■■アイドルマスター いじめ・虐待専用 3■■

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726('A`)
765プロが潰れて半年が経つ。
忙しさに任せていたらあっという間に半年だ。
やよいちゃんがいなくなって765プロはすぐに傾いた。
私はプロデューサーに自分の気持ちを伝えて、それから間もなく私は961プロに移籍した。

プロデューサーに私の気持ちが伝わらなかったからじゃない。
私が本気じゃなかったからだ。

765プロでは、私の送別会らしきものは何も無かった。
歓迎してくれた961プロではとても盛大な発表会が開かれ、たくさんの記者さんがやってきた。

その夜のバーは貸切にだった。
765プロよりお金持ちなんだな、と改めて思った。
新しいプロデューサーやスタッフの人たちは私にしきりにお酒を勧めた。
初めてのお酒はとても飲み易くて、私はすぐに酔っ払ってしまった。
お母さんにばれたらまずいなぁと思いながら、私は勧められるままに飲んだ。

気がついたら私は961社長の車の助手席に居た。
頭がずきずき痛んで、潜水服を着たみたいに手足が重たくてだるい。

「ごめんなさい社長、私、お酒飲んだの初めてだったんです」
と正直に謝った。
「いいんだよ春香くん、気にしないで」
と社長は言ってくれた。
私は泥沼のような眠気に負けて再び目蓋を閉じた。

何かがざわつく。
波の音。
私は上半身をゆっくりと起こして窓の外を見た。
真っ暗な波止場、あの人と別れた、最後の場所。

私は動揺した。
「ごめんなさい、帰ります」
と社長に言った。

「帰る?どこに?どうやって?」
「私そんなつもりはなかったんです」

そう言った瞬間、唇を塞がれた。
727('A`):2009/05/07(木) 01:34:11 0
手足が縮こまって、抵抗できない。
961社長の手が服の下から入ってきて、ブラジャーの紐をまさぐる。
指が這うように背中やお腹を撫で回し、その先に触れようとする。

ブラジャーがめくりあげられた時、私の体は自分でも驚くくらいにびくっと大きく震えた。
それまでじっと耐えていたけれど、社長に座席ごと押し倒されて、私は思わず声を上げてしまった。

「ごめんなさい!私、好きな人がいるんです!」

そう叫んだ瞬間後悔した。
顔がさぁっと冷たくなるのを、自分で感じた。

私の好きな人はもう手の届かないところにいるのに。

社長は楽しそうに笑った。
「好きな人?誰のことだい?」と心の底から嬉しそうに笑った。
私はお酒の重たい泥を掻き分けるようにして、抵抗した。
それでも気がついたら私の下着はくるぶしまで下ろされていて、間もなく「それ」は私の中に差し込まれた。
おへその下に切り裂かれるような痛みが走った。

私はそのとき泣いていたと思う。
唯一大切な人に捧げるべき自分の貞操を、こんな簡単に失ってしまったことに絶望した。
私は本当に好きな人との約束を守れなかったのだと。
破瓜の痛みには耐えられたけれど、処女を奪われた喪失感にはどうしようもなく打ちひしがれた。

961社長の酒臭い息遣いが何度も何度も私の上で往復する気持ち悪さに歯を食いしばって耐えた。
その屈辱的な時間は永遠と思えるくらい長く感じられた。

「春香くん、君はいい加減に気がついたほうがいいよ」
と961社長は言った。
「そんなに甘くないよ、この業界は。君のような女の子を選ぶのは善意や好意じゃない。わかってるでしょ、運

が良かったんだって、今までは。それなのに、どうしてそんな被害者みたいな顔をするのかな?」

社長の言葉を聞きながら、私は後悔と屈辱でぼろぼろと涙をこぼした。

「そんなに甘くないよ、冗談じゃない。たくさんのお金が君のプロモーションのために使われている。むしろ感

謝したほうがいい。なんで泣いたりする?おかしいのは765プロだよ」

私はずっと泣いていた。
本当にどうしようもなく自分が許せなくて、最後には嗚咽をあげて泣いた。


おしまい。