1 :
('A`):
2 :
('A`):2006/09/01(金) 22:34:49 0
あー、前スレ落ちたのか
3 :
('A`):2006/09/01(金) 22:39:25 0
戦わなければ生き残れない!
4 :
('A`):2006/09/02(土) 13:47:10 0
ただなんとなく大学行ってるだけで、別に目標とかないなぁ・・・orz
ちなみに早大生でつ(´・ω・`)
5 :
('A`):2006/09/02(土) 13:56:44 O
かゆうめえwwwwwwwwwwwww
6 :
('A`):2006/09/02(土) 14:22:21 0
あの夜も今日みたいな雨だった
雨という水分を撒き散らす巨大な存在が大空を一面覆っていた蒸し暑い夜
月や星などまったく輝いていない漆黒の空の下であの事件は起こった
たしかあの日は満月なのだと、朝のテレビ番組をみながら兄が教えてくれた
兄は昔から朝の占いが好きで出社ギリギリまでテレビにかじり付いていた
そんな兄に向かって「いってきます」を言うのが僕の平日の日課だった
だがもうそんな平穏な日々は帰ってこない
「なぁアタル、今日は満月らしいぞ。帰ってきたら月見酒としゃれこむか」
あの朝聞いた兄の最後の言葉だ
大好きだった兄。そして母。居心地のよく笑い声が絶えなかった我が家
みんなみんな失われてしまった。
どんなに願っても帰ってこない……
――二週間前――
「あー 暑いねアタルぅ。 何だ何だ元気ないねぇ、朝ごはん食べてこなかったのかな?」
登校中のいつもの早苗とのやりとり。 彼女は隣に住む同い年の早苗である。
いわゆる幼馴染って存在だ。
引っ込み思案な僕に気さくに話しかけてくれるのは嬉しいのだけど
寝不足の日には少し鬱陶しい。
「べ、別に‥ ただちょっと眠いだけだよ」
「ふ〜ん、あんたの部屋毎日遅くまで電気付いてるんもんねぇ。何やってるのか知・ら・な・い・け・ど」
「あ、あはは、べ、勉強です」
もちろん勉強などではない。 言わずもがなエッチなサイトや2ちゃんねるに入り浸ってる毎日なわけで…
7 :
('A`):2006/09/02(土) 22:29:51 0
保守
「あれ?どうしたんだ」
そう呟きながら、自分の席に座る。
ほぼ同時に担任が教室に入って来た。
担任の先生は25歳の女教師である。
名前は村田 亮子。
学生の頃柔道の県大会で優勝した経歴を持っている。
綺麗というより可愛らしい顔立ちで、眼鏡を着用。
スタイルは良いが筋肉質。
以前通学路に変質者が現れた際に、背負い投げでしとめたという実績あり。
噂によるとセクハラをした副校長も投げられたらしいが、その真否は定かではない。
密かに憧れを抱いている男子生徒も少なくなく、「タワラちゃん」の愛称で親しまれている。
教職員用の靴箱には、毎日生徒からの手紙が入っているという。
公一は既に生身の女性に対する感情を失いつつあるが、そこは血気盛んな男子高校生。
屈んだ時にちらりと見えたブラジャー、
座った隙にちらりと見えたパンティー、
そしてありあまる妄想力により、公一の夜の生活は充実したものとなっている。
自分からは決して動かないが、あちらから来るチャンスがあれば棒に振るつもりはない。
勿論それ以上のチャンスなど訪れる筈も無いのだが………。
亮子は出席をとり始めた。
達也はまだ来ていない。
達也の番になった時、
「山田君はちょっと怪我をしたらしく、今日は休みだそうです」
と、一言だけを告げた。
「あれ?あいつ本当に怪我してんのか?………いや、サボる為の口実かもしれんな。
怪我してるにしても、昨日の電話の感じじゃ動けなくなるほどでもなさそうだったしな
………ま、明日になればわかるだろ」
と、これといった心配をするでもなくその日は終わった。
事実、達也が学校をサボタージュしたのは一度や二度ではない。
書置きを残してふらりと旅に出て一週間程帰らないという事もあった。
昨年の夏休みも日本一周自転車の旅に出かけ、夏休み明け5日後に北海道で補導されていた。
好奇心旺盛と言えば聞こえは良いが、おそらく何も考えていないだけであろう。
「とりあえずメールでも打っとくか。ったく、世話の焼ける奴だ……」
『生きてるかー?』とだけ書いたメールを送信する。
その日、返事は返って来なかった。
10 :
('A`):2006/09/03(日) 04:30:06 0
公一GJ〜。期待しとるよんあげ
やはり落ちてたのか。機能探し回ったぞ
保守
あと10話ぐらいゾンビ出なさそうだな
13 :
('A`):2006/09/03(日) 12:21:19 0
保守
保守
16 :
('A`):2006/09/05(火) 02:00:57 0
∧_∧
(`・ェ・´) レスが少ないけど
0 0 気にしちゃダメ!
| | また次があるよ!がんばって!
∪∪
保守
18 :
('A`):2006/09/06(水) 01:00:22 0
あげほしゅ
保守
20 :
('A`):2006/09/07(木) 20:51:04 0
age
21 :
('A`):2006/09/08(金) 12:28:07 O
キモオタクロス
22 :
('A`):2006/09/08(金) 22:26:57 0
ほ
翌日、いつもの様に遅刻ギリギリで学校へと行く。
当然曲がり角も何事もなく通過していた。
教室を見渡すが、やはり達也の姿は見当たらない。
「っかしいな〜………」
さすがに少しだけ心配になる。
昨日送ったメールの返事もまだ返って来ていない。
試しに休み時間に電話をしてみるが、留守電になるだけであった。
「ま、いいか」
もともと放浪癖のある達也の事である。
きっと今回もどこかをブラブラしているのであろう。
もしかしたら再び隣町の様子を見に行っているのかもしれない。更なるネタ探しの為に。
退屈な授業を終え、帰ろうと廊下へ出たその時
「茂木君、ちょっと」
と、呼び止める声がした。
振り返るとそこには亮子が立っていた。
「な、なんですか?」
経験上、教師に呼び止められる時はろくでもない時だと知っている。
過去に実践し、未だバレていない悪行を思い起こす。
屋上から紙吹雪を撒いた事か?
校長室に飾ってある歴代校長の写真に髭を描いた事か?
先生の自転車のサドルを盗んで売買したことか?
校庭の隅でハチミツ採取用のミツバチを飼育しようとしていたことか?
先生の生写真を一枚300円で他のクラスの生徒に売ったことか?
それとも………
思い浮かぶのは全て達也立案の悪行である。
(あの野郎、こんな時に休みやがって…………)
そう思わずにはいられない。
「山田君がね」
「え?ええ」
「山田君、昨日今日と休んでるでしょ?」
「あ、あぁ、そうですね(なんだ、そっちの話か)」
「それで、今日連絡が無かったから電話してみたんだけど、どなたもでないのよねぇ」
「はぁ、そうですか」
「で、なんだけど。茂木君、ちょっとプリント持って山田君の家に行ってみて貰えないかな?」
「俺がですか?」
「仲良いでしょ?」
「あぁ、まぁ、それはそうですけど〜………」
見るからに面倒臭そうにする公一。
25 :
('A`):2006/09/09(土) 02:45:03 0
ワクテカ
保守
保守
28 :
('A`):2006/09/11(月) 07:24:20 0
age
保守
主
保守
多い
33 :
('A`):
気長に待つよ