>>57 俺も浪人したけど今では良い経験だよ
是非本懐を遂げて書きに戻って来てくれ
59 :
('A`):2006/09/05(火) 01:42:50 O
>>318ぃ〜
遅いわぁ
318のがい、…いっぱい欲しいのよぉ…
61 :
318:2006/09/06(水) 10:29:40 O
皆様へ
今週は仕事が忙しくて投下出来ないかも知れません……ごめんなさい。
いいんだよ
グリーンダヨー
でかパン先生だよ〜ん
65 :
('A`):2006/09/07(木) 20:45:31 0
age
拡散薔薇粒子砲&メガ薔薇花弁ランチャー保守
まだ残暑がきつい保守
68 :
318:2006/09/09(土) 16:10:26 O
放置してすいません…
明日の晩あたりに投下を予定しております。
……続き考えなきゃ……
放置などしていないじゃないか。
期待保守。
待機
71 :
318:2006/09/10(日) 21:51:43 O
人類の歴史は失敗の連続だ。しかし、失敗の上に今の繁栄がある。
魔改造も然り。数々の失敗、モンスターを生み出した結果、今に至る。
「……俺は天才かもしれん」
シャア専用の魔改造の結果があまりにも素晴らしくて俺は陶酔しかけてました。
「さて……シャア専用を再起動させますかね」
ただし、今の状態で再起動させたら、間違いなく俺の身が危うい……
「逃走ルートは確保しておかなくては……」
ドアを開け放つ。
因みにローゼンメイデンは再起動に最短でも15秒かかる(水銀燈で実証済み)
「よし。んじゃ右巻き巻き……っと」
ネジを巻く。
逃げるには今しかない
「まだ見ぬ明日へ!!」
駆け出す。それはもうスプリンターよろしくなダッシュで。目覚めたシャア専用が困惑する姿が目に浮かぶ…
「ふはははは…」
実に格好いい。そして可笑しい。
我が才能のなんと恐ろしいことか……
続く。
久しぶりに投下しました。
間が空いたからストーリーがわからなくなったのは内緒だ。
>>318氏キタ―――――(゜∀゜)――――――――!!!!!!!
心待ちにしておりましたよ
73 :
318:2006/09/11(月) 00:53:52 O
彼が部屋を出てからかれこれ二時間近く……家に居るのに私だけ相手にされないのはなかなか不愉快だ。
銀「……なにやってるのよぉ…もう!!」
無性に腹が立つ。
紅茶もかれこれ五杯目だ。
銀「……?」
走る音がした。
どうやらやっと戻ってきたみたいだ。
文句の一つでも言ってやらないと私の気が晴れない
「アルカディア!!」
銀「……突っ込む気も失せたわよ……」
「どうした?テンション低いぞお前」
銀「あなたが異常なのよ…麻薬でもやってるんじゃなぁい?」
「お薬はやってません。お?紅茶か?俺にもくれよ」
銀「ちょっと!!」
有無を言わさず私のカップルが奪われ飲み干されていく……
「……ふむ。なかなか」
銀「なっ……」
ここでの問題は彼が「私の」カップルで紅茶を飲んだことにある。
さっきまで私が紅茶を飲むのに使っていた……つまりは間接……
「なんだ?なに赤くなってんだよ?赤いのはシャア専用だけで十分だぞ」
銀「そ、そう言う問題じゃないわよ!!」
「はぁ?わけわからん」
何もわかっちゃいない……乙女心の何たるかを小一時間(ry
銀「……あ、あなたそれ……」
「んあ?」
彼が手に持っていたのは…真紅の服……
銀「……ばか!スケベ!変態!ロリコン!!」
「いや、まて!!なぜそこまで言われにゃならん!!」
銀「あなたがその服を持ってるってことは真紅を脱がして悪戯したに決まってるわ!!!」
「………」
続く
74 :
318:2006/09/11(月) 01:11:07 O
あらぬ疑いをかけられた俺はすごく傷つきますよ?
「……なぜそのような結論に至るのかね君は」
銀「………」
無言の圧力……くっ!俺はそんなものには負けないんだからね!!
「そもそも俺はシャア専用を魔改造しに行っていただけだ。んで、この服は魔改造時に剥いだだけだ」
銀「私の時は剥がなかったでしょ!!!」
「あれはお前が規格外だったからだ!!!」
銀「なによ!規格外って!!」
「……」
説明しよう。
水銀燈を魔改造した時に気付いたのだが水銀燈は無駄に出るとこは出てて引っ込むとこは引っ込んでる……だからボディパーツを組むことは不可能だったのでその他のパーツを装着するだけにしたのだ。
しかし、今回シャア専用の魔改造は実に有意義だった。
何故ならシャア専用は平坦で凹凸の少ない体だったからボディパーツを組む事が可能だったのだ。
だから服を剥いでボディパーツを装着したわけです。
銀「何とか言いなさいよ!!」
「……なに?お前も剥いで欲しかっ……ぶべらっ!!!」
言い終わる前に水銀燈の殺人ローブローが炸裂した……俺…子供作れなくなるかも……などと思いながら意識を失った
続く
>>72 ただいまぁ♪
性懲りもなく帰ってきましたよ
75 :
('A`):2006/09/11(月) 18:06:17 0
下がりすぎはよくない
さて、スィンクは何を装備させられたのか?wktkwww
間違えてイデ〇ンガンつけられたしんく
昨日は投下無し、か
80 :
318:2006/09/13(水) 18:55:46 O
度々すいません……
今週も忙しくて投下が日曜日あたりになってしまいそうです……
81 :
('A`):2006/09/14(木) 00:44:34 0
age
日曜日が待ち遠しいな
保守っといてやるですぅ
あげ
85 :
318:2006/09/16(土) 16:13:26 O
目が覚める
「私は……」
薄暗い部屋……ドアは開け放たれている
現状を把握した。
私は真紅。ローゼンメイデンの第五ドール
水銀燈のマスターに強制的にこの部屋に連れてこられた。
………その後が思い出せない。
凄く嫌な夢を見ていた気がする。
肝心の水銀燈のマスターは……
「……いないのだわ」
どうやらこの部屋には私だけのようだった。
「まったく人間の雄は(ry」
体を起こす
「……あら?」
妙に体が重かった……
「…きっとこの陰湿な部屋のせいね」
歩き出す。
歩く度に妙な音がする……心なしか頭までも重い
「なにかしら……」
歩く
一刻も早くこの部屋を出たかった
ドアの近くには鏡があった。
何気なしにのぞき込む
「………」
映し出されたのは私ではない“何か”
「……っ!!!」
それが自分だと気付くのに時間はかからなかった
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
つづく
86 :
318:2006/09/16(土) 16:45:43 O
なんだろう?
温かく柔らかい……
??「……!……!」
なんか言ってる……
??「……!……!」
ああ……俺を呼んでるんだ……起きなきゃ……
銀「ちょっと!しっかりしてよ!」
「……お前なにやってんの?」
銀「急にあなたが泡を吹いて倒れるから……」
「………」
思い返す…
俺は水銀燈の殺人ローブローを喰らって気絶していたわけか……泡まで吹いて…
銀「し、心配かけないでよね!!」
「………」
自分でやっといて心配してたのかこいつは……
銀「な、何とか言いなさいよ!」
「ん……もうちょいこのままでいてくれ。回復まで時間がかかる」
銀「し、仕方ないわね」
因みに気絶している間、どうやら水銀燈の膝枕にあやかっていたようだ。悪い気はしないので罪滅ぼしにしばらく膝枕していてもらおう。
銀「…ねぇ」
「なんだ?」
銀「真紅はどうしたのよ?」
「……あ」
完全に忘れてた。そろそろ目覚めてやってくる頃なのだが……
??「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
銀「!?」
「ぉ?」
悲鳴が聞こえた。
おそらくはシャア専用のモノだろう。
余程、俺の魔改造が気に入ったのか嬉しい悲鳴なのだろう。
銀「……」
どうやら水銀燈も事態を把握したようだ。走る音が近づいてくる…近くなるにつれて走る音がMSのそれに酷似していることがわかった。
「ふははは…俺は天才かもしれんなぁ」
銀「…間違ってる…」
ついぞ足音は部屋の前まで来た
つづく
88 :
('A`):2006/09/16(土) 17:46:28 0
投下確認。
また明日かな?
ひっざまっくらっ
91 :
('A`):2006/09/17(日) 22:06:05 0
92 :
('A`):2006/09/17(日) 22:14:56 0
なんでこんな過疎すれに宣伝してんだ
94 :
('A`):2006/09/18(月) 02:54:58 0
95 :
('A`):2006/09/19(火) 01:42:22 O
たまにはあげる
96 :
318:2006/09/19(火) 15:49:49 O
人はパニックに陥ると笑い狂ったり、発狂したりと実に面白い生き物だ。
かく言う俺も今、身の危険を感じながら笑いが止まらない。
理由は簡単。我が魔改造最高傑作シャア専用完全版がその勇姿をその性能をもって生みの親である俺に憎悪を殺意を向けているのがドアの向こうからひしひし感じられるからだ
「( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \」
銀「………っ!!」
瞬間、水銀燈は身を翻しドアから距離をとる。結果、膝枕してもらっていた俺の頭は床へと……
ゴン!!
「………いたい」
泣きそうだ……地味に痛い
この数秒の隙は致命的で俺は後に後悔する……
「……っ!!」
殺気だ……常人なら発狂しかけない殺気……
「やばっ……」
銀「……お気の毒……」
瞬間、ドアは吹き飛んだ…次いでやってきたのは爆風。俺の体はまるで人形のように舞う
「ばかなっ!!」
我が目を疑った……
そこにはザクバズーカを担いだシャア専用……そんなモノを装備させた覚えはない
紅「殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺ぁーーーっ!!」
「………」
銀「………」
シャア専用……完全に目が逝っちゃってます。
銀「……あなた責任とりなさいよ」
「俺かよ!!」
空中で水銀燈に支えられながら、なぜか説教されてます……
紅「殺スゥ……肉塊モノコラヌホドニ……」
続く
97 :
318:2006/09/19(火) 16:03:45 O
「……やばいなアレ」
銀「……私は知らないわよ?」
「汚ぇぞ!!それでも俺の相方か!?」
銀「誰が相方よっ!!」
紅「無視すんなぁぁぁぁ!!」
次いで飛んできたのは……
「ふぁ、ファンネル?!」
なんと言うことでしょう。シャア専用はニュータイプだったのです。
「……ふざけんな!なんでプラモが火力兵器になるんだよ!?」
銀「知らないわよ!!そんなこと!!」
「あぶねっ?!」
ファンネルのビームを避ける
「オイオイ…洒落になんねぇよ!こんなもん喰らったら死んじまう!!」
銀「な、何とかしなさいよ!!」
ファンネルによるビームの嵐を避け続ける俺と水銀燈……ただし、水銀燈は空を飛べるので回避には苦労していないっぽい
紅「殺ァーーーッ!!ちょこまかしてんじゃねぇ!!ウジ虫がっ!!」
「……キャラ変わってないかあいつ……」
銀「…不細工が更に不細工に……」
紅「死死死死死死死死殺殺殺殺殺殺殺ーーーッ!!」
流石に避け続けるのが辛くなってきた……
「……調子に乗りやがって!!」
銀「ちょっ、ちょっと?!」
水銀燈の制止を振り切り俺はシャア専用に特攻をかける。
いくら火力があろうとも、どつきあいなら負ける気がしねぇ
続く
おおっとぉこの時間帯に投下されるたぁ予想外だったぜ。
乙。
まあかwww
100 :
318:2006/09/19(火) 18:15:04 O
疾走
中学時代嫌々やっていた陸上で培った瞬発力と土方でこき使われて改造された鋼の肉体
それらから繰り出される一撃はシャア専用を粉微塵にする……はずだった
紅「遅いわっ!!」
「なっ…?!」
銀「嘘っ…?!」
必殺の一撃はシャア専用に掠るどころか完全に空振りに終わった
銀「……ありえない!?真紅があんなに速いはずはないわ!?」
紅「滅殺ぅ……」
「やべっ!?」
とっさに身を反らす
風が…否、シャア専用がもの凄い勢いで通り過ぎた……
「くっ……」
上着の腹の部分がぱっくりと裂けていた
銀「ちょっと!大丈夫?!」
「……次は死ぬ確実に」
伊達にシャア専用ではなかったということか……奴の動きはもはや人間の目で捉えることは不可能だ……カンで避けてたまたま避けられただけだ
「やばいもん作っちまったなぁ……」
銀「どうするのよ!?」
紅「人類はこの真紅が粛正する!!」
今が恐らく人生で最大のぴんち!!
どうする俺!?
続く
101 :
318:2006/09/19(火) 20:00:51 O
考える……おそらく奴の装甲は破壊できない。プラモが火力兵器になったりする点から奴に装備させたものは限りなく本物に近づいている。
だから仮にも俺の攻撃が当たっても奴にダメージは無い。
「……水銀燈」
銀「…何よ?」
「シャア専用の動き止められるか?」
銀「出来なくもないけど長くは無理よ?」
「最低でも五秒止めてくれ。なんとかなるかもしれんから」
銀「失敗したら死ぬわよ?!」
「……俺は死なんさ……まだお前に……」
銀「え?」
紅「ウケケケケ……殺ス殺ス殺スゥ……」
「来たぞ!!」
銀「もう!!どうなっても知らないわよ!?」
猛スピードで突っ込んでくるシャア専用……迎え撃つ水銀燈は羽を広げ拳に変える。たぶん水銀燈にはシャア専用が見えてるはずだ
銀「このバカ真紅!!私の家を壊さないでよ!!」
「いや俺の家だから」
紅「?!」
バキッ!!
見事、水銀燈はシャア専用を捉えた
紅「ぐはっ!」
シャア専用の動きが止まる。
「待っていたぜ!この瞬間を!!眠りやがれ!!!」
カチッ♪
紅「…………」
銀「……止まった……?」
「ふっ……生みの親には勝てんのだよ」
銀「なにしたのよ?」
「ん〜?左巻き」
銀「はぁ?」
「気にするなよくあることだ。それにお前が知っては俺が遊べなくなる」
銀「……なんだか凄く不快だわぁ…」
続く
102 :
318:2006/09/19(火) 20:19:58 O
「さて、こいつどうするよ?」
銀「捨てましょう♪」
「即答?!お前、仮にも姉妹なのに捨てちまうんですか?」
銀「そんな不細工でイカレポンチのおバカはいらないのぉ♪」「………」
本気だ……水銀燈は間違いなくシャア専用をゴミとして捨てる気だ……
それは人権問題ですよ?
「……せめて鞄に入れて持ち主に返してやろうよ」
銀「やぁよ。面倒くさいもの」
「はぁ……この有様…修復するのは骨が折れそうだな……」
銀「これくらい簡単に戻るわよ?」
「は?」
銀「部屋ごと巻き戻せばいいのよ」
「……お前そんなとんでもパワーあったのか?」
銀「ローゼンメイデンは伊達じゃないわよ」
「んじゃよろしく」
銀「あら?どこへ行くのよ?」
「シャア専用を持ち主に返還してくる」
銀「……あなた場所わかるの?」
「………わかりません」
銀「もう…おバカさぁん。……しょうがないわね……私が送っといてあげるわよ」
「随分と気前がいいな」
銀「部屋ごと巻き戻すのに力を結構もらうからそのお礼よ」
「……なんか変なもん食ったのか?」
銀「な、なんですとっ?!」
「いや、だっていつものお前からは想像できないほど律儀だぞ?」
銀「う、うるさいわね!!ただの気まぐれよ!!」
続く
103 :
318:2006/09/19(火) 20:23:47 O
こうしてシャア専用との戦いは幕を閉じた。
「そういえば結局シャア専用は何しに来たんだ?」
銀「ん〜?忘れたわ」
「………」
なんてマイペースな奴なんだ……それに巻き込まれた俺はとんだ災難だぜ……
続く……かな?
取り敢えずシャア専用死闘編は終わり。
105 :
('A`):2006/09/20(水) 02:06:39 O
>>318氏乙カレー
久しぶり銀ちゃん分補給できました(´∀`)
106 :
('A`):2006/09/20(水) 20:53:57 O
乙!携帯からだけど一気に読んだ。
乙です
ミノフスキー粒子散布しながら読んだ
新章にも期待