伊丹十三スレッド

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無シネマさん
ないので立ててみました。

ちなみに、今日12月20日は命日です。合掌。
2名無シネマさん:01/12/21 00:35 ID:+Fp5MCn2
合掌・・・
3国士無双は:01/12/21 00:40 ID:I7ASFNB0
おもしろいね。
4名無シネマさん:01/12/21 00:44 ID:4ZPdkqcq
国士無双って現存してたっけ?
5名無シネマさん:01/12/21 20:27 ID:lupwb1ae
伊丹プロって今でもあるの?
6名無シネマさん:01/12/21 20:30 ID:2LqZleQS
この国税局の水は納税者の税金で賄われている。
お前に飲ます水は一滴もない!
7名無シネマさん:01/12/22 21:42 ID:S/z7j4Ei
みんな伊丹十三の存在忘れてるね・・。
8 :01/12/22 21:53 ID:WdjGgvU1
かつて、黒沢清を発掘したけど、お互いの個性が強すぎて衝突して、絶縁。
でも、今、黒沢監督は若者を盛り立てようと頑張っている。
これは、故伊丹氏への恩返しでもあると思う。

漏れが本格的に映画好きになったのは、伊丹監督の映画を見たのがきっかけでした。
9名無シネマさん:01/12/23 00:39 ID:ZmF5doJF
大昔の個人映画「ゴムでっぽう」(?)って見た人いる?
10名無シネマさん:01/12/23 00:40 ID:iFijqu+O
イタミサーティーン
11名無シネマさん:01/12/23 00:48 ID:DAFJ0yyj
伊谷映画は「お葬式」と「タンポポ」が一番気に入っていた。
ラーメンの食べ方で影響を受けたよ。
(チャーシューはよけて、「後でね」と愛情を込めて・・・)
ワザとらしいが人間臭いし、何気に笑える。
今でも何で自殺したのかが不思議だ・・・。
12インディアン:01/12/23 00:59 ID:ZmF5doJF
今度は伊谷かよー?
137:01/12/23 23:56 ID:BgcIxxuw
自殺じゃなくて消されたの!映画みたいな見え見えの手口でしょ。
14名無シネマさん:01/12/24 00:03 ID:aJZXxbxX
>>13
うん、自分も自殺に見せかけた「他殺」に思えてならない。
何しろヤク○さん敵にまわすような作品いっぱい作って
命も狙われていたからなぁ。
警察も徹底的に調べる事が出来ない範囲だったのか・・・。
死ぬには惜しい監督さんだった。
15名無シネマさん:01/12/24 01:15 ID:Y1odHH8d
すごい好きな監督です。
亡くなった時、ものすごくショックでした。
どの作品も好きなのですが、一番は「大病人」かな。
あんなエンターテイメントは貴重でした。
本当に悔やまれます。合掌。
16名無シネマさん:01/12/24 01:21 ID:/tuMxu7U
だれかサスペンスにして映画作ってよ!
ハス美と清を悪役にしてさ。清順は友情出演でいいから。
17名無シネマさん:01/12/24 04:03 ID:9C1nNcI9
伊丹監督は、マゾだったと推察するが、
本人を知ってる人がいたら、ディスクロージャーしてくれ。
根拠は、
十三の芸名。
挑発的な映画制作。
ヤクザに襲われたときの嬉嬉とした表情。
強い女嗜好。
18名無シネマさん:01/12/24 05:24 ID:9NoePvrf
国際的映画俳優であった事も忘れられがち。
19A.:01/12/24 05:26 ID:j+kVowG3
『北京の55日』に出てたね
20七死:01/12/24 06:11 ID:nl4lTCz8
「ロード・ジム」もな。
21名無シネマさん:01/12/24 14:25 ID:pR0TR9KQ
映画よりもエッセーが好き。
「女たちよ!」とか「日本世間話大系」とか。
22福美姉さんマンセー:01/12/24 14:43 ID:EtwOSRTE
「タンポポ」一番好き。映像が80年代なのでもっさりしてるけど。
エロエロだしね。
23名無シネマさん:01/12/24 14:55 ID:CwnslQ7X
次回作のターゲットが「草加学会」だったけど
内容がヤバ過ぎて消されたって噂ですが・・・・
事実かも知れない辺りが怖い
24 :01/12/24 14:59 ID:SJkomREO
>ヤクザに襲われたときの嬉嬉とした表情。

マゾっつのは自分の好きなようにいたぶられるのが好きなんだよ、
他人から望まないのに殴られたり切られて喜ぶマゾがいるわけねえだろ。
第一ナルシストの伊丹が顔切られて嬉しいもんか。
25名無シネマさん:01/12/24 15:00 ID:b0OWuYWQ
伊丹映画はエロイ所がいい。
26名無シネマさん:01/12/24 15:01 ID:aJZXxbxX
>>24
むしろ鬱々とした表情でいた方が、相手の思う壺だからか
あの嬉々とした表情は「挑戦」的な空元気だったのか・・・・。
心中は穏やかではなかったと思うよ。
27名無シネマさん:01/12/24 20:09 ID:0nwBCNr0
>マゾっつのは自分の好きなようにいたぶられるのが好きなんだよ
お前こそ、1から勉強しなおしな!フンっ!
28名無シネマさん:01/12/25 01:09 ID:JPhM6YNX
佐渡かと思ってたよ。
写真週刊誌に盗撮された女、ちょっとMっぽかったし(妄想
29名無シネマさん:01/12/25 01:17 ID:cudoGaMh
破滅型ってことかな。
オリバーストーン(自殺願望でヴェトナム行)、角川春樹(自殺願望でラオス?行)、
父親が立派だとそうなるのかな?
30名無シネマさん:01/12/25 05:04 ID:xGWgjfyF
オリバーストーンも社会派ね
角川春樹も社会派きどるつもりはなかったかな
兎三つなんて映画は実話だったと思うがね
31法印倶利伽羅:01/12/25 05:43 ID:XxtvGCta
「マルタイの女」観た?
後知恵かもしれんけどありゃどう観ても死ぬ人間の映画だよ。遺書っつーか。

ノブコのセリフ→「どぉーぉしてアタシってこんなにヒトに嫌われるのかしらねー?!
        まったく!!」(←オレはコレをイタミの心の叫びと見た)

後の東条英機がオフィスに押し掛けてきたオウムの連中を全員射殺!そのうえ自分の
頭もブッとばす!しかもそれがノブコの見た夢だった!という映画の構成から見たら
ムチャクチャな、唐突かつ衝撃度バツグンだけど絶対ないほうがいいおまけに意味
&意図不明なシーンとその時の後の英機の現代社会批判シャウト。

どうでしょうかダメでしょうか? 
32名無シネマさん:01/12/25 06:07 ID:BQRKISvt
「マルタイの女」観てます。
どうかなぁ。私は、ニブイのか、自死を感じませんでした。
ふつうなら、奥さんが最初に感じたはずだと思いますが、
奥さんの後の様子(テレビ)からも、知ってたよう風は読み取れませんでした。
東条英機とオウムだったんですか。
夢落ちというのも、私には、迫力不足でしたねぇ。
死をかけた作品だったら、もっとすごいものを作れた人だったと
思うんですがね。せめて「ゆきゆきて神軍」くらいのものでないと・・・
33名無シネマさん:01/12/25 06:37 ID:chm3wKOE
ただ、
「静かな生活」は、監督の渾身の作品という印象を受けました。
私が伊丹だったら、
”あれを作り上げたんだから死んでもいい”と思ったでしょう。
34法印倶利伽羅 :01/12/25 06:39 ID:XxtvGCta
>>32
あのですね、
>>後の東条英機
ってのは宮本信子女史の愛人でテレ・ヴィ局の幹部役をやってた
津川雅彦さんのことです。
名前が出てこなかったもんで>>31ではあーゆー書き方をしました。

あと、映画の構成が破綻する<<迫力不足の夢落ち>>シークエンスを
劇中にブチ込んだ意図は何か? と、私は考えたワケです。
あと実はこの映画イタミ氏自殺後に観たんで、私にとっては迫力充分以上
でしたね、ええ。

>>死をかけた作品
>>「ゆきゆきて神軍」
こりゃちょっと見方がチガいますね。
<<死をかけた作品>>だなんて私はこれっぽっちも思ってないワケでして、
イタミ氏のようなイヤミなインテリ(笑)特有の、ほのめかし
(もちろん自殺への)がちりばめられた映画なんじゃないかいな
「マルタイ」は?ちゅーコトですわ。

あと宮本夫人はあのとおりドンカンはひとですし(笑。でもじゃなきゃ
あんなピリピリした人の女房なんてつとまりませんぜ!)、最も身近な
人間に死なれたらソレと気付いていても自分でそれを否定したり
するんじゃないでしょうかネ。
35法印倶利伽羅:01/12/25 06:49 ID:XxtvGCta
追加:
自殺後のテレ・ヴィ報道≠ニいうところから言うと、私としては夫人
よりどっかの大企業に勤めてるだか海外に住んでるだかする(でしたっけ?)
息子さんですな。

いくらもう大人だからとはいったって、動揺するどころか悲しみの色さえ
更に無く、
「やりたいことをやり尽くして、ひとより先に向こうへ逝ったということ
でしょう」
とかめっちゃクールなコメントを極めてたんたんと語っておられました。

「あの父にしてこの子あり!」
と非常に深く思いましたね私は、ええ。
3632:01/12/25 07:09 ID:chm3wKOE
>>34
どうも私たちは話がすべりますね。
法印倶利伽羅さんの鋭さは理解できますよ。
「東条英機」についても、とぼけて返したつもりでしたが・・・
私の粗末な頭で、精一杯、最後にお話できるとしたら、
もし、あなたのお歳が、20歳前後だったら、
「自分を過信しないこと。」
「あなたが私を尊重して下さるのでしたら、
私もあなたのために誠意を示したい。
単なる2ch上の話だけの事であってもです。」
そして、もし、あなたが、私と同じ40歳代だったら、
「あなたは、きっと天才だ。すべり具合も計算づくでしょう。すごい。」
ですよ。

37名無シネマさん:01/12/25 07:41 ID:2WPLqyy3
溝の口の「ポップコーン」ってレストランでよく食事してた・・・合掌
38名無シネマさん:01/12/25 08:17 ID:2kTV20tz
法印倶利伽羅って何よ?
39名無シネマさん:01/12/25 08:44 ID:pHqR1/LL
何年も前に深夜(明け方?)の場末の小料理屋のラジオで
死の一報を耳にしたのを覚えています。
そういえばこの季節だったよなぁ・・
変な話だがこの人の作品は死や転生を予感させるシーンが多い。
寝たきり老人が赤ん坊のように看護婦の乳を吸ってたり、
葬式の最中に喪服で野外セックスしたり、
脱税成金の障害者が、財産相続の為に少女を孕ませたりね・・
40名無シネマさん:01/12/25 08:50 ID:ZvrAa0zt
>>39
あんた大人だねぇ。
伊丹監督も喜んでるよ。いいお悔やみの言葉にさ。
41名無シネマさん:01/12/25 12:48 ID:+edByH4u
完璧主義で、しかもそれを実現してきたので、
(自分の本、雑誌での八面六臂の活躍振りを見よ)
不倫報道、自作の不振などの問題が修復困難である事に絶望死したと思われる。
成功した完璧主義者ゆえに、人に悩みを相談することもなかったらしい。
42名無シネマさん:01/12/25 13:04 ID:/j5pyf7x
鬱病牡牛座だから
43名無シネマさん:01/12/25 13:45 ID:nRO1fVAe
考えられるケースは、
1、映画製作によるふくらんだ借金を憂い、家族のため、保険金を必要とした自殺。
2、鬱病。(プラス自虐嗜好。)ほぼ>>41に同じ。
3、産業廃棄物問題にからみ、暴○○による他殺。
4、因縁の暴○○による他殺。
5、宗教関係による他殺。
ジャーナリストなら、
愛人とされた女性をしっかり調べたり、借金の額や保険金の額などをしっかり調べて欲しい。
44名無シネマさん:01/12/25 16:09 ID:djxTG9WZ
ageman
45名無シネマさん:01/12/25 17:24 ID:e+/qcj9A
こういう人がsuicideすると辛い。
元々クリーンなイメージがないだけに。
46名無シネマさん:01/12/25 17:38 ID:VW5SxxfM
監督業だけじゃなく、俳優としても活躍してほしかったな。
「家族ゲーム」の親父役、いい味出してた。
47名無シネマさん:01/12/25 17:56 ID:PscGysQV
>>31
わたしも同意です。自殺のシーンの
取ってつけた感じは
カントクの
ダイイングメッセージに見えました。
あと、自殺の原因の1つとして、
エロ満載で一番伊丹さんらしいと
思われる「静かな生活」がスベッた
こと、確実にヒットしていた、
「女」シリーズが振るわなかったことでは
ないでしょうか。
悲しいのは「静かな生活」系の
作品を、開き直ってつくりつづける
環境がカントクにあたえられなかった
ことです。
48名無シネマさん:01/12/25 18:48 ID:0YnYowCY
>>43
自殺には保健がおりたっけ?

2、3、4、5のどれも考えられるけど、2の可能性が一番強い気がする。
脅迫をいっぱいされていたでしょうなぁ。
49名無シネマさん:01/12/25 19:00 ID:qWz83QhF
>>48
保健はおりないけど保険なら、自殺でもOKな奴は多いぞ!確か・・・
50名無シネマさん:01/12/25 19:01 ID:ZuSWPfyW
伊丹監督の作品は時がたつにつれ、だんだん世の中を騒がせなくなっていったよね。
やっぱ、人気がなくなったのもショックだったんじゃないかな?
51  :01/12/25 19:13 ID:1IR97CPa
伊丹の映画は音楽が面白かった。
死因は他殺だと僕は信じている。
52名無シネマさん:01/12/25 19:25 ID:6x2AyKaP
伊丹監督作品は最初こそ評価が高かったが、
マルサの女2以降、全く無視される格好になった。
その後の伊丹作品の支えは観客の支持で、
ところがマルタイの女はそれさえもなくしてしまった。

確か大島渚監督のコメントだったと思うけど、
彼は疲れたんじゃないかとコメントしてたが、
私も自殺の報を知った時はそんな風に思ったなあ。
53名無シネマさん:01/12/25 19:56 ID:qOy4oT+4
>>51
本多俊之のマルサの女のテーマを始めて聞いた時はマジで新鮮だった!
54名無シネマさん:01/12/25 20:01 ID:yLx/4Ajw
「スウィートホーム」で妖怪、「マルサの女」の冒頭で老人に乳首を吸わせていた
アングラ巨乳女優、渡辺まちこの消息ご存知の方、情報きぼーん。
55まさーし:01/12/25 23:09 ID:+edByH4u
>>43
> (プラス自虐嗜好。)ほぼ>>41に同じ。

俺は自虐嗜好や、

>>29
> 破滅型ってことかな。

はないと思う。そういうガス抜きがなかったからこそ自殺するのだと思うから。
伊丹は、自殺も完璧に成功させないと気がすまなかったでしょう。(太宰なんかとは違って)

スタッフや出演者の証言を聞くと、どんなことにも通じているアイデアマンで、
何から何まで首を突っ込んでたらしいから、大島渚の言うように疲れたんだろう。
対等なパートナーがいないことも、興行不振の起動修正を困難にしただろうし。

野上照代「天気待ち」での話を読むと、(東京での身元引き受け人だった)
伊丹は終戦直後の孤独を引きずっていたようでなんだか悲しくなる。

>>47
> 自殺のシーンの取ってつけた感じは

アイデアが次々に湧いてくるので、「つなぎ」や「展開」のシーンがほとんどなく、
多くのシーンが独立完結気味なのが伊丹の特長だと思う。
『たんぽぽ』がとりわけ面白いのは、それをおおっぴらに出来る題材だからだと思う。
56名無シネマさん:01/12/25 23:31 ID:E0bOss6h
>>54
渡辺まちこは、女優活動はもうしないって「スウィートホーム」の
パンフに載ってた。
57じーなーがーしょー:01/12/26 04:06 ID:0YvGFF6M
伊丹監督が死ぬ前に、プロデューサーがお亡くなりになってるんだよね。
長年つきあっていた人が死ぬと、釣られてしまう人がいるんですよ。
とくに理由がなくてもね。こういうのもご縁でしょう。
58名無シネマさん:01/12/26 10:42 ID:lYBXaTmL
親父の万作さんが監督&脚本の「赤西蠣太」をリバイバル上映で見て、
あ、やっぱり親子だなって思った。

今、DVDで見れるのがセッシュウ主演の「新しき土」だけっていうのが
悲しい。
59名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/26 11:42 ID:vDBe/zmv
エッセイも面白いですが、
「『お葬式』日記」「『マルサの女』日記」
なんかの映画日記のシリーズも面白いです。
60名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/27 21:51 ID:99cwxYfk
AGE
61名無シネマさん:01/12/28 15:09 ID:b3tq2pQD
マルサとミンボーとスーパーのテーマ曲が良いね
特にマルサが良い
62名無シネマさん:01/12/28 15:18 ID:3CvZpNLA
藤田敏八監督だったかな、秋吉久美子&林隆三の「妹」に
伊丹がホモの絵描きで出演してるのを発見!
UFOのワケワカラン絵を描いて、最後に壁に頭突っ込んで自殺してた。
今みると、めちゃ背筋が寒かった・・・。
あれは伊丹が考え出したキャラクターだったんだろうか?
伊丹とか岸田森とか不気味ながらウマイ味を出す俳優が
今は誰もいなくて悲しい。
63名無シネマさん:01/12/28 16:22 ID:s6oFFeiU
ワタシはケネディ暗殺以外陰謀論には組しないことにしてるんで(笑)、イタミは
自殺と信じて疑わないが、自殺の理由はあの人のおそろしくイヤミな人格にある
と思うね(笑)。

なんつか、イタミさんて全方位的に満遍なく総てについてイヤミな人だったみたいで、
フツーだったらとっくの昔に絶対パージされてるような人間なんだよな。それを高い
能力で抑えつけて生き抜いてきたわけだけど、ココでも書かれてる通り批評もされ
なくなる興収も上がらなくなる黒沢清にも距離を置かれる(笑)で八方塞がりに
なって、なんせ全方位イヤミ人格だから非常に抜け≠フ悪い性質で、で、どう
しようもなくなって死んだんでしょうね。

なんか非常に「死んで悲しい、惜しい」という気がしないひとなんだよな。
「あんな人格だったら死ななきゃならなくなって当然だよ」
というね。
64名無シネマさん:01/12/28 17:41 ID:ZSxdh56D
伊丹よりも嫌な人格は一杯いて、その一人が先年亡くなった山口瞳。
伊丹が売れない役者だったころから、二人ともスノッブというか嫌みな
趣味で盛り上がっていた。

ただ二人とも「高い能力」というよりも、細い趣味性の人間だと思うよ。
65名無シネマさん:01/12/28 18:03 ID:/SAKLYyg
>>63
そうだじょ
いいこといった
うまい
66イヤミ十三:01/12/29 14:12 ID:7OvA3r4R
私は

「カミサンから三行半を突きつけられて発作的に飛び降り自殺」説

を採ります。原因は愛人問題だと思う。若い頃のように
女をとっかえひっかえできない上犯趣味老プレイボーイ、
カネとチカラは無かりけり…

一つ屋根の下では暮らしたくないような人間性だったと思うが
それでも現実に顔をつきあわせなければ面白い発想と文章の人だったと
思います。但し、映画は一つも観ていないので解りません。

私は彼の文体にかなり影響を受けました。

冥福は祈らないがスノッブ趣味の人間はああいう死に方を
覚悟すべきだという教訓にしています。
67名無シネマさん:01/12/29 14:55 ID:KYL8BUIk
私が背中を押しました。
68名無シネマさん:01/12/29 17:34 ID:3DHdeYD5
「スーパーの女」を見て、買い物する時は店を選ぶように
なったのだが、あの映画で言っていた悪いスーパーの例(安売り大王だっけ?)
どう考えても安くない品物に「目玉商品」「激安」「お買い得」と札を貼って平気で
売ってる店が近所にある・・・。やだなぁ・・・。
69コロンボ:01/12/29 19:06 ID:Wk7fO6Kl
>>67 ha 黒沢のキー坊!
70名無シネマさん:01/12/29 23:21 ID:/8BE4zZ/
>>66
スノッブ趣味を具体的に説明してちょー。/~
71名無シネマさん:01/12/29 23:42 ID:MTxPDjuX
伊丹十三は私は
役者としての方が好きですね。実に個性的だった。
72名無シネマさん:01/12/29 23:47 ID:yQcQ7FPz
昔は芝居に余裕がなかったですね。
しかし、いつしか、ユーモアを発散しだした。すばらしかった。
いつからでしょうか?「もう頬づえ・・・」くらいからかなぁ?
73イヤミ十三:01/12/30 00:31 ID:eR0+VZFg
スノッブは「俗物」「似非通人」などと訳されますから
一応「俗物趣味」として話します。今なら

    「ワイン通」

が近い例だと思います。

ただ、このスノッブ趣味に「言い意味での」とか「プルースト風の」
という限定が付くと褒め言葉になり得ます。

また「俗」かどうかは相対的なもので、ゴルフに関して言うと

A真の紳士のスポーツでステイタ・スシンボル
→Bスノッブ趣味(非紳士がゴルフを記号として用い紳士らしく見せる)
→Cヒラのサラリーマンや暴力団員までが駅のホームで傘パットの練習をするようになる

というように変化していきます。当然Bの真のスノッブ連中は
Cの連中と同列に語られたくないわけで、そこが嫌われるのだと
思います。

要するに同じ趣味を振り回しても感心されたりケッ!と言われたり
する時期があるわけで、伊丹氏はそのタイミングが上手でした。

彼が今生きていたらワインやF1やサッカーを話題にすることは
まずないでしょうね。「ミドル階級の趣味だね!」が口癖でした。

最近「シェイブド・フィッシュ」とかなんとかと呼んで(すまぬ
曖昧だ)削った鰹節を面白がっているという外国映画の話が
あるようですが伊丹氏は30年前にその小話を書いていました。

30年前ですと男の料理とか西洋的な趣味の多くは
AもしくはBの段階だったので私には目新しい話題でした。

本当に高尚な人々にとって彼は言葉本来の「スノッブ」そのもの
だったのでしょうが、英語も料理もできず、ハンサムでもなく
美女も側にいず、血統書も付かない私にはむしろ

    「高踏派」

に見えました。

いずれにせよCの人々を寄せ付けないと言う点では同じです。

こういう人間は当然、所謂「友情」とは無縁の生涯になるはずです。

「好きなモノではなく嫌いなモノを身の回りに張り巡らして
そこを突破してきた人とだけ人生を語りたい」

というような内容の文章を平気で書く人でした。
だから身を守る最後の砦は当然カミサン・子どもになるわけで
そこが崩れたら城壁から身を投げるしかないわけです。

伊丹氏の事件以降、私はたとえ藤原紀香が向こうからパンティを
脱いでも愛人にはしない決意を固めました。(キッパリ!)
7470のグルメ:01/12/30 02:11 ID:h6Pk2Q5q
>>73
2CHをはじめてそこそこですが、ほとんど最好の書き込みを頂戴しました。
ごちそうさまで舌。
75名無シネマさん:01/12/30 02:22 ID:Ek+qIl5z
「高踏派」にしては、作った映画はかなり「俗」だね。

スノッブな作品というより、雑学ムック本的ごちゃまぜ未整理映画。
誉め言葉だけど。
76名無シネマさん:01/12/30 02:40 ID:Ek+qIl5z
伊丹の「自分たちよ」読んで、黒沢の「影武者」論がかなり面白かった。
ちょっと前まで、伊丹が書いた文章だと思っていたら、前東大学長の著作
だったんで、吃驚でしたわ。

岸田秀のコメントってどういうのだっけ?
「モノンクル」が存続していれば、特集してくれたかもね。
フランス人肉事件のように。
7770のグルメ :01/12/30 02:42 ID:8kKty3ct
>>75
それも言えますね。まるで分裂症のように、つかみきれない人だって事でしょうか。
彼にとって、大江光とは、ハードルを越えた人間だったんでしょうか?
自分ごとですが、
20年前の自分、10年前の自分、今の自分。相当違います。
180度変わった面も多いですね。
20年前には、借金0円。10年前には、4000万円。今は1000万円。
特に金で、まじめに苦労すると、人生観がえらく変わります。
サンダカンでも、妹を女郎に出すとき、カマで足を刺した兄さんが、
年を経て、生活苦の末、再会した妹にひどく冷たい。
あれは嘘で、反対じゃないかなあ。人間は、まじめに生きれば、
苦労が糧となり、より優しくなりますね。
まあ、苦労に負けたり、ひねくれたりすると、あの兄さんのようになってしまうのかもしれません。
そして、そうなるケースの方が多いのかもしれません。
私には、伊丹は、後者でなく、前者のような気がするのですがね。
「静かな生活」は、悟りじゃなかったのかなあ。
作家の本質は、作品にないというのが、作品にだまされてきた私の考えではありますが・・・
78名無シネマさん:01/12/30 02:44 ID:95NiZ3RS
>>75
「高踏派」にしては、作った映画はかなり「俗」だね。

そこはまさにイヤミ十三が書いているとおり、ジャーナリスティックな感覚が
両者をむすびつけていたということではないだろうか。
結局、岸田のコメントを待つまでもなく、終生父親へのコンプレックスに苦しみ
超えられなかったのでは。
自殺かどうかは、わからん。他殺じゃないか、あるいは「力」に追いつめられての
自殺かと思うが、どっちでもたいして変わらないだろう。
7970のグルメ:01/12/30 03:22 ID:Z6sfWnX9
人間って変わるものだよ。
以下は、皮肉じゃなくて、本当にそんな気もするんだけど、
君が高くて、伊丹や藤原が低いのなら、むしろ彼らに近づいて、
高めてやるべきではないかなあ。
低い人間を相手にしないというのがスノッブであれば、
俗なる高みと聖なる高みは相反するということだよね。
ただ、人はそれが錯綜するんだから、トータルにどちらが上とは言えないよね。
結論を性急に出す必要はないさ。
ベルリンの壁は、あえて作る必要ないだろう。
80名無シネマさん:01/12/30 06:41 ID:5u/Zddo+
人間はかわない。
替わったと感じるのは、表面的なものだけ。
「ハンニバル」でも、趣味の良さは隠せないと書かれてあるしね。
81名無シネマさん:01/12/30 07:47 ID:3sw9Ouob
>スノッブは「俗物」「似非通人」などと訳されますから
>一応「俗物趣味」として話します。今なら

馬鹿?ぷぷ
それにしても冬厨の自作自演ウザすぎ!
82味沢匠:01/12/30 08:18 ID:0CQs7Rum
探しものは何ですか
見つけにくいものですか
低いやつは高めてくれる高いやつを探し
高いやつは高めてやろうと低いやつを探す
ジョン・ウォーターズがディバインを探したように
そうして両者の垣根は消失する
解放とは人と人をくっつけることだからなり
生きるとは探すことだからなり
(「奴らを喋り倒せ」より)
83名無シネマさん:01/12/30 09:37 ID:95NiZ3RS
本日、「無法松の一生」BSでオンエア。
伊丹サーティーンはこの映画を見て「これは父の私に向けた遺言だった」
と感じ落涙したと書いていた気がする。

ところで、大江健三郎の次男というのはどんなもんだろう。
おじいさんが万作。おじさんが十三。父親が健三郎で、兄が光。
評価はともあれ、おじいさんはほんまもんの映画監督だし、父親はノーベル作家。
あとのふたりも有名であることは間違いない。
こりゃあ煩わしいもんだと思うが、どうか。
84名無シネマさん:01/12/30 09:46 ID:95NiZ3RS
>>58
>今、DVDで見れるのがセッシュウ主演の「新しき土」だけ

あれ、伊丹万作版の「新しき土」って出てるの?。ファンク版だけじゃない?。
85ミステリ−伊東:01/12/30 13:35 ID:bQfj7szp
日本の女性ヴァイオリ二ストのために高価なヴァイオリンを買って贈るという
運動を親友の黒柳徹子といっしょにやったこともあったというが、
彼の交友関係やそんないい話の情報はないかな。
86名無シネマさん:01/12/31 02:46 ID:cRkZGFzP
美談ですか。
黒柳徹子に、高価なヴァイヴを買って贈る運動をしたというエピソードはどう?
87ミステリ−伊東:01/12/31 05:20 ID:7vJpgBjD
>>86
嘘つきは病気のひとつ。
88名無シネマさん:01/12/31 09:02 ID:gB8f7nzw
監督になってから役者をやらなくなったのが残念だね。
使う方が敬遠しちゃったのかね?
89名無シネマさん:01/12/31 10:07 ID:3TWsd6yA
伊丹は俺も自殺だと思うよ。
>>52が書いてる通りだと思う。
あと愛人問題も含め、行き詰まって疲れたんだろう。
晩年は躁鬱病だったというし。

彼が死んだときのワイドショーで、みんな彼の死を悼むコメントばかりだったのに、
桜金造だけは「伊丹さんは、みんなと同じロケ弁食わず、
愛妻弁当をうまいうまいと言って食ってるんですよー」と言ってたそうだ(Myお袋談)
きっと彼はイヤミな人間で、あまり友人もいない人だったのかも・・・とは俺も思うね。

だが彼がすごいアイデアマンで、
「お葬式」や「タンポポ」や「マルサの女」が最高に面白い映画なのは確か。
「あげまん」以降はがっかりな映画ばかりだったが、「静かな生活」のような
映画を作りつづけても良かったんじゃないかなって思うよ。

>>39すごいいいこと言ってるよ。
素直に納得できるなあ。
90名無シネマさん:01/12/31 10:47 ID:6rBhh//s
>>89
躁鬱というより、分裂的な自虐を感じる。
岸田秀のようなインチキ精神分析でなく、ちゃんとした治療者に出会っていたら今でも生きていたかも。
91名無シネマさん:01/12/31 10:52 ID:ntudq1VP
>>89
 映画日記によると撮影中はダイエットして、昼間は絶食してたんじゃなかったっけ?
 お葬式はちゃうけど、マルサの女や大病人では昼飯食ってなかったと書いてあった
記憶がある。

 それより桜金造の発言はもっと思いが深いのがあったよ。
 「ぼくは伊丹監督に使ってもらったことで役者として世に認められたが、
監督のこういう死に方をぼくは認められません」とかなんとか。
92ミステリ−伊東 :01/12/31 12:46 ID:vg/0GEwL
桜金造
「伊丹さんは大バカだ。あんなに愛した女を悲しませるなんて。」
と泪ながらに語っていたと記憶。(TVワイドショー)
9389:01/12/31 12:57 ID:r27n6ikw
>>90
確かに、ちゃんとした治療者がつけば、生きていたかも。
分裂かどうかは分からないけど、完璧主義でイヤミで細かくて、
でもきっと弱い人だったんじゃないかな、と思うよ。

>>91
そうなんだ。それは知らなかった。
お袋が言うには、桜のクチから何が飛び出すか分からない雰囲気で、
結局放送途中でいつの間にか退席してた(させられた)って。
でも彼の発言って逆説的だけど、監督への気持ちをすごく感じるよね。

やっぱり生きて作りつづけなきゃダメだよね。
俺は「ミンボーの女」なんて90年代に観た全ての映画の
ワースト1とさえ思うことがあるほどだけど、
それでもやっぱり作りつづけて欲しかったな。
「お葬式」を超える傑作を生み出すためにさ。
94名無シネマさん:01/12/31 19:36 ID:EU2nkJIY
作品として質的に傑作かどうかよりも、
ヒット作をたまたま連発してしまったが為に、興行的な面でのプレッシャーが大きすぎたんだと思う。
本来描きたいと思うことを離れて、ヒットを狙うような姿勢が見えてきたことが、
個人的には危険信号だったような気がするね。
例えば、『静かな生活』までと打って変わって、『スーパーの女』なんて、なんだこりゃ?て思ったよ。
別に気合を抜いて、大衆に支持されそうな喜劇を作るんなら作るで徹底すればよかったのに、
そうはなりたくなかったんだろうね。
95名無シネマさん:02/01/01 23:51 ID:o9lGdznS
>>93
伊丹と岸田秀の対談で、この世のまん中に人がいる図と
この世のはしっこに人がいる図があって、
この世のまん中にいる人は多少よろけてもこの世にとどまるが、
この世のはしっこにいる人はちょっとつっつかれるとこの世からはみ出てしまう、
と語られていた。今思うとそれは伊丹本人のことじゃないだろうか。
96名無シネマさん:02/01/02 01:18 ID:+7u055rE
経済的な原因があまり語られていないね。

四国のだんご屋が実質的な金主だったんでしょ。玉置泰だっけ。
「マルタイの女」は派手に宣伝してたわりには、入りが悪かった。

数字的なことで、次の映画が作れない見通しになったとか。
結構、自転車操業なんだよね。映画興行って。
大赤字がでると、早めに次の企画をたててお金集めして、前作のマイナスを
埋めるという裏技がかなり行われているようです。
その点、伊丹監督ではそういう連作が出来ないという悩みがあったんじゃないの。

松竹の奥山親子のように、収支をいい加減にしてスポンサーからお金を騙すような
ことができればよかったんだろうけど、玉置氏と伊丹氏の付き合いは、もっと
深くて長かったからね。辛いところだよ。
97名無シネマさん:02/01/02 01:37 ID:ZgHx0DGu
大江の次男は東大卒。
98名無シネマさん:02/01/02 01:42 ID:60HKTSGB
>>96
アンコール!!
99名無シネマさん:02/01/02 01:57 ID:M9VCxXhD
「金のつぶ」のCMをみかける度になぜか不憫に思ってしまう…。>92
100100:02/01/02 02:00 ID:+7u055rE
臭いのない納豆なんて、喰いたくない。
101ちょろい質問で恐縮ですが、:02/01/02 02:18 ID:CjByLgKu
「金のつぶ」の奥さんは楽しげですね?
不憫とは、奥さんの小遣いかせぎにですか?
それとも、忘れられたような十三さんに対してですか?
前者でしょうねえ・・・
102返事になってないかも知れませんが:02/01/02 02:57 ID:M9VCxXhD
伊丹作品でしか知らなかった(少なくとも私は)彼女が
伊丹とは関係ない仕事をしている違和感…。

彼女を見ると伊丹十三を思いだす→自殺→先立たれた→それでも
ニコニコと明るく仕事をしている→なんだか不憫…。
…となってしまうんです。
103イヤミ十三:02/01/02 10:01 ID:EOtBVwJc
「金のつぶ」の奥さん、というのは伊丹氏のカミサン、ですよね?
(最近はTVを観てないので)

>彼女を見ると伊丹十三を思いだす→自殺→先立たれた
→それでもニコニコと明るく仕事をしている

先立たれた→だから→ニコニコと明るく仕事をしている

とも考えられます。

パンツの中に麻薬を隠していた親分肌俳優が死んで後の
玉緒さんのTV・CMでのハシャギようは芝居とは思えませんでした。

重しがとれたというか呪縛から逃れたというか憑依が落ちたというか…

男に限らず家庭や組織を仕切っている者はその構成員に対して
いつでも

「我、家庭・組織に於いて信頼に悖ること無かりしか?」

と自問する必要があると感じます。その指導力が強固であればあるほど。
104名無シネマさん:02/01/02 12:45 ID:8OOqbrdR
103は、夫婦を知らない。いや女知らないね。どーてーくん
105イヤミ十三:02/01/02 12:55 ID:ByrSc25r
よかった!暇で困っていたところだ。
おい、104様、では

  夫婦を知っている、女を知っている、経験者

としての見方を書いてくれ。今日じゅうにだぞ。
明日も暇とは限らないからな。すぐに書いてくれよ。今すぐ。
106名無シネマさん:02/01/02 12:58 ID:0fCBUq8G
自殺の理由だけど、
やくざの陰謀で、エイズの女とくっついてしまって
うつされたと考えているがどうでしょう?
107イヤミ十三:02/01/02 13:04 ID:ByrSc25r
>やくざの陰謀で、エイズの女とくっついてしまって

ヤクザのゆさぶりは確実にあるでしょうね。
そしてインテリはこういう脅しには脆い。(経験有り)

ところで104様、早く書かんかい!あなたも冬休みだろう?
108名無シネマさん:02/01/02 13:59 ID:pLIAWACP
>>90
>岸田秀のようなインチキ精神分析でなく、ちゃんとした治療者に出会っていたら今でも生きていたかも

ちゃんとした治療者って?  例えば誰?
岸田秀がインチキ精神分析である理由は?

それと、今さら聞くの気が引けるけど、「十三」になる前の「一三」って、「いちぞう」だと思っていたけど
もしかして「ひとみ」?
誰か教えて。
109名無シネマさん:02/01/02 14:14 ID:BW9YJcKw
「ものぐさ精神分析」に伊丹監督が惚れ込んで以来友達に?
110イヤミ十三:02/01/02 14:17 ID:Kv7998kp
じゅうぞう

http://www.d4.dion.ne.jp/~warapon/data01/honmyo-02.htm

但し、「マーフィーの戦い」だったか「ロード・ジム」だったか
ピーター・オトゥール主演の映画ではイチゾウ・イタミだったような
記憶がある。

ところで104様、

>103は、夫婦を知らない。いや女知らないね。どーてーくん

ドーテー書き込まないの?

加えて、君に女を知らないと言われるのは心外だ。
君のお母様に女のヨロコビを教えてさし上げたのは
不肖、ワタクシだよ。

ただ結婚歴は25年しかないので是非夫婦について
エキスパートの君に教えをこいたいね。

はよ書かんかい!
111名無シネマさん:02/01/02 15:22 ID:UjhSs4hd
>>108
ちゃんとした治療者は患者を扱って直したことがある治療者だ。
岸田は本を読んでフロイトを理解したつもりになっただけで、
一人も直してはいない。
112名無シネマさん:02/01/02 19:49 ID:FrF7G2TY
>>111
>ちゃんとした治療者は患者を扱って直したことがある治療者だ。
岸田は本を読んでフロイトを理解したつもりになっただけで、
一人も直してはいない。

先ほどの書き込みから、「ストレートストリー」と「シャイニング」を観ていたので、
今読みました。
誰だって、おそらく「理解したつもり」程度なのでは。
伊丹十三は、治療者として岸田秀と相対したのでは、お互いないでしょう?
ちゃんとした治療者がいるならば、具体的に教えてほしい。

>>110
ありがとう。わたしはずっと、「いちぞう」、「じゅうぞう」と思っていたところ、
1ヶ月ほど前に「一三」を「ひとみ」という人がいて、びっくりしたので。
ついでに、あえて横から口をはさむと、「・・女にヨロコビを教えてさし上げた・・」
云々という言い方、その言い方からは「・・女知らない・・」と言われても仕方ないかも
と思うけど。
113名無シネマさん:02/01/02 20:48 ID:ZeGqA+VV
漏れは「一三」で「かずみ」て読むと思ってた。
昔の日活の『執炎』とかで。
114名無シネマさん:02/01/02 21:24 ID:CA6Ppphh
>>112
>ちゃんとした治療者がいるならば、具体的に教えてほしい。
自分がみてもらいたいの? 2chに実名書くのもなー。
困っているなら力になりたいが、症状や本人の性格で治療法も異なるだろうし、
匿名掲示板に書けることには限界がある。
漏れ治療者ではなく治療してもらう側の素人なのでこれ以上は勘弁してくれ。
115名無シネマさん:02/01/02 22:58 ID:gIfCD/JD
>>114
>自分がみてもらいたいの? 2chに実名書くのもなー。
>困っているなら力になりたいが、症状や本人の性格で治療法も異なるだろうし、
>匿名掲示板に書けることには限界がある。
ふふ、そうとられるとは思わなんだ!
「ちゃんとした」っていう言い方するからには、具体例挙げないとね。
あなたは、じぶんのこと「ちゃんとした」って思っているかもね。
何が「ちゃんとした」なんてわからないもの、ってことを言いたかっただけ。
伊丹十三のことからずれたようだけど、かつて伊丹と岸田が対談して言いたかった
のことに、そのことも含まれていると思うから許されて。
116名無シネマさん:02/01/02 23:21 ID:XtowdJ+7
伊丹さん、蓮見しげひことも、交友があったよ。
すごい勉強家だよね。
117イヤミ十三:02/01/02 23:23 ID:GjApqc9h
>その言い方からは「・・女知らない・・」と言われても
>仕方ないかもと思うけど。

1.お嬢さん、喧嘩に加わる気が無けりゃ口出ししないことですよ。

2.結婚年数を書いてありますよね?以前の文章も読みましたか?
本気でこんな事書くと思いますか???若いみそらでどんなBBSを
渡り歩いてきたのか知りませんがこういうスレッドで語るなら
もっと

    読解力

をつけてくださいよ。周りが迷惑しますよ。

これは喧嘩の煽り文句ですよ。(情けねぇ…)ここまで書かないと
解らないのかな?

おかげで今日の楽しみがおじゃんですよ!せっかく大怪獣グドン
の捕獲に成功しかけていたのに…

天然ボケ娘なのかな?それとも104様の偽名なのかな?
だとすれば新手の高等戦術ですな。ウン。全くモォ…
118名無シネマさん:02/01/03 04:18 ID:dXJTYbcZ
>>115
精神分析は神経症の治療法の一つ。
フロイト自身が治療法として編み出し、それを使って患者を直した。
>かつて伊丹と岸田が対談して言いたかった
>のことに、そのことも含まれていると思うから許されて。
岸田も自己分析して直った気になっていたが、
その後(伊丹の死後)悪くなり専門家に診てもらったりしている。
岸田の書いたものは読み物としては面白いが、
目の前の患者を直したいというフロイトの欲求とはそもそも方向性が異なる。
119名無シネマさん:02/01/03 04:47 ID:jobyuCeF
伊丹より、イヤミ十三の精神のほうが病んでると思う人、手を挙げて。
120名無シネマさん:02/01/03 04:58 ID:yaf+zh51
エサをあたえないで下さい。
121名無シネマさん:02/01/03 05:01 ID:DCkqc+3w
 どうせミステリ板住人だろ?<イヤミ十三。
 
122名無シネマさん:02/01/03 05:50 ID:WRBNBLu8
>>117
大怪獣グドン・・・・・・・・・ (´д`;)
もしかして、「シラケ鳥」とか「新人類」とかって言葉が
好きじゃないですか? 「たまごっち」持ってますか?
123名無シネマさん:02/01/03 09:09 ID:qx/cjJvj
グドンってゆったら、『帰って来たウルトラマン』に出てきたツインテールの天敵の
手がムチになってる怪獣だよね!
124名無シネマさん:02/01/03 09:33 ID:dXMvvOUW
追悼ワイドショーにゲスト出演した中尾彬は”冷たい人でした”と言明(w
125 :02/01/03 09:41 ID:QCKxHNbF
しかし映画評論家からの言われ様はいくらなんでも気の毒なほどだった。
下品な映画ばかり作る低俗映画監督って…
126名無シネマさん:02/01/03 13:16 ID:kv05lv2d
中尾彬は、ミンボーの女に出てたね。右翼役でした。
映画監督は、仕事中は冷たくていいのよ。
127名無シネマさん:02/01/03 15:27 ID:4ljrHh7X
>>117
>読解力
>をつけてくださいよ。周りが迷惑しますよ。
ええ、わたしもつけるよう努力しますから、あなたもね。

>おかげで今日の楽しみがおじゃんですよ!せっかく大怪獣グドン
>の捕獲に成功しかけていたのに…
ごめんなさい。黙って見守ろうとも思ったのですが、「ついでに」「あえて」口出しちゃって。
後悔してます。あのまま男たちの会話を観察した方が面白かったかなと。
でもこういう反応もおっもしれーし。

>天然ボケ娘なのかな?それとも104様の偽名なのかな?
今年もまだまだ、「お嬢さん」で通りそうで、新年そうそう、けっこうけっこう!
128名無シネマさん:02/01/03 15:44 ID:6cYzCoZM
なんか、本当の道程だったのかも。
リアクションが寒すぎる。
129・・・:02/01/03 22:11 ID:fnOLYcQf
特に深く考えずに見ているのだけど、伊丹映画好きでしたよ。
マルサの女を見てから意識しだしてお葬式、その後は主にビデオで見ました。
静かな生活は見ませんでしたが、ビデオ屋に並んでいる物はあらかた見ております。

うーむー。そんなに評価の低い物でしたかねぇ?確かな取材力に裏打ちされた(よう
に見える、あるいはうまく見せている)脚本に適度に観客を喜ばせる構成はとても
楽しめました。
そうそう、伊集院光や桜金蔵など俳優としてあまり注目されていない人を起用した
りもしていましたね。
130名無シネマさん:02/01/03 22:34 ID:9y/LFiWA
松山の一六タルトが映画制作資金スポンサーから
降りて大変だったと聞いています

彼が映画企画プロダクション会社を興した
マンションは白い壁に青い屋根で....そこにもどって彼は....さびしいな
131名無シネマさん:02/01/04 01:41 ID:Hm9aTCGx
http://www.itm-gr.co.jp/ichiroku/kaishaannai.html

一六タルトというのは、本当ですね。
製作の玉置氏の会社のよう。
132名無シネマさん:02/01/04 01:46 ID:3P0Zs/a8
秀和レジデンスか
133名無シネマさん:02/01/04 06:17 ID:tM6OW2X4
>>10チョンの作ったギャグを使うな。
134名無シネマさん:02/01/04 13:24 ID:fw36jYE5
>>131
情報ありがとう。さらなる期待age
135名無シネマさん:02/01/04 14:43 ID:oMBUVeQy
>130
ほななことがあったんかね…。
どないにもこないにもよいよいじゃのう…。

まぁ、タルトでもたべんかい。
136名無シネマさん
「マルタイ」公開直前の「ニューズ・ウィーク日本語版」のインターヴューで、
日本映画、映画産業/業界についてシャープな分析をひとくさり開陳したあと、

「日本人の映画観客は日本映画というものを求めていないのだ」

と、結論付けておられたことがありまして、で、そこでインターヴュー自体ブッツリ
終わってまして、
「実作者がこんなこと言い切っちゃってどーするんかいな?」
と思った憶えがありますね。
まぁあちゃこちゃで似たようなことを言われてたのかも解かりませんが。