娘。小説書く！『魔法使いえりぽん』 4

前スレ
娘。小説書く！『魔法使いえりぽん』
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1378119021/
娘。小説書く！『魔法使いえりぽん』 2
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1380391211/
娘。小説書く！『魔法使いえりぽん』 3
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1381763332/

登場人物
生田衣梨奈 えりぽん。魔道士。家出して道重さんの家に居候中。世界一の魔法使いを目指している。
鞘師里保 りほりほ。協会魔道士。道重とえりぽんの監視役としてM13地区に出張中。
道重さゆみ M13地区に住む三大魔導士の一人。えりぽんの師匠。不老長寿の魔法を会得している。
譜久村聖 フクちゃん。えりぽんのクラスメイト。
鈴木香音 ズッキ。えりぽんのクラスメイト。

飯窪春菜 はるなん。黒猫。相当変な一般の魔道士。
新垣里沙　ガキさん。元執行局魔道士。すべての魔力をさゆみに託し、旅に出る。えりぽんの憧れの人。

勝手に紹介文を直してスマン
あとさゆを移動したら１行空白が出来てしまった
次スレのときは削除してくれ

バトルロワイヤルっていう今年一の神スレ見ちゃった今この作者の小説って一体…って感じだな

過去スレ読めないから
なんとかしたいな

新スレおつ！

サイドストーリーももっと読みたい
この世界観好きだ
本編スレ作者以外も沢山職人来ると良いな

　+　　☆⊂⊃　+　　☆
☆ へ　ノノﾉﾊ　へ+
+ノ从ノﾉ|||9|'_ゝ') 从丶　　>>1　おつぽん
ノ从从( つ￣￣フ丶
"""""".し"　 ／"""
+.　☆　.　 ／ +　☆
.　+　　☆（＿＿＿ノ　+

　　　○○○
　　○*ﾟ ゥ ﾟ ○　がおー
　　　○○○
　　.c(,_ｕｕﾉ

　　　　　　　　　　　　　　○。　　○
　　　　ミﾊｯｸｼｭ　　　○　　　　ｏ　　　○
　　　 ミ*ﾟ д ﾟ∵°　。　ｏ　○
　　.c(,_ｕｕﾉ 　○　○　　　○


　　　　　　　　　　>>1　○○○○
　　　　　　　　　　　　　　　　　○
　 　　∧∧　　　　　　　　　○
　 　 (*ﾟ ゥ ﾟ）　　　　　　 ○　　　　○
　　.c(,_ｕｕﾉ　　　　　　○○○○○

　　　　　　　　　　　　　＜ >>1さんにお礼に空間移動の魔法を見せてあげるなの
　 　　　　／￣/~~ 　*　　　りほりほちょっとそこに座りなさいなの
　　（＿／＿　（＿..) 　　　　　　　　　　　　.､
　　 ＼＿oノハヽo ★　　　　　　　　　__／_[_
　　*　 　从*･ ｡.･）／　　　　　　　　　ノノﾉハヽ
　　　 　／つ　 つヾ　　　　　　　　　　ﾘ´ｰ´*ﾘ 　＜ドキドキするﾔｼ……
　 　／ 　ヽ　＼ﾉ＼　　　　　　　　　　し　し　）
　 ~〜〜(_ヽ＿_）~~ 　　　　　　　　　（＿（＿, ）



　　　　　　　　　　　　
　 　　　　／￣/~~ 　*　　　＜アブラカタブラりほりほのｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ…飛んでけー
　　（＿／＿　（＿..) 　　　*゜+ 。 *　。　　.､
　　 ＼＿oノハヽo ★　*　゜　　*　。 __／_[_
　　*　 　从*･ ｡.･）／'　　　　　　゜+　ノノﾉハヽ
　　　 　／つ　 つヾ　　　　　　　。+　ﾘ´ｰ´*ﾘ 　＜変わった呪文ﾔｼ
　 　／ 　ヽ　＼ﾉ＼　　　　　　　　　　し　し　）
　 ~〜〜(_ヽ＿_）~~ 　　　　　　　　　（＿（＿, ）

　　　　　　　　　　　　
　 　　　　／￣/~~ 　*　　　　　　　　　　　ｷﾗｷﾗｷﾗｰ
　　（＿／＿　（＿..) 　　　*゜+ 。 *　。　　.､
　　 ＼＿oノハヽo ★　*　゜　　*　。。　・　　　　 　。　　*。,　+　。.　o　
　　*　 　从*･ ｡.･）／'　　　　　　゜　。゜ 　ミ☆　*　。゜.　o.゜　　。　.　。
　　　 　／つ　 つヾ　　　　　　 　.゜o　。　*．　。　．.　ミ☆　.　＋.　.　　.
　 　／ 　ヽ　＼ﾉ＼　　　　　　。 　 　゜。,　　゜.　＋　。　゜　,。・　.　。　　,　.。
　 ~〜〜(_ヽ＿_）~~ 　　　　　　+。 .　。゜.・　　　　　o.゜☆*。　



　　　　　　　　　　　　
　 　　　　　　　　／￣/~~ 　*　　＜えっ？！
　　　　　　（＿／＿　（＿..)
　　　　　　 ＼＿oノハヽo ★ 　　　　　☆☆☆☆☆
　　　　　　*　 　从*･ ｡.･）／　　　　　　　　　　☆
　　　　　　　 　／つ　 つヾ 　　　　　　　　　☆
　 　　　　　／ 　ヽ　＼ﾉ＼ 　　　　　　　☆　　　　☆
　　　　　 ~〜〜(_ヽ＿_）~~　　　　　　　☆☆☆☆☆

>>4
娘。小説書く！『魔法使いえりぽん』
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娘。小説書く！『魔法使いえりぽん』 2
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娘。小説書く！『魔法使いえりぽん』 3
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新スレおつぽん！

乙そして待ち

スパゲティ

暗く澱んだ灰色の秋だった、そして長く辛い冬がもう少しでやってくる
この寒い季節もこの一家にとっては以前は明るく希望に満ちていた
２年前、娘に異変が訪れる前までは
何度もその夫婦は娘の変わり果てた姿と怪現象に頭を悩まされ続けた
その夫婦にとっては最愛の一人娘であった。仲も良く夫婦にとっては一人娘の成長を見守ることはかけがえのない喜びだった
しかし今ではその喜びも見失い夫婦は途方に暮れていた
夫と妻は食卓テーブルに向かい合って座り会話をすることもなく俯いている何かに耐えるように
半分諦めに似た気持ちと疲れ果てた無気力さで以前では気にしていた天井から聞こえる部屋の中で暴れる一人娘の奇声と家の木材の軋む音にも何もすることが出来なかった
娘の異変に対処しようと夫婦はあらゆる最善だと想われるあらゆる手段を尽くしたが徒労に終わった
昔は明るかった娘は治らず今では何をどうすればいいのか頭をかかえる日々
ふと妻は壁時計を見て時刻を確認をすると夫に呟いた
「あなた、もうすぐあの子がいらっしゃる時間よ」
「あぁ・・・分かっている」
夫婦にとってはこれからこの家に訪れる魔導士に期待するしかなかった
また前のように失望に終わるかもしれない、だがこの夫婦にはもはや他に頼れる者がいなかったのだから

黒のコートを着込んで街路を歩く１人の少女がいた
歩道の街路樹の紅葉が抜け落ちていく秋の光景の中を歩いている
散らばった落ち葉を踏みしめる音を聞きながらその少女、生田衣梨奈は白いため息ひとつ吐いて目の前の一軒家を見上げた
ポケットから目的地に住所が書かれた紙切れを取り出して見て、この一軒家で間違いないと生田衣梨奈は確信した
寒空の下、生田衣梨奈は不安そうな瞳で一軒家を眺めた
「（ここか・・・）」

ノープランで書いてしまった
でも話を続けようと想う
また後日

なんか気になりすぎる序章きたああああああああ
シリアルなのもイイネイイネ！

せめて改行や分割とかしてくれないかな

なんか亀井が殺し屋になってさゆとちゅっちゅする小説思い出したw

エロは多分ないはず

>>17
牛乳いる？

ｼﾘｱﾙﾅﾂｶｼｽ

僕はフルーツグラノーラ！

ケロッグにハズレなし

チョコワ？が好きだったけどまだあるのかなぁ

オートミール派です

俺はチョコクリスピー

貴重な生鞘スレがケロッグヲタで埋め尽くされていく・・・

コーンフロストが好きだったが
いつの間にかコーンフロスティに
名前が変わっていてショック

何気にカロリーすごいんだよな
夜中に夜食がわりに食ってたらスゴイ勢いで太った

イイヨイイヨ続き期待してる

フルーツグラノーラ季節限定メープル味派だわ

熊のプーさんがパッケージのやつが好き

　　　,へ
__＿/;;;;;;;;ヽﾉ_　
　从*･ ｡.･）／　　　＜お前たち！シリアルトークばかりしてるとサクサクにして食べちゃうぞなの！！
　　(~ ⊃〆つ〜'~ﾌ
　 　(⌒ .ﾉ 　　　（
　 　　し'ヽ） 　 ノ
　　　　　　' 〜'

むしろ食べられたい

　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　||
　　　||　　〜シリアルの間違った食べ方〜
　　　||　　　　　�@お皿に入れて牛乳をかける
　　　||　　　　　�A部屋のどこかに置き忘れる
　　　||　　　　　�B1ヶ月ほど寝かせた状態で発見する
　　　||　　　　　�C仕方ないので魔法でなかったことにする
　　　|| 　 　 　 　　 　 ノノハヽ　 。
　　　||　　　　　　　　　ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ／
　　　￣￣￣￣￣￣￣ﾉ　　つ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 　 　 　 　 　 　 　 / ￣￣￣ ./| lヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　 　 　 　 　 　 　 |￣￣￣￣| | |　　よくある過ちﾔｼ。気を付けるﾔｼ
￣￣￣￣￣￣￣￣|＿＿＿＿|/｜
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

>>36
その過ちが起こるのはあんたの部屋だけだよｗ

何故かシリアル食品スレになってる

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ　＜ウィンガーディアム・レビオーサ！

ちちんぷいぷいより強力そうな呪文だなw

>>38
ここまで丹念に拾われるなんて思ってなかったのですわ…

ふと目が覚めてしまい眠れなくなった。
ベッドからおりて、部屋の窓から夜更けの街を眺めてみる。
引っ越してきたこの町にもだいぶ慣れてきた。
あっちが学校で向こうが幼馴染みが大魔導師と住む家の方。
反対側は少し大人びた同級生が住む街で、こっちの方には優しい笑顔を絶やさない友達が住んでいる。
そう、みんな優しい家族と････
あの灯りの一つ一つが全部････
なのに自分はこの部屋で一人ぼっち。
そう思った途端に涙が頬をつたいはじめた。
いくら優れた魔導師とは言え、まだ15才の少女に孤独を親友とするのは辛いことなのだ。
ベッドで一人声を殺して泣く彼女はいつしか泣き疲れて眠ってしまっていた。
「やっぱり････淋しいんやったら泊まりに来たら良かやのに」
壁からずうっと現れた幼馴染みが眠る彼女の頭を撫でながら呟いた。
「小さい時から意地っ張りやけんね里保は」
涙の跡を拭いながら語る幼馴染みの優しい声が彼女を包む。
「明日は泊まりに来るんよ、えりはいつでも里保のそばにおるけんね、」
立ち上がった幼馴染みはその姿をすうっと消した。
眠る彼女が幸せそうな微笑みを浮かべたのを見る前に。

このスレはガンガン保守しませう

さうしませう

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜今年は注射泣かなかったよ！

>>42
えりぽんはお見通しなんだな

魔保

>>45
うんうん、えらかったね

|||9|‘_ゝ‘)＜ちちんぷいぷい魔法にか〜かれ！これでもう大丈夫、怖いもの無しっちゃ
ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜うん、それじゃあ行って来る！

いざ、予防接種へ――

>>42
むしろ逆にえりぽんがりほりほの部屋に泊まってもいいのよ
２人きりになってもいいんじゃない？

るん

ここは狼の精鋭部隊が集まるスレで何か感動する

>>50
もう少しお部屋が奇麗にならんと････
里保の部屋にはえりのお片付けの魔法は使えんしね

昼ぽん

タリンロメランテ〜

りほりほ

むむっ

〃∩ ノハヽヽ
⊂⌒ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ　＜えりぽん！パックっていう魔法を使えばいいﾔｼ
　`ヽ_っ⌒/⌒c


※パック(Pack)（詰めろ）
　ハリー・ポッターシリーズに登場する魔法の一つ
　トランクの中などに物を詰め込む。熟練者の場合、かけるだけで独りでに衣服が畳まれ、そのまま収納できる。

ノﾉ�刀e ,_l‘)＜立ちバックですって？んまっ！お下品！

詰める隙間の無い鞄にかw

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ　＜仕方ないからカバンを沢山買いに行くﾔｼ

>>61
本末転倒にも程があるw

|||9|;;‘_ゝ‘)＜今度一緒に大掃除するっちゃよ

　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　||
　　　||　　〜箒の正しい使い方〜
　　　||　　　　　�@跨って空を飛ぶ
　　　||　　　　　�A突然敵が襲ってきた場合の武器にする
　　　||　　　　　�B何故か部屋に現れたGと戦う際の武器にする
　　　||　　　　　�C玄関に逆さに立てかけて長居の客を帰すまじないにする
　　　||　　 　 　 　　 　 ノノハヽ　 。
　　　||　　　　　　　　　ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ／
　　　￣￣￣￣￣￣￣ﾉ　　つ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 　 　 　 　 　 　 　 / ￣￣￣ ./| lヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　 　 　 　 　 　 　 |￣￣￣￣| | |　　掃除道具だと思ったら大間違いﾔｼ
￣￣￣￣￣￣￣￣|＿＿＿＿|/｜
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

>>64
その認識が大間違いだよｗ

ある所に強大な魔力を持つ美しい魔法使いがいました。
強く美しく清い彼女は、沢山の人々から愛され慕われていました。
彼女も人々を愛していました。特に若い乙女たちを。

ある男がひょんなことから彼女の怒りを買いました。
魔法使いは男に、「シリアルにして食べてやる」と脅しました。
実際のところ、その男は魔法使いに恋焦がれていたので、それも悪くないと思いました。
男は、魔法使いに食べられることを望みました。
魔法使いは脅しはしたものの、実際は食べる気などさらさら無かったのですが、
男が強く望むので、その願いを叶えてやることにしました。
こうして男はサクサクのシリアルになりました。

ちょうどその時、魔法使いの弟子がやってきました。
弟子は言いました。
「私の幼馴染が餓えています。その美味しそうなシリアルを彼女のためにいただけないでしょうか」
可愛い弟子と可愛い少女のためです。
魔法使いは泣く泣くそのシリアルを弟子に渡しました。

弟子はシリアルを幼馴染に与えました。
幼馴染は魔法使いとその弟子に深く感謝し、シリアルを皿に入れて牛乳をかけました。
ちょうどその時、幼馴染に電話がかかってきました。
幼馴染は皿に入ったシリアルをその辺に置いて電話に出ました。
電話を終えた幼馴染はあらためてシリアルを食べようと思いましたが、シリアルが見当たりません。
幼馴染の魔窟のような部屋ではありとあらゆるものが行方知れずとなるのです。
そうしてシリアルとなった男は誰にも食べられることなく白いふわふわに包まれて逝きました。
おしまい。

おいｗ

｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

合掌。アーメン。

床に置いて食うんじゃねぇよｗ

可哀そうな魔法使いつД｀)･ﾟ･｡･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ

不幸な彼に「ミントくん」という諡を贈ろう

新スレ乙あり！

▼




休日の昼下がり、春菜とさゆみは行きつけの喫茶店でお茶を飲んでいた。
さゆみからの誘いで時々こうして一緒に過ごすことがある。
春菜はそれを嬉しくも恐れ多くも感じていたが
情報屋としても、街の象徴であるさゆみと直接話せることは有難かった。

もっとも、さゆみがどういう意図で春菜とお茶をするのかは分からない。

「今日はりほりほに付いてなくてよかったの？」

軽い口調で言うさゆみに、春菜は苦笑した。

もしかしたら、情報屋である自分の方が探られているのかもしれない、とも思う。
でもそれは思い上がりというもので、春菜が話すまでも無く
大抵のことは、さゆみは既に知っていた。

「今日はお休みですし、多分鞘師さんは午後まで家で寝てます。たぶん。
　まだちょっとしか見てないですけど、鞘師さんてそんな感じの方みたいです」

「ふーん、そう？」

含みのある笑みに、春菜は少しドキリとした。

何か自分の考え違いがあるのだろうか。
でも、春菜が本気で困る事態に対して、さゆみは笑ったりしない。
笑っている以上、自分はここにいていいんだと思うことにした。

「もしお出かけしてても、折角道重さんが誘って下さったんですから。
　たまには私もお休み、ということで」

「そうそう、そんなに根を詰めたって、思う通りに行かないからね。
　逆にほったらかしてたら、いいことがあったりして」

「そうですね。私の性格上難しいですが…」

梅雨の晴れ間のうららかな午後、
落ち着いた店内に柔らかい時間が流れていた。

普段、愛想笑いの板についている春菜の顔が、苦笑いで引き攣るほど
さゆみには色々なことを見透かされている気がする。
でもそれは心地よくて、やはり自分はさゆみのことが好きなのだと思った。

「それで、付いててどうなの？りほりほは、思い通りに行きそう？」

春菜はさゆみに自分の目的を話していない。
そもそも、目的という程の大それた物ではなく、ぼんやりとした目標があるだけだ。
その為に自分が動いていることは確かだが、今里保と接触していることが
直接目的に結びつくようにも振舞っていない。

それでもさゆみの言葉には、鎌をかけるとかそんなものではない
確信めいた響きがあって、春菜はさゆみが全部知っていると疑わなかった。

「そうですね…。昨日の戦闘の様子で、今までの印象と随分変わりました。
　なんというか、もっと生田さんみたいな緩い感じの方だって勝手に思ってたので」

「りほりほは、魔道士だね。協会の」

「そうですね。それも歴戦の。冷静で躊躇がない、強い戦士でした。
　強い戦士であることは歓迎ですが、心を変えるのは考えていたよりずっと難しそうです」

「ふふ」

「変ですか？」

「まあ、まだ1週間ちょっとでしょ。さゆみから見ればりほりほは
　全然違って見えるけど、はるなんの見方も、これから変わってくるかもしれないよ」

さゆみが衣梨奈を交えて里保と数度会食していることは春菜も知っている。
でも、その時の会話だけで里保のことをどれだけ分かったのだろうか。

春菜は里保との会話の中で、里保がまださゆみに対して警戒心を抱いていると感じていた。
人としてさゆみに惹かれていても、協会魔道士としての里保はまだ心を開いていない。

「やっぱり道重さんの言葉は難しいです。でも、まだ一週間ですから
　気長にやってみます。鞘師さんは数年はこの街にいるそうなので」

さゆみ同様、いやそれ以上に自分に対しても
里保が心を開いていないのは分かっているけれど、信用されたいと思う。
それは目的の為でもあるし、春菜自身、里保に対して魅力を感じているからでもあった。

春菜の言葉に、さゆみはつと黙りこんだ。
それから憂いを孕んだ短い息を吐き、小さく呟く。

「……それも、どうなるか分かんないけどね」

さゆみは、何を見ているのだろうか。


ふと、以前のさゆみとの会話を思い出した。

さゆみが悪戯に春菜に「もし自分の魔法が奪えるなら、どの魔法が欲しい」と尋ねたことがあった。
暫し考えた後、春菜は「未来を見る魔法が欲しい」と答えた。

「ああ、よく知ってるね。さゆみの魔法のこと」

「風の噂で聞いて。道重さんは未来を見る魔法が使えるって」

「夢を壊すようで悪いけど、そんなに凄い魔法でも、いい魔法でも無いんだよね。
　若い頃に必死で研究してね。完成した時は凄い興奮したけど、すぐ使わなくなっちゃった」

「どうしてですか？」

「見える未来なんかつまらないから、全部変えちゃったもの。
　だから一度も成功したことが無い魔法」

その時の笑うさゆみの表情も、どこか同じような憂いを含んでいた気がした。
その魔法は、どんな精度で、どんな範囲で未来を見ることが出来るのだろう。

『不老長寿の魔法』にしても『未来を見る魔法』にしても
自分のような一般の魔道士が憧れる凄い魔法には、それを持つ人にしか分からない
大きなリスクがあるのかもしれない。

不意に店のドアが開く鈴の音が聞こえて
思考が戻った。

「あ、きたきた」

さゆみの言葉に振り返ると、今まさに衣梨奈と里保が店に入って来る。

「え？」
「道重さん…？」
「え？道重さんとはるなん？」
「え？はるなん……？」


視線が合った瞬間、春菜と衣梨奈、それに里保から三様の驚きが漏れた。
一人ニヤニヤと笑っているさゆみを見て、春菜が諦念の息を吐く。

「生田さんたちが来るって分かってたんですか？」

「そんなに睨まないでよ。いいじゃない、りほりほと昨日
　『次に晴れた日に元の姿で』って約束したんでしょ。
　今日は晴れ。約束果たさないと、ね」

そもそも、その話だってさゆみにはしていないのだけれど。
さゆみの茶目っ気なウインクに頬を上気させながら、春菜は
さゆみと自分に視線を彷徨わせている里保に笑いかけた。


▲

いろんな話があってこんな楽しいスレになるとは
一番最初に立てた時には思いもしなかった
みんなありがとう

いえいえこちらこそありがとう！

おっつうううううううううううううううううううう

あーなんかいいなぁこの感じ
今一番楽しみなスレだわ

>>58
なんか心がポクポクするｗ

おおおおおおおっ！
続きｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━( ﾟ∀)━( 　ﾟ)━(　　)━(　　)━(ﾟ 　)━(∀ﾟ )━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!

おお
続き来てたー！

ｷﾀ━━━从*･ ｡.･)━从从*･ ｡)━从从从━(｡.･*从从━(･ ｡.･*从━━━!!!!

続きが早く読みたくなる
終わり方だぁ

続ききた！
今回も乙です！

りほりほとはるなんご対面きたー！
アップフロントさんドラマ化しようよ

アップフロントがドラマ化すると数学女子学園になるから勘弁ｗ

きてたーー
えりぽんとはるなんの関係って今までに書かれてたっけ？

　▲ ▲
ﾉﾊ*ﾟ ゥ ﾟ)
〜(,,u,,u

ちょっとは書かれてたね

ついに人間の姿が披露されたのか！

　　　|　　　　　　　　　　　　　　
　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　|　　　ノノハヽ∋oノノハヽ　　
　　　|　�繁ﾘ*´ｰ´ﾘ 　|||9|‘_ゝ‘)　 　
　　 ｜　　ι　　,Ｏ、 （　　　 ） 　　
＿＿|.　 ((　し-(_...,;） 　し--Ｊ　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（＾）（＾）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ノノハヽヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 �� （ﾟ ゥ ﾟ*ハ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （ つ日と）┐　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 γ"￣￣￣￣￣￣￣￣`ヽノノハヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　 ._。_ 　　　　 　 （･ ｡.･*从
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　c（＿_,ｱ 　　　　　日と ´ ）┐　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　 　　　　 　　　　　　　　　　

おお素晴らしい

ｲｲ！

すげぇ

AA職人さん仕事はやすぎｗ

職人さん超おつ！！！

いくさやああああああああ

いくさやなのか
ずっとなまさやって呼んでたわ

なまさやしいこと言ってんじゃねぇ！
これはいくさや！

ピンポンダッシュつー正式名称が・・・

>>96
キャワワ！

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ　＜シリアルスレにならなくて良かったﾔｼ
|||9|‘_ゝ‘)　＜汚部屋スレにならくて良かったと
ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ　＜ぐぬぬ

可愛すぎる！でもヤシ手に何を持ってるんだ？カビか？ｗ

なまさやで映画行って買い物したのは違う日？

>>103
リホデリで読み方聞かれていくさやって言ってたよ

>>103
いっそ生鞘と書いてピンポンダッシュと読んだらどうだ？ｗ

　　　　 　　　／＾ヾo
　　　　 　　ﾉ:;☆_;;.ヽ
　　　　　　 （･ ｡.･*从 　おやすみなの
　　　　　　ｒ'⌒と ､j ミ ヽ
　　　　 ノ　,.ｨ'　 ｀ヽ.　/
　　　／　　　　　　 i!./
　　 （_,. 　 　 　 　 //
　 く.,_｀^''ｰ-､_,,..ノ /
　 　　 ｀~`''ー--‐'

うっかり夜更かししてしまった

ほ

おはよう

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜お前らのために次スレ立ててやったﾔｼ

http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1383776077/

餌がないから小説スレまで来て飢えを誤魔化すピンポンスレ民ｗ

作者様おつです

　▲ ▲
ﾉﾊ*ﾟ ゥ ﾟ)　護ります
〜(,,u,,u

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ（･ ｡.･*从

昼やよ

ｰ´ﾘ

クンダ　エストラダ　モントセ　カンダ

萌えエピソードは小説で補給し
２ショットはトリミングで自作する
生鞘ヲタはカプヲタの鑑だなぁ（白目

スパパ

このスレだけ狼の天国スレみたいだ

　　　　　　　　　　　　,,..､.,､..,,,、
　　　　　　　　　　,r'´　　　　　ヽ,　　このスレは
　　　　　　　　　,:'　　　　　　　　 ::　　ミントくんみたいにふわふわで癒されるﾔｼ
　　　　　　　 　 {　　　　´ｰ´　　　,:
　　　　　　　　　:,　　Ｕ　　　Ｕ,,;;,,:'
　　　　　　　　　　ヽ､　　 ,,;:;:;:;:;:''
　　　　　　　　　　　　ﾞ`'''''''''''

Ｆｕｗａ↑↑ Ｆｕｗａ↑↑

ミント君は別になりたくてふわふわになってた訳じゃないと思うぞ・・・

ﾔｼがDNA操作してフワフワにしたんだよ
歌やダンスだけじゃなくてDNA操作まで出来るﾔｼはスゲーよ
決して栽培に失敗して黴を生やした訳じゃないからな
そこんとこ間違えるなよ

黴師
綿師

無く師
転け師

　　　　　　　*･ ｡.･*


　　　　監視中なの

ふと思ったんだが9期ってゆせそま感だな

ゆせそまってなーに？

､　,.-|;:.;. ||　　 |ゞ:;ヾ　 　,.-':::::::::::::: ゞ:::::;ヾ
ﾐ:::ゞ |;:.;. ||　　 |::::::ヾ:::) （　::..:::.::::　.:::::::::: ::)
￣￣|;:.;. ||　　 |￣￣￣￣| .::::::: ...::|￣|￣'
　 　 |;:.;. ||　　 |　 　 　 　 |;;;;; ;; .;;;,,|　 |
　 　 |;:.;. ||　　 |　 　 　 　 |　　　　 |　 |　 ／
　 　 |;:.;. ||　　 |　 　 　 　 |""''"'""|＿|／
　 　 |;:.;. ||　　 |　 　 　 　 |ノハヽo／／
　 　 |;:.;. ||　　 |　 　 　 　 | ｡.･*从
　 　 |;:.;. ||　　 |　 　 　 　 と　,)　.::
　 　 |;:.;. ||　　 |　 　 　 　 |ーJ　"
　 　 |;:.;.:.￣￣|　　　　 ／
　 　 |;:.;.　　　 |　 　 ／
　 　 |;:.;.　　　 |　 ／,､
　 　 |;:.;.　　　 |／
　 　 |;:.;.　　　 |　　　　ノハヽ☆
　 　 |;:.;.　　　 |　　　　ﾘ｀ｰ｀*ﾘﾚ
　 　 |;:.;.　　　 |　　　　 (っ　cヽ
　 ／|;:.;.　　　 |　　　　　Ｏー'J
／　 ｀''‐--‐''´

りほりほあぶない！

？？？＜だいじょうぶですわ　あの方は臆病でらっしゃるから監視くらいしかできませんもの

そしてあなたは監視ぐらいでは済まなさそうですね

物怖じしないのも考え物だｗ

ここのスレ主要キャラクター勢ぞろい
http://tenq.rash.jp/img/tenq2582.gif

楽しそうｗ

いいね〜ほっこりした

>>140
そう思って見るとなんかいいな

距離感がまんまだね

なんかもっこりした

誰かイラストとかも書いてください

漫画化希望

保

転載
http://stat.ameba.jp/user_images/20131107/23/morningmusume-9ki/de/0d/j/o0480048112742223274.jpg

肌きれいだな

部屋は汚いのにね

海はいい、つくづくそう思う。
気分転換したいとき、何も考えたくないときなど、事あるごとに海に潜る。
ゴタゴタした装備一式がなくても泳げるようになる魔法を使って、
時間を忘れて思うがままに海中を散歩する。

小魚の群れが陽光を浴びてキラキラと銀色に輝く。
タコが獲物を求めて海底を徘徊し、岩場の陰にウツボが身を潜める。
ここでは生と死が身近に感じられ、たとえ強大な魔法を操る魔道士も
大自然の中ではほんのちっぽけな存在に過ぎないことを思い知らされる。


アイツに初めて会ったのも、今日のような暖かい日差しの朝だった。
そう、泳ぎ疲れて一息つこうと海面から顔を出したとき、
ちょうど近くの岸辺に佇んでいたのがアイツだった。

魔法の力を借りて泳いでいるため、人の目にはつかないよう意識していたはずが、
なぜアイツの存在には気づかなかったのか、今でもわからない。
いきなり海面からひょっこりと見知らぬ人間が顔を覗かせたら、
それは誰だって驚きそして警戒するだろう。
相手の反応次第では、魔法で相手の記憶を抹消するという最悪のケースまで
一瞬のうちに頭の中を駆け巡った。

ところが、アイツの反応は思いもよらないものだった。
あたしの姿を見たアイツは、一瞬驚いた表情をしたものの、
すぐに笑顔になっておはようございますと普通に挨拶し、
すごいですねそんな格好で泳げるんですかもしかして魔法ですか
やっぱり泳いでると気持ちいいですか海の中はどんな感じですかと、
息付く暇もないほど矢継ぎ早に質問攻めしてきたのだ。

予想外の反応にすっかり警戒心が削がれたあたしだったけど、
ふと悪戯心が湧いてきて、海の中はこんな感じだと言って
大きなナマコをアイツに手渡してみた。
なんですかなんですかとひとしきり騒いだあと、
扱いに困ったナマコを大胆にもあたしに投げ返してきたのを見て、
その度胸に一発でアイツのことが気に入った。


きっと、今日も同じ場所にいるはず。
まったく根拠のない確信を持って海面から顔を出すと、本当にアイツがいた。

「センパ〜イ！！」

あたしの姿を認めると、とびきりの笑顔で大きく手を振ってくる。
確かにコイツは重さんの弟子だという話だから、
立場的には先輩と呼ばれるのも間違ってはいないのだろうけど、
聞き慣れない響きがどうにもむず痒く、思わず走って逃げたくなってくる。

そんな照れ隠しの気持ちも込めて、あたしは挨拶がわりの笑みを返すと、
生田に向かって特大サイズのナマコを投げつけた。

（おしまい）

参考：130706 ハロー！ＳＡＴＯＹＡＭＡライフ

男前な先輩きたー！

小春か

初代Mr.Moonlightの登場だね

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜…辻先輩カッコよかったなぁ♪

OGファンとしては先輩たちとの絡みが嬉しい
次のヤンタンは飯田さんゲストみたいなんでこれまた楽しみ

ﾔｼ

|||9|‘_ゝ‘)＜保全よりも里保が好きっちゃ

　　　　　　　　　　　　,,..､.,､..,,,、
　　　　　　　　　　,r'´　　　　　ヽ,　　このスレは
　　　　　　　　　,:'　　　　　　　　 ::　　ミントくんみたいにふわふわで癒されるﾔｼ
　　　　　　　 　 {　　　　´ｰ´　　　,:
　　　　　　　　　:,　　Ｕ　　　Ｕ,,;;,,:'
　　　　　　　　　　ヽ､　　 ,,;:;:;:;:;:''
　　　　　　　　　　　　ﾞ`'''''''''''

ミントってそんな毛玉みたいなものだっけ？

いやカビそのものだ！

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜か・・・・カビだと・・・

りほりほはホントのミントを知ってるのだろうか

　　　　　　　ノノハヽ 　収穫が楽しみﾔｼ 早く大きくなるﾔｼ
　鞘師→　ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ
　　　　　　（ｌ⌒ｌ⌒ｌつ
　　　　　　（＿_）＿）　ｒ　←ミント君(生前)



　　　　　　　､.ゞヾ""'ｿ;μ,
　　　　　　.ヾ　 　 　　 　彡
　　　　 　　ﾐ 　　　ｒ　　 　ミ　　←ミント君(現在)
　　　　　　ﾞ彡　　　　　　 ﾐ 　　謎の綿に包まれている
　　　　　　　/ｿ,,,､､; ,;､ヾ`　　　※拡大図



　　　　　　　　　　,,..､.,､..,,,、
　　　　　　　　,r'´　　　　　ヽ,
　　　　　　　,:'　　　　　　　　 ::　←ミント君に全身を覆われた鞘師
　　　　　 　 {　　　　´ｰ´　　　,:　　ふわふわで癒されるらしい
　　　　　　　:,　　Ｕ　　　Ｕ,,;;,,:'
　　　　　　　　ヽ､　　 ,,;:;:;:;:;:''
　　　　　　　　　　ﾞ`'''''''''''

ｗｗｗ

ふわふわぽん

>>158
てことは川‘〜‘)||とﾉﾊ*ﾟ ゥ ﾟ）と从*･ ｡.･）の共演？

前スレ797、847-849、>>152-153
生田の反応は、予想通りのものだった。

『不老不死の魔法が暴走して冥界の門が開き、無限に湧き出るアンデッドを
食い止めるために自ら不死の王となった魔道士がいる』

そんな荒唐無稽な話を聞いても、まったく疑う素振りも見せず素直に受け入れ、
ようやく合点がいったとばかり生田の友達の話をしてきた。

なんでも今年のハロウィンで運悪くケメちゃんに出会ってしまった子が、
たまたま生田の友達だったらしい。
その子は半狂乱で生田が居候する重さんの家に駆け込んできて、
必死の形相で化物に遭遇したことを訴えてきたものの、
慌てふためいていることもあり生田にはよく要領を得なかったそうだ。
重さんが、そのお化けは触らないことになってるから大丈夫だとなだめても
まったく聞き入れられる状態でなかったため、
仕方なしに魔法で眠らせて記憶の一部を消し去るまでの騒動になったという。

なんとも申し訳ない気持ちになってケメちゃんに替わりあたしから謝ると、

「里保もその話を聞いたら納得してくれますよきっと」

と軽い口調で答えたが、正直生田ほどの図太さがない限り
その友達もそう簡単に受け入れられるものでもないだろうにと思う。

ほ

「・・・それでさ、ケメちゃんてば
『正義の勇者様があたしのことを倒しに来てくれるかもしれない』
だなんて、まるで白馬の王子様が来てくれるかのように言っちゃってるんだ。
いくら退屈でしょうがないからといってそれはどうかと思うよね」

もともといじられキャラだったケメちゃんだけに、話のネタには事欠かない。

「でも、本当に勇者が来ちゃったらどうするんですか？」

「まあまずありえないだろうけど、もし来ちゃったら、
ケメちゃんだったらお茶でも出しておもてなしするんじゃないかな。
そしてこれまでの経緯を話して聞かせて穏便に帰ってもらうんだろうね」

冗談めかしたあたしの答えに、意外にも生田は真面目に返してきた。

「でも勇者なんて正義感に溢れているから、問答無用で襲われてもおかしくないんじゃ」

「うーん可能性はあるかもね。でもケメちゃんも本気を出したらマジで強いから」

「そうですよね。ただ、『倒しに来てくれるかも』なんて
まるで倒されたいと望んでいるような言い方がちょっと気になって。
それに、万が一本当に倒されてしまったら冥界の門が大変なことになるんですよね」

ノー天気に見えてなかなか鋭いところを突く。

「うん、実はあたしもケメちゃんに万が一のことについて聞いたことはある。
そうしたら、もしケメちゃんが倒された場合、倒した相手がその地に縛られて
次の不死の王として強制的に冥界の門の門番となる呪いが発動するんだって。
だから最悪の事態は避けられるんだとか言ってた」

まだまだ倒される予定はないけどね、と笑うケメちゃんの顔が脳裏をよぎる。
人間をやめて昔よりわかりづらくなったけど、その表情が嬉しそうにも
そして寂しそうにも見えたのはあたしの気のせいだろうか。

「それにしても、本当にすごい決断ですよね。
衣梨奈だったらそんなところに独りアンデッドに囲まれて生活なんてしてたら、
まず間違いなく正気を保っていられないなぁ」

やはりコイツには物事の本質を見通す力があるのか。

「ケメちゃんは正気よりも退屈すぎて死にそうだとぼやいてたけどね。
だからこそあたしも、その退屈を紛らわせてあげるために
ちょくちょく遊びに行ってるんだけどさ」

こう言って取り繕ったけど、実際のところは生田の言うとおりだ。
ただでさえ人間をやめた身で、そのまま人としての心を保ち続けること自体が
ほとんど奇跡に近いといっていい。

それはケメちゃんの精神力と魔道士としての能力が並外れていることを示してるけど、
はたしてそれが今後も永遠に続いてくれるのか、誰にも保証はできない。
万が一、ケメちゃんが人としての心を失った場合、ケメちゃん・・・いや不死王は、
無限のアンデッドを率いて地上に侵略し、全世界を恐怖のドン底に陥れることだろう。

これは今まで誰にも話したことがないけど、あたしがちょくちょくケメちゃんに
会いに行っているのは、その退屈しのぎの手伝いとともに、
ケメちゃんが正気を保っていられているかをチェックするためでもあるのだ。

そして、もし最悪の時を迎えた場合は、あたしのこの手でケメちゃんを倒す。
そこまでの覚悟もできている。
それはすなわち、ケメちゃんの死に際の呪いを受けて
人を捨て不死王として冥界の門に縛られるということでもあるのだけど、
ケメちゃんの後を継げるのはあたししかいないと、そこまで腹をくくっていた。

そんな密かな覚悟を、ケメちゃんはおそらく全部わかっている。
たまにあたしの顔を見て困ったような笑顔を見せるのは、多分そのせいだ。
お互いがお互いのことを誰よりわかっていながら、口にするのはいつも馬鹿話ばかり。
それがこの２人らしいと、あたしは思わず苦笑した。

「・・・センパイ！　センパイ！！　どうしたんですかいきなり？」

「ああごめん、ちょっと考え事してた」

つい考えが先走りすぎたようだ。

「ともあれそんなケメちゃんが生田に会ってみたいと言ってるんだけど、どうする？」

軽い誘いに、予想外に難しい顔で何かを考えこんでいた生田が、ようやく口を開いた。

「ごめんなさい、今はまだ会いに行けません」

あまりに真っ直ぐすぎる瞳で見つめてくる生田。
なぜかと理由を問いかけると、

「衣梨奈は、世界一の魔法使いを目指しています。
だから、いつか本当に世界一になれたら、衣梨奈の力で冥界の門を封印します。
そして、もし望むのであれば、保田さんを不死王から解放して
人間に戻れるようにできればと思っています。
それがいつのことになるのか今はまだまったく想像もつかないけど、
保田さんにはその時まで待っていてくださいと伝えてもらえますか」

それは、一言一句を噛み締めるような、感情のこもった重い言葉だった。

「ケメちゃんのためにそこまでのことを想ってくれてありがとう。
その気持ち、しっかりとケメちゃんに届けるよ」

お願いします、とようやく笑顔が戻った生田の姿に、あたしは思う。
コイツなら本当に世界一の魔法使いになれるかもしれない・・・と。

（おしまい）

http://stat.ameba.jp/user_images/20131108/17/kaori-iida/28/a3/j/o0480064012742868292.jpg

>>175
生田愛に溢れてて面白かった
先輩たちもかっこいいね
乙です

>>175
根底にあるシリアスのさじ加減が絶妙な乙
ほのぼのだけじゃない世界観がたまらん

ほ

>>176
はるなんお師匠様と共演か

こう見ると似てるなはるなんとかおりんｗ

力作乙です
どんどん広がるね

ディアーの継承者だからね。他にディアーやったの誰？

飯田さん卒業後はよしざーさんがやってた

いいねぇ〜

　　　　　　　　　　　*ﾟ ゥ ﾟ*

ｰ´ﾘ

吉澤さん→ガキさん→めしこ

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜学校休みだぁ♪

>>175
酒飲みながら読んでたらなんか目から潮水が
永遠に続く楽園がここにある……はず

おやすみﾔｼ

ケーキがおいしくなる魔法

あ〜かかちゃったぁ〜

>>176
はるなんとかおりん似過ぎｗ
びっくりして笑ってしまったよｗ

あげﾔｼ

最近回線の調子が悪いぽん

ちちんぷいぷい海鮮よくなーれ

　　　　　　　　　　 ／ ika＼　　　　　　n,》》)
　　　　　　　　　　(　｀ｰ｀ * )　　　　　 〉 ／
　　　　 ,,,,,　　/⌒ヽ ､　,　''⌒＼　,／ /
　　　(巛.,n |　,、　 　　　 　λ　 Υ　,/
　　　 ＼, ''ヽ ,?,_゜_人__゜_ノ 'ヽ､. _,ノ
　　　　　＼_,ｿ　)　　。　　(
　　　　　　　,／　　　　　　''＼
　　　　　　人,ﾐ ヽ,ﾐ ヽ,ﾐ ヽ,,ﾐ ヽ
　　　　／ ,,,人,　 ）,　 ）,　 ）,　 人
　　「’　　／　/　/''　/''　/''　/''　＼
　　し'''「’／く　,〈、,,〈、,,〈、,,〈、＼＿）
　　　　し'　　 ＼,,)＼,,)＼,,)＼,,)＿）

なんだその化け物はｗ

海鮮？

>>198
ﾔｼﾄｩﾙﾌの呼び声

　　　　　　　　　　　　,,..､.,､..,,,、
　　　　　　　　　　,r'´　　　　　ヽ,　　このスレは
　　　　　　　　　,:'　　　　　　　　 ::　　ミントくんみたいにふわふわで癒されるﾔｼ
　　　　　　　 　 {　　　　´ｰ´　　　,:
　　　　　　　　　:,　　Ｕ　　　Ｕ,,;;,,:'
　　　　　　　　　　ヽ､　　 ,,;:;:;:;:;:''
　　　　　　　　　　　　ﾞ`'''''''''''

あげ

保

奈

美

里

梨衣

由沙

ぽん

　　　　　　　　　　　　,,..､.,､..,,,、
　　　　　　　　　　,r'´　　　　　ヽ,　　こうすると
　　　　　　　　　,:'　　　　　　　　 ::　　まるで犬になったみたいﾔｼ
　　　　　　　 　 {　　　　　　　　　　　,:
　　　　　　　　　:,　　Ｕ ´ｰ´ Ｕ,,;;,,:'
　　　　　　　　　　ヽ､　　 ,,;:;:;:;:;:''
　　　　　　　　　　　　ﾞ`'''''''''''

無駄にバリエーション増やすなｗ

age

　　いろんな魔法があるっちゃ
〃∩ oノノハヽ ノノハヽ
⊂⌒|||9|‘_ゝ‘) ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ　oＯO(えりぽんと一緒にお勉強ﾔｼ)
　 ｀ヽ_っ⌒/⌒ｃっ⌒/⌒ｃ
　　　　 ⌒ ⌒　　⌒ ⌒


　　小さくなる魔法とか面白そうっちゃ
〃∩ oノノハヽ ノノハヽ
⊂⌒|||9|‘_ゝ‘) ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ　oＯO(えりぽんと仲良くお勉強ﾔｼ)
　 ｀ヽ_っ⌒/⌒ｃっ⌒/⌒ｃ
　　　　 ⌒ ⌒　　⌒ ⌒


　　　*.。ちちんぷいぷい小さくなーれ
　　　l'``・* 。
　　　∩　　　　 `*。
　,｡∋oノノハヽ 　* 　
　+　|||9|‘_ゝ‘)　*｡+ﾟ ノハヽ
　`*｡ ヽ、　 つ *ﾟ*ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ　oＯO(えりぽんとラブラブでお勉強ﾔｼ)
　　`・+｡*・' ﾟ⊃ +ﾟ っ⌒/⌒ｃ
　　☆　　 ∪~ ｡*ﾟ　⌒ ⌒
　　　`・+｡*・ ﾟ


　　　　　　　　〃∩ ノノハヽ
　　　　　　　　 ⊂⌒ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ　oＯO(えりぽんとイチャイチャでお勉強ﾔｼ)
　　　　　　　 　　｀ヽ_っ⌒/⌒ｃ
　　　　　　 　　　　　　 ⌒ ⌒

小さくなりすぎだろwwww

　　　　　　　　　　　　　あれ？小さくなれたみたいだけど、えり今どこにおると？
□□□□□■□□□□■□□□□□□□□□□■■□□□□□□□□□□□□■■□□□□□□□■□□
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□□□□□■□■□□■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■□□■□□
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□□□□■□□■□□■□□□■□■□■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■□□■□□
□□□□■□□■□□■□□□□■■■□□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□□□■□□■□□　oＯO(えりぽんとぴったりしながらお勉強ﾔｼ)
□□□■□□□□□□■□□□□□■□□□□□□□□■■■■■■ |||9|‘_ゝ‘)□□□□□□□□■□□□
□□□■□□□□□■□□□□□■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■□□□
□□■□□□□□□■□□□□■□■□■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■□□□
□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■□□□
□■□□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■□□□□
■□□□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■□□□□

ミクロキッズ思い出したｗ

わたわたぽん

しゅわぽん

　▲ ▲
ﾉﾊ*ﾟ ゥ ﾟ)　護ります
〜(,,u,,u

マシュマロボディになる魔法

あげ

のはずがちょっと違うふわふわボディになってしまう鞘師さん

|||9|‘_ゝ‘) ＜りほー！リハ始まるよ！

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜あと5分眠らせてむにゃむにゃ

おはよう

あさ

うそﾔｼ！そんなはずないﾔｼ！

寒いね。

前スレ797、847-849、>>152-153 、>>170-175

闇の溢れる遥かなる地底の奥深く、そこで２人は対峙していた。

「ついにこの時が来ちゃったね、ケメちゃん」

静かに語りかけられた相手は、もう言葉を返すこともない。
その鋭い眼光には人としての知性を微塵も感じさせず、
身体より放たれる禍々しい瘴気が、そこに立つのがもはやケメコではなく
不死王ケメキングデッドに他ならないことを告げていた。

「あたしの力で人ならざる身のケメちゃんを倒せるのか、今でも自信はないよ。
でも、これはあたしにしかできない、あたしがやらなきゃいけないこと。
だから・・・あたしの手でケメちゃんを取り戻す！！」

ひとみの口から詠唱が紡ぎ出され、それに伴い膨大な魔力が蓄積されていく。
不死王となったケメコを倒すにはどうしたらいいか、以前からずっと悩み続けてきた。
ひとみの出した答えは、「地球そのものの生命力を利用する」こと。
これまで積み重ねてきた研鑽の成果が、ついに試されることとなる。

不死王が軽く右手を払うと、遥か後方の冥界の門が音もなく開いた。
そこから無数のアンデッドがゆっくりと、だが着実に歩を進めてくる。
もう一刻の猶予も許されない。

「いくよ！！」

ひとみの魔力と不死王の瘴気がぶつかり合い、その衝撃が激しく地底を揺るがす。
世界の存亡をかけた戦いが、こうして幕を開けた。

…
…
…

どれくらいの時間が過ぎ去っただろうか。
それまでの激闘が嘘のように静まり返った世界。
仰向けに横たわるケメコ。その頭を抱え膝枕しているのはひとみだった。
満身創痍で血まみれのひとみだが、その表情は穏やかそのものだ。

「すべてが終わったよ、ケメちゃん」

ケメコの髪をそっと撫でつけながら、優しく語りかける。
程なくしてケメコの身体は活動を停止する。
ケメコの死に際の呪いによって、もうすぐひとみが次の不死王となるわけだが、
今のひとみは晴れやかな達成感でいっぱいだった。
ケメコを自分の手で「救う」ことができた。もうそれだけで十分だ。

「・・・よしこ？」

「・・・お帰り、ケメちゃん」

この間際になって、ケメコが人としての意識を取り戻すだなんて、
あたしへの最後のご褒美かな、とひとみは微笑む。

「・・・ごめんね、よしこには迷惑をかけまいと思っていたんだけど、
結局こんなことになっちゃって」

「ううん、いいんだ。だからもう喋らないで」

冥界の門がざわめく。一度はひとみの魔法により吹き飛ばされたアンデッドが、
またゆっくりと這い出してくる。

「・・・よしこにとって情けない先輩だったかもしれないけど、
このまま事後処理までよしこに押し付けるわけにはいけないよね」

「えっ、ケメちゃん何を・・・！？」

指一本動かすこともできないはずのケメコの手が印を結ぶ。

「・・・最後くらい、あたしにもカッコつけさせてよ」

ケメコから紡がれる呪文の詠唱。それとともに、ケメコの身体から暖かい光が発せられ、
ひとみの全身もその光に包まれる。

「これは・・・『神』の魔法！？」

この世に神は存在しない、それは魔道士の中でも半ば常識となっている。
しかし、実際に神の力は存在する。
幾多の人々の祈りと願い、それが集約されることにより目に見えない力となり、
なんらかの偶然でその力が一点に解放されたとき、「奇跡」となって現れるのだ。

ケメコは人ならざる身になってから、その「神」の力を意識的に集約、
そして解放するための研究をずっと続けていた。
以前その話を聞いたひとみは、

「じゃあもしそれが実現したら、ケメちゃんのことを
『保田大明神』って崇め奉ってあげるから」

なんてからかったものだが、まさかこの魔法を本当に完成させていたとは。

まるでケメコそのもののような暖かい光を浴びて、
ひとみのボロボロの身体が見る見るうちに癒されていく。

そして光はそのまま冥界の門に向かって広がる。
光を浴びたアンデッドはあっという間に崩れ去り、
冥界の門を包んだ光がひときわ大きな閃きを放つと、そのまま門ごと消失した。

「本当はね、完成したときすぐにこの魔法を使うべきだった。
でも、よしことの時間が楽しすぎて、タイミングを逃しちゃって・・・。
そのせいでよしこにこんな迷惑をかけて、ホント馬鹿だねあたしも」

これだけ強大な力をその身に宿したのだから、反動が出ないわけがない。
ましてケメコは人ならざる身。その結末は必定だった。

「ケメちゃん！」

ケメコの身体が、光の粒となりゆっくりと虚空に溶け出していく。

「今まで・・・ありがとうね。これからはよしこも・・・自由に生き・・・て・・・」

最後の言葉を残し、光の粒となったケメコはそのまま天へと召されていった。

「なんだよそれ！　最後の最後に一人カッコつけて勝手に逝きやがって！！
ケメコの・・・大バカヤロー！！！！」

そして地底には、残されたひとみの叫びと慟哭がいつ途切れるとも知れず続いていた。

…
…
…

「これが、今後２人の身に起こる必然の未来」

「必然の・・・未来」

その日、海辺でひとみと語り合い帰宅した衣梨奈に、
いつになく厳しい面持ちのさゆみが待ち構えていた。
そこでさゆみによって有無言わさず見せられたのが、
この「未来を見る魔法」によって映し出された衝撃的な映像だった。

「そう、何年後、何十年後にこうなってしまうのかはあえて言わないけど、
このままだと間違いなくこの未来は変えられない。・・・そのはずだった」

「はずだった、というのは？」

「生田が吉澤さんに伝えた約束、その言葉が２人の未来を変えるかもしれない
ほんの少しの可能性を生み出したの。
もちろん、今のままではこの未来を変えるなんて到底無理な話。
それどころか、生田が迂闊に２人の間に介入することによって、
今見た未来よりももっと悲惨な結末に変わってしまうかもしれない。
生田が伝えた約束は、自分自身が思っている以上にずっと重いものだってこと」

そこで言葉を切ったさゆみは、真剣な表情で真正面から衣梨奈の顔を見据える。

「そこまでをすべて理解した上で、それでも生田は
自分の約束を本当に成し遂げようという覚悟はある？」

いきなり突きつけられた衝撃的な未来と自分の言葉の重み、
そして普段からは想像できないほどのさゆみの気魄に顔面蒼白の衣梨奈だったが、
さゆみの問いに対する答えは、少しの間を置くこともなく発せられた。

「やります！　絶対に成し遂げてみせます！
だって、こんな悲しすぎる結末はあってはならんけん！！」

衣梨奈の魂の叫びに、さゆみはようやく表情を緩める。

「その言葉、確かに受け取ったから。
世界一の魔法使いを目指すなら、これくらいの試練は乗り越えなさいね。
一つだけいいことを教えてあげる。世の中で一番強い魔法は、言葉。
言葉の力を信じ、言霊から力を引き出すことが成長の秘訣なの。
だから、生田も自分の発した言葉に責任をもって、曲げることなく
それを守り抜きそして貫き通せば、きっといいことがあるかもよ」

やっばーい、生田なんかに魔法の真髄を教えちゃった、とおどけるさゆみに、
衣梨奈の表情にもようやく笑みが戻った。


その夜、寝床で衣梨奈は２人のことを思う。
あまりに無力すぎる今の自分にできることは、ただ祈ることくらい。

「保田さんと吉澤さんの２人の未来が、幸せなものになりますように」

この祈りを積み重ねて、いつか「神」の魔法を体得した衣梨奈が
祈りの力を解放して冥界の門を消失させる。

そんな未来を夢想しながら、いつしか衣梨奈は眠りに落ちていった。


（おしまい）

ケメコとひとみそして衣梨奈の物語もこれで一段落です

最初はケメコブログにアップされたあまりにリアルすぎる
ケメコのゾンビ仮装に触発されてこれをオチに使おうと勢いで書いた１レスネタで
当然それだけで終わるはずのものでした
それが続きになりそうなネタを思いついては見切り発車で広げていき
気づけば結構な長さの連作になってしまいました

自己満の長々した話を読んでくれた方々とそしてなにより
こんな素敵な物語とその世界観を提供してくれたスレ主に感謝です

おい

おい

俺は今泣いている

高評価をポチッ

お気に入りに追加

ケメちゃん編乙です
終わってしまって少し残念だけどいいお話だた

なんか目から水が…

本編もいいけど外伝もいいんだよなぁここ

>>15の続きは来ないのだろうか････

>>15
地味に続き期待してる

ケメちゃん編乙
あの一枚から素敵な話を有難う

保田大明神乙

えりぽん大好き

知ってる＾＾

ぽんぽんぽん

みずぽんえりぽんしゅわしゅわぽん

保

田

>>242>>243
遅くなりましたが>>15の続きを書きました

事の発端は、ある夫婦が道重さゆみを尋ねてきたことから始まった

屋敷の居間で道重さゆみは、その夫婦の話を聞きながら昔のことを思い出していた
遥か昔の記憶、何百年も前の時代、魔導士が普通に人々の間で認知され敬われ慕われていた頃
ある農業一家の息子が悪魔に憑かれたという事例が起こっていた
まるで獣みたいな状態で半狂乱で支離滅裂な言葉を喋り叫び暴れまわって家の物を壊し手のつけられない状態だったので
その一家の主人からさゆみは助けを求められた、どうやら息子には悪魔が憑いているのかもしれない悪魔祓いをしてほしいと
道重さゆみは魔導士として魔法の力は人助けのためにあるのだという強い使命感があり、その助けの依頼を潔く快諾した

さゆみは悪魔に憑かれているとみられる少年を診たところ、すぐにさゆみはこれは本物の悪魔憑きではないと分かった
原因は「狂犬病」、少年の血液を採取し検査した結果、狂犬病ウイルスを確認して判明した
さゆみはそのさいに一家の主人に農場に飼われている牛に最近異変がなかったか問うた
主人曰く、そういえば数ヶ月前に数頭の牛が狂乱し暴れて悶え苦しんだ後亡くなったと問いに答えたので
この狂犬病の感染源は牛だとさゆみは確信した、その後さゆみは現在生存している数十頭の牛の血液を検査し
その内まだ発症していない一頭の牛から狂犬病ウイルスを検出した
「狂犬病」またの名は「恐水症」の感染源は犬だというイメージがあるが狂犬病ウイルスは人間や犬を含め哺乳類全般に感染する
それゆえに狂犬病ウイルスの感染源となる動物は犬以外に狼、狐、猫、羊、山羊、ネズミなど様々であり、そして今回の感染源は牛だった
農家の仕事として日常的に一家の息子は牛の世話をしていたので、そのさいに唾液などから感染してしまったのだ
さらに調べていくうちに近くの森に住んでいる狼達がこの農場の牛を襲うことが度々あったそうで
その狼達もやはり狂犬病に侵されてたのだろう、狼に襲われたさいに噛まれたりして牛は傷つけられ
その傷跡から狼の唾液を経由して牛に感染し、そして次に一家の息子へと感染していったのだ
狂犬病は発症した場合はほとんど助からない、だがさゆみは特別に調合した魔法薬を少年に与え
少年は徐々に回復していき狂犬病は完治した、これでこの「悪魔憑き」の事件は解決した

魔導士と学者は紙一重なところがある
道重さゆみも今では大魔導士として一目おかれているが始めからあらゆる魔法に精通し強かったわけではない
道重さゆみも駆け出しの頃は未熟で弱かった
そんなさゆみにも彼女を教え導く師匠がいた
さゆみは自らの師匠によく教えられた、魔導士として魔道を極めるにはあらゆる学問の知識に精通していかなければならないと
医学、化学、心理学、天文学、工学など、あらゆる知識を身につけてないと魔導士として一人前ではないし
新たに魔法を作り出したり魔法に活用することができないと
師匠の教えにしたがって若かりし道重さゆみはいくつもの本や文献を読み漁り勉強し知識を吸収していった
ときには師匠から科学の実験も教わった
農業一家の「悪魔憑き」の事件も、そんなさゆみの教養が役に立った
もしさゆみが「悪魔憑き」の正体が狂犬病だと見抜けなければ少年を救うことはできなかっただろう

昔から「悪魔憑き」や「悪霊憑き」、日本では「狐憑き」とも呼ばれている現象が伝わっている
そして人間に憑依したそれらの悪魔や悪霊などを祓う技術を「エクソシズム」という
しかし長年生きてきたさゆみにとっては、その現象には科学的に説明できる原因があると想っている
正直「悪魔憑き」「悪霊憑き」「狐憑き」と呼ばれる現象の正体は大抵「神経疾患」や「感染症」「精神病」「知的障害」などである
もしくは役者が演技をしてエクソシズムの真似事をする見世物としてのインチキなどである
本物の「憑依現象」はほとんど無く、あってもそれはごく稀な事である
医学が発展してなかった時代、人々は病気などを悪魔や悪霊の仕業だという迷信を信じていた
さゆみ自身も長年生きてきて「本物」を見たことは数えるほどしかない

そんな昔のことを思い出しながらさゆみは夫婦のエクソシズムの相談に応じていた
その夫婦の一人娘が原因不明の本物の悪魔憑きとしか想えない状態になっていて
わらにもすがる思いで道重さゆみに助けを求めて来たのだ
どこから調べたのか自分は名のある大魔導士で自分なら一人娘の現象を解決できるかもしれないと訪ねて来たのである
いつもなら自分の正体に気付いた魔導士以外の一般人は記憶を消して帰してしまうところだが
事情を聞いたさゆみは夫婦に同情し、なおかつこれは予断を許さない状況だと察知し相談に応じることにしたのである
夫婦の一人娘の名前は「小田さくら」といい、２年前に奇妙な現象が起こり始め徐々に娘が狂い始めたのだという
そのため夫婦は娘の「悪魔憑き」をなんとかしようと、いくつもの病院に娘を受診や検査入院をさせたが原因不明
あるゆるに医者に診せたが最終的には小田さくらの症状を解明し治すことはできなかった
さらには大学の研究家、怪しげな超常現象の調査員に調べさせ、あらゆる宗教のお祓い師、牧師に頼りお祓いしてもらったが効果が無く
みんな狂い苦しみ悶えたりしたときの娘の引き起こす物が飛び壊れ建物が揺れるなどの超常現象に恐れをなして逃げていった
それでも娘のためにと夫婦は人脈を駆使し調査員を雇い調査し、娘の小田さくらを救うことをことができる者はいないかと情報を収集し
自分の存在をつきとめたのである
おそらく自分が最後の頼みの綱なのだろう、必死にあなたの力で娘を助けてほしいとお願いをされた
夫婦の顔には疲れの色が濃く、それがさゆみの心を打ち、この一家の助けになりたいと思った

その時、会話をしている３人に聞こえるように能天気な声が響き渡った

「ちちんぷいぷい！美味しくなーれ！！あー美味しくなっちゃったー！！」

キッチンで来客用の紅茶を作っている生田衣梨奈が空気を読まずに能天気な声をあげたのた
その場違いな声に夫婦の夫は尋ねた

「あ・・・あの今のは？」

その尋ねにさゆみは答えた

「どうぞお気になさらずに、いつもああなんです・・・」

３人ともキッチンの方向を見ていると衣梨奈が紅茶をニコニコしながら運んできた

「紅茶です、どうぞ」

衣梨奈が紅茶をテーブルの上に置くと夫婦はその紅茶に手を付けず切り出した

「どうか娘を助けてください！お金ならいくらでも払います」

「お金はいりません、無償でお請け致します」

お金のためではない純粋にこの夫婦の助けになりたいと思ったからさゆみはそう答えた
そして弟子の生田衣梨奈のためにも
さゆみは椅子から立ち上がると隣の衣梨奈の肩に手を置いて宣言した

「私の一番弟子のこの生田衣梨奈が最愛の娘を助けるために派遣いたします」

「えぇ！？」

一番驚いたのは衣梨奈であった、いきなりそんなこと言われて弟子として師匠は何を考えているのか分からなかった

「ちょ・・・ちょっと待ってくださいよ何でえりが！？」

「良い機会よ絶好のチャンスなの、あなたの修行のために行ってきなさい」

修行のため、さゆみは満面の笑顔で衣梨奈にそう言い聞かせようとしていた

「でも私はまだ悪魔祓いとかしたことありませんし無理ですよ」

衣梨奈は自分でもまだ魔法使いとして未熟だと分かっていた、実戦の経験も無いし使える魔法も少ない
そもそもエクソシズムなんてどうやってやればいいのかも知らない、ゆえに自分にはできないと戸惑っていた

「無理とか言わないの、あなた世界一の魔法使いを目指すんでしょう？こんなこともできないようでどうするの？」

さゆみの言葉に衣梨奈はぐうの音もでなかった、たしかに世界一の魔法使いを目指している自分としては
いつかは実戦を避けては通れない道だと想っていたから

「人生何事も経験よ、始めからできないなんて言っちゃ駄目、そんことじゃ世界一の魔法使いになれないわよ」

返す言葉も無く衣梨奈は黙るしかなかった
そして、そんな２人の魔導士の会話を聞いていた夫婦は「本当にこの人達で大丈夫か？」という不安そうな顔をした

そんなこんなで衣梨奈はさゆみに丸め込まれ半分無理矢理に小田さくらの「悪魔祓い」を任されることになった
夫婦も道重さゆみではなく衣梨奈で大丈夫かと不安がっていたが、さゆみの言葉の魔力で夫婦を操りあっさり説得させることに成功した


そして今、衣梨奈はその夫婦の一軒家の前に立っていた
正直、まだ衣梨奈は自分が何の経験も無いのに「エクソシズム」をできるような気がしてなかった
本当に「小田さくら」という子に悪魔や悪霊が憑依してるのかも分からないし不安で一杯だった
でも自分が頼りない顔していたら夫婦はそれ以上に不安になってしまうだろう
だからなんとか平静を装って接しようと想い
家の正門のチャイムを鳴らした

続く・・・
予想以上に難しく長い話になりそうだよ
許してにゃん

めっちゃ面白いです
無理せず続けてください

いいよいいよ~

どうもですｗ

なかなかに密度の濃そうな話だね乙

生さく好きなんで期待上げ

小田さく(笑)

なんか面白そう。

さゆにも師匠がいた
そして空気を読まないえりぽんｗ

生田のカプはどれでも大好物です

魔法使いのエクスタシー？

濃密な話の予感に続きが楽しみです乙！
しかし生田の魔法は空気を壊す天才だなw

エクソシストという映画思いだしますｗ

俺は今猛烈に感動している

▼




さゆみが、まるで待っていたとでも言うように里保と衣梨奈を手招きする。
里保は不意のさゆみとの再会に酷く戸惑っていた。

三日ぶりだろうか。
その間に、春菜から話を聞き、楽団の老人から話を聞き
衣梨奈からさゆみと里沙の話を聞いた。
それまでぼんやりとしていた、『魔道士 道重さゆみ』のイメージに
色が付き始めていて、だからこそ、まだ会いたくなかった。

得体の知れない大魔道士。不老長寿の魔法を持つ、超越的存在。
人の心を保ち続け、戦い続ける孤独な魔道士。人の想いを受け止める優しい魔道士。
僅かな間に、そのイメージは随分と変遷している。

里保は自分が、『魔道士 道重さゆみ』に対しても、強く惹かれているのを感じていた。

あまり近付き過ぎてはいけない。
だからこそ、さゆみに会うことが怖かった。
本人と改めて話して、自分のイメージが肯定されることも、否定されることも怖かった。

そんな里保の気持ちを知ってか知らずか、さゆみは相変わらず
息を呑むような美しい微笑を湛えている。

どんな風に振る舞えばいいか分からず視線をちらつかせた里保は
すぐにさゆみの横に座る少女のことにも気付いた。
そして、その姿を見て呟いた衣梨奈の言葉に、驚く。

「え？はるなん…？」

さゆみが笑いながら何か言った後、その少女が里保に微笑みかけた。

「こんにちは、鞘師さん、生田さん」

歩み寄り、その声を聞くとなるほど、春菜の物に間違い無い。
ただ咄嗟には返す言葉が出なかった。

自分に対して敬語を崩さない話しぶりや、甘い声から
勝手にもっと幼い姿を想像していた里保は
目の前の黒髪の美女を春菜のイメージと重ねあわせることに難儀していた。

「ま、つっ立っててもなんだし、座りなよ二人共」

さゆみに促されて、衣梨奈と里保が着席する。

「道重さんたちもここに来てたんですねー」

「ほんと、偶然だね」

さゆみと衣梨奈がマイペースに会話を進めている横で
里保は一人まごついていた。
散々楽しんだショッピングの戦利品達が、里保の足元で所在なさげに音を立てた。


「生田は朝早くから出かけたと思ったら、りほりほとデートだったの？」

「そうなんです！久々に晴れたんで、おう、これは行くしかないと思って」

「今日はふくちゃんと香音ちゃんは？」

「二人とも何か用事があったみたいで」

「ふーん」

衣梨奈とさゆみの会話を聞きながら、何か言葉を発しようとした里保に
先にさゆみから声が掛けられた。

「どうしたのりほりほ、黙っちゃって。
　あ、そっか、はるなんとりほりほって初対面だっけ」

「あ、いえ…」

分かっている癖に、と思いながらも
そういう方向に話を運んでくれたほうが有難いとも思った。
少しだけ後ろめたいから。

「この子は飯窪春菜ちゃん。街の古本屋さんでバイトしてる女の子で」

さゆみの言葉を、機会を覗っていた春菜が引き次ぐ。

「魔道士の間では『情報屋』ということになっています。
　この姿では初めましてですね、鞘師さん。改めて宜しくお願いします」

「あ、うん、宜しく、お願いします…」

「驚いてます？」

いたずらっぽい春菜の表情に、猫の時の面影を見つけて
里保は少しほっとして力を抜いた。

「うん、ちょっと。どこがブサイクなのさ」

「はるなんはすぐそうやって謙遜するけんね」

衣梨奈も話に入って来る。

「なぁんだ。りほりほとはるなん、もう知り合いだったの？」

さゆみがわざとらしく肩を上げる。
その白々しい素振りになんの意味があるのか、里保には分からなかった。
やっぱり思いのほか、さゆみは得体が知れなくて、それに少しだけ安心する。

里保は改めて春菜について説明を受けた。
胡散臭いと思っていたのは、春菜のことを何も知らなかったからで
自分が何も知ろうとしなかったせいだと改めて気付く。


春菜は街の古本屋でバイトをしている魔道士。

そこは店主の趣味で魔道書や魔法関連の書籍もこっそりと扱っている
街の魔道士ご用達の店で、さゆみや衣梨奈もよく訪ねるらしい。
店主が魔道士では無いため、それらの扱いや管理を
春菜がお手伝いしている。
実際危険な代物もあるし、魔力の無い人には扱えないものもある。

社交的で巧みな話術を持つ春菜の元には、街の魔道士に関する様々な情報が舞い込んできた。
また、春菜は豊富な魔法の知識を持つ優秀な魔道士としても信頼されていて
街の中で少し特殊な立場だった。
その立場を利用し、街の情報交換を手伝う『情報屋』を始めた。


「最近はるなん、お店に殆どおらんよね。
　情報屋さんの方が忙しいん？」

「忙しいというか、お店の方はいつも暇ですからね。
　ずっと漫画を読んでのんびりするのもいいですが、働けるうちは働こうかと」

ここ数日は里保に付きっきりになっているが
そのことは春菜も里保も口にしなかった。

「『情報屋』って、何するの？」

「そうですね。この街の魔道士間でのコンタクトを仲介したり
　人探しが主ですかね。それ以外にも細々としたことをいろいろと」

「はるなんは物知りっちゃからねー」

衣梨奈にそう言われた春菜は、隣で微笑むさゆみをチラッと見て
面映ゆそうに顔を伏せた。



四人での時間がゆっくりと流れる。
春菜の話を中心に、里保が今日歩き回った街のこと、
まだ知らない街のことを話した。

さゆみの口数は少なく、里保たちをただ優しく見守っているようだった。

衣梨奈に連れ回された一日の疲れを溶かすように
のんびりとした時間を過ごすうち
店の外はすっかり夕闇の迫る時刻となっていた。

会話が途切れ、気怠さがゆるゆると通り過ぎた折、不意にさゆみが呟いた。

「りほりほ」

「はい？」

「ふふ、呼んでみただけ」

呼ばれて里保がさゆみの方を見ると、さゆみも真っ直ぐに里保を見ている。
里保はドキリとして目を伏せようとしたけれど、優しく柔らかく強いさゆみの視線から
目を逸らすことが出来なかった。

「今日はあんまりさゆみのこと見てくれないから」

真っ直ぐ視線を合わせたままの言葉。

里保は今までさゆみに対してどんな視線を向けていただろうかと考えた。
少しでもこの人の考えを読み取り、『大魔道士』について知ろうと
盗み見るような視線を送っては目が合い、気まずく思っていたような気がする。

今日の自分は、確かに違っていた。
さゆみのことをちゃんと見れない。もっと知らなければならないのに
この人のことを、これ以上知るのが怖い。

今回も短いからって油断したら最後1レス残してさるさんですよ…

(*ﾟ ゥ ﾟ）＜ヒャイー！！ギョギョサユー！！！

さゆりほな展開たまらん
続き待ってます

続きはどうなるんだ〜！
というところでさるさんとは
さるおそるべしw

さる自重しろ！
さゆりほ展開ｲｲﾖｲｲﾖｰ

「ふふ、呼んでみただけ」って
たしかそんなAAあったよなw

ｷﾀ━━━━从*･ ｡.･)ﾘ｀ｰ｀*ﾘﾚ━━━━ｯ!!
ちくしょ〜さるめ・・・

里保が何か返事をしようとする前に
さゆみがふっと視線を外した。
射竦められたように留まっていた里保の目や顔も
ようやく自由になる。

「今日はうちに来てくれる？」

先ほどとはうって変わって、目線を僅かに泳がせながら言うさゆみに
里保は不思議な安堵を覚えて、小さく頷いた。

「はい、お邪魔します」

春菜が小さく笑っている。
話の展開が分からず衣梨奈は不思議そうに眉を寄せた。

「道重さんのこと、ちゃんと知りたいです」

里保はもう一度真っ直ぐさゆみの顔を見て
自分にも言い聞かすようにはっきりと言った。

さゆみが少しびっくりしたように目を開いて、それから華やかに笑う。

「私もりほりほのこと、もっと知りたいな」

二人の奇妙なやり取りに、衣梨奈が神妙な面持ちで呟いた。

「二人共、何やっとうと？」


▲

ようやく自分の中の難所を超えた感じ
そしてやたら長かったけどやっと導入的な部分が終わりそう
だからって動きのあるのとか盛り上がる話とか書けないんだけどね！
ケメコとかエクソシストの人マジ尊敬続き期待

おつ！！！
さゆりほの歯車が回り始めたか！？期待

さゆりほスレ落ちたと思ってたらこっちでｷﾀ━━━从*･ ｡.･)━从从*･ ｡)━从从从━(｡.･*从从━(･ ｡.･*从━━━!!!!

非常におつううううう

あかーん
りほりほ逃げてええええええええええええええええ

乙です
お湯がもったいないから一緒に入る展開ｸﾙｰ？

>>290　復活してるよｶﾓﾝ

鞘師って本当に道重のこと好きなんだな！６.１確信目
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1384057592/

>>294
あらほんと

作者さん乙ですあげ

>>255

　　　　　　　　　　　　　　　　|　ちちんぷいぷい！美味しくなーれ !!　|
　　　　　　　　　　　　　　　　＼　あー 美味しくなっちゃったー !!　 ／
　　　　　　　　　　　 　（　（　　）＼　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　 　＿＿＿＿　　　　　（　（　）　　V 　　　　　　 　＿＿＿＿__　　　　　　　　　　
　 　|　 ⊆⊇　 |　　　　　 n　ﾉ,　 　 　　　ｳﾌﾌ　 　||￣／／|§|
　　 |￣￣￣￣| 　　　.,＜ﾆ＞、　 　ノノハヽo∈　||／＿＿|lｌﾛ|
　　 | ﾛﾛﾛ ::oo |　　　（,.＿＿ .,ア　.(^<_^*|9||　　.||￣￣￣￣￣ ||
￣￣￣￣￣￣￣|￣|..||~从~||..|￣（（｀ヽ,ハ￣￣||□△＿∩■_||
　　　|￣~|~￣|　　|　 ￣￣￣￣　　　i＼ノ |　　 ..|| 　 　0|0　　　||
　　.. |　 ﾟ.|.ﾟ 　|　　|　　　　　　　　　 （,_（＿ﾉ　　　|| 　 　 .|.　　　 ||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　 　　　　　あ・・・あの今のは？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∩ﾐ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノノハヽ⌒⊃
　　　　　　　　　　　ノノYﾍ　　 ノノハヽ 　　　　　　　　　　　　　　　 ⊂（･ ｡.･*从／
　　　　　　　 　 �� （；ﾞﾟДﾟ）　（∀ﾟ*,州　　　　 　 　　　 　　　　　　　　|⌒l⌒とノ
　　　　　　 　 ＿＿（＿＿_)＿（＿＿)＿＿＿_　　　　　　　　　　　　 　⌒⌒
　　　 　 　 ／　　　　　 　　　　　　　 　 　　 ／|　　　
　　　 　 ／rｪｪｪ、　　 　 　.rｪｪｪ、　　　　 ／ .,i|　　　　　　　　どうぞお気になさらずに
　　　 ／＿||_||_||＿＿＿＿||_||_||＿＿_／　ノ|_」 　 　 　 　　　　　　　　　いつもああなんです
　　　:| .:. 　||_||_||_　　 　 　 ||_||_||_　　　|,ノ´　　　　　 　
　　　 ｀| |^ﾞ|＿__|7｀"＾⌒＾｀|＿__|7^'^1 |

なんでさゆまで適当な対応してるんだｗ

はやっｗｗ

さゆめっちゃ失礼ｗ

ワロタ

　　ノノノ/j/ j八ﾊj八ﾉﾊ））
　 ｜|｜　●　　　● 　　.| 　
　 人人　＊ 　O ． .＿／　ふふ、呼んでみただけ
　　　（｀ー‐--‐‐―/ 　）.|
　　　 |　　 | 　　　　|　　ヽ|
　　　 ゝ　ノ　　　　 ヽ　 ノ

ｗｗｗ

AAをありがとう！

おやすみ前の保全

　　　　 　　　／＾ヾo
　　　　 　　ﾉ:;☆_;;.ヽ
　　　　　　 （･ ｡.･*从 　おやすみなの
　　　　　　ｒ'⌒と ､j ミ ヽ
　　　　 ノ　,.ｨ'　 ｀ヽ.　/
　　　／　　　　　　 i!./
　　 （_,. 　 　 　 　 //
　 く.,_｀^''ｰ-､_,,..ノ /
　 　　 ｀~`''ー--‐'

おやすみー

さゆりほに期待

生さく

おはよー

おはよう

エクスペリーアームス

お昼ヤシ

お昼

導入部分終了でまた新たな展開って感じかね

作者様お疲れ様です
ラブコメが始まるのかバトルが始まるのかどっちにしろ楽しみ
サブストーリーもいいし一番楽しみなスレです

生鞘

　　　　　　　　　　　　,,..､.,､..,,,、
　　　　　　　　　　,r'´　　　　　ヽ,　　このスレは
　　　　　　　　　,:'　　　　　　　　 ::　　ミントくんみたいにふわふわで癒されるﾔｼ
　　　　　　　 　 {　　　　´ｰ´　　　,:
　　　　　　　　　:,　　Ｕ　　　Ｕ,,;;,,:'
　　　　　　　　　　ヽ､　　 ,,;:;:;:;:;:''
　　　　　　　　　　　　ﾞ`'''''''''''

>>232
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,／　ヽ Ｌ＿/　ｰ:::..　:::::.　
　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　 l　,/:...　 　　　 :::::..　　　これからはよしこも…
　　　　　　　　　　　　　　　　　'i　 　 ．　しii::::::....　 　　　 ::::::::.....　　　自由に生き…て……


　ﾟ ｡　　　　　 　ﾟ。　　　
　ﾟ　 （０ﾟ´〜｀ﾟ）　　　　カッコつけて勝手に逝きやがって
　⊂ <∬W∬>っ　　　　　　　ケメコの・・・大バカヤロー！！！！
　　.／ 　 曰 ＼
　　＾^^∪^∪^^

ケメコぉぉぉおお

泣かせるなよぉ・・・

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ

ほ

ほほ

ほほほ

にょほほほほほほほほっ

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜ほほほって奥様みたいだからりんご嫌い

　えりぽんえりぽん大発見ﾔｼ
　行方不明になってたポッキーが
　抹茶味のフランになって帰ってきたﾔｼ
　♪　ノノハヽ∩-━　　　　　　　　　ノノハヽo∈
　　 ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ 丿　♪　　　　　　　　(‘<_‘；|9||| 　里保それ以上近づいたらいかん
　　⊂ 　 　丿　見て見てﾔｼ　　　　⊂_　⊂ノ＼
　　 ノ　　γヽ　　　　　　　　　　　　　　＼ 　　 ）
　 (__丿＼__ノ　　　　　　　　　　　　　　　（＿／J

www

ﾀﾞﾒｰ

それ抹茶とちゃう！

>>328
も、も、もしかして…
http://stat.ameba.jp/user_images/20131111/23/morningmusume-9ki/80/97/j/o0446064012746525574.jpg

テロだｗ

※よくある間違いですﾔｼ

やべえwすでにおすそわけしてた

あげ

　　　　 　　　／＾ヾo
　　　　 　　ﾉ:;☆_;;.ヽ
　　　　　　 （･ ｡.･*从 　おやすみなの
　　　　　　ｒ'⌒と ､j ミ ヽ
　　　　 ノ　,.ｨ'　 ｀ヽ.　/
　　　／　　　　　　 i!./
　　 （_,. 　 　 　 　 //
　 く.,_｀^''ｰ-､_,,..ノ /
　 　　 ｀~`''ー--‐'

アブラケタブラ

ageラカタブラ

起きろー朝だぞ

朝田

ほ

おやすみﾔｼ

ﾔｼ学校行けよ

　　　　ノノハヽ
　　 　|||9|;‘_ゝ‘)（里保、また寝てるとね）
　　　　（　φ　と ＿
　　||.＼＿＼≠＼＿＼
　　||＼ ||￣￣￣￣￣||
　　|| 　 ||￣￣￣￣￣||
.　 　 　 || 　 　 　 　 　||

起きたﾔｼ

昼食の時間だけ起きるのかよｗ

あ〜食った食ったﾔｼ
おやすみﾔｼ

おやつの時間ﾔｼ

あー美味しかった
寝るﾔｼ

生鞘派が保全します

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,-／:::::::::＞
　　　　　＜⌒ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／／::::::ｒ'"
　　　　　　 `ヽ:::ヽヽ　　　　　　　　　　　　　　　　 ／／::::::::::::i
　　　　　　　　）:::::＼＼　　　　　　　　　　　　　／／:::::::::::::::::::ﾞi
　　　　　　　/:::::::::::::::＼＼ 　　　　　　 　　　／／:::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　 ＿ノ:::::::::::::::::::::::＼ i　　　　　　　　/／::::::::::::::::::::::＿,,,―'''　 フ
　　　　　`ヽ￣￣ﾞ―-,,＿::∧　　　　 　 ノ）::::＿,,,―'''￣:::::::::::::::,,ｒ'"
　　　　　　　ヽ:::::::::::::::::::_,- ｦ )　　　( r<-''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
　　　　　　　　i:::::::__,,-'':::::::::/| 　　　/|::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::／
　　　　　　 ∠-､＿::::::::::::::::/:|　　 /:::|:::::::::::::＼:::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　￣ヽ:::::|:::|　 /::::/::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　,--、|::/　/／::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::i
　　　　　　　　　　　/ノノハヽ⌒ヽ-‐--＿:::::::::::::::::::::ヽ::|
　美味しそうなの /（･ ｡.･*从　ｲ ヽ、＿　￣￣￣￣`ヽi
　　　　　　　　　　/　 /ー--|　 |　　　　　ヽ
　　　　　　　　 　/ 　/ γ￣|　 |ヽ、／　　ﾉヽ､_,,,-→
　　　　　　　　／ ／ 　 ヽ、 |　 | ／　　／
　　　　　　／　／ 　_,へ ノ /　/（　　　￣￣￣⌒ヽ
　　　　／:::::::/ 　　 　ノノハヽ/　　 ￣￣￣￣ヽ::::（
　　　/::::::::::::ヽ、　　 ﾉﾘ;´ｰ´ﾘ::ヽ　　　　　　 /:::::::::: ）
　 ／/::/i::/＼::i　　 (二二:::::::: ）　　　　　　 レﾚ'ﾚV
　 ﾚ' i::| |::i 　 レ　 〜(二二::::/
　　　ﾚ' V　　　　　　　(/(二ノ

ﾉﾘ;´ｰ´ﾘ ＜>>352という夢を見たﾔｼ　あと少しで食べられるところだったﾔｼ

|||9|‘_ゝ‘) ＜寝すぎだからそんな変な夢を見たんやなかと？

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ ＜そうかもしれないﾔｼ　気を付けるﾔｼ




从*･ ｡.･）＜もう少しだったのになの

ｗｗｗ

魔女が悪魔に進化した((((((;ﾟДﾟ))))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

age

ホットスパ

あげ

り保り保

おやぽん

あげパン

ﾘ｀ｰ｀*ﾘﾚ

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ ＜まだ寝てないよ♪

ho

おはほ

おきるっちゃ

オブラディオブラダ

シパパヤ シパパパパパパ

生鞘

スパ

ガンダーラガンダーラ

里保とえりぽんはお昼休み中

里保はお昼寝中

おやつﾔｼ

しじみ美味しかったﾔｼ

寝るﾔｼ

　　　　Ｏ　　　　　○。　　　　。o
　　○　。　　o *･ ｡.･*　　　Ｏ　　　　　○。
　　　　＿　　　。　0　　　　　。 　　　♪
　　　　┻┓∬(　。) 　　 .ノノハヽ
　　　　　 |||　　　。o∬∩ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ∩　○
　o ゜ 　(￣￣￣o)￣￣￣￣￣○￣￣)
　　　　 i￣○￣ i￣￣○￣￣￣o ゜￣i
　　　 　(＿＿oノ＿O＿＿゜＿＿。＿ ノ
　　　　　))　　　((o　　　o。o))　　○(

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ ＜という夢を見たﾔｼ　今日は平和な夢だったﾔｼ

|||9|‘_ゝ‘) ＜どんな夢見でも寝過ぎはいかんよ

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ ＜寒いと眠いﾔｼ　気をつけるﾔｼ




从*･ ｡.･）＜なぜかずっと湯船に浸かってたなの　見れなかったなの

さゆは夢の中も覗けるんだな

泡で見えなかったのか残念ｗ

从*･ д.･)＜それはそれで10円コラみたいでエロかったの

もう完全に変態じゃないですか

タリンロメランテ！！　ヘンタイノメランテ！！

さゆり保

(*´Д｀)＜ぽ

博多弁が案外難しい
さゆとりほりほはとりあえず「なの」「ﾔｼ」つけとけばいいと思ってるけどｗ

博多弁なら、「~ったい」とか、「~っと？」をつければ少しはらしくなる
まあ細かいニュアンスのは難しいけど

あとは「ちかっぱ」とか「ぱげる」とか「ばりしけ」とか「こすかー」とか使えばマスターを名乗れる

でも生田がそこまで訛ってるのって聞いたことない
どっかで使ってた？

>>387
そんなんばあちゃん世代しか使わんっちゃけんそげん嘘教えなさんな

「〜っちゃ」とか「〜っちゃん」もあるな
使い分けが分からない

〜っちゃは北九州とかの方言だから生田もれいなも言わないんだけどな
〜っちゃけどみたいな使い方はするけど語尾につくのなら〜っちゃんが正しい

ちかっぱはえりぽんの博多弁講座でやってたなｗ

>>387
意味の推測すらできんｗ

>>390
あーそれもわからない

えりぽんはバイリンガルなんだな･･･

一番よくある間違いは「〜だっちゃ」だな
「だ」が挟まると東北の方言になっちゃう

>>391
俺福岡だけど「〜っちゃ」「〜っちゃん」どっちも使うよ
そもそもちゃとちゃんは別物
特に若い人は「〜っちゃ」多用するよ

「〜っちゃ」って男もいうのか
全然イメージ湧かないｗ
>>396
どういう使い分けするの

>>396
若いけど使わないよ

福岡弁と言っても住んでる地域でちょっとずつ違ってくるだろうからねぇ
福岡に限らず俺が住んでる所でも川一本越えると言葉変わるし

何か博多弁スレになりつつあるなw
まあれいなのしゃべりを参考にするのが無難かな

>>398
福岡のどこ
市内なら使うよ
とくに「なんでかっちゃ」って良く使う

>>399
お前はどこの国境近くに住んでんだよｗ

同じ県内でも地域・性別・世代によっても変わってくるからな

>>401
博多区だよ
これ以上の博多弁論争はスレ違いになりそうだからやめとくけど少なくともれいなや生田が使ってるとこ聞いたことないよねそれって話

小説書くのに参考にするなら本人がしゃべったり書いたりしてる方言を真似するのが一番いいと思うよ

ちかっぱ は会社のおじさんがよく使うわ

えりぽんの方言控えめだからね

「しらんっちゃ」→私に聞かれてもわからないわよ
「しらんっちゃん（その１）」→興味ないわ
「しらんっちゃん（その２）」→わ、私に聞かれてもわからないんだからね！

いや、俺もえりぽんの言葉に大変難儀してるんだけど
地元の人がけっこういるみたいでｶﾞｸﾌﾞﾙだわw
脳内変換してくだせぇ

▼



さゆみが、先に戻ると言って席を立ち
4人分のお代を置いて店を出た。
残された3人は、何となく退店するタイミングを逃し
話すともなく、世間話を続け、ゆらゆらと揺れる時間を過ごしていた。

「道重さんって、鞘師さんのこと大好きなんですね。羨ましい」

春菜が急に言った台詞に、里保が驚いて聞き返す。

「え？どういうこと…」

「なんとなく、さっき見てて思っただけです」

含み笑いを堪えきれず言う春菜に、里保は難しい顔をした。
言葉の意味がよくわからない里保だったが
春菜の笑みに不快な感じもなく、単純に好かれているとすれば嬉しいと思う。

今日の春菜はすっかりオフモードで、猫の姿で接していた今までより
ずっと近しい感じがした。
美人だし、やっぱり表情が豊かな人間の姿の方がいい。

「道重さんは里保好きやね。たぶんね、めっちゃ好みのタイプやと思う」

「生田さん、それだとなんか変な意味に聞こえちゃいます」

「いや、道重さん変人やし」

里保は、居ないと思って好き放題言う春菜と衣梨奈に呆れながらも
二人のさゆみに対する想いも感じて、釣られるように笑った。
実際のところ自分がどう思われているのか、
それはこれから接していくうちに分かるだろうし、変化もしていくだろう。



「すっかり晩くなっちゃいましたね。そろそろ出ましょうか」


気付けば、店の外はすっかり夕闇の帳に包まれていて
もう随分長く話していたことを報せていた。

「〜っちゃよ」を「〜とよ」に変えるだけでだいぶよくなると思うｗ

店を出ると、紫色の雲が細く広く繊細に伸びた空と
濃い群青の中に一番星の煌く空が混ざり合って3人を包んだ。

「じゃあ私はこれで。生田さん、鞘師さん、また是非ご一緒しましょう。
　それと、道重さんに改めてご馳走さまでしたと伝えて下さると嬉しいです」

「うん、またねはるなん」

「また。次からはその姿で来てよね」

「うう、恥ずかしいですが、出来るだけ努力します」

手を振る春菜を見送ってから、里保と衣梨奈も帰途についた。


歩いているうち、陽は沈み果せて、街の灯がともり
星がポツポツと姿を主張し始める。

衣梨奈と並んで、里保は無言で歩いていた。
さゆみと約束したから、今日はさゆみの家に行くことがもう決まっている。

「なんか、だいぶ遅くなったっちゃね」

「うん」

昨日戦闘したばかりで、夜に街を歩く自分が無用心なようにも思えたが
そもそもこの街では魔道士が夜活動を始めるという概念すら通じないと思い直した。

今日は魔道士にも沢山出会ったけれど、それ以上に一日遊んだ心地いい疲れが勝っている。
こんな風に遊んだのはどれくらいぶりだろうと考えて
まだ衣梨奈が生田の家にいた頃まで遡ることに思い至った。

自分は衣梨奈がいないと遊び方すら分からないのかと苦笑する。

「えりぽん」

「うん？」

「ありがとね」

少し前を歩く衣梨奈に声を掛けると
夕闇に翳った優しい顔が振り返った。

「楽しかった？」

「うん」

「また遊ぼ。聖や香音ちゃんも一緒に。
　まだまだ里保に見せたいもの、いっぱいあるけん」

「うん……。ホラー映画はもう見ないからね」

「えー、里保の怖がり方最高やったっちゃけど」

「いや、えりぽんだって怖がってたでしょ！だいたいえりぽんがー」

じゃれあいながら歩いていると、塀伝いの民家から
美味しそうな晩御飯の匂いが溢れ出してくる。

頬を膨らます里保の言葉をわざと遮って衣梨奈が言った。

「あー御飯どうしよ。遅くなっちゃったし、スパゲッティにしよっかな。簡単やし」

「あー、うん」

晩御飯の話になると弱い。少なくともその時間だけは
里保にとって衣梨奈が先生になるから。

「明太子クリームスパやね。決定。里保も好きっちゃろ？」

「うん、スパゲッティ好き」

近所から漏れてくる匂いもあって、その出来上がりを想像するだけでお腹がすいてきた。
最近お腹がポニョっとしていることを気にしていないでもない里保だったが
やっぱりお腹は空く。それは仕様がない。

もうすぐさゆみの家に着く。
今日はどんなことを話せるだろう。
もう少し、踏み込んだ話も出来るだろうか。さゆみの考えが、思いが、聞ければ嬉しい。
寝る前には衣梨奈とどんなことを話そうか。衣梨奈は明日提出の宿題をちゃんとやっているだろうか。

里保がすっかり、少しの未来に想いを馳せていた折、
不意に緊張が襲った。

衣梨奈も立ち止まる。
見れば自分たちを待ち構えるように立っている男が三人。
明らかに魔道士だった。
それもはっきりと、敵意らしきものを向けている。

里保と衣梨奈が立ち止まったのを見て、男たちは徐ろに二人に近づいて来た。
微妙な距離を開けて、道を塞ぐように立ち止まる。

瞬時に警戒を強めた里保は、感覚を研ぎ澄まし
目の前にいる三人以外にも二人、同様の敵意を示して潜んでいる魔道士の存在に気付いた。

睨み合い、少し距離を取る。
いつでも魔法の発動に対応出来るよう、集中する里保を制するように
衣梨奈が一歩前に出た。

「えりぽん、うちが」

すかさず里保も前に出る。

▲

もうちょっと書いたのでまた後で
なんか議論に割り込んだみたいになってスマンw
「〜とよ」か、なるほど

キター

ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
ほのぼのした後に戦闘くるか！？ｗｋｔｋ待ってます

おっつううううううううう

しかしスパゲッティかよｗ

>>417
こちらこそゴメンｗ
いつも脳内変換できてるのでおｋです

エリポンガーからのスパゲッティ
さらにさゆりほまで到達するふくちゃん噴飯もののナイスほんわか回で美味しゅうございました

おつおつおつ！！

▼



糸を張ったような緊張感の中、男の一人が言った。

「君たちが何もしなければ、我々も何もしない。
　私たちの目的は、『大魔女』だけだ。だからくれぐれも邪魔をしないで貰いたい。
　邪魔だてするというのならば、君たちも傷付くことになるだろう」

その言葉に里保は、過去に衣梨奈や春菜から聞いた話を思い出した。
さゆみを狙う魔道士の組織まである。
この五人組も、そのうちの一つに違いないと思った。
タイミングから見て、自分が昨日戦闘を行ったことで、さゆみの近くに
不確定な要素が出現したことに焦り今日決行したというところか。

それにしても。
里保は改めて、目の前にいる三人を探り見た。

既に戦闘態勢の男たちからは、一人一人から大きな魔力を感じる。
立ち姿には隙が無く、経験もかなり積んでいることが分かった。

一人一人を相手にすれば、自分なら勝てるだろう。
でも、もし五人同時に戦ったら。
どんな魔法を使うのか分からない。その上、連携もするだろう。
正直、勝てるかどうかは分からなかった。

「五人がかりで道重さんを？それを黙って見てると思うの？」

里保の言葉に、相手の緊張感が更に増した。
隠れている二人が既に見つかっていることに、警戒心を強めたようだ。

「では先に、君たちに黙って貰うことになる」

引く選択肢は元より無い。いくらさゆみが強くても
強い魔道士が５人同時に襲いかかって無事な保証は無い。
問題は衣梨奈をどう守るか。
先に、逃げてくれるのが一番いいけれど…。

そんなことを考えながら刀を取り出そうと構えた里保の手が
衣梨奈に掴まれた。

衣梨奈が真剣な目で里保を制し
それから男たちを一瞥して、低い声をだす。

「うちらは何もせんけん、どうぞ」

「ちょっとえりぽん！」

衣梨奈の予想外の物言いに里保が慌てて詰め寄る。
手を掴んだ衣梨奈の力が思いのほか強くて、里保の勢いにもまるで解けなかった。

「大丈夫、里保。道重さんなら、負けんけん」

「そういう問題じゃないでしょ！それにあいつら、最初っからやる気じゃん」

仮に何もしないと約束したとして
さゆみが負けそうになっても黙って見ていると考えてもいまい。

「ここでえりたちとやりあっても、道重さんの家はすぐそこやけん。
　飛び出して来るとよ。そしたらえり達と道重さんの三人で相手することになるけど。
　それやったらおじちゃん達も、えりたちが何もしないって約束する方がいいっちゃろ？」

衣梨奈の言葉は男たちにとっても予想外だったと見え
目の前に立つ三人が小声で相談を始めた。そこに、既に見つかっていると知った二人が
どこからか降り立ち加わる。

程なく、一人の男が言った。

「距離を置いて付いてきて貰おう。
　妙な真似をすればすぐに寝てもらうことになる」

一人が里保たちをしっかりと見張りながら、4人の男がさゆみの家に向かう。
角を曲がればもうすぐさゆみの家が見える。

里保は衣梨奈に手を掴まれたまま、男に警戒しつつ少しだけ歩を進めた。
衣梨奈の言動が腑に落ちなかった。
当然男たちも衣梨奈の言葉を信じた訳では無いだろうし
自分も、もしもの場合、黙ってじっとしていることなど出来ないだろう。
これが『勝負』なら、水を挿してはいけないとも思うが
五人がかりの襲撃にそんな道義は無い。

このタイミングでさる…だと…

さるさんバイバイ！

いいよいいよおおおおおおおおおおおおおおお

緊張感はんぱねええええ

どのタイミングで自分たちに攻撃が向くのか
それを警戒し、さらに緊張を強めた里保に
突然、今までとは全く別種の、猛烈な違和感が襲った。

それは、何か世界が歪むような感覚で、子供の頃に、悪い夢から覚めた直後の
泣きはらした目で見た夢現の光のような、ゾッとするような違和感。

視線を感じて空を見上げた。
思わず声を上げそうになって、やっとの思いで堪える。

巨大なさゆみが、里保達を見下ろして微笑んでいた。
それは、星空の天幕の更に向こうから見ているような、途方もない巨大さで
どれだけさゆみが美しくとも、その光景はただただ恐ろしかった。

腰を抜かしそうになって脚がもつれた里保を
手を掴んだ衣梨奈がしっかりと受け止め、支える。

「もう、道重さんにつかまってる。出よう」

里保たちを監視していた男が、里保につられて空を見上げる。
しかしその表情は特に変わらず、何かあるのかと空を見渡していた。
男には、天を覆うさゆみがまるで見えていない。

「どういうこと？」

「これは道重さんの魔法っちゃ。どっからでも出れると。ほら」

衣梨奈が指し示した電柱の隅の影がぽっかりと口を開けていて
奥から見覚えのある部屋の灯りが漏れている。
これは、さゆみの家のリビングの光だ。

衣梨奈手を引かれ、その影のドアを潜ると、
見慣れた優しい暖色の、雑多に物の置かれたさゆみの家のリビングに出た。
テーブルの前にさゆみが優雅に腰掛け
現れた里保と衣梨奈に笑いかける。

「おかえり」

「ただいま、道重さん」

今起こった一連の出来事に頭のついていかない里保だけが
口をパクパクしながら声を探した。

「み、道重さん……今のはいったい？」

「うーん、『紙の籠の魔法』……だったかな」

「道重さんが開発した魔法ですよね？」

衣梨奈の突っ込みに、さゆみが頬を膨らませる。

「昔のことだもん。それに名前なんてカッコイイか可愛ければ何でもいいのよ」

あまりに普段通りの衣梨奈とさゆみのやり取りに
里保は混乱しながらも少し、落ち着きを取り戻した。

見ればさゆみの前のテーブルの上には、小さな薄い紙折りの箱が置いてある。
恐る恐る近づいてみると、中からさっき見た暗い夜の光が漏れ出していた。

「何なんですか…その魔法は。さっきの魔道士達は」

「この中だよ」

小さな箱の中に、まるで籠の鳥のように捕まっているというのだろうか。

「捕まるのを避けるのはけっこう難しいと思うけど
　出ようと思えば簡単に出れる捕獲魔法、ってとこかな。
　ま、出ようと思えればね」

里保は自身が『捕まっていた』時を思い出した。
あの恐ろしい感覚に襲われて、一秒だって中に居たくは無い。

「だから生田もりほりほもすぐ出てこれたでしょ？
　でもこの子達はどうかな？自分たちが捕まってるって、気付くかな？」

そう言って嗤うさゆみの顔は、どこか虫をいじめる子供のような残酷さがあって
里保は背筋が震えるのを感じた。

「どこか、外国にでも捨ててきて」

さゆみが言うと、それまで壁際で剥製のようにじっとしていた一羽のふくろうが
頷き、静かに羽ばたいてそれを咥え、窓の外に飛び立った。

「さあ、どこで気付くかな。なるべく早く気付いて抜け出さないと
　リベンジしにここに帰ってくるのも大変になっちゃうよ。ま、五人もいるし
　どっかで出れるでしょ」

そう言って伸びをするさゆみが、改めて畏怖される三大大魔道士の一人だと思い知る。

「あの、どうしてあの魔道士達は気づかないんですか？
　だって空に、道重さんが……」

少し唇を青くして、声を微かに震えさせる里保を見て
さゆみがいつもの優しい表情に戻った。

「りほりほは、何か思い出した？」

「え？」

「違和感、あったでしょ？」

「あ、はい…何だか子供の頃に、ふと空を見上げたら誰かが見下ろしてるんじゃないかって
　怖くなって何度も空を見たことを思い出しました。本当にちっちゃい頃の……」

そんな幼少期のちょっとした思い出があるからこそ
実際に見下ろすさゆみを見て尚の事恐ろしく感じてしまったのかもしれない。

「そういうもの。想像して空想して妄想して
　それが広がって魔法使いは魔法を使うの。
　『そんなことあるわけない』そんな風に思うようになったら
　もう、魔法使いじゃなくなっちゃうんだよ。あの子達は多分、さゆみを倒す為に
　いろいろ考え過ぎたんだろうね。頭を凝らすんじゃなくて、頭を柔らかくしなきゃ」

子供に言い聞かすみたいに優しい声。
里保が一目強いと思った魔道士が五人。さゆみにとっては、『魔法使い』ですら無いというのだろうか。

「あの男たちでは、奪うまでも無い……ということですか？」

「うーん、りほりほはまだまだ柔らかいから、いろいろ吸収してけばいいけど。
　あの子達の場合は奪われて挫折するよりも、ちょっと子供の頃の怖い思い出でも
　思い出すほうが成長すると思うからね。やる気があればまた、成長してリベンジしに来るでしょ」

奪いに来た敵、とすら見ていないさゆみに、里保は驚嘆の溜息を吐いた。

「道重さんってやっぱり、大魔道士……なんですね」

「さゆみのこと、怖くなった？」

優しい含み笑いを湛えてさゆみが言う。

「はい、少し」

里保は正直に答えた。

「ふふ、これが道重さゆみ。魔法使い道重さゆみ。生田の師匠だけど、
　どう？りほりほも『世界一の魔法使い』目指してみない？」

衣梨奈が少し驚いたようにさゆみと里保を見比べた。

里保はさゆみの、心に直接響くような優しい言葉の響きに
湧き上がる興奮や嬉しさや不安や、そんなものを全て押さえつけて
少し重い声で言った。

「それは、私は、出来ません。『世界一の魔法使い』にはえりぽんがなって欲しい。
　私は、協会の魔道士です。魔道士協会、執行局魔道士、鞘師里保です」

沈黙が流れた。
里保はさゆみを見、さゆみは里保を見ている。
ややあって、さゆみが溜息を吐いた。顔は笑っている。

「はあ、生田ぁ、りほりほに振られた」

わざとらしく衣梨奈にしなだれかかるさゆみに
衣梨奈あっけらかんと言い放つ。

「ま、しょうがないですね。それより今日は明太子クリームスパにしようと思うんですけど」

打って変わって大喜びするさゆみに、里保の緊張も解かれ
三人は賑やかしい夕餉の時間へと向かった。



▲

とりあえずこれで導入は終わりっぽい
だからってこれから話が急に展開することも無いだろうけど
ここまでやたら長かったけど付き合ってくれて有難う

弛緩と緊張がイイネ

乙です
今回も引き込まれた
ふられちゃったかｗ

おつ！ここまでが序章になるのかーすげえな
物語自体にめっちゃ引き込まれるのに

＞衣梨奈にしなだれかかるさゆみ
これ想像しただけでにやけが止まらない自分馬鹿！

『しなだれかかる』が秀逸。

まさにスパだねｗ

もうそろそろエピローグかなと密かに思ってた自分が恥ずかしい

作者様おつです〜
この辺でまとめを作ってくれる勇者様も現れないものかのう

本編に加えて外伝からエロ物から１レスネタまで含めたら
かなり読み応えのあるまとめになりそうなんだけどね

作者さん乙です！素敵すぎる！
おやさゆなさやっつー

変態スレで見た巨大なさゆが箱の中で寝てるりほりほを眺めてる画像を思い出したw

この話のスパゲッティには深い意味ないよね

朝から良いもの読ませてもらった！
緊張感からの驚きとﾆﾔﾆﾔたまらんですｗ

>>451
いやいやさゆみんナマタりほりほが全裸で絡まって･･･

スパってる

>>450
あれは確かに怖いな…

巨大なさゆｗ

寝るﾔｼ

お昼ご飯…zzz

エクストラムパトローナム

食べたﾔｼ…zzz

おやつﾔｼ

さゆ…立派になったな

しまっておいたクッキーが抹茶味になって出てきたﾔｼ

また部屋のどこかにしまっておくんだ
そういうものは腐海に帰すのが一番だよ

ﾊｱｱｧｧﾝ
スパゲッティちゃゆううううううううううううううううううううううう

夜ごはんzzz…

俺もしまっておいたラボの煎餅
賞味期限とっくに過ぎてるけどどうしよう

消費期限じゃなくて賞味期限だから食べようと思ったら食べられるんじゃね？

おいしょ

煎餅くらいならちょっと食べてみてから判断すればいいﾔｼ

　 　＿＿＿＿　　　　　　　　　　　　 　　　　　　 　 ＿＿＿＿__　　　　　　　　　　
　 　|　 ⊆⊇　 |　　　　　 n　　　　 ..＿＿＿_. 　　..||￣／／|§|
　　 |￣￣￣￣| 　　　.,＜ﾆ＞、　 li'´￣ヽ_／l|　　 ||／＿＿|lｌﾛ|
　　 | ﾛﾛﾛ ::oo |　　　（,.＿＿ .,ア　ゝ._　　 _ノ.　　||￣￣￣￣￣.||
￣￣￣￣￣￣￣|￣|..||~从~||..|~￣￣￣￣￣￣||□△＿∩■_||
　　　|￣~|~￣|　　|　 ￣￣￣￣　　　 　　　　　 ..|| 　 　0|0　　　||
　　.. |　 ﾟ.|.ﾟ 　|　　|　　　　　　　　　 　　 　 　　 　|| 　 　 .|.　　　 ||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　 ♪　 ノノハヽ ∩　
　 　　　　　　　　 　ｷﾀｰ!!　　 ｒ（^ ｡.^*从ﾉ 　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　└‐、　 　　ﾚ´｀ヽ　　　♪
　　　　　　　　　　　　　　　ﾐ　　　ヽ　　 _ノ´｀" 　彡　　　　 　　 ノノハヽo∈ノノハヽ
　　　　　　　 　 　　 　 　 　　　　　（ .(´　　♪ 　　　　　　　　　　(‘<_‘|9||| 　ﾘ｀ｰ｀*ﾘ　　・・・
　　　　　　 　 　　　　　　　　　　 　 ｀ー 　　　　　　　　　　　　　 （ 　　　） 　 （　 　,Ｏ、
　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　 　　　　　　 　　.し--J　　　 し-（,...;;）
　　　 　 　 ／　　　　　 　　　　　　　 　 　　 ／|　　　　　　　　　∧　　
　　　 　 ／rｪｪｪ、　　 　 　.rｪｪｪ、　　　　 ／ .,i|　　　　／￣￣　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　 ／＿||_||_||＿＿＿＿||_||_||＿＿_／　ノ|_」 　　／　それより今日は　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　:| .:. 　||_||_||_　　 　 　 ||_||_||_　　　|,ノ´　　　　　| 　 明太子クリームスパにしようと思うんですけど 　 |　
　　　 ｀| |^ﾞ|＿__|7｀"＾⌒＾｀|＿__|7^'^1 | 　 　 　　 　.|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_|

ちょwwwwwさゆwwwwwwww

喜び方がｗｗｗオバケの救急車やってるワッキーみたいｗ

（^ ｡.^*从　明太子スパ→もちろん生田　　　クリーム→なんかエロいから鞘師



　　　　　　　　　　　　　　 ♪　 ノノハヽ ∩　
　 　　　　　　　　 　ｷﾀｰ!!　　 ｒ（^ ｡.^*从ﾉ 　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　└‐、　 　　ﾚ´｀ヽ　　　♪
　　　　　　　　　　　　　　　ﾐ　　　ヽ　　 _ノ´｀" 　彡　　
　　　　　　　 　 　　 　 　 　　　　　（ .(´　　♪ 　　
　　　　　　 　 　　　　　　　　　　 　 ｀ー 　

勝手に変な解釈すんなｗ

なんかエロいから鞘師ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

ノﾉ�刀e _l‘）＜魔法にかかったフリでもしないと伝えられない本心ってありますわよね

从*･ ｡.･）＜素敵な話なのでつい描いちゃいました
　　　　　　　　　絵が苦手な人はスルーして下さいなの

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4665732.jpg

こういうの好きだｗｗｗ

いいねいいねｗ
ﾔｼは何になってしまったん

スパ綿師田小田の絵師さんきたあああああ

ワロタ
元々好きだからかからないっていうのはまああってるなｗ

やっつー漫画の人ｷﾀ*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜(ﾟ∀ﾟ)ﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*!!!!!

さゆ盗撮すんなwwww

どんどん世界が広がっていくのがいいねｗ

ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ !!!!!
やっつー漫画をここで拝めるとは！後ろの2人ｗｗ

なんなのこのスレの盛りだくさん感ｗ

はるなんがナイスフォローｗ

>>477の作者さんって有名なの？
絵可愛いし他のも読んでみたいんだけどなんて検索すれば出てくる？

>>488
ピンポンスレでよく描いてくれてた人だよ

スパスレだと思うが

>>490
あれ？そうだっけｗ
まぁどっちも恵まれない生田系カプスレだからあながち間違ってないよね（汗

>>477
もふもふｗ

綿師ww

ひさびさに「BOIN」Tシャツ見たくなったわｗ

　　　　　　　　　　　　ノノノ/j/ j八ﾊj八ﾉﾊ）） 　 　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |;:.;. ||　|　
.　 　　　　　　　　　　｜|｜　●　　　● 　 .| 　　 　 　　　　　　　　　　　　　　　 |;:.;. ||　|　
　　　　　　　r--- ､　人人　＊ 　O ． 　／. r‐‐--、　　　　　　　　 　 　　　　　|;:.;. ||　|　
￣￣￣￣￣〉〉〉〉〉￣￣￣￣￣￣￣￣￣〈〈〈〈/￣￣￣￣￣|＼. 　　 　　　.|;:.;. ||　|　
　　　　 　　　´´´´　　　　　　　　　　　　　　　｀｀｀　　　　　　　 　|　 ＼　　　　　|;:.;. ||　|　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　,､,､.v,,;..v､,,.|　 　 ＼ 　　　|;:.;. ||　|　
.:ヾ:.　..ヽ｀`'‐.､:,､､:,,,ｖ,、: : ::.`-ｰ'''--,,、: : ::: : vﾐyゞ。;ヾ.:ﾞ;;ﾐﾞ':,”|　　　　 ＼　　|;:.;. ||　|　
.:;,`:;,':,:;.:ヾ:.　..ヽ｀`'‐.､　　　.:ヾ:.　..ヽ｀`'‐.､ ﾐﾞゞv;o+ヾ;y;ゞ;;ﾐﾞo:"|　 　 　　　＼.|;:.;. ||　|　　
　,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.　　 ､yWvWy,,　,､､:,,,ｖ,、.;:ﾐﾞゞ;ヾ..:ﾞ;;ﾐ,:";oヾvﾞ'爻|.　 　　　　　　|;:.;. ||.. |　
　　　　　　　　　　ﾐyミゞ;ヾ.:ﾞ;;ﾐﾞ'　　　 　 ﾐ;ゞﾞv:ヾゞ;yゞ;爻彡ヾ;ゞ| 　　 　　　 　 |;:.;.. ￣|
"''"''"''"''"''"''"''""''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''"''＼ 　　 　　 　 |;:.;.　　|　
　　　　 ○　　　　　　　　 ○　.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼ 　 　　　 |;:.;.　　|　
　　　└(　)┐　　○　 ／(　)＼　　　　　　　　　　　　　　　ノノハヽ ノノハヽ 　 |;:.;.:.　 |
　○　／└┐　ノ(　)>　／>　　　　　　　　　　 　　　　　　ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ|||9|‘_ゝ‘)　|;:.;.　　|
ノ(　)ヽ　　○　　　(＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ι　 　 |っと　　 ）＼.|;:.;.　　|
　 < >　　ノ(　)>　.　　 　　　　　 　 　　　 　　　　　　　　　　 し--Ｊ　 し--Ｊ　　 |;:.;.　　|
　　　　　　　＜＼　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　 　　　　　 　　　　　　　　 |;:.;.　　|
WWWwwwjij,,.、,、,,,vWWwjjwvjiiijwwiijijyyywWjjwv,,.、,、,,,jiiijwwiijijyyviiijwii　｀''‐-‐''

きたー！

５人の男たちｗｗｗ

http://i.imgur.com/5zZvSkz.jpg

これが噂のやつかｗ

>>495
細かく言うとえりぽんとﾔｼの表情が逆だな
ってかﾔｼが笑顔じゃないほうがいいかな
けどいいAAです

从*･ ｡.･）＜りほりほ、まだ寝ては駄目！夜はこれからよ！

ｚｚｚ

二度寝ﾔｼ

>>498
これってコラだよね

>>498
俺が見たのと違う！
何パターンかあるのかこれ？ｗ

>>504
いいえ魔法です

テクマコマヤコン！

やっつー漫画の人！！
スパスレなくなってずっと読みたかったんだ嬉しい！

ｰ´ﾘ

>>477
2コマ目の絵の勢いに笑った

ベラトリクス・レストレンジ！

おやすみﾔｼ

続きをわくわく

おやつﾔｼ

　　 ▲▲
　　(*ﾟ ゥ ﾟ)ﾊ ﾊ
　　 ﾉ 　,,）(´ｰ´*)
〜（,,　UJ　u,,u,,)~

おなか空いたﾔｼ

　　　　　　∧ﾍ
　　ﾊ ﾊ 　(*･ ｡.･） 〜∞
|||9|‘_ゝ‘)っ　　ヾ
〜(,,_ u　　ｕし、 ）)

タリンロメランテ

きーにーなんない♪

ネコきゃわ！

ﾔｼ

ﾒｼ

映画化か舞台化して欲しい
本当に面白い

本編の映像化だけでも１クールドラマいけそうだな

ハリウッドの技術と資金力で

俺も５００円出すからなんとか

　 （
⊂(⌒ ヽ、
　と_,ｲ.　∧ ∧　　　､　ﾊ ﾊ
　　　ヾつ*･ ｡.･)つｃ(,,(´ｰ´*)
. 　 　 　 　 　　　　　　 `J''J

じゃれるさゆりほぉぉぉおおおおおおおおお

あ、ジャレあってるのか
「ここもホントにネコなのか確かめてやるなの。ふふ、これが道重さゆみ。
　 魔法使い道重さゆみ。さゆみのこと、怖くなった？」ってシーンかと思ったｗ

ジャレ合うネコさゆりほかわえぇ・・・って和んでたのに
もう>>529としか見えなくなったじゃないかどうしてくれるｗ

えりぽんも戦隊モノ好きなんで腕のいい職人さんこういうのお願いします
http://www.youtube.com/watch?v=B71xACyd6Fw

すごいなｗ

あげ

　
　　　　　　　　 ／＼
　　　　 　　　 /　＾!★.
　 　 　　　 __/｀___ヽ*。__,
.　 　 　 ＜_,roノハヽo一'　:☆:
　　 　 　＜从*･ ｡.･)>　／' `
　 　 　 　 ｀ヽ!＾ゝX>'｛つ
　　　　 　／´,_,/ヽ _＼
　 　　　　'〜'~し'ヽ) ~

シパパパ

_l‘）

姫さま最近出番ないね

眠いﾔｼ

おぱょ

きゃぷおはよ

あさやよ！

ま保う

ぽん

スパ

シパ

やっつー

しゅわしゅわっち

あげ

生鞘

ﾋﾟｶｰ

なの

今日もスパるぜ

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜温泉・・・

ほ

|||9|‘_ゝ‘)＜卓球大会するっちゃ！
ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜温泉まんじゅう食うんじゃ！

おやすみあげ

ガタメキラ！

なにかに見られている･･･
でも嫌じゃない･･･
こんなところ見られるの恥ずかしいけど･･･

自分でも笑いそうなほど不器用な手つきで濡れた布を握りしめてみる
指の間からしすくが滴り落ちてくる
息苦しささえ感じながら綿毛のようなのを掻き分ける
そこはもうどうしようもないことになっていた
里保は気怠げに息を洩らすと視線を泳がした
これ以上は一人では無理････
やっぱりえりぽんがいないと


夜中の2時前、バジルを育てていたはずなのにカビを繁殖させていた
カップ１つを前に雑巾を握りつつ里保は敗北を悟った
そう、彼女は始めて味わう挫折に動揺していたのだ
協会最強の魔導師鞘師里保の手に余るくらいの強敵だったのだ、里保の部屋の大掃除は･･･

魔法で覗いているのは多分道重さゆみ、きっと苦笑いを浮かべているだろう
しかし、里保は勘違いしていた
さゆみは雑巾ひとつマトモに絞れない里保の姿に萌えてしまい、リビングの床の上でゴロゴロ転がっていたのだった

安定のカビネタｗ

期待したらカビネタだったやるせなさをどこにぶつければ良いんだ！

カビ？マリモじゃないのかい？

ｶﾋﾞｼｻﾔｼ

保

スパ

「まったく･･」
えりぽんがため息をつく隣でウチは頭を掻くしかなかった
「今日こそは片付けたあと、お片付けの魔法使うとよ」
「はい･･･」
お小言を頂きながらゴミ袋に分別しながらゴミを入れる
えりぽんは散らかった魔法書や魔法薬、それに教科書ノート文具に、脱ぎ散らかした服なんかを片付けて、洗濯の用意したり･･･
「そっ、それは駄目えええええっ！」
「もう遅いっちゃよ･･なんこのパンツ」
「やだったら」
「里保、こんなの穿いとるん？」
「だから知らないっ！」
「自分のパンツ知らんはなかろ？可愛いやんウサギさん」
「････」
「まだまだ里保は子供っちゃね」
お姉さんぶったえりぽんの物言いにちょっとムッとする
「そういうえりぽんはどんなの穿いてんのさっ」
「えりのパンツより、脱いだパンツ放ったらかしにするからバジルのカップみたいになっとるやん」
あっ確かにえりぽんが拡げたパンツには白いモフモフが･･･
「ほらほら、フリーズしとらんと早く片付けるとよ」
「ふあい･･･」
いくら姉妹同然に育ったえりぽんが相手でも恥ずかしすぎて、黙ってゴミを全部片付け終わった頃洗濯機の方から呪文が聞こえた
「ちちんぷいぷい、綺麗になあれっ♪」
えりぽんお得意のお洗濯の魔法だ
まあ洗濯自体は洗濯機がするんだけど洗剤や漂白剤でも落ちないシミや衿汚れなんかまで
綺麗に落とせる上、乾かした時にシワも残らないっていうスグレモノの魔法

「さあ、ゴミも片付いたし次はこっちっちゃね」「うん」
「ちちんぷいぷい、お片付けっ♪」
これがお片付けの魔法の呪文らしい、これで綺麗に片付いた部屋がメモリーされるんだって
感心してたらえりぽんに手を引っ張られた
「ちょっなに？」
「ほら、里保も綺麗にせんと」
「えりが洗ってあげるけん」
「いやいや、一人で大丈夫だから」
「駄目っちゃよ」

このあと、バスルームでウチはえりぽんにあんなところやこんなところまでﾎﾞｯ
これ以上は書けんﾔｼ

そんなこと言わずに早く続きを書けﾔｼ

朝から何て文章を書いてるんだまったく




ありがとう！！！

さぁ続きを書く作業に戻るﾔｼさぁさぁﾔｼﾔｼ

　
　　　　　　　　 ／＼
　　　　 　　　 /　＾!★.
　 　 　　　 __/｀___ヽ*。__,
.　 　 　 ＜_,roノハヽo一'　:☆*･ ｡.･*･ ｡.･
　　 　 　＜从*･ ｡.･)>　／' `*･ ｡.･*･ ｡.･
　 　 　 　 ｀ヽ!＾ゝX>'｛つ録画は完璧なの
　　　　 　／´,_,/ヽ _＼
　 　　　　'〜'~し'ヽ) ~

ﾔｼ

ｰ´ﾘ

>>572
さゆｗｗｗ

>>572
上映会はいつですか

導入とか生意気なこと言ったけど、前回で一応完結ってことにしよう
今回からその続編ってことで
畳めなくなったときに言い訳できるように

▼




梅雨も明け、本格的に夏が来た。
学生にとってはもうすぐ夏休み、の前に試験の季節がやってくる。
里保は、眠い目をこじ開けて、なんとか午後の授業を受けていた。

照りつける太陽が窓の外で校庭を灼いている。
蝉の声が、遠くから響いていた。

この街に来てから一ヶ月と少し。
相変わらずさゆみはよく分からないまま、気持ちだけが近づいた。
未だ緊張が無いわけではないけれど
毎日のように家に通い、衣梨奈と三人で御飯を食べるうち、随分親しくなったと思う。

学校ではすっかりクラスにも溶け込め
聖、香音とはかなり仲良くなった。
放課後には衣梨奈を含めた四人で街をぶらつくのが日課になっている。
まだ4人で休日に遊べたことは無いが、それが実現するのも時間の問題だろう。

協会の魔道士としての活動は、殆ど出来ていなかった。
そもそもの目的が漠然としていたし、来てすぐの頃に戦闘して以降
自分を襲撃する魔道士もいない。
里保が大人しくしていることで、はじめ色めき立っていた街の魔道士たちも
だんだん興味を失っているらしかった。
春菜をして、望ましい状態に落ち着きつつある。

里保自身この街で暮らすうち、協会魔道士としての自分が
異物であるということを実感していた。
独自の営みを持つ街の安定を壊してまで、協会が介入することに
意味があるのか、そんなことも時々考える。
いろいろなことを知るほど、どんどん難しい、分からないことが増えて
それをさゆみに言うと「いい傾向だ」と笑っていた。

とにかく、目前に迫った試験に集中しようと睡魔と戦うくらいには
里保は気を抜いていた。

なんとか授業を乗り切り放課となる。
さすがに試験が近いので、このまま遊びにいこうという空気にはならないが
それでもちょっと気の緩んだ時間帯に聖や香音とお喋りに興じていた。

「うー、数学わかんないよぅ」

聖の弱音に、里保と香音と衣梨奈も同調の溜息をつく。

「えりちゃんと里保ちゃんは一緒に勉強してるんだよね？うちも混ぜて貰おうかな…」

香音の言葉に、里保が難しい顔をした。

「まあえりぽん結構頭いいからね、役に立つこともあるんだけど…基本、気が散るんだよ」

「あー、確かにそうかも…」

「えー、里保だってそうやん」

勉強以外にも、魔法の研究をしたりもするが
とにかく衣梨奈の話は方々に飛びやすい。
一緒にいて楽しいからいいけれど、人数がもっと増えたらお喋りに花が咲いて
勉強どころじゃなくなる気がする。

「だれか聖に教えてくれないかなぁ…。期末テスト、ほんとにヤバイ…」

「聖ちゃんはお手伝いさんに教わってるんだよね？」

「そうだけど、わかんないんだもん」

早く帰って勉強すればいいのだが
試験が迫っている時ほど、この放課後お喋りが盛り上がって長引いてしまう。
里保はそんな学生の常を、はじめて経験していた。

不意に里保のポケットから大きな音が鳴り響いた。
驚いて身体が跳ね上がる里保と衣梨奈を見て、聖と香音が不思議そうに首を傾げる。
この音は協会の端末のアラートで、魔力を持った人にしか聞こえない。
どうやら局長からの連絡らしい。

里保は衣梨奈と目配せして
時計を確認するようなフリのあと

「ごめん、うちちょっと用事があるから、先帰るね！」

と言い捨てて教室を飛び出た。
少し心配そうな衣梨奈と、戸惑う聖と香音に心の中で謝る。

局長からの直通の連絡は珍しい。
普通の用事や、定期報告ならばメールですませる場合が殆どだ。
衣梨奈もそれを感づいているらしい。

里保は下校する生徒の間をぬって、校門付近の人の少ない場所で声を抑えて通信に出た。

▼



「どぅー、あとどれくらい？まさ疲れたぁ」

「あーもう、もうちょっとだよ。もうすぐ」

M13地区にほど近い田舎道を二人の少女が歩いている。
散々歩いたり、走ったり、戦ったりして、もう二人はクタクタだった。
髪の短い少女、工藤遥が、隣で顔を顰める佐藤優樹を宥める。
遥は携帯端末の地図をもう一度確認した。

何事も無ければ、1時間もかからずM１３地区内に入れる。
けれども、その前にある協会の支部が怪しい。
わざわざそれを避けて、往来も無く民家もまばらな田舎道を通って来たけれど
それも読まれて待ち伏せされているかもしれない。

「ねぇどぅー」

地図を見返し、嫌な想像に悩まされる遥に、優樹が声を掛ける。

「ねえ、どぅーってば」

「何？」

「やっぱりどぅーだけ帰りなよ。どぅーだったらごめんなさいしたら許してくれるよ」

「はぁ？今更何言ってんの。ここまで来て。
　だいたいまーちゃん一人でM１３地区まで行けないでしょ」

「行けるよ。だってどぅーはまさのこと助けてくれただけなのに
　どぅーまで逃げるの変だよ。うん、変」

「関係ないでしょ。それにはるだって協会の魔道士もう10人くらいぶっ倒してるし
　今更ごめんなさいしたって許して貰えないよ。てか許してくれたってこっちからお断りだわ。
　もう協会なんて一生戻らない。こんなものっ」

遥はそう言って、自分の腕についていた協会の腕章を引きちぎり、投げ捨てた。

「うーん……」

優樹が納得しかねるというように眉根を寄せる。
それでも渋々と歩を進めた。

細い道路の両脇には高い夏草が生い茂り、空き地や田んぼののどかな景色が広がっている。
日差しは強くじりじりと照りつけ、二人の体力を削っていた。

暫くして、優樹が立ち止まる。
遥が振り返ると、優樹が道の遥か向こうを強い視線で睨みつけていた。

「どうしたの、まー。もしかして」

「前にいるなう」

「何人くらい？」

「10人くらい」

「まーちゃん一人にどんだけ本気なんだよ…」

遥達が電車を使おうと駅に行ったら協会魔道士が待ち伏せをしていた。
あそこで突破しようとしたらどうする気だったのだろう。
普通の人が大量にいる駅で乱闘でもする気だったのか。
とにかく、動員されている魔道士の数が普通じゃ無い。
一人や二人の協会魔道士が相手ならどうということもないが、既に30人近くと接触している。

とはいえ、ここを超えれば、流石にもう待ち伏せもないだろう。
M13地区に入ってしまえばこっちのもの。協会魔道士はそこでは活動できない約束になっている。

遥はくさくさした頭を奮い立たせ、優樹の方を見た。

「どうする、まー。回り道する？」

「えー、まさもう疲れたよぅ。歩きたくない」

「じゃあ戦う？どっち」

「んー、どぅーに任せる」

「じゃあ強行突破ね」

「うん！」

歩くよりもよほど疲れるだろうけれど、とにかく早く休みたい。
魔力ももう限界に近い。
でもこれで最後というならば、派手に暴れてやりたい気もした。
二人なら、協会魔道士の10人くらいなんとかなる。

意見の一致した遥と優樹は、少しだけ笑い合って
敵の待ち伏せている方に駆け出した。



▲

やっつー漫画また読めて嬉しいなう

えりぽんが付けた火がまだ燻っている
当の本人はキッチンでお茶の用意に余念がない
目の前には美しすぎる大魔導師がパソコンに見入っている
今、この人に口説かれたら多分抗う術もなく肉体を許してしまうだろう
そんな事を考えていたら女の子の大事なところが･･･
「ちちんぷいぷい、おいしくなあれっ♪」
そんな時にキッチンから響いてきた例の呪文が気分を変えてくれた


りほりほの様子が変なの
さゆみを見る目が潤んでて色っぽいの
もしかしたらチャンス？
今、口説いたらチューくらいできるかも
そう思った時に
「ちちんぷいぷい、おいしくなあれっ♪」
いつもの間の抜けた呪文がせっかくの空気を台無しにしたの


トレイにお茶を用意してお菓子も、あとはいつもの呪文っちゃね
その前にリビングを覗くと里保の様子がおかしいっちゃね
ちょっと朝、お風呂でイチャイチャしたっちゃけど･･･
まあ良いっちゃね、呪文呪文
「ちちんぷいぷい、おいしくなあれっ♪」

「道重さ〜ん、里保、おやつっちゃよ」

うわっごめん
リロード忘れてた

同時更新ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!
wktk

おお物語が動いた
まーどぅーが抜け魔道士として登場してくるとは

まーどぅーきたああああああああああ
まーちゃんのスペックも気になるけどどぅーもがんばれ

まーどぅーｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ !!!!!
作者さん乙！朝の続きさんも乙！

やっとどぅーキター！！
まーちゃんも一緒か

鳥肌ｗｗｗ
まーどぅーｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!

まーどぅーぅぅううううううう！！！
どう絡んでくるか楽しみ！

川c ’∀´)＜まーどぅーが出てくるだなんて、まーどぅしましょ

今日は冷えるなぁ・・・

>>597
・・・早く出番があると良いね

まーどぅー！まーどぅー！

りほりほが消滅魔法覚えたみたいよ

泥棒魔法ともいう

なんかまーどぅーめちゃくちゃ強そうｗｗ

バジルさん…

ﾉﾘ;´ｰ´ﾘ＜あれ？えりぽん？バジル君もお掃除しちゃった？
|||9|;‘_ゝ‘)＜いやもう鉢の中土すら無かったっちゃけど
ﾘ;´ｰ´;ﾘ

まーちゃん何やらかしたんだろ
続き期待

220 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2013/11/17(日) 18:19:17.33 0
　　　　　　　 ヽl/
　　　　　　γl　| lヽ
　　　　　　 | |　|　| |
　　　　　　 | *´ｰ´ |__ﾉ＾i 　　リホテンダー
　　　　 r'三..|　|　|　三ノ
　　　　 し'´ l|　|　| |__
　　　　　＿_ト　＿、､ヽ
　　　　（二二ソ　　| | |l
　　　　　￣￣ 　　 ヽノ

まーちゃんのことだから天然で大変なことしでかしてそう

ﾔｼ

まーどぅー逃走中

ﾊ;´ ｡｀ﾙ ＜変なのがついてきてるぞ
||c||* ^_〉^)＜協会の式神たちみたいなう
ﾊ#´ ｡｀ﾙ ＜ちょっと鬱陶しいな
||c||* ^_〉^)＜どぅーちょっとだけ時間稼いで
ﾊ´ ｡｀ﾙ＜あいよっ･･モータル・モータル・デルデル・ファー・ス　
　　　　　　我が忠実なる僕に命ず　主の召喚に応えよ　巨像よ覚醒めよ（モータ・ルシー）
　　　　　　これでいいかい？
||c||* ^_〉^)＜ＯＫ！じゃあいきますか
　　　　　　　　暗黒よ　闇よ　負界の混沌より禁断の黒炎を呼び覚ませ 　
　　　　　　　　パーラ・ノードイ・フォーモー・ブルール・ネーイ・ヴァセ・イーダー・イー・エイター・ナール・
　　　　　　　　アイドール・ヘーブン・ン・ヘイル・イアイアンンマ・ダイオミ・ギーザ・オージ　死黒核爆烈地獄（ブラゴザハース）

ﾊ;´ ｡｀ﾙ ＜おいおい･･やりすぎだろ

威力凄そうだな

バスタードかw

あげﾔｼ

　（_,γ ⌒　∧∧ 　　　∧ ∧ ⌒ヽ〜
　　（＿つっ*･ ｡.･)っ⊂(ﾟ ゥ ﾟ*Ｕ"ヽ）

りほりほの魔法は植物に対してだけは成功しないな

むしろ植物から何か吸い取っているのでは

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜ギガドレイン！

植物の生命エネルギーを吸い取ってるんだな
動物からも吸い取らなきゃいいが…

ほ

スパ

バジル君

テスタメント！！

まーどぅーおは

おやすみﾔｼ

早く起きて！

なんかモフモフして寝心地いいと思ったら
毛布からワタが生まれたﾔｼ

ふんわり変人１年生

マリモ鞘師

マリモアゼル鞘師

おやつの時間なんだろうね

　ﾊ ﾊ　　　　　／⌒ヽノ
　(*´ｰ´)っ∧ ∧,(⌒ ）
~(,,_ ノ　c(^ ｡.^*cノ'ヽＪ

いい笑顔だｗ

ほゆりさ

笑顔で鞘師に飛びかかろうとするさゆ

それを笑顔で受け入れるりほりほ

良い関係だな

ほ

やっつー

生鞘スレの話題から調べてみて気づいたんだが
yahoo!でえりぽんと検索すると関連検索ワードに
「魔法使いえりぽん」って出てるんだな

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愛の軍団の振り付けやってるみたいww
てかほんとここのAA職人の腕はピカイチだな

職人さんおつー！
逃げるまーどぅーその先にあるものは・・・？！

　　　　　　　　　　　　　　　ノノノ/j/ j八ﾊj八ﾉﾊ））
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　　　　　　　　　　r--- ､　人人　＊ 　O ． 　／. r‐‐--、
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こえーよｗ

うおああああああああああああああ

Oh no...

ひえぇ・・

あげるﾔｼ

ほ

エコエコアザラシ

エコエコケルノノス

おはよう

Σﾉﾘ*´ｰ´ﾘつ＜ミントモフモフ！ラディッシュカイワレ！バジルヴァニッシュ！！

はたしてサボテンはどうなるのか

ほ

お昼ﾔｼ

お腹いっぱいだし寝るﾔｼ

　　　　　　 ＿
　　 　　　　＼ヽ,　,、
　　　　　　 　 `''|/ﾉ
　　　　　　　 　 .|
　　　　　＿　 　 |
　　　　　＼｀ヽ、|
　　　　　　 ＼, V
　　　　　 　 　 `L,,_
　　　　　　　 　 |ヽ､)
　　　　　　　　 .|
　　　　　　　　/ 　 　 　　　　,､
　　　　　　　 /　　　　　　　 ヽYﾉ
　　　　　　　.|　　　　　r''ヽ、.|
　　　　　　　|　 　　　　　`ｰ-ヽ|ヮ
　　　　　 　 |　　 　 　 　　　　`|
　　　　　　　ヽ,　　　　　　　　　|
　　　　　　　　､ゞヾ'""''ｿ;μ,ノ 　　なんか冬の風が肌に心地いいﾔｼ
.　　　　　　　ヾ　 *´ｰ´　彡　 　　
　　　　　　　 /ｿ,,　,　,; ,;;:､ヾ`
　　　　　　　　　　<|綿|>
　　　　　　　　　　　八

カビの谷のサヤシカの
エンディングみたいだな

サヤねえさまか…

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ　＜あら、私がカビさせなかったことあった？

|||9|‘_ゝ‘)　＜ない。

ﾉﾘ；´ｰ´ﾘ　＜ね？

|||9|‘_ゝ‘)　＜ない。一度たりともない。

そのものカビカビの衣をまといて…

|||9|＾_ゝ＾) ＜里保、私のこと好きなのに好きって言ってくれないからぁ〜

ﾉﾘ；´ｰ´ﾘ ＜う、ゴホッ、ゴホッ！ゴホンッ！ゲホンッ！

ﾉﾘ；´ｰ´ﾘ　＜カビの胞子を少し吸ってしまったようﾔｼ

　　　　　　　　　　　　,､　　,､
　　　　　　　　　　γ⌒／＾＾／＾-＿
　　　　　　　 ,ゝ｀/~　/~　/~　 /⌒　/￣＼
　　　　　 　_〈（_）|　　|~　|~　　|~　　|~　 /＾ ＼＿
　　　　　　(丿　/~　/~　/~　/~　　/~　/~　/~　/＾＼
　　　　　（）/（)/~　/~　|~　　|~　　|~　 .|~　|~　|~　/⌒＼
　　　へ＾〈,|,,､,,|,,､,~|､､､|~,,,,,,,,|~,,,,､〈~,, 〈~　〈~　|~ |*･ ｡.･⌒|＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　////////////////////////////////////////////////////////
　　　　　　///////////////////////////////////////////////////////
　　　　　　　　　///////////////////////////////////////////
　　　　　　　　　　　/////////////////////////////////////

ﾉﾘ;´ｰ´ﾘ ＜>>665という夢を見たﾔｼ

|||9|‘_ゝ‘) ＜汚い部屋で寝るからそんな変な夢を見たんやなかと？

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ ＜そうかもしれないﾔｼ　片付けがんばるﾔｼ




从*･ ｡.･）＜隠れるところが多くて助かるなの

>>659
ちゃんと芽吹いてるじゃないか！

カビてるけど

何この流れｗｗｗ

ｗｗｗ

前スレ708、723-724より

「どうして衣梨奈が？」

それは不満というより純粋に疑問の言葉だった。

この街で密かに発生しているという、少女が次々と襲われる事件。
魔道士の間で勝手に犯人扱いされていることに業を煮やしたさゆみが、
その事件解決を衣梨奈に命じたのだ。

「どうしてって、弟子が師匠の汚名を晴らすのは当然でしょ？」

「でも衣梨奈がこんな事件を解決できるとも思えないんですけど」

「大丈夫、生田に解決できる能力があるからさゆみが指名してるんだし。
生田も世界一の魔法使いを目指してるなら、これくらいの事件解決できなきゃ」

その言葉を出されると衣梨奈も弱い。

「わかりました。じゃあ里保と一緒でもいいですか？」

「うーん、りほりほは今回の事件だとあまり役に立たないかもしれないけどね。
まあ生田がそうしたいんなら好きにすればいいんじゃない？
事件の詳細についてははるなんが情報を持ってるから、まずはそれを元に動いてみれば。
まだなにか聞きたいことあるの？」

さゆみが珍しく言いよどんでいる様子の生田を促す。

「念のため確認なんですけど……本当に道重さんが犯人じゃないんですよね？」

「そうそう実はさゆみが全部……ってばか！」

衣梨奈がさゆみの雷を恐れて自室に逃げ込んだ後、
さゆみは春菜と通信を繋ぎ指示を出していた。

「……そんなわけだから、生田が情報を聞きに来たら対応をよろしく。
あと情報ははるなんの主観や推理は混ぜないでそのままで渡してね。
生田本人が考えて動かないと意味がないから」

「でも、本当にいいんですか？」

「なに、はるなんまでそんなこと言うの？
大丈夫、今回の事件は生田が適任だからちゃんと解決できるって」

「いや、生田さんの解決能力についてはそこまで心配はしていないんですけど……」

これまで魔道士の間でとびかう噂を集めそして整理していた春菜は、
もしかしたらという犯人の当たりがついていた。
それは正直信じがたい人物だったが、もしその推理が正しければ
生田にとってこの事件の解決はつらい経験を強いるものになるだろう。

「もしかしてなんですけど、道重さんは今回の事件の犯人ってもうご存知ですか？」

「えー、さゆみわかんなーい。なにはるなんもう犯人がわかってんの、すごーい」

あまりにわざとらしい返しに思わず苦笑する春菜。

「でももしわかってても生田に教えちゃダメだからね。
たとえどんなことが起こったとしても、それが生田にとって成長の糧になるんだから」

もし犯人が春菜の推理した人物だったとしても、あえて生田に解決を命じたさゆみには
きっと春菜にはうかがい知れない深慮遠謀があるのだろうと思い、
さゆみの言葉に素直に頷いた。

ただ……。

「生田はどこまで頑張ってくれるかな〜」

と楽しげにつぶやく姿が、いつも内面を読み取らせないさゆみには珍しく、
いつになく何かを企んでいるように見えたのが、春菜にはどうにも気になった。

もちろん、賢明な春菜はあえてそのことを指摘しなかったが。

（つづけ）

俺も犯人分かっちゃツタけどえりぽんの成長のためにまだ言わない

楽しみ

外伝も面白いね

ぼくわかんない（棒）

从*･ ｡.･）＜えー、さゆみわかんなーい。なにみんなもう犯人がわかってんの、すごーい（棒）

犯人はとんでもないものを盗んでいきました
鞘師のバジルです

道重さんにも正体がわからないなんて恐ろしい犯人がいるんですのね
この街は怖いですわ

从*･ ｡.･）＜犯人は10代から30代もしくは40代から50代かそれ以上の男もしくは女

|||9|‘_ゝ‘) ＜…単独犯と思われるが複数犯の可能性もある

前スレ覚えてない；；

>>682
おすすめしていいのかわからんが>>11で読めるよ

>>679
お前が言うなｗ

　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＿＿＿＿__　　
　　　 n　　　　 ..＿＿＿_. 　 ..||￣／／|§|
　 .,＜ﾆ＞、　 li'´￣ヽ_／l| 　 ||／＿＿|lｌﾛ|
　（,.＿＿ .,ア　ゝ._　　 _ノ　 .||￣￣￣￣￣.||
　..||~从~||..|~￣￣￣￣￣￣||□△＿∩■_||
　￣￣￣￣　　　 　　　　　 .|| 　 　0|0　　　||
　　　　　　　　　　　　　　　　|| 　 　 .|.　　　 ||　
　　／i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　))
　　＼ ＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∋oノノハヽ
　　　/ ／((⌒⌒)) 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　||9|；゜_ゝ゜)
　　　＼＼　l|l l|l 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⊂　　 　 Ｏ
　　　 ./／ノノハヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　(　　　ﾉ　
　　　（＾从# ｀ ｡.´） 　　　　　　　　　　　ε≡≡≡　 　⊂＼__)　
　　＿_ヽ＿＿__と）＿＿　　 　　　　　　 　　.
　　　　　　　　　 　　　　／|　　　　　　　　　
　　　　.rｪｪｪ、　　　　／ .,i|　　　　
　＿＿||_||_||＿＿_／　ノ|_」 　　
　　　　||_||_||_　　　|,ノ´　　　　　　　　　　　
　⌒＾｀|＿__|7^'^1 | 　 　 　　 　　

怒られたｗ

うまいｗ

>>683
ありがとうございますもも

ｰ´ﾘ

毎度のことながらホントAA職人すげーなｗ

◇｀）

平家さん！

たったらったああああああああああああ

朝ﾔｼ

タリンロメランテ

◇´）

ゥ ﾟ）

ｰ´ﾘ

鞘師

おひるー

　　や、やっしー！

　　　　 ∋oノノハヽ　　　ﾜﾀｰ　
　　　　　　Gﾉﾘ*´ｰ´ﾘG
　　　　　　 ヽ　　　ノ
　　　　　　　 | 　|　|
　　　　　　　(_＿)＿)

おいやめろｗ

ぎこちないｗｗｗ

ﾜﾀｰｗｗｗ

　　　　　　さっくー！

　　　　　　　 ∧,,,∧
　　　　 ∋oノノハヽ　　　ﾇｺｰ　
　　　　　 G从´’ｖ’ﾘG
　　　　　　 ヽ　　　ノ
　　　　　　　 | 　|　|
　　　　　　　(_＿)＿)

無理やりだなｗ

ｼﾊﾟﾊﾟ

　　　 ﾊ ﾊ 　　　　ﾊ ﾙ
　 γ(* ^_〉^) γﾞ(´ ｡｀o)
　ιﾞu´ιﾞ 　ιﾞﾞ`J´J

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧∧　 ∧∧
　　∧∧＿＿＿＿_　∧∧　　　　　/"⌒ヽ ＿＿＿_∧∧　（ﾟ ゥ ﾟ*（ﾟ ゥ ﾟ*）
　（ﾟ ゥ ﾟ*）　　　　　（ﾟ ゥ ﾟ*）　　　 ./　　 ノ∪　　　（*ﾟ ゥ ﾟ）　￣￣￣￣
　⊂⊂,,---------と　　 つ　　 .∧∧ /------ ∧∧つつ
　　　　　　　　　　　　|　　|　 ⊂（ﾟ ゥ ﾟ*）つ　　　（ﾟ ゥ ﾟ*）"
　　　　　　∩∩　⊂_⌒ .ﾉ〜　　　　　　　　　　　∪∪,|
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　　　 （ﾟ ゥ ﾟ*）　　　　　　　　　　　　　　　　〜（　__ ）
　　　　 ∪∪　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∪∪

はう猫ｗ

　　　　　　　* ∠\`・* 。
　　　　　　　　| /★`、 `*。
　　　　 　　,｡∩_＿____フ　* 　
　　　　　　+　|||9|‘_ゝ‘)　*｡+ﾟ　保全したくなる魔法っちゃよ
　　　　　　`*｡ ヽ、　 つ *ﾟ*　
　　　　　　　`・+｡*・' ﾟ⊃ +ﾟ
　　　　　　　☆　　 ∪? ｡*ﾟ
　 　　　　　　`・+｡*・ ﾟ

かかっちゃったー

犯人はサボテン君

生田は魔法使いよりモンクとかが似合いそうなんだがなあ

無駄に腕力と素早さが高い魔法使い
それがえりぽん

>>670-672より

「どうしてまたこんな夢を……」

真夜中に目を覚ました聖が、つぶやきとともに重いため息を吐いた。

ここしばらく、聖は同じような悪夢に悩まされている。
それは、聖が見ず知らずの少女を連れ去り、そしてほしいままに弄ぶという
とても正視に耐えないような内容だった。
しかもおぞましいことに、襲っている少女が夢ごとに違う子なのだ。

「こんな夢が続くなんて、いつから聖は破廉恥な娘になっちゃったんだろう……」

（いつから？　聖は前からずっと破廉恥な娘だよね）

何気なく発した自問に、心の奥底からもう一人の聖の声が自答する。

「ううん、そんな訳ない！　だって聖こんな夢なんか見たくないもん！！」

（うふふふ、そんなこと言ってごまかしてもダメ。よーく思い返してみなよ）

夢で襲われている少女の反応は様々だった。
じっと身体を固くして何かに耐えるように目を閉じる少女、
今まで経験したことのない快感に戸惑う少女、
そして積極的に自らの身体を投げ出す少女など。

いずれの少女も、最後には聖の手によって高みに登りつめ、
その恍惚の表情を思い返すだけで聖はもう……。

「違う！　そんなことないんだから！」

夢の中に引き込まれそのまま身を委ねてしまいそうになるのを、
聖は強い口調によって危うく振り払った。

（ふーん、じゃあこの胸のドキドキはなんなの？）

夢の内容を思い返しただけで、止まらない顔の火照りと胸の高鳴り。

「それは、こんなリアルな夢を見せられたから……」

リアルな……夢？

そこで聖は、はたと気づいてしまう。
夢にしてはあまりにリアルにすぎないかと。

少女の表情だけではない。
柔らかくそしてかつ思春期特有の硬さを残した肌の感触。
その快感に耐え切れず思わず漏れる吐息と嬌声。
そして、

ｼﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟｧ

と、まるで意志を持つかのごとく勢いよく飛び散るしぶき。

これまでこんな質感を伴ったリアルな夢など見たことはなかった。
そう、これはまるで聖が自ら体感したことのような……！？

（そうだよ、ホントは聖自身が一番よくわかってるんだから。
これまでの体験は夢なんかじゃない。聖がずっとしたいと思ってきたこと。
そして聖は、それを実現して思う存分愉んできたんだよ）

自分の閃きに思わず震えが走る聖を、心の声が誘惑する。

（でもこれで終わりじゃないから。
まずは全部認めちゃお、聖がこんなにも破廉恥な娘だということを。
そうしたらね、聖の中にあるもっとすごい欲望を叶えることができるから。
そんなに独りで自分の殻に閉じこもってたら愉しめないよ？）

「違う違う！　そんなの絶対ダメだよ！！」

もう、聖も気づいてしまっている。
あれほど嫌悪感しかなかったはずの夢の内容に、
そして到底肯定できないはずのもう一人の聖の誘いに、
抗いきれないほどに魅かれてしまっている自分がいることを。

「このままじゃ、聖おかしくなっちゃう！！」

（おかしくなるんじゃないよ。本来の姿に帰るだけだから、恐がらないで受け入れて）

「……助けて、えりぽん」

半ば無意識のうちに漏れた親友への助けを求める言葉は、
真夜中の闇に溶けそして虚しく消え去った。


（つづけ）

おつおつううううううう

皆分かってて黙ってる優しい紳士の多いスレだなw

夢の内容をもっとリアルに描写したほうがいいの

はんにんはだれなんだろう？

あーめっちゃ気になるわー

逆に襲われてる子の方が気になるんだがw研修生でいうと誰だ？

１、じっと身体を固くして何かに耐えるように目を閉じる少女

２、今まで経験したことのない快感に戸惑う少女

３、積極的に自らの身体を投げ出す少女

3は言うこと聞いちゃう宮本さん

3はやけになったりっちゃん

３は義父の相手よりましだとさくらちゃん

候補多すぎｗｗ

過去に被害者として具体的に出ているのはタケちゃんと工藤

|||9|‘_ゝ‘)＜変態見つけたら呪文で氷漬けにしてやるとよ

|||9|;‘_ゝ‘)＜練習せないけんね

|||9|＞_ゝ＜)＜我は呼ぶ　地に満ちる凍気よ　永久にその姿をとどめ　悠久の瞑りにいざなえ　永久冷凍炎（ブリザーデス）

>>730
いや…えりぽんは普通に話していても絶対零度にするから…w

>>724
３の候補者多すぎw

１は舞美に実際襲われた時の田辺の印象が強いw

２はやっぱり工藤になっちゃうのか…ｼﾊﾟﾊﾟのイメージ強すぎ

>>732
奇しくも容疑者のお気に入りのメンツですね

　　ノﾉ�刀e _l‘）＜このままじゃ、聖おかしくなっちゃう！
　　<( BOIN )>
　　　_|　　　|_

BOINｗｗｗ

そんなシャツ着てる時点でもうすでにおかしいだろｗｗｗ

暫くラブコメどころかほのぼの感すら遠のきそうだ
まーどぅーが出たというのに…
というわけで、エロいのとか全力で支援

▼



通話先から局長の声が聞こえてくる。
里保は暫くぶりに聴く声を懐かしいと思った。
しかしすぐに気を引き締める。局長の声はいつになく硬い。

『すまないな、突然連絡を入れて』

「いえ。何かありましたか？」

『急な話だが、里保に頼みたいことがある。協会の仕事だ』

下校途中の生徒に混ざりながらも、会話が聞かれないように周囲を警戒する。
「協会の仕事」という言葉に、里保は変に緊張した。
この街に来てから協会魔道士として具体的な『仕事』をしてはいない。
随分と久しぶりのことのように感じた。

『二人の魔道士が、M13地区に逃げ込もうとしている。それを阻止して欲しい』

「犯罪者ですか？」

『……そうだ。何としても、その街に逃がすわけにいかない。
　しかしとにかく敏捷くて、もうかなりその街に迫っている。
　俺の所為で招いた事態だ。
　悪いとは思っているんだが…頼まれてくれるか？』

「もちろんです。では、すぐに向かわないと」

『今は学校か？』

「はい、出たところです」

『そのまま北東に向かって街の外れまで行ってくれ。
　二人の動いている予想ルートを後で端末に送る』

里保は、通話したまま生徒の群れを分けて、指定された方向に駆け出した。
緩やかな坂になっている街を海と逆の方向に駆け上がる。
午後の強い日差しが里保の肌から汗を滲ませた。

「向かっています。二人の特徴は？」

『子供だ』

「え？」

『といっても、既に協会魔道士が20人近く倒されている。
　かなりの手練と思っていい。…すまない、本当はお前にさせるべき仕事じゃないんだが』

「……いえ、この街にいる以上、犯罪者の流入を阻止するのも私の役目だと思っています」

『本当にすまない。データは送った。詳しい事情はまた後で伝える。
　目下、二人の街への侵入阻止に専念してくれ。捕縛出来ることが理想だが
　侵入を阻止さえできれば、こちらでも人員投入を間に合わせられる。
　戦闘になることが予想される。くれぐれも無理はしないように』

「わかりました。ではまた後ほど」

通信を切り、端末に送られた地図を頼りに走る。
局長の声はどこか切羽詰っていて、事態が逼迫していることが伝わった。

子供が二人。いったいどういう事情で、何をして逃げているのかは分からない。
それでも自分が協会魔道士である以上、止めなければならない。

以前は、こういうことが里保の仕事の主たる部分をしめていた。
この街に派遣されてから暫くは遠のいていたが、昔のことを思い出す。
相手がどんな事情であろうと関係ない。無感情に、冷静に仕事を全うしていたはずだ。

まばらな住宅街の緩い坂の上に小さな山の連なりがあって
その麓に、歩行者用の古いトンネルがある。
それを潜ると、一気に景色が田舎のそれに変わった。
むせ返るような緑の匂いと、細く続く道、その脇に空き地や田畑が広がっている。
上からは蝉たちの今日一番の鳴き声が響き、低い場所からは夏の虫が歌を奏でていた。

ここはM13地区の外。
このトンネルの外は、協会の影響下にある場所だ。

里保は一度汗を拭うと、トンネルの影に身を休め、改めて辺りを見渡した。
風が穴を吹き抜け、一気に里保の身体を冷ます。
二人はこのトンネルから街に入ろうとしているらしい。
見通しの効くこの場所で待っていれば、鉢合わせることになるだろう。
ここを管轄する協会魔道士達の包囲が破られた場合に、だが。

いつになく頭の中が落ち着かないことを感じて
里保は大きく息を吐き、意識を集中させた。

程なく、里保の感覚が、二つの魔力を捉えた。



◇

　

大丈夫？どぅー」

「全然、余裕だよこんくらい」

優樹が不安げに遥を見る。
待ち伏せしていた協会魔道士たちを派手に蹴散らした遥と優樹は
そのまま真っ直ぐ目的地を目指していた。

「まあ、ちょっと正面から行き過ぎたかな。でもね、もう流石に追っ手も来ないでしょ」

「うん」

遥は戦闘の途中、軽い手傷を負っていた。
いくら弱い魔道士が相手とはいえ、数が多い上に自分たちが万全でないことを考えると
すこしばかり無茶な戦い方をしたとも思う。
でもそんなことよりも、目的地がもう目前にあることが嬉しかった。

「見てよまーちゃん、あそこの山、見える？」

「どれ？あれ？」

「そう。あの山のトンネルを抜ければゴールだよ」

「ほんと？やったぁ」

先のことなんて何も考えていない。
でも、遥は、取り敢えずその街へ行けば
優樹の身が安全になるという一点に安堵していた。

自分でもよく分からない。
始めは、馬鹿でいけ好かない奴だと思っていた優樹のことを
何故こんなにも気にしているのか。
これからは、M13地区で二人で生きていかなければならない。
冗談じゃない。でも、それもいいかもしれない。
相反する自分の気持ちが可笑しくて、遥は笑った。

「何笑ってんの？」

「なんでもないよ」

「なんだよぅ」

「いーじゃん。行くよ、まーちゃん。もうちょっと、ほら」

晴れやかな気分で歩調を早めた遥が
はたと足を止めた。
優樹もそれに続いて足を止める。
視界に見えた件のトンネル。そこに人が立っている。

遠目にも、自分たちとそう変わらない年頃の少女だと分かる。

しかし、その腕にははっきりと、協会の紋章が光っていた。

「まだいんのかよ…」

遥は、たった一人で堂々と待ち伏せるその人物に訝しく思ったが
気分が高揚していることと激しい戦いを終えた勢いとで
軽くねじ伏せられると思い、再び歩き出した。

その腕を優樹が掴み、止まらせる。

「なんだよ」

「どぅー、だめ」

どこか怯えたような優樹の表情と声。
遥はもう一度前に立つ協会魔道士を見やった。

不意に辺りに風が巻き起こった。
戦闘態勢をとった里保から発せられた魔力に
一瞬、蝉も夏虫も鳥も声を潜める。

その魔力を感じ取った遥は、始めて優樹の様子の訳を知った。
そして遥の足も同じように固く重くなり、二人案山子のように里保を見る。

「嘘でしょ……なんだよ、あれ」

遥は唇を噛み締めた。
やっとここまで辿りついたのに、逃げるのも戦うのも、今まではうまくやってこれたのに。

今目の前には、消耗した自分たちが
どうにか出来るレベルをはるかに超えた魔道士がいる。



▲

4円

この話ではどぅーはｼﾊﾟﾊﾟﾊﾟしない
たぶん

まーどぅー死→魔道士なんて・・・
いや、まーどぅーｼﾊﾟﾊﾟﾊﾟ→魔道士パパの方が可能性あるな

作者さん乙！いや〜緊張感がはんぱねえ・・・オラわくわくすっぞ

深夜にｷﾀ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!

やだ思いっきり支援外した恥ずかしい
作者おつおつ
どう絡むか楽しみだ

一気にシリアスな展開なってきたあああああああああああああああ

乙
続きが気になる

里保全

まーどぅーどうか死なないで(T_T)

こんなにほのぼのしない鞘まーどぅーを書けるなんて・・・天才か

えりぽんで緩和されるはず

続きが気になる

「どう」にか出来るレベルを「はるか」に超えた魔道士がいる。

作者さんスゲー

スゲーまったく気付かなかったわ
もしかしてどこかに「まさき」も隠れてるんではと
思わず探してしまったけどさすがにないようだｗ

すげぇ

つんく♂さんそういうの好きだよね。

ほ

ノﾉ�刀e _l‘）＜膨らむ水着みたいなものですわよね！

よく見たらまだ隠されてたわ

「どう」にか出来るレベルを「はるか」に超えた「まーどう」士がいる。

ゥ ﾟ）

　　　　　　　　　　　　　│
　　　ﾊ ﾊ　　 .▲ ▲ 　│
　γ(9|‘_ゝ‘)(ﾟ ゥ ﾟ*)　│えりぽん…
　ιﾞu´ιﾞﾞ　し'""ヽ)　│うちという人がいながら
　　　　　　　　　　　　　│ﾊ ﾊ　　　　　　　　　　　　　冷静さを失っているの CHANCE!なの
　　　　　　　　　　　　　(´；,;"ﾞﾞ`ヽ 　　　　　　　　　　　　 ∧ ∧　　 ,）
　　　　　　　　　　　　　│ιιﾞﾉJ　　　　　　　　ﾊｧﾊｧ (･*γ"ﾞﾞ ⌒｀　　ﾋﾀﾋﾀ

>>766
「どう」にか出来るレベルを「はるか」に超えた「まーどう」士「ガイル」。

あげ

|||9|＾_ゝ＾)

(Ｔ ｡.Ｔ*从

＆.o:;;><:o;>:;:;: γ-,/ _,|,、 ,|,,,ノ''ﾞ ￣￣ﾞﾞﾞ'''''く　.|,,,入、 `┴┬==ｺヨ匸亡コL
:;:/< :::oﾞl,,.| _iﾍ″ ./ﾞ'ぐ　,ﾉ"::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ'│ ﾞ''/ﾟi｣Ｌ｣冂_ _　　　__]T冖Ｌ
+"@` x ><+"@`x,ノ／ﾞ',i:::::::::::::::: ﾉ）:::::::::::::::::::::::ﾞi､ｰ|　|ＦＩ　匸 _　_　￣]¨亡コTｉ
＠＠＠+>"`:;:; ",r .:ﾞl,,/::::::::::::　（（(ヽ　::::::::::::::::::::｝ ./　＿　─冖TＩＦ亡二三Ｌ　
k/⌒`※^>:):;:,‐ノ.|^l、.|.;;;;;　ノ丿　 　 ) ）　:;;;;;;;;;;;;.厂| j　匸二　___¬TＩＦ亡二三L
< +>o:<_-,,i,､,",ノ .|^l、.|;;;　)）)　ノノﾉハ （( 　;;;;;;;;;.厂|二ニr┬┴┬==ｺヨ匸亡コL
:<:品｡:>o::>',,ノﾞl　.|^l、.|;; (（　 ∩｀ｰ｀*ﾘﾚ ) ） ;;;;;;;;.厂.〔-┬┴-===ﾆ二三亡コ〕廾fＩ
※>:):;:,‐''',ノ　　　　 　　 　 ）)　ヽ　 　,つ （(
　　　 .'″,.:,..:..　　　, ' 　　　（ 　 |　 　|　ノﾉ　　　 　　　　　," .,.:,..:..　　 .,.:,..:..　
　 .,.:,..:.. 　 ,..,.:. 　 ,.-"　　　　 ヽ,し ^ J〃　　　　　　　　　　　　　 　　　 .　.　,'　　　＿＿ .,.:,.
　..　 .,.　:,..:..　　, -'" 　 　...　　 　 　　　　　　 　 .　　　..　,'　　 .,.:,..:..　　 .,.:,..: ／ヽ ＿ /ヽ
　 .,.　 .,.:,..:., -'"　　...,.　　 　 　 　 　 　　　　　　 　　 .　　,' .,.:,..:..　　 .,.:,.　.:../　..:::'l ::.:　.:.::＼　　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　w爻爻爻彡v　　　　.,.:,..:.　..:.
　　　　　　　　　...,.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｨｯx:爻ミﾐ爻炎彡ﾐx　　　 .,.:,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾐｯ彡',:爻ゞ炎炎彡ﾐﾒ　　.,.:,　　..:.
　　　　　　　　　　　　　　...　　　　　　　　　　　　　　ぐ,:,:爻ミﾐ森ﾐ爻 彡ﾐxx
　　　.. ,..　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃.:'ﾞ'爻ゞ炎 炎 彡ﾐﾒ彡x　　.,.:,　..:.. .,.:,..:..
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{,:'.:'ｯw炎 爻忝'＞'爻彡彡
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　^¨⌒^ﾞ^⌒ﾞ＾"⌒ﾞ＾"⌒ﾞ＾
　 ノノハヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.:.. .,.:,..:.
　ﾊノﾙ´ ｡）＜まだいんのかよ　　　　　　..,,　　;:..　　.,.
　ﾉ　　　つ⊂(ﾟ〈_ﾟ *川＜どぅー だめ　　　　　..,　　　　,;:.　　　　,.
（　　　〈　　　　と　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　..,,;　　　　　　　　　　:.,.
(＿,ゝ　 ）　　　 < ､　 ）
　　（＿_）　　　　｀し｀ヽ_）

すげえええええええ

乙です
ｗｋｔｋ

ホントここの職人凄いなw

今までの挿絵AA並べてみたいな
既に絵本レベルになってるだろこれw

AA職人凄すぎだろｗ
作者と二人合わせてお金払っても良いレベルだわｗ

AAでこれだけ作るとはマジスゴいぞ

何が凄いって小説が上がって半日程度でAAに仕立て上げてるのが凄い
もはや作者とAA職人が付き合ってるんじゃないかと疑いたくなるくらい凄い

本編だけじゃなく外伝にも同じレベルで仕上げてくるからな
つまりAA職人は作者と付き合ってるんじゃなく・・・二股か？ｗ

そのうち職人相関図とかまで出てきそうな勢いだなｗ

変なところでＢＬ展開してんじゃねえよｗ

そこは別に普通の男女カップルでもいいんじゃないか？ｗ

そんなサブストーリーまであったのか！

あげ

バトルシーンはもうダメだ！

▼



可愛らしい子供が二人、里保の視線の先にいる。
二人から感じる魔力は些か弱弱しく、かなり疲弊しているのが分かった。
里保が刀を取り出し、ゆっくりと二人に近づく。
強い視線で里保を睨みつける少年のような少女。
そして、その腕を取って怯えたように見ている少女。

少しだけ、胸が苦しくなった。

お互いの顔がよくわかり、声も何とか届く場所まで来て、里保が立ち止まる。
遥と優樹は、近づいてくる里保に後ずさることも出来なかった。
どちらにせよ、もう退くことなど出来ない。
残り僅かな魔力を練り上げ、次の瞬間に備える。

予想に反して、遥たちの耳に里保の声が届いた。

「悪いけど、M13地区に君らを入れるわけにはいかない。
　抵抗しなければ、傷つけるようなことはしないから」

宥めるように言ったはずが、里保は自分でも驚くくらい低い威圧的な声を出していた。
遥と優樹がさらに表情を固くし、里保を睨みつける。

遥は、どうすべきかをぐちゃぐちゃと考えていた。
二人での奇襲を考えたけれど、隣の優樹が既にほとんど戦意を失っている。
まともな方法でぶつかって、勝てるだろうか。
やってみなければ分からないけれど、可能性は低い。

二人とも無事にM13地区に逃げ込めるとは、もう思えなかった。

「あんた、協会魔道士だよね？たった一人で、ハル達を止められると思ってんの？」

強がりだと、3人ともが分かっている。
それでも里保は、遥の言葉に応じた。

「魔道士協会執行局魔道士、鞘師里保。戦わないで済むなら、それが一番いい」

「……執行魔道士かよ」

遥は思わず漏らした。
協会の中でも、特に戦闘を得意とするのが執行局の魔道士。
その肩書きを持つだけで、今まで蹴散らしてきた相手と違うことは分かる。
でも目の前の魔道士は、ただの執行魔道士とも思えなかった。

遥が腕を掴む優樹を振り払い、構える。
優樹も一歩だけ足を引き、遥の出方を伺うように視線を向けた。
小声で遥が優樹に言う。

「まーちゃん、まだ走れるね？」

「え？」

「変身して、全力で走って、あいつの横すり抜けて一気にトンネル抜ける、自信ある？」

「ない」

優樹が里保をちらりと見、遥を見返して答えた。

「無くても走って。ハルがあいつを引き付けるから」

里保に視線を向けたまま、低い声ではっきりと告げる遥に、優樹は戸惑った。
遥は優樹の返事を待たず、里保に聞こえる不自然に大きな声を張り上げる。

「執行局魔道士だったら、相手として不足は無いね。あんた、ハルと『勝負』してよ」

これを相手が受ければ、優樹だけでも逃がすチャンスはある。
しかし遥の期待とは裏腹に、里保は表情を変えることもなく、機械のように冷徹に
変わらず低い声で言い放った。

「悪いけど、それは出来ない。
　うちの任務は『二人をM13地区に入れないこと』だから。一対一の勝負を受けるわけにはいかない」

遥は舌打ちして、改めて魔力を練り上げ、攻撃の態勢に入った。
里保も刀を構える。

「あー、そうですか。そんなら遠慮なく二人がかりでぶっ飛ばしてやる」

戸惑いがちな優樹も、いよいよ戦う空気を察して構えを取る。
どちらにせよ、遥と連携して戦わなければ万に一つも勝目が無いことは優樹も分かっていた。

「まー、下がって！」

遥の声と共に、優樹が後方に大きく飛び、それに合わせて遥の周りを淡い光が包む。

里保は今この瞬間飛び込めば、すぐに終わると思った。
けれど自分から仕掛けることが出来ない。
二人の小声の会話も里保には聞こえていた。
決死の覚悟。そして、少年の方は少女を逃がす為に身を張ろうとしている。
その悲愴な顔を見ると、まるで自分が虐めているような感覚になった。

任務は遂行しなければならない。
でも出来れば、二人を傷付けたく無かった。

遥の魔力に呼応して、周囲の田畑や畦から、小さな水滴が浮かび上がって来た。
それは遥の切る印に応じふわふわと周り
無数の水滴がくるくると回転しながら、空間を水玉模様で埋めた。

遥の汗が顎から滴り、水玉の防壁に加わる。

優樹は、遥のその魔法に些か驚いて行動を選びかねていた。
連携が出来る類の魔法では無い。

「じっと待ってるとか、ハルのこと舐めすぎでしょ。もう遅いけどね。
　穴だらけになって死んでも知らないよ」

挑発の言葉と同時に、水滴が弾丸のように一斉に里保に向かった。
それは弾幕のように広がり、逃げ場も無いかに思われた。

しかし里保は、刀を掲げるだけで逃げようともしない。
刀身から放たれる赤い光が強まり、それが里保の身体を覆うと
里保に向けて直進してくる水滴が全て、里保に触れる前にジュンという音を立てて蒸発し、消えた。

炎の魔法だと気付いた時には、遥の『弾』は全て空中に雲散してしまった。

遥の後ろから、優樹が飛び出す。
それを感じて遥もすぐに横にステップして、魔力を練り直した。

優樹の左拳の先には魔力で精製したトゲ。
それを猛然と突進しながら里保に繰り出す。
しかしそれも刀で軽くいなされ、弾き返された。

続く遥の魔力を込めた手刀は、里保に触れることもなく、
里保がかざした手から旋回する暴風に弾き飛ばされる。

二人は一度距離を取って態勢を立て直し
改めて里保を見やった。
一連の動きの中で、更に魔力を消耗し肩で息をする遥と優樹とは対照的に
里保の顔は変わらず、眉一つ動かしていないように見えた。

「どぅー、どうしよう…」

里保の魔力の強さがハリボテでは無く、戦闘の経験も豊富なことを思い知らされた。
それを知る代償に、さっき以上の消耗、そして力の差は確実に開いている。

「どうしようって言っても…やるっきゃないっしょ…
　いい、まーちゃん。聞いて」

「なに？」

「二人で行くのはもう無理だって、割り切ることも大切だと思うわけ。
　ハルはさっきまーちゃんが言ってたみたいに、まだ協会魔道士だし
　捕まってもゴメンなさいで許して貰えるの。でもまーちゃんは無理でしょ。
　だから、まーちゃんだけでも何としてもあっち側に行って。
　ハルだって殺されはしないでしょ。あいつさっきから攻撃してこないし」

「やだ！」

「やだじゃない。無理でしょ、どう考えても」

「どぅーが一緒じゃなきゃやだよぅ」

「いい？次ハルが仕掛けたら、とにかく思いっきり走って。
　でないと絶交だから。もう一生まーちゃんと口聞かないから」

「ヤダ！もっとヤダ！」

「じゃあ、ちゃんとしてよ！行くよ！」

.

優樹の返事は待たない。
こういう言い方でもしないと、優樹は言うことを聞いてくれない。
隣で葛藤の呻きを漏らす優樹の声を聞き、遥は内心で苦笑した。
成功したとして、優樹が向こうに行き、自分が協会に戻ったら
それこそもう会うことも出来ないだろう。

それだって、ここで優樹が捕まってしまうよりはずっといいはずだ。

遥が一気に魔力を開放する。
隙さえ作れればそれでいい。
もう本当に限界なんだから、無駄にしないでよと心の中で優樹に告げる。

先ほどよりも速く遥が突進するのに備えて、里保が構えた。
遥がその里保の脇をすり抜けるように進路を変える。
里保が慌てて遥の進路に割り込むと
待ってましたとばかり遥はありったけの魔力を手刀に込めて里保に叩き込んだ。

入る、そう思った遥の攻撃は
あっけなく里保の傍らの空を切った。
体勢を崩しながら、里保はカウンターのカウンターに炎を纏った拳を繰り出し
それが遥の腹部を的確にとらえる。
衝撃に浮き上がった身体が一瞬炎に包まれ、遥に残る全ての魔力が焼き尽くされ、消えた。

意識が薄れた遥は、ガクリと身体を崩し
そこにあった里保の身体にもたれ掛かる体勢になる。

意識の最後にちらりと見た優樹は、まださっきの同じ場所で佇んでいた。

「なに、やってんだよまーちゃん…絶交だかんね……」

遥の意識がすっと遠のき、閉じた。

「どぅー！！」

耳を裂くような叫び声に里保が目を向ける。
戦意を失ったと思っていたもうひとりの少女の魔力が急速に高まる。

見ればその姿がみるみるうちに変化し
犬のような狼のような姿に変わったかと思うと
暴風のような魔力を纏い猛烈な勢いで里保に突進してきた。

遥の身体を抱きかかえたままだった里保は一瞬の出来事に対応が遅れる。
鋭い爪の先のトゲが強烈な魔力を纏って迫るのが見えた。
一瞬自分の首が撥ねて転がるイメージに背を冷やし、遥の身体を投げ打って
必死の回避を試みる。

一瞬の交錯。
その瞬間で、犬に変化した優樹の前足は里保の肩を捉え思い重い一撃を加えた。
そして解放された遥の襟首を咥え、奪い取る。
里保は交錯する瞬間、刀を振るい、その刀身が深々と優樹の身体を通ったのを感じた。

しかし優樹は勢いのままトンネルに向かって一気に駆け抜ける。
咥えた遥を走りながら背中に放り投げると、風のような速さでトンネルの奥に消えた。

（ﾟ ゥ ﾟ* 三 ﾟ ゥ ﾟ*） 　支援

すぐに追いかけようと風の魔法を練る里保の足がガクリと折れる。
想像以上のダメージに、上手く魔法が練れなかった。

ようやく風が里保の周りを舞いだした頃には、もう二人はM13地区に入っていた。

里保は数秒、茫然と二人の消えたトンネルを見つめた。
二人が一緒にいれて、離れ離れにならなくてよかった。
現実感の無い頭がそんなことを考え、転瞬
現在の状況、事態に頭が追いつき、顔を蒼くする。
忘れていた蝉の声がやけに耳に響いてきた。

それは里保にとってはじめての、『任務失敗』だった。



▲

彼女になりたーい！　性別は気にしないで
彼女になりたーい！　AA職人アイワナビーヨアボーイ♂

作者さんは女性か

おーだんだん役者が揃っていくねぇ

ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ !!!!!作者さん乙！
やべえ、まーどぅーの友情に涙が出てきた・・・

どげwまーどぅーの友情良いね〜泣く

いいよいいよおおおおおおおおおおおおおおおおお！

どぅーがやられて覚醒するまーちゃん・・・この二人はさゆと絡むのかな？

だーさくも集まってくるのかな

まーちゃん大丈夫かな･･･

面白い
読んでて感情が動きまくるホント面白い

とげｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
ってなんだこの展開…すごいとしか

1人1人の言動がちゃんと娘。メンバーで再生されるのかすごいと思う

「トゲ」で5月28日のイベントに引き戻されたｗ
なんかこの読めない大きなチカラがまさに優樹だね！

ｰ´ﾘ

何より小ネタ挟んでるのが上手いｗ

どぅ「自信ある？」
まー「ない」(即答)

この後命懸けで守ったまーをさくっと泥棒猫に盗られるであろうどぅを思うと涙が止まらない

水玉コラｗ

>>816
まーどぅーよりも先にピンポンが危ないｗ

作者うますぎるわ
読ませ方を知ってる

野生のプロなのかな
何にせよ一番更新が楽しみなスレだわ

映画化だ映画化

普段はダメっ子のまーちゃんを必死で守るくどぅと
そんなくどぅが危うくなるとリミッターが解除されるまーちゃんとか
生鞘ヲタだけどやられました

更新おつー
切られたまーが心配だな。。

お昼ﾔｼ

まさかこの後ビンまーギンどぅーに展開が暴走していくとは
誰も想像できなかったのであった

ｰ´ﾘ

川c ’∀´)＜早く私も出てスベリたいです

マジでまーどぅー無事であってくれ(T_T)

いま一番期待しているスレ

行け！

どぅーなるの？
まー心優しい作者さんがヒドイ目には合わさないよね

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼__人__人__人__人__人__人__人__／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≫　　　　　　　　　　　　　　　　≪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≪　　　　　どぅー！！　　　　　 ≫
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ≫　　　　　　　　　　　　 　　　≪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　
　　　　　　　　　　　　　　 ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(T〈_T#ﾘ、.
　　　　　　　 　　　　　　　/ ,ﾊo´ ｡)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ιヽ,.∪､_）
　　　　　　　　　　　　　　（つ　と_ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　(_ 　∪　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　((__ノ（＿）　　
　　　　　　

　　　　　　　　　　 :::::::::::: :: :: :: :::: :: ::: ::: :::: ::::: ::: :::::::: ::::::::::::::
　　　　　　　 :::::::::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　::::: :::
　　　　　　:::: ::::::::　　なに、やってんだよまーちゃん…　　::: ::::::::
　　　　　　::::::::: :::::　　　　　　絶交だかんね……　　　　　　::::::: :::::::
　　　　　　　 ::::::::::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:::::: ::::::
　　　　　　　　　　 :::::::::::::::::　:: :: :: :::: ::: ::: :: ::: ::: ::::: ::: ::::::::::::::

What is LOVE?


ﾉｼ

AA職人さんGJ!

やばいAAすげえわ

りほりほの表情ｗ

ｰ´

ほんとにAA職人自由自在だな
マジすげーわ

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧∧　 ∧∧
　　∧∧＿＿＿＿_　∧∧　　　　　/"⌒ヽ ＿＿＿_∧∧　（ﾟ ゥ ﾟ*（ﾟ ゥ ﾟ*）
　（ﾟ ゥ ﾟ*）　　　　　（ﾟ ゥ ﾟ*）　　　 ./　　 ノ∪　　　（*ﾟ ゥ ﾟ）　￣￣￣￣￣
　⊂⊂,,---------と　　 つ　　 .∧∧ /------ ∧∧つつ
　　　　　　　　　　　　|　　|　 ⊂（ﾟ ゥ ﾟ*）つ　　　（ﾟ ゥ ﾟ*）"
　　　　　　∩∩　⊂_⌒ .ﾉ〜　　　　　　　　　　　∪∪,|
　　　　　　| ⌒〜　　∪"　　　　　　　　　　　　 　.|∧∧
　　　　　　|　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ﾟ ゥ ﾟ*）
　　　　　 ,ﾉ 　,,ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　/∪ ﾉ⊃
　　　　 ∧∧ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　/,,　 /
　　　 （ﾟ ゥ ﾟ*）　　　　　　　　　　　　　　　　〜（　__ ）
　　　　 ∪∪　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∪∪

「うわーん、数学、わかんないよぉ」
高級そうな部屋の一室で聖が頭をかかえる。
「ダメですよお嬢様、このくらいできないようでは・・・」
「だってぇ〜。わかんないものはわかんないんだもーん」
お手伝いさんに勉強を教えてもらってはいるが、その、正直、聖は頭はそれほど良くなかった。
考えれば考えるほど、逆に遊びたくなってしまう。

「もうダメー。気分転換。えりぽんに勉強を教えてもらってくる！」
叫ぶや否や聖は部屋を飛び出した。
毎度のことながら、お手伝いさんはため息をついた。

生田が居候している道重の家への道中、聖は香音に会った。
「あれ？香音ちゃんもえりぽんの家に？」
「うん。道重さんにも教えてもらおうと思って」
「あ〜。道重さん、いろいろ知ってるもんね」
大魔道士道重さゆみだったが、この二人にはその素性を隠していることもあり、
聖と香音にとっては生田の保護者としての認識しかなかった。
「それに、美人だよね、道重さん」
何気なく発した香音の言葉に聖の瞳が輝いた。
「まったくですわ。とても綺麗・・・」
あ、と香音は思った。聖の口調が変わるときは決まってロクでもない事になる。
「実はえりぽんに会うついでに道重さんにも会いたいんですの。
　 勉学って疲れるでしょう。何か戦利品が欲しいんですの。
　 道重さんの、こう、なにか体を包み込むようなものを、アァ、アァ」
「はいはい、まずは勉強勉強。落ち着こうね、聖ちゃん」
香音はなだめたが、いったん火がついた聖は止まらなかった。
「道重さんに教えてもらわないと。第二次性長期の淫乱分娩でしたっけ？」
「二次方程式の因数分解だよ！」
呆れている香音をよそに待ちきれなくなった聖は道重の家へダッシュする。
香音はあわてて後を追うが、こうなった聖は疲れを忘れることができるので、香音には追いつけない。
速度を落とさずに走り続ける聖。

そのまま聖は紙と籠の魔法により自宅の庭まで飛ばされてしまいました。
おしまい。

第二次性長期の淫乱分娩ｗ

まーちゃんの聞き間違いシリーズみたいｗｗｗ

うｍ
ﾜﾛﾀｗ

最後の落とし方が唐突すぎだろｗ

出番が無い・・・

少女は困惑していた

協会トップクラスである鞘師里保、そのライバルとして名を馳せたこの私が。

事実、彼女の実力は鞘師に迫るものがあり、得意とする氷系の魔法に関しては鞘師以上と謳われている。

一時期はその体で唯一セクシーな唇を使って鞘師を骨抜きにしたほどの実力であった。が、

はるなんはともかく、まさか、まーどぅに先を越されるとは

「ま、まだ小田ちゃんは出てないもんね」

強がりを言ってみてもにじみ出てくる悔しさは誤魔化せるものではなかった。

しかし、この程度で腐る心を持った彼女ではない。悲壮感の欠片もない彼女の雰囲気は、生来のポジティブさから生み出されているのだ。

「あ、そうかぁ。ここでナイスバディの私が出て行ったら鞘師さんや生田さんはもちろん道重さんも空気になっちゃいますよね！」

彼女の勘違いはまだまだ続く。

この様子では当分の間出番は来ない模様である。

ｲｲｗｗ
こういう単発外伝いいよおｗ

www
＞唯一セクシーな唇

鞘師弱っ

川c ’3´)

>>792
　　　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　　*'``・* 。
　　　　　　　　　　　　 　ｏ　 　 　　　　　|　　　 `*。
　　　　　　　　　　　 　。　＼　　 　　 　_|_　　　　　+。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　,｡ ∩ノノﾉハ　　* 　　　　　　　　　ｏ
　　　　　　　　　　ｏ　｡　　　゜　　　　+　i ﾘ｀ｰ｀*ﾘﾚ *｡+ﾟ　　　　　ﾟ　　。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`*｡ヽ 　 　 つノ) *　　　　　　　　　　O
　　　　　　　　　。　゜　　。　　　　　　　`・+｡*・' ﾟ从ノ)　　　　　ﾟ
　　　　　　＿＿。＿＿＿　。　　　 （ﾚiノ)人从:ノ)ノ)从　　　　　―ｏ―――
　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 ((ノ):从:ノ):从ノ)　　
　　　　　　　　。　O　　　゜　ｏ　｡　　　　。　　　　　　　　　　。　　ﾟ　　。　ﾟ
　　　　　　　　　　　　　ﾟ　。　　　 　。　　 。｜゜　。ﾟ　＼゜　　　　゜
　　　　　　　　　　　　　゜　　｡ 　 ／　。/　　ｏﾟ　　　ｏ 　＼　｡　゜ヽ　　O
　　　　 　 　　　ｏ　 　　 　　　Ｏ　゜。 /　ﾟ　｜　。゜　　ﾟ 。　ｏ
　　　　　　　　　　　　゜　　 ／　　　ｏ　　。゜ |　　　ｏ　゜　　　 ＼ ｏ
.　　　　　　　　O　　　 　／　　　　　　　　　　　　　　　　ｏ
　　　　　　　　　　　　　　　　ｏ　　　　　○　　　　　　　　　　ｏ

　ノノハヽ ∩
　ﾊノﾙ´ ｡）/
⊂　　　　 /

一応最強執行魔導士の設定なのに
子ども2人にあっさり負ける展開は芯ブレだったかな

いささかの油断もあり
なによりもまーの覚醒が想定外だったんだ

>>853
そうか？
まーちゃんが本気出したら最強クラスってのは
「狼の設定」に忠実だと思うがｗ

まーどぅーの勝利条件が勝つ事じゃなくてM13に入る事だし
鞘師の心理描写もあったしこういう展開もアリかなと思う

みちしげさんと会ったことでりほりほ自身少し変わってきてるていうのもあるかもね

お前らフィクションに真面目すぎるだろｗ
もっと肩の血から抜いて読めよｗｗ

ここ最近ハラハラしっぱなしでかなり真剣に読んでるわｗ
今回もハラハラしたけど面白かった
次どうなるか毎回楽しみ

出血しとるがなｗ

>>852
蓮華座に座るお釈迦様みたいだなw

>>847
巨乳ちゃんかｗ

>>852
http://stat.ameba.jp/user_images/20131122/20/morningmusume-10ki/8f/ba/j/o0480048012757546035.jpg

>>847
続いてほしいけど本編の邪魔になったら駄目だよねｗ

>>853
ﾔｼに人情が芽生え始めた結果なんだよ
道重とえりぽんの影響が大きいんだよ

まぁそのうちだーいしも出てくるだろｗ
本編の著者さんに期待ｗ

>>858
肩の血から　→　肩の力
なんだろうけどまーの状態考えるとブラックだわｗ

鉢植えも芽吹かせられないのに人情が芽生えるとはこれいかに

なんでや！綿毛は生えてるやんか！！

りほりほは強いと言ってもさゆやはるなんにやたら心配されてる脆さがあるからな

>>867
芽吹いてはいる…ただ奇形だったり腐らしてるだけだよw

ほ

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜みんな！落ち着いて！これはカビじゃなくて穢れた空気を浄化させるフィルターﾔｼ！


ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜ｺﾎｯｺﾎｯ・・・・ちょっと肺に入ったﾔｼ・・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　 ;':,.,:':,　　
　　　　　　　　　　　　　 　 :'':'｀ｰ｀*.;'';
　　　　　　　　　　　　　　　 ｀'､　　 .:'　
　　　　　　　　　　　　　　　　　':,, ':,,';

生えるよ！的な生き物？

なんか薄汚れてるぞｗ

かわいいｗ

鞘師のカービィ

ﾔｼのカービィ

ﾔｼはカービィ

ちょっと佐藤の過大評価で幻滅かな

853 名前:名無し募集中。。。 :2013/11/22(金) 23:07:42.90 0
一応最強執行魔導士の設定なのに
子ども2人にあっさり負ける展開は芯ブレだったかな

同じ口調だな
物語の展開に文句つけるとはナンセンス

とにもかくにも今後の展開に期待

里保は懊脳の淵に沈んでいた。
協会執行魔導師として二人のターゲットを逃がしてしまった事、そして一人に怪我をさせてしまったことに。
今でも彼女の手にはあの瞬間の感触が残っていた。
皮を切り肉を裂き腸を断った感触が。
思い出す度に体が震える。
協会執行魔導師である以上、人を傷つけた事はもちろん殺めてしまったことさえある。
だが、全て魔法の応酬の結果であり、死んだ相手も素直に負けを認めず生命の全てを魔力を転換して最後の悪あがきを挑んだあげくの敗北＝死であった。
当然、相手の死をを悼む気持ちはあっても自責にかられる事は無かったのだ。
だが今回は違った。
「ウチがムラマサなんか出さんかったら･･･」
里保愛用の剣は古より持つ者を操り破滅に追い込む妖刀と言われ、里保ならこの妖刀を使いこなせると認められるまで
余りにも危険な剣として協会執行部の専用の金庫に封印されてきた代物であった。
里保に剣の心得があるわけはない、剣に自分の魔力を纏わせ振るう事でより効果的に魔法を操るのだ。
そして、この妖刀から噴き上がる魔力に相手が戦意を喪い無駄な戦いを避けられたらという里保の願いもあった。
しかし、今回ばかりは裏目に出てしまった。
「あの娘、きっと大怪我して苦しんでる」
膝を抱え呟く里保を背中から誰かが包み込むように抱き抱えた。
「その娘なら大丈夫なの」
無言で首を振る里保のうなじを見つめながらさゆみは語りかける。
「あの時ね、近くにいたの」
振り向く里保に頷いて言葉を続ける
「二人トンネルから逃げてきたの、一人は確かにお腹から血を流してたの」

「やっぱり･･･」
「普通の回復呪文や治癒呪文じゃ間に合わない怪我だったけど、その時さゆみと一緒にいた女性がね完全回復の魔法の使い手だったの」
「えっ！３人しか使えない完全回復の魔法の？」
「そう、だから大丈夫」
「よかった」
ほっとした里保は気付いてない、さゆみから漂う優しい薫りに込められた魔法薬の妖しい淫らな効果を
首筋にかかるさゆみの息にくすぐったさを超えるなにかを感じ始めたとたん里保は身体を固くした。
そう、自分が濡れているのに気づいたのだ。
首筋にはさゆみの舌が這い始めた。
その感触に里保の下の口からは愛液がトロリと流れ出す。
抑えきれない声が漏れる
「はあっ」
ついにさゆみのスイッチが全開になった。
シャツの上から胸を揉みしだきながらブラをずらし乳首をさぐりあてる。
まだ綺麗なピンク色のそれを摘ままれた途端、里保の背中に電気が走る。
「ああんっううっ」
「とうとうこの日が来たの、生田はまだ帰って来ないはずだし今日こそはりほりほを･･･」
少女に相応しい水玉模様のショーツ、その股間の部分は既にビショビショに濡れ色が変わっていた。
「もっと気持ち良くしてあげるの」
そう言いながらさゆみはりほのショーツを脱がしてしまった


朝からなに書いてんだ俺はorz

もっとやれw

朝から勢いでこの内容を書けるっていろんな意味で羨ましいｗ

それにしても３人しか使えない完全回復の魔法の使い手って誰だろ

あそこならあの人で決まりなんだけど
意見分かれそうだｗ

続きっぽいのを書くのはどうかと

作者に反論する奴も勝手に別ストーリーのオナニー長文書いてる奴も自重しろよ

ここのスレは本編は本編でサブ（外伝やエロネタ）はサブで
それぞれが摩擦を起こすことなく両立して楽しめるのが長所だろ
それを自重しろとか勝手な持論を押し付けるのはやめてくれ

このスレが荒れ気味なのは珍しいな

おいおいエロネタで摩擦するなとかそんな殺生な

エロならエロでいいけど続きっぽいうえに無駄に謎のキャラとか出すから
大人しくエロを徹底すればいいねん

・ストーリーに無関係な外伝は御自由にどうぞ

・勝手に本編ストーリーの続きを書くのはダメですよ

これだで問題なくね？

>>894
それで

喧嘩はやめるﾔｼ
もうえりぽんはウチのものということでいいﾔｼ

荒らすつもりはなかったんだろうけどそれでいいね

>>894てな感じだったらOKです

>>896
どさくさ紛れに何言ってだ

どさくさにまぎれてﾔｼ子がなんか言ってる

レス丸かぶりした

ﾔｼは現場でがんばれｗ

>>892
思わずマジレスを返しそうになったがそっちの摩擦かよｗ

>>894
名前欄が「保全代わりの駄文ｽﾏｿ」となってる内容に
そこまで目くじら立てなくてもと個人的には思うけどね
誰もこの内容を読んで「これが本編の続きなんだな」と
騙されるような奴はさすがにいないだろうし

スレ主も最初の方でだけど以下のようなコメントしてるし
スレ主から新たな指針が出なければ今までどおりで問題ないのでは
どちらにしろ自分はスレ主の意向に従うつもり


406 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2013/09/12(木) 16:01:21.81 0
俺が言うのもなんだけど
何でも好きにかいて
俺もどこまで続けられるか分からんし

そこまで厳しく規制しなくてもいいじゃない
作者様とＡＡ職人様以外は雰囲気だけ壊さない程度で楽しめればいいじゃない

パラレル書くのはいいけど勝手に直近の続き書くのは
ストーリーに注文いれるのと大して変わらないじゃない
ある程度マナーは守るべき

そうそうえりぽんはウチのものというマナーは最低限守るべきﾔｼ

勝手に本編の続きみたいな話書かないでって言ってるのが「厳しい規制」か？

>>906
あきらめっていうのも恋には大事よ
他に目を向けたらあなたを狙…じゃない想ってる人がいるかもしれないじゃないなの

自治厨が出てくるとうざいな
いちいち押し付けがましいしチラシの裏にでも書いてろよ

ﾔｼ子はﾂｰｼｮｯﾄ撮ってください

自治厨が出て来るようなレスするヤツがいるんだからそっちに文句言え

>>905
大して変わらないか？>>883-884を読んで
「これは本編でさゆみが鞘師を襲えと注文つけてるんだな」
と解釈するのは穿った見方にすぎると思うが

>>907
気づかずに読んでいたら本当に本編の続きかと
騙されるくらいの内容の話が投下されたのならわかるが
「保全代わりの駄文ｽﾏｿ」というある意味分かりやすい内容にまで
それを適応するのは「厳しい規制」と言われても仕方がない気がする

続きだと勘違いする人がいるかどうかが問題じゃないよね
本編の邪魔になりうる内容を「外伝だ」「保全だ」と言ってしまえば投下できるようなスレにはしないで欲しい

いづれ後にはまーは回復するはずだしこれくらいの弄りはいいんじゃないすか?
つか続き続き

一言で言えばマナーだから自分はこれ以上何も言わないでおく

鞘師を襲えの部分じゃないだろ
そこは続きじゃないし
>>883全体と>>884の最初の3行はいらんだろ

作者以外が書く時は本編に関係なさそうな娘メン以外の登場人物で書いたらいいんじゃね？

枝葉をつける
ﾔｼ子が使えない魔術

最初に葉っぱは出たんだけどな
その後・・・ｗ

>>894
でいいんじゃね？
あと付け足すなら話の展開を予測したり勝手に決め付けるようなレスも書く側からしたらちょっとやりにくい

>>918
芽は出るんだから修行を積めばあるいは

続きだと思うから脳内では続きになっちゃうんでしょ
外伝として読めばそれはそれとして楽しめる

読み手側としてはその辺の読み分けはできるわけですから作者さん各々には枝葉を大いに茂らして戴くと
楽しみに待っております

>>920
やりにくいというのは個人的意見としてはわかるけど
ここの作者本人がやりにくいかどうかは別だから作者から直接
「話の展開を予測したり勝手に決め付けるようなレスはやめてくれ」
と要望が出なければそこまで縛らなくてもいいんじゃないか
いろんな感想があってこそより小説が楽しめるという一面もあるし

>>908
ちゃゆううううううううううう

もういいだろ
擁護レスがあったとしてもこんだけブーイング出ればもう本編に近すぎる外伝書く猛者はいなくなるだろうし

今回のゴタゴタで「本編に近すぎる外伝書く猛者」だけじゃなく
「外伝を書く人間」自体がいなくなってしまうのが
一番の懸念すべき要素なんだけどな

本編は▼ついてるんだからそれで判断すればいいと思うの

本編も外伝も楽しみに待ってます

おいおい平日の昼間っから何荒れてるんだよ

｡.･)
ｰ´ﾘ
ゥ ﾟ）
_ゝ‘)

どんな立場でもえりぽんとうちのラブストーリーを応援してくれるみんなの熱い気持ちは良くわかったﾔｼ
みんなも植物栽培でもして心を癒すといいﾔｼ

・・・が楽しめるという一面もあるし」っと。

うふふ。計算どおりに荒れたわね。

少女は「書き込む」をクリックすると一人ほくそ笑んだ。

生田さんが主役のスレなのに私が出ないとかありえないわよね。

「こんなスレ台無しになればいいのよ。」

彼女はそう呟くとパソコンの電源を落とした。

「あーこんなところに居たぁ〜。」

「どうしたんですか？生田さん。」

「次のステージの打ち合わせ始まるけん探してたとよ」

はっとして時計を見ると午後３時５０分を回ったところだった。

最終打ち合わせは４時からなのでもうギリギリだ。一番下っ端である彼女としては大遅刻である。

局長が子供扱いしてる設定のまーどぅが簡単に最強執行魔導士設定の鞘師を倒せるなら
設定上矛盾が生じるということ

鞘師は最強でもなんでもなく執行魔導士も全然強くなく
まーどぅが異次元に強かったという無理やり感は否めない

こういう大元の設定を崩したら脚本がボヤけるのは作者なら知らないはずないのに
それとも作者のまーどぅへの思い入れが強すぎて大元の設定を見失ったとかかな

「すみませんすみません、わざわざ生田さんに呼びに来ていただいて。」

「全然いいよぉ　まぁちょっとさっき思いつめてたような顔しとったけん心配やったのもあるしね。」

「わ、私がですか？」

「うん。」

・・・うれしい。生田さんは私を気にかけてくれている。生田さんは私を見ている。生田さんは私を見ている。

「ほら、早く行かないと！」

「はいっ」

やっぱり生田さんの隣は私じゃないと。鞘師さん？ちゃんと空気読んでくださいね。うふふ。

この彼女の生田への熱い思いが本編で語られるか否か、それはまだ誰にもわからない。

わかっているのは生田のちちんぷいぷいの魔法がこの少女にだけ強力にかかってしまっている事実だけであった・・・


なお、駄作乱筆にて失礼致しました。

泥棒猫は退散しろﾔｼ！

大元の設定崩しがありなら例えば道重があっさりまーどぅに負ける展開も可能になるからね
今後だーいしやおださくが出て来たらまた変な矛盾設定になる可能性もある
それを覚悟しないといけない
TBSのスペックでも大元の設定崩してから後から無理やり調整しても無理やり感が脚本を台無しにしたからね
これまでは道重生田鞘師飯窪譜久村鈴木新垣の設定に無理やり感はなかったけど
まーどぅの設定しだいでは一気にストーリー展開に無理やり感が出てきて駄作に向かいそうで不安

泥棒猫の仕業か…恐るべし

まーどぅが逃げおおせた(？)ことに個人的には違和感ゼロですね
設定ひっくり返し感もゼロです
むしろここまでの伏線を見ればこうなるよね、という素直な展開に感じます

あとエロ作品が本編の枝葉にあたるという感覚もゼロですｗ

せっかくの泥棒猫エピソードが…

脳内あぼんの魔法をみんなマスターしたらいいんじゃない
ネット上に載せる以上多少の批判をされることがあるのもしかたないけど
気に入らないストーリーは無視することもマナーじゃない

完結した作品に「ここでおかしくなった」とかいうなら少しは理解できるが
未完結のこれから色々な展開が予想できるものに対して何か意見するのは早いと思うわ

もうこれ荒らしが面白がってるだけでしょ
スレの残りも少なくなってきたしそろそろスルースキル発動した方がいいね

本筋見失っても普通に読める人にはそれでいいんじゃないのかな
でもそういうのに繊細な人がいるのも事実だよ

泥棒猫ワロタｗｗｗ

1 名無し募集中。。。 2013/11/23(土) 16:24:44.33 0
http://p.twpl.jp/show/orig/pNlfE?.jpg


从*･ ｡.･)＜変な気分なの何か強力な魔法にかかったの

>>935
最後の一文に違和感あったけど
よくみたらそこで犯人ネタバレしてんのねｗ

>>947
大概本能のままに変な気分じゃないですか

まーどぅがかれこれ20人以上の大人の協会魔導士をやっつけてること

ほとんど力を使い果たしてボロボロ状態なのにあっさり最強執行魔導士設定の鞘師に勝ったこと

この時点で設定上最強魔導士はまーどぅになるからね

じゃあ現状で鞘師に勝てない設定の生田もまーどぅに勝てないことになる

違和感あるでしょこの展開

もちろん調整するのは可能だよ
鞘師の気の甘さとかまーどぅの崖っぷちの破壊力とか
でもそれも含めて強さだからね
協会魔導士の局長の対応さえも杜撰な印象になるし
根本的に子供が簡単に協会魔導士を抜けれるなら
これまでたいそうな理由付けをしてきた道重や生田や新垣が協会魔導士を抜けた理由が全く効果的じゃなくなるよね
子供でも簡単に抜けだせるほど無警戒な協会魔導士の組織

協会魔導士から離れる為に色んなものを犠牲にしてきた道重や生田や新垣の決意があっさり軽いものになるよね

こういう違和感を感じるものは少なくともいると思いますよ

从*･ ｡.･)ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ

ノﾉ�刀e _l‘）＜どうしたのですか道重さん息が荒いですわﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ

>>950
あんた細かいこと気にしすぎると禿げるよ

>>953

狼で禿げるという言葉を使う人は皆残酷です

>>953

>>950
違和感を感じる人が全くいないかと言われるとそんなことはないだろうけど
じゃあかなりの人が違和感を感じるかというとそんなこともないと思う
「誰かを想う力」で強さ順位が変わるほどの結果が出るなんてのはテンプレ的な描写だし

なのでそこまで言うほどのことでもないと思うよ
あなたがそう思ったならそれでいいじゃない
なんにも書き込まずに続きを読めばいいだけのこと

从*･ ｡.･)＜禿げピンク！頑張って！

なにも問題なく楽しく読ませてもらってるよ
作者さんありがとう

スルーされすぎてついに自演

あーあーみんなスルーしてたのにねー
>>953と>>957はもう二度とここに来ないでね
おまえが自演ならもう救いようがないから死んでね
氏ねじゃなくて死ね

||9|＾_ゝ＾)＜みんな仲良くなる魔法にかーかれっ

あれ？よくわかんないけど仲直りしたくなってきたぞ？

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜…でもそうはならなかった

のんびりとした昼下がり。
大魔道士・道重さゆみは自宅で一人くつろいでいた。
賑やかな同居人は今は学校で授業中だろう。
（今日ははるなんも来ないし、街も特に変わったところはなさそうだし・・・ゆっくり過ごそうかな）
軽く伸びをしたその時。
ざわり、とさゆみは胸騒ぎを覚えた。
（え、何この感じ･･････まさか！）
戸惑ったのも一瞬で、その場に立ち上がると集中力を高め、魔力を練っていく。
そして自らの意識を、愛弟子の通う学校へと飛ばした。

胸のざわめきを感じながら、心当たりの相手を探す。
学校というのは10代の多感な年頃の子たちが集まる場所。
そのせいか雑念も多く、さすがのさゆみでも普段ならすぐに捉えられる相手の魔力をなかなか感じ取れずにいた。

彷徨いながらさゆみの意識は、室内であるが広く開放的な空間に出た。
他の場所よりもさらに雑念、とくに男子生徒のものだろうか、欲望をむき出しにしたような思念がさゆみにまとわりつく。
しかしすぐ側に目的の人物がいることを確かに感じる。
さらに意識を集中し魔力を高め、視界をクリアにしていくと――

http://p.twpl.jp/show/orig/pNlfE?.jpg

ｷﾀ━━━━从*･ ∀.･）━━━━!!

その瞬間起こった魔力の爆発はM13地区を揺るがしたとかなんとか･･･。



りほりほの写真集画像にテンション上がって書いちゃったﾃﾍﾍﾟﾛ

>相手がどんな事情であろうと関係ない。無感情に、冷静に仕事を全うしていたはずだ。

>いつになく頭の中が落ち着かないことを感じて
里保は大きく息を吐き、意識を集中させた。

>少しだけ、胸が苦しくなった。

>里保は今この瞬間飛び込めば、すぐに終わると思った。
>けれど自分から仕掛けることが出来ない。
二人の小声の会話も里保には聞こえていた。
>決死の覚悟。そして、少年の方は少女を逃がす為に身を張ろうとしている。
>その悲愴な顔を見ると、まるで自分が虐めているような感覚になった。
>任務は遂行しなければならない。
でも出来れば、二人を傷付けたく無かった。

>二人が一緒にいれて、離れ離れにならなくてよかった。
>現実感の無い頭がそんなことを考え、転瞬
現在の状況、事態に頭が追いつき、顔を蒼くする。


ここまで丁寧に書かれているのに単にまーどぅーのほうがりほりほより強かったとか
協会魔道士があっさり負けたとか言ってる奴は語力も読解力も無いようだね
第一「逃げられた」だけで「負けて」なんかいないと解らないかな？

写真集ｗ

学校の室内プール？

大魔道士様これ思いっきり見つかってますやんｗ

あーリアルスク水か
そりゃ男子も・・・ｗ
ってか聖ちゃん香音ちゃんもいるから大変だなｗ

Σﾉﾘ*´ｰ´ﾘ。o（ﾊｯ・・・感じる・・・すぐそばに私を監視している魔力を・・・）

鞘師の競泳水着でM13地区がピンチｗ

>>970
|||9|‘_ゝ‘)＜えりもおるっちゃけど

えっ

フクちゃんのスク水

あーその男子学生の集まりの中に俺いたわ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　道重さん
　　　　　　　　　　　 　　　　　　もう少しで出来ますよぉ
　 　＿＿＿＿　　　　(( ⌒ ))　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿__　　　　　　　　　　
　 　|　 ⊆⊇　 |　　　　 li!il　　ﾊﾟﾊﾟﾝ 　 　 　 　 　 .||￣／／|§|
　　 |￣￣￣ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ γ´~"ヾ　　　ノノハヽo∈　　||／＿＿|lｌﾛ|
　　 | ﾛﾛﾛ ::oo |　 (( （二二ソ━と(^<_^*|9||　　 .||￣￣￣￣￣ ||
￣￣￣￣￣￣￣|￣|..||~从~||..|￣｀ヽ　　 ｀つ￣||□△＿∩■_||
　　　|￣~|~￣|　　|　 ￣￣￣￣　　　〉 ,　　） 　 .|| 　 　0|0　　　||
　　.. |　 ﾟ.|.ﾟ 　|　　|　　　　　　　　　 （_（＿ﾉ 　 　.|| 　 　 .|.　　　 ||


　　　 　　　　　　　　はやくしろなの　　　　　　　　　　　　∧ ,ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノノハヽ　　　　　
　　　　　　　　　　　　　ノノハヽ　　　　　　　　　　　　　　（ゥ ﾟ*；ﾊ
　　　　　　　 　　ｼﾞｰ　（･ ｡.･*从　　　 　 　　　 　　　　　 （ｕｕ　 )〜　
　　　　　　 　 ＿＿＿o⌒l⌒と)＿＿＿＿＿＿　　　 　 　　
　　　 　 　 ／　　　　　⌒⌒　　　日　　 　 　／|　　　
　　　 　 ／rｪｪｪ、　　 　 　.rｪｪｪ、　　　　 ／ .,i|　　　　　　　　
　　　 ／＿||_||_||＿＿＿＿||_||_||＿＿_／　ノ|_」 　 　 　 　　　　　　　　　
　　　:| .:. 　||_||_||_　　 　 　 ||_||_||_　　　|,ノ´　　　　　 　
　　　 ｀| |^ﾞ|＿__|7｀"＾⌒＾｀|＿__|7^'^1 |

大魔導士さん何冊買ったんや

何作ってるんだ？

魔法によって人間を一人シミュレート、しかも完全にコピーするとなるとさすがの道重でもかなり難儀する。
ましてや魔導士、トップクラスの魔力を持つ人間を、となると尚更のことである。
しかし今の道重さゆみは今までとは違う。
今までないほどに集中力が高められ、魔力がどんどん練り上げられていくのが自分でも手に取るようにわかるほどであった。
それもこれもあの競泳水着のせいである。
魔法使いや魔導士はそれぞれ魔力を高めるためにアイテムを使う場合がある。
鞘師の場合はサイダー、生田の場合は黄緑色の光る棒といった感じで。
アイテムとの相性が良ければ良いほどその魔力は比例して大きくなるようだ。
道重の場合、競泳水着、というより幼女の水着がまさしくそれに当る。

暴走気味に溢れ出る魔力が１５歳の少女を形成していく。
すっきりとした目元。控えめな胸。ぽっこりしたおなか。たくましい太もも。
完璧に鞘師里保をシミュレートした人形が出来上がった。
これほどまでに上手く行ったシミュレートの魔法は道重自身初めてだ。
見た目も中身も完全なる鞘師里保はこれから道重を大いに楽しませてくれるだろう。
「さぁりほりほ夜は長いの。い〜っぱい愛し合おう」
さぁこれからお楽しみ・・・と、その時である
「あーよく寝たっちゃ！」
なぜ生田がここに・・・
今道重がいる空間は魔力によって作り出された完全に外界と遮断されたお楽しみ部屋である。
生田がいくらＫＹだからといってこの空間に入ってこれるはずがない。そもそもこの生田何故か裸である。
となると答えは一つ。この生田も道重の暴走する魔力によって作り出された人形ということだ。
その証拠に本物の生田には付いていないはずの逞しいモノがもっこりと鎮座なさっている。
「道重さぁ〜ん　エリなんだかタマらないっちゃ」
大きく成長したナマちゃんをさすりながら生田が近づいてくる。
ああ、そうか。そうだったんだ。さゆみが本当に望んでいたのは。
道重が本当の気持ちに気付いた瞬間、生田がいきなり道重の・・・

（上の文章は省略されました。全文を読みたい場合は窓を開けて大声で「ちゃゆううううううううううう」と叫んでください）

おい家の近くに近所の人たちが集まり始めたじゃないかどうしてくれるんだ

うちの犬が遠吠え始めたぞどうしてくれる

ちゃゆううううううううううう！！！！

スパきたｗ

ちゃゆううううううううううう！

ちゃゆうううううううう

次スレの季節？

えりぽんの魔法がかかったポップコーン食べたい(｀・ω・´)

次スレ
娘。小説書く！『魔法使いえりぽん』 5
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1385211435/

おっつ〜

　　　　　　　　　　ﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟｰーーﾝ　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　 　　　　　　　
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ふぅ
じゃねぇよｗｗｗ

　　　∋oノノハ
　　　|||9|；‘_ゝ‘） ＜道重さんっ！うち衣梨奈っちゃよ！！
　　　　 （、⊂,ノ⌒ヽ、
　　　　⊂ゝｰ(＿(＿,つ

>>991
ポップコーンラブｗｗｗ

さゆのため息が秀逸だわｗ

さゆの賢者モードｗ

そういうことかｗ

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　　 ／　 　 　 (＿＿＿＿＿_＿,,ノ 　　　　大丈夫？

　　　　　　　　　　なんか悪寒が・・・

　　　　　　　　*'``・* 。
　　　　　　　　|　　　　 `*。
　　　　 　　,｡∩　　　　 　* 　　埋めるっちゃよ
　　　　　　+|||9|‘_ゝ‘)　*｡+ﾟ
　　　　　　`*｡ ヽ、　 つ *ﾟ*
　　　　　　　`・+｡*・' ﾟ⊃ +ﾟ
　　　　　　　☆　　 ∪~ ｡*ﾟ
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川c’∀’)＜1000なら次スレの主役！

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