「砂の器」を論じよう!!!

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1buffie
日本映画「砂の器」を論じよう!!!
2名無シネマさん:01/11/02 10:41 ID:+6Sr8yhL
繰り返し繰り返し・・・
3名無シネマさん:01/11/02 10:46 ID:eRNjftNR
何が”砂の器”なんだっけ?加藤嘉が使ってた食器か?
4吉村:01/11/02 13:02 ID:VmuSlxjh
おばちゃん、その男はここにずーっと立ってたんですねー?
5名無シネマさん:01/11/02 13:05 ID:ifV6P1UI
原作読んだ人いる?
6名無シネマさん:01/11/02 13:08 ID:0Wtmr2Dq
紙ふぶきの女
7名無シネマさん:01/11/02 13:36 ID:pOt+q4HB
>>3
父親がハンセン病患者だという事を知られると、
これまで築いてきた栄光という器が、
水をかけられた砂の器のように崩れてしまう。
>>5
新潮社から出ている原作は、映画とはかなり違っている。
映画のほうが断然いい。
8 :01/11/02 13:58 ID:VmuSlxjh
あなたが和賀英良なら、三木謙一を殺したか?
9      :01/11/02 14:05 ID:nFqltwsi
>>7
原作はけっこう淡々としてるからねぇ
10丹波哲郎:01/11/02 14:13 ID:UBEh1Pbd
「被疑者の父はハンセン病患者でありまして」
「馬鹿者っ。父を思わぬ子があるかっ」

こんな感じだっけ?
おれ丹波哲郎見るためだけに映画見たから
11       :01/11/02 14:29 ID:43VS3ewA
ここ10年ほどの丹波しか知らない世代にもぜひ見て貰いたいね。
ほんとは「Gメン」を観て欲しいんだが。
12丹波義隆:01/11/02 14:42 ID:IPteIV0E
キーハンターも忘れないでね。
13森田健作:01/11/02 14:51 ID:QMZ+oJWj
原作はもっとあっさりしていると思われ。
俺は映画の方が感動が大きかった。
もっとも、映画は親子の放浪の回想を山場にして、
原作よりも深く掘り下げているからなんだけど。
14名無シネマさん:01/11/02 15:07 ID:OETkBr2L
定期的にできるね。このスレ。
語らせたがりがいるのか。
15名無シネマさん:01/11/02 15:08 ID:zrLI/M2a
脚本の勝利ですね。

和賀英良が京都の八坂高校卒業ってとこで親近感覚えましたね。
オレ京都だから。
16名無シネマさん:01/11/02 15:51 ID:I5ZxoXik
一条ゆかりの漫画でなかったっけ?
17        :01/11/02 15:54 ID:r9Jjh6VH
>>16
それは「砂の城」ですな。
18ミステリ板住人:01/11/02 15:57 ID:W/cssJ6W
ミステリとしての面白さは原作が遥かに上、
映画板住人の見識を疑わざるをえない
また、清張は自然主義の流れをひく作家であり、
淡々としたクールな文体が持ち味であり、魅力でもある。
どうもこの映画、松竹得意の人情劇のひとつであるのに過大評価され過ぎ
のようである。
そんなに泣きたければ、プロジェクトX見れや
19        :01/11/02 16:05 ID:r9Jjh6VH
>>18
半分同意。しかし清張作品のなかでは今ひとつの「砂の器」が
メジャーになったのはこの映画のお陰だし、まぁ大目にみてよ。
20名無シネマさん:01/11/02 16:10 ID:UBEh1Pbd
>18
もうやめたら?
ペキンパースレで結局、話の輪からはずされたじゃない?
21名無シネマさん:01/11/02 16:13 ID:W5iiKYLH
山田洋次だし。
22どうでもいいけど:01/11/02 16:24 ID:qB2VbEaO
ミステリーの事を「ミステリ」とか
バーナード・ショーのことを「バーナード・ショオ」とか
テキストのことを「テクスト」とか
言う人種がこの世で一番嫌いだね俺は。
23名無シネマさん:01/11/02 16:31 ID:Pdyvr4OX
この映画、なんも知らずにTVで放映されてるのを見て大泣きしてしまったんだよなー。
24名無シネマさん:01/11/02 16:34 ID:W5iiKYLH
観客を泣かせるのはいいんだけど刑事まで泣くのはどうかと思った。
あそこは抑えたほうが良かったんじゃないだろうか。
25名無シネマさん:01/11/02 16:35 ID:K64VXS7V
田中邦衛のもあったよな?
見た人いる?
26名無シネマさん:01/11/02 18:01 ID:bXtPvIjq
この映画の最大の功労者は
芥川也寸志・菅野光亮の両氏でしょう。
でも、脚本が橋本忍・山田洋二ってのはベリーナイスだ。
27ミステリ板住人:01/11/02 18:09 ID:l+Wp8YEZ
言葉が過ぎた点はお詫びしょう
しかし、一般的には暴力映画監督というのが
定評のサム・ペキンパースレが一時とはいえブレークしたのは
私の力によるものである。
20が厨房なのは自明だろう

このスレも是非、盛り上げたいと思う
ただし、映画ファン諸兄も安易に砂の器の映画は原作よりも上など
という発言は差し控えて欲しい
清張のミステリには、確かにもっと優れた作品が多い(特に短編)が
原作もそれなりに読み応えのあるという点を強調しておきたかった
だけである。
28名無しさん:01/11/02 18:11 ID:gis7XTCm
>>18
ホントに原作の方が上?俺は映画の方が出来が良い
と思うけどなぁ・・・。
そういう風に思える映画って滅多にないんだけど、
数少ない例外のような気がする。

俺もかなり清張好きだけど、原作の後半部分、超音
波使って殺しちゃったり、ミステリとしてかなり滅
茶苦茶な気がしたんだけど。それに若手芸術家への
風刺の部分に文章を割き過ぎて・・・が残ったんだが。

原作からエッセンスを抽出して、無駄な部分を削ぎ
落とし、主題を膨らませるという、原作のある映画
の理想的な形のようにも思えるが。

小説的には「時間の習俗」とか「ゼロの焦点」
なんかの方が俺としては面白かった。
29名無シネマさん:01/11/02 18:27 ID:S/E3dC4I
島田陽子が簡単に死ぬのモナー。

おいらが日本工学院放送芸術科卒業ってとこで親近感覚えましたね。
殺人現場が蒲田だから。
30名無シネマさん:01/11/02 18:32 ID:UBEh1Pbd
ガルシアの首だろ?ミス板住人のアホは。
ペキンパースレとか古い映画で粘着貼ってるの?
31名無シネマさん:01/11/02 18:33 ID:An1kUSAn
>>24
だって丹波哲郎だし
32名無シネマさん:01/11/02 18:48 ID:d9O3PCVW
>>22
ごめん。「ミステリ」は使うの許してよ。
気取ってるんじゃなくて、俺には馴染みもあって語感が好きなんだ。
他人が「ミステリー」と書こうがどうだろうが全然構わないよ。
ま「砂の器」は映画化成功作だと思うけどね。
33名無シネマさん:01/11/02 19:14 ID:0q9LdO1n
「砂の器」の原作って超音波殺人マシーンが出てくるサイバー小説だろ。
34ミステリ板住人:01/11/02 20:15 ID:ZJ1RAJpP
>>28
私は、砂の器の映画と原作を比較したした場合には、あくまでミステリとしては原作の方が面白いと言っている点をご理解いただきたい。
超音波を使用したトリック(映画では人物設定が異なることもあり、このエピソードは描かれていない)もカーの作品やSFミステリっぽく感じられて、当時としては面白く思った。
これは、砂の器というミステリ小説の中核を成すトリックであり、この部分を切り捨てた
ことにより、ミステリ映画としての砂の器の魅力は、かなり減退したといえる。
また、ヌーボーグループ(これも映画には登場しない)も時代の空気を感じさせる
ものであり、批判には値しないように思う。
もし、砂の器のトリックや時代性が批判対象になるとすれば、
むしろ「時間の習俗」の改札のトリックや「ゼロの焦点」のオンリーというものの時代性
も当然批判対象になってしかるべきだと思う。
ミステリ板の清張スレでもこの2作に対する評価は低かったように記憶している。
「砂の器」を上回る清張作品としては、やはり長篇なら最早古典とも言うべき「点と線」、晩年の作品なら「数の風景」あたりが挙げられるべきだろう。
また、短編なら初期の「張込み」「顔」「声」「天城越え」「鬼畜」等々であろうか。

ハンセン病の描き方にしても、原作の恐い病気と匂わせる淡々とした描写の方が、
むしろ一般の庶民感情に合致しているのように思う。
映画は差別に対する社会告発というメッセージ臭さが強すぎる気がしないでもない。

ミステリとしての面白さは、薄いとしても映画「砂の器」は良く出来た松竹人情ドラマである。
特に後にお笑い路線に走る丹波哲郎と森田健作の演じる刑事がいい。
語り尽くされた感のある巡礼の親子の放浪シーン(原作には無い)は物悲しくも美しく
日本映画史に残る名シーンであろう。
ただし、これも印象的であると言われる大仰なラストのコンサートのシーンよりは、
私は、原作の空港のシーンのあっさりした幕切れが好きである。

全てのケースにおいて、原作と映画を比較出来ない訳ではないが、
原作「砂の器」と映画「砂の器」場合は、比較対象とすべきものではなく、全く別物として楽しむのが正解かと思う。
35名無シネマさん:01/11/02 21:27 ID:HmrBguj/
>>27
>20が厨房なのは自明だろう
よっぽど口惜しかったんだねえw
36名無シネマさん:01/11/02 21:45 ID:WuC3AUOO
あの巡礼シーンの演出と音楽を、センチメンタルすぎると感じる人間も多いよ。
オレもそうだけど。
37山田洋二が:01/11/02 21:47 ID:Esov0lbM
著書で述べているが、橋本忍も山田もこれは面白い小説だが
映画化は難しいと感じたようだ。
しかし、親子の巡礼の旅の部分がモチーフになり得るのでは?
と考えてからはスムーズに進んだらしい。
脚本家が原作のどこに重きを置くかで原作はどうにでも料理される。
この映画の場合は、トリックや謎解きが主眼になってはいないが、
それでも、原作が良い形で料理された幸運な一例だと思う。
38名無シネマさん:01/11/02 21:49 ID:8j5gsP4H
松本清張自身も
「映画が原作を超えた」と言ってたらしいね。
39名無シネマさん:01/11/02 21:51 ID:Yciqj9Da
原作ではたった1行しかない部分が、映画のメインシーンになった。
40名無シネマさん:01/11/02 21:55 ID:Jr8bAWBg
どうでもいいが、「飢餓海峡」見てからやってくれ。
41名無シネマさん:01/11/02 22:06 ID:D1lqC0rc
緒方拳が良かったっス。
渥美清も良かったっス。
42ミステリ板住人:01/11/02 22:06 ID:wRidxP0h
>>40
三国と伴淳のバージョン(東映)ですね
あれは原作に忠実で見ごたえのある作品です

しかし、エンターティメントとしては、原作も映画も「砂の器」の方
が上という感じがします
飢餓海峡はあまりに重い、東映と松竹の作風の違いもあるでしょうけれど
4340:01/11/02 22:27 ID:Jr8bAWBg
>>42
そうですか。

 加藤 剛 と 三國連太郎
 丹波哲郎 と 伴 淳三郎
 森田健作 と 高倉 健
 島田陽子 と 左 幸子

この演技力の差はかなり大きく、
いかにカメラや美術など他の部分が良くっても
どうにも埋めようがないと思われるのですが。
少なくとも、私には。

娯楽映画として見ても、はるかに上だと思います。
44名無シネマさん:01/11/02 22:31 ID:fojVDltF
飢餓海峡の音楽は、冨田勲だよね。
面白い音楽なのに、録音が悪くて残念。
45あの−:01/11/02 22:33 ID:u7yHAmYF
>>42
フジテレビ版「飢餓海峡」もいいよ映画に負けてない
浦山監督と恩地監督の交互作品、小栗康平がカメラ主任だしね
犬飼多吉(樽見京一郎)は山崎努
弓坂刑事は若山富三郎
杉戸八重は藤真利子
味村刑事は村野武範(これがちょっといまいち)
犬飼こと樽見が泥田で狂ったようにばしゃばしゃやるシ−ンがよかった
終戦後の雰囲気がよく出ててよかった。ビデオ全4巻
46あの−:01/11/02 22:41 ID:u7yHAmYF
でも砂の器と飢餓海峡よくひかくされるよね
水上的世界(日陰の世界の叙情性)と清張的世界(社会派の視点)
の違いかな。でも砂の器の映画はは清張の中でも水上的雰囲気
があるよね。
テ−マ(らい病)の重さならやっぱり砂の器かな
最後に亀嵩につく前のシ−ンで、夏の太陽が照りつける中であぜ道を
幽鬼のようにさまよう親子を見て涙しないものはいないでしょう。
47名無シネマさん:01/11/02 23:08 ID:ePgQDRjc
『運命』が聞きたくてサントラ買ったら
歌詞が付いていて、それを菅原洋一が唄っていて萎え萎え・・・
48名無シネマさん:01/11/02 23:20 ID:m0pb7olK
 竹中直人がまだお笑い芸人と認識されていた頃のLDに、
「砂の器」のパロディがあって、加藤嘉のまねをしていた。
 そっちを先に見てから、本物を見たために、あの一番泣け
るシーンでつい笑ってしまう。
 パロディを先に見てはいかん。
49名無シネマさん:01/11/02 23:47 ID:isPu7nyz
>>25
10年くらい前にTBSドラマで放映され、レンタル・ビデオ化されたものを見たが、
父が殺人未遂で服役していたことが、和賀英良の恥という設定になっていた。
父がハンセン病という設定に比べると深刻さの度合いが弱く感じられた。
10年前は、ハンセン病はドラマに出せないほどタブーだったのかな?
50名無シネマさん:01/11/02 23:55 ID:isPu7nyz
ギネス・ブックでは、ハンセン病は、
世界で最も古くから知られていて(3000年前)、
最も伝染力の弱い病気だそうだ。
貧困病とも呼ばれる医学史上特異な存在の病気だそうだ。
51名無シネマさん:01/11/03 00:00 ID:z77/JWSL
『砂の器』は映画ファンになってからずいぶん後に観た。
なので散々、後半の素晴らしさを知った後で観たので
逆に前半の捜査部分のよさにびっくりした。
やっぱ映画というのは名場面が際立ってる
だけじゃ成功といえないんでしょうね。
52ミステリ板住人:01/11/03 00:44 ID:XiEjJqzf
謎解きミステリとしての面白さは、
やはり砂の器>>飢餓海峡でしょうね

そもそも飢餓海峡がミステリか否かが疑問です
53名無シネマさん:01/11/03 03:38 ID:e1Ebp3At
>>43
>丹波哲郎 と 伴 淳三郎
伴淳のほうが演技力が上なんてことは絶対ない。飢餓海峡のときはトムが型にはめただけ。
>森田健作 と 高倉 健
演技力だけ見りゃ健さんなんて森健とどっこいだろ。

他の二組は無論、激同。
54名無シネマ:01/11/03 03:48 ID:TilP9sSQ
飢餓海峡のほうが完成度は上。欠点がほとんどみあたらない。
砂の器はお涙頂戴ウェットすぎる。
55名無し募集中。。。:01/11/03 04:25 ID:rLq5Aw+9
松本清張作品って出てきた人物はどうなろうともつながってるんだよね。
まあ偶然の導きを小説化してると思えば納得だが…
とりあえず砂の器の最大のトリックはずーずー弁が出雲地方で使われているという
あの部分でしょう、ただ妻の妹のアパートの住人が関川の子を妊娠していたり
それを見抜いたのは今西、(みかんをたくさん食ったから)
あと紙ふぶきの女ね、あそこんとこも今西のインスピレーション凄いね(w
とにかく今西には読者に与えられた、神の視点からの情報が
与えられていて絶対におかしいところがある。
関川を怪しむ理由が無いにもかかわらずそれを追っているからだ。
まあ。ヌーボーグループの和賀か関川どっちだ?みたいな楽しみはあるけどね。
俺は「139度線」「Dの複合」が死ぬほど好きだけど。
Dの複合はもうね、遊び満載で凄いとしかいえない。
56名無シネマさん:01/11/03 05:02 ID:gWynW4+p
>>47
宿命だろ
57名無シネマさん:01/11/03 05:02 ID:gWynW4+p
ついでによーここは映画板だろ
原作語りたいなら、適した板逝けよ。
58名無シネマさん:01/11/03 06:53 ID:XowwORvh
>>47
今でいうイメージ・ソングですな……(w

あのサントラ、当時買ったので思い出深いです(消防だったので勇気が要った)。
しかしまぁ、当時のままの内容(効果音入りメイン・タイトル曲、
BGMにのせて江角英明が語るストーリー、件のイメージ・ソング2曲、
そしてクライマックス部分をまとめたドラマ編…)
でCDが出ちゃうのも、なんかスゴいけど……。
59名無シネマさん:01/11/03 07:05 ID:IqKrwvVq
>>53
同意。
俺的には、飢餓海峡に比較対象がいない加藤嘉の存在が、
砂の器の評価を高めていると思うんだが。
60名無シネマさん:01/11/03 07:07 ID:gWynW4+p
加藤嘉age
61名無シネマさん:01/11/03 07:28 ID:SV679Fyn
あの役に加藤嘉を振るなんて一種の反則というかw。
まあ、芳太郎だからなあ。『ゼロの焦点』だと西村晃がそれに当たるな。
62名無シネマさん:01/11/03 07:37 ID:yeLhIHE1
今年の初め、ハンセン病訴訟において小泉首相が控訴断念した日の前後に、
読売新聞の記事として、この小説が掲載されていたのを知りました
(ハンセン病を主題のひとつとした、小紙掲載の傑作小説として)。
それではじめて興味を持って、図書館で愛蔵版を借りて読みました。
その後で映画も観ました。レンタルで。
でも、どちらにも、題名の由来がかかれていなかった気が……
このスレッド内で、題名の意味を説明してくださった方は、
その情報をどこから手に入れたんだろう……

どちらにしろ、私は「砂の器」は素晴らしい作品だと思います。
63名無シネマ:01/11/03 07:39 ID:RWafkpqN
丹波哲郎が鳴咽するシーンは猛烈にしらける。
一挙にリアリティーが無くなる。この映画の致命的欠点。
あれがなければもっと引き締まった映画になったはず。
巡礼と加藤嘉のシーンだけで十分感動できる。
前半の犬みたいに捜査しまくる森建のシーンとかがいいだけに残念。

宿命も旋律が俗っぽすぎる。センチメンタルすぎる。
涙大好きな日本人向け映画。
でももちろん悪い映画じゃないよ。
64 :01/11/03 08:07 ID:9X9xtbLt
↑俺はそう感じなかったが、そう思う人がいるってことは制作時の踏み込みが
甘かったかも。 
65ミステリ板住人:01/11/03 09:58 ID:mGevT/mW
このスレは、「砂の器」を中心にして「清張映画スレ」にすれば、
かなりのレスの伸びを期待できると思う

映画「砂の器」を見て松本清張という作家を判断して欲しくない
巡礼シーンのような情調的なものは書かない作家である。
私が、清張の原作の雰囲気を良く伝えていると思う映画は、
「影の車」(原作短編「潜在光景」)だと思う。
ぜひ、見て欲しい
66:01/11/03 10:11 ID:RWv1juOh
大阪の通天閣にしびれた
67名無し募集中。。。:01/11/03 10:22 ID:rLq5Aw+9
>>62
松本清張の小説はほとんどそうだよ。
宮本輝言うところのタイトルの才能ね。
松本清張作品のタイトルを並べればそれはもう凄いですよ。
もちろん新聞連載小説なので、最初にタイトルは決まってます。
松本清張のすごいところは大衆に向けて文体を読みやすく
簡素にしていたことだね。ほんとにこれは誤解されてて文章が平易
とか純文学作家と比べられて文章が下手なんていわれてたけれども
彼は菊池寛的な文章を目指していたと言っているし、しかも博覧強記。
映像化されている作品も多い。
読んだ人間にはキングと同じくらい影響を与えてるよ。
本格だけど島田荘司なんかはものすごい影響を受けてるね。
68名無シネマさん:01/11/03 10:29 ID:TS9ROSev
松本清張は、
「映画化された作品は、すべて原作を下回る出来だ。『砂の器』を除いて」
と言っています。
69ミステリ板住人:01/11/03 11:16 ID:XfPwugNU
>松本清張の小説はほとんどそうだよ

「砂の器」以外は、「点と線」「眼の壁」等、作中で題意を説明する文章があったり、
読み解きやすい構成になっていると思うが?

>松本清張のすごいところは大衆に向けて文体を読みやすく
>簡素にしていたことだね。ほんとにこれは誤解されてて文章が平易
>とか純文学作家と比べられて文章が下手なんていわれてたけれども
>彼は菊池寛的な文章を目指していたと言っているし、

清張は、純文学でデビューした芥川賞作家であり、
田山花袋などの自然主義の流れを引く作家(耽美主義や理知主義に比較して文体は平易)
である点が見落とされているように思う。

>本格だけど島田荘司なんかはものすごい影響を受けてるね。

清張を一番意識しているのは、宮部みゆきだろうと思う
島田荘司は、本人の意識はともかく、
乱歩・横溝ラインの影響下にある作品に面白いものが多いように思う

>「映画化された作品は、すべて原作を下回る出来だ。『砂の器』を除いて」

原作を越えたという発言は、少なくとも活字で読んだ記憶は無い
阿刀田高は、映画「影の車」を高く評価していた
70名無シネマさん:01/11/03 11:20 ID:Kxi0FZ5c
あのですね、原作と映画は全く別物であるのは当然なの。
ミステリ板住人はウザイですよ。

松本清張は左入ってるよね
71たしか昔:01/11/03 11:27 ID:S6/ihqfU
「ひょうきん族」でパロディやらなかったか?
72ミステリ板住人:01/11/03 11:58 ID:XfPwugNU
>>70
>あのですね、原作と映画は全く別物であるのは当然なの。

君の個人的見解に過ぎない。
残念ながら、原作のある映画は常に原作と比較される運命にある

>松本清張は左入ってるよね

マスコミの煽動に乗った軽薄な発言は差し控えろ
しっかりした根拠を示せ
73名無シネマさん:01/11/03 12:00 ID:Kxi0FZ5c
映画>>>原作

は明白

左については、普通に全巻よんだら気づく
74ミステリ板住人:01/11/03 12:12 ID:XfPwugNU
別に喧嘩する気はないが、

>映画>>>原作

映画と原作は全く別物と言いながら、こういうカキコするのは自己矛盾してるよ

>左については、普通に全巻よんだら気づく

こりゃあ無責任でしょう、左翼思想の表出している作品名くらいは挙げるべきだ
75名無シネマさん:01/11/03 12:13 ID:Kxi0FZ5c
見習い職人になったころの最大の「事件」といえば、昭和4年の検挙だろう。
思想弾圧が強まった時代だった。清張は、左翼系の機関誌などを借りて読んでいたため、
十数日も留置され厳しい取り調べを受けた。この一件に驚いた父は、清張の本を焼いてしまう。
文学はさらに遠くなった。
76名無シネマさん:01/11/03 12:14 ID:Kxi0FZ5c
ミステリ板住人さんは、

「あのなぁ、原作あっての映画だからな、
         そこんとこ頼むよ、映画マンセーな厨は困るよ」

という事です。
77名無シネマさん:01/11/03 12:18 ID:6sOHsat+
公開当時、森田健作のセリフ廻しには、
観客から失笑がもれていました。
それに、ラストの“教訓”字幕スーパーも興ざめですね。
製作者の「感動させてやる」という押し付けがもろに
感じられる。かえって反発してしまいます。
パロディーにしたくもなりますよ。
78名無シネマさん:01/11/03 12:20 ID:Kxi0FZ5c
>>77
下手糞だったね。特に警視庁の捜査会議で
森田が報告書読み上げるシーンは・・
79名無シネマさん:01/11/03 12:21 ID:CKDr+D5T
ミステリ板住人について知らない方へ↓
http://salad.2ch.net/anime/kako/1000/10000/1000036829.html
あとは各々の判断に任せます。
80ミステリ板住人:01/11/03 12:34 ID:QDnSHMrb
反体制の作家=左翼ではないと思う
清張が生産手段の国有化に共感していたとは思えないしね
朝日新聞の印刷工だったから、こういう誤解が生じたのかなとも思うが
共産党や朝日新聞のような権力機構は、国家と同様に清張先生が嫌悪した
ものだと思う

>76
誤解です。ミステリファンより映画ファンだったのが先だし、
前に書いたとおり、砂の器の映画としての面白さは認めてますよ

>77
捜査会議のシーンはどこか「天国と地獄」の同様なシーンを想起させる
ただし、もっとリアル
81名無シネマさん:01/11/03 12:36 ID:QKt9JFTz
小説はらい病のとうちゃんと和賀のカラミエピソードが
ほとんどないのに
映画ではとうちゃんと和賀の悲痛な行脚エピソードが
これでもか!!と出てきて泣けた。
82名無シネマさん:01/11/03 12:39 ID:Kxi0FZ5c
はぁ?朝日新聞正社員だぞ
83ミステリ板住人:01/11/03 12:48 ID:QDnSHMrb
>>82
正社員の印刷工ですよ、ただし現地採用
宴会で記者に無視されたり随分悔しい思いをしたらしいです
84名無し募集中。。。:01/11/03 13:00 ID:rLq5Aw+9
いやあ本格ってのは、映像化しにくいのよ。叙述トリックなんてのもあるし
清張のはいろんな意味で映像化しやすい。そして実際映像化されてる。
TVサスペンスも含め、映像化されるのは社会派だし。
本格なら横溝作品に関して、市川崑の角川映画をどうおもうか?
犬神家は映画として面白いと思うよ。ただ本格は高度な論理性をもって
幻想的な謎を解決するというのがメインだから、トリックだけじゃ駄目なのよ
それを映画で表現しきるのは難しい。
だいたい原作があるなら、映画見て気にいったなら原作も読んだほうが良くない?
順はどっちでもいいけど、
「宇宙の戦士」読んでれば「スターシップトゥルーパーズ」がより楽しめるし、
又憤慨も出来るし(w
「ある日どこかで」も原作読んだけど、映画の方が好きだ。そんなのいくらでもある。
レヴィンの「赤い影」「ローズマリーの赤ちゃん」はニコラス・ローグと
ポランスキーによって最高の形で映画化された。
映画は総合芸術であると言われるように、その素晴らしさは誰もが
分かっている。ただ原作が最高の形をもって映画化されたかということは
ものすごい重要なことだと思う。
85名無シネマさん:01/11/03 13:08 ID:Rrp3G9Tx
「霧の旗」が好き。
百恵バージョンも良かったけど、倍賞バージョンはもっといい(なんと山田洋次)
弁護士役の岡田英治が、三国連太郎よりそれらしかった。
86ミステリ板住人:01/11/03 13:26 ID:/SiQGTfo
「顔」(原作は短編)が意外に面白いです。
清張映画化作品の第1作です。
笠置衆演じる冴えない刑事が秀逸です。
松竹ビデオの清張シリーズにあります。

「砂の器」以外では「鬼畜」と「天城越え」が公開当時は、話題になったようですが、
映画ファンの評価はどうなんでしょうか?
87名無し募集中。。。:01/11/03 13:35 ID:rLq5Aw+9
「霧の旗」における山口百恵の演技については
蓮實重彦も誉めてたよ、俺も好き。
桐子ってどう考えてもキの字入ってて、弁護士に対する
復讐の理由が無いとか筋違いなんていわれてるけど、
そこんとこが人間てこんな筋違いなことするよねみたいな
妙な人間の心理的リアルさを描いてて面白い。
88名無シネマさん:01/11/03 13:58 ID:50T+qJyb
ミステリ板住人 :01/11/03 12:16 ID:ZHwpUX/2
この掲示板で遊んでる奴らって、今流行のひっきー?!
キーボードが恋人の童貞やろうが!!
死ね!ばーか!
89名無シネマさん:01/11/03 14:08 ID:50T+qJyb
思うにミステリ板住人はID変えまくって自作自演している疑いが濃厚というか
あたりまえだろいうところですね
90ミステリ板住人:01/11/03 14:12 ID:/SiQGTfo
88のレスにあるコピペは偽者です、芸無さ過ぎ

映画「張込み」(原作は短編)も傑作の名が高いです
ベテラン刑事役の宮口精二が好演
91ちょっと、びっくり:01/11/03 14:36 ID:6sOHsat+
>>27 参照。

私は、ペキンパーは一流監督として、それなりに評価されてると
思っていましたが、「ただの暴力監督」という定評だったんですか。
それが、この方のおかげで正当な評価に替わったのですか。

それはすごい。はじめて知りました。
決して皮肉で言ってるのではありません。
もし、それが本当なら、ペキンパー・ファンの私にっとては、
この方は、大恩人です。

みなさん、悪く言わないでやってくださいませ。
92↓すると、これも偽者?:01/11/03 14:41 ID:50T+qJyb
507 :ミステリ板住人 :01/10/14 22:10 ID:a6uvvx+d
505及び506のレスは、いたずらに私を誹謗中傷するものであり不快の念に
耐えません。
映ちゃん諸君はこのような怪文書は放置・無視し、501のレスにある私の
質問に答えていただきたく思います。
丁寧な礼を尽くした質問に対し返答をするのは、映ちゃんとしての勤め、いや、
人間としての礼儀かと思います。
24時間以内にお答えくださるようお願い致します

なお、私には厨房板及びラウンジに有力な友人がいることを事前にお知らせしておきます。
93あ〜あ:01/11/03 15:18 ID:FnMAr1ac
スレの主題がどっかに逝っちゃたぁ〜
砂の器は脆くも崩れちゃったかぁ?
9468:01/11/03 15:51 ID:TS9ROSev
>>69
亀レスすまん。
週刊誌で読んだ。
15年くらい前だと思う。
あいまいな記憶で申し訳ない。
95ミステリ板住人:01/11/03 16:42 ID:b0sZZzPu
荒らしがひどいねこのスレ
私は必ず清張映画に関するカキコもしてテーマは遵守することを
約束します

「松本清張あらかると」 阿刀田高 (中央公論社)97年刊
という本があるんですが、
この中に映像化された清張作品のリストがあります
興味があれば、図書館ででもご覧ください
96名無シネマさん:01/11/03 17:21 ID:Oqzzgk2W
もういいよ・・・。
そろそろ、ミステリ板へお帰りください。
97ミステリ板住人:01/11/03 18:57 ID:Pg7b/BmF
>>96
時代劇も見る人なら、「無宿人別帳」もお薦め
渥美清がまるで寅さんのようなキャラの囚人の役で登場します
主演は佐田啓二
98名無シネマさん:01/11/03 19:16 ID:pwQHpw1s
招かれざる客
9999:01/11/03 19:48 ID:c6Z+y4wJ
 『砂の器』…私も98年にテレビ東京で放映されたのを初めて観て、泣かされちまったクチで。
その後、中古LDまで買ってしまいました(なかなかDVD化されないので)。
 そういえば、テレビ放映でも丹波センセイの「彼に母親を去らせ、そして彼ら二人に
故郷まで捨てさしたものはなんでありましたでしょうか。それは父・千代吉の病気……
当時として不治の病と言われた癩病であったのであります」がカットされていなかったのには、
テレビ東京は根性あるなぁ、と思ったものでした。
100名無さん:01/11/03 20:21 ID:yY3HEjLK
 砂の嵐のことかと思った。
101ミステリ板住人:01/11/03 20:39 ID:5d3+mpOy
らい予防法の改正で、ハンセン氏病→ハンセン病となったが、
この改正の趣旨は何なんだろうか
102名無シネマさん:01/11/03 20:42 ID:pwQHpw1s
最近テレビ東京で放送した時は、丹波の台詞、「らい病」→「ハンセン病」
と吹き替えていた。>>99のシーン
103 :01/11/03 21:47 ID:+qz/YvH8
加藤剛がよろし。
104名無シネマさん:01/11/04 01:36 ID:M5vdbD1H
>>101
らい予防法等は、96年に廃止されています。
改正されたのは、同病にまつわる他の法令。
あと、法令上の文言で、ハンセン氏病がハンセン病となった経歴はない。
らい→ハンセン病。
105あの-:01/11/04 07:35 ID:wXcCf9Kx
「天城越え」はいいね、映画では少年役に平幹二郎
娼婦に田中裕子、刑事に渡瀬恒彦だっけ
テレビ版のNHKでは少年に当時役に鶴見辰吾 往時役に宇野重吉
娼婦に大谷直子、刑事に中村なんとかという歌舞伎俳優
TBS版では、少年に長塚京三、娼婦に田中美佐子
刑事に蟹江敬三
どれがいいですか?
106名無シネマさん:01/11/04 09:19 ID:kdDIhOks
昔、「天城越え」と「疑惑」を同時上映で見たんだけど、
「疑惑」が面白くって、「天城越え」はあまり印象がない・・・。
107カウパー:01/11/04 09:25 ID:0JhtggIk
>>99
DVDでないよね。「鬼畜」はDVD化してんのにさあ。
108ミステリ板住人:01/11/04 11:48 ID:geWAf3WL
「疑惑」の熊子役桃井かおりの存在感は抜群である
岩下志麻は完全に食われてた
桃井にダウンタウンがインタビューした番組で、この映画が話題になったが、
「あの頃さあ、もう俳優辞めようかと思ってて、思いきってやっちゃったのよね」
という旨桃井が話していた
109名無シネマさん:01/11/04 11:58 ID:ZmsSRfm2
京都松竹座閉館記念ということで、「ベン ハー」などといっしょに

上映されます。11/23、24だったと思う。興味のある人は

行かれるべし
110ミステリ板住人:01/11/04 13:32 ID:wRM3QiYi
岩下志麻は「鬼畜」の女房役の方がいい、文句なく恐い
キャスティングを見た時は、女房役が小川真由美(愛人役)かと思った

緒形拳演じる主人公の駄目男が、子供(幼女)を置き去りにした東京タワーの灯を
電車の車窓から仰ぎ見るシーンがなぜか脳裏に残る
111ミステリ板住人:01/11/04 13:41 ID:wRM3QiYi
>>104
訂正していただき、ありがとうございます
ただ、法令にも無い「ハンセン氏病」という言い方の由来は?

>>105
やはり映画でしょ
田中裕子の気だるい雰囲気が最高です、警察の取り調べ中にションベン
漏らすシーンなんかも迫真の演技

ヒロインは死んでなくては駄目、
そうでないと殺人の「意義」が無くなる気がします
まだ、生きてて再会という田中美佐子バージョンはいただけませんなあ
112名無シネマさん:01/11/04 13:51 ID:JrcpRKiW
ハンセン博士
113名無シネマさん:01/11/04 14:31 ID:WifQpq+3
>>110
「鬼畜」の岩下志摩には凍ったね・・・。号泣する赤ん坊に無理矢理
ごはんを口につっこんだりね・・・緒方拳のダメ夫ぶりがまたうまくて。
あの男の子もちょっと無気味なテイストがあっていい。
ちょい役の大竹しのぶ(婦警役)が小偉そうで何気に憎たらしい(役が)。
怖い、怖い、切ない映画。
>>108
事務所の人に止められたんですってね、せっかく評判も良くなってきたのに
なんでこんな役を、って。でもやった桃井は偉い。素晴らしいはまり役。
114名無シネマさん:01/11/04 14:39 ID:CxkQK4iT
岩下自身も撮影当時、
「気持ちがすさんでしまった。子役が本当に自分を怖がっていた」
という様な事を言ってたのを何かで読んだ事がある。
115名無シネマさん:01/11/04 15:09 ID:FLvqAiwZ
>>111
患者側の組織が
1959年に「全国ハンセン氏病患者協議会」、
1983年に「全国ハンセン病患者協議会」と
と「氏」を取った名称に改めた経緯があるようです。根拠はわかりませんが。
ちなみに政府及び日本らい学会が「らい」→「ハンセン病」と
いわゆる“公的”に名称を改めたのは1996年の「らい予防法」廃止から。
↓こちらも合わせてご参照を。
ttp://www.geocities.co.jp/HeartLand-Himawari/8952/hansen/meisyo.html

スレの趣旨からそれた話題のようなのでsage
11699:01/11/04 15:09 ID:MxuuYHkz
 このスレ読んでると、『鬼畜』も観たくなってきました。久々にレンタル屋へ
行ってみようかな…。

 『砂の器』で一番好きなところは、丹波哲郎が加藤嘉を尋問して、加藤嘉が
あの有名な台詞を叫ぶシーンの直前、丹波センセイが面会室のソファに座って
いるところに車椅子の加藤嘉が入ってくるところです。暗い面会室の中で、
木の枝の影が落ちている障子越しの逆光を受け、影絵のような二人。
 もう一つは、最後の最後の、雲渦巻く空が淡紅色から空色へと変わっていく
ところです。これは人工的な処理なんでしょうけど、これぞ日本の風景の美しさ、
と思ったものでした。

>>102
 そうなんですか…トホホ。

>>107
 でませんねぇ。主題が主題だけに…。
117 :01/11/05 09:28 ID:Mx7OWlT3
大阪市西成区役所

市職員「区役所の原簿にインチキなんてありません(怒)」

通天閣の殿山泰司
118名無シネマさん:01/11/05 09:54 ID:j8Pa2iQg
伊勢の映画館で写真に遭遇

カナリ無理ある
119名無シネマさん:01/11/05 10:05 ID:RkuyGNyn
117と118の指摘は、
突っ込もうと思って、突っ込めなくもないが、
まあいいじゃない、映画全体を楽しもうよ
120名無シネマさん:01/11/05 12:57 ID:0GNzi2EX
>>95
お前の存在が荒らしそのもの
どんなコピペよりもタチ悪い
人が来なくなるからな!
俺の立てたスレにも来やがってこの野郎
121名無シネマさん:01/11/05 14:22 ID:c64ExFq9
>どんなコピペよりもタチ悪い
>人が来なくなるからな

決して彼氏の支持者というわけでもないが
彼氏のネタ振りでレスが着いている面もあるのは、
否定できないよ
122名無シネマさん:01/11/05 23:57 ID:Ykr9l4XJ
丹波哲郎が喫茶店で長居するために、アイスクリームを
注文、書類と格闘しながら、溶けかけたアイスをちょっとずつ
飲むシーン、あれが好き。いまでもときどきわたしが真似して
長居してます。
123名無シネマさん:01/11/05 23:59 ID:cjoJvf7G
12499:01/11/06 00:47 ID:41lrWkql
>>122
 あのシーン、私も印象に残っています。最初から脚本にあったのか、監督の演出か、
あるいは丹波センセイが考えたのか、いずれかは不明ですが考えついた人は凄いと
思います。
 >>51氏の言われるように、こういう捜査段階の描写がしっかりしているから、後半が
生きるんですね。
125 :01/11/06 04:58 ID:DvIICUKa
最初見たときは感動したよ。
ベタに巡礼のシーンとあの曲。

ただ、変に和賀親子に感情移入しちゃって、和賀英良に同情するから、
差別されていた親子を助け、その息子に殺された三木謙一の立場が
無いんだろ?・・・と冷静になったとき気付いた。
126名無シネマさん:01/11/06 06:06 ID:ior+TwJF
小説でしか読んでないけど、何で絶賛されるのか解らん。
殺害のトリックとか無茶苦茶。読後萎えた・・。
127名無シネマさん:01/11/06 09:43 ID:ETL3TCQt
>>126
正直でよろしい。
俺も、この作品は良いと思っていない。長すぎる。
やっぱり長編より短編だと思う。火サスでちょうど良い。
128名無シネマさん:01/11/06 09:46 ID:JGl5Ol2m
18 名前:ミステリ板住人 投稿日:01/11/02 15:57 ID:W/cssJ6W
ミステリとしての面白さは原作が遥かに上、
映画板住人の見識を疑わざるをえない
また、清張は自然主義の流れをひく作家であり、
淡々としたクールな文体が持ち味であり、魅力でもある。
どうもこの映画、松竹得意の人情劇のひとつであるのに過大評価され過ぎ
のようである。
そんなに泣きたければ、プロジェクトX見れや

この映画はもはやミステリー映画ではないんですけど・・・
ミステリーってなんだ?サスペンスならわかるけどさ
129名無シネマさん:01/11/06 12:05 ID:gUhQcuen
>>128
奴を呼び込むようなことはせんでくれ。
130gt:01/11/06 13:31 ID:fT4aKN5L
>>107
> DVDでないよね。「鬼畜」はDVD化してんのにさあ。

霧プロの問題で、野村芳太郎VS松竹VS松本清張が対立していた経緯があり、
それで清張の遺族がソフト化を許可しないためです。
「鬼畜」は例外なんだろうけど、個人的にはその理由が知りたいです。
131ミステリ板住人:01/11/06 18:01 ID:vmHrxYIo
>128
「砂の器」を、ミステリ映画ではないと考えるのは、個人的見解に過ぎず一般的ではないだろう。原作と映画は別物という見解を取るにしても、映画の冒頭からクライマックスの
巡礼シーン前の捜査会議の場面までは、謎解きと犯人追跡を主眼にしたまぎれもない
ミステリ映画である。
ミステリのジャンルにはサスペンス・ミステリ(清張の短編にはこれが多い)という分野があることを付記しておく
132名無シネマさん:01/11/06 19:11 ID:sBA2m2Ap
ほーら来ちまった。
133名無シネマさん:01/11/06 22:57 ID:onUktfxa
age
134名無シネマさん:01/11/06 22:58 ID:h0rDXXWV
>>131
・オナニーは週何回ですか?やっぱ週末ですか?
・ブリーフ派?トランクス派?
135名無シネマさん:01/11/07 00:28 ID:fPuVljAu
喜ばせてどうすんの・・
13699:01/11/07 01:10 ID:cvWb+Df4
>>130
 そういうことだったんですか…(トホホ)。
137名無シネマさん:01/11/07 01:47 ID:FwKi+/Ou
小説の和賀は悪い奴だから分かるが、映画の和賀がいい奴なのにあれだけの理由で緒方拳を殺してしまうのは無理があるな〜。
138名無シネマさん:01/11/07 02:44 ID:v/+7/Iu2
95 :ミステリ板住人 :01/11/03 16:42 ID:b0sZZzPu
荒らしがひどいねこのスレ
私は必ず清張映画に関するカキコもしてテーマは遵守することを
約束します

おもわず笑ってしまった!
自分が最悪の荒らしだという自覚がないんだな(w
コイツほんまもんの基地外だろうか?
なぜか丸をつけない文体も何だかキショイ。
コテハン使うヤツにロクなのいないな、やっぱ。
139名無しさん:01/11/07 03:12 ID:o8gg+msV
>>137
いいやつかなぁ。島田陽子への仕打ちを見ると・・・。

>>138
ま、清張自身は「映画が原作を超えた」と認めているんだけどね
140名無シネマさん:01/11/07 12:40 ID:OSCG9CxA
>>137
あれだけの理由で・・・っていうけど、
あれだけで十分殺しの動機になったんでしょ、当時は。
だから、最近小泉が決断した!って大きく報じられたじゃない。
小泉の決断じゃなくて、裁判官が決断したのにね。
141 :01/11/07 12:51 ID:wwSk6Fwk
137じゃないんだけど・・・
>>139
和賀はひどい奴だけど、映画の作り方としては巡礼シーン以降は、
その犯罪の背景にハンセン病の差別というものがあり、和賀に対して
同情を誘うようなものだった。

そのあたりが、あれだけ世話になった恩人を殺した犯人の表現として
は釈然としないものがあるんだなぁ。
142 :01/11/08 09:19 ID:suJDr2QS
それより、トリスバーでの和賀と三木老人の会話って
どんな感じだったのか??
143名無シネマさん:01/11/08 12:10 ID:40PP5KpE
亀嵩の話で盛り上がったんじゃないの?
144名無シネマさん:01/11/08 12:14 ID:zeToZ7LH
しかし、

秀夫が

亀嵩にいたのは

映画では数日間のように

思える。懐かしいかね???
145 :01/11/08 13:24 ID:suJDr2QS
>>144
記憶が強烈だろうから。

しかも、数日間ということはなかろう。
私が測ったところ、まあ、40日くらい。
146 :01/11/09 09:16 ID:tPb3dMko
>>145
よく調べたね
147名無シネマさん:01/11/09 12:49 ID:4bvpXw1m
神社の床下に隠れていた巡礼父子を見つけたときの緒方拳の目の演技がイケてる。
148名無シネマさん:01/11/09 12:59 ID:yfWgIvQn
緒形拳の駐在さんって、
この間市民の嘆願書で懲戒免職を逃れた巡査に雰囲気が似てない?
149名無シネマさん:01/11/09 14:12 ID:CHUJBRt4
>147
緒形拳という俳優さんは、無言の眼の演技がうまい人だ。
「鬼畜」も同様、TVの必殺なんかでもよくわかる

>148
同意、あのお巡りさんTVで見たが、どこかで見た気が俺もしてた。
150 :01/11/09 14:49 ID:tPb3dMko
渥美清(伊勢二見が浦映画館・映写技師)
「ウチの社長が田所さんの選挙参謀長です。ま。自称参謀長ですがね、ヘヘヘ」
151 :01/11/10 09:07 ID:3kTpNvk4
吉村刑事「東京の人口は一千二百万なんですよ」
15299:01/11/10 12:25 ID:haVcxhqB
>>144-146
 今西刑事の報告で、三木巡査が本浦親子を保護して本署へ事後の処理の指示を
あおぎ本籍地照会をおこなってから返答がくるまで約一週間…と言っていて、
さらに慈光園に本浦千代吉を収容するまで数日はかかっているでしょうから、
秀夫が少なくとも十日以上は亀嵩にいたのは確実なようですね。それから、秀夫の
引き取り手を探して三木巡査が自ら育てることを決意するまで、一週間以上は
かかったでしょうか…。
 でも、>>145氏の言われるように、二年あまりの放浪の末に保護されて三木夫婦に
親切にされたのですから、たとえ数日間でも一生の思い出になったと思います。

>>147,>>149
 亀嵩駅での“別れ”のシーンで、黙って三木親子を見つめ帽子のひさしを手で
引き下げるところも、いい味出していました。そして、『宿命』を演奏中の
和賀英良の回想シーン…「秀夫、なぜだ。どげんしてなんだ!」…(涙)。
153愛がー:01/11/10 13:00 ID:4qmD9MkS
映画館で見たときは前編と後編に分かれて上映して
途中にトイレタイムがあったよ

駅の別れのシーンは
鮮やかな深い緑が画面いっぱいで場内はセミの鳴き声に包まれ
涙が留まらなかった
154 :01/11/10 14:33 ID:3kTpNvk4
吉村刑事「おい、ビール!」
155 :01/11/10 14:49 ID:3kTpNvk4
吉村刑事「きみ、みんなの迷惑になるじゃないか」
156名無シネマさん:01/11/10 19:11 ID:+U696PT5
こっそり父親に会えばいいとおもうのは俺だけか?
157名無シネマさん:01/11/11 01:47 ID:EAtnIv66
ふたりの女が出てきて「陽のあたる場所」みたいなところがあまりに古臭い。
加藤嘉がうんと若い役をやって病みやつれた感じをだしたのはよかった。
158名無シネマさん:01/11/11 10:07 ID:4e1MaY6Y
>>156
私もそう思う。
159名無シネマさん:01/11/11 10:19 ID:EveG4BUM
おめーら原作は読んだのか???
160名無シネマさん:01/11/11 10:19 ID:EveG4BUM
特に「愛がー」ってヤツ
161名無シネマさん:01/11/11 10:31 ID:4e1MaY6Y
どんぶり5656
162名無シネマさん:01/11/11 10:40 ID:FQszlFaC
丼子
16399:01/11/11 18:20 ID:ctIuIgCS
★映画『砂の器』の笑いのツボその1:捜査会議の席上、熱弁を振るう丹波センセイの
横にいて、何もしないのに目立ってしまう丹古母鬼馬二。存在感ありすぎ(笑)。

>>156,>>158
 和賀英良こと本浦秀夫が、それすらもためらうほど、かつての差別と偏見は
厳しかった…と解釈できるかもしれません。
164名無シネマさん:01/11/12 16:19 ID:lMCq3Aek
「え、布ぎれ!」
165 :01/11/13 09:31 ID:F/MdeveY
age
166名無シネマさん:01/11/13 09:51 ID:RlcPlie2
Don't think!!
fee〜l!!
167名無シネマさん:01/11/14 04:01 ID:EbZxk4mY
あげ
168名無シネマさん:01/11/14 05:23 ID:rXN/U1LQ
日本で参審制をすれば、危険だと思わせた映画だ。
169名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/14 14:31 ID:lhW0ZgVs
>>168
無罪になってたかな??
17099:01/11/14 20:11 ID:PWOzcw7T
★映画『砂の器』の笑いのツボその2:元大蔵大臣の娘(山口果林)に、島田陽子のハンカチの
ことを突っ込まれて、急に作曲を続けるふりをする加藤剛。

>>168-169
 丹波センセイが法廷で熱弁を振るったりしなければ、無罪にはならないのでは?(笑)。
171名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/15 09:07 ID:5nZG43Ze
>>170
「でももう一つの宿命だけは切ってね」
17262:01/11/15 13:22 ID:Bp1DHbqa
原作では超音波を使った殺害とか、
わがえいりょうの前衛音楽とか、
いろんな場面があって、
映画ではどう表現しているのだろうと思ったら、
省略している場面がけっこうありましたね。

映画では、かなり話を要約して、後半の父子の巡礼に
かなり時間を割いていましたねー
173名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/15 14:18 ID:5nZG43Ze
>>172
原作は冗長
174名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/15 21:32 ID:If8qPspE
すなのうーつーわー
175名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/16 09:03 ID:50m16eTF
三木息子「父は、実に立派な人間じゃった」
176名無シネマさん:01/11/16 11:01 ID:Dw9LCH8b
丹波:「しんせい」ちょうだい。 ――年配の観客大爆笑
177名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/16 11:26 ID:50m16eTF
>>176
丹波のアドリブだったりして
178名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/16 15:28 ID:50m16eTF
丹波:「らいせい」ちょうだい。
179名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/17 08:51 ID:xnDSaVHP
和賀「だめだ。絶対に生むな」
180名無シネマさん:01/11/17 12:12 ID:H/WHOu2s
パイオニアLDCから出てた松竹作品のLDボックス「松本清張 推理の世界」(全5巻)は、
ライナーノーツが超充実していて読み応えがあった。公開当時のプレスシートも
採録されてたし。その点、DVDは紙資料の点で寂しいのが困る。
18199:01/11/18 10:53 ID:9A9nIOIs
★映画『砂の器』の笑いのツボその3:捜査会議の席上、“順風満帆”(じゅんぷうまんぱん)を
“じゅんぷうまんぽ”と言ってしまう捜査一課長(内藤武敏)。スタッフや他の俳優も丹波センセイの
熱弁に感動して気づかなかったのか…。

>>172-173
 確かに、原作は長いですし、同時代に読まないとキツイ部分もありますね。

>>176
 笑いのツボですか(笑)。公開当時、既に“新生”ってタバコの銘柄としては古臭い
イメージになっていたんでしょうか。その頃にハイライトなどがあったかどうか…私が
ガキの時分、父親はハイライトを吸っていた記憶がありますが、既に昭和五十年代の話
ですから、『砂の器』の頃はちょっとわかりません…。

>>180
 ボックスでお持ちなんですか。いいなぁ。私が買った『砂の器』単品のLDでは、なぜか
大竹まことが解説文を書いていました(笑)。おっしゃるように、DVDは特典映像はあっても、
解説書などが付属することはメッタにありませんね。
182 :01/11/19 09:04 ID:M1U/Bz7j
旅館の主人は誰がやってた?
183名無シネマさん:01/11/19 23:53 ID:U4rQChNh
話がおかしいと思った。砂の女じゃなかったのね。
砂の女も面ロイYO!
18499:01/11/20 00:04 ID:zjj5pgiq
>>182
 全キャストを↓ここで見られます。

http://www.jmdb.ne.jp/1974/cx002560.htm

>>183
 一字違えば大違い…(笑)。私は『砂の女』は未見です。レンタル屋にも無いし、
BSでやらないかなぁ。
185真船:01/11/20 00:16 ID:Yuvh6obx
映画はまだ見てないので今度ビデオ借りてこようと思います。
原作は、推理小説というには、偶然の発見ばかりに頼りすぎた
苦しい展開で犯人がバレるので納得がいきませんでした。
普通、あの作曲家が犯人なんて、あの状況ではバレるはずがないと
思うが。
186名無シネマさん:01/11/20 11:10 ID:Uqj08emb
ゼロの焦点は、なぜ、あの題名なの?
作中に、意味を辿る解説は確かなかったと思うが。

自分の暗い過去を知られないために
罪のない人をあやめるという点では、
砂の器と同じですね。
社会背景が理解できていないと
犯人の気持ちがわからないというところも。
187 :01/11/21 19:08 ID:SjoFhlOW
188 :01/11/22 13:26 ID:nRKF1/8g
age
189名無シネマさん:01/11/22 13:28 ID:fwvR5/61
>181

「じゅんぷうまんぽ」は、「がいしゅつ」みたいなものであろう。
2ちゃんねらーだったに違いない
190名無シネマさん:01/11/22 14:00 ID:IQhINi/0
>189 「初老の紳士」→「ういろうのしんし」(R)伊丹十三 とかね。
         
191名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/24 09:54 ID:csHPoZFt
「あのね、背のほうは高かった。それとも、低かった」
192清張はサヨシンパ:01/11/24 20:59 ID:XBcQP+0H
東京都知事選は、安保以後ギクシャクしていた社会党と共産党が政策協定を結び、
一致してみのべ候補を推薦し、また、大内兵衛、市川房枝、中野好夫、松本清張、海野晋吉、
佐々木更三、野坂参三等13名の著名人による『あかるい革新都政をつくる会』への呼びかけが行われ
、広範な民主勢力の結集が大きな力を発揮したといえよう。
 この都知事選挙方式は、その後もいろいろな面で成果をあげたが、このときの何人かの方々は、
その後も社・共共闘や革新統一への働きかけの役割をしてくれたことが、私には強く記憶に残っている。
193ミステリ板住人:01/11/24 21:23 ID:gjT1Qzaq
>192
このスレの住人の迷惑になる。リンク先に来い。
君も少しは他人の迷惑を考えることだな。

http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/mystery/994688441/l50
194清張はサヨシンパ:01/11/24 21:30 ID:XBcQP+0H
お前の存在自体迷惑(w
195名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/25 11:18 ID:fJVGth0u
松本清張に関しては、産経新聞もしぶしぶ評価だった。
196名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/26 09:23 ID:ico/BBoH
和賀上げ
197 :01/11/27 10:28 ID:JkT5O4Xq
和賀
198名無シネマさん:01/11/28 13:12 ID:xbvR6Evg
DVD、2月21日発売
199名無シネマさん:01/11/28 13:20 ID:CQIOT7n/
ヌーボーって田代まさしのお菓子
200名無シネマさん :01/11/28 13:48 ID:zpOJg8JA
>199さん
ヌーボーはブンセン鰍フお惣菜のことです。因みに
塩昆布  塩っぺ (しょっぱいの意ではない)
佃煮のり アラ!
他にもいろいろあります
201名無シネマさん:01/11/28 14:11 ID:zpOJg8JA
200です。 本題を書きます。
今年の夏は、ハンセン氏病患者の隔離が話題になりましたが、
我が岡山には長島愛生園と邑久光明園があります。この映画
の重要なカギであるハンセン氏病の療養所です。仏罰とされ
隠れるように無理やり遍路に行かされた人々のたどり着く先です。
秋頃から急に、視察団みたいな連中(県知事団)が行っているよう
ですが、この映画を観た人ならすぐにでも訪れることを希望します。
202名無シネマさん:01/12/01 03:30 ID:evl4uswq
養療所という名の刑務所のような収容所。
こんなアホな施設を作った大バカヤロウは光田健輔。
こいつに文化勲章を授与したマヌケな日本政府。剥奪しないのか?
俺は今年あまりにもひどい実態を知って、激しい憤りを感じた。
203名無シネマさん
>>201
うちの地元にもありますよ。
施設の名前が「愛」だの「生」だの「光」だの、
ものすごっくわざとらしいですね。
そういう語感のいい言葉を施設の名称に使うあたりに、
逆に、一世紀余りに渡って不当な迫害を強いられた歴史の陰が見えます。
強制隔離された人たちの人生のほとんど、
他者から愛も光も与えられなかったのに。

今年のニュースステーションの特集で、
療養所で結ばれた男女が子供を授かったのに、
産み落としたその場で施設の職員に赤ん坊を間引かれたという話があって、
胸が痛みました。
そのことだけでも、いかに非人道的な扱いをされたか、うっすらとわかる気がします。