娘。小説書く！『魔法使いえりぽん』 2

前スレ
娘。小説書く！『魔法使いえりぽん』
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1378119021/

登場人物
生田衣梨奈 えりぽん。魔道士。家出して道重さんの家に居候中。
鞘師里保 りほりほ。協会魔道士。道重とえりぽんの監視役としてM13地区に出張中。
譜久村聖 フクちゃん。えりぽんのクラスメイト。
鈴木香音 ズッキ。えりぽんのクラスメイト。
道重さゆみ M13地区に住む三大魔導士の一人。えりぽんの師匠。
飯窪春菜 はるなん。黒猫。相当変な一般の魔道士。

乙なの！

作者さんよろしく

乙ポン！

新スレおつ

新スレ乙ギリギリだったな

┏━━━━━┓┏━━━━━┓┏━━━━━┓
┃　ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ　┃┃　|||9|‘_ゝ‘). ┃┃　从*･ ｡.･)　.┃
┃　HP　706.　┃┃　HP.　656.　┃┃　HP　5276. ┃
┃　MP　561.　┃┃　MP　483.　┃┃　MP. 5897 .┃
┃　Lv　35 　　┃┃　Lv.　30.　　┃┃　Lv　280 .　┃
┗━━━━━┛┗━━━━━┛┗━━━━━┛



　　　　　　　人　　　　人　　　　人
　　　　　　(・ゥ・)　　(・ゥ・)　　(・ゥ・)



┏━━━━━┓┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃　ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ　┃┃⇒ マイミスライム　Ａ 　　　　　　 ┃
┠─────┨┃　　マイミスライム　Ｂ　　　　　　 .┃
┃⇒こうげき. ┃┃　　マイミスライム　Ｃ　　　　　　　┃
┃　ぼうぎょ　 ┃┗━━━━━━━━━━━━━┛
┃　まほう. 　　┃
┃　どうぐ　　　┃
┗━━━━━┛

>>1乙ﾔｼ
このスレもうちとえりぽんは現実と同様にラブラブﾔｼ

保守党

|||9|‘_ゝ‘)

>>8
ノﾉ�刀e _l‘）＜えりぽんはわたしのものですわ

【速報】 フランスの原発が１京ベクレルの汚染水を放出、福島原発の580倍ｗｗｗｗ

http://2chmatomefc.blog.fc2.com/blog-entry-2273.html

なの

ここか
新スレおつ

ﾔｼ

ﾔｼ

「これを受けるっちゃ！」
大魔導士れいなの攻撃がさゆみを襲った。
しかしその攻撃はまともにれいなに向かって打ち返された。
避けることが出来ず両手で跳ね返したが、さゆみに向かったエネルギーは半減していた。
それをさゆみは再びれいなに跳ね返したが、れいなは返しきれずエネルギーは大気に四散した。

魔導士は各々の威力、精度、持久力によって独自の攻撃スタイルを持つが、れいなはすべての面で高いレベルにあった。
その中でも攻撃の正確さに特に秀でていた。
どんな体制からでも敵の弱点を正確に狙うことに関しては右に出る者はなかった。
一方さゆみは攻撃が得意なほうではなかった。
大魔導士にしては正直、非力という他なかった。
特に持久力のなさといったら、これはもう天性のものというしかない。
長年の修行の甲斐もなく、本気の攻撃を続けると数分も持たないのだ。
そのことはさゆみに魔導士として独自の道を歩ませることになった。
それは外部の魔力エネルギーを最大限に利用することだった。
自身に向けられた攻撃をそのまま相手に跳ね返すのは、さゆみが最も得意とする技である。
今では受けたエネルギーをほぼ100パーセント相手に打ち返せるようになっていた。
これは自分が全く消耗することなく相手と同等の攻撃力を発揮出来ることを意味する。
それにさゆみ自身のエネルギーを上乗せした場合、その打撃に耐えられる者は皆無だった。
相手が強ければ強いほど攻撃力が増す。
それだけでもトップレベルの魔導士になるには十分だっただろう。
しかしさゆみは周りに漂う魔力エネルギーを操ることも習得した。
魔導士は普段から魔力エネルギーを放出している。
高度な訓練を積まねばそれをゼロにすることは難しい。
魔導士が存在を隠すのが困難なのはそのためである。
ここＭ13地区にはそういう訓練を受けていない無登録魔導士が多数おり、大気は魔力エネルギーで満ち溢れていた。
だからさゆみは周囲のエネルギーを使って楽々と魔力を使うことが出来た。
ほとんど意識しなくても普段から周囲数百メートルのエネルギーは自分の制御下にあり、そのエネルギーを自由に使うことも、発生源である魔導士の動向を知ることも可能だった。
それが三大魔導士と呼ばれるまで上り詰めた要因である。

攻撃するたびに同等の打撃を返されて、さすがのれいなも疲れてきた。
元々攻撃の瞬間に無防備になりがちだったが、疲労のせいで一瞬隙を見せることになった。
そこをさゆみは衝いた。
「倍返しなの！」
その攻撃は同等のエネルギーが上乗せされてカウンターパンチのような威力でれいなに向かった。
大魔導士れいなと言えど自分が放った倍近い力をまともに受け止めることは出来ず、周囲に四散させるのが精一杯だった。
そして一瞬後、さゆみの渾身の攻撃がれいなに直撃した。
数百メートルの範囲にあるエネルギーをれいなに向けて放ったのだ。
まともに打撃を受けたれいなは十数メートル飛ばされて地面に転がった。
ダメージで身じろぎ一つ出来ず、ゆっくり歩いて来るさゆみをじっと見つめるしかなかった。
その顔には勝利を確信した微笑みが浮かんでいた。
さゆみにじっと顔を覗き込むこまれてれいなの身体に戦慄が走った。
「（とどめを刺される）」
だが、最期の一撃はなかった。
「可愛いっ」
いきなり胸を掴まれ、いや、触られた。
「ちっちゃーい、お子ちゃまね」
失礼な言葉に言い返そうにも声も出ない。
だが更なる屈辱が待っていた。
さゆみの手がゆっくりと下半身に降りてゆき、パンツをずり下げたのだ。
「うふふ、つるっつるなの」
「（死にたい…）」
脱がせたパンツを目の前でひらひらさせながら嬉しそうに言った。
「これはさゆみが頂くね」
さゆみはパンツを小さく畳むとスカートのポケットに突っ込み、れいなの上半身を抱きかかえて起こした。
そして無抵抗なれいなの唇をゆっくりと奪ってから耳元で囁いた。
「次は全部頂いちゃうからね」
と同時にれいなは秘所を軽くタッチされた。
全身を衝撃が走り抜けた。
ゆっくりと歩いて去って行くさゆみを、れいなは放心して見つめるしかなかった。

―完―

むしゃくしゃして書いた
反省はしてないが無視してくれ

乙
ﾄｩﾙﾄｩﾙｗｗｗ

>>19
反省してるならもっと書け

>>21
反省はしてないと言ってるから
その煽りでは書いてくれないだろ

>>19
反省してないならもっと書け

引き際を誤ったな

ぽん

真面目に書いてるのかと思いきやラスト下ネタに流れてワロタ
流石イライラしながら書いた作品ｗ

おっと

途中までリゾスレっぽかったのにラストｗ

ハートフルコメディが好きなの

ここまでボーボーたい！なしとか

あげますか

浮上

作者さん待ち

挽き肉と玉ねぎみじん切りと生パン粉にナツメグ混ぜて丸めたの焼きながら保全

三人の大魔導師の残り２人もいつか出てくるのかなぁ

新スレおめあり！
前スレ終盤の流れに参加出来なくて申し訳ない
狼スレが落ちやすくなったけど更新スピード上げられそうもないから
みんな色々かいてね！

▼



「まあ立ち話もなんですし、屋根のあるところに行きましょう」

戦う気もすっかり削がれた里保は、歩き出した春菜の後に続いた。
雨の中をひょこひょこと歩く猫。
可愛らしくはあるが、手足が長く妙にスマートなその姿は
どこか胡散臭い。

「もうバレてるんだから、変身解いたら？」

後ろ姿に声を掛けると春菜が振り返った。

「やだ、エッチですね。私傘持ってないんです。今元に戻ったら
　スケスケセクシーになっちゃいます」

甲高い声も相まって、妙にイラっとする。

あまり強そうには見えないが、されとて協会に所属していない魔道士。
迷いなく進んでいく春菜に、里保は警戒しつつ続いた。

辿りついたのは、雑木林に囲まれた小さな神社だった。
石造りの鳥居を潜ると、ふわりと身体を魔力が包む。

「ここは…」

「ちょっとした、休憩所です」

春菜が振り返って笑う。

魔法のかかった場所に連れてこられたならば普通は罠を警戒する。
でも里保はそんな感覚になれなかった。
感じる優しい魔力の主に、何となく心当たりがある。

「道重さんの魔法…？」

「正解です。やっぱり、凄いですね。その感覚。
　ここに魔法が掛かってることだって気付けない魔道士も少なくないんですよ？」

草生した石畳の奥に小さな社があって
その屋根の下に、座って休めるような縁台がある。
既に野良猫や、小鳥が思い思いに寛いでいるそこに、春菜もピョンと飛び乗って
里保を促した。

ハンバーグうらやま保全

不思議なことに動物たちは、里保にも他の動物にも無関心で
横に座っても気にせずに毛繕いをしている。
中には、誰かの使い魔だろうか、見たこともない姿の動物もいるが
やはりのんびりと雨宿りをしていた。

「この街の魔道士にはちゃんとしたルールは無いんですけど
　いくつか暗黙の了解があります。
　ここでは争わないというのもその一つです」

のんびりと語る春菜の言葉を聞きながら
里保の身体もすっかり弛緩していた。
優しく包む魔力に、疲れが癒されていく気がする。
逆に警戒心や攻撃的な魔力の生成は、場に阻害されているようだった。

「街にはいくつかこういう場所があります。
　道重さんのお気に入りの場所で、道重さんの魔法が掛かった場所です。
　ま、街の魔道士たちの、一種の休憩所ですね」

「なるほどね。あの人、本当に凄いんだなぁ」

その場にいなくても、これほど影響力の強い魔法を
街のいくつもの場所に残せる魔力。
さゆみの魔法は、初めて会った時の一回きりしか見ていないが
やはり三大魔道士の一人なのだと改めて思った。

「争う気が無いってのはわかったよ。それで、えっと飯窪、だっけ？
　なんでつけてきたの？」

「あ、私のことは気さくにはるなんって呼んでください」

どうもリズムが掴めない。
というか、表情の読めない猫の姿なのに
ニコニコと笑っているのが分かって、変な感覚になる。
それに馴れ馴れしい。
でも何故か、不快にも思わなかった。

「えっと、鞘師里保さん、ですよね？」

「うん」

どこで自分の名前を知ったのかしらないが、違うと言っても進まないので素直に頷く。

「鞘師さんは今、時の人なんですよ。
　一昨日からこの街に、魔道士協会の凄腕の魔道士が入り込んでるって、それはもう噂で持ちきりで」

「どこの噂？この街に魔道士のコミュニティがあるってこと？」

「いや、そういうのは無いです。でもほら、何となくあるんです。
　協会みたいな組織に比べれば全然、無いに等しいんですが
　情報を共有する機会とか。この場所も言ってしまえばその一つです」

「なるほどね」

「で、ですね。そんな時の人の鞘師さんのことが知りたくて」

「そういうのいいから」

「はい、すみません。でも半分は本当です。
　私もこの街に住む魔道士の一人として、鞘師さんがどんな人なのか凄く関心があります。
　もう半分は、えっと、道重さんに鞘師さんを守るように言われて」

「嘘でしょ」

「はい、嘘です」

「怒るよ」

「ごめんなさい、ごめんなさい。えっとですね、つまり、アドバイスというか
　そういうことをしたいと思ったんですよ」

どうにも真意の読めない春菜に、疑念の晴れない里保だったが
言いにくいことを隠しているというよりは、こういうテンポの猫なのだ
とも思えた。

「アドバイス？」

「そうです。鞘師さんは協会のお仕事でこの街に来たんですよね？
　目的は多分、協会の手の届かないこの街や、道重さんについて調査すること」

その通りだったが、返事はしなかった。
気にせず春菜が話を続ける。

「はっきり言ってしまいますが、協会魔道士がこの街にどうどうと入り込んだことに
　一部の魔道士が色めき立ってるんです。
　協会の大規模な介入があるんじゃないか、とか、道重さんと協会の間で
　戦争が起きるんじゃないか、とか」

協会から逃れてきた魔道士も多くいるこの街。
それ以外でも、少なくとも協会の影響を嫌ってこの街にいる魔道士は多いだろう。
さゆみと協会の戦争というのは飛躍しすぎているが
いずれ協会が介入したいと考えているのは事実だ。

「なので、あまり刺激をしていただきたく無い、というかですね」

「うちから他の魔道士に対してどうこうする気は無いよ」

「協会から犯罪者として追われている魔道士もいます。
　そういう魔道士を見つけたら、鞘師さんは……捕まえますよね？」

「そりゃね。でも不意打ちとか、そういうことはしないし
　ここでは協会のルールも通じないなら一魔道士としてちゃんと『勝負』して
　捕まえるつもりだけど」

「出来ればなるべく『勝負』も避けて欲しいんです。
　協会魔道士にこの街の魔道士が捕まったってなると
　やっぱり結構騒ぎになると思うんです。
　でも、さすがに魔道士間の『勝負』に横槍を入れるわけにもいきませんからね。
　ただ、この街にはそういう『魔道士としてのルール』すら守らない魔道士もいます」

「……やっぱり」

「なので、なるたけ魔道士との接触を避けて貰いたいです。
　これは私のお願いです。見返りといっては何ですが、この街のことや
　この街の魔道士のこと、私の知っていることを色々お教えします」

申し出は助かる。
しかしどこか、春菜のことを信用しきれないのも事実。
他の魔道士との接触を避けて欲しいという、それだけの『お願い』の為に
一日つけまわしたりするだろうか。
自分を通して協会を探ることが目的と見るほうが正しいだろうか。

されとて、すっかりさゆみの魔力に毒気を抜かれてしまった里保には
猜疑心を凝らすのも億劫で、この猫の言うことを聞いてもいいかという気になっていた。

いざとなれば、自分の身くらいは自分で守れるし
里保自身から協会の重要な情報が漏れるということもない。
何故なら里保は大人の話はあんまり知らないからだ。

返事はすぐに決まったが、少し勿体ぶって考えるふりをする。

「どうですか？」

「まあ、情報を貰えるのなら助かるし
　うちもあんまり他の魔道士と接触したくないしね」

「ありがとうこざいます！」

「早速教えて欲しいんだけど、朝からもう一人、うちのことを見張ってたのがいるよね。
　それ、誰だかわかる？」

「うーん、心当たりがあるような、無いような」

「頼りないなぁ」

「でも、考えてる人であってるなら、別にその人も鞘師さんに敵対する感じじゃないと思います」

敵意が無くとも、監視されるのがいい気分なわけはない。
それは春菜についても同じだが、
何故だろう、もうすっかり慣れてしまって、友達に話すような口ぶりになってしまっていた。

多分さゆみの魔力のせいだ。
眠くなってきた。

「じゃあ鞘師さん、改めて、よろしくお願いします」

「うん、よろしく、はるなん」

雨のしとしと降る蒼然とした境内を眺めながら握手をした里保と春菜は
揃って縁台に伸びて、暫くの間だらけきっていた。

▲


まーどぅーとかれなまーとか大変なことになってますねやばいですね（リアルで）
あと↑の記号一応識別の為につけてるので、なるべく他のでお願いしたい

キター

>>38ですごめんなさい超ごめんなさいリロードしてから書き込めばよかったぁぁあ
サル防止支援にでもなってれば幸いなんだけども・・・
ともかくまた新たにさゆの力が明らかになって今後はるなんがどう絡むか楽しみです

>>48
さる回避支援してくれたんだと思ったよw

ｷﾀ━━━━ﾉﾘ*´ｰ´ﾘﾉハ*ﾟ ゥ ﾟ）━━━━ !!!!!

もう一人は誰だｗｋｔｋ

もう一人気になるよな

もう一人も気になるし
あと二人の大魔導師も気になる

ｷﾃﾀｰ!
はるなんのキャラなんかいいなぁ

多分あの子とあの子とあの子だろう

わくわくする

766666111

766666111=魔法　か

┏━━━━━┓┏━━━━━┓┏━━━━━┓
┃　ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ　┃┃　|||9|‘_ゝ‘). ┃┃　从*･ ｡.･)　┃
┃　HP　706.　┃┃　HP.　656.　┃┃　HP　5276. ┃
┃　MP　561.　┃┃　MP　483.　┃┃　MP. 5897 .┃
┃　Lv　35 　　┃┃　Lv.　30.　　┃┃　Lv　280 .　┃
┗━━━━━┛┗━━━━━┛┗━━━━━┛



　　　　　　　人　　　　　人　　　　 人
　　　　　　(・ゥ・)　　(×ゥ×)　　(・ゥ・)



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃　　りほりほはシュワシュワポンを唱えた 　　　　　┃
┃　　マイミスライム Bに58のダメージを与えた　　　┃
┃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
┃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
┃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
┃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

さえり

はるなんクエスト

保守思想家

ノﾉ�刀e _l‘）＜(あっ！RDOだぁ…♪)

ノﾉ�刀e _l‘）ノ�@ﾎﾟﾁｯ ＜上へ、上へまいります

ここでもエリポンガー

よろー

|||9|‘_ゝ‘)ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ

|||9|‘_ゝ‘)

えりぽんクエスト

从*･ ｡.･)

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ

|||9|‘_ゝ‘)<りほっ‼︎

ﾔｼ

ﾅﾉ

ｯﾁｬ

ま

りほりほ

頭の中で保全ネタを考えたのだが文章に起こす余力がないので
とりあえずこの書き込みで保全しておきます

あげ

生田の「あーね」をあんまり聞かないから
プライベートでどんな風に使ってるのか分からん

落ちるの速い

スクリプト作って保守させたい

そういうのダメなんじゃなかったか２ちゃんねる

もっとも落としたくないスレ

同意
張り付いていられるときはいつも気にかけてる

こことピンポンは気に書けるようにしとる

「里保・・・死んでもらうわ」
「えり・・・どうして？・・・・」

その時の生田はいつもの優しい面影は無かった
里保には、いや里保を含め誰にも見せたこともないほどの冷たい顔を生田はしていた

「やめて、えり・・・お願いいつものえりぽんに戻ってよ」
「黙りなさい里保。さあ杖を抜きなさい里保、抵抗をしないなら容赦無くあなたを殺すわ」
「いやだ！どうして争い合わなくちゃならないの！？」

悲しくて里保は悲痛な声を上げて泣いた
幼馴染として姉妹のように仲良く一緒に育ってきたのに、どうしてこうならなくちゃならないのか？
里保には理解できなかった

「何も分かってないようね里保。私達はこうなる運命だったのよ」
「運命？」
「里保、全てはあなたのせいよ」
「どういうこと？」

里保は混乱した。こんなにも自分が憎まれるようなことを自分は生田にしていただろうかと・・・

「あたしの大事にしてた新垣さんのグッズ全部捨てちゃったでしょ！！」

里保には思い当たる節があった
ある日、里保が生田の部屋に行くと部屋の中は散らかり放題で整理整頓されていない本や服などが散らばっていて汚かったのだ
性格的に片付けるのが下手な生田を見かねて里保が代わりに部屋の片づけをしたのだ。その際に適当に要らなそうな物は里保はゴミとして大量に捨ててしまった。
まさか、その中に生田が大切にしていた物があるとも知らずに

「えり、そんなことで怒ってたの？あれゴミかと思って出しちゃったわよ」
「ふざけないで！許さないわ！！あたしの新垣さんの☆×＝ggo4\\,ぅ◎わああああぁぁぁぁーーーー！！！！」
「何よ部屋をちゃんと片付けないからいけないんじゃない！！」

里保は呆れたと同時に、そんなしょうもないことで怒っている生田に里保もむかっ腹がたった

「えりぽんだって、あたしが風呂上りに飲もうと思っていた限定物のサイダー勝手に飲んだこともあるじゃない！」

生田と里保の実力はほぼ互角だった
２人の激しい魔法合戦は火花を散らし道重家の屋敷を揺らした

「２人とも喧嘩はやめて！！」

その時２人の争いの音に気付いた道重さゆみが入浴中だったお風呂から全裸で急行してきた

「師匠！これはあたしと里保の問題です邪魔しないでください」
「その通りよ、いくら大魔導士の道重さんでも邪魔するなら容赦はしません！！ていうか道重さん裸で、もうバカァー！！」

２人がそう言い終わるか終わらないかの内に道重さゆみは水の魔法を唱えて大気中の水分を一点に集めて凝縮させて２人の頭を冷たい水で濡らした

「バカ言ってるんじゃないの少しは頭を冷やしなさい！！ってあ痛たたたたっ！？」

その時、道重さゆみの洗っている最中だった髪についたシャンプーの泡がたれてきて両目に入って道重さゆみは瞳の痛さに悲鳴を上げた

「師匠っーーーー！！！！大丈夫ですかっ！？」
「うわぁーん！！生田助けてぇー！！痛い痛いなのぉーっ！！！」
「師匠！！今すぐ水で目をすすがなくちゃ！！」

生田は里保をほったらかして痛がる道重さゆみを連れてお風呂へとかけていく

「こらっ話はまだ終わってないﾔｼ！！」


続かない＞＜

ワロタｗ

シリアスな話かとﾜｸﾃｶしたら
>>87の一行目でふいたｗｗｗ

裸で来るなよｗｗｗ

ドリフのコントみたいでワロタｗ
部屋が汚いのはむしろさやしだろうというツッコミはなしですか？

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ人从*･ ｡.･)人|||9|‘_ゝ‘)

まぁ鞘師に部屋の片付けは無理だわな

おやすみ

おやすみなさやし

おやさゆみん

おやすれーな

おはお

おっぱいよ

はぁぉぉぉ

朝のシパパ

生

里保全がわりに転載だけど
えりぽんが家出する前であろう二人の画像を貼っておく

http://www.gekipro.com/blog/stacy/wordpress/wp-content/uploads/2012/06/IMG_1872.jpg
http://www.gekipro.com/blog/stacy/wordpress/wp-content/uploads/2012/06/P1000767.jpg
http://www.gekipro.com/blog/stacy/wordpress/wp-content/uploads/2012/06/2012-06-08_164011decr.jpg
http://www.gekipro.com/blog/stacy/wordpress/wp-content/uploads/2012/05/1338386806447.jpg
http://gekipro.com/blog/reborn/wp-content/uploads/2011/10/image1.jpeg

里保全

ﾔｼ

落としはせんっ
落としはせんぞおおおおおっ！
　
って20分じゃ落ちんなｗ

从*･ ｡.･从

舞美

しゅわしゅわポンで魔法にか〜かれ！

かかった

かかっちゃｔ

あげ

まほー

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜ムーンプリズムパワーメイクアップ！

スパ落ちちゃったか
残念だでっかいネタ来て復活に期待しよう

▼


さゆみの家で、衣梨奈、聖、香音とさゆみは
衣梨奈の手料理を頂きながらお喋りに花を咲かせていた。
話題はとりとめのない日常のこと。
それから、新しく転校してきた友達である里保のことだった。

「じゃあ、道重さんも里保ちゃんとは最近初めて会ったんですか？」

「うん、そう。でもまあ知り合いの、
　っていうか生田の家の子だから話は聞いて知ってたんだけどね」

衣梨奈と違ってさゆみの口からは淀みなく
当たり障りのない言葉が出てくる。
衣梨奈はいつも、それを感心しながら聞いていた。
こんな変な家に住んでいる、こんな変人なのに、魔道士であることがバレていない。
まあ聖も、香音も、薄々感づいているのかもしれないが。

「あ、もうこんな時間」

すっかり暗くなった窓の外と壁に掛けられた時計を見比べて聖が呟いた。

名残惜しいが、いつまでも居座るわけにはいかないと
聖と香音がお暇を告げる。

「結構遅くなっちゃったね。
　今日は楽しかったよ、ありがとう。またいつでも遊びに来てね」

柔らかく微笑み言うさゆみに、聖と香音は頬を染め頷いた。

「生田、二人を送ってあげな。後片付けは私がしておくから」

「はーい」

道重家から帰る時はいつも衣梨奈が、二人の家まで送っていく。
最初は遠慮もしたが、結局さゆみと衣梨奈の強い押しに、聖と香音が折れる形になった。
夜道を歩くのは危ない、とはいえ、二人を送った帰りには衣梨奈が一人になってしまう。

「ああ、生田は大丈夫だから」

そのことについて、さゆみは軽く流し、衣梨奈も自信満々に頷くので
結局唯一の大人であるさゆみの言葉に従うことになった。

「ご馳走様でした。おじゃましました」

二人がさゆみに挨拶し、衣梨奈と共に道重家を後にすると
さゆみは衣梨奈の『お片づけの魔法』を真似た魔法で、さっさと食器を下げ
食洗機に並べ入れた。
それからリビングに戻り、止みそうもない雨の降る黒い空を暫し眺め
パソコンの電源を入れる。

急に人が居なくなって静かになった部屋がつまらなくて
さゆみが雨に向かって指を振るうと
バラバラだった雨音が、まるで打楽器の大演奏のように
複雑なリズムを刻みだした。
高い音、低い音、様々な雨の音で奏でられる音楽を伴奏に
さゆみが鼻歌を歌う。
随分個性的な鼻歌だ。

パソコンから通信のアラートが鳴った。

『こんばんは、道重さん、今よろしいですか？』

ちょっとだけ魔法を使ってセキュリティを強化した
いわゆるインターネット式のテレビ電話。
その画面には、浅黒い肌と大きな目の美少女が映っていた。

「いいよ。どうしたの、はるなん」

『今日、鞘師さんと接触しちゃいました。それでご報告を、と思いまして』

さゆみは、カップにお茶を注ぎながら椅子に深く腰掛けて
春菜の話に耳を傾けた。
昼間里保との間であった顛末を、春菜が話し出す。

口の中で鼻歌を転がしていたさゆみは
春菜の話が一段落したところで、ふふと笑った。


「なに、結局そっこーで尾行がバレちゃったの？
　情報屋さんとして、大丈夫？はるなん」

『いやー、でも実際、鞘師さんの感覚半端ないですよ。
　あれが才能っていうんですかねー。朝から普通に気づかれてたとは
　もう恐れ入ったというしか無いです』

「確かにりほりほ才能ありそう」

里保のことを褒められ、何故かさゆみが自分のことのように得意げに頷く。

『まあでも、結果的には早く接触出来て良かったです。
　他の魔道士に先に接触されて〈勝負〉になったりしたら、困ったことになりましたし。
　まだそこまで私のことを信用して下さってはいないと思うんですが、それでも
　話は聞いて貰えそうなので』

「そう？よかったね、はるなん。大いなる野望の為に頑張って」

ニヤけながら告げるさゆみに、春菜が大仰に慌てた素振りを見せる。

『野望だなんてそんなそんな。私はただ、この街で平和にやっていきたいだけです』

「ふふふ、じゃあそういうことで」

『本当、敵いません。
　ところで道重さん。道重さんは鞘師さんのこと、そのぅ、結構お気に入りでいらっしゃいますよね？』

「うん？うん、りほりほ可愛いからね」

『多分いくら注意していても、今後魔道士に襲われたりっていうことがあると思うんです。
　私としてはその事態も避けたいんですが、多分無理だと思うんですよ』

「まあ、そうだろうね。りほりほ協会の紋章外す気無さそうだし」

『そうですね。で、そうなってしまった場合に、道重さんが鞘師さんを
　守って下さるということはできませんか？
　私の考えでは、それだけで〈協会魔道士〉としてでなく〈道重さんの知人〉として
　鞘師さんの身がかなり安全になると思うんです。
　協会と道重さんの関係について疑心が生まれる、という恐れも無きにしも非ずですが…』

「えー、いやだよそんなの。面倒くさい。
　りほりほだったら大丈夫だよ、強そうだし、多分。
　それに若いうちは1回や2回や3回勝負に負けるくらいが調度いいのよ」

『……普通そんなに負けたら魔道士として立ち直れませんけど。
　うーん、でも残念ですがそれなら仕方ありませんね。また色々と考えなおします』

「考えな。はるなんも生田もりほりほも、若いうちは色々迷って考えないとね」

『私から鞘師さんに、魔道士のことや道重さんのこと、協会のことを教えてしまってもいいんですよね？』

「どうぞ。りほりほはまだまだこれからいっぱい悩むことになるだろうしね。
　はるなんからも、生田からもさゆみからも、いろいろ聞いて悩んで、判断すればいいよ」

紅茶を飲み干し、コップに残った薄い層をくるくると回す。
春菜の話しぶりは、どんなさゆみの答えに対しても一定のリズムがあって
それが面白いと思った。
恐らく、さゆみがどう返答するか、何パターンも事前に考えているのだろう。
フリ以外で動揺している春菜を、さゆみもあまり見ていない。
もっと本気で慌てふためく春菜を見てみたい。

まほ

『それにしても、協会についてはどうお考えですか？
　M13地区に介入したいというのは目に見えていますが、鞘師さん程の魔道士を送り込むなんて
　明らかに道重さんに対する挑発だと思うんですけど』

「そう？さゆみは協会からの貢物だと思ったけど？」

『なにそれこわい』

「ま、冗談はともかく、協会は私に敵対するようなことはしないよ。絶対」

『何でですか？』

「さゆみが一番まともだもん。他の二人に比べれば、話が通じるのってさゆみくらいじゃない？」

『三大魔道士の残りのお二人ですか…私は道重さんにしか会ったことありませんが
　噂では相当変わった方みたいですね』

「そ、だからね、りほりほが来たことにはそんな深い意味無いよ」

『そうなんですかね……とてもそうは思えませんけど』

不意に玄関先で
「道重さん、今日も可愛いですね」という衣梨奈の声が聞こえてきた。
少し訝しげに考えこんでいた春菜がパッと笑顔に戻る。

『あ、生田さん帰って来ましたね。じゃあこれで失礼します。
　私なりに、いろいろとやってみます』

「うん、頑張ってね」

『今日の歌も個性的で素敵でした、道重さん流石です。それではー』

言い捨てて、春菜との通信が切断された。

「はるなん、時々ちゃんと褒めれてないときあるのよね……」

消えた画面に向かってさゆみが呟く。
衣梨奈のパタパタと近づく足音が聞こえてきた。
そういえば、と思い出す。
適当に教えた玄関の合言葉、いまだにちゃんと言って入ってくる衣梨奈が可愛い。
本当は衣梨奈の声なら何を言ってもノブについたクマの熊太郎が開けてくれるのだが。
律儀に毎回言うものだから、熊太郎も今更衣梨奈に言い出せなくなっているのが笑える。

「ただいま、道重さん」

「おかえり」

「ちょっと練習してきます」

「雨降ってるんだから、ほどほどにね」

「はい」

衣梨奈は帰るや否や自室に飛び込んでいった。
どこか焦っているような表情。
里保の魔力を目の当たりにして、相当刺激を受けたらしい。
焦っても成果は上がらないけれど、今は好きなだけもがけばいいと思う。

さゆみはまた窓の外を眺め
雨のリズムを変えてご機嫌に、下手くそな鼻歌を歌い始めた。
　


▲

>>124
ありがと

何故かはるなんが物凄いしゃべるキャラになってしまう

途中の支援も含めて乙ー
さゆの余裕っぷりｲｲ!

メンバー総出演の予感がしますね＞＜

貢物w

乙です
さらに面白くなってきた

>>131
「差し入れです」スペースに置かれたりほりほ思い出したｗ

>>132
あったなw

>>132
何それ超見たい

http://i.imgur.com/zoNM7ax.jpg

http://p.twpl.jp/show/orig/iUGdu

ごめん被ったｗ
２０１２年６月上旬らへんかな

乙です楽しみにしてたよおおおお

おー続き来てるー！
ほかの三大魔導師気になる
保全ネタを書いてたけど本編来てたので明日以降に投下しますね

おつー

れいな 愛ちゃんかな？

あれ？ガキさんは？

まああまり予想すると書きづらいだろうからほどほどにw

そうそう先読みされると書き辛いよね
予想された展開にはしづらくなるし
ところでヘケート様は出るのかなぁｗ

魔導士だけにまーどぅーとかw

作者さん更新乙でやります！！
多分、魔女のあの子かも

135、136ありがとう

作者さん乙
毎日これが楽しみでｗ
そのうちまーちゃんどぅーも登場するんだろうけど
どんなキャラか楽しみだなあｗ

寝る前ほ

あげとこう

里

保

鞘

師

智

也ﾔｼ

>>152-155
完成させてんじゃねーよｗ

ん？悔しかったﾔｼ？ｗ

完成してるしWWWW

|||9|‘_ゝ‘)

ﾔｼﾔｼ

あの名作が新狼で再開
SSスレ「仮面ライダーイクタ MOVIE大合戦」
http://yy21.60.kg/test/read.cgi/morning/1380634265/

ｽｰ

ぽん

ぽん

里保全

作者様おつかれー保

里

保

田

圭ｹﾒ

おえー

たりんろめらんてえええええええええええええ〜

AA

『魅力の魔力』

「りほちゃんが悪いんだよ」
その言葉を言われた瞬間、里保は聖の体からわずかながら魔力が出ているのに気づいた。
認識したとたんにはっきりと見えた、濃いピンクの魔力。
普段は魔力を隠すのは熟練した魔道士の常套テクニックだが、鋭敏で警戒心の強い里保の感覚でも気づけないほど
自らの魔力を抑えることができるのは本当に限られた上位の魔道士だけだろう。

衣梨奈は日直で居残り作業があり、香音は風邪で学校を休んでいる。聖と二人きりで帰るのは初めてだった。
「帰りにうちに寄ってかない？」と誘われ、里保は聖の部屋に上がり込んだのだ。
「・・・油断した」
聖の魔力がどれほどのものか分からないが、すでに何かを仕掛けられた可能性もあった。
聖の手の内が読めない。里保は一瞬で距離をとって出方をうかがった。

「聖ね、別にすごく強い魔法が使えるわけじゃないの」
「え？」
「えりぽんとか道重さんとかすごい魔道士っていうの？ああいう人が近くにいると、気づかないうちに魔力が身についちゃう人がいるんだって」

里保も聞いた事がある。そばに強力な魔法を使う魔道士がいると、本人の眠っている魔力が特段の修行もしていないのに目覚めることがあると。
大魔道士道重さゆみはもちろんのこと、衣梨奈だって協会幹部の娘だ。不器用で使える魔法は少ないが持っている魔力の器は大きい。

「りほちゃんが来てから、ずっとあった違和感が確信に変わったの。聖にも魔力があるんだって」
さゆみと衣梨菜の２人に加えて里保が現れたことで、その効果が高まったということか。

「でも、別に隠してたわけじゃなくて、本当に弱い魔力だから里保ちゃんも気づかなかったんだと思うよ。これで精いっぱい」
たしかに聖から感じる魔力はわずかだが、得体の知れない気配があり、里保は警戒を解かなかった。いや、解いていないはずだった。

すっ・・・。突然里保の体から力が抜け、聖に引き寄せられた。警戒感が無理やり解かれ、自分から歩いて聖の元へ向かう。
（えっ、なに、どういうこと？）
頭の一部では戸惑いつつ抗おうとする里保だったが、心のほとんどは聖に魅了されて歩みを止められない。

ついに里保の手が聖に触れた。白く透き通り、もちもちとした肌。
二の腕から肩、胸へと里保の手は動き、その柔らかな感触に酔いしれた。
「これが聖の魔法だよ。聖の魔力に触れた女の子は、骨抜きになっちゃうの」

聖の笑顔が目の前にある。このまま刃物を振り下ろされても、里保は幸せな気持ちのまま抵抗せず刺されるだろう。
（小さなころから戦ってきて、こんなところで死ぬのか・・・）
わずかに残った自意識の片隅で、里保は覚悟を決め、目を閉じた。

チュッ。
その刹那、聖の唇が里保の唇に触れた。と思ったら聖の手はすでに里保のブレザーを脱がせ、ブラウスのボタンを外そうとしている。
「りほちゃんが悪いんだよ」
聖はもう一度繰り返した。
「こんなにかわいいから、聖我慢できなくなっちゃった。いっぱい楽しもうね」
里保のブラウスを素早くはだけさせた聖は、自らも制服を脱ぎだした。

（以上、保全代わりのネタでした）

ふくさや好きだけどカプスレもないし
このスレで思いついてしまったので投下した
反省はしているが後悔はしていない

猛省して続きをがぎぐげぇええええええええ！！！

つづけ！！

ふくさやヤバイ
続けろくださいお願いします
最近のDマガとかふくさや熱いよね

▼

　



里保は夢を見ていた。

自分の部屋で寝ている里保の肩を衣梨奈が揺する。

「ねえ、起きて。起きて里保」

「起きてるって」

「起きてないやん、早く起きて」

衣梨奈に揺すぶられていやいや目を開けると
満面の笑顔の衣梨奈が窓枠に座っていた。

「ねえ、なんでえりぽんウチの部屋にいるの？」

「ここ、衣梨奈の部屋っちゃよ？」

なるほど、言われてみると、壁のポスターや整頓された机は衣梨奈の部屋のそれだ。
でも散らかったダンボールとか、寝ていたベッドとか、カーテンの柄とか
は里保の部屋。そういえば、生田家に住んでいた自室にも似ている。
いろんな部屋が混ざり合っていた。
さゆみの家のリビングにあった縫い包みや鏡もある。

「やっぱりうちの部屋だよ。えりぽんうちの部屋来たことないじゃん」

里保がぶっきらぼうに言ってまた横になると
いつの間にか衣梨奈も里保の隣に寝そべっている。

「なんで里保はそんなに寝ると？」

「だって寝てる時が一番幸せなんだもん。
　寝てる時はどんな魔法でも夢の中で使えるもん。
　うちは魔法使えないもん」

「里保は魔法使いやん」

「だってえりぽんみたいな魔法使えない」

開けっ放しだった窓から、風が入ってきて里保の寝ていたベッドが吹き飛ばされる。
気がつくとベッドごと、空を飛んでいた。

「ほら、早く起きて」

衣梨奈が里保のベッドに並走するように、空を飛んでいた。
（何だもう、うちが居なくても飛べるじゃんか）
里保の声が聞こえなかったのか、衣梨奈は笑っている。

周りは海だ。それから青空、月も浮かんでいるけど、無数の星の方が明るくて
なんだか月が可哀相だった。

里保が紅茶を飲む。
美味しい紅茶だ。多分衣梨奈が淹れてくれたものだろうと思った。
街を見下ろせる小高い丘の、ベンチに座って紅茶をいただく。
膝の上には春菜が猫の姿で丸くなっていた。

「りほりほはどうして魔道士になろうと思ったの？」

さゆみが訪ねる。
どうしてか、優しいさゆみの表情が里保を小馬鹿にしているようで
怒りがこみ上げてくる。

「最初から、物心ついたときからうちは魔道士じゃ」

「それは可哀相ですね」

膝の春菜が笑いながら言うので、里保はそれを払いのけた。

「りほりほは魔法使いになりたかったんだね」

さっきと同じ優しい表情で告げるさゆみ。
夕日がさゆみの顔にかかって美しく、
その顔を見た里保は突然、さゆみが決して自分を小馬鹿にしているのではなく
心配してくれているのだと思った。

そう思うと、強い言葉を返してしまったことが申し訳なく
春菜を力任せに払いのけたことが辛く、里保は悲しくなった。
謝ろうと口を開けた時には、さゆみも春菜ももういなかった。

里保は誰もいない学校の教室でさゆみと春菜を探した。
きっと二人共自分をどこかで見てくれているだろう。
悲しくて、早く謝りたかった。
でも、さゆみも春菜も、教室や、職員室や、廊下には居なかった。

「何を探してるの？」

ぷい

教卓の前で教鞭をとっていた聖が語りかける。
周りに沢山の生徒がいる中で声を掛けられたことが気恥ずかしかった。

「あの、探しています」

「何を？」

もう里保は、誰を探していたのかすっかり忘れていた。
大切なことなのに、さっきまで覚えていたのに、全然思い出せない。
悲しさだけが残った。

「急いで里保ちゃん。悪い魔道士が来るから」

聖に急かされて、里保は教室を飛び出した。

しまった本編来るのに保全ネタ投下してしまったのか

クラスにいた、生徒だと思っていた人達がみんな『悪い魔道士』だと気付いたからだ。
逃げるなんて性に合わない。
でも逃げないと、あんな数を一度に相手にしたら負けてしまう。
負けたくない。負けるのは嫌だ。
だから里保は逃げた。

もっと凄い魔道士にならなければ。

不意に、廊下の奥の夜の駅に
衣梨奈の後ろ姿を見つけた。
自分はずっと彼女を探していたのだと思った。
嬉しさがこみ上げる。

「えりぽん！」

大声で呼びかけると、衣梨奈がゆっくりと振り返る。

急に怖くなった。もし、衣梨奈が怒っていたらどうしよう。
ずっと起きなくて、衣梨奈が自分に呆れていたら。
寝ぼけてぶっきらぼうにあしらったことを後悔してももう遅い。

果たして、振り返った衣梨奈は何か悪戯を企んでいるような含み笑いで
里保はひとまず胸をなで下ろした。
駅のホームの街灯の下で、里保を見つけた衣梨奈が里保を抱きしめた。

「ちちんぷいぷい魔法にかーかれ！」

「な、なにするんだ」

「里保を魔法に掛けたと。衣梨奈を好きになる魔法」

「かかってないよ！」

衣梨奈に抱きしめられた里保がバタバタと手足を動かす。
顔が見えないのが不安で、とにかく早く衣梨奈の顔が見たかった。

ぷいぷい

支援貰ったから大丈夫だと思ったらさるった…
仕様がようわからん

俺のことは気にせずどんどん書いて欲しいとよ

ふくさやの続きは・・・書けたら書きます
今までもぽんぽんとかさやビルとか書いてきたけど
ふくさやが一番しっくりくるな

あら役に立てずすまねぇの

ssも支援の人も乙です
さるさんって1時間くらいしたら解除だっけね

おつー
サル解除待ってるよ

「うちは前からえりぽんのこと好きだから、その変なのは違うよ！」

「前から好いとうと？」

「違う！えりぽんの魔法のせいで好きになっちゃっただけだよ！」

「まあどっちでもいいやん」

すっかり呆れたように里保を開放した衣梨奈の表情に
確かにどっちでもいいと思う。
好きでも嫌いでも何でも、どうせ衣梨奈は自分の中で一番大きな部分だ。

「衣梨奈は里保のこと好きっちゃよ？」

「うそ」

「ううん、嫌い」

「どっち！？」

もやもやして、焦れて里保は叫んだ。

「じゃあちゅーしてみたら分かるかも」

何故か香音が二人の間に立って変なことを言う。
スーツ姿の聖が、紅白の旗を持ってジャッジしている。

何故二人がここにいるんだ。
ここは生田家の庭で、よく衣梨奈と二人で遊んだ噴水花壇だ。

「じゃあ、してみて」

「やだーハレンチな」

煩い外野を他所に、衣梨奈は真面目な顔で里保の肩に手をかけた。
顔が迫ってくるのを見ながら、とりあえずちゅーすれば
自分は勝てるのだと思った。
こんなに簡単な勝負は無いと独りごちながらも
迫る衣梨奈の顔に心臓が高鳴る。

「やっぱり」

ダメだやめようと、衣梨奈の肩を押した手に、手応えは無かった。

.



夢から覚めた里保は、辺りを見回し
そこがM13地区の自分の部屋であることを確認し、息を吐いた。
夢の大部分は忘れてしまった。
でも最後の部分だけ、妙に生々しく映像が残っている。
鼓動も激しい。

「うちは何をやってるんだ……」

呟いた声が耳に響いて、すっと現実が引き寄せられた。
夢の残像は跡形もなく消えて、その代わりとてつもない恥ずかしさが全身を埋める。
とにかく早く起きてしまおうと時計を見ると、起きるべき時間をかなり過ぎていた。

「本当に何やってるんだ」

慌てて飛び起き、身支度をして家を飛び出す。
空には晴れ間が覗いていた。

飛んでいければ間に合うだろうが、朝から街中を飛び回るわけにも行かない。
走って、遅刻かどうか微妙なライン。

「里保遅い！」

ひた走る里保の前方に、衣梨奈がいる。

「ちょっと、遅くなった！」

「もう、何かあったかと思ったやん！」

里保に合わせて衣梨奈も走り出した。

「寝坊！」

力強く言う里保に、衣梨奈が笑う。

「やっぱり衣梨奈が毎朝起こしてあげんとダメやね！」

「いい！起きれる！」

朝の何か分からない恥ずかしさを思い出して
衣梨奈の顔を見ることが出来なかった。
走っているから、前だけ見ていればいい。前を見ないと危ない。
そう言い聞かせて、全力疾走した結果
なんとか転校三日目にしての遅刻は免れた。

その代わり、衣梨奈と共に朝からたっぷり汗をかいてしまった。



▲

折角支援してくれたのに申し訳ない
もうちょっと落ち着いて投稿するようにするよ

ラブコメって最初に書いたから目指してみたけど全然ラブコメにならねぇ

おつおつ！
りほりほ夢のチグハグ感がリアルに夢っぽくてすげー

仕事終わったらなんかいっぱいｷﾃﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━( ﾟ∀)━( 　ﾟ)━(　　)━(　　)━(ﾟ 　)━(∀ﾟ )━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!
後でゆっくり読もう！

>>161
懐かしいなあ
こっちもあとで読みに行く
教えてくれてありがとう

夢の描写すげぇ

もう450じゃん
さがるの早すぎ

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜ちゅーしてから起きたかったﾔｼ…

そこはリアルで頑張れ！

うおう帰ってきたらなんてロマンティックな更新ｗ

ほ

こういう日常っぽいのもいいよね

ちちんぷいぷいしゅわしゅわぽん

ﾔｼ

あげ

寝る前にシパパ保全

ぷいんぷい

ﾊｳ

しぱ

朝の保

ﾉﾘ*´3´ﾘ|||9|‘_ゝ‘)

part2のスレやっと見つけた！
続いててうれしい
作者様ありがとうございます。

まほー

つかい

変にラブコメにしないで
現実のエピソードをにおわせながら
どきどき友情魔法少女物語で完走してくれ
筆力も構成力もあるから公式に本にして物販で売ってほしいレベル

＞鞘師里保、道重さゆみ主演
＞ハートフルラブコメディ

こう謳ってる時点でラブコメするのは正解であり必然だろ
どこまでその濃度をこくするかはさじ加減一つだろうけど

薄い本バージョンも待ってます

薄い本になるとどこで買うんだ？
コミケにまさか娘。ブースとかあるの？

コミケよりは文学フリマとかじゃないか

ネタスレとか小説スレとかほとんど見ないけどこのスレは毎日チェックしてる

ぽん

あげ

ﾁｬﾔｼ

ﾜｸﾃｶ

展開リクエストや予想は避けた方が･･･

今日もくるかな… かな

文章が上手いから読みやすいんだよな

>>174-175の支援書いた者ですが
自分にはエロシーン書けないことに気づきましたｗ

エロじゃなくてもいいからまた書いて

むしろエロ書いて

パンツ脱いで待ってる

じゃあ俺は脱いだパンツかぶって待ってる

じゃあ俺は脱いだパンツ洗濯して待ってる

洗うなよ
もったいない

あげ

なんなんだこの流れｗこのスレには変態が多い事は分かったｗｗ

小説書いてる奴がビンまーギンどぅースレ立てた猛者だからな

お・・・俺もまさか変態だったのか

>>245
お前か

俺だったのか

また騙されたな

みなさんがパンツ脱ぎっぱなしで風ひかないように
早めにふくさやの続きを考えておきます

暇を持て余した変態たちの保全

モンエンがいるな

モンモンとしたエりぽン？

シュワシュワ魔法にかーかれ！

┏━━━━━━┓
┃　 ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ　　┃
┃HP.　5471　　　┃
┃MP.　6812.　 　┃
┃Lv.　56.　 　　　┃
┗━━━━━━┛
　
　　　　　　　　　　∬
　　　　　　　　 ＿目__(;ﾟ;;;)_
　 　　　　　 ／ゝ========ヽ
　 、──／※ ※ ノノハヽ　ヽ
　　＼　ヾ ＿＿γ|||9|‘_ゝ‘)___ゝ＼
　　　 ＼＿＿＿＿ヽつ⌒/⌒0＿__ヽ
　　　　　　　　　　　　 .⌒"⌒

　　　　　　　　　　　　えりぽんが暇そうにしている　　　　どうしますか？
┏━━━━━━━━━━━┓┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 　 　　　ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ　　　 　 　 ┃┃ ⇒魔法使い　えりぽん　　　　　 ┃
┠───────────┨┗━━━━━━━━━━━━━┛
┃　魅了　　　　　束縛.　　　　 ┃
┃　求愛　　　　　恋慕.　　　　 ┃
┃⇒誘い受け　何もできない┃
┗━━━━━━━━━━━┛

┏━━━━━━┓
┃　 ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ　　┃
┃HP.　5471　　　┃
┃MP.　6812.　 　┃
┃Lv.　56.　 　　　┃
┗━━━━━━┛
　
　　　　　　　　　　∬
　　　　　　　　 ＿目__(;ﾟ;;;)_
　 　　　　　 ／ゝ========ヽ
　 、──／※ ※ ノノハヽ　ヽ
　　＼　ヾ ＿＿γ|||9|-_ゝ-) ___ゝ＼
　　　 ＼＿＿＿＿ヽつ⌒/⌒0＿__ヽ
　　　　　　　　　　　　 .⌒"⌒

　　　　　　　　　　　　えりぽんが眠ってしまった　　　　どうしますか？
┏━━━━━━━━━━━┓┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 　 　　　ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ　　　 　 　 ┃┃ ⇒魔法使い　えりぽん　　　　　 ┃
┠───────────┨┗━━━━━━━━━━━━━┛
┃寝るなﾔｼ　無視しないで.　┃
┃　もっとあたしを見てﾔｼ　.　┃
┃⇒寝てる間にキスするﾔｼ .┃
┗━━━━━━━━━━━┛

だからコマンドｗ

ﾉﾘ*´

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜都民の日じゃけー
|||9|‘_ゝ‘) ＜りほは渋谷詳しくないから都民やなかと！

結局何も出来ないとなるのを想像しつついってきます

spp

うふふ

AAクエスト

揚げ

ｽｰ

ｼﾊﾟﾊﾟ

あげ

　　　　　　　　 ／＼
　　　　 　　　 /　＾!★.
　 　 　　　 __/｀___ヽ*。__,
.　 　 　 ＜_,roノハヽo一'　:☆:
　　 　 　＜从*･ ｡.･)>　／' `
　 　 　 　 ｀ヽ!＾ゝX>'｛つ
　　　　 　／´,_,/ヽ _＼
　 　　　　'〜'~し'ヽ) ~

ふくちゃんと香音ちゃんがわがままな呪文を唱えた

バインバインが止まらなくなった

ぽん

俺に絵心さえあれば・・・

ほ

ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾀﾞｯｼｭ

フクちゃんは催淫魔法シパパを唱えた
えりぽんは淫らな気分になった

えりぽん「ハァハァ（か・・・体が熱い）」
フクちゃん「フフフ・・・えりぽん体が疼いてしょうがないでしょ？」
えりぽん「ど・・・どうしてこんなことするの？」
フクちゃん「えりぽんがいけないのよ、いつもりほりほにかまけてて私のことは見てくれなかったから！」
えりぽん「だからってこんなの酷いよ嫌だよ」
フクちゃん「嫌々言ってるけど体は欲してますわ・・・待ってて今から体の火照りを鎮めてあげるから」
えりぽん「あぁ・・・ダメ・・・」
フクちゃん「少し触れただけでこんなに感じちゃって、えりぽんいやらしいわね・・・ほら、ここが一番凄いことになってますわ」
えりぽん「やめて触らないで・・・アッアン」
フクちゃん「気持ちいいんでしょ？えりぽん・・・そんなに悦んじゃって聖も嬉しいわ」
えりぽん「ダメダメダメ・・・い・・・いくっちゃ！！」
フクちゃん「いっちゃいなさい、えりぽん・・・そして私のものになりなさい」
えりぽん「やだーっ！！」
フクちゃん「私は欲しいものは力ずくでも手に入れる！！」

フクちゃんの攻撃！
えりぽんはシパパっとなった！！

死守！

保

|||9|*´_ゝ｀)＜どうしてこんなことすると？
だったら百万点！

ﾔｼ

最近のさゆみの楽しみといえば衣梨奈と一緒に帰ってくる里保を眺めることだ。観察してるだけで十分なのだ、手を出すだなんてもってのほかなのである。

「ごちそうさまでした」
「えりぽん片づけ手伝うよ」

でも今日は我慢できそうにない、もう少しだけ観察したい。そんな時さゆみはこっそりと魔法で天候を操る。

「ねえ、りほりほ雨降ってきたよ。今日は泊まっていきなよ」
「えっ・・・でもいつもお世話になってるのに・・・」
「ええやん里保泊まっていきー衣梨奈もっと里保とお喋りしたいっちゃん」
「もーしょうがないなーえりぽんがそこまで言うならそうしようかな」

素直じゃない、りほりほもかわいいわ。妄想のしがいがあるの。
さゆみは決してばれないように心の奥で大喜びした。

片づけもひと段落したリビングで衣梨奈が突如口を開いた。

「よし！里保、一緒にお風呂入るとよー」

ゲッホッゲッホ！！！

「どうしました道重さん？」
「大丈夫だから、ほら生田早くお風呂入ってきなさい」
「はーい、ほら里保早くするっちゃん」
「えー恥ずかしいよぉえりぽん、別々でもいいじゃん」

ぐだぐだ言いながら衣梨奈と里保はお風呂に向かっていった。

危なかった、生田ったたらいつからあんなにさゆみの心くぐるような娘になったのかしら。悔しいけど生田といる時のりほりほは本当に可愛らしいの観察のしがいがあるわ。
さすがにお風呂を魔法で覗くのはしないけど、若いお二人の邪魔にならないようリビングからはおいとまして自室から中高生カップルの青春を魔法でモニタリングしなくちゃいけないわね。
さゆみはほくそ笑みながら自室へ向かった。

―――チュンチュン
小鳥の囀り、差し込む朝日、肌寒さを感じながらさゆみは目を覚ました。

あーさゆみとしたことが不覚だったわ、ベッドに入って二人を観察しよとしたところ寝てしまったのね。
モゾモゾ
そもそもお風呂長すぎなのよ！！何イチャイチャしてるの！！さゆみの気持ち考えなさいよ！！
モゾモゾ
生田に会ったらどんな罰与えてやろうかしら・・・ん？なんでさゆみ裸なの？このモゾモゾしてるのは何？

さゆみはおもむろにシーツを捲った。
そこには裸の里保が眠っていた。

「えええええええええええさゆみ遂にヤッてしまったの・・・同意の上かしら無理やりじゃないよね。まったく記憶が無いの」
「道重さーんどうしましたー？大声出して大丈夫ですか？」
「だ、大丈夫よ、だから絶対部屋に入ってこないでね。絶対だから」
「ぅーん・・・えりぽん？どうしたの・・・」
「えっ？里保っ？」ガチャ
「あっ」
「あっ」

沈黙。そしてしばらくして察した衣梨奈。言葉が出ないさゆみ。

「道重さん昨日はお楽しみだったんですね。あっ衣梨奈お邪魔ですよね、失礼しました」

ニヤニヤした衣梨奈はそっとドアを閉めた。

「ちょっと待って勘違いだから、お願いだから生田待って！！」


続かない

ワロタ
頼むから続き書いてくれｗ

乙
何が起こったw

突然の朝チュンｗｗ

「魅惑の魔力」

聖は素早く制服のブレザーを脱ぎ、スカートを落とすと、里保にもう一度口づけをした。ついばむような動きに里保も思わず合わせてしまう。聖が自分に危害を加える心配はないと分かった瞬間から、
すでに聖にされるがままに身をゆだねてしまっている。

「・・・んっ」。
思わず自分の口から漏れた声に動揺する。聖はそんな里保の腰に腕を回すと、口づけたまま里保を優しくベッドに押し倒した。
「ふふふ」
見上げる形になった聖の顔はまるで最高のごちそうを目の前にしたような笑顔だった。
はだけたブラウスの中に手を入れ、スポーツブラをまくり上げる動作も壊れやすい宝物を扱うように丁寧だ。
「もうちょっとかわいい下着にしておけばよかった・・・」と思ってしまった自分にまた動揺する。
聖のよりいくらか（というかかなり）控えめな双丘をゆっくりとなでられると、背中がむずむずした。

三度目の口づけでは聖の舌が里保の舌に絡んできた。背中のむずむずが全身に広がってくる。
自分の体が聖の手に反応しているのがわかる。なでられた場所が熱くなる。
「あっ・・・」
聖の指先が双丘の頂点をとらえた。電気が走ったような感覚にまた声が出てしまった。
その口をふさぐようにまたキスをされる。里保はおそるおそる自分からも舌を絡ませる。
その間にもなでたりこねたりつまんだり、様々な手つきで聖は未発達の双丘を楽しんでいる。

里保だって年頃の女の子なので性について知識がまったくないわけではないが、日々戦いに明け暮れていたので
自分がそんなことをするとは想像もしていなかったのだ。現実感のない状況と初めての快感に完全に翻弄されていた。

「気持ちいい？」
聖が聞いてきたが、里保は恥ずかしくて答えられない。それを認めたら自分がふしだらな女の子みたいな気持ちになる。
無言の里保を見下ろすと、聖は「ふーん」と独り言のように言って耳元に唇を当ててきた。
「ひゃんっ」
思いも寄らない感触に声を抑えられない。聖は里保の耳をじっくり味わうと、今度は首筋や鎖骨のあたりに舌を這わせる。
「んっ・・・あっ！あっ！」
ぞくぞくする感覚が里保の全身を駆け巡り、声になって口から抜けていく。

ついに聖の唇が里保の胸にたどり着いた。しかし頂点のつぼみには触れず、じらすように舌と唇をゆっくりすべらせる。
「フクちゃん・・・」
切なげな声が出てしまった。
「どうしたの？」
聖は胸から顔を上げると、意地悪く笑う。
「こうしてほしいの？」
と言うなり唇でつぼみを含み、舌で転がし始めた。
「あぁっ！んんっ！！」
里保は背中を大きくのけぞらせる。頭の中にもやがかかったようなふわふわした心地だ。

そのとき、聖の手がいつの間にか里保の太ももをとらえていた。
ゆっくりとなでまわしつつ、中心へと向かってくる。
「や、やめて・・・そこは・・・」
口だけは抵抗する里保だったが、自分の中心が熱くなっていることは自分でも分かっていた。
ただ、これ以上されたらどうなってしまうのか怖かった。
聖はそんな里保におかまいなしに手を進め、下着をおろしてしまった。
ついに、まだ薄くしか隠れていない里保のそこへ指をあてがう。

（続くかな？）

36時間労働してむしゃくしゃして書いた
>>174-175の続きです
エロをちゃんとエロくするのは難しいね

連投すまん
書いていて思ったけどこれ魔法関係なくなってるｗ

つづけ！！！！！

なんという微エロの似合う良スレ

いや微ではないと思いますがｗ
前回同様ここからどう落ちるのか
むしゃくしゃさんの腕の見せ所

予想してたよりエロいのがきてちょっとあたふたしながらハフハフした

未発達ﾜﾛﾀ

エロは正義！！

乙
フクちゃんに魔力が無くて良かったｗ

まあフクちゃんの魔力のせいでこうなってるって設定なんだけどなｗ
このまま最後まで(百合の最後っていろいろあるが)いくのか
どんがらがっしゃんなオチが出てくるのか

>>297
現実のフクちゃんの話ねｗ

現実のフクちゃんは魔力使わないのに女の子手籠めにしまくりだがなｗ

いや実は密かに魔法を使ってるのかもしれないぞw

あゆみんがフクちゃんに歯向かったのは魔力に反応して警戒したのかｗ

ちちんぷいぷい

やせてて筋肉質だから魔女っこって感じがしないな
丸っこくて小さいのが魔じょっこだろう

おまえ魔法少女プリティ☆ベル否定すんのか？あ？

>>303
魔女っ子メグは？

>>304
検索しちまったじゃねえかどうしてくれる

ぽん

あげ

>>304
マッチョｗ

あげ

保

あげ

り保

生

ぬぉーちょっと見てない間にすごいのキテター
魔法なんて関係なくていいじゃん

|||9|‘_ゝ‘)

ﾔｼ?

ほ

从*･ ｡.･)　

あげ

ぽ

ん

まんもす

うれぴー

まつわー

にゃーにゃー

400以下に落ちたスレに世界一のアイドルが！！

　　　　　　　　　やっつー！
　　　　 ∋oノノハヽ　　　　　ﾋﾟｶｰ
　　　　　　G9|＾_ゝ＾)G　　　　
　　　　　　 ヽ　　　ノ　
　　　　　　　 | 　|　|　　　　　
　　　　　　　(_＿)＿)　　

くるりんぱ

たまには保全

J-MELO見てるなう

　ﾓﾌ　ﾓﾌﾓﾌ　ﾓﾌﾓﾌ
.　　　　　oﾉハヾo
..oﾉハヾo(・ ｡.・*从oノハヽo
从*･´｡.`･）Ｕ))) 　(･`｡.'･*从
　⊃))　ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ　((⊂■
.∧_∧∩)) ((∩ ノハoヽ
(　　　) ﾓﾌﾓﾌ　(｡ﾟ･*从从
ﾓﾌﾓﾌ ﾓﾌﾓﾌ ﾓﾌﾓﾌ 　｡ﾟ）

ｱﾋｬ

あさやし

あげるﾔｼ

しゅわぷい

ほ

ぜ

ん

こ

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ　

飯窪さんは学校行ってるのかな？

フクちゃんには財閥の資金を総動員した科学力で対抗していただきたい

こんな夢をみた
http://www66.tok2.com/home2/gto/up/src/maturi42_4315.jpg

こんな夢をみた
http://www66.tok2.com/home2/gto/up/src/maturi42_4315.jpg

大事な夢なので2回言いました

なんの画像？

あげ

名古屋かどっかの地方ラジオ出たときだっけ？

まーさくか

そんな夢をみている
http://st73.storage.gree.jp/album/23/42/27952342/75b0461e_640.jpg

そろそろえりぽんを補充したいﾔｼ

里保全

福岡でご両親に挨拶したのかな？

広島でも福岡でもどっちのご両親にも抜かりなくご挨拶済みなの

ふくさや作者が保全しに来ました
続きはまだ書いていません

りほ

ｳｽﾞｳｽﾞ

※「旅人の宿にようこそ。一晩５ゴールドになりますがお泊りになりますか？」
　はい
⇒いいえ

⇒じゅもん　　ホイミ　　⇒はじまりの村
　　　　　　　キアリー　　となり街
　　　　　　⇒ルーラ　　　北の洞窟

母「おかえりだーいし。今日は泊まってくかい？」
⇒はい
　いいえ

川c '∀´)＜５G儲・・・枕が違うと眠れないんだよね！

鞘師「・・・石田ぁ！」

おやすみなさやし
おやさゆみん

ぽん

ぽん

朝だー

コンビ

えりぽそ〜

魔法少年工藤

里

まーちゃんとかリアルで魔法とか使えそう

本丸の生鞘スレがああああああああああああああ

このスレにとっての本丸じゃないだろw

無事立ったな

このスレは落とすわけにはいかない

|||9|‘_ゝ‘)水でもかぶって反省しなさい

ピンポンが落ちるとは

しかしじいさんや
スパスレ復活はまだかの

▼



里保がM13地区に赴任してから1週間程経った。
結局里保は、二日に一度くらいの割合で道重家に訪れ
衣梨奈と料理してさゆみと三人で話し、衣梨奈一緒に寝る生活に落ち着いていた。

春菜は、里保が衣梨奈といる間は姿を見せず
里保が自分の家に帰った時に現れ話をしていった。
さゆみや衣梨奈に自分のことを告げても構わないと春菜は言うが
里保はそんな気になれなかった。

里保はこの数日の間で、すっかりさゆみのことを好きになっていた。
自分にはまだまだ本来の姿を見せていないことは分かっている。
探らなければならないし、本人にもそのことを告げているのに
中々踏み込めないのは、無理に踏み込んで
嫌われてしまったら、という感情によるものだと
里保自信も薄々感付いていた。

だからこそ、これ以上何も出来なくなる前に
さゆみとの間に一線を引くべきだと考える。
小さなことでも、さゆみには秘密にすること、そんな思惑があった。

その為にある程度、衣梨奈に対しても同じ態度をとることになる。
里保は衣梨奈がさゆみに絶大な信頼を寄せていることにも気付いていた。
自分とさゆみがもし敵対した場合に、衣梨奈が迷わず自分の側に
来てくれるという自信は、今となってはもう無い。


友達として、家族として、どれだけ衣梨奈を好きでも
やはり自分は協会魔道士であり衣梨奈は違うのだ。

自室に帰り、一人宿題をしていると
窓を猫がノックする。

開けてあげると、「お邪魔します」と丁寧に礼をして
春菜が部屋に上がり込んだ。
物が増えて、散らかりだした部屋も、春菜はあまり気にしないようで
自前の布巾で手足をしっかりと拭うと
ベッドの脇のテーブルの上に腰を下ろす。

未だ猫の姿しか見せていない春菜。
里保は春菜のことは信用はしていなかった。
それだけに、かえって気安く話すことが出来る。

「人間の姿で玄関から入ってきなよ」

「いやーそれだと、鞘師さん私のこと誰かわかりませんよ。
　それにブサイクな元の姿だと、心象が悪くなりそうで」

食えない物言いは変わらない。

数度の対話で
春菜の口からは様々な情報を得ることが出来た。
それを全て鵜呑みにしているわけでは無いが
自分の知識と照らし合わせても、何か嘘を教えようとしているのでは無い
ということは分かる。

まずこの街にいる魔道士の数。
700人以上にのぼり、今も増え続け正確な数字は割り出せないらしい。
人口数万の街に700人というのは、ちょっと恐ろしい率と言える。

それから、この街の魔道士の性質。
勿論千差万別と言えるのだが、共通の意識として
協会の定める魔道士のルールは完全に無視する、ということがある。
『勝負』をする場合は１対１という原則も、この街では無いに等しい。
奇襲、不意打ちも有り。
魔道士間で何をしてもさゆみは関与しない。
時には魔道士間で殺し合いになる場合もある。
この街の外、協会の勢力下でなら魔道士殺しは最も重い犯罪だし
魔道士の常識としてもそのはずなのに、殺人者が街にのうのうとしている
という事実に里保は耳を疑った。
そして、街のトップであるさゆみが、それを野放しにしていることにも。

「ただし、一般の方にご迷惑をかける魔道士がいた場合
　道重さんが怒ります」

「どんな風に？」

「その時々ですが、勝負がヒートアップして
　一般の方を巻き込んで怪我をさせたり、建物を壊した
　魔道士双方が、道重さんに『奪われ』て
　北の海の真ん中に捨てられたのを知ってます」

「それ、普通に死ぬんじゃ…」

「まあ、運次第ってところですね。だから基本的にこの街の魔道士は
　魔道士に対しては何でもしますが、一般の方にはご迷惑をおかけしない
　というのを念頭に置いてます」

協会でも勿論同じような思想はあるが
実際はそこまで見張りきれていなく、またそこまでの厳罰を与えるようにもなっていない。
どちらかといえば、協会は魔道士間の争いを抑制するための組織としての色が強い。

コップに注いだオレンジジュースを器用に飲む春菜を見ながら、
里保は浮かんだ疑問を一つ一つぶつけていった。

「結局道重さんってどういう存在なの？
　えりぽんは、道重さんを狙う魔道士もいるって言ってたけど…」

「道重さんを狙う魔道士はいます。
　多分この街に住む、殆どの魔道士が道重さんを狙っています」

事も無げに言う春菜に、里保は驚いて鉛筆を取り落とした。

「どういうこと…？」

「魔道士なら、凄い魔法が欲しくなるのは普通ですよね？
　道重さんの魔法を『奪う』ことが出来たら、そう考えるのはごく自然です」

「そりゃ、そうだけど…」

「組織的に道重さんを狙ってるグループもいくつもありますよ。
　襲撃も過去何度もあります。まあ、結果は今を見れば分かると思いますが」

街の殆どの魔道士に狙われても、さゆみはのんびりと暮らしている。
それだけ、圧倒的な力があるからだろうか。

「はるなんも狙ってるってこと？」

「いや、私なんかがそんな……。でもまあ正直に言えばそうですね。
　私だって出来るものなら道重さんの魔法が欲しい。でも、とても無理なのは
　分かっていますし、殆どの魔道士も同じです。今は無理、でもいつかはって感じで
　魔法の研究に励んでるんですよ」

「なるほどね……。ねえ、はるなん。道重さんって何者なの？
　何であんなに若くて、あれだけの魔法が使えるの？一つの魔法研究するだけでも
　物凄く時間かかるのに……」

里保の言葉に、春菜は少し笑った。

「若いと思います？道重さん、いくつくらいに見えますか？」

春菜の言葉に訝しみながら、里保が答える。

「どう多めに見ても20代前半。あの雰囲気が無ければ、見た目だけだったら
　普通に10代に見えるよ」

「道重さんは、魔道士協会の会長さんより年上ですよ」

里保は、唖然として春菜を凝視した。
協会の会長といえば、もう６０を超えているわけで。

「……あの姿、魔法で変身した姿ってこと？」

確かに普通じゃ無い美しさだけど
正直、ちょっとショックだ。
しかしその考えは春菜の言葉に打ち消される。

「違います。道重さんの美しさは天然ものです。ほんと、溜息が出るくらい綺麗ですよね」

「……つまりどういうこと。よくわかんない」

「道重さんの魔法です。たった三人しか使えない魔法。その魔法を持っている人達が
　いわゆる『三大魔道士』です」

　

里保は一つ、息を呑んだ。
ようやく、さゆみの秘密に触れられる気がした。

「失われた魔法。不老長寿の魔法。魔道士の間ではそう呼ばれています。
　殆どの魔道士が道重さんから奪いたいと考えているのもその魔法です。
　半永久的に、魔法の研究ができ、いつまでも若く美しくいられる魔法です」

里保の中で、辻褄があった。
確かにそんな魔法が存在するのなら『三大魔道士』と呼ばれることにもなるだろう。

「これは道重さんから直接聞いた話ですが、道重さんは今の会長さんどころか
　魔道士協会そのものが出来る前から魔道士だったそうです」

「俄かには信じがたいけど…」

それでも道重さゆみという存在を思えば、そのことを認めざるをえない。

「だから道重さんは、協会のことにもお詳しいですし、生田さんのお父さん。
　鞘師さんの上司にあたる方ですよね？のことも、子供の頃から知っているそうですよ」

それは確かに、逆らえない。
それどころか、協会がうかつに手出し出来ないというのも頷ける話だ。
三大魔道士が三人とも、そういう存在ならば、尚更。

「失われた魔法っていうのはどういうこと？昔は、不老不死の魔道士が他にもいたの？」

「私も同じことを疑問に思って道重さんに質問したことがあります。
　『不老不死』じゃなく『不老長寿』の魔法。歴史の中のある時期に開発され
　多くの魔道士が体得したそうです。協会が出来る遥か前の話です」

「それなら」

「普通に生きていれば死にませんが、皆死んでしまったそうです。
　奪い合いと殺し合いで。今残っている三人以外は皆」

「そんな…」

「魔道士の歴史は、結構血なまぐさいんですよ」

またもう一つ、疑問が浮かぶ。

「皆が狙ってるのは道重さんのその『不老長寿の魔法』なんだよね？
　もし奪われたら、道重さんはどうなるの？」

「それも聞きました。
　『その場で死ぬよ』って、笑って言われました」

里保はさっと血の気が引く思いがして
頭を垂れた。
春菜がオレンジジュースのグラスを傾ける音が、部屋の中にやけに響いた。



▲

ラブコメが遠のくぜ…

そして工藤がりほりほに尻尾振りすぎて
考えてたキャラ白紙になった
なんだよあれどぅー可愛すぎんだろ

乙

おお
続き来てたー！

ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ !!!!!

なんか怖いな。
生き残ったさゆスゲー！


他の二人は誰だろ？

さゆは100年戦士

ちゃゆううううう

今回はちょっとシリアスだね

更新きた！
よし読むぞ！！

きてたああ

さゆりほ路線が濃厚になってきましたなﾜｸﾜｸ

読む前に上げ

おお続き来たか

これで今週もがんばれます

おつ

り保り保

きたか

やヴぁい話格好良くて熱篭ってきた超面白い…
狂犬なほうが面白そうだし白紙になるくらいならキャラ違っても良いので続きを…ｗ
待ちきれないです

やべーおもしろくなってきたな
さゆの不老不死は納得だわｗ

最初の小説の辺りからさゆはいったい何歳なんだろう？と思ってました

あー今回も面白い

久しぶりに長編大作の予感がする

魔法の言葉おやさゆみん

zzz

そろそろ10期も登場してくるのか

朝の魔法

http://i.imgur.com/aHKDS5z.jpg

後ろに大魔女がw

まーちゃん期待！

あげ

そろそろ新キャラが現れる展開か

寺田もだしてくれ

　　/:::::::::::::::::::::::::::ミゞ
　　/::::　丿::::::ﾉ::::::::丿::ヾ
　　|:::::::::::／::丿:ノﾉ::ノ::ノ
　丿ノ:::::::丿.　 ＼ノノ ソ
　丿l^ ､ ﾉ丿　（･）　（･）
　 ﾉ（ヽV　（　　　　,ゝ　）
　　ｿ::.　 　　 　/　_ ll _〉＜ぴーりかぴりららぽぽりなぺーぺると♪
　　丿 ヽ::　 　　 ‘ｰ''/ 　　　　
　　　　│　 ヽ──│

娘以外のベキスJも出るのかしら

人数多すぎると書くの大変やで
俺は数人が限度だな
リゾスレの人たちとか尊敬するわ

それな

|||9|‘_ゝ‘)

ﾔｼﾔｼ

やっつー

鞘

師

田
土

ノロ
┃木

あいされたーい　あいされたーい

あーい

さーれー

たーい

川*’ー’)＜愛やよ召喚されたがし

タリンロメランテ〜♪

主観によるだろう

メインタンクブロー

アオゥッ！！

>>428
リロードしてこれだけ見てたら意味わからなんだｗｗｗ
ほ

ほほほ

魔導士

夜中にあげ

朝

ぼらけ

おはよう！

はい！おはようなの

ほ

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ

鞘師「どうせ道重さんにとって私は亀井さんの代わりでしかないんです・・・」

道重「違うわ・・・そうじゃないわ、さゆみは本当にりほりほのことを・・・」

鞘師「そんなこと言って若い子なら誰でも良いんでしょ？　私が若くなくなったら、道重さんは私に興味を失って若い子に流れてしまう」

道重「りほりほ、さゆみの目を見て・・・さゆみは本当にりほりほしか見えてないんだから」

鞘師「道重さん・・・」

真莉愛「あっ道重さん、おはようございまーす！！」

道重「あっ真莉愛ちゃんおはよう！（あぁ真莉愛ちゃん可愛い・・・ﾎﾟﾜﾜ）」

鞘師「嘘つきっ！！」

ありそうｗ

ムーンプリズムパワー！

さやー士

りほり保

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜テクニク テクニカ シャランラー

ピピルマ　ピピルマ　プリリンパ

ハートキャッチプリキュア！！

生田「師匠あなたの支持者には道重一筋、若い子には流れるなと強要してますが、逆に師匠は次から次へと若い子に流れてるじゃないですか！」

道重「さゆみは良いの」

生田「何でですか？　そんなのずるいですよ自分だけ」

道重「良いの！良いの！！何故なら、さゆみは大魔導師だから！！エッヘン！（ドヤッ）」

生田「全然、説明になってませんよ師匠」

道重「生田あなた、あたしを誰だと思ってるの？あたし、さゆよ！さぁーゆぅーっ！！」

何故なら、さゆみは大魔鞘師だから

だーリン「ただいま、さゆンサ」
さゆンサ「だーリン、お帰りのキスをするなの」
ぶっちゅ〜っ
えりンドラ「だーウィン、調子にのると痛い目を見るっちゃよ」

里

田

米

と

金

さゆりほ疑惑スレのネタの小説が読みたいなう

▼




様々なことが頭を巡り、寝付けない夜を過ごした里保だったが
翌朝は自分でも驚く程に早く目が覚めた。
しかしやはり気分はすぐれず、ノロノロと身支度をする間も
さゆみのことが頭から離れなかった。

長い長い時を生きてきたさゆみが、いったいどんな事を思い暮らしているのか
いくら考えても想像がつかない。
いつも落ち着いていて優しく綺麗な人。里保の中のそんなイメージと
得体の知れない不気味な人というイメージが引き合う。

心許ない里保の心を映したように、空は曇り
今にも泣き出しそうだった。

さゆみから貰った赤い傘を手に家を出て暫く行くと
衣梨奈が里保を待っていた。

「おはよ。早いね、今日はちゃんと起きれたっちゃね」

「だから起きれるってば。……おはよう」

衣梨奈は里保のぶっきらぼうな物言いにも笑顔で応じると
隣に並んで歩き出した。


衣梨奈はさゆみのことをどこまで知っているのだろうか。
ふとそんな疑問が頭を過ぎる。

『不老長寿の魔法』を持つさゆみと衣梨奈では、生きる時間が違うといっていい。
さゆみを慕い師事する衣梨奈も、さゆみより先に老い
さゆみより先に居なくなってしまうのではないだろうか。
そんなことを考えると、途端に悲しさがこみ上げてきた。
それでは、さゆみが衣梨奈を弟子として、人として、愛することなんで出来るだろうか。

もし自分がさゆみの立場なら、きっと誰も愛することなんて出来ない。
悲しすぎるし、辛すぎる。

「うーん、嫌な天気やね。里保、顔が怖いとよ。眠いならそう言えばいいっちゃん」

能天気に笑う衣梨奈に、いっそ問い詰めようかとも思ったが、出来なかった。
里保の口からはその代わりに、別の疑問がついてでる。

「ねえ、えりぽん。こないだ、道重さんやえりぽんを狙う魔道士がいるって言ったじゃん」

「え？うん、言ったけど」

「えりぽんの周りにいる人、例えばフクちゃんとか香音ちゃんが
　巻き込まれたり、危ない目にあったりしたことは無いの？」

春菜によれば魔道士でない一般人に危害を及ぼす魔道士はいない。
だけれどもそれは『大魔女』の介入を恐れてのこと。
ならば、その『大魔女』や弟子に対して直接手を出そうとする魔道士は
手段など選ばないのではないだろうか。

里保の質問に、衣梨奈は神妙な面持ちになって歩を止めた。
里保も立ち止まり返事を待つ。

「うん、今のところは」

「可能性はあるんだ」

「わからん。でも、聖と香音ちゃんは衣梨奈が守る。
　聖と香音ちゃんのことはえりが守りって、道重さんに言われたけん」

どういう意味だろうか。
里保にはその言葉が酷く奇妙に聞こえた。

「なんで、二人だけ？」

「わかんない」

衣梨奈が少し寂しそうに目を伏せ、また歩き出す。

「道重さん、あんまりちゃんと説明してくれんけん。
　でも間違ったことは絶対言わんし
　それに、言われなくても、聖と香音ちゃんと……の二人は、えりが守ると」

急に歩を早めた衣梨奈の背中しか見えなくて
どんな表情をしているのかは分からなかった。
里保も、何か告げる言葉も見つからず、ただその背中を追った。

．


学校への行程を半分過ぎたあたり
細い路地を曲がった所で不意に強い魔力を感じた。
攻撃的な魔力に、里保と衣梨奈が身構える。

後ろだ、と思った瞬間
路地の角を高速で旋回しながら迫る光の矢が見えた。

「危ない！」

衣梨奈が叫ぶと同時に、その矢が里保に直撃する。
両腕でガードした里保の身体が衝撃に弾き飛ばされ民家の塀に叩きつけられた。

「里保！」

衣梨奈が里保に駆け寄る。
里保は、つとめて何事も無かったかのように立ち上がった。

「大丈夫」

「腰ぶつけたっちゃろ！？」

「衝撃はガードしたから」

言って里保が風の魔法を発動させる。
実際は完全には衝撃を吸収しきれず、少し腰が痛かったが
衣梨奈の手前、何でもない風を取り繕う。
実際、この程度のことでどうこうなる身体ではない。

衣梨奈は取り敢えず里保に怪我が無いことに安堵したらしかった。

「まだ気配があるっちゃん。何者やろ…」

気配の方向に向かって行こうとする衣梨奈を、里保が制する。

「明らかにうちを狙ってたみたいだから。
　えりぽん、先学校行ってて。うちもすぐ行くから」

「なに言いようと！里保が狙われたのに……」

「もしちょっと遅れそうだったら、先生に腹痛でちょっと遅刻するって言っといて」

「里保！」

「大丈夫だから」

「大丈夫やなか！えりも一緒に戦うけん」

「いらない。うちはえりぽんの手を借りるほど弱くない。さっさと行って」

梨奈の顔が歪む。言葉を詰まらせた衣梨奈が、唇を強く噛み締めた。
警戒する里保は、そんな衣梨奈の顔を見ていない。
里保の魔力が徐々に高まり、曇天の下、樹々が葉先を揺らした。

．




「生田さん、ここは鞘師さんの言葉通り先に学校に向かってください！」

突然の第三者の声に里保と衣梨奈が驚いて目を向ける。
どこから現れたのか、黒猫姿の春菜が電線から飛び降りていた。

「はるなん！？」

衣梨奈が叫んだ言葉を聞き、面識があったことを改めて知る。
衣梨奈は突然の春菜の登場に驚き、戸惑っていた。

「なんではるなんがここに？里保と知り合いやったと？」

未だ攻撃的な気配の衰えない場で
混乱する衣梨奈を春菜が促す。

「とりあえず生田さん、どこの誰か知りませんが、今生田さんが
　関係のない魔道士と交戦すると道重さんにも迷惑がかかります」

「それは…」

「大丈夫です。鞘師さんは私が守ります。生田さんは、私のこと信用できませんか？」

衣梨奈が春菜の言葉に逡巡している。

　

二人の会話を背中で聞く間も、里保は前方を警戒していた。
春菜が上手く衣梨奈をこの場から離してくれれば。
自分でも何故これほど、衣梨奈にいて欲しくないのか、分からなかった。
危険に巻き込みたくないのか、戦う自分を見られたくないのか。
とにかく、衣梨奈には一秒もこの場にいて欲しくなかった。


「はやく行って」


衣梨奈は里保の低い言葉に声を詰まらせ
突き出されるように、その場を駆け出した。

衣梨奈の背が見えなくなって暫く、里保と共に警戒していた春菜が口を開く。

「さ、鞘師さんも行きましょう。追撃は多分来ないです」

「追撃は、確かにもう無さそうだね」

「はい。昨日も言いましたが、こんないつ散歩のご老人が通るか分からない場所で
　本格的に仕掛けてくる魔道士はそうそう居ません。多分、鞘師さんを挑発して
　自分のフィールドまでおびき寄せようとしてるんです。
　無視して大丈夫です。学校でならもっと手出し出来ないはずですから」

春菜が、自分とこの街の魔道士との接触を極力回避しようとしているのが分かる。
でも、もうそそれに準ずる気にもなれなかった。

「残念ながら無理。なんか付けられてる」

里保が挙げた腕には、白く光る糸のような物が絡みついていた。
そして目を凝らすと、光の矢が走った軌道にも、その糸が束になって道を作っている。

腕に絡みついた部分がジンジンとしびれていた。

「それと、うちは売られた喧嘩は買うタイプじゃけ」

里保の目を見た春菜の背がぶるりと震える。
既に里保の顔は、戦う時のそれに変わっていた。


空から耐え切れなくなったように雨粒が落ちてきた。


▲

キター

バトルシーンとか書けないのに何故こんな展開
それはさておき、まーさくどぅーが熱い

と……里保の三人は

と言いたかったのかなやっぱり

いきなりシリアスな展開に

　　　　　　　　＜::ヽ
　　　　　　　　　 |::::::＼　　　　　　　　　　　　　｡'“ﾟ`・*。　。*ﾟ”`'｡
　　　　　　　　 ∠ニニﾆ`_　☆　　　　　　　　 *　　　 　ﾟ+ﾟ　 　 　♪
　　　　　　　　ノﾉ�刀e _l‘） /　　ﾟ''+｡.,　 　　 　ﾟ,,　 　　　　 　,.｡+''ﾟ
　　　　　　　　　<´ヽWﾉﾌつ　　　　　 ﾟ“・:+.:.｡♪,,*:...｡.:.+・ ”ﾟ
. 　ミ≡=_､＿.　(,ﾉ(,, _,-､ゝ＿_＿ -､　 　 　　　　 ﾟ*｡　 　　　　,
.　彡≡=-'´￣￣｀~し'ヽ)￣ ￣￣ﾞ"′　 　　 　 　　　ﾟ・*｡+・`

すっごく面白いんだけど
たまにはイチャイチャしてほしい

うまいなぁ
ﾄﾞｷﾄﾞｷしたよ

きてたぁー！
背筋ぞくぞくくるぅううううう

ヤバイ！誰と戦うのかな？

この敵って誰だろ
残りはまーちゃんかだーいしかくどうしかおらんが
あオダサクもだな
とにかく胸アツ展開ありがとう

いやいやあの二人が

とうとう敵が現れた！？

りほりほかっこいい！

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜ねるねるねるねはねればねるほど………てーれってってー

寝る寝る寝ーるね

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜んまぁい！！

てーれってれーっ

寝っておいしい寝る寝る寝ーるね

バトルいいね〜

アバクラタラリン　クラクラマカシン

朝の保全

おはようなの

タリンロメランテ！

やっつー

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾔｼ

おひるー

ビジネスポンポン・・・ビジネスポンポン・・・えりぽんはうちのものﾔｼ

しゅわしゅわぽん

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ

ピンポンパン

り

し

夕方、人影のない公園のベンチで里保はひとり休んでいた。
いや、正確には動けなかったといったほうが良いだろう。
手足には力が入らず、妙に熱っぽい身体の奧底からは今まで感じたことのない変調が伝わってくる。
思わず漏れそうになる声を噛み殺しつつ里保は思った。
「声をあげたら負け、声をあげたら今までの何倍もの魔力が襲ってくる」
そう自分に言い聞かせ、意志の力を総動員して周囲の気配を探る。
が、敵の魔力はおろか気配すら一切感じられない。
「いったいどうやって・・・」
里保たち魔導師の戦いでお互いの姿が見えないのは良くあること、しかし魔力は隠しようがない。
特に高レベルの魔法を使える高位の魔導師ほどその魔力は本人の存在を強く示すはずなのに、里保が今闘っている相手は魔力を一切感じさせないのだ。
陽炎のようにかすかな魔力が仄めいたかと思うと一瞬にに消え、消えたのに強力な魔力が里保を打ちのめすのだ。
その一瞬に賭けて放った里保の魔力はすべて空を切るばかりで、里保に残された魔力は残り僅かになっていた。
「もうこの呪文しかない、使用を封じられた禁呪しか」
敵のいると思われる一帯を強力な結界で封じ込めその空間を魔界と重ね合わせることにより中の物質をすべてエネルギーに還元してしまう。
結界が少しでも緩むと周辺の都市一つが消滅しかねない程危険なその禁呪を使える魔導師は公式には協会最高位の一人のはずであった。
その禁呪を里保はひそかに最高位の彼女から受け継いでいたのである。
眼を閉じ精神を集中させる、陽炎が起きてからでは遅い、陽炎が起きるほんの幽かな空気の流れを感じ取ろうと神経を研ぎ澄ませた里保の目が見開かれた。
「暗黒よ 闇よ 負界の混沌より禁断の黒炎を呼び覚ませ パーラ・ノードイ・フォーモー・ブルール・ネーイ・ヴァセ・イーダーイー・エイター・ナール・アイドール・ヘーブン・ン・ヘイル・イアイアンンマ ダイオミ ギーザ オージ ブラゴザハース」
一息に詠唱を果たした里保の両掌から黒い光球が公園の立ち木に向かって飛んだ。
「なんて相手じゃ・・これでもだめなんか」公園の一角にはきれいなクレーターが出来てかすかに煙をあげていた、禁呪『死黒核爆烈地獄』は決まったはずなのだが・・
もはや敵に一矢報いる事すら叶わない里保に敵の魔法が次々と襲いかかる。

「あっ・・ん・・ああん&hearts;」
頬を赤く染め体をくねらせつつ自分の胸を左手で揉みしだく。
「やっやん・・ああっ・・良いっ&hearts;」
我慢できず誘うかのように膝を開き下着の中でクリトリスを擦る里保はただ快感に夢中だ。
「あっあぅぅ逝くっ逝っちゃううううううううっ」
そう、里保に襲い掛かっている呪文とは女を感じさせ逝かせ恥辱にまみれさせる、ただそれだけの呪文でっあった。
しかし、とてつもない禁呪を跳ね返しつつエロ親父のような魔法をかけ続ける魔導師とは・・・

从*・ ｡.・）ｳﾍﾍﾍ＜もちろんさゆみなの

ベタだがいいぞもっとやれ

最初はマジなのかと思ったらｗ
確かにオチはベタだがもっと書いてｗｗ

オチはエロだと思ったらやっぱりｗ
もっと書いてくださいｗ

わくわく

ちゃゆは女神だなぁ

りほりほおおお

さゆの美魔女感

えりぽそ

ﾔｼ

なの

>>506
http://i.imgur.com/vgdbhsJ.gif
これもさゆの魔法か

>>517
フクちゃんの調教の賜物

衣梨奈の使う魔法は、ほぼ生活用の魔法だ。
傘の魔法や固い肉を柔らかくする魔法、洗濯物のシワを伸ばす魔法など、
さゆみの屋敷で一緒に暮らす中で培ってきたものだ。
数少ない戦闘用の魔法も治療や避難のものが大半で、敵にダメージを与える攻撃呪文は二つしかない。
その一つの空気を刃にして飛ばす呪文は、全くといって良いほど通用しなかった。
勿論、最初から戦おうとした訳じゃない。
当然のように逃げようとしたのだが、あっさり封じられてしまった。
こうなっては自力で切り抜けるしか無いのだが、衣梨奈にはこれ以上ない無理な選択だった。
「はあ、困ったっちゃね」
かなり危うい状況なのだが衣梨奈は暢気なものだ。
「まぁそろそろ道重さんが気付いてくれるっちゃよ」
そう、この街で大魔導師道重に気付かれずに魔法戦闘をすることなどできないのだ。
だが、衣梨奈はそこで頭を抱えた。
「里保が来てたっちゃよ」
そう、この瞬間さゆみの前には鞘師里保がいちごショートを前に座っていたのだ。
「はあ、自分でなんとかするっちゃね」
気の抜けそうなセリフとは裏腹に衣梨奈の顔が引き締まっていく。
「あの魔法に賭けるしかなかね」
軽く息を整えた衣梨奈が呪文を唱えると、どこからか音楽が聞こえてきた。
その音楽に合わせて衣梨奈が歌い出す、すると･･･
公園の木から鳥が落ち、空を舞っていた赤とんぼが地に落ちた。
さらにブランコの鎖が切れて滑り台が横転する。
やがてワンコーラス目が終わった頃一人の魔女が草むらから姿を表すと地に倒れた。
「この魔法か使いたくなかったと」
それはそうだろう、年頃の女の子にとって自分のうたがまるでジャイアン並の破壊力とは････

「今度は歌がうまくなる魔法を覚えるっちゃね」
生田は出来もしない目標をたてる癖があった。

ひどいｗｗｗ（ほめ言葉）

いいよいいよ〜

何歌ったのか気になるｗｗｗ

歌が上手くなる魔法はどこかの大魔女も会得してないっていう

里保の最凶呪文はカイワレ化に違いない

ﾉﾘ#´ｰ´ﾘ＜オマエもカイワレにしてやろうか！？

デーモン鞘師

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ <次はお前を育てるﾔｼ ぷぷぷ

ヤシ

生

田

衣

梨

奈

良

漬

間違えてケサランパサランが育ちそうだ。

＞生田は出来もしない目標をたてる癖があった
わろたｗｗ

わろた…

あげ

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜カイワレいかが〜？

お昼のほ

>>539
全ての植物をカイワレに変えてしまう恐ろしい魔法タリンロメランテ

なにそれｗｗｗ
全てをカイワレにするって最強すぎるだろｗ

貝割れって書くと卑猥な響きがするの

その魔法って制御可能なのか？

>>543
天才との紙一重な奴発見ｗ

うさしゅわぽん

ﾔｼﾔｼ

なのなの

あげ

カイワレカイワレ

細くなる〜

ほっしゅ

しゅわしゅわぽんぽん

ラディッシュ君はかいわれになりたかったのかな？

バジルさんが・・・

寝る前に保

あげ

落としまへんで〜

寝る(。・▽・。) ホッ

やっつー

『奪う』という行為はね、えりぽんが思っているよりずっと危険が伴うんだよ。

強大な魔力であればあるほど、たとえ奪っても簡単に吸収などできやしない。
それどころか、逆に奪った者の生命力を吸い取ってその身体を乗っ取ろうとする。
ウチの部屋にあるバジルがいつの間にかカイワレ化したのも、
暴走する魔力の影響を受けて生命力を吸われてしまったからなんだ。

それだけじゃない。魔道士によっては奪われると同時に、
その魔力を相手への呪いと変じる手段を取っていることもある。

遥かなる地底より手を伸ばし、地獄へと引きずり込もうとする魍魎の群れ。
真っ平らな道を普通に歩いていただけなのにウチがなぜかよくコケるのは、
それを躱すのに精一杯になっているから。

そして何より恐ろしいのが睡魔の呪い。
その呪いは、常に強い睡魔をもたらし、ひとたび眠りに落ちると
そのまま永遠に目を覚ますことなくついには死に至らしめるという凶悪なもの。

もちろんウチはそんな呪いになんか負けない。
毎日毎夜その呪いと戦い、そして最後には打ち破って目を覚ますんだ。
ただ、呪いとの戦いに勝つためにはどうしても長い時間が必要で、
だから時間通りに目を覚ますことは、今のウチにはなにより難しいんだよね。

「……なんて話を、今日里保が遅刻した時こっそり教えてくれたんですけど、本当ですかこれ？」

「うーん、さゆみは今まで一度もそんな経験したことないけどねぇ。
でもりほりほがそう言うんならそうなんじゃないの、りほりほの中ではね」

「えーと、つまりはただの遅刻の言い訳ってことでいいですかね」

「ちゃんと人の言葉の裏を読めるようになったとは、成長したね生田も」

「エヘヘへ……、里保が素直じゃないのはよくわかってるんで」

…
…
…

奪われると同時にその魔力を呪いに変える力を持つような魔道士なんて、
世界広しといえどもそんなに多くはいないんだけどね。
年齢の割に色々経験してるとは思っていたけど、
そこまでの修羅場をくぐってきてたとはりほりほもやるねぇ。
これまでは可愛いりほりほを眺めてるだけで十分楽しんできたけど、
そんな話を聞くとついつまみ食いしてみたくなっちゃうから困るねこれは。


「……道重さん！　どうしました急にニヤニヤしながら黙り込んじゃって」

「ああ、ごめんごめん。りほりほのことを考えていたらつい、ね」


（おしまい）

乙です!
寝坊さんとかコケるのとか設定にうまく織り込まれてて感動

ほ

>>561-562
素晴らしいショートショート！

>>561
カ・イ・ワ・レwww

ドジっぷりを呪いのせいにしてしまうとはｗ

鞘師ってジェットコースター恐いのによく魔法で空飛べるなw

15th anniversaryのDVDでもロープウェイでめっちゃびびってたｗ
まあ自分でコントロール出来るなら怖くないってことで

えりぽんと一緒に飛べるなら怖くないﾔｼ

君と出会った奇跡がこの胸に溢れてる

　　∧ ∧
　 （ﾟ ゥ ﾟ）
　　/　　|
〜（＿__ﾉ

あげ

あげあげ

フォー

>>572
可愛いけど何かマヌケ面じゃないか？ｗ

たったひとつの―

約束したんだー

りほりほは猫じゃないときの、はるなんの姿を見たことないのかな？

ないんじゃないかな

りほりほは道重さんのこと好きなのかな？

ちちんぷいぷい

|||9|‘_ゝ‘)＜里保に魔法かけてみるっちゃよ

　　　,ヾ'""''ｿ; ':,　ﾓﾌｯ
　　ヾ　#´ｰ´　彡, ＜…何の魔法を掛けたﾔｼ？
　　ｿ,,　,　,; ,;;:ヾ`

ｗｗｗ

カビの精霊ｗ

かわええｗ

モフモフしてぇ！

綿師の破壊力すげーｗｗ何度見ても笑えるわ！

ほ

しゅわしゅわﾎﾟﾝ

俺もいちゃいちゃが書きたいだけなのに
バトルシーンは多分今後も少ない

▼



腕に付けられた糸から続く道を辿り歩く。
パラパラと雨が落ちていたけれど、
里保は手に持った傘をぶらぶらさせるだけで差そうとはしなかった。

「鞘師さん、やっぱりやめときませんか？」

諦めきれない春菜が里保に声を掛けるが、返事は無かった。
仕様が無く、項垂れて里保の後に続く。

「鞘師さん、後で生田さんに謝っといたほうがいいですよ。
　生田さんだって心配して下さってたんですから……」

「なに？」

振り返った里保の眼光に、春菜はすっかり萎縮して
雨粒の浮かんだ髭をブルブルと震った。

「何でもないです」

暫く歩いていると、街の外れの寂れた景色が見えだした。
糸はうっすらと光を放ちながら、壊れたビルの中へ続いている。
解体が途中で投げ出されたのだろうか、壁が半分近くめくれ上がり
コンクリートの破片がゴロゴロと辺りに転がっていて
爆撃の後のように無残な姿のまま、そのビルはひっそりと雨を受けていた。

「ここだ」

「建物の中ですし、罠がある確率かなり高いですよ。
　少し様子を見たほうが」

「大丈夫だよ」

言うと里保はスタスタと中に入って行った。
慌てて春菜も後に続く。

ビルの中は、階を仕切る床が無くなっていて
広いホール状になっていた。
壁や床の名残と思われるコンクリートや鉄筋が八方からせり出していて
足場の状態は酷く悪い。ガラス片やゴミなども散乱していた。
天井付近の壁は破れ、白い光の筋の中を雨がパラパラと注いでいる。

探すまでも無く、入口正面の、３階くらいの場所、
せり出した支柱に男が腰掛けていた。

派手な柄のパーカー、フードを被った若い男が
里保の姿をみとめて口を開いた。

里保も春菜も、さっき仕掛けた魔道士がこの男で間違いないと確信する。
睨みつける里保に、男も不敵に笑みを浮かべ視線を返した。
暫時、睨み合う。

「うちを攻撃した理由は？」

「他に先を越されたく無かったからかな。
　それと、今日は朝の占いでいい目が出たからね」

「わかった。始めよう」

春菜が二人を交互に見る。
ここに来ても、何とか戦闘を回避できないかと考えるが
もう二人の間で戦うことへの合意が成っていた。

男が立ち上がる。
建物内をうっすらと包んでいた男の魔力が、はっきりと色を帯びた。

里保が手に持った荷物と赤い傘を壁際にそっと置き
男に向き合い、長い髪に手を滑らせる。
髪をサラリと流し離れた手の中にはひと振の刀が握られていた。

刀を軽く振り回し、改めて構えを取る。
里保の周りに、激しい魔力の奔流が起こった。

春菜が息を呑む。
一瞬の静寂。

里保が男にめがけて一気に踏み込んだ刹那
その里保めがけて部屋の四方から光の矢が飛んだ。

上手く回避した里保は、更に向かって来る矢を避けるために突進を中断する。

見れば建物の端、隅々まで白い糸が張り巡らされていて
そこから糸が矢になって飛んで来ていた。
里保に当たらなかった矢は、そのまま筋を残し
次々と部屋を埋めていく。
回避に専念するうち、部屋がどんどんと白い糸に埋め尽くされる。
まるで蜘蛛の巣のように、新たな糸が次々と張り巡らされていった。

「これは、ヤバイですよ鞘師さん。
　ここは完全に『蜘蛛の巣』です！」

春菜が叫び後退しようとすると入ってきた入口も、既に糸に塞がれていた。

矢の攻撃を全て交わした里保は、
それとは別に密かに身体に纏わりついていた糸の存在に気付く。
手や足に薄く絡みついていた糸が急に太さを増し、間接の自由を奪っていた。

次々と張り巡らされ、視界を奪う糸を刀で両断するも
糸はパラパラ千切れ絡みつき、どんどんとその量を増していく。

足を取られたと思った瞬間、一気に糸が里保の身体を襲い
手足を拘束された。
糸は弾力がありながら恐ろしい力で里保の体を締め付ける。

動きを止めた里保の身体に、蜘蛛の巣を縫って容赦なく矢が襲う。
里保の身体がまた弾き飛ばされ、コンクリートの壁に叩きつけられた。

「ひぃぃ。あの、私はその、お暇してもいいですかね？」

ガラガラと崩れるコンクリート片と、張り巡らされた糸から逃げ回りながら
春菜が情けない声を上げる。

「情報屋はそこで見ときなよ。手出ししないからさ」

いつの間にか完成していた『蜘蛛の巣』の中央に腰掛け
男が春菜に告げた。

里保も身体を糸に拘束されたまま、立ち上がり
春菜に言う。

「はぁ。さっきえりぽんに、ウチのこと守るとか言ってなかったっけ」

「あ、いえそれはですね」

「まあ、いいよ。大丈夫だからそこで見てて」

春菜には、この状況を打開する方法がまるで浮かばなかった。
建物の中は既に完全に男の領域となっている。
里保が風の魔法や刀を駆使して戦うにしても
攻防に優れた魔法の糸を掻い潜れる気がまるでしない。

「もう少し、あんたの魔法見せて欲しいな。このまんまじゃ、奪うに奪えない」

男の言葉に、里保が再び睨みつける。

「うちはもういいよ。終わらせる」

男が里保の言葉に警戒し、身構えた。
不意に里保の持つ刀が、赤い光を放つ。

ちんぷい

次の瞬間、里保の身体から炎が湧き出た。
身体を覆っていた糸を焼き尽くした炎が、そのまま一気に
部屋中を埋め尽くす糸に伝線していく。

一瞬の出来事だった。
糸を伝った炎が、その糸の密集する場所に鎮座していた男を包み込む。
男は何か発する間も無く、火達磨になった。
焼かれ足場を失い、ぼとりと床に落ちる。
そのまま、男の身体は燃え続けた。

あまりにも一瞬の出来事に、春菜はただ口を開けてその様子を見ていた。
部屋は既に一片の糸も残らず、男の魔力は消えていた。

静けさの戻った廃墟の中で、男の身体の燃え続ける嫌な音だけが響いたが
男の肉体から魔力を焼き尽くすと、やがてその炎も収まり、消えた。
里保と春菜がゆっくりとそこに近づく。

春菜が恐る恐るのぞき見る。
意外なことに、男は元の姿のまま倒れていた。
髪や服はまるで変化が無いが、露出した肌は黒く煤け、火傷痕のような傷も浮いている。

雨が強くなったのか
サアサアと壁を鳴らす音が木霊した。

「うちの勝ちでいいね？」

里保の声に、男が目を開ける。

「そうだね、残念ながら」

「別に『蜘蛛の糸の魔法』なんて欲しくないけど。気持ち悪い」

「そう言うなよ。大事に使え」

里保は小さく頷いた。
そしてまた魔力を込め、『奪う魔法』を発動させる。
男の身体と里保の身体が淡い光に包まれ、それが収まると
男の身体から魔力が消えた。


．

ぷぷい

りほりほ強ええっ

建物を後にし、学校へ向かう里保の傍らを歩きながら、春菜は先の戦いを思い返していた。
終わってみれば一方的、それも殆ど一瞬の決着だったように思う。
実際それほど一歩的な展開では無かったのかもしれないが、里保の魔法の
印象が強すぎた。

無表情で歩く里保に、春菜は声を掛けることが出来なかった。


里保は『奪う魔法』を律儀に使用した。
そのことについて、じっと考えていた。

この魔法は、全ての魔道士が体得している、一種の基礎魔法だ。
いつからあるのかは知らないが、いわば魔道士の争いを抑制する為のもの。
ある意味では助長しているとも言えるのだが。

勝負を行い、勝った方が負けた方から任意の魔法を奪う。
発動の条件は、両者に勝敗の意識があること。
敗者は負けを口にするか、或いは気絶していたとしても潜在意識に敗北の思いがあれば
発動条件を満たす。
そして奪われたらその魔法は二度と習得できない。
またその時に魔力も失い、元に戻るには数ヶ月から数年の時間を必要とする。
仮に一方的に襲撃したとしても、相手に戦意が無ければ奪うことは出来ない。

勝者が大きな力を手にし、敗者が多くを失う。
この魔法の存在によって、勝負の連鎖が回避される。
ふつう敗者は二度と勝者に勝てなくなるからだ。

この多大なリスクによって、魔道士達の争いは抑制されている。

一度敗ければ、長い時間を掛けて研究した魔法を失い、二度と習得できなくなるリスク。
協会魔道士間でも届け出れば勝負を行うことが出来るが
この魔法の発動を持って勝敗とする為、義務付けられている。
また、犯罪を犯した魔道士の制圧にも用いられる。
魔力を残した魔道士を、拘束することも捕縛することも極めて難しいからだ。

里保は、多くの魔道士から奪ってきた。
まだ奪われたことは一度も無い。

勝負をする以上、奪われる覚悟は常に持っている。
そのつもりでも、やはり負けた時のことを考えることもある。

例えば自分の『風の魔法』が奪われ、二度と空を飛ぶことが出来なくなったら。
苦しい。
自分は、そんな苦しみを多くの魔道士に与えてきたのだということを思い知る。
さっきの男の『蜘蛛の糸の魔法』も、かなりの時間を掛けて完成させた
有用な魔法だということは分かる。
それを失った相手が今後どうするのか、里保はなるべく考えないようにしていた。
魔道士は常に時間と戦っている。
その時間と想いを根こそぎ『奪って』いるのだ。

奪った魔法も、使いこなすにはそれなりの研究が必要だが
里保は、誰かから奪った魔法を使うことは殆ど無かった。
それは、ただの自己満足なのだろうか。
考えても結論は出ない。

「あの、鞘師さん。傘差さないんですか？」

春菜の声に、ふと思考が途切れる。
身体を濡らす冷たい雨が、急に現実の薄暗い空を思い出させた。

「あ、忘れてた」

慌てて赤い傘を差す。
少しだけ、その色を見て落ち着いた。
雨から、嫌な想いから、さゆみが守ってくれているようだ。
そんなことがふと過ぎった自分に苦笑する。

綺麗に舗装された道路をゆっくりと歩いていた里保が突然、つまずきつんのめった。
それを見て春菜が笑う。足元には何もない。

「さっきあんなぐちゃぐちゃしてた所で戦ってたのに
　何にもない所で転ぶんですね」

「ほっといてよ」

恥ずかしそうに頬を膨らます里保を見て
春菜はほっとして微笑んだ。



▲

みんなの妄想やネタが楽しくて
俺はいったい何を書いてるんだって感じだw

いやまじ面白いよ
現実のパーソナリティが出てるうえでのファンタジーが
こんな時間にリアルタイム遭遇ラッキー俺

ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ !!!!!

はるなんおいｗ

こうして鞘師の中でさゆの存在が大きくなっていく

この男は誰？
ハロと関係ないキャラなのか？
さわやか五郎さん？

糸→弦→バラ模様の変なギターて連想してはたけと脳内設定

若い男だからなあ
里山ライブに出てたRYOTAだかSHOTAだかでいいんじゃね？

糸→線→銅線で後藤祐樹

>>617
それだ！フード被ってるし

神出鬼没の夜中の更新ありがとうございます

更新きてたああああ

相変わらず面白い！

3

更新乙！

ちょっと面白すぎる
りほりほのキャラ設定が上手すぎる

蜘蛛の糸の魔法があればバジル君に集まる虫さんも一網打尽だね

道重が蜘蛛の糸の魔法奪ったら恐ろしいことになるところだった
鞘師を縛ってあんなことやこんなことや

腐海

蜘蛛の糸でえりぽんと合体すれば良いﾔｼ!!

えりぽそ

スパ

りほりほの魔法は凄いけど
えりぽんの魔法の方が好きだな

蜘蛛の糸で芥川龍之介を久々に思い出した

芥川って言われたらはなをぷーん思い出す

くぼやんくぼやん

飯窪さんのキャラ好きよ

ﾉハ*＾ ゥ ＾）

3

しゅわぷい

映画化希望

|||9|＾_ゝ＾)＜タイトルに名前入ってるとか衣梨すごくない？名前売れるしこういうところからもチャンスを掴んでいきたいなって思う
　　　　　　　　ぶっちゃけ里保より出番少ないけどｗ

りほりほはまだ本当の意味で奥義の魔法を見せてないからね
最終的に最強の敵との闘いの時にしかその奥義の魔法は披露しないと思う
魔導士として究極中の究極の魔法「界破零の魔法」
りほりほがこの魔法を使ってしまえばそれ以降世界の秩序は破れ去り全てがゼロになってしまうという究極の魔法
人も動物も虫も物も家も山も海も大地も世界のあらゆるものが破れ去り
全てがゼロになりその後世界は総カイワレ化してしまうという恐るべし奥義「界破零の魔法」
りほりほとさゆみの最終決戦乞うご期待

いや、えりぽんなら何かやってくれるはず

りほりほの貝割れの魔法!?

ｼﾞｭﾙ…

おっとよだれが垂れてしまったの

さゆ寝ろ

俺も寝る

りほりほの貝割れの魔法にやられた
恐ろしい魔法だ
全てのりほりほの画像が貝割れに見えて･･･

どんな魔法だよっ！？ｗ

从*･ ｡.･）＜りほりほの貝を割る魔法を研究中なの

世界カイワレ化計画

人類補貝計画

ちちんぷいぷい 魔法にかーかれっ
あーカイワレになっちゃったー☆

なにそれこわい

カイワレの魔法て別名
世界中の女子が処女喪失する魔法
てこと？

こと

てっきり「くぱぁ」するのかと

シパパしてしまうんだよ

スパパパ

ｼﾊﾟﾊﾟはふくどぅー
ｽﾊﾟﾊﾟは道生

ｽﾊﾟﾊﾟはしてるんだろうか

生田は道重さんにスパゲッティ作ったのかな？

そういやスパｽﾚどこ行ったんだ？
最近見ないよな？

生田「道重さんスパゲッティーを食べませんか？」避難所
http://yy21.kakiko.com/test/read.cgi/morning/1361802492/

狼での保持が厳しくなってきたので新狼で継続中
ただしさすがに書き込みが少ない

生鞘

早いけど保全

ピンポン

パン

ズンズンズン

ﾔｼ