332 :
名無シネマさん:
千尋が豚の中から両親を見つける場面。
湯婆婆「さあ、この中からお前の両親をいいあてるんだよ!」
千尋「後ろに6頭、前に5頭」
湯婆婆「何言ってるんだよ!足し算もできないのかい!?」
千尋「わかるわ。おばあちゃん、でも確率が分からないの。1っぱつで
お父さんとお母さんを見つけ出せる確率が」
湯婆婆「馬鹿なこと言ってないではやくおし!」
坊「千を泣かしたら婆嫌いになっちゃうぞー」
湯婆婆「全く何て子なんだい!遅くとも今日中には答えを出すんだよ!!」
千尋「ありがとう。」
・・・静かに瞑想に入り答えに探し会おうとする千尋。
そして0:00分正午・・・
千尋「分かったわお婆ちゃん!答えは○○分の1!そして私のお父さんとお母さん
はこれだわ!!!」
千尋が2頭の豚を指で指した。
「パパパーーン!」
湯屋一同「オオオ〜〜〜〜おめでとう〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
千尋の言い当てた2頭の豚が人間の姿に戻った瞬間と時を同じくして、
場は興奮のるつぼと化した!
悠子「千尋ここはどこなの!?」
千尋「んん、何でもない、帰ろう。お父さん。お母さん。もう午後だよ。」
明夫「この人達はだれ?!やっぱりまだやってたんだよ、千尋。このテーマパーク」
千尋の前に進み出てくるハク。
ハク「千尋またいつかきっと会おうね。」
千尋「うん、きっとよ。」
両親の前で抱擁しあう二人・・・
父母「さ、帰ろうか千尋。」
千尋「うん!」
父、母、娘三人の後ろ姿を大きな歓声が見送りながら、
千尋の一夏の楽しかった物語は幕をおろした。