ポール・トーマス・アンダーソンを語るスレ

新作がアダム・サンドラー主演のコメディらしいが大丈夫なのか？

ポール・トーマス・アンダーソン

1970年1月1日生まれ　監督＆フィオナ・アップルの夫

主な作品
「ハード･エイト」
「ブギー･ナイツ」
「マグノリア」
どの作品も批評家に大絶賛されていて、映画賞でも数々の受賞暦を誇るのに･･･
観客には受けない。日本でも受けが悪いこの人の素晴らしさを語ろう。

PTAとアダム・サンドラー！
マジ？
期待半分怖さ半分…

タイトル「Punchdrunk Love」

共演：フィリップ・シーモア・ホフマン、エミリー・ワトソン
テレホンセックスの男がブラインドデートをする、ロマコメ！

おお、ユー･ガット・メールの1000000倍は面白そうだ。

>>4
ホフマンには期待大だなあ。

日本で受けが悪いというのはホント？
興行収益はよく知らんけど、
マグノリアがつまらないといっている人に会ったことない。

因みにＰＴアンダーソンはコメディアンのアダム・サンドラーの大ファンで
ＰＴアンダーソンの方から「是非とも出て下さい」とお願いしたそうな。

アダム・サンドラーはコメディアンとしては
映画で観るショボイ印象とは違って米国を代表する人物らしい。。

それはそうと、ポール・アンダーソンと名前が間違いそうな監督だよね、この人。

1 M:I-297億円
2 グリーンマイル 65億円
3 パーフェクト・ストーム 37億円
4 トイ・ストーリー２ 34.5億円
5 エンド・オブ・デイズ 31.4億円
6 ターザン .12.18 28億円
7 ジャンヌ・ダルク 22億円
8 スチュアート・リトル 20億円
9 007/ワールド・イズ・ノット・イナフ 19.9億円
10 ファイト・クラブ 19.8億円
11 アメリカン・ビューティー 19.6億円
12 スリーピー・ホロウ 19億円
13 ブレア・ウィッチ・プロジェクト 18.6億円
14 X-メン 18.5億円
シュリ 18.5億円
16 60セカンズ 18.3億円
17 U-571 18億円
18 ザ・ビーチ 16.5億円
19 エクソシスト／ディレクターズ・カット版 16.4億円
20 インビジブル 16.4億円
21 海の上のピアニスト 16億円
22 グラディエーター 15.6億円
23 チャーリーズ・エンジェル 14.8億円
24 キッド 14.5億円
25 アンナと王様 14.1億円
26 オータム・イン・ニューヨーク 13.5億円
27 TAXi2 13億円
28 ミッション・トゥ・マーズ 12.6億円
29 ワイルド・ワイルド・ウェスト 12.5億円
30 エリン・ブロコビッチ 11.1億円
31 スペース・カウボーイ 10億円
32 ボーン・コレクター 9.9億円
33 リプリー 9.1億円
34 マグノリア 8.7億円
35 マーシャル・ロー 15 6.7億円
36 ストーリー・オブ・ラブ 6.55億円
37 ロミオ・マスト・ダイ 6.05億円
38 ダブル・ジョパディー 5.9億円
ファンタジア2000 5.9億円
40 ミュージック・オブ・ハート 5.7億円

↑34位だあ？

↑257位だあ？

１よ。
そのうち、２ちゃん恒例のアンダーソン叩きが始まると思うが、
君もむきになってアンダーソンを擁護せずに、彼らアンチの声にもちゃんと
耳を傾けてくれたまえ。
ロバート・アルトマンやスコセッシの話が必然的に出てくると思うが、
そうした比較検討も決して無為な事ではない。

俺？
ブギーナイツは学生映画、マグノリアは駄作だと思った。
じゃあね。

>>10
そうかあ？
俺にはブギーにしてもマグにしても
傑作だと思うけどな。
悪いところを書いてくれ

最近の若手の監督ではいい線いっている。

ブギーは好きなんだけどマグノリアを受け入れにくかった
何か作為的な感じがどうも…ねぇ
でも楽しみだね新作　というかいつやるんだろ？

>>13
アンタもあっちこっち気遣って大変だな

フィオナ・アップルの方が才能があると思う

>>5
つまらないです、マグノリア
宗教みたいです。擬似家族ごっこがきもいです。
常に自分たち擬似家族を「普通の人に理解されない人」の位置において
それを癒そうとする傲慢さがたまらなく嫌です。

煽るつもりはないけど、マグノリアつまらないといってる人に
会ったことがないということなので。
逆に聞きたいけど、マグノリアのどういうところがいいの？
ジュリアン・ムーア以外全然よくなかった。
「ほら！ここで泣けよ！」って声が聞こえてくるようで、
イライラした。途中で映画館出たくなったよ。
おちで怒り爆発。

>>17
ラストの女のコの一瞬の笑顔が全て。
ケロヨンなオチはどーでもいい

フィリップ・シーモア・ホフマンいいよね！

「ブギー・ナイツ」はマーク・ウォルバーグの起用で成功。
あのマヌケっぷりがなければ、魅力は半減したと思われ。
「マグノリア」はトム・クルーズの起用で失敗。
あれじゃただの、サカリのついたナイスガイ。

「ハードエイト」ご覧になった方はいますか？

>>21
見たよ。フィリップ・ベイカー・ホール、グウィネス・パルトロウ、ジョン・Ｃ･ライリー
あとサミュエル・Ｌ・ジャクソン！これが実はP.T.Aの最高傑作なんですよ。

>21
最高傑作かどうかは疑問だし、その後の２作と比べると相当地味な作風だけど
これは素晴らしく良く出来たノワールだと思う。
多分これが作られた頃って、タランティーノ系ギャング映画の全盛期だったと思うけど、
その渋い味わいとスタイリッシュな映像は絶品。しかもこれって、ＰＴＡが２５歳の時に
作られたんだよね！　

>>18
同感。あんな印象的なラストそうあるもんじゃない。
あのシーンに向かって集約された映画だと思う。

ごちゃごちゃ理屈をこねて批判する奴は実生活ではいつも上司に
いじめられて家では奥さんに甲斐性無しと貶されて、ちなみに奥さん
と上司が実は裏で不倫していて街を歩けばドキュソに狩られてもう
周りを否定することでしか自分を保てない可哀想な人。

はぁ、また信者キティか。。。

>>18
確かにあの笑顔には救われたけど、
そこにたどり着くまでのあのグダグダぶりは我慢できないです。。。
ごちゃごちゃ理屈をこねてるのではなくて、
登場人物の設定がすごく特別な状況にある人ばかりで、少しも共感できなくて
単純に私にはつまらなかった、というだけで、感動した人はいい映画に
めぐり合えてよかったねって思うよ。
感動って、理屈でするものではないし。

単純に長回しの手法が好き
ブギーナイツはウイリアムHメイシーが妻を殺すところ
マグノリアは大雨の日に子供がテレビ局に入っていきスタジオに行くまで

「マグノリア」のＤＶＤってビデオと同じ吹き替え？

さいえんとろじすと
ってホント？

私は『ブギー』がイマサンで、
『マグノリア』は傑作だと思ってます。

『マグノリア』は蛙のオチが許せん！　という友達が何人かいますが、
あれって「意味」の無意味化を狙った蛙なんですよね？
っつーか、それだからこそ傑作だと思ってるんですが。

マグノリアに出てくる黒人のガキは意味深なキャラだったけど
結局ヤツはなんだったんですか？賢い人教えて下さい。

＞『マグノリア』は蛙のオチが許せん！　という友達が何人かいますが、
そう言う奴には現役クイズ少年のセリフでも聞かせとけ。

>>5
『マグノリア』は悪いけど怒りをおぼえるほどつまんなかった。
登場人物はどれもハイになって泣き叫ぶアホばかりだし、
前振りの「偶然の交錯」なんて全然起こらないままだから
人物の関係が退屈でスリルが生じない。
>>17 と同じで、いったいどこがいいの？という感想です。

『マグノリア』否定派としてはこのあたりが有名かな？　いちおう参考にでも。
ttp://www.ne.jp/asahi/hp/mastervision/archive2000a.html#MAGNOLIA
ttp://www.ywad.com/movies/405.html

友人にＤＶＤ貸したら「今までみた映画の中で一番最低の映画だった」と言われた。
酒飲んでそのへんの話をして、
・カエルの登場が物語を放棄してるように見えるかどうか
・「ダメ人間」が好きになれるかどうか
の見解の差かな、というトコに落ち着いた。
・・・そうなのかな。

そもそも脚本がいい加減なんだよ。
人物設定を疎かにしても人物達が泣いたり喚いたり叫んだりしてれば、
客は感動するだろう、という作者の底の浅さ。
そしてその思惑通りに、表面的な事象さえ見られれば感動する月９世代。
更にはいかにも映画青年的な、なんのオリジナリティもない語り口とカメラワーク。
いい加減聞き飽きただろうが、それでも敢えて言うと、
スコセッシの技法でアルトマンの映画を作ろうとして失敗した、
ただの学生映画（二つともね）。
マグノリアで、全員で歌を歌う場面なんか吐き気がした。
次回作に期待する。
こういう議論もやり飽きたのでsage

sageるのはいいとして・・・次が書きづらい。

なるほど、詳しい人は「ああ、あの手法ね」というのが見えちゃうのね。
技術的な批判はよくわからないんだけど、話がいい加減というのは
なんとなくわかる気がする。巧みではないねぇ。
あ、あと長すぎるかな。でも好きだけどね。

たしか『マグノリア』って、
PTAがエイミーマンの楽曲のPVを作りたい！
...と思ったのが動機だったんですよね？

批判はすべて
まだ幼いぐらい若いのに超ゴージャスな映画を撮る
PTAへの嫉妬

>>38
僕はエイミー・マンの音楽を脚本化する作業に取りかかった。
そう、僕は、小説を映画化するのと同じコンセプトで、エイミーの音楽を映画化してみたかった。
（以下略）1999年9月 LAにて PTA

サントラのライナーノーツにはこうあるね。
この映画、演技過多って人が多いけど俺は気にならんかったなあ。演劇好きだからかも。
演技に食傷気味の人は「アメリカン・ビューティー」なんかもダメなのかな。

ちなみに最近の映画には、「名状しがたい、すごいもの」を通じて「端的なもの」として
経験される瞬間を描くものが多いよね。たとえば映画『マグノリア』もそうです。
１つの町で、２４時間に、相互に無関連な複数の登場人物のそれぞれの生活を、マルチスレッド式に
描く。３時間以上の長い映画の中でただ２ヶ所、すべてのスレッドを共通に襲う出来事が描かれる。
１つは、ラジオから流れる同じ歌に、偶然全てのスレッドの登場人物が唱和するシーン。もう１つは
町の中にカ○○が降り注いで全てのスレッドの登場人物が生活を破壊されるシーン。特に後者では
「社会」の中で自分の位置をコントロールしようとあくせくしていた人々ほど、カエルの降り注ぎを
通じて不意に露出した「世界」のありそうもなさに、戦慄して癒される姿が描かれます。

あ　り　が　と　う

>>42
何が？

age

STUDIOVOICE誌上での町山氏のブギーナイツについての一文

>スコセッシの「グッドフェローズ」的オープニングの長回し、
>デパルマの「スカーフェイス」的バイオレンス描写、
>アルトマンの「ナッシュビル」的業界群像と、
>７０年代の至宝を継承しながら、クライマックスでは登場人物それぞれの
>カタストロフをカットバックではなくパンでつなぐ超絶技巧を披露した。

ブギーについて言えば、この辺りを>>36などは『いかにも映画青年的な、
なんのオリジナリティもない語り口とカメラワークの学生映画』と受け
取っているということだよね。
俺はマグノリアはともかく、ブギーには先達への愛を感じたんだよね。
それが月９世代なのかサンプリング世代特有のものなのか分からんけども。

自分はマグノリアは少しきつかったけど、ブギーナイツのスタイルは
好きだから２つを一緒くたんにして語られるのは少々戸惑うな。

マグノリアは肯定派は勿論、否定派もややヒステリックなところがあるからね。
この映画自体がそうだからか。
漏れは「ブギーナイツ」での楽曲の選び方は上手いと思う。
８０年代の産業ロックも上手いし、最後に「GOD　ONLY　KNOWS（神のみぞ知る）」でしょ。

神の視点からの断罪？お前が不当に映画を歪めてるよ。＞m@stervision
半端な洋ピン知識で語りやがって。笑わせるなよと。もうアホかと。

などと一応煽ってみる。

マグノリア好きなんでちょっとだけ擁護すると、
最後に全員が出会わなくてｶﾞｶｰﾘは配給元が嘘吐いたのが悪いと思うんだけど。

>>39
んなわけないだろ。
若く優れた才能の登場は映画好きなら普通は歓迎するはず。
PTAは決して嫌いじゃないけど、「マグノリア」はやっぱちとウザい。
もう少し自分の思い入れを刈り込むことを覚えたほうがいい。
何もハリウッドの水に合わせろとは言わないが。
トム・クルーズの親父のくそ長い独り喋りとか、見ててうんざりした。

>>40
「アメリカン・ビューティー」も演劇風とは思うけどそんなに気にならなかったな。
もともとブラック・コメディ風の話だし。

「マグノリア」は、登場人物のほとんど全員がやたら感情過多の
同じような演技をしているろころがまずいのでは。
あれだとほんとに食傷してしまうし、>>36 も書いてるように、
陳腐なお話で登場人物が勝手に感動しているだけに見える。

「ハードエイト」は、長谷川伸の戯曲を見ているようだった。
「沓掛時次郎」とか「一本刀土俵入」とかね。秘密を持ったまま堕落した人間が
大事な人を助けるために罪を犯すってのは、ほとんど新橋演舞場向き。
ホール＝中村勘九郎で、時代劇に翻案したのを見たいなあと思う。
「マグノリア」も演出＝石井ふく子で、ジェーソン・ロバーズの役を女にして
森光子あたりにやらせて帝劇でやれば、分かり易いし見に行くと思う。

>47
もし、もうさんざん話題になってるんなら、すんません・・・
意味教えてください。気になる！
>最後に全員が出会わなくてｶﾞｶｰﾘ
って、そもそもはじめは、最後に全員が出会うという話だったの？

>は配給元が嘘吐いたのが悪いと思うんだけど。
嘘吐いたって、どういう嘘なの？