ぷちます! いじめ・虐待専用十三匹目

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1('A`)
ぷちますキャラ(ぷちます版アイドル・P含む)の精神的・身体的・性的ないじめ、虐待、陵辱、拷問、虐殺、四肢切断、スカトロなどなど、
本スレ、キャラスレ、エロパロスレに書けないような妄想を垂れ流す隔離系スレッドです。
(通称:ぷ虐スレ)

虐待以外のぷちますSSは事前にスレ住人と相談の上で投下の可否を決めてください。
虐待ネタが嫌いな方は見ないで下さい。
気に入らないネタがあっても非難せずにスルーしてやって下さい。
ぷちます以外のアイマス系いじ虐の話題は別スレで。

sage進行推奨。E-mail欄(メール欄/メ欄)に半角小文字で「sage」と記入。
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書き溜めは可能な限り。他人の投下中の割り込みは避けましょう。
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ぷちます!隔離スレ まとめwiki
(隔離スレのSSと、VIPの虐待系スレが保管されています)
http://putimasisolation.wiki.fc2.com/

前スレ
ぷちます!いじめ・虐待専用十一匹目
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/motenai/1383571868/
2('A`):2013/12/03(火) 23:56:30.09 0
スレ立ておつおつ!ありがとー
3('A`):2013/12/04(水) 00:02:45.11 0
スレ立て乙なのですっ
品種改良ゆきぽの続きはよ!
4('A`):2013/12/04(水) 00:07:35.46 0
書き溜めに関してテンプレちょいいじったけどこれでいいかな?
5('A`):2013/12/04(水) 00:18:31.73 0
いんじゃないか?俺はいいと思う
スレ立て乙です!



「ほらほら!ちっちゃくてカワイイでしょっ!!」

「そうですね。ちっちゃくてカワイイ。」

「でしょでしょっ!!それでねー・・・」

おばさんは私の上の空な、相手の言葉を反復するだけの反応に嬉しそうに微笑みます。
もう彼女にはゆきぽしか見えていないのでは、そんな思いも口には出さず心の中で消えていきます。

天井のない、四方を格子で囲まれたスペースが子ゆきぽたちの生活圏でした。
五匹の子ゆきぽたちがその中にいました。今まで見てきたゆきぽたちと同じように、大体は体を横たえて寝ています。

おばさんは何の脈絡もなく、いきなりその寝ているゆきぽのしっぽを掴みました。

「ぽぎぃぃぃっ!!!」

子ゆきぽはビクンと電流が流れたように体を跳ねさせました。
生きる栄養が詰まった子ゆきぽの大きなしっぽは、本体である体と同じかそれ以上に大事な部位なのでかなり敏感になっていると聞きます。
それをあのおばさんが知らないわけがありません。

「うふっ!!!うふふふ!!!!」

おばさんは構うことなく再び子ゆきぽのしっぽを掴み、揉みしだいたのです。

「ぼびぃぃ!!ぼぎぃぃ!!!ぷげぇぇぇ!!!ぷえっえっえっえっ!!ぷぎぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

尻尾を揉むたびに、ゆきぽの鳴き声とは思えない汚らしい声がその生き物から発せられます。
体をくねらせ、ピョンピョンと跳ねさせながら必死に子ゆきぽは抵抗します。
ですがその手からは逃れられず、ウナギのようにうねうねと体が波打つだけとなりました。

「ああもうっ・・・ほんとにカワイイわ、カワイイわゆきぽちゃん!!!」


子ゆきぽが汚らしい叫び声をあげる中、寝ていない二匹が、皿に盛られ切り分けられたたくあんをコリコリとかじっていました。

「「ぷいー、ぽぇー」」

「あれ?」

ようやく私は子ゆきぽに関心を寄せました。

「どうしたの!?」
品種改良されたゆきぽは、産まれてしばらくは尻尾から栄養を摂るはずです。
この子ゆきぽたちは今まで見てきた子ゆきぽたちと比べて大きいような気がしますが、それでもこの大きさではまだ尻尾からの栄養に頼っているはずです。
尻尾がその役目を終わらせるまでは、口からの栄養摂取は不可能でもあるはずなのに。

その疑問をおばさんに話すと自慢げに答え始めました。

「いってなかったかい?この子たちはね、成長しないのよ。ホルモンだかアドレナリンだかを操作されて成長がストップしているんだよ!
いつまでもかわいい子供のままで愛でられるの!もちろん大人のゆきぽも負けず劣らずかわいいけどね!!この子たちはまだ子供に見えるけどもう立派な大人だよ!」

「え・・・そんなものが・・・。」

「ペットショップで見つけてすぐに買っちゃったわ!!!」

再び子ゆきぽたちに視線を戻します。たくあんを食べ終わったゆきぽたちはお茶の入ったお皿に向かっていました。


これが大人・・・?
確かに子供の時の舌足らずな鳴き声は発しません。幼体とは違いきびきびと動き回っています。
ですがその体つきは子ゆきぽそのもの。
栄養を送るため・・・だったしっぽは成体と同じぐらい大きく、逆にゆきぽの体はほとんど子ゆきぽと変わらずに手のひらサイズでした。
それは子ゆきぽの縮尺を、ほんの少し大きくしたよう。

子ゆきぽは自らの3,4倍もあるしっぽを四本足で引きずっていました。
うんしょ、うんしょという声が聞こえてきそうなほど、全身に力を入れて引っ張っています。
顔は苦痛にゆがんで歯を食いしばって耐えています。明らかにしっぽが重荷になっていました。

「ああ、ケナゲだわ!あんな短い手足で、小さな体で一生懸命になって、頑張っている!!あんな小さな存在が!!!」

子ゆきぽはやっとのことでお茶の入ったお皿にたどり着いたのですが、よほど疲れていたのかそのお茶を目の前にして寝てしまいます。
信じられないことに、おばさんはお茶の入ったお皿をその子ゆきぽから遠ざけると、子ゆきぽの反対の場所へと移しました。


「もっとあの姿を見たいわ!!」

彼女は確かにゆきぽをかわいがっていました。私たちが広く考える意味とは違う形で。



「残りのゆきぽちゃんたちはリビングにいるわ。これで家に飼っているゆきぽちゃんたちは全部になるわよ。」
私は疲れました。どうにかしてこのうるさいおばさんを引っぺがすか、ずっと考えていました。

扉を開けると、意外にもゆきぽたちの姿はすぐに見えます。キッチンルームの前にある大きなテーブルの上に六匹のゆきぽが固まっているのです。
と、同時に刺すような冷気が私を包みこみます。

「「「ぷぅぅぅぅ・・・ぅぅぅ・・・」」」

「・・・っ!寒いですね。」

「私ったらエアコンをつけ忘れたわ!!」

「・・・・・・嘘付け。」ボソッ

もうわかっていました。エアコンも付けていない部屋で、高いテーブルの上というゆきぽたちが逃げられない場所で、震えながら身を寄せ合って暖を取っています。
その様子をみておばさんは、ゆきぽがおしくらまんじゅうしているわ!カワイイわ!とでもいうつもりなのでしょう。
おばさんに対する軽蔑とともに、この子たちがこんな目に遭うのは私が訪ねてきたからではないのかと思い始めました。
いや・・・

おばさんのゆきぽ紹介は自慢に聞こえるとはいえ、ゆきぽを私にかわいく見せるためにいろいろと準備してくれました。
彼女の嗜好はあまり褒められたものではありませんが、私のためにわざわざ労力を割いてくれたのです。
そう思うと、彼女に向けた侮蔑が的外れなもとと思えて、恥ずかしさで顔が火照るとともに、私のために酷い目に遭わされるゆきぽに申し訳ないと考えました。

おばさんのためにも、ゆきぽのためにも最後まで付き合おう、そう考えなおしました。


テーブルの上に固まったゆきぽたちを観察すると、円陣を組むように身を寄せ合っていました。
みんな円の内側に向けていて、股から通したしっぽをその円の中へ寄せています。
しっぽは毛で覆われているから暖かいのでしょう。そうしてみんなで固まって自らのしっぽに顔をうずめ、その周りにある他のゆきぽのしっぽと、自分のしっぽの隙間に手を入れてなるべく体を冷やさないようにしていました。


「ゆきぽちゃんたち!さびしかったかい!?」

おばさんがテーブルの上に固まったゆきぽたちに大声で呼びかけました。

「「「ぽえっ!?ぽぇ!!ぷぅい!!」」」

六匹のゆきぽたちが一斉におばさんの方を振り返って、鳴きながらおばさんの元へトテトテと駆け寄ります。
おそらくさびしかった、というのはないでしょう。温かみを求めて駆け寄ったという方が正しいはずです。

「「「ぷぃぃ〜〜、ぽぉぉー、ぷぇぇぇ〜〜」」」ヒシッ

「おーおー、そうかいそうかい。ほいほい、大丈夫。」

ゆきぽを腕いっぱいに抱いたおばさんの表情はこの上なく満足そうでした。
こんな人でもゆきぽを愛している、馬鹿にしてはいけなかったのです。
おもむろにおばさんはこちらを振り返って言いました。

「カワイイでしょ!!!」

「ええ。」

今度の言葉は本心でした。


おばさんが抱いたゆきぽたちはしばらくすると、その腕から逃れようと身をくねらせ始めました。もう十分温まったのでしょう。
9('A`):2013/12/04(水) 00:44:25.51 0
前にも思ったが子ゆきぽの本体より大きい尻尾って絵面がちょっと想像つかなんだw
こないだあったMMDの擬似子ゆきぽモデルを見てあれくらいがやはり妥当なのかなとは思った
まあこのSSでは品種改良の副産物というか副作用的な感じっぽいけど
「ぽえええっ!!ぽええぇえ!!」バタバタ

「こ、こら!!」

おばさんは暴れるゆきぽを叱りつけますがその動きは治まりません。
仕方なく不満げにゆきぽたちを床へ降ろすと、元気よく皆同じ所へ向かいました。
そこには段ボールがありました。ゆきぽたちの寝床です。

「ゆきぽちゃん!!おいで、おいで!!!」

おばさんは手を叩いてゆきぽを呼び止めますが、ゆきぽたちは立ち止まる様子もなく、段ボールへとのそのそ入っていきました。
おばさんはさびしげな顔で段ボールから顔をのぞかせるゆきぽたちの寝顔を見つめていました。


「ゆきぽたちは眠かったんです。今まで寒いところで寝るに寝ることができなかった。こんな日もありますよ。」

「いつもは来るのよ・・・いつもは・・・」

「わかっています。」


おばさんはふらりとリビングから出て行ってしまいました。そんなにショックなのでしょうか。
動物なんて気まぐれなもの、いつもこちらに気を合わせてくれるとは限らないのに。

おばさんが出て行ってしまってやることのなくなった私は、ダンボールの前にしゃがみ込んでゆきぽたちの寝顔をのぞきこみました。
やはりエアコンの効いていない部屋は寒かったのか、まだ手と顔が赤いままでした。
ゆきぽの段ボールの縁にかけた赤い手を軽く握ると、冷たいですが柔らかい感触が手に伝わります。
まるで水風船のように、強く握ると破裂してしまうんじゃないかというぐらいにです。

ゆきぽに生えた、なぜかたぬきであるしっぽを揉むと、見た目通りにやわらかい。
意外だったのは、あまりしっぽの毛が長くないということでした。産毛のような細くて柔らかく、短い毛が隙間なく生えていました。
こんなに毛が短くて薄いのに、どうやってこのくっきりとした黒と茶色のしましま模様を作り出しているのでしょう、深くは考えませんでした。

頭を撫でるとサラサラとしたとても心地いい。おばさんはゆきぽを毎日お風呂に入れてあげているのでしょうか。
こんなにサラサラだとちょっと嫉妬してしまいます。

「おばさんに何使っているか訊いてみようかなぁ・・・。」


その時リビングの扉が開いておばさんが姿を現しました。
手にはお盆の上に置かれたお茶と和菓子。

「カワイイゆきぽを見ながらお茶にしましょうか!!!」
「喜んで!」

私はその時のおばさんの違和感に気付くことができませんでした。


私とおばさんはしばらくゆきぽについてお話をしました。
ゆきぽは基本的に屋根の下であればどこでも飼えるということ、穴は定期的に掘らせなければいけないこと、
簡単なものでいいのでおもちゃも買い与えておくこと、好物のたくあんとお茶はいいものを与えた方が活発になるということ。

話が終わるころには私はすっかりおばさんのお話に魅了され、ゆきぽを飼う気マンマンでした。
ですが私がゆきぽを飼う気になったのは、動物を飼うことのお手軽さや癒しを求めているからではなく、子供の遊び相手にするためでした。
そのことをおばさんが聞くとすごい剣幕で怒られたのには驚きました。

「ゆきぽはねぇ、繊細なんだよ!!ちょっと高いところから落ちると死んじゃうぐらいに!!そんなゆきぽに育ち盛りのやんちゃな子供の相手をさせてみろ!!おぉ・・・どんなに残酷なことか・・・!!」

おばさんの剣幕に私はたじろいでいると、ふと聞きなれない声が聞こえました。

「ナノッ」

閉め切っていないドアが少し開きましたが、だれも見えません。黄色いものが足元をよぎった時、私は初めてこの存在に気づきました。

ぷちどる、あふぅに。
なぜこんなところにあふぅが?おばさんはあふぅも飼っていたの?
そんな私の疑問もつゆ知らず、あふぅは私たちのいるテーブルを横切ると、ゆきぽたちが寝ているダンボールにまっすぐ進んでいきます。

六つの段ボールを前に、あふぅはにやりと口元をゆがめると、一匹のゆきぽに跳びかかりました。

「ナノォー!!」

「ぽ・・・?ぷぎぃっ!?」

ダンボールが横倒しになり、あふぅとゆきぽの取っ組み合いが始まりました。
私は突然の出来事に身動きが取れずにいました。
おばさんがどうでるか目を向けると、彼女はただ腕を組んで何か期待したような顔で二匹をじっと見ていました。
こんどは何を考えているのか、私にもわかりません。
これも仕組まれたものなのか、なにかカワイイと思わせるためのショーなのか。

やっぱり、この人は間違っている。
取っ組み合いの喧嘩はあふぅ優勢になって、というよりもう勝っていました。
肩で息をして動けないゆきぽの上に、あふぅが噛り付いていました。

「ぷえぇぇぇぇぇ!!!!!」

あのあふぅが品種改良されていない野良であることは、圧倒的な実力の差からうかがい知れました。
あふぅはゆきぽを転がしてうつ伏せにさせると、ゆきぽの髪の一束を握り、力のままに引っ張りました。

「ニャハハハハハ!」

「ぽええええええ!!ぱううううう!!」ギチギチ

シャチホコのように体を反らしたゆきぽの頭から、プチプチと数本髪の毛が抜ける音がしました。

そこで私はハッとしました。止めなければ。
私は急いであふぅに駆け寄り、その後ろ首を掴んで捕まえました。ですがまだあふぅの手はゆきぽの髪を掴んでいます。

「その手を放しなさい!」

「ニ゛ァ゛ノォォォォォーー!!!」

あふぅは放すどころか、その手を振り回してゆきぽをぐるぐると勢いよくまわしました。
いけない。この勢いで放されて壁に叩きつけられたら間違いなくゆきぽは死んでしまう。
私はあふぅを放さざるを得ず、足が床に付いたあふぅはより一層笑いながらゆきぽを振り回します。

離れたところで私は私はあふぅに向かって構えていました。こちらにゆきぽが放り投げられたら受け止めるべく。
その期待に応えるように、あふぅはちらりと私の目を見ると手にしたゆきぽをこちらへ目掛けて投げました。

「ぼえええぇぇぇ!!!」

私はなるべく、なるべくゆきぽをやさしく受け止めました。ゆきぽが私の胸に飛び込むと同時に体を引き、衝撃を和らげました。

「・・・っ大丈夫!!?」

「・・・」

「ぽへぅぅぅ〜・・・」グスッグスッ

生きていました。ゆきぽはわたしの胸に顔を押し付け、泣きじゃくっていました。
今だけ、私は胸の大きさに感謝します。

「怖かったね、大丈夫だよ、もう大丈夫・・・。」
それまで部屋の隅で固まって、震えて泣いていた他のゆきぽたちも、私の足元へ駆け寄ってきました。
私は、ゆきぽたちを守る存在として捉えられたのでしょうか。
私の脚にしがみつくゆきぽたちを抱えて、頭を撫でてあげます。
そうすると、ゆきぽたちは泣きながらも安心した声色になるのです。

「「「ぽぉぉぉー・・・!ぷぃぃぃ〜〜!」」」

気が付くと、もうあふぅはいませんでした。

私の背後では、苦虫を噛みつぶしたような顔でおばさんは私を睨みつけていました。あふぅにおにぎりをあてがい、引っ込むようにと言いつけます。

おばさんはあふぅに襲われたゆきぽたちが、自分の元へと助けを求めて駆け寄ってくると思ったのでしょう。
その様子をわたしに見せつけて証明してみたかったのでしょう。
あの子たちはいつでも私に頼ってくると。

ですがその大好きなゆきぽたちはもう私に懐いてしまった、もう頼りにしているのはおばさんではなく、私でした。
今もこうしてゆきぽたちを抱きながら、彼女たちは私から一向に離れようとはしません。
時々私が痺れを切らしたように身じろぐと、しがみついた腕により一層力を加えるのです。

何時間にも感じる抱擁のあと、ようやくしがみつく力を弱めてくれるとゆきぽたちは皆私の目を覗きこみます。
上目使いに涙をためて、今あらん限りの願いを込めて、その想いを瞳に乗せ私を見つめていました。


ここから連れ出して。





「・・・ぷーちゃん。もう懲りたかしら?」

「ぷぎ・・・ぎぎぃぃ・・・」

「ぷーちゃん」と呼ばれたゆきぽは、ベランダにいた。あたりは暗く、部屋のカーテンの隙間から漏れ出す光がゆきぽをおぼろげに照らしていた。
ベランダには何もなく、唯一あるものといえば雑に置かれた一つの洗濯カゴだった。
ゆきぽはそのカゴの中へ入って自分のしっぽを抱えながら12月の寒さ、さらに言えば深夜の冷え込みに耐えていた。

「前はちゃんとおじぎができたじゃない。」

部屋のカーテンが開けられ、まぶしいほどの光がゆきぽを差した。

「ぽ・・ぅ・・・ぇぇぇ・・」
ベランダに放り出されて五分も経っていなかったが、ゆきぽはもう体の震えや感覚がほとんどなかった。
突然の部屋の明かりが暖かく感じたほど。

「反省できているようね。中に入れてあげる。その代り明日からはビシバシ行くわ!!!」

「・・・き・・・ゅぅ・・・ぃ−・・・」



少し数は減ったものの、彼女は今までと変わりなくゆきぽたちに愛情を注ぎ、かわいがっています。
彼女は幸せでしょうが、彼女に飼われたペットは一匹としてろくな目には合いません。
品種改良ゆきぽはかわいそうなことにこの家から逃げる頭も体力もありません。

彼女に看取られるその時が来るまで、一方的に押し付けられる期待と愛情を注ぎ続けられるゆきぽたちでした。



おわり
15('A`):2013/12/04(水) 00:59:32.99 0
おつおつ
虐待おばさん、いや虐待汚罵惨か…
ここから連れ出してと懇願してしがみついてくるゆきぽたちを想像したらすんげー興奮した。やはりゆきぽにはこの手の脆さ儚さから来る薄幸オーラが似合う
16('A`):2013/12/04(水) 01:01:41.93 0
おつおつ!
なんだろう、あふぅをぼこぼこにしたくなった
17('A`):2013/12/04(水) 01:20:51.68 0
おつでした
なるほど、改良種ゆきぽにはこんな使い方があったとは。
以前の登場作「子ゆきぽがやってきた」も飼い主がダメな話だったな
このおばさんみたいな感じで猫とか飼ってる人実際いるんだよ
これなら悪徳ブリーダーの話とかもやれそうだ(現実にも売れなかったの冷凍庫に入れて殺す奴とかいるらしい)
これは私の大好きなリアル感?がより得られる予感

ゴキブリやネズミみたいに殺したいなら害獣設定、
より愛玩動物らしく痛めつけたいなら改良種って感じかな
今後も楽しみ
18('A`):2013/12/04(水) 01:26:51.60 0
「ナノナノ!」
「ううー」

あふぅがやよにまとわり付いて何かしている。頭にしつこくちょっかいを出されているようでうんざりしている様子のやよ。

「うぅ…びぇぇ…」

とうとう泣き出してしまう。だがあふぅは気に留めることなくやよの頭に興味津々。
どうやら先からやよの脳天から突き出た竹の子に気を引かれているようだ。

「ナニョッ!」
「うぅぅー!?びぇー!」

と思っていたら、なんとあふぅはその竹ノ子にそのままかじりついた。やよの頭に生えたままのそれを、やよに覆い被さるようにして。
竹の子を舐められてはいる感覚まであるのだろうか、気持ち悪そうに身をよじって逃れようとし、びぃびぃ声を上げて泣くやよ。
そろそろ見ていて不憫になってきたので、ここは一つやよに加勢してやることとした。
あふぅの竹の子への関心は主に食欲から来ているのだろうが、しかし生で食えたものではないだろう。現に首を傾げつつがじがじと歯を立てているようだ。ともあれ竹の子をやよから取ってやれば、自然にあふぅも離れることだ。
そういうわけで、やよのツインテールを引っ張ってやる。

「ナボォゥ!?ボッ…ェベェェェ!?」

わずかにあふぅの体が宙に浮き、それからやよより離れ地に伏した。そのまましばらくのたうち回っている。
当然、竹ノ子を咥え込んだまま発射されたので、喉奥をど突かれて苦痛の限りだろう。もしかしたら先端が突き刺さっているかもしれない。

「おぼろろろろっ…げぇぇ、あがっ…」

やがて嘔吐までして面倒を増やしてくれたが、とうとうあふぅはぐったりとして動かなくなった。閉じきらない口から竹の子がはみ出ている。窒息したというのもあるか。とりあえずあの竹の子はもう食えん。
やよはというと、既に新たな竹の子が脳天から突き出てきており、ふぅとため息を着きながらも落ち着いたようでぼんやりとしていた。個人的に、はるかさんやみうらさんとも並んで不思議な生態を持つよな、こいつはと思うのだった。

とかちー
19('A`):2013/12/04(水) 01:36:52.48 0
いおやちびきも品種改良でビーム撃てなくしたり泣いても怪物呼べないような個体を作れないかな?
流石にご都合主義すぎるか・・・
タイトル間違えました
優「秀」品種改良種ゆきぽではなくて
優「良」品種改良種ゆきぽでした
細かいですが
21('A`):2013/12/04(水) 07:08:15.93 0
おつかれ、wikiにまとめられたらゆっくり読ませてもらう
22('A`):2013/12/04(水) 07:45:26.42 0
アニメでぷちの糞っぷりに気づいた人がもっと虐待好きになったらいいなぁ
23('A`):2013/12/04(水) 08:16:58.82 0
アニメはあんな低予算でボロい商売したんだから二期はちょっとはクオリティ上げてくれたらいいのに
まあバンナムに期待するだけ無駄かな
24('A`):2013/12/04(水) 08:25:37.90 0
あの手抜きフラッシュの方が虐待の妄想が捗るからどうでもいいよ
ただ本編が実質一分とかなめとんのかと思う
25('A`):2013/12/04(水) 08:26:11.81 0
ONE FOR ALLあたりにぷちどる飼育のミニゲームがついてくればいいのだわ
リズムゲームでもいいから、タイミングを合わせてゆきぽのラッパを鳴らしたりとかよ
26('A`):2013/12/04(水) 08:28:55.50 0
>>24
まだ手抜きフラッシュってほどひどい方ではないと思うが
あの手の短編アニメってひどいものはもっとひどいし、ぷちますはかなりマシなレベルかなーって
まぁもうちょっと尺取ってくれてもいいじゃねぇかって思うけど
27('A`):2013/12/04(水) 08:38:15.94 0
>>25ゆきぽがお茶飲もうとしてるところをつついて邪魔したり
嫌がるまこちーに無理やり飯食わせたりしたい
28('A`):2013/12/04(水) 09:19:41.98 0
アニメはぷちどるの害獣補正思いっきり低くしてんのが絶許
臭いものに蓋してんじゃねーぞ
29('A`):2013/12/04(水) 09:37:54.47 0
とりあえず2話であんだけ暴れてたあふぅをしっかり咎めるシークエンスがないのは駄目だ
原作にもそういうくだりはなかったけどさ
30品種改良ゆきぽ実験記録 ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/04(水) 10:39:46.88 0
出かけの前に書き溜めた分だけ投下。
タイトルの通りまた勝手ながら品種改良ゆきぽさんの設定を一部参考にさせていただいています、すいません


今や巷でペットとして大人気の生物・ぷちどる。
ぬいぐるみのような愛くるしい外見や仕草、そして豊かな感情表現の幅を持ち合わせた、今日では我々の「隣人」とでも言うべきほどに身近な存在。
そんなぷちどるたちも、少し前までは元来持ち合わせる特異な習性や性質によって、人間の手で飼うには余り、ほとほと手を焼かされ、ともすれば害獣のような扱いまで受けた始末でもある。ぬいぐるみのような害獣。
一時期はそうしたぷちどるが社会問題にまで発展したこともあるのだが、現在ではそれらの能力を持つ純粋種は大半が駆除或いは機関に保護され、現在市場に出回り、そして我々の生活に浸透しているのは、彼らに品種改良を加えられた結果生み出された世代のぷちたちである。

ぷちどるの品種改良には、今のところ大きく分けて第一次改良期と第二次改良期と呼ばれる二つに区分される。
今でこそぷちどるは人間にとって都合のいいペットでしかないが、それは第二次改良期に移ってからの話であり、それ以前、純粋種に試験的に手が加えられたばかりの第一次改良期の頃は、害でこそなくとも、どこまで都合がいいかと言われれば首を傾げる。
こと、それは飼われるぷちどる自身の身にとってすれば、なおのことだった。

第一次改良における主目的は、純粋種における人や社会に対し害となり得る習性や能力をどうするかに焦点が当てられた。イメージとしてはそうした害を取り除き、犬や猫のようにごく普通のペットの一種として飼育が可能になるか、というあたりである。
度重なる調整の末生まれた第一次改良世代のぷちどるたちは、その多くが当初の目的であった害を取り除くことに成功し、途端人が安全に飼うことのできる動物へと変貌を遂げた。
中でも目覚ましかったのはゆきぽといおの二種。ゆきぽは穴を掘って家屋破壊を繰り返し、特にいおはビームを撃つなどして危険生物指定まで受けていたが、この改良によっていずれもその能力を失い、市場に出回ることが可能となったのだ。

ところが第一次改良期のぷちたちは、その多くが純粋種と比べ心身ともに虚弱となってしまう副作用が現れていた。これはそうした能力や習性を奪い、また不可能にするべく身体能力などを落とした結果にも因る。
第二次改良期に移った現在もなお言えることだが、ぷちたちの中で本能として根付いてしまったそれらの習性は、品種改良では直しきれないものとして刷り込まれてしまったことであり、「できないようにする」といった形でしかそれを防ぐ術がなかったのだ。

中でも特に虚弱だと言われるのがゆきぽ。元より非常に臆病な性格であることも手伝ってか、実際に飼われる中でのストレスによって、体を壊し死んでいくパターンが相次いだ。
もちろんまともな人間に飼われていればストレスで死亡することは稀であり、そこは改良後のゆきぽの生態を把握しきれていない飼い主の責任というのもあるのだが、しかし重要なのは精神面から来る負担で死に至ることさえザラである、ということだ。
そもそも、能力を封じるために身体能力の低下があっても、それに伴って精神面まで虚弱になり、かつそれの受ける影響が著しく身体にまで及ぼされる、といったことへのつながりは、現在もなおどこまで確証が持てる話なのか定かでない。
ただ一つ言えることに、元来ぷちどるは束縛されることを嫌い、そして自身の抱く欲求が満たされないことに多大な負荷を覚えるということ。それが身体面の弱体化に伴って、そうした影響を及ぼすようになってしまったのではないかとも言われる。
ここではかつての実験記録から、第一次改良世代のゆきぽについて見ていこう。
31品種改良ゆきぽ実験記録 ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/04(水) 10:43:04.01 0
まずゆきぽと言えば、兎も角にも穴を掘るという習性。純粋種時代はこれによって家屋破壊などの被害が相次ぎ、ゆきぽは明確に害獣として駆除の対象になったものである。
品種改良において、ゆきぽにはこの習性をいかにして取り除かせるかということがその主目的だった。穴さえ掘らなければ臆病ではあれ大人しく、比較的聞き分けもいいのだ。何よりぷちどるの中でも見目の愛くるしさは屈指の人気を誇る。
結論から言うと、第二次改良に至ってもゆきぽから「穴を掘る」ということへの欲求と本能を取り除かせることは不可能だった。精神的なものとして、穴を掘りたい、といった思考がどうしてもなされてしまうのだ。

そのためこの習性に関しては、全身の筋力などの機能を低下させることで、満足に穴が掘れる力を失わせることが取り組まれた。結果、ゆきぽはどこからともなく取り出す、コンクリートにすら穴を空ける謎の素材でできたスコップを以ってしても、それが不可能となった。
余談だが、今なお純粋種の持ち歩いていたスコップには謎が多く、そもそもいつどこでそんなものを入手するのか、何でできているのかも不明のままである。
品種改良以後もそれは変わることがなかったが、しかしそれを満足に振り回せるだけの腕力を、ゆきぽは失ったのである。スコップの強度が強度なので振るえばガラスを割るくらいならできてしまうものの、しかしもうコンクリートに穴を空けるようなことは叶わない。
第一次品種改良後、ゆきぽたちは愛用のスコップを手に部屋をうろうろとする。ともすればそこいらの床や地面にそれをこつこつと突き立てようとするのだが、今のゆきぽの力ではもうそれもできなくなってしまい、憂いと悲しみに満ちた表情で鬱々として日々を過ごす。

この「穴を掘れない」ということはゆきぽにとって多大なストレスとなり、飼育する上では定期的に穴を掘ってかつそこに埋まれるだけの環境を用意しないと、最悪の場合ストレスで体を壊したり、心を病むなどして死に至る場合がある。
ここである実験の様子を覗いてみよう。ある二つの飼育スペースがある。それぞれゆきぽが一匹ずつ、うち片方には簡易的な砂場が設けられており、そこにスコップで穴を掘れば埋まることのできるようになっていた。一方、もう一つのスペースにはそれがない。
どちらにも不足なく食事と睡眠、また娯楽のおもちゃなどを与え、ただ「穴が掘れるか否か」にのみ焦点を絞って行われた対照実験である。

「ぷぃぃぃぃ、ぷひぃぃぃぃ」

砂場のあるスペースのゆきぽが、設けられた砂場にスコップで穴を掘っている。けれどもその面持ちは明るくなく、砂をかき出す度ぜぇぜぇと息を切らして大汗をかいている。
砂は第一次改良世代のゆきぽの力でも十分掘り進められる柔らかさだが、現段階におけるゆきぽには、それらの量と重みをかき出せるのに余裕のあるほどの体力が伴われていない。かつては難なくこなせていたそれが、今や多大な労力を必要とする行為となってしまった。

「ぽぇっ、ぽぇぇ…ぷぁ…」

それでも何とか自分が入れるだけの穴を掘り終えたゆきぽ、肩で息をしつつスコップを脇に放り捨て、のそのそとその中へ入ると、首まで収まって目を閉じ、すぐに寝息を立てた始めた。疲労のために憔悴しきったようで、あまり安らかな寝顔とは言い難い。
多大な労力を伴うにしても、結果として穴が掘れて、そこに埋まることができるなら、一応ゆきぽの健康は安定する。これが掘れない、埋まれないとなると、他にどれほど環境が充実していようと、大抵のゆきぽは大きなストレスを抱くこととなる。
32品種改良ゆきぽ実験記録 ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/04(水) 10:43:36.07 0
「ぽっ…ぽ、ぽ…ぽっ…」

その証拠にというか、砂場の設けられていないスペースのゆきぽ。部屋の片隅で固まり、俯いて虚ろな瞳をしつつ何かをうわ言のように呟いている。全身ががちがちと震え、肌は真っ青である。極度のストレスを蓄積した際に見受けられる神経症だった。
穴が掘れない以外にも虐待されるなどの傷害やそれによるショックを受け続けることで、自分の殻に閉じこもり何をするでもなく震えるだけとなる。ここまで来るともう助かる見込みはなく、じき衰弱して死を待つのみである。
してこのゆきぽがこうなってしまったのは、やはり穴が掘れないことに対するストレスが蓄積し続けた結果である。まだ幾分か活力のあった頃は、おもちゃなどに目もくれず、スコップを手に掘れはしない床を半泣きでつつき叩いて回る日々であった。
稀にストレスによる自傷行為なども見られ、壁や地面に頭を打ち付けたりしてさらに消耗する場合もある。いずれにせよ、穴を掘れない、ということが第一次改良世代のゆきぽにとって、命にも関わる死活問題であることが言える。

またゆきぽは、基本的に自ら穴を掘って、それに埋まることを良しとする。そのため予め用意された穴だけでは満足することができないのがほとんどである。
そのため飼育するのであれば、定期的にゆきぽには穴を掘らせ、かつそこに埋まらせなればならない。自宅の庭などにそうしたスペースを設けられるならともかく、そうでなければ近所の公園などに出向いてそこの砂場を使わせるなどが必要である。
穴を掘る頻度は個体差もあるが、多くは一日に最低でも一回掘らなければ満足できない。三日掘れないと半泣きでスコップを振り回すようになり、一週間掘れないと体調を崩す。
定期的に外に連れ出さないのであれば、飼育の際には専用の穴掘りキット(ゆきぽが収まれる大きさのケースに砂を敷き詰めたもの)を合わせて購入するのが望ましいとされる。
ただそれでも、ゆきぽは自分の掘りたい場所に掘ろうとする傾向があるため、それで完全にほったらかしてよいということはない。

またそうした筋力の低下は、同時に身体能力の大幅な激減にもつながっている。ことゆきぽはその怪力ぶりを失わせるためにその影響が強く、他のぷちと比べても一層それが顕著となっていた。
元よりそれほど高くはなかった敏捷性がさらに鈍重になり、走るスピードが歩く際のそれとあまり変わらなくなった。加えて走るなどの急な運動を伴う場合、自重を支えバランスを取れるだけの力を保つのが難しくなり、結果転ぶことも多くなった。

「ぽぇっぽぇー!」
「ぷぃー!」

実験室の中で、二匹のゆきぽが走り回っている。鬼ごっこと伝えて二匹に追いかけっこをさせているのだ。
追う側のゆきぽが、精一杯に手を前に伸ばして、よたよたと危なっかしい足取りで走る。追われる方のゆきぽもまた、短い手をばたばたと振りながらふらふらと逃げ回る。一応、当人たちは普通に鬼ごっこを楽しんでいるつもりらしく、楽しそうではあった。
走る、とはあるが、しかしその速度はどう見ても動物のそれというにはあまりに遅すぎる。歩くよりは早いが、それでも他のぷちと比べるならまず最下位となりうるスピードでしかなかった。
足の筋力がまだある程度の水準を保てていれば、自重にも耐えバランスを取り、純粋種に近い速度で動くこともできる。だが今のゆきぽは、ただがむしゃらに足を動かそうとすれば、頭の重みに耐えきれずすぐに転んでしまうのだ。

「ぽ、ぽぇっ!?」
「ぽぃ〜!」

そうしていると、やがて逃げる側のゆきぽがバランスを崩して一瞬おぶおぶとした後、べちゃとうつ伏せに転んだ。当人にとっては走っているつもりでも、しかし速度はほとんど出ていないので流石に痛くはないだろう。
それから追いついた鬼役のゆきぽがその上に覆いかぶさり、二匹してケラケラ愉快そうに笑い合った後、間もなく疲れた様子で寝入ってしまった。体力の消耗も早く、そして著しい。
33品種改良ゆきぽ実験記録 ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/04(水) 10:44:17.78 0
また以前は人の体によじ登ることもできた筋力もやはりなくなり、せいぜい飼い主にすり寄ろうとその足にぺたと飛びつくくらいしかできなくなった。
他にもティーパックを吊るしておけば、穴から飛び出てそれに食らいつけるほどの跳躍力も兼ね備えていたが、

「ぷぃ〜ぷぃぃ〜!」

実験室の中、部屋の中央に吊り下げられたティーパックの下でおぶおぶと手を伸ばしているゆきぽ。高さはせいぜいゆきぽの身長の二倍弱。かつてのゆきぽであれば容易く飛びつける程度でしかないはずだったが、このゆきぽにはそれも叶わない。
部屋に入れてから既に二十分近くこうしており、これだけでも息を切らして既に半泣きである。加えて自身の好物に対する欲求はかつてと変わるところがないのは、穴掘りの件からも伺えることだろう。

またゆきぽはある程度の高所(自身の身長の数倍ほどの高さ)からであれば、落下してもきれいに着地できる柔軟性と運動能力の高さを持っていた。やはりそれも第一次品種改良では失われ、なすすべもなく落下し、地に叩きつけられるだけとなった。

「ぷぃぃぃ〜!ぽぃぃぃ〜!」

実験室の中で、研究員の手に抱えられその頭の高さまで持ち上げられたゆきぽが、眼下に見下ろせる落差の恐怖に泣きじたばたと抵抗している。
自覚しなければ気にすることはないのだが、それでもかつてはこの程度の高さであればそう大したものには感じなかったゆきぽ。たかいたかいをして遊ぶのにもこのくらいの高さだが、それすらもまず恐怖が先立ってしまうようになっていた。
合図が上がり、研究員が手を放す。落着するまでのわずかな間、ゆきぽは精一杯に手足をばたつかせて泣き喚いた。

「ぷぇぇぇぇぇぇぽびッ!?ぽぽぎぃぃぃぃ!ぽぃぇぇぇぇぇ!」

背中から床に叩きつけられたゆきぽ。痛みに泣きのたうち回っている。純粋種時代でもただ落下してこうなれば同じようにはなっただろうが、このゆきぽはそうしてしばらく痛みに悶え、転がるのをやめてからもその場でうずくまりさめざめと泣きじゃくっていた。
高さ以外にも言えることだが、身体的な危険の度合いよりもゆきぽのメンタル面的に、飼育する上でも激しすぎる運動を伴う行為や遊びは難しくなっていた。
たかいたかいでもすれば喜ぶどころか泣き叫んで恐怖に怯えるし、そうした観点から子供の遊び相手というのにも向かなくなった。
結果として、ゆきぽは基本大人しいままの生き物であり、活発に野を駆け回るよりは、のほほんとして部屋でお茶でも飲んでいる方が適した、言わば室内専用のペットであった。
34品種改良ゆきぽ実験記録 ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/04(水) 10:45:19.96 0
また前述の通り体力の低下も著しい。穴一つ掘るのでさえその日一日分の活力を使い果たすほどである。時にはまだ途中で疲れ果て倒れるように寝てしまうこともある。
そうした体力の低下が原因か、何もしていなくとも行動は活力に欠け、一日中部屋の片隅でぼーっとしていることとてよくある。身体的のみならず精神的にも疲れやすくなっており、遊んでいてもすぐに気が変わってそっぽを向く、なんてことも多い。

「ぽぇぇ!ぽへぇぇ!」

実験室に入れられた一匹のゆきぽが、やはり覚束ない足取りと鈍重な動きで部屋中を走り回っている。目線の先には吊るされたティーパック。好物を求め手を伸ばし走るが、一向に近づいてくることはない。
それもそのはず、ティーパックはゆきぽの背に取り付けられた棒の先から届かない距離に吊るされているので、走っても走っても掴みとれることはない。頭を使えば走らずとも取れなくはないが、そうするだけの機転が利くことも、今のゆきぽにはなかった。

「ぽひぃぃぃ…!ぱぅぅぅぅ…!」

ぜぇぜぇと息を切らしたゆきぽが、さらにその速度を落としていく。因みに走り始めてから三分と経っていない。ゆきぽからすれば全力疾走の三分なのかもしれないが、それから間もなく前のめりに転んで動けなくなってしまった。

「ぜひぃ、ぜひぃ…こひゅぅ、ぽふぅ…」

苦しそうに息をしているゆきぽ。息を整えるまで走るのに費やしたそれよりもずっと多くの時間をかけることだろう。それでもまだティーパックを求めようとする気力だけは萎えることはないのだが。
35品種改良ゆきぽ実験記録 ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/04(水) 10:46:12.30 0
書き溜めここまで、続きは帰ってから
地の文多くて読みづらいかもでスマソ
36('A`):2013/12/04(水) 12:01:23.47 I
楽しみにしてるぜ
37('A`):2013/12/04(水) 20:23:01.74 0
はよ
38 ◆1xTf8phKww :2013/12/04(水) 20:25:20.87 0
昨日かいたの投下します
あふぅ
http://i.imgur.com/J56Poi4.jpg
はちうえゆきぽ
http://i.imgur.com/UuA1tUV.jpg
お説教ゆきぽとか
二枚目は流れが書きたかっただけのくそらくがき
http://i.imgur.com/5t0KXLF.jpg
http://i.imgur.com/ZCzSfL8.jpg

あと今まで触れてなかったんだけど、転載に関して。
これからまたあちらに転載されたりしても、反応しないでいただけると助かります。

以上です。いつも見てくれる人ありがとうございます。
39('A`):2013/12/04(水) 20:33:17.12 0
ああ〜ゾクゾクするぜ〜
40('A`):2013/12/04(水) 20:37:29.87 0
三枚目の絵を見て偉そうに説教した後ブラッシングねだるゆきぽを妄想した、乙
41('A`):2013/12/04(水) 20:37:48.32 0
>>38
おつおつ!三枚目ちょーかわいい殴りてぇ…
42品種改良ゆきぽ実験記録 ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/04(水) 20:38:52.97 0
続き―


また、減退したのは運動面だけではない。知能指数や記憶力といった面においてまで、その低下が見受けられた。
何故これらまで純粋種よりも落とす必要があったのか、少なくとも第二次改良において再調整された現在では追及されることはない。一説では、捨てられ野良と化しても自然の中でやっていける知恵を見に付かせず、繁殖を防ぐためとも言われているが、憶測に過ぎない。
そもそも第一次改良期のぷちはその虚弱さからそうでなくともまず野に捨てられれば外傷やストレスなどですぐに死んでいく。
或いはそうした知能面における調整は頻繁に行われており、人間がペットとして飼育する上でどの程度までのものが相応しいのかを見定めてていた、とする意見もある。それもあってか、この時期のぷちには知能面でばらつきが見受けられることがある。

ある実験室。部屋の中には十匹ほどのゆきぽたちが研究員の元に集められている。いずれにもどれがどの個体かわかるよう目印が付けられていた。またいずれも、品種改良によって生まれた時期はばらばらである。早い話、知能面の調整を受けた度合いがそれぞれ異なっていた。

「いいかい、これからゲームをするよ。今からみんなにそれぞれ違う絵の描かれた段ボールを配るから、そこに描いてある絵と同じ形のブロックを、あそこの中から取って来てその段ボールに入れるんだ。わかったかい?」

ゆきぽたちはそれぞれ顔を見合わせてぽぇぽぇ鳴いている。分かったのと分からないのが半分、といったところか。それでも一匹づつ段ボールを配られ、やがて合図があると一斉に床に散らばったブロックの下へと駆け出していく。

「ぽぇぽぇ、ぽっぽぇ!」
「ぽぃ〜…ぱぅ〜?」
「ぷぁ…ぷぅぅ…」

ゆきぽたちはそれぞれ、夢中になってブロック拾いに興じる者、絵とブロックとを見合わせて首を傾げる者、途中で疲れて座り込んでしまう者など様々だったが、一応当初の目的は果たせつつある。
それから終了の合図が下り、ゆきぽたちはブロックの入った段ボールを手に研究員の元へと戻ってきた。これだけの単純な作業にも関わらず、いずれも楽しそうで満足げだ。人間っでも幼稚園などでは似たようなことをやるだろうから、そうとやかくは言えまい。
それからゆきぽたちは研究員によって別の部屋に移され、実験は終了。それから回収された段ボールの中身のチェックが行われる。
43品種改良ゆきぽ実験記録 ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/04(水) 20:39:34.84 0
結論から言うと、十匹中、間違いを出さず比較的多めに入れることができたのが三匹、間違いは少なかったが悩んでいたのか数はそれほどでもないのが二匹、
逆に数も少なければ間違いも多いのがまた二匹、間違いばかり多く入れたのがまたも二匹、幾つか手に取っただけで疲れ寝てしまったのが一匹、という結果に落ち着いた。
ブロックはあえて複雑で紛らわしい形のものが多かったのだが、それにしても物の形さえ判然と理解できない何匹かは、ペット化するにもいささか知能が低すぎるという見方もある。少なくとも、市場に出回っている者の大半は最低限この程度はこなすことができた。
途中で寝てしまった一匹に至っては、そもそも話の主旨すら理解できていないといった具合でどうしようもない。飼われたとしても飼い主の言うことはほとんど理解できない可能性とてある。
とはいえ総じて第一次改良期のぷちは、その後の第二次改良期の個体に比べ知能に劣る。それも生き物として致命的なまで、と言われるほどに。
元よりぷちどるはそこまで頭がいいわけではないので、第二次改良によって純粋種のそれと同じ程度に戻された、と言った方が適当であるのだが、それにしても第一次改良期の個体は低能と言わしめられる。

第一次改良期のゆきぽと、第二次改良期のゆきぽとを比較した実験がある。ゆきぽたちはそれぞれ自身の身長よりやや高いほどの段差の上に立たされる。対岸にはやはり同じ高さの段差があり、そこには好物の沢庵が置かれている。
何とかしてそれを取りに行きたいゆきぽだが、段差から降りると沢庵のあるところには登れない。傍らには対岸まで届き、かつその上を渡れる板が置いてあり、それを段差と段差の間に架ければ橋として沢庵の元までたどり着ける、というものだ。
これも結論から言ってしまうと、第二次改良ゆきぽは板に気付くとそれを使って沢庵の元までたどり着くことができるのだが、第一次ゆきぽはそれもわからずひたすら段差の前でおぶおぶとし、ついには泣き出してしまったり、スコップで段差を叩いたりする始末である。
それくらい、第一次改良期のぷちどるの知能は、純粋種に比べても輪をかけて低い、ということが言えるだろう。

また記憶力も芳しくない。言い換えると学習能力がないということでもあり、これも元よりぷちにはやや欠落した要素であったのだが、知能面の退化はこうした点にまで影響を及ぼしていた。
飼い主の顔くらいは最低限覚えていられる、と思うかもしれないが、ひどいものだと餌をくれればそれが世話してくれる相手だ、と認識して疑いもせずついていくことさえある。元々ぷちどるは自分に都合のいい存在に対してはどこまでも乗っかろうとするものではあるが。
元より食って寝て遊んでしまえば細かいことなどそう覚えていられないぷちどる、それが自分が年中寝起きしている家のことさえわからなくなってしまうほどとは、記憶力が低いどころかもはや健忘症の域である。動物として失格と言ってもいい。
それでもぷちどるはあくまで人間に飼われる「ペット」としてだけに存在していればいいものであったから、それにとりあえず食って寝て遊べれば他に気にするようなことはない。少なくとも人間の庇護下にいれば、それが自身の生命を脅かす要因にはなり得なかった。

身体面の虚弱さは百歩譲っても、さすがにそうした知能面の未熟さはペットとしても専らの不評であった。向こうが芸どころかこちらの顔まで覚えてくれないのだから、いくら愛情を注いだとてそれはほぼ一方通行の感情のようなものに過ぎない。
そもそも、そうして人間にとって都合のいい存在、という名目で調整された時点で、そんな愛情など飼い主の自己満足でしかないような気はするが、それはそれとでも言おうか。
44品種改良ゆきぽ実験記録 ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/04(水) 20:40:38.39 0
そうして調整が重ねられ、生物としての在り方に疑問符を浮かべられかねないぷちどるたちはペットとして売り出された。中でもゆきぽは特に、その愛くるしさと控えめな大人しさから大人気商品となった。
しかしその可愛さに惹かれて実際に飼ってみると、想像とは異なるその生態に、飼い主たちの中には途中で飼育を諦めたり、愛想を尽かすなどして捨ててしまうケースも少なからず見受けられた。
元より急速に高まったブームで、軽はずみに買ったという人間も多かったことがその一因でもある。それにしても第一次改良期のゆきぽは、他のぷちに比べても輪をかけて、「扱い」が大変な生き物だった。

散歩に連れ出してもすぐ帰りたがって消沈するほどの体力のなさ、遊ぼうとしても一日中部屋の片隅で寝転がっているばかりの大人しさ、気が乗らないとこちらの呼びかけにも応じてくれない素っ気なさ、ふとしたことで死んでしまうことすらあるほどの脆さ。
飼い主の言うことがほとんど理解できない程度の頭、その飼い主の顔も覚えられない忘れん坊、そして穴を掘れないだけで死んでしまうほどデリケートなメンタル。
そんな自分で勝手に、食って、寝て、遊ぶだけの生き物を世話するだけなど、一方的に食事や住める場所を提供しているだけというもの。そこに主従の絆というものはない。
人間にしろゆきぽにしろ、それがどれだけ幸せと言える生活だろうか。尤も、ゆきぽはそんなこと露ほども気にしないのだろうが。

後年、第二次品種改良期が訪れると、新たに市場に出回るようになったぷちどるは、純粋種と同程度の知能と頑強さを持ち、かつ厄介な習性や性質のみを取り除くことに成功したことで、瞬く間に人々の生活へと浸透していった。
一方第一次改良期の個体は、いずれも市場から追いやられ、殺処分か機関に保管されるなどして社会から姿を消した。直後は第二次改良個体と合わせて暮らす者もいたかもしれないが、虚弱さ故か第一次の個体は総じて寿命が短く、今日では共存している家庭はまずないとされる。

第二次改良期を迎え、飼い主の顔も覚え、言うことも理解できるようになり、互いを大切なパートナーと信じあって過ごせるようになったぷちどるたち。
一方でただその可愛さと都合よさだけを追求されて生み出された前世代のぷちたちに、どれだけ幸せと呼べる生涯を過ごせた者がいただろうか。
ともすれば、そんな手前勝手な都合で一生物の生態に根本から手を入れてしまうような人間こそ、ぷちどるよりも遥かに図々しい生き物なのかもしれない。

おしまい。
45品種改良ゆきぽ実験記録 ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/04(水) 20:44:17.50 0
ノリと思い付きで書いたので途中から既に後悔して全体的に投げた話になってしまった、すまん
0TgSwrTdI氏に勝手に元ネタを拝借、改変してしまったことをお詫びします。別にそのシリーズに連ねようなんて気は毛頭ないので悪しからず。ただ人の手によっていじくり回されより儚さを増したようなゆきぽが好きなのです
あとやっぱり地の文ばっかで読みづらくてごめん、次回があったらもちょっと改行とかスペースとか意識して書いてみる
46('A`):2013/12/04(水) 21:12:35.56 0
新スレ立ってたのか
探しちまったぜい
47('A`):2013/12/04(水) 21:33:41.82 0
絵の人もssも乙
設定を書き連ねるだけじゃなくて
それを利用した虐待もあれば完璧だったと思う。
48('A`):2013/12/04(水) 21:43:12.95 0
新スレ立ってたんか
書き手さんおっつおつ
やはりゆきぽは虐待のしがいがある
49('A`):2013/12/04(水) 22:03:46.88 0
飼い主に甘やかされ肥え太った結果自分が収まりきれるだけの穴が掘れなくなったゆきぽ
スコップを手に掘り出してもすぐ息切れし疲れ果ててしまう。ましてやその丸々と太った腹が入るだけの穴を掘り広げることも叶わない
そのうち勝手に穴を掘れない埋まれないストレスから体を壊す。もしかしたらそれで痩せ細れるかも
みたいな
50('A`):2013/12/04(水) 22:54:17.96 0
いおが風邪になったようにぷちどるって人間がなる病気にもかかるんですね。
ゆきぽかあふぅがインフルエンザになったら事務所から追い出しましょう。
仕事場に病気持ちの害獣なんていりませんし。

ぴよぴよだったら、ちゃんと看病しますけどw
51('A`):2013/12/04(水) 23:11:58.83 0
「ぽぇぇっ!?ぽぇっ!ぽぇーっ!」ジタバタオブオブ

野良ゆきぽを見つけたので遊んでみる。
尻尾を踏みつけてやると逃げられず必死でおぶおぶするのが面白くてなおも足に力を込め続けていたら、

「ぷぃぃー!ぽぎゃあ!」ブチッ

なんとゆきぽの尻尾がぼとりと抜け落ちた。尻尾が千切れるほど強く踏んでいたつもりはない。驚いて思わず足を上げ後ずさってしまう。

「ぽぃー!ぱぅーーっ」ダッ

その隙に自由になったゆきぽは逃げ出してしまった、尻尾を置き去りにしたまま。
切り離された尻尾は今少し、その場でうねうねとのたうち回っていたが、やがて静かになった。
後日知ったことなのだが、ゆきぽは身に危険が迫ると尻尾を切り離して囮にし、その間本体は逃げおおせる術を野生生活で見に付けているらしい。千切れた尻尾は冬の間であればまたすぐに生えてくるのだとも言う。
その生態に驚く以上に、この時足を伝って感じた、尻尾が不意に抜け落ちた感覚と、何より主を失ってなおミミズのようにのた打つ狸のようなそれを見て、それから俺は冬の間ゆきぽがトラウマにあんるのだった…。

P「という夢を見たんだ」
律子「疲れてるんですよ」
ゆきぽ「ぽぇー?」フリフリ

みたいな爬虫類ゆきぽとかちー
52('A`):2013/12/04(水) 23:57:18.13 0
>>51
その可能性はありそうですね。

原作でぷちどるの裸が出てこないのは、下の毛が生えているから?
そう考えるとちひゃーややよは髪の毛どうよう、モサモサしてそうw
53('A`):2013/12/05(木) 00:01:14.06 0
ゆきぽのスコップを奪ってひたすら小突きたい。
54('A`):2013/12/05(木) 00:24:04.16 0
自販機前。
ジュースを飲みたいが手持ちが110円。十円足りない・・・
手持ちの十円を下に落とす(チャリーン

ドドドドドドド「うっうぅーーーー!」

金の音に反応してやってきたやよ。
まずは軽くボコる。そしてひたすら殴る
瀕死になったやよからベロンチョを奪って十円をいただく。

やよには「歩く小銭入れ」の称号を与えたいです
55('A`):2013/12/05(木) 00:26:50.46 0
ベロンチョってなんやwww
56('A`):2013/12/05(木) 00:30:57.21 0
>>55
あれ?べろちょろだったけ?
57('A`):2013/12/05(木) 00:32:42.52 0
>>56
誤字じゃなく素で間違えてたんかいwww
58('A`):2013/12/05(木) 00:36:27.57 0
>>57
べろちょろでした。
野良やよにこの方法で金を巻き上げようかと思いましたが、
あいつらがチュパチュパした金なので、あまり使用したくないですな。

しかしなんで使わない十円を集めているのか?
どこかの配管工のように100枚集めると残機が増えるのでしょうか・・・
59('A`):2013/12/05(木) 01:06:24.10 0
>>45おつぽ
俺も改良されたぷち共を飼ってみたい。
60('A`):2013/12/05(木) 01:09:26.79 0
ゆきぽ「ぱぅー」
61('A`):2013/12/05(木) 01:10:03.75 0
ゆきぽ「ぷー」
62('A`):2013/12/05(木) 01:10:44.06 0
ゆきぽ「ぷぁー」アフゥ
63('A`):2013/12/05(木) 01:11:46.66 0
ゆきぽ「ぷぃー」シクシク
64('A`):2013/12/05(木) 01:12:32.40 0
ゆきぽ「ぽー」
65('A`):2013/12/05(木) 01:13:05.25 0
ゆきぽ「ぽぃぃぃぃぃ」
66('A`):2013/12/05(木) 01:13:55.29 0
ゆきぽ「ぽぇー」
67('A`):2013/12/05(木) 01:26:56.83 0
にへら
68('A`):2013/12/05(木) 01:47:12.55 0
環境は以前ゆきぽ独走、やよがマニアの間で静かなブーム
最近波に乗ってるちひゃー、忘れ去られたあふぅ
さあ今後どうなる
69('A`):2013/12/05(木) 01:58:11.34 0
いつ見てもwikiのや行で吹くw
70('A`):2013/12/05(木) 02:07:56.07 0
ちひゃーも最近廃れつつある気がするぜ
あふぅはむかついて虐待しがいあって好きだからここからもりかえしてほしいな
71('A`):2013/12/05(木) 04:54:54.77 0
死刑の人は初登場時から、やよキラーだったけどな
ゆきぽ虐は4cs2pIJN4UT1氏、
あふぅ虐はみなしご氏が特化してる感じか
72('A`):2013/12/05(木) 06:33:21.63 0
みなしごはないな、金髪毛虫の人だろ
73('A`):2013/12/05(木) 06:37:18.49 0
ムカデぷち面白い
74('A`):2013/12/05(木) 07:57:20.18 0
ここ独自の設定だけど産んでも真っ先に育児放棄しやがるくせして妊娠中は抱えた腹を大事にして神経質になるあふぅぷち殺したい
或いは妊娠中は多く栄養を摂取する必要が出てくるからそれを口実にできると踏んでいたり。誰に対しての口実かは知らんけど
「れいむはおかあさんなんだよおおおお?!」みたいな感じで
とりあえずボテ腹あふぅを拘束した上でその腹をつつき回してやりたい
75('A`):2013/12/05(木) 09:04:03.63 0
老人ホームへの営業についてくるぷち共
演歌が受けて人気者のちひゃー、お茶を淹れて可愛がられるゆきぽ、脈絡もなく怒鳴られたりして涙目のあふぅ
76執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/05(木) 19:43:17.69 0
地味ですが


ぷちどるで学ぶ世界の死刑12


今回のテーマ「生き埋め」

P「なんとなく『今さら?』感もあるテーマですが、これも長い間、
世界中で行なわれていた処刑法なので、外すわけにはいかんのです」

ゆきぽ「ぽぉ……ぽぉ……」ウズウズ

P「待て待て。事務所で穴掘らんでも、今日は外で存分に掘らせてやる」

ゆきぽ「ぽぇ!」

P「珍しくこいつに役立ってもらいます、今回は。(問題無く終われば、殺さないでおいてやる)」


――屋外。更地の上。

ゆきぽ「ぽっぽっぽ〜♪」ザクザク

P「さすがに早い。奴には何ヶ所かに分けて、大穴を掘っておくように言ってあります」
77執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/05(木) 19:44:32.78 0
ゆきぽ「ぽえ! ぽえ!」

P「おおし、よくやった。先に事務所に戻ってお茶でも飲んでろ」

ゆきぽ「ぽぇ〜♪」ルンルン

P「人件費がかからないのは素晴らしいですね。穴掘りを許可することが褒賞みたいなもんですし。
さて、それでは始めましょう……」

ガラガラ……(檻車を引く音)

ちひゃー「くぅぅぅぅぅ! くぅぅぅぅぅ!」ジタバタ

P「まずはおさらいから。受刑者を地中に葬る生き埋めですが、よほど深くなければ、
脱出される恐れもあります。そのため多くは、体を縛られていました」ガシッ、ポーイ

ちひゃー「くぅぅ!」ゴロッ

P「穴に放り込んで、土を被せて埋め立てます。酸素はすぐになくなり、受刑者は窒息死します」ドサドサ

ちひゃー「く!? くぅ、くぅ、くぅぅぅぅ!!」

P「中世ヨーロッパでは、生き埋めは主に女性に対して行なわれていました。
しかし確かに血を見ない死刑ではありますが、慈悲深い方法とも言えません。
女性だから楽に死ねるようにとか配慮したわけじゃないです。なんたって魔女狩りの世ですし」ドサドサ

ちひゃー「くぅあ!? くがふ、くぁ!!」ゴフッ

P「あーあー、喚いてるもんだから、口の中に思いっ切り土が入りましたね。
こうなると、息苦しさは倍増します」ドサドサ
78執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/05(木) 19:46:15.18 0
ちひゃー「くぅが! ふぅが!」

P「生き埋めで有名なのは中国(秦)の焚書坑儒ですが、それより以前の春秋戦国時代には、
戦争で捕虜になった四〇万の兵士が、生きたまま埋められたこともありました。『長平の戦い』ですね。
古代中国の記録には水増しが多いですが、この数はあながち誇張でもないようです」キングダム

ちひゃー「っ……!!」

P「埋め切ったら、ならして終わりです。穴が浅いと、犬に掘り起こされたりするので注意。
地域によって土壌は違いますが、日本の土は酸性なので、そのうち骨まで分解されます」ポンポン

つ『チヒャーココニネムル』


P「生き埋めは基本的に、どこもやり方は同じです。ただ、人柱というように、
人身供犠など儀式的な意味でこの処刑を行なうこともありました……」ガラガラ

こあみ「と、とかー!」 こまみ「ちー!」

P「さらには生き埋めが風習として残っている地域もあります。アマゾンのある部族では、
双子や障害児を『呪われた存在』と見なし、まとめて埋めてしまうそうです」ポイポイ

こあみ「とがー!」 こまみ「ぢー!」

P「他にはボルネオのメラナウ族、ブーゲンビル島のブイン族などにこの習俗がありました。
しかしそのブイン族ですが、『建物の落成を祝うため、奴隷を殺して頭、手、足に解体。
柱壁に縛り、これらに槍と矢を投げる。三日後それらを埋め、十日後に掘り出して、
骸骨を支柱の隣に置く』って、もうカオス過ぎます。というか生き埋めじゃないし、激しく嘘くさいです」ドサドサ

こあみ「とぎゃー!!」 こまみ「ぢぃぃ!!」
79執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/05(木) 19:47:39.97 0
P「でも調べててちょっとショックを受けてしまったのですが、現在のブーゲンビル島って魔境なんですね。
いまの連中の方が、よっぽど蛮族かもしれません」ドサドサ

こあみ「ゃ……!!」 こまみ「ぃ……!!」

P「手作業は疲れるので、もう仕上げはブルドーザーでやっちゃいます。重機を使っての生き埋めは、
戦時下ではよくありました。太平洋戦争ではアメリカ軍が日本兵を塹壕ごと埋め立て、
独ソ戦でもドイツ兵のいる塹壕が、戦車で雪を押し込まれて埋められました」ゴロゴロ

つ『フタゴノバカ』


P「さて、残りの一匹は……」ガラガラ

やよ「うっう〜!!」ζ*T0゚)ζ

P「トリを務めるなんて、おまえも出世したもんだな」

やよ「うう゛〜!!」ζ*>O<)ζ タスケテー

P「ダメだ。登場した以上、死んでもらう。他の連中は見逃してやることもあるけど、
おまえだけは殺す。絶対に殺す。何がなんでも殺す。それが作者のポリシー」ポイッ

やよ「う゛〜!? う゛う゛〜〜!!」ドサッ

P「日本での生き埋めは『石子詰め』が有名です。記録のある時期は中世ですね。
受刑者を穴に入れるのは変わらないですが、土ではなく石を詰めて殺すようにします」ザラザラ

やよ「う〜うぅ!? うぁあ!!」
80執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/05(木) 19:49:05.98 0
P「穴の深さにもよりますが、相応の重量があるので場合によっては圧死という形にもなりました。
人柱でも、大きな石の下敷きにして殺すことがあります」ザラザラ

やよ「うぅ〜〜!! うぅぅぅ!!」ζ*T0T)ζ

P「首から下はすべて埋まりました。この流れで頭をかち割ってやりたいところですが、
それでは石打ち刑になってしまいます。生き埋めの苦しみを味わわせるには……」

やよ「ぅ……?」

P「穴を埋めるのに、大量の灰を利用します。古代ペルシャで用いられた手法です。
灰が器官に入り込んで吸着し、受刑者はより息苦しさに悶えます。極微細な砂でも同じ効果が望めます」ドサドサ

やよ「ぅぁぁ!? ぅぎゃぁぁぁ!!」ζli゚'O`)ζ

P「こいつら奇形は、でかい目が潰される痛みも加わりますね。真っ暗な世界と化してるでしょう」ドサドサ

やよ「ぁぁ……ぅぁぁ……」::ζ**0*)ζ::

P「長い歴史を持つ生き埋めの刑は、私刑という範囲を越えて現代まで続けられていました。
ベトナム戦争の大量処刑、隣のカンボジアでのクメール・ルージュの虐殺などがそれです」ドサドサ

やよ「……」

P「……仕上げて終わり、と」ゴロゴロ

つ『畜生塚』
81執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/05(木) 19:50:48.07 0
P「事務所に戻るとしますか。良いことした後は気持ちがいいですね」

――バタン。

P「ただいまです……って、これは……」

律子「あ、プロデューサー! 今日はいつにも増して、ゆきぽが言うこと聞かないんですよ」

ゆきぽ「ぽへぇ〜♪」ザクザク

P「穴だらけ……。さっき、外であれほど掘らせてやったのに……」

律子「どこでも好きなだけ穴掘りしていいって、勘違いしたんじゃないんですか?」

ゆきぽ「ぱぅう〜♪」ザクザク

P「……期待を裏切らない奴だな。ちょっとでも甘くした俺がバカだった。
律子さん、コンクリートの準備を」

律子「実はもうすでに用意してあります」

ゆきぽ「ぽぇ?」

P「この穴なら、ちょうどおまえの全身ごと入るかもな。それっ!」ガシッ、ブンッ

ゆきぽ「ぷぃ!? ぽぇぇええ!!」ズボッ

逆さまの形で、ゆきぽは頭から穴に突っ込まされた。
82執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/05(木) 19:51:41.01 0
P「暴れると危険なので、手早く処理。このままコンクリを流し込みます」ドボドボ

ゆきぽ「ぽぐぉお!? ぽぉえああ!!」ゴボゴボ

P「まあヤクザ的処刑ですね。実際、どれだけのビルに人骨が埋め込まれているのか」スネークアイズ

ゆきぽ「ぉ……!! っ……!!」ガボガボ

P「すぐに固まるよう、調整してあります。上に鉄板を敷いて、重石も載せておけばじゅうぶんでしょう」

コチーン

P「ぷち柱ですね。人柱は、その建造物が倒壊しないことを願う儀式でした。
害獣が代わりになるかはわかりませんが、ともかくこれを神様に捧げるとしましょう」

律子「ご利益があるといいですね」

P「以上、ぷちどるで学ぶ世界の死刑12でした」

終わり

※この後、765プロのビルは地震で倒壊しました
83('A`):2013/12/05(木) 19:58:42.21 0
おつおっつ
84('A`):2013/12/05(木) 20:08:30.76 0
安定の執行人や!
85('A`):2013/12/05(木) 20:17:58.77 0
安定のやよwwwwwwwww

執行人さん乙ですw
86子ぷち物語 ◆.639LWXVvb3B :2013/12/05(木) 20:45:39.16 0
子ぷちネタに乗ってみました。相変わらず前置きが長いです。


子ぷち物語




P「はい、もちろんです。えぇ。こちらこそよろしくお願いします。」
電話機に向かってペコペコお辞儀中のP。

なにやらよい話のようで、律子と小鳥さんが注目しています。

Pは電話をおろすなり
P「映画のオファーだったぞ。しかも主役だって。」

スケジュール書き込み用のホワイトボードが「まっしろ」「予定なーし」が基本のぷちます765では信じれない話です。

小鳥「えー本当ですか?」
律子「ドッキリじゃあないですよね?」

小鳥さんも律子も半信半疑のまなざしでPをみつめますが、まぁ大仕事の話、気分も盛り上がってきています。

P「いや本当の話だ。でもちょっと普通じゃないんだよ。動物モノ?なんだ、しかもオファーされたのが・・・」

響「はいさーい」
ちびき「だぞー」

ちょうど、響とちびきがやってきました。。

P「おお、響ちょうどいいところに来た。話があるぞ仕事の。」

挨拶も適当にいきなり響に話しかけます。やはりPも興奮状態みたいです。

響「いきなりなんだプロデューサー。来たばっかりで状況つかめてないぞ?」

小鳥「話って。あぁ、オファーは響ちゃんだったんですか?」
律子「すごいじゃない響、動物モノだからですね。」
P「うーん、そうなんだけどそうじゃなくて・・・」

小鳥「何でしょう、その曖昧な答は。まだ決定じゃないとか。あっオーディションですか?」
律子「主役が動物だから人間は主役じゃないとか。」
P「別にクイズをやってる訳じゃないんだけど。」

響「だから、来たばっかりで全然話がわからないんだぞ?何の話なんだオファーって」

P「あぁ、みんな落ち着いて話をしようか。響とちびきもそこに座ってくれ」
87子ぷち物語 ◆.639LWXVvb3B :2013/12/05(木) 20:46:41.08 0
床の所々にある補修跡を避けながらソファーに向かう一同。ようやく落ち着いて話できるみたいです。

P「まず、映画の出演のオファーが来た。動物モノ。正確にはぷちモノ。」

一同「ぷちモノ?」

P「あぁ、ぷちモノ。動物モノをぷちドルでのリメイク作品。名前も『子ぷち物語』だそうだ。」

小鳥「ぷちモノ?」
律子「リメイク?」
響「子ぷち物語?」

ちびき「だぞだぞ」

P「いや、ちびき無理に言わなくてもいいぞ」

小鳥「リメイクって、似たような名前作品があった気が・・・。って『子猫(子びょう)物語』ですか。」

P「そう、ムツロクロウさんの子猫物語だ。」

律子「あぁ、知ってますよ。子猫物語。親につれられて見に行きました。」

響「ムツロクロウさんって、まさかあの「ムツロクロウさん王国(キングダム)」の人?」

P「そのムツロクロウさんだよ。」

動物好きの響としては、動物研究家として有名なムツロクロウさんと聞いて黙っている事はできません。

響「すごいぞ、ムツロクロウさんなんて、今回も監督はムツロクロウさんなのか?」

P「ああ、ムツロクロウさん自ら監督するそうだって、最近あんまりTVに出なくなっていたのにムツロクロウさんのこと知っているのはさすがに響だな」

響「当たり前だぞ。自分、動物好きとしてムツロクロウさん尊敬しているんだぞ。」

響の目は大きく見開き、興奮を隠せません。

響「自分、ムツロクロウさんのこと詳しいぞ。」
「なにより動物のことを考えている人だぞ、だから自分がかまれれたときも、「その動物を殺すな」って言ったりするけど、聖人君主ではなく、じつに人間味あふれる人なんだぞ。」

「賭け事が好きで、昔は賭け麻雀や競馬で生計立ててた事あったり。」
「女好きで王国に妻と別に愛人が居たり。」
「王国で働いている若者に「お前らはボランティアだろ」ってただ同然で働かしたり。」
「王国手伝っていた実の弟に援助を求められて、「せめて王国に働いていたときの分だけでも賃金くれ」っていったら、「あれはお前のボランティアだろ」って一円も援助もせず放り出してうらまれたり。」
「北海道からわざわざ王国を東京にまで持って来たのはいいけど、家畜と犬猫しかいない動物園を開いて、案の定、人が来ずに倒産して、北海道に戻ったり・・・」

響の興奮は冷め止みません。

律子「本当に好きなのかしら、悪口にしか聞こえないんだけど。」
小鳥「響ちゃんもうやめて、ムツロクロウさんのイメージが・・・。」
P「まぁ、自分の牧場を王国って名づけた段階からすでに怪しいもんなぁ。まぁその人間味あふれる部分が魅力的な人なんだろうけど。」

響「子猫物語の時だって、主役の猫、たくさんいて・」P「響、ムツロクロウさんのことはもういいから、仕事の話続けよう。」
律子「そうそう響、とりあえず落ち着いて。あっ子ぷち物語ってことは、やはり主役はぷちの誰かなんですか?」

P「ああ、子ぷちってことで子ぷちが主役だ。つまり・・・。」
88子ぷち物語 ◆.639LWXVvb3B :2013/12/05(木) 20:49:36.15 0
Pの視線の先には、ダンボールに入ったスコップを持ったしっぽの生えたぷちたちがいました。
そう、ゆきぽと子ゆきぽたちです。

P「子ゆきぽだ。」

ゆきぽ&子ゆきぽ「ぽっ」

子ゆきぽの生まれたプロセスはよくわかっていません。
ある日からゆきぽのおなかがだんだん大きくなり、心配していた矢先に子ゆきぽたちが生まれてきました。

確実にゆきぽのおなかから出てきたのでゆきぽの子までは分かっていますが、父親誰なのか、そもそも父親的存在がいるのか?
何も分かっていません。

生まれてきた6匹の子ゆきぽはゆきぽを小さくしただけで、あまりにもゆきぽそっくりです。そのため人間には子ゆきぽ個体の区別が付きません。
当然親のゆきぽは区別が付いているみたいですが、何分、人には区別が付かないので個別の名前をつけることができず、まとめて子ゆきぽ達と呼ばれていました。

P「いや、子ゆきぽのこと付いて詳しい人に聞こうと思ったらどうやらムツロクロウさんまで話がいって何故か映画を撮る話になったんだよねぇ。」
P「だからもともと子ゆきぽありきでの話しだったんだ。」

律子「そうだったんですか、だから曖昧な話だったんですね」
小鳥「道理でうちから主役って話が大きいと思いましたよ」

P「まぁな、子ゆきぽが主役で、ゆきぽにもオファーがあるんだぞ、母親ゆきぽ役と終盤の成体の子ゆきぽの2役をやってもらうんだ。」
小鳥「ゆきぽにも出番あるんですか。」
律子「しかし、ぷちたちに演技できるのでしょうか?」

P「その辺は動物に慣れてるムツロクロウさんが監督だからうまくできるんだろうな。前作の実績もあるし、ナレーションが話し進める方式だし」

響「いいなーゆきぽは、自分もムツロクロウさんに会いたいぞぅ。」

P「ふふーん、その辺の抜かりはないぞ。そう言うだろうと思って、響にもちゃんと役もらってきているぞ。飼い主の牧場の娘となんとナレーション役。ある意味人間側の主役だ。」

響「すごいぞプロデューサー。ただの変態プロデューサーじゃなかったんだな。仕事ができる変態プロデューサーだったんだな。」
P「そう、俺は仕事ができる変態プロデューサー・・・って変態は余計だ」

小鳥「べたべたな乗り突っ込みしましたね。」
律子「バカップルぽいですね」

P「誰がバカップルだ、ちびきにも仕事があるんだぞ、子ゆきぽの友達役だ。」
ちびき「だぞだぞ!!」

律子「すごいじゃないですか、そんなに仕事とって来るなんて、驚きました」

P「だろ。まぁ、ほとんど子ゆきぽ達のおかげなんだがな。あと音無さんに頼みがあるんですが」
小鳥「はい、何でしょう」

P「実は映画の撮影時にいっしょにメイキングビデオを作ろうと思いまして、カメラマンとして参加してほしいんですよ。」

小鳥「えっ私が?何でああいうのって専門の人が居るんでは?」

P「予算の都合と、隠し撮りっぽくハンディカメラで撮影しようと思っていますので子ゆきぽ達が安心できる人のほうがいいのですよ。ですから音無さんしかいないんですよ。撮るだけでいいんです。編集とかカットとかはこちらでしますんで、ぜひ音無さんにお願いします。」

小鳥「そういうことですか。分かりました、引き受けましょう」

P「あぁよかった、ひとまず安心。」
P[おっゆきぽ。主役たちはこっちにおいで」
89子ぷち物語 ◆.639LWXVvb3B :2013/12/05(木) 20:50:39.95 0
突然話の中心になったゆきぽは状況が分かってません。
トテトテとPに駆け寄るゆきぽにチョコチョコと子ゆきぽが並んで付いてきています。

P「ゆきぽ。今度お前と子供たちに撮影の仕事が入ったんだ、頼むぞ。」

よく状況は分かって分かってませんがPに頼られてうれしいゆきぽ。
ゆきぽ「ぽえー」
二つ返事です。

子ゆきぽたち「ぷぇー」
ゆきぽに習って子ゆきぽたちも叫びます。何もわかってないようですが。

P「あと今度の仕事は外だから好きなだけ穴掘ってもいいぞ。お茶も沢庵も飲み食い放題だ。」
ゆきぽ「ぼぅぼぅぅぅ」

穴掘り放題、飲み食い放題と聞いてゆきぽが興奮してしまいました。
ついスコップを取り出し穴を掘ろうとします。
ゆきぽがスコップを持ち上げたのを見て子ゆきぽたちも一斉にスコップを振り上げます。

P「ゆきぽ、何してんだ、スコップを下ろせ」
律子「子ゆきぽたちもやめなさい。」

Pに注意され気がついたゆきぽ。早速スコップを下ろしますが、子ゆきぽたちは間に合いません。
子ゆきぽたちはゆきぽにつられてだけで、意味あって掘っている訳ではありませんから。

子ゆきぽたちサイズの小さなスコップがキンキンキンと音を打ち鳴らります。

ゆきぽはしつけが効いたのか、それとも賢くなったのか、事務所の床を掘るような事はほとんどなくなりました。しかし子供の子ゆきぽたちはコントロールすることができないようで、こうやって事務所の床にスコップを振り下ろすことが多々あります。

子ゆきぽたちはまだ力も小さく固い床には穴を掘るまではいきませんが、床に傷つけるぐらいはできますので、事務所の床は無残にもささくれだらけです。

P「あ〜、やっちまったかぁ、やっぱ子ゆきぽ主役で大丈夫なのか?」

響「ムツロクロウさんが撮るんだからなんくるないさ」
律子「そうよ。心配したってしょうがないでしょ。何とかなりますよ」

P「みんな楽天家だな。まぁ、「悩んでも仕方ない」か」

小鳥「そうですよ『ポジティブ!』ですよ。」

P「ああ、そうですね。よしっ映画がんばるぞ、みんなよろしくな」

「「「はい」」」
「ぼう」
「だぞ」
「「「「「「「「「ぷぅ」」」」」」」」
90子ぷち物語 ◆.639LWXVvb3B :2013/12/05(木) 20:51:39.47 0
〜〜〜








P「って言っていたのも八ヶ月前かぁ」
Pは事務所の床に座りながらDVDプレーヤーを操作しています。

小鳥「じかに座ると春香ちゃんみたいに服につきますよ。」

春香がころんだのは昨日のことです。
ぴかぴかの事務所の床にワックスをかけたら案の定、転んでしまいました

P「いや、この位置じゃないと奥が見えないんですよ。ってあったあった。」
どうやら見ようとしていたDVDが滑って奥のほうに行ったみたいです。

P「よし裏に傷は無いな。」
傷の確認後、早速再生。

P「音無さんも確認しませんか?、子ぷち物語のDVD」
映画子ぷち物語のDVDが完成したようで、それの確認作業をするようです。

小鳥「あら、DVDもうできたんですか?じゃあ、私の撮影したメイキング映像も入っているのですか?」
P「ええ、力作ですよ。」


P「まずは本編っと、ポチとな」
小鳥「それおじさんくさいですよ。」

映画クレジットの後、物語が始まりました。

ゆきぽと子ゆきぽ一匹が戯れています。
響「ある牧場にぷちの親子が飼われていました。この甘え坊の子ぷちがこの物語の主役です。名前はコユキ」
響のナレーションがかぶります。

響「コユキは牧場のアイドル。みんなに可愛がられてすくすくと育っていってます。」

響に頭をなでられている子ゆきぽ。
ちびきと遊んでいる子ゆきぽ。
牛の世話をしながらそれを眺めて微笑む響。
ダンボールでお昼寝しているゆきぽと子ゆきぽ。

次々とイメージ映像が流れます。

響「でも好奇心旺盛が玉に瑕。」
響「今日も友達のちびきと牧場の探検中です」

走り回るちびきと子ゆきぽ。川原にたどり着きます。
川原に「おわん」とかかれたダンボールがあります。
引き止めるちびきを無視して子ゆきぽはダンボールに入りました。
91子ぷち物語 ◆.639LWXVvb3B :2013/12/05(木) 20:53:23.48 0
響「あっあぶない」
突然ダンボールが子ゆきぽを乗せたまま流れていってしまいました。
助けようとするちびき。川の前で止まってしまいます。

響「ちびきは助けたいのですが、水が怖くて川に入ることができません」
見る見る流される子ゆきぽ。泣きき叫ぶちびき。召還された鳥の人に乗ります
響「ちびきは戻って人に助けを呼ぶことにしました」

流されるダンボールと子ゆきぽ。その先には滝が。
滝に飲まれた子ゆきぽ。水の音と川の映像。

響「さてコユキはどうやらぎりぎり川原にたどりつけたようです。」
響「でもここはどこでしょう。コユキの知らない場所です。」

ずぶぬれで川原にたたずむ子ゆきぽ。
フルフルと水を切る子ゆきぽ。

響「コユキは牧場に向かって走り出しました。」

走り出す子ゆきぽ。何度も転げて血まみれです。
夕立にぬれる子ゆきぽ。
雨宿りした木に雷直撃。燃え上がる木。
尻尾に火がつき、川原に飛び込む子ゆきぽ。
フルフルと水を切る子ゆきぽ。後ろに見える黒い影。

響「あっ危ない後ろから野良犬が迫っているのに気がつきません。」

画面が変わり、ちびきとゆきぽ。
半狂乱でスコップを振り回しています。

響「ちびきにコユキの事を聞いたゆきぽは興奮して暴れまわります。そんなことより早速助けに行かないと。」
走り回るひびき、ゆきぽ。

響「母の愛は強し、危機一髪でコユキを見つけました。」
野良犬に襲われそうな子ゆきぽ。
飛び出すゆきぽ。犬に噛み付かれるゆきぽ。

響「あっ」
ちびきが鳥じゃないほうの人で野良犬を追い払います。

響「コユキは無事でしたが、ゆきぽが・・・。」
弱弱しくスコップを掲げるゆきぽ。突然力が抜け倒れます。

響「ゆきぽは、助かりませんでした。弱肉強食の世界。自然の摂理です。」
泣き叫ぶ子ゆきぽと死体のゆきぽが交互に切り替わります。

泣きながらフェードアウトする子ゆきぽ。
92子ぷち物語 ◆.639LWXVvb3B :2013/12/05(木) 20:54:21.86 0
響「コユキは今度は一人で生きていかなければいけません」
穴に埋まる子ゆきぽ。沢庵を食べる子ゆきぽ。お茶お飲む子ゆきぽ。
季節が移り変わり、冬になりました。

雪の中で飛び回る子ゆきぽ。尻尾がも大きくなりました。
子ゆきぽから大きくなりゆきぽに変わったようです。

響「コユキもすっかり大人です。もう子ぷちではありません」
スコップを掲げるゆきぽ。

響「おや?」
ゆきぽの後ろから子ゆきぽたちが現れる。

響「どうやらコユキも親になったようです。ゆきぽの命はコユキにコユキの命もその子供たちに、ずっと引き継がれていくでしょうね」

流れる「おしまい」の文字・



P「いやー観客置いてきぼりだなぁ」
小鳥「いつ見ても突っ込みどころ満載ですね」

P「ちびき、流される前に鳥の人で助けろよ。」
小鳥「しかも人を呼んでいないし。」
小鳥「結構、流されたのに結局ぷちが歩ける範囲にたどり着いていたり。」
P「子ゆきぽとちびき、ゆきぽ側の時間の流れが違うだろとか、」
小鳥「ごく近くで大雨や雷がなっているのに、ちびきやゆきぽ側はぜんぜん乾いてますし」
P「どんな四次元牧場」
小鳥「いつ鳥じゃないほうの人を召還したんでしょう?始めっからあの人で助けあげればいいのに」
P「ラストはグダグダだし。一人で生きていくってもともと飼いぷちだろ。」

P、小鳥「わらえますね」


P「さぁ、次は特典映像のメイキング見ますか」
93子ぷち物語 ◆.639LWXVvb3B :2013/12/05(木) 20:56:34.36 0
とりあえず規制が怖いのでここまでにします。

ほとんどいじめてない気がしますが。

後半は日が変わる前ぐらいに投稿します。
94('A`):2013/12/05(木) 20:59:36.41 0
何か今日賑やかだな、とりあえず乙
95('A`):2013/12/05(木) 21:03:21.24 0
おつおつ、楽しみに待ってるぜぃ
連呼されるムツロクロウがじわじわくるw
96('A`):2013/12/05(木) 21:15:31.25 0
ああ、ぷ虐絵を見たい欲求が…
ボコボコにされてるゆきぽとちひゃーが見たい…
97('A`):2013/12/05(木) 22:42:52.05 0
以前世界の死刑で出てきた豚に食わせる殺し方、今し方見てきたランボーにそんな感じのシーンが出てきたぜ
四作目のこのエグさは是非ぷちへの虐待妄想にも生かしたい…

整備がきちんとなされていない途上国などで、野良ぷち共の多く生息する森の中などで引き起こされる駆除と言う名の大虐殺
死骸は殺されそのまま放置されており、そこいら中にばらばらになったゆきぽの肉片、黒焦げのあふぅ、やよの生首などが転がり、やがて朽ち果てるまでの間野ざらしになっている
生き延びた近郊のぷちたちは、その惨状を目にして恐怖に慄き泣き叫ぶしかないが、それでも駆除される原因となる畑荒らしや食料を盗むといったことをやめはしない
とかちー
98('A`):2013/12/05(木) 23:07:18.02 0
ゆきぽ死ねよ ゆきぽ殺す
99('A`):2013/12/05(木) 23:12:39.75 0
>>98
ゆきぽに何かされたのかw
「ぽぇー?」ナデナデ
100子ぷち物語 ◆.639LWXVvb3B :2013/12/05(木) 23:19:32.43 0
後半です。というよりこっちが本番です。




ムツロクロウ「私はスタントやCGや人形は使いません。リアルな映像でいきます」
一同「「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」」


ゆきぽと子ゆきぽの戯れるシーンの撮影です。

響に頭をなでられている子ゆきぽ。
ちびきと遊んでいる子ゆきぽ。
牛の世話をしながらそれを眺めて微笑む響。
ダンボールでお昼寝しているゆきぽと子ゆきぽ。

ラストシーンのスコップを掲げるゆきぽも撮影。
ゆきぽの後ろから現れる子ゆきぽたち。


P「撮影のつながりがわかって面白いですねこのメイキング」
小鳥「ラストシーンを先に撮ってるなんてなかなか思わないですからね」

TVの中のP「ゆきぽはとりあえずこっちに来てくれ」

P「あっ俺の声も入っている。」
小鳥「ええスタッフの声はメイキングの基本ですから」

TVの中のゆきぽ「ぼぇぼぇ」
TVの中のP「えっ何で子供たちから離すんだって?」
TVの中のP「お前が近くにいたら子ゆきぽたちも甘えてうまく演技できないだろ、だから撮影終わるまでこっちにいてくれ。ダンボールとお茶と沢庵準備しているからさ。こっちは入っててくれ」

TVの中のゆきぽ「ぷぅ」
はしゃぐゆきぽ

P「あれで納得するから単純というか本当に心配していないというか・・・。」

子ゆきぽだけの撮影開始です。

穴に埋まる子ゆきぽ。沢庵を食べる子ゆきぽ。お茶お飲む子ゆきぽ。
走り回るちびきと子ゆきぽ。川原にたどり着くシーン。
引き止めるちびきを無視して子ゆきぽはダンボールに入るシーンです。

AD「子ゆきぽがダンボールに入りません」
ムツロクロウ「簡単です。ダンボールに沢庵の汁を塗っておけばいいのです」

P「さすがムツロクロウさんだよなぁ」
101子ぷち物語 ◆.639LWXVvb3B :2013/12/05(木) 23:20:57.70 0
ダンボールで流されるシーンです。
ADがダンボールに子ゆきぽを乗せて川に流します。

子ゆきぽ「ぷぃーぴー」
驚いた子ゆきぽはスコップを取り出しダンボールに穴を空けます。

AD「あっ」

子ゆきぽ「ぶびゃぶぎゃ」
穴の開いたダンボールは強度がありません。箱は分解し子ゆきぽは沈んでいきます。
子ゆきぽ「ぶぎゃ、ぼぎゃぽきゃぷ・・・・」

重い頭を下にして沈む子ゆきぽ、どんなにばたついても浮かぶことができません。
最後に小さく空泡を出して動かなくなりました。
目凝らすとうっすらハイライトの消えた目玉が水面越しに見えます。

ムツロクロウ「カット、やり直し。もう一回行くよ。次は穴あけないようにスコップを取り上げておいて。」
AD、次の子ゆきぽを取り出します。
子ゆきぽが待機していたダンボールは子ゆきぽ用の湯飲みにお茶と沢庵完備。子ゆきぽとっては天国みたいです。
ただ、ダンボールの箱は深く中の子ゆきぽには外が見えないようになっています。

子ゆきぽ「ぴぎーぷぴー」
子ゆきぽは叫びます。恐ろしくて泣いているのでしょうか?それとも親のゆきぽを呼んでいるのでしょうか?

いいえ、ただ天国だったダンボールから取り出されて抗議しているだけでです。怒りの表情のプンプンでADに向かって叫んでいるでしょう。

AD「いて」

子ゆきぽ「ぽぇ」
ADの手に噛み付きました。子ゆきぽドヤ顔です。

AD「こいつ」とっさにたたきつけようとしました。

ムツロクロウ「やめろ、君、何しようとするんだ。」ADに注意します。
ムツロクロウ「動物には愛情をもって接しなければだめですよ。愛ですよ愛。」

P「さすがムツクロウさん。動物にはやさしいなぁ」

ムツロクロウ「あと5匹しかいないからね。」

小鳥「ぶれませんねー」

ADは言われたとおりやさしくスコップを取り上げ、ダンボールごと流します。

ゆきぽ「ぷぃーぴー」
突然ダンボールにいれられは暴れますが、穴を開けることはできません。

ムツロクロウ「いいね。その暴れる感じ、悲痛の表情。いいよ」
ムツロクロウ「はいカット。よかったよ次行くから拾ってきて」

今度はほっておかないようです。ぴーぴー泣いてた子ゆきぽ、ADに拾われて安心したようです。さっきまで怒っていたくせに。
102子ぷち物語 ◆.639LWXVvb3B :2013/12/05(木) 23:23:01.10 0
ムツロクロウ「次、滝のシーンね。長回し続いていくよ」

先ほどの子ゆきぽをダンボールに入れて滝の前で川に流します。

子ゆきぽ「ぴぎーぴぎーぷぃー」
ここから出せ出せと流れるダンボール中で暴れます。すぐ先が滝なことは理解できてないのでしょう。

子ゆきぽ「ぷぃーぅぅぅ」
ドップラー効果を引き落としながら滝に飲まれていきました。上からのぞくと滝つぼにダンボールがくるくる浮き沈みしています。
あれは永遠に浮き上がってこれないでしょうね。

ムツロクロウ「うーん。暴れるんじゃ無くて、必死な感じがほしいんだよねぇ」
AD「どうせ沈むんですから、始めっからダンボールに穴を開けておけばいいんじゃないでしょうか」

また新しい子ゆきぽを取り出しダンボールに入れます。この子ゆきぽはポケーとしています。多分お茶と沢庵を好きなだけ飲み食いして幸せの絶頂なんでしょう。

穴の開いたダンボールに入れ滝のそばに放ちます。

子ゆきぽ「ぽ〜?ぽっぽーぇー!」
恍惚で半放心状態だった子ゆきぽダンボールから入ってくる水に気がつきおびえます。

子ゆきぽ「ぼぇぼぇぽぇ」
まず穴の手でふさごうとしますが、ADがあけた穴は小さいですが数はたくさんあります。全部ふさぐことはできません。

子ゆきぽ「ぷぷぷぃぷぃ」
ふさぐことをあきらめ今度はなんとスコップで水かきをします。

ムツロクロウ「悲痛の表情。その必死感。いいよいいよリアルだよ」

もちろん子ゆきぽの小さなスコップでは水を掃くことはできません。徐々に沈んでいきます。
ムツロクロウ「その調子。いい子だね。いいよいいよ」

子ゆきぽ「ぼぎゃぽきゃぷ・・・・」
川に沈む寸前にダンボールは滝に落ちていきました。
子ゆきぽ「ぼぅーぅぅぅ」

ムツロクロウ「はいカット。次行きマース」
ムツロクロウ「この子は滝つぼで姉妹と一緒になのでさびしくないでしょうね」

さぁ川原から上がるシーンです。

ムツロクロウ「ほーら、上がっておいで」
無造作に子ゆきぽをつかむと川に投げこみます。

子ゆきぽ「ぼぎゃ」
ボキ
意外と浅く川の底が赤黒く染まってきました。


AD「監督。川原の石にぶつかちゃってますよ。ちゃんと狙ってくださいよ」
ムツロクロウ「あら〜、失敗失敗。もう一度」
103('A`):2013/12/05(木) 23:23:20.89 0
しえーん
無力で儚すぎる子ゆきぽが大好物なのです
104子ぷち物語 ◆.639LWXVvb3B :2013/12/05(木) 23:24:52.77 0
次の子ゆきぽを投げ込みます。ボチャン
ムツロクロウ「ほーら、上がっておいで」

子ゆきぽ「ぼぎゃほひゃー」
必死でばたつく子ゆきぽ。無事川原にたどり着けました。
子ゆきぽ「ぶぶぶぶぶぶ」
寒さに震えています。

ムツロクロウ「ハイ、ここのまま夕立のシーンね。さあ走って。」

寒さで動くこともできない子ゆきぽ。もちろん走りことなんかできません。

ムツロクロウ「しかたないなぁ。ADくんお願い」
AD「はい」
そういうとテグスを子ゆきぽの首に巻きつけました。

ムツロクロウ「ハイ、スタート。ひっぱって。」
ADはテグスを引っ張ります。

P「これどこかのTVで見たことありますよ」

子ゆきぽ「ぷっぷっぷっ」
テグスに引っ張られ無理やり走らされる子ゆきぽ。

子ゆきぽ「ぷぎゃ、ぽう、ぽぎゃ」
転んで傷ついても無理やり引っ張られ走らされます。全身擦り傷で血まみれです。

ムツロクロウ「ハイカット、ちょっと血が多いですがこれでいいでしょう」

ムツロクロウ「じゃぁ次、火事のシーンです。」

子ゆきぽの尻尾にアルコールを振り掛けます。
子ゆきぽ「ぼぇぇぇぇ」
傷口にしみます。

AD「あっ、全身消毒できて良いか。傷に全部振りかけてやるよ。」
子ゆきぽ「ぼっぼっぼっぼ」
全身に広がる突き刺すようなしびれるような痛み。ほとんど声になりません。

ムツロクロウ「じゃぁ尻尾に火つけて。」
AD「ハイ」
ライターを尻尾に近づけます。

ぼっ。

尻尾だけでなく全身に火がつきました。
火をつけるためのアルコールを全身に振ってしまったので、当たり前です。

子ゆきぽ「ーーーーーーーー」

ムツロクロウ「何やってんの、とりあえず、火消して」

AD、子ゆきぽに水をかけとりあえず火を消します。
子ゆきぽ「・・・」
火傷の前に酸欠で亡くなったみたいです。ピクリともしません。
あたりに漂う香ばしい匂い。

AD、子ゆきぽを埋めようとしましたが、
ムツロクロウ「何やってんの、まだそれ使えるんだから、そのままにしておいて、次の子連れてきて。」
105子ぷち物語 ◆.639LWXVvb3B :2013/12/05(木) 23:26:20.15 0
AD「あ〜。次が最後です。」
ムツロクロウ「あれもういないの。じゃあ大事に扱ってあげてよ。すぐ消せるように先にテグス巻いておいて」

AD言われたとおりテグスを巻いた子ゆきぽを準備しています。
子ゆきぽ「ぽえー」

兄弟が次々いなくなっているのに気がついていないようで、恍惚とした顔で沢庵を噛んでいます。

ムツロクロウ「その沢庵、撮影の邪魔だから捨てておいて」
子ゆきぽ「ぷきーぷき−ーーーーーーーーーーーーー」
今日一番叫びでした。
子ゆきぽ「ぷき、ぷき、ぷき、ぷき」
何なんでしょうこの食い意地は。

ムツロクロウ「ハイ、続きやるよ火つけて。」

テグスつけた子ゆきぽの尻尾に火をつけます。
子ゆきぽ「ぷき、ぷき、ぷき、ぷき」
沢庵を捨てられた怒りで尻尾の火に気がついていません。

AD「よいしょっと」
対岸から引っ張られたテグスによって引きずられ走らされざるえない子ゆきぽ。
尻尾に火がついたまま見事、川にダイブ。

子ゆきぽ「ぽっ・・ぽきーー」
川でちゃんと火は消えました。
子ゆきぽ最後まで尻尾に火がついてたことを気がついていないようです。

ムツロクロウ「うーん、まぁ最後の子だから仕方ないかな?じゃぁB班は火事のシーン撮っておいて。」

P「やっぱり森が焼けるシーンは別撮りだったんだな」
小鳥「本当に山火事になったら困りますものね」
106子ぷち物語 ◆.639LWXVvb3B :2013/12/05(木) 23:29:24.00 0
ゆきぽと子ゆきぽの別れのシーンも撮ります。
じつはこのシーンゆきぽと子ゆきぽは一緒にいません、別々で撮ったシーンをつなぎあわしているのです。

ムツロクロウ「さて、子ゆきぽちゃんこっち見て」
そういいながら反対の手でカメラマンに合図します。撮影開始のようです。

子ゆきぽ「ぽぅ」
ムツロクロウ「さて、子ゆきぽちゃんこっち来て」
ムツロクロウ「いいにおいするでしょう。これなんだ?」

香ばしいにおいにつられて言われるとおり子ゆきぽはついていきます。
黒いシートに覆われています。ちょっとだけのぞく部分から、お肉の焼けるにおいがします。

子ゆきぽ、沢庵に飽きたのか、沢庵と違う匂いによだれが出ているようです。

ムツロクロウ「食べたいのかな?良いよ一口食べても?」

子ゆきぽ「ぼぇ」
大喜びで一口かじります。

子ゆきぽ「ぼぇぼぇ」

ムツロクロウ「食べた?そう。それ何か知ってる?」
子ゆきぽ「ぼぇ?」

ムツロクロウ「お前の姉妹だよ。この共食いヤロー」
隠したあった焼けた子ゆきぽの顔を見せます。

子ゆきぽ「ぼぇーーーーーー」

ムツロクロウ「最低だな、共食いしかも姉妹だなんて」

子ゆきぽ「ぼぇぼぇぼぇぼぇぼぇぼぇ」
ちがうちがう知らなかった。ちがう私はそんなんじゃない。

子ぷちでも自分がしでかしたことがわかっているのでしょうか?
うなだれて大泣きしています。

これがそのままゆきぽとの別れのシーンに使われました。
107子ぷち物語 ◆.639LWXVvb3B :2013/12/05(木) 23:31:16.10 0
ムツロクロウ「いいねぇ。その絶望と悲しみの表情。じゃあこのまま子ゆきぽちゃんのラストーシーンに行こうか」

後残っているのは犬に襲われるシーンです。

さっそく犬をつれてきます。この三日間何もたべさせていない野犬です。

ムツロクロウ「はいスタート。」

野犬にとって極限の空腹の目の前で香ばしいにおいがする塊と、同じ大きさの小動物が見えます。

はなされた瞬間、ダッシュで噛み付きます。
子ゆきぽ「ほぎゃー」
ぶしゅー

ムツロクロウ「はいカット。子ゆきぽちゃんはおしまいだよ。ってあれ?」

ムツロクロウさん。犬が噛み付く絵まで必要ありません。寸前でゆきぽに止められる設定でしたから、噛み付く寸前でとめる予定でしたが、やはり空腹の犬の力が予想以上でした。

見事、子ゆきぽの首にがぶりついています。

野犬「ぐしゃぐしゃぐしゃ」

ムツロクロウ「あーごめんごめん。まぁ弱肉強食が自然の摂理だから仕方ないかな」





画面切り替わってゆきぽが写っています。

P「あっ俺がまた写っている」
小鳥「ここのPさんってまたひどいですよね」

TVの中のP「ゆきぽ今度はお前の番だぞ」
ゆきぽ「ぽえ?」

ゆきぽもお茶と沢庵で逝っちゃっていました。撮影のことも忘れていたようです。
ゆきぽ「ぽえ、ぽえ、ぽえ」ご機嫌です。

TVの中のP「もうそんな顔して、最後にこのお茶を飲んでしっかりしろ」
P自らお茶をついでくれます。

ゆきぽ「ぼ」
Pついでくれたお茶は少し苦くて、頭がすこしはっきりして来ました。
108子ぷち物語 ◆.639LWXVvb3B :2013/12/05(木) 23:32:18.36 0
ムツロクロウ「さぁPさんお願いします。はいスタート」
いきなりムツロクロウさんカメラを回します。

TVの中のP「まずその前に預かっていたスコップを換えそう」
撮影にはスコップはいらないと言い聞かせPはスコップを預かっていたのです

スコップを持つとゆきぽの意識がはっきりしたみたいです。
ゆきぽ「ぽー」

TVの中のP「ゆきぽお前にぜひ言っておきたいことがあるんだ」
ゆきぽ「ぽえ?」

TVの中のP「実はお前の子供の子ゆきぽ全部死んじゃった。」
ゆきぽ「ぽ?」

ゆきぽはまだ理解できてい無いようです。

TVの中のP「っていうか殺しちゃったんだよね。撮影で」

ゆきぽ「ぷぷぷぷぇぼぇー」
意味がわかったゆきぽ暴れだします。
このシーンが子ゆきぽが行方不明になったと聞いたシーンに使われたのです。

ゆきぽ「ぷぷぷぷぇぼぇー」
許さない、みんな許さない。

意味がわかったゆきぽ暴れだします。スコップを振り回します。しかしこうなるのはわかってなぜ凶器に近いスコップを返したのでしょうか。

TVの中のP「おいおい殺したのは俺じゃないぞ。ほらあそこに見えるだろあの犬だ。足元にお前の子ゆきぽも見えるだろ」
TVの中のP「あぁ食べられているぞ、せめて死体でもとりかえせよ。急がないと全部食われるぞ。」

ゆきぽ「ぼぇーぇぇぇぇ」

怒りの矛先が野犬に向かいました。
野犬に突撃するゆきぽ。追いかける撮影スタッフ。

ゆきぽ「ぶぁぁぁ」
腰だめにスコップを野犬に突きつけます。

ポキン?

あっけなくゆきぽのスコップが折れます。Pがすり替えていたのです。

ゆきぽ「ぽっ」
驚くゆきぽ、しかし負けずに素手で殴りかかろうとします。

ゆきぽ「ほへ」
しかしうまく体が動きません。まるで別の人の体みたいです。

TVの中のP「あーすまん、ついでにさっきのお茶に痺れ薬仕込んでいたんだ。」
ゆきぽ「ほー」
口もまともに動けないようです。

食事を邪魔された野犬は怒りでゆきぽに噛み付きます。
ゆきぽののど笛を噛み付かれゆきぽから大量の血が吹きます。

ゆきぽ「ほー」

どう見ても虫の息のなったゆきぽをみて、スタッフがゆきぽから野犬を離します。
ゆきぽのラストシーンを撮るためです。
109('A`):2013/12/05(木) 23:32:32.78 0
悲嘆や苦痛に呻く以外でも濁音で鳴くゆきぽも珍しいかも?
図々しさみたくなものの現れのように受け取ってみたりする
110子ぷち物語 ◆.639LWXVvb3B :2013/12/05(木) 23:33:11.80 0
ゆきぽ「・・・」
なんでどうして。ゆきぽの目は、Pを見つめています。

P「ぶっちゃけお前ら一家が邪魔だったんだよ。お前1匹ならともかく6匹まで増やしやがって。事務所つぶす気だったのか。」
P「でもまぁ、最後に映画の題材になってみんなの役にたたんだから、許してやるよ」

P「ほら最後にお前のマイスコップだ。」

本当のゆきぽのスコップを渡してやります。
力なくスコップを受け取ったままゆきぽは無くなりました。まるでスコップを掲げているみたいです。

これがゆきぽのラストシーンです。

ムツロクロウ「ハーイカットです。お疲れ様です。これでクランクアップです」

上がる歓声。こうして子ぷち物語の撮影は終わりました。

メイキングのクレジットが始まりました。撮影者は音無小鳥、企画Pと書いてあります。


P「なんか照れるな」
小鳥「最後、せりふを準備していたでしょう?」
P「あっばれました。」
小鳥「バレバレです」

P「まぁこれで事務所の床も傷つくことなく、いつもきれいになりますね。」
小鳥「ええ、ワックスがけなんて久々にしましたよ」

小鳥「しかしこのDVD売れるのかしら?」

さてこの「子ぷち物語」本編は蛇いちご賞候補に選ばれましたが、このメイキングのDVDがカルトな人気を出し、メイキングを本編にした続編「子ぷち物語2」を作ってくれとの声が上がってくるようになりました。

だって。やよ、どうする?
やよ&子やよ「うっうー」


おしまい。
111('A`):2013/12/05(木) 23:56:31.95 0
おっつー
子ゆきぽにどや顔されると殺したくなるね

最近子ぷち物が多くて僕は嬉しいです
112 ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/06(金) 00:25:07.21 0
おつおつ
映画、ということで、以前にラノベのタイトルのパロディ挙げてた人がいたが、それに倣ってではないが思い付きに簡単にネタでも垂れ流してみる
実際やるとほとんどギャグみたいになりそうだけど

近未来、ぷちどるを駆除するために開発された人造ぷち・T-420が社会に浸透し、その殺戮から逃れようとする野良ぷちたちとの戦いを描く「ターカニャーター」(戦いっつーか一方的な虐殺)

クズちっちゃん、あふぅ、ゆきぽの三匹で食糧目当てに子ぷちの飼育されているペットホテルを襲撃するが、途中ゆきぽが臆病風を吹かし逃げ出すなどしてトラブルに見舞われ、
やむなく子ぷちたちを人質に取って立て籠もることとなった「ぷちどるたちの午後」(一時間足らずで鎮圧)

怪しい見せ物小屋から買われてきた奇妙なペット・はるかさんが、人間の手で飼育されるうち暴走して大騒動を引き起こす「ハルカサン」(そのまんまやった。グレムリン)

駆除が進みぷちどるが激減した世界、地方でひっそりと暮らしていた野良ゆきぽの元に、はるばる遠くから群れを守るために協力してほしいと頼んでくるぷちに同行し、
その先で人間たちによる地獄を見る「ユキポー/最後の戦場」(>>97で挙げたような。元ネタと全然違っとるげ)

ある豪華客船に乗り合わせた、上流階級の人間に飼われるまこちーと下っ端船員に飼われる底辺ゆきぽとの恋愛と悲劇を描いた「ぷちタニック」(タイトルやっつけ)

ペット用に取引されるべく貨物船で輸送されるぷちたちが一斉に暴動を起こし、それを何故か乗り合わせていた元特殊部隊のプロデューサーがセガールアクションで次々無双していく「沈黙のぷちどる」
(山なしでやっぱりひねりなさそう)

それぞれ複雑な家庭環境(?)を持つ子ぷちたちが功名心に駆られ、どこかで野ざらしになっているというぷちの死骸を探しに線路を辿っていく「スタンド・ぷち・ミー」(語感悪し)

ぷちどる撲滅運動の過激派に愛護派だった飼い主と自身の子供まで殺されたゆきぽが、怒り狂って犯人に復讐すべく遠くの県の潜伏先へと向かう「コラテラル・ぷちダメージ」
(やっつけタイトルその2。というか仕方なくない犠牲)

宇宙飛行士が行き着いたのは人間よりも遥かに多いぷちどるたちが支配する星、ラストでここは地球だったのかー、な「ぷちの惑星」(恐怖の野良ゆきぽ的なものなら)

ぷちどる向けの製品に隠された不正を巡る内部告発と報道の在り方を描いた社会派ドラマ「ぷちサイダー」(やっつけタイトルその3。ぷちの直接虐待はなし?)

飼い主に連れられ海水浴に来ていたぷちたちが獰猛な鮫に襲われ逃げ惑う「しジョーズ」(タイトルもはや意味不明)

誤って毒薬を呑み込んでしまい、常時アドレナリンを摂取・分泌し続けなければ死んでしまう体になったあふぅが大暴走する「あふどれなりん」(語感悪し2)

挙げてて発想の貧困さに涙が
113('A`):2013/12/06(金) 00:30:40.40 0
ぷちハザード
114('A`):2013/12/06(金) 00:39:14.50 I
乙です。いやぁ面白かった
子ゆきぽそのもの、食べ物に簡単につられる、
子供に執着する割に本能には逆らえずすぐ忘れるといった習性はほんといじめがいがある
ただこれ一部は元ネタの猫をゆきぽにしただけってのが恐ろしい
TVでみたことあるってのはほこたて?
TVに動物が出てきたらそれは虐待されてると思え、とは某テレビマンの言
115('A`):2013/12/06(金) 00:41:39.91 0
ssの人乙
楽しく読ませてもらいましたよー!
116('A`):2013/12/06(金) 00:50:03.31 0
>>112
ラノベのパロネタは私ですねw

映画はネタとして難しそうだな〜
とりあえず「スタンド・ぷち・ミー」は「スタンド・とか・ちー」の方が
良いかも?(適当)
117 ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/06(金) 00:53:17.55 0
>>116
それや!と思ったがよく考えると亜美真美がスタンド使うバトル漫画か何かに見えてしまったw
それもとかちー鳴いて悪戯するだけの使えなーいやつ
118('A`):2013/12/06(金) 00:57:23.16 0
ていうか単純に長くなりそうだわw
119('A`):2013/12/06(金) 01:07:14.40 0
ぽっぽー!ハヤクギャクタイシテクダサイ
120('A`):2013/12/06(金) 01:10:16.88 0
アニメで軽くゆきぽ虐めるシーンとかないかな
筍回であふぅに虐められるやよをはよ見たい
121('A`):2013/12/06(金) 03:15:09.00 0
>>120アニメスタッフ「ぷちどるにいじめなんてありません、カットで」
122('A`):2013/12/06(金) 06:17:05.84 0
規制に巻き込まれたSS作者がいると思ったら残念だな
123執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/06(金) 06:59:15.24 0
ランボー最後の戦場は、人生で一番観てる映画かもしれません
自分も同じようなネタを考えたのですが、ぷち達が迫撃砲一発で全滅する図しか思い浮かびませんでした

ちょこちょこwikiを更新させてもらっていますが、作品内の改行等に不備がございましたら、
お手数ですが各SSの作者さん自身の手で、修正をお願いします

さて、仕事行くか……
おらっ! (`Д)≡⊃:)i゙Q゙)ζ,';,:' やよ「う゛う゛〜!!」
124('A`):2013/12/06(金) 07:45:10.41 0
最近活用されてないけど規制で書き込めない人はwikiに仮投下ページを活用してほしいな
125('A`):2013/12/06(金) 11:50:40.45 0
ちびき「はいさい!」

ハム蔵「ヂュ?」

ちびき「だぞだっぞ」

ハム蔵「ヂュヂュゥ」

ちびき「だっぞー」

ハム蔵「ヂュイッ」

ちびき「だ、だぞ?」

ハム蔵「ヂュヂュ!」

ちびき「あ、あが…」

ハム蔵「ヂュイヂュイ!」

ちびき「だ…びぇぇぇぇ!」

P「何やってんだ?」

みたいに響の家族に邪険にされるちびきとかよ
126('A`):2013/12/06(金) 12:36:03.59 0
やよと絡まる回とか飼い主不在の内に勝手に泣かれて勝手に事務所ぶっ壊されたらたまらんわな
127('A`):2013/12/06(金) 13:06:43.75 0
ぷちが人間たちをペットとして飼う世界

雪歩「穴掘って埋まってますぅぅぅ!」ザクザク
ゆきぽ「ぽー!?ぽぃーー!」ヒトンチデアナホルナ!

千早「あおい〜とりぃ〜♪」
ちひゃー「くぅぅ!シャーッ!」ウルサイヤメロ!

美希「おにぎりなのー!」バッ
あふぅ「ナノオオ!」カエスノ!

やよい「うっうー!お金ですー!」ドガッ
やよ「うびゃっ?!」ヨコドリシナイデー

伊織「日輪の力も借りずに今必殺の紫外線照射装置!」バルス!
いお「キィーーッ!?」メガァァァ

なんぞこれ
128お手軽ぷ虐 ◆VE2lDL30/6 :2013/12/06(金) 13:47:48.93 O
P「こんにちは、Pです。今日はとある浜辺に来ています」

P「一般的には、ぷ虐は鈍器、凶器、劇物、爆薬などと準備が大変ですね。そこで、今回は睡眠薬と拡声器で出来る、簡単なぷ虐をご紹介します」



P「まずは、睡眠薬の効果で寝ているあふぅを用意します」

あふぅ「ナァ…」zzz…

P「続いて、同じ状態のちひゃーを用意します」

ちひゃー「くぅ…」zzz…

P「あふぅの上に重なるようにして、ちひゃーを置きます」



P「今度は段ボールで寝ているゆきぽを用意します。これには睡眠薬を使っていません」

ゆきぽ「ぽぉ…」zzz…

P「寝ているあふぅとちひゃーの前に置き、拡声器を用意して、準備完了です」
129お手軽ぷ虐 ◆VE2lDL30/6 :2013/12/06(金) 13:49:26.07 O
P「最後に拡声器で叫びます。せーのっ…わーーっっ!!!」

ゆきぽ「ぽぉっ!!!」ビクッ!

P「ゆきぽがビックリして飛び起きました。そして…」

(ドドドドド…)
P「スコップを取り出し、ジャンプをしてコマのように回転します」

(グチャグチャグチャ…)
ちひゃー「ぐう゛う゛ぅぅぅっっっっ!!!???」

(ブツリッ!)
ちひゃー「・・・ぐ・・・ぅぅ・・・」ピク…ピクッ…


(グチャグチャグチャ…)
あふぅ「ナ゛オ゛オ゛ォォォォッッッッ!!!???」

(ブチッ!)
あふぅ「・・・ナァ・・・ノォ・・・」フル…フル…

ゆきぽ「ぷぃ〜・・・」zzz…

P「なんでも貫通させるゆきぽのスコップで、ちひゃー、あふぅの順で腹から背に穴を空けられていきます。ゆきぽは穴の中で寝ちゃいましたね」

ちひゃー「」

あふぅ「」

P「背骨までを抉られ、あっという間にクズ2匹が絶命しました。どうです、簡単でしょう?皆さんもぜひお試しください」
130お手軽ぷ虐 ◆VE2lDL30/6 :2013/12/06(金) 13:50:37.12 O
(数十分後)

ゆきぽ「…ぽえ…?」パチ…

P「お、起きましたね」

ちひゃー「」

あふぅ「」

ゆきぽ「ぽっ!?ぽえぇぇーーーーっっっ!!!」ヒドイ! ダレガコンナコトヲ!!!




おわり
131('A`):2013/12/06(金) 13:55:22.67 i
位置関係がわからん
132('A`):2013/12/06(金) 14:59:09.32 0
ぷちの体の大きさだとスコップで胴体丸々吹っ飛ぶな
133('A`):2013/12/06(金) 17:16:58.45 0
相手にもよるが、例えばスコップ装備のゆきぽ何匹で金属バット持った人間一人に太刀打ちできると思う?
ゆきぽにそうそう戦う意志があるとも思えんけど
134('A`):2013/12/06(金) 17:52:43.38 0
殺すという意思を持った集団という意味であれば三匹も居ればなんとか
一匹が囮になって他の二匹で殴りかかれば
このスレの設定だと囮を押し付けあって自滅するのが眼に見えるがw
135('A`):2013/12/06(金) 19:08:47.43 0
ゆきぽのヨチヨチ歩きじゃ複数で挟み込もうとしても人間にスコップが届く範囲までは近づけそうにないな
反射神経はいいからバットをスコップで防ぐくらいはできるかもしれないけど
136('A`):2013/12/06(金) 19:55:15.74 0
地面から奇襲かもしれん
137('A`):2013/12/06(金) 20:20:47.37 0
スコップで牙突とかしそう
138 ◆1xTf8phKww :2013/12/06(金) 20:23:27.20 0
虐待してない殴りたくなる感じの絵です
なるしーゆきぽ
http://i.imgur.com/89rbyDN.jpg
理想通りにはいかないっていうそんな感じの妄想

見てくれる人反応してくれる人ありがとございます
139('A`):2013/12/06(金) 20:29:16.62 0
これはグチャグチャにしてやりたいですなぁ
140('A`):2013/12/06(金) 20:40:31.46 0
白雪姫なゆきぽか
毒沢庵だよーお食べー
141('A`):2013/12/06(金) 20:51:43.50 0
うわーグチャグチャにしてやりてぇw
142('A`):2013/12/06(金) 20:53:18.47 0
◆1xTf8phKww さんいつもあざっす!
143夢のないぷちます ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/06(金) 20:55:32.54 0
>>138
おつおついいですねぇ。因みにドレスというと原作の扉絵で王様の服着てたはるかさんが可愛いと思うのですよ
というかゆきぽに限らずぷち共は自分が可愛いって自覚があるんだろうか、あるんだろうなぁ

書き溜めたとこまで短いですが落としてみます
真面目にぷちに対する対処をするのであれば、まず真っ先にこうするかなというのをコンセプトに


「兄ちゃん兄ちゃん!ゆきぽ拾ったよー!」
「兄ちゃーん!あふぅ拾ってきたよ!」

真美と亜美がそれぞれ拾ってきた不思議な生き物・ぷちどる。ゆきぽにあふぅと名付けられたその二匹は、今まで誰もが見たことのないような、新種の生物と言ってもいいでしょう。
つい二人の勢いに負けて飼うことを許可してしまったPも怪訝な様子で二匹を伺います。律子も始めから反対しています。

「こんな得体の知れないの事務所で飼えるわけないじゃないですか…」
「しかし今更どうするんだ?」
「いーじゃん!こんなに可愛いんだし!」
「ナァノ!」

亜美の腕に抱えられ、あふぅはおいしそうにおにぎりを頬張っています。確かに、見る人が見れば可愛い。でも、この大きさで二頭身という奇妙な、ともすれば奇怪な容姿。そもそもどういった習性を持つのかも判然としないところです。Pと律子は不安でなりません。

「ゆきぽは可愛いにゃ〜、うりうり」
「〜♪」

ゆきぽは真美の膝の上で、柔らかなその頬を優しくつつき回されてくすぐったそうにしています。あふぅと違いゆきぽは喋れないようですが、それでも嬉しそうです。

「…まあ飼うにしても、ちゃんと面倒見るのよ。それはそうと亜美、真美、これから仕事よ」
「えぇ〜、もっとゆきぽたちと遊んでたいよ〜」
「帰ってきてからにすればいいでしょ。ほら行くわよ」
「「あーい」」

律子に促され、亜美と真美は仕事先へと事務所を出ました。残ったPは事務仕事の片手間、二匹のぷちどるの様子を見ます。
あふぅは、おにぎりを食べて満足したのか横になってすやすやと寝ていました。悩みなんてなさそうな顔だ、とそれを覗き込んだPは思います。そして、ゆきぽは…。

「ほっ、ほっ…」

何でもない顔をしつつも、どこに持っていたのか取り出したスコップで軽々と穴を掘っていたのです。事務所の床に。
こんなにも小さな生き物が、建物の床を破壊するほどの力を持っている、その現実が信じられず、目の当たりにした瞬間のPは硬直するしかありませんでした。

「はぅー、んしょ…」

そうしている間にも床にぽっかりと穴を空けたゆきぽは、スコップを脇に置くと、その中に首だけ出してすっぽり埋まります。そのままうとうと、間もなくすやすや寝息を立て始めてしまいました。
なおも唖然とするしかなかったP、それでもはっと我に返り、まず穴の傍らに置かれたスコップを回収しつつ、この予想だにしなかった事態に頭を抱えます。
144夢のないぷちます ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/06(金) 20:57:23.07 0
「捨ててきなさい!」

仕事から戻り、事のあらましをPから聞かされた律子は、迷わず亜美と真美にそう告げました。

「す、捨てるだなんて可哀想だよりっちゃん!」
「そーだよぅ!確かに穴掘るだなんて思いもしなかったけどさ!」
「じゃああんたたちでこの子が床に開けた穴の修繕費払ってくれるわけね?」
「それは…」
「ちゃんと覚えさせるからさぁ」
「仮にできるとしても、それまで言うこと聞かないでまた掘ったらどうするのよ!どうしても飼いたいなら家に連れて帰りなさい!」

すがるような目の亜美と真美ですが、律子は頑として応じません。一方二人もさすがにただ事でないとはわかるので、複雑な面持ちです。見かねたPが諭すように聞かせます。

「そもそも真美、こいつはどこで拾ってきたんだ?」
「駅を出て近くの路地裏で段ボールに入れられてたけど…」
「案外そこで暮らしてたのかもしれないぞ。捨てるんじゃなく、元いた場所に帰してくるんだよ」
「でも…」
「こいつも慣れない人の環境で驚いてるのかもしれないさ。それに言ってみれば真美が勝手に連れてきたようなもんでもある。元の住処に戻すだけ、それだけさ」
「うん…」

都合のいいことを並べ立てて、Pが聞かせます。さすがに割り切れない二人でしたが、それでもPの言葉に自分なりで納得したようです。顔を見合わせた後、こくりと頷き合いました。

「…わかったよ。じゃあ真美が置いてくるから…」
「そうしてきなさい」

消沈した面持ちを隠し切れないまま、真美は先から寝息を立てたままのゆきぽを段ボールに入れ、それを抱えて事務所を出ました。亜美が無言でその背中を見送ります。

「やれやれ、ですね」
「まあいきなり拾われてきたのに、可哀想っちゃあ可哀想だけど、仕方ないだろう。それにあいつだって、今まで一人で生きてきたなら大丈夫さ」
「ねぇ兄ちゃんりっちゃん、あふぅはいいでしょ?穴掘らないし…」
「…様子見ってことなら、まあいいわ。でもまた同じようなことされたら考えものよ」

律子も律子でやや不憫に思ったのか、譲歩してくれたようです。亜美は未だ眠りこけているあふぅを膝に乗せて、その頭を撫でています。目が覚めた時、あふぅは自分と一緒に連れてこられた仲間がいなくなったことに思うところはあるのでしょうか。
145夢のないぷちます ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/06(金) 20:59:20.86 0
ところ変わって、ゆきぽを元いた場所に戻しに行った真美。
ゆきぽも途中で目を覚まし、次いでここはどこだろうと段ボールに収まったままきょろきょろ、眼前の真美を見上げます。
それに気づいて申し訳なさそうな顔でゆきぽを見下ろす真美。きょとんとして首を傾げるゆきぽ。事態が呑み込めていないのも無理はありません。自分が事務所から追い出される羽目になった要因も、そもそも「動物」であれば理解しきれるはずもないでしょう。

「ほー…!?――ぇ!」

と、そこで不意に自身の身の回りを気にし始めたゆきぽが、何かに気付いたようで慌てておぶおぶとし始めます。声は出ませんが、真美に向かって必死に何かを訴えかけていました。
実は愛用のスコップがなくなったことに焦っているのですが、真美は知る由もありません。スコップはPに先程取り上げられたきりです。もうどうにもなりません。
また真美はゆきぽの慌てふためくさまが、まるで自分を捨てないでと懇願されているように見えていたたまれなくなりました。実際のところ、そもそもゆきぽは自身が捨てられるなど、既にその現実が目前に迫っていながらも全く予想だにしていません。
やがて、件の路地裏に着きました。閉塞感と薄暗さとで、この小さな愛らしい生き物が一匹きりで過ごすには似合わない場所です。真美は未だおぶおぶし続けるゆきぽを段ボールごと地面に置きました。

「――ぇ!――ぃ!」
「…ごめんね、ほんとは真美もうちで飼ってあげたいけど、やっぱり床に穴掘られちゃうんじゃダメだよね…」
「〜〜!〜〜!」

真美が目の端に薄らと涙を浮かべながら、心から申し訳なさそうに告げられても、ゆきぽはその言葉の意味も理解できず、ただスコップがなくなったことのみを訴え続けます。

「…じゃあね、元気でね…」

やがて真美はその場から立ち去ってしまいます。さすがに飼い主と認めた人間が自分を置き去りにして離れていくのには危機感を覚えたようで、ゆきぽは慌ててその後を追いました。
けれども人間の足とぷちどるのそれではあまりに差がありましたから、加えて真美はそこから逃げるように小走りで行ってしまいましたので、あっという間によちよち走りのゆきぽとは距離が開けてしまいます。

「――っ!――ぇ!」

半泣きになりながら、なおも必死で追いかけようとするゆきぽ。せっかく優しそうな人たちに拾ってもらえたのに、おいしいご飯も食べれると思ったのに、あの暗くて寒い路地裏に一人は嫌だ、遠ざかる背中におぶおぶと手を伸ばします。
もしゆきぽがしゃべれて、この瞬間にでも鳴き声を上げて情けを乞うたら、真美は立ち止まらざるを得なかったかもしれません。けれどもゆきぽにはそれができませんでした。
通りに飛び出してまで、事務所への道も分からないのにそれでも走るのを諦めないゆきぽ。その小さな体は車道に躍り出ていました。哀れな「動物」にはそれがどういうことなのかもわかりません。

「――ぎゃ」

唐突に全身に走った衝撃を最後に、ゆきぽの意識は永遠に途切れることとなりました。車道に飛び出した直後、走って来たトラックに撥ねられたのです。
轢き潰されることはなく、小さな体が跳ね飛ばされ、離れた茂みへと落下します。地面に叩きつけられ、脳漿や内臓をまき散らした体が反射でびくびくと痙攣していましたが、やがてそれもなくなり物言わぬ骸と成り果てました。
撥ねたトラックは気付くことなく走り去り、その小さな命の死は、誰に悟られることもありません。
146夢のないぷちます ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/06(金) 21:00:22.00 0
真美が事務所に帰って来ると、部屋は大騒ぎとなっていました。
机は荒らされ、椅子はひっくり返り、床にはあちこち書類や備品が散乱しています。Pや律子、亜美がてんてこ舞い、それをあざ笑うかのようにあちこちをすばしっこく跳ね回る金色の毛玉。

「ナノー!」

もとい、あふぅでした。真美が留守の間、やがて目を覚ましたあふぅは、亜美の制止も振り切って好き勝手に部屋で暴れはじめたのです。
一度律子が取り押さえるも、突然大声で泣き始めたことに驚き力を緩めると、隙を突いて逃げ出しまた暴れます。挙句はPの股間に頭突きをかまし、ご覧の有り様です。

「真美ー!手伝ってー!」

律子が叫びます。眼鏡がありません。あふぅと格闘するうち落とした上に踏まれ割られてしまったようです。
ふと思いつき、真美は給湯室に走ります。冷蔵庫の中にあった美希のおにぎりを取り出すと、それをあふぅに向かい放りました。

「ナノッ!」

途端、瞬く間の速さでおにぎりに飛びつき、がっつくあふぅ。そこをすぐさま律子たちが取り押さえました。

「ほら、いい加減大人しくなさい!」
「ナ、ナニョオー!ナーナー!」

なおもじたばた暴れるあふぅ、挙句は牙をむいて噛みついて来ようとまでしたので、たまりかねてPがその脳天に拳骨を打ち下ろしました。

「ナビャバッ!?ナァ…びぇーー!びぇぇーーっ!」
「もうさすがに騙されないぞ」
「兄ちゃん、今のはほんとに痛くて泣いてるんじゃ…」

亜美がやや引いていましたが、しかし泣きながらも抵抗はやめないので再び嘘泣きという可能性も少なくないでしょう。そのまま取り押さえられ、咄嗟に近くにあった段ボールの中へ閉じ込められました。

「ふぅ…大変だった」
「…亜美、わかってるわよね?」
「うぅ…」

律子に睨まれ言い返せない亜美。Pも擁護するつもりはないようです。
部屋の惨状はひどいものです、ひどいものではパソコンが床に落ちて液晶が割れていました。真美もそれがあふぅが暴れたためにこうなったというのは分かりましたが、けれどもこの結果またゆきぽのようにあふぅが捨てられてしまう、というのは避けたいと思いました。

「ね、ねぇ待ってよ」
「待ちません。犬や猫だってあんなに聞き分けのない子はそういないわよ」
「じ、じゃあせめて何かに入れて飼おうよ!それなら外に出れないからいいでしょ?ね?」
「そういう問題じゃ…」
「りっちゃぁん…」

亜美も一緒になって律子、Pにも懇願します。真美に至ってはつい先にゆきぽを捨ててきたことも相まってか半泣きです。この短い時間のうちに、そこまでこの小さな「動物」に入れ込んでしまったとは、二人はとても優しいです。
律子もPも、純真な二人の気持ちを汲むとさすがに問答無用で切り捨てられず、次に万が一部屋を荒らしたり迷惑をかけたら捨てる、ということで頷くのでした。
147夢のないぷちます ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/06(金) 21:01:31.69 0
ごめんなさい、もう書き溜めここまで。規制を考えるにしてももちょっとストックしてからでよかったか
今からレッドブロンクス見てくるので続きは明日以降かなーって、スマソ
148('A`):2013/12/06(金) 21:02:28.50 0
あーいいっすわ〜
もう苦しめたくて仕方ないw
149('A`):2013/12/06(金) 21:14:21.16 0
ちかたないね!
150('A`):2013/12/06(金) 21:28:38.95 0
実は帝都物語の加藤保憲の式神がぷちどるでそれを使って再び東京破壊を目論む
各数十体のぷちどるを呼び出したがぷちどるがあまりにポンコツであったので
加藤さんが謎パワー使ってぷちどるを惨殺するとか、所で帝都物語分かる人どの位いる?
俺は世代じゃないから分からん
151('A`):2013/12/06(金) 21:54:05.51 0
>>147
レッドブロンクスってジャッキーの映画か?

そこまでこの小さな「動物」に入れ込んでしまったとは、二人はとても優しいです。

↑やっぱりぷちますの亜美真美はクソだな。
見たことないぷちを飼いたいってぐらいの気持ちだろ。
可愛い、かわいそうだの言っておきながら事務所で飼えなくなったら
自分の家で飼おうともしない、自分が迷惑を被るのは御免ってか?
頭の作りはぷちと同レベルだな、こ亜美こ真美って呼んでやろうぜ
152('A`):2013/12/06(金) 22:05:35.98 0
ゆきぽとかあふぅは捨てる理由がはっきりしてるけど、ちひゃーの場合は厄介だな

ひたすらウザいだけで少なくとも実害は無いから、無駄に優しいアイドルたちに擁護されそう
153('A`):2013/12/06(金) 22:28:05.18 0
寝てる時に窒息させられるのは実害でしょ
原作最新の遊園地回でやよが終始無表情なのが気味悪い
154('A`):2013/12/06(金) 22:42:34.37 0
最新刊三月発売とかおそすぎぃ!
155('A`):2013/12/07(土) 10:11:49.08 0
>>151

たかにゃが増えてぷちの面倒見れなくなったっていっても、たかにゃをつれて帰るのは筋違いだよなぁ。
自分が拾ってきたあふぅとゆきぽをつれて帰るのが筋ってもんだよな。
156('A`):2013/12/07(土) 10:18:40.87 0
ゆきぽ「ぷぁ〜♪とんとん♪」ラッパタイコ

律子「…楽しそうねゆきぽ」

ゆきぽ「ぽぇ〜、ぽー?」

律子「はぁ…」

ゆきぽ「ぽっぽー、ぷぅ〜♪とんとことん♪」ラッパタイコ

P「こいつらに皮肉や嫌みが通じるわけないじゃないか。言いたいことよりやりたいことで示すんだ」ラッパウバイゴミバコニシュゥーッ!

ゆきぽ「ぽぽぇぇ!?ぽ、ぽぃー!ぱぅー!」オブオブ

先生、幸せそうにラッパ太鼓で遊んでるゆきぽをぐちゃぐちゃにしてやりたいです
157('A`):2013/12/07(土) 10:24:31.78 0
ゆきぽって電車乗れるってことは金持ってるってことだよな
事務所ぶっ壊してばかりの害獣のくせに
ぷちます765は甘やかす事が愛だと思ってそうだ
158('A`):2013/12/07(土) 10:24:48.88 0
続けて、どうぞ
159('A`):2013/12/07(土) 10:38:51.97 0
ぷちますの世界ではぷち共はペットないし動物という見方なのか、それとも…
前者なら普通単独で店とか電車にゃ入れまい
160('A`):2013/12/07(土) 10:50:40.46 0
世界観適当すぎて草生える
なんつーか「不思議」って言葉を都合よく使ってるよなw
何も考えてないだけやろとw
161夢のないぷちます ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/07(土) 13:21:00.70 0
続きー


「ただいまなのー!」

それから三日後のこと。海外までロケに行っていた美希が事務所に帰ってきました。

「あら美希お帰り、お疲れ様」
「ミキミキお帰りー!」
「お土産はお土産はー?」
「今出すから待っててなの」

出張疲れもそこそこに、久しぶりに戻って来た仲間と会って楽しげなアイドルたち。美希は旅行鞄の中身を漁り、現地でもらってきたお土産を引っ張り出していきます。

「くくぅ!」
「うわぁ?!」

と、そこで不意に旅行鞄から何かが飛び出し、亜美の顔に張り付きました。

「な、なになに!?」
「…くっ?」
「あぁ〜、そういえば忘れてたの」

その姿を見て思い出した様子の美希が笑います。
亜美の顔から頭へとよじ登り、部屋の中をきょろきょろと見回している一匹のぷちどる。さらさらの青い長髪が目を引きます。

「お土産って、この子も?」
「向こうで拾ってきたの。ちひゃーって名前にするの」
「くっ」
「へぇ〜ちひゃーだって!可愛い〜!」

予期せずやってきた新たなぷちどるに、亜美と真美はおおはしゃぎ。もちろん端から見ていた律子とPは苦虫を噛み潰したような表情を隠しきれていません。

「…美希、どうするのよこの子」
「どうするって、飼うに決まってるの」
「誰が飼うのよ」
「それなの。実はこの子『ばいんばいん』の人に噛みつく癖があって…」
「くっ…シャー!」
「え…きゃああ!」

暢気に美希が話しているうちに、律子の姿を目にしたちひゃー、そのたわわな胸元に視線が行くと、突然牙をむき出しにして彼女の腕に噛みつきました。律子も慌てて腕を振り回します。

「律子!このッ!」
「くぅぅぅ!く、くぎゃっ!」

咄嗟にPが律子の腕に食らいつくちひゃーを殴りつけて引きはがし、床に放ります。床に叩きつけられたちひゃーは痛みにさめざめと泣き始めてしまいました。
162夢のないぷちます ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/07(土) 13:22:45.68 0
「律子、大丈夫か?!」
「は、はい」
「ち、ちょっと!いきなりぶつなんて可哀想なの!」
「アイドルを傷つけられて放っておけるか!こんな危ないもの連れてくるんじゃない!」
「ミキも噛まれたけど全然痛くなかったの!歯形も残らなかったし平気だよ!」
「た、確かに、ちっとも痛くはないけど…」

律子が噛まれた腕の袖をまくります。肌は何ともありません。律子本人が痛くないと言うので、Pも少し落ち着いたようです。

「…だとしてもだ。つまりそれじゃ、胸の大きい女の人は飼えないってことになるんだろ」
「率直に言うね兄ちゃん」
「言っとくけど、もう事務所で飼うなんてことはできないわよ」
「…他に何かいるの?」
「ちょっとね。後でミキミキにも紹介するよ」

美希が連れてきた新たなぷちどる・ちひゃー。
噛みつきはしましたが威力はほとんどなく、これといった害は見受けられません。もちろん、今後発覚する恐れもあるので油断はできませんが、何にせよこの子もまた事務所で飼うことはできませんでした。事務所には今、ただでさえ手のかかるのが一匹、いるのですから。
それでも、亜美や真美、それに美希も、この見たことのない生き物に興味津々です。未だ床で痛みに泣いていたちひゃーをよしよしと宥めています。顔を見合わせるPと律子。

「…誰か飼ってくれる人がいるなら、別だけど」

「ということで千早、飼ってみる気はある?」
「急にそんなこと言われても…」

それから少しして事務所にやってきた千早に、律子がちひゃーを引き取ってくれるかの話を持ち掛けます。
当のちひゃーは千早のことがすっかり気に入ったのか、勝手に彼女の頭によじ登るや、ぺしぺしと忙しなくそこを叩いています。からかっているわけではなくちひゃーなりのスキンシップのようですが、この時点で千早の心象は芳しくないようです。

「大体、何で私なの?」
「いやまあその、色々とね。もうこれ以上事務所で飼えないし、千早もあふぅのことは知ってるでしょ?」
「それはそうだけど、あの子の仲間、なのかしら…」
「くっくっ!」
「それでどうなの?引き取ってもらえる?」
「…駄目ね。うちのマンションペット禁止だもの。これを犬や猫と同じ括りに置けるかは知らないけど。そうでなくともそんなものを飼う予定なんてないし」
「く?」

至極現実的な問題から千早の答えはノー。頭の上のちひゃーは気に入った相手に拒絶されたことも分からずに、ひたすら千早の頭を叩くばかりです。
顔をしかめる律子、

「そう…じゃあ仕方ないわね。となると後は誰が…」
「…ねぇ律子、どういう事情か知らないけど、拾ってきた動物の飼い主をそんな厄介払いに求めるのは色々どうかと思うわ。第一無責任だし、その子のためにもならないでしょう?」
「…そうよね。それはわかってるんだけど…」

千早の尤もな指摘にため息を着く律子。もちろん彼女が懸念する亜美や真美たちとて、そういう分別が着く年頃ではありますし、それも今回は海外から拾われてきたものですから、戻してくるにもそう簡単な話ではなかったのです。
何より律子自身、まだ出会って一日と経っていないこの生き物に対して、そうした自分たちの勝手さから振り回してしまうことを申し訳なく思う心持ちもありましたので、そういった点からも決断を渋るようになっていたのです。
163夢のないぷちます ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/07(土) 13:23:22.57 0
「とは言っても、拾われてきた場所に行く予定なんて今のところないし…」
「仕方ないからその辺に放してくるか?」
「生態系とかそのあたり引っかかりはしないですかね…」
「間違いなく触れるだろうが、そもそも前のゆきぽだってかつて見たこともないような奴だったしな。それに一匹だけ、だし」

さすがに生き物一匹を元いた場所に帰してくるためだけに海外へ飛ぶような余裕はありません。ゆきぽの時点でそうと言えばそうですが、不当な行為ではあれ野に放ち捨てるしかないのでしょうか。
こんな小さくて、それも自然の厳しさを露ほども知らなさそうな愛くるしい存在が、一匹異国の野に放たれたところで、どれだけそこの生態系に影響を及ぼすようなことがあるでしょう。
もちろんそれは、ちょっとぐらいなら、のような思考であることは言うまでもありませんし、それにあのゆきぽでさえ大人しい性格をしながら事務所の床に穴を空けたのです。それもちひゃーは威力は低くとも噛みついたりするなど、それほど気性が穏やかとも見えません。

しかし何より、そうして野生に帰して、つまり捨てたとして、この小さな命がどれだけ生き永らえることができるだろう、律子などはそれが気が気でなりませんでした。
もちろんゆきぽの件もありますし、元々ちひゃーも野生で暮らしていた、とすればそうして生き残るべくの術を身に付けているのかもしれません。
けれどもここはちひゃーが知らないはずの異国の地。そしてゆきぽとて、今もなお無事でいる確証はない、というのが彼女らの中での認識だったのです。そして実際はなすすべもなく、その命を落としたのですけれど。

「千早おねーちゃん、やっぱりダメ?」
「…無理ね、残念だけど」
「じゃあどうするの?」

心配した亜美や真美、美希も不安げにちひゃーを見つめます。当のちひゃーはやはり自分がどういう状況に置かれているのかわかっていないようです。まあ勝手に連れてこられた身としては、仕方ないと言えば仕方ないというものですが。
約一匹を除いて、しばし皆重い空気で考え込みます。が、そこで不意にPが顔を上げ、

「…よし、俺が何とかしてくる」
「ど、どうするんですか?」
「知り合いあたりを回って、引き取ってくれる人がいないか探してくる」
「もし、見つからなかったら…?」
「大丈夫、必ず見つかる。そういうことだから今日の帰りにでもこいつは俺が預かることにしよう」

他にどうすることもできませんので、皆それに納得するしかないくなったようです。少なくとも、事務所の誰かにとって近しい人の元で暮らせるというわけではなさそうなので、うまく事が運んだにしても、どれだけちひゃーに会えるかは定かでありません。
Pによってきょとんとしつつも千早の頭から引きはがされるちひゃー。それを見つめていた真美が尋ねます。

「ねぇ兄ちゃん、またちひゃーと会えたり遊べたりできるかな?」

Pはちひゃーを抱えたまま、少しだけ間を置き、

「…簡単な話じゃないだろうな」

そう一言だけ返すのでした。
164夢のないぷちます ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/07(土) 13:25:18.04 0
「くくくくぅ〜♪」

それから後、みんなが事務所で普通に過ごしているうち、不意にちひゃーはどこからともなくマイクを取り出すと、机の上に立ち気持ちよさそうに歌い始めました。

「くくぅ〜♪くくく〜♪」
「わぁすごい!ねぇ真美、ちひゃーが歌ってるよ!」
「ほんとだ!でもこれって演歌だよね…?」
「くくぅぅぅ〜ぅぅんにゃ♪」

ちひゃーは周りが一切見えていないかの様子で歌うことに夢中です。上手い下手は別にして、亜美や真美はそれをつい興奮気味に見つめていたのですが、

「おい、その歌やめさせてくれ。電話応対ができない」

Pからそう促され、渋々従います。

「ほらちひゃー、仕事の邪魔になっちゃうから歌うのやめてね」
「くくくくぅ〜♪」
「…聞こえてないね」
「ちかたないか」

言っても聞きそうにないと悟った二人は、なおも夢中で歌うちひゃーの手から、マイクを取り上げました。途端、我に返ったようにちひゃーがそれに気づき、抗議してきます。

「くぅ!?くーッ!シャーッ!」
「わぁ、そんなに怒らないでよぅ」
「わかったってば、返してあげるから、もう歌っちゃだめだよ?」
「シャー!シャー!」

ひたすら威嚇し続けるちひゃー、噛みついてきそうな勢いだったので、つい二人は取り上げたマイクを返してしまいます。
ちひゃーはふんすと鼻息を鳴らしてそれをひったくるや、すちゃとまたそれを構えて、

「くくくくぅぅぅ〜♪」
「あ〜駄目だって言ってるのにぃ」
「ちひゃーってば!」

亜美と真美の言うことなどまるで聞き入れず、また同じように歌い出しました。
二人がどうしようかとしているところで、向こうからPがやって来ます。

「やめさせられないか?」
「マイク取り上げるとすごく怒って…」
「…仕方ないな」

Pはため息を着くと、ちひゃーの首根っこを掴みその場から連れて行きます。歌を邪魔されてちひゃーは再び怒り心頭ですが、どんなにじたばたしてもPの力強い手から逃れることはできません。
ちひゃーを連れたPは、部屋の外の物置のドアを開けます。
165夢のないぷちます ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/07(土) 13:26:26.04 0
「ナァーー!ナノナノォォォ!」

途端、中からはがんがんと何かを蹴る音をやかましく立てながら吠え掛かる、甲高い小さな生き物の声。あふぅでした。
あふぅは物置の一角に、犬などが入れられるケージの中に収められていました。よじ登って脱出されることがないよう、その天井はまた蓋がかけられてもいます。
誰かが世話などのために入って来る度、あふぅはここから出せとケージに体中を打ち付けて喚くのです。当初は皆の見えるところに置いて飼おうとしても、こうまで騒がれては仕事の邪魔になるだけですので、こうして物置に隔離されていました。
Pはちひゃーからマイクを強引に取り上げると、一瞬だけケージの蓋を開け、そこへちひゃーを叩きこむとすぐ閉めてしまいました。ケージの中に新たにぷちが一匹増えて、ただでさえそう広いとは言えなかったスペースがさらに狭まります。

「ナァノ!ナノナノォ!」
「くぅ!?くーくーッ!」

それまでPに目がけて抗議し続けていた二匹も、互いに見知らぬ相手の出現に意識を向け合います。ぎゃあぎゃあ二匹が吠え合い、というか言い争っているようです。

「今日連れて帰るまでの辛抱だが、仕事の邪魔をするようならそこにいてもらおう」
「ち、ちょっと可哀想じゃない?」
「可哀想の一言で生き物の躾を疎かにできんだろう。しかしあふぅも懲りないな…」

大好物のおにぎりをあげればその場は落ち着くなどするあふぅですが、そうでなければひたすらやかましく騒ぎ立てるばかりで、亜美や真美が撫でようと手を伸ばしても噛みついてこようとするのでそれも叶いません。
Pに至ってはもうあふぅを事務所に置いてもしょうがないだろうという気になっていましたから、それを複雑そうにしつつもまだ飼い続けようとする亜美たちにやや辟易しているようです。

「ほら行くぞお前たち、下手に手を出して噛まれたりしたら大変だぞ」
「今はまだ慣れてないだけなんだよ、きっと」
「そのうち懐いてくれるよ、多分…」

亜美と真美も自分の言葉に自信がないようです。
ともあれそうしていたところに美希がやってきました。

「みんな何してるの…って、もしかしてその子がさっき言ってたもう一匹?」
「うん、あふぅって言うんだけど…」
「何かすごくちひゃーと喧嘩してるように見えるの」

もぐもぐとおにぎりをかじりながらやや呆れたように見やる美希。食べ歩きとはお行儀が悪い。
と、それまでちひゃーと取っ組み合い一歩寸前にまで言い争っていたあふぅが、突然美希に向かって一層激しく吠え掛かります。

「ナ!?ナアアア!ナノナノナアアアノオオオオオ!ナーーッ!」
「な、何なの?ミキに何か言ってるの」
「あー、きっとそれじゃないかな」

真美が指したのはやはり美希が手にしたかじりかけのおにぎり。大好物を檻の外に目にして、あふぅが黙っているはずはありません。それも、現れた食べ物はことごとく自分のものだと思い込むような図々しさも持ち合わせていましたから。
美希は少し自分の手のおにぎりと、ケージの中のあふぅを見合わせていましたが、やがてケージへと近づいていくと、腰を下ろして格子越しにおにぎりをあふぅに向かって差し出します。
166夢のないぷちます ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/07(土) 13:27:34.40 0
「食べかけだけど、どうぞなの」
「ナノォォ!」
「い、痛っ!?」

不用意に差し出された手に、あふぅは勢いよく噛みつきました。おにぎりを飲み込みつつ、美希の細くしなやかな指が、その歯に食い込まれます。ちひゃーのそれと違い、確かに鋭く突き立てられる痛みに、美希が驚きます。

「や、やめてなの!痛いの!」
「ナッ!」
「美希!大丈夫か!?」
「痛いけど、大丈夫なの…」
「見せてみろ…大丈夫なもんか、血が出てるじゃないか!亜美、真美、すぐに救急箱!」

噛まれた指は皮が破け、だらりと血が流れ出ていました。大したことない程度ではありますが、それでも明確に、怪我をさせたこととなります。
ケージの中のあふぅは奪い取ったおにぎりを頬張っておいしそうに咀嚼し、飲み込むと得意げな顔をしてPや美希をあざ笑うかのように振る舞います。Pの自制のタガが外れます。

「こいつ…!」
「や、やめてなの!勝手に手を出した美希にも責任はあるの!」
「だからといってアイドルを怪我させられてそのままにできるか!」
「飼い犬や飼い猫に噛まれたり引っ掻かれたりすることもあるの!動物だから仕方ないの!」

美希の説得に渋々怒りの矛を収めるP。ケージの中のあふぅはここから出せと喚くのも忘れて、にやにやとこちらを嘲っているかのようです。動物だったら、こんなあからさまな態度を取るようなことがあるだろうかと、Pは思います。
この件はもちろん律子にも報告されましたが、亜美や真美、そして美希も許してあげてと懇願するので、あまり強くは言えません。そこでPが問いかけます。

「どうしてもあふぅはここで飼わなくちゃいけないのか?」
「…っていうと?」
「ちひゃーと一緒に、他に引き取ってくれそうな人に預けるのは駄目かってこと」
「それは…」

三人は顔を見合わせます。
本気で飼いたい、と思うのなら、迷わずそれを断ったことでしょう。けれども三人とて、ただケージの中で騒ぎ、暴れるだけのあふぅをこのまま飼い続けて、本当に懐いてくれるのだろうかと疑問に抱いていました。
今の彼女たちの心境としては、既に飼いたいから置いておくというよりも、捨てるのは可哀想だからといった感情の方が勝っているようです。優しさ故の優柔不断、といったところでしょう。あまり好ましくはない甘さだと、Pはため息を着きました。

「…なぁ、今のあふぅの状態を見れば、誰もあれがあいつにとって幸せだなんて言えないだろう。少なくともここで飼われる限りはこのままだろうから、それよりはせめて望みを託して他の誰かに飼ってもらった方がいいと思うよ、俺は」
「…………」

三人は、何も言い返せませんでした。
167夢のないぷちます ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/07(土) 13:28:48.14 0
その日の帰り、Pはあふぅとちひゃーをケージごと車に乗せ、帰途に着きます。
ここで言ってしまうと、Pには最初からこの二匹を他の誰かに飼ってもらおうというつもりはありませんでした。こんな得体の知れない生物を人間が興味本位で育てることなどそう簡単なことではないだろう、としか思えなかったからです。
育てる手間も余裕もないとなれば、Pに思い立ったのは一つ、この二匹を処分してしまうこと。ゆきぽのように野に放すのもいいですが、こうもわけの分からない生物をこれ以上ほったらかすのもどうかという思いが浮かんでいたというのもあります。
もちろんアイドルたちには事実を告げるわけにはいかないので、あの場ではああいった嘘をついてごまかしたのです。彼女たちには適当に引き取り手が見つかった、と言えば済む話です。

「ナノナノナァー!」
「シャァーーッ!」

後部座席に置かれたケージの中で、あふぅとちひゃーがなおも変わらない調子で喚き立てています。もう二匹で言い争うことはなくなったようで、一緒になってここから出せと騒いでいるようです。どちらにせよ余計にうるさくなったことには違いありませんが。
Pが最初に向かったのは保健所でした。できれば自分が直接手を下すようなことは避けたかったので、まずそうした公的機関に頼ることとしたのですが、さすがにそううまくはいきませんでした。やはりこんな生き物を見たことのない職員からは断られてしまいます。
やむなく、Pは自分の手で二匹を処分することとします。人気のない河原まで赴き、二匹が入ったままのケージを車から降ろします。

「…ほんとは、逃がしてやりたいんだけどな」

Pも鬼ではありませんから、いかに仕事の邪魔をしたり、アイドルを傷つけられたとしても、それでこの「動物」たちの命を奪うことを快いとは思いません。
尤も逃がそうとしたところで、ゆきぽの例を取っても二匹は自分たちが飼い主から捨てられるなどとは夢にも思いませんので、ケージから出されてもまず後を追ってついて来ようとするのですが。
なおもケージの中で騒ぎ暴れるあふぅとちひゃー。Pはそのままケージを川の水へと沈ませました。

「ナビャッ!?がばっ、げぼっ!」
「くぎゃぶっ!くひっ、ごぼごぼっ」

突然の事態に二匹はどうすることもできず、水の中で必死に手足をばたつかせます。なおも叫ぼうと開けた大口から水を吸い込み、呼吸もままなりません。大きな瞳は水面越しに揺れて見えるPの姿を捉えています。
見下ろしているPにも、水中でもがく二匹の目が、いずれも情けを乞い、助けを求めるものだと感じます。つい今の今まで、どれだけこちらに敵意を向け馬鹿にしてきても、所詮は「動物」なのですから、仕方のないことです。
ケージの中なので脱出することも叶いません。三分と経たずあふぅとちひゃーは動くこともなくなり水中を漂うだけとなりましたが、Pはもう十分ほど、ケージをそのままにしておきました。

それからケージを水から引き揚げます。蓋を開け二匹の脈を調べますが、どちらもとうに息絶えています。あふぅもちひゃーも、その目をいっぱいに見開いて、Pを呪うかのような色を浮かばせて、動くことは二度とありませんでした。
Pは二匹の死骸を用意してあったゴミ袋に詰め、ケージも回収して車に戻り、今度こそ家路に着きます。
二匹の死骸は後日焼却され、埋められることとなるのですが、これら一連の事実を、アイドルたちが知る由はありません。ただ新たな飼い主が見つかったと伝えられて、どこか寂しそうにしながらも、胸を撫で下ろすだけでした。
168夢のないぷちます ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/07(土) 13:30:52.49 0
それから、Pはアイドルたちに、むやみに生き物を拾ってこないこと、拾ってきても何であれそれらをもう飼うことはしないという旨を伝えました。亜美や真美は複雑そうでしたが、抗議できる立場でもありません、頷いて、この話もそれきりとなりました。
それから、また数日が経った頃。

「じゃあやよい、ロケの準備はいいな?」
「はい、いつでもオッケーです!ね、伊織ちゃん?」
「何で私まで連れてかれるのよぉぉぉぉぉ」

今日からPはやよいと伊織と共に、無人島へのロケに行ってくるのです。向こうで何が待っているだろうかと遠足気分でウキウキなやよいと、半ば強制的に付き合わされる羽目となり涙目の伊織。
なおアイドルたちの中には、今回の三匹の件を知らされていない者もいました。知らない方が、まだいいような話でもあります。例えそれが、Pの嘘を信じて誰かに引き取られ、その先で元気にやっている、ということであっても。
ぷちどるという奇妙な生き物なしで今日も今日とて平常運行の765プロ。仕事も順調、みな頑張っています。

ふと、もしあのままゆきぽたちを飼い続けていたとしたら、今頃どうなっていたのだろうかとPは思いましたが、そんな考えてもしょうがないことよりは、これから赴くロケの予定のことで頭がいっぱいになって忘れてしまいました。
ぷちどるという、そんな小さな生き物の存在など、仕事に忙殺される日々に入り込む余地はどこにもないのです。

おしまい。
169夢のないぷちます ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/07(土) 13:32:25.38 0
以上でおしまい。ひねりがなくてすまん
あっさりで単純だけど実際に始末したりするならあれこれ手はかけずこんなもんなんだろうと思いながら書いたつもり
170俺の家にはぷちどるがいる:2013/12/07(土) 14:17:50.67 I
何と無く思いついた。

とある家にある室外機の下。そこに住むのは父ちひゃーと母ゆきぽ、そして3匹ずつの子ゆきぽと子ちひゃーです。
床に敷き詰めた柔らかい藁の上で仲良く食事中の模様。

「くっくっくっ!」
「ぽえ〜♪」

仲睦まじく会話する両親。母ゆきぽのお腹はぽっこり膨らんでいます。今いる6匹の子供に加えてさらに赤ちゃんを孕んでいる...らしいです。

「ぽぇ〜。」zzz
「くぅ〜。」zzz

子供達は既に食事を終えて幸せそうに寝ています。好きな物をいっぱい食べて幸せなのでしょう。
両親も笑顔で見ています。子供への愛というのはぷちどるにも一応あるのでしょう。

まぁ、ここまで仲睦まじい家族はぷちどるでは大分珍しい方です。
あふぅがいる場合は子供に暴力を振るった挙句飯すら与えない育児放棄+家庭内暴力がほとんどです。
ゆきぽがお父さんの時はゆきぽが子供に対して強姦する事例も見受けられます。
事例を挙げたらキリがないのでこの辺りにしますがこのような家族は珍しいという事です。
171俺の家にはぷちどるがいる:2013/12/07(土) 14:19:32.96 I
「あー、寝てるねぇ。」

俺は俺の家の室外機の下にあるぷちの巣を覗いている。
俺の今の見た目は黒い帽子とコート、それに白い手袋とマスクに黒いサングラス。
どこからどう見ても怪しい人です。
でも自分の家だ、問題ない。
今回は少し虐待をしに来た。

まずは奥にこの家族を見渡せる様に小型のカメラを気づかれないように設置。
次は長女の子ゆきぽの足を優しく掴む。
そして折る。

「ピギィィィィィ!!」

そして急いで離れる。
早くしないといくら変装しているとはいえ見つかると面倒だ。
そして手に持ったiPhoneと連動したカメラで巣の様子を確認。

「ぽぉぉぉぉ!?」
「くっ、くっ!」
「キュゥゥゥゥ、キュィェェェェ!」

戸惑っている両親と苦しむ長女、それを戸惑いながら見ている妹達。

フフフ、愉悦!苦しむ様はいいねぇ。
わざわざ置いておいた甲斐があった!

そして次の日。
未だに苦しむ長女と付きっ切りで戸惑っている母。そしてまだ狩りが出来ない子供達。
他の奴らは狩り中か...てかいた。
俺の家の門から出て行くのを見つけた。
これは...面白い。
172俺の家にはぷちどるがいる:2013/12/07(土) 14:22:54.99 I
「くっ!」
「ぽぇ!」
「「くっくくー!」」

...最後のは気にすんな。電波が飛んだんだよ、きっと。
父を先頭に着いたのは歩いて2分くらいの河原。
最近おにぎりの代わりにぷちどるを食べるぷちどる、あふぅが出たって事で注意が呼びかけられていた河原だ。
最もこいつらは知らんだろうねぇ。

「ハァァァニィィィィ!」

その時俺に飛びつく1匹のあふぅ。
今は夏。つまりこいつは発情期。
普段は殴り飛ばして色々するが今は使える!


俺がやったのはおにぎり上げるからあいつらを襲えという事。
こいつにとっては得だらけだからすぐに行った。

「ナァァノォォォォ!!」
「くー♪...くぎゃぁぁぁ!!!」
「くぅ!?シャー!」

襲ったのはバッタを捕まえてご満悦な二男ちひゃー。
あ、ここではゆきぽは雌、ちひゃーは雄です。
あふぅは二男ちひゃーに噛み付いてそのまま引きずる。
だが父ちひゃーは想像以上に強かった。

「くぅぅぅぅぅ!!」
「ナバァ!?」

父ちひゃーは近くの石であふぅを殴りつける。
堪らずあふぅは二男ちひゃーを離して後退。

「ぽぇぇ!!」
「ニャッ!?」

そこに次女ゆきぽがスコップで首を断ち切る。
それであふぅは死亡。
でも血塗れのほっこり顔のゆきぽがウザいので人差し指と中指で挟んだトランプを投げつける。
それは高速回転してアッサリとゆきぽの右腕を切り落として地面に刺さる。
練習しててよかったー。

「ぽ?ぽぎぃぃぃぃぃ!!」
「くっ!?くー!くー!」
「「くっ!」」

いきなりの事で混乱するちひゃー達。
もういいのでとっとと家に帰る。

「ぎぃぃぃぃぃぃぁぁぁぁぁ!!!」
173俺の家にはぷちどるがいる:2013/12/07(土) 14:25:09.02 I
そして買い物して帰宅。
ゆきぽ達はだいぶ落ち着いていたがふとしたことでまた悶える長女ゆきぽ。プププ。

「ぽ?ぽぃぃぃぃぃ!?」
「くっ!くっ!くー!」

そこに狩り組が帰還。片腕が無くなったゆきぽを見て発狂寸前の母。
それを抑える父。いい父だねぇ。ぷちどるじゃなきゃ。


そして夜。俺は庭で買ったものを開ける。
それは花火。勿論虐待のため。
まずは火を付ける。そして花火起動。
それを室外機の下に放り込む。

「ぽぉぉぉぉ!?」
「くぎゃぁぁぁぁ!!」
「「「ぷぃぃやぁぁぁぁ!!」」」
「「「ぎにゃぁぁぁぁぁ!!」」」

おーおー、見事に大混乱。てか赤ちゃんちひゃーと藁に出火しとるわ。

「ぐにゃぁぁぁぁ!!」

それは流石に不味いので水をぶっかける。
そのまま風邪引いちまえ。

「ぐぅぅぅぅえぇぇぇぇ...」
「「ぷぅぅぅぅ...」」
「ぷぃぃぃぃ」

そしてカメラを見ると藁が焦げた物と全身やけどを負った赤ちゃんちひゃーが見える。もう瀕死状態だな。
南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。


さて、今日は...どうしようか。
174俺の家にはぷちどるがいる:2013/12/07(土) 14:26:47.60 I
どうも、作者です。

思いついたから作ってみた。

タイミング悪かったですかね。

ここから先は...思いつかないんです。すみません。
175('A`):2013/12/07(土) 15:47:03.28 0
>>174
ゆ虐の影響が色濃く出てるなw
176俺の家にはぷちどるがいる:2013/12/07(土) 16:07:28.77 I
>>175

俺はゆ虐も好きです。

...クロス頑張るかな。いつになるかわかんないけど。
177('A`):2013/12/07(土) 16:34:11.85 i
夢のないぷちますはリアルすぎてつまらないな
処分するまでの過程や理由は至極まっとうだけど
虐待パートまでリアルにして地味・・・
178('A`):2013/12/07(土) 16:36:35.04 i
完全にゆっくりじゃねーかw
悪くはないけどあいつらが野生でゲテモノを食べる姿は想像できん
179俺の家にはぷちどるがいる:2013/12/07(土) 16:58:16.72 I
うーん、完全に野生化したらこんな...じゃないかwww。

ゆ虐の影響受けすぎたか...反省。
180('A`):2013/12/07(土) 17:04:02.91 0
虫食べるのとかは前にもあったからともかく室外機の下ってぷちが収まるには狭すぎないかと引っかかった
ゆきぽが穴で掘り下げてたりすれば別かもだが
181('A`):2013/12/07(土) 17:54:15.82 0
ゆ虐よくわかんない
ここ来るなら見たほうがええの?
182('A`):2013/12/07(土) 18:42:54.87 0
ゆきぽの穿いてるパンツを剥ぎ取ってくんかくんかしたい
イチモツに被せて擦って自慰に励むのもいい。つかリアルにやったら臭そうであれやけど
うまく発射できたら精液まみれでべとべとぐしょぐしょのそれをも一度穿かせてやるんだ
183('A`):2013/12/07(土) 19:05:54.00 0
ゆ虐も見てるがぷ虐と一緒にするのはちょっと違う気がするな
あっちは娯楽、ぷ虐は制裁目的が多いイメージ
184('A`):2013/12/07(土) 19:20:34.31 0
ゆ虐で何かアイディア浮かばないかって俺も見たりするけど
ゆっくりの設定をぷちに当てはめるのは違うだろ
それだったらぷちじゃなくてゆっくりで良いじゃんて思うし
185('A`):2013/12/07(土) 19:22:14.20 0
ぷちは原作の愚かさでいい。ゆっくりは愚かではなくウザイだけ
186('A`):2013/12/07(土) 20:17:41.59 0
ネタながらに考えてみたこと
アニメ57話のこのシーンなんだが、
http://iup.2ch-library.com/i/i1084000-1386414469.jpg
http://iup.2ch-library.com/i/i1084001-1386414469.jpg
もちろん単に作画の話ではあるが、腕が伸びている。お前の腕はジオニック製のフレキシブルアームか

あと20話からこのシーンも、
http://iup.2ch-library.com/i/i1084002-1386414469.jpg
http://iup.2ch-library.com/i/i1084003-1386414469.jpg
やっぱり伸びている、どころか細くなっている。そもそもゆきぽの尻尾ってどこから生えてるのかよく分からないのが疑問。
イラストによってはケツの上らへんから生えてそうなのもあるが、MMDモデルでは(構造上自然に見せるためだが)パンツの上から生えてきていたり

因みにそのMMDモデルで以前作った子ゆきぽもどきと普通のゆきぽとの尻尾の大きさを比べてみる
http://iup.2ch-library.com/i/i1084004-1386414469.jpg
縮尺約三分の一なのでそれ相応だが、やっぱり本体の比率に比べて大きすぎる、というか太すぎる。
なおこれに従うとして優良品種改良種ゆきぽさんの設定を持ってくるとすれば、作中で描写される子ゆきぽの体は相当アンバランスなことに。つかいよいよどこから生えてきてるんだってレベル
みたいな
187('A`):2013/12/07(土) 22:17:22.26 0
フレキシブルアームわろた

ゆきぽのしっぽがケツの穴に刺さっているように見えるなw
188('A`):2013/12/07(土) 22:20:07.09 0
>>186明音「すみません」
189('A`):2013/12/07(土) 22:26:58.05 0
VIPやニコニコでぷちどるに対する反応が大体、

ゆきぽが穴を掘る →可愛いから怒れないww
ちひゃー →面白い・可愛い
あふぅが暴れる →殺せ

なんですけどww
190('A`):2013/12/07(土) 22:28:19.36 0
あふぅはアレだ美希ファンと美希アンチの両方からヘイト集めるぷちどる界のアイドルだからw
191('A`):2013/12/07(土) 22:34:36.25 0
あふぅは可愛くないからね
ちかたないね

美希はかわいいけど
192('A`):2013/12/07(土) 22:35:09.21 0
>>189あいつには明確な悪意があるからな。
193('A`):2013/12/07(土) 22:44:21.07 0
最近このスレのゆきぽは害獣補正が強すぎる気がする。
害獣ゆきぽも勿論好きだけど、純粋・臆病っていうのもゆきぽの魅力だと思う。
だから、補正もほどほどにしていただきたいな。
194執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/07(土) 22:44:28.06 0
長くなってしまったので、二回に分けて投下します


ぷちどる地獄博物館


大量発生したぷちどるを有効活用できないか、人々は今日も考える……

「それでは今から、班ごとに見学を始めます」

「「「「「はーい」」」」」

遠足に来た小学校の生徒達。今日、この子達はある博物館を見学することになっています。


『ようこそ! 地獄博物館へ』


地獄博物館。不景気のご時世、どこも博物館経営は苦しいはずですが、
ここは最近黒字を記録し続けている、県内の人気スポットであります。

「コースとしては、極楽から八大地獄の様子を見てゆくことになります」

そうです、この博物館では、仏教の世界観に基づく地獄の様子が、人間の手で演出されています。
多くの日本人がイメージするであろう『地獄』の図を、見て回れるのです。

案内係が先導します。
「まずは極楽の光景をご覧ください」

『この先 → 極楽』

ポエー ウッウー クウクウー

矢印の示す方へ向かって行くと、何やら楽しげな声が聞こえてきました。
195執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/07(土) 22:46:27.73 0
ゆきぽ「ぽぇ〜」ホッコリ 「ぱう〜」ザクザク 「zzzzz」

やよ「「「うっうー!!」」」ζ*゚ヮ゚)ζ ζ(^O^*ζ ζ*゚O゚)ζ

ちひゃー「くっ、くっ!」ゴキュゴキュ 「くくくくぅ〜♪」ボエー 「くっ!」

あふぅ「「「ナノ……zzzzz」」」

なんと、その先にいたのはぷちどる達でした。
柵の向こう、色とりどりの花に囲まれた屋内庭園に、奇妙な生物達の姿があります。

ゆきぽ「プァ〜〜♪」 あふぅ「zzzzz」 ちひゃー「くぅ!」

やよ「「うっう〜♪」」ζ*^O^)ζ ζ(゚ヮ゚*ζ ζ*゙〜゙)ζ

ある者は惰眠を貪り、ある者は好物に舌鼓を打ち、ある者は音楽を奏でるなど、
そこではそれぞれが思い思いに過ごしていました。まるで楽園です。

係員「これが極楽浄土、言わば天国ですね。いい子だけが、行ける場所なんですよ」

水際に浮かぶ蓮の花が、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
子供達はうらやましそうに、遊んで過ごしているぷち達を眺めています。

ゆきぽ「ぽっぽっぽ♪」ザクザク ちひゃー「くっ、くっ!」ギュウニュウオカワリ!
あふぅ「はにゃ〜……」ジョロロロ やよ「うっうー♪」ζ*^ 3゚)ζ チュバチュバ

先生「やりたい放題やらせてますけど、いいんですか?」

係員「束の間の極楽ですよ。明日明後日には、文字通り地獄を見ることになります」
196執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/07(土) 22:48:09.41 0
ぷちどる。この生物達は、地獄博物館の演出をリアルなものにするために、欠かせない存在です。

係員「ここに送られてきたぷち達は、最初警戒していますからね。
まず好き勝手に振る舞わせて、安心させるようにしているんです」

あふぅ「はあに、はあにぃぃ!!」ピョンピョン やよ「うぅ〜……」ζ*T3T)ζ

ぷち達は柵越しに媚を売ったり、銭をねだったりしてきます。
食って寝て遊んで、好きなことをして生きていけるこの空間は、まさに極楽でしょう。

しかし、そんな時間はいつまでも続きません。

係員「新しいぷち達が届けられたら、入れ替わりでこのぷち達は地獄に送られます。
その後の様子を見て行きましょう。極楽の先は、こちらです……」

案内のもと、少し長い廊下を進んで行きます。極楽との間に、境界線を引いているかのようです。
照明は薄暗く、心なしか空気も冷たくなってきています。


『この先 → 賽の河原』

一つ積んでは父のため……
二つ積んでは母のため……

係員「地獄の入口、三途の川の河原です。両親よりも先に死んだ親不孝な子が、ここで延々と石を積まされます」

ベビゆきぽ「ポエー!」
ベビあふぅ「ナノー!」
ベビちひゃー「クウウウ!」
ベビやよ「ウウー!」

ガラスの仕切りの向こうで、ぷちの子供達がその罰に苦しめられていました。
197執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/07(土) 22:49:23.98 0
係員「石の塔が完成するまで、罰は続きます。しかしある程度まで積み上げると、
鬼(バイト)がやって来て、その塔を壊してしまいます。この繰り返しです」

鬼「やり直し!」ガッシャーン!
ベビゆきぽ「ポ、ポエエエ!?」

ベビぷち達は必死に足元の小石を積み上げようとしているのですが、うまくいかない上、
途中で鬼に壊されてばかりです。怒って、反抗する子もいるのですが――

ベビあふぅ「ナノオッ!」ヤッテラレッカ
鬼「真面目にやれっ!!」ブンッ
ベビあふぅ「ニャバッ!?」グシャ
鬼「あ」

容赦なく鬼に金棒を振られ、本当に地獄に送られています。

プイー・・・ ハニ・・・ クウウ・・・ ウウー・・・

これがこの博物館独自の、ぷちどるを使った演出です。
ぷちどるが罪人を、従業員が鬼を演じ、地獄を具現化しているのです。この新アイディアがウケ、
近年業績不振に陥っていた地獄博物館は、見事に黒字回復を果たしました。

ベビゆきぽ「ポエ、ポエ・・・」イジイジ
鬼「泣いてんじゃねえ!」ゴスッ
ベビゆきぽ「ポエエッ!」

三つ積んでは人のため……
※BGM 人間椅子『賽の河原』

しかしこんなのは、まだ序の口です。なにせ地獄はこれからなのですから……。
198執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/07(土) 22:51:09.10 0
『この先 → 等活地獄』

係員「地獄の種類は全部で136もあると言われていますが、当博物館で紹介しているのは、
特に有名な八大地獄と、いくつかの小地獄になります」

賽の河原から閻魔様の像の前を抜けてゆくと、そのフロアに差しかかりました。

鬼「おらおら!」ザクザク
やよ「うぅびぃぃいい!!」ζ*゙p`;,;';', ,; ブシュー

極楽とは違い、逃走防止のため地獄はすべてガラス窓で仕切られていますが、
スピーカーから中の音声は聞こえてきます。ちょうどぷちどるが、大きな包丁で滅多切りにされていました。

係員「この地獄では、罪人は鬼に刃物で切り裂かれることになります。死んでしまっても、
鬼が一声かければ蘇りますが、また引き裂かれます。賽の河原同様、その繰り返しです」

やよ「ぅ……ぁあ……」::ζ*゙p 。. ,.

係員「まあ現実世界では、生き返ったりはしませんがね。ぷちは使い捨てです」

ゆきぽ「ぽぇ〜……ぽぇ〜……」

隅の方で喘いでいるのは、ゆきぽでした。尻尾を紐で縛りつけられ、竿にぶら下げられています。
逆さ吊りの状態で、頭を桶に突っ込まされているようです。

ゆきぽ「ぽぉ〜…ぽぉ〜…」クサイヨー

係員「八大地獄には、一つにつき十六の小地獄が周りにあります。
これはそのうちの地獄の一つで、糞尿の溜め池に落とされるというものです。
あのゆきぽが顔を突っ込んでいる桶には、自分達の排泄物が溜まっています」
199執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/07(土) 22:52:35.62 0
顔中を汚物まみれにしながら、ゆきぽは呼吸のために体を苦しげによじらせていた。

ゆきぽ「ぷぃい〜〜……」

昨日までは極楽にいたぷちなのでしょうか。まさかこんな目に遭わされるとは思ってなかったはずです。

係員「悪いことをすると、こうなるんですよ。けれど、これでもまだ一番易しい地獄なのです」


『この先 → 黒縄地獄』

「ぐぅにゃぁあああああああ!?」

悲鳴が上がっています。こちらも地獄の真っ只中のようです。

係員「黒縄とは、焼けた鉄の縄のことです。これで罪人の体に痕をつけるか、
あるいは墨で線を引き、それに沿って体を切り落とすのです」

ちひゃー「ぐぅぅう!! ぐぅうあああ!!」ゴロゴロ

両足を切断されたちひゃーが、地面の上をのたうち回っています。

やよ「」,.ζ*゚q;゙)ζ,.
ゆきぽ「ぽぉぉがぁぁああああああ!!」ムシャムシャ

傍らには、斧で落とされたやよの首が転がっていました。
そして奥では、腕を切断されたゆきぽが大型犬に食べられていました。
犬に襲われるのは、小地獄の苦しみのようです。

ワーワー、スゴイネー

子供達も大喜びです。奇妙なことに地獄の鬼が、害獣を駆除するヒーローに見えるのです。
200('A`):2013/12/07(土) 22:52:47.85 0
しえーん
バイト鬼ワロタwこれがほんとの鬼威惨みたいなw
201執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/07(土) 22:54:07.97 0
係員「黒縄地獄は等活地獄より十倍苦しい地獄。でも次の地獄は、さらにその十倍苦しい地獄です」


『この先 → 衆合地獄』

係員「特に、淫らな行為に走った者が落ちる地獄と言われています。
あの害獣のためにある地獄みたいなもんですね」

あふぅ「ナァァノォォォオオオオオオ!?」ゴフゴフ

口から性器から、穴という穴に溶けた蝋を注がれて、毛虫が蒸気を噴いています。
本当は溶けた銅も用いるのですが、従業員まで大きなケガをする恐れがあります。

あふぅ「ビャァァァアアアアアアアアアア!!」ボウボウ

隣では別のあふぅが、性器や肛門を火で直接あぶられていました。
衆合地獄を囲む小地獄には、こうした責め苦が待ち受けているそうです。

係員「衆合地獄でメインとなる苦しみは、木の登り降りですね。もちろんただの木じゃありません。
剣山刀樹と言いますように、その木は葉っぱが刃でできているのです」

地獄博物館では、作り物の木に無数の刃物を仕込ませています。
プロレスのカミソリボードも目じゃない代物。

係員「もちろん、ぷち達は登ろうとするわけがないので、エサで釣り上げます」

中でもあふぅには、極めて有効な方法があります。

真(ホログラム)「おいで、あふぅ」

最新の映写機で、某アイドルの姿が映し出されました。
202執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/07(土) 22:55:20.77 0
あふぅ「「「はあにぃぃぃぃぃぃいいいいい!!」」」

あふぅ達は、大興奮。木の上で、王子様が手招きしているのです。
地獄に降り立った救世主にも見えるのでしょう、わさわさとすぐさま木を登り始めます。

あふぅ「「「はに、はにぃぃぃぃぃいい!!」」」スパーンスパーンスパーン

木に埋められた刃に触れ、あふぅ達はたちまち切り傷だらけになります。それでも動きは止まりません。
しかし木の上に達すると、そこにいたはずの真は、いつの間にか木の下に移っていました。

真(ホログラム)「どうしてそんな所にいるんだい? ボクはここだよ」

あふぅ「「「はああにぃぃぃぃいい!!」」」スパーンスパーンスパーン

すかさず降りて行きます。体中を血まみれにしながら。

真(ホログラム)「ほら、早くおいでよ」

すると今度はまた、木の上で王子が手招きしているのです。

あふぅ「「「はに、はにぃぃぃぃ……!!」」」スパーンスパーンスパーン

また木を登ります。そして降ります。これの繰り返しです。
あふぅにとっては劣情がすべてらしく、おかしいと感じる余裕もないようです。

あふぅ「は、に……」ドシャ

しかしそのうち、血を流し過ぎて死に至ります。
終わった時には全身ズタズタのあふぅ達の死体が、木の下に転がっていました。

係員「地獄に救いはありません。何もかもが罪人を苦しめるために用意されたものなのです。
さて、それでは次の地獄に移りましょう……」


すみません、ここまでです。続きは、間に合えば明日に
203('A`):2013/12/07(土) 22:55:22.44 0
>>198支援
204('A`):2013/12/07(土) 23:01:23.52 0
>>202いつも楽しみにしております!
執行人さんの作品ではやよ・ぷ虐トリオ(ゆきぽ・あふぅ・ちひゃー)の出番が多いですが、もしよろしければ他のぷち共の出番もふやしていただけませんか?
執行人さんの描く他のぷち共をもっとみてみたいです。
面倒くさかったらよろしいです、すみません。
205('A`):2013/12/07(土) 23:08:19.47 0
だっぞだっぞ!
206('A`):2013/12/07(土) 23:13:17.26 0
ぽぇ?wwwぽぇ!wwwwwぽぇぇ〜wwwwwwww
207('A`):2013/12/07(土) 23:39:17.94 0
個人的にはゆきぽよりちひゃーを虐待したい
やっぱ真面目系クズってムカつくわ
208('A`):2013/12/07(土) 23:46:14.56 0
あんだけ後発でスタートしたのにもうすぐアニメの本スレを追い抜きそうな件
一応ほのぼの作品のはずなのに虐待の方が圧倒的に人気って…
つくづく歪な作品だよな、ぷちますって
209('A`):2013/12/07(土) 23:56:05.11 0
アニメやったり原作がよほど引きつけられるような内容でない限りほのぼのだけで延々語るのは難しいだろうと思う
虐待はその点改変なんかもあれこれ加えて想像を広げていくから作りやすいのかな、なんて思ったりする
ところでもう一つ、俺は愛での延長としてこのスレにいるんだが、そうでなく単にぷちどる嫌いぷちます嫌いって人はどの程度いるもんだろう
一応ここは虐待スレではあってもアンチスレとは違うって括りになるん?
210('A`):2013/12/08(日) 00:03:13.93 0
一人か二人がぷちますぷちどる両方嫌いを宣言してたけど
あまり居ないんじゃないかな心底嫌いなのは
キャラごとの好き嫌いはあるだろうけど

俺は愛でているつもりでこのスレ居るけどねw

ss投下していればアニメスレを抜くのは当たり前だと思うが
あっちはアホが涌かなきゃ10スレにも届いてないだろw
211('A`):2013/12/08(日) 00:08:41.72 0
とりあえずクズ三人組は嫌いなやつ多いだろうな
俺ははるかさんだけ好き、後は嫌いかどうでもいい
212('A`):2013/12/08(日) 00:24:44.52 0
虐待したいのはゆきぽ
かわいいのははるかさんとこあみこまみ
みたいな感じかな

ゆきぽの虐待を見たいからこのスレに来てます
213('A`):2013/12/08(日) 00:29:03.95 0
かわいいから虐待したいあふぅ

ただただかわいいはるかさん
214('A`):2013/12/08(日) 00:39:41.60 I
執行人さんほんと知識豊富だわ
確か中国史かヨーロッパ史が専門だったみたいなこと言ってたっけ
地獄の内容は水木しげるの漫画で知ってたけどぷちどるにあてはめる発想はなかった
こういう発想が名作をうむのね
いつもありがとうございます。続きも楽しみ!
215('A`):2013/12/08(日) 00:41:17.78 0
八大地獄のあとは六道巡りですねw
216('A`):2013/12/08(日) 01:16:52.22 0
そもそもぷちどるが嫌いならぷちますだって嫌いだろうしな
一人二人どころかそんなのいくらでもいるだろ
俺もぷちどる嫌いだしそれを甘やかしてばかりでPにだけは暴力ばっかりのぷちますアイドル嫌いだし
217('A`):2013/12/08(日) 01:21:35.09 0
>>216分かる、作品の空気がもうなんか嫌いなんだよな、ギャグは寒いし

>>210ほのぼのはSS自体ほとんどないから…
218('A`):2013/12/08(日) 02:15:50.47 0
ぷ虐というかリョナ全般好きだけどほとんど愛での延長線上にある感じ

あふぅに関してはガチでイラつくけど
219('A`):2013/12/08(日) 02:30:12.40 0
俺は可哀想な物をみるともっと酷い目にあわせたくなる性分
ほら、あんなゆとりは見てて可哀想に思うし
所謂ゲイのサディストかな(ゲイではない)
220('A`):2013/12/08(日) 06:24:43.10 0
>>219原作にぷちどるが可哀そうだと思うようなシーンなんてあったっけ?
いつもやりたい放題してるだけだと思うが
221('A`):2013/12/08(日) 16:48:42.74 0
朝から書き込みがない
222765プロ天井裏:2013/12/08(日) 17:10:47.37 I
吊りあふぅの刑(ソフト版)

のどかな765プロに今日もゆきぽの泣き声が響きます
ゆきぽ「ぽえーん( ; ; )」
(またか・・・)原因はいつも通りの金髪毛虫です
あふぅ「ナノ!ナノ!」
ゆきぽを追いかけまわしてペシペシと頭を叩いています。
P「こらあふぅ!ゆきぽを虐めるなっていつもの言ってるだろ!」
あふぅはPの方を少し見ましたが
あふぅ「ハンッ!」
鼻で笑ってまたペシペシゆきぽを追いかけます

P「ほう・・ずいぶん舐めてくれるじゃないか・・・ゆきぽ〜おいで〜」
Pは追いかけられているゆきぽを呼びます。
ゆきぽ「ぽえー( ; ; )」
Pに助けを求めて走り寄って来ます。
あふぅ「ナノ?ナノー!」
逃げるゆきぽを追いかけてあふぅもPに駆け寄ってきました。
ゆきぽを抱き上げようとしゃがむP
あふぅはゆきぽがPに助けられるまでに捕まえようとさらにダッシュします。

P「(計算通り)」ニヤリとPはほくそ笑む。ゆきぽに向かってダッシュ・・・と見せかけて素通りします
ゆきぽ「ぽえ?」助けてくれると思っていたPが自分をまたいで通り過ぎていきます
あふぅ「ナノ?」ゆきぽをまたいだその勢いであふぅに向かうP

P「オラァ!」(ドゴォ)サッカーボールのようにあふぅを蹴り飛ばす
あふぅ「ニョボッ!」(ベシッ)
壁に叩きつけられるあふぅ

あふぅ「にゃの〜( ; ; )」
痛みに床でのたうちまわるあふぅ。ゆきぽを抱き上げ、優しく頭を撫でていたPは情け容赦無くあふぅの頭を踏みつけた。
「よしよし・・大丈夫か?ゆきぽ?」(ぐりぐり)(ジタバタ)
あふぅの頭を踏みにじるPと手足をバタバタさせるあふぅ。当然逃げれません。
「怖かったなー、痛かったなー」
踵であふぅの顔を踏みつけるP
あふぅ「ニャノオォ〜( ; ; )」

「もう大丈夫だからな」
あふぅの腹を蹴りつける
あふぅ「ギャノッ!」
「今から悪いあふぅにお仕置きしてやるからな」
あふぅ「ナッ!煤i ; ; )」イママデハナンナノ!
223765プロ天井裏:2013/12/08(日) 17:22:05.65 I
天井のフックに髪の毛を括り付けられて吊るされたあふぅ
あふぅ「ナノ〜ナノ〜( ; ; )」オロシテオロシテ
P「ほらゆきぽ。あれが吊りあふぅの刑だよ。」
ゆきぽ「ぽえー{(-_-)}」
P「ぷちは頭より上に手が上がらないので、天井のフックに括られた自分の髪の毛の結び目を解く事は不可能・・・故に脱出不能ってわけだ。」

あふぅ「ナァ〜ノォ〜(;_;)」モウイヤ〜
P「さて、では本番と行きましょうかね・・・あふぅさん?あれほどゆきぽを虐めるなと言ったよな?」

あふぅ「ナノナノ(>人<;)」シラナイシラナイ
(ハリセンスタンバーイ)
P「俺の注意を聴いておきながら鼻で笑ったな?」

あふぅ「ヤーッ!ヤーッ!(>人<;」ヤッテナイノヤッテナイノ
(大きく振りかぶって)
P「堂々と嘘ついてんじゃねぇよっ!」
(ハリセンフルスイング)
ズバシーン!

あふぅ「ニャノオォ〜(つД`)」
顔に一撃を喰らい吹っ飛ばされるあふぅ。しかし吊るされているため壁には叩きつけられず元の位置に戻って行きます(振り子のように)・・・そう、ハリセンを構えたPの所へ

P「もういっちょ!」
バシーン
あふぅ「ナァー( ; ; )」

P「まだまだぁ!」
バシッ
あふぅ「ナッ」
バン
あふぅ「ブッ」
バシーン
あふぅ「ビニャァー( ; ; )」

5連発のハリセンを喰らい、あふぅは泣き出しました
あふぅ「ビエーッ!ビエーッ!」
P「うるさいっ!」
(おもいっきりビンタ!)
パシーン!
あふぅ「ナッ!ビエェーッ!( ; ; )」
バシッ!バシッ!バシッ!
痛いと訴えたところにビンタを喰らい泣き出したところにさらに3連発のビンタ。驚きと痛みであふぅはさらに泣き叫びます
あふぅ「ビエ〜ッ!ビエーッ!( ; ; )」

ふたたびハリセンスタンバーイ!
P「うるさい!黙れ!」
ズバァン
あふぅ「ナノ〜ォ(つД`)」
顔面にフルスイングを喰らい吹っ飛ぶあふぅ。しかしふたたびPの所に戻って行きます。
ズバァ
P「君が」
バシッ
P「泣いても」
バシン
P「殴るのを」
ズバァシーン!
P「やめないっ!」
「ギョエーッ(;_;)」ドウシタライイノ?
224765プロ天井裏:2013/12/08(日) 17:45:38.23 I
すまない。書き溜めた分これだけなんだ。
朝から書き込み少なくてガマンできずに・・・
225執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/08(日) 17:59:56.68 0
バトンタッチ。地獄博物館の続き、いきます


『この先 → 叫喚地獄』

係員「この地獄及び周りの小地獄はすべて、酒が関わる罪への罰を名目としています」

ちひゃー「ぐぅぅぅう!! ぐぅぅぅう!!」
鬼「おまえが一番、エサ代かかってたんだよ!!」ゴスゴス

係員「さすがにぷちどもは酒は飲みませんが、ちひゃーは牛乳をよく飲みますからね。
あのぷちが多いと、食費がバカにならないのです」

ちひゃー「ぐうぅぃぃいいい!!」ゴロゴロ

係員「鬼に殴る蹴るの暴力を振るわれ続けます。説教も加わりますが、ぷちには言っても無駄です」

ちひゃー「ぐぅう! シャー!! シャー!!」
鬼「やかましい!!」ブンッ
ちひゃー「ぐぅごぉえ!?」バキャ

ちひゃーが歯を叩き折られています。研がれてない牙など何の役にも立ちません。
叫喚地獄では他に、鉄の火箸で焼きを入れられたり、釜茹でや丸焼きにされたりします。

ちひゃー「ぐぅにぃぁぁあああああああああ!?」

係員「罪人の泣き叫ぶ声がこだまします。だから叫喚地獄」

グウウウウウ!!

係員「それでもこの地獄とて、中間地点なのです。次はもっと凄いです」
226執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/08(日) 18:01:05.18 0
『この先 → 大叫喚地獄』

「うぅぅぅううあぁぁぁあああああああああああ!!」
「ぽぐぅぉぁああああああああああああああああ!!」

地獄の名称に大の字が付きました。先ほどより大きなぷち達の悲鳴が、響き渡ります。

やよ「ぅびゃぁあぁぁああああああ!!」:: ζil゙p゚)ζ::

地獄には、毒虫や毒蛇に襲われるという苦しみもあります。
毒グモやサソリを入れた壺の中に、やよが押し込められていました。

係員「噛まれて刺されて傷だらけになったら、今度は潰した毒草を溜め込んだ壺へと、移し入れます」

やよ「うびぃぁびゃゃああっやややぁぁ!?」:: ζil。p゙)ζ::

傷口に、たっぷりの毒草の汁が浸み込みます。効果てきめんで顔が真っ青になっていますね。

ゆきぽ「ぽええええええ!! ぽおえええええええ!!」

ゆきぽの方は、愛くるしい尻尾をいたぶられていました。
おろし金のようなギザギザの鉄板に尻尾を挟まれ、ゴシゴシと磨りおろされているのです。

ゆきぽ「ぽぎゃぎゃっぎゃぎゃぎゃ!! ぽぎゃああああああああ!!」

毛も肉も骨も、まとめてぐちゃぐちゃにされています。
そして削りおろされた尻尾の肉片は、集められて生のハンバーグになります。

鬼「新鮮な肉だぜ! 全部食えよ!」
ゆきぽ「ぽぐぅぉおおおおお!! ぼぉぇぉおおおお!!」ゴフゴフ
やよ「うぅ゛ぉぇぁぁああああ……」::ζil゚p゚)ζ:: ゲー

無理矢理、自分達の肉片を食べさせられています。なんとおぞましいのでしょう。
ますます地獄が深くなってきたことを実感します。
227執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/08(日) 18:03:12.16 0
係員「まだまだ地獄は続きますよ」


『この先 → 焦熱地獄』

ここから、火の扱いが激しくなってきます。
火を噴く装置、真っ赤に焼けた床、小型の炉。まさしく地獄の炎です。

やよ「うぁあああああっぁあびゃぁあああああ!!」从火ノ从*T0゚)ζ从从ノ ボボボボ
ちひゃー「ぐぐぅぐぅぅぁあああああああああ!!」ゴオオオ

ぷち達が、もっさりした冬毛に火をつけられ、燃やされています。
体を覆うほどの毛の量ですから、やがて全身火だるまになってしまいます。

ちひゃー「ぐぅぅぅぅぅぅうううう〜!!」タスケテー!

鬼「近寄んな!」ドンッ

ちひゃー「ぐぅ!? ぎぃぁああああああああああ!!」

ちひゃーが、焼却炉の中に突き飛ばされました。閉じ込められ、焼かれてゆきます。

ちひゃー「ぐぐうう゛う゛ぃぃぃぃ……」ドンドン

やよ「う゛ー!? う゛う゛ぁああああああああああ!!」ドスッ!

燃えながら走り回るやよは、大きな鉄串で串刺しにされていました。
鬼がそれを、火の上で回しながらあぶります。

やよ「うぅう゛う゛う゛!! う゛うぅぅぅ……」::ζ#;p`)ζ::

皮膚が焼けただれ、脂がポタポタと滴り落ちます。やよの丸焼きの完成です。

ワーワー、イイゾー、モットヤレー

地獄絵図が続いていますが、生徒達は楽しそうに見学しています。これが今どきの子供なのでしょうか。
228執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/08(日) 18:05:08.03 0
係員「きっと、次もお楽しみいただけますよ」

『この先 → 大焦熱地獄』

ゆきぽ「ぽぎゅぅぅううううう!! ぽぇぇええええええ!!」

ボオオオ……
より一層、赤い炎が燃え盛っています。尻尾にフックを引っかけられ、
天井から吊り下げられたゆきぽが、火に囲まれて泣き叫んでいます。

あふぅ「ナニョォォオオオオオ!! ナニュォォオオオオオオ!!」ドンドン

隣ではあふぅが小型サウナに閉じ込められ、蒸し風呂の地獄を味わわされています。

やよ「ぅぅううう!! ぅっう〜〜!!」ζo*T0゚)ζo ))

さらに奥では、裸足のやよが焼けた鉄板の上で踊らされていました。

鬼「休まず踊れ! 逃げようとしたら殺す!」
やよ「ぅぅぅ〜〜!! う゛ぅ゛〜!!」 oζ(T0゚oζ

休もうにも、体を止めた瞬間に足が焼かれます。やよは踊り続けるしかありません。

やよ「うぅ゛っ!? うびゃっびゃぅぅああああ!!」ζ*゙'O。)ζ ゴテーン

しかしバランスを崩し、顔面から転倒してしまいました。
鉄板に皮膚が張りつき、もさもさの髪に火が燃え移って、悲惨な有様になります。

やよ「う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!」::ζli゚p`)ζ:: ボオオオ
鬼「この能無し!!」
やよ「う゛う゛う゛ぅぁああああああ!!」ζ#i'O。)ζ ドジュウウウ

鬼にそのまま鉄板へ押さえつけられ、やよはステーキになりました。

係員「控えのぷち、足りるかなあ……」
やよ「」ζ##p゙)ζ

ぷち達がテンポ良く死に過ぎるので、係員さんは残機の数が気になっているようです。
229執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/08(日) 18:06:44.19 0
係員「さて、地獄巡りもいよいよ佳境です。ただ、最後の地獄を見に行く前に、
隣の地獄も紹介したいと思います」


『この隣 → 寒氷地獄』

係員「八大地獄とは違う地獄で、八寒地獄と呼ばれている所です。
八大の方が炎の地獄なのに対し、こちらは氷と寒さが襲いかかる地獄であります」

ビュオオオオ……

あふぅ「ナアノォォオオオオオ!!」ドンドン
ちひゃー「くぅぅぅうううううう!!」ドンドン
やよ「うっうううぅぅぅうううう!!」ドンドン
ゆきぽ「」

ガラス窓の向こうは、マイナス20℃の氷の世界でした。ほとんど生身のぷち達は寒さに苦しみ、
ここでも吊り下げられているゆきぽは、すでに凍結死していました。

係員「寒いので、ここには鬼もいません。ぷちに罰を与えたい時は、そこのボタンを押せば……」

ブシュウウウウウウ!!
「ナノォォオオオオ!?」「ぐぅにゃぁあああああ!!」「う゛う゛〜!!」

係員「中に向かって、装置からドライアイスが噴射されます」

アハハ、オモシレー、オレニモヤラセテー

ブシュウウ、ブシュウウ、ブシュウウウウウウウ!!

あふぅ「ナ……ナ、ノ……」
ちひゃー「ぐぐぅぅぅ……」
やよ「」[:*。p。:]カチーン

生徒達も大はしゃぎです。子供に大人気なんて、ぷち達も嬉しいでしょうね。
230執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/08(日) 18:08:11.63 0
係員「寄り道は終わりです。次で最後ですよ」


『この先 → 無間地獄』

係員「地獄の底、というやつですね。大釜、血の池、針の山。
地獄と聞いて連想しやすいものすべてが、ここに備わっています」

鬼「とっとと歩け!」ビシバシ
ゆきぽ「ぼぉ! ぼぇえええ!!」
ちひゃー「ぐぅ、ぎゅぅぅぅう!!」

ぷち達が、鉄の針を敷き詰めた山を歩かされています。
少しでも立ち止まれば、鬼に鞭で叩かれます。

係員「終わっても、すぐさま次の罰が下されます。無間の名の通り、絶え間ない苦しみを味わうのです」

あふぅ「ニャァギャァァアアアアアアァ!!」ズルズル
やよ「ぅう゛う゛ぁああああああああああ!!」ζ*;゚'Q`ζ:':', , グシャグシャ

有刺鉄線で体をぐるぐる巻きにされたあふぅが、火の中を引きずり回されていました。
やよは臼に押し込まれ、餅をつくように杵を振り下ろされて、体を潰されていました。

しかし何よりも目立っていたのは、中央にある大釜の存在でした。

グツグツ……
「ぽぇええええええ!! ぽぉおおおおおおお!!」
「ナニャァァアアアア!! ばにぃぃいいいい!!」
「ぐぅぅぅぅうううう!! ぐぃひぃいいいい!!」
「うぅぅぅうう!! うぅう゛ぃいいいいいい!!」
「ししし、しじょおおおおおおおおおおおおお!!」

ぷち達がまとめて釜茹でにされていますね。
……たまに、珍しいぷちも混ざっているんだそうです。
231('A`):2013/12/08(日) 18:08:39.82 0
しえんしえん
そういえばssで凍死ネタってあんまないかもね
冷凍庫にゆきぽたちを閉じ込めたら尻尾生えるかしら
232執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/08(日) 18:10:18.44 0
グツグツ……
熱湯地獄です。脱出しようにも、鬼に棒で抑えられてしまいます。

ゆきぽ「ぽぉ……ぽぉお……」

熱さに喘ぎながら、ゆきぽは天井を仰ぎました。
すると、何ということでしょう。天井が開かれ、そこから一本の長い糸が垂れてきたのです。

ゆきぽ「ぽぉおお!! ぽぇええええ!!」バシャバシャ

あれに掴まれば、脱出できるかもしれない。ゆきぽは精いっぱい、短い手を伸ばしました。

ゆきぽ「ぽえっ!」ガシッ

ちょうど真上に垂れ下がってきたこともあり、ゆきぽはついにその糸を掴みます。
そして腕の力を頼りに、糸を登り始めました。

ゆきぽ「ぽぉ! ぽぇえ!」ヨジヨジ

釜の中から抜け出せました。けれどまだ安心はできません。
――きっとあの極楽が待っているんだ。ゆきぽはおぶおぶと、糸を登り続けました。

「くぅう! くぅううぅうう!!」
「ナアニョォォォォオオ!!」
「ううぅぅううう〜!!」
「しじょおおおおお!!」

しかし助かりたいのは、他のぷちも一緒でした。
釜の中にいたぷち全員が、寄ってたかって糸を掴み出したのです。

ゆきぽ「ぽぇ!? ぽぇぽぇええええ!!」ハナセー

ゆきぽは、仲間に向かって叫びました。
やめろ、細い糸にそんなに重量が加わったら―――――、

プツン、ドボーーーン!!

ゆきぽ「ぽぎゃあああああああああ!!」
くうううう!! ナノォォオ!! う゛うう〜!! しじょー!!

糸が切れ、ぷち達は再び熱湯の中に戻ってしまいました。
233執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/08(日) 18:12:22.74 0
係員「醜い光景でしたね。あれに似てるのが某有名作家の有名小説です。
テストに出ますからね、皆さん」

当然ながらあの糸は、演出だったのです。
すべての希望は、その後の苦しみを倍増させるための要素に過ぎません。
無間地獄では、あらゆる苦痛が未来永劫続くのです。

プイー! グウウ! ナノオオ! ウウウー! ビャー!


係員「……と、これで当博物館の地獄は、すべて巡りました。皆さん、お疲れ様です」

トーントーン、カーンカーン

先生「あちらで、工事されているのは?」

係員「『餓鬼道博物館』と『修羅道博物館』を増築中なのです。地獄もそうですが、六道の一部ですね」

先生「業績が好調なのですね」

係員「お客様のおかげです。ありがとうございます」

『この先 → 博物館入口』

一周しました。エントランスホールへ戻ってきたのです。
また少し歩けば屋内庭園、極楽の様子が見えます。

ゆきぽ「ぽぇぽっぽ!」シッポフリフリ 「ぽへぇ〜」ニヘラ 「ぽぇっぽ〜♪」ザクザク

ちひゃー「くぅ〜んにゃ♪」ボエー 「くぅ!」ブラッシング! 「シャー!」バインバイン!

やよ「「「うっうー、うっうー♪」」」oζ(^O^oζ ζo^O^)ζo oζ(^O^oζ ラララランランラン♪

あふぅ「ナノナノ!」ガツガツ 「zzzzz」 「はにいいいい!!」ピョーン
234執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/08(日) 18:13:58.85 0
相変わらず、極楽にいるぷち達は勝手気ままに過ごしていました。
次は、自分達が地獄に落とされる番だとは露知らず……。

先生「でもなんというか、哀れとも思えませんね」

係員「自業自得ですから。同情には値しませんよ」

先生「その辺は、生徒達もわかっています。ぷちどるは害獣だと」

ゆきぽ「ぽぇぽぇー!」 やよ「うっうー♪」ζo^O^)ζo

ぷち達が手を振っています。こちらを見送っているつもりのようです。
どこまでも愚かな生物達でした。

先生「今日はどうもお世話になりました」

係員「いえいえ。またお越しくださいませ」

先生「……さ、みんな楽しかったかな?」

生徒「「「「「はーい!」」」」」

先生「悪い子は地獄に落ちちゃうんだね。ぷち達がかわいそうだとは思わなかった?」

生徒「「「「「全然!」」」」」

先生「でもああいう暴力を、他人や動物に振るっちゃダメですよ」

生徒「「「「「はーい!」」」」」

先生「いいですか? 暴力を振るって良い相手は、ぷちどる共だけです」

生徒「「「「「はーい!」」」」」

終わり
235('A`):2013/12/08(日) 18:15:21.31 0
おつ
236('A`):2013/12/08(日) 18:16:20.47 0
おつおつおつ
ところで何となく、天井裏さんはもしかしてツイッターの方でぷちイジメなるやつを管理してらっしゃる方ですか?
237執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/08(日) 18:18:13.04 0
長々と失礼しました。支援感謝です
気づけば、もう20作ぐらい投下してたようです
こんなに書かせてもらって、ありがとうございます

トリオとやよに次ぐ虐待用ぷちは、たかにゃかなと思います
扱いが難しそうですが
238765プロ天井裏:2013/12/08(日) 18:51:23.20 I
>>236あ、それ私ですσ(^_^;)よくわかりましたね。
239('A`):2013/12/08(日) 18:53:39.24 0
>>238
どことなく文章とか文体が似てたのでw
240('A`):2013/12/08(日) 18:58:52.60 0
この先生はアンデルセンだな
241('A`):2013/12/08(日) 23:59:24.02 0
日曜なのに過疎ってたなー
242('A`):2013/12/09(月) 00:48:44.11 0
あふぅにはゆきぽよりちひゃーを重点的にいじめてもらいたい

弱い者いじめなんかより身の程知らずを叩き潰す方が面白いだろう
243('A`):2013/12/09(月) 02:15:49.54 0
馬鹿が他の馬鹿に馬鹿と言う話か
あれ?馬鹿がゲシュタルト崩壊
244('A`):2013/12/09(月) 06:56:21.15 0
大作乙
現実的なネタと非現実的なネタを織り交ぜるのは、執行人さんが一番上手いと思う
245('A`):2013/12/09(月) 09:51:14.49 0
個人的にぷちを見る感覚というのが、人間のキャラとリラックマみたいなマスコットやゆるキャラの類との中間ぐらいにある
見た目にも仕草にも、性的興奮を覚えるようなものではないし、けれども普通のマスコットのように全く純粋で疚しい気持ちなしに可愛がれるかとそうでもない
あの可愛さは愛でるだけじゃ足りない、と思って気が付けば殴り蹴り、それでも発散し足りないうち勢い余って殺してしまう、そんなむず痒さがある
246('A`):2013/12/09(月) 21:22:05.36 O
「やったわ……ついに、ついに完成した……!」

765プロの事務所で、音無小鳥が一人歓喜している。

「何が完成したんですか?音無さん」カタカタ

パソコンを打ちながらPが質問した。
Pの質問に対して、「これですよ!」と言って、彼女は右手に握られた機械を突き付けた。

「……なんですか?それ」

作業を止めたPが改めて質問する。
黒いトランシーバーの様な形状で、そこに赤いスイッチが取り付けられた、そんな謎の機械を誇らしげに掲げ彼女は答えた。

「これは、スイッチを押す度にゆきぽちゃんの歯が強制的に引き抜かれる機械です!」

「本当ですか〜?」

Pの疑問に「試して見て下さい」と、彼女は機械を渡す。
Pは半信半疑ながらもスイッチを押した。すると、

「ぽぎゃあああぁぁぁ!!」

事務所の隅で、『しめじ』と書かれた段ボール箱に寝ていたゆきぽが、大声を上げて床をのたうち回り始めた。
その近くに一個の歯が転がっていた。

「ぷうぅぅ…ぷうぅぅ…」

涙を流しながら口を押さえるゆきぽ。
その口からは、血が流れていた。

「健康な歯が、無理矢理引き抜かれるんです。かなりの激痛のはずですよ」

「ゆきぽちゃんの躾に役立てて下さい」と、彼女は機械をPにたくし、トイレに向かった。

「ありがとうございます。音無さん」

そんな彼女の後ろ姿に向かって、Pは深々と頭を下げた。
247('A`):2013/12/09(月) 21:23:51.19 O
>>246
翌日から、この機械を使った、ゆきぽへの躾が始まった。
ゆきぽが事務所に穴を掘る等の悪さをしようとする度に、Pはスイッチを押して強制的に歯を引き抜いた。

「ぷびいいぃぃぃ!!」

歯を引き抜かれる度に、ゆきぽは悲鳴を上げて床を転がった。
口内に走る強烈な激痛がそうさせたのだった。

数ヶ月後。

「ぽひぃ、ぽひぃ」ズズズ

湯飲みに入ったお茶を、美味しそうに啜るゆきぽの姿があった。

「ぽひぃ、ぷふぅ」

だが、鳴き声が些かおかしい。
結論から言うと、ゆきぽの歯は全て抜け落ちていた。
『悪い事をすると罰が当たる』。その事を『歯が引き抜かれる』という形で徹底的に実行したのだが、ゆきぽには効果が無かった。
二三回同じ事を繰り返せば、『〇〇をすると歯が引き抜かれる』と流石に理解する。
だが、数日も経つと、「もう大丈夫だよね!」と勝手に結論して行動を再開するのだった。
それを何度も繰り返した結果が、今のゆきぽの姿であった。
鳴き声がおかしいのも歯を全て失った為である。

「ぽ、ぽひゅ〜」ジー

ゆきぽが目の前の皿に盛られた沢庵をジーっと眺めている。
全ての歯を失ったゆきぽは、大好きな沢庵をコリコリと食べる事が出来ない。

「ぽひゅー、ふひゅー」ダラダラ

ゆきぽの口から大量の涎が滴り落ちていた。

「躾をしないとな…」

ゆきぽを観察していたPが呟いた。
248('A`):2013/12/09(月) 21:25:46.35 O
>>247
涎で床を汚した為である。
スイッチを押そうとしたPは、ある疑問に思い当たる。

「音無さん、歯が無い状態でスイッチを押すとどうなるんですか?」

Pの質問に、音無小鳥が答えた。

「ゆきぽちゃんの右腕の肉が、少しずつ、えぐり取られていきます」

Pはスイッチを押した。すると、

「ぷぎゃああぁぁぁ!!」ブシュ

ゆきぽの右腕から血が噴き出し、右腕の肉片が床に落ちた。

次の日の朝。

「……と言う訳で、この機械をたのんだぞ。ちっちゃん」

「めっ!」マカセテー

今日は一日中事務所を留守にする。
そんな時、機械の管理はいつも音無小鳥に任せている。
ただ今回は、ちっちゃんに任せる事にした。
Pが出掛けた後、ちっちゃんは機械を見詰めながらニヘラと笑う。
大好きなPに頼られた事が嬉しくて堪らないのだ。

「めっ!めっ!///」バンバン

余りの嬉しさに、ちっちゃんは機械を何度も何度も叩いてしまった。その直後、

「ぽぎゃあああぁぁぁ!!」ブシュブチィ

ゆきぽが絶叫し、右腕から大量の血が噴き出し始めた。

ボト、ベチャ、ベチィ、ブチョ

右腕からえぐり取れた大量の肉片が、床に落ちて積み重なっていく。

「ぽ、ぽ、ぽ、ぽ、ぽ、ぽ、ぽ、ぽ」

仰向けに倒れたゆきぽは、短い鳴き声を上げ続けていた。
その両目は光を失った虚ろな目であった。
249('A`):2013/12/09(月) 21:28:18.65 O
>>248
数日後。

「ぽひゅ、ふふうぅ」ズズズ

そこには、右腕と歯を失ったゆきぽがお茶を啜る姿があった。
あのあと、事情を聞いたPは、ちっちゃんの額にデコピンを一発かましてお仕置きをした。
ちっちゃんはシュンとうなだれて落ち込んでいる様子だった。

「ぽえ!?」ガタン

ゆきぽが左手で掴んでいた湯飲みを落として床を汚す。

「またか……」ハァ

Pは溜め息混じりにスイッチを押そうとする。
その時、ひとつの疑問に思い当たった。

「音無さん、右腕が無い状態でスイッチを押すとどうなるんですか?」

音無小鳥がパソコンを打ちながら答えた。

「ゆきぽちゃんの左目の粘膜が、少しずつ、剥がれ落ちていきます」カタカタ

数週間後。歯と右腕を失い、左目が完全に壊死したゆきぽの姿がそこにあった。


『音無小鳥の発明』おわり
250('A`):2013/12/09(月) 21:30:50.02 O
>>249
以上で、『音無小鳥の発明』は終わりです。
どうも、ありがとうございました。
251('A`):2013/12/09(月) 21:31:23.99 0
おつおつ
エグいのにシュールw
252('A`):2013/12/09(月) 21:35:07.74 0
わwけwわwかwらwんw
でも面白かったぜ乙
253('A`):2013/12/09(月) 21:54:15.24 0
くそゆきぽに歯はいらないよなあ
254('A`):2013/12/09(月) 22:23:19.76 O
>>250です。
興味ないとは思いますが、これまでに書かせて頂いた作品は、

『ゆきぽで遊ぼう!』
『ゆきぽで遊ぼう!2』
『はるかさんで遊ぼう!』
『はるかさんで遊ぼう!2』
『やよで遊ぼう!』
『やよの毛糸』
『ゆきぽの有効利用』
『小銭大好きやよ』
『野良ぷちます ゆきぽ編』
『野良ぷちます やよ編』
『お料理行進ぷちどる曲』
『やよ親子』
『音無小鳥の発明』

になります。
どうも、失礼しました。
255('A`):2013/12/09(月) 22:32:56.76 0
>>254
おつおつ
ゆきぽで遊ぼうや小銭大好きやよのように淡々とした感じが好きだぜぃ
256('A`):2013/12/09(月) 22:55:46.87 0

テンポいいな
257('A`):2013/12/09(月) 23:09:17.38 0
光彦かよ
258('A`):2013/12/09(月) 23:59:16.52 0
ドスゆきぽ「ぼぉぉえぇぇ」
259('A`):2013/12/10(火) 05:12:44.09 0
死刑の人に次ぐ、貴重なやよ虐職人さんですな
260('A`):2013/12/10(火) 06:17:06.17 0
夢のないぷちますを見て思ったんだけど、ぷちどるって
空港の審査に引っかからなかったのかな?

いおとあと恐らくたかにゃは、みうらさんのワープで来れたけど、
残りの海外組は空港で絶対止められますよ。
昨今ではテロやなんやらで厳しいですから、あんな人間もどき要検査ものだぞ。
動物扱いならワシントン条約とか色々問題になりそう。

特にちひゃーはずっと美希のカバンの中にいたから荷物検査とかで
別室行きだと思う。
261('A`):2013/12/10(火) 20:53:20.51 0
しっかし過疎るな…
みんなが虐待したくなって書き込むようお前たちで景気づけだ!自分が思う精一杯の可愛い動きをしてみろ!
ゆきぽ「ぱぅー」シッポフリフリ
ちびき「だっぞだっぞ♪」シャカシャカヘイッ
やよ「うっうー!」グルグルハシル
262('A`):2013/12/10(火) 21:16:04.07 0
wikiに読んでないssが大量にあるからしばらく大丈夫だわ
263('A`):2013/12/10(火) 21:20:14.80 0
ゆきぽ「ぽぽぽーぽ、ぽーぽぽ!」ハヤクイジメテ!
ちひゃー「くっくっくっ!」プンプン
やよ「うっう〜!」チュバチュバ
264('A`):2013/12/10(火) 21:25:55.18 0
vipでssを書いてより多くの人にぷ虐の素晴らしさを知ってもらうってのはどうだ?
265('A`):2013/12/10(火) 22:01:27.77 0
盛大に叩かれる未来しか見えないなw
逆切れしてアニメスレに迷惑かけるなよw
266('A`):2013/12/10(火) 22:42:18.92 0
なんでアニメスレ?
267('A`):2013/12/10(火) 22:56:28.13 0
師走で皆さん忙しいから過疎ってんのかな?

ぷちどるは今日も食って寝て遊んでいます・・・
268('A`):2013/12/10(火) 22:57:59.79 0
>>266
荒らされたとかいちゃもんつけてぷちますスレを荒らしている馬鹿がいるのですよw
269('A`):2013/12/10(火) 23:37:13.51 0
ほのぼの厨は馬鹿なんだから荒らされても仕方ないよ
270('A`):2013/12/10(火) 23:38:11.30 0
>>268アニメスレの人間はとりあえずここに貼られた絵を盗作するのをやめようね
271('A`):2013/12/10(火) 23:42:52.25 0
>>269
住み分けのなさを肯定するような発言に取れるから余所のこととやかく言うのはやめとけ
余所のことよかゆきぽいじめのネタの一つでもあげようぜ
272('A`):2013/12/10(火) 23:47:18.55 0
>>270
そうだよなあっちでナポとか呼ばれている奴が貼り付けやがるもんだからw
住み分けは大事だよ
273('A`):2013/12/10(火) 23:47:49.44 0
ゆきぽ「ぽえっ!ぽえー!」ケンカシチャダメ!
274('A`):2013/12/10(火) 23:53:44.83 0
ssの時もそう言ってたけど結局アニメスレの連中がやってたんだっけ?
275('A`):2013/12/10(火) 23:57:27.46 0
どっちにしてもアニメスレがどうこう言い出す奴は確実にアニメスレの住人だから関わらないのが吉
276('A`):2013/12/11(水) 00:03:29.97 0
>>274
ナポはアニメスレの住人な訳だからそうだろうね
こっちは関係ないんだから
277('A`):2013/12/11(水) 00:15:56.16 0
今日トランスフォーマー見てて思ったんやけど
何となーくぷち共がなかなか思い通りに動かず厄介事を引き起こすダイノボットと重なって見えた
彼らと違ってぷちの場合毛ほども役に立たんけど
もういい!ぷちどるを破壊する!
278('A`):2013/12/11(水) 00:31:57.32 0
>>273見て何となく思いついたw

あるゆきぽの一家で姉妹の子ゆきぽ同士が喧嘩をしている。
きっかけは本当に些細なことだが自制も利かないぷちどる、その子供とあって互いに譲らない。けれどもゆきぽ故に取っ組み合うほどの強気はないので、

「ぷゅぃぃ!」
「ぽゅぅぅ!ぷぴゅぃ!」

などと間の抜けた鳴き声を上げて互いに喚いているだけ。
端から見る他の姉妹も心中穏やかでなく、見かねて母親に何とかしてと頼む。
さてここでどうするかが個体によって分かれるだろうか。ある親はまあまあとでも宥めるだけで仲裁になっておらず、またある親は仲裁しようとするも頭の弱いぷち故にうまくいかず、子供とてそうすんなり収まるわけもないので遂にはやるせなさのあまり勝手に泣き出したり
稀に怒って「ぷぃぃ!ぷーぷー!」などとやっぱり怖くもない説教を垂れたりするのもいるが、それでも子供からすれば喧嘩も忘れてすぐ泣き出す。それに慌ててよしよしとあやす親ゆきぽ、説教しようとした主旨も何も忘れている。
どっちにしても、こんなやり取りばかりだったら子もいつまで経っても成長せんな、尤もぷちの何に成長の余地があるかなど知れたものではないが。

とかちー
279('A`):2013/12/11(水) 00:41:21.00 0
>>276関係ないんだからナポの話題はアニメスレで存分に語ったらいいよ
はいさよなら
280('A`):2013/12/11(水) 01:19:04.54 0
>>278アイディア沢山あるんだったら一度ss書いてみたらどうだ?
281('A`):2013/12/11(水) 08:09:47.74 0
ゆきぽ「ぷぃー;;」(チラッ

雪歩「らいくありとるまっちがーるいぇー♪」※ヘッドホンで音楽鑑賞中

ゆきぽ「ぷひぃ〜!ぽぎぃ〜!;;」(チラッチラッ

雪歩「あなたのマッチで〜燃え尽きたいよ〜♪」※ヘッドホンで音楽鑑賞中

ゆきぽ「…ぴーー!ぽぃーー!;;」ドタバタ

雪歩「一度の火遊びでもいいから〜今すぐ抱いて〜♪」※ヘッドホンで音楽鑑賞中

ゆきぽ「ぽーー!ぽぉーー!ぱぅーー!#」ドタバタドタバタ

雪歩「ゆきぽ、お茶にしよっか」※音楽鑑賞終了

ゆきぽ「ぽぇっ♪」ケロリ

みたいなかまってちゃんゆきぽをよ
282('A`):2013/12/11(水) 10:56:25.23 0
何かやたらみなしごさんやアニメスレの話題を出してくる人がいるなぁ
荒れるって分かっているのにやるなんてぷちどるかよ。
283('A`):2013/12/11(水) 11:04:54.10 0
>>282ほっとけ
どうせこのスレが平和(過疎?)だからその話題にもっていきたい荒らしだろ。
個人的には、その話題が出た瞬間変なレスを返している人たち(自演?)も荒らしだと思っている。
284('A`):2013/12/11(水) 11:10:09.04 0
NGに引っかかっているらしくここんとこ飛び飛びなのだが、入れてるのは「同志」と「アニメスレ」の二語だけという
おかげで何が起こってるのかよくわからんw
285('A`):2013/12/11(水) 11:13:12.09 0
↓ 以下「みなしごさん」「プロ読者」「アニメスレ」「荒らし」等のワードはNG ↓
286('A`):2013/12/11(水) 11:45:27.96 0
みなしごかわいそすw
ss書いてただけなのにw
287('A`):2013/12/11(水) 12:12:50.56 i
話題がないからって荒らしに構うなよ
288('A`):2013/12/11(水) 12:36:30.98 0
話題がないっつか規制で過疎ってるだけやないの?
みんなもっとアブノーマルな妄想を垂れ流そうぜ
289('A`):2013/12/11(水) 13:26:40.05 0
ぷち共の皮を剥いでプレ蔵よろしく吊り下げたい
剥ぐのももちろん生きたままで
290ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/11(水) 16:37:32.89 0
P「皆さん。お久しぶりです。」

前回のあらすじ

自分の子供を食ってる所を飼い主に目撃される。

P「おい。お前らに話がある。」

クズ4匹「ぽぇ? ナノ? くっ? うー?」

P「お前らは捨てられた。もう飼い主は居ない。」

ゆきぽ「ぽぇ!?」

あふぅ「ナッ!?」

ちひゃー「くーーー!?」

やよ「うーー!?」

P「事実だ。だが俺も鬼じゃない。あることをすればちゃんと飼い主に戻してやる。」

クズ4匹「ぽぇ!!ナノ!く!うっうー!」ヤッテヤル!

P「ならばついてこい。」

とあるビルの屋上

P「ここがお前らに用意された試練だ。この鉄骨を渡って無効のビルの中に入れれば合格。
おっと、これを渡しておこう。」

紙切れを渡す

P「それは時間と日付が書いてあるだろ?その時間内にゴールしろということだ。
時間オーバーのやつはアウト。簡単だろ?」

クズ4匹「・・・・・・・・」

P「そうそう。これはプレゼントだ。履け。」

プチ用の長靴を渡す

P「サイズぴったりだろ?これは鉄骨渡るときに必要なもんだからな。なにせこの鉄骨には
500Vの電流が流れてるからなぁ。」

クズ4匹「ぽぇーーー!? ナ!?ナノー!! シャー!うー!!」

P「渡るか渡らないかはお前らの自由だ。だが、渡らなければもう飼い主は居ない野良になるだけ。」
「じゃあな。反対側のビルで待ってる。」

書きだめはここまで。続きは夜中にでも投稿します。
291('A`):2013/12/11(水) 16:40:22.15 0
カイジかいw
292('A`):2013/12/11(水) 17:00:25.96 0
ざわ・・・ざわ・・・
293('A`):2013/12/11(水) 18:56:29.15 0
日本の風土に免疫がなく連れてこられて一週間で体を壊し弱り果てるちひゃーやいお
294('A`):2013/12/11(水) 19:15:27.26 0
熱帯で暮らしてたちひゃーに冬毛が生えるのは、日本の気候に適応した結果だろうか?
295('A`):2013/12/11(水) 19:43:05.16 0
逆に平常から長い髪の毛で熱帯ってのも引っかかるな
それにしてもゆきぽの尻尾のメカニズムが知りたい…
296('A`):2013/12/11(水) 20:17:36.75 0
ちひゃーとかあふぅとか汗かくとやばそうだ
297('A`):2013/12/11(水) 21:01:49.47 0
矛盾探したらキリないぞこの作品w
298('A`):2013/12/11(水) 21:05:04.92 0
クリスマスプレゼントはゆきぽがいいな
3匹くらい欲しいっすね〜
299('A`):2013/12/11(水) 21:12:10.02 0
3匹じゃ足りないの
10匹は居ないとすぐ死んじゃうの
300('A`):2013/12/11(水) 21:20:45.03 0
段ボールいっぱいの子ゆきぽもセットでどうぞ
301('A`):2013/12/11(水) 21:24:01.42 0
朝、枕元を見てみると一つの段ボール箱
嬉々として開けてみるやそこにはタヌキの尻尾を生やした異様にでかい眼窩の二頭身がすやすやと寝息を立てている
その姿はまさに、すごく…
A.可愛いです
B.キモイです
C.殺したいです
俺やったら全部だな
302('A`):2013/12/11(水) 21:30:21.71 0
実際にあんなのいたら何よりも怖いって感じそうだな
303('A`):2013/12/11(水) 22:13:20.62 0
やよがちょっと知恵を働かせたらこうなるかも。

「募金おねがいしまーす」
「おねがいしまーす」
募金の列に混じって一匹のぷちどるが・・・

「うっうー」オカネクダサイ
べろちょろの前を開けて自分自身への募金を募ってるやよ。
うん。クズですね。
304('A`):2013/12/11(水) 22:21:57.67 0
ぷちどるの躾のために西遊記の孫悟空の頭に付けられてる
緊箍児(きんこじ)みたいなものが欲しいですな。

悪さをしたら頭が締め付けられる。ぷちどるは頭に手が届かないから外せず
もがき苦しむでしょう。
305('A`):2013/12/11(水) 22:53:16.44 0
>>303
募金キャンペーンのマスコットにやよ、なんての考えたことがある
実際に街灯で募金箱を抱えたやよが人間の手に抱えられている。お金が入り積み重なる音が響く都度大喜び
けれども仕事が終わると当然募金はやよのものでなくなるので、募金箱を取り上げられ涙目に。中には執着するあまりいつまでもうーうー未練がましく唸っていたり、時に募金箱を奪って逃げだそうとすることも
みたいな
306('A`):2013/12/11(水) 22:54:32.85 0
>>303
図々しい欲深なだけで知恵は働かせてないと思うw
307('A`):2013/12/11(水) 23:00:09.78 0
やよが散歩中に募金の列を発見

募金箱にお金を投下した際の音に反応してダッシュで列に突っ込む
募金箱にぶつかって中身をぶちまけて、落ちた小銭をかき集めるやよ。
周りドン引き

みたいなことならありそうw
308('A`):2013/12/12(木) 01:45:06.40 0
クズ補正なしでもガチクズなあふぅ
盗み、他のぷち虐め、仕事の邪魔、事務所破壊
とんでもねえクズだよなこいつ、発情期の時思いっきり絶望させた後息の根止めてやりたい
309('A`):2013/12/12(木) 01:48:09.00 0
猫みたいとか言われてるけど猫とこいつを一緒にするとか猫に失礼だわ
少なくともこいつを外に放り出したら季節も跨げずに死ぬか殺されるかしてる
310ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/12(木) 01:49:13.18 0
>>290の続き

取り残されたクズ4匹

ゆきぽ「ぽぇ・・・・」

あふぅ「ナノ・・・」

ちひゃー「くっ・・・・」

やよ「うっうー・・・」

あふぅ「ナノ!」

反対側のビルの室内

P「どうやら最初はあふぅがやるみたいだな。まぁ絶対にこっちへは来れないだろうが。」

あふぅ「ナノー!」ダッシュ

ビュウウウウウウ!!(突風)

あふぅ「ナ!?ナノ!」ガシッ

あふぅ「ニャー!!!?!?!バニィィィイイイィィィィィィー!!!!!」

あふぅ「」落下

3匹「ぽぇーーーーー!?!?くーーー!!!ううううううううー!!」

P「まずは1匹。さて、一応忠告しておくか。」

スピーカー

「おい!早くしないと時間オーバーになるぞ。リタイアするなら白旗あげろ。ただし、二度と俺たちの前に現れるなよ。勿論
事務所にも来るな。それが嫌ならさっさと渡れ。」

ゆきぽ「ぽぇ!」白旗あげる

ちひゃー「く!」白旗

やよ「うー!」白旗

P「ふん。根性無しが。」

地上へ降りる

P「約束通りお前らは野良だ。二度とその面見せるなよ。」
311ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/12(木) 02:17:48.81 0
ゆきぽ「ぽ!ぽぇぇぇー」トテトテトテ

ちひゃー「くーー!!」ダッシュ

やよ「うー・・・・。」ペタン

P「何ついてきてんだよ。お前らは捨てられたんだ。・・・・そうだな。なら最後のチャンスを与えてやろう。」

ゆきぽ「ぽ!?ぽぇ!!」

ちひゃー「く!!」

やよ「う?」


P「俺が出す問題を見事全問正解した。奴を飼い主に返すどうだ?簡単だろ?」

3匹「ぽぇ・・・・く・・・・う・・・・」

P「回答はこの赤旗と白旗をあげてで答えろ。」

P「では、問題。いつも事務所で変な奇声をあげてるぷちは誰? 赤ちひゃー 白ぴよぴよ

ゆきぽ「ぽぇ!」赤旗

ちひゃー「く!」白旗

やよう!」赤旗

P「正解は赤。ちひゃーおめぇえだよ!」

ちひゃー「シャー!!」ガプッ!

P「いいぜ?そのあま腕に噛み付いていろよ?」

P「用意できたかー?」

黒服「いつでも大丈夫だ。鉄板は灼熱の状態だ。」

P「じゃあ。ちひゃー踊ってこい。灼熱の鉄板の上でな。」

鉄板の上にちひゃーの腹を乗せる

ちひゃー「ぐぎゃあああああああああああ!!!!?」
312ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/12(木) 02:21:44.12 0
P「さて、次。」

ゆきぽ「ぽぇ・・・」

やよ「う・・・・」

P「次の問題。いつも金を盗んでるのは誰? 赤やよ 白 まこちー

ゆきぽ「・・・・」赤旗

やよ「う・・・」赤旗

P「正解は赤。自覚してるならやるんじゃねー!」ドガッ! 蹴り飛ばす

やよ「うびゃあああああーーー!!」

ガッシャーーン

やよ「」ピクピク

P「さて、ゆきぽ。おめでとう。無事に生き残れたな。」
313ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/12(木) 02:36:24.39 0
ゆきぽ「ぽぇ・・・・」

P「よかったな。これで安心して、お前を調理できる。」

ゆきぽ「ぽぇぇーーーー!?ぽぇーー!!」ヤクソクガチガウ!

P「ほら、もうすぐ雪歩誕生日じゃん?そんでクリスマス近いじゃん?だからさ。」

ゆきぽ「ぽぃぃぃぃー!ぷぃぃぃぃぃいっぃぃー!!」イミワカラナイノ!フザケルナ!

P「さて、まずはその尻尾を切り落とす!」

ザシュ!

ゆきぽ「ぶぎゃああああああああああああああああああ!!!」

P「次にゆきぽを縄で縛って、かまどの中へ放り込む。」

ポイ

ゆきぽ「びぎゃあああああああ!ぼぎゃあああああああああ!!」

P「そんで蓋を閉める。続いては、尻尾を調理します。」

P「毛を綺麗に剃り落としたら塩コショウして、フライパンで焼きます。」

P「いい感じに焼けたらフライパンごとオーブンへ入れて焼きます。」

数分後

P「はいできました。尻尾の丸焼き。さて、本体はっと。」

ゆきぽ「」ジョウズニヤケマシター

P「こっちも完成ですね。ゆきぽの丸焼き。」

P「では、この料理は他のぷち達に食べさせましょう。」

END

※この提供は全て水瀬財閥による物です。

P「金持ちはやっぱ違うよなぁ。」
314('A`):2013/12/12(木) 05:43:22.40 0
乙です。
厳密に言えばゆきぽは事務所暮らしだから、飼い主はPってことになるのかな?
315('A`):2013/12/12(木) 05:45:39.34 0
ぷちどもをパンツ一丁にしてぬるぬる相撲をやらせたいですな。
周りを有刺鉄線で囲んで相手のパンツを剥ぎ取ったほうが勝利で。
316('A`):2013/12/12(木) 07:01:23.60 0
欲をいうと鉄骨感電死も見たかった
317('A`):2013/12/12(木) 08:09:18.26 0
ひょっとしてぷちどるって自分の足の裏にも手が届かないんじゃないか?
画鋲を踏んづけて抜こうにも抜けず悶絶するだけのあふぅとか
318('A`):2013/12/12(木) 09:32:35.54 0
「ぽっ、ぽっぽっ」ゴシゴシ

いらんと言うのにゆきぽが勝手に事務所の床を雑巾掛けする。
ろくに水が切れていないのでびしょびしょになる上、大半は掃除しきれず途中で疲れて寝てしまうので毛ほども役に立つもいうことはない。あれで本人は用に立っていると信じて疑わないのだろうが。
ふと気付いて見ると、ゆきぽはいつもあの雑巾を使って掃除している。誰得な濡れ拭きのみならず、お茶をこぼした時から、そういえばこの前腹パンして吐いたゲロも、首締めたら漏らした小便まであれで一緒くたに拭いていたような…

「ぽぉ、ぷぃ〜」

はたと見やれば、ゆきぽが俺のデスクの上へとよじ登っていた。床を拭いたそのままで、己のゲロや小便を染み込ませたそれで、俺のデスクを水浸しにしようとして。
咄嗟に俺は走る。ゆきぽがその雑巾を広げるより前にその小さな体をデスクから弾き飛ばすことには間に合いそうだった。次の瞬間にもデスクから叩き落とされるとは夢にも思わず何食わぬ顔のタヌキモグラ。
しかし仮に邪魔されず、こいつが「掃除」を果たしたとすれば、ゆきぽは日頃俺になぶり者にされているのもどこへやら、見て見てとでも言いたげに胸を張るのだろう。

みたいな想像したりする
そんなに雑巾掛けしたいならゆきぽには便所掃除でもさせておこう
319('A`):2013/12/12(木) 12:29:20.89 0
無能組は勿論むかつくが、ペット飼っている俺としては世話も碌にしないでぷち達の可愛いとこだけを堪能しているアイドル達の方がむかつく。

スレ違・愚痴っぽくなってすまん。
320('A`):2013/12/12(木) 12:37:40.97 0
>>319いや、分かるぞ。

それにあいつら「目指せトップアイドル」だからなww
321('A`):2013/12/12(木) 12:42:18.94 0
ぷちどるってアイドル達に似ているですよね?

だったら、可愛い可愛いって言っている真たちってナルシストじゃないっすかww
322('A`):2013/12/12(木) 12:53:44.24 0
アイドル戦国時代で仕事が少ない→数少ないチャンスをぷち共に潰される→事務所に居てもぷち共を愛でてるだけでレッスンしない→事務所の修繕費・ぷち共の餌や衣服などの費用→さらに仕事が減る

765アマ倒産待ったなし!
323('A`):2013/12/12(木) 13:00:31.34 0
>>322さすが明音!
おれたちに描けない悲劇を平然と描いてのけるッそこにシビれる!あこがれるゥ!
324('A`):2013/12/12(木) 13:28:38.36 0
そう考えると「罪と罰と愛」は良かったなぁ
325('A`):2013/12/12(木) 16:02:46.35 0
>>319
ぷちますの登場人物に関してもアリなスレだから問題ない

絶対アイドルとして芽が出ないであろうぷちますの美希を想像すると何かゾクゾクするw
326('A`):2013/12/12(木) 16:25:29.91 0
内心自分が売れてないことに強い劣等感を持つ春香、アホな振る舞いはそんな惨めな自分を隠すためだった
327('A`):2013/12/12(木) 16:49:07.12 0
最新回読んだ
ついに公式でもゆきぽはちっちゃんにぶっ叩かれるレベルの害獣になったか
この回だけ見ればゆきぽはこたつ壊しただけで糞の役にもたってないからな
328('A`):2013/12/12(木) 17:24:48.44 0
>>327
俺単行本でしか読んでないからそら楽しみだ
いおの時みたくでもええから原作でも穴掘ってりっちゃんに叱られて涙目のゆきぽとか見たいよ
329('A`):2013/12/12(木) 17:28:54.16 0
ゆきぽやあふぅにバニーガールの服を着せたい
330('A`):2013/12/12(木) 18:56:32.40 0
今号のマオウ見てきたけど…なんじゃこのゆきぽ
冬は三割り増しで雑とかフライハイとか、いよいよ公式でもって暴走してきてるんじゃないか
一緒にいるあふぅのが間違いなくまともに見えるんですがこれいかに
331('A`):2013/12/12(木) 20:12:07.70 0
あれ、PCまで規制が…?
332('A`):2013/12/12(木) 20:35:42.01 0
ぷちますを単行本で読んでる俺だけど四巻まで一気に買って
そこで止まってる。ケチと思われるかもしれないけど800円って
高くない?500円だとスパッと買えるんだけど…
まあ、ニッチなジャンルだから仕方ないけど。中古でも全然ないし
333('A`):2013/12/12(木) 22:24:11.81 0
最近ゆきぽふてぶてし過ぎだろ…
ほんと調子こいてるよなあいつ
334('A`):2013/12/12(木) 22:46:12.31 0
>>333みんなゆきぽに厳し杉内ww

俺はあふぅの方が殺したいけどなぁ
335('A`):2013/12/12(木) 22:51:36.82 0
ゆきぽを雪山に置き去りにしたいなあ
336('A`):2013/12/12(木) 22:59:45.08 0
>>334虐めたい:ゆきぽ・やよ

虐めないといけない(使命感):あふぅ
337('A`):2013/12/12(木) 23:04:59.90 0
ゆきぽの魅力は圧巻だがやよも良いよなぁ

もっとや虐が増えてほしいものだ。
338('A`):2013/12/12(木) 23:06:47.18 0
やよ虐は執行人さんが一生懸命増やしてくれるよ
やったね、やよ
339('A`):2013/12/12(木) 23:08:42.47 0
たかにゃ「しじょおぉぉぉぉぉ!」
340('A`):2013/12/12(木) 23:10:15.29 0
たかにゃ「びえぇーーーーー!」
341('A`):2013/12/12(木) 23:11:12.57 0
たかにゃ「し・・・ビャァ〜〜〜〜〜!」
342('A`):2013/12/12(木) 23:13:19.63 0
やよ「う゛う゛う゛う゛う゛!」
343('A`):2013/12/12(木) 23:14:47.40 0
やよ「ううぅぅぅぅぅ!」
344('A`):2013/12/12(木) 23:15:45.41 0
やよ「ううぅぅぅぅぅああぁぁぁぁぁ!」
345('A`):2013/12/12(木) 23:17:01.70 0
やよ「うぶぎゅ!?」
346 ◆4cs2pIJN4UT1 :2013/12/12(木) 23:38:58.97 0
ふざけて作ってみた
http://iup.2ch-library.com/i/i1088033-1386859024.jpg

しかしPCが規制されちまったぃ。SS落としづらくなるなぁ
347ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/13(金) 00:05:54.68 0
書き溜めてたデータがブッ飛ばなければ・・・・・くっ・・・・・これもお前のせいだ
!!ゆきぽ!!縛り付けて尻尾を少しづつ切り刻んでやる!!

ジョキ!

ゆきぽ「ぶぎゃああああああああああああああああ!!!!!」

ジョキ

ゆきぽ「ぶぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぃーーーー!!」

ジョキ

ゆきぽ「ぽんがああああああああああああああああああ!!!」

ジョキ

ゆきぽ「ぴぎゃあああああああああああああああああああああ!!」

私「ゆきぽ。あれだ。他の人に助けを求めてみるんだな。案外いるかもしれないぞ?」

ゆきぽ「ぽぇぇぇぇぇーーん!!ぷぃぃぃぃいぃぃー!!ぽびぃー!」ダレカー!タスケテー!オネガイー!

果たしてゆきぽの運命は!?

続く・・・のか?
348('A`):2013/12/13(金) 00:07:44.32 0
>>346
良いね!ゆきぽは何してたかにゃを怒らせたんだw
349('A`):2013/12/13(金) 00:45:03.63 0
お前も害獣だろうがw
350('A`):2013/12/13(金) 02:39:29.45 0
あー過疎ってると思ったら規制か…
351('A`):2013/12/13(金) 03:50:33.18 i
ちひゃー「くっ!シャー!」

P「右フック」

バキ

ちひゃー「」

P「よわっ」
352('A`):2013/12/13(金) 08:57:15.43 0
外で走り回って遊んでたら前のめりに転んで顔面を思い切りコンクリに打ちつけ前歯の折れるあふぅ
顔中血塗れにして「ひゃぁにょぉぉ〜」なんて変な声でしか鳴けなくなる。おにぎりも満足にかじれないみたいな
353('A`):2013/12/13(金) 15:49:45.33 0
あふぅ「なにぃ!なにぃぃぃぃ!」

P「発情期がすっきり終わってないようだ」
354('A`):2013/12/13(金) 17:45:48.10 0
ぷちが地球上から駆除され尽くして激減した世界とか
ごく僅かに生き残った個体は保護され機関で管理され余生を過ごすことになる。
食って寝て遊べの三大欲求を絶やすことない環境で安泰に暮らすことができるが、二度と外の世界で自由に生きることもできないばかりか、喧嘩して怪我するなどの危険を避けるべく大半は他の個体と会って遊んだりもできず孤独に過ごす
ガラスの向こうの人間たちは管理と観察をするだけで一緒に遊んでくれることはない
それでもとりあえず食って寝て遊べればそれでよし、限られた空間で幸福な一生を送るか。不自由と孤独に嘆いて少しずつ弱っていくかどうか
そして本当に不自由な一生を送るのは、それらを親にして生まれてきた子どもたち。一目たりとも外の世界を見ることは叶わない
それでも絶滅したりして、ぷちの存在が過去のものになった世界があってもいい。ゆきぽが博物館に並ぶ光景とか
355('A`):2013/12/13(金) 17:59:38.20 i
人間レベルの待遇を求めるあいつらに刺激のない生活は無理だろう
356('A`):2013/12/13(金) 18:05:39.93 0
原作のゆきぽが調子乗りまくっててマッハムカつく
気弱な奴が調子に乗るとなんであんなムカつくんだろう
357('A`):2013/12/13(金) 18:13:51.02 0
ここんとこどんどん図々しさが増してきてる気がする。最初の頃はほんに大人しいって程度やと思ったのに
心なしか喋れるようになってからそれが顕著になってきたかなーって。今の環境を当然のものだと思い込んでる気までする。拾われてきたくせに
逆に今号あふぅがかなりまともに見えててびつくりした
358('A`):2013/12/13(金) 18:51:04.96 0
ぴよぴよ大変だろうなぁ
仕事しながらクズ二匹の介護とか…
359('A`):2013/12/13(金) 19:57:13.10 0
ゆきぽは中の人そっくりやね
360('A`):2013/12/13(金) 22:12:39.26 0
家にゆきぽがいたなら…すやすや寝てるところをほっぺたつねったりダンボールから蹴り出したりして寝かせないようにいじめてみたい
361('A`):2013/12/13(金) 22:49:13.30 0
まとめwikiコメより。避難所が立ったようだ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/otaku/16471/1386930736/l30
362('A`):2013/12/13(金) 23:46:24.69 0
>>360今のゆきぽなら間違いなく反撃してくる、それくらい図に乗ってる
363ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/13(金) 23:58:31.80 0
>>346の絵を見てこう想像した。

たかにゃ「しじょ〜♪しじょ〜♪」

カップ麺にお湯を入れて待っています

たかにゃ「しじょ!『トイレ』」

離れます

ゆきぽ「ぽぇ〜・・・・」グゥゥゥゥゥ・・・

腹を空かせたゆきぽが歩いてきました。そして目の前にはカップ麺が


ゆきぽ「ぽぇ!」タベモノ!

ゆきぽ「ぽぇ〜? ぽぇー・・・ぽぇ!」ダレノ?デモダレモイナイシ・・・・タベチャエ!

ゆきぽ「ズルズルズルズル・・・ゴクゴクゴク! プヘェー」ほっこり顔

そしてたかにゃが戻ってくる

たかにゃ「しじょ〜♪し!?しじょ!?『無い!カップ麺が!』」

たかにゃ ギロリ「しじょ!!しじょー!しじょ!『犯人はゆきぽだな!!』」

ゆきぽ「ぽ!?ぽぇーー!!ぽぃぃぃーー!!ぷぃーー!」エッ!?ワタシジャナイヨ!ナンデウタガウノヨ!ヒドイ!

たかにゃ「しじょ?しじょしじょ?『ほんとにゆきぽじゃない?ほんとに?』」

ゆきぽ「ぽぇ!」チガウ!

たかにゃ「しじょー。しじょ。しじょ。しじょ。『そっか。疑ってごめんね。でも良かった。あれ、10年も前に
賞味期限切れてるやつだったんだ。』」

ゆきぽ「ぽぇ!?ぽぇぇぇぇー!ぽぃぃぃぃぃ!」ガーン ドウシテソンナモノオイテルノ!タベチャッタジャナイ!

たかにゃ ニヤリ

ゆきぽ・・・ハッ!?

たかにゃ『氏ね!害獣が!!』

ゆきぽ 「ぽぃぃぃぃー!!」><

おわり

とかちー
364('A`):2013/12/14(土) 00:14:02.84 0
鍋の人さんはそろそろちひゃー虐を…
365('A`):2013/12/14(土) 09:17:19.55 0
最近、調子に乗ってきているゆきぽ。
しかし、アイドルたちには媚を売っていやがる。
そこでゆきぽの本心を知るために単独取材の仕事が来たと偽ってゆきぽの本心を聞き出す

たるき亭に無理を言ってカメラを設置させてもらい
ある記者の方に協力してもらってゆきぽに質問をする
「大丈夫です。名前は伏せますから。」

おだてたりお茶やたくあんを与えてノリノリのゆきぽ
その映像を事務所から見ている765プロの面々
記者の方にはインカムを付けてもらい事務所の響とやよいがゆきぽを通訳し
なんて言っているか連絡

恐らく暴言吐きまくりのゆきぽにアイドルたち大激怒
事務所に意気揚々と戻ったゆきぽを待っていたのはまるでゴミを見るような
視線だった・・・
366('A`):2013/12/14(土) 09:41:27.27 0
そんなに今月のゆきぽひどいのか?
その話詳しく!
367('A`):2013/12/14(土) 10:16:05.45 0
登場初期とキャラ変わったよな。どてら効果なのか異様にふてぶてしくなった。
あふぅと一緒に暮らして伝染したんだろうか。でもぴよぴよも事務所暮らしなんだよなぁ。
368('A`):2013/12/14(土) 10:29:07.65 0
事務仕事もできるしね、ぴよぴよ。
他のクズ2匹は仕事の邪魔しかしないし。流石に事務所組全員クズは
まずいからバランスとって有能にしたのかな?
369('A`):2013/12/14(土) 10:47:54.17 0
いやいや。ゆきぽは腹黒いですぞ
アニメの最初のこのシーンとか

「はぁ。結局私が面倒見るのね・・」
と憂鬱になってるりっちゃんの元にタイミングを見計らったかのように
ゆきぽ登場。

椅子を上り、りっちゃんの肩を叩き始める
「ぽ、ぽ、ぽ、ぽ、」トントン

「・・ま、それもいいかな。」
りっちゃん陥落。

あの糞だぬきは絶対この時ほくそ笑んでますよ
「ぽえ」ケイカクドオリ(にやり
370ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/14(土) 13:57:11.51 0
「青いパスタ作り」

P「はい。どうも。今日は簡単なパスタを作りたいと思います。」

P「材料ちひゃー。あとは調味料です。」

ちひゃー「くっ!」

P「まず、ちひゃーの髪をむしり取ります!」

ブチッ!ブチッ!

ちひゃー「くぎゃあああああああああああああああ!!!!」

P「全部むしり取りましょう。オラァー!」

ブチッ!!!!!!!!

ちひゃー「くぎゅあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

P「では、むしり取った髪を沸騰してる鍋の中に入れます。」

ちひゃー「くー;;くーーーー;;!!」
371ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/14(土) 13:57:54.23 0
P「うるさいぞ。禿げた頭にほれタバスコと塩を塗りこんでやる。」

ちひゃー「くがあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

P「なぜ、こいつ逃げないのかって?こいつの愛用マイクを奪ってあるからです。」

P「っと、鍋の中を見ますか。うん。いいでしょう。これをざるに入れて湯切りをしたら完成です。」

P「はい。ちひゃーの髪の毛パスタ。ではさっそくちひゃーに食べてもらいましょう。」

P「おい。クズ。飯だ。食え。残さずな。」

ちひゃー「くー;;く?くっくーーー!!!!」タベレナイ!!!!

P「食え。でなければお前のマイクを叩き切るぞ。」

ちひゃー「くーーー!!シャーー!!」

P「・・・・。」 

鍋を持ち上げてちひゃーに投げる

ブン!

ガン!

ちひゃー「シャー!くがおうあぐは!!!」

P「ではみなさん。また。」

END

PS

ちひゃー「くー;;」

P「早く食え。」

ちひゃー「くー;;」ズルズル

P「よし。今度からお前の飯はお前の髪の毛な。」

ちひゃー「くー;;」
372('A`):2013/12/15(日) 02:00:27.90 0
ゆきぽの尻尾ってエネルギータンクみたいに養分を貯蔵しているものだと思う
原作2巻にあった1月1日から1月5日まで事務所放置されてた話で
あふぅとぴよぴよはしおれて、死にかけていましたが
ゆきぽだけは春香に向かっていつも通りおぶおぶしています。ちょうど冬でしっぽも生えてる

あの尻尾は防寒対策と養分の貯蔵を兼ねていると考えられます。
つまりゆきぽを捨てる場合、しっぽが生えていたら切り取ったほうが
より死亡率は増すかと。
373('A`):2013/12/15(日) 02:06:39.45 0
765プロのアイドルたちってぷちますの中でアイドルらしい仕事ほとんどしてないような・・・・
基本やってることが旅したり、秘境に行ったり。
珍獣ハンターにでもなるつもりだろうか?
374('A`):2013/12/15(日) 02:56:06.17 0
  ↓  ↓  ↓   ↓  ↓  ↓
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/motenai/1289323002/360
375('A`):2013/12/15(日) 06:25:21.21 i
P「あふぅを三角木馬に乗せて見ました」

あふぅ「ば に” ぃ” ぃぃぃ!!」

P「元気な声で楽しそうです。すっかりお気に入りですね」

あふぅ「ナ”ァァァ!!」
376('A`):2013/12/15(日) 06:44:46.63 i
P「完全防寒します」

みうらさん「あらー」

P「みうらさんシベリアまでお願いしますね」パン

P「着きましたがやはり完全防寒しても寒いですね。一方いつもの服装のみうらさんはというと」

みうらさん「」

P「どうやら説明してる間に凍死してしまいましたね。さてどうやって帰りましょうか?」
377執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/15(日) 08:48:04.29 0
色々乙であります。規制との付き合い方は探り探りですが、
ままならないようなら避難所やwikiの仮投下ページを使わせてもらいます


ぷちどるで学ぶ世界の死刑13


今回のテーマ「車輪刑」

P「『車刑』と呼ばれてもいる西洋の死刑です。日本では『車裂き』と表記されることもありますが、
馬車や牛車で体をバラバラにする四つ裂き刑とは異なります。誤解を招きそうですね」

「」

P「屋外からお届けします……って、あれ? やよの奴、逃げやがったな」

やよ「うっうー!」 → === ζ*T0゚)ζ ダダダダ

P「ああ見えて、すばしっこいぷちですからね。まともに追いかけてもなかなか捕まりません。
しかし、この山盛りの小銭を撒けば……」ジャラジャラ

やよ「うっう〜!」ζ(^O^*ζ === ← ダダダダ

P「戻ってきました。本能には逆らえないということです。
また逃げられないよう、足を砕いておきます」キンゾクバット

ブン、バキッ!

やよ「う゛〜!? うう゛う゛ぁぅあ!!」Σ ζ(゚0T*ζ

P「それ、もう一本!」ブンッ

やよ「う゛びゃあ!! うぅぅぅぅ!!」Σ ζ(。0T*ζベキベキ
378執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/15(日) 08:50:27.32 0
P「主旨が違うと思われるかもしれませんが、車輪刑とは言わば『粉砕刑』でした。
四つ裂きは人体をぶっち切るものですが、こちらは人体を打ち砕くのです」

やよ「う゛ぅ〜!! ぅぅぅ!!」

P「ここで取り出したるは大きな木製の車輪。これを水平に置き、受刑者をそこに縛りつけます」

やよ「う゛ぅ!? うぅ、うぅ〜!!」

P「手足が短過ぎるので画的にキマりませんが、まあいいでしょう。ここから体を砕いてゆきます。
ただ、方法は前後する場合もあって、受刑者は打ちつけられてから車輪に縛られることもありました。
やよは、両足を砕かれた状態でスタートですね」

やよ「ぅー、ぅー……」::ζ*Tq゚)ζ::

P「バットを使いましたが、体を砕く道具はこうした棍棒の他に、車輪もそのまま使われました。
なんとなく冴えない気もしますが、車輪をハンマー代わりにして振り下ろすのです。
今度はそれで、やよの両手を砕いていきましょう……」ブンッ

やよ「う゛ぅ゛ぃ゛ぃゃぁあああ!!」ζli゙O。)ζ ゴキベキ

P「車輪刑は、中世ヨーロッパのみで行なわれた死刑です。体を砕くだけの刑なら世界中にありますが、
これは『車輪』に意味を持たせているからです。宗教的な要素が濃いんですね。
円い車輪は太陽を意味していて、罪人は太陽に向かって懺悔しなければならない、と」ブンッ

やよ「うう゛ぅ゛ぁっぁああああ!!」ベキゴキ

P「そのため、受刑者は必ず仰向けで車輪に縛りつけるという決まりがありました。
うつ伏せではダメなんですね。太陽、そして天上にいる神様に背を向けてはならないのです」
379執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/15(日) 08:53:19.42 0
やよ「う゛ぅぅ〜! ぅぅぅぅぅぅ!!」ζilTOT)ζ カミサマタスケテ

P「家畜に神はいるかもしれないけど、家畜未満のおまえらに神はいない。
つーかどう見ても、おまえってキモい悪魔じゃねーか。やよいは天使なのに。
おまえの罪は、神を冒涜しているそのキモさだよ」

やよ「うぅ!? うううっぅううう!!」::ζ*T0゚)ζ::

P「車輪刑に処せられた罪人は、そのままの姿で人目に晒され、骨になるまで放置されます。
ベルセルクにもそんなシーンがありましたが……」

やよ「う゛っぅ……う゛ぅ……」

P「しかし手足を打ち砕いただけでは、まず死にません。結果的にそれで生還できたという例が、
いくつかあります。でもそんなのは、袖の下を通したやり取りがあったとしか思えません。
本当に殺すつもりなら、骨折程度じゃ済ませず、肉も骨もぐちゃぐちゃに轢き潰すはずです」

やよ「ぅ゛……?」

P「もっとも、手足だけにこだわる必要もないです。他の部位に殴打を加えることもあります。
例えば胴体。胸をぶっ叩けば、肺が潰れて受刑者は苦しみ悶えますね」セーノ

ドグシャ!!

やよ「う゛!! …………!!」ζli。'O。)ζ ゴボオ

P「当然、ひどい内出血も起こしているでしょう。ここまですれば、放っておいても死ぬと言えるもんです」

やよ「ぅ……っぅ……」::ζl#。Q。)ζ:: ゲホオ
380執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/15(日) 08:56:32.49 0
P「――次、いってみましょう。受刑者は……」グイッ

いお「もぉっ!? キーーー、キーーー!!」ヤヨニナニシテンノヨ!

P「あのキモゴミはともかく、おまえには明確な罪があるからな。
事務所破壊に傷害。それでいてクズ扱いされてないのが、不思議だよ」セーノ

ブン、ベキッ!

いお「もぎっぎぃぃいいいいいいい!?」ゴロゴロ

P「おでこにフルスイング。額をぶち割りました。こうしてから車輪に括りつけます」

いお「もぉ゛っ……もぉ……」ミョンミョン

P「ああ、いいさ。いくらでもお空に向かってビームを撃ちな」

ドンッドンッ

P「さすがに威力が弱まってますね。さて車輪刑では、車輪を水平でなく縦に構える場合もあります。
受刑者も側面ではなく輪に沿って括りつけられます。仰向けに変わりはありませんが」

いお「ぎ、ぎぃぃ……! ぎぃぃ!」

P「こいつも、車輪に沿うようにくっつけました。少しこのまま転がしてみましょう」

ゴロゴロ……

いお「も、もぉぉぉぎぃぃ!! もぎぎぎぎ!!」ゴリゴリ

P「破れた額が地面で擦れていますね。前進、バックを繰り返して、と……」ゴロゴロ

いお「もぎゅぅ! もぎぎぃぃっぎぎぃゃ!!」ベリベリ

P「まあ遊びはここまでにしておきます。空へと向き直させてから、車輪を固定」
381執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/15(日) 09:00:19.83 0
いお「もぉ……もぉ……」

P「殴打を再開します。額に、ダメ押しの一発」ブンッ

いお「ぎぃぁっ!? ……」ゴキャ

P「実はこれ、情け深いやり方なんです。頭から砕くのは、運が良ければ即死できます。
実際の車輪刑でも、比較的罪が軽い受刑者は、頭の方から殴るようにしていました」

いお「……」

P「意識を失ったようです。もちろんとどめは刺しますが、眠ったままあの世にいけるならまだ楽でしょう」

ブン、グシャ!

いお「」ビクンッ


P「では罪の重い受刑者ではどうなのか? 言うまでもなく、じわじわと嬲り殺します。
手足や下半身から打ち砕いてゆくんですね。先ほどのやよもそうでしたが……」グイッ

ゆきぽ「ぽー!? ぽぇぇ!!」ズルズル
382執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/15(日) 09:02:13.06 0
P「存在自体が重罪、この世に現れたことが極刑に値するぷちの登場です。
掘っても殺され、寝てても殺され、そこにいるだけで殺される。ぷ虐スレの顔」

ゆきぽ「ぽぇ! ぽぉええ!!」ジタバタ

P「一応、車輪に張りつけますが、ぶっちゃけ仰向けであるならどこでもいいです。
と言うのは、最もこの処刑が行なわれたフランスでは十七世紀以降、罪人は十字架の上に載せられたからです。
以後も車輪刑の呼称で通していましたが、実際には違ったのです」

ゆきぽ「ぽえ!? ぽえ!?」

P「車輪は、申し訳程度に使うようになったのです。打擲用か、あくまで刑死した罪人の晒し台に過ぎないか」セーノ

ブン、ベキベキ!

ゆきぽ「ぽ、ぎゃあああああああああああああ!?」

P「足から粉砕していきます。執行者の手腕に左右される死刑は問題だと思いますが、
やってる私は今、最高に気分がいいです」ブンッ

ゆきぽ「ぽぎぎぎぃっぁああ!! ぽおぎゅうぃぅあ!!」メキメキ

P「受刑者を殴打する回数などは、規定で決められてはいたものの、あまり意味はありませんでした。
前述の通り、執行者の力加減で苦しみが増減しますし」ブンッ

ゆきぽ「ぽんぎぃああああああああ!! ぽぉっぽぎぃゃああああああ!!」ベキゴキャ

P「車輪刑の初出は不明です。1532年に神聖ローマ帝国で導入されたという記録をそれとするなら、
この死刑の歴史はそれほど長くないことがわかります。シンボルとしての『車輪』は、
18世紀に入る頃には姿を消していました」ブンッ

ゆきぽ「ぷぅぁあああああああ!! ぽぅおああああああああ!!」グチャグチャ
383執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/15(日) 09:04:56.25 0
P「やよとおまえは、何から何まで癇に障る。外見、行動、仕草すべてが、
いちいち殺したい欲求を刺激してくる」ブンッ

ゆきぽ「ぽぉぉおおお!! ぽぼぉぉぉぉぇぇえええ!!」メキャメキャ

P「鳴き声もムカつく。肺と気管をぶっ潰す」ドスンッ

ゆきぽ「っぼぉ!! ぱひゅぅぅぅ〜! ぱひゅぅぅぅ〜!」ゴボゴボ

P「しっかりお天道様に謝罪しろ。生まれてきてごめんなさいってな」ドスンッ

ゆきぽ「ひゅ、っぼごほぉっ!! ぱひゅ、ぱひゅ……」ゲボゴボ

P「飽きた。もう死ね」ドスンッ

ゆきぽ「ぼゅっ!! ……」グシャ、ビクンビクン!

P「心臓が破裂したようです。例によって死ぬまで放置、死んでも放置です」

ゆきぽ「」


P「まあさすがに、いつまでもこのままではいけませんが。
普通は、刑死者はしばらく後に台から降ろされ、火葬されたそうです」

やよ「っぅぅ〜〜!! ぅぅぅ〜〜……!!」::ζl#。QT)ζ::

P「が、例外的に生きたままでも火あぶりにされることがありました。
受刑者にとっては、地獄の二段重ねですね」

つ━火 カチッ

やよ「ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!!」从火ノ从liTO。)ζ从从ノ ボオオオ

P「受刑者の灰は、川に流すか風化させます。宇宙のゴミを、地球に撒きたくはないんですが」

やよ「ぅ゛ぅ゛……」从火ノ从li゙q゙)ζ从从ノ ボオオオ

P「以上、ぷちどるで学ぶ世界の死刑13でした」

終わり
384('A`):2013/12/15(日) 10:28:49.63 0
乙です
車輪かぁ、誰かイラスト描いてほしいな、絵面が惨いと思うし
385('A`):2013/12/15(日) 10:50:11.79 0

いお虐とはめずらしい
386ぷちます虐待大好きP:2013/12/15(日) 17:34:11.12 0
有能なやつらやはるかさんはまだギリギリ許容範囲だけど、ふてぶてしい態度やずうずうしいやつらは死ねばいい…
(特に青髪音痴、淫乱毛虫、穴掘りモグラモドキ、ビーム暴発デコ)
いつも虐待を楽しみにしてます!
387('A`):2013/12/15(日) 19:54:04.96 0
テレビを見ているこあみまみ。
番組はマジックショーで切断マジックをやっている。
真っ二つにされた体が元に戻って驚く双子。

早速自分たちも真似しようとして箱を探し始め、ダンボールとそこで寝ている
ゆきぽを発見。

せっかくだからこいつで試そう。

ゆきぽを箱に閉じ込めると給湯室にあった包丁で箱ごとゆきぽを切断
中の切断されたゆきぽを見て驚く双子。

でも大丈夫。箱をくっつければゆきぽも元に戻るはず。
しかし、それは種や仕掛けがあってこそ。箱をくっつけてもゆきぽは
元に戻りませんでしたとさ

あいつら脳足りんだからテレビの真似事とかしそう。
388('A`):2013/12/15(日) 20:52:41.47 0
>>387
なぜssにしなかったんだ……
389('A`):2013/12/15(日) 23:58:27.34 0
>>388
もっと改良の余地があるかと思ったんで・・・
390 ◆.639LWXVvb3B :2013/12/16(月) 07:16:56.54 0
>>389
このシュチュエーションってめちゃくちゃ好き。

アイデアが浮かんだのがうらやましい。

ぜひ、このままSSに。
391('A`):2013/12/16(月) 12:45:48.22 i
寝てるはるかさんを振り回してよだれを撒き散らしたい
392('A`):2013/12/16(月) 14:59:51.95 0
セリフの最後に。付けるのはどうにかなんないの?
それだけで頭の悪い文章に見える
393('A`):2013/12/16(月) 16:34:28.21 I
うーん、ぷ虐らしい虐待方法っなんだろ...。
394('A`):2013/12/16(月) 22:30:17.31 0
>>390
よかったら使ってください。
今までアイディア投下だけだったので今度は自分で
SSも考えてみます。
395('A`):2013/12/16(月) 23:32:13.31 0
最近。ぷち穴ぷち棒使った。ぷち性的虐待ないね。
396('A`):2013/12/16(月) 23:42:29.63 0
やっても二番煎じだしなぁ。

あふぅが孕んだやつみたいになるだけじゃね?
397('A`):2013/12/17(火) 00:01:45.54 0
性的虐待じゃないけどどこかにぷち棒がはさまって
絶叫するゆきぽが見たいw
398('A`):2013/12/17(火) 00:03:56.77 0
まこちーの25cmごんぶとぷち棒が、あずささんの秘裂を襲う
399('A`):2013/12/17(火) 00:05:11.54 0
もしくは漏斗をぷち穴に差し込んで液体を流し込んで腹パンパンにする
穴にはガムテープなどで蓋をする
400('A`):2013/12/17(火) 00:11:05.19 0
響が留守の時に発情したブタ太に掘られるちびき
ガン泣きしてクマを呼び出しブタ太はミンチに。

クマに礼を言うが今度は発情したクマに掘られるのであったw
401('A`):2013/12/17(火) 00:25:47.31 0
なるほど動物たちと仲良くなれるのは
ちびきに性的魅力があるからなのか。
402 ◆jSFE03UDBE :2013/12/17(火) 00:38:17.64 0
いじめっ子


あふぅ「ナァーーノォ!!」

ボガッ!

ゆきぽ「ぽぶげえぇっ!?!!」

あふぅ「ニャーーーハッハッハ!!!」

殴られて悲鳴を上げるゆきぽ。
それを見てヒーロー物の悪役の如く高笑いするあふぅ。

どちらも、765プロでは見慣れた光景である。
ただし、ぷちどる達にとってだが。


あふぅには悪い癖がある。
ちょっとしたことで癇癪を起こし、暴れ出すのだ。
片やゆきぽは、ちょっとしたことですぐにぐずり出す癖がある。

そんな二匹が、一緒にいれば何が起こるか。
答えは簡単である。

あふぅ「ナっ、ノっ!ナっ、ノっ!!」バギッ!ドゴッ!

ゆきぽ「ぷぎゃぁーーーー!!ぽぇぇぇーーーーん!!」

ゆきぽのスコップを使い、ゆきぽをタコ殴りにするあふぅ。
甲高い悲鳴が事務所に響く。

こあみ「とっかーーー!」ボコッ

こまみ「ちー、ちー!」バシッバシッ

そして、いつの間にか双子もいじめに加わっている。

もともと二匹は、あふぅと組んでイタズラをしたりしていた。
しかしプロデューサーらが厳しくそれを叱りつけ、それを恐れてイタズラをするのは止めた。
その代わりが、弱虫ゆきぽへのいじめだったのだ。

ゆきぽ「ぽぇ・・・ぽぇぇ・・・」

こあみ「とっかとっか!!」ボゴッ

こまみ「ちぃちぃちぃ!!」バシッ

ゆきぽ「ぽ?!ぽぎぇぇぇぇーーーー!!!」

こあみはおもちゃのバット、こまみはハリセン。
あふぅのスコップほど攻撃力はないが、ゆきぽにとっては痛くて怖くてたまらない。また甲高い悲鳴が上がる。

でも、誰もゆきぽを助けに来ない。
403 ◆jSFE03UDBE :2013/12/17(火) 00:39:31.84 0
事務所には人間は誰もいない。
プロデューサー以下、皆がライブで出払っている。
ぷちどるも、お目付け役のちっちゃんはみうらさんとライブへ付き添い、ぴよぴよはお昼寝中。
残った他のぷち達は、事務所のソファで寝転がりながら、隅っこでいじめられるゆきぽを眺めている。

ちひゃー「・・・」

やよ「・・・」

たかにゃ「・・・」

いお「・・・」

まこちー「・・・」

ちびき「・・・」

はるかさん「zzz」

ぴよぴよとはるかさんはともかく、他のぷち達は皆、ゆきぽがあふぅと双子にいじめられていることを知っている。それもかなり前から。
でも、助けようとはしない。

簡単なことだ。
自分が同じ目に遭いたくないからだ。

あふぅ「ナッノナノナノ!!」ボガン!!

こあみ「とかぁー!」ボガッ ボガッ

こまみ「ちぃっ、ちぃっ!」バシッバシッ

ゆきぽ「ぷぇ・・・・ぷぇぇぇ・・・・」
404 ◆jSFE03UDBE :2013/12/17(火) 00:40:35.62 0
それから数時間して。
プロデューサー、アイドルたちが事務所へ戻ってくる。
あふぅ達も帰ってくるタイミングを見越していたのか、既にいじめをやめていた。

雪歩「ただいま、ゆきぽ。またケガしたの?」

ゆきぽ「・・・ぽ」

ゆきぽの頭は大きなたんこぶができ、血がにじんでいる。
腕も青あざだらけだった。

P「また穴でも掘ろうとしてたのか?そろそろいい加減にしとけよ、ゆきぽ」

ゆきぽ「・・・」

とうの昔にゆきぽは、事務所で穴掘りなどしなくなっている。
あふぅにスコップを奪われているからだ。
しかし飼い主ですら、ゆきぽがいじめられて怪我をしているのだとは思いもしなかった。

ゆきぽ「・・・」クルッ

ふとゆきぽは、おどおどと背後を振り返る。


あふぅ「・・・ナノっ♪」ニヤッ

こあみ「とかー♪」ニヤッ

こまみ「ちー♪」ニヤッ

そこには、ニヤついた表情を浮かべるいじめっ子の姿。
もちろん、ゆきぽがいじめられていることを告げ口しないか見張っているのである。
ついでに、明日もちゃんと事務所に来いよ、という脅しも含めて。

雪歩「それじゃ、帰ろうね。プロデューサーお疲れ様ですぅ」

P「おう、じゃな気を付けろよ」

ゆきぽ「・・・」

この時、ゆきぽは終始無言であった。


しばらくして、夜。
ゆきぽは眠れぬ夜を過ごしていた。

ゆきぽ「ぷぇぇ・・・ぷぇぇ〜〜ん・・・」

いじめのトラウマからだ。
眠れば夢の中であふぅ達にいじめられる。
起きているときも、あふぅのあの笑い声が聞こえてくる気がする。
ここは事務所じゃないのに。安心な雪歩の家なのに。雪歩もそばで眠っているのに。
ゆきぽは恐怖で押しつぶされそうになっていた。
405 ◆jSFE03UDBE :2013/12/17(火) 00:41:08.41 0
その時。

ゆきぽ「・・・ぽぇ」

ゆきぽは、部屋の窓が開いていることに気付いた。

ゆきぽ「ぽぇ、ぽぇ」ピョン テクテク

ベットから飛び降り、窓へと近づく。
そして外へ出た。

ゆきぽ「・・・ぽ」

そこはベランダ。
家の二階である。

ゆきぽ「・・・」

ふとゆきぽは考える。

ここから飛び降りたら、きっと大ケガをするだろう。
でも、あふぅ達に当分会わなくて済むかもしれない。
だったら・・・。

ゆきぽ「・・・」

ゆきぽは、ベランダの縁に立つ。
下を見ると、庭だ。かなりの高さがある。
ぷちどるは基本的に高いところを怖がる。極端な例はちひゃーだが、ゆきぽもまた例外ではない。
そんなゆきぽが震えもせずに立っている。相当精神的に追い詰められているのだろう。
十数秒ほど、その場に立ち続け。

ゆきぽ「・・・ぽぇっ」ダッ

ついに、ゆきぽは地面を蹴った。
次の瞬間、体が宙に浮かぶ。
そして、頭から真っ逆さまに落ちていった。


・・・グチャッ!!
406('A`):2013/12/17(火) 00:41:12.92 0
おい、ちひゃー。お前一応友達だろw
407 ◆jSFE03UDBE :2013/12/17(火) 00:41:42.25 0
翌朝。
765プロでは既に仕事が始まっている。

小鳥「・・・雪歩ちゃん、遅いですね」

P「ええ・・・今日はグラビアの取材が入ってるんですが・・・まだ時間あるとはいえ、心配だなあ」

雪歩は事務所に来ていない。
ついでに、ゆきぽも。

あふぅ「・・・ナノ」

こあみ「・・・とかぁ〜・・・」

こまみ「・・・」

あふぅはなかなかゆきぽが来ないことに苛立ちを募らせている。こあみは退屈そうに欠伸をしている。
一方、こまみはいじめのことがバレたのではと、気が気でない。

プルルルル!!プルルルルルル!!!

その時、事務所の電話が鳴る。

P「ハイ、765プロで・・・あ、雪歩か?
今日は遅いけどどうかしたか?事故にでも巻き込まれたか・・・・

・・・・え?」

瞬間、文字通りプロデューサーはその場に凍り付いた。


―――ゆきぽが死んだという一報を聞いて。


数時間後

P「・・・それで・・・朝起きたら庭にゆきぽの死骸が転がってた・・・と?」

雪歩「・・・はい・・・きっと、ベランダから飛び降りたんです、頭がぐちゃぐちゃになってたから・・・。
私が、部屋の窓をうっかり開けっぱなしにしなければ・・・・!」

そこで雪歩は泣き崩れた。
慌てて真が体を支える。

律子「・・・でも、おかしいわよね。
ぷちは皆高所恐怖症のはずなのに、なんでわざわざベランダなんかに近寄ったのかしら」

P「寝ぼけてた、ってこともあるだろう。俺だって酔い潰れてうっかり歩道に飛び出しそうになったことはあるしな。
・・・とにかく、雪歩、今日は仕事は中止だ。明日まではゆっくり休め。
それで、ゆきぽの葬式とかを済ませるんだ。いいな?」

雪歩「・・・はい」
408 ◆jSFE03UDBE :2013/12/17(火) 00:42:16.29 0
そこで、雪歩は真と律子に支えられながら、事務所を出ていく。
プロデューサーは電話をかけ、仕事先に謝罪の電話をかけ始めた。

そのやり取りを、隅っこでじっと眺めている一団がいた。

あふぅ「・・・ナ・・・!」

こあみ「・・・」

こまみ「・・・!」

もちろん、ゆきぽいじめの主犯格の三匹である。
こあみはゆきぽが死んだと聞いて、ただただ茫然としていたが、あふぅはゆきぽがいなくなってしまったことに腹を立てていた。
そして、こまみは自分たちが原因で死んだのではないかと考え始めた。同時に、その罰が下るのではと恐れおののいた。
その怯えは、やがて妹にも伝わったようで、双子は暫くしゃがみこんで震えていた。

あふぅ「ナァの!ナノっナノっ!!」

P「・・・なんだ、あふぅか」

あふぅは腹立ちまぎれに、プロデューサーに構ってもらおうと駆け寄った。
しかし、

P「今は本当に忙しいんだ、後にしてくれ」

あふぅ「ナァのっ!・・・・・な・・・・・」


P「・・・後にしろ。分かったな、あふぅ?」

プロデューサーは、いつになく怖い顔であふぅを睨みつける。
さすがのあふぅも、すごすごと引き下がった。

あふぅ「・・・」

しかし、それでも苛々とした感情は収まらない。
なんでゆきぽはいなくなったのだ。
弱虫のくせに、いじめられてればいいのに、生意気な。


しばらくして。
アイドルたちは仕事先に向かい、プロデューサーに律子は営業回り。
小鳥も買い物に行っている。
409 ◆jSFE03UDBE :2013/12/17(火) 00:43:28.62 0
そして、事務所に残ったぷちどる達は、各々飼い主から渡されたお菓子を食べていた。いつもに比べると、騒がしくすることはなかった。

ちひゃー「くっ」ムシャムシャ

ちびき「だぞー」ムシャムシャ

やよ「うっうー」ムシャムシャ

たかにゃ『美味』ムシャムシャ

まこちー「まーきょ」ムシャムシャ

いお「もっ」ムシャムシャ

はるかさん「ヴぁーい」ムシャムシャ

そこへ、

あふぅ「ナノっ!!」

「「「「「「・・・・・・」」」」」」

あふぅがいつものように、お菓子を強請りにやってきた。
皆あふぅに目を付けられるのを嫌がっていたから、今までは素直に応じていた。

だが、今日は様子が違った。

ちひゃー「・・・」ムシャムシャ

やよ「・・・」ムシャムシャ

たかにゃ「・・・」ムシャムシャ

まこちー「・・・」ムシャムシャ

いお「・・・」ムシャムシャ

はるかさん「ヴぁい?」


皆が、あふぅを無視して黙々と食べている。
あふぅなんて、元から居なかったかのように。

あふぅ「ナ・・・・・ナァァーーーーーーー!!!」

あふぅは激怒する。
なんで自分を無視する。なんでお菓子を食べ続ける。
なんだその暗い顔は。なんだその目は。
なにか文句があるのか。
410 ◆jSFE03UDBE :2013/12/17(火) 00:44:03.83 0
あふぅ「ナァのっ!!!」

ちひゃー「・・・」

あふぅがちひゃーに掴みかかる。
元から二匹は仲が悪かったから、当然のことともいえる。

ちひゃー「・・・」

しかし、ちひゃーは顔を背け、黙りこくっていた。
普段なら怒ってあふぅに食って掛かっていただろう。
しかし、今のちひゃーは抵抗もしなければ、泣くこともしなかった。

あふぅ「・・・・ナ・・・・」

しばらくして、あふぅはちひゃーから手を放した。
どんなことをしたところで、相手は自分の思うように行動することはない。泣いて許しを請うことも、怒って抵抗することもない。
そう理解したのだ。
そしてとぼとぼとぷち達から離れて行った。

「「「「「「・・・・・・」」」」」」ムシャムシャ

そして、ぷち達は何事もなかったかのようにお菓子を食べ続けた。


あふぅ「ハンっ」

あふぅはゆきぽの寝床に飛び込むと、不貞寝を始める。
今日はゆきぽが来ないことといい、プロデューサーもぷち達も邪険に扱ってくることといい、不愉快なことだらけだ。

あふぅ「ナノっ!」

そこであふぅは、寝転がったまま双子を呼びつける。

シーーン

あふぅ「・・・ナノ?」

来ない。
双子の声も返ってこない。

あふぅ「ナーーノ!!ナァのっナノっ!!」

今度は大声で呼びつける。

シーーン

やはり、双子は来ようとしない。
411 ◆jSFE03UDBE :2013/12/17(火) 00:46:12.62 0
あふぅ「ナァァァァーーーーーーーー!!!」

あふぅは段ボールから飛び降り、顔を真っ赤にして叫び始める。
何をしてるんだ、さっさと来い。

律子「ふぅ、ただいま戻りました・・・」

あふぅ「ナァァ!!!・・・ナ?」

その時、律子が戻ってくる。

律子「・・・ちょっと、あふぅ。
何してるの?」

あふぅ「ナァ!!ナノっナノっ!!」

律子「・・・今日はみんな忙しいのよ。
頼むから大人しくしてなさい」

あふぅ「・・・・」

またもや怖い顔で叱りつけられる。
結局すごすごと引き下がり、段ボールの中で昼寝をし始めた。

一方、双子はと言えば。

こあみ「・・・」

こまみ「・・・」

給湯室の中で、身を寄せ合っていた。

二匹は、ゆきぽが死んだことによって、他のぷち達があふぅを単なるいじめっ子のガキ大将ではなく、ゆきぽ殺しのろくでなしと思うようになり、軽蔑していることに気付いた。
ならば、自分たちはそれに関わらないでいよう。そう腹を決めたのである。

こあみ「・・・」

こまみ「・・・」
412 ◆jSFE03UDBE :2013/12/17(火) 00:47:30.37 0
この日を境に、ぷち達のあふぅに対する態度は変わっていった。あふぅを恐れなくなった。
シカトはもちろんのこと、時にはおにぎりを横から奪ったり、突然体当たりしてきて何食わぬ顔で通り過ぎたり、ということを繰り返した。

あふぅ「ナァーーーーー!!」

ちひゃー「・・・」

当然、あふぅは烈火のごとく怒り出す。
しかし、ぷち達は涼しい顔で無視する。
時には不敵な笑みを浮かべて。

P「・・・おいあふぅ。うるさいんだよ静かにしろ」

あふぅ「・・・ナ」

人間たちが、すぐに叱りつけてくれるからである。
あの日以来、以前にもまして癇癪を起こすあふぅに、彼らも理由は分からずとも我慢の限界を超えたのだろう。
結局、あふぅは何をされても、すごすごと引き下がる他なかった。

こあみ「・・・」

こまみ「・・・」

そして、双子はと言えば、それを遠巻きに眺めるだけ。
とにかく自分たちは関わりたくない。ただそれだけであった。


そして、ゆきぽの死から二週間後。

P「ったく・・・」

プロデューサーが、滅茶苦茶に荒らされたデスクの後片付けをしていた。
もちろん原因はあふぅ。今は隅っこで不貞寝をしていた。
腑に落ちないのは、好物のおにぎりをあげても一向に大人しくならないことだ。一体あふぅに何があったのか。

P「・・・あいつらに聞いてみるか。おーい」

「「「「「「?」」」」」」

プロデューサーは、ぷち達に事情を聴いてみることにした。

P「このところ、なんかあふぅの様子がおかしいよな?
それで、お前らに知ってることはないか聞きたいんだ」

ちひゃー「くっ!!くっくー、くー!!」

すると、一番最初に喋り出したのはちひゃーだった。

あふぅは今まで、ゆきぽをいじめていた。
殴ったり蹴ったり。ゆきぽがケガをしていたのもそれが原因なんだ。
それで、ゆきぽが急に死んだから、いらだっているんだ、と。

P「・・・へ?あいつがゆきぽを?
そんなの初めて聞いたぞ」
413ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/17(火) 00:48:55.94 0
「怒らせたら恐ろしい人」

律子「コラー!あふぅ!いい加減にしなさい!!」

あふぅ「ナノー!!ナノナノナノー!!!!」ドタバタドタバタ!!

P「ああ・・・いつもの光景だ。・・・」

「プチッ。」何かがキレた音

律子「ねぇ?そこの害獣?いい加減にしろよ?」満面の笑顔

P「・・・。」

あふぅ「ナ?!ナノーシャー!!」

律子「あら。歯向かうの?いいわよ。」(競馬用のムチを取り出す)

バシン!!

あふぅ「ナギャバ!?」

律子「何回言っても何回言ってもあんたはゆうことを聞かない。ほとほと呆れるわ。
だから、死になさい。」眩しいくらの笑顔

あふぅ「ビェー!ビェー!!」

バシン! バシン! バシン!!

あふぅ「ナ!バギャ!?ブヘ!!?」

律子「それ!それ!それ!それー!アハハハハハハ!!」

バシッ!バシッバシッ!
414ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/17(火) 00:51:19.61 0
あふぅ「ナビャ!?ブベラ!!?ブニャバ!!!」

P「おーい。そろそろ・・・」

律子「なんですかぁ?まさか止めるんですか?毒ヒュインテュラ食わせますよ?」すごい怖い笑顔

P「い・・いや、そうじゃなくて・・・・血まみれだし後は俺が処理するから。な?」

律子「だーめ。」ニッコリ

P「そ・・・そうか・・。」

あふぅ「」ピクピク

律子「さて、仕上げといきますか。」

事務所を出て路地裏へ行く

P「ここで何するんだ?」

律子「え?これですよ。釘打ち機。これをこの害獣の!舌に打ち込んでやるんですよ。」ニッコリ

律子「舌を掴んでっと。壁に打ち付けますよー。そーれ。」

バチン!!

あふぅ「うkれg;lsifegkjfig;k;fがkdhふgwさf!!!」声にならない叫び

律子「ふぅ。満足しました。いい汗かいたわー。」満面の笑み

P「後処理しとくわ。」

律子「はい。お願いしますね。私は着替えに戻ってます。」

P「ああ。」

E N D

(割り込んでたらマジでごめんなさい)
415('A`):2013/12/17(火) 01:37:43.21 0
なんかぷち殺しのぷちと思いっきり被ってるけど斬新な展開期待していいのか?
416('A`):2013/12/17(火) 01:52:50.89 0
>>413
ナノーシャーでワロタw
417 ◆jSFE03UDBE :2013/12/17(火) 02:22:40.56 0
規制喰らってますた・・・すんません。
書きだめは>>412で一旦おしまいなのです。続きは明日深夜ごろ。
一応ぷち殺しさんとは被らないよう、オチにそれなりの改良をする予定です。
418('A`):2013/12/17(火) 11:47:46.64 0

楽しみにしてますよ
419ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/17(火) 17:55:08.28 0
「怒らせたら恐ろしい人2」

事務所内

音無「・・・・・。」カタカタカタ(お仕事中)

すると

ちひゃー「くぅぅうぅぅ〜♪くぅぅぅぅーぅうぅー♪」

音無「ねぇちひゃーちゃん?今お仕事してるから静かにしてくれない?」

ちひゃー「くぅうぅうー♪くっくっくくっくー♪」

音無「だから今お仕事してるから静かにして?」

ちひゃー「くっくっくー♪くくくっくー♪」フンス

音無「・・・・。」マイク取り上げる

ちひゃー「くっくー♪く!?くーー!!シャー!」ガプッ!

音無「・・・・・・。」ニッコリ

グサッ!

ちひゃー「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああーーーー!!!?!?」

片目にボールペンが突き刺さってる状態


音無「・・・・。」ニコニコ

音無「ねぇ?ちひゃーちゃん?何でそうなったか分かる?分からないよね。」

ガシッ!

ちひゃーの首を掴む

ちひゃー「がっ!くぁ!・・・がは!!く・・く;;」ヤメテ

音無「ああー。いいわその苦しそうな顔。止めて?私が言ったときあなたは止めなかったでしょ?
だから私も止めないわ。」ニコニコ

ガチャ

P「ただいま戻りましたー・・・って音無さん?何してるんですか?」
420ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/17(火) 18:01:46.38 0
音無「あ。お帰りなさい。ちょっと始末しようと思いまして。」ニコニコ

P「始末ですか。・・・・」(ああ・・・・笑顔だけどヤンデルな・・・。」

音無「勿論止めませんよね?止めたらプロデューサーが大変なことになりますよ?」

P「い・・・いや、止めませんよ。けど、場所移しましょ?後処理が大変ですから。」

音無「そうですねー。では路地裏へ行きましょう。」

路地裏

ポイ

ちひゃー「ぐ;;くーくぅううぅー;;」

音無「はーい。じゃあちひゃーちゃんをバラバラにしましょー。」凄いいい笑顔

P「・・・・。」

音無「まずは、右足を切っちゃいましょうねー。」

ザシュ!!

ちひゃー「くぎゃああああああああああーーー!!!!!」

音無「次は左足を切っちゃいまショー。」

ザシュ!

ちひゃー「くがああああああああああああーー!!!」

音無「次は左腕。」

ガツン

音無「あら?引っかかったわ。」

ちひゃー「くぅぅー!!;;ぐぅぅぅぁぅあぅぁー;;」

音無「まいいや。えい!」

バツン!

ちひゃー「くぎょあああああああああああああああああーー!!!!」

P「あ・・・あの音無さん?」
421ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/17(火) 18:02:22.30 0
音無「なんですか?」

P「あの・・・その・・・鉈?鎌?みたいなのどうしたんですか?」

音無「ああこれですか?前に通販で買ったんですよ。」

P「そうでしたか。」

音無「ええ。では。とどめさしちゃいますね。」

音無「ねぇ?ちひゃーちゃん?最初に止めてればこんなことにならなかったのよ?」

ザシュ! ザシュ! ザシュ!

ちひゃー「ぐぁあ!?!くぎぎょう!?ぐぎきゅは!?・・・・ぐう・・・」

ちひゃー「」

音無「あら、死んじゃった。さて、私は事務所に戻ってオシゴトしなきゃ。」


音無「プロデューサー。後のことはよろしくお願いしますね?」ニッコリ

P「ああ。これで、3匹は駆除出来た。後1匹だ。」

E N D
422ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/17(火) 18:07:18.84 0
PS

音無「3匹って誰と誰です?1匹は今始末したからわかりますけど。」

P「1匹はあふぅだ。律子に始末された。あの時の律子は恐ろしかった。震えたもん。」

音無「ではあと一匹は?」

P「やよだよ。とある人にあげたんだ。その人とても死刑に詳しくてさ。実験台が欲しいって
言うんでやよをあげたんだよ。」

音無「なるほどー。」

P「後は・・・タヌキモグラだけだ。」
423('A`):2013/12/17(火) 20:04:53.55 0
>>417
ゆきぽは事務所住みだけど
何で雪歩の家で飼われることになったんだ?
424('A`):2013/12/17(火) 20:33:55.60 0
毎度乙
すっかり、やよがトリオと同列になろうとしてるな
425('A`):2013/12/17(火) 22:09:35.57 0
>>423
ゆきぽが死ぬ過程でスムーズに話が進むからじゃないか?
雪歩も寝ている夜、つまり深夜、事務所だったら最後の人間が
戸締りをして帰るだろうし、ぴよぴよもいるからってのもあるし
それにいじめっ子のあふぅが一緒にいたとしたら
ゆきぽは別の「行動」をとったかもしれないし…

後は雪歩の家で飼われている事、つまり雪歩が飼い主って訳なんだが
これもキーになるんだろうか。もし、ゆきぽがトリオに虐められていたのを
雪歩が知ったら…

>>422
取ってつけたような狂気って感じがして残念だわ
426('A`):2013/12/17(火) 22:18:55.14 0
鍋の人は寒いノリにこだわりでもあるのかw?
427('A`):2013/12/17(火) 22:42:39.96 0
>>425
事務所から飛び降りた方がスムーズでしょ
はるかさんだって窓の鍵を開けて飛び出したことがあるんだし

雪歩がキーになるんなら
ゆきぽと雪歩の描写が欲しかったな
急に飼い主の雪歩があふぅに復讐とか言われても置いてけぼりになるだけだよ
まぁこの流れはないとおもうけど
428('A`):2013/12/17(火) 23:07:30.19 0
>>427
はるかさんがカギを開ける描写は知ってるけど
それをゆきぽがやるかは分からないでしょ?
たまたま窓が開いていたからってのもあるだろうし
自分で窓を開けてまで飛び降りる、ゆきぽにそこまでの覚悟があっただろうか?
雪歩の家の二階から草かやわらかい土に飛び降りれたとしても
事務所からアスファルトに飛び降りれたかな?
ゆきぽも大ケガをするってぐらいで死ぬつもりで飛んでないし
429('A`):2013/12/17(火) 23:28:34.55 0
すごく言い訳くさいけど作者本人か?
所詮パクりSSなんだからグズグズ言うなよ
430('A`):2013/12/17(火) 23:41:34.42 0
ごめんごめん、作者さんはトリップつけてるから違うよ
今過疎ってるし、SSも投下されないから暇つぶしに色々考えてたんだ
431('A`):2013/12/17(火) 23:42:05.71 0
>>428
だからこそそういう描写をしてくれないと分らないわけですよ
いきなり雪歩に飼われて居ます
なんで?
ってなるでしょ
いじめを苦に、ってのはいいのよ別に
でも設定を変えるならそこをスムーズに読んでいる人に理解できるようにしてほしいってこと
432('A`):2013/12/18(水) 00:02:44.28 0
>>431
上で言ったのはゆきぽが死ぬ「シチュエーション」としては自然になるんじゃないかって
書き込みだったんだけど、それとは別に単純に雪歩がゆきぽを飼ってる「理由」はSSでは
抜け落ちているね。理解力悪くてごめんね
433 ◆jSFE03UDBE :2013/12/18(水) 00:20:57.05 0
続きです。


たかにゃ『事実』

P「いや、まぁ、信じないわけじゃ・・・」

いお「もっ!もっ!!」

さらに、あふぅは告げ口したらもっと酷いことをしてやると脅した。
だから今まで言えなかったのだ、といおが付け加える。

P「・・・」

やよ「うっうー!」

ちびき「だぞっ!」

髪を引っ張られた、とやよ。
泣き声を出せないよう首を絞められた、とちびき。
最早、あることないこと出鱈目に言い立てていた。

P「・・・わかった、わかった。もういい」

うんざりしたプロデューサーはぷち達を隅に追いやった。
この時点では、まだあふぅがそんなことをしていたとは完全には信じ切れなかった。
ふとプロデューサーはお茶でも淹れようかと、給湯室へ足を運ぶ。

P「ん?お前らか」

こあみ「・・・」

こまみ「・・・」

このところ遊ぶ姿を見ないと思ったら、ここにいたのか。
ついでにとプロデューサーは、双子にも質問をしてみることにする。

P「お前ら、あふぅが最近おかしい理由を知らないか?・・・っておい」

こまみ「・・・」ダッ

こあみ「!」
434 ◆jSFE03UDBE :2013/12/18(水) 00:21:34.16 0
すると、こまみが駆け出していった。
後を追うと、物置の前で、ドアを開けようとしている。
プロデューサーが開けてやると、すぐ中に飛び込んだ。

暫くして。

こまみ「・・・・・ちぃぃ」

P「おい、いったい何が・・・・・」

その時。
物置から出てきたこまみが手にしていたものを見て。
プロデューサーは、言葉を失った。


翌日。

あふぅ「なぁ〜のぉ〜・・・・」

あふぅはようやく目を覚ます。すでに昼過ぎだった。

あふぅ「・・・ナノ?」

ふと頭をあげると、ソファの周りにプロデューサーやアイドルたちが集まっていることに気付く。
全員が暗い表情で押し黙っていた。

何か自分に黙って企み事をしているのか。
頭にきたあふぅは、寝床から飛び降りて皆の方へ駆け寄る。

あふぅ「ナノーーーー!!!」


「「「「「「「「「「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」」」」」」」」」」」」


すると、皆が一斉に振り向いた。
皆が、冷たい表情であふぅを見つめる。

P「・・・やっと起きたのか、あふぅ」

あふぅ「ナノっ?」

P「こいつを、見てみろ」

ドサッ!!

プロデューサーが、あふぅの前に何かを放った。

あふぅ「ナ・・・ナァァ?!!」


―――それは、ゆきぽのスコップ、おもちゃのバット、ハリセン。
あふぅ、そして双子がゆきぽをいじめるのに使った道具だった。

おまけに、全ての道具に血が付いていた。ゆきぽの。

P「これ全部、ご丁寧に物置の中に隠してあったんだよ。

・・・あふぅ、正直に答えろ。
お前はこれを使って、ゆきぽをいじめてたんだな?」
435 ◆jSFE03UDBE :2013/12/18(水) 00:22:25.55 0
あふぅ「な・・・ナ・・・ナノォッ!!ナノっ!!」

あふぅは必死で否定した。
しかし同時に、疑念が沸き起こる。
なぜ。なぜそんなものをプロデューサーが持っている。
物置に隠していたことは、自分と双子しか知らないはず・・・。

P「嘘は通用しないぞ。ぷち達皆が、お前がゆきぽをいじめてたことを証言したんだ。
お前、告げ口しようとした奴にも脅して口封じしたらしいな?」

あふぅ「?!」

あふぅは愕然とした。
そもそも恫喝するまでもなく、ぷち達は自分を売ろうとはしなかったのだ。
前までは。
それが、急に何で。

ちひゃー「・・・」フンス

やよ「・・・」

たかにゃ「・・・」

まこちー「・・・」

いお「・・・」

ちっちゃん「・・・」

ぴよぴよ「・・・」

はるかさん「?」

ふと目線を横に向けると、ぷち達がこっちをじっと見ていた。ゴミを見るような視線で。
敵対していたちひゃーに至っては、勝ち誇るようなドヤ顔をしていた。

そう。
もうあふぅは、ぷちどるのガキ大将でもなんでもないのだ。
ゆきぽが死んだときから、既にあふぅと他のぷち達の力関係は逆転しつつあったが、これで完全にあふぅは弱者の立場に堕ろされた。

P「これで、ゆきぽが二階のベランダから飛び降りて死んだのも分かった。
いくら寝ぼけてても、部屋の窓が開いてても、そもそもベランダの縁になんか登る筈がないよな。

―――つまりは、お前のいじめが原因で自殺したってことだ」
436 ◆jSFE03UDBE :2013/12/18(水) 00:23:45.17 0
あふぅ「・・・・」

あふぅはもう、声も出せなかった。何も言い訳もできなかった。

その時、あふぅはふと怯えるような視線を向けられているのを感じる。

こあみ「・・・・!」

こまみ「・・・・!」

双子だ。
貴音の足元で震えているこあみとこまみ。
この場にいる者の中では唯一、オドオドした態度だった。

・・・そうか・・・。
あいつらが、裏切って告げ口したんだ!!
あふぅの頭に、再び血が上ってきた。

あふぅ「ナノォォォォォォ!!!!」

あふぅは怒りのあまり、双子の方へ向かって駆け出した。

その時。


ドゴン!!

あふぅ「な、ニ゛ャは゛ぁっ?!!!」

突然あふぅは、腹部に凄まじい衝撃を喰らったかと思うと、吹き飛ばされて壁に叩きつけられていた。
何が起きたのか分からないでいると。

雪歩「・・・」

雪歩が、顔を真っ赤にしてこちらへ歩み寄ってくる。
他ならぬゆきぽの飼い主が。

雪歩「・・・痛かった?痛かったよね?
野球用のスパイクシューズで思いっきり蹴ったもんね?

でもね、ゆきぽは、お前より、もっと痛い思いをしたんだよッ!!!」

ドガッ!!バゴッ!!ガッ!!

あふぅ「ナ゛!!ニ゛ョハ゛ゴッ!?!あ゛ぶっ!!
ナ゛ぁア゛ア゛ゴフッ!!!」

雪歩は感情を抑えきれずに、執拗にあふぅを蹴り続けた。
特に顔面を。靴底の突起がまともに当たり、皮膚を引っ掻き、肉に刺さり、血が噴き出す。
それでもなお、雪歩はあふぅへの制裁を止めようとしない。
437 ◆jSFE03UDBE :2013/12/18(水) 00:24:30.02 0
雪歩「このゴミ!!クズが!!なんでお前なんかが!!」バゴッ!!ゴキッ!!

P「・・・・雪歩。もう、その辺でやめておけ」

鼻骨が折れる音が響いたところで、Pたちが雪歩を羽交い絞めにした。

あふぅ「・・・・・な・・・・な・・・ァ・・」

辛うじて意識は保っていたが、あふぅは初めて恐怖を味わい、震え上がった。
今だって雪歩は、皆に抑えつけられていても、あふぅを鬼気迫る表情で見つめていたのだ。

P「・・・さて。
こんなことが発覚した以上、もうお前を事務所には置いておけない」

あふぅ「・・・?!」

P「当たり前だろう?お前がまた、他のぷち達に危害を加えたりするのは御免だからな。
・・・それに、周りを見てみろ」


真美「・・・」

亜美「・・・」

美希「・・・」

春香「・・・」

真「・・・」

千早「・・・」

貴音「・・・」

あずさ「・・・」

律子「・・・」

小鳥「・・・」

あふぅを取り囲んだ人間たちが、さっきよりも軽蔑の色を強めた表情であふぅを見下ろす。

P「本当なら、雪歩に敵を取らせるところだがな。さすがにアイドルに動物殺しの汚名を着せるわけにもいかん。
もちろん俺たちも、今さらお前を殺そうなんて思いもしない。ゆきぽは帰ってこないんだからな。
だから、お前にはここを出て行ってもらう。

野良ぷちとして、どこへなりと行け。二度と戻ってくるなよ」

そう言い放つと、プロデューサーは事務所の玄関へ向かい、ドアを開けた。
438 ◆jSFE03UDBE :2013/12/18(水) 00:25:09.50 0
あふぅ「・・・・」

P「さぁ、何してる?出て行けと言っただろう。
あれだけのことをして住処を追い出されるだけで済むなんて、あり得ないことだぞ。

・・・それとも、ここにとどまって皆にぶち殺されるか?」

あふぅ「・・・・!」

一瞬、目を見開いたあふぅ。
だが、それしかもう選択肢がないことは分かっていた。

あふぅ「・・・・・・・・」テクテク

やがて、うなだれながら、玄関へ向かって歩き出していく。
そして、完全に玄関をくぐると、

バタン!

ドアが、閉められた。

あふぅ「・・・・」

もうあふぅは、振り返ることもなく、階段を降りていく。
その暗い背中は、あふぅの打ち砕けたプライドを象徴するかのようだった。


しばらくしてプロデューサーが玄関を開けると、あふぅの姿は既になかった。
もちろん、事務所の周りにもあふぅはいなかった。
一体ヤツはどこまで行く気だろう。プロデューサーはふとそんなことを考える。
あの生意気そうな気色悪い外見と、ワガママ勝手な性格。拾い手などいるだろうか。
仮に拾ったとして、また同じことになるのではないか。
そんなことを思いつつ、彼は仕事へ戻った。

それから半月ほどして、金色の謎の生命体の死骸が発見されるというニュースがあったが、それがあふぅかは定かでない。


そして、あふぅが去って一ヶ月が経った。
439 ◆jSFE03UDBE :2013/12/18(水) 00:25:51.79 0
小鳥「・・・ふぅ」

プロデューサーもアイドルたちも再びライブのリハで出払ってしまった真昼の事務所で、一人小鳥がデスクワークをしている。
一息ついたところで、お昼を済ませてぷち達のご飯を買ってこなければと思い、買い物の支度を始めた。

小鳥「それじゃ、ぴよぴよ、お留守番よろしくね」

ぴよぴよ「ぴっ」

そして事務所を出ていく。
事務所の中は、ぷちどるだけになった。

ぴよぴよ「zzz」

ぴよぴよは連日の仕事疲れもあり、昼寝を始めた。
すると、

ちひゃー「くっ」

まこちー「まきょ、まきょ」

ちひゃー「くっ♪」フンス

まこちーが、持っていたお菓子をちひゃーに渡したのだ。

やよ「うっうー」

ちびき「だぞ」

いお「もっ」

たかにゃ『献上』

ちひゃー「くっくー♪」フンス

はるかさん「ヴぁい?」

すると、皆がまこちーに倣うように、ちひゃーにお菓子を渡す。
まるで王様へ貢物をするように。


あふぅが去ったことで、ぷちどるの間の力関係も変化した。
ぷちの中でも一番我が強く、それなりの賢さも持ったちひゃーが、新たな親玉となったのだ。
名目上はちっちゃん、ぴよぴよがお目付け役だが、二匹とも仕事で忙しく、もう他のぷちを統制するだけの権威など二匹にはなかった。
まこちー、たかにゃ、やよ、ちびきには、ボスの座を狙う野心などない。
一時期いおがちひゃーに対抗しようとしたが、ビームという"絶対に使えない"必殺技しかとりえのないいおに勝ち目はなく、結局は諦めてちひゃーの下に付くことを選んだ。
はるかさん、みうらさんは、元から存在感が薄く、他のぷちと群れることもあまりないので、蚊帳の外である。
440 ◆jSFE03UDBE :2013/12/18(水) 00:26:22.28 0
そして。
上がいれば下もいる。
弱虫ゆきぽがいなくなり、新たな最下層カーストに選ばれたのは・・・。

ちひゃー「・・・くっ」

まこちー「まきょ」

いお「もっ」

ふとちひゃーは、思い立ったように席を立つ。まこちー、いおがそれに続く。
行先は、給湯室。

ちひゃー「・・・くっ♪」

こあみ「・・・!」

こまみ「・・・!」


―――そう、双子だ。


こあみもこまみも、力も頭脳もぷちの中では最弱クラスだった。
二匹は今まで、あふぅの腰ぎんちゃくになることで、かろうじて上位カーストに居られたに過ぎなかったのだ。

しかし、あふぅはもういない。
自分たちがゆきぽいじめの証拠品を差し出して、あふぅを売ってしまったからだ。
あふぅに代わって双子を守ってくれる存在は、いなかった。

そして、新たなボスとなったちひゃーは、本来ならあふぅと一緒にいじめの犯人として告発できたのに、それをしなかった。
敢えて生かしておいて、強敵のあふぅ亡き後、奴隷身分として散々な目に遭わせてやろう。そう考えたのだ。
他の皆も、あふぅに付き従っていた双子に良い感情は持っていなかったし、ただで済まそうとは考えなかった。

そして、新たないじめのターゲットに、双子が選ばれた。

ちひゃー「くっ!!くっくっくーー!!」

こあみ「・・・・と、か・・・」

こまみ「・・・・ちぃ、ぃ・・・」

ちひゃーは突然、双子に向かって怒鳴り散らす。
今日もお前はお菓子を持ってこなかった。
いつもいつもオドオドして、その態度が気に食わない。
何様だ。
そんなちひゃーに対し、双子はただ震えるだけで何もできない。
441 ◆jSFE03UDBE :2013/12/18(水) 00:27:42.84 0
ちひゃー「くっ!」

まこちー「まぁきょっ!!」ボガッ

こあみ「とぎやぁはっ!?!」

すると、ちひゃーの指図でまこちーが腹パンを繰り出す。
その後も、何度も何度も。

まこちー「まきょっ!まきょ!!まきょ!!!」ボガッ ボガッ ボガッ

こあみ「と、ぎぃ・・・・」ピクピク

腹パンにしたのは、ちひゃーの策だ。
スコップなどと違い、これなら傷が残ることもない。
仮に発覚したとして、実行犯はまこちー。
人間たちがちひゃーを疑うことはそうそうない。力のあるまこちーが疑われることだろう。

こまみ「ち、ちぃぃ!!」

暴力におびえ、この場から逃げ出そうとするこまみ。
そこへ、

いお「もぉっ!!」ミョンミョン・・・

こまみ「・・・!」

いおが行く手を阻んだ。
おでこでビームをチャージしながら。

これも、ちひゃーの策であった。
もちろん本当にビームを撃つことはないが、壁を吹き飛ばすだけのビームを「撃つぞ!」と脅して見せるだけで、双子には十分だ。
仮に撃ってしまったとして、やはりちひゃーが疑われることはない。

こまみ「・・・」

こまみは絶望し、その場にへたり込んだ。
その時、無防備なこまみの腹を、まこちーの鉄拳が狙っていた―――


いじめ。
人間の社会集団では、どこにでもあること。
どれほど心ある人間が奮闘したところで、いじめがなくなることはない。

動物の世界でも、いじめは存在する。
弱肉強食という言葉が示すように、弱いものは生き残れないのが、生物界の掟だからだ。

そして、その掟は、ぷちどるの世界にも存在するのだ―――


おわり
442('A`):2013/12/18(水) 00:43:48.39 0
>>441
乙です。さすがにちひゃーが親玉になるとこまでは読み切れなかったわw
443執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/18(水) 20:55:13.66 0
皆さんもう避難所に移ってしまったんですかね?
とりあえずこちらに投下。二回に分ける予定です


ぷちどる駆除士・P(その4)

※今回のストーリーは、ゴルゴ13の「害虫戦争」を参考にしています


大量発生したぷちどるの猛威を食い止めるため、駆除士は今日も戦う……。

――ビデオ再生中

P「えー、このように特に利用目的のないぷちどる達は、缶詰工場に送られます」

やよ『うっう〜?』ζ*゚0゚)ζ ζ*゚3゚)ζ ζ*=o-)ζ zzzz

P「ぷちの一番大きな部位は頭ですが、髪や骨など食べられない部分が多いので、
首から上は丸ごと切り落としてしまいます。この作業は機械が行ないます」

スパーン、スパーン…… .::;:.., ;:. ζ*゚;p。)ζ.::;:.., ;:. ζli゚'p`)ζ ブシュー

やよ『うっうー!?』ζli゚0゚) ζ ζ*T0゚)ζ ζli゚p゚)ζ

P「ぷちはコンベアに固定されていて、逃げ出せません。すべてライン化されています」

やよ『う゛ぅぅぅぅ!!』.::;:.., ;:.ζ*Tp。)ζ.::;:.., ;:.ζ*゙;0゙)ζ スパーン、スパーン

P「その後、衣服を剥ぎ取られた首のない胴体は、一ヶ所に集められます」
444執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/18(水) 20:57:27.03 0
ゴウン、ゴウン……

P「シャワーで汚れを洗い落とし、蒸し庫で加熱殺菌します」

プシャアアアア!!

P「大型冷蔵庫に置いて身を締まらせた後、解体作業に移ります。
ここで骨と内臓を取り除くんですね。こればかりは、手作業になります」

スパーン、ズルズル……

P「切り分けられた肉はまとめてコンベアでミキサーに送られ、挽肉にされます。
そこから缶へと一つ一つ絞り出し、調味液と油を注入。フタをしっかり閉め、真空状態を保ちます」

ブチュブチュ……

P「こうして、ぷち肉の缶詰が完成するのです。もっぱら、同じぷち用のエサとして使われています」

ジャジャーン

P「ところで、取り除かれた内臓、そして頭部ですが、これらはまた別の工場へ送られます」

やよ『』ζ*゚q;゙)ζ ζli。'p`)ζ ζ*゚;p。)ζ

P「肥料工場ですね。ここでより大きなミキサーで肉も骨も粉々にし、糞と混ぜ合わせるのです。
骨も髪の毛も目玉も、肥料になります」

ブチュブチュ……

ゆきぽ『ぽぎゃあああああああああ!! ぴぃぎぃやぁああああ!!』ブチュブチュ

ちひゃー『ぐぅひぃぎぃぃぃぃぃぃぃ!! ぐぅぅゃぁぁぁああ!!』ブチュブチュ

P「時折、生きたままのぷちも送られてきますが、構わずそのままミキサーに投入しています。
残酷だと思う方は『ひよこのオス』で検索してください」

ポギャー!! グウウー!!
445執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/18(水) 20:58:49.25 0
P「……とまあ、このように捕獲された『害獣』や『無能』指定のぷち達は、挽肉や肥料にされるんですね。
他の用途については、また次の機会に説明します。今日の講義はここまで。解散」

キーンコーン


律子「お疲れ様です」

P「……もう一仕事、残っている雰囲気ですね」

律子「あの件についてですが、やはり凶暴化したゆきぽ達の仕業のようです。
自治体では手に負えないにも関わらず、市や警察関係者はまず駆除士を頼れの一点張りだそうです」

P「とりあえず現地偵察といきますか。詳細を確認しながら」


ブロロロ……(移動中)

P「場所はG県N市の山中。種子開発会社の研究所が、そのまま本部として置かれていた所ですか」

律子「会社はすでに無くなっています。経営陣は海外に逃亡、主だった研究者も行方知れず。
空の施設だけが、そこに残されています」

P「そうなった原因は……ゆきぽ、と」

律子「しばらく前に、敷地にある試験用の畑が潰され、大型の簡易倉庫が造られたそうです。
その中で大量のゆきぽが飼われていたと、警備を務めていた人が証言しています。
実情こそ知らされていなかったものの、鳴き声の多さからそれを察知したようです」
446執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/18(水) 20:59:48.26 0
P「種子開発会社が、ゆきぽを飼育。そこまでなら、わからんこともないですが」

律子「農作物を荒らすゆきぽに対抗するため、ゆきぽに食べられない種の野菜を開発。
だから研究用に飼育を始めた。周りにはそう説明していたみたいです」

P「しかし、そのためだけにしては、飼っていた数が多過ぎた――」

律子「ここから先は推測の域を出ませんが、駆除士協会では見解が一致しています。
会社が開発していたのは、新種の野菜ではなく、新種のゆきぽであった、と。
それも、より凶暴性と雑食性を増したゆきぽを」

P「理由は、考えただけでも恐ろしいですね」

律子「日本の農業を、壊滅させるためです。いや、そこまで大げさでなくとも、
解き放たれた新種のゆきぽ達が各地にのさばれば、国産の作物は大きな打撃を受けます。
そこで見計らったように市場に流れてくるのは、外国産の作物です」

P「経営者連中が高飛びしてることから、会社が海外と繋がりがあったのは間違いない、か」

律子「おそらく、会社は某国産業と結託していたか、あるいは傘下にあったのでしょう。
まず、ゆきぽを利用して日本産の作物の生産を減らす。次いで、某国からの輸入を増やす」

P「それをするためには大量の、そして凶暴なゆきぽが必要だった――」

律子「けれど、この計画はずさんなものでした。ただでさえゆきぽは、穴を掘る、
壁をぶち抜くなど、凶悪性を秘めているぷちです。それをさらに攻撃的にするというなら、
飼育施設は頑丈なものでなければなりません。また、厳重な管理も必要になります」

P「結果、凶暴化したゆきぽの脱走が相次ぎ、街に下りてきて問題を起こした。
会社の良くない噂が立った上に、残りのゆきぽ達も制御し切れなくなった。
これ以上、事が表面化する前に、海外逃亡となったわけか」

律子「真っ当な目的でゆきぽを飼っていただけなら、そんなことまでする必要はないはずです。
逃げたのは後ろめたい理由があったからとしか考えられません」

P「さすがに海外までは追えんわな。しかも外国企業が関わっているとなると」

律子「研究自体は成功していたと考えると、日本の農業にとっては危機一髪だったかもしれません。
といっても、周辺住民の方々は危機に直面している最中ですが」

P「子供を産んで個体数が増える前に、なんとかしなくては」
447執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/18(水) 21:00:57.21 0
――現地到着。

律子「……自治体の方によれば、ゆきぽ達は廃墟になった研究所を根城にしているようです。
食糧はやはり山に自生する果物等では足りず、頻繁にふもとに下りてきては悪さを働くとか」

P「警察や消防団が出てもいいレベルだと思うんですけど」

律子「専門職があるなら、厄介事はまずそっちに任せるってスタンスなんですよ」

P「まあしゃーないか。暗くなる前に、その研究所施設に向かってみましょう」

ブロロロ……

――山道途中。

律子「車で近づくと、強く警戒されるかもしれません。ここからは歩きですね」

P「そうしますか。私と律子で行くので、班員二名はここで待機」

ガチャ、バタン

律子「スタンロッド、催涙スプレー。装備は最低限のものです。交戦になったら、逃げた方がいいですよ」

P「あくまで偵察ですから。今日のところは」

テクテク

律子「ん……道の真ん中に穴が……マンホールにあらず、ゆきぽが掘った穴ですね。
どうもこの先、所々にあるっぽいですよ」

P「車は置いてきて正解でしたね。タイヤが嵌ったら厄介だった。
それにしても、こんな有様じゃロクに利用できませんが」

律子「この道は、研究所までしか繋がっていませんから。一般の市民は使わないんです」

P「じゃあ、もう誰も補修するわけがないな。さて……そろそろ奴らの王国か」
448執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/18(水) 21:02:14.28 0
ボエー、バウー、ブイー

律子「ゆきぽの遠吠え、ですね。でもあんな声してましたっけ?」

P「単なる野生化の影響だけではなさそうです。新種のゆきぽで、ほぼ確定ではないかと。ん……?」

やよ「」ζ*;゚'pζ

P「ぬお。これは……野良やよの死骸か」

律子「食べられた、みたいですね」

P「胴体は、骨を除けばほとんど食い尽くされてる。頭部も残っているのは顔半分だけか」

律子「ふらりと、紛れ込んだぷちだったんでしょうね。ゆきぽの仕業だとすると、容赦がない」

P「ぷちを食べることに抵抗がないのか。同種のゆきぽと、共食いも経験していると考えた方がいい」

律子「のこのこ群れに近づくのは、危険ですよ」

P「裏側から回りましょう。林を抜けて」

ガサガサ

P「……木がいっぱい倒れてて、通りづらいな」

律子「全部、ゆきぽが倒したものですか? スコップで根っこをぶっち切って」

P「コンクリをぶち抜くゆきぽには朝飯前でしょう。しかし穴掘りの習性が見境なくなってるな。
木の実を取るためだけに、木を倒したとも考えられますけど」

律子「ノブに手が届かないからドアをぶっ壊すという、短絡的思考の持ち主ですからね。
遺伝子操作でさらに理性が吹っ飛んだとすれば、そのぐらいはやってのけますね」

ボエー、ボオエー、バウウー

律子「……段々近づいてきましたよ」
449執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/18(水) 21:03:17.19 0
P「あの三階建ての建物が研究所、隣にあるのがゆきぽを飼っていた倉庫、ですか」

律子「やはりどちらも、あちこちに穴が空いてますね。あんな脆弱そうな壁では脱走し放題でしょう」

P「でもゆきぽ達があそこに棲んでいるとなると、あれ以上自分の家を壊すような真似はしないはず」

律子「それはそうです。ゆきぽは寒さに弱いですから」

ボエボエ、ブイ、バウバウ、ボオー

律子「ぞろぞろ出てきましたね」

P「確かに鳴き声がおかしい。あの目も、濁っているように見えます」

ボエ! バウ!?

律子「……喧嘩を始めた個体もいます。血の気が多いんですかね」

P「普通のゆきぽのように、黙っていじめられる雰囲気がありません。みんな、ふてぶてしそうにしている」

律子「本性が現れた感じですか。新種のゆきぽと断定するには、もう一つ証拠が欲しいですが、
敷地に入るのは危険ですね。それに研究所にも資料なんかは残ってないでしょうし」

P「それでも危険で、駆除が必要なことに変わりはないです。もう少し近づいてみましょう」

ボエエエエ!! ボオオオオ!!

律子「待ってください。喧嘩が、殺し合いにまで発展しましたよ」

P「野性的で済ますには、凶暴過ぎる。ほぼクロですね」

ボエ、ボエ!! ムシャムシャ

P「……仲間の死体を食い始めた」

律子「会社が潰れるのもわかります。あんなのがまとめて反抗したら、たまりません。
バイオハザードを起こそうとして失敗した、なんて周りに説明できるはずもないですし」

P「バイオハザードは4が最高傑作だと思ってます。リヘナラドールとかマジでキテたぜ」

律子「冗談はともかく。奴らが各地にばら撒かれていたかもしれないと思うと、ぞっとします」
450執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/18(水) 21:04:29.95 0
P「でも群れを形成してはいるものの、破綻しかけてもいる。凶暴過ぎるんでしょう。
どの道、人間の計画通りにはいかなかったかも」

律子「だからといって、放ってはおけませんよ」

P「それはもちろん。自滅するのを待ってる余裕はないです」

――ガサッ。 ゆきぽ「ぼぇ!」ブンッ

P「! 後ろっ!」 律子「きゃ!?」

ゆきぽ「ぼぇぇっ!!」ブンブン

律子「いきなり襲いかかってきた!?」

P「偵察はここまでだ。退くぞ!」

ダダダダ……

律子「……ジャケットが、スコップで切り裂かれてます。もう少し気づくのが遅かったら、危なかったですね」

P「いや、まだ現在進行形で危ないかも」

ゆきぽ「「「「「ぼぇー!!」」」」」ドドドド

律子「っ、追いかけてくる!?」

P「威嚇じゃない。完全に狩ろうと≠オてる……!」


今日は終わりです。続きは明日か明後日にでも
451('A`):2013/12/18(水) 23:22:28.07 0
>>450とりあえずおつぽです。

もしよろしければ、避難所にもぜひ寄ってみて下さい。
まだ始まったばかりですが、あちらの方がここよりもやよ虐の比率が高いみたいですよ。
452('A`):2013/12/19(木) 01:51:29.06 0
乙でした。すっげぇ楽しいことになってる!
度々言及されてた兵器利用みたいな話を前面に持ってくるとは思ってなかった
恐怖の野良ゆきぽ誕生秘話?設定の共有はやっぱり楽しい
ただひよこの孵化場モデルに「やよ工場」の構想練ってたところだったから冒頭で先越された!と悔しくなった
悔しいけど凄いわ執行人さん知識の幅広い。工場のネタあきらめようかな。
何にせよ明日が楽しみ。頑張れ駆除士!
453('A`):2013/12/19(木) 02:54:57.88 0
設定凝ってますねぇ!
期待
454執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/19(木) 20:00:35.10 0
やよ虐があるなら、どこにでも行きます。ネタの方も、お構いなくどうぞ


ぷちどる駆除士・P(その4)続き


ゆきぽ「「「「「ばぅー!!」」」」」ドドドド

律子「速い……! すんなり逃がしてくれそうにないですよ!」

P「元々、ゆきぽは運動能力に秀でているぷちですからね。おまけに、この辺りは連中の庭だ」

律子「車までもう少しかかりますよっ!?」

P「数を減らしましょう。エサ缶を開けて、奴らに投げつけろ!」パカ

ポーイ『ぷち肉の缶詰』

ゆきぽ「ぼぇえ!?」「ばぅ! ばぅー!」「ぼおおお!」ドタバタ

律子「足止めできましたね。エサに群がってますよ」

P「食欲優先みたいですね。って……」

ゆきぽ「「「ぼおええええええ!!」」」ドドドド

律子「新手がっ!?」

P「困ったな。もう手もとにエサ缶がない。とにかく車へ戻らないと!」

ゆきぽ「「「ぼええー!!」」」
455執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/19(木) 20:01:38.49 0
ダダダダ……

班員「Pさん! 律子さん!」

P「おお、こっちは無事だったか」

律子「すぐに出して! 追われてるの!」

班員「ゆきぽですかっ!?」

律子「早くっ! あいつら車も壊しかねないっ!」

ブロロロ……

ゆきぽ「「「ぶぅぃいいいいい!!」」」ドドドド

P「律子、あいつらにありったけのエサ缶をくれてやれ」パカ、ポーイ

律子「全部使っちゃうんですか?」

P「気の立っている連中をそのままにしておけば、街まで下りてきて事件を起こすかもしれない。
満腹になってもらえば、今日のところは行動も起こさないでしょう」パカ、ポーイ

律子「なるほど」パカ、ポーイ

ボエ! ボオオ! バウバウ! ムシャムシャ

P「……もう追ってこないな。しっかし、ヒヤッとしました」

律子「野生でも、ぷちはあそこまで凶暴にはなりません。間違いなく新種ですね。
まあそんなのは、この際どうでもいいですが」

P「駆除しなければならない。言えることはそれだけです。東京に戻ったら、作戦会議をしましょう。
動けるメンバーを、集めておいてください」

律子「忙しい一日ですね」
456執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/19(木) 20:02:44.76 0
――会議室。

P「……と、あのゆきぽ達は、異常なほど攻撃的でした。一刻も早い処置が必要です」

駆除士「我々だけで討伐するのですか?」

P「市からの直接的な協力は得られませんでした。その代わり、多少派手に動いてもいいとのことです。
場所が場所だけに、今回の駆除は山狩りのような大規模なものになると思います」

律子「作戦は、昼間に行なわなければなりません。地中でも暮らせるゆきぽは、夜目が利きますから。
周囲が暗いと、討ち漏らす恐れもあります」

P「夜にやかましくされるよりはマシでしょう。計画が決まったら、周辺住民の方々にも連絡します」

駆除士「それで、具体的な作戦は?」

P「あのゆきぽの群れとまともに戦うのは、リスクが大き過ぎます。冗談でもなく、
油断すれば命を落としかねません。教則通り、搦め手を攻めていきます」

律子「でも遺伝子改良されたゆきぽであるなら、耐性が強化されているかもしれないです。
ぷちどる用の毒が、通用しないことも考えられます」

駆除士「生息域が広く、数も多いとなると、従来のやり方が有効かはわかりませんね。
子供を拉致する方法も、連中で試すのは危険過ぎますか」

P「それでも、ひたすら弱点を攻めるのが最善です。連中の知能の程度は量れませんでしたが、
通常のゆきぽと同じかまたはそれ以下かと。好物をそこに置けば、警戒せずに飛びつきます」

駆除士「毒入りたくあんの出番ですか?」

P「それも好物ですがお茶の方が、大量かつ確実に摂取させられるでしょう」

駆除士「お茶。毒入りのお茶ということですか」
457執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/19(木) 20:03:46.34 0
P「野生であるゆきぽにとって、お茶は滅多に得られない好物です。茶畑が近くにあったとしても、
自分達で加工などできるはずもないですし。遺伝子操作でも、本能までは取り除かれていません。
お茶を見れば、奴らは絶対に群がってきます」

駆除士「そうか。それにお茶はたくあんと違って、すぐに飲まなければいけない――」

P「そう。煎りたてのお茶は、日持ちしない飲み物ですからね。奴らが知ってるかはわかりませんが」

律子「軽トラックに、お茶を入れたポリタンクを積む予定です。毒を入れるわけですから、
さすがに給水車はレンタルできません」

駆除士「ゆきぽには、そこからセルフで汲み取ってもらう計算ですね」

P「思う存分飲んでもらいましょう。耐性がついていたとしても、多量に摂取させれば効果はあるはずです」

律子「すべてのゆきぽに毒が行き届くかはわからないですが、弱ったところに総攻撃をかけます。
けど、ここでも慎重に始めます。まずガスでいぶしてから、連中を叩きます」

駆除士「バルサンですか? かなりの広範囲に渡って使うことになりますよ?」

P「惜しんではいられません。ただ、近づき過ぎるのも危険なので、設置型ではなく投擲型のガス弾を使います。
山火事のような煙が上がるでしょうが、その点も市民にはあらかじめ説明しておきます」

駆除士「毒入り茶、毒ガス、そして突撃。三段攻撃ですね」

P「大規模な駆除活動です。本当ならすぐにでも出動したいのですが――」

律子「明日までには無理です。装備品を整えるのに時間をください」

P「失敗しては元も子もないですからね。でもお急ぎでお願いします」
458執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/19(木) 20:04:55.57 0
――決行日。

ブロロロ……

駆除士「今、お茶を積んだトラックが出発しました」

P「我々も後を追います。他の方々は、配置につくのはもうしばらく経ってからにしてください。
毒は遅効性のものですので、あまり早く攻撃するのは意味が無いです」

ザッザッ

律子「……大丈夫ですかね?」

P「運転手には、途中で車を降りたらすぐに戻ってくるよう指示してあります」

ザッザッ

駆除士「Pさん!」タタタタ

P「! 首尾の方は?」

駆除士「成功です。最初、警戒していたようですが、夢中でお茶に飛びついています」

P「近づいて見てみましょう」

ザッザッ

ゆきぽ「ぼぇ〜♪」「ばぅー♪」「ぼぇ! ぼぇ!」「ぶぃ〜♪」ゴキュゴキュ、クピクピ

P「飲んでる飲んでる。まるで砂糖にたかる蟻ですね」

律子「ほっこりする習性は残ってるみたいですね。なんか不気味ですが」

ゆきぽ「ぼぇ!」「ばぅばぅ!」ガヤガヤ

律子「カップやバケツに、お茶を移し入れてます。研究所に持ち帰る気でしょうか」

P「いいぞ。家族みんなで、お茶を飲み回せ」

ボエー、ブイー、バウー

P「一旦、我々も戻ります。時が来たら……行動します」
459執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/19(木) 20:06:41.22 0
――二時間後。

P「装備品よし。出発」

ザッザッ

律子「……トラックの周りには、もう一匹もいませんね」

P「お茶の方は?」

駆除士「タンクはどれも空っぽです。飲み尽くしたか、すべて持ち帰ったようです」

P「頃合いです。施設一帯を囲ってください」

タタタタ

ゆきぽ「ぼ、ぼぉお!?」フラフラ

律子「! ゆきぽが!」

P「焦点が定まってないな。毒が効いてるぞ!」ブンッ

ゆきぽ「びぎぃ!?」ゴンッ

P「数匹のみ、サンプルとして生け捕りに。後はすべて始末だ!」

タタタタ

駆除士「――総員、配置につきました!」

P「駆除開始! ガス弾投擲!」

ポーン、ポーン……

ブシュウゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!

ゆきぽ「ぼぎゃあああああああ!?」「ぶいいいいいいいいい!!」「ぶぎぎぎぎぎぎぎぎ!!」
460執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/19(木) 20:07:48.73 0
律子「まだ元気な個体が、残っていたみたいですね」

P「ここは念入りに。さらにお見舞いしてやりましょう」ポーイ

ブシュウゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!

ボギャー! ビギイイイ! バウウウウ!

P「マスクとゴーグルの装備を。施設内まで踏み込みます」

ダダダダ……

P「割れ窓や空いた穴に、ガス弾を放り込んでください」ポーイ

ブシュウゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!

ゆきぽ「ぼぇぇええええ!!」「びぎぃぁあああああ!!」「ぼぉぉぉおおおお!!」

P「飛び出してきましたね。後はいつも通りに、脳天を叩き割る!」ブンッ

ゆきぽ「ぼぎゃ!!」「ぶぎゅぅえ!!」「ぴぃぎゃ!?」ゴン、ガン、グシャ

ブギイー! ビギャー! ボギー!

律子「周りも順調のようです」

P「倉庫の方は任せましょう。我々は研究所に突入します」
461執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/19(木) 20:08:54.60 0
ダダダダ……

ゆきぽ「ぼ、ぼぇ……」「ぶぃぃ……」「ぼ……」ブルブル

律子「お茶にガスにと、毒を吸い過ぎましたね。ほとんど動けてませんよ」ブンッ

P「それでも死んでいない。やはり耐性が強化されている」ブンッ

律子「ゴキブリを思い出します」ブンッ

ゆきぽ「ぼぎぃあ!!」「ぴぎゅぅ!!」「ぶげぇぇ!!」ガン、ゴン、ベチャ

ダダダダ……

駆除士「こっちは、すべて片づけました!」

P「一匹残らず駆除してください。隈なく探すように!」

ワーワー

妊婦ゆきぽ「ぼ、ぼひゅ……ぼひゅ……」ガクガク

P「ん、待て。こいつは貴重なサンプルです」

ボ、ボエ! ボエエ・・・

律子「……床の穴から声が聞こえます。咄嗟に避難した連中ですかね」

P「ガス弾を。トンネルを作られて逃げられたら厄介です」

ブシュウゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!

ゆきぽ「ぼんぎゃああああああああ!!」「ぼぎぎぎぃぃぃぃぃ!!」

ボギャー! ブギギー! ビイヤー!

律子「上手くいきましたね。このゆきぽの群れは、統制が取れてませんでした」

P「リーダーがいてもおかしくありませんが、こいつらは個々の我が強過ぎます。
共食いしてたことからわかるように、グループとして機能してなかったんですよ」
462執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/19(木) 20:10:46.41 0
ベビゆきぽ「ボ、ボエエ!?」ブルブル

律子「……子供が隅で震えてます。やるんですか?」

P「サンプル分は捕獲済みですから。始末しなければなりません。
駆除士の使命は害をなすぷちどるを、その肉の最後の一片までも絶滅すること」ナンマイダ

ボオエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!


――駆除完了。

ゆきぽ「「「「「「「「「「」」」」」」」」」」

律子「ゆきぽの死体が、山積みですね」

P「もうここで火葬してしまいましょう」

駆除士「確認しました。捕獲したものを除けば、生きているゆきぽは残っていません」

P「お疲れ様です。まあ探していたのは、ゆきぽだけではないんですが」

律子「新種についての研究資料ですか?」

P「持ち去られてましたね。当然ではありますが」

律子「……また同じような脅威に遭うかもしれないってことですね」

P「さすがに海外から大量に侵入されたりはしないでしょうが……気は抜けません。
でもどんな事態が起きても、我々のやるべきことに変わりはないです」

律子「ええ。駆除士ですから」


終わり

※キャラ変わってますが、アイマスでは律っちゃんが一番好きです
463執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2013/12/19(木) 20:12:05.52 0
一足早いですがメリークリスマス
24日も25日も仕事だっつーの
でもプレゼント的に何か投下するかもしれません
464('A`):2013/12/19(木) 20:17:32.92 0
乙!
今までの中で一番面白かったよ
465('A`):2013/12/19(木) 20:44:39.62 0

バルサン強ぇぇぇっ!w
466('A`):2013/12/19(木) 21:59:03.03 0
ストーリーチックなのもいいですねー
467('A`):2013/12/19(木) 23:05:53.33 i
乙でしたー!
面白かったけどせっかく人里から離れた山の中という舞台なんだから
ハリウッド映画みたいに工場跡ごと爆破するぐらい派手にやってもよかったかも
468('A`):2013/12/20(金) 01:02:16.92 0
乙です。
しかしゆきぽでさえこれだけ驚異ならもしビーム撃てるいおやゆきぽ以上の怪力のまこちーが凶暴化したらと思うと…
469('A`):2013/12/20(金) 17:35:10.09 0
>>468
食欲が凶暴化したまこちー
食い荒らされた倉庫で胃を破裂させて死んでいるまこちーの姿があった……とか?

たかにゃなら無限に食えそうだけどまこちーは限界があるとおもうのw
470ぷ虐ジャーナルVol.2:2013/12/21(土) 10:03:10.44 0
集計の時期です。前回の結果に、加算しています。
また、抜けがあったので、若干修正も加えてあります。
今回から虐待数とは別の「登場回数」も表記させてもらいます。


☆ぷ虐ジャーナルVol.2(2013年12月21日発刊)

現在のSS・小ネタ総数は385
※現時点でwikiに載ってあるSSと小ネタ、最近の未収録作品限定。
同じぷちが一話のうちに何匹も登場、大量虐殺されているのも、一回分としてカウント。

・ぷちどる別 これまでの虐待回数(カッコ内は登場回数)

ゆきぽ 194(251)
あふぅ 118(156)
ちひゃー 108(142)
やよ 51(84)
いお 25(40)
こあみ 31(55)
こまみ 31(55)
はるかさん 22(55)
まこちー 17(32)
たかにゃ 12(21)
ちびき 11(22)
ちっちゃん 6(23)
みうらさん 5(14)
ぴよぴよ 10(23)

番外:
子ぷち、ベビぷち 25
ままゆ 1
471ぷ虐ジャーナルVol.2:2013/12/21(土) 10:04:28.98 0
ぷちどるの「登場率」と「虐待率」
作品中にぷち達が登場する確率と、その場合に虐待を受ける確率を調べてみました。
※小数第二位未満は切り捨てで計上及び省略

・ぷちどる別 登場率(カッコ内は虐待率)

ゆきぽ 65.35%(77.51%)
あふぅ 40.65%(75.75%)
ちひゃー 36.90%(76.33%)
やよ 21.83%(60.97%)
いお 10.39%(62.5%)
こあみ 14.28%(56.49%)
こまみ 14.28%(56.49%)
はるかさん 14.28%(40%)
まこちー 8.31%(53.19%)
たかにゃ 5.45%(57.14%)
ちびき 5.71%(50%)
ちっちゃん 5.97%(26.10%)
みうらさん 3.63%(35.71%)
ぴよぴよ 5.97%(43.47%)

つまり、ゆきぽは3回に2回は登場し、8割近い確率で虐待されているということです。
472ぷ虐ジャーナルVol.2:2013/12/21(土) 10:05:29.61 0
・ぷ虐スレ的ぷちどる論評

ゆきぽ…登場数、虐待数、虐待率すべてにおいてナンバー1。独走が止まらない
あふぅ…根強い人気を誇るが、ゆきぽに追いつけず、ちひゃーを引き離せない
ちひゃー…とうとうクズトリオ全員で、虐待回数100の大台を突破
やよ…不動の四番手。例によって、執行人氏に殺されまくっている
いお…中堅と呼ぶにはやや物足りない
こあみ…いわゆるあふぅ系のクズであるが、片方だけでは影が薄い
こまみ…同上
はるかさん…害獣ではあるが、クズではないという立ち位置。ちびきもこれに該当
まこちー…なかなか存在感を示せない。
たかにゃ…じりじり扱いはひどくなっている。さらに出番が増える予感
ちびき…やはり動物召喚の特性が、虐待にはネック
ちっちゃん…出番はあっても、虐待に繋がらないことが多い
みうらさん…ほとんど保護されている
ぴよぴよ…特筆すべきことなし


・ぷ虐的クズ度グラフ

ゆきぽ>>>あふぅ>>>ちひゃー>>>(大物と小物の壁)>>>こあみ・こまみ
>>>(無能と有能の壁)>>>たかにゃ>>>(クズと非クズの壁)>>>いお・やよ・はるかさん・ちびき・まこちー
>>>(害獣と有益の壁)>>>ちっちゃん・みうらさん・ぴよぴよ

こんな感じでしょうか
473ぷ虐ジャーナルVol.2:2013/12/21(土) 10:06:22.94 0
・ここ一ヶ月の間に投下された最新SS、小ネタ

罪と罰と愛 ワイルドなP 子ゆきぽ料理特集(番外編其の2。野良ゆきぽ料理特集)
シンデレゆきぽ ぷちどるで学ぶ世界の死刑11 子やよ料理特集
子ぷち鍋特集 食って、寝て、遊んで、何度でも パブロふぅ
「キモッ!」 ぷちどる悪用の手引き 知らなきゃ良かった雑学10選・ぷ虐ver
ぷちます!一日学校 野良ゆきぽ一家始末(仮) ギャシュリークラムのぷちどるたち
液晶の向こう やよで遊ぼう! 優秀品種改良種ゆきぽの日常
品種改良ゆきぽ実験記録 ぷちどるで学ぶ世界の死刑12 子ぷち物語
お手軽ぷ虐 夢のないぷちます 俺の家にはぷちどるがいる
ぷちどる地獄博物館 音無小鳥の発明 子ぷち鍋・その後(仮)
青いパスタ作り ぷちどるで学ぶ世界の死刑13 寒空の下
双子と遊ぼう 怒らせたら恐ろしい人 いじめっ子
怒らせたら恐ろしい人2 尻尾の行方 ぷちどる駆除士・P(その4)


投下総数36本  投下イラスト19枚

スマホ規制の影響か前回と比べ激減。ベテランさんの健闘が目立ちました。
久しぶりに絵の投下が多かったのは、嬉しかったです。
474ぷ虐ジャーナルVol.2:2013/12/21(土) 10:07:22.62 0
・名作セレクション
独断と偏見で選ぶ、珠玉のぷ虐作品

『ぷちどるいじめ いお編』
ぷ虐の始祖的作品として知られるぷちどるいじめは、こっちが本番!
いおの特徴であるビームを利用して肉体を痛めつけ、やよを利用して精神的にもズタボロにする。これぞ、ぷ虐。
いおの主演作品が少ないこともあって、その意味でも際立っている名作です。

『床下のゆきぽ』
いわゆるぷちどる大量発生もの≠フ走り。コロンブスの卵的作品で、多くのSSがこれに続いた。
内容も荒削りというわけでもなく、それ系統のSSとしての完成度は、この時点ですでに高いです。
可愛らしそうで図々しいゆきぽの姿は、本質を表していると思う。

『社交場へようこそ』
ストーリーも面白いですが、レア度という観点からおすすめしたい一作。
なんといっても、ちっちゃんとぴよぴよが虐待されているのが大きいです。しかも二匹はクズである設定。
その他、嬉々としてゆきぽを嬲る雪歩も登場するなど、サービス満点。
475ぷ虐ジャーナルVol.2:2013/12/21(土) 10:08:09.45 0
特集:大解剖ゆきぽ

ぷ虐スレのアイドルであるゆきぽ。その役割と魅力をまとめてみました

  すー  _____
○   , <: : : : : : : : : : : > 、
 O /: : : : i: : : : : : : : : : :ヽ: :ヽ
   /: : : : /i l: : : i、: : : i: : : : ヽ : l
   |: : : :/-|ナ!: : |弋ト-}ヽ: : : :i: : l
   レイ: /  .i!ヘ|     .ヽ: : l: : l
.  / |/ ニ三   三三ニ ノヽ}: : :|
.  /: /            /: : : : : :|
.  |,rヽ、   △  ,'⌒ヽ/: : : : : : :|
  ,フ| ̄二二二二二 ̄|ヾ ̄ ̄ ̄ヽ
..∠___|  | ゆきぽ   .|  | ヽ___ヽ
    |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |      .|

・原作『ぷちます!』におけるゆきぽ
大人しくて臆病。スコップでどこでも穴を掘る習性を持つ。コンクリだろうと掘り抜いてしまう力持ち。
掘った穴に埋まって寝たりもするが、ダンボール箱で寝ていることの方が多い。
765プロの事務所暮らし。お茶とたくあんが好物。冬になると尻尾が生える。水泳は苦手。
初期はしゃべれなかったが、途中から「ぽえー」「ぱうー」などの鳴き声を発するようになった。

・ぷ虐スレにおけるゆきぽ
原作でも描写されている悪い部分が拡大され、所構わず穴を掘り、物を壊しておきながら反省しない(悪いことをしたと思っていない)というキャラが定着している。
鏡に映る自分を見てはニヘラと笑うナルシスト。ちひゃーと仲が良いのは同類(クズ)だから。
産んだ子供に対しては甘やかすばかりで、ろくに躾をしない。モンペがデフォ。
人を手伝ったりすることもあるが中途半端で、雑巾がけも満足にできない。それでいて一生懸命やっているつもりであり、「いい子の自分」に酔っている(許されると思っている)。
ぽぇぽぇ、ぱう〜。

これで虐めるなというのが無理な話。こいつの血の雨が日に何回も降るのも、ぷ虐スレでは決して珍しくない。
SS初心者からベテランまで広く使われ、非常に高い登場率と虐待回数を誇る。
とりあえずゆきぽを出しておけば間違いないという、安心感さえある。
全体を見ても軽い虐めで済む例は少なく、多くは殺害まで及んでいる。
『ぷちどるで学ぶ世界の死刑』シリーズでは、毎回悲惨な形で殺されている。
476ぷ虐ジャーナルVol.2:2013/12/21(土) 10:09:39.69 0
・ゆきぽの別称
丸い尻尾が生え、穴を掘ることから「タヌキモグラ」と呼ばれている。
「モグラモドキ」とも呼ばれる他、そのまま「モグラ」と表記されたりも。

・ゆきぽの手足
怪力の持ち主という公式設定から、腕力は侮れないものになっている。
無力化させるために腕を折ったり切ったりするのは、処刑の際のお約束。
足の速さについてはあまり描写されないが、感情が爆発すると猛スピードで突進もする。

・ゆきぽの頭部
髪の毛にはほとんど変化がない。伸ばさず切らず。
他のぷちも同様だが、頭は異常に大きく目も大きい。視力は良いということになっている。
歯は確認できないが、たくあんを齧っているのでしっかり生えている様子。

・ゆきぽの胴体
胸はぺったんこ。基本的に首から下は幼児体型。
纏う衣服は、白のワンピースでほぼ統一。子供は裸で生まれてくるのかは定かではない。
人間と同じような内臓器官を備えている。

・ゆきぽの尻尾
冬(寒い季節)のみに生える、タヌキの尻尾。縞模様で太い。
れっきとした体の一部であり、生きるための養分が溜め込まれているという設定もある。
ここを痛めつけると泣き叫ぶ。この部位破壊に重点を置いたSSも多い。
一方で『ゆきぽのしっぽ』のように、単なる体毛(切っても痛みが無い)として扱っている作品もある。

・ゆきぽのスコップ
ゆきぽの代名詞でもある武器。大きさこそぷちサイズなものの、刃物のように鋭く、鈍器のように頑丈。
どこから取り出しているのかは不明であり、錬金術だの何だのと議論されている。
取り上げるとゆきぽの戦闘力は半減する。虐待の際、多くはあらかじめ没収しておいてある。


:編集後記
少しでもぷ虐スレを盛り上げたい一心で、この情報誌もどきを作成しております。
出過ぎた真似かもしれませんが、ご容赦ください。
規制のため過疎が目立つ最近ですが、避難所が建てられるなど、ぷ虐の灯は消えていません。
これからも入魂のSS・イラストの投下を、心待ちにしています。


おしまい
477('A`):2013/12/21(土) 10:19:31.78 0
これは非常に見やすいしわかりやすくてすばらしいですね!
またお暇なときでいいので更新してくれるとうれしいですー
478('A`):2013/12/21(土) 10:57:14.01 i
すばらしい
間違いなくぷ虐に貢献していますよ
お疲れ様です!
479('A`):2013/12/21(土) 11:30:04.08 I
乙ですがやよはクズ側では?
SSによっては小銭目当てに自販機や銀行を襲ってたような
480('A`):2013/12/21(土) 15:20:37.79 0
>>470-476たかにゃ【最高】シジョ
481('A`):2013/12/21(土) 15:29:06.97 0
ぴよぴよ「ぴー!ぴー!」クドクド・・・

P「」

ちっちゃん「もー!もー!」クドクド・・・

P「」
482('A`):2013/12/21(土) 15:36:44.33 0
まこちー「まきょおおおおおおおおおお!!」マコチースペシャル!
483('A`):2013/12/21(土) 15:39:55.29 0
やよ「うっう〜♪」
484('A`):2013/12/21(土) 15:50:46.36 0
あふぅ「派には仁派には仁派には仁派にはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはにはに・・・・・・」
485ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/21(土) 16:23:49.42 0
「ゆきぽ最後の日」

事務所

P「雪歩。誕生日おめでとう。」

音無「おめでとう雪歩ちゃん。」

律子「おめでとう。」

アイドル達「おめでとう!雪歩!」

雪歩「皆!ありがとうですぅー!!」

ゆきぽ「ぽー!ぽぇー。」グイグイ(Pのズボンを引っ張ってます)

雪歩「プロデューサー。ズボンにゴミがついてますよ?」

P「ん?ほんんとだ。」ドカッ!

ゆきぽ「ぽぶぎゃーー!!」

蹴り飛ばされていくゆきぽ

ゴン!!

壁に激突

ゆきぽ「ぽぷぎっ!!」

ゆきぽ「ぷぃーーーーー!!!!」スコップトリダス

雪歩「大変です!スコップが床に突き刺さるですぅ!」

P「大リーグ缶コーヒー3号だ!!」

中身入りの缶をぶん投げました

ゆきぽ「ぽぃー!!ぽ?」


メキョ

ゆきぽ「ぺぷぽ!?!?!」

律子「すごいですね。プロデューサー。」

雪歩「カッコイイですぅ。」

P「真。スコップ取り上げてくれ。」

真「りょうかいでーす。」
486ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/21(土) 16:24:51.08 0
P「さて、おおこれはまた見事に缶が顔面にめり込んでるなぁ。」

アイドル達「きゃはハハハハハハハハハハハハハ」

律子「クスクスクスクス」

音無「フフフフフフ」

ゆきぽ「ぷぃーーー;;ぽぇぇぇぇぇぇーん;;」

P「さて、皆。こいつどうする?」

アイドル達「要らないよ。そんなゴミ。」

雪歩「あ・・・待ってください!」

P「ん?どうした?」

雪歩「その・・・尻尾だけ欲しいですぅ。ダメですか?」

P「構わんよ。」ふん!

ぶちっ

ゆきぽ「ぶぎゃああああああああああああああああああ!!!!!!」

P「はい。雪歩。綺麗に取れただろ?」

雪歩「ありがとうございますぅ。」

P「さて、どう始末するかな。」

真美「はーい。兄ちゃん。手品のように半分に斬っちゃえばいいと思うなー。」

伊織「そんなことより、サメの餌にしたほうがいいわ!」

あずさ「あらー。丸太に縛り付けて、火炙りにするのはどうかしら?」
487ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/21(土) 16:25:59.81 0
アイドル達「・・・・え?・・・」ドン引き

あずさ「あ・・あらー?」

亜美「そういえばさ、事務所にいるぷち達少なくなったよね?何で?」

P「ああ。言ってなかったな。あふぅとちひゃー、やよは既に始末されてる。」

亜美「そうなんだー。ねぇねぇ他のぷちは?」

P「今のところ、考えてないよ。いおは伊織が世話してるしちびきも響きが世話してる。たかにゃは
意外と金儲けができる。ちっちゃん、ぴよぴよは言わずともわかるだろ?こあみ、こまみは前に脅かしてからおとなしくなった。」

亜美「そうなんだー。まこちーは?」

真「元気にしてるよ。」

P「だそうだ。」
488ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/21(土) 16:27:53.47 0
亜美「はるかさんとみうらさんは?」

P「可愛いからいいんだ。」

亜美「へー。」

P「さて、本題に戻る。このゴミを始末するのは俺でいいか?」

一同「いいともー!」

P「わかった。じゃあ外で始末してくる。」


とある路地裏

P「いつまで気絶してるんだか。用意するのは、石の断頭台、花火。」

P「おい!いい加減起きろ!」ドカッ

ゆきぽ「ぷぎぃいいいい!!」

ゆきぽ「ぽぇ・・?」

P「やっと起きたか。今の状況わかってないよな?教えてやるよ。
お前は今素っ裸だ。そして、動けないようにしている。」

ゆきぽ「ぽ!?ぽぇぇぇぇーーぽぃぃぃぃいぃぃー!!」

P「安心しろ。楽には死なさんから。」

ゆきぽ「ぽ?!ぽぎゃああああああああああああああああ!!」

P「まずは、花火で身体を痛めつけるかな。」

バチバチバチ

ゆきぽ「ぴぎゃあああああああ!!ぽんがあああああああああ!!!」

P「花火綺麗だな。おっと、忘れるとこだった。ロケット花火。」

P「これをケツの穴にめがけて。それ」

ゆきぽ「ぽぎゃあああああああああああああああ!」
489ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/21(土) 16:28:50.15 0
P「うん。いい声で鳴く。」

ゆきぽ「ぴぎぃぃー;;ぽびぃぃぃぃーー;;」モウヤメテユルシテ

P「止めて?俺らがお前に何回何十回床を掘るのを止めてと言った?それでもお前は止めなかっただろ。
それでどうして、俺が止める必要がある。」

P「よし。ゆきぽ。チャンスをやろう。次のうちどれがいい?」

1 生きたままの人柱

2 雄犬の玩具

3 富士山の火口の中へ落とされる。

P「さぁどれがいい。」

書き溜めはここまで。続きは夜中にでも。(選択肢は皆さんにまかせます。)
490('A`):2013/12/21(土) 16:34:43.27 0
2は相手をさせられる犬がかわいそうだし
3は世界遺産に生ゴミ捨てるなんてもってのほかだから1でお願いします
491ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/22(日) 00:00:28.57 0
続き

P「ゆきぽ。お前を生かしてやる。」

ゆきぽ「ぽぇ・・・ぽぇ・・・」

P「ただし、樹海でだ。」

ゆきぽ「ぽぇ・・・?」

P「ちょっと待ってろ。」

数分後

P「待たせたな。」

みうらさん「あらー」

P「じゃ、みうらさんオネガイ。」

みうらさん「あらあらー」

ワープ

P「このへんでいいかな。」

穴を掘って中にセメントを流し込みそこにゆきぽを頭だけ出すように埋める

ゆきぽ「ぽぃやああああああー!ぷぃーぷぃーー!!」

P「なんだ?よく穴掘って埋まってたろ?。安心しろ。このまま帰るからさ。・・・っと固まったか。」

ゆきぽ「ぴぎいいぃーー!!ぽぇー!!!!」

P「じゃあな。人柱ならぬゆきぽ柱で頑張れよ。」

P「みうらさん。帰るよー。」

みうらさん「あらー。」

ヒュン

ゆきぽ「ぷぃぃぃぃぃぃー!ぽぇぇぇぇぇぇぇぇぇーん」

後に、樹海から奇妙な声が聞こえると噂で広まり人が近づく事はなかった。
また自殺志願者達も樹海に行くのをやめたという。

その後、謎の頭部がデカイ白骨が見つかった。

END
492('A`):2013/12/22(日) 01:54:40.93 0
乙っしたー
ゆきぽ200回目の虐待まであと5回
493('A`):2013/12/22(日) 15:01:50.13 i
P「イタズラするたびに焼印を押すことにしました」

あふぅ「ば に” ぃぃぃ!!」

P「たくさん火傷のあとがありますね見てて清々しいです」
494ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/22(日) 16:08:56.59 0
ほのぼのとした話ができてしまった・・・・・どうしてこうなった・・・・ゆきぽのせいだな・・・

尻尾ミキサーだ!

ガリガリガリ

ゆきぽ ぶぎゃあああああああああああああああああ!!!!!!!
495ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/23(月) 23:46:37.40 0
「ゆきぽを使った中華料理」

P「はーいこんばんわ。今日は&雪歩の誕生日。ですが中華料理を
作ろうかなと思います。」

P「まずは、このゆきぽの尻尾を調理します。」

ゆきぽ「ぽぇー」

P「こいつには昨日からお茶しか飲ませていません。さっそく調理しましょう。」

P「ゆきぽー。尻尾触らせて。」

ゆきぽ「ぽぇ?ぽぇー。」シッポフリフリ

P「まな板に尻尾だけ乗せて、中華包丁で切り落とします!」

ダン!

P「あ。失敗した。」

ゆきぽ「ぶぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎいいいいー!」ジタバタジタバタ

P「もう一回!」

ダン!

ゆきぽ「ぶぎゃああああああああああああああああああああーーー!!」

P「よし。切り落とせた。ん?気絶しやがった。」

P「さて、まず本体を調理します。と言っても、服を脱がして、油に浸けてカマドヘ入れてしまうだけですが。」

P「よし。本体をカマドへ入れます。入れたら。入口を閉めます。目が覚めたら灼熱の地獄が待っています。」

カマドの中

ゆきぽ「ぽ?ぽ・・・ぽぎゃあああああああああ!!!!ぶぎゃああああああああーーー!!!」ドンドン

P「起きたのか。まぁ逃げれないし。スコップは前もって取り上げてるからね。」

P「あっちはほっといて、尻尾を調理します。毛を綺麗に取ったら、中の骨を抜き取ります。」

P「骨は出汁取りに使えます。さて、尻尾肉に塩、胡椒してフライパンで焼きます。」

カマドの中

ゆきぽ「ぼぇぇえっぇゃあああああーーー!!!ぶひゃあああああああああああーー!!」

P「うるせぇ。おっと。尻尾は焼き色が付いたら、フライパンから出して、アルミホイルで包みます。」
496ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/23(月) 23:51:53.12 0
P「余熱で熱を通すわけです。これで尻尾のローストビーフ風の完成」

P「さて、次は尻尾の骨で出汁を取ったこのスープ。具は卵とわかめです。簡単。」

P「カマドが静かになりましたね。開けてみますか。」

カマドの中

ゆきぽ「」コンガリキツネイロ

P「おー。いい感じに焼けてる。まずは腕を切り落とします。」

P「そして、切り落とした腕を圧力鍋で煮込みます。・・・っとできました。」

P「次に頬の肉を削いで荷葉餅で白髪葱、胡瓜等と包みます。これで完成。」

P「腹などの肉も切り取って、パン粉を浸けて揚げて南蛮風にします。これも完成」

P「他の部位も使って、野菜炒めや、チンジャーロース、回鍋肉などにしていきます。」

P「・・・なんだかフルコースになってしまった。まぁいっか。」

P「完成です。さて、別室に居るアイドル達を呼びますか。」

P「もしもし。律子か今からアイドル達連れて来てくれ。」
497ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/23(月) 23:53:03.04 0
数分後

アイドル達「なんですか?プロデューサー。ってわぁ!凄い料理!!」

律子「へぇープロデューサー料理上手なんですね。」

音無「凄いですね。良い主夫になれますよ^^」

P「いや・・・結婚したいですし・・・。」

P「雪歩ー。今日はお前が主役だ。挨拶頼むぞー。」

雪歩「はひゃあ!?き・・聞いてないですぅーー!!」

P「今日はお前の誕生日だろ。主役が挨拶しないでどうする。」

雪歩「ぅぅー。み・・みなさん!今日は私のためにありがとうございます!
最高の誕生日ですぅー!!」

一同「雪歩ーおめでとうー。」パチパチパチパチ

P「さぁ思う存分食ってくれ。」

アイドル達「いただきまーす」

E N D

PS

律子「ねぇプロデューサー?これは何の肉かしら?」

P「ん?ゆきぽ。」

律子「・・は?」

P「だから、ゆきぽを調理したんだ。意外とぷちって美味いだろ?」

律子「まぁ・・・美味しいですけど・・・ってことはあふぅやちひゃーも美味しいの?」

P「あふぅは燻製にすると美味いらしい。ちひゃーは牛乳臭い。」

律子「なるほど」
498('A`):2013/12/24(火) 01:35:06.53 0
おつおつ
もう食べる事に抵抗はないんだねw
499('A`):2013/12/24(火) 13:13:56.06 0
せっかくの年末、ぷちどるで血濡れの紅白
若しくは、悪さしてはいけないぷちどる24時
クリスマスツリーに吊られるぷちどるとかイベント盛りだくさん!
500ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/24(火) 17:11:44.45 0
「ゆきぽチャレンジ」

P「ゆきぽー。ロケに行くぞ。」

ゆきぽ「ぽぇ!」

珍しいこともありますね。ですがこれがPと社長の罠だとも知らずに

P「着いたぞ。」

ゆきぽ「ぽぇ〜。」

P「いいかゆきぽ。この番組は大手なんだ。失敗は許されないからな?」

ゆきぽ「ぽぇ!」

司会者「さぁ今日もやってきました!クイズ大会!!本日はゆきぽです!!」


※(観客はエキストラ)
観客「わー。わー。」

ゆきぽ「ぽへぇ〜」///

司会者「はいじゃあゆきぽくん。最初で最後の問題だ。あの○と×のどちらかに走り込んで
飛び込んでね。正解なら豪華賞品。外れたらゲームオーバー。おk?」

ゆきぽ「ぽぇ!」

司会者「では問題。いつもいつも事務所を穴だらけにするのはゆきぽである。○か×か。さぁ走って
行って!!」

ゆきぽ「ぽぇぇぇぇぇぇぇーーーー」ダダダダダダ
501ゆきぽ鍋の作り方の人 ◆jPpg5.obl6 :2013/12/24(火) 17:12:34.59 0
ゆきぽ「ぽぇー!」バリバリ

司会者「バツに飛び込んだ。果たして正解は!?」


ゆきぽ「ぽ!?ぽぇぇぇぇーーー!!」ズブズブズブ

司会者「あー残念。失敗です。因みにそこは底なし沼だからね。もがけばもがくほど沈むのが早くなるよ。
ほら得意の穴掘りすればいいだろ?」

ゆきぽ「ぽぇー!・・・がはっ!ぽ・・ぇ・・・」ブクブクブク

ゆきぽ「・・・・・・。」ゴボゴボゴボ

P「社長。やりましたね。」

司会者は実は社長

社長「うむ。ではプレゼントは雪歩くんにあげてくれたまえ。」

P「分かりました。」

P「雪歩。社長から誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントだそうだ。高級茶葉セットと伊豆温泉のチケットだ。」

雪歩「あ・・ありがとうございますぅー!!」

メリークリスマス &誕生日おめでとう雪歩

END

とかちー
502('A`):2013/12/24(火) 22:22:28.29 i
P「もうすぐ年末ですね、ということで大掃除でもしますか」

ちひゃー「くっ」

P「今回はちひゃーです、まず鉄パイプを用意します」

ちひゃー「くっく〜」

P「そしてちひゃーの頭をしたにして完成です。名付けてちひゃーモップ」

ちひゃー「くぅぅぅくぅぅ!」

P「ある程度綺麗にしたら髪の毛をぶち抜きましょう」

ちひゃー「」

P「気絶しますが明日の朝にはもとに戻ります」

P「明日もよろしくなちひゃー」
503('A`):2013/12/27(金) 16:23:35.35 0
ゆきぽ「ぽへぇ〜♪」ニヘラ
504('A`):2013/12/27(金) 16:39:02.65 0
まとめwikiについてなのですが、連載・未完SSって必要なのでしょうか?(規制を受けて過疎ってしまっている現在、完結するとは思えないのですが・・・)
505('A`):2013/12/27(金) 16:41:03.35 0
>>504あと、小ネタ・SS以外のネタもまとめwikiに載せる程ではないようなものが多すぎて見辛くなってしまっていると思います。
506('A`):2013/12/27(金) 19:40:20.06 0
「もうすぐ年明けだな、大掃除の時間だ!」ヒョイッ

「ぽえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!!」
507('A`):2013/12/27(金) 19:57:57.28 0
くっくー♪
508('A`):2013/12/27(金) 21:33:02.28 0
今更だけどぷ虐走りだしの頃ゆきぽのぽんぎゃああああって
悲鳴見るたびに吹きそうになってたわ
そこまでしてお前は「ぽ」を入れたいのかw
509('A`):2013/12/27(金) 21:38:20.59 0
>>508
よく思いついたとは思うけどな
音で聞いたら心底間抜けだけど
510('A`):2013/12/28(土) 20:53:26.16 O
「やったわ…ついに、ついに完成した…!」

765プロで働く音無小鳥が、同僚のPの家で歓喜の声を上げる。

「何が完成したんですか?音無さん」

炬燵に入って蜜柑の皮を剥きながら、Pが質問した。
「これですよ!」と言って、彼女はビニール袋に入った沢山の小銭を掲げ、説明を開始する。

「これは、やよちゃんが拾う度に、やよちゃんの内臓が左に捻れる小銭です!」

「本当ですか〜?」

疑うPに対して、「使って見て下さい」と、彼女は小銭を差し出す。
受け取ったPは、やよの飼い主である四条貴音に電話を掛けて、やよを連れて来て貰った。
事情を聞いた四条貴音は、最初は渋っていたが、ラーメンデートを条件に最終的にはやよを貸してくれた。

チャリーン

「うっうー!」ダッ

床に小銭を落とすと、やよは勢い良く小銭に飛び付いた。すると

「うっううぅぅぅ!!?」

やよがお腹を押さえて、苦しそうに呻き出した。

「小銭一枚につき、効力は一回です。更に何処の内臓が捻れるかは、毎回ランダムです」

「暇つぶしに役立てて下さい」と言って、音無小鳥は炬燵で丸くなる。

「ありがとうございます。音無さん」ナデナデ

そんな彼女に向かって、Pは御礼を述べ頭を撫でてあげた。

次の日から、Pによる暇つぶしが始まった。
例の小銭を落とす度にやよは飛び付き、お腹を押さえて苦しそうに床をのたうち回った。
511('A`):2013/12/28(土) 20:56:08.28 O
>>510
肺が捻れた時は、相当苦しかったのだろう。
両目が飛び出る程見開き、口からは大量の涎を垂れ流し、金切り声を上げて悶えていた。
胃が捻れた時は、直前に食べていた餌を口から吐き出した。

「ううぅぅぅ……」

やよはすっかり衰弱していた。
しかし、小銭を落とせば元気良く飛び付くのがやよという生き物であった。

「はい、どうぞ。プロデューサーさん」

小銭を使い切ったPに、音無小鳥が新しい小銭を渡す。

「ありがとうございます。……所で、この小銭の効果は?」

「これは、やよちゃんが拾う度に、全ての原因がやよちゃんになる小銭です」

Pは頭に『?』を浮かべた。
浮かべつつ、小銭を落とした。

「うっうー!」ダッ

やよが勢い良く飛び付いた。

「うっう〜♪」ベロベロ

嬉しそうに小銭を舐めるやよ。
だが、何の変化も起きなかった。

「音無さん?」

「そ、そんなはずはありません!私の計算にミスは無いはずです!」

となると、考えられる事はただひとつ。

「小銭の効果が出ないのは、やよちゃんに原因があるかと…」

彼女の説明を聞いて、Pは溜め息を吐いた。
やよというこの生き物は暇つぶしにもならないのかと、呆れた為である。

バキッ
「うべ!?」

Pはやよを殴った。
秋月律子が寝坊して遅刻したのも、天海春香が良く転ぶのも、全てはやよに原因があると唐突に分かったからだ。
512('A`):2013/12/28(土) 20:59:51.90 O
>>511
バキッ、ボカッ、ベゴッ

「うびゃあああ!!」

Pは、やよを殴り続けた。
やよの顔は痣だらけになり、瞼は膨れ上がって片目が塞がった。

グボッ
「うぐっ!!」

Pは腹に蹴りを入れて最後とした。
これ以降、小銭をやよが拾う度に、事務所や仕事で起きた様々なトラブルの原因がやよにあると発覚した。
その度に、Pから制裁を受けたやよの身体は、ズタボロとなった。

「ぅぁぁ……」グッタリ

毎日制裁を受けたやよは、部屋の片隅で仰向けに倒れていた。
虫の息だった。

「音無さん、新しい小銭を下さい」

「はい、どうぞ」ジャラ

そんなやよを横目に、Pと音無小鳥がやり取りをする。

「この小銭には、どういった効果が?」

「これは、やよちゃんが拾う度に、やよちゃんの下半身が内側から溶けていく小銭です」

成る程と頷き、Pは小銭を落とした。

「うっうー!」ガバッ

先程迄、ぐったりとしていたやよが起き上がり、小銭に飛び付く。

「う〜?」

やよは下半身に違和感を感じ、自分の身体をジッと見詰めた。
下半身が身体の内側から少し溶けたのだろう。

数日後。
下半身が背骨だけになったやよが、床をはいずり回る姿がそこにあった。

「うー、うー…」ズルズル

「なんやかんや言っても、やよは暇つぶしに最高だな」


『音無小鳥の発明ジェネレーション』おわり
513('A`):2013/12/28(土) 21:03:46.08 O
>>512
以上で、『音無小鳥の発明ジェネレーション』は終わりです。
これが今年最後の作品投下になります。
今年最後の作品がこんな駄文で、申し訳ございませんでした。
514765プロ天井裏:2013/12/28(土) 22:05:10.66 I
追い出されたあふぅ

とある夫婦二人暮らしの一軒家。子供達も一人暮らしを始めて家が寂しくなって野良ぷちを拾ってきたのですが・・・

母「こらあふぅ!待ちなさい」
あふぅ「ナーノ、ナーノ!」
お風呂に入れられるのがイヤで逃げたようです。
あふぅは種族的に風呂や歯磨きが嫌いな個体が多い。このあふぅも例外ではありませんでした。
(ガシャーン!ドタバタ)
逃げ回りながら家の中をめちゃくちゃにしていくあふぅ。
父「おーいまたチビ助が悪さしとるぞー」
母「あーもうまたかいな」
慣れたものでチャカチャカかたしていく母。悪ガキを無事に成人させた経験値はあふぅ一匹で音を上げるほどヤワではありませんでした。

(ブリブリ)
片付けた所に糞をするあふぅ。すかさず母の怒声が飛びます
母「糞は便所でせんかい!」手元にあったタウ&amp;#9898;&amp;#65038;ページを投げつける。
(ゴン)
顔面に直撃して悶絶するあふぅ。
あふぅ「ナ"ァー!」ヒドイノ!
抗議の声をあげますが
母「やかましい!所構わず糞しよってからこの金髪毛虫!」あふぅの顔面に蹴りを入れます。
あふぅ「ナニョー」( ; ; )

母「悪いことするから蹴られるんや!蹴られたなかったら悪いことすな!わかったか!」

あふぅ「ヤー!」(♯`∧´)
母「まだわからんか〜」今度は布団叩きを持ってあふぅを追いかけまわす母と逃げるあふぅ・・・

こんな調子でぎゃあぎゃあ騒ぎながらも、あふぅとこの夫婦はうまいことやって行けてました。
515765天井裏:2013/12/28(土) 22:14:23.12 I
しかしそんな母にもガマンできないことがありました。
あふぅの臭いです。
種族的にあふぅは風呂や歯磨きが嫌いです。髪には虱がとびまわり、口臭、体臭は浮浪者のそれと変わりません。
トイレは始末すれば臭いは消えますが、臭いの元が走り回っていてはどうにもなりません。
忍耐強い母もガマンの限界が近づいていました。
母「もうアカン!限界や!」
父「せやかてあふぅが衛生的に難ありなんは拾う前からわかってたやろ?」
母「限度があるわ!あんなもんよう飼われへん、捨ててまお!」
父「まあちょいまちいな・・・」

このままでは本当にあふぅを捨てかねないと心配した父はおにぎりかぶりつくあふぅに問いかけます
父「なあチビ助、お前このままずっと汚いまま暮らすんか?
人間ちゅうのはな、些細なことでも積み重なるとガマンてけへんようになってまうんや・・・お前が汚いままやといずれ大変な目におうてまうで?」
あふぅ「パクパク・・・ナノ!」余計なお世話ナノ!
聞く耳持たないあふぅに父もあきれ顔です
父「ほな、好きにしい。どうなっても知らんで?」
あふぅ「ナノ!ナノ!」うるさいノ黙ってろナノ!

その一週間後、ついに母の堪忍袋が擦り切れた。

母「あふぅ、あんたの臭さにはうんざりなんや・・・今すぐ風呂にはいり!それがイヤなら出て行け!」
今までにない剣幕で怒鳴られたあふぅ。しかし
あふぅ「・・・ハンッ!」ウザいノ黙るノ!
(プツン)
母「ほなら出て行けや!」
あふぅの髪の毛を掴んで引きずり、玄関から外へと投げ出した。
あふぅ「ナ"ァ"ッ"」イタイ( ; ; )
玄関先に投げつけられたあふぅ。ナノナノ抗議していますが母からは容赦ない言葉が。
母「お前なんぞもういらん!どっかで野たれ死ね!」
あふぅ「ナッΣ( ; ; )」ヒドイノ
さすがにショック受けたあふぅ。しかしすぐ開き直り
あふぅ「ナノッ!ナノナノナーノ!!」ハンッ!こんな所、別に居たくていたわけじゃないノ!
(ブリブリブリブリ)
腹いせに玄関先に糞をして逃げるあふぅ。
母「この度畜生がぁ!」
あふぅに中身入りの缶コーヒーを投げつける母
(ガンッ)
あふぅ「ニャノー」イタイ( ; ; )
母「あ、当たった。」
516765天井裏:2013/12/28(土) 22:24:05.66 I
こうしてあふぅは野良になりました。
しかしあふぅはあまり落ち込んでいませんでした。ご飯をたべる方法はいくらでもあると思っていたのです。そう、この時はまだ・・・

まずあふぅが向かったのは近所の公園でした。家族連れでお弁当を食べている所に行けば、子供がエサをくれることを知っていたのです。

ちょうど家族3人でお弁当を食べていのを見つけました。急いで近づくのではなく、少し離れた所からゆっくりと近づきます
子供「あ、あふぅだ」子供が自分に気付きました。
子供「唐揚げ食べる?おにぎりもあるよー」無邪気にあふぅにあれこれ食べさせようとします。
あふぅ「ナノ〜♪」スリスリと擦り寄るあふぅ・・・しかし
(ボコッ)母親に中身入りの水筒で殴られました。
あふぅ「ナッ!ビエーッ!」ナンナノ?ヒドイノ!
ご飯にありつけると思った所にいきなり暴力をふるわれ、泣き叫ぶあふぅ。
子供「ママ、どうしてこのあふぅを殴るの?何か悪いことしたの?」
母親「見て御覧なさい。あんなに薄汚れて、きっと野良よ。野良あふぅは不潔で病気を持っているのよ。」

これは偏見なのだが、母親に言われて子供もあふぅを怖がるようになりました。

子供「ホントだ。きたなーい。」
母親「だから触っちゃダメよ。ほら、あっち行きなさい!」
母親はあふぅを追い払おうとゴミを投げつけてきました。
517765天井裏:2013/12/28(土) 22:27:51.31 I
あふぅ「ナノ〜!(怒)」
いきなり酷い扱いを受け、あふぅは怒りました。今度はご飯を分けてもらうのではなく、奪う行動に出ます。
(ダッ)
母親の投げるゴミを素早い動きで避けながら、お弁当の強奪を計ります。母親も子供もあふぅの動きに反応できません。
あふぅ「ナノ!」(モラッタ!)
その瞬間(ボカッ)
あふぅ「ニャノー」
今まで動かなかった父親があふぅに正拳突きを見舞いました。不意をつかれ吹っ飛ぶあふぅ
あふぅ「ナー・・」イタイ( ; ; )
父親「わが家の楽しいひと時を邪魔するとは許せませんね・・・」
この父親、見た目はただのサラリーマンだが実は空手の有段者である
父親「空手の技を見せてやろう!」
あふぅに襲いかかる父親
父親「正拳!正拳!正拳!」
(ゴッ!ゴン!ボゴッ!)
あふぅ「ナッ!ナノッ!ナー( ; ; )」イタイ
父親「最後は・・・正拳!」
(バキッ!)
あふぅ「ギニャ〜」殴ってるだけナノ〜( ; ; )

吹っ飛ばされたあふぅはそそくさとその場を逃げ出しました。こんな危ない家族からご飯なんかもらえません。
(他人にもらうのではなく自分でみつけよう)
あふぅはそう思いつき、公園のゴミ箱を漁り出しました。
(ガサゴソ)
少し探しただけでお弁当やお菓子の食べ残しが見つかりました。
あふぅ「ナァノォ〜♪」(なんだカンタンじゃん♪)
ゴミ箱に頭を突っ込んでお尻だけ外に出てる状態です。すると・・・
(ガブリ)野良犬にお尻を噛まれたあふぅ。
あふぅ「ナギャッ!」(ブッ)驚きのあまり屁が出ました。
犬「ギャイン!」
518765天井裏:2013/12/28(土) 22:31:37.82 I
あまりの臭いにのたうちまわる犬。
その隙にダッシュで木の上に逃げたあふぅ。
怒った野良犬も後を追って木の所まで来ましたが、登る事は出来ません。
「ガルルル!」
歯をむきだしてあふぅを睨みつける犬。よほど臭かったのか、あふぅに対して怒り心頭です
あふぅ「ナー…ナノ!」ナンナノお前!あっち行くノ!
犬「ガウ!ガウ!」お前こそ俺のナワバリで勝手なことしやがって!降りてこい!

餌場を荒らされた犬はあふぅをただで済ますつもりはないようです。大きな体、鋭い牙、ぷちの手足なら簡単に噛みちぎられそうです。

(ガクブル)木の上であふぅは怯えています
あふぅ「ナー」コワイ( ; ; )

犬「ガルルル…ガウ!」絶対に許さん!食い殺してやる!
犬の迫力にあふぅは泣き出してしまいます
あふぅ「ビエーッ!ビエーッ!」
その泣き声が気に障ったのか、犬のテンションはさらにヒートアップして行きます。
犬「ガウ!ガウ!ガウ!」
目は血走り涎を垂らし、今にも木に登ってきそうなほど飛び跳ねています。
(このまま木に登って来るんじゃ…)
そう考えたあふぅのストレスは限界に達しました。
あふぅ「ナノー!」
一か八か、あふぅは木から木へと飛び移りました。できるかはわかりませんでしたが、出来なければ殺される!必死の思いで木から木へと飛び移り、公園のフェンスの外へと脱出しました。犬も追いかけて来ましたが、フェンスを越えることが出来ずあふぅを逃がしてしまいました
犬「ガウ!」逃がさんぞ!必ず殺してやる!お前の臭いは覚えたぞ!
519765プロ天井裏:2013/12/28(土) 22:33:57.56 I
あふぅ「ナノ!ナノ!」あんな危ない公園2度と行かないノ!
あふぅは必死で走りました。次に見つかったら食い殺されてしまう。
犬から逃れて人通りの多い商店街へとたどり着きした。
あふぅ「ナー…」お腹すいた…
まだ何も食べていないあふぅ。
疲労と空腹でヘトヘトです
あふぅ「ナ!」パン屋だ!
目の前には以前母と一緒に買い物に来たパン屋がありました。母とパンの試食をし過ぎて父に呆れられたのを思い出し、(ここならパンが食べられる!)
あふぅはウキウキとパン屋に入って行きました。そう、試食と売り物の違いもわからずに・・・

一面に広がる焼きたてのパン。良い香りが店内に漂っています。
あふぅ「ナノ〜♪」オイシソウ♪
空腹のあふぅには夢のような光景です。棚によじ登り、売り物に手をのばした瞬間
(ボゴッ)
あふぅ「ギャノッ!」
頭を木の棒で殴られました。
店員「また来やがったのかこの野良あふぅが!」
あふぅ「ナッ?ナノ?」なんで?
店員「よくも昨日店内の売り物食い荒らして店の中めちゃくちゃにしやがったな・・・ブッ殺してやる!」
もちろんあふぅはそんな事していません。犯人は他のあふぅですが、店員にはそんな事わかりません。
昨日店をめちゃくちゃにしたあふぅがまた来たと思っているようです。
あふぅ「ナノ!ナノ〜」違うノ!それ私じゃないノ!

必死に説明しますが店員には伝わりません。
店員「昨日は逃がしちまったが今日は逃がさんぞ!」
店員は木の棒てあふぅをボコボコ殴ります
あふぅ「ナッ!ナー」イタイイタイ
頭、背中、手、あちこち殴られながらあふぅは店から逃げ出しました。
昨日店を荒らしたあふぅは別ぷちなので濡れ衣だが、お金も持ってないのに店に入ったのですから当然の結果です。

(トボトボ・・・)あふぅは弱々しい足取りで歩いていました。結局何も食べてません。殴られ追われ、疲労困憊満身創痍、かなり弱っていました。

(帰ろう・・・)
家から飛び出して来ましたが、やはり自分の居場所はあの家しかない。
520765プロ天井裏:2013/12/28(土) 22:35:52.53 I
母になんと言われるかわからないが、コッソリ帰って、とりあえず何か食べて、お風呂に入ろう。
その後で母に謝ろう。それとも、何事もなかったようにいつも通りに過ごそうか・・・うん、そうしよう!

勝手な作戦を立ててあふぅは家に帰ってきました。

人間用の入り口の足元に作られたぷち用の入り口(ペット用のような扉)を潜った瞬間・・・母が立っていました。
あふぅ「Σナッ!」
(ドガッ)
あふぅ「ニャノー」
母は問答無用にあふぅを蹴り飛ばしました
(カチャ)中から鍵をかけられた
あふぅ「ナッ!ナノー!ナノー!」
開けて、中に入れてとドアを叩くあふぅ。
母「やかましい!なにを何事もなかったみたいに帰ってきとんねん。申し訳なさそうにコッソリ帰ってくるならまだしも、図々しいにもほどがあるわ!」
あふぅ「ナッ!」作戦間違えた!
母「なにをわけわからんこと言うとんねん。ほら、はよどっか行き!」

タイミングの悪さと作戦ミスにより引き下がるあふぅ・・・しかし、自分に行き場がないことも理解しています。
あざといあふぅはドアの前で座り込んだりせず、門の前でウロウロしたり、柱の陰からヒョコッと顔だけ覗かせて家の方を見たり、あの手この手で自分をアピールします
(あふぅここにいるよ?まだ間に合うよ?)
そんなあざといアピールを繰り返します。
父「なんかチビ助がうろちょろしとるで、どないする?」
母「ほっとき。今入れたら調子のりよる。」
父(入れたるつもりはあるんやな)

あふぅ「ナ〜・・・」マダカ(~_~;)
図々しい事に家には入れてもらえると決めつけて、なおかつ勝手に待ちくたびれたあふぅは一芝居うつことにしました。
ウソ泣きして母の関心をひこうと考えました。壁の陰に隠れて泣き叫びます
あふぅ「ビエーッ!ビエーッ!」

(カチャ)
家から母が何事かと出てきました。
あふぅを見つけるとウソ泣きであると見破りました。
母「あんた・・・ウソ泣きやろ?」
あふぅ「・・・ニヤリ」バレタ?
(バタン)またドアを閉められました
あふぅ「ナー(~_~;)」焦り過ぎたか
このウソ泣きがあふぅの今日1番の失策となります。
521765プロ天井裏:2013/12/28(土) 22:38:33.92 I
空腹と疲労でヘトヘトなあふぅは座りながらウトウト眠りはじめました。少し肌寒い夕方の野外、こんな状態でも眠れるあふぅはある意味大物かもしれません。もっとも、自分の安全が保障されてるわけではない事など全く考えていないのですが

ふとあふぅは自分を覗き込む影に気づきました。誰かが目の前に立っています。
あふぅ「(母?やっと来たか!)」
ようやく家の中に入れてもらえると思い込んだあふぅ。しかし自分を覗き込んでいたのは
犬「ガルルル・・・」会いたかったよ

あふぅ「(°_°)」
見憶えある鋭い牙、大きな身体、そう、公園で自分を追いかけて来た野良犬でした。
あふぅ「(あれ?公園にいたはずじじゃ?それとも母?少し見ない間にこんな顔に?やっぱりいつも怒ってるから?)」
あふぅは混乱しながら現実逃避をはじめました。しかし野良犬は冷静にあふぅに語りかけます

犬「ガウ、ガガウガウ」お前のキツイ臭いは後を追いやすかったよ。元気にしてたかい?

あふぅはいろいろ考えました。一目散に逃げる、助けを呼ぶ、高いところに逃げる・・・いくつかの選択肢はありましたが、あふぅが選んだのは・・・
あふぅ「ナノ♪(^_^)ノ」久しぶり♪
(笑ってごまかす)

(ガブチッ)犬に向かって軽く上げた手を一瞬で食いちぎられたあふぅ
何が起こったか理解出来なかったが次の瞬間
あふぅ「ギャノ〜!」
痛みにのたうちまわるあふぅ
あふぅ「ビギャーッ!ビエーッ!」ババア!助けろ!
必死に家の中の母に助けを求めます

父「おい、またチビ助が騒いどるで」
母「ほっとき、どーせまたウソ泣きや」

あふぅ「アアァ・・・」
犬からバタバタ逃げ出そうとするが、無意識に四本足で走ろうとして転ぶあふぅ。片腕がない事がまだ理解し切れてません。
あふぅ「ナノー!ビエーッ!」母!なんで助けてくれないの!(/ _ ; )
自分のウソ泣きが原因だとは考えられないあふぅ。助けてくれと必死に泣き叫びます。

(ガッ)あふぅの頭を踏みつける
犬「グルル」言ったはずだな?食い殺してやると

あふぅのブニョっとしたほっぺたに噛みつく犬
あふぅ「ニャアアァァ」( ; ; )ヤメテヤメテ
(ミチミチッ)嫌な音をたてて頬肉が食い千切られて行きます。
(ブチッ)
あふぅ「ギャアアアー」
522765天井裏:2013/12/28(土) 22:39:59.49 I
(ガッ!)今度は足に噛みつかれたあふぅ「ナッ!」Σ( ; ; )
犬はあふぅの足を咥えて振り回します。
あふぅ「ナ、ナ、ナ、ナ、!」
(ズガン)
振り回され電柱に頭を叩きつけらた
あふぅ「グナァ・・」
頭を強く打ち付けられてあふぅは気を失いました。
(ガブ)あふぅの喉を咥えて暗闇へと消えていく犬。

シャー
あふぅ「ナノ?」暖かい?
母「やっと起きたかい」
気がつくと見慣れた風呂場、母があふぅをシャワーをかけながら洗っていました。
母「こんなに汚して・・・どこで何してたんだい?」
ああ・・・夢だったんだ・・・帰ってきたいつもの日常・・・
あふぅ「ナノ〜♪」あったかーい♪
母「なんだい今日は随分おとなしいじゃないか。やれやれ日頃からこうなら・・・」母はブツブツ言ってます
あふぅ「ナノー♪ナノー♪」母、お腹空いたノ♪おにぎり食べたいノ♪
母「やれやれおとなしいと思ったら風呂に入っただけでご褒美のおねだりとは図々しいやっちゃ」
(ペシン)頭を軽く叩くと
母「しょうがないねえ、梅干ししかないよ。」
あふぅ「ナァノォ〜♪」(^_^)梅干しおにぎり♪梅干しおにぎり♪

(ジョボボボボ・・・)(パチ)
あふぅ「ナ・・・?」
そこであふぅはめを覚ましました・・・目覚めてしまいました。そのまま逝けたらどれほど幸せだったでしょう。夢の中での母との幸せなひと時・・その思い出と共に死ねたなら・・・

頭からかけられている温かい液体・・・犬があふぅにオシッコをひっかけていました。
あふぅ「ナ、ナァー」臭い!
犬「ガル?」なんだ生きてたのか
どうでも良さそうに犬がつぶやきました。
暗くてよく見えませんが、どうやらあふぅは穴の中に投げ込まれているようです。その上からあふぅにオシッコをかけていました。
あふぅは片腕と片足を無くしていました。頭も体も痛い。全く身動きがとれません。
あふぅ「ナ、ナノー」どうしてこんなことするんだ!お家に帰して!

この状態になっても何故かエラそうなあふぅ。儚いながらも心の中で母が来てくれると何処か信じていました。
(こんなヤツに負けたりするもんか!あふぅはあの家に帰るんだ!)
根拠のないがあふぅの負けん気に火をつけました。
犬を睨みつけ、歯をむきだし威嚇するあふぅ
犬「ガウ」家?お前がマヌケに寝ていたあの家か?
523('A`):2013/12/30(月) 00:12:59.57 I
なにやら愉快そうに嗤う犬
あふぅ「ナー?」何がおかしいノ?
犬「ガウガウ」さっきその家の前を通ってきたよ。
家族がお前の血のあとを見て泣いていた。
あふぅ「ナ!ナー・・・」母!心配して見に来てくれたんだ!

あふぅの中に希望が湧いて来ました。母が自分の事を気にしてくれている。お家に自分の居場所はまだある!

犬「ガウガウ」一面に広がる血を見てこんな会話をしていたよ「もう助からないだろうな、可哀想な事をした。次は何を飼おうかな」ってな

あふぅ「ナッΣ(°_°)」
あふぅにとっては全く想定外の事態だった。しかし考えてみれば当然の話。
あふぅにとって母は替えのきかない存在だが、母にとってはあふぅは何処にでもいるのだ。さらに言えばぷちはあふぅ以外にもいくらでもいる。怪我して弱ったぷちを飼い続ける理由などないのだ。
524('A`):2013/12/30(月) 00:15:56.72 I
なにやら愉快そうに嗤う犬
あふぅ「ナー?」何がおかしいノ?
犬「ガウガウ」さっきその家の前を通ってきたよ。
家族がお前の血のあとを見て泣いていた。
あふぅ「ナ!ナー・・・」母!心配して見に来てくれたんだ!

あふぅの中に希望が湧いて来ました。母が自分の事を気にしてくれている。お家に自分の居場所はまだある!

犬「ガウガウ」一面に広がる血を見てこんな会話をしていたよ「もう助からないだろうな、可哀想な事をした。次は何を飼おうかな」ってな

あふぅ「ナッΣ(°_°)」
あふぅにとっては全く想定外の事態だった。しかし考えてみれば当然の話。
あふぅにとって母は替えのきかない存在だが、母にとってはあふぅは何処にでもいるのだ。さらに言えばぷちはあふぅ以外にもいくらでもいる。怪我して弱ったぷちを飼い続ける理由などないのだ。
525('A`):2013/12/30(月) 01:12:55.26 I
しかしあふぅは現実を受け入れていませんでした。そんなはずはない、そんなの嘘だと・・・
犬「ガウガウ」ハッキリ言ってやろう・・・あの家に、お前の居場所はない

あふぅ「ブワッ」(;_;)
一気に涙が溢れ出るあふぅ。
あふぅ「ナーッ!ビエーッ!ビエーッ!」ウソだ!ウソだ!

犬「ガウガウ」お前の家族はあの家で新しい家族と楽しく暮らすだろう!
お前の事など忘れて!居なかった事にして!何事もなかったかのようにな!

あふぅ「ビエーッ!ビエーッ!」
もはや聞く耳持たず壊れたように泣き叫ぶだけのあふぅ。犬は満足そうにゲラゲラ笑っています。

あふぅ「ニャノー!ニャノー!」
もはや誰に何を訴えているのかわからない叫び声をあげ続けるあふぅ。

しばしその様子を眺めていた犬でしたが・・・
犬「ガウ」飽きたな・・・
あふぅに興味を無くし、クルリと踵を返すとザックザックと泣き叫ぶあふぅに土をかけて埋めて行きます

あっという間に身体が土にほぼ埋まりました。
あふぅ「ナァー・・・ナノー」ダシテダシテ( ; ; )

犬「ガウ」また思い出したら出してやる・・・生きてたらな

あふぅ「ナー( ; ; )」そんな、酷いノ!

痛みで動かない身体、無くした手足、凍える気温、空腹、疲労・・・
さらにペットとしては飼い主である母に見放され、物として持ち主である犬に飽きられ、失意のままあふぅは土に埋められました。
誰からも捨てられたあふぅはこのまま誰にも気づかれぬまま冷たくなって逝きます。
あふぅ「ナァ〜・・・」あふぅここにいるよ・・・

母に助けを求めてか

埋めた犬に出してくれと願ってか

あふぅは鳴き続けます・・・誰にも気づかれぬと知りながら・・・

捨てられたあふぅ完
526765プロ天井裏:2013/12/30(月) 01:15:08.27 I
規制によりご迷惑おかけしました。
527('A`):2013/12/30(月) 02:35:19.55 i
読みづらいし内容もみなしごぽくてつまらん
528('A`):2013/12/30(月) 11:23:19.59 0
>>526
乙乙
半クズ半可愛いあふぅとは珍しいかな
しかし顔文字はイランし括弧の後のセリフもいらないかな
あふぅの感情を書きたいんだったら地の文があるんだからそこに書けばいいとおもう
529('A`):2013/12/30(月) 13:09:48.53 O
小学生の作文みたい
530('A`):2013/12/30(月) 16:17:47.08 0
「皆!聞いてくれ!今年ももうすぐ終わり、反省会だ!」

「反省会?プロデューサー、年末の仕事が残って「無い」

「無いよ、無いんだ、なんなら今年のスケジュール表出してやろう」バサッ

「これは……酷い。天海君に至っては某死神漫画のようだ」

「なん……だと……で、でも千早ちゃんは紅白に出られないんですか?」

「どこに目をつけてる、千早のスケジュール欄にラジオの仕事、ライブ、グラビアよりレッスンの方が多い
それも、レッスンのほとんどはちひゃーに潰されてる。こんなのでテレビの仕事なんかできるか、
やよいもアイドル枠より芸人よりの仕事ばかり、しかも外国に行ってばかりでレッスンの時間が無い」

「それは兄ちゃんの管理が悪いよ!」

「よくもまあぬけぬけと人のせいにできるな、聞けばやよが小銭を追いかけて、
スタッフも巻き込んで海外まで行ったそうだな、おかげで事前にとったアポが台無し、段取りもなくグダグダの収録だったそうだ。
そんな苦労をスタッフさんにかけて感謝も謝罪も無し、だからやよいは池沼何て言われるんだ」

「そんな……言い過ぎですよ!僕達だって必死で「お前はラジオだけしかまともに仕事できて無いし、そのラジオもぷち共に邪魔されてことごとく潰れたな」

「お前は仕事をキャンセルした数が一番多いな、お前みたいな半端者がなんでアイドル何てできるのか……」

「これはお前達全員に言えることだ!俺の計画じゃ、デビューして一年でトップ、とまでは言えないが本当なら今頃年越しライブに呼ばれる位には有名になっているはずなんだ
俺の計画はあいつらのせいで台無しになったがな」

こんな風に反省会する話を考えた
531('A`):2013/12/30(月) 21:06:39.51 0
>>530
世界線の違うPと比べるなんて酷すぎるw
まぁぷちどるを拾ってこなければアニマスくらいには売れていたのだろうか……
532('A`):2013/12/30(月) 22:45:33.06 0
元々、765プロは弱小だから本当に本当に努力し続けなければならん
あのゆとり帝国ではどのみち産業廃棄物の仲間入りだな
Pも大人なら締める所で締める人ならトップを目指せたかも
533('A`):2013/12/30(月) 23:11:12.22 0
>>532
しかしバラエティとはいえやよいに仕事を持ってきた手腕を考えると
このPも仕事は出来るだろう
でもそれを考えるとアイドルたちが掛け値なしにクズの集まりになってしまうというw
534('A`):2014/01/01(水) 00:38:36.52 0
ぽえっ!?
535('A`):2014/01/01(水) 11:47:11.13 O
あけおめー
536 忍法帖【Lv=12,xxxPT】(1+0:8) :2014/01/01(水) 17:33:25.95 0
ぽぇー
537 【小吉】 :2014/01/01(水) 17:34:22.87 0
お、規制解けてる
538('A`):2014/01/01(水) 18:12:55.95 0
規制解除やったね!ドゴォ
「ピェーー!」
539('A`):2014/01/01(水) 19:08:31.15 0
うお
540('A`):2014/01/01(水) 20:07:27.70 0
「ミカン頭にのっけてなにやってんだ?」

「まきょ!」デプーン

「鏡餅?アハハ、オモシロイナー(棒)…さっさと鏡開きしないとな!」ドゴォ

「ま"っぎょお!!!」
541('A`):2014/01/01(水) 21:54:48.28 0
何か2期始まったっぽいな 見ないけどねイライラするから
542('A`):2014/01/01(水) 21:59:18.01 0
一期の再放送だろ
ゆきぽもあふぅもクズってのを再認識した
543('A`):2014/01/01(水) 23:08:06.78 0
だるまゆきぽが飼いたい
544('A`):2014/01/01(水) 23:27:55.66 0
やよ「うっうー!うっうっうっうぅぅーー!」

貴音「このようにやよがお年玉が欲しいと言って聞かないのですが」

やよい「じゃあ初詣で賑わってるお寺にでも行きましょうか」

お賽銭を投げ入れる人の波

チャリンチャリンチャリーン

やよ「うっうぅぅーー!」ザザザザザ

やよ「うっ!?びゃっ!ぶばっ、げびぃっ!う゛あ゛っ、びぇーっ!びぇっ…」グシャグシャ

初詣のお客がようやくいなくなったそこには、小銭を拾おうと飛びついて人の波にもみくちゃにされ踏み潰され、ぼろ雑巾のようになり果てて動かない何かが残されているのみでした。

やよい「今年もいい年になりますよーに」チャリーン

やよ「」

やよい「お賽銭は予算の都合で五円です。これでもフンパツしちゃいました」

やよい「あっ、五百円玉が落ちてました!うっうー!」

みたいな
俺も浅草とか行ったとき屈んで落ちた小銭拾いたくなる衝動に駆られるけどやめとこうぜ
545('A`):2014/01/02(木) 00:18:33.85 0
ぴよぴよ『で』羽根つきみたいな
546('A`):2014/01/02(木) 00:55:56.66 0
初詣に行くと賽銭箱から「ウッウー!ウッウー!」と言う声がする。覗いて見ると中にはやよの子供が入り込んでいた。どいつも上を向いて賽銭が入ってくるのを期待しているようだ。
それはそうと今年の賽銭は奮発した。袋の中の五円玉×一万枚を賽銭箱にぶちこむ。
「ウッ!?ウビャアア!!!」なんて声が聞こえたが願い事に集中していたので無視する。
カランカランと鈴を鳴らして拍手。あたりはとても静かだ。今年もいい年になりますように。

みたいな
547('A`):2014/01/02(木) 07:12:13.38 i
P「お前さ(くっ)しか言えないの?」

ちひゃー「くっ?」

P「質問に答えろよ」

ちひゃー「くっ...」

P「だから、はいかいいえで答えろよ」

ちひゃー「くっ」

P「おい」

ちひゃー「くっ!」

P「もういいよお前は事務所には出入り禁止な」

ちひゃー「くっ!?」
548('A`):2014/01/02(木) 07:29:56.01 i
P「お前なんでビーム打つの?」

いお「もっ?」

P「じつは俺もビーム打てるんだ」

いお「もっ!?」

P「本当だ、まずスプレーとライターを準備するそして噴射しながらライターを点火させれば...」

いお「ぎぃぃぃ!!!!」

P「お前も俺に打ったんだから文句ないよな」

いお「もっ..」

いお「」
549('A`):2014/01/02(木) 15:17:31.92 0
P「野生のぷちどるってどうやって生きてるんだ?」
みたいなぷちどるのサバイバルSSって他に無いかな

何故か一夜にして人類が消滅した地球でぷちどるが
生き抜く(けど死んじゃう)とかそんな感じの奴
550('A`):2014/01/02(木) 15:40:56.14 0
捨てられたぷちどる達で群れを作る話とか読んでみたいな
551('A`):2014/01/02(木) 22:25:39.49 0
穀潰しのあふぅが何もしないまま食い扶持だけ増やして破滅する未来が見える
食べ物を取り合って気の弱いゆきぽなんかから死んでいったり
552('A`):2014/01/02(木) 23:27:47.86 0
ゆきぽ「ぽっぽ〜、ぽぇぽっぽ〜」トテトテ

『ぷぃ〜!ぷぃぃ〜!』バンバン

ゆきぽ「ぽっ?」

野良ゆきぽ『ぷひぃぃぃ!ぽひぃぃぃ!』ドンドン

ゆきぽ「ぽ、ぽぇ!?ぽぇぇ…!」

野良ゆきぽ『ぽぉ〜!ぽぉぉ〜!』バンバン

野良子ゆきぽ『『『ぷぴぃぃぃ…』』』ガタガタ

ゆきぽ「ぽぇ…ぽぇ!」ガラガラ

野良ゆきぽ「ぽぇっ、ぽへぅ〜…」トテトテ


野良子ゆきぽ「「「ぷゅぅぅ〜」」」ヨチヨチ

ゆきぽ「ぽぇ、ぽぇぽぇぱぅー?」ナデナデ

野良ゆきぽ「ぽぇぇ、ぽぇ〜」ペコリ

ゆきぽ「ぽぇ!」
553('A`):2014/01/02(木) 23:38:10.83 0
>>552

ゆきぽ「ぽぇ」スッ

野良ゆきぽ「ぽ、ぽぇぇ〜!…ほぇ♪」ズズ

野良子ゆきぽ「ぷゅぃ〜」ズズ
野良子ゆきぽ「ぱぅゅ〜」ズズ
野良子ゆきぽ「ぴぃぇ」ズズ

野良ゆきぽ「ぽぇ〜、ぷぃぱぅー」ペコペコ

ゆきぽ「ぽ、ぽぇぇ」テレテレ

野良子ゆきぽ「「「ぷぁぅ…すぅ…」」」スヤスヤ

野良ゆきぽ「ぽぇ〜…ぽぅ…」スヤァ

ゆきぽ「ぽっぽぇ」


「…で、勝手に窓を開けて野良を家に入れたことについて、釈明はもう結構かな?」

ゆきぽ「ぽ、ぇ、ぇぇ…」ボロッ

「前から何度か教えてたはずなんだけどな…飼いぷちである以上野良に構うなって。それを何だ、外で凍えてたから可哀想で中に入れただ?お前自分の立場ってのがわかってないみたいだな」

ゆきぽ「ぽぉぉ…ぽぉぉ〜…!」シクシク

「泣いてる暇あったら自分のこれからを心配しろよ。前に公園で野良に勝手に菓子を分けようとして三日飯抜きにされたの忘れたのか?こうも言ったな、勝手にどこぞのバカと交尾なんてしたらボテ腹踏み潰して殺してやるって」

「そして今日、部屋でお前の出したお茶に満足してぬくぬく眠りこけてるあのバカどもを連れ込んだこと。どうせ躾けても聞かないんだからどうしようもないな。はい、お前の命運おしまい」

ゆきぽ「ぽぇぇぇん、ぱぅぅぅぅ」

「はいはい、そうやってずっと泣いてれば?なーんにも変わらないよ。じゃ、あいつらと一緒に行こうか」
554('A`):2014/01/02(木) 23:49:00.60 0
>>553

「はい、やって来ましたるは隣町の公園。クソタヌキ共は車のトランクに閉じ込めてきたので家までの道のりが分かるはずもなし」

『ぽぇぇぇー!ぽぇぇぇぇーっ!』ドンドン

「よしよし今出してやるからな、そら」ポイポイ

ゆきぽ「ぽっ、ぷぎぃぃ!」ドチャ

野良ゆきぽ「ぽぷぃ!?」ドテッ

野良子ゆきぽ「「「ぷゅぃぃぃ!?」」」ドサドサ

「はい、じゃあ今日からお前も野良ぷちの仲間入りだ。わずかな間だったとはいえそいつらも恩があるだろう、家族の仲間入りして一緒に暮らせ」

ゆきぽ「ぽ、ぽぇ!?ぽぇー!ぽぉぉー!」オブオブ

「バーカだなお前ってやつはホントに。いいか、その家族だって元々は飼いぷちだったんだろうよ、それが飼い主の言うこと聞かずに勝手に子供作っただかで捨てられたんだ。お前と同じなんだよ」

ゆきぽ「ぽー!ぽーー!ぱぅーー!」

「そしてお前は自分の行いで自らその同格に成り下がったわけだ。いや、元よりそんなところではあったろうけど。そういうわけだから、じゃあなゆきぽ。ペットショップで生まれて外の世界なんて知らないだろう。早けりゃ明日までにも野垂れ死ぬかな」

ゆきぽ「ぽぉぉえぇぇぇぇっ!ぴぃーー!」

「…ふう、いい具合に片づける口実ができたな。さてもうゆきぽはやめて何飼おう、やよにしようか、値段もリーズナブルだし」スタスタ

ゆきぽ「ぽっ、ぽぇっ、ぽぇ、ぇっぇっぇ…!」ポロポロ

バタン、ブロロロロロ…

ゆきぽ「ぷぅぅぅ…ぷぴぃぃ…ぇっ、ぇうっ…!ぐすっ、ひっ…!」シクシク
555('A`):2014/01/02(木) 23:56:22.15 0
>>553

野良ゆきぽ「ぽぇぇ…」オズオズ

ゆきぽ「ぴぃ〜、ぽひぃぇぇぇん」

野良ゆきぽ「ぽへぅー」ナデナデ

ゆきぽ「…ぽ」

野良ゆきぽ「ぽぇぽぇ」

野良子ゆきぽ「「「ぷゅぃ〜、ぽゅぅ〜」」」スリスリ

ゆきぽ「ぽ…ぽ、ぽ…」

ゆきぽはどうするか。
自分の行いも棚に上げて慰めてきた野良一家に逆上し八つ当たりするか。
悲劇の主人公を気取って一家の慰めに甘えるか。

そしてこれからゆきぽはどうするか。
自分を野良に貶めた(自業自得)一家と別れて一匹当てもなくさすらうか。
そのまま一家と共に野良生活に身を投じ冬を越そうとするか。

いずれにせよ、ゆきぽは自分が微塵も悪いなどとは思わないだろう。
そもそも、飼い主に捨てられた所以も何一つ、理解できていない。

そしてどの道を行こうともゆきぽが、いや野良一家たちも含めて彼らが、この冬を越すことのできる未来など存在しないのである。
そしてそれは、今日別段珍しい光景でもない。
翌朝公園の茂みを覗いてみれば、小さな体を固くし冷たくなって動かない、薄汚れたゆきぽたちの姿。

おちまい。
556('A`):2014/01/02(木) 23:58:55.31 0
乙です
557('A`):2014/01/03(金) 00:00:18.51 0
乙。
ちょっとネタを投下してみます

逃亡犯ゆきぽ

おつかいをすませてもどり途中のゆきぽ
路地裏に入ったところでガラの悪い3人組がだべっていた

目の前を通り過ぎようとしている奇形生物
首にはがま口をぶら下げている

金を持っているだろうと思い、ゆきぽのがま口を奪おうとする
三人組。抵抗するゆきぽに苛立ちを感じついにボコり始める

泣き叫ぶゆきぽ。そしてゆきぽはスコップをもって威嚇を始める
3人組の一人が恐れず突っ込むがその彼をゆきぽのスコップが貫く
叫ぶ残りの二人。ゆきぽは恐ろしくなってスコップをおいて
その場から急いで逃げ出し、事務所へ・・・

血まみれのゆきぽにおどろく765プロの面々
野良犬に襲われたのかと心配するが、数日後
とんでもないことに・・・


数日後なぜか765プロに警察が
あの後ゆきぽに刺された少年は死に
残りの二人の証言と凶器となったスコップ
そして聞き込み調査で浮かび上がった犯人ゆきぽ
警察もそんな生き物がいるのか?と半信半疑だったが近隣の商店街から情報が
多数出てきた。

唖然とするP達
ゆきぽを取り押さえようとする警察
暴れるゆきぽ。そして運悪くその日はぷち共が全員事務所にいたのであった
ゆきぽを守ろうとあばれるぷち達。どさくさに紛れて逃げるゆきぽ

ゆきぽの逃亡生活が始まった・・
558('A`):2014/01/03(金) 00:06:41.43 0
>>557
いいっすね
危険生物ってことで近隣一帯に呼びかけられて、保健所や警察で捕まえようとする。街中を逃げ回る猿の捕獲みたいに
それに頼りのスコップもないからどうなるか、ゆきぽをかばおうとしたぷち共は、それとこの分だとアイドルたちもそれまでは普通にゆきぽと接してきたようかな
559('A`):2014/01/03(金) 00:20:44.86 0
>>558
見ての通りの拙い文章なのでネタだけの投下です
予想だとぷちどるどもは全員危険生物として保健所行きでしょう。
それを止めようとしたアイドルたちは公務執行妨害で逮捕。
真あたりはまこちーが絡むと暴走しますから確実でしょう。
社長は全責任をとって逮捕じゃないかと・・・
「この子たちの飼い主は私です。」とか言って。
560('A`):2014/01/03(金) 00:40:05.05 0
二期楽しみだ〜あの糞憎たらしい生物がまたウザったくピョコピョコ動くのか
アニメだとまこちーのウザさが三割増しだから嬉しいわ
561('A`):2014/01/03(金) 00:49:31.54 0
ゆきぽがぽぇーと鳴くのを想像しただけで下半身に血が集まる
ドラマCDと出し方違うんかな?
562('A`):2014/01/03(金) 02:04:01.05 0
実際にぷちどるたちを託児所に預けたらどうなるかな?
問題しか起こさないだろうけどw

しかし、原作でも必ずと言っていいほど事務所に連れてきますね
家にはおけないのか?アイドルの親はやっぱり化物扱いしているのかな?
563('A`):2014/01/03(金) 02:15:56.26 0
>>557
犯人は萩原雪歩の子供!?という噂が流れて精神的に追い詰められる雪歩
部屋で塞ぎこんでいると…

「ぽぃぃ…ぷぇぇ〜ん」ガチガチ
床下から穴を掘って元凶が登場
体中擦り傷だらけで髪も服も汚れている
何日も食べれていないようで動きに力が無い

「ぷぃ〜;;」オブオブ
ヨタヨタと歩くゆきぽは雪歩の目が暗く光っていることに気づいていない

「寒かったよねぇ…辛かったよねぇ…ゆきぽ。もう大丈夫だよ」
差し出された手に近づくゆきぽ
だがもう片方の手にはゆきぽのよく知る凶器が掲げられている
そしてゆきぽが雪歩の手に飛び込もうとした瞬間…

「ぽぎゃあああ!!!!」
何度も何度も降り下ろされるスコップ
痛みと苦しみの中でゆきぽは絶望を味わいながら死んでいった

逃走犯ゆきぽ・雪歩end

こんなん思い付いた
564('A`):2014/01/03(金) 02:19:29.18 0
ぽえ〜(低音)
565('A`):2014/01/03(金) 02:54:33.52 0
アニメ見返したけど何かぷちますはアイドルの動きまでムカついてくる
特にぷちますの春香、寒いんだよお前って言いたくなる
虐待好きと共にもう普通にぷちますアンチになりそうな自分
566('A`):2014/01/03(金) 02:57:02.14 0
実際のお使い回でもゆきぽは
スコップ二刀流で犬に襲いかかろうとしましたから、
ギャグ補正がなくなったら確実に人殺しますよ。
567('A`):2014/01/03(金) 03:04:03.31 0
>>565アニメがあの有り様じゃむしろ普通だから気にすんなw
俺も虐待除けば割りと真剣に酷い作品だと思うし、特にギャグセンスと作者が全く設定覚えてないとことか
走り方とか露骨にギャグマンガ日和パクってるよなあれw
568('A`):2014/01/03(金) 03:05:54.99 0
アイドルやP、律子、小鳥さんは一応ぷちどるの保護者になるのかな?
ぷちどるが、なにかやらかしたら
その責任をとらないといけないなんて悲劇ですな
569('A`):2014/01/03(金) 04:46:49.68 0
賞金首になるゆきぽ
駅の掲示板に貼ってある「おい!ゆきぽ!」のポスター
それを見て目を輝かせるやよい
570('A`):2014/01/03(金) 08:35:05.65 0
>>569
ζ*'ヮ')ζ<やよゴー!
ζ*'ヮ')ζ<うっうーー!
571('A`):2014/01/03(金) 16:53:32.67 0
まこちーがヤーヤー鳴きながらビョッビョッって跳ねてるシーン
蹴り飛ばしてえ
572('A`):2014/01/03(金) 17:18:24.13 0
ぷちどるは寒さに弱く寒冷地ではコロッと死ぬ
保険かけて外に放置する保険金詐欺がおきそう
そもそもぷちに保険かけれるのかってのは置いといて
573('A`):2014/01/03(金) 18:03:43.16 0
飼いぷちを車で轢いてしまったりすると訴訟を飼い主から起こされる世界があるとする
ペットとしては当然だろうがしかしただでさえ注意力散漫な奇形生物、それも放し飼いにされての挙句だったらおちおち運転なぞできやしない
574('A`):2014/01/03(金) 18:11:50.76 0
ぷちどるの当たり屋かよw
あいつら運転席から見えないと思う
あとぷちどるが法に保護されないんだったらあえて轢く人もいるんじゃないか
575('A`):2014/01/03(金) 18:19:42.83 0
子供を車に轢かれた野良ゆきぽ
復讐として手当たり次第に停めてある車を襲う
その日目についたのは大型の車
いつものように車体をスコップでぶち抜くが、勢いよく灰色の液体が降り注いできた
「ぽげぇぇぇぇ!?!?」

運転手が戻ったとき見たのは、無惨な姿になったコンクリートミキサー車とコンクリートの中で固まっている奇形生物だった

みたいな
576('A`):2014/01/03(金) 18:24:46.93 0
ぷちどるは自分で衣服の着脱ってできるのかな?

実験で焼き殺さない程度に服に火をつけてみる
そのあとの行動を観察してみると面白いかもw
577('A`):2014/01/03(金) 18:29:17.42 0
原作見て思ったんだけど、長髪組の髪が全く汚れていない・・・
あの世界どんだけ地面が綺麗なんだ?
長髪組の髪なんてもろ地面についてるぞ。普通なら毛先から数センチは汚れてるはずだぞ
最悪、毛先にうんこもついてるはず。うわ!そう考えるとばっちい!!マジ汚物w
578('A`):2014/01/03(金) 18:33:42.15 0
毎秒数pずつ髪の毛が伸びる異常体質のあふぅやちひゃーがいたら
579('A`):2014/01/03(金) 18:36:07.06 0
>>578
妖怪にそんなのがいましたなw
自分の毛で動けなくなる間抜けですなw
580('A`):2014/01/03(金) 18:38:45.85 0
はるかさんとまこちー、やよは演技下手過ぎてアニメだと駄目だ
581('A`):2014/01/03(金) 18:51:07.35 0
ぷちどるが発見される

野良のぷちどるの生息が確認される

第一次ぷちどるブーム、ペットとして流行、ぷちどる関連の法整備が進む

ぷちどるの害が知れ渡る、捨てられたぷちどるが問題になる、ぷちどるを利用した犯罪が多発

人間の生活を覚えたぷちどるが人の生活圏内で暴れる、ぷちどる駆除士の誕生

駆除によってぷちどるの個体数が激減

並行して進められたぷちどるの品種改良に成功、無害化へ

第二次ぷちどるブーム

ペットのぷちどるが襲われる事件が多発、ぷちどる関連の裁判が増加

ブーム沈静化、ペットとして定着する




人類が滅びぷちどるだけが生き残る

こんなぷちどる世界の歴史を思いついた
582('A`):2014/01/03(金) 19:09:51.73 0
>>577
素足で歩いてるし車の排ガス直撃するだろうから絶対汚えよな
あとゆきぽのしっぽ地面に擦れて痛いんじゃないの?と思う
583('A`):2014/01/03(金) 19:49:39.27 0
規制がとれて人が増えたな
よきかなよきかな
「かっか!」
584('A`):2014/01/03(金) 19:51:07.51 0
>>582
しっぽが擦れる→ブラッシングを頼む
ちひゃーの髪が地面に擦れる→ブラッシングを頼む

体の構造自体が他人に甘えなきゃ、世話されなきゃ生きていけない構造ですなw
585('A`):2014/01/03(金) 20:08:20.56 0
スコップなんで奪わないんだろうね。
いい事一つも無いの分かりきってるのに
586('A`):2014/01/03(金) 20:11:04.30 0
ビームもね
修理代ガーとか言う前にやるべきことじゃん
587('A`):2014/01/03(金) 20:12:19.53 0
原作だったら取り上げると涙目でおぶおぶしてくるんだろうな
そしてため息を着きつつ返してしまうだろうりっちゃん
ダメそう…
588('A`):2014/01/03(金) 20:18:30.90 0
ゆきぽからスコップを取り上げる
公園に隠したと言わせて探させる。時期は冬
寒さに震えながら大事なスコップを一生懸命さがすゆきぽ

当然スコップは事務所の倉庫にありますけどw
589('A`):2014/01/03(金) 20:24:23.64 0
>>586
原作の最初でも、ビームで半壊した事務所はリフォームされたそうです。
りっちゃん曰く「765プロは最近稼いでるから」らしいですw

しかしちっちゃんが来てから費用関係でりっちゃんは怒られていましたけど。
590('A`):2014/01/03(金) 20:47:52.23 0
スコップをゆきぽの目の前で川に放り投げたい
必死になって飛び込むんだろうな
で、溺れるw
591('A`):2014/01/03(金) 23:14:23.59 0
野良ぷちがいる世界では駆除方法も発達してることだろう
毒入り団子、ホイホイ、殺獣剤、トラバサミ…いろいろあるけどどれが効くのか試してみよう
「ぽぇ?」
592('A`):2014/01/04(土) 01:33:06.20 0
みうらさん虐は二本しかないけどどっちがおもろい?
593('A`):2014/01/04(土) 09:43:23.01 0
短いしどっちも読んでみたら?
594('A`):2014/01/04(土) 12:15:44.94 0
Twitterのゆきぽいじめbot面白いな
反応多くて楽しいわ
595('A`):2014/01/04(土) 18:17:05.86 0
ぷ虐ジャーナル読んでたんですが番外編のままゆって何ですか?
596('A`):2014/01/04(土) 19:01:14.39 O
>>595
モバマスのヤンデレキャラ「佐久間まゆ」のぷち
たぶんピクシブでままゆファンが書いたのが最初だと思う
当然非公式キャラ
597('A`):2014/01/04(土) 21:53:12.96 0
>>596
ありがとうございます。
そんなの書いてた人いたんですか・・・。
598執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/01/04(土) 22:14:51.15 0
今年もよろしくお願いします。年明け一発目いきます


クロックタワー・ぷちどるハント


大量発生したぷちどるを有効活用できないか、人々は今日も考える……

――とある遊園地。
ここにはパークの中心地に、大きな時計塔があります。

「これが当園の目玉アトラクション、『クロックタワー・ぷちどるハント』でございます」

この時計塔は、現在の時間をお知らせするためだけの建物ではありませんでした。

「予約制の体験アトラクションになります。まずこの時計塔の中に、数匹のぷちどるを放ちます。
お客様にはスタイル毎の殺人鬼に扮装していただいて……、ぷちどる達を狩って≠烽轤「ます」

そうです、これはぷちどる狩りをテーマにした、この遊園地のアトラクションなのです。

「具体的にはどんなものなのか、ご覧いただけます。まず、こちらが各コスチュームとなります」


Aタイプ:殺人鬼(ハンマー)
大型の金槌を武器にしています。振り回して当てれば、ぷちどるは即死します。
ただし非常に重いので、腕力がないと使いこなすのは難しいです。

Bタイプ:殺人鬼(硫酸)
硫酸スプレーを武器にしています。ボンベを背負い、ノズルから硫酸を噴き出して攻撃します。
扱いに細心の注意を要するので、防護服とマスクはしっかり着込んでもらいます。

Cタイプ:殺人鬼(大バサミ)
鉄製の巨大なハサミを武器にしています。挟み込む他、突いても切っても攻撃できます。
クセはありますがハンマーほど重くもないので、初心者にはおすすめです。

Dタイプ:殺人鬼(チェーンソー)
伐採用のチェーンソーを武器にしています。このタイプのみ、使用に条件がつきます。
強力な武器ですが、回転時に大きな音が鳴るのがネックです。


「お客様には殺人鬼のコスチュームを、A〜Cの中から一つ選んでいただきます。
Dのチェーンソーについては、当アトラクションを何度もプレイした方のみが、使用可能となっております」
599執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/01/04(土) 22:18:04.96 0
――放たれるぷちどるについて。

「狩りの対象となるぷちどるは、以下の五匹になります」


あふぅ
すばしっこくてずる賢く、いつでも真っ先に逃走を図ろうとする。
戦闘力もそれなりにあるので、この中では狩るのが一番難しいぷち。

ちひゃー
取り立てて秀でた能力が無いため、狩りやすい部類に入るぷち。
よく威嚇する姿勢を見せるが、まったくの張り子の虎。

やよ
元々好戦的ではないぷちなので、狩りの状況下ではひたすら逃げ回っている。
音に敏感で、すぐこちらの存在を察知してくるが、裏技を使うと簡単に釣り出せる。

こあみ・こまみ
本物の双子でも、違う片割れ同士でも、大抵二匹一緒に行動する。
よって見つけやすいが、狩る際には的を絞らないと逃げられることも。


「ゆきぽはいないのかとよく訊かれるのですが、あのぷちは施設を壊すので扱い切れません。
こちらがケガをする可能性もあるので、登場するぷちはこの五種類に限られております」

無能で貧弱なぷちどるを選出しているのです。

「制限時間は10分間。このアトラクションは、一度につき一名様までしか参加できません。
準備室でコスチュームに着替え終わったら、門をくぐってスタートしていただきます」

獲物となるぷちどる達は、先に時計塔に解放されています。

「モニターで、様子を拝見できます。現在の進行状況を見てみましょうか」
600執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/01/04(土) 22:23:45.05 0
――時計塔内部。

あふぅ「ふぁ……ナノ……」

ちひゃー「くっ! くぅ!」

やよ「うっう〜?」ζ*゚0゚)ζ

こあみ「とか?」 こまみ「ちー?」

ちょうど、ゲーム開始前のようです。
新たに獲物役に選ばれたぷち達が、控室から中へと送り込まれたところです。

ナノ、クー、ウウー、トカー、チー

きょろきょろするぷち達の前には、モニターが設置されてあります。

『ようこそ、ぷちどる諸君! 今から君達がすること、されることをお教えしよう!』

いきなり音声が鳴り、画面が映り出しました。ぷち達が何事かと覗き込みます。

『まず、この時計塔に殺人鬼が侵入した! 殺人鬼は見境なく、ぷちどるの君達も殺そうとしている!
殺されたくなければ、逃げなくてはならない!』

ちひゃー「く、くぅぅ!?」 やよ「うー?」ζil ゚o゚)ζ


『殺人鬼の活動時間は10分間だ! その間、君達はこの時計塔を逃げ回ることになる!
ぼやぼやしていると殺されるぞ! そして外には絶対に出られない!』

突然そんなことを言われても、どうしていいのかわかりません。
状況の呑み込めないあふぅなどは、やかましく喚き立てていました。

あふぅ「ナノ! ナノナノ!」 こあみ「とかぁ? とかとか!」

『逃げ切れなかったぷち達は、どういう最期を迎えるのか。これは実録映像だ』

喚くぷち達には反応せず、モニターは淡々と恐ろしい映像を流し始めます。

ザクッ!! グシャ!! ブスッ!! ブシャー!! メシャメシャ!!
『ぐぎゃぁあああああ!!』『ナ゛ァァァアアアア!!』『とぎゃぁああああああ!?』
『ぢい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!』『うぅびぃぁあああああああ!!』

切られ殴られ突き殺され。画面に、ぷち達の悲鳴と血しぶきが噴き上がります。
これまでに、この時計塔で起こった惨劇のようです。

あふぅ「な、ナノォ!?」 ちひゃー「くぅぅぅぅ!?」 やよ「」::ζ*T0゚)ζ::

それを見たぷち達は、一様に震えあがってしまいました。

『これは殺人鬼にとっては、ゲームである。そしてそのゲームはこれから始まろうとしている。
諸君、用意はいいか?』

こあみ「と、とかー!」 こまみ「ちー!」

まだ何の準備もできていないぷち達。しかしスタートの合図は、無情にも鳴ってしまいます。
601執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/01/04(土) 22:27:26.91 0
ビーーーーーー!! ガシャン……
ゲートが開く音。ハンターもまた、塔の内部に解き放たれたのです。

殺人鬼(ハンマー)「うぉおおおおおおおお!!」ドドドド

どうやらこの参加者は、ハンマーを武器に選んだようです。コスチュームも殺人鬼っぽく、イカレています。

あふぅ「ななな、ナノォォォォオオ!!」 やよ「うっうー!!」ζ*T0゚)ζ

殺人鬼は一直線に、ぷち達に向かって突進して行きました。入口地点から、目の前にいたのです。

ちひゃー「くぅ!? し、シャーーーーー!!」

ちひゃーが出遅れました。あふぅとやよは真っ先に逃げてしまっています。
そして愚かにも、ちひゃーは殺人鬼を威嚇しようとしたのです。

殺人鬼(ハンマー)「オラァ!!」ブンッ!!
ちひゃー「シャぐぅぇふ!?」グチャッ!!

大金槌の一振りで、ちひゃーの頭が弾け飛びました。
割られたスイカのように、砕けた外枠(骨)と赤い肉片を撒き散らします。

ちひゃー「」

こあみ「と、とかあああああ!?」タタタタ こまみ「ちぃぃぃいいいい!!」タタタタ

それをもろに見てしまった双子。足がすくみそうになりながらも、必死に逃げ出します。

殺人鬼(ハンマー)「待てえええええええ!!」

まず一匹。制限時間内にぷち達をすべて狩るべく、参加者も急ぎます。

こあみ「と、とかとか!」 こまみ「ちぃぃぃ……」

時計塔の内部は、上階にある機関室と展望台に至るまで、らせん階段が続いている構造です。
一階にある外に通じる扉は、競技中はすべて閉められています。
602執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/01/04(土) 22:29:53.09 0
あふぅ「ナノォォォォオオ!」 やよ「うーっ、うーっ!」

時計塔の高さは、50メートルはあります。階段で上がるのは、なかなか骨が折れます。
昇って逃げようとしたぷち達でしたが、恐怖で足がもつれ、こあみが転んでしまいます。

こあみ「と、とかああああ!」 こまみ「ち、ちー!?」

先を走っていたこまみが助け起こそうとしますが、殺人鬼はすぐそこまで迫っていました。

殺人鬼(ハンマー)「うぉおおおおおおおお!!」ダダダダ

こまみ「ちぃいいいいいい!!」バッ

こあみ「とと、とかぁあああああ!?」

こあみの救出をあきらめ、こまみは自分だけ生き残る道を選んだようです。
片割れに見捨てられ、絶望の淵に叩き落とされたこあみを、ハンマーが襲いかかります。

こあみ「とぎゃあああああああああああああ!!」

絶叫がこだましました。耳を塞ぎながら、こまみは階段を駆け上ります。

こまみ「ちいいいいいい!!」ユルシテー

カンカンカンカン……
あふぅ「ナノ、ナノ……」 やよ「うぅ〜……」

階段を上り切りました。上階には、機関室と展望台への道が分かれています。
機関室内部は動力装置が多数置かれてますが、被害を避けるため鉄網で仕切られています。
それでも机やロッカーなども設置されているので、ぷち達が身を隠すにはもってこいです。

こまみ「ち、ちぃ〜〜……」

あふぅ達に追いついたこまみも、機関室に隠れることにしました。このまま殺人鬼をやり過ごすつもりです。

殺人鬼(ハンマー)「ここかあ〜〜?」ヌッ

すぐに、参加者も追いついてきたようです。隠れるとしても、展望台とここしかありません。

殺人鬼(ハンマー)「……チッ、いない」ガチャ、バタン
こまみ「……」

殺人鬼がロッカーを開け閉めしています。ぷち達がどこに隠れているのか探しているのです。
こまみはドアの陰に身を潜めており、ちょうどここは死角になっていました。
603執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/01/04(土) 22:38:18.59 0
殺人鬼(ハンマー)「……あれを使うか」
制限時間もあります。あまり悠長に隠れんぼはしてられません。
殺人鬼は、公認されている裏技を使うことにしました。

チャリーン……

殺人鬼が床に落としたのは、10円玉でした。すると――、

やよ「うっう〜!」ζ*^O^)ζ ダッ

机の裏側から、隠れていたやよが飛び出して来たのです。
習性を逆手に取った方法なのですが、こんな状況でも金に反応するとは、脳の障害を疑うレベルです。

殺人鬼(ハンマー)「……」
やよ「うっ!? うぅ〜〜……」ζ*T3T)ζ

すぐさま我に返るやよでしたが、もう手遅れです。
泣き落としでやり通そうとしますが、そんなので見逃してくれるのは頭の緩いアイドルぐらいです。

殺人鬼(ハンマー)「オラァ!!」ブンッ!!
やよ「うぶぎゅ!?」ζ;;:从从从;:ζ”゚ ドグチャ!!

渾身の振り下ろし。ハンマーが、やよの脳天から足先までを叩き潰します。
スクラップにされた車のように、やよの体は原型を留めないほどぺちゃんこにされてしまいました。

やよ「」...ζ...,(;:.,....。.ζ...

殺人鬼(ハンマー)「! そこかっ!」

あふぅ「ナノォ!?」

やよの死に動揺したあふぅが物音を立て、殺人鬼がそれに気づきます。
物陰に隠れていたあふぅは、咄嗟に逃げ出しました。

殺人鬼(ハンマー)「んにゃろっ!」ブンッ
あふぅ「ナノ!」サッ

殺人鬼がハンマーを振るいますが、あふぅも身軽さを活かしてなんとか避けます。
一人と一匹の鬼気迫る攻防が、機関室内で繰り広げられました。

こまみ「ち、ちぃぃぃ……」

いずれ、自分も見つかってしまうだろう。それなら今のうちに逃げるべき。
こまみはここでも、仲間を見捨てました。しかしそれも仕方ないのです。
604執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/01/04(土) 22:40:09.30 0
こまみ「ちぃ! ちぃぃ!」

殺人鬼があふぅに気を取られている隙に、こまみはドアの陰から移動を始めました。
上階からは展望台に移れますが、こまみは一階に下りることにしました。
なんとなく、殺人鬼もすぐには下りてこないような気がしたのです。

こまみ「ちぃっ……ちぃ……」カンカン
こあみ「」
こまみ「ちぃ! ……ちぃ」

階段を降りる途中、こまみは変わり果てたこあみと再会しました。ちひゃーややよほど、
死体はひどい状態ではありませんでしたが、こあみの虚ろな目は片割れを恨んでいるように見えました。

こまみ「ちー! ちー!」タタタタ

それでもこまみは、振り払うかのように階段を下り続けました。あるはずのない視線を感じながら……

殺人鬼(ハンマー)「待てコラァァアア!!」

あふぅ「ナァァノォォォオオ!!」

一方、あふぅもまた必死に逃げ続けていました。
鬼ごっこの舞台は、やがて機関室から展望台へと移ります。

殺人鬼(ハンマー)「クソ……!」

重い武器を持ちながら、走り回っているのです。殺人鬼も息切れしてきました。
それを見てあふぅは、バカにするかのように舌を出してみせます。

あふぅ「ナーノ、ナーノ!」バーカ

殺人鬼(ハンマー)「……」

するとここで、殺人鬼はハンマーを一旦捨てました。
そして身軽になった状態で、あふぅを追い始めたのです。

あふぅ「ナ、ナノォォォォオ!?」

武器を持っているからって、別に絶対それを使わなくてはいけないというルールはありません。
殺人鬼は素早く距離を詰め、あふぅを手掴みで捉えようとします。
605執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/01/04(土) 22:42:12.58 0
あふぅ「はにゃぁぁああああ!!」

あふぅはテラスの隅へ追い詰められました。屋根へ逃げようにも、ここは時計塔の最上階部分です。
相当な高さで、足が動きません。

殺人鬼(ハンマー)「捕まえたぞコラ! よくも手こずらせてくれたな!!」
あふぅ「にゃぁぁ、ナノォォォォオオ!!」ジタバタ

とうとうあふぅは、殺人鬼に捕えられてしまいました。
鬱憤を晴らすかのように、殺人鬼はあふぅを素手で殴りつけ、床や壁に叩きつけます。

あふぅ「ナニョ! ニャギャ! ニャニョォ!!」ゴンガン

殺人鬼(ハンマー)「調子こきやがって! 思い知ったか!」

あふぅ「ニャ……ニャノ……」ピクピク

殺人鬼(ハンマー)「ふん、ゴミめ」ポイッ

そのまま殺人鬼は、テラスからあふぅを投げ飛ばしました。
ヒューン……グシャ!!
高さ50メートルの位置から放り捨てられ、あふぅは地面に血の華を咲かせました。

殺人鬼(ハンマー)「さて……後は一匹だな」

まだ、こまみが残っています。ハンマーを拾い、殺人鬼は展望台から機関室へと戻りました。

殺人鬼(ハンマー)「いないな……下に戻ったか!」

機関室にはもう誰もいないようでした。気配も感じないのです。
そういえば先ほど、階段を下りる音が聞こえたような気もします。
606('A`):2014/01/04(土) 22:48:35.93 0
しえん

もしかして武器の種類の数だけ書くつもりか?
607('A`):2014/01/04(土) 23:01:22.97 0
息詰まるなw
608('A`):2014/01/04(土) 23:20:49.94 0
遊戯王のDEATH-T(海馬瀬人が作った殺人アトラクション)
もいいかもしれませんな
609('A`):2014/01/05(日) 01:14:51.46 i
時計塔ならでっかい歯車に巻き込んだり
カリオストロの城みたいに短針と長針に挟んだりしてぶち殺してほしいな
610執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/01/05(日) 06:39:42.89 0
カンカンカンカン……
こまみ「ち、ちぃ……」
一階ではこまみが、柱の陰に隠れて震えていました。
階段を誰かが下りてくる音がします。当然、あの殺人鬼でしょう。
一階部分に入れる部屋はなく、こうした物陰に隠れるしかありません。

殺人鬼(ハンマー)「どこだ!」

こまみ「……」

こまみはじっと息を殺して、小さく身を丸めていました。
それから、どのぐらい経ったのでしょうか……

『制限時間10分を経過しました! ゲーム終了です!』

アナウンスが響きました。それを聞いた殺人鬼が、肩を落とします。

殺人鬼(ハンマー)「ちっくしょう……あの金髪毛虫に、時間を使い過ぎた……」

こまみ「ち、ちぃぃぃぃ……」

殺人鬼が準備室に戻って行く姿を見て、こまみは大息を吐きました。

こまみ「ちー、ちー……」エグエグ

体から力が抜け落ち、涙が浮かんできました。こあみも、他のぷち達もみんな殺されてしまったのです。
しかも、自分はそれを見捨てて生き残った身なのです。夢なら早く覚めてほしいと、こまみは思いました。


しかし、悪夢はまだ終わっていませんでした。
参加者が退場した後、入れ替わりでやって来た係員達に、こまみは連れ出されてしまいます。

こまみ「ちぃ!? ちーーー!!」
611執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/01/05(日) 06:41:04.70 0
「生き残ったのは、こいつです」

「よし。次のゲームにも、続けて出演してもらおう」

こまみ「ちーーーっ!? ちーーーーー!!」

引っ掴まれたこまみは、ぷち用の控室に放り込まれました。そこには――、

こあみ「とかぁ?」
ちひゃー「くぅ?」
あふぅ「zzzzz……むにゃ」
やよ「うっう〜?」

死んだはずのぷち達、ではありません。
次のゲームに出演予定の、新しい犠牲者達です。まだ、何も知らない。

こまみ「ちーーーーっ!! ちーーーーっ!!」

こまみは、必死に状況を説明し、助けを求めようとしました。
しかし半ばパニック状態であるため、いまいち伝え切ることができません。

こまみ「ぢーーーーーーーーっ!!」



「――次、出場されるお客様のコスチュームは?」

「Bタイプの殺人鬼です。硫酸使いですね」


『準備の方はよろしいでしょうか?』

殺人鬼(硫酸)「……大丈夫です」


――クロックタワー・ぷちどるハント2に続く
612執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/01/05(日) 06:48:04.21 0
規制のせいで一旦途切れてしまいました。どうもすみません
もう少しいけると思ったんですが……。まだまだ避難所は必要そうですな
続編というか別バージョンは、また今度

ネタにしておいてなんですが、実はクロックタワーよりも「デメント」の方が好きだったりします
613('A`):2014/01/06(月) 15:20:20.24 i
ぷちどるは人間とは違い生まれながらのアイドルなので、全員Sランクアイドル並の能力を持っていると信じている
614('A`):2014/01/07(火) 01:08:21.88 0
クロックタワーはゴーストヘッドしかやってないからタイトルの意味が分からなかったな
シザーマン好きだけど3のはシザーマンと認めない
615('A`):2014/01/16(木) 09:20:51.75 0
過疎ってるな

規制のせいか
616('A`):2014/01/16(木) 11:57:01.18 0
避難所は追うのめんどくさいから早く規制解けて欲しい
617('A`):2014/01/16(木) 18:44:43.68 0
久し振りにきたら全然更新されてねぇ……
春になったらお祭りだから俺は春に備えてssを書こうかな
618('A`):2014/01/17(金) 23:58:18.29 0
さすがに四月にもなったら規制解除されているだろ…
619('A`):2014/01/25(土) 22:40:13.07 0
保守
620('A`):2014/02/03(月) 02:34:03.61 O
あげ
621('A`):2014/02/03(月) 03:01:46.06 O
ゆきぽ「ぽえ〜」ザクザク

P「ようゆきぽ。ちょっとお前にしかできない仕事があるんだ」

ゆきぽ「ぽ?ぽえ〜//」ニヘラ

P「お前だけが頼りなんだ。お願い、できるか?」

ゆきぽ「ぽえ!」コクリ

P「おお!ありがとう!じゃあ早速、こっちの物置にあるんだ」スタスタ

ゆきぽ「ぽえぽえ〜♪」ヨチヨチ

P「これこれ、この蛍光灯なんだけど、使用済みが重なっていっちゃって、処分に困ってるからそのスコップで粉々にしといてくれないか?」

ゆきぽ「ぽっぽえ!」マカセトケ!
622('A`):2014/02/03(月) 03:02:56.39 O
P「あっと、まだ仕事残ってるんだった。悪いけどゆきぽ、一人での作業になるがいいか?」

ゆきぽ「ぽえ?ぽぇ〜…」イヤイヤ

P「…終わったあとたくあんとお茶セットつけるよ」

ゆきぽ「ぽ?!ぽえ♪」ソレナラヤル

P「よかった、じゃあよろしくな!全部終わったら教えてくれ!」

ゆきぽ「ぽえ!」


ドア「バタン」

ゆきぽ「ぽ〜……」コレヲコワスンダヨネ

ゆきぽ「ぽえ!」スコップトリダシ

ゆきぽ「ぽっ!」カツン

ゆきぽ「ぽえ〜?」コワレナイ
623('A`):2014/02/03(月) 03:05:40.33 O
ゆきぽ「ぽえ!ぽえ!」カツンカツン

ゆきぽ「ぽえ〜〜〜〜!!!」ミシッ


パァン!!!!!!!(蛍光灯が割れた音)

グサッ

ゆきぽ「ぽぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ?!」スコップフリマワシ

カツン、ミシッ パァン!!!!
グサッグサッ

ゆきぽ「ぴぎぃぃぃぃぃいいいいいいい!!!!!ぽぎいいいいぃぃぃぃぃ!!!」ゴロゴロゴロゴロ


パァン!!パァン!!パァン!

ゆきぽ「ぽぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!ぽんがあああああああああああああ!!!!」血ダラダラ


〜一時間後〜

ゆきぽ「ぽ……ぽぇ……ぱぅぅ…」グスン

〜さらに一時間後〜

ゆきぽ「ほぇ……ぽぇ……」ワタシケガシテルヨ、ドウシテキテクレナイノ

〜二時間後〜

ゆきぽ「ぽ…………ぇ…………」

ゆきぽ「」

〜一時間後〜

P「終わったかな〜」ガチャ

P「お、死んでる死んでる」

P「ごみ袋にいれて、さよなら〜♪」ポイッグシャッ


P「この方法であと何匹やれるかな………」


end
624('A`):2014/02/03(月) 13:11:42.09 0
WEB情報資産の研究ブログより引用
ひろゆき氏が書類送検された事について−解明されない2ちゃんねるの謎

・2ちゃんねるのプロ固定・プロサクラ

2ちゃんねるには、プロ固定・プロサクラと言われる「専業の煽り屋」が
存在しているとされています。できる限り話題を煽って、自作自演を繰り返す事によって、
スレッドを引き伸ばして成功報酬を得るというものです。
1人書き込むごとに0.1円−10円ぐらいのお金が入り、
スレッドが伸びるごとにお金が入るシステムになっているとされています。
625('A`):2014/02/03(月) 13:18:38.23 0
金を貰って書き込みを行うサクラが開設当初から存在。
多人数工作や自作自演を繰り返し行う。
一般利用者や他サイトに様々な誹謗中傷や攻撃を行う。
企業叩きや犯罪予告等を意図的に誘発。
何も知らない一般利用者を巻き込みインターネット世論の形成。
「祭り」と言われる状況もすべてプロ名無し、プロ固定らによるもの。
AA板のアスキーアートも金を払って作らせている。

2chの裏側を知りたい方へ、かなり長文ですが読む価値あり。

ライブドアよもやま話4(2ちゃんねる特集)
http://www.asyura2.com/0601/livedoor2/msg/195.html
626('A`):2014/02/04(火) 03:56:18.79 0
ゆきぽがラッパ吹いてるの見てると、
正面から蹴りを入れ、喉奥まで突っ込んでやりたくなる
627('A`):2014/02/05(水) 23:16:14.19 0
首絞めて一番つまんないのはやよだ、あいつ普段からうーうー言ってるし
チビババアことみうらさんはこの方法で落としてから窒息させることができるかもしれない
628('A`):2014/02/08(土) 00:18:39.55 I
ゆきぽになんの恨みがあるんだこのクズニート共
何が楽しいんだか
629('A`):2014/02/08(土) 00:19:59.01 I
ゆきぽになんの恨みがあるんだこのクズニート共
何が楽しいんだか
いっぺん病院行ってこい
630('A`):2014/02/08(土) 00:39:06.34 0
愛で厨が隔離スレにきてなんか言ってるぞぉ!!
631('A`):2014/02/08(土) 04:45:41.99 0
おいらは可愛さあまっていぢめたい派なので恨みは無いぜ
632('A`):2014/02/08(土) 08:44:34.38 0
わきまえてる異常者>無自覚な異常者
わかるか?相手すんな
633('A`):2014/02/08(土) 22:51:29.03 0
>>628
ゆきぽ見て殴りたくならねぇとか、お前アタマおかしいんじゃねぇのか?
634('A`):2014/02/09(日) 02:21:50.74 0
ゆきぽがなにやってるかわかってるのかね?
事務所の床に穴掘る、ラジオで穴掘る
アニメではカットされたけど、プールの底に穴を開ける
ドアをブチ破る、驚いた拍子におそらくたるき亭の床までビルの床を貫通させた

どんだけ損害出してると思うんだ?修繕修理にいくらかかると思ってるんだ?
「ぽえ〜」じゃねえよ!あんなの実際にいたら破産するぞ!
SSにも上がってるようにうっかりスコップで人刺す可能性もある!

そんだけの覚悟があってあいつのこと可愛いって言えるのかね?
635('A`):2014/02/09(日) 02:25:27.97 0
そのくせ本人は事務所で食って寝て遊べのニート生活満喫してんだぞ!

殺さない理由の方が見つからない!
可愛い?見た目に騙されるアホなDQNの考え方だね
636執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/02/09(日) 09:59:11.25 0
久々の本スレ。避難所の方にも投下します


ぷちどるで学ぶ世界の死刑14

今回のテーマ『溺死刑』

P「火を使った死刑と同じように、水による死刑もまた世界中で大昔から行なわれていました。
海や川はもちろん、水のある場所ならどこでもできる処刑法だからです」

ちひゃー「くっ! くっ!」ブラッシング!

ちびき「だっぞ〜……だーぞ、だっぞ〜」キョウモサムイデスネ

やよ「うっうー、うー、うっう〜」ζ*゚ヮ゚)ζ ソロソロアタタカクナリマスヨ

P「宗教的な意味でも、水には『清め』の概念があります。これも火と同様ですね。
罪を犯した人間の業を、水で洗い流していたのです」

ちひゃー「くぅぅう!!」ペシペシペシ

ちびき「だじょ〜……」モッシャリ

やよ「うぅ……」ζ ;=0=)ζ カミノケカラマリ

P「鬱陶しいぷち達が、冬毛でさらに鬱陶しくなっています。おい、ちょっと外に出るぞ」

クウ? ダゾ? ウッウー


「――さて、やってきました屋外プール場。やはりクソ寒い季節には、誰も使ってませんね」

ピュー、ピュー……(寒風)

ちひゃー「く、くぅぅぅ!?」
ちびき「だぞぉお!?」
やよ「うっう〜!?」
637執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/02/09(日) 10:00:15.29 0
P「まずは基本形から。当たり前ですが水に放り込まれる受刑者は、大抵身動きを取れなくされていました。
急流や滝つぼなら、そのまま落としてもほぼ死ぬでしょうけど」ガシッ

ちひゃー「くぅぅ!? く、くぅぅぅ!」

P「重りをつける、縄で縛る、す巻きにするなどが主なやり方です。こいつには、こいつ自身の冬毛を利用します。
さすがにそこまで長くはありませんが、適当に体に巻きつけるにはじゅうぶんです」ヨイショ

ちひゃー「くぅぅぅ!? くぅぁぁあ!!」グルグル

P「腕と足を縛って、と。さて、この状態でプールに放り投げます」ポーイ

バシャーン!!
ちひゃー「ぐぅぅぅぅぅぅうううううう!?!?」バチャバチャ

P「元々泳げない奴ですから、もうどうすることもできません。それでも浮かんでいられるのは、
筋肉が少ないからか、頭の中が空っぽで気体が詰まっているからなのか」

ちひゃー「ぐぅ……」ゴボゴボ

P「しかし大量の水を飲み込んでしまうと、その重みで沈んで行きます。
ターンタタラタラ、ターンタタラタラターン♪(『Uボート』のテーマ)」

ちひゃー「」ズブズブ

P「沈んだ死体が再び浮かんでくるのは、体内に腐敗したガスが溜まってからです。
ただ、深ければ深いほど、水圧の影響もあって浮かびにくくなります」
638執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/02/09(日) 10:01:49.21 0
ちびき「だ、だぞぉお!?」
やよ「うぅ〜〜っ!?」ζ*T0゚)ζ

P「そうです、次はおまえらの番です。冬毛が仲良く絡まっている二匹ですが、
複数の受刑者をまとめて縛りつけて水に落とす方法は、実際にありました。
こいつらはこのまま溺れさせた方が、面白そうですね」ガシ、ポーイ

バシャーン!!
ちびき「だぁ、ぞっ、んまよ〜っ!!」バチャバチャ
やよ「ぅ〜ぅぅぇぅぁああっ!!」ビチャビチャ

P「バランスを取りづらそうにしています。背中合わせに髪が絡まっているので、
一方が息を吸おうとすると、もう一方が沈む形になってしまいます」

ちびき「あがっ、びゃっ、ぞっ!」ガボゴボ
やよ「ぇぅう! ぅぅ、ぅぅぁあっ!」゚゚从ζ*゙pT)ζ从゚゚ ガボゴボ

P「中世ヨーロッパの魔女裁判に、水が使われた話は有名です。浮かべば魔女、沈めば無罪。
つくづく、よく滅びなかったなと思いますね。こんなアホなことばっかやってて」

ちびき「ぁんま、よっ、ぞっ……!」ゴボゴボ
やよ「ぅぇぇぇえ!! ぅぅぅうう!!」ガボガボ

P「ちびきに泣かれた場合が厄介でしたが、溺れて声がかき消えてます。
二匹ともまったく泳げないわけではないのに、パニック状態ですね。
なんせ水が冷たいので、そういう意味でも落ち着いてはいられません」

ちびき「がっ、ああっ、ぞぉお!!」ゴポゴポ
やよ「うぅぅぃぇぅうう!!」ゴポゴポ

P「おー、沈んでく沈んでく。関係無いですが作者は潜水士の資格を持っています。
だって筆記試験だけで取れるんですもん」

ちびき「がっ……びゃ……」ズブズブ
やよ「うっ……ぅ……」ζ#。0T)ζ:’’゚゚ ズブズブ
639執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/02/09(日) 10:02:52.76 0
ゴボゴボガボガボ……

ちびき「」
やよ「」ζ*。b。)ζ:’’゚゚

P「と、三匹もあっさり死なせるのは芸が無いですね。手遅れかもしれませんが、引き上げてみます」


――釣り上げ完了。
ちびき「」
やよ「ぅぅううう〜っ!! うぅぅぅう!!」:: ζ*゚;qT)ζ:: ゲホゲホ

P「ちびきはご臨終です。大量の水を飲んでしまったようですね。
おまえもひどい奴だな、やよ。友達を犠牲にして生き残るなんて」

やよ「ぅぅうう!? ぅううううううう!!」::ζilToT)ζ::

P「はい、ご褒美は腐った食パン一年分。それかコースロープでも食ってろよ池沼」

やよ「う゛うぅ〜!! ぅぅぅうう!!」

P「もちろんこれで終わりじゃありません。車で次の場所まで移動します。乗った乗った」

やよ「う゛う゛う゛〜! う゛う゛う゛う゛!」::ζ*゙p゙)ζ::

P「寒さで凍えてますね。車の中はぬくぬくですが、こいつに楽はさせません。
氷水を入れたクーラーボックスを用意したので、入っててもらいましょう」ガチャ

やよ「う゛ぅぅ!? ぅぅぅうううう!!」::ζ*Tp゚)ζ::

P「こうした拷問というか罰は『水牢』と呼ばれていました。狭い場所で人間を水に漬けておくんですね。
江戸時代の執行例がよく知られています。さ、目的地に着くまでがんばれよ、やよ」バタン

やよ「う゛ぅ〜〜!! ぅぅぅう〜〜!!」ドンドン
640執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/02/09(日) 10:03:50.96 0
ブロロロ……


――しばらくして。
P「到着です。やよの奴は、まだ生きてるのでしょうか……」ガチャ

やよ「ぅ……ぅ……」::ζ*゙o゙)ζ::

P「低体温症を起こしていますが、心臓麻痺は免れたようですね。
まあそうは言っても、こいつはこれから絶対に死ぬわけですが」

やよ「う゛ぅ〜! ぇぅ〜!」::ζ*゙pT)ζ::

P「それで、ここは海です。どうせ水死させるなら、スケール大きくいきたいですよね」

ザザーン、ザザーン……

P「海での溺死刑は『潮責め』とも呼ばれます。潮が満ちるタイミングを利用して、
岸に縛りつけておいた受刑者を海水で溺れ死にさせるのです」

ゆきぽ「ぽぇ〜〜!! ぽぇぇ〜〜!!」(海岸で逆さ磔にされている)

P「先客がいます。ええ、やっぱりゆきぽがいないと締まらないので登場してもらいました。
逆さで海水に漬けられるのは、キリシタンの処刑法ですね。江戸時代には水責めがよく出てきます」

ゆきぽ「ぱぅ〜〜!! ぷぃ〜〜!!」

P「ゆきぽが逆さで縛られているので、やよは垂直に固定します。よいしょっと」

やよ「ぅう!? ぅぅう〜〜!!」

P「しかしここでも当然、楽はさせません。こいつでもう一つ別の水責めを試してみます。
ゆきぽは逆さまの状態だけでじゅうぶん苦しいので、放っておきます」
641執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/02/09(日) 10:05:43.30 0
やよ「ぅ!?」

P「なんのことはない、大量の水を強制的に飲ませるだけです。ボトルを口に突っ込んでと……」ドボドボ

やよ「ぅう゛ぅぅう!! う゛ぅううう!!」

P「こうした形でも溺れるわけです。水だけじゃなく、他の液体も飲ませてみましょうか。
塩水はこれからたっぷり飲んでもらう予定なんで、お酒でいってみましょう」ドボドボ

やよ「ぅぅう゛ぅぁあ!? ぅぅう゛う゛う゛!!」::ζil゚p゚)ζ::

P「スピリタスだとそのまま死んでしまいそうなんで、ウォッカで……」ドボドボ

やよ「ぅぅう゛ぅ゛う゛、う゛ぁっあ!!」::ζil。q゚)ζ::

P「一本、空になりました。次はお酢、次は醤油、次は小便……」ドボドボ

やよ「ぅう゛う゛ぇええ!! ぅぅぇぇええ!!」:: ζil。p゙)ζ:: ゲー

P「キリが無いので、このへんで終わります。尿道を縫いつけて、
破裂させるまで水を飲ませる処刑法もありますが、ちょっと主旨が違います」

やよ「う゛〜〜……、う゛〜〜……」:: ζil゙QT)ζ::

P「それでは、次に潮が満ちる時間まで待ちましょう……」


――ザザーン、ザザーン……

ゆきぽ「ぽぇ、ぽぇえええええ!!」
やよ「うぅぅ〜〜っ!!」

P「波が押し寄せています。逆さまである分、ゆきぽの方が早く溺れることになります」

ゆきぽ「ぽぇ、ぽひゅっ! ぽぎっ! ぽぎぃぃぃい!!」ガボガボ

P「息苦しさだけではないようですね。海水が、目に沁みているようです。
あんなでかい目をしてりゃ、激しく痛むでしょう(『屑トリオと同レベル』よりネタ拝借)」
642執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/02/09(日) 10:06:52.94 0
ゆきぽ「ぽぎゅ、ぽひゅ、ぽぉ、ぽぉおおおおお!!」ゴボゴボ

P「いよいよ顔全体が海水に浸かってきました。しかも……生物まで寄ってきてるようです」

クラゲ「ウヨウヨ」

ゆきぽ「ぽひゅぅ!? ぽぉ、ぽぉ、ぽぎぃぃ!!」ガボゴボ
やよ「ぅぅぅううう!? ぅぅううううう!!」ガボゴボ

P「海水浴時の天敵ですね。刺されなくとも、触手に触れただけで痛みを感じるクラゲもいます」

ゆきぽ「ぽひゅっ、ぽひゅっ、ひゅぅぅう!!」ガボゴボ
やよ「う゛う゛う゛う゛う゛!!」ガボゴボ

P「大きな脅威にはなりにくいですが、身動きが取れないとなると、恐怖感は倍増するでしょう。
おそらく小魚の群れも、近くまで来ているはずです」

ゆきぽ「っ……」ゴポッ

P「ゆきぽが沈みました。藻屑と消えるにはまだ時間がかかりますが」

やよ「う゛うぅ〜〜!! ぅぅぅぅ!!」ζ*i TpT)ζ ゴボゴボ

P「海は広くて大きいです。潮に持っていかれれば、死体はまず見つかりません。
そして鳥や魚、プランクトンに分解されます。逆に狭い川では、溺死体がよく岸に打ち上げられたようです。
どうも川での溺死刑は、スマートにはいかなかったみたいですね」

やよ「う゛ぅぅう゛!! う゛ぅ……」トプン

P「完了です。しかし海を汚してしまうのは、気分が良くないですね。自然は大切にしましょう。
ぷちどるは不自然の極みですから、地球のためにも殺さなければなりませんが」

ゆきぽ&やよ「「」」ザザーン

P「以上、ぷちどるで学ぶ世界の死刑14でした」

終わり
643('A`):2014/02/09(日) 13:47:45.58 I

相変わらずのクオリティで楽しませてもらいました
644('A`):2014/02/09(日) 15:46:44.73 0
WEB情報資産の研究ブログより引用
ひろゆき氏が書類送検された事について−解明されない2ちゃんねるの謎

・2ちゃんねるのプロ固定・プロサクラ

2ちゃんねるには、プロ固定・プロサクラと言われる「専業の煽り屋」が
存在しているとされています。できる限り話題を煽って、自作自演を繰り返す事によって、
スレッドを引き伸ばして成功報酬を得るというものです。
1人書き込むごとに0.1円−10円ぐらいのお金が入り、
スレッドが伸びるごとにお金が入るシステムになっているとされています。
645('A`):2014/02/09(日) 17:24:54.43 0
更新してた、最近過疎ってたから嬉しいな
宗教的に火、水、土は神聖だから鳥に喰わせる所もあるそうだけどその間放置だから
どんどん腐って鳥についばまれていく様はむごいよね、ぷちなら毎日見に行くが
646('A`):2014/02/10(月) 00:15:40.27 0
ぷちますいじめのいお編でも、あったように視力を失ってふらふらしてる
ぷちどるは見てて面白いかも

目ん玉くりぬいて、数日後まで冷凍保存しておいて
ご飯として食わせてあげたい
マグロの目玉焼きだよ。とか言ってw

ゆきぽあたりはいつも以上におぶおぶして前に手をばたつかせていそうw
647('A`):2014/02/11(火) 05:46:08.12 0
「おお〜、冷え込むな〜」

この時期、事務所に一番乗りで出社するのはいささか憂鬱である。
765プロ、この弱小プロダクションは外観から見て分かる通り、質素な事務所だ。
更に最近では、事務所で飼われているぷちどるというクソムシ共が暴れまわる所為で
思わず「なんということでしょう」とナレーションを入れたくなる状態になっている。

チャリッ  カチャン

カギを差し込み、扉を開ける。外気から解放され一瞬の暖かさを感じるが、吐く息が白くなるほど
冷えた室温に嫌気がさす。最初にエアコンの暖房ボタンをつけて、次に給湯室に向かいポッドのお湯を確認
沸騰のボタンを押す。コーヒーを入れる為だ。ホットの缶コーヒーを飲むのも良いが、ステンレスボトルにコーヒーを入れると
最後まで暖かいまで飲める・・・うん、生活の知恵だな。さて、お湯が沸き立つまでの間することがないので
給湯室から出た俺は事務所の窓際に歩いてく。

「…zzz…ぴぃ〜……ぴ〜よよよ……zzz」

そこには二重に重ねた掛け布団を顔半分まで被り、深い眠りについているぴよぴよがいた。
このぷちの名はぴよぴよ、どことなく小鳥さんに似ていて同じくらい…いや、小鳥さん以上に
事務仕事ができる`“当たりのぷち”だ。いまだ起きそうにないぴよぴよの頭を優しく撫でる。
愛らしい寝顔に思わず目を細める。そんな穏やかな一時は予兆もなく、もろくも終わりを告げた。

「…ぽ…ぽぇ〜…」
「…あふ。あふゅっ!」

遠慮気味に俺を呼ぶ二匹の鳴き声…それが聞こえるやいなや目元がヒクついたのを感じた。
鳴き声のした方へ視線を向けると、体を小刻みに揺らし、歯をカチカチ鳴らす二匹の生物。
オドオドしながらこちらを上目づかいで見ているおかっぱ頭の生物はゆきぽ。
こいつには心底ウンザリしている。大人しそうな様は一見人畜無害に見えるが、スコップを持ち出すと
所構わず穴を掘りだす。以前下の階のたるき亭まで床をぶち抜き、何度も頭を下げる羽目になった。
そして、もう一匹の鼻を垂らしている金髪毛虫はあふぅ。気の向くままに飯を食らい
人様に迷惑をかけ、思い通りにいかないと事務所を荒らす。そう、こいつらは“はずれのぷち”その中のツートップだ。
648('A`):2014/02/11(火) 06:25:34.80 0
冒頭を書きましたが、早速詰まりました
wikiのコメントにヴぁかな書き込みしてる奴を見つけて
イラっとしたので書き始めたのですが
「だれ」を「どのように虐めるか」決めず見切り発車したので
一応書ききるつもりですが、ちょっと時間がかかりそうです
649('A`):2014/02/11(火) 10:43:45.96 0
>>648
期待してます。
650ぎい:2014/02/11(火) 19:07:40.96 0
いじめってなんであるんやろうね!
いじめても楽しくないのにね!
最低なことなのにね!
651('A`):2014/02/11(火) 19:25:22.58 0
765プロが受けた損害金額って
いまのところトータルでどのくらいでしょうかね?
事務所崩壊、ビル貫通、プール底に穴を開ける。などなど(ほとんどゆきぽじゃんW

あとPヘッドPで実家住みかな?いろいろと給料から天引きされてるようだし(ぷちどるの餌代・お菓子代など
652('A`):2014/02/12(水) 06:03:26.24 0
そんな問題を起こす二匹だが、俺は別にそこに怒っちゃいない。むしろこのクズ共に期待する方が酷である。
気にいらないのは、弱さを振りかざす所だ。職業柄、人を視る力に長けている俺には、どうにもそれが鼻につく。

私かわいそうでしょ?構ってもらえないと何もできないんです。可愛い私をどうして泣かせるの?

はは、ふざけろ。そんな人間を五万と見てきたんだ。それをこのクズ共にまでやられたら溜まったもんじゃない。
だから俺はこの無能組とぴよぴよなど有能組と環境を分け、無能組は畜生として飼うことで明確な立場の差を直視させることにした。

「あふしゅっ!」

どうやらあふぅは風邪を引いたらしい。そりゃこんな寒い室内で裸だとそうなるわな。

「ぽふぅ〜…ぽふぅ〜…」

横で同じく裸のゆきぽはあふぅに抱きつき、自分の短い両手を吐息で温めると、あふぅの体を上下にこすり
何とか温めようとしている。くく、大した友情だな。
こいつらが裸のなのは無能組だからと、もう一つは俺がファッション感覚でペットに高い服を着させて
喜んでるバカ飼い主が嫌いだからだ。
あふぅを気遣いながらもこちらをチラチラ見るゆきぽ。その視線を意に介さず給湯室に戻ることにした。
お湯はすでに沸いており、いつもの手順でコーヒーを作る。後ろからは小さな存在をアピールするかのように
トテトテとかろうじて聞こえる足音。給湯室の入り口から覗く大きな片目…

「…おい、茶が飲みたいんだろ。こっちに来い」
「ぱ、ぱぅ〜♪」

大急ぎで足元までパタパタと走ってきたゆきぽはキラキラした目で俺を見上げる。 現金な奴め。
給湯室の入り口の向こうから大きなクシャミの音が聞こえてくるが、それは無視かゆきぽ。
お茶の前に失われた友情に涙がこぼれそうになりながらも、お茶の準備をする。
すでにゆきぽの両手には湯呑が収まっており、今か今かと訴えているようだ。
毎日飲めていたお茶も、今となっては俺が事務所に一番に来た時にしか飲めない代物になっている。
ちなみに、律子、小鳥さんは買い出しに行ったその日にお茶が全部無くなったり
来賓にお茶を出す際、粉末の茶缶を抱きしめてイヤイヤするゆきぽと奪い合いあった結果
中身を全部床にぶちまけて以来、ゆきぽにお茶を与える人間は俺一人だけだ。
当然お茶を絶たれたゆきぽは、スコップをプラカードよろしく持ち抗議しようとしたが
汚れた床の後始末をさせられた(殺意の波動に目覚めた)律子にひと睨みされるとダンボールに頭から
ダイブしてポエポエ一日中震えてたな。あの律子に向かっていって命あっただけめっけものだな。

「ぽぇっぽ〜♪」

鼻歌を歌いながら上機嫌なゆきぽ。時たま口から溜まったヨダレが飛びだす。

「キタねえな〜。ほら、お茶だ」
「ぽぇ!………ぽ?…」

元気よく返事したものの目の前に平皿を置かれると、怪訝な表情で平皿を見つめる。

「ぽぇ〜。ぷぃ?…Σぷぎゃっあああああああああ!!!」

ゆきぽの頭をかすめるように降ってきた熱々のお茶の雨は、平皿で四方八方飛び散り
当然裸のゆきぽは全身に被り、阿鼻叫喚とはこういう事をいうんだろうなと
薄ら笑いを浮かべながら、ゆきぽが満足してくれるように最後の一滴まで平皿に入れてあげた。

「ぽんぎゃああああああああああ;;!!!」
653('A`):2014/02/12(水) 06:40:30.18 0
書き忘れました>>647の続きです。
なかなかネタが固まらず、とりあえず1レスだけ
投下してみたものの早速修正したい箇所がいくつか…
ちょっと書き溜めようと思います
654('A`):2014/02/12(水) 18:51:49.42 I
頑張ってください!
応援してます!
655('A`):2014/02/14(金) 14:28:37.46 0
ぷちを畜生として飼う、こういうシチュ好き

薄汚れた肌のぷちを想像するだけでイラつくwww事務所内獣臭やばいだろうなwwww
656('A`):2014/02/14(金) 23:25:58.64 0
おまえら本当に大丈夫か?精神科のある病院はたくさんあるからいってきたほうが身のためだぞ。おまえらみたいのが本当にやってしまうことがあるからな
657('A`):2014/02/14(金) 23:51:42.40 0
ちひゃーの髪を高い木の枝にぶら下がるように結びつけて放置したい
658('A`):2014/02/15(土) 09:29:51.06 0
雪すごいですね
こんなのどうすか?ゆきぽが電車に乗って遠くに遊びに行く
しかし、帰りに豪雪となって電車がストップ

行くあてもなくさまよって凍死エンド
659 ◆R9F5WG6Bjw :2014/02/15(土) 11:56:41.73 0
動物を飼うのは大変・・・。
http://2chcopipe.com/archives/51926640.html

犬でさえこうなんですから、ぷちどるはもっとひどい。
是非アイドルたちには上のマンガを読んでもらいたい。

現在千早とちひゃーが主役のぷ虐ssを作成中です。しばしお待ちください。
投下は避難所ですが。
660('A`):2014/02/15(土) 12:50:06.98 0
>>659
期待しています
たしかに、犬以上の手間がかかりますよね・・・

アイドルたちも可愛いとか言ってちやほやしてますけど、後始末はPとりっちゃんがやってるんですよね・・
661('A`):2014/02/15(土) 13:05:22.88 0
ちひゃーを飼うにあたっての注意事項

なにか要求してくるときや、催促してくるときは頭に乗っかってぺしぺししてきます
(イライラしなでください)

最低限、パンと牛乳を与えてください
牛乳は一日に一本。もしくはそれ以上飲みます

ブラッシングは最低でも2時間かかり満足いくまで催促してきます

冬は冬毛になりよりもっさりします。この時期は道を歩かせない方が賢明です
髪は地面につきっぱなしなので汚れを含みます
あと、寝るときは檻の中か別室にうつしてください。気がついたら寝てるこっち
顔に張り付いているので最悪呼吸困難で死にます

胸の大きい女性に強い敵対心をもっており、一部(お母さん属性?)を除いて
容赦なく噛み付いてきます。噛む強さは個体によって違うと思われ、中には怪我をさせる個体もいます
念のため狂犬病の予防接種をうけたほうがよろしいかと

歌います。しかもマイマイクも所持。ですので団地の類に住んでる方は
騒音に気をつけてください

非常にプライドが高いです。気に食わないことがあると威嚇してきます(怖くない)


・・・・こんな飼うの難しいペット飼いたくない
662('A`):2014/02/17(月) 04:59:59.60 0
去年の秋に書き始めた真夏ネタまったり書いてたらもう真冬になっちまった
663執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/02/21(金) 17:34:16.76 0
一応、こちらにも投下

昨日今日と時間が取れたので、新しいwikiを作ってみました
名目上は、予備wikiということになっています
復元の目処が立たないようでしたら、こちらをお使いください

ttp:/putimaskakuri.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8/

とりあえず、SS全般はまとめているつもりです。小ネタの完備はもう少しお待ちください
自分自身、これまでのwikiに愛着がある人間なので、デザインは大きく違ってはいません
当wikiは基本、自分しか編集できないようにしてますので、不備がありましたらごめんなさい
コメントページは設けておりませんので、ご意見・ご要望があれば、本スレかここでお申し付けください
664執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/02/21(金) 17:35:38.56 0
↑あ、本スレと避難所のことです
665('A`):2014/02/27(木) 23:58:30.64 0
長い間見てなかったけどwikiを荒らされるとはな
ぷちます二期はいつだ
666('A`):2014/02/28(金) 21:37:19.81 0
ご苦労様です
執行人ぷ虐スレに貢献し過ぎ
667('A`):2014/03/06(木) 23:55:07.04 0
まだここは規制続いてるのか
668執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/03/07(金) 18:24:55.22 0
活用させてもらいます。避難所には別作品を投下します


ぷちどるで学ぶ世界の死刑15


今回のテーマ「磔刑」

P「前回、逆さ磔について少し触れたので、今回は磔の処刑そのものを取り上げたいと思います」

ちひゃー「くぅぅぅうう〜♪」ボエー ゆきぽ「ぽへぇ〜」ニヘラ やよ「うっうー♪」ζ*^ω゚)ζ レロレロ

P「何回も殺されてるのに、懲りませんよね。そして何回、同じパターンを繰り返すのでしょうか」ガシッ

ちひゃー「く、くぅ!? シャー!」

P「おまえは磔刑だ。ドミネ・クォ・ヴァディス(by某神父)。
でもこいつだけでは足りません。そこの鏡を見てニヤニヤしてる奴も連れて行きます」

ゆきぽ「ぽへぇ〜」エナジードレイン

P「美しいって罪ね、ってか。その通り、極刑ものだな」ガシッ

ゆきぽ「ぽ、ぽぇぇ!?」

P「おい、おまえもだよ」グイッ

やよ「うー!? うっう〜〜!!」ζ*T0゚)ζ

P「私は悪いことはしてない? だからぷちは存在そのものが悪だって言ってるだろ。
それでも他の奴は『死ぬ確率が高い』だけだけど、おまえは『絶対に殺される』役目だしな」

やよ「うぅ〜〜!? うぅぅぅ!!」
669執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/03/07(金) 18:26:19.68 0
P「これで三匹ですが、もう一匹欲しいところですね……」

たかにゃ「しじょー……zzzzz……」

P「大飯喰らいが逆さ吊りで寝ています。こいつも食って寝て遊べの権化でしたな。
ちょうどいいんで、このまま逆さ磔の刑にかけられてもらいましょう」

たかにゃ「……し、しじょーっ!?」ガバッ

P「逆さ磔は日本においては本来、謀反を企てた反逆者に執行されていました。だから逆さ」

たかにゃ「しじょーっ! ビャー! 『拒否』『嫌』」ヒュンヒュン

P「危ねーな。磔柱に、さらに厳重に縄で縛りつけておきます。よいしょっと……」グルグル

たかにゃ「しじょー!」バタバタ

P「こいつは放置して、本編を始めます。よくある磔は、罪人を十字の柱に打ちつけるというものですが、
『十字架刑』といわゆる『磔刑』は別物です。形はほぼ同じですが、死に至らしめる方法で区別してます。
キリストの磔は、十字架刑に分類されます。具体的な内容はというと……」アラヨット

ちひゃー「く、くぅぅう!?」

P「十字架刑による死は『緩慢な処刑』です。ちょっと想像し難いところもありますが、
この刑による死因は『窒息』だからです。十字架にかけられた人間は、体を腕より上げないと呼吸ができず、
さらに無理な体勢による筋肉の疲労、収縮によって呼吸困難となり、酸欠状態に陥るのです」トントン

ちひゃー「ぐぅぅぁ!? ぐぅぅぅ!!」
670執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/03/07(金) 18:27:47.26 0
P「両手を、十字の板に釘で打ちつけます。割と知られていますが、気をつけるのは、
手のひらには釘を打ってはならないことです。受刑者の重みで、手が釘から裂け落ちてしまうからです。
釘は大体、手首の骨と骨の間に、打ち込むようにします」トントン

ちひゃー「ぐぅぅぅ!! ぐぅぅにゃぁぁあ!!」

P「板を垂直に立てかけて……、体が伸び切った状態のところで、両足にも釘を打ちます」トントン

ちひゃー「ぐぅぁぁああ……」

P「人間と奇形では勝手が違うかもしれませんが、こいつはこのまま放置して苦しめましょう。
さて次は、日本でよく見られたオーソドックスな磔の処刑です」グイッ

ゆきぽ「ぽ、ぽぇぇ!」

P「磔柱は、十字型だったり、Y字型だったり、はたまたX字型だったりと、様々です。
十字架そのものも、キリスト教以前から世界中に存在していましたし」

ゆきぽ「ぱぅぅう! ぷぃぃ〜!!」ジタバタ

P「柱に縛りつけて立たせます。四肢を固定しているため身動きできません。
そしてがら空きとなった脇腹に、槍を突き刺してゆきます。せーの……」シュッ

ドスッ!!

ゆきぽ「ぽぎゃああああああああああああ!?!?」

P「ここからさらに槍をこねくり回し、穂先で内臓を抉ります」グリグリ

ゆきぽ「ぽぎぎぎぎっぎぎぎぎぃゃぁあああああああ!!」
671執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/03/07(金) 18:28:58.98 0
P「広がった傷口から血が溢れ、内臓までがこぼれ出ます。この刑罰は、
心臓を一突きにするという慈悲深い性格のものではなく、じゅうぶんに残虐な処刑法だったのです」グリグリ

ゆきぽ「ぽぉぉぉおおおおおお……!!」

P「同じように反対側からも槍を突き刺します。通常は、複数人で執行する死刑でした」シュッ

ドスッ!!

ゆきぽ「ぽぎぇぇぇぇぇえええええ!!」

P「多くは最初の数回でショック死したようです。死ぬまで何回も体は刺し貫かれるということです」ズポッ

ゆきぽ「ぽ……ぽぎゅ、ひゅぅぅ……」ブルブル

ドスッ!!

ゆきぽ「……っ!!」ビクンッ

P「とどめを刺す場合は、大抵ノドを貫きます。死亡確認の際にも、槍を刺します。
この、死後のキリストを突いた槍が、ロンギヌスですね」ドスッ

ゆきぽ「」

P「これにて処刑完了。残すはあと一匹です」

やよ「うぅ〜〜!? うっう〜〜!!」
672執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/03/07(金) 18:30:37.46 0
P「磔の処刑法は、他にそのまま火あぶりにするものや、『水磔』と呼ばれるものがあります。
水磔は、逆さにして海水に漬けるという、前回やった潮責めと一緒ですね」

やよ「ううぅ〜〜!! えぅぅ〜〜!!」ζ*TOT)ζ

P「そんなに怖がるなよ。あいつらみたいに殺しはしないからさ」

やよ「うぅ……?」

P「まあ別のやり方で殺すって意味だけどな。こいつは、地面に寝かせたまま釘で打ちつけます」トントン

やよ「うう゛〜〜っ!?  う゛う゛う゛う゛!!」ζ*Tp゚)ζ

P「これは『八付(はつつけ)』というやり方です。手足を土の上で貫いて固定し、
横になった状態のまま殺してゆきます。源頼朝による執行例が、特に有名です」

やよ「うぅぅぅうううう!!」

P「外見的には磔の体勢が変わっただけですが、頼朝の記録は恐ろしい処刑法を伝えています。
ここから槍で貫くのではなく、刀で体を寸刻みにしていったというのです。
刺した後、刃を滑らせて肉を切り取る。こいつでも実践したいと思います」スパーン

やよ「う゛ぅぅぅううっう゛う゛!!」,',:’っ ブシュー

P「頼朝は、わざわざ『一思いに殺さず、苦しめて殺せ』と命令していたようです。
受刑者は、かつて源氏を裏切って頼朝の父を死に追いやった親子でした。頼朝も恨み骨髄だったのでしょう」スパーン

やよ「うう゛ぁぁあ!! えぅぅぁあ!!」,',:’u ブシュー

P「まあ磔刑とも言えますし、解体刑とも言えます。凌遅刑も思い出しますね。
致命傷にはならない苦痛を、延々と与えられるのです」スパーン

やよ「うぅぇぇえええええ!!」,',:’っ ブシュー

P「八付の刑の類は、それまで晒しものの刑罰として扱われていたそうですが、
頼朝以降は残虐な嬲り殺しの刑へと変貌していきました。武士の時代は、血生臭いのです」スパーン

やよ「う゛う゛う゛ぅぅぅぅ!! ぅぅぇ……」,',:’u ブシュー
673執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/03/07(金) 18:31:58.88 0
P「体中を切り刻むのですから、やがてそれは顔面にも及びます。目を抉り、耳を削ぎ、鼻を落とし……」ザクザク

やよ「う゛ぅぁあああ!! ぅぅぇぅぅぁあああ!!」::ζ*゙;0゙)ζ::

P「それでもまだ、死なせはしません。適度に間を置いて、長く苦しめます」

やよ「ぅ、ぁ、ぁ……」::ζli.' p`)ζ::

P「一旦、他のぷちの様子を見てみましょう。ちひゃーの奴は……」

ちひゃー「ぐ……ぅ……ぅ……」

P「呼吸が苦しくなっているようです。ぶら下がるような無理な姿勢を取らされ続けると、
肺に水が溜まり、息を吸うのも吐くのも困難になるのです」

ちひゃー「ぐぅ……」

P「死ぬのも時間の問題です。たかにゃの様子はどうでしょうか」

たかにゃ「しじょー……」

P「……何ともなさそうにしてますね。逆さまの状態だと血が逆流するので、
顔はパンパンになるはずなのですが、どうもこいつには耐性があるようです。」

たかにゃ「しじょっ! しじょー!」オロセ! ハナセ!

P「まあだからといって許しはしません。槍で突いてもいいんですが、
そろそろ違う執行者達が来るはずです」

バサバサバサ……
カラスの群れ「「「「「カー、カー」」」」」

たかにゃ「し、しじょお!?」
674執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/03/07(金) 18:33:09.95 0
P「血と、死の臭いに釣られてきましたね。実際、身動きできない受刑者を、
鳥の群れに食べさせる処刑法は存在します」

カラス「「「「「ガツガツ!!」」」」」

やよ「ぅぅぅううああああ!? ぇぇぅうああああ!!」ζ*゙p `;,;';

P「早速、ついばまれています。やよとゆきぽは今、出血大サービス中ですからね」

ゆきぽ「」

やよ「ぅぅう゛う゛う゛!! う゛う゛ぅぁぁあ!!」

P「磔にされた死骸は、しばらく晒されたままにされることがよくありました。
朽ちて、鳥のエサになるまでが罰でもあったのです」

やよ「ぅ゛……」::ζ*゙p . ,.

カラス「「「「「カーカー」」」」」

ちひゃー「ぐぅぅ!?」

たかにゃ「しじょぉおおお!?」

P「まだ食べ足りないようです。残りの始末も、カラスにやらせましょう」

グアアア!! ビャーーー!!

P「以上、ぷちどるで学ぶ世界の死刑15でした」

終わり
675('A`):2014/03/07(金) 19:18:27.65 0
わっほいわっほい!
676('A`):2014/03/07(金) 23:02:10.26 0
>>668
おつです
いつも楽しみですぅ
677('A`):2014/03/07(金) 23:43:16.92 0
執行人さん、避難所とあわせて乙です

どうやらこのスレ雪歩も見ているようですね…
678('A`):2014/03/08(土) 11:51:53.25 i
ゆきぽ
679('A`):2014/03/11(火) 10:23:29.13 0
ぷちどるが簡単な言葉を話せるようになったけど普段言ってる悪口がバレてボコボコにされるエピソードが見たいな
680('A`):2014/03/19(水) 21:48:01.82 0
まこちーには虐待しないの?
681('A`):2014/03/20(木) 22:06:38.60 I
てめえら本当にぷちたちになんの恨みがあるんだこのクズニート共がてめえらの方がクズだろいっぺん病院行ってこい
682('A`):2014/03/21(金) 00:54:04.28 0
二期もうすぐ始まるけどここは規制続くのかな?
683('A`):2014/03/21(金) 02:21:33.26 0
>>681
ヒャッハーッ! ( °▽°)=◯)`ν°)・;'.、
クソゆきぽ「 ぷぎゃッ!? 」
684('A`):2014/03/30(日) 15:00:25.49 0
685('A`):2014/04/01(火) 00:45:53.09 0
二期始まったよ〜!!
686('A`):2014/04/01(火) 01:26:38.82 0
二期始まってんのに規制は解けないのか〜!
687('A`):2014/04/01(火) 07:32:50.53 0
ざまああ〜〜〜〜wwwwwwwwwww
688('A`):2014/04/01(火) 07:39:24.45 0
689('A`):2014/04/04(金) 21:52:05.17 0
690('A`):2014/04/05(土) 22:04:48.00 0
久しぶりに来たけど、すっかり勢いなくなったな・・・
691('A`):2014/04/05(土) 22:27:51.82 0
まだ携帯が規制されてるのかな?
避難所があるから必要ないか
692【戦場のぷちどる】 ◆2.6CEnTfPM :2014/04/08(火) 11:48:23.84 0
皆さん、お久しぶりです。戦場リポーターのPです。

本日の戦場はこちら、某南北大陸のある赤道直下のとあるお国です。

何が始まるんです?第三次大戦だ!で有名なあの国があるのもこの辺だと言われています。蛇足ですね。

さて、この国には軍隊こそ確かに存在しますが、それが大国の正規軍と言えるほど規律の整ったものでない事は明らかです。

傭兵やテロリストまがいのゴロツキ集団、と言っても過言ではないでしょう。

正直言って勢いだけで国営している感がいなめませんが・・・おっと、話が逸れてしまいましたね。

Pあるところにぷちどるあり。というわけで、今日はこちらの国にお邪魔させていただきました。

なお、オリジナルの映像は国家機密になりますので当然放送はできません。
そこで編集の許可を得て、今回の放送とあいなりました。
しかし当然ですが、やはり国家機密に関わるので他言無用に願います・・・よ?

それでは、ごゆっくりご覧下さい。
693【戦場のぷちどる】 ◆2.6CEnTfPM :2014/04/08(火) 11:49:40.16 0
人の気配が絶えて久しい市街地で、今日もまた白煙と爆発、そして衝撃と悲鳴が木霊している。


廃墟と化した大通りの中央を何台もの戦車がゆっくりと進軍してゆく。歩兵を同伴させた大規模な部隊だ。

建物の影から、男が大通りの様子を窺っている。その足元にはずんぐりとした胴体と同程度の大きさの頭部、それ以上に肥大化した頭髪。まるでサイズのあっていない箒が生えているようだ。。

戦車の位置を確認すると、自分の視線をはるかに下げて足元の生き物に手元のコインをしっかりと視認させる。まるで動物にしつけを行うように。

「よーしよし、良いか?これを取ってきたらお前のもんだ。好きにして良いんだぞ?」

「「「「「「うっう〜!」」」」」」

「そーら、取ってこーい!」

「「「「「「うっうー!」」」」」」ダッシュ!

男が手元から数枚のコインを放り投げた。それを見て、建物の影から四足歩行のぷちどる――――やよたちが次々と飛び出してゆく。

視界の端を銃弾が掠め、頭上で轟音が鳴り響く。それでも動きを止めることなく、まるで恐怖を感じることもなく投げ出されたコインに飛びつく。

突然の事態に、兵士たちが何事かと驚く暇もない。戦車も緊急事態と足をとめ、謎の闖入者に警戒態勢をとる。

そんな葛藤も露知らず、戦車の装甲正面や、車体に命中して跳ね返ったものなどのコインをやよが手に取る。

「「「「「うっう〜♪」」」」」ペロペロチュパチュパ

「な、何なんだこいつ―――――!?」

宝物を手にするかのように、思い思いにコインを舐めまわすなどしているその最中、やよたちの背中に括りつけられていた炸薬が破裂した。

「びゃあああああああああ!! うびゃああああああああ!!」アツイイタイ!

「ぅぅ、びいぃあああああああ!!」ジタバタ

「びぃ……ぁぅ……」

半分程は爆発で即死出来たようだが、不幸にもぷちどるとしての生物上の強さが仇なすように生き残ってしまい、残されたのは地獄の苦しみだ。
えぐられた背中、重度の火傷、どうあがいても生き残る可能性はないだろう。

「任務完了っと。あんな穀潰しでも利用方法はあるもんだ」

バラバラの肉片や、物言わぬ骸と化したやよを見つめる男。

やよ型特攻兵器の戦火は赫々たるもので、大通りの戦車部隊は随伴の兵士を含めて壊滅。結果を見届けた男は、満足そうに頷いてその場をあとにした。
694('A`):2014/04/08(火) 22:39:56.11 0
ん?終わり?
695('A`):2014/04/12(土) 16:45:19.76 0
うっうー
696('A`):2014/04/12(土) 18:35:02.23 0
くっくくー!
697【戦場のぷちどる】 ◆2.6CEnTfPM :2014/04/12(土) 22:33:57.56 0
戦場のぷちどる やよ編終了です。
やっぱり思いつきだけで書くとダメですね・・・次回はもう少し練りこんでからにします。
ありがとうございました。
698('A`):2014/04/17(木) 20:11:13.72 0
てす
699ゆきぽの穴? ◆yM4LT/m/LkpI :2014/04/23(水) 17:43:13.38 0
うららかな春の日差しに765プロの事務所ではあちらこちらから欠伸が聞こえていた。
事務所住みのぷちどるゆきぽも例外ではなく、眠たげに目を擦りながらお昼寝用のダンボールへと向かっていた。

「なのzzz」

ダンボールには先客がいた。
あふぅは時折ゆきぽのダンボールを奪って寝床にしていた。
どこであろうとも眠れるあふぅが、ゆきぽのダンボールを奪うのは、きまぐれな性質によるものだった。
ゆきぽは、ダンボールが使えないことにがっかりした。寝相の悪いゆきぽは狭いところで眠るのを好む。
どこからか取り出されるスコップは、ゆきぽのぷちどるとしての特殊能力であった。
適当な床に穴を掘ろうとして、ゆきぽは首根っこをつかまれた。

「ぽぇぇっ!?」

急に持ち上げられて驚くゆきぽ。背後からは、律子のため息が聞こえた。

「ゆーきーぽー! 穴を掘っちゃ駄目って言ったでしょ」

「ぽぉぇぇぇ……」

この後滅茶苦茶に叱られた。

Pが事務所に戻ってくると床に正座させられているゆきぽが目に入った。

「おっ、どうした」

「ぽぇ、ぽぇ!」

ゆきぽがPへと手をおぶおぶさせているので、抱きかかえて頭をなでると頬を染めて甘えてきた。

「ちょっと、プロデューサー甘やかさないでくださいよ」

律子が背もたれに寄りかかりながら、Pへと眉をつり上げた。

「また穴を掘ろうとしたのか、仕方ないやつだな。もうするなよ」

「ぽぇ〜」

ゆきぽはこくんとうなずくとその小さな手をPへと伸ばしてきた。
Pはゆきぽに求められるまま、その小さな体を抱きしめた。
なんともぷちどるには甘いプロデューサーであった。
700ゆきぽの穴? ◆yM4LT/m/LkpI :2014/04/23(水) 17:44:18.99 0
ある日。

「おはようございますぅ」

雪歩が事務所の扉を開け、いつものように挨拶するが返事は無かった。
誰もいないのだろうか。ふと、左手の足元を見やれば、

「ぽzzz」「なのzzz」

事務所住みのぷちどるである、ゆきぽとあふぅが寝息を立てていた。あふぅがゆきぽに折り重なるようになっているところから、寝相の悪さも発揮されないらしい。
口の端からよだれを垂らしながらも、幸せそうな顔で寝ている。ゆきぽの頭は涎塗れになっているが。
入り口の辺りで眠っているのは、きっとお留守番でも頼まれていたのだろう。結局は退屈で寝てしまったのかもしれない。

無用心だなと思いながらも、二匹の寝顔に、雪歩の顔がほころぶ。
手にしたビニール袋を抱き直すと起こさないように、給湯室へと向かう。
先日、お茶っ葉が切れていたので新しいのを買ってきたのだった。
茶筒に移すさいに、ちょっと味見しよう。開けたてを味わう、ちょっとした贅沢。
雪歩の足取りは少し軽かった。

ばふっ。
給湯室に入った雪歩の眼前を突如として闇が襲った。

「いやぁぁぁぁっ!」

どこからともなく取り出されるスコップ。
雪歩は、暗闇と、生温かさと生臭さの中、スコップを矢鱈滅多ら振り回した。

もちゅもちゅ。

やがてスコップの先端が床にと触れる。雪歩はそのまま床を掘り進んでいく。
追い詰められた彼女の精神を、落ち着けるように穴を掘る。

「かっかー」

やがて飽きたはるかさんは、雪歩の頭から離れた。
雪歩の目の前には、床に開いた穴だけが残った。その場でへたり込む。
またやってしまった。
追い詰められると、すぐ穴を掘ってしまう悪癖。
雪歩はしばし呆然としていた、律子が戻ってきたら叱られる。
ならば、やるべきことは一つ。
律子にバレル前に自分で直そう。
雪歩がホワイトボードをチェックすると、律子はロケで夜遅くまで帰ってこないようだった。
小鳥さんがいつ帰ってくるか分からないが、後で説明すれば分かってくれる。
雪歩は足早に事務所を出て行った。慌てていたのか、バタンという音とともに扉が閉まる。
701ゆきぽの穴? ◆yM4LT/m/LkpI :2014/04/23(水) 17:45:45.85 0
「ぽへぇ〜」

ゆきぽがその音で目を覚ました。ちっちゃく欠伸を一つ。こしこし目をこすりながら起き上がる。
上で寝ていたあふぅがごろごろと転がり壁にぶつかった。
あふぅは、うっすらと目を開けると、また寝息を立てはじめた。
なんとも図太いのか鈍いのか。
ゆきぽは寝ぼけながら、まだ眠いのか寝床を探す。
きょろきょろと目を向けるがダンボールが見つからなかった。
隣の部屋にあるのだが、そこまで行く気はないらしい。
ゆきぽはスコップを取り出すと、床を掘ろうとした。

「ぽ〜」

律子の顔が浮かぶ。いつもの優しい笑顔が、みるみるうちに般若へと変わる。
ゆきぽは身を震わすと、穴を掘るのをやめた。
ふらふらとゆきぽは歩き出した。ダンボールのある部屋ではなく、給湯室だった。お茶を本能が求めているのだろうか。
給湯室に入ると、目の前に穴が開いていた。

「ぽへら〜」

狭いところみっけ。ゆきぽはその穴にすっぽりと収まると、寝息を立て始めた。お茶よりも眠気が勝っていたようだ。

「ただいま〜」

律子とPが事務所へと帰ってきた。

「もう〜、参りましたよね、急にロケ中止だなんて」

律子は、荷物を手近なソファーの上に置くと、プロデューサーへと愚痴る。

「まぁ、しょうがないさ、今日はもう予定ないからゆっくりしたらどうだ」

「いえ、事務仕事がありますから」

律子の眼鏡がきらりと光った。

「ゆきぽちゃん、あふぅちゃん、お留守番ご苦労様って、あれ二人ともどうしたんですか?」

小鳥が買い物袋を抱えて戻ってきた。傍らにはぴよぴよが袋を提げて浮いている。

「ぴっ!」

「小鳥さんは買い物でしたか。しかし、いくらなんでもゆきぽやあふぅに事務所を任せて留守にするのはどうなんですか?」

「ぴよっ!? 社長もいる筈ですけど……」

「おや? 帰ってきたのかね?」

うわさをすれば影がさす。影よりも暗い社長が、社長室よりのっそりと出てきた。ちっちゃんが肩に乗っている。

あっ、いたんだ……。

律子とPは、顔を見合わせた。
702ゆきぽの穴? ◆yM4LT/m/LkpI :2014/04/23(水) 17:46:48.42 0
「それじゃあ、お茶でも入れますね」

小鳥が給湯室へと向かう。すぐにあわてたように戻ってきた。
皆が、小鳥に促されるまま給湯室に入れば、床に穴が開き、その中で眠るゆきぽの姿があった。
幸せそうな寝顔。よだれが床へとたれている。

「あちゃー」

そういうPとは違い、律子は額に青筋を浮かべていた。

「ゆきぽーっ!!」

怒声がビルを震わせるのであった。

「ぽー……」

穴の横で正座させられたゆきぽ。まだ眠いのか、目をコシコシこすっている。
しかし、律子の雰囲気にただならぬものを感じたのか、びくりと体を振るわせる。

「ゆきぽ……」

静かな声だった。噴火前のマグマ溜りが静かに脈動を続けるような、そんな声。

「わかってるわよね?」

「ぽっ、ぽえっ!?」

ゆきぽは首を振る。横の穴は自分が掘ったものではないと。

「ゆきぽ?」

律子の声は、ゆっくりとやさしさすら含んでいるようだった。
でも、それが恐ろしい。ゆきぽの背筋がゾクゾクと粟立つのを感じた。

「ぽぇぇっ、ぷぃー!」

違う違うと首を振るゆきぽ。
ゆきぽが掘ったのでなければ、犯人はただ一人しかいない。自分によく似たこの事務所のアイドル――萩原雪歩だ。

「ぽ、ぽぇ!」

「なんですって、雪歩が穴を掘ったっていうの?」

「ぽおぇ!」

こっくんと、力強くうなずくゆきぽ。自らの冤罪を晴らせたと思ったのか、誇らしげだった。
ぷちぃっ!と何かが切れる音が聞こえた気がした。
703ゆきぽの穴? ◆yM4LT/m/LkpI :2014/04/23(水) 17:49:28.99 0
「ゆきぽぉー!」

律子はゆきぽを抱えあげた。手早くひざの上に腹ばいさせると、ワンピースをめくり上げた。白いパンツが丸出しになる。

「ぽぇぇっ!」

急につかまったゆきぽが慌てたのか、律子の腕の中で暴れる。
律子は、暴れるゆきぽも気にすることなく、その白く長い指先で、臀部を力強くたたいた。

ばしんっ!

「ぷぃーっ!」

ゆきぽの悲鳴が給湯室に響いた。

「どうして、雪歩のせいにするの、雪歩は今日、休みなのよ」

ばしん、ばしん、ばしん、ばしん。
律子の手のひらがゆきぽの尻へと食い込んでいく。
もっちりとした尻がたたかれるたびにゆれる。パンツの上から叩いていることがせめてもの優しさなのだろう。

「ぷぃ、ぷぃ、ぷぃぃっ!」

ゆきぽは、たたかれるたびに、悲鳴を上げ、その大きな目から涙を流す。

「ほぉぇ、ほぇ!」

うそは言ってない。ゆきぽは穴を掘っていないんです。
そう、叫んでいるのだろう。
それでも、律子の耳には届かない。
身振り手振りを加えて、何とか意思疎通でき始めた人とぷちどるであったが、今の律子には、ぽえぽえ騒いでいるだけの鳴き声にしか聞こえない。
どうしてわかってくれないのだろう。
叩かれるうちに、ゆきぽの中の疑問は、憤りへと変わっていった。

「ぷぅぅぃぃっ!」

ゆきぽはけたたましく喚くとスコップをどこからともなく取り出した。

「きゃあっ!」

突然振り回されたスコップに、律子は驚いてしりもちをついてしまう。
ゆきぽはその隙に、出口へ向かって駆け出すのだった。
704ゆきぽの穴? ◆yM4LT/m/LkpI :2014/04/23(水) 18:35:28.97 0
「あっ、こら、ゆきぽ」

待ちなさい、と律子が声をかけようとしてPに止められた。
Pは、手にしているビニール袋を律子へと差し出した。そこには、真新しいお茶が入っていた。

「もしかしたら、本当に雪歩が来ていたのかもな」

律子は、Pの言葉に、視線を落とす。碌に確かめもせずに、自らしてしまったことを後悔していた。
とてとて、ぽてぽて。
そうしている間も、ゆきぽは一生懸命短い足を動かして事務所の出口へと走っていた。
走っているとはいえども、大人ならばすぐに追いついてしまうスピードだったが。
Pたちは追ってこなかった。
扉は閉まっている。ぷちどるの身長では届くはずもないからだ。
しかし、ゆきぽは扉をその膂力でぶち破ったこともある。
両手にスコップを握り締め、扉へと突進していった。
事務所から出て行って、生きていくあてなどない。
それでも、律子に信じてもらえなかったことが、ゆきぽのちいさな心を傷つけた。
今は、この場所から遠くに行きたかった。
だが、ゆきぽの不幸は、ちょうどこのとき事務所の扉が開いたことだった。
別に扉に激突したことではない。
勢いづいたゆきぽは、止まることができずにそのスコップを振り下ろしてしまった。
扉を開けた人物。
床を直す材料の入った大きなビニールを抱えた雪歩へと。
705ゆきぽの穴? ◆yM4LT/m/LkpI :2014/04/23(水) 18:41:41.30 0
「きゃああああっ!」

雪歩の悲鳴に、ただならぬ雰囲気を感じたPたちは、声のほうへと集まっていった。
そこには、右足から血を流して倒れた雪歩と、スコップを血に染めたゆきぽの姿。

「雪歩っ!!」

倒れ、震える雪歩へと駆け寄ったPは、傷口を見て、叫んだ。

「律子、救急箱! 小鳥さんっ、救急車呼んでくれ!!」

傷口は、足首の辺りだった。ごっそりと肉がえぐれ、血が滝のように流れ落ちていく。
コンクリートや扉をやすやすと貫く鋭いゆきぽのスコップとはいえ、いわゆる刃物とは違う、厚い鉄板で無理やりえぐられたのだ。

「あ……、あ……」

気絶できなかった雪歩が寄り添うPの腕をつかむ。口からはうわごとのように声が漏れている。
Pは、手早くネクタイをはずすとふくらはぎを縛る。強く絞めすぎないようにそれでもしっかりと。

「ぽ、ぽぇ……」

「プロデューサー!」

律子が救急箱を持ってPの元へときた。ちらりとゆきぽへと視線を落としたようだが、すぐに雪歩へと向き直る。
ゆきぽは、ただ呆然と立ち尽くすだけだった。

「かっかー」

この喧騒の中でも、ただ事態を飲み込めていないはるかさんが、ゆきぽへと飛び乗った。おんぶあそびでもしたくなったのかもしれない。
急に飛び乗られたゆきぽは、一歩たたらを踏んだ。雪歩の方へと。

「いやぁぁああっ! こないで!こないでぇぇぇっ!」

その姿を視界へと入れてしまった雪歩は半狂乱になりながら、声を絞り上げる。

「ぽぇっ!」

ゆきぽはその剣幕に震えると、じわりと涙を浮かべた。
雪歩の声で、現状と感情を理解したのだろうか。
居た堪れなく、さりとて逃げ出すこともできずに、ただ立ち尽くしていた。
しょりしょりとゆきぽの頭を食むはるかさんの甘噛みの音だけが、ゆきぽの耳に聞こえた。
706ゆきぽの穴? ◆yM4LT/m/LkpI :2014/04/23(水) 18:53:03.89 0
程なくして救急車が事務所へとついた。救急隊員に運ばれていく雪歩に、社長と小鳥が付き添う。

「後は頼むよ」

「はい、よろしくお願いします」

Pは、深々と頭を下げた。

「ぽ……ぽぇ……」

事務所へと入ると、ゆきぽが涙を浮かべたまま、Pへと近づいてきた。はるかさんはいつの間にかいなかった。

「このっ……!」

Pはゆきぽから血まみれのスコップを奪い取ると、ゆきぽの首をつかみ、吊り上げる。

「ぎゅぃ……っ!!」

Pの指がゆきぽの喉に食い込んだのか、苦しげな声を上げた。
「ぷぃっ」とも「きゅぃ」とも判別のつかぬうめきをあげながら、ぶらぶらと吊り下げられるゆきぽ。

このまま絞め殺してやろうか。

Pの心に堪えようもない殺意がわきあがる。
雪歩の足はどうなる。アイドルとして復帰できるのか、いや、それよりも日常に影響出るほどの傷の深さだったら。
Pは、スコップを握る手に力を込めた。このスコップで、脳漿をぶちまけてやろうか。

「プロデューサー!」

律子が縋り付くように、Pの腕を取った。

「お願いです、お願いですからゆきぽを離してください」

ゆきぽへと視線を向ければ、その大きな目にうるうると涙を浮かべてPの手へとその小さな手を添わせている。
Pは苦虫を噛み潰すように奥歯をかみ締めると、ようやく手を離した。

「ぷぎゅ」

宙で離されたゆきぽは、受身を取ることもできずに背中から落ちた。
ゆきぽはいもむしのように丸まると頭を抱えてしゃがみ込み、ぶるぶると震えている。
Pは、小さく震えるゆきぽの姿を見て、その手を力なく下ろした。
カラン、投げ捨てられたスコップが床に乾いた音を立てる。
ゆきぽは素早くスコップを拾うと、ソファーの下へと隠れてしまった。
Pは、力なくソファーへと腰を下ろした。
707ゆきぽの穴? ◆yM4LT/m/LkpI :2014/04/23(水) 18:53:37.23 0
「プロデューサー……」

頭上からPを呼ぶ声。見上げれば、

「律子……」

律子の目からはぼろぼろと大粒の涙が零れ落ちていた。

「わ、私……私のせいで……雪歩が……」

どんなにしっかりしていようともまだ二十歳前の少女だ。雪歩の大怪我に動揺を隠せないのは仕方のないことだろう。

「それは、違うぞ」

Pは慰めるでもなく、純然たる事実を告げる。
ゆきぽが悪い。そう言ってしまえればどれだけ楽か。それでも、律子は自分を責めるのをやめないだろう。
律子の手を引くとソファーへと座らせた。

「あの状況じゃ仕方なかったんだ」

律子は、でも、でも……と泣きじゃくる。
Pは、そっと律子の肩を抱き寄せた。

「不幸な事故だったんだ」

その言葉は自分に言い聞かせているようだった。
そういわなければ、律子は自らの責任に押しつぶされてしまうだろう。
そして、Pは……。

「ぽぇ……」

ゆきぽが、ソファーからそっと頭を出してこちらを見上げていた。
その目が、事故なんでしょ、自分は悪くないよね、と言っているように見えて、普段は愛らしいとすら思えるその大きな瞳が、今は無性に腹立たしかった。

ともあれ、いつまでも呆けてはいられなかった。
雪歩の入院で狂ったスケジュールをどう埋めるか。
雪歩の代わりにうちのアイドルを誰かねじ込めないか。
冷たいかも知れないが、ほかの事務所のアイドルに仕事を奪われるくらいなら、うちのアイドルを滑り込ませなければならない。
Pは、受話器へと手を伸ばした。

次の日、雪歩が入院したことで事務所は騒然となった。
緘口令は事務所内でひかれていても、雪歩と連絡が取れなかった真が彼女の実家に連絡してバレたのだった。
そして昨夜のうちにはもうアイドルたち全員が知ることになった。
Pの携帯にアイドルたちからの電話がひっきりなしにかかって来ていたが、明日説明すると一斉にメールを送った。
一部始終を説明する間、律子は、事務机でうつむいたままだった。ゆきぽは、いつものダンボールから出てくることはなかった。
見舞いに行きたいというアイドルたちを宥め、仕事に向かわせる。
708ゆきぽの穴? ◆yM4LT/m/LkpI :2014/04/23(水) 18:54:21.26 0
「律子。仕事だ」

そう短く声をかけると、律子はゆるゆると立ち上がる。

「しっかりしろ!」

「は、はい」

「それじゃあ、小鳥さん、ちっちゃん、ぴよぴよ留守をよろしくお願いします」

Pは、律子の手をとると事務所から出て行く。

「ぽzzz」

ゆきぽは寝ていた。

Pは、律子を現場に送り、営業周りの合間に雪歩の入院する病院へときていた。
病室の前、ノックをする手の形のまま、Pは動きを止めた。
逡巡。喉に刺さった小骨のような心の詰まりが、その一歩を進めさせない。

「プロデューサーさん?」

中から声をかけられた。

「よく――わかったな?」

ベッドに横たわった雪歩は、元気そうだった。
恥ずかしいからと、パジャマ姿を見せないように布団をかぶっている。

「ふふっ、だってシルエットが見えましたから」

「そ、そうか……」

会話が続かない。普段ならこんなことはないはずなのに。

「雪歩――、」

「私……もう駄目みたいです」

「――っ!」

「もう踊りは踊れません……そんなんじゃアイドルは……」

「踊れなくたって、アイドルはやっていける。俺がどうにかしてみせる」

雪歩は小さくかぶりを振った。

「――怖いんです。あの子たちが……いえ、ゆきぽが……」

そう言って、雪歩は布団を頭までかぶった。薄手の掛け布団が震える。泣いていた。

「!!」

Pは雪歩へと掛ける言葉も見つからずに、小さく、「また来るよ」と言って病室を出て行った。
709ゆきぽの穴? ◆yM4LT/m/LkpI :2014/04/23(水) 18:56:51.53 0
事務所に帰り着くとあたりはすっかり暗くなっていた。
扉を開ける前に、大きく息をつく。めげそうになる心を奮い立たせるために。

「ただいまー」

765とテープの貼られたドアを開ければ、中は薄暗かった。

「あ、おかえりなさい」

うつむいていた律子が、こちらへと顔を向けた。
その横では、あふぅとぴよぴよが律子を気遣うように寄り添っている。
小鳥は定時で帰ったのか、ちっちゃんの姿も見えなかった。
律子が視線を落とす。Pの足もとの辺りを見ているようだった。
Pもそれにあわせて足元へと視線を向ける。

「ぽぇ〜」

ゆきぽがこちらへと笑顔を向けていた。
昨日あったことなど気にしてないのか、おくびにも出さない笑顔であった。
にこにことこちらを見上げていた。
自らが掘ったであろう真新しい穴の中で。

「ごめんなさい……私……」

律子はゆきぽが穴を掘ることを止めれなかったし叱れなかった。

――ゆきぽを叱ったことで雪歩が大怪我をした。

律子がそう考えてもしかたがないことだった。

いや、あの暴れだしたゆきぽに恐れを感じたのではないか。

振り回されたスコップ。掠っただけで雪歩は足に大怪我をした。
律子は、ゆきぽの豹変振りとあのスコップの破壊力に恐れをなしたのだろう。
Pは律子の暗い表情から、何となくだが悟った。
自らのどうしようもないミスを。もうこのままではいられないことを。
雪歩が退院して、なんとかアイドルを続けることができたとしても、ぷちどるたちとはいままでの関係に戻ることはできないのだろう。
その上律子の心のケアを怠った。自身の不手際を、いまさらながら後悔していた。
自らの不始末は自らでつけなければいけない。
Pは覚悟を決めた。ほかのアイドルたちに恨まれてもいい。そう、律子にさえも。
Pは、仕事机に向かった。残りの仕事を終えるために。頭の中を暗い思考に染めながら。
710ゆきぽの穴? ◆yM4LT/m/LkpI :2014/04/23(水) 18:59:35.63 0
やがて仕事は終わった。すっかり夜も遅くなっていた。
律子は先に帰した。これから行うことを彼女に見せるわけにはいかないからだ。
Pは梱包用のビニール紐を取り出す。テープを少しずつ力を込めて限界まで引き伸ばしていく。
ぴよぴよや、あふぅ、ゆきぽはぷちどる用に用意された事務所の一角で仲良く眠っていた。
ダンボールに眠るゆきぽの腕を取り出す。ぷにぷにした手触りのこの腕のどこからあのような力を出すことができるのか。
Pは、手首にあたる関節部であろう骨の窪みを手探りで見つけると、細く引き伸ばしたビニールを結びつけた。まだきつく結びつけることはしない。目を覚ましてしまってはいけないからだ。
Pは、ゆきぽの両手両足へとビニールを結び付けていく。そして、それらを背後へと一つにまとめていく。

「ぽっ、ぽえぇ?」

どうやら目を覚ましたようだ。ゆきぽは手足に感じる違和感に戸惑いの声をあげる。
Pは、気にせずに紐を引いた。ゆきぽの両手両足が背後の一点に向かって束ねられる。
ゆきぽの短い体がえびぞりになり宙に浮く。手首足首の紐もゆきぽの自重によって絞られる。所謂駿河問いと呼ばれる体勢であった。

「ぷぃっ、ぷぃぃぃっ!」

ゆきぽが悲鳴を上げる。だが、Pは解いてやることはしなかった。ゆきぽは何とか解けないものかと、引きちぎらんばかりに暴れた。
しかし、ビニールは細く裂くことはできても、引きちぎることは容易にできないほどの強度を持つ。
ゆきぽのぷちどるの中でも一、二を争う怪力とはいえ、引きちぎることはできなかった。

「ぴぃっ!?」「なぁのぉ?」

騒ぎ立てるゆきぽの声に、ぴよぴよとあふぅが目を覚ましたようだ。寝ぼけたような声を上げるあふぅとは違い、ぴよぴよはPのただならぬ気配を感じたようで、珍しく目覚めがよかった。
Pは、しっ、と人差し指を口に当てる。とくに意味はなかった。別段騒がれたところでやめるつもりはなかった。

「ぽぇぇっ! ぽぇーっ!」

しかし、吊るされたゆきぽの騒がしさはどうにかならぬのか。
いままで愛らしいとすら感じていたゆきぽの鳴き声がひどく煩わしかった。
Pは、コート掛けに紐を引っ掛けてゆきぽを吊るし、何か猿轡でもと布を探しに行く。

「あっ、もしないとは思うが、ゆきぽを解こうとしたらお前たちもこうだから」

からりとした言い方だった。それが自分でもおかしいと思ったのか、Pは笑った。
それゆえに、ぴよぴよとあふぅは恐怖に身を震わせた。

「ぽぇぇっ! ぷぃっぷー!」

ゆきぽが騒ぎ立てるが、二匹は布団をかぶり直した。見ざる聞かざるを通すつもりのようだ。
手ごろな布がないかと事務所を探すP。グッズであるタオルはすぐ見つかったが、もったいないと思った。
給湯室の辺りで雑巾が落ちてるのを見つけた。ゆきぽ専用の小さなサイズのものだ。
何時だったか、ちひゃーが牛乳を零したのをゆきぽが拭いていたような気がする。
これでいいか。誰にともなくつぶやくとPは雑巾を指でつまみあげた。洗いも絞りも不完全なそれは生乾きでぬるりとしていた。

「ぷひぃー、ぷぅ」

頭が重いせいか、逆さまになりかけているゆきぽ。肩が引き伸ばされ、地獄の苦しみか、涙が床にこぼれ落ちていた。
Pは、髪をつかむと、頭を引き上げた。そのさいぽっかりと空いたゆきぽの口に雑巾を突っ込む。

「ぷぉおぇぇぇ!」

吐き出そうとするので、ガムテープで口をふさいでやった。

「結局二度手間だよ」

自嘲気味に笑うと、Pは、ダンボールへとゆきぽをしまった。

「ぴよぴよ、あふぅ、起こしてごめんな」

そういって、毛布の上から二匹の頭をなでるとPは事務所を出て行った。ぴよぴよとあふぅは寄り添ってPの背中を見送ることしかできなかった。これがゆきぽとは今生の別れだとしても、Pの態度に何の行動を起こすことができないでいた。
711ゆきぽの穴? ◆yM4LT/m/LkpI :2014/04/23(水) 19:03:10.11 0
Pは、車の後部へと無造作にダンボールを放り投げると、夜の街を走らせた。

「みうらさんがいれば楽なんだけどな」

そう呟くが、すぐに居ないほうがいいか、と思い直す。
これから行う事をみうらさんに見せるのは流石に忍びない。
ゆきぽが暴れているのか、時折ごとごとと音を立てる。
暴れれば暴れるほど、ビニール紐が食い込み、痛みは増すというのに。
高速を飛ばし、夜半には鬱蒼とした森へと着いた。
車に置いておいた懐中電灯をつける。
深夜の森の中を、一筋の心もとない光が照らし出す。
ダンボールを持ち上げる。一部分が湿り始めていた。
ふたを開ければ、ゆきぽが涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにしていた。頬が大きく膨らんでいるのは、雑巾だけでなく吐いたのだろう。
口をガムテープで塞がれているためか、吐瀉物が出口を求めて鼻からもこぼれていた。

「きたねぇな」

ただでさえ大きな目がさらに見開かれ、こちらを見つめている。その色は怒りに彩られていた。
Pは、蓋を閉めなおすと湿った部分が当たらないように小脇に抱える。
しばらく、森の中を歩いていく。
適当な木の根元へとダンボールを乱暴に投げ落とした。
ゆきぽの呻く声が小さく聞こえる。
蓋を開け、ガムテープを乱暴に剥がす。
涙と鼻水と吐瀉物でゆるくなっているのか、案外簡単にはがれた。

「ぶぉぇええっ! ぼぉぇ、ぼぇっ!」

ゆきぽは雑巾とゲロを吐き出しながら、芋虫のように這いずる。白いワンピースがゲロで茶色く染まる。
手足は、ビニール紐でうっ血しているのか、丸茄子のようになっていた。
Pは、カッターナイフを取り出すと、ゆきぽの四肢を背中でまとめている紐を切ってやった。手足は自由になったが、手首や足首に巻かれた紐は切ってやらない。
手足が自由になったゆきぽは憎悪に満ちた目でPの前に立つ。
どこからかスコップを取り出す。
しかし、うっ血した手は痺れているのか、スコップを取り落としてしまう。
Pは、つま先でゆきぽを蹴りつけた。

「ぷぎぃっ!」

鼻っ柱を蹴っ飛ばされたゆきぽは、背後の木に後頭部を打ち付ける。
Pは、ゆきぽの右足へと革靴の底を落とす。丸茄子が潰れた赤茄子になった。
712ゆきぽの穴? ◆yM4LT/m/LkpI :2014/04/23(水) 19:07:06.69 0
「ぷぃぃぃっ!」

ゆきぽは、ぐちゃぐちゃになった足を押さえて転がりまわる。

「まぁ、これは雪歩を怪我させてくれた分だな」

Pは、そういうと踵を返した。

「殺すのはしのびないからな。達者でくらしな」

「ぽ? ぽぇぇぇ……、ぽぇぇぇ……」

懐中電灯の光が遠ざかることで、暗闇の中へと放り出されたゆきぽは、ふくろうの鳴き声や、木の葉ずれの音からここが森の中であることに気がついたようだ。
先ほどまでの威勢はどこへ行ったのか、一人残される恐怖に、涙を浮かべて猫なで声を上げる。
潰れた足の痛みも気にならないのか、ゆきぽは慌ててPを追いかけると、その足へとすがりつく。
うるうると涙を浮かべPを見上げるゆきぽ。
今までのPだったら、その涙に絆され甘やかしていた。
しかしPは、乱暴にゆきぽの手を振り解いた。ゆきぽは簡単に後ろに倒れた。
もう一度、ゆきぽの右足へと足を落とす。ぐちゃりと音がした。

「ぶびぃぃぃぃぃっ!」

涙と鼻水を噴出しながら地面を転がる。ワンピースがゲロの上から泥だらけになっていく。

「恨んでくれてもいい。だが、お前を連れて帰ることはない」

Pは、そう宣言すると踵を返した。

「ぽぇぇ……。ぴぅーーっ!」

ゆきぽはその背中を追いかけようとした。しかし、足の痛みで立ち上がることもできずに、地面を這いずるしかできない。遠ざかっていく背中に、ゆきぽはいつまでも鳴いていた。
きっとこうして鳴いていれば、Pはゆきぽを心配して戻ってくるはずだと。
そのようなことを期待して、ゆきぽはいつまでも鳴き続けるのだった。

おしまい
713('A`):2014/04/23(水) 21:00:57.66 0
乙です!!
オモシロカッタデス
714('A`):2014/04/23(水) 23:03:29.26 I
乙!
ゆきぽって鳴くようになってからPを叱ってたけど自分のこと棚にあげんなよ!
715('A`):2014/04/23(水) 23:31:56.73 0
乙。出来ればキッチリ死体を確認したかったな
716('A`):2014/04/24(木) 00:17:51.33 0
乙。
今、21話見てきたんですが次回予告のいおのフラッシュヤバいだろこれ
ポリゴンフラッシュを思い出した

・・・いおのせいでアイドルが失明する話ってどすかね?
717('A`):2014/04/24(木) 07:01:28.54 0
あのままやよ沈めときゃ良いのにな

足湯だから踏みつけるのも自然な事にしか見えないし
718('A`):2014/04/25(金) 08:06:44.53 0
お!新作ゥー!!

おつです
719('A`):2014/04/26(土) 20:11:18.90 0
そもそもなんでPや律子たちはプチを飼ってんだ?
存在自体を潔く思ってないのに飼ってる意味がわからないよなw
720('A`):2014/04/28(月) 19:17:40.11 I
海に行ったとしてぷちどるってあの目に合うゴーグルが無いし
日焼け止めなんて塗るはず無いから火傷するのは確定だし
海に来てまで砂遊びっても味気無いし、何より大半が泳げないから海に行ってもすることねぇな
強いて言えば浮き輪で水平線まで流す遊びしかないな
721('A`):2014/04/28(月) 19:48:46.99 0
あの害獣5匹が集まった時にこそ檻落とせよって思った
722('A`):2014/04/29(火) 11:51:56.63 0
ぽぎ!ぽぎ!
723執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/04/30(水) 17:03:19.73 0
せめてこのスレは使い切りたいですね。避難所の方にも投下します


ぷちどるで学ぶ世界の死刑16

今回のテーマ「絞首刑」

P「我々が、数ある死刑の中でこの処刑法がひと際ポピュラーだと思ってしまうのは、
現代日本での死刑にこの方式が採用されているからでしょう」

ぴよぴよ(助手)「ぴー!」

P「実は今、温泉ロケ中です。しかしなぜか、糞ぷちどもまで来てるんですよね」

ポエー、ナノー、クウウ、ウッウー

P「まあ外でやる予定でしたんで、ちょうどいいです。いくぞ、ぴよぴよ」

ぴよぴよ「ぴっ!」イエッサー

(捕獲中)ポ、ポエー!? アフー! シャー! ウウー!?

P「本題に入ります。多くの文献では『絞首刑』と『絞殺刑』はそれぞれ別に扱われています。
英語でも『Hanging』と『Strangulation』は別物です」

ゆきぽ「ぽ、ぽぇ〜!」ジタバタ

P「吊るしたり、落下する力で殺すのが絞首刑、その他の外的な力を首に加えて殺すのが絞殺刑です。
ただし、この区分は曖昧なもので、実際のところ定義は決まっていません。
楽に死ねるのが絞首刑、死ねないのが絞殺刑と、ざっくり紹介されたりもします」
724執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/04/30(水) 17:04:42.72 0
ぴよぴよ「ぴー!」グルグル ゆきぽ「ぽぉお!?」グググ

P「どちらもじゅうぶん苦しいと思いますがね。けれど絞め殺す処刑法というのはかなり数多いので、
とりあえず今回は基本的な首吊りの死刑に限定して、実践していきます。
そしてこれもご多分に漏れず、世界中で大昔から行われていた死刑なので、そのへんの解説は省きます」

ぴよぴよが縄で輪っかを作り、ゆきぽを絞め上げた。

P「このまま空まで持ち上げてもらいます。オーライ? それじゃぴよぴよ、よろしく頼んます」

ぴよぴよ「ぴっ、ぴっ!」パタパタ

ゆきぽ「ぽ、ぽぎゅ!? ぽぎゅうううううっ!!」ギリギリギリ

P「絞首刑には、吊り上げる方式と、吊り落とすやり方とがあります。まずは前者」

ゆきぽ「ぽぉっ……!! ぽぎぎぎぎ……」ギリギリギリ

P「首絞めは苦痛なく逝けるとか、そうでもないとか、果てしなく議論されています。
どちらとも100%真実でもまったくのデタラメでもないようです。首絞めながらセックス、
首絞めマッサージなんて話を聞くのは、確かに一種の快感があるからなのでしょうし。
XのHIDEも、それで事故死でしたっけ?」

ゆきぽ「ぽ、ぽぎゅっ、ぽぎゅ〜!!」
725執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/04/30(水) 17:05:56.88 0
P「明らかに殺すつもりでやれば、やはり苦しみはあります。ぴよぴよ、そのまま木の枝に引っかけとけ」

ぴよぴよ「ぴー!」グルグル

ゆきぽ「ぽぉお……ぽっ、ぽぇ……」ガクガク

P「奇妙な果実、ですね。これだと死ぬまでには大体、2〜30分かかるそうです」

あふぅ「ナノ、ナノォォオオ!?」

P「次はこいつ。クズ同士、仲良く同じ木に吊るされてもらいます。しかし吊るす方法は別で、
徐々に絞め上げてゆくのではなく、ぶら下がる直前の状態にしておきます」グルグル

あふぅ「ニャァァアアアアノォォ!!」ジタバタ

P「踏み台に乗せて、木と首に縄を結んだ後、この台を取り外します。
映画とかだと、足で乱暴に取っ払ってるイメージがありますね」ドカッ

あふぅ「ニャニョオッ!?……ナ、ノ……」ギリギリギリ

P「どちらもよく行なわれた首吊りの処刑法です。さてそれで……小説でもよくある描写ですが、
吊るされた死体からは、大小便など排泄物が垂れ流しになります。重力に加え、筋肉が弛緩するからです。
とはいえ、全部が全部ではないようで、メカニズムは完全に解明されていません」

ゆきぽ「ぽぉぉぎぃぃ……」ギギギ あふぅ「ニャノォォ……!」ギギギ

P「まあ首吊り自殺するつもりなら、出すものは事前に出しときましょう。
絞首刑による死へのステップは四段階あり、まず気が遠くなり、次に脳貧血と痙攣を起こし、
それから呼吸停止(仮死状態)を経て、完全な死に繋がるそうです」
726執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/04/30(水) 17:07:38.50 0
ゆきぽ「ぽぉぉ……」オブオブ あふぅ「は、にゃ……」ブルブル

P「事実は小説より凄まじ。絞首刑による死体は、首が伸びて顔が白くなり、
目玉と舌が飛び出します。穴からは汁だけでなく、血が流れることも多いようです」

ちひゃー「くぅぅぅうう!」 やよ「うっう〜!」ζ*T0゚)ζ

P「ゆきぽ達は普通のロープで括りましたが、こいつらには特殊な縄を使います。ぴよぴよ、あれを」

ぴよぴよ「ぴー!」サッ

P「やよの冬毛製です。世界一キモい生物から取れたキモい冬毛で縄を編みました。これで吊るします」グルグル

ちひゃー「くぅぅぅっ!?」ジタバタ やよ「うぅ〜〜!!」ジタバタ

P「今度は、落下式の絞首刑です。日本の死刑と同じ、通常は踏み台と外れる床を用いますが、
ここではぴよぴよに、空高くから吊り落としてもらいます」

ぴよぴよ「ぴーっ!」パタパタ ちひゃー「く、くぅぅう!?」

P「すでに首には冬毛製の縄がかけられています。この縄は、強度と弾力性に優れています」

ぴよぴよ「ぴっ、ぴっ!」パタパタ ちひゃー「くぅぅ! シャー!!」

P「この方式の首吊りは、窒息および頸椎の破壊による即死を狙ったもので、
宣伝としては苦痛なく死ねると謳われています。けれどもそのためには、ある程度の計算も必要です。
縄の長さを調節しなければならないのです。体重が重いほど、縄は短くします」

パタパタ・・・

P「まあそうは言っても、今回は勝手がわかりませんからね。適当な高さから落とします。
いいぞー、ぴよぴよー!」
727執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/04/30(水) 17:08:48.86 0
ぴよぴよ「ぴっ!」パッ ちひゃー「く、くくぅぅぅぅぅうっ!?!?」ヒューン

ピーン、ビヨーン、ゴキゴキ!!

ちひゃー「ぐぅっ!!……」

P「おお、ちょうど良かったようですね。一瞬であの世に逝けたみたいです」

ちひゃー「」プラーン

P「でも何度も言いますが、こういうのは『幸運なケース』というやつです。
すべての受刑者が、等しい形で死ねることは絶対にないのですから」

やよ「う゛ぅ〜!!」ζ*TOT)ζ

P「そして残るこいつは、意地でも楽には死なせません。おまえ、今回も嬲り殺しだから」

やよ「う゛ぅ!? うぅぅ〜!!」ζil TOT)ζ

P「拷問ネタを一発。首に縄をかけた受刑者を、吊るして熱々の温泉に漬け込みます。
江戸時代に、島原でキリシタンが受けていた責め苦です」

グツグツ……バシャーン!!
やよ「うぅー!? う゛う゛う゛う゛!!゚゚从ζil 。0゚)ζ从゚゚

P「もちろん、ただの入浴じゃありません。体を切りつけ、傷口に湯が浸み込むようにします」シャキーン

ザクザク!!
やよ「ぇう゛ぅぅぅぅうううう!!」ζ*T0゚,;';', ,; ブシュー

P「この時、硫黄の湯に漬けたというのですから、その苦しみは壮絶だったでしょう。
しかしここの温泉は、ヘプトラヌスキー性ポスコノビッチ硫酸泉(コミックス参照)なので、より強烈です」

やよ「う゛う゛ぇぇぅぇぅぇぇぇ!!」::ζ*゚q;゙)ζ::
728執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/04/30(水) 17:10:35.45 0
P「吊るされているところに、強烈な臭いのガス。呼吸困難の苦しみが倍増します」

やよ「う゛……ぅ……」:: ζil。p゙)ζ::

P「遊びは終わり、死ぬのはこれからです。ぴよぴよ、吊るす格好で持ち上げてくれ」

ぴよぴよ「ぴー!」パタパタ やよ「う゛ぅぅ! ぅぅぅ!」

ギュウウウウウウウウウ……
やよ「う゛ぅ〜!! ぅぅ……」::ζ;゚皿。)ζ::

P「一旦、降ろせ」

ぴよぴよ「ぴっ!」 やよ「ぅぅ!? ぇぅう〜!!」

P「落下式の場合、絞める縄が短いと首への負担が減り、結果的に窒息で長く苦しむことになります。
では、長過ぎた場合はどうなるか。ぴよぴよ、さっきのちひゃーの時よりも、高い所から落とせ」

ぴよぴよ「ぴっ、ぴっ!」パタパタ やよ「うぅぅ〜!!」

P「絞首刑は現在、先進国の間では残虐で野蛮な処刑法と認識されているようです。
日本の死刑執行への風当たりが強いのは、そうした意味もあるのかもしれませんね」

パタパタ・・・

P「いいぞ〜、離せ!」

ぴよぴよ「ぴっ!」パッ やよ「うっう〜〜〜〜〜〜!!」ζ*。0 T)ζ ヒューン

ヒューン、ビキーン、ブチブチブチィッ!!

やよ「うう゛う゛ぇぅぁぇっ!?!?」,;';'';',;ζ*゙p。)ζ ブシュー

P「首が切断されました。ロープが長過ぎると、こういう問題が起こるのです。
また、受刑者の首の筋肉が少なくても、こうなる恐れがあります」

やよ「」ζ*゙;p゙)ζ
729執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/04/30(水) 17:11:44.38 0
ぴよぴよ「ぴー!」

P「おお、お疲れ様。よく働いてくれたな。後始末は俺がしておくよ」

ゆきぽ「ぽ……ぉ……」ギギギ あふぅ「」プラーン

P「こちらは、しぶとく生き残ってるようです。と言っても、片方は死んでますが。
ほんと、タヌキモグラの生命力はゴキブリ並みですね」タタイテモシナナイヨ

ゆきぽ「ぽ……?」

P「ここから手っ取り早く殺すには、こいつに自分の体重をかけるのが一番です。せーの」グイッ

ゴキンッ!! ゆきぽ「ぽゅっ!!……」ブラン

P「首折り、ですね。重石を付けるやり方では、ノドや首が裂けるのも珍しくはありませんでした」

ゆきぽ「」

P「以上、ぷちどるで学ぶ世界の死刑16でした」

ピヨー

終わり
730執行人 ◆WWEjCtmeQCiC :2014/04/30(水) 17:13:05.26 0
死刑シリーズは、全部で30本を予定しています

実は最近、仕事で文章力を要求される案件を抱えておりまして
ぷ虐SSを書くことで、そのいろはを少しでも体得できればいいなと考えている次第です
つまり自分にとってSSを書くということは、実益とまではいかずとも、趣味とスキル訓練を兼ねた行為なのです
よって、どれだけの時間と労力を注ぎ込もうとも、人生を無駄にしているとかはまったく思わないのです
というわけで私は、今日も元気にやよを虐める

ボゴオ!! ≡つ:)゙p゙)ζ,';,:' やよ「う゛ぅ〜!!」
731('A`):2014/04/30(水) 19:09:18.01 I
乙!
時間と労力が惜しくないなら長編とか期待していいってことですね?
732('A`):2014/04/30(水) 20:18:04.73 0
乙ですー
やっぱゆきぽが一番むかつくわ
733('A`):2014/04/30(水) 21:42:09.27 0
執行人さん乙

このSS見て仕事の疲れが吹っ飛んだわ
734('A`):2014/04/30(水) 22:32:57.12 0
>>730おつぽです!
735('A`):2014/04/30(水) 23:17:40.98 0
乙ですよ!
736('A`):2014/04/30(水) 23:20:58.71 0
>>730

ヘプトラヌスキー性ポスコノビッチ硫酸泉(これコピペしないと死ぬほど面倒だなw)
はあの効能だと傷が治りそうだから
切り傷→浸ける→治るの無限コンボができそう
737('A`):2014/05/01(木) 14:35:46.32 0
>あふぅ「は、にゃ……」

これタマラン
ごちそうさまでした
738('A`):2014/05/02(金) 17:28:25.83 0
はるかさんをなが〜〜く引き延ばしたい
フックを引っ掛けて2mくらいになるまで
739('A`):2014/05/03(土) 00:02:53.80 0
ぽえ
740('A`):2014/05/03(土) 06:55:22.43 0
ぷちどるバッティングセンター


バット編
バットにぷちどるを縛ってボールを打つ

ボール編
ピッチングマシーンによって投げられたぷちどるをバットで打ち返す


ゲームセンター765見て思い付いた。自分には文才が無いので誰でもSSネタに使ってどぞ
741('A`):2014/05/03(土) 12:45:03.40 0
ゴルフの球代わりにぷちどる飛ばしたい
ベビぷちだったらいい具合に飛ぶんだろうな
742('A`):2014/05/03(土) 16:14:05.72 0
アメフトかラグビーの球に使いたい・・・
743('A`):2014/05/04(日) 13:44:57.24 I
ぷちどるがアニメでageageで腹が立ってくるな
アニメ見て原作買った人がここに流れ着くなんてありそう
744('A`):2014/05/04(日) 14:47:48.68 0
「ぷちどるはみんないい子なんです。」んなわけねーだろw
いい子なのはちっちゃん、ぴよぴよ、あと恐らくみうらさんぐらいだろ

他は欲望丸出しの害獣じゃねーかw
745('A`):2014/05/05(月) 14:09:29.54 0
ギャグ漫画を真剣に批判して妄想する変態軍団wwww
だったらドラもんとかはもうすでに研究所送りだよなwww
746('A`):2014/05/05(月) 14:58:33.45 0
ドラもんってなんですか?www
747('A`):2014/05/05(月) 15:07:10.32 0
あっちでアレが粘着してるからこっちにも変なのが出たか
両方くたばればいいのに
748('A`):2014/05/05(月) 15:23:16.65 0
>>745
ドラえもんはメカだろw
てめー藤子先生の作品貶してんじゃねーよw
ぷちどるとドラえもんを同列に見るなよw向こうはレジェンドだぞ
749('A`):2014/05/06(火) 00:30:53.74 0
そもそも、ドラえもんはいてほしい居候(自分の未来がやばい
ぷちどるは消えてほしい居候

全然ベクトルが違う。あと同じ青でもみうらさんとちひゃーで雲泥の差がある
750強風に注意 ◆DDjGdBtvlzyQ :2014/05/06(火) 01:06:37.35 0
散歩に出ていた千早とちひゃー。
今日は折も悪く散歩の途中で一陣の突風が吹き荒れた。
千早の頭の上でふざけていたちひゃーの軽い体は、天高く飛ばされてしまう。
小さく見える街並みが大きくなっていくほどに、ぐんぐんと加速していくちひゃーの体。
ちひゃーの脳裏には、今までの楽しい日々の走馬灯が駆け巡っていた。
もう駄目だ。
そんな時、空の彼方から飛んで来たのは、凧に乗ったたかにゃだった。
たまたま、趣味の空中散歩を楽しんでいたたかにゃは、落下するちひゃーを助けるべく飛んできた。
凧の尻尾を掴ませたたかにゃ。

「しじょしじょ」(あぶないところでしたね)

「くっ、くっくっくっ」(心から感謝するばかりです)

そんな不可思議な会話をしているさなか、強度が不足していたのか、無情にも尻尾が千切れてしまった。

「くっ!?」

焦って手をばたつかせたところで効果はなく、哀れちひゃーは地面へと落ちていった。
そして、尻尾を失ったたかにゃもまたバランスを崩して、クルクルと空中で回るばかりであった。

地面へと落ちたちひゃー。
脳髄を地面にまきちらし、ヘドロのような血だまりの中、息絶えた。
飛ばされたちひゃーを探していた千早の目の前で。

そしてたかにゃは、錐もみしながら落ちていき、運悪く電線へと引っかかり、まる焦げになっていた。
それは、周辺一帯に、大規模な停電を引き起す羽目になったのだった。

おしまい。

30話みて勢いで書いた
751('A`):2014/05/06(火) 06:08:36.10 0
たかにゃの空中散歩中は都合よすぎでしたよねw(30話

そもそも千早があんな屑可愛がってること自体がおかしい
走馬灯でも毎日牛乳2リットル(無駄金使わせ)みんなと仲良く遊んで(面子があふぅとはるかさんだから絶対騒いでるな・・)
眠る時の温かなぬくもり(千早の顔に覆いかぶさる、千早死ぬって)どれも迷惑しかかけてねーw

あとブラッシング毎日2時間もプラスされるから可愛がられる要素が一つもねー!
752('A`):2014/05/07(水) 14:11:32.98 0
タレに入れた変な粉、あれだけ粘性があるならぷちどるの口の中に放り込んだら楽しそうだなw
喉詰まらせて青白くなるやよゆきぽw
753('A`):2014/05/07(水) 17:12:16.40 0
Pって当然潔癖じゃないんだろうな〜
俺だったら絶対あんなの食いたくないわ
というか変な粉使ってるし…
あれを平気で食わせる雪歩、あざといとかじゃなくて
普通に頭おかしいわ
754('A`):2014/05/07(水) 18:48:21.75 0
30話見て思ったんだけどちひゃーって高い所駄目じゃなかったっけ?

あとたかにゃが凧を自由自在に操るとこまで良いわ
けど奇形が一人であの恰好できるか?
双子が面白がって飛ばしたのか?ぷちも飼い主も碌なもんじゃねえな…
755('A`):2014/05/08(木) 00:27:37.31 0
>>753
ゆきぽとやよが粉かぶってたから大量投下されましたよね・・(変な粉
片栗粉であってほしい・・
756('A`):2014/05/09(金) 22:45:56.64 0
アニメスレ荒らそうぜ
同士たち
757('A`):2014/05/10(土) 00:33:20.69 0
それはNG
758('A`):2014/05/10(土) 01:09:36.18 0
>>756
奇形を愛でる変態さんがわざわざ出張してきたのかな?
759('A`):2014/05/10(土) 01:42:44.04 0
ほっとけ例のチョンだろ
760('A`):2014/05/10(土) 16:01:23.45 0
こことアッチは住み分けちゃんとしてるのよ。
だからルールを守れない奴は奇形と同じ種類になっちまうぜ?
761('A`):2014/05/10(土) 23:52:42.26 0
ぷちどるの体掴んで前後にガックンガックン揺すると簡単に嘔吐or脳震盪おこしそう
ロデオマシンに貼り付けてもいいね
762('A`):2014/05/11(日) 14:50:51.27 0
ちひゃーに腹パンしたい
763('A`):2014/05/13(火) 13:31:34.09 I
P「おーい、みんなご飯だぞー」
そう言って俺はぷちます共に餌(シアン化カリウム入り)を与える。
ちひゃ「くっくっ〜♪」
あふぅ「ナノォ〜♪」
ゆきぽ「ぽぇ〜♪」
一斉に餌を食べるちひゃ、あふぅ、ゆきぽ。
瞬間、三匹は突然苦しみだした。
ちひゃ「ぐっ!? ぐぅー!!」
あふぅ「ナノー!!ナノォ!!?」
ゆきぽ「ぼぇ、ぼ…ぇ……」
苦しみだしてから十秒後、ゆきぽが死んだ。
その数秒後にはちひゃ、そしてあふぅが死んだ。
P「ふむ、今度はあいつらだ!」
俺は鞄からロープを取り出し、いおの首に巻きつけた。
いお「もっ?」
そして俺はロープを締めた。
764('A`):2014/05/13(火) 13:40:22.86 I
いお「もっ!?」
いおは必死にもがく。
しかし、ぷちます如きが人間に敵うはずがない。
数秒後、ジタバタ暴れてたいおは全く抵抗しなくなった。
ロープを緩めるてもいおが動くことはなかった。
はるか「かっか!かっか!」
P「んっ?」
はるかさんの声が聞こえ、振り向く。
そこには、みうらさんとぴよぴよ、そしてちっちゃんを食べ散らかすはるかさんの姿があった。
P(仲間を食ってやがる……ま、当然か。 こいつだけは何日も餌を与えてないからな)
俺はボールペンを取り出し、仲間を食うのに夢中になってるはるかさんの右目を突き刺した。
はるか「がっ!」
はるかさんの体が大きく跳ね、そして動かなくなった。
765('A`):2014/05/13(火) 13:49:41.47 I
P「さーて、残りは……」
俺は残ってるぷちを数える。
残りはこあみ、こまみ、たかにゃ、やよ、まこちー、ちびきの六匹。
ちびき「だ…ぞ……」
仲間達の死を見て、ちびきが泣きそうになる。
P「おっと、させない!」
俺は金槌を取り出し、ちびきに振り下ろす。
グチャリ、という音と共に、ちびきの血と脳髄が飛び散った。
そして、それはこあみ、こまみの目に入った。
こあみ「ちー!?」
こまみ「とかー!?」
P「ちっ、うるせぇ」
今度は斧を取り出し、二匹の首を斬り落とした。
P「ふぅ……んっ?」
二匹を殺し終えた俺はあることに気づいた。
やよが、いなくなってる。
766('A`):2014/05/13(火) 13:59:30.79 I
P「ふぅ、仕方ない」
俺は十円玉を取り出し、床に落とした。
すると、ソファの下からやよが飛び出してきた。
やよ「うっうー!」
やよは十円玉を拾おうとする。
しかしーー。
P「そーい!!」
拾おうとした瞬間、やよの頭部に振り下ろした斧が深々と刺さった。
たかにゃ「し、じょ……」
残りはとうとう一匹、たかにゃだけになった。
P「なぁ、どうして俺がこんなことするか、分かるか?」
たかにゃ「しじょ!?」
P「ぷちますはいるだけで害悪なんだ。 だから殺すんだ。じゃあな」
たかにゃ「しじ」
俺は最後にダーツの矢を取り出した。
それをたかにゃに目掛けて投げる。
たかにゃは恐怖で動けない。
そして、矢はたかにゃの眉間に深く突き刺さり、たかにゃは絶命した。
767('A`):2014/05/13(火) 14:16:40.62 I
P「という映画を作ろうと思うんだ!」
律子「……」
はるか「……」
千早「……」
亜美「……」
真美「……」
美希「……」
あずさ「……」
貴音「……」
響「……」
伊織「……」
やよい「……」
真「……」
雪歩「……」
小鳥「……」
P「ん、どうしたみんな?」
律子「……取り敢えず、みんな殺るわよ」
P「え?」

その後、俺は全治半年の怪我を負った。

768('A`):2014/05/13(火) 14:49:23.28 0
たかだか妄想に逆上して暴行傷害を犯す眼鏡ブッス、無能
769('A`):2014/05/13(火) 15:13:36.29 0
半端な仏心なぞ毒にしかならん
77010円が不幸を呼ぶ ◆yM4LT/m/LkpI :2014/05/13(火) 18:22:59.85 0
やよの朝は……別段早くはない。

「ぶふぅっ!」

寝相の悪いこあみこまみに、顔の上に乗られた頃貴音が息苦しさに目覚める。
貴音は体を起こすと、張り付いているこあみこまみが落ちていった。貴音の腹の上で寝ていたやよの上へと。

「とかっ!」「うっ!」

今日は、こあみと頭を打ち付け合って目が覚めた。

「おはよう」しじょーん

今日もいつもどおりの目覚めだった。
貴音の用意した朝ごはんがテーブルの上へと並ぶ。
春の訪れは遠く、やよの頭に筍のような何かはまだ生えてきていない。
生えればしばらくは筍御飯と貴音が呼ぶ、やよの生成物を炊き込んだものが食卓に並ぶ。やよに取っては自分の排泄物を食べているような物なのだろうに。

食事を終えたやよたちは、いつものように765プロの事務所へと向かうのであった。
ちゃりーん。
やよの耳にはどこで十円が落ちる音が聞こえた。

「うっうー!!」

やよは猛然と走り出したのだった。貴音も双子たちもいつものことなので気にしない。
そのうち事務所にやってくるし、日が落ちれば家へと帰ってくる。
それくらいの分別と賢さはあるようだった。
77110円が不幸を呼ぶ ◆yM4LT/m/LkpI :2014/05/13(火) 18:24:33.21 0
とある自販機の前で飲み物を買おうとした人が小銭を落とした。

「うっうー!」

横を猛然と走り抜けたやよが、落ちた小銭へと飛びつく。口でキャッチすると、そのまま小さな手で持って、カリカリと小銭をかみ締めていた。
その人が、小銭を咥えた生き物を訝しげに見やる。すると、その視線に気がついたやよは、涙を浮かべながらその十円を差し出す。まるで今生の別れかのように、心底悲しげな涙を浮かべたまま。そんなやよの姿に絆されて、十円をそのままあげる人もいる。
そもそも丹念に舐られた唾液にまみれた十円を差し出されて、受け取ろうという人はあまりいない。
それでもその人は苦笑いしながら受け取った。人差し指と親指の先で出来るだけ触らないように。
やよは、じぃーと物欲しそうな目で自分の手から離れていく十円を見つめ続ける。いつもなら皆ソレをくれるよとでも言いたげだった。
その人はやよを無視すると――まぁ関わりたくないのだろう――十円を自販機に投入した。
十円が自販機へと吸い込まれるとき、やよはこの世の終わりでも見たかのような顔になる。いつ十円が自分のものになると思ったのだろうか。

「うっうー、うーうー、うぅー」

その場でうなだれると、心底がっかりしたような声で鳴き始めるのだった。
その人は自販機から飲み物を取り出すとそそくさと逃げ出した。やよがちらりと視線を上げる。

「うっうー!?」

既に居なくなっていることに驚いている。なんとも間抜けだった。
やよは、もう気持ちを切り替えたのか走り出した。心優しい人が十円をくれるか、律子や小鳥のようにジュースをくれるまで、これを繰り返していた。
77210円が不幸を呼ぶ ◆yM4LT/m/LkpI :2014/05/13(火) 18:38:58.51 0
「てめぇ、何しやがる!」

「うっ!」

やよの腹に蹴りが刺さった。
ガラの悪そうなおっさんの十円玉を拾ったからだった。
落とした十円を横から掻っ攫われて、しかも舐り始めたのだ。やよが涙とともに、十円を差し出す前に、おっさんは目の前の生き物を蹴り飛ばしていたのだった。
このおっさんも十円が惜しいわけではないが、自分の物を目の前でかっさわれれば頭に血が上ろうというものだった。
唾液とともに、やよの口から十円玉が落ちる。
やよは目を白黒させていた。何故蹴られたのか理解していなかった。
やよにとっては落ちた十円玉を拾っただけだった。それを誰かが落としたものであるということに考えが至らないのだ。
じっと見られているときに十円玉を差し出すのは、それが持ち主だからではなく、大好きな十円玉をその人も欲しがっていると考えての、やよなりの優しさからだった。
鈍く、ちゃりと音を立てる十円へとやよは、手を伸ばした。腹を蹴られて苦痛に顔を歪めながらも。
その短い手が十円玉へと触れるや否や、

「う”っ!」

その指先(?)は男の足に踏みつけられていた。
痛みに、やよは地面を転がる。しかし、踏みつけられた手が離れることなかったためにジタバタするだけであった。残った手や足が苦痛に地面を叩く。
おっさんは、やよの長く伸びた髪の毛を掴むと持ち上げた。
ぶらさがるやよの手には十円がしっかりと握られていた。踏みつけられても離すことは無かったのだ。見事なまでの執着である。
おっさんは、やよの手から十円をもぎ取った。唾液と砂に塗れた十円に、おっさんの顔が歪む。

「うっうー!」

やよが悲痛な声を上げた。手を踏まれたときよりも、苦しそうな鳴き声だった。
おっさんは、やよの服で十円を乱暴に拭う。貴音が洗濯してくれる服は土ぼこりで汚れていた。
綺麗になった十円玉を手握り締めたおっさんは、其の拳をやよの腹へとたたきつけた。

「うっ、うぼぉ……」

朝食だったものを地面へと撒き散らしながら、やよは、意識を失うのだった。
77310円が不幸を呼ぶ ◆yM4LT/m/LkpI :2014/05/13(火) 18:43:23.78 0
日も落ちかけた頃、やよはほくほく顔で、帰路についていた。
その手には十円玉が二枚握られていた。
おっさんに殴られたことなど気にすることなく、幾度も十円に飛びつくことを繰り返してついに手に入れた貴重な十円玉であった。
言い換えればネコババと言った所なのだろうが、やよに罪の意識など無い。落ちていた大好きな十円を拾っただけなのだから。落とした人が目の前に居ようとも、である。

「うー……、うっうー!」

やよは通りかかったコンビニへと入っていった。いい考えが浮かんだからだ。
コンビニの自動ドアの前で、幾度か跳ぶとセンサーに引っかかったのか、ドアが開いた。

「らっしゃーせ……」

やる気のない店員の声がやよの頭上から降ってきた。
店員の目は手に握られた携帯に落ちている。自動ドアが開いた音に反応して、機械的に声を出しているだけだった。彼自身は、携帯で某大型掲示板に書き込むことに夢中になっている。
やよは、一直線にお菓子売り場にかけていく。何時も貴音とともに寄る、このコンビニの配置は熟知していた。
子どもでもとりやすいように、棚の一番下に駄菓子が置かれているために、やよの小ささでも手は届く。
棚にずらりと並ぶ駄菓子の前で、やよは頭を捻った。
十円のお菓子と十二円のお菓子を手に、一時悩む。
十二円のお菓子のほうが美味しい。二十円あれば買えることはやよも理解している。
でも……。

「うっうー!」

「まぁ、これを私に?」

「うー!」

「やよはエライですね」

お菓子を受け取って感激した貴音の、その優しい手で、頭をナデナデしてくれる様を想像して、やよの顔はにへらと綻ぶ。
お菓子をあげれば、貴音はきっと喜んでくれる。でも、自分もお菓子を食べたい。
十二円の方が美味しいけど、十円のお菓子なら二つ買える。
双子のことは頭から消えていたのは、ご愛嬌である。やよは十円のお菓子を二つ咥えると、レジへと走っていったのだった。
77410円が不幸を呼ぶ ◆yM4LT/m/LkpI :2014/05/13(火) 18:50:58.90 0
「うっうー!!」

いまだ携帯に目を落としている店員へと、やよは高らかに声を掛けた。
店員は、横柄な態度で、奇妙な声を上げた客へと視線を向けた。
視線の先には、誰もいない。
そこから視線を下ろして、店員は、小さく悲鳴を上げた。
二頭身の奇妙な生き物がこちらを見上げていたからだ。

「うー」

やよは、手にしたお菓子を差し出す。
店員は、その様をただ呆然と見ている。いや、携帯でやよを撮っていた。
そのまま視線はやよから外さずに、その手は手早くツイッターに。奇形の生き物が菓子を買いに来たナウ、と。

「う?」

やよは、貴音がそうしているように、二十円をレジ台に置く。支払いは終ったとお菓子を持って立ち去ろうとした。

「ま、まった」

やっと己の仕事を思い出したのか、やよの腕を取っていた。
やよのお菓子を半ば奪い取るように、レジへと通していく。
ぴっ、ぴっ、と二回バーコードを読み取る。

「二十一円になります」

ぼそぼそと、それでもマニュアル通りに丁寧語で値段を告げる店員。
その言葉に、驚いたのはやよだ。
十円が二つで二十円。
どこから一円が出てきたのか、やよには理解できなかった。消費税を理解できなかったのだ。

「うっうー!!」

お金に執着するやよのこと、多く取られる事に納得行かなかったのだろうか、いまにも店員に飛び掛らんとする剣幕で咆えた。
その様子に、驚いたのは店員だ。一個一個レジを通してあげれば、こんな目に遇わなかったのだろうが、彼にそのような機転が利くはずも無かった。

「二十円しかないなら、二個買えないよ」

店員は、やよに視線を合わせることなく、ぼそぼそと説明する。人と目を合わせることすら出来ない。それでも、相手を奇形の子どもであるとでも思ったのか、その差別意識によるものか、言葉遣いは雑になっていった。

「うー、うー!」

やよは、両手に一つずつお菓子を持って、なにやら咆えている。
右手のお菓子を持ち上げる。下ろして、十円を持ち上げた。
左手のお菓子を持ち上げる。下ろして、十円を持ち上げる。
おそらくは、十円と十円で二十円でしょ、とでも説明しているのだろう。店員の前で、鼻息荒く説明するやよの姿は、なんとも滑稽だった。
やよは、腰に手を当てて、ふんすと鼻息を一つ。
やよのその態度に、彼は心底馬鹿にされていることを理解した。普段自分が受けている蔑みの視線をその生き物から感じたからだ。
77510円が不幸を呼ぶ ◆yM4LT/m/LkpI :2014/05/13(火) 18:52:41.48 0
「うるせーんだよ!」

店員は、いままでの態度とは打って変わって大声を出すと、やよの胸倉を掴みあげた。彼の自尊心がやよの態度を許せなかった。
そのまま、湯気を立てるおでんの容器へとやよを叩き込んだ。補充をサボって隙間が開いているおでんの容器に背中から叩き込まれたやよ。

「うーっ! うーっ!」

頭が重く、そのまま起き上がれないやよは、何とか身をよじって脱出しようと暴れる。姿勢を変えるために、容器の縁へと手を伸ばすがとどかない。
容器の仕切りで体勢を治そうとするが、手を滑らせ仕切りと仕切りの間に手を突っ込む。そのたびに熱さで手を引っ込めてしまい、上手く姿勢を変えることも出来ずに、汁とぱちゃぱちゃと戯れることになる。
やよにとっては、戯れると言うほどぬるいものではないが。
店員は、ケタケタ笑いながら、その様を携帯で撮っては、自らの英雄譚をツイッターへと投稿し続けた。

「うっうー!」

やよは熱さを我慢して、何とか容器の外へと転げ落ちると、十円すら意にすることなく、駆け出したのだった。
やよは、何とか、貴音の家へと戻った。
出汁の臭いをさせることに驚いた貴音だったが、やよを優しく手当てした。
そして、やよを退治したと自慢した店員のツイッターは、もちろん炎上した。動物を出汁につけたのだ、当たり前である。
バイトはクビとなり、コンビニ側から損害賠償も請求されることになった。

「おや、このコンビニ潰れてしまったのですね」

「とかー?」「ちー?」

「便利だったのに、仕方ないですね」

「うっうー!!」

めでたしめでたし。
77610円が不幸を呼ぶ ◆yM4LT/m/LkpI :2014/05/13(火) 20:16:53.20 0
「ふざけんじゃねー!」

携帯を万年床である布団へと投げつけた。とある大規模掲示板でボロクソに叩かれていたからだ。

「んだよ、あの奇形め。あいつのせいでバイトはクビになるわ、損害賠償は請求されるわ。全てはあいつのせいだ」

店員は――いまやただのニートの男であるが、逆恨み甚だしくやよへと恨みを募らせていた。
しかし、何するでもなく、無聊を慰めるかのようにネットを巡回する日々をすごしていく。他にすることもなく、生きる糧もない。
その中で見つけた、とあるスレッド。
あの生き物は、765プロのアイドルが飼っているようで、テレビにも何匹か出ているようだった。その上、ラジオのレギュラーを持っているようだった。
アイドルとともにその生き物――ぷちどるにもファンがついているようだった。
男は、ぷちどるのファンが集まるスレッドを荒らした。傷つけられた自らの自尊心を癒すように、ぷちどるたちに対する罵詈雑言を書き込み続けたのだった。
しかし、そんなことをしても大体はスルーされるか、手ひどく罵倒され返されるだけであり、この男の鬱屈した精神は、より歪んでいくだけであった。

やがて、何を書いてもスルーされる中で、とある書き込みを見つけた。
それは、あの日、コンビニにやってきて、男の人生を壊したあの奇形に関する書き込みであった。
男は、こぼれる笑いを抑えきれず、ただ一人きりの部屋で狂ったように笑い続けた。
77710円が不幸を呼ぶ ◆yM4LT/m/LkpI :2014/05/13(火) 20:17:56.72 0
「さて、765プロに向かいましょう」

「とかー」「ちー」

貴音が、そう告げると、双子は両手を挙げて喜びのポーズ。

「う? うっうー!」

「やよ、どこ行くのです、やよ!?」

やよは、突然駆け出した。
貴音たちには、聞こえなかったが、やよの耳は十円が落ちる音を聞いていたのだった。
やよは、四肢で地面を蹴りながら、ちゃりーん、ちゃりーんという幾つもの、十円の落ちる音を捉えていた。音が増えるたびに、目を輝かす。
きっと何枚もの十円が落ちているに違いないからだ。
やよは、狭い路地を幾つも折れ抜けていく。音はどんどん近くなっていった。一度も道を間違えないのは、十円に対するやよの執着心の強さ故だろう。
ほどなく、路地を曲がると、何枚もの十円が転がっていた。

「うっうー!」

歓喜の声とともに飛びついたやよは、十円玉を器用に拾うと丹念に舐り始めた。
やよを見下ろす男の視線にすら気付かずに。
どれくらい十円を舐めていたのだろうか、ようやく男の視線に気が付いた。
貴音との出会いの時のように、やよは、その十円を差し出した。大事な半身を差し出すかのように、その大きな目に涙を浮かべながら。
男は、笑みを浮かべる。禍々しい笑顔だった。
やよの頭を鷲掴みにすると、何時かの貴音のように連れ去ったのだった。
77810円が不幸を呼ぶ ◆yM4LT/m/LkpI :2014/05/13(火) 20:18:52.48 0
「うー、うーっ!」

やよの叫びが、路地に響いた。連れ去られたことではなく、十円を置き去りにしたからだ。
やよの視線は地面に転がる十円に釘付けになり、必死に手を伸ばしていた。

男が入り込んだのは、倒産して久しい工場の跡地だった。

「う?」

やよは、未だに状況を飲み込めていないようだった。目の前の男がコンビニでおでんの容器に叩き込んだ店員であることにも気付いていない。
小脇に抱えられながら、貴音のところに行かなきゃいけないなー、などとぼんやりと思っていた。
だから、帰ろうと時折じたばたと暴れるのだった。
脇で暴れる生き物を黙らせるために、十円を差し出す。
やよはうけとると夢中で舐り始めた。
十円を舐り続けるやよは、近くにある台に乗せられた。何かの作業台だったのだろうか、サビが浮いてはいるが作りは確りしているようだ。機械を取り付けていたであろう穴が幾つか残っている。
やよは、うーうー言いながら十円を舐り続けている。

「キモチの悪い生き物だ」

男は口の中で呟く。懐からナイフを取り出しす。
小奇麗な服を着ているのが、癇に障る。こっちは、大きな借金を背負っているのに、この奇妙な生き物は何の苦労も知らなさそうに十円をしゃぶっている。
男は、背中の方からナイフを入れる。幾度か動かすと、背中側が大きく切り開かれた。

「うぅっ!?」

背中に感じる工場の冷気に、流石のやよもただ事でないことを感じていた。身をよじるが頭の大きさと体型から背中を確認することもできない。ただ服がずるりと落ちたことに気づき、漸く慌てて逃げ出そうとした。
男は、やよの髪の毛を掴んでいた。
引き伸ばされるやよの冬毛。ふわふわとうねる髪は伸縮性があるのか、見た目よりも長く伸びていく。
限界まで引き伸ばされたとき、やよの動きが止まった。縮む髪の毛に引き戻され、地を蹴ったやよの体が宙に浮いた。

「おかえり」

男は笑みを浮かべて飛び込んでくるやよを迎えた。悪意に満ちた醜い笑みであった。
勢いよく戻ってくるやよの顔面へと拳を打ち込んだ。その手には幾枚もの十円を握りこんでいる。
やよの顔の中心に拳がめり込んだ。
鼻血を噴出しながら、またも飛んでいくやよ。地面にバウンドすると、引き伸ばされた髪の毛がまたも縮む。
男の体力が尽きるまで、数回やよの体はヨーヨーのように殴り飛ばされた。
男の拳が宙を切った。不摂生の体で全力で拳を振るっては、すぐに体力の限界を迎えたのだ。
やよは、宙で幾度か跳ねる。
しかし、体重も乗らないへろへろのパンチであっても、やよの頬やまぶたを青黒く腫らす事はできた。髪が縮む勢いを利用した上でだったが。
男は肩で息をしながら、あたりを見回す。自らの体力の無さを恨みながら、もっと楽にこの生き物を痛めつける方法を探しているのだった。
男は、地面に転がる細い鉄パイプを見つけた。さびが浮いたその棒を見て、頬をゆがめる。
やよをぶら下げたまま、鉄パイプを拾う。
やよはそれで殴られるのかと、怯えどうにか逃れられないかと暴れだす。青黒い奇妙な果実が風に揺れているかのようだった。
男は鉄パイプを作業台の穴へと差し込んだ。まっすぐ突き立つ鉄パイプ。
男は、やよの体を両手でしっかりと押さえると、鉄パイプの上へとやよの体を置いた。
77910円が不幸を呼ぶ ◆yM4LT/m/LkpI :2014/05/13(火) 20:20:58.94 0
「うぅっ、うぅぅぅぅぅ!」

股間に当たる鉄パイプの感触に、何をされるか察したやよは、いやいやと顔を振る。
そんなやよの様子に、男は力を緩める。

「あぁ、助けてやる」

すっ、とやよの体を鉄パイプから離す。
助かった。やよの体から力が抜けた。

「嘘だよ」

男は、短く告げると、その腕に力を込めた。

「うぅーーーーーーーーっ!!!!!!!」

ぐじゅる、という何かが潰れるような音の後、ぱちゃぱちゃと液体が作業台に降り注ぐ音が続く。

「ちっ、汚ねぇな」

やよの股間から流れ落ちた血が、自らの尿で洗い流されていく。
腹の中ほどまで貫かれたやよは、白目を向いて気絶していた。足を閉じることも出来ずに、股間から生えた鉄パイプを抱き込むように垂れ下がっている。
体から力が抜けていくのを確認して、男は手を離した。くわえ込んだ鉄パイプを支えに、やよの体は宙に浮く。
男は、やよの髪の毛を作業台にしっかりと結び付けていった。
やよの体を頂点に、二本髪の毛が大きな二等辺三角形を形作る。鉄パイプは三角形を半分にするように、その中心を貫いている。
まるで弓に番えられた矢だった。
男は満足そうにうなずく。
男は、やよに近づくと、その青黒く腫れた頬を力強くつねった。

「う”ーーーーーっ!」

「起きたか?」

やよは、どうなっているのかわからないのか、自らの状態を確認するかのように身を捩ると、そのたびに悲鳴を上げた。

「う”あ”、う”ぅ”……」

股間が痛むのだろうか、腫れあがった瞼の隙間から、涙が零れ落ちていく。顔中が、涙と鼻血とよだれでぐじゃぐじゃになっていた。
78010円が不幸を呼ぶ ◆yM4LT/m/LkpI :2014/05/13(火) 20:22:31.31 0
「う”、う”、う”」

男は鉄パイプを持ち上げていく。髪の毛が引き伸ばされ、鉄パイプが股間に食い込んでいくのか、やよが呻く。
内臓がかきまわされる痛みに今度は気絶することもできない。
髪の毛がぎりぎりと限界まで引き伸ばされる。

「う”ーーーっ! う”ーーーっ!」

これから行われることを知っているのか、やよが狂乱の声を上げる。
見下ろすやよの目と、見上げる男の視線が交わる。男は、満面の笑みを浮かべていた。狂気に彩られた笑顔だった。
男は、手を離す。放たれた矢のように、鉄パイプは作業台の穴の中へと入り込んでいく。
やがて鉄パイプは地面へとぶつかった。だが、縮む髪の毛の勢いは止まらない。
がふっ、やよの口から吐き出された血が男の顔へと振りそそいだ。
血泡を吹きながら、やよの手足から力が抜けていく。

「ははっ、ははははははははははははは……」

男の哄笑だけが、廃工場に響いていた。
そして、男は懐からナイフを取り出した……。
78110円が不幸を呼ぶ ◆yM4LT/m/LkpI :2014/05/13(火) 20:23:26.51 0
Pが何時ものように残業している中で、事務所の電話がなった。

「はい、765プロ」

「やよが……やよが帰ってこないのです」

突然の言葉に、一瞬何のことだか理解できなかったが、その特徴的な声と喋り方に覚えがあった。

「貴音か?」

小さく、はい、と答える貴音の声にPは立ち上がりながら言う。

「わかった、今行く」

貴音の居場所を聞き出すとPは事務所から飛び出すのだった。
貴音と合流したPは、やよが夜になっても帰ってこないことを聞いた。
初めての出来事に、貴音はうろたえていた。彼女の肩や頭に載ったこあみこまみも、心配そうに鳴いている。
何か連絡は?
何者かに攫われたことを想定して口を開いたPだったが、その言葉を飲み込んだ。

「貴音ーー!」

頭上から響の声がする。見上げると、ちびきが呼び出したであろう鳥に乗った響が降りてきた。

「あぁ、響……響……」

貴音は、響の手を両手で包み込むと、その手にすがった。
響は、ちょっと背伸びをして片方の手で彼女の頭をやさしく撫でた。

「大丈夫だぞ、いぬ美もいるからな、やよはすぐ見つかるさー」

響の足元で、大型の犬がワンと鳴いた。その背に跨ったちびきがだぞーと胸を張る。
貴音の持ってきたやよの着替えの臭いを嗅いで、駆けるいぬ美を追いかけていく。
やがてたどり着いたのは廃工場だった。
やよー、やよーと貴音がふらふらと敷地内をさまよう。
いぬ美は、工場の方へと走っていく。
Pが半開きのままになっている扉から工場内に入りこんだ。中は、天窓から街明かりが入り込んでいるのか、目が慣れれば見えないことも無かった。

「やよは、そこに居るのですか?」

貴音が、Pの後ろから工場の中を覗き込んだ。
工場の薄暗い中に、二本の長いうねる冬毛が見えた。
78210円が不幸を呼ぶ ◆yM4LT/m/LkpI :2014/05/13(火) 20:26:41.21 0
「見るな!」

Pの制止の声も聞こえないのか。
貴音は、Pを突き飛ばすと工場内へと走っていく。
やよ、やよ、やよ。
やがて、その姿が貴音の目にもはっきりと見えるようになった。
貴音の悲鳴が、廃工場内に響く。
貴音は、地面にへたり込んだ。口元を押さえ、嗚咽が漏れた。
差し込む明かりの中、奇怪なオブジェとなったやよ。
手足は切り落とされ、作業台に散らばっていた。腹は中ほどまで割かれ、腸が引きずり出され鉄パイプに絡みついている。
こあみまみとちびきを抱えた響が工場の入り口に立ち尽くしていた。

「とかぁぁー……」「ちぃぃぃ……」「あんまよー……」

ぷちどるたちの慟哭の中、貴音は意識を手放した。

Pは警察に連絡した。
ペットましてやぷちどるがたとえ殺されようとも、罪状としては器物損害罪でしかない。
だが、その残虐性からエスカレートすることを重く見たためか、捜査はしてもらえるようだった。
事件を伝えられたアイドルたちのショックは大きく、真にいたっては、まこちーを金庫に入れるとまで言い出した。Pが死ぬからやめろといって事なきを得たが、しばらく過保護が酷くなった。

インターネット上では、やよの写真がアップロードされていた。
犯人に対する怨嗟の声で、炎上とも言われる状態になったのを、男は満足そうに眺めていた。
やがて手にロープを持つと、ドアノブへとそれを掛け、輪を自らの首にかけた。
ひっそりと、男は命を絶った。
部屋で、ただ一人。
やよの命を奪った男は、この世の全てから逃げ出すように自らの命を捨てたのだった。

おわり。
783('A`):2014/05/13(火) 21:30:12.07 0

絵になりそうな虐待だなw
欲を言えばいじめるシーンがもっと多い方がよかった
784('A`):2014/05/13(火) 22:00:23.50 0
乙でした
やよの愚鈍さの描写がとてもよかったです
78510円が不幸を呼ぶ ◆yM4LT/m/LkpI :2014/05/13(火) 22:18:17.04 0
やよはあほ可愛いですよね
アニメだとより呆けた感じがたまりませんw

つってもやよは初めて書いたわけですが

あとはみうらさんだけですね書いてないの
786('A`):2014/05/14(水) 00:36:04.37 0
>>785
乙です

何でだろうね、アイマスの貴音なら同情するけど
ぷちますの貴音には何とも思わない
むしろ泣いてる貴音の前で筍ご飯余裕で食えますわ
787('A`):2014/05/14(水) 21:50:25.62 0
ぷ虐絵師増えないよなあ
788('A`):2014/05/15(木) 01:08:20.10 0
乙です

無知は罪ってやつですな・・・
789('A`):2014/05/17(土) 01:46:44.30 0
ぷちどるを可愛がるアイドルが泣き叫ぶのは、害虫どもがグチャグチャになることの次に爽快だ
790('A`):2014/05/18(日) 00:26:14.29 0
ぐっく!と鳴いて、○国人に切り刻まれて鍋にされるちひゃー
P「Hしよう」

みうらさん(以下み)「あらー」////

P「ほら、ぬいでぬいで」

み「あらあら〜」

P「やっぱちひゃーなんかと違ってこう『こたぷ〜ん』って感じだな」

み「あら〜」////

P「ちゅーしよう、ほらちゅー」ちゅ、ちゅぱ、レロ

み「あっ」ちゅ、ちゅる

P「もう俺のはこんなになってるよみうらさん」p「はーい」

み「あらあら?」

P「ほら、なめて」

み「あ……」ちゅっ、

み「!……ぺっぺっ!」

P「不味かった? じゃあ、こっちが気持ちよくしてあげる」じゅるじゅじゅ

み「あら……あっ、あっ」

P「うん、ぬれたようだし、入れるよ」

み「あっ! っ!!」

P「痛い? 我慢してくれ」

み「……っ!ふーふーっ」

P「大丈夫? うごかすよ」ぬちゅ、ぬちゅ

み「あっ、あっ、あらー」

P「気持ちいい? もっと早く動かすからね」パンパン

み「あっあっ!」フシュ!
792 ◆yM4LT/m/LkpI :2014/05/18(日) 23:10:35.52 0
律子「…………」

P「……やあ!」

律子「なにやっdfghjkl;!」

P「みうらさん」パンパン

み「あらー」フシュ

P「おや、みうらさん。あれが自由の女神だよ」パンパン

み「あっあっ」

P「おっ、今度は凱旋門だ」パンパン

み「あらっ、あらっ」フシュ

P「世界のみなさーん、俺たち愛し合ってマース」パンパンパンパンパン……

み「あらーーーーーーっ」フシュフシュフシュ……

P「そろそろ、イキそうだ、出すよ、中に出すよみうらさん」パンパンパンっ

み「あっ、あっ、あっ、あっらーーー!!」フシュ

P「」どくっどくっ

律子「」

P「ふぃー」賢者モード

律子「死にさらせー!」ごきゃっ!

P「ありがとうございますっ!!」

後日……

テレビ『先日、全裸の男が突然街中に現れるという不可思議な現象がおきました』

P「」

テレビ『黄色いPの頭の形をして、股間にぬいぐるみをくくりつけた男は、一瞬でその姿を消したようですが、偶然写された映像がありました』

テレビの中のP『俺たち愛し……ふしゅっ』

テレビ『世界中で目撃されたこの男の正体はいまだわかっておらず、集団催眠の疑いも……』

律子「で? 申し開きは?」

P「……ありません」

みうらさん「あらー」ぽっこり

おしまい
793('A`):2014/05/18(日) 23:48:19.73 0
孕んどるW
794('A`):2014/05/19(月) 02:11:01.67 0
なーにやってだw
795('A`):2014/05/19(月) 23:46:58.83 0
抜いた
796 ◆DDjGdBtvlzyQ :2014/05/20(火) 22:32:25.20 0
41話を見て

こあみこまみが何やら頭を寄せ合って相談していました。
いつもの悪巧みなのでしょう。
二匹してにやりと笑うと準備に取り掛かるのでした。

Pは細々とした書類仕事をこなしていました。
一段落着くと、体を伸ばして深呼吸を一つ。

「とかぁ、とかっ、とかっ」

こあみがPへと声をかけました。
可愛らしい満面の笑みでPへと差し出したお皿に乗っかっていたのは美味しそうなシュークリームでした。

「くれるのか?」

「とかぁ!」

こくんとうなずくこあみに、Pは胸に温かいものがこみあげてきたのです。
感激したPは、こあみを抱き上げます。
Pは、こあみを膝に乗せると、いい子いい子と撫で始めたのです。

「とかぁ」

Pの手の温かさに、こあみがうっとりとしているなか、こまみが焦った顔をしているのが見えました。

「とかっ、とかっ」

そうです、Pにシュークリームを食べて貰わなくては。
こあみは、必死にシュークリームを差し出します。
797 ◆DDjGdBtvlzyQ :2014/05/20(火) 22:44:46.96 0
「そうだな」

Pはシュークリームを受け取りました。こあみは、作戦が成功することを確信してにやりとほくそ笑むのでした。

「でも胸が一杯だから、シュークリームはこあみが食べていいよ」

Pは、善意からシュークリームをこあみの口に放り込みました。
えっ、と思ってももう遅く、こあみは、反射的に咀嚼していました。

「とっかぁぁぁぁああっ!!」

口に広がる辛みと、鼻を貫く刺激。
そう、シュークリームはわさび入りだったのです。

「うわっ、こあみ、どうした?」

じたばたと床を転がるこあみに、Pはうろたえます。まさかわさび入りだとは思いもよりません。
喉に詰まったのかと見当違いの心配をする始末。

「ちー!?」

慌てたのはこまみでした。作戦の失敗に、うろたえて姿を見せてしまったのです。
手には、よく振られた唐辛子入りの炭酸水。シュークリームを食べて慌てたPが、開ければ中身が顔へと吹き出すという段取りでした。

「こまみ、いいところに」

Pは、こまみの手から缶をひったくると、ラベルを確認することなくこあみへ差し出しました。
そのままプルトップを開けてしまったのです。口はこあみの方を向いていました。
激しく飛び出す炭酸水は、こあみの顔を直撃しました。

「とっがあああああああっ!!」

顔面を抑えてのたうつこあみ。目が焼けるように痛みます。
Pは、茫然と立っていました。
こまみは妹の心配をしているのか、こあみのもとへと寄り添います。
愚かしい悪戯によっての自爆は、この二匹に教訓を与えるのでしょうか。
きっとそのようなことはないのでしょうね。

おしまい。
798('A`):2014/05/20(火) 23:58:04.61 0
乙。原作のPもこれくらい運と要領がよければ・・・
799('A`):2014/05/21(水) 09:44:45.12 0

いいね!クズの自業自得はスッキリする
800工場のゆきぽ:2014/05/22(木) 13:53:49.41 0
ここは街の中にあるとある下請け企業の工場。
ここでは様々な機械を使い車の部品を作っています。
もちろん作業員は男性ばかり。今日も荒々しい上司の声が響いています。
上司「おい!そこの新入り!くれぐれも手を機械に巻き込まれるなよ!」
上司がこのように叱責するのも当然、なんせ新入りが頭を痛めるほどチャラいのだ。
新入り「ウイーっす〜」
上司「まあ良い。自分のノルマが終わったら詰所に休みに来い。」
新入り「あいさ〜」
上司が工場から出ていくと男は別の作業員と話し始めました。
新入り「ってか、マジ最近ストレス溜まるわ〜 何かぶっ壊してえしw」
作業員「マジそれ!今日一杯行くか!」
新入り「そうすっか。」
そういっている二人の眼前に突如ゆきぽが機会に登り姿を現しました。
機会の下にでもいたのでしょうか、体が潤滑油でベトベトです。
新入り「うわっ!何だこいつ!」
作業員「どうした?」
溶接の仕事に戻っていた同僚も唖然としました。
新入り「宇宙人か?!」
ゆきぽはキョロキョロしています。
ゆきぽ「ぽえっ!ぽえっ!」
作業員「なんか鳴いてるけど」
そうこうしているうちにゆきぽは何処かに行ってしまいました。
作業員「何だったんだあいつ…」
次の瞬間機械の中から奇声が聞こえてきました。
ゆきぽ「ぷぎゃあああああああああああ!?」
機会から転落して歯車にのめり込みそうになっていました。
このままでは大損害を被ってしまうのでいそいで緊急停止ボタンを押しますが、もう既に手遅れでした。
新入り「うわ…」
そこには潤滑油と脾臓,脳そして赤い血が混ざった肉塊が挟まっていましたとさ。
801('A`):2014/05/22(木) 19:01:17.96 0
自動車会社勤めには笑えない話だわ
802('A`):2014/05/22(木) 19:23:05.79 0

四丁目の夕日思い出した
803('A`):2014/05/22(木) 23:19:57.14 0

この害獣は工員達に何が言いたかったんや…?
804('A`):2014/05/23(金) 00:25:01.98 0
乙!
45話やばい!いろいろネタにできそうですぞ(ぷちどるが居酒屋やってる
とりあえず・・・客商売なめんな!
805('A`)
久しぶりの変態P降臨うれしいなwww