鶴田浩二

鶴田浩二について語りましょう

誰それ？

日本の役者で「玉砕」という言葉画いちばん似合うのは
鶴田浩二だとおもうのですがどうでしょう。
とくに『戦後最大の賭場』と『博徒外人部隊』のラスト
は最高です　

>>2　東映任侠映画のスターです。

この人って若い時から死ぬまでスターであり続けた
人だよね。特に中年以降の演技は素晴らしい。
全盛期のヤクザ映画を支えていたのは中年期の鶴田と
高倉健、菅原文太なんだけど、やはり鶴田の果たした役割
が一番大きい。

この人は姿もカッコいいんだけど、俺がさらに感心するのは
声が良いこと。ほとんど歌手・声優レベルの個性的な声
なんだよね。当時レコードもずいぶん出してたはず。

名前も知らないっていう世代がいても当然だけど、
「博徒外人部隊」はヤクザ映画史上名作の部類に
入るので、レンタルにあったら見といても損はないと
思うよ。

名優というだけではなく、私生活でも折り目正しい人格者
だったと聞いてる。三島由紀夫や山口組三代目も
賞賛したとか。
そう言えばこの人が死んで、テレビの追悼番組見てた
俺の母親が泣いていたな・・・

今も生きてるよ。
鶴光に改名しました。

『戦後最大の賭場』のラストは何故か鏡の上から延々と血が流れ続ける
のがオカルトみたいでワラタ！だって飛散した血がたれてくるようには
見えないんだもん。『日本任侠道・激突篇』のラストといい勝負。

『博徒外人部隊』のラストは何発撃たれてももんどりうちながら敵に襲い
かかってゆくのでビールを吹き出してしまいました。なかなか死なないのが
いいんだろうけど。

鶴田浩二って感極まる演技になるとコメカミがピクッピクッって
動くよね。あれがイイ！

「ギャング対Gメン」は特命を帯びたならず者って設定が良かった。
七人物の亜流だけどね。

かつてお嬢さんのところに彼氏から夜遅くに電話が
かかってきて彼氏であることは知っていたのだが
夜遅いと言うことで「明日またかけなおしなさい」と
たしなめたそうです。偉い！！

学生のころまだビデオが出始めだったのでもっぱら
仁侠映画・やくざ映画は新宿昭和館でお世話になりました。
当時は健さんや文太が好きだったのですが３０歳をすぎて
から鶴田浩二のよさがわかるようになりました。

拓ボンは短期間ではあるが、付き人やってたそうです。

やぱ｢男たちの旅路｣萌え。

特攻隊の生き残りっていうのが嘘だってこと、有名ですよね。

まあ嘘っていうか「雲流るる果てに」とか「同期の桜」とかに出演
してそんでもって歌まで歌っちゃったもんだからマスコミとか周り
がそういうふうにしちゃったところもあるんですよね。ファンも勝手に思い込んじゃったんじゃないかな。

＞16
何言ってるの？本人が生き残りって主張してたから、突っ込まれたんだよ。
突っ込まれて、名簿に名前がないことまで指摘されても、「俺は生き残り」
って嘘ぶっこいてたのは、彼自身です。

千葉真一版「ゴルゴ１３」には触れない方がいいか・・・
いや、鶴田浩二は至ってまともなんだが

嘘飾に生きた任侠道の大スター　その名は鶴田　浩二。　男の色気を余すところ無く見せた
見せた東映の大御所スター。その魅力は今のパソコン世代にはわかるまい。

鶴田　浩二こそ　切なく　いじらしい最後の映画スター。

馬賊が物凄くあやしい。

高田光吉の弟子で、師匠は最近までいきてたな。
「特攻隊の生き残り」云々を詮索するのは野暮ってもんよ。
彼は根っからの役者なんだから。

昔ながらの日本人の美徳をそのまま体現したような
人だったね。戦中派そのものというか。
もう、こういうタイプの人は今の腐った日本からは生まれない。

>22
美化しすぎ。浮気はするわ、暴力はふるうわ、我侭だわの
典型的なスターだよ。
隠し子もいたっけ。

どうかなあ。整備兵として特攻を送り出していたんだし、心情は
特攻の生き残りと一緒だったという事なんじゃないの。
最終的には生き残りの同期会からも認められたんだし。
彼らも生の声を上げられるのは鶴田だけなのを知っていたし。

これを戦後生れが「嘘」と言っていいものかどうか。

>>24
同感です。飛行機乗りじゃなくても、あの当時は
みんな死ぬ気でいたんですから気持ちはひとつ、
全員が特攻隊でしょう！

>>18
「オマエさん見てると昔の俺に会った気がするよ・・・」
「戦争が終わって３０年、銃を片手に渡り歩いているうちに
日本にも帰りそびれてとうとうこんなとことに住み着いてしまった」
「どうも年取ると愚痴っぽくなっていけねえ」
友情出演ですね！

もいいが、やはり鶴田　浩二には彼以上の何かがある。演技派、重み、強烈な個性、そしてニヒルな横顔。気品すら漂う。
私生活は虚飾にまみれていたが、それは別物だ。やはりかっこいい男だ。昭和を背負った。

「傷だらけの人生」最高age

>>23
昔の芸能人ってほとんどヤクザに近いもんな。
勝新とかも無茶苦茶だもん。

>>29
勝新はおちゃめなほうだよ。
若富だよ。渡瀬だよ。

>>30
若富は若い頃、刑務所に服役していたからなぁ。

昨日、中古レコード屋に『暴力団再武装』があったので
思わず買ってしまったよ。

>32
最後に割腹するやつね。いいな〜、幾らでした？

>>3
800円でした。安くてビックリしましたよ。

鶴田と若山組み合わせると
いい映画になるよねえ。
「総長賭博」とか。
私生活では反目してたみたいだけど。

鶴田・若山・丹波哲郎は性格的な３すくみで
有名だったらしい。

鶴田は若山に強く、若山は丹波に強く、丹波は鶴田に
強かったと当時の映画人達の談話。

>>35
確かに二人の組合わせでは個人的に『博ち打ち外伝』が好き
とくに最後に松方が親殺しをした場面は最高。

>36
同意。
辰巳柳太郎はいいね、｢飛車角と吉良常｣｢昭和のいのち｣（日活）でもハマっていた。

鶴田浩二が映画の中でドスを刺す時の表情は凄い。
あれは演技でもなかなか出来るものじゃない。
今の松方なんか、もろ顔をつくりまくっている。
やっぱり鶴田浩二、健さん、文太までかな。
＞東映ヤクザ映画が面白かったのは

鶴、蛸、蛆

それから鶴田浩二の任侠映画なら
「傷だらけの人生」を挙げたい。
ラストシーンが白黒に変わってしまう所からは圧巻。

鶴田浩二が生前、清水健太郎に
「ヤクザをヒーロー化する映画は好きではない。」
と語っていたらしい。
彼の映画を観るとそれも頷ける。

小津安二郎の映画で見た時にはびっくりしたな。
「お茶漬けの味」だっけ？
若い頃は優男だったね。

のドロドロした、しがらみを背負って死んでいったこの不世出の映画スターを
いくら私生活が身勝手だったといえ　非難する気にならない。

なぜなら、いくら時代意識が変わろうとも大部分の男は　鶴田　浩二的なところが在るのだから

２０年くらい前、
１１ＰＭというＴＶ番組に
鶴田浩二氏と菅原文太氏が出演していたが、
文太氏は、鶴さんの前で、異常に恐縮しており、
東映の俳優の序列を痛切に感じさせた。
当時文太氏は、「仁義なき」シリーズで、既に不動の
トップ俳優の地位を築いていたのですが・・・・。

は、決して良くなかったと思う。誰だってあれだけ筋、義理を表向き通そうとすれば、窮屈だよね。

友人にはなりたくないが、本来銀幕のスターとはそう云うものだろう。
しかし時代を超えて、粋な男前とは彼のことを指すのだろう。着流しがカッコ良すぎる

鶴田（小野）さやか　ﾊｧﾊｧ

今だに鶴田真由が娘だと勘違いしてる人が多いんだよね。

>42
なんたらかんたら、ズム、ズ〜ウム〜♪
って歌、唄ってたね。
あれ、何の歌ですか？

晩年はＮＨＫのドラマ『男たちの旅路』が良かったですな。
このシリーズでは「車輪の一歩」が有名ですが、
他の作品も傑作ぞろい。

ＣＸで放送されていた「大空港」再放送されないかなぁ。

ｈせあ

か、若すぎる。しかし昔からこの人風貌が老けていて若年寄のような所があった。
可能性はまだまだ在ったように思われるが、老醜を晒さずよかったと言っていた大島　渚の言葉が印象的です。

若山富三郎も老けたの早かった。
若山富三郎は丹波哲郎より７歳、鶴田浩二より５歳年下
そして高倉健より２歳上だったか。
こうしてみると丹波と健さんが一番若々しかったかもしれない。

久しぶりに『暴力団再武装』を見たがラストは圧巻だな。

>>52
老醜をさらしてるのは大島渚自身だと思うが・・・
よくこういう無神経な事が言えるな＞大島

今から24年前、テレビで天知茂の「非情のライセンス」
にも２回出演したけど、あの映像残ってないかなぁ。
鶴田浩二の役柄は元・ヤクザだったはず。

>>55
まあまあ、そうカッカせずに。
男前の鶴田浩二が好きだったからこその言葉でしょ？
それに大島は監督だから別に自分の容姿のことはいいんでしょ。
ってこともないか？　あれでもかなりのナルシストらしいからな。

鶴田浩二って、ヤクザに襲われたことあるんでしょ.
ビールビンで頭割られたらしい.

>40
それ見たけど白黒になった？飛車角と吉良常と勘違いしてない？

あのしたり顔はどうにかならないものか、なんでもわかったような顔をする奴に
限ってなんにもわかっちゃいないのだ。 by 西脇英夫 に禿同！

あえて３本挙げれば
「博打打ち・総長賭博」「博徒外人部隊」「日本暴力団・組長」。
鶴田と若山の組み合わせが良い。

｢博奕打ち　総長賭博｣は完璧なシナリオに比して、山下監督の情緒的な面が
マイナスに作用し出来はもう一歩。

「日本暴力団　組長」の若山が鶴田に惚れる動機がいかにも東映風、現実味無し。

どこにでもいるんだよ、おれみたいな嫌なやつ、自分でもわかってんだ、鬱氏。

>59
ラストシーンが確か白黒画像だった気が。＞「傷だらけの人生」
勘違いかな？
個人的には鶴田・若山より
鶴田・丹波や鶴田・安藤昇コンビの方が好きだった。

娘さん、美人だよね。

『博打打ち　総長賭博』のビデオって何処に売ってるのかしりませんか？
名作ってよく聞くんだけど見たことないんだよね。

>64
都内在住でしたら
新宿や恵比寿のＴＳＵＴＡＹＡに
行けば置いてありますよ。＞「総長賭博」

>>65
ありがとうございます。しかし京都在住ですから無理ですね。
またこっちで探してみます。思えば去年の冬、深夜に放送し
ていた『修羅の群れ』で鶴田浩二を拝見して以来、出演作を
あちこちで探しているのですがたいしてみあたらないのです
。

鶴田浩二が亡くなった分
高倉健にももう１回ヤクザ映画を
やってもらいたいですね。
私的にはこの２人のどちらかが主演の
任侠ものでないと見る気がしないので。
そして脇を丹波、文太、梅宮、渡瀬ら
で固めて欲しいものです。

松方も一時期、顔が鶴田浩二に似てる
なんて言われてましたけど、今の姿を
見ていると、とても、とても・・・・。

鶴田浩二の作品で好きなのが「暴力団」。
志村喬、梅宮辰夫らが出ている作品。
白黒映像だけど見応えあり。

でも鶴田っちは高倉健に対して猛烈なライバル意識を燃やしていて
それが二人の袂を分かつ原因となったのよね。

＞69
確かに当時、東映の２枚看板といえば
文句なしに鶴田浩二と高倉健だもんね。

自分を食うような演技をした女優を、
演技の振りしてビンタしたというエピソードは頂けない。

>>58
神戸で興行するのに山口組に挨拶に行かなかったんだっけ？
それで、山健に頭カチ割られたと。

>>24
嘘は嘘。どうでも良いじゃん、そんな逸話。
それがなきゃ風化するようなチンケな役者じゃないでしょ？

この人と上原謙は今見ても惚れ惚れするほど端正な顔立ち。

>66
「総長賭博」等々、仁侠映画（東映映画）は
小さいビデオ屋のほうが良くおいてるよ。
私も、東映映画目的で、かなりの数の店の
会員になっています。

http://members.tripod.co.jp/esashib/fukasaku06.htm
「誇り高き挑戦」
製作＝東映（東京撮影所）
1962.03.28　 白黒 シネマスコープ
監督 ..... 深作欣二
　 鶴田浩二 丹波哲郎 梅宮辰夫 　 大空真弓 　 中原ひとみ

日本映画史に残るエンディング。
巨悪にひとりで立ち向かう決意をしてサングラスを外す鶴田のアップと、
巨悪を象徴する国会議事堂のカットが交差する、
切り込むような大音量のフリージャズがかぶさる。

大和の艦長が渋かった

>>78
挨拶に行ったけどその時、マネージャーが海苔と現金５万円を田岡組長に
持って行ったらしい。その事が田岡組長の逆鱗に触れた。
その前に京都で田岡組長がマネージャーに「うちの興行に出てみんか？」と
誘ったところ、マネージャーが「予定が詰まってますんで」と断った。
これが実際の原因。

>>67
その案に賛成なんだけど、健さんはもう歳だから侠客じゃなくて親分役
になって、下手すると高嶋政宏主演の『残侠』みたいなクソ映画(ギャグ
として見るならハイセンスだけど)になりそう。

>78
でも健さんって、もう主役以外できない俳優に
なってしまった気がするんだよね。
実際、最後に脇役で映画出演したのはかなり前
だと思うし。
その辺り、鶴田浩二はある時期を境に、うまく脇
へ廻って文太や松方らを支える側に移った気がする。

>>79
確かに健さんは脇役にはなれないな。それにしても昭和残侠伝の花田秀次郎
はまり役だったなぁ。特に破れ傘の北島三郎扮する東京銀次郎が鶴田浩二扮
する時雨弥三郎にドスなしで特攻するところはまじで泣けた。

>68
是非、黒澤明の”酔いどれ天使”とジェームズ・キャグニー主演の”汚れた顔の天使”を
御覧になることをお薦めする。

もう健さんの主役を見るのはつらい。声が（四十七人の刺客の頃から）とおらなくなって
きたように思う。

鶴田浩二へのいろいろなインタビュー、また彼について他の人が語ったものを読んでも
かなりいやな奴だったという感じを受ける。ま、映画が良けりゃそれでいいけど。

>>80
その気持ちよくわかる。

確か鶴田浩二の父親は渡世人だったんでしょう？

もっと鶴田浩二の任侠映画ビデオ化
されないかなぁ。

>>84
激しく同意

若山富三郎主演でコミカルじゃないやつビデオ化キボン！

｢日本悪人伝｣は｢人斬り与太・狂犬三兄弟｣並みの凄惨な展開で堪らん！