もしもバイオハザードが起こったら 5体目

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1('A`)
前スレ
もしもバイオハザードが起こったら 4体目
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/motenai/1120962854/
2('A`):2005/11/14(月) 22:18:20 O
市ぬ
3片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/14(月) 22:18:43 O
スレ立て乙です!今日は前スレに投下した分で終わりですが、これからも頑張って行きます。
4('A`):2005/11/14(月) 22:19:07 0
まだこのキモいオナニー続いてんのかよ
お前ら妄想だけは並以上だな
5('A`):2005/11/14(月) 22:19:54 0
まあね!
6('A`):2005/11/14(月) 22:20:14 0
照れるぜ!
7('A`):2005/11/14(月) 22:21:53 0
ディッヒヒイイッヒ! プギュッ! ウイヘエヘエヘヘヘ! ゴウェイ! ア゙ッ!!
8('A`):2005/11/14(月) 22:25:44 0
虚しさを感じたら負け
9('A`):2005/11/14(月) 23:29:28 O
>>1


片やんユキチこれからもよろしく
個人的には自慰の次回作も楽しみにしてるんだけどまだかなーチンチン

新たな作家さんも募集中…でいいよな?
10('A`):2005/11/15(火) 02:16:30 0
【狂牛情報】アルツハイマーによる死者が50倍以上に アメリカ

159 - 衆 - 農林水産委員会 - 13号 平成16年04月27日 ○山田委員

エール大学神経病理学科外科部門の研究チームの検討を含め複数の研究で、剖検によりアルツハイマー病
あるいは痴呆症と診断されていた患者の三―一三%が実際はクロイツフェルト・ヤコブ病に罹患していた
ことが判明したとしている。米国では毎年アルツハイマー病と診断される患者が四百万人、痴呆症患者は
数十万人が発生していることから、最も少なく見積もって一万二千人以上のクロイツフェルト・ヤコブ病患者
が検出されず、公式統計に含まれない可能性がある。 注:12万人以上と思われる
                           
実際、アルツハイマー病と診断された死亡患者数は一九七九年には八百五十七例であったものが、
二〇〇〇年には五十倍以上の五万例近くとなった。

159 - 衆 - 農林水産委員会 - 7号 平成16年03月18日 ○松木委員 

記事の中に、アメリカでは、アルツハイマー病あるいは痴呆症と診断される人が年間四百万人いるそう
なんです。複数の研究機関の合同研究によると、このうち三から一三%が実際はヤコブ病であったことが
判明しております。少なく見積もっても十二万人はヤコブ病の公式統計に含まれていない可能性がある。

「アルツハイマーや若年性痴呆の中に変異型ヤコブ病患者が」・・米国牛輸入再開に京大医学部教授衝撃的指摘
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1120196765/

【vCJD】牛海綿状脳症(BSE)と同じ病気“日本人発症しやすい”…厚労省研究班
http://news16.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1088575874/l50


綾瀬女高生コンクリート詰め殺人事件の犯人がクロイツフェルト・ヤコブ病
http://human5.2ch.net/test/read.cgi/ms/1131724453/
11ユキチ ◆T.GvbWEXeI :2005/11/15(火) 09:26:23 O
>>1、片岡


伏線消化する前に次スレになったゃった………
遅筆でゴメンネ(´・ω・`)

あと、おめでとういってくれたひと、ありがとう。
12('A`):2005/11/15(火) 14:07:13 O
そういえば、まとめは消えちまったんだっけな・・・
13('A`):2005/11/15(火) 19:55:37 0
前スレうまリングage
14片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/15(火) 20:40:29 O
─ピチャピチャ
どこかで水がしたたっている…現在午前2時。片岡は客室の入り口の前で静かにマシンガンを持って座っている。
「やけに静かだな…。」
普段なら聞こえないはずの水音さえ鮮明に響いてくる。3時間交代にしたのだが、岩谷が予想以上に疲労していたのでもう少し寝かせることにしたのだ。さっきの戦いから約5時間程経過したが、いまだ化け物は現れない。
「…それにしても…さっきの岩谷の動きは見事だったな…それに刀を持ってからキャラ変わってたし…フフフ。」
岩谷の豹変ぶりを思い出し、つい吹き出してしまう。
15片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/15(火) 20:50:25 O
「7時か…結局一睡もしてないな…岩谷!起きろ!」
「んぁ…あぁ…」
眠そうな目をこすりながらもそもそと体を起きあがらせる。
「ボートが一隻あるんだ。それで脱出する。」
「い、いぃい、急ごう!ててっ、敵が襲撃してくるかもしれないからな…」
昨日は冷静だったのにまたキャラが変わっている。岩谷と片岡はボートに向けて走り出した。銃を構え、辺りを警戒しつつ移動するが化け物は依然現れない。

「こっここここれか!」
「あぁ、水面まで降ろそう。」
─ガチャッ ウィィィィィィ
片岡がレバーを操作すると、ゆっくりと小さいボートは水面に着水した。
「ははっは早く!早く逃げよう!」
岩谷がボートに飛び乗ろうとしたその時!
16('A`):2005/11/16(水) 21:13:31 0
>>15
1つ注文がある。漏れはホモネタが嫌いなんだ。次から内容を
前スレの>>462が書いていた奴の続きに変えてくれ。あれの方が面白かった。
もうあいつが帰ってきて続きを書くことはないだろうし、お前でいいや。
17('A`):2005/11/16(水) 21:15:42 O
ずずずずず随分とまた、ききキャ、キャラが変わりましたね






ともあれ乙です
期待してます
18片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/16(水) 21:37:40 O
「待てェッ!海中に何かいる!」
そう言って岩谷の襟を掴んで引き止めた。
「んごえっ!」
激しくむせている岩谷をよそに、片岡は海面を覗きこむ。黒いサメのような影がボートの周りをうろうろしている。
「ゲハッ!ハァハァ…な、なな何がいるんだ!?」
「分からない…よし…。」
片岡がボールペンをボートの上に落とした。コツンと固い音を立ててボートに転がる。
「…!何か来る!」
─ザバァッ!バキバキバキバキエアロバキバキ…
水面に現れた巨大な化け物がボートを噛み砕き、破壊した。
「なんてことだ…ボートが…」
「どどどどどうする!?これじゃ脱出できない!」
「くそぅ…一端客室に戻るぞ!」
岩谷達は一目散に走り出した。
19('A`):2005/11/16(水) 21:38:44 0
誰かまとめ復活させてよ
20('A`):2005/11/16(水) 21:48:14 0
>>16
無茶苦茶言うとりますがな
21('A`):2005/11/16(水) 22:19:08 O
>>16死ね。アホか
22('A`):2005/11/17(木) 04:04:30 O
おつ
23('A`):2005/11/17(木) 12:30:40 O
乙です
>>16はあぼーんしてください
24('A`):2005/11/17(木) 12:49:15 O
エアロwwバキwwバキww
25ユキチ ◆T.GvbWEXeI :2005/11/17(木) 21:26:49 0

新聞、テレビ、雑誌、ケータイ、インターネット。これまでの人生で様々な文字を見てきた。でも文字が凶器なみの威力を持つなんて考えたこと無かった。
声なんかでない、信じたくない、こんなの笑えないジョークだ。
でも、声をだすしかない、信じるしかない、全てが真実なんだから。
だから落ち着こう。自分のやるべきことを忘れるな。情報をもっと聞き出そう。
無関係だとは言わせない。

あまりのショックで頭に入ってこないのか恵美は何度も紙に書かれた文章を目で追っている。
右から左。そして右。一つ下がって右から左。
動作を繰り返すほど目に涙がたまっていく。
「何度読んでもかわらないよ。」
やさしい声で事実を口にする。だが、どんな声だろうと恵美の希望をつぶしたことには変わりない。
恵美をその場に座り込み静かに涙を流し始めた。絶望した目。暗い色。
孝一が動き出す前にすまなそうな顔をした向江が駆け寄る。絶望を見つけた責任を感じているんだろうか。
やさしく、ガラス細工を扱うように恵美を椅子へと座らせる。
申し訳ないが恵美は向江に任せてやるべきことをやろう。
孝一は男に鋭い視線を向ける。
「なぁ、これはどういうことなんだ?」
「…………」
「あんた、何者なんだよ?」
「…………」
「何か言えよっっ!!」
男の胸ぐらを掴み、無理やり立たせる。
とめる者はいない。
男は抵抗するわけでもなくなすがままだ。
孝一は男を至近距離でにらみつける。それでも男の表情は変わらない。ただ、じっと見ている。
殴ってやろうかと思ったとき、男の口が動いた。
「…………何も、わからない。」
キレた。左のアッパーを男のあご先へと力を込めて送り込む。
「記憶が、ないんだ。」
あごから5p程の距離でピタリととまった。

菊井義則、1977年7月20日生28歳、かに座、A型、社員番号J−03208
これが男の持っていた社員証に書かれている情報の全てだ。
記憶喪失とのことなので情報を聞き出すのは無理だ。ならば、見つけだすしかない。という事で菊井の持ち物検査を行って出てきたのが社員証だ。
こんな服を着てるんだから弾や武器になるようなものを持っていればいいのに、収穫は0だった。きちんと入れる場所だってあるのに変なやつ。
26片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/17(木) 21:27:00 O
結局二人は客室に戻って来てしまった。
「…なぁ。かか片岡?こっこれからどうする?」
「船ごと岸まで行くしかない…」
「そっそうか…さっきの魚の化け物は何なんだろうな?」
「いや、俺にも分からない…寄生虫に化け物。宇宙から来た何かか…」
「聞くのを忘れていたんだが…何故船は止まったままなんだ?」
「あぁ…おそらくエンジンの故障か何か…分からない。」
「しゅ、修理はできるのか?」
「とにかく確認をしないことにはな…」
「わ、わわわわかった。機関室に行ってみよう!」
「そこにはせせっせ生存者がいるといいな…」
「あぁ…。」
先ほどの爪を持つ化け物(二人は爪と呼ぶことにした)に破壊された銃器、弾丸を補充した。そうして機関室へと二人は向かった。
27('A`):2005/11/17(木) 21:31:58 0
ジョヴォビッチ
28片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/17(木) 21:57:25 O
─ウィィィ
機関室の自動ドアが開く。片岡はショットガンで、岩谷は刀で…このピリピリと張り詰めた空気の中、歩を進めて行く。
─ピチャッ
「─!」
二人が無言で、弾かれたように逆方向に飛び退いた。一瞬遅れて天井から腐った肉が落ちてきた。
─ドバァン!
─ビチャッビチャ
片岡が肉塊が着地するより先にショットガンを放つ。通常の狩猟用散弾銃と違い、片岡のショットガンは対テロ特殊部隊が使うような戦闘用だ。わずか2メートルの距離で無数の散弾を頭部に食らった化け物は、その部位が跡形もなく吹っ飛んだ。
「やるな…なかなかの反射神経だ。」
(喋り方が普通だぞ?あっ刀持ってるからか…)
くるりと片岡と岩谷が振り返って先を見ると…
29('A`):2005/11/17(木) 21:58:31 0
キモいのキター
30('A`):2005/11/17(木) 21:59:33 0
シエンナは出演するのかー
3116:2005/11/18(金) 18:20:36 0
あれ、誰も同意してない。
32('A`):2005/11/18(金) 18:33:50 O
>>16するわけねぇだろ。消えろチンカス
33('A`):2005/11/18(金) 19:25:50 O
ユチキさん片岡さんいつも乙です

>>32
>>31は釣りだろ
スルーしとけよ
34('A`):2005/11/18(金) 21:44:14 0
片岡さんに無理やり書かせようとする>>16のセンスにはびっくりだが、
俺も前スレ462の続きが読みたいなあ。誰か書いてくれないか?
35片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/19(土) 00:12:39 O
>>34別に>>16のいいなりになるわけではないんですが、自分で良かったら今の作品が完結したら書いてみてもいいですよ。ただし皆さん次第ですけど…
36片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/19(土) 00:16:06 O
あ、皆さん次第というのは他に要望があればということです。。。
37('A`):2005/11/19(土) 00:17:15 0
ジル姉さんがものすごい体を求めてきます。
グリーンハーブでももう回復しません・・・
38('A`):2005/11/19(土) 00:19:02 O
>>34
禿同w

>>35
俺は片岡さんが書いてもいいっていうのなら頼みたい
39片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/19(土) 00:29:08 O
分かりました。作品が完結したら書いてみましょう。ところで前スレ462はどんな話でしたか?ちょっと忘れてしまいました…誰か概要教えて下さい。
40('A`):2005/11/19(土) 06:51:39 0
そこまでしてしなくていい
41片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/19(土) 22:58:07 O
「うぉあぁぁ…うぁああ…」
不気味なうめき声を上げながら生きる屍が通路を埋め尽くしていた。
「やっべー…くされゾンビだけじゃなくて【爪】もいるぜ…」
「関係ないな。オレの道を塞ぐ奴は…斬る。」
岩谷が刀をゆっくりと抜いた。二人がそうこうしているときにも化け物は歩み寄って来る。
「うおっ、うがぁぁぁ!」
ゾンビが一匹、しびれをきらしたように走り出した。
「フン…」
─スパァンッ
岩谷が綺麗に首を切断する。ゾンビの頭部はそのままエンジンの下の深い闇に消えた。
「次はお前らだ。」
岩谷が刀を構えた。するとゾンビ達がぞろぞろと後ずさりを始めた。
「なんだコイツら?怖じ気づいた…のか!?」
「…。」
岩谷は沈黙して、鋭い眼光を放ちながらゾンビ達を観察する。
42('A`):2005/11/19(土) 23:55:40 O
片岡さんいつもながら乙です
前スレ>>462氏の流れはとりあえず保存しときました
ただ、今回の終わってから貼った方がいいかな〜って思うんだよね
少数だろうけど>>40みたいな反対派もいるだろうし、新参さんも見やすいだろうし
片岡さんがアイディア出すのに時間掛かるタイプなら貼ろうと思います
では
43('A`):2005/11/20(日) 00:17:13 0
正直、俺もやめておいたほうがいいと思うが
前スレ>>462と片岡さんだと作風が違いすぎる
今のやつが完結した後にまた書いてくれるなら、またオリジナルがいいと思う
44片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/20(日) 00:30:41 O
書くとしたら、前スレ462をベースに自分なりにアレンジして書くつもりです。
45('A`):2005/11/20(日) 07:55:59 O
おつだ
46('A`):2005/11/20(日) 08:36:48 O
俺ならゾンビ化してなくてもゾンビと間違えて殺されそう
47('A`):2005/11/20(日) 13:04:37 O
サイレンとバイオハザードだったら俺らどっちが生存率高いだろうな
48('A`):2005/11/20(日) 18:55:10 0
>>47
バイオハザードなら序盤は普通の鈍足ゾンビしか出てこないし、
見つかっても逃げ切れそうじゃないか?
バイオの主人公は大抵、ゾンビがいると分かっていてもその謎を探るべく、
騒動の中心部分へと自ら進んでいくことが多いからあんなに危険なんだと思う。
49('A`):2005/11/20(日) 19:03:37 0
ゾンビだけなら何とか逃げ切れるかもしれんがBOWに遭遇したら間違いなく即死
50('A`):2005/11/20(日) 19:15:15 0
漏れのスペックがあれば日本刀さえあれば生き残れる。
喪まいらunkチソチソとは筋力や判断力、知識の量が違いすぎるからな。
51('A`):2005/11/20(日) 19:15:35 0
>>50 かっこいいので結婚して下し亜
52('A`):2005/11/20(日) 19:17:40 O
ドーンオブザデッドの高速ゾンビなら即死するよな
53('A`):2005/11/20(日) 19:26:34 0
一番怖いのは、なりたてホヤホヤの暖かいゾンビ
筋肉が十分生きてるうえ、脳の自立制御もぶっ壊れてるから
間接が壊れるまでありえない力を出してくると思う
実際女の肩くらいの筋肉あれば50kgの人間なら片手で持ち上げられるらしいからなぁ
54('A`):2005/11/20(日) 19:47:48 0
確かに、なりたてほやほやの暖かくて若い女のゾンビなら充分犯す価値はあるよな。
55('A`):2005/11/20(日) 19:57:50 0
Tウイルスに感染してからゾンビ化するまでにどういう経緯をたどるか知ってて言ってるのか?
56('A`):2005/11/20(日) 19:59:21 0
ヲタじゃあるまいし
57('A`):2005/11/20(日) 20:03:33 0
全身の皮膚が過剰な新陳代謝により次々と腐り落ちていく
そうするうちに次第に意識を失いゾンビ化
ゾンビと呼ばれる所以はそのキモグロな外見からなんだよ
そんな女ゾンビを犯したいか?
58('A`):2005/11/20(日) 20:04:30 0
穴がある内に
59('A`):2005/11/20(日) 21:19:32 0
>>57
そんな女ゾンビ「だからこそ」、だ
60('A`):2005/11/20(日) 21:27:58 0
あー!ジルお姉さぁん!イッちゃうよぉ!
61片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/21(月) 22:19:15 O
「何をするつもりなんだ?」
ピチャピチャと血のしたたるような音、グチャグチャと肉を食らう音、ボリボリと骨を砕く音…化け物の群れは不快な音を出しながら、何かをしている。
「どうするんだ岩谷?」
「…相手が来ないならこちらから行くまでだ。」
刀を握る手にも力が入る。
「い、岩谷…奴ら…数が減ってないか?」
言われてみれば確かに減っている。軽く30匹はいたはずの化け物が、指で数えるほどしかいない。
「共食い…か?」
そして最後の1匹になった。化け物の足元には血だまりと肉片が散乱していた。
「これで殺りやすくなったじゃないか…」
岩谷が1歩前に出た。
「ウォゴェッ!ゲェオァアア!」
「!?」
化け物が血を吐いて床に伏した。
「食い過ぎたってか?」
「いや…違うぞ岩谷…」
62片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/21(月) 22:29:28 O
よく見ると化け物の体がドス黒い色へと変色していく。
「なんなんだ?」
腐った肉の色から真っ黒な炭のような色へ、弱々しい肉体は筋骨隆々としたたくましいく、身長3メートルはあろうかという巨体へと姿を変えて行く…
「おいしい物食って良く寝たら、成長しましたってことか?冗談じゃねぇ…」
刀を握った冷静な岩谷ですら、圧倒的な迫力を持つ化け物を目の当たりにして冷や汗をかいている。両手の甲からは【爪】の倍はある長い長い刀が生えている。顔には般若のような角。耳元まで開いた口には鋭い犬歯がびっしりと並んでいた。
「ぐるるる…」
化け物がうなりながらこちらの様子をうかがっている。下手に動いたら簡単に殺されるだろう…
63('A`):2005/11/22(火) 14:53:29 O
バイオっぽいにおいが薄いけどこれはこれでおもしろい
ともあれ片岡さん乙
続き期待してるんでよろしく
64('A`):2005/11/23(水) 01:18:56 O
おっつん
65('A`):2005/11/23(水) 05:06:31 0
美少女キャラまだー
66片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/23(水) 07:18:26 O
>>65フフフ…
67モラリス ◆hKIRpL.ds6 :2005/11/24(木) 22:21:11 0
--------2006年1月1日---------

目が覚めた俺は、まず両親に新年の挨拶をしようと二階にある自分
の部屋を出、台所でおせち料理の仕度をしているであろう両親の元へと
向かった。毎年毎年、正月には父と母、二人が豪勢なおせち料理を作って
くれる。栗きんとん、カマボコ、黒豆、入っているものはありきたりだが、
デパートなどで売っている物と比べると、味は格段に違う。
 俺は速く飯を食いたかったので、台所へと歩を進めた。
異変にはすぐ気付いた。
「なんだ??? おせち料理が全て食い荒らされてる・・酷い・・・・一体誰が・・・・」
おせち料理の元へと近づこうと1歩踏み出した時、足元にあった何かにつまずいて
激しく転倒、机の角に頭をぶつけてしまった。
朦朧とする意識の中、何につまずいてしまったのか確認するため、目線を足元の方へやると、
そこには無残な姿になった母が倒れていた。
「な!!! 母よ! どうしたんだよ!!」
呼びかけても返事が無い事はわかっていたが、何故か俺は叫び続けた。
「母よ! ハハよ!!!!」
68モラリス ◆hKIRpL.ds6 :2005/11/24(木) 22:34:19 0
叫び続ける俺。
ふと、気配を感じ後ろを見た。そこに立っていたのは、口から血を垂らし、
白めをひん剥いた父であった。
俺は直感でやばいと思った。ホラー映画が好きな俺は、ゾンビものも当然、相当数
見ている。ビデオの中でしか存在しないと思っていたゾンビが今、目の前に立っているのだ。
 ゾンビ(父)の立っている位置と俺の位置は、約3m。ゾンビはただ左右に小刻みに震え、
こちらを見ている。俺はというと、丁度ひざまづいた様な姿勢でゾンビを目の前にして祈っていた。
「どうする? ゾンビがドーオブザデッドみたいなタイプだと、どうする事もできないぞ・・・・
 頼む! バイオみたいな鈍いタイプであってくれ!」
もう何分経っただろうか。ゾンビは一向にこちらに向かってくる様子は無い。
俺は「まさか・・・・息子だから躊躇しているのか?」と思い、一瞬安堵した。

間違いだった---------ゾンビは、そんな俺の心を表情から読み取ったのか、一瞬の
隙を突いてこちらに走り出して来たのだ!!!!!!!
69モラリス ◆hKIRpL.ds6 :2005/11/24(木) 22:37:30 0
さて、何となく書いてはみたものの、かなり幼稚な文章だorz
どうしよう。これじゃあ片岡さんやユキチさんに迷惑だな。
二人に比べるとあまりにも文章が稚拙すぎだorz

でもやっぱ、どんな駄作になろうと、すぐ完結するだろうが最後まで書かせて貰おう。
70('A`):2005/11/25(金) 00:04:47 O
クラリスガンガレ超ガンガレ
71('A`):2005/11/25(金) 00:16:52 O
とりあえず母よ!ハハよー!で吹いた
72('A`):2005/11/25(金) 00:24:14 O
>>70
モラリスだろw?
おかげで俺もクラリスって打とうとしたじゃんw

モラリスさん乙です
最後までよろしくおながいします
ちなみに文章は稚拙だと思わなかったス
73モラリス ◆hKIRpL.ds6 :2005/11/25(金) 01:07:17 0
>>70-72
感想有難うございます。果たして面白くできるかわかりませんが、
ガンガレ言われたらガンガルしかありませんねwww
というわけで、また少し書こうと思います。
74モラリス ◆hKIRpL.ds6 :2005/11/25(金) 01:45:35 0
>>68-69

俺を捕らえようと、両腕を前に突き出しながら突進してくるゾンビ。
「終わったかも・・・・」
と頭の中で一瞬思うが、ゾンビはこちらに向かってきている!
猶予は無い! 俺は向かって来たゾンビの胸を、ひざまづいた状態から
足の屈伸力を使い、スピードを付け、向かって来たゾンビの胸を両腕で力一杯
突き飛ばした。父は小柄な体格だったので、比較的体の大きな俺に突き飛ばされ
、上体は大きく後ろに仰け反り、そのまま後方へと激しく転倒した。
「今だ!!!!」
とっさに俺は台所のドアを開け、自分の部屋へと引き返す。全部で14段ある階段を
2段飛ばしで急いで2階へと駆け上がる。すぐ左にある自部屋のドアを押し開け、ふと階段の方へ目をやると、
ゾンビは既に階段の下まで来ている! 俺はすぐさま部屋に入り、ドアのすぐ横に置いてある勉強机を
ドアの前へと移動させようとするが、重い!!!! 中には大量の辞書や本が入っているせいか、
40〜50はある机を瞬時に移動させるのは困難を極めた。 
75モラリス ◆hKIRpL.ds6 :2005/11/25(金) 02:00:10 0
「速く速く!!!!!」
声に出してそう叫びながら、机を少しづつ移動させる。
ダンダンダンダン!!!!!!! 勢いよく階段を上がってくる音がする!!!!!
「死ねよマジでぇぇぇ!!」
と意味不明な雄叫びをアゲながら、机を思いっきり引っ張りドアの前に移動させる事に成功
する。と同時に、ダァァァァァァン!! とドアが強烈に揺れた。ゾンビがドアにぶつかったのであろう。
正に紙一重。あと少し遅かったら、本当にゲームオーバーだったかもしれない。
俺ととりあえず一息ついた。
が、安心したのも束の間、ドアノブが激しく動き出すと同時に、ゾンビがドアを押し開けようとしている!
机は少しづつだがドアに押され、ゾンビのもがく様が少し開いたドアの隙間から少しだけ見えた。
「ヤバイ!このまま押し続けられたら絶対侵入される!」
そう思った俺は、必死に机をドアの方向へと押し返す。
当然、力で勝っている俺相手ではゾンビは勝てる筈もなく、押し返す事には成功したが、
このままでは埒があかない。相手はゾンビ、諦めるなんて事はないだろう。
予想通り、5分、10分とせめぎ合いが続くが、一向に諦めようとしないゾンビ。
「・・ヤバイ・・・・体力勝負だとどう考えても負ける・・・何か、丁度イイつっかえ棒みたいなのは
ないのか!?」
机を押しながら部屋を見渡す。ふと、真後ろにある小さめのタンスに目が止まった。
76モラリス ◆hKIRpL.ds6 :2005/11/25(金) 02:20:10 0
「!!これじゃん!!!」
高さ1,5m、デザインがすごく良い木製のタンスで、扉はガラス張りになっている。
小物や趣味のプラモデル等を飾ろうと、先日購入した物だ。上等な木で作られているみたいで、
価格は11万円だった・・・・・・・
俺は意を決っし、一旦、押さえていた机から手を離して11万円のタンスに手を掛けた。
タンスの上部と側面に手を置き、強引に手前に引き倒した。
パリーン!!!と音が鳴り、ガラス張りの扉が割れてしまった。
日常生活であれば嘆いてしまう場面だが、今はそんな事で嘆いている暇はない!
ドアの方に目をやると、机が少し押し戻されている。
俺はすぐさま机を押し返し、なんとかしてタンスをつっかえ棒変わりにする事に成功した。
「ふぅ〜〜・・・これで、いくらボブサップでもハイってこれないだろう・・・」
なんとか、一旦は窮地を逃れる事に成功した・・・・・。
77モラリス ◆hKIRpL.ds6 :2005/11/25(金) 02:27:07 0
文章ではかなりわかり辛いので、真上から見た簡単な図を書いときます。


か壁壁壁壁壁壁
い壁    壁
だ壁    窓
ん壁 俺  窓 
ゾド机タンス壁
壁壁壁壁壁壁壁

現在はこんな状況です。
ゾ=ゾンビ ド=ドア
78('A`):2005/11/25(金) 02:27:55 O
この図もいい感じに分かりにくいでつね
79モラリス ◆hKIRpL.ds6 :2005/11/25(金) 02:29:12 0
ずれてるしorz
右側の壁と窓は一直線です。
こんな図を書かないと説明できないとは。
文章書くというのは難しいもんですね・・・・。
80('A`):2005/11/26(土) 01:11:27 O
モラリス地味に面白いぞ。早く書いてくれ!
81('A`):2005/11/26(土) 01:15:09 O
クラリスおもろし(^ω^)
82('A`):2005/11/26(土) 02:27:29 0
「ふぅ〜・・・・・・・」
机とタンスを使い、完璧にドアの前を塞いだので、ひとまず安心だ。
ドアの向こうでは、ゾンビが中に入ってこようともがいている。
机とタンスできっちりとドアが固定されている事をきっちりと確認した俺は、
鼓動の速くなった心臓に手を当て、その場にゆっくりと座り込んだ。
「・・・・・とりあえず、心を落ち着かせよう」
そう思った俺は、傍にあったマイルドエイトとライターを手に取り、煙草に火をつけた。
朝起きたばかり、しかも、いきなりゾンビに襲われるという異常事態によって緊張しているのもあり、
すっかり喉は乾燥し、喉を通る煙は不快でしかなかった。
それでも、気を落ち着かせるために煙草を吸いつづけた。
万が一に備え、きちんと対応できるようにドアの方に目をやりながら、俺は煙草を吸い
続ける・・・・・・・・。
・・・「ん?」
ドアの揺れが無くなった。10秒程、呆然と揺れなくなったドアを見た後、
俺は煙草を手に持ったままゆっくりとドアに近づいた。
83モラリス ◆hKIRpL.ds6 :2005/11/26(土) 02:55:53 0
ゆっくりとドアに近づき、耳を澄ました。寝る時ぐらいにしか聞こえない、
部屋に置いてある小さな置時計の秒針のカチッカチッという音すら耳で拾える程、
俺は集中して耳を澄ませた。
「・・・・・・・・トン・・・・トン・・・・・トン」
階段を下りて行く-----音??? 
しかし疑心暗鬼になっている俺は、その後も耳を澄ましてドアの向こうの気配を感じ取ろうと
10分以上集中していた。
大丈夫だ、部屋の前にゾンビはもう居ない。バリケートを作ったとはいえ、
木のドア一枚を隔てたすぐ向こうにゾンビが居ると思うと、どうしても安心できなかった。
しかし、ドアの前にゾンビはもう居ない。
今度こそ本当に落ち着ける・・・・手に持ったフィルターまで焼けた煙草を灰皿に入れ、
ドアから一番離れた部屋の角に座り、天井を見上げた-------
84モラリス ◆hKIRpL.ds6 :2005/11/26(土) 02:57:47 0
>>80-81
面白いと言ってくれて有難うございます。
しかし、書けば書くほどボロが出てきて詰まらなくなってしまうかも
しれません^^; かなり不安ですが、また明日、続きを書かせて貰いますね^^;
85片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/26(土) 08:19:13 O
モラリスさん乙です。頑張りましょう!

「ぐるるるる…るるるる…」
化け物と片岡、岩谷はお互いの動きを読むように狭い通路で睨み合っていた。
(クソ…俺のショットガンで殺せるのか!?化け物が暴れたらエンジンの下に落ちるかも知れない…下手に動けないな…)
「がるるるる…うしゃあぁあああぁぁぁ!!」
化け物が爪で岩谷を貫こうと、勢い良く突き出す!
「くッ!」
ギリギリ、まさに紙一重で横にかわす。
「ぐぼぁしゃぁぁぁぁぁぁ!」
突き出した右手を素早く引っ込めて、左手で二人目掛けて斬りつけてきた!
─ドッ
「えっ?」
岩谷が横にいた片岡を、後ろに蹴り飛ばした。
─ガギィィンッ!
岩谷が刀で化け物の爪を防御する。しかし化け物相手に力で勝てるはずがなかった。
86モラリス ◆hKIRpL.ds6 :2005/11/26(土) 19:47:25 0
>>85
有難うございますw 頑張っていきましょう!!w
87('A`):2005/11/26(土) 19:50:59 0
そーですね!
88ユキチ ◆T.GvbWEXeI :2005/11/26(土) 20:23:41 0
モラリスワロスW
応援してるよ。一緒にがんばろう。

>>25
その他、ガム、ボールペン、五十円玉、輪ゴム、クリップがズボンのポケットから発見された。ガキかこいつは?
結局、身体検査で得られたものは社員証一枚。写真つきなので本人のものに間違いない。
記憶が無いということはもちろん今の状況がわかっていない。孝一は菊井に軽く状況を説明した。
「おいおい、こんな状況なのに俺が記憶喪失だって信じるのかい?」
動揺を隠す苦笑い。
「嘘だったらそんなこと聞かないだろ?」
気付かないふりの作り笑い。
でも状況は悪くなる一方。まったく笑えない。
「で、これからどうすんだ?」
「え?これから?」
考えていなかった。いや、考えたくなかった。考えるためにはいやでも絶望と向き合わなくちゃいけない。
いくら頭で理解したところで心がそれを拒否してしまう。
「先に、進みましょう。」
突然の声。向江だ。
「でも、意味ないじゃない。どうせみんな死ぬのよ。」
「恵美さん………。………ただ、進むだけじゃありません。助かるために進むんです。」
「助かる?どうやって?」
「この電車の目的地が行き止まりなら、到着する前に止めてしまいましょう。そして、そこで降りればいいんです。」
「なるほど。ブレーキのある運転席は当然先頭車両か。でも、きちんと操作できるんだろうな?」
「これでもこの電車の責任者ですよ。大丈夫です。」
一すじの蜘蛛の糸。細く、儚く、弱弱しい希望。それでも人は希望にすがりつく。
このとき、もっと深く考えていれば、もっと悩んでいれば誰か気付くことができたのかもしれない。
目の前の希望に甘えて思考を停止しなければ、死なずにすんだのかもしれない。
蜘蛛の糸。続く先にあるものは、凶悪な罠をしかける獰猛な蜘蛛でしかない。

希望に質問はあっても反対はでてこない。
ほどなく四人は移動を開始する。
「あっ!!ちょっとまってくれ。」
89ユキチ ◆T.GvbWEXeI :2005/11/26(土) 20:27:35 0
車両の三分の二ほど進んだとき、孝一がそういってあたりを調べ始めた。
「どうしたんですか?」
「いや、あるはずなんだ。アレが。」
一同?だ。アレで伝わるほどの仲じゃない。
「意味わからんな……。それより、先頭車両に行くのはいいが、あとどれほど進めばいいんだ?」
「え?あっ、えーとですね……」
車内を見回す。トビラの上に4の数字を見つけた。
「今、4両目ですからあと3つ先ですね。」
「3つ……。このまま何もなく進めたらいいのにね。」
無理な願いだとわかっている。これまでの5つの車両のうち元人間を合わせてもたったの6人。
いくなんでも少なすぎる。トビラの先に待つものは、生者か死体か怪物か。
「あった!!」
トビラを見つめていた3人の背後から突然の大声。驚きながらも孝一を見ると何かを手に持っていた。
「座席のしたにあったから、なかなかわからなかったよ。」
そういいながら黒いバックから銃と弾を取り出した。
「そうか、確かにあの紙には各車両に1つづつって書いてあったな。」
「だったら、この先の車両にもありますね!!」
今の状況では、唯一の明るいしらせだろう。
新たに手に入れた銃を菊井に渡し、4人を次の車両へのトビラを開けた。
ガラララララ
最初に反応したのは視覚ではなく、嗅覚だった。
酸っぱい臭い。
孝一は前にも感じたことがある。最後尾の車両、女のバケモノ。
そして、視覚が反応する。3つの背中。しかし、どれも生きた人のだす雰囲気ではなかった。
銃を構え、狙いをつけ、人差し指に力を込める。
一瞬遅れて後ろの2人が銃を構えたとき、孝一は引き金を引いた。
渇いた音が車内に響く。
90('A`):2005/11/26(土) 20:36:21 O
モラリスさん片岡さんユキチさん乙です
続き楽しみにしてます

この調子で活気が出ればいいと思います

もう自慰さんいないんかな…
91type:G:2005/11/26(土) 21:53:14 0
('A`)
92モラリス ◆hKIRpL.ds6 :2005/11/26(土) 22:16:50 0
何なんだよ一体・・・・・・何がどうなってんだ?
何でいきなり、元旦からゾンビに襲われてんだよ俺は。
そういえば、1月1日は俺の誕生日且つ、今年は俺が成人になる日だから、おめでたいッつー事でゾンビに変装して
ドッキリを交え、盛大に祝おうとしてくれてたのか??--------------じゃあ、今ごろ階下では母と父はケーキ等を
用意して、クラッカーでも持って待っているとか・・・・
アホか俺は!! 目の前で見た母の無残な姿と、口から血を垂らして
白め剥いた父(ゾンビ)の以上な行動、ありゃあどう考えても
ドッキリとかいう類のもんじゃあない! 本物だ。本物のゾンビ・・・。
「昨日まで至って普通だった父が、何故今日になってあんな事になっている?
今日は元旦だぞ? てかゾンビになんてどうやってなったんだよ父は?
11万で買ったタンス・・・・・あぁ・・俺の好きなバドレイバーのプラモがぐちゃぐちゃだ・・・」

とにかく俺の頭は錯乱していた。なんとか考えをまとめようとしたが、
所詮はただの学生だ。いきなりこんな状況に陥り、冷静に成れる筈もない。
しかし、ふと思いついた。
「武器・・・!」
結局、現在の状況ではっきりしている事は、父はゾンビとなり、母はゾンビに喰い殺され、
母を食い殺したゾンビがまだ家の中に居る。そして、次は俺を狙っている事。
それだけは何故か頭の中ですぐに整理がついたが、この時点では父や母に対する悲しみなど
は、一切沸いてこなかった。
俺は、もしも次にゾンビと対峙してしまった時に丸腰だと危険と思い、部屋を見渡し、漁り、
武器になるような物を探し始めた。階下にいるであろうゾンビを刺激しないため、音をなるべく立てないように---
93片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/26(土) 22:32:26 O
─ドゴッ!
「ぁぐぁッ!!」
物凄い力で岩谷が左の壁に叩きつけられ、片岡は一瞬何がどうなったか分からなかった。
「岩谷!大丈夫か!?」
「ぐっ・・・うぅうう・・・。」
片岡の問いかけに反応できず、岩谷は苦しそうにうめいている。
「くそっ、くそくそっ!」
─俺より強い岩谷が俺をかばって─
「なんで!昨日今日会ったばっかりなのに!なんで!!」
気づいたときには体は動いていた。化け物がなぎはらうように振り回した爪を避け、岩谷を抱えて走り出していた。
「なんで・・・!なんで・・・」
理由は分からないが涙が止まらなかった。訳も分からず泣きながら走りつづけた。
94モラリス ◆hKIRpL.ds6 :2005/11/26(土) 22:42:06 0
とりあえず、武器になりそうな物を床一面に置いて並べてみた。

アフーオークションで、興味本位で買ったガス銃
筋トレ用に部屋に置いてあったバーベル、ダンベル、腹筋台。
昨日、一人で部屋で食った年越しソバの器(どんぶり)。
これは武器になり得るのか?? ライター。
あとはペーパーナイフ、カッター、中学生の頃に面白半分で買ったメリケンサック。
駄目だ・・・全くもって武器といえるような物が置いてない。
生身の人間だったら、ライターの火を近づければ動揺したり隙もできる。
カッター等で切りつければたじろぐ。メリケンを指に填めて殴れば痛がる。
しかし、相手はゾンビ。唯一、大きなダメージを与えれそうなのは・・・・
バーベルの棒か。。
俺は、バーベルの棒を持ち、剣道で言う「面」を軽くやってみたのだが、
!重い! 重さは3〜4kg程度なんだろうが、その長さのせいで打ち終わった後に体勢が少し崩れてしまい
、明らかに次への反応が遅くなりすぎる。そこで俺は、今度はダンベルの棒を持ち、
適当に振り回してみた--------------行ける!長さもバーベルのものより短いし、軽い。片手でも
十分振り回せる! おそらく、これが対ゾンビに一番有効な現時点での武器と俺は思い、
ダンベルの棒をひとまず床にそっと置いた。
「そして次はと・・・服装だろうか・・・・」
95片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/26(土) 22:45:01 O
無我夢中で走りつづけた。エンジンを囲うように通路が張り巡らされ、その通路を全力で駆け抜ける。化け物は、力は強いが足は速く無いらしい。すぐに追跡をあきらめた。
現在化け物に襲われた通路とは反対側の通路にいる。そこの階段からは食堂に行けるのだ。
「ハッ、ハッ!ハァハァ・・・」
食堂の長椅子に岩谷を寝かせ、片岡はようやく一息ついた。自分でも信じられない、岩谷を抱えてあの距離を走ろうとは・・・。
「岩谷ァ・・・だっ、ハァ、大丈夫か?」
「くぁ、ハァハァハァ・・・なんとかな・・・。」
「骨・・・いったか?」
「いや、骨は折れてないようだ・・・。」
「そうか・・・それと!一つ納得行かないことがある・・・。」
「?・・・なんだ?」
96モラリス ◆hKIRpL.ds6 :2005/11/26(土) 22:48:53 0
>>88
応援ありがとうございますww
頑張って書かせてもらいますよーーw
97('A`):2005/11/27(日) 02:31:52 O
がんが
98('A`):2005/11/27(日) 11:19:24 O
作者ラッシュキタコレ
99('A`):2005/11/27(日) 11:37:12 0
他の2人はともかく、モラリスは正直文が下手すぎる。
もっと文章力を鍛えてから出直せ。
100('A`):2005/11/27(日) 13:05:14 O
モラリス片岡乙

>>99
文句つけるほどひどいか?
俺は十分楽しめるんだが
バイオの小説って場面設定>>>>文章力だと思う
てか>>99も書いてwwww
101('A`):2005/11/27(日) 14:10:39 O
いやモラリスの作品はオレ的には結構好きだぞ!モラリス書くのやめんなよ!
102('A`):2005/11/27(日) 14:24:03 O
確かにモラリスの文章は稚拙な所もあるがストーリーや雰囲気は結構好きだ。2ちゃんのSSに文章力なんてそこまで期待するな。
103('A`):2005/11/28(月) 01:03:00 0
俺も「止めろよ」と言って強要しようとは思わないな。確かに読んでて気になる所多いけど。
104モラリス ◆hKIRpL.ds6 :2005/11/28(月) 01:19:17 0
「よし、噛まれたり引っ掛かれても大丈夫なように、何枚も重ね着しておこう!」
と思い、クローゼットと開けた。
すると、中から勢いよくゾンビが飛び出してきた!
俺は、ゾンビに対して全く反応する事ができなかった。
次の瞬間、首元に激痛が走る。
-------噛まれた-----------
血が勢いよく噴き出し、身体に力が入らなくなっていく。
「う、嘘だろ・・・こんな・・・・」


         --------------完ーーーーーーーーー
105('A`):2005/11/28(月) 01:30:53 O
モラリス?!
106オタコン:2005/11/28(月) 01:56:29 0
俺はとある製薬会社に勤めていた。
製薬会社といっても表では医療関係の薬を作っているということになっているが、
裏では軍事関係に利用する「生物兵器」「人間の能力の向上」など非合法な研究を行っている。
つい一年ほど前までは細菌などありきたりな研究を行っていたがついに本格的な研究を始めた。
理由はライバル社の「アンブレラ」が成人男性をベースとした「生物兵器」を作り出すことに成功したという情報が入ったためだった。
その「生物兵器」は驚異的な攻撃力を持っていたらしいが制御面において不安定な要素を含んでいたため
ある特殊部隊に破壊されたらしい。
107('A`):2005/11/28(月) 03:24:38 O
メタルギア
108('A`):2005/11/28(月) 09:19:04 0
モラリスはバッドエンドで終了か…
109('A`):2005/11/28(月) 09:54:31 O
モラリスつまんね。叩かれたくらいでやめるなら二度と書かないでね。他の二名に期待age
110('A`):2005/11/28(月) 09:58:07 O
叩く奴が書いてみろよ
111('A`):2005/11/28(月) 11:14:07 O
>>110俺が言いたいのは少し叩かれたくらいですぐ逃げるなってことだ。
112('A`):2005/11/28(月) 13:47:49 0
批判にいちいちダメージ受けてたら2ちゃんなんてできないぜ
113102:2005/11/28(月) 16:14:09 O
そこまでけなしたつもりではなかったんだが、言う方は軽い気持ちでも言われる方はつらいんだな。すまんなモラリス。
114('A`):2005/11/28(月) 18:23:08 O
モラリス〜オレは楽しみに待ってたんだぞ!ちゃんと書いてよ!叩きなんて気にすんなよ!
115('A`):2005/11/28(月) 18:56:23 O
いや、モラリスはもういいよ。ここまで空気悪くなったら他の2人や新人さんが来づらくなる。さよならだモラリス。
116('A`):2005/11/28(月) 19:07:45 O
しばらく見てなかったら知ってる書き手が一人もいなくなってる件
117('A`):2005/11/28(月) 19:25:34 0
前スレの中盤で荒れまくって以来、まともに完結した作品はGだけだな(しかも第1部だけ)。
118('A`):2005/11/28(月) 19:29:09 O
>>113
本当に悪いと思っているなら代わりにお前が何か書け
119('A`):2005/11/28(月) 19:39:08 0
つーかさ、批評家気取りの奴は何なんだ?
つまんねーなら読まずに飛ばせばいいだけなんじゃねぇの?
いちいち煽りと叩きレスすんなよ、端から見てるとすげぇ腹立つ。
お前等がどんだけの完成度を求めてんだかは知らねーけどさ
そんなに面白い作品が読みたいなら自分で書けや。
それも出来ねぇ癖につまんねーだの文が下手だの文句つけやがって、何様だっつー話になんだろが。
空気が悪いだ?はぁ?空気悪くしてんのは批評家気取りの奴等の方だろ。
腐ったもんだな、喪板もこのスレも。
120('A`):2005/11/28(月) 20:11:45 O
>>119お前も空気悪くしてるよ?というわけで一緒に消えようや。作者が来なくなるだろ。
121('A`):2005/11/28(月) 20:17:00 0
>>119
お前も同類
どっちもどっちだ
122type:G:2005/11/28(月) 20:20:50 0
>>117
('A`)
123('A`):2005/11/28(月) 20:38:02 O
バイオ4そろそろ発売だね。
124喪導師:2005/11/28(月) 21:17:58 0
 家のドア、窓、なりふり構わずノックする音。ドンドンドン。いや、ノックとは言えない音も
まじる。ドン、ドン、べチャ、べチャ。すぐに、ノックなどとは言えない乱暴な音になる。ガンガン、ドーン。
ウアー、ウアー、ウアー、ウアー、ウアー、ウアー、ウアー、ウアー、ウアー、ウアー、ウアー。
地獄の底から響くうめきが聞こえる。

                数日前のこと

僕の名前は喪木希助(もぎ まれすけ)。幼いときに田舎の町へ引っ越した。幼いときの記憶は、保育園で
一人で遊んでいる自分の姿。小・中学校は町に一つしかなく、虐めぬかれた。友達もいたが・・・。
僕は地元に未練などない。仲の良い友達も町の外へ出てしまい、帰省しても独りなのである。だが。親
がいるから、会わないわけにはいかない。そんなわけで毎年3日か4日ぐらい僕は帰省する。

実家に帰った僕は両親に僕がいない間に何か変わったことがあったかどうか聞いた。「そういえば、あんたの
同級生の○○さんと□□君が結婚したそうよ・・・。」と母。「へぇ、そうなんだ。」と興味なく答える僕。
付け加えて父親「あと、町外れに化学工場ができたな。小さい町だから働くところができて若い人は助かるな。


大学に行っているので実家にはゲームなどがなく時間を持て余す。雑誌でも買って暇を潰そう。明日はドライブでもするか・・・。
などと考えながらコンビニへ入った。「おっ!喪木じゃん、久しぶり〜。」そこにはかつてのクラスメート
であった阿部がいた。阿部に限らず昔、俺を毛嫌い、無視していたやつらは、もうそのことを忘れているのだろう。
しばらく、雑談をした。女、女、女。女の話をしてくる、聞いてくる。「え?まじ〜喪木、女いないの?なんで、
何で?喪木なら女いるだろ。」
うざい、いじめぬかれたせいで最早、普通の人間とは別の世界を生きてきたせいで社会に適合するだけで
精一杯なんだよこっちは。大学で友達できただけ幸せなんだよボケ。と声を大にして言いたかったがめんどくさいので
「縁がなくてねエヘヘ」とごまかした。

家のドア、窓、なりふり構わずノックする音。ドンドンドン。喪木はドライブの最中、虐められていた
ころのことを思い出していた。両親は共働きなので昼間は喪木独りである。虐めていた連中はムキきなる
喪木の反応を楽しんでいた。だから、家にきてまでチョッカイをだしていたのである。
「まったく、いやな地元だ・・・」その日の夜になり喪木はドライブから戻ることにした。

「ふう、のどが渇いたな、タバコもきらしたし、買っていくか。」喪木はコンビニに入った。
誰もいなかった。「すいませーん、だれかいませんか?」不気味な静寂があたりをつつむ。ブーン・・・ブーン。
 外で車が通る音だけが聞こえた。喪木は「ブーン(^ω^)」と心の中でつぶやいていた。ブーン、
ヴー!?。うぁ〜うぁ〜。耳をこらすと店の置くから微かに声が聞こえた。えっ?
 店員が出てきた。「にく、にく、うまー」うわぁぁぁ。店員は白目を剥き、体はボロボロだった。
自分の指を食いながら肉とぼやいている。「にく。なまにく、うまーうまー。にくーーーーーーーぁ
ウアー」
 「ひいいい。来るな!来るな!」僕は全速力で逃げた。「何だったんだあれは。まるでゾンビじゃないか。
父さんや母さんは大丈夫なのか!?早く帰らなきゃ!!」
町はゾンビのうめきと人々の悲鳴でごっちゃになっていた。
125age:2005/11/28(月) 21:46:56 0
保守あげ
126('A`):2005/11/28(月) 22:00:12 0
 どーもー彼女いない暦25年の喪導師です。長く書きすぎました。どうだったでしょうか。これからも
書かせていただけるのなら書きたいと思います。次からは短めにします。また、
話は長すぎないように読みやすい量でいきたいですね。仕事してるんで、毎日は更新できませんが
皆さんの感想をお聞かせください。
127('A`):2005/11/28(月) 23:04:39 O
面白かったよ!早く書いて
128('A`):2005/11/28(月) 23:12:13 0
むしろバイオハザードが起こったら
129('A`):2005/11/28(月) 23:48:50 O
喪木大将に期待アゲ
130('A`):2005/11/29(火) 20:00:22 0
アゲアゲ
131('A`):2005/11/29(火) 20:53:35 0
「父さん、母さん!!」そう叫びながら喪木は家に入った。
クッチャクッチャクッチャ・・・何かを食う音が聞こえる・・・
「うわあぁぁぁ・・・」
父と母の変わり果てた姿がそこにあった。
「こ・・・おしえ・・・く・・・え。」父が母であったであろう肉をくわえながらそう言った。恐らく殺してくれと言っているの
だろうか。
「でも、父さん・・・」僕はためらっていた。しかし、父は焦点の合わない目で僕を見ながら迫ってきた。
ズリュ、ズチャ、ズリュ、ズチャ・・・
「やめてくれよ、父さん。来ないでこっちに来ないで。」喪木はそう言いながらも手が自然に灰皿にのびていた。
ズリュ、ズチャ、ズリュ、ズチャ、ズリュ、ズチャ、ズリュ、ズチャ・・・
ガッ、ガッ、べチャ、グッチャ、グッチャ・・・父は死んだ。そのまま喪木は気を失った・・・。

翌朝、血だまりの中で目が覚めた。このまま目が覚めなければ良かったと思ったが、目の前の死体と
肉片は嫌でも現実に連れ戻した。
テレビをつけると、自分の町が報道されていた。
「人間が人間を食う!」
「死体が歩いた。」
「謎の伝染病。」
「恐怖の産廃垂れ流し化学工場」
「にく、うまー」

「恐怖の産廃垂れ流し化学工場」でこの町の工場が出ていた。実験後の廃棄物を垂れ流していたから
このゾンビ化現象が起きたと報道されている。

もはや原因など、どうでもよかった。とにかくこの町を出ない限り食い殺される。もうしばらく、テレビを
見て情報を得ようと思った。その時、映像が切り替わり「しばらくお待ちください」。次に切り替わったとき
には、別の番組になっていた。

「何だこれは?早く町を出ないと嫌な予感がする。」喪木は荷物もまとめないまま、車に乗った。
町にはゾンビが蠢いていた。昨夜より悲鳴が減った気がする。それに反してゾンビの数は増えていた。
急に物陰から何かが出てきた。ゾンビだ!!
思わず減速してしまった。そのままゾンビを潰したがスリップしてしまった。ドーン。車は建物にぶつかり
壊れてしまった。
「何でいつもこうなるんだ。」喪木は自分の運の悪さを呪った。

132('A`):2005/11/29(火) 21:37:45 O
〜〜〜た。で終わる文章ばっかりだな。
いや、おもしろいんだけどね。なんか気になっちゃうんだよ。
133('A`):2005/11/30(水) 18:52:34 0
>>132
ちょwwww
おまいのおかげでそればっかり気になるようになっちまったじゃねーかw
134喪導師:2005/11/30(水) 19:09:09 0
猛スピードで車が走る。町から脱出しようとした家族は検問で止められた。
「すっすいません。ゾンビが襲ってくるんです。早く行かせてください。」
重装備の兵士が銃を構える。「それは出来ない。ゾンビ化はウイルス性の可能性がある。他に広めるわけにはいかない。
早く引き返せ。」
「そんな!私たちに死ねというのか!!ふざけるな!意地でも出るぞ。」
オヤジが激昂した瞬間には家族ともども肉塊に変わっていた。
「この現象が他に広がったら困るんでね。それにもう少し、観察せねば。クククク。」この検問所の
長、高橋は不気味な笑いを浮かべていた。

「もうダメだ・・・。」この状況に絶望した老夫婦がいた。家の周りをゾンビに囲まれ出るに出られない。
「ああ。せめて最後に孫に会いたかった。」老婆が涙を流す。その時、窓に孫らしき女性の人影が・・・
「明子だ!あのマフラーは婆さんが編んでくれたマフラー!今、開けるぞ。あき・・・」
そこには、ゾンビになったばかりの女が涙を流して立っている。老夫婦は自ら孫に食われた。

「いやっほーう!!」
パンパンパン。銃声が響き、ゾンビの頭がはじけ飛ぶ。いわゆる、DQN達がゾンビ狩りを行っている。
「いや〜これだからパトロールは止められねぇ。」
「おい、あれを見ろよ!!」
「女だ!おっ?手作りマフラーの可愛い女だ!良いこと思いついたぜ。ヒヒヒ。」
男たちは女に駆け寄り、銃で顔を殴り女の歯を折りはじめた。「うああああああ・・・・。」女が呻く。
男たちはニヤニヤしながら同時に手や足を切り離す。女を積んで男たちは町の小学校へ戻った。

小学校は人々の避難所であった。喪木もそこにいたのである。喪木はこれからどうしようか考えていた
が具体的な案が中々出てこない。脱出しようとすれば射殺である。絶望した人々は自殺もしくはゾンビとして
生き続けようと自らゾンビに噛まれた。

ガラガラ。
教室のドアが乱暴に開けられた。「パトロール終了〜♪今日は30匹は殺してやったぜ!」
「喪木よ〜。彼女いないんだってな。お土産だ。」男は先ほど捕まえた女を放った。
「うわぁぁぁ!!!なっ何これ、これ何?」
男たちは一斉に笑い転げた。「ひゃひゃひゃ〜ビビッてんじゃねぇよ。童貞な喪木ちゃんのためにわざ
わざ持ってきたんだぜ!阿部に感謝しろよ。ちゃんと安全なように処理してやったんだぞ。お早めにお召し上がり下さ〜い。」
「かっ可哀想なことするなよ。」
「はぁ?てめぇ、口答えか。パトロールにも出ないくせに調子こくんじゃねぇよ。まったく、ファイト
クラブも反対だしなぁ、てめえは。」DQN達のリーダー格の辻が半切れだ。
なお、ファイトクラブとはゾンビ達を集めて、おたがい闘わせるという遊びだ。
「じゃあ、俺がこの女もらうぜ〜」DQNの一人が女を連れて別の教室へ入っていった。
「ゾンビになっちゃうよ。止めたほうがいい。」
「はあ?爪や歯は無いんだよ。バイオハザードでも噛まれたりしなければ大丈夫なんだよ!」
しかし、ジョージ・A・ロメロの映画では人の道を踏み外したものには無残な最期が待っていると
喪木は心の中で思ったが、DQNをイラつかせるだけなので止めておいた。
135('A`):2005/11/30(水) 20:44:14 0
最近、過疎ってるな。
136('A`):2005/11/30(水) 20:55:19 0
喪導師いいよー
137片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/30(水) 21:24:06 O
「なんだ?休みたい・・・短く頼む。」
「あぁ・・・なんで、なんで俺を助けた?自分が死ぬかもってときにだ・・・納得いかねぇ、答えてもらう!」
「お前が・・・初めて対等に扱ってくれたからだ。」
「どういうことなんだ?」
「俺は、小中高と凄惨ないじめに合った・・・誰も味方のいない孤独な日々だ・・・みんなが俺を蛆虫以下の下等生物とでも言わんばかりに、殴る蹴るの暴行。物を隠されたり、全裸で帰宅させられたり・・・挙げたらキリがない。」
「そうか・・それで?」
「お前だけだ、俺を人間として見てくれたのは。大学の人間や・・・助手ですら俺を見下しているのは知っていた。だが一対多数ではどうしようもないだろ?俺は耐えてきた。ある意味では、今のこの状況・・・俺の望んだ状況かもな。」
138片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/30(水) 21:24:42 O
「なんだ?休みたい・・・短く頼む。」
「あぁ・・・なんで、なんで俺を助けた?自分が死ぬかもってときにだ・・・納得いかねぇ、答えてもらう!」
「お前が・・・初めて対等に扱ってくれたからだ。」
「どういうことなんだ?」
「俺は、小中高と凄惨ないじめに合った・・・誰も味方のいない孤独な日々だ・・・みんなが俺を蛆虫以下の下等生物とでも言わんばかりに、殴る蹴るの暴行。物を隠されたり、全裸で帰宅させられたり・・・挙げたらキリがない。」
「そうか・・それで?」
「お前だけだ、俺を人間として見てくれたのは。大学の人間や・・・助手ですら俺を見下しているのは知っていた。だが一対多数ではどうしようもないだろ?俺は耐えてきた。ある意味では、今のこの状況・・・俺の望んだ状況かもな。」
139片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/30(水) 21:34:40 O
「・・・。」
片岡は無言だった。一人の人間をここまで追い詰めるのは、何故か同じ人間だ。
「なぁ片岡。お前と一緒に戦ってるときな・・・今までの人生、どんな瞬間より楽しかったよ。それこそ命を落としてもいいと思えるほどにな・・・。」
そう言ってタバコに火をつけた。フィルター越しに入ってくる紫煙が岩谷の肺を満たす。
「お前に死なれたら俺が生き残れなくなるだろ!」
片岡が真剣な面持ちで岩谷を見据えた。
「そうだな。だから俺は覚悟をした。絶対に生きて日本に帰るってな覚悟をな・・・」
照れくさそうに岩谷が語る。傷は大丈夫かと片岡が訪ねたが、岩谷はすっかり回復していた。
「化け物・・・どうする?」
「斬るしかないな・・・」
力強く岩谷が立ち上がった。
140片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/30(水) 21:36:55 O
二重カキコすまん・・・
141片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/11/30(水) 21:52:14 O
岩谷が立ち上がり、片岡が立ち上がったその時だった。
─ガタッ
いきなり物音がした。厨房の近くのロッカーだ。二人は脊髄反射のように片岡は銃を、岩谷は刀を抜いていた。
「俺が開く、出てきた瞬間首を斬り飛ばせ。」
片岡が小声で囁く。
「了解・・。」
片岡と岩谷はそれぞれロッカーの両はじにつく。二人目を合わせ、3 2 1・・・GO!と合図し片岡がロッカーを乱暴に開けた。
「うぉらぁぁ!あぁ!?」
岩谷がマヌケな声を出して刀を止める。岩谷が斬り殺そうとした相手は・・・
「!?女か?顔を上げろ。ゆっくり・・」
小柄な女はゆっくりと顔を上げた。その瞬間岩谷は凍り付いた。女の顔は涙やその他でぐしゃぐしゃだが、端正な顔立ちだ。綺麗な瞳、形のいい鼻、ふっくらと柔らかそうな唇。岩谷の苦手な美少女だ・・・。
142喪導師:2005/11/30(水) 22:55:40 0
 翌朝
「あー腹減った。喪木よー、仕事してねぇんだから何か食料取ってこいよ。」
「う、うんでも・・・」
「おいおい。食料も調達したくないのか?」
「ゾンビがいるし…武器が無いから・・・」
「ゾンビにビビってんじゃねぇよ。ほら、お前にバットをプレゼントしてやるから、食料でも取って来い。」
「喪木は親殺してるんだから、ゾンビぐらい殺せるさ。」阿部が囃したてる。と同時にDQNはギャハハ
と頭の悪そうな笑い声をあげた。
僕は学校で虐められていたが、権力を持ったDQNの周りには決まって調子に乗っている雑魚がいる。阿部
はその類の人間だ。そして稀に虐めのターゲットは阿部になり、その時は僕に友達であることをアピール
する。
「うん、じゃあ行って来るよ。」
「逝ってらっしゃーい。ギャハハ。」
「じゃあ、俺らはパトロールに出かけるか。」
「じゃあ、俺は昨日の女と遊んでるぜ。」
「好きだな、お前は。」半ば呆れ顔の辻。
「ヒヒヒまあな。マスターお疲れ〜。」と下らないジョークを飛ばすDQN。(ちなみにマスターとはマス
をかくアレです。女の子ゾンビと遊ぶDQNが他の皆に言ったジョーク。)
この時、DQN達の運命は決まってしまったのである・・・

喪木は近くのスーパーに立ち寄った。確かに食料が無いと話にならない。ゾンビに殺される前に餓死
してしまう。無駄にゾンビ狩りをするよりは独りで食料を集めたほうが気楽だ。
「ええと、まず腐ってしまうものを優先して運ぶか。缶詰とかは後でも食えるし。ていうか独り言テラキモス。」
とぶつぶつ独り言を言いながら食料を集めていた。
ガタン。
「えっ?何?」
ズリュ、ズチャ、ズリュ、ズチャ。足を引きずって歩く音が聞こえた。
「くそ、やるしかないのか。」
目の前の商品棚を隔ててゾンビがいる。すると突然、商品棚が倒れてきた!ガシャーン。間一髪、
喪木は下敷きを間逃れた。ゾンビがそのまま突っ込んできたのである。起き上がろうとするゾンビの
頭を夢中で殴り続けゾンビは動かなくなった。
「ごめん…」心の中でそう呟きながら、食料を再び集めることにした。
143喪導師:2005/11/30(水) 22:56:20 0
これより少し前のこと・・・
女の子ゾンビを弄んでいたエロDQNは青ざめていた。思ったより腐敗が進んでいたらしい。骨が飛び出して
怪我をしたのである。
「やばい、嫌だ。俺はゾンビになんてなりたくない。ゾンビになったら辻たちにファイトクラブをやら
される。いや、殺されるか。いやだ、いやだ・・・。」
しばらくして、辻たちDQNの乗る車が急いで引き返してきた。
「おい、やべー。ゾンビが群れで俺らに向かってきやがった。ありったけの武器でぶち殺してやるぜ!」

校舎の上からDQN達は一斉に銃を撃ちゾンビを撃ち殺していった。だが、まだまだゾンビの数は減らない。
「玄関の戸を閉めろ!!」辻がエロDQNに命令した。すぐにエロDQNは戸を閉めに行く。
「早く行かなきゃ、早く行かなきゃ。はあ、はあ、目が霞むな。朝から何も食ってないからな。
早く食わなきゃ。はやくくわなきゃ。にく・・・」

パンパンパン!
「ひゃはは、ゾンビどもがぁ〜立ち往生してなぁ。ぶっ殺してやるぜー。」
ギィー
「おい・・・戸が開かなかったか今…。」
「んな、わけねぇだろ。寝言を言ってる暇があったらぶっ殺せ。玄関にゾンビが溜まりすぎると窓を
割られるぞ。」
「ていうか、溜まっていなくねえか・・・」

・・・・・・・・・・・・ウアー・・・・・・・・・・・ウアー・・・・・・・ウアーウアー・・・ウアーウアーウアー・・・
ギャー、うおおおおお・・・、ドゴッ。
地獄の呻きに避難してる人たちの悲鳴・怒号も混じる。
「何でだ!?畜生!!!!!!!!!!」
「早く階段に行け!!あの野郎、ドアを閉めなかった!!!」
DQNたちが階段でゾンビに応戦する。しかし、学校は階段がいくつもある。当然、DQNは散開せざるを
得ない。もはやDQN達に勝ち目は無かった。
「ひっ来るな!ぎゃああああああああ・・・」食われる者・・・
「やっやめてくれ、ぎゃああああああおおおおおおお・・・」腹を裂かれる者・・・
中でも悲惨なのは
「ヒャー!ヒャー!」喚きながら銃を乱射するDQN。
「ん゛ーん゛ーん゛ー!!」気がちがって口に銃を加えたまま、手足、そして首を引きちぎられ絶命した。

「嫌だ。死にたくない・・・」阿部は震えていた。
「こうなったらゾンビどもを片っ端から殺してやる。お前達も来い!」いきりたつ辻。
パンパン・・・銃声が響く。
「・・・痛ぇ・・・てめぇ・・・何しやがる・・・」銃弾が辻の手足の自由を奪った。
「俺は死にたくないんだ。お前をゾンビの餌にして俺は逃げるぜ。」
「阿部、この野郎・・・ぎゃあああ」呻く辻の足に阿部が蹴りを入れる。
他のDQNがビビっている。
「こいつを犠牲にすれば、逃げられるんだ。ゾンビを引きつけたらこいつを投げるんだぞ。」
「わかった阿部。俺はこいつに痛めつけられたことがあるからな。いいんだよな。」
「ああ、そうだ。俺達は仲間じゃないか。」
喪木が学校へ戻ってきた時辻は餌になっていた。
144喪導師:2005/11/30(水) 22:59:21 0
喪導師です。出張の夜は暇であります。ですので今回は大量生産しました。
145('A`):2005/11/30(水) 23:01:40 0
喪木が車をぶつけてから体育館に行くまでの件は貼り忘れ?
それとも最初からなし?
146喪導師:2005/11/30(水) 23:08:07 0
そこはあえて省略しました。
逃げ込む間に平凡な日常から死の世界に急転する状態を表現したかったんです。
だらだら、逃げる過程を描いていたら、この世界の激変を表現できないと思いました。
147('A`):2005/11/30(水) 23:15:11 O
喪導師、すっげー面白いよ!早く書いてね
148喪導師:2005/11/30(水) 23:24:56 0
ありがとうございます。とりあえず、明日があるんで寝ます。ちなみにこの
小説はジョージ・A・ロメロのゾンビ映画やその他のB級ホラー映画の影響が
強いものです。悪役の死に様は、ややパクリが入っています。
文章の間違いとか、日本語のミスも教えてください。次から気をつけますので。
とりあえず「〜〜た。」の連発には気をつけています。
149('A`):2005/12/01(木) 07:06:32 O
お前らスルーはやめろよ。みんな乙
150('A`):2005/12/01(木) 08:39:53 O
ここの物語の書き込み、本になるといいなぁ、と、思う今日この頃であります。
151('A`):2005/12/01(木) 17:43:01 O
まぁ、著作権の問題とかあるからな。無理だろ。
152('A`):2005/12/01(木) 18:48:47 0
ゲーアー
153('A`):2005/12/01(木) 21:15:55 O
作者おっつん、おれ欝つん
154喪導師:2005/12/01(木) 21:58:37 0
「ああ・・・。学校が・・・」喪木は呆然と立ちすくんでいた。
パン、パン、パン。ダダダダダ。阿部たちが必死に銃を撃ちながらゾンビの中を強行突破した。
「おい、俺は中のゾンビどもを食い止める。お前らは早く行け!」阿部はDQN達に先に行くよう進める。
「わかった。安部、死ぬなよ。俺達が道を作るぜ。」
殿を申し出るという阿部らしからぬ言動であるが、誰も気にとめる余裕など無かった。阿部一世一代の賭けである。
DQN達がゾンビの群れに突っ込む。ゾンビがDQN達に反応して寄ってきた。銃撃で応戦するDQN達。彼らの
周りのゾンビ達は数を減らしていったが群れ全体で見ればDQNの包囲網は狭まりつつあった。
「よし!今だ!!あいつらに群がっている間にヒヒヒ。」阿部がゾンビの密度の薄いところを狙って駆け抜ける。
ゾンビの動きは緩慢だ。数で圧倒されない限りは広い屋外ならば逃げ切れる。ゾンビの特徴を見抜いていた
阿部の賭けは成功したのである。
「ちっ。それでもまだ多いな・・・おっ!?喪木がいるな。喪木ーーーーーーー!!!バットを投げろ!
撃ち殺すぞ!」パン!銃弾が喪木をかすめる。
「うわぁぁ!」喪木はたまらずバットを落としてしまった。キーン、カンカン・・・金属音が鳴り響く。
何匹かのゾンビが喪木に反応して向かってきた。
「よし!これで大分楽になったぜ。ありがとよ喪木。お前のことは忘れないぜ!プゲラww。」阿部は
そのまま逃走した。

「どっどうしよう。僕も逃げないと・・・。」バットを手にした喪木もまた逃走を試みる。
背後からDQNの断末魔が聞こえてきた。
「や゛ー!!!い゛がな゛い゛でぇぇぇぇぇぇぇぇ。」
「やめどお゛ーーーーーーーーーー」
「腹ぁぁ、はらあぶべええええぇぇ」
「イヒヒヒヒ。イ゛ィ゛ィ゛・・・」

クッチャクッチャ。グジュジュ。クッチャクッチャ・・・ゾンビたちは美味そうに、ほうばっていた。

喪木は襲い掛かるゾンビを潰しながら走り続けた。こんなに走ったのはマラソン大会以来で
ある。そうこうするうちに町外れの検問所にたどり着いた。
「はあ、はあ、だずげてください・・・」
返り血で血まみれの喪木に兵士達は咄嗟に銃を構える。
「だめだ!ゾンビ化現象を広めるわけにはいかん。帰れ!」

「まあ、待て。手荒なまねをするな。」
155喪導師:2005/12/01(木) 21:59:37 0

「あなたは・・・?」
「私は検問所を預かる高橋と申します。ここまで歩いてきたのですか?よくゾンビに食われませんで
したね。今や貴重な人間ですよあなたは。私どもの調べですと殆どの人間はゾンビとなったか死んだか
のどちらかなのに素晴らしい!」
「じゃあ、逃がしてくれるんですね!」
「・・・それは出来ません。政府としてゾンビ化現象が広がるのを助けるようなまねは出来ませんから。
ですが、ここまで生き残れたあなたを射殺するのはさすがに忍びないですからね。」
「政府が原因だからなのか?この現象はあんたらがやったことなのか?だから、この町の人間を殺して
何も無かったことにしようとしているのか!どうなんだ!」珍しく喪木は怒っている。
「それは分かりません。原因は結局分からないのです。化学工場では確かに廃棄物を垂れ流しにしてい
ました。だからって、ゾンビになると思いますか?バタリアンじゃあるまいし。そんなことは今やどうで
もいい。原因は後で究明すればいいのです。要は結果です。」
「結果!?」
「人間がゾンビになるという結果ですよ。現実問題としてゾンビ化は感染する。だからこの町で食い止める
のですよ。」
「そんな・・・」
「さあ、もう行きなさい。ですがここまで生き残ったせめてもの慰めとして武器ぐらいはあげましょう。」
高橋は喪木に拳銃を渡した。

とぼとぼ歩く喪木の後姿を見て高橋はニヤニヤしていた。
「ククク。せいぜいゾンビと闘いなさい。ああ・・・ぜひ見てみたかった。圧倒的な数のゾンビに立ち向かう人
間が絶望の中で食い殺される姿を・・・ハアハアハア。」
「・・・」兵士は妄想にふける高橋に引いている。
「何ですかその目はゾンビにしてやりましょうか?」
「ひぃぃ。」
ビビる兵士を見て高橋は再びニヤニヤしていた。
「ククク。要は結果。結果から原因を突き止めて、ゾンビを発生させれば…ハアハアたまらん。
この町のようなイベントが起きるんだ。ああ、見たい。絶望が見たい。キキキキ。」

国としてゾンビ化は食い止めなければならない。と同時にゾンビ化現象は素晴らしい武器が作れる
可能性を示していたのである。

156喪導師:2005/12/01(木) 22:02:25 0
クッチャクッチャクッチャ・・・
小汚いホテルの一室。腐りかけの弁当を食う音。
「うっ。おおおお・・・ハアハア・・・」
こみ上げる吐き気を堪えて弁当を食う。
「俺は生きるぞ・・・。ありさ、一郎・・・お前達に寂しい思いはさせないからな。」男の名前は茂。
夫婦の間には男の子が1人いる。出張先でこの事件に巻き込まれた。彼はホテルに立てこもり様
子を伺っていたのである。
「それにしてもゾンビが増えてきやがる。ゾンビの町だなここは・・・」

・・・ウア〜・・・ウア〜。
「ふん、またゾンビか。」茂はドアの覗き窓を見るとゾンビが1体いたので殺してやった。するとまた
・・・ウア〜・・・ウア〜。再び殺してやった。だがすぐに・・・ウア〜・・・ウア〜。
「またかよ!」覗き窓を覗くと大量のゾンビが部屋の前にいた。

クッチャクッチャクッチャ・・・
小汚いホテルの一室。肉を食う音・・・。

オヤジの銃声が住宅街にこだまする。
「何ですぐに群がってくるんだ!?どこにいても襲ってきやがる。今じゃ半日おきに場所を変えないと
奴らは群れできやがる。町の中は、もうだめだな。」
・・・・・・
窓の外に何かの気配がする。
「誰だ!FU○K YOU!ブチ殺すぞ!」
窓を開けた瞬間オヤジの眉間に風穴が開いた。オヤジの死に顔は呆然としていた。信じられないものを見てしまったよ
うに。

ゾンビに変化が見えてきた。急激な腐敗により外見は醜悪となり腐臭を放つ。数が圧倒的に多いためか
群がるようになってきた、人間を察知するかのように遭遇率が格段に高くなったことなどがあげられる。
しかし、喪木はそのことを知らない。彼は郊外の一軒家に身を寄せていた。







157('A`):2005/12/01(木) 22:30:24 0
otukaretyan
158('A`):2005/12/01(木) 22:35:24 0
おつかれちゃー
159('A`):2005/12/01(木) 22:48:15 0
グッジョブ
160('A`):2005/12/01(木) 22:49:24 0
あなたも私もポッキー♪
161('A`):2005/12/01(木) 22:53:00 0
かゆうま
162('A`):2005/12/01(木) 22:58:53 0
とりあえず今日はここまでです。運転中はずっと小説のことばかり考えています。
仕事が忙しいっていったけど、この楽しみは変えがたいものがあります。感想お聞かせ
下さい。
163喪導師:2005/12/01(木) 22:59:53 0
162は喪導師です。名前付け忘れました。おやすみなさい。
164('A`):2005/12/01(木) 23:26:02 0
喪導師面白いよ〜。期待オゲゲ
165('A`):2005/12/02(金) 04:44:51 O
模擬なかなかいいよ〜
166片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/02(金) 07:22:48 O
「うぐっ、あ、あぁっ・・」
岩谷がキョドっている。目が泳ぎ、冷や汗をかきだした。そんな岩谷の様子を見て、少女も怯えている様子だ。
「岩谷、落ち着け・・・君は、人間だよな?」
片岡が冷静に質問する。キョドる岩谷と、冷静な片岡。ここが喪とイケメンの違いなのか・・・。片岡の問いかけに対して少女はうつむいて黙り込んでいる。
「大丈夫だよ。俺達は人間だし味方だ。さぁ落ち着いて話して・・・」
「吉田・・・吉田晴香・・・」
「吉田さんか。歳は?」
「15歳・・」
「中学くらい?なんでこの船に?」
吉田はこの質問をしたとたんに泣き出し、厨房の食料庫を指差した。
「あそこに何かあるのか?」
さらに片岡が質問するが、吉田は泣いたままだ。
167孝之:2005/12/02(金) 15:32:27 0
はじめまして、僕もバイオハザードを書いてみようと思います。


僕は秋庭孝之、18の高校生だ。僕は受験を控えた大切なこの時期の
ほとんどを家で過ごしていた、そう世間でいう引きこもりだ。
ひきこもった理由は人間関係、上辺だけの付き合いに疲れた僕は気づけば
引きこもっていた。
僕には部屋がない、引きこもり当初は両親共働きなのでまさに天国。
パソコンし放題、ゲームし放題だった。しかし半年も経つともうそれも
どうでもよくなり半年も経つと外出するのも困難、まさに廃人だった。
そんなある日、僕はいつもとおりパソコンを開きピンクサイトを徘徊し
ていた、するとふと目に止まった文章。
「つまらない日常を変える魔法のページ」
僕は迷わずクリックしていた。
すると真っ黒の背景にこう記されていた。
「ここは魔法の通販、日常では手に入らないものがなんでも手に入ります」
そして下にスクロールするとそこには商品と思われるものがズラッとならん
でいた。
しかしそれらはどれもおかしいものばかりであった。
「テレビをつける」
「電気をつける」
「髪を伸ばす」
は?僕は思わず声が出た、それは商品ではなくいわばお手伝い。
さらにその商品と思われるものの隣には数字が書かれていた。
テレビをつけるには3日と記されている。
3日?3円ではなく?ためしにテレビをつけるをクリックしてみる。
「ブツン」
テレビがついた
168孝之:2005/12/02(金) 15:45:43 0
「まさか」僕は半信半疑で次に「電気をつける」をクリックする。
「チカチカ、チカ」
「なんて事だ。」僕は怖くなりパソコンの電源を切り冷静になること
にした。
しかし気がつけば僕はまたあのサイトにいた。
「雨を降らす」
ザァ〜〜〜〜
「すごい!このサイトはすごい!」
僕は夢中でクリックしていたがある項目にたどり着いた。
「バイオハザードを発生させる」
これは・・・・まさかあのゲームのような体験ができるのか!
日常に飽きていた僕だったがこれをクリックするのは少しためらった。
しかしその下には「バイオハザード抹消」という文字が・・
これなら僕の思い通りじゃないか・・・

「カチ」

・・・
まぁいきなし起きるわけでもないか・・・
「!!!」
突如体中に痒みが・・・
「こ・・・これは・・・」
僕の体は見る見る無様になっていく・・・
「がががが・・が・・・」
僕の意識はなくなっていた
不気味に点灯しているパソコン・・・
そこには「バイオハザード発生」と100年という文字が記されいた
169片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/02(金) 15:47:45 O
「岩谷!いい加減にしろ!食料庫に何かあるようだ、一緒に来い。」
「あ!?あぁ!」
二人がじわじわと神経を研ぎ澄ましながら近づく。
「うらぁッ!出てこい!」
岩谷が扉を勢い良く開けた。
「あ?何?誰?おっさんら・・」
中にいたのは今寝起きといったかんじの金髪でピアスだらけ、作業服にニッカ姿の少年三人だ。
「なんかしたんか〜?」
「岩谷、吉田を頼む。お前ら人間だよな?」
「は?意味わかんねーよ。何そのエアガン?バカじゃねー!?」
「ギャハハハハハハハハ!」
三人が一斉に笑った。聞くと三人は吉田と船に忍び込んで酒盛りをしていたところ、船が動き出してどうしようもなかったので、食料庫に隠れていたそうだ。今まで寝ているとはいい度胸だ。
170('A`):2005/12/02(金) 15:52:49 0
バイオハザードはもう起こっている
俺たちがそうだ
171片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/02(金) 15:57:42 O
状況が飲み込めていない三人に、片岡は今までのことを話した。吉田は食堂をうろついていた【爪】を目撃したらしく、今までロッカーに隠れていたらしい。
「ってかさ〜、そんな妄想聞かされても信じる気になんねーよ。つまんねーマンガでも読んだの?」
「ヒャハハハハハ!!おめーら薬でもやってんの〜?」
「この野郎・・・!」
片岡がDQN三人を睨みつけた。
「あ?ンだよその目ェ?やんのかコラァッ!!」
「・・・。」
「なんとか言えやヘタレが!」
「こいつケンちゃんにビビってんじゃねー?」
「それもそうだな!ケンちゃん暴走族の森田さんと仲良しだからなwww」
「ほーらなんとか言ってみなさーい?」
ケンちゃんとか言うDQNが片岡の頬をぺちぺちと叩く。
172片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/02(金) 16:20:17 O
片岡の表情がこわばって行く。
「うらぁ!タマついてんのかてめー!?」
ケンちゃんの舎弟@が片岡の頭を小突く。
「〜ッ!」
片岡が鬼のような表情で舎弟@を睨みつけ、胸ぐらを掴みあげた。
「うおっ!」
「てめぇ離せやコラぁ!!」
「片岡止めろ!」
舎弟@の足は床から浮いている。片岡の力は凄まじかった。舎弟@はなすすべなく片岡を罵っている。
「結局それだけかぁ?ッらぁッ!」
─ドスッ
「ぐぁっ!」
ケンちゃんの蹴りが片岡のわき腹に入った。ドサッと舎弟@が落ちる。続いて舎弟Aの膝蹴りが片岡の鳩尾に突き刺さった。
「ゲホァッ!ハァッハァ・・」
苦しそうに床に伏した。
「てめえよくもやってくれたな!?」
舎弟@が何回も片岡のわき腹や腹、顔を蹴る。
「グフ、ゲフぁッ!うごぉあ!」
173孝之:2005/12/02(金) 16:42:58 0
萌編

私は秋庭君の近所に住む一つ年下の飯島萌、秋庭君は最近学校に行ってない
らしく近所でも良い話は聞かない。私と秋庭君は幼馴染だけどそれ以上の関係
はない。だけど最近は少し心配で家に行くことが多くなった。
「秋庭君??いるんでしょ?」
・・・
「昔みたいにまた公園で遊ぼう?」
・・・
すると電気がついた、やっぱり家に秋庭君はいた。
「秋庭君!出てきなよ!」
・・・返事はない
ポツ・・ポツ・・
雨が降ってきた・・私は諦めて学校に向かうことにした・・・
174孝之:2005/12/02(金) 16:58:49 0
「萌、カラオケ行かない??」
「ごめんさつき、今日はちょっと用事あるんだ」
学校の帰りに秋庭君のとこへ行こうと思っていたのだ。
「じゃあまたね」
私は足早に帰った、実はいやな予感がしていたのだ。

あたりは雨が振っていて少しばかり暗い。
秋庭君の家からは明かりが漏れていた。すると
「うぎゃ〜〜〜〜〜」
中からおぞましい声が聞こえてきた。
私はなにかあったと思い必死でドアを叩く。
「秋庭君!!秋庭君!!開けて!!」
私は裏にまわり窓から家に入った。
175孝之:2005/12/02(金) 17:11:42 0
「がはがはがh・・・・」
うめき声が聞こえる・・・
「秋庭君!!秋庭君!!どこにいるの!!」
「う〜〜〜〜う〜〜〜〜」
家中にうめき声が響く。
私は明かりのついてるリビングに急いだ、
そこには吐血し服が血だらけの秋庭君がうずくまっていた。
「た、たいへん・・・す、すぐ救急車を・・・」
しかし私は気が動転してしまって携帯の場所がわからなくなっていた
「で・・・でんわは・・・」
私は秋庭君の家の電話を使おうとすると
「もも・・・もえ・・・え・・・・え・・」
秋庭君は私の足をがしっと掴んだ
「まままって・・・すぐ救急車を呼ぶから!!」
しかし電話はつながらない、私はさらにパニックになってしまった。
176孝之:2005/12/02(金) 17:18:35 0
「だだだだだれかぁ〜〜」
私はパニックで泣きわめいていた。
秋庭君は血だらけでしかも髪が全部抜け落ちていた・・・
「どうした!!」
するとドアを蹴飛ばして一人の男が現れた。
男はあたりを巡回していた警察官だ。
「こ、これは・・・」
警察官はすぐに応援を頼んだ
私が気づいたときはもう意識がなくなっていた
177('A`):2005/12/02(金) 18:17:31 O
つまんね。ユキチと喪導師と片岡だけで充分。もう書かなくていいよ、ウザいから
178('A`):2005/12/02(金) 18:24:14 0
スルーして続けてください
179('A`):2005/12/02(金) 18:31:12 O
たしかにつまんねーな。サイトがどうとか何?斬新なアイデアのつもり?笑わせるなよ。他の奴らみたいにちゃんと話考えてから来い。文章書けばいいってもんじゃねぇんだ
180('A`):2005/12/02(金) 18:32:25 0
わかり易い自演乙
181('A`):2005/12/02(金) 18:37:32 O
>>180孝之乙
182('A`):2005/12/02(金) 18:47:41 0
もう携帯は寝る時間だよ!
183('A`):2005/12/02(金) 18:50:07 0
携帯厨はほんと救いがねえな
184177:2005/12/02(金) 18:50:47 O
>>182俺はただ感想を正直に言っただけだ。それに携帯なのは関係ない
185('A`):2005/12/02(金) 18:52:16 0
そうか。
186('A`):2005/12/02(金) 18:52:36 O
>>177は帰れ
187孝之:2005/12/02(金) 18:52:40 0
ちょwwwwヒドスwwww
188('A`):2005/12/02(金) 18:55:29 0
いい反応だ。それなら大丈夫だな。続きガンバリウム
189('A`):2005/12/02(金) 18:57:21 0
>>188
いやネタ詰まりっすwww

調子乗って萌編なんか作らないであそこで終わらせておけば
よかった・・・
190('A`):2005/12/02(金) 19:02:28 0
漏れ的には、孝之と喪導師は両方いらないな。片岡さんとユキチとGだけでいいや。
191('A`):2005/12/02(金) 19:03:39 0
てか片岡さぁ、前々から言おうと思ったんだけど








そうやって新人潰すのやめなよ
君のほうがつまらんよ、何も伝わらん
192('A`):2005/12/02(金) 19:04:28 0
いい具合に荒れてますね
193孝之:2005/12/02(金) 19:05:14 0
いや俺はもう降りますよ
孝之編で完結ってことで
出直してきます
194片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/02(金) 19:09:38 O
いやいや、同じ携帯ですが別に新人潰しなんてしてないです。誤解しないで欲しい。孝之さんも頑張って下さい。
195('A`):2005/12/02(金) 19:11:49 0
片岡のことよくいういやつにはアンチがいなくて
ほかの奴にはアンチがわくからな
196('A`):2005/12/02(金) 19:13:57 0
またコメンテイター気取りの評価厨が湧いてますな。
作家さん、気にせず続けるよろし。
197片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/02(金) 19:14:41 O
そんなこと言われても・・・他の作品を見ることは自分にとってもいい刺激になるんで、孝之さんには続けて欲しいんですがね。
198('A`):2005/12/02(金) 19:15:36 0
ここは喪母さんに仲裁してもらうほかないな
199('A`):2005/12/02(金) 19:21:45 0
ユキチってどんなんだったっけ?
200('A`):2005/12/02(金) 19:23:02 0
しらん、記憶にない
201('A`):2005/12/02(金) 19:27:26 0
>>179

むしろ朝起きたらバイオハザードにはもう飽きたから
202('A`):2005/12/02(金) 19:57:20 0
誰でもいいから続きマダ〜??
203('A`):2005/12/02(金) 20:33:23 0
荒れたな
204和茂 ◆wtYjvGiCTc :2005/12/02(金) 21:30:50 0
その日は朝からパトカーと救急車のサイレンが鳴り響いていた。
しかも一台や二台ではない。街中を走り回っている感じだ。
それに交じり、時折乾いた音も響き渡る。
ロケット花火か何かを打ち上げているような、そんな音。

どうやら何か重大事件が起きたらしい。

和茂は布団の中からもそもそと頭を出し、テレビのリモコンへと手を伸ばす。
テレビの中ではレポーターが激しい剣幕で叫んでいた。
「この町は現在大変な状況に陥っています!!」
「街中がゾンビの群れに包まれており、市民が襲われるという非常事態です!!」

「………何言ってんだ、このレポーター?最近のテレビ局は悪乗りしすぎだな……ったく」
チャンネルを変える。

しかし変えた先でもレポーターが叫んでいた。
「私が現在立っている場所は市街地中心であり、
普段であれば会社や学校へ向かう人の波が───」

その場所は和茂も見覚えのある場所であった。
3年前。まだ学生だった頃。半引きこもり生活に入る前に毎日通っていた通学路だ。
なるほど、平日の午前中にしては人っ子一人歩いていない。
異常な光景である。
205和茂 ◆wtYjvGiCTc :2005/12/02(金) 21:31:45 0
レポーターは話を続ける。
「現在この町は非常事態警報が発令され、住民の方々は各避難所へと避難しております」

「なぬ!?避難所?そんな話は聞いてないぞ」
思わず反応する。
半引きこもり生活を続け、外界との接触を出来得る限り避けてきたつけが思わぬところに顔を出す。

「───まだ避難していない住民の方が、 えっ、え、あ、うそっ」

話を続けていたレポーターの動きが止まり、表情が強張る。
「うわあああああああぁぁぁ!!!!!!」
「ぎゃああああああ!!!!!」
と同時に、テレビから響く叫び声。
画面はまるでカメラが支えをなくしたかのように、倒れ落ちる。

「え?ちょ、何?」
急に起こったハプニングに和茂も焦る。

ジャリッ──
206和茂 ◆wtYjvGiCTc :2005/12/02(金) 21:32:44 0
横に傾いて倒れたままのテレビの画面。
その画面に人の足の様なものが映りこんだ。
裸足で、酷く血が滲んでいる。

その足の主は徐々にカメラから離れ、レポーターに近付いて行く。
少しずつ姿が見えてくる足の主。
見た所前進が赤黒く変色しフラフラとしている。
「びょ、病気?」
テレビに話しかける和茂。
その病人らしき男は、脅えてすくむレポーターに近付くと、躊躇なくその首筋に噛み付いていた。

「えええええっ!!!!!」
驚く和茂。
レポーターは首から血飛沫を上げ痙攣している。
「な、な、な、何コレ!!!?何コレ??????」
と、テレビの画面が切り替わる


── チャンネルはそのまま しばらくお待ち下さい ──

207和茂 ◆wtYjvGiCTc :2005/12/02(金) 21:34:06 0
「待てるかあああああああっ!!!!!!」

叫ぶ。
再びチャンネルを変える。

「この様に現在この町はゾンビに包まれており、非常に危険な───」

「ゾンビ?ゾンビですって??」
思わず敬語になる。

にわかには信じがたい単語。
しかし和茂は実際に先程テレビで人が襲われるのを見てしまった。
信じないわけには行かない。

「住民の皆さんは速やかな避難を行ってください。現在の避難場所は───」

「避難場所!!キタコレ!!!!」
テレビを凝視する。
この近所の避難場所は中学校の体育館となっていた。

避難所。
恐らくこの辺り一帯の住民が集まっているのであろう。
人と接するのを避け、半引きこもりとして生活してきた和茂にとって
その場へ行くのは容易な事ではない。
208和茂 ◆wtYjvGiCTc :2005/12/02(金) 21:34:57 0
しかし、命にはかえられない。
体育館の隅で事態が収束するまでそっとしていればいい。
いざとなったら体育倉庫に引きこもる手もある。
上手くいけば炊き出しがただで貰えるかもしれない。

とにかく和茂は動く事にした。

着の身着のまま家を飛び出し、避難所となっている体育館へと向かう。
幸い体育館へは徒歩5分程である。
念の為昔買った金属バットを手に進んでいくが道中ゾンビの姿はない。

「これも日頃の行いが良いからだな、ブヒヒッ」
走りながら笑う。

体育館へと付き、ドアに手をかける。
が、鍵がかかっていて開かない。

ちょっと焦った和茂はドアを叩く。

ガンガンガンガンッ!!!

ドアの内側から声がする。

「誰だ!?人間か!!?」
209和茂 ◆wtYjvGiCTc :2005/12/02(金) 21:36:21 0
「あ、当たり前でしょうが!!!」
返事をする。

「よし、ちょっと待て、今鍵を開ける」

ホッと胸を撫で下ろす。

ガチャ

鍵が開いた音がし、ドアが少し開いた。
焦る和茂はその隙間に指をかけ、勢いよくドアを開いた。

ドアの前に立っていた男の表情が強張る。

「うわああああああああっ!!!!ゾンビだーーーーーーーー!!!!!!「
「!!!???え??ゾンビ???どこ??????」
慌てて後を振り向く和茂。
と、後頭部に衝撃が走る。
「死ねええええ!!!!!このゾンビがーーっ!!!!」
痛みの中振り返ると、男が数人バットや木刀などの武器を手に襲い掛かってきた。
体育館の奥では大勢の人々が恐怖に満ちた叫び声を上げている。

「え?ちょ、ちg    




210和茂 ◆wtYjvGiCTc :2005/12/02(金) 21:37:33 0




「見ろよこのゾンビ、ぶくぶくと太りやがって。いったい何人食いやがったんだ」
「まったくだ。この臭いといい、たまらんぜ。くそっ」
「しかし、ゾンビが人間の言葉を話すとは想定外だったな」
「なぁに、これからより一層注意して警備すれば良いだけの話さ」
「そうだな、現に一匹は殺したわけだしな」

長い間の半引きこもり生活で伸びきっていた髪の毛と髭。
ぶくぶくと太り、垢にまみれて変色し、異臭を放つ体。
生まれ持った奇顔。

笑う男たちの足下で、和茂はひっそりと息を引き取っていた。

                      ─ END ─
211('A`):2005/12/02(金) 22:11:23 0
俺たちへの忠告か。
212('A`):2005/12/02(金) 22:53:48 O
リアルだな・・・
213('A`):2005/12/03(土) 00:42:52 0
片岡うざい。
214('A`):2005/12/03(土) 00:50:53 O
評価云々で荒れるとは。ここはオナニースレだった筈だ
215('A`):2005/12/03(土) 00:57:48 0
女のゾンビをレイプしようとするも、喰われて終わり
216('A`):2005/12/03(土) 01:08:50 0
うあ〜
217('A`):2005/12/03(土) 01:52:26 0
177 :('A`):2005/12/02(金) 18:17:31 O
つまんね。ユキチと喪導師と片岡だけで充分。もう書かなくていいよ、ウザいから

179 :('A`):2005/12/02(金) 18:31:12 O
たしかにつまんねーな。サイトがどうとか何?斬新なアイデアのつもり?笑わせるなよ。他の奴らみたいにちゃんと話考えてから来い。文章書けばいいってもんじゃねぇんだ

何様のつもりかなこの引き豚は
見てて不愉快になったよ、こいつら、いやこいつのせいで
218('A`):2005/12/03(土) 14:38:49 O
荒れすぎです
219('A`):2005/12/03(土) 14:47:02 O
ここはオナニースレだから読みたくない奴は読まなくていいと思う。ルールもない、自治もいらない
220('A`):2005/12/03(土) 14:55:47 0
せめてローカルルールくらいは守ってくれれば良い
221('A`):2005/12/03(土) 15:14:39 O
220に禿同!
222('A`):2005/12/03(土) 17:06:29 0
このスレがこんなふうになったのは、前スレの中盤辺りで一部の喪が
過剰なネ喪叩きを始めてからなんだが。今ここを荒らしてるのもあの喪なんじゃないか?
223('A`):2005/12/03(土) 17:15:43 0
まーたその話題か
224('A`):2005/12/03(土) 17:19:58 0
>>222
君もいい加減しつこいね
ネ喪は喪板では叩かれてしかるべき存在ですよ
225('A`):2005/12/03(土) 20:08:01 O
パレート最適
226('A`):2005/12/03(土) 21:23:18 0
G出現により黄金期を迎える。
G第1部完によりトーンダウンするが他の作家の新作や続きをだす。しかし荒しも横行。
書き手がいなくなる。
片岡・ユキチがスレを支える。喪導師が現れ、孝之、和茂と新人ラッシュ。
しかし、また荒らし。何人、生き残るんだろう。
227('A`):2005/12/03(土) 22:45:20 0
片岡がいると荒れるし、ユキチは好きだったけどもう消えちゃったみたいだし、
もうしばらくは喪導師(と新人)だけでいい。
228('A`):2005/12/03(土) 23:20:14 O
うん、クロスも良かったよね。
229('A`):2005/12/03(土) 23:24:17 0
キモオタ・剣道男の話を最後まで見たかった…
230('A`):2005/12/03(土) 23:31:48 0
キモヲタどうしちゃったんだろうな
231喪導師:2005/12/04(日) 00:53:36 0
朝が来た。空は青く空気はひんやりとしており気持ちいい。
喪木が町中にいた時は、いつもゾンビに襲われる恐怖感、血の匂い、人間関係…
心やすまる時がなかった。
「じゃあ稀助君、畑から野菜を取ってきてくれるか?」40過ぎのおじさんが喪木にお願いした。

検問所を追い返された喪木はゾンビがいるから引き返すわけにもいかず、トボトボと山道を歩いていた。
夜になり明かりのついた一軒家を見つけた喪木は一か八か助けを求めたのである。
「すいません、検問所を追い返されて引き返しました。だけど、町にはゾンビがいて帰れません。どうか、
一日でもいいです。泊めて下さい。」
家の中から出て来たのが、先ほどのおじさんだったのである。
「ええ、いいですよ。お風呂にも入ったほうがいい。血まみれじゃないか。」
おじさんは心良く応じてくれた。

それから僕は2、3日ほどお世話になっている。おじさんの名前は斎藤喪吉。
独りで農家をやっている。家族はいない。
「いつも一人でいるから調度いい話相手だよ。ははは。稀助君は友達とか恋人がいるんじゃないの。
寂しくないだろ。」
「いやー…大学には友達はいるんですけどね…。女の子は縁が無くて…アハハ。」
僕は乾いた笑いをうかべた。
「そうか。まあ、俺も付き合っている人なんていないしな。縁が無いんだろうな。」と言って、少し寂しそうな顔をしていた。
この顔は昔、何かあった類だろう。喪木は、そう直感したが余計な詮索はしないでおいた。


ちょっとの間、沈黙が流れる。


「そうだ、畑を見てみないか。」
喪吉の畑はそれなりに広い、自分で食べる分の野菜や米は充分にまかなえる。
余った野菜を売って、ある程度の現金を得ているという。自給自足なのでお金は
殆どいらないという。
「この畑から獲った野菜がご飯になるんだ。自分で作って、獲って、食べるって何か良くない?
小さいころ俺が婆ちゃんの家に行ったときもこんな感じだったな。婆ちゃんと一緒に収穫に行く
んだ。その日の食卓にさっき獲った野菜が並んでいるんだ。これは僕が獲ったんだよって、はし
ゃいでいたな。」喪吉は懐かしそうに話していた。

喪木は実家のことを思い出していた。
喪木が大学に行ってから彼の両親は家庭菜園を始めたという。寂しさを紛らわすため
だったのであろうか。
実家に電話をする度に菜園の話をしていた。実家に帰って来た時などは母親が喪木に
草むしりや収穫の手伝いを頼んでいた。しかし、菜園の主はもう居ない。母は父に食わ
れ、父は息子に殺された。喪木はいつの間にか泣いていた。

それにしても平和だ。おじさんと夕食を食べた後、テレビを見ていた。相変わらず
この町のことは一切触れられていない。僕もおじさんもあまり、べらべらと話すタイ
プではない。テレビの音だけが響くがそれでも沈黙が苦痛にならない。

寝る時にふいにおじさんが言った。
「稀助君も畑を作ってみないか?まだ土地が余っているんだ。何か植えてみないか?」
「本当ですか!じゃあ、トマトが良いです。」トマトは実家の家庭菜園で植えていた作物であった。
「そうか、植えるか。トマト。獲れたてのトマトは美味いぞ。」

ああ、平和だ。このまま時が過ぎてくれれば良いのに……zzzzz…

ドンドン、ドンドン 

ドアを叩く音が鳴り響いた…
232たかす:2005/12/04(日) 01:09:38 O
わくわく
233クリニック:2005/12/04(日) 01:15:06 0
ワクワクテカテカ
234喪導師:2005/12/04(日) 01:18:14 0
ドアを叩く音で起こされた。
ドア越しに助けを求める声が聞こえた。それはどこかで聞いたことのある声で
あった。
「すいません。開けて下さい。道に迷ってしまったんです。」
「それは大変でしたでしょう。さあ、中へどうぞ。」喪吉がドアを開けると阿部がいた。
阿部は中に入るとすぐに鍵を閉めた。
「阿部!?」喪木は驚いていた。
「喪木〜生きていたのか良かったー。」白々しい台詞である。
「喪木、この家の窓を塞げ。奴らがくる。」
「奴ら?どういうことだ?まさかゾンビを連れて来たのか?」
「んなこと、どうでもいいだろ。早くしないと殺されちまう。」

風にのって死臭が漂ってきた。普段はそんなこと無かったのに…。ゾンビが近づいているのだろう。阿部は喪木にとって疫病神であった。

急いで窓を塞ぐ、ありったけの食料を家の中に入れ、武器になりそうなものも
入れた。そうこうしている間にも死臭は強くなる一方である。

風が止んだ。
………………ウアー………………ウアー
ついにゾンビの大群が姿を現したのである。

「俺が車に乗って、なるべくゾンビを倒そう。家に群がる前に少しでも数を減らす。君等は家の中にいなさい。」喪吉はそう言って車に乗り込んだ。
「僕は拳銃がある。おじさんが戻ってきた時にサポートする。」喪木は玄関の前でゾンビの襲撃に備える。
「おっ俺は中にいるぜ。やってられるかよ。」阿部は家の中に入った。
235喪導師:2005/12/04(日) 01:45:18 0
ゾンビは予想よりもたくさんいた。100匹はいるだろうか。しかしまだ密集はしていない。10匹でひとかたまりぐらいである。
「うまく行けば。大半を片付けられる!うおおお。」
まず先頭のゾンビを一気にはねる。ドン!フロントには血や脳漿が途端に飛び散る。
「よし、次だ!」
再び、アクセルを全開にして一気に突っ込む、次のゾンビは縦一列に並んでいた。ボーリングの如くゾンビが吹っ飛ぶ。フロントが汚れて見辛くなってきた。急いで、ワイパーを動かす。しかし、その隙にゾンビが密集してきた。
「まずい!一度、バックしないと囲まれてしまう。」
車がバックした時、パンという音が鳴った。
「何?まさかパンク…骨が刺さってしまったか…ツイてねぇ…」

喪吉は車から急いで降りた。持って来たスコップで応戦しながら家へ逃げる。
目の前のゾンビの頭をかち割った時、後のゾンビが牙をむいた。
パン!銃声と同時にゾンビの頭が弾けとぶ。
喪木のアシストで喪吉は何とか家まで辿りついた。
「はあ、はあ…。すまない稀助君、奴らの1/4ほどしか片付けられなかった。」
「いえ、無事で何よりです。あとは僕がぎりぎりまで銃を撃ちます。」
「そうか、じゃあ俺もここにいて不意打ちを警戒するよ。」
ゾンビは頭を潰せば殺せる。そのことは知ってはいたが、銃で狙うとなると難しい。
ギリギリまで応戦した結果、ゾンビの1/3を片付けることはできた。それでもなお、60匹以上のゾンビが残っていたのである。
236('A`):2005/12/04(日) 01:59:57 0
素人がいきなり動くゾンビの頭に弾を命中させている件については言及しない
237喪導師:2005/12/04(日) 02:14:19 0
家のドア、窓、なりふり構わずノックする音。ドンドンドン。
いや、ノックとは言えない音も まじる。ドン、ドン、べチャ、べチャ。
すぐに、ノックなどとは言えない乱暴な音になる。ガンガン、ドーン。
ウアー、ウアー、ウアー、ウアー、ウアー、ウアー、ウアー、ウアー、ウアー、ウアー、ウアー。
地獄の底から響くうめきが聞こえる。

喪木らが家に立て篭もってから数時間、ずっとゾンビ達は群がっていた。
「おじさん、まずい。向こうの窓が割れそうだ。」
「おお!タンスで塞ごう。」

ゾンビ達はひっきり無しに窓や戸を叩き続ける。だんだん、補強が持たなくなってきた。
バリッ!補強の一部が破れゾンビの手が突き出た。
「ひいいいいい!!!もう嫌だぁ。」阿部が悲鳴をあげた。
ガッガッ!喪木がスコップでゾンビの手を切り落とす。すかさず、喪吉が穴を
塞ぐ。
「稀助君。まずいな、このままでは持たないぞ。」
「そうかもしれませんね。でもおじさんに会えて良かったです。」
「あまり縁起の悪いことをいうな。明日から君の畑を作るからな。」
「あっまた破れそうだ。」
「いかん!板で押さえるから釘を取ってきてくれ。」
「はい!」
喪吉が板で押さえたが、何とすぐ隣の壁に穴が開いた。そこからゾンビの手が突き出した。
「阿部、手を切り落とせ。」喪木が叫ぶ。
「うるせぇぇぇ。命令すんじゃねぇ。もう付き合いきれねえ。」阿部は喪木に
銃をつきつけながら2階の部屋へ逃げこんだ。

「ぐわああ。」
ゾンビの爪が喪吉の腕に食いこんだ。
「おじさん!」
「早く釘を打て!やつらがなだれこむぞ!」
急いで釘を打ちこみ、ゾンビの腕を切り離した。

「おじさん…」
喪木は半べそをかいていた。
「ふう…これまでのようだな…。もしも、生き残れたらここで畑を作って暮らすか?君なら大歓迎だよ…。」
「そんな、もう死ぬような言い方はよしてよ。もっと、畑のこととか教えて下さい。」
「さあ、地下室に行きなさい。多分、生き残れると思うから。さあ、早く!
俺がゾンビになってしまう。俺は君を食い殺したくないんだ!!!!」
喪木は泣きながら地下室へと下りて行った。

「フフフ。さあ、来いゾンビども。お前らはここで終わりだ…」
喪吉は最期の勝負に出た。
238喪導師:2005/12/04(日) 02:19:25 0
痛たいよー目が痛いよー。一気に終えようとしたけど目が痛くなったから
今日はここまで。あと少しでこの話は終わります。本当にありがとうござ
いました。
>>236
それがB級ホラー小説クオリチー。
239片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/04(日) 08:13:58 O
─ドンッ!
一発の銃声が食堂に響き渡る。DQN三人は驚いた顔で、銃を撃った岩谷を見ている。
「それ以上やると・・・当てるぞ。さっきの話はな、お前らがやってるゲームじゃないんだ。現実なんだ!」
そう言ってケンちゃんにリボルバーを向けた。
「んだぁ〜?てめぇコイツの銃をオレ達が持ってんの・・・忘れてねぇかぁ!?」
ケンちゃんが片岡から奪った銃を岩谷につきつけた。舎弟@、Aも奪った銃を構えた。いつ殺し合いが始まってもおかしくない空気。吉田は何もできず、ただ泣いている。
そのときだった、突然ドアが勢い良く開け放たれ、ゾンビが五匹なだれ込んで来た。さっき見たより腐敗が進んでいるようだった。
240('A`):2005/12/04(日) 11:21:46 0
期待アゲ!
241('A`):2005/12/04(日) 11:50:33 0
喪木大将に期待アゲ。
242('A`):2005/12/04(日) 12:50:25 0
これだけ荒れててもこのスレの住人はageまくるんだな。
243('A`):2005/12/04(日) 13:24:57 0
荒らしてるのはごく一部でほとんどの人は作者に期待してるからね
244ユキチ ◆T.GvbWEXeI :2005/12/04(日) 14:52:22 0
>>25>>88-89
そして、向江が2発目、3発目の音を鳴らす。
1発は壁に、1発はバケモノの足へと命中した。そして、孝一の放った弾は幸運にもバケモノを一匹仕留めていた。
「あ、あれ!?あたらないっ!!」
「向江、落ち着け。しっかりと狙いを定めるんだ。手首と腕は固定し、体ごと動かす。そして狙いがあったら、引き金を引け。」
パンッ
バスッ
「すごい、当たった……」
菊井の撃った弾は見事にバケモノのもう一本の足へと当たる。
「油断するな!!両足を撃たれても移動速度が落ちるだけで、まだ動いてるぞ!!それに、奥にまだ1体いる。」
3人の攻撃で彼らの存在に気付いたバケモノたちは、ゆっくりと歩み寄ってくる。
「こっちに来る前に急いで倒すんだ!!」
「ハ、ハイッ!!」
「わかってる。」
2人の返事と共に銃声が鳴り響く。
パンッパンッパンッパンッパンッパンッ
計6発。弾は拳銃から発射され、そして全弾丸が命中した。
しかしそれでもバケモノは倒れない。
「くそっ、なんて体だ」
「そんな…これだけ撃ってるのに……」
「どこか……どこか弱点は無いのかっ!?そうだ、孝一!!バケモノを1体、1発で倒してるがどこを狙ったんだ!?」
「……え?どこって言われても……」
「早くしろ!時間がない!!」
バケモノはもう1mをきった所まで来ている。
死への恐怖と焦りが孝一の記憶を濁らせる。
どこだ?どこを撃った?
一歩一歩距離は縮まっていく。
あと一歩ほどで向江はバケモノの攻撃範囲内だ。
思い出せ!!そうだ、確か狙ったのは……
「ひゃあぁぁ!!」
パンッ
向江は思わず引き金を引く。
無駄な悪あがき、のはずだった。しかし、バケモノはあっさりと崩れ落ちる。
245ユキチ ◆T.GvbWEXeI :2005/12/04(日) 14:54:09 0
「へ………?」
見ると額と後頭部に穴が開いていた。
どんなに不死身の体を持とうと、司令部が破壊されればそれまでのようだ。
それを見た菊井は銃を構える。3体目のバケモノにむけて。
「頭かっっ!!」
パンッ
音と同時にバケモノの体は後ろへとのけぞった。そしてゆっくりと元の体勢へと戻る。
「くそっ、ちがうのか!?」
銃を構えなおす。だが、バケモノはひざをつき前へと倒れこんだ。
「…ふう。びびらせやがって……」
「全部、倒したんですか……?」
「ああ、みたいだな。恵美さん、もうこっちにきていいぞ。」
「う、うん……」
トビラの影に隠れていた恵美がゆっくりと車両の中へと入ってきた。
「あれ、孝一さんは?」
「え?ああ、あそこです。」
指を差した先、未だに考えている孝一の姿があった。
「………そうだっ!!頭だっ!!頭を狙うんだっ!!」
「…………………」
「…………………」
「…………………あの……終わったみたいよ。」
「……………え?」
この後、孝一が死にたくなるほどの鬱状態になったのは言うまでもないと思う。

バケモノたちとの戦いから数十分の時が過ぎた。
孝一は黒いバックを探している。他の3人も例外ではない。
だが、何かモヤモヤとした気持ちを感じているのは孝一だけだった。
先ほどの失態がまだ尾を引いているのだと思った。時間がたてば消えてなくなると考えた。
けれども、この胸のモヤモヤは消えることなく、今もなお不快な存在感を伝えてくる。
何かおかしく、何処かずれていて、何時の間にか辻褄の合わない感覚。
つまり、違和感。
そして、異話勘。
246ユキチ ◆T.GvbWEXeI :2005/12/04(日) 14:55:39 0
孝一は当初の目的を忘れ、原因を探すことに集中していた。
しかし、恵美の声ですぐに集中は途切れてしまった。
「あった!!」
「本当か!?」
「うん!で、でも……」
「どうしたんですか?もしかして手の届かないとこに?」
「ううん、違うの。これ……」
「!!……これ、やっぱり……」
「ああ、ヤツらの仕業だろうな。」
発見されたバックはもうすでにボロボロの状態にあった。当然中の銃が無事であるはずがない。
弾丸はくだかれ、引金はちぎられ、銃口はつぶされていた。
そして、いたるところに歯形がついている。
「ヤツら悪食にもほどがあるだろうに。もしかして次の車両もこんななのか?」
あきれた口調で菊井はトビラまで歩いていく。
そして、1cmほどの隙間を開けて覗き込む。
そして、1cmほどの隙間を閉めた。
「………………」
「……おい。菊井。」
「菊井さん!?」
「え?何?どうしちゃったのよ!?」
「……………た。」
「え?」
「たくさん……いた。3匹どころの話じゃねぇ。あの様子じゃ銃はヤツらの腹の中だろうな。」
「そんな………」
「どうする?バケモノの中を強行突破か、ここで黙って防衛戦だ。戦いやすいのは後者だな。」
あげられた選択肢。この選択が意味するものは全員わかっている。
「生きようとするか、喰われないようにするかだ。」
そんなの答えはきまってる。
「「「強行突破で!!」」」

そして、また数十分が過ぎ、2両目と3両目をつなぐトビラがひらかれた。
247喪導師:2005/12/04(日) 15:45:57 0
「まだ、入るなよ。入ってくるなよ。」
喪吉は辺り一面に灯油をまき、ガスの元栓を開きガスを充満させる。
バン、バン、バキッ!一ヶ所の補強が完全に壊れると、周りのゾンビが一気に
なだれこんできた。喪吉はゾンビに押し倒される。
「ぐあああ…。どうした、それだけか?うおおおお!」
体中の肉が食いちぎられてもなお、抵抗を続ける。
ガスが充満してきたころ喪吉は倒れた。

「そろそろだな…稀助君…君も喪男の部類だったんだろうな…。せっかく、仲間に会えたのに…でも楽しかった。サヨナラだ。」喪吉は最期の力を振り絞ってライターの火をつけた。

どーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。
家の中は業火につつまれる。爆風でゾンビは吹き飛んだ。

「おじさん、おじさん…そんな…」

それから、ほどなくして地下室から出ると、辺りは瓦礫の山になっていた。

「おーい…喪木。助けてくれ〜。頼むよ。友達だろ…。」
瓦礫に挟まれて阿部が動けなくなっていた。
「畜生、あのクソオヤジ、俺を殺す気か。」
「………」
「でも、喪木、お前は凄い奴だよ。射撃の腕はなかなかのもんだぜ。」
「………」
「俺と一緒に町を抜け出そうぜ。検問所通らなくても山越えすれば大丈夫だ。
あのクソオヤジの畑から食いもんもらってさ。」
「嫌だ…。」
「何でだよ。助けてくれよ。頼む。これからは何でもするぜ。なぁ?」
「これからなんて、もう無いんだよ…。」
「どっどうして…嫌だ、死にたぶば……!」
銃声と同時に阿部は潰れたトマトのようになった…。
「お前はおじさんを見殺しにした…お前は生きていちゃいけないんだ…。」
怒りから思わず取った行動を正当化するかのように喪木はひたすら呟いていた。ひたすら呟いていた。

……………………………
…………………
……

ガサッ…

「!?」
248喪導師:2005/12/04(日) 16:03:08 0
ゾンビのクビが転がっていた。
「何だ…クビかって。うわあああ。」
ゾンビの目が見開いたのである。そして話はじめた。

「お前はいつも独りだ。人間の中でも独り、我らの中でも独り。何故、仲間にならない。もはや、世界は我々のものだ。あの検問所などすぐに破れる。さあ
仲間になれ。我々は君を歓迎しよう。」

「黙れ!僕はゾンビになんかならない!」

「せいぜい頑張ることだ。寂しくなったら何時でも仲間に加わって…」

全て言い終わる前にゾンビは潰された。
249('A`):2005/12/04(日) 16:16:51 O
オツカレ-
250喪導師:2005/12/04(日) 16:34:46 0
そのころ検問所ではゾンビの大群と交戦中であった。
「おらおらおら。死ねやーーーーゾンビどもがぁぁ。」
「ひゃははーーー。死ね死ね死ねーーー。」

高橋が檄を飛ばす。
「今、本部に援軍を要請した。それまで持ちこたえればいい。さあ頑張れ!」
高橋自ら銃を持ちゾンビを次々と片付ける。それに勢いづく兵士達。良く持ちこたえているが、ゾンビ達は町からどんどん押し寄せてくる。

ウアー、ウアー、ウアー、パン、パン!

「何だ、今の銃声は俺達の音じゃないぞ。援軍かもな、ヒャッホー!山田、助かるぞ、やま…だ?」
「ピピピピ……」
山田は銃撃により、瀕死となり痙攣が始まっていた。
「山田ぁぁぁ。」
パン、パン。
「おい。ゾンビが銃を撃っていやがるぞ。奴らはバカになってやがるんだろ。何でだ。」
兵士達は動揺を隠せない。ゾンビの中には銃を構えたものがいた。以前、パトロ−ルをやっていたDQNたちだ。オヤジの眉間に風穴をあけたのもこいつらの誰かであろう。
「お前達、動揺するな。銃が使えるといっても奴らはただ撃っているだけだ。
山田はたまたま当っただけだ。戦場にいるよりも確率は低い。戦え。銃を持ったゾンビをまず殺せ。あんなDQNゾンビになんてビビるな!」

「あたれ、あたれぇぇぇ。」
「死ねー。」
しかし、銃撃むなしく他のゾンビに命中してしまう。
「ダメだ。他のゾンビが邪魔であたバ!?」
銃弾が再び命中した。

「うわああ。もうだめだぁああ。」
兵士達が脱走しはじめた。
「お前らー。戦え、戦えー。」
高橋もたまらず屋内へ逃げる。
「援軍が来るまで堪えろ。」
だが、ゾンビ達の侵入を食いとめることができない。
次第に数を減らす兵士達。最後は高橋の部屋に追い詰められる。
「早く戸を閉めろ。」と高橋がまくし立てる。
「うわああ。ゾンビが邪魔で閉めれねえ。」
「待っていろ、確か机に銃がまだあったはずだ。無い?無い無い無い。」
「ぎゃあああああ。」
戸を塞ぐ兵士が食われる。ゾンビがなだれ込んでくる。
「しまった。あの喪男に銃をあげてしまったんだ。そんな、あと少しだったのに…」
高橋は絶望の淵で生きたまま、余すところ無くゾンビに食われた。
251('A`):2005/12/04(日) 16:45:00 0
人殺しかよ
252喪導師:2005/12/04(日) 17:00:43 0
検問所が落ちてから1ヶ月ほどはテレビが見られた。
「ゾンビ撃退法」
「本当は怖いかすり傷。ゾンビ化へ。」
「この事件の責任はどこにあるか。」
「ゾンビ狩りツアー」

はじめのうちはゾンビの撃退法、感染を防ぐ方法、責任の所在、ゾンビビジネス
などを放送していたが次第に

「もうだめだ。ゾンビになろう。」
「悔いのない生きかた。」
「完全自殺方法」
など末期は酷い有様であった。そして程なくしてメディアは機能しなくなっていた。噂によればお偉方はいち早く逃げたようだが多分、どこにいても無駄な気がする。

日に日にゾンビの数は膨れ上がる一方である。もはや人間は殆どいないだろう。
今度は人間が狩られる番である。

喪木は相変わらず独りでいた。喪吉の残した畑を耕し暮らしている。この生活が何時まで続くかは分からない。
だがゾンビ達はより人間のいる所へ移ったのかゾンビを最近見ることはなくなった。
もしかすると、人間は喪木独りで残りはゾンビになったのかもしれない。
ゾンビは自分達の町を作って暮らしているのかもしれない。
だが、ゾンビになるくらいなら独りの方がいい。そう思いながら今日も畑へと
出ていった。
                              完
253喪導師:2005/12/04(日) 17:12:29 0
 休みを利用して一気に書きました。もっと短い話にするつもりでしたが長引いて
しまいました。
 バイオハザードと言っておいてあまり、ゾンビと戦っていない、敵の組織みたいな
ものとかがありませんでした。
 どちらかというと、ゾンビ映画と言われているものに近い話です。
 
 小説書いていると楽しくて、仕事に手がつかず暫くは身を潜めて読者になります。
この小説を読んでくれた皆様に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
254('A`):2005/12/04(日) 17:23:58 O
喪導師さん!面白かったよ!また書いてね!
255('A`):2005/12/04(日) 17:26:16 0
おつかれちゃーん
256('A`):2005/12/04(日) 17:26:41 0
乙であります。
欲を言えば喪木には自害して欲しかったところであります。
257('A`):2005/12/04(日) 18:09:42 0
喪導師乙カレー。
ていうか、おまいさんの更新ペースは凄かったよ。また書いてね。
258('A`):2005/12/04(日) 20:25:25 0
喪導師終了記念アゲ。
259('A`):2005/12/04(日) 22:19:54 O
みんなの作品観てたら、俺も書いてみたくなったんだけど、携帯からでもいいかな…
260('A`):2005/12/04(日) 23:00:25 0
書け、書け。どんどん書け。妄想を膨らませるんだ。
261259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/04(日) 23:46:57 O
じゃあ書かせてもらいます。
ペース遅いだろうけど、よろしくお願いします。


「ふぅ…ひとまずはこれでいいや…だりぃし」
引っ越し作業を終えて、ベッドに腰掛けた。
川崎圭吾…21歳、童貞、中卒という、いわゆるダメ男だ。
定職につかずダラダラしていた圭吾にキレた父親が、半ば強引に部屋を決めて追い出したのだ。
「はぁ〜…動いたら腹減ったなぁ…」
時間的にもちょうど良かったので、生活に必要な物と、弁当などの食料、求人誌を買って帰った。

「やっぱこの辺は静かだなぁ…」
スーパーなどのある人通りの多い大通りに比べ、住宅街のこの辺りには、暗くなると余り人がいない。
「うへぇ…あのホームレス、クソ寒いのになんて格好してんだ」
ぼろぼろの七分丈のような格好で、これまたぼろぼろの男が、公園の奥の方でしゃがんでいる。
「絡まれないうちにさっさと帰ろ…」
ちょっと小走りで、家路を急ぐ事にした。

〜to be continued〜
262259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/04(日) 23:49:10 O
自分の文才の無さにへこむorz
263('A`):2005/12/05(月) 00:00:28 0
がんばれ
264('A`):2005/12/05(月) 00:05:24 O
261 文句つけられても応援してるから頑張れ!書くのやめたり、無理やり終わらせたりもするなよ!
265259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 00:07:23 O
ありがとう。
無い頭ふり絞って頑張るよ。
266('A`):2005/12/05(月) 00:15:42 0
良スレですな。作家の人かんばれ!!がんばれ!!
267259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 00:36:30 O
「ただいま〜って、だれもいないけどね…」
恥ずかしい独り言を言いながら、玄関を開ける。
「!?寒い?なんでだ?」
すぐ帰るからと暖房を入れていたのに、部屋は外とほとんど変わらないくらい寒かった。
「くそっ、ヒーターの故障か?」
少しキレながら電気を付けた。
「え…!?」
カーテンが揺れている。そして、部屋のなかもかなり荒らされている。
「空き巣?ちょ、ふざけんなよ」
若干泣きそうになりながら、窓を閉めようと、ベランダに近付いた。
「うわ…窓ガラス粉々じゃん。どうすんだよ、コレ…あっ!」
やっと『警察』と言う言葉が頭に浮かび、軽くパニックになりながら、携帯を操作する。
「110番、110番…なんだこれ…」
携帯を耳に当てながら、ベランダに出る。
結構な量の血、そして、ガラスについた肉片らしき物。
その時、携帯から声がした。
「あっ、警察ですか?あの、空き巣が…ん?」
聞こえたのは、回線が混み合っている事を伝える、録音されたテープが流れていた。
(…110番なのに?…それに)
やっと辺りの異常な静けさに気がついた。
(なんかへんだ…)

〜to be continued〜
268('A`):2005/12/05(月) 01:09:32 0
早く続き書けよ
269259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 01:28:44 O
ガラスが割れている場所に、段ボールを貼る。
――ザアァァァ――
風の音が聞こえる。それに混じって
「…ん?なんか聞こえた…それと…なんか臭ぇな…」
生ゴミが腐った臭いが、風にのって臭って来た。
(おいおいおい…なんかヤバい予感がする)
応急処置をした窓を閉めて、鍵をかけ、急いでテレビをつけた。
「ニュースとかで、何かやってるかも」

―しばらくお待ちください―
「は?くそっ…他のチャンネルは…って、なんだよこれ…」
どのTV局も、同じような画面が映る。
(いや待て…落ち着け…ヤバい、ちょっと怖くなって来た…そうだ!)
バタバタと、荷物を鞄に詰めだす。
(空き巣に入られたんだし、交番に行けばいい。あそこなら、何かあっても安心だしな)
パンパンになった鞄を持って、飛び出す様に部屋から出た。そのとき、アパートの部屋にチラッと、女の人らしき影が見えた。
(うわぁ、今俺ダセェんだろうなぁ…)
ちょっと恥ずかしくなりながら、自転車に飛び乗り、全力でこぎ出した。
臭いが少し、強くなっていた気がした。

〜to be continued〜
270259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 01:36:07 O
話をうまく纏められない…話が全然進まねぇよ…orz
イメージはあるんだけど、文字に起こすのは、難しいなぁ…
他の作家の人との実力差にへこむorz
迷惑じゃなかったら、最後までお付き合いください(`・ω・´)ゝ
271259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 02:18:17 O
交番は、大通りから住宅街への道に少し入った場所にあったので、家から15分位だ。

(おかしい、まだ午後8時半なのに…)
普段なら、犬の散歩や帰宅途中の人に会ってもおかしくないのに、誰もいない。
(それに、大通りに近付くにつれて、臭いが強くなって来てる気が…マジで怖くなって来たんですけどぉ!)
ペダルをこぐ足に力が入った。

(よし、この公園を過ぎたら、あとちょ…)
『きゃぁぁぁあぁぁぁ!!!』
「!!?っいてぁっ!」
余りに驚いて、曲がりきれずに転んでしまった。
「ぅ゙〜っ…っんだよ…うぉあっ!」
公園の女子トイレに、さっきのホームレスみたいな男がいる。しかも男は、女子トイレの窓に手を突っ込んで、入ろうとしている。
(ちょ…なに?痴漢?レイプ?まだ早いよ時間的に(謎))
交番についたら通報しようと、通り過ぎようとした圭吾の頭に『電○男』がよぎった。
(…ホームレスくらいなら、なんとかなるだろ…彼女ゲットの為の、Godの試練だと思え!)
焦りながら、武器になりそうな物を探す。
(…おっ、いい感じの鉄パイプ発見!!Godよ、こんなに難易度下げていいのか?)
交番に行く事を忘れて、彼女ゲットの為、試練に挑む事にした。

〜to be continued〜
272268:2005/12/05(月) 02:31:07 0
よくやった、乙である。
273コマンドー:2005/12/05(月) 02:58:00 0
バイオハザード記録1


 1999年12月31日、外は新しい時代へのカウントダウンで
盛り上がっていた。
「ちぇ、どうでもいいことで盛り上がりやがって。どこの局もカウント
ダウンばっかじゃねぇか、教えて魔女っ子ちゃんも中止だしよ。」
俺は山田国男、今年で18の高3だ。しかしひどいいじめを受けてとても
高3をこなすことなど無理であった。
夏休みと同時に引きこもりに、今では食べることと教えて魔女っ子ちゃん
が人生の至福のときだ。
「魔女っ子〜〜♪魔女っ子〜〜♪」
これは先週の教えて魔女っ子ちゃん、もうビデオがすりきれるほど見た。
「バチン!」
一斉にすべての電気が消えた。
「ちょwwwwまwwww」ってwwをつけるほど余裕じゃない。
たしかニュースで1999年から2000年変わるときパソコンやらが
おかしくなるとは聞いてたがまだ11時くらいなはず・・・
「パソコンもせっかちだなぁ、うひゃ、うひゃひゃっはは」
我ながらきもい笑い方だ・・・。
どうもこのまま電気はつかないみたいだ。俺は諦めて寝ることにした。





274コマンドー:2005/12/05(月) 02:59:18 0
突然の登場ですみません、
非力ですがこれからも温かい目で見守ってください。
275259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 03:08:30 O
>268遅くてすいません…orz
文にするのムズカシス
>274コマンドーさん、頑張って行きましょう!



(逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…って、おいっ!!)
気が動転しながらも、じりじりと距離を詰める。
(怖ぇ、それに、なんか臭ぇし…でも、早く助けてやんねぇと、好感度に関わるよな…よ、よし!)
「うおぁぁあぁ!!!!」
緊張と恐怖から、奇声を発しながら、男に突進する。
「ゥォアァ…」男も気がついたのか、ゆっくりとこっちを振り向いた。
「っ!?!うるゃっ!!!」
男が完全に振り向く前に、圭吾の鉄パイプが、首の辺りを打ち抜いた。
ゴッ!…ドサッ!
男は、軽く吹っ飛ぶ形で左側に倒れた。
「はぁはぁ…だ、だいじょ、っはぁ…ぶですか?」
息を切らしながら、窓の近くに行って声を掛けた。
(よし、若干マイナス面はあったかもだが、印象はバッチリの筈。ホームレスは…)
泣いている女の人に、「とりあえず落ち着いて」と言った後、恐る恐る倒れた男に視線を向けた。
(鉄パイプで首を殴られたんだ、もしかしたら死…)
「ゥゥァァア…」「!!?」
あの打撃を受けて尚、立ち上がろうとしていた。それまで分からなかったが、悪臭は男の体からしていた。
「な…不死身
276コマンドー:2005/12/05(月) 03:11:37 0
バイオハザード記録2


「ふぁ〜〜〜あははんはふはむぁ〜」
最強のきもさがここに降臨した。
よく寝たな、もう20000年かってどんだけ寝てんだよ2000だよ。
のりつっこみも決まり最高の年がスタートしそうだった。
いつものようにテレビをつける。
「無事、コンピューターの故障もなく新年を迎えることができました。」
少し気になっていたがどうやら平気だったようだ。
俺は少し遅れたが年越しそばを食いぐうたら過ごす。
ちょっとしてから少し気分が悪くなったので昼寝をすることにした。
まるで豚の生活である、いや見た目はほとんど豚ですが何か?
277コマンドー:2005/12/05(月) 03:14:33 0
>>275
実は259さんのを読んで自分も書きたいと思ったんですよ!
先生と呼ばしてもらいます(笑
がんばりましょう!
278259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 03:25:33 O
切れてるし…orz
途中から↓↓

あの打撃を受けて尚、立ち上がろうとしていた。それまで分からなかったが、悪臭は男の体からしていた。
「な…不死身…てか、ゾンビ?」
男が完全に立ち上がり、腕を圭吾の方に延ばし、ズッ…ズッ…と近付いて来る。
「ォア…ァアァ…」かすれた呻き声をあげながら、ゆっくりと。
男は、体の所々腐った様な状態で、口の回りには血がついている。首も、先ほどの攻撃で、変に曲がっている。
「ぅ…ぅわぁぁあぁぁ!!」
圭吾は、頭の中がは真っ白になり、咄嗟に反転して走り出した。…そのとき。
『電○男』『Godの試練』『彼女ゲット』こんな言葉が浮かんで来た。

〜to be continued〜
279259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 03:34:29 O
>277コマンドーさん
先生だなんて、なんと恐れ多い(((゚д゚;)))
他の作家さんに比べたら、天と地の差ですよ…
でも、まぁ、頑張りますんで、頑張りましょうwww
280259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 04:02:03 O
ゾンビらしき男は、ターゲットを女の人から、圭吾に移したらしく、追いかけて来た。
物凄い恐怖と、彼女ゲットの可能性とが、圭吾の心の中の天秤にかけられていた。
「〜〜〜っ!!!クソがぁぁぁぁっ!!!」
自転車まで猛ダッシュで戻り、ゾンビらしき男に向かって全力でこぎ出す。
「女の子見捨ててぇ、逃げれるかぁ!!!」
(よし、ポイントゲットだぜ!(ポ○モン風に))
自転車を飛び降り、そのままゾンビ(ryに向かって走る。
運転手を失った自転車が、ゾンビ(ryに衝突した。
ガシャァァン!!ゾンビ(ryは吹っ飛び、自転車はその場で倒れた。
「ォォアァォ…」起き上がるゾンビ(ry
「あぁぁあぁぁ!!」
ゴシャ!!
助走を付けた鉄パイプで、ゾンビ(ryの頭をぶち抜く。
ゾンビらしき男は、頭の上半分が吹き飛ばされ、ドサッとその場に倒れた。
「はぁはぁ…恋路を邪魔するからだ馬鹿野郎…」
自分勝手なセリフを吐いて、女の人がいるトイレに走った。
(待ってろよ、俺の彼女(?))
肩で息をしながら、女子トイレのドアの前に来た。

〜to be continued〜
281('A`):2005/12/05(月) 04:06:12 O
がんばれ
282259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 04:12:00 O
あぁ…普段頭使わないから疲れた…頭使ったような文じゃないかもだけどorz
ちょっと休憩。
283('A`):2005/12/05(月) 04:44:15 O
素晴らしい馴れ合いですね^^
























氏ねよ
284259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 05:47:58 O
─コンコン─
女の人はひどく怯えている様で、一向にドアを開けない。
「だ、大丈夫、俺は人間です、空き巣に入られて、交番に…って、どうでもいいか…」
ふぅ…と溜め息をつきながら、呼吸を整える。

「───あの」
「ひゃいっ!?」
予想外な所で声をかけられ、思わず声が裏返ってしまった。
(あぅ…もうだめぽ…)
恥ずかしさから、顔が赤くなる。疲れていたのもあって、ドアに寄り掛かりながら座った。
「──あのぉ─」「はぁ…うわぁっ!!」
隣りに女の人が立っている。いや、女の子と言うべきか。
「…あっ、そっちに入ってたわけですね、てっきりこっちかと…」
もごもごと、さっきまでの威勢の良さは消え去っていた。
「えっと…あの、外の男の人…もういないんですか?」
女の子が尋ねて来た。
「いや、その…え?あ、あぁ…はい、いないって言うか、多分、もう動かないと…」
はっと、圭吾は口を押さえた。女の子は首をかしげた。
「…動かない?」
少し、泣きそうな目で圭吾を見つめる。
「…いや、その…信じて貰えないかもしれないけど…」
先ほどのゾンビの事を、事細かに、出来るだけグロい表現は控えて説明した。
285('A`):2005/12/05(月) 06:01:06 O
十二月五日……。
今年も残りわずかとなり、クリスマスも近付いてにぎわう街。木田ノ原市。
とある製薬会社に支えられ繁栄して来たこの街が、後に血塗られた惨劇に見舞われるとは、まだ、誰も知らない。
異変はゆっくりと街を包み込んでいく……。
「行ってきます!」
柳喪一郎は傘を片手に家から飛び出した。
昨夜、ふとした手違いで目覚ましのセットを誤り、遅刻の時間ギリギリだったからである。
その日は朝から雨が降っていた。厚い雲が空を覆い、朝なのにまるで夜のような暗さだった。
公園を抜け、商店街を抜け、坂道を駆け登る。
製薬工場の煙突が見えれば学校はもうすぐだ。
校門の前で喪一郎は足を止めた。おかしい。
(あれ、今日は学校は休みだったっけ?
でも、今日月曜だよな)
学校はまるで誰もいないかのような静けさだった。
朝のホームルームの時間が近いとはいえ、ここまでひっそりとしているものか。
キーンコーンカーンコーン……。
とりあえず休みかどうかは教室に行けばわかるだろう。喪一郎は校門をくぐった。
校舎に入り、自分の教室に向かう。途中いくつかの教室の脇を通ったが、いずれも人がいるようには思えない。
教室の中まではドアが締まっていてわからなかった。
開けてみてもしホームルームの真っ最中だったら、と思うと開けられなかった。
二―C。ここが喪一郎のクラスだ。
やはりシーンと静まりかえっている。喪一郎はドアに手を伸ばした。
教室の中は異様だった。
人はいる。が、みんな椅子に腰を掛け天井を仰いでいた。
喪一郎はそろりそろりと自分の席に着いた。
「よお、武田」
前の席のクラスメートに声を掛ける。しかし、ただじっと天井を見つめたまま返事はない。
喪一郎は周りを見渡した。依然、誰も身動き一つしない。
やはりおかしい。そう思った時だった。
キーンコーンカーンコーン……。
喪一郎は教室の壁に掛けられた時計を見る。八時五十分。一時限めの始まりを知らせるチャイムだ。
ガタッ。
何かが動いた音。喪一郎は音のした方に顔をやる。
一人の女生徒が立ち上がっている。
「あ、田上さん」
喪一郎は女生徒に声を掛けた。声に反応したのか、女生徒は喪一郎に向き直った。
「ひっ」
向き直った女生徒を見て、喪一郎は小さく悲鳴をあげた。
どこを見ているのか分からないうつろな瞳。
判開きになった口からはよだれをたらし、まるで死人のような顔色。
(ゾンビだ……)
彼女を見て喪一郎は思った。
286285:2005/12/05(月) 06:03:41 O
すみません、なんか見てたら書きたくなったので書かせてもらいました。
邪魔してしまいました。すみません。
287259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 06:13:45 O
「…なんだか、バイオハザードの世界みたい…」
この女の子、『音坂麻美(おとさか あさみ)』は、最近観たDVDに似ていると言った。
「バイオハザードか…たしかにそんな感じだったなぁ。」
圭吾も、その作品は知ってる。映画館に見に行ったほどだ。
基になったゲームも持っている。
「頭を吹っ飛ばしたらいいってのも、ゲームと一緒だったしなぁ…」
ゲームと一緒…そうなると、ゾンビ犬や、『リッカー』『タイラント』と呼ばれる強敵もいるかもしれない。
「あいつらが出て来たら、それこそゲームオーバーだなぁ」
ふぅ…と溜め息をつく圭吾をみて、麻美が思い出したかのように言った。
「あっ、交番…」
圭吾もはっと顔を上げる。
「あっ…そっか、交番までいけば、警官が保護してくれるかもしれない。そうでなくても、非難所の指示があるかもしれない。」
うんうんと、うなずく圭吾。それに対し、少し困った表情の麻美。
「うーん…それもだけど、空き巣の事もじゃないの?」
「あ…」と顔を赤くしながら、一人になるのは危ないからと、二人で交番に行くことにした。

そのころ…
─ズル…ズッ…─
トイレの外には、ゆっくりと動く影があった。

〜to be continued〜
288259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 06:18:28 O
>>285
いえ、邪魔なんかじゃないと…
少なくとも俺は、他に書いてくれる人がいた方がいいので。
頑張りましょう!
289285:2005/12/05(月) 06:22:46 O
>>288
ありがとうございます。
では、私も投稿させていただきます。よろしくお願いします。
290259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 06:45:07 O
圭吾は鞄からカイロを取り出して、麻美に渡した。
「えっ?いいよぅ…川崎さんが使って…」
「俺はいいんだ、ほら」
圭吾のジャケットの下には、貼るタイプのカイロが何枚も付いていた。
「あ〜、じゃあ、これはもらっておくね」
ありがとうと、頭を下げる麻美。キョドる圭吾。
何とか落ち着こうと、タバコを取り出した。
「…あれ?あ、逆だ…」
逆さまのタバコを持ち直して火をつけた。
「…臭い」
圭吾は自分の事だと思い、ビクッとした。
「ごめん…」「タバコじゃなくて…さっきのゾンビみたいな…」
──ズルッ…─
二人ともバッと立ち上がり、圭吾は鉄パイプを構えた。
「下がってて…」
二人とも動かない。外では、ゾンビだと思われる足音(?)が聞こえる。
「……行ったみたいだ」
5分位経って、外を確認した圭吾が言った。
「ここは危ないね、早く交番に行こう」
二人は、ゾンビ達に見つからないように、静かに公園を後にした。

─グチャ…クチュ…─
その数分後、圭吾が倒したゾンビが、野犬の餌となっていた。

〜to be continued〜
291片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/05(月) 07:00:35 O
「なんだこいつら?おめーら、撃て。」
「わ、わかった!」
ドンドンドン!タタタタタタタタタ
舎弟@とAが、片岡から奪った銃でゾンビ達を蜂の巣にした。
「やったか!?」
しばらく撃ち続けていたDQN達が攻撃をやめた。ゾンビ達は全て床にくずおれている。
「お、お前!死んだか確認しろよ!」
「マジかよケンちゃん・・・」
舎弟@がゾンビに近づく。すると五匹がむくりと起き上がって舎弟@に遅いかかってきた。
「うわぁぁぁあああぁ!!」
タタタタタタタタ・・・
舎弟@がマシンピストルで応戦するが、弾が小さいためかゾンビには効いていない様子だ。あっという間に距離をつめられ、舎弟@の首筋にするどい歯が食い込んでいく。
292片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/05(月) 07:18:07 O
「うぁあ・・・あぁああ・・」
DQNの首から鮮血がほとばしる。ゾンビ達はお構いなしに舎弟@の肉を貪っている。
「ど!どうするんだケンちゃん!?」
「クソッ・・・こうするんだよ!」
足元に倒れていた片岡をゾンビ達の近くに蹴り飛ばした。
「これで逃げれんな!」
「さすがケンちゃんwwww」
「クソ共がッ!」
岩谷が刀を抜いて片岡の近くにいたゾンビ三匹を舎弟@の体ごと切り裂く。
「吉田ァ!!」
「はっ、ハイ!?」
岩谷の不細工な顔がさらに不細工に歪んで吉田を呼ぶ。あまりの迫力に吉田も思わずすくみあがってしまう。
「逃げるぞ!一緒に来い!!」
片岡を抱えたまま、ゾンビが入って来た方とは違うドアから逃走する。DQN二人は窓から逃げたようだ。
293285:2005/12/05(月) 07:22:48 O
足を引きずるようにして女生徒が近付いて来る。
喪一郎は席を離れて後ずさった。
「く、来るな!」
喪一郎は手に持っていた筆箱を投げつける。
筆箱は女生徒の顔に当たった。が、女生徒は動じる様子もなく、なおもジリジリと距離を詰めて来る。
後ろは壁だ。これ以上はさがれない。女生徒はもう手を伸ばせば触れられる位置にいる。
女生徒が大きく口を開いた。よだれを垂らした口からは鼻をつく異臭がする。
「うわあああああっ!」
ドン!
喪一郎は力一杯女生徒を突き飛ばすと、そのまま廊下へ飛び出した。
「なんだよ……これ」
廊下に飛び出た喪一郎は、廊下の有様を見てつぶやいた。
廊下には何人もの生徒が重なりあい、その肉を食らいあっていた。
喉を食いちぎられている者。内蔵をぶちまけている者。すでに死体であろう生徒に群がり肉を貪る者。
まさしく地獄絵図そのものだ。
ガタガタッ……。
二―Cの教室から椅子から立ち上がったような音が聞こえてきた。
今教室の中がどうなっているのか、想像もしたくない。
突然後ろから誰かがおぶさってくる。ヌルッとした感触。鼻をつく酷い臭い。
「うわあああっ!」
喪一郎は体を左右に揺すってそれを振りほどくと廊下を駆け出した。
廊下の端ではいまだ生徒たちの奇行が繰り広げられている。
喪一郎はなるべくそれを見ないように、ただ職員室に向かって走った。
先生に助けを求めよう。そう考えての行動だった。
職員室の前には誰もいなかった。先生は無事かもしれない。
しかし、職員室の中も廊下と変わりないことを喪一郎はすぐに知る。
喪一郎は職員室のドアを勢いよく開けると、中の光景に愕然とした。
職員室の中でも先生同士が互いの肉を貪りあっていた。
一人の男性教諭がこちらに気付いて近付いて来る。土気色の顔。口からよだれとは別に赤い液体が流れ出している。
男性教諭の手が喪一郎を捕らえようと伸ばされる。
喪一郎はおもいきりドアを閉めた。ドンドンと何度もドアが叩かれる。
喪一郎はドアを尻目に外に向かって走り出した。
靴も履き替えずに校舎から飛び出ると、そのまま喪一郎は振り向くことなく学校を後にした。
294('A`):2005/12/05(月) 07:24:26 O
たった今このスレは第二次黄金期へと突入した。










でも、馴れ合いは止めて欲しいな……
295259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 07:55:30 O
>>294
ぁぅ…気をつけます、みなさんごめんなさい。


二人が交番に着くまでに、4,5体のゾンビを見つけ、その内3体は、仕方なく倒した。
「くそっ、いくらゾンビだからって、人を殴るのは気がひけるな…」
そう言って、圭吾は鉄パイプに付いた血を振り払う。
「交番がみえたよ」
麻美が圭吾の袖を引っ張った。
「…う、うん、わかった。」
真っ赤になった顔を、麻美に見えない様にマフラーで隠す。

「すいませ〜ん…誰もいないのかなぁ」
麻美が交番の中には入って行く。圭吾は見張り役を買って出た。
「誰もいないみたい」
それを聞いて、圭吾も交番の中に入る。
「うーん、困ったなぁ…すいませ〜ん!」
圭吾が叫ぶ。そのとき
「きゃぁぁぁぁ!!」
「どうした!?」「川崎さん…あれ」
震える麻美が指をさした場所に、血だらけの警官の亡骸が倒れていた。
「!!…っくそ!」
圭吾が警官に近付く。頭がグチャグチャになっていて、ゾンビにもなれなかった様だ。
「ゥゥァァ…」
──!?
奥から警官だったであろうゾンビが這いずりながら出て来た。
「うわっ!…ちっくしょっ!!」
─ゴッ…ゴトッ…
足を掴まれた圭吾が、ゾンビの頭をけり飛ばす。
296259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 08:21:59 O
「ぅへぇ…お気に入りの靴が…あっ、これ」
麻美に鉄パイプを渡し、警官の拳銃を取る。
「これ…あった方がいいな。」
一つを麻美に渡して、もう一つを鞄に詰めた。

「これからどうしようか」
頼りの交番は、警官がゾンビ化と言う最悪な状況。多分、大通りはもっと地獄だろう。
「あの…家まで来て貰ってもいいですか?」
麻美が申し訳なさそうに言った。
「は?…え?」
「あっ、ごめんなさい…服汚れたし、その…お風呂とか、川崎さんも、血とか付いて…」
「…え?あ、あぁ、あ?あっ、ソウデスヨネ…ん?」
余りの突然の申し出に、圭吾は対応出来ない。
(な…何このイベント…これもGodの試練か?)
「良かった…あたしの部屋、そこまで遠くないし、7階だから、ここよりは安全だと思いますよ?…それに」
麻美が初めてちゃんと笑った気がした。
(くっ…かわいい、Godよ…)
圭吾はこんな状況に少し感謝した。…が
「ゥ、ァアァア」
─パンッ─
「今ならコレもあるし、大丈夫ですよ」
(変な気は…起こせないんですね…God…)
少し寂しい気分になった。

〜to be continued〜
297259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 08:45:01 O
「去年、家族で旅行に行った時に、射撃場に行ったんですよ」
麻美は手で銃を構える真似をして見せた。
「その射撃場の人に素質があるって言われて」
「そーなんだ、あはは…」
拳銃は、圭吾の分も麻美に任せる事にした。
(俺はこれでいいや…どうせ銃なんて、宝の持ち腐れだからな…)
圭吾は、鉄パイプでゾンビ達の頭を割りながら、少し凹んでいた。

「─着きましたよ」
目の前にあるのは、高級そうなマンション、圭吾のアパートとは、雲泥の差だ。
オートロックの玄関を抜け、エレベーターの前で止まる。
「7階だから、これ使いますね」
「あぁ、はい、お願いします」
圭吾は完全に敗北者の気分だった。
(戦闘面でも、ましてや普段の生活の差がありすぎだろ)
ふぅ…と溜め息をつく圭吾を、麻美は不思議そうに見つめる。
「どうしたんですか?」「いや…」
更に不思議そうに見つめる麻美を横目に、エレベーターの階数表示を見つめた。
(ゲームだったら、エレベーターの中に、大量のゾンビが…!)
「離れてっ!」「えっ?きゃっ!」
麻美を抱き抱えて、エレベーターから離れる。
─3…2…1…チンッ─

〜to be continued〜
298('A`):2005/12/05(月) 09:14:27 0
ちょっと来ない間に新人来てたのか。
今からじっくり読むぜ。おつー
299259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 09:30:35 O
「ア゙ァァァ」「ゥ、ゥ、ウゥ…」「ォオォォォオ…」
ぞろぞろとゾンビがエレベーターから降りて来る。
「やっぱりな…1…2…8体か、危なかった…ん?」
圭吾の腕の中には、耳まで赤くなった麻美がいた。
「うわっ、ちょ…ごめっ」
しーっと、麻美が人差し指を口の前に当てて、制止した。
「大きな声出しちゃダメです!」
圭吾は小さく、ごめんなさいと謝ると、麻美を離した。
「で…どうしようか。」
「ここは、エレベーターはあれ一台しかないんです、階段ももう鍵がかかってて、開けられません」
「むぅ…よじ登るのは?」
「有刺鉄線がありますから、怪我しちゃいます」
「ふむ…困ったなぁ」
一通り考えた後、圭吾が囮になり、その隙に麻美がエレベーターで待機、十分引きつけたら、エレベーターまで走ると言う、ありきたりな作戦にする事にした。
「出来るだけ、エレベーターから離れたら、作戦開始だ」「わかりました、…その、気をつけて下さいね?」
大丈夫と自称さわやか笑顔(只の半笑い)で言った後、ゴクリと唾を飲む。

「よし、作戦開始!」
圭吾は、ゾンビの群れに突っ込んで行った。


〜to be continued〜
300259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 10:16:12 O
─ゴッ─
1体目の頭を鉄パイプで殴り飛ばし、2体目の背中をけり跳ばす。
「かかって来いよ腐れセレブがぁ!」
中指を突き立てて、玄関に向かって走った。
(後7体…ここを出る時を考えて、もう少し減らしておくか…)
近くにいたゾンビの足を鉄パイプでなぎ払う。
ドサッ…足が折れたのか、その場に倒れる。
「ドラ○ブシュートォ!」
ゾンビの頭を豪快に蹴りあげる。つ○さ君もびっくりだ。
「危ないっ!」
─パンッ─ドサ…
後ろで1体倒れる。
「油断しないっ!」
「ごっ、ごめんなさい…」
麻美の殺気は、ゾンビよりも、ふざけていた圭吾に向かっていた。
(Godよ…ツンデレ召喚ありがとう…まだツンしかみてないけどね…)
などと、一般人には理解しにくい事を考えながら、もう1体の首から上を弾き飛ばす。
(後4体…ん?!)
鉄パイプが曲がって、もう使い物にならない。
(やべっ、俺もう武器持ってない)
「早く!こっち!」
はっと圭吾はエレベーターの方に走る。ゾンビ達は玄関の前に溜まっている。
(よし、うまく行っ…)
──ガッ─ドテッ─
「っつ〜…なん、うわっ!」
最初に蹴り倒したゾンビが、圭吾の足を掴んでいた。

〜to be continued〜
301259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 10:37:14 O
「くっ、このっ!」
曲がった鉄パイプを、ゾンビの頭に突き立てる。
「ゥゥウゥ…」
足を掴む力が弱まり、思い切り靴底で顔を潰す。
そのまま勢いをつけてエレベーターに飛び乗った。

「危なかったぁ…ふぃ〜」
胸を撫で下ろす圭吾。そこに…
…ガツン「っ!!?」
「本当に危なかったんですからね!あれで無傷だったんだなんて、奇跡ですよ!?」
マジギレした麻美の、拳銃の柄が頭に刺さる。
「無傷じゃなくなりました…」
「何か言いました!?」
「いえ、別に…」

──チンッ──
辺りを見渡す。この付近の階に、ゾンビはいないようだ。
「よし、大丈夫みたい。んじゃ、俺はここで待ってるから」
そう言って、圭吾は武器になりそうなものを探し出した。
「…?何言ってるんですか?早く来てくださいよ、ゾンビが来ちゃうじゃないですか」
─バタン─
(Godよ…俺は今日、初めて女の子の部屋に…)
震えるてで、ドアノブを握る。
ゾンビ達とやり合うより、緊張と興奮が襲って来る。
「お…おじゃ、まじゃましゃます!」
またもや、今度は違う意味で恥ずかしいセリフを残し、麻美の家にはいっていった。


〜to be continued〜
302259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 11:45:40 O
「これ使ってくださいね」
ふわふわしたスリッパが差し出される。
(なんだ、この香りは…)
麻美の部屋は、シンプルに統一されているが、至る所に可愛らしさを感じる。
(Godよ…彼女は本当に同じ生き物なのか?)
「先にお風呂入りますか?」
「ええぇぇ!!!?」
「だって川崎さん、血とかでベトベトですよ?気持ち悪いでしょ?」
はいっ、と着替えも渡された。少し大きいサイズだ、父親のものだろうか。
「『お兄ちゃん』の服だから、大きいかもしれないけど、よかったら」
(お兄ちゃん、おにいちゃん、oniichan、オニイチャン…)
「Godよ…ありがとう」
「?どうしたんですか?」
「…あ、いや、ありがとう、借ります。あっ、汚れたら、弁償するから」
「気にしなくていいですよ?随分前に、置いて行った物だから、捨てたってよかったんですよ」

(なんだかんだで、風呂に入る事になったが…)
お風呂につかりながら、今日を振り替える。
「さっきまでが夢なのか、今が夢なのか…」
(あ、そろそろ上がらなきゃ)お風呂からあがり、借りた服を着る。
(これからどうしようかなぁ)
そんな事を考えながら部屋に戻る。

〜to be continued〜
303259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 12:11:47 O
「いただきました」
キッチンに立っている麻美に声をかける。
「あっ、おかえりなさい。あたしも入って来るから、ご飯それからでもいいですか?」
(手料理ですかぁぁぁ!?Godよぉぉぉ!幸せすぎて死にそうです!)
「あ、あぁ、うん、ごゆっくり」

麻美がお風呂に入っている間、圭吾はソファーからピクリとも動かなかった。

そのあと、二人でご飯を食べて、ゆっくりした後、これからのことを話し合う。
ゲームや映画と一緒なら、町の中は危険だと判断し、駅の近くにある大きな国道に行ってみる事になった。
何事もなく町から出れるなら、それにこした事はない、もしバリケードがあっても、話せば出られる可能性もある。
「ここは日本だ、話せば分かるさ」
うんうんと頷き、時計を見る
「今日はもう遅い、今は休んで、明日国道に行ってみよう」
「そうですね、もうくたくたです…」
ふぁ〜っとあくびをしながら、おやすみなさいと言って、寝室に入って行った。
圭吾は電気を消して、ソファーに横になった。

(扉一枚向こうに…ふおぉぉ…)
そんなこんなで、圭吾はなかなか寝付けなかった。

〜to be continued〜
304259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 12:48:30 O
「…んぁ…うぅ…寒ぃな…」
圭吾は、落ちていた毛布にくるまって、そのまま洗面台にいく。
朝の支度を済ませ、まだ寝てる麻美を起こさない様に、簡単な朝飯を作る。
TVは相変わらず映らない。
ベランダから外を見る。
昨日より確実にゾンビが増えている。
(武器を探さないとな…)
玄関で金属バット×2を見つけ、持って行く事にした。
少し経って、麻美が起きて来た。
支度を済ませ、朝飯を食べて、麻美の車(びっくりだが)に乗り込み、ゾンビ達を避け、たまに轢きながら国道に向かう。

住宅街に差し掛かった時
「待って、人がいる!」
麻美が手を振っている生存者を見つけたらしい。
Uターンして、生存者がいるらしい家の車庫に車を停める。
「ゾンビかもしれないから、気をつけるんだぞ」
麻美が銃を構え、圭吾がドアを開ける。
─キィィ…─
土足のまま、二階に上がる。その途中…
「きゃぁぁぁぁ…あぁっ…あぐっ…」
叫び声がした。くそっと圭吾がかけ上がる。麻美も後を追う。
─バンッ─
ドアを蹴破り、バットを構えた圭吾の前には、生存者の変わり果てた姿と、
「ゾンビ犬…」
腐った体をした大型犬が、2匹、圭吾をにらんでいた。

〜to be continued〜
305('A`):2005/12/05(月) 13:06:40 0
>〜to be continued〜

最後のコレはいらないと思う
306259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 13:14:22 O
ゾンビ犬…ゾンビより素早い上く、攻撃を当てにくい。
(やばいやばいやばい!!)
まだ、目の前の餌をむさぼっているが、存在はばれている、襲って来るのも時間の問題だ。
圭吾の頭の中で、警報が鳴り響く。
1匹ならまだしも、2匹だと、バットは圧倒的に不利だ。
しかも、壁が邪魔で満足にバットを振り回せない。
ゆっくりと、ゾンビ犬を刺激しないように、後退した…
─ドンッ─
後ろにいた麻美にぶつかる。
まだ事の重大さに気付いて無いのか、
「あっ、犬がいますよっ」
などとはしゃいでいる。
(このやろぉ、気付かれるだろうがぁぁ!)
しーっと、人差し指を口に当て、ゆっくりと後ろに下がらせる。
ギシギシ言う床を呪いつつ、階段に到着。
─ズルッ─「ゥッ、ゥ…」
玄関には、いつの間にかゾンビが1体。
(…Godよぉ!!難易度が高ぇぇよ!)
仕方なく、階段を上がり、犬がいる反対の部屋に入った。
「やべぇ、犬かよ…しかも2匹も」
「1匹ずつやっつけるしかないですね…」
だが、簡単に出来ないのが現実だ。
「いい考えがありますよ」
麻美が圭吾に耳打ちする。
「それでいくか…」
他に無かったので、早速決行することにした。

〜to be continued〜
307259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 13:17:34 O
>>305
俺も思いました。次から消します。
すごく疲れた…ちと休憩します。
308('A`):2005/12/05(月) 13:29:43 O
面白い!休憩終わったら続き頼む!
309('A`):2005/12/05(月) 13:39:39 O
>>295
乙カレー
続き待ってるよ
310('A`):2005/12/05(月) 13:40:31 O
>>259だった…orz
311259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 13:50:23 O
ドアの前にはイスや花瓶。ドアの前には、すでにゾンビ犬がいる様だ。
─ガンッガンッ─
ドアに体当たりをしている様で、今にも開きそうだ。
「くそっ、タンスの一つでも置いておけってんだ!」
ドアを押さえながら、バットを握り締める。
「頼みましたよ」
麻美が窓から屋根に出る。
外から狙撃する為だ。こうすれば、ある程度的が絞れる上に、麻美への危険が少ない。
(俺、ちょっとかっこいい…)
役割的にはダサいのだが、「女の子を危険にさらさない」点では、中々だった。
─パンッパンッ─「キャン!キャィン!」
(1匹殺ったか?よし、もう少し絶えろよドア)
─ガンッ…ガンッドカッ─
(な…何か増えた?)
「ゥァァ…」「ォ、オゥゥ…」
(ゾンビ共がぁぁ!ざけん…)─パンッパンッ─「キャィン!ギャン!」
犬を始末して、麻美が戻って来た。
「ん…?どうした?出来ればゾン…」
「弾切れです!しかもゾンビは3体いました!」
「な、なんだってー!?」
─バキャッバキバキッ─
ドアが破られた。丁度3体のゾンビが、雪崩の様に押し寄せて来る。
「くそっ、屋根にっ!」
イスで思い切りゾンビを押し返し、その隙に屋根の上に逃げ込んだ。
312259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 14:05:06 O
やっぱバイトまで書くことにします。
面白いと思ってくれた方、ありがとう。
ツマンネと思った方、スルーし辛くてスマソ。


(うわっ、タケーヨ…怖ぇ)
ガクガク震える足を無理やり引きずり、奥へ奥へと逃げる。
「ごめんなさい…」
麻美がシュンとしている。
「大丈夫、俺が使うより、すげー有意義に使ってくれたし、元々少なかったんだしさ」
頭をなでて、バットを一つ渡す。
「そこを動くなよ?OK?」
頷く麻美。ガクガク震えながら、さわやか(ryで答える。
(ゾンビ共…よっぽと俺の恋路を邪魔したいらしいな…)
バットを構え、ゾンビを待つ。
……来ない。高さにも慣れて来て、普通に歩いて確認しに行く。
「川崎さん!」「ん?…うわっ!?」
階段の窓からゾンビの腕が伸びていた。
「あぶなっ…ん?」
腕をよけた刹那、空を飛んだ。
「川崎さん!川崎さん!!」
そのまま物置の屋根を突き破り、圭吾は物置の中に落ちていった。
313259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 14:24:12 O
─サァーー─
「ごぼっ!げほっ!つ〜っ、いってぇ」
突き破った穴から、光と埃と砂が降り注ぐ。
「げほっ、げほっ…あ゙〜」
屋根から麻美が泣きながら叫んでいる。
「あ〜…大丈夫だから〜!すぐ行くから、待ってて!」
泣き虫だなぁって苦笑いをしながら、物置の扉を開ける。
─ガラガラガラ…─
「ゥ゙〜…」
─ガラガラガラ…ガシャン─
(ざけんなぁぁぁぁ!)
扉の前には、ゾンビ犬が1匹、餌を待つ様に、『お座り』していた。
(…Godよ…てめぇぇぇ!!そっちに逝ったらぶん殴ってやる!!!)
死後に神と喧嘩する事を誓った後、現状を打破する作戦を考える。
(こ、これは…失敗したら、間違い無く死ぬな…)
深呼吸をして、今までにした事が無いくらい、集中する。(麻美が待ってんだ!)
人間、思い込むと信じられないことをし出来す物だ。
…たとえそれが自分勝手だとしてもだ。
「馬鹿イヌゥゥゥ!!食える物なら食ってみろやぁぁっ!!」
ドアをガンガン蹴る。
犬も反応して、今にも体当たりしそうな雰囲気だ。
「おらぁっ!こいよドックフード野郎がぁぁ!!」
─ガラガラガラ!─
勢いよく扉を開ける。
それを見計らって、ゾンビ犬も突進して来る。
314259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 14:43:25 O
『ガゥッガァフッ!』
真っ直ぐに、突っ込んで来る。
(よし、かかった!)
「この引き戸でギロチンのぉぉぉぉ…お?」
どうやら、先ほど勢いよく開けたのが原因で、扉が外れていた。
「ちょっ…来てんじゃねぇ!やめて!ジャーキーでも何でもやるか…
─ゴッ─『キャィン…』ズサァァ…
ら…え?」
─カラァン…カン,カラン─
物凄いスピードで、バットが振って来た。
「圭吾さん、大丈夫ですか!?」
「あ、うん…え?」
(今…圭吾さんって…圭吾さんって…Godオォゥ!)
「グッ…ゥ〜」
「お前…お前ぇぇえ!」
(ありがとぉぉぉぉぅ!)
ニヤけながら、弱ったゾンビ犬を撲殺する姿は、…まさにダメ男だった。
「きゃぁぁっ!」
「っ!!」
屋根の上──ゾンビが這い上がって、麻美の方に近付いていた。
「…あ、あの野郎共がぁぁぁぁ!!」
ゾンビ犬の頭に、バットを振り降ろし、なぜかバットを捨てて居間に駆け込んだ。
「麻美に手を出したら、神でも殴り殺す!!」
すっかり彼氏気分になっていた。
315('A`):2005/12/05(月) 14:50:46 0
痛々しい
316259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 14:59:14 O
(くそっ、くそっ、くそがっ)
武器も持たず、廊下を走る。
(俺がもっとうまくやれば…)

─ダッダッダッ─

(─ん?あれは…)
圭吾は急いで引き返し、そして、また急いで、階段をかけ上がった。

「いやっ、来ないで…圭吾さん…」
麻美は屋根のギリギリまで追い詰められていた。
「圭吾さん…助けて…」
ぎゅっと膝を抱え、目をつぶった。

─ズルッガシャ…ズルッガシャ…─
ゆっくりと、麻美にゾンビの手が伸びる。
──そして──
317('A`):2005/12/05(月) 15:06:26 O
ウザい
318('A`):2005/12/05(月) 15:08:21 O
そう思うならあぼーん設定しとけや
319('A`):2005/12/05(月) 15:11:18 O
もう少し考えて書け。他の人がやりづらいだろ
320('A`):2005/12/05(月) 15:21:51 0
ほとんどの職人さんの投稿が夜から早朝にかけてるからこの時間の連投は別にいいんでないか?
321('A`):2005/12/05(月) 15:28:42 O
>>320誰とかですか?
322('A`):2005/12/05(月) 15:31:10 0
批判はいつも携帯から始まる
323259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 15:34:21 O
ゾンビの手が、麻美の肩に、
─ザッ─

──かかる事は無かった──
いや、先ほどまでなら、問題無く押さえ付け、いとも簡単に、麻美の首筋に噛み付けていた。

しかし、ゾンビの腕が、麻美に触れる寸前に、肘の辺りから無くなっていた。
─ドカッ─
腕が無くなったゾンビが、横から強い衝撃を受け、宙を舞う。

「はぁ…はぁ…」
刀を持った圭吾が、ゾンビを蹴り飛ばしていた。
「…ふっ!」そのまま、ゾンビを追いかける形で飛び下りた。

─…ズドンッ─

しばらくして、圭吾が屋根に戻って来た。
「はぁ…はぁ…はぁぁぁ、大丈夫?」
麻美が顔を上げると、圭吾が自称さわ(ryで微笑んで(?)いた。
麻美の両目は涙が溜まり、いっぱいになった涙が頬を伝って流れた。
「ぅぇぇん…」
と女の子らしい泣き声を上げて、圭吾に抱き付いた。
「ちょ…麻…」
「怖かったぁ…ひぐっ…怖かったよぉ…」
抱き付いたまま泣く麻美。
圭吾は頭を優しく撫でる。


──まだ太陽が真上にある頃、二人の周りだけ、ゆっくりと時間が過ぎて行く。


〜第一章 完〜
324('A`):2005/12/05(月) 15:37:43 0
刀?
325259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 15:41:40 O
やっと、約四分の一位が終わりました…長かった…orz
もうすぐバイトだし、切りがいい場面だったので、一応『第一章 完』という形にして置きました。
あらすじや、細かいところも大体完成してるので、続きは書けるし、…むしろ書きたいのですが…
なにぶん長いので…
読みたくない人や、もういいって人には迷惑この上ないから、続編希望が多数あれば、また書かせてください。

しかし、疲れた…無駄な徹夜したしな…

それでは、また来ます。
326259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 15:43:51 O
あ〜…次はもっと纏めてから書くことにします。
なんかすみません。
他の作品の皆様、ご迷惑をかけて、すみませんでした。
327('A`):2005/12/05(月) 15:44:59 0
>>321
誰とかってわけじゃないけど、過去ログ見ると23時から8時の投稿が多いなと思っただけですよ。

>>259
お疲れ様です。次も楽しみにしてます。
328('A`):2005/12/05(月) 15:46:46 0
酉ついてるんだから、読みたくない人やもういいって人はNG登録すればいいだけなんだけどね
確かに稀に見る連投ではあったが
329('A`):2005/12/05(月) 15:50:45 0
連投とかはまあどうでもいいんだけど
女と簡単に打ち解けたり女が簡単に懐いたりという状況に少しイライラしてしまいました
330('A`):2005/12/05(月) 15:51:33 O
お疲れ様です。また二部も面白い作品に仕上げてください
331片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/05(月) 15:54:48 O
「ハァッハァ・・・フー・・」
岩谷が片岡を床に降ろして一息ついた。吉田も疲弊した顔で座り込んでしまった。
─ここは船倉らしい。だだっ広い空間にやたら高い天井、乱雑に並べられたコンテナ、薄暗い照明。薄気味悪い場所だ。
片岡は依然気を失っている。岩谷の頭にはさまざまな考えが巡っていた。脱出のこと、片岡のこと、化け物のこと。そして・・・吉田のこと。吉田を守りながら脱出できるのか?岩谷は不安で仕方なかった。とりあえず装備を確認して見た。
「刀、ナイフ、手榴弾三個、と。あとは・・・俺が持ってたベレッタにマガジン二つか・・」
強力な装備は全て奪われてしまった。吉田は武器のことは分からないが、岩谷の感情を察したのか沈痛な表情をしている。
332('A`):2005/12/05(月) 16:02:35 0
そろそろちゃんと機能するまとめサイトが欲しいな
333('A`):2005/12/05(月) 16:08:44 O
>>331
イイヨイイヨー

+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +

334片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/05(月) 16:19:35 O
とりあえず武器を三人で分けるか・・・と思ったが、片岡が起きる気配がないことと、化け物が近くにいないということで、しばらく休憩することにした。吉田をチラ見する。
(可愛らしい子だなぁ・・・中学生らしいけど・・・小学生っぽいかも。小学生の方が好きなんだよなオレwwww)
思わずニヤける。危ない危ない。こうしているのもなんなので、吉田に話しかけることにした。
「あっ、あぁあぎっ、あああの!よっしださん!!」
しまった、噛みまくった。岩谷は女がこの世界で一番苦手なんだと改めて実感する。
「ひっ!な、なんですか?」
一瞬怯えた表情をする吉田。無理もない。この時の岩谷の顔はある意味化け物達より醜悪だったからだ。
335('A`):2005/12/05(月) 18:18:41 0
喪導師と他の新人とのレベル差が激しすぎると思うのは気のせい・・・?
336('A`):2005/12/05(月) 18:27:50 0
>>335
あえて聞こう。

どっちが上だと?
337('A`):2005/12/05(月) 18:45:12 0
おうごんきいいいいいいいいいいい
今まで支えてくれた作者さんも勇気出して書き始めてくれた新人さんもGJ!
338('A`):2005/12/05(月) 19:01:44 O
続きプリーズ!
339('A`):2005/12/05(月) 19:47:38 0
>>329
禿同
漏れたちは女といちゃいちゃするような香具師には
感情移入とか共感とかできないんだよ。
第2部ではさっさと女には死んでほしい。
340('A`):2005/12/05(月) 20:36:25 O
わかってないな。二部では女が本性現すのだよ
341ディック:2005/12/05(月) 20:44:35 0
はじめまして、新参者ですがよろしくおねがいします。

序章

僕は佐藤隆明、28歳独身低収入と三拍子?がそろったダメ男である。
平凡な毎日だった、残業ばかりの仕事、家ではひとりぼっち
そんな僕は友人の幸一に誘われ独身サークルに行く事にした。

ちょっと用事ができたんで序章という形で終わらせていただきます。
すみません
342('A`):2005/12/05(月) 20:45:26 0
ヲイ
343('A`):2005/12/05(月) 20:45:57 0
すばらしい!黄金期だ、黄金期。
344('A`):2005/12/05(月) 20:53:48 0
今続いてるやつって片岡とユキチだけじゃね?
345('A`):2005/12/05(月) 21:11:36 O
片岡やユキチとか喪導師を見て自分も書けるって勘違いしてる奴が多い気がする。いくら黄金期って言ったってつまらん作品は望んでないってことを忘れるなと
346('A`):2005/12/05(月) 21:18:20 O
それにあんまり黄金期黄金期っていうのもどうかと。つまらん奴が増えるしな
347('A`):2005/12/05(月) 21:21:34 O
片岡とゆきちって取り立てるほどおもしろいかと小1時間問いたい
348('A`):2005/12/05(月) 21:29:07 0
また携帯か
349('A`):2005/12/05(月) 21:33:40 O
じゃあ他のやつは面白いのか?
350('A`):2005/12/05(月) 21:40:22 0
>349面白い
というかここはオナヌースレですよっと
351('A`):2005/12/05(月) 21:40:50 0
思うのは勝手だがいちいち口に出すな糞餓鬼
352('A`):2005/12/05(月) 21:46:20 O
>>日本語弱い系?
片岡とゆきちは取り立てるほどかと聞いたんだが
俺はどれも同じくらいだと思うんだよな
353('A`):2005/12/05(月) 21:52:33 O
わかった。ごちゃごちゃ言うのはダメだな。作者頑張ってくれ、みんなも応援汁!
354たかす:2005/12/05(月) 21:54:42 O
〜〜系とか聞くと虫酸がはしる
日本語聞き取れない系?とかのほうが言葉の使い方間違ってるぞ
355('A`):2005/12/05(月) 21:58:19 0
携帯で作家を叩いてるのは間違いなく粘着している荒らし。徹底的にスルーしろ
356('A`):2005/12/05(月) 21:59:01 O
>>354
別に問題ないと思うけど?
おまえの虫酸くらいで若者言葉全面否定すんなよ
357259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/05(月) 22:00:35 O
応援してくれた方も、批判してた方も、ありがとうございます。
2:00過ぎに2章始めます。
あと、女に関してだけど、俺だって喪男だから、このままじゃ終わりません。
このままじゃただのカプールだからね…

連投、文章の書き方など、指摘が多かった部分は、出来るだけ治していくので、これからもよろしくお願いします。
358たかす:2005/12/05(月) 22:02:12 O
スルー('A
359('A`):2005/12/05(月) 22:03:07 O
>>355
いや取り立てるくらいなんだから何がおもしろいか教えてくれって聞いただけなんだがな、
むしろ叩くなら作者よりこの板の日本語わからない読者を叩きたいね
360たかす:2005/12/05(月) 22:05:44 O
スルーね
361('A`):2005/12/05(月) 22:06:42 0
どっちもいい加減にしなさい
362('A`):2005/12/05(月) 22:07:59 0
>>345-346>>347は別人なのか?
363('A`):2005/12/05(月) 22:09:14 0
>>361
何仕切ってんだカス
364('A`):2005/12/05(月) 22:10:41 O
二章楽しみにしときます!
365('A`):2005/12/05(月) 22:11:21 O
俺の言葉使いが悪かったのは謝るが自分の意見と違うだけで荒らしだの携帯だまれだの言われるのは気分がよくないな

作者はがんばってくれ、
最後にもういないけどせっかく有能だったのに日本語が理解できない読者のせいで消えてしまった作者へ、俺は良いと思いました、ぜひまた書いてください
366たかす:2005/12/05(月) 22:11:46 O
さっき途中まで書いてたけどやめた
PC直さないとダメだわ
367('A`):2005/12/05(月) 22:11:47 0
そろそろsage進行にする時期だと思うんだが
368('A`):2005/12/05(月) 22:13:29 O
363哀れだな
369片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/05(月) 22:15:07 O
「よすぃださんってさッ!」
「?」
「かかっ彼っ氏とかいる?」
「いませんけど・・・」
ヤバい、いきなり何を聞いているんだ。普通は聞かないだろこんなこと。思っていても口は勝手に動いている。
「さっささ、さっきの人達って、とっとっ友達とか!?」
「・・・うっ・・」
吉田がいきなり泣き出した。あたふたする岩谷。こういうときどうすればいいのかが岩谷には分からない。すると
「うっ・・くぁあッ・・・くそ。」
片岡が目覚めた。
「頭いて・・・ん?どしたの?吉田さん。」
「うぅぅうぅ・・・。」
片岡が声をかけると、吉田は片岡の胸に顔をうずめて泣いた。
「どうしたんだ!?大丈夫だから・・・何があったか話してごらん?」
吉田はしばらく泣きじゃくっていた。
370片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/05(月) 22:26:19 O
「うっ、うっ、実っはっ。さっきの人達に・・・されて・・うぁっ、ひっ。」
「そうか・・怖かっただろ?もう安心していい。俺達が守る。」
「うん、うん・・・」
聞くと、さっきのDQN達に強姦されたらしい。涙ながらに頑張って語ってくれた。
(こんな可愛い・・・小学生っぽい子を・・・許せねー!)
落ち着いたのを見計らい、片岡に話しかける。
「・・・武器を分けよう。絶対に生き残るんだ。誰も死なせない、泣かせない。」
(決まった!ウヒョー!!俺かっこいいwwww)
そんなこんなで武器を分けた。片岡はベレッタだ。女の子に銃は酷だし、素人には扱えないといった理由で・・・。岩谷はもちろん刀だ。岩谷以上の適任はいないだろう。
371('A`):2005/12/05(月) 22:43:31 0
ロリレイプか。時事ネタをからませるとは流石だ。
もっと犯してください(;´Д`)ハァハァ
372('A`):2005/12/05(月) 23:01:12 0
>>370-371
変態は氏ね
373('A`):2005/12/05(月) 23:02:52 0
むしろその状況ならやってない方が不自然とも言える
374ディック:2005/12/05(月) 23:18:54 0
>>341 序章

第一章 投下

 独身サークルへ向かう僕と幸一、幸一は楽しそうだが僕はそうでもない。
幸一「ここらしいよ」
それは少し古びたアパートの一室だった。
幸一はためらうことなくチャイムを押す。
「はい?」
幸一「渡辺と佐藤です。」
「どうぞ、入ってください。」
幸一「どうした隆明、入るぞ。」
僕は生まれつき人見知りする方だ、しかしここまで来て引き返すわけには
いかない。
隆明「ごめんごめん、入ろう。」
幸一と隆明「お邪魔します。」
「お待ちしてましたぁ。」
出てきたのは30前後の男田岡正志、ここの主にして幹事だった。
中に入ると僕と幸一を含め男8人女5人がいた。
幸一はすぐ溶け込んだが僕は端っこでただ笑っていただけだった。
田岡「せっかく独身同士がそろったんです、もっと楽しみましょう。」
隆明「あんまし慣れてなくて。」
田岡「僕もですよ、でもこのままじゃいけないと思いまして、それにしても
   あなたの友人はすぐ打ち解けたようですね。」
隆明「あいつは慣れっこですよ。」
そんなこんなでもう23時を過ぎていた。
田岡「さて、そろそろお開きですかね。みなさん今日はほんとうに」
その時だった、窓からまぶしい閃光が・・・
ズド〜〜〜〜〜〜ン

375ディック:2005/12/05(月) 23:55:56 0
>>341 序章
>>374 第一章 投下

第二章 バイオハザード

 ピカドンときのこ爆弾・・・まさにそのものだった。
気づいたときには僕はなにかの下敷きになっている。
隆明「誰か〜〜、返事しろ〜〜。」
僕は上にのっかている何かをどけて立ち上がった。
言葉にならない・・・いや一つあてはまる
隆明「地獄絵図・・・。」
もう男か女かなど関係ない、五体満足な体は見渡す限りではなかった・・。
幸一「隆明か?そこに立ってるのは?」
隆明「幸一!大丈夫か!しっかりしろ。」
幸一「すまないな、おい!ほかに誰かいないのか!」
「た・・・た・・・・す・・・」
隆明「大丈夫か!!」
それは女性5人の中では一番静かだった林絵里。
絵里「ありがとう。」
しかし絵里はすぐに黙り込んだ、無理もないこんな状況じゃ。」
田岡「生きてたか!」
田岡ともう一人の女性倉田菜穂子だった。
隆明「二人とも無事でなによりだ。」
幸一「爆弾が落ちたみたいだな。」
田岡「ここもいつ崩れるかわからない、ひとまず出よう。」
結局13人のうちこの5人だけが生き残った。
僕たちは必要なものをバッグに詰めとりあえず外に出た。
田岡「多摩川なら人が集まってるかも。」
幸一「よし、出発しよう。」
女性二人は相変わらず無口だった。
外に出ると朝のはずなのに真っ暗だった、あつい雲が覆っていた。
少し歩くと町は半壊されていた、いたるところで煙が上がっている。
そのとき僕は後ろから視線を感じた。
幸一「どうした、隆明。」
隆明「いや、なんでもないんだ。」
人の気配はするがとても静かだった、道は残っており多摩川についた。
田岡「誰もいない・・・。」
幸一「俺周りみてくるよ。」
幸一はそういうといなくなった。
僕たちは黙っていた、皆これからのことを考えていた事だろう。
すると幸一がかけて戻ってきた。
幸一「町の様子がおかしい!みんな来てくれ!」
5人は町に向かった、大通りに人が群がっている。
しかしそれは非人間的行動をとっている。
お互いの体にかぶりつきおぞましい声で叫んでいる。
すると一人がこちらに気づいた、
「あぁぁぁぁぁぁ、おぉぉぉぉぉぉ」
一斉にこちらの方を向く、
隆明「多摩川へ戻るぞ!」
僕の合図で5人は走った、振り返ることなく・・・
376ディック:2005/12/06(火) 00:17:20 0
>>341 序章
>>374 第一章 投下
>>345 第二章 バイオハザード

第3章 倉田菜穂子

 多摩川につくと僕たちは話を整理した、いやそんなことは誰もできない。
とりあえず今わかってることは
・町に爆弾が投下した事
・町に異形の生物がいること
町にいたあの異形の者たちはなんなのか、一つわかってることは
あの圧倒的な殺気は僕たちを絶望に淵に沈めた。
幸一「お前たちも一回くらい聞いたことあるだろ?あれは多分ゾンビだ。」
田岡「ゾンビなんて、しかしあんなもの見た後じゃあな。」
幸一「なんでゾンビがいるかは今考えてわかるはずない、とりあえず」
そのとき田岡と一緒に生き残った倉田菜穂子が叫んだ。
倉田「何がゾンビよ!私は家に帰る!」
そういうと倉田菜穂子は町のほうに走っていった。
隆明「倉田さん!!!待つんだ!!行っちゃだめだ!!」
隆明「僕、倉田さんを追いかけます。」
田岡「わかった、すぐに連れ戻してくるんだ!」
僕は再びあのおぞましい町にたどりついた。
しかしさっきより静かだ・・・。
すると大通りの真ん中に異形の生物いやゾンビたちが集合していた。
なにかを食べているようだ・・・
僕は気づかれないように近づいていく・・・
「ぐちゃ、がちゃ、べちゃ、あぁぁぁぁぁぁぁ」
ゾンビたちが夢中で食べているものは面影はないが
倉田菜穂子だとわかった。
377('A`):2005/12/06(火) 00:35:52 O
ディック乙!
378('A`):2005/12/06(火) 01:17:19 0
ディック期待age
379('A`):2005/12/06(火) 01:21:32 0
最近多すぎて読みきれん。何人か今すぐやめろ。
380('A`):2005/12/06(火) 01:22:29 0
>>379
じゃあまず君からだ
381('A`):2005/12/06(火) 01:33:52 0
短い文をたくさん出してる奴は消えていいよな
まとめろよといいたい、グダグダは飽きるし
382('A`):2005/12/06(火) 02:08:56 0
みんな寝たのかな?
383('A`):2005/12/06(火) 02:11:01 0
読ませてもらってる立場で、文句たれてる奴も消えていいよ。
384('A`):2005/12/06(火) 02:14:29 0
>>383
それでもグダグダ同じような展開で短く投稿してるやつみると
いらいらする、どうせおもいつきで書いてるんだろうけど
385('A`):2005/12/06(火) 02:17:30 0
>>383
所詮ここは2チャン
作者は読者を楽しませなければ叩かれるんだよ、
馴れ合いはひどいしチラシの裏でオナってろよ
386('A`):2005/12/06(火) 02:26:59 0
>>384
その程度でイライラするな。読み飛ばせばいいだけ。
どんな出来であろうと、
書いてくれる人がいなければ、スレ自体が成り立たないことに気づけ。

>>385
勘違いするな ここでは作家さんは無料で書き込みしてくれている。
お前のセリフは、金を払って作品を読んでいる人間の言うセリフだ。
無料である限り、どんな作品を投稿しようと自由。気に入らないなら
こなくていい。



387('A`):2005/12/06(火) 02:31:25 0
>>386
>気に入らないならこなくていい。

結局これが全てなんだよな
388('A`):2005/12/06(火) 02:32:51 0
>>386
お前こそ勘違いするな。作者がここに投稿するのも、読者がそれを叩くのも、
どちらも自由だ(明らかに荒らしたいだけの奴は除く)。
389('A`):2005/12/06(火) 02:59:33 0
>>386

ネタスレでつまらないネタがあったら叩くだろ?
それと同じだ、
馴れ合いは好きじゃないがつまらないのがあったら
指摘したほうが作者のため、明らかに才能ないやつも
ちらほら見えるしな、言い方悪かったらごめん
390('A`):2005/12/06(火) 03:12:36 0
>>389
ここは小説板じゃないし、本気で作家を目指す奴が
作品を批評してもらうために書きに来るようなマジスレッドじゃないんだぜ?
才能とか、作品の指摘とかそんな堅い事言わないで
書きたい作品を自由に書いてもらう、そういうスレッドでいいんじゃないの?
批評とか才能とか言い始めたら、それこそ書く人いなくなるよ・・・
もちろん叩くのも自由だけど、なるべくなら
暖かい目で見ようよ・・作品批評したいなら、
他の小説板とかに、自分の作品に対して、作品批評をして欲しいっていう人が
沢山いるから、そっちにいってあげなよ

391('A`):2005/12/06(火) 03:12:47 O
まんまんちんちんおっきおっき
392259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/06(火) 04:12:45 O
とある町の、とある工場。
その地下にある、秘密裏に作られた研究所。
その一室に、機械音が響く。
─ピッ─ガコン…ザバァァ─
巨大な試験官の様な機械の、扉部分が開く。
─ズチャ…─
開いた部分から、ヌメヌメした肉塊が、培養液と一緒に床に転がった。
『ガッ…コハァァ…』
脳がむき出しの、爪が異様に特化した、人型の物体が起き上がる。
ゲームの作中で「リッカー」と呼ばれる生体兵器。
長い舌、鋭く大きな爪、むき出しの脳、グロテスクな見た目だが、一個体の殺傷力は、ゾンビを優に超える。
─ピチャ…ピチャ…─
産まれ出たリッカーは3体。
各々が、獲物を求め、研究所を後にした。…開いた試験官の後ろには、「T-010」と記された巨大な扉があった。


(…なんか勢いで抱き締めたけど、このままじゃなぁ)
二人は屋根の上で抱き合いながらしゃがんでいた。
「とにかく、国道まで行かなきゃ。風邪ひくし、車に戻ろう」
圭吾は、半ば強引に車まで連れて行った。車の中でも、麻美は俯いたまま震えている。
「おい、大丈夫か?…ん?」
麻美の肩が、異常に熱い。
(まさかそんな…)
肩の辺りの服をずらす。
爪で引掻いた様な傷。
(感染…してた…?)
393259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/06(火) 04:22:53 O
予告より随分と遅れてしまいました。すでにいるか分かりませんが、待っててくれた方、本当にごめんなさい。
これからも、連投などに気をつけて、続けて行こうと思います。
394ユキチ ◆T.GvbWEXeI :2005/12/06(火) 05:04:47 O
今さ、伏線消化するシーン書いてるんだけど
俺の話の最初のほうとかみんな覚えてる?
それともわすれちゃった?
395('A`):2005/12/06(火) 11:35:26 0
どことなくなんとなく憶えてるような気がするがどれが伏線だったかまではきっと憶えていないと思う
396('A`):2005/12/06(火) 14:51:14 O
しかしこのスレは良く荒れるな
397片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/06(火) 15:15:22 O
吉田はナイフ。ナイフと言っても、そこらのチンピラが持つようなオモチャではない。戦闘用の肉厚な大型サバイバルナイフ。相手を殺傷するためだけに作られた代物だ。
「これで行くか・・・。片岡、動けそうか?」
「あぁ、大丈夫だ。」
「よしよっ、よしっ、よっしださんは!?」
「大丈夫です!」

─と、武器を配って戦闘準備はいいものの、どうすればいいのか検討もつかない。機関室には【巨人】がいる。この装備では奴にはかなわない。
奥にも新たな怪物がいるかもしれない。結局、船倉で立ち往生だ。
「一体どうすれば・・・。」
全員の表情に暗い影が落ちる。すると、
─ガグンッ!ドドドドドド・・・
大きな揺れの後、腹に響くような音が鳴り響く。
398片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/06(火) 15:16:06 O
吉田はナイフ。ナイフと言っても、そこらのチンピラが持つようなオモチャではない。戦闘用の肉厚な大型サバイバルナイフ。相手を殺傷するためだけに作られた代物だ。
「これで行くか・・・。片岡、動けそうか?」
「あぁ、大丈夫だ。」
「よしよっ、よしっ、よっしださんは!?」
「大丈夫です!」

─と、武器を配って戦闘準備はいいものの、どうすればいいのか検討もつかない。機関室には【巨人】がいる。この装備では奴にはかなわない。
奥にも新たな怪物がいるかもしれない。結局、船倉で立ち往生だ。
「一体どうすれば・・・。」
全員の表情に暗い影が落ちる。すると、
─ガグンッ!ドドドドドド・・・
大きな揺れの後、腹に響くような音が鳴り響く。
399片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/06(火) 15:24:09 O
連投スマソorz

「キャァアッ!」
「なっ、何だ!?」
「船が・・・動いてるのか?」
片岡が言った。片岡にとっては良く聞き慣れたエンジン音だから、間違うはずもない。
「それに・・・動いてるみたいだ。陸地に向かっているのか?」
「陸地?帰れるんですか?」
吉田が嬉しそうに声を弾ませた。
「あのバカ共がやったんならいいが・・・何か嫌な予感がするな。」
「陸地まではどのくらいで?」
「潮の流れや今までの時間から考えて・・・この速度なら二〜三時間くらいかな?」
「なんか様子が変な気がしないか?やつらの・・・バカ共のとこ行ってみるか。」
「わかるのか岩谷?」
「あぁ、操舵室の方に逃げて行った・・・間違いない!」
「それじゃあ行ってみるか・・」
400片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/06(火) 15:27:03 O
皆さんダラダラとすいません・・・もう少しで終わらせようと思います。皆さんが楽しんでくれるように頑張るので応援よろしくお願いします!!
401('A`):2005/12/06(火) 15:40:01 0
なぜ謝る?
402片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/06(火) 15:45:00 O
>>401同じ展開が云々というのが出てましたんで・・・まだまだ頑張りますよ!
403('A`):2005/12/06(火) 16:00:56 0
いまのところディックの続きが読みたいと素直におもた
404('A`):2005/12/06(火) 18:28:24 0
喪導師、書いてくれ。
405('A`):2005/12/06(火) 19:00:21 O
まあ作者みんながんばれ
406259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/06(火) 21:59:38 O
「いつだ!いつやられた!」
圭吾が叫ぶ。その目には涙が溜まっている。
「…多分、バットを投げた後…」
傷は浅く、その時は掴まれただけだと思ったらしい。だが、今の麻美の息は荒い。
「…くそっ、俺のせいだ。あの時落ちたりしなかったら…。」
「うっ…圭吾さんのせいじゃないです、ハァ…油断してたあたしが悪いから…」
「…ごめんな…もう、喋らなくていい。…病院に行ってみよう、何かあるかもしれない。」
圭吾は、麻美を後部座席に寝かせて、国道から離れて行く。
407('A`):2005/12/06(火) 23:40:19 0
漏れだったら絶対麻美襲うな。今なら抵抗できなさそうだし口封じも簡単だし。
408('A`):2005/12/06(火) 23:45:33 0
口封じしなくてもゾンビになって自然に口封じできる
409259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/07(水) 03:10:08 0
(…他にも生きてる人がいた)
男は窓から、走り去る車を見つめていた。
喪神 優(もがみ まさる)24歳、童貞、無職。
深夜コンビにから帰宅すると、両親のゾンビに襲われて、今まで部屋に隠れていた。
(…ぼ、僕を助けてなんてくれないよな…)
恐怖で限界に近づいていた優は、ドアのほうを見つめる。
すでに静まり返っている家の中、また襲われることに脅え、出られなかった。

しばらくして、さっきの車が優の家の前に戻って来る。
―バタン―
男が一人、車から降りてくる。…その手には刀を持っていた。
(ヒィィ…もしかして僕を殺しに…ゾンビと勘違いされたのかも…)
ドアの前で耳を済ませる。…男は家に上がってきたようだ。
(やっぱりそうだ!…ど、どうしよう)
オドオドと、辺りを見回す。…武器になりそうなものは、2kgのダンベルくらいだ。
(死にたくない、死にたくない、死にたくない…こ、殺されるくらいなら…)
ダンベルを両手で握り締め、ドアの前で構える。
(く、来るなら来い、ぼぼ、僕がころこ、殺してやる…)
―コッコッコ…―
足音が、勝るの部屋の前で止まった。
410259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/07(水) 03:14:50 0
訂正orz

>足音が、優の部屋の前で止まった。
やっぱPCは楽だなぁ…
411259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/07(水) 04:37:46 O
また訂正…orz
>深夜コンビニから…

何度もごめんなさい…o....rz
412('A`):2005/12/07(水) 10:43:40 O
続きまだー?
413('A`):2005/12/07(水) 11:57:28 O
連投を注意されたからっていっても、これはあまりにもジラしすぎでは?
414('A`):2005/12/07(水) 12:02:52 0
どの作者の続きを読みたいか一人3票(人稲だから)で投票しようぜ

俺は片岡に2票 デイックに1票
415('A`):2005/12/07(水) 12:26:50 0
そんなくだらない事しなくてよし
416('A`):2005/12/07(水) 14:53:50 O
続きまだー?
417片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/07(水) 15:50:23 O
─船が動く少し前・・・
「なんなんだよッ!あいつら、撃たれても平気で歩いてきたぞ!?」
「ヤバいよケンちゃん・・どうすんだよ?」
「落ち着け!とりあえず扉は固く閉めたから大丈夫じゃねーの?今から逃げる方法考えるべ!!」
「そんなことゆったって・・あぁ〜、こんなとき西高の神島さんがいてくれたらなぁ・・・」
二人は座り込んで考えている。しかし、岩谷達ですら考えられなかった脱出方法を、たかがDQN二人に考えられるはずがない。何も分からないとき、社会や親に甘えて育った彼らはどうするか?
完全な思考停止。自分で責任をとったことがない彼らは、いずれ同じ行動をとりはじめる。
「こうなったのも・・・ケンちゃんが誘うから悪いんだ!!」
─そう、責任のなすりつけだ。
418('A`):2005/12/07(水) 17:28:35 O
続きプリーズ
419('A`):2005/12/07(水) 18:55:20 0
Gに3票。
420片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/07(水) 18:57:39 O
「なんだとてめー?もっかい言ってみろやコラ。」
「ぜっ、全部ケンちゃんのせいだろーが!あの女マワそうってゆったのも!船に忍び込めばバレないってのも!!」
「おめーだってノリノリだったじゃねぇか!今さら俺のせいか?ぶっ殺すぞ!」
「うるせー!ノボル(舎弟)が死んだのもお前のせいだ!」
「この野郎!タケルてめぇ!!」
ケンちゃんとタケルが激しく責任をなすりつけ合った。そして責任を着せられたケンちゃんは、激昂してタケルに殴りかかった。
─ドグッ
「うッグァ!・・・この!族の山本さんが居なきゃなんもできねーくせに!」
─ゴッ
それからしばらく殴り合いが続いた。そして岩谷達が操舵室に着くころ、ボロボロになって床に倒れていた。
421('A`):2005/12/07(水) 19:00:14 0
急につまんなくなったな。どうした?
422('A`):2005/12/07(水) 19:01:45 0
ディック派乙














俺もだけどwww
423片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/07(水) 19:02:41 O
すいません、テストがあるのでしばらく休みます。期待していただいたんですが申し訳ありません。また再開したら応援よろしくお願いします。
424('A`):2005/12/07(水) 19:28:14 0
>>423
・・・・・・おまい、大学生なんだよな?まさか、高校生以下のくせにここに来てるんじゃないだろうな。
十代の男が喪なのは当たり前の事なんだからここに来るな。そんな奴と語り合いたくない。
425('A`):2005/12/07(水) 19:37:40 O
>>424いちいち下らないことに突っ込むんじゃねぇよ。読者は作者に素直に乙と一言。これだけでいいだろ
426ユキチ ◆T.GvbWEXeI :2005/12/07(水) 19:58:47 O
俺人気ねーなww
やっぱ、つまんねぇ?
427('A`):2005/12/07(水) 20:01:55 O
うん
428たかす:2005/12/07(水) 20:21:05 O
またかよ…
429('A`):2005/12/07(水) 20:31:41 O
ユキチンコもおもろいお
430('A`):2005/12/07(水) 20:33:02 O
>>428書かねーんならコテなのるなウジ虫が
431259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/07(水) 21:26:50 O
俺の話って、面白くないんですかね…
ですよね、すみません。
432:2005/12/07(水) 21:30:17 O
「さみぃ・・・」
いつもの時間のいつもの帰り道を、俺は背中を丸めながら、家へと急いでいた
「しかし、今日の園香さん。様子がいつもと違ってたな・・・」
俺はふと、今日の相田園香の奇妙な行動を思い出していた
相田園香。彼女は、その明るい性格と抜群のルックスでクラスで人気のある女の子だ
どこの学校の、どのクラスにも、一人はいる、クラスのマドンナってやつだ
そしてベタなことに、俺は入学以来、ずっと彼女にラブなのであった
「園香さん、一体、どうしたんだろう」
いつもは、じっと前をみつめて、先生の授業を真剣に聞いている園香さんが、今日は集中力を欠いているように見えた
やけに落ち着かない様子で、たまに自らの体の何かを確認するように、自分の腕や肩を触っていたかと思うと、突然はっとしたように辺りをキョロキョロと見回したりしていた
顔色もよくなかった
しかし、俺が一番気になったのは、園香さんが、授業中だというのに、手袋を脱ごうとしなかったことだった
433('A`):2005/12/07(水) 21:31:04 O
分かってんならやめろ。
434('A`):2005/12/07(水) 21:31:34 O
そう思うならやめろ。構って欲しいのか?うぜーよ馴れ合い野郎
435('A`):2005/12/07(水) 21:35:04 0
ていうか、喪導師が現れた後に出てきた奴等は俺でも書けると思っていたのかね。
結局、何をしたいのか良くわかんない話が多い。
436('A`):2005/12/07(水) 21:35:46 O
>>434は431な
437('A`):2005/12/07(水) 21:36:09 0
女ゾンビとセックルする
438('A`):2005/12/07(水) 21:38:37 O
>>435禿同。つまんねーし構ってちゃんだし、あげく馴れ合い。呆れて言葉もねーな。喪導師以前の奴だけでいいよ。
439:2005/12/07(水) 21:44:31 O
>>432の続き
そのことを先生に注意された彼女はムキになって先生に反論していた
反論というより、なにか取り乱していたようにさえ見えた
先生も、いつもは、優等生でおとなしい彼女の突然の豹変ぶりに驚いたらしく、結局、園香さんは手袋をしたまま授業を受ける許可をもらっていた
「何かあったのかな。園香さん」
俺がそんな事を考えていると、突然ズボンのポケットに入れていた携帯が鳴った
「この着メロ聞くのも久しぶりだな」
それは、メールが来た事を知らせるものだった
俺は俗にいうゲーマーというやつで、その中でも、特に好きな、ゾンビを倒すアクションゲームの音楽を着メロにしていた
「また出会い系のイタメールか?」
彼女も友達もいない俺に来るメールは、いつも限られている
出会い系の宣伝メールか、会員になっているゲーム会社から送られて来る新作情報などのメールだ
しかし、今日のメールは、そのどれにも当てはまらないものだった「Cメール?」
440('A`):2005/12/07(水) 22:02:37 O
モラリスの作品で出てくる家の作りが俺の家の作りとまったく一緒でマジビビタ
441たかす:2005/12/07(水) 22:19:29 O
――…一体どれくらいの時がたっただろうか…

逃げ込んだ倉庫に空いた穴からは不気味に月が輝いていた

突如に群れをなし襲ってきた暴徒達に男はただ逃げることしかできなかった。
いやあれは暴徒などではなかった。
足を引きずり、皮膚はただれ内蔵まで露出させた醜悪な姿は
映画で見た怪物ゾンビそのものだった。

頭はぐちゃぐちゃに混乱して冷静に考えることができない。

ただ男に浮かんだたった1つの考えは「生きたい」という人間の本能だけだった。


続けたいが続かないなたぶん…
442('A`):2005/12/07(水) 22:52:07 O
二章の続きまだー?
443('A`):2005/12/07(水) 23:09:22 0
>>441
そうか、おまいも書くことにしたのか。ならまあ頑張れや。
441だけじゃ内容が薄すぎて続きを書く気のない駄文にしか見えないが、
今後まともに続けられるようなら「乙」と言ってやるよ。
444たかす:2005/12/07(水) 23:31:01 O
外の様子を伺ために倉庫の戸を少し開ける
隙間から見える景色はゾンビの事など嘘だったかのように
静かで空気は澄み切っていた…

新鮮な空気を吸い頭の落ち着いた男は一つ忘れていることに気付いた。

「警察…助けを呼ばなきゃ」

携帯を取り出し男は警察に電話をする

電話は繋がらない…恐らくパニックを起こした住人達が
一斉に警察に助けを求めているのだろう

「クソッ!どうしたらいいんだ!」 

叫ぶと同時に影が動いた…
445ディック:2005/12/07(水) 23:57:32 0
>>341 序章
>>374 第一章 投下
>>345 第二章 バイオハザード
>>376 第三章 倉田菜穂子

第四章 分裂

 「おぉぉぉぉぉぉ、おぉぉぉぉぉぉ」
倉田さんの死に戸惑いを隠せなかった僕は気がつけばゾンビに群れに
囲まれていた・・・。
隆明「こんな化け物に食われてたまるか・・・。」
僕はゾンビとゾンビのわずかな間をすりぬけて走っていく。
ゾンビというのは単純で囲まれなければ動きも遅いのでなんとかなりそう
だった。しかしこの時はまだやつの存在には気づかなかった・・・いや
もし気づいてたら・・・生きる気力をなくしていただろう・・・。
幸一「隆明!!倉田さんはどうした!!」
隆明「・・・だめだった・・・すまん。」
田岡「倉田さんの死を無駄にしてはいけない・・・これからは4人で
   なんとか生きる術を考えよう。」
隆明「この状況なら必ず助けがくるはず!多摩川なら広いから上からすぐに
   見つけてくれるだろう。」
田岡「そうだな、ひとまずここは待機だ。」
すると幸一は突如血相を変えて怒鳴り始めた。
幸一「待機だと!?すぐそこにはゾンビたちが群がってるんだぞ!!
   いつくるかわからない助けを待ってるほど俺はお気楽じゃない!
   俺は戦う!そしてこの町から脱出するんだ!!」
隆明「幸一!!気持ちはわかるが今はここにいたほうが・・」
幸一「うるさい!!俺は一人でも行くぞ!!」
田岡「渡辺君!!」
すると幸一は田岡さんが持ってきたかばんを掴み
幸一「おまえらは助けをまつんだろ?ならこれは俺がもらっていく。」
田岡「ちょっと、それは!!」
幸一「じゃあな。」
こうして幸一は闇の中へ消えていった・・・。
隆明「幸一の奴、何考えてるんだ、クソ!」
田岡「食料もなくなってしまった。」
すると今まで黙っていた林絵里が重い口を開いた・・・。
絵里「幸一さんの言うことも一理あります、このままではゾンビたちに
   見つかってしまいます。」
田岡「なら渡辺君についていけばいいだろ!!」
田岡さんもかなりいらついていた。
隆明「二人ともよすんだ!食料もないし少し僕らも移動しよう。」
すると黙って二人とも立ち上がった。
こうして僕らも多摩川から移動することにした。

現在の状況

佐藤隆明(生存)渡辺幸一(別行動)田岡正志(生存)林絵里(生存)
倉田菜穂子(死亡)

  
446ディック:2005/12/08(木) 00:00:28 0
アンカーミスに気がつきませんでした・・・
>>341 序章
>>374 第一章 投下
>>345 第二章 バイオハザード ←>>375ですね、すみません
>>376 第三章 倉田菜穂子


447('A`):2005/12/08(木) 00:22:30 O
ううう…。女がうなった。大丈夫だ。歯は全部ぬいてある。
それでも女はオレのアレを噛みちぎろうと必死でしゃぶり続けている。
「ハァ…ハァ…」 ゾンビも疲れるらしい。
「ぬちょっ、ぬちょっ」噛みちぎることは不可能だと思ったのか、
今度はオレのアレを引き抜こうと顔を必死に上下に動かしだした。
「べちゃっ、べちゃ」いやらしい音がこだまする。
気持ちいい!やばい、イキそうだっっ!!
純情なおれはさすがに口内射精は気がひけて、女の頭をオレのアレからひきはがそうとした。
だが物凄い力でくわえていて、全く動かせない。
加えて気持ちよさのあまりオレ自身力がはいらない。
にゅるにゅると唾液まみれになったアレが姿をあらわしては沈み、姿をあらわしては沈んでいる。
448ディック:2005/12/08(木) 00:30:57 0
>>341 序章
>>374 第一章 投下
>>375 第二章 バイオハザード
>>376 第三章 倉田菜穂子
>>445 第四章 分裂

第五章 スーパー

 田岡正志、林絵里そして僕の3人はゾンビのいる反対側へ歩いていく。
それまで黙っていた田岡さんが口を開いた
田岡「そういえばこっちにスーパーがあったはずだ、そこならなにか
   あるかもしれない。」
僕たちは田岡さんの言うスーパーへ向かうことにした。
スーパーへは何事もなくついた、ゾンビがいてもおかしくない通りだったが
どうやら反対側の大通りに流れていったのだろう
田岡「ここです。」
それは小さくポツンとたたずんでいた。
明かりはもちろんなく人気もまったくない、不気味な館にも見える・・・。
隆明「開いてるみたいだ・・・。」
中はがらーんとしていた、品物はほとんど残ってはおらず、荒らされた
形跡があった。
絵里「この中から使えそうなものを探しましょう。」
3人は手分けして探したが収穫はほとんどないに等しい。
隆明「とりあえず軍手とスコップを見つけた、これで奴らに応戦しよう。」
しかし二人はすでにだいぶ疲れているみたいで返事はなかった。
絵里「食べられそうなものはありませんね・・・。」
そのとき僕はふと外に目がいった
さっきまで静かだったはずの通りはゾンビで埋め尽くされている・・・。
田岡「追ってきたんだ!!はやくドアを閉めよう!!」
ドアはなんとか固定することはできたがなにせガラス張り・・・すぐに
奴らは入ってくるだろう・・・。
隆明「田岡さんこれを!」
僕はスコップと一緒に見つけた鉄バットを田岡さんに渡した。
隆明「絵里さんはレジの下に隠れてるんだ!!」
絵里は急いでレジの下へ
田岡「隆明君、これはもうだめだ、あきらめるしか・・」
隆明「なにを言ってるんだ!!あんな奴らみたいになっていいのか!!」
田岡は黙って鉄バットを握りなおした・・・。

佐藤隆明(生存)渡辺幸一(別行動)田岡正志(生存)林絵里(生存)
倉田菜穂子(死亡)
449たかす:2005/12/08(木) 00:40:08 O
>>447
続きを…ハアハア
450('A`):2005/12/08(木) 00:48:42 0
>>447
天 才 出 現
451('A`):2005/12/08(木) 00:53:13 O
「ぬちょっぬちょっ……ハァ…ハァ……ズッ、ズッ…べちゃっ」女の攻めが一段と激しくなった。
「やめろぉっ、はっ離れろ!ああっ…イクッ!うわあぁぁぁっっ!?」
ドビュッ、ビュッビューッビクンビクン……。ゴクン
ようやくありつけた食事を満足そうに女は飲み干した。
オレはしばらくぐったりしていたが、女はまたオレを襲ってきた。
口ではこれ以上は望めないと思ったのか今度は下の口でオレのアレを攻めてくる。
ヒマになった口はオレのやわらかいところ、舌を噛みちぎろうと精液臭い口で噛みついてきた。
腕は抑えられ身動き一つとれない…。もうダメだ……
452('A`):2005/12/08(木) 00:57:29 0
R-18
453('A`):2005/12/08(木) 01:03:58 O
>>452
この板のみんなは一応規定条件として学生以上なんでしょ?
どうだった?面白かった?携帯からだと大変だなぁ(汗)
454('A`):2005/12/08(木) 01:11:57 O
>>451
ワロタよwwww
455('A`):2005/12/08(木) 01:33:48 0
ディックキターー

ついでにエロゾンビもキターー
456('A`):2005/12/08(木) 01:48:43 0
エロゾンビに3票
457('A`):2005/12/08(木) 01:52:36 0
>>453
いいからエロゾンビ続きかもん

エロゾンビに3票
458419:2005/12/08(木) 02:40:37 0
訂正
エロゾンビに2票
Gに1票
459414:2005/12/08(木) 02:47:59 0
現在
1位エロゾンビ8票
2位片岡2票
3位ディック1票
  G1票
460('A`):2005/12/08(木) 08:31:11 0
もういいって、投票は
461ユキチ ◆T.GvbWEXeI :2005/12/08(木) 20:40:44 0
>>25>>88-89>>244-246
勢い良く飛び出してくる人影。孝一だ。
「うおおおおおおぉぉぉぉぉ!!」
鉄パイプ(元手すり)でバケモノへと殴りかかる。その動きは、8両目とまったく同じ。
目的は倒すことではなく吹き飛ばすこと。
ドゴッッ
見事に命中すると、バケモノは横へと倒れこんだ。
しかし、バケモノの後ろにはまだバケモノがいる。バケモノは孝一へ噛み付こうと口を開けた。
今、鉄パイプを振り回そうと間に合わない。避けるすべもない。ただくわれるしかない。
もし、一人での特攻だったなら。
「ふせろっ!!」
孝一はすばやく身をかがめると頭上で「パンッ」と言う音を聞いた。
そして、目の前のバケモノが頭に大きな穴を開けて崩れ落ちる。
「ナイス、菊井!」
「気にするな、仕事をしたまでだ。それより向江、早く孝一が吹っ飛ばしたバケモノに止めを刺せ。」
「は、はい!」
パンッ
立ち上がろうとしていたバケモノはそのまま前へ倒れこみ動かなくなった。
孝一の後ろにいるのは菊井だけではない、向江と恵美も1列になって後ろで銃を構えていた。
「うおおりゃああぁぁぁっ!!」
そして孝一は次へと殴りかかる。
今、この戦いは完全な役割分担の元に行われている。
孝一は鉄パイプで障害を吹き飛ばし道を作る。
菊井は銃により孝一の応援、もしくは護衛。
向江は吹っ飛ばされたバケモノへの止め。
恵美は向江が止めを刺し損ねたときの、言わばカバーである。
本来ならこんな役割分担など、バケモノの物量の前では意味を成さない。
しかし、電車という特殊な地形、そしてその地形により前方からしか脅威が現れないという状況では十二分な効果を発揮する。
四人は次々とバケモノを倒し、残り数体までに数が減っていた。
「このまま、一気に進もう!!」
「ええ!!もう少しで先頭車両です!そして…」
「気持ちはわかるけど、まだ気を抜いちゃだめよ。」
462('A`):2005/12/08(木) 20:55:14 0
>>461
乙乙

259氏まだー?
463('A`):2005/12/08(木) 21:04:19 0
自演って醜いよな
464('A`):2005/12/08(木) 21:16:52 0
うむ、醜い。
465たかす:2005/12/08(木) 21:29:56 O
続き

一気に体中から嫌な汗が吹きでる。
心臓が高鳴り、手足がガクガク震えた。

だが、こうしていても仕方がない2、3匹のゾンビなら
ともかくそれに釣られて化け物が集まってきたらこの古倉庫などでは
壊されるのも時間の問題だろう
男は震える手を自ら制し、意を決し倉庫内にあったゴルフクラブを手に取り
外に飛び出した。

それに反応してユラリと影が近づいて来る
男は声を掛けるが反応はない。
影はズルズルと足を引きずり、ただか細い声でうなるだけだった…

ズルッズルッ――…
距離が詰まる…
影の足音のピッチが僅かに早まる…

ボグッ!

肉が潰れ、骨が砕けた音が響きそれっきり影が動く事はなかった…

月に掛かっていた雲が取れそこには横たわる少女と血に濡れた男が呆然と立ち尽くしていた…
466('A`):2005/12/08(木) 21:33:29 O
>>463-464
自演乙
467('A`):2005/12/08(木) 22:05:59 O
>>466
自虐乙
468サトル:2005/12/08(木) 23:18:09 O
>>447
>>451より続き

あれから一時間。依然女ゾンビはオレの舌を吸いぺニスをしめつけてくる。
状況が変わったといえばオレが上になり女が下になっているということだ。
「どうだね、サトル君。かなこ君の体は?」スピーカーから声が聞こえた。
オレは上半身だけをおこし、腰を動かし続けながら目を上げた。強化ガラス越しに教授の姿がみえる。
「このウィルスを使えば人間としての理性は吹き飛び永久に意識はなくなる、死んだも同然だ。
そしてウィルスに侵されたものは人間のもっとも単純な本能、
食欲に基ずいた行動のみに従って活動する。まあその様子をみる限りじゃ
性欲も失われてはないようだが…」教授は笑いながら続けた。
「君にはいつもお世話になっているからねぇ、一番はじめにまず君にいい思いをさせてあげたのだよ」
……よくいうよ。オレは心の中でつぶやいた。単にもしものことがあっても、
オレなら死のうがどうなろうが構わなかったんだろ。
オレは下をみた。
「あんっあんっあんっ…」かなこが気持ちよさげにあえいでいる。
今までこんな美人とやったことはなかった。
まあそんなことどうでもいいか。オレは再びかなこの唇に口を近づけた。
その時だった。
469サトル:2005/12/08(木) 23:39:43 O
>>468より

その時だった。
「緊急事態発生。緊急事態発生」突然警報が鳴り響いた。
「P棟収容施設からゾンビ脱走。総員、直ちに持ち場に配置せよ。緊急事態発生…」
オレは立ち上がって叫んだ。「きょっ教授!?」
「大丈夫だ。落ち着けサトル君。奴らには歯がない。殺されることはないはずだ。安心しろ」
教授はいった。
「バタン」直後教授のいる部屋のドアがあいた。
次の瞬間、大量の男ゾンビ達がなだれこみ教授の白衣をひきちぎった。
「うわぁっ」間一髪。教授は彼等の手の届かない高いところへ逃げた。
だがすぐにひきずり降ろそうとゾンビ達もまた登りはじめた。
必死に足で応戦する教授。「助けてくれぇ〜」教授は叫んだ。
オレは驚きのあまりその場に立ち尽くしていた。
「バタン」オレの部屋のドアもまた開く。二人の女ゾンビが入ってきた。
彼女達は念入りにドアに鍵をかけ、こっちをみてにたりと笑った。
470('A`):2005/12/09(金) 00:15:25 0
それなりになってきたので晒しときます

作品保管所
ttp://side-b.jp/bimohazard/
471('A`):2005/12/09(金) 00:37:19 0
やっべこれGJじゃん?
472サトル:2005/12/09(金) 00:39:50 O
>>469より

やらなきゃやられる!とっさにオレは身構えた。
落ち着け、ゾンビといえどもたかが女。オレの力でなんとかなる。拳をにぎりしめた。
が、股間に激痛がはしる。下に目を向けるとかなこがオレの玉を思いきりにぎりしめていた。「んぐぅぅ…」
床に崩れ落ちた。するとかなこがオレの竿を激しく上下にシゴきはじめた。「はうぅ…やめろっ」
二人の女ゾンビ達もオレに近づいてきて、腹をけりあげた。痛みで思わず体がくの字に曲がる。
そうして女のうちの一人はオレのアナルに指をいれた。
「ずにゅう」「あうっ痛っやっやめてくれ」
オレは完全に動けなくなった。
もう一人の女はオレの頭を鷲づかみにし、自身の女性器へと押し付けた。
「ぶしゃあ〜っ」ありえないほどの愛液が顔にかかる。ゾンビ化して身体機能が壊れているようだ。
ズブッズブッ…シコシコシコ…ヌチャッヌチャッ…
びしょびしょの顔でオレは成す術もなくあえぐ。
「ふがっ…ふがっ……よせっゲホッゲホッ…んぐっああっ…イクッ!はぅぅっ…」
「ドピュピュッ…ドプゥッ」たえきれず発射。
とびちった精子を三人は一斉になめはじめた。
すべてなめ尽くした後、またもや彼女達はオレへの攻めを再開した。
473('A`):2005/12/09(金) 02:11:31 O
保管所すごいな、ほとんどの人の題名が不明になってるけどそれはバイオハザードじゃん?
474('A`):2005/12/09(金) 03:46:20 0
保管所設立age
475たかす:2005/12/09(金) 12:46:34 O
GJ!
今書いてるのどこらか俺が過去に書いた未完作まで載ってる

うれしいもんだな
476('A`):2005/12/09(金) 21:44:12 O
本当に起こったらびびって動けなさそう俺
477ユキチ ◆T.GvbWEXeI :2005/12/09(金) 22:02:42 0
>>470
GJ!!

>>25>>88-89>>244-246>>461
「そうだ。次の車両にもバケモノがいないとも限らない。」
そうした会話をしているうちに残り1体だけとなった。
「らすとぉぉぉぉぉ!」
ボグゥッ
そして、
パンッ
脅威は消え去った。
しかし、いくら安全になったとはいえ死体の散乱した車両にいたいとはだれも思わない。
4人は誰が言うわけでもなく、次の車両へと歩いていった。
トビラは最初からあいている。開ける必要はない。
そして次の車両、先頭車両えと足を踏み入れた。
ついに先頭車両までやってきた。後はブレーキを作動させて電車を停止させるだけ。
だが、誰も何もしゃべらない。動こうとしない。
それほどまでに先頭車両は、異様だった。
まず、みんなの目についたのはバケモノだった。
トビラはあいていたのだから、この車両にもいてもおかしくはないだろう。だが、それは生きていればの話だ。
バケモノは、首を切り落とされて、死んでいた。
そして、同じような死体がもう3体ほど。
さらに、4つの体と4つの頭の真上に位置する天井には大きな穴が開いていた。
いったい何が起こればこんな状況を作りだせるのだろうか。
「あ、あの………」
向江は声を絞り出す。
「ブレーキ、作動させてきます……」
「あ、ああ……」
孝一は気の抜けた返事を返す。向江はゆっくりと運転席へと歩いていった。
「やった……これで助かる、助かるのね………」
恵美は涙目になりながらつぶやいている。
「あの怪物にも会わなかったし、本当によかった………」
え?あれ?ちょっとまてちょっとまてちょっとまて。今、なんて言った?
「『あの怪物』?」
「あっ、当然よね。孝一さんが後ろの車両に閉じ込めてくれたんですから。」
478('A`):2005/12/09(金) 22:05:27 O
みんなディックとかみたいにまとめてくり







まぁ保管所あるからいいけどさ
479('A`):2005/12/10(土) 23:49:00 0
保守っとく
480('A`):2005/12/11(日) 01:21:09 O
保守になってねー
481('A`):2005/12/11(日) 11:35:19 0
保守は上げる必要ないって言ってんだろ
482('A`):2005/12/11(日) 13:27:50 0
第二次黄金期終了か・・・・・・思ったより早かったな。
483('A`):2005/12/11(日) 13:30:27 O
ほとんどの話が完結してないな
484('A`):2005/12/11(日) 14:11:32 O
勢いで始めるからだよ
485('A`):2005/12/11(日) 14:16:07 O
最初のスレの小説って保管所にありますかね
486('A`):2005/12/11(日) 14:49:40 0
最初のスレのどれ?
487('A`):2005/12/11(日) 20:25:55 0
すいませんあったようです
488('A`):2005/12/11(日) 20:26:47 0
うま



       かゆ

489('A`):2005/12/11(日) 20:28:19 0
うまい



           おかゆ
490('A`):2005/12/11(日) 20:52:13 0
おかゆウマー
491たかす:2005/12/11(日) 21:59:28 O
クラブからしたたる血と少女の頭から溢れる血が地面と男を赤く濡らす。

月明かりに照らされたその風景はどこか幻想的でもあり
男の荒い息使いだけがあたりに静かに響いていた。

…本当に殺す必要があったのだろうか?
化け物と言えど姿は子供。逃げればすんだはずだ
もしかしたら俺は―

―この状況を利用して人を殺すことを無意識に
楽しもうとしてたんじゃないんだろうか?

男の頭の中に妙な感覚が残っている
クラブから鈍く、でも確実に伝わる少女の頭を割った感触。

なんか気持ち良かったな…
自慰など比べものにならない快感。

男の頭はもう正常な人のソレではなかった。

狩ろう…

倉庫からショットガンを取出し男は闇の中を歩きだした。



ちなみに舞台はアメリカでした
492('A`):2005/12/11(日) 22:35:32 0
終了?
493たかす:2005/12/11(日) 23:28:11 O
このままだと不自然だし
続けようかな
10ぐらいで完結できそうだし
494('A`):2005/12/12(月) 02:59:47 0
たかすとかまた微妙なやつが生き残ったなwwww
495259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/12(月) 04:20:27 O
「人間か?答えろ」
ドアの向こうから声がする。
「そ、そうだけど、あん、あんたは、何しにきたんだよ」
喉が震えて、声が裏返る。
「そうか、さっき車から見えたのはあんたか…他に生き残りは?」
男は、優の質問を無視して話を続ける。
「え?い、ない…ぼ、僕一人…ところで、い、一体、何しに来たのさ」
「ん?あぁ、誰かいたからたすk…うおっ!」「ゥァァ…」
ドタドタと音がした。しばらくすると、男がドアの前に戻って来た。
「ハァ…ふぅ…取りあえず、出て来ないか?一緒にいた方が安全だと思うしさ」
息を切らしながら男が言った。
「ぼ、僕も一緒に…?でもじ、邪魔になっちゃうかもしれないし…」
「んなこたぁないさ。力を合わせて生き残ろうよ」
「う、うん…わかった」
ドアをあけると、刀を持った若い男が立っていた。
「俺は川崎圭吾っていうんだ。よろしく。あんたは?」
圭吾と名乗る男が、すっと手を伸ばして来た。
「ぼ、僕は喪神優。よ、よろしく…」
少し怯えながら、握手を交わした。
「早速で悪いんだけど、車にのってくれ。怪我人がいてさ、病院に連れて行く途中なんだ」
圭吾はバタバタと階段を駆け降りて行く。
優も躓きながら後を追った。
496('A`):2005/12/12(月) 04:36:28 0
きたぁぁぁぁぁ 待ってました!!
497259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/12(月) 05:27:52 O
車には、音坂麻美と言う女の子がいた。
話によると、ゾンビに引っ掛かれ、感染してるかもしれないらしい。
「病院なら、ワクチンがあるかもしれない。無かったとしても、医者がいるし」
そう言うと、圭吾は車を急発進させる。
(…それにしても…)
「か、かわいいこだな…」
「ん?何か言った?」
心の声を口に出してしまい、慌てる優。しかし、二人には聞こえて無いようだ。
「あ、いや、その、病院じゃ、どうにも、ならないと…思うんだ」
オドオドと優が喋る。しかし、内容に圭吾は驚いて、車を止めた。
「な、なんだって!?」
麻美が寝てたので、二人とも小声で話した。
「だ、だから、ワクチンは病院には、な、無いと思う。それに、お、思い出したんだけど…」
優の話はこうだ。
この町の工場には、地下に『科学研究所』があって、ウイルス兵器、人体実験など、公にできない実験などをしていると、ネット上で噂されるらしい。
しかも親会社は、世界的に有名な『アンブレラ社』で、この会社は裏社会でもかなり有名な会社だ。
「アンブレラ社の工場か…確かにそれは怪しいな」
ゲームとあまりに似てる事、工場が異常に怪しい事から、ワクチンがあると踏んで、工場に向かう事にした。
498259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/12(月) 05:47:53 O
今までの話

第一章
>266-267>269>271>275>278>280>284>287-288>290>295-297>299-304>306>311-314>316>323
第二章
>392>406>409>495>497
499259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/12(月) 05:50:52 O
訂正…申し訳ない…orz

第一章
>261>267>269>271>275>278>280>284>287-288>290>295-297>299-304>306>311-314>316>323
第二章
>392>406>409>495>497
500('A`):2005/12/12(月) 09:08:23 O
まってましたよ!
501('A`):2005/12/12(月) 09:32:30 0
>>499
タイトルらしきものは何かない?
502259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/12(月) 09:47:39 O
>501
タイトルか…
「ゲームとリアル」
てか、テーマなんだけどね…orz
503259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/12(月) 10:51:21 O
工場へ向かう途中、市街地で物凄い数のゾンビの死体を見つけた。
「まるで爆弾でも爆発した様な光景だな…」
優達は、自衛隊か何かがゾンビと戦った後なんだろうと、工場に急いだ。
――その時近くのビルの屋上で、コートを着た大男が、走り去る車を見つめていた。


「…着いたぞ、おっ…あそこが開いてるな」
業務用の大きなエレベーターに、車で入って行く。

最下層まで降りて行く途中
「ん?なんか降って来たぞ?…これは」
フロントガラスに、ガムシロップの様な液体が落ちて来た。
「…い、嫌な予感がす、する。もしかしてこ、これって」
ピチャ…ピチャ…
「ゲームにで、出て来た、り、リッカーじゃ…」
圭吾は頷くと、刀を持ち、ゆっくりとドアに手を掛ける。
「奴は目が見えなかったはずだ、二人で陽動をかければ、何とかなるかもしれない」
優はバットでリッカーを混乱、誘導させ、その隙に圭吾が刀でとどめを刺す事にした。
「が、がが頑張るよ」
震えながら優がドアに手を掛ける。
「うん、優さんなら大丈夫だよ、よし、1…2の3!!」バンッと、両側のドアが開き、二人が壁まで走る。
「コハァァァ」――ガシャン!!――
リッカーが車の上に降って来た。
504259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/12(月) 12:20:46 O
二人とも動かない。リッカーも様子を伺っている様だ。
(ここから…僕がしっかりやらなきゃ…)
目で圭吾に合図を送る。圭吾は頷いて、刀を抜く。
―キンッ…シャァー―
リッカーが圭吾の方を向く。
同時に向かい側で、優がバットで床を叩きながら、壁に沿って走る。
リッカーが気付いて飛び依る。
優が動きを止める。と、同時に圭吾が同じように優の方に走って来る。
リッカーは混乱しているのか、一瞬戸惑いながらも、圭吾の方に飛んだ。
圭吾が刀を構えて止まる。今度は優が全速力で走る。
「カッ…シャァァァ!」
一瞬の躊躇の後、またリッカーが飛ぶ。優が圭吾の方に背中で滑りながら、バットを投げる。
「ぁあぁああぁ!」
リッカーに当たる。当たり所が悪かったのか、リッカーが少しよろける。
だが、すぐ体制を立て直し、優に飛び掛かる。
「シャァァ!!」「うわぁぁ!」
優がバタバタと後退りする。
―ダッダッ…ヒュ…ザッ―
走って来た圭吾の刀が、リッカーの腹部をなぎ払う。
半分になったリッカーが、優の前に崩れ落ちた。
「ハァ…優さん凄いね…ハァ…あの状態から当てるなんて」
二人共極度の緊張からか、その場に座り込んだ。

エレベーターが、開いた。
505('A`):2005/12/12(月) 12:39:00 0
俺は加奈子の尻を優しく撫でながら

まで読んだ
506('A`):2005/12/12(月) 12:56:20 O
加奈子「らめえ…」
…まで読んだ
507('A`):2005/12/12(月) 12:58:45 0
>>505>>506ワロスww
508('A`):2005/12/12(月) 13:05:09 0
          __
          |   |
          |.  | <カッ・・・シャアアア!
          |   |
  ( ゚д゚)    ̄ ̄ ̄ ̄
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
     ̄ ̄ ̄
          __
          |   |
          |.  | <シャアアア!
          |   |
  ( ゚д゚)    ̄ ̄ ̄ ̄
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
     ̄ ̄ ̄
509('A`):2005/12/12(月) 13:07:16 0
          __
          |   | ゴキッ・・・グチャグチャ・・・
          |.  |
          |   |
  ( ゚д゚ )    ̄ ̄ ̄ ̄
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
     ̄ ̄ ̄
510('A`):2005/12/12(月) 13:22:30 O
>>509
こっちを見るなwww
511('A`):2005/12/12(月) 17:07:09 0
>>509早く逃げろ!
512259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/12(月) 18:27:25 O
エレベーターから出ると、暗く広い場所に着いた。
圭吾が麻美を担いで、その前を優が歩く。
「ゾンビは…いないみたいだな」
ここは駐車場の様で、何台か車が停まっている。
暗闇の中、赤い電灯に照らされた扉を見つけた。
「あそこに入ってみよう。優さん、これよろしく。」
刀を渡す。麻美を抱えたままじゃ刀は使えない。
「わ、わかった、ま、まかせて」
刀を受け取り、扉に近付く。
扉はその役目を果たせないほどに、ボロボロだった。
「ぼ、ぼ僕が様子をみてくる」
「…気を付けて…下さいね」
麻美は、随分と辛そうだ。
「ぁ…ぁ…う、うん」
顔が真っ赤になる。どうやら優は、女の子と話すのが心底苦手の様だ。
「じ、じゃあ音坂さんは、ま、まかせたから」
圭吾にバットを渡し、暗闇の中に進んでいった。
(かっこいい所…見せないとな…)
小さなドアを見つけ、中に入る。
明かりが付いていた。雰囲気から、事務室の様だ。
(取りあえず、ここに二人を呼ぼう。あそこよりは安全だろうし…)
その時、入って来たドアの方で物音がした。
刀を構える。そこには血まみれのリッカーが、退化して無くなった目で、優を睨んでいた。
誰かにやられたのか、少し弱っている様だった。
513('A`):2005/12/12(月) 18:34:39 0
病状を見る振りしてオッパイ触るくらいはありですよね?
514('A`):2005/12/12(月) 18:49:59 O
ありだと思うが・・・・
そんな時じゃないと触れないだろうし





orz
515('A`):2005/12/12(月) 18:51:00 O
ってか刀って・・・片岡のパクってない?片岡も剣道にインスパイアされてるっぽいけど
516('A`):2005/12/12(月) 18:54:57 0
手頃な近接戦用武器ってバットか刀くらいしかないからなあ
517('A`):2005/12/12(月) 18:56:29 O
刀なんて持ってる奴いるのか?
518('A`):2005/12/12(月) 19:00:33 0
スネ夫の家の床の間に飾ってある
519('A`):2005/12/12(月) 19:00:50 O
片岡はたしか、キャラの片岡が武器マニアとかそんな感じだな。他のヤツは興味なくて読んでないから知らん
520('A`):2005/12/12(月) 19:03:46 0
>>517
うちの実家の押入れにはあるぞ
521たかす:2005/12/12(月) 19:04:40 O
僕はショットガンちゃん!
522('A`):2005/12/12(月) 19:10:27 O
こうやって糞コテがやって来るのは嫌なんだよな。書く前からコテ名乗ってるし
523片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/12(月) 19:24:03 O
お待たせしました。今夜9時ごろ投下の予定です。
524('A`):2005/12/12(月) 19:26:08 O
俺はバット
525('A`):2005/12/12(月) 19:27:30 0
>>523
タノンダ
526たかす:2005/12/12(月) 19:29:55 O
俺一応書いてるぞ
527('A`):2005/12/12(月) 20:19:32 0
まとめサイトに更新履歴ってあった方がいい?
528片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/12(月) 21:01:21 O
「なんだ?何があったんだ!?」
DQN2人が床に倒れていた。
「なんでもねーよ、脱出の方法でも見つかったんか?アホ共が・・・」
「とりあえず立て。見つかったがな、おめーらに言いたいことがある・・・この子のことだ。」
片岡が2人を前に言った。
「なンかしたのか〜?おめーよぉ〜〜〜。文句でもあんの?それともまた眠りてーんか!?オラァ!」
片岡の顔には激しい怒りの色が見える。そこに岩谷が割り込んだ。
「まぁ待て、今みんなで争っちゃダメだ。脱出するには団結しなくては・・・」
「そぉそぉ!キモいのはいいことゆーね!!オッサンは引っ込んでなよwwww」
「ギャハハハハ、うぜーんだよオッサン!」
「くっ・・・」
片岡が口惜しそうに下がる。
529片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/12(月) 21:18:34 O
「いいから下がれよ。片岡。」
「わかったよ・・・。」
DQNと向き合っていた片岡を、半ば強引に戻す。
「さて、と・・・。」
─ヒュッ、ブチュ
「え?」
2人に背を向けた片岡が、タケルに後ろ蹴りを放った。狙ってなのかタケルの股間にクリティカルヒットしている。
「あっ、あっあっあぁいぁ〜〜〜〜!!」
みるみる股間から血が滲んでくる。
「い、岩谷!お前ッ!」
「いいんだよ、こういう役は俺の役だしな。」
「ヒッヒ、ヒグッ、うぁぁあぁ!ひぃああ!!」
タケルが股間を押さえ泣きわめいている。おそらくタマが潰れたのだろう。
「てっ!てんめぇ〜〜〜〜!!」
ケンちゃんこと健介が殴りかかって来る。
530('A`):2005/12/12(月) 21:25:42 0
片岡がケリを放ったのに
岩谷がやった事になっている
531片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/12(月) 21:36:51 O
「おせぇんだ!」
─ドスッ!
「ぐほぁッ」
岩谷がパンチをかわしてボディブローを叩き込む!
「まだっまだだぁラァッ!」
地面に膝をついた健介の顔面を蹴り飛ばした。
─ドガァ!
「あぐぉあッ!」
─ドサッ
背中から地面に叩きつけられた。
「ゲホッゲホガハァッ!」
「こんなもんじゃ済まねーぞ!」
またしても、ブチュッと柔らかい肉の音がした。
「ヒギィィィイァアアア!!!」
狭い操舵室に健介の悲鳴が響く。
「あぁ、はぁはぁはぁはぁ!かっ、かかかかか勘弁して下さいィィィ!!!」
「駄目だね・・・。」
─ゴッ!ガッ!バキッ、ドグシャア!
・・・それから5分、岩谷は狂ったように殴る蹴るの暴行をした。岩谷は暴力がいけないことだとは分かっている。だがそれ以上に許されないことがこの世にあると信じていた。
532('A`):2005/12/12(月) 21:38:45 O
>>530アッー!すいません普通に間違ってました。蹴ったりしたのは岩谷です。申し訳ありません!
533('A`):2005/12/12(月) 21:38:49 0
信じちゃだめだろ
534('A`):2005/12/12(月) 21:39:26 0
信じちゃだめだよなあ
535('A`):2005/12/12(月) 21:41:57 O
ああそうだな
536片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/12(月) 21:43:38 O
携帯は確認すんのめんどくさいんで・・・ま、今日はこのへんにしときます。再開早々こんなんで悪いんですが、これからもよろしくお願いします!
537('A`):2005/12/12(月) 21:46:44 0
扉を開けると銃を構えた男
男は叫ぶ
「Sit down!!!!!!!」
漏れは反応が鈍く男に銃殺される
538('A`):2005/12/12(月) 21:53:41 0
がと思いきや
539('A`):2005/12/12(月) 21:59:20 0
逆に男が吹っ飛ばされ
540('A`):2005/12/12(月) 22:03:05 0
は?
541('A`):2005/12/12(月) 22:04:15 0
べんじょのらくがきやめれ
542('A`):2005/12/12(月) 22:04:58 0
と叫んで
543('A`):2005/12/12(月) 22:07:57 0
こういう流れはやめてくれ
544('A`):2005/12/12(月) 22:08:58 0
頭から血を吹き出しながら死んでいった・・・
545('A`):2005/12/12(月) 22:09:21 0
1話
「夕闇に沈む街」

山から家へ帰る道で車から見えた夕日。
そして見慣れた町並みから激しい火と煙が方々から立ち上っている。
「なんだ、いったい…火事ならまずいぞ! 大丈夫か?」

ラジオをつけてみたが山火事や事故を伝えるニュースはないようだ。
行ってみるしかない。
車のスピードを上げてしばらくすると、軍の検問所が設けられていた。(つづく?)
546('A`):2005/12/12(月) 22:16:45 0
軍の検問所にはいかにも強そうな外国の軍人が手に銃をかまえてウロウロしていた
「おいおいどうなってんだ?」
「火事ごときで軍がでてくんのかな?」
「軍事カッコイー♪」
助手席ではよっちゃんやトドロッキー、わっくんらが口々にいろんなことを喋っていた
547続き:2005/12/12(月) 22:24:20 0
そうこうしているうちに黒人の人がこちらに気づき、大股でやってくるのがわかった
「ちょ、ちょっと!誰かこっちにきたよ!」
「おい!早く逃げようぜ!」
「なんで逃げるんだよww俺たちこの道でしか帰るとこねえじゃん」
冗談なんか言ってる場合かよ。俺はうんざりしながら後ろで検問所を写メで撮っているわっくんに聞いた
「わっくんて英語しゃべれるよな?」
「ん?ああ日常ていどならな」
「だめじゃんww」横から茶々を入れてくるよっちゃん。うっとおしい

「あの外人、なんか言ってくると思うからさ、通訳してくれねえかな」
「んーわかった。やってみるわ」
548続き:2005/12/12(月) 22:43:00 0
黒人とわっくんがなにか話し合っている間、俺達はこのあとのことについて相談した
「もしこの道通んの断られたらどうする?」これは俺の意見だ
「そうだなあ、最悪野宿か・・・軍人さんのテントに泊まらせてもらうか」
「やだよそんなのwww朝起きてケツの穴痛くなってたらどうしよww」
「ちょっと!よっちゃんも真面目に考えろって!」

ほどなくしてわっくんが車に乗り込んできた
「どうだった?なにかわかった?」
「ちょっとした火事が起きてるんだって。この道から俺達帰れないんすけど、って言ったら通るのOKしてくれたよ。軍のトラックの後について行けだって」
わっくんの言葉に俺はふと、眉をひそめた。さっきのラジオでは事故のニュースなんて流れていなかったような・・・。
「おい、クラクション鳴らしててんぞ。あれについて行けってことじゃないのか?」
「ほんとだ、おいおいしっかり頼むぜ!」
「うるさいなわかってるよ!」
考えを邪魔されイライラしながらアクセルを踏み、俺達は軍のトラックの後についてゆっくりと走っていった
549('A`):2005/12/12(月) 22:47:33 0
2話
「悪夢への逃走」

ここいらで検問などやっていることなどなかったが
制止を聞かないわけにはいかない。
車を止めるとすぐに数人のアーミーに取り囲まれた。

「免許証を確認します」
オレ「街で何かあったんですか? なにか火が見えますが」
「あぁ町の人ですか…この先、一般車両は進入禁止なんで引き返してもらえますかね?」
オレ「家に一度戻りたいんですが…ダメですか?」
「…とにかく引き返してもらいます…いや、ここで降りてもらおうか」
オレ「なんなんですか、あんたら!?」
「ちょっとした事故です。あなたをここで保護しますよ」

やけに神経がざわついた。相手のニヤニヤした表情も胸くそ悪い。
鍵をかけていなかったので、すぐに外側から扉を開けられてしまった。
男たちは自動小銃をもっている…もう降りるしかないようだ… (つづく?)
550('A`):2005/12/12(月) 22:49:17 0
スマンが判別の為何か名前つけてくれい
551 ◆SDtGMbOqYk :2005/12/12(月) 23:05:07 0
軍のトラックは大きめで荷台がついており、軍人を何人か収納できるタイプのものだった。荷台には3、4人ほど軍人が乗っていたが、その人たちの様子が少しおかしいことに俺は気づいた。
「なあ。あの荷台に乗ってるやつらさ、妙にキョロキョロしてねえか?」はじめにきりだしたのはトドロッキーだった
「ほんとだ。なんか落ち着きがないっていうか、警戒してるっていうか」
「まるで動くもの見つけたらすぐに銃ぶっ放しそうな雰囲気だなあ」
普段は鈍感なよっちゃんも気づいたようだ。そう、なにかおかしいのだ
552 ◆SDtGMbOqYk :2005/12/12(月) 23:06:29 0
>>550名前って登場人物の台詞に?
553('A`):2005/12/12(月) 23:07:07 0
2話後編

すると道の下に広がる谷のほうから爆発音が聞こえた!
男たちは瞬間的に物陰に隠れると銃を構える。
「くそっ、近いぞ! 散開だ! 本部に連絡! おい、お前はすぐに引き返せ!!」

頭が真っ白になった。いったいなにが起こっている?
街の火、軍、爆発…良くないことがおこっているのは間違いない。
でも朝はなにもなかった…家は大丈夫なのか!?

オレはアクセルを踏むと来た道を引き返さず、検問を突破した!
なにも考えていなかったが、これが悪夢の始まりだった。
このとき引き返せば良かったのだろうか?

「隊長、車が街へ!」
「待て、撃つな これも本部へ連絡だ! 小隊はここを保守するから追わんでいい」
(上からも追わないように言われているしな)小隊長はニヤリと笑みを浮かべた (つづく?3話へ)
554('A`):2005/12/12(月) 23:14:48 0
>>552
いや、タイトル関係の事
555('A`):2005/12/12(月) 23:15:06 0
じゃあ3話から名前つけます
名前は「佐藤太郎」で。職業は木こり?
武器は手斧とナイフを持ってる設定になってます。
556 ◆SDtGMbOqYk :2005/12/12(月) 23:19:28 0
わっくん「あれ?」
突然、わっくんが何かに気づいた
よっちゃん「どったの?わっくん」
わっくん「え?ああ。あれ見てよあれ」
わっくんが指さした外の町では、夕日と炎で真っ赤に染まっていた
ワックン「どこみてんだよ。崖だよ崖!あそこの谷間!」
俺「え?」
改めて指さしたほうを見る

俺は若干近眼なのでよくは見えなかったが、谷間の中で何かが動いているのがわかった。
俺「ゴリラかな?あの大きさは」
ワックン「このあたりにゴリラなんているかー?」
轟「あれ人間じゃねえのか?」
ワックン「人間にしては小さくね?」

ヨッチャン「いや・・・あれは人間じゃねえよ。ゴリラでもない」
557佐久間 ◆SDtGMbOqYk :2005/12/12(月) 23:21:31 0
>>554タイトルは「炎の町」でいいかな?何もかんがえてなかったもので
558佐久間 ◆SDtGMbOqYk :2005/12/12(月) 23:27:29 0
轟「お、おいよっちゃん!大丈夫か!?」
トドロッキーの声に何事かとバックミラーを覗くと、なんとよっちゃんが顔面蒼白で震えているではないか!
俺「どうした!?」
轟「わかんねえ!急によっちゃんの顔から血の気が失せて・・・。」
俺「わかった・・・。よっちゃんて確か視力よかったほうだよな。何を見たんだ?あれってどんな格好してた?」
559片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/12(月) 23:34:21 O
岩谷の母は、岩谷が10歳のとき自殺した。第一発見者は岩谷。岩谷が学校から帰ってくると、居間で首を吊って死んでいたそうだ。以来岩谷は施設の世話になり、大人になる。幼い子供にはショックが大きいと思い、警察や施設関係者は岩谷に黙っていた事実がある。
岩谷の母親はレイプされていたのだ。
そのことを聞いてからというもの、岩谷はとにかく性犯罪に殺意に近い嫌悪感を抱くようになる。
(この子は・・・吉田は、俺の母親と一緒なんだ。だから・・俺は母親を守るようにこの子を守る!)
そう決意していた。DQN2人は完全に気絶している、丸1日は寝たままだろう。─コツコツ・・
足音が聞こえる。物音を聞きつけ、化け物が集まって来たのだった。
560片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/12(月) 23:42:31 O
「岩谷!おい岩谷!敵が来る。とりあえずマストに行くぞ!ここの真上だ!」
「あ!?あぁ!」
今度は数が多そうだ。気絶している2人から、奪われた武器を回収する。
「よし、行くぞ。」
─カンカカンカン
3人がマストへの階段を登る。
「よし、配置に着け!」
岩谷、片岡、吉田。3人はそれぞれマストを背に3方向を向いて戦闘準備に入っている。まだ敵の姿は見えない。
「なぁ岩谷。」
「なんだ?」
「あいつらって、なんなんだろうな?」
「俺の推測でいいか?」
「あぁ、話してくれ。」
「あいつらは、何らかの生物に寄生されてると思うんだ。」
「あの白い虫みたいなヤツか?」
「そうだ、アレが化け物の本体と言ったところかな・・・。」
561('A`):2005/12/12(月) 23:49:26 0
それだけ殴れば気絶じゃすみませんぜ、旦那
562片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/12(月) 23:50:13 O
岩谷の推論はこうだ。乗組員達は寄生生命体によって寄生され体を乗っ取られている、ということ。
さらに、乗っ取られた者は始めに脳を食われる、次に生命体が脳の代わりに体に指令を送る。このとき、肉体は脳というリミッターを失っているので物凄い力を発揮できるらしい。
目的、これに関しては全く謎だった。何故人を襲うのか?さっぱり分からない。
「とにかくだ!日本まであと少し、倒すしかない。それに何故かさっきより船が加速している気がする。みんな生き残るぞ!」
「あぁ!」
「はい!」
2人が威勢よく返事を返す。今は無駄なことを考えている場合ではない。なんとしても生き延びなければならなかった。
563('A`):2005/12/12(月) 23:54:26 0
女の子普通に元気やん
564佐藤太郎:2005/12/12(月) 23:58:10 0
3話
「遭遇」

上空にはヘリが爆音で飛んでいる。逃げた手前、このままでは危険だ。
もう少しすればガソリンスタンドがある、
そこへ行けば何かわかるかもしれない…

車内に何かあったはずだ。運転しながらいくつかのアイテムを手に取った。
携帯用消火器、懐中電灯、ライター、手斧、そして数本のナイフ。
作業の革ベルトにしっかりと固定した。

…やがて町はずれのガススタンドが見えてきた。
車が数台とまっている…むしろ放置されているような無造作な止め方だ。
人は誰もいないようで閑散としているのに違和感を感じる。

徐行でスタンドへはいるがやはり人の気配はない…
いや、いま店内で何か動いた? やはり降りるしかないか。
遠くで爆音が聞こえた。逆光で見えない店内へ入ってみることにする。
565片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/13(火) 00:00:03 O
>>561まぁまぁww

化け物がガシッガシッと壁をよじ登って来る。
「来た!」
─ドンッ!手すりを乗り越えようとした化け物を、弾丸が吹き飛ばす。
「うらッ!」
─バシィッ!岩谷は相手の攻撃をさばきながら当て身を使い、下に落とす。
「ついでだ!」
吉田の前にいる化け物に跳び蹴りをした。
「撃てぇ!」
「えっ!?はっはい!」
─パンパン 一発目は化け物の頭部に、二発目は外れた。
「何匹いやがるんだっ!?」
─ダダダダダダダ!片岡がマシンピストルの弾幕をはる。
「死ねやッ!!」
刀を振るい、鬼神のように岩谷が戦っている。化け物達の体は、どんどんスライスされて床に散らばる。辺り一面には、血と硝煙の匂いがたちこめていた。
566佐藤太郎:2005/12/13(火) 00:06:38 0
3話後編

店内にはテレビの笑い声が無機質に流れている。
「いらっしゃい…」カウンターのほうから突然声がしてすくんだ。
人がいたのか!

佐藤「すいません、昼間何かあったんですか?」
店員「…もっと近づいてくれないと…」
店員の顔色は悪く、フラフラしている。

佐藤「具合悪いんですか?」
店員「もっと近づいてくれないと…」
青白い顔を上げると気味の悪いくらい満面の笑みを浮かべていた!

店員「近づいてくれないと、食べられねぇ!! うぇへへへあひゃひゃ!!」
狂気の笑みを浮かべながら店員はこちらへゆっくりと近づいてきた。
とっさに商品棚の陰へ飛び退くと足下にごとりとなにかがぶつかった (つづく?)
567ハルヒ ◆RxcwC9FkSo :2005/12/13(火) 00:08:43 0


さすがに素人はセンスのわるい文章をかくわね。
これじゃわたしが中学生のころに書いた小説の方がマシだわ☆


568たかす:2005/12/13(火) 00:30:20 O
ハルヒ久々にみるな
569('A`):2005/12/13(火) 00:57:10 0
ハルヒよりセンスの悪い書き込みを未だかつて見たことがないのだが。
570('A`):2005/12/13(火) 01:19:32 0
>567Who are you?
571('A`):2005/12/13(火) 06:57:31 O
糞コテ参上だな。よりによって一番センスの悪いヤツが来た
572('A`):2005/12/13(火) 07:02:06 0
元々センスの悪いスレなんだからもう歓迎してやれば?
そこのセンスの悪い糞コテをよ、氏ね
573('A`):2005/12/13(火) 10:45:53 0
なんか質落ちたな
574('A`):2005/12/13(火) 11:55:36 0
>>573
質を求めるなww
たしか最近はクオリティ低いが
575('A`):2005/12/13(火) 15:54:17 0
喪のくせにやるなww
576('A`):2005/12/13(火) 15:55:34 0
そう?俺はものすごい厨臭い文だと思うが(ハルヒも含め)
577('A`):2005/12/13(火) 16:02:12 0
質が悪すぎる・・・
578('A`):2005/12/13(火) 18:58:47 0
まあ、ちょっとな・・・。
でも、我慢しようぜ。しばらく我慢してれば、
またクオリティの高い神が降臨してくれるさ。
579片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/13(火) 19:57:35 O
やっぱり止めた方がいいかな?最初より面白くないって自覚できるし・・
580ハルヒ ◆RxcwC9FkSo :2005/12/13(火) 21:50:08 0


わたしがアマチュア最高領域の文章で手本を見せてあげるわ。
やっぱり才能の数が違うのよね、わたしって。

>>579
わたしから見れレベルの低い中学生の作文程度ね。



581('A`):2005/12/13(火) 21:54:01 O
>>579
自演を信じるなよ


つーか、作者は批評なんてきにせず自己満足でやりゃあいいんだよ
それがこのスレのカタチだろ
582('A`):2005/12/13(火) 21:56:05 O
また作家潰しにかかる喪が出て来やがったな
ロム専の俺が思うに、意見とか作家の悪口言う輩はチラシの裏にでも書いとけ
個人の主観で全てを決めつけるなよ
583片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/13(火) 21:59:26 O
>>580あなたには聞いてません。とっとと死んでください。>>581ありがとうございます。ちょっとスランプなのかな・・・
584片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/13(火) 22:00:05 O
>>580あなたには聞いてません。とっとと死んでください。>>581ありがとうございます。ちょっとスランプなのかな・・・
585('A`):2005/12/13(火) 22:01:16 0
作者に必要なのは完結させるという意志ですよ
586('A`):2005/12/13(火) 22:02:25 O
批判はスルーすべし
ここは2ちゃんなんだ批判すんなと言っても終わるはずがない
とにかく厨房はスルーだ
587581:2005/12/13(火) 22:04:31 O
>>582
あれ……?それ俺も入ってる?
俺は励ましたつもりなんだが……
588片岡 ◆.m1ZJUz1XY :2005/12/13(火) 22:07:24 O
ちょっと頭ん中整理し直しますんで・・・励ましてくださった方ありがとうございます。
589('A`):2005/12/13(火) 22:12:41 0
>>580
来る者拒まずのスレですが
お前は消え去れ
590('A`):2005/12/13(火) 22:15:35 O
>>585
耳が痛いぜ・・・
591ハルヒ ◆RxcwC9FkSo :2005/12/13(火) 22:33:28 0


喪板でわたしをハブろうったってそうはいかないわ!
実力派喪板NO1コテのわたしがなんで冬厨に文句いわれなくちゃいけないのよ!
素人は素人らしく自己満足のへたくそ文章でも書いてればいいのよ!!

592('A`):2005/12/13(火) 22:37:26 O
正直な話、ハルヒ異界観測より糞なSSをみたことがないわけだが
593('A`):2005/12/13(火) 22:39:29 0
ハルヒと片岡が両方消えればよろし
594('A`):2005/12/13(火) 22:43:46 0
正直な話、片岡には言いたい事が山ほどあるが
もういい。全員ロムれ。ハルヒもロムれ
595たかす:2005/12/13(火) 23:02:21 O
2部

ドンッ

男のショットガンが生臭い空気を切り裂いた

男が倉庫で入手した小型のショットガンは本来の物より威力は落ちるが
短めの銃身から放たれる12ゲージショットシェルは
近距離からならば人間の頭など粉々にできる代物だった。          

―ドチャッ

男の予想どおりゾンビの頭は無残にも消え去り、地面に倒れる。

「次はお前だ。来いよ餌だぜ。」

手を振りゾンビを挑発する。           ―ヴア、アアア

まるで赤ん坊のようフラフラと近づくゾンビ

3メートル程距離が縮まっただろうか       
男は一気にゾンビとの間合いを詰め膝裏にクラブの一撃をたたき込む

ボグッッ―骨が折れる嫌な音と供に膝をついて倒れるゾンビ

―シュッ すかさずゾンビの顔面に前蹴りを打ち込む

男の強烈な蹴りを受け、仰向けになったゾンビの口に銃口を差し込み男はニヤリと微笑む

ドンッ

引き金を引くと同時に、肉が弾け、腐った脳ミソが
コンクリートに真っ赤な花を咲かせ、ゾンビは動かなくなった。

「さてと、そろそろ飽きてきたな。」

10体程ゾンビを片付けると男は近くのベンチに腰を掛ける。

バララララッッ

静寂を切り裂き、小型ヘリが遠くの空から姿を現わした。
596('A`):2005/12/14(水) 00:31:18 O
まとめサイトみた……。

type:G
感動した…(TДT)

今書いてる作家さん達もみんな挫折しないで頑張って
597ハルヒ ◆RxcwC9FkSo :2005/12/14(水) 00:53:14 0

この街が機能しなくなって数日…
待ちかねて昨日俺はついに家をでて自ら安全な場所を探すことにした。
正直あのまま家に閉じこもっていても救助のめどもない。

とりあえずは北を目指すのがこういうときの定番というものだ。
手には最強の武器「シャベル」が握られている。
殴ってよし、斬ってよし、掘ってよしの超便利ツールだ。
実際に戦争でも白兵戦で活躍する由緒正しき武器である。

家を出た俺はすぐにそいつの威力を試すことになる。
俺の目の前に現れたのは、いわゆるひとつの「ゾンビ」ってやつだ。
こいつらが街を壊滅状態に追いやった張本人だ。
うじゃうじゃいやがる…全部で20〜30体はいそうか…。
こいつら全員相手にしてたらあっという間にやつらの仲間入りである。
そう、お約束というのかゾンビにかまれた者はゾンビになる。
俺の考えではきっと何かのウイルスに感染するんだと思う。
さて、と。一息ついて俺は逃げ出す。あいつらは力は強いが足は遅い。
まともに相手をするだけ馬鹿だ。
俺は家に閉じこもりながらも隙間からあいつらの行動を観察していてだいたいの
行動データはわかっている。だからこそ逃げ切る自信があってわざわざ危険を
犯して家を飛び出したのだがな。
598('A`):2005/12/14(水) 03:31:42 0
>>597
新作?乙
599('A`):2005/12/14(水) 05:08:48 O
>>597
あれほど作者をけなしてたからさぞ天才的な文章かと思ったのに、







なにそのふつうでひねりもない文章
600('A`):2005/12/14(水) 06:52:29 O
>>597
ところどころ文法がおかしいな。
601582:2005/12/14(水) 09:14:25 O
>>587
入ってないよ。俺がレスするタイミングが悪かっただけです。
602('A`):2005/12/14(水) 09:53:25 0
全部読んだぜ











ニート乙とか言うなよwww
603('A`):2005/12/14(水) 10:16:44 0
ニー(ry
604259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/14(水) 17:44:00 O
いかに弱っているとは言え、リッカーを一人で殺るのは不可能に近い。優は動けないでいた。
(ヤバい…ヤバい…ヤバい…)
ひたすら時間だけが過ぎていく。
―ゴツ…ゴツ…ゴツ―
ドアの向こうから足音が聞こえる。リッカーがドアの方を警戒する。咄嗟に優はしゃがみ込み、机の下に隠れる。
(あの足音は…圭吾でも、音坂さんでもない…)
―ガチャガチャ…ギィ…―
ドアが開く。反射的にリッカーが飛び掛かる。しかし、入って来た奴に殴り飛ばされた。
―ガシャァン!―と優が隠れていた机の上に、リッカーが叩き付けられた。
(ひぃっ!)咄嗟に机から出て、しゃがんだまま侵入者の死角に隠れる。
(タっ…タ…タイラント…)
リッカーなんて、かわいく思える恐怖が、同じ部屋の中にいる。
(に、逃げなきゃ…殺される)
今まで生きて来て、これ以上無いほど集中しながら、開いたドアに近付く。
タイラントは、まだリッカーとやり合っている。
気付かれたら…即死亡という状況のなか、何とか駐車場まで戻る。

そこにはいるはずの二人がいなかった。
605259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/14(水) 18:13:34 O
先ほどの事務所のドアは、ここに通じている。…そこから入って来たタイラント。
優の頭の中に、最悪の状況が浮かぶ。
(二人とも…殺された…?)
洒落になら無いほどの恐怖で、嘔吐する。
涙や鼻水や嘔吐物で、物凄い事になった顔を、持っていたタオルで拭きながら、近くの車の下に隠れる。
(死にたく無い…死にたく無い…)
部屋から出た事を後悔しながら、ドアを見つめる。
二人がいない今、この工場にいる意味はない。でも、もし何処かに隠れていたら?
誰にも相手にされず、引きこもっていた自分を、危険を冒してまで助けてくれた二人を、自分は見捨てるのか。


どれくらい経っただろうか。タイラントが、リッカーと思われる肉の塊を持って、ドアから出て来た。
そのまま、ゆっくりとエレベーターに乗り、何処かへ行ってしまった。
(とにかく、二人を探さなきゃ…)
車の下から這い出る。
(いるとすれば、この駐車場のどこかだ…)
停めてある車を、片っ端から探す。
(…なんだこれ…ハシゴ?)
壁際に停まっていた車の影に、開いたマンホールを見つけた。
(…他に考えられないし…)
優は意を決して、中に降りていった。
606('A`):2005/12/14(水) 18:23:57 O
おつ
607259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/14(水) 19:00:56 O
ハシゴをおると、そこはトンネル状の通路だった。電灯が一定の間隔で奥まで続いている。
床には血の跡。点々と左に続いている。
それを辿って、左の方に進む。厳重な扉があった
(噂は…本当だったのか)
開けようとするが、押してもひいても開かない。
ふと見ると、扉の横にモニターがあった。タッチパネルになっている様だ。
(これで…あけるのか?…パスワードって…分かる分けねぇよ…)
適当に打つ。が、開くはずがない。
「あ〜…どうすりゃいいんだよ…」
いくらゲームと一緒でも、パスワードまでは分からない。
第一、こんな状況になるなんて考えられなかった。
「あ〜…どうしよ…ん?そう言えばここは…」
タッチパネルを操作する。
『UMBRELLA』―ピー…ガコン―
「おいおい…開いちゃったよ」
扉の先は、ホールの様になっていた。
取りあえず、血の跡を辿り自販機の隣りのドアに入る。
どうやら医務室の様だ。
「だ、だれかいませんか〜?」
刀を構え、震える声で投げかける。
血の跡を辿る。カーテンが閉まっているベッドの前に立つ。
開けようと手をかけた優の後ろで、何かが空を切った。
「待って!」
聞いた事のある声がした。

―ゴツッ!―
608('A`):2005/12/14(水) 19:05:51 0
自慰は不朽の名作
609('A`):2005/12/14(水) 19:07:23 0
>>608
できなくなったら自殺ものだよな。
610('A`):2005/12/14(水) 19:10:37 O
>>609
いや、そっちじゃないだろ。
611('A`):2005/12/14(水) 19:16:28 0
キモオタもうここ見てないのかな。。。
自慰の次に面白いと思ってた作品なんだけど
612('A`):2005/12/14(水) 19:56:42 0
>>607
おつおつ
613('A`):2005/12/14(水) 20:29:39 0
見てはいるんすけどね。
614('A`):2005/12/14(水) 21:23:59 O
キモオタが一番おもしろかったと思うのだが…
読ませる力が他にくらべかなりあったし
615たかす:2005/12/14(水) 22:49:11 O
なんだ?なんで軍のヘリが?

いやそんなことはどうでもいい

男はベンチから飛び上がると必死で手を振りながら、叫び続ける。

するとヘリはゆっくりとした速度で上空を旋回し始めた。

やった!降りてくるぞ!
暗闇の中で光るヘリを、男は首が痛くなる程見上げていた。

だが、ヘリは降りては来なかった。
上空で停止すると後部から巨大な塊を落とすと
闇の中に消えていった…

おいっ!なんでだよ!待ってくれ!!俺はここにいるぞ!!!

しかし、いくら叫んでもヘリが戻る事はない…

膝を付き、落胆する男には絶望の2文字しか頭になかった…
616ハルヒ ◆RxcwC9FkSo :2005/12/15(木) 00:05:38 0
617('A`):2005/12/15(木) 00:07:42 0
テラヘタス
618('A`):2005/12/15(木) 00:08:08 0
頼むから餃へ帰れ
619('A`):2005/12/15(木) 00:13:13 0
>>616
乙。漏れは応援してるよ。続きを書いてくれ。
620('A`):2005/12/15(木) 00:14:21 0
自演乙
621('A`):2005/12/15(木) 00:14:23 0
ハルヒとハルヒに構いたい奴は餃雑でやれ
622('A`):2005/12/15(木) 15:04:38 O
で、たかすが前に書いてたってのはどれだい?
623('A`):2005/12/15(木) 19:50:37 0
ハルヒっておにゃのこ?
624('A`):2005/12/15(木) 19:51:39 0
ハルヒっておにゃのこ?
625('A`):2005/12/15(木) 19:52:07 0
2回聞いてみた。
626('A`):2005/12/15(木) 20:34:38 O
>>625
間違いを認めないお前に萌え。
627('A`):2005/12/15(木) 20:52:32 0
バイクでブラブラしてたらチンコ凍りそうになったので保守!
628('A`):2005/12/15(木) 21:09:26 O
この変態がっ
629たかす:2005/12/15(木) 21:43:52 O
>>622
NO.34とバイオハザードコード??ってやつ
630('A`):2005/12/15(木) 21:45:32 0
曙さんを書いていたのはたかすだったのか
631たかす:2005/12/15(木) 21:56:46 O
途中でアウトブレイクにハマっちゃって続きを書いてないんだよな
起承転結の起で終わっとる
632('A`):2005/12/15(木) 22:15:39 0
起にも達してない希ガスw
633('A`):2005/12/16(金) 01:25:57 0
何気なく保管所開いたら腕が出てきて超ビビッタ・・・
634スマイル:2005/12/16(金) 07:32:46 O
第1話 赤髪の道化師

ドンッ!バキバキ・・・
「ふぅ〜。」
暗く狭い部屋。タイル張りの壁には血痕がこびりついている。牛や豚を屠殺したあと、熟成させるために吊して置く部屋がある。ここもそんな場所だった。
そして部屋の端で黙々と肉を切り刻む男がいた。何も変わらない屠殺場の風景だが、所々に異常な箇所がある。
まず、部屋に吊してある肉だ。フックにかけられている肉は牛や豚などではない。・・・人間だ。それもまだ小学生くらいの子供。10体程の死体がつるされ、うつろな瞳でどこかを見ている。
そして子供の死体を切り刻んでいる男。アフロのような赤髪に、黄色いつなぎを着て、腕には赤と白のしましま模様。デカい靴を履いている。
635スマイル:2005/12/16(金) 07:43:52 O
ここではとあるファーストフード店のハンバーガーのパティ、つまり肉の部分を作っている。手軽に食べられ、100円のさまざまな種類のメニューがあるということで人気だ。
「ククク・・・今日はいい肉だぁ・・柔らかくて・・・へへはははは・・・。」
赤髪の道化師は、ファーストフード店のマスコットキャラクターだ。子供が大好きで、普段は店で子供達と遊んだりしている。
しかし、この道化師は子供と遊ぶのが好きなわけではない。今現在やっているように子供を切り刻んでパティにするのが好きなのだった。
「この・・肉や骨の感触。やっぱり子供は最高だぁアハハハハハハハ!」
子供好きなキャラを装っているので誘拐してくるのは簡単らしい。切り落とした頭を部屋に飾るのが大好きだった。
636スマイル:2005/12/16(金) 08:04:34 O
「さて、今日のパティは作っちまったからな・・・また可愛らしい子供でも探しに行くか・・フフフフフ・・・。」
道化師は、子供を油断させるためのオモチャや菓子をポケットに押し込んだ。
ここのところ、子供の誘拐が多発しており、警察も警戒を強めていたので道化師は満足に切り刻むことができなかった。
「やぁぁぁっと殺せるなぁぁぁぁ・・・」
道化師はドナルドと言った。今までに殺した人数は数え切れない。世界各地を転々とし、幾度となく殺人を繰り返してきた。
ドナルドは力がかなり強い。かなりの重量の牛刀も軽々と振り回し、一撃で胴体をも切断する。
ガチャッ・・・
「うし、住宅街行ってみるか。」
只今午後3時をまわったところ。下校途中の子供を狙うのがドナルドのいつもの手口だ。
637('A`):2005/12/16(金) 08:55:19 O
マクドルドテラデレシwwwwwww
638スマイル:2005/12/16(金) 11:08:58 O
良く子供が遊んでいる公園がある。
「今日の狩りはここにするか・・・。」
とりあえずベンチに座って子供を待つ。もうじき来るはずだ。いつものように、ブラジル人から仕入れたコカインを吸引しつつ暇をつぶしていると・・・
「来た来た来た来た来た来た来たぁぁぁぁぁあぁぁ・・・。」
小学生の集団だ。このあたりは共働きの家が多く、この時間はひっそりとしている。草のかげに潜んで様子を見る。子供達は長縄飛びを始めた。
(ほぅ・・・近頃のガキにしては珍しいな。・・・ん?)
女の子が1人、ベンチに座って寂しそうな様子で長縄飛びをしている集団を見ていた。
「今日はあの子にしよぉかな?ウヒヒヒヒヒヒハハハハハ!」
さりげなくドナルドが忍び寄る。その顔には狂喜の笑顔が張り付いていた。
639('A`):2005/12/16(金) 11:18:42 0
640('A`):2005/12/16(金) 11:19:29 0
ミスww
保管所61〜80読みました
ディックは完結??読みやすいなwww
641('A`):2005/12/16(金) 13:53:44 0
スマイルはバイオハザードじゃなくてただの変質者ではないのかな?
642スマイル:2005/12/16(金) 18:50:02 O
「お嬢さん!」
いきなり女の子の目の前に、ドナルドが躍り出た。女の子はビクッと肩をすくませ、怯えたがドナルドだと分かると安心した様子で語り出した。
「長縄やっても、私のせいで引っかかっちゃうんだぁ・・・ドナルドぉ、私も飛びたいなぁ!」
(いつもならドナルドマジックを使うところだが・・・)
「よし!じゃあドナルドの家で練習しよう!・・・ククク。」
「ドナルドマジック使わないのぉ?」
「今日はMPが切れてるからね。さぁ行こう!」
ドナルドが女の子の手を引いて連れ去ろうとしたときだった。
「うわぁぁぁぁぁぁああぁぁ!!!」
子供の悲鳴が聞こえた。ドナルドもすぐに振り向く。
「何なんだアレ?」
長縄飛びをしていた子供達が、大人に襲われているように見える。
643('A`):2005/12/16(金) 18:56:09 O
話の展開が読めてきた
644スマイル:2005/12/16(金) 19:26:29 O
(ガキ共は俺の獲物だッ!)
そう思ったときには体が動いていた。連れ去ろうとした女の子に打撃を与え、気絶させる。そしてまっすぐに子供を襲っている者に向かい走り出す。
「ウォラッ!」
ドゴッ!背中に綺麗に蹴りがはいり、変質者は派手に吹っ飛んだ。ドナルドの蹴りは強力だった。
「ヘッ、内臓もらったぁぁぁぁ・・・。」
常人ならば動けないほどの負傷だろう。
しかし変質者はむくりと起き上がって襲いかかって来る。
「何ィ!?」
「うばばばぁぁぁぁあぁ!!」
ドヒュン!変質者のストレートがドナルドの顔の横をかすめる。ドナルドがバックステップで距離を取り、
「ドナルドマジック型の壱・・・ドナルドフレイム!」
ドナルドが口に酒を含み、ライターを使い火を吹いた。
645スマイル:2005/12/16(金) 19:40:43 O
「うぎゃぎゃぎぃやぁぁぁぁぁ!」
変質者の体は瞬く間に炎に包まれた。変質者の衣服はどんどん焼け落ち、皮膚を焦がしていく。
「あ、あ・・あぁ、あああ、ああ・・・。」
しばらくヨロヨロと変質者が歩き回った後、地面に倒れ動かなくなった。
「ただの一般人が俺に勝てるとでも?無駄だねぇえぇぇ。誰も俺にはかなわないんだよ。ドゥーユゥーアァンダスタァァアァンドゥ?」
誰もいないのに、ドナルドは何かに問いかけた。
「やれやれ、やっとこの子で遊べるぜぇえ・・・。」
女の子を背中に背負い、マクドナルドの屠殺場へと帰って行った。
「ぎ・う・ぎぎぎぃ・・・。」
公園の変質者がうめき声をあげながら起き上がる。
「うぅう・・・うおおお―――――!!」
変質者が雄叫びを上げた。
646('A`):2005/12/16(金) 20:56:43 0
ちょっとおもしろいかもしれん
647('A`):2005/12/16(金) 21:20:42 0
やばい斬新かもしれぬ
648ハルヒ ◆RxcwC9FkSo :2005/12/16(金) 21:48:06 0
649('A`):2005/12/16(金) 21:53:32 0
ドナルドちょっとおもしろいかも
650('A`):2005/12/16(金) 21:53:38 0
リアルに死ね
651('A`):2005/12/16(金) 22:25:01 0
>>648
652('A`):2005/12/16(金) 22:33:44 O
>>651自演乙
653('A`):2005/12/16(金) 22:34:31 0
わかりやすくて泣けてくる・・・・
654('A`):2005/12/16(金) 22:38:49 O
スマイルの自演の方が醜い、
655('A`):2005/12/16(金) 22:46:48 O
>>654ハルヒ乙
656('A`):2005/12/16(金) 22:48:21 0
自演かどうかなんてどうせわからんのだ
追求してもしょうがなかろう
657('A`):2005/12/16(金) 23:12:07 O
ハルヒ、お前の自意識過剰な狂ったレスに俺はもう耐えられそうにない。
だからもう書き込むのを止めてくれ。
それでも書き込みたいと、皆無と言っていいほどの才能を見せつけたいというなら自分専用のスレでも建ててくれ。
それならお前の信者が生まれる可能性が零じゃなくなるだろう。
ただ敵を作って周囲に迷惑を撒き散らすよりずっと有意義に感じると思うんだがどうだろう?
658スマイル:2005/12/16(金) 23:12:54 O
すると、近くの家屋やマンションからわらわらと人々が出てくる。
「うぁおっ!うぁっうぁっ!!」
焼けただれた人物がドナルドが去って行った方を指差すと、人々は一斉にマクドナルドへと走り出した。
そのころドナルドは、屠殺場にいた。
「くそっ、当て身が強すぎたか・・・俺は生きたまま切り刻みたいのにッ!クソックソッ!!」
牛刀を研ぎながら独り言を言っていると、
「うぅん・・・ドナルドぉ、私寝ちゃったのかなぁ?」
「いきなり倒れたからね!ドナルドびっくりしちゃったよ!でもドナルドマジックで治したから、もう安心して。」
「ありがとうドナルド!あっ、私そろそろ帰らなくちゃ!」
「待って!暗いから送って行ってあげよう。」
そして2人は屠殺場の休憩室を出た。
659スマイル:2005/12/16(金) 23:20:32 O
(たまには優しいドナルドを演じて信用を得るか・・・ケケケ!)
「どうしたの?何笑ってるのドナルド?」
「えっ?ななな何でもないよ!さっ、さぁ行こう!!」
(あぶねーあぶねー!さっきみたいな奴が来たら困るからな。ドナルドボックスも持って行こう。)
ドナルドは、休憩室のすみにあったジュラルミンケースを手にした。
「ドナルドぉ、それなぁに?」
「これかい?内緒だよッ!」
「も〜!ドナルドぉ・・・あっ、私んちだ!バイバイドナルド!」
「あぁ、バイバイ!」
女の子が家に駆け込んで行った。ドナルドは女の子の家族構成や、両親の帰宅時間を調べるため、女の子の家の近くで張り込みすることにした。
660スマイル:2005/12/16(金) 23:29:47 O
どこか隠れる場所は、とドナルドがキョロキョロしていると女の子が泣きながら飛び出してきた。
「うわぁぁぁぁぁあん!ドナルドぉぉ!!」
「どうしたんだい?泣かないでドナルドに話してごらんよ!」
「家に入ったらね・・ひっ、ひぐっ!パッ、パパとママが・・・血をいっぱい流して・・・。」
「大変だ!でも大丈夫、ドナルドが守ってあげるから!」
そう言って女の子を抱きしめた。女の子はすすり泣いている。
(何がどうなってんだ?殺人?強盗?こいつはどうする?)
さまざまな疑問がドナルドの頭を駆け巡る。わけもわからず呆然としていると、
「ハァーッ、ハァーッハァーッ!フゥゥ・・・」
女の子の家の中から、怪しい男が出て来た。全身は、返り血を浴びたのか真っ赤に染まっている。
661たかす:2005/12/16(金) 23:34:59 O
―ボシュウッッー

男の30メートル程先で何かが光った

…あれは?さっきヘリが落としたものか?なにか役に立つものがあるかもしれない…

僅かな希望を抱き、物体に歩み寄る

ん?やけにデカイな…それに地面がこんなにえぐれてる

近づいてみるとかなりの大きさだと分かる。高さは3メートルはあるだろうか

何なんだこれは?何か入ってるみたいだが…
見たところ開きそうなスイッチのような物もない
ただ人間一人なら丸々入りそうな物だ

―ん?何か書いてある…

RT-101 何の番号だ?食い物でも入ってればいいけど…

ッガコン―突然に物体が動きだした
開くのか?男は少し距離をおく
機械音と共に物体の扉が開きだした

………

人?なんであの中から?

いや、それは人間などではなかった…
身の丈は2メートルはあるだろうか
モスグリーンのコートに身を包み、表情はまるで彫り物のように冷たく
月に照らされた瞳には人間の感情を全く感じさせなかった

あう…今まで、感じたことのないプレッシャー
ゾンビなどかわいく見えてしまいそうだ
心臓はバクバクと高鳴り、そのまま爆発してしまいそうになる

逃げたい…

けど…

それじゃ今までと同じじゃないか!!

恐怖を振り切り、歩み寄る死神に男は銃を構える  
            
はいクライマックス
662('A`):2005/12/17(土) 01:31:17 0
>>619>>623-625>>651は漏れなんだが、なんでそんなにハルヒを責めるんだ?
確かに登場するなり作者さんを罵倒してきたのには驚いたけど、
わざわざ漏れ達の為に漫画まで書いてくれたんだぜ?名前もおにゃのこっぽいしさ。
663('A`):2005/12/17(土) 03:50:48 0
ドナルドワロスwww
664('A`):2005/12/17(土) 08:18:50 O
>>662女だって時点で板違いだよ。お前ネ喪だな?さっさと失せろ、ハルヒもな
665大佐 ◆9xPitSVhQw :2005/12/17(土) 08:25:22 0
スレをageるんだスネーク!


ハルヒはネカマです
666スマイル:2005/12/17(土) 08:27:57 0
怪しい男は身長が2メートルほどもあり、金縁の眼鏡に立派なひげとフサフサの髪、そしてびしっと着こなしたスーツ。かつては雪のように白かったはずのそれらも血で真っ赤に染まりきっていた
。ドナルドには見覚えがある男だ。
「お前は・・・カーネル!!」
667('A`):2005/12/17(土) 08:44:52 0
>>662
お前は何も知らないんだね
668662:2005/12/17(土) 13:56:24 0
>>665
マ ジ で か

>>667
kwsk
669スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/17(土) 19:21:25 O
>>666勝手に書くな。トリップつける
670259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/17(土) 19:37:32 O
優が倒れる。その後ろには、バットを持った圭吾がいた。
「ん?生きた人間?てか、優さん!?」
(う…な、なんで僕が…ん…誰だ?)
圭吾の後ろには、白衣を着た男がいた。
優はそのまま意識を失った。


「…あでっ、頭が…ぅおわっ!」
優が目を覚ますと、麻美が手を握っていた。
「…あっ、目が覚めたんですね、良かった…。」
服の隙間から包帯が見える。顔色も良くなっていた。
「あぁあだだだた大丈夫、ももうう大丈夫だから!」
手を放し、ベッドから飛び下りる。
「おお音坂さんも、げん元気そうでなによりよりでつ」
顔を真っ赤にしながら、お辞儀を繰り返す。
「ちょ、優さん、寝てないと!」
隣りの部屋から圭吾が入ってきた。

「――本当にごめんなさい。てっきりゾンビかと」
良く見ると、所々包帯やガーゼが見える。
「あぁこれ?さっき、駐車場で優さんと別れた後、タイラントに襲われてさ、天宮さんが来てくれなかったら、二人とも死んでたんだよ」
「天宮さん?」
カーテンが開いて、白衣の男が入って来た。
「お、目が覚めた〜?俺は天宮、2日前までここの科学者やってたんだ〜。よろしく〜」
671259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/17(土) 20:17:59 O
天宮健人(あまみや たけひと)28歳。元アンブレラの科学者(助手見習い)。
研究が嫌になって逃げようとしたが、街からは出られず、研究所にある非常用通路を思いだし戻ってきたらしい。
「びっくりしたよ、タイラントとバットでやり合ってるんだもん。無謀すぎさ〜」
天宮がケラケラと笑う。精神年齢は低いようだ。
「しかも一人は感染してるし、助けずにはいられなくてさ〜」
子供っぽい笑い方をしながら、天宮が包帯をかえる。
「感染…あっ、お音坂さんは?」
麻美は感染して3時間ほどたっていた。
「ん?あぁ、麻美っちは大丈夫さ〜。傷自体は大した事無かったし、ワクチンも打ったからね。あと1時間遅かったら駄目だったけど」
天宮はうんうんと頷く。
「でも圭吾もヤバかったなぁ。左腕は折れてっし、肋骨も何本か逝ってる、やり合ってるのはタイラント。良く生きてるよ」
若さだなぁと、一人で納得している。
「わ、ワクチン?」
優が聞き返す。科学者と言えど、見習いが持っている物なのか、疑問だった。
「あぁ、んと、逃げる時に、何本か盗んで来てさ。ほら、ゾンビになるのはイヤっしょ?」
ワクチンを出す。後2本あるようだ。
「取りあえず、みんなで協力して生き残ろうな〜」
672スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/17(土) 20:18:34 O
(あいつがやったのか?とりあえず・・・。)
「君は隠れてるんだ。何があっても出て来ちゃダメだよ!」
「うん・・・。」
女の子の姿が見えなくなったところで、
「おいお前。何モンだ?あの子の親を殺したのはお前か!?」
「・・・ぅぅ・・・う。」
「何だ!?聞こえないぜ!」
「ウガァアアアアアア!!」
男が絶叫しながら組み付こうとしてくる。
「チッ、こいつも変質者か?とりあえず喰らえッ!!」
ドッ。ドナルドの強烈な蹴りをまともに喰らい、男は五メートル程吹き飛ばされた。
「今度はやったか!?」
しかし、またしてもヨロヨロと起き上がって来る。
(糞が!しぶとい野郎だ!こうなったら・・・。)
ドナルドが、手にしていたドナルドボックスを開いた。
673('A`):2005/12/17(土) 20:23:36 0
なんだ、麻美死なないのか・・・
674スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/17(土) 20:27:25 O
ガチャリとドナルドボックスを開くと、中には妙な形の物体が入っていた。
「ドナルドマジック型の弐、ドナルドクロウ。」
ドナルドがその物体をガチャガチャといじって、手につけた。
ギラリと妖しい光を放つナイフのようなものが五本。ホラー映画のフレディの凶器のようでもある。
「おぉ――――ッ!!」
男が突進して来る。そしてドナルドを掴もうとした。
「おせぇんだよ!フーハハハハァ!!」
ドナルドが男の体をかわすと共に、ドナルドクロウで腕を切り落としていた。
「やっぱり・・・今日もいい輝きだなぁ〜ドナルドクロウは・・・惚れ惚れするぜぇ!俺しか知らない金属、ドナルドメタルだからな。切れ味は抜群だぁぁあヘヘヘヘヘヘ!!あの子は渡さねーよ!俺のもんだぁあぁぁああ!」
675スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/17(土) 20:38:01 O
ドナルドは、男を自分と同じで女の子を狙っていると勘違いしているようだ。
「あの子は俺が守るぜぇぇぇぇ〜〜〜!来いよ・・・。」
「シューッ、ヒューヒュー!グォアアアアアアアア!!」
またしても叫びながら走って来る。こいつには思考能力がないのか?とドナルドが考えていると・・・
(ッ!さっきより早い!!)
ドガッ!
「ぐぉッ!」
男のタックルを喰らい、今度はドナルドが吹き飛ぶ。
(なにぃ?ただの一般人が俺を吹き飛ばすほどの力を・・・こいつ、人間か!?)
男とドナルドは睨み合い、動かない。
「ドナルド〜やっぱり怖いよぉ・・・。」
「バカッ、出て来ちゃ・・・」
言いかけたときには、既に男は女の子に向かい走り出していた。
676スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/17(土) 20:48:16 O
「くそったれ!ドナルドマジック型の参ッ!!」
ドナルドが手につけたドナルドウェポンを外し、またもガチャガチャと組み直し刀のような形になった。
「ドナルドブレイド!うぉらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
女の子に男が飛びかかる一瞬前に、ドナルドは男をへそのあたりで真っ二つにしていた。ドチャッ、と男が地面に落ち、動かなくなる。
「大丈夫かい?」
「あぁ〜ん!ドナルドぉ〜〜〜・・・。」
ドナルドに女の子が抱きついて来る。
(ウケケケケ・・親がいねぇんなら俺が連れ去ってもいいじゃねぇか!)
「さぁ帰ろう。」
ドナルドが女の子の手を引いて帰ろうとしたとき、
「うぅう・・・グルルル・・・。」
近くの家という家から、さっきの男のようにまともじゃなさそうなのが出てくる。
「またかよ・・・。今度は逃げるぜッ!」
677259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/17(土) 21:18:30 O
「そうそう、脱出するにも武器が無いと辛いっしょ?武器庫あんだけど、寄ってく?」
地図を書きながら、場所を説明する。
確かにバットと、刀だけじゃ満足とは言えない。そこでふと、優が疑問に思う。
「武器庫って、なんでそんな物が…」
そう、研究所に武器庫があるのはおかしい。
「いや、俺に聞かれても…」ボリボリと頭をかきながら、天宮が困った顔をする。
「もう…アンブレラの考えてる事なんて、どうでもいいよ。生き残ろる事だけ考えようよ」
疲れきった顔で、圭吾が言う。皆も精神的に限界がきていた。
「そ、そうだね…」
謎説きなんかやってる場合じゃなかった。
優はゲームの主人公になったつもりだったが、考えてみれば引き籠もりの一般人だ。脱出だけで精一杯だった。
「ん、じゃあ、説明するね。」
天宮が脱出のルートを説明する。
「まずは武器庫に行くために、制御室で鍵を取らなきゃな。」
天宮が、銃を構える。
「俺が先頭で道案内をやるから、後ろの警戒は…優っちに任せるよ」
四人が部屋を出る。
少しの希望を胸に、生き残るための道を進み出した。


〜第2章 完〜
678スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/17(土) 21:21:43 O
「ドナルドマジック型の四!ドナルドフラッシュ!!」
ドナルドの胸についているマクドナルドのエンブレムは、はずすと閃光手榴弾になるのだ。
カッ!ドナルドが地面に投げると、凄まじい光が発せられる。
「ぐもぉ!ぉおおぉ・・・。」
人々は、目を押さえて地面に倒れ込んだ。
「この隙に逃げるぞ!」
ドナルドが女の子の手をひいて走る。ただ闇雲に走っているのではない。目的地があるのだ・・・
「やっぱりあったぜぇ!」
ここは幼稚園、送迎バスが止まっている。
「早速・・・ドナルドマジック型の五、ドナルドピッキング。」
ドナルドがアフロの中から針金のような物を取り出して、バスの鍵穴をいじくっている。
「ドナルド!後ろから来たよ!!」
679スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/17(土) 21:31:44 O
「分かった、任せろ。」
ドナルドピッキングで開けたバスに女の子を乗せると、ドアを閉め、今度は絶対出るな。と言った。
敵は三人。幼稚園の先生のようだが、やはり他の住民と同じでどこか異常だ。
「速攻だぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
ドナルドは目にもとまらぬ速さで、右側にいる保母の頭部を鷲掴みにした。
「ドナルドマジック型の六、ドナルドクラッシャァァァァァ―――!!」
ブチュビチュブチュ・・・保母の頭が砕け、脳みそや顔面の肉があたりに飛び散った。すると、両側から男と女が挟み撃ちのかたちで襲って来る。
「フンッ!」
両方の頭を鷲掴みにすると同時にドナルドクラッシャーをかます。どちらも頭がバラバラに飛び散って、動かなくなる。
「じゃあ逃げようか!安全な場所に・・・。」
ドナルドがバスの運転席についた。
680('A`):2005/12/17(土) 21:32:28 0
クオリティータカス
681たかす:2005/12/17(土) 21:49:05 O
ドナルドウェポンって烈火の炎の金剛暗器?
682('A`):2005/12/17(土) 22:25:35 0
スマイルガンガレ
683スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/18(日) 06:53:30 O
ドナルドがバスに乗った。
「やべぇ、鍵がない・・・しょうがねーなぁオイィィ・・・。」
ドナルドが鍵穴の下を殴って穴を開け、中をいじるとエンジンがかかった。
「ドナルドすごーい!」
「まぁな・・・シートベルトしておきなよ。」
幼稚園から出ると閃光手榴弾で怯ませた住民が大挙して押し寄せて来た。
「ちょっと飛ばすぞッ!しっかり掴まってろ!!」
ブゥゥーン!エンジンが唸りをあげ、夜の街を爆走する。
「ドナルド!どこに行くの!?」
「近くにデパートがあったよな?この時間帯は入り口に鍵がかかってる。」
「それで!?」
「入り口の1つにこのバスを突っ込ませる、そうすりゃ僕達は中に入れるし、バスが入り口を塞いでくれるしね!」
「ドナルド頭イイ〜!」
「もっと飛ばすからなッ!!」
グォォーッ!バスのスピードは時速100キロに達した。
684('A`):2005/12/18(日) 13:57:58 0
・・・・・・スマイルってめっちゃ人気高いな。
こんなのより、もっと様々な恐怖に襲われつつ
必死で逃げるような話が好きなのは漏れだけか。
685('A`):2005/12/18(日) 14:14:14 O
>>684スマイルはまだ始まったばっかだからわからんよ。ドナルドを越える存在がいるかもわからんしね
686259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/18(日) 17:19:39 O
エレベーターが開く。中にはゾンビが5体。
「ゾンビ共を片付けて、あれに乗ろう」
天宮が銃を構える。IMI社製、デザート・イーグル 50AE。重量が2kgほどある大型軍用拳銃。
50AE(アクション・エクスプレス)弾を使用するため、かなりの威力を誇る。装弾数は7発。
「タイラントとやり合った時に、大分使ったからなぁ、後14発ってとこか」
優と天宮が前に出る。
優がゾンビを次々と刀でなぎ払う。天宮は、二人を守る形で警戒している。
「…はぁ…んぐっ…はぁ…だ、大丈夫ですか?」
ゾンビを片付けて、優が戻って来る。
「んむ、大丈夫。しっかし、優っちやるね〜…っと」
―ズガンッ―
天宮がニヤニヤしながら、起き上がろうとしたゾンビを打ち抜く。
「油断はしちゃ駄目さ〜。…よし、じゃあ行こっか」

―チン…ガコン―
エレベーターが止まり、通路に出る。
そこには、今まで何処にいたんだと言いたくなる程のゾンビがいた。
「こっちへ!早くっ!」
天宮が制御室に走る。次々とゾンビの頭を吹き飛ばす。
圭吾と麻美を先に行かせ、優も飛び込んだ。
「ふぃ〜…取りあえず、鍵は見つけたから、武器庫まで突っ切れば何とかなるっしょ」
反対側の扉に手を掛けた。
687('A`):2005/12/18(日) 17:22:05 O
オナニー中ゾンビ来たらどうする?
688('A`):2005/12/18(日) 17:51:11 0
凄い勢いでヌいてすぐ全力で逃げるよ。当然だろ。素手でゾンビに勝てるわけ無い。
689('A`):2005/12/18(日) 17:54:08 0
終わるまで待ってもらう
690('A`):2005/12/18(日) 20:34:34 O
686乙!続きプリーズ!
691('A`):2005/12/18(日) 20:41:52 0
数ヶ月ぶりに来て見たら一杯新作が掲載されてますねー。

TypeGはどうなったのかな?

それと作家さんがんばって〜
692ハルヒ ◆RxcwC9FkSo :2005/12/18(日) 22:28:36 0
693691:2005/12/18(日) 22:31:06 0
まとめサイトのURL教えてください
694('A`):2005/12/18(日) 22:43:20 O
>>692もういいから。餃雑でやれよ・・・。これだから池沼は
695('A`):2005/12/18(日) 22:50:50 0
696('A`):2005/12/18(日) 23:03:08 O
デザートイーグルって…
警官でも扱えないぞ
ガチムチの軍人でないと衝撃で手首がいかれる
697スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/18(日) 23:07:46 O
途中の道にも住民がいたが、誰もこのスピードに追いつけない。ドナルドは滑らかな動きでハンドルをきる。
「ところで君、名前何ていうんだい?」
「私、未来(ミク)っていうの。」
「未来ちゃんか・・・よろしくね!」
「うん・・・。」
元気がない。それもそうだろう、両親の死体を見てしまったのだ。ショックがないはずなどなかった。
「ドナルドマジック!」
ドナルドがマジックでファービーを出す。
「これを・・・あげるよ。」
「ドナルド、ちょっとキモいね・・・。」
「そんなことないよ!ホラ。」
─ナデナデシテー
「やっぱりキモいって!」
未来がファービーをチョップした。ファービーは
─モルスァ
と言って動かなくなった。
「ハハハハ、やっぱりキモかった?」
「キモいってー!アハハハハハハ!」
未来は笑った。ドナルドはこれでいいと思った。お気に入りのファービーは壊れたけれど・・・。
698たかす:2005/12/18(日) 23:10:23 O
モルスァ ブルスコ
699スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/18(日) 23:19:32 O
─ブォォォ―ッ
あと少しでデパートに着く。今まで見た住民にまともな奴がいないとなると、やはりデパートにも異常者が盛りだくさんだろう。
「パラッパッパッパー!I'm lovi'n it♪」
ドナルドがご機嫌にマクドナルドの歌を歌い、未来もニコニコとしている。
「ねぇ、ドナルド!あのね・・・。」
未来が言いかけた瞬間
─ドゴンッ!
バスの上から大きな音がして、車体が揺れる。
「キャッ!」
「なっ、なな何だ!?」
何かがバスの上にいる。しかし、バスを停めたら多数の住民の相手をしなければならない。
ドナルドは焦った。運転していればやられる、運転をやめたらバスはコントロールを失う。
この2つの危機がドナルドを押しつぶしそうになる。
「くそッ、どうすれば!?」
「ドナルド、私が運転する!」
「えっ、君が?」
「私のパパとママが運転してるのを、いっつも見てたから大丈夫!上にいるやつをやっつけて!!」
「あぁ、ドナルドがやっつけてきてやる!」
700スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/18(日) 23:31:14 O
未来に運転させてみると、思いの他運転が上手かった。しかし、スピードが出せるわけではない。
ドナルドに比べて、やはり遅い。しかし迷っている暇はなかった。
ガシャン!ドナルドが窓ガラスを割り、バスの屋根によじ登る。
「あいつか・・・。」
バスの後部に、般若のような角を生やした鬼のような男が立っている。
「おめー!降りろ!!ッても降りるわけがねーよなぁ・・・。」
男がこちらに歩み出す。ゴツッゴツッ・・・男の重そうなブーツが屋根を踏むたび、屋根の金属が深くへこんだ。
ドナルドは何も言わず、ドナルドブレイドを握りしめる。
一瞬で間を詰め、男の胴めがけて斬りかかる。しかし、男の異常に頑丈な皮膚にはじかれ、刃が食い込まなかった。
「こ、こいつ!ドナルドフレイム!!」
ボウッ!勢い良くドナルドが火を吹いた。しかし、その身を焼かれて尚男は近寄ってくる。
ドガッ!男の重い一撃。ドナルドは屋根にめり込んだ。
「ガハッ!なん、な、なんつー力だ・・・。」
701スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/18(日) 23:43:19 O
グォオ!男が屋根にめりこんだドナルドの顔に追撃をしかける。
「おおッ!あぶね!」
ドナルドが横に避ける。ドガァ!屋根の厚い鉄板を貫通して穴を開けていた。
「ドナルドフレイムも通用しねぇか・・・。これしかないッ!」
ガッ!ドナルドが男の頬を全力で殴った。くどいようだが、一般人ならば無事には済まない。しかし、口から血を吐きつつ男は踏ん張って耐えた。
「今だ!ドナルドマジック型の七、ドナルドボム!!」
ドナルドがポケットから手榴弾を取り出して、男の口に押し込む。
「モゴアッ!?」
男は間抜けな声を出し、手榴弾をとろうとした。
「落ちてからゆっくりとりなよ・・・。」
シュッ、ゴガッ!
ドナルドが後ろ回し蹴りで男を突き落とした。男はあごに綺麗に喰らい、地面に激突。その後、口の中で手榴弾が炸裂した。
「ざまぁみやがれぇぇぇああああああああ!!」
ドナルドは雄叫びをあげた。ドナルドは予想以上の戦闘に疲れていたので、バスの中に戻り、すぐ休んだ。
「ハァハァハァ・・・楽に勝たせちゃくれない・・・か。」
702('A`):2005/12/19(月) 00:20:29 O
いろいろ突っ込みたい部分があるが、面白いので放っておく。
スマイルガンガレ
703たかす:2005/12/19(月) 00:44:12 O
突っ込み?
かなりおもしろいと思うけど
704(´・ω○`)d:2005/12/19(月) 04:24:59 0
なんだか読んでたら書きたくなってきた。
バイオのメモ風に仕上げてみる。2日ぐらい煮詰めて来るよ
705259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/19(月) 06:18:13 O
扉を開ける。ゾンビはいないようだ。
何ごとも無く通路を渡り、武器庫に着いた。
「あれ?結構無いな…」
中は結構広かったが、すでに使われたのか、あまり残っていなかった。
「これだけ?M4A1とか欲しかったのになぁ…まぁいいや、取りあえず武器を振り分けよう」

天宮は「俺しか使えないだろう」とデザートイーグル、グロック19。優は刀とグロック19、レミントンM870。
麻美はSIG/ザウエルP226を2丁。圭吾は、左腕が折れていたので、荷物係りに。
弾は、各自出来るだけ持ち、残りは圭吾が持つ。
4人共手榴弾を1個ずつ持ち、一通り準備は整った。

「あ〜、ごめんな圭吾、怪我してるのに重い物持たせて」
天宮が手を合わせて謝る。しかし、圭吾は笑いながら言った。
「いやいや…俺は今、足手まといですから。役に立てるだけ嬉しいっス」
よいしょと、リュックとボストンバッグを担ぎ、3人に着いて行く。

…武器庫の扉が開いていた。
天井には、今までより二回り程大きなリッカー、通路の奥からはゾンビの集団がこっちへ向かって来ている。
「いきなりですか…ふぅ」
天宮がやれやれと両手を上げる。リッカーが天宮に飛びかかった。
706259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/19(月) 07:00:30 O
「!?うおっ!危ねっ!」
天宮が右に跳ぶ。リッカーは見えて無かったらしい。
優が刀を構え、左奥に走りながら叫ぶ。
「み、皆は先に行って!ぞゾンビ共を、たた、頼みます!」
3人が出口に走る。リッカーは優の方に切りかかって来た。

―ガギィン…―
「!?」
爪を刀で受ける。しかし、刀は中程から折れ、爪が腕をかすめる。
「くっそぉぉ!!」
刀を投げ捨て、肩にかけていたM870を構える。
距離を取っていたリッカーが、また飛び掛かって来る。
「し、死んでたまるか!」
M870から散弾が放たれる。至近距離で受けたリッカーが、吹っ飛ばされる。
しかし、優は走って近付く。ゲームでは、1発では死ななかったからだ。
頭にグロック19を突き付け、何発も打ち込む。
そして、動かなくなったリッカーを背に、出口に向かって走る。


ゾンビの集団は、通路を埋め尽くす程密集していた。
「はぁ…仕方無い、弾は節約しなきゃだしな」
天宮が手榴弾のピンを抜き、ゾンビに向かって投げる。3人は近くの物影に隠れる。
―ズガァァン―
肉片が飛び散る。残りは奥に10体程。
「突っ込むぞ、麻美っち、援護して!」
天宮、麻美、圭吾の順で、ゾンビ達に突っ込んでいった。
707('A`):2005/12/19(月) 12:13:01 0
つまらん、おまえらの話はつまらん
708('A`):2005/12/19(月) 12:50:11 0
スマイル最高
709('A`):2005/12/19(月) 12:52:06 0
>>708
スマイル乙
こうして作者の質が落ちていく
710スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/19(月) 13:11:10 O
>>709俺じゃねぇよ。荒らすな。
711たかす:2005/12/19(月) 13:14:45 O
おもしろいから気にすんな
712('A`):2005/12/19(月) 13:29:59 0
>>710
なにその超反応wwwwwwwwwwwwwwwwwwww

>>711
おまえつまんねぇから消えて、
713('A`):2005/12/19(月) 13:34:28 0
携帯コテってなにがしたいの?
あとたかすとかつまんないくせにコテんなよ
誰もおまえのなんかパクらんしwwwww
714('A`):2005/12/19(月) 13:37:28 0
鉄也「キラきゅんはプロ?」
キラ「プロじゃないです」
鉄也「今彼氏いるの?」
キラ「今はいません」
鉄也「やらないか」
715('A`):2005/12/19(月) 13:39:04 0
>>714
最高のバイオハザードだな
716('A`):2005/12/19(月) 13:41:44 0
うほっ!
717たかす:2005/12/19(月) 13:42:36 O
>>713
なに言ってんの?
718('A`):2005/12/19(月) 13:44:24 0
>>717
日本語勉強してから来てください
719たかす:2005/12/19(月) 13:48:14 O
ん?

>>だれもお前のなんかパクらんしWって
なに?
720まんまん:2005/12/19(月) 13:50:33 0
はじめましてまんまんです、

俺「ようゾンビ!!」
ゾンビ「おっす、最近どう?」
俺「絶好調だよ!おまえはどうなのよ?」
ゾンビ「最近腹減って元気がないよ・・・だから」
俺「だから?」
ゾンビ「この鎖外してくれないか?」
721('A`):2005/12/19(月) 13:59:17 0
>>720
ワロスwww
722('A`):2005/12/19(月) 20:12:09 0
>>720
新しいなwww
723('A`):2005/12/19(月) 20:15:01 0
また荒れてきたな
724('A`):2005/12/19(月) 20:18:13 0
>>723
荒れてなくね?
725('A`):2005/12/19(月) 20:23:20 0
終わりじゃ。このスレは終わりじゃ。嗚呼、第二次黄金期は破滅へのプロローグ。
第2次黄金期以前の作家が懐かしい・・・俺も書いてみるーなんていってるやつはいらない。
726('A`):2005/12/19(月) 20:30:18 O
おにいt
727('A`):2005/12/19(月) 21:15:37 0
黄金期なんて幻想
728('A`):2005/12/19(月) 23:07:44 O
ディックの書き方は好きだった…






読みやすさと親切部門第1位
729スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/20(火) 07:27:51 O
デパートまでほんのわずか。ドナルドは疲れてはいたが、かといって休むわけにもいかない。
「デパートが見えた!突っ込むからしっかり掴まっているんだよ!!」
「う・・・うん!」
グアァア―――!
ドナルドがアクセルを踏み込む。バスの速度は時速120キロになった。
「行けェェェエ―――――!」
ドガァァンッ!
バスが入り口に突っ込んだ。
「う・・・く、大丈夫・・・か?」
「うん・・・なんとか・・・。」
バスから降りると、そこはデパートのレストランが並ぶ場所だった。
(マックはないのか!?何てデパートだ・・・)
ドナルドは怒りを覚えつつ、辺りを見回した。普段は人々が談笑などをしている声が聞こえるのだが、人がいないとここまで静まり返るものなのか。
「ドナルド・・・なんだが怖い・・・。」
「大丈夫、ドナルドがいるから!お腹空いてない?」
「ちょっと・・・。」
「何か食べようか?マックとか。それとマックとか!」
「うん、食べたい。」
しかしマックがないので、ドナルドはレストランに入って見た。『紅龍』という中華料理店だ。
730スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/20(火) 07:41:51 O
他のレストランはシャッターが降りていたため、というのもこの紅龍を選んだ理由だ。何故かここだけシャッターが開いていた。
「誰かいないか!?」
ドナルドが呼びかけたが返事はない。
中は黒と赤が基調の内装となっていて、テーブルには客が食べ残したと思われる料理が上がっている。
「まだ新しい・・・。この街で何が起きてるんだ?」
ドナルドが厨房を調べるため、のれんをくぐろうとした時だった。
─ヒュオッ、カッ!
ドナルドの後ろから中華包丁が飛んで来た。ドナルドは一瞬早く何者かの気配に気づき、かわすことができたが・・・
「誰だ!?」
未来は外に待たせている。とりあえず戦うにあたり支障はない。
テーブルの下から這い出してきたのは、シェフのような格好の男。両手には中華包丁、服は血で真っ赤になっていた。
「ハァ―ハァ―・・・。」
「・・・凶器使うタイプもいるのか?」
ドナルドクロウを装着した。ドナルドブレイドは狭い空間では力を発揮できないからだ。
「シャアァ!」
料理人は右手の包丁で斬りかかって来た。
キィン!ドナルドがドナルドクロウで受け止める。
ヒュゥッ!左手の包丁がドナルドの腹部を横薙に斬りつけようとした。
「おぉっとぉ!」
ドナルドがギリギリでかわす。
731('A`):2005/12/20(火) 07:46:46 0
朝マック食ってくるか
732スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/20(火) 07:49:26 O
>>731ドナルドに気をつけろよ
733('A`):2005/12/20(火) 10:51:38 0
兄弟スレできたようです、職人の方お願いします


もしも時間を30秒止めれたら
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/motenai/1135010640/l50

734('A`):2005/12/20(火) 17:00:34 0
>>733
バイオ作者のクオリティの高さならなんなくいけるだろう
735('A`):2005/12/20(火) 19:30:24 O
続き書けよ
736('A`):2005/12/20(火) 19:31:35 O
なんのだよ?
737('A`):2005/12/20(火) 19:47:04 O
なんだと思う?
738('A`):2005/12/20(火) 19:48:25 O
官能的な小説
739('A`):2005/12/20(火) 19:54:36 O
書き手がいなくて困ってるみたいだよ、まだ1しか書いてなかったし
740('A`):2005/12/20(火) 20:00:53 O
それをこっちの作家さんに頼んでどうする?あっちの人が書けばいいんじゃないか?
741('A`):2005/12/20(火) 21:22:20 O
738 ファイナルアンサー?
742('A`):2005/12/20(火) 21:42:24 O
>>741冗談だ。俺はスマイルのが見たい
743スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/20(火) 22:57:45 O
「さっきの奴らより動きがいいぜ・・・。」
焦りを感じつつ距離をとる。後ろに下がったとき、ぐにゃりとした何かを踏みつけた。
「こ・・・これはッ!?」
踏みつけたのは人の腕だった。よく見てみると、あちこちに肉片や体のパーツが転がっている。
「こいつ・・・。クククク・・・俺よりイかれてんのか?楽しくなってきたなぁぁぁぁああ・・・。」
ドナルドが舌なめずりをする。
「とりあえず死んどけ!オラァッ!!」
ドナルドクロウで、料理人の頭部を攻撃する。するどい突きだったが、料理人はかなり素早く、軽くかわしてドナルドを蹴ってふきとばした。
「ぐぁッ!」
ガシャァーン!テーブルにドナルドの巨体が突っ込んだ。
「ウガァアアアァァァ!!」
料理人がドナルドの頭めがけて包丁を振り下ろしてきた。
「南無三っ!」
バシィッ!ドナルドが料理人の包丁を白刃取りでおさえつける。そのまま腕を捻りあげ、料理人から左手の包丁を奪った。
「今度はこっちの番だ!」
ドゴンッ!
ドナルドが料理人の腹に強烈なボディを入れた。
「うぅ・・・ぐ。」
料理人が体をくの字に曲げて悶絶する。
「とどめェッ!」
ドナルドが料理人の頭に包丁を振り下ろした。
─ドスッ─
料理人の頭に、深々と包丁が突き刺さっている。頭頂部から、鼻の下あたりまで、ちょうど真ん中に包丁がはいった。
プシャァァァ・・・
料理人の頭から血が吹き上がる。
「ふぅ・・やったな・・・。」
ドナルドが戦闘体勢を解いたそのとき!
「ガァァァァァ!」
料理人がつかみかかってきた!
744('A`):2005/12/20(火) 23:00:18 0
俺が「あーりえんなー」とか叫んでる所を頭吹っ飛ばされて死にたい
745('A`):2005/12/20(火) 23:39:06 0
スマイルいいよー
ガンガレ
746('A`):2005/12/21(水) 00:06:29 0
・・・漏れはあえて言う。
スマイルイラネ。他の作者さんガンガレ。
747('A`):2005/12/21(水) 03:04:04 0
時間的にスマイルって確実に自演してるだろwwww
いやいいんだよ、自演なんてみんなやってることだしなwww
748('A`):2005/12/21(水) 06:36:37 O
また作者潰しにかかる奴が湧いてんな。
749('A`):2005/12/21(水) 13:44:07 O
荒らしも作者がやってるんじゃないか?
作者同士で潰しあってる気がする
750('A`):2005/12/21(水) 13:56:24 0
まけるなスマイル
751('A`):2005/12/21(水) 18:16:36 O
疑いだしたらキリがねーな
752('A`):2005/12/21(水) 18:18:54 0
スマイルしか今作者いなさそうだし
753('A`):2005/12/21(水) 18:23:55 0
どこがだよ
754('A`):2005/12/21(水) 18:44:30 O
259も消えたからな。スマイルしかいないんじゃないか?ってかスマイルの方が面白いから別にいなくても構わないし。
前に書いてみたいとか言ってた奴もどうせ第二次黄金期の奴らみたいに下らない作品しか書かないだろ
755('A`):2005/12/21(水) 18:45:37 0
>>754
スマイル乙
756('A`):2005/12/21(水) 18:47:53 O
>>755意見言ったくらいで自演と決めつけんなよ
757('A`):2005/12/21(水) 18:48:49 0
>>756
自演乙
758('A`):2005/12/21(水) 18:50:11 O
わかった、何も言わずにロムってるよ。とりあえず悪く言ったものの、スマイル、259頑張れ
759('A`):2005/12/21(水) 18:51:27 0
>>758
そうやって単体で応援すっから叩かれるんだよ
その二人だけじゃねぇんだよ書いてんのは
760('A`):2005/12/21(水) 18:52:19 0
たしかに○○がんばれとかは自演に見られてもしょうがない
761('A`):2005/12/21(水) 18:53:28 O
ってか今書いてんのって実際二人しかいなくない?他に誰かいる?
762('A`):2005/12/21(水) 18:57:11 0
>>761
いや完結してない奴は今も続いてるだろ、
あと新規の人も入りやすいように
とりあえず少数での馴れ合いはやめろ
763('A`):2005/12/21(水) 19:37:08 0
ホントに携帯というものは
764('A`):2005/12/21(水) 19:44:29 0
まったく初々しいものだな
765('A`):2005/12/21(水) 19:57:30 0
ほんとだ、携帯だったんだwww
766('A`):2005/12/21(水) 20:04:32 0
携帯わろすwwwwwwwwwwwwwwwwww
767259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/21(水) 23:29:39 O
突っ込んで行く3人。先頭を走る天宮の足を、上半身だけになったゾンビが掴んだ。
「おわっ!?」
血と肉片の中に、頭から突っ込む。
「あぃ…ってぇ…こんにゃろ!!」
―ズガンッ―
噛み付こうとしていた頭を、デザートイーグルで吹き飛ばして起き上がる。
「っ…!!足が…」
天宮の足に、ゾンビの骨が刺さっている。
それを引き抜き、ゾンビの頭を打ち抜きながら、先に進む。

通路にいたゾンビが片付いたとき、優が追いついた。
「お、無事だったか、さっすがぁ〜」
天宮が、自分の足に応急処置をしながら笑っていた。
「あ、足どど、どうしたんですか」
「優っちも…腕やってるね〜」
それを見て、麻美がオドオドしだす。
「か、感染しちゃうんじゃ…」
優の腕に包帯を巻きながら、天宮はニヤニヤしている。
「これがあるからなぁ〜…ぱっぱかぱっぱっぱ〜ぱ〜ぱ〜…ワクチン〜」
注射器を取り出して、優の腕に注射した。
「これで無くなっちゃったなぁ〜…皆気をつけよ〜ぜ〜」
どこまでも軽い雰囲気の天宮。
ワクチンが無くなった。
768('A`):2005/12/21(水) 23:37:46 0
無くなったといっても一回打てば大丈夫なんだしょ?ワクチン
769('A`):2005/12/22(木) 02:56:47 O
>>768
天才かもわからんね
770スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/22(木) 06:57:19 O
「くっ、死んでないだと!?」
ドナルドの肩をつかんだ料理人は、そのままドナルドの首筋に噛みつこうとした。
「させるか!ドナルドクラッシャーッ!!」
ドナルドが肩をつかんでいる腕の骨を握力だけで砕いた。
「おぉおお・・・。」
骨をへし折られ、だらんと下に腕を垂らしながらもドナルドに攻撃しようとする。
「こいつ・・・やっぱり人間じゃねぇな・・・。」
ズボッ!ドナルドが料理人の頭から包丁を抜いた。
プシュー――――――!
また勢い良く鮮血が吹き出した。
「ふんッ!」
ドナルドが勢いをつけて包丁を振り、料理人の首をはねた。
床に倒れて動かなくなる。さすがに首を切り落とされては生きていられないだろう。
「ハァハァ・・未来ちゃん、何も無かったかい?」
ドナルドが紅龍から出てきた。
「うん、私は平気だよ。ドナルドは大丈夫?」
「な・・・んとかな・・・。」
(この街で何が起きてる?ありゃ不審者なんかじゃない。まるでゾンビだ。組織なら何かつかんでいるかもな・・・)
ドナルドがポケットから小型の通信機を取り出した。とぉるるるるるるるる
コール音が何回か鳴った後、男が出た。
771スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/22(木) 07:14:15 O
「はい、こちらマクドナル・・・」
「俺だ。ドナルドだ。」
「ドナルド様ですか。ご用件を。」
「情報部の人間と話をさせてくれ。」
「かしこまりました。少々お待ちを・・・。」
未来が不安そうな顔でドナルドを見上げている。ドナルドは未来の震えている体を抱き寄せた。
「ガチャッ・・・情報部の白鳥です。」
「情報部なら俺の街のことも把握しているな?」
「えぇ、信じられないことですが、その街ではバイオハザードが発生しています。」
「何か情報はないか?なんでもいい。」
「そうですね・・・この件にはミスタードーナツが一枚かんでいるようです。」
「ミスタードーナツ?ケンタッキーじゃないのか?」
「ええ、我々の内通者の情報によると、ミスタードーナツは秘密裏に細菌兵器の開発をしていたようです。」
「今回の事件はその細菌が?」
「そうなりますね。ドナルドさん、あなたは我が社のエージェントとして、その街でいろいろと調べて頂くことが決定しました。」
「何?」
「とにかく追って連絡します。では。」
ガチャ、ツーツー・・・
772スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/22(木) 07:27:04 O
「切りやがった・・・。」
「ドナルドぉ・・・。」
「大丈夫だよ。僕が未来ちゃんを守るからね!」
「ありがとう・・・。」
未来は泣いている。こんな幼い子供なのに、つらい現実と戦っているのだ。
「俺が・・・守ってやる。」
─広場。とりあえず行くあてもないので、ここで休むことにした。ドナルドは昔のことを思い出した。
湾岸戦争、ドナルドはアメリカの一歩兵だった。基地の内部の警備で、安全な仕事のはずだったが、敵の急襲を受け基地は壊滅。
ドナルドの仲間は皆死に、ドナルドも植物人間になる。
ドナルドには家族もいない、文句を言う遺族もいないため、ドナルドはあるプロジェクトの実験台にされた。
─ドナルドマジックプロジェクト。数回に及ぶ強化手術。ロボトミー手術。ドナルドは、一歩兵から最強の生物兵器として蘇った。
このプロジェクトに資金、技術面で協力したのがマクドナルド。
表向きはファーストフードの企業だが、裏では生物兵器を始めその他の兵器を開発、製造していた。
773('A`):2005/12/22(木) 09:30:02 0
実在の会社名がポロポロ出てくるな・・・
774('A`):2005/12/22(木) 13:17:05 0
もちもち
775('A`):2005/12/22(木) 13:49:35 0
それがバイオスレクオリティ
776('A`):2005/12/22(木) 20:38:29 O
これは訴えられるかもわからんね
777('A`):2005/12/22(木) 20:43:03 0
ミスタードーナツとマクドナルドの社会的品位をことごとく落としめているしな・・・
778('A`):2005/12/22(木) 21:37:07 0
まとめサイトにびびった・・・
779('A`):2005/12/22(木) 23:45:39 O
腕に続いて目か・・・オラもおでれぇたぞ・・・リアルに・・・
しかしまとめ管理人さんGJ!
780259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/23(金) 04:11:46 0
その後4人は、制御室で休憩をとりながら脱出ルートの確認をしていた。
「第一研究室を抜けて、連絡用通路から管理室に行く。
んで、そこから緊急時用通路を真っ直ぐ行けば防壁に着くのさ。そこから出られるはずだよ」
チョコロールを食べながら、天宮が説明する。もうすぐこの町から出られるようだ。
食事を終え、制御室から出る。さきほど片付けたためか、ゾンビは少なかった。
弾を節約しながら、研究室に入る。何事もなく連絡用通路に出れた。
「落ちないように気をつけてね、落ちたら死ぬぞぉ」
連絡用通路は橋の様になっていて、底は見えない。確かに、落ちれば命は無いだろう。
真ん中辺りに来たとき、管理室側のドアが開いた。

「ちょ…タイラント…皆!研究室へ!早く!」
天宮が叫ぶ。同時にタイラントが走ってくる。天宮達が研究室に入ったとき、圭吾の姿が無かった。
どうやら鞄が鉄柵に引っかかっているようで、動けなくなっている。
「鞄なんかいいから、早くこっちに!」
タイラントはもうすぐ圭吾に追いつきそうだった。



781259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/23(金) 04:35:28 0
「くっそ…!!あぐっ!」
鞄から離れた直後、タイラントに殴られた圭吾が、反対側の鉄柵まで吹き飛ばされる。
衝撃で、鉄柵のボルトが外れた。
「この…ぐっあ、足が…」
右足が動かない、折れたようだ。圭吾は何かを決心したように叫ぶ。
「…天宮さん!!扉を閉めて!!早く!!」
「何言ってんだよ!早く来いって!!」
天宮が手を差し出す。圭吾は足を引きずりながら、タイラントの攻撃から逃げる。
「俺はもう…もう駄目っスから!皆は生き残って下さい!!」
リュックを扉のほうに投げる。手には手榴弾を握っていた。
「な…?お、おい…やめろぉぉぉぉぉ!!!」
天宮が飛び出した。同時に圭吾がタイラントに突っ込む。
「俺と一緒にダイビングでもしようか」
バランスを崩し、タイラントがよろめいた。圭吾は渾身の力で体当たりする。
『オォォオオォ!』
鉄柵が外れ、タイラントと圭吾が落ちていく。天宮が体を乗り出して叫んだ。
「圭吾ぉぉ!!」
落ちながら手榴弾のピンを抜く。その顔は笑っていた。
「結局、彼女出来なかったなぁ…あぁ、麻美、無事に生き残れよ…」

暗闇から爆発音がした。風が下から吹き抜けていく。

圭吾が死んだ。
782('A`):2005/12/23(金) 04:37:30 O
ここまで読んだ
783スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/23(金) 07:51:52 O
未来は寝ている。今のところ敵の姿はない。
とぉるるるるるるるるるるる!
通信機のコール音だ。
「こちらドナルド。」
「やぁドナルド、私は小笠原。マクドナルドの工作部隊隊長だ。君の働きに期待している。」
「あいさつはいい。俺の任務は?」
広場をうろうろしながらドナルドが問いかけた。床には血のようなあとがある。
「君の任務はミスタードーナツの調査だ。奴ら、細菌兵器の開発をしているのは聞いているな?」
「ああ・・・。」
「ミスタードーナツ本社に潜入し、細菌兵器のサンプルを奪って来てくれ。出始めに近くのマクドナルドに行くといい。武器があるぞ。」
「了解、任務を開始する。オーバー。」
「健闘を祈る。」
ブツッ、ツーツー・・・。
ドナルドはマクドナルドマップを取り出した。日本全国のマクドナルドの位置が記されている。
マクドナルドはここから1〜2キロ。敵がいるのは間違いない。車もさっきみたいに襲撃されれば危険だ。
「やれやれだな・・・。」
ドナルドがため息をついた。
784スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/23(金) 08:02:59 O
「未来ちゃん!行くよ!」
「うぅん・・・分かった!」
ガキの前でキャラ作らなきゃならないのが、この仕事のつらいところだな。とドナルドは思った。
普通ならとっくに殺してパティにしているところだ。だが何故か今命がけで守っている。
「なんなんだろうな・・・よし、出発するよ!マクドナルドに行こう!」
「うん!」
とりあえずマクドナルドの方角、北の出口に向かう。こちらは服の専門店街になっている。ゆっくりとドナルドが進む。隠れる場所が多いため、いきなり奇襲される可能性があるのだ。
「ドナルド、怖いよぉ・・・。」
「気をつけて、何かいたらすぐに教えるんだよ。」
「あっ!前に誰かいる!」
「早速か・・。ここにいて。」
「うん!」
ドナルドが見ると、たしかに人影がある。しかも複数、こちらに走って来ていた。
「おぉらぁぁぁぁ!」
ドナルドが距離を詰め、1人を殴りとばす。
785('A`):2005/12/23(金) 09:30:58 0
やっぱスマイルおもしれー
786('A`):2005/12/23(金) 09:34:21 0
俺は好きだからスマイル頑張れ!荒らしてる厨房にまけるな!!
787('A`):2005/12/23(金) 09:42:29 O
ディックが別スレで官能小説書いてたwwwwwww
788('A`):2005/12/23(金) 10:30:58 0
へー
789('A`):2005/12/23(金) 10:34:23 0
だってあれディックのスレだろ?
790('A`):2005/12/23(金) 11:01:03 0
スマイルがんばっ!!
791('A`):2005/12/23(金) 14:14:32 O
今からでも遅くない




企業名を隠すんだ
792('A`):2005/12/23(金) 14:21:58 O
さすがに自作自演だなこりゃ
793('A`):2005/12/23(金) 14:47:21 0
携(ry
794('A`):2005/12/23(金) 15:01:02 O
何?もしかして今家にいるの?
795('A`):2005/12/23(金) 23:17:30 O
むしろジエンならもっとヒドイのがいると思うが… 
というか荒らしに近い
796('A`):2005/12/24(土) 00:51:41 0
あー、今日バイオハザード起きてくれねーかな
797('A`):2005/12/24(土) 09:15:03 O
>>796
なんで?
今日はただの土曜日だろ?それで明日はただの日曜日だ。
だから特にイベントなんてないし、俺が外に出る必要もない。
絶対にっ!!一歩もっ!!外に出ないっ!!!
798スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/24(土) 11:52:21 O
おはよう諸君。俺は今日に限って予定がないものでね。投下させていただく。

ガッガッガッ!床に打ちつけられるたび、ゾンビの手足が変な方向に曲がっていく。ドナルドの渾身の力を込めた蹴りだ。
ドナルドの前後から敵が迫る!
「くっ・・・!」
まず後ろの敵を、かかとを振り上げて吹き飛ばす。顎に綺麗に命中した。
「おっ!らぁぁぁぁ!」
続いて前の敵に右ストレートを打ち込んだ。
ガッ!
「何ッ!?」
最初の攻撃から間髪いれずに打ち込んだにも関わらず、敵はドナルドの拳を手のひらで受け止めていた。
ググッ。敵がドナルドの拳をしっかりと握った。
「なんつー握力だ・・・。」
このままでは拳が潰されてしまう。何とか逃れなくては。
ドナルドは大きく左腕を右に振りかぶり、そのまま腰を入れて裏拳をくりだした!
グチャッ!敵の頭部が180°回転し、手が離れた。
「ハハァッ!次はおめーだぜ!!」
最初に蹴り飛ばした敵に接近すると、一気にガソリンをあおった。
799スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/24(土) 12:07:19 O
「もんごごもごごご!」(今度は酒じゃねぇ!)
と叫び、ライターを点火。メラメラと炎が燃え上がる。
「ぼごんごごごおご!」(ドナルドフレイム!)
ゴォォォ――――!敵の体を凄まじい業火が包み込み。
「あぶうギャャァ―――――――――――――!」
敵が断末魔の悲鳴をあげた。しばらくのたうちまわった後、動かなくなる。
「次ィィはおめぇらだぜ・・・覚悟はしたか?コラァァァァァ・・・。」
ドナルドが残りの敵2人にゆっくりと歩み寄る。ドナルドの殺気にけおされたのか、敵は後ずさりした。
「逃げても無駄だッ!」
ドナルドが、残像ができる程のスピードで2人に接近した。
「ドナルドマジック型の八!ドナルドラリアットッ!!」
ドゴンッ!ドナルドが2人の間を走り抜けつつ、ラリアットを喰らわせた。
ドナルドの物凄いパワーでやれば、ただのラリアットも立派な必殺技と化す。
ラリアットを喰らったゾンビ2人は頭を背中側にだらりと垂れ下げたまま、ゆっくりと床に膝をついた。
800('A`):2005/12/24(土) 12:17:10 O
スマイル乙!実は偶然だが俺も今日は予定無いんだよね!

なんか・・・今日は投下が増える悪寒
801('A`):2005/12/24(土) 12:22:05 0
ゾンビにしては随分強いな
プラーガってオチか?
802スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/24(土) 12:22:20 O
俺たちはサンタクロースだ。俺たちの作品がお前らに贈るクリスマスプレゼントだ。まだ投下する予定なんでよろしく!
803('A`):2005/12/24(土) 12:27:20 0
ありがとう(´;ω;`)
804('A`):2005/12/24(土) 12:32:06 0
「俺たち」ってひとくくりにするなよ
805('A`):2005/12/24(土) 12:36:05 O
>>804またお前スマイルに粘着してんのか?こういうときくらい別にいいだろう
806('A`):2005/12/24(土) 12:39:54 0
過去に粘着した憶えはないが
自分の意見を皆の意見として書くなと言っているんだ
807('A`):2005/12/24(土) 12:41:25 0
>>805
つ【コテハン】
808スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/24(土) 13:00:23 O
やっぱり今日は人多いなww

「未来ちゃん!もう大丈夫だから出ておいで。」
「うん、ってドナルド!火事!」
ドナルドが未来の指差した方を振り返ると、先程焼き殺したゾンビから店に火が燃え移っていた。
どうやら火力が強すぎたらしい。
「やっべ!走るぞ!」
ドナルドが未来を抱えて駆け出した。入り口は自動ドア。ドナルドは勢いを落とさず走った。
「あぐえっ!」
ドナルドがドアにぶつかって跳ね返された。
「くっそ!開け!開け!!」
ドアのセンサーの部分に立っても、重さを感知する部分を何回踏みつけてもドアは開かない。
「ドナルド!ドナルドウェポンを使って!」
「えっ?あぁ、そっか!」
ドナルドが腰にさげたドナルドウェポンを手にはめた。
「こいつで!」
ガギィンッ!ドナルドクロウで突きを放ったが、ガラスが強化ガラスだったらしく、ビクともしない。
「チィッ!」
ガチャガチャ。ドナルドが急いで組み立て直し、ドナルドブレイドにする。
「オラッ!」
ドナルドがガラスを一閃。ガラスは見事に穴をあけられた。
809スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/24(土) 13:12:41 O
「ふう・・・怪我はない?」
「ドナルドのお陰でね!」
「良かった・・。」
ドナルドは大の字になって駐車場に寝ころんだ。
とぉるるるるるるるるるるるるるる!
コール音だ。
「こちらドナルド・・・。」
「ドナルド君。カメラで見ていたよ。デパートを燃やしてしまったな!ハッハッハ。」
「笑い事じゃないぜ・・・。で、何の用だ?」
「ドナルド君、近くにマンホールがあるだろ?」
「あぁ、というか俺の真下だ。」
「そこからなら安全にマクドナルドに辿り着けるだろう。」
「でもここ臭いんだよな。ドナルドマスクも1つしかないし・・・。」
「任務のためだ。1つしかないなら女の子を置いて行けばいいだろう?」
「それはできねー相談だな。」
「ハハハハハ!結構結構。下水道にもウイルスが漏れた可能性もある。せいぜいデカいネズミが出る程度だろうが・・・注意したまえ。」
「了解。」
「健闘を祈る。」

(くそ、ここ入るのかよ・・・。)
ドナルドがマンホールの蓋の取っ手を掴んだ。
810('A`):2005/12/24(土) 14:14:33 0
まとめサイトもクリスマス仕様になりました
811('A`):2005/12/24(土) 16:11:15 O
>>810
お前のおちゃめさに惚れた
812('A`):2005/12/24(土) 16:58:36 0
・゜・。・゜・゜・。・゜・。・゜・。・゜・。・      *
  *   ゜   。 +
      * 
  +       ゜ 
    r⌒○   。 +
    ⊂二⊃ + .
   (・ω・`)
   c_cヽ━ヽニフ
  ノとノと)へTTTTT
  / / /_ノ ̄ ̄ ̄|
`ヘ⌒ヽフ⌒r_|___ノ
(・ω・ ) ) ||  ||
し-し―J<二二二二フ
・゜・。・゜・゜・。・゜・。・゜・。・゜・。・
おまいら幸せ持ってる?俺が届けてやるよ
で、どれ位いる?
幸せなんてたくさんあるし

でもーっ
幸せ独り占めしようとする奴には
あーげないっ
この幸せを24時間以内にもてなさそうな奴らのBつのスレに分けてやれ
そしたらX'masに奇跡を持ってってやる。

サンタは優しいぜ
・゜・。・゜・゜・。・゜・。・゜・。・゜・。・
813スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/24(土) 19:57:16 O
「ふンッ!」
ガゴゴゴ・・・
物凄い重さのマンホールがゆっくりと持ち上がる。
「これからこの中に入るんだけど・・・これを着けて。ドナルドツールの1つ、ドナルドマスクだよ。」
「ドナルドマスク?」
「平たく言えば防毒マスクさ。さあ早く!」
「う、うん。」
ガボッ、グッグッ!
未来がマスクを装着した。
「ドナルド、結構キツいね・・・」
「キツくなきゃ脇からガスが入ってきちゃうからね!我慢して。さ、入ろう。」
ドナルドマスクは、マクドナルドの技術開発部が開発した最新の防毒マスクである。
どんなガスもろ過して無害化する。今ドナルドは持っていないが、ドナルドスーツと併用すれば、皮膚から染み込んで来るガスでさえも防げる優れものだ。
カンカンカン・・・
ドナルドが先に降りて危険がないか確認する。辺りを見渡し、危険がないと判断すると未来を呼んだ。
「くっせー・・・!」
「ドナルド大丈夫?」
「もちろん大丈夫だよ!」
(大丈夫なわけねーだろ糞ガキ!普通の人間ならぶっ倒れてるぜ・・・。)
814('A`):2005/12/24(土) 19:58:34 O
↓スマイル信者(自分)登場
815('A`):2005/12/24(土) 19:59:35 0
こういう夜にこそバイオハザードが起きて欲しいお
816('A`):2005/12/24(土) 20:06:18 0
ゾンビドーベルマン×3と教会で戦うんだけどどしたらいい?
817スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/24(土) 20:07:32 O
下水道の中は汚水が流れ、壁は薄汚い茶色。腐った匂いが立ち込める地獄のような場所だった。
「さて、と・・・。」
「ドナルド何してるの?」
「これはね、ドナルドレーダーっていうんだ。」
「ドナルドレーダー?」
「うん、これは僕たちが迷子にならないように道を教えてくれる道具なんだ。」
ドナルドは右目にドラゴンボールのスカウターのようなものを着けた。
カチッ。ドナルドがスイッチを入れる。
オレンジ色の透明なレンズのような部分に、下水道の地図とマクドナルドまでの距離が示された。
「マクドナルドまではあとちょっと、未来ちゃん行くよ。」
「わかった!」
コツコツ・・・
下水道は静寂が支配していた。ゾンビも敵もいない。マクドナルド─地上まであと500メートル程のところまで来た。
「?なんだありゃ!?未来ちゃん伏せて!!」
「えっ?キャアッ!」
ドナルドが半ば強引に未来を伏せさせる。その直後。
キーキーキー!!!
ドナルド達の頭上で無数の何かが飛行している。
818スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/24(土) 20:12:29 O
前に誰かが言ってたがIDの無いこの板で自演だとか疑ったところで真相はわからんだろwwwwwwそんなことより俺の小説を読めww
819('A`):2005/12/24(土) 20:15:36 0
つまらん煽りだ
820スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/24(土) 20:20:27 O
ゴチャゴチャうっせーよ、どうせ暇なんだろ?こんな夜くらい黙って読め
821('A`):2005/12/24(土) 20:31:09 0
人多いかと思ったらそうでもないのな。
822('A`):2005/12/24(土) 20:42:42 0
すまいる乙
823('A`):2005/12/24(土) 21:24:37 O
昔の作者と「乙」だけしかレスが無かった時代が懐かしい。

作者方々乙
824259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/24(土) 21:56:30 O
天宮が研究室まで戻って来た。麻美はショックでぼーっとしている。
「あ、天宮さん、圭吾は…」
天宮が首を横に振る。それを見て、麻美が壊れた様に泣き出す。
「…辛いだろうが…こんな所で感傷に浸っている暇は無いさ。圭吾の死を無駄にしちゃダメだろ?」
天宮が麻美の頭をなでる。
「…皆は生き残って言ってた。圭吾と約束しよう、かならず生き残って、ここから出るって。ね?」
麻美がうなずく。その時優は、ドアから連絡用通路を警戒していた。
(あの2人…付き合ってたのかな…圭吾が死んで、麻美さんは一人…)
敵がいない事を伝えて、圭吾が残していった荷物を取りに行った。
「優っち、二人で分けよう。重いだろうし、そんな状況じゃ戦力的にもきつい。」
天宮にボストンバッグを渡す。リュックを背負いながら、通路の下を覗く。
(圭吾…麻美さんは俺が必ず守るから)

管理室には、ゾンビもリッカーもいなかった。モニターを見ると緊急用通路が映っていた。
「よし、ゾンビ共は少ないな、このまま防壁を目指そう」
先行して天宮が出る。そのあとを優が追う。麻美はサポートに回る事になった。

3割程進んだ時、麻美が異変に気付いた。
(後ろにいたゾンビの数が減ってる…)
825たかす:2005/12/24(土) 23:10:56 O
さて続きを書くか
826('A`):2005/12/24(土) 23:18:08 O
824続き投下して
827('A`):2005/12/24(土) 23:52:27 0
たかすって23歳じゃないよな?
828259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/25(日) 00:59:46 O
緊急用通路は、実は結構広く、幅が4Mほどある。
そこに、多くは無いものの、ゾンビが群れをなしていた。(ほとんどがモニターに映っていなかった)
しかし、後ろを見ると数える程しかいない。
麻美は嫌な予感がした。
「天宮さん!喪神さん!後ろから何か来てます!」
麻美が言い終わると同時に、後ろにいたゾンビの群れが吹き飛んだ。
「タイラント!?生きていたのか…先に防壁へ!」
天宮が引き返す。麻美を先に行かせる。
「圭吾の敵だ、消し飛べ!!」
麻美から貰っていた手榴弾をなげる。2発目ともなれば、タイラントでも無事ではすまないだろう。
―ズガァァン―

手榴弾で壁や天井が崩れた。瓦礫が道を塞ぐ。
「避けられたらたまらないからな…馬鹿正直に戦わねぇよ」
弾が無くなったAT4をその場に捨てて、麻美達を追う。

その頃、二人は防壁にたどり着いた。
「はぁ…はぁ…こっちか…あ、開けてもらっても、いいいいですか」
横にある小さな扉を見つける。優がショットガンでゾンビが近付くのを防ぐ。
麻美が閂を外し、扉をあけた。ゾンビの群れが押し寄せて来る。
「きゃあぁぁぁ!!」「音坂さん!!!」
麻美を引き離す。優は扉の中に引き込まれた。
829スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/25(日) 13:18:16 O
「くっそ!」
ブンッブンッ!
ドナルドが拳を振り回すが、まるで当たらない。
「コウモリか!?」
「ドナルド――――!助けて――!!」
「み、耳の近くにボタンがある!押して!」
「こっ、これ!?」
カチッ。
「ドナルド!何も聞こえなくなったよ!」
「これでいい。行くぜ、ドナルドマジック型の九!ドナルドスクリーミング!!」
ドナルドが肺いっぱいに空気を吸い、物凄い『声』を出した。汚水が激しく波立ち、壁がビリビリと揺れる。
「ギィヤァァ―――――――!」
コウモリ達は、この爆音で耳から血を流し落ちていく。
カチ。ドナルドがマスクのスイッチを押してやった。
「あ、聞こえる。ドナルド今何やったの!?」
「あぁ、簡単なことさ。コウモリってのは超音波を出して飛行しているのは知ってるね?」
「うん」
「だからちょっと僕が大声を出したんだ。コウモリの鼓膜が破れるくらいにね。これが音で攻撃する、ドナルドスクリーミング!」
「ドナルドってすごーい!」
「まあね!」
830スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/25(日) 14:00:33 O
─コウモリの襲撃以来敵は現れなかった。現在マクドナルドまで100メートル程の地点にいる。
「・・・!ドナルド、なんか揺れてない?」
「ちょっと調べてみよっか。」
ドナルドはそう言って膝をつき、地面に右手を当てた。
「ドナルドマジック型の十・・・ドナルドセンサー。」
ドナルドが目を閉じた。
(感じる・・・。俺達の進行方向と正反対。大きいぞ・・・!近づいてくる。)
「ガァァア―――――!」
「な、何!?」
「未来ちゃん!走って逃げて!!あと100メートルでマクドナルドだから!」
「でも・・・。」
「いいから!マクドナルドの下についたらハシゴを登るんだ!
マクドナルドは今マキシマムセキュリティー、つまりこの街のどこより安全だから!」
「ドナルドは大丈・・・。」
「いいから行けェ―――――ッ!!」
タタタタ・・・未来が走り出した。この先には敵がいないだろう。
「さてと、姿ァ見せなモンスターさんよ。」
「グァシャァァァァ―――――!グルルルルルル・・・。」
現れたのは巨大なワニだった。捨てられたペットがウィルスで巨大化したのだろう。
831('A`):2005/12/25(日) 14:11:15 0
すげえwwwwwwwwwwwwwww
ついに巨大ワニwwwwwwwwwwwwwwwwwうぇwwwwプロパンガスwwwwww



   グラコロマズス
832スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/25(日) 14:26:56 O
いくらマクドナルドがマキシマムセキュリティーといっても、この巨大な生物が相手では・・・。
「なんとしても貴様は止める。猶予はねーぜッ!ドナルドブレイド!!」
ガキッ!ドナルドが思いっきり刀を振り下ろしたが、ワニの皮膚には歯がたたなかった。
「何ッ!?」
「グォオオ―――!」
バクンッ!ワニがドナルドを噛み砕こうと攻撃してくる。
「くっそっ!どうすりゃ・・・。」
とぉるるるるる!
またコール音だ。
「何だッ!」
「どうしたのかね?慌てているようだが・・・。」
「バカでかいワニに襲われりゃ誰だってこうなる!今度はなんだ!?」
「あぁ、マクドナルドに新型兵器があるんだが、ワニだって?かなり硬いだろ?」
「あぁ、開発部の連中のドナルドウェポンも効かないぞ。うおっと!」
ワニの攻撃をかわしつつドナルドがしゃべる。
833スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/25(日) 14:38:02 O
「硬い敵にはな、『一点集中攻撃』だよ。それと新型兵器があると言ったが、すでに避難時に持ち出されたかもしれん。」
「一点集中!?」
「忘れるな。ドナルドウェポンは力だけで操るもんじゃない。己の精神で制するものだ。」
「精神・・・。」
「ドナルドウェポンには、無限の可能性がある。では切るぞ。」
ブツッ。
「無限の可能性・・・か・・・。一点集中で敵を貫くっつったらよぉおおぉ・・・」
ドナルドがカチャカチャとウェポンを組み立てる。カチャン!
「これしか思い浮かばねぇなぁぁぁぁ・・・。」
ドナルドが手にしていたのは槍だった。先端に鋭い刃がついている。
ヒュンヒュンヒュン・・・
ドナルドが中国人の武術家のように槍を回転させた。
「ドナルドウェポンの新しい形・・・名付けて『ドナルドスティンガー』ってとこか。オラッ!」
ドヒュッ!ザグ!
「ウガァァァ!」
硬い皮膚を突き破り、ドナルドスティンガーが肉をえぐった。
「グォアアアアア!」
ワニが大きな口を開け迫ってくる。
834スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/25(日) 14:49:25 O
「フゥッ!」
ドナルドが大きく飛び、ワニの口の中に飛び込んだ。
バグンッ!ワニが勢い良く口を閉じる。普通のワニも閉じる力が強いが、この巨大なワニなら重機でも使わないと開かないだろう。
「ゲホッガハゲハァッ!うぇ・・・くせぇ・・・外側から突いてもらちがあかねぇ。内側からやるぜ!」
ドナルドは胃の中の壁に手を当て、あちこち歩き回った。
・・・ドクン、ドクン・・・
「ここか。ドナルドスティンガー!」
ドスッ!
「ギェエエ――――――!」
ワニが激しく暴れるが、ドナルドは構わず同じ場所を何回も突き刺した。
「ハァハァハァ・・・うるぁあ!」
ザグゥッ!最後の一撃は全力で貫いた。ワニが暴れるのをやめる。
ドナルドがワニの口をこじ開けて出てくる。
「ぶっは!ハァハァ・・・さすがに心臓ブチ抜かれりゃ死ぬだろ・・・。」
ワニは完全に動かない。
「とりあえずマクドナルドでシャワーだな・・・」
ワニの胃液でベチョベチョのドナルドは、マクドナルドへ歩き出した。
835('A`):2005/12/25(日) 18:02:34 0
乙カレー
836スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/25(日) 19:11:44 O
ベチャッベチャッ・・・
ドナルドがマクドナルドへのハシゴを登る。ネバネバした液体が気持ち悪い。
「ふぅ〜・・・未来ちゃん終わったよ。」
返事はない。何かおかしい、妙な気配を感じる。
「誰だ・・・出てこい。」
パチパチパチパチ・・・拍手がした。
「いやぁ〜見事だねぇ・・・あのアリゲーターを殺るとは・・・我が社の戦闘員なぞあれ一匹に50人がかりだ。」
「何者だ?」
暗くて顔が見えない。よく考えるとおかしい、室内の照明がついていなかった。
「フフフフ・・・。」
一歩ドナルドが踏み出すと、さらなる異変に気づいた。
「こ、これはッ!」
床には目を見開いて店員が倒れていた。死んでいる。
「お前何者だ!?力ずくでも答えてもらう。」
「おいおいドナルドォオ〜〜〜〜〜〜。永遠のライバルを忘れるとは・・・私だよ。」
ザァァァァ――――。外は豪雨だ。雷も鳴り響いている。
837('A`):2005/12/25(日) 19:15:47 O
乙クライマックスカ?
838スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/25(日) 19:26:52 O
カッ!ゴゴゴゴゴ・・・
雷鳴が一瞬店内を照らした。
「ハッ!お、お前・・・まさか!?」
「ン〜〜〜〜〜♪やっと気づいたかね?」
雷鳴が響いたとき、ドナルドはしっかりと見ていた。
身の丈2メートルはある巨体、純白のスーツに身を包み、立派なひげをたくわえていた。
「カーネル・・・カーネルサンダース!!」
「EXACTLY!!さすがドナルド君。」
「お前・・・未来をどうした!?」
「この小娘かね?」
カーネルの足元には未来が横たわっている。
「少々店員を始末するときうるさかったものでね。眠ってもらった。」
「何が目的だ!?」
「お〜いおい!私の目的はいつだって1つ。最高の君を殺すことさ!」
「はたしてお前にそれができるかな?」
ドナルドがドナルドスティンガーを構える。
「まだその時じゃない・・・時が来たらじっくり味わわせてもらうよ・・・クハハハハハ!」
「ぬかせ!」
ドナルドが一気に距離を詰め、カーネルの顔面に突きをいれた。
839スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/25(日) 19:30:02 O
>>837まだ続けさせてくれ!あと少しだ。
840スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/25(日) 19:58:44 O
「どこを狙っているのだね?私は君の後ろだよ。」
「んなッ!?」
ガシッガシッ!
「ぐぅ・・・。」
カーネルにドナルドスティンガーを手から叩き落とされ、首を鷲掴みにされた。
「君は私をナメているのか?本気を出したまえよ。」
「ぐっ・・・カハッ・・・」
体重120キロもあるドナルドが、片手で持ち上げられている。窒息しそうだ。
「興醒めだ・・・。」
ブンッ!ドガシャアッ!!
ドナルドを軽くテーブルに投げた。
「君は最高じゃない・・・。最高じゃない君に殺す価値などないよ。」
「くっそぉぉお―――――!」
ドナルドは何も考えず突っ込んだ。
「やれやれ・・・これ以上私を失望させないでくれ・・・。」
突っ込んでくるドナルドの顔面めがけて、カーネルがステッキを取り出し思いっきり降った。
バシィッ!!
「ゴハッ!」
ドシャッ。顔面に喰らい、ドナルドはくずおれた。
「せいぜい精進することだな!ハッハッハッハッハ!」
カーネルがマクドナルドから出て行った。
841('A`):2005/12/25(日) 20:06:11 O
最高の君を殺すってなんか漫画でなかったっけ?
842スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/25(日) 20:19:57 O
「・・・ド。・・・ナルド・・・ドナルド!」
「う・・・うぅう・・・み・・・くちゃん?大丈夫・・・か?」
「そんなことよりドナルドは!?」
「あぁ・・・大丈夫だよ。」
ドナルドはよろよろと起き上がると、壁のスイッチを押した。
ゴゴゴ・・・窓や入り口に格子が降りマクドナルドは完全封鎖された。
「これで・・しばらく大丈夫だ。ちょっとシャワー浴びてくる。」
「ドナルド・・・」
ガチャン。ドナルドがシャワー室に入る。ドナルドは服を脱ぎ捨てた。鋼のような鍛え上げられた肉体が露わになる。
(くそっ!くっそぉ!!)
ガンガン!壁に拳を叩きつける。
(もう負けない!・・・絶対に!)
キュッ。ドナルドがシャワーの栓を閉め、シャワー室から出てきた。
「ドナルドすごい体だね〜!」
「まぁね!」
ドナルドが壁に歩み寄り、蓋を開けた。
中には電卓のようなキーボードがある。
843スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/25(日) 20:37:47 O
ピッピッピッ・・・
ドナルドがパスワードを打ち込む。
プシューッ!壁が開いた。
「ドナルド、それなぁに?」
「新しいドナルドスーツだよ。前のスーツより強度、軽さ、通気性が向上してるんだ。鉄砲の弾なんかも弾いちゃうんだよ。」
「すごいんだね!」
「あぁ!それに・・・。」
シュッ、ガサガサ・・・
「前よりかっこいいだろ?エナメル製になってるんだ!」
「かっこいいね!」
ドナルドが新しい装備を収納する。
「ここからミスタードーナツ本社までは5キロだ。」
「ちょっと遠いね・・・。」
「だからアレを使うんだ。ちょっと来て。」
カンカン・・・ドナルドが階段を登り屋上に来た。
「何これ?スノボー?」
「最近開発された新型の乗り物さ。『ドナルドボード』って言うんだ。」
ドナルドがボードに乗った。
「でもドナルド、地面を移動するんだったらお化けに捕まっちゃうよ!」
「違う違う!見てて。」
足でボードのスイッチを入れ起動する。
フォオオ―――・・・。
ボードを中心に円形に砂埃が舞った。
844スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/25(日) 20:47:43 O
とりあえず今日はここまでだ。みんないい夜を。
845('A`):2005/12/25(日) 20:57:18 0
ケンタッキーまで出て来ちゃったか
846('A`):2005/12/25(日) 21:27:46 0
みくちゃんはドナルドの鋼のようなちんこを見たことになるな
847スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/25(日) 21:35:52 O
すまん、忘れてて戻ってきたら指摘されてたな・・・。腰にタオル巻いてたって書き忘れた、スマソ。ちなみにドナルドは超巨根だ。
848たかす:2005/12/25(日) 23:27:01 O


―ドウンッッ

3度目の銃声
男のショットガンが空気を震わせた

しかし怪物は怯む事なく歩を進める。

その一歩一歩がまるで巨大な戦車が近づいてくるように
男に重圧を与えている。
 
だが男の目に恐怖の色はない。

いや恐怖など既に通り越してしまっているのかもしれない。

男を唯一支えている生への執着のみが男をつき動かしていた。

疲労は極限にまで達しているであろう

だが男はしっかりと眼前の死そのものを見つめる

―4発、5発

カチッカチッ

ゲージに弾を詰め込む、神経はかつてない程に研ぎ澄まされていた。

暗闇の中を並の軍人なら舌を巻くであろう早さで男は弾を詰め終える。

すかさず6発目、怪物の巨体が揺らぐ



先程まで目の前にいたはずの男がいない
怪物が歩を止める…

「後ろだデカブツ!…」

怪物が向き直るより早く、男は最後の弾を放っていた。

ドウンッッ

後頭部から緑色の液体を噴出させ、死神は地面に倒れる

地面に座り込む男を朝日がゆっくりと包んで行く…

END
849('A`):2005/12/26(月) 00:00:09 O
↑つまんね
850('A`):2005/12/26(月) 01:36:12 O
荒らすな死ね
851('A`):2005/12/26(月) 02:49:06 0
>>848
いやほんとにつまらんぞ・・・
852('A`):2005/12/26(月) 12:08:06 O
だからって口に出さないのがこのスレのルール。
いい加減理解してほしいな……
853('A`):2005/12/26(月) 13:36:10 0
そんなルールねーよ
854('A`):2005/12/26(月) 14:38:25 0
マイルールだな
855('A`):2005/12/26(月) 15:46:50 O
そういえば前に書きたくなったとか言ってたのはどうなったの?
856('A`):2005/12/26(月) 17:58:55 0
気が変わったんだろ
857259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/26(月) 18:02:14 O
扉の先はゾンビだらけだった。
優は中に引き込んだゾンビの頭を吹き飛ばす。
(これは…数が多過ぎる…)
ゾンビが通路を遮断している。まさに肉壁だった。
(遅かれ早かれ脱出するには、こいつらを殺らなきゃいけないんだ、それなら僕が…)
ショットガンを構える。相手は30以上のゾンビの群れ。
「うおぉぉぉぉ!!」
優一人の戦いが始まった。

「麻美っち、優は?」
天宮がゾンビを倒しながら、麻美に駆け寄る。
「天宮さん!!あの扉、あの中にゾンビに引き込まれたんです!」
扉は閉まっている、引き込まれたはずみで閉まったらしい。
「くっ…助けに…なんだ!!?」
―ゴォン…コッ…コッ…コッ―
天宮が振り返る、額には汗がにじんでいる。
「…あのやろ…マジか…麻美っち、回りのゾンビを片付けて!」
ゾンビは後4体程。天宮はデザートイーグルに弾を込める。
「来るぞ!」『ウォォォォ』
麻美が最後のゾンビの頭を打ち抜いたとき、タイラントが突っ込んで来た。
「圭吾の敵だ!くたばれ!」
天宮のデザートイーグルが火を吹く。同時に、麻美も引き金を引く。
858259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/26(月) 18:10:06 O
ゴフッ…修正orz

>>828
>弾が無くなったAT4をその場に捨てて、麻美を追う。
ここを、
「クソ野郎が」と毒づいて、防壁の方へ走り去る。
これに…orz
859('A`):2005/12/26(月) 19:04:09 0
ついでに「仇」ですな
860('A`):2005/12/26(月) 19:32:33 0
>>859
氏ねよ池沼。作者さんに文句言うな。
861('A`):2005/12/26(月) 19:52:12 O
またいい具合に荒れてきました
862('A`):2005/12/26(月) 19:59:00 0
>>860
とりあえずお前が黙っとけ
863('A`):2005/12/26(月) 20:01:57 0
作者の過剰擁護はろくな結果を生まんぞ
864259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/26(月) 20:43:13 O
あ…本当だ…orz
ちと漢字ドリルやってくる…orz
865スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/26(月) 20:53:44 O
浮いている。20センチほど屋上の床からドナルドボードが浮き上がっている。
「何これ?すごいね!どうやって浮いてるの?」
未来が目を輝かせた。
「企業秘密さ。」
(本当は知らないが・・・。)
「さぁボードに乗って!雨もあがったみたいだし、ミスタードーナツまで飛ばすから。」
「うん!」
ギュッと未来がドナルドの腰に手を回し、しっかりと掴む。
「絶対に離さないでね!」
ヒュイィィ―――ン・・・。
砂埃がさらに強く舞う。
「行くぞ!」
ドヒュッ!ゴォォ――――!
飛び立つ瞬間物凄いGが未来とドナルドにかかった。未来の掴む力がさらに強くなる。
「すごい・・・。飛んでる!」
フォォォ・・・。あっという間にマクドナルドから離れてしまった。
「今高度50メートルくらいかな?ちょっと適当に飛んでから行こっか?」
「いいの!?じゃあお願い!」
未来の顔が明るくなる。月明かりの中を進むドナルドと未来の姿はとても幻想的だった。
866スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/26(月) 21:14:37 O
『ドナルドボード』
マクドナルドの開発部が技術の粋を結集して開発したドナルドツールだ。
最高速度はマッハ2、最高到達高度は3000メートル。もちろん未来を連れていては速度も出せないし、行ける高度も限られるのだが・・・。
「ドナルド―!面白いね!!」
「そうだろ?でもそろそろ行かなきゃ!」
「うん!じゃミスタードーナツにGO!」
「OK!」
ドナルドが姿勢を低くし、スピードを上げる。
キィィィ―――ン!
「うぅう・・・ド・・・・ナルド、速すぎ・・・。」
「ちょっと我慢してて!」
「う・・・ん・・・・。」
ミスタードーナツ本社まであと1キロほど。
「ん?ドナルドレーダーに反応があるな・・・。またかよ・・・。ん?反応が増えた?」
ドナルドの後方500メートルの地点にそれはいた。
「ドナルドを発見、これより撃墜する。」
「了解、速やかに撃墜せよ。」
ヘルメットに酸素マスクをつけたパイロットが通信した。
867スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/26(月) 21:27:59 O
「反応が・・・速い!くそっ!」
ヒュオッ!ドナルドがボードを上にあげて、接近してきた物体をかわす。
それはドナルドのすぐ下を通り過ぎて行った。
ドォォ―ン!!遠くでそれが爆発する。
「あれは・・・ミサイル!?なんであんなもんが!」
「ドナルド・・・何したの?」
「未来ちゃん、ビルの屋上におろすから隠れてて!」
「なんかわかんないけどわかった!」
ヒュォォォ・・・ドナルドが近くのビルに未来をおろす。すぐにドナルドが飛び立った。
「ミサイルって・・・戦闘機かよ!」
レーダーに機影を捉えた。
ドナルドに合わせて平行に飛行して来る。
ゴォォォォ・・・。戦闘機の激しいエンジン音にドナルドは顔をしかめた。
「ハリアー・・・チッ!ドナルドボード、フルブーストだッ!!」
キュィィィ・・・エネルギーをチャージするのに少し時間がかかる。
ドナルドはどうやってそれまで時間を稼ぐかで頭をひねった。
868スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/26(月) 21:40:19 O
エネルギーチャージ完了まで1分。とレーダーに表示される。
ハリアーが前に出て旋回、ドナルドに正面から向かって機銃を連射してきた。
ババババババババババ!!
「くっ・・・!」
ドナルドがボードを操り、かろうじてかわす。
(どうする?どうする?ハリアーの機体は簡単に破壊できんだろうし・・・。)
こうしている間にハリアーはまた旋回し、ミサイルを放った!
「またかわしてやるぜッ!」
ヒュンッ!ドナルドがボードでジャンプしてミサイルをかわす。
ボヒュウッ!ミサイルが高速で通り過ぎて行く。
「何回やっても無駄だ!」
「かわされた。どうする?」
「大丈夫だ、そのミサイルにはシーカーポッドが搭載されている。」
「なるほどな・・・。」
パイロットがニヤリと笑う。
キィィーン!ミサイルが旋回してドナルドを追跡する。
「くっそが!まさかシーカーポッドか!?」
シーカーポッドは赤外線で追跡する装置、つまり熱源を追跡してくるものだ。
今はドナルドボードの熱を追跡している。
869スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/26(月) 21:57:55 O
「速い!」
すでにエネルギー常人は終了し最高速度のマッハ2まで達しているが、なおもミサイルは追跡してくる。
「しょうがねぇ!ドナルドブレイド・・・」
ドナルドがドナルドブレイドを出した。
「曲がれるか!?ぉおおおお――――!」
ドナルドが全身の力を振り絞り、ボードをUターンさせた。
ミシミシミシ・・・物凄い重力で、ドナルドの体が悲鳴をあげた。常人ならば全身の骨がバラバラになっていたであろう。
「ッらぁ!」
ドナルドがミサイルを真っ二つにする。
ドゴォォ――ン!
ミサイルが爆発する。
「よしッ!仕上げだ!」
ドナルドがハリアーの真上についた。
コォォォォ・・・。
ハリアーの機体のわずか1メートル上にいる。マクドナルドの最新技術とドナルドの身体能力があってこそ成せる技だ。
「こちらブラボー11、ミサイルを撃墜された。」
「何!?化け物か・・・。まだミサイルはある、落ち着いて対処しろ。」
「しかし・・・。」
「どうした?」
「敵を見失った・・・最新のレーダーを積んでいるのに・・・どこだ!?」
「パニックを起こすな!冷静に対処しろ!」
870スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/26(月) 22:09:28 O
「くそっ!どこにいる!?」
「落ち着けブラボー11!」
「うるさい!どこだァァァァ!?」
パイロットと司令部が言い争っている。
「エンジンはこの辺りか?」
ドナルドの手にはドナルドスティンガーが握られていた。
「ボードの上じゃあ組み立てづらいな・・・要訓練だ。」
ドナルドスティンガーを構える。
「貫けスティンガー!」
ガッ!ドナルドがハリアーの排出口の少し上を突いた!
ガグンッ!ハリアーが傾き、高度が下がって行く。突き刺した穴からは黒煙があがっていた。
「メーデー!メーデー!エンジンをやられた!繰り返す!エンジンをやられたッ!!」
「ブラボー11、操縦は可能か!?」
「ダメだ!操縦できない!!脱出する!」
ボシュッ!パイロットがコクピットから飛び出した。
ヒュゥゥゥ・・・ハリアーが地面に向かい墜落して行く。
871('A`):2005/12/26(月) 23:34:22 0
まとめサイト スマイルver.
872スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/26(月) 23:34:48 O
>>869の最初の「常人は」は脳内で削除してくれ、何回も間違って申し訳ない・・・
873スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/26(月) 23:39:51 O
>>871ちょwww光栄ですwwww
あとさっきの「常人は」を「チャージ」はに変換な、何回もすまん。そしてまとめサイトの管理人よ、ありがとう。
874('A`):2005/12/27(火) 02:29:36 O
スマイル、ポンデライオンをだしてくれ
875('A`):2005/12/27(火) 12:41:46 O
ならペコちゃんも
876('A`):2005/12/27(火) 13:45:14 0
カーネルアンダーソン出た?
877('A`):2005/12/27(火) 13:46:29 0
なんかスマイルのドナルドってDQNにしか見えない。せめて子供の前では優しいドナルドやれよ
878('A`):2005/12/27(火) 14:09:12 O
ディック他スレでエロ小説書いてないでこっちの完成させろやボケ
879('A`):2005/12/27(火) 14:14:19 0
続きまだー
880('A`):2005/12/27(火) 14:29:57 0
>>878
ディック厨乙
別に来れば拒まないがいつまでも過去の人物を出すな
881スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/27(火) 15:17:46 O
一応ドナルドには未来には優しく話させてるんだがな・・・今日の夜も投下予定。
882('A`):2005/12/27(火) 16:16:08 0
>>877
もともと殺すつもりだったんだから、あれでも頑張ってる方ダと思う
883259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/27(火) 16:25:03 O
次々とタイラントに銃弾が打ち込まれる。しかし、タイラントは怯まずに、天宮に突進して行く。
「くっ…!」
右ラリアットを躱す。その隙に麻美が何度も引き金をひく。
『オォォォォ!』
タイラントがその場に蹲る。二人は弾を込める。
すぐに起き上がり、今度は麻美に走り寄る。
タイラントが右手を上げる。(ラリアット!)躱そうと後ろに跳んだ。
「えっ?…きゃっ!」「麻美っち!!」
フェイントをかけられ、右腕を掴まれる。
そのまま持ち上げられた。麻美はもがいているが、相手はタイラント、放してくれる様な奴では無い、が…
「えっ?あ…」
急に掴まれていた手が放される。すぐに距離を取ろうと構えた。そのとき…
―ドッ―「おぐぇ…」
お腹に物凄い衝撃を受け、吹き飛ばされた。
「麻…やろぉぉぉぉ!!」
天宮がデザートイーグルを構える、タイラントが麻美の方に走る。
「やめろ、やめろぉぉぉ!」
天宮の放つ凶弾が、タイラントを何度も襲う。麻美は気絶しているのか動かない。
タイラントがとどめを刺そうと右腕を振り上げた。
「麻美ぃぃぃ!!」
天宮がありったけの弾を放った。
884259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/27(火) 16:50:07 O
もう、何度攻撃を受けただろうか…
優は体中が傷だらけになりながら、ゾンビとやり合っていた。
「はぁ…はぁ…」
一度ワクチンを打ったからか、感染してるような感じはしなかった。
しかし、致命傷になり得る傷も、少なからず負っていた。
(僕はここまでかもしれないな…)
ゾンビはまだ20体以上はいるだろう、どんどん増えて来ている。
ショットガンに弾を込め終わると、ハンドガンで近いゾンビの頭を打ち抜く。
(もう…一人じゃ限界かな…)
ドアの方を見る。肉片と血痕だらけの通路の先に、入って来たドアが見える。
(天宮さんも戻って来てるかもしれない…一旦戻ろう)
ショットガンを撃ち、ゾンビと距離を取る。
足を引きずりながら、ドアに急いだ。
(あ…手榴弾…)
すぐ取り出し、ピンを抜いて大群の中に投げ込んだ。
「はぁっはぁっ…少しでもへらしておかなきゃ…」
渾身の力でドアに体当たりした。
勢いよく開いたドアが、何かに当たって止まる。
(?…なんだ?あぁ、ゾンビか何かにぶつかったのか)
ドアから出て、すぐショットガンを構える。
爆風でドアが勢いよく開いた。
「うわっ…あぐ…」
近くにいたため、優も吹き飛ばされる。
何とか起き上がり、回りを見渡す。
885259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/27(火) 17:10:29 O
「タイラント…天宮さん…あっ、おお音坂…さん」
タイラントが、真ん中当たりに倒れている。ドアの近くには、麻美が。天宮はタイラントの近くで弾を込めている。
「優っち!生きててよかっ…おぐっ!」
タイラントの左腕が、天宮の腹に刺さる。
「ゴフッ…ごの゙…」
デザートイーグルを左腕に突き付け、何度も打ち込む。
『ゴァァォォォ…』
物凄い叫びをあげながら、タイラントが天宮を投げ飛ばした。
さすがにタイラントもフラフラしている。天宮は動かない。
「天宮さ…音坂さん!!」
タイラントが麻美の方に歩いて行く。天宮はもう殺ったと言いたげに、目もくれない。
目が覚めたのか、麻美が起き上がる。
その目は空ろで、ただ虚空を眺めていた。
「あああぁぁぁぁ!!」
優が走る。体の痛みなんて忘れていた。
タイラントが麻美の首を掴み、持ち上げる。
「お前ぇぇぇぇぇ!!」
優がタイラントのこめかみ当たりに、ショットガンを刺す様に突き付けた。
引き金を引く刹那…

―ゴキッ…ズガァァン…―
頭の無くなったタイラントが、右側に倒れる。右腕には麻美がまだ掴まれている。
「音坂さん!!」
タイラントの腕から麻美を引きはがし、天宮の倒れている場所まで走った。
886259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/27(火) 17:51:28 O
麻美を天宮の隣りに寝かせる。天宮は辛うじて生きている状態だった。
「……あ…さみ…ち…ゴボッ…」
「天宮さん!喋っちゃダメだ!」
麻美を見る。首が折れている様でもう死んでいた。
その顔はまるですやすやと寝ている様だった。
「お前…ら…だけ…も」
天宮の手がどんどん冷たくなっていく。助からない、優も分かっていた。
「い…きて…に…げろ…」
「わかった!わかったから、頑張ってよ!!一人にしないでよ!!」
泣きじゃくりながら、天宮の手を握り締める。
「あぁ…そ…だな…諦めちゃ…だ…」
天宮の手から、力が抜ける。「ちょ…天宮さん!天宮さん!」
優の声だけが、辺りに響いていた。


どれくらい経っただろうか、優がゆっくりと立ち上がる。
武器をかき集め、鞄を背負う。
「一人でも…生き抜いてやる」
手榴弾で壊れたドアの先へ進む。
ゾンビ達は、まともな形をした奴はいなかった。

進んで行くと扉を見つけた。開けると外の様だった。

ゾンビや犬、壊れた車やビル…広がっているのは地獄の様な風景。
「やってやるよ…絶対生き抜いてやる…」
両手のハンドガンを握り締め、一人歩いて行く。

―その後、優がどうなったかは、また別の話―

―END―
887('A`):2005/12/27(火) 17:57:11 0
259はいいからスマイルキボン。どうせタイラントに勝っちゃうんだろ
888('A`):2005/12/27(火) 18:04:10 0
>>887
スマイル乙
259気にスンナ、こいつの自演は今にはじまったことじゃない
889259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/27(火) 18:04:20 O
これで終わりです。
読んでくれていた方、ありがとうございました。
このスレの人達には、いろいろ迷惑おかけしました。すいません。
また機会があれば、書きたいと思います。
890('A`):2005/12/27(火) 18:08:54 0
>>259
ファンタスティックジョブ!! 新作楽しみにしてるよー

>>887
白痴だねぇ
891('A`):2005/12/27(火) 18:14:02 0
>>888馬鹿おれスマイルじゃねえよスマイルも嫌いだけど
892('A`):2005/12/27(火) 18:17:01 0
まあ俺をスマイルの自演呼ばわりしても俺には損ないしこのスレあれるしでいいんだがな
893('A`):2005/12/27(火) 18:17:50 0
好き嫌いあって当たり前、だけどそれを口に出して言っていいか言っちゃ悪いかは
少し考えればわかるはずだ
894('A`):2005/12/27(火) 18:18:33 0
>>893ヒント:ここは2チャンネル
895('A`):2005/12/27(火) 18:20:04 0
最後バタバタっと締めちゃったな
896('A`):2005/12/27(火) 18:21:29 0
>>894
ヒント:2ちゃんでも厨か大人か
897('A`):2005/12/27(火) 18:29:53 0
>>894
もしおまえが書いた作品を他人に煽られたら
新作出来てもココで晒そうと思うか?
それだったら、煽らず気持ちよく発表してもらいたいってのが心情じゃないの?

>ヒント:ここは2チャンネル
おまえがこのスレに愛着持ってるならこんなこと言えないはずだけどな
そう思わない?
898('A`):2005/12/27(火) 18:34:03 0
思わない。愛着はあるがな

つかこれ以上荒らすのはやめろ
つ(広い心
899('A`):2005/12/27(火) 18:36:55 0
>>898
どうみてもアフォ発言のおまえが荒らしてるがな
900('A`):2005/12/27(火) 18:37:22 0
>>898
おまえが荒らしてんだろピザ
しかも何が広い心だよ、てめぇが言うな顔面バイオハザード
901('A`):2005/12/27(火) 18:38:05 0
喧嘩両成敗
902('A`):2005/12/27(火) 18:39:32 0
>>900ワラタ
903('A`):2005/12/27(火) 18:40:40 0
さすがに顔面バイオハザードは吹いた
904('A`):2005/12/27(火) 18:43:27 0
いい流れだなぁ 
905スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/27(火) 18:54:23 O
すぐ自演だって決めてかかんなよ・・・。ってかまたいい具合に荒れてますね。
906('A`):2005/12/27(火) 18:55:08 0
>>905
うるせぇ顔面バイオハザード
907('A`):2005/12/27(火) 19:03:45 0
このまま二人がこれ以上書かなかったらこのスレは伝説となろう

だからもう書くな。な?
908('A`):2005/12/27(火) 19:05:14 0
エイダーーーーー!!
909('A`):2005/12/27(火) 19:06:49 0
マコトーーーーー!!
910スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/27(火) 19:10:51 O
>>906おめーも人のこと言えねーだろwwww
259よ、今まで乙だった。お前を批判したことはないと言っても信じてもらえないだろうが、お前の作品は好きだぜ。
新作できたら投下しろよ。
911スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/27(火) 19:42:44 O
ドォォーン!ハリアーがバラバラになり大破した。
「ヤツは化け物か・・・想像してた以上だ・・・。」
パイロットがパラシュートで降下して行く。手にはハンドガンが握られていた。
「こんな装備でヤツを殺れなんて・・・。」
・・・ィィ―――ン・・・
「ん?何か聞こえる・・・。ヤツはどこに?」
パラシュートでの降下が苦手らしく、パイロットは旋回するにもモタモタしている。
ヒュィィィィン・・・
「くそッ!ヤツがいる!」
慌てれば慌てるほど、手元はおぼつかなくなり旋回にも時間がかかる。
キィィィ――――――ン!
「くそ!曲がれッ!曲がれェ―――――!!」
パイロットのすぐ後ろにドナルドは迫ってくる。
「く・・・来る!うわぁぁぁぁ!!」
ドグッ!
「ゴボッ!?」
パイロットの胸をドナルドスティンガーが貫く。口から大量の血を吐いた。
「ガハッ・・・!あ・・・あぁ・・。」
パイロットの意識が薄れて行く。
─グチャ。ドナルドがスティンガーを回転させ、傷口をさらにえぐった。
「ゴハァッ!」
ガク。パイロットが息絶えた。
912スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/27(火) 19:56:18 O
ブンッ!ドナルドがパイロットを放り投げる。パイロットは闇に包まれた住宅街に落ちて行く。
「下には化け物だらけだろうな。せいぜい仲良くしろよ、ミスタードーナツ社員。」
ハリアーの機体にミスタードーナツのロゴが入っていたのをドナルドは見ていた。
「刺客か・・・。やはりミスタードーナツがウィルス開発していると見て間違いないな。」
フォォォォ・・・
ドナルドが未来のもとに降り立った。
「ドナルドすごいね!あんな飛行機にも勝ったし!」
「戦闘機ね。ドナルドボードの性能のおかげさ・・・。」
「じゃあミスタードーナツに行こうよ!急ぐんでしょ?」
「あぁ、行くか・・・。」
ドナルドがまたボードに乗った。ブワッと砂埃が舞う。
ドナルドがボードに乗っているが、未来はまだドナルドに近づいていない。
ドナルドと未来の距離はおよそ8メートル。
913('A`):2005/12/27(火) 20:07:17 0
ブンッ!ドナルドが金玉を放り投げる。金玉は皮に包まれたティンコ街に落ちて行く。
「下はガマン汁だらけだろうな。せいぜい仲良くしろよ、ミスタードーナツ社員。」
ハリアーの機体にミスタードーナツのロゴが入っていたのをドナルドは見ていた。
「刺客か・・・。やはりミスタードーナツがオナヌー開発していると見て間違いないな。」
フォォォォ・・・
ドナルドがおっぱいのもとに降り立った。
「ドナルドすごいね!あんな飛行機にも勝ったし!」
「戦闘機ね。ドナルドボードの性能のおかげさ・・・。」
「じゃあミスタードーナツに行こうよ!急ぐんでしょ?」
「あぁ、行くか・・・。」
ドナルドがまたボードに乗った。ブワッと精子が舞う。
ドナルドがボードに乗っているが、おっぱいはまだドナルドに近づいていない。
ドナルドとおっぱいの距離はおよそ8オッパイメートル。
914('A`):2005/12/27(火) 20:11:45 0
>>910
間違えた、顔面ドナルドハザード
915('A`):2005/12/27(火) 20:13:24 0
氏ね
916('A`):2005/12/27(火) 20:14:17 0
なんでコテはずしてんの??wwww
あぁ自演のためかwwwww
917スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/27(火) 20:17:07 O
バラバラバラバラ!
上空からヘリが来た。ドナルド達の上でホバリングしている。
「何かあるな!?未来!こっちに来るんだ!!」
「う・・・うん!」
未来が走り出そうとすると・・・
ヒュッ、ドゴォォォ!
黒い物体が2人の間に降り立った。
「キャッ!!」
「何ィ!?」
物体は人型をしている。落下の衝撃を吸収したためそれはひざまづく格好をしていた。
屋上の床にはそれを中心に丸く深くくぼんでいた。ヘリからここまで30メートルはあるだろう。その距離を落下してくるということは・・・
「間髪入れずに次の刺客かよ・・・未来!早―――く!」
「あ・・・あ・・・。」
未来は怯えてその場にしゃがみ込んでしまった。
人型が立ち上がる。大きい。
「あいつは!?バスの時の!」
ドナルドボムで殺したはずの男であった。良く見ると爆風で顔の皮膚が焼けただれている。
黒い丈夫そうなコートに、重そうなブーツ、全体的に筋肉が膨張しているのか全身が1回り大きくなっている気がする。
918('A`):2005/12/27(火) 20:27:54 0
スマイルもういいよ、単調でなんの展開もない起承承承承承だし、少し勉強して書け
919スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/27(火) 20:33:57 O
「フシュウウウ・・・」
男が未来に歩み寄る。
ゴッ、ゴッ。未来は動けない。
「逃げろ!クッソ!!」
ドナルドがボードから降りて男に向かい走り出した。
「オォラッ!」
ドスッ!男のわき腹にドナルドのフックが突き刺さる。
男は涼しい顔をしてドナルドの方を振り向く。男がドナルドの顔を大きなその手で握りしめた。
ミシミシ・・・。
ドナルドの骨がきしむ。
「あぁ・・・あぐぁぁぁあ・・・!」
ドナルドが男の手を引き剥がしにかかるが、ドナルドの力をもってしてもその手の力はゆるまなかった。
「オォォォ・・・!」
ブォンッ!
男がドナルドを片手で投げる。
ガッシャアン!屋上のフェンスを突き破らんばかりの勢いで、ドナルドが衝突した。
「グォオ!?」
ドナルドが吐血した。
ゴッゴッ・・・男がきびすを返し、未来に向かう。
「ドナルドっ!ドナルド!助けて―――――!!」
男が未来を肩にかついだ。
「うぅ・・・み・・・未来・・・。」
ドナルドは這いづって男に近寄るが、
ドグシャァッ!
男の重いブーツがドナルドの頭にたたき落とされた。
920スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/27(火) 20:47:05 O
深い水に沈んで行くような感覚。ドナルドの意識が遠のいていく。
ヘリからハシゴがおろされ、男が未来を連れ去って行った。
─3時間後。ドナルドの意識が回復した。
「未来?・・・やられた・・・。」
未来が連れ去られてしまった。
(結局俺は・・・守れなかった・・・。)
ドナルドの目から一粒の涙が落ちる。
(なんで泣いてんだよ?そんなに未来を殺したかったのか?)
ドナルドはそう考えたが、この感情はそんなものではなかった。もっと暖かい親が子を想うような気持ちに似ていた。
(俺も丸くなったな・・・行かなくちゃ・・・。)
ドナルドがゆっくりと起き上がる。おぼつかない足取りでボードを起動した。
921('A`):2005/12/27(火) 20:49:37 O
また荒れてきましたね。このスレオワタ\(^O^)/
922('A`):2005/12/27(火) 20:57:05 0
濃い精液に沈んで行くような感覚。ドナルドの意識が遠のいていく。
チンポから精子が放たれ、男がおっぱいを揉み去って行った。
─24時間後。ドナルドのちんこが回復した。
「おっぱい?・・・やられた・・・。」
おっぱいが連れ去られてしまった。
(結局俺は・・・逝けなかった・・・。)
ドナルドの息子から一粒の雫が落ちる。
(なんで出してんだよ?そんなにおっぱいを揉みたかったのか?)
ドナルドはそう考えたが、この感情はそんなものではなかった。もっと暖かいロリコンが巨乳に惚れるような気持ちに似ていた。
(俺も早くなったな・・・行かなくちゃ・・・。)
ドナルドがゆっくりと起き上がる。おぼつかない足取りでオナヌーを開始した。
923スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/27(火) 20:59:26 O
>>922何気に面白いじゃないか('A`)
924('A`):2005/12/27(火) 21:06:39 O
スマイルがんばれ
925('A`):2005/12/27(火) 21:13:43 0
がんばれ短パン負けるな半袖
926('A`):2005/12/27(火) 21:29:41 0
いくらマクドナルドがマキシマムセキュリティーといっても、この巨大な生物が相手では・・・。
「なんとしても貴様は止める。猶予はねーぜッ!アナルドブレイド!!」
ガキッ!アナルドが思いっきり刀を振り下ろしたが、ワニの皮膚には歯がたたなかった。
「何ッ!?」
「グォオオ―――!」
バクンッ!ワニがアナルドを容赦なく噛み砕く。
「くっそっ!いってええええええええええええええええ」
とぉるるるるる!
またコール音だ。
「何だッ!」
「いらっしゃいませ!! ご注文はいかがなさいますか?」
「くっそー こんなときに間違い電話かよ !今度はなんだ!?」
「今度、マクドナルドで新商品を出すんだが、お前にも食べてほしくてな!」
「あぁ、開発部の連中のドナルドクーポンも効かないぞ。うおっと!」
「おい! そのクーポン券は試用期間が過ぎてるからな 注意しろよ」
ワニはアナルドの腕に噛み付いた!
ワニに喰われながらアナルドがしゃべる。
「うるせー クソ! 電話切るぞ!!」
「お、おい!! ちょっと待て!1!!1」

「頭の硬い敵にはな、『複数同時購入』だよ。それと新商品があると言ったが、すでに本社に持ち出されたかもしれん。」
「複数同時!?」
「忘れるな。ドナルドクーポンは決して、クーポンの期間内に使うだけじゃないってことを。」
「なんだと・・・。」
「ドナルドクーポンポンには、無限の可能性がある。では切るぞ。」
ブツッ。
「無限の可能性・・・か・・・。複数同時で敵を欺くっつったらよぉおおぉ・・・」
アナルドがクーポン券を静かに、折りたたむ。 そして、ミシン目に沿ってゆっくりと切り取った!
「これしか思い浮かばねぇなぁぁぁぁ・・・。」
ドナルドが手にしていたのは虫眼鏡だった。 レンズの淵はクリアパープル。 非常に凝ったなつくりになっている。」
ヒュンヒュンヒュン・・・
アナルドが中国人の武術家のようにクーポン券と虫眼鏡を交差させた。
「ドナルドクーポンの新しい形・・・名付けて『アナルのおしゃべりクッキング』ってとこか。オラッ!」
シャーーーー!!
「ご注文はいかがなさいますか!!」
アナルドは素早く注文表を手に取ると言った。
「チーズバーガー3つ、ハンバーガー4つ フィレオチキン1つにダブルマック2つ コーラLとチキンナゲット4つ アップルパイ3つ それにモスバーガー2つだだゴルァ!!」
ついにワニが大きな口でアナルドを丸呑みにしてしまった。
結局アナルドは 新商品を食べることなくその短い生涯に幕をを閉じた。



                【完】
927('A`):2005/12/27(火) 21:54:14 0
いくらマクドナルドがマキシマムセキュリティーといっても、この巨大なイチモツが相手では・・・。
「なんとしても貴様は止める。猶予はねーぜッ!アナルブレイド!!」
ウホッ!アナルから思いっきり糞を撒き散らしたが、ワニの包茎には糞がつかなかった。
「何ッ!?」
「グォオオ―――!」
バクンッ!ワニがアナルに容赦なく噛みつく。
「うほっ!いってええええええええええええええええ」
あなるるるるる!
またコール音だ。
「何だッ!」
「いらっしゃいませ!! ご注文はいかがなさいますか?」
「くっそー こんなときに間違い電話かよ !今度はなんだ!?」
「今度、マクドナルドで新商品を出すんだが、お前にも食べてほしくてな!」
「あぁ、開発部の連中のアナルクーポンも効かないぞ。うおっと!」
「おい! そのクーポン券は試用期間が過ぎてるからな 注意しろよ」
ワニはアナルドの息子に噛み付いた!
ワニに喰われながらドナルドがしゃべる。
「うるせー クソ! 電話切るぞ!!」
「お、おい!! ちょっと待て!1!!1」

「亀頭の硬い敵にはな、『複数連続射精』だよ。それと新商品があると言ったが、すでに本社に持ち出されたかもしれん。」
「複数連続!?」
「忘れるな。アナルクーポンは決して、クーポンの期間内に使うだけじゃないってことを。」
「なんだと・・・。」
「アナルポンポンには、無限の耐久性がある。では切るぞ。」
ブツッ。
「無限の耐久性・・・か・・・。複数連続で敵を欺くっつったらよぉおおぉ・・・」
ドナルドがクーポン券を静かに、折りたたむ。 そして、ミシン目に沿ってゆっくりと切り取った!
「これしか思い浮かばねぇなぁぁぁぁ・・・。」
ドナルドが手にしていたのはバイブだった。 バイブの淵はクリアパープル。 非常に凝ったなつくりになっている。」
ヒュンヒュンヒュン・・・
ドナルドがイタリア人のマザーファッカーのようにクーポン券とバイブを交差させた。
「アナルクーポンの新しい形・・・名付けて『アナルのおしゃべり掘ッキング』ってとこか。オラッ!」
シャーーーー!!
「ご注文はいかがなさいますか!!」
ドナルドは素早く注文票を手に取ると言った。
「チーズローション3つ、オナホール4つ 片栗粉X1つにダブルバイブ2つ ディルドLと幼女4人 おっぱい3つ それにメイド2人だだゴルァ!!」
ついにワニが大きな口でアナルを丸呑みにしてしまった。
結局ドナルドは 新商品を試すことなくその小さいおしりの処女をワニに捧げた。


928('A`):2005/12/27(火) 22:47:53 0
何やってんだ
929('A`):2005/12/27(火) 22:52:55 0
どんな作品でも批判は出て当たり前だし、それをいちいち荒らしだなんだと食って掛かる奴はただの馬鹿
>>926-927みたいなのが荒らし
930('A`):2005/12/27(火) 22:58:21 O
批判つっても言い方があるだろ、それにいちいち批評家きどりのやつがウザい。あと作家の方には批判に負けず頑張ってほしいです。
931('A`):2005/12/27(火) 23:25:32 O
荒らしは同一人物
932('A`):2005/12/28(水) 01:40:46 O
>>259
お疲れ様でした。毎夜毎夜寝る前に楽しく読ませてもらいました。
えらそうに批評とかやると怒られそうだけど、第一部第二部辺りの
ゆったりした流れから最後の慌てた感じが少し気になりました。
まあ荒らしが増えてやりづらさもあったんだろうけど…。
でも面白かったです。また今度新作お願いします。

スマイルさんも荒らしに負けることなくこの調子で頑張って下さい。
自演だなんだかんだといわれようが、作家本人が自分を応援してくれる人が他にちゃんといると
わかっていれば、それで十分だと思いますよ。
933('A`):2005/12/28(水) 10:28:11 0
>>932どこを縦読み?
934('A`):2005/12/29(木) 10:59:59 0
ほにゅ
935('A`):2005/12/29(木) 16:10:01 0
>>934
m9(^Д^)プギャー
「ほしゅ」だろバカ。
936('A`):2005/12/29(木) 16:18:24 0
「フシュウウウ・・・」
男が未来に歩み寄る。
ゴッ、ゴッ。未来は動けない。
「逃げろ!クッソ!!」
ドナルドがボードから降りて男に向かい走り出した。
「オォラッ!」
ドスッ!男のわき腹にドナルドのチンポが突き刺さる。
男はうれしそうな顔をしてドナルドの方を振り向く。男がドナルドの息子を大きなその手で大事そうに握りしめた。
シコシコ・・・。
ドナルドの肉棒が悲鳴を上げる。
「あぁ・・・あぁぁぁあ・・・!」
ドナルドが男の手を引き剥がしにかかるが、ドナルドの力をもってしてもその手の力はゆるまなかった。
「オォォォ・・・!」
シャーーーーーー!
男がドナルド自身を片手で素早く上下させる。
う・・・う、うぅ! ドピュッ!!! 屋上のフェンスを突き破らんばかりの勢いで、ドナルドは射精した。
「グォオ!?」
ドナルドが吐血した。
ゴッゴッ・・・男がきびすを返し、未来に向かう。
「ドナルドっ!ドナルド!助けて―――――!!」
男が未来を肩にかついだ。
「うぅ・・・み・・・未来・・・。」
ドナルドは這いづって男に近寄るが、
チョコラングドシャァッ!
男のでかいケツがドナルドのペニスにたたき落とされた。


初めてパラマウントベッドを使用したような感覚。ドナルドをそっと、睡眠へといざなっていく。
ソリからサンタがおろされ、そいつが未来を連れ去って行った。
─6時間後。ドナルドの意識が回復した。
「未来?・・・やられた・・・。」
未来が連れ去られてしまった。
(結局俺は・・・一線を越えられなかった・・・。)
ドナルドの目から大粒の涙がこぼれ落ちる。
(なんで泣いてんだよ?そんなにあの男とやりたかったのか・・
ドナルドはそう考えたが、この感情はそんなものではなかった。もっと生臭い、ナメクジがカタツムリに対して抱いているであろう嫉妬の感情に似ていた。
(俺の頭も薄くなったな・・・行かなくちゃ!ゼロゼロクログロ・・・。)
ドナルドがゆっくりと起き上がる。おぼつかない足取りでパソコンを起動した。
937('A`):2005/12/30(金) 15:06:36 0
hosyu
938('A`):2005/12/30(金) 21:32:15 0
年末は人いないな
939('A`):2005/12/30(金) 21:37:30 0
いまごろゾンビになってるんじゃね
940('A`):2005/12/30(金) 21:38:57 O
かゆ
うま
941('A`):2005/12/30(金) 21:40:06 O
体じゅうが痒い・・・。うわっぁあっあっ・・・。痒いかゆいかゆ
942('A`):2005/12/30(金) 21:52:40 0
>>940>>941汚物は消毒だーーーー!
943('A`):2005/12/30(金) 22:04:58 O
最近なんかイタイ奴がいるな
944('A`):2005/12/30(金) 23:41:19 0
特にお前とか?
945('A`):2005/12/31(土) 00:00:53 O
喪板の中で一番厨房が多いスレだな
まあ年齢層が低くなるようなスレだししょうがない
946('A`):2005/12/31(土) 00:59:40 0
>>259さん
おもしろかったよ今日一日で全部読ませていただきました
話が進むたびにうまくなっていきますね
947259 ◆W6r3EkuG1Y :2005/12/31(土) 02:39:20 O
皆様おひさしぶりです
年明けて、落ち着いたら新作投稿します
それでは、よいお年を
948スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/31(土) 09:21:15 O
とぉるるるるるる!
通信が入る。
「こちらドナルド…。」
「どうしたドナルド!?3時間も連絡をよこさないで!」
「あぁ…気絶してしまってな…」
「フン!情けないな…まぁいい、サンプルは内通者によると本社の研究室にあるらしい。早く入手して脱出しろ。」
「分かった、脱出の手段は?」
「ボードで脱出だ。本社の私の所にサンプルを持って来て任務完了とする。」
「了解。」
「急ぐんだ。マクドナルド上層部は街を核で焼き払い、滅菌しようとしている。」
「そりゃ大変だ。切るぞ。」
ガチャッ
未来も研究室にいるだろうか?また化け物に襲われるのか?
疑問はあるがドナルドは進むしかない。屋上から潜入することにしたので、ドナルドはミスタードーナツビルの屋上を目指した。
(最後の手段も使わなきゃならないかもな…)
ボードが浮き上がり、光の帯を残して発進した。
949スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/31(土) 09:39:09 O
ヒュゥゥン…トッ
ドナルドが屋上に着地した。すぐさまコンテナの影に隠れ、辺りを見回す。
「誰もいない?警備すらいないだと?」
ドナルドが来ることは分かりきっているはずだ。なのに警備は1人もいない。
(進むしかないけどな…)
ドナルドが階段へと歩き出した。
ゴ…ゴゴ…
「ん?」
ゴゴゴゴ…
「ビルが…揺れてる?」
ゴガガ!ゴゴゴ…
「下から何か来る!」
ドゴァッ!
ドナルドが飛び退いた一瞬あとに、黒いコートの男が屋上の床を砕いて現れた!
「早速お前か!」
ドナルドが回り込んで男の側頭部を蹴り飛ばした。
「オォォォ…」
男は首が少し傾いただけで、全く効いていない。
「くそ!どうすりゃいぃんだ!?」
グオッ、ガシィ!
男がドナルドの腹部を掴み、持ち上げた。
950スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/31(土) 09:57:51 O
「ウオォオ…」
ゴッ!
男がドナルドをコンテナに叩きつけた。コンテナが大きくへこむ。
「ぐぉあっ!?」
ドナルドが血を吐いた。
「くそが!ブッ!」
べちゃっ
ドナルドが血を男の目に吐き出す。
「オォ…」
男の力が緩んだ。
「今だ!」
ドナルドは男の手から逃れ、男が開けた穴に飛び込んだ。
「うぉぉぉぉ!深いッ!」
100メートルはあるだろうか、物凄い速さで落下していく。
「ドナルドクロウ!」
地面が見えて来た。
ガギィィィィ!ガガガガガガガ!
ドナルドが近くの柱にドナルドクロウを突き刺した。
耳をつんざくような轟音が鳴り響き、地面すれすれの所でドナルドは停止する。
951('A`):2005/12/31(土) 10:12:59 0
ドナルディ乙
952('A`):2005/12/31(土) 16:59:09 O
あげときますね
953スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/31(土) 18:18:36 O
辺りには敵はいない、やはり奇妙だ。
「ここは?」
広い空間が広がっている。棚にはファイルがぎっしり詰め込まれ、ガラスで仕切られた部屋にはベッドがある。上には何かの実験で使われたのか肉片が乗っていた。
テーブルの上にはフラスコや試験管が並び、謎の液体が入っている。
「どう見ても研究室です。ありがとございました。…ってことか…。」
手当たり次第にサンプルを探してみるが、見つからない。
「どこだ?」
「フフフ…。」
ドナルドの後ろで声がした。
「誰だ!?」
「私だよ、カーネルさ。」
「貴様に用はない。消えろ。」
「ククク…これを見てもそんなことが言ってられるかね?」
カーネルが足元を指差した。
「またこのパターンかよ!!」
「マクドナルドではこの子に用はなかったがね。今回は違う。」
カーネルがステッキを抜く。
954('A`):2005/12/31(土) 18:23:03 0
カーネルがミスドにいるのかよ
955('A`):2005/12/31(土) 18:36:05 0
辺りには敵はいない、やはり奇妙だ。
「ここは?」
広い空間が広がっている。棚には同人誌がぎっしり詰め込まれ、ガラスで仕切られた部屋には回転ベッドがある。上には誰かのセクースで使われたのか白濁液がついていた。
テーブルの上にはろうそくやムチが並び、片栗粉の溶かした液体が入っている。
「どう見てもSM倶楽部です。ありがとございました。…ってことか…。」
手当たり次第にショタ系エロ本を探してみるが、見つからない。
「どこだ?」
「フフフ…。」
ドナルドの後ろで声がした。
「誰だ!?」
「私だよ、カーネルさ。」
「貴様に用はない。消えろ。」
「ククク…これを見てもそんなことが言ってられるかね?」
カーネルが股間を指差した。
「またこのパターンかよ!!」
「マクドナルドではこの子に用はなかったがね。今回は違う。」
カーネルがズボンを下ろす。
956スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/31(土) 18:36:50 O
「君を最高の状態にするためなら…」
ガッ!
未来の顔の側にステッキを打ちつける。
「このガキを殺すことすら私はいとわない。」
カーネルの顔が奇妙に歪む。
「やめろ!」
「フフフ!その殺気!それだけを求めてたんだ。」
「クッ…」
ドンッ!
「!?」
ドナルドの後ろに何か落ちて来た。
「ハァ〜〜〜…。」
「今度はてめぇか!!」
「待て!私が合図するまで攻撃するな!」
「ウゥゥ…」
男が大人しく立っている。
「どういうことだ!それにミスタードーナツの職員は?」
「まだ分からんのか?」
「何が言いたい!?」
「ミスタードーナツは我がケンタッキーが乗っ取ったのだよ。もはやミスタードーナツは形だけの企業だ。」
「そういうことか…。」
「早くその男を倒すんだ。そして私と戦うにふさわしい男になりたまえ。でないと…」
未来にステッキを向けた。
957('A`):2005/12/31(土) 18:42:12 0
「君を最高の状態にするためなら…」
ガッ!
未来のオパーイにティンコを打ちつける。
「このガキにかけることすら私はいとわない。」
カーネルの顔が淫乱に歪む。
「やめろ!」
「フフフ!その殺気!それだけを求めてたんだ。」
「ウホッ…」
ドンッ!
「!?」
ドナルドの後ろに何か落ちて来た。
「ハァ〜〜〜…?」
「今度はてめぇか?」
「待て!私が合図するまで射精するな!」
「ウゥゥ…」
男が大人しく立っている。
「どういうことだ!それにミスタードーナツの職員は?」
「まだ分からんのか?」
「何が言いたい!?」
「ミスタードーナツは我がケンタッキーが乗っ取ったのだよ。もはやミスタードーナツは形だけの企業だ。」
「そういうことか…。」
「早くその男を押し倒すんだ。そして私と燃えるにふさわしい男になりたまえ。でないと…」
オパーイにティンコをこすりつけた。
958スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/31(土) 18:43:28 O
うざいからいい加減にしろよ
959('A`):2005/12/31(土) 18:45:41 0
早くネタうp
960('A`):2005/12/31(土) 18:57:49 0
「ウオォオ…」
ゴッ!
男はドナルドのティンコをしごき続けた。真っ赤な肉棒が大きくふくらむ。
「ぐぉあっ!?」
ドナルドが液を吐いた。
「くそが!ブッ!」
ドピュッ
ドナルドが液を男の顔に吐き出す。
「オォ…」
男の力が緩んだ。
「今だ!」
ドナルドは男の手から逃れ、男の小さな菊門に飛び込んだ。
「うぉぉぉぉ!深いッ!」
50センチはあるだろうか、物凄い速さでズッコンバッコンしていく。
「ドナルドクロウ!」
絶頂が見えて来た。
ガギィィィィ!ガガガガガガガ!
ドナルドが男の前立腺にドナルドクロウを擦りつけた。
耳をつんざくような轟音が鳴り響き、絶頂すれすれの所でドナルドは停止する。
961スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/31(土) 18:59:29 O
しょうがねぇな…でももうやめてくれ。

「やってやる!」
ドナルドスティンガーを構えた。
「よし、『M-5』。奴を殺せ。」
「ウゴォォォ!」
男がドナルドに向かって走り出す。
「フゥッ!」
ドスッ!
ドナルドスティンガーが男の顔面を半分以上吹き飛ばす。
「ゴァァァァ!」
男がムチャクチャに拳を振り回す。
「ほう…怒りが君を強くしたのかな?」
ドナルドが男の拳をかわしつつ、男に攻撃を与える。
「グァオオオ!!」
体中から緑の体液を吹き出しながら、最後の力を振り絞り襲いかかって来る。
「あくびが出るスピードだな!」
ドナルドが背後に回り込み、男の心臓をえぐり出した。
「グホアアアア…」
男が倒れた。
962スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/31(土) 19:07:28 O
「よし…ハァハァ…やっ…たぞ…」
「まだだね、私がいる。未来ちゃんにサンプルを預けておくよ。私を倒したら持って行くといい。」
「まだあんのかよ…」
「では行くぞ。」
カーネルが揺れる。
「ハッ!」
ドゴッ
カーネルがドナルドの背後からステッキで殴りつけた。
「く…。」
頭から出血してきた。
「まだだ!」
ドナルドスティンガーで突きを繰り出すが、すべてかわされる。
「君は私をバカにしてるのか?」
ズッ…
ドナルドの胸にステッキが刺さる。
「あ?」
ドナルドが間抜けな声を出して地面に倒れる。
963スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/31(土) 19:22:57 O
「終わったな…つまらん戦いだった。ガキは殺す。」
カーネルが未来に向かう。
「ま…て…。」
「ん?何か言ったかね?」
「まだ…終わっ…てないぜ…」
「死にかけの君に私と戦う資格があるとでも?そんなものは無いね。」
「分…からん…ぜ…。」
ドナルドがよろよろと立ち上がり、小さい注射器を取り出した。
「何だそれは?」
「お…前を…倒す…希望…さ。」
ブスッ
ドナルドが首筋に針を突き刺し、薬を注入する。
「くぅぅ…」
ドナルドが薬を使うと、みるみるうちにドナルドの体に変化が現れた。
つなぎの上半身が破れ、筋肉が膨張していく。目が血走り、息づかいも荒くなった。
「フゥ〜。」
「なんと!こんなことができるとはね…。」
メキメキ…
ドナルドの体の変異が落ち着いて来た。
「この薬を使ったら…もう元には戻れない…決着…つけようか…」
「面白くなってきた…」
2人は再び対峙する。
964スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/31(土) 19:39:33 O
「勝負は一瞬でつく…」
「ウゥゥゥ…」
「理性すら失ったか…行くぞ!」
ヒュウッ!
弾かれたように2人が動き出す。
ガッ!
ちょうど2人の位置が入れ替わる形となった。
2人が沈黙する。
「ガフッ…それでこそ…ドナル…ド…だ…」
カーネルが倒れる。
「わっ!私…ドナルドは!?」
未来が目覚めた。
辺りを見渡す。
「ドナルド!大丈夫?」
体がしぼんで元の姿に戻っていた。
「う…未来…ちゃん…屋上に行くんだ…これと…サンプル持って。」
「嫌だよ!ドナルドも一緒に!!」
「僕は…助からないから…さ…」
ドナルドが胸のエンブレムを手渡す。エンブレムは発信機になっている。未来は泣いていた。ドナルドも泣いている。
「早く…逃げ…ろ…」
「…うん…ドナルド…また会えるよね…」
「あぁ…きっと…きっ…と…だ…」
未来が階段を駆け上がって行った。
「強い子だ…頑張って生きて行け…」
ガクッ
ドナルドは死んだ。最後の最後、ドナルドは大切なものを手に入れて死んだ。
バラバラバラ…
マクドナルドのヘリがミスタードーナツビルを後にした。
「さよならドナルド…」
ヘリが街を去った後、マクドナルドの核ミサイルで街は灰になり、事件は終焉を迎えた。

〜END〜
965スマイル ◆S2Crp49aOM :2005/12/31(土) 19:42:18 O
これでドナルドは終わりだ。今まで読んでくれてありがとう。来年はまた違う作品を作ろうと思うんでよろしくな!よいお年を…
966('A`):2005/12/31(土) 19:47:01 0
ちょっと良い話じゃないか
967('A`):2005/12/31(土) 21:31:12 0
スマイリー乙でした
968('A`):2006/01/01(日) 01:53:28 0
>>955
ワロス
969('A`):2006/01/01(日) 01:57:21 0
>>965
感動した!!!
短い間だったが楽しませてもらった
ありがとう
970('A`):2006/01/01(日) 16:56:59 0
スマイルおちかれー
971('A`):2006/01/01(日) 19:05:38 0
現在連載中の作品ってもしかして無くなった?
972('A`):2006/01/02(月) 18:14:50 0
ほしぃう
973スマイル ◆S2Crp49aOM :2006/01/02(月) 21:03:38 O
事件から一週間後、街は焼き尽くされた。ミスタードーナツのウィルスの流出も、ドナルドという生物兵器の存在も全ては闇の中だ。

─マクドナルドビルのとある一室。
窓を背に大きな机が1つ。本革の値が張りそうな椅子に、工作部隊隊長小笠原は腰掛けていた。
ガチャッ
「失礼します。」
「お前か、事件の隠蔽は?」
「完璧です。北の国の核ミサイルの誤射だと情報操作を。」
「それでいい、奴らならやりかねんからな。ハッハッハ!!」
「おっしゃるとおり。」
「で、それだけじゃないんだろう?」
小笠原が葉巻に火をつける。
「はい、核の炎でドナルドは灰になりました…が、ドナルドの残したデータはどれも我々にとって有用なものばかりです。」
「うむ、そのデータをもとに…」
「ええ、現在第二のドナルド候補への手術を施しています。」
「まさか生体実験の過程で生まれたアレがあそこまで役立つとはな。」
「ええ、ドナルド細胞が安定すれば、世界最強のドナルド部隊を編成できます。」
「そうなれば世界も…」
「はい、我々のものに…」
「素晴らしいじゃないか…ハハハハハハハハハハ!」
小笠原はひとしきり笑い、ゆっくりと葉巻をふかした。
974('A`):2006/01/02(月) 21:49:49 0
エピローグ?
975スマイル ◆S2Crp49aOM :2006/01/02(月) 21:51:01 O
イエス、これにて本当の完結。ありがとうこざいました
976('A`):2006/01/02(月) 23:45:08 0
スマイル乙
977('A`):2006/01/03(火) 00:09:02 O
ずいぶん煽られてたけど最後までやって偉いとおもうよ。
978('A`):2006/01/03(火) 22:45:46 0
ほしゅ
979('A`):2006/01/03(火) 23:48:08 0
>>977
携帯厨は黙れ
980たかす ◆NNlU3po.DA
>>979 荒らし乙wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww