読売新聞「匿名で誹謗中傷していた2ちゃんねらーの正体が暴かれる衝撃的かつ前代未聞の事態」

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1名無し募集中。。。
匿名掲示板のはずが、結果として個人情報丸出しの誹謗中傷・自作自演発覚

もう一つの深刻な問題は、2ちゃんねるへの投稿の内容と、投稿した人間が紐付いてしまった点だ。
有料サービスである2ちゃんねるビューアの利用者に限られるものの、「誰が何を書いたか」がわかってしまったのである。
たとえば、あるライトノベル作家は、2ちゃんねる上で他の作家を誹謗ひぼう中傷したり、暴言の書き込みをしていたことが発覚して騒ぎとなった。
作家自身がこれを認め、公式サイト上でお詫わびの文章を出している。

この他にも、2ちゃんねるでは有名な投資家が、匿名で自作自演のような投稿していたことが漏れ、まとめサイトを中心に大きな話題になっている。
加えて、人気のある2ちゃんねるまとめサイトの管理人が、2ちゃんねるで荒らし行為をしていたことがわかり、本人が謝罪の上、サイトを閉鎖する事態にも発展した。

 さらに企業名や中央省庁のメールアドレスが、2ちゃんねるビューアの登録に使われていたこともわかっている。
中央省庁の一部、研究機関、大手マスコミ、広告会社と思われるメールアドレスがあったようだ。
2ちゃんねるビューアの登録に、会社や官庁のメールアドレスを使っていたとは驚きだ。
企業や官庁のメールアドレスとわかっている人からの投稿に問題があれば、これ以上のスキャンダルに発展する可能性もあるだろう。

このように今回の流出は、過去の流出事件とは異なり「その人の匿名による投稿がバレる」という前代未聞の事態となった。
クレジットカード番号の流出は金銭的問題だが、匿名での暴言・誹謗中傷がわかってしまうのは仕事や社会生活にも影響する事態だ。
場合によっては仕事を辞めざるを得ないこともあるだろうから、金銭的問題よりも深刻と言っていい。
http://www.yomiuri.co.jp/net/security/goshinjyutsu/20130830-OYT8T00891.htm