1 :
市民課長:
あの、その、
どうして、、
スレがないんだ?
私は月並みですが、
喫茶店のシーンが大好きです
2 :
END:02/03/02 20:07 ID:wzTOiFJx
∴∵∴∵ 死ね ∵∴∵∴
3 :
FIN:02/03/02 20:08 ID:HW0M6g4c
∴∵∴∵ 生きない ∵∴∵∴
4 :
名無シネマさん:02/03/02 20:23 ID:mrkvrhYz
∴∵∴∵ 終了 ∵∴∵∴
∴∵∴∵ニクコプーン∵∴∵∴
7 :
名無シネマさん:02/03/02 21:40 ID:UZjHibMi
あれって、厨房、工房の時に見てもじぇんじぇん面白くないんだよな。
漏れは厨房の時に椿三重朗見て、
「何これ?おもしれえ!!」
って思って、同じ黒澤の映画「生きる」にめちゃくちゃ期待して見たんだが、
「さっぱりわからん。汚いじじいが最期に血を吐いて死ぬだけのつまらん映画」
と思った。
それで約15年後この映画を見て感動。いい映画やのーーー。
8 :
名無シネマさん:02/03/03 11:15 ID:gqae9q1a
チャン・イーモウ「活きる」の方を語ってくれや。
9 :
名無シネマさん:02/03/03 11:35 ID:no91xa4W
>>7 月並みな表現だけど、社会の歯車になってはじめてよさがわかる映画だよね。
ガキで感動している奴がいたら、そいつはちょっと変(w
10 :
名無シネマさん:02/03/03 16:39 ID:oU7xnbxR
んなこたあない。中高生でもよくわかるよ。
11 :
名無シネマさん:02/03/03 17:03 ID:6ZGLOitX
オレは分からん
12 :
:02/03/03 17:09 ID:oJLjPUgU
相変わらず黒澤映画ってのは、ムダなシーンが沢山あるが
その典型的な駄作。
13 :
名無シネマさん:02/03/03 17:17 ID:oU7xnbxR
相変わらずって・・・いつからいつまで?
14 :
名無シネマさん:02/03/03 21:54 ID:DG9CcDXn
>>12 厨房決定。
まあ、15年後にもう一回見なさいってこった。
15 :
名無シネマさん:02/03/03 23:30 ID:bYPFdysI
ビデオでは何回も見ていたのですが
黒澤監督が亡くなってから
追悼上映で,初めて「生きる」を映画館で観たとき
やっぱり,映画は映画館で見るものなんだなぁと
16 :
宮崎駿:02/03/03 23:48 ID:08JODOPw
もう、あの主人公の机まわりがすべてですね。
あれ見ただけで、これは観るべき作品だというのがわかりますよね。
17 :
15:02/03/04 00:00 ID:4/2yhYLu
>16
あの書類は
人生というのは無意味の積み重ねってやつ?
確かに最近特にそう思うね
18 :
名無シネマさん:02/03/05 03:50 ID:3xX55tla
>>17 謀殺された時間という意味じゃないでしゅか。
どっちかというとあれがあるから
志村喬は生きた時間を欲したんでしょう。
課長さんもなんかやってみたら?
こんなおもちゃもつくってみるとおもしろいもんよ。
とバカそうな娘がいうのはなかなか心理をついてる。
意味を一番理解したのが娘でなく志村であるというのも。
19 :
名無シネマさん:02/03/05 04:06 ID:KV6AlbpY
21世紀になっても、いってることが全然効力を失ってないのが凄い。
というか、今のほうが説得力がある。
20 :
しょーた:02/03/05 04:57 ID:YrNiurrr
昔、アンチ邦画でしたが「生きる」と「家族ゲーム」を
観て考えを変えました
21 :
名無シネマさん:02/03/05 05:01 ID:m3dkHIrj
ダンカン監督の「生きない」は観たけどね。
22 :
やらせまくりさせまくりTBS!:02/03/05 16:17 ID:/e7i07sY
23 :
名無シネマさん:02/03/06 12:25 ID:mxSB9/y8
夕焼け、いいね
24 :
名無シネマさん:02/03/06 13:03 ID:0B9Z+MEV
ヤクザの親分に宮口精二を使ってるよね。
たけしが寅さんのオイちゃんを同じ使い方してるのは、これの影響かな?
25 :
名無シネマさん:02/03/06 13:08 ID:jItuZn4V
最近、骨祖鬆症に関するビデオ作品をてがけたのですが、冒頭いきなり骨のレントゲン写真が出てくるもんだから
「これは、主人公の骨である」
というナレーションではじめたくてはじめたくて、うずうずしてくるのをなんとか我慢しました。
27 :
名無シネマさん:02/03/06 23:16 ID:vjJS5HTC
加東大介のチンピラぶりが
笑えました
生きます。
29 :
:02/03/11 04:28 ID:VsoF07vf
>>9 リアル消防のころテレビで見たがブランコのシーンで泣いたぞ。
目いっぱいに涙溜めてる志村コウ見てたらなぜかジーンと来た。
次の日学校でも少し話題になってた。
同じく見た女子は命短しの歌で泣けたといってた。
>>23 禿同モノクロなのに『色』を感じるんだよね〜。
思い出の中の空の色がよみがえってくるからなのだらうか?
あーもう一回見たくなったなー。でもウチいまビデオぶっ壊れてんだよね。
DVD出てるかな?
30 :
名無シネマさん:02/03/11 16:42 ID:gyrgCrxM
いのち〜いい みじ〜いかぁ〜しー こぉーいせよ おーとーめぇ〜
これは黒澤さん作詞なんだろうか?
おいらは周りにあんまりにもバカな女ばっかなんで
素直にこれが響かないけど。
31 :
名無シネマさん:02/03/11 17:03 ID:KUsWKS1v
32 :
名無シネマさん:02/03/12 01:58 ID:vlnueFGi
この手の映画って、見終わったあと、
「よっしゃ漏れもガンバルゾ〜〜!!」
と思うんだけど、三日も続かないんだよな。
33 :
た:02/03/12 07:32 ID:r/UC5R41
リアル消防のころ黒澤明と言う人なくなったとしって(その頃黒澤明知らなかった)
初めて見てみたら、感動の余り泣いてしまった。それから志村喬が好きになった
何となくこの部分始めてみた時笑った・・・でも今も同じなのか?
「公園建設となりますとこれは〜、土木課というよりも公園課の主幹事項でしてねぇ」
全然変わっていません。公務員は事なかれ主義の無能集団です
35 :
名無シネマさん:02/03/13 02:59 ID:u+54Oobf
>>34 江戸幕府体制をそのまま受け継いでる。
つまり公務員は、人を養うためのもの。機能的に仕事をするために雇っているのではない。
36 :
名無シネマさん:02/03/13 03:39 ID:EjJgFoyi
世襲も多いしね。
37 :
名無シネマさん:02/03/13 15:52 ID:zKdMkTRz
>>33続けてみよう・・・・
「公園建設と言うよりも衛生面が主な様ですな。としますと・・・これは地区の保健所の方に」
38 :
名無シネマさん:02/03/13 16:06 ID:V4ilvNqB
「活きる」かと思ったよ。
チャン・イーモウ
よかった。。
39 :
名無シネマさん:02/03/13 17:59 ID:sXCfe5AI
この頃の黒澤は神がかってる・・・
何やっても必ず傑作になるし・・・
40才半ば。
40 :
名無シネマさん:02/03/14 01:38 ID:2tE2Dkr/
腹減ったら熊でも山を下りるとか、印象的なセリフ多いよね。
41 :
名無シネマさん:02/03/14 01:44 ID:Ofwdl9pI
村田藤吉?
42 :
40:02/03/14 01:49 ID:2tE2Dkr/
スマソ。40は誤爆。七人の侍スレに書き込む予定のやつでした。
43 :
名無シネマさん:02/03/14 23:00 ID:mqNYP/zm
伊藤雄之助演ずる売れない小説家(?)が好き
44 :
名無シネマさん:02/03/15 12:10 ID:zCazrMMh
職場の役人のあだ名がおもしろいよね。
志村喬がレストランでヤル気を取り戻し、元気いっぱいで階段を下りてゆくと、
入れ替わるように「誕生日おめでとう!」の声がかかる。
あのシーンには子供心に素直に感動した。
同時に子供心に「あのぅぅ、そのぅぅ」のしゃべり方にはイライラした。
46 :
ああら:02/03/15 15:28 ID:ghBkDzix
∧_∧
( ´∀`)このままではいけない!!
/´ Y `ヽ
 ̄ ̄ ヽ■つ⊂■ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ \
\ \ 三 三\ ______ \
\ ==== | 市民課 | \
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| |
| |
\|______________|
47 :
名無シネマさん:02/03/16 02:51 ID:btUhkVKA
この前やってた「男ありて」は志村喬の最高演技って言うだけあってヨカッタ。
↑禿同
男はつらいよ(第1作)もヨイ!!
49 :
ああら:02/03/16 19:44 ID:DBsyURn2
挙げなければならない
50 :
名無シネマさん:02/03/16 23:34 ID:QE+cy7iB
「あのですねぇ〜 そのですねぇ〜」(山田巳之助)
51 :
名無シネマさん:02/03/17 03:34 ID:vTxTf42z
>>48 漏れは男はつらいよに志村喬が出てるって知らなかったから
めっちゃビックリしたけどヨカッタヨ
52 :
名無シネマさん:02/03/17 03:58 ID:XIyplgGr
志村喬のシリアス、笠智衆のナチュラル
寅次郎は軽く吹っ飛ばしてくれました。
53 :
名無シネマさん:02/03/17 04:04 ID:2A2vhg6S
>>45 いかにも良家の子女達の誕生パーティとは対照的に
「何で私はこんな中年の冴えないオヤジと…」と
いう感じの小田切みきの表情がイイ!
54 :
ああら:02/03/17 10:04 ID:QMNzc0/C
小田切みき
よかったネェ
元祖イエイエおじさん
56 :
ああら:02/03/17 21:22 ID:QMNzc0/C
やはり、小田切みきと息子(光夫)の嫁(役名、役者名ワスレチャッタ)
とは対比させて考えるべきだろうか?
57 :
名無シネマさん:02/03/17 21:35 ID:q3EuY1Wb
小田切みきも結婚すると
光男の嫁のような感じになってしまうのだろうなぁ
と、考えてしまう
58 :
名無シネマさん:02/03/17 21:57 ID:NBw7jHwv
ダンカン主演だっけ?
59 :
ああら:02/03/18 21:25 ID:GxIR0Xvq
>>57 おお!!・・・そう言う事は言えるなぁ
新しい視点じゃ・・・
>>58 つまんねーし。既出
60 :
名無シネマさん:02/03/18 21:35 ID:eGYKq1mB
「助役って言えッ」、藤原釜足だっけ? この台詞は好きだ。
61 :
ああら:02/03/18 21:51 ID:GxIR0Xvq
>>60 激しく同意。あと「ばかやろう!!」って言うときも格好良い
62 :
名無シネマさん:02/03/18 23:05 ID:xc8XkrsM
左朴全
「じょやくといぇ!」てやつですね
63 :
名無シネマさん:02/03/19 00:13 ID:ibxlAub2
ラスト近く…
前日までの情熱はどこへやら、相も変らぬ新課長のお役所仕事ぶりに
日守新一が憤り、椅子を蹴飛ばす勢いで立ち上がり藤原鎌足を睨み付ける。
それをポカ〜ンと見上げる左卜全の表情が…イイ!
首の角度、口の空け方、瞬きのタイミング
あの顔を撮りたいがために黒澤は左卜全を起用したのではと思った。
ビデオ、DVD等お持ちの方、騙されたと思って再見してみて。
64 :
名無シネマさん:02/03/19 01:07 ID:pLmoUbR3
セリフでも今でも通ずるようなのが多いね。
「ここは役所と違うのよ! 1時間で出来ることを1日かけてやるのとは訳が違うの!」
「役所って言うのはこんなゴミ箱を一つ移動するだけでそのゴミ箱と同じくらいの書類がいる」
「役所というのは何にもしないのが一番」
(記憶で書いてるのでうろ覚え。スマソ)
・・・・うちの職場にも「腰掛けOL」という言葉がまんまあてはまる、本当に
「椅子に腰掛けに来る女」(日がな1日PCで遊んで仕事した振りしてる)がいるのが
本社に来てわかったので愕然としたのだけど、是非この作品を勧めたいものだ。
理解できないと思うが・・・・。いや、いかん!「やる気になれば出来る!」(藁
65 :
名無シネマさん:02/03/19 13:07 ID:az5yel/G
「役所にだってね、良い新人入るんですよ!?でもね役所の空気に入ると変わっちゃうんですよ」
(うろ覚え)
宴会の席上市民課員の一人がこう言った。
これが、現在まで何回も何回もくり返されているのだなぁ・・・・
市民課長にしたって、入った当時は「市役所を変えてやろう」と思ったんだろう
66 :
名無シネマさん:02/03/19 13:14 ID:RBot0K/A
チャン・イーモウは活きる。
67 :
名無シネマさん:02/03/20 00:11 ID:t/OQBcX0
税金泥棒役所上げ
68 :
名無シネマさん:02/03/20 00:19 ID:CYy7Wddt
>>65 >市民課長にしたって、入った当時は「市役所を変えてやろう」と思ったんだろう
渡辺課長の企画書=「事務効率化ニ関スル私案」だったっけ?
(はいこれもうろ覚え)
役所の空気に染まればその企画書も平気で印鑑拭う紙にしちゃうのな…
俺は、小田切みきのストッキングのむちゃくちゃな破れ方がかなり印象に残っている。
映画が作られてから50年経った今見ても、結構カワイイ……
この映画、黒澤明の映画のなかでも最悪につまらん・・・
マジで泣きそうになるほどつまらなかった。
>>70 俺も若い頃観たときは猛烈に感動したけれど、今は「作りすぎ」が
鼻に付く・・・部分も感じられるようになってしまった。(悲しい)
詩と同じで、この作品に感動できるのは”感性が若い”証拠かも。
72 :
名無シネマさん:02/03/20 04:13 ID:Yo2N3eB2
どうしても金子信雄を見ると「若い頃の山守組長」に見えてしまう…
73 :
名無シネマさん:02/03/21 00:39 ID:tRpPg3R3
「助役とはっきり言え!」と初めてセリフをはっきり言い切った左ト全大先生
74 :
名無シネマさん:02/03/21 01:03 ID:7blYlKPT
>72
あの頃はまだ二枚目役者だったんだよね。あれでも…
75 :
名無シネマさん:02/03/21 02:36 ID:H/2nztbS
一番泣けるのは焼香に来た街のオバサン達のシーン。
主人公が話の半分で死んでしまう映画・・・
後半の葬式のシーンがいい!
77 :
名無シネマさん:02/03/22 00:56 ID:7fnCz/Fg
77げと。
命短し 恋せよ 乙女
紅き 唇 褪せぬまに・・・。
*
目的の達成を孤独に祝す 雪の夜のブランコのシーン萌え
78 :
名無シネマさん:02/03/22 01:07 ID:EOdFBkNs
おれのち=みいじかしあーしー
おまえら何歳?
いまさらガタガタいうなよあ!
79 :
名無シネマさん:02/03/22 02:01 ID:s9he3IgW
何才って・・・みんな天才
80 :
名無シネマさん:02/03/22 02:08 ID:WEbGwl9i
黒澤さんの作品ということで見ましたが・・
本当に面白かったですか?
小一時間問い詰めても?
81 :
名無シネマさん:02/03/22 02:23 ID:s9he3IgW
>>80 これは面白いというより、考えさせるきっかけを与えてくれる作品。
娯楽+哲学
ハリウッド製のテンポの速いカット・バック編集のローラーコースター・
ムービーに慣れてしまうと、ちとテンポが緩慢なのでつらいでしょう。(藁
82 :
名無シネマさん:02/03/22 03:46 ID:JYXpl9Pg
>>80、
>>81 漏れは、文句なくおもしろいと思った。
もし自分の命があと半年だったら?
この仮定のもとに、生まれ変わった冴えない公務員の人生を描く。
エンターテイメントとしても一品。
スピルバーグは、黒澤作品の中でこれが一番好きだそうだ。
83 :
82:02/03/22 03:49 ID:JYXpl9Pg
あと、この映画は見る人間の年齢が問題。
10代のときに見ても、全然おもしろいと思わないだろうな。
とくに七人の侍とか、椿三十郎とかを見たあとにこれ見ると、(゚д゚)ハァ?と思うだろうなきっと。
84 :
:02/03/22 04:29 ID:bNvCMYRE
物凄く良く出来た脚本だと思う。
最初にいきなりと胃ガンの写真見せて、死ぬことを明示して。
そこから主人公は死ぬまでに何をするのだろうか、
どういう死に様を見せるのだろうか、と見るものに興味を抱かせたかと思えば
映画の途中でいきなり葬式なんだもん。
で、参列者の回想により喬の死ぬまでが描かれる。
最初見た時は上手いなって感動した。
漏れは脚本家を夢みる凡人だから。
もちろん映画そのものも素晴らしいと思ってる。
黒沢映画の中で一番好き。
85 :
名無シネマさん:02/03/22 09:53 ID:IbWHE4zh
これは、実際音楽やってた早坂さんが病気で余命いくばくもないのに
必死でスコアをかいてたのも影響してる。真の親友だったからね。
早坂さんをみて気付いたとこがあったんじゃないかな。
また黒澤さんの一生は大往生だよな。
80過ぎても映画とってたんだから。
86 :
j:02/03/22 11:42 ID:7Iq452yp
検索結果歌詞
タ イ ト ル名 ゴンドラの唄 作詞者名 吉井勇
アーティスト名 松井須磨子 作曲者名 中山晋平
いのち短し 恋せよ乙女
紅き唇 あせぬ間に
熱き血潮の冷えぬ間に
明日の月日はないものを
いのち短し 恋せよ乙女
黒髪の色 あせぬ間に
心のほのお 消えぬ間に
今日はふたたび 来ぬものを
87 :
名無シネマさん:02/03/22 13:47 ID:bCtnAgpn
84に同意。
脚本もうホントに大傑作。けちのつけようがない。
日本映画にありがちな、べたべたした感傷もないし。
88 :
名無シネマさん:02/03/22 23:51 ID:u+aks5Hi
“ブランコ”と聞けば、
日本人の99%は「王様のブランチ」に出てる小娘連中を思い浮かべるだろうが
俺は何よりもまず、志村喬の魂の演技を思い浮かべるのさ。
89 :
名無シネマさん:02/03/22 23:52 ID:xKT+m4q0
通夜のシーンで最後は「俺もやるぞ! 渡辺さんに続け!」と盛り上がったのに、
結局は元の木阿弥に戻ってしまうラストが、ありきたりの美談に終わらせない、
現実主義者の黒澤を感じさせる。
結局、伝わったのはあの一人の青年だけだったわけだが、それが世間一般という
ものなのかも知れない。
90 :
名無シネマさん:02/03/23 19:40 ID:TWVEoD5q
>>89 うん。あのラストいいね。真を突いてる。特に日本の真。
たぶんあの青年も挫けるだろう。
ほんとのまれにとんでもないとこからまたやる奴が出てくる。
91 :
名無シネマさん:02/03/23 19:53 ID:TWVEoD5q
これは黒澤組のオリジナル脚本なんだろうか?
下敷きとかはあったんかな?
しかし・・・タイトルすごいな。
生きるだもん。
よっぽど自信なきゃ出来んヨの。
92 :
名無シネマさん:02/03/23 20:00 ID:shaiMn6+
日本は昔っからこうだったんだなと。
役所体質、環境汚染、長いものに巻かれろ思想・・・
由緒ある歴史をもった体質か。
生きがいがありすぎだな。
ソレと関係ないけど、「今を生きる」はよかったなー
古い映画だけどいまみても感動するよ。
94 :
シネマン:02/03/23 20:50 ID:jyq0dGTJ
高校生だけどやっぱりおもしろいと感じましたよ〜。社会の歯車の1つになってから観たらまた違う感じ方ができそう。
通夜のシーンはいいですね、俺自身もああいう事は何度も経験してしまったしそれでこそ現実っぽいと思いました。
あと好きなのはレストラン(?)でのシーンですかね、やっぱり。ありがちな感想かもしれないけど「ハッピーバースディ」が何かをしようとする主人公に向けられてるように感じてすごくよかったです。
ちなみに「まあだだよ」のラストシーンもすごく印象に残ってます。
黒澤監督の作品で他にオススメってありますか?
95 :
名無シネマさん:02/03/23 20:54 ID:T08xbe6z
「まあだだよ」以外はどれも必ず唸るとこがあります。
96 :
シネマン:02/03/23 21:01 ID:jyq0dGTJ
>95
「まあだだよ」もいいと思うんですけど?おもしろいって感じるのと唸るっていうのは違うって事でしょうか。
97 :
名無シネマさん:02/03/23 21:43 ID:xFLkHzAP
>>96 分かりました。「まあだだよ」は黒澤さんの最後のわがままなので
自分は志ん生の晩年の落語みたいなもんとして観ましたが、
高校生で「まあだだよ」が好きという貴方のえなりかずきのような感性に乾杯です。
では「赤ひげ」どうでしょう。感動作ですぞ。
男なら「七人の侍」を高校時代に観てもらいたいもんですな。
98 :
シネマン:02/03/23 22:17 ID:MFJhwqmJ
>97
えなりかずき、う〜んよくわかんないですが「まあだだよ」はのほほ〜んって感じで他の作品は「おぉ、これは!!」って感じ(?)なんでしょうか。
前者が温水で後者は冷水みたいな。
あ、「赤ひげ」はちょっと気になってました。お医者さん(?)の話しですよね?
前後2巻組で観ごたえありそう♪
「七人の侍」は小学生の時にTVかなにかでやっていたんですけど退屈で観るのを中断した記憶があります。それ以来観てないのですが今なら観終わる事ができそう。
99 :
名無シネマさん:02/03/23 22:18 ID:vWe4hU0Y
用心棒、死ぬほどおもろい。見ろ。
100 :
名無シネマさん:02/03/23 22:21 ID:Ptz1cdGm
>>99 禿堂。
「用心棒」は、アメリカのハードボイルド作家ダシール・ハメットの「血の収穫」の
見事な換骨奪胎作品だから面白いぞ。
101 :
名無シネマさん:02/03/23 22:32 ID:D0xiZ8g1
しかし、「用心棒」が出てから日本の時代劇は
これの亜流に一気になったな。
いまだに「用心棒」からぬけ切れてないんじゃないか。
TVの時代劇がくだらなく人を斬り過ぎるようになったのは
「用心棒」以降だ。無論「用心棒」は非常におもしろい。
102 :
シネマン:02/03/23 22:37 ID:MFJhwqmJ
そういえば普段使ってるレンタルビデオショップは「七人の侍」がおいてない・・・
このぶんじゃ「用心棒」もおいてあるかどうか。
103 :
名無シネマさん:02/03/23 23:06 ID:N82dRaoC
七人の侍をおいとらん、とは何事じゃゴルァ!
あ、
>>102を責めてるんじゃないよ。
104 :
シネマン:02/03/23 23:19 ID:MFJhwqmJ
>103
えぇ、まったくその通りだと思います。
というかそこのお店、基本的に邦画が少ないんですよね。
それ以前の問題にとあるビデオのテープが切れてるのを発見して「テープ切れてます」って店員さんに教えたにも関わらずそれを棚に戻しているのにはどうしようかと思いました。
また違うお客さんが借りたらどうするつもりなんでしょうねぇ。
こんなお店行くのがどうかと思うのですが遠くまで行くのもツライ・・・
あ、なんだか「生きる」から話しがずれていってますね。すみません!
105 :
名無シネマさん:02/03/23 23:28 ID:Ptz1cdGm
106 :
シネマン:02/03/23 23:31 ID:MFJhwqmJ
>105
いえ、まだ観てないです。
というか黒澤監督の作品にはつい最近興味が沸いたので観た事あるのは「まあだだよ」と「生きる」とあとこれは直接は関係ない(?)けど「雨あがる」だけです。
だから色々な人の色々な作品に関する色々な感想聞かせてもらえると嬉しいです。
107 :
名無シネマさん:02/03/24 06:12 ID:u5ckyaX/
>>106 つーことは、クロサワのもうひとつの顔、「娯楽映画」
の方はあまり見てないということか。
うらやましいというか・・。
七人の侍や、椿三十郎もいいですよ。
108 :
名無シネマさん:02/03/24 06:55 ID:uWGBj9FF
>101
おいおい、「用心棒」以前の「白馬童子」「月下の美剣士」「新吾十番勝負」
「旗本退屈男」といったTV時代劇がどれだけ「くだらなく人を斬り過ぎ」
ていたと思うのかね。
「用心棒」が画期的だったのは、人の斬り方でいえば、旧来の時代劇が歌舞
伎の殺陣の延長だったのに対して、全く別のスタイルを持って来たからだ。
水戸黄門や高橋英樹の一連の浪人物は、今でも「用心棒」の対局にあるよ。
109 :
名無シネマさん:02/03/24 19:42 ID:drHHHwi+
通夜での回顧シーンと「12人の怒れる男」は、なんか似ている。
「生きる」と「七人の侍」みて、脚本が出来たのではないだろうか。
110 :
名無シネマさん:
age