東海三県スレin狼part27（愛知・岐阜・三重)©2ch.net

藤井康博は愛知県職員として就職してからも誰からも相手にされず、
他の人たちは 同僚や上司と退庁後は時々飲みに行ったり、
休日には時々ゴルフにでも行くが、藤井康博はずっと誰とも付き合わず
薄暗い部屋で孤独に家に引き篭もっていた。

比較的最近では、オタクどもが趣味の集まりをチラホラと
開催するようになったから、職場で誰からも相手にされない藤井康博は
東京や大阪に出掛けてそういう集まりに 参加するようになった。
藤井は勝手に「俺は東京や大阪に友達がたくさんいるんだ！」と
思うようになったが、そいつらは藤井など誰も友達と思ってなくて、
単に頭数揃えのために利用していただけだ。

オタクどもの中にはリアルに統合失調症の者もいて、
普通はそんな者は相手にしないか、運悪く近くの席になったら
社交辞令程度に二言三言話すだけでそれ以上関わらないが、
藤井康博は勝手に「こいつはいい大学出ていい会社に入ったが
いじめられて統失になって会社を首になった可哀想な奴だ」と思って、
そいつと住所を交換して文通するようになって、「俺は統失の患者を
正しく理解して力になってやってるいい奴だ！」と自己満足に酔っていた。