ああ、俺って一生童貞かも・・・て思う瞬間二人目

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つい最近の派遣バイトの日のこと
その日はお菓子関係の店で女の子が沢山バイトしていてる所に行かされた。
最初は正直戸惑っていたがついなんとなくうれしくなってしまった。。
バイトが始まると俺らの担当としてその店のバイトの女の子たちが作業内容を教えてくれた。

バイトが始まるとうれしかった気持ちは一気に消え失せ、バイト開始20分で帰りたくなった。
よく考えてみればその日その場所に行った面子は(漏れ=ブサ、A男=フツメソ、B男=イケメソ、C男=ジャニ系)だった。
B、C男に女共が集中し残りのB、Cに興味のない女共がAに教える形となった。
呆然としてしまった。「…まいったな。予想していたけどこれほどとは…」などと一人妙に納得していると一人のバイトの子に
「ちょっとさぁ…突っ立てないでアレ捨ててきてくれない?」と外の山積みのダンボールを指差された。

…その日俺はそれからはずっとダンボールとにらめっこだった。
寒空の下ダンボールをカッターで分解し紐でしばる。そうしてある程度ダンボールの束ができたら台車で運ぶ。
時折上を見上げると室内が見渡せる大きな窓が目に入る。
声こそ聞こえないが時折見えるA,B,Cと女の子達の楽しそうに話す光景には正直胸が詰まった。。
昼過ぎからはじまったバイトだったが俺には休憩がなかった。と言うよりダンボールが一向に減らなかった。
…よくよく考えてみれば俺が台車で束を捨てに行っている間にダンボールが補充されていたわけで。
さらに誰も俺に休憩を知らせるのが嫌だったらしい。
それでもお金の為と必死に言い聞かせて黙々と作業を続けた。これでいい。これが現実なんだと何度も言い聞かせながら…

辺りが真っ暗になってAがバイト終了を告げてきた。でもどうもAの様子がおかしい。何かをこらえているようだった。
ふと何気に上を見ると窓からバイトの女の子たちとB、Cがそろって漏れを見下ろしていた。
漏れが唖然としながらその奇妙な光景を見ていると窓で声は聞こえないが皆大爆笑し始めた。
俺はどうすることもできず卑屈な笑顔でそこから去るしかできなかった。
室内にもどりまだクスクスと笑い声が聞こえるなか俺は作業伝票を書いてもらった。
帰り際Aが「ゴメン喪君これから俺たちあの子達と飲みに行くんだ。だから帰りは一人ってことで」
「……ああ。いいんじゃないか。俺は疲れたからすぐ帰りたかったし。じゃおつかれさま。」

なんか俺って本当にダメ人間だということを再認識させられた日だった。
…ちなみに作業態度「優・良・可」で漏れ=可。A、B、C、そろって優。もう本当に童貞以前の問題だとおもたよ。
長々とすまん。