続・ROCKエロティックMVからストーリーを想像するスレ　第2幕

Berryz工房のROCKエロティックのMVからストーリーを想像するスレです

MV
http://www.youtube.com/watch?v=yWR68wieltc
Dance Shot Ver.
http://www.youtube.com/watch?v=FGF6ew-UhH8

http://images.amazon.com/images/P/B00E3NI796.01.MAIN._SCRM_.jpg
http://images.amazon.com/images/P/B00E3N2ZL2.01.MAIN._SCRM_.jpg

シルエットまとめ
https://pbs.twimg.com/media/BT8rLryCAAEXQ9I.jpg:large
https://pbs.twimg.com/media/BT_ujM1CAAE6cPb.jpg:large

熊井ちゃん絡みまとめ
http://livedoor.blogimg.jp/kurikuri34-2ch_hellopro/imgs/2/1/218e66bb.jpg

立ったのか
新ネタあるかな

【Berryz工房】ROCKエロティックMVからストーリーを想像するスレ　保管庫・避難所【お耽美】
http://yy21.kakiko.com/test/read.cgi/morning/1379139069/

その晩ロンドンのとある屋敷には着飾った男女がひしめき合っていた。
イタリア系富豪のミッツォ・ツン・テラダッティの屋敷で盛大なダンスパーティーが開かれていたのである。
「やあ、なんとか間に合ったようだ」
テラダッティ邸の前に止まった馬車から長身・長髪の美青年がひらりと舞うように降り立った。
「全く男のくせに身支度に時間をかけすぎだよキミは」
同じ馬車から小柄な女性がぴょこんと飛び降りる。
二人ともダンスパーティーの参加者なのだろうシックで美しい装いがよく似合っている。
「君だって何度も髪を結い直していたじゃないか、ツグスン君」
小柄な友人を見下ろすようにして青年は艶やかに微笑んだ。
この青年こそかの有名なユーリナック・マイームズ。ロンドンばかりでなく英国中にこの人ありと知られた名探偵である。
傍らの女性はモモ・P・ツグスン。マイームズの友人であり大切な相棒でもある。
「さあ急ごう」
二人は足早に屋敷の中へと入っていった。

実は二人は屋敷の主テラダッティから依頼を受けてパーティーにやってきたのだ。
この頃ロンドンでは怪盗ロックエロと名乗る二人組の怪盗が話題となっていた。
ターゲットとなる財宝が黒い噂のある金持ちのものに限られていることと、現場に薔薇が描かれたカードを置いていくという優雅さで庶民の人気者となっていた。
しかし盗まれる方としてはたまったものではない。
ひとたびロックエロの餌食となれば、財産を奪われるだけでなく、悪人のレッテルまで貼られてしまうのだ。
多くの貴族や富豪たちが密かに怪盗ロックエロに怯える日々を過ごしていた。
テラダッティもそんな富豪の一人である。
彼は食品輸入業で財を成した商人であるが、裏ではいたいけな少女たちを使ったあくどい商売をしているともっぱらの噂だ。
そんなテラダッティが先日「ベリーズの涙」と呼ばれる伝説のダイヤモンドをあしらったネックレスを手に入れたらしい。
今日のダンスパーティーはそのネックレスのお披露目も兼ねている。
きっと怪盗ロックエロが来るに違いないから捕まえてほしい、というのがテラダッティの依頼だった。

マイームズとツグスンは今までの事件から容疑者の目星をつけていた。
男女五人の容疑者は全員が今日のダンスパーティーに参加しているらしい。
マイームズはツグスンをエスコートして屋敷に入った。
人々の中からとび出た頭を見つけて探偵の到着に気付いたのだろう、テラダッティが足早に二人の元へやってきた。
「マイームズ先生、お待ちしてましたよ！」
「こんばんは。お招きありがとうございます」
マイームズは挨拶をすると、あとのやり取りをツグスンに任せて、招待客を見まわした。
のんびりとした口調とは対照的な鋭い眼差しで、マイームズはすぐに五人を見つけた。
「大丈夫ですよ。折角の良い夜です。エンジョイしましょう！」
長々と話をしているテラダッティに微笑むと、マイームズはツグスンの腕を引いた。
丁度そのとき楽団が演奏を始めたので、二人は他のカップルたちと同じように踊りながら、部屋の片隅にいるカップルに近づいて行った。
「あの痩せた男がチナスター・トクーマン。隣にいる小柄な女性がシャーキ・キャプストンだ。」
マイームズは顎をしゃくって、腕の中でステップを踏むツグスンに囁いた。
「曲が変わったらそれぞれに声をかけよう。君はトクーマンを頼むよ」
ツグスンはマイームズに負けず劣らずのスナイパーのような視線で二人を確認すると、すぐに元の愛らしい表情に戻って小さく頷いた。

ちょっと書いたから立ててみた
前の作家さんたちが戻って来てくれんかなー

おー面白そう
探偵物か

薔薇の似合う人生とは

落ちるぜ

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4573193.jpg
梨沙子お嬢様と遊び人千奈美

無駄にでかくなってしまった

　　　　　　　　,　ノノハ☆､
　 　 　 ┌―― （＾∇＾*川　――――┐
　　　　　|　　　 ／＜lol＞￣^＼ 　　 　 |
　　　　　|_＿／　　 /ﾊ ＼ ハ、＼ 　 　 |
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ほ

も

おぱよ

おぱょ

　+　　☆⊂⊃　+　　☆
☆ へ　ノノﾉﾊ　へ+
+ノ从州*‘ -‘ﾘ 从丶 　スレ立て乙だゆ！
ノ从从( つ￣￣フ丶
"""""".し"　 ／"""
+.　☆　.　 ／ +　☆
.　+　　☆（＿＿＿ノ　+

ほ

作家さんたち帰ってきて

ほ

薔薇の似合う人生とは

ROCK

エロティック！
良かった落ちてなかった
続きです

※※
軽やかなワルツの演奏が途切れると、まず、マイームズがキャプストンの元へ向かった。
「お嬢さん、私と踊っていただけませんか」
わずかに首を傾げて微笑むマイームズはまるで絵画の中から抜け出してきた貴公子のようである。とても日頃はさえない風体の探偵とは思えない。
キャプストンは少し戸惑ったように傍らのトクーマンに視線をやったが、彼が何の反応も示さないのを見て、マイームズの手を取った。
「喜んで」
二人はタンゴに乗って踊り始めた。大人しそうな様子だったキャプストンは意外にも情熱的な腰つきで巧みに踊った。
踊りながらマイームズがときどきする質問にキャプストンは伏し目がちに答えた。名前や出身、それから仕事の話をした。
キャプストンは地方の中流階級の出身で、今はロンドンで貴族の子供の家庭教師をしているのだと言った。
もちろん探偵は彼女の答えを殆ど知っていたが、知らないふりをした。
マイームズは自身について売れない物書きだと名乗った。
「大した物は書いていないんですがね。ときどき新聞にエッセイを載せてもらっています」
自慢げに聞こえないように気をつけながらマイームズは言った。
「まあ！どういった物をお書きになるの？拝見したことがあるかもしれないわ」
「どうでしょう。地方紙ですからね。
　東洋のお茶についてやアフリカの動物について書いていますよ」
これは実は本当のことだった。マイームズはペンネームで趣味の東洋の茶文化やキリンについてのエッセイを投稿しており、それが新聞に掲載されたことがあった。
記事を読んだツグスンからの評価は芳しくなかったが、掲載されたのだからよい文章だったのだとマイームズ自身は非常に満足していた。

少し間をおいて今度はツグスンがトクーマンに声をかけた。
「おひとりですか？」
「まあね」
トクーマンはキザな様子でツグスンを見ると答えた。この細身の男はどうも遊び慣れていそうだ、とツグスンは思った。
「ご一緒してもよろしい？」
ツグスンが上目遣いで尋ねるとトクーマンはにやりとして頷いた。
タンゴに合わせて踊る人々を見ながら二人はワインを傾けた。
「君は一人？」
「従兄と一緒に来たのよ。従兄は話にオチがないからつまらなくって」
肩をすくめてツグスンは笑った。トクーマンも歯を見せて笑った。
「僕は君を楽しませてあげられそうかい？」
ツグスンはいつの間にか互いの腕が触れ合うほど二人の距離が近くなっていることに気付いた。
「どうかしら」
少し距離を取ろうとするツグスンの腰をトクーマンが抱き寄せるようにする。
「僕とパーティー抜け出さない？」
顔を赤らめてうつむくツグスンの耳にトクーマンが囁いた。
※※

とりあえずここまでです

ほ

またｷﾃﾀー！
危険な香りのする千奈美とか (*´Д｀)

千奈美やるな

おう

読む前保全

スレを守る人生とは　ホゼロケロティック

こっちは推理小説方面なの？
それともロマンスホラー方面なの？

:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::＼:☆ノノハ　ｸｩ〜ﾝ
::::::ミゝ从 ’ｗ’)つ
::::::⊂＿＿つノ
マイハマン巡回中

おつぴん

ほ

　　　　　　　　　　　　　 　☆ノノハ
　|＼　 ＿__　　　 ＿_　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ
　＼／＼　＼ ／＼　＼ ﾉ つ　 ﾉつ
　　　￣￣＼／　 ／＼／　 ___ノ
　　　　　　　 ￣￣　　　￣￣
　　　　ぺったんもめん巡回中

>>35
初めて見た
酷いけど可愛いｗ

胸はペッたんだけど太ももは凄いよね

ちょっと前に思いついたので若干時期を逸したネタ
主人公格は桃子
準主人公が舞波とフクちゃんというイメージ
中世ヨーロッパを舞台に闇の眷属と呼ばれる妖怪や妖精たちと人間の戦いを描くスペクタクルな物語

○ベリーズ館の貴人たち
ヨーロッパの某地方で一地域を支配する7人のヴァンパイアたち。
ベリーズ館と呼ばれる古い屋敷に棲んでいることからこのように呼ばれる。
闇の眷属であり人間の生き血を主な食料とする彼らは人間たちから恐れられていた。

・ユリナ…通称伯爵。ベリーズ館の貴人たちの頭領。頭領に選ばれたのは背と声が一番大きいから。トマトが嫌い。
・リサコ…通称ロッケロ様。ベリーズ館の貴人たちの裏番長的存在。ROCKでエロティック。
・ミヤビ…わがまま担当。ベリーズ館の内外で起こる紛争の大概はこの人のわがままがきっかけ。
・モモコ…ぶりっこ担当。常にたたえている笑みがかえって不気味。
・キャプ…お色気担当。物悲しい表情とセクシーな腰つきで多くの人間の男たちを屋敷に引きずり込む。
・マアサ…お金持ち担当。ボンボン風の見た目に違わずどこからか調達した幾千もの札束を懐から取り出す。
・チナミ…おちゃらけ担当。「地球には」が口癖で些細な話題もすぐに地球規模に広げようとする。

かつてベリーズの貴人たちにはもう一人の仲間マイハがいた。
マイハは偶然口にした鰻の味に取りつかれ、鰻料理の研究に没頭していた。
ある日マイハは鰻の臭み消しにニンニクが有効なのではないかと閃いてしまう。
そしてニンニクで香りづけした鰻に、あろうことか生のトマトを添えた料理を作り上げてしまった。
この料理はヴァンパイアであるベリーズ館の貴人たちにとってあまりに危険なものであるとして、会議の結果マイハは館を追われてしまった。
しかしモモコは、国境近くで鰻料理の店を切り盛りしているマイハと密かに連絡を取り続けていた。
マイハは、人間界の情勢や闇の眷属たちに対する世論、他の闇の眷属たちの様子など様々な情報をモモコに送ってくれている。
これらの情報から、モモコは、次第に他の闇の眷属や人間たちとの戦いに疑問を抱くようになる。
ちなみにベリーズ館にストックされている鉄分のサプリを差出人不明で送ってくれているのもマイハである。

>>38続き

○ウルフボーイ
ベリーズ館の貴人たちと争う闇の眷属の一。
人狼の集団。人数や構成ははっきりしない。日頃はあまり統率がとれていない模様。
名乗ることを嫌うため個々人の名前は不明。
文章による誹謗中傷攻撃を得意とする他、カラフルな光る棒で殴る等の攻撃も行う。

○朝の乙女たち
闇の眷属たちを倒すため教会が作り出した組織。
現在は、シゲ・フク・ナマ・ヤシ・ズッキ・メッシ・ダー・マー・ドゥー・オダチャンの10人によって構成されている。
世代交代により個々人の戦闘力は低下したが、そのぶんチームプレーに徹した戦い方をしている。
テラダ神父の教えにより、闇の眷属たちを撲滅し人類に平和をもたらすことが自分たちの使命だと信じている。
※実はフクはベリーズ館の貴族たちの支配地域の生まれで、幼少期に偶然出会ったモモコへの強い憧れを持っている。
　ひた隠しにしているが、朝の乙女たちに加入したのもモモコに近づくことが真の目的であった。
　そして戦いの最中、ついにモモコと再会したフクはとんでもない行動で両陣営に混乱をもたらす。

○摂氏五姉妹
ベリーズ館の貴人たちと争う闇の眷属の一。
はるばる中国からやってきたキョンシーの姉妹。
小美・nksk・小理・小聖・舞舞の5人。
祖国に残った3人の姉妹が武器や毒薬の仕送りをしてくれているらしい。
当初は祖国の伝統衣装を着ていたが、まとわりついてうるさいという理由で妙に露出度の高い格好をしていることが多い。
激しい動きで相手を撹乱する。満月の夜は特に狂暴。
※長女の小美がチナミとやたらと気が合うため、さほど激しい敵対関係にあるわけではない。

>>39

○パンジー・バンシー・レイジー(PBL)
ベリーズ館の貴人たちと争う闇の眷属の一。
アイルランドからやってきたバンシーのユニット。
アヤチョ・カニョン・カナナン・タケチャン・バクワラ・メイメイの6人からなる。
本来バンシーは泣き声を上げて死を告げる妖精だが、PBLのメンバーは笑顔がチャームポイントの愉快な仲間たちなので、
泣かなければならないときは袂を分かった3人の仲間のことを思って、自分たちを鬱状態に追い込んで泣き叫んでいる。

○じぇじぇ
ベリーズ館の貴人たちと争う闇の眷属の一。
ギリシャからやってきた5人組のセイレーン。
うぐいす・かなとも・さゆべえ・ちゃんさん・あーりーからなるが、時折幻の6人目が出没するとかしないとか。
何故か極東の島国に伝わる女性漁師の伝統衣装を身につけている。
本来は歌声で人を酔わせ海に引きずり込むのが仕事だが、陸で戦うときはウニを投げつけてくる。非常に痛い。

ダークファンタジー風か

おぱょ

opayoooooo

復活したのね
続き書くか

おねがいします

お願いします

>>38
ハロプロ総出演！是非お願いします

私からも重ねてお願いします

午後

アゲロティック

薔薇の似合う人生とは

ROCK

ほう

　　　　ｌヽ　/l
　　　　`l l/ﾉ
　　ﾉ ノノﾉﾊ ｿ　　　　　ばらのにあうーじんせーいとは
　　州*‘ -‘ﾘ　　　⌒)
　/'　--0-- ヽ　/ /彡
/　(　⌒Y⌒ )`´ /
L＿＿つ彡 .ヽ,.ﾉ

ほ

う

ロック

ageティック

スレを守る人生とは　ホゼロケロティック

　　　　ｌヽ　/l
　　　　`l l/ﾉ
　　ﾉ ノノﾉﾊ ｿ
　　州*‘ -‘ﾘ　　　　　ばらのにあうーじんせーいとは
　))()ﾉ-0-l (()(　　⌒)
( ()(.'´　v　.))(ヽ / /彡
/　(　⌒Y⌒ )`´ /
L＿＿つ彡 .ヽ,.ﾉ

バッファロー桃子
ブラック千奈美
ザ・熊井ちゃん

7人の悪魔超人編を作ろうと思ったけど3人しか合わなくて残念

悪魔超人について知識がないのでWiki頼りだけど
ビジュアルと「バッファローマンはカーメンを『基礎がしっかりしたトータルバランスの良いファイター』と評価している[4]。」という点から
みやびちゃんがミスター・カーメンっぽいと思いました

MVの女役の手錠っぽいふりエロティック

>>63
首の辺りの高さでグーにした両手首を合わせて腰振るところ？
なんであそこでブリッ子みたいな振りなんだろうと思ってたけど拘束されてる様を表していたのか

衣装以外ロクに金使ってないのに
いい仕事したな

おはロケ

>>64
そこもだし最初の座って首回すとこも

ももちと巨像

ももち
　主人公。梨沙子の魂を呼び戻すために古の地にやってきたアイドル。
梨沙子
　魂を失った少女。ももちにとっては特別な存在のようである。
つんく♂
　姿無き天の声。ももちが巨像と戦っている時にヒントを教えてくれる。
雅
ﾉﾉl#∂_∂'ﾙ
巨像
　从oﾟーﾟ从从´∇`从川#^∇^)　禁断の地に住む凶暴な魔物達。
キャプ
　ももちのの行為を阻止する為に、仲間と共にやってきた老人。

>>24
面白いです、続き楽しみにしてます

男役組のバランスがまたいいんだよな

茉麻：アンパンマン
千奈美：カレーパンマン
熊井ちゃん：しょくぱんまんさま

って感じで

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::::::ミゝ从 ’ｗ’)つ
::::::⊂＿＿つノ
マイハマン巡回中

ロッケロ千奈美のカレーパンマン感めっちゃわかるわ
まさか茉麻は顔の丸さがアンパンマンなのかｗ

>>70
見た目も性格も似てるww

女の子はドキンちゃん・メロンパンナちゃん・バタコさん以外にいたっけ

ももちはドキンちゃん

佐紀ちゃんがバタコ

おぱょ

川´・_・ﾘノ　三○　　茉麻、新しい顔よ！　それっ

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::::::ミゝ从 ’ｗ’)つ
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マイハマン巡回中

笑顔で宙を舞うマアサパンマンの生首

むしろスリムな新しいボディを焼き上げた方が良さそう＞茉麻パンマン

キャプの焼き上げたまあさパンは味とか造形とか色々不安だ

マアサパンマンの焼きたてガチムチボディを抜群のコントロールで投げるキャプコさん

ロクエロ茉麻の嫁は誰なの？

ﾙ*’ｰ’ﾘ

公式ではももちらしい

茉麻はお坊っちゃまキャラだけど変態なんだよね？ももち可哀想w

>>24
続きまだー？

バイオリンが激しくも物悲しいタンゴのクライマックスを歌い上げると、楽団は今度は軽やかなポルカを演奏し始めた。
キャプストンとともに軽快なステップで踊りながら、マイームズは、ツグスンとトクーマンの様子を伺った。
先程キャプストンといた部屋の隅で、トクーマンはツグスンとのおしゃべりを楽しんでいるようだった。
二人はひどく親しげに身を寄せ合って言葉を交わしている。
少し酔っているのだろうかツグスンの頬が紅い。トクーマンが何やら笑いながらその頬に触れた。
「アフリカにはゾウもいるのでしょう？ご覧になりましたか？」
マイームズの腕の中で軽やかに弾みながら、キャプストンが尋ねた。
彼女は恋人の様子が気にならないようだ。マイームズとの会話に夢中になっている。
「ええ、もちろん。とても大きい上に群れで暮らしていますから随分な迫力でした」
マイームズは視線を戻して答えた。
彼らは今、マイームズが以前に行ったアフリカ旅行の話をしていた。
実際はある事件の調査を兼ねて行ったのだが、キャプストンにはキリンの取材に行ったのだと伝えていた。
「背の高さは1.5ｸﾏｲから大きい物では2ｸﾏｲ近くになるのです。体重も10トンにもなるものがいるそうで、陸上では最大の哺乳類なのですよ」
「陸上では、というのはどういうことですか？」
家庭教師をしているというだけあってキャプストンは好奇心旺盛なようだ。話題はクジラに移った。
※※


短くてスマンけどここまで
最初のスレで熊井ちゃんホームズ面白そうみたいなレスがあったのを思い出して書き始めたんだけど
推理部分が全く書ける気がしない

ドキンちゃんは雅ちゃんに譲ってくれ
メロンパンナちゃんがこゆびーむ的なメロメロパンチ使えるからももちはそっちで
りさこはミステリアスなロールパンナちゃん

てスレおかしくなるぞ面白すぎるだろアンパンマアサ

ももちは自称オーロラ姫の鉄火のマキちゃんらしい

>>91
それいいじゃんw

他グループアリなら食ぱんまん様LOVEでドキン＝まろなんだがな

口からタイカレーを噴くチナカレーパンマン

長いの来たな

>>89
え？続きはあるよね？

>>91
髪型ぴったりｗ
ちゃんさんがコマキちゃんかな

>>93
菌とパンだからドキンちゃんがしょくぱんまんさまと結ばれることは永遠にないんだぜ

にょん・・・

アンパンマアサ！新しぃ顔ょ！！
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4582026.png

やめいｗｗｗ

rock

>>99
wwww

>>89
乙
続き待ってます

　从oﾟーﾟ从 ＜顔が汚れても力が出せます

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::::::＼:☆ノノハ　ｸｩ〜ﾝ
::::::ミゝ从 ’ｗ’)つ
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マイハマン巡回中

>>47
小説化は無理ｗ
設定は思いつくんだけど

というわけで茉麻が裕福で変態なおっさんにならない設定を考えてみた
ギャルゲーとかハーレム系アニメみたいなイメージ

主人公の首藤マサヤ(すとうまさや)は16歳。
幼いころ両親を事故で失い、親戚の家をたらい回しにされてきた。
人の思考を言い当てたりするため不気味がられ、、学校でも友達ができず孤独な日々を過ごしていた。
そんなマサヤの生活に転機が訪れたのは、15歳の誕生日。
ハロワーツ魔法学院から入学案内のパンフレットが届いたのだ。
全寮制、授業料無料などの文字に、当時マサヤを預かっていた叔父は勝手に入学手続きをすすめた。
魔法には興味がなかったが、地元の高校に行くよりマシかもしれないとマサヤも魔法学院に行くことを決める。
そして翌年の4月、謎の電車に乗せられてたどり着いたハロワーツ魔法学院には、世界中から魔法使いを志す生徒が集まっていた。
魔法の授業、初めて触れる箒や杖、3人部屋の寮での暮らし、不思議な編入生、そして謎の魔法使い――
ハロワーツ魔法学院には、美少女だらけのクラスメイト達とのROCKでエロティックな青春が待っていた！！

>>106続き

○首藤マサヤ(すとうまさや)　
日本出身　男子棟703号室
主人公
表向きは人懐っこいが、なかなか心を開かないタイプ。
授業にはあまり真面目に取り組まないが、実技や試験は得意。

○モモ
日本出身　男子棟703号室(マサヤの部屋に勝手に住んで、それまで通り世話を焼いている)
メイドタイプのアンドロイド
両親が多額の遺産と共にマサヤに残してくれた母であり姉であり幼馴染のような存在。
基本的に誰に対しても敬語で、マサヤのことは「ご主人様」と呼ぶ。
本来入学資格を持たないが、副学院長の計らいで聴講生扱いで入学。メイド服風に改造した制服を着ている。
自身が「人間ではない」ことを強く意識しているため感情を表に出さない努力をしているが、
入学書類の家族欄にマサヤが「首藤モモ」と書いたことを非常に喜び、密かにそのコピーを持ち歩いている。

○アレクマイロヴァ・ユーリナ・マチャスキラヴォヴナ
ロシア出身　男子棟703号室(手違いで男子棟に割り振られたが、何故か誰も問題視しておらずそのまま暮らしている）
長身の男装美少女クラスメイト。
一人称は「ボク」。普段は男性名である「ユーリ」を名乗り、男子用の制服を着ている。女子にとても人気がある。
勉強は真面目に取り組んでいるがあまり得意ではなく、マサヤと補習仲間でもある。
自分には可愛い服装や女らしい言葉遣い・仕草が似合わないと思い込んでいる。
マサヤたちの前で平気で着替えるなど無頓着だったが、偶然スカート姿を見たマサヤに「可愛い」と言われたことをきっかけに
突然マサヤを異性として意識するようになる。

>>107続き

○エリザベト＝エロイーズ・ガスヤン
フランス出身　女子棟404号室。
うさみみナイスバディの編入生。
独学で魔法を使っていたが、事件を起こしたために強制的に途中入学させられた。
一見アクセサリーに見えるうさみみは本物で、リザの感情に合わせてよく動く。シャイで感情を顔に出さないが、気持ちはほぼ筒抜け。
魔族の血を引いていると噂されている。いろいろなものに取り憑かれやすい。
占いの授業以外はぼんやりしているが、実技は非常に得意。ゴスロリ風に改造した制服を着ている。
入学初日に迷子になっていたところを助けられて以来、マサヤのことを「お兄ちゃん」と呼び慕っている。

○シャキ・タム・テン・キャプ
ベトナム出身(フランス系)　女子棟303号室
メガネっ娘な委員長。
同じアジア系ということで、入学初日にマサヤに最初に声をかけてくれた。
真面目な性格で、授業態度の悪いマサヤたちはよく注意される。制服もアレンジせずにきちんと着ている。
緊張すると呪文を忘れてしまうことが悩みで、授業では不真面目なのに実技になると得意なマサヤに密かにコンプレックスを抱いている。

○ナミ・トクサンヤネン　
フィンランド出身　男子棟703号室
おちゃらけ者の親友。
ルームメイトとなったことをきっかけにマサヤと仲良くなった。マサヤにとって初めてできた男友達。
授業中はだいたい寝ているため成績は非常に悪い。図書館に行くと頭痛がするらしい。
女好きでそこそこモテるためか部屋に帰ってこないことがある。

○ミーヤム・ナバークスエス・ヤキエスタ
スペイン出身
ちょっと高飛車だけどアホな新人女教師。
自ら得意な魔法は誘惑系と言うセクシーな先生で、常に太ももを露出した服を着ている。
親しみやすいキャラクターと明るいお色気で、男女問わず生徒からの支持は高い。
ちょっとしたハプニングで下着姿を見たマサヤに「背中しか見てません」と言われて以来マサヤに目を付けている。

>>108続き

○オスデス・ツンクルドア
出身不明
ハロワーツ魔法学院の創始者である偉大なる魔法使い。
学生に対しては親しみやすいおっちゃん。
伝説のロックバンドLan.Qのボーカリストだったという噂があり、他人の鼻歌に合いの手を入れるのが趣味。

○ケイ・シムラ・マイハナガル
イギリス出身
副学院長で寮監。厳しくも優しいベテラン教師。
不幸な生い立ちのマサヤを気にかけている。
鰻が好物ではテムズ川で捕まえてきてはパイやゼリー寄せにして食べているが、時々蒲焼にしてマサヤに振舞ってくれる。

○ロケロモート
出身不明
古代神ロックエロの転生と言われる謎の魔法使い。
姿を見た者はおらず、見たら消されるとの噂から「姿を見てはいけないあの人」と呼ばれている。
実際はツンクルドア先生によって4000年の眠りから目覚めたロックエロ神そのもの。
依り代がないと活動しにくいらしく、しばしば女子生徒に取り憑いてはハプニングを巻き起こしている。

設定と年表だけで30年間持たせてる漫画もあるぐらいだから充分だな

>>109ラスト

○メイミー・ジマーマン　アメリカ出身
○アイリーン・スミス　イギリス出身
○ケロリーヌ・ナカサキ　フランス出身(日系)
クラスメイト。ユーリナのファンで取り巻き。いつもうっとりした表情で三方向からユーリナを見上げている。

○オッカヴィア・デ・チッサ　イタリア出身
○マイテ＝マイシカ・ファギ・ワラニス　スペイン出身
クラスメイト。ミーヤム先生と一緒になって主人公をからかう賑やかな二人組。キャプのルームメイト。

○アヤンダー・ワージャッド　インド出身
○馬蓉花(マ・ロウファ)　中国出身
クラスメイト。二人ともリザ同様に編入生で、リザのルームメイト。

歴代屈指のコスパの良いMVだな

赤いのがやってくる　ROCKエロティック

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　　　 　☆ノノハ
　　　　　ﾉﾉ∂_∂'ﾙ
　　　＝〔~∪￣￣〕
　　　＝ ◎――◎
　　ペタンコ姫巡回中

保守思想家

Berryz ラグーン

ノニュウ
物語の主人公。元Berryz戦竜隊の隊長で、王女モモとは幼馴染。

モモ
Berryz王国王女。ノニュウとは幼馴染で、淡い恋心を抱き合っている仲だった。
Berryz滅亡の際、神竜の力を求めるマアサーによって連れ去られる。この時に
自分の世話をしたミヤパレオスとはやがて恋人関係となりノニュウを裏切る。

ツンダック♂
元Berryz王国の導師でモモの教育係。高い魔力を持つ老人。実はホモ。

クマイチョー
元マハール王国近衛騎士団隊長。「ぬわんですか!」という口調が特徴。
祖国を滅ぼされた時、シミサッキに家族を惨殺されており仇打ちに燃える。

フレデリサコ
反乱軍に最初から参加しているプリースト。病弱で常に薬が手放せない。
ノニュウに好意を寄せる本作の真のヒロイン。

マアサー
グランベロス帝国初代皇帝。辺境の小国ベロスの傭兵隊の一隊長だったが、
ベロスの王権を奪い、一代でグランベロス帝国を築きあげた稀代の天才戦略家。
凄まじいカリスマを持ち、剣術も天才的な腕前を持つ。

ミヤパレオス
皇帝の右腕と目され、マアサーが最も頼りにしている人物。モモと恋仲になる。

シミサッキ グランベロス帝国の将軍。挨拶しながら人を殺害する残虐な性格で、
挨拶がそのまま攻撃技の名前になっている（「オパヨ」「コンバッキュン」など）

>>116
早く読みたいww

>>116
コンバッキュンはともかくオパヨで殺されたら浮かばれないｗ

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　（州*‘ -‘ﾘ　　　　ばらのにあうーじんせーいとは
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マイハマン巡回中

立ってたの気付かんかったｗ
熊井ホームズいいな
設定だけでも盛り上がるしどんどん出していってほしい

ほ

バハムート召喚する桃子が見たいｗ

ヨヨももちかよw
雅ちゃん男になってるし

♀♀の可能性も･･･

二人の出会いで秘めた嗜好が開花したのかよw
雅ちゃんが茉麻の愛人兼部下だったら泥沼でいいな

ロクエロのストーリーだからやっぱりエロくしてほしいな

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　　　 　☆ノノハ
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　　ペタンコ姫巡回中

ペタンコ姫かわいいよｗ

熊井ちゃんと桃子でホームズとワトスンやると
殆ど桃子が解決してしまいそうで怖いｗ

バハラグももちがヨヨなら単なるスイーツとかストックホルム症候群じゃなくて野心がありそうで怖いな
世界を我が手に！的な

>>130
心配するな
熊井ちゃんが立ち上がった拍子に天井に頭をぶつけて
そこに隠してあった証拠品とかが落ちてきたりするからｗ

なるほど

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　（州*‘ -‘ﾘ　　　　ばらのにあうーじんせーいとは
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前にいた作家さんたちも戻って来てくれないかな
ピーチッチとかフランス語のとか19世紀英国の続き読みたい

>>132
それいい！イメージが想像できたｗ

続きまだー？

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::::::ミゝ从 ’ｗ’)つ
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マイハマン巡回中

ho

ベリーズプリキュア

キュアピーチベリー(ももこ)
「いつも可愛すぎて許してにゃん☆みんなのアイドル！キュアピーチベリー！！」
普段はアイドルに憧れる元気な中学二年生。
下校中に拾った妖精つんちゃんの願いでベリーズ王国を守るためにプリキュアとなった。
ややドジっ子だが持ち前のサービス精神と前向きな思考で困難を乗り越えていく。
得意技はツインテールが巨大化して相手を襲う『マジカルツインテールドリル』と鋼鉄製の臀部で相手をぶっとばす『アイアンピーチ』
主人公格なので幼女人気はダントツ。

キュアレッドベリー(りさこ)
「本丸見参！キュアレッドベリー！！」
ももこの幼馴染。
最初はプリキュアになることを拒んでいたが、ももこの熱心な説得で受け入れた。
普段はおっとりした敬語キャラだが、プリキュアに変身後は一番好戦的。
得意技は大声で相手を威嚇する『ドンガラガッシャン』と両手の指から一度に10発放たれる『アイノダンガン』
唯一凹凸のある体をしているセクシー担当。幼女向けアニメでも何故かそういう需要はあるのだ。

キュアイエローベリー(さき)
「みんなおぱょ！！キュアイエローベリーだょ☆」
ももこたちのクラスの委員長。
プリキュアと学業の両立に悩むももこたちにアドバイスしたことをきっかけに、仲間になった。
得意技は他人の攻撃をコピーする『代打サキチャン』とウインクと共に放たれる『コンバッキュン』
ひたすらにあざとい。大きいｵﾄﾓﾀﾞﾁから絶大な支持を受けている。

>>140続き

キュアパープルベリー(みやび)
「美しさの絶対基準☆キュアパープルベリー！！」
追加戦士。地球に転生したベリーズ王国の女ナイト。
よくわからないけど最強技の『キラーソー』で次々に敵をなぎ倒す。
とにかく強いので小学校低学年ぐらいの少し大きい幼女からの人気が高い。

つんちゃん
関西弁をしゃべるベリーズ王国の妖精。お好み焼きに似た形をしている。ももこの部屋に居候している。
プリキュアたちに変身アイテムであるミラクルベリーを与えた。


悪の三幹部

スードー
一番大きい。肉弾戦を好む。

トクサンヤネン
一番色が黒い。知能戦を好む。

クマーイー
一番背が高い。イケメンなのをいいことにプリキュアを誘惑してくる(パープルベリーは密かに彼のファン)

ベリーズ仮面じゃんｗ
一応男役が敵なのね

>>135
バンパイアの話もスレで盛り上がったのにそのまま落ちちゃったからなぁ作品読んで見たかったｗ

ハトプリ臭がするなｗｗ

設定は次々上がるなw

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　　ペタンコ姫巡回中

アゲロッケロ

出勤の時間です


メイキングの茉麻の言葉を引用

ももちが男役全制覇について説明がほしい
尻軽ちゃんなのかじゃないわなのか

スレを守る人生とは
ホゼロケロティック

シャーロッくまいちゃんとももスンはベーカー街176Bで同居してんの？
男女だから176Bと149Oのご近所さん？
それともベーカーストリートガールズももちが熊井ちゃんの生活力のなさを見かねて面倒見てるのか

>>149
MV見ててもももちが一番遊び人っぽいね、いつも余裕の笑顔だしw

マープル派なんで、ホームズあんまり知らないけどこんな感じ？
ユリナ・ホームズ
シャーロックの養子。父の後を継いで探偵になるがくまくま。ただし天然な言動が事件解決のヒントになることが多い
チナミ・ワトスン
ジョン・ワトスンの息子。勉強はできないが射撃の腕は父より上
ユリナの親友で父親と喧嘩してユリナの家に住み着いている
モモコ・ホームズ
マイクロフトの娘。父より叔父に懐いていた。探偵のノウハウはこちらに受け継がれている
金銭管理もモモコの仕事

>>143
吸血鬼ネタで設定書いてくれた人がいた気がするけど保管庫にないな

俺も吸血鬼ネタ盛り上がったと思ったんだが…　まあ保管庫管理人の好みに左右されるよね

元スレじゃないとこからのコピペなのでマナー・ルール的にだめだったらごめん

683 + 2：名無し募集中。。。[] 2013/09/18(水) 13:10:57.30 0
こんなん思いついた

熊井ちゃん　吸血鬼　純血　女三人を連れて街の外れの洋館に移り住んでくる
梨沙子　　　 吸血鬼　純血　獣化能力を持つ
雅　　　　　　 吸血鬼　元は人間だが体質も人格もほとんど吸血鬼となっている　他人を吸血鬼にする力も持つ
佐紀　　　　　吸血鬼　元は人間でまだ完全に変化していない　主人格の吸血鬼たちに血を与えている

茉麻　　　　貴族のボンボン　雅と出逢い恋心を抱く
千奈美　　 茉麻の友人　佐紀の幼馴染　佐紀の変化に驚き事情を探ろうとする

熊井ちゃんの周辺を探るうちにその異常性に気付く茉麻と千奈美　2人は雅と佐紀が吸血鬼に囚われているのではないかと
考え奪還を試みるが　熊井ちゃんと梨沙子の異常な能力に阻まれる

桃子　　　　金を目当ての流れのヴァンパイアハンター　二人に協力を申し出る

>>155
自分で拾って移せばいいんだよ

おー！これこれ確か℃-uteが狼一族とか話の中でなかったっけ？

なんとなくどの設定見ても桃の扱いが後付けぽい気がするのは何故だ？ｗ

そうかな、どのへんが？

※ジャンヌでも何でも後付けな人です

キャプよりマシだろ！

むしろ桃子は主人公とかメインヒロイン多くないか
>>156だって下から読んでいけば桃子が主人公

MVではお姉さんズは明確に脇役だからね
ももちは健闘してるほうだわ
割と美味しい役充てがわれるし

MVでのカップリングを重視＋熊井ちゃんメインにすると桃はともかく佐紀ちゃんの扱いが寂しくなりがち
でも過去作では佐紀ちゃん可哀想ながらそれなりに活躍してた気が

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>>159
言い方悪かった
物語のド中心かいてもいなくてもいい感じと極端だなとｗ
他のメンバーとちょっと距離とってる事が多いかな？

桃はMVでの表情がエロティックじゃないので熊井ちゃん伯爵の支配の外にいるように見えるの
まあ千奈美もエロティックじゃないけどねそれがいいんだけどね

ももちは誰にも支配されないで男遊びを楽しんでる魔性の女って感じ

>>169
色気はないから小悪魔だな

さすがももち、主役でも脇役でもいいキャラだね

ピュア雅ビッチももちもいいかもしれん

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マイハマン巡回中

http://pbs.twimg.com/media/BWYmdDeCQAA1qIy.jpg:large?.jpg

>>174
みんなお似合いのカップルだな

>>153
残りが犯人と依頼人で

サキ　最初の依頼人。
裕福な商人の娘。姿を消した婚約者を探してほしいと依頼する。

リサコ　人気歌手。ロンドンで暗躍する怪盗からロシア皇帝に下賜された宝石を守ってほしいと依頼する

ミヤビ　クズミ男爵の未亡人。ギリシャの富豪の娘らしいが…
夫殺しの疑惑を晴らしてもらう為に探偵に依頼する

マアサ　公爵。美しいものを収集するのが好き。モノや人間や性別の区別はない。

雅ちゃんと小春が国際的な犯罪集団で泥棒、まあさが変態コレクター
梨沙子と雅ちゃんが熊井ちゃん気に入ってベタベタするのでももちがムキーとしたり、
千奈美と佐紀ちゃんがいい感じになってほしい

高確率で金持ちの変態キャラにされてしまう茉麻ｗ

全てはスパンキングのせい
雅ちゃんの悪女率もな

千奈美も同じ振り付けなのにｗｗ
髪型がチャラいからかなｗ

雅ちゃんに惚れる童貞貴族も考えたけど黒幕がいたほうがいいかなって
ちなみにみやりさ熊井ちゃんがターゲット

日頃からお尻への情熱を語ってるから

茉麻にとってお尻はコミュニケーションだからな

ダンスパーティーが催されているテラダッティ邸の大広間には南と北に大きな扉がある。
マイームズたち招待客が入ってきた南側の扉は、豪奢な金細工の施された観音扉で、屋敷の入り口につながる廊下が伸びている。
開放された北側の扉からはテラダッティ自慢のスペイン様式の中庭に出ることができ、そこでロマンスを楽しんでいるカップルもあるようだ。
大広間の北東には簡易なステージが設けられており、楽団がダンスパーティーのために演奏している。
東西の壁沿いには革張りのベンチが置かれている。ダンスをしない者はそこで酒や会話を愉しんでいた。
中央のダンススペースは広くとられているが、それでも沢山の着飾った女性や恰幅の良い紳士たちでひしめきあっている。
ツグスンたちは北西の角のベンチのないところで立って話をしていた。
背の高いマイームズでも、ダンスの流れで南側に移動してしまうと小柄なツグスンの様子は殆ど見えない。
仕方がないのでマイームズはキャプストンとの時間を楽しむことにした。
キャプストンは、タンゴの時とはうってかわって少女のような可憐なダンスを見せた。
賑やかなバイオリンの音色に合わせてステップを踏みながら、楽団の前あたりに来て、ようやく再びツグスンの姿が見えた。
ツグスンとトクーマンは相変わらず仲良さげだ。向かい合うようにして立っているが、トクーマンの手はツグスンの腰に置かれている。
ツグスンも笑いながら時折小さな手でトクーマンの胸や腰に触れている。
やれやれツグスン君には困ったものだな、とマイームズは内心溜息をついた。

「どうかなさいました？」
マイームズの視線がどこかに集中していることに気付いたのかキャプストンが尋ねた。
「いえ、中庭に見知った人がいたような気がしたので」
今の恋人の様子を見てしまったらシャーキは悲しむだろう、とマイームズは嘘をついた。
「あら、よろしかったらご一緒に行ってみませんか。素敵な庭だと聞いています」
思惑通りキャプストンの意識は中庭に向いたようだ。庭の方を見ながら目を輝かせている。
「いやどうも人違いのようです。それに、」
二人はちょうどトクーマンたちのいるあたりに差し掛かっていた。
「恋人のいる女性を部屋の外に連れ出すのは気が引ける」
「そんな……」
マイームズはしくじったと思った。折角気をそらしたのにキャプストンの意識をトクーマンに向けるようなことを言ってしまった。
彼女は悲しげに視線を彷徨わせた後、トクーマンの方を見ようとした。
マイームズは咄嗟にそれを妨げるように、強引に二人の体の向きを変えた。
キャプストンの腰に回した右手に力を入れたので、自然と彼女の体を自分に押しつけたようになる。
「でも踊っている間は別です」
彼女は反射的に腰を引こうとしたが、マイームズは逃すまいと更に強く抱いて言った。
「シャーキ、今だけは君は僕のものだ。そうでしょう？」
キャプストンは耳まで真っ赤になって泣きそうな顔でマイームズを見上げていた。

※※
ここまでです
こちらもお尻好き茉麻が登場の予定なんだけど思うように話が進まない

マイーズムきたー
千奈美はやっぱりチャラいなｗ

いつもありがとー

心揺れ動くシャーキかわええのぉ

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聞くところによるとイベで熊井ちゃんが
ベリ高フェスのキザなセリフコンテストで言ってたやつやったらしいじゃん？
超見たかった…orz

茉麻の登場待ち

ロックエロの化身りーちゃんにチューニングされて男たちを惑わす歌姫みやびちゃん
恋人のまーさとちなを廃人にされてしまったモモとサキはロックエロの化身を封印するため立ち上がる
そんな二人の前にロックエロの騎士熊井ちゃんが現れた！！

ほう

舞美やマイマイがいるからマイームズだとどうしてもそっちが連想されちゃうなｗ

私は薔薇の運命に生まれた
華やかに激しく生きよと生まれた

>>194
なんかかっこいいぞｗ

ベルばらっぽいな

蓮っ葉吸血鬼の佐紀ちゃんに「ヴァンパイア出現する前に眠っちまいな」って脅されるのもいいよね

チューニングとは乳首をくりくり回して何かを受信することです

>>194
ベルばらの歌詞まんまやないかい！ｗ

>>191
これも面白そう！！

バラはバラは

ストーリーまだー？

熊井ちゃんがオスカル的な存在だとすると人間模様がより複雑に

チナゼンとオスカルちゃんとリサコ・アントワネットの三角関係

マアサ16世とモモトワネットはなんかちがう
モモリーかサキリー

アントワネットは雅ちゃんかね
フェルゼンよりオスカルに溺れそうだがw

みやびちゃんはサキリーの義理のお姉ちゃんで首飾り事件を起こした人

ジャンヌかよw
サキリーなら千奈美は新聞記者の人でフェルゼン不在でもいいな
アンドレもいないベルばら
ももちが余るのでマリア・テレジアか
オスカルの姪のル・ルーな

男装の麗人ありきなのであんまり合わないんだよね
オルフェウスの窓も男装だった気がするけどどんな話？

みんな詳しいなぁ
俺はリボンの騎士とか娘。ミュージカルで見たからなんとなく分かってるくらいで
あとキャッツアイでオスカルネタがあったからそういう感じなんだなって思った程度だ
勉強になりますわ

長髪痩せ茉麻だったら茉麻フェルゼンもいいな

ロッケロ

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マイハマン巡回中

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キャプストンは暫く恥ずかしげにうつむいたまま踊っていた。
マイームズが話しかけても言葉少なに答えるだけで、目を合わせてくれない。
マイームズは無理に話しかけるのはやめて優しいリードを続けた。
跳ねるようなリズムのポルカが終わると、楽団は流麗なワルツを演奏し始めた。
優雅でゆるやかなリズムで踊る中で、キャプストンの気持ちも落ち着いたようだ。
「先生はいろいろな動物にお詳しいんですね。坊ちゃまにも先生のお話をお聞かせしたいわ」
どうやらさっきの話は無かったことにするつもりらしい。
生真面目で初心な彼女をこれ以上振り回してはいけないと、マイームズも話を合わせることにした。
「お褒め頂いてありがとう。ですが小さい子供に話すのは得意じゃないんです。
　近いうちに本を書きたいと思っています。書けたら送りますよ。お坊ちゃまの分も」
「まあ素敵。楽しみですわ」
社交辞令のような会話にマイームズは思わず笑った。
ターンをしながら北西の角を確認するとツグスンの姿は見えず、トクーマンは既に一人になっていた。
そろそろワルツも終わる。三曲も踊ったら、彼女をパートナーに返すのがマナーだろう。キャプストンもそれをわかっているようだ。
「先生、私先生にお会いできてよかったです」
キャプストンは少し恥ずかしげに、それでもしっかりとマイームズを見て言った。
「僕も楽しかったよ、シャーキ」
マイームズは穏やかな笑顔で答える。
ワルツの終わりに合わせて優雅なお辞儀をすると、二人は微笑み合って別れた。
その様子をツグスンが鋭い眼差しで見つめていることに、マイームズはまだ気付いていなかった。

※※
短いですが今日はここまで
なかなか進まなくてすみません

乙です
ツグスンきゃわ

乙であります
今後の展開が楽しみでしかたない

いつの間にかスレたってた!!
前の書き手さんも降臨してくれるといいなー
自分もヴァンパイアのでちょっと考えたけど受験生だから書けない(^^;w
このスレが長く続くことを祈るww

>>215
続きが楽しみ

>>218
受験生！？
確かに小説書いてる場合じゃないｗｗ
かくいう俺も来週国家試験があるんだけどな！(；ﾟДﾟ)ﾔﾊﾞｽ

文章を書くことは受験勉強にも役立つんじゃないかね

>>221
受験生は時期的にダメだろw

なんちゃって英国風書いてたけど出来たら続きあげるよ
保守よろしく

>>222
お帰り！めっちゃ待ってた

そういや小論文とかいうのがあったな
でもこんなお耽美世界観は受験勉強には向かんわｗ

>>222
楽しみにしてるよ！

>>38の設定で
フクちゃん目線の導入書いてみた
要約するとフクちゃん変態ってだけの話なので嫌な人は飛ばして



あの人の顔は思い出せない。
確かに見たはずなのに、記憶の中でその顔だけがぼんやりと滲んだようになっている。
「ヴァンパイアが来る前にさっさと寝ちまいな」
そう言ってあの人は私に鞣された牛革を被せた。
「苦しいよ」
「いいから眠るんだ」
顔を出そうとした私の頭を押し込むと、あの人は革の上から優しく頭を叩いた。
そして一節だけ子守唄を歌ってくれた。
母さんが歌ってくれたのと同じ歌。少し籠ったような優しい声。
私が大人しくなったのを褒めるようにもう一度頭をぽんぽんしたあと、あの人は立ち上がったようだった。
「朝日が昇るまで出てきちゃいけないよ。絶対に」
強い口調で言うと、あの人は消えてしまった。足音もなく。
私は不思議と満たされた気持ちで眠りにつく。
そう。一度は眠ったんだ。言いつけ通りに。

>>225
だけど。
嫌な臭いで私は目を覚ます。血と獣の臭い。
寝ぼけた頭の中で、牛革を被せられたことを思い出して、最初はそのせいかもしれないと思った。
でも何かおかしい。
この血の臭いはもっと新鮮な――?!
私は顔を出してしまった。
外は不思議なくらい真っ暗で、それでいて明るかった。
見慣れたはずの町は見たこともない景色に変わっていた。
何にも無い。そうだ、真っ暗なんじゃなくてなんにも無いんだ。
眼が眩むほどの鮮やかな黒。
真っ黒い世界の中を血の臭いが満たしている。
自分の胸の鼓動が速く大きくなったのがわかったけど、なぜか怖いとは思わなかった。
三日月だけが黒い宙に浮いているのに気付いて私は立ち上がった。牛革がばさりと足元に落ちた。
遠くに人影が見えた。
あの人と同じような黒いドレスを着た女の人。仄かな月明かりしかないのにはっきりと見える。
お人形みたいな白い顔。とってもきれい。
思わず見とれてしまって、私はぼんやりと立ち尽くしていた。
私に気付いたのか、女の人はこっちに近づいてくる。
足音はない。宙に浮いて立ったまま流れるようにやってくる。
女の人の目が桃色に光った。
妖しい光に吸い寄せられるように、私はふらふらと歩きだした。
おぼつかない足で牛革を踏み越える。

>>226
もっと近くに行きたい。
もっと。
身体の奥から熱くて不思議な気持ちが湧いてくる。
早くあの光に近づきたい。なのに私の足はゆっくりとしか動かない。
もっと。早く。ああ。
私は腕を差し伸べるようにしながらふらふらと進む。
もっと。
女の人もするすると私に近づいてくる。
もっと。もっと。
人形のような顔の薄い唇に笑みが浮かんだ。
ああ。すてき。
うっとりしながら私は精一杯腕を伸ばした。
私の手が女の人に触れようとした時、私は強い力で後ろに引っ張られた。
「眠ってろと言っただろう！」
あの人だった。
あの人は私の首根っこを掴んで後に引っ張ると、女の人と私の間に立った。
「なぜ、邪魔をする」
女の人が言った。冷たくて透き通った綺麗な声が低く響く。
あの人と女の人は睨み合っているようだ。
女の人の目が煌めく。
ああ。
私はまた熱に浮かされたように女の人に近づこうとする。
あの人はそれを遮るように腕を広げた。
「邪魔をするな」
女の人があの人を振り払って私に手を差し出す。
ああ。うれしい。
私も夢中で手を伸ばす。
「だめだ！！！」
あの人の叫び声とともに、私は何か強い突風のようなものに吹き飛ばされた。

>>227
――ここで私の夢は終わる。何度も見た夢。とても現実とは思えない奇妙な夢。
でもすべての感覚がやけに鮮明で、これは現実の記憶なんじゃないかと私は感じていた。
牛革の臭いや重み、あの人の歌う子守唄、暗闇、血の臭い、鼓動、さびしく光る三日月、桃色に光る瞳、それから自分を突き動かす妖しい感情……
孤児院のアツ先生に何度かこの夢の話をしたことがある。
小さい頃はこの夢を見るたびに泣きながら起きたので、気付いた先生が話を聞きながら慰めてくれたのだ。
大きくなるにつれ夢の鮮明さは増していったけど、怖いと感じることもなくなっていって、泣きながら起きることはなくなった。
3年前にアツ先生が里に帰ってしまったから、夢の話を知っている人ももういない。
だけどなぜか、最近またこの夢をよく見る。
光る眼が私を呼ぶ。
白い顔に笑みを浮かべた女の人が腕を差し伸べる。
その腕に抱かれて桃色の光に溺れたいのに、あの人が邪魔をする。
何度も。何度も。何度も。
私は何度も満たされない気持ちで朝を迎えた。


その日は朝から雨で、夕方になると嵐のような大雨になっていた。
私たちは雷の音にキャーキャー騒ぎながら夕食をとった。
夜の本読みを終えて階段を上ると、私の部屋の前でヤシがしゃがんでいた。
私のいる孤児院には小さな女の子がたくさんいる。このヤシもそんな女の子の一人だ。
「フクちゃん、」
私に気付いたヤシが立ち上がる。
「どうしたの？何か用事？」
ヤシがどうしてそこにいるのか、私はわかっていたけどワザと尋ねた。

>>228
「ええと、その、今夜は、ちょっと寒いね」
明後日の方を見ながらヤシが言う。可愛い子。
「正直に言いなさい」
私はヤシの頬を両手で包みこっちを向かせた。
「ほら、言ってごらん」
赤くなったヤシに何度も促す。
「雷が怖いから……一緒に寝てください……」
消え入りそうな小さな声でようやくヤシが言った。なんて可愛いんだろう。
「良く言えましたー」
わたしはにやにやした声で言いながらヤシの頭を抱いた。
二人でもつれ合うように部屋に入り、そのままベッドに倒れ込む。
「ドアは閉めないの？」
あっという間に私の左腕におさまってヤシが言った。
「うーん、今日はね」
私は悪戯っぽく笑った。
ほら、早速とことこと小さな足音が近づいてきた。
足音は案の定、私の部屋の前で止まる。
「フクねえちゃん」
部屋の前にまくらを抱えてケットを引きずったドゥーが立っていた。
「おいで」
私はヤシを左腕で腕枕したまま右上半身を少し起こすようにして手招きした。
「うん！」
ドゥーは小走りにやってくると折角もってきた枕を投げ捨てて、私の右側にもぐりこんだ。
両手に花だ。雷、最高。
「ドゥーはちゃんとお願いしなくてもいいんだ」
両腕に小さな女の子を抱えてにこにこする私にヤシが不満げに言った。
唇をとがらせて頬をぷぅっと膨らめている。なんて可愛いんでしょう。
私は思わず左手でヤシをぎゅっとして答えた。
「だってドゥーべそかいてるのよ。いじめたら可哀そうでしょ」
「やだー言わないでよー！」
右腕の中でドゥーが暴れる。こっちも可愛い。やっぱり雷、最高。

>>229
「こらー、いつまで騒いでるん？」
癖のある声に顔を上げると、いつの間に現れたのか見回りのミツさんが入り口に立っていた。
「いっしょに寝んのはかめへんけど、はよ寝えや」
「はーい」
私たちは三人声をそろえた。
「雷さん怖いとかほんまに子供やねえ。フク、あんた子守唄でも歌ってあげたら」
ミツさんはにこにこしながら言った。
私は両手で二人の背中をぽんぽん叩きながら子守唄を歌った。
もちろん母さんが歌ってくれたあの子守唄。夢の中のあの人が歌ってくれたのと同じ。
「!？」
ミツさんが何か言った気がして顔を上げたけど、慌てたように走り去る後姿が見えただけだった。
何か用事を思い出したのかもしれない。
私は気にせずに両腕のぬくもりを楽しみながら眠りについた。

次の日、午後の祈りの時間のあと、私はテラダ神父に呼び出された。
神父は私たちを育ててくれている孤児院を運営する教会の中で一番偉い人なんだそうだ。
私は教会の奥にある神父の部屋に通された。
「何の御用ですか」
ふかふかの椅子が気持ちいい。
「フク、昨日の夜お前が歌っていた子守唄を聞かせてくれないか」
何か叱られるようなことしたかな、と思っていた私は拍子抜けした。
「わかりました」
理由は分からなかったけれど、私は神父の頼み通り子守唄を歌った。
目を閉じて聴いていた神父は、暫く思い悩んだ風に部屋の中を歩き回った。

>>230
「テラダ神父？」
声をかけると、神父は何度も強く頷いて、私の前に座った。
「フク、お前はここに来る前の記憶がないと言ったね」
「はい」
私は九つのときにこの孤児院に来た。
その時の私は心身の発育も十分で、言葉もちゃんと話せたし文字も書けたけど、記憶がなかった。
何度も思い出そうとしたけど、覚えていたのは自分の名前だけ。
「その歌はどこで覚えた？」
そういえば。何も記憶がないと思っていたけど、この子守唄は覚えていた。
「母が歌ってくれました。母がどういう人なのか、顔も何も全然思い出せないけど」
「その歌を歌ってもらったことだけ覚えているのか」
私は強く頷いた。
「その子守歌は、ミズキングダム王国に伝えられていた子守唄だ」
「ミズキングダム王国？」
初めて聞く名前だ。と言っても私は勉強が苦手だから、教わったのに忘れてしまったのかもしれないけど。
「東方の小さな王国だ。小さいながらも豊かな国だったと聞く」
だった？
「お前の歌う子守唄はそのミズキングダム王国で歌われていたものだ。
　お前の母はそこの出身だったのだろう。あるいは、お前もそこで生まれたのかもしれない。
　そうだ、お前はあの小さな国のたった一人の生き残りなのだ」
初めて聞かされる話に頭が混乱してきた。
神父の声は聞こえるけど、ひとつひとつの言葉がバラバラに頭に放り込まれるみたいで、何を言っているのかわからない。
「あの、神父、どういうことですか」
「お前もまた、運命に導かれてここに来たのだろう」
神父は私の問いに答えてくれない。熱に浮かされたようにとめどなく話し続ける。
「ミズキングダム王国は隣国から勢力を伸ばした“ベリーズ館の貴人たち”に滅ぼされた。あの恐ろしい吸血鬼たちに。
　お前の家族や故郷は奴らに奪われたのだ」
「神父、何をおっしゃっているのですか」
神父の並べる言葉に、私は混乱しながらも次第に寒気を感じていた。
「これを見てごらん」
神父は立ち上がってデスクから一枚の古い紙をとって私に渡した。

>>231
黒い服に身を包んだ7人の美しい男女が描かれている。そしてそこには―――あの桃色の眼の女性がいた。
目が釘付けになった。あの不思議な気持ちが湧きあがる。
「神父、これは！！」
私は思わず立ち上がって聞いた。
「そこに描かれている7人こそが、“ベリーズ館の貴人たち”」
神父はようやく私に焦点を合わせる。
「お前の故郷を滅ぼした悪魔だ」
どういうことだろう。
でも、やはりあの夢は単なる夢ではないのだ。あの美しい女の人は実在する！
私は記憶にない故郷を奪った者がその人であるということよりも、あの腕に抱かれることができるかもしれないという身勝手な期待に興奮していた。
「やはり覚えていなくても故郷を想う気持ちは残っているのだね」
神父には私が怒りに震えているようにでも見えるようだ。
「私、」
夢の話をしようとして、私は口をつぐんだ。
神父の物言いからすると、神父は“ベリーズ館の貴人たち”と呼ぶその人たちを敵視していることが明らかだ。
だいたい私自身、故郷を滅ぼした敵として見なければいけないのだろうけど。
「落ち着きなさい。お前は復讐心を正義に変えて戦わなければならない」
神父は私の肩に手を置いた。
「フク、“朝の乙女”になりなさい。
　闇の眷属を滅ぼして、人々の平穏を取り戻す“朝の乙女”に」
こうして私は教会の秘密組織“朝の乙女たち”の見習いになった。
誰にも言えない、愚かで、乙女にぴったりの野望を抱いて。


おしまい
思ったより埋めてしまったスマン
気が向いたら今度は舞波のくだりを書けたらと思っている

ヴァンパイア 出現する前に 眠っちまいなよ

すげぇ！おもしろい！

雷怖いヤシとドゥーがかわいいｗ

まだ武道館とカウントダウンあるけど
ロクエロなかったら物足りない一年だったろうな

おはよ

おぱよ

フクちゃんは朝の乙女のユダとなるのか…

バラはバラは気高く咲いて

>>215
続き気になる

美食家として有名な若き資産家マーサは、ある晩ふらりと入ったバーで背中に蠍の入れ墨のある女と出会う。
初めて見る女だったが、女はなぜかマーサの左内太腿にある豹の入れ墨の存在を知っていた。
入れ墨と言っても生まれつきあった痣が、大人になるにつれ入れ墨のようになった不思議な物で、マーサはこれを誰にも見せたことがなかった。
謎の女の誘いで、次の新月の夜、マーサは町外れの廃墟と化した洋館に向かった。
湧き上がる不気味な予感に門の前で躊躇するマーサ。そこへ、マーサが密かに想いを寄せる花屋の娘モモコがやってきた。
なんとモモコも同じ蠍の入れ墨の女に呼ばれたのだ。更にモモコには腰に狐の形の痣があるという。
モモコとともに屋敷に入るマーサ。そこでは蠍の入れ墨の女のほかに4人の男女が2人を待っていた。
ユリナと名乗った背の高い男が、自分たちは悪魔で、マーサとモモコもその仲間だと言う。
俄かに信じられないマーサたちに、ユリナは右の上腕にあるドラゴンの入れ墨を見せる。
蠍の入れ墨の女、ミヤビはマーサたちにある入れ墨のような痣こそ、2人が悪魔の仲間である証拠だと言った。
こうして2人は5人と血の杯を交わし、悪魔たちの仲間入りをする。
しかし、実はモモコの痣は偽物で、その正体は七大悪魔を倒さんとする退魔師だった。

●マーサ……真の姿は暴食の悪魔・ベルゼブブ。豹の入れ墨がある。
●モモコ……強欲の悪魔・マモンに扮した退魔師。狐の入れ墨がある。
●ミヤビ……真の姿は色欲の悪魔・アスモデウス。蠍の入れ墨がある。
●ユリナ……真の姿は憤怒の悪魔・サタン。ドラゴンの入れ墨がある。
●リサコ……真の姿は傲慢の悪魔・ルシファー。孔雀の入れ墨がある。
●サ　キ……真の姿は嫉妬の悪魔・レヴィアタン。蛇の入れ墨がある。
●チナミ……真の姿は怠惰の悪魔・ベルフェゴール。熊の入れ墨がある。

マーサの恋はどうなる？！　　　　　　ていうほぜん

ho

>>242
おもしろそうだ
ぴったりすぎるｗ

もはやこのスレのいろいろな設定たちをベリメン主演で映画化してくれ
って思ってきたんだが

>>242
めっちゃ面白そう!!
ベリは七つの大罪にぴったりあてはまるよな！

ho

>>245
男役組は迷わず割り振れた
ベルフェゴールの象徴の動物が熊なのが残念だけど
そしてやはり桃を敵にしてしまったｗ

いかなる場面でも3分くらい仕事すると寝ちゃう怠惰の悪魔

>>248
憤怒の悪魔が枕にされて怒って
色欲の悪魔が宥めるために優しく声をかけたら
それを見た嫉妬の悪魔が嫉妬して
強欲の悪魔が私にもそういう風にしてよ〜って強請って
傲慢の悪魔が私はいつでもしてもらえるからって鼻で笑って
暴食の悪魔がそんなことには構わず食ってるんだな

>>247
熊は残念だけどしゃーないw
桃は影ある役あいそうだもんなww
ベリで七つの大罪モチーフにした小説誰か書いてくれないかなって思ってたんだ
話、かけるようならお願いしたい

>>247
ももち安定の距離感ｗ

セブンで暴食で殺されるデブはグロかった記憶

七大罪ベリーズがなんか一番しっくりくるなｗマジ小説書いて欲しい

pixivで誰か絵師さんがベリーズの大罪の絵を描いてた気がする

うわそれ見て〜

>>252
無理やり食べさせられて内臓破裂だっけ？
本で読んだけど映像で見たらやばそう

七大天使とかもいるみたいだけど少なくともロッケロに関しては悪魔だよね
小説は書けないから誰か書いてｗ

多分それ
はっきり覚えてないんだけど絵面がグロかった

天使は研修生とかでいいんじゃね
悪魔に絶対かないそうにないけどｗ

ハロウィンも近いし悪魔コス衣装見たい

http://stat.ameba.jp/user_images/20121101/15/natsuyaki-miyabi-blog/62/c2/j/o0480064012265118874.jpg

見れないがURLで大体予想は付いたｗｗ
あれだなｗ

http://i.imgur.com/Jk6MtR6.jpg

ロリびちゃんきゃわ

>>261が成長すると>>259になるの？
悪魔って怖いね

続きまだー？

>>259にヴァンパイア出現する前に眠っちまいなよなんて言われたら
どっちに怯えればいいのかわかんなくて混乱しそうｗ

マァ・アズナブル
Berryz公国のエースパイロット。ガンダムと戦う。

モモォ・ツン
本体から分離したももち結びを脳波コントロールで操りオールレンジ攻撃を
得意とする。マァをかばって戦死。

ナツヤキミ・ヤビ
Berryzの実権を握るヤビ家の長女、いつも顔の下半分をマスクで覆っている。
兄を殺しの公国の実権を握るがマァに裏切られて死亡。

クマ・イ
ナツヤキミの部下、茶碗が好き。謀略を駆使するがガンダムに敗れる。

...4人分しか設定が思いつきませんでしたm(_ _)m

>>266
ワロタｗもはやロクエロ関係ねぇ！ｗ

ｼﾞｰｸ!ﾍﾞﾘ!!　ｼﾞｰｸ!ﾍﾞﾘ!!

アズナブルさんには薔薇が似合うから問題ない

みやびちゃんの写真集の表紙の太股がROCKエロティック

私は薔薇の命を授かり

おぱょ

おぱょ♪

おぱょー

レスがおぱよだらけにｗｗ

土日は人が少ない

油断するな

壮大な話だと人数少なすぎるんだよね
身内ドロドロが書きやすい

七つの大罪ストーリー続きまだー？

書けないっていったけど退魔師モモコの誕生

新月の夜、ある夫婦の元に双子の女の子が生まれた。二人の赤ん坊は当然良く似ていたが、姉の方には生まれつき腰に痣があった。
その地方では双子は不吉なものとして忌まれていたので、夫婦は泣く泣く妹を里子に出すことにした。
ところがその晩のうちに妹は忽然と姿を消した。家人は手を尽くしたが、結局赤ん坊は見つからなかった。
残された姉はモモコと名付けられ、大切に育てられた。
不思議なことにモモコの腰の痣は、モモコが成長するにつれて狐の形になり、それは次第に入れ墨のようにクッキリとしたものになった。
モモコが15になった夜、一人の少女がモモコの家を訪れた。モモコと瓜二つの少女は、姿を消した妹に違いなかった。
混乱する家族に、少女は残酷な事実を伝える。
モモコは悪魔の生まれ変わりであり、自分はそれを滅するために戻ってきたというのだ。妹は悪魔の誕生を知った退魔師に攫われ、退魔師として育てられていたのである。
泣き叫ぶ母や怒り狂う父を尻目に、モモコは自らの運命を受け入れた。
モモコは自分の中に眠る黒い力に密かに気付いており、次第にその力が自分を侵食していることに怯えていたのである。
妹の差し出した瓶の聖水を飲み干すと、モモコは灰になって消えた。
翌朝、日が昇ると、両親の記憶から双子の姉の存在は消え、初めから妹の方こそたった一人の娘・モモコであったということになっていた。
こうして、名付けられることのなかった退魔師の少女は、姉になりかわりモモコとしての生活を手に入れた。

ていうほぜん

保全じゃねー！続きはよｗ

不穏な話だな
本当にそれでよかったのかっていう

ちょっと暗すぎたかな
どこがだよって言われるかもしれないけど横溝っぽい雰囲気にしたかったんだ

ていうかベリを七つの大罪になぞらえるのはよくやられてるのね

天使エロティカちゃんは反抗期をこじらせて暗黒面に堕ちルシファーになってしまったのです
(フクムラミズキ著「ルシファーの態度について」より)

私の名前はベル・アンドラード。1年前まではしがない物書きだったけど、自費出版の処女作『我らジャンヌ』がバカ売れして
今では文壇期待の新鋭と注目されているわ。あちこちの出版社から作品連載の依頼が殺到してて嬉しい悲鳴。
でも今持ってる3本以上の連載を増やすのはちょっと無理かも。物書きとはいえ人生をエンジョイしないとね。
連載の内の1本、我らジャンヌの外伝『反逆のフリートウッド』の最終回、ラストシーンを書き終えた私は、寝巻に着替えて
ベッドへと潜り込んだ。う〜ん、やっと完結か・・・この達成感！今夜はよく眠れそうだわ〜、おやすみなさい。

バタン！と寝室の窓が突然開いた。外の寒風が部屋の中に吹き込む。えっ！？ちょっと何？強盗？でもここアパートの5階・・・
ベッドから慌てて跳ね起きると、そこには闇色の服を着た男装の少女２人が佇んでいた。嘘！？ホントに強盗！？
ぼやけて彼女達の顔はよく見えない・・・メガネ！メガネメガネ！私は芸人のようにメガネを探し回る

「おい、お前！」

少女達の1人、背の低い方が呼びかけてきた。凛々しく、勇ましい時代がかった口調だ。
ぼんやりと見えるその顔には眼帯をしているように見える。つかつかと少女が近付いてきた！
私は少女の両手に光るものを見つける・・・短刀！？ヒッ！ホントに強盗じゃん！

「ごめんなさいごめんなさい！お金なら出します！だから命だけは！」
「金だぁ！？ウチらにそんなもん要るわけないじゃん！バカにしてんのか！？」

もう１人、背の高い方の少女が声を発した。こちらの方は甲高い、可愛らしい声だ。
グッ、背の低い少女は私の襟首を掴むと、首筋に短刀を突き付ける。

「ヒイッ！」
「お前の書いた連載、読ませてもらった」

少女の口から、意外な言葉が飛び出した。読んだ？じゃあこの子達は読者？
なんで読者がわざわざ私の家に忍び込んで・・・私なんかマズいこと書いたのかな？

「な、何のご用で・・・」

声が震える。何だろうこの子達は？目的がさっぱりわからない。しかもどうやって5Fの窓から侵入した？

「貴様、ちゃんと史実を検証して書いているのか！？私はフリートウッド閣下のことを『おじちゃま』などと呼ばん！」

えっ！？何を言っているの？私・・・おじちゃま・・・私の小説に出てるルーパートのこと？

「まぁアタシの描写は大体合ってるけどさ、『お姉ちゃま』とか呼ばれててそこはかなりウケたわｗ」

何？何なの？ええと・・・こっちはハロルドのことを言っている。私は呼ばない・・・私の描写は合ってる・・・
涙が溢れてきた。私は気付いてしまった。この子達は・・・狂ってる。
自分が小説の登場人物『ルーパート』『ハロルド』だと思い込んでいるんだ。きっと熱狂的な読者・・・もしくは歴史マニア。
この子達の目的は多分、自分の思う形に私の小説を書き直させること、きっとそうに違いない！そんなような話、キングの小説にあったし。

「ねールーパート、面白いもん見つけたよ〜」

原稿！？さっき書きあげたばかりの最終回！マズい・・・マズいわ。アレを読んだらこの子達は更に何をするかわからない！
小さい方・・・自分をルーパートだと思い込んでいる子が私の喉元に短刀を突き付けたまま、片手で原稿を受け取る。読まれる前に何とかしなくては！

「ねぇ落ち着いて、ルー・・・いや、貴方達のことについては歴史書や伝承に殆ど残っていないの」

なるべく彼女達を刺激しないように『貴方達』という表現を使った。フィクションなのよ！この話！とは真正面から言う勇気ないけど

「黙れ！」

ヒッ！私を一喝すると黙々と小さい方〜ルーパートは原稿を読み始めた。部屋に流れる沈黙、外から吹き込む寒風。
私は恐怖と寒さでガクガクと震える。
嫌が応でも、彼女達の来ている服が目に入る。随分凝ったコスプレね・・・ホントに中世の服みたいな男装をしている。
ここまで拘りのあるような読者は危険、かなり危険。うぇ〜ん！誰か助けて〜！

ずっ、ズズッ・・・ん？何？すすり泣くような嗚咽が至近距離から聞こえた。眼帯をしていない方の目から涙がぽろぽろと溢れ出す。
この子、泣いてる！丁度ページ的にはフリードウッドが教会の裁判で異端判決を下され、処刑されるシーンの辺りだ。

「か、閣下ぁ！うわぁあああああ！」

悲痛な叫びと共に小さい方は床に伏して泣き始めた・・・助かった？でもこの子異常だわ
完全に自分がルーパートだと思い込んでるレベルの感情移入・・・怖い、精神病って怖い！

「おいお前！何を書いたぁ！」

再び、私の喉元に短刀が突きつけられる。今度は背の高い方だ

「あ、あの・・・」
「アタシ字ぃ読めないから！説明しろ！」

字が、読めない？この子ディスクレシア？あれ？熱狂的な読者じゃないのこの子は
小さい方の趣味に付き合ってるだけ？もしくは誰かが毎回読んで聞かせてる。でもこれはますますヤバい、普通じゃない！

「よせ、ハロルド」

啜り泣きながらも、小さい方が背の高い方を制した。ん？もしかしてこのラストで納得してくれたのかな？これなら穏便に済みそう・・・かな

「ちょっと！何なのよ！ルーパートばっかりズルい！」
「ハロルド、後で読んで聞かせるから落ち着け」

やはり読んで聞かせていたのか。首謀が小さい方だとすればこのまま終わる、いや、終わってくれ！

「久し振り人間らしい熱い感情がこの胸に湧いてきた。礼を言わせてくれ」

小さい方がぐっと私の手を握る。いやぁ、このラストで喜んで頂けましたか！
言ってることはよくわからないけど喜んでくれたのなら物書き冥利に尽きるわ〜

「だが！」

突然また強い口調に小さい方が戻った。だが！だが何なのよ？何を言い出すのこの基地外は！いい加減にしてよ！

「史実と決定的に違う部分がある。我らは・・・我らは討ち死になどしていない！」

私の書いたこの原稿では、ルーパートとハロルドは処刑されそうなフリートウッドを救う為に処刑場に殴り込み
散々大暴れした挙句イングランド正規軍に包囲されて討ち死にしたことになっている。

これを、書き直せって言いたいの！あーーーーーーーもう、めんどくさい読者だ！

「わかったわよ！書き直せばいいんでしょ！2人はフリートウッドを見捨てて生き伸びて幸せに暮らしました！それでいいのよね？」

もう私眠いんだから！マニアヲタク読者の戯言に付き合ってる暇はない！書き直して済むんなら
いくらでも書きなおしてやろうじゃないの！！！

シーン・・・しばしの沈黙が流れた。あ、マズい・・・もしかしてそうじゃなかったの？
ヤバい、私は自分の短気さを反省するべきなのか。この子達は逆上して、短刀で滅多刺しされるじゃないだろうか？
あー、どうしよ・・・しかし２人はなんだか俯いている。襲い掛かってくるような様子はない。あーマジで何なのよアンタ達は！

「いや、書き直しは不要だ・・・我らはこの小説のように、死んだ方がマシだったのかも知れん」
「ルーパート・・・」

あっちゃー、完全に役に入り込んじゃってるよこの子達。イタタタタタ！痛い！痛すぎる！

「だがこれだけはわかって欲しい、我らは閣下を見捨てたわけではない。我らは閣下を救うために禁断の『不死の秘法』を
　使って人外の力を手に入れた。しかし、間に合わなかったのだ・・・」

ええっと・・・何を言ってるのかな？今度はヴァンパイアもの小説の登場人物になるのかな？
私はホラー書いたことないんだけど他の作家さんのかな？ヤバいね、完全にサイコだねこの子は

「行こう、ハロルド。我らは朝日を浴びて閣下の元へ行くべきなのだ」

パシーン！背の高い方が小さい方の頬を叩いた。かなりマジな音。

「バカぁ！閣下が『お前達は生きろ、生きて幸せを掴め』って最後におっしゃったのを忘れたの！」

あれ？あれれ？私は何を見せられてるのかな？演劇は別に嫌いじゃないけど私の家でやらないでくれる？
まぁ基地外に話通じるかわからないけど、私から言えることは・・・

「あのさ、よくわからないけど死ぬ気ならそれはやめてよ。私の本読んで自殺とか勘弁。ジャンヌ外伝で足りないならさ
　貴方がもっと元気でるようなお話書くから。だから私がその次回作書きあげるまで死なないでよ？ね？」

ぐすっ、ぐすぐす・・・小さい方がまた泣き始めた。完全にメンヘラさんだねこれは、うん。

「お前は優しいな。いいものを読ませてもらった。本当に有難う」
「じゃあ行こうか、もうすぐ夜が明けるよ」

2人は窓に向かって歩き始めた。ちょっと！そこから出る気？どうやって！？
窓際までいくと最後に小さい方が少しだけ後ろを振り向いた

「次回作・・・楽しみにしているぞ」

その言葉を遺して、2人はマントを広げて窓から漆黒の夜空に身を投げ出した。

「ちょっとぉ！死ぬなって今言ったでしょ！」

慌てて窓に向かって駆け出す、窓から身を乗り出す、下を見る
地面には・・・何も無い。

？？？　？？？？？？　？？？？？？？？？？？？

頭の中が？マークで溢れかえる。わからない。全然わからない。
今何かあったっけ？いや、何も無かった。きっと私疲れてるんだ、うん。

そう自分を納得させると、私はそのままベッドに潜り込んで編集者が原稿を取りに来る昼の12時まで起きなかった。

念の為、アパートで転落事故が無かったか管理人に編集者や管理人に聞いてみたがそんな出来事はなかったようだ。
やっぱ夢だよね、うん。

と、いう保全をしてみたが69エロティックに全然関係ないのだった

（完）

69て書いたらアカンｗ
『不死の秘法』を使って人外の力を手に入れるくだりでロックでエロティックな展開があったに違いない
次回作も期待しております

>>289
ちょうど今日ジャンヌのｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮを聞いてたからかなり胸熱なんだがｗ

　　　　ｌヽ　/l
　　 , 　`l l/ﾉ
　　,; ノノﾉﾊ ｿ
　（州*‘ -‘ﾘ　　　　　　ばらのにあうーじんせーいとは
　ﾉ)() ﾉ-o-l (()　　ﾉ⌒)
( ()(.'´　v　.))(ヽ / / 彡
/　(　⌒X⌒ )`´ /
L＿＿つ彡 .ヽ,.ﾉ
　　）　　X　l
　/ !　!　!　!　ヽ
/ 　!　!　!　!　!　ヽ

>>282
書いてくれるだけで嬉しいし、内容も結構好きだぞ!!
気が向いたらまた書いてくれw

続け

おっと

やっぱり赤い薔薇をください

おっと

世の中薔薇色

バスツアーたのしそうだなー

.
　　　 　☆ノノハ
　　　　　ﾉﾉ∂_∂'ﾙ
　　　＝〔~∪￣￣〕
　　　＝ ◎――◎
　　ペタンコ姫巡回中

熊井ちゃん髪切ったんだね
長髪たなびく貴公子っぽさは薄れてしまうけどボブはボブで王子っぽくなりそうだね

おやぷー

>>301
外ハネカールでチャチャ王国のおうじちゃまになるなｗ

　　＼ひぷち！／

　　　∋8ノハ8∈
　　　　ﾙ*’ｰ’ﾘ
　　　　/　　 つ
　　　（　(　 ）　ｷｭｯ
　　　　ヽし

ももち

薔薇は気高く咲いて
美しく散る

>303
おうじちゃまの正体は熊井ちゃんなのかもしれないぞ
おちゃぶりをくわえると変身！的な

鋼鉄の桃尻保守

ほ

>>303
でっかいおうじちゃまの完成ｗ

ロック不足

やっぱり赤い薔薇をください

初めて出会った湖のほとりで、若い二人は別れの時を迎えていた。
「君だけを愛すると誓ったのに。許してくれ」
王子は自慢の美しい髪を束ねたままばっさりと切ると、恋人に渡した。
「形見と思えと言うの？それともこれを使ってあなたを呪えばいいのかしら」
恋人はせせら笑ってみせた。

王子は明日、隣国の王女と結婚することになっていた。身分違いの恋は終わりの時を迎えたのだ。
恋人は泣かなかった。泣いてしまえば心優しい王子を困らせてしまうから。
本当なら結婚式を翌日に控えた彼に、自分に会いに来る暇などないはずなのだ。
次期国王としてその地位を固めようとしている彼に、悲恋に浸る時間などないのだ。
恋人は、王子の愛した美しい背中を真っ直ぐに伸ばして強いまなざしで王子を見た。
今は、今だけは強い女にならなくてはいけない。

「許してくれ。僕は他の女性を選んだのではない。国を選ばなくてはならないのだ」
王子は泣いていた。
世継ぎとして、ただひたすら真面目に生きてきた。常に王子として正しくあることを選んできた。
何一つ自分のためにすることのなかった王子が、たった一つ自分だけの意思で、自分のための感情で手に入れた恋だった。
たった一つの恋はたった一つの自由だった。一人の人間としての彼にとって、それは人生のすべてだった。
この優しく美しい恋人は、王子の魂の唯一の安らぎだった。

>>313
「さあ行きなさい、王子。あなたは私を置き去りにしなくてはならない。
　堂々と立ち去ってくださらなければ」
恋人は強い口調で言った。
「行きなさい、王子。
　私がこれからも国民としてあなたを愛せるように、あなたは強くなければならない」
王子は恋人の決意と思いやりを守らなければならないと思った。
王子は涙をぬぐって、白馬にまたがった。
「長寿と繁栄を」
恋人は臣下がするように膝を地面について別れの挨拶をした。
「あなたもお元気で」
王子は手を挙げて、去った。

王子は振り返ることなく馬を走らせていた。
もうすぐ城が見えるという当たりまで来たとき、烏がやけに騒がしく鳴き始めた。
ぬぐい切れない胸騒ぎに、王子は振り返り、引き返してしまった。
はたして、湖のほとりに既に恋人の姿はなく、恋人の靴だけがそこに残されていた。
王子はすべてを悟った。彼女は初めからそうするつもりだったのだ。だから最後の場所にここを選んだのだろう。
王子は泣き崩れた。

「あらあら王子様、どうして泣いてらっしゃるの」
突然湖の方から明るい声がした。王子が驚いて顔を上げると、湖面に女が立っていた。
白いドレスを着た不思議な女は、黒髪を左右の高い位置に結っており、よくみるとその翼のような髪が羽ばたいていた。
髪の毛の力でで宙に浮いているのか！！！王子は驚愕した。
「私、この湖の女神よ。あまりに可愛くてびっくりさせちゃったかしら。ごめんなさいね」
そこ、言わんのかい！と白馬は思った。
「私の恋人が、この湖に身を投げてしまったのです」
王子は涙ながらに湖の女神に言った。

>>314
「あらあら可哀そうに。それで、あなたが落としたのはＤカップのみやびちゃん？それともＧカップのみやびちゃん？」
能天気な声で女神が尋ねた。
王子が落としたわけじゃねーよ！と白馬は思った。
「私の愛する雅はＡカップです」
王子は真っ直ぐなまなざしで答えた。
「あら、正直者ね。よろしい。では特別にあなたの恋人を返してあげるわ」
そう言うと女神はいったん湖に潜ると、王子の恋人を抱えて再び現れた。
「今度は落とさないようにね」
女神は恋人を王子のすぐそばに横たわらせると、満面の笑みで両手を振りながら沈んでいった。

恋人は気を失っているようだった。
王子は彼女を城に連れ帰ることにした。
どういう形であっても彼女を傍に置き守らなければならないと王子は決意した。
王子は知らなかった。湖の女神がロックエロ神であることを
王子は知らなかった。恋人が既にロックエロ神の毒牙にかかりその忠実な部下となってしまっていることを。
王子は知らなかった。白馬が本当は人間でロックエロ神に抵抗したために呪いで馬に変えられた少女であることを。
王子は知らなかった。自分の腹違いの弟がロックエロ神の恋人であることを。
王子は知らなかった。忠実な従者・鉄のマアサリヒがロックエロ神の呪いのために鯉になってしまったことを。
王子は知らなかった。明日現れる花嫁もまたロックエロ神のしむけた美しき刺客であることを。

おしまい

１スレ目熊井ちゃんが髪切ったのも取り入れて凄い良い話だと思ったのに…騙されたｗ
どんだけロックエロの神に呪われてるんだ？ｗ

ももち結びだってよくよく見ればロックでエロティック

ﾉﾉl∂Д∂'ﾙ＜Eカップです

AカップでもみやびちゃんのデコルテはROCKエロティック

>>316
してやったりｗ
熊井ちゃんが髪切ったと聞いて書き始めたんだけど恋人役を雅ちゃんに決めたらあとはすんなり展開された

>>320
すんなり素晴らしい方向に展開していったなｗｗ

>>318
E(ｴｰ)カップ

Aで始まる英単語でﾉﾉl∂Д∂'ﾙ＜エンジョイ！って言ってたなそういえばｗ

>>215
南側の扉近くに立ったマイームズは、給仕の配るグラスを受け取った。ワルツを踊るカップルたちを見るともなく眺めながら、シャンパンを一口含んで満足げに頷く。
強い視線を感じて振り向くと、不機嫌そうなツグスンが立っていた。
「随分とご機嫌だね」
彼女は低い声で言った。
「君はご機嫌斜めのようだね」
マイームズは能天気に答える。
ツグスンは小さく舌打ちをしたあと、ワザとらしい笑顔でマイームズを見上げた。
「あの女は、どうだったの？随分長いこと話していたようだけど」
表情にそぐわない刺々しい口調に、マイームズは苦笑いした。
「シャーキはダンスが上手な可愛らしい女性だよ。非常に生真面目で遵法意識が高い。大胆な盗みのできるタイプじゃない」
「ふーん。じゃあ、キャプストンはロックエロじゃないっていう判断をするんだね」
ツグスンは苛立っていたが、これまでの経験からマイームズの観察眼を信頼していたから、彼の判断に反論しなかった。
「そうだ。シャーキは容疑者から外れる」
観察力が高いはずの探偵は、彼がキャプストンをファーストネームで呼ぶたびにツグスンのこめかみがピクピクと動くことには気付かないらしい。
「君の方はどうだった」
相棒とは対照的に穏やかな微笑みを浮かべてマイームズは尋ねた。
「最悪だよ」
ツグスンはまた舌打ちをした。普段の可愛らしい声とは別人のような低い声。
「でもあの男は怪盗じゃない」
トクーマンたちのいるであろう部屋の反対側を睨み付けている。
「ツグスン君、ダンスパーティーでそんな表情をしていたら人目を引くよ。落ち着きたまえ」
マイームズは彼女の視界を塞ぐように立ち位置を変えて、なるべく優しい声で言った。
ツグスンはふくれっ面で背伸びをしてマイームズのグラスを奪うと、残っていたシャンパンを一気に飲み干した。
「あそこで話そう」
唖然とするマイームズに背を向けて、ツグスンは空いていた隅のベンチへ向かった。

※※
とりあえずこれだけ
できたら今日のうちにもう一回来ます

ツグスンきゃわ
続き待ってるよ！

>>324
面白いね、続き待ってます

ツグスンきたー

>>320
次回作も期待してます

ROCKでエロティックってどんなんだっけとおもって久々に真剣にダンスショットを見たら
イケメンになりきって踊る茉麻が可愛かった件

日曜の夜はROCKエロティック

http://pbs.twimg.com/media/BXARsm5CAAAIasb.jpg:large?.jpg

>>330
た、タモさん？

佐紀ちゃんがカツアゲされてる人みたいになってるｗ

>>324
マイームズがツグスンの隣に腰を下ろすと、彼女は堰を切ったように話し始めた。
「あの男、初対面でいきなり触ってきたんだ。信じられる？体にも、顔にも、髪にも！」
ツグスンは男に少し体を触られたくらいで気にするような娘ではない。今までの事件でも探偵の反対を押し切って犯人に色仕掛けをしたことさえあった。
多分髪に触られたことが許せなかったんだろうな、とマイームズは思った。
彼女は髪型へのこだわりが非常に強い。マイームズも無頓着に触って殺し屋のような目で睨まれることがしばしばある。
触られたのが余程気に入らなかったのだろうか、よく見ると髪は結い直されているようだ。
「あんまりベタベタ触られた上に、キスまでしようとしてきたから頭にきちゃって」
ツグスンはペロッと舌を出した。
「ちょっと『身体検査』してやった。何も持ってなかったよ。薔薇のカードも盗みの道具になりそうなものも」
ちょっとじゃないだろう、マイームズは思ったが、これ以上彼女の機嫌を損ねたくないので黙っていた。
ツグスンは相手に悟られないように人の所持品を暴き出すという特技を持っていた。
キャプストンと踊っている最中にマイームズが見た彼女は、やけに親しげにトクーマンの体に触っていた。かなり念入りに調べていたのだと思われる。
「なかなか良い葉巻を吸ってるようだし、金にも困っていないね。まあロックエロの目的はお金じゃないんだろうけど」
「ツグスン君……」
ケースに入っていただろう葉巻の銘柄までチェックしていたことにマイームズは驚き呆れた。
「大丈夫。もう足を洗ったんだ。二度としないよ」
マイームズが目を丸くするのを見て、何を思ったのかツグスンが言う。
実はかつてツグスンはスリ師だった。彼女が『身体検査』と呼ぶ特技もその頃身につけたものである。
「そんなことは言わなくていい。僕は君のことを信じている」
マイームズが真剣な顔で言うと、ツグスンはその日初めて満足そうな笑顔を見せた。

――マイームズとツグスンはスリとその標的として出会った。
彼女は実に腕のいいスリ師だった。相手がすられたことはおろか、彼女とすれ違ったことさえ覚えていないというのがザラだった。
しかし、その日財布をすったぼんやりした風体の長身の男が探偵だということに、ツグスンは気付かなかった。
男の財布をエプロンのポケットにしまって、ツグスンが鼻歌交じりに角を曲がると、そこには財布の持ち主が立っていた。
内心動揺しながらも、何でもない風を装って横をすり抜けようとしたツグスンの腕を男が掴んだ。
「お嬢さん、コーヒーはいかがです？」
低く艶のある声でそう言うと、男は有無を言わせない力でツグスンの腕を引いて歩き出した。
「離して。返すから離して」
ツグスンが何度言っても聞く耳を持たない。
一度だけこちらを振り向いた男の目は鋭く、ツグスンは本能的に抵抗してはならないと感じた。
もしかしてプロの殺し屋の財布をとっちゃったのかな、と半べそになって後悔するツグスンを引っ張って男は大きな歩幅で歩いていく。
半ば引きずられるようにしてツグスンが連れて行かれたのは、ベイカー通りにあるアパートの一室だった。
見るからに男の一人暮らしとわかる簡素な部屋に連れ込まれたツグスンは慌てた。
「何をする気よ！」
「座りたまえ」
男は視線も向けずに穏やかな声で言った。男が声を発したのはこれがようやく二度目である。
警戒しながらも男の言うままに、趣味の良いオークの椅子に座ると、男はミルを取り出してコーヒー豆を挽き始めた。甘く香ばしい匂いが部屋に広がる。
ツグスンは骨ばった大きな手がハンドルを回すのをじっと見ていた。
「珍しいかい？」
視線を感じたのか男が顔を上げて尋ねる。コーヒーミルなど珍しい物ではない。
「ずいぶん大きな手だと思って」
ツグスンが素直に答えると男は吹き出した。

※※
ここまで
待っていてくれた人ありがとう

http://pbs.twimg.com/media/BXAVg36CMAAMM1J.jpg:large?.jpg

ベリ史上初のみやあご弄り

ho

保全

ロクエロポーズで撮る人が多かったんだな

マイームズかっこよすぎ

おぱょ
マイームズいいね！
ももくまな感じが好きだww

マイームズとツグスン最高

保守の似合う人生とは・・・



そんな人生は嫌だ

メンテナンスも大事な仕事

>>341
俺は満足ｗ

ほ

私はバラの命をさずかり
情熱を燃やして生きてくいつでも

スイピョン泳ぐイルカのようにROCKエロティック

嫉妬を喰って生きる悪魔サキちゃんの昔話
※人が氏にますので嫌な人は避けてね

その女がどこから来たのかを誰も知らなかった。女も自身の出自については固く口を閉ざしていた。
ある新月の晩に、その女は砂浜で見つかった。乗っていた船が難破したのだろうか、女はずぶ濡れで波打ち際に倒れていた。
鄙びた漁村に若い女は少なく、サキと名乗ったその女は忽ち村の男たちの話題の中心となった。
行く宛もないというサキは、漁村を実質的に取り仕切っている村長の弟の家に引き取られることになった。男たちは誰も権力者である彼に逆らえなかった。
男には妻がいたが、病で伏せっていた。男は村の寄合にも妻の代わりにサキを連れて行くようになる。おとなしく控えめなサキも次第に男と打ち解けているようだった。
妻が寝たきりなのをいいことに、男がサキに好き放題しているのではないかと下衆な噂が尽きなかった。村で暮らすうちにサキが美しさを増していることもその噂に拍車をかけた。
サキは日没後の海岸を一人散歩する習慣があった。時折立ち止まっては寂しげに海を見つめるサキを、若い男たちは遠巻きに見ていた。
ある晩、いつものように散歩から帰ったサキは、慌てて隣家に駆け込んだ。
サキに連れられて男の家に入った隣人は驚愕した。居間に血まみれの男が倒れており、その傍らには血の付いた包丁を持って病気の妻が立っていた。
妻は虚ろな表情で、しきりに小さな声で「へびが……へびが……」と繰り返していたが、周囲に蛇など見られなかった。
若い女への嫉妬に狂った妻が夫を刺したのだと隣人は思った。そして隣人とサキの目の前で妻はその包丁で自らの命を絶った。止める間もなかった。
村の女たちはサキを忌むべき女として嫌ったが、男たちはサキの新しい主人の座を求めて争った。平穏な漁村にはいつしか嫉妬と血の予感が渦巻いていた。

サキはいつものように寂しげに海を眺める。その胸に蛇の入れ墨があることを、死んだ者たち以外は誰も知らない。

ていうほぜん

家に帰ってきたら即座に開くのが習慣にｗ

大罪ｷﾀｰ

新しい話が次々生まれるねw恐るべしロックエロティック

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::::::ミゝ从 ’ｗ’)つ
::::::⊂＿＿つノ
マイハマン巡回中

この調子で七大罪全部くるかな？

大作だのう

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マイハマン巡回中

マイームズ斜め読みして舞波主役かと思ってた
賢い熊井ちゃん新鮮

>>354
熊井ちゃんかわいそうｗ

>>351
熊井ちゃんが何で怒ってるのかわからないので7人全員書けるかは期待しないで

悪徳への怒り超潔癖な熊井ちゃん

>>218の受験生です
勉強の息抜きにヴァンパイアものかいちゃたから投下するww

夜なのだろう。
頭上は漆黒の闇が覆っていたが、辺りは暗くはなかった。


炎だ...。燃え盛る炎の光に照らされ、そこは昼間のように明るかった。


炎の中には長い髪を後ろで束ねた長身の男が佇んでいた。

赤く煌めく炎が眩しく、男の表情はわからない。

男の足元には血を流した男女が二人、横たわっていた。


モモコは横たわっている彼らの顔や声も思い出せないが、それが自分の両親だということは認識していた。


ここがどこなのか、何が起こっていたのかもわからず、モモコはただ呆然とその光景を眺めていた。

聞こえるのは炎が揺らめき、辺りを焼き尽くしていく音と、少女の泣き声。



誰の声なのか探ろうとすると、視野が狭く、暗くなっていき、明るかった景色が闇に落ちる。

真っ暗な頭のなかで、その泣き声だけがモモコを支配する。

耳を塞ごうとしたところで、モモコの意識は途絶えた。

>>358



ぼんやりと、頭の奥底に潜り込もうとする意識を、無理やり掬い上げ、モモコは目を覚ました。

「またこの夢か...。」


寝起きの掠れた声で、モモコは小さく呟いた。

炎の中、佇む男、横たわる両親、少女の泣き声。

モモコが幼い頃から、時々繰り返して見る悪い夢。


小さな頃は、夢の中でなんとかして両親に駆け寄ろうともがいていたが、
今はもう、なにもできないことを悟り、夢として受け入れている。

ただ、目覚めたあとの重く沈んだ気分は、何度繰り返してもなくせなかった。

>>359

モモコは気分を変えようと体を起こし、思い切り伸びをした。

「うあぁ...!体いったーい!!」

モモコは、道の外れの森のなかで、木の根本に薄い毛布を敷いた上に寝ていた。

一晩中硬い寝床に体を横たえていたせいで体を痛めてしまったようだ。

「はぁ。もう少し地面が柔らかいとこ探して寝ればよかった...。」

痛みを感じるとこを手で解しながらため息をつく。

「まっ！野宿生活も今日で終わりそうだし、昼頃には依頼人の住む街につきそうだからいっかー。」

ヴァンパイアハンター。
それがモモコの職業だった。

>>360

夢の中で起きていたあの悲劇の後、モモコは、森のなかで死にかけていたところを旅をしていたヴァンパイアハンターに救われた。
そしてその人にヴァンパイアハンターとしての知識を学び、同じ職に就いたのたっだ。

今は新しく依頼を受けた人物が住む街へ向かう旅の途中だった。


身支度を整え、出発の準備ができた後、
すっかりのぼった朝日を全身に浴びながら、モモコは首から下げているロザリオを握った。

そのロザリオは、家も家族も失い、森のなかで死にかけていたモモコが唯一持っていた両親からの貰い物だった。


「おはよう。行ってきます。」

顔も声も思い出せない両親を思い浮かべた後、モモコは目的地である街へと向かって歩き始めた。

※ここまで

>>220国家試験がんばれ！！

>>222おまちしておりまーす！

おお！書いたのか！
続き楽しみにしてるけど無理はするなｗｗ

>>362
>>221ですけどね
まさか本当に書いてくれると思わなかったよｗ言いにくんだけど続きも楽しみにしてる
勉強もがんばれ

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　　　 　☆ノノハ
　　　　　ﾉﾉ∂_∂'ﾙ
　　　＝〔~∪￣￣〕
　　　＝ ◎――◎
　　ペタンコ姫巡回中

受験勉強だってときにロックでエロティック

意外にりーちゃんが中心にいる作品少ないね
エロティカちゃんくらい？

ももか熊井ちゃんが主役が多いのかな？熊井ちゃんはＭＶでセンターだからだけどももはやっぱ書きやすいのかもね

平凡な人生は適えられない身だけれど

ちょっと早いけどおぱょ

おはよ

おぱょのある人生とはロックエロティック

受験生だなんて書かなきゃよかった...
気を使わせてしまって申し訳ない。
自分のペースで書いてくのでだいじょぶです！

>>363
>>364
ありがとう！
ノープランで書き始めたけど、最後までかくとなるとしんどそうだから、レスは励みになるよー

>>373
期待してまっせ

やっぱり赤い薔薇をください　そして力いっぱいROCKエロティック

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::::::ミゝ从 ’ｗ’)つ
::::::⊂＿＿つノ
マイハマン巡回中

ﾉﾉl∂∀∂'ﾙ＜イーヤニーナルヨーネー　カラアゲバカリーナンテー
川*＾∇＾)||＜(憤怒)

www

ho

ども、前スレでちょっくら書いてた者です
続きが行き詰ってきたもんでｗ気分を変えるために
上の方でエロティックなのにエロがないみたいなレスを見て
書いてみよっかなぁと思ったんですけどどうですかね？

僭越ながらカプ(攻×受)とシチュを募集させてください
3人称が苦手なことが分かったのでｗｗどっち目線かもお願いします
駄文を垂れ流すくせに注文が多いですが生温かい目で見守ってください

>>380
ぜひ書いて下さい!!
熊井×桃子で桃子目線、茉麻×雅で茉麻目線とか嬉しいです。難しいならなんでもOKなので宜しくお願いします!頑張って下さい!!

>>380
せっかくだから今までにあまり小説になってない組み合わせが良いかな
りーちゃん主役で相手ちなみとか？
シチュエーションはわからんｗ中途半端なリクでごめん

男たちの欲望を喰う妖怪ぺったんもめんに立ち向かった熊井ちゃん・茉麻・千奈美の三銃士が
なすすべなくその餌食にされてしまう様をみやびちゃん視点でお願いします

エロスはりさみやくまかなー

みやびちゃん全受けの展開を期待

ロック

おっと

>>380です
ありがとうございます
ご期待に沿えればと思いますがどうなるでしょうねｗ←
頑張ります(｀･ω･´)

https://pbs.twimg.com/media/BXLu6fLCEAAMnB4.jpg:large

>>388
楽しみに待ってるよ

>>389
まだまだ描いてる絵師さんいるんだね
千奈美の表情とソファーのこだわりが好き

背中の反対側は背中じゃないんだぜROCKエロティック

ﾉﾉ*∂Д∂'ﾙ＜イーヤニーナルヨーネー　セナカヨバーワリナンテー
州*' o'ﾘ＜(傲慢)

おやぷー

エロイカ

切ない曲のはずがただのギャグにｗｗ

おぱょ

おぱょー

あ

ぺったんもめんだってROCKでエロティック

目には見えないけど男達の夢と希望で詰まってるんだゾ！

じゃありさこになもっといっぱい詰まってるって事？ｗ

それはちがうよ

色欲の悪魔みやびちゃんは今日も張り切ってご出勤。
ロッカールームで制服に着替える前に、鏡の前でお気に入りの下着のパッドを調整しつつセクシーポーズを決めちゃったりしちゃったりしていると、
後ろから「ふふん」と鼻で笑う声が聞こえた。傲慢の悪魔りーちゃんの登場だ。
補正力の弱い下着で天然物の谷間を見せつけると、今度は「あー肩こるわー。重い物ついてると肩こっていかんわー」と言わんばかりに肩を揉みながら笑う。
みやびちゃんは下着姿のまま制服を握った手を怒りに震わせた。
「ええい！なぁにがおっぱいだ！色気は総合力だぞ！！！」
力強く言ってりーちゃんをビシッと指差すみやびちゃん。
りーちゃんは半笑いで「で？そのボディで勝てると思ってるの？だいたいおっぱいって何の話？ん？」と言わんばかりにみやびちゃんの体をまじまじと見る。
ムッカー！！！！！みやびちゃんの堪忍袋は解き放たれた。

かくして戦いの火蓋は落とされた。
色欲の悪魔VS傲慢の悪魔による悪魔界のお色気頂上決戦だ！！
勝負は三本勝負。ベリーズ公国の騎士クマイちゃん、ベリーズ公マアサ、司教のチナミのそれぞれを同時に誘惑してせいこうしたほうが勝利！先に2勝した方が悪魔界No.1となる。
色男と名高い騎士や変態という噂のベリーズ公も難敵だけど、悪魔的には地味に司教がハードルが高いぞ。うっかり悪魔祓いされないように要注意だ。
更にそこに流離のエクソシストmomokoとその相棒のシスターsakiちゃんも緊急参戦。
みやびちゃんは無事、色欲の悪魔の意地を見せることができるのか？！！


ていうロックでエロティックなほぜん

>>403
大罪の人か？ww
すげー路線変更だけど面白そうw
がんばれみやびちゃん！

梨沙子ちゃんが肩凝らないように
下から胸を支えてあげるお仕事募集されてますか？

ほう

“せいこう”とは「成功」と「性交」一体どっちなんだろう・・・

>>404
うん
エロティック需要が高いみたいなのでエロティックなのを書いてみたよ

>>407
まあそういうことです

ほう

おっと

ﾉﾉl∂∀∂'ﾙ＜イーヤニーナルヨーネー　カラアゲバカリーナンテー
从o ﾟーﾟ从＜もぐもぐ

ﾉﾉ*∂Д∂'ﾙ＜・・・・・・

从o ﾟーﾟ从州*' o'ﾘ＜もぐもぐもぐ

ﾉﾉ*∂Д∂'ﾙ＜・・・・・・

从o ﾟーﾟ从州*' o'ﾘﾉﾉl∂_∂'ﾙ＜もぐもぐもぐもぐ

からあげ工房

おやすみ

ネオン漫画みたいな話でいくかな

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::::::＼:☆ノノハ　ｸｩ〜ﾝ
::::::ミゝ从 ’ｗ’)つ
::::::⊂＿＿つノ
マイハマン巡回中

おぱょ

おぱょ

>>411
このシリーズ好きｗ

エビフライ！！！