体育会的空気の「モーニング娘。」、適度にゆるいBerryz工房
http://astand.asahi.com/magazine/wrculture/2013121100005.html ステージは鬼気迫るものだった。MCは少なめで、とにかく歌い踊り続ける。
踊る表情は笑顔なのだが、「笑顔が貼り付いている」感があるのだ。
最近のモー娘のダンスは「1曲やるだけで以前の1公演分の体力を使う」と
メンバーに言わせるほど複雑極まりなくなっている。
それだけでなく、公演の数日前に発表された紅白歌合戦の出場者には今年もモー娘の名はなかった。
そのせいもあって切迫感が感じられたのだろう。
この日だけではない。最近のモー娘メンバーへのインタビューを見ると「歴史を繋いでいかなきゃいけない使命感」
「他のグループにいたら、成長できなかったかもしれない」なんて発言がある。
複雑なダンスといい、AKB等との差別化を図ろうとしているように見受けられる。
しかし以前から「女子校の部活」的な空気があったとはいえ、ここまでくると伝統校の野球部みたいだ。
しかし、これってアイドルなのだろうか。アイドルの売れる売れないは、どんな楽曲を与えられるか、
どんな売り出し方をされるか、といったスタッフの工夫や偶然によるところも大きいはずだ。
アイドル本人たちにとっては「頑張る」しかやることがないから仕方ないのだが。
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