人生で今までデートもしたことなかった同定れした

もうしわけねえのれす

へ？

どうしたんだ急に
しかも全裸で

俺はネットゲームに嵌まってた
ネットゲームの中では爽やかキャラだったんだ
そしたらある日フレから足立さんって彼女いるの？って聞かれて
いないよって答えた
暫くしたらメルアド教えてって言われたんだ
その人が男か女かも分からなかったけどメルアドぐらい別に良いかなと思って教えた

俺は過去にそのネトゲーで中身も確認してない内に
勝手に女だと思って女キャラに付き合ってって告白して撃沈した事があって
それ以降もうネトゲーで恋愛なんてないと思ってた
だから中身が男か女かも気にはしてなかったんだ

メルアド教えてって言った人は一人称が男っぽくて
ただのおっさんだと思ってた。
そしてリアル寂しい俺はクリスマスもいつもの様にネトゲにイン
そのフレもいて一緒に遊んだ
夜も遅くなってじゃあ落ちるって時にフレが落ちる間際に足立さんが好きって言ってきたんだ
俺は未だ相手がおっさんだと思ってるからフレとして好きなんだなって何とも思ってなかった

あだちゃんうっせ

ハッピーエンドを期待してるからな

数日後フレ、以下Ａとする
Ａから『まだ返事聞かせてもらってないんだけど』と言われた。
俺はおそらくクリスマスの夜の発言かなと思いつつ軽く聞いてみた
『好きって言った事？あれってフレとして好きなんだよね？』
Ａ『違うよ、フレじゃなくて・・・』
まじかよ。俺は思わず
『Ａっておっさんだと思ってた』と少し照れ隠しで言った。
Ａ『女だよ』・・・。
じゃあ好きって俺を男してなのか・・・
はっきり言って今までずっとおっさんだと思ってたＡだ。
急に女としても見れない、しかし例えネットでも俺を好きって言ってくれる女だ
俺は
『俺も好きだよ！』

その後暫くネットだけの恋人関係という特殊な状態が続いた
メルアド交換してた事もあってゲーム外でのメールもあった。
俺は女の子からメールなんてくるのに慣れてないから凄く嬉しかった。
しかも好意的なメールばっかだ。
しかし問題がある。俺は３０歳になろうと言うのに底辺バイターだ
この事はあまり言いたくない。

ある日チャットをしていたら声が聞きたいという話になってしまった。
俺は電話が苦手だ。しかも女と会話なんて絶対無理
そう思いながらも話の流れでしょうがなく覚悟を決めて電話番号を教えた。

携帯が鳴った
Ａの電話番号だ。ドキドキする。。。
でもこれで出なかったら男じゃない
『もしもし・・・』
Ａ『えへへ。。初めまして』
正直緊張で１分ぐらいしか喋れなかった
声も終始どもって終了だった
その日は眠れなかった。

数日後また電話が鳴った。
Ａの昼休憩の時間にだ
『もしもし・・・』
Ａ『足立さん？なんか足立さんの声が聴きたくなってかけちゃった』
ドーン
女耐性もない俺はもうＡに心を奪われてしまった。

悪夢の日がやってきた。
いや今までないのが不思議なぐらいだった・・・

Ａ『足立さんって仕事何やってるの？』
終わりだ、嘘なんてつけない
俺は正直に言った
密かに本当の彼女になれるかなって思ってたけどしょうがない
自業自得だ

しかしさほどＡの態度は変わらない
所詮ネットの関係
相手はそんな感じなんだろう
でも相変わらずメールも来る
俺が夜勤明けでメールを返すの忘れて寝ると
何かあったのって心配してくれるようなメールも着た
Ａはちゃんと定職に就いてる至って真面目で普通な子だ
ある日俺が夜勤前にネトゲにインしたらＡがいたので一緒に遊んでた
俺『じゃあ俺はそろそろ夜勤いくね』
そしたら
Ａ『足立さんがいないと耐えられないかも・・・・』
おいなんだよそれ。。。本気で勘違いしちゃうぞ。。。

俺は葛藤していた
このままネットだけで良い関係を保っていけば良いのか
それとも勇気を出しリアルで会ってみるか

前にＡにはこんな事を言われていた
Ａ『ネットと現実は別だと思う』
それは分かっていたがＡの態度はもうネットの世界だけではない気がした。

俺は勇気を振り絞り
『今度会ってみよう』

快くＯＫが出た

あだちゃんまたお薬もらってこい

クリスマスの夜からまだ一ヶ月ちょっと
俺は東京、相手は隣の県で東京までは少しかかるが
東京で会うと言う事になった

初めてのデートだ
はっきり言って何も分からない
女経験はおろか人生経験もない俺
俺は事前にＡにはそういう事を伝えてはあったが
やはり不安だ
しかし別段準備する訳でもなくあっという間にデート当日になった

はいそれから

お互い会う前に写メは交換してる

正直写メ見た限り可愛いとは思わなかった
でもネットだけの関係とは言えあれだけ俺を求めてくれる人は
もういないと思って最後のチャンスだと確信していた

デートは水族館
定番かもしれない、でもこういう定番なデートは夢だった

俺は待ち合わせ場所に早めに着いた
かなりドキドキする
メールが鳴った
もうすぐ着く
心臓が高鳴った

まだ続けるのか

のんふぃくしょんれす

前に聞いたから知ってるわ

Ａが着た
なんかバッチリ化粧してるみたいだ
はっきり言って凄い可愛い
どうしよう、俺は相手がブスだからもっと気楽に接してられるだろうと
最低な考えをしていた
更に心臓が萎縮してしまった

軽い挨拶を済ましてじゃあさっそくと言う事で
歩いてすぐにある水族館へと向かった

勿論手なんか繋げない
恋人でもない、初めて会ったネットの女と言うだけの関係
一緒に歩く時も俺はぎこちなく彼女に少し引っ張られているような感覚
今日大丈夫かな。。。

続きいらんよねこれ
一応俺のまじ話だけど

終わりまで書けよ

そしてＡについてたペニスがどうしたって？

暇だし書くか

最終的に病院とソープに行きます

水族館到着

イルカショーをやっているという事だったので見に
席はほとんど満員で立ち見する事に
はっきり言って緊張でイルカとかどうでもよかった
なんか気の利いた事喋らないととは思う物の何も浮かんでこない
イルカショー見終わって他の魚類見学中も同じ様な感じ
段々情けなくなってくる
一通り見終わって水族館を出る
とりあえず喫茶店へ

会話はほとんど向こうのペースだった気がする
相手はどう思ってるのかな、分からない

さて、次は何処に行くか
そろそろ飯かな
とりあえず新宿に行こうという事になった
はっきり言って新宿なんてアウェイだ
むしろ俺がホームと呼べるのは秋葉原ぐらいだった

新宿に着いた
人が多い
東京に住んでるとは言えネトゲ三昧の俺
新宿なんて１年に一度行けば良い方だ
勿論エスコートもなにもできない

とりあえず飯屋を探す事に
Ａがかなり迷ってる、はっきり言って俺は何処でも良かった
結局Ａが決めた地下にある洋食風居酒屋っぽい所に入った。

そこで俺はお酒の力を入れたくてお酒を飲む事に
そしたら普段お酒を飲まないと言っていたＡが
『私も飲んじゃおうっかな』と言い一緒に注文した。
お酒の力もあってかそこでは話が弾んだ気がする

俺は実はかなりお酒が弱い
気分は良くなったがかなりフラフラする
お店を出ようと言う事になり会計を済ませ
店を出ると俺は足がフラついてるらしく
Ａが『大丈夫？』と声をかけてくれる
俺は大丈夫だと言うとＡが
『どっか休める所いく？』
なんだその定番の台詞は。。。まさかあそこか
なはずないよなと一瞬で色々な事がかけめぐったが
結局俺の趣味であるカラオケに行く事になった。

言っていなかったがＡは日帰りの予定だ
帰る時間まで後もう少し
俺はカラオケで時間大丈夫かと確認した
Ａは大丈夫と言う

俺は酒が入ってカラオケを熱唱する
Ａはあまり得意じゃないらしいが
それでも歌ってくれた

じゃあそろそろ時間だしこれで今日はお別れかなと思っていたが
Ａが帰路を調べているともう今日は時間的に帰れなくなったという
俺はかなり焦った・・お互いが無言になった
Ａが言い出した
Ａ『足立さん朝まで付き合ってくれる？』
俺『いいよ』

もう足立さん手がかかる子やわー

男が女が朝まで・・・
行く所なんてもう一つしかない
よし！



なんて事はできず
とりあえず新宿から離れ俺のよく知る某所へやってきた
俺はファミレスでも行こうと言う情けない選択をした
歩いてる途中にＡが言った
『何かテンション下がってきた』
やばい・・・もう終わった

それでもファミレスに入り雑談
そして話が苦手な俺はまたカラオケに行こうと言った

悲しくなってきた

カラオケばかりだな

情けない話
カラオケは喋らなくて良い時間があるからなのだ

Ａは良いよといいカラオケへ
カラオケ中にＡに眠くない？と聴くと
眠くなったら寝るしと何か気持ち冷たい感じ

もう俺はこの時点で早く朝になって欲しいとばかり願ってた
決してＡを嫌いになった訳ではむしろ好きだった
でもこの空間、空気はあまり良い物ではなかった

おいエロシーンはまだかよ

とうとうカラオケで一夜を明かす
朝だお互い一睡もしてない

俺はかなり疲れ果ててたが
それ以上にＡは俺に対してガッカリ感でいっぱいだろう
電車に乗り軽い雑談
とうとうお別れの時だ
気の利いた事も言えず普通にお別れ
今思えば最後まで見送ってあげればと少し後悔

一晩カラオケじゃ相手の期待がどう以前に疲れ果てるな

※エロは一切ないです、、
ここからは俺が壊れていきます。。。

えっ
どんでん返しのハッピーエンドねえのかよ

結末はマジで>>30だから

その翌日からＡの態度が変わってきた

あんなにも俺がいないと耐えられないと言っていたＡが俺に冷たくなった気がする
明らかに違った
俺は凄くショックを受けた

嫌われたな・・・

もう・・・

はやく次

俺は悔しかった
今までの人生経験の無さ
男としての情けなさ

何を思ったのか悔しくて告白してやると言う気持ちになった
もしかした潜在的に嫌がらせ行為だったのかもしれない

俺はＡに話があると告げた

でも俺はＡと付き合えれば変われると思っていた

だから俺はＡにすがる様に付き合ってくれと告白した
答えはＮｏだ
俺は何度もお願いした
返ってくる言葉は変わらない

Ａは友達でいてくれと言う
俺は了解した

古谷実的なモテない男のサクセスストーリーだと思ってた俺にクリティカルヒット

後は簡潔に

それでも一緒にネトゲしてると諦められない
しかし向こうの態度は俺を避ける様に
『勘違いしないで、励みにされたくない』
などと言われる
そこから心療内科へ通いだす
訳分からなくなってＡとは完全に縁切る為にメルアド変える
そしたらＡから電話かかってきてメルアド教えてという
そっこう教える俺
でもやっぱり壊れる、縁を切る
ネトゲ引退
暫く薬漬けの生活

そもそも会う前に電話で全然喋れてないし

告白したときも服装がどうとか駄目だしもくらったっけな

キリの良い所まで話せよ

バカやろうデート経験＋1になったじゃないかそれでいいじゃんか

ネットではおもしろいけどリアルではつまらない人
ヲタクによくあるパターンだな

やっぱホテルいってたらよかったか

ニコ生編は書かないの

なんだもう終わりかよ

その後ソープ行って31で童貞卒業した話も

東北大震災でいつ死ぬか分からないと思ってソープにいった
まだＡとは縁切る前だった

会ったその日にホテル行こうとする女なんてやめとけ
もっといい人いる

難しいね、、