その少女は何故か、タコ焼きの入ったビニール袋を持っていた。
既に子供の姿など見ることの無い時間帯なのに少女は○○宮駅の周辺を彷徨っていた。
巡回中の警察が見たら直ちに補導されるであろう。
僕はパチスロで少々、儲かったので何処に行こうか考えながら繁華街を彷徨っていた。
僕が駅前の遊歩道でベンチに座り煙草に火を付けていた。
すると又、タコ焼きの入ったビニール袋を持った少女が僕の前を通り過ぎた。
僕は未だ寒さの残る季節なのに、幼い顔に似合わない、丈の短いワンピースを着た少女の後ろ姿を
ジーっと見詰めていた。
身長は145〜147cmかな?小○生6年生か中○生1年生かな?発育盛りなのかな?
ミニのワンピースだから裏モモが露出していて、大人の女性とは違い、ムチムチの太モモだ。
僕が煙草を吸い終えて立ち上がると又、少女が歩いて来た。
今にも泣きそうな顔をして、誰かを探している様子だ。
僕の前を少女が通り過ぎとした時に目が合ったので僕は「君!何してるの?」
「誰か探してるの?」と訪ねた。
すると少女は目に涙を浮べながら「友達と会ってたけど友達が居なくなって…」と青ざめた顔で、
男の特徴を語り始めた。
僕の推測では、一緒に遊んでいた男に置き去りにされた感じだ。
僕は「携帯にかけてみれば?」と少女に薦めると少女は黙ってしまった。
僕は更に「もう深夜だし警察にみっかると補導されるよ」と言った。
少女は「もうヤバイよ」「どうしよう…」と呟き泣き始めてしまった。
気付けば周辺からチラチラと視線が集まっていた。
僕は恥ずかしかったので「早く帰りなよ」と言って、その場を去ろうとしたが、少女は「帰れないんだよ〜」と言って
泣きながら座り込んでしまった。
僕は少女に「ここだと皆が見てるから…」「あっちで話そう」と言って自分の車を停めてる駐車場に向かった。
少女も鼻を啜りながら後を着いて来た。
駅前から駐車場に向かう途中も深夜に少女を連れて歩いてる僕をチラチラと見てる人が何人もいて凄く恥ずかしかった。
大人みたいな服装なら目立たないのだが、ピンクの子供っぽいデザインのワンピースだから目立ってしまう。
何とか駐車場に辿り着き、少女に「乗る?」と訪ねると少女は少しの間考え込んだが車内に入ってきた。
助手席に乗り込むと、ワンピースのミニなので座ると自転車に乗った時の様にスカートが上に上がってしまい、
ミニのワンピースがマイクロミニになってしまった。
少女も自分の太モモが露になってしまったのに気付いてスカートを下にズラそうとするがワンピースなので
全然スカートが下がらない。
小○生か中○生か判らんが、助手席に露になった太モモがあり、視界に入ってしまい不覚にも僕の下半身は
少女に反応して硬くなり始めた。
ロリコンでは無いはずと思っていたのに。
少女は両手を自分の太モモの上に置きショーツが見えない様に一生懸命、隠していた。
そんな仕草をみていると少女は僕を男として意識しているのかな?と考えてしまい僕はドキドキしてしまった。
気まずいムードなので僕は、とりあえず車を発進させてた。
こんな処を知り合いに見られたらヤバイ。と考えると徐々に人の居ない場所へと向って行ってしまう。
少女も不安みたいで、「何処に行くの?」と何回も聞いてきた。
僕は「どうするか?」としか答えることが出来なかった。
僕が少女に名前や歳を聞くと、少女の名はS菜、歳は1○歳。やはり小○生だった。
僕が何故、○○宮に来ていたのか質問してみると少女は徐々に口を開き始めた。
ネットカフェに泊ろうとしたら身分証が無くて泊まることが出来ず、出会い系サイトで知り合った男に助けを求めたが、
男にタコ焼きを買って来てと頼まれて買って振り向くと男の姿は無かったらしい。
僕は少女に「これからどうするの?」と訪ねた。
少女「判らない…」
僕「家に帰れば?」
少女「帰ったら殺される」
僕「同級生の家に泊めてもらえば?」
少女「親が探しにくるよ…」
少女「お兄さんの家って一人暮らし?」
僕「そうだけど…」
少女「今日だけでも泊めてくれる?お願い…行く所が無いんだよ〜」
僕は、しばらく考え込む。
もしこの娘を泊めて知り合いに見られたら困る。
僕は「ごめん…困るから…」と言った。
少女、S菜は「うん…」と言って俯いて泣き始めた。
徐々に泣き方も激しくなり、「わ〜ん」と子供みたいに(子供なんだけど)泣き始めた。