☆東欧映画スレ☆

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119名無シネマさん:02/01/13 12:59 ID:DpW9ZjMt
ノーマンズランドは期待しすぎて観たからね…
以前に観たボスニアがやっぱり傑作であったことを再認識。
120名無シネマさん:02/01/14 09:54 ID:J+qif4Mz
「君はどこにいるの?」の舞台は旧ソビエト連邦のドコだったかなァ…

>>79
「少年、機関車に乗る」もバフティヤル・フドイナザーロフ監督作品でしたっけ?

>>69-70
>>72
>「UFO少年アブドラジャン」

私も見ましたよ〜♪
ほのぼのマターリしててイイ!!(・∀・)
121名無シネマさん:02/01/14 10:19 ID:J+qif4Mz
あと「フリークスも人間も」
セピアカラーがとても映える映画。
不条理な背徳感が有ってよろしい…
122名無シネマさん:02/01/14 11:09 ID:KX7lu9SQ
>>120
「UFO少年アブドラジャン」
どうしようもなくチープなんだけど、素朴な登場人物の
面々がなんともいいアジなんだよな。

あの物語の語り部って誰なんだろう?
「きのうは公会堂でタルコフスキー先生の「ストーカー」を観ました。
中身はさっぱりでしたが、いい映画でした。」
っていう、ナレーションで爆笑したよ。
123名無シネマさん:02/01/14 13:00 ID:zLH3uL+F
>120
場所はロシアのとある田舎町だったと記憶しています。具体的に示唆されてたかな。
ロシアにもあーいうインディーズ系の映画があるんだね。カウリスマキとキアロスタミを合体させたような、
コミカルで素朴な肌ざわりの映画でした。役者がほとんど素人さんだそうですが、
(・∀・)イイ!!顔してました。

「少年、機関車に乗る」はバフティヤル・フドイナザーロフ監督の長編処女作。
ロードムービー好きなひとは見といて損はないかも。
124名無シネマさん:02/01/14 15:52 ID:N2h4EMmT
>121
DVDがすでにあるとは。
女の子が「動くな!死ね!甦れ!」の子でしたね。
お尻ペンペンまんせー
125Funkeymonkey ◆NFfunkyM :02/01/14 16:19 ID:FrgYRgE7
俺このΘレッド好き。
長生きして欲しい。
126名無シネマさん:02/01/14 18:33 ID:GXlWAjo6
ポーランドのイェジー・カワレロヴィッチ監督「夜行列車」なんぞかなり斬新でしたなー

ロマン・ポランスキーはハリウッドへ渡って以降、
さらにその後、少女に淫行してヨーロッパに移って以降も
ポーランド映画のカテゴリーで語るべきなのかな、
あの微妙に影を落とす暗さは?
127名無シネマさん:02/01/14 22:44 ID:mZ6RjIKI
グルジア映画、
ナナ・ジョルジャゼ監督の「シェフ・イン・ラブ(原題)」…イイ!!(・∀・)
128名無シネマさん:02/01/14 23:49 ID:eIELY4eV
ドン・アスカリアン監督の「アヴェティック」以前に観たんですが、
ワタシにはかなり難解でした。映像の鮮烈さだけ印象にのこってます。
アルメニア映画だったかな。
129名無シネマさん:02/01/15 00:32 ID:Aq5cLp1o
ナナ・ジョルジャゼ監督といえば、「シビラの悪戯」も良かったですね。
幻想的で美しく、しかもあっけらか〜んとしていて奔放でおおらかな人
々の生き方が素敵。
ヒロインの女の子の美少女ぶりもみもの。
130名無シネマさん:02/01/15 19:16 ID:lQW2oCJg
悪いけど「シビラの悪戯」は気取った、というかおしゃれぶってる映画って印象でした。
筑紫哲也がほめてたね。
131名無シネマさん:02/01/16 12:26 ID:u5yA87mr
シェフ・イン・ラブはドラマとしても、ラブ・ロマンスとしても中途半端でダメでした。
いろんな要素を詰め込み過ぎたかな?
132名無シネマさん:02/01/16 14:24 ID:Qp/FtJJi
>130

同意見。目の保養にはなったけどね。
133名無シネマさん:02/01/16 15:15 ID:OtCgfR8l
アヴェティックは私も好きです。ストーリー性は、まぁ、ああいう映画なので置いておいても、
独特の過剰な色彩ですね。パラジャーノフともまた違って、森の深い緑なんかが印象に残りました。
ドン・アスカリアンはもともとパラジャーノフの助監督をやっていたらしいですね。ヤパーリ、モロなとこあったもんね。
水や炎、犬、自然の風景、音のない映像なんかはタルコフスキーの影響でしょうね。
134名無シネマさん:02/01/16 15:21 ID:URpsSsgf
ナナ・ジョルジャゼって「ロビンソナーダ」の人ですよね。あまり好きじゃないなあ。
グルジア映画だったら何といっても一押しはオタール・イオセリアーニ監督です。「落葉」「田園詩」といった映画が公開されています。現在はフランスで映画を撮っているようですが、渋谷でレイトショー公開中の「素敵な歌と舟はゆく」もイオセリアーニ監督です。
見てくらはい。
135名無シネマさん:02/01/16 15:41 ID:YtVJHr0v
「アンダーグラウンド」はだめですか?
わたしはかなりお気に入りなのですが。。。
DVDほしい。。。
136名無シネマさん:02/01/16 18:41 ID:JIz9CAKy
「田園詩」は日本で公開された版はゲオルギア語(グルジアはロシア語読み、ロシアに支配されていた歴史ゆえグルジアというと
当人たちは怒る)ではなく、ロシア語吹き替えでしたね。オリジナルが見られる可能性は内戦でほぼ絶望的みたい。
137名無シネマさん:02/01/16 23:04 ID:LuAKN4UC
>>135
「アンダーグラウンド」は結構有名なので、ここでは
ことさらに語られていないだけでは。
私もすごく好きな映画です。
DVDは昨年あたり出たんだっけ。
138135:02/01/16 23:21 ID:kGOKXPLc
>137
うわあ、そうだったんですか。。。はずかぴー。
でもいいですよねえ!
DVD、ハードをゲットしたら即買います!
139名無シネマさん:02/01/17 13:54 ID:aTwrXW1x
>138
同じ監督の「アリゾナドリーム」は見られました?
140名無シネマさん:02/01/17 14:32 ID:rmCdUXH1
「ファンタスティック・プラネット」ルネ・ラルーのなかでは一番好き。
一時期、ルネリバイバルされてましたね。
「ガンダーラ」「時の支配者」・・・あと何かあるかな?
長編だと配給しやすいんでしょうが、短編もまとめて欲しいです。
141名無シネマさん:02/01/17 19:04 ID:0yJ7d1Yc
NHK−BSでやってた「ゴー・トラビ・ゴー」
旧東ドイツのぼろ車、トラバントに乗って家族で出かけるとかいう話。
これはトラバントというぼろ車をギャクにした映画ですが、今でもトラバントが
幅を利かせているハンガリーなんかは身につまされるんじゃないでしょうか。
この車、車体が木とプラスチックコーティングされた紙でできていてナイフを立てれば
切れてしまうような車です。NHK−BSなんぞでは東欧ものはよくやるので要チェックです。
142名無シネマさん:02/01/17 21:13 ID:j1XPf5eE
>>141
「ゴー・トラビ・ゴー」なんか面白そうだなぁ。
BS以外で見る手段ないのだろうか?

クストリッツァの「黒猫・白猫」では、豚が喰ってましたね > トラバント
「黒猫・白猫」の紹介文かなんかで車1台を喰いつくす豚
ってのを見たときは、まさかって思ったんだけど、実際に
見てみて納得。
鉄じゃないんだもんね。

クストリッツァ映画には”首吊り”がよく出てくるけど、どんな意味が
あるんですかね?
143名無シネマさん:02/01/18 11:16 ID:LzG3eFFn
おれんちの近所のビデオ屋、ほとんどおいてねーよ。
スペインの映画なら、ちょろっと。タルコフスキーなら何本か。
144名無シネマさん:02/01/18 11:45 ID:+gQ6I4Rt
タルコフスキーの「サクリファイス」ってやつ観てたら眠っちゃった。
頭悪いからかなぁ。わけわかんなかった。
145名無シネマさん:02/01/18 12:12 ID:at2pjF/v
黒猫・白猫は見ていませんが
アンダーグラウンドが、見始めたとたん(これは好きだ)と
ピンときて、全部良かった。あの悪い男が魅力的なキャラですよね
ラストの「お前のことは許すけど、絶対に忘れないからな」
というような台詞に、じーんときました。

黒猫白猫も絶対いいだろうと思って楽しみにしてます
146名無シネマさん:02/01/18 17:15 ID:3VWfAbUj
ヤン・シュワングマイエル、この人、短編が主なんですが長編『ファウスト』
というのを撮っています。以下はネタバレを含むので見てない方は御了承の程。

中年の男が配られたチラシに出来心の好奇心を抱いき、古ぼけた建物を訪ねます。
そこで『ファウスト博士』の舞台(人形劇なんですが)に迷いこみ、悪魔と契約することになってしまうと言う話。
非現実的なシチュエーションの組込み方が秀逸で、見てる側の現実感が徐々にズラされていく
訳なんですが、メタフィクションとして見てると突然更に又ひっくり返されるといった感じで
不気味で不安な印象を見てる間中感じました。手だけが映される傀儡使いによって操られる等身大の人形が、
主人公の日常にまで現れ非現実と現実の境界を曖昧にしていく。メタファーとして意味を読もうとしてると、
裏切られたりします。何時の間にか主人公の手足に糸が付いてて・・
スパイク・ジョーンズの『マルコヴィッチの穴』の主人公(人形使い)を見て私はこの映画を思い出しました。
運命的な、物語を読みこもうとする人間(この映画の観客)を皮肉った映画のような気がします。
ゲーテのファウストも知ってから見ると吉。
147名無シネマさん:02/01/18 18:29 ID:V+7uSQC4
「アリゾナドリーム」はクストリッツァ初体験の映画だな。
アメリカンドリームなんてもうないって言ってるような、あきらめかげんのムードと、
夢の中のでっかいヒラメのシーンが不思議だった。
148名無シネマさん:02/01/18 18:42 ID:8GrzbucU
あれっ
149名無シネマさん:02/01/20 00:30 ID:7D08aS/X
「アリゾナ・ドリーム」すごい好きなんですけど。
ジュリー・ルイスが死ぬくだり、リリ・テイラーの切ない感情。
その辺のほろ苦さ加減が最高にいい。
サントラもマストアイテムです。

東欧映画と言っていいのかわからんが・・・
150135:02/01/20 01:24 ID:+t3BBUct
>139
「アリゾナドリーム」ですね! ちょいとビデオやへ走ってきまっす!
151名無シネマさん:02/01/20 01:50 ID:DREKwC3t
>>146
シュバンクマイエルは最近は長編多いね。ファウストは普通の映画のスタンスで
考えながら観てたらたしかに裏切られ、当惑したけど、だんだんはまってきた。

それとこの人、自分のことを映画作家とは認めず、「シュールレアリスト」と言ってる。
人の目だけでなく、口の動きを細かく観察してるのが面白い。
どの作品でもいろんなものをモグモグ食べてる。
152名無シネマさん:02/01/20 01:53 ID:oytFl/ci
>151
シュワンクマイエル、長篇も短編もスゴーク好きですね。

> どの作品でもいろんなものをモグモグ食べてる

でも、あまりウマそうなものがないんだよなぁ。
短編「フード」なんて特に..
153猫がいる!:02/01/20 02:15 ID:k773q22Y
長生きしてほしいスレ。応援age
154名無シネマさん:02/01/20 12:59 ID:nH3+H9eI
ハーベイ・カイテルって東欧系の血を引いてて好きな役者さんだな。
155名無シネマさん:02/01/20 14:36 ID:DVWLQlox
ベストは「ビフォア・ザ・レイン」というアルバニア映画。
南欧の荒れて乾いた丘陵地の風景、オリーブの灌木と羊の群、そこで中世からほとんど
変わらない生活をしている素朴な村人たち。でも、どの村人の手にもAK47がにぎられ、
宗教や民族の異なる隣村とは憎みあっている。隣村といってもみな顔見知りで、
そこには幼なじみもたくさんいる。にもかかわらず彼らは憎みあっている。幼い子供まで
AK47を手にし、小さないざこざは即、民族間の紛争へとふくらむ。懐かしい顔、愛しい顔、
みなどんどん死んでいく。
156名無シネマさん:02/01/20 16:19 ID:zbtUHrvl
アーウィン・アレンの東欧時代の人形アニメとか見た人いる?
157名無シネマさん:02/01/20 16:28 ID:7KV7NBC3
「ビフォア・ザ・レイン」と「魅せられたる三夜」が好きだけど、
何度聞いても監督の名前が覚えられない。東欧の人名は難しいね。
158名無シネマさん:02/01/20 18:38 ID:oytFl/ci
>>156
アーウィン・アレンというとどうしても「原潜シービュー号」を
思い出しちゃいます。
この人が東欧出身てことも知りませんでした。
アニメも見たことないですけど、見てみたいですねェ。

人形アニメと言えば、パペトゥーンで有名なジョージ・パルも
ハンガリー出身のようですね。
こちらもパペトゥーンの作品そのものは、まだ見たことないん
ですけどね(^ ^;;
159名無シネマさん:02/01/21 12:52 ID:rHb01ksO
「黒い絨毯」ってジョージ・パルが製作なんですね。
かなり古い映画なのに、結構ちゃんと動物パニックしていて。
クライマックスの解決方法も良かったし、冒頭で嫁入りしてきた奥さんといっしょに
「また一から農園を作り直そう」ってラストも良かった。
アリのアップ映像を人形アニメでやっていたのも効果的でした。
160名無シネマさん:02/01/21 13:43 ID:d+IlqqzG
「魅せられたる三夜」は最後に死姦場面あったよね。
ブコウスキー作の「冷たく冷えた月」と同じ原作からの映画化でしたね。
161名無シネマさん:02/01/21 17:43 ID:lgzsbAD/
ポーランドのドキュメンタリー作品「金日成のパレード」
なにを勘違いしたか北朝鮮自身も「傑作だ」と評したという。
パレードの山車?の上でボクシングやってるのが衝撃的でした。
162名無シネマさん:02/01/21 18:07 ID:BbVFHrQ+
>152

シュワンクマイエルの作品で一番食べ物が気持ち悪かったのは
『悦楽共犯者』の郵便屋のパンですね。
あと、タイトルを忘れてしまったんだけど
行列に並んでて向き合った男の顎をなぐると
洋服がほどけて、胸から食事とコーヒーが出てくるやつ。
で、食べ終わって食べさせ終わったら、壁に印つけて
でてくって話。あのソーセージはまずそうだった(藁

ユーロのシュワンクマイエル特集には行きましたか?
私はわりと順調に見れたんですけど、
「悦楽共犯者」は最終日になってしまい
久々に通路に座ったりしました。

「オテサーネク」は見ましたか?
「肉片の恋」などが挿入されていて、笑いましたよ。
163名無シネマさん:02/01/21 18:14 ID:jcmOwRxO
ヤン・シュヴァンクマイエルの一連の作品は二十歳までに見ておきたかった映画だな。
164名無シネマさん:02/01/22 00:53 ID:J6uPPiuw
ベタですが、キェシロフスキの「ふたりのベロニカ」大好きです。
イレーヌ・ジャコブの清らかさに・・・ハアハア
165 :02/01/22 01:37 ID:KcvwWzds
オテサーネクの作中で映画館から出てきた夫婦が
「くだらん!なんで普通の映画がつくれないんだ」とか言うのには笑った。
自身を皮肉ってんのかなぁ。突き放した視点で
166名無シネマさん:02/01/22 14:02 ID:4LVNzaMR
「ふたりのベロニカ」はいろいろと伏線(とは違うか?)が張ってあるのを見つけると嬉しいですよね。
音楽もいいですよね。ベロニカのサントラを探し回りました。
ベロニカの音楽、「娼婦ベロニカ」にも使われてましたね。
167名無シネマさん:02/01/22 17:49 ID:KveDihgO
>165
そりゃ笑える。オテークに喰われてしまへよ、その夫婦って感じだね
168名無シネマさん
「UFO少年アブドラジャン」見てて、エド・ウッド思い出した。