恐 怖 の ナ ポ リ タ ン

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私はまだ森を迷っていた。
途方に暮れていると、一件の家を見つけた。
ここはどうも家の裏側らしい。
しかし、家の両端は木々が隙間なく生えていて表にはまわれない。
仕方なく裏口からお邪魔させてもらうことにした。
入ってみると、そこは厨房だった。
「ナポリタン一つください」
どこからともなく声が聞こえてきた。
ここはさっきのレストランだったのか。まずい、泥棒だと思われてしまう。
ふと調理場を見ると、うまい具合にナポリタンが置いてあった。
私は急いでそばにあったコックの服や帽子を着て、ナポリタンを客に持っていった。
苦情がきた。
私は持っていったナポリタンを引き取り、とりあえず流し台の上に置いた。
しょうがないので私がナポリタンを作り持っていった。
客は満足して帰っていった。
次の客が来る前に、私は着ていたコック服を元に戻してレストランを後にした。
しばらくして、私は気づいてしまった・・・
ここはとあるレストラン・・・
人気メニューは・・・ナポリタン・・・