最後のサムライー三船敏郎ー

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無シネマさん
彼のすごさについて思う存分語りましょう!
俺の好きな三船ベスト3
1、桑畑三十郎(椿三十郎)2、捨吉(どん底) 3、松永(酔いどれ
天使)あと忘れられないのが寅さんの三船、藤崎恭二(静かなる決闘)、
無法松、村上五朗(野良犬)そして菊千代。今思いつくのはこれくらい。
皆さんはどうですか?
2名無シネマさん:01/10/17 01:15 ID:ESU/C6f5
邪道かも知らんけど、「レッド・サン」の黒田官兵衛が自分の中では
ベストだなあ・・・
31:01/10/17 01:21 ID:De7Evbi6
ああ、うっかり忘れてた(苦笑)
あれね、かっこよかったよね。チャールズ・ブロンソンを
巴投げしたりするやつね。でもひとつ言わせてもらうなら
女とは寝ないでほしかったね。用心棒では「危ねぇ、危ね
ぇ」っていって女と寝るのはさけてるしね。そんな硬派な
黒田でいてほしかったね。
4名無シネマさん:01/10/17 01:22 ID:GX6AtO28
>>1
役名(映画名)の順番で書いてるみたいだけど
椿三十郎での役名は椿三十郎でしょ。もっとももうすぐ四十郎ですが。
51:01/10/17 01:25 ID:De7Evbi6
>4
いやそういうわけじゃなかったんだよ。同一人物ってことでああいう
ふうに書いたんだけどまぎらわしかったかな。あとのは名前聞いただけで
何の映画か思い出せない人もいるかなと思って書いただけです。
6名無シネマさん:01/10/17 01:26 ID:fHtxhcSK
>>4
まあ、役名(映画名)はちがっても
同一人物なわけだから
1さんのわけかたでもいいんでない?
7名無シネマさん:01/10/17 01:29 ID:ZtghGbPA
三船の殺陣って、速すぎてカメラが追いつかないと聞いたことがあるが。
81:01/10/17 01:37 ID:De7Evbi6
>7
そうらしいね。高度な機械で一時停止してもぶれてたかなんか・・・。
9名無シネマさん:01/10/17 01:58 ID:kYLTFvTs
「生きものの記録」の老人役はどうなのかな?
101:01/10/17 01:59 ID:De7Evbi6
>9
ああ、あれを忘れていた・・・。あの老人役も最高ですね。
確か淀川さんはあれが一番好きだって言ってました。
11名無シネマさん:01/10/17 02:15 ID:kYLTFvTs
あの時の三船はまだ34,5でしょう。
それで60の老人役ってスゴイね。

個人的には「赤ひげ」の三船が好きです。
赤ひげ先生の厳しさの底に流れる温か味は
三船ならではのさすがの貫禄だと思う。

ただ三船は豪快でユーモアもあるところが魅力だったんで、
「男は黙ってサッポロ・・・」的な寡黙で重厚になっちゃった
後年の三船はイマイチ好きになれないかな。
12名無シネマさん:01/10/17 02:28 ID:m2HTL7Z7
スレタイトル見て思い出したが「最後のサムライ ザ・チャレンジ」って
映画にスコット・グレンに武士道を仕込むオヤジの役で出ていたな。
13名無シネマさん:01/10/17 02:41 ID:uGxX/QLa
>12
弟が中村敦夫だったよね。しかも悪役。
確か宮口精二も出てなかった? 昔見たけどあんまり覚えてない・・・
14名無シネマさん:01/10/17 02:47 ID:m2HTL7Z7
>>13
で、三船の仲間が宮口精二と稲葉義男。
つまり「七人の侍の生き残り&スコット・グレン」vs「木枯らし紋二郎」
15名無シネマさん:01/10/17 04:28 ID:cHo9nLXY
軍人を演ってるときの三船も好きだ。
「血と砂」サイコー、「太平洋の鷲」カッチョエー、「日本のいちばん長い日」スゲー…。
16名無シネマさん:01/10/17 05:26 ID:DlmTIZu+
羅生門の多襄丸も良かったな
  
17名無シネマさん:01/10/17 06:36 ID:d/6dm+x3
あまり語られないけれど、成瀬の「石中先生行状記」での、素朴で実直な
田舎青年の役が実に良かった。 三船敏郎って不器用型俳優の代表みたいな
言われ方をするけれど、必ずしもそうではないと思う。

そういえば、昔、「竹取物語」の舞台挨拶で生の本人を見たけれど
あまりに小柄なのでビックリした。 ますます好感を持てた
18名無シネマさん:01/10/17 18:13 ID:yo3GDyGS
>>12〜14
フランケンハイマー監督作品なら「グラン・プリ」の矢村
こっちの方が出来いいし(笑)
191:01/10/18 00:42 ID:7ZkJBbbD
>17
特に外国のスターたちが三船の小ささにびっくりしたらしいですね。
20名無シネマさん:01/10/18 02:45 ID:kVYo4E9T
七人の侍、みんないなくなったね。涙
21名無シネマさん:01/10/18 02:48 ID:zOgM5+Wd
「妻の心」「石中先生行丈記」、2本の成瀬監督の三船の方が黒沢の三船より全然いい。
22名無シネマさん:01/10/18 03:18 ID:5kCuI+JX
「インチョン」とか「ウインターキル」って見たことある人いる?
23名無シネマさん:01/10/18 04:25 ID:86PLvO/L
タイトルが
最後の”サムライーミ”船敏郎ー
に見えた・・・それだけ、すいません
24名無シネマさん:01/10/18 08:43 ID:pU7WhpzU
稲垣浩作品でのおおらかな演技を見せる三船もいい
25名無シネマさん:01/10/18 12:35 ID:92pXvEzU
溝口健二の「西鶴一代女」に出てたとき、黒澤映画の時と全然違うので驚いた。
ああいう路線って他にもやってるのかな。
26名無シネマさん:01/10/18 12:41 ID:xLT8Weaa
隠し砦の三悪人も好き。最後の方で姫に自決用の刀を渡すシーンとか。
27名無シネマさん:01/10/20 08:05 ID:ZWn0mtIH
確かに西鶴一代女よかったなぁ。隠し砦ももちろん
よかったけど。
28名無シネマさん:01/10/20 09:06 ID:0DY22x0M
水粥すすってでも長生きしたかねえか!
29名無シネマさん:01/10/20 09:13 ID:zue2CyG6
日本では武蔵といえば内田トム&萬屋の方だがアメリカだと三船版の方が有名
らしい。
アカデミー外国語賞も取ってるはず。
30名無シネマさん:01/10/20 14:27 ID:qgFvBvlR
俺の中では山本五十六のイメージが強い。「連合艦隊司令長官・山本五十六」の
ラストでめちゃくちゃ泣けた。
31名無シネマさん:01/10/20 17:38 ID:ZWn0mtIH
迫力を感じたのは「静かなる決闘」のラストだなぁ。
32名無シネマさん:01/10/20 18:16 ID:1xlbgmi2
ずっと「男は黙って」系の大物三船か「菊千代、三十郎」系の野生的な
三船しか知らなかったんで、「野良犬」を初めて見た時はビクーリしたよ。
こんなにも真っ直ぐで純粋な青年を演じられるなんて!
若い頃の彼は、実に「二枚目俳優」としても充実してたんだな。
33注意!:01/10/20 18:34 ID:jxBGxptE
1941の御大は決してみるへからず。
スピルバーグのインタビューでもアレには触れないね(^^;
34名無シネマさん:01/10/20 20:03 ID:xXowFTCV
「野良犬」で最後に犯人を追いつめた時の三船の目に
一瞬ドキッとしたよ。
35名無シネマさん:01/10/20 20:48 ID:ZWn0mtIH
>34
確かにドキッとするねぇ、あれは。
あと軍服着て銃を売ってるところを探しまわる場面での
表情もすごかった。
3636:01/10/20 20:58 ID:qFicb+66
>>25,>>27
 『西鶴一代女』の三船は、文字通り別人でしたね。細面の色男で、顔の輪郭まで
変わったのかと思えるくらいで。撮り方であんなに変わるのか、あるいは溝口健二監督の
演出のためか、はたまた本人の演技力か…。
3796:01/10/20 21:14 ID:EFKVPMKM
DOGUMA95の「MIFUNE」。すごいですよね.
三船敏郎が世界に与えた衝撃は、
誰にも計り知れない。
いきなりすんません。
38名無シネマさん:01/10/20 21:52 ID:xzK8/t10
サム・ライミとまちがっちゃったよ。
39:01/10/20 21:54 ID:62YARZhL
「男はつらいよ 知床慕情」。ただの寅さん映画と侮るなかれ。獣医役の三船は
素晴らしいです。特に淡路恵子との絡みは、晩年のベストでしょう。一歩引いた
渥美清も素敵でした。
一般論でいえば「用心棒」が一番ですが、黒澤脚本の「銀嶺の果て」も良い。バー
ティカルリミットやクリフハンガーの先を行く作品です。
40名無シネマさん:01/10/21 08:58 ID:rVSIUUH2
  悪い奴ほどの三船も良かった
41名無シネマさん:01/10/21 09:46 ID:yYk9op9W
>33
三船は、「1941」について
「こんなにフザケタ映画だとは映画だとは思っていなかった」という意味のコメントを
残したとのこと。 これに懲りてルーカス・スピルバーグ系の映画に警戒しちゃったらしい。
もし、これが無ければ・・・「SWジェダイの復習」の、仮面を外したダースベイダーの顔は
三船だったかも・・・・ 無念・・・

黒澤とは、「赤ひげ」以降、ケンカ別れしたという印象が強いけれど、
そんなことは無かったみたいですね。
「小さな役でもいいから使ってください」「三船ちゃんを脇役ではつかえないよ」といった
やり取りがあったとのこと。
ファンとしては脇役でもいいから出て欲しかったし使って欲しかったけれど・・・
42:01/10/21 14:33 ID:OdwxqsOK
三船の遺作は「深い河」ですが、出番は数シ−ン、絡みも沼田耀一とだけです。
沼田とは40年来の俳優仲間であり、結果論ですが、良い幕の引き方ではなかった
のでしょうか。1952年の「激流」は建設省後援の社会派映画でしたが、
この時の二人の掛合いを見るとより感慨深いものがあります。
43名無シネマさん:01/10/21 16:59 ID:eUzt2nI9
岡本喜八の「暗黒街の対決」。
三船のマシンガン・ビンタがカッコええ。
鶴田浩二もいい味だしてるが、三船敏郎には敵わない。
44名無し:01/10/22 12:22 ID:HxCjph+j
>>41
そうですね、「デルス〜」の撮影に、
陣中見舞いに行って、黒澤監督と二人で写ってる写真とか
ありますもんね。
45八郎:01/10/22 14:42 ID:YHNZPycq
三船は筋トレそうとうやってたのだろうか?
あの時代にあの体格はすごい。ウェイトもほとんど日本に
浸透してなかったはずだ。
あの身長で74キロ(確か)だったらしい。で、あの顔見ると体脂肪が低いのは分かる。
筋トレをそうとうやってたとしか思えない。恐るべし・・・。
46名無シネマさん:01/10/22 14:54 ID:zJST+xV4
三船美佳のエッセイ集に三船敏郎の話が載っていたけど、
三船敏郎ファンにとっては
読まなきゃよかった〜と思った。
47名無シネマさん:01/10/22 19:16 ID:fTraywt6
三船美佳って、三船にとって最大の失敗作だと思う。 某バラエティ番組で居並ぶ
ベテラン女優さんやタレントさんを差し置いてクソ生意気なバカ発言をする彼女を見て、
嫌悪感が募りました・・・ 黒澤優のことはいつまでも暖かく見守りたいのですが・・・

それはそうと、三船敏郎のフィギュアって、今3種出てるんですね。
貧乏な私が買うことが出来たのは1200円の身長9センチほどのソフビのミニ人形ですが
これがシンプルだけど秀逸な出来。 見ていて楽しくなっちゃいます。
同じ会社から、その後、発売された「荒野の素浪人」や「菊千代」の出来はどうなんでしょ?
スレ違いだったでしょうか
48名無し:01/10/22 19:34 ID:9pTVnW14
>>47
「素浪人」は、買ってみましたが、
他の「座頭市」や「中村主水」とかと比べると、
ちょっと、う〜んって感じでした。
「菊千代」は、たしかセット12万くらいするんですよね〜。
49名無シネマさん:01/10/22 19:46 ID:fTraywt6
関節の動くアクションフィギュアじゃなくていいから、菊千代は改めて出して欲しいです。
旗を持って屋根の上で野武士を指差してる飛び上がってる菊千代フィギュア・・・
50名無シネマさん:01/10/22 20:03 ID:3tP+Owpq
「太平洋の地獄」のブラウン。
ちなみに、リー・マービンの役名はレッドね。
ラストシーンで「地団駄踏んで泣きわめいてくれ」というブアマンに、
三船は「帝国軍人はどんなことがあっても泣かなかった!」とケンカして、曲げなかったってね。
51名無シネマさん:01/10/24 22:01 ID:XmwmA05g
落ちそうだYO(´▽`;)
52木村功:01/10/25 16:03 ID:XvdURfYF
三船ちゃーーーん         
53gt:01/10/25 23:57 ID:K3ZvERfX
別に穴狙いで選ぶわけじゃないけど、谷口千吉監督「吹けよ春風」のタクシー運転手、
同じく谷口監督「男対男」の現場監督、中島貞夫監督「犬笛」の船長なんかが印象深いですね。
54名無シネマさん :01/10/26 00:24 ID:MkHA0T1c
「酔いどれ天使」
「無法松の一生」
「或る剣豪の生涯」
「風林火山」
55名無シネマさん:01/10/26 00:27 ID:x6pMxXs7
インパクトの凄さなら『東京の休日』のワン・カット出演だな。
56名無シネマさん:01/10/26 21:11 ID:8gzLaFyc
権藤さんは、パンツはきながらシャワー浴びていたぞ。
57名無シネマさん:01/10/26 21:26 ID:ojykHBet
>>53

ああ、『吹けよ春風』は作品そのものも大好き!一昨年、学校サボッてフィルムセ
ンターに観に行ったYO!
それと、同じ谷口千吉なら『潮騒』での船長役もよかったね。ほとんど特別出演の
形だった。岡本喜八の『結婚のすべて』での演劇学校のエキセントリックな先生役
も笑えた。
58名無シネマさん:01/10/26 21:38 ID:wTz++Brp
三船の息子の演技は最悪だね。声とか張っちゃって真似してるけど、、、。
59名無シネマさん:01/10/26 22:25 ID:bJavWBcP
「刺身にしてやる!!!」
60gt:01/10/26 22:26 ID:PG0gv5jW
> 声とか張っちゃって真似してるけど、、、。

ありゃスタッフの演出じゃないの?
61名無しー:01/10/26 23:53 ID:cKySae3e
>>58
おれもそう思った。「雨あがる」で出てきたとき、
「オッ」と思ったけど、演技見たら。正直つらかった。
悪いと言うんじゃなくて、どうしてもお父さんと重ねて見えて
しまって、なんか物まねしてるみたいで・・・。
62名無シネマさん:01/10/27 00:42 ID:a9cvMRZc
しょうがないよ。俳優に専念してるわけじゃないんだから。
63名無シネマさん:01/10/27 01:03 ID:EdoZEQZy
アウスレーゼ
64名無シネマさん:01/10/27 13:57 ID:Mr2pwAJI
美佳ネタ(愛人&娘)聞く限りでは、
三船さんって女性見る眼が無かったのかな〜と思う
可哀想に・・ 自業自得とも言えるけど
65名無シネマさん:01/10/27 14:17 ID:3mFoETa6
私の親父はもろ復員軍人世代なんだけど、「野良犬」を
映画館で見て、ひたむきな三船の姿に「俺も頑張ろう」と
決意したそうです。
66:01/10/27 17:27 ID:a9cvMRZc
いい話だー!
67名無シネマさん:01/10/27 19:11 ID:IcyI+R0a
『独立愚連隊』でのあのヘタレな使われ方が・・・・・・好き(笑)
「敵襲〜〜〜〜〜敵襲ゥ〜〜〜〜〜〜〜!!」
あれを見た当時のファンの方はどう思われたんでしょうか?
68:01/10/27 20:47 ID:ddXyICex
>>55
「続社長洋行記」のワンカット出演も良いですよ。
69名無し:01/10/28 02:17 ID:cIWBq3Be
>>68
ホント、チョコとだけなんだよね〜。
70 :01/10/28 14:18 ID:BrjDtedZ
>67
あれにはまいった
71名無シネマさん:01/10/28 14:41 ID:ZKfOauR4
黒澤映画の三船が素晴らしいのは当然ですが、
岡本喜八作品の一連の三船も好きです。
『侍』『赤毛』あたりになると年齢的にツライものがあるけど
『血と砂』なんかはよかったな。
あの映画は『独立愚連隊』シリーズの流れでしたっけ?
72名無シネマさん:01/10/28 14:56 ID:AWMtIa31
「酔いどれ天使」の三船、サイコーにかっこいい!
裕次郎よかキマってた!

「赤ひげ」以後、黒澤映画に出演しないのは喧嘩別れしたから、
なんつーウワサを聞いてたけど、
実は三船プロ設立で、出たくても出れなかったという三船の話を聞き、
ほっとしたぜ。
私個人としては、三船プロを作って後々の芸能界に貢献するより、
死ぬまで黒澤作品に没頭してほしかったなあ。
73名無シネマさん:01/10/28 14:57 ID:0hiRRqsQ
岡本喜八作品では「独立愚連隊」の頭を打っておかしくなった部隊長か
「暗黒街の顔役」のヤクザ(田中春男、夏木陽介他)のいいなりになる
自動車修理工もいいね。
「暗黒街の対決」「用心棒」「椿三十郎」はカッコイイ三船ベスト3。
あと「或る剣豪の生涯」の特殊メイクも忘れられん。
74名無シネマさん:01/10/28 15:20 ID:enPu86hb
或る剣豪の生涯ってあの鼻のでかいやつですよね
ちょっと見るのためらったけど 良かった
75 :01/10/28 15:52 ID:BrjDtedZ
>74
同意!!
76名無シネマさん:01/10/28 19:27 ID:/dzKc45h
馬喰一代もお勧めです(^^
京マチ子さんとのコンビも最高〜
77:01/10/28 21:10 ID:XK1W/nWD
「ピクチャーブライド」は作品自体あまりどうということもないが、三船が出てくる
だけで空気が変わるのです。巡回紙芝居弁士役でしたが、見事な登場の仕方でした。
工藤夕貴のセリフ「お会いできて光栄です」というのはほとんど「地」と思われ。
ケリー・ヒロユキ・タガワもうれしかったんではないだろうか。
78名無シネマさん:01/10/28 21:45 ID:Ac9rV6aw
あの・・・「黒部の太陽」ってどうすれば観ることができるのですか?
79名無シネマさん:01/10/28 21:54 ID:Q9yDbOLj
『黒部の太陽』は石原プロが最良の形で
再上映したいといつか語ってたが、
それにしても時間がかかり過ぎ。
怠慢以外のなにものでもないと思う。
『七人の侍』もずいぶん長いこと観ることが
出来なかったが、いいかげんにしてほしいね。
80名無シネマさん:01/10/28 22:43 ID:T7TWMRav
あげ
81名無シネマさん:01/10/28 23:04 ID:sFWFGeUK
三船に関するオススメ本あったら教えてちょ!
絶版でもOKよん。
82名無シネマさん:01/10/28 23:13 ID:IgOQwU39
御大が威風堂々と現れ「う〜ん、寝てみたい!」って言う
布団かなんかのコマーシャル憶えてるんだけど、若い人は
知らないだろうなぁ。
83名無シネマさん:01/10/28 23:22 ID:sFWFGeUK
>>82
それ、漫画家のまつざきあけみって人(母の友人)が、
話のネタにしてた。
84名無シネマさん:01/10/29 00:35 ID:FYJO5Iso
>77
まじ三船が出るだけで圧巻!!!
85名無しシネマさん:01/10/29 01:28 ID:t3Q95DoO
>>78
おととし、長野行ったとき。
街中に、「黒部の太陽」上映会のポスターが
貼ってあったけど、あれは何だったんだろう?

>>81
本だと、報知新聞社からでてる、『映画を愛した二人』だったけ?
黒澤監督と、三船さんの特集本。
あと、雑誌で『浪漫工房:三船敏郎その偉大なる愛』
『ノーサイド』1995.2.昭和が匂う映画俳優(インタビュー掲載)
あと、亡くなった頃は追悼本なんかも出てましたね。
『最後の侍・三船敏郎』『ザ・マン 追悼三船敏郎』など。
ちょと、題名とか曖昧でスマソ。
8681:01/10/29 13:50 ID:5arnBbyx
>>85
本の貴重な情報ありがとうございます!
でっかい本屋に行っても、教えてくれなくて困ってました。
「映画を愛した二人」、アマゾンで注文しました。
三船の特集雑誌は古本屋をねっちり歩いて探します。
87名無シネマさん:01/10/29 18:24 ID:fr/Xo1Kn
>>82
相手役がたしかプレスリーの未亡人、「裸の銃」に出てた人ね。
三船、堂々たるものだった。
88:01/10/29 21:08 ID:XidMMJH7
恐らく今後も見れる可能性が一番低い映画が「仁川」でしょう。1981年の韓国
米国合作映画で、三船はローレンス・オリビエなどと共演しているのですが、米国
でもビデオ発売がされておらず、分厚いビデオ紹介本にも?マークが付いていたり
する。全米公開時に運良く見たひとの評価は最低。うーん、どうしても見たい!
この作品の唯一の問題は、エグゼクティブ・プロデューサーが文鮮明であることです。
統一教会の通販とかでも手に入らないのだろうか。
89名無しシネマさん:01/10/30 00:12 ID:MzBX3o9S
「太陽にかける橋」は、夏にテレ東でやってたね。
「ウインターキル」は、LDが出ていた模様。
90名無しネアスト:01/10/30 00:19 ID:JbmGXDPu
>>88
「仁川(インチョン)」、見たいねえ。田中友幸プロデューサーが北朝鮮側との
窓口となり、東宝スタッフが協力するはずが、労組の猛反対にあったんだっけ。
91名無シネマさん:01/10/30 16:19 ID:lCLbVu9l
『東京の休日』三船登場の瞬間、場内大爆笑@故・大井武蔵野館。
女優で一番共演してるのはリーさんかもね。
92名無シネマさん:01/10/30 16:57 ID:NgYu7ukM
340 :名無シネマさん :01/10/30 11:11
三船敏郎は、StarWarsのオビワン役を断ったらしい。
わけのわからないB級SFに世界の三船がでれるか!
ということで。
もったいない。
93:01/10/30 22:58 ID:4Kl2Bix6
三船の存在の大きさは葬儀に比例する。黒澤プロ=三船プロ=東宝の合同葬というのも
凄いが、弔電のグレードがまた高いこと。チャールトン・ヘストンやアラン・ドロン、
仏シラク大統領の他、スピルバーグは「あなたは何にもまして、今日の世の中ではまれな
何かを持っていました。それは威厳そのものです」と悼み、マーロン・ブランドは
「彼のことを決して忘れることのできないすべての俳優を代表して」とイキなことを
書き添え、ジョディ・フォスターは「大きな存在を失った。映画史に残っていく俳優
がいなくなっていくのは非常に寂しい」とコメント。こんなに反響の大きかった
日本人俳優は、三船と早川雪洲だけでしょう。
94>92:01/10/30 23:54 ID:OlV4X/S9
俺は出なくてよかったと思う。
95名無シネマさん:01/10/31 03:56 ID:4SS1uF16
三船って一般的にイメージされてる黒澤組の役者じゃなく、実は喜八組だったような気がするな。
『結婚のすべて』
『暗黒街の顔役』
『独立愚連隊』
『暗黒街の対決』
『侍』
『血と砂』
『大菩薩峠』
『日本のいちばん長い日』
『赤毛』
『座頭市と用心棒』
カメオ出演からヘタレ役にバカ映画まであり
身内でなきゃ振れない仕事ばかり。
低予算映画では気を使って声を掛けなかったのかも知れないが。
何でも出てくる仲代なんか骨の髄まで喜八組だな。
96名無シネマさん:01/10/31 06:14 ID:yIdpqNP3
この人が外国映画へ出演する際の作品選びは、残念ながら聡明とはいえなかった一面が
あったのは否めないような気がします。 結構、つまらないB級C級映画にも出てますよね。

でも、アカデミー賞の、その年の故人を偲ぶコーナーで、三船の映像が登場した途端、
場内の拍手が高まったことには胸が熱くなったし、日本人として誇らしかった・・・
97名無シネマさん:01/10/31 13:18 ID:9C0jL/ak
>>95
岡本喜八とはニューフェイスの頃、同じ下宿だったらしい。
仲が良かったのは間違いないでしょう。
出来ることなら『暗黒街の対決』の刑事で何本も撮ってほしかった。
岡本監督のミュージカル志向が作品にうまく出て面白かったからね。
三船も生き生きとしてとても良かった。
98名無シネマさん:01/10/31 17:52 ID:KLHZS4Sj
『五十万人の遺産』は誰も語らないね。
三船の唯一の監督作品だけど、演出云々言う前に脚本(菊島隆三)が悪すぎ。
もう凄く退屈だった。
三船も終始疲れきった演技(棒読みっぽい台詞廻し)だし。
三橋達也と山崎努は結構いい味だしてたけど。
しかし仲代達矢の弟が三橋達也って、凄い配役。
99名無シネマさん:01/10/31 18:04 ID:AysxkOZJ
95の喜八作品の中で最大のバカ映画は『血と砂』だろうけど、一番泣けるのも『血と砂』なんだな。
東宝35周年記念超大バカ映画は『長い日』(主演・中丸&黒沢)だけど。
100:01/10/31 20:51 ID:8C96v3PU
映画版「水戸黄門」での殺陣は本当の迫力。あれが三船作品最後の大殺陣だと思う。
東野英治郎のお付き合い的出演だが、存在感は満点。
101名無しサン:01/10/31 23:22 ID:odPttNUL
三船さんの出演作のDVDって今のところ
映画:「太平洋の地獄」「レッドサン」「人間の証明」「日本誕生」「日本海大海戦」「男はつらいよ知床慕情」
テレビ:「荒野の素浪人」「江戸の牙」「関が原」←これから発売
だけかな?
最近、新東宝作品がDVD化されてるけど、「戦争」「怪談」が
一段落したら三船さんの新東宝作品DVD化して欲しいな。
それにしても本家「東宝」のDVDリリースは
「特撮」がらみばっかしで、三船作品は期待薄い?
>>100
「ザ・チャレンジ」でも中村敦夫を相手に、結構やってますよ。
102名無シネマさん:01/11/01 11:15 ID:yO7sgPf0
>>99
一番泣けるのは「血と砂」というのは同意だけど、最大のバカ映画?????
喜八作品の中でもメッセージ性と娯楽性のバランスが実に見事な傑作だと思うが。
TOKYOフィルメックスで上映されるね。未見の人、どうぞ。
http://www.filmex.net/2001/focus_2/index.htm
103名無シネマさん:01/11/01 14:42 ID:nj+q56Yq
「血と砂」はバカ映画じゃないでしょ。
作品全体に流れるムードは「独立愚連隊」よりも重いし。
ちなみに、喜八・三船コンビでは「暗黒街の対決」と「侍」が好きです。

>>101
来年、東宝が黒澤作品のDVD化を予定しているとどこかで聞きましたが、
確証はありません…
104名無シネマ:01/11/01 17:47 ID:IOOoTbil
>>99は、多分『秘宝』の読者だな。
まじめな作品を、バカ映画とかカルトとか言う奴らだ。
>>103
そう言えば、大映DVDの第一弾は黒澤作品の、予定だったんだけど
発売延期になって、先に「東海道お化け道中」とかがでたんだよな。
東宝から、圧力かなんかあったのか???
105:01/11/01 22:26 ID:9Yy3Bs71
三船版「バーティカル・リミット」または「クリフハンガー」ともいえる「銀嶺の果て」。
ファーストシーンからぐいぐい引き込まれる脚本は黒澤明です。監督は谷口千吉で、この
谷口ともいくつもの名作を撮っています。「ジャコ萬と鉄」「愛と憎しみの彼方へ」
「激流」「霧笛」「吹けよ春風」「潮騒」「黒帯三国志」「嵐の中の男」「国定忠治」
「男対男」「大盗賊」「奇巌城の冒険」と、男臭い作品が多かった。半分は見ていないが、
特に上山草人共演の「霧笛」が見たい。
106名無シネマさん:01/11/02 03:13 ID:TRGLqUg5
>>104
北支戦線で「聖者の行進」を演奏しながら「トロンボーン」や「スーザホーン」がバタバタ戦死する点ではバカの要素はあるにはある。内容はともかく見せ方が現実離れしてる点は仕方ない。
安直に「秘法」を持ち出すほうがよほど恥ずかしい。
>>105
『銀嶺の果て』は土屋嘉男入社までの東宝山岳王・喜八がロケハンを担当したお蔭でスタッフ一同死ぬ思いをしたらしい。
三船主演・喜八助監督で山が舞台の『抱擁』もそうだったりして。
>特に上山草人共演の〜
山口淑子競演の『霧笛』と言ってやってよ(泣)
107名無シネマさん:01/11/02 05:05 ID:UGHO0B4/
山口淑子共演なら「戦国無頼」も必見。
ふやけた三船が満喫出来る。
三國連太郎の横紙破り役者人生の発端になった映画。
108名無シネマさん:01/11/02 06:44 ID:RN+upg2/
お富士さん(祝!叙勲)に奇跡の世渡り術を伝授してやって欲しかった>三國
109名無シネマさん:01/11/02 08:03 ID:ZenBqzpR
>>104
秘宝の読者は「おバカ」と表記します。
110名無シネマさん:01/11/02 10:31 ID:O0Mobzr1
>>106
「最大のバカ映画」と「バカの要素はあるにはある」では、随分ニュアンスが違うなあ。
少年軍楽隊兵たちが「バタバタ戦死」していくのは「バカの要素」ではなくて、
これこそ岡本喜八が描きたかったことじゃないの? 音楽が好きだった彼らが、
楽器の替わりに武器を持たされ、理不尽に死んでいく姿には悲痛さがあるのみで、
のちの「肉弾」につながるテーマだと思うけど。
「見せ方が現実離れしてる」のは、岡本監督のミュージカル指向とウエスタン指向が
反戦のメッセージと幸福に結びついた結果であって、それが映画的な楽しさじゃないのかね。
同時期に松山善三監督が軍楽隊をモチーフにした「戦場にながれる歌」のしんねりむっつり、
糞真面目なヌルさに比べると、「血と砂」の素晴らしさは際立っていると思いますよ。
111小杉曹長:01/11/02 11:30 ID:lMr1ppp7
「お前達!バカなんだな!バカなんだな!」(涙目)
112名無シネマさん:01/11/02 18:13 ID:T/r8vw9c
↑前の三船スレはこのセリフで止まったな。
「血と砂」サイコー!
113 :01/11/02 19:38 ID:Bdj65AbU
「知床慕情」サイコー!
114名無シネマさん:01/11/02 20:23 ID:SFV0gN5E
面白いスレなので最初から読まさせていただきました。
三船の子息の演技ですが、「雨あがる」の殿さん役、私実はよかったと
思っているのですよ。あのはずれ具合が殿様の雰囲気を出していたと思
うのですが。
デビュー作は公開当時も失笑がもれるほどの演技で、テレビ「気になる
嫁さん」ご出演の佐野周二ご子息と覇を競う大根振りは語り草に。
まだ三田次男の演技の方がうまいです。
「黒部の太陽」期待するほどのものではないと思います。
懐かしい「50万人の遺産」。この映画タイトルリールだけカラ
ーでしたね。そうそう、なにか南の島に旧日本軍の金貨探しに行
くんだけれど、そこで怪しげな日系人の奥さんにアリナミン渡す
シーンとマゾ役者土屋嘉男が現地の土着民になっているシーンで
大笑いした記憶があります。
115名無シネマさん:01/11/02 21:19 ID:MvxdVTSs
「やっこさん大きいからな」
ヤムラ、サイコー!
116:01/11/02 23:24 ID:4FlESDh0
三船と黒澤の不仲説について。恐らくあれだけ長く組んでいれば軋轢のひとつやふたつ
あったでしょう。「トラ・トラ・トラ」のときに「あれは陸軍だ」といって三船を起用
しなかったり、衣装合わせまでした「乱」も最終的には出なかったりしたことがこの噂を
増幅させていると思います。が、三船は「デルス・ウザーラ」の撮影現場も訪れており、
通行人役でも、と黒澤に言った際「ヘンな役じゃ登場させられないよ」と客演を断り、
また「荒野の素浪人」の九十郎の役名の相談にも乗っていたそうなので、現実は固い絆
で結ばれていたと思います。
1178ミリ戦士:01/11/02 23:36 ID:M/luTNew
『レッドサン』『グランプリ』は、今の若い人も一度は見ておいてください。
『ミッドウェイ』は見なくてよろしい。
『1941』本人は気にいらないらしいけど、俺はあの映画好きだ。
118名無シネマさん:01/11/02 23:48 ID:BWiQPcfg
デルス・ウザーラは三船敏郎がやる案もあったとか。
もっとも黒澤監督は、もう三船はやり尽くした、
と語ってたそうです。
とはいえ、黒澤にとっても三船は得難い
俳優だったと思ってることでしょう。
119:01/11/04 01:10 ID:NUsw+PcG
三船のデビュー作「新馬鹿時代」は、エノケン・ロッパのコメディでしたが、
三船は1作目とは思えないほどカッコよいヤクザを演じています。
「酔いどれ天使」の予習とでも思える迫力はさすが。
120CM知ってるか−:01/11/04 01:18 ID:gAMpbYJO
う−む、寝てみたい。。。
121ドミノ:01/11/04 01:19 ID:7E1Pm0ue
黒澤監督が、テレビのインタビューで
「時代劇はもうとらないんですか?」と聞かれて
「もう三船みたいな俳優いないから」といって
三船を絶賛してたのを見た。
122名無し:01/11/04 01:22 ID:NGhEOCQy
「裸の銃を持つ男」の撮影現場で日系のエキストラの人がスピルバーグの「194
1」の現場での思いで話を訊き、「ミフネは衣装車の中でいつもコカインをやって
て、鼻が真っ白だった」と言っていたのを思い出した。

UCLAで表彰された俳優ではミフネとロレンス・オリヴィエの二人だけ。
スピルバーグの自宅の日本語表札はミフネが書いたもの。
123名無シネマさん:01/11/04 03:38 ID:DOFaOmNL
>>122
コカインで鼻が真っ白なのはベルーシじゃないの?
124名無しシネマサン:01/11/04 04:34 ID:3JuuRVYY
『黒部の太陽』が、語られるとき、
ほとんどが裕次郎映画として語られているのが悲しい・・・。
125名無し:01/11/04 05:36 ID:NGhEOCQy
123

ベルーシがそそのかしたに決まってるだろ。大体あの時代はスピルバーグなんかも
コカインをシャブリながら「未知との遭遇」撮ってたってプロデューサーのジュリア・フィ
リップス女史が自伝で暴露してんじゃんかよ。ハリウッドとコカインは相思相愛な
んだから。

羨ましいだろ?カルーセル&石田一成!
126名無シネマさん:01/11/04 05:45 ID:myXPFplR
>122
実生活でも真面目で知られる人がコカインだなんて、嘘だと思いたい・・・
と、いうか、鼻に白い粉つけたまま撮影現場に出て行くほど頭の悪い人ではあるまい
ベルーシほどの中毒ならともかく・・・
127名無シネマさん:01/11/04 05:52 ID:l2dqYIjo
チビのジョン・ランディスにロケ・カーの中で殴られたのもミフネだとか言い出しそうだな。
128名無シネマさん:01/11/04 14:47 ID:uglpb/BY
「1941」って三船不本意出演ベスト1の作品かな。
それならコカインやるのも・・・・
でも三船みたいに神経質で几帳面で真面目なタイプは
コカインやってもハイになれないと思うから無理だな。
129:01/11/04 23:02 ID:Im6rQaNu
>>124
石原慎太郎の「弟」によると、当時の五社協定に反旗をひるがえし、独立プロ同士で
映画を作ろう、となったところまではよかったが、五社の圧力により東宝に頭が上がらない
三船が降りそうになったと書いている。必ずしも三船が悪いわけではなく、スター主導の
東映、日活と異なり、プロデューサー主導の東宝ではなかなか交渉に手間取ったことも
考えられる。よって、一概に「裏切り行為」とするのはいかがかと思う。
130124:01/11/04 23:56 ID:MP50kir8
>>129
別に私は、「裏切り行為」なんて一言も言っていませんが・・・。
131名無シネマさん:01/11/05 00:04 ID:/gLDgMaU
先日、近所の古本&ビデオ屋で、
三船敏郎の「新選組」が2巻組で売ってました。
これって買いですか?
132 :01/11/05 00:17 ID:O4yaa1Qf
三船は実際そうとう喧嘩が強かったらしい。
133名無し:01/11/05 01:34 ID:YoMpVgEU
>>131
私は、「買い」だと思いますけど。
出演者も豪華だし、なんたって三船の近藤勇がイイ!
134:01/11/05 22:56 ID:+bvYRLH6
>>130
「裏切り行為」というのは石原慎太郎の心中を言いたかったものです。言葉足らず
でした。
135名無シネマさん:01/11/06 16:36 ID:MNJCFq6Y
「デルス・ウザーラ」の主演を三船ちゃんにやってもらいたい、
と黒澤監督が三船に頼みましたが・・・
三船は出演したかったけど、当時は三船プロをおこしたばかりで、
TVドラマなどの出演に追われていて、
黒澤監督の依頼を受ければ、当然黒澤作品にのみ専念しなければ
ならないから、三船プロがつぶれてしまうのは目に見えてる。
てなことで、三船はせっかくの監督の依頼を断ったそうです。
三船プロの誕生により、黒澤と三船の映画でのコンビは終わってしまったけど、
監督夫人の葬儀委員長を三船がつとめたり、
付き合いは変わらなかったと「映画を愛した二人」に書いてあり、
ほっとした。
136名無シネマさん:01/11/06 17:46 ID:/s1DGQcH
>>135
まったく逆じゃないのか?
三船は「デルス・ウザーラ」の収録現場を訪れて黒澤に「小さな役でもいいから
出ましょうか?」っていったけど断られたのでは?
137名無シネマさん:01/11/06 18:58 ID:ZDH6riKv
>136
断ったって言うか「三船ちゃんに小さな役は演じさせられないよ」
かなんか言ったんじゃなかったっけ?
138:01/11/06 23:24 ID:u9/nr/fq
>>136,137
大きな意味はないと思います。1975年ころはもうお互いの軋轢は解消していたはずで、
ソビエトの撮影現場を訪れた三船も「なんとしても出たい」といったわけではないですし。
黒澤の当時の作風と三船って、合うと思いますか?「八月の狂想曲」のどこに三船の
役が?と思いませんか。すでに黒澤の世界観に三船の出演場所は無かったのではないでしょうか。
それよりも山田洋次と組んだ名作「知床慕情」などにでていた三船のほうが正解だった
のでは。そう思います。 
139名無シネマさん:01/11/06 23:29 ID:e+FIRwla
ミフネみたけど、思ったより楽しめる映画でしたねぇ。
140:01/11/06 23:36 ID:ZDH6riKv
俺もビデオ屋探しまくってやっと見つけて見たよ。
141名無シネマさん:01/11/07 16:15 ID:JiOmWWkT
ホントは三船は「デルス・ウザーラ」の主演をやりたかったんだよね。
作品どうのこうの以前に、監督の役に立ちたかったみたい。

「どですかでん」終了後、監督が風呂場で首の動脈を切って自殺未遂して、
それを知らされた三船は「信じられない」と真っ青な顔して
インタビュアーに答えてた。
(NHKは映画会社との軋轢が原因と断言してたけど、
もしかしたら三船との軋轢も原因のひとつだったとか?)
その後、監督の復帰第一作が「デルス・ウザーラ」

三船は出演を断ったけど、監督にはぜひとも復活してもらいたいと
ソ連に陣中見舞いに行って、小さな役でもやりましょうかって聞いたけど、
監督だって馬鹿じゃない。
彼の存在感を知り尽くしてるしね。

しかし三船プロが設立されてなかったらって思うよ。
「デルス」も「影武者」も「乱」も三船主演で見れたかも。
仲代主演になってから、物足りなくなった・・・。
142名無シネマさん:01/11/07 16:40 ID:3s6GQ9mR
「デルス・ウザーラ」の主演に三船を、という話は、もっともっと以前に原作を読んで感激した
黒澤が、これを北海道を舞台に置き換えて映画に出来ないかと考慮したときの話ですよ。

記憶が定かではないのですが「蝦夷探検記」というタイトルだったと思います。

つまり、実話である原作を元にしてフィクションの映画にしようとしていたのです。
その際、デルスにあたる役を三船で考えていたようです。
143名無シネマさん:01/11/07 16:46 ID:3s6GQ9mR
で、話を続けますと
その後、モスフィルムで映画を撮れることになった際、
黒澤の第一希望は「隊長ブーリバ」だったそうですが、それは予算がかかりすぎということで
企画が通らず、かつて映画化をもくろんだ「デルス・ウザーラ」になった・・・
と、記憶しています。 記憶ばっかりでスミマセン・・・
144名無シネマさん:01/11/07 16:48 ID:QLpRDwmE
最後のサムライミ船敏郎?
145名無シネマさん:01/11/07 16:51 ID:3s6GQ9mR
↑ そのギャグ、既出
146名無シネマさん:01/11/07 17:02 ID:pprAeZMv
へえ、「デルス・ウザーラ」って
そんなに昔から三船に主演を!って監督思ってたの。

知らなかった。

それを知って、なおさら三船主演でみたくなったよん!
147 :01/11/07 17:31 ID:QKk3yI69
三船と渥美の知床慕情はやっぱり最強だろう。
148名無シネマさん:01/11/07 21:56 ID:UgFqYnwm
意外と「座頭市と用心棒」とか「待ち伏せ」とか他の大スターと
共演したのって面白くないんだよなぁ。
149:01/11/07 22:13 ID:m3sWWysL
角川春樹の底抜け超大作「天と地と」。本編に三船は出ていませんが、日テレでOA
された「天と地と 黎明編」には長尾為景役で登場、前半30分ほどの出演ですが、
迫力ある演技でした。馬に乗っての殺陣は「隠し砦の三悪人」を思い出させ、最後、
矢を射られて倒れる場面は「蜘蛛巣城」そのまま。なぜ本編に出なかったのか、惜しい
ことです。
150名無シネマさん:01/11/07 22:28 ID:d0GyvprD
高倉健に小芝居をさせる山田ヴァカ用事
男はつらいよ「知床慕情」で三船敏郎にまで小芝居させるのかと心配したが、
さすが世界の三船。あんたは男の中の男だよ。アンタは最後まで男だった。

オイッ!高倉健 いつまで小芝居に酔いしれてんだYO!目を醒ませッ!
151名無シネマさん:01/11/08 01:08 ID:6Gg9HiFc
>>139
どんな映画なの?
152名無シネマさん:01/11/08 07:34 ID:238ywQaS
なんで「乱」は実現しなかったの?
153名無シネマさん:01/11/08 08:23 ID:XxhP2DRk
>「1941」って三船不本意出演ベスト1の作品かな。
スターヲーズのオファーをガキ向けの映画と勘違いして断った事を
スターヲ−ズの大成功を見て大後悔して
ハリウッド映画だったら今後は何でも出るって考えたのがそもそも間違いだったと
聞いた事があるが。
154名無シネマさん:01/11/08 12:59 ID:QNEPDB2I
「影武者」公開後のNHKの番組にて、次回作である「乱」の主役について聞かれた
黒澤は、「仲代で行くしかないだろぉ 三船は衰弱しきっているし・・・」と言い放ちました。
(そのビデオはまだ持ってる筈だけど捜すのはシンドイので、またまた記憶で書いてます)

私は黒澤を尊敬し敬愛していますが、この発言には巨匠ぶった尊大さが感じられて残念でした。

この「衰弱」が、秀虎を演じるための体力のことなのか、役者としての気力・活力をさすのか
定かではありませんが、 この些か冷徹な発言から多少なりとも救いを見出すとすれば
「乱」の主役候補として黒澤が三船のことを全くの考慮外、論外とみなしていたわけでは
なかった、ということでしょうか・・・・ 少なくとも三船の名を出したのですから。
155名無シネマさん:01/11/08 13:28 ID:xRBnH4nY
>>154
多分君の聞き間違いか勘違いだろう。
黒澤は人前では他人の悪口は言わない人間だよ。
まして三船については絶賛以外の言葉は読んだ事も聞いた事もない。
TVでかるがるしくそんな事を言う人間じゃあないよ。
別に黒澤が立派な人格者だなんていうつもりはないが、彼は何と言っても
明治人だからね。
しかも武士の家系なんで、大島みたいな軽率な人間とは違うよ。
大体<衰弱>なんておよそ黒澤が使わない言葉だ。
156名無シネマさん:01/11/08 13:35 ID:QNEPDB2I
>155
そう言われて、自分の勘違いであって欲しいという気持ちがフツフツと湧いてきました。
ビデオ捜してみます。
ただ、誤解して欲しくないのですが、私は本当に黒澤の崇拝者です。
当然ながら三船敏郎も大好きです。
露悪的なことを書きたかったわけじゃないとご理解ください。
157名無シネマさん:01/11/08 17:40 ID:+bk8rCvc
>154、155
別に悪口じゃなくてそのまんまの意味じゃないの?
あの役をやるには衰弱してる三船にはきついんじゃないかっていう。
巨匠ぶってるというかただそのまんまの意味だと思う。
158:01/11/09 00:50 ID:cZ2B7Cr5
三船の幻の映画が「御用金」です。1969年の東宝、フジテレビ合作で、監督は
五社英雄。仲代が主役を務めることから、東宝の藤本真澄が三船に「仲代君とは長い
付き合いなんだから、ちょっと手伝ってくれよ」といわれ、出演を決めました。
ところが、この頃の三船は365日労働といわれており、撮影中に胃潰瘍でダウン、
そのため錦之助に交代したということです。五社とはついにこの後も顔合わせする
ことなく終わってしまいました。ちょっと残念。
159名無シネマさん:01/11/09 12:26 ID:CZlP6JYt

154を書いた者です。 ビデオが山積みになっている押入れの魔窟の中から
ビデオを見つけ出しました。「今 映画を語る」という82年の2回の番組。

一回目はフェリーニ編。
黒澤編は、「羅生門」を絶賛するフェリーニのコメントに始まり
「影武者」の撮影風景、ルーカス、コッポラと共に出演した
アメリカのTV番組、塩野七生によるインタビューで構成されています。

私の勘違いでした・・・ 確認できてよかった…
黒澤の発言に巨匠ぶった尊大さはありませんでした

   リアになる俳優はお決まりですか
「まぁこれはやっぱり仲代にやらせる他ないでしょうね。
まぁ、三船はもう衰弱しちゃってるから、とても、あの (しばし沈黙)
あのリアみたいにあれほど人間としてね、こう極限状態の苦悩を耐えて
最後には発狂して死ぬまでをやるためにはね、相当な健康とね、相当な体力が無いとね
とっても出来ませんよ、そりゃ」
   演技力はどうですか?
「演技力はこれから取っ組み合いをするわけですけどね、僕は可能性はあると思いますよ」

衰弱という言葉を使ってはいますが、三船を否定するようなニュアンスはありませんでした
これはヒイキ目かもしれませんが、むしろ、この役に三船を起用できない無念さが
漂っていたような、そんな気さえします。
160名無シネマさん:01/11/09 15:08 ID:p9NXWQte
衰弱→映画の主演をやる気力が失せた、と思いたい。

「影武者」のラストシーン、仲代が槍を持って突っ込んでいくとこ、
劇場でもビデオでも仲代がすごく小さく見えた。
仲代の舞台観にいったことあるが、昔の人にしては背がデカイなと
いう印象があったんで、
あんまし背丈のない三船があのラストシーンやったら、
どうなっていたか・・・。
ところで三船は身長何センチくらいなの?
「用心棒」で山本五十鈴の息子を仲代が人質にとった後、
「なかなかやるな」って三船が言って、三船と仲代が並ぶとこあるでしょ。
あそこで三船の身長が低いのか仲代が高すぎるのか考えるときある。
161名無シネマさん:01/11/09 22:19 ID:Qr54bheS
>>160
『天国と地獄』の予告編のほうが比較しやすい。
仲代は170ジャストの雷蔵と『炎上』で共演してるが何故か背の比較が出来なかったw。
勝新も170だから『座・用心棒』見れば見当がつく。
162 :01/11/10 02:34 ID:OSqsDWgA
>160
山本五十鈴→山田五十鈴
163名無シネマさん:01/11/10 03:30 ID:so+LHkrR
やまもといそすず?
164160:01/11/10 10:38 ID:VqN6ZjmI
あ〜、ゴメン!山田五十鈴だった(^^;。
いつも間違えて、「ちがう、や・ま・だ!」と言われる。

「天国と地獄」予告編、ビデオでみた〜!
170cmちょいかなあ、三船は。

仲代と雷蔵との「炎上」は、向かい合うときは必ずと言っていいほど
座ってたよね。あれで背が比較できんのは雷蔵の座高が高い、
つまり雷さまは短足だった・・・というと、雷様ファンクラブの
マダムたちに八つ裂きにされるな(w。
165名無シネマさん:01/11/10 13:07 ID:oOn/D7bZ
どうしてもスレタイトルがぱっと見「最後のサムライミ」に見えてしまう。
166名無シネマさん:01/11/11 02:17 ID:qluOnf/j
『炎上』の仲代の役は直立歩行の段階まで進化してない。
167名無シネマさん:01/11/11 03:08 ID:rRCkDEx0
age
168名無シネマさん:01/11/11 04:14 ID:KcQG6iNn
 フリガナ ミフネ トシロウ
本  名 三船敏郎(同じ)
生年月日 1920年4月1日
 没年月日 1997年12月24日(77歳)
ボディサイズ 身長172cm・体重73kg・靴のサイズ26cm
趣味・特技 乗馬・射撃・剣術
嗜好 <食事> 中国料理、和菓子他
<お酒> ビール、ワイン、ウイスキー他
<煙草> 愛煙家(ダンヒル、カルテェ他洋煙多し)
洋服 スーツはバーバリー他
Yシャツ、ネクタイはランバン他
靴はバリー他

車 1952年型MG-TDを45年間愛用。
その他、米映画「グランプリ」出演の際買い求めた1962年型ロールスロイス・シルバークラウドなど多数
船 モーターボートを所有。
169名無シネマさん:01/11/11 04:17 ID:KcQG6iNn
1920年
中国・山東省青島で貿易商、写真業を営む三船徳造の長男として生まれる。(4月1日)
1925年 5歳 一家は大連に移り住み、父・徳造は「スター写真館」を開業。
1934年 14歳 大連中学校に入学。
1938年 18歳 同校卒業。
1940年 20歳 徴兵・甲種合格となり満州陸軍第七航空隊に入隊。
航空隊では写真の経験・知識があるということから写真部に配属され航空写真を扱う。
1941年 21歳 満州陸軍第八航空教育隊に転属、隊が引き揚げの為、滋賀県八日市に移る。
1945年 25歳 熊本県上益城郡城南町隈乃庄の特攻隊基地に配属、この地で終戦を迎える。
1946年 26歳 東京の東宝撮影所撮影部にいる先輩(大山年治氏)を訪ね、
カメラマン助手の仕事を依頼。履歴書を提出したところ
「何かの手違いで」東宝第一期ニューフェイス募集に廻されていたため、6月に行われた面接を受けた。
映画監督の山本嘉次郎氏の目に留まり、役者として補欠採用される。
1947年 27歳 「撮影部の空きを待っている」という三船を映画監督の谷口千吉氏が説得し、
映画「銀嶺の果て」(監督:谷口千吉氏、脚本編集:黒澤明氏)で役者としてデビュー。
1948年 28歳 黒澤明監督による「酔いどれ天使」の主役の一人に抜擢され、この作品の大成功により一躍人気が沸騰する。
1950年 30歳 東宝第一期ニューフェイスの同期・吉峰幸子と結婚。(1月5日)
1951年 31歳 「羅生門」(黒澤明監督)がベネチア国際映画祭のグランプリを受賞。国際的俳優の第一歩を踏み出す。
1952年 32歳 ブルーリボン男優主演賞を「馬喰一代」(木村恵吾監督)他の演技で受賞。
1953年 33歳 戦後初の海空戦映画「太平洋の鷲」(本多猪四郎監督)に出演。
1954年 34歳 「七人の侍」(黒澤明監督)公開。
1955年 35歳 「生きものの記録」(黒澤明監督)で初の老け役に挑戦。
「宮本武蔵」(稲垣浩監督)3部作の第1部が米アカデミー賞の外国語映画賞を受賞。
1957年 37歳 「蜘蛛巣城」「どん底」(黒澤明監督)公開。
1958年 38歳 「隠し砦の三悪人」(黒澤明監督)公開。
毎日映画コンクール男優主演賞を「蜘蛛巣城」「どん底」(黒澤明監督)他の演技で受賞。
170名無シネマさん:01/11/11 04:19 ID:KcQG6iNn
1959年 39歳 前年主演の「無法松の一生」(稲垣浩監督)がベネチア国際映画祭のグランプリを受賞。
1960年 40歳 ベネチア国際映画祭開会式に出席。
「悪い奴ほどよく眠る」(黒澤明監督)公開。
1961年 41歳 メキシコ映画「価値ある男」で初の海外作品主演。(メキシコ人農夫役)
ベネチア国際映画祭主演男優賞を「用心棒」(黒澤明監督)で受賞。
1962年 42歳 三船プロダクションを設立し代表取締役に就任。
ブルーリボン男優主演賞及び日本映画記者会賞最優秀男優、
キネマ旬報男優賞を「用心棒」(黒澤明監督)他の演技で受賞。
「椿三十郎」(黒澤明監督)公開。
1963年 43歳 三船プロ第一作(宝塚映画と共同製作)、「五十万人の遺産」を初監督。
「天国と地獄」(黒澤明監督)公開。
1965年 45歳 専属契約を結んでいた東宝から独立。
黒澤監督との最後の作品「赤ひげ」で2度目のベネチア国際映画祭主演男優賞を受賞。
1966年 46歳 東京都世田谷区成城にスタジオとオープンセット完備の三船プロ撮影所を建設。
ブルーリボン男優主演賞及び日本映画記者会賞最優秀男優を「赤ひげ」の演技で受賞。
三船プロ単独自主制作第一作「怒濤一万里」(福田純監督)公開。
1967年 47歳 三船プロ テレビ映画シリーズ第一作「桃太郎侍」(NTV)の製作開始。
米映画「グランプリ」(ジョン・フランケンハイマー監督)に出演。
1968年 48歳 三船プロ「黒部の太陽」(熊井啓監督)を石原プロと共同で製作・公開(出演も)。
芸術選奨文部大臣賞を「上意討ち」(小林正樹監督)他の演技で受賞。
日米合作「太平洋の地獄」(ジョン・ブアマン)に主演。
1969年 49歳 キネマ旬報男優賞を「黒部の太陽」(熊井啓監督)他の演技で受賞。
1970年 50歳 テレビCM「男は黙ってサッポロビール」に出演。
1971年 51歳 仏映画「レッド・サン」(テレンス・ヤング監督)でアラン・ドロン氏、チャールス・ブロンソン氏らと共演。
1972年 52歳 三船プロ製作のテレビ映画シリーズ 「荒野の素浪人」(NET)出演。
1975年 55歳 米映画「ミッドウェイ」(ジャック・スマイト監督)撮影開始。チャールストン・ヘストン氏、
ヘンリー・フォンダ氏 らと共演。山本五十六役。
171名無シネマさん:01/11/11 04:21 ID:KcQG6iNn
1976年 56歳 「剣と風と子守唄」(日本テレビ)に出演。
1978年 58歳 「江戸の鷹」(テレビ朝日)に出演。
1979年 59歳 米映画「1941」(スティーブン・スピルバーク監督)に出演。
1981年 61歳 「三船芸術学院」を開校。俳優、タレントの養成を行う。
1983年 63歳 米シカゴで「三船敏郎フェスティバル」が開催される。(翌年ニューヨークでも開催)
1986年 66歳 紫綬褒章を受賞。
米カリフォルニア大LA校から名誉学位に匹敵するUCLAメダルを受ける。
1987年 67歳 「男はつらいよ・知床慕情」(山田洋次監督)に出演。
1988年 68歳 ブルーリボン助演男優賞及び毎日映画コンクール男優助演賞を
「男はつらいよ・知床慕情」(山田洋次監督)の演技で受賞。
1989年 69歳 平成元年/フランス政府から芸術文芸勲章を受章。
「千利休 本覺坊遺文」(熊井啓監督)公開。
1990年 70歳 米サンフランシスコのさくら祭りパレードに参加。
1991年 71歳 仏パリ・シャンティ競馬場で開かれた大日本弓馬会の公演に参加。
1992年 72歳 心筋梗塞で倒れ一ヶ月間入院。
1993年 73歳 勲三等瑞宝章を受章。
1995年 75歳 日本アカデミー賞会長特別賞を京マチ子さん、山田五十鈴さん、市川右太衛門氏らとともに受賞。
遺作となる「深い河」(熊井啓監督)が公開。
1997年 77歳 多臓器不全のため、東京三鷹市の病院で死去。(12月24日)
1998年
東宝、黒澤プロ、三船プロの合葬で、東京・青山葬儀場で告別式を行った。(1月24日)
1721:01/11/11 05:48 ID:rRCkDEx0
>168〜171
ありがとう!!
173名無シネマさん:01/11/11 05:53 ID:N8oL+8L/
三船が172cmあるんだったら黒澤は190くらいあるな。
174名無シネマさん:01/11/11 06:22 ID:tj/yQUQM
アカデミー賞の時の写真か何かで黒澤とルーカスとスピルバーグの三人
が並んで写ってた写真があって、俺は黒澤が体でかいということを知らなかった
から「げっ、ルーカスとスピルバーグって外人のくせにこんなチビなのかよっ!」
って少し驚いた記憶がある。
175名無シネマさん:01/11/11 08:53 ID:1CNpSv8J
三船の「シンドバッド」、「大盗賊」と「奇巌城の冒険」は面白い。こんなの
アリかって思うシーンの連続だが、中東で思い切りしゃべられる日本語がやはり凄い。
「大盗賊」はMIFUNEの作品として全米公開「The Lost World of Sinbad」され、
今でもこれは数あるシンドバッド映画の1本としてカウントされている。
176泥棒がきたら・・・:01/11/11 10:54 ID:wJnWBT/i
「用心棒」の決闘前の三船のセリフ、
「刺身にしてやる!」と包丁持って言いたい(無理だろうが)。

>>174
アカデミー特別賞だったっけ?
真中に黒澤、サイドにスピルバーグとルーカス。
黒澤がえらく大きく見えたね。
「スピルバーグはユダヤ人だからチビなんだよ」
と言ってる輩がいた。

三船の情報と写真はここでゲットしよう!(ブラクラじゃないよ!!)
http://www.mifuneproductions.co.jp/movie.html
ここ、つい最近にアメリカ人から教えてもらうまで、
存在すら知らんかった(^^;。

他にも三船に関するお勧めサイトがあったら教えてちょ!
177名無シネマさん:01/11/11 10:58 ID:EgfBy1QQ
そういえば、12月のBSで『銀嶺の果て』と『ジャコ万と鉄』の谷口作品
2本と『無法松の一生』やるね!楽しみ。ビデオ録画必至。
178「用心棒」を:01/11/11 10:58 ID:wJnWBT/i
リバイバル上映で観にいって、
決闘後に三船が言う「アバヨ!」を
1週間くらい真似してたけど、
あの桑畑三十郎の歩きは真似できんかった・・・。
独特な歩き方してますね。
179名無シネマさん:01/11/11 11:00 ID:wJnWBT/i
>>177
え!ほんと!「銀嶺の果て」やるの〜!!
ヤフオクのLDを入札せんでよかった!
貴重な情報ありがとう!!
180海外だけど:01/11/11 13:55 ID:fkghZfOa
181名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/11 14:09 ID:Au/XrFa1
>>177
他に「決闘辻屋の鍵」「柳生武芸帳」もやるみたい。
182:01/11/11 23:36 ID:M0OOgdrL
「決闘鍵屋の辻」は三船唯一の荒木又右衛門もの。冒頭のシーンで尾上松之助のころを
彷彿とさせる三船の荒木が見れて面白い。時代劇なのにいきなり現代に場面が変わるの
もびっくり。ちなみに脚本は黒澤です。監督は森一生。
183名無しシネマさん:01/11/11 23:46 ID:eMPMxSP4
「決闘鍵屋の辻」は、晩年のインタビューで(「ノーサイド」だったか?)
「あの作品は失敗だったね」みたいなこと発言してたな。
184176:01/11/12 10:11 ID:4hIs/d+m
>>180
情報ありがと〜!ヤフーの掲示板を読んで、
今更ながら海外ファンの熱烈さを知ったよ〜。
日本じゃ、もう忘れかけられてるような感じがするのが悲しい。
185:01/11/12 16:28 ID:utgnnJU/
BS2での放送。何か事件や地震が置きませんように祈ろう(W
すぐ中止になったり、縮小画面になっちゃうからねBSは。
186名無シネマさん:01/11/12 16:45 ID:4EZ2ObR7
まったく、馬鹿につける薬はねェな。
187名無シネマさん:01/11/12 22:08 ID:vC0atJro
1本の刀じゃ五人と斬れんっ
188名無シネマさん:01/11/13 05:55 ID:M/9qyqHh
「刺身にしてやる!!!」
189じゃ、「どん底」で:01/11/13 11:12 ID:sjRN7lql
「そうよ、俺は盗人(ぬすっと)よ。
てめェには捕まえられない盗人よ。」
この時の三船のニヤケ顔がええ。
190ついでに「蜘蛛巣城」:01/11/13 11:20 ID:sjRN7lql
「ぶっわかものぉぉぉ!!
ばかもの・ばかもの・ばかもの〜!!」
「ばかもの」三連発の顔に注目!
191蛇足「座頭市と用心棒」:01/11/14 00:42 ID:7tE+AKIU
どめくら!どめくら!どめくら!
192「用心棒」:01/11/14 06:45 ID:PwKO/S/J
「このくらいの弱り具合でちょうどいいぜ」
193三船:01/11/14 07:22 ID:eaKTI8az
アチハは逝ってよし!
194座頭市と用心棒:01/11/14 08:04 ID:V9VJm+CF
「俺は逃げられないんだ」
このセリフ言うところ、何か好きだな〜。
195峠九十朗:01/11/14 13:54 ID:PwKO/S/J
「馬鹿野郎!欲のない人間なんているか!だが人間を食う欲は俺は大嫌いだ!」
196名無シネマさん:01/11/14 16:24 ID:nSMNtr+l
なっつかし〜!座頭市と用心棒!
リバイバル上映で見つけたとき、
天ぷらとウナギの二色丼みたいな気がした(^^;。
197名無シネマさん:01/11/14 17:19 ID:W8LJLLcy
「全員集合」のコント見ました?
198:01/11/14 23:53 ID:xMdF1cGR
サッポロビールCM撮影時に・・・・・
「うまい!なんていわねえぞ」カッコいい。
199名無しの……:01/11/15 00:28 ID:4eeXy3Om
http://www.sprout.org/toshiro/images/lastsamurai/yojimbo2.jpg
後ろの外人さんはなんなの?
200名無しシネマさん:01/11/15 08:04 ID:XX5HrbFt
>>197
2年ぐらい前の大晦日にTBSの特番で再放送したの見ました。
例の、早口言葉のコーナーで「かえるぴょこぴょこ・・・」を、
言わされてた。でも、三船さんは、早口じゃなくて
いつもの調子で「かえるぴょこぴょこ・・・」と言ってたなぁ。
201名無シネマさん:01/11/15 12:23 ID:DRzSaKFA
>200
し・・・渋すぎる!!!
202名無シネマさん:01/11/15 13:11 ID:mBf7V75O
>>200
そうそう、「全員集合」って、あの田宮二郎も出てるんだよね。
五厘ハゲのかつらかぶって、子供の扮装して・…合掌・…
203名無しシネマさん:01/11/15 15:06 ID:mrgbs97c
>>200
その番組、私も見ました。
三船さん、聖歌隊のコーナーね。
骨折してギブスした若山富三郎さんも、出演してましたっけ。
あ〜、ビデオ録画しとけばよかった。
204名無シネマさん:01/11/16 11:24 ID:lV9/YZmv
age
205名無シネマさん:01/11/16 15:45 ID:BbwAHk/m
三船と仲代はよく決闘してるけど、
仲代が勝ったことはあるのかな?

仲代の自伝読むと、あんだけ共演したのに、
三船と仲、あんまし良くなかったみたいな感じが。
206名無シネマさん:01/11/16 15:47 ID:lAJc5t32
>>199
背後霊と考えるのが妥当。
207名無シネマさん:01/11/16 15:53 ID:Dw9LCH8b
「太陽にかける橋」見ました?共演デビット・ニーブン。
あのアンドーくん、いま何してるのかな?
208名無シネマさん:01/11/16 16:58 ID:7hhhK1dI
「男対男」の梶もいいよ。
加山雄三をいたぶる平田昭彦を「やめろっていうのによぉ」とぶっ飛ばす。
一発で吹っ飛んでいく平田昭彦もキュート。
209名無シネマさん:01/11/16 17:45 ID:uMp3o7K8
黒澤作品もすごいいいけど、『山本五十六』をあげるんだったら、
『大平洋奇跡の作戦 キスカ』の司令官もあげていただきたい。
この話はウソみたいだけど、実話で、三船サン扮する大村司令官は
『宇宙戦艦ヤマト』の沖田艦長みたいに重厚で、しかも周りの部下達が反対する中、
非常に素晴らしい作戦をたて、見事に危機を脱し、任務を遂行するのです。
他の出演者もいいし(この映画には女性は1人も出てこない)
これは必見中の必見映画だと思います。
特にラストの盛り上がりは、今の日本映画にはない爽快感をたっぷり味わえますね。
それになんといってもこれが実話だというのが大きい!
三船サン最高!
210名無シネマさん:01/11/16 19:09 ID:lV9/YZmv
11月2日のWOWOWで「ミフネ」あるよ!
211210:01/11/16 19:09 ID:lV9/YZmv
11月29日の間違いです。
212名無シネマさん:01/11/16 19:39 ID:I0WW5XyT
確かに「キスカ」は傑作だ。
213名無シネマさん:01/11/16 19:50 ID:7hhhK1dI
キスカって殺虫剤なかったっけ。
214名無シネマさん:01/11/16 20:22 ID:hamANNEH
うろ覚えですが、確かこの映画の題材になってる「キスカ」の名をとって
殺虫剤の名前にしたんじゃなかったっけ?
215:01/11/18 00:12 ID:4zAbWK7N
三船の作品には名作が多いけれども、やはり後年の傑作は「知床慕情」。この作品には
寅さん映画恒例の冒頭の夢シーンが出てきません。これは山田洋次が集大成=最後の
寅さんとの思いがあったからだと言われています。渥美清の脇への回り方や竹下景子の
かわいさも光りますが、何といっても三船、すごいです。淡路恵子とは野良犬以来の
付き合いですが、名優ふたりの恋物語は最高。店をたたんでしまう淡路を止める三船の
カッコ良さ!。何回みても感動してしまいます。
216名無シネマさん:01/11/19 16:25 ID:/jR2NNDE
昨日、「生き物の記録」のビデオみてたら、
三船演じる老人が息子たちを
「このドメクラどもが・・・」となじるシーンがあった。
これ、NHK衛星の日本映画100年100本のときに
録画したやつだけど、こ、これは放送禁止用語なのでは?
ちなみに同シリーズで市川監督の「炎上」で
ラスト、和尚役の雁治郎がパニクって逃げる坊主役の雷蔵に
なんかいうセリフ、無音状態にされてた。
217名無シネマさん:01/11/21 23:30 ID:RHildOqh
う〜ん 寝てみたい
218名無シネマさん:01/11/22 14:56 ID:WzGVlQ5/
>216
黒澤は別格なので音が消されたりカットされたりされません。
たぶん、他に同じ扱いを受けている人はいないと思います。
小津はどうなのかな?
219名無シネマさん:01/11/22 17:28 ID:AXBXTmcm
>>218
小津は過激なセリフあった?
なんか小津監督、木下監督は、えげつない言葉表現を
自ら脚本に書かないような気がした。
220名無シネマさん:01/11/22 21:21 ID:DmQkyg/1
>>219
「秋刀魚の味」で“チャンそば”が消されていたよ。
221名無シネマさん:01/11/22 21:34 ID:pqPJUTjO
>>218
用心棒でキチガイが消されてたよ。
222名無シネマさん:01/11/23 20:32 ID:pn6pqRdj
チャンそば・・・。そ、それは今は出せませんなァ。
キチガイは、さすが黒澤作品でも消されてなかったんですか!
チャンそばは、他国を卑下する意味合いが含まれてるからしょうがないにしても、
キチガイは、別に流しても・・・と思ってしまう。
223名無シネマさん:01/11/24 16:04 ID:WgZMkf6m
「待ち伏せ」の四人のうち、三船・勝新・錦之助は往年の作品を観れば、
すぐにその凄さが実感できるんですが、
裕次郎だけは単なる威勢のいいアンちゃんにしか見えなくて、どこがいいんだかわかりません。
これは先に「太陽にほえろ」のイメージが刷り込まれていて、そのせいで正しく評価できないだけなんでしょうか?
歌舞伎出身の勝新と錦之助よりも、三船と裕次郎は俳優としての位置が近いはずなのに、この違いは何?
224名無シネマさん:01/11/24 20:25 ID:lj4GjXCD
正直裕次郎のよさが分からん。
これもひとえに三船敏郎という偉大な俳優を先に知ってしまったからだろう。
225名無シネマさん:01/11/24 20:43 ID:2V/6QMay
裕次郎のよさ?
日本人離れしたプロポーション。
それだけなのに、裕次郎記念館には老若男女がたくさんきてた。
三船敏郎記念館はできないの?
アメリカででもできないんだろうか。
226名無シネマさん:01/11/24 21:17 ID:spODpoBM
戦後の日本映画界の観客動員を復活させた最大の功労者は錦之助。
三船も好きだが役柄の幅はあきらかに錦之助が上だし殺陣の上手さは戦後最高だ。
227名無しさん:01/11/24 23:52 ID:FzZm89oL
>>226
いや、勝新「座頭市」だろう。
228名無シネマさん:01/11/26 12:36 ID:2h9k1POl
年末に「無法松」やるね、阪妻版といっしょに
229名無シネマさん:01/11/26 17:08 ID:S599pDhZ
宮本武蔵は三船より錦之助のほうがいい。
230名無しさん:01/11/26 23:16 ID:2jw4guOx
>>229
同意。三船版宮本武蔵は演出がヘボイ。
231名無シネマさん:01/11/26 23:23 ID:qcc725Tv
お通は入江若葉より断然八千草薫がいい。
232名無シネマさん:01/11/26 23:27 ID:Fll1ABmO
>>223
>歌舞伎出身の勝新と錦之助〜

勝新は長唄だよ。
233名無シネマさん:01/11/26 23:39 ID:qcc725Tv
三船、錦ちゃん、カツライス。
この4人が戦後の4剣聖だろう。
234名無シネマさん:01/11/26 23:50 ID:lEkERnLD
その4大スター共演で『待ち伏せ』ってのがあるね。
未見だが。
235名無シネマさん:01/11/27 00:33 ID:RNcJdABH
「待ち伏せ」はよくないね。
脚本の中に小国さんの名が・・・。

「乱」の初稿の頃は三船さんを想定してたみたいですね。
やっぱり「乱」は三船さんで見たかったなぁ。

「どですかでん」のあと、黒澤さんにああいう事件が起こって、
そのあと復帰のパーティーがありまして、その席で黒澤さんは
三船さんにいい役さがしてると発言しているはず。
236名無シネマさん:01/11/27 01:12 ID:g2eDjrgd
>お通は入江若葉より断然八千草薫がいい。

そうそう、八千草薫むちゃくちゃ美人だったんだねぇ。。
どこと無くジュリエットルイスに似てて、、、
正直恋しちゃったよ。
237名無シネマさん:01/11/27 01:38 ID:GvudtuB7
>>226
殺陣のうまさは若山富三郎が戦後最高だろう。
238DH:01/11/27 01:42 ID:AjjAze04
>>235
そう、やっぱあのコンビで観たかったよねー
最近、『赤ひげ』でもう一緒に撮らない事にしたって記事を見かけるけど、絶対違う、『どら平太』だって三船の登場ってアイディアもあったんだから
239名無シネマさん:01/11/27 20:13 ID:5zwYfZcZ
>>239
そうそう、「どら平太」の当初のシナリオのラストに出てくる
百歳の侍の役だね。
240名無シネマさん:01/11/28 22:50 ID:Yp5yagcD
三船武蔵最高だよ。
241名無し:01/11/29 00:42 ID:sV4F7jt0
三船=宮本武蔵は良いんだけど、
演出が退屈。わざとつまらなくしているみたい。
あえて、三船=武蔵が戦う描写を無くしているのか?
そうだとしても、それが、成功しているとは思えません。
242三船好き:01/11/30 00:12 ID:olS2aFDS
「水戸黄門」の映画版の三船はカッコ良かった。晩年のスクリーンでの殺陣では最高だったな。
あと「関が原」の島左近の三船。ドリフの全員集合で本人がPRに出て来たくらい気に入っていた様子。
小説の「影武者・徳川家康」ってこの時の三船をイメージして書かれたと思うくらいにピッタリ来ていた。
豪放でヒョウキンで猛烈に強くて・・・。作者亡くなったけど 聞いてみたかったな
243名無シネマさん:01/11/30 00:32 ID:Uj4z4tgF
 『太平洋の地獄』DVD買って見たよ。
 色々と面白かったけど、映画の出だしでの三船はちょっと・・・なんか猿みたいで、
悪い意味での菊千代の焼きなおしみたいな芝居してたよ。
244名無シネマさん:01/11/30 05:12 ID:HfZNSfNm
殺陣で三船を上回るものはいない!
245名無シネマさん:01/11/30 12:55 ID:6EYLi/mE
>>231
>>236
八千草薫、「かんにん」ってセリフ萌え〜ッ!

>>244
「用心棒」の、司葉子を助け出すシーンをスローで見ると凄いぞ!
三船は、なんと全員に二太刀ずつ浴びせている。
246名無シネマさん:01/11/30 13:23 ID:CsvWc0wg
>>245
あのシーンではひとりも生きてては困る訳で、息の根を止めるために、
二の太刀を加えてるんだね。
「椿三十郎」の有名なシーンでも殺陣師と黒澤はOK出していたのに、
三船が「このままでは三十郎が死んでしまう」と粘って、
あの下から斬り上げる居合をあみだしたそうだ。
今とは時代が違うとはいえ、そういう気骨のある役者いないよね。
247名無シネマさん:01/11/30 13:49 ID:0qLDyenk
>>246
あれ見て殺陣に対する見方変わったよ・・
248名無シネマさん:01/11/30 14:45 ID:CE22O4FA
三船は殺陣の時は息を止めていて、カットが掛かるとゼイゼイいってたそうだね。
249:01/11/30 22:55 ID:NIyIby7i
「千利休」の三船はどこか達観していて、神々しかった。同じ熊井啓監督で凶暴な秀吉
を演じ、そのときに利休の気持ちを理解したのかもしれない。ヴェネチアで銀獅子を
取ったが、とにかく三船人気が凄まじかったそう。
250名無シネマさん:01/11/30 23:09 ID:geiInvYg
でも三船は利休ってがらじゃないよな。
どう見たって侍だよ。
251名無シネマさん:01/11/30 23:29 ID:zCfuemoT
>>233
市川雷蔵の殺陣は相当「下手」だよ。(ごめん)
252名無シネマさん:01/11/30 23:42 ID:geiInvYg
俺の親父(60歳)に言わせれば、最高が錦之助で匹敵するのが雷蔵。
三船は黒澤の恩恵が大きく勝新に至っては単なる悪役スターらしい。
253名無し:01/12/01 00:03 ID:yxIxOCl+
>>252
あんがい、リアルタイムで体験してきた人の
感覚ってそういうもんなんですよね。
「三船は大根役者」「勝新はバカだ」とかね。
254名無シネマさん:01/12/01 00:21 ID:fuo8TxN9
>>252
うん、まあ当たっているかもしれない。(笑)
雷蔵も、演出によって刀の使い方が大変きれいにみえるし、
勝新は大変下品にみえるし、
三船は演技が大まかすぎて浮いて見えることが多いし、
錦之介は晩年演技がオーバーで「観ていて引いてしまう」こともあったし。(笑)
役者も人間ですから、得手不得手、長所短所がありますよね。
その「不得手」「短所」にもかかわらず
「得手」「長所」がそれより勝っていれば、名優、ということになるのでしょうね。
255三船好き:01/12/02 18:29 ID:rVLEUARz
三船がやろうとした企画を知っている人 上げてみませんか?
そう幻の企画ってヤツ・・・。
まず自分から。「レッドサン」の三船 A・ドロン C・ブロンソンでの暗黒街もの。
三船が日本のギャングのボスで 舞台は日本だったらしい。
監督もT・ヤングの予定だったとか。
256名無シネマさん:01/12/02 19:02 ID:kqyE8QV8
つい最近「酔いどれ天使」と「野良犬」で三船様萌え萌えになった
ミーハーにわかファンなんですが、こんな私にオススメありますか
257名無し:01/12/02 20:14 ID:oaip7Wo0
>>255
たしか、「西遊記」も企画であったみたいだよね。
三船が孫悟空の格好をした、スチール写真見たことある。
258257:01/12/02 20:49 ID:oaip7Wo0
↓ここに、まだのこってました。スチール写真。
http://www.zakzak.co.jp/geino/n_December97/nws1675.html
259三船好き:01/12/02 22:13 ID:GsKBPuAG
そうそう 「西遊記」!!
サミーデービスJRをサゴジョウで 高見山がハッカイ!で 台湾ロケでロケハンまでは
行った作品。田中氏たちの反対がなければ 世界配給の作品になっていたのかも 当然 三船プロも
まだ元気だったかもね。
三船の人気や凄さ 特に海外での評判を近臣たちがむしろ過少評価してたのかもね
非常に残念な作品ですね。
260黒澤スレの612:01/12/02 22:52 ID:Fk0WWTTS
>>256さん
あー同士発見! 嬉しいです〜。私も最近黒澤映画と三船にはまったばかりの
にわかファンです。(それとこのスレも発見して嬉しい。)
「醜聞」もいいですよ。
あとね〜「隠し砦の三悪人」と「用心棒」。
ほんのちょびっと先輩みたいなので先輩ヅラしてみました(w
私もまだまだこれからなんです。
261257:01/12/02 23:48 ID:dHYtO5n9
>>255
スターウォーズのオファー件は、あれはホントなんでしょうかね。
ホントだとしたら、これこそ最高に幻の企画でしょうね。
あと、「御用金」だか「祇園祭」っだったか、何かの理由で降板してますよね。
262三船好き:01/12/03 10:27 ID:MtC2bZdB
「スターウオーズ」の三船の件はホントらしいですよ。ただ当時はまだそれほどの知名度がなく
邦題も「惑星戦争」ってそのまんまで 出ている俳優も今でこそHフォードとかスゴイけど そんななんやで出なかったみたいです。
「祇園祭」は日本映画復興委員会の超大作!ただ権利関係のせいか テレビやビデオはないし 名画座でもやってくれないんですよね。
263名無シネマさん:01/12/03 18:34 ID:flLo0X2t
>>257
『御用金』は仲代さんと喧嘩した為、降板、代わりに錦之助出演となりました。
喧嘩は酔った三船さんが黒澤さんor五社監督批判をしたからとか

>>262
デマって話もあるですが、ホントであったと信じたいですねー
「ジェダイ」ってのも「時代劇」から獲ってたんだし
264三船好き:01/12/03 22:12 ID:PpoqrzXQ
263さんへ
「御用金」は仲代と喧嘩ですか?「トラトラトラ」問題とかで胃潰瘍で入院したって
新聞で読んだ事がありますが・・・。
 
265チンコビンビンラディン:01/12/03 22:23 ID:U5qm01VQ
パトリック・ウエイン(ジョン・ウエインの息子)、
スーザン・ジョージ(『わらの犬』のノーブラ女)、
ジミー・ウォング(香港台湾映画界の大物&ヤクザ)。

そして三船敏郎が共演した香港・アメリカ合作映画が、
1975年にある。
たった30分だけ撮影されただけで、製作中止になったけど。

タイトルは『ニュー・スパルタンズ』。
266263:01/12/04 02:45 ID:BOWNC1qp
>>264
丹波哲郎…だったと思うけど…が自伝?の中で書いてはりましたよ(当時は内緒だったみたい))
267257:01/12/04 09:06 ID:9ZGGFsYq
そう言えば、三船さん「山の男の唄」っていうレコードを
出しているようですが。どんな曲なんでしょう?
何かの映画の主題歌らしいですが、聞いたことある方いますか?
268名無シネマさん:01/12/04 14:01 ID:cRTa1ZGf
>267
聴いたことはないですが、確か黒澤映画でおなじみの佐藤勝氏の作曲だったと思います。
なぜこの一曲しかレコードを出してないかと言うと、
黒澤さんから「俳優が歌なんか唄うもんじゃない!」と怒られたからだそうです。
269名無シネマさん:01/12/05 08:28 ID:UUHpMFs0
さすが黒澤だね。
270名無シネマさん:01/12/05 08:53 ID:3grjsmok
じゃ加山雄三は大目に見られてたのか?(藁
その前に自分の息子が歌手だけど、
こっちは逆に、歌手が芝居なんかするもんじゃない、
と忠告してたのかな。

>>263
小林正樹監督の悪口が最も酷かったらしい。
なんでも仲代達矢にぶん殴られたそうですね。
8.9割方撮った後の出来事だそうで今の俳優がやらかしたら、
ワイドショーや週刊誌で大変な騒ぎになってるんじゃないかな。
271名無シネマさん:01/12/05 11:10 ID:tKxX82CC
おいおまえら
正月にスーパーチャンネルで『将軍/SHOGUN』
一挙放送ですから観ろ。ワカリマシタカ!
http://www.super-ch.com
ttp://www5a.biglobe.ne.jp/~miya/shogun.htm
272名無シネマさん:01/12/05 21:58 ID:UUHpMFs0
>>270
三船が仲代に殴られた?それ本当?
仲代じゃ三船の相手にはならんと思うけど。
273チンコビンビンラディン:01/12/05 22:04 ID:6Y/7kPoG
石原慎太郎は「弟」の中で、三船のことを
「外見からは想像できないほどの、小心者。」と書いたことがある。
274272:01/12/06 00:01 ID:rB7w5G2r
273さんは三船が弱いっていいたいのかどうか分からんけど強い奴は小心者が多いからね。
オーディションのときのエピソードで「喧嘩は強いでしょうね」と言われて
「はい、4〜5人までなら」と言ったらしい。
格闘技やってないでこう言うくらいだから強いんじゃないの?
土屋嘉男も三船がやくざと喧嘩してるところを幾度か目撃してるといってたしね。
陸軍時代に三船と同部隊にいた人の話によると(以下は「映画を愛した二人」参照)
「彼の班の初年兵が他中隊の下士官にビンタをくいさらし者になったとき、“いいかげんにしろ”と下士官にくってかかったのが三船さん」
当時軍隊で上官に背くことは営倉入りか軍法会議もの。
「何だ上等兵じゃないか。それがどうした。こんなもの関係ない」と襟の階級章を引きちぎった。
余りの気迫に下士官が退散した。「ボクの眼底では彼が映画で演じた松永も菊千代も新出去定も実像と変わらない」
275名無シネマさん:01/12/06 00:10 ID:VOkkLgjW
裕次郎はケンカが強いだけでなく度胸もありそう。
276三船好き:01/12/06 00:48 ID:xtTuG+VA
265さんへ
ジョン・ウエインの息子と共演だったとは見てみたかったですね。
264さんへ
丹波の自伝にですか?そりゃ興味深い話ですね。
世界の三船であっても監督と意見も違う事もあるでしょうし・・・。
小林正樹といえば「上意討ち」ですね。あと確か仲代を主役にした「切腹」!
個人的には大変迫力のある 特に外国人には武士道の非情さを表わすような意味で
傑作であると思いますし 特に前者はビデオを買ったくらいですが そう度々繰り返し
観たいタイプの映画じゃないです。話自体が暗い。 当時の三船がやってた痛快娯楽作とは
路線が違う感じがします。熱くなると こうあるべきだ見たいな事ってありますものね。
「待ち伏せ」の時も 演技論と映画論で 錦之介と喧嘩したそうですし・・・。
このコーナー ズッと経ってからも色んな方が見られるでしょうから もう少し幻の企画を
ご存知の方 お願いします。
加藤雅也を主演にしてアフリカを舞台に侍が活躍するハリウッド映画「ゴールデン侍」ってもの
新聞報道されてましたね 晩年にあと一本 大作の時代劇をみたかった・・・。
277263:01/12/06 03:31 ID:+LvMPMet
>>273

『黒部の太陽』の時はしょうがないでしょ、映画界への関わりも深いんだし
でも最終的に決断できたのは三船さんがGOを出したからだって監督の熊井さんが言ってましたよ
278名無シネマさん:01/12/06 08:08 ID:tdN1ZHE3
鬼の関東軍出身
279三船のサイン:01/12/06 08:51 ID:uRusihMG
テレビで 見たが、 幼稚園児が 毛糸の玉描いたみたいだった。

痴呆になったそうだが やっぱりと 思った。
280名無シネマさん:01/12/06 09:07 ID:/V9H5gkU
迫力というか、力を感じる役者さんですね。
今こういう迫力を持っている役者は少ない。
故松田優作、最近では病気より復帰後の渡辺謙ぐらい?
281名無しさん
>>280
渡辺謙は、仲代達也系だと思うんですがね、私は。