これを放置することは、文明社会とはいえないのです。
いじめをなくするためにはどうすればいいでしょうか?
いじめ発生の原因であるいじめ犯罪者の排除や治療も重要ですし、異常なまでの無用な競争をなくすことも大切です。
ところが日本では、いじめの被害者が被害妄想とか、精神異常とされてしまいます。
これは泣きっ面に蜂といいますか、踏んだり蹴ったりの状態です。
望んでもいないのに、いじめの被害を受けた上に、さらに精神異常者にしたてられ、追放されるのです。
これは許されない行為です。
本来は、いじめの加害者を処罰するべきであり、無意味な競争をなくすべきなのにそれをせずに、ただ隠蔽したり、無視したり、被害者を悪者にしているのです。
こういうことでは、とても日本が進歩するとはいえません。
現状では、登校拒否、不登校、転校、退学、逃亡、仮病など消極的な逃げの対応で済まされているケースが多数あります。
それらは、正当なものではありませんが、歪んだ病的ないじめ社会では、仕方のない対応だといえるでしょう。
緊急避難的にそういうことでもしないと、いじめ被害者は殺されてしまいます。
いじめ主犯格というのは、どんな組織でもごく一部であり、多くても5人程度で、本当はたった一人の主犯が、裏で操っています。
これに腹心とでもいうべきべったりくっついた参謀がいます。
この取り巻きに数人がいるだけです。
その他は、強制されたり、弱みを握られて脅迫されている連中です。
よく意味もわからずいじめに参加している者が多数です。
そのようにいじめに加担している者でも、楽しくてやっているというよりも、自分がいじめ攻撃をされるのを恐れてやっているのです。
いじめ被害の認定も難しいといえるでしょう。
心が受けたダメージなので、外傷のような証拠が残りません。
どの程度のいじめが行われたのか、当事者同士でしかわかりようもないでしょう。
教師にいじめの捜査や、裁きを任せるのは無理なのです。
この種のいじめ犯罪については、専門機関を設立し、新たに法律も制定して、処罰するしかないのです。
いじめはやめましょうとういうような道徳教育もやらないよりはいいでしょうが、ほとんど効果はないでしょう。
それにいじめをしているという認識が加害者側にないケースも多いのです。
ともかくいじめが他人を攻撃する有効手段として、罰則規定もなく放置されているのは、野蛮な社会です。
そういう原始的な野蛮な社会では、それなりの対応をするべきでしょう。
つまり人食い人種のはびこる社会で、法をふりかざしても無駄だということです。
人権を守るのは、各個人の決意と努力に任されており、戦うことも必要なときがあります。
いじめにもいろいろな種類がありますが、正当防衛で立ち向かうべきときもあるのです。
過去のトラウマの影響とか、厳しい競争環境、あるいは、薬物などの影響もあるかもしれませんが、生き残るためには、邪悪な敵を殺す必要があるときもあります。
その前に十分に相談できる人を探して、相談するべきでしょう。
それでもなお解決しないときには、自分が悪くなくても、身を引いて、逃げるか、それとも権利をどこまでも主張して戦うかです。
いじめを繰り返す者は、過去にも同じようにして他人を傷つけたり、殺してきたはずです。
いつもいじめを成功させていたら、異常ないじめ独裁者のようになってしまい、今後も多くの人に嫌がらせをするのです。
世の中のためにもこういうのは、滅ぼす必要があります。