ツンデレ北斗ナルド
ツ「ねえあんた!欲しいバーガーを言ってみなさいよ!」
喪「…はい?」
ツ「バーガーの名前を言ってみなさいよ!」
喪「ああ…注文のことですねですね。ええとそれじゃあ…」
ツ「あんたはすでに頼んでいる………」
喪「…いや、頼んでませんよ」
ツ「あぁん…。聞こえないんだから!」
喪「聞いてください…」
ツ「注文を聞く姿勢なんてないわよ!注文を聞くなんて受動的な姿勢!
マクドナルドにあるのはただ制圧前進のみなんだから!」
喪「それはマクドナルドの姿勢じゃないような…」
ツ「私の接客は我流なんだから!我流は無型なんだから!!」
喪「あの…本当にお願いします…」
ツ「ひ・・・・退かない!!媚びない!!省みない!!
マクドナルドに逃走はないんだからねっ!!!」
喪「べ、別にそれは逃走とかじゃないじゃないですか…」
ツ「2分よ!私は今まで常に2分以内に接客をしてきた!
この砂がつきるときあんたへの接客も終わる!」
喪「ならやっぱり注文を早く…」
ツ「あんたなんかに今日を生きるためのバーガーはないわ!ほ、本当なんだから!」
喪「…。お願いします。僕はバーガーが食べたいんですよ…。」
ツ「バーガー?あんたのバーガーはここにあるんだから!」
喪「用意してあるんですか…」
ツ「暖かいでしょう?これが命なんだから!」
喪「これはハンバーガーだと思います…というかなんでこんなに大きい袋に…???」
ツ「おもしろいことを聞くわね、だったら中にあるハンバーガーの数を数えてあげるんだから!
ひとーーーーっ ふたーーーーっ みいーーーーっ!!」
喪「一体いくつハンバーガーが…」
ツ「100から先は覚えてはいないんだから!」
喪「そそそそそんなに食べれません…!」
ツ「7つのシェイク1234!!!いれてあげるわ567!!!」
喪「頼んでません…シェイク頼んでませんよ…」
ツ「雲ゆえの気まぐれなんだから!」
喪「…本当に無理ですよ多すぎます…」
ツ「ゆるさない・・・・・・・あんたのケチャップはなに色なのーーーーーっ!!」
喪「???…赤?」
ツ「あぁん…。聞こえないんだから!」
喪「…。」
ツ「こんなに苦しいのなら悲しいのなら・・・・・・バーガーなんていらないんだから!!!」
喪「…100個以上も捨てちゃ店に被害がでたりしませんか…?」
ツ「私泣かない…私が泣いたら喪男眠れない…」
喪「話を聞いてください…それに寝ませんよ店先じゃないですか…
頼みます。普通にバーガーが食べたいだけなんです」
ツ「怯えた小動物みたいでなんだか可愛いと認めてしまったもの、その前で私は無力になる…!」
喪「ええと…たぶんわかってくれたんですよね?じゃあ僕はハンバーガーのセットを『1個』で…」
ツ「いいわよっ!この私の命、あんたにくれてやるんだから!!」
喪「そそそそ、そんな物騒な!」
ツ「私がただひとりこの世で認めた喪男・・・せめてその胸の中で!
なーんて思ってないんだから!!!!!!!!!!!!」
ぺたん
ツ「私の生涯に悔いなんて一片もないんだからぁぁぁぁぁ!!!!」
喪「ごめんなさい…お願いですから死ぬみたいなこと言わないでくださいよ…」
ツ「か…神は私を見捨てなかったんだから!!!」
喪「そんな大袈裟な…でも立ち直ってくれたみたいで良かったです」
ツ「…7万4800円になるんだから!」
喪「あべし!!!!」