ジェラルド・クロワゼット氏スレ 伍

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続いては、オランダのウオドリヘン地域で起きた連続放火事件について。
この事件はジャーナリストのピート・ハイン・フーベンスが、直接イーコフ警察署の署長に会って真相はどうだったのか調査している。

フーベンスによれば、署長がクロワゼットと会ったのは1977年11月で、テンヘフ教授の話とは2年もズレていた。
そして、この事件についてクロワゼットが署長に語った話が録音されているテープを聞かせてもらったところ、テンヘフ教授の記録はまったくの作り話で事実と大きく異なっていることがわかった。

そもそもこの事件の犯人について、クロワゼットは、「放火魔は男だ。制服を着る仕事をしていて、アパートに住んでいる。
そしておもちゃの飛行機となんらかの関係がある」と透視したとされていたが(犯人は警官で模型飛行機が趣味だった)、
実際には「制服」などとは一言も言っておらず、なおかつ「おもちゃの飛行機」についても一言も語っていなかった。

さらに、「ビデオの内容は調書にまとめられ、イーコフ署長によって署名されている」という話についても、実際に署長に聞いてみると「そんな調書は見たことすらない」と証言した。

これらを見れば、クロワゼットの伝説のもととなっているテンヘフ教授の記録は、
まったく信用できないということは明らかだろう。