メゾン・ド・エム part2

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1('A`)
実は俺、ドMなんだ。

まとめ
http://www38.atwiki.jp/maisondem/pages/1.html
2('A`):2007/08/26(日) 10:45:09 O
香苗
3('A`):2007/08/26(日) 10:50:55 0
スレ立て乙
4('A`):2007/08/26(日) 10:51:50 0
盛り上げろよ!
5('A`):2007/08/26(日) 11:43:30 O
つうか皆このスレどうでも良かったのな
グダグダ杉
6('A`):2007/08/26(日) 14:34:31 0
もう終わったスレだろ
ま、頑張ってくれ
7('A`):2007/08/26(日) 14:53:11 0
すげえ
みんなドSじゃん
8('A`):2007/08/27(月) 00:17:48 O
じゃあこのスレは唯一ドMの俺専用な
9('A`):2007/08/27(月) 00:18:56 0
自演早く帰ってきて('A`)
10('A`):2007/08/27(月) 21:38:53 0
おいだれだよこのスレもういらないって!
一週間に一回くらいはのぞいてやるからまぁ頑張れ
11('A`):2007/08/28(火) 10:19:22 O
女の子様学園あんま期待してなかっただけに結構良いとおもた
12('A`):2007/08/28(火) 22:56:10 O
あげ
13('A`):2007/08/29(水) 03:26:57 O
自演はここの存在に気付いてんのか?
14('A`):2007/08/29(水) 06:17:18 0
さあな
15自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/08/29(水) 19:23:09 0
大丈夫です。生きてます。
ちゃんと存在気づいてます。
この所何かいろいろワタワタしてて、続き書いてませんでした。
アイマスの雪歩に勃起したチンコ見せつけてえとか、
若干S寄りな妄想にすっかり浸っていました。
いったい何人が読んでくれているのか分かりませんが、
とりあえず自分のなかで完結するまでは書き続けようと思います。

よろしくお願いします。
16('A`):2007/08/29(水) 19:31:24 0
ここってMが集まるすれ?
17自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/08/29(水) 19:50:11 0
そうです。
つれづれなるままに自身の妄想を書き綴ったり、
つれづれなるままに自身の願望を書き綴ったり、
M男的観点から見て面白かった漫画や映画、アニメやゲームなど紹介したり、
その作品のファイヴァリットキャラへの愛を訥々と語ったり、
結構何でもアリなスレです。
僕はMな絵師さんがいると面白いのになあ、
とかねてから思っております。
18('A`):2007/08/29(水) 19:56:23 0
メゾンドヒミコって映画あったなゲイと障害者のはなし
19('A`):2007/08/30(木) 17:53:15 O
あげ
20('A`):2007/08/31(金) 23:00:13 O
あげ
21自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/01(土) 10:32:48 0

 妹の部屋に忍び込み、下着を物色してそれを自室に持ち帰り自慰行為を行う。
全くとんでもない変態行為である。
しかし僕はそのとんでもない変態行為をもう五回も行っていたのであって、
もはやこれは思春期の過ち、ちょっとした出来心などという言葉で済まされるものではない。
まして今回にいたっては僕は、妹の下着を身につけ妹になりきり、
嬌声を上げながら精液を射出する瞬間を妹本人に目撃されてしまっているのだ。

 僕は非常に考えあぐねた。
いったいこの変態行為を今まで何度していたのか、という質問に対し、
何と答えれば良いものかを実に真剣に考えた。
僕の脳内に僕が何人もいて、口角泡を飛ばして議論を交わしていた。
当然議論はまとまる筈もなく、次第にそれは本来の目的であるところの、
『もっとも適切と思われる回答をし、少しでもこの最悪な状況を改善する』ための議論を離れ、
気が付けば脳内の僕は、取っ組み合って喧嘩をはじめるような有様だった。
ああ、いったいどうすればいいのだろうか。

『……お兄ちゃん?』
しばらく呆然としていたのだろうか、妹の一声で僕は我にかえった。
しかし状況は何も改善されていない。
むしろ悪化の一途をたどっている。
『ねえ……いつからこんなこと……してたの?
ねえ、教えてよ……いつから、なの…?』
消え入りそうな声で懇願する妹の声が、心に突き刺さる。
『もう…その下着穿けないよ……お気に入りだったのに。
お兄ちゃんに、あげるよ……』
 願ってもない申し出だったが、そんなことで喜んでいる余裕はない。
もうとにかく状況を打破しようと、どうにかなれと、
僕は言葉を吐き捨てた。
『こ、今回がはじめてだよ。ホントに。マジで。
命賭ける。あの、えっと、何か、コレは出来心、っていうかさ』
 もはや嘘をつくことに迷いはなかった。
バレるわけはないし、たとえ同じ行為といえど、
常習的に行っていたものなのか、突発的にやってしまったものなのかによって、
罪は大きく変わるものだ。

 ベッドの上に腰掛けていた妹が、ふっと僕に顔を向ける。
少し潤んだような大きな瞳が印象的だった。
『一回だけ…?』
『そうそうそうそうそうそう、はじめて、ホントにはじめて。
何かちょっと今日は舞い上がっちゃったって言うか、テンション上がっちゃって。
やってるときは、ホントにさ、悪いなあって思ったし』
 僕の弁明を聞くなり、妹は急に顔色を変えてキッと僕を睨んだ。
『嘘。私、知ってるんだよ。
たまに下着が皺になって変なとこにあったり、
突然なくなったり、突然戻ってきたりしてたもん。
ホントのこと言ってよ、嘘ついたりするの、やめてよ!』

衝撃。
22自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/01(土) 10:42:53 0

 冷や汗が流れた。
背筋を妙な悪寒が走り、血液が急速に冷え込んでいった。
そんな馬鹿な、行為が済めばきちんと元通りにして、
寸分の狂いなく所定の位置に戻していたはずだ。
ましてや自慰が済んでもいつまでも手元に置いておくなどという、
そんな無用心なことをするわけがないじゃないか。
 しかし、そう面と向かって言及されると、
確かであったはずの記憶はかたちをぐにゃぐにゃと変えて心許ないものになる。
僕は本当に、ぬかりなく後始末を行ってきただろうか?
自慰が終わっても下着を手元に置いたまま、
それを頭に被って眠りに就いたりしたことはないだろうか?
 考えれば考えるほど分からなくなる。
地震がなくなる。頭のなかに暗雲が立ち込めて嵐が来襲する。
23('A`):2007/09/01(土) 20:09:02 0
次スレが立ってたとは知らなかった
24自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/01(土) 20:13:25 O
人稲で寂しいよう
しくしく
めそめそ
25('A`):2007/09/01(土) 20:15:21 O
自演しろよ
26('A`):2007/09/01(土) 20:18:10 O
自作は含みをもたせる小説家みたいな書き方を好むな
さすが中二秒
そして続き
27('A`):2007/09/01(土) 21:15:52 0
人稲じゃなくて待ってるんだよこのやろう
28自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/01(土) 21:35:27 O
裸の金髪ロングロリ美少女に顎を人差し指でつつつってなぞられて、
『ふふっ、何故私の体から目をそらすんだ?
その割にはここは随分元気なようだがな…』って言われてチンコ握られたい
『こんな子供の裸体を見て欲情するとは、お前は筋金入りの変態だな。
だからいつまで経ってもお前は童貞なのだ。
どうせこのあと部屋に戻って、私の裸体を思い浮かべて自慰に耽るのだろう?
くくっ、情けないヤツだ』って言われたい
29('A`):2007/09/01(土) 22:34:04 0
らきすた21話ED最後の「だめだろ やり直しだな」
がよかった
30自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/01(土) 23:31:07 O
>>26
ありがとうございます、ありがとうございます。
私は永遠の中二病患者のまま老衰で死にます。

>>27
ありがとうございます、ありがとうございます。
ただ読んでくれているのは非常に嬉しいのですが、
俺一人で延々と書き続けるのはやっぱり寂しいので、
何でも良いのでたまにスレに書き込みして下さると嬉しいです。
ネタでも妄想でも絵でもアニメの感想でも。

怪物王女が終わっちゃうよぉ。
今週の令裡様エロ過ぎだよ。
『これ差し上げますわ、お使いなさい』って最高だよ令裡様。
31('A`):2007/09/02(日) 01:51:04 0
俺の立てた単発ネタのはずのこんな糞スレが1000行っただけじゃなくパートスレになるなんて
俺は嬉しい
すべて作者達の力だ
応援してる
32('A`):2007/09/02(日) 08:18:50 0
作者達っていうかもう自作の個人スレ
みんな自作を待ってるだけ
33('A`):2007/09/03(月) 04:42:26 0
自演きてたのかもうこないかとおもったじゃないか
34('A`):2007/09/03(月) 04:47:13 O
ここまで自演
35('A`):2007/09/03(月) 07:29:38 0
自演みたいな奴が現れると他の奴が出にくいんだよね
結局自演が一人でやる破目になる
36('A`):2007/09/03(月) 19:32:06 O
このスレの住人でオフしたい
37('A`):2007/09/04(火) 16:38:49 O
SM倶楽部ででか?
38('A`):2007/09/04(火) 16:44:11 0
不細工のSMとかみたくないでつ
39('A`):2007/09/04(火) 16:55:52 O
案外フツメンが揃いそう
40('A`):2007/09/04(火) 17:05:26 0
貫地谷しほりと沢尻えりかにしごかれたい
41('A`):2007/09/04(火) 18:24:16 O
はあはあ
42('A`):2007/09/04(火) 23:56:27 0
ひっそりとまとめ更新
43('A`):2007/09/05(水) 06:23:53 O
>>42

病気治ったんだな
44('A`):2007/09/05(水) 21:12:01 0
いや治ってはないんだけどいちおう退院して自由の身になったんだ
45('A`):2007/09/05(水) 21:28:44 O
そか
色々大変なんだな
46自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/06(木) 15:42:20 0

 ひとつ、僕の昔話をしましょう。
昔話といっても数年前のことで、まだ僕が中学生だった頃の話です。
そのとき僕は十五歳で、中学三年生でした。
年が明け冬休みが終わり、気づけばもう二月、
残る行事といえばあと高校入試と卒業式ばかりで、
自習・復習ばかりになった授業の一時間一時間を惜しむように、
みんな肩を揃えて意味のない会話に没頭していたのをよく覚えています。

 だけれども、僕はひとりでした。
友達がひとりもいなかったからです。
授業中に分からない問題の解法を聞く友達も、
教科書や参考書を持ち寄って勉強会を開く友達も、
放課後教室に溜まってとりとめのない話をする友達もいませんでした。
ひとりで参考書を繰っては問題を解き、
自室の机に教科書と参考書を積み上げて勉強し、
放課後は誰と話すこともなくまっすぐ家に帰っていました。

 端的に、ひどく端的に言ってしまえば暗い中学時代だったということです。
寂しくないと言えばそれは嘘になったでしょうが、
仕方のないことだと思っていました。
ひとと関わる、ということを幼い時分から諦めていた自分にとって、
いうところの『青春』というものがどれほど遠いかを知っていたからです。
 しかし輝くような青春も、煌くような思い出も、手に入らなかったとしても、
どうしても一つだけ、中学を卒業してしまう前にやっておきたい事がありました。
それをはじめて思いついたとき、僕はそれを決行すべきかどうか大いに迷いました。
上手くいくという保障はどこにもなかったし、
何よりそれは恐ろしいことでした。
 人との関わりを避けて、ひとりきりで生きてきた自分にとって、
それはあまりにも高く、へんてこなハードルであると思ったからです。

 しかし、僕は悩みぬいた末に、それを決行することにしました。
決心した理由のひとつとして、卒業があります。
成功しようが失敗しようが、どうせもう卒業なのですから。
そして僕と同じ高校に行く人は、同級生には殆どいないのですから。
決意を固めた朝はとても清々しく、
中学に入ってはじめて、僕の胸は期待と不安で高鳴っていました。

 僕は受験勉強の合間、ルーズリーフを一枚取り出して、
それに文章をさらさらと書きつけました。
そして貯金箱の中身を取り出し、紙幣と小銭を選り分けて、
お年玉の余りの、五千円札二枚を財布のなかに突っ込みました。
 ルーズリーフを四つに折って、
五千円札二枚を入れた財布と一緒に学校指定のバッグに放り込んでしまうと、
もう仕事を成し遂げてしまったかのような妙な達成感と、
充足感が僕を包んでいました。
 胸をどきどきさせながら、ふと窓を見ると、
ちらちらと雪が降り始めていました。

 二月十六日の夜でした。

47自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/06(木) 16:42:03 0

 同じクラスの水瀬さんが、学校の男子生徒と『援助交際』をしている、
という噂はずいぶん前から耳にしていました。
それをはじめて聞いたとき、僕はさほど驚きませんでしたし、
特にどうも思いませんでした。
ただ、トイレや水飲み場、教室の隅で交わされる会話の欠片を拾う限り、
それがどうも本当のことらしいというのは分かりました。
 
 水瀬さんは、僕がいままで見た女の人のなかでも、
一、二を争うほどきれいな人でした。
すらりと通った高い鼻筋に白くきめ細やかな肌、
無駄な脂肪ひとつないスレンダーな身体に、細長い手足。
そして艶やかな瞳には気だるさというか、人生への諦観のようなものが感じられ、
同じ中学生とは思えない大人の色香を全身に纏わせていました。
美少女という形容詞があれほど似合う人も、そうはいないでしょう。
母親が元モデルであるとか、父方の祖母がフランス人らしいとか、
そういった類の噂をよく聞きました。
肩まである髪はばっちり茶色に染まっていましたが、
きちんと手入れをしているのか、蜂蜜を垂らしたように綺麗でした。
それは紛れもなく校則違反でしたが、
学校側も特に注意はしていないようでした。
彼女が持つ異種異様なオーラに、大人も気圧されていたのかもしれません。

 クラスでいちばん人気のある、谷脇という男子生徒が、
水瀬さんに交際を申し込んだところ、あっさりと拒否されて、
金を払って関係を持つ、いわゆるところの『援助交際』ならば良い、
とこともなげに言い放った、というニュースは、
ずいぶん話題になりました。
僕のような友達のいない、末端・底辺の人間の耳にも入るほどに。
結局そのあと谷脇がどうしたかは誰も知りませんでしたが、
僕はたぶんやらなかったのだと思います。
高校生や社会人の恋人を持ち、色々と貢がせていたような谷脇は、
まさかそんな風に言われるとは思ってもいなかったでしょう。
よほど自信をなくしたのか、
それから谷脇はおどけた発言や行動でクラスを沸かせることが少なくなり、
女関係も落ち着いたようでした。
 最近聞いた話によれば、谷脇は高二のとき彼女を妊娠させてしまい、
学校をやめて今は大工見習いとして働いているそうです。
 
48自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/06(木) 16:56:01 0

二月十七日の朝、僕はいつもよりだいぶ早く学校に来て、
誰もいないことを確かめてから素早く水瀬さんの靴箱に、
昨夜書いた四つ折りのルーズリーフを突っ込みました。
ここが引き返せる最終ポイント、僕はやはりやめようかどうか、
一瞬悩みましたが、どうにでもなれという気持ちでルーズリーフから手を離しました。
上靴を取り出して、中敷を舐めたい衝動にかられたのをよく覚えています。

 それから僕は、学校に生徒が登校しはじめ、
教室が活気に溢れるまでじっとトイレの個室に篭って考え続けました。
心臓がかつてないほどに早く強く打ち、
頭のなかで色々な考えが交錯してごちゃごちゃになりました。
彼女は果たして手紙を読んでくれるだろうか、
指定の時間、指定の場所に彼女はひとりで現れてくれるだろうか、
別な人間の目に触れることはないだろうか……

 いかにも有り得そうな『失敗』と、
冷静に考えればあるわけがない『失敗』を交互に考えました。
でも結局のところ、そうしてどれだけ悩もうが無駄なことなのです。
回答は、自分の知らないどこか遠いところで算出されていて、
それらをどれだけ勘繰ったところで、全ては神のみぞ知る、というものなのですから。

 始業時間の十五分前、教室で人がざわつきはじめ、
いろいろな人の声がトイレの個室にも響くようになると、
僕はそっとトイレを出て、何事もなかったかのように教室の自分の席につきました。
水瀬さんはまだ学校に来ていませんでした。
49自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/06(木) 17:05:11 0
一行読めば分かると思いますが、これは『僕と義妹』の続きではありません。
まあちょっとした短編というか何と言うか、そんなものです。
つまらないかもしれませんが、少しでも読んでいただければ幸いです。
あと>>42ありがとうございます。
何かちょっと恥ずかしくもありますが、素直に嬉しいです。
50('A`):2007/09/06(木) 18:32:24 0
これはまた本格的だな
51('A`):2007/09/06(木) 20:12:11 0
昔話おもしろい
自演さえよければまとめに載せたい
52('A`):2007/09/06(木) 20:37:45 0
ここに書き込んだ時点でそれは織り込み済だろ
53自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/06(木) 20:50:11 O
>>51
あ、好きにやっちゃって下さい。
いつもいつもありがとうございます。
>>52の方の言う通り、このスレの俺の書き込みは何しても構わないです。
54('A`):2007/09/07(金) 09:06:12 0
人稲
55自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/08(土) 10:53:57 0

 水瀬さんは朝のホームルームが終わっても、
一時間目の授業が終わっても、二時間目の授業が終わっても現れませんでした。
でも、想像はしていたことでした。
水瀬さんは一年生の頃から学校を休みがちで、
一週間学校に来ないということもざらにありました。
体育大会や学校祭、修学旅行といった学校行事にも全く顔を見せず、
気が向いたときにふらりと学校に来ては、
ふらりと学校を去るという按配なのでした。

 ずっとそんな具合だから、ましてやその絶世の美貌をもって、
学校中の男子を殆ど虜にしていたのですから、
当然のごとく女子群の反感を買い、
水瀬さんには友達とよべる存在がひとりもいないようでした。
いつもひとり、という点だけを見れば、僕と彼女は似たもの同士かもしれません。
けれども、その『ひとり』の性質が僕と彼女では全く違うのです。

 彼女は一人でいい、一人がいい、といった具合に、
皆の輪から抜けて自由気ままに生きている、いわば『孤高の人』でしたが、
僕ははじめから輪にも入れてもらえないで、
ただその楽しそうな様子を指をくわえて見つめているような、
太宰治の言葉を借りて言うならば『孤低の人』だったのです。

 僕は自由気ままな野良猫のような生き方をしている水瀬さんが好きでしたし、
また心底憧れてもいました。
僕には一生手の届かない世界の人間のように思えました。
そんな人に、僕はあの手紙を書いたのだと思うと、
何だかむしょうに怖くなって、ドキドキして、心が震えるのでした。
56自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/08(土) 11:18:40 0

 三時間目の終わり、たった数分の休み時間に、
水瀬さんはふらりと教室に入ってきました。
ざわめいていた教室がほんの一瞬静かになり、緊張感がすうっと走りました。
静寂と緊張感はすぐに窓から吹き抜け、
クラスメイトたちはまた何事もなかったかのように、
お喋りや受験勉強の続きをはじめましたが、
でもそれはやっぱり、水瀬さんが教室に入ってくる前までの空気とは、
どこか微妙に違っていて、何だか平静を努めようとしているようにも見えました。
 
 僕はどきまぎしながら水瀬さんの動向を見つめました。
水瀬さんは綺麗な髪をさらりとかきあげて、
するすると机や人の間を抜け教室のいちばん後ろ、
窓際の席につきました。
そんな何気ない自然な行動さえも絵になってしまう彼女に半ば感心しつつ、
僕は水瀬さんを食い入るように見つめていましたが、
別段いつもと違うところはないようでした。
水瀬さんは頬杖をついて、
どこか遠いところを見るような少し寂しげな目で、
窓の外をじっと眺めていました。
チャイムが鳴り先生が教室に入ってきても、水瀬さんはずっとその姿勢のままでした。

 先生に手渡された数学の復習プリントも、
僕はまるで手がつかず、ただ彼女が手紙を読んでくれたか、
その手紙の内容をどう思ったかを考えていました。


57('A`):2007/09/08(土) 11:21:33 0
なるほど。
58自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/08(土) 12:20:10 0

 昼休み。
美術室や洋裁室、音楽室のある第二校舎はとても静かで、
そして暖房が入っていないため冷え冷えとしていました。
僕はポケットに手を突っ込んで壁にもたれながら、
来るかどうかも分からない水瀬さんを待ち続けていました。
何度も何度も時計を確かめ、耳をじっと澄ませて、
ここに水瀬さんが現れることを一心に祈りながら待っていました。
 
 もしかしたら水瀬さんの密告を受けた男子連中や教師たちが現れるのではないか、
という不安な空想で脳髄をまみれさせ、
緊張と不安と期待をごたまぜにした感情を胸に抱えて僕は立っていました。

 誰もいない校舎はしんと静まり返って、
まるで無音の世界に入り込んでしまったかのようでした。
少し歩けば、クラスメイトで溢れるうるさい教室があるなんて、
まるで信じられませんでした。

 タン、タンと階段の鳴る音が響き、僕ははっとしました。
階段のほうに目をやると、水瀬さんが手すりに触れながら、
気だるそうに階段をのぼってくる姿が見えました。
目があっても水瀬さんはまるで無表情のまま、気だるさを崩すことなく、
さもだるそうにのろのろと階段をのぼってきました。
僕は心拍数がいっきに上昇し、耳が赤くなっていくのが分かりました。
落ち着け落ち着けと必死に自分に言い聞かせながらも、
手はいつの間にかポケットを抜け出してその十本の指をグニャグニャ絡めていましたし、
足はカタカタ小さく震えていたし、
ペニスは熱を帯びてむくむくと頭をもたげ始めていました。

 水瀬さんはそんな僕のようすを気にもとめず、
僕の前で止まると、カーディガンのポケットから紙を取り出しました。
あのルーズリーフでした。
『これ、どういうつもり?』
清水のように透き通った、きれいな声。
思えばこうして面と向かって話しかけられるのは初めてのことでした。
『昼休み、第二校舎美術室のまえで待ってます、ってコレ、
名前も書いてないじゃない。
普通こんなの誰も行かないよ。名前ぐらい書きなよ』
『う、や、えっと、それはちょっと事情がありまして……』
『まあ、面白そうだから来たけどさ。
アレだよね、キミ。同じクラスのさ、あの、ほら、えっと、何て言ったっけ?』
『……塚本、です。出席番号八番、塚本学』
やはり当然のことながら、名前を覚えられていませんでした。
教室内透明人間の僕の名前を、休みがちな水瀬さんが覚えているわけはないと予想していましたが、
こう面と向かって言われると妙にショックでした。

『塚本くん。それで今日は何の用?』
ついにきた、と思った。
僕は勇気を振り絞り、水瀬さんの目をまっすぐ見て、言った。
もう後戻りはできない。
『僕がオナニーするところ、水瀬さんに見て欲しいんだ』
59('A`):2007/09/08(土) 16:20:40 0
なんという展開
60自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/08(土) 17:22:25 0

 水瀬さんは言っている意味が分からない、とでも言う風に、
眉に皺をよせて怪訝な顔をして僕を見ていました。
事実そうだったのだと思います。
『……はあ?』
『だから、僕がオナニーするとこを、見てて欲しいんだけど』
疑問と不可解さで顔面をいっぱいにしている水瀬さんに、
僕がそうダメ押しすると、水瀬さんは如実に不快の色を表しました。
眉をさらにぐっとひそめ、睨みつけるように僕の目を見、
言葉にならない言葉を発音するように口をぱくぱくと動かしていました。
ここで殴られなかったのが不思議なくらいです。

『塚本くん、頭おかしいんじゃないの?
受験勉強のしすぎでヘンになっちゃったんじゃない?』
『いや、まとも……だと思う。たぶん。
最近は勉強もしないで、ずっとそのことばっかり考えてたんだけど』
『それ、変態だよ』
水瀬さんはその言葉を心底不快そうに言いました。
しかし僕はその言葉が耳に入るなり、これ以上ないくらい興奮し、
ペニスが血液で沸き立つのを感じました。
その台詞を言われる妄想で何度夜を明かしたか分からないくらいでしたから。

『そうなんだ。実は僕、ドMなんだ。
だから、僕のオナニーするとこ見てくれないかな』
このとき気づいたのですが、僕はいつの間にか緊張を忘れ、
実に饒舌に喋っていました。
興奮しすぎて頭のタガが外れていたのだと思います。
『キモいよ』
『頼むよ。お金なら払うからさ、ね?』
僕の口からお金、という単語が出ると一瞬水瀬さんは顔色を変えました。
それはお金に対する欲望や執着からのでなく、
僕がいったい何を知っているのか、ということを見定めるかのようなものでした。
61自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/08(土) 17:52:45 0

『水瀬さん、援助交際してるんだよね』
『……塚本くんとはヤリたくないよ』
『いや、僕だってそこまでは望んでないんだ。
ただ、水瀬さんに僕がオナニーするところを最初から最期まで見て欲しい。
本当に、ただそれだけなんだ』
これは紛れもない本心でした。
彼女がいったいどのようにして、誰と、どの程度関係を持っているか、
というのは僕は一切知りませんでしたが、
彼女が病気などを持っている可能性は否定できませんでした。
それに早い話、僕は臆病だったのです。
そこまで踏み込む勇気はとても僕にはなかったのです。

『……いくら?』
この時点で、僕は飛び上がりたいほどに歓喜していました。
『一万円。まず前金で五千円、終わったら五千円払うよ』
『そんな取引みたいなことしなくていいよ、
いいよ、普通に終わったら一万円で』
『ありがとう』口先だけでなく、心の底からの礼でした。
『ホントにオナニー見るだけでいいの?』
これは遠慮がちに、もっと言えばサービスしてあげるよ、
というニュアンスの言葉でなく、
ここまでしかやらないよ、という前置きの言葉だったと思います。
『いい、いい、それ以外は何にもいらない』
『これまで色んな人見てきたけどさ……塚本くんみたいな人はじめてだよ』
そう言って水瀬さんははじめて微笑みました。
年相応のあどけなさのようなものは殆ど感じられず、
余裕のようなものすら見られました。
思えば、水瀬さんの笑顔を見たのはこれがはじめてでした。

『じゃあ、放課後にまたここで』
場所指定をすると、水瀬さんはうなずき、階段を下りていきました。
 僕が確かな達成感と悦びを胸に、
階段を下りていく水瀬さんの小さな背中を見つめていると、
水瀬さんが踊り場で振り返り、僕を見上げて指をさしながら言いました。
『それ、昼休み終わるまでにどうにかしといたほうがいいよ。
クラスの皆に変態って思われるから』
水瀬さんの目線と指の矛先には、僕の制服ズボンで隆起したテントがありました。
指摘を終えると、水瀬さんは何事もなかったのように、
静かに、気だるげに階段を下りていきました。

足音が消え、再び第二校舎が静まり返ると、
僕は第二校舎のトイレの個室にかけこみ、
水瀬さんの顔と言葉を思い浮かべながらオナニーをしました。
二十秒ともたないうちに射精しました。
そのとても白く、濃いものを僕はトイレットペーパーでくるみ、
流しました。

勢い良く流れる水の音が、これからの僕の人生を祝福しているかのように思えました。

62自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/08(土) 17:57:52 0
>>59
お気に召しませんでしたらすいません。
もう少しで終わります。

しかしテスト勉強もせず何やってんだ俺は。
63('A`):2007/09/08(土) 19:26:31 0
いやお気に召してるよ
すごく
俺も水瀬さんを探してくる
64('A`):2007/09/08(土) 21:45:42 0
終わるのかよ
65('A`):2007/09/08(土) 22:08:29 0
すんばらすぃ〜
66('A`):2007/09/08(土) 23:05:07 0
リアル美少女って今まで見たこと無いんだけどほんとに居るのかな
67('A`):2007/09/08(土) 23:39:56 O
中学とか高校のとき学年に一人はいたろ
68('A`):2007/09/08(土) 23:42:31 0
>>66は多分二次元美少女と比べてる
69('A`):2007/09/09(日) 01:11:50 0
学年に一人のレベルで美少女とか
この世はやはり俺の生きるべきところじゃないんだな
70('A`):2007/09/10(月) 08:56:41 0
おなにー
71('A`):2007/09/10(月) 21:06:48 0
自演はオナニーを見てもらう事ができるのかっ!?
緊迫の時が過ぎる!
72('A`):2007/09/10(月) 22:41:34 O
これいくらか実話なのか?
73('A`):2007/09/10(月) 22:42:28 0
そう思って読んでみるのもまたよし
74('A`):2007/09/10(月) 22:45:07 O
谷脇の描写がやけにリアル
75('A`):2007/09/10(月) 23:18:17 0
実話じゃないだろ
前スレで自作はオナニーしたことないっていってたじゃん
76('A`):2007/09/10(月) 23:20:07 0
だがそっちが嘘だとしたら・・・?
77('A`):2007/09/10(月) 23:24:00 0
あれ?もしかして僕と義妹から続いてるのか?
78('A`):2007/09/11(火) 01:08:22 O
79('A`):2007/09/11(火) 03:31:32 O
しゅ
80('A`):2007/09/12(水) 01:52:19 O
81('A`):2007/09/12(水) 01:58:47 0
最近現実の全ての人間より自分が劣っているような気がする瞬間がある
でも好きな事してたら忘れられるからまだ大丈夫かな「
82自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/12(水) 21:01:39 0

 それからの二時間の授業は、まるで永遠のように思えました。
渡される復習プリントも少しも手に付かず、先生の要点説明も少しも耳に入らず、
一分ごとに時計を確認するようなありさまでした。
あんなに時間が過ぎるのがもどかしかったのは、
もう後にも先にもあの日だけだったと思います。
 ちらちらと横目に水瀬さんを見てみると、
相変わらず教科書も筆記用具も出さず、窓の外をぼうっと眺めていました。
その横顔は本当に綺麗で、大人びていて、
まるでそこだけ光の屈折率が違うかのように輝いていました。
神の寵愛を受けたものの美しさに僕は溜息すらつきながら、そして、
そんな美少女に自慰行為を見て貰えるという至福に浸っていました。

 早い話、僕は変態だったのです。
そしてその日、僕は変態への扉を足で開けたのだと思います。
それが僕の人生をどのように変えたのかは分かりません。
けれど、扉を開けたとき目の前に広がった世界の光は、
何よりも優しく、暖かく僕を包み込んでくれました。
あのとき『生きられる』という確かな自信が僕の心で沸き立ったのです。

 放課後。
指定された清掃場所に向かう人や、部活動に赴く人、
いろいろな人波を潜り抜けて、僕はまっすぐ第二校舎へ向かいました。
幸せでした。
まだ何が起きたわけでもないのに、
全てをやり遂げてしまったように僕は幸福でした。
水瀬さんの顔が何度も頭に浮かび、弾けました。

水瀬さんにオナニーを見て貰える、
水瀬さんにオナニーを見て貰える、
友達もいなければ彼女もいない、孤独で薄汚い僕のオナニーを、
学校一の美少女である水瀬さんが見てくれる、
小汚く小さいペニスを一心不乱に扱いて、
そこから精液を噴出するさまをあの瞳のなかに収めてくれる……

 それを思うだけで、二時間前に射精したばかりの僕のペニスは、
再びじんじんと熱を持って固くなっていきました。
83自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/12(水) 21:29:25 O
>>81
自分が好きなことに埋没出来るんなら、それより素晴らしいことってないと思います。
『俺はこれが好きだぜ』っていう一本の芯があれば、人のことはあんまり関係ないんじゃないですか。

一応これ、僕と義妹とは全く別なものです。繋がってないです。
あともちろん実話ではないです。実話ではないですけど、
いくらか実話をモチーフにして書いている箇所もあります。
俺がオナニーしたことないってのはホントですけど。
84('A`):2007/09/12(水) 21:42:04 0
うん
85('A`):2007/09/13(木) 00:15:48 0
たのむから早く・・・・続きを・・・
86('A`):2007/09/13(木) 06:17:03 0
しかし世間はMに理解がないな
絶望的だよ
87('A`):2007/09/13(木) 08:01:47 0
ネタでMだと申告するやつが多すぎて困る
88('A`):2007/09/13(木) 20:17:33 0
自分の情けない部分恥ずかしい部分をしっかり見てくれてるのがいいのかな
指摘するって見てなきゃ出来ないもんね
Mって自分を見て欲しい寂しがり屋なのかな
89('A`):2007/09/13(木) 20:22:23 0
Mは甘え
90('A`):2007/09/14(金) 09:44:08 0
そういや昔知り合いにネタかしらねえけど「ホモかてめえひっつきすぎ」
っていわれたな
ノンケだが今でも知り合いいたらにゃんにゃんしたい
91('A`):2007/09/14(金) 12:03:09 0
きめえ
92('A`):2007/09/14(金) 13:53:43 0
ガチホモは別に嫌だと思わないけどホモと勘違いされるようなノンケはキモい事が多い
93('A`):2007/09/15(土) 02:58:04 0
ウヒヒよくいわれますウヒヒ
94('A`):2007/09/15(土) 12:31:03 0
人稲
95('A`):2007/09/15(土) 12:33:14 0
Mなんていないんだよ
96自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/15(土) 17:00:05 0
 
 それから十分ほどして、水瀬さんが現れました。
昼と同じ気だるげな表情、疲れたような足取りが嬉しくて堪らなくて、
僕は思わず顔をほころばせていました。
『いつから来てたの?』
『十分前ぐらい』僕は時計をちらと見て、正直に答えました。
『早すぎだよ。そんなに待ちきれなかった?』
水瀬さんは肩をすくめ、半ばあきれたように言いました。
何も答えず、ただ頷くだけの僕を見て、
水瀬さんは何か言いたげな顔をしていましたがやがて諦めたように首を振り、
昇ってきた階段を指さして言いました。
『……まあ、いいか。行こ』
『どこに?』
『人目につかない場所。ついてきて』
『学校の中でするの?』
『公園とかでやりたいの?いいからついてきて』
僕は一瞬、それもありかな、などと思いましたが、
バレたときのリスクを考えると屋内がもっとも無難に思えました。
 気がつくと、水瀬さんは既に階段を降り始めていました。
僕はあわてて床に置いていた鞄を肩にかけると、
水瀬さんのあとについていきました。
97自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/15(土) 17:13:59 0

 こうして女の子と一緒に並んで歩くのは、本当に久しぶりのことでした。
ましてや中学に入ってはそんな機会は一度もなく、
こうして学校一の美少女と共に歩ける日が来るなんてまさに感無量でした。
水瀬さんの凛とした美しい横顔、
首筋から沸き立つ中学生離れした色気と良い香り、
カーディガンとプリーツスカートを持ち上げる胸と尻。
そんなものが僕の性器をますます膨張させ、
僕の性衝動をこれでもかこれでもかと煽り続けていました。

『塚本君ってさ、Mなの?』
『M……だと思う。うん、M、Mだね。僕はMだよ』
『やっぱり鞭で叩かれたいとか、そういうのあるわけ?』
『水瀬さんになら、叩かれたいと思う』
『……変態…』
不快そうに眉をひそめ、そう呟く水瀬さんが愛おしくて堪らなくて、
僕は性器をビクビクと震わせていました。

98('A`):2007/09/15(土) 17:28:45 0
                         〜⌒ヽ.
        _.〜⌒ヽ.   ('A`)〜´ `ヽ._.′    ヽ._.〜~
キタ〜´ `ヽ._.′    ヽ._ノ
99('A`):2007/09/15(土) 17:29:32 0
この焦らし加減がたまりません><
100自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/16(日) 20:43:12 0

 それから僕らは、会話も交わすことなく淡々と歩き続けました。
僕のほうも特に話すべきこともありませんでしたし、
先程の僕の返答で気分を害したのか、
水瀬さんもどことなくピリピリした雰囲気を醸し出していて、
とても気軽に話しかけられるような感じではなかったからです。
 でも、僕はそれでいいと思っていました。
不機嫌、不快、無表情、
そうした表情でこそ水瀬さんの美しさは引き立つと常日頃感じていたからです。
むしろ少しばかり不機嫌にさせておいたほうが、
あとで自慰を行うさい、何かとなじってもらえる可能性も高くなるのですから。

 そうして水瀬さんと僕は廊下を渡り、階段を登り、
気が付くと一年生の教室がある三階に来ていました。
受験を控えている三年生とは違い、
教室に残って勉強したり無駄なお喋りに興じる人の姿もなく、
三階は第二校舎のように静まり返っていました。
こうして立ち尽くして、ただまっすぐ伸びている廊下を見つめていると、
まるで世界からこの場所だけが切り離されたみたいに感じて、
何だかとても切ない気分になったのを覚えています。

 水瀬さんは無言のまま廊下をすたすたと歩き、
いちばん手前側の、『一年六組』という表札が貼り付けてある教室に入りました。
僕は少しばかり驚きました。
なぜ水瀬さんがそんな場所を選んだのかと訝りました。
扉の前で僕が躊躇していると、水瀬さんが扉から顔を出して、
『どうしたの?早く入んなよ』と言い、
僕の手を強引に掴んでムリヤリ中に引っ張り込みました。
そこに入る瞬間、僕は慌てて周りを見回し誰にも見られていないことを確かめました。
なぜなら、
なぜなら、
なぜなら、その場所は。

『……なんで、女子更衣室なの?』
『いちばん人目につかないから。いま一年生、部活やってるでしょ?
どんなに終わるの早くたって、あと二時間は誰も入ってこないし』
『いや……そうだけど』
101('A`):2007/09/16(日) 20:53:41 0
はぁはぁ
102自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/16(日) 21:03:38 0

 ここで僕はあらためて教室、もとい女子更衣室を見回しました。
当然のことながら、三年間の学校生活でここに入るのははじめてのことでした。
この教室は昔は、他の教室と同じように使われていたらしいのですが、
少子化の影響もあってか生徒数が減少し、六個も教室を使う必要がなくなり、
いまは机も椅子も取り払われて一年生用の女子更衣室として使われるばかりなのでした。
 
 壁三面には古びた白棚が置かれ、窓には黄ばんだ厚いカーテンが、
大昔からそこにあったかのようにぶら下がっていました。
教室の真ん中にはもともと応接室に置いてあったものを持ってきたのか、
茶革のこれまた古びたソファーがぽつんと置かれ、
かつての教室の名残の黒板には女子が書いたとおぼしき無数の落書きがありました。
棚の上や棚の中に丁寧に畳まれた、あるいは乱雑に突っ込まれた制服やジャージを見て、
僕は思わず興奮してしまいました。
ここで発展途上の幼い身体が着替えをしていると思うと、
興奮せずにはいられませんでした。

『手』唐突に水瀬さんがそう言いました。
『手?』
そして手を見ると、さきほど水瀬さんに手を掴まれて引っ張られてから、
ずっと手を握ったままでした。
『ああ、ごめん』僕は慌てて手を離しました。
『いつまでも手握ってないでよ、気持ち悪い』
そしてさも不快そうに、水瀬さんは自分の手をプリーツスカートで拭いました。
僕はあらためて自分の手を見つめ、
女の子の手の柔らかさとその温もりを実感していました。
思えば女の子と手を繋いだのは、もう思い出せないくらい昔のことになっていました。
103('A`):2007/09/16(日) 21:34:21 0
もうギンッギンだ
104('A`):2007/09/16(日) 22:58:02 0
またすん止め焦らしですか(´Д`;)
まさか自演ってSなんじゃ・・・
105('A`):2007/09/16(日) 23:13:33 0
水瀬さんとの距離が縮まらないのがいい
106('A`):2007/09/17(月) 00:35:59 0
お願い水瀬さんサービスしてあげて!!
ただオナニーではまさか終わらせないよな、なっ、自演??
107('A`):2007/09/17(月) 05:30:38 0
伸展しないのがいいんだろうがよボケが
108('A`):2007/09/17(月) 06:40:30 0
シコシコ始める前に人が入って来て水瀬さんだけじゃなくみんなに見られながらするんだ
109('A`):2007/09/17(月) 18:08:37 0
ここでオナニー動画をネットで公開した俺の登場ですよ
110('A`):2007/09/17(月) 22:56:24 0
  小 面 自  /   ,、r'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`';,、    ,r';;r"           _ノ
  わ が 作  L_ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ ,';;/             )     自
  っ .許 自  //;;/´         `' 、;;;;;;;;,,l;;'            /ヽ  と 作
  ぱ さ. 演  /.,';/              ヽ;;;;,l;L_      .,,、,--ュ、 ';;;;;;;;;i な 自
  ま れ .が l |;|┌--‐フ  ┌----、、   |;ヾr''‐ヽ,  ,、ィ'r-‐''''''‐ヽ ';;;;;;く !! 演
  で る   i  |l ~~__´ 、   ``'__''''┘  |;;;;;l rO:、;  ´ ィ○ヽ    'i;;;;;厶,
  じ の   l _|. <,,O,> 〉   <,,O,,>    |;;;;;| `'''"/   `'''''"´     !;;;;;;;;ヽ
  ゃ は   ._ゝ'|.    /   、       |; ,'  /   、        |;;;;;;;;;;;;;レ、⌒Y⌒ヽ
  ぞ    「 | |    (    )       .ソ l  ,:'   _ ヽ       .|;;;;;;;//-'ノ
        ヽヽ |    _,ニ ニ,,,,,_        ', ゞ,' '"'` '"       i;;;;;i, `' /
⌒レ'⌒ヽ厂 ̄  `| ,、ィ-‐''__'''‐-`,、     ''  ', i、-----.、       `''"i`'''l
人_,、ノL_,iノ!   ',   :i゙''''''''''`l'  ` _人__人ノ_ヽ ヾ゙゙゙゙ニニ'\        ,'  ト、,
      /    ヽ.   L__」   「 止 笑 L_ ヽ〈    i|          Vi゙、
ハ ワ  {.     ヽ.  -、、、、 '  ノ  ま い  了゙, ,ヽ===-'゙ ,'     ,   // ヽ
ハ ハ   ヽ.     ハ       )  ら が  |  ',.' ,  ̄ , '    ノ  /./    ヽ,
ハ ハ    >  /|ヽヽ、___,,,,、 'く  ん    > ヽ.  ̄´   / ,、 ' /     / \
ハ ハ   /  ノ. | ヽ       フ      /  ノ:lゝt-,-‐''" / ,.ィ゙     /
111('A`):2007/09/18(火) 12:04:13 0
待ち
112('A`):2007/09/18(火) 22:53:57 0
水瀬さん・・・
113('A`):2007/09/19(水) 18:07:34 0
命を掛けて保守
114('A`):2007/09/20(木) 23:53:03 0
はぁはぁ
115('A`):2007/09/21(金) 14:15:36 0
しょうがないから俺もオナニーしてくる
116('A`):2007/09/22(土) 20:33:33 O
あげ
117('A`):2007/09/22(土) 21:07:19 0
さげ
118('A`):2007/09/22(土) 21:07:50 0
あれ!?下がってない!!?!!??!?!?!!?!??
119('A`):2007/09/22(土) 22:27:01 0
あげまん
120('A`):2007/09/23(日) 11:03:58 0
なんという過疎っぷり・・・・住人はドSか
121自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/23(日) 18:03:10 0
みつどもえ面白いですね。
保守です。
122('A`):2007/09/23(日) 19:03:47 0
お前にして欲しいのは保守なんかじゃないんだよ!
123自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/23(日) 20:21:11 0

『そこ、鍵閉めといて』
水瀬さんが教室中央のソファに向かって歩きながら、
僕の背後のドアを指差しました。
『多分ないと思うけど、誰か入ってきたら困るから』
そう言うと水瀬さんはソファにすとんと腰掛け、
カーディガンの内側から煙草とライターを取り出し、
悪びれる様子もなく、煙草を口にくわえて火をつけ、吸い始めました。
 僕はその一連の動作を、半ば魅了されたように見入っていました。
ただ格好をつけるため、不良を気取るために煙草を口にする同級生は、
これまで何人か目にしてきましたが、
呼吸をするだとか歩くだとかそういう日常的必要最低限の動作のごとく、
煙草を吸う女子生徒を見るのははじめてのことでしたから。
僕は煙草を吸う水瀬さんに、『氷の微笑』のシャロン・ストーンの姿を見ていました。

『……なに?』
 水瀬さんが怪訝な顔で僕を見たので、僕はさっと目をそらし、
ドア窓から覗かれないように貼られているポスターが剥がれていないかチェックし、
教室前方と教室後方、両方のドアを施錠しました。
 誰かが忘れ物を取りに来て、もし鍵がかかっていたとしたら、
明らかに不審に思うのではないか、
どちらにせよ人が来た時点で発見されてしまうのではないか、
と僕は考えましたが、口に出さないことにしました。
そのときの僕は、ただ黙って水瀬さんの言う通りにするだけの、
浅ましい下僕と化していたのですから。

そしてあらためて僕は、ソファに腰掛け煙草をふかしている水瀬さんの前へと行きました。
124自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/23(日) 20:52:31 0

『……吸う?』
 ただ黙って、水瀬さんが煙草を吸うさまを見つめていると、
水瀬さんが大分ちびた煙草をこちらに突き出してきました。
僕は煙草が吸えなかった――いまも吸えないのですが、
なにぶん煙草の煙というものが僕はぜんたい駄目なものでして、
果たして吸うか吸うまいか、そのときは随分悩みました。
しかしこんなチャンスを逃すわけにはいかないと、
僕は意を決してそっと煙草を受け取り、
舌先で舐めるようにして吸い口を口にすると、
おそるおそる二、三度、見様見真似でふかしてみました。

 当然のように僕は盛大に咳き込み、
煙草をぽろりと床下に落としてしまいました。
『ばーか』
そして水瀬さんは足を伸ばし、落とした煙草をぐりぐりと踏んで火を消すと、
そのまま煙草を蹴飛ばし、教室の隅のほうへ追いやりました。
それから水瀬さんは足を組んでソファにどっかと座り直し、
僕の咳が落ち着くまでじっと見つめていました。

 ようやく僕の咳が落ち着いてくると、
水瀬さんは気だるげに目をこすりながら僕に言いました。
『ん……じゃ、やろうか』
『はい……お願いします』
気が付くと、敬語を使っていました。
『オナニー見るだけで一万円とか、ホント馬鹿だね』
本当に呆れたように水瀬さんが呟きました。

『見てくれるのが水瀬さんなら安いくらいです』
『今まで、私でオナニーしたことある?』
 考えもしなかった質問に、僕は一瞬動揺しましたが、
本当のことを言うことにしました。
『十回くらい……やりました』
『どんな妄想で?塚本くんの妄想のなかの私は、どんな感じなの?』
 答えを考えるだけでも恥ずかしくなるような質問を浴びせられているのに、
僕は異常なほどに興奮し、性器をがちがちに膨らませていました。

125('A`):2007/09/23(日) 20:58:30 0
そーですね!
126('A`):2007/09/23(日) 20:59:18 0
水瀬さんに恋した
127自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/23(日) 21:08:50 O
あの、別に言い訳するつもりじゃないんですけど、
毎回毎回焦らしてるっていうわけじゃないです。
書きながらその都度展開を考えて、だいたい区切りのいいとこで止めてるだけなので。
128('A`):2007/09/23(日) 21:54:46 0
イイヨイイヨー!
129('A`):2007/09/23(日) 22:07:03 0
すごく・・・・大きくなってます・・・・
130('A`):2007/09/23(日) 22:34:56 0
>>127
そういうのを言い訳って言うんじゃないの?
じゃあ何?行き当たりばったりで適当に書いてるだけなの?
ふざけた男…これはお仕置きが必要ね…
131('A`):2007/09/24(月) 10:51:57 0
こんなふうにどうどうと下世話な話ができる女なんて現実にはいないんだろうなあ
まあいても俺は話出来ないだろうけど
132自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/24(月) 13:00:30 O
>>131
意外といるんじゃないですかね。
中学のとき、ヤリマンで有名なクラスメイトが俺に無理矢理AVを貸してきたことがありました。
見なかったですけど。
133('A`):2007/09/24(月) 18:19:59 0
俺も結構いると思う
ただこっちはほぼ確実に女様のありがたいお話を聞かせていただけているキモオタ的
ポジションでいないといけないという諸刃の剣
134('A`):2007/09/25(火) 07:47:51 O
今仮面ライダーブラック見てるんだが、超人になった小学校高学年
の美少女に明るく襲われるアイスクリーム屋さんを羨ましく思って
しまった
135('A`):2007/09/25(火) 11:50:39 0
なんだその最高のシチュは
136('A`):2007/09/25(火) 12:14:36 0
とりあえず当然の嗜みとしてゼロ魔1期2期を見てきた
137('A`):2007/09/25(火) 12:20:13 0
とりあえず3期を首を長くして待つことにする
138('A`):2007/09/25(火) 16:20:42 O
>>135
美少女小学生(優等生タイプ)から
「お店のアイスクリーム全部頂戴♪いいでしょ?」
つって机に頭を叩き付けられるの
139('A`):2007/09/26(水) 00:44:22 0
それで死ねたら本望だなあ
140('A`):2007/09/26(水) 01:52:30 0
ルイズが可愛すぎる
141('A`):2007/09/26(水) 09:16:25 0
あんな糞チビのどこがいいんだよ、学校にいって勉強してこい猿
142('A`):2007/09/26(水) 09:34:08 0
アホか
学校なんてとっくに中退したわ
143('A`):2007/09/26(水) 18:06:55 0
そんな時間に張り付いてるニートには言われたくない
144('A`):2007/09/27(木) 01:28:48 0
ちょっと煽られただけですぐ本気で怒り出すキモいやつにもな
145('A`):2007/09/27(木) 16:20:26 0
146('A`):2007/09/27(木) 20:42:55 0
まとめ更新人大丈夫か?
また体調崩したかな?
147('A`):2007/09/27(木) 23:58:41 0
ああ心配ありがとう何ともないよ
水瀬さんシリーズ終わってからまとめて載せようかと思ってたんだ
ただ来月と再来月は入院してて更新できないかも
148('A`):2007/09/28(金) 01:07:29 0
決めた
俺はうみねこを始めるぞ
149('A`):2007/09/28(金) 08:45:51 0
>>147
入院ってどこが悪いんですか?
大丈夫ですか?
150('A`):2007/09/28(金) 12:09:04 0
頭と顔が悪いんだよ
もうだめかもわからんね
151('A`):2007/09/28(金) 13:51:17 0
頑張ってFランク大学くらいはいけよ
152('A`):2007/09/28(金) 14:15:17 O
ボーカロイド2かわいい
153('A`):2007/09/29(土) 10:04:15 0
ほしゅ
154自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/29(土) 16:10:19 0

 他人に自らの性的な妄想を話すというのは、
想像できると思いますが、あまり良い気分ではありません。
いまの僕ならば、あるいはそんな状況すらも愉しめたのかもしれませんが、
そのときの僕は、ただ恥ずかしくただ情けなく、
まるで秘密の詩集を皆に向かって朗読されているような、
そんな気分でいっぱいになっていました。
そしてそんな状況下で、かつてないほどに興奮している自分が理解できませんでした。

『ねえ、教えてよ。せっかくだから知りたいな。
その十回のうちのシチュエーション、いくつか教えてよ』
『……まず、僕が水瀬さんのペットなんです』
『ペット?』
『はい……そして水瀬さんは僕に首輪と紐をつけて……
その……スカートの中身を見せながら、何度も僕の顔を足蹴にします……』
『ふうん……で?』
そのときの水瀬さんの顔には、不快感どころか、
むしろ余裕のようなものすら感じられました。
ひょっとしたら、水瀬さんもある種の嗜虐嗜好を有していたのかもしれません。

『そして……僕の股間を踏みつけます。
何度も、何度も……ときには指先で弄るように、撫でるように』
『へえ』
『水瀬さんは僕のことをバカにします……
子供を扱うように……奴隷を見下すように……色々な言葉を使って、
僕を徹底的にいじめ抜きます……それから…』
『オッケ分かった、もういい、もういいよ』
水瀬さんがひらひらと右手を振り、話を止めました。
このとき僕は、半ば涙目になって、自分の妄想を訥々と語っていました。
そして狂わんばかりに興奮し、鼻息を荒くしていたのです。
『キモいね。ってか、変態。塚本くん本気でマゾじゃん』

蔑みの視線。
蔑みの言葉。
蔑みの態度。

これらを水瀬さんから手に入れられたなら死んでもいい、
と考えていたものを一度に浴びせられて、
僕はもう既に一万円ぶんの満足に浸りきっていました。
155自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/29(土) 17:01:49 0
『もういいや、早くやろ、塚本くんも早く出したいでしょ?』
僕は何度もうなずきました。
水瀬さんはいつものように頬杖をつき、これまたいつもの気だるい表情をたたえ、
じっと僕の顔を見つめました。
その眼はとても美しく、とても澄んでいて、ふと、
僕はかつてバセドウ病に罹った叔父のお見舞いに行った際の、
あのときの眼に似ているな、と思いました。

『どういう風にすればいいかな?思いっきりバカにした方がいいのかな?』
『もう、好きなようにして下さい』
『あんまりバカにすると、立たなくなるって聞いたけど大丈夫?』
『大丈夫です。むしろバカにされればされるほど快感なんです』
『わかった。じゃ、脱ぎなよ』

 僕はすぐさま学生服のズボンのホックを外し、ジッパーを下ろしました。
勃起していて少し脱ぎづらかったことを覚えています。 
ズボンを足元まで下ろし、足をするりと抜いてしまうとそれを部屋の隅に放り投げました。
そして、学生服の上着の裾が邪魔なことに気づき、
それもすぐさま脱いで放り投げ、その下に着ていたカーディガンも脱ぎ、
それもまた放り投げ、ワイシャツも脱ぎ、それもまた放り投げ、
僕はパンツ一枚、それと靴下と学校指定の上靴という、
何とも変態的かつ、間抜けな格好になりました。

『ふふ、頭おかしい人みたい』
水瀬さんが僕の格好を見て、鼻で笑いました。
『すごいね、ギンッギンじゃん。早く脱いでよ』
 しかし僕はすぐには脱ぎませんでした。脱げませんでした。
ここにきて僕は、急に恥ずかしくなってしまったのです。
同じ年頃の、しかも学校随一の美少女に性器を見せるという、
百回生まれ変わっても有り得ないようなシチュエーションに、
僕はすっかり緊張し、萎縮してしまっていたのです。

『どしたの?早く脱ぎなよ。脱ぐのパンツだけでいいよ。
靴と靴下履いてたほうが、何かヘンタイな人っぽいし』
水瀬さんは不審そうに眉を寄せて言いました。
『なに?まさかここまで来てやめるわけ?』
僕が黙ったまま俯いていると、水瀬さんが突如声色を変え、
吐き捨てるように言いました。
『なにそれ。
馬鹿じゃないの?ここまで来てビビッてんの?』
水瀬さんが足を組み換え、つま先を退屈そうにブラブラと揺らしていました。
『ひょっとして自分のがちっちゃいから、見られるの恥ずかしい、とか?
そうだね、塚本くんの、
生で見なくても分かるくらいちっちゃいもんねえ?』
水瀬さんが再びポケットから煙草を取り出して咥えると、それに火をつけました。

『はい、どっちらけー……
もういいや、もういい、服着て帰んなよ。
一万円、キッチリ払ってから帰ってよね』
煙を吐き出しながら、虚ろな眼で水瀬さんが言いました。
もはや完璧に、やる気が失せてしまったように見受けられました。
156自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/09/29(土) 17:02:41 0

 僕は小さく震えながら、何度も心のなかで叫びました。
ここだ塚本、ここだよ塚本、と。
三年間、今日の今日まで、いちども振り絞ることのなかった勇気と本気。
それをここでもう一度、もう一度だけ出せ、と。
いまやらなくていつやるんだ、
どうなったっていいじゃないか、
もうどうせ、お前の人生なんか既に終わってるんだよ。
もう、やるしかないんだ。

『ビビッてなんかいません!やめる気もありません!』
そう言って僕はバッとパンツを下ろし、それを教室の隅へ放り投げました。
いきり立った赤黒いペニスが、勢い良くぶるん、と震えました。
『水瀬さん、僕のオナニー、見てください!』
裏返った、かすれた声でそう叫んだ僕の顔を見て、
水瀬さんは余裕に満ちたふくみ笑いをしていました。

『いいよ。それでこそ、私のペットだよ』
157('A`):2007/09/29(土) 17:17:09 0
マジマゾ?キモッ!
158('A`):2007/09/29(土) 22:22:49 0
これはいい水瀬さん
159('A`):2007/09/29(土) 22:25:16 0
それにしてもこの水瀬さん、ノリノリである
160('A`):2007/09/29(土) 22:25:59 O
水瀬さんと言われると、
どうしてもアイマスの伊織を想像してしまう
若干S寄りだし
161('A`):2007/09/29(土) 22:27:04 0
釘宮だからな
162('A`):2007/09/29(土) 22:32:40 O
釘宮のSキャラなんて、せいぜいルイズくらいじゃ?
163('A`):2007/09/29(土) 23:19:36 0
俺は水瀬の台詞には名塚の声あててる
164('A`):2007/09/29(土) 23:21:49 0
じゃあ俺は小清水で
165('A`):2007/09/29(土) 23:23:43 0
俺は涼森ちさと
166('A`):2007/09/29(土) 23:44:05 0
ちなみに うちの妹のばあい の優香のイメージな
167('A`):2007/09/30(日) 04:47:47 0
釘宮はSキャラというより強気キャラって感じだな
大好きなんだけどね
168('A`):2007/09/30(日) 21:09:34 O
釘宮=ツンデレ
169('A`):2007/09/30(日) 23:20:34 0
じゃあ
小野大輔=ガチホモ
櫻井孝宏=ガチホモ
か?
170('A`):2007/10/01(月) 14:44:01 0
ツンデレはいいんだけどあんまりデレデレしないでほしい
171('A`):2007/10/01(月) 15:23:42 0
デレなど不要
172('A`):2007/10/01(月) 19:54:33 0
いいよ。それでこそ私のペットだよ。
173自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/01(月) 21:04:21 0

 僕は、自分の熱くなった陰茎を握り締めました。
それはまるで意志を持ったひとつの生命のように、
熱を持ち、ビクビクと動き、涎を垂らして刺激を欲していました。

『ふふ、ちっちゃいねえ?』
水瀬さんは吸いさしの煙草を口元で止めたまま、
不敵な笑みを薄く浮かべていました。
『ペットってもね、豆柴でもそれよりは大きいんじゃないの?』

 水瀬さんのひとつひとつの言葉が、ひとつひとつの態度が、
僕の胸に突き刺さり、心を大きく揺り動かしました。
この教室に入ってきたときは半ば不機嫌であった水瀬さんが、
このとき、もはや気のせいなどではなく、
本当に心の底から愉しみ始めているように見受けられました。
やはり水瀬さんにはそういう傾向があったのでしょうか。
今となっては確かめようもないことですが。

 僕は二、三度ゆっくり大きく、陰茎を上下に扱いたあと、
いつものごとく緩急をつけて、シュッシュと丁寧に擦り始めました。
言い様のない快感が背筋にびくりと走り、
思わず僕は大きなため息をついたのですけれども、
そのため息はすぐに荒い吐息へと変化していきました。

『上下に動かしたら、皮が被ったり剥けたりしてんじゃん。
やっぱ塚本くん包茎だったんだぁ?』
そして煙草を一口吸うと、白煙を吐きながら迷う事なく煙草を落とし、
それをぐりぐりとつま先で踏みつけて消しました。
『ってか塚本くん、童貞でしょ?彼女もいないんでしょ?
家でオナニーばっかしてんでしょ?シコシコって』
僕がうつむいたまま頷くと、水瀬さんは妖艶な笑い声を上げました。

『ふふふっ、だよねえ。
っていうかその大きさじゃさ、万が一彼女が出来てもダメだよ。
私だったら絶対幻滅するもん。
ってか引く。間違いなく引く。なにそれって感じ』

 水瀬さんの言葉は、まるで湖に転がり落ちた岩石のごとく、
僕の心にまっすぐ飛び込み、大きな波紋をいくつも広げました。
死ぬほど恥ずかしいはずなのに、
逃げ出したいくらい惨めなはずなのに、
悲しくなるくらい馬鹿にされているはずなのに、
何故自分がこんなに興奮しているのか、自分で自分が不思議なくらいでした。

174自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/01(月) 21:04:51 0


 そしてだんだん、腰のあたりに妙な気だるさがやってきました。
尿道のあたりに、尿とは違う、
妙なものが押しあがってくるのが感じられました。
『でっ、出ます、もう出ます、出ちゃいます』
『は?もう?早すぎだよ、まだ出しちゃダメだって』
僕はぐっと下腹部のあたりに力を入れ、少し陰茎を扱くスピードを緩めて、
今まさにそこまで来ていた射精を何とか押し留めました。

『そーそ、それでいいんだよ?
そうだね、そのまんまあと十五分耐えれたら、
特別サービスしたげてもいいよ?』
水瀬さんが悪戯っぽく笑いながら、僕に言いました。

十五、という数字が、
これほど深く胸に突き刺さったのは初めてのことでした。

175自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/01(月) 21:28:00 O
水瀬さんシリーズそろそろ飽きたんで、
ぼちぼち終わらせたいと思います。
176('A`):2007/10/01(月) 22:09:19 0
えーー!?
すげー楽しいのに
177自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/01(月) 22:18:13 O
ネタも少し貯まったので、そろそろ義妹の続きに移ろうかと。
もともと水瀬さんシリーズは4、5レス程度で終わる、
軽い短編のつもりで書き始めたので。
義妹もそうなんですけど、何か水瀬さんのキャラクターブレてますね。
とりあえず今は新人賞投稿用のオリジナルも平行して書いていて、
あと進路の問題も何かいろいろわちゃわちゃしてきたので、
ちょっと大変です。でも全然忙しくはありません。
178('A`):2007/10/01(月) 22:52:38 0
新人賞に出すのか?
400字300枚とかだろ?大変そうだな
進路とか現実とかは考えたくない
179('A`):2007/10/02(火) 02:12:10 0
キャラがブレてるっていうよりも
最初のほうはあくまで主人公のイメージの中の水瀬さんを投影してただけで
後半は実際の水瀬さんってことでいいんじゃないか?
180('A`):2007/10/02(火) 10:07:38 0
自作は大学に行かないんだろ?
水瀬さんのサービスが気になってしかたがない
181自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/02(火) 16:17:23 0
>>178
すごい大変です。
あらためて自分の才能のなさを思い知るばかりです…
とりあえず書き上げることが今んとこの目標ですね。

>>179
いや、イメージの中だけの水瀬さんなら問題ないんですが、
明らかに実際登場したあとも、キャラクターブレてるよなあと。
だめですね。書きながら考えると。

>>180
いまどき大学行かないのはやっぱ明らかにダメなんでしょうね。
でも大学行ってもあんまり楽しそうじゃないんで…
182('A`):2007/10/02(火) 18:44:34 0
新人賞って何の?
183('A`):2007/10/02(火) 19:03:51 0
まあ大学は楽しいところじゃない
184('A`):2007/10/02(火) 19:17:43 0
うみねこ終了した
わけがわからない
185('A`):2007/10/02(火) 21:06:51 0
オナニーで15分我慢するのは辛い
186自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/02(火) 21:54:06 O
>>182
いまのところ十月末の群像新人文学賞に向けて書いてますが、
期限が遅れたら別な新人賞に投稿するかもしれません。
自分の書けなさっぷりと才能のなさをしみじみ思い知っています。

>>185
なにぶん経験者じゃないものですので、
そのへんの数字はどのくらいに設定すればいいか、
何ともわかりませんでしたが…

このスレで俺の三文小説読んで下さってる方々に、
前々からどうしても聞きたいことがあったのですが、
実際抜けますかね?少しはエロ感じられますかね?
ひとりよがりなんじゃないかと不安で不安で。
187('A`):2007/10/02(火) 21:55:30 0
またまたご謙遜を
188('A`):2007/10/02(火) 21:58:44 0
抜くためにこの小説を読んでるわけじゃないしな
エロは間違いなく感じるけど何処かプラトニックで肉感的なエロではないかな
勝手な話だが無理にエロくなくても物語が進むほうが嬉しい
189('A`):2007/10/03(水) 15:12:23 O
おいお前らみなみけが始まるぞ
千秋様に敬礼
190('A`):2007/10/04(木) 00:11:50 0
まずい!
学園モノが好きなハズの俺がリトルバスターズ!を進められない!
どうしたことだこれは!まさか俺が学園恋愛モノに耐えられなくなってしまったと言うのかっ!?
191('A`):2007/10/04(木) 02:52:33 0
なにがまずいのか一切理解できない
リトバスは正直キャラが微妙
192('A`):2007/10/04(木) 04:44:46 0
ブチ殺すぞヘタレ小僧

って言われた なんか得した気分
193自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/04(木) 20:59:18 O
アイマスと箱○の購入を真剣に検討しています。
保守です。
194('A`):2007/10/05(金) 04:20:31 0
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1199918
なんか体から変な汁出てきそう
195自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/05(金) 21:02:04 0

 僕は深く息を吸い込み、今日やった数学のプリントの問題を反芻し、
頭の中で猿のように暴れまわる性衝動を少しでも鎮めようとしました。
なにせオナニーで十五分保つというのは並大抵のことではありません。
まして早漏気味、暴発寸前の拳銃を股間に唸らせている僕には、
それは永遠と同意義の言葉にすら思えました。

『ちょっと、手止めないでよ、それ反則だから』
『でも、ちょっとは緩めないと、出ちゃいますよぉ……』
僕が懇願の意を込めて、情けない声で言うと、
水瀬さんはずるそうな笑いを浮かべて首をゆらゆら動かしました。
『ふーん、じゃサービスいらないんだね?
初めの約束通り、ただ塚本くんがオナニーするのを見て、それで終わり。
ま、いいか。塚本くんはもう我慢できないんだもんね』

 そう言って水瀬さんはわざとっぽく、そのピンク色の舌を見せつけるように、
唇をゆっくりと舐めました。
ぞくぞくするような、妙な感覚がしゅっと身体を走り、
足が腑抜けになりました。
心がふざけそうになりました。
魂が発熱して、いかれてしまいました。

『……頑張ります』
『ふふ、頑張りなよ。でもあんまりスピード緩めたら反則だからね』
僕は目を閉じ、水瀬さんの中学生とは思えない、
娼婦じみた淫猥な色気を頭から追いやり、母親の姿を思い浮かべました。
祖母の姿を思い浮かべました。
父の姿を思い浮かべました。
そして皆で自室のシングルベッドの上、全裸で絡み合っているさまを想像しました。

 身体と精神を切り離し、心を宇宙の果てまで飛ばしました。
すべてとすべてとすべてを虚無で満たし、僕は暗黒の海へ深く潜りました。
この想像作戦はかなり上手くいき、
僕は良い感じにさきほどの暴発状態をクールダウンさせ、
スピードを落とすことなく自慰に励むことが出来ました。
何分時間が経ったのかは分かりません。
時間の感覚さえも完全に消失させ、
僕は全神経を百パーセント自慰行為に集中させていました。

『ねえ、塚本くん……』
今までとはまるで違った甘ったるく、いやらしい響き。
僕は愚かにも、それに反応してしまいました。
思わず目を開き、水瀬さんのほうを見てしまったのです。
目の前に広がる光景に、僕は言葉を失いました。
196('A`):2007/10/05(金) 21:42:19 0
そうか。
197('A`):2007/10/06(土) 11:00:33 0
いったいどんなオチが
198('A`):2007/10/06(土) 12:16:25 O
すごいオチ
199('A`):2007/10/06(土) 12:46:59 0
水瀬さん



ふたなりだったww
200('A`):2007/10/06(土) 13:49:15 O
ふたなりだけは未だに無理
201('A`):2007/10/06(土) 14:01:46 0
もったいないね
202('A`):2007/10/06(土) 14:45:12 0
一番もったいないのは読者が低レベルな事
203('A`):2007/10/06(土) 15:48:58 0
高レベルな小説なのか?
俺にはよくわからない
比喩表現とかは面白いけど
204('A`):2007/10/06(土) 15:51:59 O
いっぱいうれるほんはみんながてーれべるだからうれるんだよ
205('A`):2007/10/06(土) 15:53:39 0
と、このスレ一の低レベルが申しております
206('A`):2007/10/06(土) 16:20:50 0
難しいテーマとかはないだろ
たぶん
207('A`):2007/10/06(土) 23:06:28 O
姫>>>水瀬さん>義妹
208('A`):2007/10/07(日) 10:51:33 0
まあ誰一人自演の向こうを張って作品投下とかしないわけですからレベルはその程度かと
一人突出した奴がいると低レベルなネタを書き込みにくくなるんだよなあ
209('A`):2007/10/08(月) 02:49:26 0
 
210('A`):2007/10/08(月) 21:07:00 0
別にネタスレである必要もないんだけどな
211('A`):2007/10/08(月) 21:57:52 O
でも一人だけ書いてそれを皆が読むってスレは寂しすぎ
212しまじろう ◆q8e9goswWw :2007/10/08(月) 22:44:17 O
>>208
だからいつも俺の後にスレストするのか
なーるなーる
213('A`):2007/10/08(月) 22:59:17 0
頭大丈夫か?
214('A`):2007/10/09(火) 19:14:08 O
保守
215('A`):2007/10/09(火) 21:03:46 0
やっぱり頭のいい女性のほうが断然Sだよな
216('A`):2007/10/09(火) 21:44:42 0
自演
今頃何やってんだろな…
217自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/09(火) 22:55:32 O
遊んでました…
ようやくいま帰宅です。
218('A`):2007/10/10(水) 11:01:37 O
勉強しろよ馬鹿野郎…
219自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/10(水) 16:43:07 0

 眼前に飛び込んできたのは、薄いピンクの下着でした。
水瀬さんはソファの上に膝で立ち、妖艶な笑みを顔いっぱいに湛えて、
制服のプリーツスカートをたくし上げていました。
僕は性的興奮を覚えるより先に、
その水瀬さんの突飛な行動にすっかり面食らってしまい、
性器を扱くのも忘れてしばしのあいだ呆然としていました。

 そんな僕の反応を見て、水瀬さんがさらに口元を緩めました。
そして顎で僕を促し、
『ほら、手が止まってるよ?まだ十五分経ってないんだからね?』
とさもおかしそうに言いました。
そこでようやく僕は我に返り、ふたたび俯いて目を閉じ、
自慰行為へと戻っていったのですが、色々な思考が脳髄を氾濫し、
それらがマーブル状の混沌を僕の頭のなかに生み出し始めました。

いまは果たして何分目なのだろう?
なぜ水瀬さんは下着を見せたのだろう?
僕は十五分、この状態を保つことが出来るのだろうか?
アレが十五分を耐え抜いたことのサービスでないのならば、
十五分耐え抜いた暁には、いったいどんなサービスが待っているんだろう?

キモチイイ、キモチイイ、キモチイイ、キモチイイ。

水瀬さんの薄いピンクの下着がチカチカと点滅し、
どうしようもない快楽の波が、僕の身体を蹂躙しました。
僕の頭は汚れた妄想で溢れ、もはや完全に現実を突き抜けていました。

『え〜、せっかく見せてあげたのにぃ……いいの、見なくて?』
 僕はそれでも俯いたまま目を閉じ、ひたすら自慰に耽りました。
もはやどうにかして十五分持たせる以外にはなかったのです。
微かな衣擦れの音と、ソファの革が軋む音がして、
『ふうん、見たくないんだぁ。じゃあやめるね?』と水瀬さんが言いました。
そしてチッ、と何かが擦れるような音が響いたのち、
煙の匂いが漂ってきました。
水瀬さんが三本目の煙草に火をつけたのでしょう。

『えっと、もうちょっとで十分かなあ?頑張ってね』

言われるまでもなく、僕は頑張りました。頑張っていました。
自慰にこれほどまで熱意を注いだことは、今までありませんでした。

220('A`):2007/10/10(水) 17:06:44 0
絶対だすんじゃねーぞ
後5分がんばれ
221自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/10(水) 17:25:07 0

 五分という時間が、とても重要な意味を持ったのは、
おそらく人生でこれが初めてだったと思います。
たとえそれが五分であれ五秒であれ、どんなに短い時間であろうが、
僕たちの人生を分ける大切な時間というものは確かに存在するのです。
あのたった十五分間の自慰は、僕の人生にくっきりとした刻印を残し、
確かに僕という人間を変えたのだと思います。
だからこそ僕はこうして語っているのです。

 水瀬さんの時間経過報告は、僕の胸に微かな希望を与えました。
あと五分、あと五分で、いままで体験したことのない、
これから一生体験できないかもしれない快楽に浸れるのだと思うと、
体中に力が漲り、爆発寸前の精液を押し留めることも出来ました。
 さて、水瀬さんはここで奇妙な行動に入りました。
急にソファを立ったかと思うと、教室を移動して、
ガサガサと音を立てて何かを漁っているようなのです。
これには僕も不審に思い、そっと目を開けて水瀬さんを見ると、
水瀬さんは棚に置いてあった一年生の鞄を漁り、何かを探しているようでした。

『ふふ、あった、あった』
 嬉しそうに笑いながら振り向いた水瀬さんの手には、
一本の筆が握られていました。
『これ、何に使うか分かる?』
 筆を顔の横で揺らしながら、水瀬さんは僕に尋ねました。
当然僕は首を振りました。
この状況での筆の使用法など、皆目見当もつきません。
すると、水瀬さんはこちらに近づいてきて、
僕の前に立つと、首を少しだけ傾けてにっこりと笑いました。
『これはねぇ、こう使うんだよ?』

 水瀬さんは筆を僕の亀頭に押し付けると、
その毛先で優しく撫でるように撫でまわし始めました。
『ううあっ!』
いままで味わったこともない、妙な快感が全身を襲いました。
水瀬さんは実に絶妙なタッチで僕のペニスを撫で回しながら、
僕の顔を下から覗き込むと、
まるで猫を扱うかのように、僕の顎を空いた手でカリカリと掻き始めました。
『ねぇ〜きもちいねぇきもちいねぇきもちいねぇ。
こんなビンビンにしちゃって、もう出したくてしょうがないんだもんね?』

 そして水瀬さんはさらに身体をグッと近づけ、
僕の耳元に顔を持ってくると、甘い声で囁きました。
『でも、まだ出しちゃダメだよ……がまん、がまん、ね?』
そう言って水瀬さんは筆を突きこむようにして、亀頭を強く刺激しました。

『あっ、あっ、あっ、もうダメです、もう出ます、出ますっ』
遂に僕は襲い来る快感の波に耐え切れず、筆のなかに思い切り射精しました。
まるで鉛を吐き出したかのような、物凄い射精でした。
頭のなかが真っ白になり、僕の意識はたちまち虚無にまみれました。

222('A`):2007/10/10(水) 17:33:01 0
はぁ?なんで出してるんだよ。
おもんねーな。
どうせ、水瀬さんに筆をナメさせられて終わるんだろ
223自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/10(水) 17:35:48 0
>>222
いや、すいません。
水瀬さんシリーズ個人的にそろそろ飽きてきたのと、
別な話で使いたいネタがいくつか出てきたので、
もうそろそろまとめに入ろうかと思いまして。
224('A`):2007/10/10(水) 18:51:02 O
はあはあ
225('A`):2007/10/10(水) 19:32:07 0
まあ何でもいいから励め
226自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/10(水) 20:03:30 0
>>225
大学行かないんで勉強も全然してないし、
かと言ってバイトとかもしてないし、全然ダメですね俺…
このところ映画とネットと音楽で一日が終わっちゃってるんですよね。
227('A`):2007/10/10(水) 20:22:51 0
>>220>>222>>225
なんでこんなに偉そうなの?
何も出来ないくせに
誰にも必要とされてないくせに
居なくなったって誰にも気付かれず悲しまれもしないくせに
228('A`):2007/10/10(水) 23:39:50 0
あなたももう少し言葉を選んだ方がいいよ
同じレベルに見える
229('A`):2007/10/11(木) 07:24:28 O
水瀬さんがいつの間にかやる気満々になってる
230('A`):2007/10/11(木) 21:05:12 O
月姫の秋葉が好き
うちの妹のばあいの優香も好き
キツい妹っていいよね
231自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/12(金) 22:50:36 O
また人稲で寂しいよう
しくしく
めそめそ
232('A`):2007/10/12(金) 23:48:40 0
さっさと続きかかないからだろうが。
いっとくが、筆をナメさせてジエンドなんてしょうもない終わり方はよせよ、な
233('A`):2007/10/13(土) 06:48:31 O
放置されるのも立派なM
234('A`):2007/10/13(土) 06:51:29 O
誰か何か書こうぜ
235('A`):2007/10/13(土) 06:52:47 0
お前こそ何か書けよ
236('A`):2007/10/13(土) 07:07:50 O
じゃあ俺が書くよ
237('A`):2007/10/13(土) 10:11:49 0
いや俺が書くよ
238('A`):2007/10/13(土) 10:15:26 0
いやいやここは俺が書くよ
239('A`):2007/10/13(土) 17:28:44 O
俺の重い腰を上げさせるとはな…
240自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/13(土) 17:57:05 O
じゃあ俺が書くよ
241('A`):2007/10/13(土) 18:59:47 0
酉が…
242('A`):2007/10/13(土) 23:09:32 O
そんなにいっぱい書くなら俺はやめとくか
243('A`):2007/10/14(日) 06:11:37 O
Mとは受け身の愛ですよね
244('A`):2007/10/14(日) 20:04:58 O
ところでお前らMであること以外にどんな性癖持ってる?
俺はとりあえずロリコンで釘宮病なわけだけど
245自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/14(日) 20:42:46 0
そうですね、俺も若干ロリですかね。
あと女装美少年とか大好きですね。
釘宮は伊織とナギくらいしか分かんないですね。
246('A`):2007/10/15(月) 01:46:32 O
おいおい…シャナとルイズは最低限知らなきゃ話にならんぜ…
247('A`):2007/10/15(月) 23:26:21 O
性癖というのかどうかわからないけど
AVとか見てて性行為そのものにはあんまり興味も興奮もないかわりに膣に一物を差し込むその瞬間にだけ興奮する
248('A`):2007/10/16(火) 10:54:06 O
>>247
リア充は帰れ
249('A`):2007/10/16(火) 22:15:04 O
ベッドに両手足を鎖でつながれてっていうのをデリヘルでやってみたい
250('A`):2007/10/17(水) 00:37:05 0
まぁ間違いなくデリヘルは家の中をあさってそのままオマエを放置して出て行くな。
251('A`):2007/10/17(水) 11:50:27 0
へえおもしろいね
252('A`):2007/10/17(水) 14:00:00 0
きみのコメントはおもしろくないね
253('A`):2007/10/17(水) 19:27:22 O
鳥居みゆきになじってほしくなってきた
254自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/17(水) 21:39:06 O
美少女小学生集団に苛められたい。
ギンギンに勃起したチンコを、
『なにこれぇ〜』って笑いながら足でグリグリされたい。
255('A`):2007/10/17(水) 23:09:28 O
お前喪男vs幼女100人スレ見ただろw
256('A`):2007/10/18(木) 15:27:49 0
http://sakuratan.ddo.jp/uploader/source/date54783.jpg
こんな風に集団で苛められたいのか?
この真ん中に放り込んでやろうか??www
257('A`):2007/10/18(木) 17:30:56 0
一番右の立ってる子かわいい
全体的に年齢高すぎ
258('A`):2007/10/19(金) 10:15:52 O
みんなあと10歳若かったらなあ
259('A`):2007/10/20(土) 01:57:11 0
集団なら馬鹿な女の子がいっぱいいるのがいい
個人なら超越存在みたいなほうがいい
260('A`):2007/10/20(土) 08:38:11 0
早く続き書きなよ
261('A`):2007/10/20(土) 11:01:27 0
おい続きはどうした?
262('A`):2007/10/20(土) 20:02:32 0
「黄金ペイント」が6000円――。3年間で約3億円を荒稼ぎしていた有名SMクラブ「クインダム」(東京・西池袋)の店長ら2人が、
警視庁にパクられた。禁止区域で営業をかけた、風適法違反の疑い。
このクインダム、90分2万7000円、24時間35万円と、そこそこ値の張る店なのだが、M男には支持されていた。
「女王様がツブ揃いで、プレー内容もハード、かなりマニアックな要求にも応えてくれると評判でした。
言葉責めとムチだけでは、イマドキのM男は満足しませんよ」(SM業界関係者)
キメ細かなサービスが売りだったわけ。ちなみに、黄金ペイントは、女王様のウンコを塗ってもらうスカトロプレーのこと。
こんなのは序の口らしい。

「服装ひとつとっても、いわゆるボンデージはダメ、メイド服姿で関節技をかけてもらって、口紅で体に『ブタ奴隷』と書いて欲しいとか。
ツバでは物足りないから、咀嚼(そしゃく)した食べ物を吐きかけられたいと、おにぎりなんかを持参するM男もいます。
ピンヒールで“玉”を踏まれたい。窒息寸前まで顔面騎乗。ケツ毛を剃られたい……。ネット上で情報交換をしているM男の要求は、
どんどん細かくなっているのです」(ある女王様)

焼きゴテ、針なんてのもあるそうだ。クインダムでも「格闘技」は3000円、「咀嚼」は3000円、
「針」は20本以上で2000円と、ちゃんとオプション料金が設定されていた。
SMは「サービスのS」と「満足のM」なんていわれるが、マニアの世界は奥が深すぎる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071015-00000013-gen-ent
263自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/20(土) 20:06:46 0
焼きゴテはさすがに厳しい…
264('A`):2007/10/20(土) 20:26:16 0
24時間35万って凄いな…
265('A`):2007/10/20(土) 20:29:59 0
こんなことをいいだしたらどうしようもないのかもしれないが
前の客が黄金ペイントして楽しんだ部屋に今度自分が客としては入りたくわない
まだ自分がプレイをうける女王のものならいざ知らず、キモ豚は下親父の糞が転がってたらり臭いが残ってた日には発狂しそうだ
266('A`):2007/10/20(土) 20:31:49 0
咀嚼くらいならアリだわ
267自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/21(日) 21:51:37 O
保守。
268('A`):2007/10/22(月) 19:19:24 0
お前にして欲しいのは〜♪
保守なんかじゃないぜ〜♪

何の替え歌でしょう
269自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/22(月) 20:09:44 0

ボタボタと鈍重な精液が、筆から垂れていくのを見つめていました。
先程まで激しく熱を持って蠢いていたその性衝動の固まりを、
僕は何とも言えぬ気分でただじっと見ていました。
体内で氾濫する虚無感に、僕はなすすべもなく蹂躙されていたのです。

『終わり……か。まあよく頑張ったほうなんじゃないかな?』
 水瀬さんは白い墨汁で汚れた筆を目の前で軽く振り、
筆を手にしたまま立ち上がると、ふたたび棚のほうへと歩いていきました。
僕は靴下と学校指定の上靴以外は何も身に着けていないという、
何とも間抜けな格好のまま、肩で息をし、
すっかり萎えた性器をぶらぶらと揺らして、水瀬さんの背中をぼうっと見つめていました。

 水瀬さんは棚の上に丁寧に畳まれていたワイシャツを一枚掴むと、
何事もなかったかのように筆をそれで拭き始めました。
『え、ちょ、それ、大丈夫……かな?』
『バレるわけないじゃん。せいぜい全校集会程度だよ、なっても』

悪びれる様子もなく、飄々と筆の掃除をする水瀬さんを見て、
僕はやはり水瀬さんが同年代の女子とは一線を隔す、
異質な存在であると感じました。

 筆を拭き終えると、水瀬さんはもとの鞄にそれを仕舞い、
ワイシャツを掴んだままこちらへ歩いてきました。
何をするのかと思い、ただぼうっと立ちすくんでいると、
水瀬さんは僕の前にしゃがんで、ワイシャツで性器を拭き始めました。

『出しちゃうともっとちっちゃいね。小学生のみたい』
そんなことを呟きながら、僕の亀頭を丁寧に拭いてくれました。
その布越しに伝わる微かな指先の感触に、僕は少しだけ興奮しました。
地面に零れた精液も拭き取ってしまうと、水瀬さんはワイシャツを畳み、
もとの場所へ戻し、ふたたびソファに腰掛けました。

270自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/22(月) 20:21:30 0

『……いつまで裸でいんの?もう何もしないよ。早く服着な』
 そこで僕はあらためて自分が裸だったことに気づき、
脱ぎ捨てたパンツやズボンを拾い集め、いそいそと着始めました。
水瀬さんは別になんともない様子で、また煙草をふかしながら、
僕が服を着る様子を眺めているようでした。

『塚本くん、高校行くんでしょ?どこ受けんの?』
カーディガンのボタンをはめながら僕が質問に答えると、
興味なさげにふうん、とだけ言い、水瀬さんはまた煙草をふかしました。
『高校かぁ』
ぽつりと寂しそうに呟いた水瀬さんの言葉は、いまでも忘れることが出来ません。

 僕が学生服の上着に袖を通してしまうと、
水瀬さんは煙草を踏み消し、先程のように教室の隅に蹴ると、
ソファを立ち上がり僕を促しました。
『ん、じゃ、帰ろか』
水瀬さんがガラスに顔を押し当て、廊下に誰もいないことを確かめると、
ドアを開けて出て行きました。
僕もそれについて教室を出る瞬間、振り返ってあらためて教室を眺めました。

ソファ、吸い殻、筆、ワイシャツ……
確かに事件は起きたはずなのに、
教室の光景は入る前と少しも変わっていないように見えました。
何だか先程までのことがまるで夢だったかのように思えました。

ドアを後ろ手に閉め廊下に出ると、二月の寒い空気が充満していました。
271自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/22(月) 20:44:34 0
 
 誰もいない廊下を、水瀬さんと二人並んで歩きました。
会話は何もありませんでした。
遠くから微かに聞こえる部活動の音を聞きながら、僕は幸福の余韻に浸っていました。

 玄関に出たあたりで、僕はようやく思い出し、
帰ろうとする水瀬さんに声をかけて財布から五千円札二枚を取り出しました。
『忘れてた。これ……お金。ありがとう』
水瀬さんは黙ってそのお金を受け取ると、
そのまま僕の学生服のポケットにお札をねじ込みました。
『いいよ。いらない』
『え、でも、そんな』
 予想外の行動に戸惑っていると、水瀬さんは優しく微笑み、
手をひらひらさせて言いました。
『浮いたお金でエロ本でも買いな。塚本くん欲求不満ぽいし。
これ今回頼んだの私じゃなかったら、塚本くん捕まってたよ?』
おかしそうに八重歯を見せて笑う水瀬さんに、
僕は何も言うことが出来ませんでした。

『じゃ、私はこれで。勉強しろよ』
水瀬さんが僕の頭にポンと手を置いて、わしわしと撫でました。
そして去り際に手をひらひらさせながら学校を出る水瀬さんの背中を、
僕はしばらくのあいだ見つめていました。

272('A`):2007/10/22(月) 20:45:00 0
完  か?
乙でした たのしかった
273自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/22(月) 20:51:06 0

――それから、危惧していたようなことは一つも起こらず、
僕はそのまま学校生活を過ごし、入試を終え、卒業式を迎えました。
あのワイシャツの持ち主の少女は、
おそらく誰にもシャツに精液がついていたのを話すことなく、
ひっそり心のうちに秘めて家へと帰ったのでしょう。
制服に着替えることもなく、ジャージのままでとぼとぼと帰路についたのでしょう。
悲しかっただろうし、悔しかっただろうし、怖かっただろうと思います。
そんな少女の心境を思うと、僕はとてつもなく興奮し、
その妄想だけで三回ばかりオナニーをしました。

 卒業式は大したものではありませんでした。
クラスメイトたちが口々に言う別れの言葉も、
教室やら廊下やらで行われる友達同士の記念撮影も、
頬を流れる滂沱たる涙も、僕にはまるで関係のないものでした。
ただ合唱を歌うふりをして、形式上の卒業証書を受け取って、
中学校最後のホームルームをぼうっとしながら受けただけです。

 水瀬さんは卒業式には、来ませんでした。
クラスメイトは、そのことに関しては色々な噂話を飛ばしていたけれども、
僕にとってはどうでもいいことでした。
なんとなく彼女は卒業式には来ないような、そんな気がしていましたから。
 
 ホームルームを終えると、僕はすぐさま教室を出て、玄関へと向かいました。
まだ殆どの生徒は名残惜しそうに教室に居残り、
記念撮影や想い出話に花を咲かせているようでしたが、
三年間ひとりも友達の出来なかった僕には関係のないことでした。

 玄関に人がいないことを確かめると、僕はそっと水瀬さんの靴箱を開けました。
もし卒業式に水瀬さんが来なければ、
僕は残された水瀬さんの上靴を持ち帰る気でいました。
そうして水瀬さんの汗をたっぷり含んだ中敷を舐めようと考えていました。

 しかし、僕の目に飛び込んできたのは、学校指定の上靴ではなく、
大きな青い紙袋でした。
ムリヤリといってもいいくらいの大きさで、靴箱に窮屈に詰め込まれています。
紙袋を取り出し、そっと中を覗いてみると一枚の折り畳まれたルーズリーフが入っていました。
中にはこう書いてありました。

『ヘンタイくんへ   私からの卒業祝い』

あらためて紙袋の中身を見ると、
中には水瀬さんの着ていたジャージや制服、
学校指定の上靴や縦笛が入っていました。
そして、淡いピンク色のパンティが一枚入っていました。
274('A`):2007/10/22(月) 20:58:51 0
あっごめん
まだいい感じに続いてたな
すごく・・・いいです・・・・
275自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/22(月) 21:13:24 O

僕はその下着を鼻先に押し当て、そっと匂いを嗅いでみました。
水瀬さんの匂いが鼻孔を満たし、
僕はほうっと溜め息をついて下着を紙袋のなかへ戻しました。
靴を履き替え、校門を出ると、僕は自然に笑顔になっていました。
こんなに優しい気持ちで帰路につくことが出来たのは、
本当に久しぶりのことでした。
振り返ると、学校を白い陽光が照らしていました。
その太陽を見つめながら、
僕は漠然と『生きられる』と感じたのでした。


あれから三年の月日が流れました。
僕はあと数ヵ月あまりで高校を卒業します。
水瀬さんは中学を出てすぐ、
都内の美容室に住み込みで働きながら理美容学校へ通ったそうですが、
あれから一度も連絡は取っていませんし、
今何しているかも分かりません。
クラスメイトのその後の消息も、
谷脇ひとりだけは、風の噂で聞くことが出来ましたが、
同じ高校になった同級生を除いてその行き先は誰も分かりません。
たぶん僕は同窓会にも呼ばれることはないので、
二度と彼らと会うことはないでしょう。

友達は一人もできなかった。
部活もやらなかった。
彼女をつくることもなかった。
思い出せば思い出すほど、僕の中学校生活は寂しいものでしたが、
きっとあれが僕の青春だったのでしょう。

276自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/22(月) 21:15:05 O
終わりやー!!
277ノーブラマン ◆N6hgjQwxnI :2007/10/22(月) 21:15:28 0
278('A`):2007/10/22(月) 21:17:00 0
乙!
プレゼント最高だ
279('A`):2007/10/22(月) 21:20:28 0
感動の涙を禁じえないラストだな
最高にいい話じゃないか
280('A`):2007/10/22(月) 22:59:21 0
復活のまとめ人
http://www38.atwiki.jp/maisondem/
281('A`):2007/10/22(月) 23:04:02 O
>>280
乙!
仕事早いな
282('A`):2007/10/22(月) 23:07:43 0
自演男乙
改めて見ると結構長いな
283('A`):2007/10/23(火) 13:02:57 0
イイハナシダナー
284('A`):2007/10/23(火) 14:54:03 0
なんか最後だけさわやかな話みたいになっててびびった
285('A`):2007/10/23(火) 19:01:38 0
目とチンコからしょっぱい汁が出てくるわ
286('A`):2007/10/24(水) 12:49:39 O
ついに終わったのか
楽しませてもらったよ
まあなんだ
受験がんばれ
287('A`):2007/10/24(水) 14:44:35 0
んじゃこのスレはもういらないから落とすって方針でおk?
288('A`):2007/10/24(水) 18:05:53 O
いよいよ待望の義妹シリーズ再開
289自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/25(木) 21:03:41 O
水瀬さんシリーズは、自分的には軽い青春モノのつもりで書いてました。

>>286
俺大学行かないですよ…
あんま大学行っても楽しそうじゃないんで。
まだ分かりませんがまあ2ch的に言えば、
いわゆる高卒(笑)なんでしょうね、俺は。
290('A`):2007/10/25(木) 22:30:44 0
よう負け組
ずいぶんダウナーな青春群像だな
291('A`):2007/10/25(木) 23:53:02 0
人生そのものがジョークだな。
そろそろ終わらせてやろうか?
292('A`):2007/10/25(木) 23:57:16 O
喪板なんていたら大学なんて楽しくないって思えてくるよな…
293('A`):2007/10/25(木) 23:57:46 0
前から言おうと思ってたけどお前の顔マジウケるな
294('A`):2007/10/26(金) 11:35:23 0
鏡をみたか
295('A`):2007/10/27(土) 02:19:01 0
自演男はイケメンだと思うんだ
296('A`):2007/10/27(土) 09:05:49 0
オシャレスレに常駐してて洋楽詳しいのは知ってる
297('A`):2007/10/27(土) 14:24:01 0
俺の中に風音ブームが来たよ
298自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/28(日) 06:40:42 O
みなさん今期は何のアニメ見てますか?
299('A`):2007/10/28(日) 09:28:07 0
続き書いたら答えてやる
300('A`):2007/10/28(日) 11:52:43 0
今期は気合入れて
myseldf;yourself、ガンダム00、キミキス、クラナド、こどものじかん、シャナU、しゅごキャラ、スカイガールズ、スケッチブック
ドラゴノーツ、ネウロ、バンブーブレード、ひぐらし解、プリズムアーク、みなみけ、もやしもん、レンタルマギカ、電脳コイル
をチェックしてる
301('A`):2007/10/29(月) 06:19:22 O
見すぎ
302('A`):2007/10/29(月) 10:15:33 0
きめえwww
303('A`):2007/10/30(火) 06:28:41 O
ほし
304('A`):2007/10/30(火) 17:57:49 0
ネウロとシャナ2は見てる
305自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/10/30(火) 22:56:37 O
やっぱ見る人は結構見てるのですね。
カイジとみなみけは見よう見ようと思いつつ、
すっかり貯め込んじゃってるんでダメですね。
来期はきみある放送するらしいですが、どんな感じになるか楽しみですね。
漫画も始まったみたいですけど、どうなんですかね?
306('A`):2007/10/31(水) 09:52:02 0
こじかとみなみけは見なきゃな
307('A`):2007/11/01(木) 17:35:40 O
過疎
308自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/01(木) 20:26:46 0

 僕はただ呆然としたまま、妹の顔を見つめた。
時間は消失し空気は凍結され、身を引き裂くような、
どうしようもない沈黙だけが部屋に残存していた。
僕の頭のなかをいくつもの言葉が駆け巡り、
いくつもの情景が躍り、そこに非情な現実を奏でた。

『悪い……』
どうしようもなかった。
罪を認める以外に、この場を切り抜ける方法など存在しないのだ。
妹は全てを知っている。
今更僕が嘘を繕ったところでどうなるものでもない。

『今回がはじめてじゃ……ない』
『……ほら、やっぱり嘘じゃん……』
妹の声はいまにも泣き出しそうな、か細い声だった。
もはや僕は妹の顔を見ることすら出来なかった。
『きょうので……五回目…』

 板張りの床を見つめ、半ば無意識に言葉を紡ぐ僕の顔に突然衝撃が入った。
驚いて顔を上げると、妹は目を涙で潤ませ、顔を真っ赤にして、
こちらをキッと睨んでいた。
足元に枕が落ちている。そうか、僕は枕を投げつけられたのか。

『変態!変態!変態!変態!死ね!』
妹はそうして腰掛けていたベッドを立ち上がり、そのまま部屋の外に出ると、
乱暴に音を立てドアを閉めた。
再び静寂の訪れた部屋で僕はひとり、
自殺の日程や方法について考えることで何とか精神の均衡を保っていた。

 そのまま何分経っただろうか。
僕が依然、妹の下着を身につけ、足元に飛び散る精液も拭かず、
ただ呆然としながら天井を見つめていると、ドアがかちゃり、と音を立てた。
僕の意識はたちまち現世に戻り、ドアから入ってくる人物に目を向ける。
すうっと扉が音もなく開く。
そこから妹が顔を覗かせていた。

 奇妙だった。
僕は目を疑った。眼前にいる人物は果たして本当に妹なのかと思った。
何故なら妹は先程までの激昂と涙が嘘であるかのように、
にやりと微笑んでいたからだ。
にっこりではない。
にやりと、それはまるで狡猾な軍師が策略を成功させたかのような、
悪意のある、余裕を感じる、冷たい悪魔の微笑。

『お兄ちゃん、入るよ?』

悪魔の微笑をたっぷり湛えたその顔面、そこから発せられた妹の声は、
いままで聞いた何より妖艶で、そして悪夢のようで。
309自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/01(木) 20:33:29 0
僕と義妹の続きです。
もう話の内容忘れたし、でもまとめ読むのもめんどくせーしって人のために、
簡単に説明すると、

妹の部屋に忍び込んで妹の下着でオナニーするのが趣味な主人公が、
ちょっと冒険して妹の下着を身に着けて、
妹になりきってオナニーしてると妹が入ってきて、
妹呆然、今まで何回してたのか聞く妹に、兄は今回が初めてだと答えるが、
実は妹は、前々から下着が突然なくなったり皺になったりしていて、
訝っていたのだと兄を追及…

って感じですね。
やっぱ敬語調じゃないと書きやすいですね。
水瀬さんシリーズは青春っぽい感じをイメージしてたので。
310('A`):2007/11/01(木) 21:20:12 0
311('A`):2007/11/01(木) 21:20:51 0
312自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/01(木) 21:46:35 O
あんまり過疎なんで、絵でも何枚か貼っときますね。
別スレで晒したやつなんで、いつまで残ってるか知りませんが…
特に萌え絵ってわけじゃないし、下手なんで期待しないで下さい。

http://kjm.kir.jp/?p=150985
313('A`):2007/11/02(金) 01:16:44 0
続きktkr
なんで過疎ってんだろ
おもしろいのにな?
314('A`):2007/11/02(金) 19:30:32 0
妹にはしっかり強気で来てもらわないと困る
315('A`):2007/11/02(金) 21:23:14 0
過疎っつーか自演が引っ張りすぎんだよ
飽きられてると気付け
316自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/03(土) 10:05:53 0

『えへへ、びっくりした?
ふふ、お兄ちゃんがそんなに驚くとは思わなくてさあ、ごめんね?』

 まるでさっきまでの出来事が嘘だったかのように、
妹はさも愉快そうに微笑みながら明るく言った。
そしてまた同じように、ベッドにちょこんと腰掛け、
唖然としたままの僕の顔を見てにやにやと笑う。
その動作には怒りや悲しみといった激情など少しも感じられず、
むしろ余裕のようなものさえありありと感じ取れた。

『それにしても、お兄ちゃんも馬鹿だね。
私、お兄ちゃんが私の下着でオナニーしてたなんて、
少しも気づいてなかったよ?』
『え……?』
『でもお兄ちゃん相当動揺してたしさ、
ちょっと揺さぶりかけてみたら、コレだもんね、あはははは!』
  
 思考が全然まとまらない。まるでわけがわからない。
頭のなかで喧しいノイズが響き、
さまざまな情景や感情が白い爆発を起こして揺らめく。
僕は目の前で楽しそうに笑う少女を眺めた。
これは本当に僕の妹なのか?
僕の記憶にある彼女の姿と、眼前でケタケタと笑う少女の姿は、
少しも重ならなかった。

『五回もしてたんだね、五回って!
マジ有り得ないね、正直もうドン引きって感じ?』
パチパチと手を叩いて、妹は楽しそうに笑う。
『ま、しょうがないか、お兄ちゃん彼女とかいなさそうだしね。
兄妹って言っても、血繋がってないし、まだ親再婚して一年だし、
ムリもないかぁ、あははは』
 
 僕は何も言うことが出来ない。
いや、この状況を理解しようと、あるいは打開しようと、
何とか喋ろうとするのだけど、全然言葉にならない。
僕は吃音持ちのように、ひたすら言葉にならない言葉を呻くだけだった。

『で、これからどうすんの?』
笑い声は唐突に止む。
妹が僕の目を見つめ、突き放すように言う。
その口元には、微笑みこそ残存していたが、目は殆ど笑っていなかった。

背筋が凍りつき、心が漂白されて熱を失った。
僕はようやくここで、ひとつの事実に気づいたのだった。

いままで僕が見ていた妹の姿は、妹の真の姿でなく、
演技に過ぎなかったのであると。

317('A`):2007/11/03(土) 11:27:56 0
ふうん…それで?
318('A`):2007/11/03(土) 11:55:18 0
で、これからどうすんの?
319('A`):2007/11/03(土) 12:28:23 0
俺の予想では
この義妹が義兄を脅迫して金を引っ張る
支払いが滞るようになってついに親の財布から抜いてしまう
そこを(見越していた)義妹に(計画通り)見つかり
更に立場が悪くなる
もうお金はいいよと言われホッとするのもつかの間
体で払ってくれるんだよね?でどん底へ落とされる
それからは
買い物に付き合わされたり
雨の日迎えに呼ばれたり
妹の手作り料理やバレンタインチョコの毒見をさせられたり
かなり下手糞に仕上がった手編みのマフラーを強制着用させられたり
奴隷のような生活が待っている
320('A`):2007/11/03(土) 16:32:40 0
デレは勘弁
321自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/03(土) 20:44:02 0

『どうする、って……』
『どうするって、んー、いちから説明してあげなきゃわかんないかな?』
妹が天井を仰ぎ、ベッドの上で足をぶらぶらさせる。
僕は何も言えないまま、そのしぐさを黙って見つめている。

『ウチは今のところ夫婦円満、兄妹円満で上手くいってるけど、
もしその兄がとんでもない変態で、
妹に隠れてやらしいことしてたなんて知ったら、どうなるかなぁ?』

――戦慄が走った。
父の顔が、義母の顔が、
何事もなく平和に暮らしていた『幸福な家庭』の情景が頭に浮かび、
それらが粉々になるさまがありありと想像できた。

『や、やらしいことって……そんな……』
『私のいないあいだに、私の下着つけて私になりきってオナニーするなんて、
どう考えても変態以外のなにものでもないと思うけどねえ』
そう言って僕の顔を見てにやりと笑う妹の顔は、
残酷な、ひたすらに残酷な悪意に満ち満ちていた。

『しょ、証拠もないのに、そんなの信じるわけないだろ!?』

 激昂する僕の目に、淡い白光が飛び込んできた。
いつのまにか妹は携帯を手にし、こちらにカメラを向けていた。

『んふふ、早く服着とけばよかったのにね。もう手遅れ。
まあ、こんな写真撮らなくったって、私が涙ながらに訴えれば、
みんな信じてくれると思うけどねぇ』
『ぁ……』
『ん〜良く撮れてる良く撮れてる。
お兄ちゃんも見る?すんごい気持ち悪い変態男が写ってるよ』

 携帯を覗き込んでケタケタと笑い声を上げる妹を、
ただ僕は呆然と見つめていた。
もはや妹にかける言葉は、ただひとつしか見つからなかった。

『僕は……何をすればいいんだ……?』
妹が人差し指を僕に向け、にやりと微笑んでみせる。

『難しいことは言わないよ。
お兄ちゃんは私の奴隷になればいいの。
一生、私が死ぬまで、お兄ちゃんは私に仕える奴隷になるんだよ』

――かくして、僕と妹の奇妙な関係は始まったのだ。

322自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/03(土) 20:47:54 0
>>319
正直その展開のが全然面白いですね。
そういう展開考えもしませんでした。
そういう話も余裕があれば入れていきたいですね。
323('A`):2007/11/03(土) 22:55:57 0
324('A`):2007/11/04(日) 07:13:08 0
>>319にドM要素が皆無なのに絶望した
325('A`):2007/11/04(日) 07:17:04 0
望まない荷物持ちや出迎え
まずい料理を無理に食わされたり
へったくそな手編みマフラーを着用する羞恥プレイ

盛りだくさんじゃねえか
考え方の問題だ
326('A`):2007/11/04(日) 07:29:12 0
それはわかるけど・・・そんな甘くないバッドエンドみたいなのがいいなあって思ったんだよ
327('A`):2007/11/04(日) 08:13:33 0
バッドエンドならその場で「おかーさーん!お兄ちゃんが!」
ハイ終了
328自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/04(日) 14:17:14 0

 夕食。
いつも何気なくこなしている筈の、日常の営みすらも、
この日ばかりは流石に気まずさを感じられずにはいられなかった。
僕は無垢な笑顔を浮かべながら、
学校であった出来事を愉しそうに親に話す妹を尻目に、
いつも以上に黙り込んで、俯いたままご飯を黙々と掻き込んだ。

『でね、調理実習でハンバーグ作ったんだけどさ、
そやって適当に決めた班だからどこも上手くいってないんだよねぇ』
 
 嬉しそうに、どこにでもある『日常』を喋る妹の姿を見ながら、
父も義母も楽しそうに相槌を打ったり、頷いたりしている。
まるでその光景はホームドラマのように見えた。
純粋無垢で快活な美少女、
ロマンスグレーの髪を綺麗に整えている痩身の父、
年のわりには随分と若く、いつも微笑みを湛えている優しい母。
 しかしその裏では、大きな二つの問題が胎動しているのだ。
兄は血の繋がらない妹に欲情する変態であり、妹の下僕に成り下がっている。
妹はその笑顔の後ろに狡猾な本性を隠し持ち、兄を策略にはめて下僕としている。

複雑な家庭問題。

 僕のオナニーを発見したときの、妹のいまにも泣き出しそうな顔、
奴隷としての絶対服従を命令したときの、妹の妖艶で狡猾な顔。
それらを思い出すだけで、僕は身体の力が抜けて、
とても飯を喰らうような気分にはなれなかった。

『……ごちそうさま』
『なんだ、お前、もう食わんのか。何か菓子でも食ったのか?』
『どこか体調でも悪いの?』
『や……ちょっと今日疲れてんだよね』
 
 力なく椅子を立ち上がる僕を、妹が何事かといった感じで、
きょとんとした表情で見つめている。
あらためて感じた。こいつは演技の天才だ。
昔から、幼い頃から自分の本性を隠して生きていたんだ。

『お兄ちゃん、だいじょぶ?』
その疑問に対して、僕は肯定とも否定ともつかない、
曖昧な呻き声を返すのがやっとであった。
『あ、ついでだからさ、冷蔵庫から豆乳と、コップ持ってきてよ』
『自分で行きなさいよ』
『え〜めんどくさいもん。いいじゃん私だって部活で疲れてんだからさ〜。
ね、お兄ちゃん、お願い。取ってきて』
 
 義母に咎められても、可愛らしくごねる妹の姿、
振り返るとその顔は、あのときの嗜虐的な微笑みに満ち満ちていた。
当然のことながら選択権などあろうはずもなかった。
329自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/04(日) 15:41:50 0

 疲れきった身体を自室のベッドに横たえながら、
僕は精神的な疲労は肉体的な疲労にも波及するのだな、とぼんやり考えていた。
しかし、それにしてもどういうことなんだろう。
『一生仕える奴隷になる』というのは。
やはり先程のように、僕の意志などまるで関係なく、
有無を言わさず毎日毎日こき使われるということなんだろうか。

 今日の失態をまた思い出し、僕はベッドの上でぐにゃぐにゃとしたが、
後悔先に立たずとは良く言ったもの、
激しい自己嫌悪と後悔の念が襲ってくるばかりで、
この状況を打開するようなものは一つも浮かんではこなかった。

『お兄ちゃん』
コン、コンという控えめなノックと妹の声が部屋に響き、
僕は思わず心臓が止まりそうになった。
『入るよ?』
そう言うと、妹は答えを待たずして勢い良くドアを開け、部屋に入ってきた。
『あれ……?せっかく下着あげたのに、一人でしてないんだ?
あんまり静かなもんだから、てっきりやってるのかと思っちゃったよう』

――悪魔め。
その美しいショートカットの黒髪や、希望の光に満ちた瞳、
発展途上の、あまり肉感的でない引き締まった肉体。
それらで幻惑したあとには、あまりにその端正な容貌とはかけ離れた、
暗く恐ろしい心でもって、人を地獄へと突き落とす。
僕は詳しい事情は知らなかったが、義母が前夫と別れた理由は、
ひょっとして彼女の本性にあったのではないか、とこのとき思った。

『ん、まあ、いいやぁ。
変態なお兄ちゃんもさすがに今日はする気にはならないよね』
『何の用だよ……?』
『あ、奴隷がご主人様にそんなクチ聞いていいのかなぁ?』

そうして妹は小首をかしげ、ポケットから携帯電話を出し顔の横で揺らした。

『ぅ……』
『ま、お兄ちゃんが全部バラされてもいいって言うんなら、別にいいけどねぇ』
そうして妹は悪戯っぽい笑い声を上げる。
しかしそれはもう悪戯の範疇ではない。悪魔の所業である。
『な、な……何の御用でしょうか…』
『そーんな寝っ転がって偉そうに言うコトかなぁ?』

330('A`):2007/11/04(日) 15:58:32 0
悪魔ktkr
331自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/04(日) 15:58:40 0

もうこうなればヤケクソである。
僕は起き上がり、ベッドの上に正座するとキッと妹の顔を見つめた。
口元に手を当てて嗜虐的に微笑む美しい妹の姿は、
もはや百戦錬磨の手練、酸いも甘いも全てを知る悪女のように見えた。

『この度はどのような御用でしょうか、ご主人様……』
『ふふふ、気持ち良いなー。昨日まで対等に話してたお兄ちゃんが、
いまは私に敬語使って媚びへつらってる』
『……くそ』
『ん?何か言ったかなぁ?』
『いえ……』
『ん、まあよいよい、楽にしなさい。
今回は奴隷としての大仕事、記念すべき第一回目の内容を申しつけに来たぞよ』

大仕事、と僕は思う。
第一回、と僕は思う。
今日のようなちょっとした雑用とは別な、酷い労務を課せられるであろうことと、
それはこれからも定期的にずっと続いていくだろうことを、僕は一瞬で察した。
一瞬で察して、頭がくらくらした。

妹はこちらを向いて勉強机の前の椅子に座ると、足を組み顎を撫ぜた。

『今週の日曜、予定空いてるよね?』
空いてる、じゃなくて空いてるよね、か。
いずれにせよ選択権はなかった。僕は黙って頷いた。
『日曜日、私と一緒に買い物行こ』
『……え、それだけですか』
『うん、それだけ。不満?』
『いえ、そういうわけじゃないんですけど』

――買い物。僕は心のなかでホッと胸を撫で下ろした。
まあ多少の出費はあるだろうが、大仕事といってもその程度のものか。
全然たいしたことじゃない。
ビビッて損した。
332('A`):2007/11/04(日) 16:01:07 0
ビビってビクッビクッ
333('A`):2007/11/04(日) 16:02:25 0
これだけで余裕で勃つ
334自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/04(日) 16:17:10 0

『じゃあ日曜日、九時からね。
まあ細かいことは、そのうちまた連絡するから』
『はい』
『それじゃ』

ギシ、と椅子のスプリングを軋ませて妹が立ち上がる。
しかしそのまま部屋を立ち去るかと思いきや、
妹はベッドに正座したままの僕の前に立ち、腕を組んでこちらを見下ろしていた。

『あの、まだ、何か』
顔面に衝撃が走る。
何が何やら分からぬまま僕は後ろにひっくり返り、
ベッドに面している壁に思い切り頭を打ち付けた。
頭を擦りながら起き上がると、妹が裸の足裏を向けたまま、
こちらをじっと睨んでいた。
普通の睨み方ではない。
網膜からその人の心に割って入り、魂を猫の子供のように震えさせるような……
切実で、リアルで、酷く恐ろしい、冷たい睨み。
僕は目線をそらすこともできず、呆然としながらその瞳を見つめていた。

『お兄ちゃん、まだ分かってないようだから忠告しておくけど』
その声も、先程までの明るい快活な声とはうってかわって、
突き放すような、嘲りの声。
人に接するときにあらわれる敬意も情も、そこには少しも感じられなかった。

『私が言ってることは冗談でも何でもないんだからね。
お兄ちゃんは、一生、死ぬまで私の奴隷なんだよ。
私がコレをやれと言ったら何があってもハイと答えなきゃいけないし、
具体的な命令がなくったって誠心誠意私に仕えなきゃいけない』

目の前の女は、本当に妹なのだろうか。
本当に一介の女子中学生なのだろうか。
それには余りにも気品があったし、気概があったし、色気があった。
眼前で展開される出来事がひとつとして、僕には現実とは捉えられなかった。

『まだ私の気紛れな遊びか何かだと思ってるみたいだったから、
忠告しておいたけど。
今度の買い物だって、お兄ちゃんが泣き叫んでも、暴れても、
絶対に許してあげない。私の命令をちゃんと遂行するまでは、ね』

泣き叫ぶ、暴れる。
たかが買い物に、どうしてそんなことをして嫌がらなきゃいけないんだ。
馬鹿馬鹿しいと思いつつも、僕の背筋には寒気が走り、心は震えた。
それは酷くリアリティを持った言葉として僕の胸に突き刺さった。

335('A`):2007/11/04(日) 16:20:45 0
いいNE!
336自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/04(日) 16:32:13 0

『分かった?あんたは私の奴隷なの。私の犬なの。
私の言うことだけ聞いてればいいし、他のことに興味なんか持たなくていいの』

僕は頷く。黙ってただ何度も頷く。
その姿を見るなり、妹は再びもとの顔に戻り、
冷たい雰囲気はどこかへ消えうせて声色も元の柔和な響きへと戻った。
妹は手を伸ばし僕の頭をくしゃくしゃと撫でながら、笑顔で言った。

『ん、いいこいいこ。
それだけ言っておきたかったんだ。それが分かってるんなら、よし』

そして妹は頭を撫でる手をゆっくりと移動させ、
頬を撫でると、僕の顎を中指と人差し指で軽くつまみ、上を向かせた。
『んふふ、可愛いねぇ……』

ひとしきり僕の顎をこちょこちょと撫でると、
やがて妹は言葉もなく部屋を出て行った。
部屋には僕だけが残され、音もない静寂が部屋に充満していた。

何故だか分からないが、僕は無性に興奮していた。
性器ははちきれんばかりに勃起して上を向き、
粘つく透明な液を雁首からたらたらと垂れ流していた。
僕は引き出しから、無造作に突っ込んであった先程の妹の下着を取り出し、
それを口に含み味わいながら、妹が座っていた勉強机の椅子にすがりつき、
その温もりと微かな匂いを感じながら、その日二回目のオナニーをした。

その日二回目であるにも関わらず、いつもより沢山の量が出た。

果てたあとにカレンダーを見やると、今日は木曜日だった。
日曜日まで、あと三日だった。

337('A`):2007/11/04(日) 16:35:29 0
DVD:4,7GB:45円
BD:25GB:1500円

BDの値段が250円ぐらいなら迷わずBDにするけど今は勝負にならないでしょ
338('A`):2007/11/04(日) 16:38:58 0
廃人奴隷っぷりがたまらん
339('A`):2007/11/04(日) 21:57:58 O
自演男以外の人の作品も見たい
340('A`):2007/11/04(日) 23:57:15 0
無理だろ
自演と拮抗出来るレベルじゃないと
書き込んでもウザがられる
341('A`):2007/11/05(月) 15:40:13 O
ウザがりはしないよ
比べられると思って本人が気後れするだけだろ
342('A`):2007/11/05(月) 17:19:43 O
前スレはもう一人何か描いてた人いたんだけどな
343('A`):2007/11/06(火) 07:08:34 O
今日も電車で席左右女子高生に挟まれちまったぜ

344('A`):2007/11/06(火) 09:20:49 O
お前ドア前に立って両側の席に人がいたってだけだろ
345('A`):2007/11/06(火) 11:11:36 O
弐喪に足コキされながら自作自演男に膝枕されたい
弐喪「何こいつ、ビンビンじゃんW」
自演「しょうがないよ、気持ちいんだもんね」
ってなでなでされたい
346自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/06(火) 20:55:48 0

 学校と家の往復という退屈なルーティーン・ワークを繰り返して、
ようやく日曜日はやって来た。
土曜の夜は、恐怖と不安と期待が入り混じった奇妙なマーブル状の感情が、
台風のように胸のうちで蠕動していて、無性に興奮していた。
そのフワフワとした高揚感はなかなか納まらず、
僕はその日、妹に貰った下着でオナニーしてようやく寝付いた。

 両親は前々からコマーシャルなどで煽られていた、
ポップ・アートの巨匠とかいう人の展示会があるということで、
朝早くから息巻いて出掛けていった。
僕は親がそんな計画を立てていたことすら知らなかったが、
妹は全て知っていたのだろう。
 何故外に出掛けるのに、両親が家にいると困るのだろうか。
おそらくそれは準備段階にあるのだろうと僕は邪智した。

そしてそれは、悲しいくらいに当たっていた。

347('A`):2007/11/06(火) 20:59:14 O
最近執筆ペース上がってるな
新人賞は間に合いそうかい
348自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/06(火) 21:11:37 0

 七時半。
まだ準備を始めるのにも少し早すぎると、
僕は部屋で音楽を聴きながらぼうっと雑誌を眺めていた。
というか、今日着ていくための洋服ならば、
昨日念入りに洋服箪笥を漁って、吟味に吟味を重ねた末に決定したものが、
枕元にきちんと畳んで置かれている。
 
 しかし僕の心はとても落ち着いたものではなく、
垂れ流している楽曲の片鱗も、雑誌に並べられた文章の欠片も、
僕の頭のなかには少しも入っていかなかった。
 
 僕は雑誌を放り投げて天井を仰ぎ、ため息をつく。
前々から、妹とこのような関係を結ぶ前から、
妹と出掛けることはたまにあった。
内容は買い物だとか、まあ取るに足らないものではあったけれども、
それなりに楽しかった。ワクワクもした。
しかし、今回の外出に対して、僕は異常なほどの高揚を感じていた。
身を焼き心を焦がす、震えるような待望がそこで発熱していた。


 ひょっとして僕は、妹とこのような関係を結んだことを、
既に心のどこかで悦び始めているのではないだろうか。
あの美しい少女に奉仕することに対し、
何とも言えぬ快楽を覚えるようになってしまっているのではないか。

――僕はやはり、変態なのだろうか?
今まで自分がマゾヒストだとは、ついぞ考えたこともなかったが、
現に僕はかつてない奇妙な興奮を覚えている。
もし僕がマゾヒストでないというならば、
なぜ僕の肉棒はこんなにも熱を持ち、充血しているのであろうか?

わからない。
わからないが、自分がそこまで堕ちた存在になったとは思いたくはなかった。
性的倒錯者ではないと強く叫びたかった。

性的倒錯者だった。

349自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/06(火) 21:28:39 0

 トントン、と部屋に響くノックの音。
僕は自身の興奮を悟られぬように、さり気なく股間に手を添えて、
ベッドの上に正座をし、『どうぞ』と一言いった。
その台詞を言うか言わないかのうちに、扉は開いた。

『……な、何でそんな格好』
『え?何が?』

 妹は白いバスタオルを身体に一枚巻いたきり、
それ以外には何も身に着けることなく、
上気した頭髪をもう一枚のタオルで拭いていた。
微かに赤みを帯びた柔肌が、部屋に満ちた白光に映えて美しい。
大胆に露出された太股と、すらりとした鎖骨に僕は唾を呑んだ。

『なにジロジロ見てるの?』
『え、いやっ、ハイ、何でそんな格好してるのかなと思って、ハイ』
『出掛けるんだから当たり前じゃん。お兄ちゃんも早くシャワー浴びてきなよ』
『え、僕もですか?』
『当たり前じゃん。ホラ早く立って。行った行った』

 立ち上がりながら、女は何故出掛ける前にシャワーを浴びるんだろうか、
と思った。
もちろん前屈みになったまま立ち上がった。

『ねぇ、何でそんなヘンな格好してるの?』
『え、や、その』
『ちゃんと胸張って歩きなよ。まだ若いんだから』
『や、その、ちょっと』
『ウソだよー。いいから早くシャワー浴びてきなよ』

くすくす笑いながら僕を扉の外へ促す妹に、
少しホッとしながら僕はドアノブに手をかける。
そのとき、妹が思い出したように、人差し指を立てて僕に言った。

『あ、新しいカミソリおろしといたから、
毛、全部剃ってね。ヒゲとか、そうゆうのも、全部』

――このとき感じた、中身の分からない奇妙な不安は、
心ならずも当たることになる。

350自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/06(火) 21:31:27 0
>>347
もう一本書き上げて投稿しました。
でもあともう一本書いて、適当な新人賞に応募しようと思ってます。
こうしてダラダラ小説書いてられるのも、
暇な高校時代のうちだけだと思ったので。
秒速5センチメートルみたいな、切ない青春恋愛的なものが書きたいですね。
351('A`):2007/11/06(火) 21:49:38 0
書けばいいさ
352('A`):2007/11/06(火) 22:27:37 O
投下スピードも早まってるのに過疎とは
353('A`):2007/11/06(火) 22:30:41 O
義妹がエロすぎて困る
354('A`):2007/11/06(火) 22:36:42 O
他の小説スレと違って、固定ファンがあまり得られない理由はなんだろうか
やっぱりMっていう特殊な性癖をテーマにしてるからかな
vipでやりゃあ変態気取りの中高生が食いつきそう
355('A`):2007/11/06(火) 23:26:57 O
俺少し前までは自分がドSだと思ってたしな
最近実はMなんだと思うようになったけどさ
356('A`):2007/11/07(水) 22:04:47 0
過疎過疎うるせえんだよ
357('A`):2007/11/07(水) 22:22:19 O
すまない
でも事実なんだ
358('A`):2007/11/08(木) 05:53:07 O
ROMが多いだけだよ
359('A`):2007/11/08(木) 09:41:36 O
せめて絵師がいてくれりゃあな
360('A`):2007/11/08(木) 17:07:16 O
消極性はMの性質みたいなもんだしな
361('A`):2007/11/08(木) 19:10:23 O
362自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/08(木) 20:51:56 0
>>361
住みてぇー
363('A`):2007/11/09(金) 07:33:29 O
都会は高いな
364('A`):2007/11/09(金) 10:33:50 0
いい立地
365('A`):2007/11/09(金) 11:07:11 0
いったいなに探してんだw
366('A`):2007/11/09(金) 16:57:45 0
ってか携帯からひたすらかきこんでるやつそうとう暇なんだなww
367('A`):2007/11/09(金) 17:00:39 0
だろうな
それで?お前はそれがおもしろかったの?「w」とかつけちゃって
368自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/09(金) 20:47:42 0

 湯水が滴る顎先に、三枚刃の剃刀を当てる。
湯気で曇った白い鏡を凝視しながら、僕は丹念に、実に丹念に、
薄っすらとした髭や、もみあげ下の余分な毛を剃っていく。
顎が終われば、今度は脇、腕、脛、太股と、
身体の至る所に巣食う無駄毛を剃っていく。
 つるつるになった自分の足を湯船に掛け、それをまじまじと見つめる。
それは白く細く、まるで脆い菓子細工のように思えた。
掌でそっと撫でてみると、それは滑らかでとても柔らかい。

――どういうわけなんだろう。
何故出掛けるのに、わざわざ毛を剃る必要があるのだろう?
たとえば僕が人並み以上に毛深い男で、
そんな男と連れ立って歩くのは厭だからと、
僕に毛を剃らせるということならば、まだ分からないでもない。
しかし、僕はそんな毛深い男ではない。
むしろ同年代の男子と比べれば、体毛はかなり薄いのではないかと思う。
だからこそ、だからこそ僕は妹の意図を掴めずにいた。

 考えるのはやめよう。
考えたってどうにかなるわけではないのだ。
妹は全ての権限を握る支配者であり、僕はそれに仕える一介の奴隷に過ぎない。
今はただ、言われたとおりに黙って行動しよう。
 
 僕は洗顔フォームで丹念に顔を洗い、シャンプーで髪を洗い、
指先から爪先まで丁寧に身体を洗ったあと、
風呂場の鏡でじっと自分の顔を見つめた。
かき分けなければ視界が隠れてしまうほどに伸びた細く柔らかい髪、
どことなく病的な雰囲気を漂わせる白い肌、
どんな種類の主張も感じさせない無機質な顔立ち。

何一つとして気に食わなかった。
見るからに弱々しく、目立たないその顔は、
間違いなく己のものである筈なのに、それが憎くてしょうがない。
僕は舌打ちする。舌打ちしたあとに思う。
妹のような美少女に生まれれば良かったと。

誰もが振り向き、好意を抱かずにはいられないような、
あの可愛らしい娘に、僕は嫉妬していた。
どうしようもなく嫉妬していた。

曇った鏡にシャワーを掛け、もう一度湯を全身に浴びると僕はバスルームを出た。
369('A`):2007/11/09(金) 20:51:09 0
出ましたか。出ますよね〜さすがに。バスルームとは出るためにあるって感じ?
370自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/09(金) 21:31:17 0

 トランクスを穿き、肩にバスタオルを掛けただけの格好で二階に上がると、
妹が自室から僕のことを呼んでいた。
ドアを開きそうっと中を覗くと、
妹はヘア・アイロンで髪を真っ直ぐに伸ばしている最中だった。
元々真っ直ぐで艶々とした綺麗な黒髪なのに、
何故わざわざこんなことをするのか、僕には皆目理解出来なかった。
まったく女というものは分からない生き物である。
 妹はいつの間にか服も着替えていた。
あまり派手過ぎない、総柄の、膝が丁度隠れるくらいのワンピース。
その下に穿いた黒のロング・スパッツ。
足元を見ると、ポップな色の長いストールがきちんと畳まれ、
その上にプレーンなハットが鎮座している。

シンプル、この上なくシンプルな格好であるにも関わらず、
妹は堪らなく美しく、そして可愛かった。
むしろ服装がシンプルであるということで、
妹の持つ純粋な美しさ、可愛らしさは何物にも遮られることなく、
全世界に放射されていた。
 少しばかり肩にかかる程度の、ショート・カットの妹は、
在りし日のジーン・セバーグのように明るく、精気に満ち満ちていた。
もっとも、『勝手にしやがれ』の頃ほど髪は短くないけれども。

『結構遅かったねぇ。ちゃんと剃ってきた?』
妹が前髪をアイロンで挟みながら、目線をこちらに向ける。
僕は頷き、綺麗に剃った腕を突き出す。
『この通りです』
『ん、よろしい』
『でも……あの、何で毛なんか剃らせたんですか?』
『んふふ〜。今すぐ分かるよ、今すぐ、ね』

悪戯っぽく笑いながらこちらを見る妹の視線に、
少々背徳的な快感を覚えつつも、僕はさっぱり訳が分からなかった。

『服、そこに置いといたから、着といてね?』

僕の部屋からわざわざ、こっちの部屋に服を持ってきてくれたのだろうか。
それとも、僕のセンスが気に食わなかったので改めて妹が選びなおしたのだろうか。
僕は妹が指し示したあたりを見てみた。
が、そのあたりにはどこにも、僕が着ると思える服はなかった。
ただ妹のものと思しき服が畳んで置いてあるだけだ。

『あの、すいません……どこ、ですか?』
『だから、それだよ、それ』
『え……?』
『ん〜、よし、かんぺきっ。お兄ちゃんもあとでやってあげるからね?』

 鏡を覗き込み、満足気に呟いたあとアイロンを置いた妹は、
楽しくて楽しくてしょうがないという顔でこちらを見た。
僕の心のなかに、冷たい不安がよぎる。
それは僕の脳の柔らかく湿った場所に突き刺さり、身体に微細な震えが走った。
まさか、まさか、まさか――。

『んっとね、今日は、お兄ちゃんに女装してもらうから』

誰か、誰か嘘だと言ってくれ。

371('A`):2007/11/09(金) 23:38:53 0
人のいないスtレだなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
372('A`):2007/11/10(土) 07:29:01 0
読むだけ読んで発言しないのがここの住民だからね




いねえのと同じじゃん!
373('A`):2007/11/10(土) 08:02:52 O
女装好きだよ
374('A`):2007/11/10(土) 15:39:01 0
妹は男装ですよね!
375自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/10(土) 15:53:38 0
 
 女装。女装。女装。女装。
その言葉だけで脳内が埋め尽くされ、世界は急速に現実感を失い、
全ては背景として完全に褪色せられた。
極北の虚無のなかで、僕はただ呆然と立ち尽くすのみだった。
 
 確かに、僕は妹の下着を身に着けて、
身も心も妹に成り切ってオナニーしたことはある。
それは骨を抜き魂を焦がすような素晴らしい快楽であったことも認めるし、
もしあのとき妹に見つかっていなければ、
その快楽は癌細胞のごとく僕を侵食していったであろうことも認める。

――女に生まれたかったと、誰もが振り向く美少女に生まれたかったと、
考えたことも、ある。
それ以外がたとえどれだけ無能であろうが、『美しい』というだけで、
全てのマイナス面がプラスへと転換されてしまうような、
そんな美少女に憧れたこともある。

されど。
されど、女装などというものは、僕は全く望んではいなかったし、
考えもしなかった。
そんなことをしてみても、美少女どころか、
雑踏をたゆたう普通の少女にさえなれないのは明白であったし、
自分は女装に性的興奮を覚えるような変態ではないと、
そう思っていたからだ。

足が震えた。
妹の悪魔的な思考に、冷や汗が流れ背筋が凍りついた。

――女装姿で街を歩けというのか?
誰もがうっとりせざるを得ないような、雨のように瑞々しい美少女と、
気持ち悪い色白の女装男が、一緒に連れ立って歩くさまを、
僕は脳裏にありありと思い浮かべることが出来た。

それを眺め、人々は何を想い、何を感じるであろうか?

すれ違いざま、ぎょっとした目で僕を見つめるサラリーマン。
僕を発見し、仲間内で笑い、騒ぎ、携帯のカメラで写真を撮り出す女子高生。
引き攣った笑顔を浮かべる店員。
母親に手を引かれ、口をポカンと開け馬鹿みたいな顔をして、こちらを凝視する子供。
愉しそうに、嬉しそうに嗤う、妹の美しい横顔。

ああ!
ああ!
ああ!

何て酷い思いつきなんだろう!
この残酷極まりない命令にも黙って従うしかないなんて!

妹は笑っている。
眼前に突きつけられた巨大な不安と恐怖に怯える僕を見て、
ただただ無邪気に笑っている。

庭先では既に、椛が腐敗を始めている。

376('A`):2007/11/10(土) 15:57:29 0
そして覚醒する 変 態
377自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/10(土) 16:49:51 0

 きちんと畳まれた『僕の』服を手に取って、眺めてみる。
妹のストールよろしくポップな総柄パーカにシンプルなTシャツ、そしてスカートとソックス。
服の横には、ネックレスやら、いつだかジョン・ライドンが身に着けていたような、
細い革のリストバンド、細いスタッズ・ベルトが並べられていた。

これを身に着けるのか……
こうして見つめなおすと、
改めて自分の置かれた絶望的な状況に恐怖するしかなかった。

『……これ、着るんですか?』
妹はいつの間にか勉強机の前の椅子に座り、
幼児のように椅子の背にそっと両手を掛けてこちらを眺めている。
『うん。あと、下着もちゃんと着けてね』
『……え?』
『あれ、そこに置いてなかったかな。今回は特別に私の下着貸してあげるよ。
嬉しいでしょ?私の下着つけられてさ』

服に挟まれていて気づかなかったが、
見てみると確かに、妹のものである薄いピンクのブラジャーとパンティが、
これまた丁寧に畳まれて服の間に鎮座している。
傾きかけ、零れそうになっていた僕の心は完全に倒壊し、
意識が遥か遠くまで猛スピードで飛び去っていくのが分かった。

『やっぱりやるなら、徹底的にやらなくちゃね。
お兄ちゃんも、私の下着つけるの好きだもんねぇ?』
『でも、こんなの、こんなの――』
『あれぇ、恥ずかしいの?
こないだはもっと恥ずかしい格好見せてくれたじゃん』
『出来ませんよ……無理です……捕まっちゃいますよ』
『大丈夫、お兄ちゃんあんまり男の子って感じの顔じゃないしさ、
私も一緒にいるし、だいじょぶだよ』
『でも……』

下着を摘んだまま、もじもじとする僕を見て苛々きたのか、
妹は声色を変え、あのときの恐ろしく冷たい表情へと豹変した。

『……忘れたの?あんたに拒否権なんかないってこと。
奴隷の癖に、ご主人様に楯突こうだなんて、
まだ自分の身分理解出来てないんじゃないかな?』
『くっ……』
『分かったらさっさとそのパンツ脱いで着替えなよ』
『でも……』
『ふうん……じゃ、この写真みんなに見せちゃうけど、いいよね?
飼い主の言うことがきけない犬なんて、飼っててもしょうがないもんね、
バイバイ、お兄ちゃん』

携帯電話を顔の横で揺らして、聖母のごとく微笑む妹の姿が、
網膜をすり抜け、自尊心に突き刺さる。
結局のところ、選択肢などありはしないのだ。
僕は妹を満足させるためだけに存在する、卑しい奴隷に過ぎないのだから。

観念すると、僕は肩にかけたバスタオルを置き、
身体を包むただ一枚のトランクスをゆっくりと脱ぎ始めた。

全身に妹の強い視線を感じた。
侮蔑の視線にまみれながら、僕はトランクスを、脱いだ。

378('A`):2007/11/10(土) 18:01:21 O
今読んでる小説のキャラとかぶってきた
379('A`):2007/11/10(土) 18:05:45 O
なんの小説?
380('A`):2007/11/10(土) 18:59:12 O
森博嗣のS&Mシリーズ
話は正直微妙だけど
381('A`):2007/11/10(土) 19:15:27 O
そんなんあるのか
どこがどういう風に似てるんだ
382('A`):2007/11/10(土) 19:48:32 O
探偵助手の世間知らずの活発なお嬢様
両親が死んだトラウマがある、背伸びしたい19歳
考えると似てないんだよな…なんでかぶるんだろ
383('A`):2007/11/10(土) 20:26:12 O
なんだS&Mなんて言うからてっきりこのスレみたいな小説かと
自演の書く女の子はどれもタイプ違うけど可愛いね
384('A`):2007/11/10(土) 21:31:45 O
官能小説かよ
読書スレで自演が愛されてて裏山
385('A`):2007/11/10(土) 21:42:36 O
愛されてるか?
結構前の読書スレで自演の小説勧めてる人いたけど、
黙殺されてる感じだったな
結構コテ暦長いようだし意外にアンチもいる
386('A`):2007/11/11(日) 00:10:14 O
自演の作品の評価より自演自身についてだな
上で言った すべてがFになる を読み終わった
地の文の稚拙さのわりに謎解きは楽しかった
次は檸檬か地下室の手記だな
って読書スレじゃないな失礼
387('A`):2007/11/11(日) 01:33:23 0
ちょっww
みんな携帯からかよwwwwwwwww
388('A`):2007/11/11(日) 01:39:44 O
PC空気嫁
389('A`):2007/11/11(日) 06:33:51 O
PC自重しろ
390('A`):2007/11/11(日) 07:38:27 O
ドストエフスキーおもしれー
ド変態だな
391('A`):2007/11/11(日) 08:14:46 0
ぴっPCですいません!
392('A`):2007/11/11(日) 11:45:00 O
ったくこれだからPCは…
393('A`):2007/11/11(日) 20:20:34 0
なんなんだお前ら
スレタイ嫁
394('A`):2007/11/11(日) 21:04:15 0
さっさと続きかけよ
395('A`):2007/11/11(日) 21:07:54 0
  にゃん  にゃん  にゃん
  ∧,,∧    ∧,,∧   ∧,,▲
  (,,?∀?)   ミ,,???ミ    ;;?∀?)
〜(_u,uノ @ミ_u,,uミ @(;;;;uuノ
396('A`):2007/11/11(日) 21:32:15 0
てことでお言葉に甘えてやって来た
397('A`):2007/11/12(月) 07:27:06 O
以下、自演に色々なものを期待していきます
398('A`):2007/11/12(月) 10:14:11 0
  にゃん  にゃん  にゃん
  ∧,,∧    ∧,,∧   ∧,,▲
  (,,?∀?)   ミ,,???ミ    ;;?∀?)
〜(_u,uノ @ミ_u,,uミ @(;;;;uuノ
399('A`):2007/11/12(月) 21:09:15 0
  にゃご  にゃご  にゃご
  ∧,,∧    ∧,,∧   ∧,,▲
  (,,?∀?)   ミ,,???ミ    ;;?∀?)
〜(_u,uノ @ミ_u,,uミ @(;;;;uuノ
400('A`):2007/11/12(月) 21:09:55 0
  ミャー  ミャー  ミャー
  ∧,,∧    ∧,,∧   ∧,,▲
  (,,?∀?)   ミ,,???ミ    ;;?∀?)
〜(_u,uノ @ミ_u,,uミ @(;;;;uuノ
401('A`):2007/11/13(火) 17:03:24 O
M稲
402('A`):2007/11/13(火) 20:19:08 0
Mなど
居らん方が
世の為じゃよ
403('A`):2007/11/14(水) 05:45:05 O
M禿
404('A`):2007/11/14(水) 09:19:23 0
  にゃん  にゃん  にゃん
  ∧,,∧    ∧,,∧   ∧,,▲
  (,,?∀?)   ミ,,???ミ    ;;?∀?)
〜(_u,uノ @ミ_u,,uミ @(;;;;uuノ
405('A`):2007/11/14(水) 09:20:10 0
  にゃご  にゃご  にゃご
  ∧,,∧    ∧,,∧   ∧,,▲
  (,,?∀?)   ミ,,???ミ    ;;?∀?)
〜(_u,uノ @ミ_u,,uミ @(;;;;uuノ
406('A`):2007/11/14(水) 09:21:10 0
  ミャー  ミャー  ミャー
  ∧,,∧    ∧,,∧   ∧,,▲
  (,,?∀?)   ミ,,???ミ    ;;?∀?)
〜(_u,uノ @ミ_u,,uミ @(;;;;uuノ
407('A`):2007/11/15(木) 10:40:49 O
シーン
408自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/15(木) 21:45:31 O
保守
409('A`):2007/11/15(木) 21:53:15 0
お前にして欲しいのは保守なんかじゃないぜ!
410('A`):2007/11/16(金) 18:41:09 O
舌っ足らずに「ぶっこぉすぞ」って言われたい
411('A`):2007/11/16(金) 22:55:04 0
にゃん  にゃん  にゃん
  ∧,,∧    ∧,,∧   ∧,,▲
  (,,?∀?)   ミ,,???ミ    ;;?∀?)
〜(_u,uノ @ミ_u,,uミ @(;;;;uuノ
412('A`):2007/11/17(土) 20:41:05 O
焦らしプレイ
413('A`):2007/11/17(土) 22:34:06 0
  にゃご  にゃご  にゃご
  ∧,,∧    ∧,,∧   ∧,,▲
  (,,?∀?)   ミ,,???ミ    ;;?∀?)
〜(_u,uノ @ミ_u,,uミ @(;;;;uuノ
414('A`):2007/11/18(日) 17:48:17 0
続きは?
415('A`):2007/11/18(日) 19:25:35 0
  ミャー  ミャー  ミャー
  ∧,,∧    ∧,,∧   ∧,,▲
  (,,?∀?)   ミ,,???ミ    ;;?∀?)
〜(_u,uノ @ミ_u,,uミ @(;;;;uuノ
416('A`):2007/11/19(月) 06:36:20 0
自演君がなかなか書いてくれないからね
だからってつまらないAAで彼の原稿用紙を汚すのはどうかと思うよ
417('A`):2007/11/19(月) 15:52:00 0
  ∧,,∧    ∧,,∧   ∧,,▲
  (,,・∀・)   ミ,,・∀・ミ   (;;・∀・)
〜(_u,uノ @ミ_u,,uミ @(;;;;uuノ
418自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/19(月) 20:51:39 0
いや、焦らしてるとか意図的に書いてないわけじゃないんですけど……
ちょっとテストとか進路とかで結構わちゃわちゃしてる時期なので。
まあ余り期待しないで、適当に待っていてくれれば。
419('A`):2007/11/19(月) 21:38:01 0
期待するなというのは
無理な要求だな
拒否する
420('A`):2007/11/19(月) 22:42:57 0
進学なんて中途半端なことするとろくなことがないぞ。
エロ小説家になればいいじゃん
421('A`):2007/11/20(火) 18:48:47 O
中途半端じゃなくたって大学なんてつまらんもんはつまらんだろ
422('A`):2007/11/21(水) 00:41:58 0
オマエいってないくせに妄想でかたってんじゃねーよ
423('A`):2007/11/21(水) 23:32:16 O
424('A`):2007/11/21(水) 23:32:56 0
425('A`):2007/11/22(木) 09:17:36 0
426('A`):2007/11/22(木) 23:10:23 0
427('A`):2007/11/23(金) 19:47:28 0
三連休だってのに自演は来ないのか!飽きたのか!
428('A`):2007/11/23(金) 21:30:47 0
みんな飽きました
429('A`):2007/11/24(土) 17:02:13 0
>>418
自分のペースでやればいいさ
430自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/11/24(土) 17:52:59 O
夜遅くまで勉強してたのが祟ったのか、体調崩しました。
改めて病気になる辛さと、健康の大事さを痛感しております。
残り僅かの高校生活をしっかりと楽しんでおきたいというのに、
この時期に学校休むことになったら色々辛いですね…。
最早待ってくれてる方が何人いるかわかりませんが、
気長に期待せず待っていて下されば幸いです。
431('A`):2007/11/24(土) 17:56:09 0
期待するなというのは
無理な要求だな
拒否する
432('A`):2007/11/25(日) 17:32:14 0
さっさと書かないとぶっ殺すぞ
433('A`):2007/11/25(日) 21:23:43 0
うむ健康は大事だ
434('A`):2007/11/26(月) 08:40:46 0
お大事に
435('A`):2007/11/26(月) 15:14:25 O
436('A`):2007/11/27(火) 13:32:55 0
なんかにぎわってるな
437('A`):2007/11/28(水) 12:43:47 0
過疎って落ちるよりはいい
438('A`):2007/11/28(水) 20:19:35 0
むこうがだろ
439('A`):2007/11/28(水) 23:41:26 0
ちょっと前に山に行って来ました。無論、山から望む雄大な景色に心躍らせ・・・なんて事はしません。虫と遊びに来たのです。
持ってきたのは寝袋と蜂蜜、そしてビールとコンドーム。他にも食料や衣服はありましたけど虫と遊ぶには最初の4つだけでOK。
まずは寝袋に入り顔も外部には出ないようにします、そしてチンチンにビールを塗り、コンドームを被せます。
被せてもかなりの蚊に刺されるので注意が必要です。まぁ、蚊と遊ぶならコンドームない方がいいですけど。
今回はナメクジさんが恋人なので。
そのまま湿気の多い場所で寝ると高確率でナメクジが寄ってきます。あれはビールが好きなので。
上手く行けば明け方までにはコンドームの中をナメクジで一杯にすることも可能です。

朝起きてみるとコンドームはナメクジで一杯だった。
 「わぁ・・・」
僕はその感動で胸一杯になる。そして、朝一番からオナニーをするのだ。
 「あン、あン、ナメクジさん・・・イイ・・・あ、あん」
一人きりなのだから女の子みたいに喘いだって恥ずかしく無い。グジュグジュ鳴るチンチンがいやらしい。
もう、それがナメクジの体液なのか僕の先走りかはわからない。
 「ひ、ふゥ、あん・・・あ、ああん・・・・」
そして、射精。びくびくと先端が蠢いて白い体液がナメクジを濡らす。
 「ふう」
僕は小さくため息をつくとナメクジが詰まったコンドームの口を塞いで地面に捨てる。
 「ご奉仕ご苦労様♪」
グシャっと、力一杯踏みつける。
 「あはは、気持ちよかったァ」
すがすがしい朝になった。蚊に刺されてチンチンがかゆいけど、まーいいや!
440('A`):2007/11/29(木) 09:05:39 0
他所のSSスレから流れてきた喪のだが。
今書いてみてるけど、なんか倒錯したソフトMっていうわけ分からん代物になってきた。
441('A`):2007/11/29(木) 09:27:15 0
ナメクジは確かにソフトな触感だな
442('A`):2007/11/29(木) 23:03:43 0
>>440
うp!うp!
443('A`):2007/11/30(金) 04:36:06 0
ナメクジとは別の話だろ?
何にしろ期待せざるを得ない
444('A`):2007/11/30(金) 16:25:14 0
ていうか上のナメクジってどっかのコピペ?
445('A`):2007/11/30(金) 20:01:04 0
みたことないけど
446('A`):2007/12/01(土) 01:51:21 0
虫姦掲示板だな
447('A`):2007/12/01(土) 12:23:55 0
そんな板きいたことないよ
448('A`):2007/12/01(土) 23:38:34 0
コテハン図鑑の紹介にここが載っててワロス
449自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/12/02(日) 20:16:14 O
はいはい保守保守
450('A`):2007/12/02(日) 21:01:52 0
お前にして欲しいのは保守なんかじゃないぜ
451('A`):2007/12/03(月) 00:33:31 0
なんというリフレイン
452('A`):2007/12/04(火) 02:14:09 0
 
453('A`):2007/12/05(水) 09:55:41 O

454('A`):2007/12/06(木) 12:58:58 O

455('A`):2007/12/06(木) 14:51:29 O
なんか言えよ変態ども
456('A`):2007/12/07(金) 22:07:54 O
保守
457自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/12/08(土) 23:37:29 O
わちゃあ、気付いたら一月近く放置されとった。
すいません。
458('A`):2007/12/09(日) 08:43:54 0
すいませんとか言う暇があったら
459('A`):2007/12/09(日) 21:54:32 O
そういやまとめ更新の人はどうしたのだろうか…
病気してるとか言ってたよな
460('A`):2007/12/10(月) 23:24:36 O
過疎
461自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/12/11(火) 20:52:59 0

現実と言う名の冷たい外気が、僕の裸体を引き裂く。
その傷口からは羞恥と屈辱という名の膿がじくじくと溢れ、
僕ははげしく混乱してしまう。
唯一身を包んでいた、たった一枚のトランクスを床に落としてしまうと、
僕はどうしたら良いかまるで分からずに、妹に背を向け体をくねらせて、
指先をぐちゃぐちゃと絡めていた。弄んでいた。

弄ばれていた。

『早くパンツ穿いてよ、お兄ちゃんの気持ち悪い裸なんて見たくないんだけど?』
嘲笑を押し込めたような、妹の蔑みの視線と言葉を僕は一身に受ける。
つらかった。死んでしまいたかった。
暗黒の無辺世界で、僕は何度も空想の拳銃の引き金を自分に向けて引いた。

無言のまま妹の下着を手に取り、それを目の前でじっと眺めてみる。
それは以前、僕が荒れ狂う性欲と愚かな好奇心によって駆り立てられ、
身に着けたときのような狂熱と興奮のそれではなかった。
それが悪魔の道具であるような、いや、悪魔自身でさえあるような恐怖を覚えた。
これに足を通した瞬間、僕の人生はまるで違う、
間違った方向へと堕ちていってしまうのではないか、そんな気すらした。
そして恐ろしいことに、その予感は的中するのだった。

観念し、その悪魔の化身にそっと足を通してみる。
それはいつも穿いているトランクスとは似ても似つかぬ、実に奇妙な感触であった。
何とも言えぬすべすべとした肌触りで、
尻がぴっちりと覆われ、小さなペニスが圧迫されていた。
何だかそれが堪らなく恥ずかしくてもどかしくて、
僕は俯いたままさらに自分の指を絡めていた、一心に絡めていた。

『あれぇ?何で恥ずかしがってんの?
前なんか好んで自分から穿いて、女言葉まで使ってオナニーしてた癖に、
人に命令されて穿くのは恥ずかしいわけ?
意味わかんない。変態』
いつの間にか背後に回った妹が、僕の尻をペチペチと軽く叩いて、
クスクス笑いながら僕を嘲っている。

『上は着けてあげる。着け方わかんないだろうからね。
今度からは自分で着けられるようになるんだよー?』
子供をあやすような口調で言う妹に、僕はもはや何も言うことが出来なかった。
妹は僕の裸の胸に、シリコン製のベージュ色をしたカップのようなものを貼り付け、
その上からブラジャーを着けた。
妹が背中に回ってブラジャーのホックを留めているあいだ、
僕は何度も『変態』『気持ち悪い』『馬鹿みたい』といった妹の囁き声を聞いた。

疑いようもないほど、その行程を故意に時間を掛けてゆっくりやったあと、
妹は僕に正面を向かせた。

『ふふ、可愛くなろうね。その辺の女の子に負けないぐらい、綺麗になろうね』
『はい……ご、ご主人様…』
やっとのことで声帯から絞り出した声は、蚊の鳴くような声しか出なかった。
僕は、心の中できょう十九回目の自殺をした。
462('A`):2007/12/12(水) 06:32:37 0
まとめて読んだ方がいいかな
463('A`):2007/12/13(木) 10:33:46 0
まとめ更新あげ
464('A`):2007/12/14(金) 06:44:10 O
まとめ更新人乙です
465自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/12/15(土) 10:32:48 0

いかれている。
世界がいかれている。
狂っているのだ。
そうして花を一輪抱いて、腐り果てているのだ。

暗闇のなかで、ぬるぬるとした鈍重な軟膏に抱かれているような気分。
自分が自分でなくなっていき、世界が世界でなくなっていくような感覚。
ひび割れた荒地の、その裂け目から神の言葉が溢れている。
神の言葉が溢れている。

『よし、じゃスカート穿いて』
もう僕は無言だった。
何も言わなかった。何も言えなかった。
妹の嘲笑は心の奥底に深く突き刺さり、その傷口に恥辱を滲ませる。
僕の心は恥辱の膿に犯されて、そうして狂ってしまうのだ。
 初めて穿くスカートの感覚は、とても奇妙なものだった。
その中身はしっかりと――まあいささか短いにせよ――隠されているのに、
素足が外気に晒されている。
生温い部屋の空気を、肌がしっかりと感じ取っている。
とても心もとない。その心もとなさが、頼りなさが、
いっそう僕の恥辱をかきたてる。
 
馴れない手つきでスカートのホックを止めると、
その丈は膝上十センチというところだった。
『んー、もっと短くてもよかったかな?
でもスカート初めてだし、あんま短すぎると恥ずかしいよね?』

次は……Tシャツ。
シンプルとは言っても、それはとてもユニセックスなものではなく、
明らかに男が着るにはおかしい代物であった。
色にしても、デザインにしても、
それを着られるのはせいぜい女子中高生くらいのものだろう。
Tシャツを被り、頭と手を出す。
それは意外とタイトにつくられていて、胸元を見ると偽胸がぴっちりと浮き出ていた。
 
ひどく困惑した。恥ずかしくて恥ずかしくてどうしようもなかった。
まるで自分の頭だけ切り取られて、どこかの少女の体にくっつけられたみたいだった。
Tシャツを浮き上がらせる胸、スカートからのぞく、白いつるつるとした足、
股間と尻をぴっちりと覆う下着――。
奇妙な感覚だった。とても奇妙な感覚だった。
だのに、何故だか僕は少しばかり興奮をおぼえていた。
それはどこから来たのか分からない、身元不詳の不思議な興奮だった。
466自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/12/15(土) 10:53:54 0

 スタッズ・ベルトをスカートの上に巻き、カラフルなソックスを履く。
ここまで身に着けてみて、僕は妹のセンスに感心しないわけにはいかなかった。
それは僕のため誂えたもののようにぴったりと合っているし、
こうして見下ろしてみる限り、それらはきちんと調和してまとまっているように見えた。

『ネックレスとかはあとでいいや。髪、やったげる。おいで』
『お願いします……』
そうしてのろのろと鏡台の前へと歩いていく。
鏡に写る自分は、いったいどんな姿をしているんだろうか。
女装をした気持ち悪い変態男がそこに写っているんだろうか。
恥ずべき変態性欲を全身に漲らせた男がそこに立っているんだろうか。
そして恐るべきことに、それは僕自身、自分自身なのだ。
僕は高鳴る胸を抑えて、鏡台の前でそっと目を開けた――。

不思議な気持ちだった。とても不思議な気持ちだった。
そこにいるのが自分というのは認識できるのだけども、
それはまるで違和感なく、一人の少女の肖像のごとく鏡の中に納まっているのだ。
鏡の中の存在は、自分でありながら自分ではなかった。
自分にもっとも近しい存在であって、もっとも遠き存在であった。

『ハイ、座って。お兄ちゃん髪長いから、
ウィッグ用意する手間省けて助かったよ』
言われるまま、鏡台の前に座る。
まだ鏡に映る存在が自分だとは信じられなかった。
眼前で展開されている事実が飲み込めなかった。

妹は馴れた手つきで、まだ濡れている僕の髪をさっとドライヤーで乾かし、
微妙な水分だけを残してしまうとヘアアイロンを手に取り、
僕の髪をまっすぐに、さらさらに撫で付け始めた。
飛び出した髪を寝かせ、分け目をつくり、ヘアピンで留め、
ところどころワックスでボリュームを作る。
それらの行程を、妹は実に手際良く、手早く丁寧に行った。
妹の技術に、僕はあらためて感心していた。
それ以上に、どんどん姿を変えていく鏡の中の自分――鏡の中の少女に半ば見とれていた。
別に顔かたちが変わったわけでもないのに、
先程までの僕とはまるで違っている。違っていっている。

うっとりとした。自分であることを知りながら、うっとりしていた。
それは自分がなりたいと願っていた、恋焦がれていた美少女の姿を、
そっくりそのまま描いているような気がした。
467('A`):2007/12/15(土) 19:19:38 0
でヤンスね、兄貴。
468('A`):2007/12/16(日) 21:06:28 O
ひどい過疎だな
469('A`):2007/12/16(日) 21:14:11 0
みんなが興味持ってる間に書き上げてしまわないからこうなる
470('A`):2007/12/18(火) 15:21:14 0
規制解除記念age
471('A`):2007/12/18(火) 15:44:27 0
おらっ自演
規制が解除されて人が来たんだからさっさと続きかけよ
472('A`):2007/12/19(水) 22:17:54 0
473('A`):2007/12/20(木) 15:50:28 0
474('A`):2007/12/20(木) 19:44:33 0
475('A`):2007/12/20(木) 20:24:41 0
476自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2007/12/20(木) 21:38:39 O
477('A`):2007/12/20(木) 22:55:43 0
478('A`):2007/12/21(金) 14:49:51 0
479('A`):2007/12/21(金) 14:56:27 0
キメェ
480('A`):2007/12/21(金) 18:14:01 0
グロ貼ってりゃおもしろいと思ってる人いるよな
481('A`):2007/12/21(金) 22:37:55 0
まさに狼高
482('A`):2007/12/21(金) 22:41:15 O
まとめのカウンタが妙に回ってる
483('A`):2007/12/21(金) 22:46:32 0
カウンタとかあったっけ?
484('A`):2007/12/22(土) 12:11:30 O
前回更新分からついたようだ
まだ120ヒットくらいだけど
しかし過疎だな
485('A`):2007/12/22(土) 16:57:25 0
ざまぁ
486('A`):2007/12/22(土) 21:03:25 O
きょうも自演は来なかった
487('A`):2007/12/23(日) 00:52:22 0
カウンタもだがまとめが前より見やすくなってるな
488('A`):2007/12/23(日) 13:42:09 0
ざまぁ
489('A`):2007/12/23(日) 22:06:40 O
まとめ読んで勃起しちゃったよお
490('A`):2007/12/24(月) 00:50:02 0
ざまぁ
491('A`):2007/12/24(月) 13:09:32 O
あげ
492('A`):2007/12/24(月) 13:18:54 0
クリスマスプレゼントは幼女様の脱ぎたておぱんちゅがいいです
493('A`):2007/12/24(月) 16:18:19 0
そこにはすでに俺の精液がついてるけどいいか?
494('A`):2007/12/24(月) 18:21:39 0
495('A`):2007/12/26(水) 08:35:34 O
保守
496('A`):2007/12/27(木) 23:21:50 0
 
497('A`):2007/12/28(金) 10:33:39 0
>>494で普通に抜けるけど
コメントしてる奴らは何も分かってないな
498('A`):2007/12/29(土) 13:37:06 0
 
499('A`):2007/12/29(土) 22:13:43 0
全然自演が来てない
あの野郎俺たちをバカにしてるのか
500('A`):2007/12/30(日) 22:29:04 0
だって俺達バカだもの
501('A`):2007/12/30(日) 23:59:47 0
そ〜だねっ
502('A`):2008/01/01(火) 02:18:37 0
 
503自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/01(火) 02:18:48 O
あけおめ
ことよろ
504('A`):2008/01/01(火) 06:37:44 0
お前にして欲しいのは新年の挨拶なんかじゃないぜ!
505('A`):2008/01/01(火) 06:53:54 0
いや俺はしてほしかったね
おめしく!
506自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/01(火) 22:50:13 O
>>505
よろしく!

いや、何人の方が続き待ってんのか分からないですけども、
いちおう言い訳させて貰いますと、
何か義妹のキャラクターが何か個性溢れてないって言うか、
あんま自分の好きなキャラクターにできなかったなってのがあって。
やっぱりいちばん初めの姫みたいなキャラのが、
オレとしても書きやすいし凄い好きなタイプなんですよね…
だからエネルギーいると言いますか、何か義妹を書くときに、
不自然な意識って言うかそういうのが多分に流入しちゃうんですよね。
って言う訳分からない言い訳です。
いちおう展開は考えてあるのですが。
あと新人賞投稿用の小説をまた書いてるんで、なかなかそっちに移れないというか。
何とか高校在学中には完結させたいっすね。
今年もよろしくお願いします。
507('A`):2008/01/02(水) 05:01:18 0
800万人ぐらいは待ってるだろう
508('A`):2008/01/03(木) 19:07:32 0
 
509('A`):2008/01/03(木) 19:17:56 0
義妹って半あばずれ完璧人間って感じだよな
姫は完璧狂人だけど
510自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/03(木) 20:02:41 0
僕は、もっと作品に対する批評とか、感想とか是非聞きたいです。
やはり足らない能力をフルに活用して、足らない脳味噌をフルに回転させて、
出来るだけ面白いと思われるものを書きたいんです。
とか何とかグダグダ言ってねーで、さっさと書けって感じなのかも分かりませんが。
何か尊大な態度に見えたならすみませんです。

>>509
義妹は何と言うか、凄く頭の良い人間をイメージして書いているんですよ。
アバズレもやっぱイメージしているのですけども、
でも、何て言うか、やっぱり処女なんですかね?どうなんすかね?
姫はもう、そのまんま当時ハマりまくってた怪物王女の姫を下敷きにしてるんで、
何か完璧な人になってしまった感はありますね。
割と自分の理想的な恋愛小説を書いたつもりなんですけども。
511('A`):2008/01/03(木) 20:22:28 0
兄は妹にペニバンで掘られるってストーリーをぜひとも書いてほしい
もちろん女装までさせたんだからそっち系にもっていってくれるとは思うが
512自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/03(木) 20:54:49 0
ペニバンですか……
すんません、正直そこまでは全く考えてませんでした。
ちょっと自分の中で縛りじゃないですけど、
ある程度話を進めてく上でのルールみたいなのを決めていたんで、
ぺニバンで掘るって話になると、微妙に抵触するかも分かんないです。

あとこれ全然関係ない話で恐縮なんですけど、
昔喪板にあった『素クールライフ』スレって皆さんご存知ですか?
513('A`):2008/01/03(木) 21:23:46 0
完成してない作品に批評も何もない
書いてから言え

素クールライフは知らない


これね、お兄ちゃんは覚悟決めて義母に告白すべきだったと思う
週末まで時間があったのにダラダラ過ごしてるのがどうにもいかんと思うよ
それで実は義母が黒幕だった事が判明するね
父が帰るまでの時間は義妹と義母がダブルで主人公を苛めるはず
父に助けを求めようとするも父は義母によって完全に調教済みで役に立たない
絶望の中主人公は服従に喜びを見出すようになるわけ
まあ俺の予想はこんな所だな
514('A`):2008/01/03(木) 22:39:45 0
一回でいいから、ちんこがたたないことを罵倒され尽くしたいものだ
515自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/03(木) 23:55:57 O
>>513
なるほど……凄いですね。
そんなストーリー展開考えもしませんでした。
やっぱオレ一対一の凄い狭い世界での話しか書けないんで、ダメっすね。
何かそこまで救いが無い話ってのも書いてて息苦しくなってしまいそうです。
あくまで恋愛小説というジャンルで進めたいというのはあって。
516('A`):2008/01/04(金) 00:14:16 0
このスレの作品で言えば性器のディテールを連想させない程度のエロさ加減なんだよな
よくわからないけどどことなく白飛び気味にモヤがかかってる映像が思い浮かぶ
和製青春映画の画作りって感じ
義妹に関していえば水瀬さんから比較して人物に悉く感情が入れられてて書くのが疲れそうだ
でもそのほうが一旦書き出せば楽しいのかもな
517('A`):2008/01/04(金) 10:35:53 O
このスレvipに輸入して人増やそうと思ったけどスレ立てられなくて諦めた
誰か立ててくれ
518('A`):2008/01/04(金) 18:46:13 0
俺VIP大嫌いなんだよ
勘弁してくれよ
519('A`):2008/01/04(金) 20:24:42 0
VIpからきました
520('A`):2008/01/04(金) 20:59:48 O
過疎をどうにかしたい
自演並の文章力を持つ作家を呼びたい
521('A`):2008/01/04(金) 22:33:52 0
自演並となるとちょっとな
522('A`):2008/01/05(土) 22:10:44 0
                             ,:‐:、
                         トb;;;}   死ねTBS&チョン! 
                         _,ゝ⌒ー-、
                    fこ}、,.-'´::_::'; `;'::j:: \
                    ヾ;:_ イ´:: .: ;:':ノ⌒ヽ::ヽ
               _   _     }::-:: . ./   `けヘ
      ニダ〜! /´ .. ...`ぐ;;} , -::'7`ー‐〈     └'‐’
          /⌒ヽ.:: .rV::.Y_/゙::. .:..{   ノ
          {ヽ `ー=ヘ'¨で{::.}}_::/¨¨゙7⌒Y
          }ミヘ ノハ.  l:. {     {. .::.j
          L、斗t<¨ヽ. {:::j     ト:; イ
          ,-':. ノ  {::. } に)    V:. ヽ
       r-イ::/   ',::.j        ';:..:..j
       L,,〔´     f::.ヽ        ヾ.::}
               `ヾノ      _,ノ、:ヘ
                       ‘ー¬′
523自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/07(月) 13:25:09 O
しばらくこちらのスレにも並行して文章投下していきたいと思います。
よろしくお願いします。

素直クール
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/motenai/1199539195/
524('A`):2008/01/07(月) 22:14:56 0
並行などしとらんだろ
こっちをサボっているだけだ
525('A`):2008/01/07(月) 22:32:43 0
今日さ、秋葉でゼロのDVD売ってるところをいろいろ巡ってみたらさ、
スクリーンでやってるんだよ1話と2話が。
おーやってるやってる、ルイズかわいいなーと思いながら見てたらなんだか急に懐かしくなった。
見覚えのあるシーンや聞き覚えのあるセリフが次から次へと流れてくる。それが妙に心に響いてね。
アニメが始まったのはたった2ヶ月前のことなのに、ずっとルイズと一緒にいたような気がして、
まるで昔の思い出を見ているような気分になってすごく懐かしかった。
その後、帰りの電車の中でのこと。
ホントノキモチを無限ループで聞きながらルイズのことを考えてたらさ、ふと気付いちゃったんだよ。
来週からはもうこんなかわいいルイズを見ることができないんだって。もう会えないんだって。
もちろんDVDは買ったからアニメ自体はいつでも見ようと思えば見れるんだけど、
それは既に感じたようにあくまでも過ぎ去った思い出でしかなく、そういうのじゃなくて、
生き生きとしたルイズと新しい思い出を作ることはもうできないんだって気付いてしまった。
毎週のようにルイズを見て幸せになって、ルイズの新たなかわいさを発見して打ち震えて、
また来週を楽しみに生きていく日々は終わってしまったのか。
ルイズとお別れだなんて信じたくなかった。妄想と思い出だけで生きていける自信なんてない。
寂しくて寂しくてたまらなくなった。
目を閉じて寝たフリをして下を向いても涙が零れてきて、目がかゆいんだとアピールするかのように
ちょびちょび指で目を擦っている俺は傍からみるとかなり変態的だったと思う。
目を擦ってたら寝たフリにならないじゃんなんて当然のことを考える余裕すらその時は無かった。
がそんなことはどうでもいい。一体この先どうすればいいんだ俺は。寂しくて死んでしまうかもしれない。
もっともっとルイズが欲しい。かわいいルイズとずっと一緒にいたい。
いつまでもルイズを見ていたい。ルイズのかわいさをもっと感じたい。
ルイズはかわいい。本当にかわいい。最高にかわいい。かわいいよかわいいよルイズ。
ルイズ…ルイズ…ルイズううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!
ううっ…ルイズぅ…行っちゃやだよぉ…大好きだよ…大好きだよ…ルイズ…
526('A`):2008/01/07(月) 23:57:12 0
527('A`):2008/01/08(火) 01:04:09 0
今年のスレ推奨エロゲ
http://squeez.sakura.ne.jp/soft/yuiko/index.html
528('A`):2008/01/08(火) 15:02:48 0
最近の紅白ってこんなんなの??
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1415447
529('A`):2008/01/08(火) 20:32:47 0
それより紅白のガクトすごかったぞ
530自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/09(水) 20:29:39 0
保守なの〜(by星井美希)
531('A`):2008/01/09(水) 21:06:27 0
にわかアイマスオタめ
532自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/09(水) 21:17:17 O
ギク
でっ、でもゲームキャラ板の専門スレには結構入り浸ってるんだからねっ!
くっ!
SS投下したことだってあるし、
絵描いて投下しようとしたことだってありますぅ!
…絵が酷いからやめちゃったんだけどね。
ちなみにボクはどのキャラクターも好きだけど、
特に真・雪歩・伊織・千早の四大勢力がやっぱ強いかなぁ!
最近は春香が台頭しつつあるけど
533('A`):2008/01/09(水) 21:32:11 0
アイマスCD22枚全部買ってしまった俺に謝れ
534自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/09(水) 21:39:36 O
参りました
あんさん神やわ
オレも数枚ばかし持ってるが
だってしょうがないやろ!
アイマスのCD以外にも買わなあかんCD沢山あんねや!
535('A`):2008/01/10(木) 00:27:36 0
きもい喋り方するなカス
536自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/11(金) 17:53:33 0
すんドめ実写化するのを今更ながら知りました
537('A`):2008/01/11(金) 17:59:55 0
そういえば君主アニメ始まったね
538自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/11(金) 18:24:56 O
>>537
えっ!ウソ!マジで!?
と思って今調べてみましたらマジでしたよ。
もうアニメ板では5スレ目になってるじゃないですか。
去年の春ぐらいから、ずっとアニメまだかなまだかなと楽しみにしていたのに、
気がついたら初回放送をすっかり忘れてしまいました…
つよきすの惨事は果たして繰り返されるのか?
539('A`):2008/01/12(土) 00:03:10 0
キモイ喋り方してねーでさっさと続編書いて評価仰げよ
540自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/12(土) 20:38:08 0

『よし、あとちょっとで完成、だね』
『え?ま、まだあるんですかぁ?』
髪型を変えた。女物の服を着た。女性用下着を身に着けた。
鏡に写るのは、見慣れた自分の姿とは似ても似つかぬ一介の少女であり、
もはやいじるべき所など何処にもないように思えた。

『もう……十分だと思うんですけど……』
『ばか』
妹――もといご主人様が、平手でボクの頭をぺしんと叩いた。
『まだ一番大事なとこが残ってるでしょ、ここを忘れたら片手落ち』
『はぁ……』
何だろう。いくら考えてみても一つも思いつけなかった。
世間で女装する際、何か他にもすることがあるんだろうか。
いくら考えてみても分からなかった。
ボクは女装したことなんかないんだから、当然といえば当然なのかも知れないが。
しかし、妹が満面の笑みを浮かべながら、無言でボクの目の前に突きつけたものを見て、
ボクは一瞬にして全てを悟ってしまった。
そうして顔から血の気が引き、ひやあっと背筋に悪寒が走った。
541自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/12(土) 20:38:49 0


『……あの、これって…もしかして…』
『そう、化粧道具でーす』
もしやとは思いながらも、その『もしや』が確かな現実として突きつけられると、
なかなかどうしてショックなものである。
ボクはその紺色のポーチを見た瞬間、目の前が真っ暗になって、
足元から重力感が消え失せていくような気分になった。

『そ、そんな。化粧までするなんて……』
『ヤ?』
『……は、恥ずかしい…です……』
恥ずかしいに決まっている。
何せ、何の前触れもなく、いきなり人生初の女装をさせられて、
それできょう一日街へ出掛けろというのでもかなり辛いものがあるのに、
その上化粧までを施すことになるなんて、
何だか屈辱というか陵辱というか、人間として何か大事なものが損なわれてしまう気がする。
542自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/12(土) 20:39:31 0

しかし、妹がそんなボクの意志を汲んでくれるわけもなかった。
妹はにや、と不敵な笑みを口元に浮かべて、
鏡台の前に座ったままのボクの背中に回ると、
ボクの肩に顎を乗せるような姿勢になって、優しくボクの顎を撫でた。
妹とボク、二つの顔が鏡のなかで並んでいる。
綺麗な女の子が、仲良く二人並んでいるように見える。
そのうちの一人が自分だなんて、とても信じられない。

『ふーん、恥ずかしいんだぁ?』
『ぁ、当たり前じゃないですか……
ただでさえこんな恰好させられて、街に出るんですよ……』
『でも、妹の下着穿いて、それでオナニーするのは恥ずかしくないんだよね?』
嘲るように、そうしてボクの心の奥深くに、
濃いブルーの文字でしっかりと刻みつけるように、妹はボクの耳元で囁いた。
ボクは何も言えずに俯いてしまう。
恥ずかしくて、惨めで、情けなくて、胸が痛くなってくる。
543自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/12(土) 20:59:23 0

『妹が家にいるときは何食わぬカオして一緒に喋って、
妹が家にいないときは勝手に部屋に入って、
妹の下着持ってくのも恥ずかしくないんだもんね?』
『ぁ…ぁ……』
指先で弄ぶようにして、妹がボクの顎を撫ぜる。
妹の綺麗な黒髪から、良い香りが漂ってくる。
決して大きくは無いけれど、張りがあって良い形をした妹の胸が、
ボクの背中に押し付けられている。
544自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/12(土) 20:59:51 0

『血繋がってないとはいえ、自分の家族に、中学生の妹に、
欲情しておちんちん扱くのは恥ずかしくないもんね?』
『ゃっ……だぁ……』
ボクの心の最も弱い部分を、最も触れて欲しくない部分を、
妹は的確に、言葉のナイフで抉り取っていく。
優れた詩人が、その言葉によって人を癒し、慰め、救うことが出来るように、
同時にその洗練された言葉は、人を傷つけるジャックナイフとしても扱えるのだ。
妹は確かに天才であった。
絶妙な口調や緩急、間隔をとって、そうしてボクの自尊心を削り取っていく。
こんな悪魔がひとつ屋根の下で何年も暮らしていたことに、
ボクは一つも気づけなかったんだ。

545自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/12(土) 21:00:14 0

『いくら弱み握られて命令されてるからって、
普通こんな恰好しないと思うんだけどねえ……』
『ちがう……ボクは……ボクは……』
『とか言って、内心お兄ちゃん興奮してるんじゃないの?
その証拠に、ホラ』
『んぅっ!』

妹は手を伸ばし、ボクのスカートの一部分を盛り上げている山の頂を軽く撫でた。
そこは身体中の血が集結し、身体中のいやらしさが混ぜ合わされ、
とても、とても敏感になってしまっている。
546自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/12(土) 21:09:16 0

『何これ?ねえ、何これ?』
『ゃぁっ……や、だっ……』
軽蔑の笑みを湛えながら、妹がボクの下半身を撫で回す。
ボクは口では抵抗しながらも、その手を払い除けたり、
立ち上がってここを離れてしまうことも出来ない。
結局のところ、この身を焦がし、魂を溶かし尽くすような甘美な快感に、
どうしようもなくボクは憑かれていたんだ。

『これ、いつからこんな風になってたのかなあ?』
『ぁっ、ぁっ、ぁっ……んっ……』
急に妹が語気を強め、秘部を撫でさする手に力を込める。
下半身から生まれ、背筋を貫くようにして全身へと行き渡っていった快感は、
はるか彼方へと去って、急に激痛へとカタチを変えた。
『いつ?ねえ、いつ?』
『っ……ふっ…し、下着をつけて……す、すかーと穿いたとき…から…』
547自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/12(土) 21:12:41 0
何かやたら細切れになってるのは、どういうわけか何度長文で書き込んでも、
全く反映されなかったからです。
読みづらかったらすいません。
あと主人公の一人称が『僕』から『ボク』になってるのは、
間違いではなくオレの個人的なこだわりです。
やはり女装美少年の一人称は『ボク』しかありません。
あと主人公の口調やキャラクターが、若干女の子ぽくなってるのも仕様です。
548('A`):2008/01/12(土) 22:29:16 O
お、新着来てる
549('A`):2008/01/12(土) 23:59:12 0
放火殺人の高校生が自作自演なんじゃないかとちょっと心配だったんだが大丈夫みたいだな
550('A`):2008/01/13(日) 00:15:10 0
以前からきになってたんだけど自作は読者に二次か三次どっちを連想してよんでほしいんだ?
551('A`):2008/01/13(日) 00:22:55 0
加速するエロチシズム
膨張するリビドウ
そして花開くエクスタシイ
552('A`):2008/01/13(日) 00:28:17 O
俺は三次で想像してる

ただ男の顔が俺の中の自演の顔なので、今の展開はややキツいものがある

自演は悪くない、俺の頭が悪いんだ
553('A`):2008/01/13(日) 00:29:38 0
ハヤテのアニメを見てるんだが
ヒナギクかわいいなあ
554自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/13(日) 11:14:22 0

『いけない子だね……嫌がってるフリして、ホントは興奮してるんだ』
『っく……ぁっ……い、いた……いたいっ……』
『あれ、すっかり鳴き声まで女の子ぶっちゃって。すっごい可愛い……』
『ゃ……やめ……やめて…っ……』

真実を吐露しても、妹の拷問が止むことはなかった。
むしろボクが悶え苦しむ姿を見、消え入りそうな声の懇願を聞くことで、
より嗜虐感をそそられたのか、妹はより力を込めてボクの秘部をいたぶった。

ボクの中にもう一人、『僕』という男の人格がいて、
その人だけはこの状況をきわめて冷静に観察していた。
ボクの中にいるその人は、鏡の中で苦悶の表情を浮かべ喘ぎ泣くボクと、
妖艶な声で囁きながらボクを苛める妹を見て、
とても、とても興奮しているようだった。
でも、二つの精神が共存しているとは言っても、身体は一つきりしかないのだから、
結局その興奮はどこかへ行くこともなく、
ボクの身体を疼かせ、下半身へとそのまま直結経路を辿っていくことになる。
だから、だからボクは、こんな状況にありながら、
スカートを引き破りそうになるくらい下半身を膨らませてしまうことになる。
555('A`):2008/01/13(日) 12:11:51 0
これはもう射精した後そのままぐっちょりおぱんつでお出かけするね
しかも行き先が女性用下着の店(直接体に当たらなければ試着OKの店)で
ぐっちょりぱんつの上に試着させられてああっ精液ついちゃうううみたいな展開が待っている


んなこたーない
556('A`):2008/01/13(日) 19:16:21 0
頭おかしいんじゃねえのか
557('A`):2008/01/13(日) 20:35:59 0
は、自負しております。
558自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/14(月) 21:17:20 O
>>549
オレそんなキレた人に見えますかね?

>>550
いや、これはもうホントに読書の方にお任せしているんですけど、
あえてオレの個人的なイメージを言わせて頂くならば、
『姫様と下男』は完璧に二次、『水瀬さん』は三次、
そして今やっている『僕と義妹』は二次ですかね。
どれも現実味ないエロ妄想なんですけど、やっぱりファンタジーの度合いが違うっていうか。
姫は、怪物王女の姫をそのまんま下敷きにしているので完璧に二次ですね。
水瀬さんは、中学時代の同級生がモデルになっているってことと、
ちょっと現実味ある感じにしようと思って書いた点を踏まえて三次。
義妹は、なんか女装美少年ネタはもう二次特有でしょう?
でも好きなように読んで頂ければいちばん良いです。

>>552
想像の中のオレってどんな顔ですかね?
559('A`):2008/01/14(月) 21:49:55 0
多分ガリガリに痩せてて神経質そうなメガネくんだとかそんな感じに思われてるよ
少なくとも毛を剃り落としたぐらいで女装がハマるような人間とは想像してないだろう
560('A`):2008/01/14(月) 22:20:25 O
>>559の言ったような感じの典型的いじめられっ子か
中2病の雰囲気イケメンのどちらかを想像してる

俺のイケメンは認定のハードルは低いからね
561自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/14(月) 22:27:42 O
少なくともガリガリではないですかね…部活やってたんで。
ガリガリ体型には、結構憧れるものがあるんですけど。
あと視力両目2.0なんでメガネ掛けてないです。
神経質かどうかはちょっと分からないですけど…
苛められたりとかはないですよ。友達と結構騒いでますね。
562('A`):2008/01/14(月) 22:40:28 O
そんな高校生が喪板に来て楽しい?

喪板のレスに共感したりするの?
563自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/15(火) 13:25:36 O

さて、その獣のような劣情の訪れは、浅ましさに満ちた変態性欲のほとばしりは、
ボクの性器の内部を満たし、当然のことながら、
スカートの上からそれに触れている妹の感覚神経に抵触することになる。
鏡の中の妹は、おや、と一瞬疑問の表情で顔を曇らせたものの、
すぐにあの嗜虐の快感に溢れた薄い嘲笑を浮かべ、
喉をくつくつと鳴らして妖艶な笑い声を響かせた。

『くふふ……あっれ〜、何だろコレ?何コレ?』
妹がボクの耳元に顔を寄せて、いかにもわざとらしく呟く。
『なーんか……コレ…』
妹はボクの性器を捻り回す手を止め、一つ一つの言葉を神の啓示の如く発していく。
それは時間の経過にも流されることのない一つの墓標であり、
ボクの精神を世界の果ての流刑地まで吹き飛ばす天の暴風であった。

564自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/15(火) 13:28:35 O
『固くなってるねぇ……』
妹は嘆息を漏らすかのように吐いたその言葉と同時に、
スカートを隔てた性器の上に寝そべったままだった手に再び力が込められ、
ボクの性器を思い切り握り締めた。
『んぅっ!』
『おちんちん苛められて勃っちゃったんだ?』
『ぁ……うぅ…っ…』
『女装して興奮するだけじゃなくて、苛められても興奮するんだねぇ…』
『…ゃぁ…っ』
『ねぇヘンタイのお兄ちゃん、こうゆうのが好きなの?
ヘンタイのお兄ちゃんは、こやって苛められるのがスキなの?』
565('A`):2008/01/15(火) 19:44:02 0
まあ普通聞かんでも好きなんだろうなとは思うよね。
566('A`):2008/01/17(木) 06:45:51 O

567('A`):2008/01/18(金) 16:01:34 0
まんこ
568('A`):2008/01/19(土) 22:34:53 0
一日一回 ドM age
569('A`):2008/01/19(土) 23:43:55 0
>>自演男氏
いつもドツボを突かれるような作品なんで、楽しませてもらってるよ。
人の文章にとやかく言えるような俺でもないから、個人的な感想だけど、
稀に比喩表現が過剰に過ぎるかなと感じてしまう部分がある。
表現したいことは伝わるんだけど、あまり大げさだと逆にチープになっちゃってもったいないような。


>濃いブルーの文字でしっかりと刻みつけるように、
→言葉を刻み込むように

>同時にその洗練された言葉は、人を傷つけるジャックナイフとしても扱えるのだ。
→同時にその洗練された言葉は、人を傷つける鋭利な切っ先ともなりえるのだ。

>妹はボクの性器を捻り回す手を止め、一つ一つの言葉を神の啓示の如く発していく。
それは時間の経過にも流されることのない一つの墓標であり、
ボクの精神を世界の果ての流刑地まで吹き飛ばす天の暴風であった。
→……、一つ一つの言葉を絶対的な威厳を持って投げかけてくる
(この三行は行を下るごとに表現が膨らましていくほうがスムースじゃないかなぁ)


創作をしたことがないからうまく書けないんだが、これくらいあっさりさせてもいいんじゃね?
570('A`):2008/01/20(日) 12:19:32 0
何でそんなんを、表現のアレを言われんとアカンのや!
571('A`):2008/01/20(日) 12:39:37 0
けっこう的確だと思う
572('A`):2008/01/20(日) 22:09:52 0
きみあるアニメの作画が案外ひどいぞ
573('A`):2008/01/21(月) 00:43:16 0
案外てか予想通りなんじゃ?
つよきすがアレだったんだし
574('A`):2008/01/21(月) 19:19:34 0
ガンスリンガーガール2期の俗っぽさはなんなんだ・・・
せっかく1期はよかったのにがっかりした
575自作自演男 ◆kC0elLNz.w :2008/01/21(月) 20:30:13 0
>>569
いやあ、ホントに、仰る通りでございます……
何か、やったら長ったらしい、妙な比喩表現使いまくっちゃうんですよね。
悪い癖ですね、これ。中二病ってやつですか、これ。
こういう妄想迸るエロ小説を、そのまんまストレートに普通に書いてたら、
照れ臭いからそうしちゃうってのもあるんですけど。
駄目っすね。ハイ。
気をつけます。すいませんでした。

>>572
俺まだ一話しか見てないからあんま言えないんですけど、
結構面白くないですかアレ?
適度なパロネタが心地良いですわ。
怪物王女で鍛えられた俺にとっては、多少の作画崩壊は余裕っすよ。
576自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/01/21(月) 21:38:13 O
連投ですいませんけど、さっき某スレにて自ら鳥バレする失態を犯したんで、
鳥変えときます……ちくしょう手滑ったぜ…
577('A`):2008/01/22(火) 06:56:08 0
本物である事を証明するには酉晒しとけよ
578('A`) ◆kC0elLNz.w :2008/01/22(火) 14:24:07 0
うむこれは恥ずかしい
579('A`):2008/01/24(木) 06:34:19 O
580('A`):2008/01/25(金) 11:38:37 0
保守と言わざるを得ない
581('A`):2008/01/26(土) 11:06:57 0
ミ:::::::::::::: : : : { }::::::::::::ツツ:::::::::::::ミヌ
  ミ::::::::::::〜〜¬ミノ ミミ彡'''''''''''''''ヾミル
  {::::::::ゞ’::::           :::|:::::ミ
  ヾ::::::ゝ  ーー 〜〜 ーー   }:::ミ
 rヾ|:::/  ム二ヾ    _∠二ヾ レヾ   でも、やっぱり反則という裁定だったし・・・。by 負け犬
 ヽ():::|  −=・=-     -=・=- |)|)
  ゞ_||    ,,_,/|  「ヾ、_  /     
    ヾ::::     _ ! !    /      
     ||:::::    ,,(n  n)    |     
     |::::::::  彡  ''''''''  ミミ  /     
   /ソ\   トエエエエイ' /7\     
  / {   \    ̄ ̄ ̄ ,/ /  ヾ        
 ̄|  ミ    '\_::::::::::_/ /   イ ̄   
  |  へ       ̄ ̄   /   /
582('A`):2008/01/27(日) 13:35:19 0
さっさと続き書けよ屑
583('A`):2008/01/29(火) 15:32:10 O
584('A`):2008/01/30(水) 00:26:55 0
さっさと続き書けよ屑
585('A`):2008/02/01(金) 00:09:35 0
586('A`):2008/02/01(金) 00:11:02 0
587('A`):2008/02/01(金) 00:12:05 0
588('A`):2008/02/01(金) 00:19:37 0
589('A`):2008/02/01(金) 00:24:01 0
590('A`):2008/02/01(金) 00:38:07 0
591('A`):2008/02/01(金) 01:14:51 0
俺は井上麻里奈
592('A`):2008/02/01(金) 03:18:38 0
さっさと続き書けよ屑
593('A`):2008/02/03(日) 11:38:45 0
このスレは作者に見放されました
594('A`):2008/02/03(日) 13:12:34 0
終了
595('A`):2008/02/03(日) 13:36:43 O
違うよ、自演も友達や彼女と遊んでて忙しいんだよ。
596自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/03(日) 17:26:57 0
友達と遊んではいますけど、彼女は普通にいないっすよ。
あとなんか映画観たりとか。免許取りに行ってるし。
597('A`):2008/02/03(日) 21:55:24 0
598('A`):2008/02/03(日) 22:43:13 0
599('A`):2008/02/04(月) 01:16:50 0
現実にはセックスなんて存在しないから597のほうが現実に近い
少なくとも脳内に存在するからな
600('A`):2008/02/04(月) 19:45:19 0
セックスが現実とかほざいてるゴミは死ね
601('A`):2008/02/05(火) 02:03:43 0
マンコはキモイチイイとかほざいてる五味は死ね
602('A`):2008/02/05(火) 12:45:23 0
俺死ね
603自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/05(火) 13:24:56 O
狼生きろ豚は死ね
604('A`):2008/02/07(木) 07:58:48 0
保守死ね
605自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/07(木) 23:00:28 O
真面目な奴は死ね
606('A`):2008/02/07(木) 23:00:57 0
( ・3・)オナ禁は体に毒だぞ

ガッキーのおっぱい☆
http://www.b-idol.com/photo.cgi/bbs/1194169439/max_000054.jpg

607自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/09(土) 12:10:42 O
保守するぜベイビー
608('A`):2008/02/09(土) 23:12:15 0
素直クールが落ちたぞー!
609('A`):2008/02/11(月) 02:25:34 O
勃起スレからやってきました
610('A`):2008/02/11(月) 10:05:51 0
134 自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 2008/02/10(日) 10:29:14 0
http://www38.atwiki.jp/maisondem/pages/1.html

これが僕の全てだ!
全身全霊をかけたエロ妄想の全てだー!

139 ('A`) 2008/02/10(日) 13:09:15 0
自作…そう言いながらもう一ヶ月も投下がねえじゃねえか
過疎ってるのはお前がいないからだ

140 自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 New! 2008/02/10(日) 13:14:56 O
オレ書いてるときも全然過疎ってましたよ。
いやあ、人いなくても自分の為に書こうと思ってましたけど、
やっぱ全然人稲で反応も殆どナシだと書いてるのも若干辛くなりましてねえ…
いちおう構想だけはもう全部決まってるんですけど。
611('A`):2008/02/11(月) 10:06:48 0
応援
612('A`):2008/02/11(月) 10:48:03 0
じっ・・・自作なんかのために支援するわけじゃないんだからねっ!
613('A`):2008/02/12(火) 08:00:38 O
自演ってリア充じゃね?
614('A`):2008/02/13(水) 13:17:42 0
「遅いよ真一!」
「そうだよ真希ちゃんの料理冷めちゃうだろ」
「うっせーな親父、部活長引いたんだからしょうがねーだろ!あんたみたいにひまじゃねーんだよ!」
幼馴染の真希の作った料理がテーブルを飾っている。すでにつまみ食いを始めている、行儀の悪い典型的な
中年体型の男が俺の親父、佐賀一平である。
「じゃ、みんなで食べよ!いただきまーす!」
肥えさせるだけなのに、ビールを注いでやっては、親父の繰り出す、まさにオヤジギャグに笑い転げているのが、
俺の同級生の相馬真希。幼稚園から数えて、高校1年の今まで、3分の2は同じクラスのまさにザ・幼馴染。
スレンダーで、整った顔立ちにみんなだまされるが、実は口より先に手が出る武闘派なのだ。
特に、彼女は、俺から言わせりゃヘボヘボ3流翻訳家の親父の大ファンで、俺ら親子の意見が割れるときには
ほぼ100%親父の味方。何かこう、肩身が狭いってヤツ?今も、小皿に料理をとってやっては、親父の中年体型の
維持に貢献してる。まあ、お袋が死んでもう4年くらいたつが、彼女がこうやって時々まともな飯を作ってくれるから、
俺ら親子もなんとか生きていけてるってトコもあるから、文句は言えないけど。

そんなある日。部活開始早々、足を捻ってしまい、湿布を張ってもらって、俺はいつもより2時間以上早く家に帰った。
家の前には、真希の自転車があった。最近彼女は、ファンが講じて、親父の仕事上の軽い雑用を勤めながら、
翻訳の初歩の手ほどきを受け始めていた。まあ、親父も少しは人様の役には立つっつー事だ。

鍵を開けて入ると真希の靴がある。居間には誰もいなくて、コーヒーの香りだけが立ち込めていた。
たぶん真希が親父のために入れて、奥の書斎に持っていったんだろう。なぜか、なんとなく軽い嫉妬を感じながら、
奥の書斎を覗きに行こうとすると、その軽く開いた書斎のドアから
「ウッ…アッ…アン…ハァッ」
という、切なげな女性の喘ぎ声が聞こえてきた。ハ?何?何だよ!…ははあ、親父、若い子にAVとかを
「あ、まちがっちゃった」とかいって見せて反応を楽しむ、重度セクハラだな。それはすでに犯罪だぜ…とか
考えながら書斎を覗き込むと、そんな都合のいい妄想はあっさり吹き飛んだ。

親父が、仕事で仮眠するときにベッド代わりに使っているかなりでかいソファーの上で、素っ裸の真希の上に
乗っかって、そのプヨついた尻をガンガン振っていた。
「…ま、真希ちゃんどう…もう全然痛くないでしょ…」
「…あ、うん…この格好だと…アッ…ハッ…そ、そんなに深く入らない…から…」
「…そう?…深いのも…そんなに嫌いじゃ…ないみたい…だけどな…」
というと、親父は彼女の小さなお尻を抱えてヒョイと立ち上がった。真希が悲鳴を上げながら親父の首に
しがみつく。いわゆる駅弁ファック?
彼女の小ぶりの尻に、親父の、たぶん大人の平均と比べてもかなり大き目のチンポがズコズコ突き刺ささ
れる。二人とも汗びっしょりだ。
「イヤ…あ、当たっちゃう…深い…怖いよ…」
「…何で…怖いの…」
「なんか…わたし…なんか…ヘンに…」
「…教えたろ…なんていうんだっけ、そんな時は!」
というと、親父は彼女の細い腰をグッと抱きしめ、本当に根元の根元までそのデカチンを彼女に激しく
ぶち込みはじめた。
「ア…イ…イク…」
「そうそう!ほらほら、これでどう?!」
「イッちゃう…いっちゃ…ア…ヒィッ!」
真希は親父に強くしがみついて、腰をビクビクッと痙攣させる。親父も「ウッ」と硬直して動かなくなる。
しばらくして、まだチンポが刺さりっぱなしの彼女のアソコから、親父の出したらしいアレが、
ぼとり…ぼとり…と垂れてきた。親父…せめてゴムぐらいつけろよ…

今日は親父と真希の結婚式。この2年間、何とか彼女を奪い取ろうとがんばって、何度かうまくいきかけたが、
そのつどあっさりヤツのデカチンに奪い返されてしまった。結局、彼女は、アソコと、口と、いつの間にか
開発されたアナルにひたすら精液を注ぎ込まれ続け、その結果が今日のこの日、という訳だ。
615('A`):2008/02/13(水) 21:04:09 0
「…あ、うん…この格好だと…アッ…ハッ…そ、そんなに深く入らない…から…(物足りないかも…)」

こう思った俺は読解力と人として大事な何かが欠けているかも知れん
616('A`):2008/02/13(水) 21:13:52 0
うんこの格好
617自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/15(金) 20:21:54 0
くーるしまぎれにいわれーたーい
ゴーバックキャンディハウス
618自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/15(金) 20:54:25 0
誰か僕にローリーロドキンゴシックの髑髏リング買ってください。
619('A`):2008/02/16(土) 00:27:31 0
ローリーロドキンでかっこいいのはイニシャルペンダントだけだな
620自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/16(土) 23:26:17 O
いや、あのドクロリングかっこいいすよ
621自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/17(日) 20:32:56 0
二月十七日。
別に祭日でもなければ、誕生日だとかそういう特別な日でもない、
いたって普通の日曜日。
まあ、日曜日といっても、屋敷で働く使用人に休日などはあってないようなもので、
僕はいつもの時間に目覚め、いつもの時間に朝食を作り、
いつもの時間に姫様を起こし、いつもの時間にお屋敷の掃除を行い……
といういつものスケジュールに沿って行動していた。
二月十七日がこんな日になるなんて、夜になるまでは考えてもみなかった。

夜。
一通りの仕事も終え、僕は自室でソファに腰掛けながら読書をしていた。
もちろん姫様の命令があれば、寝ていようが風呂に入っていようが、
すぐに姫様の元へ駆けつけなくてはならなかったが、
姫様が入浴も食事も済ませた午後の九時を過ぎると、
大抵そのようなこともなく、この時間は余暇ということになっていた。
しかし読書にも疲れ、読みかけの小説を放り投げ、ぼうっと天井を見つめていたとき、
部屋にノックの音が鳴り響いた。

コン、コン。

622自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/17(日) 20:35:08 0

誰だろう……?
こんな時間に僕の部屋まで出向くような人間は滅多にいないのだが。
とりあえず僕は相手が誰でも大丈夫なように、
簡単に髪型と身なりを整え、ドアを開いて来訪者を出迎えた。
しかし、その来訪者の顔を見た瞬間、僕は驚きのあまり口が利けなくなってしまった。
突然の来訪者は、そんな僕の反応を見て満足したのか、
少し嬉しそうに口元を緩めた。

目の前には、綺麗な微笑みを浮かべた姫様が立っていたのだ。

623自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/17(日) 20:43:14 0

『あ、ひ、姫様……?御用があるのでしたら、こうして直接お出向きになりませんでも、
お部屋の呼び鈴を使って頂ければすぐ参りましたのに……』
突然の姫様の来訪にしどろもどろになりながらも、何とか僕は平常心を保ってまくしたてる。
しかし、僕のそんな言葉なんかまるで耳に入っていないとでもいうように、
姫様は微笑んだまま、入るぞ、と一言いって僕の胸を軽く押し、部屋へ入っていった。

まだ状況が飲み込めていない僕を尻目に、
姫様は部屋をぐるりと見回し、僕のベッドにそっと腰掛けると僕に話し掛けた。
『ふむ、ずいぶん汚い部屋だな?』
『あっ、えと、男の一人部屋ですので、いかんせん衛生面が管理不行き届きでして』
『いや、部屋が汚いということではない。
そこの柱など老朽化しているのがここから見ても分かるほどだし、
このカーペットもすっかりくたびれ切って生地も寝ているではないか』
624自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/17(日) 20:55:18 0
『え……?』
僕の困惑もまるで見ていないというように、
姫様はこめかみに人差し指を当て、首を軽くかしげて困惑顔を見せる。
『うむ、思ったよりも使用人の部屋環境は良くないようだな。
改築や家具の買い替えなども考えねばならぬな……』

そしてひとしきり、何かを呟きながら思案顔を浮かべたあと、
パッと僕のほうを向き直り言った。
『っと、いかんいかん。こんなことを喋りに、ここへ来たんではなかった』
『あ、はい。この度はどのようなご用件でしょうか?』
あらためて姫様に聞きなおすと、途端に姫様は視線を逸らし、
わざとらしく咳払いをしながら言った。
『うむ。あの……今日は二月の十七日であったな?』
『ええ、仰るとおり、今日は二月十七日で御座います』
『そ、そうだったか……』
625自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/17(日) 20:57:14 0
姫様は何やら考え事をしているのか、そのまま俯いて黙りこくってしまった。
右手親指を口元に持ってゆき、親指の爪を噛んでいる。
姫様が考え事をするときに見せる癖なのであるが、
一介の使用人がそんなことを指摘できるわけもなく、
僕は姫様が爪を噛むさまを黙って見つめていた。
それに、こういう幼い動作も、金髪の美少女がやればずいぶんとサマになる。

『貴様、あの、その、バレンタインデー、って知ってるか?』
『ええ、まあ……』
626自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/17(日) 20:58:47 0
なんでだか長文投稿できないんで面倒っすね。
ちなみに最期の文みりゃ分かるとおり、遅れてきたバレンタインネタであります。
姫様ネタ書きたかったんですが、姫様がSでもなんでもなく、
ただのデレキャラになっちゃってますね。
627('A`):2008/02/17(日) 22:38:24 0
姫様復活か
やっと俺の死なない理由ができたわけだ
628('A`):2008/02/17(日) 23:41:33 0
ちょっと待って?
女装して妹と買い物…あれ?
629('A`):2008/02/18(月) 00:11:31 0
まとめ見て復習して来いよ
別な話だから
630('A`):2008/02/20(水) 20:31:53 0
631自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/21(木) 20:38:52 O
やっぱ過疎りかぁ
寂しいなあ
間隔なく投下し続けるってのは難しいですね
632('A`):2008/02/21(木) 21:57:56 O
体力的にキツいよね
633('A`):2008/02/22(金) 08:31:34 0
寒いからみんな部屋でゲームやってて2chなんて忘れてるんだよ
634('A`):2008/02/22(金) 20:46:58 0
お前分かってないね
毎日覗きには来てるけど
書き込みはしてないだけなんだよ
過疎ってるのはお前の投下がないからなの
分かる?
それとも何か?
毎日毎日まだかまだか
早くしろとか言われながらやりたいのか?
635('A`):2008/02/22(金) 21:32:50 0
まとめも意外とコンスタントに毎日ページビューあるしな
636('A`):2008/02/25(月) 13:01:50 0
土日に0レス
637('A`):2008/02/25(月) 21:04:18 0
今回のハヤテはよかったな
もはや面白くもなんともない惰性と悪ノリだけの糞アニメだがひさびさにちゃんと見る気になった
638('A`):2008/02/26(火) 17:05:25 O
自演がんばれー
639自演いないし保守がわり:2008/02/27(水) 18:18:14 O
なんの変哲もない休日の昼下がり、二人の少年の息づかいが屋敷の
一室に響き渡る。

僕の動き合わせるように、体を重ね合わせた美少年が恍惚の声を上げている。
「もっと、もっと激しくして…」
完璧な容姿をもつ美少年のこの言葉は、僕の幼い支配欲を満足させるに
十分なものだった。
「この前まであんなに嫌がっていたのに自分からせがむなんてな…
お前は生まれつきの変態だったんじゃないのか?」
僕はわざと意地悪なことを口にした。
しかし心まで快楽に屈したこの少年には羞恥心を刺激する罵りの言葉すら
媚薬のような作用をもたらすようだ。
その証拠に僕の肉茎の締め付けが益々強くなった。
「ハハハ、なんだ?罵られて感じているのか?」
「そ、そうなのぉ…、僕は生まれつきの変態なのぉ
だからもっと激しく動いてぇ」
普段の絵画の様に美貌を面影がない程呆けさせ僕に哀願した
640('A`):2008/02/27(水) 19:45:19 0
ウィキのヒット数が急に増えてる
なんかあったのか
641自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/27(水) 19:46:43 0
なんかこんな急にヒット数伸びてたら俺も怖えよ。
リアバレしたんじゃねえかとかちょっと思っちゃうじゃん。
642('A`):2008/02/27(水) 19:50:42 0
もう高校卒業するんだから大丈夫だろ
卒業祝いオフをやってやりたいぐらいだぜ
643自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/27(水) 20:00:10 0
いやー、なんだかんだ言って結構嫌じゃないですか。
内容が内容ですし。まだ卒業式あるし。
卒業式で朗読とかされたら間違いなく死ねるじゃないすか。

オフやりたいですねー、やったら何人くらい集まるか知んないですけど。
644('A`):2008/02/27(水) 20:05:39 0
卒業式で朗読は読むほうがキツいだろ・・・
645自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/27(水) 20:14:39 0
かなあ?
割と俺は、普通の小説っていうか、
理想的な恋愛小説書いたつもりなんですけど。理想でもねーか。
リチャード・ヘルっていう作家がいて、
まあ日本ではまだ一、二冊しか本出てない人なんですけど、
その人の小説がとにかく女、女、ドラッグ、ドラッグの繰り返しで。
いちいち情けない言い訳とか、詩的な文章織り交ぜたり。
そういうのが書きたいなと思って書いてたんですけど。
646('A`):2008/02/28(木) 07:25:22 0
雑談してねえでさっさと仕事しろよ
647('A`):2008/02/28(木) 08:09:20 0
書物としてはそう突飛じゃないかもしれないけど音読するようなもんでもないだろ
648自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/28(木) 20:12:55 O
2ちゃんねる新書にオレの書き込みが載ってるのを見つけて、ちょっと複雑な気分になった。
しかも古いレス。しかも二つ。
嬉しいと言えば嬉しいんだけども、何とも言えない気分だな……
だからまとめ伸びてんのかな、とちょっと思った。
649('A`):2008/02/28(木) 20:22:31 0
あの本おもしろいの?
650自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/28(木) 22:38:32 O
まだ自分のレスが掲載された奴のパラ読みしかしてないですけど、
面白いっつうより懐かしい感じでしたね。やっぱワットのレスは秀逸だなと思いました。
そして自分の書き込みがつまんなすぎて死ねと思いました。
あの書き込みが出版物として出回っているという事実だけで死ねる。
まあ2ちゃんレスまとめブログを本にした感じですね。
651('A`):2008/02/29(金) 16:49:58 O
うぉう!俺のがまとめに入ってる!!
652('A`):2008/02/29(金) 19:01:25 0
あ、どうも最近ヒット増えまくりのまとめ更新しました
ついでに保存してあった初代スレの過去ログも容量の関係で2分割して掲載してみました
653自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/29(金) 20:54:34 0
何となく言い辛そうに、その言葉を喉から吐き出す姫様の顔は心なしか――
いや、どう見ても赤く染まっている。
爪をカリカリと噛み、上目遣いで僕のほうを見つめている。
いや、姫様と言っても、まだ十二、三の少女だから、僕より背は小さいのだけども。
こんなときは何て言えばいいんだろう、こんなときは何て言われたいんだろう。

『バ、バレンタインですか?あのチョコをあげたり貰ったりする日の……』
『そ、そうだ。チョコをあげたり貰ったりする日のバレンタインだ』

……ううむ。
別に僕は、製菓会社の陰謀に踊らされてはいけませんだとか、
そういった野暮なことを言う気はこれっぽっちもない。
これっぽっちもないが、でも、どうしても確かめたいことが一つだけあった。

『姫様、ご存知のことと思われますが、今日は二月十七日でございます、
そして世間で言うところのバレンタインデーは、二月十四日となっております』
『し、知らぬわけなかろう!そんなことは分かっているのだ!』
この一言に気を悪くしたのか、姫様は赤い顔をさらに赤く染め、僕をきっと睨み付けた。
『失礼致しました……それで姫様は、
どなたかチョコレートを差し上げたい方がいらっしゃるのでしょうか?』
654('A`):2008/02/29(金) 21:23:33 0
なんというニブチン・・・
655自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/29(金) 21:53:55 O

『う……その……それはだな……』
僕の一言がまたしても触れてはならない核心部分に触れてしまったのか、
姫様は顔を赤く染めたままうつむいてしまった。
言葉で言われなくとも、こうして見ていれば手に取るように分かってしまうんだから、
本当に素直で可愛らしいと思う。
思春期に差し掛かりなかなか難しい年頃だと言うのに、本当に素直な少女だ。
屈折することなくこのまま育って欲しいと僕は強く願ったが、
それと同時に、その願いはきっと打ち崩されるだろうという奇妙な予感が一瞬頭をよぎった。

『いらっしゃるんですね?』
『……う、うむ…………い、いる…』
うつむいたまま、両手の指をもじもじと絡め、消え入りそうな声でそう言う姫様の姿は、
どうしようもなく可愛らしくて、どうしようもなく微笑ましい存在であった。
姫様の綺麗な金髪が揺れている。
天井からぶら下がる灯りから零れる白光が、美しい髪へと降り注ぎ黄金の片々となって、部屋中に撒き散らされる。
美しい髪の下では、珠のような白い柔肌が静かに息づいている。
ドレスの生地がテラテラと光り、その下では少女の肥大し始めた自我を象徴するように胸が膨らみ始めている。
656自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/29(金) 22:04:44 O
『なら渡しましょうよ、勇気を出して自分の気持ちを伝えましょうよ』
『ばかもの……もう三日も過ぎているのだぞ。そんな、渡せるわけなかろう……』
消え入りそうな声は次第に哀しみの色を帯びてくる。
姫様の背中に回した手に握られた、綺麗な小さい包みが目に入った。
全く、この少女は外見でなく内面も本当に可愛らしい。
『それ、手作りしたんでしょう?』
僕が指摘すると、姫様はハッと顔を上げ、再び僕を睨みつけた。
『み、み、見るなと言ったではないか!』
『そんなこと聞いてないですよ』
『……私も出来ることなら当日に渡したかったのだぞ……?
しかし……出来なかったのだ。悪戦苦闘を繰り返して、ようやく完成したと思ったら十七日だ……
こんな三日も出遅れたモノ、出せるわけが……なかろう…』
657('A`):2008/02/29(金) 22:16:49 0
あれ?純粋にかわいい・・・
658自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/29(金) 23:20:18 O
彼女は、少しばかり背伸びをしてみたり、高慢だったりする部分もあるけれど、
とても素直な良い子なのだ。だから、僕も素直な意見を伝えようと思った。

『良いじゃないですか、遅れたっていいんですよ』
『だ、だがなぁ……』
『何かを始めるのにふさわしい時なんてないんですよ、
やろうと思い立ったその時が一番ふさわしい時なんだと思います』

姫様の目がパッと見開かれ、まっすぐに僕の目を見据えた。
赤い蕾が網膜の裏で光っている。宝石のような瞳が心と直結するのが分かる。

『三日だろうが一ヶ月だろうが一年だろうが、遅れて何がいけないんですか。
いいじゃないですか。別に世間に合わせなくていいんですよ。
もし受け取らない奴がいたら、そのときは僕が説教してやりますよ』
『ホントにか……?』
『嘘は申しませんよ』

僕がそう言うと、姫様は再びうつむき、両の指を絡めもじもじし始めた。
しかし、その姿も先程と同じようで、心情は全く違うのだと言うことは手に取るように分かる。
『……わかった。ありがとう』
659自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/02/29(金) 23:25:33 O
そして決心したように、再び僕の目を見据え、包みを僕の前に突き出した。
その頬はやはり赤く、眼はうっすら潤んでいる。
でも、その涙の向こうにある光はとても力強く、僕の心を照らしていた。

『貴様に……やる』
『僕に、ですか?』
『う、うむ……私は完璧主義者だ、このような出来栄えではやはり納得が行かぬ……
そして来年こそは、ちゃんと期日通りに渡してみせる……
それまで色々本を読んだり、作ったりして、私は勉強するから……たくさん勉強するから……
その為にも、き、貴様に今回の味見を頼みたいのだ…』

660('A`):2008/03/01(土) 04:39:03 O
昔友人達と夜通しやったネクストキングってゲームを思い出した

バレンタインに女王様キャラが「お手!」って言って差しのべさせると
主人公の手の中にチョコが入ってたってイベントがあった
思えば俺がMなのもこのキャラの影響な気がする
661('A`):2008/03/03(月) 18:59:15 0
>>659
662自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/03(月) 22:44:45 O
どうも、遂にこの度高校を卒業いたしました。
終わり良ければ全てよし、卒業式やら打ち上げやら泊まりやら、楽しく過ごすことが出来ました。

で、一体誰が読んでるのやらな外伝ですが、コレはまあいちおう姫様シリーズになってますけど、
姫様の少女時代、そこはかとなくロリの匂いを漂わす頃の話って設定でやってます。
まああんまりにもキャラ違いすぎなんで、パラレルワールドだっていう解釈でもいいんですけど。
663自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/03(月) 22:47:19 O
あ、あとまとめ更新人様いつもご苦労様です。新作者の方ももし良ければ投下続けて下さい。
あとサマソニのチケット誰か僕に買って下さい。
664('A`):2008/03/03(月) 22:50:40 0
ハヤテひでええええええええええ
でも伊藤静と釘宮理恵はきゃわいいいいいいい
665('A`):2008/03/03(月) 22:52:08 0
あ、卒業したんだおめでとー
666('A`):2008/03/04(火) 07:57:28 0
僕も人生を卒業できそうです
667自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/04(火) 08:11:40 O
>>665
どーも
668('A`):2008/03/04(火) 09:11:09 O
>>667
卒業したんだ、おめでとう
俺も早く大学卒業しないと
と言ってもまだ四年だが
669自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/04(火) 17:35:17 O
>>668
大学いっすね、多分今時期就職活動とか忙しいんでしょうけど、頑張って下さい。
670('A`):2008/03/05(水) 07:19:19 0
自作はどこの大学行くの?
671('A`):2008/03/05(水) 08:03:28 0
文脈的に行かないんだろ
672('A`):2008/03/05(水) 10:37:56 0
>>668
まだ四年?
普通四年で卒業ですよね??
673('A`):2008/03/05(水) 12:25:26 0
文脈的に留年だろ
674自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/05(水) 12:46:46 0
だから俺大学行かないって言ってんじゃん
低学歴の先天性肉体労働者なんだよ俺は
675('A`):2008/03/05(水) 20:27:12 0
姫様の奴隷だけじゃ飽き足らず社会の奴隷になったというわけか
676('A`):2008/03/06(木) 02:12:54 O
>>674
大学に行って楽しくないのはごく一部だから
自演も来年行けばいいのに
レスを読む限りだと普通に大学楽しめそうな気がする
677('A`):2008/03/06(木) 07:38:12 0
あれっ楽しくないけど?
678('A`):2008/03/06(木) 12:06:08 O
>>676だけど俺も楽しくないよ
リア充様が沢山おられる教室から逃げ出したことあるもん
ただ俺みたいな奴と友達がいるやつを比べたら間違いなく友達
いるやつが多そうじゃん
679自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/06(木) 19:15:15 O
>>676
いや、友達出来なそうとか馴染めなそうとか、あんまそういうのは気にしてないよ。
何か適当に喋って周りに合わせて騒いでれば出来るだろうし、出来なくても別にいいし。
ただ今はボヘミアン的な生き方にかぶれてるだけなんだと思うよ。
学校とか家族とか、そういう庇護の下を離れて、
「自分の力で自分の生活を切り開いていくぜ」みたいな青臭い考え方。
あと学力的にも経済的にも意欲的にも厳しい面ってあるからさ。
『大学行きてえ!大学行って絶対これやりてえ!』ってものもないし、
そんな目的もないのに大学行って親に負担掛けるのは悪いし、あんま勉強もしたくないし。
行きたくなったら行くかもしんないけど、多分行かないと思うよ。
680('A`):2008/03/07(金) 15:19:00 0
つまり一人暮らしでフリーターするというわけか?
681自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/07(金) 18:21:01 0
いやフリーターじゃないですけどね。
ホントはブラブラしながら自分の好きなことやりたかったけど、
やっぱそういう訳にもいかないので。
社会人にゃ学校も試験も何にもないしさ。
682('A`):2008/03/07(金) 19:26:12 0
幽霊になりたい
683('A`):2008/03/07(金) 19:45:23 O
自演って今まで一回も顔晒してないの?
684('A`):2008/03/07(金) 20:32:41 0
俺コテないけど一回晒したよ
685自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/07(金) 21:18:26 O

『味見ですか……』
思わず僕は唸ってしまった。快くチョコレートを受け取ることができなかった。
たとえ不出来だろうがなんだろうが、そんなことは気にせずに渡してしまえばいいのに、と思う。
姫様の完璧主義はいつ見ても敬服するばかりだが、ここまで徹底すべきものだろうか。
そもそも姫様に好意を寄せられて、嬉しくない男などこの世にいるんだろうか……?

『ぅ、受け取ってくれないのか……?』
思案顔で黙り込んでしまった僕を、姫様が潤んだ瞳で見つめていた。
消え入りそうな、不安気な声が心をチクチクと突き刺す。
何と言えばいいのか分からなくなってしまう。
僕は間違っているんだろうか?恋路に悩む姫様の背中を押すのは果たして悪いことなんだろうか?
泣き出しそうな姫様の顔を見ていると、不思議とそんな気がしてくる。
686自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/07(金) 21:28:43 O

『どんな出来でもいいから、渡すべきなんじゃないでしょうか?
とても受け取って味見なんかできませんよ……』
『き、貴様、命令だぞ!私の言うことが聞けんというのかっ?』

姫様がキッと僕を睨みつける。弾丸のような視線が僕の心臓を貫いた。
その弾丸をこじ開けて、どの感情が幾らぐらい籠ってるのか見ようとするのだが、
あんまり混ざり過ぎてマーブル状になった感情は、右心房のあたりでジリジリ溶けるだけなんだ。

『……なぜだ?』
『え?』
『なんで分かってくれないのだ……?』

一筋の涙が、姫様の頬を滴り落ちる。
僕はどうすることも出来ず、ただ呆然としたまま姫様の姿を見つめていた。
687('A`):2008/03/07(金) 21:38:59 0
ひょひょひょひょー
688('A`):2008/03/07(金) 22:12:18 0
おい
俺思うんだが
この姫様ってこの男にチョコ渡しに来たんじゃねーか?
そんな気がするぞ
689自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/07(金) 22:31:01 O
『姫様……?』
『うるさい、寄るな、痴れ者がっ!』

どうしていいか分からず、姫様の肩に伸ばした腕をチョコレートの包みが弾いた。

『ちょ、ちょっと待ってくださ……』
慌てて掴んだ姫様の手首は嘘のように細くて、柔らかかった。
『貴様のような奴はもう知らんっ!顔も見たくないっ!わかったら離せっ!』
『な、何でそんなに怒ってらっしゃるんですか?』
『うるさい!貴様なんて大嫌いだ!離せ離せ離せ!はやく離せっ!』
『す、すみません……僕に無礼がありましたのなら謝ります…』

――無礼。
頭の中で突如生まれた二つの点。それらは一本の線で結びつき、ある結論を導き出した。
そうか、そうだ。そうだったんだ。
690('A`):2008/03/08(土) 13:48:29 0
二つの点ってなに?自演は東京とか出るわけ?
691('A`):2008/03/08(土) 21:45:48 0
自演のことはどうでもいい
生まれてくる作品が僕の心を震わせる それだけで充分

卒業の開放感その他のいろんな感情からか、今までに無い系統の話だな
Sキャラのデレは確かに即時的な興奮度というか恍惚感について認めないわけにいかないが
どことなく流行に対する敗北宣言のような気がして少し悔しい
692自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/08(土) 22:18:36 0
『姫様……』
姫様の背中で切なげに揺れる金髪を見つめながら、
細く、あまりに弱々しい手首を掴みながら、僕は姫様に声を掛けた。
そして姫様の肩に手を伸ばし、姫様をこちらに向かい合わせに引き寄せる。
少し吊り上がった大きな瞳には、若干の困惑が読み取れたが、
それでも姫様は依然、目を潤ませたまま僕を睨みつけていた。

『…はなせ……』
僕は姫様の両肩にそっと手を置くと、その眼をまっすぐに覗き込んで言った。
『もし僕の勘違いでしたら謝ります』
そして、姫様の細い身体を優しく抱き寄せた。
『っ……』
姫様は僕のなかで両腕を折り曲げたまま、小動物の鳴き声のような、
声にならない声を微かにあげた。
『ですが姫様、無礼を承知でどうしても言っておきたいんです』
『はな、せ……』
離せ、と弱々しく言いながらも、僕の襟をきゅっと握り、
顔を胸のなかに埋める姫様はどうしようもなく可愛く、愛すべき存在であった。
693自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/08(土) 22:32:27 0

蜂蜜を垂らしたような姫様の金髪を、僕は優しく指で梳く。
毛髪の隙間から青林檎の匂いが立ち昇り、僕の鼻腔を擽った。
『このチョコレートは、僕の為に作ってくださったんですか?』
先程走った直感を僕は躊躇いなく口にする。
姫様は何も言わず黙っている。
黙ったまま、その身体全てを僕に預けて、そうして押し黙っている。

『もし僕の勘違いであれば謝りますが……』
『阿呆、いちいち口に出さねば分からぬのか……?』
顔を僕の胸に押し付けたまま、姫様が呟く。
僕は姫様の頭と背中を撫で擦りながら、きゅっと姫様を抱き寄せた。
途端、姫様がパッと顔を上げる。
相変わらず僕のほうを睨みつけこそしていれ、もうそこに哀しみの色はない。

『使用人の分際で、よくも私に恥をかかせたな?』
『申し訳御座いません』
『ならば責任を取れ、いま一度私に忠誠の誓いを立ててみせろ』
『分かりました』
694('A`):2008/03/08(土) 22:38:02 0
下僕イケメンだな
695自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/08(土) 23:04:04 O
>>691
東京なんて魔界都市怖くて行けない
バンドでサクセスしたくなったら行きます

>>692
いや、これ『姫様と下男』より何年か前の話って設定なんで
まだこの頃はそんな歪んでないというか、そんなSじゃないって感じですかね
下男もそんなに変態じゃないっていうか、イケメン的ですよね
別にパラレルワールド的な感じで考えてもらってもいいんですけど
オレそのとき好きなモノに異常なほど影響受ける癖があるんで、作風ぶれるんです
696('A`):2008/03/09(日) 12:00:18 0
俺は数年後ってつもりで読んでるよ
697('A`):2008/03/09(日) 18:59:15 0
比較的よくありがちなスレッドの一生

1、スレッドが立つ。
2、技術のある人間がAAを提供して盛り上げる。
   感動を求めて人が集まってくる。
3、オリジナルAAを書ける人間が乗ってきてさらに盛り上げる。最盛期。
4、盛り上がりに乗じて何も書けない魯鈍と白痴が寄ってきてスポイルする。
   彼らの無駄な愛着が逆効果を及ぼし、スレッドのレベルが著しく低下。
5、飽きて大勢が去っていき、行き場の無い魯鈍と白痴が残される。
   低レベルな自慢・偏見の陳列、煽りあい、無駄な罵倒、
   いわゆる「2ちゃんねる用語」を多用したお寒いレス等々が並ぶ。
6、煽りと罵倒しか出来ない魯鈍まで魯鈍同士の空疎な煽りあいに飽きて去る。
7、何も提供できない白痴が過去の栄光の日々を夢見て空ageを繰り返す。
   脳死状態。
698自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/10(月) 19:01:14 0
詩を書いた

『怒りの岡持』

蕎麦屋の亭主は慰謝料を払い続ける日々で
ちいとも人生が愉しくない
だから中古のダイハツミゼットに乗って
峠の急カーブを曲がらないで突っ切ってみることにしたのだ

カーステレオからはローリングストーンズが流れている
『お前、ロックンロール聴いて救われた気になっとるんやないぞ、アホ、
どうにかなる、どうにかなる言うてお前五十五年も生きてきたけど、
どうにかなったためしが無いやないか』
ミック・ジャガーは公園で遊ぶ子供達について歌っているのだが
彼にはそういう歌にしか聴こえないのだなァ

怒りの岡持、それ一つ持って
怒りの岡持、沢田研二に会いに行こう
怒りの岡持、それ一つ抱いて
怒りの岡持、シャロン・ストーンにも会いに行こう

怒りの岡持、怒りの岡持、怒りの岡持
怒りの
岡持
699('A`):2008/03/10(月) 21:21:59 O
>>698
こんなんしかおもいつかんかった

http://imepita.jp/20080310/768130
700自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/10(月) 22:55:32 O
>>699
ワロタ
ありがとうございます

詩を書くのは楽しいね
701('A`):2008/03/13(木) 10:38:19 O
感想がないと寂しいね
702('A`):2008/03/13(木) 14:20:32 0
シュール
703('A`):2008/03/14(金) 13:04:42 0
この置いてけぼり感は俺だけじゃないはず
704('A`):2008/03/16(日) 03:08:02 0
岡持って言いたいだけじゃないんかと
705('A`):2008/03/16(日) 22:42:22 0
岡持はネ喪
706('A`):2008/03/16(日) 22:51:16 O
イラスト書いた者だけど岡持って出前する人だよね?
707('A`):2008/03/17(月) 04:48:05 0
出前の人がどんぶり入れて運ぶ道具の事じゃないか
708('A`):2008/03/19(水) 00:09:25 0
 
709自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/19(水) 17:53:26 O
今日引越ししたんですが、何か物凄い切ないですね。泣きたい気分。
一人暮らしに対する不安というより、地元離れて友達と別れるのが悲しい。
まぁこれで脳内雪歩と仲睦まじく暮らせるわけですが。
710('A`):2008/03/19(水) 22:04:02 0
何で引越ししたの?家を追い出されたの?
711('A`):2008/03/21(金) 21:49:44 0
まぁ、ガンガレ
712('A`):2008/03/21(金) 22:23:28 O
大学入ったんだろ
ようやく喪男としておしめが取れたな
大学デビューしたら殺すぞ
713('A`):2008/03/23(日) 01:23:36 0
これからが真の戦い
714自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/23(日) 19:51:20 0

伊勢丹あたりの道祖神でデボラ・ハリーが俺を待ってる
行かなくちゃ行かなくちゃ
武蔵野あたりの代官屋敷でジム・モリソンが俺を待ってる
行かなくちゃ行かなくちゃ
新宿あたりの製鉄所でジェームズ・ディーンが俺を待ってる
行かなくちゃ行かなくちゃ

お前は黄色い宇宙の中を泳いでて
ダムダム弾の効能について一晩中考えてて
そんで夜もねむれないんだ

即興で踊るのは青い眼をした宇宙人で
先生と酒酌み交わし夜を明かす
或る朝突然発狂す
宝島に出てた義足で杖が武器の奴

伊勢丹に行ったら、武蔵野に行ったら、新宿に行ったら、
誰もいなくて一枚の書置きがあるだけだったよ
小麦アレルギーの俺の息子はパン工場で餓えて死んだよ
715自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/23(日) 19:52:16 0
オナニーマスター黒沢面白いですね。好きです。
終わるの寂しいです。
この人の漫画を読むたび、才能について考えさせられてしまいます。
716('A`):2008/03/23(日) 20:32:53 0
ネットのほうでしか知らない
雑誌のほうは誰が書いてるの?
717自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/23(日) 21:22:22 0
 忠誠の誓い。
この目の前の少女――儚く、脆く、完璧で、美しい少女に対して、
己の生涯を捧げることを誓う儀式。
僕は軽く一礼をして彼女の前に跪き、そっと優しく姫様の手を取った。
しかし、姫様は眉を潜め怪訝な表情を浮かべ、僕の手を払い除けたのだった。

『こら、貴様、何をしておる?』
『申し訳御座いません、忠誠の誓いを立てようとしていたんですが……』
『この、ばかものっ』
 姫様が僕の額を中指でパチンと叩いた。俗に言う「デコピン」というやつだ。
痛くも何ともなかったし、むしろその行為にはある種の親しみすら感じたのだけど、
僕は少々困惑してしまった。
なぜ忠誠の誓いを拒否されたのか、なぜデコピンされたのか分からなかったからだ。

『貴様のような痴れ者に、手へのくちづけなど許すと思うか……?』
『失礼致しました。では、どこにすればよろしいのでしょうか?』
『ここだ』
姫様がドレスの上から、膝の部分をぽんぽんと叩いた。
718自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/23(日) 21:37:54 0
『足……ですか?』
『ふふ、そうだ。罰の意味合いも込めてな。さあ、早くするがいい』

 足へのくちづけ。つまり、跪いて足をお舐め、という奴だろうか。
どこで覚えたのか知らないが、むしろ相手が姫様の場合、
大抵の男は、手の甲より足に口付けするほうが嬉しいのではないだろうか?
 僕がそんなことを考えているうちに、気づけば姫様はブーツを脱ぎニーソックスを投げ捨て、
近くの椅子に腰掛けて、その突き立て餅のような細い足をぶらぶら揺らしていた。
僕の心を揺り動かす魔性の振り子時計。

『ほら、早くせんか』
 美しい金髪が、美しい顔の脇でフルフルと揺れる。
眩いばかりの光の金片が僕の眼に突き刺さる。
ドレスの生地を僅かに持ち上げる胸部が、ゆっくりと上下している。
その下で蠕動している筈の姫様の自我を、恋心を、幾つもの言葉を、僕は想う。

――ドクン。
目を細め、意地悪そうに微笑む姫様の顔が。
――ドクン。
あまりに華奢で、あまりに細くか弱い姫様の身体が。
――ドクン。
ユラユラと揺れる肉感的な姫様の脚が。

 たまらなく、たまらなく、愛おしかった。
言葉はもはやなかった。礼儀はどこか遠くへ消失していた。
僕は迷うことなく、姫様の足の甲にくちづけて、いた。
719自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/23(日) 21:56:46 O
『っあ……』

何の言葉もなく、躊躇ひとつ見せずに目の前に跪き、足の甲へと唇を押し付ける僕に、
少々狼狽したのだろうか、姫様は微かに喘ぎ声を上げた。
そんなことは構わなかった。どうでもよかった。
ただこの脚に触れていたかった。暴れ出した欲望はもう、止まらない。

唇の間から舌を差し出し、足の親指と人差し指のあいだにそいつを突き込む。
べろり、という擬音が響くぐらいに、力強く、いやらしく、僕は姫様の足を舐めた。

『んっ……』
姫様がぶるりと身体を震わせ、また微かな喘ぎ声を上げる。
720自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/23(日) 22:11:38 O
頭の芯が、ぼうっと熱を帯びてくるのが分かった。
周囲の音が遠くなり、視界が狭まる。
なのに、妙な部分の感覚だけが研ぎ澄まされて、姫様の反応だけが手に取るように分かった。
指と指のあいだを丹念に舐めていく。時折、姫様が息を荒くしながら小さく喘いだ。

『ん……ゃ、やめろ…舐めろなんて……誰がっ…』
『ひゃぁ……っ…も…やだよ…やだ……やめ、やめろぉ…っ』
『だめだ……も…だめ、だめ、だめ、だめ……ふゃっ…』

そんな姫様の喘ぎは、僕の行動をエスカレートさせるだけだった。
微かに足を揺らし、顔を火照らせ、妖艶に息づく姫様は、僕の欲望を煽るだけだった。
姫様の足の指を口に含む。包み込むようにそれを舌で転がす。

『ひゃぁっ……!?』
我慢しきれなくなった姫様が一段と大きい声で鳴く。
もっと可愛いその鳴き声を聞かせておくれよ。
ダダリオ・カマロが飼ってるインコのようなその鳴き声を。
721('A`):2008/03/23(日) 22:17:10 0
俺も足のほうがいいわ
722自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/23(日) 22:20:03 O
>>716
?何の話でしょうか?オナマスの話ですよね?
723('A`):2008/03/23(日) 23:08:03 0
そうだよオナマスだよ
ネットで連載してるの知らない?
724('A`):2008/03/23(日) 23:20:55 0
新都社が実際に漫画雑誌を発行している会社か何かと勘違いしてるんだろうか?
725('A`):2008/03/24(月) 00:26:26 0
その通り勘違いしてたよ
これだから閉鎖的で頭の悪い糞VIPは嫌いなんだ
嘘を嘘と見抜けない俺自身はもっと糞だがな
726('A`):2008/03/24(月) 00:47:27 0
俺もVIPは嫌いだけどオナマスはおもしろい
727自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/24(月) 10:21:33 0
オナマスは原作・漫画ともども面白いですね。
新都社の漫画は結構面白いのもありますよ。
俺も一時期漫画ばっか描いてた時期あって、
新都社のほうへ出してみようかなと思ってたときがあります。
728自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/25(火) 21:38:35 O
過疎だよブライアン
ダウンするしかねぇな
729('A`):2008/03/25(火) 22:17:51 0
kあっそ
730('A`):2008/03/26(水) 20:42:47 0
まとめの人死んだの?
731自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/03/28(金) 21:31:49 O

滑らかな肌から立ち昇る甘い香り、舌を突き抜ける柔らかな快感。
頭上では少女が淫猥な喘ぎ声を響かせている。
少しでも声を出すまいと、口を紡ぎ喉を締め付け目をぎゅっと閉じ、
それでも波打つ快感をやり過ごせない哀れな少女は、ただ甲高く鳴くだけだ。

姫様の足を一心不乱に舐め回していた僕の舌は、もはや足の指を離れて脛の辺りまで達していた。
僕は両の手を腿のあたりに這わせ、姫様の下半身にすがりつく。
時折膝裏に腕を回してぎゅっと抱き締める。そして顔を傾け、膝裏をつうっと舌先で撫ぜる。

『ひゃ……っ……ぁ…ふざける、なぁっ…い…かげんに……』
姫様はビクリと身体を震わせて、泣きそうな声で力無く呟いた。

ふざけていなかった。
いい加減でもなかった。まだまだ足りなかった。
性器が怒張し、わなないていた。
真夜中、二人きりの執事室にて、浅ましい肉欲が爆裂していた。
732('A`):2008/03/29(土) 07:22:25 0
おわり
733('A`):2008/03/29(土) 18:32:01 0
どこまで浅ましいんだよ・・・姫様のハイヒールを鼻に突っ込まれて窒息死してしまえ
734('A`):2008/03/29(土) 18:41:46 0
という小説を書いているところ母親に見つかった。
母親は泣き崩れた。
俺は呆然と立ちつくした。

 −完−
735('A`):2008/03/31(月) 21:21:19 0
足舐めて一度怒られるのがよかったなあ
そのあとしつこく舐めようとするのがいい
736自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/04/01(火) 00:46:35 O

少女の小さな膝の上に舌を滑らせる。
薄く柔らかな脂肪の下に、はっきりとした骨の存在を感じた。
さらに奥のほうへと、僕は舌を滑らせる……

舌はまるで別の意思を持った生命のように動き、僕のからだを振り回す。
気がつけば、僕は姫様の膝裏に両手を通し、ドレスのスカート部分に頭を突き込んでいた。
太股の内側にチロチロ舌を這わせれば、姫様は涙声で僕を罵倒した。

『やぁっ…ばか…ばか…ばか…ばか……っ!』

鼻先を下着の近くまで持ってゆき、犬のように鼻を鳴らせば、姫様は困惑した。

『ぁっ、やっ、やだっ、ちょ、ちょっとっ……!ひゃうう…っ』

737自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/04/01(火) 01:13:41 O
少女のスカートの中身はまるで宇宙だった。
少し背伸びした、レース付きの黒い小さめの下着と、
そこから伸びている二本の肉感的なみずみずしい太股だけが、
視界を覆う全てのものであった。
にも関わらず、そこはやはり無限大の楽園だった。
鼻孔をつく、少女特有の甘酸っぱい香りが、
鼓膜を擽る、姫様の官能的な喘ぎ声が、僕の胸を熱くした。
股間がたぎる……心臓が肋骨を殴りつけるように波打っている……
ああ!
微かに汗ばんだ、下着と脚の境界線部分を舌でなぞってみる。
少女の汗の味が味覚芽を貫き、ひらひらとしたレースと、柔らかな脚が舌の表面を撫でた。
『ひゃあああ…っ!』
すべすべとした太股の内側に己の顔をしっかりと挟み、頬擦りをした。
少女の太股のタオルは、僕の顔を素晴らしい快楽で拭き取ってくれた。
『だめ…だめ…だめ…もう、だめだ…っ、もっ、やだぁっ…!』

頭蓋の中が性の塵芥でまみれた僕は、時速二百キロのスピードで淪落していった。
果てしない性欲が、カウパー腺液となって亀頭を伝い、下着に溢れていた。
738('A`):2008/04/01(火) 07:46:01 0
姫様が幼児退行中
739('A`):2008/04/01(火) 19:32:01 0
俺の胃袋は、宇宙だ。

とか言うドラマだか漫画だかなかったっけ
740('A`):2008/04/02(水) 18:46:33 0
姫様大食い設定・・・ちょっと微妙だな・・・
741('A`):2008/04/03(木) 07:16:58 0
おおお俺も舐めるる
742('A`):2008/04/04(金) 19:59:57 0
オナマス終わったね
743('A`):2008/04/06(日) 11:32:52 0
マンガのほうか
744('A`):2008/04/06(日) 21:02:11 0
何か俺はあれ気に入らないな
須川とか早々に不幸な死に方すればいいのに
何でああいうキャラが断罪されずに普通に青春してるの?
745('A`):2008/04/07(月) 00:29:30 0
リア充は最後までリア充
主人公の友好関係が広がった事を表現したかったのかな
746自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/04/07(月) 08:14:42 O
やっぱ原作者の伊勢さん、漫画描いてるYOKOさん共々リア充っぽいからでしょうね。
でも実際世の中あんな感じですよね。
憎まれっ子世に憚るというか、苛めとかやってた人にばちが当たるってことは、
あんまりないですね。大抵その人たちは楽しい人生送っていきますし。
おそらくカツラさんは、『若気の至り』的な感じで書いていたのではないでしょうか?
それに拍手返信など読む限り、
『やり直そうと思えばやり直せる、本当に取り返しのつかない事なんて殆どない』
というのが作品のメッセージの一つとしてあるようですし。
747('A`):2008/04/07(月) 09:59:37 0
やり直そうと思えないとこが問題なのにね
748('A`):2008/04/07(月) 22:58:04 0
マギステルかわいい
749('A`):2008/04/08(火) 09:03:04 0
どいつもビッチ
750自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/04/08(火) 13:13:58 O
バイロンは「ドン・ジュアン」の中で、
『快楽は罪だ、そしてときとして罪は快楽だ』と書いたが、
それが全く正しいということを実感せざるを得なかった。
やわらかな矯声を上げて、目の前で悶える姫様の姿は、僕の胸を強く高鳴らせた。
たかだか十二、十三の少女に淫らな行為をおこなうことの背徳は――
そしてその快楽は、まさしく禁断の果実であり、僕の心は堪らない愉悦をおぼえた。
魂が発熱していた。
精液の匂い立ちこめる執事室で、性の懊悩鳴り響く執事室で、
浅ましき欲に溺れた猿とそれに蹂躪される少女が居る巫山戯た執事室で。

僕は舌先で、姫様の秘部を下着の上からそっとなぞった。
絹の滑らかな感触と、その内に包まれたもっと滑らかな柔肌、舌の上で踊って。
しっとり汗ばんだ生娘の甘い香りが鼻孔へと飛び込んできて。

『何をっ……して、おるっ……!ば、ばかものぉっ……!』
何をしているか、なんて聞かなくても分かるじゃないですか。
『ひゃ、ぁ、ぁ、あうっ……!』
そうですよ、もっと悶えて下さいよ。
『もっ……やめろ……っ』
やめない。
可愛いお前を、俺は徹底的に犯し尽くす。犯し尽くしてみせる。
751('A`):2008/04/08(火) 20:53:07 0
「巫山戯た」ってどう読んでも「ふざけた」って読めないんだけど。
752自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/04/08(火) 21:07:40 O
>>751
町田康さんが小説の中で使っていたので、ちょっと使ってみたいなぁと思って。
今ちょっとググってみたとこによると、何か当て字?らしいですね。
まぁ中二的な巫山戯た遊び心だと思っていただければ。
753('A`):2008/04/08(火) 21:21:15 0
普通に犯罪です
754('A`):2008/04/10(木) 07:37:17 0
あー働きたくない
姫様に雇ってもらいたい
755自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/04/10(木) 23:46:14 O
薄給激務の明るく楽しいアットホームな職場らしいよ
756('A`):2008/04/10(木) 23:55:01 0
アットホームな求人は喪男的には地雷
757自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/04/11(金) 23:31:27 O
働くっつうか、金稼がなかったら生きてけないからね。
働かんでも生きてける人もおるけど、まぁそれはほんの一握りで……
働こうが働くまいが、それは別にどっちでもいいんだけど、
そういうことで一々いじけてる人見るの嫌ですね。
働け!って言ってんじゃなくて、いじけてる人を見るのが嫌。
だったら何か踊ってりゃいいじゃん、みたいな。
758('A`):2008/04/12(土) 00:46:46 0
って言うのは強い人の理屈だよね
って言う屁理屈は弱い者の言い訳だよね
って言う堂々巡り
って言うより自己との相違からくる純粋な嫌悪?
759('A`):2008/04/12(土) 07:43:45 0
まあ人間関係は職場の悩みの一番手だろうからな
でもさ、自分がメシ食う為だけ、その為だけににここに来てるんだって
毎朝自分に言い聞かせてればそんなに苦にもならんよ
人の事なんかどうでもいいじゃん
760('A`):2008/04/14(月) 01:05:11 0
難しいね
761('A`):2008/04/16(水) 17:45:32 0
762('A`):2008/04/17(木) 18:57:30 0
自演に影響されて怪物王女を見始めた
763('A`):2008/04/18(金) 19:43:49 0
な、糞アニメだろ
764自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/04/18(金) 23:01:12 O
漫画とアニメ、どっち見てんのか知らねえけど、漫画は漫画でいいと思うんだわ。
絵下手だって良く言われてるけど、絵の上手さだけが漫画じゃねぇしさ。
何かね、キャラデザとか凄いセンスある人だと思うわ。
あとね、全然関係ないけど、『あしたのジョー』と、
『うる星やつら』すっげえ面白いから読むといいよ。
765('A`):2008/04/20(日) 23:00:20 0
 
766('A`):2008/04/21(月) 04:58:58 O
このスレとあまり関係ないかもしれないけどさ、美女にお前ら尻を
やられたいとか思う?

普段はクールで肌がキレイで痩せてる白人の金髪美女フタナリが
発情しながらお前を押し倒し、スカートをたくしあげ、下着の生地
ごしにもわかるくらいビキビキといきり立った一物の先端をお前の
一物の先端の辺りにグリグリと押し付けながら行きを荒くして、
ほとんど無理矢理獣のように荒々しく舌をお前の口にねじこまれて
「ねえ、しよ…」って言われたらどうする?
というか本当フタナリ美女に掘られたいんだが俺ってエムかな?
767('A`):2008/04/21(月) 07:41:06 0
怪物王女キャラデザは好きだけど欲を言えば姫の胸が小さいと嬉しかったな
768('A`):2008/04/22(火) 00:14:11 0
>>766
手コキとかフェラぐらいならしてあげるかも知れないけど掘られるのはちょっと抵抗あるな
769('A`):2008/04/22(火) 00:19:35 0
自分なんかに魅了を感じてくれる存在が在るならそれだけで嬉しいと思うよ
770自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/04/22(火) 13:34:33 0


窓枠いっぱいに、びっしりと暗闇が貼りついている。
その向こう、暗闇の遥か向こうのその深淵から、笑い声が響いてくる。
先程まで鼓膜を埋めていた、少女の悩ましげな嬌声は何処かへ立ち消えて、
唯一つ、その笑い声だけが、僕の脳にワンワンと響いて居る。


このまま溶けてしまえばどれほど良いかと思う。
柱時計が淡い光を放ちながら、その隣に在る本棚や鏡と同化しつつあるのに、
僕と姫様だけは頑として、それぞれ一個の存在としてこの部屋に居て、
べちゃべちゃとした唾液が糸を引いて絨毯に零れる。


僕はいま、姫様を穢している。どうしようもなく穢している。
だのに、それがやめられない。もっともっと、もっともっともっとグチャグチャにしてやりたい。
そんな行為に熱を吹く、僕の腐った脳味噌さえも今は愛しくて堪らないのだ。
果たしてこれは愛といえるであろうか?


気が付けば僕は、姫様にべったりと身体を密着させて、
首筋に顔を押し付けて舌先で敏感な皮膚を弄びながら、
左手で小さな、まだ弾力に欠ける敏感な胸を握りつぶすように揉んで、
右手で絹の下着のその中身、敏感な少女の秘部をいじくり回している。


『っぁ……!ひ、ゃ、ふぁあっ……!やあああっ!』
これは姫様の声、必死に活動する理性を逆撫でするいやらしい声。
『へっ、ひゃへへっ、ぐっ、ぷふぅっ!はっ、はっ、はぁあっ、あは、あは』
これは僕の声、欲望を剥き出しにした変質者のいやらしい声。


ジィイイイイイイイイイイイイイイイ。
視界に入るわけもないのに、何故か見えている、頭上で飛び廻る夜光虫の姿。
ジィイイイイイイイイイイイイイイイ。
鼓膜に届くわけもないのに、何故か聴こえている、頭上で飛び廻る夜光虫の羽音。


首筋に滲む、姫様の瑞々しい汗と混じり合っている、僕の口腔から垂れ流される白い唾液。
ぐにゅぐにゅと形を歪ませる、姫様の小さな胸のその下に流れる、生温かい血液のながれ。
右手の指先をぬらぬらさせる、性を知らぬ筈の少女が溢れさせる、その愛液。
僕の性器から這い出てきて、ズボンにまで滲みてくる透明の腺液。

構わないで呉れ。ほうっておいて呉れ。
理性も、常識も、仕事も、法律も、世界も、今の俺には何一つとして必要でないのだ。
蕩けさせて呉れ。狂わせて呉れ。
目の前のこの美しい少女と混じり合って、そのまま消えてしまいたいだけなんだ。
771自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/04/22(火) 13:35:26 0
>>767
十分小さくね?
つうかあれで小さくないって、お前どんだけ無乳好きだよ
772自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/04/22(火) 15:18:22 0

堕ちゆく八万地獄、腐敗する己の正常な感覚、突如鳴っては直ぐに鳴り止む自己嫌悪の鐘。
少女の白い柔肌に彫刻刀で彫り込むように、舌を尖らせ皮膚嘗め回せば、
少女は忽ち鳴き声上げて、温い体液滴らす。
すっかり気が狂ってしまった僕は、姫様の美しい金髪を指で梳きながら、
遂にその舌を姫様の口内へと捻じ込んでしまった。

人間の動きというものはこれ即ち脳に依って統括されているのであって、
当然僕がいまおこなっているこの舌遊戯も、
やはり脳がさまざまな記憶や経験を照らし合わせた上で、
命令を下しているということになるわけだけども、どうも僕にはそう思えない。

アア……
舌が生きている!

唇と舌で姫様の口を塞いでしまうと、
姫様の狂おしいまでの喘ぎ声はもう愉しめなくなるわけだから、
それは少々名残惜しかったが、忽ち別な、全く別な新しい快楽が僕を支配した。
僕の舌は、僕のベロは、姫様の口内の至るところを探検した。

唇の周りをベチャベチャに穢し、
歯を通り、歯茎をなぞり、奥のほうで震え上がる姫様の舌をつかまえ、
たっぷりと、ゆっくりと、じっくりと、ねっとりと、
音を立てて、時間をかけて、勿論左手で髪を梳くことも右手で秘部を愛撫することも忘れず、
生来ずうっと孤独であったその処女舌を蹂躙してやった。

姫様はいやいやと首を振って、身体をよじらせていたけども、
そんなものは何にもならなかった。
むしろかえって胸やら足やらが押し付けられたりして、熱く隆起した股間が擦れたりして、
興奮がたかめられたくらいである。

姫様の激しい鼓動が、押し付けられた胸からはっきりと伝わってくる。
舌と舌とが絡み合う音が、体内で共鳴している。
右手の指先が柔らかく、生温いもので包まれている。
蕩けたような、困惑しているような、泣き出しそうな、激昂しそうな、
あまりにも複雑な感情を湛えている姫様のその瞳は、
溢れ出す涙で曇ってしまっている。

頬を涙が伝っている。一筋の透明な涙が流れている。
太股を愛液が伝っている。一筋の愛液が流れている。
道化師が庭先で笑い始める。
柱時計が爆砕して時間が消失する。

シーン。
773('A`):2008/04/22(火) 20:02:40 O
>>768
でも前立腺とかキモチイイらしいじゃん
相手が男なら嫌だけど理想の女性に懇願されたらむしろ嬉しいでしょ
774('A`):2008/04/22(火) 20:05:38 O
>>772
ごめんよ、小説無視して変な話ばっかして
いつも自演の文才には敬服いたしております
775('A`):2008/04/22(火) 20:23:34 0
自演がまた小難しくなっちゃってんな
好きだからいいんだけどさ
776自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/04/22(火) 21:03:30 O
いや、寺山修司作品が再発すんのがあんま嬉しかったもんで、
J・A・シーザー聴きながら書いたらこんな文章になったんだわ。
オレの文章、結構BGMに左右されるとこあんだなぁ。
ガレージパンクとか聴きながら書くと、割りと単純明快な文章になんだけどな。
でもやっぱ寺山修司の言葉ってすげえですね。
『昭和十八年の仏様を降ろしてくださーい!』とか、
『死んで下さいお母さん』とか、
『俺の現在は俺の少年時代の嘘だったのだ』とかそんなフレーズどうやったら出てくんだよ。
そのセンス十分の一でいいから分けてくれよ。

>>772
好きに話すればいいじゃん。別にオレのスレじゃないしさ。
めちゃめちゃ過疎ってるしさ。
777('A`):2008/04/22(火) 21:22:39 0
どう考えても自演先生の連載スレなんだが
778('A`):2008/04/22(火) 21:24:20 0
>>773
俺は痔なんだ
779('A`):2008/04/22(火) 21:36:44 0
気持ちいいかもしれないよ
キンモヂイィィィィィィィィィって言うくらいだし
780自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/04/22(火) 22:03:37 O
>>777
いやいやいや、オレとしてもそういう流れはあんま望んでないんすよ。
だったらディスクレビューとかそういうのやりたい。
781('A`):2008/04/22(火) 23:43:39 O
>>780
そうなるともはやエム関係なくね?
782自作自演男 ◆nrgKNIeDl6 :2008/04/23(水) 20:31:45 O
だって今の時点で既に関係ねえもん。
なんだこれ?主人公普通にSじゃん。
783('A`):2008/04/25(金) 03:19:17 O
ごめんやっぱりフタナリ美女からでもお尻は怖いです

でも女の人処女喪失とかできるからやっぱりすごいなぁ
784('A`):2008/04/26(土) 13:03:54 0
お前にだって処女喪失くらいがんばればできると思うよ
785('A`)
痛いし怖いもん