ロバート・ワイズはシネミュージカルを殺したの?

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無シネマさん
BSフジで「ウェストサイド物語」放映記念スレ。

ワイズの2本のミュージカル(ウェストサイドとサウンド・オブ・
ミュージック)はミュージカル通からやたら評判悪いけど、
本当にこれでミュージカル映画の方向性は変わったんでしょうか?
どうぞ、検証してください。
2名無シネマさん:02/01/04 12:42 ID:Cr2KpKuI
変わった。

検証終了。
3ZEROES:02/01/04 18:32 ID:bN1u/yO1
本来、比較的低予算で量産されいてたミュージカルは、
この辺りからハリウッドの大作主義の波に飲まれた、てな感じですかね。
4名無シネマさん:02/01/04 19:30 ID:/gxFok7I
個人芸から集団劇、群舞に行っちゃったってことなんでしょうね。
5名無シネマさん:02/01/04 19:58 ID:YlC2Nkis
>1
それはMGM関係者の流したデマに過ぎないでしょう。
特に「ウェストサイド」で古き良き時代をベースにしていた物語パターンを
根底から覆してもミュージカルが成立する事を証明されて衝撃と屈辱を
味合わされたからかと。ハリウッドスタジオから飛び出して撮影された事も
その一因。
>3
ミュージカルはその歴史の最初から、集団劇・群舞と切っても切り離せません。
個人芸って、どの作品あたりの事をおっしゃってるのかな?
「ジョルスン物語」からとか言わないでね(w
6:02/01/04 20:00 ID:YlC2Nkis
失礼、>3は、
   >4の間違い。
7名無しシネマさん:02/01/04 21:29 ID:LP7KM8zC
今日
『オードリー・ローズ』やるね。
8名無シネマさん:02/01/04 21:30 ID:XVZQ6+v0
>7
それは何の冗談?(w
9名無シネマさん:02/01/04 21:45 ID:7bxVE6z5
>>8
???
10名無シネマさん:02/01/04 21:47 ID:FxFrlVnU
8は無知だね
11名無シネマさん:02/01/04 21:59 ID:/gxFok7I
オードリー・ローズ=ロバート・ワイズの監督作品。
12名無シネマさん:02/01/04 23:26 ID:Oz8P8aia
スタートレック:ヴォイジャーはSFを殺したの?
13名無シネマさん:02/01/05 00:15 ID:P2eUGPdM
どっちにしてもワイズミュジカルは今見るとフル臭いよ。
14名無シネマさん:02/01/05 01:01 ID:10FGyYqj
1です。
何かちょっとだけレスがついていて嬉しいっす。

ワイズの恐怖映画だと『たたり』なんかも面白いですね。
『ブラックホール』を撮ったスタンリー・ドーネンとか、ワイズとか、
ミュージカル監督はどうしてSFやホラーが好きなんだろうか。
ワイズは厳密にはミュージカル監督とはいえないかも知れないけど。
15名無シネマさん:02/01/05 01:18 ID:1R8i6NNE
地球が静止する日
16名無シネマさん:02/01/05 01:22 ID:H4xORAH1
>14
スタンリー・ドーネンは「スペース・サタン」ではないでしょーか。
17名無シネマさん:02/01/05 01:26 ID:XTb1Wnta
>>14 「ブラックホール」ってドーネンだった?
18名無シネマさん:02/01/05 01:30 ID:1R8i6NNE
「ブラックホール」ゲイリー・ネルソン監督。TV畑の人。
19名無シネマさん:02/01/05 01:42 ID:hqY0/zDP
1です。
>>16-18
ゴメンナサーイ(汗。
20名無シネマさん:02/01/05 02:23 ID:wI4TD6JW
 こういう事だと思います。

 ワイズというよりも、60年代以降のミュージカル映画は、ブロードウェイ・
ミュージカルの映画化が主流になった。
 一方、50年代までのたとえばフレッド・アステアなんかのミュージカル映画
はハリウッド・オリジナルだった。
 この「オリジナル」から「映画化」への流れというのが、ある意味において
ミュージカル映画の流れを変え、演者の芸よりも「映画」に重点が置かれるよ
うになった。この辺りがミュージカル好きには気に入らない部分である。
 そして「ウエストサイド物語」はダンス系、「サウンド・オブ・ミュージッ
ク」はシング系の代表的なシネ・ミュージカルであり、その2本を監督してし
まったワイズは、ミュージカル映画変質の標的とされた。
21名無シネマさん
50年代までのミュージカル映画がハリウッド・オリジナルだったのは、基本的にはそうだけれども、
もっと色んな面があったように思う。
ブロードウェイの映画化もあれば、ちょっとひねったものもあったのでは。
「バンド・ワゴン」は、舞台版「ファニー・フェイス」の上演のいきさつを映画に取り入れているし、
「コンチネンタル」はかなり忠実。ただ単に、タイトルだけを借りてるのもあれば、曲をランダムに取り入れてるのもある。
ブロードウェイに関連づけて、観客動員をねらっただけかもしらんが。
SoMとWSS(めんどくさいので)では、同じブロードウェイ・ミュージカルとしても性格はずいぶん違う。
SoMは当時のオーソドックスなミュージカルだし、WSSはブロードウェイそのものの新しい波を反映している
ということではないのかな。(バーンスタインとロビンスのコンビの。もちろんほかにも新しい試みはあったけど。
あれで、ミュージカルの間口がかなり広がったということでしょう。それ以降のソンダイムの活躍もあるしな)
>>20で言われているように、WSSでは「ダンス」が大きなウェイトを占めているから、
映画版は、ロバート・ワイズとジェローム・ロビンスの共同監督だったはず。
あと、「踊る大紐育」は、40年代ではなかったかな?
このスレの趣旨で言うならば、別にワイズが殺したのでもなければ(彼にそれほどの才能があるとは思えない)、
観客が減ってハリウッドも新しい試みに乗るしかなかったというだけだと思うよ。
ジャンル映画は、必ず飽和点に達する時があるからね。

ながくなって悪いが、よく勘違いされてることにWSSで初めてミュージカル映画でロケが
されたと言われてるけど、「踊る大紐育」もロケだったのでは?知っている人いたら、補足希望。