの音楽聴きながら原作本読むと世界観に入れて凄くイイ。 今は昔、バクシ版のサントラLP聞きながら、同じようなこと考えたよw
秘めたパワーねえ・・単に大予算ってだけにしか感じないな。 つーかこれだけの評価の高い古典的名作をこれだけの大予算で映画化して、「完成度は低くとも秘めたパワーは・・」じゃまずいだろうw 秘めてないで出してくれよ
>>925 語義論争をやるつもりはないんだけど、挙げてくれた作品は「パロディ」ではない
と思うが。
929 :
925 :02/06/27 13:10 ID:KA8djuAh
>>928 ああ、ごめんね。それは
>>920 の
>ハイファンタジーものの映画でここまで金掛けてキチンとマジに作った作品ってないじゃん。
…に対してレスしたの。
そんなこたぁねえよ、と思いつつジャンルに関する話題をしてよいものかと
思っていたら「ホーリーグレイル」などが出たので便乗してしまったの。
それに「ホーリーグレイル」はパロディだけれども伝承物語を嘲笑したものとして
とても良く出来ていると思うよ。
ニィの騎士とか、ジャバーウォッキーの扱い方とか見るものはあると思う。
おれ個人としては指輪と「ホーリーグレイル」の世界観は同じに見えるんだ。
>>925 スターウォーズ、フラッシュゴードン
これは厳密にはスペースオペラだよ。
デューン砂の惑星はSFだな。
ハイ・ファンタジーと言えばハイ・ファンタジーだけど。
あと「ウィロー」もある。ツマランけど。
>ダーククリスタルもレジェンドもあるぞ
これはハイファンタジーだな。これらもイマイチだな。
まぁエピックファンタジーと言った方が良かったかな。
エピックファンタジーでこのレベルの映画は無かった。
それに上にあげたヤツもロードに比べれば甘い甘い。
唯一マトモなのはスターウォーズくらいか。でも、これはスペースオペラだし。
ロード〜は今まで作られたエピックファンタジーでは今の所最高峰だな。
だからこそ、評価された。
ところでアンチのやつらはTTTの予告観た? ガンダルフの復活シーン、指輪のハイライトシーンの一つだと思うけど、 あのPJの演出、みんなどう思ってんの? 個人的にはFRではあまり感じなかった種類の演出の冴えを感じたんだけど、 皆さんはどうですか?
>>931 TTTの予告は観たけどなんとも思わなかった。
それにPJの演出の全てが駄目なんて誰も言ってないと思うよ。
良いシーンもそれなりにあるんだけど、それは当たり前なんだよね。
そういう意見は本スレで書けば済むこと。
ついでにこの映画はアンチを産むほどの価値はないと思うよ。
風呂敷がでかいだけの、ただの二足三文の映画だって事だけだよ。
933 :
名無シネマさん :02/06/27 17:49 ID:rcHcBrr2
TTTって原作と相当、違うようだね。 恐いよ・・・
>932 >ついでにこの映画はアンチを産むほどの価値はないと思うよ。 >風呂敷がでかいだけの、ただの二足三文の映画だって事だけだよ。 本当にそう思うんだったら、わざわざアンチスレに来てカキコする手間を かけるまでもあるまいに。 キミも無視したいんだけど無視できないこの映画の秘めたるパワーに捕らわれてるんじゃないのかw ガンダルフの復活のシーンについて感想聞いたのは理由があって、 予告のあれを観る限りでは、バクシの同じシーンと比べてみても、 これ以上ないほど上手い演出とは言えないにしても、原作のエトスは じゅうぶん伝えているレベルだと思ったんだよね。で、あれを観て、 何も感じないっていうんであれば、実は根本的にこの映画に無縁な人間が つまらんつまらんって言ってるだけって気もするんだけどね。
935 :
932 :02/06/27 18:36 ID:KA8djuAh
>>934 ここは批判スレ。1にそう書いてある。
批判とアンチは違うんだよ。辞書見てみ。
それに二足三文の映画を語ってはいけないとも言ってない。
つまらん作品を、あーだこーだと言って遊んでいるんだからさ。
暫く来ていなかったら、話がはげしく不毛になっていたな。 何時の間に原作賛美と原作批判が繰り返されるスレッドになったのよ。 その次はこの映画の意義を問い始めているし。 結局、好みの問題をお互い言い合っているスレッドになったな。 もうこのスレッドも終わりにしてもよいのでは。 つうかアンチを産む価値がある映画って何よ。 ハリーがものすごい勢いで全世界にアンチを産んでいるけど。
批判すると、批判されるくらい凄いパワーとか言われるからなw まあ冗談だと思うけど。 アンチが多いのはむやみに褒める奴が多過ぎるからだよ。
>>933 私は素直に全体的には面白かった派なので
PJがあの原作は書かれなかったシーンをどう撮りあげたのかすごい楽しみだよ。
しかしどうしてもアルウェンの出張り方が気になる…。TTTでは戦場に乗り込んでるみたいだし。
確かにあのアラゴルンと最終的にゴニョゴニョするわけだから印象にないと困るのかもしれないが
TTTはどうせなら徹底的にやってほしいね。もうどうなってもいいから。一作目は妥協に妥協を重ねたんだと思いたい。次から本番だ、みたいに。まあいいやもうどうでも。
やっぱ灰のぼろみやだね(嘘)
>>936 いわゆる問題作ってやつはアンチが産まれるもんでしょう。
まあ「ロード・オブ・ザ・リング」は原作ファンにとっては問題作かも知れんがね。
942 :
名無シネマさん :02/06/28 08:33 ID:yB/uYCg4
>>938 姫は印象に残るのどうのという出張り方では無かったと思われ・・・
所詮はPJ版指輪物語なんだよな。 それを楽しめるかどうかは個人の問題。 まー素直に楽しめる方が幸せだけど。
>943 別に「PJ版だから」ダメだとは言ってない。PJ版の出来が良いと思えば褒める。PJ版の出来が悪いと思うから褒めない。 つまらんもののつまらなさがわかる人は、面白いものの面白さもわかる。 何でも楽しい楽しいって言う人は、本当に面白いものの面白さがわからない。 どっちが幸せかは本人次第。他人にとやかく言われる筋合いはない。 あとさ、この映画を酷評すると、「素直に・・」って反論が多いのは気のせい? まるで楽しめないのは映画のせいじゃなくてその人の性格がひねくれてるからと言わんばかりだな。 あんまり安易にそういうおめでたい言い方するのはやめといた方がいいよ。
う〜ん、素直に観れば、結果は当然のように「やったらごちゃごちゃ忙しい映画だなぁ」となってしまうな。俺の場合は。 多分原作読んでない人なら、素直に観れば「なんで魔法使って戦わないの? 爺さんもっと強力な魔法使えよ!」になるだろうな(藁)
日本での公開から4ヶ月経ってもこれだけ語られる映画はなんかすごいかも、って気がしてきました。
>>944 だから個人の問題って言ってんじゃん。
面白いと思うのもツマランと思うのも人それぞれだよ。
楽しめない人はひねくれてるなんて言ってない。過剰反応しすぎ。
まぁ2部以降は観ないことですね。ストレスが溜まるだけですよ。
それより、そんなにつまらないならもうこの映画のことを忘れればいいだけ。
これだけ経っても批判してるこの映画は貴方にとって何かを語りたい何かがあるのでは?
素直に楽しめた人はそれは楽しめたんだから幸せでしょ。
楽しめなかった人はストレスが溜まる。だから、そのストレスをこういうスレで晴らす。
別にそれが悪いわけじゃない。個人の問題。ただそれだけ。
>947 何でもかんでも「個人の問題」「趣味の問題」で片付くんだったら 映画批評、文芸批評、美術批評、音楽批評、あらゆる芸術に関わる批評は いらないってことになるぞ。
>948 それは論理の飛躍だな。
もうスレも終わりかけているのですが、とりあえず他人の観賞スタイルに関する 発言を控えてはいかがでしょうか? ここは作品の批判をするスレであって観客を批判するスレではありません。 御自分がどう思ったかを雄弁に語って頂くのは結構ですが、 他人様の感想に関して議論をしても、それは批判ではなくなります。 あとわずか50レスなので、よろしくね。
でも作品の消費のされ方、受容のされ方っていうのも その映画の特質をうかがわせる一つのバロメーターってこともある。 他人様の感想のある種のパターンを分析して批判するのもそれは それで面白い。
>だから個人の問題って言ってんじゃん。 面白いと思うのもツマランと思うのも人それぞれだよ。 ならとりあえず「素直に楽しんだ方が幸せ」って言い方くらい直せるよな? >それより、そんなにつまらないならもうこの映画のことを忘れればいいだけ。 これだけ経っても批判してるこの映画は貴方にとって何かを語りたい何かがあるのでは? 笑うところですか? 批判に対しての反論が「批判するくらいの何かがあった」ですかw あっちゃー。そういう言い方が恥ずかしい事に気付こうよ。 批判しに来てないよ。俺のここでのレスは全て肯定意見に対する反論。これだけ時間がたってるのにアンチスレで粘ってるどこぞのヲタがいるからだよ。指輪の批判というより、指輪ヲタがむやみやたらな擁護に対する批判。 >楽しめなかった人はストレスが溜まる。だから、そのストレスをこういうスレで晴らす。 別にそれが悪いわけじゃない。個人の問題。ただそれだけ。 個人の問題ならどうして「・・・の方が幸せ」なんて言うのかな? 滅茶苦茶言う人だね。 アンチがアンチスレでストレスを晴らすのは悪い事じゃないって言いましたね? そう思うんなら、この映画に価値はあったとか、指輪好きに気分のいいように無理やり一件落着しようとすんのやめたら? そういうことするからそれに対してアンチができるんだよ。 指輪アンチの原因は指輪ヲタの態度だよ。それを何か凄いパワーがあったからって・・・笑うところなんだろうか。
953 :
名無シネマさん :02/06/29 00:23 ID:rNic6LM4
スコーピオン・キング面白かったヨ。
954 :
名無シネマさん :02/06/29 01:00 ID:z5M5sHMt
この映画について一言言いたい。 「はよ第2部、第3部を公開しやがれってんだ!!」 公開までは死ねない。。。
まあ何もない映画だよ。あの指輪物語を映画化したという歴史以外に特筆すべき点はないと思う。マジな話。 でもファンタジー系の映画はもっととんでもない駄作が多いらしいから、それらと比較すると良い出来なんでしょうな。 といっても仮にも指輪物語の映画化なんだから、そんなダメ映画と比較するのも悲しいけど・・・。
956 :
950 :02/06/29 02:20 ID:+4CHmFqX
>>951 いや、まあ、ほんとうはそうなんだけどね。
他人の感想や意見をみて、ふ〜ん、とか、はは〜んって考えるのが
このスレの楽しみ方なんだろうと思うよ。
でも、この後に及んで批判性という意味もわかっていないであろう
コマッタちゃんが現れてしまったからね。
批判と批難を混同するのはやめて欲しいです。
>952 これは批判じゃなくて、単なる非難だな。 コマッタちゃんですな。
>>952 いや、楽しんだらそりゃ幸せだろ。別にそんなことどうでもイイじゃん。
言い直せ?何言ってんだ?何様?人それぞれだから楽しんで幸せな人も居るって事だよ。
君はつまらないって事でイイんだろ。なんでそんなにムキになってつっこむのかな?
楽しんだ人がいても不思議じゃないだろ。幸せって思ってもそれで良し。
それとも自分が楽しめず、逆に楽しんで幸せって思ってる人がいて悔しいのか?
959 :
名無シネマさん :02/06/29 08:21 ID:U1QHKTZc
>>950 あと僅か50って買いてんなら新スレ頼むわ。
>>958 お互い大人げないなあ…
つかさ、もーいいじゃんよ。
指輪スレでちょっと厳しいこと書いたら
激しく筋違いの攻撃してきた人がいたのも事実。
「楽しめない奴はバカ」とかさ。
それらに反発して、単なる「指輪ファン」アンチが涌いたのも事実。
君らは未だにそれをひきずってるわけだ。
映画の出来不出来に「ファン」も「アンチ(指輪ファン)」も関係ないでそ。
もうええやんええやん。
961 :
名無シネマさん :02/06/29 10:11 ID:+1wLgNju
この映画は日本でだけかなり不評だと思うんですが。 外国じゃいっぱい賞とってるし、すごい大ヒットだし。 あと、批判してる人は、字幕も吹き替えもみたのかな(w?
>958 >いや、楽しんだらそりゃ幸せだろ。別にそんなことどうでもイイじゃん。 言い直せ?何言ってんだ?何様?人それぞれだから楽しんで幸せな人も居るって事だよ。 「素直に楽しんだ方が幸せ」って言ったよな? 人それぞれならどっちの方が幸せって言い方するのがおかしいことくらいわかるよな? 自分の日本語のミスを棚に上げて逆切れしてんじゃねえよ。 >961 >この映画は日本でだけかなり不評だと思うんですが。 外国じゃいっぱい賞とってるし、すごい大ヒットだし。 自分の言葉で反論できないのかな? 自分の言葉で映画の出来のよさを語れないのかな? 外国で賞とったから、だから何なの? >あと、批判してる人は、字幕も吹き替えもみたのかな(w? みたよ。だから何(w?
>>961 あえて突っ込ませてもらうが、あなたみたいな人がいるから
「全米No1ヒット!」などの売り文句がまかり通るんだなあ。
日本でも大ヒットしてるし、この作品を叩いている評論家もみた事ないよ。
更に、このスレでは字幕に関する部分の批判はほとんど出ていないよ。
いいかい?このスレは寝てしまう程につまらなかったと言ってるんだよ。
セリフまわし以前の話しをしちょるわけ。
ま、最近はまともな批判もあまり出ていないから勘違いしちゃうのもわかるけどね。
まあ、批判するにはまずそのジャンルが好きであるというのが条件だよね。 もともと興味ないジャンルの映画を観りゃあどんな名作でも寝るって ことはある。 この映画を批判するためにはまずファンタジー映画というジャンルが好きで、 なおかつファンタジー映画にある程度目が肥えている必要がある。 それで聞きたいのだが、「オズ」や「メリーポピンズ」のような古典はべつにして、 過去のファンタジー映画でロードより面白い作品ってありますか? おれは思い当たらないなあ。これだけ予算をかけたんだからある程度面白くって 当たり前なんて言わないでね。同じような超大作でつまらん作品は腐るほどあるからね。
好きである必要はないんじゃないの… 自分が興味ないからつまらなかったってのは批評じゃない。 もし興味ない人は批評できないというのであれば、 指輪物語ファンにも批評する資格は無くなってしまうよ。 ファンの欲目が入るから。
>>962 逆切れ?はぁ?
楽しんで幸せだろ。ツマランと思ってムカついて幸せなヤツいるのか?ストレス溜めただけだろ。
オレが言ってたのは人それぞれ楽しんだ人もいるし、ツマランと思う人もいると言う事だよ。
どっちが幸せといえば楽しんだ人の方が幸せだろ。分らんのか?
日本語のミスじゃなくて、君の読解力のなさだろ。
>964 相対論を言われても困るな。他にこんなにつまらないものがありますよって事を知らなければ面白くない作品って、つまりつまらないってことじゃん。 ファンタジー映画って括り方がそもそも都合よすぎだよな。ファンタジーとしても映画としても褒められない作品を「ファンタジー映画としては上出来」って言うのって虚しくない? 褒めるんならちゃんと褒めなよ。そういう背後事情ばかり持ち出さないでさ。 「原作の映画化にしてはよくやった」「エピ1よりまとも」「ハリポタよりまとも」「他のファンタジー映画はもっと酷い」「バクシはもっと酷い」「外国では賞とった」「原語では」・・・ こんなに逃げ道を数多く用意した映画ってのもすごいもんだな。 つーかさ、あの指輪物語の映画化だよ? 誰もが待っていたファンタジーの古典小説を満を持して実写化だよ? この歴史的プロジェクトで「今までのファンタジー映画は駄作が多かった、これは随分まとも」って言ってて虚しくないか? 最高の原作を使って、大予算を使って、最高の俳優を雇って、現代のCG技術を駆使して、監督もかなり真面目に作りました。その結果、今までのファンタジー映画より幾分まともな映画が出来ました。・・・これってそんなに喜ぶところなのか?
>>967 あんたは正しい!
でも、その物言いをもうちょっとなんとかして。ね?お願い。
次スレ作るからさ、また〜りいきましょうよ。
>>966 逆ギレと言われたくらいでキレるなってば…。おちけつ。
でね、映画って「つまらん映画を見る」のも楽しみの一つなんじゃないかな。
B級映画、クソ映画、駄作、映画以前のシロモノという
つまらん映画を見るのも楽しみの一つだと思うんだけどなあ。
自分としては、つまらん映画見るのは時間の無駄でストレス溜まるだけってことは
全然無いです、はい。
>>969 だから、キレてないよ。
つーか明らかに962は煽ってきてるけどw
まぁ普通は金払ってクソツマラナイ駄作映画観たらストレス溜まるけどね。
>>967 の方が筋が通っていると思っている人間がもう一人いることを
表明しておこう。他のBBSでは丁寧口調で論理的に変なことを言っている
947みたいなのが幅を利かせがちだが、2chではそうあってほしくないなあ。
>>970 いやその、
> どっちが幸せといえば楽しんだ人の方が幸せだろ。分らんのか?
> 日本語のミスじゃなくて、君の読解力のなさだろ。
なんてのも十分煽り口調じゃないっすか…?おちついて読み返してみなされ。
でさ、結局あれだよ、つまらん映画見てストレス溜まらない人もいるし
つまらん映画を見て「つまらん」ということを楽しめる人間もいるんだよ。
ラズベリ〜だってそれの一種でしょう。
だから、映画見てつまらんと思うことが不幸とか幸せってことはないんだよ。
逆にさ、つまらん映画見てそのつまらなさを楽しめないとは
なんて不幸な人なんだろう、って言われたら、大きなお世話って思うでしょう。
ね?
>>972 そうか?煽り口調か?まぁあっちから煽り口調をしてきたのは事実。
それに彼は映画の批判ではなくて、人への批判をしにきてると言ってるし。
それにつまらんと思った人は不幸だなどとは言ってないよ。
つまらなさを楽しめるならそれはそれでイイじゃん。
974 :
名無シネマさん :02/06/29 18:13 ID:kqb9qncq
指輪は人をこうも激しく人の心を動かすのか・・・(煽りじゃないっす 期待して3時間もの映画を見に行って、寝ちゃって・・・ でも「字幕も吹き替えも見た!」と言ってる人もいるくらいだから きっと何か心のもやもやを解消出来ないまま、それでも何度も見に行って でもやっぱり寝ちゃった、のかな? で、まだ心残りなんだろうなあ、 激しい口調のレスで書き込み。 やはり拒絶しながらも指輪に憑かれてる・・・と思うヨ。
>>973 自覚なしの煽りなんですか…がっかり。
しかし映画を批判することに対して
どちらがより幸せかと言うことが筋違いであることを
わかってくださったようなので、まいっか。
>>967 でもそうは言ってもファンタジー映画としては最高峰だってことには
異論はないわけでしょ?
最高のファンタジーを原作を使って、とりあえず現時点での最高のファンタジー映画
になったんだから、良かったじゃない。相対論っていうけど、絶対的評価なんて
結局は主観的印象が絶対化されるだけの話だなあ。
>>975 では聞きますが、映画の批判じゃなく、面白いという人に対しての批判や非難はどうお考えですか?
あと、この映画のどこがつまらなくて、そのつまらなさをどう楽しんだんですか?
>>964 に禿げ同。
ビデオ屋に行くと分るけど、アクション映画、ドラマ、サスペンス、ホラー、恋愛もの
などのジャンル映画は数あれど、悲しいかなファンタジー映画って種類少ないんだよね。
エピックファンタジーなんてない。
そういう意味でやっと出てきた作品なんだよね。ファンタジー好きにとってはたまらない
今の所最高峰って言っても過言じゃない。
>では聞きますが、映画の批判じゃなく、面白いという人に対しての批判や非難はどうお考えですか? ていうか面白いという人に対しての批判なんてそんなにあったか? 面白いという人に対しての批判より、つまらないという意見を認めない人の方が多い、というかいつもそっちが先だったと思う。この映画に関しては。 そういう人に対しての批判なら俺もする。 関係ないけど、もうこのスレ話す事ないから1000までしゃべって終了かな。
でもこのスレでブツブツ文句垂れてるヤシもDVDが出たらコソーリ買うと 見たね。 で、三部作完成したあかつきには、文句言いながらも一年に一度は必ず 三部作ぶっ通しで鑑賞してしまうんだな。家人が寝静まった夜中とかに こっそり見て、つい泣いてしまったりするわけだ。 なんだよこのヘタな演出はよ〜とか言いながら、ボロ泣き。 これはねそーゆー魅力をもった映画なんだよw
次のすれってあんのかい?
>>980 そんなのいちいち言わなくてもわかってるこった。
いいかね、漏れは指輪物語が好きだ。
しかしだな、この映画は映画としては凡作なんだ。
数少ないファンタジー映画の中では上だという人もいるが
そんなこと映画として凡作という評価には関係ない
(つか、「指輪パクリ」の「ウィロー」の方が映画としてはちゃんとまとまってたぞ)。
しかしだな、指輪物語のファンとしてはDVDだって買いたいもんだろう。
だからって悲しいかな、凡作の評価はくつがえらんのだ…
>ていうか面白いという人に対しての批判なんてそんなにあったか? きっかけはともかく、このスレの後半にかぎっていえば、 どっちもどっち、泥仕合の様相を呈してきているような感じだが。 議論も、駄目でも好き派とだから駄作じゃっちゅーねん派が永遠に平行線。 このまま沈めて、DVD発売や二部公開後に必要が生じたら復活させれば?
>982 >そんなのいちいち言わなくてもわかってるこった。 ってことは凡作と決め付けてるあなたも、これからDVDを買って 何度も見ようって思ってるってことでしょ? 俺が言いたいのは、何度も繰り返し見たいって思う映画が凡作なのかってことよ。 たしかに演出も上出来じゃないし、PJの力点の置き方には正直?って所が 多いけど、それでもおれは繰り返し見ると思うんだよね。 いくら原作ファンだからといってもバクシ版は繰り返し見ないよ。 やっぱり繰り返し見たいと思う映画的快楽があるんだよ。いくら原作好きだって 見てて面白くなかったら繰り返しては絶対見ないと思う。 だからただ凡作だったって嘆いてないで、やっぱりまた見たいって思う その魅力について少しは考えてみたら?
>>984 といわれてもなあ。どうして食い下がるかなあ…
何回も見たい凡作だってあるってだけ。
だって指輪物語ファンだもん。好きなシーンはあるんだけどね。
そうだよ萌えだよ。文句ある?
でもね、萌えシーンがあるからって傑作とは言えないんだよう。
しかしなんで二者択一?
つまらんから駄作、DVD買ったら傑作、って二つしか選択肢ないんすか。
しかも決め付けって言われちゃったよ。
それならあなただって「傑作と決め付け」てるわけでしょう。
言葉選ぼうよ、って上で言われてませんでした?
この期に及んで未だに「LotRは傑作です」を断固認めさせたがるのか。 自分も指輪オタの一人ではあるとは思うけど 正直この手の輩(いわゆる「狂信者」ですか)と十把一絡げにされるのは勘弁して欲しいね。
ん〜〜、この映画はお子さまには受けがよろしいと…。 かような傾向がみられると、このスレが物語っていると思われます。
>>987 あなたの思う大人向きの映画を2、3挙げてみてね。
>>988 もう、なにか一言いうと必ずつっかかって来るのね??
この映画がお子さま受けがよろしいと考えられる事と、
他の大人向きの映画との因果関係は無いでしょう???
たぶんあなたにはこの意味もわからないだろうから、例えるよ。
おれは「ゆきゆきて神軍」などはお子さまにはやや難解過ぎると思う。
そういう意味では、これはお子さま向けとは言えないだろう。
さて、これと「ロード・オブ・ザ・リング」がお子さまに好評である事と
どういう関係があると言うのですか?関係ないでしょう?
ここでおれが大人に受けが良い映画100本並べても意味がないのです。
ここまではよろしいですか?
そしてお子さまに受けがよろしい事は決して欠点ではないでしょう?
現実に購買層を捉えて大ヒットしているわけだしね。
換言すれば「若い世代の感覚に訴える力があった」とも考えられるわけ。
約50年も前の原作を引っぱり出してきて現代のニーズに応えたという意味では、
おじさんおばさんが渋面を作ろうとも、評価されるべき事だからね。
さらに、では、その若い世代に訴えた魅力とは一体なんなのだろう?と話題を展開すると、
批判する事の意味が発揮されるのですよ。
こう捉えた方が建設的ですよ。
991 :
名無シネマさん :02/06/30 13:18 ID:5yX8kU3w
>>991 まだ続けんのかよ。もうやめろよ。
もう記憶から抜け落ちかけているというのに、そんなに評価できるものなのか?
このスレッドが気分悪いのは、
「どうしてもオレがこの作品を駄作と認めさせる」
という書き込みが多いからなんだよな…。
しかし、この映画の批評を見ていたら映画批評ってどんなものも認めてしまうことが分かって笑えた。
・魔法の指輪を捨てるというのはメルヘンとして正しくない。
・これは寓話としてなりたっていない。
・夢あふれるファンタジーかと思っていたら、近未来SFのような陰鬱な世界でびっくり
・指輪は核の象徴。
・サウロンの目はグレートマザーの象徴。
・映画のフォーマットを無視している。愚作。
なんじゃそりゃ。
>>979 >あと、この映画のどこがつまらなくて、そのつまらなさをどう楽しんだんですか?
これは答えてませんが?
>>992 う〜ん、あなたが気分が悪くなってしまうのは残念だけれども、
だから本スレとの住み分けをしているんだよ。
それに寝ちゃうほどつまらないと思っている人達が書込みしてるわけだから、
その人達が駄作と思っているのは前提でしょう。
それから、スレは自然に淘汰されるのが一番良い終わり方ではないでしょうか?
誰も書込まなくなったらそこで終わりでしょ。
その批評は凄いね。良いネタではありませんか。
いくらこのスレでもそこまで酷いのは出てないね。
>>992 だから気分わるけりゃ読むなというに。ここsage進行でやってたんだし。
つーか、もう新スレいらないでしょ・・・
どう見たって議論に値するような論点は最初と二番目のスレで出尽くしてるよ。
スレ数制限あるんだから、他の映画スレの方に譲ってやれよ
>>992 逆に「どうしても傑作と言わせたい」人もいるでしょう。
単に駄作・凡作にとどまってるなと思う人のスレだっただけですよ。
傑作だというひとはそれでいいんじゃないですか。
本スレでその旨書き込みしてくればいいと思いますよ。
何故こちらのスレへ来てそのことに関して文句を仰るのか…
それは「傑作だと認めさせたいから」ではないのですか?
もういいでしょう。
>>993 さん。
ラジー賞スレやシベ超、B級映画スレなどを覗かれてはいかがですか。
あなたは傑作しかご覧にならないようですが…
ジャンクフードを楽しむように、
B級映画やつまらん映画を楽しむということもできるんですよ。
これは趣味の一つなので理解できない人がいても当たり前です。
ホラーやエログロが好きという人もいるでしょうし
PJのグロスプラッターが好きな人もいて、
タルコフスキーの眠い映画が好きな人もいて、
デレク・ジャーマンの青い映画が好きな人もいる。
当然、嫌いな人もいらっしゃるでしょうし
好きな奴が理解できない、と言われてもそれはそれで仕方ないでしょう。
それぞれの趣味嗜好なんですから。
ご質問なさっているのは理解なさりたいからでしょうから、
そちらのスレを一度ご覧になられてくださいね。
>>997 結局貴方もこの作品を楽しんだということで宜しいでしょうか?
>>998 上に書いた通りですが…?
うーん、どうしてそこに拘られるのかよくわからないのですが。
まだどちらが幸せか幸せでないかに拘っていらっしゃるんですか?
それとも、もっと他に面白い映画があるよとお奨めしてくださるんでしょうか。
どうしておいらの感情を知りたがるのか…
おいらに惚れたとしか思えませんな。冗談です。
ま、誰が何を楽しめなかろうといいじゃありませんか。
おいらはあなたがブレインデッドを楽しめなくても乙女の祈りがつまらなくても
サクリファイスを、ストーカーを楽しめなくてもシベ超を楽しめなくても
何もいいませんよ。
どの辺が面白くてどの辺がつまらんかったか、
という話を映画板でするのは面白いですけどね。違い、わかります?
ついでにはじめての1000ゲト…ワーイ
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