政府は内閣官房のホームページで、
集団的自衛権の行使を容認した1日の閣議決定の内容を説明する「一問一答」を掲載した。
6月作成の想定問答集に明記した「集団安全保障での武力行使解禁」や「戦時の機雷掃海など集団的自衛権の8事例容認」な
どは削除。自衛権発動の「新3要件」が歯止めになると訴え、国民に理解を求めている。
一問一答は計22問。集団的自衛権の行使容認は「必要最小限の自衛の措置だけだ」とし、
具体的な事例には触れていない。「自衛隊員が海外で人を殺し、殺されるのでは」との質問には、
「自衛隊員の任務は我が国と国民を守ることだ」、地理的制約も「海外派兵は許されない」との表現にとどめている。
【笈田直樹】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140705-00000101-mai-pol