例えば娘。メンでかまいたちの夜みたいに雪山のペンションに行くとするじゃん

犯人は色々あって生田だとすると最初の犠牲者は鞘師なのは間違いないじゃんか
じゃあ最後に２人だけ生き残るとしたら誰と誰なんだよ

最初の犠牲者が鞘師だったら生田が真っ先に怪しまれるじゃんｗ

初めはメンバーもまさかメンバー内に犯人がいるとは思ってないわけよ

>>2で終わった

じゃあふくちゃん

好奇心や正義感に溢れてるのはまず生き残れない
工藤はないなｗ

飯窪は頭いいから生き残りそう
それと一緒に行動しそうな石田かな

かまいたちの夜がわからないのは俺が三十路だからか

かまいたちといえば愛ちゃん

犯人はハル、工藤ハル

３０代がドンピシャ世代じゃねーの？ｗ

犯人はサヤス

おとぎりそうとかあったな

生田が私怨で鞘師を殺害
生田が譜久村に鞘師殺害を告白
事務所から不自然推されてる鞘師に不満がある譜久村がアリバイを作る
↓

おとぎりそうの次の作品だね

ドンピシャ世代だけどゲームやってこなかった人にはサッパリなネタでは？

せやかて工藤

カマイタチに顔が似てるのはだーいしだな
うしおととらのカマイタチだけど

ずっきは女３人組の１人なのは明らか

飯窪さんは自分に有利な状況作ろうとして自滅して死亡
だーいしは階段踏み外してだーいし感溢れながら死亡
生き残るのは生田

？？？「じっちゃんの名にかけて！」

Ａ・すべての事件の犯人がわかったよ
B・鞘師を殺した犯人がわかったよ
C・佐藤を殺した犯人がわかったよ
D・いや、まだ犯人は断定できない

生田は俊夫さんぽいな

大雪で退路を断たれたペンションで殺人事件が起きる
次々と客が殺されていく中で主人公が犯人を当てるっていうゲーム
こんな感じだと思ってくれ

>>19
てめえｗｗｗ
まったく問題なくあてはまっただろうがｗｗｗ

飯窪と生田の仲が悪かったと譜久村が指摘
↓

>>19
啓子かｗｗｗｗ

>>20
だーいしだけ事故死ｗｗｗ

クリアしたらピンクの栞でるから頑張れよ

ピンクのしおりはありますか？

ピンクのおしり？

全部のストーリークリアすると隠しストーリーみたいのが見れるってやつね

エロいストーリーがあるのよ

かまいたちってスレタイに入れない方が良かったんじゃないの

ごめんよ・・・

主人公の男の童貞臭さ的に鞘師がやるしかないだろ

犯人だと疑われて地下のワイン蔵に閉じ込められる道重
これで被害が収まるかと思われたが新たなるパンツ窃盗事件が起きて・・・

それいいね
変態は候補が３人いるし
他のやつがそれぞれの理由で隠してる可能性もあるし

飯窪だけジョジョ立ちでシルエットがおかしい

実際こうなったら推理して引っ張るのは飯窪っぽいよな

石田は美樹本な

失踪したと思った鞘師がどっか寝てたり
いなくなったまーちゃんがカーテン裏でウォークマン聞いてたり

俺はあのゲームやる時に必ず彼女は舞美にするよ名前
イメージがつきやすい

いまだにやってるのかよｗ

飯窪さんは探偵役よりも犯人ぽいイメージ
外見もコナンの犯人ぽいし

まーちゃんがふざけて遊んでたら誰かを殺してしまってそれを隠ぺいするどぅー
影から見てて脅しをかけてくる小田ちゃん

誰が色黒やねん

こんや　12じ　だれかが　くま

　　　　　　　　　　　　　　.∩,,,∩
　　　ﾟし-Jﾟ　　　　　　　( ・(ェ)・)
　　　　　　　　　　　　　川*T∇T)　　　ﾋｰﾝ　　　　　
　　　　　　　川　　　　　ﾟし-Jﾟ　　川　　　　
　　　　　　　川　　　　　　　　　　　川　　　
　　　　　　　川　　　　　　川　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　川　　　.∩,,,∩　
　　　　　　 .∩,,,∩ 　　　　　　　( ・(ェ)・)
　　　　　( ・(ェ)・)　　　　　　　川*T∇T)　　ﾋｰﾝ
　　　　　　川*^∇^)　　.∩,,,∩　ﾟし-Jﾟ　　
　　　　　　ﾟし-Jﾟ　　　( ・(ェ)・)　
　　　　　　　　　　　　　川*T∇T)　　ﾋｰﾝ　
　　　　　　　　　　　　　ﾟし-Jﾟ　　　　　
　　川　　　　　　　川　　　　　　　　　　
　　川　　　　　　　　　　　　　　川　　　
　　川　　　　　　.∩,,,∩　　　　　　　
　　　　　　　　　( ・(ェ)・)　　　∩,,,∩　
　　　　　　　　　川*T∇T)　　( ・(ェ)・)　
　 .∩,,,∩　　　　ﾟし-Jﾟ　　　川*T∇T)　　ﾋｰﾝ
　( ・(ェ)・)　　　　　ﾋｰﾝ　　　　　ﾟし-J

みどりさんは頭がよくて犯人に誰よりも先に気付いたから殺された
だから頭のいい飯窪はやられるな

関西弁のおっさんは光井

職人さんストーリー書いて

光井の美味しい話に連れられて大阪までついていくのはだーいし

ペンションはフクちゃんのおじいちゃんのだろうな

飯窪さんは真相に迫りすぎて殺されます

サウンドノベルツクールでサウンドノベル作ったことあるやついないのか

>>犯人は色々あって生田だとすると

ここだけでﾜﾗﾀ

>>53
その設定いいな
それで舞台干された生田がトチ狂って殺人鬼に・・・

（AKBからの）スパイじゃないかな

大昔狼にあったスレ
～登場人物～

ﾉﾉ*＾ｰ＾)　亀井ちゃん（かめいちゃん）
本編の主人公。大学生。同じ大学の亀井ちゃんに果敢にアタックするも、
手ごたえに乏しく一人相撲かと思っていたところ、彼女のほうからスキーに誘われやってきた。

ﾉﾉ*＾ｰ＾)　亀井ちゃん（かめいちゃん）
本編のヒロイン。亀井ちゃんと同じ大学に通っており、叔父が信州で経営するペンションに誘う。
亀井ちゃんのことを憎からず思っているも胸の内はまだ不明。

ﾉﾉ*＾ｰ＾)　亀井ちゃん（かめいちゃん）
ペンション「シュプール」のオーナー。亀井ちゃんの叔父。脱サラしてペンションを開業する。料理が大の得意。

ﾉﾉ*＾ｰ＾)　亀井ちゃん（かめいちゃん）
大阪で会社を興している。中年小太りで豪放な関西弁と、まさに関西人のステレオタイプ。意外に気の弱い一面も見せる。

ﾉﾉ*＾ｰ＾)　亀井ちゃん（かめいちゃん）
ペンションで住み込みのアルバイトをしている自称大学六年生。単位そっちのけでスキーに熱中しているスポーツ青年。

川*^∇^)　熊井ちゃん（くまいちゃん）
長身で髭をはやしたフリーカメラマン。人当たりが良い。

ﾉﾉ*＾ｰ＾)　亀井ちゃん（かめいちゃん）
スキー場に来てロングコートに帽子にサングラスをつけている不審人物。

ﾉﾉ*＾ｰ＾)　亀井ちゃん（かめいちゃん）
「シュプール」で飼われている猫。熊井ちゃんたちが訪れた当初は行方不明になっていた。

生田犯人だとすると最初の被害者は譜久ちゃんかな
鞘師を殺す計画をうっかり見られて仕方なくって感じで

小田ちゃんは思わせぶりな態度で犯人かと思わせといて違う役

恐ろしいスレだな

「はっ犯人なんかと一緒にいられるか！俺は部屋に帰るぜ」役は工藤

まーちゃんが急に変なこと言い出して幽霊編に突入

>>63
ワロタｗ

工藤は皆で固まっていた方が安全と提案されるも
殺人犯なんかと寝られるかって部屋を飛び出して殺されるタイプ

俊夫さん→工藤
みどりさん→飯窪
啓子→ズッキ
美樹本→生田

ピンクのしおりで躍動する道重と譜久村

寝るか

食べ物にも毒か何か入れられてるかもしれないという話になり
匂いを嗅いで「大丈夫だよ」と言って食べだすもやっぱり死亡する鈴木

ズッキはすごいな街にもはまり役あるし
サウンドノベルの申し子や

ズッキの選択肢は毎回「どうなんだろうね」が入ってそう

誰が細井美子やねん

なんか色々思い出してきたぞ
懐かしいなｗ

ピンクのしおりに出演するために道重と譜久村は意地でも生き残る

カサコソカサコソとベットの上でうごめく二匹の黄金虫を見て発狂しちゃう鞘師

カサコソカサコソ

http://stat.ameba.jp/user_images/20140603/23/morningmusume-10ki/b8/d6/j/o0480064012962236574.jpg
　↓
http://stat.ameba.jp/user_images/20140606/12/sayumimichishige-blog/16/9d/j/o0480064012964541762.jpg

生田が鞘師を殺しそれを知ったさゆが
衝動的に生田を殺して全員がさゆのアリバイ作りに
協力　みたいな

14メンで428的なの作って欲しい

>78
古畑にありそう

犯人寺田にすれば面白いストーリー作れるんじゃね？

故人を冒涜するのはNG

>>59
かめいたちの夜?

ライブ前日、次々奪われるメンバーのパンツ
パンツがなければステージには立てない
犯人の動機は怨恨なのか、自分がライブで目立つためか、ただの趣味なのか

ノﾉ∮‘ _l‘）＜もう争うのはいや！やめましょうこんなの

こんや　１２じ　ぱんつで　ぬく

ゲーム的に自分が主人公で一緒に行動する彼女役は誰が相応しいのか

死んでるのに寝てるだけと思われスルーされる鞘師

すごいプレイしたくなった

それを写真に撮りまくる道重

>>86
ｗｗｗｗｗｗ

>>87
彼女役に選ぶメンバーでストーリーが変わったりしたら面白そう

そうなると犯人役と死体役を１０通り考えなきゃならないのかｗ

このスレはもっと伸びてもいい

世代的にドンピシャだわｗ'14では雪山ペンションは続編の'15は南国の離島か？

鞘師が最初の犠牲者なのがまずかったか・・・

鞘師１人しか死なない話がベストだっけ
もう忘れたな

'15で最初にさゆが離脱するわけか

ペンションの客は誰も死なないのがベスト
最初の死体は犯人がスーツケースに入れて持ってきたもの

鞘師は主人公のが似合いそう
犯人は生田でいいとして

主人公は鞘師みたいな暗くてわがままな性格じゃなかった気がする

ウィキった
主人公は矢島でヒロインは真理だ

矢島と矢口で決定した

スーツケースの死体は道重リーダーにしよう
ワンフォーメンだけで謎を解かせるのだ

透（とおる）
本編の主人公（名前変更可）。続編『かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄』およびCDドラマで「矢島」姓が付けられたが、この時点では名前のみ。
大学生。同じ大学の真理に果敢にアタックするも、手ごたえに乏しく一人相撲かと思っていたところ、彼女のほうからスキーに誘われ信州にやってきた。

真理（まり）
本編のヒロイン（名前変更可）。透と同じ大学に通っており、叔父が信州で経営するペンションに誘う。
護身用に合気道を習っているらしい。透のことを憎からず思っているものの、はっきりとした胸の内はまだ不明。

小林二郎（こばやしじろう）
ペンション「シュプール」のオーナー。真理の叔父。脱サラしてペンションを開業する。料理が大の得意。

小林今日子（こばやしきょうこ）
小林二郎の妻。柔和な性格で、人を疑ったり喧嘩や争いをすることを嫌う。料理の腕は絶望的。

香山誠一（かやませいいち）
大阪で会社を興している。中年小太りで豪放な関西弁と、まさに関西人のステレオタイプ。意外に気の弱い一面も見せる。

香山春子（かやまはるこ）
香山誠一の妻。物静かで線が細く、薄幸そうな美人。

久保田俊夫（くぼたとしお）
「シュプール」で住み込みのアルバイトをしている自称大学六年生。単位そっちのけでスキーに熱中しているスポーツ青年。

篠崎みどり（しのざきみどり）
同じく「シュプール」で住み込みのバイトをしている。ポニーテールで見た目では年齢不詳だが20代のよう。久保田俊夫とは浅からぬ関係にあるらしい。

渡瀬可奈子（わたせかなこ）
OL3人組の1人。ロングヘアーで若干軽そうなイメージがある。勝気な性格。

河村亜希（かわむらあき）
OL3人組の1人。ソバージュのかかったショートヘアに眼鏡をかけている。

北野啓子（きたのけいこ）
OL3人組の1人。やや太目の体格をしており、食べ物が美味しいからとシュプールを選んだ食いしん坊。

美樹本洋介（みきもとようすけ）
長身で髭をはやしたフリーカメラマン。人当たりが良い。

田中一郎（たなかいちろう）
スキー場に来てロングコートに帽子にサングラスをつけている不審人物。

ジェニー
「シュプール」で飼われている猫。透たちが訪れた当初は行方不明になっていた。

可奈子がだーいしで啓子がズッキは決まり

加奈子は背が高いんだよな
シルエット的にだーいしは亜希じゃね？めがねだしｗ

だーいしはジェニーでいいよ

ジェニーはみどりさんの死体みつける冴えたネコなんだぜ

>>107
ただ髪型で選んだw

動物っぽいのはまーちゃん

初回からピンクのしおり

ちょっとストーリー思いついたから書いてみようかな
一応サウンドノベルツクールで何作か作った経験あり

生田の部屋を訪れるとドライバーで頭かち割られゲームオーバー

>>113
ｗｋｔｋ
あんまかまいたちにとらわれずに設定だけいただく感じで自由に書いてほしい

>>115
作ったの１５年くらい昔のことだからあんまり期待しないでくれｗ
ちょっとかまいたちパクりつつ書いてみるわ

あんまり小説じみてるとおまえら飽きるだろうから会話形式多目で短めにやってみるｗ

飯窪さんが蝋燭と叫ぶと謎シルエットのあやちょがパシィッと

>>116
期待

眠りの小五郎みたいに寝てる鞘師の振りして推理する工藤

せやかて工藤！

>>113
おー楽しみ～期待待機

モーニング娘。'14のメンバーが乗る小型バスが別荘の前に到着した

譜久村「ありがとうお父さん」
フク父「じゃあ明日の昼頃に迎えに来るから」
譜久村「叔父さんによろしく言っておいて」

道重卒業前の思い出作りに二日間のオフを使って譜久村家が所有する別荘に１泊の予定でやってきた
譜久村の父が所有する小型バスでこの別荘まで送り届けてもらい父はここから車で３０分ほどのところにある親戚の家に泊まり翌日迎えに来る

10人は一通り譜久村の父にお礼を言いバスを見送った

見渡す限りこの別荘以外に家は見当たらない
この山丸々一つ譜久村家の土地なのだ

預かった鍵で玄関の扉を開けると真っ先に佐藤が玄関に飛び込んだ

佐藤「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

感動の奇声を上げる佐藤

メンバー皆が「凄い」「広い」「きれい」と感動の声を上げている

別荘に到着して1時間ほどそれぞれ別荘内を見て回ったりで時間が過ぎた

1階には広いリビングがあり10人が集まっても充分に寛げるほどのスペースがある
四角いテーブルが中央にありそれを囲むように3人掛けのソファが3つ「コの字」に置かれている

北側にキッチンがある
前日に譜久村家で食料を用意したらしく一晩分の食料が用意されていた
冷蔵庫にも飲み物やデザートが入っている

キッチンの隣　北西にバスルームとトイレ
反対側の北東に２階へ行く階段がある

2階には客間が5つあり2人ずつ就寝できるようになっている
部屋割りは自然な流れでこう決まった

道重佐藤　譜久村生田　飯窪石田　鈴木小田　そして相方を取られてしまったもの同士の鞘師工藤

そして2階の一番奥に小さな収納庫がある

楽しい時間はあっという間に過ぎていった

皆で食事をして他愛も無い会話で盛り上がりブログ用を写真を撮ったりトランプしたり
ウインク殺人事件をしたりズボン降ろしゲームもやったりした

時刻は21時になったところだった

全員での遊びは一度解散して各自自分の時間に入りつつあった

順番にシャワーを浴びたりブログを書いたりテレビをみたり寝室で何かをしたりしてる人もいる

メンバーは気がつかなかったが外はいつの間にか雪が降っていた

オープニングとして今日はここまで続きは明日以降に書きます

おお！小ネタもいい感じに入ってこりゃあ楽しみ♪

すげえええええええええええええ
超たのしみいいいいいいいいいいいいいいい

だーいしがちらし寿司を作りだしました

そうか14ならドッキリルートに入ることもあるのか

川*^∇^)川*^∇^)川*^∇^)＜くまいたちの夜

鈴木「え？！うそ？！」
ソファに座ってテレビを見ていた鈴木が急に驚き声を上げた

鈴木「大雪警報だって！」
テレビに流れているスーパーを指差した

道重「え？大雪？今雪なんか降ってるっけ？」

小田「あー！降ってますよ！ほら！」
小田はカーテンを開けて外を確認した

１階にいる人たちが窓際に集まった

ドン！　その時２階から物音がしたが何人か２階にいたので気にする人はいなかった

佐藤「ホントだー」
工藤「まじかー！」
生田「え？大雪警報とか大丈夫なん？」
佐藤「ダイジョブダイジョブー」
道重「明日帰れないとかないよね？」
工藤「さすがに大丈夫だと思いますよ」
生田「帰れないとかマジやばいから！」

鞘師「え？みんなどうしたのー？」
バスタオルで髪を拭きながら顔を覗かせた

佐藤「さやすさん雪ですよ雪」

トントントンと階段を降りてくる音が聞こえる

譜久村「え？雪？見たい見たーい！」
階段を降りきるとそのまま窓際に駆け寄ってきた

１階にいる８人はしばらく雪を見ながら談笑した

それから１５分くらい経った頃また一人階段を降りてきた

石田だった

小田「石田さん雪降ってますよ！」

石田は階段の途中で一度止まると１階をぐるっと見回した

石田「はるなんどこ行ったか知りません？」
そう言いながら階段をゆっくり下まで降りきった

道重「え？はるなん？」
工藤「そういえばはるなん見てないな」
譜久村「あゆみちゃん同じ部屋じゃなかったっけ？」
石田「そうなんですけど　いやちょっとブログ書きながら寝ちゃって　今さっき目が覚めたんですけどはるなんが居ないんで下に来てみたんですよ」
鞘師「下には降りてきてないんじゃない？」
鈴木「うん来てないと思う」
石田「あれ？どこいったんだろう」
佐藤「おーーーい！はるなあああああああん！！！！」
佐藤が大声で叫ぶが返事は無い

生田「電話してみたら？」
石田「あ　その手がありましたね　ちょっとかけてみます」
石田はスマホをポケットから取り出すと慣れた手つきで電話をかけた

工藤「あ　そういえばハル２階にスマホ置きっぱだ」
工藤は軽快に階段を登り２階に向かった

石田「んーだめですね　電源入ってないって・・・」
道重「電源切るなんて珍しいねそれとも電波悪いとか？」
石田「いや　電波は大丈夫みたいです」
小田「私のも電波は入ってます」

譜久村「バスルームにもトイレにもいない」

鈴木「２階の違う部屋に居るんじゃない？ってかもうそれしか無い」

工藤が２階からスマホを持って戻ってきた

佐藤「どぅー２階に居なかった？」
工藤「え？ハルと鞘師さんの部屋には誰も」
道重「佐藤　うちらの部屋見てきて！」
佐藤「えええええええええええ一人じゃ嫌だぁ」
道重「なんでだよ（笑）」

鈴木「じゃあ一緒に行こ　ついでにウチらの部屋も見てくるから」
譜久村「じゃあ聖も見てくる」

佐藤鈴木譜久村の３人が部屋を確認しに２階へ向かった
石田　工藤鞘師の部屋には居ないことが確認されているので今２階に向かった３人の各部屋に居ないとなるとこの別荘内には居ないことになる

しかし３人はすぐに戻ってきた
顔を見ただけで答えは×だとすぐに分かった

生田「え　どこ行ったのまじで」
鈴木「本当にこれで全部の場所さがした？他に探してないところないの？」
譜久村「うん無いと思う　もう全部見て回ったよ」

もうメンバーの顔に笑顔は無かった

道重「ちょっと一回落ち着こう　みんな座って」

道重が言うと全員がソファに座った

　譜久　　　　　　　　工藤
　石田　テーブル　鈴木
　鞘師　　　　　　　　生田
　　　道重佐藤小田

窓がガタガタと音を立てている
風が出てきたようだ
しかもかなりの強風だ

いいねえ台詞がすごい自然だ

シャイニングっぽく叩き割ったドアの隙間から顔を出す佐藤

「ぐみぃ～」

客1「すいません、ここにモー…」
オーナー「またですか」
客1「え？」
客2「また来たよ」
客3「ガセだってよあの情報」
客1「いないの？」
客2「あなたで9人目ですよ」
ﾄｩﾙﾙ
オーナー「ﾊｲﾊｲ…あのお客さん方、街への道が通行止めだそうです」
ΩΩΩ＜なんだってー

タイトル「おまいたちの夜」ｽﾃｲﾁｭｰﾝ

道重「建物内にいないってことは外ってことになるわけだけど」
工藤「この天気で外いきますかね？」
小田「雪が降り出す前に外に出たとか？」
石田「じゃあ雪で帰ってこれなくて迷子になってるってこと？」
鞘師「それまずくない？早く探さないと！」
道重「ちょっと待って　石田はいつまではるなんと一緒にいたの？」
石田「えっと　みんなで遊び終わってからはるなんと一旦部屋に戻ったんですよ　それからお互いブログを書き始めて　今日の楽しかったこととか写真とか選んで
　　　　でも気付いたら私寝ちゃってて起きたときにはもう居なかったんでいつ部屋を出たのか分からないんですよ」
生田「下に降りてきたら誰かしら気付くと思うんやけど　階段ここからも見えるけんね」
鈴木「でもみんな順番にシャワー浴びたりしててずっとここに居た人っていなくないですか？」
道重「ずっとここにいた人は居ないけど誰かしらここにいたよね？」
小田「いましたね」
譜久村「もし外に出るとしたら階段降りてこのリビング通らないといけないんで誰かしら気付くはずです」
工藤「でもこの別荘の中にはいない」
佐藤「窓から出たとか？」
道重「２階から飛び降りるの！？」
佐藤「こう木と木をピョンピョンって」
石田「窓から外に出る理由がわからないよ　普通に玄関から出ればいいことだし」
工藤「そもそもみんなに黙って外に行く？誰かしらに声かけるでしょ」
小田「そうですよね　何か理由があったんですかね」

数秒の沈黙が流れた

鞘師「ちょっと私外見てきます！」
道重「え！？本気で言ってんの？凄い雪だよ！」
鞘師「だってもし本当に外に居るんだとしたら　こんな天気で　やばいですよ！はやく見つけてあげないと！」
工藤「ハルも行きます！」
小田「わたしも！」
石田「じゃあ私もいきます」

４人はソファから立ち上がった

道重はうつむいてしばらく考えた後顔を上げた

道重「じゃあこれだけは約束して　決して遠くまでは行かないこと　絶対に離れて行動しないこと」
鞘師「とりあえず外に出て別荘の周りを探してみます」
工藤「別荘の敷地内から出ないようにしましょう」
譜久村「タオルとかありったけのもの探しておきます」
鈴木「あ　これ　テレビの下に懐中電灯ありました　これ持っていって」
道重「待機組みはもう一度別荘の中探してみようか」
佐藤「了解～」

探索組の４人は玄関に集合していた
雪の身支度などしているわけも無く明らかに雪の中では軽装だろう
おそらく長い時間の捜索は無理になる

石田「懐中電灯　私持ちますね」
工藤「じゃあ行きますか」
鞘師「うん」
小田「はい」

工藤が扉をあけた瞬間　無数の雪が４人目掛けて襲い掛かってきた
外は既に暴風雪となっていた
数時間前に降り始めた雪はすでに５０センチ以上は降り積もっていた

４人が外に出ると風圧で勝手に扉がバタンと閉まる

小田「嘘でしょ・・・」
工藤「うわぁ！これやばい！」
石田「前が見えないよ」
鞘師「はるなん・・・はるなんどこー！」

数メートル先もまともに見れない状況の中４人は離れないように手を握りながら体を小さく屈めてゆっくりと進んだ

工藤「こっちから行きましょう」

玄関を出て右回り　時計回りに進むことにした

「はるなーん！」「飯窪さーん！」

声を出してはいるもののほとんど風の音にかき消されてしまう

鞘師「こんな中に何時間も居たら・・・」
石田「鞘師さん！縁起でもないこと！」
鞘師「でも別荘の中に居ないんじゃ外しか考えられないじゃない」
工藤「見つけないと！早く見つけないと！」
小田「飯窪さんどこなのー！」

ゆっくりではあるが少しずつ歩を進めて別荘の丁度真裏にあたるところまで進んできた

石田「待って！誰か居る！ほら！あそこ！」
石田は持っている懐中電灯で前方を照らした　しかし横殴りの雪のせいでそれでもまだよく見えない
工藤「ほんとだ！誰か居る！」
鞘師「はるなん！？はるなーん！」

前方に見える影は少しずつこちらに向かって来ているように見えた

小田「飯窪さん無事だったんだ　よかった」
石田「はるなん・・・はるなん・・・」

前方の影は少しずつ大きくなってくる　しかしまだ顔は確認できない

工藤「・・・違う　はるなんじゃない！」
鞘師「え！？」
石田「違う・・・みたいだね・・・」
小田「じゃあ誰なの！？」

この悪天候のなか一人で歩く女性のシルエット

４人は歩みを止め一歩二歩と後ずさった

？？？「・・な」

？？？「・んな」

もうすぐで手の届きそうな位置まで来たが石田が恐怖のあまり明かりを逸らしてしまっているので暗闇で顔は見えない

？？？「みんな！大丈夫？」

聞き覚えのある声に４人は顔を上げた
そこに居たのは譜久村だった

譜久村「大丈夫？タオルいっぱい持ってきたよ」
鞘師「もー！フクちゃん！」
鞘師は譜久村に抱きついた
工藤「もう～驚かさないでくださいよ～」
石田「譜久村さんどこから？」
譜久村「え？そこのキッチンの勝手口から」
小田「なんだぁ玄関から一人で回ってきたのかと思った」

譜久村で安心したものの飯窪を見つけることはできなかった

石田「ちょっと一回戻りましょうか」
工藤「半周でこれじゃ残りの半周ちょっときついかも・・・」

手先足先　耳もすでに寒さで感覚がなくなっていた

４人と譜久村はキッチンの勝手口から転がるように室内に飛び込んだ

道重「ちょっと大丈夫！？」
待機組が探索組を迎えた
寝室から持ってきた毛布で４人を包む

工藤「駄目でした　手がかりすらないです・・・」
生田「もうどこいったのマジで！」
鈴木「別荘の中ももう一度探したんだけど居ないんだよね・・・」
小田「もし本当に外に居るならかなりやばいかもしれません　譜久村さんが来てくれなかったら私たちもやばかった」

？？？「キャアアアアアアアアアアアアアアアア！！！！！！！！！！！！！！！！！！」

突然悲鳴が聞こえた
キッチンに居た全員が顔を見合わせる
そこに居ないのはただ一人　佐藤だった

石田「まーちゃん・・・？」
道重「佐藤？佐藤！」

全員一斉に立ち上がり声がした２階へ向かった

階段を登りきると廊下の中ほどで口を手で押さえて肩を震わせてる佐藤の後姿が見えた

道重「佐藤！どうしたの！？」

佐藤は震えた状態でこちらを振り返ると廊下の奥を指差した

指差した廊下の奥には収納の扉があってその中には掃除用具などがしまってある

その収納の扉が少しだけ開いている

その隙間から細い腕が力なくはみ出していた

「キャアアアアア」と全員から悲鳴が上がる

工藤「人形だって！絶対人形だって！」
工藤はスタスタと収納庫へ歩いて行き扉に手を掛けた

一呼吸置いた後　力いっぱいに扉を開けた
開けた瞬間目を逸らした人もいた

しかし　先ほどよりも大きな悲鳴が別荘に響き渡った

収納の中には頭から血を流しピクリとも動かない飯窪の姿があった

めし窪さぁあああああああん！！！！！！

>>27
よく名前覚えてたなｗ

これは期待できる

気付くと９人は１階のリビングにいた
どうやって下に降りてきたのかも覚えていない　

全員泣いていた
思い出作りの旅行のはずだったのに・・・
なぜこんなことに・・・

第一声を発したのはやはりリーダーの道重だった

道重「とりあえず　連絡しよう」

答えるメンバーは誰もいなかった
全員下を向いていた

道重「とりあえず　マネージャーに連絡してみる」

譜久村「私が・・・私がまずお父さんに連絡してみます　近くの親戚の叔父さんのところに居るので」

道重「うん　お願い」

譜久村は立ち上がると数歩歩いたところで電話をかけた

譜久村「もしもしお父さん？ごめんなさいこんな時間に・・・」

事の経緯を全て話し終えると電話を切ってソファに戻ってきた

譜久村「警察にはお父さんが連絡してくれるそうです　この雪でたぶん到着は遅れるだろうからしっかりと戸締りをしてなるべく皆一緒に居なさいって」

道重「うん　ありがとう」

生田「もう！誰だよ！誰がこんなことしたんだよ！！！」

道重「生田ちょっと落ち着いて！」

生田「落ち着いてなんかいられないっ！」

鈴木「ちょっと生田」

小田「生田さん」

生田「もう帰りたい・・・」
今度は静かに泣き出した

石田「戸締まり・・・戸締まりしなきゃ・・・」
石田は立ち上がると玄関から一つ一つの窓の鍵をチェックして回った
１階のチェックが全て終わると次は２階に行こうとしたが階段の手前で足が止まった
階段の下から上を見つめているがそこから動くことができなかった

メンバーの中で石田が一番信頼していたのは飯窪だった
他のメンバーには言えない悩みも飯窪には相談できた

一度は止まった涙だがまた大粒の涙が溢れてきた

飯窪のあの姿を再び見ることは石田にはできなかった

そんな石田の肩にそっと手を置いたのが工藤だった

何も言葉は発してないが石田には工藤の声が聞こえたような気がした

「戻ろう」

最初の犠牲者…

時刻は２３時になろうとしていた

数時間前まで笑顔と笑い声で溢れていたこの別荘が嘘のように静まり返っている

ふと小田が立ち上がりキッチンへ向かった

小田「紅茶入れてきました　暖かいものでも飲んで落ち着きましょう」

一番後輩ということで気を使っているのだろうか　無理して明るい声を出しているようにも見える

道重「ごめんね　気を使わせちゃって」

小田「全然大丈夫ですよ　警察の方が来てくれるまで頑張りましょう」

鈴木「小田ちゃんは強いね　こういうときこそ私が頑張らなきゃいけないのに」

飯窪を最初に発見した佐藤はあれ以来道重にピッタリくっついて離れようとしない
ずっと下を向いて未だに一言も発していない
いつもの天真爛漫な姿は完全に鳴りを潜めていた

紅茶を一口飲んで落ち着いたところで鞘師が独り言のように何かを言い始めた

鞘師「いつの間に・・・２階に行くにはここを通らないと行けない・・・ここには常に誰かしらが居た」

譜久村「どうしたの？里保ちゃん」

鞘師「うん　ちょっと気になることがあって」

工藤「気になること？」

鞘師「犯人はどうやって２階に行ったのかなって」

譜久村「２階に行くにはそこの階段しかないよ」

鞘師「そうじゃなくて　いつの間に行ったんだろうって事　このリビングには常に人が居たわけでその階段を使えば必ず誰かの目にとまる筈」

小田「確かにそうですね」

鈴木「あの時　みんなで窓から雪を見てた時　あの時なら誰も気付かなかったかも」

工藤「あのときは全員玄関に背を向けて外見てましたからね　可能性はあるかもです」

道重「さすがに気付くんじゃない？それは」

佐藤「二階の窓から・・・」

佐藤が久々に口を開いた

生田「無理やろ」

石田「それか　初めから２階に居たとか」

道重「ちょっと怖いこと言わないでよ」

石田「ごめんなさい」

小田「あり得ない話しじゃないですよね　可能性として」

鈴木「ちょっと待って！初めから２階に居たとして２階のどこに居たの？一度はみんな部屋に荷物とか置きに入ってますよね」

譜久村「収納はみんな見てなかったんじゃない？」

工藤「収納は確かに見てないですね」

鈴木「じゃあ収納に居たとしてはるなんが収納に入ってからはどこにいたの？」

石田「逃げたんじゃないんですかね」

鞘師「いや　逃げるにしてもここ通らなきゃいけないわけで誰も見てないんだからそれはないんじゃない？」

佐藤「窓から」

道重「また窓かよ！」

生田「窓から飛び降りたとしたらその窓はいま開いてるわけやんか　でもさっき４人が外探してる間にもう一回２階の部屋も回ったけど窓は全部閉まってたけん」

小田「飛び降りながら窓閉めるのはちょっと無理ですよね」

鈴木「ちょっと待ってよ　階段も無理　窓も無理　じゃあ今どこにいるのよ」

全員の視線が階段の上に集まった

生田「いやいやいや　今も言ったけどさっきもう一回２階も見て回ったけんね　ありえんっちゃ！」

譜久村「じゃあどこにいるの？」

鞘師「どこだろう・・・」

道重「ねえフクちゃん　本当にもう他に部屋はないの？　実は隠し部屋とかあったりするんじゃないの？」

譜久村「私の知ってる限りでは無いです　私も小さい頃に数回来たことある程度なんで・・・」

鞘師「どこにも居ないってことはさ　やっぱりどこにも居ないんだよきっと」

石田「じゃあはるなんは誰に？」

鞘師「分からないけど・・・」

生田「入ってくるのも無理　逃げるのも無理　でもはるなんは誰かに・・・　ってことはさ　つまりさ」

鈴木「なによ生田」

生田は何も言わずにメンバーを見回した

道重「ちょっと生田！何が言いたいの？」

工藤「ウチらの誰かが犯人だとでも！？」

石田「ちょっと生田さん！」

生田「じゃあ説明してみてよ　この状況でこんなことできるのってここに居る誰かだけだよね？」

鞘師「ちょっとそれはないんじゃない？」

生田「だから説明して見せてよ　ここに居る誰か以外がどうやって２階に居るはるなんをあんなふうにできるの？」

鈴木「だからそれを今考えてるんでしょ！ちょっと落ち着けよ」

生田「もう信用ならん！誰も信用せんけんね！ウチは警察が来るまで部屋に居る！」

生田は勢いよく立ち上がるとスタスタと階段を登っていった

道重「ちょっと生田！みんな一緒に居なきゃ駄目だってば！・・・もうっ！」

道重が頭を抱え込んだ
そんな道重を佐藤がぎゅっと抱きしめた

鈴木「ったくクソ生田！」

鞘師「勝手にやってなよもう」

譜久村は心配そうに２階を見つめている

小田「でも誰も生田さんの言うことに反論できなかったですね」

石田「小田ちゃんまで何言い出すの！？」

小田「いや　私はみなさんを疑ってるとかじゃないですよ　でも反論できなかったなぁって・・・」

工藤「とにかく！　とにかく今は勝手な行動やめましょうよ　今こそみんな纏まらないと」

道重「え？なに佐藤」

佐藤が道重に耳打ちしている

道重「え？部屋に戻りたい！？」

石田「まーちゃん？もしかして私たちのこと疑ってるの！？」

佐藤は首を左右に振った

工藤「じゃあなんで？」

佐藤「安全かなぁって思って・・・ちゃんと鍵掛けてれば安全かなぁって」

工藤「なんで？ここでみんなで居たほうが安心でしょうよ！」

鞘師「まあ鍵さえ掛けてれば安全っちゃ安全だろうけど」

譜久村「お父さんも必ずみんな一緒に居なさいって・・・」

佐藤「やだ！部屋に行きたい！」

石田「まーちゃん！怒るよ！」

小田「どうします？」

道重「うーん・・・みんなはどうしたいの？」

鈴木「部屋に行くなら行くで私は構わないですけど」

小田「同じく」

鞘師「行ってもいいですけど絶対みんな鍵掛けて」

工藤「何かあったら大声出せばすぐ駆けつけられますし　大丈夫だとは思うんですけど」

譜久村「私　ちょっとえりぽんが心配なんで」

石田「え？みんな部屋行くんですか？」

道重「わかった　じゃあ一回部屋にいこう　でも絶対鍵かけて　何かあったら大声で呼んで」

返事をすると皆立ち上がり階段に向かって歩き始めた
だがただ一人石田だけが動けなかった
飯窪が居なくなった今　石田だけ一人部屋なのだ
２階のあの部屋に一人で居るなんて石田には無理だった

階段を登ろうとしたとき工藤がその場を動かない石田に気付いた

工藤（あ　そうか・・・）

工藤は石田に手招きした

工藤「うちらの部屋おいでよ　いいですよね？鞘師さん」

鞘師「もちろん　おいでよ亜佑美ちゃん」

石田は半分笑顔半分泣き顔で鞘師と工藤の部屋に向かった

バラバラに部屋に戻ってしまった娘。たち
現在の部屋割りはこうである　
　　　　　　　　　　
階段←　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　→奥　収納
　　　　　
　　　道重佐藤　Ι　譜久村生田　I　空き　I　鈴木小田　I　鞘師工藤石田

時刻は深夜２時　部屋に戻ってから約２時間が過ぎた頃・・・

ｗｋｔｋ！

マジで犯人が読めない

スゲーよ作者さんゲームともリンクしててどんどん引き込まれる！続きはよ読みたいｗ

「イヤアアアアアアアアアアアアアア！！！！！！！！！！」

突如静寂の別荘に悲鳴が鳴り響いた

まず勢いよく扉が開き飛び出してきたのは工藤と石田だった
次に現れたのは鈴木と小田
最後に恐る恐る扉を開けたのは道重だった

工藤「なんですか今の悲鳴！」
石田「誰の悲鳴？」

鈴木「うちらじゃないよ」

道重も首を横に振った

寝ていたのだろうか遅れて鞘師と佐藤も現れた

一人も出てきていないのは譜久村生田の部屋だった

鞘師「なにかあったの？」
工藤「今悲鳴が聞こえたんですよ」
石田「たぶん譜久村さんと生田さんの部屋からです」
鞘師「え！？ちょっと早く行かないと！」

全員が部屋の前に集まった

すると扉が１０センチほど開いていた
どうやら電気は消しているらしく中の様子は見えない

工藤「大丈夫ですか！」

工藤は扉を開けると部屋の中に入った

すると真っ暗な部屋の中にシルエットが浮かんでいた

右のベッドにはぐったりと倒れたシルエット
左のベッドには頭を押さえてうずくまっているシルエット

小田「電気！電気つけましょう！」

手探りでスイッチを探しあてた佐藤がスイッチを入れた

明るくなった部屋に映し出されたのは頭から血を流し両手で頭を押さえている譜久村と既にぐったりとしている生田だった

鞘師「フクちゃんっ！！！」

道重「どうしたの！？大丈夫！？」

譜久村「誰かが・・・私の頭を殴って・・・」

鈴木「誰かって誰？」

石田「生田さん！生田さんっ！」

工藤「生田さん！！」

生田からの反応は無かった

譜久村「真っ暗で影しか見えなくて・・・顔はわからなかった」

鞘師「とにかくまずは手当てしないと！」

小田「私取って来ます！さっきキッチンに救急箱あるの見たんで」

小田が救急箱を持ってくるとそのまま小田が譜久村を手当てした

道重「フクちゃんを殴った人はそこの扉から出て行ったの？」

譜久村「はい　私が悲鳴を上げたらすぐ逃げていきました」

工藤「寝てるところを殴られたんですか？」

譜久村「うん　でもちょっと外れたみたいでこれぐらいで済んだみたい」

石田「生田さん・・・」

譜久村「気付いたときにはもう・・・」

鈴木「みんなで居ればこんなことにはならなかったのに」

道重「鍵は掛けてなかったの？」

譜久村「もちろん掛けてました　でも私えりぽんより先に寝ちゃってもしかしたらえりぽんが開けたのかもしれない」

鞘師「なんで開けたの？」

工藤「誰か来たから？」

石田「譜久村さんを殴った人は生田さんに鍵を開けてもらって入ったってこと？」

サントラ買ったな懐かしい

小田「この状況で見ず知らずの人が来て鍵開けますかね？」

道重「開けないよね・・・普通なら」

このときメンバー全員が同じことを思った

「犯人は顔見知り」

今回の事で同部屋以外のメンバーに疑惑を抱くという最悪の結果になってしまった

鈴木「ねえ　みんな何か変な物音聞いたりとか無かった？」

工藤「何も聞かなかったよね？あゆみん」

石田「うん　特になにも」

道重「鞘師も何も聞かなかった？」

鞘師「すいません私ちょっと寝てたんで・・・」

工藤「うん鞘師さん寝てました」

小田「私も気になるような物音は聞こえませんでした」

鈴木「私と小田ちゃんはずっと起きてたんですけど特に何も無かったですね」

佐藤「まさ寝てた」

道重「私一人で起きてたけど何も聞こえなかったかな」

小田「よしこれでオッケー」

譜久村「ありがとう」

譜久村の頭は包帯でぐるぐる巻きにされていた

鈴木「聖　とりあえずうちらの部屋おいでよ　ここには居たくないでしょ？」

譜久村「うん　そうさせてもらう」

さっきリビングに居たときは皆で一緒に居たほうが安全　誰もがそう思っていたはずだった
でも今は部屋に戻ることを引き止める人は誰もいなかった

道重「絶対に迂闊に鍵開けたりしないで　もし開けるときは必ず２人以上が起きてること確認して一緒に開けるように」

工藤「はい　わかりました」

メンバーはそれぞれの部屋にまた戻っていった
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　階段←　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　→　奥　収納
　　　　道重佐藤　I　空き　I　空き　I　鈴木小田譜久村　I　鞘師工藤石田　I

これは期待！

ボトムは死ぬ

生田の死にみんな反応薄いな

存在が死亡フラグだから・・・

生田が警戒せずに扉を開ける人物…分かった！犯人はガキさんだ！！ｗ

フクちゃん・・・

佐藤と道重は寄り添うように道重のベッドに座っていた

佐藤「まさきたちどうなっちゃうんですか」

道重「大丈夫　絶対大丈夫だから」

佐藤「本当にメンバーの中の誰かがやったんですか？」

道重「わからないけど　状況を考えると・・・可能性は０では無いと思う」

佐藤「信じられない　信じたくないです」

道重「動機がないよねこんな事する意味が分からないし」

佐藤「そうですよ　こんな事したらモーニング娘終わりですよ」

道重（モーニング娘が終わる・・・）

道重は虚を突かれた気分だった

11年以上モーニング娘。のために頑張ってきた
去年後輩の成長を感じてこの子達なら・・・と卒業を決意できた
自分が卒業してからが本当の意味での新生モーニング娘。が始まると思っていた
まだまだ不安はあるけどこれから希望に満ち溢れている・・・はずだった

いつかは必ずこの事が公になる
メンバーの2人が犠牲になりもしかしたら犯人はメンバーの誰かかもしれない
確実に大きなニュースになる
そうなれば確実にモーニング娘は終わる
自分が卒業する前に自分の代でモーニング娘が終わる
17年間OGの先輩達から繋いできた歴史が終わる

佐藤「・・・さん？・・・シゲさん？」

道重「・・・！」

佐藤「どうしたんですか？」

道重「ううん　なんでもない」

佐藤（さっきまさが寝ている間　ミニシゲさん何してんだろう・・・）

道重「佐藤もう疲れたでしょ？眠たかったら寝てもいいよ」

佐藤はコクリと頷くとそのまま道重のベッドに横になった

鈴木「聖大丈夫？」

譜久村「ちょっとまだガンガンするけど何とか平気みたい」

小田「それにしても一体何が起きてるんですかね？」

鈴木「もう何が何だかサッパリ」

小田「譜久村さん　さっき見た人影　もう一度よく思い出してみてもらえません？」

譜久村「うーん　正直寝てる所をいきなりだったし　声出して誰か呼ばなきゃって思って必死だったからよく見てなかった・・・」

鈴木「見てる余裕なんて無いのはよく分かるよ」

小田「そういえば電気って誰が消したんです？」

譜久村「たぶん　えりぽん？　私先に寝ちゃったから」

小田「寝たときは電気は付いてたんですね？」

譜久村「うん　たぶん」

鈴木「なんで電気消したんだろうね　うち等は怖くて電気なんか消せなかったよ」

譜久村「えりぽんも寝ようとしてたのかな？」

小田「うーん　でも電気付けながら寝ますよね　この状況なら」

鈴木「ぶっちゃけ　みんなどう思ってる？」

譜久村「どうって？」

鈴木「犯人　メンバーの誰かなのかな」

譜久村「うーん」

小田「考えたく無いですね・・・」

鈴木「もしそうだとして　動機はなによ？」

小田「飯窪さんなんてそんなに恨み買うようなことあるわけないのに」

譜久村「えりぽんだって自分勝手でKYではあるけど恨まれるようなことなんて無いよ」

鈴木「道重さん佐藤　里保くどぅー亜佑美ちゃん　うーん考えられない・・・」

譜久村「聖　お手洗い行きたくなってきた・・・」

鈴木「一人で行ける？」

譜久村「ちょっと無理かも・・・」

小田「私一緒に行きますよ」

譜久村「ありがとう」

2人はそっと扉を開けると誰も居ないことを確認してから廊下に出た

鈴木「ってちょっと　私一人じゃない！　まあ大丈夫か」

工藤「今度は生田さんと譜久村さんか」

鞘師「もう何がどうなってるの？」

石田「はるなんと生田さんに恨みがある人なんていました？」

鞘師「生田はともかくはるなんは無いよね」

工藤「ちょっと鞘師さん」

鞘師「ごめんごめん　殺されるほどの恨みなんてあるわけないよね」

工藤「あの時さ」

石田「え？」

工藤「譜久村さんの悲鳴が聞こえたとき　結構うちら早く廊下に出たよね」

石田「うん　鞘師さんを除いては」

鞘師「うち寝てた」

工藤「譜久村さんが言うには悲鳴を上げたら犯人が逃げたって言ってたけど　あれだけ早く廊下に出たら犯人の姿見れたと思うんだよね」

石田「うん確かに　でも誰も居なかったね」

鞘師「どぅーと亜佑美ちゃんが一番最初に廊下に出たの？」

工藤「ですね　そのあと数秒してから鈴木さんと小田ちゃん　さらに遅れて道重さんって感じですね」

石田「でも譜久村さんと生田さんの部屋って階段上がってから2番目の部屋じゃない　扉から階段まで思いっきり走れば3秒くらい？」

工藤「3秒から5秒ってとこかな　うーんぎりぎり間に合うくらいか」

鞘師「私じゃ間に合わなそう」

石田「鞘師さん途中でコケそうですもんね」

鞘師「否定はできない」

工藤「あ　そういえば最初あゆみんが居た部屋っていま誰も居ないんだよね」

石田「うん　そのはずだけど」

工藤「階段に行かずにあゆみんの部屋に隠れるってこともできるのか　すぐ隣の部屋だし階段まで行くよりは近い」

鞘師「ありえるかもしれない」

工藤「ちょっと見てこようかな」

鞘師「え！？やめなよ！危ないよ！」

工藤「大丈夫です　見てきます」

石田「私も行く　流石に一人じゃ危ないし」

鞘師「え！？私一人残るの！？」

工藤「鞘師さんも来ます？」

石田「それとも一人でお留守番します？」

鞘師「行くしかないじゃない！残るほうが怖いよ！」

工藤「念のため何か武器になるようなもの無いですかね」

3人は部屋の中を探し回った
そしてそれぞれ手にしたものは

工藤がスタンドライト
石田がハンガー
鞘師が棚板

工藤「あんたさぁ　ハンガーで何すんのよ」

石田「だって他に何も無いんだもん！」

鞘師「私はこの棚板を盾にして」

石田「どぅーだって人のこと言えないからね」

工藤「叩くくらいのことはできるよ」

3人は武器（のつもり）を手にして石田の部屋に向かった

ボトムは死ぬ

ズッキがんばれ！

@〇〇〇〇
リリウム昼アフタートーク
ズッキとタケちゃんが相撲を取る。
タケちゃんはかなりガチで挑んだが、ズッキに投げ飛ばされる。マジで強い。
#lilium #劇女

ズッキは最強だから大丈夫

鈴木「あ　おかえり！」

譜久村「ただいまー！　あれ？　小田ちゃんは？」

鈴木「え？まだ帰ってきてないけど」

譜久村「うそ？小田ちゃん先に戻ったはずなんだけど」

鈴木「いや　戻ってきてないよ？」

譜久村「どういうこと？」

鈴木「こっちが聞きたいよ」

その時隣の部屋　飯窪石田の部屋から物音が聞こえた

鈴木「え？今隣誰も居ないはずなんだけど・・・」

譜久村「もしかして小田ちゃん？」

鈴木「部屋間違えたか？」

譜久村「ちょっと見てくる！」

鈴木「ちょと待って！もし違ったらどうする？」

譜久村「え・・・」

鈴木「そもそも部屋間違えたらすぐ出てくるはずなのに　隣の部屋でなにやってんの？」

譜久村「じゃあ小田ちゃんじゃなきゃ誰なの！？」

工藤「やっぱり誰もいないね」

石田「私のハンガー捌き見せてあげたかったのに」

鞘師「私の盾捌きもね」

工藤「となるとやっぱり階段から逃げたのかなぁ」

鞘師「誰が逃げたの？」

石田「誰って　犯人に決まってるじゃないですか」

鞘師「いやだからさ　犯人って誰なの？」

工藤「誰って言われても」

鞘師「さっきも言ったけどこの別荘には外から入って来るというのには無理あるし　初めから潜んでいたというのも無理があった」

石田「鞘師さん分かってますよ　分かってますけどそれを認めたくないから口に出さないんですよ」

工藤「それを認めたら犯人はメンバーの中に居るということに」

鞘師「1階の鍵は玄関も窓も全部亜佑美ちゃんが確認してくれたよね」

石田「はい　全部鍵はしましたね」

鞘師「なら私たちが部屋に戻った後に外から進入って言うのは考えにくいよね」

工藤「そうなりますね」

鞘師「元から別荘に潜んでいた可能性も無いとなると犯人は・・・」

石田「ちょっと待ってください！私たち3人って外を捜索した3人じゃないですか　あと小田ちゃんも居ましたけど」

工藤「そうだね」

石田「その間に待機組みがもう一度別荘内を捜索したって言ってましたけど　本当に全部見たんですかね？」

鞘師「それは分からないね　私たちには」

石田「何が言いたいかというと　一番初めに部屋に荷物を置いたときはみんな一度は部屋に入っているので犯人が部屋に居なかったことは間違いないです」

工藤「うん」

石田「その時唯一見てなかったのが収納庫です　そこに隠れていたとしてはるなんが収納庫に隠されたあとはどこに隠れていたのか　それが分からないから初めから別荘に潜んでいた説は否定されてるんですよね？」

鞘師「そうだね」

石田「もしですよ　待機組みがこの部屋　元私とはるなんの部屋を見ていなかったとしたら　私がはるなんを探して1階に降りてから今まで誰もこの部屋を見てないってことになるんですよ」

工藤「生田さんと譜久村さんを襲うまではここに隠れていてその後外に逃げたと」

石田「ありえない話じゃないでしょ？」

鞘師「うん　それなら今逃げたところの鍵は開いてるはずだよね」

工藤「1階行ってみます？」

鞘師「そうだね」

その時部屋の入り口の扉がゆっくりと開いていくのに気付いた

石田「誰！？」
3人は手に持っていた武器（のつもり）を構えて身構えた

だーいし刑事物語見よるな

だーちゃんかっけー
http://www.youtube.com/watch?v=Sahsws7p6l4

鈴木「なにやってんの？」

鈴木と譜久村だった

鞘師「もー！フクちゃんっ！」

工藤「驚かさないでくださいよ！」

譜久村「ねえねえ　小田ちゃん見なかった？」

鞘師「小田ちゃん？ううん見てないけど」

石田「え？譜久村さんと鈴木さん一緒に居たんじゃ？」

譜久村「それが・・・」

工藤「トイレから戻ってきてない！？」

鞘師「探そう！丁度私たちもこれから1階に行こうと思ってたの」
鞘師は石田の推理を2人に話した

鈴木「なるほどね　鍵の開いてるところを探せばいい訳ね」

5人は1階に向かうために階段に向かった

鈴木「それで　あんた達何持ってるの？」

石田「武器ですよっ！ﾄﾞﾔｯ」

階段に差し掛かる頃鞘師は道重佐藤がいる部屋に視線がいった

鞘師（そういえばさっき優樹ちゃんも寝てたって言ってたなぁ　私もそうだけど寝てる間の同部屋の人達の行動分からないんだよね・・・）

譜久村「玄関よし！」

石田「リビング異常なしです」

鈴木「トイレもオッケー」

工藤「バスルーム問題なし」

しかしキッチンを見ているはずの鞘師から反応が無い
残りの4人は自然とキッチンに集まる

譜久村「里保ちゃん？」

鞘師はキッチンでうずくまっていた

石田「鞘師さん！？」

鞘師「・・・・・・・・これ美味しい♪」

鞘師はお菓子を食べていた

工藤「ちょっと鞘師さん！」

鞘師「ちょっと小腹空いちゃって　ﾃﾍｯ」

キッチンの小窓もしっかり鍵は掛かっていた
残るは勝手口

工藤「あ・・・」

鈴木「なに！？」

工藤「開いてます・・・」

石田「私ちゃんと確認しましたよ　勝手口もちゃんと鍵しました」

鞘師「ってことは　犯人はここから逃げたってわけね　亜佑美ちゃんの推理が正解！」

工藤「ドヤ顔してる」

石田「してないし！」

譜久村「犯人はやっぱり知らない人なんだ」

鈴木「不幸中の幸いってやつ」

石田「ねえ　小田ちゃんは？」

工藤「あ・・・そうだった」

鈴木「１階は全部見たよね？」

鞘師「ってことは　道重さん達の部屋か元フクちゃん達の部屋しかないね」

石田「逃げたのが小田ちゃんって事はないよね？さすがに・・・」

工藤「さすがにそれは無いでしょ」

そう言いながら工藤は勝手口の扉を開けた
暴風と雪が一気に室内に流れ込んできた
雪はさっきよりもさらに数１０センチ高く積もっていた

工藤「居るわけないか・・・」

工藤は扉を閉めようとした

鈴木「ちょっと待って！あれなに！？」

勝手口から１メートほど先に不自然に雪が盛り上がってるところがある
鈴木はそれを指差した

鈴木「さっきあんなの無かったよね？」

鞘師「まさか・・・」

鞘師は裸足のまま飛び出した
４人もそれに続く

５人は必死に雪を掻き分けた
間違いであることを祈りながら

しかし雪では無い何かの感触があった

工藤「嘘だ・・・」

石田「何で！」

雪の下に隠れていたのは小田だった

鞘師「小田ちゃん・・・」

胸にはキッチンにあったのであろうナイフが突き刺さっていた

極寒の雪の中裸足のまま５人は涙を流した

小田を抱きかかえながら勝手口からキッチンの中へ入ると先ほど使ったまま置いてあった毛布を小田に被せた

そして小田を囲むように５人は座り込み何も言わずにそれを見ていた

小田ちゃあああああああああああああああああんん！！！！１

犯人は寺田

めっちゃﾄﾞｷﾄﾞｷするんだが

こけたよｗ

こんな状況でもドヤれるだーいしｗ

小田ちゃんまで…

原作知らないんだけどみんな死んじゃうのかな

>>196
原作とは違う感じになってるからわからん
つか原作自体も話が分岐するからいろんなルートがあるよ

だーいしのハンガーがさく裂する時は来るのだろうか

>>198
刑事物語ルートに分岐するんだなｗ

これ完結した後も途中でルート変わるパターンとかですげー楽しめそうだね

はるなんと生田は撲殺
小田ちゃんは刺殺？

工藤「譜久村さんもう一度状況説明してもらえませんか？」

譜久村「初めに小田ちゃんがお手洗いに行って聖は待ってたんだけど　小田ちゃんが出てきて聖が入るときに　「大丈夫だから先に戻ってて」って言ったの　そしたら分かりましたって言って戻ったの」

鞘師「じゃあフクちゃんがお手洗いに入ってる僅か数分の出来事ってわけね」

鈴木「そもそもその間に犯行が行われたとも限らないんだけどね」

石田「どういうことですか？」

鈴木「聖が部屋に戻ってから行われた可能性もあるって事」

鞘師「まあ　それはそうだね」

工藤「とりあえず道重さんに伝えたほうがいいんじゃ？」

鈴木「いやそれはちょっと待って」

工藤「え！？」

鈴木「聖が部屋に戻ってから私はずっと聖と一緒に居る　あんた達３人も隣の部屋にいてそれからは私と聖とずっと一緒にいる　ってことは残るは道重さんと佐藤だよ」

石田「道重さんとまーちゃんがやったとでも言いたいんですか！？」

鈴木「可能性があるってこと」

石田「絶対信じない」

鞘師「２人がやったとも限らない　どっちか一人かもしれない」

工藤「どっちか一人って　じゃあもう一人のほうはどうなっちゃうんですか」

鞘師「どうにもなってない　寝てるだけだから」

工藤「寝てる？」

鞘師「さっきフクちゃんの悲鳴で廊下に出たとき優樹ちゃん寝てたって言ってたよね」

工藤「あー言ってたかも」

鞘師「じゃあその間の道重さんの行動を優樹ちゃんは知らないわけでしょ」

石田「まーちゃんはどうなるんですか？」

鞘師「寝てれば無事かもしれない　でもそうじゃなかったら」

譜久村「でもなんで道重さんが？もう卒業するんだよ？」

鈴木「動機までは分からないけどさ」

工藤「もうメンバーを犯人扱いするのやめましょうよ！そこの勝手口から逃げたんですよ！それでいいじゃないですか！」

鞘師「私だって疑いたくない！でも状況を考えたら仕方ないじゃない！」

工藤「何でですか？勝手口から逃げたって事はメンバーじゃないじゃないですかっ！」

鞘師「１００％そうだと言ってるわけじゃない！でもあらゆる可能性を考えるべきじゃないの？」

工藤「ハルは信じますよ　メンバーを信じます」

鞘師「勝手に信じてればいいじゃない　私はあらゆる可能性を考える　言いたくは無いけど私が寝てた間のどぅーと亜佑美ちゃんの行動だって分からないんだから！」

工藤「は？うちらまで疑ってるんですか！？どうしてメンバーを信用できないんですか！今までモーニング娘のためにずっと一緒に頑張ってきたのに！」

鞘師「それとこれとは話が別でしょ　モーニング娘としてみんなで頑張ってきた事は誇りに思ってるけどそれとこれとは話しが別」

譜久村「里保ちゃんちょっと言い過ぎじゃ・・・」

工藤「そうですか分かりましたよ！鞘師さんとはもう一緒に行動できないですね　部屋に戻ります！」

工藤は早足で会談を駆け上り部屋に戻った

石田「どぅ・・・」

譜久村「亜佑美ちゃん行ってあげて　一人にしちゃだめ」

鞘師「ごめんね亜佑美ちゃん　行ってあげて」

石田「はい　ありがとうございます・・・」

石田も駆け足で工藤の後を追った

鈴木「うちらも一度戻ろうか」

譜久村「うん」

３人も部屋に戻ることにした

階段←　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　→奥　収納
　　　　　
　　　道重佐藤　Ι　空き　I　空き　I　鈴木鞘師譜久村　I　工藤石田

鞘師「ねえフクちゃん　襲われたときの影だけど　大きさくらいは分かるんじゃない？」

譜久村「うーん」

鈴木「顔は分からなくても身長とか痩せ型とかぽっちゃりとか」

譜久村「痩せ型だったと思う　身長も平均的　でもメンバーだったら大きいほうかも」

鞘師「やっぱり・・・」

鈴木「道重さん・・・」

譜久村「・・・」

鞘師「はるなんのときのことはまだ分からないけどえりぽんと小田ちゃんは道重さんが一番辻褄が合う」

鈴木「聖までも殺そうとしたんだよ　いくら道重さんでも許せない！」

鞘師「動機は分からないけど　もしこれが無差別だったら」

鈴木「次は私達・・・」

鞘師「そんなこと絶対させない！」

譜久村「う・・・痛い・・・痛いよ・・・」

鈴木「どうしたの聖！？」

鞘師「痛むの？さっき殴られたところ？」

譜久村「うん・・・痛い・・・」

譜久村は２人に抱えられながらベッドに運ばれた
しばらくは辛そうだったが痛みのピークは過ぎたのか落ち着きつつあった

鈴木「どうしよう　これから」

鞘師「これ以上犠牲者増やすわけには行かないよ　何とかしなきゃ」

鈴木「２人だけで何かできる？」

鞘師「さっきの様子じゃもうくどぅーは協力はしてくれない　くどぅーが来なければきっと亜佑美ちゃんも無理だと思う」

鈴木「でもなにができるの？私達だけで」

鞘師「優樹ちゃんに知られること無く道重さんをおびき出す方法・・・」

鈴木「難しいな」

鞘師「優樹ちゃん寝ててくれてると都合がいいんだけど」

鈴木「寝てても起こしちゃまずいしね」

鞘師「賭けにでるしか・・・」

鈴木「本当にやるの？本当に？」

鞘師「だってやらなきゃいつかは私達が！」

鈴木「１００％道重さんって決まったわけじゃないよ？」

鞘師「じゃあ犯人は誰なの？」

鈴木「分からないけどさ・・・」

鞘師「これは立派な正当防衛　正義は私達にある」

鈴木「本当にいいのかなぁ・・・」

鞘師「ちょっと考えがあるんだけど　聞いてもらえる？」

鞘師の作戦を聞いた鈴木は自分達がこれから行うことが本当に正しいことなのか判断できずにいた
しかし鞘師の気迫に逆らうことができなかった
譜久村はベッドで横になっていて動ける状態ではない
鞘師と鈴木の２人だけで作戦を決行した

大変なことになってきた

さゆとまーちゃんが居ないと脳筋しかいないなｗ

なんだかんだで期ごとに分かれていくのは興奮した

コンコン　コンコン

鞘師「道重さん起きてますか？鞘師です」

コンコン　コンコン

鞘師「道重さん」

コンコン　コンコン

すると扉の向こうから声が聞こえた

道重「鞘師？どうしたの？」

鞘師「ちょっとお話がありまして」

道重「鞘師一人なの？」

鞘師「はい　そうです」

道重「ちょっと待ってね　いま開けるから」

ロックを外す音が聞こえるとゆっくりと扉が開いた

鞘師「すいませんこんな時間に」

道重「ううん　全然いいけど　中入りなよ」

鞘師「あの優樹ちゃんは？」

道重「ぐっすり寝てるよ　この状況なのにすごいね（笑）」

鞘師（よし！作戦通り）「あ　寝てるなら他で話しましょ　起こしちゃ悪いし」

道重「そう？じゃあそうしようか」

道重は部屋から完全に出ると扉を閉めた

鞘師「下で花音ちゃんが待ってるんで行きましょう」

道重「え？下に行くの？」

鞘師「はい　行きましょう」

鞘師は道重に先に行くように促した

道重は怪訝に思いながらも一歩階段を降りようとしたそのとき

道重の体は後ろからの力で中に浮いた

数段下に叩きつけられたかと思うと鈍い音を立てながら一番下まで転げ落ちた

首がありえない方向に曲がっていた・・・

下に隠れていた鈴木が道重のそばに寄ってきた
そして階上の鞘師を見上げるとコクリとうなづいた

それを見た鞘師は階段を駆け下りた

鞘師「じゃあこのまま勝手口から外に運ぼう　雪を被せてしばらくは見つからないように」

鈴木「わかった　私が背負って行くよ」

８代目リーダー中興の祖　道重さゆみは来月に卒業を控えたこの日　大好きな後輩の手によって最悪な形で一生を終えた

ちょっ！？いきなりのバットエンド((((゜д゜;))))

吹いた

鞘師の躊躇なさが怖いｗ

作者だけどまだ続くからねｗ
っていってももうすぐクライマックス

容赦ねぇｗ

えええ鈴木と鞘師が

俺の予想外れたわｗ

鞘師こえええ

これまでの死亡者

飯窪
生田
小田
道重

犯人とその目的・動機は何となく分かったけど手段がわからん！
まぁ当たっているかは怪しいがｗ

道重は別の作者さんが分岐ルート書いたと思ってたけど違うのか？

ﾜｸﾃｶﾃｶﾁｬｰﾝｽ

石田「まーちゃん大丈夫かなぁ？」

工藤「寝てるよきっと　心配ないって」

石田「９期さんたちは道重さん疑ってるみたいだけど」

工藤「可能性があるってだけじゃん　そんなこと言ったら誰だって可能性は０じゃないじゃん」

石田「そうだよね　道重さんだよ？　道重さんがあんなことするわけないよ」

工藤「あたりまえじゃん　我らがリーダーだもん」

石田「９期さん達は道重さんには言わないほうがいいって言うけどさ　言ったほうがいいと思うんだけど」

工藤「ハルもそう思う　まーちゃんも気になるしちょっと行ってみる？」

石田「うん　行ってみようか」

石田はハンガーを手に取った

工藤「また持っていくのそれ？」

石田「何があるか分からないからさ」

工藤「何の役に立つのよそれ」

石田「いいんだってば！」

石田はスプレーの蓋を工藤に投げつけた

工藤「どこから持ってきたのこの蓋」

石田「知らない！ここにあったの！　拾って！」

石田と工藤は道重たちの部屋の前にいた

コンコン

工藤「道重さん」

コンコン

石田「まーちゃん」

コンコン　コンコン

工藤「寝てるのかな？」

石田「うん　もういい時間だしね」

工藤「寝てるならしょうがない　戻ろう」

去り際に何の気なしにノアノブを回してみると鍵が掛かっていなかった

工藤「え・・・開いた・・・」

石田「なんで！？」

工藤はゆっくりと扉を開けた
電気は消されていた

暗闇に少しずつ目が慣れてくると左のベッドには誰もいないことが分かった
右のベッドにはすやすやと眠る佐藤の姿があった

石田「よかった　ぐっすり寝てる」

工藤「道重さんどこ行ったんだろう」

石田「お手洗いとか？」

工藤「じゃあちょっと待ってようか」

石田「そうだね」

２人はぐっすり眠る佐藤の顔を眺めていた
なぜだか癒されたような気持ちになれた

工藤「こんなときによく眠っていられるな」

石田「まーちゃんらしいね」

石田は乱れた毛布を掛けなおしてあげようと一度毛布をめくった

石田「きゃああああ！！！！」

工藤「まーちゃん！！！！」

佐藤の胸にはナイフが突き刺さっていた

寝ているときに急所を一撃だったのだろう
佐藤の顔は幸せそうに寝ているようにしか見えなかった

石田「まーちゃん・・・」
石田は佐藤の体に顔をうずめて泣いた

工藤「なんで？なんでなんだよ！道重さん！道重さんどこですか！？」

石田「まーちゃん・・・」

工藤「絶対許さねー！犯人出て来いよ！」

工藤は部屋を飛び出そうとした

石田「まってどぅーどこ行くの！」

工藤「犯人探しに決まってんだろ！」

石田「やめよう　部屋にいたほうがいいよ・・・」

工藤「やだ！絶対この手で捕まえる！」

石田「もう何人も殺してる殺人鬼だよ？敵うわけないよ」

工藤「だからってこのまま怯えて隠れてなんていられない」

まっまさか！

まーーちゃあああああああん！！！！！！！！！

石田「９期さん・・・もう一回９期さんの所に」

工藤「知らねーよ！あんな人たち！」

石田「でも心配だよ　もしかしたら９期さんの所にも殺人鬼が行ってるかもしれない」

工藤「・・・」

石田「安否だけでも確認しにいこうよ」

工藤「・・・わかった」

コンコン

石田「鞘師さん　鈴木さん」

コンコン

工藤「譜久村さん」

コンコン　コンコン

返事は無い

工藤はドアノブを回してみた

またしても鍵は掛かっていなかった

２人は嫌な予感を感じた

工藤はゆっくりと扉を開けた

電気は付いていた

しかし一人しか居なかった

譜久村がベッドに横たわっていた

工藤「譜久村さん！！！」

２人は譜久村のそばに駆け寄るとまずは外傷を探した
しかし先ほど受けた頭の怪我以外は見つからない

石田「譜久村さん！！！」

譜久村「う・・・うん・・・・」

工藤「よかった！生きてる！」

石田「うん！」

工藤は譜久村の体を支えて起こしてあげた

譜久村「あっ・・・痛いっ・・・」

譜久村は頭を押さえた

石田「頭痛むんですか？」

譜久村は小さくうなづく

工藤「鞘師さんと鈴木さんはどこに？」

譜久村「わからない・・・」

石田「みんなどこ行っちゃったの　道重さんもいないし」

譜久村「え？道重さんも？」

工藤「はい　まーちゃんはさっき・・・」

譜久村「もうイヤ・・・」

石田「探しに行かないと・・・」

工藤「うん　譜久村さん動けます？」

譜久村「ちょっと無理かも・・・頭がガンガンする」

石田「早く病院いかないとやばいかも・・・」

工藤「警察来るの遅すぎ！何やってんだよ！」

譜久村「私は大丈夫だから早くみんなを探して」

工藤「はい　わかりました・・・」

まーちゃん…

リリウムから満足して帰ってきたらとんでもないことになってる
とりあえずこのスレ保全しといて良かった

怒涛の展開！！息つく暇もねーまさかこんな良スレになるとは

書いてくれるって言った時にｗｋｔｋしたけどまさかこんなにがっつり書いてもらえるとは思わんかったわ
すげー楽しい

今日中に完結するのかな？
よーし今日は夜更かししちゃうぞ＾

続きが気になる

視界もまともに確保できない暴風雪のなか鞘師と鈴木は道重に雪を被せて隠した

そしてやっとの思いで勝手口まで辿りついた

鞘師「これでよし　とりあえず部屋に戻ろう　フクちゃんも心配だし」

キッチンを抜けリビングにさしかかった

工藤「あ！鞘師さん鈴木さん！」

石田「無事だったんですね！」

工藤「どうしたんですか！？びしょ濡れじゃないですか！」

鞘師「う・・・うんちょっと　また別荘の周り回ってきたの」

鈴木「そう　なんかじっとしていられなくて」

石田「ええ！？早く着替えないと風邪ひきますよ！」

鞘師「今戻ろうと思ってたの　フクちゃんも心配だし」

工藤「譜久村さんなら今見てきました　怪我は辛そうでしたけど大丈夫でした」

鈴木「よかったぁ・・・」

石田「それと道重さんがどこにもいないんですけど見ませんでした？」

鞘師「道重さん？ううん　見てないけど」

鈴木「道重さん部屋で寝てるんじゃない？」

工藤「それがハルとあゆみんでさっき行ったら居なくて」

石田「そこでまーちゃんは・・・」

鈴木「え！？佐藤が！？」

鞘師「やっぱり！やっぱり道重さんが犯人だったんだ！」

工藤「まだ道重さんがやったかどうかなんて分からない」

鞘師「さっきは寝てるって言った　そのときにはもう優樹ちゃんは・・・」

石田・工藤「え？」

鞘師「はっ・・・・・・！」

石田「さっきは寝てるって言った　　って言いました？」

工藤「会話したんですか！？」

石田「さっきは見てないって言いましたよね？」

鞘師「う・・・うん　したよ　したけど　でもこれで道重さんが犯人だったって事は明らかになったじゃない！」

工藤「道重さんはどこですか！」

鞘師「知らないってば！」

工藤「嘘だ！」

石田「嘘だね！絶対嘘だ！」

鞘師「嘘じゃない！」

工藤「２人とも外で何してたんですか！」

鈴木「だから見回りして来たんだってば」

工藤は勝手口に向かって走り出した
石田もそれに続く

勝手口の扉を開くとさらに高く積もった雪の銀世界だった

道重の姿も見えない

しかしある場所から勝手口に向かって新しい足跡が２人分続いていた

もうすこし時間が経てば新たな積雪で足跡は消えていただろう

しかし足跡はまだくっきりと残っていた

工藤と石田は銀世界に飛び込み足跡の続く先へ走った

足跡の途切れた場所を２人は掘った

雪の中から現れたのは道重だった

悲しくないわけではない　しかしある程度予想してた結末に心の準備ができていたのだろう　涙は出なかった

若しくは何人ものメンバーの悲惨な姿を見ているうちに感覚が麻痺してきているのかもしれない

いよいよハンガーの出番なのか

刑事物語ルートあきらめろよｗｗｗ

りほりほマジでドジっこｗ

かまいたち知らんが
ブラックラグーンというマンガで
ハンガーのえぐい使い方が…

ハロプロでハンガーといったらハンガートラップﾉﾉ*＾ｰ＾）

嘘だね絶対嘘だｗｗ

やっぱり犯人は…

こんなにシリアスな話なのに小ネタ入ってるの凄いな

嘘だねｗｗｗ

１４版バトルロワイヤルも見たくなった

工藤「なんで・・・なんでこんなことするんですか！！！」

勝手口から見ているであろう鞘師鈴木の方を振り向いた

しかしそこに２人の姿は無く　勝手口は閉められていた

石田「うそ・・・・」

工藤「やられた！！！」

２人は走って勝手口へ向かいドアノブを回したがやはり鍵が掛かっていた

工藤「ヤバイ！こんなところに長時間居たら凍死する！」

石田「開けてください！鞘師さん！鈴木さん！」

工藤「開けてください！本当に死んじゃう！」

２人はなんども扉を叩いた
しかし扉が開くことは無かった

勝手口の扉の外から石田と工藤の声が聞こえる

「お願い！開けて！」

鞘師「これでいい　これで全部終わる」

鈴木「２人に罪は無いけど変な詮索するから・・・」

鞘師「犯人の道重さんはもういない　正当防衛とはいえ犯人を殺してしまったことを知ってる二人もこのまま放って置けばそのうち」

鈴木「一応芸能人だしね私達　正当防衛だろうと変なイメージは付けたくない」

鞘師「ごめんね・・・亜佑美ちゃん・・・どぅ・・・」

２人は勝手口の扉の向こうで凍えているであろう石田と工藤を扉越しに見つめた

その時鞘師と鈴木同時に背中に激痛が走った

？？？「これで全部終わり　お手伝いしてくれてありがとう」

２人は背中の痛みを堪えつつゆっくりと振り返った

顔を見た瞬間２人は背中の激痛以上のショックを受けてその場に倒れ込んだ

？？？「本当はこんなつもりじゃなかった　みんなで道重さんと楽しい思い出作りたかった　事故なの！あれは事故なの！　なのに・・・」

ゆっくりとした足取りで階段を登って行った

やはりあいつが

やっぱりあの子が・・・

ですよねー

とみせかけて実はアイツが・・・

いや待てよもしかしたらあいつかもしれないぞ？

いや俺という可能性も

どれくらいの時間が経っただろうか
明け方の暴風雪で極寒のなか石田と工藤は抱き合って体を温めあっている

既に扉を叩いて助けを呼ぶ体力すら残っていない

石田「どぅ！眠っちゃだめ！寝たら死んじゃうっ！！！」

工藤「体力だけは・・・自信がない・・・」

石田「どぅ！しっかりして！」

カチッ

いきなり鍵を回す音が聞こえた

石田「え・・・・ちょっと・・・どぅ」

そして扉はスローモーションのように少しずつ開き始めた

開いた扉の先に居たのは

鞘師だった

膝立ち状態で最後の力を振り絞って扉を開けたのだ

石田「鞘師さん！」

鞘師は再度その場に倒れた

石田は工藤を抱えて何とかキッチンの中に入った
そして鞘師を抱き起こした
背中にはナイフが刺さっていた

石田「鞘師さん！しっかり！」

鞘師は微かに口を動かして何かを伝えようとしている

石田は鞘師の口元に耳を傾ける

鞘師「・・・・・ん・・・・・・ちゃん・・・・・・」

鞘師の全身の力が完全に抜けた

石田はそっと鞘師の体を横にした

すぐ隣には鈴木も倒れている
同じように背中を刺されていた

石田「どぅ！しっかり！」

工藤「うん」

石田（鞘師さんが最後に言った言葉「ちゃん」　何なんだろう　まーちゃん？　小田ちゃん？　鞘師さんならフクちゃんもあり得る　それともターちゃん？　いやこれは無いな）

工藤「あゆみん　どうするの？これから」

暖かい室内に入って工藤も回復してきたようだ

石田「鞘師さんは最後に「ちゃん」って言葉を私に残してくれた」

工藤「ちゃん？」

石田「たぶん犯人のヒントだと思う」

工藤「まったく分からん」

犯人は
　A　まーちゃん
　B　小田ちゃん
　C　フクちゃん　　
　D　ターちゃん

ちゃんさん

Eちゃんさん！

伏兵ちゃんさん

>>264-266
お前ら仲良すぎだろｗ

ここでまさかの選択肢ｗｗｗｗ

>>264-266
仲良しかｗ

ターちゃんｗｗｗ

ハッ！ターちゃんは亀のぬいぐるみってことはまさか…！

ターちゃんｗ

ここは順当にCで

いよいよ真犯人とのハンガー対決か

実は死んでないパターンでB！

あんまり作者さんを困らすなよお前らw
Eのちゃんさんで

ちゃーちゃんの可能性

>>273
だから諦めろってｗ

>>277
それだ！

まさかの鞘師子連れ狼説も

じっちゃん

犯人はこいつだ！
http://www.youtube.com/watch?v=2VXjKngZxDo

>>279
ちゃん！ｗ

石田「犯人は譜久村さんだと思う」

工藤「譜久村さん？だって譜久村さんも襲われたじゃん」

石田「ううん　襲われてなんか無い」

工藤「まじで言ってんの！？」

石田「とにかく譜久村さんの部屋に行こう」

工藤「わかった」

石田は落ちていたハンガーを手に取った

工藤「・・・まあいいや・・・」

２人はキッチンから出ると目の前にはリビングが広がっていた

あんなに楽しかった数時間前の出来事が走馬灯のように蘇る

石田はポケットからスマホを取り出すと写真アルバムを開いた

工藤もその画面を覗き込む

数時間前にここで撮った写真には笑顔しかなかった

モーニング娘。'14のメンバー10人

しかしもう残っているのは犯人含め3人だけになってしまった

そしてモーニング娘の歴史は今日で終わる・・・

お前らキレッキレやな

スマホをポケットにしまうと2人は意を決して歩き始めた

そしてやってきたのは譜久村の部屋の前

石田はさらに強くハンガーを握り締めた

工藤「譜久村さん　居るんですよね　入りますよ」

工藤はドアノブを回すと勢いよく扉を開けた

しかし部屋の中に譜久村は居なかった

ドンッ！

鈍い音がしたかと思うと石田がその場に倒れた

工藤は部屋の中に数歩走ってから振り向いた

そこには譜久村が立っていた

手には鈍器を持っていた　そして頭には巻いてあるはずの包帯は無くなっていた

譜久村「凍えて死ねばよかったのに　なんで戻ってきたの」

工藤「譜久村さん！」

譜久村「やっと終わったと思ったのにめんどくさい・・・」

工藤「鞘師さんが最後の力を振り絞って助けてくれたんです！」

譜久村「そう　里保ちゃんが　さすがエースね」

工藤「譜久村さん何考えてるんですか！？なんでこんな事！」

譜久村「私はただ　次のリーダーになりたかっただけなのに」

工藤「だからってはるなんを！？」

譜久村「違う！あれは事故なの！」

工藤「事故？」

譜久村「廊下でばったりはるなんと会ってそしたらはるなんに「譜久村さんにリーダーの座は渡しませんよ」って言われて」

工藤「たったそれだけで殺したんですか！」

譜久村「違う！私だって渡さないって言ってすこし掴み合いみたいになっちゃったの　それでちょっと押したときにはるなん足滑らせて倒れて　たまたま開いていた私の部屋の扉の角に思いっきり頭打って動かなくなっちゃって」

工藤「事故だったらなんで早くみんなに言ってくれなかったんですか！」

譜久村「気が動転しちゃって　何も考えられなくなって・・・」

工藤「そんな・・・じゃ・・じゃあその後の犯行は何故？」

ハンガー役立たずｗｗｗ

譜久村「部屋に戻るとえりぽんは誰も信用できなくなってたから真相を全部話したの　えりぽんなら分かってもらえると思って全て話した　
　　　　そしたらえりぽんは急に怒り出して「何てことしてくれたの！？もうモーニング娘終わりやんけ！これからウチらどうすればいいん？責任取ってや！」って言われて」

工藤「生田さん・・・」

譜久村「急に部屋を出て行こうとして「みんなに全部話してくるけんね！」って言ったから　棚においてあった大理石製の灰皿で頭を・・・」

工藤「・・・」

譜久村「この際全部話すね　小田ちゃんは一緒にお手洗いに付いて来てくれたんだけど実は他に目的があったの　
お手洗いに着く前にキッチンのところで「犯人は譜久村さんですよね」って言われたの　私の頭に包帯巻いてるときに血は付いてるけど傷が無いのが不自然だったみたい　「生田さんの血を自分に付けたんですね」って言われた」

工藤「小田ちゃんすごいな・・・」

譜久村「自首を勧められたけど　私はまだモーニング娘のリーダーになることを諦めたくなかった　
　　　　　　もちろんこんな事件が起きればグループが下火になっていくのは分かってたけど　それでもリーダーになってから辞めたかった　だからキッチンにあったナイフで小田ちゃんを・・・」

工藤「そしてそのまま勝手口から外へ」

譜久村「うん　でも考えたら3人も殺してリーダーになれるわけないんだよね　捕まっちゃうもん」

工藤「当たり前ですよ」

譜久村「だから今度は逃げることを考えたの　でも生き残った人がモーニング娘を続けることは悔しいからみんな殺そうと思って」

工藤「そんな！狂ってる！！！」
譜久村「そう　わたし狂っちゃったの　優樹ちゃんは里保が道重さんを突き落として1階に向かってからすぐに優樹ちゃんの部屋に行って殺したの　里保と花音ちゃんが道重さんを殺してくれたのは本当に助かった　
　　　　　　道重さんを殺すのはやっぱり引け目を感じてたから　それにどぅーと亜佑美ちゃんを外に放置してくれて凍死確実だと思ったから里保と花音ちゃんを殺して終わりの筈だった」

工藤「なんで・・・おかしいですよ！まじありえない！」

譜久村「最後はどぅー　あなただけ」

譜久村はナイフを振りかざした
工藤は避けようとしたが足の凍傷のせいで思うように動けなかった

工藤「やべっ！！！動けない！！！」

工藤は覚悟を決めたその時

譜久村のナイフを握る手にハンガーが命中し思わずナイフを手放してしまった

石田だった

やっとハンガーを使うときが来たのだった

工藤にバカにされながらも持っていたハンガー　そのハンガーが工藤の命を救ったのだ

床に転げ落ちたナイフを工藤が端に蹴り飛ばした

工藤「あゆみんナイス！」

石田「イェア！」

工藤「捕まえるぞあゆみん！」

石田「おけーい！」

2人は譜久村を取り押さえた
譜久村は全く抵抗しなかった

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ　ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

玄関の扉を叩く音が聞こえる

やっと警察がやって来た

工藤「もう・・・おせーんだよ！」

石田「終わったね・・・やっと・・・」

工藤「おつかれ！」

石田「おつー！」

石田と工藤はハイタッチした

「はいカットー！！！おっけーい！！！」

「以上でモーニング娘さん出演部分の撮影全て終了でーす！」

数ヵ月後に放映される道重さゆみ卒業記念映画　「娘。たちの夜」は　爆発的な大ヒットを記録するのであった

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終わり

ハンガー役だったｗｗｗｗ

ちょ、ふくちゃん本当に警察呼んでたのかよｗ

>>290
うおおおおおおおお乙！最後までハラハラしてマジ面白かった！

実に面白かった
内容も良いが小ネタ入れてくるのがうまいね
ありがとう

おつ
面白かった
香音な

乙ですｗ

>>292
そういやおかしいなｗｗｗ

だーいしのだーいし感が半端なかったｗ

これだから狼は辞められん

ハンガーの振りがたまらん

イェア！ｗｗ

俺の予想は合ってたwやっぱりフクちゃんが黒幕だったかw

作者です

最後まで読んでくれてありがとなｗ

警察の件なんだけど迷ったんだよね
初めは電話は演技のつもりだったんだよ
でも最後のうまい締め方が思いつかなくて警察来ればすんなり終われるから
電話したときはまだ飯窪の事故だけだったからあれは本当に電話したことにしちゃおうってなった

ド素人なんで多めにみてくれｗ

>>295
誤字あったみたいだなスマソ

フクちゃんの心理を考えれば
実際に通報しちゃったと思うよ
結果オーライかもしれんけどリアルにしあがってる

＞でも生き残った人がモーニング娘を続けることは悔しいからみんな殺そうと思って

これあるから全員殺して最終的にモーニング娘としてつかまろうとしたってのでもいいんじゃね

よかよか

はーおもしろかった！ありがとう！
気が向いたらまた別ルートも書いてくれると嬉しい

>>306
そういう終わり方もあったか

それも悲しい終わり方としてアリだね

スピード感があって濃密な内容で素晴らしい

ロストデイズより面白かった

初めの方に死んじゃったメンのヲタごめんなｗ
飯窪はストーリー上しょうがないけど他のメンバーの順番に特に意味は無いんだ

面白かった
別ルートもきぼん

最後ちょっとシべ超思い出したｗ

別ルートか

超ハッピーエンドは誰も死なない訳だけどそれはストーリー上むずかしいな
最低でも飯窪は犠牲になっちゃうかも

小田ちゃんがやられた時に犯人はだーいしと思ってたんだけどな

ピンクのおしりまでやりこみたいわ

ヒントで「ちゃん」のところ
じつは初めターちゃんじゃなくてちゃんさんだったんだよｗ
お前らのレスみてやっぱ考えること一緒だわと思った
でもちゃーちゃんは思いつかなかったわｗ

だーちゃん・・・

本人やんけｗ

乙でした

鞘師酷いなww

今ラジオでたーちゃん連呼中ｗ

完結乙です楽しかったー！！小田ちゃんの感の良さは何なんだろうな

鞘師ヲタごめんなｗ
これじゃ鞘師ヲタはむかつくだろうと思って最後に工藤と石田助ける場面作ったんだ
それで勘弁してくれｗ

>>323
いやいやおもしろかったよ
勝手の墓穴掘るところとからしくてｗ

小田は変な勘の良さ運の良さ持ってるから犯人に感づく役にしてみた

面白かった
乙！

>>325
小田ちゃんには探偵役が似合うな

さて次はどんなルートがくるのかな？
・だーいしの刑事物語(ハンガー)ルート
・まーちゃんの心霊ルート
・鞘師童貞喪失ルート
・さゆのラララのピピピルート

あと何か出てたっけ？

さゆの変態スレで流行ってる変態パンデミック

飯窪さんの宇宙人ルート

どこからでも派生できるのがドッキリルート

>>329
ん？サイレントヒル？

かまいたち2で宇宙人ルートみたいなのあったような

小田ちゃんが急にいなくなるけど
そもそも本当に小田ちゃんは存在したのだろうかってなってくる話

一人増えてるけど
誰が増えたのかわからない

名探偵だーいしがどや顔で謎解きするストーリーで

飯窪さんが発見されるとこ
本人に申し訳ないけど奇妙に生かされてた

何かに憑依されてしまい
9ミリ機関拳銃と日本刀をもって
他のメンバーを惨殺しまくる飯窪さん

できれば昭和風セーラー服とか着てると嬉しい

>>332
しらなかった
すまなかった
しかし飯窪さんどう転んでも報われ無い感があるな

ズッキって9期のこと普段聖ちゃん里保ちゃんえりちゃん(生田も多いけど)って呼んでるから
呼び捨てと花音なことも相まって途中から中の人がにょんに変わってたのかと深読みしたw

飯窪さんは不憫かわいいって言うか
サウスパークのケニー的なポジション

帰ってきたら大作完成してたｗすげーなｗｗ

作者だけど読み返してみると修正点結構あるな
こんなの読んでくれてまじありがとなｗ

超ハッピーエンドは誰も死なずに楽しい思い出で終わることだけど
だーいしがブログ書いてるときに寝なければ成立しそうだな

最初に誰かひとり行方不明

疑心暗鬼に陥って
内部分裂しかかるけど

最後は仲間を信じあって
行方不明なやつも見つかる

これでハッピーエンド

いいねそれ
普段デレない組み合わせで信じたりしたら胸厚
生田が鞘師かばったりね

とりあえず分岐入れるとしたら

だーいしがブログ作成中に寝ない

生田が怒って部屋に戻るのを阻止

フクちゃんが鈴木小田以外の部屋に行く←これはもしかしたら後半の主人公は小田になる

鞘師の作戦で佐藤が起きてる

だーいしがハンガーを持たない←工藤が助からない

外に放置されたとき勝手口前から移動してしまう

こんなところかな

久しく楽しいスレだ

部屋割りを変えてみるとかどうかな
まあそう何通りもできなさそうだけどw

スパイ編とかあったな

派生編はステーシーズとかリリウムを元に創るのも面白そうかも
娘。たちは実は…的な

実は隔離されてたとかか

1日ぶりにこのスレきたらとんだ大作が
マジすげえよ超おもしろかった
ほんと乙

>>350
そんな感じ
雪女編的な雰囲気で面白そう

はぁーん夢が広がるわぁ

一気に読んだー大作乙乙
一本気などぅーの真面目にお仕事してるのに感や
さくらっきょの何でもお見通し感とかよく出てる

このスレ最高やな

かめいたちの夜ルートをサクッと誰か書いてｗ

しかし何故に初夏の今時分に冬山の話なんだかｗ

孤島の話にすると胴体千切れて内蔵飛び出したり
変な蜘蛛に寄生されたり
頭刈り取られて木に飾られたりするからなあ

スパイ編はちゃーちゃんの中にICチップが的な感じでいけそう

一気に読んだわ
一晩でこんな大作すばらしいなw
キャラも掴んでて楽しかった乙乙

>>340
この人でなし！

読み応えありそうだから後で読むか

じゃあズッキはカートマンか

>>363
見かけだけやないか！

>>133からの分岐です

ここから一人称視点で主人公を選択できます

　A　三人称のままにする
　B　道重さゆみ　　　　　←
　C　未開放
　D　未開放
　E　未開放
　F　未開放
　G　未開放
　H　未開放
　I　未開放
　J　未開放
　K　未開放

～～～道重さゆみ編～～～

>>137
道重はうつむいてしばらく考えた後顔を上げた

道重「じゃあこれだけは約束して　決して遠くまでは行かないこと　絶対に離れて行動しないこと」
鞘師「とりあえず外に出て別荘の周りを探してみます」
工藤「別荘の敷地内から出ないようにしましょう」
譜久村「タオルとかありったけのもの探しておきます」
鈴木「あ　これ　テレビの下に懐中電灯ありました　これ持っていって」
道重「待機組みはもう一度別荘の中探してみようか」
佐藤「了解～」

さゆみは待機組みとしてもう一度別荘の中を捜索することにした
待機組はさゆみの他にフクちゃん　生田　鈴木　佐藤で　各自別々に別荘の中を探すことになった

玄関から突然冷たい風がこのリビングまで吹き込んできた
外の捜索組が出発したみたいで強い風に煽られて玄関扉が強くバタンと閉まった

無事で帰ってきますように・・・

さゆみは心の中で祈った

「よし　さゆみももう一度別荘の中回って見ないとね」

さゆみは
　A　１階から捜してみることにした
　B　２階から捜してみることにした　　　←

２階から捜してみることにした

「じゃあさゆみは２階から見てくるね」

鈴木「はい　お願いします！」

佐藤「ミニシゲさんファイトー！」

こんなときでも佐藤はこの調子　良いんだか悪いんだか・・・

さゆみは２階に来るとまずは一番手前にあるさゆみと佐藤の部屋から調べることにした

調べるといっても人が隠れるようなところはベッドの下くらいしかない

「はるなーん　どこー？」

一応声はかけてみたけどやっぱり返事は無い

さゆみは部屋を出ると他の部屋も順番に同じような手順で探した　でもはるなんはどこにも居なかった

一番最後に調べた鞘師と工藤の部屋の扉を閉めると　扉の左側　つまり廊下の突き当たりに小さな扉があった

（なんだろうこの扉　部屋って感じではないよね　収納かな？）

さゆみは小さな扉のドアノブを回した

すると扉が中から押され勝手に開くと同時に人が倒れてきた

「キャー！」

倒れてきた人　それは頭から出血して意識を失っているはるなんだった

おおっ分岐始まった！ｗｋｔｋ！

明日から平日だから前回みたいなペースじゃ書けないけどとりあえずここまで出来たんで貼っとくね

乙乙！正座して待っております
分岐だとはるなんを道重が見つけるわけね

ありがとー
保守するからマイペースで書いてって

書いてて思ったんだけど
道重って飯窪のことなんて呼んでるっけ？

はるなん

普段ははるなん
テレビではたまに飯窪

ありがと
じゃあはるなんのままでいくわ

乙乙
ところで勝手にサイドストーリーというか○○編みたいなのを書くのって作者さん的に有り？
まぁまだ具体的には考えていないんだけどｗ

全然おｋ
でもごっちゃにならないといいけど

分岐きたああああああああああ
すげええええええええええええええええ
めっちゃ楽しみにしてるよおおおおおおお

この先のストーリーめっちゃ考え中
おまえらが待ってるから頑張るぜ！ｗ

たぶん書き込んでる人数以上にROMってる人がいるはずだよｗ楽しみにしてます

>>377
ありがとう
邪魔だけはしないようにします

ごっちゃになったり先走ってネタバレになるかもしれないから一通り本編が落ち着いたらサイドストーリー書けば？
書いてくれるのは楽しみにしてるよ

サイドストーリーまでくるとは！？こりゃあ楽しみだわ

スゲー面白いスレだ
推理ものの楽しさを思い出してワクワクしてる
作者さんブラボーじゃよ

狼に来る楽しみが増えたわｗ

「はるなん！どうしたの！？」

さゆみははるなんの体を揺すった

鈴木「道重さん！？」

譜久村「どうしたんですか？」

さゆみの悲鳴が聞こえたらしく１階にいた４人が全員２階に上がってきた

「はるなんが・・・」

生田「えっ！？」

佐藤「はるなん大丈夫？」

さゆみは何度もはるなんの体を揺すった

飯窪「・・・・うぅ・・・」

はるなんの意識が戻った

「はるなん！しっかり！はるなん！」

意識が戻ったはるなんは頭を手で押さえた

佐藤「血が出てるよ・・・！」

生田「一体どうしたん！？」

鈴木「早く手当てしたほうが良くないですか？」

「フクちゃん　なにか手当てできるようなものある？」

譜久村「あ・・・えっと・・・救急箱がキッチンにあるかもしれません」

「ちょっと持ってきてもらってもいい？」

譜久村「は・・・はい　持ってきます」

佐藤「はるなんしっかり！」

１分ほどでフクちゃんは戻ってきた　手には白い救急箱をもっている

譜久村「持って来ました！」

「ありがとう　じゃあやって！」

しかし　誰も救急箱を受け取ろうとしなかった

その場に居る全員が互いに顔を見合っている

器用な人が一人も居なかった・・・

佐藤「まさ出来ないよ！」

「じゃあ鈴木やって！」

鈴木「え！？私ですか！？」

「この中では一番出来そうだし」

鈴木「・・・はい・・やってみます」

鈴木は救急箱を受け取ると不慣れな手つきで手当てを始めた

工藤「だれかー！」

小田「誰かきてくださーい！」

いきなり玄関の方から声がした

「あっ！帰ってきた！」

佐藤「どぅー達だ！」

「鈴木ちょっとはるなんの事お願いね！」

鈴木「はい　行ってあげてください」

さゆみは立ち上がって廊下を走り階段を駆け下りた　後ろから佐藤も一緒に来ていた

階段を降りてリビングを抜けて玄関に着くと全身雪だらけの捜索組の４人が玄関のタイルの上で崩れていた

「みんな大丈夫！？」

さゆみは４人全員の服に付いている雪を順番に払い落とした
隣で佐藤も同じように雪を払っている

工藤「死ぬかと思ったぁああああああああ！！！！！」

鞘師「ﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙ　ざぶいよおおおお」

石田「ほんっとヤバイですってこれは！」

小田「もう戻れないかと思ったぁ・・・・・」

「ここじゃ寒いからリビングの方に行こう　佐藤！毛布ありったけ持ってきて！」

佐藤「アイアイサー！」

「大丈夫？歩ける？」

工藤「はい　もう足の感覚全然無いですけど・・・」

４人がリビングのソファに辿りつくとさゆみははるなんが見つかったこと　頭を怪我して気を失っていたこと　いま２階で手当て中という事を話した

石田「ほんとですか！？怪我の具合はどうなんです？」

「素人目には判断出来ないけど　痛そうにはしてる」

鞘師「でもとりあえずは見つかって良かった」

工藤「うちらの苦労はなんだったのよ」

石田「まあいいじゃない　無事に・・・無事じゃないけど見つかったんだし」

小田「っていうかなんで収納の中なんです？」

「さぁ・・・さゆみが聞きたいよ」

佐藤「おまたせー！」

毛布を何枚も重ねて抱えた佐藤がリビングに戻ってきた　後ろには同じく毛布を抱えた生田もいる

４人に毛布を渡すととりあえず体が温まるまでここで休んでもらった

さゆみはまた２階のはるなんの元へ向かった

まるで野戦病院だった

はるなんの手当ては鈴木とフクちゃんが行っていた

「どう？大丈夫そう？」

飯窪「すいません・・・心配をおかけして・・・」

はるなんの意識はかなり回復していた

「だいぶ良くなったね」

鈴木「でも記憶が飛んでるみたいなんですよ」

譜久村「別荘に着いたところから記憶が無いみたいで」

「やばいんじゃない！？病院行ったほうがいいよね？」

飯窪「いえいえ大丈夫です　まだちょっとは痛みますけど」

鈴木「でも頭はやばいからしばらくは安静にしてたほうがいいですよね」

「そうだね　ベッドで横になってたほうがいいね」

飯窪「すいません　そうさせてもらいます」

はるなんは鈴木とフクちゃんの肩を借りて部屋まで行くとベッドに横になった

それを見届けてからさゆみ達は１階へ降りた

１階では４人の体力がかなり戻ってきたのかいつものやり取りが行われていた

佐藤と工藤が言い合いをし生田と石田は相変わらずスベってる

マイペースな鞘師にまーどぅーに横槍を入れる小田ちゃん

いつもの光景だった

若いってすばらしい！

石田「道重さん　はるなんの所行っても大丈夫ですかね？」

工藤「ハルも行きたい！」

「いや　いま横になったところだからちょっと安静にしてたほうが良いと思う」

小田「そんなに怪我酷いんですか？」

「怪我もそうなんだけど」

鈴木「ちょっと記憶が飛んでるみたいなんだよね」

鞘師「え？何も覚えてないの？」

譜久村「別荘に着いたところからの記憶が無いみたい」

佐藤「記憶・・しつ　　記憶・・喪失？　記憶喪失！」

生田「病院行かなくていいと？」

「はるなんが大丈夫って言うんだよね」

石田「はるなん変なところで強がるから心配」

工藤「でもとてもじゃないけどこの雪じゃ病院も行けないですよ」

「ほんとだよね・・・」

小田「何があったんですかね　飯窪さんに」

生田「収納庫の中で頭怪我して気失って記憶飛んでってどんな状況なん？」

鞘師「収納庫の天井に頭思いっきりぶつけたんじゃない？」

石田がいきなり笑い出した

工藤「あんた笑ってる場合じゃないから」

石田「だってはるなんが収納庫のなかで一人で頭打って気を失うって想像したらなんかおかしくって」

佐藤「ワラッテンジャネーヨー！」

石田「はい　すいません」

さゆみも笑いそうになったけどここは我慢した　立場上ここは笑っちゃいけないところ　石田面白すぎるよ

鈴木「そもそも収納庫で何してたんだろ」

小田「中になにかあるんですか？」

「掃除用具とかいくつかダンボールの箱があったくらいだったよね」

生田「ですね　あ　でも天井はちょっと低かったかも」

鈴木「私じゃむりだけど道重さんとかはるなんなら手を伸ばせば届きそうですよね」

譜久村「でも頭打つのは無理じゃない？」

「ちょっと無理だよね」

鞘師「じゃあどこに頭ぶつけたの？」

生田「床とか？」

工藤「滑って転んだのかもしれないですね」

さゆみは何か腑に落ちなかった
はるなんは収納庫の中で扉に寄りかかっていた
だからさゆみが扉を開けたときはるなんに押されて扉が開いた
もし滑って床に頭打ったならはるなんは床に倒れてるはず
扉に寄りかかっているってことは立ってる状態で頭を打って扉の方に倒れないとこういう状態にはならない
でも頭を打つほど天井は低くない
一体何に頭を打ったの？

めし窪さん生きてた！

生きてたけど…なんかまだ波乱が起きそうですなぁｗ

ちょろっとコメディも挟まれてるのがこれまた良い

譜久村「道重さん　どうぞ」

その声で我に返るとティーカップをトレーに載せてさゆみに差し出すフクちゃんがいた

譜久村「紅茶です　よかったらどうぞ」

ティーカップを手に取り口に近づけると紅茶のいい香りがした

はるなんの心配はあったものの無事に・・・無事ではないけど見つかったことでメンバーには安堵感があったみたい
気を失うほど頭を打ちしかも記憶が少し飛んでいる
でももっと最悪な展開を無意識に予想していたのかもしれない　だからこその安堵感

暖かい紅茶を飲みながら就寝前の雑談タイム

もうすぐ日付が変わろうとしていた

階段　←　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　→　収納庫　　　
　　　道重佐藤　Ι　譜久村生田　I　飯窪石田　I　鈴木小田　I　鞘師工藤

雑談が終わり寝室のベッドで横になっている
隣には佐藤がいる
隣といっても隣のベッドではなく同じベッドですぐ隣
あのドッキリの時のように

どれくらい佐藤とお喋りしたんだろう
同じベッドの上でずっと笑い合ってた
皆さんにはお聞かせできないような話もたくさんした

来月さゆみが卒業したらもうこんなこと出来ないのかな・・・

佐藤も同じ事考えてる・・・そんな気がした

気が付くといつの間にか眠っちゃってたみたい
佐藤も眠ってる

もう一度寝ようとしたけど　はるなんの事を考え出してしまった　
さっきも考えたことだけどあの状況がどうしても理解出来ない

収納庫　もう一度見てみようかな
あの時は慌しくて中なんてそんなに見てなかったし

さゆみは佐藤を起こさないようにそっとベッドから抜け出した

スマホで時間を見てみると２時を回ったところだった

シーンとしていた

なんかちょっと怖いくらい

収納庫に行くとき全ての部屋の前を通るけど話し声一つ聞こえなかった

もうみんな寝てるのかな

収納庫に着くと扉を開けて中を覗き込んでみた

確かに天井に頭を打つのは無理だった
あとはモップやバケツ　ダンボールが二つ積み重ねて置いてあり　モップを洗うスロップシンクも設備されていた
あとは小さな雑用品や洗剤などが置いてある

ごく普通の収納庫だった

何にも収穫はなしか・・・

さゆみは収納庫の扉を閉めると廊下を戻った

首を傾げながら歩いていると何か変な臭いがするのに気付いた

「何この臭い・・・」

辺りを見回しても臭いの元は分からなかった

だって　臭いの元はすぐ足元だったから・・・

部屋の扉の下の隙間から赤い液体が流れ出ていた

乙でやんす
続きが気になるが休んでくださいな

ちょっとこのあと嫌な描写になるかもしれないから気分悪くなる恐れのある人は読むのやめてもらったほうがいいかも
なるべくソフトに書くつもりではいるんだけどね

>>401
ありがとう
続きはまた明日にするよ

ところでピンクのしおりは・・・？

>>404
　A　三人称のままにする
　B　道重さゆみ　　　　　←
　C　未開放
　D　未開放
　E　未開放
　F　未開放
　G　未開放
　H　未開放
　I　未開放
　J　未開放
　K　未開放

これ全部解放したら

>>405
全部解放するまで保全し続けるからなｗｗ
お願いしますｗｗｗｗ

なんかものすごいスレになってきたぞｗ
先は長いなｗ

うぉおおおおおおおおおおおおお
すげえおつううううううううううううううう

乙！楽しみが増えた

>>405
これ作者の人じゃないよ！適当に書いただけだから期待しすぎないで！

平和に終わるかと思いきや新たな展開！この後マジでどうなるんだ？

面白えー！
一気に読んだ！
作者さん乙！

ゲーム化も夢じゃないな

これは保全せざるをえない！

おもしろいな

作者さん乙おつ
面白い

これは保全するしか

モーニング保全

ピンクのしおりまでの道のりは長いなｗ

ロリコンレズの変態リーダー視点だからすでにピンクのしおりな可能性もあるで
メンバーカラーもピンクだし

読んでるからがんばってー

ちょっとｴﾛい番外編も書いてくださってもよろしくてよ

＞部屋の扉の下の隙間から赤い液体が流れ出ていた

誰かが処女喪失の可能性

野菜１日これ１本を全力で踏み潰したに１票

花音といわれたら、どうしても香音ちゃんじゃなくて
娘。たちのペンションになぜか一人だけ紛れ込んだ末に被害にあっちゃう福田マロテスクを想像してニヤニヤしてしまう

巻き込まれ体質ならnkskでもw

いないはずの人が急に死体で出てくるってあるいみ不通にだれか死ぬより怖いなｗ

ヒッチコックの『ハリーの災難』みたいなのかなw

ミッチシッゲの『ロリーのパイパン』？

その赤い液体は血だった

部屋が誰の部屋なのか理解するまでは少し時間がかかった

端から部屋の数を数えてやっと把握できた

階段から二つ目の部屋　フクちゃんと生田の部屋だった

さゆみは部屋の扉を開けた

なんで扉を開けたのか自分でも理解できなかった
なんで誰かを呼びに行かなかったんだろう
こういう時ってまともな考えが出来なくなるんだね
みんな寝てるから起こしちゃ悪い　そんな風に考えちゃったんだよね
変だよね人間って

部屋の中はあり得ない光景だった　異様だった
部屋の壁は白いはずなんだけど　ほとんど赤に染まってた

異様なのはそれだけじゃなかった

まずフクちゃんが首を切られて頭を奥の方に向けて仰向けに倒れてる
吹き出した血が壁や天井に飛び散っている

フクちゃんの右手前に二人居るんだけど
石田がナイフで胸を刺されてる
刺さったままのナイフを握ってるのは生田なんだけど
その生田も首を切られて石田に折り重なるように倒れてて首からあたり一面に血が吹き出していた

動けなかった
今すぐ目を逸らしたいのになぜか逸らせない
あまりの恐怖に全身が震えてる
叫びたいのに声出なかった・・・

佐藤「道重さん・・・？」

佐藤！？なんで起きてきたの！ダメ・・・来ちゃだめ・・・

「・・・・メ・・・・・・ちゃダメ・・・・・・・・・・来ちゃダメ！！！！！！！！！」

ようやく声が出せたと同時に体も動くようになった

佐藤は驚いた顔でさゆみを見てた

「ダメ！こっち来ちゃダメ！戻って！」

佐藤は一歩二歩と後ずさった

カチャ・・・
ドアノブの音がした

小田「どうしたんですか？」

寝起き顔の小田ちゃんが顔を覗かせた

「小田ちゃん来ちゃダメ・・・」

でも次から次と扉が開く

工藤「どうしました？」

鈴木「なになに！？」

飯窪「道重さんどうかされましたか？」

工藤「あ！はるなんだ！」

鞘師も無言で顔を覗かせた

「みんな戻って・・・・お願いだから・・・」

見せるわけにはいかないよ・・・１０代の子達にこんなの見せられない

さゆみは扉を閉めて部屋の前に立ちふさがった
流れてる血の上に立ったせいで足が血まみれになってる

小田「道重さん足が血だらけですよ！？」

鈴木「どうしたんですか！？」

鞘師「え！？大変！」

みんなさゆみの言うこと聞いてくれない・・・
部屋の前にみんな集まって来ちゃった・・・

「違うの・・・さゆみの血じゃないの・・・大丈夫だから」

工藤「え？もしかして部屋の中から血が流れてきてる・・・？」

鈴木「うそ！？聖？生田？え・・・！？」

飯窪「嘘ですよね・・・？」

鞘師「道重さん！そこ開けてください！」

さゆみは首を横に振った

工藤「道重さん！」

鈴木「道重さん！」

小田「開けてください！」

飯窪「お願いします　道重さん！」

何度も何度も首を振った

佐藤「ヤメロー！」

佐藤はさっきの場所から動いていなかった

佐藤「道重さん泣いてるよ　言うこと聞いてあげようよ」

工藤「でも！」

佐藤「でもじゃない！」

「説明するから・・・ちゃんと説明するからお願いだからここから離れて」

工藤「・・・分かりました」

鞘師「とりあえずリビング行きましょ」

小田「ちょっと道重さんの足を拭くタオル持ってきます」

はるなんが周りをキョロキョロ見回してる
石田のこと探してるのかな
この部屋にいるなんて思わないよね
それともその辺に居て欲しいっていう心の願いなのかな

小田「これで足拭いてください」

小田ちゃんが部屋からタオルを持って来てさゆみの足を拭いてくれた

「ありがとう・・・」

さゆみ達はリビングに集まることにした

衝撃の展開だな・・・

今回はだーいし早々に退場かｗ

ハンガー「・・・・」

あああああああああああああ

だーいしが死ぬとシリアス感が一気に上がるな

脳内で映像化しやすい

　　　　　　　　　　＿人人人人人人人人人人人人人人人人人＿
　　　　　　　　　＿＞　　　石田！これを使え！　　　　　　　　　＜＿
　　　　　　　￣Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ￣

　　　　　　　　　ヽヽ、
　　＼　　　　　 | | |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　＼　　　　　 | | |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　''⌒))
　　＼　＼　　　　| | |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ||
　　　＼　＼　　///　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , -ー- 、
　　　　　＼　ヽ　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　　／／￣＼＼　
　　　　 /　　∧　　―ニ二―――――――――　　　／／　　　　＼＼　　
　　　　　/　　　　|　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣　／／　　　　　　＼＼
　　　　　り⌒ｌ | ﾘ　　　　　　　　　　　　　　　　／／　　　　　　　　　　　＼＼
　　　　　　　///'　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞﾆニニニニニニニニニニﾆ '
　　　　　　　｀｀

>>440
これでかつる！

遅いよハンガーｗ

ノウナイサイセイヨユウ・・・ギャーーーー！

誰だよこんな事書いたの！すっかり油断してたわｗ
423 名無し募集中。。。＠転載は禁止 2014/06/09(月) 14:29:58.84 i
野菜１日これ１本を全力で踏み潰したに１票

>>440
川c：’∀´)＜違う！木のやつー！

なんなんだ、続きが気になるじゃないか

それにしてもだーいしがだーいしすぎたｗｗ
死ぬのはやいなｗ

別のスレでもなかなか出てこなかったｗ

外は大雪ならぬ大雨
雰囲気抜群
早く続きを！

作者です
頑張ってるんだけどなかなか進まないすまん
ビール飲んだせいか・・・ｗ

無理して書くよりこのクオリティ保って頂けるのならゆっくりで構わないですよでも早く続き読みたいけどw

>>449
サンクス
とりあえず今日あと１回くらいはまとめて貼れるようにがんばるよ

大丈夫大丈夫
ちょっと失敗しても「終」つけて別の選択肢からやり直せばいいだけだから（ニッコリ

まぁまぁみんな作者さん急かさずゆっくり待とうではないかｗ

この間に別ルート色々考えようぜ

かまいたちの夜は分からん　SIRENでやってくれ
とりあえず牧野慶はnkskで

　鈴木　　　　　　工藤
　　　　テーブル　飯窪
　鞘師　　　　　　　小田
　　　道重　佐藤

２時３０分

さゆみはあの部屋でフクちゃんと生田　そして石田が殺されていた事を話した
でもあの部屋の惨状は詳しくは話さなかった
というか　さゆみ自信が話したくなかった　話すと思い出しちゃうから

工藤「殺された！？誰にですか！？」

そんな事さゆみが分かるわけないよ

工藤は怒りで震え　はるなんは大粒の涙を流し　小田は顔を覆って泣き
鈴木はただ一点をずっと見つめ　鞘師は静かに泣き　佐藤は下を向いたまま動かない

メンバーそれぞれみんな違う反応をしてる

とにかく泣いた　どれくらい時間が経ったのかも分からない　みんな泣き続けた

小田「なんで殺されなきゃならないんですか」

鞘師「誰がこんなことを・・・」

鈴木「あの３人が殺されるほど恨まれてるなんてあるわけないでしょ」

飯窪「私もそう思います　きっと狂った通り魔か何かが・・・」

そっか　みんなは３人が見知らぬ誰かに殺されたと思ってるんだ
でも違うんだよ　石田に刺さってるナイフを握っていたのは生田なんだよ・・・

でも言えなかった
こんな事言ったらみんながどうなる事か・・・
あの３人で殺しあったなんて口が裂けても言わないから

・・・あれ？何かが引っかかる
なんだろう　なにか肝心なことに気付いていないような

あの状況から考えてフクちゃんと石田を殺したのは生田だよね
じゃあ生田は誰に？
フクちゃんか石田？無理だよね

じゃあ石田がフクちゃんの首を切って生田が石田を刺して生田を・・・いや
生田が石田を刺してフクちゃんが生田の首を切ってフクちゃんを・・・
どうしたって最後の一人残っちゃうじゃない

飯窪「あゆみんが居なくなったことにもっと早く気付いてればこんな事にはならなかったのに　ごめんねあゆみん・・・」

石田ははるなんが寝ている間にあの部屋に行ったんだね
でも何をしに行ったんだろう
深夜寝静まってからわざわざ行く理由って何？

もしかして石田が２人を殺すために・・・
でも生田に返り討ちにあって
その生田は・・・誰にやられたの？

もう意味わからない・・・

鈴木「亜佑美ちゃんはなんで聖と生田の部屋にいたんだろう」

鞘師「はるなん何か知らない？」

飯窪「私が寝ている間に出て行ったみたいなんで何も分からないです」

工藤「はるなんが寝ちゃって寂しいから部屋移ったのかなぁ」

だったら殺し合いになんかなるはずないよ･･･

鞘師「あ！そうだ警察！警察に電話しなきゃ！」

工藤「そうですよ！なんで忘れてたんだろう」

さゆみもすっかり忘れてた

鈴木「あれ？なんで？電波がない！」

小田「私もです　さっきまではあったのに」

飯窪「雪のせいかもしれないです　雪が降るとTVの映りが悪くなったり携帯の電波が弱くなったりするみたいです」

小田「ここは山奥だからそれが余計に影響しちゃってるのかも？」

鞘師「どうするの？警察に電話出来ない！」

佐藤「雪・・・・雪？」

いきなり佐藤は玄関に走り出した

工藤「まーちゃん！」

「え・・・なに・・・・」

鈴木「どうしたの！？」

ガンガンガン

佐藤「開かない！玄関開かないよ！」

小田「もしかして　雪のせい！？」

工藤「外に積もりすぎて開かないんだ！」

鞘師「勝手口は？キッチンの勝手口！」

真っ先に小田ちゃんがキッチンに走った

小田「ダメです！開かないです！」

鈴木「ちょっと・・・どういうこと」

鞘師「犯人はどうやって逃げたの！？」

工藤「そもそもどうやって入ってきたんですか！」

小田「入ることも出来ない　出ることも出来ない」

鈴木「そしてこの別荘にはここに居る７人しかいない・・・」

沈黙が流れた
ここに居るさゆみを除く６人が互いに互いの顔を見合っている

え？なに？みんな何を考えてるの？

鞘師「誰・・・誰がこんな事したのっ！！！この中の誰かなんでしょ！？正直に言ってよ！！！」

「ちょっと鞘師！なに言ってんの？」

鞘師「だって３人は誰かに殺されたんですよね？そして出入りが出来ないこの別荘にいまこの７人しかいないんですよ！犯人はこの中に居るに決まってるじゃないですか！」

なんでこうなるの・・・通り魔の次はメンバーの誰かが犯人　もうさゆみどうすればいいの・・・

工藤「私がやりました」

え！？

工藤「なんて犯人が正直に言うわけ無いじゃないですか」

工藤はそういいながらキッチンに向かった　するとステーキ用のナイフを持ってリビングにもどりテーブルの上に置いた

工藤「護身用です　ここに３本ありますけど１本はハルが持ちます　残り２本　欲しい方はどうぞ」

鞘師「私　１本持ちます」

残り１本だけどなかなか手に取る人がいない

鈴木　はるなん　小田ちゃんで顔を見合っている　佐藤は初めから参加すらしていなくてさゆみの横でピタッとくっ付いて下を向いてる

小田「誰も要らないなら私が・・・」

工藤「誰が犯人か分からない　でもこの中にいることは間違いない　自分の身は自分で守ります」

工藤はそのまま階段を登ろうとした

「どこ行くの？」

工藤「殺害現場見て来ます　なにか犯人に繋がるヒントがあるかもしれない」

もう・・・いいか　自分で見て自分で納得させたほうがよさそう
３人で争ったあとの惨状ってことが分かればメンバーを疑ったりしなくなる

鞘師「私も行く　自分で見て自分で判断したい」

そして鈴木と小田ちゃんも後を追った
佐藤とはるなんはその場を動かなかった

「その代わりさゆみは責任はとれないから」

小田「責任？」

「やっぱり見なきゃよかったなんてあとで言わないで　さゆみはみんなに見せたくないから必死に止めたからね」

鈴木「自分の意思で見るんで道重さんを責めたりなんかしませんよ」

「心を強く持って　じゃないとショックが大きいから・・・」

工藤「分かりました　覚悟しておきます」

４人は階段を登りさゆみの視界から消えた

そして１分後

鞘師「え！？ちょっと！」

小田「工藤さん！」

鈴木「まじか！」

鞘師「大変！道重さん！くどぅーが気絶しちゃった！」

工藤（笑）あれだけ意気込んどいて（笑）
佐藤が下を向きながら肩を上下に震わせてる　絶対笑うの堪えてる（笑）
はるなんも口を手で押さえて笑いを隠してる

さゆみは超心配してる顔を作って２階に走った

チワワｗｗｗ

この悲惨な状況で笑うなｗ

心配してる顔ｗ

ちょいちょいコメディタッチな所までかまいたち風ｗ

かまいたち久しぶりにやりたくなったw

この状況で笑えるってある意味凄いなｗ

かまいたちの夜またやりたいわスマホアプリであるかな？それとも３買ってくるか…悩むｗｗ

Android版あったよ
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.spikechunsoft.ssn.kama.ja

>>460
重さん女優やのぉww

>>467
ありがと！800円か…４２８もまだやったことないから迷うなｗ

スマートパス会員なら無料だよ

残念ドコモなんだわorz

実家にまだPS版あるわサントラやらCDドラマも
下手するとスーファミ版も発掘できるかも知れない

>>470
どうすりゃいいのか教えて

GBA版引っ張り出してDSでプレイ中

>>473
auスマホ買う→スマートパス登録する→スマートパスサイト行く→アプリ→キーワードで検索に『かまいたちの夜』と入れる
あとはダウンロードすればいい

>>472
ＣＤドラマチックは聞いたことないから聞いてみたかったな…

スマホアプリ買っちゃおうかなｗ

>>475
できた！ありがとう

>>476
買っちゃえw
CDドラマ版はいまいち
スマホアプリはスマパス版だと最初からストーリー選択ができるよ

スマートパス初めて使うわ
ありがとう

>>477
今の時間よくauショップ開いてたなw

月額払ってるんだから使わなきゃ損だよ>スマパス

オススメアプリある？

>>482
色々気になるアプリおとしては消し飽きては消ししてるから
プレイだと有料のも無料なのあるから気軽に試せるよ
ってスレ違い甚だしすぎるなw

朝

ピンクのしおり

新しいの来てる
乙です

スープラッタッタ♪

auスマートパスのかまいたちの夜iPhoneじゃ無理だったわ・・・残念

ピンクのおしり

これスパイ編で使えそう
秘密調査員として幼児のころから育てられたとか

小田さくら「幼稚園は動物性タンパク質厳禁、一緒に卒園したのは私含め9人」
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1402374703/

スパイ編は組織いくつ出たんだっけ？
モサドが出たのは覚えてるんだが

だーいしって武田鉄也の役似合うな
３年B組だーいし先生見たい

そういや金八もサウンドノベルでてたな

とりあえず工藤を部屋まで運んでベッドに寝かせた

いま工藤の部屋には気絶した工藤と工藤を背負ってきた鈴木　そしてさゆみとやっぱり佐藤がいる

「鈴木は部屋の中見たの？」

鈴木「はい　でも１秒しか見れませんでした・・・」

「だよね・・・」

鈴木「でも１秒でもわかった事がありました　生田が亜佑美ちゃんを刺してた・・・」

佐藤「え・・・」

「そう　誰かが３人を殺したんじゃないの　３人で殺しあったの」

佐藤「うそ・・・なんで？なんでそんな事するの！？」

「そんな事わからない　でもあの部屋を見れば生田が石田を刺してたことはすぐに分かるの」

佐藤「生田さんのバカ・・・なんでそんなこと・・・」

佐藤がまた泣き出しちゃった・・・
生田が石田を殺したこともショックだろうけど何だかんだ言いながら佐藤って石田のこと好きだったもんね
いつも言い合いばっかりして亜佑美なんか大嫌いって言ってたけどお互い信頼し合ってるから好き勝手言えるんだよね

佐藤「もう・・・モーニング娘終わっちゃうんですね」

さゆみは虚を突かれた気分だった

11年以上モーニング娘。のために頑張ってきた
去年後輩の成長を感じてこの子達なら・・・と卒業を決意できた
自分が卒業してからが本当の意味での新生モーニング娘。が始まると思っていた
まだまだ不安はあるけどこれから希望に満ち溢れている・・・はずだった

いつかは必ずこの事が公になる
そうなれば確実にモーニング娘は終わる
自分が卒業する前に自分の代でモーニング娘が終わる
17年間OGの先輩達から繋いできた歴史が終わる

卒業した先輩同期後輩がさゆみを呼ぶ声が頭の中に響いてる

絵里　れいな・・・さゆみ頑張ったけど　さゆみの代でモーニング娘終わることになっちゃいそう・・・

鈴木「許せない・・・生田のせいで・・・生田のせいで・・・」

ねぇ生田・・・何があったの・・・なんで・・・世界一のアイドル目指すんじゃなかったの？
生田はどこか昔のさゆみと被るところがあって昔のさゆみを見てるみたいだった
いっつも後列で前に出るために一生懸命出しゃばって・・・
最近やっとバラエティでも目立つようになってきたのにどうしてこんなこと

鈴木「生田が２人も人を殺すなんて・・・」

佐藤「・・・生田さんは？」

鈴木「え？」

佐藤「生田さん」

鈴木「生田も一緒に死んでたんだよ」

佐藤「そうじゃなくて　生田さんは誰が殺したの？」

鈴木「え・・・そっか　それ考えてなかったわ」

「さゆみもさっき考えたんだけど考えれば考えるほど訳がわからなくなってくる」

佐藤「もう一人誰かいたの？」

鈴木「そう・・・なるよね」

考えもしなかった・・・もう一人の存在なんて・・・
それなら説明がつく

メンバーの誰かが３人を殺したんじゃなくてあの３人でやった事なんだと分からせるために仕方なく部屋を見せたのに
もう一人あの部屋に誰かが居たことが逆に分かってしまうなんて

鈴木「じゃあこういうことですか？　亜佑美ちゃんが聖を　生田が亜佑美ちゃんを　誰かが生田を」

「こうも考えられるんじゃない？　生田が石田を　フクちゃんが生田を　誰かがフクちゃんを」

鈴木「あーそうですね有り得ます」

佐藤「生田さんが譜久村さんとあゆみんを　誰かが生田さんを」

「それもあるね」

鈴木「もしかしたら一人じゃないかもしれないですよ」

「え？」

鈴木「AとBが居たとして　まず亜佑美ちゃんが生田にやられたのは確定として　Aが聖を　Bが生田を」

「なるほどね」

佐藤「どっちにしろ　やっぱりメンバーの誰かがやったんですね・・・」

「そう・・・なっちゃうよね・・・」

まずさゆみと一緒に寝てた佐藤は無いとして
まずは工藤　さっきはかなり意気込んでたけどあれがもし演技だとして
もし犯人ならあの部屋を見て気絶する？気絶も演技？
そんなことまで出来ないよね　工藤は無いと思う

じゃあ目の前に居る鈴木は？
今のこの会話全て演技だとしたら・・・
佐藤にもう一人居たと核心を突かれて一人じゃなくて二人かもと推理を錯乱させるのが狙い？
んーちょっと鈴木は保留かな

次は鞘師
一番初めに犯人はメンバーだと言い出したのは鞘師
もし犯人ならそんな事言う？
一番隠したいことをわざわざ自分から言うのかな

そしてはるなん
石田が殺されたって事ははるなんがずっとあの部屋に居たって事は誰も証明出来ないのは確か
でも気を失うほど頭を打って記憶まで少し飛んでる状態であんなことできる？

最後に小田ちゃん

・・・・・
何も無いんだよね
小田ちゃんが犯人っていう訳じゃなくて　犯人では無いと思わせる何かが何も無い

今のところ確立で言えば小田ちゃんが一番高いのかな・・・

鈴木「なんか・・・静かですね」

「え？　あ　ちょっと考え事してた」

鈴木「いえ　そうじゃなくて　他のメンバー静かじゃないですか？」

「言われてみればそうだね」

佐藤「鞘師さんとはるなんと小田ちゃん」

鈴木は扉をそっと開けて廊下を覗き込んだ

鈴木「誰も居ないですよ　声もしないです」

「あの部屋にいないの？」

鈴木「もう扉閉まってますよ　まさかあの中に入って扉閉めるなんてしないですよね」

「どこいったんだろうね」

佐藤「犯人ならできるかも？」

鈴木「犯人なら・・・出来るの・・・かな？」

「出来なくはない・・・のかな」

鈴木「１階に居るのかもしれないですけどね」

「うん　ちょっと１階行って見てこようか」

鈴木「危なくないですか？犯人・・・いるんですよ」

「逆に犯人なら居場所を掴んでおきたい　って気もするんだよね」

鈴木「じゃあ私も一緒にいきますよ」

佐藤「まさも行く」

鈴木「いや　どぅーの傍に一人いてあげないと」

佐藤「道重さんと一緒がいい」

「じゃあ鈴木がここで一緒に居てあげて　佐藤と行って来るから」

鈴木「・・・はい　でも気をつけてくださいね」

「うん　分かってる」

さゆみと佐藤は１階へ向かった

続ききてたー！さゆ冷静…はるなんせっかく生きてたのに影薄いなｗ

おぉー続き来てた
>>491
SDECE、CIA、モサド
あとは日本と近くて遠い国

佐藤「あ　はるなん寝てる」

はるなんはソファで横になっていた　たった一人で

工藤が気絶したときみんな２階に来たものだと思ってたけどはるなんは来なかったのかな
それともここにもう一度戻ってきたのか

「はるなん？こんなところで寝てたら風邪ひくよ」

佐藤「はるなん起きろー」

佐藤がはるなんの体を揺すった

佐藤「起きろってば！」

さらに揺するがはるなんは目を覚まさない

はるなんは・・・死んでた・・・

佐藤「はるなん・・・・？」

揺する力が弱くなったかと思うとさらに強く揺すり始めた

佐藤「はるなん！ねぇはるなん！」

「佐藤ちょっと待って」

さゆみははるなんの体を調べたけどどこにも外傷は無かった

「もしかして・・・頭を打ったのが今頃・・・」

よく子供が頭を強打したけど元気だから大丈夫と思ったら翌朝亡くなってたとか聞いたことがある
もしかしたらはるなんも同じケースなのかな・・・

っていうかさゆみ　なんでこんなに冷静なの？

いま目の前ではるなんが死んでるのに・・・

３人のあんな死に方を目の当たりにして　犯人がメンバーの誰かだと分かって色々おかしくなってるのかな・・・

はるなんは犯人じゃない　さゆみそう思ってる

はるなんが頑張ってきた姿　さゆみ全部見てたから

昔のさゆみと一緒ではるなんもいつも後列　でも人一倍頑張り屋さん

泣き言とか一切言わずいつも私は大丈夫ですって言う

頑張ったね　はるなん

ﾄﾞｽｯ

佐藤「うぅっ！」

隣に居た佐藤が突然前に倒れた

背中にはナイフが刺さって居る

「佐藤！佐藤！！！」

ﾄﾞｽｯ

そしてさゆみの背中にも何かが刺さった

「なんで・・・だれ・・・痛いよ・・・」

さゆみも佐藤の隣に倒れた

犯人はミキモト

走馬灯ってこんな感じなんだね

思い出がいっぱい見れるんだね

モーニング娘をまた初めから経験してるみたい

・・・

・・・

・・・

楽しかったなぁ・・・モーニング娘・・・

さゆみは居なくなるけどモーニング娘続いていくのかな？

続けて欲しいな・・・ずっとずっと・・・いつまでも

すぐ目の前に佐藤がいる

こんな人懐っこい後輩はじめてだったよ

わがままで人に迷惑ばっかりかけて怒られて

でも・・・可愛かったなぁ

佐藤「みち・・しげ・・・さん・・・・・おねえ・・・ちゃん・・・・だい・・・・すき・・・」

さゆみも大好きだよ・・・まーちゃん
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　BADEND

ｷﾞｬｱｱｱｱｱｱｱ

本編と繋がってないようで繋がってるのでどうしてもこうなってしまったｗ
読んでくれた人ありがとう

ええええ
誰が犯人なんだ

怒涛のBADENDｗｗｗ

やっぱハンガーかハンガーのタイミングか

もしや犯人いっしょ？

生きていた団地妻

たとえば幽霊編とかスパイ編にたいに全く違う話しになっているわけじゃなくて
なんていうか繋がってるんだｗ
そうとしか言いようが無い

他のメンバーの編もやれば色々わかってくるんだけどね
まだ作ってないけどｗ

でもそういう構想を練ってる

どこで選択肢間違えたんだろ

>>514
うおおおお！大作の予感！楽しみ過ぎる

次も楽しみにしてます

実は本編が一番書くにはラクなんだよね
浮かんだストーリーそのまま書けばいいから

でも本編に沿った分岐だと本編との辻褄合わせないといけないからそこがきついｗ
こうしたほうが面白いけど本編や今まで作った分岐ストーリーと辻褄合わなくなるからやむなく却下みたいな

まさかのバットエンド！？

はるなん見せ場なしｗ別ルートでの大活躍期待！

ミステリー編の派生シナリオなんだｗ
悪霊編やスパイ編はまだまだ先かな？

はるなんやっぱり死んでた時になぜかほっこりしたｗ
と思ったらみんなしに出してビビった

どのメンバーにもハッピーエンドがあるわけじゃなくて
こうなる運命は避けられない　みたいなかんじでBADしかない場合もある
今回がそうだったわけだけどね

これ全ルート完結したらゲーム職人降臨してプレイ出来たら素敵だな

>>520
考えてはいるけどミステリー以外自信ないんだよなｗ

とりあえず幽霊編つくるならあの子だなって決めてはあるｗ

何と言うさゆまー愛のバッドエンド

読書大嫌いな俺もハマってるぞ
落とすもんか

>>133からの分岐

ここから一人称視点で主人公を選択できます

　A　三人称のままにする
　B　道重さゆみ
　C　鞘師里保　　　　　　←
　D　未開放
　E　未開放
　F　未開放
　G　未開放
　H　未開放
　I　未開放
　J　未開放
　K　未開放

～～～鞘師里保編～～～

道重「建物内にいないってことは外ってことになるわけだけど」

工藤「この天気で外いきますかね？」

小田「雪が降り出す前に外に出たとか？」

石田「じゃあ雪で帰ってこれなくて迷子になってるってこと？」

「それまずくない？早く探さないと！」

道重「ちょっと待って　石田はいつまではるなんと一緒にいたの？」

石田「えっと　みんなで遊び終わってからはるなんと一旦部屋に戻ったんですよ　それからお互いブログを書き始めて　今日の楽しかったこととか写真とか選んで
　　　　でも気付いたら私寝ちゃってて起きたときにはもう居なかったんでいつ部屋を出たのか分からないんですよ」

生田「下に降りてきたら誰かしら気付くと思うんやけど　階段ここからも見えるけんね」

鈴木「でもみんな順番にシャワー浴びたりしててずっとここに居た人っていなくないですか？」

道重「ずっとここにいた人は居ないけど誰かしらここにいたよね？」

小田「いましたね」

譜久村「もし外に出るとしたら階段降りてこのリビング通らないといけないんで誰かしら気付くはずです」

工藤「でもこの別荘の中にはいない」

佐藤「窓から出たとか？」

道重「２階から飛び降りるの！？」

佐藤「こう木と木をピョンピョンって」

石田「窓から外に出る理由がわからないよ　普通に玄関から出ればいいことだし」

工藤「そもそもみんなに黙って外に行く？誰かしらに声かけるでしょ」

小田「そうですよね　何か理由があったんですかね」

外探しに行った方がいいのかな？
この雪で身動き出来なくなってるとしたら早く行ってあげないと可哀想
でも私まで帰って来れなくなったら余計みんなに迷惑掛けちゃう事になるんだよね
どうしよう
　A　「ちょっと私　外を見てきます！」　　　（←本編に戻ります）
　B　もうちょっと待ってみることにした　　　　←

工藤「ハル外行って探してきます」

道重「え！？本気で言ってんの？凄い雪だよ！」

工藤「だってもし本当に外に居るんだとしたら　こんな天気でやばいですよ！早く見つけてあげないと！」

石田「じゃあ私もいきます」

小田「わたしも！」

私は行かないほうがいいよね　きっと足手まといになっちゃうもん

道重さんがうつむいてしばらく何か考えてる

道重「じゃあこれだけは約束して　決して遠くまでは行かないこと　絶対に離れて行動しないこと」

工藤「はい　別荘の敷地内から出ないようにします」

譜久村「タオルとかありったけのもの探しておきます」

鈴木「あ　これ　テレビの下に懐中電灯ありました　これ持っていって」

道重「待機組みはもう一度別荘の中探してみようか」

佐藤「了解～」

私は待機組みとしてもう一度別荘の中を捜索することにした
待機組は私の他に道重さん　フクちゃん　えりぽん　香音ちゃん　優樹ちゃんで各自別々に別荘の中を探すことになった

玄関から突然冷たい風がこのリビングまで吹き込んできた
外の捜索組が出発したみたいで強い風に煽られて玄関扉が強くバタンと閉まった

大丈夫　あの３人ならきっと大丈夫だよね

じゃあ別荘の中もう一度回ってみよう

みんな１階から探してるみたいだから私は２階から回ろうかな

「私　２階から見てきますね」

道重「うん　お願い」

佐藤「鞘師さん　オバケが出るぞぉ～～～」

「ちょ・・・ちょっとやめてよ！ホントに怖いんだから！」

佐藤「キャハハハ！」

もう！ホント調子いいんだから！

私は２階に来るとまずは一番手前にある道重さんと優樹ちゃんの部屋から調べることにした

調べるといっても人が隠れるようなところはベッドの下くらいしかないみたい

「はるなーん　いるー？」

一応声はかけてみたけどやっぱり返事は無い

私は部屋を出ると他の部屋も順番に同じような手順で探した　でもはるなんはどこにも居なかった

一番最後に調べた私とどぅーの部屋の扉を閉めると　扉の左側　つまり廊下の突き当たりに小さな扉があった

なんだろうこの扉　部屋って感じではないよね　収納かな？

私は小さな扉のドアノブを回した

すると扉が中から押されて勝手に開くと同時に人が倒れてきた

私は驚きすぎて声が出なかった

倒れてきた人　それは頭から出血して意識を失っているはるなんだった

「はるなん！？え？血！？どうしよう！え？血！？血が出てるの！？はるなん？」

私ははるなんの周りを３往復くらいしてた

えっと・・・えっと・・・とりあえず道重さん

「道重さーーーん！」

私の声を聞いて１階にいるみんなが２階に来てくれた

道重「鞘師どうしたの！？」

「こっ　ここっこ　ここにはるなんが！」

生田「えっ！？」

佐藤「はるなん大丈夫？」

道重「はるなん！はるなん！」

道重さんが何度もはるなんの体を揺すった

飯窪「・・・・うぅ・・・」

はるなんの意識が戻った

道重「はるなん！しっかり！はるなん！」

意識が戻ったはるなんは頭を手で押さえた

佐藤「血が出てるよ・・・！」

「そうなの！血が出てるの！」

生田「一体どうしたん！？」

鈴木「早く手当てしたほうが良くないですか？」

道重「フクちゃん　なにか手当てできるようなものある？」

譜久村「あ・・・えっと・・・救急箱がキッチンにあるかもしれません」

道重「ちょっと持ってきてもらってもいい？」

譜久村「は・・・はい　持ってきます」

佐藤「はるなんしっかり！」

「頑張ってはるなん！」

１分ほどでフクちゃんは戻ってきた　手には白い救急箱をもっている

譜久村「持って来ました！」

道重「ありがとう　じゃあやって！」

でも　誰も救急箱を受け取ろうとしなかった

その場に居る全員が互いに顔を見合っている

器用な人が一人も居なかった・・・

佐藤「まさ出来ないよ！」

「え・・わた・・私・・・私も無理です！」

道重「じゃあ鈴木やって！」

鈴木「え！？私ですか！？」

道重「この中では一番出来そうだし」

鈴木「・・・はい・・やってみます」

香音ちゃんは救急箱を受け取ると不慣れな手つきで手当てを始めた

工藤「だれかー！」

小田「誰かきてくださーい！」

いきなり玄関の方から声がした

道重「あっ！帰ってきた！」

佐藤「どぅー達だ！」

道重「鈴木ちょっとはるなんの事お願いね！」

鈴木「はい　行ってあげてください」

道重さんは立ち上がって廊下を走り出した

私　どうしよう　行ったほうがいいの・・・かな

優樹ちゃんも後を追って走り出した

優樹ちゃんも行くの！？じゃあ私も行くー！

階段を降りてリビングを抜けて玄関に着くと全身雪だらけの捜索組の３人が玄関のタイルの上で崩れていた

道重「みんな大丈夫！？」

道重さんがくどぅの服に付いている雪を払い落としている
優樹ちゃんが小田ちゃんを　私が亜佑美ちゃんの雪を払っている

工藤「死ぬかと思ったぁああああああああ！！！！！」

石田「ほんっとヤバイですってこれは！」

「寒かったでしょー？早く暖まって」

私は亜佑美ちゃんの髪にも付いている雪を払っている時どうしても唇に目が行ってしまった

うん・・・厚みがすごくいい・・・

はっ！ダメダメ！何を見てるんだ私はっ！
こんなに近くで見れる事ってあんまり無いからちょっと我慢できなかっただけよ！

小田「もう戻れないかと思ったぁ・・・・・」

道重「ここじゃ寒いからリビングの方に行こう　鞘師！佐藤！毛布ありったけ持ってきて！」

佐藤「アイアイサー！」

鞘師「毛布！持ってきます！」

私と優樹ちゃんは競争でもしてるかのように２階に走った

廊下の奥ではフクちゃん　えりぽん　香音ちゃんがはるなんの手当てをしていた

佐藤「この毛布はまーちゃんが持つのー！」

「どっちだっていいじゃない！一緒なんだからー！」

佐藤「だめなのー！」

抱えれるだけの毛布を持って階段を降りた

あれ！前が・・・見えない！

「あ・・・キャッ！　キャアアア！」

さるさんかな？

メンバーの不器用率ｗ

イラスト描いたりとかとは違うからねｗ

バタン！ゴツン！フワッ

残り数段のところで足を踏み外して下まで落ちたけど毛布がクッションになって無傷だった

佐藤「キャハハハハ！」

「笑ってないで助けてよっ！」

佐藤「毛布で手がいっぱいで助けられませぇーん！」

リビングで寒さで震えてる３人に毛布をかけてあげた
もちろん私は亜佑美ちゃんに　　　ﾌﾌﾌｯ

道重「とりあえずこれで大丈夫だね　はるなん見てくるね」

道重さんはそう言ってもう一度２階に上がっていった

佐藤「そうだ！はるなん見つかったよ！」

工藤「うん今道重さんに聞いた」

佐藤「外を探したのは無駄足だったってことよ」

石田「そういう事言う？普通」

「ひどいねぇ　せっかく頑張ったのにねぇ」

工藤「そういう自分は何やってたんだよ！」

佐藤「キッチンの中探したよ！」

小田「えええ！それだけ！」

工藤「５秒で終わるじゃねーかよ！うちらどれだけ寒い中歩いてきたと思ってんだ」

佐藤「はい　おつかれー」

石田「うっざ！まじうっざ！」

「はるなん見つけたの私！　私はるなん見つけたよ！」

小田「お手柄ですね鞘師さん」

佐藤「ドヤ顔してる」

「いえーい！見つけたぜ！」

工藤「なんであゆみんがドヤ顔してんの」

石田「いやいやしてないし！」

小田「造りがドヤ顔！」

石田「小田ちゃん・・・！！！」

小田「こわーい！」

２階から道重さんとはるなんを手当てしてた３人が降りてきた

石田「道重さん　はるなんの所行っても大丈夫ですかね？」

工藤「ハルも行きたい！」

道重「いや　いま横になったところだからちょっと安静にしてたほうが良いと思う」

小田「そんなに怪我酷いんですか？」

道重「怪我もそうなんだけど」

鈴木「ちょっと記憶が飛んでるみたいなんだよね」

「え？何も覚えてないの？」

譜久村「別荘に着いたところからの記憶が無いみたい」

佐藤「記憶・・しつ　　記憶・・喪失？　記憶喪失！」

生田「病院行った方がいいって言ったんやけどさぁ」

道重「はるなんが大丈夫って言うんだよね」

石田「はるなん変なところで強がるから心配」

工藤「でもとてもじゃないけどこの雪じゃ病院も行けないですよ」

道重「ほんとだよね・・・」

小田「何があったんですかね　飯窪さんに」

生田「収納庫の中で頭怪我して気失って記憶飛んでってどんな状況なん？」

「収納庫の天井に頭思いっきりぶつけたんじゃない？」

石田がいきなり笑い出した

工藤「あんた笑ってる場合じゃないから」

石田「だってはるなんが収納庫の中で一人で頭打って気絶って想像したらなんかおかしくないですか（笑）」

佐藤「ワラッテンジャネーヨー！」

石田「はい　すいません」

鈴木「そもそも収納庫で何してたんだろ」

小田「中に何かあるんですか？」

道重「掃除用具とかいくつかダンボールの箱があったくらいだったよね」

生田「ですね　あ　でも天井はちょっと低かったかも」

鈴木「私じゃ無理だけど道重さんとかはるなんなら手を伸ばせば届きそうですよね」

譜久村「でも頭打つのは無理じゃない？」

道重「ちょっと無理だよね」

「じゃあどこに頭ぶつけたの？」

生田「床とか？」

工藤「滑って転んだのかもしれないですね」

石田「滑るのはよくないね」

生田「ウチと亜佑美ちゃんは一番聞きたくない言葉やけんね」

工藤「でたーこんなときでもスベリーズ」

佐藤「いつでもどこでもスベリーズ！」

譜久村「はい　里保ちゃん」

フクちゃんが紅茶を淹れてくれた

「ありがとうフクちゃんんん！いただきまーす」

暖かい紅茶を飲みながら就寝前の雑談タイム

もうすぐ日付が変わろうとしていた

あれ？ハッピーエンド行ける？

これまで結構なシリアスキャラだったのに
一人称になったら随分りキャラが軽くなったなｗ

でも確かに平時の鞘師のイメージはこんなだわｗ

フクちゃんの紅茶は危険な香り・・・

鞘師里保全

さゆが死ぬシーンで脳内に遠い日の幻影が再生された

>>548
フクちゃんの入れてくれたミルクがいいな

おつおつうううううううううう
ほんと楽しみだこのスレ

石田の唇ばっかり見やがってｗ・・・いつもの鞘師だな

しゅわぽくなシーンもよかったｗ

鞘石シュワポクスベリーズとまんべんなく取り込んでいるなｗ

職人さん上手いなぁ

小ネタ多くていい

今日もくるかな

階段　←　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　→　収納庫　　　
　　　道重佐藤　Ι　譜久村生田　I　飯窪石田　I　鈴木小田　I　鞘師工藤

『来ちゃダメ！！！！！！！！！』

突然の大声に流石の私も飛び起きた

工藤「何ですか今の声！」

くどぅも目を覚ましたみたい

「今の声　道重さんじゃない！？」

工藤「っぽいですよね」

道重「ダメ！こっち来ちゃダメ！戻って！」

「やっぱり道重さんだよ！」

工藤「なんかただ事じゃない感じなんですけど」

私とくどぅはベッドから降りた

小田「どうしたんですか？」

小田ちゃんの声も廊下から聞こえた

道重「小田ちゃん来ちゃダメ・・・」

私とくどぅは扉を開けて廊下に顔を出した

フクちゃんとえりぽんの部屋の前で道重さんが立ってる
道重さんの向こうには優樹ちゃんが驚いた顔をしてる

鈴木「なになに！？」

飯窪「道重さんどうかされましたか？」

小田ちゃん香音ちゃん　はるなんも居る

工藤「あ！はるなんだ！」

はるなん元気になったみたいだね　良かったぁ

道重「みんな戻って・・・・お願いだから・・・」

そう言いながら扉を閉めて部屋の前に立ちふさがった
道重さんの様子がおかしい

小田「道重さん足が血だらけですよ！？」

鈴木「どうしたんですか！？」

小田ちゃんに言われて道重さんの足元を見てみると確かに真っ赤だった

「え！？大変！」

私は思わず飛び出して道重さんの元に走った　私だけじゃなくみんな集まってきた

「違うの・・・さゆみの血じゃないの・・・大丈夫だから」

足元をよく見ると道重さんが怪我をしているわけじゃなくて
部屋の中から血が流れて来ている

ハンガー！誰かハンガー！

工藤「え？もしかして部屋の中から血が流れてきてる・・・？」

鈴木「うそ！？聖？生田？え・・・」

飯窪「嘘ですよね・・・？」

流れるほどの血って・・・私は背筋が凍った
フクちゃん！えりぽん！何があったの！？

「道重さん！そこ開けてください！」

私は思わずそう叫んだ
怖いよ　怖いけど　助けなきゃ！

でも道重さんは首を横に振った

工藤「道重さん！」

鈴木「道重さん！」

小田「開けてください！」

飯窪「お願いします　道重さん！」

道重さんは何度も何度も首を振った
どうして？二人を助けなきゃいけないのに　どうしてなの道重さん！

佐藤「ヤメロー！」

優樹ちゃんはさっきの場所から動いていなかった

佐藤「道重さん泣いてるよ　言うこと聞いてあげようよ」

見ると道重さんの目からは涙がこぼれていた

工藤「でも！」

佐藤「でもじゃない！」

道重「説明するから・・・ちゃんと説明するからお願いだからここから離れて」

工藤「・・・分かりました」
　
そこまで拒むには何か理由があるのかな・・・
ここは道重さんの言う通りにしたほうがいいのかもしれない

「とりあえずリビング行きましょ」

小田「ちょっと道重さんの足を拭くタオル持ってきます」

小田ちゃんは自分の部屋に走っていった

あれ？そういえば亜佑美ちゃんがいない
私でさえ飛び起きたのにまだ寝てるのかな？

小田「これで足拭いてください」

小田ちゃんが部屋からタオルを持って来て道重さんの足を拭いた

道重「ありがとう・・・」

私達はリビングに集まることにした

　鈴木　　　　　　工藤
　　　　テーブル　飯窪
　鞘師　　　　　　小田
　　　道重　佐藤

２時３０分

道重さんからあの部屋で３人が死んでいたという事がみんなに伝えられた

工藤「殺された！？誰にですか！？」

涙が止まらない

悲しい　悔しい　そして何よりも犯人が憎い・・・

くどぅーは怒りで震えてる　はるなんは大粒の涙を流し　小田ちゃんは顔を覆って泣き
香音ちゃんはただ一点をずっと見つめ　優樹ちゃんは下を向いたまま動かない

メンバーそれぞれみんな違う反応をしてる

小田「なんで殺されなきゃならないんですか」

「誰がこんなことを・・・」

鈴木「あの３人が殺されるほど恨まれてるなんてあるわけないでしょ」

飯窪「私もそう思います　きっと狂った通り魔か何かが・・・
　　　あゆみんが居なくなったことにもっと早く気付いてればこんな事にはならなかったのに　ごめんねあゆみん・・・」

はるなんは悪くないよ・・・　悪いのは犯人　絶対許さない・・・

鈴木「亜佑美ちゃんはなんで聖と生田の部屋にいたんだろう」

「はるなん何か知らない？」

飯窪「私が寝ている間に出て行ったみたいなんで何も分からないです」

工藤「はるなんが寝ちゃって寂しいから部屋移ったのかなぁ」

私の部屋に来ればこんな事には・・・ううん他に他意ない

はぁ・・・早く警察来てくれないかなぁ
・・・ん？　警察？

「あ！そうだ警察！警察に電話しなきゃ！」

工藤「そうですよ！なんで忘れてたんだろう」

鈴木「あれ？なんで？電波がない！」

小田「私もです　さっきまではあったのに」

飯窪「雪のせいかもしれないです　雪が降るとTVの映りが悪くなったり携帯の電波が弱くなったりするみたいです」

小田「ここは山奥だからそれが余計に影響しちゃってるのかも？」

「どうするの？警察に電話出来ない！」

佐藤「雪・・・・雪？」

いきなり優樹ちゃんは玄関に走り出した

工藤「まーちゃん！」

道重「え・・・なに・・・・」

鈴木「どうしたの！？」

ガンガンガン

佐藤「開かない！玄関開かないよ！」

小田「もしかして　雪のせい！？」

工藤「外に積もりすぎて開かないんだ！」

「勝手口は？キッチンの勝手口！」

真っ先に小田ちゃんがキッチンに走った

小田「ダメです！開かないです！」

鈴木「ちょっと・・・どういうこと」

「犯人はどうやって逃げたの！？」

工藤「そもそもどうやって入ってきたんですか！」

小田「入ることも出来ない　出ることも出来ない」

鈴木「そしてこの別荘にはここに居る７人しかいない・・・」

ここからの鞘師の変貌が楽しみ

＞私の部屋に来ればこんな事には・・・ううん他に他意ない

さらっとｗ

今からなら唇奪い放題

沈黙が流れた

どういうこと・・・じゃあこの中に犯人がいるって事！？
うそ・・・みんな今まで一緒に頑張ってきた仲間じゃない！
なんでこんなことするの！
許さない・・・許さない・・・絶対許さないからっ！

「誰・・・誰がこんな事したのっ！！！この中の誰かなんでしょ！？正直に言ってよ！！！」

道重「ちょっと鞘師！なに言ってんの？」

「だって３人は誰かに殺されたんですよね？そして出入りが出来ないこの別荘にいまこの７人しかいないんですよ！犯人はこの中に居るに決まってるじゃないですか！」

工藤「私がやりました」

くどぅ！？

工藤「なんて犯人が正直に言うわけ無いじゃないですか」

くどぅはそう言いながらキッチンに向かった　するとステーキ用のナイフを持ってリビングに戻りテーブルの上に置いた

工藤「護身用です　ここに３本ありますけど１本はハルが持ちます　残り２本　欲しい方はどうぞ」

持っておいたほうがいいよね　だっていつ犯人と戦うことになるか分からないもん

「私　１本持ちます」

残り１本だけどなかなか手に取る人がいない

香音ちゃん　はるなん　小田ちゃんで顔を見合っている　優樹ちゃんは初めから参加すらしていなくて道重さんの横でピタッとくっ付いて下を向いてる

小田「誰も要らないなら私が・・・」

工藤「誰が犯人か分からない　でもこの中にいることは間違いない　自分の身は自分で守ります」

くどぅはそのまま階段を登ろうとした

道重「どこ行くの？」

工藤「殺害現場見て来ます　なにか犯人に繋がるヒントがあるかもしれない」

私も見てきたほうがいいよね
だって誰も助けには来てくれない　助けには来れないんだもん
自分で何とかするしかないんだよね

「私も行く　自分で見て自分で判断したい」
私は階段へ歩き始めた
香音ちゃんと小田ちゃんも後を付いてきた

道重「その代わりさゆみは責任はとれないから」

小田「責任？」

道重「やっぱり見なきゃよかったなんてあとで言わないで　さゆみはみんなに見せたくないから必死に止めたからね」

鈴木「自分の意思で見るんで道重さんを責めたりなんかしませんよ」

道重「心を強く持って　じゃないとショックが大きいから・・・」

工藤「分かりました　覚悟しておきます」

私も気を引き締めた

あの部屋の前に来るとまずはひと呼吸置いた

工藤「いまならまだ引き返せますよ」

「私は大丈夫　もう覚悟決めてるから」

工藤「これから人生で一番辛い光景を見ることになるかもしれないけど本当にいいですか？」

鈴木「分かってる」

小田「はい　心の準備は出来てます」

工藤「じゃあ開けます」

くどぅはゆっくり扉を開けた

最初の一瞬に私の目に飛び込んできたものは「赤」だった

辺り一面に飛び散る赤

そして部屋に充満している血の臭い

バタン

何かが倒れる音がした

くどぅがその場で気絶して倒れた

「え！？ちょっと！」

小田「工藤さん！」

鈴木「まじか！」

「大変！道重さん！くどぅーが気絶しちゃった！」

香音ちゃんがくどぅを背負って道重さんと付いて来た優樹ちゃんは一番奥の私とくどぅの部屋に向かった

ここに残ったのは私と小田ちゃんだけだった　はるなんは２階には上がってきてないみたい

小田「鞘師さんどうします？」

「もう一回ちゃんと見てみようと思ってる」

小田「分かりました　私もお供します」

「ありがとう」

私と小田ちゃんは再度部屋の中に視線を向けた

まずフクちゃんが首を切られて頭を奥の方に向けて仰向けに倒れてる
吹き出した血が壁や天井に飛び散っている

フクちゃんの右手前に二人居るんだけど
亜佑美ちゃんがナイフで胸を刺されてる
刺さったままのナイフを握ってるのはえりぽんなんだけど
そのえりぽんも首を切られて亜佑美ちゃんに折り重なるように倒れてて首からあたり一面に血が吹き出していた

「なんなの・・・これ」

小田「生田さんが・・・石田さんを・・・」

「どういうこと？意味が分からないよ」

小田ちゃんが部屋の中に進んだ

「え！？中に行くの！？」

小田「ちょっと気になることがあって」

小田ちゃんは一通り部屋を見回した後　今度は一定の場所だけを何度も見ている

私はそろそろ限界だった

廊下側に一歩下がって視線を部屋から逸らした

「私廊下で待ってるからね」

えりぽんが亜佑美ちゃんとフクちゃんを！？　誰かが３人を殺したんじゃなかったの？
でもえりぽんは一体誰に？
フクちゃんか亜佑美ちゃん？無理だよね

じゃあ亜佑美ちゃんがフクちゃんの首を切ってえりぽんが亜佑美ちゃんを刺してえりぽんを・・・あれ？
えりぽんが亜佑美ちゃんを刺してフクちゃんがえりぽんの首を切ってフクちゃんを・・・ん？
どうしたって最後の一人残っちゃうじゃない

小田「お待たせしました」

「もう大丈夫？」

小田「はい　色々と分かりました」

「何か手がかり見つけたの？」

小田「うーん　・・・とりあえず場所変えません？」

「そうだね　私の部屋はもう使われてるから小田ちゃんの部屋でいいかな？」

小田「はい　そうしましょう」

小田ちゃんの部屋に入ると互いにベッドに腰掛けた

「３人で殺しあったのかなぁ」

小田「シーッ！　なるべく小さい声で話しましょう」

小田ちゃんが口元で指を立てた

「うん　わかった」

小田「まず　犯人はやっぱりメンバーの中にいるみたいですね」

「え！？」

小田「石田さんを殺したのは生田さんで間違いありません　でも譜久村さんと生田さんを殺したのは別の人だと思います」

「なんでそう思うの？」

小田「一つは全員が致命傷ってことです　例えば首を切られた生田さんが最後の力で石田さんを殺害とかありえないってことです」

「うん　なるほど」

小田「もう一つは凶器です　生田さんと譜久村さんは首を切られてます　一方の石田さんは胸を一突き　殺害の手法が違うんです　そしてあの部屋には凶器は石田さんに刺さったナイフしかありませんでした
　凶器が一つで交換しあいながら３人で殺しあうとか有り得ないですよね」

「そうだね」

小田「生田さんと譜久村さんを斬りつけた凶器が無いんです　きっとまだ犯人が持っているんだと思います」

「誰だかわからないの？」

小田「まだ分かりません　それと石田さんに刺さってたナイフはステーキ用のナイフでした」

「え？いま私たちが持ってるこれと一緒ってこと？」

小田「はい　さっき工藤さんがステーキナイフを３本出しましたよね　本当は４本あるはずだったんです」

「そうなの？」

小田「夕飯の後片付け私がやったんですけど　スプーンやフォークをしまうときにステーキナイフが４本あるの見えたんです」

「でもあのときは３本しかなかった・・・」

小田「そうです　いつの間にか一本持ち去られていたんです」

「えりぽんが亜佑美ちゃんを殺すために？」

小田「まだそこは分かりませんけどね」

「残りの３本のナイフを持っているのは私と小田ちゃんとくどぅ　持ってないのは道重さん優樹ちゃん香音ちゃんはるなん」

小田「その持ってないとされてる４人の中に譜久村さんと生田さんを斬りつけた凶器を持ってる人がいると思います」

「そうね　凶器もってるのにわざわざステーキナイフなんて要らないもんね」

小田「鈴木さんは私より先に寝たので可能性は低いと思いますよ　途中で起きたと言われればそれまでですけど」

「はっ！もしかしたらはるなんって頭をどこかにぶつけたと思ってたけど実は同じ犯人に殴られたんじゃない！？」

小田「私も同じこと考えてました　犯人は飯窪さんは死んだと思って収納庫に隠したのかもしれない」

「でもはるなんは生きてた」

小田「でも記憶を失ってるんですよ　犯人にとっては好都合ですよね」

「香音ちゃんの可能性は低い　はるなんは被害者　あと残ってるのって・・・」

小田「道重さんと佐藤さん・・・」

「いつもこの二人一緒にいるじゃない！共犯だったのね！」

小田「それとどうしても分からないことがあと一つ」

「え？」

小田「石田さんです」

「亜佑美ちゃん？」

小田「あの状況からして部屋に遊びに行っていて偶然被害にあったとは考えにくいですよね　だって生田さんに殺されてるんですから」

「争いになることを前提に部屋に行ったっていうこと？」

小田「でも石田さん凶器は何も持っていないんですよ　殺意があって部屋に行ったわけでは無いと思うんです」

「じゃあ何をしに？」

小田「それがさっぱり分からなくて・・・」

バタン

どこかで扉が閉まる音がした

「誰だろう？」

小田「階段の方に行ったみたいですね」

「あっ！ねぇ　はるなんって今・・・」

小田「あ！さっき２階に上がってこなかったから１階に一人？」

「はるなんが危ない！」

小田「行きましょう！」

私と小田ちゃんは犯人に気付かれないように音を立てずに階段の降り口まで来た

１階が見えるところまで降りて身を隠した

するとリビングにいる二人の姿が見えた

道重さんと優樹ちゃんだった

小田「鞘師さん！あそこ！」

小田ちゃんは最大限に声を押し殺しながら指を刺した

道重さんと優樹ちゃんの向こうにソファで倒れているはるなんが見えた

「やっぱり！やっぱりあの二人が！」

小田「ひどい・・・」

道重さんどうして・・・
いつも私のこと可愛いって言ってくれて表には出さないけど凄く嬉しかった
道重さんのこと大好きだった・・・
道重さんが作った今のモーニング娘　道重さんが卒業したら私が頑張って道重さんの意思を繋いで行こうって思ってた
違う・・・あの道重さんは私の知ってる道重さんじゃない・・・
きっと道重さんの姿を借りた悪魔よ

優樹ちゃん
優樹ちゃんもきっと悪魔に操られてるんだよね
私の知ってる優樹ちゃんはそんなこと出来る人間じゃないもん

これは

なるほど

へー、うまいね

みんなで推理と検証したいけど作者さんのじゃまになるよな…

書きにくくなるでしょうなw

何となく誰が誰をが分かって来た

私が悪魔から開放してあげる
これ以上道重さんと優樹ちゃんの手を汚さないで
私が悪魔を殺す！
今やらないと次は私たちがやられる

誰も助けには来てくれない・・・自分の身は自分で守るしかないの
まだ死ねない
私にはまだまだやらなきゃならない事がたくさんあるの

こんなところで死ぬわけにはいかない
私はどんな手を使ってでも生き延びる

やるしかない・・・やるしかないの・・・

私は護身用に持っていたステーキナイフを強く握り締めた

隣の小田ちゃんを見た　

強く頷いてくれた

考えていることは同じみたいね

私たちは階段を一番下まで音を立てずに降りきった

道重さんと優樹ちゃんはこちらに背を向けて倒れているはるなんを見ている

今しかない

私と小田ちゃんは同時に二人目掛けて走り出した

私の大好きな道重さんを返して！！！！！！！！！！

・・・・・

目の前には道重さんと優樹ちゃんが倒れている
そしてその向こうにははるなんがソファで死んでいた

悪魔は倒した　これできっと大好きな道重さんと優樹ちゃんが帰って来るんだよね！

私たちもこれで助かるのよね！

「小田ちゃん　これでいいんだよね　私たちは正しい事をしたんだよね」

小田「これでもう誰かが殺されることは無いはずです」

「うん　香音ちゃんもくどぅもこれで助かる！」

小田「・・・はっ！まだ二人の無事を確認してない！」

「そっか！４人は今まで同じ部屋に！」

小田「行かなきゃ！！！」

来た！その後だ！

鈴木「なにやってんの？」

香音ちゃんの声がして振り向くと　香音ちゃんと意識が戻ったくどぅが階段を降りてきたところだった

「無事だったんだね！よかったぁ・・・」

でも二人は私の後ろで倒れている道重さん優樹ちゃんはるなんを見ている

工藤「なんですか・・・これ・・・」

鈴木「どういうこと！・・・説明して！なんで！？」

「悪魔から開放してあげたの！これできっといつもの二人が戻ってくるの！」

工藤「なにを意味の分からないことを・・・あんた達が犯人だったのかっ！！！！！！」

くどぅはステーキナイフを私たちに向けた

鈴木「そういうことだったのね・・・全部謎が解けたわ！！！」

小田「違うっ！これでみんな助かるんです！もうこんなことしなくていいんですっ！」

「そうよ！もう悪魔はいないの！助かったのよ！」

工藤「うるさいっ！よくもみんなを・・・よくも・・！！！」

鈴木「許さない！絶対許さない！！！」

香音ちゃんは拳を強く握り締めた

「どうして？私はみんなのためにやった事なのよ！こうでもしなきゃ私たちまで殺されてたかもしれないじゃない！！！」

工藤「口では何とでも言えますよ　あんた達が犯人だったんだろ！！！」

私は道重さんに刺さったままのナイフを引き抜いた
小田ちゃんも優樹ちゃんから同じように引き抜いた

「聞き分けの悪い子ね・・・」

小田「やるしかないみたいですね」

くどぅは私に　香音ちゃんは小田ちゃんに襲い掛かってきた

私はくどぅが振り下ろしたナイフをHelp meのコの字ダンスのように軽快に避けた

「そんなんじゃ私には当てれないわよ！」

工藤「うるさいっ！この殺人鬼！！！」

くどうは何度も何度もわたしに斬りかかってくる

間髪入れずに襲い掛かってくるくどぅにわたしは防戦一方でじわじわと後ろに後退していた

「うぅっ！」

くどぅの放った一閃がわたしの頬をかすめた

頬から生暖かいものが首に伝ってきた

くどぅは本気みたいね
やらなきゃ本当に私がやられるかもしれない・・・
せっかく助かったと思ったのに
くどぅのバカ・・・

やってやろうじゃない！
私はまだ死ねない
まだまだやりたいことがたくさんあるの
私は生き残る
私は生きる

私はまだ

「私はまだ死なない！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！」

私はくどぅに斬りかかった

形勢逆転で今度は私がくどぅを後ろへ追い詰める

しばらく一進一退の攻防が続いた

すると後ろに下がっていたくどぅはテーブルにぶつかりそのままテーブルの上に転がった

私はそのくどぅに馬乗りになった

そしてナイフを握っている右腕を刺した

工藤「うあああああああ！！！！！！！！！！！！！」

くどぅは痛さのあまりにナイフを手放した

そして私は両手でナイフを持ち大きく上へ振りかぶった

工藤「や・・・やめろ・・・やめて・・・」

「私は生きる！まだ死ねないの！あなたに殺されるわけにはいかないの
　わたしは・・・わたしは・・・わたしはまだ死なない！！！！！！！！！！！！！」

工藤「やめろぉおおおおおおおおおおお！！！！！！！！！！！！！！！！」

ﾄﾞｽｯ

・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・

小田「鞘師さん！」

「小田ちゃん　無事だったのね」

小田ちゃんの顔は返り血で真っ赤に染まっていた

向こうには香音ちゃんが倒れている

「ようやく終わったね」

小田「はい・・・怖かった・・・」

小田ちゃんは泣きながら私の胸に飛び込んできた

「小田ちゃん　もう大丈夫　全部終わったの」

小田ちゃんは私の腕の中で小さく何度も頷く

「頑張ったね　小田ちゃ・・・・・」

その時私に何かが刺さった

痛い・・・痛いよ・・・・

小田ちゃんが私の胸から離れると私にナイフが刺さっていた

「どうして・・・どうしてなの？」

私生きなきゃ・・・私・・・生きなくちゃ・・・・

小田「最後に生き残るのは・・・・・・ワタシよ
　　　フフフ・・・アハハハッ」

血にまみれたその顔は　笑っていた・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　BADEND

小田さくううううううううううううううううううううううう！！！！！

Help meのコの字ダンスでワロタ

ヌワァァアアアァァァァ！！！

おお
これも悲しい

素晴らしい
イメージ通りのおださくｗ

やっぱりか、小田ちゃんの推理が鞘師を誘導してる感じあったもんなー

このゲームも弟切草もやったことないけどいろんなルートあるのね

まだわからんよ
小田編読むまでは

３人殺しの謎が解けてないからね

この感じだと最初の３人殺したのは小田ちゃんじゃないっぽいな

華麗にナイフをよけるつんく
http://25.media.tumblr.com/tumblr_mapoxeoulv1re9ak7o1_500.gif

>>600
もうかまいたちの夜は全然関係なくなってる
完全に作者オリジナル

最初の３人殺しはほぼ真相が分かった気がする
作者さんに正解かどうか聞いてみてぇｗ

推理が書けないのがもどかしいよねｗ

あまり深読みはよそうw作者さんが書きづらくなるかもしれん

>>605
うんそれはわかる
SEとか付けてサウンドノベル？にしたら怖そうだｗ

新狼かどっかに推理スレ立てたらまずいかなｗ

>>606
同じくだ
あー書きてー

内緒話とか楽しそうかもｗ

新狼もうないだろ？

>>610
是非ともw

>>613
ここが避難所がわりに使われてるっぽい
http://jbbs.shitaraba.net/internet/20619/

ほほお知らなかった
登録しておこう

楽しんでもらえたようで何よりですｗ

そろそろみんな真相分かってきたころかな？
鞘師編は我ながらうまく書けたかなって思ってます

次はあのメンバー編でいきます

あと推理とかしてもらっても全然構わないですよ
推理当たってるからって変えたりしないからｗ
ってかもう変えられないｗ

立てたよ

例えば娘。メンでかまいたちの夜みたいに＠推理スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/20619/1402484756/

なんていい作者さんだ

>>617
おつおつ
わくわくするねぇｗ

>>618
ありがとー

急にレス止まったのはみんな推理スレ行ったのか？ｗ

パート毎に視点が変わるって『街』のテイストもあって二度美味しいな

うむ盛り上がってるw

次はちょっと時間かかりそうです
スレの保全自分も頑張る

>>624
乙ー

こっちも保全しつつ待ってるよー

佐藤「記憶・・しつ　　記憶・・喪失？　記憶喪失！」

↑この元ネタって何ですか？

それはネタではないんじゃないかな

楽しく読んでるわ作者さんおつ
しかしずっと気になってるんだがズッキって同期全員名前+ちゃん付け
というか先輩やどぅーはるなんとか以外基本名前のちゃん呼びじゃなかろうか…
既に前にも書いてる人もいるけどもしやまろかと

>>629
読んでくれてどもです
指摘もさんくす次から変更しておくよ
ちなみにまろじゃないですｗ

>>133からの分岐

ここから一人称視点で主人公を選択できます

　A　三人称のままにする
　B　道重さゆみ
　C　鞘師里保　　　　　　
　D　石田亜佑美　　　　　←
　E　未開放
　F　未開放
　G　未開放
　H　未開放
　I　未開放
　J　未開放
　K　未開放

～～～石田亜佑美編～～～

道重「建物内にいないってことは外ってことになるわけだけど」

工藤「この天気で外いきますかね？」

小田「雪が降り出す前に外に出たとか？」

「じゃあ雪で帰ってこれなくて迷子になってるってこと？」

鞘師「それまずくない？早く探さないと！」

道重「ちょっと待って　石田はいつまではるなんと一緒にいたの？」

「えっと　みんなで遊び終わってからはるなんと一旦部屋に戻ったんですよ　それからお互いブログを書き始めて　今日の楽しかったこととか写真とか選んで
　　　　でも気付いたら私寝ちゃってて起きたときにはもう居なかったんでいつ部屋を出たのか分からないんですよ」

生田「下に降りてきたら誰かしら気付くと思うんやけど　階段ここからも見えるけんね」

鈴木「でもみんな順番にシャワー浴びたりしててずっとここに居た人っていなくないですか？」

道重「ずっとここにいた人は居ないけど誰かしらここにいたよね？」

小田「いましたね」

譜久村「もし外に出るとしたら階段降りてこのリビング通らないといけないんで誰かしら気付くはずです」

工藤「でもこの別荘の中にはいない」

佐藤「窓から出たとか？」

道重「２階から飛び降りるの！？」

佐藤「こう木と木をピョンピョンって」

「窓から外に出る理由がわからないよ　普通に玄関から出ればいいことだし」

工藤「そもそもみんなに黙って外に行く？誰かしらに声かけるでしょ」

小田「そうですよね　何か理由があったんですかね」

鞘師「ちょっと私外見てきます！」

道重「え！？本気で言ってんの？凄い雪だよ！」

鞘師「だってもし本当に外に居るんだとしたら　こんな天気で　やばいですよ！はやく見つけてあげないと！」

工藤「ハルも行きます！」

小田「わたしも！」

私はどうしよう
　A　「じゃあ私もいきます」　　　　　　　　　（←本編に戻ります）
　B　はるなんは別荘の中だと思う　勘だけど　　　←

道重さんがうつむいてしばらく何か考えてる

道重「じゃあこれだけは約束して　決して遠くまでは行かないこと　絶対に離れて行動しないこと」

工藤「はい　別荘の敷地内から出ないようにします」

譜久村「タオルとかありったけのもの探しておきます」

鈴木「あ　これ　テレビの下に懐中電灯ありました　これ持っていって」

道重「待機組みはもう一度別荘の中探してみようか」

佐藤「了解～」

私は待機組みとしてもう一度別荘の中を捜索することにした
待機組は私の他に道重さん　譜久村さん　生田さん　鈴木さん　まーちゃんで各自別々に別荘の中を探すことになった

玄関から突然冷たい風がこのリビングまで吹き込んできた
外の捜索組が出発したみたいで強い風に煽られて玄関扉が強くバタンと閉まった

あの３人大丈夫かなぁ・・・
小田ちゃんいるし大丈夫か　うん

じゃあ別荘の中もう一度回ってみよう

みんなは１階から探してるのかぁ
じゃあ私は２階行ってみようかな

「私　２階から行ってきます！」

道重「うん　お願い」

佐藤「あゆみん　後ろになんかいる！」

「え！？！？」

佐藤「バカがみる～」

「ほんっとサイテー！」

佐藤「キャハハハハ！」

もう！まーちゃんのバカ！

私は２階に来るとまずは一番手前にある道重さんとまーちゃんの部屋から調べることにした

調べるといっても人が隠れるようなところはベッドの下くらいしかないみたい

「はるなーん　おーい！」

一応声はかけてみたけどやっぱり返事は無い

私は部屋を出ると他の部屋も順番に同じような手順で探した　でもはるなんはどこにも居なかった

一番最後に調べた鞘師さんとどぅーの部屋の扉を閉めると　扉の左側　つまり廊下の突き当たりに小さな扉があった

なんだろうこの扉　部屋って感じではないよね　収納かな？

私は小さな扉のドアノブを回した

すると扉が中から押されて勝手に開くと同時に人が倒れてきた

「キャアアア！」

私はドッキリライブ以来の悲鳴を上げた

倒れてきた人　それは頭から出血して意識を失っているはるなんだった

「うっそ！はるなん！？血出てる・・・やだ・・・」

私はどうしたらいいか分からずその場に立ち尽くした

道重「石田！どうしたの！？」

私の悲鳴を聞いたのかみんな２階に上がってきた

「ここにはるなんが！」

生田「えっ！？」

佐藤「はるなん大丈夫？」

道重「はるなん！はるなん！」

道重さんが何度もはるなんの体を揺すった

飯窪「・・・・うぅ・・・」

はるなんの意識が戻った

道重「はるなん！しっかり！はるなん！」

意識が戻ったはるなんは頭を手で押さえた

佐藤「血が出てるよ・・・！」

「痛そう・・・」

生田「一体どうしたん！？」

鈴木「早く手当てしたほうが良くないですか？」

道重「フクちゃん　なにか手当てできるようなものある？」

譜久村「あ・・・えっと・・・救急箱がキッチンにあるかもしれません」

道重「ちょっと持ってきてもらってもいい？」

譜久村「は・・・はい　持ってきます」

佐藤「はるなんしっかり！」

「頑張ってはるなん！」

１分ほどで譜久村さんは戻ってきた　手には白い救急箱をもっている

譜久村「持って来ました！」

道重「ありがとう　じゃあやって！」

「私やりましょうか？」

道重「うん　お願い」

生田「亜佑美ちゃん器用やけんこういうの得意やろ」

鈴木「よく三つ編みとかやってくれるもんね」

石田「こういうのはあんまりやった事無いんで自信ないんですけどね」

工藤「だれかー！」

小田「誰かきてくださーい！」

いきなり玄関の方から声がした

道重「あっ！帰ってきた！」

佐藤「どぅー達だ！」

刑事物語編きたあああああああああああああああ

道重「石田ちょっとはるなんの事お願いね！」

石田「はい　分かりました」

道重さんは立ち上がって廊下を走り出した

まーちゃんも道重さんの後を追った

鈴木「はるなんどう？話せるかな？」

飯窪「・・・はい・・・少しくらいなら」

生田「一体何があったと？」

飯窪「別荘に来て・・・」

鈴木「うんうん」

飯窪「それから・・・」

譜久村「・・・うん」

飯窪「それから・・・」

生田「ん？」

飯窪「思い出せません・・・」

「うっそ！？」

譜久村「何も覚えてないの？」

飯窪「はい　すいません」

生田「頭打った後遺症ってことかいな」

鈴木「やばくない？」

佐藤「毛布ー！毛布くださーい！」

譜久村「部屋から適当に持って行っていいよ」

生田「衣梨も手伝おっか？」

佐藤「おねがいしまーす！」

まーちゃんと生田さんは毛布をたくさん抱きかかえてまた１階に戻った

それとほぼ入れ替わるように道重さんが２階に上がってきた

道重「どう？大丈夫そう？」

飯窪「すいません・・・心配をおかけして・・・」

はるなんの意識はかなり回復していた

道重「だいぶ良くなったね」

鈴木「でも記憶が飛んでるみたいなんですよ」

譜久村「別荘に着いたところから記憶が無いみたいで」

道重「やばいんじゃない！？病院行ったほうがいいよね？」

飯窪「いえいえ大丈夫です　まだちょっとは痛みますけど」

鈴木「でも頭はやばいからしばらくは安静にしてたほうがいいですよね」

道重「そうだね　ベッドで横になってたほうがいいね」

飯窪「すいません　そうさせてもらいます」

「よし　これでおっけーい！」

鈴木「さすが亜佑美ちゃん　きれいに出来てる」

道重「石田ありがとね」

「イェア！」

はるなんは鈴木さんと譜久村さんの肩を借りて私とはるなんの部屋まで行くとベッドに横になった

それを見届けてから私達は１階へ降りた

１階では外の捜索組も含めて楽しそうに雑談していた

工藤「道重さん　はるなんに会いに行っても大丈夫ですか？」

道重「いや　いま横になったところだからちょっと安静にしてたほうが良いと思う」

小田「そんなに怪我酷いんですか？」

道重「怪我もそうなんだけど」

鈴木「ちょっと記憶が飛んでるみたいなんだよね」

鞘師「え？何も覚えてないの？」

譜久村「別荘に着いたところからの記憶が無いみたい」

佐藤「記憶・・しつ　　記憶・・喪失？　記憶喪失！」

生田「病院行った方がいいって言ったんやけどさぁ」

道重「はるなんが大丈夫って言うんだよね」

「はるなん変なところで強がるから心配」

工藤「でもとてもじゃないけどこの雪じゃ病院も行けないですよ」

道重「ほんとだよね・・・」

小田「何があったんですかね　飯窪さんに」

生田「収納庫の中で頭怪我して気失って記憶飛んでってどんな状況なん？」

鞘師「収納庫の天井に頭思いっきりぶつけたんじゃない？」

私は想像したら何かおかしくなって笑ってしまった

工藤「あんた笑ってる場合じゃないから」

「だってはるなんが収納庫の中で一人で頭打って気絶って想像したらなんかおかしくないですか（笑）」

佐藤「ワラッテンジャネーヨー！」

「はい　すいません」

鈴木「そもそも収納庫で何してたんだろ」

小田「中に何かあるんですか？」

道重「掃除用具とかいくつかダンボールの箱があったくらいだったよね」

生田「ですね　あ　でも天井はちょっと低かったかも」

鈴木「私じゃ無理だけど道重さんとかはるなんなら手を伸ばせば届きそうですよね」

譜久村「でも頭打つのは無理じゃない？」

道重「ちょっと無理だよね」

鞘師「じゃあどこに頭ぶつけたの？」

生田「床とか？」

工藤「滑って転んだのかもしれないですね」

「滑るのはよくないね」

生田「ウチと亜佑美ちゃんは一番聞きたくない言葉やけんね」

工藤「でたーこんなときでもスベリーズ」

佐藤「いつでもどこでもスベリーズ！」

譜久村「はい　亜佑美ちゃん」

譜久村さんが紅茶を淹れてくれた

「あっ　ありがとうございます！いただきます！」」

暖かい紅茶を飲みながら就寝前の雑談タイム

もうすぐ日付が変わろうとしていた

階段　←　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　→　収納庫　　　
　　　道重佐藤　Ι　譜久村生田　I　飯窪石田　I　鈴木小田　I　鞘師工藤

楽しかった雑談が終わると私は一人で部屋に戻った

ベッドでははるなんが休んでいる

うん　大丈夫そうだね　一時はどうなるかと思ったけどとりあえず良かった

楽しかったぁ　ドッキリのときもそうだったけど１０人でお泊りとか楽しすぎる

これもドッキリだったり？　

この壁倒れないよね？　倒れてもここ２階ですからね

それにしても　雪すごいなぁ　明日帰れるのかな　帰れなきゃ帰れないでそれもまた楽しそう

だけどマネージャーさんとかに怒られるねきっと

よし　じゃあ寝よっか

「はるなんおやすみー」

はるなんを起こさないように小声で囁いた

自問自答とかしてそうだなw

コナン見てる成果は出るのだろうか

飯窪「・・みん　起きてる？」

わたしははるなんの声で目が覚めた

　A　眠いので寝たふりをした　　　　←　ルートAへ
　B　「起きてるよ」　　　　　　　　　　　　　ルートBへ

目を瞑りながら耳を澄ませた

さささっとベッドから降りる音が聞こえる

そして静かに部屋を出て行った

どこ行ったんだろう　トイレかな？

そっか　怖いから私に付いて来て欲しかったのかな

悪いことしちゃったな・・・

途中で倒れたりしちゃったら大変だし様子見に行こうか

私はベッドから降りて廊下に出てみた

すでにはるなんは居なかった

階段の中腹に差し掛かったところで何やらガサゴソと物音が聞こえる

キッチンの方からだった

はるなん？　トイレじゃなかったのかな？

お腹空いてたのかも？

はるなんはキッチンから出てくるとトイレではなく階段に向かってきた

やばい！こっちきた！

私はなぜか見つかっちゃダメ　みたいなゲームを一人でやっていた

忍び足で階段を上がって部屋に戻った

そして扉を１センチくらい開けてはるなんが戻ってくる様子を覗き見ていた

あはっ（笑）なんか楽しくなってきて一人で笑ってしまった

階段からはるなんが現れた

あれ？なんでコートなんて着てるの？
フードまで被ってる

ここまで来たら飛び出して驚かせてみようと思ったら隣の部屋で立ち止まってしまった

はるなん！部屋間違ってるよ！もう一個隣だよ！

ガチャガチャ

はるなんは扉を開けようとしたけど鍵がかかっているみたいだった

カチッ

しかしロックを外す音が聞こえた

扉がゆっくり開くとはるなんは部屋の中に入っていった

あれ？間違えて隣に行ったんじゃなかったの？

こんな時間に何をしに行ったの？

私は様子を見に隣の部屋に向かった

扉を少しだけ開けてバレ無いように中を覗き込んだ

まず見えたのは寝ている生田さん

向こうの壁の方を向いているので後頭部側が見えてる

左に視線を送るとはるなんの背中が見えた

はるなんの向こうにはこちらを向いている譜久村さん

何か会話してるみたい

飯窪「・・・・・・まで・・・・・・・ですか」

譜久村「違う・・・・・・・・・なの」

飯窪「じゃあ・・・・・・・・・・・・・・・ですか」

譜久村「あの・・・・・・・してて・・・・・・・てたの」

飯窪「それで・・・・・・・・・・・ですか」

譜久村「・・・なさい」

飯窪「許さない！・・・・よ！」

譜久村「うぅっ！！！」

私は悲鳴が漏れないように口を手で押さえた

はるなんが左から右へ腕を振ると譜久村さんの首から血が吹き出した

譜久村さんはそのまま後ろに倒れた

はるなん！？一体どうしたの！？

私はその場から逃げたかった　でも足がすくんで動けなかった

譜久村さんの左手から何かが落ちて右側で寝ている生田さんの方へ転がった

生田さんはいつの間にか起きていた

転がってきた何かを生田さんは拾い上げた

ナイフだった！

生田さんはナイフを構えはるなん目掛けて走り出そうとした

はるなんは譜久村さんを見ていて全く気付いていない

私は自分でも考えられない行動に出た

今まで動かなかった足が急に動くようになった

そして私は・・・

「あぶないっ！！！」

はるなんと生田さんの間に飛び出した

わたしの胸に生田さんのナイフが突き刺さった

生田「あ・・・ゆみ・・・ちゃん・・・」

飯窪「あゆみん・・・？」

私はその場に倒れた

生田「うぅっ！！！」

生田さんの悲鳴が聞こえると私の上に覆いかぶさった

やだ・・・わたし・・・しんじゃうのかな・・・・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　BADEND

>>648より分岐

飯窪「・・みん　起きてる？」

わたしははるなんの声で目が覚めた

　A　眠いので寝たふりをした　　　　　　ルートAへ
　B　「起きてるよ」　　　　　　　　　　 ←　ルートBへ

「起きてるよ　どうしたの？」

おもしろいですはい

あゆみぃいいいいいいいいいいいいいい！！！！！

おもしれえええええええええええ
すげえよ作者さんマジすごすぎるよ
とにかくおもしれえええええええええええ

まーちゃんが鍵だな

朝の保全

ルートＢきた！これでバッドエンド祭りから解放か？ｗ

石田編キテた―！
作者さん乙！

ルートBのだーいし感ならやってくれる・・・のか？

期待するしかない

ハンガーw

だーいしならやってくれるはず

　A　眠いので寝たふりをした　　　　　　ルートAへ
　B　「起きてるよ」　　　　　　　　←　ルートBへ

「起きてるよ　どうしたの？」

飯窪「ううん　なんでもない」

「もしかして頭が痛む？」

飯窪「うん・・・ちょっと　でも大丈夫　さっきよりは良くなってるから」

「ここじゃ大した治療も出来ないから頑張ってとしか言えないんだけどさ・・・」

飯窪「ううんそんな事無いよ　あゆみんのおかげでかなりラクになった」

「それならいいんだけど」

飯窪「じゃあ寝よっか」

「うん　おやすみ」

・・・１時間後

私はなぜか目が覚めた

なんだろうこの感じ　なにか嫌な予感・・・

もしかして　はるなん！

私は隣のベッドを見た

・・・いない

はるなんどこ行ったの！？

私はベッドから飛び降りて廊下に飛び出した

「キャアアア！」

「キャアアア！」

私が飛び出したことに誰かが驚いて悲鳴を上げた
そのことに驚いた私も悲鳴を上げた

道重「石田ぁ・・・びっくりさせないでよ・・・」

「あ・・・道重さん」

道重「どうしたの急に飛び出してきて」

「あの・・・はるなんが居なくて」

道重「え？また！？」

「はい　捜さなきゃと思って飛び出しちゃいました」

道重「心配だね　さゆみも捜すよ」

「ありがとうございます　でも道重さん今何してたんです？」

道重「はるなんの事が気になって収納庫をちょっと見てたの」

「あ　なるほど」

道重「やっぱり頭を打つようなところは無かったね」

「そうですか・・・」

道重「そんな事より早く捜さないとね」

「ですね！」

佐藤「道重さん・・・」

まーちゃんが眠そうな目を擦りながら部屋から出てきた

道重「あ　佐藤起きちゃった？」

「まーちゃん寝てていいんだよ」

佐藤「なにしてんですかー？」

道重「はるなんまた居なくなっちゃったんだって」

佐藤「またかよー迷惑ばっかり掛けやがって」

「まーちゃんがそれ言うの？」

佐藤「うるせーアホあゆみ」

寝起きでも元気なまーちゃんも連れて１階に降りた

３人で手分けして１階を捜した

捜すといっても大きなリビングとキッチン　バストイレと複雑な構造でもないのでそんなに時間はかからない

私はキッチンにいた

大きな食器棚　大きな冷蔵庫　広くて使いやすいシンク

ん？

私はなにか違和感を感じた

今日の分来たー！

A：呪われよ　
B：苦しみを選ぶ　
C：注意　
D：何故あなたは死ぬか

それはそれぞれの家具の配置

何がおかしいかと言われると上手くは説明出来ない

なんか・・・使いにくい配置だよね・・・

食器棚の隣のスペースが無駄に開いている

元々は何か大きな棚とか置いてあったけど撤去した後みたいな感じ

ん？この跡なんだろう？

その開いたスペースの床に横に擦った跡のようなものがある

隣の食器棚を無理やり動かした跡みたいな感じ

もしかしてこの食器棚動くの！？

そしてその裏には隠部屋があったり！？

・・・コナンの見過ぎかな私

でも何かあるような気がする

勘だけど・・・

私の勘・・・私の感・・・だーいし感　　　やかましいわ！

私は食器棚を引いてみた

しかしビクともしない

反対から押せればいいんだけど反対側はキッチンの入り隅になっていて壁になっている

無理か・・・

道重「石田？どうしたの？」

「なんかこの食器棚怪しくないですか？」

道重「あ　なんか動かした後があるね　なんだろうね」

「でも一人じゃビクともしなかったです」

道重「二人でやってみようか」

「やってみますか？」

道重「じゃあいくよ！せーのっ！」

動きそうで動かない

「まーちゃん手伝って！」

佐藤「なになに？」

道重「一緒に引っ張って！」

ガガガガガ

「動いた！」

道重「もうちょっと　もうちょっと頑張って」

佐藤「何かある！」

「なんか入り口が見えてきました！」

食器棚の裏に見えてきたのは１メートル四方の入り口だった

そこは階段の下に作られた隠し部屋だった

佐藤「きゃーわくわくするー！」

道重「凄いね！なんかホラー映画とかに出てきそうじゃない？」

「ええ・・・こわーい」

佐藤「中に階段があるよ！」

「ほんとだ　地下に行く階段だね」

道重「え？もしかして行くの！？」

佐藤「行かないんですか？」

道重「だって飯窪はここに行くの無理じゃない？一人で開けられないんだし」

「確かにそうですよね」

佐藤「えー行きたーい！」

道重「いってらっしゃい」

佐藤「一緒にいくのー！」

道重「なんでよー」

佐藤「あゆみ！懐中電灯持ってきて！」

「なんでわたしが！」

佐藤「はーやーくー！」

私は渋々懐中電灯を取りに行った

「持ってきたよ」

佐藤「じゃああゆみ先に行って」

「なんで私が先頭なの！」

道重「一番行きたがってたのに（笑）」

ドキドキ

だーいし感ｗ

心の声が売る背絵よだーいしｗ

先に行かせるまーちゃんw

すげー本当のゲームみたいな展開だ

幽閉された姫が登場か！？ｗ

仕方なく私は先頭で中に入った
２番目にまーちゃん　最後に道重さんという順だった

中はコンクリート打ちっぱなしの部屋だった
丁度この上が２階に行く階段で天井は階段の勾配に合わせて斜めになっている

部屋の中には地下に行く階段が１つあるだけだった

「本当に行くんですか？」

佐藤「早くいけよ！」

「押さないでよ！」

私は階段の下を照らした

「んーここからじゃよく分からないですね」

佐藤「行って行って」

私は１段ずつ踏みしめるように階段を降りた

階段の半分くらい降りたころ　目の前に上から何かが下りてきた

それに明かりを向けた

おおきな蜘蛛だった

「キャアアアア！」「イヤアアアアア！」「キャアアアアア！」

蜘蛛１匹で阿鼻叫喚になってまた一番上まで戻ってしまった

気を取り直してもう一度階段を降りた

蜘蛛はどこかに行ってしまったみたい

地下室は１０畳ほどの何も無い部屋だった
私は灯りをゆっくりと動かして部屋を一周させた

佐藤「キャアア！！！」

灯りを向けた先にはるなんが倒れていた

道重「はるなん！？」

道重さんがはるなんを抱き起こした

私がはるなんの頭に巻いた包帯は真っ赤になっていた

道重「はるなん！？しっかり！」

佐藤「はるなん！」

道重さんはそっとはるなんを床に寝かせた

佐藤「なんで・・・」

「怪我が悪化したのかも・・・」

道重「とりあえず救急車呼ばないと」

道重さんはポケットからスマホを取り出した
暗闇でスマホの明かりがまぶしく光る

道重「ダメ　電波が無い！」

「地下だからかも？」

道重さんはスマホの明かりを頼りに階段を登って１階に向かった

佐藤「はるなん上に連れて行ったほうが」

「たぶんもう・・・」

佐藤「イヤだぁああああああ」

まーちゃんは泣きながら倒れているはるなんに抱きついた

私も涙が止まらなかった

道重「なんで！」

１階から道重さんの声が聞こえる

道重「なんで電波無いのよ！こんなときに！」

「まーちゃん・・・行こう・・・」

私はまーちゃんの手を引いて階段を上がった

リビングの窓際で道重さんは半泣き状態だった

道重「なんで電波入らないの？なんでよ！」

スマホを窓に近づけて何度も試している

するとまーちゃんがいきなり玄関に走り出した

そしてドアノブを掴んでガチャガチャやっている

佐藤「開かない！開かないよ！」

道重「なんで！？」

雪はもう１メートル以上積もってる　そのせいかもしれない

私はキッチンの勝手口が開くか試してみた

「だめ・・・開かない」

道重「石田　外開きだよ」

何やってんだろう私・・・

次は外に開いてみた

「やっぱりダメです！」

道重「どうしよう・・・」

「とりあえずみんな呼んだほうが良くないですか？」

道重「そうだね　緊急事態だもんね」

私たち３人は２階にあがってみんなを起こしに向かった

道重さんは譜久村さん生田さんの部屋
まーちゃんは鈴木さんと小田ちゃんの部屋
私は鞘師さんとどぅの部屋に向かった

ドンドンドン

「鞘師さん！どぅ！起きて！」

ドンドンドン

「鞘師さん！どぅ！」

ドンドンドン

カチッ

ロックが外れると扉が開いた

出てきたのはどぅだった

工藤「なぁ～にぃ～」

どぅは急に起こされて不機嫌な様子で出てきた

「はるなんが・・・」

私は事情を話した

工藤「嘘だろ・・・？」

私は本当なの　という意味で顔を横に振った

工藤「鞘師さん！起きて！はるなんがっ！」

鞘師さんはまだ寝てた

工藤「鞘師さん！　鞘師さん！」

鞘師「・・・・・やめてっ！！！」

どこかで見たよねこの光景・・・

廊下には既に鈴木さんと小田ちゃんも出てきていた

小田「本当ですか？」

鈴木「まじやばくない？」

向こうでは道重さんが話をしている

相手は部屋の中にいるので分からなかった

私たちは道重さんの元に歩いた

工藤「道重さん　どういうことですか！？」

部屋の中が見えるところまで来ると話をしていた相手は生田さんだった

道重「ちょっと待って　今度はフクちゃんも居ないみたい」

「えええ！？」

小田「生田さん知らないんですか？」

生田「いま道重さんに起こされるまで寝てたけん　起きたら聖いなくて」

佐藤「玄関も勝手口も開かないから外には行ってないはずですよ」

鞘師「開かないってどういうこと？」

「雪が積もりすぎて開かなくなってるんですよ」

工藤「そんなことってある？」

佐藤「でも実際開かないんだもん」

小田「雪国は引き戸か内開きが多いっていうのは聞いたことあります」

「そういえばここって雪国なのに建物が雪国仕様じゃないですよね」

鈴木「そんな事より早く捜さないと！」

私は念のため自分の部屋を覗いてみたけど譜久村さんはやっぱりいない

私を見てまーちゃんが自分のへやを見に行ったけどやっぱりいないみたいだった

鞘師「やっちまったなぁ！」

鞘師「それではるなんはどこで？」

「地下室です」

工藤「地下？」

小田「地下室なんてあったんですか！？」

「うん　たまたま見つけたの　キッチンで」

私たちは全員１階へ降りた

工藤「こんなところに隠し部屋が・・・」

生田「知らんかった」

鈴木「あ　この懐中電灯借りよう」

鞘師「行くの？本当にいくの？」

私とまーちゃんと道重さんはリビングで待っていた
譜久村さんが別荘の中にいない事はもう分かってた
だってさっきも別荘内探し回ったばっかりだったから

外部との連絡も取れない　この雪じゃ外に出ることも出来ない
どうすることもできなかった

地下からは泣き声が聞こえる　
それを聞いた私もまた涙が流れてきた

ﾖｲｼｮ

外開きでﾜﾛﾀ

まーが雪に反応するのは熱いな

>>689
のせいでくどぅの「なぁ～にぃ～」がクールポコにしか見えなくなったｗ

１５分後　リビングに全員が集まった

　小田　　　　　　　　工藤
　石田　テーブル　鈴木
　鞘師　　　　　　　　生田
　　　　道重　佐藤

工藤「とりあえず状況はわかりました　外部と連絡は取れない　出入りも出来ない」

小田「窓から出入り出来そうですけど窓から見る限り出入りがあった様子はないです」

佐藤「なんでわかるの？」

「雪が崩れてないでしょ　１メートルも積もってるんだから人が通ればそこには道ができるはず」

鈴木「見える範囲は一面は平らにきれいに積もってるから人が歩いた形跡は無いよね」

鞘師「じゃあフクちゃんはどこに？」

工藤「分かりません・・・」

生田「はるなんは怪我が悪化したと？」

小田「包帯が真っ赤でしたね　傷が開いちゃったのかも」

佐藤「はるなんはなんで地下室に行ったの？」

道重「用事があって行った訳では無さそうだよね」

はるなんは誰かと一緒に地下室に行った　
あの食器棚はとてもじゃないけど一人で動かせるものではなかったし
私たちも３人でやっと　もしかしたら力があれば二人でも何とか動かせるかもしれないけど

だからはるなんは最低二人で地下室に行った
そしてはるなんは地下室で怪我が悪化して・・・

でも誰かと行ったならなんでその誰かははるなんを助けなかったの？
はるなんを残して戻りまた食器棚を戻す

・・・あ　そっか　戻すにも二人以上必要なんだよね

じゃあ３人で地下室に行って二人で戻ってくる

うーん

そもそも３人以上で地下室で何をしてたのか
なんではるなんの怪我が悪化したのにその場に残して戻ってきたのか

何にせよ　はるなんを見殺しにした人たちがこの中にいるんだよね・・・

そして譜久村さんは行方不明・・・

何なのいったい・・・

鞘師「そもそもあんなところに地下室があるなんて何で知ってたの？」

工藤「そうですよね　今日初めて来たんですよ　譜久村さん以外は」

道重「フクちゃんがはるなんを地下室へ連れて行ったってこと？」

工藤「それしか考えられないかと」

「食器棚が一人で動かせられないんだし　はるなんの他に誰か居た事は確実だと思いますね」

生田「初めに地下室見つけたのは誰なん？」

「私です　食器棚を動かした跡みたいなものがあったんで道重さんとまーちゃんと３人で動かしてみたら入り口が出てきて」

鞘師「３人でやっと動いたの！？」

道重「力ある人なら二人で動きそうだったよね」

生田「見た感じそうですね」

小田「譜久村さんと飯窪さんで行ったとして譜久村さんはなんで飯窪さんを置き去りにしたんですかね？」

鈴木「何か置き去りにしなくちゃいけない状況になったのかも　例えば連れ去られたとか」

工藤「誰にですか？」

鈴木「分からんけどさ」

小田「現に譜久村さんどこにも居ないですしね・・・」

「連れ去るって言ってもここから外に出れないんですよ？」

道重「でも別荘の中には居ないよね？」

鞘師「じゃあやっぱり外に行ったんじゃない？」

工藤「でも外には出れない　窓からも出た形跡は無い」

小田「でも別荘にはいない・・・」

生田「もうわけわからんっちゃ！」

佐藤「あのね　はるなんは外に行こうとしてたんだよ」

道重「なんで分かるの？」

佐藤「だってコート着てたもん」

全員が「あっ」っと声を出した

はるなんは外に行こうとしてた
でも玄関も勝手口も開かなかった

キッチンに行ったときに隠し部屋への入り口が開いていた
一人で地下室に下りてそこで怪我が悪化して・・・

んー色々と無理があるよね・・・

生田「もしかして聖を捜そうとしてたんやない？」

小田「ありえますね」

工藤「別荘の中には居なくて外に行こうとしてたってことか」

「いや　そうだとして　なぜはるなんは譜久村さんが居なくなったこと知ってるの？」

小田「そっか」

道重「生田も起きるまで知らなかったんだもんね」

生田「はい　全然分からなかったです」

もう意味がわからないよ・・・
はるなんに一体何があったの・・・
そして譜久村さんはどこに行ったの・・・

鞘師「ねえみんな　一つ大事なこと忘れてない？」

鈴木「なに急に」

鞘師「はるなんを置き去りにした人　この中に居るんだよ」

それ言っちゃうかぁ～鞘師さん
あえて言わなかったのになぁ・・・

工藤「そう・・・なるのか」

生田「しかも二人ね」

鞘師「そしてフクちゃんをどこかに隠した人もこの中に居る」

道重「どうしてそんなことするの！？」

工藤「理由は分かりませんけどね」

生田「衣梨はちゃうけんね　ずっと寝てたし」

小田「私だって寝てましたよ」

鈴木「いやいや　そりゃみんな寝てたって言うでしょ」

鞘師「正直に言いなさいよ！」

佐藤「嘘つきは誰だー！」

工藤「やっぱり同じ部屋同士が怪しいと思うんですけどね」

生田「せやね　食器棚が二人居ないと動かんし」

小田「私と鈴木さんは違いますよ」

鞘師「うちとくどぅだって違うよ」

道重「・・・え？うちら？ありえないでしょ」

工藤「じゃああゆみんと生田さんか」

「え？わたしが生田さんと共犯とかありえないし！」

生田「聖が同じ部屋にいたのにどうやって亜佑美ちゃんと共犯するん？」

鞘師「えりぽんが寝てたってことを信用するなら　フクちゃんが亜佑美ちゃんとはるなんを呼び出して地下に行ったって言うのが一番辻褄合うよね」

工藤「地下室があることを事前に知ってるのは譜久村さんしか居ないからね」

ちょっと・・・なんでそうなるの・・・
知らない・・・私じゃないよ・・・

鈴木「そういえばさっき最初に地下室見つけたの亜佑美ちゃんだって言ったよね？じつは既に知ってたとか？」

佐藤「あゆみ本当なの？」

小田「地下に飯窪さんを置き去りにして譜久村さんと食器棚を戻してそのあと譜久村さんをどこかに　ってことですか？」

「私じゃない！起きたときにはもうはるなん居なかったの！」

工藤「それを証明できる人は？」

「・・・・・・・道重さん！私がはるなんを捜して廊下に出たとき会ったの！」

道重「確かに会ったけど　それが証明になるのかなぁ・・・」

生田「衣梨が寝てる間に聖が出て行ったって言うんなら衣梨が気付かなくても不思議じゃないし有り得るよね」

「そんな・・・私知らない！　私じゃない！」

鞘師「亜佑美ちゃんなら全て辻褄が合うね　なんでだろう」

佐藤「あゆみ・・・」

鈴木「はるなんを収納庫で見つけたのも亜佑美ちゃんだったね」

小田「なんか都合がいいように感じなくもないような」

工藤「あゆみん　譜久村さんはどこ？」

「知らないってば！私じゃないよ！」

みんなが私を見る目つきが・・・怖い・・・

冷たくて鋭い　犯罪者を見る目　軽蔑してる目つき

なんで私なの・・・なんでこうなるの・・・

道重「石田・・・どうなの？本当のこと言って！」

「違う・・・私じゃないっ！！！！！！！私じゃない！！！！！！！」

工藤「暴れだしたっ！押さえて！」

私は右手を鞘師さん　左手を小田ちゃんに押さえられた

工藤「とりあえず地下室に！」

生田「香音ちゃん！」

生田さんと鈴木さんが食器棚を動かしに行った

私は両腕を引っ張られて地下室の入り口まで引きずられ中に放り込まれた

「私じゃないってばっ！！！！！」

そんな叫びも虚しく食器棚は閉じられた・・・

だーびるどうなっちゃうんだ

だーいし…

暗い・・・何も見えない・・・

怖いよ・・・

私はスマホを取り出して僅かな灯りを求めた

どうしよう・・

このまま私どうなっちゃうの？

私は階段を降りた

怖い

さっき３人で来たときとは比べ物にならないくらい

はるなんがいる

はるなん・・・助けて・・・

はるなんの手を握った

冷たかった

はるなん・・・私どうしたらいいの？

このまま・・・はるなんと一緒に・・・

飯窪（あゆみん・・・あゆみん・・・）

え？はるなん？

私ははるなんを見た
でもはるなんは冷たくなって動かないまま

飯窪（あゆみん・・・）

はるなんどこなの？

飯窪（あゆみん・・・まだ諦めちゃだめだって）

でも・・・一人じゃここから出れないし・・・

飯窪（必ず助かる　みんなを信じて）

でもみんなは私が犯人だって・・・

飯窪（思い出してみて　さっきのみんなでの会話）

さっきの・・・会話？

飯窪（よーく思い出してみて　きっと犯人が分かるから）

う・・・うん

飯窪（大丈夫　そろそろあの子も気付いてるんじゃないかな）

あの子？

飯窪（きっと助かるから　元気出して）

まさかの飯窪ゴースト

新手のスタンド使い？

解決に向かいそうな展開

推理スレで絶賛推理中だけど楽しいわｗ

推理する習慣がないからさっぱりわややけど楽しいｗ

>>710
うんうん
推理スレは正解かも知れないね

はるなん？　はるなん？

それっきり声は聞こえなくなった

ほんの少しはるなんの手が暖かくなってるような気がした

１時間くらい経ったかな

こんなに長い１時間は初めてかもしれない

さっきの会話をずっと思い出してた

でももし犯人が分かったとしてどうやってここから出るの？

はるなんが言ってた「あの子」が助けに来てくれるの？

私はもう一度階段を登って入り口にやってきた

開いてるわけないよね・・・

私は食器棚の裏側に当たる部分　背板を触ってみた

ん？・・・んんん？

スマホの灯りを当ててよく見てみた

背板が５０センチ四方でくり貫いてあって内側を板で塞いである

板を取れば何とかくぐれそうだけど内側から何かで留めてあるみたい

んーやっぱりこっちからは出れないかぁ

小田「シーッ！静かに！みんなに気付かれないように」

佐藤「二人で動くかなぁ」

え！？小田ちゃんとまーちゃん！？

小田「やってみましょう　せーの！」

・・・・・

佐藤「だめだぁ・・・」

小田「もう一人いればなぁ・・・」

もしかして開けようとしてくれてるの？

佐藤「みんなは開けちゃダメって言うから他に誰も頼めないよ」

小田「んーどうしよう・・・」

「まーちゃん・・・小田ちゃん」

佐藤「ん？あゆみ？そこにいるの？」

小田「石田さん？」

「下の戸棚開けてみて」

小田「はい　開けましたよ」

「背板の部分が外れそうなんだけどそっちから見てどう？」

佐藤「あ　奥に一枚板があるよ」

小田「真ん中に棚が一枚あって上下２段に分かれてるんです　この棚を取れば奥の板が外れるかも」

「それ取れそうかな？」

小田「こういう棚は大体下から押せば・・・ほら取れました」

佐藤「あゆみ取れたよー」

「じゃあ押すねー」

板は内側にあっけなく倒れた
真ん中の棚がつっかえ棒になっているだけだった

その先にまーちゃんと小田ちゃんの顔が見えた

佐藤「あゆみ！」

小田「石田さん！よかったぁ！」

「ありがとう二人とも・・・」

佐藤「あゆみ　手伸ばして　引っ張るから」

私はまーちゃんと小田ちゃんにキッチンへ引っ張り出してもらった

１時間ぶりの光は痛いほど眩しかった

「他のみんなはどうしたの？」

小田「みなさん２階にいます」

佐藤「小田ちゃんがあゆみは犯人じゃないって　だから助けようって」

小田「さっきはすいませんでした」

「ううん　いいの　助けてくれたからチャラだね」

小田「部屋に戻って色々考えてたらあることに気付いたんです」

石田「あること？」

小田「道重さんに言ったら　私は何とも言えない　でも小田ちゃんが開けたいって言うなら止めはしないって」

佐藤「まさも開けるって言ったら　見なかったことにしてあげるから行ってきなって」

「道重さん・・・」

まーさくぅ！

wktk

だめだ泣きそうなほどおもしろい
こんな優良スレほかにあるか

ゲームでやりたい

これ一人の作者さんが書いてると思うと凄いな

そして推理スレの盛り上がりｗ

ノベルスレで少し前にハマったやつあったんだけどな
忘れちゃったな

推理スレの推理してる人視点が鋭い人ばっかりだしオレは茶々入れるくらいしかできん
スゲーわ作者さんも推理してる人も

小田「それで気付いたことなんですけど　さっきの会話思い出してみてください」

はるなんと同じこと言ってる
もしかしてはるなんの言ってた「あの子」って小田ちゃんのこと？

小田「＞道重「力ある人なら二人で動きそうだったよね」
　　　＞生田「見た感じそうですね」
　　　
　　　まずこの会話　それと

　　　＞鞘師「はるなんを置き去りにした人　この中に居るんだよ」
　　　＞生田「しかも二人ね」

　　　これです」

「二人・・・」

小田「道重さんは食器棚が力があれば二人で動きそうって言ったのは実際に３人でやったからです
　　　動かしたことがない生田さんがどうして二人で動きそうなのが分かったんでしょう」

「うん・・・確かにおかしいよね」

小田「そして食器棚を動かせるのが力があれば二人ってだけで
　　　置き去りにしたのは３人かも４人かもしれない　なのに二人って断言してるんです」

佐藤「それは何故かってぇ？それは生田さんが実際に二人でやったからであ～る！

小田「でもこれだけじゃ石田さんが犯人じゃないとは言い切れません　生田さんともう一人が石田さんって可能性があります」

「まって！そこは私に言わせて！１時間地下室で考えたの！
　＞生田「聖が同じ部屋にいたのにどうやって亜佑美ちゃんと共犯するん？」
　
　これ　はるなんが地下室に閉じ込められたのと譜久村さんが居なくなった時系列知ってる人っていないはずだよね？
　どちらの件が先に起きたのか誰も知らないはず　でも生田さんは「聖が同じ部屋にいたのに」って断言してる
　生田さんずっと寝てたって言ってたよね？　
　はるなんが閉じ込められた時間も知らないはずなのになんでその時間に譜久村さんが部屋に居たこと知ってるの？」

小田「私も同じ考えです　生田さんは起きてたんです　起きてたなら譜久村さんと石田さんの共犯は無理です
　　　でも譜久村さんが寝てれば生田さんと石田さんなら出来るかもと思いました
　　　でも＞生田「聖が同じ部屋にいたのにどうやって亜佑美ちゃんと共犯するん？」で譜久村さんが起きてたことを暗に認めてます
　　　よって生田さんと石田さんの共犯は無理です
　　　残ったのは生田さんと譜久村さんです」

「そして譜久村さんは居なくなった　行方は生田さんが知ってる・・・というわけね」

小田「そう思います」

佐藤「おまえらなかなかやるではないか！」

「ドヤッ！」

小田「でた造りがドヤ顔！」

「これは造りじゃなくて本当のドヤ顔！」

佐藤「よし！じゃあ犯人はお前だ！大会しよ」

「なにそれ？」

佐藤「あゆみはキッチンに隠れてて　みんな呼んでくるから」

「う・・・うん」

まーちゃんと小田ちゃんはみんなを呼びに２階へ行った

数分後全員がリビングに降りてきた
私はリビングに身を隠している

まーちゃんと小田ちゃん以外の全員がソファに座り　二人は立っている

道重「なにが始まるの？」

工藤「もう　手短にね」

佐藤「ただいまより　犯人はお前だー！大会をします」

鈴木「なにそれ？」

鞘師「フクちゃんと亜佑美ちゃんじゃないの？」

生田「はよしてやー」

小田「じゃあ始めますね」

小田ちゃんはさっきの推理を全員に話し始めた

佐藤「つまり犯人はぁ～？」

私はここでキッチンから飛び出した
足音に気付き全員がこちらを向く

「生田さん！あんただっ！ドヤッ！ドヤッ！」

き・・・決まった・・・！

ドンッ

生田さんはテーブルを拳で叩いてうなだれた

生田「衣梨は聖を助けたんや！　あの時・・・偶然目が覚めたとき聖とはるなんが言い争いしとった・・・
　　　はるなんは記憶が戻ったみたいやった　二人の喧嘩やから寝たふりして気付かない振りしとった
　　　そしたら二人はどんどんエスカレートして急に聖が「何するの！？」って言うたから衣梨は振り向いた
　　　はるなんは聖にナイフを向けていた
　　　衣梨は咄嗟に近くにあった石でできた灰皿を手に取ってはるなんを殴った
　　　聖が危ないと思ったから咄嗟やった・・・
　　　動かなくなったはるなんを見て聖が地下室に運ぼうって言った　だから運んだ」

「そんなことが・・・」

生田「部屋に戻ったら二人でこれからのこと相談しよった
　　　そしたら聖は「殺したのは聖じゃない」って言いよった
　　　腹が立った
　　　聖のためにやったことやのに・・・
　　　聖は衣梨一人に責任を押し付ける気やった・・・
　　　悔しくて悔しくて・・・悲しくて・・・
　　　さっきはるなんを殴った灰皿を手にとって・・・殴ってしまった・・・」

みんな泣いてる・・・誰も生田さんを責めなかった

鞘師「それで・・・フクちゃんは今どこに？」

生田「部屋の窓から外に・・・もう雪で埋まっとるよ」

・・・・・
・・・・・
・・・・・

生田さんの言うとおり部屋の真下の雪を掻き分けると譜久村さんを発見した

はるなんと譜久村さんは次期リーダーについて争っていたそうです

お互い思うところはあったんだろうけど共通して言えるのはモーニング娘のことを愛するが故ってこと

生田さんがはるなんを咄嗟の事とはいえ殴ってしまったのも９期愛があったからこそだと私は思ってます

愛ある故に悲しい事が起こってしまうこともあるんですね

でも私はこれからもモーニング娘を愛し続けます
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　See you ayumin
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　END

なんでえりぽん関西弁なんｗ
シリアルな内容なのにシーユーアユミンは止めてｗｗｗ

あゆみんｗｗｗｗｗｗｗ

うおおおおおおおおおおおお
おっつうううううううううううううううううう

モーニング娘のあとに。が付かないのは何か意味があるのだろうか

読んでくれたかたどうもです

かなり突貫で仕上げたんで細かいミスは割愛よろです

今回は頭を使うストーリーにしてみました

乙！
確かに博多弁って難しいよね・・・

おつおつー
複雑になってきて大変だろうけど頑張ってください

ここまでちゃんと整合性が取れてるのがすごすぎる

おんもしれー！Bパートまであってどんどん世界が広がっていくね
乙乙！

リアルタイムで推理しながら読めるのが最高に幸せ

恐るべきリーダー争い

○○編書きたいってひといたら書いてもらってもいいですよ

形はできるけど文書にできないorz

こんだけ完成度の高いスレだとおいそれと書けないわｗ

遠慮しないでどんどん書いてくれ！読みたい読みたい！

むしろこのスレをゲーム化したいです先生…

ゲーム化wktk

後のメンバーになればなるほど先に書いたメンバーとの時系列合わせがしんどいｗ
まだ次のメンバー誰書くか決まってもいないんだけど遅くなっても書くつもりなんでそれまでスレ保全自分も頑張ります

>>747
先に書いたメンバーとの　×
先に書いたストーリー　　　

今さっきスレ見つけてずっと読んでしまった
面白いね～
リーダー争いの内容が詳しく知りたいわ

なんか気分的にもう何スレも消費した気になってたわｗ

だーいしはブログに顛末を書いたんだろ
モーニング娘。は続くEND

>>750
実質推理スレもあるから２スレ同時進行だしｗ

構想があるなら他の人も別の○○編で書いていってほしいな

はるなんの不憫感とだーいしのだーいし感とまーちゃんの物語動かし感は異常

設定を渡すから誰か書いてくれってのはおk？

>>755
書いてほしい設定とかはどんどん出していいんじゃね
上の方でもよくやってるし刺激されて書いてくれる人出てくるかもしれんし

俺も俺もとやると廃る法則

内容被んないなら大丈夫だと思うけどね

このペンションの間取り誰かまとめてくれると助かる
自分の感覚だけだと自信ない
どうしてもシュプールの間取りから離れられない

悪霊編だとまーちゃんが取り憑かれる展開しか思いつかないｗ

朝の保全

実に面白い

ガリレオさんが来た！今度の推理は的中するぞ！

さっぱりわからない

保

田

結

婚

保田編フラグ立てんなw

死に顔がやたら浮かぶわｗ

あのー犯人わかっちゃったんですけどぉ

犯人はヤス

分岐解放後は石田生存ルート（石田編Ｂ）でＥＮＤを迎えることができたけど
石田死亡ルート（石田編Ａ→道重編→鞘師編）ではまだ全部ＢＡＤＥＮＤだけなんだよな
石田死亡ルートも今後の主人公選択で謎が解明するＥＮＤがあるのかな

>>773
例えば小田編とか？

オールハッピーエンドはフクちゃん編じゃないかな

ヤスって何であんなにボスに協力的だったんだろうな
あの立場だし、ボスが真相に近づきかけたらいくらでもミスリードできたはず
というか地下迷宮でボスごと・・・ってことだって可能だったろうに

なんだよポートピアかよ
保田編かと思ってちょっと考えたわ

この別荘の間取りが分からん
一階は北にキッチンその隣北西側にバストイレ北東に階段
リビングと玄関の位置が分からん
二階は一例に部屋が並んで居るんだよね？五部屋
それぞれの部屋の間取りがはっきりしない

本編１作で終わる予定でしかもほぼ１日でザーっと書いたから詳しい間取りはぶっちゃけ決めてない

一階は北にキッチンその隣北西側にバストイレ北東に階段
南に玄関中央にリビング　　　←リビング通らないと玄関に行けないため

階段は踊り場無しの回り階段　　　←道重が上から下まで落ちたため

二階は東が廊下で北から道重佐藤　順に南に鞘師工藤　

寝室は東西に長めのワンルームで西窓

ってことにしとこうか

>>779
説明が分かりにくかったね

南に玄関中央にリビング　　　←リビング通らないと玄関に行けないため　×
　　　　　　　　　　　　　　　　　　階段から玄関に行くにはリビングを通らないと行けないため　○

成る程
ダイニングとかはないんだ
ごはんはリビングで食べた感じかな？

その辺も含めて今後読んでいけばいいのでは？ぶっちゃけ決めてないってあるんだし

推理物だと結構間取りが重要だから気になったんだ
譜久村が居なくなった時に建物内に隠されているもしくは隠れている場所があるかもって推理スレでなってたからね

>>781
ご飯食べるシーンが無いから決めてない
そこは読み手さんの想像でよろしいかと

この物語のイメージって読み手さんによってそれぞれ違うと思うんだけど
みんな違うイメージ持っててもらっていいんですよ

ソファが赤なのか黄色なのか茶色なのか
テーブルは木製なのかガラス製なのか
書かれていないことは読み手さんのイメージで決めてもらったほうがいいと思います

設定ミスはあちこちにあると思います
ド素人が１５年ぶりにサウンドノベル的な小説書いてるんで粗をさがせばいくらでも出てきます
その辺踏まえて読んでいただけると嬉しいです

ってことで今あのメンバー編のストーリー作ってます
今日中に冒頭くらいは貼れるように頑張ります！

ﾜｸﾜｸ

気軽に楽しむ事にするよ

乙ぽん

10年くらい前に｢街れす｣っていう
サウンドノベルスレがあったけど
狼だったか羊だったか

久しぶりにこういうの読めて嬉しい

辻っ子のお豆さんのサウンドノベルシリーズか懐かしいな
むすめたちの夜とか今でもどこかに残ってるんだろうか

>>133から分岐

ここから一人称視点で主人公を選択できます

　A　三人称のままにする
　B　道重さゆみ
　C　鞘師里保　　　　　　
　D　石田亜佑美　　　　
　E　飯窪春菜　　　　　　←
　F　未開放
　G　未開放
　H　未開放
　I　未開放
　J　未開放
　K　未開放

～～～飯窪春菜編～～～

・・・・・・

道重「・・なん！しっかり！はるなん！」

・・・道重さんの声が聞こえる・・・

痛いっ！・・・・頭に激痛が走った

佐藤「血が出てるよ・・・！」

え！？私血が出てるの？

石田「痛そう・・・」

生田「一体どうしたん！？」

鈴木「早く手当てしたほうが良くないですか？」

みなさんが私を心配してる・・・
私どうしたんだろう・・・

道重「フクちゃん　なにか手当てできるようなものある？」

譜久村「あ・・・えっと・・・救急箱がキッチンにあるかもしれません」

道重「ちょっと持ってきてもらってもいい？」

譜久村「は・・・はい　持ってきます」

佐藤「はるなんしっかり！」

石田「頑張ってはるなん！」

私そんなにやばいのかなぁ・・・

１分ほどで譜久村さんは戻ってきた

譜久村「持って来ました！」

道重「ありがとう　じゃあやって！」

石田「私やりましょうか？」

道重「うん　お願い」

生田「亜佑美ちゃん器用やけんこういうの得意やろ」

鈴木「よく三つ編みとかやってくれるもんね」

石田「こういうのはあんまりやった事無いんで自信ないんですけどね」

あゆみんが手当てしてくれるのね　なら安心

工藤「だれかー！」

小田「誰かきてくださーい！」

くどぅと小田ちゃん？　一体どうしたんだろう

道重「あっ！帰ってきた！」

佐藤「どぅー達だ！」

道重「石田ちょっとはるなんの事お願いね！」

石田「はい　分かりました」

道重さんは立ち上がって廊下を走り出した

道重さんがどこかに行ったみたい　それともう一人足音がしたかな

鈴木「はるなんどう？話せるかな？」

「・・・はい・・・少しくらいなら」

生田「一体何があったと？」

「別荘に来て・・・」

鈴木「うんうん」

「それから・・・」

譜久村「・・・うん」

「それから・・・」

あれ？私何してたっけ？
そもそも何で私怪我してるの？

生田「ん？」

「思い出せません・・・」

石田「うそ！？」

譜久村「何も覚えてないの？」

「はい　すいません」

生田「頭打った後遺症ってことかいな」

鈴木「やばくない？」

私は頭打ったのね・・・覚えてないけど

佐藤「毛布ー！毛布くださーい！」

譜久村「部屋から適当に持って行っていいよ」

毛布なんか何するんだろう？

生田「衣梨も手伝おっか？」

佐藤「おねがいしまーす！」

まーちゃんと生田さんは毛布を持ってまたどこかへ行ったみたい

私はゆっくりと目を開けてみた

私は譜久村さんと鈴木さんに支えられていた

後ろで誰かが私の頭に包帯を巻いている
きっとあゆみんかな？

道重「どう？大丈夫そう？」

また道重さんがやって来た

「すいません・・・心配をおかけして・・・」

道重「だいぶ良くなったね」

鈴木「でも記憶が飛んでるみたいなんですよ」

譜久村「別荘に着いたところから記憶が無いみたいで」

道重「やばいんじゃない！？病院行ったほうがいいよね？」

「いえいえ大丈夫です　まだちょっとは痛みますけど」

鈴木「でも頭はやばいからしばらくは安静にしてたほうがいいですよね」

道重「そうだね　ベッドで横になってたほうがいいね」

「すいません　そうさせてもらいます」

石田「よし　これでおっけーい！」

鈴木「さすが亜佑美ちゃん　きれいに出来てる」

道重「石田ありがとね」

石田「イェア！」

私は鈴木さんと譜久村さんの肩を借りて私の部屋らしき部屋まで行くとベッドに横になった

鈴木「じゃあうちら１階にいるからね」

譜久村「何かあったら呼んでね」

「ありがとうございます」

みなさんが部屋を出たあと私はベッドで休みながら記憶を取り戻すため思考していました

譜久村さんのお父さんにこの別荘まで送ってもらって明日の昼頃迎えに来るといって譜久村さんのお父さんは親戚の家へ

別荘の中を一通り見て周って

・・・そう私はあゆみんと同じ部屋にしたんだった　確か真ん中の部屋だったはず

道重さんとまーちゃんは階段上がってすぐの部屋のはず　他のみなさんは・・・ちょっと思い出せないなぁ

その後何したんだっけ・・・・

・・・・・
・・・・・
・・・・・

思い出せない・・・

１階からまーちゃんの大きな笑い声が聞こえる

楽しそうだなぁ

私も楽しくお話したかったな

なんでこんな怪我したんだろう・・・

この作者さんの過去作読みたいと思ったけどサウンドノベルぽいのは久しく書いてないのだな
他の形式のでもいいからどっか残ってないかね

頭の痛みはかなり良くなってきたみたい

あゆみんの応急処置が良かったんだねきっと

器用だからねあゆみんは　ガサツなところもあるけどね

おっちょこちょいでおバカさんで面白かったり思いっきりスベったり
子供みたいな喧嘩したり変顔したり八つ当たりしたり蓋投げたり
だけど根はすごく真面目

レッスンになると目つきが変わるし　ダンスもいつも丁寧に教えてくれる

あゆみんが同期で良かったよ　くどぅとまーちゃんとはちょっと歳が離れてるから
丁度真ん中にあゆみんが居てくれてパイプ役になってくれたというか
うん　とても感謝してます

道重さんが卒業したらきっと今より大変になる
最年長として私も頑張らないとね
10期だけでも纏めるの大変なのに不安だけど
そこは譜久村さんとも協力して頑張るしかないね

譜久村さんとあゆみん同い年なんだよね
こうも違うものなのかな
でもそれがあゆみんのいい所でもあるのかな

次期リーダーはきっと譜久村さんだと思うけど
今サブリーダーの私にも少しは可能性あったり？
モーニング娘。のリーダーかぁ
プレッシャーだな・・・

譜久村さんもすごいプレッシャー感じてるんだろうね
なんたって道重さんの次のリーダーだもん
色々比べられちゃうしね

リーダーか・・・
リーダーになれば今よりも前に出れるチャンスは増えるよねきっと
パフォーマンスに自信がない分私はそっちで頑張りたいのが本音
譜久村さんはパフォーマンスも凄いしリーダーじゃなくてもたくさん目立てる

・・・え？ちょっと待って・・・
何か思い出せそう・・・

リーダー？

リーダー・・・

リーダーの事で何かお話ししたような・・・

誰とだっけ・・・

ここまで来てる　ここまで来てる　んーなんだっけ

リーダー・・・譲らない・・・譲る気はない

（譲る気なんか無い！）

そう！

たしか廊下で譜久村さんに会ってお話ししてたらリーダーの話になって

（次のリーダー頂きますよ）

譜久村（次は私だよ！）

（いいえ　譲りませんよ）

譜久村（聖だって譲る気なんか無い！）

初めは軽い感じでお話ししてたんだけどちょっと本気になっちゃったんだよね

それからどうしたんだっけ・・・

その後本気の言い合いになっちゃって譜久村さんに肩を押されて・・・

私も叩いちゃったんだっけ・・・

掴みあいになっちゃって　ちょっと押されてその時足がもつれて・・・

頭に痛みが走った

そう・・・そうだ　思い出した

倒れた拍子に何かに頭をぶつけて　気付いたら道重さんの声がした

その間私は気を失っていた・・・

私は確か譜久村さんの部屋の前辺りで頭を打ったはず

でも何故か・・・あそこは・・・確か収納庫？

私はあの中にいたの？なぜあんな所に？

もしかして・・・譜久村さんが！？

頭を打って気を失った私を譜久村さんが収納庫の中に！？

なぜ私を隠したの？

なぜ助けてくれなかったの？

死んだと思った？

若しくは死んでもいいと思った？

そう・・・だから助けてくれなかった

だから私をあんな所に放置した・・・

私が居なくなれば次期リーダーは確実だから？

私が死ねばかえって好都合

だから私を助けてくれなかった

そうまでしてリーダーに・・・

次期リーダーが確実になるから・・・

私のことを死んでもいいと思った・・・

リーダーになるため・・・そのために私を・・・

ひどい・・・

許さない・・・

絶対に許さないから・・・

絶対に・・・

春菜の野望

はるなん編来たか
これがすごく読みたかったんよ

連続殺人の発端にして中核だからな
そしてここで飯窪編が来たからまた先が読めなくなった

おいおいここ今の狼では考えられないくらいの超絶良スレじゃねーか！
遅ればせながらつい一気読みしちまったぜ
娘ヲタじゃあないが今後も微力ながら応援を兼ねて保全させてもらうぜッ！

はるなんリベンジ

はるなん生きて！

だーいしが手当すると意識がはっきりしちゃって考えなくてもいいことまで考えてしまうのかな

誰に手当てさせるかの選択肢で不器用メン選ぶとそのまま死ぬとかかなｗ

飯窪さんのことだから好みの子に手当されたほうが出血多量を起こしたりしそう

飯窪さんそんな人だっけ…

まーちゃんに脳をいじられるめし窪

香音、だーいし以外にやらせたらどうなるのかちょっと気になる

最後はフクちゃん編かな

>>815
マミーはるなん見たいｗ

ﾉハ*ﾟゥﾟ）＜まーちゃんそこちがっ・・・うっ！

事件の根本の部分でちょっと色々と時間かかってます
待ってくれているかたごめんなさい

乙
ゆっくりでいいよ

無理せず頑張ってくれ
待ってる間も楽しいから

>>818
ピンクのしおりきたあああああああああああ・・・・ってﾊﾙﾅﾝｶﾖ

ノﾉ∮‘ _l‘）＜ピンクのおしりと聞いてきましたわ

奥様は帰ってくださいw

変2に殴られて変1に発見される飯窪さんはピンクのしおりで一番危険かもしれんな

>>819
気長にwktkしてるゼイ

あゆみんが部屋に帰ってきた

でも私はベッドの中で怒りに震えていた

だから寝ているフリをした

だって今の私はきっと恐ろしい顔をしている

こんな顔をあゆみんには見せられない

このままじゃ気が治まらない

みんなが寝静まったらとりあえず真意を問いただしに行く

返答次第では・・・

私は覚悟を決めた

1時間後・・・

「あゆみん　起きてる？」

あゆみんからの返事は無い
ぐっすり眠っているみたい

私はいよいよ行動に移すことにした

音を立てないようにベッドから降り　壁に掛けてあるハンガーからコートを取った

そして静かに部屋を出てまずはキッチンに向かった

キッチンに来た私は凶器を捜した

まず見つけたのは3本のステーキナイフ　そのうち1本を手に取った

そして調理台の方を見てみると包丁スタンドにペティナイフが立ててあった

私はステーキナイフを元の場所に戻してペティナイフを手に取った

そしてあの部屋に向かった

私は扉の前に立った

この先に行ったらもう・・・後には引けない・・・

私はもう一度自分の意思を確認した

覚悟は・・・出来ていた

ドアノブを掴みゆっくりと回す

やっぱり鍵が掛かってる

でもあの人は私が来ることを分かっている

そんな気がしていた

カチッ

ロックが外れた

やっぱり起きていたみたい

ゆっくりと扉が開くとそこにあの人はいた

譜久村「来ると思ってた　話がしたかったの　リビングに・・・」

私はペティナイフを突き出した

譜久村「ちょっと・・・なに！？」

私は右の方を見て生田さんが寝ていることを確認した

「私が生きていたときどんな気分だった？」

私が一歩踏み出すと譜久村さんは一歩下がった

譜久村「違う・・・あれは事故なの」

私はもう一歩踏み出した　すると譜久村さんはもう一歩下がった

「じゃあ何故すぐに助けてくれなかったんですか」

さらに一歩踏み出すとさらに一歩下がる

譜久村「あの時は気が動転してたの」

「動転して収納庫に私を隠したの？誰かを呼ぶとか方法はあったはず」

譜久村「分からないの・・・自分でも何であんなことしたのか」

「私が死んだと思ったの？それとも「死んでもいい」と思ったの？」

私はさらに部屋の奥へ追い込む

譜久村「あのときの事は私もよく分からないの！」

「それで私が死ねば次期リーダーは確実・・・ですか」

譜久村「そんな事・・・本当にごめんなさい」

「私を殺してまでリーダーになろうとするなんて酷い人ね」

譜久村「・・・」

「みなさんに話してもいいんですよ　この事」

譜久村「ダメ・・・絶対ダメ！」

「そうよねリーダーになれなくなっちゃうもんね」

譜久村「そんなんじゃない！」

「みなさんに話したらどうなるのかな　今から楽しみ」

譜久村「・・・させない・・・そんな事させない！」

譜久村さんは後ろ手に持っていたナイフを私に向けた

あのナイフ　さっきキッチンで見たステーキナイフと一緒だった

「あら？結局私を殺す気だったの？リビングで殺す気だったのかしら？」

譜久村さんはナイフを持っている左手が震えていた

「震えてるの？そんなんじゃ私の事殺せないんじゃない？」

譜久村「うるさい・・・9期がいる限りあなたはリーダーにはなれない
　　　　　　わたしはリーダーになる・・・あんたなんかに邪魔させない！！！！！！」

譜久村さんは私めがけてナイフを突き出した

私はそれを右に避けた

「結局・・・結局私を殺す気だったんじゃない！！！」

私はナイフを持ってる右手を左から右に振りぬいた

譜久村さんの首から大量の血が噴き出し壁や天井が真っ赤に染まった

そしてそのまま後ろへ倒れた

「あぶないっ！！！」

聞き覚えのある声に私は振り向いた

ﾄﾞｽｯ

生田「あ・・・ゆみ・・・ちゃん・・・」

「あゆみん・・・？」

私の目の前にはあゆみんの後ろ姿　その向こうに驚いた表情であゆみんを見ている生田さん

あゆみんがゆっくり倒れていくにつれ胸にナイフが刺さっているのが見えた

さっき譜久村さんが持っていたナイフと同じものだった

そのナイフを握ったままの生田さんはあゆみんが倒れていくことによってどんどん姿勢が低くなり膝立ちの状態になった

あゆみん・・・なんで・・・何してるのあゆみん・・・

なんでここにいるの・・・なんでここに来たの・・・

ねえ・・・あゆみん・・・

いやあああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

・・・・・・・

・・・・・・・

我に返ると生田さんは倒れていた

首からは血が噴き出している

私が・・・やったんだよね・・・

あゆみんと生田さんは重なるように死んでいた

あゆみん・・・なんで私なんか助けたの・・・

ごめんね・・・あゆみん・・・

ごめんね・・・

一瞬刑事物語はるなん編かと思って身構えてしまった

飯久保さんが犯人だったのか！

悲劇だねぇ

それでコート着てたのか

いいねえ
怒りに震えるはるなん

あれ……なんか…変？ってここじゃ書けないなｗ

ランボー2怒りのはるなん

はるなん皆殺し編… はるなんの狂気が凄いな…まるであやちよが乗り移っているようなｗ

一見平和主義に見える飯子さんだからこそ本気の怒りであることがビシビシ伝わる

フクちゃんと生田を一撃でやるって
飯窪さん　どんな必殺仕事人だ

めし窪さんは進撃の巨人見てるから首の切り方はお手のもんよ

>>843
ふと思い出したが絵里肛門スレ面白かったな
シャークスレとか

ｺﾜｲｗ

コート着てナイフ片手の飯窪さん
格好良さそうだな

しかもこんな顔して襲ってくるんだぜ
http://livedoor.blogimg.jp/idolookami-kami/imgs/6/d/6d3d800a.jpg

すぐ死んだり
天使みたいにだーいしに助言したり
殺人鬼になったり
はるなんおいしいわ

>>843
3撃4撃とかメンドイから全部1撃だｗ

ってか人殺したこと無いから表現が難しい

まあ続き書くわ・・・

びっくりする様な展開にさせってやっからな！ｗ

リアルなサスペンス書くためだけに人殺す作家が居たら評価されるんだろうかｗ

おほほﾀｶﾏﾙー

ほらはるなんのご先祖様って武田なんちゃらのなんちゃらって言ってたから
なんか一子相伝の技があるんだよｗ

wktk

>>851
されるわけ無いけどどういう意味で言ってるのかな？

>>851
なんかでリアルな演技のために人殺しした女優とかみた気がする

またあとでﾉｼ

フィクションでも何撃もするような描写書くと嫌な気持ちになりそうだしね

>>850
楽しみにしてお待ちしております
ワールドカップなんかよりこっちの方がずっと待ち遠しいなあ

>>860
熱く激しく同意

飯窪さんの内に秘めた黒い部分を垣間見た気がした

>>848
高橋のこの顔久しぶりに見たｗ

そりゃこんだけため込んでたら夜な夜な涙で枕濡らすわｗ

>>859
実際に飯窪とフクあるいは生田が殺し合いになったら
恐ろしい泥試合かもな
スタンド使いと怪力の戦い

結局こういうスレは少数飯窪ヲタの自演に乗っ取られ糞化する

面白ぇー！

>>859
昔ステーシーズという舞台があって
おれは辛かった

私は部屋に戻りまずは返り血に染まったコートを窓から放り投げた

この暴風雪でコートは風になびきながら雪面に着地した

この豪雪ならすぐに雪に埋まる

とりあえずすぐに見つかることは無いと思ったし別荘内のどこかに隠しておくよりは当面は安全だと思った

でもいつかはあのコートをどうにかして回収しなければならない

その前にまずは今　今を乗り切らなければならない

バッグから鏡を取り出し顔にも血が付いてないか入念にチェックした

ウェットティッシュやありとあらゆるものを使って血を落とした

そしてベッドの中で時が過ぎるのを待った

長かった・・・

静かだった・・・

心臓の鼓動が聞こえる

まるで廊下にまで聞こえてるんじゃないかと思うほど大きく鼓動が聞こえる

そして「その時」は意外と早く訪れた

廊下を歩く足音が聞こえる

奥の収納庫の方へ行ったみたい

しばらくしてその足音は戻ってきた

私の部屋の前を通り過ぎる

そしてあの部屋の前で足音が止まる

それからまたしばらくの沈黙

佐藤「道重さん・・・？」

まーちゃんの声・・・

道重「来ちゃダメ！！！！！！！！！」

発見したのは道重さんみたいね

道重「ダメ！こっち来ちゃダメ！戻って！」

小田「どうしたんですか？」

道重「小田ちゃん来ちゃダメ・・・」

工藤「どうしました？」

鈴木「なになに！？」

私も機を見計らって廊下に顔を出した

「道重さんどうかされましたか？」

工藤「あ！はるなんだ！」

鞘師さんも顔を出した

道重「みんな戻って・・・・お願いだから・・・」

小田「道重さん足が血だらけですよ！？」

鈴木「どうしたんですか！？」

鞘師「え！？大変！」

みんなが道重さんの元に集まる
私もみんなと同じ行動をする

道重「違うの・・・さゆみの血じゃないの・・・大丈夫だから」

工藤「え？もしかして部屋の中から血が流れてきてる・・・？」

鈴木「うそ！？聖？生田？え・・・」

「嘘ですよね・・・？」
自分でもあまりの血の量に驚いた

鞘師「道重さん！そこ開けてください！」

道重さんは首を横に振った

工藤「道重さん！」

鈴木「道重さん！」

小田「開けてください！」

「お願いします　道重さん！」
とりあえずみんなに合わせた

道重さんは何度も何度も首を振った

佐藤「ヤメロー！」

まーちゃんが少し離れた位置から叫んだ

佐藤「道重さん泣いてるよ　言うこと聞いてあげようよ」

工藤「でも！」

佐藤「でもじゃない！」

道重「説明するから・・・ちゃんと説明するからお願いだからここから離れて」

工藤「・・・分かりました」

鞘師「とりあえずリビング行きましょ」

小田「ちょっと道重さんの足を拭くタオル持ってきます」

みんなあゆみんが居ないこと気付いてるのかな
私はみんなを見回した

小田「これで足拭いてください」

小田ちゃんが部屋からタオルを持ってきた

道重「ありがとう・・・」

私達はリビングに集まることにした

　鈴木　　　　　　工藤
　　　　テーブル　飯窪
　鞘師　　　　　　小田
　　　道重　佐藤

２時３０分

道重さんはあの部屋で譜久村さん生田さん　そしてあゆみんが殺されているとみんなに話した

工藤「殺された！？誰にですか！？」

くどぅは怒りで震え　小田ちゃんは顔を覆って泣き　鈴木さんはただ一点をずっと見つめ　
鞘師さんは静かに泣き　まーちゃんは下を向いたまま動かない　道重さんはショックを隠しきれないといった表情

私はあゆみんの事とその気は無かったのに生田さんまで殺してしまったことに泣いていた

メンバーそれぞれみんな違う反応をしてる

とにかく泣いた　どれくらい時間が経ったのかも分からない　みんな泣き続けた

小田「なんで殺されなきゃならないんですか」

鞘師「誰がこんなことを・・・」

鈴木「あの３人が殺されるほど恨まれてるなんてあるわけないでしょ」

「私もそう思います　きっと狂った通り魔か何かが・・・」

とにかく外からやって来た誰かの犯行と思わせなきゃならない
そして私は寝ていてあゆみんが居なくなったことに気付かなかったという設定にしなきゃならない

「あゆみんが居なくなったことにもっと早く気付いてればこんな事にはならなかったのに　ごめんねあゆみん・・・」

道重さんが何か考えてるみたい
もしかしてもう何かに気付いた？
証拠は何も残してない　大丈夫な・・・はず

鈴木「亜佑美ちゃんはなんで聖と生田の部屋にいたんだろう」

鞘師「はるなん何か知らない？」

「私が寝ている間に出て行ったみたいなんで何も分からないです」

工藤「はるなんが寝ちゃって寂しいから部屋移ったのかなぁ」

鞘師「あ！そうだ警察！警察に電話しなきゃ！」

工藤「そうですよ！なんで忘れてたんだろう」

鈴木「あれ？なんで？電波がない！」

小田「私もです　さっきまではあったのに」

「雪のせいかもしれないです　雪が降るとTVの映りが悪くなったり携帯の電波が弱くなったりするみたいです」

小田「ここは山奥だからそれが余計に影響しちゃってるのかも？」

鞘師「どうするの？警察に電話出来ない！」

よかった・・・
警察が来るのはかなり先になりそう
来る前にコートを何とかしないとね
今はもう雪に埋まって分からないけど警察が捜せばいつかは見つかっちゃう

佐藤「雪・・・・雪？」

いきなりまーちゃんは玄関に走り出した

工藤「まーちゃん！」

道重「え・・・なに・・・・」

鈴木「どうしたの！？」

ガンガンガン

佐藤「開かない！玄関開かないよ！」

小田「もしかして　雪のせい！？」

工藤「外に積もりすぎて開かないんだ！」

鞘師「勝手口は？キッチンの勝手口！」

真っ先に小田ちゃんがキッチンに走った

小田「ダメです！開かないです！」

鈴木「ちょっと・・・どういうこと」

よかった・・・
これでメンバーにコートを見つけられる心配も無い

鞘師「犯人はどうやって逃げたの！？」

工藤「そもそもどうやって入ってきたんですか！」

小田「入ることも出来ない　出ることも出来ない」

鈴木「そしてこの別荘にはここに居る７人しかいない・・・」

沈黙が流れた
ここに居るみんなが顔を見合っている

みんながメンバーを疑ってる
私は心臓の鼓動が早くなった
思い過ごしなんだろうけど私だけが見られてるような気がして・・・

鞘師「誰・・・誰がこんな事したのっ！！！この中の誰かなんでしょ！？正直に言ってよ！！！」

道重「ちょっと鞘師！なに言ってんの？」

鞘師「だって３人は誰かに殺されたんですよね？そして出入りが出来ないこの別荘にいまこの７人しかいないんですよ！犯人はこの中に居るに決まってるじゃないですか！」

私を疑ってるわけじゃなかった・・・

工藤「私がやりました」

くどぅ！？

工藤「なんて犯人が正直に言うわけ無いじゃないですか」

くどぅはそう言いながらキッチンに向かった　するとステーキ用のナイフを持ってリビングに戻りテーブルの上に置いた

工藤「護身用です　ここに３本ありますけど１本はハルが持ちます　残り２本　欲しい方はどうぞ」

鞘師「私　１本持ちます」

残り１本だけどなかなか手に取る人がいない

私は要らないよ・・・ナイフなら一応持ってるから・・・

小田「誰も要らないなら私が・・・」

工藤「誰が犯人か分からない　でもこの中にいることは間違いない　自分の身は自分で守ります」

くどぅはそのまま階段を登ろうとした

道重「どこ行くの？」

工藤「殺害現場見て来ます　なにか犯人に繋がるヒントがあるかもしれない」

鞘師「私も行く　自分で見て自分で判断したい」

そして鈴木さんと小田ちゃんも後を追った
まーちゃんと道重さんはその場を動かなかった
私も迷ったけど行かないことにした

道重「その代わりさゆみは責任はとれないから」

小田「責任？」

道重「やっぱり見なきゃよかったなんてあとで言わないで　さゆみはみんなに見せたくないから必死に止めたからね」

鈴木「自分の意思で見るんで道重さんを責めたりなんかしませんよ」

道重「心を強く持って　じゃないとショックが大きいから・・・」

工藤「分かりました　覚悟しておきます」

４人は階段を登りあの部屋に向かった

私は祈った　何も証拠が見つかりませんように・・・
そして１分後

鞘師「え！？ちょっと！」

なに？！！！！！！！！

wktk

どぅー安定の気絶か

小田「工藤さん！」

鈴木「まじか！」

鞘師「大変！道重さん！くどぅーが気絶しちゃった！」

何か見つけられたのかと思った分私はホッとして笑ってしまった
まーちゃんもたぶん笑ってる　道重さんも笑い堪えてるような・・・？

道重さんは心配そうに２階に走った
その後をまーちゃんも追った

私は迷っていた
あの部屋に行くことで何か私とあの部屋の接点が見つけられてしまいそうな気がして怖かった

それと一時は良くなってきていた頭の怪我がまた急に痛み出した

この包帯あゆみんが巻いてくれたんだよね・・・

私は包帯が巻かれた頭に手を置いた

こうしてると何だかあゆみんと触れていられるような気がして・・・

あゆみん・・・最後かもしれない

最後にもう一度あゆみんの顔が見たい

それが例え動かなくなったあゆみんでも・・・

私は2階へ向かった

支援

朝の保全のお時間

メンバーの心理描写が超うまいわ
本当におもしろいよ

こんな良スレほんとに久々だわ
全然が違うけど個人的に道重おっさん以来のヒット

俊夫

ほ

今の狼ならそこまで頻繁な保全はしなくても大丈夫かとは思うけど一応ほ
残レスが減っちゃうのが気になるけど未開放シナリオからみて次スレ確定だからまいっかｗ

飯窪譜久村殺害シーンはむしろフクちゃんの会話がリアル感あっていいな

せやな

次スレ建てるときテンプレに推理スレ入れてくれ

例えば娘。メンでかまいたちの夜みたいに＠推理スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/20619/1402484756/

今クライマックスに向けて書いてます少々お待ちを！

楽しみ清水

階段を上がるとくどぅを背負った鈴木さんそして道重さんとまーちゃんがくどぅと鞘師さんの部屋の中に消えたところだった

あの部屋の前には鞘師さんと小田ちゃんがいる

「もう部屋の中はみたんですか？」

鞘師「あ　はるなん　もう一度改めて見てみようかと思ってたところ」

小田「私もお供します」

鞘師「はるなんも見に来たの？」

「見れるか分からないけど　一人で居るのがちょっと怖くて」

小田「無理はしないほうがいいですよ」

「うん　無理そうならすぐやめるから」

私たち3人は部屋の中に視線を移した

そこにあゆみんは居る

ごめんね・・・私なんかのために・・・

鞘師「「なんなの・・・これ」

小田「生田さんが・・・石田さんを・・・」

鞘師「どういうこと？意味が分からないよ」

小田ちゃんが部屋の中に進んだ

鞘師「え！？中に行くの！？」

小田「ちょっと気になることがあって」

え！？なに！？

小田ちゃんは一通り部屋を見回した後　今度は一定の場所だけを何度も見ている

何も無い・・・何も無いはず・・・

鞘師「私廊下で待ってるからね」

私は鞘師さんと一緒に廊下で小田ちゃんを待った

小田ちゃん何を見てるの？心臓がドキドキしてる
鞘師さんに聞こえてないよねこの音

小田「お待たせしました」

鞘師「もう大丈夫？」

小田「はい　色々と分かりました」

え！？何が分かったの！？

鞘師「何か手がかり見つけたの？」

小田「うーん　・・・とりあえず場所変えません？」

鞘師「そうだね　私の部屋はもう使われてるから小田ちゃんかはるなんの部屋の部屋でいいかな？」

ダメ！私の部屋はやめて！

「小田ちゃんの部屋にしません？」

小田「はい　いいですよ　そうしましょう」

小田ちゃんの部屋に入ると小田ちゃんは自分のベッド
私と鞘師さんは鈴木さんのベッドに腰掛けた

鞘師「３人で殺しあったのかなぁ」

小田「シーッ！　なるべく小さい声で話しましょう」

小田ちゃんが口元で指を立てた

鞘師「うん　わかった」

「そうですね　誰が聞いてるか分かりませんし」

小田「まず　犯人はやっぱりメンバーの中にいるみたいですね」

鞘師「え！？」

「どうして・・・そう思うんです・・・？」

やっぱり何か見つけたのかな　
心臓の鼓動が早くなるのを感じた

え・・・そのとき急に視界がぼやけた

それは一瞬ですぐに視界は戻ったけどさらに頭がガンガンしてる・・・

小田「石田さんを殺したのは生田さんで間違いありません　でも譜久村さんと生田さんを殺したのは別の人だと思います」

鞘師「別の人？」

小田「一つは全員が致命傷ってことです　例えば首を切られた生田さんが最後の力で石田さんを殺害とかありえないってことです」

やめて！小田ちゃんもうそれ以上はやめて！

鞘師「うん　なるほど」

小田「もう一つは凶器です　生田さんと譜久村さんは首を切られてます　一方の石田さんは胸を一突き　殺害の手法が違うんです　そしてあの部屋には凶器は石田さんに刺さったナイフしかありませんでした
　凶器が一つで交換しあいながら３人で殺しあうとか有り得ないですよね」

鞘師「そうだね」

小田「生田さんと譜久村さんを斬りつけた凶器が無いんです　きっとまだ犯人が持っているんだと思います」

鞘師「誰だかわからないの？」

小田「まだ分かりません」

よかった！・・・よかった・・・

小田「それと石田さんに刺さってたナイフはステーキ用のナイフでした」

鞘師「え？いま私たちが持ってるこれと一緒ってこと？」

小田「はい　さっき工藤さんがステーキナイフを３本出しましたよね　本当は４本あるはずだったんです」

鞘師「そうなの？」

小田「夕飯の後片付け私がやったんですけど　スプーンやフォークをしまうときにステーキナイフが４本あるの見えたんです」

鞘師「でもあのときは３本しかなかった・・・」

また一瞬眩暈がした
なんだろう・・・もしかして頭を打ったのが原因？
すこし手足が痺れてきてるんだよね・・・

小田「そうです　いつの間にか一本持ち去られていたんです」

鞘師「えりぽんが亜佑美ちゃんを殺すために？」

ううん違うの　ステーキナイフを持っていったのは譜久村さん
私が復讐に来ることを分かってて私を殺すつもりだったの

小田「まだそこは分かりませんけどね」

鞘師「残りの３本のナイフを持っているのは私と小田ちゃんとくどぅ　持ってないのは道重さん優樹ちゃん香音ちゃんはるなん」

小田「その持ってないとされてる４人の中に譜久村さんと生田さんを斬りつけた凶器を持ってる人がいると思います」

鞘師「そうね　凶器もってるのにわざわざステーキナイフなんて要らないもんね」

「違いますよ　私は違います」

鞘師「うん　はるなんは違うと思う　はるなんって頭をどこかにぶつけたと思ってたけど
　　　実は同じ犯人に殴られたんじゃないかと思ってる」

小田「私も同じこと考えてました　犯人は飯窪さんは死んだと思って収納庫に隠したのかもしれない」

鞘師「でもはるなんは生きてた」

そう　私は譜久村さんに殺されかけたの　リーダーになることを確実にするためだけに　私は・・・

うぅ・・・頭が痛い・・・

小田「だけど記憶を失ってるんですよ　犯人にとっては好都合ですよね」

鞘師「うん　そうなんだよね」

（9期がいる限りあなたはリーダーになれない）

急にその言葉が頭の中に響いた
あの時譜久村さんが言い放った言葉

（9期がいる限りあなたはリーダーになれない）

なんなの！？この言葉が頭から離れない！

そして定期的にやってくる眩暈　痺れ

小田「あと鈴木さんは私より先に寝たので可能性は低いと思いますよ　途中で起きたと言われればそれまでですけど」

（9期がいる限りあなたはリーダーになれない）

鞘師「香音ちゃんの可能性は低い　はるなんは被害者　あと残ってるのって・・・」

（9期がいる限りあなたはリーダーになれない）

小田「道重さんと佐藤さん・・・」

（9期がいる限りあなたはリーダーになれない）

鞘師「いつもこの二人一緒にいるじゃない！共犯だったのね！」

道重さんとまーちゃん！？
・・・ダメ・・・道重さんとまーちゃんを犯人にするなんてダメ・・・
もう状況的にメンバーの誰かが犯人だってことは覆らないと思う
だとしたら誰に・・・

（9期がいる限りあなたはリーダーになれない）

（9期がいる限りあなたはリーダーになれない）

（9期がいる限り・・・・・）

やるべきことは決まった
まだ私にはやることがある
使命感を持った瞬間不思議と眩暈と痺れは治まった

小田「それとどうしても分からないことがあと一つ」

鞘師「え？」

小田「石田さんです」

鞘師「亜佑美ちゃん？」

小田「あの状況からして部屋に遊びに行っていて偶然被害にあったとは考えにくいですよね　だって生田さんに殺されてるんですから」

鞘師「争いになることを前提に部屋に行ったっていうこと？」

ううん　あゆみんは・・・あゆみんは・・・

小田「でも石田さん凶器は何も持っていないんですよ　殺意があって部屋に行ったわけでは無いと思うんです」

鞘師「じゃあ何をしに？」

小田「それがさっぱり分からなくて・・・」

鞘師「はるなん？なんか顔色悪そうだけど　大丈夫？」

小田「辛かったら休んでたほうが・・・」

「ううん　大丈夫です　全然平気ですよ」

バタン

どこかで扉が閉まる音がした

鞘師「誰だろう？」

小田「階段の方に行ったみたいですね」

鞘師「もし道重さんと優樹ちゃんだったら捕まえるチャンスじゃない？」

小田「・・・行ってみます？」

「もうちょっと様子みたほうが・・・」

鞘師「いや　今逃したらもうチャンスは無いかもしれない！　次の犠牲者が出る前に何とかしないと！」

鞘師さんは部屋を飛び出した　それに続いて小田ちゃんも少し戸惑いながらも後を追った

道重さんとまーちゃんを犯人には出来ない！　何とかしないと！

私も部屋を出た

ﾄﾞｷﾄﾞｷ

階段の下に二人の姿が見えた

道重さんとまーちゃんだった

私たちは階段の丁度真ん中辺りにいる

前に鞘師さんと小田ちゃん　鞘師さんの後ろに私

道重「あ　はるなん　2階にいたんだ？どこ行ったのかと思った」

佐藤「心配かけんなよー！」

「すいません・・・鞘師さんと小田ちゃんと一緒にいました」

鞘師「道重さん優樹ちゃん　正直に言ってください」

道重「え？」

鞘師「亜佑美ちゃんはえりぽんに殺された　でもフクちゃんとえりぽんは他の人に殺されたことがあの部屋を見て分かりました
　　　外から出入り出来ない状況を考えると犯人はメン・・・」

道重「・・・気付いちゃったのね」

小田「え・・・？」

道重さんそれは誤解されますよ！

鞘師「やっぱり・・・」

鞘師さんは小声でつぶやいた

鞘師「何であんなことしたんですか！！！いくらなんでも酷すぎます！！！」

道重「え・・・違う」

鞘師「言い訳なんか聞きたくない！！！！！！！！！」

今鞘師さんは護身用のステーキナイフを後ろ手に持っている
もちろんあくまでも護身の為

でもこれはチャンスかもしれない

（9期がいる限りあなたはリーダーになれない）

（9期がいる限りあなたはリーダーになれない）

（9期がいる限り・・・・・・・・・・・・・））

犯人になっていただきます　鞘師さん

わるなんが！

ﾜｯﾌﾙﾜｯﾌﾙ

「道重さん！まーちゃん逃げて！！！鞘師さんは二人を殺す気です！今ナイフを隠して持ってます！！！」

鞘師さんは私の言葉に驚いて振り返った

その時持っているナイフが道重さんとまーちゃんに見えた

道重「鞘師どういうこと！！！」

佐藤「怖い・・・怖いよ・・・」

鞘師さんは私と下の二人を交互に何度も振り返る

小田ちゃんは突然のことに状況把握が出来ていないみたい

鞘師「ちょっと何！？何言ってるの！？」

鞘師さんは私の方に体を向けて大声で叫んだ
そのときに力んでナイフを正面に持ってきたため私に襲い掛かろうとしている様な形に見えてしまった
そこで私は

「やめて！殺さないで！！！！」

道重「鞘師やめなさい！！！」

鞘師「どういうつもり！？何なのこれ！！！」

小田ちゃんはナイフを握り締めて怒鳴る鞘師さんに怯えている

「やめてください・・・やめてください」

鞘師「小田ちゃん！あんたが道重さんと優樹ちゃんが犯人だって言うから私は！」

小田「可能性があるといっただけで私は・・・」

鞘師「今更何よ！！！」

小田「いやあああ！」

鞘師さんがさらにナイフを力いっぱい握りながら詰め寄ったため小田ちゃんは恐怖で悲鳴を上げた

鞘師「騙したのね！二人して私を嵌めたのね！！！」

小田「違う！違います・・・」

鞘師「何が違うのよ！！！初めからこうやって私を犯人にしようと企んでたんでしょ！！！」

小田「知らない！私知らない！」

その時２階の廊下を走ってくる二人の足音が聞こえた
きっと鈴木さんと意識が戻ったくどぅだと思う

鞘師「じゃあ説明してよ！！！これは何なの！！！これじゃまるで私が犯人みたいじゃない！！！
　　　　分かるように説明し・・・あっ！！！」

小田「きゃああああああ！！！」

小田ちゃんの胸ぐらを何度も揺すりながら詰め寄っていた鞘師さんは狭い階段で足を踏み外した
体勢を崩して下に落ちるときに胸ぐらを掴まれていた小田ちゃんも一緒に階段下まで転げ落ちた

二人は団子状態になりながら回転して小田ちゃんが下　鞘師さんが上の状態で階段の下で止まった

道重「鞘師！小田ちゃん！大丈夫！？」

下に居た道重さんとまーちゃんはすぐ二人に駆け寄った

小田ちゃんは床と鞘師さんに挟まれた状態から抜け出そうと鞘師さんの体を持ち上げようとしてる

小田「鞘師さん・・・？鞘師さん・・・？」

鞘師さんは体がだらんとして動かない

小田ちゃんは鞘師さんの体を横に転がすと半回転して仰向けになった

そこに廊下を走ってきた鈴木さんとくどぅが到着した

「いやああああああああああああ！！！！！！！！！！！！」

その場にいた全員が悲鳴を上げた

鞘師さんの胸にはステーキナイフが刺さっていた

小田ちゃんが護身用持っていたステーキナイフが鞘師さんに刺さってしまった

もちろん偶然に

鈴木「里保ちゃん！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！」

鈴木さんは建物が震えそうなほどの大声を上げた
そして階段を駆け下りる

工藤「鞘師さん！！！！！！！」

少し遅れてくどぅも階段を駆け下りる

私は階段に座ったままその様子を見ている

小田「私じゃない・・・私のせいじゃない・・・・違う・・・違う・・・」

道重「鞘師！鞘師！」

佐藤「鞘師さん！」

鈴木さんは階段を降りきると鞘師さんの体を揺すった

鈴木「里保ちゃん！？里保ちゃん！？・・・・・・・里保！！！里保！！！！！！」

そして横で半身を起こした体勢になっている小田ちゃんに掴みかかった

鈴木「何て事してくれたのあんたっ！！！！！！！」

バシンッ！

強烈な平手打ちが小田ちゃんの頬に当たった

小田「いたーいっ！！！私のせいじゃない・・・私のせいじゃない・・・」

さらに鈴木さんは小田ちゃんを押し倒して馬乗りになり胸ぐらを掴んでいる

鈴木「自分がした事わかってんの！？里保が死んだ！！！里保が死んだっ！！！」

道重「鈴木やめなさいっ！これは事故！小田ちゃんのせいじゃない！」

工藤「鈴木さん！鈴木さんっ！！」

鈴木「うるさいっ！！！」

腕を掴んできたくどぅを思い切り跳ね飛ばすとくどぅは３メートル飛んだ

工藤「いってぇ・・・」

鈴木「あんたのせいで・・・あんたのせいで・・・
　　　９期を返して・・・ねぇ・・・９期を返してよ・・・」

道重「小田ちゃんのせいじゃないよ鈴木！」

鈴木「みんなあんたが殺したんでしょ！」

小田「違う！違います！」

鈴木「みんなを返してよ・・・みんなを返してよ！」

鈴木さんはいつの間にか小田ちゃんの首を掴んでいた

小田「く・・・くるしい・・・やめて・・・」

道重「鈴木やめて！！！」

工藤「やめろぉ！」

佐藤「やめてー！」

３人が鈴木さんを引き離そうとするが動かない

小田ちゃんは苦しさのあまり手足をバタバタ動かし始めた

道重「お願いやめてー！！！」

工藤「死んじゃうよ！！！！」

まーちゃんは泣きながら鈴木さんを引っ張り続ける

さらに小田ちゃんは激しく手足を動かす

小田「や・・め・・・・」

私は階段に座ってその様子を見ていた

小田ちゃんの手に何かが触れた

鞘師さんが落下した際に手から離れたステーキナイフだった

ひょっとしてこれは　まったく手を汚さずに私の大勝利かしら？

その時鈴木さんの力がスッと抜けた

３人に引っ張られていた鈴木さんは後ろに飛んだ

引っ張っていた３人も後ろによろけた

小田「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

鈴木さんの首にはナイフが刺さっていた

「きゃああああああああああああ！！！！！！！！！！」

また悲鳴が轟いた

そして私の視界はまたぼやけてきた

もう限界かな

結局わたしリーダーになれないじゃないですか

本当はもっと早く私は死ぬはずだったんだよね

あの言葉が私に使命感を与えてくれて

ほんのちょっとだけ寿命が延びたみたい

それとあゆみんの丁寧な応急処置のおかげかな

９期さん　本当にごめんなさい

あちらの世界でたくさんお叱りを受ける覚悟はできています

あゆみん　助けてくれたけど　結局わたしも行くことになったよ

またよろしくね

なんかあちらの世界でモーニング娘。作れそうですね

もうリーダーになりたいなんて言わないので私も参加させてください

これからそちらに行きますね

明日もぱにゃにゃん
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　END

りほりほ！落ちついて！

あああああああ

この結末でもＢＡＤＥＮＤじゃないのか・・・

なんて悲惨なぱにゃにゃん・・・・

ズッキの戦闘力の片鱗が・・・ｺﾞｸﾘ

ある意味飯窪さんの完全犯罪か

ぱにゃにゃんじゃねーよｗ

9期への憎悪が半端ないｗ

生田が…生田さえ生きてばズッキを止められただに…

>>920
なるほど
安らかな最期かｗ

>>923
猫田さんなにしてはるんですかｗ

最後まで読んでくれた方どもです
犯人目線は難しかった・・・

ちょっとあとがきを

だーいし愛を強調してるのは最後にだーいしをもう一回見たいと言って２階に行くんですけど
あそこでその行動に移させるためにちょっとだーいし愛を誇張して書きました

ENDとBADENDについては飯窪さんはストーリー的に生き残るのがちょっと無理なので
目的を達成したという意味でENDにしました　ハッピーエンドという意味ではありません

あと飯窪さんが強行に至るには極限の怒りが必要だったので申し訳ないけど９期（というかフクちゃん）に悪者役になってもらいました
９期ヲタさんごめんなさい
その代わりあとでいいストーリー書くつもりです

乙でした

12キシンメンバーノメカハルナンデス、ドゾヨロシク。

3メートル跳んだでコーヒー吹いたＷ

悲しかったのに
明日もぱにゃにゃん
でふいた
力作乙！

ぱにゃにゃんｗｗ

飯窪編の生き残りは道重佐藤小田か
この後小田が２人殺したりしねーだろうなｗ

鞘師も事故じゃなくてどさくさ紛れに狙って殺したのか

こ
こ
で
リ
セ
ッ
ト
し
ろ

次は誰編かなぁ

次誰にしようかめっちゃ考え中なんだけどまだいい案が浮かばない

悲しい話が続いたからまーちゃんでポクポク殺人事件にしよう

ストーリー変えちゃえば書けると思うけど
あの分岐点からどうやって変えるのか困ってるｗ

>>133の分岐ならフクちゃんがやったんじゃない展開でもいいし、はるなんがあのまま最後の方まで姿を表さずに誰かの命を狙うスナイパーになってたっていいし
メンバー何人もいるし思い切っていろいろ変えてもいいんじゃないか
昔やったけどスパイ編とかもうめちゃくちゃだったし

うむなるほど
ただ自分がミステリー一辺倒でそれ以外書いたこと無いのがな・・・
だれかスパイ編とか書いてくれてもいいんだぜ？ｗ

フクちゃんがやったんじゃないパターンならいくらでも広げられるな
ちょっと考えてみっか
ぶっちゃけいまのストーリーでズッキとか佐藤とか生田とか書きようが無くて困ってた

生田だと収納庫じゃなく地下室を見つけてはるなん探しのアドベンチャー編突入とか
はるなんは多分なんか変なスイッチ押しちゃって神隠し状態とかな

単純に気になるのは生田かな
だーいしで10期側の巻き込まれ心理を見たから
こんどは渦中のナマタが何を考えてたのか知りたい

分岐もっと前にして最初の被害者を飯窪から変えるとか
人死ななくて別の方向の話にしちゃうとか
もっと自由にやっていいｔ思うよ

そして生田を通してふくちゃんが何考えてそうかの片鱗を見てみたい感じ

今思いついたのは飯窪は夢遊病で収納庫で寝てただけ
こうすればまったく別の事件書けるわｗ

はるなん編もドキドキしたわぁー
作者さん乙！素晴らしいよ！

可能性広がりまくりでwktk

生田は３人殺しのときに寝たフリ続けたらどうなるか考えてはみた

でも面白いストーリーに持っていけなかったんだよね
飯窪が犯人なのは分かっちゃってるわけだし

狼でこんなに待ち遠しくてドキドキするスレに出会えるとは

石田Bが実質生田編みたいな側面もあるんだよなｗ
石田B考えたときに石田が行かなければ生田は死ななかった
それで考えたストーリーだから

>>946
さんくす！
残りも楽しんでもらえるように頑張るよ！

スパイ編なら各々が持ってるモノがキーポイント(スマホケースとかキーホルダーとか…)で仲間とか敵とかになったり
ハロー=スパイ養成所で裏切り者が居るみたいな(これだとはるなん居ないからストーリー始まってもいいかな)
っていうアイディアは浮かぶけどそれを文書にできないw

>>934
あれでマジで警察に電話したT君は元気かなあ

このクオリティーのものを短期間で矢継早に書けるのは凄いなぁ
ゼロサムゲーム的な要素があるとこもメンバーの心理を考えると興奮するねw

とりあえず誰も死なないエンディングを

あんまりムリ言っちゃいけないぜｗ

スパイ編やりたくなってきたからアプリやるわ

調べたらかまいたちiPhone版もあるんだな
でもシルエットなしでしかも800円かぁ…

昨日の分読み終えた
作者さんお疲れさまとありがとう

あ

今のうちにほ

ストーリー浮かんだのでこれから書き始めます！

期待してます

wktkチャンス！

>>133からの分岐
ここから一人称視点で主人公を選択できます

　A　三人称のままにする
　B　道重さゆみ
　C　鞘師里保
　D　石田亜佑美
　E　飯窪春菜
　F　鈴木香音　　　　　←
　G　未開放
　H　未開放
　I　未開放
　J　未開放
　K　未開放

～～～鈴木香音編～～～

道重「建物内にいないってことは外ってことになるわけだけど」

工藤「この天気で外いきますかね？」

小田「雪が降り出す前に外に出たとか？」

石田「じゃあ雪で帰ってこれなくて迷子になってるってこと？」

鞘師「それまずくない？早く探さないと！」

道重「ちょっと待って　石田はいつまではるなんと一緒にいたの？」

石田「えっと　みんなで遊び終わってからはるなんと一旦部屋に戻ったんですよ　それからお互いブログを書き始めて　今日の楽しかったこととか写真とか選んで
　　　　でも気付いたら私寝ちゃってて起きたときにはもう居なかったんでいつ部屋を出たのか分からないんですよ」

生田「下に降りてきたら誰かしら気付くと思うんやけど　階段ここからも見えるけんね」

「でもみんな順番にシャワー浴びたりしててずっとここに居た人っていなくないですか？」

道重「ずっとここにいた人は居ないけど誰かしらここにいたよね？」

小田「いましたね」

譜久村「もし外に出るとしたら階段降りてこのリビング通らないといけないんで誰かしら気付くはずです」

工藤「でもこの別荘の中にはいない」

佐藤「窓から出たとか？」

道重「２階から飛び降りるの！？」

佐藤「こう木と木をピョンピョンって」

石田「窓から外に出る理由がわからないよ　普通に玄関から出ればいいことだし」

工藤「そもそもみんなに黙って外に行く？誰かしらに声かけるでしょ」

小田「そうですよね　何か理由があったんですかね」

鞘師「ちょっと私外見てきます！」

道重「え！？本気で言ってんの？凄い雪だよ！」

鞘師「だってもし本当に外に居るんだとしたら　こんな天気で　やばいですよ！はやく見つけてあげないと！」

工藤「ハルも行きます！」

小田「わたしも！」

石田「じゃあ私もいきます」

道重さんがうつむいてしばらく何か考えてる

道重「じゃあこれだけは約束して　決して遠くまでは行かないこと　絶対に離れて行動しないこと」

工藤「はい　別荘の敷地内から出ないようにします」

譜久村「タオルとかありったけのもの探しておきます」

鈴木「あ　これ　テレビの下に懐中電灯ありました　これ持っていって」

道重「待機組みはもう一度別荘の中探してみようか」

佐藤「了解～」

私は待機組みとしてもう一度別荘の中を捜索することにした
待機組は私の他に道重さん　聖ちゃん　衣梨ちゃん　優樹ちゃんでみんな別々に別荘の中を探すことになった

玄関から突然冷たい風がこのリビングまで吹き込んできた
外の捜索組が出発したみたいで強い風に煽られて玄関扉が強くバタンと閉まった

どこ行ったんだろうはるなん・・・

みんな１階から探してるみたいだから私は２階から回ろうかな

「私　２階から見てきますね」

道重「うん　お願い」

佐藤「鈴木さん　オバケがでるぞぉ～」

「ちょっとやめてよ～！こう見えてもオバケ怖いんだから！」」

私は２階に来るとまずは一番手前にある道重さんと優樹ちゃんの部屋から調べることにした

調べるといっても人が隠れるようなところはベッドの下くらいしかないみたい

「はるなーん！　おーい！」

一応声はかけてみたけどやっぱり返事は無い

私は部屋を出ると他の部屋も順番に同じような手順で探した　でもはるなんはどこにも居なかった

一番最後に調べた鞘師さんとくどぅーの部屋の扉を閉めると　扉の左側　つまり廊下の突き当たりに小さな扉があった

なんだろうこの扉　部屋って感じではないよね　収納かな？

私は小さな扉のドアノブを回した

すると扉が中から押されて勝手に開くと同時に人が倒れてきた

「うわぁあああ！！！！」

倒れてきた人　それは寝ているはるなんだった

「いた！もしかして寝てんの！？」」

飯窪「あれ？私いつの間にこんな所で」

私の声をを聞いて１階の人がみんな２階に上がってきた

道重「どうしたの！？」

「はるなんこんな所で寝てました！」

佐藤「えええええええ！」

生田「なにしとん？」

飯窪「すいません・・・私夢遊病で寝ながら移動しちゃうことがあるんです・・・」

道重「そうだったの？」

譜久村「でもとりあえずよかった」

佐藤「迷惑かけんなよー！」

飯窪「ｽｲﾏｾﾝ･･･」

外の捜索組も無事に帰ってきてその日は楽しい夜を過ごした

２３時５５分

譜久村「はい　香音ちゃん」

聖ちゃんが紅茶を入れてきてくれた

「あっ　ありがとう！」

道重「じゃあそろそろ０時だし寝る準備しよっか」

譜久村「飲み終わったらこのトレーにカップ置いてね　聖洗っておくから」

石田「私やりますよ譜久村さん」

譜久村「ううんいいの　気にしないで」

飯窪「じゃあお言葉に甘えて」

「ごちそうさまー！」

私はトレーにカップをおいた

全員がカップを置くと聖ちゃんはトレーを持ってキッチンに向かった

鞘師「よし！じゃあ寝るかぁ！」

「寝るときが一番幸せそうだよね（笑）」

鞘師「うん！しあわせ～♪」

小田「譜久村さんすいませんお願いします」

譜久村「はーい」

佐藤「譜久村さんバイバイ！」

聖ちゃんを除く９人は２階に行くために階段へ歩き出した

その時なぜか前を歩くくどぅが立ち止まって周りを見回した

すると

パリーン！

そのときキッチンから何か割れる音がしたので私は振り返った

すると聖ちゃんはキッチンで苦しんでいた

突然のことにみんな驚き聖ちゃんの元に向かった

譜久村「くるしい・・・」

道重「フクちゃん？どうしたの！？」

譜久村「息が・・・息が・・・」

生田「どうしたん！？」

譜久村「できない・・・」

飯窪「ええ！？」

道重「しっかり！落ち着いて！」

道重さんが譜久村さんの背中をさすってる

でも聖ちゃんは苦しそうにその場で暴れだした

譜久村「たすけて・・・」

道重「フクちゃん！」

工藤「譜久村さん！」

そしてさらに激しく暴れだしたあと急に動きが止まり聖ちゃんは動かなくなった

「きゃあああああ！！！！」

みんなの悲鳴が響いた

また新展開だ！

ふくちゃんが・・・・

またフクちゃんが１番目になってしまった
自分でも構想考えてるときにまたかよってなってしまったｗ
でもどう考えてもフクちゃんだったからしょうがないんだ
フクちゃんヲタいたらごめん

新たな惨劇の幕が上がったのはいいが次スレは立ってるの？

立てようか？

立ってないね

おね

スレタイと本文どうしたらいいのだ？

前スレ　本編　道重編　鞘師編　石田編　飯窪編　鈴木編前半
例えば娘。メンでかまいたちの夜みたいに雪山のペンションに行くとするじゃん
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1402040049/

例えば娘。メンでかまいたちの夜みたいに＠推理スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/20619/1402484756/

こんな感じでどう？

あっごめん立てちゃった
例えば娘。メンでかまいたちの夜みたいに雪山のペンションに行くとするじゃん 2夜目
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1402811413/

【石田！】ハンガー【これを使え！】

乙乙

鞘師「フクちゃん！・・・なんで！？」

石田「譜久村さん・・・」

生田「聖！！！」

佐藤「あ・・・なんか字が出てきてる・・・」

聖ちゃんの顔に何か文字のようなものが浮かび上がった
浮かぶというよりは軽く刃物で切られ滲んできた血が文字に見える　そんな感じ

飯窪「子・・・？」

「なんなのこれ・・・」

石田「これは「こ」？それとも「し」？」

工藤「とりあえず救急車呼ばないと！」

道重「そうだね！さゆみ電話する」

道重さんはスマホを取り出した

道重「あれ？なんで？電波がない！」

生田「マジやん！なんでなん！？」

飯窪「雪のせいかもしれないです　雪が降るとTVの映りが悪くなったり携帯の電波が弱くなったりするみたいです」

工藤「そっかここは山奥だからそれが余計に？」

鞘師「どうするの？警察に電話出来ない！」

佐藤「雪・・・・雪？」

いきなり優樹ちゃんは勝手口に走り出した

工藤「まーちゃん！」

道重「え・・・なに・・・・」

「どうしたの！？」

ガ・・・ガ・・・ガ・・・ガ・・・ガン！

佐藤「もう少しで開かなくなるところだった！」

雪は既に勝手口の高さ異常に積もっていた
扉で雪を押しのけてやっと開いた

外はさっきよりもさらに天候が悪化しもの凄い暴風雪になっていた

小田「・・・雪　すごいですね」

工藤「どうしよう　電話も出来ないしこちらから行くこともできない」

鞘師「それにこの辺の地理がまったく分からない私達だけじゃどうにもできない」

私たちは途方にくれた

完全に無力だった・・・

聖ちゃんはリビングの片隅に寝かされて毛布をかけられた

全員泣いていた
思い出作りの旅行のはずだったのに・・・
なぜこんなことに・・・

私たちは再度リビングに集まっていた

みんなのすすり泣く声が聞こえる

道重「フクちゃん何か病気だったのかなぁ・・・」

「そんな話し聞いたこと無いですよ」

他のメンバーも首を振る

佐藤「その前まであんなに元気だったのに・・・」

小田「いきなり苦しみだしたんですか？」

鞘師「うん　いきなり」

生田「カップが割れる音が聞こえて振り返ったら凄い苦しんどった」

飯窪「顔に浮かんできた文字・・・何なんでしょうね」

石田「文字に見えるだけかもしれないですけどね」

「なんか「子」みたいな形だったよね」

工藤「その文字みたいなものが出てきたこと自体が何でなのか」

道重「そんな病気聞いたことないよね」

小田「ウィルスの突然変異とかありそうですけどね」

道重「そっち系はちょっと分からないかな・・・」

飯窪「とりあえず夜が明けるまで待ってみることにしません？」

鞘師「うん　明るくなれば電波入るようになるかも！」

生田「それを祈るしかないやろね」

その時くどぅが何か言おうとしてやめた

でも誰もくどぅに追及しなかった

道重「ここでこうしててもしょうがないんだし朝まで部屋で休もうよ
　　　ゆっくり寝れるような気分じゃないと思うけど明日はきっと色々大変な一日になると思うから・・・」

飯窪「そうですね　個人としてもモーニング娘。としても」

「うん　そうだね・・・」

石田「覚悟しておきます」

私たちは各部屋で朝を待つことになった

おっついに工藤がポイントになるか

ばくわらの逆襲

しかしフクちゃんは殺したり殺されたりがサマになるなあ

部屋に戻ってさくらちゃんと二人きりになると聖ちゃんが死んだという事実がまた悲しみとなって込み上げてきた

同期を失った悲しみを察してくれたのかさくらちゃんは隣に来て手を握ってくれた

小田「鈴木さん・・・譜久村さんはきっとモーニング娘。の守り神になってくれますよ　ずっと見ててくれます」

「うん・・・」

さくらちゃんはそれから何も言わずに私が眠るまでずっとそばにいてくれた

２時

飯窪「きゃあああ！いやあああ！誰かー！誰か来てください！！！」

私ははるなんの悲鳴で目が覚めた

これ・・・ただ事じゃないよね・・・

私は部屋を飛び出して隣のはるなんと亜佑美ちゃんの部屋に向か

部屋には既に数人集まっていた

その真ん中で亜佑美ちゃんが倒れている

そして亜佑美ちゃんにはるなんが抱きついて泣いていた

他のメンバーも次々と集まってきた

工藤「あゆみん！！！」

佐藤「あゆみ・・・」

特に10期はショックを受けていた

道重「なにがあったの！？」

飯窪「急にあゆみんが苦しみだして・・・譜久村さんと同じです　息が出来ないみたいでした・・・」

生田「うそやろ？なんで立て続けに二人が急に息が止まるん！？絶対おかしいやろ！」

そして顔にはまた何やら文字らしきものが浮かんでいた

「ねぇ！見て！また何か顔に！」

顔には「丑」と書かれていた

佐藤「・・・ひも？」

工藤「ひも・・・かな」

生田「ひもやね」

道重「どういうこと・・・やっぱり偶然文字に見えるんじゃなくて明らかに文字だよね」

小田「石田さん・・・」

鞘師「ねぇ！この別荘呪われてるんじゃないの！？おかしいよ二人続けてこんな死に方！」

「確かにおかしい　こんな事ありえない」

小田「子の次は・・・丑（ひも）？　なんだろうなんか関係あるような・・・この二つの文字」

生田「関係ある？繋げるとなにか意味のある単語になるとか？」

小田「んー思い出せない　ごめんなさい」

工藤「あの・・・」

道重「何？工藤」

工藤「んーなんていうか　すごい嫌なものを感じるんですよさっきから」

鞘師「嫌なもの？」

工藤「今はもう感じないんですけど　さっき譜久村さんがコップを落としたときと今はるなんが悲鳴を上げたとき
　　　何か感じたんですよ」

「だから何かって何よ？」

工藤「霊気・・・といいますか」

生田「霊気？あんたこんなときまで何言ってんの」

工藤「信じてもらえないならしょうがないです　この事は忘れてください」

飯窪「もうちょっと詳しく教えてくれない？」

工藤「なんかこの建物の下から湧いてくる様な殺気に満ちた気というか
　　　時間にして5分くらいで消えちゃうんですけど　その5分は二人が苦しんでた時間だと思います」

道重「うちらには感じれないから何とも言えないけど　それが本当ならやっぱりここは呪われてるのかもね」

小田「でも　呪われたこの別荘から抜け出すことは出来ない・・・」

鞘師「この雪じゃ外に出ても凍死するのがオチ・・・」

佐藤「ねぇ・・・怖いよ・・・」

優樹ちゃんは道重さんにしがみついた

道重「とにかく　朝まではどうすることも出来ないから耐えるしかない」

工藤「そうですね」

道重「はるなん　もし一人じゃ不安だったら生田の部屋に入れてもらって」

飯窪「いいですか？」

生田「別にかまわんけど」

飯窪「じゃあお邪魔させてもらいます」

私たちはまた部屋に戻った

みんな漢字強いのか

おれ読めんかったわ　ひも

なるほど
巨乳メンのだーいしだけに丑か

除霊

1001 ：１００１：Over 1000 Thread

このスレッドは１０００を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。