「インテリジェンス 武器なき戦争」（佐藤優、手嶋龍一著）を読んでみた

インテリジェンスとは単なる情報ではない
ポジティブインテリジェンス（諜報）、カウンターインテリジェンス（防諜）、宣伝、謀略と言った手段を駆使し
入手した生の情報を分析し、それを外交戦略上の武器として活用することである
情報と言ってもスパイ活動から得られる秘密情報ばかりではない
秘密情報の98%は公開情報の再整理再構築から得られるものである

残念ながら近年我が国は外交情報戦で敗北を続けている
インテリジェンス能力は国力つまりGDPと比例する
つまり世界3位のGDPを持つ日本は世界3位のインテリジェンス大国になるポテンシャルを持っている
しかし、そのインテリジェンスたちは外務省や警察組織などの各省庁やマスコミ、民間組織に分散してしまいそのポテンシャルを成果に結び付けられていない

現在の日本の外務省には無いインテリジェンスの文化を定着させるにはどうすれば良いか
まずはインテリジェンスを理解する人材を育成することである
最初にインテリジェンスを統括する組織を作るという発想になりがちだが、佐藤優はまず先に人を作る必要性を訴える
インテリジェンスについて理解できる人間がいない現在、組織を作っても機能しない
今後5年間で50人の専門家と250人の理解者を育てることが出来れば、新しい組織は成立すると言う提言は傾聴に値する

かつて外務省内でインテリジェンスオフィサーとして活躍するも「国家の罠」に嵌められてしまい、一線を退いている佐藤優氏
彼が再び日本にインテリジェンス文化を根付かせるための人材育成に何らかの形で関わることを切に願う

ﾘﾉﾁｬﾝﾉｳﾝﾁ

前も立てただろこのネタ

元々忍者もいた国だからね
そーゆー素養が無いわけじゃないんだけどね

日本版NSCを作っても中味がすっからかんでは他国との交渉は出来ないな

危機管理の一環なんだけど外交というのが日本はある程度でさえも独立していないからね
その根源は軍事力なんだけどこれをマスコミが嫌うから
軍事力は外交の一端だしインテリジェンスは軍事力を含む外交を下支えするものだからね
そういう構築がきちんと出来て機能的に動かないといけない

将棋スレ以外で久しぶりに見た
敗戦国だから大掛かりな諜報機関は作れないんだろう

法律や組織よりもまず人材を育成するところから始めるべきじゃないかな

ふむ

ただ今海外ではスノーデンのNSA問題で大揺れで例えばイギリスでも盗聴器の話題でもちきりだったりするので
日本で諜報機関を作るとなるとその辺の例をもちだして反対者が多いだろうね
千奈美に>>7はまえに中電がこのネタでスレ立てたときの感想をそのままコピペしたｗ意見に変更はない

7月に同じネタで建ててたね
読書感想文ストックでまだ出してないネタだと勘違いしてた

読書感想文書くって偉いね
ガキの頃に無理矢理書かされて嫌な思い出しかない

本を読んでも、1日後には何が書いてあって、自分が何を新たに知って、何を思ったかを忘れてしまうことに気づいた
それはあまりにも勿体無いので、感想文というかメモを残すようにした

チラシの裏にでも書いとけば？

狼板の諸先輩方の意見を聞きたい

佐藤優ってまさに知の巨人だよな
理系の方面でインチキがばれた立花隆の跡継ぎ

「ぼくらの頭脳の鍛え方」（立花隆・佐藤優著）を読んでみた

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/4444/1110632458/418

あたしゃ日本語の本は読まねぇから中電のスレは参考にしてるよ

佐藤はめちゃめちゃ睡眠時間短いんだってね

洋書オンリーなの？
英語できるって羨ましい

>>17
二人で本出してたのか
ちょっと読んでみたい

顔文字の信者かよ顔文字スレに帰れ

いやまあ英語の本もそんなには読んでないんだけど(^_^;)

>>17
立花敬だったら臨死体験読んで感想希望

だね