回路?なんだこの映画は・・・・

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98名無シネマさん:02/02/19 16:06 ID:Mz3dIkuZ
>>97
あとリチャード・フライシャーも付け加えてくれ。
99名無シネマさん:02/02/19 16:18 ID:D/Snlwf1
確かに見た後に考えると怖いけど、
そして>>83の言ってる事が適格だとは思うが、
怖がらせようとしてるわりにはちょっと考えすぎな感じを受けました。
なんかの雑誌で、「恐怖を考えていくと、最終的には『死』になる」って
監督が言ってな。そういえば。
100名無シネマさん:02/02/19 16:41 ID:ZrvW+IVi
まあ 俺が語った事が全てだって事よ。
101ちゃいます? :02/02/19 16:42 ID:IEcS4tj0
1=リオくんだったりして…
102名無シネマさん:02/02/19 16:42 ID:ZrvW+IVi
100=61ね。
103名無シネマさん:02/02/19 16:49 ID:/u/erFeH
1はアタマオカシイ
敬語使ってると思ったら突然お前呼ばわりしたり・・・
104名無シネマさん:02/02/19 17:37 ID:GhIppGIQ
「回路」面白かったんだけど、
どこがどう面白いのか説明するの、難しい。
105名無シネマさん:02/02/19 17:44 ID:QBkKtyw7
毒々しさと寂寥感、無常観
106名無シネマさん:02/02/19 17:48 ID:B3wsT3xB
役所はなんの為に出てるん?

CGはケアレスミスの修正以外に使うな!シラケル。
107名無シネマさん:02/02/19 17:48 ID:l5aoX6/a
この監督、好きな映画もあるけど『回路』はなんかダメでした。
でも罵倒しきれないものもあって、ちょっと複雑。


とりあえず、哀川翔最強(ワラ
108名無シネマさん:02/02/19 18:07 ID:FFyqz0wU
このスレ意外にのびててびっくり。
やはり悲惨な1がいると強いね。
109:02/02/19 19:20 ID:hwp8EmoZ
>>97>>98
ありがとうそうしてみます
>>99
そんなこと言ってたんだ
だんだん黒沢のことがわかってきたよ
>>100
そっか
>>101
何それ?
>>103
はぁ?俺は常識人には常識的に返すし、
アホな奴にはアホに返すよ
また、俺つっこまれんのかな(w
>>104
ほうほう
>>107
そうですね
>>108
俺もびっくり!!!!
そんなもんじゃない?
悲惨な1かそれもそーだな(w

とにかく黒沢の信者が多いことと、回路はそんなに秀作ではないって
ことがわかりました
まぁー俺はアホってことがわかったよ
みんな、さんくす


110名無シネマさん:02/02/19 19:37 ID:A0fYCqSC
1は清の術にはまりましたな。
面白くない映画だったら、「何コレ つまんねー」ですませられるのに。

観た後じわじわくるのが清の映画の魅力だね。
11172:02/02/19 23:14 ID:qeGhcKjL
何コレ つまんねー
112名無シネマさん:02/02/20 03:25 ID:tKkK+gsQ
なんで黒沢ごときで盛り上がってるんだ?
1さん、黒沢の映画なんてくそですよ
信者だけいいって逝ってるのです
結構、不可解な内容や、独特な映画を観てすぐに
いい!!なんてぼけた信者ができるだけですよ
だからこの映画は気にするほどでも
ないのです
113名無シネマさん:02/02/20 03:33 ID:2ER9uOvG
『回路』、また映画館で観たいよ。なるべくなら大劇場で。
『大いなる幻影』も映画館で観たい。『ニンゲン合格』も。
『カリスマ』は微妙・・。
114名無シネマさん:02/02/20 07:08 ID:alkIjdL0
>>112

お前もこのスレを気にしなければいい。

…つーかさ、「。」をつけないのがもろ>>1といっしょなんだけど。
やっちゃったね。
115名無シネマさん:02/02/20 07:15 ID:2ER9uOvG
そう!
気にすんな!
116名無しシネマさん:02/02/20 07:49 ID:CgU78kAy
『回路』は去年公開された日本映画では最良。
黒沢清では他に『ドレミファ娘の血は騒ぐ』『カリスマ』という
途方もない傑作があるので、
それらと比較すると多少色褪せて見えることは否めないけどね。
ま、嗜好は人それぞれなんで嫌いな人がいるのも良しだが、
興行的にまったく無視されたこの映画を、
わざわざスレッド立ててまで辱めるのはどうか。
117116:02/02/20 07:57 ID:CgU78kAy
言い忘れた。
秀作『回路』が、清のベストフィルムにならなかった理由はふたつある。
1、清作品にしてはわかりやすすぎる
2、洞口依子が出ていない(ワラ
118名無シネマさん:02/02/20 07:59 ID:tysqiOMM
ワラってるよ〜〜〜〜〜かんじわるいね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
119名無シネマさん:02/02/20 08:00 ID:2ER9uOvG
清映画はいつもわかりやすいよ。
120名無シネマさん:02/02/20 08:22 ID:+DClqDUh
回路=カイロ=あったかい

一体どんな意味が!?
謎は深まるばかり・・・・・・
121名無シネマさん:02/02/20 08:31 ID:2ER9uOvG
シハ...エイエンノ...コドク...ダッタ...
122名無シネマさん:02/02/20 12:37 ID:oykLPDsl
俺個人的にはダメだ、つーか頭痛くなった。
いやあマジで、これは霊の存在を信じる人間には前半キツイ。
後半は話が別物なので、どうってことないが…。
いや、アパートの感じはなかなか、洋ものは体感沸かないしね
何を語ってるかというと、地縛霊というのかな。
本当に存在するし、コンクリートに跡が黒くなってるのもキタね。
ただ幽霊はあんな黒い影では無い。
123名無シネマさん:02/02/20 13:02 ID:pQP84tDD
復讐シリーズとか一見分かりやすそうなものでもすんごいこわい画面のつくりをしていたりしてね
回路には勝手にしやがれの最終話を見た
124名無シネマさん:02/02/20 13:10 ID:mSFjYECO
昨日『ガス人間第一号』を観たら、
人がガスになる過程の表現が
廃工場にでる幽霊そっくりだった。
オマージュ?
125名無シネマさん:02/02/20 13:26 ID:0FhBJoAe
この映画は単純な幽霊映画ではなくなる後半の展開があるからすごいの。
幽霊のせいで世界が崩壊しちゃうんだぜ、アフォか気違いにしかできんはなれわざだ。

ちなみに、テーマは「死」と「孤独」(=または、人と人の関係性)だと思う。不条理でもなんでもない
126名無シネマさん:02/02/20 14:10 ID:p1NfDc+Y
清映画はできが良いのと悪いのの差が激しすぎると思うのですが。いかが?
漏れ的に「回路」はダメ映画なのですが。
127名無シネマさん:02/02/20 18:26 ID:Cl2Vu4TY
前半はいいとして、後半からな・・・
小雪の存在っていらないんじゃないの?
ってか登場人物が一人一人意味がない。
でも、この映画でいろいろ議論すること自体おかしいよ。
この板ってメジャーな映画ばっかりで、マイナーな映画って
もりあがらないね。単純な映画や、スレットじゃないとレスがつかない。
結構、アホが多いよ。
128名無シネマさん:02/02/20 18:27 ID:5EeF6BRK
>>127
アホって
129名無シネマさん:02/02/20 19:04 ID:6vJlv+xk
hahaha
130  :02/02/20 19:08 ID:fqpsnlZ6
テーマ的には面白いと思うけど「幽霊」とか出されちゃうと
…はぁ、って感じ。それがホラー的なギミックとして機能してればいいけど
なんかよくわかんないしなぁ、ということで失敗作だと思う。
131名無シネマさん:02/02/20 19:26 ID:57zCKVpx
回路といえば公式サイトがブラクラになってることで
ニュース板で祭りがあったなー。
なつかしー!
横に伸びる掲示板とか(笑)
あのときいてた人いませんか?
ニュース板パート3↓
http://saki.2ch.net/news/kako/980/980158904.html
132名無シネマさん:02/02/20 19:28 ID:dpq7CFvB
>>127
>この板ってメジャーな映画ばっかりで、マイナーな映画ってもりあがらないね。

当たり前じゃん“メジャーな映画”に比べて
“マイナーな映画”は観てる人少ないんだから。
133名無しシネマさん:02/02/20 22:53 ID:CgU78kAy
>>127
>結構、アホが多いよ。

アンタを筆頭にね(w


134名無シネマさん:02/02/21 16:59 ID:vMNkVChP
君ら、もっと映画を信じて、見詰めるんだ。

子供の頃こんな夢想をしたことがないか?
たとえば有史以前からの死者全てに墓があったとすれば、今この地上は墓で埋め尽くされているはずだ。
なのにそうなってないのは死者の存在というものがいつか忘却されて無に帰していくからだ。

だが!

もし魂は無に帰すのではなく、存在の仕方を変えて永遠にあり続けるのだとしたら?
しかもこの世とは異なる世界に、ちょうどこの世に墓を建て続けるように死者の魂が蓄積され続けていたのだとしたら?
飽和状態になった虚無の時間が、この世の歴史を侵略し、捻じ曲げるのだ。
すごい! 凄い発想だと思わんか?
こういうふうに感動したひとは、あまりいねえのかな。青春映画とか言われてもピンとこないのだが、こういう映画だと思うと途端に面白く思えてくる。

135名無シネマさん:02/02/21 21:50 ID:5nLNDmXU
>>134
俺は黒沢ファンだし回路も好きなんだけど、そこが回路の唯一ひっかかるところなんだよね。
魂が永遠に存在し続けるにしても、物質じゃないんだから飽和状態になるってのがピンとこない。
それとも魂はエネルギーでありエネルギーは物質なのかね?

どうも黒沢は考えすぎだと思うんだが。小説はもっと変だったけどね。
でも回路は面白いから好きだよ。
136灰暗い糞の底から:02/02/22 00:12 ID:8K3m+v8M
糞映画についてわかったような振りしてる奴が多くて困る。
黒沢は才能ないんだからほっとけって
137通行人さん@無名タレント:02/02/22 00:20 ID:HWWgLqwb
>>135
「どうも黒沢は考えすぎだと思うんだが」に同意。
死んだら、はい、それまーでーよー♪ だろ?
138134:02/02/22 11:02 ID:0wMBkoJ9
うーむ。
何故おれが自分の子供の時の空想の話をしたかというと、つまり黒沢氏の発想は子供の発想だと言ってみたかったわけね。
考え過ぎ、つまり練り込まれた理路整然とした思考というよりは、考えの端緒のところで勝負しようとするあたりの無邪気さにとても魅力を覚えるわけですよ。

>魂が永遠に存在し続けるにしても、物質じゃないんだから飽和状態になるってのがピンとこない。
この疑問はよくわかる。ヒトが灰色の燃え滓みたいになっちまうのもオカシイと言えばオカシイよね。
合理的説明が難しく思える。
でもね。
何を隠そう、これは映画なんですよ。
映画の中で起こってしまったことは起こってしまったことなのです。それはどうしようもない現実なのです。
しかもそのことの原因となっているのはこの世のものならぬもの。この世にとっての他者であるあの世の理屈。(へ理屈とも言う。)
この世の合理的説明など不可であり、不要なのです。「口」のカタチをした赤テープの"ゲート"にしたって、どう考えても合理的説明は不可でしょう。
でもすべては映画の中で現実として起こってしまった。「回路」は徹頭徹尾映画というウツワを信じて撮られた映画なんですよ。(チョト極端かもしれない…。)
それは、映画はそれ自体で現実であるという信念を、「口」という形象のシンプルな強度に、落下する人体のあられもなさに、炎上墜落する飛行機の姿に懸けて実現しようとした、そういう映画なのです。

>死んだら、はい、それまーでーよー♪
誰でもある程度大人になればそう考えるようになりますが、けれど死んだことがあるヒトがこの世に存在しないのもまた事実です。
この世には、絶対に生きているヒトしかいません。これは論理的必然です。
つまりあの世は、この世にとって絶対の他者なのです。絶対の他者であるが故に、そこにはこの世のルールは通じない。
う〜ん…ゾクぞくしませんか?

黒沢氏にとってこういう発想の元になったのは、邦画の怪談映画なんかを見た体験から来ているみたいですけどね。
たとえば怨霊の復讐で呪い殺された者があの世に連れていかれてしまうだけなら、それってそんなに復讐の意味を奏してないんじゃないか?とかいう素朴な疑問。
139名無シネマさん:02/02/22 15:12 ID:en9NpbBW
>>138
読みにくいので改行してくれ

分析よりも直感でカキコして
140名無シネマさん :02/02/22 16:15 ID:3rECDKKn
>134さんの言う通り、確かに面白いアイディアだけど
やりつくされちゃってる感がある。やはり。

誰かが言ってたけど、これだったら「ゾンビ」
「イン・ザ・マウス・オブ・マッドネス」の方が
秀逸だし、とにかく推敲が足りない。

曖昧な部分を残しておく事で、観る人間の想像力を
掻きたてようというのであれば、なおさら構成をしっかり
しなければばらないと思う。

物語の「余白」ってのは、努力の上で成り立つものだと思うし。

ただ何も手を加えない事で、何かの効果を期待する、ってのは
あまり関心できない。ただの「手抜き」を「深い・・」って解釈
するのはとても浅はかだと思うし、作品に誠実に接しているとは
思えない(ま、たかが映画ですが、されど映画かと・・)。

黒澤さんの作品、映像とか演出とか個人的にとても好きなので、
なおさらもったいないと思う。
141名無シネマさん:02/02/22 16:24 ID:TPGvK1Xo
「凝視」の映画だよね。だけど、
うちのテレビが暗いからかもしれんが、
なにが起こってんだかまったくわからん映画だったな。
幽霊、幽霊言ったりとか、社長がいきなり饒舌になったり、
どうにも見てて恥かしかった。
よかったのは武田真治と図書室でその幽霊を追うシーンぐらい。
142名無シネマさん:02/02/22 16:24 ID:3XW2ofbb
死者が増えて飽和状態になって現世に逆流する。
この発想自体は確かロメロのゾンビ三部作の中で
死者が蘇る理由としてそんな説明が出て来ると思った。
143135:02/02/22 16:38 ID:EI+jusSa
>>138
そうかなあ。黒沢はむしろ、あれで幽霊というものを合理的に説明しようとしたつもりなんじゃないか
と思うんだが。勿論本人も「これじゃわけがわからないぞ」ってわかってるだろうけどね。
この世のものならざるものが、この世のものになっちゃうわけでしょ。黒沢はあの世の存在を信じてないんだよね。
ホラー映画は大好きだけど、根が唯物主義だから、突き詰めていくうちにああなっちゃった、てとこじゃないの?
>>137
俺は個人的に魂ってものは有るって考えてるんだけど、おそらく人間が死んだら自我とか個性とかいうものは
無くなってしまうような気がするのね。いわゆる魂=エネルギー説かね。
だから今生きている自分が死んだら、自分というものは確かに「はいそれまでよ」なんだろうね。

144名無しシネマさん:02/02/23 00:51 ID:J49suhZh
『回路』は確かに失敗作ではあるかもしれないが、
今の日本で「失敗作」を撮ることが許される監督は一握り。

尚言うまでもないが、失敗作=駄作ではない。念のため。
145弥生一日:02/02/23 04:55 ID:SLO8tUuE
死者は個として永続するって思考は、本来はキリスト教的なもの・・・なんて言いたくなるけど、そんな簡単じゃないよね。

>>139
直感だけで表現するなら。おれにとってのこの映画は「口」("くち"とは読まないでね)。
これにつきる。(自分にとっては)すべてはこのモチーフからの映画。
それにね、饒舌になるのは直感の確信があればこそなんだよ?
冷静な分析というのは、むしろ俺は得意じゃない。

>>139
やっぱりちょっと映画を見る前提が食い違っているような気がします。
黒沢さんの映画はどれもそういう要素が強いと思うんですけど、みんなゲーム的なんですよ。
ゲームの俯瞰的な観察者の視線と、ゲーム中の状況を実際にくぐり抜けて行くプレイヤーキャラクターの視線。
その両方が関連しあって動いているという感じで、あまり語るべき物語を練ってから映画を撮っているようには思えないんですよね。
で、黒沢さんの映画を本当に面白いと思う人は、そういうところを面白がっているのではないかと思うのです。
黒沢さんは「映像」とか「演出」という言葉をあまり使いたがらないそうですが、それ分かる気がします。
あらかじめ用意された「物語」の為に映画を「映像」や「演出」という手管で構成してしまうことが、皮膚感覚で嫌なんだと思います。

>>143
黒沢氏は多分映画撮っている時はいきあたりばったりでは。
廃工場で幽霊と遭遇してタッチしちゃう場面も、思い付きから「えーいッ」と踏み切っちゃったらしいし…。

魂はありますよ。今この自分の覚醒している意識そのものとして。でも映画にはそれは映らない。
映画には物(現象)しか映らないから。

黒沢さんの映画って、哲学で言ったら「分析哲学」系ですよね。
146140:02/02/23 10:58 ID:98KbyhC4
>145
撮る側の思惑を考慮した観方ってのも確かに
大切ですよね。

全ての作品が万人に向けられているものだとしたら、
とてもつまらないでしょうし(受身だけで見れて
しまう映画)。

全ての映画が「物語」じゃなければいけないワケでも
ないし、映画という表現手法(可能性無限大級)の中で
何をしてもいいとは思います。

でも、惜しい!って思っちゃうんですよね。回路。

「君の望む作品の展開、構成は作品の根本的な方向性と
違う、作品の観方が間違ってる」と言われればそれまでですが、
あと少しで完璧だったのに。あくまで自分の中では。

ところで、昨日、今日と立川でサンタマニア・ショートフィルム
・フェスティバルなる学生主体の映画祭が行なわれているんですが、
昨日、黒沢監督がいあらっしゃいましたよ。

黒沢監督はこの映画祭で審査員を務めていらっしゃいます。

ちなみに自分の応募した作品、入選しました。
147名無シネマさん
>>1
回路は思いの他簡単だぞ。
キュアのが難しい。