わが高校の、マンガアニメ同好会の部室から、
卒業していった先輩の忘れ物とおぼしき同人誌が数冊、発掘されました。
そして、その中にとんでもねえへぼんが一冊ありました。
それを紹介させていただきます。ジャンルはオリジナル。そして小説です。
自分自身、まだこの本を読んだショックから立ち直っておらず、
ただでさえ上手くない文章が更に拙くなっていること了承願い置きます。
40 :
('A`):2005/11/21(月) 18:12:45 0
実は僕も作家志望なんですよ。
 ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\ |同|/ ___
/ヽ>▽<ヽ /:《 :\
〔ヨ| ´∀`|〕 (=○===)
( づ◎と) (づ◎と )
と_)_)┳━┳ (_(_丿
/|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
それは良い刺激になりますね。
41 :
('A`):2005/11/21(月) 18:12:51 0
バッチコーイ
42 :
('A`):2005/11/21(月) 18:13:04 0
おう、どきどきするぜ
俺はカマキリだぜ
(注意:文中の「」内の部分はすべて本文からの引用です)
冒頭
「時は第1283572334835348743786次世界対戦後……」
多すぎ。
大戦が対戦になっとるし。
1283572334835348743786回目の戦争が終了して数年後、
すっかり退廃した日本の首都「TOKYO」
そこに一人の男娼がいました……。以下主人公と呼びます。
さて主人公、実は彼、
とある組織の研究施設で戦争中につくりだされた人造人間「レプリカ」の生き残りで、
身体のうちに様々な機能をそなえています。
そのうちのひとつが「クリスタライズ」
これは、彼の体内に入った他人の精液、小水、血液などを、
硬質の固形物質………宝石にして体外に放出できる能力です。
なお、放出する場所は肛門。
精液は「マリアナ海溝の底からビーナスが齎(もたら)した真珠」のような、
小水は「強い光輝を放つ蜂蜜色のダイアモンド」のような、
血液は「闇の底でも唯一存在を誇示するであろう深紅のルビー」のような、
美しい高価な宝石になるそうで……。
彼は男相手にがっちゅん☆するかたわら、
その戦利品を宝石にして二重に金をかせいでいたわけです。
しかし彼を造った組織はなんのために、こんな機能を搭載したのでしょう。
ここで挿し絵がついています。
峰倉か○や系の絵柄(デッサンが少々前衛的)そのものの破壊力も無視できませんが、
四つん這いになった主人公の肛門から、
ピンポン球のようなどでかい宝石がぼっこぼっこ出ている構図が、さらに悶絶の自乗。
ついでにこのスレ常駐者の私としては、なんだか少し、
出産あずみん(@マグロステーキ様)の姿がかぶって見えて更にブルーです。
45 :
('A`):2005/11/21(月) 18:13:58 0
そんな金に汚い主人公が今日もいつも通り、
道ばたで適当な男をひっかけ安宿に連れ込みます。
しかしその男(以下攻)はただの男ではありませんでした。
「生まれたままの姿でふたり」同衾している最中、
いきなり刀を取り出し主人公に襲い掛かる攻。
生まれたまま…つまり素っ裸の身体のどこから取り出したのかは、
本文に書いてないのでわかりません。
そして安宿で戦いをおっぱじめる全裸の二人。
しかし同じ全裸でも刀を持ってる方が有利。主人公は攻に押し倒されます。
「攻は荒々しく主人公の肢体を隠す事でその妖艶さを一掃際立たせる薄布達を剥ぎ取った」
今の今まで全裸だったはずの主人公。いつの間にまた薄布達を着たんでしょうか。
さて、主人公の「太股の内側」という妙にマニアックな位置に入墨を見つけ、
「やはり……!」と険しい顔になる攻。
入墨は液晶電卓の文字のような緑色の数字で「8782」と彫られていました。
攻「やはりっ、お前はレプリカだな!」
主「はぁっ……あ…………だったら、どうするつもり?」
攻「こうだ!」
「ずぶっ!!!」(ここのみフォントサイズ四倍)
いきなり突っ込まれる主人公。そのまま行為に突入。
なぜレプリカだったらずぶっなのか、説明もないまま延々つづく性描写。
47 :
('A`):2005/11/21(月) 18:15:42 0
勃起した
「んはっ、はぁーんあ、ひいっ、はぁんっ!!!」
始終河村○一のようなヘッピリ声であえぐ主人公。
「なんというっ、締まりだっ!」
始終こう呟いている攻。
「快楽の渦のさなか主人公の内部は生まれたての超新星のごとく灼熱した」
始終こういう描写をする作者。
攻は言います。「レプリカは全て殺せと、我が主からのお達しだ」
そして攻が刀を主人公の首筋にあてがいます。
「最後に……お前の身体は、よかった……」
これを捨て台詞にとどめをさそうとする攻。が、その時。
「!???」
体調が激変、腰が砕けて立ち上がれない攻。
「天使の顔に悪魔の笑みを浮かべ(本文より)」攻を見下す主人公。いわく、
主人公「そろそろ禁断症状が出てきたかなぁ?……
……僕の体液はね、全べて激烈な麻薬成分と媚薬成分を含むんだよ。
唾液、血液、汗、涙、精液、そう、全てね…………ふふふ」
そう、これが主人公の、クリスタライズに続く第2の能力、「エンジェルダスト」
主人公を殺せば、攻の禁断症状を癒す麻薬はもう世界中のどこにも存在しなくなる。
さすれば攻は死、あるのみ。
こうして攻は主人公の奴隷と化し、立場は逆転したわけです。
主人公は奴隷となった攻を連れて、攻の所属する組織の本部へと向かいます。
自分を狙う、つまりレプリカの根絶を目標とする組織を、その手で壊滅させようと決心したのです。
主人公セリフ
「此の広い素敵なユニバースの内に、
僕の安寧秩序な生活を妨げようとする者がまだ居たとはね……」
安寧秩序の安寧に、手書きで「あんのう」とフリガナがふってあるのはさておき、
攻の所属する組織についての説明が、具体的な活動内容などにはふれず、
「フリーメー○ンのような暗躍する組織」(本文ままだけど一部伏せ字)
の17文字だけで済まされているあたりに漢気を感じます。
1283572334835348743786回世界大戦が済んでるほどの
未来でも、まだなおフリーメ○ソンは悪名が高いようです。
攻「お前に存在する意義などあるのか? 素直に死と一つに成って運命に抗わず逝け、
お前の仲間達(注:多分すでに攻に暗殺された、主人公以外のレプリカ達のこと)のもとへ」
主「僕の事なんか何も判ってはいない癖に…………」(そりゃヤっただけの関係だし当然だろ)
攻「しかし…………いいのか?我らが支配者はゾロアスター教の教祖のように冷酷であらせられる」
こんな、ありがちで、自己陶酔ぎみで哲学的な、漢字含有率高めの会話がえんえん続きます。
特定の宗教に対するとんでもない偏見というか差別もさりげなく混じっていますが、このさい無視です。
なおこの会話、ページにすれば7Pに及ぶ長丁場ですが、内容は薄く、要約すれば
攻『逝ってよし!』
主人公『オマエモナー』
の二行で事足ります。
ちなみに二人は、途中で攻の禁断症状を抑えるためにキスしたりがっちゅんしたりしますが、
その最中も会話は延々つづけています。
先ほどの安宿での交合とは違い、攻も主人公も喘ぐことなく、
結合しながらいたって冷静に会話をしており、
会話の間に「蜜壷に刀を挿入した」等の描写が挟まれていなければ
性行為をしていることが判らないほどです。なんかイヤな小器用さですね。
50 :
月:2005/11/21(月) 18:16:49 0
ぎゃあ〜、負けた。
俺も読むほうに専念しよ。
さて、会話や性行為を繰り返しながら歩くうちに、二人は組織の本部に到着。
そしてさっそくそこへ侵入いたしました。
なお、挿絵を見る限り、
本部基地は天空の城ラプタか神聖ソラソス帝国の様に宙空に浮かんでおり、その周囲は一面の砂漠地帯。
しかもそこから登れる通路や階段やエレベーターのようなものは何一つ見受けられません。
二人がどうやって基地へ侵入したのかは本文にも書かれておらず、
読者の想像力に任せる非常に自由度の高いつくりとなっております。
敵でいっぱいの基地内部を、主人公は攻を連れて進んでいきます。
そこにひとりの敵が立ちはだかりました!
しかし主人公は怖じ気付くことなく、懐から
「千年の齡を重ねた琥珀のような深い飴色の宝石」を取り出し、敵の口元にねじこみます。
すると敵はたちまち苦しみ出し、倒れました。
なんとその宝石は、主人公が醤油をガブ飲みし、体内で「クリスタライズ」、
のち、肛門から出産した超濃縮醤油の結晶なのでした。
それを体内にとりこんだ敵は、みごと塩分摂取過多で高血圧になり瞬時に死亡したわけです。
他にも
1 敵の息子を攻の刀でチョン斬る
2 敵の息子を主人公がヘラチオするフリをして食いちぎる
3 敵の息子を(以下略)
など、下半身から切っても切れない攻略法ばかりで敵達を破っていく二人。
ついに、組織の親玉の部屋にまで辿り着きました。
主人公「覚悟しろっ!」
二人がドアを蹴り破って殴りこんだ、
ゾロアスター教の教祖のように冷酷な親分の部屋は、なんと畳敷きの和室。
そこで親分は青柳(バカ貝の別称)の煮物をおかずに、白い米を食べていました。
冷酷なゾロアスターのわりに(←偏見)、なんだか非常に庶民的で好感が持てます。
しかし腐っても冷酷なゾロアスター(←差別)。
親分は天井からスルスルと降りてきたヒモを引っ張り、床に落とし穴を出現させ、
攻を「さながら飛べない鳥------ロードランナー------のように」地上にぶち落としました。
さらに親分は先刻までバカ貝と米を食べていた「ちゃぶ台」をひっくり返し、
その四本の足に主人公の手足を縛り付け、服を包丁で裂きます。
そしてむき出しになった主人公の尿道に、これも先刻まで使っていた箸を挿入。
苦しむ主人公と、それを眺めて満足そうに笑う親分。
なんか冷酷と言うよりただのエロオヤジという気がしないでもありません。
親分「この箸でカンパチの刺身でも食したらさぞ美味だろうな……ククク」
なぜカンパチ。
さっきの青柳といい、やたら魚貝類に思い入れの強い親分のようです。
さて、主人公ピンチです。このまま色々な意味でやられてしまうのでしょうか。
しかしここで主人公の新たな能力が明らかに!
親分が主人公の股間を満足そうに覗き込んだ、その時です、
主人公の元気ボーイが長く伸び、鋭く尖って、親分の片目を突き刺しました。
「ざしょっ…………!」(ここのみフォントサイズ四倍ふたたび)
顔を抱えて悶え苦しむ親分をおいて逃げ出す主人公。
ちゃぶ台に縛り付けられた四肢をどうやって自由にしたかは、
本文に説明がないので判りません。とにかく逃げたのです。
ちなみにこの能力名は「ブラックバスター」
黒いのか
素っ裸で基地内を逃げ回る主人公。
いつのまにか、基地の中枢コンピュータールームに辿り着いていました。
そこには落とし穴で地上に行ったはずの攻がおり、
メインコンピューターを破壊して、基地を墜落させようと頑張っています。
もともとこの組織の人間で、主人公とも薬物中毒でつながっているだけの攻なのに、
なぜそんなことをしたがるかは(も)説明されません。我々の自由な想像力に任せられます。
さて、そんな攻の肩に手を置く主人公「僕に委せて!」
委せられて何をするかと思えば、いきなりオナーニをはじめる主人公。
そして出てきたミルキーシャワーをメインコンピューターにぶっかけました。
たちまちスパークして壊れる機械。「誇りに輝いた顔で」主人公は言います。
「僕の精液には機械を壊すチカラが有るんだよ、
特にこういう精密機械にはよく効くんだ!」
精密機械は名の通りに精密なんだし、べつに特殊な成分はいってない、
ふつうの精液ぶっかけてもしっかり壊れるんじゃというのは、
アイマッワユーザーである自分のシロウト考えなのでしょうか。
なおこの能力には「デスバグ」という名がついています。
メインコンピュータが壊れたら、基地は当然墜落します。
はやく脱出しようと言う攻に、主人公は「光そのもののような輝石」を渡し言いました。
「これを奴(注:親分)の部屋に仕掛けてきて!」
彼が説明するには、この輝石は、主人公が何トンもの火薬を飲み込み、
「クリスタライズ」して作ったもので、
核兵器に勝らぬとも劣らない威力があるそうです。
……………………。
なんだかもう、ここまで敵に回したくない下半身はじめて見ました。
組織がレプリカを絶滅させたがる理由も、例によって本文では説明されていませんが、
べつに想像力を自由に働かせなくても容易に判るってもんです。
親分の部屋にいそぐ攻と手早く一回がっちゅん☆して、
愛の言葉を交わし合ってから、彼より一足先にパラシュートで脱出する主人公。
大分地上に近付いたところで空を見上げる、全裸にパラシュートの主人公。
基地が大爆発しているのが見えます。主人公はフッと笑い、
「さよなら…………攻」
お前殺すつもりだったんかい!
まあこの後主人公もパラシュートが上手く開かず、地上に激突したんで、
自業自得というか因果応報というかなんというか。
しかし腐ってもレプリカ。主人公は死にません。
花畑の上で目が覚めました。一番最初に目に入ってきたのはキリスト像。
傍らには1人の少年(以下受)が心配そうに見下ろしています。
「やっと目覚めましたか。心配したんですよ」
主人公が落ちてきた場所は教会。受はそこで寝泊まりしている管理人なのだそうです。
受が言うに、主人公は家の屋根を突き破り落ちてきたが、
ちょうどその真下にあった花畑がクッションとなって助かったようです。
以前挿し絵では一面の大砂漠だった基地の周囲に、
なぜ教会が存在しているのか例によって説明は無(以下略)
んで、さっそく、「お礼の印に」と受を強姦する主人公。
強姦されたのによがる受というのは、無理の有る設定として有名なもののひとつですが、
この場合相手がレプリカで精液が麻薬 兼 媚薬な為、無理なく表現されています。
さて強姦されている最中、受に異変が起きました。
彼の脳裏に、禁断症状に苦しむ今亡き攻、組織の基地、親分の顔、基地の大爆発など、
主人公が今までやってきた前科…………もとい戦いの記録が次々うかんできたのです。
ここでまた新たな主人公の能力が明らかに!…………………って、まだあったんかい。
十徳ナイフのように機能満載のおとくな下半身ですな。
なにはともあれ、その能力の名は「メモリースープ」
精液を介して、相手に自分の記憶を伝えられるスグレモノです。
「そうですか……辛い思いをされたのですね」
ハ゜クノタ゛(@狩人×狩人)もびっくりな主人公の能力で全ての経緯を知った受。
主人公が再び組織壊滅のために旅立つと言った時も、彼は止めませんでした。
主人公「奴等はまだ生きて居る…………」
あの大爆発からどうやって奴等が逃れたのか、
そしてなぜそのことを主人公が知っているのか例によって説明(以下略)
主人公「奴等は攻を奪った…許せない」
攻を殺したのは貴様だろが。
そんなツッコミを受ができるはずもなく、主人公は去ってゆきました。
祈る受。
「あの人の背後に大きな運命の嵐が見えます…神よ、どうかあの人を護って下さい!」
ここにも挿し絵が。
お尻から白濁した液をしたたらせる全裸の受がひざまづいて、
十字架に、はりつけになったキリスト像に祈っている構図。
1 指が六本ある受の左足。
2 丸めたティッシュにしか見えない背景の薔薇。
3 神様というよか路頭に迷った平井堅のように見える小汚いキリスト像。
など、つっこむ気力もうせる程の素敵な完成度です。
さて受けが祈っている、その時です。地震によって、平井キリストが受の頭上に落下。
「あああーーーーーーーーーーーぁっ!!」(ここのみフォントサイズ四倍みたび)
耽美に叫んで死ぬ受。
「受…………生年月日不明。16才。男。本日、天罰が下り死亡。
死因は『頭蓋骨陥没』であった」
関係ないけどこの受。天罰くだるような悪事べつにしてない気が……むしろ被害者じゃ。
…………フォモはやはり禁忌なのでしょうか。
まあ天罰が下らなくても、主人公の体液「エンジェルダスト」の禁断症状で、
いずれ死ぬ事は目に見えていたしいいんですが。
さて、受がドリフのタライコントのような天罰で死んだとはつゆ知らず、
主人公は本部が墜落した地点に、攻の遺体探索に出かけていました。
瓦礫と鉄屑ばかりでなにもない基地の残骸。しかしようやく見つかりました、
もともとは親分の部屋だったと予想される場所。
そこには胴体から切り離された、攻のガッツな息子がキラリ☆
それは死してなお、いきり立ってびくびくしています。
主人公は、それを口にくわえ、
その中にわずかに残った精液を吸い出し「クリスタライズ」します。
みごと「月が天から堕ちてきたかの様な」宝石ができあがり、
主人公のお尻からぼっこぼっこと出てきました。
それを手のひらにのせ、ふっと笑みを浮かべ見つめる主人公。
その頬に一筋の涙が……ここでポエム。
「ダイアモンドの様に硬く、気高く輝き、
雪よりも白く、儚い、
其れは僕たちのキ・ズ・ナ……」
自分で殺しといて何がき、ず、な、だ。
己の悪行をさっぱり忘れ去っているか、棚に上げているらしい主人公は、
たったいまアニャールから出てきたものに何の躊躇もなくキスをして、
「“昇って”行く“夕陽”」という不条理なものに明日を誓うのでした。
作者もさすがにどうかと思ったのか、ここの欄外に手書きで
「もーナニ茶目った事云ってんだお前わ(爆)」
と突っ込みが書いてありましたが、何のフォローにもなっておらず、
むしろ雰囲気をさらに極寒にしていた事を追記しておきます。
組織の生き残りがいる場所へ(なぜその場所を主人公が知っているのか説……以下略)
向かって、月に照らされた大地をトボトボと歩いていく主人公。
ここで、研究施設で大量生産されていたレプリカのうちのひとりで、
試験管の中で生まれたという主人公の生い立ちが回想形式で説明されます。
そしてまたポエム。今度は自作ではなく、他所のアーティストの曲引用です
「ママは試験管 工場生まれのガラス管
月の光に照らされ 僕のポッケでピカピカン
淋しいときはプー 悲しいときもププップー
嬉しいときはプー 楽しいときもププップー
ママは試験管 工場生まれのガラス管
夜のトバリに包まれ 僕のココロをポカポカン
淋しいときはプー 悲しいときもププップー
嬉しいときはプー 楽しいときもププップー」
御存じの方もいるかと思われますが、これ、
「明和○機」というアーティストの詩です。
あの、魚の骨型コードとか腹話術の人形とか作って、
たけしの誰でもピ○ソで審査員やってるあの人です。
ちなみに曲名はそのものズバリ、「ママは試験管」
この手の峰倉○ずやチックな世界観の物語に歌引用をする際、
椎名リソゴだの国庫だの虹だの灰色だのを持ってくる人は数あれど、
明○電機で攻めてくる方は初めて見ました。希有なセンスです。
さて、このシーンで唐突に話は終わります。
物語をしめた最後の一行は
「人は普通、彼のような人間を勇者と呼ぶのが当然である」