>>479 >これは新山が宇崎に問い詰められて苦し紛れに言ったという意味であり、
>作品の中でマジにそうであると設定してるわけではないと思うのだが。
>違うのだろうか。
>あまりマジになって突っ込むべきところではないと思うのだがなあ・・・
いや、しかしこれは物語の根幹を成す設定なのに、登場人物の誰もが
納得してないんじゃ、無用に観客を混乱させるだけでしょ。
そもそもそんな仮説、出さない方がマシだと思う。
前作までみたいに、理由は一切告げず「とにかくゴジラが居るんじゃ、
文句あっか」と開き直った方がよっぽど良かった。
たぶん、監督はヒロインの父親=現代の防人と過去の防人を対比させて
描きたかったのかも知れないが、説明が舌っ足らずなので、何一つとして
描けていないんだよね。
>>480 >そもそも「ゴジラ=英霊の怨霊」などと断定しとらんしなぁ映画では。
>伊佐山老人がそう言ってるだけだし。
そりゃ、その伊佐山老人が単なるボケじじいか、その筋の権威でも何でもない
民間の研究者とか……つまり、物語の核心にいない人物として描かれ、それが
推測したという形で語っていれば「断定してない」ことになるだろうけどさ。
ちょうど平成ガメラがそんな感じだっただろ? 一介の研究者が「これは
仮説ですが……」という風に説明して、うまくボカしてた。
ところが、この映画の場合、あのジジイはどう見ても「物語の核心にいる人物」
じゃん。それが断定口調で言ったんじゃ、普通は「断定してること」に
なるんじゃないの?
例えばゲゲゲの鬼太郎で目玉おやじが「アレは○○という妖怪じゃ」と
説明したとして、それも断定していないことになる?
>>482 前半については完全に同意だが……。
>別にメガギラスが特に優れてるって言うつもりはないが、
>少なくともキャラと人間対ゴジラ対メガギラスの図式はし
>っかり描いてた。
そうかあ? あの作品で登場した対ゴジラ部隊って、すごいマヌケにしか
見えなかったぞ。ゴジラが出てる時はゴジラのことしか考えず、
メガギラスが登場したらゴジラのことをキレイに忘れて、また場面が変わったら
メガギラスの存在を忘れて……。
要するにあの映画、486氏の言うとおり、メガギラスが単に人間とゴジラとの
対決の合間に割り込んできた邪魔物でしかなくて、その登場シーンをすべて
抜いても物語が成立してしまう。これってすごい破綻でないかい?
あのガキの扱いに関しては破綻以前の問題。大災害を引き起こした奴が
お咎めナシってのは、観客にめちゃめちゃストレスを与える。
そんな要素が無い分、今回の映画はまだマシだったってこと。
>>487 >個人的にはファンが扱い間違うと怪獣映画ってジャンルそのものを
>破滅させる危険性持ってる映画だと思う。
同意するけど、具体的にはどういう点で?
俺としてはゴジラを「究極の悪」「恐怖の象徴」として描いてしまったことで
子供の観客を完全に切り捨ててしまったことがすごいマイナスポイントだと
思うんだが……。
今回はハム太郎に救われたが、来年からハム太郎のみになる可能性も
高いような気がする。