どうせモテn(ryファンタジー小説とか書いてくれよ

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203('A`):2007/03/14(水) 18:32:26 0
 朝起きると、同居人が私を見つめていた。
 緑の髪の毛に、丸い公家眉のような眉毛。長くとがった耳。そして、鳥類の眼。これらをのぞくと、顔そのものは普通の人間である。
 いや、普通というよりも、美女と断言してもいい。
 「おはよう」
 私が挨拶をすると、同居人も同じように、
 「オハヨウ」
 と言った。
 音程がおかしいのは、まだ日本語に慣れていないせいだろう。
 同居人は日本人ではない。というか、人間でさえないのだ。
 鳥の翼を生やした女性――こう表現すると、いわゆる天使のような姿を想像されるかもしれない。
 しかし、それは違う。
 どう言えばよいものか。そう、いつかはまったRPGに登場した半人半鳥の怪物、あれにそっくりなのだ。たしか、ハーピーとか言っただろうか。
 現在、私は彼女とともに暮らしている。同棲というやつだ。
 同居人としるしたが、肉体関係もあり、お互いに好きあっているわけだから、恋人とするべきなのかもしれない。
 彼女と出会い。 
 ある日突然私の家に転がりこんできて、そのままいついてしまった。
 怒らないでほしい。本当にこのとおりなのだ。
 何故彼女が私を気に入ったのかは、よくわからない。
 断言するが、私は女性にもてるような男ではない。
 学生時代は周囲から嫌われ、女子にはそれこそ蛇蝎のように疎まれ、嫌悪されていた。
 社会人となった後も、仕事のことで注意をした女子社員にセクハラで訴えられ、地方に左遷された。まあ、首にならなかっただけもうけものなのかもしれない。
 いつか姪っ子と散歩していたら、警官に職務質問をされた。ああ、これは蛇足だろうか。
 そんな私のものに、人間ではないとはいえ、美しい女性が現れ、恋人となっている。
 夢というよりは、妄想のような話だが、事実である。
204('A`):2007/03/14(水) 18:33:40 0
 これが私だけの身に起こったことなら、まあ、ラッキーな話で終わる。
 しかし、現在このようなことが、日本各地、いや、世界規模で起こっているのだ。
 私と同じく、いわゆるモテナイ男である会社の同僚Aは、牛だかヤギだかの角の生やした女性と同棲している。
 同じアパートに住む60歳の男性は、和服の似合うしっとりとした美女と暮らしている。ただし、この女性半分は植物だとか(詳しいことはわからない)。
 彼女らが何者であるのか。それは、政府だか学会だかの、えらいひとたちにもわからないらしい。
 わかっているのは、彼女らは全て人間とその他の生物のハイブリットともいうべき姿をしていること。そして、彼女らが男性の好みには一定の共通点のようなものあるらしいのだ。
 たとえば、植物系のものは60代から上のいわゆる年配者を好み、猫系のものは美男子を好む、犬系はマッチョな体育会系のもとに、蛇系は理系タイプに・・・という具合。
 とはいえ、彼女らの種類はそれこそ何十とあるらしく、国連などもその全てはいまだに把握しきれていないようだ。
 全ての男のもののもとに、美しい女性がやってくる。
 天国のような話だし、私などはその恩恵を受けまくっているのだが、問題も多い。
 たとえば、彼女らの中には、小学生や中学生のような、いわゆる未成年の少年にも関係なく押しかけるため、教育上の問題から懸念されている。
 ただ、どういうわけかどのタイプも、既婚者には関心を示さなかった。まるで、申し合わせたように。
 もっとも、離婚をした場合、好みの相手にはすぐに押しかけていくということがわかったため、離婚率が爆発的に増えて、上記の件以上に問題になっているのだが。
 類似する問題でいえば、未婚率の増加も問題になっている。これは少子化とともに以前から問題になっていたのだが、彼女らの出現とともに、過去最低となっている。
 新聞を読むと、某党の女性議員が、彼女ら・・・世間では「異国のひと」と呼んでいる・・・の排斥をぶちあげるという記事がのっていた。どうやら女性団体などの支援を受け、かなりの勢いらしい。
205('A`):2007/03/14(水) 23:53:49 0
これ何てエロゲ?
206('A`):2007/03/15(木) 00:16:40 0
それを言っちゃあおしまいよ
207('A`):2007/03/15(木) 00:28:13 0
「大丈夫?」
差し出される白い手。
まるで陶器の様に白く、シルクの様に細い指先。
「は……はい。大丈夫です。」
照れたではない。でも、何故かはわからないが、私は彼の手をとらずに立ち上がる。
「これ使ってください」
そういって彼はハンカチを取り出す。
「すみません、ありがとうございます」
しかし、私はそれを受け取らない。
「気を付けてくださいね」
そう言って彼は去って行った。
だが、私は彼の背中を見続ける。
彼の背中のハルヒが私を見つめかえしていた。
208('A`):2007/03/15(木) 10:13:22 0
>>207
(゜∀゜)ハルヒキタ――――――――!!
209('A`):2007/03/15(木) 19:08:07 0
>>207
主役の女性?もハルヒがわかるってことは腐女子?
210人間の屑(^^ゞ ◆J78T1DTqzA :2007/03/15(木) 21:47:23 0
勇者はゴブリンの追っ手から逃げるために人気の無い草原を走っている。
勇者「はっ、はっ、はっ」
ゴブリン「ヒヒヒーヒ! 逃げても無駄だ!」
ふと、目の前に女性が見えた!
勇者「しめた!」
勇者は更にスピードを上げ、女性を追い抜く。
ゴブリンはその過ぎた女性を強い力で羽交い絞めにした。
ゴブリン「ギャハハ! 勇者さんよう! この女を助けたければ、俺らに従えぃ!」
勇者は立ち止まり、仁王立ちになる。そしてパワーを拳に集中させる! この時間が欲しかったんだ
勇者「だっりゃあああああああああ!!!!!」
全力でゴブリンと女性ごと拳でぶちぬいた!!! さすがに圧倒的勇者パワー!
ゴブリン「なっ・・・お前は、勇者じゃなかったのか!!」 ゴブリン愕然(笑)
勇者「いいや、俺は勇者だ。だが…勇者が必ずしも人を助けるとは、限らないんだぞ(笑)」
ゴブリン「おのれ・・・外道め・・・ごふ!」
211('A`):2007/03/15(木) 23:16:40 0
小説書く喪男 Rigel2
の次スレはここだと思ってもいいのかい?
212('A`):2007/03/15(木) 23:40:09 0
投稿サイトはここにリンクを張っているw
213('A`):2007/03/16(金) 00:15:19 0
ファンタジーオンリーだよ
214('A`):2007/03/16(金) 22:31:09 0
age
215('A`):2007/03/17(土) 00:57:12 O
テナーモイまで保守(`・ω・´)
216('A`):2007/03/17(土) 03:17:38 0
他に投稿する猛者はいねーのかい。
217('A`):2007/03/17(土) 11:28:23 0
218('A`):2007/03/18(日) 01:59:45 0
モウダメポ
219('A`):2007/03/18(日) 18:26:03 O
(-o-
220('A`):2007/03/18(日) 19:41:26 0
              く.:V.:.:. /.:.:.:.:.:/  !.:.:.:.:.:.:.: ヽ.:.:.:.:|r┐|>、
               ハ:|.:.:.:.|.:. /、/  l.:.:.\/.:.:.:. >:{,、_>|:.;イ
                 l.:.:|.:.:.:.|.:/{.:.{`ト-八.:.:V斗<.:.:.:.| .:.: レ :|
                  |.:.:|.:.:.:.|Wイア沁  \{ イア沁ヽ.! .:.:.| :.:|
                  l (|.:.:.:.|l { {r'//i}     {r'//i} }|.:.:.:.|).:l
              j人! .:. |   `ー''      `ー''  |.:.:. l.:.N
              /^ヾ!:. 小 .:::::::   '   ::::::::.  |.:.:. |.:ハ
               ハ.:.:l ヽ、     ーー     , イj.:.:./く
                 /  \{rー‐z≧=‐--‐=≦zーリ/ ム
             /_〉 ヽ〉| ,-、‐、_|   |_/7‐、│ / {∧
              __/__  / /ニヽヽ_))⌒(_ノ/ノ⌒>、レ'  `‐ヘ、
          /   `ヽ∨〃ゝ‐'´ ´∀` `ー´ーヘ ∨ ̄ ̄ ̄\
         { 7¨>―'´' /j       |      { Vー<二ニヽ、}
221('A`):2007/03/19(月) 08:30:54 O
222('A`):2007/03/19(月) 11:09:30 0
テナーモイ!
お前の帰りを待っている!
223('A`):2007/03/19(月) 22:56:31 0
待つ事には慣れている・・・
224('A`):2007/03/20(火) 13:01:44 0
待つわ
225:2007/03/20(火) 13:20:08 O
ありがとう
226('A`):2007/03/20(火) 13:20:23 O
携帯から投稿していい?
227:2007/03/20(火) 13:21:02 O
ありがとう
あと一週間ぐらいかかりそう
それまで保守頼む
228('A`):2007/03/20(火) 13:47:31 0
>>226
いいんでね
2297:2007/03/20(火) 20:17:53 0
今日の深夜に多分更新できる
待っててくれた人、ありがとう
230('A`):2007/03/20(火) 20:19:29 0
やれやれだぜ
2317:2007/03/20(火) 20:33:21 0
待たせてゴメン
何か俺の書き物のストーリーでわかんないコトとかあったら聞いて
更新するときに補足とかするから
232('A`):2007/03/20(火) 22:53:15 0
期待age
233('A`):2007/03/21(水) 09:04:23 0
234('A`):2007/03/21(水) 11:56:32 0
すまんがよくわからんので絵だけ堪能してきた
つかよくこれだけ書いたな
235('A`):2007/03/21(水) 12:31:18 0
火吹き山のレビューなんてはじめてみたよw
おもしろかった
236('A`):2007/03/22(木) 18:32:20 0
それは、爛れた顔をした何かであり、背丈は私の半分くらいしかなく、まるで子供のような体格をした生き物であり、『魑魅魍魎』を『餓鬼』を思い浮かべさせられた。
私がそれに近づくと、それは逃げ出し、私がそれから逃げ出すと、それは追いかける、つねに私と一定の距離を保とうとしているように思えた。
それが「ぎじぎじぎじぎじぎじぎじ」と鳴きだし、私は耳を通じて不愉快な音だと認識させられ嫌な顔をするがそれはおかまいなしと「ぎじぎじぎじぎじぎじぎじ」と鳴き続けているのだ。
それの鳴き声の対処はないものかと私は自分の記憶を探りあてる作業にうつる、私は一体どうゆう人間でどうゆう状態に陥っているのか、思い出すのだ。
夏の日、であった。私、笹波 無花果(ささなみ いちじく)はいつものように畑でジャガイモ、ニンジン、などといった野菜に水をあげ、汗を流していた。
畑は私の日課であって、趣味でもあった、友人にそれは17歳の人間のやるものか、からかわれるのだがやはり楽しいものは楽しいのである。
畑は家の庭を利用したもので広さは17畳の部屋一個分くらいであり、中々のものなのだ、その中、汗を流し作業をする私の前に彼がやってきた。
237('A`):2007/03/22(木) 19:46:29 O
http://ncode.syosetu.com/n6928b/k/

途中だけどどぅーかな?
238('A`):2007/03/24(土) 06:36:32 0
元からあった小説を書くスレってもう立たないの?
需要があるならオレが立てるけど。
239('A`):2007/03/24(土) 12:08:43 0
お好きに
240('A`):2007/03/26(月) 00:22:12 0
age
241('A`):2007/03/26(月) 01:32:43 O
>>238
俺は喜ぶ
242('A`):2007/03/26(月) 18:40:54 0
書こうとしても書こうとしても一行も進まず、
小説サイトだの創作文芸板で質問すると”とりあえず書き上げろ”と無茶を言われ、
愚痴ってると追い出され、今日も一行も書けない・・・

あんまりだとおもわんか
243('A`):2007/03/26(月) 18:57:51 0
話は書き終わったら聞いてやるよ
244('A`):2007/03/26(月) 19:14:22 0
創作文芸板は糞の集まり
245('A`):2007/03/26(月) 20:13:22 0
日記みたいなクソなものでもいいから書けよ。
で、それを見ながら小説風にもう一回書き上げる
それを何周も繰り返せばそれっぽくなるだろうよ
246('A`):2007/03/26(月) 23:57:05 0
これまでか・・・
247('A`):2007/03/27(火) 00:21:08 0
「おらーーー!!!」
ザシュ!ブシィ!
山本の激しい攻撃が田崎に炸裂した
「ぐおぉ・・・」
田崎は死んだ
山本は12の経験地を手に入れた
248('A`):2007/03/27(火) 01:20:07 0
ただ妄想するのとそれを文章に起すのとでは全く違う
2497:2007/03/27(火) 22:50:30 0
もうすぐ暇ができる
需要があるなら続き書くけど…
250('A`):2007/03/28(水) 02:39:33 0
この世界が闇に包まれてから5年近くが経つ。
いや、厳密に言うと闇に包まれたのは人の瞳だけだ、と
王国のお偉い僧侶様は言う。
魔王オクド・デ・ダークが降臨し、世界中の人々の視界を暗くする呪いをかけた、と。
最初こそ俺を含め世界中が混乱の渦に巻き込まれたが、
今では視界が暗いだけで特にそこまで不便はない、といっても
他人の顔さえはっきり見えないほど暗いのだが。
僧侶様いわく、真の悟りを開いたものは視界が開け、
目を覆う闇のカーテンがハラリハラリとはがれ真の視界を得られるらしい。
怪しいものだ。人の見ている景色なんて分からない。
もしかしたら俺以外は全員ちゃんと見えているのではないか?
可能性は0ではない。
まぁ、俺一人を騙すのにそこまで大げさな芝居を打つわけもないし、
みんながみんな薄暗い中生活しているのだろう。
魔王とやらも殺戮の限りを尽くすとか、酒池肉林の騒ぎと言った話も聞かない。
暗いながらも楽しい世界・・・とまでは行かないが、
世界は平和といっても差し支えない日々を続けていた。

あの時までは。
251('A`):2007/03/28(水) 22:47:47 0
252('A`)