500 :
('A`):
「軍曹! 撤退命令です! 敵軍が神経ガスを撒きやがりました!」
おれは塹壕の中の軍曹に叫ぶ。軍曹は、ぎりり、と奥歯をかみしめて
「糞! アカのおフェ○豚野郎が! 国際法違反じゃないか!」
と、吐き捨てるように叫ぶ。
「そんなこと言ってる場合じゃないですよ! 撤退してください!」
軍曹の手をとって無理矢理に塹壕の外に連れ出す。
「やめろ伍長! もう無駄だ! あの毒ガス撒きの糞外道を一人でも道連れにして死んでやる!」
と、また軍曹が叫ぶ。おれは軍曹に「失礼します」とひとこと言って、軍曹の頬を殴る。
「っ! き・・貴様、上官に手を上げたな!」
「下士官が冷静にならなくてどうするんですか。 いまは撤退しましょう! おとで糞どもを蹴散らせばいいんです」
軍曹に言うと、軍曹は頬を押さえながら、
「…すまん、伍長。 ともかくガスから逃げるしかないな。 わかった。 撤収しよう」
と軍曹が俺の手をとって走りはじめる。やれやれ、強情な上官だ、とおれは苦笑する。
惚れた女じゃなければ、とっくに見すてていただろうな、とも思う。
幸運なことに風が弱かったおかげで、ガスのまわりは遅かった。
が、軍曹と撤退している速度が、予定よりも遅い。走りにくい。
走りにくいのには理由がある。
おれの股間が不自然に充血している。どうも、おかしい。
軍曹の方をみると、軍曹もいつもとは違いやや内股で走りづらそうにしている。
「はぁ、はぁ、軍曹殿…大丈夫ですか?」
彼女に聞くと、
「ひぅ!? だ、だいじょうぶだ…っ! いいから走れ!」
と大声を上げる。
おれは頭がクラクラしてきた。股間がカチカチで、走るごとに擦れる。 速度を緩めて軍曹に聞く。
「軍曹…もしかして、このガスには…催淫効果があるのでは…?」
軍曹はやや上気した顔で
「そ…そうかもな。 さっきから、走りにくい…っ」
やはり走るたびに身体に刺激を受けるようで、動くたびに息を荒げている。
「その…軍曹…、休憩しませんか。 このままじゃ、逃げるのも困難です」
軍曹に提案すると、
「…そ、そうだな。あくまでも一時的に休憩をとるのも、良い、だろう」
と軍曹も納得する。
近くの木陰に二人で隠れる。
501 :
500の続き:05/02/10 03:30:23
木にもたれて荒い息を整えていると、軍曹が熱っぽい視線で、おれの股間の屹立を見ている。
「軍曹…? …気になりますか?」
聞くと、軍曹は赤い顔で、
「いや。 …その、そんなになって、苦しくないのか?」と言う。
「苦しいどころか、痛いくらいです。 こんなになったのは初めてです。」
軍曹は、おれの勃起したモノに、そ、と触れて、
「ぁ…、服の上からでも…、熱い…な」
と、ゆっくりと撫でる。
決して上手くはない軍曹の手の動きが、どんな娼婦より甘美に感じる。
「ぐ…軍曹…、うぁっ…」
おれは声を出してしまう。軍曹がイタズラっぽく笑って
「撤退中だ。声を出すな」
と、おれの唇を手で押さえる。おれは軍曹の指を口に含む。軽く甘噛みして、中指を舐める。
「ひゃ、…伍長。」
軍曹が自分の口を押さえる。
右手でおれの屹立を撫でながら、彼女の体重がおれにかかってくる。
おれは軍曹の身体を抱いて、うしろから彼女の脚の付け根の中心に手を添える。熱い。
軽く掻くようになぞると、
「…ぃぁ…! …っ!」
彼女は声を押し殺して小さく叫ぶ。おれの手の中でぶるぶるっ、と彼女の身体が震えた。
「…はぁっ…。ん…はぁっ…!」
おれの腕の中で、何度も何度も硬直と弛緩を繰り返し、軍曹の身体が絶頂を迎えた。
あー、女性下士官も萌えるな。