1 :
名無シネマさん:
ずいぶん評判が悪いんのはなんで?
陳腐っちゃ陳腐だけど普通にまあ面白いSFじゃないかと思うんだけど
まあ、未来世紀ブラジル期待してたらそりゃ不満だろうし
ブルースウィリスのヅラは衝撃だけど
いや、特に好きってわけではないんだけど
ギリアムもストーリーにリアリティ意識したもの作ってみたら
そこそこ成功したって感じじゃないのかな
元ネタのラ・ジュテも見たけど比べるものでもなかったな
2 :
名無シネマさん:01/09/28 07:14 ID:5vUdvEW6
俺は、一度しか見てないが、意味がわからなかった。
嫌いな映画ではないよ。
3 :
名無シネマさん:01/09/28 07:15 ID:/eRiWIf2
意味わからないって何が?
ストーリーは単純だと思うけど
4 :
名無シネマさん:01/09/28 07:26 ID:5vUdvEW6
>>3 いや、なんか話しが難しくない?ってか俺がバカなだけかも。
もう1回見れば、わかるかも。借りてみるよ。
5 :
名無シネマさん:01/09/28 07:27 ID:H9Ic6682
映画館で見たときはそこそこだったけど
2回目観た時はなんとなく(・∀・)イイ!とオモターヨ!!
6 :
4:01/09/28 07:30 ID:5vUdvEW6
俺も、映画館で一回見ただけなんだよね(´д`;)
だから、いまいちわかんねぇ
7 :
名無シネマさん:01/09/28 07:33 ID:/eRiWIf2
普通に面白いよね?
テンポ良くて話もそんなに無理無いと思うし
ブラットピット感じいいし
音楽とか美術も結構好きな感じだ
単純なエンターテイメント作品としてそこそこだと思うんだけど
超つまらんていうのをよく聞くからなんでだろって思うてさ
8 :
名無シネマさん:01/09/28 08:48 ID:c6HuE7qE
あのヅラがやっぱさ・・・
9 :
名無シネマさん:01/09/28 09:04 ID:l6O25f9I
無茶苦茶面白かったけど。
10 :
名無シネマさん:01/09/28 09:22 ID:e2G.3TAQ
周りの意見や自分の意見を総合すると、
ストーリーが舐めてるって事です。
救世主がどうとか、細菌がどうとか話のスケールはでかいくせに
主人公はただマヌケに踊るだけ。
ブラピもだだのキチ○イで他作の彼とは別人のよう。
いつものブラピを期待してた人は怒ります。
数々の未来ではわかっている事象は単に次のシーンへの繋ぎなだけ。
何かを見つけて次の場所へ行ってまたハズレの繰り返し。
見てる方は盛り下がるし、ご都合主義とも取れる。
ブラピの犯行のくだらなさもまた一段と呆れさせてくれます。
恐らく時間と歴史にはどう足掻いても逆らえないというテーマなの
だろうけど、何のひねりもないので退屈かつ説得力がない。
だいたい、「12モンキーズ」ってタイトルは何??
作中で12モンキーズが何かわかった時はハア?でした。
2時間かけて何もできなかったし、何も変わりませんでしたって
言われてもねェ。
11 :
名無シネマさん:01/09/28 09:25 ID:dfZmE.Fw
超つまんなかったけど。
12 :
名無シネマさん:01/09/28 09:35 ID:k34JAHpg
同じ雇われ仕事でも、フィッシャー・キングはギリアムテイストたっぷりだったのに、
12モンキーズでは普通に良く出来た映画になっちゃったのが物足りないんだよね
13 :
名無シネマさん:01/09/28 09:36 ID:e2G.3TAQ
>>7 >話もそんなに無理無いと思うし
当たり前です。
自分が同じネタで脚本を書くことを想像してください。
未来の時点で知っていた犯人への手がかりを用意して、
主人公を過去に送って確認させるだけのストーリーです。
答えは用意してあるからあとは主人公をその場所へ導いてやるだけ。
当初犯人とみられたブラピとはほとんど接触なしでお互い一方通行。
伏線も何もあったものじゃありません。
音楽がピアソラって聞いて「おおっ!」って思ったけど、
メインテーマをアレンジしたのばっかり流れてた。
音楽監督ってわけじゃなかったのかな?
16 :
名無シネマさん:01/09/28 15:04 ID:frw4IgRQ
>ブラピもだだのキチ○イで他作の彼とは別人のよう。
なかなかのキチガイっぷりでこれでブラピを見直したって人も多いと思う
ブルースウィリスもヨダレだらだら垂らしていつになく頑張ってた
伏線も嫌ってほど見せすぎるし話が妙にきっちりまとまり過ぎてんのがつまらんかも
真犯人が結構唐突な感じで全然魅力ない
バッドエンディングだったらもっと悲劇的な方が良かったな
つまらなすぎて、内容も覚えてないよ(汗
18 :
名無シネマさん:01/09/28 17:52 ID:FrgIGEi6
俺的には楽しめた作品だよ。
真犯人をハズしに行くのがむしろこの映画のキモだと思うんだけど。
世界が破滅するのに見た目のインパクトのある存在は必要じゃない、
っていう一種の皮肉じゃないかな。
19 :
名無シネマさん:01/09/28 17:56 ID:CzoTMUJI
少なくともブラジルのファンはこんなクソ映画認めないだろう。
20 :
名無シネマさん:01/09/28 19:00 ID:qKJWVkVU
>>19 ブラジルも12モンキーズも大好きだけど、何か。
ある種、ブラジルの“官僚制機構”を、“運命”に置き換えた作品とも
思うのだよ。
21 :
名無シネマさん:01/09/28 19:08 ID:uZVmE35I
いわゆるひとつの雇われ仕事。ブラジルやバロンと同列に語るのは無理。
でもカットによってはギリアムっぽいかこよさもいくつかあったけど。
22 :
いいじゃん:01/09/28 19:13 ID:Qbbqy97A
なんかあれ世界広がんないし
ブルース・ウィリス ブラッド・ピット出てるってことで
僕が「期待しすぎた」ってこともあってなんとなく不完全燃焼だったね。
23 :
名無シネマさん:01/09/28 19:16 ID:uOj2OKGI
確かに超つまんなかったな。
結局は「今を大切にしよう」てテーマだったけど
それを言うのに、あんなつまらん筋を使うなと思われ。
24 :
名無シネマさん:01/09/28 19:20 ID:uOj2OKGI
あと、この犯人ってデビット・モースなのな。よく出るねぇ彼。
ブラピの演技は明らかにオーバーアクトでしょ。ウィリスの対抗しようと力みすぎ(藁
結局12モンキーズという集団もただの噛ませ犬だったし、これを期待した人はガッカリだったろうね。
見るべきはマデリーン・ストウくらいかな。駄作。
25 :
名無シネマさん:01/09/28 19:21 ID:9NhhxWKs
ウイルスはばら撒かれたけど、女博士は犯人とコンタクトした。
これってハッピーエンド?バッドエンド?
26 :
名無シネマさん:01/09/28 19:29 ID:nbhCxF6U
>>25 主人公は死んじゃって、歴史も変わらず人類は9割がた絶滅。
それでもウイルスを未来に持ち帰ったおかげで一握りの人類は助かる。
これをハッピーと思えるんならハッピーエンドだよ。
とかなんとかギリアムは言ってた気がする
27 :
名無シネマさん:01/09/28 19:35 ID:IHP7Ikkw
雰囲気よかったよ。確かに、未来世紀ブラジルを期待すると、ネ。
ブラピも演技上手いんだなあと思った。というか、この映画でブラピに
注目するようになったよ。
28 :
名無シネマさん:01/09/28 19:40 ID:p9wjYqD6
つか、なんでブラジルと比べて云々って話が出るの?
比較するまでもなく全然ベツモノだと思うんだけど...
29 :
名無シネマさん:01/09/28 20:00 ID:DSVVxPdM
>>28 両方とも監督がテリー・ギリアムだからでしょう。
彼の作風は独特のものがあるようなので、ファンがいるようです。
ストーリーだけ追う方には、なんの意味もないように
見えるかもしれません。
その上、両方ともSFという点でも共通しているので、
そういう点から見れば、比べることが無意味というほど、
まったく違うものではないし、
そういう話をするのは楽しいのではないでしょうか。
両方に共通するテイストとかあると思いますがね。
30 :
名無シネマさん:01/09/28 20:01 ID:tHakHGbY
31 :
名無シネマさん:01/09/28 20:04 ID:Poa2RzU6
ブルースウィルスってキャラが濃すぎない?
自分は映画によって浮いてるなと感じるんだけど。
32 :
名無シネマさん:01/09/28 20:05 ID:7AiNWnJg
なんで狂った人間を演じさせるとなんでも名演になるのかねぇ(藁
ハリウッドもそうだが、その他の観客も
狂人、障害者、アル中の演技に甘すぎる。
普通の人の役にこそ、本当の演技が内在してるはず。
33 :
ゲッチュー:01/09/29 02:59 ID:7lpPC99Y
>>14 あの映画の音楽監督をピアソラがやるのは不可能。もう死んでたから。
34 :
ゲッチュー:01/09/29 03:01 ID:7lpPC99Y
>>10 典型的な感想だな。ま、『シュレック』あたりを楽しみにしててくれや。
35 :
ゲッチュー:01/09/29 03:05 ID:7lpPC99Y
「今を大切にしよう」だって? そういう人もいたのか!
36 :
名無シネマさん:01/09/29 16:06 ID:XwgsAk7k
見てみたけど結構面白かったぞこれ
バックトゥーザフューチャーみたいなドタバタタイムトリップものとして
結構カッコいい絵あったし、奇妙な感じのジョークも好き
良作のエンタメ作品だと思った
37 :
名無シネマさん:01/09/29 16:09 ID:XwgsAk7k
ん〜
面白いか面白くないかの好みで
語るところが無い映画かなあ・・・
38 :
名無シネマさん:01/09/29 21:22 ID:niUL5hZA
ブラずると比べてどうのこうのは分るけど単独で見て超つまんないってのは
ただのSF嫌いなやつなんじゃないかと思うんだけどね、ヲレは。
39 :
名無シネマさん:01/09/29 23:10 ID:xxp0TJoQ
映画館で観た時は何がなんだかよくわからなかったけど
家でテレビで見たときは内容がよくわかってとても面白かったヨ。
テレビで放映された時は最後に流れるルイ・アームストロングの
「What a wonderful world」がカットされてたので、余韻が激減だったよ……。
その辺はテレビの映画放送に期待しちゃいけないと分かってはいるんだけど、
やっぱり、ね。
41 :
名無シネマさん:01/09/30 01:37 ID:nOcnf2aQ
12モンキーズというタイトルにしたギリアムが、俺は大好きだけどな。
ブラジルもフィッシャーキングも好き。
42 :
u c:01/09/30 19:57 ID:6ldWwJNc
俺も好きですこの作品。
最後はせつなかったです。
43 :
名無シネマさん:01/09/30 20:01 ID:eNJm/5pU
最後、空港でやられたウィルスの付けヒゲが取れかかってるのが
切なくて哀しい。
44 :
名無シネマさん:01/09/30 20:43 ID:Uhb2p76Y
音楽が怖い・・・
この手のトリップ物って考えるとワケわかんなくなる。
この映画のブラピいいよねー。
46 :
名無シネマさん:01/09/30 21:47 ID:mL4fGQLs
そうそうそう
ブラピは12モンキーとトゥルーロマンス
この2本。
47 :
名無シネマさん:01/09/30 22:02 ID:wbRsz1TU
ただ見てるだけでは面白くもなんとも無い映画。
考えて都合をあわせよう。(w
ブラピのあの逝っちゃってる目にはワロタ。
なんか、糸でまぶたを吊り上げてるみたいな。
49 :
名無シネマさん:01/09/30 23:37 ID:RLgSrWAY
あの独特の雰囲気と音楽がよい。
内容はどうでもよし。
50 :
さすらいの名無し:01/10/01 01:07 ID:amL8zIAE
原作となった、短編映画「ラ・ジュテ」
を観れば、より理解は深まる。
つまり、モンティ・パイソンにみられる
スーパー・ブラック・ユーモア・パロディ精神を
この原作となった映画にも発揮させたと思われる。
基本あってのバリエーション、
オリジナルを一度ご覧あれ。
ちなみに、静止画の写真スチールを用いた、とても不思議な作品です。
51 :
名無シネマさん:01/10/01 18:37 ID:fMhHK.aw
何か思いっきり肩すかしな映画だった記憶が・・・
52 :
:01/10/01 18:39 ID:mp3Oxxl.
俺は見てるだけでこの映画おもしろかった。
DVD発売延期になったけど発売日はいつだ?
「ラ・ジュテ」
核戦争勃発後の近未来、人々は地下世界に住み、これからの行方を模索していた。
そんなさなか、精神の時空移転装置が活躍する。
その装置の時空間旅行のパイロットは、その装置を使って他の時代から
生きる術を学んで、現在に持ち帰る。
しかし、多くのパイロットは現在に対する執着がほとんど無い為、
行きっぱなしで帰ってこない。が、例外が一人存在した。その男は、
空港で一人の女性が立っているイメージが、心に刻まれていて、
常日頃からトラウマの様にその映像をみていた。その為、
必ず時空間旅行をしても無意識下で現在に帰る欲求が募り、帰ってきた。
その断片的な時空間旅行の最中に、彼は一人の女性と恋愛をしていた。
そして物語は心の中に在るイメージと、時空間旅行の過程が、
徐々に接点を帯びてゆく。
ラストは、12モンキーズのバージョンでは、動く動画として存在したものが、
このラ・ジュテでは、イメージに置き換えた様な結末と思って下さい。
全てのシーンがスチール静止画による音声付の30分のフィルム作品。
このラ・ジュテでは、静止画イメージ
それを時間的に、ギリアムが自分自身の生きている時代である現代に、
置き換えて、静止画→動画 と進化させた。
更に、2作目に必然的になってしまう為、原作とギリアム作のギャップを埋める
手法として、パロディがそこに加味される所にギリアムらしさが出ている。
以上、僕自身の独断の持論です。
つまり、ギリアムの心のトラウマとして作用している映画が「ラ・ジュテ」だった
事と、創造と破壊の同一性を理解しているギリアムは、作品完成によってそれら
一連の創造的運動性が死滅する。そしてギリアムの心中には、「ま、結局原作の
作品を元に完成した制作物だから、ギリアムは、又してもスタートに戻る。
が、ここからがイっちゃってる精神とそうでない精神の境目を形成する。
つまり、自分自身の現在があるその根本には、時間と空間の存在がある必要性が
ある。このあたりを理解出来ている人は、スタートに戻るとは言っても、
時間がある程度過ぎ去り、空間的にも移動し変形した地点に戻る。
すなわち、次回作のスタート地点である。
つまり、円であり横から眺めたら平らなのか、それとも円に見えるが横から眺める
と、螺旋状なのかという事である。
54 :
名無シネマさん:01/10/03 14:19 ID:HggQK1iQ
age
55 :
名無シネマさん:01/10/03 19:11 ID:07qhNVYI
マデリンストー萌え
56 :
ジョンソン:01/10/05 03:12 ID:v.UkKu02
>>32
禿堂。 でも、アル中ってなんかあった?
>>26 おれの周りでは、ウイルスは武器として持ち帰られ
たってことのなってるけど。
58 :
名無シネマさん:01/10/06 15:43 ID:HSNdrvFM
ジュテのDVDほしいけど高い・・・
時間短いし・・・
究極のクソ映画
楽しいって連中は不参加?
面白くないって人はとにかく書き込みしたくてレスするけど。
俺は楽しめた。面白い映画だったよ。
61 :
名無シネマさん:01/10/08 02:26 ID:sjShn1fs
んで最後は科学者が犯人から細菌奪って、未来の地球は
救われたでいいんだよな、ウイルス本体がないと抗体が作れないって
ことだろ、随分考えさせるな、でもそこが熱い
62 :
名無しのエリー:01/10/08 20:55 ID:6qK3WPl6
けっこうおもしろいよ
万人向けではないけどね
63 :
:01/10/08 21:35 ID:PUByixFA
64 :
名無しさん:01/10/08 21:38 ID:jWGfQ/kw
俺見たよ。面白かったので映画館で2回見た。
BSでももちろん見たけど。俺って変?
確かセブンと同時期だったよな?
つまんないよ。一本道のミステリーって感じ。
66 :
マダム:01/10/08 21:46 ID:s57rXQZs
キャストは豪華なのにいまいちヒットしなかったよね
67 :
20世紀少年:01/10/08 22:01 ID:WpWF8bKo
ギリアムの中じゃ一番面白かったけどな・・・
68 :
:01/10/08 22:04 ID:KCNf.QDM
うーん、精神異常者の脳内での妄想世界ともとれる映画なので、それぞれ見た人によって捉え方が違うわけでしょ。
俺は純粋に泣けたけれど(輪廻ということについて)、マデリーン・ストーの美しさにはただ脱帽。
69 :
:01/10/08 22:15 ID:xzOlrea2
は?超おもしれーじゃん
何通ぶってんのお前ら
70 :
名無シネマさん:01/10/08 23:15 ID:VJ3ZZWnY
確かにおもろいで
71 :
名無シネマさん:01/10/08 23:24 ID:MXR4QlfQ
嫌いじゃない。ってかなかなか楽しい。
主人公が見続けた夢が、自分だったとかってのも良いと思った。
けど、わかりにくい。ラストとか。
このスレみるまで、ラストがよくわかんなかったや
73 :
名無シネマさん:01/10/09 00:44 ID:/qQwbSKM
当時見たよ。 最近数少ないSF映画の傑作だと思うけど。
ギリアム特有の映像の美しさとかは一寸少な目。
どうとも取れるラストがスリリングだったね。
マデリーンストウが、ここから始まった と12モンキーズの
隠れ家にペイントするシーンが好き。 時間旅行物の醍醐
味だね。
先日ケーブルで「ラスベガスをやっけろ」を見た
30年前も今もやってることになんら変わりはない
今回のテロ〜タリバン空爆に関してのギリアムの考えが聞いてみたい
関係ないのでsage
75 :
:01/10/09 14:03 ID:.Bj.fYnA
>>72 私が12モンキーズで最も気になっていたのは、
精神科医が(マ デリーン・ストゥ)が、
囚人ブルース・ウィリスのことを、どこかで 見たことがあると言ったのは、
どこで見たのか?ということである。
これってさ、ライリーが自分の部屋の壁に貼り付けた写真の中に
コールが写っていたからじゃないの?
76 :
名無シネマさん:01/10/09 15:58 ID:WIyrhv76
47 名前:40 投稿日:2001/08/18(土) 15:43
長文すみません。
また、多少のネタバレがあります。
>>41-43 >>45今日、家にあるヴィデオを見直してみました。
>>45 その通りです。ドクターバアサン=ヒロインのなれのはて?と思ったわけです。
>>44 ジェームズ・コール(ブルース・ウィリス)が過去(1996年)に送られるのは、
過去で人類を救うためではなく、病原体のルーツを探って、未来の人類を救うためです。
過去の人類を救ってしまうと、ジェームズが過去に送られることもなくなるので、
過去の人類は救われない、という堂堂巡り、タイムパラドクスが起こってしまうからです。
(映画のなかでも、このことは語られています。)
だから、空港以降でも病原体は世界中に蒔かれているはずです。
また、空港に居た少年時代のジェームズが救われた(未来でも生きている。)ことを
考えると、キャサリン・ライリー(マデリーン・ストウ)が感染せず、生き残った
可能性はあると思います。
>>41 すべての真相を知ってるキャサリンも、過去にジェームズと出会っていなければ、
その真相を知ることはありません。
で、ここからは私の妄想を多分に含んでいますが、もしかしたらジェームズは病原体の
ルーツ・真相を調査するためではなく、真相をキャサリンに知らせるために未来の
キャサリンによって送られたのかもしれないと思ったわけです。
77 :
名無シネマさん:01/10/09 15:58 ID:WIyrhv76
48 名前:40 投稿日:2001/08/18(土) 15:44
(続き)
キャサリンは刑務所・精神病院でジェームズと「以前に会ったような気がする。」
というようなことを言っています。
第1次大戦中の写真に写ったジェームズを憶えていたとも解釈できますが、その写真を
見つけた後でも映画館の場面で、「私は今のあなたを、ずっとあなたを知っているような気が・・・」
と言っています。
で、もしかしたらこれは未来でも二人が出会うことを暗示しているのかも?と思ったわけです。
私の仮定が正しいとすると、映画を観ている側からすれば、二人は過去(のシーン)
で出会う前に未来(のシーン)で既に出会っています。
また、そんな風に観るとジェームズが間違って1990年や第1次大戦中に送られたのも、
キャサリンがワザと間違えたとも考えられます。
ジェームズが過去と未来を行き来するあいだも、ジェームズに過去の情報が小出しに
提供されるのも(怪しいってわかっているなら、はじめからジェフリー・ゴインズ
(ブラッド・ピット)の写真も見せておけばいいのにって思うのですが。)、
ジェームズを誘導してるようにも観えます。
(先入観を植え付けない・映画上の演出、ともとれますが。)
ジェームズのことをボブと呼ぶ謎の声も、未来のキャサリンが誘導しているのかもしれません。
空港でホセがジェームズにわざわざ拳銃を渡す理由も、全てを知っている誰かの誘導
と考えれば納得がいきます。
最後に未来からきたキャサリンが(散布のじゃまはしないけど)病原体のサンプルを回収し、
抗体を作って未来の世界を救うのだと思いました。
(最後にわざわざバアサンを登場させたのは、何か意味があると思うのです。)
空港で、過去のキャサリンがジェームズ少年を見つめ、ジェームズ少年はキャサリン婆さんの
乗った飛行機を見つめていたとすると、ラブストーリーとしてもより面白いと思うのですが。
78 :
名無シネマさん:01/10/09 16:06 ID:WIyrhv76
66 名前:40 投稿日:2001/08/20(月) 00:42
>>64 ウイルスは撒かれた説の人が他にも居てうれしいです。
「私は今のあなたを、ずっとあなたを知っているような気が・・・」
と言うシーンは、ラブシーン(濡場という意味じゃないです。)での台詞ですので、
単に男女の間での妄想・思い込みといったものかもしれないです。
ただ、ラブシーンでの台詞ですので、写真のせいではないような気がします・・・。
(いや、ホントのところよくわかりません。やっぱり写真のせいかもしれません。)
それと、空港でどうもウイルスは蒔かれているようです。
今回見直してわかったのですが、空港で検査されたとき、ウイルスの入った試験管を
開けていました。(犯人は自分が死ぬことも覚悟していたようです。)
また、未来の博士の話だとフィラデルフィア(たぶん空港のある街)から発病して
いるので、空港で蒔かれたようです。
実は私もはじめ見たときは、たまたま隣の席にいたんだと思ったのですが、そう考える
とバアサンの年齢的な容姿が変わっていなくて、おかしいのです。
79 :
名無シネマさん:01/10/10 00:55 ID:Wwn5KuUk
age
80 :
名無しさん:01/10/10 00:57 ID:4YppNtCs
バックトゥザフューチャーでいう
タイムパラドックスがおこったのでしょうか?
81 :
名無シネマさん:01/10/10 12:10 ID:RIgrCiog
DVD欲しい。
82 :
愛する:01/10/12 22:29 ID:t6dqsyB6
自己嫌悪自己嫌悪自己嫌悪自己嫌悪自己嫌悪自己嫌悪自己嫌悪
83 :
名無シネマさん:01/10/12 22:33 ID:XFjB8kKk
>>78 ウィルスは撒かれてますよ。
それでおんなじ事の繰り返し。輪廻です。
84 :
ゲッチュー:01/10/13 02:01 ID:4SuAAQP2
>>83 新説。撒かれている未来と撒かれていない未来がある。
85 :
名無シネマさん:01/10/13 02:04 ID:acKvOwn2
>84しかし、あの世界は過去に起きていない事は未来にも起こらないが。
発掘されたレコーダーにあらかじめ記録させておいた事にする、とか。
さらにパラレルワールドになると悲惨な未来の住人は結局悲惨なまま。
86 :
84:01/10/13 02:17 ID:4SuAAQP2
未来は少しずつ修正を加えられつつ何度も繰り返しているんだよ。
悲惨な未来を生きている人々は、安全が確保された後の未来に脱出すればよい。
87 :
名無シネマさん:01/10/13 03:53 ID:DxJ2.dbQ
少数の人類が生き残ってる未来が救われたとしても
この映画の本題は、いくら頑張っても結局は元の木阿弥で
過去は変えられものではない。だから、「今」を大切にしょう。
ということだったと思います。
88 :
84:01/10/13 04:50 ID:CGMGKcCA
>>87 悲観的な人は、そういう映画を見たいのだろうね。
わたしは違う。
89 :
名無シネマさん:01/10/13 04:57 ID:A.9/cFes
でも、未来がかわって、そちらに移るってのは好きくない。
もちろん
>>87も好きじゃないけど。
単純に、おばさんが菌を未来に持ち帰って、未来は助かったでいいじゃないの。
90 :
84:01/10/13 05:07 ID:CGMGKcCA
好きか嫌いかで物を言われても困るんだよな。
おばさんは菌を未来に持っていかないんだし。
91 :
名無シネマさん:01/10/13 05:14 ID:A.9/cFes
>好きか嫌いかで物を言われても困るんだよな。
君が
>>87に言っているのと同じ様なことだと思うよ。
>おばさんは菌を未来に持っていかないんだし。
なんで?
92 :
84:01/10/13 05:17 ID:CGMGKcCA
>>91 他人に聞く前に、まず自分で考えてみよう。
93 :
名無シネマさん:01/10/13 05:22 ID:A.9/cFes
あのさ、おれは菌を持って帰ると思ってるわけ。(そう言ってるし。)
で、あなたはそうじゃないって言ったんだよね。
そういうからには、理論的に説明してよ。
説明できるなら。
94 :
84:01/10/13 05:41 ID:CGMGKcCA
あのさ、なんでまた菌を持って帰ると思っとるのか理解でけへんのやけど。
そっちから先に説明してくれ。理論的にな。
95 :
名無シネマさん:01/10/13 05:45 ID:A.9/cFes
>>94 コールを過去に送った目的が、菌の発言した場所を特定して、「未来」での菌の蔓延を
とめることだよね。(多少表現は違うかもしれないけど。)
だから。
96 :
95:01/10/13 05:52 ID:A.9/cFes
>>94 悪いけど、もう寝ます。
よかったらレスしておいてください。
返事は明日になります。
俺がおかしなことを言っていたら、明日詫びさせてもらいます。
じゃあ。
97 :
84:01/10/13 05:53 ID:CGMGKcCA
>>95 たしかに、映画の最初の方でコールはそのような説明を受けている。
でも、それが映画の最後まで不変であるという根拠はどこにもないのよ。
コールの身分は何だった? 囚人だよね。つまり死んでも構わないような
人間が過去に送り込まれていたわけだ。その理由は、過去が危険だったから。
でも、映画の最後には、未来世界の長老たるおばさんが自分で過去に乗り込んで
来た。なぜか? もはや過去が危険ではなくなったからだ。仮にも感染の危険が
残っているような場所に、あのおばさんがノコノコ出てくると思うかい?
結論はこうだ。
映画の終わりの時点で、菌は完全に無力化されている。したがって、おばさんが
菌を持ち帰ることもまた、あり得ない。
98 :
85:01/10/13 06:16 ID:.ok2Y2SQ
>97どうやって菌を無力化したのかな。それに無力化した時点でお婆さんが
会いに行く必要があるの?
それと>86安全が確保された未来にはその世界の別の人間がいるよね。
それはいいのかな・・・
修正を続けつつパラレルな世界を悲惨じゃない方向に持っていこうとする
というイメージは面白いけれど。ただ、そうなると悲惨な世界がたくさん
生まれるわけで、その世界の住人が次々に悲惨じゃない世界に移住していく。
99 :
84:01/10/13 06:24 ID:CGMGKcCA
>>98 無力化するのは簡単だよ。菌のありかさえ分かれば、あとは研究施設に忍び込んで
菌を殺すだけでいいのだから。
「同じ人間が一つの時間に同時に存在できない」というタイム・パラドックスは、
この映画では免除されている。現に、子供時代のコールの目の前で大人コールが
殺されるのを観客は目撃しているじゃないか。だから「悲惨な未来から安全な世界
へ移住できる(
>>86)」という説も成り立つわけだ。
悲惨な世界が次々に生まれたとしても、そこで暮らす人間が一人も居なくなれば、
そんな世界は存在しないも同然。無視できる。
あのおばさんは、歴史の軌道修正が完全に行われたことを自らの身体で証明する
ために飛行機に乗り込んでいた、と考えられる。それが「保険業者」の役目。
100 :
95:01/10/13 06:24 ID:A.9/cFes
>>97 まだ起きていました。
で、基本的なことから話すと、映画ってどんな風に楽しんでもいいと思っているわけです。
貴方のように解釈しても、
>>87のように解釈しても。
ただ、それに対して好き嫌いを語るのもいいと思っているわけ。
そういう意味では
>>89の表現は適当じゃなかったと思う。(押し付けてるところがあったと思う。)
ただ、俺は今でも単純に
>>89のように解釈する。
で、俺としてはギリアムが貴方のような楽観的な結末を用意しているとはまず思えないことと、
そういうギリアムの作品を好きだという俺自身の嗜好がまず一番大切だと思っている。
あと、おばさんが未来世界の長老かは分からないよね。
ただの科学者の代表だと俺自身は思っているけど。
「あのおばさんがノコノコ出てくる」のも、映画として
「コールは死んだ。しかしその死はけして無駄なものではなく、未来は救われた。」
ということを分かりやすく表現できるからかもしれない。
(突っ込まれる前に書くと他にも適当なキャラはいるけど、たぶん彼女が1番分かりやすい。)
俺の考えとしては、実はコールが選ばれたのは、彼がどうも時間旅行をしていたらしい記録があって、
彼は過去に送られるべきして送られたとも思っている。
たぶん、タイムとラベルに対する考え方の違いでもあるんだと思う。
BTFみたいな、パラレルワールドが出現する考え方が「好きでないこと。」と、映画の中で、
起こった事実は変えられないと語られている裏づけで、どうしても貴方の考え方は好きになれないと思う。
どっちにしても
>>89の俺の発言はよくなかったね。
ゴメン。気を悪くしないでね。
あなたはあなたの解釈でいいと思いますよ。
筋も一応通っているし。
101 :
95:01/10/13 06:25 ID:A.9/cFes
95と85は別人ですので。
102 :
84:01/10/13 06:34 ID:CGMGKcCA
>>100 いえいえ、眠いところをつき合わせてしまって済まないと思ってます。
気を悪くするなんて、とんでもない。
個人的には「コールが最後に菌を追って走り、その結果射殺された。
しかし、コールが命をかけて追っていた菌は、実は無力化されていた。
コールはそれを知らず、結局は無駄死にしたのだ」というアイロニカル
な解釈を採りたい。わたしが考える「ギリアム的な世界観」とは、そう
いうものだと思っているから。
実のところ、わたしの説のように考えている人にはお目にかかったことが
ない。みんな揃いも揃って「あのおばさんが菌を未来に持っていくんだな」
と思っているみたいなんですね。それが気に入らなくて(笑)、ながながと
書いてしまったのですが。
103 :
95:01/10/13 06:48 ID:A.9/cFes
>>102 実は私は
>>76-78のコピペと同じ、おばさん=マデリンストウ説なのです。
つまり、コールを選んだのは必然。
そういう意味では一般的ではないと思う。
実際小説を見たりすると考えが変わるかもね。お互い。
小説では菌をばら撒いた科学者は12モンキーズのメンバーらしい。
知ってた?
104 :
84:01/10/13 06:58 ID:CGMGKcCA
>>103 小説版を書いた作家は、そういう解釈を施したということでよろしいのでは?
わたしの考えを適用するなら「未来がそういう形を取っていた時もあった」と
いうほどのことです。
むしろ小説版では、エンディングでストウがコールの子を孕んでいた、という
描写に注目した(この事は、映画版では撮影されたもののカットされてしまった
らしい)。だとすれば、コール自身は遂に輪廻から脱出することはできなかったが、
コールの子は親が囚われていた運命から脱出できることになり、割と明るいラスト
につなげられると思ったわけです。
おばさん=ストウ説は、それらしい根拠が映画の中に見当たらないのでパス。
105 :
名無シネマさん:01/10/13 07:03 ID:MYS1a3xU
いや、だから、あのおばさんが自分で菌を未来に持って帰ってワクチンを作り、
未来の人間だけが助かるんだって、ギリアムが自分で言ってるんだってば。
106 :
84:01/10/13 07:11 ID:CGMGKcCA
>>105 ダウト。菌を持って帰る前にワクチンを作るのは不可能だから、その説では
おばさんが感染死する危険がある。そういう行動は科学的ではない。もっと
他にまともな方法があるんだよ。さっき書いたけど。
ギリアムが何と言おうと関係ない。あの映画は、ギリアムの映画というよりは、
むしろ脚本を担当したピープルズ夫妻の映画であるからだ。ギリアムが自分で
ホンを大々的に改稿したなら別だが、ギリアムの解釈がピープルズ夫妻の解釈
を凌駕しているとは考えにくい。ギリアムは自分のやっていることの意味を知
らずに踊らされていた、というのがわたしの解釈。
107 :
85:01/10/13 07:17 ID:.ok2Y2SQ
ま、製作者がどう言おうとも作品の解釈は見た人の手にゆだねられているのだけれどね。
108 :
84:01/10/13 07:20 ID:CGMGKcCA
>>107 その通り! わかってるじゃん。製作者や監督の言うことを黙って聞いてる
だけでは面白くない。映画を見るのは、問題集を解くのとは違うのだから。
109 :
名無シネマさん:01/10/13 07:26 ID:xEDiLUrI
そう?ま、それこそ別に人それぞれで良いけど。
解釈に迷った場合のガイドラインとしての役割や、比較できないけど
敢えて比較するとしたら、観た人間の解釈よりも表現する側の意図の方が
ほんの少し優先される。と俺は思うってだけよ。
言葉足らずなレスで、話の邪魔して悪かったね。
110 :
名無シネマさん:01/10/13 07:48 ID:xEDiLUrI
蔓延する前にウイルスを死滅させることに成功した世界の未来から来た人間が
ウイルスが蔓延した世界の過去(映画のラストシーン)に来るのって、
やっぱり危険じゃない?そいつの体内には抗体が無いよね
久しぶりに来たんですが、
今になって思うと自分の
53の書き込みは、関節技(元の作品についてのネタを言うことで
結果的にバレてる)のような気がしてます。
もしも、そうなら削除した方が良いのかな?