映画はやっぱり吹き替えだね 2

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128名無シネマさん
>>125
 “字幕翻訳家自身が書いてるんだけどな。”って、だから何?
 それで飯食っている人がそう思っている。が、「需要があるから仕事として成り立っている」訳だろう。
 国々で色々「主流」が在るのは当然至極。日本は「字幕」。だけの話。
 吹き替えの方が情報量が多いと言う意見は断定出来ない。(もちろん否定もしない。多い場合もあるだろうし。)
 が、それが「良いのか悪いのか」は別の話だ。
 作者が伝えたい事を、果たして「演じている人間以外の別人の声で言って良いかどうか。」だろうと思う。
 作者の伝えたい事がストレート?作者が日本語用にセリフを再構成したのならそれもうなずけるが、それはまずないだろう。
 が、だから「吹き替えは駄目」と言うつもりも毛頭無い。

 吹き替えも私は嫌いではないし否定しない。そのセリフと、演じている人間が明らかに違う事を言っていても、考える隙もなく淡々と流れていく。
 ただ、それも一考。そこで見ている側の人間が「制作者の意図」を思考し、完結すればよい。

 字幕もそう。明らかにしゃべっているセリフと字幕が違いすぎるシーンは在る。それも一考。
 そこで回答を自分で導き出し、完結すればよい。それが「映画を楽しむ」と言う事だ。
 作者も「セリフ通りしか意味を考えるな」とは思っていないだろう。
 映画というのは、「見ている側に挑戦をする」娯楽なのである。そして見た人間は再考する。そして制作者の意図を見抜いた時に至福がやってくるのではないだろうか。

 私が字幕派なのは、アメリカの映画を見る時に、アメリカンジョーク?をガンガンしゃべっている時に、それを吹き替えでそのまま日本語で言われても寒いのだ。もちろん吹き替え時はその洒落を日本向きに直したりしている場合が多い。
 その再構成のセリフがもの凄く寒いのだ。だから私は字幕派なのである。

 もちろん吹き替え派の人も多々いるし、それは間違いではないし、需要もあるかと思う。
 が、その人間が「字幕を否定する」理由は全くない。