1 :
('A`):
職業安定所という社会の負け組みの集う場所はいつでも負のオーラに満ち溢れていた。
今日も老若男女が死んだ鯛のような目で安定所の前に列をなしていた。
そんな負の列に並んでいると自分は負け組みであることを再度おもい知らせてくれた。
そんな列でもサブは時々嬉しい思いをする事がある。それは自分と同じくらいの年齢で自分と同じくらいの醜男を目撃する瞬間である、2Chの喪板で自分と同じような境遇の人間と語り合う以上の安心感を得る事があるからだ。
今日も仕事が見つからなかった。今日も父親に仕事が見つからなかったという報告をしなければならない、毎回報告をするたびに父親は同じ事を話す。
「きつい仕事だろうがなんだろうが就職しろ、今年中に見つからなかったら出て行ってもらう」
もう聞き飽きた台詞でうんざりだった。
2 :
('A`):2008/04/07(月) 05:51:46 O
〜fin〜
3 :
('A`):2008/04/07(月) 05:52:39 O
感動した
4 :
('A`):2008/04/07(月) 05:54:02 0
母親は自分には何も言わない、金がなくなったら父親に内緒で渡してくれるし、食料も自分の部屋に届けてくれる。ひきこもりはじめた最初の頃は金を渡す事を拒んだりしていたが殴ったり家の家具を壊すなどしていたらすんなり渡すようになっていた。
良心の呵責に苦しんだ時期もあったが10年という長いひきこもり生活を続けているうちに心が痛む事はなくなっていた。物心ついた頃から自分とは似てもにつかぬできのいい弟と比較する両親が嫌いだったがどちらかを測りにかけるなら母親のほうがましだ
、母親は金銭や食料を提供する。父親のように仕事しろなんて無理難題は押し付けない。
5 :
('A`):2008/04/07(月) 05:56:02 O
だから親父に言ってやった
接着厨は行ってよしモナー(アーアー
しかし裳前らは神だな(ワロタ
藻俺様のようなツーチャン歴が長いDONに歯向かうとどうなるか分かってるんだろうな罠?
初心消防車があんまり接着してると、いい加減ブラクル貼るぞテスト。
直リンも出来ない初心者は家具氏だなと一時間マジスレするぞ(vy
まあツーシャネラはこのくらいのスレが送信できて当たり前だ。
こんなことも出来ない家具氏は回線で首切って寝たら釣るぞ(糞
6 :
('A`):2008/04/07(月) 05:57:03 0
中卒の自分には当たり前の話だが3k労働ばかり紹介される。
体力に自信がなく学生時代の体育の時間は女子に笑われ男子に馬鹿にされ集団でやるスポーツの際は必ずのけ者にされていた。
そんな自分が肉体労働なんて無理な話だった。
「仕事したくねーな、早くし死にてーな」
サブはボそりとそうつぶやくと通りがかりにある自販機の前でワンカップ
を購入しその場で一気飲みした。
仕事をせず金もないのに酒だけはやめられない。まさに喪男の鏡である。
7 :
('A`):2008/04/07(月) 06:10:33 O
* *
* + うそです
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
8 :
('A`):2008/04/07(月) 06:14:29 O
2027 日本は旧日本人は大和族と呼ばれていた。
2013 度重なる不況や疫病により日本人の人口が3000万を切ると日本政府は苦肉の策として韓国に治安維持と臨時行政代行を依頼して来た。
2015 臨時政府の健闘空しく大多数を占める日本人貧困層を一部富裕層が利益を独占し人口は900万人にまで減っていた。
アメリカはテロから内戦が酷くなり、在日米軍をハワイまで撤退
臨時日本政府は韓国と安保理を締結
2016 在日韓国人参政権認可
日本ハンナラ党が与党化
人口比は日本人1 韓国人3.2
全国に日本人保護施設建設
2018 東西日本人同士の抗争烈化
日本人人口300万人に減少
2020 激化する抗争に治安悪化し政府は日本人居留地法施行
この年日本人は大和族と名称を変更
津軽半島と能登半島の居留地に強制移住
そして今、不遇を嘆く革命家ハシバタケシが横須賀韓軍から核を盗み東京に落す計画を立てていた。
事前に情報を察知した政府は一人のエージェントを韓国本土から津軽居住地に送り込んだ。
津軽でハシバの罠に掛かり総ての装備を盗まれたエージェントはそこで最後の和を知る少年と出会う
少年と共にハシバの野望を砕く為に戦う!
9 :
('A`):2008/04/07(月) 06:21:20 0
部屋に毎日流れる大好きな恋愛シュミレーションゲームのBGMが今日もなりひびく
職安から自分の部屋に到着して早速PCの電源をいれ自慰行為、PCのモニターに映る清楚な美少女が蝋燭責めの餌食になっているシーンでサブは絶頂に達した。
やはり2次元は最高だ。もう生身の女なんて必要ない。
リアル世界の女というのはいつも自分を裏切り自分を理解せず、自分を苦しめるだけの
存在だった。サブは例え風俗嬢であろうと生身の女とかかわるなんて恐ろしくてとても
できないと考えていた。
10 :
('A`):2008/04/07(月) 06:27:01 O
>>10 男は中身の無い美女を求めるって慶應大の先生が言ってた気がするよ
>>11 究極はオリエント工業さんって訳か。
ダッチに体温機能と
腰振り機能が実装されたら今すぐローン組んでも買うね。
体温機能は最低限実装して欲しいな
14 :
('A`):2008/04/07(月) 06:58:46 O
訂正
ダッチ×
ラブドール○
空気嫁と一緒にゃ出来ねぇな。
この板でも空気嫁買った喪者が居たが、
そいつらに初開封の時の感想と、そんな自分に掛けたい一言を是非聞きたいな。
それだけで焼酎3杯は美味しく頂けそうだ。
15 :
('A`):2008/04/07(月) 07:05:07 O
>>13 だよな!
冬は一緒にお布団ぬくぬくで
夏場はオフにしてひんやりとか、敢てオンにして汗だくで使ったりとか夢が広がるwww
16 :
('A`):2008/04/07(月) 15:05:49 0
17 :
('A`):2008/04/07(月) 18:28:53 0
>>1 自然主義的な小説になると思いきや、
広津柳浪ばりの悲惨小説になっているな。
>>11 そりゃあ、その慶大の先生が
そういう美女を求めているだけだろ。
18 :
('A`):2008/04/08(火) 20:06:05 0
中身はあっていいよ
ただそれを必要もないのにそいつの我侭で外に出すのはどうかと
そういう意味じゃ人工知能つきラブドールが望ましい
ユリア100式
20 :
('A`):2008/04/08(火) 20:41:14 0
求められるのは最高の聞き手なのではないだろうか?
砂男っていうドイツ文学にオリンピアっていうドールが出てくるんだけれど、
たぶんあんな感じが理想になるんじゃないかと思う
「ふ〜だした後は腹が減るぜ。」
そうつぶやくと使用済みティッシュで溢れ返ったゴミ箱に精液を丸め込んだティッシュをシュート
した。
「おい!糞ババア!飯もってこい!」
ドアを開け下にいるやせ細った母親とは名ばかりの召使にサブは命令した。
サブにとって我が家は父親さえいなければ王国の王子である。
召使(糞ババア)はいるし、2次元の王女は百人以上だ。
3次元の王女だっている、ダッチワイフのみくるちゃんだ。
現在王国の平和を脅かす反乱軍(父親)さえいなくなれば王国は一生安泰である。
そう、父親さえいなければ・・・・
22 :
('A`):2008/04/10(木) 00:05:14 0
そこで、父親のケツのアナを狙おう
23 :
('A`):2008/04/10(木) 00:21:00 0
「100年早いわー」
サブは父親に一喝され、おずおずと部屋に引き下がった
ふいに父親を殺害したいという欲求が頭をもたげてきた、
しかしサブには行動力もなければ度胸もなかった、
人を殺す度胸があればニートなどしていない。
深夜12時過ぎた頃酒が切れたサブは近所の99ショップへ酒を買いに家をでた。
普段は家の召使に買いに行かせるのだが、ある店員の顔を一目みたいが為に12時過ぎると
サブは自分で買いに行くのだった。
いつもその店員はつり銭を渡すときやたらと離れた位置から小銭を手のひらに落っことしたり
いらっしゃいませ、ありがとうございましたの一言も言わないぶっきらぼうな店員であるが、
脳内おかず確保の為と自分を露骨に気持ち悪がる態度に興奮を覚える為、サブは平日はほぼ毎日
その99円ショップに通っていた。
店員は金髪の似合う細身のヤンキー姉ちゃんだ、まだ歳は18、9だろう。
色白で細い腕には根性焼きの跡が生々しく残っている。
小銭をズボンの中にジャラジャラ押し込めるとサブはズボンのジッパーから自分のイチモツを露出させ、その上にベンチコートを着てイチモツを隠すと
足早に99円ショップに足を運んだ。
25 :
('A`):2008/04/10(木) 00:37:40 0
父親はもとは官僚で今は退職し天下り先の団体で毎日仕事らしい仕事もせず
お茶をすすりながら新聞やネットをのんびり閲覧しているらしい。ご大層な身分だぜ
糞が。お前らみたいな団塊世代が既得権益を手放さないから俺ら氷河期世代が
割を食わされてこんな悲惨な目にあってるんだ。わかってるのかコラ。全部お前らの
せいなんだぞ、俺は悪くない。中卒で、しかも就職活動もろくにしてこなかったサブは
就職氷河期以前の問題なのだが。
26 :
('A`):2008/04/10(木) 00:53:09 0
99ショップへ行く途中、公園を通りかかると弟がいた
成績優秀で友達も多く、サッカー好きで運動神経抜群だった弟。有名大学に進学し、
その後有名な大企業に就職した弟。何もかも人より劣った俺とはまるで正反対の
完璧超人だった弟。いつも俺をゴミくずみたいな気分にさせた弟。いつも憎かった弟・・・
弟は夜の砂場で遊んでいた。一人で。
就職して1年後、弟は激務に耐えられず心を病んで退職した。統合失調症だとか聞いた。
「おいマサキ、お前も99ショップ行くか?」
「今それどころじゃないんだよ。この砂の粒の間に・・・」
「そうか、がんばれよ」「ああ」
俺は今の弟が好きだ
27 :
1:2008/04/10(木) 00:57:15 0
99円ショップに到着するとお目当ての店員が棚に商品をもたもたと陳列していた。
こちらに顔を向け自分を確認すると、するどい目でこちらをチラッと見ると作業を続行した。
何故自分は人間嫌いで対人恐怖症なのにこのヤンキー姉ちゃんに会いたいと思うのだろう。
勿論自分のM心もあるからなのだろうが、
自分から積極的に行動するなんて今までの人生であっただろうか、
そんなことを考えつつレジの前で商品を持ちたっているとヤンキー姉ちゃんが急ぐ事もなく
のろのろとかったるそうに、レジにやってきて商品をバーコードスキャナでカウントする作業に取り掛かった。
指先にはゼブラ模様のネイルアートが描かれていた、一週間前は小さな花びらが点々と描かれているアートだった。
この二人の距離が近づき女特有のいいにおいがサブの鼻につくとベンチコートのしたに露出された
サブの龍が如くはパンパンに怒張した。
「(ふふふ君の目の前にいるキモ男のベンチコートの下は露出されたオチンロンが怒張してるんだよ)」
28 :
1:2008/04/10(木) 01:03:15 0
こちらに顔を向け自分を確認すると、するどい目でこちらをチラッと見ると作業を続行した
↑の文章おかしかった。修正する。「するどい目でこちらをチラッと見ると」←の箇所いらないや
29 :
('A`):2008/04/10(木) 01:04:54 0
フィクションの割合が高すぎだと思うんだけど
30 :
('A`):2008/04/10(木) 01:06:45 0
大学の食堂で国際情勢のニュースを見るたびに(主に戦争関連)
「それが世界の選択か・・・」と寂しそうに呟き、携帯で電話するフリをして
「俺だ、○○(大統領等の名前)はどうやら俺達とやる気らしい・・・」等とほざいて
「あぁ、わかってる。あいつなりの考えだな。ラ・ヨダソウ・スティアーナ(別れの合い言葉、意味はない)」
と電話を切り、寂しそうに飯を食う。というまわりの奴らに脅威を与えるのをやってた。
31 :
('A`):2008/04/10(木) 01:10:23 0
その時ハシバタケシが店に入ってきた。大きな黒いショルダーバッグを肩から提げているが
たぶんあの中に横須賀韓軍基地から盗んだという核弾頭が入っているのだろう
ハシバはチョコバーを1本万引きすると急いで店を出て行った。
出るやいなや包装を破り貪りついてる。よほど腹が減っていたのだろう。
東京核テロ、応援してるぜ
32 :
1:2008/04/10(木) 01:17:39 0
フィクションの割合1.5割りくらいでほぼ実話。
33 :
('A`):2008/04/10(木) 01:30:05 0
女特有のいいにおいでサブは絶頂に達した。
「ふ〜だした後は腹が減るぜ。」
そうつぶやくと使用済みティッシュで溢れ返ったゴミ箱に精液を丸め込んだティッシュをシュート
した。
「おい!糞ババア!飯もってこい!」
ドアを開け下にいるやせ細った母親とは名ばかりの召使にサブは命令した。
34 :
1:2008/04/10(木) 01:48:42 0
家に到着するとサブは店員をおかずに自慰に興じた。
それは二次元でもダッチでも得る事はできない幸福感ある自慰であった。
自分のイチモツを散々こすった手で商品に触れ、小銭に触れた。
店員はその商品、小銭を自分の手で握り業務を遂行したのだ。
ベンチコートの下は露出したイチモツ、回想するだけで興奮は最高潮となった。
今日三回目の日課が終わった後サブは幸福感に満ち溢れていた。
その数週間後サブにとって番狂わせな事態が起こるとは誰も想像つかなかった。
そう、あんな風に君と。。
35 :
('A`):2008/04/10(木) 01:54:37 0
なんで喪=無職って設定になるかが分からない
36 :
('A`):2008/04/10(木) 02:01:05 0
永遠を誓った人に
裏切られた
また裏切られそうで
心の鍵は 閉めたまま
このまま貝のように
海の底深く
沈んでいたい
もう誰も愛せない
もう誰も信じられない
窓の外は 今日も雨
心の中も 今日は雨
止むことなく
今日も降り続ける
37 :
('A`):2008/04/10(木) 02:18:18 O
フィクション臭くて駄目だ
38 :
1:2008/04/11(金) 01:54:54 0
今日も一日が終わる、職安に出かけ、ババアから金をたかり酒を飲む。
くだらない一日が今日もあっという間に終わる。
今日99ショップにいるあのこの家を知る為店からでた所を尾行してみようと
思う。
もしアパートの一階とかに一人暮らししていたら下着等の衣類を拝借できるかもしれない
からだ。
警察に捕まろうが人生捨てているサブにとってはおかまいなしだった。
朝方5時彼女が店の入り口からでるのを駐車場にとめてあったパールホワイトの
ハイエースの影から確認するとサブは追跡を開始した。
39 :
('A`):2008/04/13(日) 00:16:24 O
なかなかどうして面白い
40 :
1:2008/04/13(日) 00:21:09 0
ハイエースは蔭から山手線のおくへ坂をころがっていきました
ところがサブはそれを見落としてて、なんとなくさびしいような、そんな気持ちになりました。
うふ、ようやく今日もくだらない一日がおわるようだ。
そう思うと嬉しくてスキップスキップだ。
寝転がって焼酎を飲むと、熱い!
おれはもうこれが限界かなあ。
完
41 :
('A`):2008/04/13(日) 00:22:36 O
42 :
1:2008/04/13(日) 08:11:50 0
俺作者なんだが、今度からコテハンつけるね。
この小説はマジで1.5割りは創作なんだが後は本当の実話。
この小説書き終わったら、どこが創作でどこが実話かを暴露します。
正直どうでもいい
44 :
1:2008/04/13(日) 08:29:25 0
彼女の後ろ姿を観察していると、なんだか、泥酔した酔っ払いのように
ふらふらとしていた。
埼玉の東浦和というゲームセンターやカラオケBOXもない田舎町。
転勤族と農業を営む住民が大半を占める田舎町。
彼女は東浦和駅の方面へふらふらと歩いていった。
99ショップと駅は徒歩十分くらいの距離にある。
駅近くの緑豊かな東京ドームくらいの敷地はあるであろう、第10公園の
ベンチに彼女は腰掛けると、1カップの日本酒を片手に夜空を見上げていた。
正直かなりどうでもいい
46 :
('A`):2008/04/14(月) 14:24:53 0
一応読んではいる
47 :
1:2008/04/15(火) 06:43:09 0
彼女は公園のベンチで30分ほど酒を飲みまた駅の方面へ歩いていった。
そうすると駅近くにある東ハイツと書かれた二階建ての随分と古びたアパートの
階段を上がっていった、自分の家と彼女の家はそう遠くない距離にあった事に興奮を
覚える反面二階に住んでいる事に対して少し残念な気持ちになった。
男と同居しているのだろうか、家族は誰もいないのだろうか。
そんな事を考えていると、彼女はヴィトンのポーチから鍵を取りだすと
中へ入っていった。
彼女が中へ入った後ドアの前へ行きドアポストの口を少しだけ開け耳を
あてたが、彼女以外の人間の声はしなかった、耳をあてた後中の匂いを嗅いだ。
「(彼女の匂い、ハアハア)」
小学校低学年の頃だろうか、何故かその日は目が覚めるのが早く家をでて
公園のゴミ箱にエロ本を探しに行こうとしたら(当時はPCがあまり普及していなく
エロ本がよく公園のゴミ箱に落ちていた)
父親に見つかってこういわれた事があった。
「朝の4、5時の早朝は変な人間がうろついてる事多いから家の中にいなさい」
父親の言ってる事が当時はあまり理解できなかったが、今ならよく分かる気がした。
48 :
('A`):2008/04/18(金) 03:49:19 0
hosyu
49 :
1:2008/04/19(土) 04:50:05 0
ドアポストに鼻を突っ込んでそんな事を回想していた時いきなりドアが開く、
ドアが開いた瞬間頭の中が真っ白になった。サブの体は廊下にどてんと押し倒された。
どうやって言い訳をしようか、どうやってこの場をやり過ごそうか、サブは
手に汗にぎり、考えたが斜め上にある彼女と目が合ったとき思考停止状態に陥った。
2人は二秒から三秒の間目をあわた、その間彼女はぽかんとした顔でこちらをまじまじと
見つめる。
先に口を開いたのは彼女だった。
「何、、してるの、確かいつもワンカップ買いに来る、、」
サブは体をがくがく震わせ、口をパクパクさせ色白な顔面は益々真っ白になった。
「ねえ、なにしてるの?」
彼女は力強い目つきでこちらを睨みつける、細くややつりあがった眉は普段より
いっそうつりあがっていた。
「せ、拙者はそ、そ、そのう。。」
サブは完全にパニック状態であった。
「何が拙者だよ!このキモオタ野郎!!」
彼女の言葉尻は益々強くなる。
50 :
1:2008/04/19(土) 04:59:14 0
「いや、自分は、、、」
まるで言い訳が思いつかなかった。
「何、あんたストーカーなの?マジ気持ち悪いわ・・」
{気持ち悪い}昔から異性に言われ続け聞きなれた台詞のはずなのに
爪をペンチで引っこ抜かれたような衝撃が全身を走った。
2人は目と目を見つめあいしばらくどちらも動かず、どちらも喋らずの状態が
続いた。
「なぁ、ストーカー、ちょいとあたしの酒に付き合えよ」
意外な台詞だった。
51 :
('A`):2008/04/19(土) 13:46:48 0
実話とは思えないが保守あげ
52 :
('A`):2008/04/19(土) 14:40:21 0
わっふるわっふる
53 :
('A`):2008/04/19(土) 17:26:34 O
age
54 :
('A`):2008/04/19(土) 17:59:30 0
集団の中の孤独。
それが今の俺だった。(完)
55 :
1:2008/04/20(日) 08:02:24 0
あっけにとられているサブの右手を彼女は素早く掴むと強引にサブを玄関に
引き入れた。
「まぁそこ座りなよ」
彼女は茶色い座卓の横に敷いてある座布団を指差した。
こんな醜男を部屋に入れ酒を一緒に飲む。
そんなのありえない。きっと裏があるに違いないと考えた。
もしかしたら男を部屋に呼んで自分をぼこぼこに殴り金を要求
するかもしれない。
そんな事を考え呆然としていると彼女は座卓の上にあるグラスを差し出し
「ほら!ぼーっと突っ立てないで酌くらいしろよ」
彼女の手が小さいからビールグラスがやたらと大きく見えた。
そんなどうでもいいことをパニック状態に陥った人間は観察し考えてしまうらしい。
電話を取り出し、誰かに電話するといった様子はなかった。
部屋の中を観察すると男物の洋服等も見当たらなかった。
本当に彼女は俺と酒を飲むつもりらしい。
とりあえず座卓の上にある芋焼酎を彼女のグラス半分くらいに注ぐと彼女は
それを豪快に飲み干し
「ほら、あんたも飲めよ、いつも日本酒だから日本酒のほうがいいな」
そんな事を一人つぶやくと冷蔵庫の中から初孫と大きく書かれたラベルの
日本酒を取り出し
「ほら飲めよ」
そう言うとコップをこちらに手渡し酒を注いでくれた。
56 :
('A`):2008/04/20(日) 08:33:51 O
面白いかどうかは正直微妙だが
最後まで読みたいから、完結よろしく
早く続き
しばらく沈黙が続いた
サブの頭はパニック寸前である
彼女は不思議なぐらい落ち着いている様子だ
サブは沈黙に耐えきれず
あ・・・言葉にならない言葉を発する
あ?彼女は続きの言葉を少し待った
サブは言葉が続かない・・・
あ・・・うあぁ・・・
プッ・・・あはははは
彼女は大笑いをした
サブは赤面し変な汗が流れてきている
彼女はその姿を見て満足気だ
で?あんた何してたわけ?
・・・
サブの頭はどうこの局面を抜け出すのか
グルグル回っていた・・・
続き待ってるよ
60 :
('A`):2008/04/20(日) 19:40:17 O
age
_ ___
/ ̄ ̄ ̄ ̄\,, /−、 −、 \
/_____ ヽ / | ・|・ | 、 \
| ─ 、 ─ 、 ヽ | | / / `-●−′ \ ヽ
| ・|・ |─ |___/ |/ ── | ── ヽ |
|` - c`─ ′ 6 l |. ── | ── | |
. ヽ (____ ,-′ | ── | ── | l
ヽ ___ /ヽ ヽ (__|____ / /
/ |/\/ l ^ヽ \ / /
| | | | l━━(t)━━━━┥
62 :
('A`):2008/04/20(日) 22:29:45 O
続きまだかよ
63 :
('A`):2008/04/20(日) 23:44:01 O
あげ
64 :
('A`):2008/04/20(日) 23:52:09 O
「とんとんからしゃんとんからしゃん」
これは僕が幼少時代の頃に祖母がよく歌ってくれていた歌だ。
このフレーズを単調なメロディにのせて口ずさむだけのなんとも
簡素な物ではあったが、子供ながら自然と心が安らいでいた記憶
がある。その祖母は2年前に他界した。僕は病床にふせる祖母に
この歌の意味を聞いた事があった。しかし、祖母は歌の意味を
知っていそうな顔を浮かべながらも僕には教えてくれなかった。
そして、歌の意味を教えてくれぬまま祖母はこの世を去った。
65 :
1:2008/04/21(月) 01:33:07 0
酔ってこのなんともいえない緊張感をほぐしたい。
グラスに注がれた日本酒を一呼吸もせず一気飲みした。
彼女はパーラメントのメンソールに火をつけるとこう話を切り出してきた。
「で、人の家のドアにベタッと張り付いて何やってたの?正直に言えば許してあげよう」
彼女は酔ってるせいなのかは分からないが笑顔でそんな質問をしてきた。
何故だろう、少し吹っ切れてきた、酒のおかげで勇気がわいてきた。
「は、はい、あなたの家をつきとめ
その、、下着等を少々拝借したいと考えていました・・」
今年一番勇気を振り絞った瞬間である。
こんな勇気ある告白DQNやリア充でもしないだろう、
そもそもDQNは下着泥棒なんかしないか。
「ハハハ、本当にこんな人種いるんだ!あたしね犯罪心理学に興味あって
あんたみたいな犯罪者といっぺん会話してみたかったんだ。」
犯罪者呼ばわりされる事は不快ではなかった。そんな事より外見とは裏腹に
心理学に興味があるというのは以外だった。
「ここで一つ質問ねあんた子供の頃から今に到るまで親の前で駄々こねて欲しいものは
手に入れてきたでしょ」
的中していた、今でも欲しいゲームソフトが予約受付するたびに糞ババアに
駄々をこねて買ってもらっている、今も昔も。
「その表情だと的中だな。あんたみたいに欲しいものは何でも親に与えられて
育った人間は大人になっていくら駄々をこねても手に入らない異性に対して
ストーカーしちゃう傾向があるらしいよ、ようはストーカーって人種は
我慢する事ができないアダルトチルドレンなんだよ」
彼女の言うとおり今まで欲しいと思ったものは何でも買ってもらってきた。
それゆえに我慢するという感覚は遠い昔欠如してしまった気がする。
「ほら、あんたも正座してうなずいてばかりいないで、なんか喋り
なよ、あたしに何か聞きたいこととか沢山あるんでしょ?ストーカーやってる
くらいなんだからさ」
彼女は金髪ストレートの艶々した髪を指でくるくるさせながらこちらを見て
にやついていた。
「なんか仕事しているときとキャラ違うような気がするのですが。。
こんなによく喋るのが不思議です。」
続き読みたい
67 :
1:2008/04/21(月) 02:15:36 0
「うん、仕事で客に愛想よく振舞うの苦手ってのもあるんだけど
酒入ってないときとか朝方は鬱でさ、最近医者から処方される薬のおかげで
だいぶ楽にはなってきたけど、シャブの後遺症ってやつかな」
腕の根性焼きを見たとき悪い人種であるとは気づいていたが覚醒剤に手を
だしていたとは驚きだった。
「今はやっていないのですか」
「うん今はね、金もないしいろいろあって懲りたからね」
さっきまでとは違う重い口調で彼女は喋った。
「こんな田舎に一人で暮らしてるのもシャブから逃げる為なの、前は
池袋で男と暮らしてたんだけどそいつがかなりハードなジャンキーでね
薬買う金稼ぐ為にデリヘルで働かされてたんだけどさ
最初は普通のデリヘルだったんだけど、薬買う量が増えてきてSM系のデリ
とか内容がえげつない店にどんどん移されて、もう肉体的にも精神的にも
限界きてさ、こっちに逃げてきたんだよね」
元デリヘル嬢でシャブ打って生活していた女とオタで変態でニートの自分が
この六畳一間のアパートで一緒に酒を飲んでいる事がなんだかすごく不思議に
感じた。空になったグラスにいつの間にか彼女が酒を注いでくれたらしく
それを一気に飲み干した。
「あんた名前は」
そういえばお互い名前も知らなかった。
「北島サブ」
「見てくれも変だけど名前も変だな」
彼女は口を大きく開けて笑った。
「あたしは天岩麻衣、一応逃走中の身だから偽名だけどね、麻衣って呼んで、
てかあんたあたしより恐らく十歳くらい年上なんだろうから
これからはため口でいいからね」
68 :
('A`):2008/04/21(月) 13:48:49 O
しばし談笑が続いた
普通であったら考えられない空間である
彼女は変態に興味があると言っていた
何故?
でも少しわかる気もする
つまり彼女も変態なのだろう
サブの顔がニヤける
サブやんさぁ〜
え?
仕事何してんの?
サブやんと聞かれた事よりも仕事何してるの?と聞かれた事にサブは焦りを感じた
とんとんからしゃん
とんからしゃん
しばし間を置いてサブはこう答えた
サブが出した答えは偽らない事である
無職ニートです。
彼女は変態が好きと言っていた
俺は変態だ・・・そして彼女の理想だ
何も心配する事はない
麻衣は悪戯にふーんと笑うと
グラスの酒を飲み込んだ
73 :
1:2008/04/22(火) 02:04:31 0
いや、十歳も年上ではないだろうと内心思ったが、生まれつき老けた顔で
白髪もいくらか混じった艶のないパサパサした髪だったのでそう思われて
も仕方がないかもしれない。
そんな事より今彼女は下の名前で呼んでとか{偽名だが}タメ口きいていい
よと言ったが、自分には無理、本当に無理、絶対に無理だった。
「いや、俺人間不信の引篭もりニートなんで、いきなりタメ口とかは
無理っすよ・・」
何も人間不信の引篭もりニートなんて付け加えなくてもよかったと喋った
後即座に後悔した。
「ニートか、ねぇサブは友達っているの?」
「いや、まったくいないです」
即答だった。
「私は追われている身だから友達とか作りたくても、作れないの。
いつもバイト先では周りにつっけんどんに接してる、池袋と東浦和って
近いじゃない、もし友達の友達があの男と関わりがあったらって考えると
友達どころか心開いて話せる相手もいないんだよ・・」
麻衣の目は赤く充血していてぐっと涙をこらえているようだった。
日の光が締め切った古びたカーテンの隙間から麻衣の顔を
照らした。濡れた瞳は陳腐な表現だが宝石のように綺麗にだった。
「だったらドラッグとか関わりなさそうな普通の友人を探せばいいのでは?」
「あたしね、今まで沢山ドラッグやってる人間を見てきたんだけど、普通っぽい
人間も結構手をだしてる事多かったからね、それにドラッグやってない友人の友人が
ドラッグをやってない保障はないでしょ?」
麻衣の言ってる事は尤もらしいが一つ大きな疑問がサブの頭を過ぎった。
「そんなに見つかるのが嫌だったら何で池袋から比較的近い東浦和を隠れ場所に
してるんですか?」
聞いてはまずい質問だったのだろうか、彼女は目を伏せて、黙りこくって
しまった。
と、いうような妄想をネットに書き綴るのが俺の人生の大部分だった・・
75 :
1:2008/04/22(火) 02:51:44 0
しばらくして彼女は涙で潤んだ瞳を手でこすりグラスに注いであった
焼酎を一口含んだ。
「あたし、このままあの男と一緒にいたら殺される、逃げなきゃ殺される
んだって気づいた時、ろくにお金も持たないまま家を飛び出したの
電車賃も底を尽きてしょうがなく東浦和で下車してね、駅近くの
公園あるじゃない、あの公園のベンチで途方にくれている時に
ここのアパートの大家に拾ってもらったの、優しそうなお爺さんで
家出して行く場所がないって言ったら身分証明も金もないあたしに
無料でここに住んでいいって言ってくれて、まぁ無料って言っても週に二回
そのお爺ちゃんにご奉仕しなきゃならないんだけどね。
奇跡的な運のよさだよ、もし東浦和で下車しなければ、もしあのタイミングで
家をでなければ、ここの大家とは出会ってなかった」
「ご奉仕って・・」
だいたい想像はつくし、こんな質問ぶつける事じたいがナンセンスだったが
聞かずにはいられなかった。
「勿論SEXだよ」
予想は的中だった。
「老人でもSEXってできるですか。。?」
「うん、なんとかね、挿入はあんまりしないけど手とか口とか使って
する事が多いかな、70越えてるお爺ちゃんの癖に本当元気だなって
感心しちゃうよ」
麻衣は無邪気に笑って話した。
「あたしね、ここでいっぱいお金ためて沖縄で暮らすのが夢なの
身分を証明するものがなくてもある程度お金をつめば住ませてくれる
アパートって結構あるらしいし、そしたらね、沢山友達作って
美味しいものいっぱい食べて、後ダイビングとかもしてみたい」
麻衣は幼い少女ような屈託のない笑顔で自分の夢を語った。
あげ
おい、まだかよ
続き気になるから早く書けよ
飽きたの?
79 :
1:2008/04/23(水) 05:40:32 0
しばらく麻衣は夢の事細かい内容(犬は最低でも4匹飼いたいとか、海の
見える場所に家をたてるとか)を自分に長々と話して聞かせた。
本当によく喋る、仕事場での麻衣とはまるで別人である。
「そーろそろ疲れてきたからぁ〜、寝よ〜〜うかな。サブ君はそろそろご帰宅願おうかぁ〜」
だいぶ酔っている様子だった。
一瞬悪魔のささやきが脳裏を過ぎった「{コノママムリヤリ・・ヤッチマエヨ サブ}」
しかし相手はSEXのプロフェッショナルで自分は童貞短小の喪男、無理に決まってるだろ?
頭の中の悪魔に現実を語ると悪魔という名の性欲はどこかへ消え去ってしまった。
サブは大きく深呼吸をした。
「え、と今日はありがとう御座いました、じゃあそろそろお暇します」
「ねぇまた来てくれるよね?」
「しらふになって我にかえったら自分みたいな人間を部屋に連れ込んだ
事きっと後悔しますよ」
「後悔なんてしない、もうあたしたち友達だよ、一人は寂しいの」
青天の霹靂だった。
80 :
1:2008/04/23(水) 06:07:50 0
「だって友達は作らないって・・・・・」
信じちゃ駄目だ、彼女は酔ってて頭の中が訳わかんなくなってるだけだ!
「サブって友達いないんだよね?まぁ友達零の雰囲気だったから部屋に
連れ込んだんだけど、、友達いないならあたしがここにいる事はばれない。
犯罪心理学に興味あるからとか本当は嘘、もう嫌なの!
一人は嫌なの!孤独が嫌なの!」
麻衣の目からとめどなく涙が溢れていた。
小さな体は小刻みに震えていた。
彼女が涙を流してもまだ彼女を信じる事はできなかった。
人に忌み嫌われ蔑まれ続けてきた人生がサブから人を信じるという心を
奪い去っていた。
「飲みすぎですよ、こんな醜い男・・」
「じゃ明日仕事終わったらサブに連絡する、そしたら信用してくれる?」
「携帯持ってない」
「じゃあ家の番号」
どうせ掛かってきやしない、しかしどこかで期待してしまう自分がいる。
「○×○ー○○○×」
麻衣は足元にあった雑誌にそれをメモすると
「絶対電話でてよね」
と力強い口調で言うとこちらをキッと睨みつけた。
81 :
1:2008/04/23(水) 06:26:36 0
夢のような夜だった。いや正確には朝なのだが、帰り道サブは有頂天だった。
いつも上るのが苦でしょうがない坂道も苦ではなかった。
友達ができた。生まれて初めての。
本当に電話は掛かってくるのだろうか、しかし彼女のあの様子だと
掛かってくる確率は高そうだ。
しかし孤独をあれほどまでに苦痛に感じる人間がいるんだな。
俺なんて物心ついた頃から一人だったからな〜。
サブは家に着くと泥のように深い眠りについた。
82 :
('A`):2008/04/23(水) 07:11:54 O
フィクションだろ?
83 :
('A`):2008/04/23(水) 08:06:21 O
俺の小説と酷似してるな
喪板でこういうスレって久しぶりだなぁ
続きが遅いのがムカつく
age
まだかなー
88 :
('A`):2008/04/24(木) 08:41:06 0
必死に続きを考えてるんだろ
89 :
1:2008/04/24(木) 17:38:48 0
三時頃に目が覚めたサブは職安へ行くための準備をする為、のろのろと
一階の風呂場へ向かった。
一階には召使の糞ババアしか見当たらなかった。
父親は去年定年退職した為いつもこの時間居間でTVを見てるのだが今日は父親の姿が見えなかった。
「おい、ババアオヤジは?」
台所で食器を片付けていた母親に質問すると
生気のない声で
「学生時代の友人と3日程京都旅行に行くと言ってましたよ」
とおどおどしながら答えた。
「いいご身分だな、そんな余裕がまだうちにあるんだな、そうだ今日お小遣い日
だったよな、今月新作多くてさ、ちょっといつもより色つけてくれよ、
そうだな、4万でいいや」
そう言うとババアはたんすの引き出しから金を取り出し黙ってこちらに
手渡した。
今日は父親がいないから職安に行かなくてもよさそうだ。
サブは先ほど貰った紙幣をポケットにしまうと近所のゲームショップへ向かった。
店内をうろついていると周りは小学生くらいの子供ばかりだ、今日は祭日だから
こんなに子供だらけなのだろう。
お目当てのゲームをいくつか見つけるとサブは子供ばかり並ぶレジに並んだ。
周りの子供達はサブが手に持つエロゲのパッケージを興味ありげに見つめていた。
恥ずかしいとは思わなかった。
家に到着すると早速PCを起動させ、先程購入したエロゲをHDDにインストールした。
インストールが終わり、ゲームをスタートさせようとするが起動しない。
パッケージに記載されている動作環境を確認するとPCのグラフィックボード
が最新のものを必要とするらしい。
最近のエロゲはやたらハイスペックなPCを持ってる事前提に作られてるから
困る。
「アキバにグラボ買いに行かなきゃな・・」
麻衣は仕事が終わったら電話をかけると言った。
深夜の仕事だから電話が掛かるのは明日の早朝だろうから今
買い物に行って来ても大丈夫だろう。
しかし本当にかけてくるのだろうか・・
いくら孤独が嫌だからといって醜男で下着を盗もうとしていた変態
を友達にするなんてどう考えてもありえない話だ。
やはり美人局や高額商品を売りつけるとかの魂胆なのだろうか、
しかし自分がニートである事を彼女は知っている。
こんな自分を騙しても金にならない事くらいわかるだろう。
それに昨日流していた涙が嘘とも思えない。
まぁ明日までまだまだ時間はある、あれこれ今考えても仕方がない。
お小遣いも手に入ったし秋葉いくか・・
サブはあれこれ考えた末駅へ向かった
90 :
('A`):2008/04/24(木) 21:54:13 O
あげ
92 :
1:2008/04/25(金) 14:13:02 0
(駅)そこへ行くと昔の同級生を頻繁に見かける。
あるものは背広を着て、あるものは子供を連れて、自分を散々いじめ貫いてきた
少年少女はもう立派な大人になっていた。
彼らを見かけるたびにサブは心底憂鬱になった。
改札口付近で子連れの夫婦がいた。幸せオーラ漂う家族。
よく見ると旦那の方は給食のシチューにゴキブリだとかなんだかよく分からない虫を
いれて無理矢理自分に食わせた奴だった。
嫁さんは見かけない顔だったが目鼻立ちくっきりした美人。
1歳くらいの子供を抱きかかえながら切符を購入している旦那の事を待っていた。
彼らが改札口を通過するのを確認するとサブは切符を購入した。
93 :
1:2008/04/25(金) 16:22:48 0
夕方で5時ごろ秋葉に到着するとサブはお目当てのグラボを購入
する前に虎の○で同人誌を購入する事にした。
虎の○五階の入り口ドアを開け中に入るといつも一種独特の臭いが充満している。
これが俗に言うオタ臭なのだろう。
勿論自分の肉体からも日々放たれているのだろうが。
お目当ての作品を購入するとグラボを買う為店をでた。
コ汚いリュックサックは同人誌でパンパンに膨れ上がっていた。
町をしばらく歩くき裏道を通ると露天商達がデスクの上に盗撮ものだとかの
裏DVDを並べ商売をしている、このどこか怪しげな雰囲気が秋葉の
楽しいところだ。
お目当てのショップに到着してグラボの購入が終わるとサブは
自宅へ帰るために駅へのろのろと歩いていった。
94 :
('A`):2008/04/25(金) 21:15:28 0
頑張って完結させろよ
どうでもいいけど、サブって名前はガチホモっぽいよね
おい!!サブー おーい
不意に自分を呼ぶ声が聞こえた
誰だ?自分に用のある奴なんて・・・
サブは辺りを見回すと女連れの男がたっていた
おい!!無視すんなよ
あ?元気ー?
あ・・・う・・・うん
サブは呆気に取られた返事をすると
(誰だ?)と・・・頭の中を整理していた
ん?何だ?
サブちゃん俺の事覚えてないの?
あ?えっと・・・川・・・島・・・さん?
あ?そうそうまぁ中学卒業してからブリだもんな?
10年ブリか??そう言うと川島くんは煙草の火を付けた
何ぃー?友達ぃー?
彼女と思われる女が自分たちの間に割って入る
あ?おう!!お前も覚えてねぇ?
中学ん時のサブ
ほら北島サブだよ 与作のwww
川島くんはそう言うとゲラゲラと笑った
サブはこの名前のせいでよく虐められたものだ
あ?う・・・ん
川島くんの彼女は空返事をした
明らかに覚えていない
まあ無理もない・・・中学での自分の存在は空気以下だった
何してんの?サブちゃん?川島くんがこう切り出すと
あ・・・ちょっと買い物に・・・バツの悪そうに答えると
(早く消えろよ)と心の中で思っていた
・・・てかさぁ何?そのバック?パンパンじゃんwww
川島くんがバックに手を伸ばすと
身の危険を感じたサブは
やめろ!!!!
と自分でも驚くぐらいの声を発していた
迫力に負けたのか川島くんは悪りぃと言いポリポリと頭をかいた
・・・ねぇ?早く行こうよう遅れちゃうよ?
と・・・川島君の彼女がサブを睨め付けながら言う
よく見ると彼女は中学の時好きだった中島さんだ・・・
あ?あぁ悪りい・・・そう言うと川島くんは
逃げ出す用に歩いていった・・・
ふぅ・・・サブはそう一息付けると 糞が・・・と独り言を呟いた
中島さん・・・
彼女はサブの憧れだった
自分とは正反対の性格で運動が得意
ハキハキと話す言葉は周りにいい印象を与えた
実は中学の時サブは一度この子にラブレターを出している
文面は今でも覚えているが
返事はもらっていない・・・
けどそれ以降明らかに彼女はサブを避ける用になった
今頃二人して笑ってるんだろうか・・・
チッ・・・糞が・・・
さっさと帰ってババアでも虐めるか・・・
今は父親もいないんだ・・・俺の天下だぜ
クックック・・・
サブはニヤニヤと不気味に笑いながら
駅までの道のりを再開した
99 :
1:2008/04/26(土) 22:26:58 0
自宅に到着すると早速購入したグラボを取り付ける作業に掛かった。
麻衣は今頃仕事だろうか。
今日麻衣とあったらどんな事を話そうか。
本当に仕事が終わったら電話をくれるだろうか。
昨日は一方的に麻衣が喋りそれを自分が相槌していたという感じだったが
何か共通の話題の一つでも探さなきゃ相手が退屈するのではないか。
オタニートの自分と何か共通の話題があるだろうか。
麻衣の事が気になって作業は中々捗らなかった。
なんだか作業も自慰もやる元気が失せてきた。
今日はもう寝ようかな。
麻衣が仕事終わるくらいの時間に目覚ましをセットするとサブは
布団にもぐりこんであっという間に熟睡した。
100 :
1:2008/04/26(土) 22:44:41 0
《ジリリリリリリ、ジリリリリリリ》
サブは昨夜セットした目覚まし時計で目が覚めると久々にシャワーを
浴びる事にした。
下心があってシャワーを浴びるのではない、頭のフケや体臭で麻衣を
不快にさせたくないからだ。
シャワーを浴び終えるとサブはドラッグについて調べる為
パソコンを起動した。
いったい麻衣の人生を狂わせたドラッグとはどのような物なのか
興味がわいたからだ。
自分の女を風俗で働かせてまで嵌るもの、電話がかかってくるまで
サブはドラッグとは何か調べて見ることにした。
文章が稚拙なので読む気しないなあ
俺は読んでるから続けてくれ
俺も読んでる
今もニートかわからんがニートならもっと早く書け
104 :
1:2008/04/27(日) 12:37:56 0
確か麻衣はシャブをやっていたといった。
ドラッグの中でもシャブはかなり高価な品物らしい。
五感が異常に研ぎ澄まされ、異常な集中力を発揮するらしい、かの有名なカンフー映画の
俳優もシャブの愛好家だったらしい。
戦前は薬局で受験生をターゲットにして販売したり、戦地の兵隊に支給していた
そうだ。
当時は注射器で打つのではなく飲むのが主流で効果が注射器よりも低い為
現在のような重度のシャブ中毒はあまりいなかったそうだ。
後遺症について調べると長期使用者は鬱や分裂病を引き起こしやすいらしい。
ネットでしばらく情報を収集していると、オナニーが30倍気持ちよくなる
とか毎日がハッピーなどのポジティブな情報が多い。
サブも少しだけなら使用してもいいかなと考えてしまった。
しばらくドラッグ関連のサイトを閲覧していると、麻衣から連絡がこない事に
気づいた。
仕事が終わっている時間はとっくに過ぎていて時間も朝8時を過ぎようとしている。
そんな虫のいい話があるわけないじゃないか。
こんなデブでキモメンで背も低くて老けていて。
おまけに下着を盗みに参上しましただと・・
そんな男を友達にするなんて・・ないだろ普通
体の内側から自然に笑いがこみ上げてきて「くくくくくくくく」と小さく
笑い目からは涙がでてきた。
105 :
1:2008/04/27(日) 15:17:28 0
朝、麻衣から電話がなく、昼も連絡がない。
期待が大きかった分絶望感も大きい。
夕方いつものように部屋で自慰→食事→自慰を狂ったように繰り返していた時だった。
家の電話がしばらく鳴り響く、ババアが二階に上がってきくる足音が聞こえる。
「あの。電話がきてますよ、天岩さんという方から」
一瞬耳を疑った。
サブは母親から子機を力強くぶん取った。
「も、もしもし。。」
106 :
('A`):2008/04/27(日) 15:25:26 O
どうなるんだ
107 :
('A`):2008/04/27(日) 16:00:17 O
早く続き
まさか
>>1はドラクエ小説書いてた勇者ニートなのか?
109 :
('A`):2008/04/27(日) 16:09:04 0
間違っているのは俺でなく世界の方だ。
そして
合衆国日本!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
110 :
('A`):2008/04/27(日) 16:15:03 0
111 :
('A`):2008/04/27(日) 17:52:15 0
続き早く
112 :
('A`):2008/04/27(日) 18:35:27 0
やっぱりセックスすんのか?
113 :
('A`):2008/04/27(日) 19:24:52 0
114 :
('A`):2008/04/27(日) 20:48:06 0
あげ
115 :
1:2008/04/28(月) 04:55:05 0
「もしもし、連絡遅れてごめんね、ちょっと急用ができちゃって」
若干疲労感のある声だった。
「急用なら仕方ないですよ、あの、本当に電話かかってくると思わなかった
から嬉しいです」
「今から会える?」
「はい、すぐに行きますよ」
「わかった、じゃあ待ってるから」
「はい」
「それじゃ」
素っ気無いやり取りだった。
サブはしばらく放心状態だった。
そして遠くを見る目をして部屋に立ち尽くしていた。
今の心境を例えるなら明らかに負け試合をしたボクサー亀田が判定で勝利した瞬間
といった所か、
サブはそそくさと上下黒のジャージに着替え、ぼさぼさの髪を水で整え家を出発した。
途中酒とつまみを購入し小走りで麻衣の家を目指した。
116 :
1:2008/04/28(月) 06:05:32 0
麻衣の家に到着するとサブはチャイムのボタンを押せずに固まっていた。
緊張して足と手はがくがくと震え。
走ってきた為、額から汗が滝のように流れていた。
サブは買ってきたワンカップを一息もつかず一気飲みをすると階段を下り
家の前の道路を全速力で走った。
少し酔いが回ってくると再び麻衣の家、玄関前に戻った。
「ふぅ〜」
大きく深呼吸をするとゆっくりボタンの前に指を動かし指をゆっくり動かす。
中から足音が段々と近づいてくるのがわかる。
『ガチャリ』 ドアの開く音。
「あれ、随分早いな、まぁあがってよ」
声も元気で子供のような笑顔だった。
先ほどの電話ではあまり元気がなく、どことなく素っ気無かったので些か心配であったが
安心した。
「おじゃまします」
以前は足の踏み場に困るくらい雑誌やら衣服やらが散らかっていたが
今日はそれらが綺麗に片付いていた。
黒じゅうたんの中心に座卓がありその上には芋焼酎やワインのボトルが
置いてあった。
117 :
1:2008/04/28(月) 06:55:18 0
「座ってまってて」
麻衣はそう言うと
冷蔵庫の中からチーズと日本酒の一升瓶を取り出し目の前に腰を
おろした。
「ごめんね今日は、いきなり大家から連絡あってね、奉仕活動してたら
連絡遅くなちゃった、今日は断りたかったけど色々お世話になってるから
中々断れなくてさ」
グラスに日本酒を注ぎながら麻衣は申し訳なさそうに喋った。
「はい、どうぞ」
「いただきます」
「こらこら、まずは乾杯でしょ」
「すいません」
「いちいち謝らないでよろしい!」
「すいません」
「はぁ・・じゃあ乾杯!」
「乾杯」
誰かと乾杯をする、映画やドラマでそのシーンを見る度に
人と関わりない日々を送る自分は一生誰かと
乾杯をする事などないんだなとよく鬱になったものだ。
「大家がいきなり来るって言うもんだから急いで部屋の中掃除したんだ
、結構綺麗になったでしょ?」
自分が来るから部屋を掃除した訳ではないのか・・少し残念な気持ちになった。
「はい、凄く綺麗です」
「大家って綺麗好きだからさ、部屋汚いと凄い怒るんだよね、
挿入終わった後はは必ず口で掃除させるしね、お掃除フェラってやつね、
おじいちゃんの癖にいったいどこで覚えたんだろ」
麻衣はケラケラ笑いながら喋った、自分を笑わせようと思っていったのだろうが
ジェラシーと想像による興奮で苦笑いしかできなかった。
118 :
1:2008/04/28(月) 07:01:40 0
修正→はは必ずの部分のはを間違えた。
>>108 自分とは別人だと思いますよ。
>>112 ・・・・・それは。。最後まで見てくだされば
119 :
('A`):2008/04/28(月) 07:04:38 0
お掃除フェラww
120 :
1:2008/04/28(月) 08:01:02 0
「ねぇサブはあたしとSEXしたい?」
突然何を言うのだろう、エロゲではこういうシュチュエーションに多々遭遇したが
まさかリアルの女性にこんな事を言われるとは、想定外の質問で一瞬思考停止状態に陥った。
まさかここでYESといえばSEXをさせてくれるのだろうか。
あまりにも脳がパニックを起こした為か吐き気がしてくる。
「・・・・・・・・・・・」
「まぁあたしのストーカーしてたくらいだからしたいよね、男だし、でもね
あたしサブとはSEXしないよ」
こんなキモメン変態とそりゃあしたくないだろう冷静になれよ俺!
(SEXしない)その台詞でとてつもなく安心した。心も平常心に戻りつつあった。
「大家とのSEXは居場所を提供してくれるっていうのとその他いろいろ
お世話になってるって理由があるから、保険証ないあたしの変わりに
抗鬱剤手に入れてきてくれたりね」
「いや、自分はこうやってお酒を一緒に飲んでくれるだけで嬉しいです」
それは嘘偽りない本音だった。
「あたし、SEXですごい沢山トラウマあってね、本当は大家とのSEXだって
嫌なの、前にSM系のデリで働いてたって言ったよね?あたしお金の為に何でもした。
針でいろんな所に穴開けられたり、首を絞められて死にそうになった事もある、
その時は彼の事を愛していたからどんな苦痛にも耐える事ができた、でも
ある日羽振りのいい常連に堕胎調教の話を持ちかけられたの・・」
「だたいちょうきょう??あの、いったいどういう事を?」
エロに詳しいサブでも堕胎調教とは何か検討がつかなかった。
「わざと妊娠させられる事、勿論子供はおろさせる、相手が妊娠して
堕胎手術を受ける事を想像して異常に興奮を覚える人間がやるの、
検査薬で陽性がでるまで何度も中だしされて、受精に成功したら
お金が貰える」
SMの度を越えている・・自分もよくSM物のAVやエロゲにお世話になるが
堕胎調教というのはそれらとは別次元だ。
酒でほろ酔いだった頭が一瞬で醒めてしまった。そしてサブは知らぬまに
拳をブルブルと震わせていた。
121 :
('A`):2008/04/28(月) 08:04:14 0
サブ朗働けよ
122 :
('A`):2008/04/28(月) 08:12:03 0
風俗嬢やってる女ってムカつくの多いよな
ちんこ舐めて金貰ってるとかあり得ねー!
そんなんで金くれんなら俺だってやってるよ!(嫉妬)
123 :
1:2008/04/28(月) 08:27:23 0
「おかしいよ!何だよそれ!そんな事させてまでシャブやってる男のどこが
いいんだよ!!狂ってるよ!!!!!!!」
鼻息をふぅふぅさせながら母親ことババア以外の人間に初めて怒鳴った。
こんな醜い容姿で生まれて幸せのチャンスなどない人生だった自分。
それに比べ綺麗な容姿を持ちこの世に生を受けた麻衣。
彼女は幸せになろうと思えばいくらでもなれたはずだ。
何故だ、何故なんだ。
しばらく沈黙が続いた後
突然麻衣の目から涙が溢れた、溢れでる涙を拭こうとしないでじっとサブを
見つめていた。
「サブには親っている?」
124 :
1:2008/04/28(月) 08:34:37 O
飽きたから止めるわ
堕胎ってだたいって読むんか
126 :
('A`):2008/04/28(月) 08:43:43 0
終了〜
127 :
('A`):2008/04/28(月) 08:54:17 0
いjgにうgにdぐdうほmんhf
おもしろくなかった
129 :
1:2008/04/28(月) 17:24:20 0
「ごめんなさい、取り乱して。。親はいるよ」
麻衣は鼻水をすすり、掠れた声で喋りだした。
「あたしが高校二年の頃、父親が愛人作って逃げちゃったの
それから親子二人の貧乏暮らしでさ、けど大好きなお母さんと
一緒だったから貧乏な暮らしも苦ではなかった。」
貧乏でも親がいれば楽しいという気持ちがサブには理解できなかった。
「ある日学校から帰ると置手紙があってね、お母さんもあたしを置いて
逃げちゃったの、、好きな男がいてその人と一緒になるには
あたしが邪魔だくらいの事書いてあってさ。多分、貧乏生活と
父親の裏切りで精神がまともじゃなかったんだと思う。」
「それじゃあ精神の弱い人間は何やっても許されちゃうじゃないですか
ひどい親ですね。。まったく」
下着泥棒しようとしていたサブが偉そうに言えた事ではない、しかし親が子を捨てるというのが
サブには許せなかった。親は自分をこの世に生んだ責任があり、
最後の最後まで子供の面倒をみるものだと思っていたからだ。
130 :
('A`):2008/04/28(月) 19:37:52 O
131 :
('A`):2008/04/28(月) 20:45:13 O
あげ
132 :
('A`):2008/04/29(火) 20:01:47 O
まだかよ!!
早くしろハゲ
133 :
('A`):2008/04/29(火) 21:02:14 O
早くー!!!!!
134 :
('A`):2008/04/29(火) 22:13:28 O
さぶ先生は今日からGWに入る気なのですか?
135 :
('A`):2008/04/29(火) 23:20:37 0
やっと追い付いた
136 :
1:2008/04/30(水) 04:27:16 0
「そんな訳で突然親がいなくなったあたしは高校中退して職探ししてたんだけど
高校いってないってだけでまるで相手してくれなくてさ、途方に暮れて新宿
うろついてた時スカウトの男にいい仕事あるよって言われて、爽やかでいい人そうだから
ついていったんだけどそこはヘルスでね。
最初は嫌で断った、その時はまだ男経験ゼロでさ、家庭が滅茶苦茶だから
彼氏作る余裕なかったんだよね。断って帰ろうとしたら店長が「うちは本番
とか一切ないから、今即金で50万だそう、君ならナンバー1になれる」って
言ってきて。目の前に札束ぽんとだしてきたの、その大金目の前にして
あたし誘惑に負けちゃったんだ」
麻衣は薄笑いを浮かべてグラスの焼酎を呷った。
「それでその後すぐ研修が始まって、店長が服を脱いで裸になったとき
初めて見る男の勃起したあそこが異常に気持ち悪く見えてさ、泣いちゃったの、
その時はTVドラマとか少女漫画みたいな恋愛に憧れててね、キスもした事ないのに
いきなりこのグロテスクなのを口に含まなきゃならないんだって思ったら
凄く悲しくなってね、店長の前で号泣しちゃったんだ、」
サブは麻衣がイチモツ目の前にして泣きじゃくる姿想像して下半身のものが
パンパンに怒張していた。
麻衣の不幸話で興奮してしまった罪悪感で心がぎゅっと締め付けられるように
痛かった。
「そしたら店長が号泣するあたしを包み込むように抱きしめていろいろ優しい言葉をかけて
慰めてくれたの、親がいなくて弱っていた心は店長の優しい
言葉でころっといっちゃったんだよね、結局店長はあたしに何もしないでさ
外で食事でもっていうからついていったの、親がいなくて家賃も払えず、
頼りになる親戚もいなくて困ってるって言ったら俺の家でしばらく暮らしても
いいよって言ってきてさ、」
「もしかしてその店長って・・」
「そう、あたしがつくしてきたジャンキーの男」
他人の優しさには裏があるものだ、中学三年の頃先生の心証をよくしようと
いじめられている自分をよくかばってくれた奴がいたのを思い出した、
そいつは受験が終わると手のひら返したように自分をいじめだした。
「あたし、その時はその男が神様に見えた、食事も住む所も提供してくれて
いつも笑顔であたしに優しくしてくれて。一緒に暮らしていく
うちにどんどん彼の事が好きになっていった。
最初の頃はすごく幸せだった。
でも、段々あいつは本性を表してきて乱暴になってきて、
あたしに金を稼いでくる事を要求しだした。
あいつはあたしが体を売ってお金を稼いでくると最初出会った頃のように
優しくしてくれた」
137 :
('A`):2008/04/30(水) 22:26:50 O
アゲ
138 :
1:2008/04/30(水) 23:09:06 0
「その男の優しさがなんで偽りだと気づかなかったんですか?」
サブはやや力強い口調で質問した。
「気づいてた、あたしはただの金づるだって、でもあいつがたまに見せる優しさ
はあたしから逃げる決心を鈍らせてね、そのうちシャブも覚えさせられて
どんどん逃げれなくなった。」
過去の事を思い出したせいだろう、麻衣の細い腕は青白く震えていた。
「ごめんね、この前もいきなり泣き出して今日もいきなり泣いて
昔の話ばっかしちゃってさ」
「いやいや、そんな謝らないでくださいよ」
「話題かえよう、サブの事ってあんまりよくわからないんだけどさ、
いろいろ質問していいかな?」
自分の事を聞かれるのは嫌だったが麻衣が過去の事をいろいろ自分に
暴露してくれたのに自分の事だけ話さないという訳にもいかないだろう。
「自分に質問してもなんら面白みのない返答しかできないと思いますが
それでもよければ」
「じゃあ質問するね」
声に生気が戻り顔に笑顔が戻っていた。喜怒哀楽が激しい娘だな・・
これは鬱病のせいなのか、それとも元から持っている性格なのだろうか。
「あたしサブはストーカーで無職ニートだって事くらいしか
知らないから、趣味とか自分の生い立ちとかを教えて欲しいな」
ストーカー無職ニート。。人間の屑だな。
こんな人間ですら人と関わり寂しさを紛らわせたい麻衣の気持ちは
相変わらず理解できない。
「趣味は・・」
エロゲ、同人誌収集とは言えなかった。きっとそう答えても麻衣は
笑って聞いてくれるだろうが。
「TVゲームとか漫画とかですかね」
「ま、ありきたりだね、あたしゲームって携帯のぷよぷよくらいしか
まともにやった事ないからさ、今度家にサブのお勧め持ってきてよ」
139 :
('A`):2008/05/01(木) 20:02:30 O
age
140 :
('A`):2008/05/01(木) 20:16:36 O
結局ネ喪かや
141 :
('A`):2008/05/01(木) 21:25:43 O
保守
142 :
1:2008/05/02(金) 03:37:48 0
「わかりました、じゃあ、ぷよぷよとか適当に面白そうなの持ってきますよ」
「たのんだよ〜。お次はサブの生い立ちだね、現在ニート
やってる人間の幼少期とか青春時代とかって非常に興味あるなぁ」
話したくなかったが麻衣の話し方には有無を言わせないものがあった。
「もの心ついた頃からいじめられていました、、幼稚園、小学校、中学校
計11年間ずっと、父親が厳しくて無理矢理通わされてたんですよ。
中学卒業する辺りに父親が神戸に転勤して、父親がいなくなってから
家にこもるようになったんです、最近定年を迎えて家に戻ってきたん
ですが、自分がニートである事判明して平日は職安通いを強要されてます。
以上が自分の生い立ちです」
我ながらなんという糞つまらない生い立ち説明だろうと思った。
「サブ、自分の生い立ち説明するのに二分もかかってないよ・・
もっとこうさ、何かないの?」
麻衣は苦笑いを浮かべている。
「う〜ん、これといって楽しかった事もなかったですし」
沈黙が続いた、麻衣は目を瞑り腕を組んで困った表情を浮べていた。
「サブは神様とか死後の世界を信じる派?」
これまた突拍子のない質問にサブは困惑した。
麻衣の発言には毎回どきどきさせられる。
「う〜ん、自分は神もいないし、死後もないと思ってるんですよ、
神様がいるなら、足立区のコンクリート殺人事件みたいな
おぞましい事件もありませんよ、真面目に学校に通う女子高生が鬼畜男達に
拷問されながら殺された、被害者は神様助けてって何回心で叫んだでしょうか、
だけどGODは降臨しなかった訳です」
143 :
1:2008/05/02(金) 05:06:51 0
「その事件知ってる、確かにサブの言うと事は的をえているね、
それでも、あたしは神も死後も信じちゃうんだな、サブは自分が自分で
ある事を不思議に思った事はないかな?」
正直意味がよく分からなかったが一応頷いてみせた。
「この地球に60億以上の人間がいてその中の一人に自分がいる、自分の
意思が自分の中に存在する、なんか上手く説明できないけど。。
あと地球が誕生する確立ってゼロに限りなく近い1なんだってさ、
地球誕生の天文学的確立と自分が自分であるという不思議を考えるとあたしは
神も死後も信じちゃうんだな、これって証明する事も実証する事もできないから
死んでからのお楽しみだね」
まだよく理解できない、麻衣はいつもこんな小難しい事を考えているのだろうか。
「自分、頭悪いから天岩さんの言ってる事理解できないですよ」
「いや、あたしが上手く説明できてないだけだと思う」
前髪をくるくる人差し指で巻きながら困った表情を浮べていた。
「そういえばそろそろ時間だ」
「バイトですか?」
「いや、違う、ちょっと付き合ってくれる?」
麻衣はそう言うと黒いタンクトップの上に白のカーディガンを着ると
冷蔵庫をあさりだした。
「先に下で待ってて」
よく分からないが下で麻衣の事を待つ事にした。
「じゃあ先行ってます」
階段を降りると、目の前の高層マンションがアパートにあたるはずの日の光を
丸々遮断していた。「貧乏人は布団も干せないってか」サブはポツリと呟いた。
少しすると麻衣が階段を降りて周りを見渡した。
「お待たせ、おかしいな、今日は来ないのかな」
「何がですか?」
「猫なんだけどさ、いつもこれくらいの時間になるとアパートの下に
きてあたしが持ってくるご飯食べてくんだよ、職場で廃棄になった弁当とか
たまにあげてたらあたしになついちゃってさ、超可愛いの」
麻衣はニコリと笑ってサブを見た。
144 :
('A`):2008/05/02(金) 08:39:07 O
サブほんとにニートなんかや
145 :
('A`):2008/05/02(金) 08:45:49 0
普通であったら[優しい子だな]とでも思うのだろうか・・・
果たして麻衣は自分に猫の姿を投影しているのか?
サブを猫に見立てているのか?
長年ニートをやっているサブは、自分中心の思考回路だった。
どちらかと言えば俺は犬だろう
しかも使えない犬
主人に譲順であるが期待には答えられない犬・・・
そう俺は父親の言う事には従ってきた
学校にも我慢して行った
今の俺の境遇を努力が足りないと言う奴もいるが・・・
俺は俺なりに頑張ってもきた・・・
クックック・・・サブは皮肉な笑いを浮かべた
ねぇ?サブ?聞いてる?
え?あぁゴメン!!何だっけ?
・・・サブって天然?
ハハハ・・・サブはギコチナイ笑顔でごまかした。
147 :
('A`):2008/05/02(金) 17:26:47 O
早く続き書けよ、おぅ早くしろよ
148 :
('A`):2008/05/03(土) 08:52:08 O
age
トリップの付け方を学習した。あってるか分からないですが。。。
いつもageたり保守ってたり、乱暴な言葉遣いだけど続きを待ってくださってる
方々いつもありがとう。
150 :
('A`):2008/05/03(土) 13:30:39 0
感謝とかしてねーでさっさと続き書け 暇だろ
151 :
('A`):2008/05/03(土) 13:37:08 O
>>150 なに偉そうにしてんだ
てめぇが書けゲリグソ
「どんな、猫なんですか?」
麻衣は大きな目を細めいたずらっぽく笑った。
「黒い猫で丸々と太ってる、今話題のメタボ猫だよ、見たらきっと
驚くよ」
正直サブは動物に興味がなかった、動物をかわいいと思える人間とそうでない人間、
無性に虐めたがる人間が世の中には存在するが、その差はいったい何なのだろうか。
「あ、来た来た、」
麻衣がアパートを囲む塀の上を指差した、塀の上には丸々と肥えた黒猫
がいた。
「本当に太ってますね、首輪がついてないから野良猫なんですね」
「要領いいんだろうね、これだけ太ってるって事は」
麻衣はそう言うとビニール袋の中から焼きそばを取り出し猫に向かって
しゃがんで手招きをしていた。
黒猫は塀の上からじっと2人を見つめていて下に降りてこようとしない。
「きっとサブが怪しい雰囲気だから警戒しているんだよ」
怪しいとか不審という感情を猫にまで抱かれるとは些かショックである。
「ほら将軍、今日は焼きそばだよ、隣のおじさんは見た目怪しいけど
捕って食ったりしないよ〜」
今さらっとおじさん呼ばわりしたが麻衣は自分を何歳だと思っているのだろうか。
「将軍?」
「そう将軍、なんかどてんと構えてて貫禄があるから将軍って名づけたの」
「そうなんですか、将軍様は自分を警戒なさってるみたいなんで、自分
少し離れた所で見てますね」
サブはそういうと階段をのそのそとあがった。
サブが階段を上がると将軍はすぐ麻衣の目の前に移動し焼きそばを食べ始めた。
麻衣の将軍を撫でる手と幸せそうな顔を見ていると己の薄汚いコールタールの
ような心が洗われるようだった。
将軍は焼きそばを食べ終わると麻衣を振りかえろうともせず去っていった。
「おまたせ、さて中に入って飲みなおしといきましょうか」
部屋の中に入ると麻衣はトイレへ入っていった。
音・・ドアに耳あてて聞いちゃおうかな・・サブは一瞬思った。
少し前のサブなら平気でしていただろう、しかし麻衣の笑顔、涙、過去
それらを知ってしまった事によりそんな変態じみた欲求もどこかへ消え去って
しまった。
サブはトイレをスルーし座卓の前に座るとつまみのピーナッツをほうばり
口の中でガリガリ砕いた。
ようをたし終えた麻衣はサブの前に座るとTVのリモコンを取り出し電源を
入れた。
TVには最新映画の広報番組が流れていた。
オカマで双子な事がうりの映画評論家が明日公開される{地獄の使者たち}
とかいう邦画のPRをしている。
「いや〜いよいよ明日公開ですね地獄の使者達、旧日本軍の軍人同士が
繰り広げるラブストーリー、あたし、これ見て今年一番涙を流し
ちゃいましたぁ〜、うぅ〜思い出したらまた涙が、う・う・う」
オカマ評論家は泣きながら映画の説明をしていた為何を言っているかよく
聞き取れなかった。
「ねぇこの映画おもしろそうじゃない?」
麻衣が興味津々といった表情でモニターを見ながら口を開く。
「なんだかいかにもB級って感じで日本映画の黒歴史になりそうだと思いますよ」
ここは同調しておくべきだったかなと少し後悔した。
「そうかな、、あたしは名作な予感がするんだけど、今日と明日あたし
仕事休みなんだ、明日一緒に行ってみない?」
も・し・か・し・て・・・・・・・・
今自分は映画に誘われちゃったのか???
こんな気持ちの悪い男横につけて町を歩く気なのか麻衣は、、
麻衣の悪い冗談であろう、きっとそうだろう。
しばらく固まっていると麻衣が口を開く。
「こんなに可愛い女の子が映画に誘ってやってるんだからもっと
嬉しそうな顔しなさいよ」
麻衣はこちらの目をじっと見つめ少し怒ったような口調で喋った。
サブはなんだか恥ずかしくなってさっと目線をそらした。
「あの、自分は人ごみが苦手でして、映画館とか苦手です、映画といったら
専らファイル共有ソフトで落とす派のクズ野郎でして、、
それに天岩さんの隣をこんなキモ男が歩いていたら目立ちますし迷惑じゃ
ないですか? それに天岩さんは逃走中の身ですよね?
そんな人の多そうな場所行って大丈夫なんですか?」
さぶはたどたどしくそして顔を真っ赤にして喋った。
「当日はサングラスとかして変装するから大丈夫、毎日毎日家と職場の
往復ばっかりだと気持ち病んでくるからさ、たまには映画いったりして
ストレス解消したいんだよね」
155 :
('A`):2008/05/03(土) 17:15:31 0
156 :
('A`):2008/05/03(土) 23:41:19 O
age
157 :
('A`):2008/05/03(土) 23:51:04 O
コンビニの女がストーカーの青年を呼び出し
↓
「悪いんだけど一緒に飲んでもらえますかね」(棒読み) 「すぐ終わるから」(棒読み)などの
会話を経て女の家に。
↓
飲酒を迫られ、「だから飲むつってんじゃねぇかよ」(棒読み)と女を突き飛ばす
↓
「なんだお前根性無しだな」(棒読み)などと罵られる
↓
「こんな飲み方じゃ話になんないんだよ」(棒読み)
「だって約束したじゃないすか」(棒読み)
「こっちの事情も考えてよ」(棒読み)といった会話を経て、とりあえずに飲むことになる
↓
「もっと盛り上げてよ、怒ってんの?」(棒読み)と女が聞く。
↓
ヤラれるばかりだったストーカーが一転、攻勢に出て、女に掴み掛かりながら、
「調子こいてんじゃねーぞこの野郎!女のくせによぉ、何が盛り上げろだぁ?
お前が盛り上げろよ!うまいんだろー?ほら盛り上げろよ」(棒読み)
と叫んで、ストーカーは女に飲ませる。
↓
大家も加わって3Pが始まる。ストーカーも女の顔に勢い良く酒を吹きかける。
158 :
('A`):2008/05/04(日) 02:17:53 O
↑
何コレ?
ダイジェスト??
159 :
('A`):2008/05/04(日) 08:07:08 O
サブって角刈り?
160 :
('A`):2008/05/04(日) 22:04:43 O
_,,-ー----.、
<" "l
'; ,、、__ソ^`7, i、
';'___ _,,, リ
,--ーートーj 'ーー rー-、_ 早く続き書けやコルルァ
/ ハノL ヽ ノ | `ー、_
/ / lヽ∀ / | l
/ Y L |,) ー'↑ ,> ィ |
/ |ヽ |,バ | 7 / |
/ .イ| | |rA,| / / / |
/ / | | |gca| | / /| )
/ / / | .|aAi| | / // l
レー-、_ / ̄`__-、__,l Aec.| | / /( |
fク´"''ノ_V `\ノノavkj ̄レ ノ ノ ノ
/ ,、 i \ \_,ニコ∠、,≦ ,イ
ヽ iリ \ ア´ ) ヽ へ-i,
ヽミ;l\ \ ,-'"`ーー- '→/r-ーー
\l
>>159 床屋に行かない男なんでそりゃもうだらしなくのびてますよ。
たまに自分で切ってますよ。
「ストレス解消なのはわかりました。
けれど何も自分と行く事ないんじゃないですか?」
普通の男なら好意をもった相手から映画に誘われたりした場合
素直に喜び二つ返事で「是非行きましょう!」というのだろうが
サブは自分と映画を見に行く事になんのメリットがあるのだろうか
と勘ぐってしまう。
「それは映画代をサブに奢ってもらう為、納得した?」
「はい」
サブは理由がわかり安堵した。
「じゃあ約束ね、今携帯で上映時間とか上映してる所調べるね」
そう言うと麻衣は携帯を開き情報を検索しだした。
「明日、家に10時集合ね、美園駅近くの映画館で11時半上映だってさ」
11時半か
秋葉でグラボと同人誌を買ったせいで手持ちがない
また婆ぁに小遣いを貰わなきゃな・・・
しかし麻衣は何を考えているのだろうか??
こんなストーカーを家に招いたり、一緒に映画だと?
怖くはないのか?
世の誰もが俺の事を忌み嫌い近付いて来ないはずだ
こと女にかけては尚更そうなはず・・・
[舐めやがって・・・]
サブは自分の歪んだプライドが崩される危険を感じた・・・
しかしこの誘惑をサブは断りきれなかった
本心では行きたいに決まっているからである。
でもサブお金大丈夫?
まぁそうであろう
どう考えても彼女の方が金持ちだ
平気ですよ自分貯金ありますから
へー
私なんて貯金した事ないよ
サブは見栄をはった自分を少し恥じた
[いづれこいつには俺の変態っぷりを分からせる必要があるな]
サブはそんな事を考えていた
明日雨大丈夫かなぁ?
え?大丈夫じゃないっスかね?
サブは気のない返答をした
・・・だよねー
映画館か・・・
そう言えば俺は映画館など行った事もない
いくら巨大なスクリーンで迫力のある映像が見られるからといっても
莫大な料金を払って迄見る必要もないと思っていたからだ
どうしても見たい映画はP2Pで落とすし
何より映画をみてる間何も出来ないじゃないか
つまり時間を取られるし無駄なんだよ
人生を無駄にしているサブは映画など馬鹿らしいと思っていた。
私と行きたくない?
え?
そんな事ないですよ
ストレス解消なんでしょ?
うん
じゃあちゃんと迎えにきてよね
わかりました
この時サブは有頂天だった・・・
162続き
「わかりました」
会話はそこでとまり二人はボーっとTVのニュースを見ていた。
段々眠くなってくる。
麻衣の方をチラッと見ると麻衣も眠たそうな表情
をうかべ欠伸をしていた。
「そろそろ自分帰りますね」
「じゃあ明日はちゃんと遅れないで来なさいよ」
麻衣はまた欠伸をすると玄関まできてサブを見送った。
166 :
('A`):2008/05/05(月) 22:04:09 O
age
サブは自分の汗臭い部屋に入ると布団にもぐりこみ明日の事を考えた。
さっきまでは眠かったのに明日麻衣と映画にいく事を考えだしたら
中々寝られなくなってしまった。
服は今着ている上下黒のジャージと黒いベンチコート、それとぼろぼろの
シャツが数枚しかない、顔にパンチが効いてる分せめて服装だけでもまともにして
麻衣とでかけたかった。
麻衣は浮浪者のような格好した醜い男を連れて明日街を歩くのである。
二人で街歩く姿を想像すると麻衣が可哀想になった。
服買おうかな。。
しかし服屋に入る勇気がないしネットで買おうにも明日には間に合わない。
サブはしばらく目を瞑り考え込んでしまった。
そうだ、いい事を思いついた、麻衣と距離をとって歩けばいいのではないだろうか
それなら麻衣に恥をかかせずにすむではないか。
映画代は麻衣の家で渡し、バスは離れた所に座り劇場の席も距離をとればいい。
サブは明日の対策を練り終わるとそのままぐっすりと眠ってしまった。
サブは久しぶりに夢を見た。
周りが何処までも真っ黒い空間、周りには何もないし誰もいない。
「なんて心地がいいんだ、ここには自分を傷つけるものなんか一つもない
ずっとこの世界に居たい、ここからで一生でたくない」
「あたしはここにいちゃあ駄目かな?」
突然暗闇から麻衣の声が聞こえる。
「駄目だよ」
「どうして?あたし達友達でしょ?」
「・・本当は友達だと思ってないくせに、寂しさを紛らわせる為だったら
誰でもよかったんだろ?さっさと出て行けよ!お前なんか死ね!
水子に呪われろ!阿婆擦れ!肉便器!」
「酷いよ、、」
「どうせ沖縄への逃走資金が貯まったらとっとと俺の前から姿消して
あっちでイケメンとパコパコやりまくって人生謳歌するんだろ?早く
出て行けよ!」
そう言うと麻衣の声は聞こえなくなった。
麻衣・・沖縄への逃走資金が貯まれば自分の前から消えてしまう。
今どれくらいお金が貯まっているのだろうか。
「消えてしまう?消えたらせいせいするだろ!」
麻衣・・心に傷を沢山負っている・・自殺したりしないであろうか心配だ。
薬と時間は心の傷を少しは治癒しているのだろうか。
「心配?お前は自分の心配してろ屑!親が死んだ後の事考えろ屑!」
自分・・自分の中にいるもう一人の自分、少しの間、せめて麻衣が自分の
前から姿を消すまで心の奥底に隠れててくれないかな。
「隠れろだと?アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
馬鹿な事いってんじゃねぇよ笑いが止まらねぇ〜よ!!!
アハハハハハアッハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!」
サブは布団から飛び起きた、時計を見るとまだ朝の4時だった。
心底気持ちの悪い夢だった、もう一人の自分だって?
麻衣が消える事を自分は潜在意識の中で望んでいるのだろうか?
どんだけ幅広いんだよ
171 :
('A`):2008/05/06(火) 14:28:32 O
続きはまだか?
面白いが、どっからフィクションだw
精神世界まで出たか…
続きまだー?
174 :
('A`):2008/05/06(火) 21:33:11 O
サブ兄貴オッスオッス
175 :
('A`):2008/05/06(火) 21:37:10 0
>>172多分、堕胎調教辺りからフィクションだと思う
vipでやらずにわざわざ喪版でやる理由が知りたい
>>169 見た目はね。 中年みたいな感じ
>>176 喪男ですから。それにVIPって嘘の割合高くて、、
あんま好きではないので。
自分で自分を騙して喜ぶプロレス観戦ができる人はVIPでも
楽しめると思います。
馬鹿馬鹿しい
夢の中の出来事が全て潜在意識にあるものというわけでもあるまい。
しかし変な夢のせいで目が覚めてしまった。
ゲームする気にもなれないし漫画はどれも読み飽きたものしかない。
コンビニでも行ってファミ通立ち読みするか・・
玄関を開けると銀杏の異臭が鼻についた。
小さな昭和中期にできたと思われる木造平屋の庭に
15メートルはあるであろうイチョウの木がある。
サブは父親が死んだら業者に頼んで伐採してもらおうといつも考えていた。
このイチョウの木のせいで二階のサブの部屋にあまり日の光が入らなかった。
自分の人生に日があたらないのもこの木のせいではあるまいかとこの木を見るたび
思っていた。
サブは自転車で家から10分ほどの距離にあるコンビニに着くとお目当ての
ファミ通を手に取り新作情報、現在開発中の作品を豆にチェックした。
一通り目を通すとクリームパンとコーヒー牛乳を買い店をでた。
店の前にはいつの間にかガラの悪そうな少年少女が5、6人でたむろしていた。
運の悪い事に丁度少年達がたむろしている近くにサブの自転車はあった。
目を合わせないように恐る恐る自転車に近づいていくと突然怒鳴り声が
聞こえた。
「おい!」
「(やばい絡まれた・・)」
「おい!そこの汚ねぇ〜奴!シカトぶっこいてんじゃね〜ぞ!
ちょっとこっちこい」
「(やばい。。走って逃げよう。。)」
サブは全速力で走って少年達の前から逃げ出した。
しかし長年のひきこもり生活で筋力は衰え体も贅肉がつきすぎていて
思うように早く走れない。
サブはすぐに少年達に追いつかれると人気のない駐車場へと連れて行かれた。
修正
平屋→×
平屋に二階はないもんな・・・
180 :
('A`):2008/05/07(水) 09:10:19 O
サブは今も無職なん?
>>180 俺が書き込んでいる時間をチェックしてくれ、それで理解できるはず。
彼らの顔をみるとまだ幼さが残っていて肌に張りがある。
まだ高校生といったところか。
合計で6人いるメンバーの中で一番背丈が高く人相の悪い男がサブの
むなぐらを掴んだ。
「スロットで金がとんじってよ遊びに行く金もなくて退屈だからよ
俺らのサンドバックになってくれや」
無茶苦茶な理由である。
他の少年3人は上着を脱いで肩をまわしたりシャドーボクシングをして
サブを殴る為の準備体操をしていた。
あとの女の子2人は「かわいそ〜だよ〜」とか言ってはいたが顔は
満面の笑みを浮かべていてこれから観れるであろう他人の不幸に興奮ぎみであった。
「じゃあ俺から行かせて貰うぜ、誰のパンチが一番こたえるか後で
教えてくれや」
そういうと長身の男はサブの腹めがけて思い切り蹴りを入れた。
サブは後ろに思い切り吹っ飛ばされ砂利の敷き詰められた地面にはいつくばった。
「(苦しい。。呼吸ができない。。。。)」
「おいおいパンチって言っておきながら蹴りかよアハハハ」
朦朧とする意識の中男女の笑い声が聞こえた。
「じゃあ次俺ね、おい!立てよ!」
サブは少年達に肩を持たれ立ち上がる。
立ち上がった瞬間顔面に額に鋭い痛みがはしった。
「おいおい、そんな石で頭殴るのはやべ〜んじゃね?」
少年の手には拳一個分くらいの大きさの石が持たれていた。
額から血がとめどなく流れた。
サブは地面をのたうちまわりあまりの痛さに絶叫をあげた。
「おいおい、これやばいんじゃね・・ばっくれっぞ」
少年達はいつの間にかサブの前から消え去っていた。
朝6時の出来事である。
「大丈夫ですか!救急車呼びましょうか!」
何やら体を誰かに揺らされ声が聞こえる。
目を開くと中年の男が心配そうにこちらを見つめていた。
「はい、大丈夫です」
サブはそういうとふらふらと立ち上がり額に手をあてた。
手にはべっとりと血がついている。
「本当に大丈夫ですか?」
中年の男はスーツのポケットからハンカチを取り出すとサブに
手渡した。
「本当に大丈夫ですから、ご心配おかけしてすみません」
弱々しく答えるとサブはハンカチで額の血をふき取りハンカチを返した。
散々お礼を告げた後コンビニへ向かい自転車にまたがると急いで家へ向かった。
思ったより体に対するダメージはなかったようで安心した。
家に到着すると忍び足で父親の部屋に侵入しいつも釣りに行くときに
使っている黒の帽子を拝借した。
醜い顔にパックリ開いた額の傷。
これ以上目立ってはいけないと思い
帽子を被り額を隠す事にした。
時計を見るともう九時になっていた。
サブは急いで風呂場に直行しシャワーを浴びた、お湯が額に当たるたび
鋭い痛みがはしり悶絶した。
風呂から上がると食器棚の下にある救急箱から絆創膏を3枚取り出し
額に貼り付けた。
帽子を被り財布の中身をチェックすると急いで麻衣の家へ向かった。
家の前に着くと以前のようにチャイムを押す事が怖くはなくなっていた。
少し麻衣になれてきたのだろう。
チャイムを押すと「勝手に入ってきていいよ〜」と元気な声が聞こえた。
中に入ると麻衣はいなかった。周りを見渡すとトイレの隣にある風呂場から
シャワーの音が聞こえる。
このままだと風呂場から出てきた麻衣の体をばっちり拝む事になる。
今麻衣の体を見たら理性は確実に飛ぶ、サブは一日三回以上はオナニーを
する異常性欲者である。昨日はその日課を事欠いた為サブの睾丸はパンパンだった。
よし、外で待ってよう。麻衣との関係をまだ続けたいし、押し倒した後気の小さい
自分はどうせ何もできやしないのだ。
そう思っていた矢先突然風呂場のドアが開く。
185 :
('A`):2008/05/08(木) 02:21:55 0
ちゃんと完結させてくれそうで安心したぜ
164 の続き
翌日サブは朝八時に目が覚めた
待ち合わせは10時だったな・・・
麻衣の家までここから1時間
残りの1時間で朝食と身支度をすませた。
そう言えば職安に行く以外で朝出かけるなんて久しぶりだな・・・
そのせいかババアが不審そうにみてきやがった
チッ・・・監視されている気分だぜ
サブは独り言のように呟いた
じゃあ行ってくるわ
サブちゃん気をつけてね
ちゃん付けはやめろ!!サブは母親に怒鳴ると玄関を後にした・・・
家を出ると隣の喫茶店のマスターに出くわした
あ・・・おはよう
不意を付かれたサブは軽く会釈をすると
逃げる様にバス停に向かった
あのマスターに捕まるととんでもない事になる
中卒の俺を心配してか色々聞いてくるからだ。
麻衣の家の近くに来るとサブは時計を見た
9時40分か・・・
少し早くついたな
近くを見るとコンビニがある
10分ほど時間を潰すか・・・
入店すると雑誌コーナーの愛読書ファミ通を手にとった
中学を卒業して10年の引きこもり・・・
サブの時間は25歳でも15歳から止まったままなのである
隣には同い年ぐらいの男がMEN'S NON-NOを立ち読みしている
サブの方をチラリと見ると
その男に鼻で笑われたような気がした
恥ずかしくなったサブは1CUP大関を買うと
店を出た
188 :
('A`):2008/05/08(木) 14:28:11 O
サブかわいそう
189 :
('A`):2008/05/08(木) 15:09:22 O
全部読んだけどあまりに空想っぷりがひどい
NHKへようこそと似た展開を狙ってるのかしらんけど、あまりに展開が稚拙すぎる
いよいよ麻衣の家の前に来たサブは
先程買った1CUP大関を一気に飲み干すと
CABINの煙草に火を付けた
落ち着け俺・・・
俺は無敵だ
一般人死ね
サブは物々と独り言を呟くと玄関のチャイムを押した
ピンポーン
ハーイ!!中から元気のいい麻衣の声が聞こえる
入ってきてぇ
その声を聞いた時サブの下半身はムキムキに勃起した
やべ
麻衣に気付かれないようにチンポのポジショニングを横にずらすと
忍びのような足取りで中に入っていった
191 :
('A`):2008/05/08(木) 16:46:47 O
本当にサブって名前なんやね
192 :
サブアザ:2008/05/08(木) 16:49:48 O
偽物つまんね
194 :
('A`):2008/05/08(木) 16:57:31 O
195 :
('A`):2008/05/08(木) 17:43:31 0
>>1 俺はちゃんと見てるからな、頑張って完結させろよ
196 :
('A`):2008/05/08(木) 20:43:33 O
ドアの前には裸体の麻衣。
目を伏せるか瞑るかしたかったが男の本能がそれを拒む。
麻衣の裸体は均整がとれていて、形のいい乳房と引き締まったウェスト
はオナニーで想像していた麻衣の肉体より断然美しい。
濡れた髪は麻衣の美貌をさらに引き立たせていた。
「ねぇじっと見てないでさ、後ろのタンスの一番下に入ってるバスタオル
取ってくれない?」
「あ、あ、あ、、」
言葉がでない、例えるなら頭蓋骨の中にギンギンに冷えた氷水を注がれるような
衝撃。
ペニスは異常な程熱く、鉄のように硬くなっていた。
「たく、散々AVとかで見てるんでしょうが」
麻衣は呆れた顔をして自分の前を横切るとタンスの中からタオルを取り出し
自分の真後ろで体を拭き出す。体にタオルの擦れる音が聞こえ終わり少し
すると下着姿でサブの前に座り髪の毛にドライヤーをかけだした。
「どう、初めて見た女の体は?」
サブは口内に溜まりに溜まった唾液を一気に飲み込むと
蚊の鳴くような声で「綺麗です」とシンプルな感想を述べた。
「そう、サブには綺麗に見えるんだねこの体が、もう一回目を凝らして見てくれる?」
そう言われ麻衣の体をよく見ると不自然な傷が無数についているのが分かった。
煙草の火を押し付けられたようなもの、刃物で引き裂かれたような、例えるなら
盲腸の手術痕のようなものがちらほらと確認できた。
「もしかしてその傷全部・・」
「そう、これ全部仕事でつけられた傷、何でこの傷をサブに見せたと思う?」
「・・・・」
傷があまりにも生々しく痛々しいものだった為サブはショックで
口が開かなかった。
何故自分は最初麻衣の肉体を見たときにこの痛々しい傷に気づかなかったのだろうか
恐らく乳房にばかり目がいっていた為であろう。
「答えは同情して欲しいと思ったから、どう可哀想だと思う?」
「ええ、凄く、、」
麻衣を傷つけた鬼畜達を殺してやりたいとサブは思った。
「人間て辛い事があったり辛い過去があると誰かに打ち明けて同情してもらい
たいと思う生き物だからさ・・
同情してくれてありがとうサブ、、
ごめんねこれから遊びに行くってのにさ暗い話しちゃって」
麻衣は口を両脇に広げにっこり笑った。
「いえ、そんな、、全然OKですよ」
「ありがとう、これからも色々あたしの話聞いてくれる?」
「はい、喜んで」
心からそう思った。
「感謝するよ。。。
あッ!そろそろ準備しなきゃね、あたし化粧しない派だから
すぐに支度は終わると思う、ちょっとの間TVでも見て待ってて」
そういえば風呂上りなのに顔がいつもと変わっていない事に今更気づく。
化粧という偽りの美を一切利用しないでこの美しさとは驚きだ。
その長いまつげはてっきり付けまつげだと思っていたが本物だったとは・・
麻衣は 迷彩柄のミニスカートとピンク色のフード付カットソーに
着替え、髪の毛を櫛でとかし、ヘアスプレーで整え耳にシルバーのピアスを3つ付けた。
「じゃあそろそろ行きますか、あ!そうだサングラスしなきゃ」
そう言うと麻衣はタンスの中から黒いサングラスを取り出し
それを装着した。
「あの、ひとつ提案があるのですが、、」
麻衣の顔を見ると風呂上りで化粧をしていないのにまったく普段と
同じ顔である事にサブは今更気づく。
200 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/05/09(金) 04:26:00 0
修正→(麻衣の顔を見ると風呂上りで化粧をしていないのにまったく普段と
同じ顔である事にサブは今更気づく。)
の部分二回も書き込んでた・・・
だめだ。。最近精神的に病みすぎていてまともに文がかけない、、
そんなに長い話では無いから懲りずに最後まで見てくれると嬉しい。
いつも続きを楽しみにしてくれてる人たちありがとうね。
中に入ると麻衣は下着姿で鮭茶漬けを食べていた
あ!!オハヨーサブ
私鮭茶漬け好きなんだよねー
そう言うと無邪気に笑う(こいつ狙っているのか?)
それにしてもこれは・・・何故下着姿なんだ?
サブの誇張しきっているチンポが更に勢いをます。
それは麻衣に気付かれるほど巨大だった
あ・・・麻衣の顔が赤面する
ゴメンあたし家では裸族だからさ
サブの顔は先程からゆでダコの様に真っ赤だった
コケにされたのと初めての女の裸体
日頃刺激のない生活をおくっているサブにとって(それ)はダブるパンチであった
すいません何か羽織ってもらえませんかね・・・目のやり場に困ります
え?う・・・うん
サブの意外な程の紳士的な対応に麻衣は驚いた
ごめんサブってなんか気ー使わなくていいからさ
褒め言葉なのか馬鹿にされたのかサブは苦笑いを浮かべた。
麻衣は近くのカーディガンに手をかけると
いそいそとソレを羽織りだした
最後によく見ようと助平心を刺激されたサブは麻衣の体のあちこちにある痣に気付く
どーしたの?それ
あ・・・気付いた?ほら私前に風俗で働いてたって言ったじゃん?
その時のさ・・・客にね・・・
生々しい傷痕を見てサブは黙ってしまった
重い雰囲気の中麻衣が口を開く
[サブは私を傷つけたい?]
どう言う意味だろう?
よく分からないサブは[僕にそんな趣味はないですよ]と答えた
204 :
('A`):2008/05/09(金) 19:35:52 O
いくらSMでも切りつけたら犯罪ちゃうん?
205 :
('A`):2008/05/09(金) 21:11:54 0
206 :
('A`):2008/05/10(土) 18:50:37 O
207 :
('A`):2008/05/11(日) 00:10:38 O
age
この女はやばい・・・
今更になってサブは怖くなった
まさか北斗の拳のシンに付けられた傷でもあるまい
サブは変なことを想像した
違う!!サブは雑念をとりはらう
同情はするが親にもらった体を傷つけるなんて・・・
サブは麻衣に対する同情と軽蔑
二つの相容れぬ感情の中ですんごい事になっていた
その様子を見てか麻衣が口を開く
びっくりした?
う・・・うん
・・・嫌だよね?こんな女・・・
サブは黙りこくってしまった
ははは・・・もうストーカーもしてくれないかな?
そう言うと麻衣の顔が見たこともない様な悲しみの色に染まる
ねぇ?何か言ってよ・・・
その声は最後に助けを求めるかの様な
今にも消え入りそうな声だった
その時サブの中から湧き上がる何かが生まれた
おもわず麻衣の体を抱きしめるサブ
あっ・・・
サブがボソリと呟く
嫌じゃないよ・・・
本当に?
ストーカーもやめない・・・
ふふ・・・麻衣の顔に笑顔が戻る
二人は顔を見合わせた
(いける!!)
サブは確信した
サブにとってファーストキスである
その時麻衣の目が閉じた
ゴクリ・・・思わず生唾を飲み込むサブ
二人の顔が接近する
その時思わぬ衝撃がサブの右ほほに走った
ビターン!!
え?え?えー!!
調子ノンな!!
す・・・すいません
サブは思わずあやまってしまった
この事はサブにとって後々のトラウマとなるだろう
ほら!!映画の時間に遅れんだろ?
元気いっぱいでそう話す麻衣
は・・・はい!!サブ行儀よくそう答えると、怖ず怖ずと麻衣の後に付いていった。
210 :
('A`):2008/05/11(日) 08:42:26 0
で、このニセモノくんはなにがしたいの?
>>210 特に意味・目的などありませんが
ただ何となく書いてみたら面白くなってきて
独特な環境の居心地のよさの為続けてしまいますた。
この先
>>1の展開と僕の想像が被ってくる可能性があるので
少し黙っていようと思います。
読んでくれた人
ありがとうごさいました。
212 :
('A`):2008/05/11(日) 23:12:09 O
セックス
214 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/05/12(月) 05:02:56 0
「提案?」
「俺と一緒に歩くとやたら目立つと思うので一定の距離を置いて
歩きませんか?俺、天岩さんの後ろを15メーターくらい
距離置いて歩きます。 今お金は今渡しますから」
「馬鹿みたい、それじゃあ一緒に行く意味ないじゃん
訳のわからない事いってないでさっさと行くよ!」
「・・・」
バス停にバスが到着し恐る恐る中に入ると年寄りが何人かいる程度
だったのでサブは安堵した。
一番後ろの角席に麻衣とサブは座る、窓際はサブだ。
「人、あんまりいないね」
「平日ですからね・・」
麻衣との距離が異常に近い為緊張してしょうがない。
風呂上りの麻衣からは石鹸のいい香りがする。
興奮してズボンに山ができる、サブは足を組んで若干前かがみになり
麻衣から山を隠した。
緊張と山をどうにかしようとサブは窓の外を見つめた。
窓の外には畑と住居ばかりのつまらない風景が広がっている。
「ねぇサブ、ボーっと外ばっかり見てどうしたの?」
「いや、この辺て本当に何もないな〜って思いまして、娯楽施設っていったら
駅前のパチンコ屋一軒だけですし」
「家と畑ばっかだもんね〜この街は、そういえばこの前仕事帰りに
タヌキがいてびっくりしたなぁ〜」
215 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/05/12(月) 05:55:14 0
「タヌキですか、最近見ないですね。今向かってる美園って埼玉スタジアムが
最近できて少し栄えてるようですが、自分が小学生の時は田んぼしかない場所でよく
タヌキを見かけました、キジもいたしイタチもいましたね。」
「そうなんだ、野生のキジか〜、見てみたいなぁ
てかサブって美園に住んでたの?」
「そうではないのですが、同級生のいない所でしか遊べないからよく
美園で遊んでたんです。遊ぶっていっても一人でザリガニ捕ったりとか
ですがね」
「同級生のいない所でしか遊べない?」
「すぐに虐められちゃうので地元でザリガニ捕りできなかったんですよ
だから遠くの美園にいつも一人で行って遊んでました」
「虫取り少年だったんだね」
「ええ」
「、、、」
沈黙が続いた。自分には会話を打ち切る才能があるのかもしれないとサブは
思った。
美園駅に到着するとだいぶ景観が変わっているのにサブは驚いた。
駅の目の前には最近流行の超大型ショッピングモールが
あり、その周辺にマンションが多く建設されていた。
映画館はショッピングモールの中にあるという話だ。
「ふ〜やっと着いたね、だいぶ時間がおしてるから急がないと」
「まだ、時間が二十分もありますよ?」
「どうせならいい席取りたいじゃん」
平日の昼にあんなB級くさい映画見る人間そういやしないからいい席がとり
放題だろうと思ったが何も言わず黙って相槌をうち麻衣についていった。
216 :
('A`):2008/05/12(月) 19:33:24 O
息臭い
217 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/05/13(火) 04:03:11 0
ショッピングモールの中は流石は大型というだけあってやたらとでかくて広い
全ての店を回ったら一日が終わってしまうくらいのテナント数である。
建物の中は主婦と老人が多い。
しかし映画館の前に着くと客層はガラリと変わり若者の姿が多く見られる。
チケットを購入するのにならんでいると周りがじろじろとこちらを見る。
麻衣はこの視線を不愉快に感じないのだろうか。
チケットを購入し劇場の中へ入るとすでにいい席(真ん中とか前の方)
は人が座っていたので後ろのほうに座った。
後ろの席で客層を観察すると女性がほとんどで年配がちらほらといるといった
感じだ、きっと年配の老人達はポスターをみて純粋な戦争映画だと勘違い
して入ってきたのだろう。
劇場の明かりが消え映画が始まるとその退屈な内容のせいで睡魔が襲う。
内容は大まかにこんなかんじだ。
昭和20年8月、日本軍最前戦地のとある島の連合軍基地で捕虜
となってしまった小早川大尉とその部下である嶋本は、米軍兵
に日本が敗戦したこと、そして連合軍帰還の前夜祭で2人に司令官の
前でホモ・セックスを強要させることを伝えられる。
小早川は冷酷非情の司令官は俺達を殺すだろうと言い、
嶋本は盗んでおいたダイナマイトで復讐しようと提案するが
小早川は頑なに拒否し、新たな提案をする。前夜祭当日、
司令官の前に連行される2人。ホモ・セックスの前の余興として、
小早川は肛門でタバコを吸うという芸を見せる。珍しい芸の前に驚く
米軍兵達に目もくれず、2人はホモ・セックスを始め、興奮してきた司令官
その部下達の乱交が始まる。そんな中、小早川の肛門に挿入されていた
ダイナマイトにタバコの火が点火する。
結局寝る事もできず最後の最後まで見てしまった。
麻衣の顔を見ると目を真っ赤にし涙を流している。
劇場をでるとショッピングモールの中は先程より人が多く活気に溢れている。
そして自分の苦手な若い男女の割合は益々高くなっていた。
早く帰りたいと思った。
「う〜いい映画だったね〜」
「そうですねとてもいい映画だと思います」
「サブって本心が顔に出るタイプだね」
「え?」
「いや、何でもない。。そういえばご飯どうする?」
「自分は何でも」
「じゃあピザでも食べに行こうかサブがピザなだけに」
うけを狙っているつもりなのだろう。サブは一応笑ってみせた。
なんだ、オチは麻衣もねらーだったってことか
酷い映画だw
220 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/05/14(水) 01:15:54 0
ショッピングモールの中にあるイタリア料理店に入ると昼時という事もあり
客が多い。席に案内されて着席すると周りの客はみなこちらを
興味津々といった顔で観察する。
普段は人一倍よく食べるサブだったが人の視線が気になって半分くらいピザを
食べると後は残してしまった。
「あれ、体系の割にはあんま食べないんだね」
「今日はあまり胃の調子がよくなくて」
「そうか、そろそろ出ようか、今日は映画代ゴチになったからここのお金は
あたし出すね」
麻衣はお金云々で自分と映画に来たのではないという事がこの台詞を
聞いた時やっと理解する事ができた。
サブは興奮した自分を悟られぬよう冷静に喋る。
「いえいえ、自分が出しますよ、天岩さんは一刻も早くお金を貯めて
夢を叶えなければならないんですから」
「そうか、、実はそろそろ向こうに行ってアパート借りるくらいのお金ができるんだ
、今月の終わりに給料出たら行こうと思う、だから少し余裕はあるから
ここのお金はあたしだすよ」
サブの気持ちは一気に天国から地獄へと落ちていった。
確か麻衣をあの店で見かけるようになったのは最近である
そう簡単にお金が貯まるものだろうか。
「お金貯まるの早いんですね、そういえばいつ頃からあの店で
働いてるんです?」
「あの店では一年くらいかな」
「あまり見かけませんでしたけど」
「うん、最初は朝から夕方メインで働いてたから、、、、
あたしがいなくなったらサブは寂しい?」
「そうですね、寂しくないといったら嘘になります」
「まだ月末まで時間はあるんだからそんな辛気臭い顔しないの」
「そうですね、、あの一つ質問していいでしょうか?」
「いいよ」
「天岩さんの本名が知りたいです」
麻衣は一瞬困惑した表情を浮かべ口を開く
「どうして?」
あいきゃっち☆
しかし、盛り上がってきましたな
しかし、一日一レスだと寂しいわ、もうちょい頑張れぃ
222 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/05/14(水) 04:03:43 0
「どうしてと聞かれると返答に困りますね、、嫌ならいいんです。。
すみません」
「過去の自分から決別したいからという思いから偽名を使ってるってのも
一つの理由であんまり本名を知られたくないんだ、ごめんね」
「いえ、こちらこそ」
「また辛気臭い顔する〜、しょうがないな、ヒントあげるよ
この名前から今あたしが一番会いたい、、、、」
「会いたい?」
「やっぱやめよう!あたしは天岩麻衣これが第二の人生の名前、そろそろ
帰ろう、将軍にエサあげなきゃいけないしね」
帰りのバスは来た時と違い人が多く混雑していた為席には座れなかった。
時折麻衣が自分に話しかけてくるが回りの視線が気になって満足に会話が
できなかった。
麻衣の家の前に到着するとアパートの前には既に将軍がいてこちらの様子を
じっと見ている。
「お、将軍待たせたね〜今ご飯もって来るね」
麻衣は一旦部屋に戻りエサを取ってくるとそれを将軍に食べさせた。
今回のエサもまた焼きそばである。
「いつも焼きそばなんですか?」
「いつもではないけどうちの店よく焼きそばが売れ残るからさ、
まだ冷蔵庫に沢山あるからサブもよかったら食べてね」
「・・・はい」
「じゃあ行こうか、うちで酒でも飲んで今日の映画について熱く語ろうじゃん」
二人はいつものように座卓の上につまみと酒を並べると乾杯をした。
人ごみの中を歩き異常に神経を使った為か普段よりビールが美味く感じる。
「今回の映画ってさ、すっごい名言多かったよね」
「どんなのがありましたっけ?」
「どんなに辛くとも生きて最後の最後まで戦い抜くのが日本男児というものだ、
とか最後の小早川大尉殿愛しておりましたとかね」
「どんなに辛くとも生きて最後の最後までって所は自分も感動しました」
本当はそんな事思っていなかったが一応麻衣に話を合わせた。
「やっぱそう思う?サブ面白くなさそうにしてたから映画の選択間違ったかなって
心配だったんだけど安心したよ」
「そんな顔してました?」
「うん、顔におもろうないわって書いてあった」
223 :
('A`):2008/05/14(水) 09:28:15 O
サブage
224 :
('A`):2008/05/15(木) 20:40:42 O
あげ
225 :
('A`):2008/05/15(木) 22:25:46 0
支援
226 :
('A`):2008/05/17(土) 00:59:45 0
サブ先生まだですか
227 :
('A`):2008/05/17(土) 02:46:55 O
しえん
228 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/05/17(土) 20:45:01 0
風邪をこじらせてた為遅れたすまん。
明日には大量投下すます。
229 :
('A`):2008/05/17(土) 20:49:42 0
お大事に
支援
231 :
('A`):2008/05/18(日) 00:49:01 O
楽しみです
232 :
('A`):2008/05/18(日) 11:46:46 0
早く来ないかな
233 :
('A`):2008/05/18(日) 19:52:28 O
支援
234 :
('A`):2008/05/18(日) 20:00:46 0
まだかお?
ダレてきたな
--------------------------------------
237 :
('A`):2008/05/18(日) 21:24:39 0
暇だから医者のおれがきました
質問受け付けます
238 :
('A`):2008/05/18(日) 21:44:06 O
サブ兄貴
239 :
('A`):2008/05/18(日) 22:40:09 0
サブまだか?
240 :
('A`):2008/05/18(日) 22:41:57 O
医者なんかいらんわ
241 :
('A`):2008/05/18(日) 22:52:07 0
嫉妬おつつつつ
医者の拙者に嫉妬おつおつおつ
くやしかったら、
喪板の働きたくないでござるスレに恋でござるばーか
242 :
('A`):2008/05/18(日) 22:55:56 O
>>241 いらんなんて言ってすいません、ホントごめんなさい、ごめんなさいついでに言わせてください、マジ消えてください。
243 :
('A`):2008/05/18(日) 23:07:23 0
ういんぐまいうぇあ?
ういんぐまいうぇあ?
いぇーーーーーーーーーーーーーーあ
244 :
('A`):2008/05/18(日) 23:19:28 0
おれがこのスレをフツーに毎日チェックしてる件について
サブやめないでね
245 :
('A`):2008/05/18(日) 23:47:35 0
るーるるるるるー
拙者が笑ってるー
るーるるるるるー
きょーうもいいてんきーでござる
246 :
('A`):2008/05/19(月) 01:22:36 0
戻ってきて エージェント・さぶオット
あなたの物語はまだ終わっていないわ
247 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/05/19(月) 01:47:22 0
本当にごめんなさい、風邪が治ってきたと思ったら
またぶり返してきて普段平熱が5度とかの俺が9度オーヴァーでして
早くいままで以上のペースでバリバリ書いていきたいのですが
今はまだ書けそうにありません・・
いったいどんな人がこれを読んでるか気になるので
簡単なプロフィールを書いてくれると嬉しいです。
「年齢」
「好きなアニメ・ゲーム」
「女に言われて傷ついた台詞など」
また明日このスレに来ます。良くなってれば大量投下します。
悪化していたら体調報告します。
本当にすんません
248 :
('A`):2008/05/19(月) 01:52:45 O
>>247 カワイソウ…
俺のうんこ食わしてやりたい
249 :
('A`):2008/05/19(月) 05:55:52 0
【年齢】25の3浪1留夜間大学生
【好きなゲーム】モンハン、シレン、FPS、麻雀、競馬
【好きなアニメ】シンプソンズ、笑ゥせぇるすまん、アカギ、カイジ、秒速5センチメートル
【女に言われて傷ついた台詞】星の数ほどあってわからん
サブお大事に
保守ついでにたまにはそういうのもいいか
年齢 20
好きなゲーム
メルティブラッド
好きなアニメ
セイバーマリオネット
なし
251 :
('A`):2008/05/19(月) 07:02:33 0
「年齢」
22 Fラン大学生
「好きなアニメ・ゲーム」
フルメタ、無限のリヴァイアス、Noir、厨臭いエロゲ
「女に言われて傷ついた台詞など」
滅多に近寄らないから中傷されることがあまりない
中学のときこそこそキモイとか言われたくらいだな
252 :
('A`):2008/05/20(火) 01:39:50 O
253 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/05/20(火) 03:54:41 0
>>249 好きなアニメに笑ゥせぇるすまんとカイジが入ってるとは嬉しいかぎりです。
因みにカイジで好きなキャラは三好と石田光司です。
>>250 メルブラ、ゲーセンで速攻瞬殺されます。因みに青子使ってます。
>>251 滅多に近寄らないのに気持ち悪がられる俺が来ましたよ('A`)
この前でチャりんこ乗った女子高生二人組みにあーゆう男はマジ無理
とかって指差されて笑われたお('A`)
254 :
('A`):2008/05/20(火) 04:19:14 O
おう
書いていいぞ
255 :
('A`):2008/05/20(火) 05:03:07 O
256 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/05/20(火) 05:18:56 0
そりゃそうだ、自分はゲイではない。
あの映画を見て楽しいと感じるのは正真正銘のガチホモと腐女子くらい
だろう。
「そういえばこの前DVDプレイヤー買ったんだけど映画でも見ようか
今回みたいな恋愛ものじゃあなくてSFものなんだけどこれはかなり
お勧め、見てみる?」
「是非」
麻衣はTVの横の棚からDVDを取り出すとそれを再生させた。
再生させ少しするとTVの画面に映画の題名が映された。
{猿の帝国}
・・・・・
題名からしてB級くさいとサブは思った。
麻衣はB級映画マニアか何かなのだろうか。
「グラスが空になってるよ何飲む?」
「じゃあ日本酒で」
そう言うと麻衣は一升瓶を持ち自分のグラスに酒を注ぎはじめた、コップ半分
くらいまで酒を注いだその時だった。
麻衣の手が急に震えだし一升瓶を手から落としてしまう。
突然の事に驚きサブはあっけにとられてしまった。
「どうしたんですか?大丈夫ですか!」
麻衣の全身は不気味な痙攣をおこし麻衣は頭を抱える。
「ごめん、やばいやばいやばいう、えやばい」
顔面は青白くなり声は震えている。
サブは突然の事に慌てふためき頭を混乱させた。
「救急車呼びましょう!携帯貸してください!」
「大丈夫、すぐよくなるから、、本当に大丈夫だから、、」
呂律の回らない喋り方は明らかに酒で酔っ払った時とは違うものだと
わかった。
映画の穏やかなBGMだけが静まり返った部屋の中を漂っていた。
257 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/05/20(火) 05:22:19 0
風邪がやばいので
また少ししてから速攻で書きます。
すんません。
自己紹介は今後も楽しみにしております。
いつか自分のもします。
258 :
('A`):2008/05/20(火) 15:29:07 0
お大事に
259 :
('A`):2008/05/20(火) 19:42:33 O
童貞サブ
260 :
('A`):2008/05/20(火) 21:09:23 0
体に気をつけて
261 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/05/21(水) 06:37:37 0
麻衣の体に異変が起きてからどれくらい経ったであろうか
部屋の時計に目をやるとまだ10分も経っていない事に驚いた。
人間はショッキングな光景を目の当たりにするとドパミンとかいう脳内麻薬の
せいで時間の流れが遅く感じると何かに書いてあったのを思い出した。
「本当に大丈夫なんですか?」
「うん、段々治まってきたよ、大丈夫 ごめんね お酒こぼれちゃったね
一緒に拭くの手伝ってくれるかな」
顔を見ると先程より少し血色がよくなってるのがわかった。
いったい今の痙攣は何なのだろうか疲労?持病?それとも、、、ドラッグの
後遺症?
「たまにこういう事があるんですか?」
「あんまり気にしないで、本当何でもないから、疲れてるだけだと思う。
さ、映画見よう この映画にでてくるブライアンバトラーって俳優が
本当かっくい〜んだよサブもきっとバトラーのかっこよさに悶絶するよ」
「今のってフラッシュバックじゃないんですか?」
「考えすぎだよサブは、ほらコップ空だよ 飲んで飲んで」
麻衣の手は若干まだ震えていた。
「本当の事を言ってください 心配なんです」
「サブ、ちょっとしつこいよ」
嘘が悟られぬよう無理矢理笑顔を作って誤魔化しているのが鈍感なサブにもわかった。
その表情はフラッシュバックではないかというサブの憶測を確信へと変えた。
「もうお酒はやめましょう、もし今のがフラッシュバックによる痙攣だったら
アルコールは控えたほうがいいですよ、自分以前ドラッグについていろいろ
調べたんですが。。」
「うるせぇ!!!!今のがフラッシュバックだったら何だってんだよ!
あんたにどうにかできんのかよ!そうだよフラッシュバックだよ!
あんたにこの死ぬほど苦しい禁断症状を直せんのかよ!あんたは
黙ってあたしの相手してりゃいいんだよ!」
サブは麻衣の大きな怒鳴り声と急な豹変振りに体を凍らせた。
麻衣は目を真っ赤に充血させ右まぶたを異常なほどビクビク痙攣させて
怒りをあらわにしている。
262 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/05/21(水) 08:16:27 0
麻衣は手に持ったグラスをサブの頭におもいきり投げつけた。
ビュッという音がした後にはそれが既にサブの頭を直撃していた。
痛みはさほど感じなかった。
「自分は今まで周りから屑呼ばわりされゴミのように扱われてきました」
「突然何言ってんの?」
麻衣は息を荒げてこちらを睨んでいる。
「でも天岩さんは自分を始めて人間扱いしてくれた気がします
自分にはそれがどんな事よりも嬉しかった、今の苦しさを自分に
ぶつける事で天岩さんが少しでも救われるのであれば自分は喜んで
それを受けましょう」
「は?何それっぽい事言って格好つけてるの、馬鹿みたい」
サブは麻衣の目の前に近づき細く小さな手を強く握った。
麻衣は突然のサブの行動に驚いたのか荒げていた息を少し落ち着かせる。
「何よ、この手は、、」
「すみません」
そう言うとサブは麻衣を力強く抱き寄せ華奢な体を強く抱きしめた。
何故突然こんな大胆な行動にでたのかサブは自分でもわからなかった。
「ちょ やめてよ!何すんのよ!離してよ!」
麻衣は必死にサブの体から離れようとする。
しかし麻衣が必死に抵抗すればするほどサブは力を込めて抱きしめる。
すると麻衣は抵抗する事を徐々にやめ弱々しく泣きじゃくりはじめた
その泣き声はこれ以上にないほどにサブの胸を打つものだった
263 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/05/21(水) 09:17:29 0
「本当にごめん、ごめんね」
ようやく麻衣の声と表情がまともになってきた事にサブは安堵した。
すると急に麻衣を抱きしめている事が恥かしくなり麻衣をすぐに
自分の体から開放した。
「ごめん、一旦フラッシュバックが始まると強迫観念や被害妄想が
酷くなってつい、、本当にごめんね」
「またフラッシュバックしたら教えてくださいね 自分いつでも駆けつけ
ますから」
「ありがとうサブ、あたしあんな酷い事言って物投げたりして、、
嫌いになった?」
麻衣は泣きながら小さな声で喋る。
「いえ」
「優しいねサブは、、そういえば頭大丈夫?帽子とって見せてくれる?」
「いや、いいですよ。本当平気ですから」
「いや、コブでもできてたら氷で冷やさないと」
そう言うと麻衣は自分の帽子を強引にとる。
「やだ、額すごい怪我じゃん!もしかして怪我してる所にあてちゃった?」
「いや、大丈夫です」
「てかいつ頃こんな怪我したの?」
「はい、今朝非行少年達に絡まれまして、、それで」
264 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/05/21(水) 10:07:25 0
「そりゃ災難だったね、てかこんなバンソウコウじゃあ駄目だよ
すごい腫上がってるじゃん、確か包帯あったからそれに変えてあげるよ」
「いや、大丈夫ですから」
「だめだよ、それじゃあ化膿するよ、じゃあはがすね」
そう言うと麻衣は自分の額に貼られたバンソウコウをゆっくりと
はがし始めた。
痛いのを必死にこらえ歯をくいしばる。
「よし、はがれた、じゃあ消毒するね、あれ?おかしいな、、」
麻衣は救急箱の中をあさりながらつぶやく。
「どうしたんですか?」
「ごめん消毒液が見当たらない、、」
「大丈夫ですよ、家に帰って自分でやりますから、じゃあそろそろ
帰りますね、今日は自分と映画にいってくれてありがとうございます」
「ごめんね本当に、、そういえば唾液って殺菌成分が含まれてるんだよ
ね、、サブちょっとしゃがんで目瞑ってて」
「え?」
「いいから!」
「はい」
目を瞑ってしゃがんでいると自分の額に何かくすぐったい感覚走りそれがチロチロ
と動き回る。何が起きたのかわからずサブはしばらく呆然としていた。
目をゆっくりと開くと目の前には麻衣の首が見える。
サブはようやくそのくすぐったいチロチロの正体がわかり驚愕した。
「ちょ そんな所汚いですよ膿もいっぱい出てるだろうし、、」
傷口を刺激されて痛いはずなのに興奮で痛みが快感へと変わっていた。
その舌使いによる皮膚への刺激はサブにとって完全に未知のものだった。
「もう少しの辛抱だから我慢しなさい」
「う・・」
「一応膿は全部とったから家に帰ったら早めに消毒して包帯を巻く
事、わかった?」
「はい」
「じゃあまた連絡するから」
麻衣はアパートの下まで自分を見送ると煙草に火をつけまた階段を上がっていった。
265 :
('A`):2008/05/21(水) 11:21:37 0
ちんこたった
サブさん最高です
266 :
('A`):2008/05/21(水) 11:25:27 0
くそ
おもしれえじゃねえか
267 :
('A`):2008/05/21(水) 11:26:15 0
麻衣は芸能人でいうと誰似?
イメージ教えて
サブさんかっけー
270 :
('A`):2008/05/21(水) 12:06:23 O
272 :
('A`):2008/05/21(水) 20:33:30 O
ホンマにサブって名前なんか?
273 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/05/22(木) 02:16:51 0
>>267 自分の好きな芸能人を想像してみてくださいな。
自分芸能に疎いものでして、、。
>>272 作者の本名ではございませぬ。
ブサイク→ブサ→サブって感じで名前を思いつきました。
274 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/05/22(木) 03:26:48 0
サブは布団にもぐりこみ今日あった出来事を回想していた。
体の傷、映画館に行った事、フラッシュバック、そして額への愛撫
28年の人生で今日程濃い一日があったであろうか。
麻衣は今月の終わりに念願の沖縄へ行ってしまう、今が3月16日だから
あと二週間で麻衣とお別れという事か、、麻衣がいなくなった後の自分を想像すると
げんなりしてくる。
また連絡すると言っていたがいつ頃連絡が来るのだろうか、明日か明後日か
それとも来週か
これ以上麻衣と関わったらきっと別れた後辛くなる、これ以上麻衣と関わる
のはよした方がいいのではないであろうか。サブは悩みに悩んだ。
「もういいや充分だ自分みたいな男がほんの少しでもあんな美女と関われた
だけでもよしとしないと電話がきても居留守を使おう、それが一番いい」
サブは居間へ向かうと母親を呼び出した。
「ババァあのさ、天岩って人から電話があったら俺は出かけてるって言って
くれよ、絶対だぞ!もしうっかり受話器もって俺の部屋に来ようものなら
ぶっ殺すからな!」
母親は無表情で相槌をうつとまた居間へと戻った。
サブは自分の部屋に戻りまた布団に包まると子供のように大きな声をだして泣いた。
そして黄ばんだ青い枕を涙で濡らした。
「そう、これでいいんだ、これで、、ありがとう麻衣・・」
サブは泣き疲れると深い眠りについた。
275 :
('A`):2008/05/22(木) 10:18:12 O
人間って一面だけじゃ計れないよね
さっきまでいい感じだったサブも、思い返すとただのニートだもんね
まぁニートはいいよ、でも親にババアはないよな
でもサブ頑張れ!
276 :
('A`):2008/05/22(木) 12:10:52 O
母親にあんだけ酷いことしながら話の節々で
サブが『どうしてこんなひどいことを』とかいうのが非常にムカつくんだけど
ぶん殴りたい
277 :
('A`):2008/05/22(木) 14:21:58 0
俺は麻衣といる時のサブが一々カッコ付けるのにムカつくな
らしいと言えばらしいが
279 :
('A`):2008/05/22(木) 16:58:54 O
この嫌悪感は、女の子の前では良いかっこして
普段は性格が悪いようなリア充を彷彿とさせるからだろうか
280 :
('A`):2008/05/22(木) 21:49:38 O
サブはニートでもネ喪だろ
281 :
('A`):2008/05/23(金) 00:22:33 0
>>279 誰だってそんなもんだろ
むしろ喪がその傾向強いんじゃ
何処までも暗黒色の空間、また夢か、、
夢の中でこれは夢だとサブは気づいていた。
「よう、ようやく決心したみたいじゃね〜か」
もう一人の自分が囁く。
「うん、もう身分知らずな事はやめにしたよ」
「そうか、でもお前はまだ未練たらたらだな、俺には分かる」
「そりゃそうだよなお前は俺だもん」
「いいか、沖縄へ行った後の麻衣をリアルに想像してみろ!」
「何が言いたいんだ?」
「抜群のスタイルと容姿を兼ね備えた麻衣にはすぐ彼氏ができるだろう、
そしたら勿論SEXする、麻衣は口の中に彼氏のペニスを入れ、亀頭を犬みたい
に舐めまわす。
お前が今日見た薄桃色の乳首は揉まれ吸われ舐められ勃起する。
ペニスを秘部へ突き刺されお前には決して見せた事のない恍惚とした表情
を浮かべ法悦したよがり声をだす」
「やめろ、、何が言いたいんだよ!」
「つ ま り」
「つまり?」
「どうせそうなるなら強姦しちゃえって事だよ、悔しいだろ?
いずれ他の男に抱かれる事を想像すると、、」
「・・・」
「大丈夫だ、彼女にとっちゃあSEXなんてどうって事のないただの
スポーツみたいなもんだ、今更レイプされたからって傷ついたりしねぇよ」
「そうかもな、それもいいかもな」
サブは己の中に存在する悪魔と契約を結んだ。
麻衣の家の前に到着すると震える手でチャイムを押した。
パジャマ姿の麻衣が眠たげな表情を浮かべサブを見つめ不思議そうな表情を
浮かべる。
「突然どうしたの?」
「いや〜忘れ物をしてしまったようでして、中に入れてもらえませんか」
「うん、いいけど部屋の中にサブの忘れ物らしいものはなかったけどな・・」
サブは部屋の中に入ると深く深呼吸し腕に力をこめる。
「ごめん・・」
「え?」
サブは麻衣の背後に回りこみ布団へ麻衣を押し倒した。
「ちょ、、やだ、やめてよ!」
「うるせぇ!黙ってろ!すぐ終わるからよ!」
サブは麻衣のパジャマを引き裂いた、ボタンは弾け飛んで麻衣の白い肌が
露になる。
「やめて、お願い、、」
麻衣は涙を浮かべサブに懇願した。
サブは麻衣の胸を鷲づかみにしズボンとパンツを引きづりおろす。
「ケケケケケ、馬鹿にしやがってこんなの慣れたもんだろうが」
麻衣は顔を赤くして啜り泣きながら口を開く。
「お願い、やめて、今なら許してあげるから」
「どうせ、向こうへ行ったら俺の事なんかすっかり忘れてここの穴にズボズボ
入れられてよがりまくるんだろう!」
サブは麻衣の秘部に指を入れると爪を立ててガリガリ引っ掻き回した。
「いやぁ!!痛い、痛いよ!」
内腿に血がとめどなく流れる。
「お前みたいな肉便器でも赤い血は流れるんだな!このブタ野郎!
ここの穴が二度と使い物にならないようしっかりぶっ壊してやるからな!」
「や、め・・」
「なんだよ!聞こえね〜な!」
「もうやめ、て、、これ以上信じていた人に裏切られるのはやだよ・・・サブ」
は!・・・・・・・・・・・・・・・・・・夢・・・・か・・・・・・
サブは布団から飛び起き顔中にべっとりついた汗を腕で拭うと
今までの事が夢であった事に安堵した。
何やら下半身もベタベタする、、汗ではない、今の夢でどうやら夢精したようだ。
あんな鬼畜な夢を見て夢精するなんて・・
サブは己の中に潜む狂気に脅えた。そして罪悪感のせいか胃がむかむかしてきて
布団の上にそれを吐き出した。
284 :
('A`):2008/05/23(金) 09:43:01 O
夢落ちか…焦ったぜ
ライトノベルを書こうとして六年になるが、未だに一作も仕上がらない。
小説関連のスレで書けないことを愚痴って追い出される日々。私小説書けばと言われるが、
自分の人生を小説にしても何の展開もないくだらない日常が続きそうで書き出せん・・・
286 :
('A`):2008/05/23(金) 12:42:51 O
287 :
人間の屑 ◆UCAQuCrhBU :2008/05/23(金) 12:45:28 0
>>285 いかに今の生活がつまらないかを書きなぐってはどう?
なんだホモスレか
289 :
('A`):2008/05/23(金) 15:51:37 0
290 :
('A`):2008/05/23(金) 15:53:48 0
>>281 l;;llllll||lll从从WWWl||ll,,ツ从ツツノlイノ'彡ヽ
イ从、从从从从从ll|| |リ从////ノノ彡;j
jl从从从从;;;;;;;;;;;;从;;;;;/;;;;;;;;;、、、;;-ー、イ彡:}
(ミミ;;ッ''"゙ ̄ '、::::゙`゙''ー、/"´::: :::: |;;;;;彡|
}ミミ;;;} ::: {:: ゙:::::、::: :::ィ ,,:::: };;;;イ;;l
jミミ;;;;} ::: ヽ::::ミヽ:: | ノ W:: |;;;;彡:|
}ミ;;;;;;} ::: ヾ {:::::ミ ヽ j イ|从 ":::: };;;;;;彡{
iミ゙;;;ノ:::::: \'、 }}: l||イ /,ィ;;、、-ーーヾ'ァ;;イ、
{;;;;リ:レ彡"三三ミヽ,,リ{{,,ノ;;;;ィ≦==ミ'" |;;〉l.|
l"';;;l ゙'''<<~(::) >>::)-ら::ィ'ー゙-゙,,彡゙ .:|;l"lリ
|l ';;', ::: ー` ̄:::::::ミ}゙'~}彡ィ""´ .:::lリノ/
l'、〈;', ::: :::::::t、,j iノ:::、::.. ..::::lー'/
,、,,,/| ヽヽ,,', ::.、 :::::(゙゙( ),、)、ヽ::. イ ::::l_ノ
)ヽ"´ ''''"レl_ヽ,,,', ヾ'ー、:::;r'"`' ゙'';;"" ゙l| ::j ::: |: l,,,,
゙''(,l ', l| リ {"ィr''''' ーー''ijツヽ l| :" l |',`ヽ,
き 利 (l :'、 `',. 'l| |;;゙゙゙゙"""´ー、;;| ノ: / /リヽ \
. く い Z::::ヽ '、 ゙'t;ヽ ` ´ ノ;;リ ,r' // |
な. た >; :::ヽ ::ヽミニニニ彡'" , ':::::// |
┃ ふ フヽ ::\ : ミー―― "ノ , ':::: //: |
┃ う }ヽヽ :::::\::( ̄ ̄ ̄ /:::://: |
┃ な }| ヽヽ :::::`'-、竺;;ニィ':::// | l
// 口 (: | ヽ ヽ :::: ::::::... ::// | |
) ・・. を ( | ヽ ヽ:: ::::::... // リ. |
つ、 r、{ | ヽ ヽ // / |
ヽ '´ | ヽ ヽ // / |
291 :
('A`):2008/05/24(土) 01:20:44 0
>>281 俺の中のイメージだけど
喪は女の前できょどったりボソボソしゃべったりするイメージ
リア充は女にだけかなりやさしくいい人になるイメージ
女の前で良いかっこしようと思うのはどっちもあるとおもうけど喪はそれを表現できずに終わってしまうような
292 :
('A`):2008/05/24(土) 08:55:24 0
293 :
('A`):2008/05/24(土) 14:16:49 0
とにかく完結させてね(これ、絶対!)
毎日チェックしとるから ノ
すまん やや遅れる
295 :
('A`):2008/05/24(土) 19:43:18 0
おk かなり待ってる
296 :
('A`):2008/05/24(土) 19:58:57 O
頑張って完結させてくれ。
297 :
('A`):2008/05/24(土) 20:08:35 O
早くしろよ
299 :
('A`):2008/05/24(土) 23:58:40 0
まじで完結お願いします。
楽しみにしてます。
ごめん、今日の夜には、、、
301 :
('A`):2008/05/25(日) 20:48:36 0
頼むでござる
今夜は必ず完結たのむでござるよ?
拙者、寝ないで待ってる出ござるよ?
302 :
('A`):2008/05/25(日) 20:56:49 0
303 :
('A`):2008/05/25(日) 21:06:55 0
>>302 なんで拙者の巣を知ってるでござらなん?
個人的には1000間際までは話を続けてほしいな
もうこのスレも毎日の巡回スレに入ってることだし
305 :
('A`):2008/05/26(月) 00:02:57 0
おいおいおいおいおいおいおいおいっ
完結はまだかお〜!?!?
306 :
('A`):2008/05/26(月) 00:13:41 0
フィクションなんだから早く完結させろよ
307 :
('A`):2008/05/26(月) 00:39:04 0
だヴぉがぁ
かすがぁ
まーじ1に釣られた
サブは濡れたパンツを変え布団を洗濯機の前に置きに行くと部屋に戻り
PCの電源を入れ何かに取り憑かれるたように自殺サイトを巡り苦痛の少ない
自殺の方法を探しまわった。
サブには昔から強い自殺願望があったが死ぬ時に味わうあろう痛みへの
恐怖から実行に移せないでいた。
だが今のサブは自殺の実行を強固にしていた。
{それは何故か}
理由は一つ麻衣を守る為である。
己の中に存在する悪魔が自分の精神を乗っ取り麻衣を襲うのは時間の問題
だという事がサブには分かる。
悪魔の正体は己の捻じ曲がった欲望。人は誰でも捻じ曲がった欲望もっている。
父親は普段母親に優しく接しているが酒を飲むと暴力的になり母親をよく
殴っていた。
弟は真面目な性格で人望もあり高校時代は生徒会長をするような人間だった。
しかし大学受験に失敗して浪人生活をしている時はよく小動物を虐待していた。
捻じ曲がった欲望を放出するスイッチ、父親は酒であり弟は挫折だった。
自分のスイッチ、それは麻衣がいなくなる事。
サイトを一通り見終わるとサブは大きなリュックサックを背負いホームセンター
へと向う準備をする。
家とホームセンターの往復は自転車を使わず歩く事にした。
緑豊かな街の風景をゆっくり楽しみたい、外はサブの最後を祝福するかの
ようないい天気だった。
310 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/05/26(月) 03:21:20 0
味わう「で」←でが抜けてたすまん。
311 :
('A`):2008/05/26(月) 04:37:52 O
サブが自殺を完遂していることを切に願う
312 :
('A`):2008/05/26(月) 15:29:42 0
この書き込みは弟かよww
313 :
('A`):2008/05/27(火) 02:34:50 O
サブポジ
315 :
('A`):2008/05/27(火) 20:59:41 0
まだか
316 :
('A`):2008/05/27(火) 21:23:43 O
317 :
('A`):2008/05/27(火) 23:52:48 0
ここでは死なないで
世間を自分をここまで苦しめた者への
残虐なまでのリベンジがはじまる
って展開希望
318 :
('A`):2008/05/27(火) 23:53:39 O
早くしろ
319 :
('A`):2008/05/28(水) 12:05:56 O
サブがハイジャックしてツインタワー突入の展開希望
320 :
('A`):2008/05/28(水) 13:13:32 0
>>1 そんな完結急がないでね
すぐ終わったらカナシス
321 :
('A`):2008/05/28(水) 14:23:40 0
>>1 ここまでお疲れさん。
ここからも自分に無理のないマイペースで頑張ってちょうだいね。
322 :
('A`):2008/05/28(水) 15:01:58 O
いつまでも待ってるぜ
323 :
('A`):2008/05/28(水) 15:29:21 0
おし、とりあえずここまで1が書いた分はテキストに保存した
レス番からしっかりコピってあるので、いざってときはすぐにうpれるぜ
324 :
('A`):2008/05/28(水) 17:11:37 0
325 :
('A`):2008/05/28(水) 20:30:37 O
age
326 :
('A`):2008/05/28(水) 23:13:15 O
楽しみ
327 :
mai:2008/05/29(木) 00:45:27 O
サブ生きてる?
328 :
('A`):2008/05/29(木) 00:50:00 O
329 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/05/29(木) 04:04:25 0
見沼の田園地帯を歩いていると幼い頃、まだ小学校に通う前に父親と
この道を散歩したのを思い出した。
二十年以上昔の風景は今も変わらずである。小川を覗き込むとザリガニや
小魚の姿が見える。
普段何も感じなかった風景も今日が最後だと思うと新鮮で美しい
ものに見えてくる。
そろそろ開花しそうな桜のつぼみを見ているとあと少し生きてみたい気持ちに
なり切なくなる。
ホームセンターに到着しガムテープ、七輪、練炭を購入する。
七輪は比較的小さいものを選んだがリュックに入りきらなかった為
両手で抱えて持って帰る事にした。
帰り道コンビニでウィスキーのボトルを購入する、練炭自殺には酒が必須アイテム
らしい。
家に到着すると部屋の押入れに入り懐中電灯で中を照らし内側からガムテープを
使い空気が入らぬように密閉させる作業に取り掛かった。
普通死ぬ前は部屋の掃除をしたり遺書を書いたりして身辺を整理するもの
なのだろうが時間が経てば経つほど決心が鈍りそうだった為やめる事にした。
密閉させる作業が終わるとウィスキーのボトルをあけ口に含み少しずつ胃へ
流しこんでいく。
酔いが回ってくるとチャッカマンで七輪の中にある練炭に火をつける。
思ったより火がつくのが早い事にサブは驚いた。
練炭が赤熱してくると段々と体に 異変が表れてくる。
最初は手が痺れてきて少し息苦しいといった感じだった。
少しすると目に痛みがはしりせきがとまらない。
眠るように死ねるという情報は嘘じゃないかと朦朧とする意識の中で
思う。
「(自分の人生はいったいなんだったんだろう、記憶を過去にさかのぼらせると
何処までいっても愛されない思い出で満ち溢れている、世の中の大多数の人間は
親の愛をうけ育ち大人になると異性の愛をうけ子供を作りその子供を愛し
育てていくといった愛の連鎖を繰り返していくんだろうな、くそう、、
羨ましいな、悔しいな、、、、、ハァハァ、、、苦しいよ、、苦しいよ、、
怖いよ、、怖いよ、、誰か助け、、、 誰、、か、、、)」
サブは完全に意識をなくす。
330 :
('A`):2008/05/29(木) 05:18:13 O
あげとく
331 :
('A`):2008/05/29(木) 05:32:17 0
過去を美化しすぎ
332 :
('A`):2008/05/29(木) 05:41:42 0
どうせ失う今だから
今ある時に終わりたい
そんな所か??
333 :
('A`):2008/05/29(木) 14:13:04 O
続きが気になる
334 :
1:2008/05/29(木) 22:05:16 0
今から、小説を実行します
つまりこれがおれの最後のスレです
あーあ一気にしらけちゃった「
336 :
('A`):2008/05/29(木) 23:29:31 0
終了!
337 :
('A`):2008/05/29(木) 23:38:24 0
終了
まあ待て。
334はトリップがついていないではないか。
本物がレスするのを待とうぜ。
339 :
('A`):2008/05/30(金) 00:57:21 0
練炭て失敗したら後遺症とかのこんねーのかな?
340 :
('A`):2008/05/30(金) 00:57:48 O
age
341 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/05/30(金) 03:58:19 0
何処までも闇の広がる空間、何もない、誰もいない心地よい空間。
これが死後の世界か、、、、人が死ぬと完全なる「無」になるものだと
思っていたが、自分の意思が存在し思考している。
無にならなかった事は残念であるが、まぁいい、誰もいなければそれでいい。
この空間に閉じこもっていればいつか生まれ変わったりするのか?
それともじっとここにいればいつか完全に消滅して無になるのか?
もし生まれ変わるのならミジンコとか貝になりたいな・・
とにかくもう人間には生まれたくない・・
サブは小学校時代の卒業文集を思い出す。
{将来の夢}
《僕の夢は早く死ぬ事です、早く死んでミジンコに生まれ変わるのが夢です》
そう書いて担任に提出したがそれが文集に載る事はなかった。
「くくくくく」早く死ぬという夢が
実現できた事が無性に滑稽に感じられサブは笑った。笑い続けた。
そしていつまでもいつまでもいつまでもいつまでも長い長い時間笑い続けた。
しばらくするとサブは思考したり笑ったりがおっくうになりはじめる。
この空間で寝るという概念が通用するかわからないが
とりあえず目を閉じて眠りにつき考える事をやめてみようと思った。
サブはしばらく目を閉じ無心になる、感覚だと3日4日
くらいだろうか随分長い事無心になる。
そして5日目、空間に異変がおきる。
闇の広がる空間のあちこちに光が射しはじめる。
342 :
('A`):2008/05/30(金) 15:38:40 0
>>1 乙。なんか自分小説というよりもファンタジーノベルみたいになってきてるが。。。大丈夫か?
343 :
('A`):2008/05/30(金) 15:39:52 0
344 :
('A`):2008/05/30(金) 15:44:03 0
いつまで待たせてんだ鼻クソ
346 :
('A`):2008/05/30(金) 20:32:16 O
おいコラァおまやる気あんのか?続き書けよ、早くしろよ
いいツンデレですね
オラ、早くしろよ、おい
349 :
ツァラトゥストラ ◆5.24AehWAQ :2008/05/30(金) 20:57:32 O
まだかよサヴ
350 :
('A`):2008/05/30(金) 20:59:26 0
351 :
('A`):2008/05/30(金) 23:21:14 O
サブ兄貴オッスオッス
352 :
('A`):2008/05/31(土) 06:43:26 0
頼むから一日一回ぐらいは更新してくれ・・・
353 :
('A`):2008/05/31(土) 10:21:57 0
>>352 あま急かすのは良くないぜ。
こういう創作物はジワジワ来るから面白いんだしさ、気長に待とうや
354 :
('A`):2008/05/31(土) 13:43:18 O
ブササブ
355 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/05/31(土) 21:18:28 0
度々すいません、とうとう自分はニートではなくてフリーターに
なりました。
深夜のコンビニで働いているのですが、なれない仕事によるストレスのせいか
また体調を壊してしまいました。
明日夜または明後日には書きたいと思います。
本当にすみませんです。
356 :
('A`):2008/05/31(土) 21:24:59 0
終了でよくね?
357 :
('A`):2008/05/31(土) 23:26:36 O
>>355 仕事があって少しでも良かったと思えるなら嬉しいよ
体は大事にね
ただこれしきの事が体調を崩したからといって書けないのが理解出来ない
359 :
('A`):2008/06/01(日) 13:54:44 O
体力なさすぎ
サブってんじゃねーよ
死んでねーのかよツマンネ
363 :
('A`):2008/06/02(月) 09:34:53 O
age
364 :
285:2008/06/02(月) 10:57:20 0
>>287 それはもはや小説ではないような気が・・・
365 :
('A`):2008/06/03(火) 00:21:17 0
つーか一回メモ帳に書いてからスレ立て欲しいもんだ
お前もだぞ人間の屑^^
366 :
('A`):2008/06/03(火) 04:06:52 O
頑張れよ
367 :
('A`):2008/06/03(火) 10:11:30 O
あげま〜す
368 :
('A`):2008/06/03(火) 21:10:56 O
「アンチは元ファン」って言葉の意味がよくわかるわ
369 :
('A`):2008/06/03(火) 21:47:44 O
ぎゃああああああああああ
370 :
('A`):2008/06/04(水) 02:52:53 0
371 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/06/04(水) 05:30:36 0
その光は瞼の内側を強く刺激した。
「(あれ?なんだこれ?・・気持ち悪いな・・)」
耳を澄ますと足音や人の声が微かに聞こえる。
「(おかしいぞ・・人の声??)」
嗅覚に神経を集中させると心なしか消毒の匂い。
恐る恐る瞼を開くと自分が白いカーテンで覆われた空間にいるのが分かる。
そしてベットの上に自分が横たわっている事が分かる。
「(・・病院か・・)」
サブはぼんやりとした脳内で今の状況を整理する。
「(この病院らしい場所に横たわっているという事は自殺に失敗し
たという事らしい、そして手足には力が入るし首も動く事を考えると
これといった後遺症はないようだ しかし何故助かったのだろうか、、)」
上半身をベットからおこし手を握ったり開いたり足を上下に動かす、
長い事眠りについていた為か体がやけに重たい。
そしてペニスには妙な違和感を感じる。恐る恐るペニスに手を移動させると
チューブのようなものが尿道の中に差し込まれていてパンツではなく
紙オムツを穿かされている事に気づく。
「(そうか、、糞尿垂れ流しの状態だったのか・・みっともないな・・
早くとってもらおう気持ち悪い・・)」
サブは周りを見渡し自分の真後ろにあるナースコールのボタンを押す。
十分くらい経ってもまだ誰かが来る気配がないので再びボタンを押す。
五分くらい経つと足音が近づいてきて勢いよくカーテンが開く。
「わ〜北島さん!意識を取り戻したんですね!ちょっちょっと待っててくださいね!
今ドクターを連れてきますから!」
顎の線が太めの中年看護婦はそう言うと走って自分の前から姿を消す。
「(待っててくださいっていったってこの状態でどっかいくかよ、、馬鹿か
あの看護婦?)」
看護婦がカーテンを閉めないで立ち去った為強い日差しが直にサブを照らした。
窓の外をベットから観察すると比較的高い階に自分がいる事となかなか大きな
病院にいる事が分かった。
しばらく外の風景を観察していると白衣を着た男が自分に近づいてくる。
痩せ気味で神経質そうな顔をしていて歳は40半ばといったところか。
「やぁ北島君意識を取り戻したようだね、おめでとう」
372 :
('A`):2008/06/04(水) 06:11:26 O
サブ
おっせーぞサブ
374 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/06/04(水) 07:08:03 0
「はぁ・・ありがとうございます・・」
「おお、言語障害の心配はなさそうですね、体で動かない所とかはありますか?」
「いえ、特にありません」
「そうですか、君は運がいいよ。普通体のどこかに麻痺が残ったり言語障害、
知的障害等の後遺症が残る事が多いんですがね、、」
「そうですか」
「一応これから検査しますから、それで異常がなければ近いうち退院できますよ、
しかし君ね、自殺なんてするもんじゃないよ、あんな美人な彼女を残して
死ぬなんてもったいないよ」
この医者は何を言っているのだろうか、美人な彼女?
「君は2日間昏睡状態でここで眠っていたんですがね、その間その女の子は
朝から晩まで君の手を握ってずっと泣きじゃくっていたんですよ」
「(・・もしかして麻衣?)」
「あのもしかしてその娘、金髪でした?」
「確かそうだったと思いますよ」
「そうですか・・」
「(何故麻衣が自分の入院先を知っているのであろう・・)」
「じゃあ後一時間後に検査をしますから」
医者はそういい残すと自分の前から立ち去った。
375 :
('A`):2008/06/04(水) 07:12:39 O
まだあったのか!と思ってひらいたら全然進んでねぇwww
376 :
('A`):2008/06/04(水) 09:52:23 0
377 :
('A`):2008/06/04(水) 11:37:27 O
378 :
('A`):2008/06/04(水) 20:58:05 O
アッー!
展開がドラゴンボールだな、悪い意味で
380 :
('A`):2008/06/05(木) 23:56:36 O
まだか
381 :
('A`):2008/06/06(金) 14:21:25 O
オラオラ
382 :
('A`):2008/06/06(金) 14:45:41 0
谷川流並みの遅筆だな
383 :
('A`):2008/06/07(土) 10:20:58 O
保守
384 :
('A`):2008/06/08(日) 20:06:35 O
age
385 :
('A`):2008/06/08(日) 21:57:33 O
遅くてもいい
ただ完結してくれよ
386 :
('A`):2008/06/09(月) 08:41:03 0
おらおらサブ!!
こっちは暇じゃねーんだぞ!!
387 :
('A`):2008/06/09(月) 10:10:23 O
気になる・・・ゴクリ
頼むぜサブ
389 :
('A`):2008/06/09(月) 16:40:23 O
男気注入
390 :
('A`):2008/06/09(月) 16:56:22 0
どうすればいいんだ
そうか・・・死にそこなったか・・・
フフフ・・・クックック
何て様だ・・・俺は・・・
サブの頭は怒りに満ち溢れていた
俺を助けたつもりか?
何で死なせてくれねぇ!!
社会が俺を追い詰め
いざ死にそうになったら勝手に助け・・・
オマエラは偽善の塊だ・・・許せねぇ
俺が天罰を下す!!
サブの心は深い闇に落ちていった・・・
392 :
('A`):2008/06/10(火) 20:15:17 O
age
393 :
('A`):2008/06/10(火) 22:56:37 O
サブポジ○
394 :
('A`):2008/06/11(水) 04:47:57 O
サブポジ外
内野 普通の人間
外野 変態、など
395 :
('A`):2008/06/11(水) 15:37:39 0
サブさん、そろそろ
その日僕は父親と近所の魚屋にいた、、、
魚屋と言っても熱帯魚や海水魚、いわゆる鑑賞用の魚屋である
店の中には多種多様な魚がサブを出迎えてくれる、この光景にまだ幼いサブの心は踊った、、、
ねぇパパ!!僕この魚が欲しい!!
サブが指した魚は有名なエンゼルフィッシュである。サブの父親は無邪気にはしゃぐ我が子に幸せを感じていた、、、
そうかそうか何でも買ってやるぞ
ニコニコと笑いながらそう答える父
でもその魚だけでいいのか?
え?まだ買ってもいいの?サブは目をキラキラさせながらそう答えた
じゃあこのシマシマの魚!!サブはそのシマシマの魚(スマトラ)を指差した
サブの父親は苦笑いをし
サブそれは駄目なんだスマトラはエンゼルフィッシュの天敵でね、、、喧嘩をしてしまうんだよ
お魚には相性と言う物があってね
その二匹は同じ水槽では飼えないんだ
悟すようにそう説明する父
変なの、サブは悲しそうに[人間はみんな仲良くやってるのに、お魚は大変なんだね]と言い父親の足に抱きついた
ふふ、、、父親はそう笑うとサブの目を見て[人間だって喧嘩もするし相性もあるんだよ]と言った
ただね、、、サブ、、、人間は皮を被ってるだけなんだ
そう言うと父親の顔が歪む
サブは本当に不思議そうに
皮??と訪ねた
父親はこの無邪気な問い掛けに我を取り戻し
お前にもいつか分かる時がくるよ、、、
と言い残すと話しをそこで締めた
398 :
('A`):2008/06/11(水) 18:35:19 O
サブちゃん生きてる?
399 :
('A`):2008/06/11(水) 19:08:24 O
地方大都市の進学校を卒業し、地方の旧帝大法学部に入った。
一橋落ち。
しかし、彼女はできず。
メガバンクに入行。彼女はできず。
精神病んで退職。
その後、ノンキャリ国家公務員に転職。
地方公務員は面接で落とされた。
彼女はできず。
女に興味をもたれることがあっても、近寄りがたいオーラが出てるらしく、告白されることはない。
もうヤダこんな挫折ばかりの人生。
何一つ願いが叶わない。
400 :
399:2008/06/11(水) 19:11:39 O
俺の願いー
人を愛し人に愛されるという経験がしたい。
ただそれだけ。
それすら叶わないならば、俺は死ぬべきか―
401 :
399:2008/06/11(水) 19:14:24 O
第一志望の一つも叶わない人生などクソくらえ!
402 :
('A`):2008/06/12(木) 15:22:20 0
>>399あのなあ、公務員になれただけで人生ほぼ勝ち組なんだよ、今の世の中小企業やアルバイトでさえ堕ちる人間がいるし
よしんば受かっても、安定はなく、それから見れば公務員見れば、はるかに勝ち組、
403 :
('A`):2008/06/12(木) 15:35:13 O
逃げてないよな
頼むぞ
404 :
('A`):2008/06/12(木) 22:56:50 O
マダー?
突発的な事故や事件で主を失ったHPやブログが幽霊船の如く電脳の海をいつまでもさまよっているらしい
事件事故が報道されてもネット上の人間とは結びつかないからね
サブは秋葉事件で刺されたのかもしれない
406 :
('A`):2008/06/13(金) 13:16:48 O
ネタバレ=サブは加藤
408 :
('A`):2008/06/13(金) 17:06:14 0
嘘だろサブ
410 :
('A`):2008/06/13(金) 19:37:30 0
つまり最後は刑務所行きということですね
411 :
('A`):2008/06/13(金) 20:11:03 O
サブもよく見とけよ
\
 ̄| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ , ´` ヽ
/ 、' ,.、、,.、 '; 、 」\VヘV
ゝ > 、 `; ; _>
Yヘ| -≧y ,_!ソ > ====、
'⌒>、 /V| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ー y、ュヾ/ -z ̄ lll 〃
ト- 'ヘ/ ヽ ゝ T三ゝ/_ _> 〃 ll ll
ミ v; \ ___,. -= fミ)`'ー  ̄オノノ> 、 ´ ̄7 =''
彡 y、' 、 ,ヽ / // ヽ ̄ ソ `` \ 7 ==z_
K_´` `'メ/ )\ !、 ,, // ー =' ヽ /ヘ  ̄ ||! ||!
>─--- '____ / ,ト、 // ミ .} /ー 〃〃
/  ̄ ̄ / /ハ //。 ハ :。 イ{ ”| レ'´|/V
>-、 ト { ノ |ノノ ー--‐' ー--‐'ノ | |
\_____ ノ 'イ イ ! ミ ! / :| :|
 ̄\ / |\_{ `T ,,: 7 } |ヽ ノ
/ ./ \ i '' :c:''T _.ノ ト {
ノ /、 /> :. _; ,| | }
/ / \/、 / ヽ、 (ノ{) ヽ:} |: :l
/ :/ ( \ ⌒ソ__ハ ) | |
{ ゝ ,. ⌒ 丶、 _´彡` ⌒ヽ | |
| / ! ,. "〃" 、 \ ノ
ブタ箱いきかよサブw
413 :
('A`):2008/06/14(土) 01:24:31 0
414 :
('A`):2008/06/14(土) 02:26:08 O
サブオワタ
415 :
('A`):2008/06/14(土) 07:52:47 O
しゅーりょー
サブが目を覚ますと何時もの病室にいた
この病院に運び込まれてもう一週間もたつ
朝に点滴をし、昼からは検査
病院の規則正しい生活に、サブの体はみるみる元気を取り戻していた。
夢か、、、
ベットから身を起こすと、近くにあるナースコールを押す
点滴が終わったら報告する約束だ、、、
程なくしてサブお目当ての看護婦が来てくれた
キター!!!!
まだ20代前半であろう彼女は
背が小さく標準的な体形をしている
少し沈みがちな表情からは何かしらの影をおびるが、反って[それ]が知的そうな彼女の魅力を引き立てていた。
目を見張るのが胸の大きさである
Fカップ、もしくはGカップ近くあるだろうか?
きちんと着こなした彼女のナース服を突き破らん勢いだ
パッツンパッツンである
続きに期待
なんぞこれー
420 :
('A`):2008/06/14(土) 21:30:59 0
421 :
('A`):2008/06/15(日) 00:35:20 O
おい、サブまだか?
早く書いてくれ
422 :
('A`):2008/06/15(日) 01:40:42 O
あげ
「俺に処女をくれ!」
424 :
('A`):2008/06/15(日) 08:23:05 O
サブ早く書くんだ
もしこれが実話ならば、サブと麻衣は今どうなってるんだ?
元彼に見つかる→あぼーん
426 :
('A`):2008/06/15(日) 08:39:23 O
なんかこの物語の筋から言うと、一緒に沖縄行きそうだな。
サブアナザーストーリーってやつまだいんの?
427 :
('A`):2008/06/15(日) 09:48:24 O
サブ頼むから書いてくれ
428 :
('A`):2008/06/15(日) 11:25:31 0
サブ、サブやめないでくれ
429 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/06/15(日) 11:31:22 0
どうもお久しぶりです。
そろそろ書きます。
でも今日は書けないと思います。
そろそろ最終回にする予定ですので少々お待ちを。
全部書き終えたら全ての文章に修正を加えて完全版を作りたいと思います。
後、若干ストーリーを変更させます。
430 :
('A`):2008/06/15(日) 11:48:04 O
もう終わるのか?
もっと続けてよ
一緒に沖縄行くんだろ、なっ?
431 :
('A`):2008/06/15(日) 11:54:03 O
朝から晩までずっと手握って泣きじゃくってたのが実話なら、彼女にできるよサブ
それとも今その彼女と仲良くやってるから更新が遅いのか
ここでやめたら、書籍化できないぞw
433 :
('A`):2008/06/15(日) 13:03:53 0
>>431それか、多分振られて自暴自棄、犯罪者になり刑務所にいるかも
サブサブと
ホモ臭いスレだなぁ……
なんなんだここは……
あああ・・・ついに追いついてしまった・・・
436 :
('A`):2008/06/15(日) 14:34:54 O
>>433 今日サブは来たから刑務所にはいない
一緒にいる可能性濃厚
437 :
サブの味方:2008/06/15(日) 14:38:07 O
>>434 じゃあ帰れよ
お前みたいなん一生ニートだぜ?
リアル充実した俺が言うから間違ない
サブ、まいちゃんと頑張るんだよ
438 :
サブの味方:2008/06/15(日) 14:44:10 O
>>435 俺も昨日の夜、暇だから2チャン行ってみよかなと思って行ったら、こんな実話感動小説を見て泣けてきた
サブさんよ、大切な人を大切にしてあげるんだよ
俺も応援してるからな
439 :
サブアザ:2008/06/15(日) 16:15:02 O
今から俺が作り出したフィクションを書こうと思う
この続きで、被る可能性があるから見たくない人はスルーしてくれ
440 :
サブアザ:2008/06/15(日) 16:26:14 O
検査とは意外と単純であり、馬鹿らしいものだが無事終了し、三日後退院することが決まった。
麻衣のことが気掛かりであったが、特別意識することもなく、入院代が気になりババアに出してもらわないと、と考えてた。
そんな時、病院に麻衣がやってきた。
そして暫く見つめあっていると、麻衣の目が潤んできた。
「バカサブ」
「すいません…」
麻衣は泣きじゃくりながら言い続けた。
「どうして自殺しようと思ったの? もし死んでしまってたら、あたしどうしていいか……」
サブは泣いてる麻衣を見ながら、かわいいと思って抱き締めたくなる衝動にかられた。
「どうして病院にいると分かったのですか?」
441 :
サブアザ:2008/06/15(日) 16:51:17 O
やっぱ上の話なし
200ぐらいにあったサブアザみたいな感じでいくよ
442 :
サブアザー:2008/06/15(日) 17:07:19 O
自殺する用意は整った
後は火をつけるだけ…
いざ死ぬとなるとやはり怖い。
麻衣……
かわいかったなー
もう会えないのか…
いや俺は死ぬはずがない
俺は無敵だ!糞食らえ
さて、どうしようか…死んだふりでもしようか
それか逃亡という手もあることが脳裏をよぎった
いや待てよ…俺は何から逃げてるんだ。
麻衣を犯すことか?
いや犯せばいいじゃないか…コンチクショ
ババアでも殺すか
しかし得がない
しゃーねー麻衣の家にいくか
麻衣のアパートの前にきた
しかしその前にコンビニに行ってコンドームを買った
定員は若い女性であり、見るからに怪訝そうな感じで見てきた。ツリを貰う時、投げ捨てるように渡されたので下に転がった。
「糞、こいつめ…
いつか殺す
デブス死ね、処女が」と呟いてたら、店員に聞こえてしまってたらしい。
店員が何だと と言ったので
クッソ〜 戦闘モード突入か…とサブは構えた
443 :
サブアザー:2008/06/15(日) 17:37:21 O
暫く見つめあった後、サブはあほらしく思い、コンビニから出て麻衣のアパートに直行した。
ふん、一般人しね
そして呼び鈴をならした
ハーイ、どなた〜?
サブだよ
あら〜、いらっしゃい
麻衣、会いたかった
何よいきなり〜笑
ちょっとコンビニ行かないか?
えー、もちろんいいょw下で待ってて
暫く待つと、麻衣が支度をしておりてきた。
麻衣、かわいいよ
ヘヘ、うれしー☆
麻衣がいきなり腕をくんできたので、俺の下半身が膨らんでくるのが分かる。
マズい…麻衣に悟られないようにしなければ…
暫く歩くと、目的のコンビニに着いた。
道中麻衣は達者に笑ってくれたので、俺のちんぽはマックス状態だった。
麻衣は笑って聞いた
何買うの?♪
ん…ちょっとな
サブってよく見たらカッコいいよね
今頃気付いたのか?遅すぎるぜw
調子ノンナ!!
すいませ〜ん
これは最早恋人同士の関係だろう
サブは有頂天になって、コンビニに足を踏み入れた
444 :
('A`):2008/06/15(日) 18:00:11 O
するともちろんのごとくあの店員はいた
店員:いらっしゃいま……せ…
サブ:よう兄貴
店員:またきやがったか喪男
麻衣:サブ〜、知り合い?
サブ:こいつタコウインナーを使って俺を苛めてきたんだぜ
麻衣:マジ?
サブ:マジ
麻衣:うけるww
店員:クッソ〜ぶたたぬきみたいな顔しやがって
店員は誰かに電話していた。相手は男みたいだ
サブは瞬時に寒気がした
マズい…マジかよ
サブ:麻衣、やらないか?
麻衣:ん、何をかなぁ〜?
サブ:店員を(ry
そんなとき、突然少年が入ってきたアイスを買った
ぁ?
うぜー
餓鬼しね
かったるい
ぶつぶつ言ってたら、突然召使ことババアが入ってきた。サブ:ババア、家に帰れ
少年:ババア? ババーババー
ババア:蚊取り線香を買いにきただけだお
麻衣:このお菓子好きなんだよね〜
そんな時、店員が叫んだ
くそったれが、お前達はもう死んでいる。だから煮る
全員一目散に逃げた
447 :
('A`):2008/06/15(日) 21:06:39 O
>>445 俺とどっちが面白みがあるんだろうな
君の
「落ち着け俺 俺は無敵だ 一般人しね」にはふいた
>>447 一概には言えないだろうな
面白い部分
面白くない部分
が、あるんじゃないかな
449 :
サブの味方:2008/06/15(日) 21:18:18 O
>>448 君は俺と1以外の小説書いてるやつか?
書くからには名前つけようぜ
451 :
サブの味方:2008/06/15(日) 21:30:36 O
>>450 俺小説書いてた時それ使ったけどいいや
適当に更新するよ
>>1も帰ってきたし
また少し黙っていようと思います。
読んでくれた人有り難うございました
453 :
('A`):2008/06/15(日) 21:48:48 O
サブ応援してるぜ
いつまでも俺と同じニートでいてくれよ
454 :
('A`):2008/06/15(日) 21:57:00 O
>>453 サブは今美女と生活してて、コンビニで働いてんだぜ
チッ死ねよサブ
生きてんならさっさと書けよ
456 :
('A`):2008/06/16(月) 06:43:01 O
>>455 黙れよ一生ニート野郎w
現実で何もできないからって僻むんじょないよサブを
サブ更新待ってる
457 :
('A`):2008/06/16(月) 09:44:22 O
サブ
サブ以外は執筆するな
「自分の人生を〜」の通り本人が書くから意味が意味があるんだろうが
書きたかったら余所でやれ
459 :
サブアザーの続き:2008/06/16(月) 12:42:55 O
中途半端じゃないか?
被る可能性もないと思うが
なんか釣り針たらしてる
変な携帯がいるなぁ。このスレ……。
461 :
('A`):2008/06/16(月) 14:13:33 O
サブいつ書くんだ
462 :
('A`):2008/06/16(月) 14:29:22 O
463 :
('A`):2008/06/16(月) 15:08:59 0
464 :
サブアザー:2008/06/16(月) 15:27:48 O
>>463 だなー
コンビニ出た後の続き書いちゃだめ?
465 :
('A`):2008/06/16(月) 15:33:06 0
>>464 俺に決める権利ないけど、できるなら
>>1本人の書く本編が完結するまでは
アナザーストーリーとか番外編書かないほうがいいかもねー。
466 :
サブの味方:2008/06/16(月) 15:48:15 O
サブに質問
今どんな生活してんの?
467 :
サブアザー:2008/06/16(月) 16:18:36 O
取り巻き自重しろカス
469 :
サブの味方:2008/06/16(月) 20:53:53 O
サブ書こうぜー
470 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/06/16(月) 21:23:36 0
簡単なペーパーテストと脳内をCTとかいう機械で検査し終わるとサブは
病室のベットの上に座り母親の到着を待った。
看護婦の話だと一時間後には到着するらしい。
暇だったのでベットの横にあるTVの電源をいれてニュース
を見る。
すると秋葉原に自分と年齢の近い喪男がトラックで人を七人ひき殺した
という事件の報道がされていた。
被害者を可哀想と思う気持ちは沸き起こらなかった。
所詮自分と関わりのない人間である。
他人の不幸は蜜の味 こういった事件のニュースを見ると何故かわくわく
してしまう自分がいる。
471 :
('A`):2008/06/16(月) 21:55:24 O
早く続きを
472 :
サブの味方:2008/06/16(月) 22:47:10 O
これ最近の話か?
話が最近すぎるだろw
考えろw
474 :
('A`):2008/06/17(火) 07:41:19 0
>>473だんだん、ラストが近くなってきているんだよ多分
475 :
('A`):2008/06/17(火) 07:48:06 O
476 :
('A`):2008/06/17(火) 10:28:37 0
478 :
('A`):2008/06/17(火) 15:55:37 O
479 :
('A`):2008/06/17(火) 15:58:24 O
偽者じゃね
481 :
('A`):2008/06/17(火) 16:54:20 0
>>479悪いが俺は1じゃあないよ、悪魔で推測で1の状況を言ったまでです
482 :
('A`):2008/06/17(火) 16:56:17 O
>>481 いや、俺は臨死体験をしたのは一年前ぐらいで、このニュースはフィクションであると思う
完結しないに1000ペソとスーパーヒトシ君で
484 :
('A`):2008/06/17(火) 22:58:47 O
サブまだか
485 :
('A`):2008/06/18(水) 20:30:04 O
age
486 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/06/19(木) 12:03:35 0
古代や中世の時代ほとんどの国では人の死が娯楽であったし現代でも
猟奇的なゲーム 漫画 小説や映画が人気である。
人間は人間の不幸を楽しめる。
ニュースを見ながらそんなどうしようもない事を考えていると
突然勢いよくドアが開き色白で丸顔の中年男が室内に入ってくる。
その中年男は自分の正面に立つと吐き捨てるような溜息をつく。
「何であんな事をしたんだ」
父の喋り方はいつもと変わらず高圧的だった。
「わからない」
本当の事など話せる訳がなかった。
「・・・」
薄い頭髪を手で掻き毟りながら父はまた溜息をつく。
「ねぇ何で俺助かったの?」
「家に帰ってきたらお前の部屋から煙が出てきているのに気づいてな、
何事かと思って中に入ると煙だらけの部屋の中でお前が倒れていた」
「そうか・・」
どうやら無意識のうちに押入れの外へ飛び出していた為助かったらしい。
「もう無理に仕事しろとはいわんよ」
「え?」
「仕事しなくていいと言ったんだ」
ぶっきら棒に父は喋る。
「そう、、ありがとう」
「そのかわりお前とは今日限りで勘当だ!」
突然の事にサブの脳内はフリーズする。
「え?」
「お前との暮らしに嫌気のさした母さんは出て行ったよ、お前のせいだからな
!いっそあのまま死んでればよかったのにな・・とにかくもう親子の縁は切る!
ここの入院代は俺が出しておいてやるから安心しろ じゃあな」
「ちょっ!ちょっと待ってよ!酷いよ!親なんだから最後まで面倒みろよ!
それが親の義務だろ!責任だろ!」
「お前に義務だとか責任だとか言われたくない!!もうお前を養っていく
余裕がないんだ!」
そういい残すと父は足早にその場から立ち去っていった。
487 :
('A`):2008/06/19(木) 12:18:12 0
ひさびさにサブ乙
488 :
('A`):2008/06/19(木) 16:55:24 O
これが事実だとしたら悲惨だな
489 :
('A`):2008/06/19(木) 17:21:01 O
フィクション
490 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/06/19(木) 17:54:34 0
サブは家の前に着くとドアを何度もノックして中へ入れてくれるように
頼んだがドアが開く事は決してなかった。
庭にはサブの部屋にあった物全てが無造作に積まれていた。
しばらく呆然とそこで立ちすくしているとドアがゆっくりと開き父が現れる。
「父さん!やっと許してくれる気になったんだね!」
「違う、お前に住み込みで働かせてくれる土建屋があるんだがそこへ行く気は
あるか?」
「ええ!?そんな無理だよ力仕事なんて、、できっこないよ、
そうだ!母さん出て行ったんでしょ?だったら俺が家事とか全部やるから
家にいさせてよ、お願いだよ」
「いい加減にしろ!!!どこまでも性根の腐った奴だ!」
その小柄な体の何処から出るんだというくらい大きな声で父は怒鳴った。
あまりの恐怖で鼓動は激しく胸壁を叩きサブは心底震え上がった。
「岡山県で学生時代の仲間が建築関係の会社を経営しててな
お前が働く気があるならそこに話を通してやる」
今度は冷静な口調で父は喋る。
「そんな、、」
「選択の余地はないはずだぞ、浮浪者になりたいのか?」
サブは力なく首を横に振る。
「じゃあ今から連絡先と住所を教えるから 向こうに行く金はそこに
あるガラクタを売れば工面できるな?」
そういうと父はメモ帳に汚い字で行き先を書き込みサブにそれをちぎって
手渡す。
「これが最後の情けだ」
父はそういい残しドアを閉める。
「何が情けだ畜生・・」
サブは庭に山済みにされたゲームをビニール袋に詰めた。
そして数少ない衣類をリュックの中へしまう。
漫画はダンボールの中へ放り込み自転車の荷台にくくりつける。
「全部でいくらになるのかな・・」
どんなに悔やんでも過去には戻れない。
今更死ぬ勇気もない、浮浪者に
なる勇気はもっとない。
「もう、前に進むしかないんだな、、」
491 :
('A`):2008/06/19(木) 18:39:05 O
(´;ω;`)ウッ
492 :
('A`):2008/06/19(木) 19:18:36 O
続きを早く…
493 :
('A`):2008/06/19(木) 21:45:50 0
>>490働く場所があるだけマシ、おれはその場所すらない
494 :
('A`):2008/06/19(木) 22:03:00 O
麻衣は沖縄
サブは岡山、、、
どうなってしまうのか!?
495 :
('A`):2008/06/19(木) 22:48:43 O
>>494 俺作者でフィクション作るんだったら一緒に岡山いかせる
496 :
('A`):2008/06/19(木) 22:51:51 0
バッドエンド、ハッピーエンドどちらがお好み?
>「もう、前に進むしかないんだな、、」
吹いたw
なにかっこよくしようとしてるんだよw
サブ死ねw
498 :
('A`):2008/06/19(木) 23:21:17 O
糞まみれで 投稿者:変態糞親父 (8月10日(木)14時30分56秒)
先日、二回目になるが例の浮浪者の親父と川原の土手でひさしぶりに会ったんや。
高架の下で道路からは見えないとこなんで、
2人で真っ裸になりちんぽを舐めあってからわしが持って来た、
いちぢく浣腸をお互いに入れあったんや。
しばらく我慢していたら2人とも腹がぐるぐると言い出して69になり
お互いにけつの穴を舐めあっていたんだが、
わしもおっさんも我慢の限界が近づいているみたいで、
けつの穴がひくひくして来たんや。おっさんがわしのちんぽを舐めながら
ああ^〜もう糞が出るう〜〜と言うまもなく、わしの顔にどば〜っと糞が流れこんできた、
それと同時にわしもおっさんの口と顔に糞を思い切りひりだしてやったよ。
もう顔中に糞まみれや。お互いに糞を塗りあいながら
体中にぬってからわしがおっさんのけつにもう一発浣腸してから
糞まみれのちんぽを押し込みながら腰を使い糞を手ですくいとり、口の中に押し込むと舐めているんや。
お互いに小便をかけあったり糞を何回もぬりあい楽しんだよ。
最後は69のままお互いの口に射精したんや。
3人や4人で糞まみれでやりたいぜ。おっさんも糞遊びが好きみたいじゃ。
わしは163*90*53、おっさんは、165*75*60や一緒に糞まみれになりたいやつ連絡くれよ。
岡山県の北部や。まあ〜岡山市内ならいけるで。
はよう糞まみれになろうぜ。
499 :
('A`):2008/06/20(金) 00:37:22 O
サブのゴミっぷりに慰められてるニートの俺
なんか数年後の俺になってそうだ・・・まあ親には大学行かせてもらってるから、頼ることは絶対しないが。
501 :
('A`):2008/06/20(金) 18:09:19 O
早く続きを
502 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/06/20(金) 21:25:38 0
次週
最終回
多分最終回です。
これからバイトへ行ってきます。
バイト終わったら書きます。
503 :
サブの味方:2008/06/20(金) 22:12:09 O
おいマジかよ
続けてくれよ
504 :
('A`):2008/06/21(土) 14:17:30 O
バイトしてるのかよサブ・・・
よくも俺を裏切ったな・・・・
505 :
('A`):2008/06/21(土) 18:23:17 O
まだバイトか
506 :
('A`):2008/06/21(土) 20:09:01 O
マダー?チンチン
507 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/06/21(土) 20:56:50 0
ごめん バイト終わったらって書いたけど少しかかりそう。
まとめて一気に投下する予定。
508 :
サブの味方:2008/06/21(土) 21:08:01 O
待ってるぜ
続けろよ
509 :
('A`):2008/06/22(日) 02:03:32 O
サブ兄貴ゆっくり書けよ
頑張ってくだされよ…!
今日全部読みました。
文章に一気に引き込まれましたよ。
俺もこんな文章書けるようになりたいです。
それでは最終回楽しみにしてます。
いつかは書き込みありがとうございました。
512 :
サブの味方:2008/06/22(日) 13:22:57 O
>>511 サブとメリコは知り合いか
俺メリコ板で早く書きなさい言ったやつ
サブアザー書きてぇ
513 :
サブアザー444の続き:2008/06/22(日) 14:01:15 O
コンビニから出ると、サブと麻衣はアパートへ走った。
ババアも途中まで追いかけてきたような気がしたが、日頃奴隷として扱われているため、精神的にも病んでいて体力もついていかなかったのだろう
麻衣のアパートに入ると、酒のビンや服で散らかっていた。
麻衣:あたし昨日、風呂入ってないんだよね
サブ:へっ?
麻衣:ハハ、ちょっと入ってくるね。そうだ!この前見る予定だった映画あるじゃん。それでも見といて
サブ:はぁ……
麻衣:何?あたしと風呂に入りたいわけ?
サブ:と、、とんでもないです。適当に映画でも見ときますよ
麻衣:ふーん、まぁいいや。
麻衣は風呂場へと向かった。サブはこれ以上麻衣と関わってはいけないと思っていたので、ここにいることに抵抗を感じる。
風呂場の方からシャワーの音が聞こえる。
風呂のぞきたいなー、というより一緒に入りたいな
さっき入りたいといえば、一緒に入ってくれたのだろうか…
そんなことを考えていると、インターホンがピンポーンとなった。
一瞬ビクリとしていると、麻衣の声が聞こえてきた。
麻衣:サブ出てぇ
俺が出てまずくはないのだろうか。麻衣はいったいなにを考えてるんだ。
サブは仕方なく玄関のドアを開けた。
514 :
('A`):2008/06/22(日) 17:20:32 O
クルルァ
おいコラァ!!おりろ!!
516 :
サブアザー:2008/06/22(日) 19:38:25 O
扉の前にいたのは、見知らぬ男二人だった。
一人はもう70歳ぐらいのジジイだった。
もう一人は、何だか自分と同じオーラを放っている。顔は酷く、オタ臭を充満させ、人を寄せ付けない感じである。サブはどうしていいか分からなかった。
ジジイ:どちらさまですか?サブ:あぁ…えーとぉ……
ジジイ:麻衣さんは…?
サブ:あのー、シャワー浴びてます。
ジジイ:そうですか、中入ってもいいですか?
サブ:ぇ……
そんな時、麻衣が風呂から出てきた。バスローブだけ羽織っている。
麻衣:サブー、誰だった?
そんなの知るかよ
糞、こいつら邪魔だな
サブ:わかんない
麻衣:ちょっと待って!服着てくるから…
暫くして、麻衣が玄関へと向かった。
麻衣:あら、大家さん
ジジイ(大家):麻衣さん、この人がずっとあなたのドアの前にいたんですが、知っていますか?
麻衣:いえ、誰なんです?
男:……
大家:取り敢えず中へ入りましょう。こちらの方は…?
サブを指して大家が言ったので、サブはギクリとした。
あんたには関係ねーよ、ジジイ
麻衣:ああ、親友のサブだよ。
麻衣が友達ではなく親友て言ってくれて、サブは嬉しかったがある意味悲しかった。
大家:初めまして
サブ:ああ、どうも
麻衣:さ、くつろいでてください。お茶入れてきます。
大家:ありがとうございます。
そしてテーブルに四人が着く
もちろん男を尋問するためだ。
大家:あなたの名前は?
男:……ブサオ
517 :
('A`):2008/06/23(月) 11:42:51 O
まだかサブ
518 :
('A`):2008/06/23(月) 17:24:27 O
早く続きを…
519 :
('A`):2008/06/23(月) 17:27:26 O
しゃぶんなきゃ撃つぞオラァ
なんなんだ、この男は……たまげたなぁ
521 :
('A`):2008/06/23(月) 18:47:26 O
サブアザ書くぞオラ
サブアザとか描いてる奴
クソつまんねぇからやめろ
同意
524 :
('A`):2008/06/23(月) 20:12:16 O
サブマダー?チンチン
525 :
('A`):2008/06/23(月) 20:25:08 O
分かったけど、本物がこねー
あの忌まわしき出来事から三年
今日もサブは会社の2dトラックで現場に向かっていた、、、
トゥルルルル〜♪
サブの携帯着信メロディ
与作が鳴り響く
サブは近くの駐車場に車を止めると
与作が鳴り止む寸前の所で電話に出た
あ!!サブ♪今日遅くなりそう?
「うん、、、多分10時頃になると思う」
じゃあ御飯どーする?
「食って帰るからいいよ」
はーい!!頑張ってねぇ
チッ!どうせ冷凍食品のチンしたら終了だろーが
サブは悪態を付くと再度車を発進させた
目の前はこの街一番のスクランブル交差点である
チッ!!赤かよ、、、サブは仕方なく車を止めるとサイドブレーキを引いた、、、
527 :
('A`):2008/06/23(月) 20:27:45 0
うわ、つまんね
叩きまくりだな。
さすがこの板だぜ!!
でも正直、小説書きたいんだったら
他のスレ行けばいいと思うんだが('A`)
携帯で大変じゃないか?
529 :
サブの味方:2008/06/23(月) 20:33:41 O
大変だよ
因みにサブアザーが俺で、サブアザは別人
どっちがお好み?
うーん……。まぁなんというかな
君は人の話を聞ける人間かな?
このスレはあくまで
>>1が小説みたいな自伝書いて
まぁ皆で楽しもうってスレだよな?
その中で君が小説書いて不快に思う人間がいたらどう思う?
やめようとか思わない?思わないようならこのスレどころか
喪板にすら、いてほしくないわね('A`)
別にいいじゃねーか
こんな釣りスレ
やりたいようにやればよぉ
サブアザ描いてるやつってせめて
>>1が完結するまで待てよ
グダグダ面白くないものを途中で書き込まれたら不愉快だわ
つーことでこの先、オナニー禁止('A`)つ
534 :
('A`):2008/06/23(月) 21:44:10 O
526の続き希望
書いてくれ
535 :
('A`):2008/06/23(月) 21:48:28 0
>>534 次回予告、麻衣との破局(離婚)ご期待ください
536 :
('A`):2008/06/23(月) 22:09:27 O
537 :
('A`):2008/06/23(月) 23:09:17 O
サブまだかよ
サブアザでもいいから書いてほしい
サブアザやらサブアザーやら書いてるやつは
そんなに小説書きたいなら、サブじゃなくて自分の話を小説化すればいいやん
設定パクってオナニー小説書いて何が楽しいのやら
いいぞいいぞ!
もっと叩けや雑魚共
541 :
('A`):2008/06/24(火) 18:18:18 O
サブまだか?
書いてくれ
542 :
1 ◆ZpG.d7h6RA :2008/06/24(火) 19:19:50 O
職業安定所という社会の負け組みの集う場所はいつでも負のオーラに満ち溢れていた。
今日も老若男女が死んだ鯛のような目で安定所の前に列をなしていた。
そんな負の列に並んでいると自分は負け組みであることを再度おもい知らせてくれた。
そんな列でもサブは時々嬉しい思いをする事がある。それは自分と同じくらいの年齢で自分と同じくらいの醜男を目撃する瞬間である、2Chの喪板で自分と同じような境遇の人間と語り合う以上の安心感を得る事があるからだ。
今日も仕事が見つからなかった。今日も父親に仕事が見つからなかったという報告をしなければならない、毎回報告をするたびに父親は同じ事を話す。
「きつい仕事だろうがなんだろうが就職しろ、今年中に見つからなかったら出て行ってもらう」
もう聞き飽きた台詞でうんざりだった。
543 :
('A`):2008/06/24(火) 19:24:13 0
サブ頼むよ
歩道の信号が青に変わると
人の山が一斉に動きだした
みんな交通ルールを守っている訳だ、、、
100人?200人?近くいるだろうか?
これだけの人数の人間を纏めているわけである。
[もし俺が今アクセルを踏み込んだなら、、、]
凄く簡単な事だ、、、
つまり俺はこいつらの命を握っている
そうこうしている内に車道側の信号が青に変わる
サブはサイドブレーキを下ろすとアクセルを踏み込んだ。
サブが現場に到着すると仲間達が出迎えてくれた
この会社のお世話になってもう三年、、、
最初は苦労も多かったが
ここまで続けられたのはサブ自身不思議であった
「おはようございます!!」
声をかけてきたのは最近入った新人の島君だ
「おはようございます」
「おう!!サブ!!島君!!こっちきてくれ!!」
この人はベテランの鮫島さんだ
鮫島さんが仕事内容を説明する
「じゃあ今日もよろしくお願いします」
荒らすな、カス
元来無口なサブは会社で孤立していた
何も語らないサブは所謂
[何を考えているのかわからない奴]
で通っていた
そんな中この鮫島さんだけは色々と話しかけてくれる
[おう!!サブこっち手伝ってくれ!!]
[はい]
サブは凄く小さな声で返事をした
[何でぇー返事ぐらいしろ!!]
鮫島さんはそう言うとゲラゲラとわらった
この業界は昔[ヤンチャ]だった人が多い
この鮫島さんも中卒で昔地元では有名なヤンキーだったそうだ
[そろそろ昼にするか]
[はい]
[おーい!!島君!!昼にするぞ]
[はーい!!]
少し離れた所から島君がそう答えた
/〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒ヽ
,r:::::::::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)
(:::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_ノ .
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|:::::) ‐"'''ー-'tュ、ノ {,、r=コ
|::::::| -<エユ: `"=i.zf''i
r⌒ヽ|. ', | いい気になってんじゃねーぞこの野郎
| ヾ ,,、、 . ', |
| /ゝ=、_,ノ |
ヽンイ ' _,,,, ,,. |
|. ′ ,、イz:==ソ |
| ∴∵∴∵∴:`、'ー‐イ∴ |
| ∵∴∵ ∵∴∵∴´∵∴|
| ∵∴∵∴∵∴∵∴∴ |
| ∵∴∵∴∵∴∵∴∴∵|
\ ∵∴∵∴∵∴∵∴/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
549 :
('A`):2008/06/24(火) 20:57:28 O
サブこいよ
サブアザもどんどん書いていいぞ
550 :
('A`):2008/06/25(水) 00:09:08 O
542は偽者だろ
551 :
('A`):2008/06/25(水) 14:18:41 O
締め切りですよ
552 :
('A`):2008/06/25(水) 14:47:19 O
アザー書いてる奴は何がしたいんだろう…。しかも面白かったらまだ許せるけど、ただの設定パクっただけのパチモンだから全然面白くないし。
オナニーならよそでやれ。よそで。
ただのスレ荒らしだろ
554 :
('A`):2008/06/25(水) 16:33:55 O
アザーおもろいぞ
もっとやれ
ってかサブ早く書いてや
[近くにラーメン屋があるんだが、そこにいかないか?]
[いいっすね!!奢りですか?]
[ラーメンぐらい奢ってやるよ]
鮫島さんはそう言うと笑った
二人の間にサブが割って入る、、、
[あ、、ちょっと俺用事があるから二人でいってきてください]
時間にして一秒ぐらいだろうか?一瞬の沈黙がこの場を支配した
その沈黙を鮫島さんが打ち破る、、、
[何だ?まさか愛妻弁当か?]
からかう様にそう言う
[いいなぁサブさん]島君もそれに続いた
[はは、、、]
サブは照れ臭そうにポリポリと頭をかくと
[すいません]と言葉を続けた
携帯が叩かれるわけだ
まだやってるよコイツ・・・
557 :
('A`):2008/06/25(水) 20:58:16 O
サブアザ続きヨロシク
俺は楽しみにしてるから
ってか設定は結婚してるのか
支持も非難も両方あって、非難が多い時って、書き手にとって辛いよな。
非難あるからやめたい気持ちもあるけど
支持してくれる人に見せたい気持ちもある
ジレンマジレンマ
559 :
('A`):2008/06/26(木) 11:30:10 O
サブもサブアザも支持するぞ
560 :
('A`):2008/06/26(木) 17:34:35 O
もうさ、サブアザはいいからサブに結末書いてもらってさ終わりでいいんじゃない?(棒読み)
何?結末も書けないの?そんなんじゃあまいよ(棒読み)
二人を見送るとサブは一息付いた、、、
[ふぅ、、愛妻弁当か、、]
トラックに駆け寄るとリュックサックから弁当袋を取り出す
中には大きめのおにぎりが三個入っていた
水筒のお茶を入れると喉に流し込む
おにぎりの具は鮭・鮭・鮭だった
サブは少し失笑すると車のシートを倒して寝転ぶ
近くに幼稚園があるのだろうか?
元気にはしゃぐ園児達の声が聞こえてきた
[先生さようなら]
[また明日ねー]
裏表のないかのようなその会話が、何とも耳に心地いい。
[ここには誰も邪魔する奴はいない]
サブは段々気持ち良くなってきて、そのまま眠ってしまった。
>>1の小説は面白く
部分部分が凄く魅力的です
僕としてはそれを繋げる作業が面白く
アナザーと言う形で書きたくなる感じです
ただ漠然と書いている所もあるので
纏まらない可能性も大で、、、
てかサブどこいった?生きてるか?
567 :
('A`):2008/06/26(木) 22:01:43 O
サブアザに扮した喪男がサブのスレを乗っ取り
↓
「悪いんだけど書かせてもらえますかね」(棒読み)
「すぐ終わるから」(棒読み)などの
会話を経て書き込み。
↓
スレを乗っ取られ、「だからうぜえつってんじゃねぇかよ」(棒読み)とサブアザを突き飛ばす
↓
「なんだお前根性無しだな」(棒読み)などと罵られる
↓
「こんなんじゃ小説になんないんだよ」(棒読み)
「だって約束したじゃないすか」(棒読み)
「こっちの事情も考えてよ」(棒読み)といった会話を経て、続きでも書いて書き込みを終えることになる
「もっと書いてよ、怒ってんの?」(棒読み)とサブアザが聞く。
↓
ヤラれるばかりだったサブが一転、攻勢に出て、サブアザに掴み掛かりながら、
「調子こいてんじゃねーぞこの野郎!喪男のくせによぉ、何が書けだぁ?お前が書けよ!おもしろいんだろー?ほら書けよ」(棒読み)
と叫んで、サブはサブアザに書かせる。
↓
住人も加わって3Pが始まる。サブもサブアザの顔に勢いよく結末。
なんなんだこのまとめは……たまげたなぁ……
569 :
('A`):2008/06/26(木) 22:18:07 O
サブまだか?
サブアザもまだか?
570 :
('A`):2008/06/26(木) 22:23:26 O
具が鮭・鮭・鮭って麻衣も考えろって話だな
[サブ、、、サブ、、、]
暗闇から誰かの声が聞こえる、、、
[誰だ?]
サブは暗闇に向かって叫んだ
[私、、、覚えてないの?]
声の主は少し寂しそうにそう言った
[どこにいるんだ?]
[だから出てこいよ!!]
サブは尚も叫び続けた
サブの頭には声の主の言葉が直接入ってくる
[少し格好良くなったね、、、]
[え?]
俺を知っている、、、
[思い出して、、、]
サブ!!サブ!!オイ!!仕事はじめるぞ!!
サブは重い体を起こした
[まったく熟睡しやがって]
鮫島さんがそう言う、、、
[、、、]
[大丈夫か?]
[はい]
[まぁ大変だろうけど頑張れよ、、、]
鮫島さんはそう言うと自分の仕事場に向かった
[麻衣、、、]
サブはポツリとそう呟く
覚えているさ、、、
あの日
サブは一人で岡山に旅立った
麻衣の事は気になったが
こんな自分を見せたくなかったのと
とても付いてこい等と言える勇気はなかった
もう忘れよう、、、サブはそう誓ったのである
岡山にきて半年
サブは慣れない仕事の疲れや失敗で心身ともにボロボロであった
そんな時出会ったのが今の奥さん「花子」である
彼女も失恋直後で心身ともにボロボロであった、、、
頼る物すがる物なく生きて行けるほど
サブも花子も強くはなかった、、、
お互いの利害は一致した
半年後には結婚
それから2年、、、今にいたる
574 :
('A`):2008/06/27(金) 22:31:28 O
サブアザおもしろいぞ
もっと書くんだ
しかし麻衣以外に女ができるとはな
575 :
('A`):2008/06/27(金) 23:24:04 0
麻衣、、、
元気にしているだろうか?
最近よく麻衣の事を思い出す、、、
そう言えば岡山に旅だった日もこの六月だった、、、
[オイ!!サブ!!ボーっとしてんじゃねぇ]
鮫島さんの喝が入る
[すいません]
サブはハッと我に反った
仕事は予定より一時間早い八時に終わった
オイ!!サブ!!ボーっとしてんじゃねぇ
578 :
('A`):2008/06/28(土) 20:49:15 0
ある意味、ストレートなバッドエンドよりもたちが悪い展開だな
579 :
('A`):2008/06/28(土) 20:52:51 O
麻衣はどうしてんだ?
580 :
('A`):2008/06/28(土) 21:05:16 0
>>579自分の予測では、他の男と結婚しているか、未だ一人身だと思う、
581 :
('A`):2008/06/28(土) 21:19:29 O
サブちゃ〜ん
582 :
('A`):2008/06/28(土) 22:04:41 O
>>580 サブのことを思っていて、ある日突然麻衣が目の前に現われて、三角関係になる
583 :
サブアザー516の続き:2008/06/28(土) 23:10:43 O
麻衣:ブサオさんってまさか、、ストーカー?
サブ:ぶち殺すぞ
ブサオの心中
(あーあ、面倒なことになったな。ちょっとかわいい子がいたからあとつけただけなのに。ってかこの男なんだよ。見た目は俺と同類なくせに女と一緒に住みやがって……チッ、俺って神に見放されてるのか。くそ、この男を見ていると腹がたってくる。
なんなんだ、この幸せそうな顔は…ってかこれ援交だろ。こんな美女とキモイ奴が一緒に住んでるなんて。ケッ、殺してやりたい。)
サブ:黙ってねーでなんか言えよ。
麻衣心中(サブってけっこう頼りになるんだ。)
大家:じゃあ私はこのへんで失礼
暫く沈黙の後、ブサオは立ち上がった。
ブサオ:ぼ、ぼくはただ……現実に飢えてて、、この人を見てオナニーしようと思いました。
サブ心中(うわこいつ昔の俺と同じことを…許さん糞が)
麻衣:きもちわるぃ…早くここから出てって
ブサオはだんだんと勇気が湧いてきた。
ブサオ:もうだめだ。性欲を制御できない。
一瞬の出来事だった。ブサオが麻衣にだきついた。
今日の仕事も疲れた、、、
サブにとってこの仕事は毎日が綱渡りだ
それでも最近は吐くことがなくなってきていた
一時期は「ゲロサブ」と言う不名誉な「アダ名」が付いたりもしたものだ。
[ただいま]
まるで独り言の様にそう呟くと玄関をくぐった
[はーい]
何も知らない花子はいつもの調子だ
[風呂入る]
[沸いてるで]
僕たち夫婦の会話はとてもシンプルだ
サブは衣服を脱ぎすてると風呂場に直行する
体の汚れ
頭をさっと洗うと、早々に風呂を終えた、、、
花子はお世辞にも美人とは言えない
少し丸みを帯びた体はポッチャリ系だ
しかし愛敬見たいな物はある
たまに可愛く見える瞬間があるのは事実だ、、、
「寂しさを紛らわせるなら誰でもいい、、、」
別に好きじゃない、、、でも別に嫌いでもない、、、
僕たちは一人では生きて行けない、、、
「それ」は彼女の方も同じであろう
[分相応、、、そう、、、分相応なんだよ、、、]
サブは自分に言い聞かせていた
[何?分相応って?]
[い、、いや、、何でもないよ!!]
やばい!!声に出していたみたいだ、、、
サブは慌てて言葉を遮った
[ふーん]
[はは、、、]
花子は意外に鋭い所がある
しかしそれ以上の事は聞いてこなかった
[ところであんた明日休みでしょ?]
嫌な予感がする
[ああ、、] サブはさも面倒臭そうに答えた
[ちょっと買いたい物があるんだけど付き合ってくれない?]
やっぱりそうきたか、、、折角の休みだ家でゆっくり過ごしたい、、、
[一人で行けばいいだろ?]
サブはこの要求を突き放した
[あんたの壊した自転車も買いたいんだけど]
車を出せって事か、、、
しかしこの言い方は、、、最初から断れなかったらしい、、、
[しかたないな]
サブは渋々了承した
587 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/06/29(日) 20:36:17 0
一応、番外書いてる人の話が完結したら投下しようかと思うんですが
どうでしょうか?
もう全て俺の小説は書き終わりました。
後は投下するだけです。
ここで皆さんに質問です。
どっから何処までフィクションか知りたいですか??
588 :
('A`):2008/06/29(日) 20:39:38 0
>>587 終わってからアンカーとかつけて教えてくれると助かる
591 :
サブアザー:2008/06/29(日) 21:58:47 O
1に先書いてほしい
592 :
サブアザー:2008/06/29(日) 22:04:38 O
俺達に気にしないで先書いてほしい。
それに俺の話は終わらないと思うし。
書いた後、どこがフィクションか教えてくれたらいいんでは?期待してますo(^-^)o
593 :
('A`):2008/06/29(日) 22:21:17 O
花子はかんじとして、山田花子か?
>>595 アザだかアザーだか知らんが謝るくらいなら書くな
2人まとめて死んでほしいわ,リアルで
597 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/06/30(月) 06:40:44 0
漫画喫茶の個室で愛しのコレクション全部売り払って
得た7万8千円を数え終えるとこの世の不幸を全て背
負ったような絶望的な表情を浮かべサブは溜息を吐いた。
自分が大切にしていた物全てが8万円にも満たない金
額で買い取られた事もそうだが何よりも明日見知らぬ
土地へ向かい己がもっとも忌み嫌っていた肉体労働に
従事せねばならない事に対しサブは酷く絶望していた。
隣町のこの漫画喫茶はよく貧乏カップルがSEX目的で利用する事で有名な場所だった。
サブは覗き目的で何度か店に足を運んだ事があったが今回の目的は
覗きではなく岡山までの路線を調べる為と寝場所確保の為だった。
「(麻衣・・・明日は別れの挨拶をしていくべきだろうか・・
そして自分の気持ちを伝えるべきなのだろうか・・
やめよう、別れの挨拶なんてしたら余計つらくなるだけだ、
それにもう一人の自分・・)」
サブは背もたれの角度を調節し腕時計のタイマーを朝の七時に
設定した。そして大きく口を開けあくびをかくと徐々に深い眠りへとついた。
598 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/06/30(月) 06:41:49 0
川飴駅周辺は江戸時代から商業都市として繁栄している
歴史のある街で未だに土蔵造りの店舗がちらほらとある。
そんな川飴駅の前でサブは深く悩みこんでいた。
一度は会わずに岡山へ向かう事を決心したが
やはり最後に麻衣と少しでも会いたいという欲求が
頭をもたげて離れなかった。
新宿駅までの切符はもう買ってあるというのに改札口を通らないで
かれこれ一時間は駅の周りをぐるぐると回っていた。
歩き疲れて喉が渇いたサブは自販機で飲み物を買おうと財布から
小銭を取りだし120円を入れボタンを押す。
すると何故かつり銭が落ちる音がしたので不思議に思い
値段表示の部分へ目をやると110円と表示されていた。
サブはつり銭を取り出し掌を開けてもし十円玉が表なら
麻衣に会いに行こうと思った。
裏が出たら潔く岡山へ行こうと思った。
サブは目を瞑りつり銭を恐る恐る取り出し掌を開けゆっくりと瞼を開く。
「・・・・表・・・・・」
サブは十円玉を握り締め地元へ向かうバスが通るバス停へと駆け出した。
普段澱んでいるサブの目は覚悟を決めた『男』の目になっていた。
599 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/06/30(月) 06:42:32 0
麻衣の自宅前 腕時計を見ると10時をまわっていた。
麻衣は起きているのだろか、そもそも家にいるのだろうか。
チャイムを押す。
ドアが開く気配はない、もう一度ボタンを押すが反応はない。
諦めて階段を下りかけたその時だった。
ガチャリとドアノブのまわる音がする。
サブは後ろを振り返る。
「・・サブ」
上下白のスウェットを着た麻衣がこちらをみて固まっている。
しばらく間をおいてからサブが口を開く。
「すみません、ご心配をおかけしたようで」
「中に入って」
麻衣は冷たい口調で言う。
家の中へ入った瞬間
麻衣はサブの頬に平手打ちをした。
鈍い音が静かな部屋の中を反響した。
麻衣は唇を歪め体を震わせていた。
「どうして、、」
「え?」
「どうして死のうと思ったの?」
「・・・・」
サブは話そうと思っていた言葉を見失う。
「とりあえず座って」
座卓の前にある座布団にサブは腰を下ろす。
600 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/06/30(月) 06:43:08 0
「もう一度聞くけどどうして?」
麻衣は依然変わらぬ冷たい口調と表情で尋問してくる。
サブは殴られた頬を手で摩りながら口を開く。
「自分に絶望して、、それ以上はいえませんそれが全てです」
壁に掛けられている時計がカチカチと音をならし秒針を進めていく。
その無機質な音が一層重苦しい雰囲気に拍車をかける。
「で、何しに来たの?」
【で、何しに来たの】その台詞はサブの心を酷く痛めつけた。
「今日はお別れの挨拶をしにきたんです」
「お別れ?」
「はい、家を追い出されました、今日岡山県へ行きます、そこで
働く事になりました、だからお別れの挨拶をしに来ました」
落ち込みきった感情を悟らぬように無表情でサブは言う。
「そう、なんだ、、」
「お別れの挨拶というよりお礼が言いたくて」
「お礼?」
サブは麻衣の瞳をじっと見つめる。
601 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/06/30(月) 06:43:37 0
「自分を、、自分を人間扱いしてくれてありがとうございました。
友達になってくれてありがとうございました」
少し間をおいてから麻衣が口を開く
「そんな事が言いたくてわざわざ来たんだ、、馬鹿じゃない」
絶望の二文字がサブの脳内をループした。
そして泣きそうになるのを必死にこらえる。
「じゃあ、自分はこれで。。」
(もう駄目だきっと麻衣はのうのうとニートしてる自分が
自殺しようとした事に怒りを覚えているに違いない・・)
サブが腰を上げて帰ろうとしたその時
「待って、少し外で待ってて渡したいものがあるから、15分だけ待ってて」
今更なんだというのだろうか、渡したいもの?15分?
もう今すぐにでもここから消えてしまいたいというのに・・
「わかった?」
「はい」
相変わらず麻衣の発言には有無を言わせないものがあった。
サブは外にでると麻衣を待たずにそのまま帰ろうと思った。
しかし15分後にいったい何があるのだろうかきになって
その場から動けないでいた。
階段の下に目をやるとメタボ猫の将軍がお座りの姿勢でこちらの
様子をじっと伺っている。
「将軍、俺どうしたらいいのかな。。」
小さな蚊の鳴くような声でサブは将軍に語りかける。
将軍は後ろ足を使って、上手に耳の後当たりの頭や首を掻いていた。
15分 将軍を観察していたらあっという間に過ぎていた。
ドアが開き麻衣が現れる。
麻衣は茶封筒を自分に手渡した。
「これを読むときは新幹線の中とか飛行機とかにして
、、、バイバイ・・」
そう言うと麻衣はドアを閉める。
最後の最後まで冷たい口調だった。
あまりにもあっけない。
しかしこれでいいとサブは思った。いや、そう自分に言い聞かせた。
冷たく接してくれたほうが辛くない、諦めもつく。
何度も何度も自分に言い聞かせた。
しかし心の奥底の方はだいぶ弱っていた。
602 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/06/30(月) 06:46:03 0
・・・・・さようなら、麻衣
サブはぼそりとドアに向かってそう呟くと重い足取りで
駅へと向かった。
生まれてはじめての飛行機、窓際の席だったので外の
景色が見れると思っていたが何処をどう見渡しても
雲しか見えなかった。
普段電車やバスに乗っているとき携帯ゲームを
プレイして暇をつぶすのだが売り払ってしまった為
それもできずサブは退屈していた。
ふとサブは麻衣に渡された手紙の事を思い出す。
正直読みたくないと思った。
大方二度と近づかないでとか絶対沖縄には来るなよといった
内容が書きなぐられていると思ったからだ。
しかし読まずにはいられなかった。
渡された封筒を破り中身を取り出す。
「 サブへ
退院おめでとう。
サブの家に電話を掛けたらサブが自殺未遂したって
聞いてね。すごい驚いたよ、そして何よりも悲しかった。
この手紙をサブが読んでる頃にはもう二人は離れ離れ
二度と会うこともないでしょうね。
本当はサブと一緒に沖縄へ行きたかった。
本当だよ。
でもね、、
私子供ができたの、そう大家の子がね
最初はおろす事も考えた、でもね、これ以上自分の
子供を殺す事はできない耐えられない
今まで殺してしまった生命へ対する罪滅ぼしの為に
私はこの子を産んで立派に育てるつもり
だから沖縄で出産する事に決めたんだ。
他人の子供とあなたと一緒に暮らす。
それは私の子にとってもあなたにとっても
私自信にとっても将来辛い事になるのは目に見えている。
だからサブとはこれでお別れ。
決心が鈍りそうだからビンタしたり冷たい言葉で
罵ったの、、本当にごめんね。
来世もまた友達に、いや来世は恋人になれるといいな
いままでありがとうサブ
逢輪 愛
」
603 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/06/30(月) 06:48:00 0
サブは手紙を読み終え首を窓に向けるとに薄くベールを眼球にかぶせる
ように涙をまんべんなく広げてそれをだらだらと滝のように
流した。
本当の名前はあいわ あい か、、
絶対に探しだしてみせる、来世なんかありゃしないんだ
仕事して金を沢山稼いで絶対に愛を幸せにしてみせる。
そう絶対にだ
他人の子供がいようが関係ない大好きな愛の子供だ
愛せないはずがないじゃないか、、
夕日は雲を橙色に美しく染めていた。
サブロウ物語
完
よし、次は、ちゃんとフラグを回収したHappy end編が始まるんだよな?
そうと言ってくれ(ノД`)
605 :
('A`):2008/06/30(月) 09:12:54 O
んで、サブは今どうしてるんだ?
606 :
('A`):2008/06/30(月) 09:26:31 O
これ、いつの話?
お金たまった?
607 :
('A`):2008/06/30(月) 09:28:16 0
>>604多分Happy end編が始まらないとおもう
608 :
('A`):2008/06/30(月) 09:30:25 0
609 :
('A`):2008/06/30(月) 09:37:25 O
なにこれ書籍化狙ってるん?
610 :
('A`):2008/06/30(月) 10:00:56 O
やっぱりさすが本物だぜ。
ちょっと泣いた(T_T)
アザとアザーまじ消えて
611 :
('A`):2008/06/30(月) 10:23:07 O
最後は実話っぽいな
その後はどうなったんだ??
612 :
('A`):2008/06/30(月) 11:26:00 0
こっからアザの出番だ
よろしく
終わり方が良い
スッキリした
614 :
('A`):2008/06/30(月) 14:32:23 0
全俺が泣いた
>>1乙、本当に乙
今どこで何してるか知らないが、603で書いた気持ち忘れずに頑張ってちょうだいな。
今日帰ったら、今までサブが書いたぶんまとめたテキストうpするよ。
ところで今サブはリアルではどうしてんの?もう金貯まって沖縄行ったのかな?
615 :
('A`):2008/06/30(月) 15:39:05 0
この物語は全てフィクションです
あいわ あい
↓
あまいわ まい
ってのと
>>222との関連が知りたい。
617 :
('A`):2008/06/30(月) 16:37:03 0
>>616 逢輪の逢と、下の名前の愛、を組み合わせて「(本当の意味での)愛に逢いたい」って意味を
「今あたしが一番会いたい」と言い表したんじゃないか、と。
すまん、自分で何言ってるかわかんなくなってきた、スルーしてくれ
>>617 そうだったら、それを見切った親が一番すげぇよ
619 :
616:2008/06/30(月) 19:16:10 0
いま読み返してて分かった。会いたい人ってのはママか。
あいわあい
にママを足してあまいわまい、か
620 :
('A`):2008/06/30(月) 20:18:12 O
なるほど、
それよりこれ続かないのか?
622 :
('A`):2008/06/30(月) 23:06:04 O
アザ続き頼む
623 :
('A`):2008/06/30(月) 23:48:17 O
サブ〜
乙。面白かったぜ。
>>32にあった1.5割くらいがフィクションであとは実話ってホントなのかな?
625 :
('A`):2008/07/01(火) 03:17:40 O
。°・(>_<)・°。
俺も腹決めて仕事でも探そうかな・・・
626 :
('A`):2008/07/01(火) 09:51:26 O
リアルニートかよw
627 :
('A`):2008/07/01(火) 10:00:04 0
サブが書いたぶん全部テキストにまとめたが・・・うp需要はあるのかな?
てか、うpの仕方誰か教えてけろ
628 :
('A`):2008/07/01(火) 10:16:12 O
需要大
629 :
('A`):2008/07/01(火) 23:12:49 0
630 :
('A`):2008/07/01(火) 23:33:31 O
629がみれないという件
631 :
('A`):2008/07/02(水) 00:20:26 0
632 :
1 ◆mPyhhil.lQ :2008/07/02(水) 03:23:32 0
そろそろ何処が事実で何処がフィクションかを書き記したいと思います。
@名前は全て本当ではありません。
A住んでいる所は違います。
B麻衣との出会い方はもう少し違う形でした。
事実
@麻衣に関する事は7割くらい事実
Aサブの人間性とかサブに関する事は8割事実
B将軍という猫は本当にいる
ざっとこんなかんじです。
最初は1.5割のフィクションで書いていこうとは思ったのですが
段々割合は高くなってきました。
結局全体の3割くらいはフィクションになってしまいました。
すみません。
あと天岩麻衣が何故逢輪愛になるのか
AMAIWA MAI からMA(マ)を全て消すとAIWA I(アイ)になります。
謎解き要素はまだまだありますので暇な人は是非探してみてください。
早く書かなきゃという焦りと自分の文才のなさからだいぶ稚拙な
小説になってしまいました。 おいおいこんな表現はないだろうとか
国語的に変じゃないか?って箇所が多々あります。
前にも述べたとおりにもっと勉強していつかはリメイク版を他の板で
公開するつもりです。
それがどれくらい先になるかはわかりません。
このスレでサブ以外の人間を主人公にした物語を誰かが書いてくれたら
嬉しい限りです。
寂しいですが皆さんとはこれでお別れです。
厳しい指摘をしてくれた方
サブの違った可能性(未来)を書いている方
自分を応援してくださった方
本当にありがとう御座いました。
コテはこれで解除しますが喪版にはこれからもアクセスするつもりです。
これを読んでくれた全ての喪男に幸あれ
633 :
('A`):2008/07/02(水) 03:36:27 0
サブにも幸あれ…
634 :
('A`):2008/07/02(水) 06:16:33 O
サブ…サブゥゥゥゥゥゥゥ
635 :
('A`):2008/07/02(水) 07:44:22 O
で、今どうしてるのかが知りたい
636 :
('A`):2008/07/02(水) 10:16:39 0
サブ乙
肉体労働だかバイトだか知らんが、とにかく前向きに頑張ってくれ
637 :
('A`):2008/07/02(水) 14:12:39 O
>>632 サブ・・・
君はニートじゃないんだね
僕の気持ちを裏切ったんだ!
>>632 いつかは「朝起きて〜」の方に書き込みありがとうございました。
(ジ・アザーにブサオが出てるのはその時の書き込みと関係あるの
でしょうか?)
あまり他スレでこのコテ使いたくないのですが挨拶がしたかったので
コテを名乗らせて頂きます。
完結お疲れ様でした。
リメイク版書いた時は教えて下さい。
全部通して読み返しましたがこれ実話なんですよね…。
今は仕事してるみたいですが、大変とは思いますが頑張って下さい。
ダメだ何をいいたいかわからない。
とりあえず面白かったこととお仕事を頑張って欲しいことと、
自分もこんな作品書きたいことが伝えたかった。
俺国語能力低すぎ。
639 :
('A`):2008/07/02(水) 20:32:45 O
サブアザ続き頼むよ
640 :
('A`):2008/07/02(水) 20:50:43 O
サブが来ないとか寂しい
641 :
('A`):2008/07/02(水) 21:22:05 0
642 :
サブアザー:2008/07/02(水) 21:46:35 O
サブ、今どうしてるのか教えてほしい。
643 :
('A`):2008/07/02(水) 23:41:09 O
、vWwv,_
ミ_,ィ' "''ヲ,
'Y`'(グ ノヽ、,、_、___、 、,w,,,
, -'ー`>ー'───-、_ ヽ 、゙ "'v,
, - '" / ̄ ヽ ーヽ、=ミ - シ,
-'" / /へ | ヽ,,, r-、 ミ
, イ / / / / ,(6 }ノ'i""
Y" \ , - ' " ,- ' "ラ" |_/ ! "iノ
( | /\ , - ' "ニフ /( ;,_,、,-v'"
\ | / V" /  ̄ ,| |  ̄`フ'' ̄ ̄
| / (, -;'" ̄ ̄ ̄ ̄ブ"
ー-| | ⌒ヽ,;'"ヽ 、_ /
644 :
('A`):2008/07/03(木) 01:15:59 0
サブ今コンビニのバイトしてるんだろ?
つーことは仕事辞めたわけで。
これが現実
645 :
('A`):2008/07/03(木) 01:43:58 0
>>644 そこが2割のフィクションだと思えないか?
646 :
('A`):2008/07/03(木) 04:51:57 O
サブさん、今全部読み終えました。感動しました。書籍化願います。本当に感動ありがとうございます。
自宅から2キロ程離れた所にある
大型デパート、、、今回の目的地だ
花子にとって自転車は言い訳で、目的は他にある
実はここ2階で今奥様に話題の韓流スターのグッズが売られているのだ
韓流スターは礼儀正しく謙虚でファンサービスも多い
スターなのに気取らない、、、
そんな所がたまらないらしい、、、
[馬鹿が、、、]
サブは悪態を付くと先程買った自転車を車の荷台にくくり付けた
[何か言った?]
地獄耳とはこの事だろうか?
こういう時だけよく聞こえてやがる、、、
[、、、じゃあ私行ってくるから]
サブは何も答えず手で合図をした
しかし今日は本当に暑い、、、
加えてこの人の山だ
どうやら今はバーゲン中らしい、、、
元々人は多いが、今日はいつもの倍はいる
サブはその場にしゃがみ込むと
道行く人を眺めていた、、、
道行く人はみな同じ袋を持っている
○×RECORDS、、、、△□屋、、、☆丸、、、
あの袋を持つことが一種のステイタスであるかの様だ
昔から人ごみという物が嫌いであった
誰かが俺を見ている気がする、、、
集団に囲まれると何故か浮いてしまうのだ
サブは頭痛を覚えると持っていた煙草に火を付けた。
手持ちぶさたにしていると
一匹の猫がサブに近づいてきた
汚くて太った猫だ
よく見ると体には傷の様な物がある
大方喧嘩でもして得た傷だろう、、、
[お前も仲間に入れてもらえないのか?]
そう言うと猫の頭を撫でてやる
[ちょっと待ってな]
サブはそう呟くと車から焼きそばを取り出した
勢いよく焼きそばに食いつく猫
猫まっしぐらとはこの事であろうか?
案外人慣れしてるんだな、、、
そんな事を考えていると誰かの声が耳に入ってきた
聞き覚えのある声である、、、
[大佐ー大佐ー]
650 :
('A`):2008/07/03(木) 20:52:22 O
続き早く書いてくれ
すまん結構つかれる、、、
期待はするなよ
ただのチラシの裏だ
652 :
サブアザー:2008/07/03(木) 22:23:21 O
期待してるよ
声の主はサブの前までくると立ち止まった
サブも目を大きく見開いて驚きを隠せない
[嘘、、、]
[麻、、、衣?]
時間にして一分程は動かなかったかもしれない
「どうしてここにいるんだ?会いたかった、、、
忘れよう、、、終わった事だ、、、元気でやっているのか?」
色々な妄想がサブの頭を駆けめぐった
[サブ?]
[麻衣?]
お互い幽霊でも見ているかのようにお互いの存在を確かめあう
ようやく動ける様になったサブが言葉を発する
[大佐って?]
プッ、、、麻衣は少し笑うと
[うん、、、ほら?覚えているかな?この子あの将軍の子供なんだよ]
[えー!!]
サブは少しオーバー気味に驚いたリアクションをすると
[覚えている!!覚えている!!]
と、、、まるで自分と麻衣との間の事は全部覚えていると言いたげに答えた
[そんなに驚く事ないじゃない]
[ご、、、ごめん]
[あはは、、、変わってないね、、、サブ]
[そうかな?]
[うん、、、でも少し格好良くなったかな]
そう言うと麻衣はサブをマジマジと見つめた、、、
可愛い、、、あれから3年経ったが麻衣の美貌は少しも失われていない
[あんま見るなよ、、、]
[お?言うようになったねー]
どうやら麻衣の方が一枚上手らしい
サブの顔は童貞の様に真っ赤だった
[誰?知り合い?]
誰かが二人の会話に割って入ってきた
[う、、、うん昔の知り合い]
この時先程まで笑顔だった麻衣の顔が一瞬緊張した様に見えた
[ふーん]
その男はサブをなめ回す様に見ると
別に挨拶をするわけでもなくサブを無視してこう言った
[ホラ!!いくぞ]
そう言うとスタスタと一人で歩いていく
[う、、、うんちょっと待って]
[あ、、、サブ御免!!また会えるかな?]
[うん]
[じゃあ携帯の番号とかある?]
[うん]
サブは大急ぎで車からメモ帳を取り出すと
携帯の番号を書きソレを渡した
[ありがとう]
そう言うと麻衣は大急ぎで男を追って行った
嵐の様な出来事であった
ちょうどそこに買い物を終えた花子が帰ってきた
[どうしたの?あんた?顔が真っ赤よ]
サブは少し動揺すると
[何でもないよ]と答えた、、、
サブアザ乙
トリップをつけてほしい。
657 :
('A`):2008/07/04(金) 07:55:49 O
サブアザもっとやれ
658 :
サブアザー:2008/07/04(金) 22:55:09 O
サブアザ頑張れ
おもろいぞ
少し俺は女慣れしたのかもしれない、、、
前よりずっと自然に麻衣と話せたような気がする、、、
これも花子のおかげかな?
サブは花子に感謝をした
[何?何ニヤケてんの?]
[何でもないよ]
[キモ]
[、、、]
口の減らない奴だ、、、
サブはキモイと言う言葉を異常なまでに嫌悪していた
[何?怒った?]
[怒らせる様な事を言ってるのはお前だろ?]
[冗談じゃん冗談!!]
そう言うと花子はサブをバシバシと叩いた
痛い、、、こいつは加減を知らないのか?
冗談と言えば何でもすむと思っているのか?
少し懲らしめてやろう
[痛てぇなデブ!!]
サブは少し強めにデブの部分を強調して
そう言い放った
花子はデブと言う言葉を異常なまでに嫌悪している
[酷い、、、私女の子だよ、、、]
だったら何だと言うんだ?
まったくこいつは都合よく「女」を持ち出す
しかしこの「女」には逆らわないほうがいい事をサブは思い知った
[冗談だって!!冗談]
サブは笑いながら花子をバシバシと叩いた
先程の仕返しである
[、、、]
[あれ?怒った?]
[、、、]
[冗談だからね?冗談、、、]
[、、、]
どうやら冗談ですみそうもない、、、
花子はその日一日口を聞いてくれなかった
661 :
('A`):2008/07/05(土) 08:21:18 O
次に期待
時計を見るともう11時を過ぎていた
どうやら今日は麻衣からの電話はないらしい
明日は朝7時に起きなければいけない、、、サブは少し早いが寝る事にした
サブと花子の寝室は別々である
と言っても部屋が複数ある程、余裕があるわけではない
所謂2LDKの木造2階建てアパートだ
隣には水商売の女、その隣には「カタコト」の日本語を操る黒人、他にはアル中のオッサン、チンピラ等、多種多様だ
とても環境がいい場所とは言えない
しかし世間で言う負け組みの人生を歩んできたサブにとって「ココ」の居心地は決して悪くはなかった、、、
新婚当初はサブと花子の夜の関係も充実していた
サブは今まで溜まっていた青春を取り返すべく毎日の様に花子を求めた
最初花子は「ソレ」を愛されてると感じていたがサブの身勝手なSexは次第にエスカレートしていく
お互いの気持ちは反り合わなくなり
今では月1ぐらいになってしまった、、、
かと言ってそのせいで寝室が別々になった訳でもない、、、
サブは一人の時間を大切にしたかったし
花子もソレは同じだった
サブは布団に寝転がると目を閉じ昼間の事を思いだしていた
あの麻衣と一緒にいた男は何者だろう?
あの態度から察するに彼氏か特別な誰かである事は確かだろう、、、
[クソッ!!]
サブは布団から跳び起きると洗面所に行き顔を洗った
サブの頭は嫉妬心でいっぱいであった
サブは顔を洗い終えると何かを決心した様に猛然と歩き出すと
花子の部屋の寝室を乱暴に開けた
バンッ!!
眠っている花子に強引に抱き着くと
後ろから胸を鷲掴みにして揉み上げた
[何!?]
突然の出来事に動揺する花子
サブはまだ状況を理解出来ていない花子の唇を奪った
[んっんー!!!]
声が出ない程熱烈な接吻をすると
寝巻を乱暴にぬがす
ここで初めて状況を理解出来た花子が
サブの顔を目掛けて平手打ちを放った
しかしサブは余裕でその手を止めると
花子の下半身をまさぐりはじめた
[いやっ!!]
あの大人しいサブがこれ程熱烈に求めてきた事は今までになかった
花子はサブに「男」を感じた
サブはズボンのチャックを下ろすとムキムキに勃起したソレを花子の口に強引にねじこむ
[んっん〜!!]
[もういいだろう、、、]サブはそう呟くと後ろから花子を突き上げた、、、
この夜サブは獣と化した
667 :
('A`):2008/07/05(土) 20:55:24 O
続きを早く
面白いか?
何か書いてる俺もつまらなくて死にそうなんだけど、、、
669 :
('A`):2008/07/05(土) 22:31:11 0
>>666あのさあ、くだらない官能小説やめてくれないか、面白くないよ
670 :
('A`):2008/07/05(土) 23:52:06 O
俺は面白いと思うが
続けてくれよ
わかった
続けてみる
翌日、、、奇妙な事がおこった、、、
サブは花子に嫌われると思っていたし
また「ソレ」を覚悟してもいた、、、
ところが花子の機嫌はずいぶんと良さそうなのである
いつもならしない、朝出かける時に
[いってらっしゃい]
等と言うのである、、、
サブは思わず[ああ、、、]等と間の抜けた返事をしてしまった
[聞いてます?サブさん?]
[え?]
[だからその角材持ってくださいよ]
[御免、、、]
[もーしっかりしてくださいよ]
島君に怒られてしまった
[こいつがしっかりしてねーのはいつもの事だろ?]
そう言うと鮫島さんはゲラゲラと笑う
今日もこの前と同じ現場で同じメンバーだ
[よーし昼にするぞ]
[やったー!!]
島君はやっと解放されたといった感じでそれを隠そうともしなかった
[今日も愛妻弁当か?]
[はい、、、]
[まったく!!このスケベが!!]
どうしてスケベなんだろう?よくわからないがサブは昨晩の事を思い出して心臓が飛び出しそうになった
[じゃあ昼からは一時間後な!!]
そう言うと鮫島さんは島君を引き連れてどこかえ行ってしまった
サブはいつものように車の中で
弁当箱を広げると「ギョ!!」っとしてしまった
何とハート型に「ふりかけ」がかけてあったり
ウインナーにいたってはタコ型、林檎はウサギさんに象っている
サブは悪寒を覚えると「一人で良かったと」と安堵した
昼も終える頃、くつろいでいたサブの携帯が鳴り響いた、、、
知らない番号だ、、、まさか?麻衣か?
サブは期待混じりに電話にでた
[はい、、、]
[おー!!サブ元気か?]
誰だ?このおっさんは、、、
[俺だよ俺、、、新三郎]
それはサブの父親の名前であった、、、
親父と話すのはあの勘当宣言を受けてから以来である
それが何だ?今頃??
サブは親父の事をまだ許したわけではなかった
[ああ、、、お前の携帯の番号な、健児に聞いたんだ]
健児とはサブの建築会社の社長、、、つまり親父の友人である
[頑張ってるみたいだな?]
親父は嬉しそうにそう話した
[ああ、、、]
[健児から色々聞いているぞ]
色々って何だ?サブは色々想像してみた
[あの時は色々あったが、立派にやってるみたいで父さん嬉しいぞ]
気持ちの悪い事を言う奴だ、、、
サブはさっさと用件を聞き出したかった
[結婚までした見たいじゃないか?どうして呼んでくれなかったんだ?]
お前が嫌いだからだよ、、、ほっておくと一生喋ってそうだ、、、
[で?父さん用事は何?]
サブは少し強引目に会話をぶったぎった
[あ、、、あぁちょっとお前に頼みたい事があるんだが、、、]
[頼みって何?]
[嫌、、、大した事じゃないいんだけど、、、]
この話になった途端、父親の様子はどこか煮え切らない
[だから何?頼みって]
[すまん電話じゃなんだから仕事が終わったら○×ホテルの1919室に着てくれないか?]
面倒な事になったな、、、でも親父が頼み事何て、、、どこか変な様子も気になる、、、
もう少し書いたがまた夜にでもupるよ
[わかった、、、八時ぐらいになると思うけどいい?]
[あぁ、、、俺の方は何時でも]
やっぱりどこかおかしい、、、
[じゃあ]
[あぁ待ってる、、、]
そう言うと親父は電話を切った
今更勘当した息子に何のようだ?
サブは色々想像したが結局何の用事か思いつかなかった
[お疲れー] [お疲れ様です]
仕事は七時に終わった
今からいけば10分前には着きそうだ
ホテルのロビーにつくと1919号室を探す
あった、、、
中に入ると親父は一杯やっていた、、、
[おお!!]
親父は片手を上げると満面の笑顔でサブを出迎えた
[まぁすわってくれ]
面倒だな、、、親父と二人ってのもきついのに
何しろ俺は勘当された身だ、、、
[立派になったなー!!]
[どうだ?奥さんとは上手くやっているのか?]
[うん]
[いやー!!立派!立派!!]
何なんだ?こんな親父を見るのは初めてだ、、、
キモ過ぎる、、、
サブは今すぐこの場から逃げ出したい衝動に駆られた
[覚えているか?お前が小さい頃遊園地の迷路でさ、、、そうそう!!ガラスの迷路!!
お前鏡に映る俺を見つけて「お父さーん!!」何て叫んでさぁ、、、頭ぶつけて、、、がははは!!]
何て嫌な事を覚えているんだ、、、サブは真っ赤になった
[大変だったんだぞ!!お前わんわん泣いて「たんこぶ」をお母さんがフーフーしてくれたよな]
[あの頃が一番可愛かったなぁ、、、]
そう言うと親父はしみじみと一人で悦に入っていた
限界だ、、、サブはとうとう我慢できなくなって
[昔話をしにきたわけじゃないだろ?頼みがあるって言っていたけど、、、何の事?]
と今回の話の確信にふれた
親父は白々しく
[お、、、おお!!そうそう実はな、、、]
と話をはじめた、、、
[実は父さんの友人がな、借金をしてその肩代わりを父さんがしていたんだがな、、、]
キタ、、、この部屋に入った時の親父の様子から何となく予感はしていた、、、
[それで友人が逃げてしまい何とか俺も返しんだが残り200万程足りなくてな、、、]
200か、、、貯金を下ろせば何とかなりそうだな、、、
そもそも親父は昔からギャンブル癖がある、、、
肩代わりってのも怪しいもんだ、、、
[で?]サブは少し強い口調でそう言いはなった
立場は逆転したのである
[200万貸してくれるよな?]
親父の聞き方は誘導的だ、、、
これでは断りにくい
[何時までに必要なの?]
[おお!!貸してくれるか?水曜までなんだ]
3日後か、、、しかし、、、あの親父が、、、くっくっく、、、
サブは心の奥底からくる笑いを止められなかった、、、
とうとう声に出して笑い出す
クックック、、、サブの唇の端がつり上がる
八ハハハハハハ!!!!
[な!!何が可笑しいんだ!!]
サブの父親はサブのこの態度に真っ赤になって立ち上がるとサブを見た
もはや人間の顔をしていない、、、
バーーーーーーーカ!!
貸す訳ねーだろ!!!!
俺はお前を恨んできたんだぜ
その俺にどの面下げて頼んでんだ?
サブは前屈みになり父親の顔をニヤニヤと眺めた
[200万持ってないのか?]
[持ってるよ]
[じゃあ貸してくれるよな?]
[嫌だよ]
先程までこの場から逃げ出したいサブであったが、今は逆にすごく居心地の良さを感じていた
父親はしばらく黙っていたが少し時間が経つと
[わかった!!]
と一言言い放つとサブを見て言葉を続けた
[お前は親が困っていても助けてくれないんだな?]
サブは冷静にニヤニヤと笑いながら
[勘当されたんでしょ?俺]
と言った
[それは昔のお前を勘当したんだ]
[俺は俺だよ]
[お前は困った人がいても、、、ましてや親が頭を下げているのに助けてくれないのか?]
面倒臭いな、、、サブは何も答えなかった
[困った人を助けるのは当然だろ!!]
[誰のおかげでここまで大きくなれたんだ!!]
[俺はお前をそんな風に育てた覚えはないぞ!!]
[子供が親の言うことを聞くのは当然じゃないか!!]
サブの父親は真っ赤になって話続けた
サブはクックックッと笑うと
[もう行くよ]
と一言いい、席を立ち部屋を出て行こうとした
すると先程まで怒っていた父親が弱々しい声で
[情けない、、、]
と言った
一体こいつは何が情けないんだ?自分自身か?
こんな息子を持った事にか??
サブは部屋を出るとホテルの駐車場に止めてある車に乗り込みエンジンを掛けた
先程から頭痛が止まらない、、、
[回る回る、、、]
サブはそんな事を呟くと家路に向かった
家の玄関までくるとサブは一人で立っていられない程疲労していた
重い足取りで玄関のドアを開ける
すると花子が玄関まで出迎えてくれた
[おかえり]
サブは面倒臭そうに
[ああ]と答えるとそのまま花子に抱きついた
[何!?]
突然の事で動揺する花子
サブは乱暴に唇を奪うとそのままその場で花子を犯した
682 :
('A`):2008/07/06(日) 20:35:16 O
ホスラブってネット掲示板の芸能板にまんま転載されてるぞwww
主wwww
683 :
('A`):2008/07/06(日) 20:40:09 O
自分の人生を小説にしてみたよって奴
翌日仕事中に麻衣からの電話があった
電話の内容は明日会えないか?と言う物であったが、、、
どこか緊迫した何か覚悟を決めた
そんな空気を感じた
その日はあっという間にやってきた
サブは待ち合わせの場所にいくとすでに麻衣はそこにいた
白いワンピースの上に長袖のGジャンを着込んでいる、、、
頭には麦藁帽子を被っていて長い金髪の髪は綺麗に纏められていた
[ごめん待った?]
サブは少し小走りに走りながら麻衣の下に向かった
[遅いぞ!!]麻衣は少しプクーっとふくれる表情を見せるとサブの頭をコツンと叩いた
[だってまだ時間はあるじゃん?]
[だったら謝るな!!]
[ごめん]
[ほらまた謝る]
あはは
僕たちは二人して笑った
しかし何だこれは?まるで恋人同士じゃないか?
でも今考える事はよそう、、、今はこの瞬間を楽しみたい
サブはそう自分に言い聞かせていた
[今日はあたしがサブを呼び出したんだし奢ってあげるね]
[え?いいの?]
[いいのいいの♪]
麻衣はそう嬉しそうに話すとサブの腕に抱きついてきた
[あたし見たい映画があるんだけどいいかな?]
[うん、、、いいよ]
[じゃあ出発]
このデート??は夜まで続いた、、、
かつてサブがこんなにも充実した日を過ごした事は今までにあっただろうか?
サブは花子の事も麻衣と一緒にいたあの男の事もどうでもよくなっていた
この奇妙なデートも終盤
僕達は美しい湖の見える公園のベンチに二人で腰掛けた
[今日は楽しかったね?]
[うん]
[やっぱり私、、、]
麻衣はボソッと何かを言いかけた
[何?何?]
サブは少年のような期待した目でそう問い返した
麻衣は少し間を置くと先程までとは少し違った様子で話しはじめた
[あのねサブ、、、今日が何の日か知ってる?]
何の日だろう??サブは必死で考えて見たがわからなかった
[今日はね七夕なんだよ]
七夕?そう言えば七月七日か、、、
サブは夜空を見上げた
[見える?]
[うーん]
サブはそもそも「おり姫星もひこ星」もどれがどれだかさっぱりだった
それを見透かされたのか麻衣が話をはじめた、、、
[あのねサブ、、、七夕の話は知ってる?]
[うーんよくしらないな]
[簡単に言うとね、、、おり姫様もひこ星様も二人はとても仲良しなんだけど、お互い愛しあいすぎて
二人とも仕事をしなくなったの]
[仕事も手に着かない程愛し合ってたんだ?]
[、、、うん、それでねそれに怒ったおり姫様の父親が
二人の間に天の川をひいて一年に一回この日7月7日だけ会うことが許されたの]
[ふーん鬼の様な父だね]
[そうだね、、、]
麻衣は少し笑うと話を続けた
[あたしもサブと会えるのは今日で最後なんだ]
何を言ったんだ?
サブは突然の事でまさに固まってしまった
麻衣は話を続けた、、、
[あのねあたし彼がいるんだけどその彼が私がいないと駄目みたいなんだ]
あの男の事か、、、
[好きなの?そいつの事]
サブは少し怒った調子で聞いた
[わからない、、、でも、、、]
でも何だ?サブは次の言葉を待ったが麻衣はそのまま黙ってしまった
[でも何で最後なの?]
[うん、、、私今日がサブと会う最後の日だって決めてきたんだ]
そんな勝手なこと、、、
サブはそれでも麻衣の言葉を待った
[私の彼がね、、、凄い束縛が酷くて、、、ほら?]
麻衣はそう言うと腕をまくって見せた
腕には何か文字が刻み込まれている
「My doll??」
[これは証なんだって]
??証?
[うん私は彼の物って言う証、、、]
麻衣を人形扱いするなんて、、、サブは心底その男に怒りを覚えた
[この前も私に言い寄ってきた男がいたんだけど、、、]
[彼がその男をボコボコにしちゃったわ、、、]
サブは自分がボコボコにされる姿を想像してゾッとした
[今日も一日だけある条件でサブに会うことを彼が許してくれたの]
[ある条件って?]
麻衣は立ち上がると
[もう行かなきゃ、、、]と言った
[ごめんねサブ]そう言うとスタスタと歩いていってしまう
サブはその場で少しうずくまっていたがやがて何かを決心したように麻衣を追いかけはじめた
麻衣の目の前にくるとその逆からも男が麻衣に近づいてくる
あの男だ!!手には携帯電話を持っていた
そう言えばデート中麻衣は頻繁に誰かにメールを送っていた
俺たちの居場所は筒抜けだったってわけか、、、
麻衣を挟んで二人の男が向き合う
[なんだおめぇ?こいつは俺の物なんだ!!]
男はそう言うとサブの胸ぐらを掴んできた
[やめて!!]
麻衣はそう言うとその男に抱きつく
ふん!!男はそう笑うとサブの目を見た
、、、
[何だ?お前?お前もこっち側の人間じゃねぇか?]
男はよくわからない事を言うとサブの服から手を離した、、、
[麻衣さんは嫌がっているんじゃないですか?]
サブは勇気を振り絞ってそう言った
[あ?何でお前にわかるんだ?]
男はそう言うと腕をグルグル回しはじめる
[お願いやめて!!]
麻衣はサブにもそうお願いした
[大丈夫ですよ]
サブはそう言うと精一杯の笑顔を作る
、、、
[やっぱりやるか、、、]
男はそう呟くとサブの顔面目がけて拳を振り落とした
ガン!!
[調子にのってんじゃねー!!]
そんな言葉を言いながらサブを何度も殴りつける
[やめて!!]
麻衣はそう叫ぶとふたりの間に割り込んできた
ガン!!飛び込んできた麻衣の顔にも男の拳が命中する
男は手を止めると麻衣の髪の毛を鷲づかみにして立たせ
[これでわかっただろ?]
そう言うと[いくぞ]と言い乱暴に麻衣を引っ張っていった
[ま、、、待て、、、]
サブは重い体を何とか起こすとありったけの勇気を振り絞る
[何だ?まだやられたりねぇのか?]
[やめて!!もういいから!!]
麻衣は泣き叫びながらそう訴えた
[サブ!!サブ!!有り難う!!本当に有り難う]
サブはその場にくずれ落ちると
涙を流した
そのまま意識が遠のいていく
まわりの声がかすかに聞こえる
おい人が倒れてんぞ
大丈夫か?あんた
だれか救急車!!救急車!!
ピーポーピーポー
つまんなかったか?
一応読んでる人がいれば先を書くが、、、
693 :
('A`):2008/07/08(火) 14:18:43 O
サブの救われなさは異常
何か賑やかな音が聞こえる、、、
道路には出店が立ち並び、車は走っていない、そのかわりに人が大勢いる
お祭りか?
[エーン!エーン!!]
何だ?子供が泣いているぞ
[ママー!!]
どうやらママとはぐれたらしい、、、
サブは子供に近づくと顔を見た
!?!?
俺?
それは幼いサブ自信だった
サブはどうにか子供を泣き止ませようとするが残像を掴むごとく触れない
夢?
サブー!サブー!!
誰かの叫ぶ声が聞こえる、、、聞き覚えのある声だ、、、
サブは声の方を見た
!?あれは!?ババァ!!
ババァは幼いサブに駆け寄ると泣いているサブをあやしている
[ホラ!!泣かないの!!男の子でしょ?]
[うん]幼いサブは半ベソでそう答た
[お母さんの手を離しちゃだめよ]
ババァはそう言うと幼いサブの手を握って祭の中に消えていった
突然場面が変わる
[お前に義務だとか言われたくない!!]
[父さんやっと許してくれたんだね]
これは、、、俺が勘当宣言を受けた日だ
[母さんは出ていったよ] [母さんは出ていったよ] [母さんは出ていったよ]
ああぁぁぁ〜!!!!!!
[キャアー!!]
サブがベットから跳び起きると誰かにぶつかった
麻衣??
手には麻衣の手がしっかりと握られている
[大丈夫?]
心配そうにそう聞く麻衣
[うん、、、]
[怖い夢でもみた?][うん、、、]
[良かった、、、]
麻衣はそう言うとサブに抱き着いた
[良かった!ほんとに良かった!!あたしのせいでサブが死んじゃったらどうしようかと、、、]
麻衣は泣きながらそう話した、、、
サブはやっと状況が読み込める、、、
そうか、、、俺、、、麻衣の男に殴られて、、、
でもどうして麻衣がここに?
サブがそう聞く前に麻衣が答た
[あたしが救急車を呼んだんだよ]
697 :
('A`):2008/07/08(火) 21:26:59 O
楽しく読んでるよ
どんどん続き書いてくれ
698 :
喪武羅 ◆vIjztiwXoA :2008/07/08(火) 21:30:39 0
699 :
サブアザー ◆9TcL7Vmmn6 :2008/07/08(火) 21:38:29 O
サブアザ頑張ってるな
どんどん続き書こう
心待ちにしてるから
みんなありがとう
701 :
サブアザー ◆M6KHSdFrcw :2008/07/08(火) 23:15:43 O
>>700 サブアザが書きやすいように黙っときます。
レスしないけど、見てるんでどんどん書いてくれ
702 :
('A`):2008/07/09(水) 16:50:41 O
続きまだー?
そうだったのか、、、
麻衣は話を続けた
[うん、、、あの後ね大勢人が集まってきて大騒ぎになったんだよ]
[あたしはサブサブ!!って叫び続けたの]
サブは赤面し、急に思い出したように周りを見回した
あの男は??
その様子を麻衣が察したのか話を続ける、、、
[彼は逃げていったわ]
[無理矢理あたしを連れて行こうとしたけど、、、]
ホッ、、、サブは安堵するとすぐに麻衣の事が心配になった
[大丈夫なの?]
[平気よ、もうあんな奴知らない]
麻衣はそう言うとプクーっと頬を膨らませた
[お?サブ君目を覚ましたかい?]
白衣を着た男がサブに話しかけてきた
[どれどれ]、、、そう言うとサブの瞼を指で広げ目を覗きこむ
[ふむ、、、]どこか痛い所はあるかい?
サブはその場で少し動いて見る、、、どうやら大丈夫そうだ
[大丈夫です]
[良かったね、、、まぁ軽い脳しんとうだよ]
[でも顔色があまり良くないね、、、最近無理してたんじゃないかい?]
[、、、はい]サブはそう答えると最近の自分に起こる不運を思いだした
医者は何でもお見通しとばかりに得意げに[そうだろ?]と言った
[まぁ頭を打っているから精密検査はしといた方がいいだろうね、、、]
そう言うと医者は立ち上がり[お大事に]と言い残すと病室を去っていった
また入院か、、、ついてないな、、、
サブが暗い顔をしていると麻衣がボソリと呟いた
[御免ねサブあたしのせいで、、、]
、、、そうでもないか、、、こうして麻衣にも会えた
[でもサブが目を覚まして安心しちゃった!!今日はもう帰るね]
[え?大丈夫なの?]
ふふ、、、麻衣は意味ありげに笑うと[心配?]と聞いてきた
[そりゃあ、、、]
[大丈夫よ、今日は友達の家にとまるつもり]
[そっか、、、]
[じゃ、、、明日もくるね]
そう言うと麻衣は病室を出て行った
明日も来てくれるのか、、、
サブはニヤニヤと笑顔を作ると「入院も悪くはないな」と納得した
でも何日ぐらいになるんだろう?明日検査をして大丈夫だったら明後日かな?
とにかく会社と花子には電話しとかなきゃな、、、
まてよ、、、花子と麻衣が会うのは不味い、、、
、、、
花子にはいいか、、、
今の俺は麻衣しか、、、
、、、どうしよう?
サブはこの先の想像されるであろう運命から何かを動かせる程の意志はなかった、、、
サブに出来ることはただこの運命に身を任せて川の上を浮かぶ枯れ葉の如く
ただ流される、、、
そんなあてのない先行きにただ不安を感じていた
l´ _, .、_ヾ ) これ以上人を疑いながら
.!、。゜^w^゜ノ ( 生きていくのは嫌だお!
7、).!ノL ^ー
707 :
('A`):2008/07/09(水) 23:42:44 O
頑張ってくれサブアザ
708 :
('A`):2008/07/10(木) 12:16:06 O
サブには幸せになって欲しい?
709 :
('A`):2008/07/10(木) 16:14:20 0
>>708麻衣という好きな人がいるのに、さびしいと言う理由で花子という女と結婚している時点で、幸せにはなれんよ
710 :
('A`):2008/07/10(木) 18:07:36 O
すまん!!明日か明後日まで待ってくれ
一応俺の悩内では大体完結してる
病院での生活は退屈そのものだった
面会時間までまだ時間もある
精密検査を終えるとサブはベットに戻り腰掛けた
退屈しのぎに周りを見回して見る
この病室は六人部屋だが今はサブを含めて五人で埋まっていた、、、男ばかりである
暗黙のルールなのかお互い干渉しないし誰も喋らない
みんな退院するまでの関係だと分かっているのだ
サブは妙な心地良さを覚えると
空気を読めとはこのことだろか?と考えた
しかしまだ若いサブには何もせずにじっとしているのが苦痛でもあった、、、
やる事がなくなると色々考えてしまう物だが、特にサブにはこの傾向が強かった
私は22歳のちょっとポッチャリ系です
友近に似てるって言われるよ☆
最近彼氏に振られちゃったの(T0T)
慰めてくれる人募集
花子との出会いはこんな彼女の書き込みに返事をした時からだ
所謂出会い系である
過去これらにこっぴどく騙された経験があるサブだが、当時精神的に病んでいたサブには驚いた事に「罠だと分かっていながら飛び付いたのだ、、、」
溺れている人間は必死に何かに掴まろうとするだろう
それほど当時のサブは追い詰められていたのだ
しかし結果は違った彼女は実在し二人は付き合う事になった
サブは救われたのだ
[私遊ばれたんだ]
[サブは違うよね?][サブも寂しそうだったから、、、]
花子の言葉が走馬灯のように頭をよぎる
714 :
('A`):2008/07/11(金) 19:36:16 O
age
715 :
('A`):2008/07/12(土) 19:15:00 O
まだか?
[気が狂いそうだ、、、]
サブは誰に向けるでもなくそう呟くと、病院内の購買部に足を運んだ
動いている間は余計な事を考えなくてすむと思ったからだ
病院内の購買部だけに「いかがわしい」本等は一切置いてない
代わりに難しそうな本が並ぶ
サブはそれらを手に取るとパラパラと眺めた
内容なんかは一切入ってこない、、、
文字通り眺めているのである
他人が見れば勉強熱心な男に見えるのかもしれない、、、
サブは時計を眺めると牛乳とパンを購入し、病室に戻る事にした
病室に戻るとサブは「ギョッ」とした
何と花子がそこにいるのである
[どこ行ってたの?]いつもの調子でそう聞く花子
サブはなるべく動揺を悟られないように
[何でここに?]と聞きかえした
[あんたが帰ってこないから会社に電話したの]
[そしたら入院したって聞いてね]
花子は少し怒りながらそう言う
しまった、、、
やっぱり花子には「言い訳」の電話をしておくべきだった、、、
[何で隠してたの?][心配をかけたくなかったから]
[何も連絡がなく帰ってこない方が心配でしょ!!]
そう話す花子は感情を隠そうとはしない
[あんた何か私に隠してない?]
[か、、隠してないよ]
そう答えながらサブは心臓が飛び出しそうになった
[ふーん]
花子はそう言うとサブの目を覗きこんだ
思わず目を反らすサブ、、、
[あんたは小さな嘘は付けても大きな嘘は付けないからね]
そう言うと「お見通し」とばかりに意地悪に笑った
サブは俯せのまま顔を上げようとしなかった
先程から花子の言葉も半分程しか入ってこない
やばい、やばい、やばい、、、
こんな所に麻衣が着たりしたら、、、
[何とか言いなさいよ!!]
サブは観念したのか視線を上げた
何と見上げた先には麻衣が立っている
サブと麻衣との視線が交わる
718 :
('A`):2008/07/13(日) 18:23:05 O
時間のある時に書きたいので、今日はここまでです。
乙
続き待ってる
720 :
('A`):2008/07/13(日) 23:17:16 O
頑張れ
721 :
('A`):2008/07/14(月) 00:57:04 O
サブアザ頑張れ(>_<)
722 :
('A`):2008/07/14(月) 17:50:26 O
続きは?
何時からいたんだ?
この時二人は目で会話したように感じた
サブの視線からとっさに目を反らすと
麻衣は逃げる様に病室から出て行く
ドンッ!!
[きゃっ!!]
丁度この病室に入ってくる男と鉢合わせしたようだ
麻衣は尻もちを付くと
[すいません!!すいません!!]と謝り男の顔を見た
[あ、、、]
男の顔を見てから麻衣の様子がおかしい、、、
立ち上がろうともしないで両膝を抱えてビクビク震えている
男は乱暴に麻衣を押しのけるとフラフラとこっちに向かって歩いてきた
男の異様な雰囲気にみんなの視線がそこに集まる
こいつは麻衣といたあの男だ、、、
[何見てんだよ!!]
男はガンを飛ばすとまわりを見わたした
みんな逃げる様に男の視線から目を反らす
興味はあるがみな関わり合いになりたくないのだ
その視線がサブの前で止まると
[俺の用があるのはこの泥棒野郎だ]と言い
どこから取り出したのか
出刃包丁をサブに向けてくる
病室は騒然としみんな我先にと一目散に逃げていった
男の目は虚ろで焦点が定まっていない
「正気じゃない、、、」
サブも逃げようとするが男が逃げ道をふさいでいる
[お前、、、が、、、悪いん、、、だ、、、]
[死ね、、、死ね、、、死ね、、、死ね、、、]
男は自分への暗示の如くブツブツ呟くと出刃包丁を振りかぶった
蛇に睨まれた蛙とはこの事だろうか?
逃げたくても動けない、、、
サブには男の動きが非常にゆっくり動き
死ぬ瞬間に「ある」と言う一種の「スローモーション」を感じた
次の瞬間、花子がサブと男の間に割って入る
[危ない!!!!]
ドンッ!!
目をつぶっていたサブが目を開けると赤い血がサブの服を染めていた
しかしどこも痛くは無い、、、
目の前には花子の体が力なく「もたれかかっていた」
[キャー!!!!]病室の離れでは麻衣が悲鳴を上げている
[死ね!!]
男は再度そう言うとサブに目がけて出刃包丁を振り落としてくる
サブは咄嗟に男の腕を止めると男の顔を殴り付けた
ガンッ!!
人を殴る経験など無かったサブだが「まがりなり」にも肉体労働を続けてきたサブの「拳」は
思った以上に男にダメージを与えた
男は派手に床に倒れると、殴られた顔を手で押さえている
サブはその上に馬乗りになると男を殴りつけた
[はぁはぁ!!]サブは一心不乱に男を殴り続ける
男の顔が見るも無惨に変形していく、、、
[やめろ!!死んじまうぞ!!]
この病院の警備員だろうか?
男を殴り続けるサブの腕を止めた
その言葉で我を取り戻すサブ
周りを見ると人が集まってきていた
先程逃げていった人も混じっている、、、
[女の子は駄目だな、、、]
一人の男が花子を抱きかかえるとそんな事を言っていた
嘘だ、、、
サブは花子に近づくと何度も呼びかける
しかし返事は無い、、、
[花子!!花子!!]
男は花子を呼び続けるサブの肩を「ポンッ」と叩くと首を横に振った
[あたしのせいだ、、、]
少し離れにいた麻衣が先程の出刃包丁を持つと「ふらり」と立ち上がった
みんなの視線がそこに集まる
[やめろ!!]
誰ともなくそんな言葉が飛び交った
[ごめんなさい]
麻衣はそう呟くと出刃包丁を自分の喉元にあてがった
[君のせいじゃない!!]
サブはそう叫ぶと立ち上がる
[俺が、、、俺がしっかりしていたら、、、]
麻衣は少しサブの言葉を聞くと
少し寂しそうに笑った
そして一言
[さようなら、、、]
と言うと目を閉じた、、、
727 :
('A`):2008/07/15(火) 20:43:24 O
こえー
一応次ラストです
読んでくれている人有り難うです
729 :
('A`):2008/07/15(火) 20:55:18 O
マジかよ
続けてくれよ
730 :
('A`):2008/07/16(水) 08:42:15 0
731 :
('A`):2008/07/16(水) 10:14:36 0
732 :
('A`):2008/07/16(水) 10:22:07 0
>>1に神様がきたんだよ。だから生活や考えがが変わったんだ。
まだ途中までしか読んでないけど、何かグミチョコパインっぽくて良いな
734 :
('A`):2008/07/17(木) 10:48:04 O
735 :
('A`):2008/07/17(木) 18:02:07 O
さぶ
エピローグ
あの忌まわしき出来事からもうすぐ一年
今日もサブは会社の2dトラックで現場に向かっていた、、、
トゥルルルル〜♪
サブの携帯着信メロディ
与作が鳴り響く
サブは近くの駐車場に車を止めると
与作が鳴り止む寸前の所で電話に出た
[あ!!サブさん]
電話の向こうから元気に話しかけてきたのは島君だ
[今日の現場は○×町に変更らしいです]
[そう、、、ありがと]
[じゃあちゃんと伝えましたんで、、、よろしくお願いします]
サブが現場に着くと鮫島さんと島君が待っていた
[よう!!サブ!!わりーな]
鮫島さんは最近娘さんにフランス人の彼氏が出来たらしい
その事が気に入らないのか、よくサブに愚痴を言ってくる
[仕方がないっすよ]
島君は最近結婚したばかりの新婚さんだ
余程幸せなのか幸せオーラに満ちあふれている
みんなの時間は前へ前へと進んでいた
そう、、、サブ以外は、、、
もう俺は、、、
サブが考え事をしていると鮫島さんが話しかけてきた
[大丈夫か?]
[あ、、、はい、、、]
[明日は休みだからな、、、、]
そう言うと鮫島さんは作業に取りかかる
サブも自分の持ち場に着くと仕事を開始した
翌日七月七日
[いつも有り難う]
サブがいつもの花屋さんでいつもの花を買うと
店員さんがそう言ってくれた
どうやら顔を覚えてくれたらしい
仕事がある時はこれないが
月に二、三度は花子のお墓参りに足を運んだ
あまり知り合いのいない
花子の葬儀はとても質素な物となったが
あまり賑やかなのが好きではない僕たちにとっては
お似合いとは言わないまでも性にあってると思った
花子のお墓の前までくると何故かすでに花が供えてあった
花子の両親だろうか?
そんな事を考えながら持ってきたバケツから水を汲むと
頭からかけてやる、それが終わるとスポンジで念入りにお墓を磨いた
[俺ももうすぐ、、、そっちに、、、]
夢遊病の様にそう呟くと
目を瞑り両手を合わせた
サブは目を開け立ち上がると、その場を離れようとした
にゃーにゃー
連れてきた大佐がうるさい、、、
[どうしたんだ?]
サブがそう聞くと大佐は急に駆けだした
少し離れた所に女の子が見える
その女の子に飛びつく大佐、、、
[キャッ!!]
女の子は「びっくり」したのか悲鳴をあげた、、、
サブは慌てて[すいません!!]と言うと大佐を引き取ろうと近づく、、、
しかしその足は途中で止まった、、、
[あ、、、]サブはそんな言葉にならない言葉を呟くと
目を大きく見開き、口はだらしなくポカーンと開いた、、、
女の子は白いワンピースに麦藁帽子を被っている
少し目深に被られた帽子のせいで表情は伺いしれないが
「その女の子」が誰なのかサブには想像が出来た、、、
女の子は帽子を脱ぐと[久しぶりだね]と言った
長かった金髪の髪は短く切られていた
サブの目から涙が溢れてくる
あれ以来死んだように生きてきた、、、
もう生きていく意味が分からなかった、、、
今まで抑えてきた感情が生き返る様な感じがした
サブは涙を堪えると
[また会えたね]と言った、、、
741 :
('A`):2008/07/18(金) 19:11:02 0
完結です
御愛読ありがとうございました
742 :
('A`):2008/07/18(金) 23:57:52 O
続きないの?
途中じゃん
こっから先はサブ次第と言う形で、、、
この様な終わり方にしました
駄目だったか?汗汗
しかし反響ねーなwww
744 :
('A`):2008/07/19(土) 10:20:59 O
そりゃあ反響ないだろ(笑)
あくまでコレはサブの実話だから良いんだ(多少修飾されてても)
人が作った設定を利用して創作小説を作るとか意味がわからん。
だったら最初から自分で考えてスレ立てろよ(笑)
とか言いつつ最後の息を飲む展開はドキドキしながら読んだケドな(o・v・o)
745 :
('A`):2008/07/19(土) 10:28:40 O
続き書けよ
俺は面白ければ何でもいいんだけどな
そして面白かったならそれでいい
747 :
('A`):2008/07/19(土) 20:02:50 O
続き書いて
748 :
('A`):2008/07/20(日) 03:09:15 O
本物ブログしろよ
749 :
('A`):2008/07/20(日) 07:02:52 O
早くかけよクルルァ
俺は
>>749の肩をポンッと叩くと力無く首を横に振った、、、
そして一言
[終わったんだよ]
と言い放つ
[嘘だ!!]
>>749は駄々をこねる子供の様に暴れ出した
[サブの物語りは終わらねぇ、、、終わらせねぇ、、、]
そんな意味不明の言葉を言い暴れ出す
>>749 ガンッ!!
俺は駄々をこねる
>>749を殴り付けた
[レスが無いのがその証拠だろう!!]
[もうネタも無いんだ!!]
俺はそう言うと
[サブアザー後は任せた]と言い残し部屋を後にした
751 :
サブアザー ◆NPstCqwibg :2008/07/20(日) 21:21:12 O
サブアザお疲れ様
もう書く気ないんかな?
この続きを書くのか…わかった
752 :
('A`):2008/07/20(日) 22:16:40 0
753 :
('A`):
753でナゴミGET
良い文ですぜwww
>>750