1 :
たいむ@慶應英米文:
学校が春休みなので
映画でも観よっかなっと。
3 :
たいむ@慶應英米文:02/02/01 00:47 ID:cNnF0XFz
まず「PLANET OF THE APES」
これは明らかな、逆ダーウィニズム。
というか、シュール・ダーウィニズム。
テクノロジーの高さは認めるものの、結果的に面白い映画ではない。
ティム・ロス演じるところのエイプがどーやって「過去」の地球に行ったのか謎。
4 :
たいむ@慶應英米文:02/02/01 01:00 ID:cNnF0XFz
「BROTHER」
悪くはないと思う。けど、良いとも思えない。
「しま」をめぐるやくざ・マフィアの抗争はほぼ帝国主義間戦争そのもの。
強い方が勝ち、弱い方が負ける当たり前な展開の中で
負ける側の男の「美しさ」を描く北野監督の狙い。
けれど、そのくせ
主人公の生き様の潔さに、たいして「美」を感じない。
ただの愚か者に見えてしまうのは、私に問題があるのかしら。
なあ、このスレつまんねえから、
【井川遥たんを主役にするならどんな映画?】
に変更しようぜ。
んじゃ、まず俺から。
遥(19)は誰からも好かれる陽気で平凡なふつうの短大生。
ある夜、コンビニに夜食を買いに赴いた遥は、コンビニの出口でたむろっていた
DQNたちに拉致されてしまう。
「やめて!はなして!」悲鳴をあげる遥に店員も客のリーマンも知らん振り。
ワゴンに押し込められた遥は、湾岸の倉庫に連れ去られ、そこで一昼夜に及ぶ
凄惨な陵辱を受ける。
行為を終えた男達の嘲笑が、蹂躙されていない場所は一欠けらも残らない、
遥の無残な肉体に浴びせられた…。
遥の恋人は、傷ついた遥を「重荷だ」と薄情にも切り捨て、遥はとうとう自殺未遂を起こした挙句、
精神病院へ入院させられてしまう。
それから3年が過ぎた。
レイプDQNの主謀犯、ツジは優しい女の出現により愛に目覚め、現在では平和な
家庭生活を営んでいる。
そんなある日、昔の不良仲間のKが、何者かによって殺されるという事件が発生。
当時の仲間達は数年ぶりに集まり、その事件の真相を巡って話し合う。
彼らはまだ、復習の天使の放った矢が、彼ら全員に向かって飛んできていることを、
知る由もなかった…。
正直、遥たんがレイープされるような映画は反対。
そういうショッキングなシチュエーションじゃなくても、
もっと和み系の話で彼女を生かす方法があるはず。
…めぞん一刻の大家さんなんて超適役じゃないか!!!!!
7 :
たいむ@慶應英米文:02/02/01 01:10 ID:cNnF0XFz
「四月物語」
岩井俊二監督。
アート系であるというのは、つまらないことの言い訳にしてはいけないと強く確信した。
美しいショットを作り上げるのは、美しい風景と高感度フィルムだけによるものではない。
コンテクストこそがひとつひとつの場面を
たんなる要素の総和ではない美的ゲシュタルトに高めるのだ。
けれどこの映画ではコンテクストがそのためのお手伝いを何もしていない。
松たか子は私よりも綺麗だけど・・・なんだかなあ。
ちなみに武蔵野大学は実際にはないらしい。
8 :
たいむ@慶應英米文:02/02/01 01:14 ID:cNnF0XFz
>>5-6さん。
ちょっと、ひとのマスターベーションの邪魔をしないでくれる?
9 :
名無シネマさん:02/02/01 01:16 ID:PS4QiXBb
彼女は在日とはいえ日本人的な情緒がすごくあるから、
結構時代物とかもいける気がするんだよね。
古いけど、谷崎の「古都」とか。。
和服の写真見たけど、やっぱり品と言うか独自の雅がある。
演技は見たことがないからなんとも言えないが、
しとやかな女性を演じさせたらヤローどもは熱狂するぞ!!
辻人生の映画がどんなんかは知らんが、あんまり蓮っ葉な不良とか、
銃を構えるようなVシネ系には出て欲しくないもんだね。
やいネカマ、早く削除しねーと俺の限りなく膨らむ遥たん妄想が破裂して、
このクソスレを愚著愚著に汚す事になるぜ!!
13 :
たいむ@慶應英米文:02/02/01 01:35 ID:HZ0gNx2G
「ハンニバル」
リドリー・スコット監督。
彼は「水蒸気」が大好きな人で、暗闇に水蒸気がもくもくと上がって
息苦しいほどの湿気に包まれながら、見通しも悪いという閉塞的空間で
恐怖がその美しいフォルムをちらりと見せる・・・これまたアート系。
どういうわけか、この映画ではお得意の「水蒸気」が使用されない。
全体に高尚な雰囲気は漂うものの、心理的に訴えるものはない。
恐怖映画なのに、かなり安心して見てしまえるところに問題があるか。
「コピー・キャット」の方がよほど「緊張」を強いられた覚えがある。
取ってつけたようなラストが衝撃的なはずもなく・・・
14 :
:02/02/01 01:43 ID:QdYzlfYu
>13
人間相手にビビる氏がニー・うぃーバーなんぞ、ただのギャグ。
笑いたい>1なら逝くがよい。
15 :
名無シネマさん:02/02/01 01:46 ID:PS4QiXBb
別にリドリースコットは水蒸気が好きなわけではないんだよ。
16 :
たいむ@慶應英米文:02/02/01 01:59 ID:lQdog25u
「アルマゲドン」
主人公の行動をもって観客を泣かせたいのか
地球が助かった事実によって観客を喜ばせたいのか
作り手は態度をハッキリさせるべきだった。
それを欲張って、両方をかなり近い時間帯で
ほとんど同時に引き出そうとしたところに、無理があり
スクリーン・プレイとしての稚拙さを感じる。
観客は喜んでいいのか悲しんでいいのか戸惑ってしまうのだ。
ちなみにエメリッヒさんの「ID4」では、犠牲者の死を悲しむことより
地球が助かったことの喜びを強調した。
こうした演出はめったに成功しないので、どっちか一方に態度を決めるべきだった。
もっとも、これを観て「最高」とか云っている人は
頭が悪いので、放っておくより仕方がない。
しょもない映画ばかり見てるな厨房
18 :
たいむ@慶應英米文:02/02/01 02:02 ID:lQdog25u
>>15 「テルマ アンド ルイ−ズ」まで不必要に水蒸気が上がるのに?
「エイリアン」「ブレードランナー」「ブラック・レイン」は
云うに及ばず。
19 :
たいむ@慶應英米文:02/02/01 02:05 ID:lQdog25u
>>17 分かった振りしてお洒落なフランス映画観てる馬鹿よりマシ。
だいたい私、中学生じゃないし。
これも立派なアメリカ文学なのでして。
よろし?
>>19 すまんかった。小学生がみる映画のレヴューを書いてんやね。
まさかこのスレッドマジじゃないよな。だれも見ない映画ばかりやもんな。
はいはい、削除されなくなるから
荒らしヴァカは放置、放置〜ぃ!
>>1 一人でカキコんどけや! 学歴コンプレックスなのか?(ププ
22 :
たいむ@慶應英米文:02/02/01 02:15 ID:lQdog25u
そのつもりです。
ごめんあそばせ。
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>>18 んなのは判ってるよ。
イコール「リドリースコットは水蒸気が好き」とかいう稚拙な表現が鼻についただけ。
とりあえず掲示板を私物化しないでね、厨房(はぁと)
どうしても書きたいならsage進行で行こうや。
25 :
たいむ@慶應英米文:02/02/03 00:34 ID:LS3OGwQ5
「風の谷のナウシカ」
宮崎駿監督。
映画の一番最後、腐海の底にナウシカのフードが落ちている。
流砂に飲まれたときの彼女の忘れ物なのだろうけど
そのすぐ横で、小さな植物が芽を出していた。
これは、風の谷を出発する時に子供たちからもらった「チコの実」に違いない。
「腐海の底」で「チコの実」が芽を出す、というのはさり気ない演出ながら
非常に意味深いものに思える。
腐海の拡大で人類が絶滅しても、次の世代を担う新しい生き物の世界が
その第一歩を踏み出そうとしている、というメッセージを強く感じる。
このあとの宮崎作品は、オーム真理教やサカキバラやエヴァンゲリオン同様
便利な「ツール」としての「神」を持ち出すようになって、確実につまらなくなった。
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