【鳩山ぶら下がり】都議選勝敗ラインは「比較第1党」(8日午後)
民主党の鳩山由紀夫代表は8日午後、党本部で記者団に対し、7月12日投開票の東京都議選の勝敗ラインについて、
「比較第1党になることが勝利の条件だ」と述べた。
ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。
−−日本郵政の西川善文社長の進退問題について、鳩山邦夫総務相は今朝も 「落としどころはない」と譲歩しない姿勢を示しているが、
改めて見解は。昨日、総務相と同じ飛行機に乗ったようだが、どんな話をしたのか
「見解は前から変わりません。すなわち、この麻生(太郎)総理が3大臣に任せていると。その結果、何も決まらないと。
リーダーシップの欠如がこのような混乱をもたらしていると。早く決断をされなければならないと思っています。
やはりもう政権末期症状だなと。そのように感じます」
「それから、弟、総務大臣とたまたま飛行機が一緒になって福岡から戻りましたが、席も別ですし、基本的には通りすがりに若干の話をしたと。
『指は大丈夫か』というような話でですね。ある意味での兄弟の会話以上のものは何もありません」
−−この問題について話さなかったか
「あ、まるでしていません」
−−首相が東京都議選に向けて候補者の事務所回りを始めたが、受け止めは
「それは自民党さんの話ですから、私どもは私どもとしてベストを尽くすということであります。優れた候補がわが党にもたくさんおりますから、
まずは全員の必勝をいかにして作り上げていくかと。おかげさまで都民の皆さんも民主党に対して大変、好意的でありますので、
この勢いで都議選の勝利をつかみ取っていきたい。麻生総理が行かれるのは、ぞうぞ、ご自由ですけどね。
わが党にはかかわりのない話だと。そう思っています」