小説を書く喪男 2行目

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361('A`):2013/09/20(金) 07:00:24.59 0
 
362('A`):2013/10/06(日) 21:49:18.48 0
http://dl6.getuploader.com/g/Roland/149/CIMG0979.JPG

部屋に死体が転がっていた。
何度も何度も捨てた筈なのに、何故か同じように死体が転がっている。
奴は俺の部屋が余程気に入ったらしい。
重い体をどこかに寄せても、少し目を離した隙に戻って来る。
仕方なく、俺はこの死体を食べることにした。
先ず、艶の良い腕から召し上がる事にしよう。
肩に思い切り歯を入れてみる。
人間の歯では一度では噛み切れない。
何度も噛んで柔らかくして、肉を引き千切って食べる。
赤黒い肉がパックリと口を開く。
形容し難い歯切れの悪さと、生臭さに食欲が唆られる。
続いて、肘を持ち上げ、二の腕の肉を貪る。
程良い柔らかさだ。
皮膚を破って食い、脂肪を吸い出し、筋肉を引き摺りだして食べる。
口を血糊で汚しながら、こうして腕を平らげ、白い骨だけを残した。
次の日は、もう片方の腕は肩から切り取り、姿焼きにしてチキンを貪るように食べた。

3日目
死体からは、両腕が消えていた。
三食、死体の腕だけを食べ、頑張って片付けたからだ。
続いて、引き締まった脚に食欲が唆られる。
ピューラーを持って来て、太ももに突き立てる。
皮膚も脂肪層も筋肉も諸共薄切りにする。
時間を掛けながら、脚の肉を無数の肉片に変えていく。
足は酒に漬けた。
こうして死体は達磨になった。

10日目
脚から契った肉片は焼肉や刺身にして食べ終わった。
続いて胴体に取り掛かる。
尻を喰らおうと、スカートの中に手を入れる。
「!?」
何者かに手を掴まれる。
何と、食べた筈の死体に腕が生え、俺の手を掴んでいた。
成程、死体にも羞恥があるのか。
諦めて包丁で腹を割く。
内臓を素手で取り出し、腹の中を空っぽにする。
肝臓はレバ刺し、他の内臓は丸ごとミキサーに掛け、栄養ドリンクにした。
かなりの量に上り、時間が掛かった。
無造作に背中の肉に噛み付きながら、それを刺身にして食べた。

30日目
死体には首から上を除けば背骨と胸部しか残されていない。
お待ちかねのデザートだ。
服を上げ、乳輪に噛み付く。
柔らかい乳輪は簡単にもぎ取られ、胸は丁度ボタンが取れた服のようになった。
片方の乳輪は、バーナーで直火焼きし、焼いて食べる。
胸や腋の美味しい肉も、あっという間に平らげた。
死体は首だけになった。

31日目
驚いた。
死体は1ヶ月前のように、食べる前に再生している。
死体は余程俺の部屋が気に入っているらしい。
「食べさせるしか能の無い木偶の坊が住み着いたな。」
俺はそれに筵を掛けながら、ふとそう思った。
363('A`):2013/10/08(火) 17:27:49.89 0
 
364('A`):2013/11/03(日) 04:20:35.41 0
小説上げたら、誰か評価してくれる人いる?
365('A`):2013/11/03(日) 06:18:43.96 0
おう
うpしたまえ
366('A`):2013/11/03(日) 17:01:39.17 0
>>365
ありがとう、何かログが残らないうp方法ある?
367('A`):2013/11/03(日) 17:15:09.53 0
>>366
テキストファイルを
ここのうpローダーに挙げるとかどう?

http://www.null-box.com/cgi-bin/up.html

削除キーは忘れずに入力な
368('A`):2013/11/03(日) 19:24:14.13 0
>>367
ttp://www.null-box.com/cgi-bin/so/No_31089.txt

これで良いのかな?

短くてごめん
369('A`):2013/11/03(日) 19:52:36.90 0
>>368
重いけどなかなか面白いじゃないか
つづきはよ!
370('A`):2013/11/03(日) 23:35:10.21 0
>>369
ありがとう
でも今は自分の文章が嘘っぽくて全然書けない……

なんかアドバイスとかあればよろしくお願いします
371('A`):2013/11/03(日) 23:54:39.35 0
>>370
とりあえず完結させてよ〜
会社辞めて引きこもった原因とか井上さんとの関係性の詳細とか々わかるの?

アドバイスな〜
風景描写が持ち味というか力入れているのなら最後まで気を抜かないことだな
あと登場人物の人となりとか美醜が分かる描写があればより感情移入できるかもしれん
372('A`):2013/11/23(土) 08:27:37.20 0
 
373('A`):2013/11/27(水) 03:20:49.48 0
 
374('A`):2013/12/04(水) 17:59:16.28 0
 
375('A`):2013/12/05(木) 09:09:23.34 0
ケータイ小説()を書いてるのだが誰1人として見てくれん
つまらなさがタイトルやあらすじから滲み出ているのか?
376('A`):2013/12/15(日) 21:04:20.05 0
卒業式の日、伝説の木の下に手紙で呼び出され、
『うおお俺にもついにモテ期到来か』と思いながらルンルン気分で向かうとそこには首のない死体が!
死亡推定時刻にアリバイがないのは俺一人!
みたいな始まり方のミステリを誰か書いてください
377('A`):2013/12/24(火) 19:23:48.95 0
むしろ首だけが置かれててソレが呼び出した本人だったというほうがより絶望的でイイね
378('A`):2014/01/12(日) 01:09:53.79 0
過疎ってるな、誰かいないのか
379('A`):2014/01/19(日) 22:32:12.80 0
 
380('A`):2014/01/19(日) 22:36:40.79 O
>>375ここに張ればいいのでは
381('A`):2014/01/20(月) 03:08:05.46 0
368だけど今年は完結させる
382('A`):2014/01/20(月) 04:10:16.36 O
小説書くの大変だよな
でも書きたいから頑張る
書くのも読むのも本だけが生き甲斐なんだよ
383('A`):2014/01/20(月) 11:20:44.30 0
年末だしショート一本書くかぁ

1月以内に一本仕上げるか

もう20日…だと?
384('A`):2014/01/20(月) 17:13:32.33 O
今日はノートで1ページしか書いてない…
展開考えるのが大変だわ

あとで見直したときに道筋が曲がりくねってる予感
385('A`):2014/01/29(水) 22:33:48.44 O
やる気出さねえとなぁ
明日は朝から図書館だな
386('A`):2014/02/03(月) 19:12:32.86 0
ここの住人は 小説家になろう とか会員登録してんの?
ユーザーネーム教えろとは言わないから、登録の有無だけ気になる
387('A`):2014/02/03(月) 21:39:37.93 0
あそこはランキングが異世界転生ファンタジーに偏りすぎ
中二病が書いて中二病にしか読まれない、そんな不毛の大地
あの中の出世頭の魔法科高校のなんたらとか読んで面白いと思うか?
思うんならまあ中二ワールドで揉まれて書籍化デビューを夢見るのもいいんじゃね
388('A`):2014/02/04(火) 23:58:39.53 O
ジャンル狭すぎて利用してない
389('A`):2014/02/08(土) 11:05:35.62 0
「パティ、どう?身体を清めた?」
「ハイ、ママ。」
病気で何ヶ月も入院していたパティは、久々の自宅での入浴を楽しんでいた。
春先の冷たい風が外を駆け抜け、隙間風となってパティの裸体を包んだ。
「ふふふ…素敵よ。」
雫を纏った白い裸体は、彫刻のようだった。
見慣れた娘の裸体だが、母親はそれを賞賛した。
膝から腰に掛けて、緩やかにカーブする腿。
下腹部のわずかな膨らみの下に、ぴっちりと閉じられた股の縦筋。
露骨も浮き出た薄い胸の皮の上に並ぶ二つの環。
病気で色艶は褪せていたが、一層愛おしく思った。

数日前、余命幾ばくもないと宣告されたパティは、最期の一時退院が許された。
病気になるまで、至って健康だったパティ。
突然倒れたかと思えば、不幸に不治の病だったのだ。
母親はパティを連れて帰ると、今朝、森の魔女の下を訪れ、秘密の薬を譲ってもらった。
病気を治す薬ではない。
病の苦痛を忘れ、安らかに最期を迎える薬だ。
モルヒネのようだが、意識ははっきりしながら、肉体的な痛みだけ麻痺させる薬だ。
つまり、今のパティは、一種の空元気のような状態になっている。

母親は、無言でパティを抱き上げると、カーテンの掛かった暗室に連れて行き、ベッドに寝かせた。
傍らにはキャンドルが灯り、ひび割れの目立つ部屋の壁を、幻想的に浮かび上がらせていた。
「ママ…これって?」
「そうよ…。」
穏やかに答えながら、パティの身体を優しく撫でる。
そして、膨らんですらない胸に舌を這わせる。
「あ…。」
「死ぬ前に、女の快楽を味わわせるの…。」
快感に、パティの身体が弓のように撓る。
暗室に、卑猥なキスの音とパティの喘ぎ声が響き渡る。
胸に幾つもキスマークを付けられ、股も湿り始めた。
ある程度、性の知識があったパティは、素直に母親の行為を受け入れた。
390('A`):2014/02/11(火) 04:32:57.21 O
31年間勤めていた会社を退職することになりました。
早期退職、つまりリストラです。
このリストラは45歳以上が対象になっていましたがうちの支店で一般職は2人しか残れないということで45歳以下の人も対象になっていました。
実際残れたのは4人でしたが支店が本社に交渉した結果4人までは残留を認められたのです。
他支店の同じ部署の一般職に退職の挨拶を兼ねて状況を聞いたところ45歳以下の一般職はリストラされていないしうちの支店のように一般職は大幅減になっていないそうだ。
特に東北支店や名古屋支店、四国支店では一般職のリストラは無かったし九州支店や広島支店も一般職は一人しかリストラされなかったらしい。
他の支店も既婚者や60歳前後の人が中心で定年までまだ先がある独身一般職のリストラは考えられない状況で既婚者は2人しかいないということを言ったら驚かれた。
若い人もリストラされているのは産休や育休を何回もとっていて録に仕事をしないからと想像した人もいたのだった。
私にとっては他の支店が既婚女性が多いのが驚きだった。
391('A`):2014/02/11(火) 04:48:04.47 O
児童文学って難しいよな
392('A`):2014/02/11(火) 16:49:44.31 0
某文学板に投稿したやつですけど

題名「ちょうげんりろん」

ここは超次元 からみ-あう空間
見渡す限りの真っ白景色 神さまのOS

群青色の毛糸玉 ころころとんとん
落ちてきて 一つの線に伸びきって
輪っかになって くるくる回って
ぶるぶる震えて 四本足の動物に 

ビーズのその眼をひからせて げんきな声で
わん!ってないた くろい鼻をひくひくさせて

点線みたいな時間の中でいったい何をさがしているの?
ほそい小さなその足で地面をけって どこまで行こうか

あそこに 若草色の村が見える きみはだれだい?
ぼくは わんわん!って村の人ともすぐに仲良し
しょくりょう一緒に探したり 皆とたのしい追いかけっこ 



みんなが眠る真夜中に くろい鼻をひくひくさせて
悪夢のにおいを嗅ぎつけて 空を見上げる小さな体

嵐のはげしい 夜の空から 悪夢の隕石
真っ白景色の住民たちの村を壊しに落ちてきた

いてもたっても居られない SOSだ
わんわんわん!と村のハカセをいそいで起こした

たった一つだけ助かる方法がある、でも
誰か一人の犠牲が必要だ だれかが羽とバクダンとり付けて
村に近づくその前に たいあたりして向きを変えるの
(角度的になるべく早く向きを変えないとだめなのです)

だれがその役目をするんだい?村のみんなは家族がいるんだ

ぼくがやるよと 群青色のカラダとココロ
地面をけって 力の限り悪夢に向かって飛んでった

・・・・・・・・・・・・

群青色の結晶がおりてくる夜
いくつものハートが 色とりどりに点滅していた
393赤毛のボギー ◆.KNGT.i5Mc :2014/02/15(土) 02:58:31.29 P
「チョコレートは幸福のように」


「磨けば光る」
私は光れません。いくら磨いたところでただ磨り減るばかりで、その内私は消えて無くなってしまうでしょう。後に残るのはただの研磨屑だけ。それが私。ただの屑なんです。
言い訳だと思いますか?自分を磨く努力を放棄し、楽な道に逃げこんでいるだけだと思いますか?ならば私の姿を是非ともお目にかけてあげたい。ただし食事時は避けて。
私は断言できます。私を見てもまだ努力の必要性などを説ける人間はいないと。誰しもが納得する事でしょう。「あぁ、こりゃあ無理だわ・・・」と。
まぁ、そんな事は別にどうでも良いのですが。私が怠け者であろうが何だろうが別にどうだって良い。いま伝えたい事はそんな事ではないのです。
子供の頃、私は何かの本で“切腹”なる行為のの存在を知りました。子供ながらに、「自分で自分のお腹を切るなんてよくできるなぁ・・・。痛いだろうなぁ・・・」などと顔をしかめました。
こんな姿に生まれてきてしまった私にも、“生きたい”と思う気持ちは一応ありましたので、自分で自分のお腹を切って死ぬという行為は流石に理解できませんでした。
ですが、今の私にはそれが理解できる。今すぐにでもこの醜い身体をかっさばいてお詫びをしたい。醜い身体をかっさばき醜い血を流し醜い臓物をさらけだしたまま醜い死を遂げたい。
そんな事をしたところで誰も得はしなく不愉快になるばかりなのですが、そうでもしなければ申し訳がつかない。そんな心境なのです。
私は恋をしてしまいました。私なんかが恋をしてしまいました。そのおこがましさを思うと、もはや死をもって償うべきしかないとすら思えてくるのです。
だいそれた恋心を抱いてしまった理由。それは、彼だけが私を“さん”付けで呼んでくれたから。
小さい頃、クラスメイトにいませんでしたか?あだ名が、“ゴリ”“ブー”“ジャイ子”といったような女の子が。
それが私です。いえ、もっと酷い呼ばれ方も散々されてきました。理念としては全ての生徒に公平であるべきの教師達ですら、嘲笑混じりに私を酷いあだ名で呼んできたぐらいです。
良くてもせいぜい乱暴な口調で名字を呼び捨てされるだけ。一人の人間としての慇懃な扱いを受けた事など一切ありませんでした。
彼だけなのです。私に“さん”付けをしてくれたのは。
公式の場以外での“さん”付け。なんら義務を伴わない場での自発的な“さん”付け。こんな私に対しても、どこか暖かみのあるニュアンスが込められた“さん”付け。それをしてくれたのは、ただ一人、彼だけなのです。
勿論、その一点のみで彼が私に好意を抱いているのではないか?といったような世間によくある思い違いなどする訳はありません。あくまでも彼の素朴な優しさ、人間性がそうしたのでしょう。あるいは同情的なもので。
それはわかっています。わかり過ぎるぐらいわかっています。私に好意を抱く男性などいる訳ありません。ありませんが、私の方は、“さん”付けをしてくれたというたった一点のみで彼に恋をしてしまったのです。
“旱天慈雨”という言葉がありますが、乾ききった砂漠のような私の心には、彼からの“さん”付けという、たった一滴の水にしか過ぎないような出来事ですら、まさに慈しみの雨粒に思えたのです。
どうか笑ってください。笑われるのには慣れています。
394赤毛のボギー ◆.KNGT.i5Mc :2014/02/15(土) 03:04:34.71 P
昨日はバレンタインデーでした。私はチョコを作りました。彼に渡せるはずもないチョコレートを。
材料は通信販売で買いました。私のような女は店先でチョコの材料を買う事すらも許されないのです。
過去にこのような事がありました。バレンタイン前日、私は誰に渡そうとする訳ではなく、自分が食べたいが為に自分には不似合いな可愛らしいパッケージのチョコを買ったのです。
そして会計を済ませ足早に立ち去ろうとしたとき、背後から店員達の囁き声が聞こえてきました。

“あんな超ドブスにチョコを貰う男が可哀想だな”と

昨日のチョコの材料を店先で買っていたならば、おそらくまたこのような事を言われていたのでしょう。私にも学習能力はあります。だから通信販売で買いました。
手作りチョコが完成した後、私はすぐにそれを床に叩きつけ、狂ったように何度も足で踏みつけ粉々にしました。どうせ渡せるはずもないのだから。
“幸福はチョコレートのように溶けやすい”誰かが言っていました。溶けるべきは幸福ですか?
私とはかけ離れた可愛い女の子達、好きな人に恥じらいと少しばかりの期待と、例え無意識的であるにせよ多大なる計算を込めてチョコレートを渡す事ができる女の子ですか?恋を成就できる愛らしい女の子達ですか?
砕けるべきは私のような人間が存在するこの世の中ですか?
違います。溶けるべきなのは、砕けるべきなのは私自身なのです。私は私を床に叩きつけ足で何度も踏みつけ粉々にしてしまいたい。
私の人生はチョコレートのようには甘くない。ただ、色だけは皮肉にも“チョコレートの色”によく似ています。
395 ◆VAMO/JOrrY :2014/02/17(月) 03:05:08.35 0
ここかぁ…、ボギーの隠れ家w
396 ◆VAMO/JOrrY :2014/02/17(月) 03:19:40.18 0
内罰的フェチ紳士のボギーが得意とする、
女性口語体による内的独白、モノローグ・アンテリユール…。
月並みな所感だが、こういうのを読むたびに、ボギーって実は女なんじゃね? って
真剣に思う。
時々うpされる画像は本人の兄弟のもので、
書き込みを続けているのは実は妹の方とか…。
これまでにも、俺の本能が疑うまでもなく男だと感じていたやつが、
私信を交わしはじめたら、実は女だったってことが数え切れないくらいある。
なぜだか、『幸福とは撃ち終わったばかりのまだ 熱い銃』っていう児童文学を
思い出しちまったよ…。
397赤毛のボギー ◆.KNGT.i5Mc :2014/02/17(月) 23:13:46.85 P
いや、紛れもなく男だよ
男だし、作中の喪女ほど絶望的な人生を送っているという訳でもない
そういう意味では、喪女を主人公に据えてさもわかった風に心象描写を施すなんていうのは、本物の喪女、どこかに実在するであろうこの話のような喪女に対して失礼な話だと思う
ただ、それでも共感できるかできないかでいえば、確実に共感できる方に近いというのも事実
作中で触れた「好きな男にチョコを渡せる女・恋を成就できる女」と比べれば、“せっかく作ったチョコを自ら粉々にせざるを得ない女”の方に内面的には間違いなく近い
両者を共感度の天秤の上に乗せたならば秤は明らかに喪女側に傾く
男女の性差はあっても、“どうしようもない卑屈さ”という最大公約数が存在する
勿論、“比較的近い”と一方的に思う事さえもある種の思い上がりやおこがましさであって、それこそ失礼極まりないという事も理解はしているけれど
それでもやっぱりスケールダウンした形ではあってもこういった喪女的人格が俺自身の中に内包されていて、何かの拍子でそれを表出化しなければ気が済まなくなる事がある
398('A`):2014/02/25(火) 22:50:50.17 0
過疎ってんな
今時物書きなんて流行らないもんな
399('A`):2014/03/03(月) 11:28:52.05 0
 
400('A`):2014/03/03(月) 18:54:13.81 0
残り600
401('A`):2014/03/03(月) 22:43:19.89 0
忘れないでほしいのは、本屋大賞にうつつを抜かしている書店員さんの生活の糧を支えているのは、
受賞作や神7の作家の作品以上に、本屋大賞に見向きもされない作家の売り上げだという事実です。
そのことを心底理解していたら、本屋大賞のキャッチコピーをあんな無神経なまま使い続けないと思います。
そんなこともわからずに、本屋が権威になったかのように特定の本を「一番売りたい本」なんてコピーをつけて特別扱いするなんて、
「選ばれた本以外の本」をバカにしているのではなかろうか、と思ってしまいます
402 ◆VAMO/JOrrY :2014/03/04(火) 23:35:09.15 0
>>401

黒田夏子の『abさんご』をどう思われるか、
忌憚のないところをお伺いしたい。
作品の所感でも、受賞を巡る業界の動向でも、
なんでもけっこう。
403('A`):2014/03/08(土) 18:47:05.32 0
 「わたしの一服」

喪男の自分は決して自らのことを打ち明けたりさらけ出したり相談したりはしない
またそれだけの許せる親友も話し相手すらも普段よりいないんだと自負しているから
ニヒルぶるワケじゃないが自分はあいそうも良くないがクチも軽くなくどちらかと言えば無口で
根も暗く人見知りするタチだとよく思われているしウワサもされている
別に気にもしていないしそれでいい むしろそのほうが好都合というものなのだ
何故なら自分はいつもヒトのグチや打ち明け話の聞き役だからだ……


「でさ 聞いてる?ムカつくからさァ俺振ってやったんよあの女をさー …」
目の前の同僚はもう3時間もアルコールをやりながら延々と終わらないグチを言っている
その間声も出さず相槌も打たずただジッと時々酒を黙ってついでやりながら
自分は目の前にいるだけだ
彼は話の合間に「聞いてる?」と声をかけはするけどこちらの返答に期待しているワケでもない
イヌかネコに話しかけているようなモノだ
なにしろ自分はただここにいるだけなのだから…
彼ら同僚や知り合いにはこうして度々グチ聞きや身の上相談など頼まれることがある
そちらの奢りで時には居酒屋やカフェやまたは家などで
「キミは口固くていいな ナニ話しても安心できる 」
ある時知り合いの人にそう言われた 無口だという皮肉にも聞こえたが
それが一つの唯一の特技でもあるのだとほめても暮れているのだ

単なるグチや悪口だけにらともかく彼らの中には過去の過ちや己の罪を吐き出せず
悶々と苦しんでいる人たちもいるのだ
だから時々自分にその吐き出し相手を頼もうとするワケなのだ
いくら僕自身が無口で愚鈍でもときにはかなり聞いてはいけないような内容の秘密を聞かされることもある
こないだなども叔母の打ち明け話に内心動揺したことも
「あなただから話すけど実はね憎い恋人をこの手で殺めたのよ結婚する前にね…」
聞いてる間は自分のルールとしてただの一度も相槌は打たず声は出さない
でも一見無関心を装っているように見えてもそれなりに動揺もしていた
が、あえて僕は最後まで聞き最後まで石のごとく黙っていた そこにいないかのように
「聞いてくれてありがとうね なんだかスッキリしたみたいありがとうね 」
ひととおり長々と話し終えて叔母はそう言い自分にタバコを差し出した
ここでようやく僕は口を開いた
「普段はね…吸わないんですよ苦手でね 」と聞き叔母は火をつけるのをためらう
「…イヤ特別ですよ今は」僕はゆっくりと吸い込む
目を閉じ 、しばし叔母は無視して自身が酩酊するように…
たった1本のタバコを時間をかけてゆっくりと飲んだ
そして灰皿に吸殻をグリグリと押しつけながらひと言

「フー 吸った吸ったハー… で何のお話でしたっけね? 」
「え?」
「ええ なんかボーっとしてて…タバコ吸うと聞いたこと忘れてしまうんです僕」
「じゃあ アナタ今の話 」
「ええ そのために用意してもらってたんですよ普段は吸わないけどね 」
まだ残る紫煙の向こうで彼女の緩む口元が見えた
404('A`):2014/03/20(木) 22:01:05.67 0
 
405('A`):2014/04/16(水) 02:37:42.12 0
 
406('A`):2014/04/25(金) 13:58:13.35 0
 
407('A`):2014/05/01(木) 14:50:15.86 0
 
408('A`):2014/05/01(木) 15:30:04.84 0
ファーウ
409('A`):2014/05/11(日) 13:37:54.34 0
 
410('A`)