1 :
名無シネマさん:
さっきチャンネルNECOでやってて、スレッド無いみたい
だったので立ててみました。
個人的にはアニメ映画の最高峰だと思うんですが、
どうでしょう?
ますむらひろしの絵は勿論、細野晴臣の音楽も
素晴らしいです。
2 :
名無しシネマさん:02/02/27 02:02 ID:Xzcmn/9v
小さなころ観たけれど、意味わからなかった。
でも、きれいだな〜とは思ってました。
3 :
名無シネマさん:02/02/27 02:02 ID:1sigcqC5
今度DVD出るらしいね。
4 :
名無シネマさん:02/02/27 02:06 ID:Pl3FjFQx
5 :
名無シネマさん:02/02/27 02:28 ID:Pl3FjFQx
検索してたらこんな情報見つけました。
あらためて凄い映画だったんだな、と驚愕。
>ご覧になられた方でしたら覚えてる方もいらっしゃると思いますが、
>最後の方でジョバンニがいなくなったカンパネルラを泣きながら
>列車内探し回るシーン。その時、誰もいない通信室の前を通ると、
>誰もいないはずなのにモールス信号を打ちだす電鍵が勝手に
>何か符号を打っています。
>「ツートツート・ツーツー・トトツー・トツート・トトト・・・・・」
>実はこれ、「サ・ヨ・ウ・ナ・ラ」と打ってるんですね。
>私もこのシーン見ながら驚きました。一応アマチュア無線家ですので、
>モールスはわかるのですが、こうやって隠されたメッセージを見つけると
>何とも言えない感動が沸き起こります。
http://www.fm-j.co.jp/radiodeit/010814.html
6 :
腐乱犬 ◆czq1J3PY :02/02/27 02:30 ID:9O8Qg6Nv
ガキのころ観たので「ラッコの上着が来るよ」というのが、
なぜイジメのことばなのか理解できませんでした。
とりあえず、細野晴彦のテーマ曲が印象に残っています。
8 :
名無シネマさん:02/02/27 12:13 ID:Pl3FjFQx
age
9 :
名無シネマさん:02/02/27 12:16 ID:z86YmkME
子供のころ見たなあ
懐かしい
子供心にすごく切なくなった映画だよ
10 :
名無シネマさん:02/02/27 12:23 ID:1QFw1rzb
ジョバンニが可哀相になってくるな。あれ。
主〜よ〜 みも〜とに〜♪
11 :
名無シネマさん:02/02/27 12:27 ID:+3q4CzJU
これは好きな映画です。
当時、田舎の映画館では上映されませんで、確か地元の
有志の方々が上映会を催して下さった様に記憶しています。
市民文化会館の、ガラガラに空いた客席で見た「銀河鉄道の夜」
の素晴らしかったこと!!ちょっとした音声トラブルもありましたが
(自主上映ではありがちですよね・・)、すっかり良い心地で
2時間のあいだ過ごしました。
後に「ハイビジョンからダウンコンバートした高画質ニューマスター版」
という謳い文句のLDを購入しましたが、それにしてはフィルムの傷が
多く画面に雨が降っている状態でしたね。がっかりしました。
今回のDVDでは改善されていることを期待します・・。
あれ?すっかり買う気になってますね、じぶん(ワラ
12 :
祝・DVD発売:02/02/27 12:33 ID:hla3oIwK
13 :
名無シネマさん:02/02/27 12:58 ID:c2xFK/Xb
初めてみたの冬休みの教育テレビだ多分。
リンゴを分けてるシーンだった。
キレイで、なんだか悲しくて目が離せなかった。
あの映画の印象があんまり強いもんだから
未だに猫物語だと思ってる人がいた
14 :
名無シネマさん:02/02/27 13:04 ID:urSunAmb
15 :
名無シネマさん:02/02/27 13:17 ID:cYWa1LEf
全体的に暗〜い画面に登場人物(猫)の白い目が
ぎょろぎょろとしていて、子供が泣きまくってたな。
細野晴臣が音楽を担当していたっけ。
あの頃の劇場アニメは
84年「ナウシカ」「うる星やつら2」
85年「銀河鉄道の夜」
86年「プロジェクトA子」「オネアミスの翼」
16 :
名無シネマさん:02/02/27 23:31 ID:+lvZ6+oc
新世界交響曲が流れるシーンの素晴らしさは筆舌に尽くし難い…。
17 :
雨ニモマケズ:02/02/27 23:50 ID:p6gtgJOW
なんで猫なのだろう・・・。
猫である事に
どんな意味があるのか知ってる人居る?
初めて観たのが少1とか2とかだったけど
そん時は確かに猫物語だとオモタ。じわ〜んと子供心に響くものがあった。
でも不思議なお話だな〜と・・・。で、帰りに
ジョバンニとカムパネルラのプリントされたハンカチ買ってもらって
ずっと気に入って使ってたなぁ・・・。
今思えば、これを子供の頃に観れた事に
感謝。
18 :
名無シネマさん:02/02/27 23:52 ID:UGuYTR0E
ずーっとDVD化待っていたのです!嬉しい!
主人公が人間でなく猫で描かれているからこそ、すんなりと
受け止められた話だったなぁ。
暗い夜道で遠くに外灯を見つけると、この作品を思い出してしまう。。。
映像も音楽も本当によかったなぁ。
19 :
名無シネマさん:02/02/27 23:54 ID:srbl9SKb
カンパネルラのどざえもん。
>>17 人間だと、やおい同人誌とか作られそうで嫌だったから。
21 :
風ニモマケズ:02/02/27 23:55 ID:p6gtgJOW
これって
当時はそんなに
ヒットしなかったの??
22 :
風ニモマケズ:02/02/27 23:59 ID:p6gtgJOW
>>20
ハハ〜ン・・。
妙に納得。
23 :
名無シネマさん :02/02/28 00:00 ID:xu6puYMG
猫でやるって聞いたとき原作者サイドは猛反対したらしいね。
スタッフが何度も足運んで頼み込んだら理解してくれたってさ。
24 :
風ニモマケズ:02/02/28 00:05 ID:oZfvcdUQ
>>23
そ〜なんだ。
でも
猫にしたおかげで
子供もすんなりみれたんだろうね。
25 :
原作ファンダメンタリスト:02/02/28 00:09 ID:1cmDYY8Y
26 :
名無シネマさん :02/02/28 00:10 ID:xu6puYMG
当時小4。猫じゃなきゃ見なかったよ。
27 :
空気を読まずに書きこ@ハーバード:02/02/28 00:14 ID:5nVwJ+UW
ラッコの上着が来るよ〜 ラッコの上着が来るよ〜
28 :
1:02/02/28 00:22 ID:SVM0ISiD
猫=非現実性の象徴なんじゃないでしょうか。
通常の擬人表現としての動物化では明らかに無いですよね。
現実に起こった出来事であるタイタニック号に乗っていた
人達だけが猫ではなく人で描かれていたのも、そういった理由から
なのではと僕は思っています。
29 :
風ニモマケズ:02/02/28 00:30 ID:oZfvcdUQ
>>28
そういわれて
今ふっと
私も猫になりたいと
オモタョ・・・。
30 :
名無シネマさん:02/02/28 01:21 ID:rINi1h4o
宮沢賢治は人間で描けたのに
映画では猫等の動物で精一杯。
この辺りにレベルの違いを感じさせられる。
31 :
:02/02/28 01:29 ID:HHT8ArSp
宮沢賢治君は
登場人物に具体的な顔やイメージが出来無いような工夫として
あえて外人名にしたとこと。
(当時は外人を見たことの有る人があまりいなかった、かな?)
アニメで猫のキャラにしたのは、
同じように人のキャラにしないことで
あえて見る方にイメージ付けをさせないため、と当時の出版物で
プロデューサーか誰かが書いたのを読んだ記憶が有るなり。
>>30 俺は猫にするほうが難しいとおもうが・・・。
「精一杯」とか「レベル」とかが何を指すのかわからない。
33 :
名無シネマさん:02/02/28 12:30 ID:mKegrScD
DVD予約しました。ずっと待っていたのでほんとにうれしい。
猫って無表情な動物だからね。
人間のキャラだったら、もっと感情がおおげさに
表情にでていたのではないかと思う。
自分はあの抑えられた感情表現が好きなので、
猫で良かったと思います。
34 :
名無シネマさん:02/02/28 13:10 ID:yswnRea0
まず、ますむらひろしのマンガの原作があったから猫なんじゃないの?
その辺の因果関係はわからないが、ますむらひろし自身2回くらい漫画
しているはず。
それとは別に監督は、猫の大きなパッチリした目で見つめることで少年性
を表現したかったとコメントしてた記憶がある。
あの表情のなさは高畑勲が批判していた。もっと感情を出さなければダメだ、ってな。
彼に言わせれば、キャラを無表情にすることで逆に観客の思い入れを誘い、結果と
して演出がすべき仕事をさぼってるんだそうだ。
じゃあ彼が「銀河鉄道」を撮るかと言えば、そんな大それたことはやらないと言う
んだな。せいぜい「ゴーシュ」程度で手一杯なんだとさ、
36 :
名無シネマさん:02/02/28 20:10 ID:mKegrScD
あの「火垂るの墓」の人だものね、高畑勲は。
「キャラを無表情にすることで逆に観客の思い入れを誘」うのも
立派な演出の手法だと私は思うけど。
37 :
名無シネマさん:02/02/28 21:54 ID:kCJ2Xk2s
監督(杉井ギサブロー)の影響か、人間の子供が出てくると
いきなり絵柄が”タッチ”になる。
>>37 監督は絵を描く人だっけ?
(作画スタッフに同じ人がかぶってるのかも>タッチ)
>>38 アニメーション制作がグループ・タックで『タッチ』と同じ。
当然、作画スタッフも重複している。
40 :
COCOTAMA:02/03/01 01:49 ID:eU5BuJGX
だあぁっ!もう北米版買っちまったよ!
これでもし日本版の方が画質が良かったり、
副音声に英語が入ってたり、
特典が良かったり、
それより何より、値段が安かったりしたら目もあてられねえ!
それにしてもこの映画、おいらの一番のお気に入りのシーンがねえ。
ほらあれ、あのタイタニックの三人組と別れるとき、ジョバンニが感極まって、叫ぶシーン、
「ああ、そんなんでなしにたったひとりのほんとうのほんとうの神さまです。」
ってやつ。
なぜだっ!
まあいいや。そんでもおいらはこの映画がだいすきだ!
もっとも原作の方がずっと好きだが。
おっと、映画とその原作をくらべっちまうのはやっちゃいけないよな。
>>25 本買おうよ・・・
タイタニックだったけ。
>>40 いま手許に無いんだよ。
ちくま文庫でだったか、ケンジモノはそれなりに集めてたんだが。
その割にたいそうなHNだけどな・・・
『グスコーブドリの伝記』とかも無性に読みかえしたいんで
もいちど買い揃えるつもりではいる(ブックオフで)。
43 :
「火垂るの墓」:02/03/02 18:29 ID:TVG/06fB
このアニメ版を見るのは4回目だけど、
大人になってから見たのは、今回の放送が初めてで、
子供の時には、ストレートに見ていた部分が
いろいろ想像が膨らんでしまって
1本流れる間ずっと泣いちゃったよ。
自分は猫に大賛成。
あれがじゃあ「火垂るの墓」みたいに
または、「家なき子」みたいに
人間の少年の顔だったら、
多分、同じ解釈で見れる部分と、
膨らみきれない部分とあると思うよ。
44 :
名無シネマさん:02/03/02 18:39 ID:0rxXbUHD
エンディングの「春と修羅」の朗読が心に染みるんだよね。
ニューマスター版のLD、「買おう買おう」と思っているうちに時間が過ぎてしまったので、
DVD化は嬉しい。(LDはYahooオークションでもけっこうな値が付いてた)
猫については、アニメ化に際し賢治の弟さんが猛反対したそうだけど(パンフによれば、
交渉の席で第一声が「猫で映画化は反対です」だったとか)、賢治は実は猫嫌いだったと
いう話もその後どこかで目にした。
賢治の童話では、猫を擬人化して役人を風刺した短編があったはず。
45 :
名無シネマさん:02/03/02 18:51 ID:/V0RENCI
どんぐりと山猫でしたっけ?
46 :
44:02/03/02 18:57 ID:0rxXbUHD
「猫の事務所」ですね。副題に「ある小さな官衙に関する幻想」とありました。
>>41 小説でも映画でも明示されていないが、あれがタイタニック号の事故をモデルに
していることは明白。賢治自身、新聞報道から大きな影響を受けた形跡がある。
48 :
名無シネマさん:02/03/04 22:06 ID:kZZjplEq
ますむらひろしって、人間を擬猫化して描くことが
多いと思うのですが、あれはどういう意図が
あるんでしょうかね?
49 :
名無シネマさん:02/03/05 02:51 ID:7eh4LK1/
ありきたりだけど、ファンタジーであることの表現手段というか。
最初の頃は、今の作風とかけ離れたダークな作品を描いていた。
猫が結束して人間を滅ぼすとかね。
昔、UFOキャッチャーで、この映画のキャラクターのぬいぐるみがあって
全員(5種)揃えるのに苦労したのを思い出した。
51 :
名無シネマさん:02/03/05 07:02 ID:iK1Km865
>>48 人間を擬猫化してるのはこれくらいじゃないかな?
後は、猫を擬人化してるだけ。
52 :
48:02/03/05 19:53 ID:7n0xs/QY
私はますむらひろしの熱心な読者じゃないのでよく分からないんだけど
言われてみれば、そうなのかもしれませんね>猫を擬人化。
ただ、ますむらひろしは『風の又三郎』とかも描いていたと思うけど、
あれは原作の人間を擬猫化してましたよね、たしか。
『猫の事務所』は、宮沢賢治の原作自体が猫を擬人化していますね。
53 :
名無シネマさん:02/03/05 20:00 ID:hZ4C1M45
音楽監修の細野晴巨さんの祖父はタイタニック号唯一の日本人乗客
だったから、この映画も「タイタニック」のシーンがあるのかな?
タイタニックで、家庭教師と子供の二人は出ていたね。
船室で抱きしめあって溺死するシーン覚えてる。
(ウソじゃないので、機会があったらチェックしてほしい)
DVD自分は買う予定。
55 :
名無シネマさん:02/03/05 20:51 ID:27HumqtZ
>>53 がいしゅつだけどタイタニックのシーンは原作にもありますよ。
細野晴臣氏はこの映画の仕事が来た時、まだお祖父さんの話は公にしていなかったので
何か運命的なものを感じたそうです。
56 :
名無シネマさん:02/03/05 20:57 ID:5VGdepDC
>>55 >まだお祖父さんの話は公にしていなかったので
昭和56年発売のYMO写真集「OMIYAGE」の「すきなもの」のページに
タイタニック号の写真とともに、お祖父さんがタイタニックから生還して非国民扱いされた話が
ちゃんと載ってるよん。
57 :
41:02/03/05 21:44 ID:YNnQ45ux
>>47 たしか作中にジョバンニの
「その船は○○というのではなかったろうか・・・」
みたいなモノローグがあった気がしたんだよね。
氷山衝突で沈んだ客船といえばタイタニックだけど
この○○に入っていた名称はタイタニックではなかった気がして。
探したが手元に銀河鉄道の夜なかったんだわ。
たしかめられる人いないかね
58 :
賛美歌ババア:02/03/06 00:27 ID:C3nBBLHp
306番あげ
「ああ その大きな海はパシフィックというのではなかったろうか」とありますが
舟の名前ではないようです。
ああなるほど、海だったのか。
ねえ 何とかの観測所って人はいるの?
62 :
:02/03/06 01:08 ID:cQkWV/ZV
朝日は嫌いだけどこの映画は好きだ
63 :
名無シネマさん:02/03/06 01:15 ID:jEOqv5D/
音楽サイコー。ハァハァ。
かおる子さんage
>>61 或 美礼夫さんが駐在しています。灯台守みたいなもんかな。
65 :
名無シネマさん:02/03/09 09:48 ID:89p+ELNN
ますむらひろしのマンガ版を引っぱり出して読み直してみた。
映画は名作だと思うけど、正直、マンガ版はそれほどの作品では
ないなあと思ってしまった。
ジョバンニやカンパネルラの表情が、映画の方がずっと良い。
66 :
名無シネマさん:02/03/09 10:03 ID:vHdaNRCa
ああ懐かしいなあ。
この映画を観て田中真弓さん大好きになったんだ・・・。
DVD予約してこよう。
67 :
名無シネマさん:02/03/09 11:06 ID:tSdrkMD5
衛星第二で放映されたのビデオで持ってるから、見直してみよう!
68 :
もっぺん逝っとくか:02/03/09 11:18 ID:OP1yxV6L
69 :
名無シネマさん:02/03/11 06:38 ID:uxv6arx1
>>66 個人的には『銀河鉄道の夜』のジョバンニと『ラピュタ』のパズーが田中真弓のベスト。
70 :
age:02/03/14 22:31 ID:eljMbabv
あと一週間でDVD発売です。
待ち遠しい。
71 :
名無シネマさん:02/03/15 13:39 ID:yOhMzz9/
「鳥のお菓子」がすごく甘そうに見えたのって、俺だけかな
72 :
名無シネマさん :02/03/15 13:46 ID:2ROWpvqK
もう一度プラネタリウムで見たい!!
73 :
名無シネマさん:02/03/15 13:48 ID:2ROWpvqK
ただ、鉄道が入ってくるシーンの光はもっと色とりどりがよかったな。
74 :
u:02/03/15 14:27 ID:pYEINlb4
うん。細野晴臣の祖父の経緯と宮沢賢治の氷山で沈む船の話は不思議な運命の一致だろう。
この映画を映画館で見たとき(たしか1986年頃)、プラネタリウムでもやっていた。其れも見た記憶がある(サンシャインで)。
私はこの映画の影響を幼いながらに強く受けたが、今の子供にはどうだろうか。
腰に鍵をぶらさげた灯台の男が青年にかける言葉がうまく描けていると思った。
「なにが幸福かわからないです。ほんとうにどんなつらい道のりでも、それが正しい道を進む中でのできごとなら、本当の幸福にちかづくための一足ずつですから(?)」みたいなとこ。
是非多くの子供に見てもらいたい。
75 :
名無シネマさん:02/03/16 05:08 ID:BI/9DbDt
久しぶりに観た。
ひとつひとつのシーンの張り詰めたような緊迫感が堪らない。
ただ、いままでになくこの映画を怖い、と思った。
とにかく誰か大切な人に会いたいと思う。宇宙って、とてつもない孤独だ。
76 :
:02/03/16 06:26 ID:lDeL5izu
このアニメのサントラCD持ってるよ。
随分聴いたなあ。
千と千尋より、こっちの方がずっと良く出来てると思うけどね。
絵の書きこみは負けるけど。
僕は「感じる」タイプの映画は苦手なんだけど、この映画は例外。
なぜか今でも「カンパネルラ〜」の叫び声が耳から離れない。
いや、いい映画だったです。
78 :
76:02/03/16 06:36 ID:lDeL5izu
しかし細野さんってこの銀河鉄道の夜といい、源氏物語といい
実にいい仕事をするよね。源氏物語のサントラはとにかく音がいいよ。
もう銀河鉄道のサントラは、何十回も聴いて耳にこびりついたよ。
>76
絵の書きこみは負けるってことは、映像的には千と千尋の勝ちってことだろ。
だとすると、宮沢と宮崎のお話作りで、賢治が駿に勝っているのか、
細野と久石の音作りでまあ、細野が勝っているのか、どっちと思う?
80 :
名無シネマさん:02/03/16 07:16 ID:s6NDSifZ
でも
あの上手すぎない感じのイラストが
温かい感じで合ってると思うよ。千尋であの
絵だといやだけど・・・・。
81 :
名無シネマさん:02/03/16 12:11 ID:klOXICH1
小説の一章一章を読んでいるような
インターバルの静寂がイイ。
82 :
名無シネマさん:02/03/19 04:24 ID:E3qg3pZg
「ガタン、ゴトン」って感じの、汽車の音がいいな。
ターンエーガンダムの聡監督・富野由悠季も
「銀河鉄道の夜を観ずにアニメを語ってはいけません」とインタビューで
答えていたね。
いつも思うんだけど、最初から予定通り「風の谷のナウシカ」の音楽を
細野晴臣が担当していたらなあ。どんなに素晴らしかったことか!
84 :
名無シネマさん:02/03/21 11:08 ID:P98Rrqlv
DVDもう入手した人、いますか?
85 :
名無シネマさん:02/03/21 21:23 ID:9dlelmk3
私はアニメは好きじゃないのですがこの映画は好きです、
特にあの満天の星空が好きなのです、いつか見た夢みたいな感じがして。
86 :
名無シネマさん:02/03/21 22:07 ID:Oeqtj7j8
今現在中学生だけど、
賢治の作品に流れるダークな雰囲気が好き。
それって情景描写から成るものが多いから
アニメで表現するのは難しいかもしれない。斗思う。
87 :
名無シネマさん:02/03/21 22:08 ID:Oeqtj7j8
斗思う。
↓
と思う。
88 :
名無シネマさん:02/03/22 21:53 ID:otU2cwc5
DVD買てきたーよ。 オマケのコースター綺麗すぎて使えねー。
ジョバンニがバイト(?)に行った活版所で輪転機ん中を流れていた新聞
タイタニックの写真が載ってたね。あれは出航時のニュースかな?
89 :
名無シネマさん:02/03/22 22:20 ID:Xz85EHx+
懐かしいなぁ。
大学生の時CMプロダクションでバイトしてて、この映画の
TVCMを編集してました。まだあの時の35mmネガあるかも。
90 :
COCOTAMA:02/03/23 01:32 ID:Pci3lmb5
>>89 >まだあの時の35mmネガあるかも。
きぃやあぁーーーーっ!
ほしぃーーーーっ!
く、くれーーーーーーっ!
豚と呼ばれてもいいからくれーーーーっ!
91 :
名無シネマさん:02/03/23 03:11 ID:4laIRmid
俺はアニメ映画の最高峰は「銀河鉄道の夜」
で2位は「となりのトトロ」だとおもう
92 :
名無シネマさん:02/03/23 05:15 ID:mNwXRCov
DVD買いましたとも、ええ。
5.1ch音声もいい感じになっておりますよ。
音楽が鳴る度に鳥肌立ちますな。
93 :
名無シネマさん:02/03/23 18:40 ID:oRwND14l
俺も買ったけど、「メトロポリス」や「もののけ姫」とは違い、いたってシンプル
全然地味だ
都心部に行かないとDVD置いてないし、、、
このスレの伸びがそれを物語っている
>>91 アニメ映画の最高峰は「銀河鉄道の夜」or 「火垂るの墓」 でしょう
94 :
名無シネマさん:02/03/23 19:28 ID:StC24jch
千と千尋の電車のシーンって、銀河鉄道の夜っぽくない?
95 :
名無シネマさん:02/03/23 19:55 ID:6dbKqI17
>>94 何かの雑誌のインタビューで、宮崎駿がそれ(銀鉄)を意図した旨の
発言をしているのを見た記憶がある。
結構昔から宮沢賢治は好きみたいだし。
96 :
名無シネマさん:02/03/23 23:59 ID:H9Gzx2CB
みんな、細野晴臣ばっかり誉めているけど、
脚本の別役実を忘れてはいけないよ
彼は作家で日本劇作家協会会長、中学国語の教科書にも採用されている実力者
また宮沢賢治に造詣深くて、『ジョバンニの父への旅』、
『イーハトーボゆき軽便鉄道』では独自の賢治論を展開
まさに適任だよ
単なるアニメやゲーム上がり(例えばFFのアホ坂口)の連中ではないから、
シナリオがしっかりしている
物語が静寂だけど、詩的・幻想的な独特の世界観に仕上がったのは別役実の功績
惜しむらくは映像(絵)が単純・大雑把なこと
この点を「メトロポリス」並にすれば、真のアニメ映画の最高峰と言えよう
97 :
名無シネマさん:02/03/24 13:41 ID:JZskR0lO
隠れた名作なのに注目されない・・
猫も杓子も「宮崎アニメ」「宮崎アニメ」ばっかで
悲しいね
98 :
名無シネマさん:02/03/24 13:47 ID:RoB8vmdm
別役実ね。
この人のサイン本持ってるよ。吉祥寺のパルコ
で普通に買ったらサイン入ってましたね。
カムパネルラが行くべき場所へ行ってしまって(実は原作ではその後に、謎のおじさん
(神様?)がやって来てジョバンニに少し話をするのだが映画では無し)、ジョバンニの
意識が戻り、お母さんの牛乳を取りに行って家に帰る道すがら、子供が川へ入った話を
聞き、川べりに行くと、カムパネルラのお父さんがいる。そのシーンが好きだ。
お父さんに「明日 家に遊びに来てくださいね」と言われ、ジョバンニが何かいいたげで
でも何も言えない。ジョバンニはカムパネルラと共にいろいろを巡り、そしてもう帰って
来ない事を知っている。いつまでも一緒に歩きたいと思うけれども出来ない。それでも
ジョバンニはカムパネルラと共に銀河を渡ったのを忘れないし、友達だという事も
変らない。死はカムパネルラを遠くへ連れ去ったけれども、ジョバンニの心に生き続ける。
ジョバンニがカムパネルラを忘れずにいれば、ずっと一緒に歩いて行けるのだ。
ふと、手に持つ温かい牛乳を思い出す。お母さんも自分も生きている。ジョバンニだけが
一人、銀河鉄道の中で「どこへでも歩いて行ける切符」を手にしたのはなぜか?それは
生きているからだ。まだ自分の行き先は決まっていない。生きているだけで、自分は
どこへでも歩いて行ける権利を持っているのだ。今は、お母さんの元に戻ろう。お父さんも
近い内に帰ってくるだろう。
そうしてジョバンニは駆け出す。お母さんの元に。カムパネルラと一緒にこれからも
歩いていけるだろう道を、温かい牛乳…生きている実感を手にしながら。
………というシーンが好きです。じんわりと涙が出てきます。切なくて。
サントラCDもすごく良かった。アニメとは思えない重厚な音で、細野さん乾杯って
感じです。でも個人的に一番好きなのは、テーマ曲じゃなくて「よろこび」という曲。
ジョバンニが銀河鉄道の列車内に入ったらカムパネルラがいて、会話を交わし出す時に
流れる曲。胸にじんわり温かいものが流れます。
100 :
名無シネマさん:02/03/24 15:04 ID:hAhZa+w4
あの、なんつうの?活字文を組み込むために、文字が書いてあるハンコみたいなのを
拾うバイトをするじゃない。その時の「コト」「コト」って音が好きだな。
その他にもオルゴオルの音とか、電気をつける音とか、レジを打つ音とか、
効果音がポッタリしてて耳に心地良いと思う。
原作もいいし、ますむらの漫画もいいよ。すごく。ますむらが描いた、絵本版の
宮沢賢治シリーズを未だに持っている。タッチがいいし、カラーイラストも
色使いが綺麗で素晴らしいと思います。マンセーってわけじゃないけどw
文字が書いてあるハンコ=活字、でんがな。ああもう活版印刷なんて
事実上絶滅してしまったもんなあ。
>>88 そうか。そーゆう隠し技があるか。侮れない映画だ。
誰かエスペラントをマスターしてこの映画に出てくる書き込み全部解説きぼんぬ
102 :
名無シネマさん:02/03/24 20:50 ID:702Vq6eR
>(実は原作ではその後に、謎のおじさん
>(神様?)がやって来てジョバンニに少し話をするのだが映画では無し)
あそこは、一応賢治推敲の一番最後の段階では削除されてたとする説が多いよ。
103 :
名無シネマさん:02/03/24 21:19 ID:gYhpoCh5
富野由悠季が絶賛し、高畑勲が意識し、
業界でもアニメ映画No.1の呼び声高い
「銀河鉄道の夜」
当時としてはスタッフは最高だよね
ヨーロッパ映画を思わせる淡々とした流れが(・∀・)イイ!!
104 :
名無シネマさん:02/03/24 22:22 ID:0s1mlM+X
>>103 その高畑勲監督の「セロ弾きのゴーシュ」も好きな作品だけどね、俺は。
>>99 「ブルカニロ博士」は第4次稿において賢治の手で削除されました。
106 :
COCOTAMA:02/03/25 11:40 ID:AG8Zgtcb
>>102、
>>105 一応、最終稿(第四稿)では削除されていたけど、「銀河鉄道の夜」自体がまだ未完成だからねえ。
もしかして第五稿では復活してたのかも知れないし・・・
でもまあ、道理で考えりゃあ第四稿をもって一応の完成としておくしかないんだろうな。
ただあの博士は無くしてしまうには余にも魅力的。
「セロの様な声」うおぉ、聞いてみたい!
107 :
「君のと違うね」:02/03/26 21:30 ID:mBC+9hxu
DVDは朝日新聞の販売所でも買える。販売所と通販で売ってるやつは
ジャケットの絵柄が違う。まぁ、一般販売用の方が好かれるだろうけど。
それから、レンタル用のDVDはまた少し違う絵柄になってる。
108 :
名無シネマさん:02/03/26 22:06 ID:Wu8Ab0pR
DVDあまり画質よくなかった。デジタルリマスターじゃないの?
たしかにイマイチだよね、画質。黒のヌケが悪い。
夜を描いた作品なのに黒が黒くないのはちょっと。
110 :
おぢさん:02/03/27 00:47 ID:fiG/NRXj
>>108 17年前の映画だからね。新品同様というわけにはいかない。
それに、今までのLDやビデオに比べれば目の覚めるような高画質なんだよ、あれは。
111 :
108:02/03/28 01:39 ID:4o3yWQ0O
>>110 そうなんだ。でも65年前の「白雪姫」や100年以上前のリュミエールのデジタル
リマスターされたDVDはすごくきれいだから、オレは手抜きだと思ったよ。
(「白雪姫」は修復にに半年かけたらしいから比べるのは酷だけど)
結局ビッグセールスの望めない良心的な小品にわざわざ修復する金はかけら
れないということなのかな(期待していただけに残念)。
朝日新聞はジャケットじゃなくて中身に金をかけるべきだったね。
112 :
110:02/03/28 01:55 ID:RFhPIQqR
>>111 そりゃディズニーとか米国メジャー映画みたいに使える手段を全て使えるなら結果は
違っていただろうけど、金額にして3ケタぐらい違う話になる。
それから、むしろジャケにはお金をかけてない。前にも書いてる人がいたけど、本当なら
ハラタ・ヘイキチにデザインを頼むのがスジなんだよ。
DVDの画質のどこが気に入らなかったのか言ってごらん。画質というのは「良い・悪い」
の二分法で語れるほど単純なものではないから。
113 :
sage:02/03/28 02:46 ID:4o3yWQ0O
まぁ「白雪姫」は極端な例だけど、やろうと思えばもっと高画質になっただろう
と言いたかったのさ。(実際古くてもきれいな物はある)
具体的にはオープニングのタイトルバックから絵がきたないと思ったね。
映画館で見たときの印象があるからかもしれないけど、あれっ、なんで
こんな汚いの?という感じ。(ビデオ原版というか圧縮ノイズがかかった感じ)
オレ的には何回も見るには萎えな画質だよ。(作品はいいだけに残念)
114 :
110:02/03/28 03:04 ID:RFhPIQqR
『白雪姫』は世界中で売れるから、それに比べれば『銀河鉄道』のセールス規模は
お話にならない。ネガの状態が良くないのはLDで見てもわかるとおり。キズについては
デジタルでレタッチを入れた跡があり、部分的には原版よりもきれいになった。
圧縮はDVDの宿命だから、程度の善し悪しがあるだけで、どっちみちゼロにはできない。
個人的には諦めている。あのDVDに不満があるとすれば、ご愁傷様としか言えない。
少なくとも、音はリミックスされていて良いと思った。あと、色味に関してはDVDが
優れている。LDやビデオと比べてみれば差は歴然としてる。もうLDでは見たくない。
115 :
ななし:02/03/28 11:23 ID:825O8Eg1
馬郡美保子さんの、陰影を絶妙に描いた温かみのある背景が
(・∀・)イイ! 殆どのシーンの背景見るたびに「カワイイ・・・・」と
感動してしまう。
パン屋のレジの「3」の数字がシンプルに飛び出す所もすごく素朴で
好き。
サントラにプリオシン海岸の水辺で砂をすくってる時の
神秘的で静かなBGMが入ってればいいのに〜
116 :
名無シネマさん:02/03/28 11:40 ID:fJvrSxKq
絵と画質を除いて、悪口言う人がいないね
117 :
名無シネマさん:02/03/28 13:10 ID:1qOJD/Es
公開当時は賛否両論あったんじゃなかったっけ?
確か、昔、現ジブリの鈴木Pが編集長だった頃のアニメージュで、
「アニメ『銀河鉄道の夜』は名作か?」みたいな特集が組まれてたような…。
その記事が、どんな内容だったかは忘れた。
なんか原作の解釈をめぐる論争(大袈裟だな)だったような気がする。
映画版にキリスト教を持ち込んだのがどうのこうのとか…??
118 :
306:02/03/28 13:37 ID:yScOO3h9
>>115 いま手に入るかどうか分かりませんが、その曲は細野晴臣のアルバム『エンドレス・トー
キング』で聴けます。このアルバムには『銀河鉄道の夜』で使われた曲が他にも入っている
ので、下に書いておきます。ただし、劇場バージョンとはミックスが少しずつ違います。
・リンゴを分ける場面
・「幻想四次のテーマ」の別バージョン
・鳥捕りが鳥を捕っている場面
最近発売された4枚組CDボックス『モナド・ボックス』を買えば確実に聴けますが、
5600円ですからねぇ……。発売はいずれもテイチク エンタテインメントより。
119 :
名無シネマさん:02/03/28 14:32 ID:XPNIyGuT
>>117 >確か、昔、現ジブリの鈴木Pが編集長だった頃のアニメージュで、
>「アニメ『銀河鉄道の夜』は名作か?」みたいな特集
>なんか原作の解釈をめぐる論争
別役実とジブリの鈴木Pじゃ、そもそも格が違うよ格が(w
かたや別役は宮沢賢治に造詣深い劇作家、対する鈴木は能無しのアニヲタ
Pと言っても高畑の二番煎じ
話にもならん・・
>>116 >絵と画質を除いて、悪口言う人がいないね
絵に難があるっていうのは致命的じゃないかな。
原作の幻想的なイメージ、
『そのきれいな水は、ガラスよりも水素よりもすきとおって、
ときどき眼の加減か、ちらちら紫いろのこまかな波をたてたり、
虹のようにぎらっと光ったりしながら、声もなくどんどん流れて行き』
『カムパネルラは、そのきれいな砂を一つまみ、掌にひろげ、指でき
しきしさせながら、夢(ゆめ)のように云っているのでした。
「この砂はみんな水晶だ。中で小さな火が燃えている。」』
なんてのがうまく表現されてないんじゃ、何のためのアニメ化なんだか。
おかげで当時見たとき、激しくガッカリした記憶がある。
>>120 >絵に難があるっていうのは致命的じゃないかな。
絵、そんなに悪い?ていうか個人的にあの絵が好きなんで
駄目って言う感覚がよくわからん。この辺りは個人的な趣味の
範疇に入っちゃうから、俺みたいにアニメマンセーな人と
原作の文章に喚起されたイメージマンセーの人とでは意見が食い違う
んだろうね。
確かに砂の中で火が燃えている描写なんて、巧く映像化するのは困難
だろうけど、原作の文章にはない印象的なシーンも一杯あるから
アニメ化した意義がないとは思わないよ。
熱狂的なファンが脳内で作り上げた「オレ『銀河鉄道』」の完成度を超える
アニメ映画なんて作れるわけがない。ただし、彼らには自分の妄想を完全な
形で他人に伝える手段がないし、よしんば伝えられたとしてもそのまま映画
化できないとすれば、どんなに連中の妄想がすごかろうと何の意味もない。
分のない勝負であることを承知で勝負したアニメ版のスタッフは勇気がある。
あれを超える形で映像化できるなら、早く見てみたいもんだ。
絵は好きです。猫でも可、て程度だが。
画質はなぁ…。はっきりくっきりのハリウッド作品dvdを見慣れてると
やっぱ難があると思う。この作品は冒頭にクレジットがあるのに、そのクレジット
の文字がにじんでいるのは悲しい。チャプタータイトルも同様。
あと、闇がうす白い。レターボックス映像の上下マスク部分と同じくらい黒く
あってほしいのだが。今時のCGアニメみたいにビシッとコントラスト効かせて
ほすぃ…。でも予算の関係で無理だったんでしょうね…
と、ぶうぶう言いながらもこの作品愛してます。かん…ぱねるら
124 :
122:02/03/29 23:47 ID:8kofDUA0
>>123 文字が滲んでいるのは、文字の大きさと書体の問題があるから。明朝体は横棒が
細くて、テレビの走査線にまぎれがちになる。あれは映画館で上映することを
第一に考えて作った作品なんで、そこんとこは我慢するしかない。
黒い部分が真っ黒にならないのは、アナログっぽさの表現だと考えてほしい。
黒が本当に真っ黒になるのが当今の流行だけど、あれは実は不自然なんだよ。
予算の問題というよりは「上映時の画面を再現する」というポリシーの表れだな。
言っとくが、オレはメーカー側の人間ではないよ。ただのオタクだ。
125 :
名無シネマさん:02/03/30 00:08 ID:jsa6XBCT
>120
私はあのシーン、よく表現されてると思います。綺麗で好きです!
背景も小物もネコのキャラもいいんだけど、
唯一タッチ風の人間だけがイヤ。
126 :
名無シネマさん:02/03/30 00:12 ID:kxpaN5bR
以前富野さんが
「これを見ていない人はアニメを語る資格はない」
と言っていた。富野さんはともかくとして
この発言そのものには禿胴。
127 :
名無シネマさん:02/03/30 02:07 ID:qr6DmWOt
このスレ読んでめちゃ久々に観たくなりました。
値段も良心的だし、買っちゃおうかな。
>>124 明朝体などひげ付き(セリフ)文字でもきれいに再現してるdvdはいくらでも
あります。書体やQ数の問題ではありません。マスタリングの精度が低い。
チャプタータイトルはナール(サンセリフ)ですが、これも美しくない。
とくに日本語章タイトルにオモテケイのアンダーラインが引かれていますが、これ
がかすれてて悲しい。写植章タイトルの美しさはこの作品の大きな魅力ですから、
それを損なってるのはやはりマスタリングが甘いと言わざるをえないかと。
ぼくは最近仕事でタイポグラフィを扱うようになったのですが、改めてこの作品の
文字組みの美しさに驚いています。とくに「ケンタウル」とか「ステーション」と
いったカタカナの詰め打ちは見事。最近は字間ぱらぱらの文字組みが流行ってる
ようですが、17年前のこの字組み全然古く見えないです。(「ョ」とかが少し古
臭いくらいかな?)
もっと美しいマスタリングで再発されたら、また買います。本当に美しいものに
ならいくらお金を使っても惜しくない。この作品にはそれだけの価値がある。
129 :
124:02/03/30 21:35 ID:KpyMOGNv
>>128 あのね、テレビってのは万能じゃないのよ。限界あるのよ。(←ラモスの口調で読んで下さい)
特に羽良多さんみたいに写植でも限界に近いような細い線を引かれると、NTSCの範囲内では
処理できません。羽良多さんの写植(オギー写植製)の打ち上がりを見たことあるけど、あれは
テレビの画面に乗せるものじゃあない。どんなに丁寧にマスタリングをやっても、現状の家庭用
テレビではダメ。ハイビジョンのソフトで見られるようにならなきゃ無理だろう。
128に激同
結局オリジナルネガからプリント起こしてテレシネしてればこんな
画質にならない。まぁこの程度で満足してるおばかさんもいるみたいだけどね。
131 :
名無シネマさん:02/03/30 23:47 ID:HtEaYKIB
( ´_ゝ`) フーン
132 :
名無シネマさん:02/03/30 23:52 ID:v/I+jTkN
子どものころ、「ラッコの上着」というのを
「ラッコのかわいいイラストがプリントされた上着」のことだと
思い込んでいた。
「そっか〜、男の子だから、恥ずかしいんだー」と
勝手に納得してた私って。。。
>>130 DVDはオリジナルネガからプリント起こしてテレシネしてるんですけど…
ローコンのポジだがね。
134 :
名無シネマさん:02/03/31 06:20 ID:uLI9n91u
>>132 冷静に考えれば、結構シリアスなイジメなんだよな。
ジョバンニの親父さんて、本当は何してる人なの?
>>135 たしか、北の海で漁師をやっている。作中に出てくる帽子は下っ端っぽくない。
何ヶ月も家に帰ってこないってことは遠洋の乗組みかも。ネコだから泳げないけど。
137 :
名無シネマさん:02/03/31 08:24 ID:MfChfEIF
なんつーか俺にとって「銀河鉄道の夜」って(原作もアニメも)
ジョバンニとカンパネルラの関係が第一
なんか自分の少年時代の感覚に奇妙なくらいシンクロするんだよね
なにしてても思い出さないような感覚が「銀河鉄道の夜」に触れて
いる間だけノスタルジックによみがえる不思議
138 :
名無シネマさん:02/03/31 15:30 ID:jn9k3NBx
美術がなんとも素晴らしいです。
有名な方がデザインしてたのでしょうか
139 :
名無シネマさん:02/04/02 16:25 ID:P6UNYlKP
銀河鉄道はますむらひろし氏が描いたアニメで本当によかったと思う。
ますむら氏の作品を読んだことがある人は存じているかもしれないけれど、
ますむら氏は素晴らしい作品を描いている。
ますむら氏のような世界観を自分の中に確立している人が、
宮澤賢治を映像化して正解だと思う。
宮澤賢治に大きく影響をうけた人だからこそ、素晴らしい宮澤賢治作品の
映像化が可能になったと思ってます。
137さんじゃないけれど、本当に宮澤賢治は子供だったときの事を
思い出して過去に焦がれます。
>>132 >「そっか〜、男の子だから、恥ずかしいんだー」と
>勝手に納得してた私って。。。
可愛すぎます。
惚れてしまいそうです。
>>136 遅レスですが、ありがとう。
漁師かあ…船長さんかな。
トナカイの角やら珍しい化石を学校に寄付してるっていうから
学術的な方面の仕事なのかなーと思ってたんよ。
映画で気になったのは、ジョバンニのお母さんの声なんだけどね。
ちょっと演技過剰な気がする。寝込んでいるにしては元気そうだし。
143 :
名無シネマさん:02/04/03 05:49 ID:BrUVZPrV
あれ?sageちゃった… 上げとこう
144 :
名無シネマさん:02/04/03 09:37 ID:wKlRJ8Ct
ファンタジーだからあまり気にならなかったよ
お母さんが「ゴホ、ゴホ」とかやって悲壮感とかがでてく
るとあの澄みきった青色の世界観が色あせてしまうような
気がする
145 :
142:02/04/03 15:04 ID:aTQe0UDg
>>144 いや、べつに悲壮感を出せって訳ではなくて、声に「艶」がありすぎるというか…
もちっと、トーンの低い声で演出できなかったのかな、と。
説明するのが難しいな。まあ、あの声が俺の趣味ではなかったという事か。
146 :
名無シネマさん:02/04/03 16:06 ID:Jf7FpJtA
DVDカッタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
かおる萌え。鳥おじさんが倒れるときの「ぬわぁぁぁぁ…」って声が懐かしかった。
147 :
名無シネマさん:02/04/03 18:53 ID:HOK1A7s5
ちょっと説教臭いけどね
特にラストのセリフは偽善ぽいよ
148 :
名無シネマさん:02/04/03 21:36 ID:blfHmCER
今だったら、「たま」が音楽担当してたんじゃないかな。
たまの音楽は、宮沢賢治の世界観と妙に合うと思うけどな。
149 :
名無シネマさん:02/04/03 22:19 ID:TJDA9cfn
ところで、旺文社マンガシリーズの「銀河鉄道の夜」(石原春彦・え)
読んだことあるひといますか?
小学校のころ、これにどっぷりはまってて、
とくにケンタウル祭の様子や、星座早見板や、銀河の野原の絵が
とても印象的でした。
ねこアニメも好きなんだけど、こっちのマンガのほうがイメージはしっくりくるかなぁ。
大学で、宮沢賢治研究してて、草稿でものすごい裏設定があるのを知って面白かった。
カムパネルラはすごくいい色鉛筆のセットを持っている、だとか。
ジョバンニの極貧生活ぶりも描かれてて、
お父さんの密漁のこともかなり具体的にかかれてた。
それもこれも全部削除しちゃったのは、良かったと思うー。
150 :
COCOTAMA:02/04/04 20:45 ID:n9SEfQlv
>>149さま。
どうかどうか、どこでその草稿の裏設定を手に入れられるのか教えてくださいまし。
151 :
名無シネマさん:02/04/04 20:50 ID:tomjmCpU
152 :
名無シネマさん:02/04/04 20:51 ID:ZzsPw1jw
検事記念館は花巻へ
153 :
名無シネマさん:02/04/04 20:54 ID:rti7T9tL
>147
「本当にみんなの幸いの為なら〜」のこと?
本来は別のシーンの台詞だったのを最後に持ってきたモノだからね
俺もあのシーンの声の感情の入り方にはちょっと違和感有り
あれが偽善?
そんなバカな……!
あれで泣けないのは、なんかちがう……。
いや、泣けなくたって構わんが……しかし……。
155 :
名無シネマさん:02/04/04 23:37 ID:8rL91MDY
DVD予約した。
青空文庫でDLして原作も読み返してみた。
いやー、泣けるわ。今弱ってるからなー。
156 :
名無シネマさん:02/04/05 08:48 ID:ZAx0AyB9
賢治記念館行ったとき、生原稿が展示してあってじっくり見てきた。
土産売り場にスーファミの「イーハトーヴォ」があったなー。
157 :
COCOTAMA:02/04/05 13:06 ID:xEdH2c03
>>151 セーンキューーー。
あそこにあったのか、行ったのことあるのに(五年程前)気付かなかったよ。
実は他のところまわって見てたら時間が無くなって、賢治記念館はほとんど見れなかったのだ。
それにしても“賢治の学校”素晴らしすぎだぞ。
>それにしても“賢治の学校”素晴らしすぎだぞ。
名前聞いたことしかないけどどういうとこなの?
159 :
COCOTAMA:
>>158 あれを文章で表現しろと言われても・・・
とにかく行ってみてくれ!