ロード・オブ・ザ・リング/指輪物語 第13章

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681禿  げ  シ  ク  藁  タ  と

このあいだ、死ぬ思いで裂け谷行ったんです。エルロンドの館。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいいて座れないんです。
で、なんかエルロンドの会議とかいってるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、会議如きで普段来てない裂け谷に来てんじゃねーよ、ボケが。
会議だよ、会議。
なんか小さい人とかもいるし。仲良し4人で裂け谷か。おめでてーな。
おらも滅びの山に行きますだ、とか言ってるの。もう見てらんない。

お前らな、ゴンドールで執政やらせてやるからその席空けろと。
中つ国ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
待ち伏せしたオークといつ戦闘が始まってもおかしくない、
殺るか殺られるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっと座れたかと思ったら、例の小さい人が、
せっかく手に入れた敵の強力な指輪を山に捨てる、とか言ってるんです。

そこでまたぶち切れですよ。
あのな、そんな理想論なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、僕が行きます、だ。
お前は本当に指輪を捨てたいのかと問いたい。問い詰めたい。
小1時間脅してでも問い詰めたい。
お前、捨てるって言いたいだけちゃうんかと。
戦争通の俺から言わせてもらえば今、中つ国での最新流行はやっぱり、

指輪をゴンドールのために使う、これだね。
ゴンドールの執政が指輪を使って中つ国を支配。これが通のやり方。
執政ってのは権力が高め。そん代わりヌメノールの血筋が少なめ。これ。
で、それに一つの指輪。これ最強。

しかしこれをやると次から「かの敵」にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
臆病者にはお薦め出来ない。
まあお前、臆病者は、賢人会議でもやってなさいってこった。