1 :
sage:
2 :
('A`):2007/07/01(日) 16:03:08 0
>>1 おつ・・・よねぇ・・・
おつかしら?
おつですぅ
おつだね
おつなのだわ
おつなのー
おつ・・・
ククク・・・おつ・・・
3 :
黒帽子 ◆KNnR/ob96E :2007/07/01(日) 16:50:28 0
4 :
('A`):2007/07/01(日) 17:01:16 0
真紅と子作りに専念したひ
5 :
('A`):2007/07/01(日) 17:02:26 0
ローゼンメイデンブームって一瞬で過ぎ去ったよな
6 :
('A`):2007/07/01(日) 17:09:01 O
7 :
('A`):2007/07/01(日) 18:17:51 0
8 :
('A`):2007/07/01(日) 21:50:45 O
久しぶりに来たけどまだあったんだな
翠星石はまだ来るの?
9 :
('A`):2007/07/02(月) 01:26:27 0
すいちゃん・・・
翠星石たん・・・
11 :
('A`):2007/07/02(月) 14:57:33 O
12 :
('A`):2007/07/02(月) 20:42:49 O
13 :
翠星石(第3) ◆KzkAPOHiD6 :2007/07/02(月) 20:58:36 0
_,. -ァ――‐-- 、_
/ ノ* , - '^⌒"´`丶、
/ ノ r'´ ヽ
/ ノ * ノ / , 、 ヽ
/ l l // , /, jl i ',
/ 、_ l l l l/_/_,ィ// __ム! l l l
 ̄|`lヽj * 〈 l ,lィ'_.ノ'´ノィ' ,ィリ l,' l l
,l l l { 'l下T::::T' //ナ!;Tリ lj l
l l '、 }、' ト。'ー' ´ , 'ーイ /リリ
l l ヽ* '、ヽ',"" "ツノノ
l l l { ヾ>、 ‐_,.ィ"l´ まったく、お前らときたらゴキブリ並みの生命力なのですぅ
l l l 入 l^ヽミエ二、 l *l
,' ,' / ,イ rt, *'、, -‐ロ‐-ミt l
,' ,' l イ (l ヽ/||ヽ. ハ l
,' ,' K l ', |l| (lヘ) l
/ / ,ハ、、 l * l, |ll| (l '、 l
/ /l / ノ l l |{l}| (lてy
/ / l / くー- 、 、__,j、_V!l | {l (ヘ
/ / / /7、 / ,rへ!ノ j} {l__,、j トl
/ / く__/| |`´{ト、 〉三ミ彡fri〜l^l '、
,/ / / ,| ,| {l) ヾ'、三三ミYハ,.」}、'、ヽ
,. --イ / / / '、 {l) 入_ ゙ー'^ー'`丶ミヾ、
,'´、 / / / l ノ人 ノイム、 丶、 ヽ`ヘー- 、
l ヽ/ / / l / {l`´ ^'く, , ,) ヽ ', //7 ヽ
ノ! /\ ノ!イ し=〜'´゙"´`丶、 ヽ ,'/ノ`ヽ. ヽ
/ r,/、 \ ,.ィ" '´ `'ーt、 l lj 丶ヽ、
i´ メ `二ニ>'´ `丶ニ'ノ }ヽj`ヽ.
リ⌒ヾ),'"´ーxメ、 ,. 、 //ノ丶ヽ
15 :
黒帽子 ◆KNnR/ob96E :2007/07/02(月) 23:23:02 0
16 :
黒帽子 ◆KNnR/ob96E :2007/07/03(火) 21:10:18 0
保守
17 :
('A`):2007/07/04(水) 21:01:10 0
>>14 懐かスィ、相変わらず神OPだなぁ
内容は一期の方が好評だけど
18 :
('A`):2007/07/05(木) 00:48:47 O
19 :
>18の続き:2007/07/05(木) 00:50:14 O
その問題となったスレにこういう書き込みがあるんだが…
↓
121 ちゅるちん ◆ohExJRV1lo New! 2007/06/24(日) 17:47:17.78 ID:gkOCW6a10
どうしよ
足折れてるっぽいし、ぐったりして動かない
病院つれてったら理由きかれるしどうしよう・・・
125 ちゅるちん ◆ohExJRV1lo New! 2007/06/24(日) 17:49:02.39 ID:gkOCW6a10
殺すつもりじゃなかったのに
ちぃちゃん死んじゃう(´;ω;`)
どうしよ、だんだん息がよわよわしくなってる
133 ちゅるちん ◆ohExJRV1lo New! 2007/06/24(日) 17:53:11.42 ID:gkOCW6a10
ちぃちゃん虫の息だ
どうしよう・・・ごめんちぃ
本当にごめん
137 ちゅるちん ◆ohExJRV1lo New! 2007/06/24(日) 17:56:44.05 ID:gkOCW6a10
ちぃちゃん死んじゃった(´;ω;`)
本当に殺すつもりはなかったんだ
ちぃ本当にごめんなさい
20 :
('A`):2007/07/05(木) 00:52:50 O
まさか友人真紅スレにいた(前スレを立てた?)
“ちいちゃん大好き”コテの奴じゃないよなぁ…
21 :
('A`):2007/07/05(木) 17:11:21 O
死ね!真紅!
,'~~~え.
{/´ ̄ヽヽ_,
アウアァアアアアア!!! ((从_从)i@《,
( `Д) Д゚ ||/|| Σ
ε≡≡ ○ヽ 、)とミ介ミと,ヽ||
ε≡≡ 人 つ=l二;;゙,ハヽ、≧
ε≡≡ (__(__)(/゙`し'' て
どすっ!
それっ、ローザミスティカを出せ!真紅! アウアァ、ワタシノローザミスティカ、ガー!!!!!!
,'~~~え.
{/´ ̄ヽヽ_,
((从_从)i@《,
と( `Д´) Σ::||从;'Д゚ ||/||::
ヽ し'≡≡ ((と、ミ;介ミつ))
ノ ノ ∽∝∞oc∞;";)
(__)(_)゙`;∵"(/:し'::}}' て
ずりずりずりずり
ずりっ
23 :
('A`):2007/07/07(土) 02:08:57 O
真紅…
↓
真Q…
↓
真のクイーン…
↓
ア リ ス
↓
蟻酢
↓
ギサン ↓
蟻
↓
女王蟻
↓
…やはりアリスゲームの女王の座を得るのは
“ S I N K U ”
__し__ん__く__
何というキバヤシ…
25 :
('A`):2007/07/08(日) 05:36:00 O
あ
26 :
('A`):2007/07/09(月) 19:58:59 O
漫画とアニメごっちゃになっているけど、扉を開けたJUM。
そこには雪が。
様々な記憶が突然JUMに流れ込んでくる。
JUMに笑う雪、「お久しぶりです、お母様。やはり・・・一番のお気に入り、真紅のミーディアムに
なっていらしたのですね。他のドールのミィーディアムかとも思いましたが。」
JUMに流れ込んできた記憶は2000年以上も前の過去。
ある国に天才的医師の男と天才的人形師の女が双子を産んだ。
双子は女の子と男の子であった。
天才的医師の男と天才的人形師の女は女の子にローゼン、男の子にエンジュという名をつけた。
しかし女の子、ローゼンは先天的に盲目であった。
哀れに思った母は夫に自分の目の片方をローゼンに移植して欲しいと泣きすがる。
夫は妻の願いを、そして実の娘に視界をあげたい一心で
妻の左目を娘、ローゼンに移植することに成功した。(当時の科学技術では神の領域、ありえない話であるが)
妻の容姿は薔薇水晶、ローゼンの容姿は雪ソックリであった。
母に左目を貰ったローゼンとエンジュは父と母の愛情をたっぷり受け、スクスクと大きくなった。
そして二人の名は天才的錬金術師、人形師として国内に知らぬ者が居ないほど知れ渡っていた。
特にローゼンは人形師として、エンジュは錬金術師として神の領域、まさに先にも後にも絶対現れないであろう程の
天才振りであった。
その天才振りに目をつけた国王が二人を呼び出し、莫大な援助を与えるから不老不死になる錬金術を完成させよという
使命を与えた。
二人の天才はその日から研究に没頭した。研究の日々が10年たった頃、
ローゼンはローザミスティカという魂のようなものを作りだし、人形に与えることによって
生きた人形を作ることに成功した。
彼女はその生きるウサギの人形をラプラスと名づけた。
エンジュは不老不死になる方法を発見し、まず己の体を不老不死にしてみせた。
しかしエンジュは王に不老不死になる方法を発見したことを報告しなかった。
彼は錬金術の腕前は誰にも負けず、神の才能を持っていたが、人形師としては
姉のローゼンどころか、母にも才能、腕は負けていた。
彼はこのまま報告をせず、王から莫大な援助を受けていた方が自由に研究費を使うことができ、ローゼンのように
生きた人形を作れるほどの人形師となることができ、後々、ローゼンを超えることができると考え、
不老不死の研究をせず、人形師としての腕を上げることに莫大な資金を使っていた。
それから更に10年経ち、ローゼン、エンジュも30歳半ば、
ローゼンは遂に苦肉の策として、己の魂をローザミスティカ化することに成功し、
そのローザミスティカを人形に定着させることに成功した。
これなら魂は永遠であり、人形が壊れたら直すか、もしくは新しい人形にローザミスティカを移すことによって
不老不死として生きることができる。
嬉々として王の前で、研究結果を発表し、人形となった己の体を見せるローゼン。
(その人形は自分の父ソックリな人形であった)
しかし待っていたものは王の激怒であった。20年も莫大な援助資金と歳月を与え、
待ち続けた不老不死のなり方が自分自身が人形になるという結果に王は不服であったわけである。
そしてもう一つ王の逆鱗に触れたものは、エンジュが30代半ばという年齢に関わらず
どう見ても20代半ばに見えることであった。
すでに不老不死の方法を知っているかもしれないという噂がたっていたのだが、
王はこの双子の天才姉弟が、不老不死のやり方を隠して出し惜しみしているかもしれないという
疑心暗鬼にとらわれていたのであった。
王の逆鱗に触れ、半ば追放という形で国外に逃亡する二人・・・。
二人を知らぬ者が居ないというほど有名人であったローゼンとエンジュでは
この国ではもはや生きていくことができなかった・・・。
(ローゼンは人形である為、生きていこうと思えば生きていけるかも知れないが)
絶望しながら逃亡するローゼンとそれに従うラプラス、莫大な資金を自分で稼がなければいけないが、
必ず姉を超える人形師になってみせると誓いながら逃げるエンジュ、
二人の双子の姉弟は2千年以上会うことはなかった・・・。
ここでJUMの頭に記憶が流れてくることが止まった。
「な、何なんだ、今の記憶は?!」
「・・・お母様、やはり、知識、知恵を司る金のローザミスティカがこの場にないと・・・。
8個完全に揃わねば思い出せないのですね・・・。」
目をひそめJUMを見つめる雪。
「けど大丈夫です、お母様。私が貴女を眠らせ、すべての記憶、才能を私が受け継ぎます。」
雪の手からゆっくりと薔薇の棘がJUMにむけて伸び始めた。
「ほぅ、真紅のミーディアムの坊っちゃんがローゼン様でしたか・・・。
いやはや、ただのネジを巻いただけの少年だったわけではなかったのですね。」
その様子をドア越しに覗いているラプラスと捕われの身の真紅。
「JUM!何故・・・何故契約を解いたのにここに・・・!」
悲痛な叫びを上げる真紅。その声はJUMにまで届いていた。
「真紅?!」
振り返ろうとするJUMに雪の薔薇の棘はからみつき、JUMも捕らわれの身となってしまった。
「しまっった!」JUMは棘と取ろうともがくが、取れない!
「フフフ、あとは金、あの子だけね。」金のミーディアム、ミチャーンの姿を扉越しに捕らえる雪。
「くっ!」
わざとJUMの姿を見せ、自分に悲鳴を上げさせJUMの注意をそらし、JUMを捕らえた
雪を、憎々しげに睨みながら唇を噛む真紅。
「私達、私達ローゼンメイデンはお父様に人間を苦しめるために作られたわけではないのに・・・。
何故、何故あの子は・・・。平気でこんなことを・・・。」
涙が止まらない真紅。雪への怒りは自分の不甲斐なさへの怒りでもあった。
「いやはや、雪様がこうなられたのも、ローゼン様に時間がなく、実体を持たぬまま
nのフィールドにローザミスティカを放たれたことが原因なんですがね・・・。」
真紅のつぶやきを聞いたのか、ラプラスの魔が捕らわれの真紅の目の前に現れた。
「雪?白薔薇の名前なの?それにお父様が原因って・・・。」
父を侮辱されたことに怒りの色を宿す真紅の涙で濡れた瞳。
「雪様はローゼン様に時間がなく、実体を持たぬままローザミスティカをnのフィールドに放たれた。
彼女は実体を持ち、とても大事な眠りにつくことができず、何時間も、何年も、何百年も、眠りにつくことができず、
夢と現実の区別がつかなくなってお壊れになられた。それは私も同様。
しかし壊れたという表現は私にとっては正解とは思いませんがね。人間の善悪など人間主観のもので
人間を傷つけることイコール悪いこととは、人間主体の勝手な価値観だと思うわけです。
雪様は善悪を区別することなく、ご自身の希望、実体を持ち、眠りたいという本能に従い、
今まで他人と接することができなかったから知ることができなかった心を吸収したいだけなのです、本能的に。」
39 :
('A`):2007/07/10(火) 23:47:19 O
ふむ。
真紅はラプラスが何故か本当のことを言っている気がした。
いつものように嘘か本当かわからないことを言っているかも知れないのに、
何故か真紅の遠い遠い記憶がそう言っているように聞こえた。
雪は父、ローゼンが時間がなく人形という器を作る時間がなく、魂である
ローザミスティカをnフィールドに放たざるをえなかったこと、
そしてnフィールドで現実と夢の区別がつかなく、眠ることができず、
人の心に触れることができず、善悪の区別がつかなくなって壊れてしまったこと。
前に言っていた父が雪の器である人形を作らなかった理由は私達を撹乱させるための
嘘であったこと。
真紅は決心した。このままミチャーンと金まで捕らわれたら白薔薇、いや、雪が
一人勝ちとなりアリスとなるかも知れないが、それが良いことか悪いことか
真紅にはわからない。ラプラスの言う通り人間主観の善悪の基準は、人間本位で
人間の勝手な価値観かも知れないが、私達は人間を傷つけるために作られたものではなく
雪がアリスになることを阻止しなければならない気がしていた。
あとJUMである。大切なミィーディアムを危険な目に合わせた上、自分のせいで
捕まってしまっている。あと・・・(彼女は気づいていない、自分がJUMに初恋という
彼女にはまだ未経験で理解できていない感情が今、芽生えてしまったことを)
真紅は大好きなお父様から頂いた、そしてアリスになるためには絶対不可欠な人形の”器”からローザミスティカを出し、
nのフィールドから現実の世界に戻ろうとした。
自分たちの大変不利な状況を、雪の目的を、金に知らせるために。
器を放棄した真紅のローザミスティカは元の器に戻ることができない。
しかしアリスになることより、お父様より大事なJUMを危険な目にこれ以上遭わせたくなかった。
42 :
('A`):2007/07/11(水) 22:51:51 O
ほう
43 :
('A`):2007/07/11(水) 22:54:01 0
ERROR:新このホストでは、しばらくスレッドが立てられません。
またの機会にどうぞ。。。
('A`) (1)
ホストgk6.leo-net.jp
ネガスレ★ 早く彼女の浴衣姿が見たい
名前: ('A`)
E-mail:
内容:
パンティー禁止
「な、何?!」
突然体が熱くなるのを感じる雪。そして流れてくる膨大の量の記憶の数々。
「ま、まさか・・・。8個のローザミスティカが集まっていないのに、私以外のアリスが誕生したというの?!」
珍しく動揺の色が隠せない雪。
「どうやら真紅様がアリスになられたご様子、アリスゲームは完全に終了、
じきに8個のローザミスティカはすべて、ローゼン様の転生された坊っちゃん、JUM様に受け継がれるでしょう。」
「くっ!私は、、、私は、、、自由に、、、あ・・・・。」
雪の右目の眼帯が外れ、そこから涙が溢れ出してきていた。
「これが・・・悲しいということなの・・・?これが・・・心・・・。」
雪に起こった現象は囚われの銀、翠、JUM、そして金や金のところにむかう途中の
真紅のローザミスティカにも起きた。
JUMの体が熱くなり、流れ込んでくる膨大な記憶と知識の数々。
「な、何なんだよ!これは?!・・・あ・・・。」
普段のJUMならこれらのことを理解するまで半時間はかかるであろうが、何故か数秒ですべて
理解してしまった。
「・・・思い出した・・・。俺・・・あいつらのことを作ったのは・・・俺?」
「そのとおりです、ローゼン様。」
「ラ、ラプラスの魔・・・。いや、、、僕が人形になる前、、、お母様が麻酔無しで左目を私に与えてくれた
大事な生身の人間だった頃に私が作った生きた人形・・・ラプラス・・・。」
46 :
('A`):2007/07/12(木) 17:21:01 O
それからそれから?
2000年以上前、国を追放されたローゼンとそれに従うラプラス、エンジュはその後どうなったのか。
エンジュは問題なかった。錬金術師としては姉や両親を超えていたが、人形師として姉や母を超えようという
人生の目標がったから、以前と変わらずなんとか生活費、研究費を捻出しながら研究に没頭する毎日であった。
問題はローゼンである。まず人形にローザミスティカした魂を定着させてから5日目くらいから
精神状態がおかしくなっていた。食欲も睡眠欲もわかず、何も食べず、眠らず過ごしていると
3日目くらいから精神状態が不安定になってきて5日目くらいから発狂しそうな衝動に襲われ続けた。
ローゼンは人形の体であったから食事も睡眠も不必要なはずであったが、精神、ローザミスティカの魂の方が
食事や睡眠を求めた結果だと気づいた。
金を捻出することができないので山草や果物といった、とにかくまずいものでも我慢して食べて
眠くなくても眠ることにした。
実はローゼンが作ったラプラスは作ることに成功してから一週間ほどで訳のわからないことを言い出すようになり
今では道化師のような何を考えているかわからない性格になっている。(一応自分を主人として従ってくれているが)
人間の魂を真似して作ったラプラスは、人間のような欲望、食欲、睡眠欲、性欲を持っていなかったから
生きる目標も何もなく精神が壊れてしまったのかも知れないとローゼンはこの経験から悟った。
人形の体にとって眠りや食事は大事ではないかも知れないが、
精神、ローザミスティカの魂は眠くなくてもちゃんと眠って夢を見たり、
食べたくなくても食べて様々な味覚を味わうことはとても大事なことだと
ローゼンはこの経験で痛感した。
そして精神が壊れてしまったラプラスにとても悪いことをしたと反省をした。
人間の三大欲、食欲、睡眠欲、そして性欲の性欲の部分であるが(性に目覚めていなければ愛欲といったところか)
ローゼンは性欲、愛欲にも飢えが出てきていた。
人恋しい、人との交流が欲しいと常に飢えていた。
自分がまだ人形の体でない頃の思い出ばかり思い出していた。
絆は沢山あった。暖かい父、優しい母、何を考えているかわからないが自分を師と仰ぐ弟エンジュ、
研究室の志を共にする仲間達、華やかな王宮でのパーティ。
しかし今はどうか。
抜群の美貌で言い寄る男も少なからず居たし、密かに恋心を抱いていた男性も居たが、
すべて我慢してお付き合い、結婚もせず研究に捧げた日々も
20年間歳月を尽くして研究した自分の研究成果も完全否定され、今や追われる身。
両親、弟はどうなったかわからない。体は人形となり子供を産むことも、その体のコンプレックスから他人と関わりたくない引き篭もり状態。
絆は唯一自分に従ってくれるラプラスだけ。
人恋しい気持ちを持ちながらも、自分の人形の体を見られたら拒絶されるんじゃないからという不安から
引き篭もり、まずい飯を食べ、眠くなくても夢をきちんと見るために眠る、絶望する日々が1000年以上続いた。
ローゼンはある日(今から1000年ほど前)、自分の欠陥が目立ってきた人形の体から、新しい人形の体へ
自分の魂であるローザミスティカを移すときに、自分のローザミスティカに核となる中心にあるものとは別に
大まかに7色の色が存在することに気づいた。
黒・・・嫉妬、憎悪
黄・・・知識、知恵
翠・・・愛情、慈悲
蒼・・・礼節、忠義
紅・・・気品、高貴
桃・・・陽気、幼稚
白、無色・・・変化、自由
毎日目的も無く、鏡で自分の球体関節である人形の体を見て、絶望する日々を1000年過ごした
ローゼンはふとこの7色のローザミスティカに存在する存在である計画を思いついた。
自分の核である中心にあるものは自分に残して、この7色のローザミスティカの欠片でそれぞれ違う人格の
生きた人形を作ってはどうか?
もちろん精神を保つために食欲、睡眠欲、性欲をちゃんと作る。
人形にはそれぞれ意思があるが、自力で動く人間の魂を似せて作られたローザミスティカを持つラプラスのような人形ともなると、
人間と同じように食べ、夢を見る為に寝て、他人と絆を持ち心の交流がないと壊れてしまう。
しかし食欲、睡眠欲、性欲を持つラプラスのような自力で動ける生きた人形を作ろうとすると、
欲を持つまで繰り返し作られる試作品の人形はラプラスのような壊れた人形が沢山できてしまう。
それはローゼンにとって耐え難きとても悲し過ぎることであった。
しかし自分の魂、ローザミスティカの欠片ならば、簡単にそういった
食欲、睡眠欲、性欲(愛情欲)を持つ生きた人形は作れるはずである。
そして壊れることなく自分の寂しさを紛らわしてくれる色々な人格の人形が7体もできることになる。
人形になる前、ローゼンは自分に子供が居たらこういう名前をつけたい、こういう服を着せたいと色々考えることがあった。
ローゼンはその7色の欠片で7体のそれぞれ違う人格の少女の人形を作り、
8人で仲良く楽しく寂しくなることなく生きたいと考えた。
それからのローゼンは活動的になった。
自分と7体の姉妹の人形が、寂しくなることなく仲良く暮らす日々を送れるという希望と、
自分のローザミスティカを核である部分と7色の色の部分の8個に分けて、
7体の最高の少女のドールを作るという生きる目的ができたからだ。
それにはまず莫大な研究費が必要となった。
そこで時の権力者の援助を受けるため、自分の体を時に若い青年、時に落ち着いた老人、
時に壮年の哲学者の仕えるのに都合のよい年齢、容姿の人形に乗り移り、その天才的錬金術の力で莫大な研究費を稼いだ。
時に非難、中傷も受けた。変人、奇人、ペテン師呼ばわりは当たり前であった。
しかしローゼンは生きることが楽しくて仕方がなかった。
研究費を稼ぐという生きる意味と、将来8人で楽しく暮らせるという希望があったから。
以前の退屈で不安な気持ちはまったくなくなった。前向きで活動的になったローゼンは
人目を気にして引き篭もることなく五百年くらい、様々な姿の人形に乗り移っては莫大な研究費を稼ぎ
ついに自分の核となるローザミスティカと、7体の人形に分け与えるための7色のローザミスティカに、
合計8個に分けることに成功した。
そして今から500年くらい昔、西暦1500年くらいから7個のローザミスティカを定着させるための
器、7体の最高に美しい至高の少女の人形を作ることに着手する。
彼女は500年に及ぶ研究の結果、人間の夢はnのフィールド、精神世界と繋がっていることを発見した。
そして自分は今不老不死であるが、ローザミスティカを自分の意思で停止できる方法を発見し、
人間というものは一度魂に死が訪れるとだいたい66年ほど死の世界で眠り、また現世に輪廻転生することを発見した。
つまり自分のローザミスティカの活動の停止=人間でいう死と同じことであり、
また生身の人間として転生することができる可能性が高いことがわかった。
この輪廻転生というやつはあまりに悪事が酷い場合以外はまた人間に転生するようで、(自殺はOKのようである。)
普通の生活、最低限の殺生であれば、普通に66年後にまた人間として生まれ変わってくることであった。
西暦1500年、最初の至高の少女の人形、ローゼンメイデン第一ドール銀を作る前に
ローゼンは悩んだ。もしこのまま研究中に発見したローザミスティカを停止させる方法で
不老不死の自分の命を自ら絶てば、66年後に生身の人間に転生できる、暖かい血の通う人間の体を手に入れられる。
この不老不死の永遠の孤独ともおさらばできる・・・。
しかし生来学者肌のローゼンは自分の研究成果を見たかったのも事実であり、自殺、
自らの意思で不老不死の自分のローザミスティカを自分の意思で停止させることはしなかった。
そしてローゼンメイデン第一ドール、銀の作成に着手した。
使用したローザミスティカは黒色のローザミスティカの破片、憎悪と嫉妬の感情の魂であった。
数十年かけてついに銀は完成、最初の自分の孤独を癒してくれる仲間、交流を持てる愛しき娘のはずであった。だが、、、
彼女は食欲、普通に食事を楽しむこと、睡眠欲、ちゃんと眠りちゃんと夢を見ること、
食欲と睡眠欲は正常に機能してくれた。
問題は性欲、性が目覚めていない少女であるから愛情欲であるがこれに問題が起きた。
彼女の魂の核である憎悪と嫉妬があまりに激し過ぎたのだ。
まず最初のドールだから、天使のように白い翼があったほうが良いと考えたちょっと中二病チックなローゼンであったが
取り付けた白い翼は真っ黒く、悪魔のような翼に変化してしまった。
そしてさらに数十年かけて完成させた金にローゼンを一人占めしたいがために意地悪なことを
ちょくちょくしていた。
その意地悪な行動を見ていたさらに数十年かけて作られた翠が真似して、翠まで意地悪な行動が多く見られるようになってしまったことである。
しかし元々は暖かい父親、優しい母親に愛され優しい気質に育ったローゼンの魂である。
意地悪といってもそれほど残酷ではなくむしろ優しさを感じることも多く、色々な子が居たほうが賑やかだと放置した。
真っ黒い翼を持つちょっと意地悪な銀、7色のローザミスティカの中で実は一番知識がつまっているのにドジが多い金、
臆病なくせに意地悪、しかし慈悲に満ちている翠、3体の自分の最高の娘に囲まれたローゼンは
寂しさもなくなり幸せいっぱいで4体目、蒼の器の製作に取り掛かった。
7体の自分の娘の中に、自分とエンジュのような双子を作りたかったローゼンは
三体目の翠と四体目の蒼を双子になるように製作した。
そしてついに西暦1750年ごろ、ローゼンは真紅の製作にとりかかる。
この頃のローゼンはもう愛情欲を完全に満たしていた。4体の自分の魂の欠片から
作り出された生きる人形、4人の至高の少女である娘達に囲まれて寂しさは消えていた。
ローゼンのローザミスティカの核の色は赤で、真紅の持つローザミスティカの欠片の色と非常に似ていた。
赤と紅、非常に似ているが微妙に違う色のローザミスティカの欠片を持つ器、真紅の製作には
ローゼンは今まで以上に細心の注意を払った。そして100年の時をかけてついに真紅が完成する・・・。
真紅はローゼンが一番のお気に入りの人形の娘となった。しかし公平平等にすべての娘達と愛情を持って接するローゼン。
そして1900年頃雛苺が完成する。しかしこの時期(1800年代後半)、ローザミスティカの器である人形を作るための
費用を捻出しようとある若いスペインの建築家になりすまし、サグラダ・ファミリアという建築物を作っている最中に
運命の姉妹と出会ってしまう・・・。
伏字のほうが良かったかな?サ〇ラダ・ファミリ〇という建築物ということで・・・。
ヤヴァイ・・・、このギャグが言いたいがために時間設定ミスった。
時間設定は突っ込みどころ満載ですが、お許しを。(他の部分も突っ込みどころ満載ですが)
65 :
('A`):
こんな過疎スレやなくて
別のスレに貼ったほうがいい
せいぜい3〜5人程度しか見てないから