【モーニング娘。10期】サトウマサキこと佐藤優樹ちゃんを応援するでしょ〜254ポクポク【 今日は一階から三階まで満開 】

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なぜ日本に「移民受け入れ」が避けられないのか

高齢化問題は、現代日本の抱える最も深刻な問題のひとつだ。
それは、いわゆる団塊の世代がリタイアする時期を迎えているからである。団塊の世代とは、第二次大戦直後に生まれた人たちのこと。現在61歳から64歳の彼らの人口は、年に200万人以上もいる。
一方、10代後半から21、2才までの人口は、年に120万人から130万人程度しかいない。差し引き100万人ほどの労働力が毎年減っている計算だ。
このまま時がすぎると、年金や健康保険で財政が崩壊するだけでなく、国の活力が失われていくことは間違いない。
20代の若くて元気な労働力を増やす必要がある

それとも貧しくなることを受け入れるのか

才能のある移民を受け入れることによる効用は、さらに大きい。
アメリカではインド系は全人口の1%未満だが、医師、大学教授などの割合は非常に高い。シリコンバレーのエンジニアの約半数はインド人である。
アップルやグーグルの成功の影にインド人あり。彼らがアメリカの科学技術や産業の発展にもたらした貢献は非常に大きい。
アメリカの一流大学にはインド系以外にも中国系、韓国系などの優秀な頭脳が集まって、世界一のレベルが堅持されている。
もともとの主流派だった白人男性が肩身の狭い思いをするくらいの状況だ(つまりアメリカの白人の若者も競争社会で苦労している、ということだ)。
日本では東大が9月入学への移行を検討しているらしいが、日本の大学が国際的になることで、外国人の優秀な頭脳を日本に呼び寄せることにつながればよいと思う。
日本人は今まで言葉その他の壁で守られてきた。その壁を取り払うことで、日本の若者の真価を世界に見せる時がくるだろう。その時になって、
「今までぬくぬくと恵まれた環境にいたことがよくわかりました」
などと、吠えづらかかないように(笑)。
話が横道にそれてしまった。結局、日本としては、移民を受け入れるか、それともそれを拒否して高齢化で貧しくなっていくかのどちらかしかないと思う。
「移民受け入れは拒否するが、その代わり税金も保険料もたくさん払います」というのも一つの選択肢かもしれない。
しかし、そうこうしているうちに、日本経済が衰退の一途をたどっていくことは確かだろう。