1 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :
はじまります
2 :
('A`):05/02/02 00:31:52
ヴァギナ!!
3 :
芭男 ◆/OuDG5eXzw :05/02/02 00:32:18
わーい。
4 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 00:33:39
「必要性と倫理」と講義からはじめますね!
5 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 00:41:07
登場人物の紹介。
とっとちゃん
性別:男
年齢:19
彼女いない歴=年齢=真性童貞
裏表のある性格。
最近孤立しがち。
6 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 00:46:04
ふーこちゃん
性別:女
年齢:19
過去付き合った経験一人。処女。
明るくて元気の良い人。誰とでもわけへだてなく付き合える。
いつも笑いが絶えなくて、まわりにはいつも人がいる。
7 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 00:48:26
ごろりまる
性別:男
年齢:19
ヤリチン。暴力をふる。
威勢が良い。わりと差別が好き。
でも一応人気者。
8 :
('A`):05/02/02 00:49:06
なんかほんわかした
9 :
芭男 ◆/OuDG5eXzw :05/02/02 00:49:09
誰か聞いてやれよ。。
10 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 00:51:19
ぺんぺんくん
性別:男
年齢:19
イケメン。モテる。
今は彼女いない。
優しい。とっとちゃんにも優しい。
11 :
芭男 ◆/OuDG5eXzw :05/02/02 00:52:01
(ω)
12 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 00:53:23
とっとちゃん
「はー今日も一人だよ。つまらん。学校行く前にオナニーでもしますかね」
13 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 00:54:43
とっとちゃん
「シコシコ・・・。
あー学校へ行く時間だ」
14 :
芭男 ◆/OuDG5eXzw :05/02/02 00:55:34
(^ω^;)
15 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 00:56:23
とっとちゃんはいつも学校で一人で授業をうける。
なぜなら友達がいないから。
先生「ぺらぺら」
とっとちゃん「ふむふむ」
先生「ぺらぺら」
とっとちゃん「ふむふむ」
16 :
芭男 ◆/OuDG5eXzw :05/02/02 00:57:20
書籍化決定。
17 :
('A`):05/02/02 00:58:54
しょうがないので記念真紀子
18 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 00:59:38
授業が終わると、とっとちゃんは自分の席に座ったまま、
ぼーっと周りの様子を見ていた。
ふーこちゃん、ごろりまる、ぺんぺんくん、
三人が仲良くなにか喋っている。この三人は皆、とっとちゃんのかつての友人だ。
とっとちゃんは寂しくなって教室から出て行った。
19 :
芭男 ◆/OuDG5eXzw :05/02/02 01:01:16
なんかデジャブを感じる。
20 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 01:04:55
とっとちゃんは悲しかった。
はー、悲し。
21 :
('A`):05/02/02 01:06:42
支援
22 :
のほダメ ◆aOLjRoi1zs :05/02/02 01:07:00
窓際の
23 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 01:10:11
悲しくなりながらもとっとちゃんは学食でかけそばを啜る。
とても寂しい。
だれかそばにきてくれよ。
とっとちゃんはそばを食べ終えると、次の授業までまだ随分時間があるのに教室に向かった。
24 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 01:14:39
だれもいない教室。
とっとちゃんは一番後ろの窓際の席を陣取る。
そしてもやもやと回想に耽る。
とっとちゃんの回想記は大抵の場合、入学時の頃を舞台にしたものだ。
25 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 01:19:12
とっとちゃんは入学時、最初ごろりまると仲良くなった。
ごろりまるは地元で高い地位にいたようで、いつもそのときの自慢話をしていた。
それと自己中心的な性格がたまにうざいなと、とっとちゃんは思っていた。
だが、ごろりまるを介してふーこちゃんと交流をもつようになってからは、
ごろりまるもまったく使えない男ではないなとも思うようになった、
それからしばらくは三人で仲良く遊ぶことが多くなった。
あのときは良かった。
26 :
('A`):05/02/02 01:22:06
期待してるよ
27 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 01:25:07
とっとちゃんは、孤独の道を選ぶことにした。
世の中のヒトビトは皆クズだと思うようになったから。
28 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 01:26:47
というわけで今日は寝ます。
29 :
('A`):05/02/02 01:27:00
30 :
('A`):05/02/02 01:28:17
なんかいいよ、頑張って欲しい。
31 :
芭男 ◆/OuDG5eXzw :05/02/02 01:28:58
気になる。
32 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 11:30:33
やがて授業が始まる時間になった。
ぞろぞろと生徒たちが教室に入ってくる。
その中にふーこちゃんたちもいた。
ふーこちゃん、ごろりまる、ぺんぺんくんの三人はとっとちゃんの斜め前の席についた。
「くそう、他にあいている席もあるのに何故ここに座るんだ」
とっとちゃんはそう思いながら、ぼんやりとふーこちゃんの後姿を眺めていた。
33 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 11:44:46
ふーこちゃんの背中を眺めながら、とっとちゃんはまた、もやもやと回想に耽る。
あれはぺんぺんくんと仲良くなって間もないころだった。
ぺんぺんくんはとっとちゃんのアパートのとなりのアパートに住んでいたのですぐに仲良くなった。
ぺんぺんくんととっとちゃんは学校へ行く時も帰る時も一緒だった。
あるひ、とっとちゃん、ごろりまる、ぺんぺんくん、ふーこちゃんで遊ぶことがあった。
ふーこちゃんはぺんぺんくんに一目ぼれしたようだった。
そこでふーこちゃんは、ごろりまるに頼んでぺんぺんくんとの飲み会をセッティングすることになったのだ。
最初、ごろりまるとふーこちゃんとぺんぺんくんの三人で飲み会は始まる予定だったが、
ぺんぺんくんはいつもヒマそうなとっとちゃんに気を利かせて、
とっとちゃんも飲み会にくるように誘った。
かくて、四人の飲み会は始まった。
34 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 20:43:27
会場はごろりまるのアパート。
みんな酒は強いようだった。がばがば飲む。
ふーこちゃんは少し酒がまわってくると、ぺんぺんくんに甘えだした。
肩をよせてぺんぺんくんによりかかっている。
でも、ぺんぺんくんはふーこちゃんにはあまり興味がないようだった。
とっとちゃんはそれを横目に、慣れない酒を飲みつづける。
ごろりまるは、「顔が真っ赤だけど大丈夫か」と、とっとちゃんに言ってきたが構やしない。
飲む。
飲む。
みんなも飲む。
気がつくと朝だった。
起き上がるとふーこちゃんと、ごろりまるはダウンしてた。だけどぺんぺんくんだけいない。
机に目をやると「みんな寝てしまったようなので、先にあがります」とぺんぺんくんの書置きだけ残っていた。
とっとちゃんも帰ろうかな、と思い立ち上がると、ふーこちゃんも目を覚ました。
「帰るの?」
とふーこちゃん。
「帰るよ」
ととっとちゃん。
ふーこちゃんは机にあるぺんぺんくんの書置きに目をやると。
「じゃ、一緒に帰ろ」
と言った。
35 :
芭男 ◆/OuDG5eXzw :05/02/02 20:44:23
(ω・)
36 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 20:58:04
アパートの外へ出ると、ちょうど朝日がのぼりはじめた頃だった。
「きれいだねえ」
どちらからともなくそう言った。
二人とも、二日酔いのせいで頭が痛むようだった。
「やっぱり、ぺんぺんくんは難しいなあ」
不意にふーこちゃんはそう言った。
「ぺんぺんくんはモテるからね」
とっとちゃんはなだめるように言う。
「昨日も全然手応えなかったし」
「ふーん」
「とっとちゃんってモテなさそうだね」
「よく言われるよ。ふーこちゃんはモテそうだね」
「モテないよ。今まで付き合った男一人だけだし」
「ふーん」
「それに処女だし。とっとちゃんは童貞だよね?」
「まあね」
のんびりとした朝だった。まだ誰も外にいない時間。
ただ遠くから鳥の鳴き声と、新聞配達のバイクの音だけが聞こえていた。
「もうすぐ、とっとちゃんのアパートじゃない?私、ここでいいよ」
「いや、送ってくよ」
「へえ」
とっとちゃんとふーこちゃんは朝の誰もいない街を二人して歩いていた。
37 :
('A`):05/02/02 22:53:44
38 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 23:26:32
ひどい。
にこにこ評論記がなくなったらとっとちゃんはどう生きていけばいいんだろう?
39 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 23:27:17
sage進行でひっそりとハンターに見つからないようにやってればよかった。
40 :
とっとちゃん ◆LIeaI/3JT2 :05/02/02 23:31:12
にこにこ評論記は必ず復活させます!