1 :
('A`):
ぷちますキャラ(ぷちます版アイドル・P含む)の精神的・身体的・性的ないじめ、虐待、陵辱、拷問、虐殺、四肢切断、スカトロなどなど、
本スレ、キャラスレ、エロパロスレに書けないような妄想を垂れ流すスレッドです。
早い話、キ○ガイ隔離スレッドとも言う。(通称:ぷ虐スレ)
虐待ネタが嫌いな方は見ないで下さい。
気に入らないネタがあっても非難せずにスルーしてやって下さい。
ぷちます以外のアイマス系いじ虐の話題は別スレで
2 :
('A`):2013/03/28(木) 17:57:57.23 0
3 :
('A`):2013/03/28(木) 17:59:12.22 O
4 :
('A`):2013/03/28(木) 18:09:51.32 O
5 :
('A`):2013/03/28(木) 18:18:35.60 0
6 :
('A`):2013/03/28(木) 19:12:32.93 0
>>1乙
そういやぷちます発情期交尾SSがどこかにあったような
7 :
('A`):2013/03/28(木) 19:40:02.57 0
前のスレ
>>975からの続き [ぷちどる対策委員会]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第三部 後半
日付が変わって翌朝。ついに処刑決行の日である。
いつも通り公園に連れていくが、ここでサプライズ発表。
社長「P委員長から話があるそうだ。
ぷちどる労働隊のメンバーは全員整列したまえ」
ゆきぽ「ぽえー!!」
まこちー「やー!!」
ちひゃー「くっ」
ちびき「はいさい!!」
はるかさん「かっかー」
たかにゃ『了解』
Pの前に横一列に整列する。これも訓練の賜物だ。
P「今日はお前らにご褒美を用意した」
ゆきぽ「ぽえ?」
8 :
('A`):2013/03/28(木) 19:45:26.12 0
ぷち用に食べやすくカットされたケーキ類。
アイスやプリンなどデザートまでずらりと並んでいる。
普段から質素なおにぎりしか食べてないぷち達にとって相当なご馳走だった。
みなが目を輝かせ、今にもスイーツに飛びつかんばかりだ。
もっとも、事前の調査でぷちたちがスイーツに弱いことは分かっていたのだが。
ちひゃ「くーー!!」
ちびき「だぞーー!?」
P「約二週間。本当によく働いてくれた。
これはほんのお礼だと思ってくれていい」
伊織「ジュースも自由に飲んでいいわ。
時間を忘れて楽しんでちょうだい」
たかにゃ『歓喜』スタタタッ
まこちー「まきょーー!!」ダダダダッ
はるかさん「かっかーー!!」ジャンプ
ぷち達がスイーツ天国へ飛びつこうとする中、
P「おっと。ゆきぽはちょっと待ってくれ」
9 :
('A`):2013/03/28(木) 19:51:22.93 0
ゆきぽ「ぽ?」
ゆきぽだけは首根っこを掴まれておあずけだった。
理由はすぐに明らかになる。
ドッ ドドッドッ ドッドドドッ ドッドドッ
短い爆発音が連発し、土が激しく盛り返される。
ビニールシートの手前が地雷原だったのだ。
ゆきぽ「ぽえ……?」
千切れたまこちーの足が飛んできて、ゆきぽの顔に当たる。
ビニールシートの前は想像を絶する光景が広がっていた。
ちひゃー「くっ……!?」
はるかさん「ヴァぁぁ?」
ちびき「あ、あがぁぁぁ……」
まこちー「やぁぁぁ?」
四匹の足が派手に吹き飛び、ご馳走をあと一歩前にして
二度と歩けない体になってしまった。
10 :
('A`):2013/03/28(木) 19:53:05.98 0
地雷>>>>>ロケットランチャー
なんでもありだな
11 :
('A`):2013/03/28(木) 19:56:49.49 0
念入りに埋められた地雷だったが、奇跡というのはどこの世界にも
存在するのもので、たかにゃだけが無傷だった。
伊織「因果応報かしら? たかにゃは特別良い子だったからね」
P「たしかにあいつは模範的な奴隷だったな」
社長「やはり運命を決めてくれる存在はどこかにいるのだろうね」
たかにゃ『重体』『手当』『救援』アセアセ
春香「うんうん。助けてあげたいよね?」
たかにゃ『緊急!!』『救援!!』
泥と血にまみれ、地獄の苦痛を味わってる仲間たちの
ためにお願いするたかにゃ。
社長「素晴らしい仲間意識だね。感動したよ」
貴音「このような個体がいるという事実。実に参考になります」
春香「それじゃ初めよっか」
ポーン ポーン ポーン ポーン
ちひゃー「くっ!?」
12 :
('A`):2013/03/28(木) 20:01:38.32 0
まこち「まきょぉぉ!!」
ちびき「あがっ!?」
はるかさん「かっかー!!」
春香や雪歩にサッカーボールの様に蹴られ、
いつも自分たちが掘っていた穴の近くに誘導される。
貴音「まずは一匹目を落としてみましょう」
ちひゃー「くっ……!! くっ……!!」ジタバタ
抵抗しようにも暴れさせるだけの足がすでにない。
無情にも落とし穴に落とされてしまい、
いきなり身体中に激痛が走ったので驚愕した。
ちひゃー「……くぅぅ!?」
穴の底には大量の針が用意されていた。
背中から落ちたので、まるで針の上で
仰向けに寝るように串刺しになっている。
ちひゃ「くぅぅぅ!! くぅぅ……!!」
手、胸、首にも刺さっているので自由に動かせる部位がない。
13 :
('A`):2013/03/28(木) 20:07:23.64 0
太くて頑丈な針は、ぷち達からすれば槍に等しい。
ちひゃ「くぅぅうぅ!! くぅぅぅう!!」
今ちひゃーの体重を支えてるのは複数の針のみなのだ。
力めば力むほど深く食い込み、地獄の激痛を味わうことになる。
そして出血は止まらず、死に至るまでゆっくりそこで過ごすことになる。
伊織特製の落とし穴陣地だ。生きて脱出することは不可能。
春香「他のぷちもどんどん落としちゃおうか?」
雪歩「そうだね。私達がやるのも面倒だから、
たかにゃに落としてもらおうか」
たかにゃ『困惑!!』
春香「あいつらのことなんてほおっておきなよ。
だってあなたは神様に選ばれた個体なんだよ?」
伊織「運のあるあんただけは助けてやるって言ってるのよ」
たかにゃ『無理!!』『拒否!!』
P「そっか。じゃあ次はおまえが落ちるか?
串刺し状態になったらライターでじわじわあぶってやるよ」
14 :
('A`):2013/03/28(木) 20:14:04.13 0
たかにゃ「……」
P「せっかく助かるチャンスを棒に振っても良いのか?
とっととはるかさん達を穴に蹴とばしてやれよ」
たかにゃ「……」
たかにゃ『御意』
ポーン
はるかさん「ヴァアア!?」
ピューン……。グサグサッ
はるかさん「カッ……かぁ……!!」
うつ伏のまま落ち、身体の五か所以上が串刺しになってしまった。
すぐ横にいるちひゃーが低い声でうめき声をあげてる。
はるかさん「かかか……!! かっかぁ……!!」
自重を乗せてますます針が食い込んでいき、
大きく目が見開かれていく。
得意の分裂も、この状態では発動してくれなかった。
たかにゃ「……」
15 :
('A`):2013/03/28(木) 20:18:48.01 0
この調子で他のぷちも蹴落とし、全員串刺しになるのだった。
横長の穴の中に、四匹のぷちがひしめき合ってる。
ちびき「あぐぁぁ……あぎゃあぁぁぁ……あぎゃぁ……」
まこちー「ヤー……」
はるかさん「かっかぁ……かっかぁぁ……かぁっかぁあ……」
ちひゃー「くぅぅ……くっ……くっ……」
もはやうめき語を出すのが精いっぱいだった。
出血多量のために極端な水分不足に陥り、
呪うような目で人間を見上げるぷちもいた。
労働で身体が鍛えられていたこともあり、
まだまだ死ぬには時間が必要だった。
最高に皮肉なのは、彼らの掘った穴が
処刑用の落とし穴陣地として使われたことだろう。
ちなみに今回の作戦の提案者は伊織であり、
彼女の素晴らしい頭脳を証明してくれた。
事前の案では、この状態で火炎瓶による火あぶり、
傷口に電流を流しつづける拷問、ダーツの的にするなどが検討された。
16 :
('A`):2013/03/28(木) 20:24:34.87 0
放置するのが一番の苦痛だと社長が判断し、現在に至るのだ。
ゆきぽ「ぽえーーーっ!!」シクシク
たかにゃ『号泣』シクシク
P「ははははは。仲間が死んでくのは哀しいだろ?」
伊織「こいつらの泣き顔って結構笑えるわね」
雪歩「えへへ。あの子たちの死ぬ姿は録画してますからね?
小鳥さんにも見せてあげなくちゃ」
社長「さあ君たち。予定通りお茶会を始めようじゃないか」
無駄に女子力の高い社長がセッティングしてくれた
おしゃれなテーブルにケーキやデザート類が並ぶ。
ちなみに今回のスイーツを用意したのは全部彼だ。
泣き崩れているゆきぽとたかにゃも無理やり席に座らされた。
伊織「にひひ。今日は私のトラップがうまくいったみたいね」
春香「あの針って小さいのにすごい強度だよね。
ぷち用に加工した針なんでしょ?」
伊織「職人に作らせたの。できるだけ苦痛が長引くようにね♪」
17 :
('A`):2013/03/28(木) 20:29:18.04 0
ただでさえ設定が落ち着かないのに長く長くするせいでどんどんめちゃくちゃになっていくのな
ここまで小細工しないで普通に殺せばいいのに
読みづらくてかなわん
18 :
('A`):2013/03/28(木) 20:30:05.55 0
社長「君の手際の良さには感心してしまったよ
水瀬君には臨時ボーナスを約束しよう」
伊織「にひひ。もうけちゃったわね」
ゆきぽ「……」
たかにゃ「……」
P「おい、暗い顔してどうした? おまえらもケーキ食べろよ」
ゆきぽ「ぽ〜……」
貴音「毒は入ってないので安心して食べなさい」
たかにゃ『傷心』
雪歩「ぷっ、傷心とか言ってますよ? あの子達は自業自得なのに」
社長「キミィ。皆が用意してくれたご馳走が
食べられないとはどういうことだね?」
ゆきぽ「ぽえっ?」ビクビク
たかにゃ「……」オドオド
社長「君たちは生き延びたのだよ? それだけの価値があったのだよ。
さあ、乾杯しようじゃないか。幸運なぷちたちよ」
19 :
('A`):2013/03/28(木) 20:34:11.71 0
たかにゃ「……」ブルブル
ワイングラスを持ち、社長と乾杯した。
たかにゃが見たこともない真っ赤な液体を飲むと、
頭がボーっとして恐怖が薄れるのだった。
雪歩「ほら見て見て。小さなマグカップに
チキンラーメンが入ってるよ?」
たかにゃ「……!!」
雪歩「遠慮なくどうぞ? 働いてばっかりでお腹すいてるでしょ?」
たかにゃ「……っ!!」ズズー モグモグ
すごい食べっぷりで数分後にはおかわりを要求するたかにゃ。
雪歩は大喜びで予備のチキンラーメンの封を開けた。
一方でゆきぽにも大量のたくあんと緑茶が用意された。
ゆきぽ「ぽえ〜♪」ポリポリ
社長「ふふ。存分に食べたまえ。
おかわりならいくらでもあるからね?」
ゆきぽ「ぽえっ♪ ぽえっ♪」ポリポリ
社長「貴音君。高級カスタードプリンもどうだね?」
20 :
('A`):2013/03/28(木) 20:39:19.94 0
貴音『感謝』モグモグ
社長「なに。喜んでもらえてなによりだ」
伊織(やはり食に対する欲求が強いわね。
さっきまで大泣きしてたくせに変わり身早すぎんでしょ)
貴音(間違いなく本能的欲求に従ってるのでしょう。
人間でいえば幼児以下の知能レベルと推察されます)
P(いずれにせよ、しばらく泳がせておこう。
こいつらのことはまだまだ研究する必要がある)
ちひゃー「……く」
ちびき「だ……ぞ」
こっちはそろそろとどめを刺しても良い頃だった。
夏の直射日光がじりじりと照りつける正午前。
汗と血のせいで穴の中は凄い異臭を発しており、
放置したままでは警察などに発見される恐れもある。
社長「覚悟はいいかね?
これは我が社の経営をズタズタにしてくれたお礼だ」
21 :
('A`):2013/03/28(木) 20:42:18.47 0
あれ?はるかさんは火傷が一日で治ったの?
じゃあ針刺しくらいならすぐ治るよね!
22 :
('A`):2013/03/28(木) 20:44:17.80 0
ドガガアガガガガガガッガガガガガガガガガァガガッガ
高木順二朗。55歳。怒りのサブマシンガン連射であった。
はるかさん「ヴぁヴぁヴぁヴぁぁぁぁああぁ!!」
まこちー「まきょよぉぉぉぉぉ!!」
ちひゃー「っく……うぅぅぅぅ!?」
ちびき「あがががががぁあぁぁああx!?」
一歩も動けない状態で弾丸をまともに受けるぷち達。
社長はマガジンを交換し、照準も関係なくばらまくように打ちまくる。
ちひゃー「くぅぅぅぅうx!!」
戦場を思わせるような地獄絵図。
穴の底は赤い色のプールと化していた。
23 :
('A`):2013/03/28(木) 20:44:42.04 0
放置したままでは警察などに発見される恐れもある。←
地雷の爆発音に誰も駆けつけない公園なんだからそんな心配いらないだろ
24 :
('A`):2013/03/28(木) 20:45:01.61 0
動揺して貴音になってんぞwwww
何が『感謝』だ
25 :
('A`):2013/03/28(木) 20:46:42.97 0
雪歩「社長。予備の弾薬ありますよ?」
社長「すまないね。あと2セットほど貰おうか」
高木順二朗。55歳。感謝のマガジン交換であった。
社長「さあ君たち。しっかり罪を償いたまえ!!」
その後、時間を忘れた社長はぷち達が絶命した後も
永遠とトリガーを押し続けたという。まさに鬼気迫る勢いである。
ゆきぽ「……」ブルブル
たかにゃ「……」ビクビク
死すべき存在とそうでない存在。その境界線はどこにあったのだろうか。
いまだに監禁されてるぴよぴよとちっちゃん。行方不明のみうらさん。
対策委員会はいったいどこへ向かおうとしているのだろうか。
第三部 完
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
終わりです。読んでくれてありがとう
また第四部でお会いしましょう
26 :
('A`):2013/03/28(木) 20:52:06.52 0
本当に設定めちゃくちゃだな…
何がしたいんだこいつは?
27 :
('A`):2013/03/28(木) 21:03:00.30 0
指摘も全部荒らしだと思ってるんだろうな
誤植すら訂正しないんだから自己満足にもなってない
もしあれが貴音の台詞ならそれこそお笑いだが
28 :
('A`):2013/03/28(木) 21:04:02.57 0
設定滅茶苦茶でも構わん
こあみとこまみは、双子の設定を生かして書いてくれよ
29 :
('A`):2013/03/28(木) 21:05:19.09 0
単純に面白くないなぁ
30 :
('A`):2013/03/28(木) 21:28:23.40 0
VIPに宣伝まで始めてるじゃんこいつ
そこまで面白くないからやめとけって
31 :
('A`):2013/03/28(木) 21:29:21.33 0
ほとんど虐待せず四匹も始末しちゃって勿体ない…
というか絶対ちびき死ぬまでに動物召喚してるだろ…
32 :
('A`):2013/03/28(木) 21:35:10.60 0
なんだこの荒れ方…
33 :
('A`):2013/03/28(木) 21:37:44.57 0
自演
34 :
('A`):2013/03/28(木) 21:39:33.68 0
>>30 VIPでやってるのは俺だ。書き手じゃないぞ
暇だからVIPで新スレの宣伝兼ねてまとめてるだけだ
35 :
('A`):2013/03/28(木) 21:41:07.00 0
隔離スレ宣伝とか頭湧いてるんじゃないの?
どう見ても本人の自演ですありがとうございました
36 :
('A`):2013/03/28(木) 21:48:13.16 0
新スレ立ったのに信者がいなくなっちゃったね…
37 :
('A`):2013/03/28(木) 21:49:18.76 0
書いてもバッシングばっかだからな
38 :
('A`):2013/03/28(木) 21:51:36.47 0
本当ぷちどるいじめレベルにドキドキワクワクさせてくれるSSが欲しい
最近のはただシチュエーションをダラダラグダグダ並べてるだけじゃん
書けないなら〜と言うが感想を言うのだって勝手だからな
39 :
('A`):2013/03/28(木) 21:55:36.37 0
>>38 書き手は感想を無視すればいいだけだし
「ぷちどるっち」って題材はどうだろう
アイドルの皆は、初めは育成に夢中になるけど段々飽きて放置・・・悪化していくぷちの環境
40 :
('A`):2013/03/28(木) 21:57:40.40 P
>>39 なるほどうまくまとめられればいいかもしれない
俺はぷち同士に争わせたいなぁ
小さなことから大きなことまで何かしら難癖をつけて
41 :
('A`):2013/03/28(木) 22:02:00.30 0
42 :
('A`):2013/03/28(木) 22:22:05.22 0
遅くなったけど新スレ乙
読めれば何でもいーや
43 :
('A`):2013/03/28(木) 22:23:40.19 0
批判ばっかなのなー
読めるだけで楽しいからいいです次も期待
44 :
('A`):2013/03/28(木) 22:26:35.27 0
ゆきぽの眼前にたくあんをフリフリして、寄ってきたゆきぽをたくあんでシバキ倒したい
45 :
('A`):2013/03/28(木) 22:32:47.21 0
新スレ乙
対策委員の人も乙
46 :
('A`):2013/03/28(木) 22:34:32.59 0
寝ているあふぅの髪をバリカンで刈ってスキンヘッドにしたい
47 :
('A`):2013/03/28(木) 22:37:03.28 0
虐殺、奴隷化の次は放置か?
48 :
('A`):2013/03/29(金) 00:09:41.55 0
ゆきぽをじっくり殴り続けたい
49 :
('A`):2013/03/29(金) 00:16:30.10 0
「ぽえ〜」
「ゆきぽ、こっちこっち」
「ぽえ?」
特に何もやる事がなく暇をしていたゆきぽにたくあんを見せつけてやる。
もちろんそれに釣られてゆっくりとゆきぽはこちらに来る。
「ほい」
「ぽえっ!」
嬉しそうに受け取り、コリコリと食べ始める。そうしてあっという間に一つ完食した。
特に何も言ってこないが、俺はもう一切れたくあんを見せてやった。
「ぽえっ!!」
ゆきぽはそのたくあんも嬉しそうに受け取った。やはり食べ物は数あった方が嬉しいのか。
と、そのたくあんに手をつけようとしたとき、俺はゆきぽの頭を引っぱたいた。
「ぽえっ!!?」
何が起きたか分からない様子のゆきぽ。驚いた拍子にたくあんは床に落としてしまった。
頭を触って何やら考えているゆきぽの足下に落ちているたくあんを指差し、俺はこう言う。
「どうした? 食べないのか?」
「ぽ、ぽえ…」
50 :
('A`):2013/03/29(金) 00:20:18.03 0
ゆきぽといえば打ち首とオーブンだろ
51 :
('A`):2013/03/29(金) 00:21:23.11 0
>>49 批判レスが来るかもしれんがめげずに書いてくれよ
俺は応援してる
52 :
('A`):2013/03/29(金) 00:23:03.36 0
さっき叩かれたのは何故なのだろう? その原因もわからないまま、ゆきぽは落ちたたくあんを拾った。
そうして、少し警戒しながらたくあんを口に運んだ、その瞬間に合わせて俺はまたゆきぽを叩いた。
「ぽ、ぽえぇ!!」
慌てふためくゆきぽ。そして、涙目でこちらを見る。
「どうしたんだ、ゆきぽ? たくあん好きだろ?」
「ぽ、ぽえっ!! ぽえぇ!!」
「ほら、いいから食べなさい」
「ぽえぇ…」
どうして叩かれるのか、やっぱりわからないまま。今度はさっきより時間をかけて、たくあんを拾った。
そうして、こちらをチラチラ見ながら、たくあんを口に運ぼうとするも、こちらの様子が気になるようだ。
とゆきぽはそのたくあんを持ってゆっくりとその場を離れようとするが、俺は引き止める。
「おいおいどこに行くんだよ」
「ぽ、ぽえ」
「ここで食べてけって」
「…ぽえ」
仕方なしにここで食べることにしたゆきぽ。その表情は怯えていた。
2回も食べるのに失敗したたくあん。一口カリッ、と齧るも痛みはこない。
またも一瞬こちらを見るも、なんてことはない俺の表情に、ゆきぽもまた一安心したようで。
しかし、二口目の瞬間、思い切り今度はグーで殴るのだ。ゆきぽは軽く近くの机まで跳ばされてしまった。
「ぷ、ぷぎぃいい!!!」
53 :
('A`):2013/03/29(金) 00:30:13.62 0
先のたくあんはどこに飛んでしまったやら、いやそれどころではない。
体の痛みを感じつつ、現状を把握するために一度立ち上がるゆきぽ。目には当然涙。
「ゆきぽ、おいで」
「ぽ、ぽえぇ……」
もちろんすぐこちらにくるはずがない。それでも俺はたくあんを見せつけてやる。
ゆきぽはただ怯えていて、目を擦りながら、ついにはその場に座り込んで本格的に泣き始めてしまった。
仕方ないので俺がその場に近づいて行ってやるのだ。そうして、たくあんを見せる。
「ほら」
「ぽ、ぽえぇ!!」
「ほら」
泣き叫んでたくあんを拒絶するゆきぽ。俺はおかまい無しにゆきぽにたくあんを与える。
そんなやり取りが数分続いて、ようやくゆきぽが落ち着いたところで、再度たくあんを見せる。
「ほら、たくあんだぞ?」
「…ぽえぇ」
泣きつかれてしまったのか、考えるのを諦めたのか。俺からたくあんを受け取ったゆきぽ。
それでもまだ恐怖の感情は残っているようで、警戒しながらそのたくあんを口にする。
カリッ、一口、何もない。そして、二口、三口…不思議とたくあんを食べる速度が早くなっていた。
早く食べなきゃ殴られる、無意識ながらそんな気がしていたのだろう。もちろんその希望に答えるべく。
ほとんど壁にもたれかかっているゆきぽの腹に拳をめりこませる。壁に当たってもなお、その力は緩めない。
「ぽぎぃいいい!!!」
そうしてゆきぽが声を上げるのと同時に、拳を引く。ほぼ同時に、ゆきぽは前に倒れ込んだ。
54 :
W・S:2013/03/29(金) 00:32:14.49 0
55 :
('A`):2013/03/29(金) 00:36:56.36 0
「ぽ、ぽえぇ……」
しかし倒れてもなお息はある。数回殴るだけじゃ、死ぬ事はない。
「早く立て。座ってもいいから、たくあんだ」
「ぽ……」
「ほら」
半ば諦めたかのようにして、ゆきぽはその場に倒れたまま。狸寝入りかもしれない。
だから俺は、うつぶせになったゆきぽの背中に、思い切りグーを叩き込んでやる。
「ぶぎぃいい!!!」
「早く起きろー」
殴っては声をかけ、反応がなければまた殴る。その繰り返し。
衰弱していくことはあるものの、こいつらならなんとかなるだろうとは思った。
それに、ただ殴ることが楽しいんだから辞める必要性もない。
と、ついにゆきぽはむくりと体を起こした。そうして、どこからかスコップを取り出すと、いきなり振り回し始めた。
「ぽえぇえええええ!!!」
「ゆきぽ、落ち着け」
目をつぶりながら、一心不乱。杵柄を軽々扱うコイツを放っておいては危険だ。
とは言いつつそれを止めるのはまた面倒なので。適当に持ってきた金属バットで止めてやる。
殴るのには使わない。ただスコップの暴走を止めるだけだ。
暴れ回るスコップを引っ掛けるようにし、やがてゆきぽの手から離れたスコップははじけるように飛んで行った。
「ぽ、ぽえ…」
「ほら、落ち着いてたくあんでも食べろ」
「…」
56 :
('A`):2013/03/29(金) 00:42:21.53 0
もうゆきぽは疲れていた。
だからたくあんを食べた。でも、食べたらまた殴られた。
そしてゆきぽはそのサイクルを理解し始めた。
きっとこれは、死ぬまで終わらないんだろうな、と。
それでも一度で死ぬようなパンチではない。
何十回、何百回繰り返せば死ぬかもしれない。もしかしたら、死なないかもしれない。
それでも痛い、ひたすらに辛いそのパンチを受け続けるのか。
なら少しでも幸せでいたい。だから、差し出されるたくあんを、たまに齧るのだ。
一口齧れたらラッキー、二口齧れたらもっとラッキー。だんだんそんな風に思ってきて。
それでもやっぱり、もういいかななんて諦めてただうつぶせになったまま殴られたい放題だったりするけれど。
たくあんなんてもう見たくもない。でも今は、好きなたくあんを食べることしかない。
だからゆきぽはたくあんを食べるのだ。そして、殴られ続けるのだ。
「ぽぎぃいいい!!!!」
いつまでたってもその綺麗な悲鳴が聞こえてくるように調整して殴るのは意外と難しい。
うつぶせになったとき、少し体力を回復してもらうとか。
それか、お前の心が折れたらそこまでなんだが。
それでも俺はただひたすらお前を殴り続ける。殴り続けたい。
独特の柔らかな感触。それに共鳴して上げる悲鳴、そのリアクション。たまらない。
俺が根を上げるのが先か、お前が先か。
ゆっくり楽しもうじゃないか。たくあんはまだまだあるからな、ゆきぽ。
終
57 :
('A`):2013/03/29(金) 00:47:24.87 0
乙です!ゆきぽがいじめられてるのを見るとほっこりするよね
58 :
('A`):2013/03/29(金) 00:53:14.25 0
乙
やっぱり普通のがいいね
59 :
('A`):2013/03/29(金) 01:49:52.21 I
虐待ものイイネ
もっと読みたくなった
60 :
('A`):2013/03/29(金) 02:04:14.18 O
乙
すっきりしててとても良かった
61 :
('A`):2013/03/29(金) 02:08:01.37 0
62 :
('A`):2013/03/29(金) 02:26:30.39 O
ここの宣伝の宣伝をここでやるとか…
頭大丈夫?
そもそも隔離スレを宣伝てなんだよ
63 :
('A`):2013/03/29(金) 02:45:29.50 0
もういいよそういうのは
64 :
('A`):2013/03/29(金) 02:56:44.54 0
しかもスレ落ちてるじゃねぇか…
さるくらったのか?
65 :
('A`):2013/03/29(金) 07:38:56.68 0
>>56 地味にジワッとくるHAPPY ENDだな乙
>>61 誰かがやらないといけないことだよなwwwゆ虐に次ぐ新たなるジャンルなんだしwww
66 :
('A`):2013/03/29(金) 07:40:24.49 0
ぽぎぃぃぃぃ!!!ageちったすまぬヴぁーい
67 :
('A`):2013/03/29(金) 11:46:17.27 0
(初代)ぷちどるいじめ
0301 P「ぷちどると遊ぼう!」
0303 美希「ぷちどると楽しく遊ぶの!」
0305 真「この遊びは二人だけの秘密ですよ?」
0308 ゆきぽ「ぽぇ〜…」
0314 千早「ゴンザレスと遊びましょう!」
0320 やよい「ぷちどると遊びまーすっ!」
0328 P「ゆきぽを虐待する」
0414 雪歩「どうしたの、ゆきぽー?」
0418 P「お仕置きしようか…」
0421 千早「ちひゃーと散歩に行きたい...」
0507 P「ゆきぽとの日常」
0603 P「ぷちどるしかいない事務所」
0702 真「まこちーのダイエット大作戦!」
0723 ゆきぽ「」
0723 ゆきぽ「」
0802 P「ゆきぽを拾った」
0805 P「あ、10円玉を落としてしまったー(棒)」
0829 P「あふぅを熱死させてみよう」
0923 P「ぷちますアニメ化だとッ!!?」
1007 P「どうして泣いているんだい、ゆきぽ」
1116 P「お前、口の形おかしいよ」 いお「キーー!」
1209 週刊!ぷちます! 第一回
1210 P「ほ〜らゆきぽお風呂だぞ〜」 ゆきぽ「ぽえ〜♪」
1222 P「ゆきぽで学ぶ抗痙攣薬」
1228 司会「本日紹介する商品はこちら」 ゆきぽ「ぽえ?」
0117 P「ぷちどると遊びに行こう」
68 :
('A`):2013/03/29(金) 11:47:39.63 0
0105 雪歩「あ!ゆきぽが穴掘って埋まってますぅ!」
0107 ぷちます!「なぁちびき泣くことの定義てなんだ?」
0117 律子「はるかさんを実験材料にするって?」
0118 P「ぷちどると遊びに行こう」
0118 P「俺とぷちどる」
0121 P「ぷちますを食べよう」
0121 P「週刊!ぷちます! 第二回」
0121 P「あふぅなのか?」 わふぅ「ナノッ!」
0121 春香「はるかさんが可愛すぎて日本滅亡」
0123 P「ゆきぽと水遊び」
0125 P「ぷちどるのきもち?」
0129 P「週刊!ぷちます! 第三回」
0129 P「やよとおかね」
0130 P「安価でぷちます!」
0131 P「ぷちどる逆待」
0205 律子「ぷちますが交尾?」
0212 P「ぷちどるは可愛いなぁ」 ゆきぽ「ぽえ!?」
前スレに載ってたやつな
69 :
('A`):2013/03/29(金) 12:18:04.81 O
>>67-68 前に俺が貼った奴だけど、一部抜けてたり抜いてたりするから
ログ速等で各自検索推奨
年明け以降はほとんどメモってないし
70 :
('A`):2013/03/29(金) 12:21:01.89 O
あ、すまん
よく見たら誰かがちゃんと補足してくれてるみたいだわ
サンクス
71 :
('A`):2013/03/29(金) 19:22:51.08 0
オヌヌメ教えてくれ
72 :
('A`):2013/03/29(金) 19:26:41.65 0
73 :
('A`):2013/03/29(金) 19:55:41.26 0
毛虫を籠に入れて、泥団子とか入れるssあったよな
74 :
('A`):2013/03/29(金) 20:02:44.93 0
真「この遊びは二人だけの秘密ですよ?」
P「あ、10円玉を落としてしまったー(棒)」
この辺は好きだな
後ラストが微妙だけど 千早「ちひゃーと散歩に行きたい...」
書いてるのが臭い奴でも構わないなら P「野生のぷちどるってどうやって生きてるんだ?」
75 :
('A`):2013/03/29(金) 22:52:15.80 0
耳を手で削ぐのなんて面白いなあ
76 :
('A`):2013/03/29(金) 22:57:41.81 0
パクリは確かによくないだろうが、別に原作に完全に忠実である必要もないと思うんだがな
77 :
('A`):2013/03/29(金) 23:15:01.66 0
ぷちの飼い主が別人
アイドルがアニマス・ゲーム版の性格
Pのキャラがオリジナル
SSの流れにもよるけどこれくらいなら俺は気にしない
78 :
('A`):2013/03/29(金) 23:15:15.92 0
俺は面白ければ多少のキャラ改変は気にしない
それが嫌だという人もいるのはわかるけど
79 :
('A`):2013/03/29(金) 23:21:25.83 0
>>78 素人のPが複数の火器をぶっ放したり、アイドル達が喜んでぷちを殺すのは多少のキャラ改変に含まれますか?
80 :
('A`):2013/03/30(土) 00:23:03.08 0
0221 P「ゆきぽにアレが生えた」
0227 P「たかにゃを閉じ込めた」
0307 P「これは夢じゃないよな?」 ゆきぽ「ぽえ!?」
0308 P「くって!ねって!あっそっべ〜!」 ゆきぽ「ぽえ!?」
0309 P「注文の多いぷちどる」
0310 律子「ぷちどるが発情?」
0319 P「こあみとこまみは可愛いなあ」
0322 P「あれ? ぷちどるってこんなに可愛かったっけ?」
0322 P「ぷちどると生活……?」
0325 P「ゆきぽーえっちするぞー」
最近のやつ
81 :
('A`):2013/03/30(土) 00:23:26.88 0
警察がぷちを殺すためにある程度思慮してくれるのは世界改変じゃないんですか?
82 :
('A`):2013/03/30(土) 00:34:14.51 0
>>81 事務所がいおのビームで半壊しても警察も消防も動かない世界だからな
改変と言い切るのは難しいだろう
83 :
('A`):2013/03/30(土) 00:34:48.32 0
84 :
('A`):2013/03/30(土) 06:05:15.56 0
0305 真「この遊びは二人だけの秘密ですよ?」
1222 P「ゆきぽで学ぶ抗痙攣薬」
1228 司会「本日紹介する商品はこちら」 ゆきぽ「ぽえ?」
P「野生のぷちどるってどうやって生きてるんだ?」
あたりが好きだな。
あとなまえがでてないのでは
雪歩「もうそろそろで私達の誕生日だね」
もいいと思う。
85 :
('A`):2013/03/30(土) 08:43:09.95 0
1位と2位だけ別次元飛んでるな
86 :
('A`):2013/03/30(土) 08:43:52.33 0
誤爆
87 :
('A`):2013/03/30(土) 10:56:02.54 0
>>84 そんなのもあったのか…
スレタイにぷち系の単語が入ってないから気づかんかった
88 :
('A`):2013/03/30(土) 11:04:57.21 0
春香「もう、ちひゃーはオチャメなんだから」ツンツン♪
ちひゃー「くっ?」
が好きだな
虐待じゃないが交尾(ぷちレイプ)がとてもすばらしいし書き手も良い味出してておもしろかったwww
89 :
('A`):2013/03/30(土) 13:21:34.26 0
>>88 思えばあれがぷち姦の始まりだったな。
ぷち棒やらぷち穴やらの発想は素晴らしい
90 :
('A`):2013/03/30(土) 13:47:52.82 O
やよかまこちーを虐待して下さい(切実)
91 :
('A`):2013/03/30(土) 13:50:45.84 O
ageすまん
92 :
('A`):2013/03/30(土) 13:55:17.78 O
やよの両足を切り落として目の前でわざとらしくお金を落とす
飛びつきたいけど飛びつけず地を這って無様におぶおぶしてる様を見ていたい
93 :
('A`):2013/03/30(土) 15:06:25.14 P
まこちーの虐待案が欲しいな
>>92のそれは凄く心くすぐる
94 :
('A`):2013/03/30(土) 15:17:34.65 0
司会「本日紹介する商品はこちら」 ゆきぽ「ぽえ?」
を書き直すとか作者が言ってるけどもう書き直されてんの?
95 :
('A`):2013/03/30(土) 23:25:24.50 0
まこちーをルームランナーで走らせるのはもう書かれてるしな
やっぱ運動系か
96 :
('A`):2013/03/31(日) 12:05:23.72 0
すぐ逃げるみうらさんとか痛め付けたい
97 :
('A`):2013/03/31(日) 17:37:04.76 O
やよ捕獲器という名のゴキブリホイホイ(餌の代わりに10円玉)を仕掛ける
体と冬毛が粘着床に絡みついて動けなくなり、10円玉に後少しで触れそうなのに触れない
動けない不快感と10円玉に手が届かないストレスで涙と鼻水を撒き散らし醜くうーうー鳴いてるやよ 、その傍らでニヤニヤしてるPを見て馬鹿なやよもようやく仕組まれたものだと気づく
98 :
('A`):2013/03/31(日) 19:27:12.11 0
99 :
('A`):2013/04/01(月) 01:07:05.21 0
人いないな、短いブームだった
誰かSS書いちくり〜
101 :
('A`):2013/04/02(火) 17:44:38.31 0
ただでさえ書いてくれる人少ないのに誰か書くといちいち揚げ足とって文句たれるんだもん
そりゃあおらんくなるわ
102 :
('A`):2013/04/02(火) 18:33:49.99 0
103 :
('A`):2013/04/02(火) 19:28:03.64 0
ちひゃー「くぅぅぅぅうx!!」
104 :
('A`):2013/04/02(火) 19:43:46.81 0
>>101 矛盾をなんの抵抗もなく受け入れられるお前の頭がうらやましいよ
そりゃプロじゃないんだから矛盾くらい出るわ…
不満あるなら終わった後にまとめて一度で言ったらどうだ?
106 :
('A`):2013/04/02(火) 20:08:25.78 0
上のゆきぽSSは矛盾ないと思うんだが…
ひょっとしてプロの犯行!?
そろそろ新作欲しいな
SS読みたい人はクレクレしてないで妄想したネタでも書き込んだら?
運が良ければそのネタで書いてくれるかもよ?
>>92と
>>97でやよを書こうかなと思ってるんだけど
最近まこちーとはるかさんも虐めたいからネタがあったら落としてくれるとありがたいな
自分の強さに自惚れ夜な夜な不良相手にストリートファイトを繰り広げるまこちー
連戦連勝でさらに調子に乗るもPが雇ったプロの喧嘩屋と戦ってボコボコにされるとか?
冬毛やよのツインテールをギリギリまで伸ばして、それぞれを左右に置いてある支柱に巻きつける
それをぷち二匹にのこぎりか何かで同時に切らせるってのはどうだい?
タイミングよく二本とも切れれば良し、どちらか片方が先に切れてしまったら…
支柱の外に熱した鉄板を置く、いくつもの鋭く尖った釘が出てる板を置く
のこぎりはどちらかがすごい切れ味が悪くしてあるとか、色々”仕掛け”も用意できるし
何より自分ではどうすることもできなくてガタガタ震えながら涙するやよ
切る二匹の方もゆきぽとかリアクションが良さそうなのがいいかな
はるかさんは何匹か増やして、その内の一匹を徹底的にいじめたい
はるかさん達が悪さをしたら、ターゲットの一匹だけを殴る、蹴る、更には両足を切り落とす
自分たちは叱られないので、変わらず好き勝手に暴れる他のはるかさん達
虐待を受けるターゲットを見て、次第に虐待に加わる周りのぷち達
その中で、はるかさんがどう変化するか見たい
ここに10円がある。
この10円玉の使い方は様々だ。もちろん、決して高価だとはいえないが。
ちっちゃな駄菓子屋でピンポールみたいなのや、それこそ駄菓子を買う事もできるし
昔はそれでも満足していた。逆にいえば成人してから10円なんて、やっぱり小銭なのだ。
自ら進んで手放そうとは思わないが、これくらいなら募金してもいいかと思える額。
それでも今の俺にはとても素晴らしい”価値”がある。
そんな十円玉だが、おっとっと……落としてしまった。
チャリーン……想像通りの音が響く。
床に落ちた10円玉は少し跳ねてからクルクルと回って少しずつ水平になっていく。
そうしてその音がなくなるか、と言ったところでとびだしてくるのだ。
「うっうー!」
やよ。どういう仕組みかわからないが、こいつは金が好きだ。
一応、動物であるぷちたちでも人間が生活のために作り出した”お金”を積極的に欲しがることはない。
それは別に当たり前といえば当たり前のことなのだが、どういうことかこいつは”金”が欲しいのだ。
金にしっかりと価値を見いだしているのか。それとも本能的にただその硬貨が欲しいだけなのか。
ただ日常生活でも、時々”貧乏臭い”ところを見る事がある。つまりここに至っては、人間と同じだ。
だがそんな推測だけでこいつの金に対する執着心を推し量ることはできない。
なぜならばこのやよ。硬貨の音がするだけで、どこからともなく走りこんでくるのだから。
瞬間移動でもしてるのか、はたまたそういう能力なのか。やはり想像もつかないが、実際に起きているのだからしょうがない。
そんなこいつはやはり今回も落としてからものの3秒ほどで俺の視界に飛び込んできた。
だが俺が落としたものだとわかって、それを俺が気がついて拾おうとすると、流石に手は出さなかった。
「うっうー」
紛らわしてるのかなんなのか、妙な声でアピールしてくる。
俺が気がついてなかったら、この10円玉はネコババされていたかもしれない。
その証拠に今も素っ気ない振りをしている……のかわからないが、完全に俺の手を凝視している。
「わかったわかった、ちょっと待ってな」
先も言ったようにこいつの生態はわからない。もちろん他の”同類”に関してもわかっていることは表面上のことだけ。
だがコイツに関していくつか考えていると、やや怪しい問題が浮上してきたのだ。
やよは俺の落とした小銭だけに反応しているのか、という点。
常識的に考えれば、そのような癖を持った者がどうして俺だけを選別してダッシュしてくるのだろう。
まあそれはある程度俺とやよは知り合いで関係者だというところもあるだろうが、こいつの貪欲さは底知れない。
仮に親交の深い者だけに反応しているとしたら、事務所のアイドルたちも何度かコイツに盗られていることだろう。
更に、ターゲットを無差別だと仮定した場合には、やよの能力を持ってすれば1日で数万、数十万稼ぐことができるだろう。
だからといって俺はやよのその能力を悪用しようだなんて考えていない。
というか、流石にそれだけの金額を稼ぐということは非現実的であるし、やよの欲はそういうところではない。
とはいえ金に執着する、ということは害である。それはぷちであるやよは”人間”でないから。
労働も出来なければ法にも縛られない。そんな生物が金を得てよいはずがない。
だから俺は考えた。給料日前に財布に眠っていたこの十円玉の有意義な使い方を。
拳の中に隠した十円玉を一瞬やよに見せてから俺は早速準備に取りかかった。
用意したのはいわゆるゴキブリホイホイのようなもの。ただ少しだけ大きめ。通称やよ捕獲機。
見た目は先の言った通り、それをただ大きくしたような形だがギミックとしてはネズミ捕りのような。
「ただあげるんじゃ、面白くないだろう?」
「う?」
期待
子供用のビニールプールくらいあるやよ捕獲機を指差し、やよに覗かせる。
しゃがんでやよの目線に合わせ、床にコツコツと10円を打ち付けてから、こう告げる。
「さぁ、お前にとってこれるかな?」
そして十円玉は俺の手を離れ、音も無く捕獲機の中心より少し奥へ着地した。
「うっうー!!」
ほとんど同時にやよもとびだした。その勢いはこんな罠なんて全くもって意味をなさないのではないかと不安にさせるほど。
だが、そんなことはさせない。そこはまさに沼のような。
接着剤がプールのように敷き詰めてある場に勢いよく飛び込めば、それだけめり込んで行く。
水深は1〜2cmと言ったところか。一応走るときは4足歩行のやよ。
本気を出せば届いたかもしれないが、そんなこと警戒しているはずもなく。
「う……?」
勢い良く飛び込んだ最初の衝撃、おかしい体が動かない。
それでも流石不思議生物。最初の勢いを活かし、2歩目までは動かす事ができたが
くっついてしまった服はもう、動かない様子。足も手も、頑張って動かしたもののまるでトルコアイスで遊んでるかのような。
「……う」
もうとっくに届いてたはずなのに。10円までこの調子だと5、6歩はかかる。
それでももう限界で、引きずっていた髪の毛は捕獲機の入り口に取り残され
手と足それぞれ右側が前に出て、頭も少しくっついているが髪のせいで若干エビ反り状態。
いいね、やよ虐もっと増えろ
>>110が個人的にすごくイイ
むしろ最初からチンピラはやらせでまこちーに自分の力を勘違いさせる
次第に調子に乗り始めてノリノリで以前眼鏡屋の回でかけてたバタフライメガネ(?)をかけて正体を明かさない謎のヒーロー気取り
登場シーンから必殺技まで考える程にドップリ、でも実は自分の力に酔っているだけ
1対1ならどうにでもなると思ってる相手なのに10数人がかりで袋叩きにあってボロ雑巾のようにされた後、泣きながら土下座して必死の命乞い
やよ虐最高だね
「う、うー……うー……」
右手を必死に伸ばそうとする。羽のように接着剤がその手を引き戻そうとする。
今度は足を動かしてみるも、同じように。やがてやよの動きが止まった。
目の前に十円玉がある。それはどんなところからでも追い求めるほど、やよにとっては素晴らしいもので。
やよの中で言えば、家族より大切なのかもしれない。命よりも、魂よりも。もしかしたら、そうかもしれない。
それでも、どれだけ大切であろうと、今自分は情けない罠に嵌って身動きが取れないのだ。
接地面に顎がくっついているため、視野に問題はなさそうだ。だからこそ、目の前に十円玉が見える。
取って良いと言われてるのに、届かない。そう思うと、悔しくて、辛くて、悲しくなって。
無様に四つん這いになりながら、ただ遠くを見つめながらうーうーうなっている様子は壮観だ。
確かにこの罠に嵌ってしまえば、俺といえども自力で脱出することは不可能だろうが。
やがてやよの関心は十円玉から脱出することに向いてきた。
だが見えるのは同じ景色だけ。首を動かす事もままならない。
無理矢理動かしても、すぐに引き戻されてしまうのだから、長続きするはずもなく
元の位置に戻れば、視界の中には十円玉が見えるのだ。やよはついに泣き出してしまった。
「うー……」
誰か助けて……そうだ、プロデューサー……
うーうー唸ってみる。叫んでみる。喉も腹も引っ付いてるから、うまく声が出せない。
それでもなんとか、誰かに気がついてもらわなきゃと必死に身を捩ってみたり。
一方俺は、その様子を後ろから観察しているのだが、笑いをこらえるのに必死だった。
まさにゴキブリだった。ゴキブリホイホイに捕まったゴキブリ。
いろんな方法を試すも、結局無駄だと分かって泣き叫んでいる様子はただただ滑稽だった。
そんな眺めを楽しみながら数十分が経った頃。
席を外して戻ってきても、まだ奴はうーうー唸っていた。
それを見て思わず吹き出してしまった。それに気がついたやよは声を一層大きくして。
「うー!! うっうー!!」
全く、お前にプライドはないのか。
十円玉のためだけに生きていたお前が、今は十円玉を必死に追いかけるべきじゃないのか?
まあ確かに、十円玉を追いかけるためにはまず脱出しなければ。そんな思考もあるかもしれないが。
都合のいいように行動する。やっぱりお前らはそういう生き物だ。
「どうしたんだやよ!? 大丈夫か!?」
「うー……」
白々しく心配そうな声をかける。反対側に回り込んでやると、ようやくやよは十円玉以外の景色を目にすることができた。
「んー……でもどうしようか。それだけ絡まってると、多分厳しいかな」
事実髪がデロデロになったやよをそこから救出することは難しかった。
だが本人は不安定な体勢と十円玉への執着心によって疲弊していて、さっさと助けろと言いたげだったので。
用意しておいた長靴と手袋を装着し、やよを力任せに引っ張ってやる。
「うーーーーー!!!」
もちろん結果は想像通り。
髪の毛は伸びた分接地面にくっつき、更に脱出を困難にする。
引っ張り方も悪かったのか、顔や背中の辺りが痛そうなやよ。だから俺は提案する。
「しかたない、助けて欲しいだろう? あれを使うしかないな」
「うー……」
>>121 こういう系増えるかと思ったけど全然無いよな
そんなことするより転ばせたりひっぱたいたり吊したりした方が気持ちいい
確かにやよは殴りたくなる
>>121 これぐらいの小ささのほうが面白そうだな
121大人気だなwww
キーキー五月蝿いいおをサルと一緒の檻へ閉じ込めたい
「お前キーキー鳴くからサルの仲間だろ」とか煽ってサルと同類扱いしてプライドをズタズタにしてやりたい
134 :
('A`):2013/04/06(土) 10:58:45.52 0
岐阜県の翼トレーニングスクールに2年いました。
原良郎って校長に口ごたえしただけで個別で呼ばれて殴られたり蹴られたりが当たり前だった。
よく写真を撮られるんだけど笑顔じゃないと何枚も取り直しされてそれでも笑わないと
「卒業はまだまだ先だな〜」とか言われ無理やり笑顔。
当時の生徒はみんな原を殺したいほど憎んでたよ。
原にごますらないと家に帰れないと思ってたからみんなでヨイショすんだけど原は自分が好かれてると勘違いしてたね。
岐阜で就職させられて原の管理下で一生の奴とか気の毒な奴何人かいて
みんなびくびくしてた。
俺は親が金払えなくなって抜けれたから良かったけどあとで親が原に二年で
契約金と月々の月謝あわせて1200万くらい払ったって聞いた時は怒りで発狂しそうになった。
>>119ネタで即興
日曜日。朝からアイドルたちは大忙し。
ぷちドルたちは事務所に預けられアイドルたちはお仕事中。
まこちーもお留守番中の一匹。
ぷちたちは朝からテレビに夢中です。
番組は日曜朝によくあるヒーローものが最近のぷちたちのブーム。
まこちーの両脇にはこあみこまみが食い入るようにテレビを見ています。
頭の上では、はるかさんがまこちーがもちゅもちゅしていました。
「ヤー! ヤー!」「トカ!」「チー!」
ヒーローの活躍で悪者が倒されると三匹は大興奮。
番組が終わると、三匹はごっこ遊びを始めました。
「にーちゃ、にーちゃ」
相手役は事務仕事中のP。こまみに手を引かれて連れてこられました。
まこちーは真の仕事先で貰ったバタフライグラスと風呂敷のマントでヒーローのよう。
こあみとこまみはPの形に作ったマスクを被っています。どちらかといえば怪人風です。
「とかー!」「ちー!」
二匹がポーズを決めます。気分は仮面トカチーといったところでしょうか。
双子ならではの息の合い方でダブルキックをPへと決めます。
「ふはははは! その程度ではきかんぞ」
「とかーとかー!」「ちーちー!」
ピンチ! 二匹はつかまってしまいました。
Pが二匹を両脇に抱え、勝ち誇ります。
「さぁ、どうする仮面まこちー?」
「ヤー! まきょー!」
まこちーは自分の考えたかっこいいポーズを決めました。
ジャンプ! キック!
短い足でのキックがPの胸へとぶつかります。
「ぐわー、やられたー」
Pはひざをつくとこあみこまみを離します。
三匹は並んで勝利のポーズを決めます。
もう三匹は大興奮。まこちーに至ってはほんとうのヒーローになった気分です。
「もう、プロデューサー。なに遊んでるんですか」
Pが律子にしかられました。
「いや、違うんだ律子」
何が違うというのでしょうか。Pがなにやら言い訳を考えていると、
「あっ、ひらめいた。営業行ってくる」
新しい企画を思いついたのか、駆け出していきました。
別の日。
商店街を真が歩いています。脇のバックからはまこちーが頭を出しています。
「きゃー助けてー」
うら若き(?)女性の悲鳴が。
真がそちらの方を見やれば、小鳥さんががらの悪い男に絡まれていました。
「小鳥さん?」
「あっ、真ちゃん、助けて!」
小鳥さんが真の後ろへと隠れます。
「おう、何や兄ちゃん。邪魔するんじゃねぇ」
それはもうチンピラ然とした格好のチンピラは凄みます。
「ボクは女です!」
「ほう、そうかい。じゃああんたでもいいから来てもらおうか」
真は訳が分らないまま、右手を掴まれてしまいます。
「ヤー!!」
まこちーが気合の声とともにその手をたたきました。
「うおっ!」驚きの声とともに手を離しました。
「くそっ! おぼえてやがれ」
古臭い捨て台詞とともに逃げていくチンピラ。
「ヤー! ヤー!」
まこちーは地面へと降り立つと勝利の快哉を叫びます。
さらわれそうになった真を救った自分はまるでヒーローの気分です。
「小鳥さん……」
「てってれー。ドッキリでしたー」
真が小鳥さんのほうを振り返ると、どこかで見たことあるような札を持っていました。
「分ってますよ。何ですかこのわかりやすいやつは!?」
「ぴよっ! 予算がないらしくて……」
「はっはっはっ、お疲れさまー真」
Pが何事もなかったかのように現れます。
「プロデューサー。何ですか、あの古臭いチンピラは?」
「うぐっ! そんなに古臭かったか?」
チンピラはどうやらPの変装だったようです。Pの形の頭でどうやってマスクをフィットさせているかは不明ですが。
「まきょ?」
真の裾を引っ張りながら、まこちーが見上げています。
どうやらいままでのやり取りは聞こえていなかったようです。
まこちーは純粋に悪そうな人に襲われた真を心配していました。
真は、まこちーを抱き上げると頬ずりをします。
「まこちー。かっこよかったよー」
親馬鹿ならぬ飼い主馬鹿とでも言うのでしょうか。
「まきょ〜」
ほめられて喜ぶまこちー。
「ヤー?」
「うん、ヒーローみたいだったよ」
ヒーロー。真にも認められたまこちーは有頂天。
その言葉の響きに酔っているようでした。
Pによるドッキリであったことにも気づくことはありません。
帰り道。
真を呼び止めたのは、近所のおばちゃんでした。
「あらあら、真ちゃん。今帰り?」
世間話がすきなおばちゃんに捕まった真は苦笑い。
その話題の中には、近所のコンビニに最近不良がたむろしていることなどがありました。
まこちーはバッグの中でその話を聞き逃しませんでした。
「不良だって、夜は近づかないほうがいいね、まこちー」
「ヤー?」
「不良っていうのはね、うーん、悪い人のことかな」
悪い人。
悪い人はやっつけなければいけない。テレビのヒーローはそうしていた。
まこちーの頭の中では、自分の登場シーンのシミュレーションが行われているようです。
そして、ヒーローである自分が不良を懲らしめて真に褒められてもらうところで、何時しか眠ってしまいました。
夜。
真が寝静まったころ。
まこちーはこっそり家から抜け出しました。
バタフライグラスに風呂敷のマント。日曜に事務所でごっこ遊びをしたときと同じ格好です。
目指すは不良がたむろするというコンビニ。
夜に人知れずたたかう。気分はまさにヒーローでした。
コンビニの前には、丁度よくというべきか、それらしき若者たちがたむろしていました。
三人ほどがタバコを手になにやら喋っています。
颯爽と、自分ではそう思っていますが、ぽてぽてとちいさな生き物が彼らの前に歩いてきました。
「まきょー! まきょ、まきょ!!」
びしっと、まこちーは、不良たちへと指(?)を突きつけます。
「なんだ?」
一人が、まこちーに気づくとその顔面へととびげりが入りました。
不意をつかれた不良はよろけました。
とはいえ、大の男がちっちゃなぷちどるにぶつかられたところで吹っ飛ぶわけがありません。
「なにしやがる」
とはいえ、顔を蹴られてやさしくしてあげるほど人間ができているわけもなく。
反撃のけりがまこちーの顔面を捉えます。
「ま”ぎょ”」
奇妙なうめきとともに吹き飛ぶまこちー。
さあショータイムだ
ごろごろとアスファルトの上を転がるまこちー。
鼻血と顔をすったのかいたるところに擦り傷ができていました。
「ま、まきょ〜」
おかしい。ヒーローのキックで悪い人は倒せるはず。
この不良たちよりも体が立派なPだって倒したのに。
哀れなまこちーは、ごっこ遊びの区別がついていないようでした。
「なんなんだこの生き物は」
「ま”」
まこちーは不良に頭を踏みつけられ地面へとキスをするはめになりました。
「子供か?」「二頭身のガキがいるかよ気持ち悪りぃ」
腹を蹴り上げられ、首根っこをつかまれ吊るされるまこちー。
「ま、まきょ」
まこちーは、その手を離せと暴れます。
「なんだ、この生き物」
気味の悪いものでも見るかのように眺める不良。
真や事務所のアイドルたちにとってかわいいぷちドルでも、彼らにとっては二頭身でうごめく化物でしかありません。
がんばれ
「うげっ」
街灯に照らされるまこちーの姿を見た不良が嫌悪感丸出しでうめきます。
その大きな目のまぶたがはれ上がり、顔から血を流す姿は不気味なものでした。
気持ちの悪いものを遠ざけたくなるのは人間の本能なのでしょう。その嫌悪を攻撃本能へとつなげた不良は、
まこちーをブロック塀へとたたきつけました。
そのまま、塀に顔を摩り下ろされながらどこかへと連れられて行きます。
「ヤ”、ヤ”ヤ”ヤ”ヤ”ヤ”ヤ”ヤ”」
進んだ先には小さな空き地。
不良は、地面へと投げ捨てます。
頭から地面へと顔を突っ伏すまこちー。
その大きな口の中へも土が入り込みます。
近づいてくる不良たちに対して、まこちーの心にはもう恐怖しかありません。
ぺこぺこと頭を下げるまこちー。
この行為が人間のいうところの土下座で、相手に許してもらうためのポーズだというのはPを見て知っていました。
「まきょ、まきょ、まきょ」
何度も何度も謝ります。
「何言ってるかわかんねぇよ」
つま先が鼻先にめり込みました。鼻血を噴出しながらまこちーは吹き飛びます。
黒いスパッツと白い肌といい、まるでサッカーボールのようです。
不良たちに蹴りまわされ、ぼろぼろになったまこちー。
「ま”……」
やがて、その体から力が抜けます。
蹴りまわすのに飽きた不良たちは、倒れ付すまこちーへと唾を吐きかけました。
哀れなまこちー。
ヒーローに憧れるまでは、ほほえましいですが、自分の力を過信してはいけません。
ぷちたちは人のやさしさで生きていられるに過ぎないのですから。
おろかなまこちーにそれを理解することはないでしょう。
おしまい
乙
乙
こういう調子に乗ったぷちが自滅するタイプのSSも面白いね
乙
短いけどめっちゃ面白かった!
乙面白かった
取り出したのはコンパクトな枝切り鋏。最近のは接着剤でベタベタしない素材で出来ているとか。
それをチラリと見たやよは、少したじろいだ表情の後、察したように声を上げる。
「うー!! うー!!!」
「わかったわかった、今助けてやるからな」
叫び声を上げるやよを無視し、後ろ側に回り込んで早速救出作業に移る。
普通に接着剤を切るだけではまたくっついてしまって意味が無い。
つまり、接着剤のついてしまった部分は切り落としてしまえばいいのだ。
「うー!! うー!!!」
後ろに回り込まれては様子を窺い知る事はできない。それでもこれからされることになんとなく危険を察知して。
暴れようとするもやはり足は動かず、やがてハサミがやよの右足を切断した。
「う゛ーーーー!!!!」
切り落としたことで右足が自由になったやよは、犬がマーキングをするようにパタパタと暴れていた。
切断面からは血が垂れていたが、もう一度くっつかないように切り落とした足の上に紙を敷いておいてやる。
先より酷い奇声に苛立ちながら、もう片方の足も同じように切り落とす。
「う゛ーーー!! う゛ぅーーー!!!」
「うるさいんだよ。せっかく助けてやったのに、なんだその態度は」
テンションの上がった犬のように、四つん這いになりながら後ろ足だけぴょんぴょんと蹴り上げながら叫ぶやよ。
もちろん手もくっついたままなので、同じようにして助ける。そのために一度やよの前に移動する。
「う、うぅ……」
もう暴れる気力も失ったのか、後ろ足をピクピクさせながら、こちらを見るやよ。
その顔はもう涙でぐしゃぐしゃで、接着剤でべとべとになった髪の毛でまさに怪物のようだった。
「腕を切り落とすのと引っ張りだすの、どっちがいい?」
「うー!! うー!!!」
「切った方が俺は楽だと思うんだけどなー」
とりあえず俺はやよの髪の毛を切断した。そうしてやよの髪を束にして、思い切り引っ張った。
「う゛ーーーー!!!!」
足は自由。残るは手と顎。デロデロに弛んだやよの髪の毛はあれだけ切ったのにまだまだ量があった。
痛みに苦しんでいるようだったが、髪に隠れて表情は見えない。容赦なく引っ張る力を強くしていくと
ようやく片腕が接着剤から離れたようだ。そうしてもう片方も。足で踏ん張れる分、四肢全てが封じられているより抵抗できた。
が、足は傷口がさらされた状態のままのため、痛みはあるだろう。
そうしてなんとか無事に捕獲機から脱出できたやよは疲労困憊。
無事とはいえども両足を失い、髪はボロボロ、心に深い傷を負ってしまった。
「うー……」
目に涙を浮かべながら、ぺたりと座り込む。
どうしてこんなことをするの、と俺を恨んでいるのか、それとも単に足の傷が痛むのか。
と、そのとき
チャリーン。
「う……?」
ビクッと体をふるわせるやよ。そして次の瞬間にはもう音のする方へ……
走りだしたつもりだった。やよは、本能的に音の方向を3次元的に掴んでいた。
それでも動かなかった。なぜならば、やよには足は無かったから。
「う、う、う……」
「どうした、やよ?」
もちろんその音の正体は十円玉で。
いくらやよと言えども、逆立ちしながら追いかけることなんでできないだろう。
仮にできるとしても、今のその状態では、まともに動く事すら困難だろう。
体が一瞬動いただけで、そこから動こうとしないやよ。実際には、動けないのだろう。
それでも十円玉の音が恋しくて。さっき逃した十円玉、そんなことまで思い出して。
意を決したかのように、やよは自らうつぶせに倒れ込んだ。そして、匍匐前進を始めたのだ。
「いやいや、お前それは」
また吹き出しそうになってしまった。まさに死にかけのゴキブリのごとく。
うーうー唸りながら、遥か彼方にある十円玉を追いかけるやよ。
そこで俺はやよの見える位置に十円玉を落としてやった。
「やよ、こっちだ」
「う?」
しばらくこちらの様子をうかがっていた。きっと疑われていたのだろう。
それでも十円玉が目に入ると、這う速度は先より少し早くなっているようで。
後数メートル、数センチ……あ、手が届く……と行ったところで
「……う!!」
十円玉を蹴飛ばしてやった。とはいっても、机2つ分くらい離れただけだ。
それでもやよは十円玉の方向に再び這い始めた。
手はまだベタベタする。足だってズキズキ痛む。それでも十円玉を追い続ける。
そうしてまた手が届くか、というところでやよは動きを止めた。いや、止められてしまった。
「う、うーーー!! うーーーー!!!」
髪の毛を引っ張り、やよをすんででのところで引き止める。
それでもやよは俺に対しての意識は全くないようで、ただ10円に触れたい。その一心で。
その様子を見て、俺は引っ張る力を強くした。
「う、うぅううううう!!!」
その力に従って、やよは10円から離れていく。抵抗する術はない。
そうしてもう一度、十円玉に向かって這い始めるのだ。まるで操られたかのごとく。
前も言った通りこいつらの思考は理解できない。
それでもここまでいたぶられていて、さらに元から執着心があるものを見せつけられている。
きっとやよにとって十円玉は今の厳しい状態における生きるエネルギーなのだろう。
3度目の正直。息切れしながら今度は出来るだけ早く手を伸ばすも……
やよより早く、俺はその十円玉を拾った。そして、やよを見る。上から、見下した目で。
「これが欲しいか?」
「う……うー!!」
「そうかそうか」
もうこの生物にプライドなどなかった。どんな扱いをされようとも、お金こそが最後の希望。
俺は机の引き出しから貯金箱を取り出す。別にこの時を想定していたわけではないが、十円玉とはそういうものだ。
やよの髪の毛を掴み事務所のドア、入り口まで引っ張る。
そうして、髪を掴んだまま十円玉が20〜30枚はいっている貯金箱を開け、思い切りぶちまける。
ジャララララ……チャリーン!!
「う、うー……う゛ーーーー!!!!」
狂喜の声を上げるやよ。足の痛みを忘れ、二足歩行で喜ぶものの髪を引っ張られているため動く事はできない。
それでもやよは、まるで踊っているかのようにクルクルと回る十円玉を端から一つずつ眺めては声を漏らす。
「うーー!!!」
お前の物だと決まったわけじゃないんだぞ?どうしてそこまで喜ぶ事が出来る。俺には全く理解ができない。
もしやよが健康ならばたとえ髪の毛を掴んでいたとしてもこの光景を見れば逃げられてしまうだろう。
だからこそ、今お前にはこれが最大の屈辱になる。
目の前に輝く十円玉を一つとして触れる事すらできない。お前はその程度の生物なんだ。
「十円玉、いらないのか?」
「うーー!! うーーー!!!」
「うーしか言えないんだもんなお前は。面白くないよ」
髪の毛を離したところで、這うだけ。だからすぐにはたどり着く事はできない。
うーうー唸るお前は、結局金の亡者。それも、力の無い弱い生物だ。
生きている価値すら見いだせず、弱い者が何かを手に入れるなんてこと、あってはならない。
十円玉の匂いも手についてきた。だからそろそろ終わりにしようか。
「さぁこっちだ」
やよの髪の毛を掴んだまま、俺は最後のセッティングに取りかかった。
書き始めたはいいが忙しくてなかなか
あとはタイミングがちょっとね まこちーの人乙乙
最後
>>111を書く予定 飛び飛びですまない
やよの髪抑えた状態で10円玉おとしてみたいな
乙
やよの悲鳴笑えるわー
>>156 楽しみにしてるから、自分のタイミングでゆっくり書いてくれ
>>147,148,149,150,156 サンクス
ぷちどる見るとなんだか、服を剥ぎたくなる
ちひゃーとか木の棒突っ込んでやりたくなるよな
ちひゃーをボコボコに痛めつけた後、「木の棒でフ○ックしたら許してやる」と命令し、
公衆の面前で泣きながら木の棒を出し入れしてる哀れなちひゃーが見たい
はるかさんにずっと日光当てて苦しめたい
十円玉が落ちた音を録音して事務所のいろんなとこで鳴らせてやよを走り回らせたい
あふぅの股間を撫でて手懐けたい
夏。
「がっ、がぁぁぁぁぁぁぁぁ」
はるかさんが、扇風機の前で声を割るのも765プロの風物詩となった。
そして、もう一つの風物詩がやってきた。
「はにぃぃぃぃっ!」
風物詩もしくは悩みの種たる夏毛のあふぅ。ぼさぼさの金髪頭から茶色の短髪へと変わる頃、親しい男性へのスキンシップが過剰になる。
所謂発情期なのだろう。
いまも、寝起きに仕事中のPを発見すると、彼の顔面へとしがみついた。発情期であるあふぅは、身体全体をPの顔へと擦り付ける。
「はにぃ……はにぃ……」
フェイスハガーに視界を奪われたPは深く嘆息する。その息がくすぐったいのか、あふぅは身をよじる。そのたびに独特の体臭が鼻をつく。
Pはあふぅを引き剥がした。
「やー!」
嫌がるように手の中で暴れる。このまま床に叩きつけてやろうか。
「頼むから顔に張り付くのだけは止めてくれ」
息が単純に臭い。今日は小鳥さんがいなかったから、歯を磨いていなのだろう。
つまり、ちっちゃんもいない。世話をしてくれる人がいなかった。
「はにぃ?」
Pの言葉を理解していないようだった。床に下ろすとまた顔へと飛びついてきた。
「はにぃ」
後頭部に身体を擦り付ける。匂いがつかなければいいのだが。
「おはようございまーす」まっこまっこりーん
765とテーピングされた扉が開くと、765プロ所属のアイドル菊池真が、元気よく入ってきた。今日は、白いワンピースに身を包み、ボーイッシュな中にも女の子らしさがでていた。
「ヤー」
肩に提げられたバッグからは、真にどことなく似たぷちどる、まこちーが顔を出していた。
「はにぃぃぃぃっ!」
あふぅは、真を視認した瞬間、Pの頭から跳ぶ。
その衝撃で、ごんっ、とPは机へと頭を打ち付けた。
「あふぅ、ボクは女の子だって言ってるでしょ」
「はにぃはにぃ」
慣れたものか、真はあふぅを顔に貼り付けたままPのところへと歩いていく。肩からバッグを下ろすと、まこちーが這い出てきた。まだ太ってはいないようだった。
真は、あふぅを引き剥がすと、Pへと渡す。
「んじゃ、仕事なんで、まこちーをよろしくお願いします」
あふぅに同情して仕事へ連れて行くたびに失敗を重ねた所為か、いまは目もくれることをしなくなった。
「まきょ」
まこちーは、手をふりふり真を見送った。
「はにぃはにぃ!」
Pの手の中で、あふぅは目に涙を浮かべて、真を慕い求める。手を離せば、真の元へと駆けていくだろう。
それ故に、Pは、暴れ続けるあふぅを抑え続けた。
「どうしたものか」
Pは一人呟く。噛み付かれたため、手を離してしまった。
真はもう事務所から出て行ったためか、あふぅは追いかけることができなかった。
あふぅは、暴れ疲れたのか、ゆきぽのダンボールを奪い取って寝ていた。
「ヤー?」
ぽいんぽいんと、まこちーがこちらを見上げて飛び跳ねている。
「うん、真とあふぅのことさ」
Pは、まこちーを抱き上げると膝の上へと乗せる。
「まきょ?」
「あふぅが、真に抱きつかないようになれば、いいのだけれどな……」
まこちーの頭を撫でる。このぷちはキモチよさそうに目を細めた。
「あふぅが仕事について行かなければ、真も仕事がうまくいって喜ぶと思うんだ」
そうまこちーに語りかける。
まこちーは、なにか考え込んでいるようだった。
深い考えもないだろうけど。
「はぁにぃぃぃっ!」
目覚めたあふぅが、まこちーを蹴り飛ばした。Pから退けと言わんばかりに。
「はぁにぃ」
Pの体によじ登るあふぅ。
甘ったるい声で、Pの顔に身体を擦り付ける。
あふぅの中では真>P>まこちーなのだろう。現金なやつだ。対象が居なくなるとすぐにすりよってくる。
そしてPが居なければ、いま蹴りつけたまこちーにすら擦り寄るのだろう。
「まきょ……」
まこちーが、半眼であふぅを睨みつけていた。
次の日。
「おっはよーございまーす」まっこまっこりーん
765プロの扉が開かれると、真が機嫌よく入ってきた。昨日の仕事が上手くいったのだった。
「はぁぁにぃぃぃっ!」
今日も発情期のあふぅが真へと向かって跳んでいった。
「まきょっ!」
あふぅの顔面へとまこちーの拳が突き刺さっていた。
「ぶ、ばにっ!」
まこちーのカウンター気味の一撃を食らって、奇妙な悲鳴とともに吹っ飛ぶあふぅ。
「まこちー!?」
真が驚いたような顔で、ぷちを見た。
「ヤーヤー」
まこちーは、真を見上げている。その表情はどこか誇らしげだった。真を守るのは自分だといいたげに。
「真、仕事だろ、ここは俺に任せて行きなさい」
Pは、なにか言いたげな真を遮るかのように声をかける。
Pは、なにか言いたげな真を遮るかのように声をかける。
「プロデューサー……、でも、その……」
真はショックを受けているようだった。
無理もないまこちーが――あふぅとはいえ――ぷちどるに暴力を振るったのだ。
真の中ではまこちーはかわいいだけのぷちどるだった。
響にまこちースペシャルを、Pに水車投げを仕掛けてもかわいい悪戯程度のものという認識でしかなかった。
明確な害意をもって力を振るうとは思っていなかった。
「さ、真。行こう」
Pは、そっと背中を押して真を事務所の外へと促す。
よくやったと真に見えない位置でまこちーへとサムズアップした。
「は、はにっ!」
あふぅが気絶していたのはほんの短い間だった。家猫のように飼育下で肥えていたとしても、獣の頑丈さはあった。
「はにはにはにはにはに」
まこちーに向かって地面を蹴るようにして威嚇している。
いかにあふぅとはいえ、殴られたことはまだ覚えていたらしい。真もPも居ない中でも、まこちーに敵意を向ける。
「はにぃぃぃぃぃっ!」
あふぅが、跳んだ。しがみつくためではなく、その歯を突き立てるための跳躍だった。
まこちーは一歩踏み込む。
沈み込んだ身体から、押し込んだバネが戻るかのように、溜め込んだ力を解き放つアッパーカット――雷神拳。
その拳が大きく開いたあふぅの口の、下あごへと吸い込まれるかのように突き刺さった。
「ぶっ」
筋骨逞しきPすらも軽々と吹き飛ばすまこちーの拳。
完璧なタイミングで打ち込まれたそれは、遥かに体重の軽いあふぅの身体を天井へと突き刺した。
力なく垂れ下がるあふぅの身体。
ゆっくりと重力に引かれ落ちてきた。頭が重いために、上下逆さまになり頭を床に打ち付けた。
だらしなく開いた口は、歯がぼろぼろだった。勢いよく打ち付けられた上下の歯の固さによってお互いの歯を砕いた。
床にはじわりと血が広がっていく。
Pが真を送り出して戻ってきたのはそのときだった。
「なっ、まこちー、これをやったのはお前か?」
事務所の惨状に驚きの声を上げた。
「ヤーヤー!」
まこちーはぴょんぴょんとPの前で跳ねる。
褒めてといわんばかりだった。
「なんてことをしてくれたんだ!」
「まきょっ!?」
飛んできたのはPの叱責。まこちーは望外の言葉にショックを受けた。
「天井に穴を開けるなんて!」
Pは天井を指差す。Pがまこちーを叱ったのは、天井の穴に対してだった。
「まきょ……」
がっくりとうなだれるまこちー。
Pはやさしく抱き上げると、頭を撫でた。
「次やるときは、事務所を壊さない程度にやるんだぞ」
「ヤーヤー、ヘヘッ」
まこちーはこくりとうなずく。Pになでられうっとりとしているようだった。
ぷちたちは頭をなでられるのに弱いようだ。
「よくやったぞ。お前は真を守ったんだ。真は、口ではあふぅの心配をするかもしれないが、気にすることはないぞ」
もう一度、頭を撫でるとまこちーは照れたように頬をそめた。
ぷちたちは頭をなでられるのに弱いようだった。
次の日
「はぁぁぁぁにぃぃぃっ!」
案の定あふぅは、全然懲りることなく、今日も真たちが姿を見せたとたんに、飛び込んでいった。
頭には、包帯が巻かれ、大きく開かれた歯はぼろぼろだったが、悲壮感よりもどこか間抜けさが際立っていた。
歯がぼろぼろでも、好物のおにぎりが食べられなくなるまで悲しむことはないのだろう。単純な生き物である。
ちなみに律子たちには、あふぅが暴れて怪我したことにしてある。
「まきょっ!?」
ぴんぴんしているあふぅに、面食らったのはまこちーの方だった
「ヤー」あふぅを叩き落した。
「は、はにぃっ……」
あふぅはまこちーの方へと手を伸ばした。
まこちーがゆっくりと近づいていく。
あふぅの大きな目はまこちーだけを映していた。
「ヤー」
そんなあふぅにまこちースペシャルを極める。
真には、二匹はじゃれているだけだと説明してある。
自分に火の粉が飛ぶのを避けられるのであれば、真はあふぅに興味をなくしたようだった。
「あふぅぅぅぅぅぅぅ!」
あふぅは、ぎりぎりと締め上げられながらも、どこか恍惚の声をあげる。
変な性癖に目覚めたのか、あふぅ。
これが、あたらしい夏の風物詩になるのだろうか。
そんな二匹をみやりながら、Pは正座させられていた。天井の穴の件で律子にこっぴどく怒られながら。
おわり
久々のSS乙
対策委員会とやよいじめの続きを期待してる
179 :
('A`):2013/04/14(日) 04:05:23.42 0
「なんてこった」
いつものように営業から帰ってきたら事務所が散らかっていた。
いったい何があったんだ?唖然としていた俺の視界に黄色い生き物が入る。
「ナノ・・・ナノ・・・」
あふぅである。
「・・・こいつが元凶か」
散らかった事務所など露知らずぐーすか寝息をたてている。
いいご身分だ、こっちは汗水垂らして走り回ってるってのに・・・
180 :
('A`):2013/04/14(日) 04:15:55.25 0
今日事務所にいるぷちはあふぅだけで他には誰もいない。
まぁこいつが荒らした犯人で間違いないだろうな以前にも何度かあったし。
「さてどうしようか」
散らかった事務所の片付けをしながら考える。
あふぅへの説教の事だ。
今まで何度叱ってもこいつは反省の色を見せた事がない上、
寝るかおにぎりを食べるかすればすぐ忘れてしまう頭の持ち主だ。
恐らく今回もそうなんだろうな・・・とダメもとで声をかけてみる
「コラあふぅ起きろ」
181 :
('A`):2013/04/14(日) 04:35:21.34 0
「ナノ・・・ナノ・・・」
案の定目を覚まさない。
まぁそうだろうな、一度寝たこいつはいくら呼びかけたって起きようとしない。
「少し乱暴だが・・・、起きてもらわないとな」
あふぅの口を手で押さえる。
「ナノ・・・ナノ・・・?」
ぷちどる達には鼻がない、口を押えれば息ができなくなる。
目を覚まさざるを得ないだろう。
「!?あふっ・・・あふっ!!」
手足をバタバタさせて暴れる、完全に目が覚めたみたいだ。
これ以上苦しめてもかわいそうだから手を放す。
説教もしなくちゃならないしな。
「・・・ナノ!ナノナノ!」
目覚めたあふぅは俺に向かって鳴いてくる。
なんだ、怒ってるのか?まぁ寝ている時に突然息を止められたら誰だって怒るか。
182 :
('A`):2013/04/14(日) 04:52:22.42 0
「寝てるところを邪魔したのは悪かったよ」
「ナノナノ!」
謝るのは当然だとばかりにこちらへ怒声を浴びせてくる。
そうだな、悪い事したら謝らないとな。
「でもなあふぅ、お前また事務所散らかしただろ?」
「ナノ?・・・ナノ!」
それが何か?って顔をしているな、言わなきゃわからないのか。
「前にも言っただろ?これはいけない事なんだって」
「ナーノ!」
説教を始めた途端、あふぅは俺の横を抜けようと飛び跳ねる。
説教は聞き飽きたって態度だな。
「こら待てあふぅ!ちゃんと聞け!」
逃げ回るあふぅを追い掛け回す。
当然あふぅは事務所を縦横無尽に駆け回るので、さっき片付けた室内がまた散らかる。
183 :
('A`):2013/04/14(日) 05:13:24.68 0
どれだけ捕まえようとしてもあふぅの方が小回りが利く分事務所内では有利だ。
「ナーノナノナノ!」
息を切らした俺をゲラゲラと嘲笑してくるあふぅ。
「はぁ・・・はぁ・・・鬼ごっこでもしてる気分だ」
しかし捕まえた所でなんの達成感も無いし、その後に説教までしなきゃならない。
その上散らかった事務所の片付けが待っていると来たもんだ。
だんだんやる気が無くなってきた・・・
「ただいま戻りましたー・・・って何よこれ!?」
「り、律子!?」
事務所のドアを開け帰ってきたのは律子だった。
調度良い、あふぅを叱るのを手伝ってもらおう。
そう思った時だった。
「びえーーーーー!」
あふぅが泣き出した。
突然の行動に面食らうが、あふぅが何を考えているのかすぐに理解した。
184 :
('A`):2013/04/14(日) 05:25:14.66 0
散らかった事務所。泣き叫ぶあふぅ。服が乱れ、息を切らした俺。
これを律子が見たらどう思うだろうか?
「・・・プロデューサー・・・?何をしているんですか?」
まるで俺があふぅを虐めているかのように見えるのではないか?
「ち、違うんだ律子・・・この惨状はあふぅが・・・」
「びえーーーーーー!!」
俺の弁明があふぅの泣き声によってかき消される。
よく見たらお前、怪我したふりもしてないか?芸が細かいな。
「プロデューサー!そこの座りなさい!!」
「は・・・はい!」
その日は泣く泣く律子の説教を受ける事になった。
律子の後ろから俺を見ているあふぅの顔がひどく楽しそうだったのは忘れない。
185 :
('A`):2013/04/14(日) 05:44:33.67 0
犬や猫と言ったペットは、飼われた家の中に住んでいる人間に順位をつける。
その順位が自分より下の人間からはまるで言う事を聞こうとしない。
どうやらあふぅから見て俺の順位は相当下になってるようだな。
そうなったペットに言うことを聞かせるにはどうすればいいか?俺の方が上だとわからせればいいのだ。
「今度と言う今度は許さんぞあふぅ」
一週間後、営業を終えた俺はあふぅのみが残る事務所へと戻る。
ドアを開け広がった光景は、いつもと同じ散らかった事務所だ
「…調子付いてきてるな」
いままでは週一くらいにしか暴れなかったあふぅだが、こないだの一件からは毎日事務所を荒らすようになった。
荒らしても俺が黙って片付けるからだ、気分は完全に殿様だろうな。
だがこの一週間黙ってあふぅを好き勝手させていたのは、あふぅを懲らしめる道具を用意する為だ。
「さてあふぅはどこだ…っと」
いた。散らかった書類の上で寝ている黄色い毛虫だ。
「よだれで書類がグショグショだ…」
それの処理をするのも俺なのだが…まぁいい、今回であふぅが懲りればいいのだ。
「ナノ…ナノ…」
「呑気に寝やがって、見てろよあふぅ」
早速準備に取り掛かる。
186 :
('A`):2013/04/14(日) 06:04:33.75 0
「…こんなもんか」
給湯室での準備が終了し、次はあふぅを捕える段階に入る。
「ナノ…あふぅ…」
寝ているのだからそのまま首をひっつかんで持って行くだけだ。
そう楽観していたが…
「!…ナノっ!!」
「痛っ…!?」
力一杯噛みつかれた。なんとか剥がし傷を見ると、血が流れている。
「なんて力だ…まるで犬だな」
「ナノ…ナノ!」
邪魔だ、眠りを邪魔するなとでも言いたげな顔で俺を威嚇するあふぅ
甘く見ていた、いままでは口をつまむくらい平気でやれたのに。
どうやらそれだけ俺はこいつに舐められているみたいだ。
「…これは痕が残るかもな」
一旦あふぅの元を離れ、傷の手当をする。
ついでにコンビニで買っておいたおにぎりをビニールから取り出す。
元々あふぅが起きていた場合に釣る為用意しておいたのだが、無駄にならずに済んだ。
187 :
('A`):2013/04/14(日) 06:26:43.96 0
手当も終わったし、あふぅを捕える為行動を起こすとしよう。
「おーい、あふぅ」
「ナノ…ナノ…」
寝ている。
しかし迂闊に近づけばまたさっきと同じ目に遭うだろう。
持ってきたおにぎりの包装を剥がす。
「…ナノ?」
包装を剥がす音に反応したのか、それともおにぎりの匂いに反応したのかはわからない、
しかしあふぅは目を覚ましこちらを見る。
当然視線は俺では無く手に持つおにぎりに集中している。
「ナノー♪ナノナノ♪」
歓喜の雄叫びを上げて飛びかかり、俺の足に飛び移る。
以前まではこれがかわいかったが、今の傍若無人なあふぅにそんな感情が浮かばなくなってしまった。
早く以前のように、いやそれ以上に言うことを聞くようにしなくてはならない。
「ナノ♪」
俺の足から今度は腕に飛び移りおにぎりを奪おうとするあふぅ。
これを邪魔しようとするとまた噛みつかれるのだろうか、
そう思いながらおにぎりを給湯室へ向かって投げこむ。
「…!ナノ♪」
俺の肩を踏み台におにぎりめがけて跳躍するあふぅ。
おにぎりが地面に着地する前に見事キャッチした。
投げたボールを取りに行く犬みたいだなぁ。
188 :
('A`):2013/04/14(日) 06:55:38.63 0
おにぎりが落ちるはずだった場所にそれを手中に収めたあふぅが着地する。
いくら勘の良いあふぅも、おにぎりに夢中じゃ気づかなかったみたいだ、
足元に仕掛けられたロープには。
「ナノっ!?」
着地しロープに触れた瞬間、それはあふぅの足を縛り上げ瞬時に逆さ吊りにした。
「ナノ!?ナノー!!」
突然宙に吊られたあふぅは驚きじたばた暴れだす。
滑稽だが手元のおにぎりを放さなかったのには感心するよ、どれだけ好きなんだか。
「括り縄って言う畑とかを荒らす野生動物を捕まえる罠なんだが」
「あふぅにはぴったりだな?」
説明しながらあふぅの前に姿を現す。
俺はこいつらの言葉は理解できないが、こいつらはそこそこ人間の言葉がわかるらしいからな。
「ナっ・・・!?ナノ!ナノー!!」
これが俺の仕業だと理解したあふぅは降ろせとばかりに怒鳴り散らす。
「ははは、身動きの取れなくなったお前は何ていうか、檻越しの猛獣みたいだな」
「ナノ!ナノナノ!!」
まったく降ろそうとしない俺に対しあふぅは怒り心頭のようだ。
まぁそれは俺もなんだがな。
「じゃあ始めるかな」
あふぅの目の前で用意を始める。
その間も俺に罵声を浴びせていたあふぅにある物を見せる
バーナーだ。
189 :
('A`):2013/04/14(日) 07:12:44.90 0
「…ナノ?」
まぁこれだけじゃあ、あふぅには何だかわからないよな、試しに点火してみるか。
「!!ッ…ナっ、ナノっ…!?」
勢い良く放たれた炎を見て、目を白黒させてるな、面白いぞ。
これでこの道具がいったいどういった物なのかあふぅにも理解できたわけだ。
「さて、あふぅ…これから俺が何をするかわかるか?」
「ナ…ナノ?」
おお、こんなしおらしい態度はじめて見たな。
しかし俺が何をしたいかまではわからないみたいだ、じゃあ単刀直入に言っちゃうか。
「今からあふぅを拷問するぞ!」
バーナーから吹き出す炎と共にあふぅへ告げる。
「ナノ…?ナノ?」
突然すぎて訳が分からないよう…違うか、虐待なんて難しい言葉あふぅは知らなかったみたいだ。
じゃあもっと簡単に言ってやるか。
「ようはあふぅをこんな風にしちゃうって事さ」
バーナーの火の先端をあふぅが持っているおにぎりに近づける。
「ナノ!?」
火があたった部分はあっという間に黒コゲとなった、これじゃもう食えないかな?
「………ナノ!ナノナノ!?」
あふぅの顔が恐怖でひきつる
ようやく自分がどんな目に遭うか理解したようだな。
190 :
('A`):2013/04/14(日) 07:14:26.40 0
すまんミスった。↑
×
突然すぎて訳が分からないよう…違うか、虐待なんて難しい言葉あふぅは知らなかったみたいだ。
○
突然すぎて訳が分からないよう…違うか、拷問なんて難しい言葉あふぅは知らなかったみたいだ。
sageて投下しろよ〜怒る人いるから
あふぅをどう虐待するか期待して読ませてもらうわ
192 :
('A`):2013/04/14(日) 07:31:06.86 0
「ナノー!ナノー!」
自分の状況を理解したら今度は命乞いをしてきたぞ。
「大丈夫だよあふぅ」
「ナノ…?」
笑顔であふぅに語り掛け、一瞬安堵させてから告げる。
「命までは奪わないさ、拷問だからな」
途端あふぅは絶望したかのような顔になる。
実にいい顔だ。
「ナノ!?ナノー!!」
しかしそれと同時に反抗心が込み上がってきたのか、ニヤついている俺に向かって持っていたおにぎりを投げてきた。
狙いは正確で俺の顔におにぎりがぶちまけられる。
ちょっと焦げてはいたがまだ食べれたのに、もったいないな。
「大好きなおにぎりを投げるなんてよっぽどだな、あふぅ」
「ナノっ…!ナノっ…!」
逆さになりながらもこちらへ威嚇してくるか…、少し開き直ったかな?。
「いや…違うな」
あふぅの考えが読めたぞ。
そろそろ律子が帰ってくる時間だ、律子が帰ってくればこいつは前回のようにしこたま怒られる。
自分はそれを見てバカ笑いしてやるんだ。
とでも思っているんだろうが、残念だが今回は違うんだな。
「律子なら帰ってこないぞ、あふぅ」
「……ナノ…!?」
今日律子は遅くまでアイドル達とのライブで忙しい事をあふぅに教える。
ライブが終了しだい直帰するようにも伝えているし、もし事務所に寄ったとしてもそれは夜遅くになるだろう。
説明していくうちにあふぅの顔は今にも泣き出しそうな顔に歪んでいた。
「ははは、また嘘泣きする気かー?律子は騙せても俺は騙されないぞー」
期待
「まぁ俺もさ、こんな事はしたくないんだぞ、あふぅ?」
「ナーノー!ナノっ!!」
バックから他の拷問器具を取り出しながら語り掛ける。
その間もあふぅは俺に向かって命乞いなのか罵声なのかわからない事を叫んでいた。
「でもな、誰かがお前を躾けないとならない」
「そうしないとな、いずれお前は誰の言う事も聞かなくなって保健所送りにされるぞ?」
「俺はそんなあふぅの姿見たくないからな」
そう、これは飼い主としての責任だ。
何より回り回ってあふぅの為にもなるのだ、鬼にならないとな。
「ナノぉ…ナノ!」
しかしあふぅから見れば俺は明らかに異常者だろうな。
それもそうだろう、相手を逆さ吊りにしてバーナーもって躾けだとのたまってるんだから。
でもそれはあふぅの自業自得って奴だ。
普通の躾けが利かない以上、それ以上の躾けが必要になる、そうだろ?。
「まぁ御託はここまでにして、始めようかあふぅ」
バーナーを手に取り、あふぅの前に立つ。
顔は恐怖で固まっている、しかしまだあふぅ自身には一切危害を加えていない。
当然心の中じゃあ反省のはの字も出てきてないだろう。
出てきていたとしてもおにぎり一個で忘れてしまう程度だ。
「ナノー!ナノ!ナノっ!」
「安心しろ、いきなりバーナーで直にはやらないよ」
俺は拷問器具の一つ、鉄の棒を取り出す。
「ナノ…?ナノ…?」
なんの変哲もないただの鉄の棒だが、あふぅにはこれが自分を痛めつける為の道具だとしか見えないだろう。
傍から見てもビクついてるのがわかる。
まぁあふぅの予想はだいたい当たっている、しかしこのままの状態では運用しないぞ。
棒で殴るなんてひどい事俺には出来ない。
右手に持ったバーナーから出ている火に、左手で持った鉄の棒を当てる。
「ナ…ナノ…」
顔が青ざめてるぞあふぅ?俺がどうしたいのかよくわかってきたみたいだな。
火に当てられた鉄棒が熱されるのをじっくりあふぅの目の前で行う。
「うん、いい感じに温まってきたな」
「ナッ…!ナーノォー!!ナノナノナノ!!」
あー、駄目だぞそんなに暴れたら。
よりロープが絞まって足が痛くなっちゃうだろ?ほらロープが揺れてるじゃないか。
…しかしブラブラ揺れてるあふぅは、なんていうかミノムシみたいだなぁ。
さっきは猛獣だとか例えたけど、ごめんな、虫の方がぴったりだぞあふぅ。
「そんなに怖いのかあふぅ?」
「ナノナノナーノ!!」
そうかそうか、こんな高温の鉄の棒とバーナーが見えるから怖いんだな。
じゃあ見えなくしてやるか…。
「ナ?ナノーッ!?」
目を焼く…なんてひどい事はしないさ。
安物の目隠しをあふぅにかけてやっただけだ。
よかったなあふぅ?これでお前が怖がる物は見えなくなったぞ?
「本当は俺が後ろに回ればいいんだろうけど、重力に逆らった髪の毛が邪魔でなぁ」
「ナッ!ナノッ……びえーーーーーっ!!!!」
なんだ?さっきより更に怖がってるように見えるな、しかし俺は知ってるぞあふぅ。
今まで俺の前でお前が泣いた時は全部嘘泣きだった、今回もそうだろう?俺にはわかる。
「さて…服が邪魔だな」
下手に火が燃え移っては興醒めする。
幸いあふぅは逆さ吊りだから下に下げるだけで済む。
しかしこいつペットとたいして差が無いのにずいぶん洒落た服を着てるな。
俺達人間と同等だとでも思ってるのだろうか…
「よっと」
「ナノ!?ナノ〜っ!!」
なんだなんだ、虫唾の走るような声を上げて?、もしかして恥ずかしがってるのかこいつ。
ロクに風呂にも入らず野生動物みたいな体臭してるのに羞恥心は持ってるのか、驚いた。
「食って寝て遊べとはよく言ったもんだ、まさにそれを体現した生物だな、あふぅは」
「びえ〜〜!びえ〜〜〜!!」
あふぅは完全に怯えきってるみたいだが、それはこの状況下だからこそだ。
この態度も、こうすれば見逃してくれると言う考えからだろう。
もしここで俺があふぅの縄を解いて、これからはもう悪いことするなよ?、と忠告した所で後日にはそんな事忘れて暴れ回るだろう。
言葉でわからない事は今までの経験で身に染みたからな。
そう、だからあふぅにも身に染みる思いをさせてやらなくちゃならない。
身体にわからせてやるしかないんだ。
「じゃあ行くぞ〜あふぅ、このあっつ〜い棒が今からお前のお腹に触るぞ〜」
「ナノ!?」
途端身体が硬直するあふぅ。
身構えてるみたいだな、まぁ目からの情報をシャットアウトされてるんだから。
いつ来るかわからない痛みに怯えるのは当然か。
「まぁあふぅにとっては未知の体験だもんな、というか誰だってそうか」
適当に話しを振る、勿論あふぅは俺の話しに返事もせずビクビクしている。
しかし俺が話してる間はまだやらないのかもしれないと思ったのか、少しだけ警戒を解いていた。
そこへ指であふぅの腹を ちょんっ とつついてみると。
「ナ゛ノーーーーーーーッッ!!!???」
さっきまで聞いた事もない悲鳴を上げビクっと体大きくを揺らした。
「…ぷっ」
つい吹き出してしまった。
指でついただけでこれか、視界からの情報が無いだけでこの反応は面白い。
「ナ゛ノォ〜〜〜!ニ゛ャノォ〜〜!!」
ロープに揺らされながら、まだ泣き声混じりの悲鳴を上げているあふぅ。
何も見えないこいつには俺が熱した鉄の棒で突いたとしか思えないんだろうな。
なんかの漫画の登場人物が言ってたが、思い込みとは怖い物だな、本当に。
しかしかわいそうだから真実を教えてやるか。
「あはは、あふぅ、今のは俺の指だよ」
「ナっ!?…」
信じられないと言った反応だな、まぁ正直ここまでしてる俺の言葉を信じろと言うのもあれか。
「冷静になってみろ?別に熱くともなんともないんじゃないか?」
「ナノォ……ナノ!ナノナノ!!」
おいおい嘘だとわかったら怒り出したよ、自分が今どんな状況かわかってるのかこいつ?
今さっきのショックで忘れてしまったのかね。
立場をわからせる為もう一度指で腹をつついてやるか、今度はあふぅが叫ぶ瞬間にやってみよう。
「ナ――」
「それ」
つん と指で腹を弾く。
「――ノ゛ォォオォォ!!!???」
海老のが跳ねるかのようにお腹を引っ込めながら怒声が悲鳴に変わる。
「ぷふっ…あはははははっ!」
「くくっぷふふふふ…」
あまりにもあふぅの醜態が面白いので、笑いが止まらなかった。
ロープの揺れが次第に収まり、ある程度落ち着いたあふぅの耳にも俺の笑いが届いた。
「ナ゛アァ〜………ナノ?」
さすがに気づいたか?。
俺がまた指でつついた事を理解したみたいだな。
「ナノー!ナノナノナーノッ!!!」
再び怒り狂うあふぅ、本当に鳥頭なのかこいつは?、
さすがにこれだけ怖い目にあったら謝罪の一つくらい出てもいいだろうに。
「これがいわゆるおこって奴か?それとも激おこか?」
「だったら俺はムカ着火ファイアーくらい怒ってるぞ?ははは」
亜美達がメールで使ってた言葉だが、いまだに意味がわからん。
「くくっぷふふふふ…」
あまりにもあふぅの醜態が面白いので、笑いが止まらなかった。
ロープの揺れが次第に収まり、ある程度落ち着いたあふぅの耳にも俺の笑いが届いた。
「ナ゛アァ〜………ナノ?」
さすがに気づいたか?。
俺がまた指でつついた事を理解したみたいだな。
「ナノー!ナノナノナーノッ!!!」
再び怒り狂うあふぅ、本当に鳥頭なのかこいつは?、
さすがにこれだけ怖い目にあったら謝罪の一つくらい出てもいいだろうに。
「これがいわゆるおこって奴か?それとも激おこか?」
「だったら俺はムカ着火ファイアーくらい怒ってるぞ?ははは」
亜美達がメールで使ってた言葉だが、いまだに意味がわからん。
すいません二回書き込んじゃいました。
もう一度あふぅの悲鳴が聞きたくてなって指で腹をつつく。
しかし今度の反応は少し違った。
「ナノッ!?……ナノ!」
一瞬身を強張らせたが、すぐに緊張を解いて怒り声を上げる。
…すこしタイミングが悪かったかな?。
あまりにも期待していた声と違うので、もう一度腹をつつく。
「ナッ!…ナノナノ!!」
今度は先程よりも更に身体の緊張が解けるのが早い、というかあまり身を強張らせなくなっているみたいだ。
「ナノ!ナノナーノ!ナーノ♪」
…なんだこいつは?とうとう調子に乗った声を上げ始めたぞ。
どうやら俺が指でつついてくるのが分かってしまったのかたいして怖がっていないようだ。
それどころかどこか勝ち誇ったような顔に見えるのは気のせいだろうか?それともこいつが馬鹿なのか?
「うーむ、これで反省するならまだ良かったんだがなぁ…」
「ナーノナノナノ♪」
手遅れのようだな。
とりあえずバーナーの存在を忘れられると困るので、まず火を点ける。
次にあふぅのムカつくアホ毛へ火の先端を近づけた。
「ナーノナノナノ…ナノ?」
次第にチリチリと焦げた匂いを発し始めるあふぅのアホ毛。
「このまま焼き尽くしちゃうぞー?」
「ナノーッ!?ナノナノー!!」
よーしよしよし、懐かしい悲鳴が聞こえてきたぞ。
バーナーの存在を思い出したようだな。
仕方ない、先端を焦がすだけにとどめておこう。
「ナノォ〜…ナノォ〜…」
実にいい聞き心地だ、普段絶対に聞けないあふぅの命乞いと来たもんだからな。
「しかしもう同じ手は通用しそうにないな…」
少々心苦しいが、とうとうこの鉄棒の出番かな。
「覚えてるかーあふぅー?これはさっきお前に見せた鉄の棒だー」
あふぅの目隠しをずらしもう一度念入りにバーナーで鉄棒を熱するのを見せる。
恐怖が甦ってきたあふぅはすでに震えだしていた、まだ煙が立っているアホ毛が笑いを誘う。
「反省しないんじゃあしょうがない、今度は正真正銘、指じゃあなくこの鉄棒がお前の腹に触るぞ」
「ナノッ!ナノナノッ!」
やめてと言ってるのだろうか?それとも反省していますか?、まぁそれはこれを実行してから聞くとしよう。
鉄棒をあふぅの顔につかないくらいの距離で熱している為、こいつの顔からはいくつもの汗が垂れている。
垂れ落ちた汗で、あふぅの頭の下には半径5p程の水溜りが出来ていた。
バーナーの熱量を顔面間近で見せられているあふぅの顔は、赤みがかっていたが、
あふぅの心境を表現するなら、青ざめていると言った方が正しいだろう。
「さて、十分に熱したな、じゃあまた目隠しするぞー」
「ナノォー!ナノナノォー!!」
再び視界を奪われる事に抵抗する為顔を振り回すあふぅ。
今度こそ終わりだと思ったのか恐怖がより増したようだ。
必至の抵抗もやむなく目隠しを元の位置に戻す。
「びえーーーー!!!」
また泣き出した、うっとうしい毛虫だ、泣けば全て許されると思ってるのか?
まぁいい、下準備はこれくらいでいいだろう。
俺はバーナーと鉄棒をあふぅに気づかれないよう地面に置き、冷蔵庫へ向かった。
冷蔵庫から取り出したのはガリガリくんのソーダ味。
別に暑くなってきたから食べるわけじゃない、これが今回の真の拷問道具なのだ。
俺にはあふぅに対する嗜虐心はあるが、実際に相手の命を奪ったり大怪我させる程の度胸は無い。
「そんな事したら事務所での立場も危うくなるしなぁ」
まぁだからと言って、今回のあふぅの所業は許せるような物でも無い。
しっかり心に恐怖を刻み込んでやろう。
そして俺の方が上だと言う事もな。
「ナノ…ナノォォ〜…」
あふぅの前に再び立つ。
少し泣き疲れているようだが、すぐにまた泣き喚きたくなるようにしてやるよ。
「おら、あふぅ拷問はこれからだぞ?」
「ナノォ〜…?」
情けない声だ、まるで覇気が感じられない。
身を引き締めさせてやるとしよう。
「いい事聞かせてやろうか?あふぅ」
「…ナノ?」
いいことと聞いて少し元気を取り戻したようだ…。
逃がしてくれるとでも思ったか?だとしたら単純すぎるだろ。
「人間の身体ってな、高温の物を突き付けられると、熱さを感じる前に神経が焼き切られて、冷たく感じるらしいぞ?」
「お前らの身体はどうなんだろうな?」
「…ナ…ノ?」
「試してみるか、ほら」
べちゃっ…とアイスキャンディの先端をあふぅの腹に押し付ける。
「!?ナ゛ッ…ア”ア゛アァぁッッッ!!!??」
するとどうした事か、事務所の外まで聞こえるんじゃないかと言う程の悲鳴を上げた。
身体もまるで痙攣したかのように何度も大きく震えている。
すごい反応だ、さっきまでの比じゃないぞ。
「ナ゛ノっ…ナノッ…ナノっ…」
おお、アイスを腹から離してもまだ痙攣が止まらないようだ。
「…どうだ?俺はされた事ないからな、冷たかったか?」
今度は本当の事を話さない、まぁでも今の反応じゃあ言っても信じ無さそうだな。
「びえええええええええええええええええっ!!!」
おーおーたいした悲鳴だ、これはさすがの俺も本当に泣いてるとわかる。
心の底からの叫びだろうな。
「あははは!、そんな泣き叫ぶ程だったのか?相当だなぁ〜」
「びええ!ナノォッ!!ナノナノッ!!びえええええ!」
泣きながら何か喚いてるな、何だ?ついに謝る気になったかな?
試しに聞いてみるか
「なぁあふぅ?お前さっき俺の手に噛みついたよな」
「その事について何か言う事が、あるんじゃないか?」
「ナッ…ナノ!ナノナノォ!!」
これは謝ってるのか?よくわからん。
「まだ反省してるようには見えないなぁ、もう少しこれでつついてみるか?」
「ナ゛ノ!?ナ゛ノナノッ!!」
ははは、もはや品の無い声で助けを乞うようになってるな。
口から出た涎が頭から垂れてるぞ?汚いなぁ。
でもここでやめるのはまだ、まだ早い。
精神的にも肉体的にも追いつめてやらないと、今後も同じ事を犯すかもしれない。
いやこいつは犯すね、だから躾けてやらないと。
「ほれ、ほれほれ」
さっきほど深くは押し付けず、軽くつんつんと何度かついてやる。
「ナ゛ッ!?ナ゛ッ!?ア゛ッ!?ナ゛ッ!ノ゛ッ!?」
突く度に奇妙な声を上げるあふぅ。
まるで壊れたおもちゃみたいだ、普通だったら廃棄処分だぞ?。
心の広い俺に感謝するんだな。
「さて…」
つつくのをやめても、あふぅの身体は定期的に痙攣している。
精神的に相当まいってるみたいだな。いや、あふぅからすれば肉体的にもか?
もう何度かつついてやりたいが、下手に慣れさせるのもよくない。
新しい刺激を与えてやらないとな。
「さぁ、あふぅ。鉄棒で突かれるのも飽きてきただろ?」
「ナ、ノー…ナ、ノォー…」
まさに息も絶え絶えと言った感じだな、別にどこか怪我してる訳でもないのに。
仕方ない、そろそろメインディッシュと行こうかあふぅ?、
俺は用意しておいた国産ステーキ肉を取り出し、あふぅの横へと置いた。
結構高いんだぞこれ。
「じゃあ鉄棒にも慣れた事だし、このバーナーを使ってやるか」
「ナ゛!?ッナ゛ノ゛!!??ナ゛ノォッ!!」
いやいやと身体を横に振るあふぅ、その反動でロープが揺れる。
そんなミノムシのマネして笑わせてもな、もうやるって決めたんだし、無理だよあふぅ。
「びえっびええええええええ!!」
ロープに揺らされながら涙をまき散らすあふぅ、もう見てられないな。
「あふぅ、これに懲りたらもう暴れたりするなよ?」
「びえぇ……ナ゛、ナノ?」
この俺の言葉が、あふぅには自分を許してくれるという天からの声に聞こえた事だろう。
これだけやられてもあふぅには今の俺が神のように見えるのかな?
「はにぃ♪はにぃ♪」
…出たな、伝家の宝刀。
自分が助かるかと思った瞬間俺に媚びだしたか。
だけどその声、逆効果だったな。俺は夏場のお前が嫌いなんだ。
アニメの夏あふぅはもうたまんなく虐待したくなる
「はにぃ♪」
まぁ買ってきたステーキを無駄にする訳にもいかないしな。
とどめを刺してやろう。
「よーし、じゃあ縄を解いてやるか。」
「ナノ♪はーにぃ♪」
まずはこの毛虫を安心しきらせてから。
「これが終わったらな」
バーナーの炎を横に置いたステーキに向ける、それと同時に、
あふぅの腹へアイスキャンディの先端では無く、腹の部分を塗るように擦り付けた。
瞬間、肉が高温で焼ける音と共にあふぅの悲鳴が事務所の中を走る。
肉が焼ける音と焦げた臭いから、自分にバーナーが向けられたと信じて疑わなかったようだな。
「ナ゛ア゛あ゛ア゛ァァァァァッ―――――――アァアアアア゛ッ!!!???」
それはもうなんと言うか、断末魔と言う言葉にこれ程相応しい悲鳴はなかった。
身体はくの字から、大きく身体を反らし腹を突き出すような恰好に変わり硬直している。
とうとう狂ってしまったか?まぁ助かると思った瞬間に裏切られたんだ、おかしくもないか。
構わずにステーキを焼きながらあふぅの腹にアイスキャンディを塗りたくる。
いい感じにステーキが焼ける臭いが漂う。
ん〜、実にいい香りだ、腹が減ってくる。
「ほらあふぅ、お前の肉の焼ける臭いだぞー」
「ナ゛ッア゛――――――ァ……」
「…ん?」
肉の焼ける臭いとは違った臭いが鼻をついた。いったいなんだろうか?
しかし原因はすぐにわかった、あふぅだ。
「ナ゛――ナ゛―――ァ…」
あふぅはあまりの衝撃に頭が耐え切れず、気を失っていた。
涎と涙を垂らし、そして失禁していた。
この臭いはあふぅの排泄物の臭いだったんだ。
「…どうりで臭い訳だ」
せっかくのステーキの香りが台無しだ。
まぁいいか、後でぷち達の餌にでもしてやろう。
「さて、いいストレス解消になったよ、あふぅ」
「これはお前にやるよ、汚くて食えないし」
上から垂れてきている尿や涎、汗まみれのあふぅの口に、さっきまで使っていたアイスキャンディを突っ込む。
目隠しを取ると、あふぅの気色悪いデカ目は、白目をむいていた。
「映画で見た拷問方法を試してみたが、効果抜群だな!」
それからと言うものあふぅはずいぶんと大人しくなり、事務所が荒れる事は無くなっていった。
しかし、安心はできないな、なんせもうすぐ夏だ。
そしたらまたこいつを躾けなきゃならなくなる。
まぁいい、今度はもっと良い拷問を考えておこう。
END
乙
精神的虐待も面白いな
乙、うーんwikiが欲しい
乙
とても面白かったよ
ちょっと手ぬるいな、あふぅは血も流していないぞ
逆さ吊りあふぅを鉄棒で滅多打ちする想像した
柔らかい腹が裂けて内蔵が顔面まではみ出るところまで
ゆきぽを改造ガスガンと金属BB弾で撃ちたいな
>>216 それくらいは人の好みによるだろ
俺は結構好きだぞこういうの
最近お前らが相手してくれないってゆきぽがぽえぽえ泣いてたぞ
そういえばこのスレってあんまり
ゆきぽいじめやってないな
放置プレイ
突然ゆきぽに襲い掛かってやる
ボコボコにしてもう虫の息ってところで介抱してまた虐める
繰り返し振るわれる暴力が常習化していく
抵抗しようにもなすすべのないゆきぽ自身やがて殴られることに生きがいを感じ始める
そして自ら虐めてくれと言い出したところで放置する
誰とも会えない場所に隔離してより依存させる
泣いて虐めてくれと叫んで疲れ果ててしまったゆきぽに1週間ほど経った頃いきなり襲いかかってやる
最初の頃からは考えられないような嬉しさに満ちた悲鳴を上げて自分が生きていることを実感する
もっと虐めてくれ蹴ってくれとゆきぽが泣き叫ぶ様子はこれ以上ない眺めだろうな
「暑い…」
額から流れる汗を首にかけたタオルで拭う。
今日の気温は何度だったかな、えっと、まずい、暑すぎて頭が働かないぞ。
「まぁ無理も無いか…この暑さじゃ」
事務所のカレンダーは8月のページに突入しており、今は夏真っ盛りである。
表からは夏休みで遊んでいる子供達の声が聞こえる。
この暑さの中そんな元気にはしゃげるのが羨ましい、俺がやったら間違いなく倒れるだろう。
「せめてエアコンが動けばなぁ」
しかし今年も事務所のエアコンは壊れたままだ。頼りは弱々しく首を回している扇風機だけ。
「これじゃ仕事にまったく集中出来ない…」
とはいえ、それだけなら別に気力でどうにかなるので、特に文句は無いのだ
そう、それだけなら文句は無い。
「はにぃ♪はにぃ♪」
この生命体が頭に擦りついてなきゃ…な。
このあふぅと言う生き物、普段は食っちゃ寝を繰り返し時に暴れるふざけた奴なのだが、
夏になると髪が金から茶へと変わり、発情期へと突入する。
そして盛りに入ったこいつは、近くにいる異性に見境無く抱きつき、自分の体を擦り付けてくるのだ。
「はにぃ♪」
その上あふぅは風呂にも入らず、歯を磨く事もない。そのせいで体臭は最悪だ。
考えてもみてくれ、真夏の冷房がない室内で、汗だくの頭にそんな生き物が体を擦り付けるんだ。
口を開けば「はにぃ」と言う甲高い声と共に異臭が鼻をつく。
頭が朦朧としても仕方がないだろ?。
ああ、頭痛が痛い。
「はにぃ♪はにぃ♪」
「ええい、鬱陶しい!」
これ以上は耐えられそうに無いのであふぅにはそろそろ離れてもらおう。
俺はあふぅの体を掴み、離そうとする。
しかし。
「ヤー!ヤー!」
これだよ、首を横に振り、しがみついて離れるのを頑なに拒むんだよこいつ。
幾度となくあふぅのこの我が儘に振り回された事か…。
だけど俺も限界なんだあふぅ、今回こそ頭から退いてもらうぞ
引っ張る腕へ更に力を込めた。
「は・な・れ・ろ!」
「ヤーーーっ!!」
やった!なんとか頭から引き剥がしたぞ!。
そう思ったのもつかの間。
「ヤー!ヤーぁ!びえーーー!」
泣きはじめやがった。
「……」
まいった、泣かせるつもりはなかったんだ。
鬱陶しい奴とはいえこう泣かれると罪悪感が芽生えるな。
「びえー……!はにっ!」
「もがっ!?」
しまった。
無意識に掴む力を緩めていたようだ、あふぅが俺の手を蹴り再び顔に飛び付いて来た。
しかも今度は真正面からだ、まずい。
「もがっ!もがが!」
「はにっ♪はにぃ♪」
「もがーー!?」
体を擦り付けてきやがった、臭い、臭すぎる。
どこ擦り付けてやがるんだこいつ。暗くて何も見えない。虫酸が走るとは正にこの事だ。
いち早くこの苦しみから抜け出さねば…。
俺は先程と同じようにあふぅを引き剥がそうとした。
「ヤ!ヤーー!!」
同じくこいつも抵抗する為俺の顔にしがみつく。
ここまでは同じだが、だがあふぅの抵抗は更に勢いを増した。
「ヤーーーーっ!」
「もげーーーっ!?」
俺の顔にしがみつくだけじや飽き足らず頭へ歯まで立ててきやがった。
思わずあふぅを掴む手を離す。
「はに……はにぃ♪」
案の定擦り付けを再開するあふぅ。
こいつ、何が「はにぃ」だ、相手の言うことも聞けないクセして。
さすがの俺も暑さと今の痛みで堪忍袋が爆発した。
期待
あふぅの頭を掴む。
「はにっ?」
このまま引き剥がそうとすれば、当然またこいつは俺の頭に噛み付いて離れないだろう。
だから俺は掴んだ手に力をこめた。
「は…に?」
掴む力を徐々に強くしていく。
「ヤ…、ヤーーーっ!!」
痛みで悲鳴を上げるあふぅ、大口を開いた事でこの瞬間こいつは俺に噛み付く事が出来ない。
すかさず頭からあふぅを引き剥がす。
「はに!ヤ!はにっ!」
「………」
暑さのせいか怒りのせいか、頭がおかしくなってたのだろう。
俺はこの時、あふぅを殺してやろうなんて思っていた、このまま握り潰そうとしていたのだ。
それくらい頭に血が昇っていた。
そこへ事務所の扉が開く音が聞こえた、正気に戻った俺は手の力を解く。
「おっはようございまーす!」
入ってきたのは真だった。
助かった、真が入ってきてくれなかったら俺はとんでもない事をしでかしていた。
「ああ、おはよう真」
「うわっ、すごい汗ですよプロデューサー」
「ははは、さすがに暑くてな…ってあれ?」
手元を見て気付く、さっきまで掴んでいたはずのあふぅが消えている。
しかしすぐにあふぅの居場所はわかった。
「はにぃぃぃっ♪」
「うわぁ!?あふぅ!?」
今まで俺へとしていた事と同じように真の頭に飛び付き、身体を擦り付けて始めていた。
「はにぃ♪はにぃ♪」
「もぉー、ボクは女の子だってば、あふぅ」
まったく、さっきまで俺に盛ってたのが嘘みたいだ。
お前にとってはにぃってのはずいぶん軽いもんなんだな、あふぅ。
ついさっきまで頭を掴まれていた事も忘れてしまったようだ。
まぁ正直真の方へ行ってくれて助かった。
「それじゃあこれからボクは仕事だから、離れてねあふぅ」
「ヤー!」
またこいつは我が儘を…、さすがに真の仕事が絡んでる。
こいつの我が儘に邪魔させるわけにはいかない。
「ほらあふぅ、離れてやれ」
俺は真に近づきあふぅを引き剥がそうと手を伸ばした。
だがあふぅにとって今現在はにぃは真で、俺は既にはにぃではなくただの邪魔者だったようだ。
「ヤーーー!」
なんとあふぅは俺の手に噛み付いて来たのだ。
掴もうとした手に激痛が走る。
「いっ…つ…」
「ぷ、プロデューサー!大丈夫ですか!?」
あふぅは俺の手に食い付いて離れない、それ程深く歯を突き立てているらしい。
「はに…はに…」
だがおかげで真からこいつを離す事が出来た、真には仕事に遅刻するから気にせず行くように伝える。
「わ、わかりました」
真はかなり気にしていたがなんとか仕事へ向かってくれた。
…さて。
「はに…はに…」
あふぅはまだ噛み付いて離れない。
しかし真がいなくなった事に気付いたのか、途端様子が変わる。
「…はに?…はにぃ♪」
また俺の頭に張りついてきた、…なんて尻の軽い奴だ。
ムカつくが、イライラしても余計暑くなるだけだ。
我慢我慢。
またあふまこか
しかし、どれだけ耐えようとも、限界と言うものは必ず訪れる。
それは俺が昼食を買いに行こうとした時だった。
「ヤ!はにぃぃぃ!」
「頼むから離れてくれあふぅ…」
こんな臭い奴を連れてコンビニに行きたくない俺は、あふぅを頭から引き離そうと奮闘していた。
勿論しがみつき抵抗するあふぅ。
腹も減り、この暑さにこいつだ。俺の怒りは沸点に達しようとしていた。
「いい加減に…しろ!」
「ンばにっ!?」
壁に投げ飛ばしてしまった。
わざとではない、思い切り剥がした拍子に手を離してしまっただけなんだ。
あふぅは壁に叩きつけられ、地に落ち、うずくまっていた。
罪悪感から俺はすぐにあふぅの下へ駆け寄る。
「あ、あふぅ、ごめん!大丈夫か?」
心配とは余所に、あふぅにまったく怪我は無かった。
それどころかこいつはなんと。
「…はぁにぃっ!」
「がっあぁぁ…っ!?」
強く跳躍し、俺の股間に頭を打ち付けてかたのだ。
形容のし難い痛みが身体を回り、俺は地に伏せ悶絶していた。
痛みはこれだけでは終わらない。
「はにはにはにはにっ!」
今度は頭に激痛が走る。
あふぅがさっきの比にならない程の強さで噛み付いてきたのだ。
こいつらも生物だから体臭あるんだよな
汗と糞尿の匂いか・・・
発情すると特有の匂いを発して異性を誘惑するのは生物の特性だがそれが異種ともなれば当然悪臭としか感じ得ない
どうしてかぷちは人間相手に発情するためそのフェロモン的なものをより撒き散らす
その状態で抱きついてくるともなればその不快感や苦痛は表現のしようもないだろうな
あふぅは臭いってイメージがあるが、何でも口に入れてそうなはるかさんや
食べ物に意地汚いたかにゃとかも口臭やら体臭がキツそう…
ぱっと見で既に臭そうなやよ
冬毛で外歩いたらゴミとか絡まるだろ
しかも金をかじるから口の中もヤバい
なんか病原菌持ってそう
「……」
何分経っただろうか、やっと股間の痛みが引いていく。
痛みが消えると、今度は怒りが沸き上がってきた。
「はに…はに…」
未だ頭に食い付いて離れないあふぅ。
なんなんだこいつは、一方的に好意を押しつけてくるかと思えば、
それより優先順位が高い者が来るとそっちへ尻を振りやがる。
自分の我が儘が通らなければ泣く喚く暴れる。
更にドブ川のような体臭を撒き散らし、そんな自分が一番可愛いと思っている。
挙げ句の果てにこの所業だ。
とうとうこの暑さを越える程に俺の怒りは達した。
「……殺す」
「…はに?」
思い返せば、あふぅがこの事務所の為になった事があったか?
誰かの為になった事があったか?
他のぷちをいじめ、事務所を荒らし、異臭を振りまき、タダ飯を食らい。
仕舞には俺に危害を加えてくるこいつに、何か利点があるか?
そうだ、こんな百害あって一理なしの生き物、生かしておく道理がない。
「殺してやるよ、あふぅ」
「は…にっ!?ナッ…」
俺はあふぅの頭を目一杯力を入れて掴んだ。
余程頭が痛むのか、あふぅは簡単に剥がす事が出来た。
更に手へ力を注ぐ。
「ナアアァァぁぁっ!?はっ、はに…っ!」
掴んだ手の中で手足をばたつかせ暴れるあふぅ、だが今回は簡単に離してはやらない。
「それにしても臭いなぁ、あふぅ?お前風呂くらい入ったらどうだ?」
「ナッ、はにっ、はにぃ!」
「そんな暴れるなよ…そうか、実は風呂に入りたかったんだな?」
給湯室へ向かい、洗面器に水をたっぷり流し込む。
そして。
「ヤ!はにっ!はにぃ!」
「じゃあまずはこれで顔を洗おうか」
あふぅの頭を思い切り洗面器に押し込む。
「ナ゛がぁぁぁぁ!?がぼぼぼぼ!!」
突然の水の中に顔を入れられ驚いたのか、勢いよく息を吐き出すあふぅ。
騒いでたからろくに息も吸い込んでいないから、さぞ息苦しい事だろうよ。
「ははは、よく洗えよあふぅ〜」
「がぁぼぼぼぼぼ!」
水中で叫ぶあふぅの悲鳴が実に気持ちいい。
今まで聞いたあふぅの声で一番気分が良い。
しかしこのまま殺してもつまらない、ちゃんと苦しめてやらないとな。
一旦洗面器からあふぅを引き上げる。
「ぷはぁーーーっ!…あ゛ふ…あふっ…」
「ははは、どうだ?気持ちいいだろー?」
あふぅは必死こいて酸素を補給しようとしている、実に滑稽だ。
「ナッ…ナノーっ!ナノナノォーッ!!」
呼吸が整うとこちらへ文句を吐いてきやがった。
というか、その呼び方。
既に俺は「はにぃ」でもなんでもないってわけか。
まぁいいけどな、こんな下等生物に発情されてるなんて吐き気がする。
「ナノォー!!ナノナノナノ!」
「汚いなぁ、唾がかかっただろ」
再び洗面器へあふぅをたたき込む。
「ながぼぼぼぼ…っ!?」
水攻めキタァァァwww
>>233-236 不潔なぷちどるに切れて
洗剤で口洗ったり紙やすりでブラッシングとかも面白そうだな
そして再びあふぅを引き上げる。
「ぷはぁー!…あ、ふぅー…ナ、ノぉー…」
当然あふぅはまた一生懸命息を吸いはじめる。
「どうだあふぅ?少しは綺麗になったか?はは」
「び…びえっ」
おっと泣いて同情惹こうったってそうはいかないぞ。
お前の泣き声は人をいら尽かせるんだよ。
俺はあふぅの腹に拳を入れる。
「びゃっ!?」
腹を殴られたことで息が吹き出される、今だ。
あふぅの顔を洗面器に浸ける。
「がぼぼぼぉぉぉ…!!」
今度はすぐには引き上げない。
出来るだけ苦しめ、死んでしまう恐怖に身を包ましてやる。
「がぼぉぉっ、あ゛ふ゛ぉ〜………」
さて、そろそろいいだろう、あふぅを洗面器から解放する。
「…んナ゛っ!あ゛ぶっ、びゃ…!びゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ああやかましい、これだけやったのにまるで弱りもしないぞこいつ。
せっかく洗ってやった顔がまた汚なくなってやがる。
それにふけだらけの髪が水を含んで逆に臭さが増してないか?。
「まぁいいや、次はその臭くてやかましい口を洗浄してやる」
俺はホースを用意し、蛇口に繋いだ。
ニヤニヤ
髪掴んでの腹パンはすばらしいな
水攻めイイねぇ最高だね
「…!は、はにっ、はにぃ!」
何をされるのか察したようだが、またその呼び方か。
ずいぶん安っぽい言葉なんだな「はにぃ」ってのは。
洗面器をどけ、あふぅを排水口の側に仰向けで押さえ付ける。
そしてホースの先をあふぅの忌々しい口に差し込もうとする。
「ヤ!はに、はにぃ!ヤーぁ!」
しかし顔を背け抵抗し、口に入れても舌ですぐホースを吐き出してしまう。
往生際の悪い奴だ。
「だったらこっちにも考えがあるぞ、あふぅ」
「ヤーぁ!はにぃ!はにぃっ、びゃっ…!?」
ホースを掴んだ拳をあふぅの腹にめりこませる。
先程殴った時と同じく、あふぅはωみたいな形の大口を開けた、今だ。
俺はあふぅの口にホースをぶちこむ、吐き出されては面倒なので喉まで深く差し込んだ。
「ばにっ!?あ、あふぅ〜…っ!」
気持ちの悪い目玉に涙を浮かべ嗚咽を漏らしているようだが、本番はこれからだ、あふぅ。
蛇口を思い切り捻った。
「はにゃっ…!?ヤ、ヤー!ヤーぁ!!」
ホースに水が流し込まれるのを見て必死に暴れるあふぅ。
しかし無駄な事、遂にあふぅの口に水が流され始めた。
「ヤ!はに゛!?ごぼっ、ごぼぉぉぉぉぉぉ!?」
「ほら、しっかり濯げよ〜」
「ごきゅっ、きゅっ、ばにっ!ヤ゛っ!」
濯ぐどころかあふぅはごくごくと勢いよく水を飲み込んでいく。
まぁそうしなきゃ肺に入っちまうからなぁ。
多少口から漏れてはいるが、着実にあふぅの腹へ溜まっていく。
人間だったらこの時点で死んでるだろうな、頑丈な奴だ。
「はにっ…うっ!」
目と口を大きく開き嗚咽を漏らすあふぅ、なんだ吐きそうなのか?
俺はホースを強く押し込みあふぅに忠告する。
「吐いたらお前、喉詰まって死ぬぞ?」
「ナ゛ノ゛…!、ごぼぉっ…!」
なんとか抑まったようだ、まぁこのまま窒息して死んでも面白いけどな。
腹はだんだんと膨れていきあふぅの身体はまるでサッカーボールのように膨らんでいった。
まるで豚だな、妖怪食っちゃ寝のお前にはお似合いの容姿だ。
「は…に…がぼっ…ヤ…ぁ…」
もう限界らしい、それじゃあ腹をスッキリさせてやるか。
ホースを引き、あふぅの腹に拳を振り下ろした。
その際あふぅの腹からプチっといった音が聞こえた気がしたが、構やしない。
ぷちどるのお前にはぴったりの擬音じゃないか?。
「びゃぁろろろろろろっ…!!!??」
「うへぇ、汚いな」
あふぅは口から景気良く水を吐き出した、今まで溜まった物だ。
吐いたのはそれだけではない、昨日今日食った物まで吐きやがった。
誰が掃除すると思ってるんだこいつ。
あふぅは四肢をピクピク痙攣させている。
死にかけのゴキブリのようだ、夏は良く出るんだよなぁあれ、しぶとさもそっくり。
「さて、そろそろ締めだ」
再びあふぅの口にホースをぶちこみ水を投入する。
「ナがぼぼぼぼ……」
先程と違い随分おとなしくなったあふぅ。
腹はさっき以上に膨らんでいく、胃に穴でも開いたのかね?
要らないものも吐いた事で腹の中は水だけだろうな。
「もういいかな?」
「ナ…ノ…ナ…ノ…」
ホースを抜き取る。
頭と手足を除けば完全に球体なんじゃないかと言う程にあふぅの身体は膨れ上がっていた。
何度か空に投げてキャッチ、投げてはキャッチを繰り返す。
タプタプと音を立てながら
「ナっ…ナっ…」
と声が漏れる、駄目だ笑いが止まらない。
俺はあふぅを持ちながら事務所の窓まで移動する。
暑いので窓は開きっぱなしだ、表がよく見える。
「さぁ、それじゃあお別れだあふぅ!」
あふぅは自分が何をされるのか悟ったらしい、涙を流して声を上げた。
「はにっ!ヤ!ヤ!ヤーぁ!!」
イヤイヤと首を振り俺に助けを乞う、そんな姿でされても笑いしか出ないよあふぅ。
しかし俺も鬼じゃない、ボールのようなあふぅを両手で抱いてやる。
「わかった、ごめんなあふぅ、そんな事しないよ」
目一杯優しい声であふぅに囁き、頭を撫でてやる。
あふぅは俺の顔を見上げ、安心した顔で目を輝かせた。
こんな安っぽい演技に騙されるあたり、やっぱりお前は下等生物なんだな。
「はにぃ♪はにっ……」
そして甘い声を上げるあふぅを俺は窓から外へ放り投げた。
ここで予想外の出来事が起きる。
このまま下へ落ちて破裂するのだろうと思っていた。
しかしあふぅは地面に落ちても破裂せずはね上がった。
どんだけしぶといんだこの害獣は…、生命の神秘。
「びやっ!に゛ゃのっ!あ゛ふっ!」
そのままバウンドを繰り返し、あふぅは車道へ転がっていった。
これはもっと面白い物が見れそうだ、俺は身を乗り出した。
「…っ?ナノっ?ナノ?」
やっと動きが停止し、辺りを見渡すあふぅ。
横からは大型トラックが向かってきていた。
「…!!ナノォォッ!?」
急いで逃げようとするが腹の水が重くてのろのろ地面を這う事しか出来ない。
「…ナッ!?ヤ、はに!はにぃ!」
あふぅは俺の方を向き、泣きながら助けてくれと懇願した、さて、どんな反応してやろうかな。
まず笑顔をつくりあふぅを安心させてやる。
「っ!…はにぃ♪
「じゃあな、あふぅ」
俺は窓を閉めた。
あふぅの顔は絶望に染まったことだろう。
「はぁにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
表からは小さく、何かが破裂するような音が聞こえた。
そう…例えるなら水風船を車が踏みつけ割ったような音が。
これで安心して仕事を続けられる。
おわり
轢死END乙
しかしイメージ絵がないのが非常に残念だな
水風船のように膨れたあふぅ
タイヤで端っこが踏まれて血管浮き出て破裂寸前必死顔(笑)のあふぅ
トドメの刺しかたは本体の方のイベント内容からとってるのか
何から何まで真逆だけど
乙
万が一死にそこねた手足が欠けたあふぅが事務所に帰ってきたら
このPはどうするんだろうか?そのままもう一度窓から道路に投げ捨てるんだろうか(笑)
やよいじめの人、見れたならお願いしたい
締めくくるまえにべろちょろ破壊プレイをぜひ
べろちょろ、コミックの方だとキャラ紹介のところで一回しかもってないんだよな
255 :
('A`):2013/04/21(日) 00:23:40.95 0
乙!
258 :
('A`):2013/04/21(日) 16:35:59.61 O
うめえw
259 :
('A`):2013/04/21(日) 19:58:28.02 0
動揺して貴音になってんぞwwww
260 :
('A`):2013/04/21(日) 20:29:56.11 0
何が『感謝』だ
>>257 顔に可愛げがあるのが、よりイラっとくるな
誰かちひゃーとゆきぽを殺ってくれんかなあ…(チラッチラッ
水でぱんぱんに膨らんだあふぅを万力みたいなのに固定
スイッチを押すと少しずつ締まっていく万力
あふぅの姿を見せないようにして、はるかさんにスイッチを押させる
スイッチが押されるたびに水を少しずつ吐き出すあふぅ
水が出てくるのに喜んで
かっかー♪かっかかー♪
と連続で押すはるかさん
いずれ、ぶちゅっという音ともに赤い水が流れてきて反応がなくなる……
>>266 良いね、それ
ただはるかさんの場合、あふぅの姿が見えてる状態にしても
かっか〜♪ってはしゃいでボタン連打しそう…
階段を一段、また一段と登るたびに聞こえてくる鳴き声は大きくなってゆく。
いつからか、どれだけ繰り返したのだろうか。これほど憂鬱な気持ちで、事務所に続くこの階段を登るのは。
意を決し、ドアノブに手をかける。覚悟を決める?いや、とうにそんな前向きな感情は捨てた。頑張る方が、無駄なんだ。
「おはようござ……」
「ナッ!」「ヤー!」「とか!」「ちー!」「くっ!」「うっうー」「かっかー!」「も!」
「……」
俺が事務所の入り口から見たものは、まさに現代に現れた地獄絵図そのものだった。
コンクリート製の床は月面のクレーター群のように穴だらけで、きちんと敷き詰められていたキャビネットは崩れ落ち、整頓されていたはずの事務机は見る影もなく荒れ果てていた。
「ハァ……」
これまた見事に窓の面積並みに大きな穴から吹き付ける風にため息をつく。
眼前の惨状にどこから手をつけようか、と悩むことさえ虚しい。誰かの手を借りることも出来ないと分かっている。
律子は担当グループである竜宮小町の面々と共に全国ツアー中。音無さんと社長は巷を騒がすインフルエンザであえなくダウン。今、この事務所にいる人間は俺だけだ。
―――ぷちどる。
こいつらが一体何者であるのかなんてことを考えても仕方ない。見た目こそ我が765プロ所属のアイドルに似通ってはいるものの、正直言ってこいつらは化物だ。
水をかぶると分裂したり、音に反応して空間跳躍したり、どこからともなく取り出したスコップで床に穴を掘った……ヤメロォオオオオー!!!
「ぽぇ〜?」ザックザック……
こいつの名前は”ゆきぽ”
どこからともなくスコップを取り出し、あたりかまわず穴を掘ったあげくにその穴でさも気持ちよさげに眠るのだ。
「ゆきぽ、頼むから事務所の床を掘るのはやめてくれ……」
「ぽえ?」
聞こえているのかいないのか。ご覧の通り、糠に釘だ。
ぷちどるには人間の言葉が通じる。もちろん、ある程度のニュアンスでなんとなく理解している程度のものだ。
これまで何度も何度も同じように繰り返し伝えたものだが、翌日ならまだしも、当日中に再度穴を掘り始めた時は殺意が湧いた。
「ぽぇっ!」
いい仕事が出来た、とでも言わんばかりの笑顔を見せるゆきぽ。
もう言葉が出なかった。がっくりと肩を落として、ささやかな現実逃避を試みている俺の頭部に、何かしらの重さが加わった。
「くっ!くっ!」パシパシ
「……」
頭にしがみつき、軽々しく叩く”ちひゃー”
こいつは事務所を破壊しないだけゆきぽよりマシ、と言えればまだいい方だ。冬場になると伸び放題になる自分の髪を他人にブラッシングさせる。それも二時間かけて。
今もこうして俺の頭を叩いているのも、決して励ましているわけではない。腹が減った、暇だ遊べ、髪の毛をブラッシングしろ、のどれかだろう。
「あー、ちひゃーか。どうした、千早は一緒じゃないのか」
絶望的な状況ではあるが一応、飼い主の所在を訪ねてみる。
「くっ!くっ!くっ!」ペシペシ
何言ってるのかわけがわからん。理解したくもない。勢いづけて頭を叩くな。
新作始まったが、最初の糞ぷちに負けてる状況読むのは結構苦痛
後半の虐待編をおいしく戴くためには必要だが・・・
「ぽぇ〜じゃねーよ!」オラオラオラオラ!!!
「ちひゃー髪の毛うぜぇぇぇ!!!」ブチブチブチィ!!!!
まですでに妄想した
ちひゃーを頭に乗せたまま立ち上がる。こんな目にあうのも、悲しいかなすっかり慣れてしまった。
「くっ?くっ」
「……」
改めて事務所を見回す。ここはもうダメだ。そう思うに十分な景色だった。
響がいうには、動物を飼うというのは想像以上に大変なことらしい。俺自身、今は一人暮らしなのでそういった事は出来ないが実家には犬がいた。何度か散歩や餌をやったこともある。
犬や猫ならばきちんと躾ければルールは守るし、癒されることもあるだろう。ペットビジネスが成り立っているのはその証拠だ。
だが実際に飼い始めると早朝に鳴いたり、夜に餌をくれとぐずるようなこともあるだろう。しかし、そんな手間はこの惨状を引き起こすぷちどるどもとは比べられるまでもない。
この事務所を修理や掃除をする手間と、新しい事務所に引っ越す手間暇のコストが俺の脳裏を横切る。そう、最早多少の出費は仕方ない。これだけの事が起きているのだから。
俺はサラリーマンで、ここは会社だ。無駄な経費を削減するのも、俺に与えられた大事な仕事だろう。
俺が、やらなくちゃいけない。これは他の誰にも任せられない仕事なのだ。
かろうじて原型を残しているホワイトボードを引き起こし、書き連ねられた予定を確認する。
アイドルたちは学校やら、ツアーやら、それぞれの事情でいない。音無さんと社長もしばらくは動けない。
好都合だ。ここにいるのは俺と、こいつらだけという事実に自然と笑みがこぼれた。
「はは……は、?」
いや、俺は笑っていたのか。
そう理解して、もはや瓦礫の山と呼ぶにふさわしい残骸の中から電話機を何とか発掘する。
残っている留守電メッセージを確認したが0件だ。改めて電話を留守電に設定する。
目を閉じて深く、息をつく。
「よし、決めた。ちひゃー降りろ。今日は無理だけど、明日は存分に相手してやるからさ。な?」
「くっ!」フンス
何を思っているのかは知らないが、しょうがないから今日は勘弁してやろうというところだろうか。俺の頭からおりたちひゃーはふんぞり返った偉そうな表情を見せ、何処かへと消えた。
それぞれ思い思いに過ごす”怪物”たちを尻目に、必要書類を簡単にまとめる。連絡先などのデータはバックアップを二重に取ってあるし、大事なものは社長自慢の金庫に入ってる。このビルが倒壊しても大丈夫だよキミィ、と言ったのを覚えている
最悪足りないものは後日買い揃えれば良い。心機一転、新しい気分で再スタートと行こう。
「じゃあ俺は出かけるから。おとなしくしてろよ?」
努めて、普段通りに。バレた所でどうこうなるわけでもないが、それはそれで気分が悪い。
俺の言葉などどこ吹く風か。相変わらず騒がしく、足元をわらわらと行き交う小さな化物どもを避け、俺は事務所を後にする。
「また、明日な―――」
期待
期待せざるを得ない
「これまた派手にブッ壊れてるなぁ……」
翌日、外から見上げても明らかに損壊している事務所を見上げた。
この光景を見るのも今日が最後か、と思うと清々する。それと同時になぜもっと早く決断しなかったのかとも思った。
仕方ない。人間は後悔と選択を繰り返して生きてゆくのだから。
事務所へと続く階段を登る前に、一階のたるき亭に立ち寄った。
急な話だが、今日限りで退去する旨を伝えた。ぷちどる達の事で色々迷惑をかけたことをわび、また落ち着いたら必ず食事に着ますと約束した。
実際問題、たるき亭のみならずヤツらの存在は近隣住民にとっても迷惑この上なかったのだろう。
化物どもめ。お前たちが好きにできるのも今日これまでだ。
用意していた荷物を屋上に運ぶ。事務所の扉はもはや人外魔境の入り口と言って差し支えないだろう。様々な鳴き声や、何とも言えぬ匂いや振動。もはや人間の行き交う空間ではない。
ぷちの律子はプロデューサーなんかじゃないんだけども
待ち望んでたちひゃ虐ktkr
頑張って完走してくれ
これは期待
屋上に着いた。下の階からの振動などの影響はここにまで及んでいるようで、所々にひび割れが見える。老朽化ってレベルじゃねーぞ。
しかし見上げるは晴れ渡る青空。何を思い出すまでもないほどに、澄み渡った空だ。雨でも降られたらどうしようかと心配にもなったが、良い天気だ。
包袋からブラシを取り出しながら階段を下る。始業時間はとうに過ぎているがさほどの問題でもない。ドアノブに手をかけ、躊躇なく扉を開いた。
「ナノッ!」「ヤー!ヤー!」「とか」「ちー」「くっ!」「うっうー」「かっかー」「もっ」「ぽ、ぽぇ」「だぞー!」
昨日の繰り返しのような光景。様々な鳴き声が耳を劈く。自身に渦巻く怒りを堪え、鉄面皮の無表情を貫いた。
時々こいつらが羨ましくなる。好きなように生き、好きなように振る舞い、好きなように我を通す。
だがそれは人間として幸福なことなのだろうか。他者に何かを強要するような、己の負担を他者に強いるような、そんな独善が。
いや、それすら違う。こいつらに他人を思いやるような気持ちなどない。常識のハードルが人間とはあまりにも違いすぎるのだ。
ぷちどるにも喜怒哀楽はあるのだろう。悲しければ泣き、嬉しければ笑う。だがこいつらの”それ”はあまりにも一方的だ。
正当性がない。怪我をした子供に消毒液がしみるけど我慢しようね、と言えば涙を堪えて歯を食いしばるだろう。だが、ぷちどる達にはそれが通用しない。
例えば先にも言った怪我の治療一つにしても、消毒液の痛みが堪えられなければ手当をした人間に敵意をぶつけるだろう。
そんな理不尽な仕打ちも今日までだ。765プロぷちどるの我が儘ランキング1,2位を争う青い毛むくじゃらを見つけた。
「おーい、ちひゃー」
歩きながら声をかける俺に気づいたのか、まさに毛玉と呼ぶにふさわしい頭部が稼働する。目があった。心底、嫌だ。
「くっ!くっ!」ピョーイ
この欲求に対する行動力だけは素直に驚く。決して自分がそうなりたいわけではないが、こいつらの思考に遠慮とか我慢とかっていう言葉はほとんど無いと言っていいだろう。
「くっ、くっ!くっ!」ペシペシ
人の頭によじ登るとこれまた軽そうに頭を叩く。こいつらにとって俺は都合の良い召使なんだろう。言えば何でもしてくれる、奴隷のようなもんだ。
ちひゃーを頭に乗せたまま、事務所の奥へ向かう。時間稼ぎのためだ。
室内を横切り、給湯室の入り口に差し掛かったそこで地面の窪みに脚を取られた。危うく全身を強打しそうになったが、そこは何とか踏みとどまった。
しかし俺自身はそれで良いものの、頭の上にしがみついているちひゃーはそうもいかない。掴む腕に力がこもるのが分かり、二つの意味で頭が痛くなる。
「痛いんだって、ちひゃー!大丈夫だから、そんな思い切り掴むなよ!」
「くっ!くっ!シャー!」バシバシ
直接の原因―――穴を掘ったのがお仲間であるゆきぽだと理解してるのかいないのか。自分を危険な目に合わせたのはお前だ、だからお前が悪いんだ!ちひゃーの心情にしてみればそんなところだろう。
さっさと済ませてしまおう。背後から聞こえる声がますます大きくなっている。腹が減り続けて最悪、下階のたるき亭に雪崩込む前にある程度は済ませておかなければならない。
背の高い食器棚の上部から、幾つか袋菓子を取り出す。いや、この際だ。全部行こう。残してもしょうがないし、意味がない。両手一杯に食料を抱えて給湯室を出た。
「おーいお前たち、ご飯だぞー」
その声を言うが早いか聞くが早いか、わらわらと足元に集まってくるぷちどるども。
正直言って、この光景だけを一度限り見るとすればこいつらは若い女性受けすることも考えられるだろう。人形や、写真くらいを上手に作って売れば儲けになるんじゃないか。そう考えていた時期が僕にもありました。
改めて繰り返しになるが、こいつらは我が儘で自分勝手で気分屋で遠慮という言葉を知らない化物だ。自分が、今の一瞬が、気分良ければそれで良いのだ。そのくせ世話になっているという自覚もなく、普通のペットの数十倍単位で手間がかかる。
千早が就寝中に寝ぼけたちひゃーに顔に乗られ、窒息しかけた事件は記憶に新しい。翌日、かなり大胆に髪を切ったのにも関わらず明けた次の日には髪が元に戻っているというから驚きだ。
そんなこともあり、ぷちどるを事務所から退去させようという声もあった。
しかし、どこに捨てても必ず奴らは戻ってくるのだ。
はるかさんを引き取ったというあの島に戻しても、富士の樹海に投げ捨てても。社長が冗談まじりの口調で火山の火口ならどうかね、と言っていたのを俺は真剣に検討したほどだ。社長、それが多分正解ですよね。
「たっぷり食えよーいっぱいあるからな」
そう言って手当たり次第に袋菓子の封を切っては投げ、切っては投げる。食べ物をこんなふうに扱えばやよい辺りに怒られそうだがしかたない。これは動物に対する餌やりのようなものだから。
動物園でワニに餌をあげよう、みたいな企画が時々あるだろう?そんな感じだ。珍しいものを見て楽しんだり、驚いたりすることが出来ないのが問題だが。
投げ込まれた餌に群がるぷちどるたち。よほど腹が減っていたのか、もの凄い勢いで菓子を食べている。結構な量があるはずだが、心配になるほどの激しい勢いだ。
奴らにもそれぞれ食べ物に対する好き嫌いはあるが、食い意地がはっているだけに空腹なら何でも良いのだろう。悪食にも程がある。
「くっ?くっ、くっ」ペシペシ
こいつは主にパンを食べるのだが、お菓子類が嫌いなわけではない。眼前で他のぷちたちが広げる食事風景を見て、腹が減ったと訴えているのだろう。
「ああ、悪い悪い。ちひゃーのは別に用意してあるんだ。昨日、言ったろ。天気も良いし、屋上で飯でも食いながらブラッシングしてやろうと思ってな」
手にしたブラシをちひゃーの見える位置にまで上げてやる。そう、今日は嫌になるほどの快晴で、新しい事を始めるにはもってこいのお天気日和だ。
詐欺師でももう少し胡散臭い話を持ってくるだろう。それで信じ込ませるのが詐欺師の腕の見せどころなんだろうが。
「くっくっくー♪」キラキラ
「”存分に相手してやる”って、言ったろ?わざわざ用意してやったんだぞ?」
その言葉を聞いても訝しむどころか、上機嫌になるちひゃー。あまりにも事があっけなく予定通りに進み、つまらん笑いが溢れる。
――――ああ、安心した。
このリアクションを見て、思った。やっぱりこいつらは人間の事を何も解っちゃいない。解ろうともしない、化物なのだと改めて理解した。
こいつらを処分することになんの後悔も躊躇もない。世が世なら真っ先に社会から抹消されていたこいつらが今日まで生きてこれたのは765プロの――――俺の甘さがあったからだ。
ちひゃーを頭に乗せたまま、階段を登る。当たり前だが、この一歩一歩がこいつにとっての死刑執行の十三階段になる。
屋上に着いた。扉を開き、頭上のちひゃーをゆっくりと掴んだ。
「くっ?」ナンダナンダ
「ちひゃー、まずは降りてくれ。頭の上だと何もできん」
「くっ、くっ」ピョーン
聞いて、自分から飛び降りる。こういう言葉には素直に従うあたりが分かり易い。こいつの中ではこの後、美味しいパンを食べながら気持ちのいい天気の下でたっぷりブラッシングしてもらえるのだろう。
さて、始めるか。
めっちゃおもろい
予め運んでおいた包袋からサンドイッチと飲み物を取り出す。こいつの、最後の食事だ。
尤も、食べきることは叶わんだろうがな。
「くっ、くっ」オナカスイタ
「はいはい。これで良いか?」
サンドイッチの封を切りながら手渡す。受け取り、勢いよく食べ始めた。
食事を開始したちひゃーを横目に、しばし待つ。と言ってもせいぜいが数分。こいつが口休めに飲み物を欲しがるまで待つだけだ。
「くっ、くぅ!」ソレヲヨコセ
ほどなくその時は訪れた。サンドイッチを片手に、もう一方の手で俺の持つペットボトルを指差す。
食べ方が汚いにも程がある。ぼろぼろと食べかすをこぼしながら、口の周りはパンのカスや具材のソースでベトベトになっている。
まぁ、そうならないと飲み物なんて必要ないだろう。
俺はゆっくりとかがみながら、表情から真実を隠したまま明けやかな笑顔で言った。
「片手だと飲みにくいだろ、俺が飲ませてやるよ。な、ちひゃー?」
「くっ?くっ、くっ」フンス
何でそんなにお前は偉そうなんだよ。その顔はよきにはからえ、とでも言いたそうだった。
「それじゃあちひゃー、たっぷりと飲みな。たっぷりと、な!」
「くっ、ぐむ!?!?」
ちひゃーの頭をつかみ、サンドイッチでいっぱいの口腔に透明な液体が入ったビンを押し込む。
一瞬、驚いたちひゃーだが本番はここからだ。その程度で終わると思うなよ。
咀嚼されたパンの隙間から喉奥へと液体が流れ込む。そして、それをごくりと飲み込んだ瞬間に衝撃は訪れた。
口の中でこれでもかと頬張っていたサンドイッチを吹き出しながら、あらん限りの声で叫んだ。
「くっ!?くっ、くぅ!?くぎゃぁあああああああ!?!?」ノドイタイイイタイ!!
「どうだ、美味いか?なんたって、世界最高峰の飲み物だからな―――アルコールとしては」
瓶を上下逆さまのまま、喉奥まで押し込む。次第にビンの中身が重力に従って、順々にちひゃーの喉へと下ってゆく。
白地に緑色のラベルを見て、ほくそ笑む。手に入れるのにそれほど手間は掛からなかったが、酒屋の店員にくれぐれも火気厳禁と念を押された。
――――スピリタス。
ポーランドを原産とする、アルコール濃度数世界最高を誇るウオッカ。その濃度は95−96というとんでもない数字。通常は果物と漬け込んで果物酒を作り、それをさらに炭酸水などで割ってサワーとして飲むのが一般的らしい。
アメリカではこの酒が販売禁止されている州もさほど珍しいことではないそうだ。
このちひゃーの反応をみれば、頷ける。
「俺は食事しながら飲み物なくても平気だけど、ちひゃーは歌手を目指してるもんな!しっかり喉を鍛えないといけないから、わざわざ買ってきたんだ」
ビンの中身が空になったところで、手を離す。丸々一本を空けてしまったのだから、ちひゃーの五感はもうめちゃくちゃだろう。酔ったどころの騒ぎではない。普通の人間なら急性アルコール中毒で死んでいてもおかしくないレベルの筈だ。
しかしこいつらに人間の常識は通用しない。
そうだ、ちょっとどころじゃなくやりすぎても問題ない。むしろそれで丁度いいか、あるいはまだまだ足りない程度だ。
「ぁあああ――!!!くぎぎぃ、ゃああああ―!!!!くぐぉっおごごぉお――!!! 」
「おーいちひゃー、大丈夫か?まったく慌てて飲むからだ」
喉と胃の激痛でまともに呼吸ができず、悶えているちひゃー。
床の上に自ら撒き散らしたサンドイッチの上をごろんごろんと転がるものだから、人並みに与えてもらった服もすっかり薄汚れてしまった。
まぁ、お前らが人間並みの生活を送っているというのが俺には我慢ならんのだがな。
地べたを転がりまわるちひゃーを眺めること数分。激痛にいまだ苛まれながらも、暴れる体力を失ったのか動きを止めた。不規則ながらもか細い声が呼吸の継続を教える。
そうだ、生きていなければ意味がない。
お前への罰はまだまだ序の口だ。
続けて取り出したのは電動バリカン。散髪屋さんとかにある野球部員お馴染みの、アレだ。
「なぁちひゃー、お前の髪の毛はブラッシングするの一々手間だろ?だけど切っても直ぐに戻っちゃうよな?」
「く……ぅ、くぉ…」ゼィゼィ
使用に異常がないか確かめながら、ゆっくりとちひゃーに歩み寄る。当の本人は痛みとアルコールでそれどころではない。虚ろな眼差しが不気味に宙を見つめていた。
「じゃあ、ちょっとばかり荒療治だ。髪の毛の根元、毛根って言えば解るよな?それごとバリカンで刈ってしまえば、どうかな」
ごろん、とちひゃーをうつぶせになるよう転がす。自分がこれから何をされるのか解らないままだが、それに抗う体力も無い。為すがままだ。
頭頂部から、足元にまで伸びる髪をひと房まとめて掴んだ。
それにしても、もの凄い量だ。千早を窒息死させかけただけはある。そう思うとますます怒りがます。
やよもこの時期は大概に髪の毛が多い。効果があればあいつにも試すことにしよう。
早速、実証実験に移るとするか。
「それじゃあ行くぞ。動いたら危ないから、気をつけろよ」
「く……?くっ、く…」ハァハァ
頭頂部、うずまきの辺りにバリカンを当ててスイッチを入れる。髪の毛のボリュームに負けないよう、グッと力を込めた。
早速、スイッチオン。
ウィーン、ガリッガリ、ミシッ、ブチブチブチブチ……
「く――くっ!?く、くぎぃゃぁぁぁあああ―――!!!???」
おお、まだまだ元気な声がでるじゃないか。
絶叫とともにちひゃーの頭部から鮮血がにじむ。しかしまだまだここからだ。
ちぎれ飛ぶように散り散りになる髪の毛を払い、次の房を手にとった。
「どうだちひゃー。頭皮のマッサージにもなって気持ちいいだろう?」
当初の約束としてはブラッシングだったんだが、これはこれで実益が伴っているので問題ないだろう。約束を違えてしまったが、そこは勘弁してもらおう。
頭の一部が見事に禿げ上がった。うむ、これはやはり見栄えが悪いと見直し、再び頭部にバリカンを当てる。即座にスイッチオン。
「くぅ、くぎいぃゃぁぁあああああ―――!!??」
全くもって煩い限りだ。
元気があまって結構だが、それはやはり他人に迷惑にならないことが前提だろう。まぁこいつらにそんなことを期待しても無駄だろうが。
食って寝て遊んでないでさっさと死ねちひゃー
面白いから頑張って完走して欲しい
高アルコール飲料でダウン状態かwww
適度に意識があり嫌がらせされてるの確認できるがどうにも出来ないwwww
今後の虐待に使える品かもしれんwww
――――それから。
「おーい、大丈夫か。いやぁ、ちょっと張り切りすぎたな。すまんすまん」
無論これっぽっちもちひゃーの心配などしていない。するわけがない。一応、息があることだけは確認する。ここで終わりだと消化不良も甚だしいというのもあるだが、はっきり言って近寄りたくない。
衣服は自分の嘔吐物や残飯、地面の汚れなどにまみれ、血まみれの頭部は辛うじて髪の毛が残っている程度。かつての面影など欠片ほどしかなく、一時間にも満たないこの時間で、ただただ醜悪な外見へと変貌していた。
見る者が見れば、悲鳴を上げるかもしれない。平家の落ち武者、と言っても通じるだろう。
「く、くぅ…」
高濃度のアルコールの直撃を受け、あれだけの長時間叫び続けた事で損傷著しい喉から辛うじて声を搾り出すちひゃー。
うん、やっぱりお前らは化物だよ。これだけの事をされてもまだ生きてるなんてな。しかし思った以上に時間がかかった。そろそろ区切りをつけないと後に響く。
包袋から二本目のスピリタスを取り出し、ちひゃーに向き直る。倒れ込んでいる目の前にわざとらしく置くと、これ以上ない反応が帰ってきた。
「ちょっと疲れたな。休憩にするか、ちひゃーはもちろんこれだよな?」
「くっ、くっ…く、くぅ〜〜〜!」ジタバタ
何という回復力。血まみれの頭ははっきりいって手遅れだろうが、喉の痛みはもうピークを過ぎたのか。ちひゃーはあらん限りの力で短い手足をばたつかせながら、その場から少しでも遠ざかろうと動き始めた。
しかしここにきて面白いものが見れた。それは恐怖だ。ぷちどるたちは自身にデメリットのあることは極力忌避し、そもそも自分が愉快であることにしか興味がない。
そんな存在が、極限状態に追い込まれた状態でようやく見せる感情というのは極めてレアだ。胸が躍るとはこのことか。
わくわくする、遠足の前日に眠れないあの興奮を覚えるような感覚だ。
芋虫のように這い回るちひゃーを踏みつける。無論、全力で。
「Σくぎぃ!?」
「おいおいちひゃー、どこに行くんだ?言ったろ、”存分に相手してやる”ってな」
290 :
('A`):2013/04/24(水) 23:16:38.59 0
見てるぞー
頑張ってくれー!
sage忘れてたごめんなさい
292 :
('A`):2013/04/24(水) 23:22:28.11 0
こういうの好き
293 :
('A`):2013/04/24(水) 23:23:25.41 0
俺もsage忘れてた・・・
ほんとすいません
骨の軋むような、鈍い音。人体から発せられれば、それは深刻な事態と言っていいだろう。
だが心配はない。眼下で横たわり、無様に足掻くこいつらに、そんな心配するだけ無駄だ。心を配ると書いて心配―――と読むような、そんな配慮をかけるべき相手ではない。
若干一時間で随分と開き直れたもんだ、と我ながらに思う。
振り返れば、昨日の時点で自分自身のタガが外れたのだろう。
今までこいつらにどれだけの事をされていたのかと、後悔するだけの我慢が、もう限界だったのは。
「今だから言うけどさ、やっぱりお前たちは生きてちゃいけないよ。この国に、この世界には」
「く、ぎゃぁぁ!!」ミシッミシ…
成人男性の全体重が片方の足だけに乗ることになればどうなるか。
人間が行う無手の攻撃で金的に勝る手段はないが、次点をつけるとすればそれは踵による踏みつけらしい。
単純にして硬い。遠心力を振り付け、重力と筋力が合致したかかと落としという攻撃の威力は皆も知るところだろう。
打撃としてではなく足で長い時間踏みつけられるという攻撃は、非常に地味だが想像以上にえげつない。
「なぁ、どうしてなんだ?どうして何度も何度も注意したのに止めてくれなかったんだ?なぁ、ちひゃー」
「くごぉぉ、くぎぃ!!」ピシ、ピキ…
「なぁ、答えてくれよ。答えてくれよ――――答えろよ、ええ?この”化物”が」
途端、足元に踏みしめていた感覚が緩く崩れるのが解り、
同時に枯れ木が折れたような、鈍い音が聞こえた。
くぎぃ、ぎぃゃやぁぁぁああああ―――――!!!!!!!!!!!
冷たく流れる晴天の空に、小さなケダモノの悲鳴が響いた。
その身悶える様は先のスピリタス一気飲みよりもさらに激しく、これまでの比ではない。ダムが決壊したかのように涙を撒き散らし、限界などとうに過ぎ果ててもなお叫び続けるその声は亡者の怨念のようにも聞こえる。
痛む様から背骨ではなく、右肩の肩甲骨あたりの骨が大元から砕けたようだった。左腕が、届かないながらも右の肩を抑えていた。
すとん、と地面に踏み直る。なんだ、思っていたより脆いじゃないか。
ちひゃーから骨が砕けた音を聞いて、自分の中でも何かが音を立てて崩れたような―――そんな気がする。
叫び悶えるちひゃーを再び踏みつけた。今度は先ほどよりも力を入れない。あくまでも、その場に抑えつけるためだけに。
眼前に掲げる無色透明の瓶。もうこいつにもこの中身が何であるのかは身を以て知っている。
「さて、もう一本いっとこうか。これはお前専用だから、そんな遠慮なんてしなくても良いんだ」
「く、くぅ!くぅ〜〜!!くぅ〜〜;;」ヤメテヤメテ
鬼気迫る叫び声を上げていたかと思えば今度は泣き落としか。鬼の目にも涙というが、あれだけの悪行三昧を好き勝手していたヤツからも涙が出るというから可笑しい。
踏みつけていた足のつま先で腹を蹴り、転がす。仰向けの態勢になったそこで、腹を抑る。
淡々と抑揚のない、感情のこもらない声で尋ねた。
「止めてくれ、俺がそう繰り返した所でお前は何をした?」
事務所の惨状が頭をよぎる。仕事の邪魔だと、何度ともなく頭の上から払い落とした。その度にこいつらは仕返しとばかりに足に噛み付いたり、事務所の中を暴れまわって散らかす。
そんな事をしていた相手にどうして慈悲をかけられるものか。
右腕に力を込め、ちひゃーの顔を固定する。しかし、それこそこの化物の生き汚いところ。涙を湛えた目元はそのままに、口を固くなに閉じて殺気じみた瞳で睨んでいる。
あの泣き声も演技だったのか、と呆れる。まぁ、この際どっちでも良いんだけどな。
左手に掴んでいるスピリタスの瓶をちひゃーの腹に叩き込む。途端、激痛が空気の行き場を求めて口腔を飛び出した。その瞬間を見逃さない。
「ぐひゃ!く、ごっ…ごぴゅぅ!?」
「くっ、くっ」オナカスイタ
みたいな「」の後の擬音語、擬態語、ぷちの思考は邪魔な気がするなぁ…
これだけ文章書けるなら地の文だけで十分じゃない?
>>297 俺もそう思ったけど
「く、くぅ!くぅ〜〜!!くぅ〜〜;;」ヤメテヤメテ
なんか可愛くない?ちひゃーの無様に泣いている姿が浮かんでくるようで
「心配するな、殺しなんてしないよ。さっきも大丈夫だったろう?」
「……!〜〜〜!!!!」ガタガタ…
瓶を喉に押し込まれ、掛けられる言葉に必死に首を振るちひゃー。いやだやめろたすけてくれしにたくない。何を言ってるのかは解らないが、何を言いたいのかはよく解る。
見下ろしたちひゃーの顔は蒼白し、絶望しか伺えない。これから何が起きて、どうなるのかがはっきりと解っている顔だ。先ほど嫌というほど身を以て経験した、激痛の地獄だ。
段々と中身のすくなってゆく透明の瓶。それらはすべてちひゃーの喉奥を経由し、その内臓を侵食する。
どれほどもなく、ちひゃーの顔から表情が消えた。味覚があの味を、かつて経験した最も刺激の強いあの味覚信号を捉えてしまったのだろう。
瞬間、
「く、くぅぅ――!!くぅぅううう〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!ぐぎゃ、がぁぁあああああああ―――――!!!」
「うわっ、汚ねっ」
何度目ともしれぬ、ケダモノの悲鳴。爆ぜるようにして瓶を吐き出し、その場にのたうちまわる。
この光景を見るのも二度目だが、ようやく救われたような気がした。望遠にちひゃーを見つめるように、少し離れてタバコに火をつけた。紫煙の匂いが、どこか懐かしかった。
よく格闘家やプロレスラーなんかが、痛みは堪えられるとか、我慢できるとか言うが結局のところアレは慣れだ。
甘口のカレーしか食べない人間が辛口のカレーを食べれば想像以上に辛く感じるのは当たり前だろう。逆もまたしかりだが、好みの問題ということでそもそも辛いカレーを好む人もいるだろう。
だが、スピリタスの刺激に慣れるというのは並大抵に出来ることではない。未だこれをストレートで飲むことを禁止している国さえある。命の保証が出来かねる―――どころか、確実に死ぬ。
>>257を見逃した…
誰か再うpしてくれないか?
右肩が砕けている状態で転がれば痛みが増す事を理解しているのか、それともそんな体力も既に残されていないのか。ちひゃーは擬音の混じったダミ声で叫び声を上げては咳き込むを繰り返している。
やがてちひゃーが口から血を吐いているのを見て、潮時かと向き直る。タバコの火を靴裏でもみ消しながら、次の準備にかかる。
二本の支柱に支えられ、地面から数メートルの位置で水平に掛けられている竿竹。洗濯物を干すハンガー等をを引っ掛けておく日用品だ。
竿竹がしっかり固定されている事を確認し、その真ん中に洗濯バサミを取り付ける。何度か引っ張ってみるが、強度にも問題はない。確かめて、咳き込みながら血反吐を吐いているちひゃーへと歩み寄った。
「自分で存分に相手してやる、なんて言っておいて情けないんだけどな」
そう言ってちひゃーを猫つかみして持ち上げる。もう抵抗する気力も体力もないようで、肢体をうなだれている。
こちらの言葉は辛うじて聞こえているようで、辛うじて反応しているのが解る。
「くぅ、く、くぅ…」
「ほかにも色々してやりたい事もあるんだが、もう時間がない。これで最後にするとしよう」
歩きながらちひゃーの胴体に紐を何度か巻きつける。決して首には巻かない。これで死んでは興ざめだ。
竹竿にまでたどり着き、そのままちひゃーの体に巻きつけてある紐を洗濯バサミで挟み、ぶら下げる。これで準備は完了だ。
中身が空になったスピリタスの瓶を二本、手に取った。思ったより小さいな、と手元でくるくると回してみた。うん、軽くて長さも丁度良い。
ズタボロの洗濯物のようにぶら下がるちひゃーの足元には、黒い染みのようにぽつぽつと血が落ちている。無残な頭といい、ますます落ち武者じみている。
「心配しなくても直ぐににぎやかになるさ。お前は最初で、いわゆる景気づけなんだからな」
片手で瓶を軽く前後に振ってみる。もう一本を足元に置き、ちひゃーにもう一歩近づいた。
向かって左半身。解りやすく例えると野球で言う、右バッターの構えだ。
何度か足元を踏みしめ、確かめる。力を込めて、足場を踏み揃える。
最後にはならないが、ひと時の幕間のように告げた。
「それじゃあちひゃー、少し眠ってろ。なに、目が覚めた頃にはまた相手をしてやるさ」
「くぅ、くっ!くぅううう―――!!!!」
左足をあげ、ステップイン。
全身の関節を稼働させ、足元から運動エネルギーを螺旋状に引き上げてゆく。
ガラス瓶が全身全霊の力を込められ、振り抜かれる。フルスイングしたインパクトの瞬間、芯を食った衝撃が手に伝わり、瓶が砕け散った。
「くぎぃやあああああああああああああああああああ―――――!!!!!!」
大きな金属の炸裂音と、小さな化物の悲鳴が屋上に、虚しくも空ろに響いた。
ちひゃー編 了
乙です!
「それじゃあちひゃー、少し眠ってろ。なに、目が覚めた頃にはまた相手をしてやるさ」
これは、まだまだお楽しみが残ってるって事でいいんですかね?(期待)
以下、コメ返しになります。ありがとうございまいた。
>270
まずはちひゃーからで、ええんやで?(キリッ
>272,273,276,277,281,287,290,292
ありがとうございます。期待してくれるのは嬉しい限りで、そういったリアクションはすごく励みになります。
>297,298
「」の後に付けるのは、twitterのイジメbotを見て「あ、これ面白いな」と思って使ってみた次第です。個人的には気に入ってるんですが、どうなんでしょうかね。
今回のちひゃー編で使ったネタもイジメbotを見て、色々ふくらませた結果です。次回はいくつかオリジナルも予定しています。
>300
最終回じゃないんじゃよ。もうちょっとだけ続くんじゃよ。
また明日より少しずつ投下して行こうと思います。
ご意見、ご質問、ご要望などありましたらお願いします。
それでは。
くっさ
乙、ゆきぽも殺ってくれたら嬉しい
>>298を見て思ったんだけどお前らぷちがかわいいから虐めたい派なの?
俺は何か見ててイラつく、ウザいから虐めたいって感じなんだが少数派なのかな
>>298は俺が書き込んだんけど単純に文面が可愛いって意味ね
イラつく、ウザいは勿論多数派で俺も思うけど、個人的にはゆきぽみたいな可愛げがあるぷちが
みじめで、無様で、可哀想な姿に追い込まれてる時は可愛いって感じるね
>>306 電撃魔王で連載してるのを初めて見たが、可愛いのはわかるが同時に見ててイラつくんだよな、人に迷惑かけて平然とか、可愛ければ許される?ないわ
びんちょうタンも同じだなアレも虐待映えするwwwどんだけ烏に喰われるところ想像したことか
>>304 ちひゃー編お疲れ
アルコール使うのが斬新で良かった、是非続きが読みたいから書いて欲しい、要望としてはやよとはるかさんを虐めて欲しいな
>>306 あふぅとかは見ててイラつくし大体は我儘で腹立つから虐めたい
>>310 今まで俺が読んだ奴には無かったからそう思ったけど以外と使われてるのか?
>>312 ほかのSSでは多分ないと思うけど、ちひゃーイジメbot見たことある?
しょっちゅうスピリタス飲まされてるからw
>>306かわいいから虐めたいかな
本編であふぅが酷い目にあうのがたまらん
ぷちたちは基本愚かなケダモノってのがいい
ちびきが召喚する動物たちを手懐けて(あるいは洗脳して)逆にちびきを襲わせたい
信じていた親友に裏切られ絶望の表情を浮かべたまま食い殺されるちびき
ついでに他のぷち共も襲わせるとするかな?
本編みたいに泣き脅しに味を占めたちびきが自分に気に入らないことがあるたびに猛獣を召還する
最初は言うことを聞いてた猛獣も自分より遥か格下の生物に都合良く使役されることに疑問を持ち始める
そこでPは猛獣が召還されるたびに大量の食料を与えたり誠意を込めた謝罪を繰り返し、猛獣たちを手懐けていく
ちびきは完全に「自分にそんな態度を取っていいの?ん?(笑)」と、自分の力でもないのにアイドルやぷちに対して王様気取り
ある日突然、これまでチヤホヤしてたみんなが冷たくなる
激怒した王様、ちびきは早速泣いて猛獣を召還、こいつらを軽く痛めつけてやれと泣きながら喚き、命令するが完全にPサイドについた猛獣たちはちびきに冷ややかな視線を浴びせるだけ
交渉(笑)材料を無くし、地位は地の底まで落ちたちびきの地獄の生活の始まり始まり
我が侭放題の生活からの落差に耐えきれず自ら野生に戻るちびきだが、今までと違い動物が味方をしてくれなくなり、むしろ他の野生生物にボロボロにされたり、飢えや寒さ、寂しさに苦しんだり
ボロボロになりながらここで死ぬことを悟ったちびきは今までの事を後悔し始める
泣き脅しなんかしなくてもみんなが今までいかに自分に優しくしてくれたか、野生時代の仲間たちや事務所の仲間たちを裏切ってまで自分は本当に王様扱いなんてされたかったのか
後悔の余り、心の底から大泣きをするちびき、でも召還された生物はやっぱり自分を助けてはくれない
涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにしながら、絶望を体中に噛み締め、寂しがり屋のちびきは誰に見守られることもなく、名もない土地でゴミのようにその命を散らせる
>317 (;^ω^)you そこまでプロットできてるなら一本書いちゃいなよと思わずにいられない・・・
全身に浴びるようにして金属片が激しく突き刺さり、自らの血につかり意識を喪失させているちひゃー。
ああ、ようやく一匹目が終わった。同時にまだ一匹目だ、と麻袋を手に取る。正直触りたくないが、このままで置いとくのはまずい。死体の一歩手前にまでなりさがった下等生物を放り込む。
良い気分だ。本日二本目のタバコに火を点け、青空を見上げる。
このままずっと空を見上げていられたらどれだけ幸せだろうか。しかし、まだまだやらなければならない事は山のようにある。そう、奴らの始末だ。
ちひゃー袋を階段の死角へと運び、影に押し込む。直ぐに目が覚める事はないだろうが、暗所の方が時間がかかるだろう。
ゆっくりと階段を下り、事務所を通り過ぎて一階にまで降りる。たるき亭の向こうに設置されている自販機で、暖かいペットボトルのお茶を一つ購入する。
天気こそ晴れているものの、これだけの時間を外で過ごすにはまだ肌寒い。それこそ普段は室内外を行ったり来たりしているものだから、外一辺倒というのは珍しかったりする。
冷えた手のひらを暖かいお茶で温めながら階段を上る。事務所の入り口まで戻ったそこで、相変わらず騒々しい化物共にため息が漏れる。
お仲間の一匹が姿を消して随分経つというのに、気がついてやしない。薄情な仲間じゃないか、なぁちひゃー?
ぷちどもの身長のサイズに合わせるようにしゃがみ、お茶のキャップを外して室内を見渡す。これに引っかからないようなら大したもんだ。だけどお前たちは自己の習性によってその身を滅ぼす。
少しでも思考して、このままで良いのかと考える事ができたなら。俺もここまでするつもりはなかった。だけどもう手遅れだ。
「もう許さない、絶対にだ」
匂いの元はどこだろうかと、あるのかないのか解らない鼻をヒクヒクさせながら周囲を見渡しているゆきぽと目が合った。こっちこっち、と手招きするとバカみたいな笑顔で走ってきた。
「ぽぇ〜」トテトテ
普段は自分で煎れるものだが、こうして自販機のお茶でも問題はないらしい。目の前まで来ると、目の前のお茶を指差して首をかしげている。いや、指なのかそれ?
「ああ、飲んでくれても良いよ。でもどうせなら天気も良いし、屋上で飲まないか?ちひゃーもさっきから待ってるんだ」
「ぽ、ぽえ……?」
自分の下半身ほどもあるペットボトルを抱え、室内を見渡す。ここに来てようやくちひゃーの姿がないことに気づいたようだ。
そうだよな、お前らはぷちたちの中でも仲が良い方だもんな。一人ぼっちは、寂しいもんな。
ゆきぽを抱え、階段を再び上り始める。ちなみにこいつは冬場だけしっぽが生える。一言で言えばたぬきのようなしっぽだ。黒と茶色の縞々ストライプ。ちひゃーほどではないが、しょっちゅうブラッシングしているので毛並みも手触りも良い。
尻尾を丸めて運ばれるゆきぽ。一段一段と階段を登るたびに、心臓が高鳴る。
屋上のドアを開けた。暗い室内から明るい屋外に出ると、一瞬まぶしさに目を細める。
光度に慣れたのか、ゆきぽが周囲を見渡すが待っているはずのちひゃーが見当たらない。
「ぽえー」イナイ
「あれー、ちひゃーがいないな。何処に行ったんだろうな?」
未だ抱きかかえられたままのゆきぽが鳴く。ちひゃーを探しているのだろうか。心配する必要はない、すぐに会えるさ。
手元からゆきぽを離してやる。着地する寸前、地面に足が付いたかどうかのタイミングで思い切り蹴飛ばした。
「Σぽっ!ぽっぎぎゃぁあああ!!!」
最初の数メートルは地面スレスレを滑空していたが、一瞬の後に接地した顔が地面に引きづられる。ゴロゴロと転がったかと思ったそこで、動きを止めた。
何が起きたのか解らない、と言った顔でゆきぽが即座に立ち上がる。吹っ飛んだ途中でお茶を手放してしまったようで、いつの間にかそれを目で追っていた。
「おいおい、大丈夫かゆきぽ?」
あくまでも笑顔で。我ながら随分と白々しい事が言えたものだ。心配そうな声をかけつつ、ゆきぽに近づく。
「ぽ、ぽえ!ぽぇえ!!!」
うん、何言ってんのかさっぱり解らん。見たところゆきぽは怒り心頭のようだが、俺にはその原因がまるっきり見当がつかない。はて、と腕を組んで首をかしげてみせる。
腕を振り、何度も何度も地面を踏み叩きながら抗議の声を上げるゆきぽの声を遮るようにして、もう一度トゥキックを見舞った。
「ぽゃっ!?ぽぇぇ―――!?」
顔面に突き刺さったつま先がゆきぽの全身を吹き飛ばす。鼻血でも出たのか、赤い鮮血が尾を引いている。
やがて落下防止の鉄柵にぶつかり、動きを止めた。ぶつかった瞬間も何か言っていたようだが、どうでも良い。今のうちにと道具を手に取り、ゆきぽを追う。
「ぽ、ぽぇぇえ!ぱ、ぱぅぅう……」
うつ伏せに倒れて泣きじゃくり、鼻血が出た顔を抑えているゆきぽ。そうやって泣けば許してもらえると思ってるのだろう。
いや、甘かったのは俺の方だろう。こいつらがこんな風に悪知恵を回すようになってしまった原因は他ならぬ人間にある。
ゆきぽ自体がもともと気弱な泣き虫であった事は確かだが、それを許してしまっていたのは明らかな禍根。可愛がっていただで、正すことを何もしなかった。
現に今もこいつは何をされたのか解っていない。自分がこんなことをされる理由が思い当たらないのだろう。昨日、俺の落ち込んだ顔を目の前で見ていたのにも関わらずだ。
「さて、ゆきぽ。お前に聞いておきたいことがあるんだ」
うつ伏せのまま泣いているゆきぽの尻尾をつかみ、ずるずると引っ張る。呻くような泣き声で抵抗していたが程なく位置修正は終わった。
頭は鉄柵側に向いており、尻尾を含めた下半身がこちら側。縞々模様の塊は今や手の中だ。
「まぁ程度の違いもあるんだが、人間には悪いことをしたら罰せられるルールがあるんだ。じゃあ、人間じゃないお前たちぷちどるが悪いことをしたらどうするべきだと思う?」
スコップで床に穴を開け、熱線で壁を蒸発させ、大怪獣を事務所内に召喚し、事あるごとにあれこれと要求したかと思えば、我関せずと惰眠を貪る。
事柄すべてを上げていたら血管がブチ切れて脳が爆発しそうになる。
今もこいつを殺さないことで理性を抑えるのに必死、というのもあながち嘘ではない。だいぶ、キてるのは事実だ。
何が善で何が悪か。そんな判断がぷちどる如き化物に出来るはずがない。こいつらにとっては、自分がすべてなんだから。
ゆきぽは答えない。いや、答られない。痛みに身をしかめているのか、すすり泣くような声を漏らすばかりで話に耳を傾けようともしない。
このままでは埒があかない。尻尾を掴み、持ち上げた本体ごと地面に叩きつけた。
「ぶぎぃ!!!!」
一度だけで終わらせず、再び振りかぶってはぶつける。
「ぶぎょ!!!!」
「なぁ、ゆきぽ。どうするべきだと思う?ん?」
顔面から落ちたのか、既に鼻血は顔全体に広がっており、まるでケチャップでもぶちまけられたかのようだった。
涙が鼻血と入り混じり、マーブル模様の表情のままゆきぽは何とか言葉を口にする。
残念だが、何を言ってるのかは解らないのだが。
「ぽ、ぽえ!ぽええ!!」
必死に何かを訴えているのはどことなく理解できるが、その鳴き声は感に触り苛立ちを増長させてゆく。
結局、結論はでない。誰か通訳でもいればな、と益体もないことを思いながら再びゆきぽを持ち上げる。
「ぽえっ!?ぽぇえ―――!!」ジタバタ
「ああうん、心配しなくても良いぞ。慣れれば痛みも感じなくなるからな。よいしょ、っと」
自分は弁解を述べて、許されると思っていたのか。困惑した表情を浮かべたゆきぽに語りかけながら、掛け声をかけて叩きつける。
濡れ雑巾を床においたような、水分の混じった弾けるような音が響いた。
しっぽ切断せよ!
ゆきぽのしっぽマジでふわふわもふもふで根元から引きちぎりたい
ミチミチってゆっくり引きちぎりたい
ゆきぽはざまあとか自業自得より理不尽な暴力を叩きつけた方が映える
乙
ゆきぽのしっぽ、ミキサーにかける話は良かった
329 :
('A`):2013/04/26(金) 21:30:52.50 0
4
あふぅのような迷惑ぷちのせいでとばっちりを受け虐げられるまとも(?)なぷち達
お金払って食券買ったのに店から追い出され客が残したラーメンのスープをかけられるたかにゃ
迷子を交番へ連れてこうとしただけなのに親や周りの人間に襲おうとしてると勘違いされリンチされるちっちゃん
たかにゃは店に陳列してあるものを食べるというあふぅもしたことがない事をやらかしてるのでまともには含まれないんじゃないかなぁ・・・
「ぽぎゃぁぁああ!」
叩きつけるたびに、普段からは想像もつかないようなゆきぽの叫び声が響く。
同じことを繰り返すだけでは面白みがないが、こいつら相手にわざわざ手間暇費やすのもどうかと思う。
実益を兼ねたぷちどるどもの処分だが、そこには多少なりとも俺自身にリターンがあっても良いんじゃないだろうか。こいつらを処分するのも、こいつらに一番迷惑したのも、俺自身なんだから。
流石にいい加減反応が弱くなってきた。痛みも慣れるだろうなんてことを自分で言っておきながら、ゆきぽの化け物じみた耐久性を考慮していなかった部分は認めよう。まぁ、イってしまったところで問題はないが。
仕上げにともう一度振りかぶり、今度は地面ではなく落下防止の鉄柵に向けて振り下ろした。
「ぽぎい゛っ!!」
うん、流石にこれは痛かったみたいだ。
発情期、ぷち棒、ぷち穴、去勢
(*´∀`*)ゾクゾク////
「さて、話を戻すが人間―――ぷちどるの罰っせられるルールなんだがな」
持ち出したのは電動ドリル。大工さんとか、室内の工事なんかをする人も利用しているであろう電動工具。鉄芯の先に釘を取り付けると、螺旋状に回転しながら木の板や鉄板にも穴を開けることが出来る優れものだ。
765プロが売り出し中の頃はまだ会社に余裕があった。社長が休日は趣味の日曜大工を楽しんでいる、と言っていたのを思いだし、今回の件に役立てようと借りてきた。
本体のサイズからは明らかに不釣り合いな尻尾を掴む。犬猫のように元気がないとしなだれるというのは同じようだ。
鉄芯の先をゆきぽの尻尾に押し付ける。こいつは自分がまだ何をされるのか解っていないようで、弱々しい涙目でこっちを見上げている。
そうだ、そんな顔が見たかった。
「まぁ、事務所の床をあれだけ穴だらけにしたわけだから、ここはお前も穴だらけにされるって所でどうだ?」
「ぽ!?ぽぎっ!」
穴だらけにされる、というところでゆきぽの反応が変わった。目に見えて、怯える表情が際立っている。
「ぽぇ…ぽ、ぽぇ…ぽぇ…」
泣いて許されるのは恐れを知らず、罰を知りえぬ子供だけだ。そして子供はその失敗から学び、成長し、やがて同じ過ちを繰り返さないよう歳を重ねてゆく。
だけどお前たちにはそれがない。学び、理解し、過ちを悔いるということを、しない。できるはずもないよな。本能だけでいきている、不完全な生き物でしかないお前たちに。
だから俺はお前たちに容赦しない。
最早、優しさの欠片ですら不要だ。
「言って理解出来るヤツはそもそもしない。それでも解らないなら体に教え込むしかないよな、じっくりとさ」
そう言ってドリルのスイッチを入れた。
「ぽぎぎぃ―――!!ぽ、ぽぉおお―――!」
ゴ、ガガガガガ、ガリガリガリガリ……
穿孔音と共に、鮮血と冬毛が舞う。
肉だろうが骨だろうが鉄心が容赦なく貫通してゆく。その振動に負けぬよう、尻尾を掴む腕に力を込める。
「お前も散々事務所の床を穴だらけにしてきたんだ。だったらお前の尻尾が穴だらけになっても、仕方ないよな」
「ぽぉぉぉおおお―――!!!ぽぎっ、ぎっぎっぎぃぎぃぃ―――!!」
最早「ぽえ」のニ文字を見ただけで軽くイラついてる
ゆきぽは しっぽと「ぽえ」でイラつきが8割り増しになる
作品全体が媚びることしか考えてないから余計に虐待したくなる
後作者は疑問符浮かべてるのがかわいいとか思ってそう、無駄に多すぎ
良いねぇ
やっぱゆきぽいじめはぷち虐の王道だわ
いつも逃げるみうらさん虐待したい
みうら虐はほぼ皆無なんだよな
ぴよぴよ、みうらさん、こまみこあみの空気感は異常
お前らそんな感じの考え方だったのかー
人間と比較してルールが云々とか思わなかった
俺は単にかわいいからいたぶりたくなる
まあでも俺の方がより変態なんだろうな
ちっちゃん ぴよぴよ みうらさん は全然見ないな
あとちびきとたかにゃもやり辛いせいか見ない、残念
尻尾に突き刺さった電動ドリルが、血肉や骨片を容赦なく巻き上げてゆく。もうしわけない程度に残った毛の数々は、その色を赤へと変えながら飛び散っている。
「ぷっ、ぷっぎぎぎぃぃぃい!!!」
「ほらー、動くなよ。手元が狂うじゃないか」
じたばたと全身を振り乱しながら抵抗するゆきぽ。しかし、精々が大きめのマルチーズ程度のサイズであるぷちどるが足掻いたところで、人間の拘束を逃れられるはずもない。尤も、逃がすつもりは欠片もないのだが。
貫通面を目にすると、中々にえぐい。一度解体してやろうかと考えいていただけに、この断面図は衝撃的だった。牛や豚のように食肉を前提とした内面は何度か見たことがあるものの、驚きを禁じえない。
どっかの生物研究所みたいなところに売却してしまおうか、などとも考える。色々手間がかかるだけに、研究所の人は容赦なく作業を遂行してくれそうだ。
「ぎっ、ぽぎぎぎぃぃ!!」
一気に押し込めば簡単に貫通するのは解っている。しかし、こいつらの再生能力を考えると細胞単位で念入りに破壊する必要があるだろう。
ま、そんなことまで考え出すとキリがないから、じっくり時間をかけて穴を開けているだけなんだけどな。
「ぽ、ぽぎぇええ――――!!!ぴ、ぴぎ…………」
ようやく摩擦抵抗がなくなり、地面にドリルの先端が到着する。回転を止め、ゆっくりと穿孔穴から鉄芯を引き出した。
肉塊がこびりつき、尻尾を覆っていた毛皮の一部もめくれ上がっている。
「ぽ……ぽ…ぇ…………」
見るとゆきぽは気を失っているようで、白目を向いて身体を小刻みに震えさせている。幾ばくかばかりの声を、反射のように出しているのが聞こえる。生きているのは解るが、尻尾から伝えられる痛みの信号に脳が耐えられなくなり、痙攣を起こしているようだ。
これまで数々の穴を事務所に開けてきたが、恐らくゆきぽに悪気はない。あいつらは”そういう生き物”なんだという前提がそもそもにある。うさぎは寂しいと死ぬ、っていうのと同レベルなんだろう。
だが、悪気がなければ何をしても許されるわけではない。罰せられる事もあるだろうし、叱責を浴びせられることもあるだろう。しかし、それは同種の人間に対して行われる対応だ。
右から左に抜ける程度の記憶力、という以前の問題だ。この人は自分に何を言っているのだろう、と呆然と言葉を聞くにしか過ぎない。
傍から見れば可愛らしげな容姿を見せ、節々の反応は穏やかな限り。だが、見えぬその裏側で人間の生活圏を脅かすことに、何の疑問も抱かない。それが、こいつらだ。
「相手の都合もお構いなしに、ってね」
ぷちどる。
それは最早、憎悪の対象そのものでしかない。
構えて、再び尻尾を貫く。
先のように時間をかけず、力を込めて穿孔させる。
「ぶぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!!!」
三度の絶叫が、こだました。
支援
期待
ぷち達見てると可愛いと思うんだけど同時にキモいっていうかイジメたくなるんだよね
特に目
もっとSS書いて星井
>>342人間と比較するのは確かに変かもしれないけど
こいつら人間と同じ物しか食わないし人間と同じところに住んでるし人間と同じ服を着るからな
動物だから仕方ないってのはこいつらには当てはまらないと思う
あふぅに至っては人間に発情までしやがるし
犬は人間に発情しないし逆もまた然り
ぷちは自分のことを人間と同類だとでも思ってんじゃね?
内容:
普通に事務所壊す生き物なんて嫌だわ
ちびきといおも壊すけど、壊さないように努力する意思だけはあった気がする
ゆきぽにはそれが無い
ぽえぽえ言ってれば許されると思ってそうなところがイラつく
>341
双子はそこそこクズだったりするのでもう少しねたにされてもよさそうなんだけどな・・・
>>353 あんまり特徴がないから
弄る楽しみがあんまりないんだろう
ぷちどるいじめの双子の仲を利用したいじめは最高だったけどな
やっぱり自業自得系やキャラの特徴を利用したいじめは最高だぜ…
誰かTVに出ることになったけどうるさいから声帯除去されたちひゃーや
雪山で遭難して助かったけど指が数本しか残らなかったゆきぽとか
特徴がなくなって仲間のぷちどるやアイドルに軽んじられたりいじられたりして
最後は絶望して自殺か事務所から出て野垂れ死ぬSS書いてくれないかな
>指が数本しか残らなかったゆきぽ
そもそも指があるのだろうか(疑問)
双子はお互いが争うように仕向けたり、自分たちが仕掛けたいたずらで自爆・・・というのがいいね。
たとえばこんなかんじ。
ちびきをロープに引っ掛けて転ばせる双子。
ちびきが泣き出し、登場した怪獣に双子はフルボッコにされる。
復讐をもくろむ双子はたまたま会社のロッカーで見つけた地雷を仕掛け、
怪獣をちびきもろとも爆殺しようともくろむ。
が、誤って片方が地雷を踏んでしまう。
(そのまま踏み続けていれば爆発しないが、動けば爆発する)
安全な方は助けようと試みるもムリポ。
そこで自分だけ逃げようとするが、イッチャヤダと踏んでるほうにしがみつかれる。
ハナセ、マキゾエハゴメンダとしがみつかれたほうは片割れを殴り始める。
そして・・・
オチ1:殴った拍子に地雷を踏んでる足が外れ双子は仲良く爆死。
オチ2:離そうとしない片割れを殴りつつけ、ついには撲殺する。
と、そこで、地雷と思ってたものはただのガラクタで爆発なんてしない、ということが判明する。
どうだろうか?
なんで地雷があるんだよwwwww
社長の私物とかw
「すげぇ鳴き声だ、あいつらが気づかなきゃ良いけど」
耳を貫くような絶叫に顔をしかめる。泡を吹いて気絶してるゆきぽをさておき一応、階段の踊り場から事務所の入り口を覗いてみたが、誰かが登ってくる様子もなかった。
もし耳に届いていたとしても、心配になってここまで様子を見に来るかどうかさえ五分五分程度だろう。
再び屋上に向き直る。晴れやかな空の下、様々な体液を撒き散らせたケダモノが力なく横たわっているのが見えた。
蹴っ飛ばして、しっぽに穴を開けてそれで終わり。
ありえない話だ。
奴らには一匹一匹、骨の髄までこれまでの恨みを晴らさなければ気が収まらない。
自分たちの行いが、どれだけ大それたことだったのかと、泣き叫びながら後悔させてやらねば意味がない。
これまで自分が、どれだけ負の感情に悩まされてきたのか。憎悪、憤慨、絶望、呆然、苦悩、単語として上げていけばキリがない。だからそれだけの数を、それだけの嘆きを、お前ら自身に味わってもらおうじゃないか。
「ぷぃ〜〜、ぷぇ、ぽぇ…… ; ; 」
痛みに震え、弱々しく泣くことしか出来ない。心優しい765プロのアイドルたちならば、この姿をみただけで許してしまうだろう。よしよし、もう怖くないからねと抱きかかえて慰めてやることだろう。
だが、今のお前の目の前にいる人間はそんなことはしない。むしろ、そんな涙など全く意味がない。涙声を遮るように、身体の対比が明らかに異常な頭部を踏みつけた。
「ぷぎゃ!?」
「はいはーい、じっとしてようねー」
たくあん食えないように歯を全部抜くべき
支援
腕切ってやればゆきぽは無害化出来ると思う
いじめも然りそういうのもありだよな
如何にしてぷちたちを無害化するかを考察してみよう
例えばちひゃーならまず声帯を切り取ってしまえばいい
でもしゃべらないだけで頭を叩く傲慢さはそのままか
ならば腕も切ってしまう。それでも今度は足で必死に抵抗してくる
となれば足も切ってしまおう。だるまになったら流石のちひゃーも、と思っていたら髪の毛は伸びる一方で煩わしいったらない
髪だけ切ってみたが最後に残ったのは忌々しい顔面
なんだ、全部いらないじゃないか
ちひゃーは目と鳴き声が無理
こまみこあみは二匹居ると悪さしたりして、うざいから一匹処分すればもう一匹は大人しくなるかな
こあみとこまみでアイヒマン実験をしよう
まずこあみに対してひいきをしてこまみを苛つかせる
しばらくした後こまみを呼びつけ、別室に拘束されているこあみを見せてやる
最初は驚くも今までのひいきを説明され、許してくれと極端に優しく接されたことで、途端にこあみが憎く感じた
こまみにボタンを渡す。渡す前に一度だけ押してやると、ガラス越しに拘束されているこあみが鈍い声を上げる
その様子に憎らしさを感じていたこまみも動揺してしまう。だが強い調子でボタンを押すように言うと簡単に従う
ボタンを押して行くにつれてこあみの悲鳴は大きく、体をよじって必死に抵抗する様子も痛々しくなってくる
ついにこまみも耐えきれなくなって、もうそろそろ良いだろうとボタンをこちらに渡してくる
それでもまだ足りない、とこまみに強く言い聞かせる。明らかに衰弱しているこあみを見るもどうせここまでしたんだからと
ついに狂ったようにそのボタンを押し続ける。こあみが白目を剥き、小便を垂らそうとこまみは笑いながらボタンを押す
だがここまでの流れは全て仕組まれた映像と音声によるもの
一連の流れをこあみは震えながら見ていた。こまみは自分のことをあんな風に思っていたなんて
そうしてこまみが見ている偽物のこあみが堕ちたところで、清々しい表情を浮かべるこまみを縛り上げる
何がなんだかわからないこまみの前に現れたのは、無表情ながら憎悪の感情を隠しきれずにいるこあみ
途端に頭が真っ白になり、贖罪の台詞を並び立てる。それでもこあみは表情を変えず、手に持ったボタンをこまみに見せつける
するとこあみはもうパニックになって、やだ!ごめんなさい、さっきのは自分が悪かった!だから許して!!
ボタンすら押されていないのに同じくらい叫びだすこあみの目を黒い布で隠してやる
それだけでもうこあみは限界に近い様子で、いつボタンが押されるかという恐怖と罪悪感とに押しつぶされそうになりながら
そうしてボタンを持ったこあみは一瞬ためらうも、嬉々としながらボタンを押していたこまみを思い出し
決心するとそのボタンを押し込んだ。が、その瞬間強い電流がこあみを襲うのだ
悲鳴にもならないような、これまでの比にならないような高圧電流によってこあみは即死
残ったこまみは暗闇の中、狂うまで永遠にボタンを押される恐怖とこあみへの後ろめたさと戦い続けるのだ
ここまで書いちゃったけど、時間があれば書いてみたいな
ネタバレが過ぎるw
>>364 そうして目と声帯を取れば何も言わないし頭を叩こうにも目が見えないからできない…
完璧だな
先ほど、ちひゃーをぶっ飛ばした竹竿までゆきぽをずるずると引っ張ってゆく。その間も何やら鬱陶しい鳴き声が聞こえるので、二度三度と蹴りを見舞った。
「ぷぎゃ!ぽげっ!?」
大なり小なり痛みを与えてやると、ダメージに比例してか少しの間は静かになる。それも結局は一時しのぎでしかないのだから、結論は一つしかないのかもしれない。解ってはいた事だが、末期の時まで精々楽しませてもらうとしよう。
さて、と一息ついたところでゆきぽの頭を掴み、顔の位置まで持ち上げる。引っ張り上げられた事に驚いたのか、相変わらず間抜けな鳴き声が聞こえた。
「ぱぅぅ……はぎゃっ!?」
持ち上げて、尻尾を見下ろす。我ながら、肉塊越しに地面を見る機会があろうとは思わなかった。
貫通した穿孔穴。そこに、竹竿に絡まっていた紐を通して、縛る。
即座に手を離す。空中に静止することもなく、重力に引かれ落下するゆきぽ。しかし縛られた荒縄により、地面に激突することはなかった。
ただし、無傷で痛みを感じないというのとは話が別だが。
「ぽ、ぇぇぇぇえ!!!ぽぎぎぎぎぎぎぃぃ!!!」
傷口に縛り上げた荒縄が接触し、さらに自分の体重がそれを圧迫する。痛みに身悶え、身体を激しく振り乱すが、その反動がさらなる負荷をもたらすことなる。
もがけばもがくほど、痛みは増すばかり。
逆さに吊り下げられ、体表の組織が傷口として露出している部分はじくじくと痛む。ゆきぽは涙を流しながら、哀れな泣き声を繰り返すしかできなかった。
「ぽー、ぽ―――ぷぇ、ぷぇぇぇぇぇえええ―――ん ; ;」イタイイタイ
何とか窮地を脱そうものの、ぷちどるの短い手足では縄の結び目はおろか自分の尻尾にさえ手が届かない。よしんば届いたところで、何が出来るというわけでもなさそうだが。
もがき苦しむ様を眺めるのも悪くないが、やはり何かしら実感が伴ってこそ価値があるだろう。
タバコを咥え、火を点けながら歩み寄る。
実際こんなことされてたら痛みでこんな声でないだろ
ていうかぽえぽえいっててイラつくな
やっぱゆ虐最高だわ
ぷちの目を見るたび逆したいと思う
目の前にいたら躊躇いなくぶち殺す自信がある>ゆきぽ
あふぅ ゆきぽ はるかさん は生かしといても迷惑だから即殺処分するに限るな
与える被害とそれへの反省の念と、何か役に立つ行動をするか とか考えてしまうな
たかにゃは商品に手を付けたり人の食い物奪ったりしてるが、仕事の手伝いした事あるし
双子もそこそこ駄目だが、いおの看病とかした事あるな
ちびきも小鳥に褒められたくてワカサギ釣りとかしてたし
うん、あふぅ ちひゃー てめえらは駄目だ
そして役に立ってる筈なのにイラつくやよ 何でだろう
ぷち共が事務所でナメた生活しているのは、やっぱり外敵がいないからだと思うんだ
だからドーベルマンを二匹ほど飼ってみるとかどうだろう?
ぷち共が悪さでもしたら容赦なく噛み付くように躾をしてさ
その方がぷち共に言い聞かせる労力も、事務所の物を壊される被害もずっと軽減しそう
アザゼルさんの悪魔みたいに扱われるぷちどるがみたい
>>375 猛犬に食い散らかされるぷち共良いね
噛み付いて、引きちぎろうと頭を左右に振る猛犬
痛くて泣いて助けを請うぷち
恐怖で隅に縮こまって寄り添ってるぷち共(もっきゅもっきゅ固まってていじめたい可愛い)
>>376 内蔵飛び散って本体ビクンビクン展開かな
絵で見たいレベルだな
うーん…
犬に襲わせるって言うのは新鮮味がないなぁ…
ただもう新しいネタ思いつかないんだけど
そう言えばぷちますいじめって自殺ものとか無いな
ちひゃーいじめbotの投身自殺と、
ぷちどるいじめのこあみまみがある意味、ってくらいかな?>自殺
自殺するほど繊細じゃないからじゃね
さっぱり芽が出ず自殺を決意する千早。
一人残してはかわいそうだとちひゃーと一緒に行くことにする。
最後の思い出に、ということでちひゃーを遊びに連れて行ってやることにする。
おもいっきりおめかしして大好きな千早とのお出かけに大喜びのちひゃー。
いろいろと楽しい場所に行ったり、おいしい牛乳をたくさん飲ませてもらったりしておおはしゃぎ。
そうこうしているうちにちひゃーは疲れて眠りこける。
それを見た千早は人気のないところに行き、ちひゃーの首を絞め始める。
苦しさにめをさますちひゃー。
千早が自分の首をしめていることに気がつく。
ドウシテ、ドウシテ、とちひゃーはじたばたする。
一刻も早く楽にしてあげなきゃ(使命感)と千早はますます力をこめる。
やがてちひゃーは動かなくなる。
そして次は自分の番、と千早はなるのだが、いざとなるとなかなか決心がつかない。
ためらい、なかなか実行にうつせないでいるうちに千早はPに発見され救助される。
生まれ変わったつもりでもう一度やり直そう、そうPに諭される千早であった。
それから10数年、千早は歌手として大きな成功を収めていた。
TVに出演し、若いころの苦労を語る千早。
自殺を考えたこともあった、ということに他の出演者たちは驚く。
そんな時私の支えになってくれたのはこの子です、と千早に紹介され出てきたのは、はるかさん。
千早の黒歴史となったぷちどるの存在を知らない出演者たちが、はるかさんの明るい笑顔にほっこりしたところで、めでたしめでたし。
おもしろい
>>379 かなり前だがVIPでちひゃーが自殺してたぜ?
タイトルは忘れた
寝てる千早を殺しちゃうやつだっけ?
>>365 それ
ちひゃーがやたらと高度な思考してるのに違和感があった
で、タイトルなんだっけ?
うーん、そういう自虐、理屈系の自殺と
いじめや虐待に耐えられなくなる、
自分がダメになるか優秀な奴がくるかして自信を失う系の自殺は
それまでの過程が同情できるか、自業自得で嘲り笑えるかで違うと思うんだ
とはいっても書けないけどな…
薬物中毒にして最終的に発狂自殺までってのは考えたことある
需要ないのかと思って別パターンのちひゃー自殺を書きかけで放置してんだよな…
暇が出来たら書き終わらせてみるか
そう言えば犬やら猫が引越しにおいてかれて(或いは自分で拒絶して)
いなくなったと思ったら、引越し先の家に追いかけてきてた
って話聞くけど、ぷちどる共にそういうことできるかな
Pが出張にぷちを連れていって、
出張先に置いてきぼりにして帰ってくるssを前に書こうとしたけど、
オチが思い付かなかったから止めた
ぷちは一回取り付かれたら死ぬまで憑いて回るイメージ
宇宙に飛ばそうが火山口に投げ込もうが次の日には事務所に戻っててなにくわぬ顔で飯の催促をしそうだ
ふーむ、それなら事務所のみんなが全滅して、
全員が野生に帰る羽目になったらどうするんだろうか
野生で生きていけるぷちに生きていけないぷちが憑きまとって
仲良く全員野垂れ死にor生きていけるのが生きていけないのを殺してなんとか生き残るルートかな?
>394
「棄てられたかわいそうな小動物」を装って道端で新たな犠牲者を待ち受けるんじゃないの?
事務所のみんなが全滅した理由がぷちどもってことにすれば誰も拾わないんじゃないか?
いおのビームだとかはるかさんが急激に増えて戻れというまもなく圧死だとかゆきぽの掘りまくった穴が原因でビル倒壊とか…
あの化け物どももいつの日が化けの皮が剥がれて人類からそっぽを向かれるものだと思いたいな
はるかさんでそんなSSなかったっけ?
はるかさんが可愛すぎて日本滅亡か?
でも駆逐とかじゃなくて人から見放されたぷち達が足を引っ張り合う様子の方を想像してた
>>396 世界は広いんだぜ?
事務所周辺で誰も拾ってくれなかったら、次に出没するのはアフリカかヨーロッパか‥
移動手段?なんか気づいたら転移してんじゃね?
ぷちたちにどこまで感情移入できるかなんだよな
抵抗すればするほど自分たちは嫌われ淘汰されやがては駆逐されると理解し憤り悔しくなって見返すためにも精一杯生き延びてやる
なんて思いも虚しく呆気ない最期に泣き叫ぶ
そんな心理描写を描いてもぷちが低俗な生き物であることと矛盾するし
ぷちへの差別的な話と虐めを結びつけるとなるとその辺りのさじ加減が難しいところだなぁ
>>400 単にぷちが好き勝手やってたら人が相手してくれなくなって、
群れを組んでホームレスか山籠りをするとかじゃいけないのか?
いやそれでも構わないが個人的には悲壮感が足りないというかね
むしろそのシチュでゾクゾクするような話があればぜひ読みたいね
ああ、なるほど
低俗な生き物が自滅しても何の悲壮感もないけど、
低俗な生き物が差別に対して必死に抵抗して生き延びて行くって言うのは
低俗な生き物っていう前提条件から外れると…
中々難しい物だな
なんかみんなごちゃごちゃ考えてるみたいだけど
ぷちがムカツクから殺す
それだけでよくね?
通り魔に人が殺されたってニュースより、
通り魔が逆に殺されたってニュースの方がスカッとしないか?
確かにぷち達が惨たらしく殺されれば俺は満足できるね
ていうかゆきぽ虐待の人はもう書かないの?
結局はそういうことむかつくから虐めてそれを見てニヤニヤするだけでいい
ぷち視点なんて考えたって結局あいつらのことなんてわかりっこないんだし逆も然り
あいつらだって俺たちのことなんて考えずに生きてるだろうからな
さて次は何を書こうかな
そういえばぷちどる対策委員会(笑)の続きマダー?
ぷちます!が「ぶちまわす(タコ殴りにするみたいな意味)!」に見えた
ゆ虐みたいに無邪気な小学生に虐待されるというパターンは、ぷちでは不可能なんだよな
ゆっくりよりも遥かに耐久力あって攻撃力もある危険な生き物
逆に小学生達が返り討ちにあって死亡
親が復讐するパターンになっちゃうんだよな
子供にじわじわ虐待されるの良いと思うんです
最近はぷちが敵意をもって人間を攻撃する演出パターンもよく見られるけど
実際は力を他者に対して行使できない性格のぷちがほとんどじゃね?
例えば臆病で優しい()ゆきぽとか
いおも基本的に人めがけてビーム打つような性格じゃないし
「危険生物を処理」じゃなく、「弱くてムカつく生物を虐める」「かわいい泣き顔を見るために虐める」に原点回帰
>>412 それだな
皆新しいことに挑戦するあまりぷちに本来あるはずのない価値まで付加しちゃってたんだ
どんなに激昂したところで飼い主には逆らえない愚かで可哀想な生物かもしれない
でも本当に身の危険を感じた時の防御策、っていうのは原作からして考えにくいんだよなぁ
なら野生に帰したことにして
野生のゆきぽとかが夏休みの学生に捕獲されたり、運動部の練習台にされたりとか
いおのビームの話やちびきの猛獣召喚の話を聞いてリアルモンハンだ!なんて粋がる子も出てくるだろう
山から降りた熊みたいに猟友会に駆除されるぷちどる達を想像してしまった
実際、まこちーやたかにゃは怒らせると猛獣並に危険だよな
ちびきも召喚する動物が怪獣レベルだし
>>411 ぷち共はあくまでPだけに攻撃にするから「かわいい生物」として許されているんだろ
子供達に怪我をさせる危険な存在なら、それこそ事務所から一歩出れば街の人に袋叩きにされそうだが
いおだったりまこちー、たかにゃとか目に涙を溜めながら
頭を叩かれたり、蹴られたりするのを、ぐず…ってジッと耐えてるか
びゃーーって泣きながら逃げ出しそう
あふぅは関係なく噛み付き返そうとするが、小学生達もコイツ生意気だなって思って
囲まれて容赦なく踏みつけられて、ボコボコにされそう
「ふんふ、ふんふ、ふんふふふふーん♪」
仕事が上手くいき上機嫌のP。鼻歌交じりに事務所へと帰ってきました。
「おや? ははーん」
半開きになったドアがありました。
ぷちたちがいる事務所では、扉は開けっ放しが基本です。
入られたくない場所だけはしっかりとドアを閉めてありますが、ぷちたちの身長ではドアが開けられないためにそういう措置が取られています。
Pが見上げているドアは、開けっ放しになっているドアの一つでした。
そこには、黒板消し――事務所ではホワイトボードが使われています――が挟まれていました。
30分前。
「とかっ!」「ちー!」
事務所でお留守番のこあみこまみ。
視線はホワイトボードに置かれた黒板消し。
二人は、顔を見合わせると悪巧みを思いついた黒い笑顔を浮かべました。
こあみが、跳び上がります。届きません。
こまみが、飛び上がります。届くわけがありません。
「とかっ、とかっ」「ちー……」
こあみが、こまみの上へと登りました、何とか黒板消しに手が届きました。
「とかー」
こあみは、喜びのポーズ。
こまみの上で、そのような動きをしたためにバランスを崩してしまいました。
二匹は、重なるように倒れました。
「とかぁぁっ……」「ちぃぃぃっ……」
二匹は頭を打ち合い、痛みにごろごろと地面を転がります。
愚かです。
「とかっ、とかっ!」
こあみが、ドアの近くで飛び跳ねます。届きません。どうして届くと思うのでしょうか。
「ちー」
こまみが黒板消しを奪い……(以下略)
「とかっ、とかー」
解決策を思いついたのか、こあみが、ドアへと跳びつきます。
衝撃でドアストッパーが外れ、その重みで、ドアが動き出しました。
「とがぁぁぁぁ」
閉まるドアに挟まれるこあみ。
「ちーちー」
見かねたこまみが、ドアを押さえました。
「とかっ、とかー! とかぁ!」「ちー!ちー!」
なんで押さえとかなかった。わたしのせいにするな。
人間なら、そんな言い争いをしているのでしょう。醜い姉妹喧嘩です。
「ちー、ちー」
こまみは、紐を取り出しました。
片方の端を、黒板消しに。もう片方をこあみに結び付けました。
こまみがドアを押さえます。
「とかっ!」
こあみが、ドアを登っていきます。
強めにこまみの頭を踏みつけたような気がするのは気のせいでしょう。
「ちー!!」
そんなこんながありましたが、何とか黒板消しをドアに挟むことが出来ました。
後は、物陰に隠れて様子を見守るだけです。
…………
………
……
「またこあみ、こまみの仕業だな」
機嫌のいいPは、頭を差し込むようにして扉を開けました。
そうしなければ、黒板消しは地面に落ちてしまいます。
ぽんっ、とPの頭に落ちる黒板消し。
「とかかかかかっ」「ちちちちちちっ」
物陰から転がり出てきた二匹は、大喜びです。
お腹を抱えて笑っています。
「こーら、こあみ、こまみ。お前達だなこんないたずらしたのは」
叱るPですが、本気で怒っているわけではないことは二匹にも伝わっています。
『にーちゃ、にーちゃ』
二匹は、Pに纏わり尽きます。
Pは、頭を撫でてあげました。
別の日。
昼休み、お腹が膨れたPは、机でうたた寝していました。
そこに近づく二つの影。
「とかー」「ちー」
二匹は、顔を見合わせると、しー、と手を口に当てました。
手にはマジック。二匹には読めませんが油性と書かれています。
「とかかかか」「ちちちちちち」
きゅきゅきゅ、とPの顔の平面へと落書きをしていくこあみまみ。
「プロデューサーさん、起きてください」
小鳥さんのやさしい声に、Pは眠りから目覚めました。
差し出された手鏡を覗き込むと、頭の上ではるかさんが甘噛みしていました。
「ちがいますよ」
はるかさんを引き離すP。やんわりと、小鳥さんに注意されます。
顔に、顔がらくがきされていました。
Pは、ティシュを取り出すと顔を拭きました。
きゅきゅっ、とすべる音とともに油性のマジックすら綺麗に落ちました。
Pヘッドは何で出来ているのでしょうか。
「こあみ、こまみ」
Pは物陰で様子を伺っていた二匹を猫つかみすると、眼前へと持ち上げました。
「さて、どっちがやったんだ」
「とかー」「ちー」
お互いを指差す二匹。あっさり売り渡します。薄情な生き物です。
「わかった。お前達か」
「とかー!」「ちー!」
Pの手の中で争いあう二匹。責任を擦り付け合います。
「俺ならいいが、アイドル達に落書きはするなよ」
Pに睨まれ、こくこくとうなずく二匹。約束が守られることはありませんが。
よし、と開放される二匹。
『にーちゃ、にーちゃ』
許された二匹は、Pに纏わり搗くのでした。
またまた別の日。
Pに甘やかされた二匹はより調子に乗りました。
次のいたずらの計画を立てます。
「とかっ!」
気合一閃、こあみが突撃します。
狙いは、Pが座った椅子。
その椅子は、一本の棒から放射線状にキャスターが付いている一般的な事務用の椅子です。
突き出された腕は、その棒を押しました。
とはいえ、大の男が座った椅子を、キャスターが付いているとはいえこあみの体重で突き飛ばせるはずがありません。
しかも、手のひらもないように見えるこあみの手はしっかり支えることも出来ずに手を滑らせてしまいました。
ごっ、と鈍い音をさせてこあみは頭を強かに打ち付けました。
「とがぁぁぁっ!」
こあみは痛みに身体を震わせています。
「大丈夫か、こあみ?」
首根っこを掴まれて持ち上げられるこあみ。
気をつけて走り回れよと言われて、床に下ろされました。
大失敗のこあみを待っていたのは、大笑いしているこまみ。
「とかっ!」
じゃあ、やってみろ、とこあみ。
「ちー」
こまみは任せろと、ムネを叩きました。
こまみはこっそりと、椅子へゆっくりと近づきます。
Pは仕事に集中して気が付きません。
しばらく待ちました。
pllllpllll
電話が鳴り響きました。
765プロは、弱小とはいえ、そこそこ忙しい事務所です。
Pは軽く立ち上がると、受話器を取り上げます。
こまみは、その瞬間を見逃しませんでした。
椅子を押します。こまみですらキャスターつきの椅子なら動かせます。
「はい、どうもありがとうございます」
Pは受話器を下ろしました。
そのまま腰を下ろせば、しりもちをつく。こまみはソレを狙っていました。
しかし、普通は座るとき自分の腰を下ろす位置を確認するでしょう。
Pも、同じようにちらりと視線を椅子へと向けます。
その椅子が動いていました。その下ではこまみがほくそ笑みながら椅子を押しています。
「こまみ」
Pは椅子を動かした犯ぷちをつまみ上げました。
危ないいたずらはするなと叱られました。
しょんぼり戻ったこまみを出迎えたのは、腹を抱えたこあみです。
「ちーちー!」「とかー!とか!」
始まったのは、醜い姉妹喧嘩です。
とはいえ、全く同じ能力の二匹では決着が付くはずがありません。
徒労なので、喧嘩を諦めました。
「とかー!」「ちー!」
一匹で駄目なら二匹です。
協力することをきめました。
そして、タイミングは椅子に座る瞬間を狙います。
pllllpllll
また電話が鳴りました。
Pは、電話に出るために腰を浮かします。
通話が終わり、席へと腰を下ろす瞬間。
『とかっ、ちー』
吶喊。
さすがは双子と言うべきタイミングでPの椅子を突き飛ばす二匹。
誤算と言うべきか、愚かと言うべきか、二匹は椅子を突き飛ばしたことに満足してその場で足をとめてしまいました。
Pは座るべき椅子を失い、そのしりは床へと落ちていきました。
つまりは、二匹の上へと。
「とがぁぁぁっ!」「ぢぃぃぃぃっ!」
自分達の体重の何倍もあるであろうPに押しつぶさる二匹。
こあみまみがクッションになったお陰で無傷のPでしたが、椅子がなかったショックに呆然としていました。
尻の下で泣いている二匹に気付くまで、ほんの少しの時間がかかりました。
二匹にとってはそれは永遠に近い時に感じられたことでしょう。
Pに滅法叱られたこあみこまみ。
しかし、反省していたずらを止めるなどという考えにはいたりません。
泳ぐのを止めたら死ぬ鮪のように。
どんなに酷い目に遭おうとも。
「ちー」
こまみは紐を用意しました。
これで、廊下を来るPの足を引っ掛けようと言うのです。
「とかっ!」
こまみが、事務机からガムテープを拝借してきました。
これで、壁に紐を貼り付けます。
「とか……とかっ!?」
ガムテープが手に張り付いてしまいました。
右手に張り付いたガムテープを左手で剥がします。
左手に張り付きました。
「とかっ!とかっ!とかっ!」
左手に張り付いたガムテープを剥がすために腕を振りまわします。
「ちー……」
ガムテープでぐるぐる巻きになったこまみが床に転がりました。
とかち支援
これはいいこまみこあみss
【イライラ蓄積中】
あ〜殺したくなってくるわ
こあみとこまみアニメで見たら凄く可愛いなでも踏み潰したくなる
俄然殺したい
さるった。425の続き
「ちー、ちー、ちー!」
こまみが怒り出したので、紐をガムテープで貼り付けるのは、諦めました。
二匹は、廊下の両端に別れ、紐を手に持って獲物が通りかかるのを待ちます。
そこに歩いてくるP。
「とか」「ちー」
タイミングを合わせて紐を引きます。
ピンっと張られた紐がPの足に引っかかりました。
「とかー?」「ちー?」
するりと、二匹の手から逃れる紐。ぷちの握力では大人の足の力に勝てなかったようです。
Pは足に絡まる紐に気付きました。
そして、呆然とこちらを見る二匹の姿も。
「とかー……」「ちー……」
頭に大きなたんこぶをこさえてうずくまる二匹。
危ないいたずらはするなとPに叱られました。
「とかーっ!」「ちー……」
諦められないこあみと、もう止めようとこまみ。
今度こそ手から離れないように手にしっかりとぐるぐる巻きにしました。
「とかっとかっ!」「ちー!」
ちゃんと巻いてよ。巻いてるよ。
口げんかを始める二匹。そこにPが近づいていることに気が付きません。
Pは床に落ちた紐に気が付きました。
二匹は廊下の陰に隠れて見えませんが、声だけは聞こえます。
Pは、紐を床に投げはなして二匹が遊んでいると思いました。
親切心から、紐を片付けてあげようとしますが、しゃがむのも面倒なので勢いづけて紐を拾い上げます。
その先にこあみまみが引っ付いているとは思いもよりません。
「とかー!!」「ちぃー!!」
宙を舞う二匹。お互いの重みの勢いのままに空中で激突しました。
「とがぁぁぁ」「ぢぃぃぃ」
顔面同士を打ち付けあう二匹。
どちらが悪いかと、宙ぶらりんの中、喧嘩し始めました。
「お前たち、こういういたずらはするなと言ったよな?」
Pは、二匹へと声をかけましたが、聞いちゃいません。
Pは、ため息をひとつつくと、紐の両端に二匹を結びつけ、コート掛けへとぶら下げました。
お仕置き中という張り紙とともに。
「とかー!」「ちー!」
怒られた。怒られたじゃないか。
宙ぶらりんの中、お互い責任を擦り付け合います。
やがて、どちらともなく手を出し合いました。
そこは双子の息の合い方か、拳を打ち付けあうたびに痛みに悲鳴をあげました。
けりを放てば、お互いに足裏を打ち付けあい、紐を支点に大きく離れます。
離れあっても結局は引き合うのは、双子ゆえ?
いいえ、紐で結ばれているからです。
「とかぁぁぁっ!」「ちぃぃぃぃっ!」
またも顔面同士を打ち付けあいました。
喧嘩はヒートアップします。
そのたびにアメリカンクラッカーのように、二匹は自らの頭を打ち合うことになるのです。
「とか」「ちー」「とかー」「ちー」
こあみこまみは、相談しました。
もうPを狙うのは諦めましょうと。
「だぞ、だぞー♪」
ちょうど間抜け面を晒した哀れな獲物が現れました。
最後くらいは成功して終わりにしたいものです。
二匹は、紐を持って廊下の影に隠れました。
「とか」「ちー」
「だっ!」
今回は綺麗にひっかかりました。
ちびきは何度引っかかれば気をつけるようになるのでしょうか。
「びえーっ!」
そして、こあみこまみは、いい加減学習すべきです。
ちびきにいたずらを仕掛け、泣かせれば、どうなるのかを。
ちびきの泣き声に呼ばれ、現れたのは、爬虫類のような尾を持つ巨大な鳥でした。
「とかー」「ちー」
壁際で震えるこあみこまみ。
必死に、ちびきに謝罪します。
ちびきは床に突っ伏したままでした。
しかし、腕の隙間から見える口もとは歪な笑みを浮かべていました。
二匹は悟りました。自分たちは助からないと。
鳥の尾に捕らえられたこまみ。
「ちぃーーーーっ!」
たすけてこあみ。
こあみは、一目散に逃げ出しました。
鳥がこまみに気を取られている隙にと。
「とかっとかっ」
肉食の動物というのは動く生き物のほうがよく見えるといいます。
つまり、急に動いたこあみへと鳥の意識は向きました。
鳥の嘴がすばやくこあみの姿を捉えると、一飲みにしてしまいました。
「とかぁぁぁっ!」
のどに引っかかったのか、髪留めだけを吐き出しました。
「ちー、ちー、ちー」
鳥の瞳には、涙を流しながら首が千切れんばかりに振るこまみの姿が映っていました。
その動きが気持ち悪かったのか、尻尾ごと壁にたたき付けました。
「ぢっ!」
ごっ、と頭を壁に打ち付けられたこまみ。
その衝撃で意識を離しました。
ぐったりとしたこまみを丸呑みにする鳥。
鳥は満足するとその姿を消しました。
「あれ、ちびきだけか?」
Pの問いかけにちびきはうなずきました。
「ないさー」
その足元には、髪留めだけが転がっていました。
さて鳥には歯がないため、基本的には餌は丸呑みです。
そこで、消化を助けるために、小石などを飲み込んでいるそうです。
鳥に飲み込まれたこあみこまみ。
「とかぁぁ」「ちぃぃ」
生きていました。泣こうが叫ぼうが出れることはありません。
素嚢と呼ばれる食料貯蔵庫のような部位にいました。
やがて内臓が動くと、前胃と呼ばれる部位で消化液を掛けられます。
「とがぁぁあああっ!」「ぢぃいいいいっ!」
肌を刺す刺激に悲鳴を上げる二匹。
しかし、本当の地獄はここからです。
砂肝と呼ばれる部位では、ごつごつとした石ころが幾つも飲み込まれていました。
消化液で柔らかくなった餌は、その石ころによってすりつぶされ胃に送られます。
鳥の砂肝の中の石ころ一つ一つが、大人の握りこぶしほどありました。
「どがぁぁぁ……」「ぢぃぃいい……」
延々と石で殴られる痛み。石と石に挟まれすりつぶされる腕や足。
獣の一噛みで絶命出来ていればどれだけ楽だったろうか。
胃で消化されるまで、その苦しみは続くのでした。
おしまい
乙
http://www.youtube.com/watch?v=b7ex3ejXnEo 本スレに貼ったのと同じ会社の大型シュレッダー。
人の方は生かさず殺さずでじっくり楽しみたいけど、ぷちは生かしとくのも嫌だから、別の遊び方をしたい。
ローラーを止めといてホッパーに全匹投入し、それからごく低速でローラースタート。
どんくさいぷちが1〜2匹挽き潰されたらぷち共が歩く速度くらいまで加速。
10秒ほど恐慌に陥ったぷちを眺めてニヤニヤしたら、ぷち共が逃げられないくらいに加速してみんなまとめて屑肉にしてしまおう。
シュレッダーはイマイチ反応が見れなさそうでイマイチ
こあこまみの片割れをミキサーに閉じ込めた状態で取引とかしたい
>>441 ミwwwキwwwサーwwwいいねwwww
ガレージジャッキと何か固いものの間に頭を挟んで、ゆーっくりジャッキアップしていくのもいいな
奴らの頭ってどんなふうに潰れるんだろ。名前のとおり「ぷちっ」といくのかな?
ぷちって頭潰したくらいで死ぬ…のか…?
もしも生きてたら
それもそれで楽しめばいいだろ
前にあったあふぅの燻製は良かった
後週刊の人復活してくれ
>>446 俺も復活して欲しいが自称薬科大生らしいから忙しいんじゃないのか?
前回現れたのはちょうど冬休み期間だったし…
>>447ちひゃー虐待良かったよな、車から引きずるやつ
ちひゃーが泣き出すところとかたまらん
レスは気持ち悪いのが多かったが斬新な発想のやつだったなぁ…
ただ週刊とかいいつつあふぅ・ゆきぽ・ちひゃーで終わらせたのは絶許
そんな面白いSS書いてたか?
ぷちの飼い主も知らない超絶にわかだったじゃねぇか
>>450人それぞれと言ったらそれまでだけど俺はぷちどるいじめと週刊がトップだと思う
後このスレにあった不良対まこちーもかなり好き
シンプルだけど使い古されてなかったネタだし
確かに週刊の人は面白かったがいなくなったヤツの話はこの辺でお終いにしようぜ
いくら俺らが騒いでも帰って来ないんだからさ‥
いつの間にかゆきぽいじめbotが
失語症のゆきぽbotなんてものを作ってるな
普通のbotのちひゃーって殺せないの?
ツイッターやってないからよくわからんのよ
455 :
('A`):2013/05/10(金) 02:38:06.49 0
失語症読んだ。何かぷ虐で初めて良心が痛んだわ
でもそれがいい
457 :
('A`):2013/05/10(金) 11:28:26.01 0
動揺して貴音になってんぞwww
来週イベントがあるせいかまた変なの増えてきたなぁ…
459 :
('A`):2013/05/11(土) 07:27:46.08 O
通りすがりにキモい、死ねとよく言われる
失語症なんてどこにあるんだ?
見当たらないんだが…
ゆきぽいじめbotにリンクが貼ってる
ぷちどるのイジメbotもいろいろあるんだな
あふぅ、ちひゃー、ゆきぽの定番トリオ意外にも
ちびきやいお、最近だとやよのイジメbotなんかも出来てる
463 :
('A`):2013/05/13(月) 22:32:02.40 0
VIPで虐待すんのやめろよ
マジ迷惑なんだけど…
VIPにいるのは(おそらくだけど)ここの住人じゃないからなあ…
読んできたけど思ってたほど虐待してなかった
ぷちを捨てただけだからなんか物足りない‥
VIPの悪くない話だったな
虐待の派手さはないが悪くない
そろそろ変態Pにレイプされるぷちどうでしょうかねー(期待
意外なほどないよね、ぷち姦
やはりぷちに欲情する俺なんかは相当ヤバいのか…
P「ぷちどるに意地悪する」
↑VIPの虐待スレってこれじゃないよね?
>>468 「ちひゃーの大冒険」だな
交尾モノわかる
最初喜ぶが延々続く電動綿棒による性器弄りに嫌がり始めるちひゃー
電動綿棒狂いになり何も知らないアイドルの前で自慰始めて捨てられゴミ捨て場で自慰し続けるあふぅ
獣姦天国ちびき
フィストファック性器破壊ゆきぽ
脳姦いお
売春やよ
ここまで想像出来た
前半イライラしながら読んでたら後半ニヤニヤが止まらなくなった
P「野生のぷちどるってどうやって生きてるんだ 」
P「ぷちどると遊びに行こう」
P「ぷちどるのきもち?」
P「週刊!ぷちます! 第三回」
P「これは夢じゃないよな?」 ゆきぽ「ぽえ!?」
P「くって!ねって!あっそっべ〜!」 ゆきぽ「ぽえ!?」
P「ちひゃーの大冒険」←NEW
これ全部お前だろwww
どんだけちひゃー好きなんだよ
472 :
('A`):2013/05/14(火) 15:54:44.07 0
虐待ならここでやってほしかった
虐待って程でもなかったよ。馬鹿なちひゃーが得意げにお使いに出るが
目的地は自分が処分される保健所ってほのぼのしたお話
上げて、落とす。
イイ。
ちひゃー分を補ったところで次はあふぅを虐待しよう(提案)
いやいや
やはりここは原点回帰でゆきぽだろ
ぷちどるbotいいなぁ
イライラが溜まってどんどん創作意欲が湧いてくるわ
髪引きちぎって燃やしたい
話題ないみたいだから質問
お前らって
(1)アイマスとぷちます両方好き
(2)アイマスは好きだけどぷちますは嫌い
(3)アイマスとぷちますの人間キャラだけ好き(ぷちどるが嫌い)
でいったらどれに当てはまる?
アイマスは特に好きというわけでもないが嫌いでもない
ぷちどるは傷めつけて殺したい
アイマス最高!!
ぷちどるマジでイラつく
ぷちどる同士尻穴と口繋げてムカデぷちどる作りたいもちろん全裸
想像したらキモいなw
ぷ恥穴とかぷち棒とかいう名称もイライラ度UP
最高の快楽を味あわせて最高の激痛を与えたい
貴方は”ぷちどる”をご存知でしょうか。
この世には知られていない事の方が圧倒的に多いでしょう。
その中には知らなくてもいいこと、知らない方がいいこと。それはさまざま。
ですが身の回りに存在する出来事や事件で明るみにされていないことでも
もしそれが自分にとって脅威になるとするならば、知らないという事は不利益になるとは思いませんか?
例えば自分が所有している田畑が荒らされていた。それを見過ごす人は、普通はいないでしょう。
原因を確かめて、対策を講じる。当たり前の事です。
ですが、そんなちょっとした迷惑程度では済まない”害”が今、蔓延っていることを皆様はご存知でしょうか。
その生物が、一体どこから現れたのか、生態系を含め多くを謎に包まれた存在でありながら
今現在、確かに人間にとって脅威となりうる存在が私達の日常を脅かそうとしているのです。
私達はそれを”ぷちどる”と呼んでいます。こちらの画像をご覧下さい。
大きさは例えるならミニチュアダックスか、それより少し大きいくらいでしょうか。大半が二足歩行で動き、頭と体はだいたい同じ大きさ。
手足はちょこんと生えている程度で、その見た目からは愛くるしさを感じる人も多いのではないでしょうか。
しかし、今知る限りではこの生物は私達にとって、明らかに”害”でしかないことがわかっています。
個体の数は今判明しているだけで14体。それぞれ人間や動物とは比較できない特異的な能力を持ち、それが脅威の元凶とも言えます。
少なくとも単なる愛玩動物にするには手に負えない力が備わっているのです。
貴方はこれから、この世界に存在する”未知”に遭遇します。
でもそれは、UFOやEMAのような不確定で不安定な物ではなく、現実的に起こりうることであり
インフルエンザや交通事故など、誰がその被害者になったとしても決しておかしくはない。そんな体験です。
これからいくつかの過去の事例、事件を紹介します。
それを通して今どのような状況にあるのか、どれほどまでに深刻であるか、その目で確かめていただきたいのです。
そして私達はこの”ぷちどる”による一連の事件。関連する事柄を総称して”ぷちます”と呼んでいます。
それでは"ぷちます”のごく一部をご覧いだたきましょう。
支援、完走してくれよ
Case.1 ”あふぅ”
事例を紹介するにあたって”ぷちどる”に関して簡単な説明を。
あふぅ、と呼ばれる金色の毛をもったぷちどるはこれといった能力はありません。
ただし、ぷちどるは総じて人間でいう幼児並みの知能を持ち、個体によっては人間と同じような仕事をすることもできることがわかっています。
このあふぅに関しては、知能は幼稚園レベル、それに加えて動物のように本能に従うというところが強くあります。
そして何より特徴的なのが、雄に対しての執着。
今わかっているだけでも、ぷちどる自体生殖行為はしない。というと少々語弊があるのですが。
行為はともかく、寿命等も判明していないこと、そして現在見つかっている個体が繁殖したという事例は報告されていません。
にもかかわらず、そして異種であるにも関わらずこのあふぅは”発情”します。
それがいかなるものか、ご覧いただきましょう。
--
とある少年が、道ばたに落ちている毛玉のような物を発見しました。
よく見ると動いているようで、おそるおそる見てみると何やら生物らしき。
数人で囲み、棒でつついてみたりするも一向に様子は変わらず、興味本位でその生物、あふぅを持ち帰ることにしました。
「ナノ……?」
目を覚ましたあふぅ。それに気がついた少年は何か話しかけますが、あふぅはそんなことには目もくれず、辺りを調べ始めます。
「ナノー?」
棒で突っついてみても、話しかけても反応がありません。でも、何やら喋っているし、勝手に歩いてることに興奮した少年はあふぅに触れようとしますが
「ナ……ナノっ!!!」
その瞬間、あふぅは身を翻し少年の手に思い切り噛み付いたのです。少年は思わず仰け反りました。
距離を置くと、あふぅは何事も無かったかのようにまた辺りを散策し始めます。
少年はその様子に腹を立て、持っていた棒で襲いかかりました。ですが
「ナノ? ナノッ!!」
その一撃は当たることなく、避けたあふぅは報復体勢に入ると少年の腹めがけて頭突きをかましたのです。
少年はその攻撃を受け、力なくその場に崩れ落ちました。もちろんあふぅはむしろ嬉しそうに、少年から離れます。
部屋をくまなく探索しますが、面白そうなものは何もない。
それに、見慣れた仲間も見当たらない。これではどうしようもない。
そう分かったあふぅは唯一の手がかりである少年の元へ戻ります。
「ナノナノッ」
いつまで寝てるんだ。と言わんばかりの先よりはずっと軽い蹴りで少年を乱暴に起こします。
まだ鈍痛に苛まれている少年は、その怒りと悔しさを抑えながらあふぅに答えます。
「ナノ!」
あふぅはとりあえずお腹がすいていました。何か出せ、そう言っていましたが少年には伝わるはずもなく。
手に負えないと感じた少年は、あふぅを無視し外へ出ようとします。が
「ナノ? ……ナノっ!!」
後ろから飛び蹴りをかまされてしまいました。少年はもう、泣き出してしまいます。
と、少年の親が帰ってきたようで。あふぅはキョトンとしたままそこに座り、少年は泣きながら事の顛末を説明します。
そんな大変なものどうして拾ってきたの。おしかりを受けるも、あふぅを捨てることは難しそうです。
何しろ能天気で気分屋で、わがまま。仕方なく飼う事になった少年も、最初は嫌だ嫌だと泣きながらあふぅに怯えていました。
そんな様子に遊びにきた友人はいろんな方法を試してみました。
水が好きかもしれない、ボールはどうだ、散歩とかさせなくていいのかな、なんて。
でもあふぅはそんな奴らと遊ぶ気にはなりませんでした。ただ、たまに泣き出す少年の反応が面白くて、適度に蹴って遊んでました。
その夜、あまりにお腹がすいたあふぅは出されたドッグフードをそこら中に散らばしたあと、寝静まったキッチンを漁り始めます。
冷蔵庫に飛びついて器用に開けると、食べられそうなものと手当たり次第床に散らばせます。
なんだなんだと両親は起きてきて、少年の兄や妹も目を覚ましてしまいました。
父親がその様子を見て激怒します。あふぅを力任せに冷蔵庫から剥がそうとするも、なかなかうまくいきません。
それどころか気分を悪くしたあふぅは、冷蔵庫から父親に向かってタックルをかますのです。
上がる悲鳴、何なんだコイツはと家族全員が震えます。飼い主の少年は、部屋で震えたまま出てきません。
しょうがなくその日は好きにさせることにして、皆悶々としたまま寝室へと戻っていきました。
そして次の日。
特にコレと言ってめぼしい物が無かったあふぅはお腹をすかせていました。
また、昨日の対応があったことで虫の居所も悪い様子。かといって家族皆警戒してる中、襲っても面白くありません。
あふぅは朝ご飯を食べている家族のところへやってきました。
それぞれ嫌な顔を一瞬浮かべますが、気にしない振りで箸を進めます。
そしてあふぅは、キッチンで作られているおにぎりを見つけました。あふぅはおにぎりが、大好物なのです。
見るや否や、母親からおにぎりを奪い取り嬉しそうにそれを頬張ります。
「ナノ、ナノッ♪」
母親はもちろん、それぞれ愕然とした様子で。
仕方なしに隠れながら作ろうとするも、結局また盗られてしまいます。
ですがおにぎりが好きと分かったことである程度制御が出来るようになりました。
おにぎりを与えておけば、ある程度はおとなしいのです。
ある計画が練られました。
至って単純で、おにぎりを餌に捕まえよう、というものでした。
おにぎりを与えるところまでは簡単でした。ですが、金色の髪の毛を掴んだ瞬間、あふぅは思い切り泣き出しました。
「びえぇええええええ!!」
これがまたなんともうるさくて朝には答える声でした。
仕方ないので離してやると、ケロッとした表情で挑発してきます。
「ナノッ?」
今のは嘘泣き。あふぅの十八番です。
これを機にして家族は更にあふぅに苦しめられて行きます。
あふぅは元々この家が好きじゃありませんでした。
嫌われてるみたいだし、面白いものが何も無いし。でも、おにぎりは食べられる。
おにぎりを与えてしまったせいで、あふぅが逃げる理由がなくなってしまいました。
少年は心身共に疲れてしまったようで、半ばあふぅを投げ出してしまいました。
かといって両親が見る訳にも行かず、結果兄が面倒をみることになったのですが。
これが意外となんとかなるもので、あっという間にあふぅは兄に対して寛容になっていきました。
おにぎりをあげて大人しくさせる。食べたらすぐ寝る。実際、これだけ見ると可愛い生物なのです。
そんなことで家族は平穏を取り戻しました。少年も今までほど怯えなくなりましたし、妹はペットのように可愛がっています。
あふぅも別に触られるのが嫌いなわけじゃないので、そんなこんなで過ごしていたのですが。
そんな大変なものどうして拾ってきたの。おしかりを受けるも、あふぅを捨てることは難しそうです。
何しろ能天気で気分屋で、わがまま。仕方なく飼う事になった少年も、最初は嫌だ嫌だと泣きながらあふぅに怯えていました。
意味分からん
なんで嫌なのに捨てないん?
虐待編対策編まで長そうだなこれは…
少年の家は普通の家でした。部屋がいくつかあって、2階もあります。
家につれてきたときそれは嬉しそうに段ボールや布団なんかであふぅの住処を作ってあげたのですが
あふぅはむしろ、勝手につれてこられたことにお怒りですぐこの家から出たいとも思っていたのです。
手を噛まれてからと言うもの少年は半ばトラウマ状態で、実際も実際、触ろうとするとあふぅは威嚇してきたりあっという間に逃げ出したり
捕まえたとしても例の嘘泣きで手に負えず、両親が無理矢理に外へ投げ出そうとしても難しかったのです。
それが余計に少年の心を圧迫していきました。自分はなんでこんな危ないものを拾ってきたのだろう。
家族は諦め、できるだけ触れず勝手にいなくなることを祈っていました。警察や保健所を呼ぶ事も考えていたとか。
あふぅは別に、この家から居座りたいわけではありませんでした。
ただ自分に危害を加えようとする。それなのに、何もくれないこの人間達が嫌いだっただけです。
食べ物もないならとりあえず外に出ようかな、なんて思ってたところにおにぎりを見せられもう少し様子を見る事に決めたのです。
兄の活躍で一家は団らんをある程度取り戻しました。
残念なことに、家族もあふぅのことを認めつつありました。また、あふぅも家族のことを認めつつあったのです。
でもそれは、ペットと飼い主という関係ではありません。少なくともあふぅは。
家に兄が帰ってくるとあふぅはすぐに飛びついてきます。この頃にはもう、呼び方が変わっていて
「はにぃ!!」
兄は困った顔をしながら、それでも少し嬉しそうにあふぅを撫でてあげます。
他の家族が帰ってくるのも待っていたりしました。でも
帰ってくると決まって、家はまるで空き巣に入られたような状態でした。
それも本当に、何がなくなったかわからないような。もちろん原因はあふぅで
少年や両親はそれを片付けることが日課になりました。
兄も手伝おうとすると、あふぅは顔にへばりついて急かすのです。
「ナノッ!」
こんなことしてないで、早く部屋にいこ?
何度引きはがそうとしても、声を上げて抵抗するあふぅ。
ついに家族は警察に相談することに決めました。
でも、話が伝わりません。それはそのはず、未確認生物による襲撃なんてアニメの世界じゃあるまいし。
最初の通報ではもう少し様子を見てくださいと軽くあしらわれてしまいました。
次に動物に詳しい専門家を呼んでみました。
あふぅは兄の部屋、兄の膝の上でぐっすり寝ていたのですが。
早速調査に移ろうとあふぅに近づくと、あふぅはゆっくり目を覚まし状況を確認すると
「ナノッ!!!」
例の如く頭突きをかましてしまったのです。至高のお昼寝タイムを邪魔した罰よ!と言わんばかりに
泡を吹いてその場に崩れおちてしまったその人も、介抱され意識が戻ったあと逃げるように帰って行きました。
他の人も似たような感じで、あの人に任せた方がいい。きっとすぐ逃げるよ。他人任せな意見ばかりでした。
家族はもう、それだけで精神的に厳しい状態でした。
とある休日、誰も居ない家に少年が帰ってきました。
居間のど真ん中であふぅと思われる毛玉がゆらゆら動いています。多分お昼寝中。
流石の少年もその様子に慣れてきましたが、胸にあるのは強い嫌悪感。
そして気がついたら、思い切りあふぅを蹴り飛ばしていたのです。
「ナ……ニャノ゛ォオ!?」
グッ、とつま先が食い込み、そのまま振り下ろした足は綺麗に放物線を描きあふぅはその延長上に飛んで行きました。
壁に激突したあふぅは、ぐったりしていてそれを見た少年は最初震えていましたが
言いようもない感覚に包まれました。
そうだ、こいつらはこうするしかないんだ。と
超面白い
頑張れ
徐々にあふぅへと近づいていく少年。
次はどうする?道具で殴りつけるか、それとも。
ですが、今のあふぅはそれはそれは純粋に怒っていました。
とその瞬間見えない速度で、あっという間に少年の頭に噛み付いたのです。
「ナア゛ノォ!!」
悲鳴を上げる少年。必死に払おうとするも、中々離れない。
幸い噛む力には特化していないようですが、それでも頭は徐々に締め付けられていきます。
そのとき、兄が帰ってきました。
すると、あふぅは
「はにぃいい!」
押し倒すような速度で兄に飛びつくと、その勢いのまま例の嘘泣きを始めました。
あいつに蹴り飛ばされたんだ。最低だ、助けて!そんなことを訴えながら
「ナノォ……」
あふぅ自身は上目遣いか何かのつもりなのでしょう。少年が泣きながらうずくまってる様子とあふぅの傷を見て兄は察します。
少年に声をかけようとすると、あふぅは泣き出します。それを見た少年は、またも怯え叫び声を上げます。
それを見て兄は、自分の立場を利用してあふぅをなんとか丸め込もうと考えました。
自室に戻ってあふぅを膝から降ろし、あふぅがぐずる前に話しかけます。
皆に迷惑をかけるようなことしないでもらえるか?
この頃、あふぅは人の言葉が多分わかるであろう。そう確信していた兄はゆっくりとあふぅに語りかけました。
「ナノ? ……ナノッ!!」
勢い良く手を上げて、わかりましたのポーズ。しかし、あふぅはそんなこと1日で忘れてしまいます。
どうやっても家族は、その悪魔から逃れることはできませんでした。
最初の被害者は、兄でした。
自然とあふぅは兄の部屋で過ごす事が多くなったわけですが
勉強をしている兄にも容赦なくあふぅは飛びついてきます。
少しの間どいていてくれ。後で遊んであげるから。そんな事を言って聞く相手じゃありません。
結局その間適当に遊んであげることが日常になり、勉強時間は減る一方でした。
部活や塾帰りで疲れてきても、その呪縛から逃れることはできません。
そうして、完全にあふぅへの愛着などなくなった頃、兄は家族へその事を伝えました。
もう無理だ。なんとかして欲しい。と
こんな家族会議をしてる最中でも、あふぅは遠慮なく兄へと飛びつきスキンシップをねだります
「はにぃ♪ はにぃ♪」
もう誰もが諦めていました。いえ、それだけならまだマシだったのですが。
家族が皆、お前に任せる。今そいつはお前に懐いてるんだから、お前がなんとかしてくれ。そう言い放つと
誰もが解決したかのように、それぞれの生活へと戻っていきます。
兄は絶望しました。ですが、まだ希望は捨てません。
あふぅをつれたまま、外へ。というのも、この頃はほとんど無理矢理着いてくるようで
今まではなんとか自室に残るように言いつけていたのですが、その説得に約2時間以上かかってしまい、睡眠時間まで削られていました。
そのため、外に連れ出すのは至って容易でした。
まずは警察にあふぅを見ようと考えました。
電話のときとは打って変わって、警察の方も丁寧な対応をしてくれました。
しかし、専門家に問い合わせをしようとしても、誰一人としてこの件を受け入れてくれませんでした。
兄は必死に訴えます。とりあえずここで預かってくださいと。
しかし警察側も、飼えなくなったペットを預かるのは仕事じゃないと、流石に断られてしまいました。
そうして兄は保健所へと向かいます。
あふぅの恐ろしい所は、猫かぶっているというところです。
警察がそれほど事を重く考えなかったのは、兄の肩に乗っているあふぅがとても凶暴な生物だとは思えなかったということが一つ。
その外見に、やはり可愛らしさを感じる人も多いようで。
そういうつながりで誰かが飼ってくれないかとも考えました。
でもそれは、その人たちの人生まで狂わせてしまうと思うと、中々踏み切れません。
「ナノ?」
困った顔をする兄へ、慰めの言葉でしょうか。
もう兄はあふぅの声を聞く事も堪え難いことだったのですが、必死に解決策を見つけようと奔放したのです。
保健所に着くと、ほとんど何も言わずにあふぅを渡しました。
もちろんあふぅは暴れました。それでも、頭を下げて必死に頼み込んで、涙を流しながら懇願すると
保健所の方もなんとか引き取ってくれることになりました。ですが、檻に入れるまでが用意ではなかった。
一度手から離れると、あちこちを飛び回り噛み付いたり頭突きをしたり。
本当に手がつけられず、尚更保健所はこの生物の危険性を感じ取ったのですが
気がついたらあふぅは、保健所にいませんでした。
一方兄は、ようやくあふぅからの呪縛から解き放たれ、一刻も早くそこから逃げ出したいと早足で家へと向かいます。
しかし、後ろから何やら聞いた声が……
「はにぃいいいいいいい!!!!」
兄は今度こそ、絶望しました。これ以上ないような笑顔でこちらに走ってくるあふぅを見て、思わず乾いた笑いが出てしまいました。
そうしてあふぅが飛びかかると、兄は力なく道へ倒されました。
ですがそこは、車道。まさかあふぅもそのまま倒れるとは思っていなかったらしく
「はにぃ? はにぃ!! はにぃ!!」
やがてやってくるのは、一台のトラック。
兄は車道に倒れたまま、そのトラックを横目で確認します。それでも、起き上がろうとはしません。
腹の上で耳障りな、これ以上無い憎たらしい声で叫んでいる生物と、家族に見捨てられたこと。
もう、生きていたくなかった。
でもあふぅは、その場からなんなく飛び退きます。
街中にトラックのブレーキの音が響き渡り、そして……
兄は一命を取り留めました。ですが
これまでのことで精神を病み、普通の生活には戻れませんでした。
あふぅは最初、兄の事を心配します。
でも、反応がないとわかると少し苛立ったような顔をして、病院を後にしました。
別にあふぅは、雄で、遊んでくれれば誰でもいいのです。あふぅとしては遊んでやってるのかもしれませんが。
兄が家からいなくなって、絶望したのは家族も同じでした。
窓や扉は厳重に締められ、外からの侵入を完全に防ぎました。
ですが、玄関の外から、聞き覚えのある声が聞こえてくるのです。
「ナノッ、ナノッ、ナノッ」
トントン。とそれほど大きくない、でも確かに聞いた事のあるあの声が聞こえてきます。
家族はもうそれだけで怖くなって、恐ろしくなって。
チェーンのロックまでかけてしまいます。そんなことをしたら、誰も外へ出られないのに。
「ナノッ?」
結果から言ってしまうと、その家族は心中を図ります。
そんなこと、あるわけないだろうとお思いでしょうか。いえ、彼らのストレスは並大抵のことではありませんでした。
確かにいくつかの不幸な要因は重なってしまった、不運な事故とも捉える事ができます。
誰もあふぅに手を出さず、関心を寄せなければあふぅは一人でにその家からはいなくなったはずですから。
父親は家の状況を深刻に考えていました。
兄だけに任せてはおけない、でもどうすればいいんだ。
ホームセンターでいろんなものを買いそろえました。でも、実行に移すのは難しくて。
自責の念が、兄の入院で爆発してしまいました。
母親も自分を恨んでいました。ですが、兄をあんな目にしたあふぅを誰よりも憎んでいました。
その結果、半ば狂ってしまい今まで働いていた会社にもいけなくなり、一家引きこもりになる前から鬱のような症状に苛まれていました。
そして入院生活がわかって数日、母親もほとんど狂ってしまうのです。
まるであふぅがしていたように、辺りを散らかし、とびきり狂った笑いを上げながら家を徘徊する様子は、いたたまれなくて。
少年もきっと現実逃避をしていました。
今までは元気な子で、友達も大勢いました。ですが、あの生物のことを聞かれる度に憂鬱になり
やがて性格も横暴、それでいて根暗になっていき友達は減ってしまいます。
全てあふぅのせいだ。でも、それをつれてきたのは誰? あっという間に自分の心の中に閉じこもってしまいました。
そして、そんな様子を妹はただただ見守っていました。
あふぅとはほとんど接触がなかったため、実害は無かったのですが、それが逆に彼女への負担になりました。
今まで平和だった家族が、得体の知れない何かに壊されて行く。それが怖くて怖くてたまりませんでした。
心中の日、妹はただ狂った家族を見て涙を流しました。そして、何も言わずに自分から死を選んだのです。
人によっては、これら一連のこと。元々、家族に原因があったのではないかと考える人もいるでしょう。
もちろんそれは、そうなのです。この家族には、元々素質があった。でも、もしかしたら。
あふぅは、そういう家族を選んで。そんな能力までも備えているのではないかと考えるのです。
また、もしそんな能力がなかったにせよ、あふぅがこの家族に与えた影響は決して小さい物ではないでしょう。
きっとこの家族があふぅから逃れる術は、いくらでもあった。
でも、不運なことにそれは叶わなかった。いろいろな事象が重なって、悪魔から逃れる機を逃してしまった。
そして、一家心中。ですがこれを、メディアは”ただの一家心中”として報道しました。
当たり前と言えば、当たり前なのです。あふぅは、もうその家にいなかったのですから。
兄が病んでしまったことでの、一家心中。家族の一人一人がおかしくなっていたという証言。
あふぅは今どこで何をしているのでしょうか。
でも、あふぅは後悔なんてしません。決して自分のせいだとは思わないからです。
きっと何もなかったかのように、いつものようにのんきに寝ているんでしょう。
「ナノォ……ン」
やっぱあふぅはクズだな!
502 :
('A`):2013/05/18(土) 17:25:47.11 0
期待アゲ
503 :
('A`):2013/05/18(土) 18:48:22.90 0
性犯罪者予備軍キモ男共
死ねや
なにこのホラーテイストwww
「ナノォ・・・ン」じゃねーよwww
あふぅへの憎しみ俺も爆発しそうだわ
あふぅ虐待を見たくなるな
意味がわからん
世にも奇妙な物語みたいだな
夜の765プロ。
Pは一人で残業していた。
春先だというのに蒸し暑い夜だった。
すぐに脱出しようとするはるかさんが居ないために、Pは背後の窓を開けていた。
カーテンが夜風に揺れるたびに、背中へと涼気が流れ込む。
その冷たい風が書類と格闘するPの頭を冷やしてくれる。
「ぽっぽえぇ〜」
「ナノナノー」
奇妙な鳴き声とともにぬいぐるみのような生き物が追いかけっこを繰り広げていた。
人間と同じくらいの大きな頭とそれと同等の身体というアンバランスな身体をしている。
指があるかどうかもわからないぷっくりとした手足を含めての二頭身。
顔の大半は空ろとも言っていいような巨大な眼球で占められ、人の倍は在ろうとかという口が残りのスペースを埋めていた。
一匹はおかっぱ頭のゆきぽ。もう一匹は金髪のあふぅ。
事務所の所属アイドルが拾ってきたその生き物は、奇妙な縁をもって何匹も事務所に集まっていった。
そして、そのどれもが事務所のアイドルたちの容姿をカリカチュアというかデフォルメしたような姿をしていた。それゆえにプチアイドル=ぷちどると呼ばれている。
おかっぱ頭のぷちは萩原雪歩、金髪のぷちは星井美希に、何処となく似ていた。
「ぽえっ、ぽえ〜」
ゆきぽがPの足に縋りつく。助けを求めているのだろう。
Pは仕方なく仕事の手を止め、ゆきぽを抱き上げた。
「どうしたゆきぽ。また苛められてるのか?」
そう言って頭の上に乗せてやる。ぷちたちは人の頭の上に乗るのが好きなようだった。
何とかと煙は高いところが好きというやつなのだろう。
不思議なことに頭の上のぷちは重さを感じさせなかった。
Pは、あふぅ首根っこを掴むと視線を合わせるように持ち上げた。
「あふぅ……ゆきぽを苛めるなよ」
「ナノッ!」
ぷいっと顔を背けた。
Pは、あふぅを放り投げる。重心によって頭からまッ逆さまに落ちてくるあふぅの足を掴んだ。
「ナノッ!!ナノナノナノー!」
怒りの抗議をするあふぅ。
じたばた暴れるが、腹筋が弱いのか、体が持ち上がることはなかった。
しかし、小さな身体で巨大な頭を支えているだけあって首がだらりと下がることなくこちらを向いているのは流石だった。
「いいか、俺は仕事中なんだ。邪魔をすんじゃない」
「ナ、ナノ……」
目線をあわせしっかりと叱る。少したじろいだ。
悪いことをしたときにしっかりと叱る。動物を躾けるときの鉄則である。
「わかったか?」
「ナノ!」
逆さまのままコクンとうなずく。
よし、といって下ろしてやった。
Pが頭を撫でようと手を伸ばすと、あふぅは手に噛み付いた。
痛いと思うが、その程度だった。
ぷちどるたちは総じて噛む力が弱い。
噛まれりゃ痛いが血が出るほどでもなければ、痕が残るほどでもない。
暗黒化したはるかさんにゴリゴリ噛まれたところで痛痒い程度で済むのだから。
そうでなければ、悪戯した美希が悪いとはいえ、アイドルの頭に噛み付いたあふぅをこの事務所に置いておけるはずがなかった。
とはいえ、噛み癖をつけるのもあふぅの為にはならないから、Pはあふぅの頭へと拳骨を振り下ろした。
「ナ”ッ!」
あふぅは殴られた頭を手で押さえようとするが、この生物の構造上、手が届かなかった。
必然、顔を抑えてうずくまるカタチになる。
静かになったあふぅを尻目にゆきぽを床へ下ろすと、その頭を優しく撫でた。
「ぽ、ぽぇ〜」
ぷちたちは頭を撫でられるのを喜ぶ。ゆきぽもうっとりとPの大きな手に身をゆだねた。
「さ、もうお休み」
ぷちたち用の寝室へとゆきぽを促した。
そこではこの騒ぎの中でもぴよぴよが寝息を立てていた。
ぷちどるなのに事務員である小鳥に似ているのは考えてはいけない。
テレビからはお笑い番組の音が聞こえていた。
Pが見ているわけではない。
ソファにちょこんと座っているあふぅがテレビの光に照らされていた。
昼も夜も一日の大半を寝てすごす、何のために生きているのか判らない生き物だが、今日は珍しく夜更かししていた。
そのあふぅにお笑いが理解できるとは思わないのだが、どうやら内容が、お笑い芸人が突っ込みと称して後輩の頭を叩いてゲラゲラと笑っている。つまらない番組だった。
テレビから笑い声が聞こえるたびに、あふぅも一緒にゲラゲラと笑っている。
Pは呆れた。少しはしょ気ているかと思えば、もう叱られたことも忘れているようだった。
ゆきぽが寝床に置かれたしめじと書かれたダンボールで小さく寝息を立てていた。
あふぅが、静かになった。
Pが視線を向けると、ソファーから降りて布団へと向かうようだった。
テレビが付けっぱなしだったので、注意するためにPもあふぅの方へと向かった。
そのあふぅは、ゆきぽに近づくと頭を叩いた。
「ぽぇぇぇっ!!?」
急に頭を叩かれたものだからゆきぽが飛び起きた。何処からともなく小さなシャベルを取り出すとダンボールごと床に穴を開けんと振り上げる。
このぷちどるはどこにでも穴を開ける習性があった。律子の躾によってその頻度は極、限られたものになってきてはいたが、精神的に追い詰められるとその悪癖が表へと出てしまう。
あふぅは、慌てふためくゆきぽの姿を見てゲラゲラと笑っていた。
「この馬鹿っ!」
Pは、慌てて床へとしゃべるを突きこまんとしていた、ゆきぽを抱き上げた。
「ぷぃぃぃ。ぷぃぃぃ」
怯えるゆきぽが手の中で暴れる。
振り回されるスコップが顔に当たりそうになるたび冷や汗が吹き出る。
ゆきぽは力が強い。そのスコップはコンクリートすら易々と貫くほど。
ぷちどるたちには、それぞれ不思議な特性がある。ゆきぽは、スコップをどこからか取り出すことが出来た。
ゆきぽを抱き上げ、やさしく背中をさすると次第に落ち着いてきた。
「こらっ!あふぅ!ゆきぽを叩くんじゃない」
おそらくはテレビの真似をしたのだろう。
だがPが叱ろうともあふぅは、ぷいっ、と横を向いて知らんふりをきめこんだ。
さきほどあふぅを叩いたことを不満に思っている顔だった。
自分もやって何が悪い。そう言いたげだった。
自分が叱られることをやっていることが理解できないのだろう。
Pはもう一度拳骨を落とした。より強めに。
上から押されてあふぅの顔が横に潰れた。骨がないのか?
「に”ゃあの”ぉぉぉぉ」
痛がるあふぅを尻目にPは仕事に戻った。
「ぽぇ〜」
ゆきぽの鳴き声が聞こえた。
Pがそちらを見やると、ゆきぽがお茶の乗ったお盆をもってこちらへとよたよたと歩いてくる。
バランスの悪い歩き方をしているわりには、そのお茶はこぼれることはなかった。
Pは、こういうところは可愛いなと思いながら、お茶へと手を伸ばす。
「ナノー!」
その時、あふぅが駆け抜けた。その身体はゆきぽを引っ掛けた。
ゆきぽがバランスを崩し倒れる。手にしたお茶を自らへとぶちまけた。
「ぽぇぇぇっ! ぷぃぃぃぃっ!」
熱々のお茶を浴びたのだ、顔を真っ赤にしてゴロゴロと転がる。
あふぅはその様子を見て、げらげらと笑う。テレビで見たリアクション芸人と同じような動きだったからだ。
「ゆきぽっ!」
Pは、ゆきぽを抱き上げると給湯室へと駆け込んだ。あふぅを叱るのは後だ。
シンクにゆきぽを入れると水をかけた。
「ぽぃぃぃっ、ぱぅー」
春先の水はまだ冷たく、ゆきぽは悲鳴を上げた。
がたがたと震え、どこにあるかわからない鼻から鼻水が垂れると、Pは水を止めた。
ゆきぽのとろくさい動きのお陰か、お茶が多少冷めていたため、酷い火傷にはなっていないようだった。
「あふぅっ!」
取り合えずゆきぽをシンクに残し、Pは元凶たるぷちどるへと向かう。
だが、あふぅは、寝ていた。しかも、ゆきぽのダンボールを奪って。
Pは、あふぅをダンボールへと押し込めるとフタをしてガムテープで塞いだ。
おしおきだ。これで出てくることは出来ないだろう。
「ぽえ、ぽえー」
ゆきぽの切なげな鳴き声が聞こえた。
そういえば、ゆきぽを水で濡らしたままだった。
そのまま動き回られても困るので、Pはタオルを手に給湯室へと戻っていった。
「ぽえぽえぽえ」
服を剥いて、ごしごしとタオルで全身を拭くたびに、声を上げるゆきぽ。
拭き終われば、新しい服へと着替えさす。
最近は、ぷちたちもラジオやテレビでの露出が増えてきたためか、ファンからの贈り物の中にはプチ宛のものがあった。
そのなかには、ぷちたちにぴったりの服も入っていた。
普通なら捨てる食料品の贈り物もぷちたちの食糧として有効活用されている。
新しい服に着替えたゆきぽに、Pは新しいダンボールを用意してやった。
ゆきぽの寝室は、ファンからの贈り物が入っていたダンボールを利用している。
側面に、なめこと書いてあげた。ひらがな三文字の言葉を好むようだ。読めないだろうに。
ついでに、毛布をつめてやると「ぽえー」と、喜びの声をあげた。
あふぅは、目が覚めたのだろう。
「ナノッ、ナノ、ナノー」
ダンボールが動いていた。
手も足も突っ張ることが出来ないため、脱出は難しいようだ。
目が覚めれば、真っ暗で身動きもままならない。
「ナー」
不安になったのか、泣き出した。ように思える。
「あふぅ」
Pが声をかけると、
「ナッ、ナノ、ナノ!」
あふぅが早く出せと言わんばかりに鳴き声をあげる。
Pはため息一つつくと、ダンボールを持ち上げた。
「重たくなったなぁ」
「ナー!ナノッナノッ!」
Pの呟きが聞こえたのだろうか、あふぅが暴れる。
体重を気にしてるのか?
だったら喰っちゃ寝しなきゃいいのに。
「でぶったのは事実だろ」
亜美に拾われてきたときに比べりゃ、腕や胴の太さは倍以上だし、顔も丸々としてきていた。
それは、ほかのぷちたちにも言えたことだが。
やはり野生と飼育環境下では栄養が違うし、アイドルがぷちかわいさにお菓子をよく与えるのも原因だろう。
あふぅの入ったダンボールを足元に置くと仕事を再開した。
ガタガタうるさいが、普段の事務所の喧しさからすれば静かなものだった。
それも、足をダンボールの上においてやれば動くこともなくなった。
「さて、どうしたものか」
ダンボールを机の上におく。
ガタッ、ガタガタとまだゆれ続けていた。
ちょうど顔があるであろう位置を指で弾いた。
「ナノッ!?」
ビクッ、ダンボールがゆれる。
突然の顔の辺りを、弾かれて驚いたのだろう。
反応が楽しいのでしばらく遊んだ。
「ナー……ナー」
泣きだした。まぁ、うそ鳴きだろうな。
Pの腹がなる。夕飯を食べていないのを思い出す。
Pは、あふぅを放ったままコンビニへと出かけた。
「思ったよりも寒いなぁ」
そんなことを呟きながら、Pはコンビニの袋を片手に戻ってきた。
ダンボールは静かだった。
耳を近づけると寝息が聞こえる。諦めて寝ているようだ。
今のうちに食事にしようと、コンビニの袋からおでんを取りだした。
汁たっぷりのおでんを電子レンジで熱々にして食べるのが彼の流儀だった。
ちん、という音ともに、暖まったおでんはほかほかの湯気を立ち上らせている。
「ナッ? ナノーーー」
おでんの匂いに反応したあふぅが、ダンボールから飛び出してきた。
口からは涎を垂らしている。
見開かれた目は、Pの持つおでんへと釘付けだった。
「やめなさい。はしたない」
あふぅへと割り箸を突き出すP。
「に”ゃあのぉぉぉっ」
ずむ、と顔面に割り箸をめり込ませたあふぅは、痛みで床にうずくまった。
よかったな、このままぶつかったら汁で大火傷するところだ。
色んな人が書いては途中で止めてを繰り返してるなあ…
地の文絡めるとどうしても長くなってしまう
だから書き溜めると言っても根気がいる
そうなるとちょっと思いついたネタをどこまで書けるかなーなんてここに落としてみるんだけど
ネタがつきたり時間がなくなったりして結局放置っていうパターンになるのよね俺の場合は
投下間隔がうまくつかめない。さるさんくらう。
>>516の続き
「なんだ、おでんが食べたいのか?」
あふぅの顔の前におでんを近づけると、跳ね上がるように起き上がりうなずく。
「なのっ!」
でぶったことを指摘したら文句を言ってきたのに、まだ食うか。
「だったら、おとなしく来ればいいのに」
Pは、そういいながらも卵をあふぅの大きく開いた口へと放り込んだ。
あふぅは大喜びで、その卵へと歯を突きたてた。
生卵を電子レンジで温めると爆発するように、ゆで卵であっても電子レンジの加熱によって内圧が上がっている状態では、外からの衝撃で破裂することがある。
手榴弾が爆発したかのように卵の黄身の欠片があふぅの口内にへばり付いた。
ねっとりとした粘性のある熱い塊を飲み込むことすらできずに、口の中を焼き尽くしていく。
「に”ゃ、な”ゃ、に”ゃ」
吐き出したくても吐き出せずに奇妙な呻きをあげていた。
「まったく、なにやってるんだか」
間抜けな面を晒して這いずるあふぅにPは呆れた様子。
「まぁ、汁でも飲め」
と、おでんの汁を口に流し込んだ。
ちなみに、このPは辛党だった。大目の辛子が容器の縁に塗られていた。
それが溶け出した汁は、当然辛い。
そして、そうそう汁が冷えているわけでもなく。
「ぎゃ、あ、おおおおおおっ」
熱くて辛くてあふぅの頭の中はもうパニック。
あふぅがのたうち回る様子に、Pは訳も分らずに引き気味。
「おでんでリアクション芸って、ダチョウ倶楽部みたいだな」
ははっ、と失笑。
そういえば、お笑い番組とかよく見ていたな。
きっと真似したくなったのだろう。
Pは、そう理解した。
「しかし、大げさだな」
汁を吸って小さくなったはんぺんに、Pは息を吹きかけ冷ますと口に運んだ。
「うん、うまい」
おでんに舌鼓を打っていると、
「なぁぁぁのぉぉぉっ」
なぜか飛び掛ってきた。
おでんも食わせてやったのに、何が気に食わないのか。
Pは、あふぅの頭を掴むと近くにあったダンボールに叩き込んだ。
おしおきだ。
ダンボールの中で暴れるあふぅに蓋をすると、その上から踏みつける。
「あふぅよ、ウケなかったからって人に当たってはいけない」
「なのー、なのー」
うん、何を言っているのか判らん。
Pはほうっとくことにした。
「じゃ、帰るから。また明日な」
しばらくして、残った仕事も片付けたPは、ダンボールの中のあふぅへと声をかけた。
「ナッ? ナノッ!ナノッ!」
ガタッガタッ、と暴れるあふぅ。
「ん?出せって?だって暴れるだろ」
「ナノナノナーノ」
多分、そんなことはしないと言っているのだろう。媚びたような声音だった。絶対嘘だ。
「分かった、開けてやろう」
Pは、ダンボールのガムテープをはがした。そっと開く。
「ナァァァァァっ!!」
大きく口を開けて飛び出してきた。
目は怒りに染まっていた。いけない我を忘れている。
とはいえ、予想通りのことなので、Pは避けた。
あふぅは、そのまま後ろの窓へと跳んでいく。
「ノォォォォォッ!!」
窓を開けっ放しなのを忘れていた。
あふぅは闇夜へと消えていった。
Pは、窓辺へと寄る。心配はしていなかった。
はるかさんもたびたび窓から飛び降りて脱走しようとしていたことから、だが。
惰眠を貪っていたあふぅとはいえ、命の危機の中、野生の残滓を搾り出した。
空中で姿勢を直すと、四肢を踏ん張り、アスファルトへと降り立った。
ずむん、という音が聞こえそうなほどの雄雄しき着地。つまり、身体が重たいために軽やかに着地できなかったということだ。
だが、無様に顔面からの着地だけは間逃れた。
「よく跳んだなぁ」
あふぅは、車道のど真ん中で蹲っていた。
しかたない拾いに行くか。人様の迷惑になる前に。
Pが事務所の入り口まで降りてきたときに、
ぶろぉぉぉぉっ!
トラックの音が聞こえた。
道ではまだあふぅが蹲っていた。着地の衝撃でどこか痛めたのだろうか。
まぁ、流石に避けるだろう。
いや、路上に障害物があったらトラックの方が避けてくれる。
だが、不幸なことにあふぅの金髪がトラックのライトの中でその姿を消滅させた。
しかも、愚かなことにPの姿を見たあふぅは、怒りに着地の衝撃による痛みを気にせず動いた。
道のど真ん中に居れば、トラックはあふぅの上を通り過ぎたろうに。
「に”ゃあ”の”ぉぉぉぉぉっ!」
無残にも車輪に巻き込まれたあふぅ。
アスファルトとタイヤに挟まれ、磨り潰されるように弾き飛ばされた。
ぼてん、びしゃ。と、空気が抜け、水に濡れたボールが地面を転がる音がする。
街灯に照らされたぼろ雑巾を、階段の影へと足先ですくいあげるように蹴り跳ばす。さすがに手で触りたくなかった。
あふぅの姿は、人様に見せるには不細工すぎた。汚物を片付けるのは、飼い主としての責任と言うやつだ。
「ナ”……ノ”……」
あふぅが呻く。短い腕が地面を叩くたびにビシャという音がする。
階段の方へと手を伸ばす。帰巣本能だろうか。
「なんとも頑丈なやつだな」
当たり前か、貴音曰く物の怪のたぐいなのだから。
おしまい。
あふぅwwww車好きだなぁwwwwまた轢死wwwwww
乙です。最後あふぅがどういう状態かちょっと分からない…
事務所に戻ろうと這いずってる
分りづらかったら、すまん
乙です
美希+猫=あふぅ
やっぱり車に轢かれるイベントがいいかな
猫って結構車に轢かれてるし
>370 からの続きです。感覚開いてしまって、申し訳ない。
二度三度、とタバコをふかしながら目の前で無様にゆれる、無様な生き物を見つめる。
上下逆さまになった宙吊りのまま、顔面を涙と鼻水に入り混じった鼻血が汚している。空から雨が降るように、小さな水滴が屋上の床に落ちてゆく。
タバコを咥えながら、軽く何の気なしにゆきぽをひっぱたいてみた。
「なぁ、今どんな気分だ?」
「ぽ、ぽ!ぎゃ!ぷぇ!」
手を当てるたび、反動でぶらぶらと揺れるゆきぽ。その度に現れる反応がいらだたしいやら、愉快やらで複雑な気分になる。
思い悩む程にも、視界の端をタバコの紫煙が昇ってゆく。青い空はこんなにも平和なのに、どうしてうちの事務所はこんなにも厄介な奴らを引き受けることになったんだろうか。
考えても仕方ない。精々、苦しんで俺を楽しませてくれ。
咥えていたタバコをつまみ大きく煙を吐き出すと、それをかぶったゆきぽが嫌がるように顔を歪めていた。こいつらもタバコの煙が苦手とかあるのか、あるいは傷口に滲みたとか。
じゃあこれでどうだ、と未だその先端に確かな高熱を宿すタバコをゆきぽに当てる。無論、目標はその異形とも言える巨大な頭部の鼻っつらだ。
「ぶぎ、ぶぎぃぃ―――!!」
当てては離す、を繰り返す。タバコの温度がどれくらいなのかは正確には知らないが、少なくとも”根性焼き”なんて言葉があるくらいなのだから、良い温度のお風呂ということはないだろう。
「ぼ……ぼ、ぼおおぎいい――――!!!」
肉を焼く微かな音が、なんとも耳に心地よい。別にしっかり熱を通して云々するわけではないが、タバコの先端が触れた瞬間に派手なリアクションをとってくれるゆきぽを見ているのは退屈しない。
あまり強く押し付けて火が消えてもつまらないし、適当に強弱交えながら顔面を黒点だらけにしてゆく。
程なくして気づく。
「しかし我ながら、うん、怖いだろこれは……」
先のちひゃーではないが最早見れる顔ではない。異常を通り越して異形、どころではない。自分でやっておいて何だが顔面を直視することに耐えかねるレベルだ。
他方に広がる、タバコのやけどによる歪な火傷痕。地面激突による顔面殴打。流血、裂傷、打撲。
「後はバリカンで、ってのじゃつまらんか。何かリクエストはあるか?」
「ぽー、ぽー……ぷぇぇぇぇぇ ; ; 」
抵抗する力はないが、涙を流して悲痛さを訴える力はあるらしい。現金なやつだ。
しえしえ
支援
以前の水風船あふぅは最高に嗜虐心をそそった
南極で一年間置いてかれたけど生き残った犬がいるらしいけど、
ぷちどる共は一年も南極に置いてかれたらどうなるだろうか
はるかさん以外全滅しそう
あふぅは自由奔放で、本能のまま好き勝手に生きる生物だ。
おにぎりを目にすれば、それが他人の物だろうと食らい付く。
鬱憤が溜まると事務所を荒らし、ゆきぽをいじめ、叱られても嘘泣きで誤魔化す。
自分を中心に世界が回っていないと気が済まない生き物だった。
しかし時にその性格は本人への仇となってしまう――――。
「ナノ…ナノ…」
事務所に置かれている段ボールの中で、いつものようにあふぅは寝ていた。
「ぽえっぽえっ」
「くっ、くっ」
「……ナノ?」
近くではゆきぽとちひゃーが楽しく会話をしていた。
「ナノっ!」
その声で目が覚めたあふぅは、段ボールから飛び出て二匹の話しに加わる。
あふぅは基本機嫌が良ければゆきぽをいじめたり、ちひゃーとケンカをする事はなかった。
「ナノナーノ?」
「くっくっ!」
「ぽえっ」
ゆきぽとちひゃーの話しを聞くあふぅ。
ゆきぽとちひゃーはプロデューサーにドライブへ連れていってもらった話しをした。
二匹はそれがとても楽しかったようで、聞いているあふぅは体験した事のないドライブに思いを馳せた。
自分もドライブに行きたい!あふぅの頭にすぐさま浮かんだのはこれだった。
思い立ったらすぐ行動に移すのがあふぅの特徴だ。
すぐさまプロデューサーの下へ移動するあふぅ。
「ナノっナーノ」
「なんだあふぅ?急にこっち来て」
仕事をしているプロデューサーにドライブへ連れてけとあふぅは要求した。
しかし当然ながら、人間にぷちどるの言葉を理解する事は出来ない。
「ご飯ならさっき食べただろ?お昼まで待ちなさい」
あふぅがおにぎりを欲しがっていると思ってしまったようだ。
「ナノー!ナノっ!ナノっ!」
勘が働かないプロデューサーにあふぅはイラついた。堪忍袋がないあふぅは、怒りをあたりに撒き散らす。
事務所の書類や備品が散らかっていく。
「コラあふぅ、おにぎりが貰えないからって暴れちゃダメだろ」
「仕方ないな、ほら」
堪り兼ねたプロデューサーはおにぎりをあふぅに向かって放った。
「ナノォ〜♪」
あふぅはすかさずおにぎりに飛び付いた。
おにぎりを与えればあふぅは落ち着く、事務所では周知の事実だった。
「ナノ♪ナノ〜♪」
大好きなおにぎりを頬一杯に頬張るあふぅ。
「こうしてるぶんにはかわいいんだけどなぁ」
プロデューサーは散らばった書類を片付けはじめた。
おにぎりを食べ終えたあふぅは、自分が何をしようとしていたのか忘れていた。
おにぎりを食べると、嬉しさの余り大抵の事は忘れてしまうのだ。
「さて、アイドルを迎えに行かないと」
「車出さなきゃな」
「ナノっ…!」
車という言葉を聞きあふぅはドライブへ行く事を思い出した。
車の鍵を持ち出し、事務所を出ようとするプロデューサーの肩にあふぅが飛び乗る。
「?なんだ、お前も行きたいのか?」
「ナノ♪」
とびきりの媚びをふる。
何かしら強請る時、こうすれば大抵の人間は言う事を聞くとあふぅはわかっていた。
しかし、プロデューサーはあふぅを肩から降ろした。
「ごめんなあふぅ、車の運転は危ないから連れていけないよ」
そういうと彼は出かけてしまった。
ぽつんと取り残されるあふぅ。
「ナ…ナノ…」
あふぅの肩は震えていた、怒りからだ。
トロいゆきぽや自分よりスタイルの悪いちひゃーはドライブへ連れていくのに、
何故一番可愛い自分を連れていかないのか。
もう一度事務所を荒らすと、あふぅはプロデューサーの後を追った。
「流石に春でも日が当たると暑いな、窓開けていくか」
プロデューサーは車に乗っり丁度発車する所だった。
「ナノっ!」
追い付いたあふぅは開いた窓から気付かれないように入り込む。
車は道路へと走りだした。
プロデューサーは車を運転しながら鼻歌を歌っていた。
あふぅは自分の存在も知らず呑気にしている彼を見て声に出さないよう笑った。
道はそれ程混んでおらず、一定のスピードで走れていた。
窓から入る心地よい風があふぅの頬を撫でる。
あふぅはこの風をもっと受けたいと思った。
「…ナノっ♪」
たまらず隠れていた事も忘れ助手席の窓から身を乗り出すあふぅ。
呑気していたプロデューサーも、流石にあふぅの存在に気付いた。
「なっ…あふぅ!?」
「ナノ♪」
プロデューサーは面食らった顔になる、置いてきたはずのあふぅが車内にいるのだから当然だった。
「馬鹿、あふぅ!そんな身を乗り出したら危険だ!」
プロデューサーは心配しあふぅに手を伸ばそうとした、助けようとしたのだ。
しかしあふぅは逆に、自分を取り押さえて車から降ろす気なねだと思った。
「ナノっ!」
プロデューサーの手から逃れる為、更に窓へ乗り出す。
むしろ外からこちらを見ているくらいに、あふぅの身体は窓から出ていた。
「駄目だあふぅ!こっちに来い!」
彼は本心からあふぅを助けようとしていた、しかし自分以外を下に見るあふぅにそれは通じない。
「ナーノナノナノ♪」
それどころかゲラゲラとプロデューサーを嘲笑しだした、鬼ごっこの鬼から逃げる子のように。
これがあふぅ自身に返ってくる仇の始まりだった。
一瞬風が強くなったのか、それともあふぅの手が滑ったのかはわからない。
「…ナノっ!?」
しかし気付くと、あふぅは車から投げ出されていた。
「ナノオォォォ!?」
車から投げ出されたあふぅは、大きな悲鳴を上げた。
しかしこれは序の口に過ぎない。
飛んでいくあふぅをまっていたかのように車が走ってきていた。
「びゃっ!?」
べちゃっ、と汚い音を立てるあふぅ。
勢いそのままにフロントガラスへ身体を叩きつけられたのだ。
「にゃのぉっ―――!?」
そこから身体は跳ね飛び、弧を描くように地面へ叩きつけられた。
「ナ゛っ!あぶっ!に゛ゃっ!」
何度がバウンドを繰り返すと、ようやく地面に着地する。
「…あふっ…あふっ」
アスファルトに何度も身体を擦り付けたあふぅは、血だらけになっていた。
まともに立つことも出来ず、地に伏せ、嗚咽を洩らすことしか出来ない。
しかしこれだけでは終わらなかった。
「…!?ナノ…っ!?」
向かい側から車が走ってきている、あふぅには気付いていないようだ。
このままでは潰されてしまうだろう。
「あふっ…、あふぅぅぅぅぅぅ!」
満身創痍の身体に鞭を打ち、必死に車線上から逃れようとあふぅはもがいた、
地を這う毛虫のように。
「ナ…ノぉ…!」
そしてあふぅはなんとか車線上から脱出した。
かに見えた。
「あふっ」
あふぅの身体が一瞬脈打つ。
そろと同時にぷちっと言う音がなった、
あふぅはその音がした方に目を向ける。
数十センチ離れた場所に肌色に赤色がこびりついた物が落ちていた。
「…ナノっ…ナノナノっ」
あふぅはそれがなんなのかわかった、同時に激痛が身体を走った。
それはあふぅの左腕だった
あふぅの左腕から先が取れているのだ。
「ナ゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!」
耳障りな悲鳴が道路に広がった。
支援
その後あふぅが目覚めたのは事務所の段ボールの上だった。
左腕には動物病院で処置さるたであろう包帯が巻かれていた、腕から先の感覚は全くなかった。
当然だ、車にちぎり、潰されてしまったのだから。
だがそんな事すらもあふぅにはわからない。
ただ左腕が痛むなぁくらいにしか頭が働かないのだ。
次にはおにぎりが食べたいとしか頭には浮かばなかった、あふぅらしいポジティブさであった。
「あふぅー?おにぎりだぞー」
「!…ナノっ♪」
プロデューサーが持ってきたおにぎりに飛び付くあふぅ。
片腕が無くとも、後ろの二本足で立つことが出来、右腕でおにぎりを持つこともできた。
「あふっ♪ナノぉ♪」
おにぎりを食べ終えると、左腕の悩みなどさっぱり消えてしまった。
あふぅは元通りだった。
下等生物にとって、片腕がない事など大した事ではなかったのだろう。
後悔どころか、車に挽かれた事すら忘れてしまったのだろう。
これからもあふぅはいつも通り生きてゆくのだろう。
今日は一応終わり
まだ続く予定です。
自業自得いいね
続き期待。
こういう人間に積極的な悪意(害意)はないのにアフォが勝手に自滅する話もいいよね。
嗚咽を漏らすことしか出来ない、って何かいいな
すげえ痛みだと確かに人間でもそんな感じになる
ぷちどるって下等生物の癖に無駄に可愛子ぶったり
プライド高いのが鼻につくから
あの安っぽいプライドをボロボロにしてやりたい
「ナーノナノナノ!」
事務所にあふぅの笑い声が広がっていた、相手を馬鹿にする笑いだった。
「ぷぃー、ぷぃー」
その相手はゆきぽ、笑顔のあふぅに対してゆきぽは泣き顔だ。
いつものように、あふぅが憂さ晴らしにゆきぽをいじめているのだった。
よく見るとあふぅの左腕は無かった。
何故左腕が無いのか、それはあふぅ本人にもわからなかった。
むしろあふぅにとってはどうでもよい事なのだろう。
しかし片腕であってもゆきぽとの力関係は変わらなかった。
「こら、駄目だろーゆきぽいじめたら」
「ナーノ」
プロデューサーが止めに入る。
しかしあふぅはそんなの知った事かと逃げてしまった。
プロデューサーは仕方なく泣きじゃくるゆきぽを慰める。
ゆきぽはつらい目に遭うと穴を掘って落ち着こうとする。
事務所で穴を掘られては堪らないので、それを防ぐ為だ。
「ぷぃー、ぷぃー」
しかしゆきぽはスコップを手放そうとしなかった。
「うーん、よし!」
閃いたプロデューサーはゆきぽを抱き上げた、小首を傾げるゆきぽ。
「公園に行くか!あそこなら好きなだけ穴掘っていいぞ!」
「…ぽえっ!」
ゆきぽは泣き止んだようだった。
「アイスでも帰りに買って食べような」
「ナノっ…!?」
これを聞き逃すあふぅでは無かった。
あふぅはアイスを過去に一度食べた事があった。
今でもその味を覚えており、また食べたいと思った。
ついでに公園でも遊べるし、着いていこうと思った。
「ナノー♪」
あふぅはプロデューサーの頭に飛び乗る。
「なんだ、お前も公園で遊びたいのか?」
「ナノナノ♪」
「そうか、ゆきぽと仲良くしろよ?」
「ナノ♪」
あふぅはおにぎりを貰う時のような笑顔をしていた、媚びを売っているのだ。
今のうちにいい顔をしておけば、アイスをもう一本多く貰えるかもしれない。
ついでにゆきぽからも一本貰えば三本食べれる。
頭ではそんな感じに考えていた。
プロデューサー達は公園へと向かった。
「勝手にどっかへは行かない事、わかったか?」
「ナノ!」「ぽえっ!」
公園に着くと、ゆきぽは砂場で穴を掘りはじめた。
プロデューサーはベンチに座ってそれを眺め、あふぅは公園の遊具で遊んでいた。
しかし次第に飽きてきたあふぅは、プロデューサー達から離れ公園の外をぶらつきはじめた。
プロデューサーの言い付けは遊んでいる内に忘れてしまったのだろう。
「よーし、そろそろ帰るか」
「ぽえ〜!」
公園についてから一時間程が過ぎていた。
ゆきぽの機嫌はすっかりよくなっていた。
しかしプロデューサーとゆきぽはあふぅがいない事に気付く。
お互いあふぅを捜すが、見つからなかった
「もしかしたら一人で帰ってるのかもな」
「アイス買って帰るか」
「ぽえ♪」
プロデューサーはゆきぽを抱え、帰路に着いた。
「…ナノ?」
空は茜色に染まっていた、夕方だ。
気が付くとあふぅは裏路地をうろついていた。
路地には野良猫が沢山いて、あふぅを見て警戒している。
「ナノ!」
生意気な奴らだとあふぅは思った。
一触即発の雰囲気…かに見えたが、あふぅは野良猫達とすぐ仲良くなった。
もしかしたら片腕のあふぅを見て可哀想に思ったのかもしれない。
一方あふぅは猫達が自分にひれ伏したと思っていた。
じゃれあっている内に、日は暮れてしまっていた。
「ナノ…?」
空腹でお腹が鳴る、その音であふぅは目を覚ました。
どうやら遊んでるうちに寝てしまっていたようだ。
あふぅはそろそろおにぎりを食べたいと思いはじめていた。
さっきまでいた野良猫達もいつの間にか姿を消していた。
しかしそれと入れ替わるかのように、あふぅを取り囲むように小学生低学年程の子供達がいた。
この少年達はよく野良猫や鳩など、小動物をいじめるいたずらっ子だ。
あふぅの周りにいた猫は、自分たちが標的になる前に逃げたのだった。
呑気に寝ているあふぅを放って。
「ナノ!」
自分を見下ろす視線にムカついたあふぅは威嚇した。
少年達は奇異の目であふぅを見ていた、こんな生き物はじめて見るといった顔だった。
「…ナノ!」
あふぅは少年達の輪から出ようと歩を進めた。
勘弁してやると思っていた。
しかし。
「ナっ!?」
あふぅの身体が宙に浮く、、一人の少年があふぅのアホ毛を掴み持ち上げたのだ。
「ナっ…ナノー!?」
あふぅは憤慨した。
見逃してやったのにと叫び手足をばたつかせた。
ぶらぶらとミノムシのように揺れるあふぅ、少年達はその様子を笑いながら見ていた。
少年の一人があふぅの左腕が無い事に気付く。
面白そうにあふぅの左腕があった所を突いた。
「ナっ…ナっ…」
突く度に変な鳴き声をあげるあふぅ、それが面白くて少年達は更に突いた。
あふぅの怒りは頂点に達した。
「ナノーっ!!」
がぶり、あふぅは少年の指に噛み付いた。
痛みで指を引っ込めようとするが、あふぅは食い付いた指を離そうとしない。
「ナノ…ナノ…」
あふぅはぎりぎりと歯を食い込ませた。
噛まれている少年は泣きだしていた、あふぅは少し気分が良くなった。
そこへあふぅの腹に足がめり込んだ。
「びゃっ!?」
思わず口から少年の指を離してしまう。
少年の指からは血が出ていた。
少年達は恐怖した、しかしそれと同時に怒りも湧いた。
勝ったのは怒りだった。
「に゛ゃの゛っ!?」
地面に叩きつけられ、周りの少年から次々に足が飛んできた。
サッカーでボールを奪い合うかのように蹴りあっていた。
勿論ボールはあふぅだった、蹴られる度悲鳴が上がる。
「ナ゛っ!ノっ!?びゃっ!あ゛ふっ!!」
「あふぅ…あふっ…」
そこにはボロ雑巾が出来上がっていた、黄ばんだボロボロの雑巾、あふぅだ。
息をするのがやっとといった様子だった。
だが少年達の怒りは治まらない。
今まで小動物を殺した事はなかったが、あふぅに対してはその気であった。
少年の一人が案を出した。
こいつの残りの足も左腕のようにしてしまおうと。
「あふっ…ナノ!?」
それを聞いたあふぅは始めて命の危機を感じた。
正確には以前一度あるのだが、忘れてしまったので仕方ない。
「あふぅぅぅ、あふぅぅぅぅぅっ!」
あふぅは地を這いずりながらも懸命に逃げようとした。
しかしここでようやくあふぅは気付く、自分の左腕が無いことに。
右腕だけではまったく前進する事が出来なかった。
どうしよう、どうしようとあふぅはもがいた。
「ナノぉっ〜」
口から助けを乞う声が漏れる、情けない声だった。
しかし少年達にあふぅの言葉がわかるわけもなく。
アホ毛を掴まれ、再び宙に浮かされた。
あふぅの身体から血が滴り落ちる。
「ナー、ナぁ〜〜」
泣き声。
あふぅは泣いていた、同情を誘う為の嘘泣きだ。
こんな可愛い自分をいじめるのか?と言わんばかりの泣き声だった。
そんなの知った事かとアホ毛を掴んだ少年とは別に、もう一人があふぅの両足を掴んだ。
「…っ!?あふっ?ナノナノっ!?」
泣き落としが聞かない。
あふぅは絶望した。
さっきまでの嘘泣きではない、本当の涙があふぅの頬を伝った。
時に子供は残酷な事を考える。
子供達はあふぅの残された足を無くす為にある道具を持ってきた。
自転車だ。
後輪のストッパーを降ろし、後輪を宙に固定する。
少年の一人が自転車にまたがり漕ぎだす。
あっという間に車輪はものすごいスピードで回りはじめた。
後はこの車輪にあふぅの足を突っ込むだけであった。
準備を見ていたあふぅは、自分がこれからどうなるのか悟った。
少年達があふぅを掴み上げ回転する車輪まで連れ来た。
徐々ににあふぅの右足が車輪に近づいていく。
「びゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
耳をつんざくばかりの泣き声が轟いた。
恐怖のあまりあふぅは本当に泣き出してしまったのだ。
元々あふぅが噛み付かなければ少年達もこのような事はしなかっただろう。
そもそもプロデューサーの言い付けを破らなければ今頃事務所でアイスとおにぎりをご馳走されていたのだ。
全ては傲慢なあふぅの自業自得であった。
「びゃっ!?あ゛ふっ!?」
不快な悲鳴を消す為、少年の一人があふぅの顔面に拳を何度かめり込ませた。
口から血を垂らしてあふぅは少し静かになった。
気を失ったのかもしれない。
しかし次のこれで目を覚ます事になる。
少年はあふぅの右足を車輪に突っ込んだ。
ミキサーに切り刻まれた野菜のように、あふぅの右足は刻まれ始めた。
「!?ナ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ……!?!!」
血飛沫が上がる、赤い霧のようにあふぅの血が宙を舞った。
気が狂ったように悲鳴を上げた後、あふぅは気を失った。
あふぅは目を覚ました、事務所の段ボールの上だった。
顔はまだ腫れており、片目はたんこぶで塞がっていた。
「ナ…ノ?」
あふぅは自分に何があったのか覚えていなかった。
痛みのショックからか、恐怖からかはわかならい。
右足は左腕と同じく包帯を巻かれていた、感覚も無かった。
あの後気を失ったあふぅ。
少年達はあふぅが死んでしまったのかと思ってあふぅを路地に放置したのだ。
その後いつまで経っても帰ってこないあふぅを心配したプロデューサーが見つけ、また動物病院のお世話になったのだ。
だがそんな事下等生物のあふぅに理解できるわけもなく。
「ナノ!」
あふぅはいつものように段ボールから飛び降りた。
右足は無いが、左足で立つ事は出来た。
不恰好だが、四足歩行のような形で、右腕と左足を使えば、歩く事もできた。
「あふぅーご飯だぞー」
「ナノぉ♪」
おにぎりを持ってきたプロデューサーに飛び付く。
片足でも瞬発力は健在だった。
「ナノ♪あふぅ♪」
おにぎりを頬張るあふぅは幸せそうだった。
ひどい目にあった事もこれでまた忘れてしまうのだろう。
またいつものように好き勝手するのだろう。
それがあふぅという生き物なのだろう。
終わり?
乙
なぜ生かした
次は右腕を失うフラグじゃないの?
いや一つずつ四肢を減らしていきたいなと…
一応の終わり、続きはまた今度書くつもり
乙
後二回も楽しめるのか〜
いや、四肢が欠損してももう一箇所切断できる場所があるから三回か(ニッコリ)
四肢が無くなったら
感覚器官を削ればいいじゃない
あふぅは愛されてるなあ
虐待する理由が簡単に作れるからな
理不尽ならゆきぽ、正々堂々ならあふぅって感じかな
自分の為に事務所を壊すって点ではゆきぽが最悪だと思うんだ
ちびき、いおは行動の余波で壊すけど
スコップ取り上げよう(提案)
スコップで他のぷちの体に穴開けさせたい
いいなそれ
床のしたにぷちを寝かせて事故で殺すのか、
ゆきぽがキレるか狂って自発的にやるのか、
どっちにしても美味しい展開だな
ぷち達を仲違いさせて喧嘩から殺し合いにまで発展させたい
ちびきvsいおとか、まこちーvsたかにゃだと765事務所も巻き添えで崩壊しそうだが
ざまあもいいけど久しぶりに不条理な圧倒的暴力もみたい
今にも倒産しそうなアイドル事務所があった
しかし、ここ最近妙に動きがないと思いきや、気がついたら息を吹き返していたらしい
それには訳があった
事務所に入ってきたのは伊織と真美、それに千早
「あーもう無理。私達が無名だからって何あの態度? 本当ムカつくわねぇ」
「仕方ないっしょー」
伊織は収録先での待遇に不満な様子。
ここのアイドルは一癖も二癖もあるものばかりだ。個性と言えば良く聞こえるが、悪く言えば面倒くさい
そしてほとんど無名であることもありアイドルは苛立つ一方、悪い部分だけ浮き出てくるのだ
そうするともう悪循環で、事務所でも態度が悪いのに本番だけなんてことにはならない
結果倒産間際まで行ったのだが、先ほども言ったように今は違う
事務所には変な生き物が住み着いていた
「やっぱりあれやらなきゃ無理。亜美、手伝って」
「あいよー」
そう言って二人は事務所の端の方へと向かう
元々うるさかったこともあり1階にあった定食屋も今は移転したらしい
そんなこんなでビルは使いたい放題。二人はレッスン場になっている3階へとやってきた
「さて、元気してた? アンタ達」
そこにいたのは、小さくてどこかで見たことがあるような風貌の生き物達だった
それぞれが違った個性を持ち、違った声で鳴く
人間とは明らかに違っていたが、完全に別物だと言い切るには少々ためらわれる
何か自分たちに取って特別な何かを持っている、何かが似ている、そんな生物たち
気がついたら誰かが拾ってきたことが始まりで、今ではなんの不自然もなく住み着いている
しかし、住み着いていると言ったがこれは少々語弊がある
今現在、この”ぷちどる”と呼ばれる生物は、ここに”住まわされている”のだ
「今日は誰にしようかしらねぇ。亜美、決めていいわ」
「そう? んじゃねー、あ、今目あったし! ゆきぽとこまみ、それとあふぅ!」
「ぽえっ!?」
「ちー……」
「ナノ……」
一匹は既に涙目。一匹は似た風貌のもう一匹に何やら話しかけている。そしてもう一匹は、爆睡中。
それぞれ首にかけられている鎖を引っ張られて、部屋の中央に吊るされる。
宙に浮いた3匹。そこでようやく寝ていたもう一匹が目を覚ました
「ナノッ!? ナーナー!!」
足をばたつかせて抵抗するも、なす術なし。それどころか、他の二匹とぶつかってしまう
三匹は不安そうに、さくらんぼのような形で宙にぶらさがったまま二人を見つめていた
「じゃあ私はあふぅを」
「そんじゃ亜美はゆきぽでー」
というと二人はそれぞれ指定したぷちを抱え、ブランコの要領でその高さを上げて行く
そしてある程度まで持ち上げ、合図とともに思い切り振り下ろす。というよりかは、中央めがけて投げるのだ
「ふん!!」
「いっけえええ!!」
「ニ゛ャノォオオオ!!」
「ぽ、ぽえぇえええ!!」
「ちぃーー!!!」
ドンッ。という鈍い音がしたのはこまみとあふぅがぶつかった音だ。
幸いゆきぽは中心からそれて、反対側へと振り子運動を続けている
ぶつかった二匹は二匹とも、手足すら動かせない状態で衝突の痛みに悶え苦しんでいる
しかし、まだこれは余興にすぎない
「今日はゆきぽね。それじゃ、行くわよ」
「かっとばせー、い、お、りーん!」
「ぽえぇええええええ!!」
言うほどスピードは出ていない。とはいえ、首につけられている鎖のせいで微妙な遠心力でさえ、首が締め付けられるのだ
振り子運動をしてゆきぽは戻ってくる。今度は先より中央寄りに。
ゆきぽが悲鳴を上げているのは、これから起こることを知っているからだ
戻ってきたゆきぽは中央を過ぎるとき最高速度に達する。
その瞬間を逃さず、伊織は手にした金属バットを思い切り振った
ドッ。という鈍い音、その後に響き渡る悲鳴
「ぷぎぃいいいいいい!!!!」
「あっはっは!! 今日はまた結構飛んだわね」
鎖が一瞬たわんでピンと張るような放物線を描きながらゆきぽはホームランされた
その痛みは説明するまでもない。
このゲームは基本的に、3匹が中央に固まるまで続くのだ
そのため、戻ってきたゆきぽが二匹に当たり、あふぅだけ弾き飛ばされると
「いただきっ!!」
「あ゛ふっ!? ナ、ナ゛ャアァ゛アアアアアァ゛!!!」
574 :
ゆ虐:2013/05/23(木) 02:29:51.59 0
ぶっ殺せ!
575 :
('A`):2013/05/23(木) 11:09:18.74 I
いいぞもっとやれ
ゆきぽとあふぅの悲鳴好きです^^
力を失ったライオン
自由を奪われたワシ
愛する者を無くしたハトは必ず死ぬって言うらしいけど、
ぷちどるどもにそれに当たる物なんであるかな?
それぞれ何かに依存して生きているというか人一人では生きていけない、そんなのに近い気がする
案外傍から見たらぷちも人間も脆く自分勝手な生き物なんだろうけど人間の方が強いんだから仕方ない
身の程を弁えず同じ舞台に上がったつもりで傲慢に振舞おうとすれば不条理だとしても淘汰されるのは当たり前だ
なるほど
たしかにあいつらは人の優しさに甘えて生きてるだけであって、
それを自分たちが人間と対等かそれ以上って思い上がってるだけだしな
それなりに裕福な765プロだから甘えて生きていけるだけであって、
誰も飼うメリットもない生き物を養えない貧困地域や
誰もいない無人島とかに流れ着いたら(例外もいるけど)十中八九野垂れ死ぬよな
読み返したらなんかいまいち会話が成り立ってない感じになってるな…
十中八九野垂れ死ぬっていうのは
依存するものを見つけられず、他の者に支えられず
淘汰されるって意味な
…まあ、自分でなにか支えたり役に立とうとしないのに人にそれを要求するんだから
貧困地域じゃなくても誰にも相手にされなくて当然だよな
581 :
ゆ虐:2013/05/23(木) 22:15:28.69 0
3DSから見てるけどこれって俺でもss書いていいのか?
どうぞどうぞ、完走してくれるなら
SS分かりやすいようにタイトルつけた方がいいんじゃね?
途中再開した時誰のか分からん
当スレッドは誰でもウェルカム
いじめでも虐待でもお好きなものを
どうぞお気になさらず
ご自由にお書きください
>530 からです。いい加減、完結させんといかんのだが・・・
左右に振れる振り子のように、ぶらぶらと流れるゆきぽを眺めること数分。
かすかに燃え続けるタバコもいい加減に短くなり、小さな残りをゆきぽに投げつけた。痛い云々いうほどのサイズでもないので、リアクションもつまらない限りだ。
そろそろ何をなしても反応が薄くなっている。こいつら自身に、自分は罰を与えられているんだという自覚がない限り、どれだけの労力を費やしても同じことだろう。
痛みに泣き叫ぶ様や、悶え苦しむ光景はそれなりに溜飲も下がるものだが、そろそろ幕引きと行こう。
運動エネルギーのなくなった振り子がゆっくりとその往復移動を小さくしてゆく。それはまるで、振り子であるゆきぽの体力を指し示しているようでもあった。
竹竿からゆきぽを荒縄ごと取り外し、階段へ向かう。その際もぶら下げたままで、様子を見る。元気がないなぁ。
階段の脇、昇降口の影に押し込んでいた麻袋を取り出す。こちらも目立った動きはない。
固く縛ってあった麻袋の紐を解き、そっと中を覗き込む。うん、そのままだ。
「おい、ゆきぽ」
「ぷぇ!」
声をかけながら荒縄を引っ張る。肉がひしゃげる音と、ゆきぽの悲鳴が聞こえる。
ずるずると地面を引きずりながら、ゆきぽを手元まで寄せて麻袋の中を覗き込ませた。
「いい加減疲れただろう。ちょっとこの中で休んでて良いぞ」
「ぽ、ぽぇ…」ガタガタ…
度重なる殴打でゆきぽの顔面はずたずたに傷んでおり、片目は激戦後のボクサーのように腫れ上がっている。辛うじて開かれているもう片方の目も、タバコの火傷や殴打の痕で平常通りの健常体とはいかないようで、どことなく視線は定まっていない。
どれほどあるのか解らない程度の理解力だが、痛みの恐怖はしっかりと身体に刻み込まれたようで、もはや声をかけるだけでゆきぽは身体を強ばらせる。やっとここまで来たか、という感ではある。
荒縄ごとゆきぽを麻袋に放り込む。後は元に戻すようにして紐で封をするだけ。頑丈に、ちょっとやそっとでは解けないように。
麻袋の縁を紐でしばり、しばし距離を取る。ポケットからタバコを取り出し、ライターで火を点けていると悲鳴が聞こえた。ゆきぽの声だ。
「ぶぎぃいいい!!!!!ぽげぇええええ!!!!!ぽぎゃああああああ!!!!!!」ドタンバタン
前後左右は手触りの硬い麻袋。ただでさえ暗闇の中に押し込まれた影の中であるにも加え、今の自分は普段の半分も視力を確保出来ない。
そんな極限状態に輪をかけるようにして、目の前に現れたのは見るにも耐えぬ恐ろしい化け物。
自分と同じような姿形をしているのはなんとなく解る。しかしその顔面は血まみれで、片腕はだらりと歪に垂れ下がっている。そんな”物”が声にならぬ音を発しながら、ゆっくりと自分に近づいてくる。その感想は恐怖以外のなにものでもないだろう。
良いよ良いよ〜
殺される。態々この袋の中に押し込まれたのは、この化物に自分を始末させるためなのだとゆきぽは悟った。
「…ァ、クァ、ァ……」
「ぽ、ぽぇ!」バシッ
目の前の”何か”から伸びる、ぶるぶると震える手を払いのける。
幸い、自分の体は尻尾を除けば十全に動く。死ぬのは嫌だ、そう思い立ったゆきぽの身体を恐怖に打ち勝った殺意という感情が塗りつぶしてゆく。
「ぽぉぉぉぼおおおおぎぃいいぇえええ!!!」
恐慌状態というマイナス面を恐怖が乗り越え、普段の大人しい姿や立ち振る舞いからは想像もつかないような叫びを上げる。
スコップという道具の助けもあるだろうが、普段から事務所の床やコンクリの地面でも平気でぶち抜くゆきぽの膂力は相当なもの。豪腕とも言える、自身に備わった武器を固く握り締めてゆきぽは眼前の化物に襲いかかる。
「ぽぇっ!ぽぇ!ぽぇー!!」
殺意が篭っているはずだが、その掛け声は正直言って萎える。真面目にやっているのか、と疑いたくなるほどだ。
しかし本人は真剣そのもので、生命の危機に瀕した火事場の底力とでも言うのか。手を触れるのも悍ましかったはずの存在に殴る蹴るの攻撃を浴びせかけている。
当然ながら、手足を使った攻撃であろうともそれが命中すれば多種多様な音が響くことだろう。この場合、ゆきぽの攻撃が命中した衝撃が空気を振動させる形だ。
人間を例に取れば骨格を筋肉が包むことで、柔軟かつ強力な打撃が生まれる。しかしぷちどるにこの理屈が当てはまるのかどうかは非常に疑問が残る。
骨があるのは確かだろうが、脊髄やら指の先までという人間の常識で測れるかと言えば無理だろう。深海の底や、遺伝子の螺旋にさえメスを入れた人類の技術であろうとも、こいつらの生態を解明し尽くすことは難しいかもしれない。
「ぽっ、え!」
「クゥ、ゴフッ…」
「ぽぇー!」
中をうかがうことは出来ないが、恐らくはゆきぽのパンチが命中する瞬間は、麻袋が大きくたわむ。同時にゆきぽの掛け声と、微か聞こえる小さな悲鳴がその余波を物語っている。
ゆきぽも体力が残っていないようで、連続しての攻撃は辛いらしく、荒い呼吸を繰り返した後で大きく打撃を放っているようだ。
この出し物を肴に、少し休憩するとしよう。
それからどうした――――
591 :
ゆ虐:2013/05/24(金) 01:18:49.24 0
(ゆっくりが絶滅した後のお話です。)
ゆっくりが居なくなってから数年がたった今
ストレスの捌け口を失った人々達の住む世の中は荒れていた…
「虐待させろォ…虐待させろオ…」 「虐待シタイィ…虐待シタイィ…」
ゆ虐が出来なくなった事でストレスの溜まった鬼威惨達がゆっくり達を求め
街を徘徊していた。
そんな状況を見かねた政府は至急、ゆっくりの代わりになる可愛らしい生物
を探した。
これを見ていた961プロの社長はそっと呟いた。
「ククク…面白い事になってきたな」
592 :
ゆ虐:2013/05/24(金) 01:57:05.54 0
−765プロ−
律子「プロデューサー!!ゆきぽを止めてください!」
ゆきぽ「ぽえ〜〜♪」ザックザック
今日も765プロはこの二頭身の生物達に手を焼いているようです。
はるかさん「ヴァ〜〜ィ」
あふぅ「ナノーっナノーっ!」
ちびき「ビエェェェェ!」
いお「キーーーーー!!」ミョンミョン…
P「コラ!ゆきぽ、シャベルしまって! はるかさん!もどってえぇ! ちびき!泣くな! あふぅ!イタズラするな! いお!事務所でビームを撃つなぁ!
今日もPに迷惑をかけるゴミ共です。
593 :
ゆ虐:2013/05/24(金) 02:01:09.79 0
ss書くの初めてだな…しかもDSで…
だから多少の間違いは許してくれ…
今日はもう疲れたから寝るわ
とりあえず、他の書き手の投下が一旦終わってから
投下した方がいいと思う
あふぅの左腕と右足が無くなってから月日が経ち、季節は夏になった。
夏になるとあふぅは毛が黄色から茶へと生え変わり、発情期へと移る。
「はにぃ〜♪」
「わっ!あふぅ、顔くっつくなって」
あふぅは一本だけの足で跳躍し、プロデューサーの顔に擦りつきはじめた。
一種のマーキングなのかもしれない。
このようにあふぅは他種であるはずの人間の男性に盛るのだ。
この間は今までのように暴れ回る事は無くなり、大人しくなる。
しかし顔に動物臭い身体をこすりつけられる人間はたまったものではないだろう。
「まったく、今仕事中なんだから、離れてくれあふぅ」
「や!はにっ!はにぃ〜!」
プロデューサーは顔からあふぅを引き剥がす。
以前までは離すのにかなり手間がかかったが、あふぅの四肢が二本減った今、それは容易であった。
彼に掴まれ宙に浮いているあふぅは、残った右腕と左足を懸命にばたつかせている。
目は涙で潤み、今にも泣き出しそうだった。
「まったく、仕様がないな、頭で勘弁してくれよ」
「はにぃ♪」
涙目に怯んだプロデューサーは、妥協点として頭にあふぅを乗せた。
あふぅもそれで納得したのかまた身体を擦り付けはじめる。
今彼らは、765プロのライブ会場控え室にいた。
今日は765プロのライブ当日である。
本来ならぷち達を会場に連れてくる事はないのだが、この時期のあふぅだけは別であった。
何故なら近くに異性がいないと騒ぎ、暴れだすのだ。
その上今は二本しか足が無い、下手に暴れて怪我をしてしまっても危ない、
そういった理由で、今日はあふぅだけプロデューサーが付き添って連れてきた。
足を2つ失ってからのあふぅは、あまり表へ連れ出せなくなっていた。
危ないという建前の、世間体が理由だろう。
「はにぃはにぃ♪」
そんな事知る風もなく、あふぅはマーキングを繰り返している。
今朝からプロデューサーの至るところへ身体を擦りつけている為、彼の身体中あふぅの匂いがするだろう。
しかしプロデューサーは、発情期のあふぅを可愛いと思っていたし、普段のあふぅよりも好きになれた。
だからそれほどストレスには感じていなかった。
「さ、お昼にしようか」
「ナノっ!」
プロデューサーはおにぎりを取り出した。
あふぅはすかさず頭から飛び降り、プロデューサーの手からおにぎりを奪った。
発情期であっても、異性よりおにぎりの方が優先順位が上であった。
おにぎりを奪ったあふぅは床に着地する。
「あふっ?ナノノ…っ」
しかし一本足ではバランスがとりずらいのか、よろけてしまい。
「ぶびゃっ!」
転んでしまった。
しかも大好きなおにぎりをクッションにして潰してしまった。
一本しかない腕では自由が聞かなかったようだ。
「…ナー…」
潰れたおにぎりを見てあふぅは涙目になってしまった、かわいそうに。
心配したプロデューサーはあふぅを起こしてあげた。
「ほら、今度は落とすなよ?」
変わりのおにぎりを与えて慰め、潰れたおにぎりを掃除した。
あふぅは右手だけ使って器用におにぎりを食べはじめる。
「ナノぉ〜♪」
おにぎりの後始末をしてくれているプロデューサーなど知った事ではないらしい。
発情期であっても勝手なところはそのままであった。
後片付けが済んだくらいに、控え室のドアがノックされる。
係員がプロデューサーを呼びにきたようだ。
「はい!今行きます!」
どうやら仕事らしい。
「はにぃ〜♪」
しかしあふぅは気にも止めずプロデューサーの身体に抱きつき、ご飯つぶがついた口を拭きもせず擦り浸けていた。
プロデューサーはそんなあふぅを手に取り、控え室の机に置く。
「はにぃ?」
「ごめんなあふぅ?仕事だから、少しの間じっとしててくれ」
「やーぁ!はにぃ〜!」
プロデューサーの言い分を聞かず、駄々をこねるあふぅ。
困ったプロデューサーは、予備のおにぎり数個をあふぅの前に置いた。
「ナノ!ナノぉ〜〜っ♪」
するとプロデューサーには目も暮れずおにぎりに飛び付いた。
誰が見ても節操のない生き物だと思うだろう。
「ナノ、あふっ、ナノ〜♪」
「ごめんな、あふぅ」
あふぅはおにぎりを頬一杯に詰め込むのに夢中だった、その間にプロデューサーは控え室を後にした。
「ナノーっ」
げっぷをひとつ。
どうやらいくつもあったおにぎりをあっという間に食べきってしまったようだ。
食い意地と役の立たなさならば、ぷちの中でも上位だろう。
そしておにぎりを食べて幸せ一杯のあふぅは、プロデューサーの事などすっかり忘れていた。
だがそれは少しの間だった。
「…ナノ?」
普段のあふぅならこの後またお腹が空くまで惰眠を貪るのだろう。
「…はに」
しかしあふぅは発情期だった。
「はにぃ…」
一匹だという事に気付くと、途端に異性の人肌が恋しくなってきた。
「ヤ!はにぃ!はにっ、はにぃ〜〜!」
さっきまでプロデューサーがいた空間に向かって泣きながら鳴き始めた。
駄々っ子のように手足をばたつかせている、二本しかない手足を。
こうなったあふぅは身近な異性を見つけるまで手が付けられない。
本能のままに求め探しはじめる。
「はにぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜っ!」
ロケットのように机から発射し控え室の扉をこじ開けた。
通路を歩いていたスタッフ達は驚いた。
得体の知れない二本足の生き物が涙を浮かべて出てきたのだ、無理もなかった。
あふぅは臭いでプロデューサーを探しはじめた。
しかしその臭いはスタッフ達からもした、当然だった。
プロデューサーは仕事柄スタッフ全員と接触していたのだから。
「はぁぁぁにぃぃぃっ!」
あふぅは涙を撒き散らし不気味に右腕と左足をバタバタさせながら臭いのするスタッフ達に走りだした。
スタッフの一人の顔へあふぅがダイビングした。
「はにぃはにぃぃぃぃっ」
あふぅは腰を擦り付けた。
スタッフは虫酸が走った事だろう。
人は蚊や蝿が耳元を通過すると不快になる事が多い。
スタッフはそれに近い反応をした。
「びゃっ!?」
手であふぅを叩き落としたのだ。
床に落ちる小蝿、もといあふぅ。
「は…はにっ!?」
ようやくこのスタッフがプロデューサーではない事に気付く。
けれど彼の臭いはいたる人間から感じた。
しかしあふぅにそんな状況を冷静に判断する、働く頭など始めから持ち合わせていなかった。
そんなあふぅの単純な思考は次の答えを導き出した。虱潰しだと。
「はにぃぃぃぃぃぃ!」
ぴょーん、と倒れた姿勢から立ち直ると、すぐさま次の臭いがするスタッフへ突撃した。
スタッフ側からすれば気味が悪い事この上無かっただろう。
当然スタッフ側の対応も決まっていた。
「はにゃぶげっ!?」
あふぅは再び叩き落とされる、左腕と右足が無いため、ろくに受け身も取れず墜落する。
「は……にぃぃぃぃぃぃっ!」
そしてまた彼では無い事を悟ると、虱のように跳ね上がり再び次の臭いの対象へ飛び掛かる。
「ばに゛っ!?」
そして叩き落とされる。
「ニゃノぉぉぉぉぉっ!びゃあぁぁぁぁぁぁぁあ!」
飛び上がって突進する、この繰り返し。
通路は阿鼻叫喚の図だった。
あふぅの暴走はスタッフルーム中を駆け巡るようになっていた。
その過程であふぅは叩き落とされるだけではなく、
ある者には殴られ、ある者には蹴り返され、ある者には壁へ叩きつけられ、ある者にはコップの水を被せられたりもした。
当然である。
こんな得体の知れない生き物に、好んで抱き付かれたい者などいないだろう。
何よりあふぅが飛び付く数を重ねる事に、あふぅの身体はボロ雑巾のようになっり。
顔は腫れと出血で醜い姿に変貌していた。
抵抗しないわけがない。
しかし誰もあふぅを捕獲できなかったのは、不快な鳴き声をあげ通路を縦横無尽に飛び回るからであった。
「ニ゛ャノ゛っ、ばに゛っ、びぇぇぇぇぇぇぇっ!!」
ハート型のアホ毛はしなれ、歯は何本か折れてた、しかしあふぅの勢いは衰えなかった。
口から血を垂らしながらずぶ濡れの身体を跳躍させる。
目標は女性のスタッフだった、目が腫れで隠れているあふぅは、もはや臭いでしか探知できなかった。
女性スタッフは不気味なあふぅに悲鳴を上げ、持っていた鞄で叩き落とした。
「あ゛ふっ!?」
それでもあふぅはまた跳ね起きるだろう。
そこに落ちていなければ。
あふぅは3あふぅくらいの大きさの発泡スチロールの箱の中へ落ちていた。
「ナぁ…ノぉ…?」
気のせいか身体がひんやりする、あふぅはそう感じた。
しかし気のせいではない、箱の中身は大量のドライアイスであった。
冷えは焼けるような痛みへと変わった。
「びゃっ!?ニ゛ゃノぉぉぉぉぉっ!?」
あふぅ反射的に飛び上がる、上がろうとした。
しかし髪や服がドライアイスに貼りつき、離れる事が出来なかった。
通常ならすぐ離れられただろう、しかしあふぅの身体は濡れていた、
ドライアイスならば触れた瞬間凍らすのは容易だった。
「ナ゛、ナノ!?ヤ!はにっ、はにぃぃぃぃぃぃ!!」
それでもあふぅは箱から出ようと少ない手足をばたつかせる。
しかし逆にドライアイスに触れ手足も張りついてしまう。
あふぅの手足に焼けるような痛みが走った。
「びゃあぁぁぁぁぁぁぁあ!?」
たまらず手足を上に上げようとする。
びりっ
手足を上げた瞬間ドライアイスに付着した部分の皮膚が剥がれた。
「!?ナ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァァァァァァ!!!」
再び悲鳴が上がった。
手足からは出血していなかった、表面が凍らされているからだ。
このままでは自分がどうなってしまうか、知能が低いあふぅでも理解できた。
「ヤ!はにっはにぃ〜!!」
あふぅは涙を浮かべて助けを求めた。
しかしさっきまでいた女性スタッフはいなかった。
あふぅを叩き落とした後すぐに逃げてしまったのだ。
「はにぃ!?はにっ!はにっ!」
それでも助けを呼ぶ為声を上げるあふぅ。
しかしあれだけ奇声を上げて暴れ回ったのだ、誰が声のする場所へ駆け付けるだろうか。
あふぅの自業自得であった。
ドライアイスから発っせられる二酸化炭素により、あふぅの意識は混濁し、呼吸も覚束なくなっていた。
「びぇぇぇぇぇぇぇ!、びゃあぁぁぁぁぁぁぁあ!」
甲高く泣き叫んだ後、あふぅの意識は事切れた。
あふぅは目覚めると事務所の段ボールに寝かされていた、悪夢から覚めた時のようにホッとした。
時間は深夜といった所か、おにぎりを求めあふぅの腹の虫が鳴る。
「…ナノっ!」
段ボールから飛び降りる。
つもりだった。
「…ナノ?」
もう一度身体を起こして飛び降りようとする、しかしあふぅの位置は段ボールの上から変わらない。
「ナノ…?ナノナノ?」
あふぅの頭上にハテナマークが飛びかう。
もう一度。
まずは足で立とうとする。立てない。
なら腕を使って起き上がる。
できない。
「…ナ…ノ?」
あふぅはようやく違和感に気付いた。
手も 足も 無いのだ。
あるのは手足があった場所に巻かれた包帯だけだった。
「ナノォォォォォォ!?」
あの後、あふぅはライブが終わるまで放置されていた、それはあふぅの残った手足を凍らせるには充分な時間だった。
ライブが終わり、あふぅをプロデューサーが見つけたときには、
すでにあふぅの手足は黒ずんでいた。
急いで掛かり付けの動物病院へ運ぶも、手足を切断する他処置の仕様が無かった。
命を取り留めただけでも幸運だったのだ。
「ナ…ナノナノ…」
ふとそばに鏡が置かれている事に気付く。
「ナぁ…ノぉっ!」
海老のように身体を跳ねて段ボールの外へ顔と胴で着地し、鏡に自身の身を映した。
「ナ…………………?」
絶句した、手足がない、ダルマのような体躯の自分が、そこにいた。
「あ…あふ、あふ…」
現実を受け入れがたいあふぅは身体をモゾモゾ動かしいたる所を鏡で見た。
手足が無く、うねるその姿はまさに毛虫であった。
「びゃあ゛ぁぁ゛ぁァァァァア゛ア゛ぁぁぁア゛ぁぁ!!!!」
下等生物に相応しい身体となったあふぅの悲鳴が事務所を包んだ。
何でドライアイス何かあんだよwww
と、思ったけど面白いからよし
足がなくなっておぶおぶする様が楽しみですねぇ…
演出のスモーク用か、すぐ使う食材冷やしておくとかじゃね?
ライブでドライアイス使ったりする事あるから、その予備みたいな…
まぁ実際アイドルのライブで使うか知らないからそこはどうにか。
とりあえず終わり、次であふぅの最後書きます
乙。
最期も期待。
残った足と腕は同時に処分か
しかし四肢がなくても跳ねて動けるってバケモノだな…
おにぎり食ったら四肢のことも忘れそう
くっつくのは分かるが凍りつくってどういうことなの
呼吸困難になるような場所、格好でドライアイスが放置されてることも不自然だし
まあ良いんだけど
>>608 濡れてるから凍った、て書いてあるし
窒息は発砲スチロールの中だからな
充満するのも早いんだろ
おにぎり食ったら四肢忘れるって言ったけど
歯も欠けてるから満足に食えないか
発泡スチロールの中に落ちたなら蓋はしてなかったはずだろ?
となればその辺りには元から二酸化炭素が充満してることになるしその状態でスタジオないに置いておくってのもまた違和感
揚げ足とるわけじゃなくてただ気になったので
二酸化炭素なら酸素よりは重いから
3あふぅの箱が深さだと仮定して二酸化炭素が底に溜まってたら気絶するのかなと
スモークで使った残りを放置してたんだろと脳内補間してたわ
ま、面白いから良し
いいねwwwついにダルマ状態キタwwww
宙吊りにしてサンドバックもよし
綿棒で無限快楽の刑もよし
サッカーボールもいいねぇ
ゆ虐氏
ゆっくりという最弱生物虐待してきた鬼威惨にはぷちは過酷だよなw
舐めてかかった鬼威惨に多数の死者出るだろwwww
まずはこのダルマあふぅで虐待して生態を把握することをお薦めするw
手足がなくなったあふぅなんてぷちどるの中では最弱だな
他のぷちからもナニ、コイツみたいな目で見られて虐められそう
特にゆきぽなんて日頃の恨みだと言わんばかりにスコップを持って
地面を這いずるあふぅを嬉々として追い回しそう
てんちめいどうのかまえ からの一撃w
615 :
ゆ虐:2013/05/24(金) 19:07:37.75 0
612
その通りですね
ぷちたちの強さを考慮しておきます。
>>613 でも今までの行いの結果だから仕方ないよな
…そもそも芋虫なっても他のプチがかばってくれる
人徳のありそうな奴がろくにいないな
他のプチが芋虫になったらどうなるんだろ
>>616 こあみ→こまみと合体 こあみまみ
こまみ→こあみとry こまみあみ
みうらさん ワープで移動、変わらず
まこちー 太ってどのどのみち動けないw
>>618 5巻の卓球みたいな感じ。
芋虫で動けないから縫い付けて動けるようにしてやろうとw
ムカデぷちどる誰かはよ
ムカデって肛門と口を縫いつけた映画か。
文章で見て面白いと思えないが。
原子炉プールに落ちたはるかさん。
分裂し始めるはるかさん。
しかし、その体は離れることなく、手足と胴体だけがつながったムカデはるかさんが誕生した。
とか?
……違うな
622 :
ゆ虐:2013/05/24(金) 21:20:17.95 0
ぷちたちの体はゆっくりと同じでだるまにした方が良いのかな。
なんでゆっくりと比較するんだよ…
624 :
ゆ虐:2013/05/24(金) 21:45:22.41 0
そもそもぷち達は糞するのか
パンツははいてるな
うだうだ考えるより、自分がいいと思った設定で書けばいいと思うよ。
627 :
ゆ虐:2013/05/24(金) 22:27:21.55 0
ドライアイスが終わったらまた書きます。
一旦終わりってハッキリ書いてあるんだから書いていいんじゃないの?
前回のは終わりって明言してなくて30分しか待たずに投下したから注意したけど
629 :
ゆ虐:2013/05/24(金) 22:44:17.93 0
そうですね…すみません。投下します
630 :
ゆ虐:2013/05/24(金) 22:50:29.42 0
春香「こんにちはー」ガチャ
P「春香!いいところに!手伝ってくれ!」ドタバタ
春香「うわぁ…」
グチャグチャな事務所を見て春香はそう呟いた。
ぷち達を飼いはじめてからこういう事はよくあったが今日は特にひどい有り様だ。事務所の修理費用で経費は圧迫し、アイドル活動をまともに続けられなくなってしまった。
そしていつしかアイドル達はぷち達に愛想を尽かしていた…
631 :
ゆ虐:2013/05/24(金) 23:00:30.07 0
春香「ほら……みんな、プロデューサーに迷惑かけないで…」
しかしぷちどる達は春香の言う事を聞こうとしない。
高木「やぁ諸君、おは……今日もひどいな…」
P「ええ…」
社長はすっかり慣れてしまったせいか、眉ひとつ動かさない。
高木「P君、話がある。部屋まで来てくれ。」
P「え…?、はい 分かりました。」
そういってPは社長と共に部屋に入っていった。
632 :
ゆ虐:2013/05/24(金) 23:15:05.51 0
社長は椅子に座り、息を整えてから
Pにゆっくり話しかけた。
高木「実は…ぷちどる達についての話なんだ。」
P「ぷちどる達…ですか?」
高木「ああ、 実は昨日961プロから電話があってね。 言いにくいんだが…黒井がぷちどる達を欲しいといっているんだ。」
P「ぷちどる達を? 何の為にですか?」
社長は苦虫を噛み潰したような顔でいった。
高木「ぷちどる達を… ゆっくりに変わる新たな虐待方法として政府に提出するそうだ……」
P「え…?」
どうでもいいけどゆっくりってなんだ?
眉一つ動かさずにこれは酷いな、ってなんか違和感
635 :
ゆ虐:2013/05/24(金) 23:31:28.20 0
P「何いってるんですか!?そんな目的の為にぷち達を渡すわけにはいきません!」
高木「それは分かっている…だが君だってわかっているだろう? このままでは765プロは倒産してしまう。 それにぷちどる達を渡せば、961プロや政府がアイドル活動を支援してくれる。君はアイドル達を辞めさせるつもりか?」
P「くっ…」
分かっている…分かっているけど…
そんなひどいことっ…!みんなをトップアイドルしたい、けど俺にはぷち達の命まで売れないっ…!
P「時間をください…アイドル達と話して見ます…」
高木「うむ…わかった、ゆっくり相談してくれ」
Pは重い足どりで部屋を出ていった…
636 :
ゆ虐:2013/05/24(金) 23:42:04.36 0
633
よくわからないんですけど東方っていうキャラが顔だけになったゆるキャラ?みたいなものです。ちなみに饅頭で出来ています。「ゆ虐」で検索すれば出てきます
よくわかんないものかよ…
なんでそれが政府で議題になるほどいじめられてるんだ?
てかまともに安価つけろ
638 :
ゆ虐:2013/05/24(金) 23:50:33.03 0
Pがもどるとアイドル達はみんな来ていた。
千早「おはようございます。プロデューサー。」
美希「おはようなの ハニー♪」
響「はいs「今日はみんなに大事な話がある。ぷち達の事についてだ。」
春香「ぷちどる…?」
639 :
ゆ虐:2013/05/25(土) 00:31:42.00 0
Pは話した、ぷち達のせいで765プロが大変な事になっていると、そして961プロがぷち達を欲しがっている事の全てを話した。
真「そんな…酷いよ、まこちー達を…」
貴音「面妖な…」
あずさ「あらあら〜」
やよい「うっうー 酷いですー…」
雪歩「そ、そんなのってないです〜…」
亜美「い、いおりん!水瀬財閥の力で何とか…」
真美「そ、そうだよ!何とかしてよいおりん!」
伊織「無駄よ、こいつらはぴよぴよとちっちゃんを除いて馬鹿なんだから何度も同じ事を繰り返すわ。そしたらこいつらの為にならないじゃない。むしろここできっちりけじめをつけたほうがいいわ。」
真美「そ、そんな…」
亜美「嫌だよ!おちびちゃんと別れたくない…」
P「ふざけるなっ!」
アイドル達「「「ビクッ」」」
640 :
ゆ虐:2013/05/25(土) 00:39:45.54 0
P「お前らがこいつ達を拾ってきたから、こういうことになってるんだろ!
こんな事なら…最初から拾わなきゃよかったんだ! そうすりゃ…ヒグッ、こんな悲しい思い…エグッ、しなくてすんだんだ…うっ、うっ」
アイドル達「………」
それから2日後、決断が下された
ぷちどる達を、引き渡すという……
641 :
ゆ虐:2013/05/25(土) 00:42:46.82 0
今日はもう寝ます。DSなのでいろいろ不便で迷惑をかけますがよろしくお願いします。
ガンガレ
644 :
ゆ虐:2013/05/25(土) 03:21:49.40 0
P「たくさん食べな、今日は特別だからな。」
あふぅ「ナノーッ、ナノーッ♪」ガツガツ
ゆきぽ「ぽえ〜//」コリコリ
ちひゃー「くっ、くっ、くっ」ゴクゴク
P「あわてて食べるなよあふぅ、のどにつまるぞ。ゆきぽ、たくあんおいしいか? ははっ、ちひゃー白いヒゲが出来てるぞ。」
ついにこの時がきた。 今日961プロのスタッフがぷち達を引き取りにくる。
P「ごめんな……」
これからぷちどる達が受ける仕打ちを考えたら、罪悪感で胸が押し潰されそうになる。 せめて最期にはこれくらいの事をしてあげなければ…
黒井社長の話によると、はるかさんを除くぷちますたちを研究所で増殖させるそうだ。ぷち達はゆっくりと違って強靭な肉体を持ち、それぞれ特殊能力があるから、下手をすれば逆に鬼威惨たちがやられてしまう。 だから増殖の時に遺伝子構造を変えて弱体化させるらしい。
増殖させるだけなら、レンタルで構わないじゃないか と、いったら
黒井「増殖は出来ても、記憶までは移せない。お前らと過ごした幸せな思い出、 つまり記憶をふみにじる事が虐待の醍醐味だ。 しかも増殖させる前、すなわち強靭な肉体はそのままだ。
虐待側からしてみれば、かなりのいじめがいがあるだろう。 増殖したぷち共は安い値段で売るが、 こいつらはオークションにかけて高値で売り飛ばす。それが嫌なら今回の話は無かった事にする。」
狂ってる……
結局961プロの条件を呑むしかなかった765プロは契約を成立させ、政府及び961プロの支援を受ける事が決定した……
645 :
ゆ虐:2013/05/25(土) 03:52:49.25 0
ぷち達を引き取りやすくするために、事務所に全員のぷちどるを待機させておけ、 と言われたため
ぷち達には『お泊まり会』と称して家に帰らせないようにしておいた。
初めてのお泊まり会ということもあってか、ぷち達は元気にはしゃいでいた。
ちひゃー「く♪ く♪ く♪ くうんにゃにゃ〜♪」エンカ
やよ「うっうっうー!」ネコババダッシュ
たかにゃ『美味』ズゾゾゾゾ
こあみ・こまみ「とかかー!ちー!」
ちびき「だぞ、だぞ♪」
まこちー「ヤー!、ヤー!、まきょー!」
いお「キー!キー!もっ!」
はるかさん「はるかっかー、はるかっかー」
みうらさん「あらー♪」ドタプーン
P「お前らー もう寝る時間だぞー」
そういうとPは段ボールにクッションを詰めたベッドに寝かせた。
「ナノーナノー……ぷいぃぃぃ……くうぅぅ…」
すっかり寝静まったようだ。予定だと11時にくるはず… そろそろだな。
ガチャ「夜分遅くに失礼します。961プロの者ですが…」
P「分かっています… ぷちどるはこちらです。」
支援
647 :
ゆ虐:2013/05/25(土) 04:13:53.68 0
業者が手際よくトラックにぷち達が入っている段ボールを積みこむと、別れを惜しむアイドル達が外に駆けつけてきた。
亜美「おちびちゃん達……」
真美「さよならだね……」
貴音「グスッ…、ヒグッ、エグッ…うっうっ、…うああああ〜〜」
響「みんなぁ……いかないでえぇ」ポロポロ
律子「みんな……」
小鳥「私にっどうじようもっでぎなぐでっ、ごめんなざぃぃぃ…」ポロポロ
Pが見てみると他のアイドルも、声を押し殺して泣いているようだった。
なぜだろう、あんなに迷惑かけてたのに… 居なくなるときにはこんなに辛くなるなんて……
Pは皆をみながらそう思った。
高木社長も目に涙を浮かべていた。
そして、出発の時間がきた
P「……ほら、みんなそんなところにいたら邪魔になるぞ…」
そういってPはアイドル達を道路の端に退けた。
ブロロロロロ……
トラックは走り去っていってしまった……
648 :
ゆ虐:2013/05/25(土) 04:24:59.57 0
あれ?なんだこれ?
Pの頬を一筋の涙が伝う
そして、涙は止まらなくなっていった
そして脳内に、今までのぷち達との思い出が流れ込んできた。 みんな迷惑をかけながらも、不器用ながらも、一生懸命励まそうとしてくれた
ぷち達の姿が…………
P「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
Pは泣いた これまでにない程の大声で泣いた。つられてアイドルや、ぴよぴよ、ちっちゃん、律子、小鳥さん、高木社長も大声で泣きはじめた………
気付けば、朝日が彼らを照らしていた
ぴよぴよとちっちゃんは残留なのね
650 :
ゆ虐:2013/05/25(土) 04:52:42.26 0
−研究所−
段ボールから出されたぷちどる達は
研究所の培養機に入れられている。
そして、そばにあるコンピュータで研究員達が遺伝子の改造と増殖を行っている。そして黒井社長が研究員達に指示を出している。
黒井「よし、培養機の中のぷちどると増殖したぷちどるを入れ換えろ。オークションに出すから傷がつかないようにしろよ。」
研究員「はっ!」
元祖のぷちどる達は麻酔をたっぷり打たれているので後数時間はねむっているだろう。
その間にもぷち達は増殖され、全国で販売されるためにケージに入れられている。
おかげで研究所はぷち達の鳴き声で埋め尽くされた。
その間に元祖のぷちどる達は、特殊なケージに入れられてオークション会場の倉庫へと連れられていった。 途中で起きないように定期的に麻酔を打ち続けられるらしい。
黒井「これで961プロも政界の力でどんどん発展していくだろう……ククク……フハハハハハハハハ………」
研究所に黒井の笑い声が響いた−−−
651 :
ゆ虐:2013/05/25(土) 05:32:51.20 0
−数日後−
政治家A「いよいよですね…」
総理「ああ…今日、今日やっと人々をストレスから解放することができる…… おっと、そろそろ時間だな、テレビをつけるか。」
ピッ
−同日、東京−
「虐待ィィ……虐待ィィ……」
相変わらず街を廃人状態となった鬼威惨たちが徘徊していた。
その時 ビルのパネルに緊急ニュース速報が流れた。
「皆さん、おはようございます。
滝川クリスタルです
皆さんは覚えていますか?
【ゆっくり】という生物がいた事を…
そして輝いていた虐待鬼威惨たちの目を…」
そのニュースに
誰もが釘付けになった。
「もう、ゆっくりは存在しません。
ですがそんな世の中に今、新たな光がさしこもうとしています。それは
新たなストレス解消生物【ぷちどる】です。 ご覧ください!
はるかさん「かっかー!」
あふぅ「ナノー!」
ちひゃー「くっくっ!」
ゆきぽ「ぽえ〜〜?」
やよ「うっうー!」
こあみ・こまみ「とかー!ちー!」
まこちー「まきょー?」
いお「キーーーー!!」
ちびき「だぞ♪だぞ♪」
たかにゃ「しじょ」【¢○£】
みうらさん「あら〜」どたぷーん
「ゆっくりに負けない愛らしさですね!」
ザワザワ 「何アレ……虐待シテェ……」、「グチャグチャにシテェ……」ザワザワ
このぷちどる達!なんと!今日の正午から、全国のペットショップで販売開始ですっ!!」
鬼威惨たち「「「何イィッッ!!?」」」
「全ての虐待を愛する人々よ!!
もう一度コイツで虐待してみないかっ!? その手に虐待を取り戻せエエッ!! 今すぐペットショップへ〜〜ッ GOだぁっ!!!」
鬼威惨たち「「「「う………うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!」
その日、人々の目に輝きが戻った−−
652 :
ゆ虐:2013/05/25(土) 05:53:10.76 0
−数日後−
人々のストレスがなくなった事で景気は凄まじい勢いで回復していった。
そして街は最高ににぎわっている。
鬼威惨「ヒャッハァァァー!!虐待だああっ!!」
バイクに乗った人が、あふぅを縄で引きずり回している。
あふぅ「ナ¨ノッ¨、ナ¨ノッ¨ に¨ゃの¨お¨お¨お¨お¨ ビエーーー!!!」ズルルルルルルル
「うるせぇっ!!きたねぇ声でしゃべんなあぁっ!」グイッ
ガンッ
あふぅ「ナ¨ノ¨オ¨ォ¨ッ¨!!……」
縄を引っ張った事で電柱にぶつかって
死んでしまったようだ。
「ヒャッハー!三時間150キロで引きずり回して電柱にぶつかったぐらいで死ぬとは弱い生き物だぜえぇ!」
街ではそれぞれの方が虐待ライフを楽しんでいるようです。
653 :
ゆ虐:2013/05/25(土) 06:22:17.37 0
−空き地−
いお「キーーー!!」
少年「うるさいんだよ……この下等生物がぁっ!!」ドギャ
少年はいおのおでこに思いっきり蹴りを入れた。国から支給された安全靴で蹴ったからさぞかし痛いことだろう。
いお「もっ¨っ¨!!」
少年「うわぁ…てめぇの汚い血で靴汚れちまったじゃん…」
いお「ビエエエエエエ!!」
少年はいおの持っていたぬいぐるみを乱暴に奪い 力で引きちぎった バラバラに」
ポトポト…
いお「もっ……ビエェェェェ!!!」
少年「うるさい」ドゴッ
少年は再び蹴りを入れた。そして転がっていった、いおを拾いあげ、髪を無理矢理ひっこぬいた
少年「オラオラァ!」ブチブチブチ
いお「も¨っ!!ぎいぃ!!ビエエ!!」ブチブチブチ
少年「オラァッ!!」ドギュ
いお「も¨っっ¨!!!」
顔に蹴りをくらったいおは失明寸前、おまけに頭はザビエルよりひどい状態だ。
いお「もっ…もっ…もっ…」ポロポロ
少年「気持ち悪ィ」ヒュッ
いお「」グシャ
少年は隠し持っていた釘バットでいおの頭を潰した
少年「ふぅ すっきりしたあ♪」
654 :
ゆ虐:2013/05/25(土) 06:44:43.71 0
街では増殖されたぷちどるを虐待している人でにぎわっています。
しかし鬼威惨たちの楽しみはこれからでした。
近々オープンされるオークションで元祖のぷちどる達を出品するというニュースが流れたからです。鬼威惨たちは元祖と増殖されたぷちどる達の違いをニュースで聞き、早く虐待したいと腕をならせていました。
しかし、そんなニュースに喜ばない人がいました。
765プロのアイドル 天海 春香です。
「みんなぷちどるを虐待だなんてひどいよ……」
レッスンから帰る途中に春香はそう呟きました。
その時でした
春香(ん…?この声は、確か…」
「オラァ、モットナキサケベェ ぷいい〜〜ぷいい〜 ヒャハハ、オドレオドレェ」
春香「ゆきぽ?!」
なんとゆきぽが近くの公園で数人の少年にいじめられているのです。
春香「助けないと……!!」
がんばれ
656 :
ゆ虐:2013/05/25(土) 07:19:17.01 0
春香「こらああ〜〜〜〜!!!」
少年A「ん?誰あいつ? Bの知り合い?」
少年B「さぁ……」
全速力で走ってきた春香は公園に着くと、苦しくなったのかその場にしゃがみこみます。
春香「ゼエゼエ…ハアハア…、き、君達っ!どうしてそんな事するのおっ!?」
少年C「はぁ?そんな事って……何が?」
春香「ゆきぽを…ゆきぽを…いじめないでっ!!」
少年B「はぁ?ゆきぽって…この薄汚いモグラダヌキの事か?」
春香「そんな言い方やめてっ!ゆきぽはゆきぽなんだよ!?それに弱いものいじめなんて恥ずかしいとおもわないの!?君達だってこんな事されたら傷つくでしょ!?」
少年A「はぁ?こいつらぷちどるは虐待されるために売られてんだろ? 俺らの金で買ったものに何しようが勝手だろ?」
春香「そ、それは……でも……」
少年C「おい…こいつ天海 春香じゃね?765プロの…
ニュースでやってたぞ。」
少年B「え?…765プロって961プロにぷちどるを提供した会社だよな?」
少年A「うわぁ 金儲けのためにぷちどる売ったくせに、俺らに説教すんのかよ。」
春香「ち…、違う!!そんなんじゃない!!」
少年C「うわぁ 自分は加害者の癖に偽善者面して俺らに説教すんのかよ。
マジでねえわ〜。」
少年B「人間のゴミだな。」
少年A「ゴーミ♪はい、ゴーミ♪」
そして少年達のゴミコールが始まり、その場にいるのが辛くなった春香は逃げ出した。
逃げる途中に、 ゆきぽの悲鳴を聞いた。
ゆきぽ「ぽぎい¨い¨え¨え¨え¨!!」
春香(悪くない…!私が悪いんじゃない…!)
657 :
ゆ虐:2013/05/25(土) 07:26:13.44 0
かきはじめると止まりませんね…
結局徹夜です…
今から寝るので保守を……
保守とかVIPと勘違いしてんじゃねーのか
キモいから黙って書けよ
659 :
ゆ虐:2013/05/25(土) 08:01:26.63 0
−765プロ−
ガチャ…
P「ただいま春香……って、どうしたんだ!?その顔!」
泣きでもしたのか春香の目は充血していた。涙で顔はぐしゃぐしゃだった。
春香「プロデューザーざあん…私…私…っ!うわあああああああん!!」ガバ
P「うわぁっ!ど、どうしたんだ春香!?訳を話せ、訳を!」
春香「うぅ〜… 実はカクカクシカジカでえぇ〜ヒッグ」
P「そうか…そうだったのか…
大丈夫、春香は何にも悪くないさ…」
春香「グスッ、ヒグッ そ、そうですよね…すみません、取り乱してしまって///」
美希「ただいまなのー!…って春香!
いくら春香でもハニーに抱きついて良いのは美希だけなの!」
春香「え…って違うよお!!誤解だってば誤解!」
美希「むう〜… 怪しいの…」
P「ハハハ、元気になったみたいだな」
美希「ハニー……それよりも、明日の番組……」
P「…ああ、わかってる。」
P(明日の特番はぷちどるオークション
の生放送…だったな。どんなやつ
にぷち達を拾われるか見届けなきゃ な。)
そして、オークション当日−−−
支援
寝るのか起きるのかハッキリしろよ
>>651 滝川の演説になぜか感動したわ
疲れてんだな俺wwww
しかし鬼威惨なかなか良い虐待するなw
路上で派手にやってるやつだけ出たが、自宅でネチネチやってる奴もいるんだろうな
すぐどっか行っちゃうあらあらしか言わないゴミ虐待が期待できますね
あとここ保守必要ないから、天下の喪男板ゆえ安心せよ
なかなか香ばしい奴だな
もしグロ好きの中高生なら将来のためにこんなとこに来るのはやめるべきだな
小学生じゃないのか?
まあ落ち着けよ
ところでぷちどもってちゃんと去勢手術とか
予防接種とかやってるんだろうか
子供ができたり変な病気とかにかかったらどうするんだろ
>>667 そこら辺は品種改良の後、あらゆるモニタリングでチェックされてから
市場に出てるんじゃないの?
さすがに問題残したまま増殖させれないだろ
>>668 いや、SSじゃないほうの話ね
つーかあらゆるモニタリングでチェックってなんだ
チェックするのは計測機器だろ
去勢とか病気とか話してると、変態鬼威惨の性病モノ思い出した
ぷちは臭い体臭がするんだし、野良は何か病気持ってるんだろうな
病名、症状はSS作家先生にお任せする
ちなみにゆっくりにはユラミジアという性病がある股間が激痛に襲われる恐ろしい病気
まあ普通に死ぬ病気になってもそんなに美味しいシチュでもないからどうでもいいけど
(認知症とかは面白かったけど)
ぷちが大量に子どもとか産んだらどうするんだろ
???「うっうー、今日はお肉ですー」
ぷち共が虫みたいに大量に子供産むのなら世界から食料危機が無くなるな
ぷち達に餌?必要ないだろ、共食いがお似合い
>>669 ごめん、言葉がおかしかったね
希に病気で未熟児の子供とか生まれそうだよな。例えば手乗りゆきぽとか
意外とこれが好評で飼い主からチヤホヤされる手乗りゆきぽ
だけど標準サイズの親ゆきぽは飼い主に虐待されてて
そのストレスは飼い主に可愛がれてる実の子供に…ってありそうだよね
675 :
ゆ虐:2013/05/25(土) 20:59:47.80 0
今帰って来ました
遅くなりますが今からッス
食用ぷちか、素晴らしい!
食糧問題もコレで解決だな!
>>674 ポケットモンキーみたいで可愛く見えそうだな
>>673 共食いか…
密室にプチ共を閉じ込めて餌を何も与えなかったら誰が真っ先に食われるだろ
678 :
ゆ虐:2013/05/25(土) 22:21:14.54 0
−オークション当日−
会場はたくさんの人でにぎわっていた入り口の前には沢山の屋台がならんであり、子供たちや鬼威惨の元気なはしゃぎ声でにぎわっていた。
はるかさん焼きや、いオレンジジュース漬け、ゆきぽ射的など 様々な屋台があってたのしそうだ。
「おじさん!はるか1つ!」
「あいよ、ちょっとまってね。」
そういうとおじさんは檻からはるかさんを出して体に
砂糖や小麦粉、シナモン、をつけていく。
はるかさん「はるかっかーはるかっかー」
「よっと」
掛け声と共に高温の油の中にはるかさんを投げ込む。
はるかさん「!う¨ぁ!う¨ぁう¨ぁう¨ぁ……」
こんがりきつねいろに揚がったはるかさんを取り出してみた まだ生きているようだ。
はるかさん「う¨ぁ…う¨ぁ〜ぃ…」
「よっと」ヒュッ
はるかさん「」ザクッ
串を頭に刺して出来上がり!!
>>677 炭酸水だけ与えとこう
ちっちゃんあたりがはるかさんにぶっかけるかもしれない
それができなきゃ全員餓死end
>>679 うーむ、何も与えなかったらみんな良いこのままか
やっぱり差をつけて餌をあげるか
平等に少量の飯を与えるくらいじゃないと
あんまり喧嘩にはならないか
>677
ほとんどのぷちはほかのぷちを襲って食べようとまではしない。
しかしそんな中あふぅがほかのぷち(ゆきぽあたり)を襲うも、返り討ちにあって死亡。
もう死んじゃったから仕方ないよね、とその死体をみんなで食べたあたりからたがが狂い始めて・・・
なんてのはどうだろうか。
>>681 いいね
腹が減って極限状態で目が血走ったあふぅが、ゆきぽに襲い掛かる
他のぷち達も空腹からイライラしていて、あふぅの暴挙に爆発してあふぅ殺害
食べても自分勝手なあふぅが悪いんだ!
って感じであふぅの狂気がまわりに伝染していくとか
四肢欠損のあふぅのオチと革袋の中のゆきぽが気になる
言ったところでどうしようもないだろ
ぷちたちをどういじめるかでも語りながら気長に待とうぜ
685 :
ゆ虐:2013/05/26(日) 00:08:28.44 0
射的の台に縛られているゆきぽ達がいるようです。みんな怯えながら涙を流しています。
ゆきぽ「ぽえ〜ぽえ〜グスッ」ブルブル
「おじさん……射的やります…」
「おっ、いいよいいよ〜 ハンドガンとマシンガン、どっちがいい?」
「マシンガンで」
弾は何発だい?一番安いのが30発
つぎに高いのが60発、次g「300発とかあります?」
「い、いや… それだとかなり高い値段になっちまうよ?」
構いません、こちらで (マンサツ)
「そ、そうか…わかった ごゆっくり……」
ジャキン
「お………汚物は虐待じゃああああああああああ!!!」ダダダダダダダダダダダダ
ゆきぽ「ぽぎぎぎぎぎぎ ぽぎぃえっ!!」
「あはははははははは」ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ チャキッ
ゆきぽ「ぽ……………ぎ…………」
「じゃあな」ダダダダン
ゆきぽ「」
繁殖行為ができなければまさしく欠陥生物なわけだがちょこちょことぷち棒なるものも登場してるし
発情すると考えたら奴らも子供を産むのだろうか
一番想像しやすいのはアメーバのように増殖するっていうイメージなんだがねぇ
自慰を教えるSSも合ったしそれにかこつけて楽しませてから去勢ってもの楽しそうだ
病気もいろいろあるだろうけど考えたのは
あふぅが男にすり寄って股間を擦り付けたところが腐食し徐々に脳が破壊されて最終的には幼児レベルの知能まで落ちる
その男は某池沼コピペのように人間の女を見つけたら襲い押し倒して……元凶のあふぅを八つ裂きにしたい
ぷちたちが苦しむ病なら失明や味覚障害
五感のどこかがなくなっていく病ならそれぞれ楽しめそうな気がするな
目の見えないあふぅを嬲るもよし鼻の利かないたかにゃや聴覚がなくなったやよ、みうらさん
病名と一緒にこのネタを膨らませてみるとしようかな
いいなそれ
ちひゃーだったら声出せなくなるような病気で
双子は…片方失明で片方失聴でコミュニケーション取れなくしてやるか?
味覚障害になったあふぅ。
大好きなおにぎりを食べるも味が感じられないから違うものを食べてると判断して吐き出してしまう。
おにぎりが食べられないことでストレスをためて暴れるあふぅに、事務所の皆も辟易し始める。
おにぎりを与えてもおとなしくならないから、あふぅを仕方なく檻へと閉じ込める。
食事は与えられても味がしないから食べ物だと思わない。
何も食べられずやせ細っていき、逆に、飢えから何でも口に入れ始める。
差し出された食事も、近くを這うGすらも。
しかし、いつの間にか拒食症のようになっていて、食っては吐いてをくりかえす。
いいなそれ
最後は衰弱死か自殺かな?
イジメbotって面白いネタが結構あるよな
ちひゃーが声が掠れてから自殺するまでとか
アイドルのダイエットに巻き込まれて絶食とか
誰かに書いてもらいたいわ
いつも通りぷちどるたちが好き勝手やってたら
突然961プロに預けられて前より豪華な暮らしになったけど躾も厳しくて、
豪華じゃなくても自由だった元の事務所の生活を夢見て
集団脱走、しかし右も左も分からない上に、事務所で甘えて育った
ぷちには想像もつかなかった外の世界の厳しさに一匹、また一匹と死んでいって
最後の一匹のぷちがなんとか765プロに辿り着いたけど
中はもぬけの殻、調べてみると今まで自分たちが起こした騒動の
慰謝料、修理費で765プロは倒産していたと言う事実が発覚
そこでようやく自分達がどれだけ事務所に甘えて来たのか、
そんな自分達を託された961プロをなぜ逃げてしまったのか
元の暮らしを夢見て死んでいった仲間たちは何だったのかと
後悔して最後のぷちものたれ死ぬ
って言うのはどうだろう
倒産とかぷちの頭で理解できるのかな
ただ「誰もいない!なんで!?捨てられた?」で調べる術もなく終了しそうな気がする
それはそれでいいけれども
話のわかる事務所の人が戻ってきて、
話をした後に「悪いけど今の家じゃあ飼えないし、他のアイドルも(プチドルの被害で)飼えない」って言って別れるか
話のわかる961プロのペットが追ってきてて
言えなかったけどこういう事情が〜って話をした後に
「もう961でも受け入れてくれないだろうけど、最後にこれだけは話しておきたかった」
って別れるのはどうだろう
いいなぁそのネタ
近いうちにそれで書かせてもらうかもしれない
ただでさえ贅沢な今の状況に満足できず更なる贅沢を求めた結果自由を失って
今度はその自由を取り戻そうなんて自分勝手なことを考え出すぷちたちにはもってこいのシナリオだ
>>694 ぶっちゃけこのぷちたちは最初から自由なんて求めてないんだよな
単に望んだ贅沢が広い部屋とか高級な食事とかチャチなものじゃなくて
好き勝手壊して良い事務所に
いくらだけ甘えても良いアイドルとPって言う究極に自分達に都合の良い贅沢な存在であって
完全に自由だが最低限の安全もなく、常に生きるために
必死にならなければならない外の世界や
完璧に安全だが自分たちに責任を求めてくる961事務所っていう
貧相な場所にいたくないんだろうな
本人達は事務所が普通って考えてるから自由を求めてるって発想になるんだろうけど
対価を与えるわけでもないのに欲求だけはするっていうぷちたちの甘えを
支えきれるものなんてないっていうのを見て見たかった
うんうん妄想が膨らむねぇ
今週は忙しいからなぁ水曜日か木曜日にでも落とせたらいいかな
ぷちどるたちって765の人以外に拾われてたら
どうなってたんだろうな
698 :
('A`):2013/05/27(月) 17:03:12.45 0
そりゃ虐待の日々よ
699 :
('A`):2013/05/27(月) 17:11:55.76 0
P「くそ!!なんで最近こんなに仕事がうまくいかないんだ!!」
765プロのプロデューサーは近頃の自分の不出来に対してストレスを募らせていた。
Pがデスクで頭を抱えて悩んでいるとそこにゆきぽがお茶を持ってきた。
ゆきぽ「ぽぇ〜」
どうやらPの疲れを癒そうとしているらしい。ところが、Pは相当な疲れのためにデスクに伏せてゆきぽに気づかないようだ。
700 :
('A`):2013/05/27(月) 17:18:31.50 0
ゆきぽ「ぽぇ?ぽぇー!!」
少し声を大きめに出してみるが気づかない。仕方ないのでお茶を置き、Pに近寄り手をおぶおぶさせながらアピールを始めた。
ゆきぽ「ぽー!!ぽー!!ぽぇー!!ぽぇー!!」
アピールを続けたその時。
P「ぽぇぽぇぽぇぽぇうるっせーんだよ!!!!!!!!!!!!!!!」
ゆきぽ「ぽぇっ!?」
どうやらゆきぽのアピールはPを下手に刺激して怒らせてしまったようである。
そのとき。怒鳴りながら立ち上がったPの足に先ほどゆきぽが置いたお茶がかかってしまった。
701 :
('A`):2013/05/27(月) 17:21:58.46 0
P「あつっ!!ふざけんなよっ!!!!!!!!!」
ストレスと疲れの溜まったPの怒りが噴き出し、怒りの矛先はゆきぽへと向かい、Pは怒りにまかせてゆきぽを蹴り飛ばした。
ゆきぽ「ぷぎいぃぃぃぃぃ!!!!」
702 :
('A`):2013/05/27(月) 17:25:37.11 0
思いっきり蹴り飛ばされ床に転がるゆきぽ。
ゆきぽ「ぷぃー!!ぽー!!ぽぃー!!」
突然の暴力にゆきぽはパニックに陥り衝動的にスコップを取り出し穴を掘ろうとするが、Pの怒りは止まらない。
P「なに穴掘ろうとしてんだよ掘るなって前に言っただろうがぁ!!!!!!」
703 :
('A`):2013/05/27(月) 17:32:08.33 0
Pはゆきぽからスコップを取り上げると、スコップでゆきぽを殴り始めた。
P「オラァッ!!!オラァッ!!馬鹿にしやがってよぉ!!どいつもこいつもぉ!!」
ドカッ バシッ バシッ
ゆきぽ「ぷぎぃぃぃ!!!ぷぎぃぃぃぃぃぃ!!!!!ぽぎぃぃぃぃぃぃぃ!!!ぽぎいいいいいいいいいいいい!!!!!」
P「てめぁはいいよなぁ!!!食って寝て遊んでれば可愛がられるんだもんなぁ!!!!ぽぇぽぇ言ってればなんでも許されるんだもんなぁ!!!」
バシッ バシッ バシッ バシッ バシッ バシッ バシッ バシッ バシッ
ゆきぽ「ぽおおおおおおおおおお!!!!!ぽおおおおおおおお!!!!!ぽいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!ぽぎぃいいいいいいいい!!!!」
704 :
('A`):2013/05/27(月) 17:37:01.74 0
Pの怒りはヒートアップし、いつまでも続くかのように思えた。
そこへちょうど出かけていた律子と小鳥が帰ってきた。
律子「どうしたんですか?何か大きい音が・・・・プロデューサー!!どうしたんですか!!やめてください!!プロデューサー!!」
小鳥「プロデューサーさん!!落ち着いてください!!ゆきぽちゃんが死んじゃいます!!」
P「オラッ!!!オラァァァァァァァァァァ!!!!」
ドカッ ドカッ ドカッ ドカッ
ゆきぽ「ぎぃぃぃぃぃぃぃ!!!!ぷぎぃぃぃぃぃ!!!!ぽおおおおおおおおおおおおおおぎぃぃぃいぃぃぃ!!!!」
705 :
('A`):2013/05/27(月) 17:42:38.51 0
その後、どうにか女二人がかりでPを抑えることができた。怒りを一気に発散させたPは放心しソファーで律子に慰められている。
小鳥「ゆきぽちゃん!!しっかりして!!大丈夫!!ゆきぽちゃん!!」
ゆきぽ「ぽぉぉぉぉ・・・・・・・ぽぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・」
どうして・・・いつも頑張ってるPさんに・・・いつもお世話になってるPさんにお礼がしたかっただけなのに・・・
人に伝わるはずもない想いを抱え、ゆきぽは傷だらけの体を小鳥に抱かれながら、弱々しい鳴き声と涙を流すばかりであった。
おしまい
面白かった
イライラしてる時に下手にアピールされたらうざい事この上ないのに
なんでそっとお茶を置くとかすりよるとかできないのかな
他のぷちとかで続編希望
>>698 さすがにそこまではない…と思ったけど
良くてまた捨てられて最悪保健所に入れられるんじゃあ面白くもないか
なんで最近SS書く奴は上げるんだ?
ちひゃーって作者のHPの四コマだと
律子と響が平気そうな所ですごく寒がってたけど
あいつ炬燵とか出さなかったらまともに冬超えられたんだろうか…
vipからきたからあげるクセついてんだろ
ゆきぽがPに殴られてから2週間ほどが経過した。あれからゆきぽは衰弱してしまい段ボールが出られない状態が続いた。今は動物に詳しい響の家で療養している。
一方、Pは仕事はひと段落ついたもののゆきぽを弱らせてしまったことに対する罪悪感に苛まれる毎日であった。
P(なぜ俺はあそこまでゆきぽを殴ってしまったんだ。いくら怒りで我を忘れていたとはいえ許されることじゃない。なんであんなことを・・・)
Pは事務所のデスクに顔を伏せながら一人悩み続けていた。
しかし、Pにはもう一つ気がかりなことがあった。
それは自分がゆきぽを殴っていたときに実は気分が高揚していたのではないかということであった。現にゆきぽを殴っているとき、怒りとともに得も言われぬ快感を自覚していたのだ。
あれは自分の本心なのか、Pは判断がつきかねていた。
P(俺は楽しんでいたのか?いや、違う。あれは錯乱状態にあったからだ。ゆきぽを殴って楽しいなんて、あるわけがない。)
胸の中でひたすらあのときの快感を否定するが、確信は持てぬままであった。
P(確かめるにはどうしたらいい?もう一度、殴るのか・・・・いや、だめだ、許されない。しかしこのままではいつまでも解決しない。どうしたら・・・)
Pは悩みから抜け出せぬまま一人苦しみ続けてた。
そのとき、Pの足元にはるかさんがやってきた。
はるかさん「かっかー」
P「はるかさん、どうしたんだ?」
はるかさん「かっかー!」
はるかさんが指差した方向を見ると時計は正午を回ったところだった。お昼ごはんの時間だ。
P「そうか、おなかが減ったのかはるかさん。」
はるかさん「ヴぁいっ!!」
足元にたたずむはるかさんをじっと見つめてみる。
大きい口に曇りのないまっすぐな瞳、可愛らしいリボン、愛らしい仕草。
そうだ。こんなかわいい子に暴力をふるうだなんて絶対にだめだ。Pははるかさんを見て、やはり自分は正常であると思いはじめた。
P(ゆきぽにもちゃんと謝ろう。許してもらえるまで何度でも。)
そう考えた途端、Pの胸の靄は急速に晴れ始めた。
P「よし!!はるかさん、お昼ごはん作ってあげよう!!そうだな、パスタを作ろう!!一緒においしく食べよう!!」
はるかさん「は〜るかっか〜!!!」
喜ぶはるかさんを見て心が温まったPは意気揚々とキッチンへ向かっていった。
パスタ鍋に水を注ぎ強火で温める。沸騰するまでにPは食材を切り分けていた。
P(なんだか今までのストレスが嘘のようだ。そうだ、この平和な日常がなによりも幸せなんだ。)
フライパンに油をひき火をかけたところでちょうどお湯が沸いた。
パスタを取りに行くとき、Pはあることを思い出した。
P(そういえば、はるかさんは水をかけると増えるけど、お湯をかけたときは増えないって誰かが言ってたな。)
パスタ鍋の前に戻ってくると湯気がPの顔にかかる。湯気がかかったその時、Pの心に再び黒い靄がかかり始めた。
P(はるかさんはお湯では増えない・・・増えない・・・本当に・・・増えない・・・?確かめたい・・・確かめてみたい・・・・)
Pはパスタをテーブルに置くとはるかさんのところへ歩いて行った。
はるかさん「かっかー!!」
お昼の催促をするはるかさんの虚ろな目で見つめると、Pははるかさんを抱っこしてキッチンへと戻りはじめた。
P「はるかさん」
はるかさん「かっかー!」
P「お昼はパスタだよ。」
はるかさん「ヴぁい!!」
P「美味しいパスタ、一緒に食べようね。」
はるかさん「はるかっか!!」
お湯の沸いたパスタ鍋の前にくると、Pははるかさんを鍋の中に突き落した。
はるかさん「がっがあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
突然熱湯に突き落されたはるかさんは今まで聞いたことのない悲痛な叫びをあげた。
しかしPはそんなことなどお構いなしにパスタ鍋の蓋を閉め鍋全体を上から押さえつけていた。
はるかさん「がっぎゃああああああああああああああああ!!!!ごあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!ががががああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
P「ごめんよ・・・ごめんよ、はるかさん・・・ごめんよ・・・・」
はるかさんの絶叫を聞きながら涙を流し謝り続けるPであったが、それとは裏腹に口元には不気味な笑みを湛えていた。それはPの中のサディスティックな欲望の充足と捉えるには十分なほどの邪悪な微笑みであった。
Pははるかさんが痛みに悶え苦しみながら暴れることによりガタガタと揺り動く鍋をひたすら押さえ続ける。
はるかさん「がぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!ぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!がああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
どれくらいの時間が経っただろうか。コンロの火は止められ、事務所の中はとても静かであった。
Pはパスタ鍋の中に浮かぶはるかさんを無感情な目で見つめる。瞳孔が開き、皮膚が赤く焼けただれたはるかさんはもはや以前の愛くるしさを失っていた。
P(殺してしまった・・・・はるかさんを・・・・それよりパスタ作らなきゃ・・・はるかさん待ってるから・・・はるかさん死んだ?・・・生きてる・・・はるかさんってなに・・・・パスタってなにパスタ?・・・・・)
はるかさんの亡骸をじっと見つめたまま、まとまらない思考に身をゆだねるPであった。時計は13時を10分ほど過ぎたところであった。
おしまい
お湯に突っ込む発想は好きだけどはるかさんの悲鳴とか日本語とかがちょっとなぁ
うーむ、どうせならはるかさんが苦しむ様子を
もっと詳しく見たかった
とりあえず乙
昔、テレビ出演の際に声帯除去された犬がいるらしいけど
ぷちどもに同じことしてやったらどうなるだろ
とっても楽しいだろうが絵があってこそだろうな
引っぱたかれてもおぶおぶすることしかできないぷちを想像してみると確かにそそる
それもそうか
ぷちどるのきもちみたいにぷちの心情を大いに盛り込めば
いいかもしれないけどそれだと賛否両論になるかな
"声が出なくなったあふぅ"
「ナノー!!!」
なんていう自分の声で目が覚めたあふぅ。別に寝言ってわけじゃないんです。
むしろ、その逆というか。目を擦りながら、いつものように呟いてみます。
「……?」
あふ……なんてまだ眠そうな声を出したかったのですが、口からは息が漏れるだけ。
もう一度挑戦するも、息が詰まったような音しか発することができずに、あふぅは驚きました。
「……」
なんで、どうして!? そんな風に焦るあふぅ。でも、四肢は問題なく動くようです。
と、そこにちょうどプロデューサーがやってきました。よかった、とりあえずこれでなんとかなるかもしれない。
声が出ないからかなかなか調子も上がらず、いつもなら背面から思い切り蹴りを入れるあふぅも今日は足下から静かに忍び寄って。
チョイチョイ、とズボンの裾を引っ張ってみます。
「ん? なんだあふぅか。どうした?」
「……」
「……ん?」
ジェスチャーで必死に訴えかけますが、もちろん伝わるわけがありません。それどころか、逆効果になってしまったようで。
「ごめんな、今忙しいから遊ぶなら後で」
「……」
当然と言えば当然なのですがその対応、あふぅは気に入りません。そして、みるみる腹が立ってきて、いつものようにプロデューサーめがけて飛びかかります。
「うおっ!? な、何するんだよあふぅ!!」
「……!!」
「何か言ったらどうだ? なぁ」
何も喋れないからこうやって助けを求めてるんじゃないか!!
ナノナノッ!!といつものように叫ぶ事ができない苛立ちで、手足の動きは激しくなっていきます。
でもそんなことしていたら、どうなるかは想像に難くありません。
「おい、いい加減にしろ。新手の嫌がらせか?」
「〜〜〜!!」
「もういい、あっちに行ってろ」
「……」
それで引き下がれたら苦労しません。なんでわかってくれないんだ、喋れないのに!!
焦るあふぅ。動き回った上相手にされず、叩き落とされたので息だけは上がっています。
しばらくして体力も回復した頃、声を出してみるもやっぱりうまく出ません。
なのでデスクに向かっているプロデューサーに、今度はゆっくりと迫っていきます。
「……ん、今度はなんだ」
「……」
何も言わずに、それでも精一杯あふぅは努力をしていました。
いつもなら、はにぃ!!なんて言って飛びかかるところ。そして、はにぃ……なんて少し甘ったるい声を出して誘惑してみたり。
そんな声は一切なしに、今仕事をしているデスクにまるでなめくじのように音も無く這ってこられたら、不気味にすら感じます。
「おい、降りろよ。あふぅ、なんなんだよ今日は」
「……」
もちろん声はなしに、とても不服そうな顔をして、一応精一杯の泣き顔を見せながらプロデューサーを見上げます。
でも、声が出ないのに泣くというのは非常に困難で、ただひたすら咳き込んで、軽い嗚咽が溢れるだけでした。
訳が分からない生物が訳の分からないことをしているのは、やはりただただ不快なようで。
プロデューサーは何も言わずにあふぅをデスクから引きずり降ろしてしまいました。
半ば強引に降ろされたあふぅはもう我慢の限界でした。
喋れないことがこれほどまでにもどかしく、不便なことであるとは。
なぜこうなったかはわかりませんが、とにかくこの怒りの矛先をどこかにぶつけるほかありませんでした。
あふぅは手始めにその辺に落ちていた本を蹴飛ばしてみました。
バサッ!という音がして、それが妙に心地よくて。
次にペットボトルを蹴飛ばしてみました。床に落ちると、コーンという音が事務所に響きます。
明らかにプロデューサーは苛立っていました。でもあふぅはむしろ、自分が音を出せていることで気を紛らわせていましたから
誰が止めようと、今のあふぅは止められない。それくらいあふぅは気力を取り戻していました。
できるだけ音が鳴る物を!!そう考えて次に目を付けたのはテーブルに置いてあったお菓子です。
袋を触ってみると、それだけでガサゴソと音がします。叩き付けると中に入っていたお菓子が粉々に砕ける音がしました。
それを片っ端から広げて、蹴ったり踏んだり投げてみたり。いつもならナノッ!!なんて高い声を上げながら楽しんでいることでしょう。
と、あふぅは粉々になったお菓子を適当に投げて遊んでいたわけですがそれがうっかり、プロデューサーの頭に当たってしまいました。
プロデューサーはゆっくりと立ち上がります。あふぅは気にしていない様子。
あ、そうだ!次はあれだ!!そんなのんきなことを考えて、鬼気迫った表情のプロデューサーをかわしてプロデューサーのデスクへ。
ちょうど入れ替わった形で、まだ仕事が残っている状態のパソコン。書類、湯のみにはお茶。その他諸々が結構な量積み置かれています。
「……あふぅ?」
ナノッ!なんて声を上げなくても、もうあふぅは平気でした。いつだったか事務所をめちゃくちゃにして、怒られた記憶はもうとっくに忘れてしまいました。
いや、もしかしたら今のストレスで忘れたことにしたのかもしれませんが、あふぅは開き直ったように暴れだします。
デスクの上はみるみるゴミの山に変わって行きます。そしてそのゴミは、徐々に床へと溜まっていきます。
恐ろしいことに今回はただ、書類やゴミがドサドサと落ちて行く音しか聞こえてきません。あの腹立たしい、ナノッ!という声は、一切聞こえてこないのです。
それでも被害は今までのように甚大で、ただそれを眺めていたプロデューサーも、笑うしかありませんでした。
あらかた荒らし終わったあふぅは一仕事終えたかのような表情で、あふぅ。とため息をつこうとするも、やっぱりダメ。
それに気がつくとまたちょっぴり不満そうな顔をしますが、そんなことをして一息ついているあふぅの後ろには、プロデューサー。
「あふぅ、今日はどうしたんだ? 妙に機嫌が悪いじゃないか」
気がついたら捕まっていたあふぅ。ナノナノ!!なんて暴れてみますが、声は出ませんし今のプロデューサーからは逃げられるわけがありません。
「そうか、今日は声を出さないのか。良い心がけだ。お前を叱るのにも、あの馬鹿みたいな鳴き声のせいで憚られてたからな」
嘘泣きながらもあの、びえぇえええええ!!と言う声は事務所だけでなく近隣に轟くほどの音量で、度々問題になっていたとか。
今のあふぅはそんな嘘泣きをして媚びることも、鳴いて訴えることも、叫んで抗ったり助けを呼ぶ事もできません
「こんなこともあろうかと用意しておいたんだよ」
そう言ってプロデューサーが取り出したのはガムテープ。
いつもなら隙を見て逃げ出せるあふぅも、気がついたらそのガムテープでぐるぐる巻きにされていました。
声を出して何かを伝えようとする。だけれど、その声がでない。と、何度やっても慣れない動きですから
そんなことが影響して、あふぅの動きは鈍っていました。そして、精神的なところでも。
「本当に声がでないのか、ちょっと試してみようか」
そう言うとプロデューサーは思い切りあふぅの顔面を殴ってみました。
軽くミシッ、といった感覚の後聞こえるはずの悲鳴は、ありませんでした。
ただ痛みに悶え、何か発しようとしているあふぅ。しかし、叫ぶと喉が詰まり、咳き込んでしまう。
痛い……やだ、やめて……。
そんな風に降伏の意を唱えようとしても、あふぅにはその権利すらありません。
「なんだ、本当に声がでないのか。これは中々」
その後もプロデューサーは何度かあふぅを殴ったり蹴ったりしてみました。
がふっ、ごふっなんて息が漏れる声と肉と骨に響く重低音だけが聞こえていました。
「よしよし、ここまでなら大丈夫だろう。あふぅ、おいで」
もちろん拒否権はありません。
ボコボコになってしまったあふぅ、今にも泣き出したい。でも、それすら叶わない。
痛い、辛い……もう、やだ……なんでこんな目に遭わなきゃいけないの……
喋れさえすれば、ここまでならなかった。なんで……
もう自分に問う事でしか見いだせなくなったあふぅには、プロデューサーからのとっておきのお仕置きがまっていました。
あふぅは辺りを見回してみます。ただ絶望しているあふぅには、よく理解できませんでした。
「なんてことない、ただのゴミ捨て場だよ」
「……」
「手足は使えず声も出せない。お前は帰ってこれるのかな。できないことを祈ってるけど」
そう言うとプロデューサーは事務所へと帰っていきました。
あふぅはそこに転がったまま、辺りを見回してみました。
妙な虫や生き物が這っていて、更には悪臭。当たり前の光景です。
でも、その異常な環境をようやく理解したあふぅは、プロデューサーの背中を見て、叫びます。
「はにぃい!! はにぃ゛いいい!!」
もちろんプロデューサーは振り向きません。だって、何も聞こえないんですから。
それでもあふぅは、必死に叫んでました。でも、そんなことをしていたら。
ズズッ……と、足が何十本もあるような虫が、あふぅの体に寄ってきました。
あふぅは目を見開いて、体を捩りながら泣きわめきます。
「びゃあ゛ああああああ!!!」
残念ながら声は全く響きません。その虫が這う音の方が、よっぽど大きいくらい。
体中を蠢く、虫の感覚にあふぅは狂いそうになります。
叫んでも、叫べない。泣けばまた、むせてしまう。
もう、無理なんじゃないかって思い始めたあふぅは叫び疲れ、そのまま死んだように眠りにつきました。
夢の中でもあふぅは何もしゃべれなくて。
他のぷちや事務所のアイドルたちにも、無視されて。最後には道ばたの石ころのように扱われていく、そんな夢でした。
起きた所で、大して変わったりはしません。野良犬に弄ばれることもあります。
きっとガムテープが切れることには、あふぅはもう壊れているでしょう。
生物にとって、声というものの大事さ。それを体を張って証明してくれたあふぅは、もう一度眠りにつきました。
「……しかし本当なんだな。声をなくせば大人しくなるってのは」
「これは使えそうだな。さて、次は誰の声帯を……」
つづく
声なくして絶望する奴といったらちひゃーかな?それともゆきぽ?
ゆきぽは元々声出せてなかったし、ショックは受けても適応出来るだろうが
ちひゃーは歌くらいしか取り柄がないからな…
あふぅ、こあみこまみにイジられて自殺くらいするかもしれないな
自殺する前にリハビリって言って遊んでやるのもいいかもな
腹から声が出るようにって腹パンを何度も叩き込んだり
走り込みだと言って自転車に乗るPといっしょに走るんだが
少しでも遅くなったりしたら、後ろから轢かれたり
更には、喉に潤いを与えるためと渡される栄養ドリンク
けど中身はただの使い古されて茶色くなった食用油。それを
「「くぅ!?くっ!くぅぅ……くぅううう―――:;」
涙を流しながら何度も戻しそうになるのを堪え、飲み干すちひゃー
自分の声を取り戻す、そして再び歌えるようにと願って…
その願いがちひゃーを辛い現実を生かす。
Pも満足するまで満身創痍なちひゃーを“可愛がる”
そんで十分楽しんだところでネタバラシ。その時ちひゃーはどんな顔をするだろうか?
すごくそそる物があるな
そう言えばちひゃーってあんなに冬毛が伸びるくせに
冬の常温でメチャクチャ凍えてたらしいけど、
風邪をひいて喉悪くしたりしないんだろうか…
それなら治療と言って却って悪化するようなことを勧めて手遅れな状態にする
楽しみもあるけど
まこちーって太って動けなくても満足してる節があるから四肢切断してもありがたみがないんだよなぁ
好き放題やらせて気が付いたら取り返しのつかないことになってた
自分の意思がないばっかりにみたいなのが見たいところ
想像するだけで気持ち悪いな…
取り返しの付かないことなら
技をやりすぎてアイドルやぷちどるに後遺症が残るほどの
重症を負わせてしまったとかでいいかもしれないけど
自分の意志がないばっかりってのは結構難しいな
人への甘えだけで生きてるぷちたちを
自分で生きていかないといけない状態に陥らせてみたい
食って寝て遊べとか働いてる食ってる人様と野生動物舐めてんのか
糖尿病まこちーとかどうだろう
糖尿病ってどう苦しいのかいまいちわからんな…
どう苦しめるんだ?
失明したり下肢切断したりなっちゃう
まあぷちが病気になるってのは面白いな
おおう…メチャクチャ美味しい病気じゃん
ぷち病気物とか今までなかったもんな
糖尿病は治療法が年々増えてきてるからなぁ…
実際
>>740みたいになるケースは極稀
今は末期じゃなきゃ薬と注射である程度までは回復できるから書きにくいと思う
イジメのためにあえて治療しないか
ぷちが強がって手遅れになるまで発覚しないか
症状がでてもぷちだから大丈夫だと思ったり
新たに発覚したぷちの生態かなにかと勘違いして手遅れになるまで放置される
とかじゃダメなのか?
744 :
742:2013/05/31(金) 20:04:14.21 0
>>743 SSなんだしいろいろ書きようはあるな…
ちょっと面白く書けそうだから書いてみるわ
>>744には悪いけど、まこちー糖尿病もの投下します
「おっはようー、まこちー」
今日も真は、手に大きな大福と100%のオレンジジュースを持ってまこちーを起こした。
まこちーとしても正直なところ寝起きから甘いものは勘弁してもらいたいところなのだろうが、真の満面の笑顔を見ていると断ることも出来ずに大福にかぶりついた。
「まきょ〜」
もっしゅもっしゅ、こくん。
ほぅ。
甘いものを食べれば幸せになるのはぷちどる故の単純さか。
まこちーの幸せそうなため息に、真はご満悦。
「かわいい〜」
真は、まこちーを抱き上げる。
ふにふにとやわらかくて、甘い香りのするまこちーに顔を擦り付けた。
まこちーもまた真の幸せそうな笑顔が大好きだ。
765プロ。
「なぁ真。まこちーのことなんだが……」
Pが、バッグから出てきたぷちどるへと視線を落とす。
机の上に寝そべるまこちーの姿は搗きたて餅のようだった。
「なんですか、プロデューサー?」
「また太らせただろう」
きゃっぴぴーん。
「視線をそらすな」
Pは、まこちーの腹を軽く叩いた。いい音がした。
「まきょ?」
Pは、まこちーの腹を揉む。すぺすぺとしながらももっちりとした手触りは、いつまでも揉み続けていたい気にさせる。
まこちーはくすぐったいのか、笑い声を上げながら身をよじる。
むにっ、と腹の肉を引っ張る。よくのびた。
「まきょ!?」
「セクハラですよ!?」
「いや、すまんすまん」
Pは手を離す。ふよんと震えて元に戻った。癖になりそうだ。
「しかし、何を食べさせてるんだ、普段」
「そりゃ、オンナノコですからお菓子とかジュースですよ」
自信満々に答える真。
「え? 三食?」
「はい、カワイイですから」
Pは頭を抱えたくなった。
苦い顔を極力表に出さないように、冷静に諭そうとした。
「いいか、真。お菓子を与えるなとは言わない。しかし、量や回数をもう少し考えたらどうだ」
「大丈夫ですよ。三日もあれば、痩せれますから」
「いや、そういう問題じゃないだろ」
「そんな、まこちーだってお菓子食べれて、喜んでますよ」
「そりゃ、こいつらだって出されたものを食べるしかないだろうが」
「だったら、おいしいもの食べさせたいですよ」
(話が通じない。え、こんな娘だったっけ?)
「ああ、もう。とにかくダイエットさせなさい!」
Pはまこちーを指差す。机に寝そべったまこちーは手だけを動かしていた。
まさか、寝返りすら打てないとは。
Pは大きくため息をついた。病気にならなければいいが。
ダイエットの為、スポーツジムにやってきた真たち。
「やっぱ、まこちーのダイエットと言えば、しんどうまっすぃーんだよね」
「ヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤ」
バチンと嫌な音を立ててベルトが外れた。諦めよう。
「やっぱり王道のランニングマシーン」
どすどすどす。
「ヤーヤーヤー」ぜーはー、ぜーはー。
まこちーは少し走っては息を切らせて休んでしまう。
「まきょーまきょー」
そのたびに真へ何かを訴える。
「どうしたの咽喉が渇いたの?」
うなずくまこちーに、真はスポーツドリンクを渡す。
「水分補給は大事だもんね」
コクコクとペットボトルを抱えるようにして飲むまこちーの愛らしさに頬を緩める。
「まきょ!」
突然、まこちーが、身体を震わせた。内股を擦り付けるようにもじもじとしている。
「まきょ、ヤー」
「えぇっ、トイレ?」
真は、まこちーの手を引くとトイレへと駆け出した。
「ま、まきょ……」
我慢できないのか、足の動きが止まってしまう。仕方がないので、まこちーを小脇に抱えた。
後一歩でトイレと言うところで真は自分の脇腹が濡れていることに気付いた。
まこちーが我慢しきれずに漏らしてしまったのだ。
「まきょーまきょー」
ぷちどるといえど、羞恥心があるようで頭を抱えて泣き出してしまった。
「大丈夫だよまこちー。待っててね、いまタオルを持ってくるから」
真は、濡れた脇腹を気にするでもなくロッカーへと駆け出した。まこちーを置いて。
まこちーは自らの作り出した水溜りの前でうな垂れるしかなかった。
ハプニングにも見舞われたが、またも三日でまこちーは痩せることが出来た。
真は、また太らせるのも良くないとPや仲間達に言われ、まこちーを散歩をさせることにした。
「どうしたの?」
真が振り返るとまこちーがかなり離れたところに立っていた。
いつもより早く歩きすぎたかな。真は、首を傾げるとまこちーの元へと戻った。
まこちーは息切れさせながらゆっくり歩いていた。今は、太っていないのに。
「まきょ、まきょ」
「え、咽喉が渇いた?」
先ほど事務所でゆきぽと一緒にお茶を飲んでいたはずだ。まだ十分もたっていない。
「ん、じゃあコンビニでも行こうか」
真は、そういうこともあるかと、自分を納得させるとまこちーを撫でた。
「ヘヘッ」
うれしそうに、ぴょんぴょん飛び跳ねるまこちー。だが、その動きがぴたりと止まる。
「ま、まきょ……」
もじもじしはじめた。あたりをきょろきょろと見渡すと、電信柱の陰へと入り込む。
シャーという水音が聞こえる。
最近、まこちーはトイレが近い。と、いうよりも急に尿意が来て我慢できないようだった。漏らすことはジムでの時だけだったが、今のようにトイレが近くないと人目につかないところで隠れてするようになった。
真は、バッグの中からティシュを取り出すとまこちーに近づいた。
「まこちー」
ティシュを渡す。まこちーは人と同じように排泄後に拭くことを覚えた。
ふと、他のぷちどるたちはどうしているのだろうか、真は考える。
かっかー。排泄すらしなさそうなぷちどるが頭を過ぎった。
「まきょ……」
電柱の裏からでてきたまこちーは、どこか元気がなかった。
流石に自分の体が今までと違うことに思い悩んでいるかのようだった。
「まこちーが最近変だって?」
真はPへと相談した。よく咽喉が渇くこと、最近トイレが近いこと、動きが遅くなってすぐ息切れすること。
Pは、しばらく考え込んでいた。それは、真に伝えるかどうか悩んでいるようだった。
「まさかな……でもな、ま……」
「まきょー!」
口を開きかけたPを遮ったのはまこちーの悲鳴だった。
「ヴぁーい」
大きくなったはるかさんにまこちーが丸呑みされていた。顔だけが、こちらへと出ている。
「まきょーまきょー」
もちゅもちゅと、甘噛みされているのだろう。半泣きではあるが痛そうではなかった。
「かっかー」
「ま、まきょ……」
「あ、やばい。はるかさん、まこちーを離して!」
真が叫ぶ。
はるかさんは、言うことを聞かずにもちゅもちゅと甘噛みを続けていた。
まこちーの体が震えた。Pたちから顔がぷるぷると震えるのが見えた。
ごくりと、はるかさんが何かを飲み込んだ。まこちーではない。まだ顔がこちらを向いていた。
「はるかっかー」
ぺっ、とまこちーが吐き出される。
「まきょーまきょーまきょー」
まこちーが大泣きしている。それを見たやよいが、めっ、とはるかさんを叱る。文字通り小さくなったはるかさん。
「ヴぁーい。はるかっかー♪」
「えっ、甘かったってどういうこと?」
はるかさんの言葉を聴いたやよいが首を傾げる。
その言葉を聞いてPが真にだけ聞こえるように言った。
「まこちーは糖尿病かもしれない」
「何を言ってるんですか。そんなわけないでしょ?」
「真、まこちーの食生活は異常だ。
このままだと、命に関わるかもしれない」
「そんな……だって、ボクは……」
わかっている。ぷちどるという得たいの知れない生き物だ。
三日で太ったり痩せたり。食べ物の好き嫌いすらない雑食性や、体躯に見合わぬ食事量につい病とは無関係だと思ってしまう。
ましてや、栄養について知識のない女の子なのだから、そこまで気が回らなくてもしかたがない。
狼狽している真を宥め、まこちーを病院へと連れて行くことにした。
最初に小児科へ行った。見た目は胴体手足が短い幼児のようだから。だが、医者には人に見えないため、門前払いをくらった。
動物病院にいったが、動物の種類の欄で二人して頭を悩ませることになる。
しかたなく、犬ということにして医者に見せたのだが、まこちーの姿を見せた時の医者の表情は、固まった。
まきょ、ヤーと泣く二頭身の生き物。
長年の経験を経た医者であっても見たことのない生き物に、頭を抱えていた。
Pへの問診と、まこちーへの検診。さぐりさぐりの医者に、Pは頭が下がるおもいだった。
結果から言えば、医者は匙を投げた。
投薬しようにも、インシュリンが効くのかどうかすら分からない生き物に処方できないということだった。
「プロデューサー。僕……」
「まきょ? ヤーヤー」
まこちーは落ち込む真を慰めるように肩によじ登った。
真は、まこちーのふにふにの身体をだきしめる。
「真。様子を見よう。ただし、まこちーを連れて帰ることは許可しない」
「はい。わかりました……」
思ったよりも素直な答えが返ってきた。
よほど、堪えたのだろう。
だが、Pの判断は間違っていたことになる。
夜。ぷち用しんしつに急遽造られたまこちーの寝床。
とはいえ、あふぅのとなりに布団を一枚敷いただけである。
「まきょー」
布団の前でまこちーはうなだれていた。真の姿が見えないのが寂しいのだろうか。
「寂しいのか?」
まこちーはこくんとうなずいた。真が居ない夜は久しぶりなのだろう。
「また明日になれば来るさ。さぁ、もう寝なさい」
Pが慰めると、まこちーは布団に入った。
「はぁにぃ」
発情期のあふぅがまこちーへと擦り寄る。ぎゅっと抱きしめられているまこちーは、どことなく辟易としているように見えた。
振り払うほどでもないから、まこちーは目を閉じた。あふぅもまこちーに身体を擦り付けていたが、程なくして寝息を立て始めた。
Pは、寝入る二匹をほほえましく見ていた。
>>753 投薬しようにも、インシュリンが効くのかどうかすら分からない生き物に処方できないということだった。
↑これって血液検査でペプチドホルモンがなにも発見されなかったってこと?
あふぅは、夢を見ていた。
甘い香りに誘われて、何処ともいえぬ場所をさ迷い歩いていた。
やがて、大きな大きな大福が見えてきた。
あふぅほどの大きさの真っ白な大福。
おにぎりが大好物のあふぅだが、お菓子も大好きなのはどのぷちも共通だった。
「ナノー!」
食い意地の張ったあふぅは、大喜びで大きな口を開けてその大福へとかぶりついた。
「まきょー」
どこかでまこちーの声が聞こえた。
「はにぃー」
まこちーもいっしょに食べるの。
でも、全然噛み切れないの、やわらかくて甘い香りがするのに。
あふぅは渾身の力で歯に力を入れた。
まこちーは叫びを上げた。残業中のPが何事かとすっ飛んできた。
「まきょーまきょーまきょー」
Pがつけた明かりの中で、泣き叫ぶまこちーの足には、あふぅが齧りついていた。
はるかさんの歯型からも判るとおり、ぷちたちの歯には前歯や犬歯に当たる部分はなかった。
大きな口の中には、平らな臼歯だけが上下あわせて10本並んでいる。
そのため、咬合力のなさとあいまって人の頭に噛み付こうとも傷が出来ることはあまりない。
しかし、小さく柔らかなまこちーの足に強くかじりついたあふぅの歯は、ごりごりと皮の薄い部分を磨り潰していた。
やがて、ぶつりと皮膚を食い破り、血が滲んだ。
>>755 水をかければ増えるやつの仲間だしな
人間の常識は通じないんだろ
>>755 正直、あまりこまかく考えてない。
採血できなかった、とかだね。
血管がよくわからないから失敗。
泣くまこちー。
真大暴れ。
というナガレを差し込んでください。
わざわざそれっぽいこと書かなきゃいいのに
次の日。
朝一番で呼び出された真は、押っ取り刀で事務所に飛び込んできた。
「そんな……」
足に包帯を巻いたまこちーの姿にショックを受けているようだった。
「一体何があったんですか……?」
真はまこちーを抱きしめると、Pへと詰め寄った。
Pが昨夜の出来事を説明した。
「あふぅが?」
「いや、寝ぼけててだな」
「いやだな、分かってますよ」
わざとじゃないんだ。そう、反省していればいいんだ。反省していれば。
「あふぅ?」
真が部屋の真ん中で、こちらへと背を向けてちょこんと座る茶色い頭のプチに声をかけた。
まこちーを噛んだあふぅは、別の部屋へと隔離されていた。
あふぅは珍しく寝ていないようだった。きっと反省しているのだろう。
Pが言うにはあふぅ自身もショックを受けているということだった。
Pの慰めてやってくれという言葉に、あふぅもショックを受けているのだろうと真は思った。
これもうまこちーどうでもいいな
あふぅコロしてー
だが。
「はにぃぃぃぃっ!」
真の声に気付いたあふぅは、満面の笑顔で飛び掛ってきた。
ああ、なんだ。
反省なんてしてないじゃないか。
あふぅにとってはまこちーなんて……。
真は自らの血が引いていくのを感じた。
意識は乖離し、どこか遠くから自分自身を見ているようだった。
真は大きく足を上げた。細身のパンツに包まれたすらりとした足を高々と。
「んばにっ!」
真は、大きく口をあけ飛び込んでくるあふぅの顔面へと踵を落としていた。
奇妙な悲鳴とともに、地面へと叩きつけられ、バウンドし、壁と飛んでいく。
「なに笑ってんだよ」
「は、はにっ!?」
あふぅが信じられないものを見るかのように真を見上げる。
痛みよりもなによりも真に蹴られたと言うこと自体に大きなショックを受けていた。
「んばぁぁぁぁっ」
真の足裏があふぅの顔面を捉えた。今度は背後が壁であったため、衝撃を逃すことも出来ずに後頭部を打ちつける。
「お前が、まこちーを、傷つけたんだろうが」
真は言葉の間間に、つま先をあふぅの顔面へと叩き込む。
固いスニーカーの先が、あふぅにめり込む。
あふぅはただなすがままだった。
真の蹴りが、あふぅの目へと入らなかったのは幸運だった。
「は、はにっ、ぶっ、べっ、なぁぁっ!」
蹴られるたびに、頭を壁に打ち付けるあふぅ。見る間に顔面はぼこぼこに腫れ上がっていく。
「びぃえええぇぇぇっ!」
あふぅが身を守るように床に伏せると最大限の声で泣いた。
そうすれば、人はあふぅを責める手を緩めてくれる。
そう判断したのだろう。
「そうだ、反省しろ。これは罰だ」
「びぃ、ぶっばぁっ!」
あふぅは後頭部を踏み抜かれた。
あふぅは混乱していた。泣いているのに手を緩めてくれない。
何故なのか。真がどうしてこんな仕打ちを自分にするのか分からなかった。
あふぅは、まこちーを噛んでしまった後、部屋に閉じ込められてさみしかっただけだった。
そこに真が来た。大好きなカッコいい真に、いつものように抱きしめてもらいたかった(顔にしがみつくことだと思われる)だけなのに。
「ナァァァァッ!」
あふぅは、本当に泣いた。心と身体の痛みに。
隣室から、ゴンゴンと何かを打ち付ける音に、Pは慌てて部屋へと飛び込んできた。
そこでは、真がぷつぷつと何かを呟きながら、あふぅへと足を落としていた。
「なに笑ってるんだ。まこちーを傷つけたくせに」
蹴りまわされたあふぅは、うずくまったままでなんの反応も示していなかった。
「真、やめるんだ!」
背後から真を羽交い絞めにすると、そのまま引き離した。鍛えられているとはいえ、少女の体は軽く、Pは軽々と抱き上げることができた。
「ナー、ナー」
小さくあふぅの鳴き声が聞こえる。生きてはいるようだった。
身を守る腕や服の隙間から覗く肌は青痣だらけ。頭にも幾つかこぶが出来ているだろう。
顔はPには見えなかったが、こちらもひどいことになっている。
「真! しっかりしろ真!」
「ぷ、プロデューサー」
真は、Pに気付くとその目から涙をぼろぼろと流し始めた。
「ごめんなさい。ごめんなさい」
真はPの胸に抱かれながら小さく謝り続けていた。
それは、こんな目に遇わせてしまったまこちーへと向けられていた。
しばらくしてあふぅは目覚めた。
「?」
自分はどうしてここいるのだろうか。
あふぅは真に蹴られたことをすっかりと忘れていた。
「!?」
閉じ込められていたはずのドアが開いている。
Pと真が出て行った後閉め忘れていたのだが、あふぅはこの千載一遇のチャンスに部屋を出ようとした。
何故か身体中が痛む。
「ハニィ」
それでも一人で居るのはつまらないから、あふぅはPの元へ向かう。
真クンが来ているといいな。とでも、思いながら。
あふぅは、四足で飛び跳ねるように廊下へと駆ける。
廊下では二人が並んで歩いていた。
あふぅは、真の姿を見つけた。
「はぁぁにぃ……」
狙いは真。あふぅはいつものように真の元へと飛び込もうとして。
自分の体が動いていないことに気付いた。
身体が震えている。身体が酷く痛む気がした。
それでも真へと飛び込めと身体に命令するが、身体は動いてくれない。
あふぅは、真を恐れている自分に気付く。
どうしてかは、分からない。
あふぅは、考えることを止め、部屋に戻って寝ることにした。
「まきょー」
真の姿を見つけたまこちーは、その足元へと纏わりつく。
「まこちー」
足が痛むだろうに、それでも自分の元へ懐いてくれる。その健気な姿に真は涙ぐむ。
真はまこちーを強く抱きしめた。
真は決意する。まこちーは自分が守ると。
続きます
>>758 血管がわからないって…
それなら簡易血糖測定でよくない?
耳たぶはさすがにぷちどるにもあったはずなんだが…
それとも腕の次に耳で調べようとしたらまこちー泣く→真大暴れで診察不能の流れなのか?
乙
期待してるよ
>>767 そんなことストーリー進行上どうでもいいってわからない??
>>769 だったらわざわざ糖尿病にしなくてもいいってわからない?
オリジナル設定の奇病でいいじゃん
病気の経緯を細かく語ってるのに都合のいい所は補完しろってのもなぁ
二次創作というか三次創作なんだからその辺は曖昧に書けば良いのに
今のうちに投下してもいんじゃないか
続きが今日中に投下されるとも言ってないしな
こんなこと言ってたら
>>776も投下し辛くなるな…
もう早い者勝ちでいいんじゃないか?
なんだかこのスレに医療知識のある天才様(笑)が来てるなwww
ぷち共、大小便しても拭かないよなw獣臭やべーだろうなwww
>>779 自慢のSS指摘されたのがそんなに悔しかったのか…
ほら涙拭けよ
(´・ω・`)
/ , ヽ
 ̄_|,..i'"':, ̄ ̄ ̄ ̄
|\`、: i'、
\ \`_',..-i スッ…
\.!_,..-┘
ぷちどる病気物って言う新ジャンルを真っ先に書いたのは評価してやろうぜ
まあ、適当に誤魔化したり、いっそ一部始終描写しなかったのは中途半端だったけど
あれ?
だいぶ前にゆきぽが痴呆症になるやつなかったっけ?
ぷちどるに排便描写ってないな・・・あんだけ食ってるのに
不思議な不思議な可愛い生き物ぷちどる()
>>783 食って寝て遊ぶだけの生き物だからな
あの事務所を食いつぶす以外のことは何にもやらねえよ
続きマダー?
少なくとも二人詰まってる訳だし
誰でもいいから投下できるやつは前置きしてから
投下したらどうだろう
787 :
('A`):2013/06/01(土) 23:48:19.46 0
期待アゲ
788 :
ゆ虐:2013/06/02(日) 02:18:50.59 0
いいなこれ
765プロには不思議な生き物が住み着いている。
「ナノー!!!」
「とかとかー!!!」
「ちー!!」
外に居てもそんな声が聞こえてくる。続いて鋭い音。多分、ガラスが割れた音。
その声だけじゃない、いろんな声と音が響いてくる。それだけで普通じゃないと容易に想像できる。
実際事務所の中は酷かった。
辺りには物が散乱し、飲み物やらが床を濡らし書類やパソコンも転がっている。
そして、机の上に。また、部屋の隅に。また、頭の上に。そいつらはいた。
「あふぅ……」
一仕事終えた、そんな風にあくびをすると、何事も無かったかのように物が散らばってないところを見つけ寝息を立て始めるのはあふぅ。
この状況を見ていてどうしようもない、とおぶおぶするゆきぽは何故か穴を掘り始めている。
ゆっくり出来ない!と不満そうにプロデューサーの頭を叩いているのはちひゃー。
書類を拾い集めている小鳥さんを手伝ってるのはちっちゃんとぴよぴよ。
やよといお、まこちーは部屋の隅っこで既に熟睡状態。
はるかさんは床に溢れたジュース目指して這っているところを律子に捕まえられた。
傷をさすりながらもこあみとこまみは懲りずにまだ何か企んでいて、みうらさんとちびき、たかにゃは反対側で遊んでいる様子。
愉快で楽しい仲間達!……ならどれだけ救われることか。
それぞれが人間のようにコミニュケーションを必要とし、食事や睡眠、遊ぶことを主として生きている。
一部を除いて何の役にも立たない。それどころか、ただの穀潰し。いやそれにも満たない。
今回はあふぅがこあみとこまみにいたずらされたことがきっかけだった。
寝ているのを邪魔されたあふぅはこあみとこまみを追いかけ回し、事務所はその時点で荒れ始めた。
プロデューサーが止めようとあふぅを捕まえるも、こあみとこまみは挑発する。
それに耐えられなかったあふぅはプロデューサーを蹴り飛ばしてこあみたちに襲いかかった。
それを見て騒ぐぷち、おろおろするぷち、我関せずとするぷち。
結局それが収まったのは、事務所がゴミ屋敷同然の姿になってからだった。
残念なことにこれが初めてではない。
それもほぼ毎日、こんな生活が続いていた。
元はこのぷちたち。この事務所に所属するアイドルが拾ってきた。そして、どうしたことかそのアイドルの数、発見されたのだ。
とはいえ全員が一匹飼うというわけにもいかず、3匹飼う者もいた。
だがそれは、いわゆるペットを飼うにはそれ相応の覚悟が必要だよ、なんていう常套句は意味をなさないほど異常なものだった。
例えばこあみとこまみは貴音の家に住んでいた。
この二匹は悪戯が大好きだ。何度怒られようと、反省することはあってもそれを学んで活かすことはなかった。
ちょっと面白そうだからとキッチンから持ち出したフライパンを振り回して遊んでいた。
それを見て悪戯を閃いたこあみとこまみは、寝ている貴音の顔めがけてそれを振り下ろした。
もちろん二匹は貴音に危害を加えようと思ったのではない。
ただ、食べ物のことになると敏感に反応する貴音をなんとかして驚かせようと行った結果だった。
この二匹は何度もそのことで怒られている。だからこそ、それがエスカレートしていったのだろう。
貴音は今、意識不明の重体だ。しかし、この二匹は今も悪戯を行っている。
この生物たちに、反省だとか、罪悪感だとか、背徳感だとかそう言ったものはない。
羞恥心だとか、復讐心だとか、自尊心だとか。三大欲に加えて、七つの大罪も持ち合わせているだろう。
ひたすらに都合の良いものしか持ち合わせていないのだ。
それが、動物との違い。こいつらの、タチの悪いところである。
単に動物なら、欲求に従っただけ。なら、罰を与えればそれなりに言う事は聞くようになる。
でもこいつらは違う。どんなに痛めつけても、言い聞かせても、それを自分のいいように理解する。
それでいて、人間のようにスムーズなコミュニケーションは取れない。
ぷちどるという生物は、害でしかないのだ。
こんな生物の世話、10代の少女なんて興味やパッと見で惹かれただけではとても耐えきれるものではないだろう。
事実、一人また一人とこの生物の飼育を断念する声が上がった。そして今、全てのぷちどるは事務所に住んでいる。
まずは保健所に行ってみた。わけのわからない生物は無理だと断られた。強く言うと、警察沙汰になりそうだったので、諦めた。
捨てればいいじゃないか。そう思い一度まとめて散歩という名目で外に連れ出し、うまい具合に気を向けさせ置いてきたことがある。
それでもやつらは戻ってきた。鼻が利く奴もいれば、妙に頭が回る奴もいる。とにかく厄介な連中なのだ。
やつらは傲慢な態度を取り続ける。一部とはいえ、それを抑制できなければ同類だ。
好き勝手に食い散らかし、気に入らなければ事務所を荒らし、排泄物も垂れ流し。介護難民より酷い、下手すれば拷問のような生活。
事務員もプロデューサーも、耐えきれなくなった。
「バイバイ、お前達」
「ナノッ!!!」
「ぽえー!! ぽえぇ!!」
皆が皆、何て言ってるのだろうか。
何をする気だ! 許さない!! 早く離せ!! そんな不満か。
バイバイ、こんな狭いところにはもういたくなかったからね、せいせいしたよ! もしかしたらそんなことかもしれない。
でももう、どうでもいい。事務所の人々は皆、疲労困憊だった。
この地獄のような日々に、ぷちどるに対してあたっても解決することはなく、それどころか仕事の効率が下がる一方で。
元はと言えば自分たちのせいだと自責の念を感じるアイドルたちの士気も下がり、それをケアするためにまた神経をすり減らす。
ぷちがいなくなった事務所はとても静かで、落ち着いていた。でも少し、遅すぎた。
---
ぷちたちが運ばれてきたのは、765プロ事務所の10倍、いやそれ以上はあるだろうお屋敷。
移動の雑さと、突然のことに腹を立てていたあふぅも、その迫力に驚きと興奮を隠せない様子だった。
黒い服に身を包んだ男が話し始めた。
「さぁ、今日からがお前達の家だ」
訂正「今日から”ここ”がお前達の家だ」
支援
>>780 天才様言われて恥ずかしかったのかwwwわかるわかるwww
・糞便描写、騒音問題は描写あったが、トイレ問題はなかったな
無理矢理我慢させる、キレたPが排泄器官封鎖(接着剤等)、排泄器官から口にチューブ拷問色々あるな
・お引っ越し、と殺場にお引っ越しですね!
おお…何も考えてなかった事務所の現状についてこんなに深く突っ込んでくれるとは
屋敷に預けられたぷち達がどんな生活をおくるか期待
>>794 君のあふぅ並のお粗末な知能に哀れみを感じただけだから気にすんな
これ以上知ったかSS続けても恥じかくだけだからやめたほうがいいぞ
ところで今日のところはこれでお終い?
なんでみんな分割してうpするん…
正直読みにくい…
黒い男の名は、黒井。アイドルプロダクションの社長である。
以前から765プロを敵対しており、度々事務所に冷やかしにきては次のフェスで会おうなどと、いわゆる好敵手のような。
ある程度下衆な手を使ってくることもあるが、根はいい奴だと765プロ社長、高木は呟いていた。
黒井はいつものように765プロに立ち寄った。別に用があったわけではなく、ただ近くを通りかかったから。
とはいえここ最近業績が上がっていない765プロに喝を入れてやろう、なんてことを考えていたとか、いなかったとか。
汚らしい階段を悠々とした態度で上ると事務所の扉を叩く。が、反応はない。その代わり、明らかに異質な声が中から聞こえてくる。
そしてそこにはやはり、異常な光景が広がっていた。
黒井社長。と力なく765のプロデューサーは軽く会釈をした。
黒井は想定外の状況に、これはなんだと声を荒げる。
事務所の奥から出てきた高木社長に促され、社長室へと向かった。
「おい高木。しばらく業績が上がってないと思ったら、動物園に逃げようって算段か?」
「それは冗談でも勘弁して欲しいところだ。あれは……悪魔だ」
「悪魔? 随分とファンタジーなことを言う」
ぷちどるのことを拾ってきた当初のことから順に説明する。
すると挑発的だった黒井も徐々にその話に食いついてきた。
「ふん……なるほど。その話が本当ならば、厄介であろうな」
「事務所をみただろう? このままではうちはもうダメかもしれない……」
「何を弱気なことを。そんなことを言って私を出し抜こうというわけか」
「……」
黒井はそれだけを言い残して事務所を去った。
帰り際足下にいるぷちどるを軽く眺め、妙な心地で帰路についた。
そして、しばらく悩んだ末、黒井は何やら思いついたように電話をとった。
>>798 あんまり纏めて投下するとさるさん喰らうかしいからな
仕方ないだろ
「高木、例のぷちだが買い取ると言ったらどれだけ欲しい」
「黒井……お前、本気で言っているのか?」
「本気も何も、あんな生物貴様のように放っておくことが無駄なのだ。貴様も持て余していたのだろう?」
「……本当にもらってくれるというなら、タダでいい。しかし何を考えて……」
「ふん、貴様に話すことはない。だがタダというのは後で何か言われかねんからな。明日取りに向かう」
黒井はあの妙な生物を見世物にすることを考えた。
よくよく思い出すだけで、妙な生物だ。あれだけの小さい生物が事務所をめちゃくちゃにする? そんな馬鹿な。
なんていう好奇心もあった。それと、高木の表情が本当に逼迫している様子であったから。などという情けは、きっと彼の無意識のうちだろう。
そうして14体のぷちは黒井の所有する家。そこに住むことになったのだ。
構造はシンプル。とはいえ中には至る工夫がしてある。
出来るだけ人間らしい生活ができるように、トイレも数台。大きめのテーブルには子供用のイスが並んでいる。
その他数台の監視カメラにより24時間態勢で監視が可能だ。僻地に立てられた家である別荘のようなものであるため、多少騒がれても問題はない。
監視カメラと一番大きな部屋、リビングの壁はマジックミラーのようになっている。
そのため、これらを公開し、謎の生物ぷちどるとして売り出そうと考えていたのだ。
「さぁ、こっちだ」
檻から出されたぷちたちの半分は、戸惑いながらも黒井に着いて行こうとする。
だが、半分は辺りに広がる森の中へと入って行こうとする。それを見て黒井は言い放つ。
「ここには食べ物も遊び道具も、なんだってあるぞ。それでもどこかに行こうというなら、好きにするが良い」
そう言って最初に駆け出したあふぅは黒井が掲げるおにぎりめがけて思い切り走り出した。
それ見計らって黒井はそれを玄関へ放り投げた。ぞろぞろと着いてきていたぷちをよそに、ぶっちぎりで一番乗りしたあふぅ。
他のぷちも動揺しながら、無事14匹全員家に入ることができた。
「さて、ここがお前達の家だ。好きにしてくれて構わない。ただし、ある程度の規則は守ってもらおう」
>>796 なんかおかしいと思ったらSS書きと思ってたのかw
書いてねーよwwwwまったくどこをどう読んだらそう思い込むことできるんだw
ただのぷ虐ファンだよwww
黒井プロってぷ虐界では最強だよな
あとぷちますアニメ見たがイライラ度半端ねえぇぇwww
意外と貴音がぷ虐趣味(変態趣味もあり)でワロタ
ゆきぽの尻尾踏むし、ちひゃーのお尻撫でまわすしw
黒井は一つ一つ施設を案内した。
どれも大人しく、聞いていた話よりずっと賢いじゃないか、なんて思いながら。
予め765プロのアイドルを含め関係者にぷちたちの特徴や好物等を聞いて回った。
更にある程度の調査を含め、体勢は万全。
これからの想像もできない利益の事を考えたら、そんな些細な誤差気にならなかった。
「まずここだ。ここがお前たちの食事場所」
「とか?」
こいつらはテーブルに座って食べるということをしてこなかったらしい。
基本的には手でそのまま、動物のようにがっついて食べる。
「ここにメニューがあるだろう。このボタンを押すと、自動で食べ物が出てくる」
「ナノッ!!?」
あふぅだけではない。すべてのぷちが驚いた様子で声を挙げ始めた。その反応だけで黒井は少し満足げだった。
所謂注文システムなわけだが、こいつらが食べるものは単純なものが多い。
おにぎりだとかたくあんだとか、ラーメンだって簡素なものでいい。それをこうしてすぐ提供することでストレスを下げることにつながる。
「ただしさっきもいったが、ここで物を食べるときは必ずテーブルの上で食べろ」
最初はこんなガキの世話、どうして私自ら動かなくてはいけない。と思ったものの、今では少し得意げになっていた。
その言葉に皆理解したように声を上げ、先ほどの自動調理器に夢中になっていた。
「お前たち、まだ説明は終わっていない。ここにトイレがある。必ずここを使うように。床を汚した物には罰が与えられる」
罰は効かない、などと奴らは言っていたがそんなはずはない。自我のある生物である以上、ある程度快楽と苦痛は表裏一体であるはずだ。
あふぅたちはトイレの話を聞きながら、床に注目した。よく見るとふかふかのカーペットが敷いてあるのだ。
そしてあちこちに面白そうなおもちゃや遊び道具がたくさんあり、寝るのに最高な布団。かまくらのようになっている、暗いスペースもある。
別の部屋を見ると軽い砂場のようなところや、プール、カラオケルームまで備え付けられている。まさにセレブのような暮らしだ。
とにかく今すぐ遊びたい。そう思うあふぅたちを尻目に、まだ説明は続く。
そして、しびれを切らしたあふぅは我先にと先の自動調理機めがけて駆け出した。
「おっと、早速規則違反が出たか」
「……ナノッ?」
あふぅはおにぎりのボタンを押そうとするも、うまく体が動かない。
「ここは我が事務所、そして私の力を結集して作った最高の施設だ。貴様らには本来もったいないほどの最高の施設だが、まだ不安点は残る
そう、つまりは実験施設なのだ。今その、金色の貴様に浴びせたのは微弱な特殊電流だ。貴様らにはここに入る時、スリッパをはいてもらっただろう?」
そういうとあふぅを含めたぷちたちは皆足元を見る。確かに、銀色に輝くスリッパをはいていたことに気が付く。
はるかさんややよ、一人で履けないようなぷちたちにも丁寧に履かせていたのは、そういう意図があったのだ。
「そのスリッパを履いている限り、この部屋で好き勝手はできない。このことを肝に銘じてもらおうか」
そういうと残りの説明を簡潔に済ませた黒井はその場を去った。と、その時に立ち往生しているあふぅを軽く撫で
「次は無駄なことはするな。いいな?」
そしてあふぅに流れていた電流は止まり、あふぅはなんとか動けるようになった。
唯一外に出ることのできる扉は固く閉ざされ、ぷちたちは完全にその家に閉じ込められたのだ。
リビングの外側には大きな一枚の曇りガラスが貼ってある。これが外から見たときのメイン公開場になる。
気になったゆきぽがそのガラスの端についているボタンを押すと、一瞬にしてガラスには美しい海の風景が映し出された。
「ヴぁ!?」
はるかさんが反応する。そしてその海めがけて飛び込むも、ガラスに阻まれズリズリと床に落ちて行った。
最初はあれだけ狼狽えていたぷちたちもあっという間に自分の居場所を見つけて、遊び呆けた。
腹が空いたものは好きな食事が。遊びたいものには好きな道具が。眠りたい者には最上級の睡眠を。
これ以上ないくらいの贅沢空間で、ぷちたちは有意義に過ごしていた。
すばらしい
支援
さるさん喰らった?
「ナノォ……」
今まで触ったことのないような布団にあふぅはもうメロメロだった。
いくら頬をすりつけても痛くならないし、良い匂いもする。もうずっとここで過ごしていたい。
でも、お腹がすいた。おにぎりが出てくる自動調理器のところまでは結構遠い。
「ナノナノ」
「ぴっ?」
「ナノー」
「ぴ……」
ぴよぴよを小間使いのようにして、おにぎりをよこせと言うあふぅ。仕方なしにぴよぴよは調理器を押して出てきたおにぎりをあふぅに手渡す。
「ナノッ♪」
嬉しそうにして一口頬張る。そのとき部屋の片隅にあるランプが点滅し、放送が流れた。
「あふぅ。規則違反です」
「ナノ?」
もう忘れてしまったのか、この生物は。寝転がっているあふぅを容赦なく電流が襲う。
だが、あふぅだけではない。ぴよぴよも同時に電流に襲われたのだ。
「ぴ、ぴ……」
「ナ……ノ……」
痛みは少ない。しかし、筋肉が痙攣を起こし、完全に動けなくなるのだ。
慣れない感覚にどちらとも不快感を覚えた。しかもそれは5分ほど続くのだから思ったよりも辛い。
ようやく開放されると、あふぅは不満そうにしておにぎりを掴む。
少し迷った後、重い腰を上げてイスに座っておにぎりを食べ始めた。
被害を被ったのはぴよぴよの方だ。もう、あふぅには関わらないでおこう……そう思うのも無理は無い。
「まきょ……」
散々いろんな飲み物を飲んでちびきと遊んでいたまこちーは催した様子。
だが、トイレというものを理解していなかったのか、そこに垂れ流してしまった。
「まこちー、規則違反です」
「まきょ!?」
例によって身動きを封じられた後、数人の黒服が入って来た。そして、別の部屋にまこちーと濡れてしまったカーペットの一部を運び出した。
その部屋は透明なプラスチックで隔てられており、リビングから他のぷちが観察できるようになっていた。
一人の男がぷちたちに対して説明を始めた。
「トイレに関する規則違反をしたものには、例外なくこのような罰が与えられる」
そう言うと歯医者のような椅子に固定され、仰向けにされたまこちーの上から、何やら物々しい漏斗のようなものが降りてくる。
ある所で止まると、黒服はまこちーの口を乱暴に開いた。まこちーは依然、電気によって身動きは取れない。
そして、漏斗から何やら液体がまこちーの口めがけて流れ出してきた。まぎれも無い、まこちーの排泄物。
それを見ていたぷちたちは唖然としていた。ここまでされてしまうのか、と。
「ま、ぎょ……ご、ごぉ……ごふっ!!」
仰向けで自分の物を飲まされ、目には涙を浮かべるまこちー。とてもじゃないが飲みきれず、口からはそれが溢れだす。
だが、それだけではすまない。半分ほど飲んだ事が確認されると、こぼれ落ちたそれがまた管を伝って漏斗に溜まる仕組みになっているのだ。
まこちーにまたそれが注がれる。全て飲みきるまで、この罰は続くのだ。
「ぽえぇ……」
それからというもの、トイレを正しく使えるぷちが増えたことは言うまでもない。
流石黒井社長、素晴らしいしつけ方を考えるな
やっぱり自分でやったことは自分で責任取らないといけないもんな
またあるとき、こあみとこまみがいつものごとく悪戯を働いたのだ。
この家で過ごすための規約というものがいくつか存在する。
トイレや食事のことに加えて、他のぷちに危害を与えてはいけない。他人が使用している物を盗ってはいけない。
使ったものは必ず元に戻すこと。どれも人間の子供のしつけにあたる、いたって簡単なものだ。
この二匹はおもちゃ箱に入っていたミニカーを使って寝ているゆきぽに突撃させたのだ。
「ぽ、ぽえっ!?」
「とかー!!」
「ちー!!」
二匹は大喜び。でも、ゆきぽはお怒りの様子。
そう言えば昔、ゆきぽに手を出して痛い目を見た事を思い出したこあみとこまみは一旦ひるむも、むしろそのことの復讐を考えた。
ゆきぽはしばらくしてもう一度寝てしまった。
それを見計らった二匹はジュースを持ってきて、先のミニカーに取り付けるとゆきぽめがけて発進させたのだ。
ゆきぽにあたったミニカーはバランスを崩し、ジュースがゆきぽにかかる。思わず飛び起きるゆきぽ。
「ぽえぇええ!!」
「とかとかとか!」
「ちっちっちっ!!」
憎らしい笑い声を上げる二匹に、ゆきぽはどこからかスコップを取り出して襲いかかる。
と、ここで例の放送が鳴り響く。この頃になってくると皆、放送が聞こえると行動を止めて耳を澄ませる習慣が着いていた。
「こあみ、こまみ、ゆきぽ、規則違反です」
「ぽ、ぽぇ……」
「とかー!!?」
「ちー! ちー!!」
まだあふぅは血を一滴も流してないぞ!?
>>812 なんでこの状況で血を流さないといけないんだ?
これは厳しいけど安全で快適に暮らせるって言うのを表現してるんだろ
放送で呼ばれるということはすなわち、罰が与えられる。
ゆきぽはこれからのことに怯え、こあみとこまみは自分たちはやっていないと弁解をする。
当然三匹は皆同様にして罰を受ける事になった。
基本的に罰は電流を流すことなのだが、その違反に従って罰は追加される。
今回の場合はこあみとこまみ、二匹で一匹を狙ったこと。
また、飲み物をテーブルで飲まなかったこと。粗末に扱い、遊びに使ったこと。
更には床をジュースで汚した事など、多くの違反が重なった。
対してゆきぽはスコップを抜いたことくらいであったが、この家のルールの主、喧嘩両成敗。
つまり連帯責任である。されたものも、したものも同等の罪を被ってもらう。
そして、三匹に課せられたのは24時間の睡眠禁止。これはこあみとこまみが睡眠を妨害したことから課せられた罪だ。
実際、ぷちたちがどれだけ睡眠をとらなければいけないかはわからない。
だが幼児として換算するならば、1日10〜12時間必要であることを考えるとこの罰は結構なものであることがわかる。
3匹は他のぷちより厳しい監視体制におかれた。といっても部屋のサービスは普通にうけることができる。
ただ一つ、睡眠ができないということだけ。
「とか……」
つい眠くなってしまったこあみは放送があってから3時間してコテンと布団に倒れ込んでしまった。
その瞬間、通常よりもやや強い電流がこあみを襲うのだ。
「とがぁあ!?」
これでは眠くても眠ることはできない。それが罰なのだ。
しかし、いくら痛みを与えられても眠いものは眠いのだ。特にゆきぽは被害者であるにも関わらず、このようにして罰を受けている。
5時間が過ぎただろう頃、ゆきぽはいつものように厳しい体勢で眠っていた。電流が走るも、起きる気配がない。
そのため電流は強くなって行く。ゆきぽの体が痙攣していくのがわかる。そして
「ぶぎぃいいい!!!」
筋反射によって驚くほどのジャンプ力を見せたゆきぽは無事、目を覚ました。
その目はゆきぽらしからぬ鬼気迫るものを感じさせ、ほかのぷちさえも驚かせた。
眠くて苛立つ三匹。気を紛らわせようとテーブルにつくこまみ。
と、ちょうどラーメンを食べていたたかにゃ、飲み物を飲みながら喋っていたいおとやよを見た。
「もっ?」
「うー」
「……」
辛そうね。大丈夫? そんな慰めの言葉を受けても、眠気は一向に収まらない。
それどころか腹が立ってくる。何も返さず、カレーライスを注文するこまみ。
そのまま半ばヤケクソでカレーを口の中に放り込む。それを見たたかにゃは
「こま、『よくかむ』」
「ぢぃ……」
たかにゃの親切心が更にこまみの神経を逆撫でる。
バン!!とスプーンをテーブルに叩き付け、その場を後にしようとするこまみ。
「こま、こま」
「……」
たかにゃは慌てて指をとある張り紙に向けてこまみに訴える。”しょくじ のこすな”
正しいことを言ってるんだろうけれども、もうこまみの怒りは爆発して。たかにゃに思い切り飛び蹴りを喰らわせたのだ。
しかしたかにゃハラリと交わして、こまみのキックはテーブルに当たり、あろうことかカレーが残ったお皿がその拍子に床に落っこちてしまった。
そんな騒ぎとほとんど同時に、いつも自分が密かに独占していたふわふわの黄色い座布団。
それを使って悠々と寝ているちっちゃんとちびきに、これ以上無いくらいの恨みを覚えたこあみは、耐えきれずに暴力を振るってしまった。
それからというもの、こあみとこまみのせいで部屋は大混乱。
……するはずが、即座に電流が流れた。今までとは比べ物にならないほど、高圧な電流が。
「どがぁあああああああ!!」
「ぢいぃいいいいいい!!!」
こあみとこまみは別室に縛られることとなった。
サービスすら受けられず、磔にされた二匹は、透明な壁のせいで贅沢な暮らしをしている他のぷちを眺めることができてしまう。
眠ろうとすれば体には今までのような優しい電流は流れない。気絶寸前の電流が体を襲うのだ。
もはやこの二匹にはサービスを受ける資格なんてない。それくらいの勢いで、この二匹に対する罰は加速していった。
もちろん黒井はこの二匹をいずれ戻す予定だった。殺す気など毛頭ない。
ただ今まで歪んだ空間にいた生物がこのような環境に適応するには、ある程度荒治療が必要である、と。
「と、かぁ……」
「ち、ぢぃ……」
「ぽ、ぽえぇ……」
24時間経ち、ようやく睡眠を得られるようになったゆきぽは目が覚めたようで。
ガラス越しに見えるこあみとこまみを、なんともいえない表情で眺めていた。
「どがああああぁあ!!」
「ぢいい!! ぢいいいいい!!」
許さない!! そんな鬼気迫った様子のこあみとこまみは叫ぶ。
叫ぶも、ゆきぽには届かない。無駄に体力を消費するだけで、暴れすぎるとまた、電流が流れる。
この二匹は、もう嫌気がさしていた。
贅沢な生活もいいけれど、もっと”自由”に過ごしたい。
規則に縛られて生活するのは、もう嫌だ……。そう思いながらただひたすら睡魔と電流に耐え続けていた。
もちろん今まで歪んでいたぷちたちも、そんな簡単にこの環境に適応できる訳が無い。
喉元過ぎればなんとやら。こあみとこまみばかりが罰を受けていることで、自らが受けた罰を忘れていた。
調子に乗ったあふぅはまた、罰を受けることとなる。
テーブルで食べる事自体、違和感はなくなった。
それでも時々煩わしく思う事がある。
それで、つい寝そべりながら食べてしまったのだ。食べてから、思い出した。
「ナ、ナノナノ!!」
「あふぅ、規則違反です」
「ナノォ!!」
電流が襲う。それでもあふぅは、この電流には慣れたようで、弁解しても無駄ならとおにぎりのボタンをひたすらに押した。
「ナァノ! ナァノ!!」
出てくるおにぎりを無理矢理食べながら、また寝そべりだす。こんな電流なんて怖くないもん、そんな様子で。
もちろんそんな無駄な事。二つ目のおにぎりを口にしようとした瞬間、思わず手からおにぎりをこぼしてしまう。
「ニ゛ャノォォオオオ!!」
体が着いていかない。でも、電流には負けない……
そんなとき、久しぶりに現れたのだ。
「元気そうだな。皆、それなりにやっているようで。お前はあふぅだったか?」
「ニャ、ニャノ……」
体がしびれているあふぅは、直感的に思った。この人は、いい人だった。だったら……
「ハ、ハニィ……」
ベタベタとすり寄っていく。もちろん黒井はこの事も調査済みだ。
「他のぷち共は規則を守っているのに、恥ずかしくないのか?」
「ナ、ナノ……はにぃ、はにぃ……」
自分は悪くない、ちょっと忘れてただけなの! だから、見逃して?
そんな誘惑は黒井にとって滑稽でしかなかった。チラと監視カメラに目配せすると、足下のあふぅを軽く蹴飛ばした。
自由になりたいか
今まで思う存分自由にやってきたんだから
規則従って生きてもいいと思っとけば幸せなのに…
○○アウトオォォ!!みたいなノリ良いねw
こあみまみ、ゆきぽ、あふぅはクズだな
黒井社長、まずはあふぅやっちゃってください
ところで気になってるんだけど、
十数分間隔を開けて投稿するのはともかく
一時間や二時間くらい空いたりするのは何でだろ
書き溜め作ってるの?
とてもいいね
p2だからかも知れないけど不安定なんだ
投下できる所まではしようと思ってるんだけど一度詰まるとしばらく落とせないし念のため数時間空けてるんだ
そうなると時間が空いててPCに触れる時っていう限定的な時間になって……
読みづらいかも知れんが気長に待ってもらえるとありがたい
なるほど、そういうことだったのか
面白いから気長に待ってるよ
糖尿病の人は続き書かないの?
どっかにまとめて投稿出来る場所があればいいんだけどな
避難所とかウィキとか
誰かまとめ作れ
また「まとめ作れ」と連呼する奴が帰ってきたな
828 :
('A`):2013/06/02(日) 23:09:36.65 0
まとめはよ
まとめ必要
勝手にまとめてろカス
自分でやらないってことは読みたくないんだろ
じゃあお前がやれ
832 :
('A`):2013/06/03(月) 10:38:59.30 0
まとめはよ
じゃあお前がやれ
>>766の続きです。 途中で途切れたらさるさんだと思ってください。
ぐぅおおぅぉぉぉぉっ!
事務所に響く謎の重低音。
いや、謎ではなく発生源は分かっている。
まこちーだ。
「真。まこちーの腹の音どうにかならないのか」
「糖尿病には規則正しい生活が大事なんです」
真は、まこちーのために糖尿病に関する本を買い込み、一所懸命勉強している。
食事にお菓子を出すことをやめ、三食低カロリーの食事を心がけているようだった。
そのお陰か、最近のまこちーは拾われてきた時と、同じくらいの体型に戻ってきているようだった。
しかし、今までの食事量とは比べ物にならないほど少量となった食事のため、まこちーの胃は食べ物を求めて、常時鳴り響いていた。
「まこちー、散歩行くよ」
そして運動のための散歩だ。
今まではまこちーをバッグにいれ真だけが歩いていた。
真に声をかけられたまこちーがひょこひょこと歩いていく。
あふぅに噛まれた傷はまだ治りきっていないようだった。
それでも、軽くは動いたほうがいいと、真は心を鬼にしてまこちーを歩かせた。
「まきょーまきょー」
散歩を初めて十分ほどたった頃、まこちーが地面に座り込み、真に鳴いた。
「どうしたの? まだ少ししか歩いてないよ」
「……まきょー」
「咽喉渇いたの?」
真がペットボトルを差し出す。今までのようなスポーツドリンクではないただの水だ。
まこちーはふるふると首を横に振った。
「疲れたの?」
こくんと、うなずく。
真は、まこちーに近寄るとしゃがみこんだ。
「じゃ、帰ろっか」
まこちーは手を差し出した。
だっこのポーズなのだろう。
いつものように抱いて欲しがっていた。
しかし、真は立ち上がるとスタスタと歩いていってしまう。
「まこちー、どうしたの?」
振り返り、声をかける。
まこちーは所在無げな手を下げると立ち上がった。
ゆっくりと真の後を追う姿は、引きずる足とともにどこか哀れだった。
事務所では、春香が手作りのクッキーを配っていた。
「みんなー、クッキーだよー」
「ハニィ」「くっくー」『とかーちー』「うっうー」「はーるかっかー」
お菓子が大好きなぷちどるたちが、春香に群がっていた。
公園の鳩に餌をまくように、クッキーを与える春香。
「ただいまー」
そこに真たちが帰ってきた。
「ハニッ」
あふぅが真の姿を見ると、びくりと震えPの後頭部へと隠れる。
先日の真の暴力が尾を引いているらしく、真の前ではすっかりと大人しくなった。
それでも、Pに隠れながら身体を擦り付けているところを見ると、なんとも浅ましい生き物である。
「おかえりー。まこちーちゃんも食べる?」
「ヤー」
大喜びでクッキーに向かおうとするまこちーを、真は抱き上げた。
「春香っ! まこちーに甘いものをあげちゃ駄目だ」
「えーっ? まこちーだって甘いもの食べたいよねぇ?」
いつも食べさせてるじゃない。と、春香は言う。
これは…リバウンドフラグ!
まこちーの目は春香が差し出すクッキーに釘付けになる。
しばらくぶりの甘味。口からは涎が溢れんばかりだった。
「ヤー、ヤー」
まこちーがクッキーを求めて手をブンブンと振り回す。
真は、目に毒だと引き離した。
「まきょっ!?」
ガーンという音が聞こえそうなほど悲壮な顔になるまこちー。
ぐぅぅぅぅっ、と腹からも音が鳴った。
「お腹減ってるの?」
「……春香」
(あっ、これマジなやつだ)
春香は、真に睨まれクッキーを下げた。
まこちーの目はまだクッキーを追い続けていた。
「ごめんねー、まこちー」
そそくさと真から逃げ出す春香。
真は、皆にまこちーの異変を話していなかった。
ただダイエット中だからという理由をつけていた。
表向きは、皆に心配かけたくないという言い訳をしていたが、まこちーの飼い主失格の烙印をおされ、責められることを心配していたのだろう。
身勝手なエゴだが、Pはそんな真を正すことは出来なかった。
「まこちーにもオヤツあげるね」
真は、まこちーに向き直るとやさしく微笑んだ。
「まきょ……」
その顔を見れば、クッキーが食べたいと言えなくなってしまった。
オヤツと称して冷蔵庫から出されたのは、野菜スティックだった。
大根や人参、きゅうりなどが棒状に切られている。
味は、もちろん付いてなかった。
「野菜だったら沢山食べていいからね」
そう言って微笑む真の顔は、どこか有無を言わさぬものがあった。
ぽりぽりと、野菜を大人しく齧るまこちー。
遠くでは、他のぷちどるたちが楽しそうに春香のクッキーを頬張っていた。
まこちーは野菜スティックがどことなくしょっぱくなったように感じた。
あれ、今度は甘やかさないか
これまこちーの足が悪化したらあふぅ死ぬんじゃないか
極端w
夜の事務所。
まこちーはいまだ事務所に泊まっていた。
連れて帰るとまた甘やかしてしまいそうで、という真の言葉に、Pが事務所に泊めることにしたのだった。
あふぅは、また噛むといけないのでケージの中に入れられている。
真手ずからケージに入れたため、あふぅは大人しいものだった。
ぐぅぅぅっ。自らの腹の音で目を覚ましたまこちー。
横を見れば、ぴよぴよがアイマスク姿で眠っている。
ゆきぽはダンボール中で寝ながら回転していた。寝相が悪い。
あふぅは、結局のところ寝れればどこでもいいとばかりに寝息を立てている。
まこちーは、もう一度寝ようと毛布に包まるが、まんじりともせずに起き上がる。
くんくんとやよのように鼻を鳴らす。
まこちーはそれほど鼻が利くわけでもないが、どこからか甘い香りがするのを察知した。
それは、甘いものに飢えたまこちーの感覚が鋭敏になっているからか、程なく匂いの元へとたどり着いた。
事務机の下、ほこりに塗れたクッキーの欠片が落ちていた。
ぷちどるの誰かが、食べ掛けを落としたのだろう。
やよいがロケ中で無人島に行っているため、掃除が行き届いていないようだった。
まこちーは、誇り塗れのクッキーを拾うと、息を吹きかけた。
昼間落ちたクッキーは、まだ食べられそうだった。
ぐぅ。
甘い匂いに腹が鳴る。
まこちー。
真の怒ったような、悲しそうな顔が浮かんだ。
それでも、食欲という本能に勝てなかった。
もしょり。
少し湿気ったクッキー。それでも久しぶりの甘味はとても美味しかった。
「へへっ」
一度この甘みを思い出してしまえばもう我慢できなかった。
まこちーは床を舐めるように、鼻を鳴らしながら床に散らばった、ほんの指先ほどの喰いこぼしを拾っていく。トリュフを探す豚のように。もう、塵や埃など気にならない。
やがて、あるところから匂いが強くするのが分かった。
それはPの机の、引き出しの一番下。
引っ張る。
がちゃ、と音がして開かない。鍵が掛かっていた。
隙間からの匂いがより強くなった。
ここだ、間違いない。
クッキーがある。
「まっ、きょーー」
渾身の力で引っ張る。
ズキンっ、と足が痛む。力を込めるたびにズキンズキンと足は痛むが、目の前にクッキーがあるという希望の前では、多少の痛みなど気にならなかった。
ぷちどる一二を争う力持ちであるまこちーの怪力の前に、机程度の鍵では耐えられようもなかった。
唐突に開いた引き出しに、まこちーは勢いあまってごろごろと床を転がる。壁に後頭部を打ち付けると、やっと止まった。
「ま……」
痛みに、頭を抑える。届かないが。
気を取り直して、引き出しへとよじ登る。
書類の上に、袋に包まれたクッキーがあった。
Pは、自分の分を閉まっておいたはいいが、仕事の忙しさに忘れて帰ってしまったようだ。鍵を掛けたことで安心してしまったのだろう。
「やーりぃ、ヘヘッ」
春香のクッキーを手に喜びのポーズ。
袋を開くのももどかしく、引き裂く。
ぱらぱらと、クッキーの粉が書類の上へと零れ落ちていく。
大きく口を開けて一口。
サクッ、とした歯ごたえと口の中で溶けて広がる甘み。
美味しい。美味しい。
まこちーは夢中で食べていた。食べつくすだけでは飽き足らず、クッキーの袋に残った粉すらも舐め取っていた。
お腹が充たされたまこちーは、目蓋を擦る。眠くなったのだ。
布団に戻るのも面倒になったまこちーは、そのまま書類の上で丸くなった。
翌朝。
「まこちー、まこちー」
引き出しの中で眠ったまこちーは、自分を呼ぶ声で目がさめた。
「まきょ?」
真が、見下ろしている。
その顔は能面のように無表情だった。
どうして。
真の口が動く。声は出ていないが、そう呟いていた。
どうして。どうして。どうして。
声にならない呟きは、囁きに、そしてしっかりとした声に。
「ま、まきょ……」
ただならぬ真の様子に、まこちーは怯える。
そっと、引き出しから抱き上げられる。
まこちーは、膝の上で腹ばいにさせられた。
振り上げられる真の右手。
「どうして、クッキーを食べたの!」
びしゃん。と、まこちーのお尻を叩く。湿った音が響いた。
真は、濡れた自分の手のひらを、服で無造作に拭った。
まこちーのスパッツのようなものを引き下げ、尻を露出させると、もう一度尻をたたく。
「ま”」
何度も振り下ろされる真の平手。
まこちーは、痛みに涙を流している。
Pが、真の横で涙を流している。夜尿で書類が駄目になっていた。
「ボクが、こんなに、心配しているのに」
ばしーん、ばしーん、ばしーん。まこちーの脂肪の乗ったお尻が派手な音を立てる。
「まこちーは、自分の体がどうなってもイイって言うの?」
真は、まこちーを叩きながら何時の間にか涙ぐんでいた。
そうは言われても、まこちーは自分の体がどうなっているのかなんて分からない。
ただ、おしっこが我慢できないのと、のどがいつものより渇きやすくなるのと、疲れやすくなるのなんて、たいしたことじ
ゃないと考えている。
いま問題なのは、大好きなお菓子をくれなくなったことと、あふぅに噛まれた足が痛むことだった。
足とお尻の痛みに、温厚なまこちーもだんだんと苛立ってきた。
「まきょー!!」
まこちーは叫び声を上げると、真の手から素早く逃れた。
両手で真を突き飛ばすと、事務所から逃げ出した。
足が痛むために、何時の間にか四足歩行になっていた。
「まこちー!」
真は、逃げていくまこちーの後ろ姿を見送ることしか出来なかった。
ってゆうかなんでPはまこちーが糖尿病だってわかったん?
今までの生活は、逃げ出すほど嫌だったのだろうか。
頭を過ぎる疑問は、自らの行いに対する後悔と嫌悪を募らせていく。
好き勝手にお菓子を与え続けて、急に一切駄目だなんて、身勝手すぎるのは自分のほうだ。
そう考えると、真はその場から動くことすら出来なかった。
「真。追いかけなさい」
書類を片付けていたPが、声を掛ける。
「このまま、まこちーを逃がしたらそれこそ後悔するぞ」
「プロデューサー」
「早くしろっ!」
「は、はい」
真は駆け出した。
「まこちーぃぃぃっ!」
「まきょー」
まこちーはすぐ見つかった。事務所から出て数十あふぅ先でぜーぜー肩で息をしていた。
「まこちー、ごめんね」
真は、まこちーを抱きしめると謝り続けた。濡れた下半身で、真の服が濡れていくが気にしなかった。
「へへっ、やー」
「帰ろう」
真は、まこちーを抱っこした。
真にこうやって抱きしめられるのは、久しぶりだった
事務所に戻ってきた真たち。
「そういえばお風呂に入らないとね、あと包帯もとっかえないと」
真は、給湯室へと入っていく。
しばらくして、
「ぷ、プロデューサー!!」
真の叫び声が響いた。
包帯を解いたまこちーの足は真っ黒になっていた。
Pが触れると、その部分は柔らかかった。それは、いつものような張りのある柔らかさではなく、痛んだ桃に触れているよ
うだった。力をこめるとぐずりと崩れそうでPは手を引っ込めた。
「痛く、ないのか?」
「まきょ?」
ぎゅっ、とスーツの肘のあたりを握られた。
真が、震えている。まこちーの足から目が離せないようだった。
「ど、どうして、こんなことに?」
真は、涙を流していた。Pの背中に顔を押し付け泣いていた。
「あふぅの噛んだ痕が壊死してる」
「あふぅ……」
ゆらりと、真が部屋から出て行った。
に”や”ぁのぉぉおおっ!
あふぅの悲鳴が外から聞こえてきた。
「どういうことだ?」
Pは呟く。
まこちーが噛まれてからまだ数日しかたっていない。
まこちーの三日で痩せるような滅茶苦茶な体質のせいか、それともあふぅの口内細菌の力なのか。
とにかく病院へと連れて行くことにした。
結果、まこちーの足は切断することになった。
片足で帰ってきたまこちーの姿を見たとき、真は声を上げて泣き崩れた。
片方の足が無くなったため、Pが小さな松葉杖を作ってあげた。
真の献身的な介護のかいもあって、まこちーは、ゆっくりとだが松葉杖に慣れていった。
朝も早くから真に呼び出された。
朝一の仕事が入っているから別に不思議なことではなかったが、小鳥すらも来ていない事務所で真と二人きりになった。も
ちろん、別の部屋では事務所住みのぷちどるたちが寝ている。
「最近、まこちーの様子がおかしい?」
「はい」
そう答えた真は、どこか憔悴しているようだった。
バッグから出てきたまこちーは、ちょこんと机の上に座っていた。
またも過保護に戻ってしまっているようだった。流石に三食菓子漬けの日々までは戻っていないが。
横には、二本の松葉杖が置かれている。ちゃんと使っているのか、持っているだけなのか。
見ている限りでは、片足が無い以外は、いつものまこちーのようだった。太ってもいなければ、へろへろに痩せてもいない
。
「へへっ」
鳴き声も、
「へへっ、へへへへへへっへへっ」
普通じゃなかった。よく見れば、空ろな瞳はなにもかわらないが、口もとがだらしなく、涎が垂れている。
まこちーをPに預けると、真は仕事へと向かった。
真自身は、まこちーも連れて行くと言って聞かなかった。目を離すのが不安なのだろう。
それだけは許さないというPの言葉に渋々従った。
「このままでは、まずいかもな」
Pが呟く。真もまこちーも限界かもしれない。
へらへらと頭を揺らしているまこちーを見下ろした。
>>1で「嫌なら見るな」っつってんのになんでageてんの?
ふざけてんの?喧嘩売ってんの?馬鹿なの?死ぬの?
「ナぁノぉ」
あふぅが、ひさしぶりにまこちーの元へと近寄ってきた。
まこちーが一匹になったのをどこかで覗いていたのだろう。
あふぅは、真がいるときは姿を見せなくなっていた。
「はぁにぃ、ナぁノ」
「?」
久しぶりなの、とでも挨拶しているのだろうか、あふぅが片手を挙げた。
抱きつこうと近づくが、後一歩のところで足を止めた。
まこちーの片足がなくなっているのに気付くと、一瞬目を見開く。
「はにぃ」
「ま”」
あふぅが、どんな失礼なことを言ったのか、Pには分からない。
まこちーは、松葉杖であふぅの顔面をいきなり殴った。
もしかしたら、噛まれた復讐なのかもしれないが、まこちーがこのようなことするとはにわかに信じられなかった。
「な”ぶゅぎゅぃ」
まこちーの馬鹿力で殴られたあふぅは机から転げ落ちた。
まこちーも、飛び降りると、手にした松葉杖をそのままあふぅの頭へと振り下ろした。
「まきょきょきょきょきょきょ」
「ナ”、ばぁぁっ!」
連打連打連打。
狂ったような笑い声を上げながら、まこちーは太鼓の達人のように松葉杖であふぅを殴打する。
片足で連打を続けるにはバランスが悪かったのか、あふぅを捉えそこなった松葉杖が床を叩いた。
その隙に、あふぅは這い蹲るように逃げ出した。
手近にあるゆきぽのダンボールをかぶる。
一部始終丸見えだった。
しかし、まこちーは、あふぅの姿が見えなくなると、興味を失ったようにぼんやりとし始めた。
「ぽ、ぽぇ〜」
ゆきぽがびくびくしながら、こちらを覗きこんでいた。
この騒ぎで目が覚めたらしい。
まこちーがゆきぽを見つけた。
「ヤー」
発情期のあふぅのようにゆきぽに飛び込んでいった。
「へへっ」
「ぽ、ぽぇ、ぽお〜」
真がまこちーにするような頬擦りを、ゆきぽにおこなう。ゆきぽは、初めてのまこちーの行動に戸惑う。
ひとしきり頬擦りをすると、唐突に飽きたようにゆきぽは開放された。
「ぷぃー」
ゆきぽは、ぐったりと床に伏す。
どうやらまこちーがおかしくなっているのは確かなようだった。
人間なら足の痛みに気づかなくて壊疽するはずなんだが…
まこちーは壊疽で切断する状態の足の痛みに耐えていたのか?
さすがはぷちどる不思議な生き物!
ってゆうかもうそれ糖尿病じゃなくてもいいよね?
ついでにせっかく切断したんだからその場で血液検査してもらえばいいじゃん
「まこちー」
呼べば、よたよたとPの元へと向かってくる。
まだ、自分への認識はあるようだった。
「へへっ」
雷神拳を繰り出してきた。
Pは、それを避けると抱き上げる。暴れないように腕ごと押さえ込んだ。
腕自体は人の体温より低いようだった。腕の脂肪のせいだろう。
両手が塞がっているので額同士を合わせる。
額は熱いが、そういえば平熱がどれくらいか分からないことに気付く。
「意味がなかったな」
「まきょ?」
「さて、どうしたものか」
このままでは、まこちーに待っているのは最悪の結果だけだろう。
そんなことになったら真のショックは如何程か。
「悪いのは俺だよなぁ」
Pは、悔いていた。適当に糖尿病だなどと言わなければ、結果的にまこちーは足を失うことはなかったのではないか。
まこちーを机の上に置くと、椅子へと深く座り込んだ。
安物の事務椅子のキャスターがすべる。それを、足を使って引き戻す。
下がっては、戻る。下がっては、戻る。を繰り返すと、まこちーが楽しそうだと思ったのか、Pの腹へと飛び乗ってきた。
「まきょ、まきょきょ」
行ったり、来たりをしばらく繰り返す。
そのたびに、まこちーは喜びの声をあげた。
おそらく、壊死した細胞によってまこちーの脳は破壊されているのだろう。
ただゆれるだけで大喜びする。ゆきぽに出合ったうれしさに頬擦りまでする。あふぅの態度に腹を立て、我慢が効かなくな
る。ほんの些細な感情の波すらもコントロールできずにいた。
やがて、まこちーは寝てしまった。
腹部に感じるまこちーの暖かさに、Pも何時の間にか眠ってしまった。
まこちーの脳がいつまで持つかは分からない。
だが、一時でも長くと願わずにはいられなかった。
Pの目を覚まさせたのは、腹部に感じる生暖かく濡れる感触と、
「まきょきょきょきょきょきょ」
ガタガタ震えるまこちーの振動によって。
濡れたシャツから感じる体温は先ほどよりも遥かに高温だった。
早すぎるほど急速な悪化にPはなすすべも無かった。
Pが出来たのは、真を呼ぶことだけだった。
「まこちー!!」
仕事先から飛び帰って来た真は、Pの用意したダンボールの寝床に横たわるまこちーの元へと一直線に駆け寄った。
「お医者さんには、診せたんですか」
Pがゆっくりと首を振る。
ダンボールの中のまこちーは、呼吸も弱弱しく意識も無かった。
高熱で時折うなされるだけだった。
「どうしてっ!?」
「分かっているだろう。医者じゃあ、ぷちどるたちを治すことは出来ないんだよ」
「でも、でも、でもっ!」
「まきょ〜」
頭を振って否定する真へと、弱弱しく手をのばすまこちー。
真の声で目を覚ましたようだった。
「まこちーっ!?」
真は、その小さな手をやさしく握り締める。
まこちーは、真の姿を見るとそっと微笑んだ。
破壊され尽くされた脳で、確かに真へと微笑んだのだった。
するりと、その手が落ちる。
「まこちーーーーーっ!」
こうしてひっそりとまこちーの命は閉じた。
好き勝手に食事を与えられ、好き勝手に寝かしつかされ、好き勝手に放って置かれる。
食って、寝て、遊ぶだけの短い命の幕を。
おしまい
…ぷちどるって本当に謎な生命体なんだな
乙
まこちーの足の切断手術って薬使わずに行ったのか?
インスリンすら使えるか分からないんじゃ麻酔も止血剤も使えないよなぁ…
ついでに人の場合だが、尿が甘かったってのは単に直前にショ糖かなんかを撮り過ぎた場合だ
回糖系で糖の分解が追いつかなくなることで一般人でも尿が甘くなることはある
糖尿病の糖って大部分がでんぷんとかの甘くない糖だ
糖尿って言ったのはPだけ
>>861 >>745をよく読むんだ!
最後に
糖尿病は確かに頻尿にはなるが我慢できなくなるわけじゃない
漏らすのは切迫性尿失禁っていう脳脊髄系の障害がほとんどで、これは糖尿病じゃなくて脳梗塞とかの後遺症で起きやすい
乙だけどなんか中途半端になっちゃったね‥
変な突っ込みは気にしないで完走すればよかったのに
病気を治すとか、善意の虐待って地味に良いな
動物アレルギーのちびき
性病あふぅw
池沼化まこちー読んで、池沼ぷちも良いなと思ったw
気弱なゆきぽが池沼化、リミッター解除された腕力と異常な発情期で他のぷちを強姦しまくるゆきぽとかw
善意の虐待か…
喉が潰れて歌えなくなったちひゃーを、歌で慰めようとするゆきぽとかいいよね!
って言ったらなぜかちひゃーにスピリタス飲ませて喉を潰す部分だけが流行ったんだよな…
スピリタスって痛みを越えたら甘さが来るらしいな
867 :
ゆ虐:2013/06/04(火) 06:15:28.48 0
ちひゃーの髪の毛
切っても伸びるんなら、抜いちまえばいい。
スピリタスぶっかけて、燃やして証拠隠滅
>>865 いっそ、ちひゃーの為に合唱を開いてやろうぜ
声のでなくなったちひゃーの為にゆきぽが歌を歌う
→ぷちどるがみんな乗っかってきて大合唱になる
→ぷちどるの間で歌が大ブーム!イタズラして来ても歌を歌えば乗っかって来て辞めるようになる(ちひゃー以外)
→ついに歌を歌うぷちどるTVデビュー!事務所の中や千早の家でもぷちどるの歌声だらけになり、
街にでても歌ってとせがまれるようになる
オチは考えつかないけど、こんなのはどうだろう
>>869 それもう善意の虐待のかけらもないじゃん…
狂いに狂ったちひゃーは手始めにゆきぽに襲いかかるもあっという間に抑えられる
いつまで経っても反省の色が見られない上に声が出ないともなればもう用済み
同情していたゆきぽももうちひゃーのことなんて忘れてしまったかのように見捨ててしまう
道端に捨てられていたちひゃーは声もなく彷徨っていたが世間のぷちブームのおかげかすぐに飼い主がみつかるも
声が出せないと分かると虐待、嘲笑されまた路上生活
ついには見世物小屋であらん限りの辱めを受け、またある時は異常性癖の飼い主の慰み者にされ
完全に生きる意味を無くしたちひゃーは自らの喉を掻き切って死ぬ
でもその一瞬だけ喉に空気が入り噴き出す血のお陰で声が出せた!よかったねちひゃー!
絶望しきって耳を切り落としたけど、その後に声が戻ってって言うの思いついた
>>870 一応みんなはちひゃーに大好きな歌を聞かせて励ましたいって感じならどうだろう
色々無理があるか
俺は若干ムリがあると思う
善意って別に主観なんでしょ?
ならいいじゃんよかれと思ってやったことでどんどん症状は悪化して
最後は死んだ方がマシなくらい辛い状況になってしまったから仕方なく”善意”で死んでもらうみたいな
俺は少なくともそれくらいじゃないと虐待として満足できないなー
876 :
('A`):2013/06/06(木) 16:43:11.62 0
まとめマダー?
自分で作れ
気づかなかったが>>699-
>>705みたいなのいいなぁ
ごちゃごちゃわかりにくい描写を延々つづけた挙句にSS途切れ途切れにするんなら
こうやってさっぱり終わらせて欲しい
そんなこと言ってもそんなの作者の自由だしな
さるさん規制もあれば作者の事情もあるだろうしどうしようもないだろ
ぷちどるって食って寝て遊ぶとか快楽だけを求める生き物だけど、
酒・麻薬・賭博・シンナー・タバコとかあったらあいつらどうなるんだろ
バクチは無理かもな。
一部を除いて頭悪すぎるもんw
そもそも可愛くて不思議な生き物ぷちどるにはアルコール・薬物が依存する脳があるのか?
物事を考えられるから脳はあるだろうし、あの形状なら脊髄みたいな器官があってもおかしくはないと思うんだ…
でもそれって地球の普通の生き物の構造なわけでさ…
一応地球の食べ物を食べてるし、
効くんじゃないか?
アルコールと薬物は効くだろうな
というか効いてほしいw
ちょっとぷち実験すべきだな
ちびきはマタタビとか効いたりしそうwww
ぷちって排泄しないじゃん?
ってことは体内で100%吸収や分解、無毒化ができるから体外に出す必要が無いんじゃね?
そんな生き物に薬物もアルコールも効くとは思えん…
>>885 難しく考え過ぎだwww
せめてハ○太郎みたいにハムスターの一種とか
ピカチ○ウの電気ネズミ設定みたいなのが欲しかったよな‥
現状じゃあ食って寝て遊ぶアイドル達に似た外見を持った不思議な生き物以外の設定がなにもないし
>>885 鼻水垂らしたりしてるし、描かないだけで排泄するんじゃね?
ぷちの構造なんて書き手に委ねるしかないよね、実際
水をかければ増える奴の仲間どころか、
食って寝て遊ぶだけというどうやって野生生活を送るのかわからない奴らだ
マジメに考えるほうが馬鹿らしい
無人島とかに流れ着いたらどうするんだよあいつら
みうらさん使って帰ってくる
or
全員一夜明けたら勝手に自動餌出し機のところに戻れる能力持ち
そういやどこぞの部族からもらってきた割にちひゃーもいおも普通の服着てたよな
あの奇形に合う奇麗な日本服をどこで調達したのか
「ごめんなさい、じゃあお留守番よろしくね」
「くっ!」
千早が家を出るのを、ちひゃーが右手を上げて見送った。
ぱたんっ と玄関が閉まると、ちひゃーはリビングへ戻った。
「くっ…」
何をしようかと考えるように、辺りを見回した。
元々物が少ない千早の家は、暇つぶしになるものもあまりない。
普段はブラッシングでもしてもらえるが、一人だと暇つぶしを探すのに苦労する。
「くーっ…」
とりあえずリビングにあるタンスの引き出しをいくつか開けると、中からは小さなマイクが出てきた。
いつもちひゃーが愛用しているマイクだ。
「くっくー!」
ちひゃーは嬉しそうにマイクを取り出すと、それを持ってテーブルの上に登った。
観客なんて誰もいないけど、ちひゃーの大好きなステージだ。
「くぅぅぅぅぅぅ!」
ちひゃーは全力で歌っているが、今のところ苦情はきていない。
もっともちひゃーが精一杯声を出しても、せいぜい普通の人が会話してる程度なので昼間なら騒音にすらならないのだろう。
一頻り歌って満足したちひゃーは、ごはんを食べようと台所へ歩きだした。
その直後、唐突に電話が鳴った。
ちひゃーが受話器を取ると、何とかマイクのほうへ向かって喋る。
「くっ?」
「あれ、ちひゃー? 千早ちゃんいないの?」
声からして春香のようだ。おおかた暇なら遊ぼうとしたのだろう。
休みになるとたまに来てはお菓子をくれるのを、ちひゃーも楽しみにしていた。
「くっくっ」
「そっか、今日は営業だったね。じゃあちひゃーはお留守番してるの?」
「くっ!」
ちひゃーが自慢げに返事をした。
「あはは、偉いね。じゃあお留守番頑張ってね」
「くーっ!」
「ところで、どうやって電話してるの?」
その質問には答えずに、ちひゃーは電話を切った。
電話を終えたちひゃーは、改めて台所へ向かった。
台所の冷蔵庫を開けて、そこから牛乳を1本取りだした。
ちひゃーが取れるように、牛乳は一番下に置いてある。
それを持って、リビングのテーブルへ置いた。
あとはもう一度台所へ行き、近くの棚に置いてあるパンを一つ取って、それとコップを持ってリビングへ戻った。
テーブルの上に牛乳とパンを置くと、手を合わせた。
「くっ」
そう言ってから、パンを一口かじった。
そして牛乳を飲む。それを何度か繰り返した。
全て食べ終わったあと、再び「くっ」と言って手を合わせた。
いただきますとごちそうさまの動作は、千早を真似て覚えたようだ。
コップと皿を台所に置くと、再びリビングのテーブルの上に登ってマイクを持った。そして
「くぅぅぅぅぅぅー!」
相変わらずの演歌を熱唱した。
歌い終わった時、ちひゃーの後から拍手が聞こえた。
ちひゃーが玄関のほうを振り返ると、玄関に春香が立っていた。
「ごめんね。呼び鈴を押そうとしたんだけど、歌が聞こえたから邪魔しちゃ悪いかなって…」
そう言いながら春香が申し訳なさそうに頭をかく。
ちひゃーが走って玄関へ向かい、春香の前で右手を上げた。
「くっ!」
「はい、お邪魔します。お菓子持ってきたよー」
そう言って、春香が持っていた紙袋をちひゃーに見せる。
「くっくー!」
ちひゃーが両手を上げて喜ぶ。
そして春香の頭の上に登り、ぺしぺしと頭をたたく。
「あいたっ、いたっ、あ、ありがとね…」
これをやられるようになると、ちひゃーに気に入られてるらしい。
事務所だといつも千早か律子にやっているが、最近は春香もやられるようになった。
ちひゃーとしてはお菓子をくれる人くらいにしか見ていないかもしれないが…。
そんなに早く投下してさるさん規制大丈夫?
ちひゃーを頭に乗せたまま、春香がリビングへ向かう。
「ところでちひゃーはなんでお留守番になったの?」
「くっ! くっく」
「そっかー。それなら仕方ないね。ちゃんとごはん食べた?」
「くっ」
ちひゃーが台所のほうを指す。さっき使った食器が置いてあった。
春香はそれを見て食べた後だとわかった。、
「それなら良かった。ちひゃーだけで大丈夫かなって思って来たんだけど、大丈夫そうだね?」
「くっ!」
ちひゃーが胸を張って答える。
任せろと言わんばかりの動作だ。
「あ、お菓子食べていいよ?」
「くっ!」
そう言ってから、ちひゃーがクッキーを両手で持って一口かじった。
そのままさくさくと一個を食べる。
「どう? おいしい?」
「くっ!」
ちひゃーが右手を上げた。
千早にはよく甘いと言われるが、ちひゃーにはこれくらいが良いらしい。
ちひゃーがおいしそうに食べているのを見て、満足そうに春香が携帯を取りだした。
そしてカメラでちひゃーを撮った。
「くっ?」
「千早ちゃんにメールしてあげるね。一緒に遊んでるよって」
「くっくっ!」
ちひゃーが春香の袖を引っ張る。
「え? 何、どうしたの?」
「くーっ!」
ちひゃーが春香の頭の上に乗る。そして、ぺしぺしと頭を叩く。
「あたっ、え、どうしたの?」
「くーっ!」
「え? この状態で写真撮れって?」
「くっ!」
春香は言われるままに、ちひゃーを頭に乗せた状態で写真を撮った。
少しズレたが、一緒に写っていることは確認出来る。
「はい、撮れたよ」
春香がちひゃーに写真を見せると、ちひゃーが満足したように春香から降りた。
そして、再びクッキーを食べだした。
「…ふふ」
その様子を見て、春香が笑った。そして、ちひゃーだけで留守番してると聞いて様子を見に来たとメールした。
「くっ?」
「ううん、何でもないよ。それ食べたら、またちひゃーの歌聞かせてくれる?」
「くっ!」
ちひゃーが目を輝かせて、急いで残りのクッキー食べだした。やはり歌うことは好きらしい。
「だ、大丈夫だよ。お菓子も私も逃げないから落ち着いて…」
春香の心配をよそに、ちひゃーがあっという間に置いてあったクッキーを食べきった。
そしてテーブルの上に乗ると、置いてあったマイクを持った。
「くぅぅぅぅぅぅー!」
ちひゃーがいつもの演歌を歌いだす。
こうやって歌っているところを見ると本当に千早そっくりだと思って、春香が再び笑った。
「くっ…」
長いこと歌っていたちひゃーが疲れたのか、眠そうな顔をした。
「ちひゃー、眠いの?」
「くーっ…」
「ふふ、おいで。お昼寝しよ」
ちひゃーが春香の脚の上に座ると、そのまま寝息を立て始めた。
「ふふ。可愛い」
春香が頭を撫でると、ちひゃーが気持ち良さそうな寝顔をした。
>>890 綺麗な日本服の調達とかも自動で出来るんじゃないのか?
それから少しして、玄関が開く音がした。
千早が帰ってきたようだ。
「ただい… あら?」
千早がリビングに入ると、春香が静かにとジェスチャーする。
春香の脚の上で、ちひゃーが気持ち良さそうに寝ていた。
「ずっと歌ってたから、疲れちゃったみたい」
「そう… ごめんなさい。頼んでもないのにちひゃーの面倒見てもらっちゃって」
「ううん。千早ちゃんと一緒にいるみたいで楽しかったよ」
春香がそう微笑みながら、ちひゃーの頭を撫でた。
「くっ…」
撫でられたちひゃーが、薄目を開けた。
「あ、ごめん。起きちゃった?」
「くっ!」
ちひゃーが起きて千早の姿を確認すると、千早へと飛びついた。
「ただいま、ちひゃー」
ちひゃーが千早の頭に乗ると、ぺしぺしと頭を叩いた。
「くっくっ」
「はいはい、ちゃんと牛乳は買ってきたわよ」
そう言いながら、千早が持っていた荷物を置く。
牛乳を冷蔵庫に入れると、改めてテーブルの前に座った。
「今更だけど、お邪魔してます」
春香が頭をかきながら言う。
「いらっしゃい。今更だけどね」
千早が笑いながら返す。
「春香、今日は本当に助かったわ。でもメール受け取った時に思ったんだけど、どうやってちひゃーだけでお留守番してるって知ったの?」
「え? さっき千早ちゃんの家に電話したらちひゃーが出てそう言ってたけど…」
「そう… やっぱりなのね」
千早が何かを考える動作をした。
「何かあったの?」
「ちひゃーって電話が出来るんだけど、…どうやってるのかしら?」
「あ、言われてみればさっきも答えてくれなかったな…」
二人がちひゃーを見る。
ちひゃーは二人を交互に見ながら、右手を上げた。
「くっ!」
暫く沈黙があったが、唐突に二人が笑いだした。
「…ふふ、秘密ってことね」
「まあ、ちひゃーがお留守番出来るってことはわかったんだし、それで良いんじゃない?」
「そうね。あ、春香。私もお菓子もらっていいかしら?」
「どうぞどうぞ。いつもの味つけだけどね」
春香がお菓子を差し出した。
また甘いって言われるだろうと思いながらも、その返事を楽しみにした。
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レ'|:.| |:.:.:.:.::、|ゝ\;;ヽ ゝ/ |:.:.:.:.イ }:.| |:.:.|
l::| ∨|:.:.:.ハ| , xx |:.:.:.:.:|/|:.:.| |:.:.ト、
|:| >、\∧xx /:.:.:.:.:.|:.|:.:.| ヽ| ',
l| |:.:.:.:.:ヽハ _ /:.:.:.:.:|:.|:.|:.:.| キ ハ
| |:.|:.:.:.:.:.|:.:> ヽ`ヽ .イ| |:.:.:.:.|:.ト:|:.:.| .キ ハ
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|:ハ:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.|/ く/ / | .|/ / ハ | |
HAPPY END
バッドエンドは?
やっぱりちひゃーはムカツクなぁ
髪の毛むしりたい!
毛をむしりとった後は毛根を削ぎたい!
ぷちどる共って自分がやった事をそっくりそのままやり返されたらどうするんだろ
例えば湯飲みほどの大きさのぷちぷちどるなんて物が居て、
ぷちゆきぽに湯飲みやトランペットに穴を開けられるゆきぽとか
ぷちあふぅに性的対象として擦り寄られるあふぅとかどうなるんだろ
>>909が言ってるのとはちょっと違うがちひゃーにぺしぺししてスキンシップとる話を書こうとしてた
結局ちひゃーがPをうざったくなって威嚇するも威嚇され返される
そんで実力行使で噛みついて来たけど逆にPに片腕食いちぎられる
ただこっから先が面白く書けないから放棄中
でも言いたい事は同じだよな
上から目線で自分がされたら嫌な事を平然と人にやるぷち共ウゼーって
誰かぷち共のプライドを叩き折るようなSSを書いてくれないものか
そもそもプライド高いぷちが少ないっていうね‥
プライドとは違ってたな、悪い
床に平然と穴を開けるとか、ビームで事務所を破壊したりとかしても許されるとか、
なんでもないとかいったぷち達の「甘え」をぶち壊してやりたいんだ
上のSSはなにがしたかったんだ?
虐待ない奴こそvipでやれよ
お待たせしました
>>817の続きです
「ニ゛ャノッ!」
「勘違いをするな。貴様らはペットではない。ゴミだ。ただ、金になるゴミ。それだけだ
誰が好き好んでゴミなんぞ飼う。ゴミ何ぞ漁って細々と生きて行くくらいなら死んだ方がいい」
「だが貴様らは違う。ゴミはゴミでも、金のなるゴミだ。それも膨大な
お前達が死んだあとも、私はお前達で稼ぐ事ができる。だから飼われていることを忘れるな」
「それと、お前だ」
「ナ、ナノ……?」
「酷い体臭だ。二度と私に触れるな。さもなくば……」
「ナ、ナノッ、ナノッ!!」
黒井は軽いジェスチャーを交え、あふぅを見下ろした。それはそれは冷たい目で。
あふぅはその目を見て、震えた。わかりましたと、精一杯の誠意を込めて頷いた。
「……ふん。もうしばらくの辛抱だ。大人しくしていろよ」
そう言うと黒井は去って行った。ぷち達は皆、ぽかんとして黒井を見ていた。
あふぅは恐怖していた。というのも、まだ電流は流れていたしもちろんそれだけではない。
数匹のぷちは黒井の言っていたことを理解し、愕然とした。
だが多くはよくわからず、ただ重くなった部屋の空気に遊ぶ手を辞めてゆっくりと各々休み始めた。
同じようにしてあふぅも、黒井の話はよくわからなかった。でも、唯一最後に言われた言葉は、なんとなく理解できた。
酷い体臭。それが自分をどれだけ蔑んだ言葉か、あふぅ自身もわからなかった。
ただ、自分が思っていた”あふぅ”と比べて、明らかに扱いが違うことにショックを受け
あふぅの自尊心なるものは、粉々にされたのだった。そのためあふぅはあれ以上黒井に近づく事はできなかった。
自らを否定された衝撃と、恐怖で支配されていた。が、あふぅはそんな単純にできていない。
むしろ複雑とも言いがたい、なんとも不思議な生物であるが故の行動であるだろう。
一度は反省したかのように思えたあふぅの電流が収まった頃、あふぅは。
「……」
復讐を決意していた。なんとも滑稽な話であるが、あふぅの覚悟は相当なものであった。
あふぅはまず、ぷちたちをそそのかし始めたのだ。
「ナノナノッ!」
「とかぁ?」
「もー……」
それぞれいろんな話から、半ば強引に。そんな巧みな話術を持っているわけでもないあふぅに賛成したのは、とりあえず数匹。
この隔離された部屋で、奴らを出し抜く方法はなんだろうと考えたとき、あふぅの考えはこうだった。
この部屋をめちゃめちゃにしてしまえばいいんだ、と。
罰は基本的に電流が流れることによって発生する。だから、あらかじめ電流が流れないようにすれば抵抗することはできる。
黒服が入ってくる前にこの部屋をめちゃめちゃにしてしまえばきっと、あの男が困るはず。そう思ったのだ。
仲間に入れたのはこあみとこまみ、半ば強引に連れ出したゆきぽとちびき、おまけでついてきたはるかさん。
ぷち達は早速あふぅの適当な合図のもと、部屋を散らかし始めた。
とはいえ統率なんてまともにとれていない。
ただ部屋で悪戯をしているような、そんな適当っぷり。
しかしあふぅとこあみ、こまみはひと味違うようで、調理器のボタンをひたすらに押して、出てきた料理を手当たり次第床に落とす。
その床の上で思い切り暴れ回るのだ。参加していないぷちにまで、その料理が飛び跳ねてしまうくらい。
「ナノッ!! ナノッ!!!」
このぷちたちは学習しないのか、電流が流れるまで反省というものを知らない。
ただ目先の憎しみだとか、そういった感情を最優先する。
それはもちろん、ぷちによっても個人差があるのだろうが、特にこの三匹は秀でているようだ。
「とかとかー!!」
「ちーー!!」
ばっしゃばっしゃと暴れ回る3匹。
それをもう、眺めるだけになってしまったちびき。ゆきぽはいつのまにか居なくなっていて。
それを止めようかどうしようか、迷っているちっちゃんにぴよぴよ。
と、その時。ガチャンという大きな音がしてから、部屋は一瞬にして暗闇に包まれた。
暴れていたぷちはもちろん、皆ざわざわと心配そうに声を上げる。
また突然。部屋から声どころか、物音一つしなくなった。
停電させられた部屋にはいわゆる麻酔ガスが流されていた。
ぷちたちは皆、眠っていた。そして一匹ずつ部屋に移され、また一つ”罰”が行われるところであった。
「……もっ」
目を覚ましたいお。当たりを見回すと、何もない真っ白な立方体の部屋。
「もー……」
さっき何があったか思い出し、それでも状況がよく飲み込めないいお。
とりあえず部屋を散策。しかしどこをみても、ただ白い空間が広がっているだけ。
「……もっ?」
と、部屋の隅に何かを発見したいお。
真っ白な中、ポツンと黒い穴があいている。ちょうど、天井の隅っこだ。
じーっと見詰めていた。周りが白いからこそ、なんとなく気になってしまう。
しかし、そのときだった。
「……も゛ッ!!!?」
一匹のゴキブリが顔を出したのだ。そのゴキブリは華麗に部屋を走り回っていく。
白い壁を走り抜けるその姿はいおにとってこれ以上ないくらい恐怖であっただろう。
「キィーーーー!!!」
キュイーンという音の後に、放たれた閃光は惜しくもゴキブリには命中しなかった。
しかし、壁には当たってしまった。変色した壁材は徐々に崩れ落ち……そこにはなんと、ゴキブリが。
「キ、キーーーーキーーーー!!!」
ずどーん、ばごーん、あっちこっちにひたすらビームを乱射するいお。
だがしかし、ビームがあたって壁が壊れる度に、そこからおびただしい量のゴキブリがわき出してくるのだ。
始めは壁を這っていたゴキブリも、ついには床に落ち始め、それが波のようにいおにおしよせるのだ。
「ギィイイイイイイイイイイ!!!」
目の前まで迫ってくる大量のゴキブリにめがけてビームを必死に打ち続けるいお。
それでもゴキブリは増える一方。やがて真っ白だった部屋は、いつの間にか真っ黒になり
いおの表情もいつしか、真っ赤に染まって目には涙。叫び続けたせいか、息は絶え絶え。
しかし、そのせいで一匹のゴキブリがいおの口の中には入ってしまったのだ。
「も゛っ!!? ギィイイイイイ゛ァ!!!」
ビームなのかなんなのか、もはやわからないものを吐き続け、更には当たりをのたうち回り、狂う寸前。
だが容赦なくゴキブリは部屋を埋め尽くし続け、そして。
いおはゴキブリに飲み込まれてしまった。ゴキブリの中でいおは、何を思うのだろうか。
目を覚まし、辺りを探っていたのはやよ。
部屋は薄暗くて、どんな様子なのかもわからない。
「うー」
唸って? いや、ただ声を出してみてもどの程度響いてるかなんてわからない。
とそのとき聞こえた。チャリーンという、金属音。やよはもう、そこにいなかった。
「うっうー!!」
あっという間に音がした場所に、耳だけを頼りにたどり着いたやよ。
でも、そこにはあるはずの小銭は落ちていなかった。なんてことを確かめる間もなく、また。
薄暗くて目で確認できない。それでも、確かにこの辺りにあるんだ。そう思い、走り続けるやよ。
しかし、もう少しというところで何かにぶつかった。それが何かはわからなかった。
「うー……」
音がしたはずの場所に向かうため、少し回り道をしてみようとするも、そちらの方向にはやはり何か壁のような物があって。
仕方ない、と諦めようとした時、ちょうど反対側で小銭の音がした。
走り出す。が、またもや壁に阻まれる。
「うっうー!!」
半ば苛立ったように声を上げるやよ。それでも、壁を超えることはできない。もう、すぐそこにあるはずなのに。
と、気がついたら徐々に明るくなっていた。確かに、最初から真っ暗だったわけではなかったし、目が慣れたのだろうか。
そこでやよは気がついた。本当に、手の届く所に小銭が落ちていることに。
いつもの本能はもちろん、この部屋に入ってからは手にしていない小銭が余計愛おしくなったやよは、俄然やる気を取り戻した。
チャリーン。また反対の方だ。今度は目でも確認できた、あと三歩、二歩、一歩……ガツン。
「う゛ー……」
苛立っているせいか中々の速度が出ており、ぶつかったときの衝撃は結構なものだ。
頭を抱えたまま、目を開いて小銭を確認する。やっぱりあるじゃないか。でも、どうして。
手を伸ばそうとしても、やはり見えない壁のような物がある。さっきからずっとそうだ。
またも小銭の音。走り出す……ガツン。
この繰り返しに対しても、やよは違和感を覚えていなかった。明かりは、もうまぶしいほどに照らされていたとき。
やよは部屋の中心にいた。小銭が落ちる場所の間隔は次第に狭くなっていたことに、気がついていなかった。
音がする。走り出すやよは、もうあっという間に壁に阻まれる。
「うー!!」
強引に押し切ろうとする。でももう、助走もできないくらい、謎の壁によって囲まれているやよ。
そう、あったはずの壁は、徐々にやよへと近づいて、やがては取り囲むようにして迫ってきていた。
そして、やよは身動きが取れなくなった。
チャリーン。音がする。でももう、手足一つ動かせない。
それどころか、チャリーン、チャリーン、音が速くなって行く。その度に、苦しくなっていく気がする。
「う……うっう……」
ジャララララ……小銭の音が部屋中に響き渡る。その度に、目だけ。やよの目は、そちらを必死に追いかけていた。
でももう、動かせない。やがて目でさえ、動かせなくなるだろう。
けたたましく鳴り響き、いつの間にかやよの周り一面に広がっている小銭。決して手が届かない、今の状況にやよは何を思うのだろうか。
ここは研究室。
最先端の技術が揃っている”別荘”は、恐るべき施設である。
この小さな部屋に備え付けられているカプセル状の物は、夢を見させる機械だ。
それも思うがまま。ただし、ある程度知能がある生物には効かない。だからこその、実験施設だ。
理由はよくわかっていないが、自己暗示的なものが作用しているのだろう。
やよといおはこのカプセルの中に入り、擬似的な夢を体験していた。
夢だとしても、十分トラウマになりうるような、リアルな夢を。
いお、やよ、それにあふぅやこあみ、こまみ。この辺りを機械にかけ、罰として夢を見させた。
今回の件は、全員に罰が与えられる。連帯責任も連帯責任だ。
あふぅにはどれだけの罰が与えられるのか。いや、もはやそれも無駄というか。
皆が平等に罰を受けることで、他のぷちにルールを守らせる、という意識が働く。
それを促すための、連帯責任だ。こんな簡単な仕組みさえ壊してしまうぷちというのは、確かに厄介かもしれない。
それぞれへの教育が終わった。
ある程度、大人しくはなったようで。
いおややよはもちろん、こあみとこまみ、あふぅもそれぞれ息をしているのがやっとといった表情で。
倒れるようにして自らの布団へと倒れ込んだ。
ある程度教養のあるぴよぴよやちっちゃん、たかにゃに対しても、罰は施行された。
純粋な説教である。また、それを効果的にするための適度な暴力。
これによりぴよぴよやちっちゃんは、より強く個々の”身勝手”に敏感になるのだ。
その他のぷちには、ほとんど何も施さなかった。
適当な電流、それで済まぬ者にはまた、磔であったり夢の機械であったり、方法はいくらでもある。
疲労困憊、意気消沈と言った様子のあふぅに、一匹のぷちが声をかける。ちひゃーだ。
「くっ!! くっ!!」
「ナノ……」
何か文句を言っている。聞けばこの前の停電でちょうどカラオケの採点の途中だったとか。
そんな事で文句を言っているのか。なんで、自分のせいなんだ。そうか、お前は罰を受けていないのか。と
あふぅは次第に苛立っていた。あれだけのことをされても尚、自分に都合の悪い事には腹が立つようになっているようで
「ナノ……」
「くっ!!?」
うるさい、と適当にあしらう。ところがちひゃーは余計に機嫌を悪くしたようで。
他のぷちもお前には散々迷惑してるんだ、と声を荒げる。それを聞いたあふぅはまた
「ナノナノッ!!」
なんで自分のせいにするんだ!お前達も同罪だ!そんな口調で
それを聞いていた他のぷちも、特にゆきぽは冷たい目であふぅを見ていた。
なんなんだ、なんなんだお前達は!! そんな様子であふぅは更に感情を昂らせる。
「ナノォ!!」
「くっ!!? くっくっ!!」
ついに手まで出したか!そんな風に言うちひゃー。
もはや何を言ってもこのあふぅは止められない。暴力禁止という話がある。これでまた、自分たちも罰を受けることになるのか。
ぷちは全員、そう思っていた。そのとき真っ先に動いたのはこあみとこまみだった。
「とかー!!」
「ちーー!!」
「ナノーーーッ!!」
お前のせいで! いいや、お前のせいだ!! ちひゃー、こあみ、こまみ、それにあふぅ。
それを見ていたちっちゃんとぴよぴよ。顔を見合わせてから意を決したように、事をおさめようとするも……
「くっ!!!」
「ぴっ!!」
思わず振り上げた拳がぴよぴよに直撃。それを見て、また一匹、また一匹と乱闘に参加していく。
これではさっきと変わらない。それに、また罰を受ける……皆が皆、そう思っていたのにも関わらず、大乱闘は加速していく。
しかし、何もされず、乱闘は次第に収まっていった。あふぅを始めとするぷちは、ボロボロになっていた。
「とかぁ……」
「ちぃ……」
静まり返った部屋で皆、思い思いのことを考えていた。
それでも、きっと。同じ事を考えていたのだ。
ルールに縛られる日々。それぞれの顔色を伺って、好き勝手に遊ぶ事もできなくなって。
きっとそれは、最低限のルールを守っていない自分たちが悪いんだろうけれど。
そんな簡単な決まり事さえ、邪魔になっていた。
あぁ、そういえば前はこんな風じゃなかったな。
皆がそう思っていた。別に、自由だとか厳しいだとか、ここにいることが辛いとか、そういうことの前に。
あそこに帰りたい。そう、思ったのだ。
これ以上ないくらい、贅沢な暮らし。美味しい食事にふかふかの布団。遊びだってなんだってある。
なのに、あっちの方がよく感じてしまう。どうしてかはわからないけど、ここはもう、嫌。
指摘するのも嫌。罰を受けるもの嫌だし、受けているのを見るのも嫌。嫌な事が、嫌!
あそこには、嫌なことなんて何一つなかった。あったとしても、それはどうにかなったから。
「ナノ……」
「くっ……」
「ぽぉ……」
それぞれが、思う。と、目を向けたところには……先の大乱闘で壊れてしまった、リビングの大きなガラス。
---ここから逃げられるかもしれない。
そう思う前に、あふぅは飛び出していた。
それを見た他のぷち達も、弾けるようにして後に着いて行った。
今まであれだけうるさかった部屋には、もう誰も残っていない。
その様子を、一人眺める男がいた。
「くっくっく……奴らは無事辿りつけるだろうか。せいぜい足掻いてみせてくれ。これだけでも相当、金になるだろう……」
ぷちどるのお引っ越しの、始まりである。
「あら〜♪」
「もう戻って来ただと!?」
ぷちどるの引越しの、終わりである。
>>923 ワロタwww
どうせこっそり催眠機にかけられてて特殊能力を使えないようにされてるとか後付設定が加わって終わりだろうけど
ってゆうか馬鹿組が出てったら(ぷちの中では)常識組は出て行く必要なくね?
罰則の原因達が勝手に出てってくれたんだからこれで快適生活の始まりじゃん
>>924 群生意識でもあるのか、飼われることに反抗したいのか
まあ、常識組と言えども所詮下等生物だったってことだろ
>>924 帰巣本能とでも思っとけ
末尾PのSSなんだからそんな突っ込むな
よっぽど事務所での生活が快適だったって事なんだろうな
なんだかんだで(元は)仲も悪くないんだろうし
最低限の規則のある場所で寂しく暮らすより
事務所でみんなで好き勝手やって暮らしたいんだろ
>>924 ま、このSSのちっちゃんは小鳥さんですら飼育を断念して社長に売り払われるくらいの性格してるからな
ある程度の教養(笑)ってとこだろ
あれ?最近のレスじゃ比較的原作寄りの性格に戻って来てるだと?
もしかして今回のちっちゃんは作者の都合が悪い時だけあふぅみたくなる設定でも持っているのか!?
さすがぷちどる不思議な生き物!
あんまりケチつけてると誰も書かなくなるぜ?
そもそもあの状態の事務所でちっちゃんが必要になったり
ちっちゃんを養うような状態を作ることができるんだろうか…?
末尾Pに親を殺されたんだ、放って置いてくれ
お前らはSSが読みたいのかSSをこき下ろして優越感に浸りたいのかどっちなんだ
俺はSSが読みたい方だな
>>933 そうして書かせたSSを叩くんですねわかります
疑心暗鬼になりすぎだろ…
無茶苦茶なケチつける奴には注意するくらいのことはしてるよ
ゆ虐SS書きと違って耐性がまだないんだよな
ネタ提供レスは読んで、批判はスルーすればいいだけなのに
叩かれるのが嫌なら書くな
そもそもキチガイ隔離スレになにを期待してるんだお前は
神が降臨したぁ〜!とか言われたいのか?
前に誰かが言ってたけど所詮SSなんて道具に過ぎないんだし書いたから敬われるとかむしろ気持ち悪い
ただそのうえで評価されたりしかるべき批評を受ける分にはいいんだけど
都合のいいレスだけ受け取るならメモ帳に書いとけばいいわけだし
書いてる以上ある程度の批評は気になるってのが書いてる側の思想なんだからさ
揚げ足取るような煽りっていうのはどうなのかなって思っただけ
下手くそな揚げ足取りしかできてないんだから無視でいいんじゃないか?
むしろそんなこと言ってるとSSこき下ろしたいだけの奴が面白がってまた言ってくるかもしれないぞ
SSこき下ろしたいだけの連中なんぞこのスレにいる価値すらない奴らなのは間違いないが
まあ確かに書いてる側が何を言ったって構ってもらいたいようにしか見えないだろうしな
そうする他ないなら仕方ないある程度レスは選ぶようにしよう
それがいいな
ところで続きが気になって昼寝もできなかったので
続きを投下してくださいお願いします
投下したいんだが今出先なんだ
何度も途切れて申し訳ない
それこそまとめ作れるものなら作りたいところだが協力者はいないのか
ぷちどるのお引越しの続きを楽しみにしてる
他のぷちたちのお仕置きももっと見たかった
なるほど、SS中の急な性格の改変の指摘は揚げ足取りか…
それじゃぷちの主人が違うのを指摘したのも揚げ足取りだろうな…
薬を使えないのに足の切断手術を行ったことへの突っ込みも揚げ足取りに入りそうだ…
そしてこれからも構って欲しくて末尾Pを続けるという…
もう信者連れてどっか行けよ!
>>943 流石に全員分やるのはキツいんだろうな…
「お引越し」する都合上、特定のぷちにスポットを当ててそれをリーダーにするほうが楽だろうし
まとめかー、よくわからないけど
テキトーにwiki作るくらいなら出来るかも
>>944 いい加減落ち着け
お前だって自分の間違いを姑クラスで指摘されまくったら気分悪いだろうが
そういうことだ
まとめだったら今あるの使えばいいだろ
新しく作る必要なくね?
>>944 性格の急な改変ってなんだ…?
どこでそんなこと指摘してたのやら
>>946 今あるまとめってどこのこと
で、結局まとめは作るべきか作らないべきかどっちなんだよ
てかなんでいつもまとめ作れとか言ってるのに作れるって言ったら
作る必要がないとか言い出すんだよ…
わけがわからないよ
アンチが常駐してるんだろうなぁ
それかただの天邪鬼なのか
俺としてはまとめて落とせるwiki?だかあった方が助かるけど
950 :
946:2013/06/09(日) 19:50:30.37 0
まずはググるってことを覚えろよ…
「ぷちます いじめ まとめ」でググってもまとめサイトとかなかったし作ってみるわ
952 :
946:2013/06/09(日) 20:03:26.32 0
954 :
946:2013/06/09(日) 20:11:34.03 0
>>954 ぷちますスレとアイマススレは分けようって言ったし
事実アイマスまとめの方はぷちますスレの方のぷ虐SSをまとめてないだろ…
頭大丈夫?
956 :
946:2013/06/09(日) 20:24:58.60 0
>>955 全部まとまろってか?ムリに決まってんだろお前と違って普通の人間は働いてるんだ
>>956 全部どころか何一つまとめられてないんですがそれは
958 :
946:2013/06/09(日) 20:37:39.29 0
>>957 あぁそうかゴメンな
ハングルじゃ一つも載ってないな
でも日本語だとあるんだよ
>>944 もう書くな、とか
どっか行け、とか
なにと戦っているのかしらんが批判が明後日の方向なんだよ
SSが気に入らないなら自分の好きな内容のSSを書けばいいだろ
960 :
946:2013/06/09(日) 20:44:54.62 0
>>957 いやぁまさかここに日本語が分からないやつがいたとはなぁ
全部どころか何一つまとめられてないんですがそれは
だってwww
発狂してるなぁ
ぷちどるでもいじめて落ち着けよ
ところでそろそろ次スレでも立てた方がいいんじゃないか?
いじ虐wikiにぷ虐SSがまとめられてないって言ってる奴は
初代「ぷちどるいじめ」をどこで読んだんだろう
>>964 それはぷちますスレの方のぷ虐SSじゃないだろwwww
>>964 このスレというか
ぷ虐スレのは、ひとつもまとめられてないってことだろ
967 :
('A`):2013/06/09(日) 22:13:50.94 0
はやくまとめwiki作れ
まとめwiki作れ君は明らかに荒らしに来てるよね
まとめサイトって
2chの勝手にコピっていいのか?
SS作者を自称する奴が辞めろと言わなきゃいいんじゃねーの?
どこのまとめサイトも似たようなもんだろうし
なるほど、サンクス
編集してみるわ
終わってないやつ多いからまとめにくい
だなwww
ここは765プロ俺が働く事務所だ、最近軌道に乗りはじめアイドルたちの笑顔が絶えない
しかしここ数日妙な生き物がここに住みはじめた。
穴を掘り始める生物
イタズラをする姉妹らしき生物
事務所内で暴れる生物
せっかく軌道に乗りはじめたのにこいつら・・・
だが基本的にはかわいいやつらだ、しかしたまにはおしおきしないとな。
ということで俺は寂れた公園にゆきぽを連れた来た。
P「今日は思い切り穴を掘っていいからな」
そういうとゆきぽは
ゆきぽ「ぽぇ〜」
と穴を思い切り掘り始めた。
しばらくすると
深さ20mくらいの穴が空いていた。こいつどうやって登ってきたんだ?
するとゆきぽが
ゆきぽ「ぽぇ〜」
といって寝てしまった。
俺はこの穴を利用した落とし穴を作った。
そして財布から10円玉を落とし穴の上に落とすと
チャリーンと音がなった。
さあこいよどろぼう
すると
やよ「うっうー!」
きた
公園の入口からやよが来た。
そして目当て物を手に入れると
やよ「うー!?」
消えた
そうあっさりと落ちたのだ
殺しはしない3日後位に助けに来てやるよ。
P「ゆきぽ帰るぞ」
そういうとゆきぽは目を覚まし
ゆきぽ「ぽぇ!」
チャリーン
おれは100円を穴の近くでわざと落とした。
すると穴から「うっうー!!」とうめき声が聞こえたが
深さ20mだ登れるわけがないよな。
食べ物もなければ水もない
どろぼう野郎には牢屋みたいなものだな。
「ゔー!ゔぅぅー!!」
俺たちは公園を後にした。
次はあの金髪のやつにするかな
続く?
文字化け……
まぁ乙
すいません
文字化けしちゃいました
ゔぅぅぅー!!!! ゔぅぅぅー!!!!
です。
続きは明日あたりに投下します。
ありがとうございました。
治ってない
ゔぅぅぅー!ゔぅぅぅー!!
です。
もうやだ
う”ぅぅぅー!
かな
ゔ は「う」に濁点だな
そろそろ次スレが必要だな
.
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〺:ぅうーwww
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これ埋まる
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